1 :
風と木の名無し:
須和作品今でも深くあいしております。
とくに「タブー」「サミヤ」
とりあえず須和作品の良いとこ悪いとこ。魅力について
2 :
風と木の名無しさん:2001/08/20(月) 12:27 ID:cP93.25M
私サミヤで泣いた!あの人は短編がいいと思う。きまぐれボーイズはあまりついていけねえっす・・・
スレ立てするくらい好きなら間違えるな〜「サミア」だ!「サミア」!!
初期作品を愛するがゆえの文句なのだが、わざとだったらゴメン。
それから、作家各個人のスレ作ってたら乱立の元。
小説スレでよいのでは?
4 :
風と木の名無しさん:2001/08/20(月) 16:30 ID:TohEItqo
最近何書いてたっけ(T_TA
ぽつぽつとは見るんだけど
5 :
風と木の名無しさん:2001/08/21(火) 00:58 ID:86NSXHbo
須和さんの書く、お心を病んでおられる攻めがツボです(ポッ)・・・
須和先生私も好きです。。
特に『いつか地球が海になる日』がお気に入りです。
タブーは勢いあまってCDまで買ってしまいました…。
7 :
風と木の名無しさん:2001/08/21(火) 10:40 ID:j67ZLenk
私も「いつか地球が海になる日」
泣きました…
「いつか地球が海になる日」は本誌で読んで号泣。
ルビー文庫で読んで号泣。
須和さんの作品は受攻の趣味は合わないことも多いけど、
それを補ってあまりまる良さがある…。
私も「いつか地球が海になる日」は泣きました。
いつ読んでも、何回読んでも泣けてしまう不思議な話です。
・・・
11 :
風と木の名無しさん:01/09/08 01:50 ID:E3jdFQt2
私はいまだに彼女のJUNE小説がいちばん好きです。
とくに大JUNE掲載してたようなの。
「いつか地球が海になる日」探しに行こう。
倉庫行き寸前表敬あげ。
12 :
風と木の名無しさん:01/09/09 14:25 ID:cPgUCGLw
あ〜、嬉しいスレだ〜。
私もまた読みたくなった<「いつか地球が〜」と「サミア」
やっぱ切ないのっていいよね。
なんか脳天気に節操なくヤってるのだけはやだよう。
ところでアンジェリークには関わってほしくなかったぞ、っと。
13 :
風と木の名無しさん:01/09/10 00:58 ID:0kpHCkRA
私もビクーリしました>アンジェ
最近のJUNEの傾向では須和さんのような作品はもう載せられないんだろう
と淋しく思っていたら(同じ理由でJUNE離れてたんですが)こんなところに。
アンジェ全然わからないんですが、須和さんの小説は面白いの?
14 :
(・∀・)精液パック イイ!!:01/09/10 03:12 ID:Euy8Vck.
地球が海は、雑誌系祭事の挿絵が好きだった。
同時掲載された「俺たちの(・・なんだっけタイトル失念)」も良かった。
ルビー文庫版でタンビー系挿絵になってて萎え。
挿絵、黒川さんのも西さんのも良かったと思うが、好みもあるしな。
しかし、西さんて耽美系か?それを問うのはスレ違いだな、スマソ。
16 :
sage:01/09/20 21:21 ID:y4KzvoZc
前前?号のジュネに載ってましたっけ。
立ち読み&斜め読みでしたけど
あいかわらず、ぐさぐさぐさっと胸にクる話を
書かれる方だなぁと思いましたね。
「激闘横恋慕」で笑い死にしたクチですので
短編でも読めるだけ嬉しいなぁ。
須和さんがボーイズラヴのはしりだとか聞きましたけど、
でもその前からタクミくんあったじゃないか・・・(w
17 :
エロ画像:01/09/20 21:24 ID:6FbE8x1k
懐かしいー。
私も大好きでした。
最近ではすっかり読まなくなってしまっていたんですけど、
まだ書いてらっしゃるんですね。
西さんの挿し絵は、あれはあれでいい雰囲気だったと思います。
人それぞれでしょうけど。
19 :
風と木の名無しさん:01/09/20 23:09 ID:oxWxtXMk
先月号っていうと、「エイミー」ですね?
