【天下】栗本@温帯【万敵】〜ここは神楽坂29丁目

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622風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 09:22:12 ID:MNsZVhKA0
遅ればせながら

最近はすっかり読んでなかったけれど
JUNEの創刊号から持ってるけれど、ただただご冥福を祈るのみ
青春の一頁どころではなく三つ子の魂百までもの
人生の刷り込みをありがとうございました
623風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 12:14:08 ID:04e2+D2TO
死人の作品をホモネタにして何とも思わない恥知らずが集うスレはここですか?
624風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 12:34:29 ID:aNqafnrL0
違います。
625風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 12:51:11 ID:+/G06PT30
その思想だと、一般読者が
「死人のホモ作品を無理矢理ノーマルに解釈して何とも思わない恥知らず」
になってまうw
626風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 12:55:18 ID:qx7xiTZTO
49日前だから死人じゃなくね
627風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 14:21:37 ID:HYYXv/h60
>>623
ごめね。携帯から一生懸命考えて煽ったんだろうけど
ピントがズレまくりだよ。
628風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 14:29:00 ID:1/BVfB0Z0
>>623
もともとホモネタの作品(だけを)をネタにしているだけですが何か?
629風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 14:29:26 ID:Tp2cYZKR0
一連の同人ネタは原作者本人が書いたものだということを
>>623がわかってないだけじゃないか?
アニメから入ってきたばかりの人なのかも。
630風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 14:31:43 ID:tNl2B8TS0
もともとホモ話でないグインのフォモ同人誌を出した上、
「こちらが正史」と言い出してファンをがっくりさせたのは作者本人だし。
631風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 14:40:18 ID:zhdH2aC20
632風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 14:52:36 ID:HYYXv/h60
>>629
ああ、そうか!
この「作者本人の書いたホモ同人誌」の話題を
「どこかのキモ女がウヘウヘ言いながら書いてコミケで売ってた同人誌」
だと思ってたのか〜>>623

でもねえ…残念ながら623がおぞましく思ったらしいこの話
原作者本人の書いた本だから…
633風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 14:58:20 ID:ihG2ZVWQ0
もしかしたら、作者は最初から・・・

読者を「こんな目にあわせる」のが目的でグインを書き続けてきたのだとしたら・・・

私には、どうもそう思われて仕方がないのですよ(伊集院調
634風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 15:08:06 ID:JUPPxhRr0
若い頃だったら、自分も怒ってたかもな・・・

けど大人になった今となれば、温帯が人格障害者だったことが分かる
カレーに毒を入れた女と同じ目つきをしてるんだよね
たまたまパクリ小説が巧かっただけ<出だしだけ
マルチな天才の化けの皮がはがれてみれば、そこには欲求不満の怪物しかいなかったっていう
何もかもがしょっぱいばかりだ
635風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 15:10:14 ID:aNqafnrL0
>>634
それは言い過ぎだろう。少なくとも温帯は犯罪者じゃない。
ちゃんと実績残してるよ
後半アレすぎてとんでもないことになっちゃってるけど
受賞歴とか初期の名作をなかったことにはできない。
636風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 15:22:37 ID:qx7xiTZTO
634みたいな読者面したミザリーがつきまとってたとすれば
後半生の引きこもりも作品の劣化も女性キャラヘイトも綺麗に説明がつくな。
それでも書き続けたんだから偉かった。
637風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 15:25:53 ID:JUPPxhRr0
>>636はあぐら坂を読んでなかった人間なんだろうね
638風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 15:35:19 ID:3CYKBNYM0
あぐら坂を読んでも>634が温帯を責めてるつもりで
自己紹介してるのがわかるな
>634は温帯のパクリの検証サイトを立てて世間に問えばいいんじゃない?
639風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 15:36:10 ID:kwaeSVjDO
スレ内でも、温帯作品について
「最初からダメだった」って人と
「と中からダメになった」って人では
ビミョーに温度差があるね

自分は、
「やおい作家としては、あまりシュミじゃなかったけど
エンタメ作家としては好きな方だった」
からグインのgdgd化は哀しかったし
タナトスゲームのオチは、ちょっとショックだった
(死んだ腐友を振り返って彼女の好きジャンルを語るって辺りで泣かされただけに)

グイン前半の面白さを維持してくれてたら
イタタ…な言動あっても、この板には
3下半スレの派生じゃなく、ちゃんとファンスレが存在してた
と思うんだ
640風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 15:41:28 ID:JUPPxhRr0
このスレだけでも流れを見ていたら自然と知れることもあるだろうに
>>636>>638がそこまで必死に噛み付いてくる理由がわからない
信者?
641風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 15:42:13 ID:T9zNroF90
>>636
>後半生の引きこもりも

他の人と間違えてないか?
世間の話題にならなかっただけで
温帯は後半生、舞台とかライブとかイベントとかやってたよ
642風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 15:47:52 ID:cMX/ec/40
>>640
自分を大人だと言うわりには、
殺人犯と温帯を同じくくりにしちゃうような
幼い罵り方をするからじゃない?
温帯の嫌なところをしっかり継承してらっしゃる。
643風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 15:50:33 ID:lrCu5Z5R0
>634みたいに妙な方向で全否定する人っているよね
信者とか関係なく、結構気持ち悪いこと言ってるぞ
まあ>636も変だけど
644風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 15:54:52 ID:JUPPxhRr0
>>642
揚げ足とりは温帯の十八番だったっけ
嫌なところをしっかり継承していらっしゃる

かつてのファンで、死亡してからにわかにスレに出入りしてきた人と
ずっとあぐら坂を見てきた人とでは、思うこともかなり違うとは思うけどね
目つきどうこうは人の容姿に触れることだったから、こっちが悪かったよ
645風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 16:03:36 ID:qtLs1sEO0
>>644
悪いことをしたら謝れって、
子供の頃、教えてもらえなかった?
悪かったよ、って認めれば謝罪だと思ってる?

こういうのを揚げ足取りっていうんじゃないかなと
思われて仕方ないのですよ。と伊集院調でw
646風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 16:05:25 ID:X/SEtbdW0
>>639
グインは温帯がPCで書き始めてから挫折した
手書き原稿時代の方が勢いがあって好きだ
647風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 16:09:52 ID:JUPPxhRr0
>>645
なんでそんなにいつまでも必死で揚げ足とってるの?
温帯と目つきが似てるの??
可哀相
648風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 16:12:13 ID:WpCouyi90
>>643
2ちゃんにはよくいる基地害アンチじゃね
649風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 16:18:27 ID:lrCu5Z5R0
このスレに出入りしてた層と
あぐらを毎日見てたようなヲチ系の層って微妙に違うと思うんだ

>639(下四行)
グインさーがで801スレがきっとあったよなー
650風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 16:22:23 ID:VESUj1RQ0
あぐら見てても全員が>>634みたいに思う訳じゃないよ
信者じゃなくてもね
というかID:JUPPxhRr0はヲチ板の方が賛同して貰えると思う
651風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 16:31:36 ID:wxy8kJfy0
>愛と冒険の物語に胸躍らせた日もあった。うっかり師と仰いだ日もあった。
>けれど……
なのでこのスレには元儲が多いと思う。
ヲチスレの方は「栗本・中島の著作に興味ないがあぐらがすごいので」な人もけっこういると思われる。
当然こことヲチとは温度差がある。

ここではあぐらのことはあまり出て来ないし。
温帯の著作とか同人の話とか。
ろま友も初期には販促部長様による渾身のレポがあってありがたかったな……
販促部長様、その節はお世話になりました。
652風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 17:13:48 ID:lUPnrPBM0
さんざんガイシュツだけど、ここのヲチスレのノリを持ってこられても
ものすごーく困りますってことよ。
そういやヲチは対象$死亡で消滅だったんだっけ?
653風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 17:15:42 ID:lUPnrPBM0
すまん。どうでもいいけど
ここの、じゃなくてここに、ね…orz

