今日も日課のようにカミーユの見舞いに行く。
ブライトさんが難しい顔で何か言いかけたが、エマリーさんの名前をちらつかせたら、
笑顔で、涙まで流して見送ってくれた。いい人だ。
うきうきと、カミーユの病室に入った。
と、そこには先客がいた。
さらさらの金髪に、すらっと長身、ブライトさんとはまた違う威厳を放っていた。
「ク、クワトロ・バジーナ……さん?」
思わずその名前がこぼれて落ちた。金髪の男はゆっくりとこちらを振り向いた。
「……懐かしい名前だ」
サングラスも取らずに、口元をふっと引き上げる。妙にかっこいい。畜生。(TдT)
「カミーユはまだ戻らないのか?」
「そうだよ。ずっとこの状態だ」
噛み付くような言い方になってしまった。しかしクワトロは一向に気にした様子もなかった。
「そうか、なら彼が戻ってきたら伝えてくれ。必ず迎えに来る……とな」
「…………………………」
なんだ!?何だこいつ!!何でこんなに自信満々なんだ!!
か、カミーユが復活したら、俺がハァハァすることになってんだぞ!(違)
俺が悶々としていると、クワトロは黙って病室を出て行った。
俺ははっと我に返ると、カミーユに駆け寄った。
カミーユは、微笑っていた。
瞳は閉じたままだったけど、唇が嬉しそうにつりあがっていた。
なーんだ、全部聞こえてたんジャン。
だったら、復活したって教えてやんねえんだから。
どうせほっといたって迎えに来るんだろ?クワトロさんよ。
―完―
798 :
797:2001/08/02(木) 13:04 ID:GPjycfTc
今回まぢで山も落ちも意味もないな……鬱
とにかく、ここからシャア板クワカミスレの224に話が続くと思ったら、落ち付きでしょう。
他人のネタに落ちを求めるなっての……自分(汗)。
224「そうか、801小隊の797は私に落ちを求めていたのか。それで私は797を煩わしく思って、797を厨房にしてしまったんだな……」
とか言われそう。許してください。
>>797 思わずクワカミスレ224見に逝っちゃったじゃないか(藁
そして224の独白萌え(惚)
「224程の男が、何と器量の小さい!」