ホントに感覚がないかどうか確かめるために佳にわざわざ必要のない目隠しをする杉
その後、感覚がないと言う佳の指をそっと取ってさすり出す杉
「どうですか?わかります?さわってるの…」
「ん…、ちょっとわかんないかも」
そう言われて、今度は指をきゅっと握りしめる杉
「まだわかんないですか?」
「…う、ん。なんとなく、かな」
「じゃ、これは?」
と、おもむろに2本の指を口に含む杉
「ちょ、ちょっと、杉ちゃん!」
「あれ?わかるんですか?」
「そ、そんなことすれば、誰だって…っ」
「へえ?じゃ、これも感じます?」
もう一度、指を口元に持って行き、今度は指先をかりっと甘噛み
びくっとする佳にかまわず、徐々に指の付け根へと舌でねぶってゆく杉
「…ちょっ、やだってば!杉ちゃん、何してるの?!」
指と指の間を舐められて、ぷるぷると身体にふるえが走る佳
目隠しされてるため、よけいに身体が敏感になっている佳に気付いていながら、さらに言葉責めにする杉
「だって、佳さん、感覚わかんないって言うから、少しでも取り戻せるかなと思って
こっちの指と比べて、どう?感じる?俺が舐めてるの、わかります?」
ってな感じで、2人でリハビリすればいいと思うよ