まあなんだ。ヲチから流れてきてる人がいるとしたら
このスレでヲチスレ的なこと書いても反応はないし
むしろ不快に思われるだけだからスレ違いですよ、よ。
654風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 17:44:23 ID:9Hyy0OOa0
>>650
ヲチ板兼住人だけど、こんな妄想100%で得意気に叩くバカ=ID:JUPPxhRr0に住人面されても迷惑なだけです。
655風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 17:46:48 ID:JUPPxhRr0
すごいねー
自分らこそ普段さんざん故人の揚げ足とりをしておいて
水に落ちた犬を叩けるとなれば、得意気にわらわらと沸いてくる
656風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 17:53:56 ID:Tr/yfJUy0
NG ID指定でスッキリ☆
657風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 17:59:37 ID:P9aW9njF0
時々しらっと出してくることわざが日本人になじみの薄い
……というか某板住人としてなじみ深いものだったりするのは
故意に印象操作するつもりなのか天然ちゃんなのか判断に迷うな……
658風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 18:24:40 ID:O+bUNMHm0
ID:JUPPxhRr0は、何でこんなに必死なんだろう?
賛同してもらえると思ってたら袋だたきだったからかなあ?
659風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 18:32:08 ID:JUPPxhRr0
>>635には、素直にそうだなと思えたけどね

>>636>>638
あたりは妄想100%で人を叩いてるだけで、こちらを責めて謝れ謝れというならば
この二人だっておかしいって話


660風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 18:40:51 ID:ZbterEz40
自分は、温帯の「書き流す=自動筆記」ってのがダメだった。
つか、初期「伊集院」や「ぼくらの」「時の石」を読んで
「これ、自動筆記・・・?ある程度推敲してるだろ」って思ってた。
つまり「天才少女伝説」を作りたかっただけでさ・・・。
周りものっててくれているだけかと思ってたんだ。販促として。
ところが、そういう温帯の「理想我」を周りが書き立てるものだから
温帯もその気になったんじゃないかと思う。
まだ、紙なら「ド忘れした単語を辞書で調べたり」「類語調べたり」する
過程で、推敲もしたんだと思う。
ところがパソコンだと、脳みそ直結だから文字通り「自動筆記」
表現薄く、なるわけですよ。パソコン使い出したの「天狼星1」あたりだと
自分では睨んでます。あてずっぽうだけど。
661風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 18:44:57 ID:BeHBgs+jP
>>634が何故たたかれるのかわからんな
どんだけ実績残してようが、あれだけおかしかったら
人格障害といわれてもしょうがない

最後にイベント行った時は売り子さんが温帯は腰痛めてて新刊でなかったって言ってたな
662風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 18:52:34 ID:ZbterEz40
温帯の、作家としての一番のミスは「編集者」を「配偶者」にしたことかな。
もしくは、「配偶者」を「編集者」としたこと。
編集者は良くも悪くも「第三者」で温帯が自らを律する要素とならなければ
ならなかったんだと思います。
晩年、「中島梓」名義で評論書けなかった原因も分かる。
温帯は「森カオル」を捨てたんだよ・・・・。
663風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 19:04:55 ID:cMX/ec/40
>>661
人格障害と書いたことで叩かれてるわけじゃない、と
ここまでのレスを見てもわからないのなら、
どうしょうもあるまい。
664風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 19:28:09 ID:sPZJDs2E0
>>661
理解できない人にいくら言っても無駄だと思うので
そのままの理解できないあなたでいてください。
665風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 19:43:21 ID:tRY3JVB/O
温帯が色々と人格的に問題があった人であることに異論はないよ
でも死人の出てる事件の犯人と同一視するのはやっぱり言い過ぎ
温帯が何か犯罪を犯した訳じゃないんだから…



まあ作品のgdgdさとキャラ破壊っぷりは犯罪的だけどなー(;´Д`)
666風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 19:47:23 ID:430OAXtQ0
>たまたまパクリ小説が巧かっただけ<出だしだけ

それだけならとっくの昔に表世界から消えてるしこんなスレも無かったよ
最初の認識からして>>634は場違いなんだ
667風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 19:59:28 ID:w47aFlEH0
温帯に対して、青春の美しい思い出や若き日の心の師って感じに
捉えてる人たちの熱い追悼は結構見かけたよ
「今」を知らないからこそ、美しいままだった人たちにとって
彼女はいつまでも病で人生半ばにして断たれてしまった才能なんだと
思うと切ない反面、幸せなひとだとも思った
少なくともその影響力だけは本物だもの
668風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 20:35:29 ID:jWtsUjxu0
ああー801ちゃんとかの追悼文は意外と激しかったね。








今読み返しに行ったら、最近の記事じゃ須和サンのファン温帯の作品には言及ナシなのねw。
669風と木の名無しさん:2009/05/31(日) 23:59:46 ID:HYd3CbLT0
前のほうにあった時事通信の写真は素晴らしいな
ルサンチマンに満ち満ちている
才気あふれる人ではあったよ
まだ女性の平均寿命まで30年もあったのにね
才能すり減らして書いてたんだろうな
いなくなって寂しい作家ではある
670風と木の名無しさん:2009/06/01(月) 00:12:10 ID:KDCQoQLj0
600 :名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/31(日) 20:08:46
作家はみな「神の視点」を用いて作品を書くものなんだろうけど・・・
グイン、伊集院、加賀四郎・・・中島梓・・・それらがみんな
「あたしには見えてるんだぞ」
という、なんつーかな・・・そういうものの投影だったような気がするんだよな
ひそひそ話で自分をバカにしてるクラスメイトにさ、いきなり振り向いて睨みつける「いじめられっ子」
そういうものの昇華した形だったのかなって、そんな気がしてる
でもって、そんな加賀やグインや伊集院が大好きだった俺なんかも、やっぱり同じものにこだわってたのかもな

「名探偵は、滅びようとしているのですよ」
ネット社会になってゆく日本を、電車か何かから俯瞰していた伊集院がそういってたな(ゾディアックで
まるで「見えてる見えてるって自慢してるけど、こっちからだって『見えてるんだぞ』」と、
ネットを駆使し始めた一般人たちが言い出したことに、怒っているようにも思えた

その後の御大が内向して行ったというのが、時系列的に符合するのが、なんともやりきれない気がするなあ・・・
671風と木の名無しさん:2009/06/01(月) 03:37:21 ID:+mqIxPes0
あ〜、でも確かに最初は「私はあなた達の気持ちが分かる」ってのも
「あなた達に共感する」って感じだったんだよな。
いつの間にか、その共感の部分は無くなってた。
でもそれも思えば、BL系での売り上げが取れなかった頃から?
672風と木の名無しさん:2009/06/01(月) 11:35:07 ID:4kwrhhKK0
>>671
昼行灯と大人の恋愛(爆)を経験したあたりで、
「おまいら恋愛もしらない処女かよプギャー!」な見下しが始まった。
673風と木の名無しさん:2009/06/01(月) 12:20:28 ID:sP6VlxWy0
まぁ不倫だから立場は弱いし吼えたくなったんだろうが見下しは余分だわな
674風と木の名無しさん:2009/06/01(月) 12:30:32 ID:s+GnkXSc0
http://www.tobunken.com/diary/diary20090526032458.html

元仕事仲間による訃報か
675風と木の名無しさん:2009/06/01(月) 13:47:41 ID:BjqCRZkL0
>>801
そこにリンクされてた、別の人が書いた「苦い追想」が面白かった。
676風と木の名無しさん:2009/06/01(月) 13:53:41 ID:Vqrrltzt0
唐沢というのもかなり胡散臭い人ではある

温帯の才能の源は結局この世の異邦人であることにあったんだろう
世界に対するちぐはぐな感じっていうのは持ってる人多いから
自分の異邦人性を代弁してくれる人として熱狂的に歓迎された
しかし才能を認められ女として認められ愛されたらその才能は輝きを失ってしまった
人間全部ってわけにはいかないのかな
677風と木の名無しさん:2009/06/01(月) 15:38:03 ID:levF3mmi0
追悼の気持ちを込めて仮面舞踏会を読み返したらすごく萌えたから、
通信教育講座ってどんなんだろうってググったら、こちらのスレの18丁目がヒットしました
買うにしても買わないにしても、勉強になりました。姐様方ありがとう。