あれもすごかったですね・・・。
私が一番好きなのは、やはり2ペアボーイズなのですが・・・。
これって、もう先生は書くつもりないんでしょうかねぇ。
切れた須和さんも好きですけど、やっぱりこの作品が好きですね。
・・・あ、一番好きなのは、「おまえが嫌いだ!」でしたっけ・・・?
うろ覚えだけど、赤川の話。あれが一番好きです。
この続き、待ってるんだけど、もう出なさそうですね。
悲しいけど、逝ってきます・・・。
スマソ…
「ツーペア」も「おまえが〜」もダメだ…。
コメディ路線、私は苦手。
特に2ペアの一実とかいう奴イヤン
>19
ツーペアは苦手だが、赤川は大好きだよ!
続きはもう出ないのかな…
ツーペアは牧田が出てくるタイプの話が好き。
聡の年上女性との初恋も好きだった…。
おまえが〜は何故か読んだことないです。
基本が大JUNE掲載作品だったからかな?今度探しに行こう。
>19 >21
赤川が出てくるのは「いいからほっとけ」シリーズ?
21さんと同じく、ツーペアは苦手だけどこれはすきだった。
途中で挿絵が変わったのが嬉しかったな…。
この人の書く変態さんはいつもいいですね。
24 :
風と木の名無しさん:01/09/25 19:32 ID:H/cltDKI
23>ワロタ。
たしかに変態さんがいい。
普通のキャラは普通なんだが。
>23
そうそう。いいからほっとけ!。
続きでないかな・・・。
なんでもいいから、情報もってる人、いませんか?
「ほっとけ」シリーズは雑誌掲載時にミニコーナーがあって
ほっとけ音頭とか載ってたんだよね
その際須和さん直筆のちっちゃいキャラがたくさん掲載されてた
あのコーナー好きだったのよ
なつかしいなあ…
この人の作品、ギャグはともかくシリアスはもはやボーイズラヴというより
普通の小説として結構いいと思う。
>22
>聡の年上女性との初恋も好きだった…。
禿同!!
泣いた、あの話。
ついでに熾竜の過去話は痛々しいし801的には激しく萎えだが好きだ。
いや、この2話は801じゃないな…(藁
なつかしい…
あ、こんなスレがあったんだ。
私は、須和さんのアンジェもの、大好きです。
うまいなぁ、と思う。ゲームを全然知らないときに読んで、
試しにゲームもしてみて、結局ゲーム全作買うほどハマってしまった。
ところで爆走シリーズ、もう出ないんでしょうかね。
30 :
風と木の名無しさん:01/10/15 20:39 ID:6FYYnkgS
ルビー文庫の「タブー」に載ってた奴は
幽霊もの意外は全て良かったなぁ・・・
「いつか地球〜」はとくに感涙ものだよ。
「タブー」がドラマCDになってるから、
早いとこ「いつか地球〜」もドラマCDにならんかなぁ。
31 :
風と木の名無しさん:01/10/21 02:58 ID:JXCp3dW6
こんなスレがあったなんて〜!!
私も須和さん好きだ。
古本で文庫イパーイそろえたよ!
友達に借りたりもしてコンプリートした。
この人って、なんていうか、刹那の恋っていうんだろうか。
今だけ、いつか終わってしまう、そんな幸せというのを書く
のがすごくうまい、と思った。
うわ〜私の文章じゃ全然どこがいいんだかわからん〜!!
