1 :
ななし:
ハセキク好きな人、話しようよ。
2 :
ななし:2011/03/01(火) 19:58:13.40 ID:VW5zzwe70
当時の話なんか知ってる人来て下さい。
待ってます。
3 :
小説投下:2011/03/01(火) 20:09:59.93 ID:VW5zzwe70
「ん・・・今何時」
キクチは半覚せいの頭のまま腕時計に目をやる。
「誰に買ってもらったの?」
横で眠っていたハセガワがキクチの腕時計を眺める。
ベッドしかない殺風景な部屋の中で二人は黙り静かに時が
流れる。
「そう、これは周星にくれたんだっけ」
「いい時計みたいだね」
普段は使いにくいからと使っていなかったが、やはり息子から
貰ったものだからと身に付けはじめたのだ。
4 :
小説投下:2011/03/01(火) 20:22:05.15 ID:VW5zzwe70
くれたんだっけじゃなく貰ったんだっけです。
すいません。
5 :
小説投下:2011/03/01(火) 20:28:28.75 ID:VW5zzwe70
「ほら、これ文字盤で見にくいから」
「なんとかいって本当は気にいってるんでしょ?」
ここの所家のことに身をとられハセガワのことに長い間
時間を取れなかったのが悔やまれる。
「ん・・・・ふ」
キクチはハセガワからの長い口付けの余韻の後で
一言漏らした。
「やっぱり、わかってたんだね」
6 :
風と木の名無しさん:2011/03/01(火) 22:59:22.16 ID:f2+YuHjQ0
7 :
小説投下:
キクチは髪を掻きあげハセガワの方を見ため息をつく。
「僕にとって家庭の方が君より大事だってこと」
「たいした事じゃないですよ。俺だって家庭があるんだし」
ハセガワはキクチの背後に回りキクチの胸元を探る。
「駄目だって。」
「駄目じゃないよ」