……8×4か…
678風と木の名無しさん:2009/06/01(月) 16:08:39 ID:0moo5GR+0
>>677
香典代わりに買っちゃいなよ!
ネタとしては面白い(かもしれない)よ!!
679風と木の名無しさん:2009/06/01(月) 16:45:46 ID:HWntY1xt0
>>676
なんか子供を産む機械に落ちぶれたリンダみたいだな
680風と木の名無しさん:2009/06/01(月) 17:25:51 ID:SSJsRO5A0
>>672
クラタマがその頃居れば間違いなくだめんず宣言を受けただろうに
681風と木の名無しさん:2009/06/01(月) 17:34:06 ID:7ghiI8cJ0
kuratama自体、だめんず以前の問題として人見る目そのものがないからなあ
682風と木の名無しさん:2009/06/01(月) 21:42:36 ID:pndWCkZ90
欲求不満だからこそ書けた部分があるんだろうな
満たされたら枯れてしまった
それも人生か
683風と木の名無しさん:2009/06/01(月) 21:49:05 ID:nfBx3/9p0
満たされてたんだろうか。
ほんの一時、満たされたと思った時に枯れてしまった。
そしてその後は、満たされてると思い込もうとして、満たされてる人たちへの
嫉妬と敵意と自己愛を垂れ流すことになってしまった…。
684風と木の名無しさん:2009/06/01(月) 21:50:25 ID:VXps1iI/0
まっとうな男性と家庭を持つか、優秀な編集者と組めていれば
どちらかの幸せを得ることが出来たのだろうか
685風と木の名無しさん:2009/06/01(月) 21:59:14 ID:KDCQoQLj0
作家としての自覚に欠けてただけ
慢心して傲慢になり、天才は努力で作られるということを疎かにしただけ
自分の真の姿から目をそむけ、必死で偉大だ幸せだと虚栄の姿を言い張っていただけ
人を攻撃して貶めることで、鏡に向かって暴言を吐いていただけ
ただそれだけ
686風と木の名無しさん:2009/06/01(月) 22:24:09 ID:kB4xmK1k0
作家として自覚はあっただろう
小説の神に選ばれしアテクシが原稿用紙にあいうえおって書けば小説になるのよ的な意味で
687風と木の名無しさん:2009/06/01(月) 22:34:59 ID:buvY73V80
「抑圧された被害者」だけでなく、他人の幸福を奪った加害者でもあった。(離婚騒動の話ね)
他人を踏みにじる気持ち…加害感情や罪悪感についても自分の中に受け入れなくては
ならなかった。でも、できなかったんだろうな。
僅かながらにあったとしても、それは自己正当化の言葉の羅列の中に消え去った。
彼女は言葉をそのように使ってしまった。

これはどこでもありがちな話。でも、作家はそれではダメだったんだよ。
688風と木の名無しさん:2009/06/01(月) 23:21:51 ID:MSEHGcQi0
あれほど饒舌だった人が、それだけに「あんまり言わなかったこと」の方にこそ
あの人の病を知る手がかりがあるんだろうな・・・
弟のことや、レストランのスープを盛って帰ってきてくれてた祖父、
インスタントラーメンを教えてくれたお手伝いさんじゃなくてね
つまり、両親だよな
689風と木の名無しさん:2009/06/01(月) 23:41:49 ID:X1STioXD0
母親の話は少しあったよね。
お弁当の話。
てか、病ってコミュニケーション不全症候群について?
690風と木の名無しさん:2009/06/01(月) 23:53:10 ID:kB4xmK1k0
父親の話もあった
エビの尻尾の話
691風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 00:08:33 ID:KxoUbq9oP
父親自慢と母親の悪口はたびたび出てたと思う

んで、あぐらの母親への暴言はさすがに誰かに突っ込まれたのか
「昔はむしろ父の方と折り合いが合わず、母とは上手くやっていた」
とフォロー

不倫略奪婚でゴルァされた恨みを延々ひきずってるだけなのを
「弟に愛情奪われて虐待されて〜」と後付けで正当化したんだろと
自分は推測してる

温帯が一番はじめに切った「ちゃんと批判してくれる相手」は
母親だったのかもしれない
692風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 00:20:10 ID:/GQq8d+D0
お母さんは否応なく「すみよ」って呼ぶだろうし
その現実がイライラしただろうな。
「アテクシは今をときめく流行作家栗本薫クンなのに!」みたいな。
693風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 08:49:09 ID:oIO1sjQV0
他スレで温帯の話題になって、冷めたのは作品劣化と中の人の発言を知ってと
のどっちの理由?というのが出てきたんだがここにいる人はどんな感じかな

ちなみに自分は作品読んで内容に首を傾げるようになって、他の人の感想なんかも
読んでみようとネットで検索して温帯発言まとめを知って、それでもまだ好きだった
ので、通信教育講座を通販で買ってトマトになった
ちなみに18丁目で通信教育講座の内容に回答してる一人だwと677で思い出した
694風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 10:08:32 ID:y6FwmI2xO
作品劣化が許容範囲を突き抜けてますた
695風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 10:49:06 ID:IxkIsvx20
作品劣化に我慢できなくなって新作を読まなくなって、
でもいつか持ち直すんじゃないかとずっと期待はしてた

拉致発言であぐらの存在を知って2ちゃんのスレも読むようになって
言動にアイタタタタタ…とは思ってたけど、
作品がまた面白くなってたら普通に読者に戻ったと思う
作家の人格と作品は別だと割り切って
696風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 11:06:27 ID:koA7zHUx0
>>693
相乗効果というかマイナス方面へのスパイラルというか…

小説が微妙になって、なんとなくヘンな気持ちになってきたところに、
シャレとかただの毒舌では済まされないような暴言の話が(いくつも)出てきて、
しかもそれが一過性のモンじゃなくて進行形だったと。
そんなこんなでモヤモヤしたものが、ある日臨界点を突破した、って感じかなー

好きな作家の死にはショックを受けるし、どーでもいい作家ならほんとにまったく
生死に関心がないもんだけど…温帯に関しては、なんかものすごく複雑な気持ちがある。
697風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 11:15:28 ID:+0nd6Pfr0
>>693
作品が自分にとって面白くなくなったからだなー
あと温帯の贔屓キャラが作品内で出張り始めると面白くなくなると
感じることが多いから、そうしたら読まなくなる
六道ヶ辻も竜介が出張り始めてから読まなくなった
温帯の贔屓キャラと自分の好きキャラが被ってたらまだいいんだけど


発言云々は正直、別に気にしたことはないっていうよりどーでもいいな
興味があるのは自分にとって面白い作品かどうかっていうことだけだから
698風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 11:21:20 ID:LHErVOYH0
最近読み直して初期のグインに萌えてしまった場合は
ここで語るのってスレ違いになるのだろうか。
自分以外誰も萌えてないカプスレで語るのはちと寂しいような。
699風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 11:23:47 ID:uzAq4PZs0
カプスレ?キャラスレじゃなくて
700風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 11:33:51 ID:LHErVOYH0
初期ならホモカプ萌えも普通じゃない?

