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大晦日 1/8:
ナマ注意です。
某動画サイトで活躍する歌い手、足助→寝下呂。読後感は悪いかもしれません。
長文失礼します。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
「なあなあ、もういい?もう食べていい?」
「だからもう少し待てって、さっきから言ってるだろ。今度それ言ったらアレだよ?」
大阪はミナミに位置する、知る人ぞ知るホストクラブ。通常であれば寝静まっている筈の日中の店内には、忙しなく働く小柄の青年─不ぁ寝る─と、それにまとわりつく関西弁の青年─下呂─の声が響いていた。
「えー?アレって何?」
「アレって言ったらアレだよ」
「何やっけえ?」
「何だったろうなー」
「なあ何やと思う?足助」
「寝るたん。嘔吐物の相手するんなら片手間じゃなくて真面目にしてくんない?こっちにまで被害が及ぶからさぁ」
下呂が水を向けた先には、高価そうな革張りのソファーに靴も脱がないままで1人の男が寝転がっている。足助と呼ばれたその男は気だるげに、それでいて楽しげに瞳を光らせて上半身を持ち上げると、不ぁ寝るへと声をかけた。
それに不ぁ寝るは動きを止めて、手に持っていた銀テープを握り締める。
「足助、お前もダラダラしてないでちゃんと真面目にしろよ、店の模様がえをよ!」
「えー?やだよ。そんなのナンバーワンがやることじゃないじゃん」
「あっお前…そういうこと言っちゃう?言っちゃうんだ?じゃあ言わせて貰うけどな、こんなのオーナーの息子がすることでもねえからな!そもそも俺はこの店のホストでも何でもなくて、手伝ってるだけなんだからなー」
「はいはいそうだね、プロテインだね。
で、なんで寝るたんが1人でやってるわけ?それがそもそも仕事の奴らがごまんといるでしょうが」