ツーペアは聡が受けだったらなー
ツーペアは受攻逆だったらナー
34 :
風と木の名無しさん:01/10/30 22:55 ID:1VHEWzM4
赤川萌えage。大好きです。どの作品も。基本的に他の小説
が時間の無駄とまで思えて読めなくなる位。
>「ほっとけ」シリーズは雑誌掲載時にミニコーナーがあって
>ほっとけ音頭とか載ってたんだよね
あったあった「ほっとけほっとけ♪」って須和さんのちっちゃいキャラが
振りつきでたくさん載ってましたね(笑)
あの時のイラストは岩清水うきゃさんだった
岩清水さんって今どうしてるんだろう。
なんであれ、挿絵の人変わったんだろうね……
岩清水さん、箱息子に時々載ってたから同人はやってる模様。
挿絵は岩清水さんが良かったyo…
ドウイ。
青樹さんも嫌いじゃないけど、なんか邪悪さが両方UPしてる気が
するyo……
39 :
風と木の名無しさん:01/10/31 12:47 ID:gvLuWo5y
須和さんは「虫喰い」が一番好き。せつなすぎ。
「サミア」や「いつか地球が海になる日」あたりが一番の名作だと思うけど、
「影法師が泣いている」あたりから須和ワールドという感じで化けたね。
ツーペアやほっとけはキャラが走りすぎてからあまり好きじゃないんだけど、
爆走ボーイズや変態天使は、心が病んでて痛い須和ワールド。
ツーペアだけだとたくみくんとかみたく、普通のボーイズに終わってたかもしれないけど、
須和ワールドはボーイズという枠でくくることはできないと思う。
JUNE全集のブックレットのエッセイやJUNE新撰組でのQ&A、
「棘」の収録されたルビ文庫(どれか忘れた)のあとがき読むと、
須和さんの病んだ世界がどうやってできたかわかると思う。
この人も病んでいたんだなあって。
私はツーペアも痛いと思う。
キャラは走ってるけど、その裏側の痛みとかが好き。
ブックレットは見てみたい…けどもう手に入らないだろうな(汗
>>40 ツーペアも最初の方は痛かったけど、
(「お城」とか「もう泣いてなんかいられない」とか男女ものだけど)
「ダブルパンチ」でちょっとがくっときちゃったよ。
JUNE全集のブックレットでは、昔は自殺未遂を繰り返してたと言ってたし、
JUNE新撰組では、「二度と生まれてなんか来るものかって感じ」って言ってた。
書くことで救われたって言ってたけど、本当にそういうことあるんだね。
「あいつ」は自分の中のタブーへの挑戦だったらしいし、
「棘」を書くことで生まれ変わったみたいなことも言ってたし。
>41
内容ありがとう。
少年純情ハートの中の、砂漠と花園はけっこうきたけど…
「ダブル・パンチ」はそういうとこあるかも。たしかに。
書くことで救われるのは多かれ少なかれわりかしよくある
ことだと思う。書いてなかったら自殺未遂してた、って人も
たまにいるしね。
書くことで救われる>
あー、だから私は須和さんの作品が好きなのか。納得しました。
御大が小説道場で、投稿してこなくなった門弟のことを
「書く必要がなくなったんだろう」と仰ってましたが、
当時は「書かなきゃ壊れる」ような作品が多かった気がします。
最近はそういう作品になかなかお目にかかれなくて淋しい。
JUNEジャンル自体が変質したというか。精神的には健全なのばかり。
微妙にスレ違いスマソ。
スレ違いだけど、でも私も>43に同意。
小説道場でないてた(御大の発言にも、門弟の作品にも)私に
してみれば、あの頃は本当になつかしい。
須和さんって、言ってみれば、ちょうどボーダーラインにいた人
のような気がする。
あのあたりから、どんどん変わってきたような……。
でも、あの頃みたいな作品って、今だと、古いとか痛いとかヘヴ
ォンとか言われるのかな、とも思う。
へヴぉんは言われないと思うけど、
「暗い、重い、辛い」は言われると思うな。
未だに須和さんが「エイミー」みたいな作品を書くのは何故だろう?
いくら書いても、癒されない闇があるからなのかな?