30巻あたりでグインから離れて、温帯の言動も興味なければ
都合よく楽しめる人もいると思うんだよね。
701風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 11:56:01 ID:+qC9hi+F0
ブログ小説で十分ですと言いたくなるほどの作品の劣化と
作品が落ちるにしたがって急上昇してきたオンタイの本性の相乗効果

作品さえしっかりしていたら作品と本人は別だと割り切れる
オンタイの場合は割り切れるどころか、ひたすら嫌なものを見せ付けられてたって感じ
702風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 12:17:53 ID:oDP18jdZO
>>693には悪いが発言を気にとめたことはまったくない。だって元々ああいう(暴言や反社会的行動が格好いいと信じている)人だもん。

作品やエッセイを知らずにただあぐらを見たらスター誕生!と思うのは分かるけど。
ファンタジーやミステリーの一部として表明する分にはああいうのは許容されるんだよね。その区別が付かなくなっていたのは残念。

離れたのは作品を楽しめなくなったから。その原因が作品のクオリティにあるのか自分が変わったからなのかは判然としません。
703風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 12:23:10 ID:+qC9hi+F0
かっこいいからって、人を苦しめたり傷つけたりしてもいいってわけじゃないだろう
作家はただの職業だ
職業的に特化する部分はあるだろうが、オンタイの場合は故意に人を攻撃してた
それがゆるされるなんて思ったら大間違いだし、卑しい人間からはミューズも離れた
苦しんで死んだのも天罰かなって思う
704風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 12:23:47 ID:oDP18jdZO
>>698
ここ以外ないと思うのでここでどうですか。
自分も初期には心残りがたっぷりあります。
705風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 12:29:35 ID:CGChuxoK0
手書きからPCに切り替えたあたりから読むのやめた
粗製乱造って言葉の意味を知ったよ

温帯は厨二腐のまま一生を終えた感は否めない
なんやかんやで20代があの人のピークだったんだなと思う

706風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 12:29:58 ID:7z3MS4C10
>>703
世には、故意に他人を攻撃して傷つけようとする人でも
「そういう人だ」と納得していれば気に留めない人もいる。
その場合、自分が攻撃されても気にしないかどうかは別。
ただ、自分がその攻撃対象になってもやっぱり気にしない人もいるみたい。
707風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 13:15:00 ID:6YpqsCUn0
>>693
若いころには心の師だったから温帯の毒舌を真に受けて
攻撃対象に「自分のような存在」も含まれてしまった場合は
あの人にとってはそうなんだろう、でも自分は…!みたいに真剣に葛藤してた日々が懐かしい
グインの劣化も、信者フィルター+続きが気になるってフィルターかかってたんで
ここで言われるよりずいぶん遅め(70巻くらい)まで意識しなかったよ
2ch覗くようになって、あの毒舌に違和感ある人は多いんだなって知ったとたんに憑き物が落ちたようにトマト化した
他人の意見に左右されやすい自分が悪いんだけど、初期の温帯には熱い独断と偏見で人をぐいぐい引っ張るようなパワーがあったからな…
708風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 13:24:08 ID:+qC9hi+F0
攻撃対象になっても気にしない人は
勝ち組気取ってる温帯が、どれほど惨めな負け犬か分かってたからじゃない?
作品を読んでも当人を見ても、失笑しか出ないなんて悲惨以外の何ものでもないもの
709風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 13:38:37 ID:SNy32J710
小説はシリーズものは90年代初期には読まなくなってて、たまに単行本を買ったり、
新聞や雑誌に載るコラムやエッセイを時々読む程度だったんだけど、
それらが軒並み面白くなかったのが決別へのきっかけ。
「あずさの元禄繁盛記」と雑誌・正論に載ってた評論だったか。
「元禄繁盛記」は小林智美の挿絵のみが見所の、資料上っ面読み&書き飛ばし、
やたら忙しがってるだけの愚痴エッセイ。
正論での評論は…評論じゃなかった。気にくわない事象に対して「論じる」のでなく
感情で文句つけてるだけの駄文。(一年で連載終了してホッとした)

あまりのひどさにびっくりして、グインはどうなってるのかとネット巡回始めたのがこの頃。
劣化ぶりを嘆く声はそろそろ大きくなっていたけど、信じてるファンも多かった。
「24人のビリー・ミリガン」や「グリーンマイル」の解説のアレで、読書人に
ダメっぷりはかなりひろまっていたけれど、まだまだ足りないと思ってた私は
あぐら開設は歓迎だった。
ダメになるならとっとと完全にダメになって、ファンからも見捨てられて
さっさと消えて欲しかった。

でも結局最後までグインは残り、悲しむ人もこんなにいっぱい。
なんだかんだで幸せな作家だったと思う。
でもああまで劣化した思考と文章を支持したファンも罪深いと思う。
710風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 13:50:52 ID:mudSW8cN0
>>693
ヴァレリウスが、リーナスぼっちゃまよりリギアよりナリスを選んだからかなー

そうやって考えたら、私は温帯の文章の劣化とか本人の人間性とか、
あまり気にしないで済んでいた幸せな読者だったのかも
711風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 14:10:34 ID:23EW1eKR0
伊集院シリーズで夢中になり、時代物やSFなども読み耽るように

小説同情を知り読み耽る

おわらぶで熱狂状態・どう見ても儲です本当に(ry

小説同情終了・この当たりから次第に温帯小説から遠ざかる

2ちゃんにたどりついてヲチ板を知り衝撃

確かに温帯の言動も小説もおかしいと感じるように・トマト化
712風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 14:39:08 ID:dPQ0d23b0
エッセイや評論はほとんど読んでない
グインと伊集院を追いかけてたけど、だんだんキャラの言動に「?」となるようになって
マリ臼とかのキャラがuzeeeeと思うようになり
天狼星の途中でついていけなくなり
なんやかんやで2ちゃんに来たらあぐらがアレすぎた。

でもトマト化の原因は温帯発言じゃなくてやっぱ内容だな
最後にがっくりきたのはリーナスの扱いかなあ
それ以後ほとんど読んでない
713風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 15:29:19 ID:IZsfIhTT0
そういえばヴァレ×リーナスにほのかに萌えていた頃があった
ヴァレが寝てる坊ちゃんみながら「私はぼっちゃんのそういうところが好きなんですよ」とか
言ってたりしてるのがほのぼのと可愛らしくてね…
なんと遠い昔の事だろう
714風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 15:56:33 ID:LHErVOYH0
ヴァレの16歳の肖像の短編読んだら泣けてきたよ。<リーナス

ヴァラキアの少年のイシュトも大好き。
ちゃんと自立してて、誰にも依存なんかしてなかった。
715風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 17:30:15 ID:cNuKo3i80
私も内容。しかも萌えが中心。
最近面白くないけどグインがいないからに違いないと信じて読み続けてたら
何故か最萌えのヴァレリウスがいきなりナリスの獅子身中の虫から最高の賛美者に。
この時点でお話としては見切った。
その後数巻消化試合してグインがシルヴィア連れて帰って来てオロのことも家族に
伝わったので心おきなく離脱。
後から知ったけど「唐突すぎるだろ!洗脳かよ!こんな犯人は透明人間でしたみたいな小説
読んでらんねー」と思ったヴァレリウスの豹変の背景はホモ同人で語られてたみたいですね。
ちょw受けが攻めにwwwしかも攻め以外の人間とカプってwwwww
納得すると同時に自分の嗅覚にかつてない信頼感が。
読むのやめた当時の虚脱感は半端なかったけど今思うと太平楽で幸せなもんだ。
716風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 18:05:37 ID:t4yo/NnM0
作品の劣化だなあ
グインは本当に大好きだったのだけど、70巻前後で
あまりのつまらなさに産まれて初めて読み終わった本を叩き付けた
で、もう読むと辛いから読まなくなった
しばらくしてラ板のグインスレを見つけ、
過去ログを読みふけって、それで何となく気がすんだ
痛い人なのはなんとなく分かってたので、それほどショックではなかった
717風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 19:11:50 ID:glUHnUXP0
グインのケイロニア宮廷陰謀編まで熱狂して読んでたけど、その後がくっと
詰まらなくなって、それでも惰性で読み続けていた。でも後書きで温帯お勧めの
南から来た男(上下巻)を買って、それを読んだ瞬間自分の中で何かが終わった。

