「あ、ほも」と呟いた瞬間。15

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637風と木の名無しさん
朝の満員電車あほも。
自分は椅子に座ってたんだが、満員になる前にリーマンが二人乗り込んできた。

A:背が高いテライケメン。30代前半?
B:痩身中背、可愛いけど気が弱そう。20代なかば?

徐々に混んできて駅員がはみ出た人を押し込むほど満員に。
ちょうど自分の前に、背を向けたBとBに向かい合うようにして立つAが流されてきた。
Bは吊り革に掴まろうとするけど手の届く範囲の吊り革が埋まっててオロオロしてたw

電車が大きく揺れたときBが私の方によろけてきたんだが、それをAが咄嗟にBの腰に片手を回して助けた。
B「すみませんありがとうございます;;」
A「うん^^」(優しい微笑み)
そのあとBは吊り革を掴もうとして行き場を失っていた手をそっとAの肩に置いて、ずっと俯いていた。もちろんAの手はBの腰に回されたままだった。

目的の駅に着いてみんなが一斉に降りて、一度ABを見失ったが改札口の横で発見したので、定期を探すふりをして近くでヲチる

B「さっきはありがとうございました(´;ω;`)」
A「うん^^それより君細すぎだからもっと食べた方がいいよ(笑)」
B「はい…(照笑)」
A「よかったら今度メシ食いに行かない?」
B「えっ?」
A「はい」
スムーズに名刺を取り出しBに渡す。
Bが「え、でも」とあたふたしている内にAは「じゃあまたね^^」と颯爽と去っていった。

えっ?