書くのは癒しにつながるかもしれないけど、根本的な解決には
ならないからじゃないかな。
叫ばないではられないけど、叫んでも何も変わらない、みたい
に。
暗い、重い、辛い、っていうのが言われるとしたら、それは、や
っぱり、痛みを誰もわかってくれない……ってことじゃないか、
と思うのね。
無理解からくるいろんなことって、わりとヘコむし辛い。それが
原因じゃなくても、拍車かかっちゃう感じ。
私はそんなふうに思ってるけど……どうなんだろう。実際。
47 :
風と木の名無しさん:01/11/02 01:24 ID:w3sycOKP
私の見た感じではだけど、生まれた年代が80年代以前か以降かで
感覚が違ってるのではと。後輩に見せた時、怖いって言ってたし。
書くことで救われるという考え自体が、既に感覚として古いとか
分からないとか思っていそう。それに必要なさそうにも見える。
何のために書くのか、っていう根本的な理由に違いがあると思う。
今は、集団の流れに沿って生活してれば無理解に悩まずに済む時
代だしね。でも流れに乗れない若い子はますます孤立して生きに
くく思ってるっぽい。それこそ周囲に相談もできなかったりで。
そういう子は自分の比でなく苦しんでるのではと思う。ある子に、
16の女の子なんだけど、「君は生きにくそうにしてる」って言
ったら泣かれてしまった……(汗)。
そういう意味で、須和先生は確かに過渡期の人だったのだと思う。
そんな私は23歳(もうすぐ24)です……げふん。
集団に乗れないと生きにくいね。たしかに。
異端であるのを強く感じさせられるようになったと思う。昔よりも。
相談することで、それがばれるのも怖いような。
でも私、25の人に、書くことで救われる、ということを言ったら、
村上春樹の影響? とか言われてびっくりしたよ。かっこつけて
るのやめたら、とも言われて、それ以来言うのやめちゃったなあ。
おかげで余計に内にこもった気がする。
…スレ違いごめん。
49 :
47:01/11/02 05:15 ID:I+kw2IRu
48>
かっこつけでそんなことを言う余裕なんてないのに……!ですよね(泣)。
私は春樹は読んだことないんですが。辛いですよね、こういう態度って。
私も生きにくいです。でも筋肉少女帯(古……)の後期アルバム(それ
でも立ち向かい、生き続けねばならない、という内容。こっそりお勧め)
聞いて、勇気を出して足掻きつつ執筆中。まさに今。はよ続き書け(汗)。
スレ違いですね……私も。ごめんなさい。本当に。
>49
まあ、私は当時、ただの女子高生だったから。だから、余計に
そういうふうに思われたのかな? とも思う。しょうがないことな
んだなあ、大人はわかってくれないのね、って。
私は現在、なんとか陽の目を見れるかもしれない…くらいです。
暗くてどろどろしてる、と言われてしまっているけれど(笑)
暗くてどろどろといえば、須和さんが以前、なにかのあとがきで、
人はにんにくに飢えることがあるのか! と気が付いた、と書いて
いたのを思い出すなあ。
なにか違うものも、もうひとつ、あがっていたように思うけど。
にんにくをチューブからそのまま吸ってしまうって、ある意味病ん
だ行動で、ああ、この人ってだからこういうものを書くのかな、と
漠然と実感じた覚えが。
あの人のあとがきって、実は毎度楽しみだったりして(笑)
近頃は単行本出てるのかな?
51 :
風と木の名無しさん:01/11/02 05:24 ID:8YpDMYiI
52 :
47:01/11/02 05:46 ID:I+kw2IRu
50>
舐めていらしたものは生しょうがでした(藁。確認してみました)。
作品は「おでましキューピット」ですね。いつも須和先生の文章読
んで「なんて繊細な方なんだ!」と思い、後書に目を通して「先生、
なんて可愛らしいお方……!!(性格とか。私にそんなこと言われて
もって感じですが。汗)」と転がる次第です……。病んでいるとし
ても、その必死さ、切実さが美しい人だと思うので。でも私も最近
単行本新刊見ないなと思ってました(泣)。先生ーッッ!!(切望)
私も頑張りたいです……いつか日の目を見れるよう願って。
そろそろ寝ますね☆おやすみなさいですー。
雑誌なんかではお見かけするのですけど……。
シリーズも続きは!? といった感じですし。
この間、どこかで某有名女性向シュミレーションゲームの単行本
は、いつのだったか忘れましたけど、見ました。
雑誌はすべてカバーしきれるわけではないので、できれば単行本
出してほしいですね。こればっかりは出版社の都合もありますから、
一概には言えませんが。
やっぱりボーイズラブの書き手も増えて、
読み手の質も変わっていったから、
須和さんの作品も、今の流れだと、新規の読者を獲得しづらいのかもね。
出版社さんは売れる本を出したいと思ってるだろうし・・・。
須和さんのはエッチばっかやってラブラブハッピーエンドって言うのじゃないし。
昔からの読者には悲しい限りですが。
「エイミー」っていいの?
5,6年JUNE買ってないから・・・
古本屋で探してみようかな。
重くて暗くて辛くて、ストーリーもヘヴォンだったりして、
人にわかってもらえない痛みに悲鳴を上げてるみたいな作品は、
JUNEというジャンルが未成熟だったから日の目を見られたんでしょうね。
ジャンルが確立された途端に異端が淘汰されてしまったような。
書くことで救われるというか、書かないと気が狂うって感覚は、
多数派のわからない人にはまったくわからないんでしょう。
わからなくていいけど、異端にも隙間を残して欲しい…。
(でも、同じ感覚の人がここにはいらっしゃるようで一条の光)
須和さんはストーリーもきちんとしてるから残るかと思ったんだけどなあ。
「エイミー」って読んだことないです。単行本にはなっていないのですか?