読んで即日ブコフに売りに行った本なんて、あれが初めてだった。目の前にあると
腹が立つというか、気持ちがものすごく落ち込むというか、嫌な気分になったので。
でも、ネット検索して2ちゃんの温帯スレにたどり着いて心の平安を得た。
718風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 19:42:54 ID:c/BvXumm0
自分は「お宝島」がターニングポイントだったなぁ。
最後まで読めなかった本はあれが唯一だったよ。
719風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 19:54:06 ID:5gyMK9RkP
賢明にも、宝島はスルーできたけど、
初変で致命傷負ったおいらが通りますよ…
720風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 20:06:13 ID:FR7e1gqp0
天狼星のアキラマンセーっぷりで違和感を覚え始めた
721風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 21:06:33 ID:IEPdeGeZ0
シルの境遇が酷すぎてじっくり読めなくなってたところに
グインの「ゆかいなやつ」(だったけ?ウロですまん)発言でダメになった。
もやっとしたものがどうにもならなくて、ラノベの作品スレにたどりつき
トマトになった…
722風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 21:12:14 ID:IBiqYlzb0
最初の違和感は、ぐいんに「御存知○○である」「既に読者にはお馴染みの〜」
という一文を使い出した時。
その世界にずっぽり入り込んで読んでたのに、いきなりぶーんと俯瞰視点に
飛ばされて白けた。ハナからそういう文体なら別に気にならないんだけど。
それだけならまだ好みの問題で済んだけど、とにかくぐだぐだと面白くない
状態が続いたからなあ。
トドメがなりすとヴァレの何ページも費やした「殺せ」「殺せない」の
しょーもないやり取り。
なりすが一番の御贔屓キャラだったこの私が「ええからさっさと括り殺せ!」
と本を投げつけたくなった。

作家として見切ったのは「誤変換はパソコンが悪い」発言。
723風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 21:19:50 ID:q25Whf9H0
シルヴィアの扱いに愕然
マリウスの劣化に呆然
でもまだ許せた

自分が温帯に見切りをつけたのは、
ある漫画家さんの一周忌特集を組んだ雑誌に寄せられた
「アテクシも癌なの!アテクシも着物好きなの!」
という追悼とは名ばかりの自分アピールに終始した駄文だった
あぐらを愛読していれば耐性がついてたかもしれんが…
724風と木の名無しさん:2009/06/02(火) 21:23:38 ID:IRiPTxjP0
>>720
伊集院は、私も「蝶の墓」が最後だったなー
ハードカバー買ったのに
大介VSシリウスのパリ決戦は華麗にスルー、
分厚いくせに肝心な話はカットしまくり、には唖然となった。
延々と新キャラの描写ばっかで、
( ゚Д゚)ナニコレ?ほんとに伊集院?って感じだった。
まああそこで脱落して良かったと思ってます。サインペンとか…ないわー

グインは、ローデス・シリーズ(おまいの味)とマルガあたりからか、やっぱり。
アムブラ動乱まではまだナリスは陰謀野郎だったけど
○蛾を挟んで、同人設定のまま出てきた時には俺の姫だったからね
あーもう
725風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 00:17:37 ID:83UIWArk0
ヴァレとリーナス好きだった
世間知らずのボンボンとスレたひねくれ者の主従に微萌えしていた

あとひとつ言うなら
ナリヌ様は攻め派だったんだ。暗黒微笑系の。
いやでも別に受けでもよかったけど、女王様系とかだったら

原作者と逆カプ、というかキャラカプ解釈があまりにも違うってのはコレ…orz
726風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 00:22:07 ID:F0hNMpsZ0
漠然とナリイシュだった自分を思い出した……
727風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 00:48:39 ID:OCmuA/Tt0
自分はカメイシュ好きだったな…
幽霊船での不良少年と余裕のあるおっさんのやり取りから
ユラニアから鬱になって帰ってきたイシュトを迎えるとことか
原作早めに脱落したけどアニメ次第でぶり返すかもしれない
728風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 05:44:30 ID:Z7zoEm2C0
マルコ×イシュトとか考えてた時期が
自分にもありました。
729風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 05:49:50 ID:zTa5Cufb0
グインは加藤絵で惹かれて買ってたから、第1部ノスフェラスからパロへ
双子が帰還するまでは夢中で読んでた。
だけど2部に突入する頃には飽きて、それまでの文庫は全部売り払って
しばらく離れてたんだが……
当り前だけど、100巻越えるなんて当時は考えてもいなかったし。


だけどこんな形で再会を果たすとは思わなかったよ。
本当に、早々に脱落したのが偶然とはいえ幸運だったんだよな。



730風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 07:39:16 ID:+hzRMN0V0
自分はグインの巻数=年齢というイメージを持ってる
それもあるホモの一生という感じで

10巻辺り 知る人ぞ知る、将来を嘱望される神童
20巻辺り 躍動感溢れる若者 異性の恋愛が一番輝かしい時
      選ばれし者の恍惚と不安我にあり
30巻辺り 仕事で業績を上げ未来は明るい 恋愛は落ち着いたもの
40巻辺り 仕事は順調で脂も乗っている時期 が、一部の人には衰えが見える
50巻辺り 本人は意気盛んだが、その言動に眉をひそめる人が増える
60巻辺り いきなりホモをカミングアウト 妻子を捨て2丁目にダイブ
80巻辺り 男の尻を追いまわす老醜ただよう哀れな残骸 昔の遺産で食いつなぐ
100巻辺り 植物人間 夢は荒れ野を駆け巡る 夢といってもホモ淫夢
それ以降  煉獄? 本人だけ生きてるつもり

 全部捨てちゃったからうろ覚えだけどあんまし間違っていないと思う。
 自分は123巻までなんとか読んだ。こころは50巻辺りで離れたけど。

ふと思ったんだけど、SF雑誌もBL雑誌も追悼特集とか組まないんだろうな
そしてそれが業界の本当の評価なんだろうな

731風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 09:08:26 ID:cMyVGmmk0
>>730
いや、さすがに追悼やるとしても、今企画段階でしょう。
半年くらいどこもやらなかったらもう一回それ言ってみていいけど。
732風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 09:29:08 ID:+PefGUAN0
昨日図書館行ったら、追悼コーナーが出来てた。
新刊や話題本置いてあるところの片隅に、評論本など一部のみだったけど。
全部置いたら場所ふさぎで大変なことになるしなー
733風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 09:45:47 ID:TWc5JgxdO
ダヴィンチとか、そのうちやるんじゃないの?
追悼 栗本薫
とか言って

あすこの若手読者は「誰?」
って感じかな
734風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 10:40:38 ID:3s37nXPe0
嫌な話ではあるが、本当に現役の作家なら、病状が思わしくない時点で
すでに特集の準備をしてるんじゃないのかな?
急死なら今企画立ててる真っ最中だろうけど、彼女の場合「準備期間」は
それなりにあったんだから。
735風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 10:58:28 ID:tLcvNPfT0
30周年だったこともあるし、平行して何か考えてたかもね。
続きを書く作家が決まったとか噂に聞いたけど、本当かな。

遠い昔ナリスは私も鬼畜攻派だった。
同人誌でイシュトを黒人奴隷にリンカーンさせたりしたのに。
夢オチとはいえ。
736風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 11:18:40 ID:xv132cn+0
そのあたりは準備していたとしか思えない報道の速さを見れば
何となく想像つくでしょ…。
737風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 11:23:45 ID:+GAyyhpx0
本屋の追悼コーナーはともかく、
あんまり雑誌とかが追悼特集早いと、死を待ってたみたいだから不謹慎、
みたいな業界慣例は無いのかな?お香典に新札入れちゃいけないレベルで

氷室冴子とか鷺沢萠とか犬丸りんの時ってどうだったかなー?
若くして亡くなった作家って、それぐらいしか思い浮かばないけど
738風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 11:41:14 ID:WGuTaZLS0
ID:+qC9hi+F0の発言あまりにも厨くさい
739風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 11:49:06 ID:WGuTaZLS0
>>736
温帯に関しては報道は遅かったよ
ニュース見慣れてないのかも知れないけど
740風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 12:15:58 ID:4c/PPNx0O
往年の人気作家、
という扱いなのでは
741風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 12:48:26 ID:xqGzDR/Z0
>>738
厨行為の前にもっとニュースを見ましょう

