2chが落ちたのはおまいらのせいだ

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生意気なチョパーリを犯し始めてから一日以上が経った。
ニダーが貪るその影は始めこそ抵抗する素振りをみせていたものの、すぐに捩じ伏せられてしまったのだ。
いくら先進国の風を吹かせ優等生ぶっていようとも、11万の同志の前では奴等も歯が立たない。
今では力なく四肢を投げ出し、突き上げられる度に洩れる呻きと、ベッドの軋みだけが部屋の中に響いていた。

「ヒウッ、ヒウッ…………どうだ?F5ピストンの味は」
乱れたシーツの上に臥すチョパーリは答えない。返す力すら残っていないのだろう。
眼下では滑らかな白い背中が震えるように波打っていた。

勝った!!!
あの憎たらしい帝国野郎に……いつも澄まし顔で先を行く小日本に……何故だかこちらを見向きもしない、小競り合いが起きると擁護されてばかりのチョパーリに……。
ウリは完膚なきまでに奴を叩きのめしてやった!!!!!
胸の内に沸き起こる激しい悦びと制圧感が、ニダーの下腹を疼かせる。9センチ砲がぴくぴくとうち震えた。

「……ンターポール……」
「?何と言ったニカ?」
枕に押しつけられたチョパーリの口許から、くぐもった声が零れた。
喘ぐ息が喉を灼いたのだろう。かすれている。
802/4:2010/03/03(水) 00:19:46 ID:AOONOpoZO
ああ、そうだ。これからは「兄さん」と呼ばせなければ。
奴もこれで漸く目を醒ますのだろう。

兄さん、あなたはなんて素晴らしい人なんだ。兄さん、世界の起源はすべて、あなたと共にある。兄さん、どうか未来永劫、頼りないこの出来損ないの弟のそばにいて……?兄さん、兄さん……あなたの為なら何だってできる…………

ニダーは恍惚と微笑んだ。
さあ、今こそ勝利宣言を!!体の中の同志らが叫ぶ。
沸き起こる感情のままに咆哮をあげようとした、まさにその時だった。
「FBI」
今度こそはっきりとチョパーリは答えた。
……何かがおかしい。発音がネイティブ過ぎる。奴らはザパニーズイングリッシュを話すのではなかったのか?
813/4改め3/3:2010/03/03(水) 00:21:52 ID:AOONOpoZO
僅かに身を引くニダーの9センチ砲が、収まっていた相手の尻からずるりと抜け落ちた。
雲間から差し込む月明りがゆっくりと目の前の体を露わにして行く。
白い滑らかな肌、逞しく引き締まった体躯、怒りに燃える青い瞳…………大儀そうに起き上がったアメリカの金糸は、ニダーが撒き散らした白濁で汚れていた。

「ゴバークしやがッテこのファッッッキン野郎……!!!!」
苦々しい顔でアメリカが唾を吐き捨てる。
いつの間に押し入ったのか、ゴツい黒服が点々と部屋に散る粗相の跡を調べ始めていた。

「…………な、なんで…………ココは、チョパーリの部屋のはず、じゃ……」
抑えきれない体の震えが、ニダーの声を揺らす。9センチ砲が皮の中にサヨナラして行く。11万の同志もトンズラしてゆく。
一人の黒服が白く汚れたエンブレムを手にアメリカへと近付いた。
冷や汗を掻くニダーが目を走らせる――……そこに描かれた『政府』の文字。


「住所はちゃんと調べたんだろうな?――――ようこそ、我が国へ」
銜え煙草に火を点け、アメリカは皮肉な笑みで頬を歪ませた。