56 :
風と木の名無しさん:01/11/02 21:14 ID:ObpxYh+2
でも最近は知性のかけらも感じないような小説(駄文?)が増えて困る。
スワさんのような実力者がもっと増えて欲しい。というよりも、むしろ
彼女自身の本もっときぼん。「エイミー」単行本はまだみたいですね。
>>55 でも昔の痛みの小説はストーリーもしっかりしてると思うけどなぁ。
今のボーイズの方がよっぽどヘヴォンのような・・・。
この人にしかかけないって言う小説は今はあまり出会えないような気がする。
「エイミー」は2か月くらい前の小説JUNEに載ってるみたいです。
当然単行本になっていないです。
すっごい昔に須和さんにファンレター出したとき、返事はハニワちゃんでした。
今でもクリアフォルダーに入れて宝物です。
須和さんお手製のレターセットも持ってる(笑)。
そのくらい須和さん好きだったわ〜。
私からしたら、書くことで救われる人がうらやましいですね。
私には、何もなかったから。
というか、読む事で救われてたのかな。今思うに。
>>46 無理解に苦しむってすごく分かります。
私も、私を理解・・・私を認識して欲しかった。
未だに、私の言ってる事をちゃんと理解してくれない人に会うと、
ものすごく腹が立ちます。どんな小さな事でさえ。
でも、怒れるって事は健康な事だと思う。
昔は、怒る事も出来なかった。ただ、自分が悪いと思ってたんです。
でも、書くことによって救われるはずなのに、
本当の救いにはならないなんて・・・。
須和さんを、現代の(ジュネ界の)カフカと呼びたいのは私だけでしょうか?
ついでに・・・・
エイミーの最後について語りたいのですが、
駄目でしょうか?
以下、落ちを書いてる部分もありますので、未読の人は飛ばして下さい。
あの落ちに私は救いが見出せないのです。それが良い悪いじゃなくて・・・。
先生は、何が言いたかったのだろう?
先生は、書いた事により、何かをつかんだのでしょうか。
読者は何かをつかんだのでしょうか?
エイミーを自分とダブらせた人は多いと思います。
(私はある種、ダブルのを感じました)
・・・やっぱりまだ読んでない人が多いから、
止めといたほうがいいですよね・・・。
でも消化不良なんだよ〜。
先生は、部分的にエイミーのような子供時代を送って、
そしてまだその呪縛から離れられないのでしょうか・・・。
それとも、これを書いた事により、消化出来たのでしょうか。
出来たにしては、最後があまりにも・・・だと思うんです。
このくらいなら、大丈夫ですかね? ちょっと落ちに触れてるかな・・・
読んじゃったらごめんなさい。
須和さんにはファンレターだそうかと思って何度も手紙書いたけ
ど、全部机の中にしまってある。
なんか、いいのかなあ、って気がして。出せない手紙がたまって
く。
どれもこれも、続きはどうなってるんでしょうか、って書いちゃう
から、それはよくないんだよなあ、って毎度反省する。色んな事
情があるんだから、せかしちゃいけないよね、って。
須和さんは生き残ってるとは思うんだけどね……なんていうか、
単行本にはなかなかならないよね。
いまいち流行らないのかな?
ちょっと寂しい。
でも、今は今で病んでるのかなあ、って思う。
明るいけど、でもどうして書くの? っていうときに、なんだか、暗い
叫びや痛みの小説を書くこととはまた別の根っこがあるような気が
する。
時代が変わって、痛みや叫びの質も変わったのかもしれない、って。
>58
私はもうあきらめた。わかってくれないんだったら、だったら私も
いいよ、きみたちなんて。って思ったら少しはマシになった……
かな?