深夜に書かれた昼行灯のミク記事を見た友人から教えてもらったのが第一報
ニュースは昼には流れてたな
携帯の速報がどうだったかは知らん
742風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 13:08:38 ID:lcgjd6cL0
一報を2chでみかけたのが朝8時過ぎごろ。(極東板だw)
深夜の旦那のミクシ情報って事だったな。
WEBでニュースになったのが11時過ぎ。
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/090527/bks0905271113000-n1.htm
各社一斉って感じだった。
TVに流れた時間は見てないんでわからない。
むしろなかなかニュースにならないなあ…と思った記憶が。
743風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 13:18:43 ID:WGuTaZLS0
>>741
ID:+qC9hi+F0本人乙wwwwwwwwwwwwwww
テレビは昼、その前にwebニュースが11時台
どこが「準備してた」の?
あとで写真すら差し替えたニュースもあるっつうのに。情弱?
744風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 13:32:10 ID:wHwqe07mO
安易な本人認定は厨くさく見えるぞ

あと誰か草刈りAA持ってきてー
745風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 13:44:22 ID:xqGzDR/Z0
報道を準備していた発言は自分ではありません
大好きなID:+qC9hi+F0と脳内で解決して下さい
746風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 13:59:05 ID:fUhu3340O
しかし>>743ほど頭の悪い発言はVIPでも既女板でも見たことがないぞ〜。オカルトか?オカルトなのか?
747風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 14:03:06 ID:l4GsC4Ub0
SFMは現在、温帯前に亡くなった方々の追悼特集で
あっぷあっぷなので、温帯のは少し遅れると思うよ。
追悼特集ってコメント取るから作家数増えて大変なんだよ。

BLの方は、まあJUNEとかがちょっとでも追悼してくれたら御の字かな。
道場作家からコメント取って終わりくらいでいい。
748風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 14:13:19 ID:nfIcxP670
本屋2〜3軒行ったけど、あるかなと思ってた追悼コーナーがなくて
寂しかった…
749風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 15:48:38 ID:ooP7ya4Y0
世間的に御大ではなかったってことでしょう。
750風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 18:34:02 ID:o1U/h7uuO
新宿高島屋にある紀伊国屋書店には大導寺竜介が!えらい幅とってた!
751風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 18:43:52 ID:WJDuJrdf0
今月、伊集院シリーズのなんとかいうのが文庫落ちして出る筈だから、
それが平台に並べられる際にはPOPのひとつぐらいはつく本屋もあるかもしれない。
752風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 19:48:49 ID:+DIl+mZd0
ユリイカあたりはやるかもしれない
最近は精霊の守り人とか荒木ヒロヒコとかの特集もやるくらいだから
BLも何回もとりあげてたしなー
753風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 19:51:30 ID:u77kuY+hP
>748
GWに本屋をやってる旧友と飲んだとき、栗本薫がそろそろアブないんで
追悼フェアの準備をしといたらどうだろうと言ってみたんだが、
「必要ないでしょ」と即答された。世間の認知度はそんなもんなんだろう。
754風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 21:01:09 ID:+mKI53n+0
文春が取り上げてくれたよw

http://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/
訃報に書かれざる栗本 薫「ボーイズラブ同性愛小説」の教祖だった

今更そんなこと言われてもなぁ。
栗本薫読んだことないだろお前、みたいなw
755風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 21:35:26 ID:GGNnQ6Ca0
ちょ、翼は文藝春秋から出てるのにw
756風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 21:56:44 ID:VBPS8zUY0
賞貰ったんじゃなかったっけ?
757風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 22:10:48 ID:yFNesXSO0
BL読んでる世代にゃ「教祖?誰それ?」じゃないのかね。
つか、作品の内容によっちゃ、訃報に書いてもおかしかないと思うんだが。
「独特の耽美と背徳、退廃の世界で一世を風靡したカルト作家」とか。

>734
作家とか著名人だとそんなもんだよね。人は死して名を残す、で。
誰でも死は訪れるし「この人の作品を沢山の人に知って貰いたい!」ってなりそうな気がする。
「そろそろヤバいらしいよ」「へ〜」くらいだったんだろうな、やっぱり・・・・
758風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 22:26:28 ID:WVfjEP7e0
温帯の場合、華やかだった時期は初期の数年に集中してるからな…

群像新人文学評論賞(77年)江戸川乱歩賞(78年)吉川英治新人文学賞受賞(81年)
期待の新鋭!音羽キャンディーズ!ともてはやされたが、これ以降は賞には縁がなかった。
ライフワークのグインも予定の100巻まで行ったが未完。
薫くんシリーズは中断?終了?、伊集院シリーズも長く続いているわりにぱっとせず、
その後増えたヤングアダルト向けのミステリーもののレーベルからもお声はかからず。
演出家・脚本家として成功する予定が、借金ばかりが残り、返済のために描きまくりよけい筆が荒れる始末。

文壇では「(昔は)才気あふれる人」扱いなんだろうな。
759風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 22:36:29 ID:eFeczeQk0
>>758
薫くんシリーズは一応「怒りをこめて振り返れ」で決着というか着地はしているかな…
読了後、もう駄目だ…栗本薫が温帯になって見切った作品だけど。

やっぱ、よく言われてるけど手書きからPCに移行して筆が荒れたって感じ。
もともと推敲をあまりしない人だったのが更に脳内妄想垂れ流しというか
早くたくさん書くことはプロに必要な技量だろうけど内容があまりになかった…。
760風と木の名無しさん:2009/06/03(水) 22:46:07 ID:3Tra1Yo80
>>759
PCに移行した明確な時期ってわかりますか?
それまでに出た未読分を読んでおきたくて。
761風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 00:53:42 ID:2AGYqHqb0
相当早いうちから使っていたはず
PCっていうかワープロの時代?
ワープロだとしたら80年代半ば以降かな
時間が足りないからタイピングも物凄い練習したとかコメントしてるの読んだ気がする
762風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 01:28:52 ID:3enDG5xF0
>>761
ありがとうございます。
ちょうど私が離脱したあたりからワープロに
移行していたらしいです…
でもせめてグイン30巻ぐらいまで+最終巻は
追悼で読んでみようと思います。
763風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 02:11:52 ID:tXNawP4A0
>>762
乳がんの前後だから、90年あたりを境目にした感じだね

「アマゾネスのように」で、パソコンを買ってワープロを使いこなすために
四六時中「カタカタやっていた」、って書いている
それでもグインだけは手書きで続けようと思ってたけども、がんを患って以降
「自分の小さなこだわりで(いつ死ぬかわからないのに)グインを遅延させては
ダメだ」と、本人的には割り切って決意したんだそうだ

舞台に傾倒し始めたのもほぼ同時期だから、主犯を絞るのは難しいけど……
どれが、ってよりは相乗効果の惨物だったんだろうねえ
764風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 04:07:45 ID:toh7mRbx0
>>737
氷室さんの時は、古巣の集英・コバルトでは特に何もしなかった。
別の出版社から出した作品をアニメ化したスタッフ中心に
その出版社の刊行物で特集はあったけど。

訃報後の一冊目のコバには間に合わないのか
かつての執筆者や関係者のコメント原稿集め中かと思ってたけど、
書かなくなって長いためかその後も特集や追悼文はなかった。
品切れ多数の文庫の増刷もなかったのが悲しかった。
店頭に既刊が並ぶこともなくなっていたし、増刷もなく
追悼フェアをと思う人がいても並べるものがない。
同業者さんが掲載誌の近況でコメントを書いていたくらいかな。
765風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 07:43:30 ID:BlXt3Wpi0
氷室さんは10年以上作品を発表しなかったし
仕方ないと思う点もないけど
温帯は文字通り死ぬまで現役だったんだけどねえ
766風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 08:44:49 ID:zLsTM+920
>>764
えー、コバルトでも何もしなかったの?寂しいな

