「あ、ほも」と呟いた瞬間。

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55風と木の名無しさん
先日、地下鉄の中でみかけた光景。
小学生低学年くらいの男の子二人の話。でも子供なので、
どっちがかわいいとかワイルドとかはなし。

彼らは二人でぴったりくっついて座ってて、熱心に話してた
のですが、電車がある駅に近づくと、二人とも席を立ちました。
ドアが開くと、片方は降りましたが、片方は電車の中に残って
いて、なおも話してます。そして、電車の発車ベルがなると、
降りた方が一言「おまえん家も、M線に繋がってたらいいのに」
(M線とはこの駅で乗り換えられる別の線、降りた彼はそちらに
乗り換える模様)
残った方も「うん、M線だったら、ずっと一緒なのに!」と。
バイバイ、と二人が言ったところでドアが閉まりました。

が、その後も残った方の子は、その場を動かず、降りた彼に手を
振っていて。降りた子も、電車が動き出しても、ちょっとついて
走ってて、電車の中の子に手を振ってました。

ほもっていうのとも違う気もしますが。あの二人は、毎日あんな
濃い別れ方をしてるのか、それともたまたまその日、別れがたか
ったのか…気になりました。