もともとがケンカっぱやい性格だから、いったん引いても、2度目
にきたら許さないんだけど(苦笑)
切り捨てるのって、ある意味大事なんだなあ、って思う。
そんなものいらないんだ、って言わないとはじまらない気がする。
今はどうだかわからないけど、無理しないで楽にしてね。
須和さんが自分のキャラで4コマ漫画やってる「ディグ・ダグ・ディグ」を読み直してたんだけど、
やっぱり須和さんの思考回路ってぶっ飛んでていいわ〜。
須和さんがまだ「激闘横恋慕」とか書いていた頃、
小JUNEのペーパートークでいろいろQ&Aやってたけど、
その頃はこんな痛みの作家なんて思わなかったなあ。
文庫のあとがきもとてもオモシロイものだよね。
>>60 やっぱり今のボーイズは「男女のラブシーンはエロ作家みたいでとんでもないけど、
男同士のラブシーンだったら想像だけでかけるし、自分の手は汚さないで書ける」
っていう、男女の恋愛を書くor読むことに対するある種のタブーから書いてるor読んでる人が多いんじゃないかなー。
だから受けを女にすり替えてもストーリーがあまり崩れないような。
あとは、男女とは違って、優劣がなくて対等な立場であるっていうのがあるかもね。
女性は妊娠とかのリスクを負うけど、男同士だとそれはないし。
今のボーイズはあまり病んでると感じることがないなあ。
>>61 いまのボーイズは、どうも消費財のようですね。
「編集者の企画に合わせて商品を出してくるのがうまいひと」が
仕事が多いように感じます。
二度読みしたい作品には会わないですね。
須和さんも、本当に書きたかった作品は
既に書いてしまわれたのではないかと思う時があります。
種はあるようですが、以前のような切羽詰まったようすが
見られないように思います。
63 :
風と木の名無しさん:01/11/03 08:11 ID:BH+yPr6q
>61
今のボーイズは病んでいるように感じない……ということですが、私には一
切悩み・苦しみという表現がないことがかえって病的に感じられます。意識
的に避けているような。怖くて書けないのかな、と思う位に。すごく乾いた
感じがする。萌え話に暗い悩みはいらん、てことかなあ。
>62
以前に比べて切羽詰っていない、ということが須和さんの精神状態において
良いこととされるのだったら、無理して以前のような方向性で書かなくても
いいんじゃないかなって思っています。書いたからもうある程度救われたと
いうことなら……って。
でも、私も「エイミー」を見た所、どうなのかなあって思いました。やはり
納得いかないというか……59の人が書いてらしたことと被ってきますけど。
救いがあったとは思えないんですが、でも奇妙なバランスを取っている感じ。
色々と過渡期なのかも、とか思う。精神的な面でも、書く環境という面でも。
私はあえて男×男っていうジャンルやジュネ系だけに限定せず、須和さんに
は書いて欲しいです。こちらの方が冷静な書き方ができるのは確かだろうけ
ど、書いてほしい。実力は確実にあるはずだから。ツーペアの聡やシリュウ
(漢字出ない……)のノーマル話も好きですし。
>>63 小説を悩みとか苦しみとかを表現する場としていないだけんじゃないかな?
ボーイズには萌え話を求めて、他の友達とのメールなりを苦しみを表現する場としてるとか。
「棘」って同人誌と文庫だけの発表ですけど、読んでらっしゃいます?
あの小説を好きって言える人は少ないと思うけど(私も好きとは言えないなあ)、
須和さんの書くものとして一番読んで欲しいものです。
シリーズものの続きとしては、爆走ボーイズシリーズが読みたいなあ。
65 :
63:01/11/03 13:41 ID:TGHoxC3n
64>
友人たちにメールでもあんまり言われることないです、私。よっぽど
「最近どうよ?」っていう話から始まって少しずつ時間かけて深い部
分にまで話が行かないと向こうも言えない感じで。むしろそういう話
をしたら場が悪くなるから、言えなかったり。だから皆心の奥に溜め
込んでそうで、いつか爆発するんではって思ってしまう。そういう意
味で病的というか、怖い感じがします。若い子とか。
「棘」は文庫で読みました。私にとっても最高峰です。好きかどうか、
って言われると痛々しいものは辛いので分からないんですが、読後に
泣いて泣いて、すごくすっきりしたのを覚えています。読むことで自
分の中で氷解する何かがあったんだと思います。
心の奥にはためこむね。
でも私は代償行為みたいな感じで、人の悩み事を聞いたり、
それに相槌打ったりしてるのが楽でいいから、自分のことは
人に言わない。
人のことを聞いて、私がなにか言ってそれで喜んでもらえる、
っていうのがある種の救いみたいなものなんだ、と思う。小
説も似たようなところがあるのかな、と。
萌え話を求めるって言うのは、そうやってでも誰かとつながっ
ていたいのかな? という気がする。
いわゆる普通の人たち(っていうとナンだけど、少なくともボー
イズラブとかを読まないような、そういう人たち)は音楽とかテ
レビとかの話題でそういう感覚を得るのだろうけど、ボーイズ
ものが好き! とか言う人って、ある種それに乗れないところ
が少しあるような……だから、余計に? みたいな。
多かれ少なかれ、どちらもつらいんだと思うけど…
実際に鋭い傷がついてしまった人と、歪められて苦しんでいる人の違いなんだと思う。
痛みは叫び声が止まらなくて、苦しさは逃げることが最適の方法だからなのでは。
傷を持つ人は逃げられる人を憎み、苦しい人は自分が上げることの出来ない悲鳴が
うるさいのでは。
不可能で理解不能な行動が。
そして、中には、傷がついたまま歪められてしまった人も
いるんだろうね。
>>60 ありがとう。
私は今は、楽に生きてます。
ただ、過去の辛さが亡霊のように蘇って、時々辛いのはありますけど。
「棘」読んでないんですけど、文庫はどこから出てますか?