まあ、でも、温帯は、ちゃんと女性誌で追悼記事書いてもらえてよかったよね
週刊誌系のマスゴミを憎んでたみたいだけど、
晩年のメンタリティはまんま女性誌ノリだったし
767風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 09:08:07 ID:4yA5XaaK0
コバルトで特集見たような気がするけど?
ジャパネスクが載ってた号で。
768風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 13:27:50 ID:SPj+5ctn0
文春読んできた。
微妙なマンセーで目がすべるすべる。
ケーコタンと元JUNE編の人かなにかコメント。
後者が温帯を激ホメ。
すまん、レポできる気力がない…
769風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 14:02:03 ID:HFGRBXuL0
氷室儲怖いな。
こんなとこでまで情報操作するなよ。
ラノベのスレでコバルトの編集がお葬式手伝ってたって報告あったし
ちょっと時期開いたけど特集もあった。
あの時、亡くなったのに何もしないなんてって暴れてた人いたけど、
もし亡くなった直後に特集なりフェアなり組んでたら
死人で商売すんなって暴れる人が出たと思うよ。
770風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 16:45:16 ID:LyzFOafp0
コバルトが何にもしなかった説、根強いなw
氷室さんは独身だったが自分で身辺整理をして、すっきり逝かれた
友人とも最期まで誠実に付き合っていた
胸に穴があいたように悲しかったけど、氷室冴子らしいと思うことができた

別の意味でオンタイも実にふさわしい逝き方だった
771風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 20:07:36 ID:dTdxFbEmO
かっての筆力が無くなっていたとしても
どんな駄作になろうとも、良と透のその後を読みたかった

翼下巻で終わってればそれはそれで良かったんだけど
朝日と嘘はgdgd過ぎたから、逆に、
何とか収拾らしきものをつけてよ!
という気になってしまう
772風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 20:15:03 ID:No6GOKvw0
おくればせながら追悼も兼ねて「嘘は罪」読んだけど
ワルのときは「オンナをレイプしたりした」て言ってた忍が
数十ページあとには「SEX経験ない」って言ったり
風間がモノローグで「大衆音楽に憧れていた」って言ってたけど
翼のときはああいうものはあってもなくても同じって軽蔑してただろ
あと忍が最後に歌いたくないって言った曲の歌詞が酷い「くびったけ」っていつの時代の歌詞ですか・・・

長く書くのは確かに凄いかもしれないけど、整合性がなければその価値もだいぶ落ちると思うんですが・・・
グインとか読み返すと「死んだ設定」「のちに変わった設定」の骸がゴロゴロしててやりきれない
773風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 20:31:38 ID:4ih54QRy0
私も追悼兼ねて天狼星2を読んでみた。
一冊完結だしミステリならまだ大丈夫かと思っていたがプロローグで
既に死んだ。
文体も冗長、曖昧。「これはひどい」としか言い様が無い。
一ページめから「もちをのどにつまらせて死ぬ老人」とか、
格調高いミステリを志す正月の日常の描写がこれでいいのかと思う。
「じっさい」「よしあし」「いろどる」「ささやく」「しずけさ」
平仮名も多すぎです。ページが白すぎます。
字・・・・字数稼ぎじゃないよ・・ね。
774風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 20:47:09 ID:yirP9jc9O
まんま字数稼ぎでしょ?
どこかで温帯自ら「平仮名を多用すれば字数が稼げる」って書いてたの読んだよ
775風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 20:55:56 ID:PucjaZjT0
瞬間的に思ったことをそのまんま書く上、
ちゃんと読み返して矛盾点を直したりしてないと思われる。
そのためいくらでも長くダラダラ書ける上、
前書いた部分を忘れて、今思ったように書くのでgdgdに。
776風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 20:58:54 ID:iuVHFdYP0
字数稼ぎもあるけど、ワープロの変換機能を使いこなせてないんじゃないかと思う
勢いでキー叩くから、変換でスピードを止めたくないってのと、以前間違いを指摘されたから
無意識に変換を避けてたんじゃないのかなーなんて
777風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 20:59:19 ID:Q+Zei4N/P
道場か息子に夢中収録の講演会の中だったと思う、
漢字はひらいて字数稼ぎって指導。
そういうポリシーのもと、ワープロやパソコン導入してもなお
むしろ年を重ねるにつれてひらがながふえてきたようにおもわれる。
778風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 21:00:56 ID:JZSvIFK70
大体、温帯が速筆を誇れたのも、グインが全百巻を謳った超長期シリーズで
適当にヒキを作って以下次巻!でいくらでもつなげることができたからだろ
これが同じシリーズ物でも、全十巻や二十巻くらいの予定なら
伏線の回収やエピソードの消化を心がけて書かなきゃいけないから推敲も必須だったろうが
それでも熟れ続けたのはすごいと思うけどね、例え最後に残ったのがグインだけでも
779風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 21:02:29 ID:PF4/+4zc0
そんな字数稼ぎするのは夏休みの読書感想文くらいだw
780風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 21:08:53 ID:ioZrYFnV0
氷室さんは蒼い迷宮がどうなったのかずっと気になってたんだけど
続刊出たのかなあ
781風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 21:19:31 ID:oZ+sd0+60
字数稼ぎというか
「この位美しい」
「このくらい美しい」
位のところで目がとまってしまうのでやっぱより良いのは
下だよね的なことは言ってた記憶がある
まあ普通だよね
どのへんから目滑化現象おこしたんだろ
782風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 21:21:08 ID:4ih54QRy0
>>775
時間をかけて、思考を重ねたのち一気に書く自動筆記と、
脳みそ直結のダダもれは違うからねぇ。
783風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 21:22:17 ID:dTdxFbEmO
>>772
透が良に「どなたでしたっけ」ってされたの
コンサートの時と間違えてた人が過去スレにいて
それはテレビ局に行った時だよと皆から訂正されていたんだけど、
「朝日」の中で作者自らが勘違いしてるんだよね
あれって最重要エピソードじゃないんだろうか?

あと、透と良がセクスしそうな雰囲気になったけど雪子の訪れによって妨げられた…
みたいに書いてある箇所もあるけど、それも違うんだよね
雪子を追い返した後、何故か欲情→一線越える?→風間の電話で妨げられる
なんだよね

大して記憶力が良いわけでもない一読者でも
引っかからざるを得ないレベルの思い違い勘違い多数

うーむ
784風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 21:28:29 ID:dTdxFbEmO
〜に経験があるのは、〜の経験と〜の経験だけである。

「朝日」はもう、こんな文ばっかりなんですよ。
文が100あるうちの1つくらいなら気にもならないが…

流麗な文章ではなくストーリーで読ませる作家だとしても、あんまりじゃないかと。
785風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 21:33:37 ID:dTdxFbEmO
あー
つい愚痴がもれてしまいましたが
それでも、続きが読みたかったと言うのが正直な気持ちです。
そう思わせる話(キャラクター)を生み出したという点では、さすが温帯、だったのかも。

実際に続編を書かれたら、更に失望するだけだったかもしれないけどね。
786風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 21:36:56 ID:kbIhsFCO0
文章や内容は既に80年代発行の天狼星の頃からやばかったよね
まともだったのってほんの10年程だったのか?
787風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 21:41:53 ID:H0nlDDxU0
初期から言葉の選び方とか、そういう細かい部分は微妙だった印象。
文章や単語には元々さほど気を遣わない人だったんじゃないかと。
788風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 21:59:23 ID:PucjaZjT0
勢いというか、力業でグイグイ読ませるような感じだったな。
作者に語りたい夢や物語があり、読者も引っ張られついて行った。