教えてちゃんでスマソ。
あと、やっぱり人気があるのは
傷がある人が主人公で、癒しがあるのが人気なのかな・・・と想像してます。
だから、やっぱり皆病んでるのには変わりがないのかな。
時代的に、表立たない、けれど癒し・・・って感じでしょうか?
>67 最後の3行、凄い!
私の場合、五月蝿すぎて聞こえなかったかもしれないです。
70 :
風と木の名無しさん:01/11/04 00:41 ID:O7JFNuGB
「棘」はルビー文庫「悲しきヒーロー」にはいってるよー。読むべし。
>70
ありがとう、明日本屋に行ってきます!
みんな癒されたいんだろうけど、大っぴらに言えないよね。
なんていうのかな、ちょっとでも人と違っていると、なにか怖いよう
な気がするのかも。
だから表立ってるわけじゃないのかな。一時期、癒しブームでなん
でもかんでも癒し、って言われたけど、ブームになるような程度の
では足りなかった人っていると思う。
思い出してたまにつらいのって、いつも痛いのよりも辛いような気
がする。いつもだったら、そのうち慣れるしいつものことだから……
って思えるけど、たまにだと、普段が痛くないだけに余計痛そう。
>39
私も「虫喰い」が一番好きです。
タイトルあがっててうれしかったので…。
最後の方の1ページくらい?(今手元にないので確かめられないけど)
泣きすぎて頭痛がしばらく取れなかったなー。
あの攻って、再び普通に暮らしていくんだと思うけど、
誰でもそんな風に心のどこかが死んでしまったまま
何も無い振りして過ごしてる部分ってあるんだろうな。
そこに共感したのかな…と思う。
虫喰いは切ないよね。泣いた。
須和さんの作品って、ありえない、とか、ぶっとんでる、とか思う
ようなことを書いてても涙が出るくらい共感できるのってなんで
だろう。
75 :
風と木の名無しさん:01/11/04 03:42 ID:kSQDVH42
須和さんのファン、って口に出して言う人、あんまりいないから
いないのかなって思ってた。あと、共感しちゃうのは自分だけで、
他の人には実際どうでもいいことなのかな、って思ってた。
でもここにきて、何だかすごいほっとした。別に私だけが特殊だ
ったんじゃないんだ、って思った。このスレ発見した時、どうな
んだろう、って思って覗いてみたのだけど、書き込んでいる人が
思ったよりも多くて、本当に嬉しいです。皆様ありがとう。
「虫喰い」は大JUNEで初田さん(今は鹿乃さん?)のイラストだったのが
ストーリーにあっててすごく良かった。
たしかに最後の2ページくらいのためにストーリーが存在するという感じでした。
「棘」も最後の1,2頁の文章がすごく真に迫ってて・・・。
私も須和さんのファンが今でもこんなにいるんだって驚いたよ。
それにストーリーのそこにある暗い叫びに気づいている人がこんなにいるなんて。
少数派は声を出すのもはばかられるような気がしちゃうからね…
気づいても気づかないフリをしちゃうんじゃない?
78 :
73:01/11/05 02:16 ID:fG3bnW9o
>76
それって…バックナンバー何号かわからないですか?
鹿乃さんも好きなので、そんなおふたりの競演とは
ぜひ、古本屋に探しに行こうと思います。
うー、いいスレがあってよかった…。
違う話だけど、ナイト・ラビリンスも初田さんと須和さんの競演
だよね…とか言ってみる。
>>76 大JUNEの75号です。
表紙のイラストも結構好き。
ういださんってせつないストーリーに良くあう絵だよね。
ナイト・ラビリンスはちょっとちがうかな・・・
二人誌の「ゆりかもめ」以外に、一度くらい個人誌で書いてたらしいけど、
なんてタイトルかわかります?
まんだらけ行ったけど探せなかった・・・。
81 :
73:01/11/06 01:09 ID:JZoRggXF
>>80 ありがとう
今度、だらけで探してみます
須和さん×しうこさんで、切なさ倍増ってかんじで。
楽しみ。
個人誌のことは、わからない…
お役にたてなくてスミマセン。
スマソ…
須和さん攻とか一瞬思ったyo…
逝ってくる。
83 :
風と木の名無しさん:01/11/06 23:20 ID:RRQnQsC6
82>おれはお前に着いて逝く。
ありがとう。
須和ミソということでどうだろう。
>83>84
須和ミソを、知っていますか?
須和ミソは、須和雪里をどこまでも追いかける習性があるんで
す。
須和雪里の為に議論をして、時にはこんな獰猛な降臨とも戦
って、 あららー、煽られちゃってますねえ。
夜になると須和ミソは、失敗やあげ厨にあげられます。
明日も1日、頑張ってね。
ヽ ヽ
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.只..只
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.只..只..只
ノ ノ ノ ノ
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.只..只..只 只
♪ぼくたち須和ミソ あなただけについていく
今日も運ぶ 闘う 増える
そして 食べられる
なるへそ。
須和ミソってそう言う意味だったのか。
僕たち須和ミソ あなただけに〜ついてゆく〜♪
>86
お疲れさまです。
>80 81 闇の逸話って本かな?
ゆりかもめも両方持ってますよ。
屋にも出てたよね。
>>89 あ〜ん、闇の逸話について詳しく教えて下さいまし〜。
91 :
89:01/11/09 21:18 ID:J5NSY9gx
>90
この間屋で知って古本屋で探してやっとゲットできたので、今読んでるところなの。
須和さんのあとがきには、大人の童話だってかいてありましたよ。H有り。
A5/158Pで、挿絵も須和さんが描いてますよ。
長くなってスマセン。
>>91 めちゃさんくす!
私も探してみよう〜。「ゆりかもめ」はよく見かけるけどねー。
158ページも須和さんづくしなんて・・・じゅるり。
読み終わったよ〜。おもろかったわ。
須和さんのゲストしてる同人誌ありましたよね・・・
確かツーペアのもので。
誰か持ってないかな。
なんとなく、須和ミソの集いとかやりたくなっちゃった…
>>93 「天下一品」です。須和さんがツーペアの漫画書いてるやつ。
かなりおもしろいよ。
>95
93です。産休!
ついでに教えてチャンですみませんが、それって
どこのサークルさんからでてますか?
おまつりかいさん??
97 :
風と木の名無しさん:01/11/15 15:30 ID:NV40252d
落ちすぎるのやだからアゲとくね
>>96 そうだったと思うよ。(あやふやでゴメソ)
一見の価値あるので是非。
100 :
風と木の名無しさん:01/11/28 21:34 ID:vsFx9Q0+
age
101 :
風と木の名無しさん:01/11/29 17:45 ID:Jzo2ZUqI
101>マメに見てないとね。
でもその前に登録しなきゃだよ(欝
103 :
風と木の名無しさん:01/12/04 20:30 ID:eDM5R3Ew
さがりすぎage
104 :
風と木の名無しさん:01/12/04 20:51 ID:8aJY9tcy
とにかく「あいつ」がな〜。
ティンポしゃべるだけでもびっくりしたのに旅に出るんだもんよ。マイッタ。
あの破壊力が好きだ。
ここ読んで「エイミー」読みたくなり、
バックナンバー注文しました。
早く届かないかな〜。
104>「あいつ」当初はビクーリしましたが、
今思うとしみじみ面白かったですねえ。
須和作品は終わり方が見事だと思う。