後年はだらだらだらと垂れ流されるだけの言葉になってしまったが。
789風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 22:03:34 ID:NqwiIk1M0
最初っからふいんきで読ませる人だったんだね。
トワイライトサーガとか、今でも大好きだけど、読み直すと回収してない伏線だらけだよね。
でも好き。
トワイライトと優しい密室と美少年学の最後に載ってた短編、この辺はきっと捨てられないと思う。
790風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 23:05:22 ID:AROZqSzb0
>>780
蒼の、ね。出てないです。


昭和のうちから既に設定破綻や目滑りは起こってたけど、
それまでの勢いや提示された世界の斬新さに引っ張られてたから
波があるんだろう、いずれ戻るんじゃないか
などと思っていたのも今は昔。
791風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 23:16:19 ID:4WX0WOK60
グインは最初の頃はまだ漢字の当て方が複数ある言葉を選んで開いてた印象がある。
「たたかい」「からだ」「おもい」の類。
読者に選択肢を残したというか書き手が選択を放棄したというか。

しかしいつのまにか、ほんとうになんのいみもない、ただたまたまヤーンのいたずらで
たまたまウインドウズがたまたまへんかんしなかっただけのようないくつものかながきが
いくつもいくつもグインサーガのなかでかなでつづられるようになった。
792風と木の名無しさん:2009/06/04(木) 23:43:54 ID:LyzFOafp0
舌事件の指摘にムキーッときた果ての嫌がらせかと思ってた
これでもう文句言われないんだもんねーふーんだふーんだいいもんねー
って言ってそうな
それが出版物として許されたことのほうがどうかしてると思うけどね

>>780蒼のは現実の大事件と時期が重なったんで見送ったんじゃなかったっけ
793風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 00:24:27 ID:801mGtpW0
舌事件って何?
794風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 00:34:42 ID:uSUEnTvs0
>>793
ママイキ
巻頭文の本来は「翼の下」となるところが誤変換で「翼の舌」になっていたのを校正が指摘して原稿戻したら
温帯がキレて ママイキ と、そのまま訂正なんかするもんかとそのまま突っ込んだ。
重版時に訂正するとかいう話だったがその頃はもう劣化が始まっててなかなか重版かからなくなっていたので…
795風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 00:43:52 ID:XYkhWAJv0
>>792
この前氷室冴子スレ見たら、それは別の話のことだと書いてあった。
796風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 00:47:19 ID:NRzZSUZ00
それは普通なら「指摘してくれて助かったわ」なんでは?
そこでキレるって、理性がなくなってたんだろうか
797風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 00:48:14 ID:GBMP+Lwf0
ほんとに、切れるって意味がわからん・・・
798風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 00:50:49 ID:5LjE6hn60
編集風情がこのアテクシのミスを指摘?
きー!アテクシがまちがえたんじゃないわよATOKのせいよ!
アテクシのせいじゃないんだからママイキよ!ママイキ!
799風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 01:15:17 ID:2mXSE2wK0
サイトに関してもファイル名のミスかなんかで見えなくなってる所を指摘してくれたファンに対して
「間違ってるってわかってんなら、自分でファイル名なおしてアクセスせんかい
プロのトップ作家のアテクシが無料で見せてやってるものに対して文句つけられたくない」
みたいな信じられないキレ方してた覚えが……

文章の恐ろしいまでの劣化具合と合わせて考えるに、少し神経病んでいたのかもしれないなぁ
800風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 03:07:40 ID:+/E044NQ0
>>794
経緯を勝手に捏造するなよ
常々「作家には恥を書く権利がある」等、勝手な手直しを怒っていた温帯に呆れたのか
ついに巻頭歌でまで恥ずかしい誤字をやらかしたが「変換ミスだからワープロのせい。自分は悪くない」と言い張った。
それだけだろ。十分恥ずかしいけど。
誤字を直すのをいやがる、校正させないなどは主にこのスレで発生した都市伝説だ
801風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 03:41:13 ID:/Crdaygv0
校正から戻ってきた原稿に「全てママイキ」と書き込む
のだから確かに
校正「させない」ではないな
802風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 06:04:50 ID:iKHNGkOZ0
自分は透の家庭環境の変更(貧乏家庭だったのがいきなり金持ちの坊ちゃん)
が特にビックリした
あれ透の過去の初体験にまつわるせつないエピソードがからんでたのに
設定が変わったせいでなんか台無しになった感じ
(逆に良は坊ちゃん→普通の家庭に変わってたと思う。作者の思い入れが移ったせいなのか?)
803風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 10:57:44 ID:dp61E0FP0
そうそうアルバイトの大学生に無理矢理……ってのが
その後の透の性生活を固定させたんだよな
「せめて愛してるなりと一言あれば」ってのがかなしかった
それがまあいつのまにやら……
804風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 11:02:45 ID:dMRHhXrhO
>>800
指摘されたのにそのまま本にしたなら結果的に都市伝説でも何でもないじゃん
ワープロが悪いって打ったの自分だろ
自己愛の塊で世間知らずな人って凄いね

この人拉致問題についてもいらん事言って顰蹙かってたね
805風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 11:48:00 ID:rCuuYSGI0
>>800
温帯基本的に小難しい、あまりよく使われない古い言い回しとか好きだから、そういうの使ってたら、
そういう言い回しを知らない校正に何度も直されたり、
何だったら推理ものには致命的な部分が、本になった時勝手に変えられていて
その辺で根本的に校正を信用しなくなって「私の原稿は全てママイキだから!」という風になったと記憶している。
(これが追悼話なんかで出てたノーミス伝説の元になってんのかな?)
まあ、自分に置き換えても、同じ世に出るなら
勝手に直されて間違えられるより、自らミスしたものが世に出る事を望むよ

温帯、一度傷つけられたら徹底的に自分の殻にこもる人だから
結果的にひらがなだらけになったり、翼の舌になっちゃったのは勿体ない。
こういうのも、元編集の立場の旦那が何故納得がいくように説明してやんなかったのかと思う。
806風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 12:28:29 ID:fyisXfORO
>>802
父を早く亡くし、母が下宿を営んでやっと暮らしている家庭に育った透が
初めて手にした金額…云々…の筈だったのにね。
温帯は「父親が亡くなってから没落したのよ!」とでも言いそうだけれどね
807風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 12:40:01 ID:pdKVVO140
>>805
ママイキになった経緯は同じ物書きとして共感するし
自分も細かいニュアンスを勝手に直されて激怒したことがある
先輩から「物書きはそうでなくてはならない」と励まされたものだった

昼行灯や、劣化していってもマンセーを続けていた盲目儲にも遠因があるにせよ
作家が世間を熟知した社交家の交流厨でなくてはならないなんて法はないので(むしろ逆だ
そこから平仮名だらけになってしまうのは、温帯個人の病なんだろうね

にしても早川は校正がしっかりしてると思ってたんだが
「そういう言い回しを知らない」こともあるんだな
808風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 12:41:55 ID:VddW4QHM0
>>805
若い頃の温帯のノーミス伝説は、私の知人で校正の仕事していた人からも聞いたことあるので
誇張や誤って伝えられたものじゃなく本当だと思う。

若い頃の温帯が才女であったのは確かだから
たとえ行き当たりばったりで書き始めても、終盤に至る前に上手いオチが思いついて辻褄合わせる
ことが出来たり
記憶力も良かったから、構成や設定をメモっとかなくても大きな矛盾は避けられたり
注意力もあったから、誤字脱字も少なく、本当に校正の必要もあまりなかったんだろう。

でもそれらは温帯に永遠に与えられた才能ではなく、単に温帯が幸運にしてデビューが早かった
=ジジババ作家より若く脳みそが活発だった故の特権にすぎなかった。
だから、オチや構成練ってから書き進めるやり方に切り替えて行かなければ
若い頃のように上手くまとめられず徐々に話がgdgdになって行くのは当然だったし
注意力だって信じられないほど衰え、昔なら絶対やらなかった凡ミスやるから
若い時以上に慎重に見返した上、校正の人に協力してもらわなきゃ誤字も避けられなかったのに。

しかし、温帯は自分の衰えを認めず、若い頃と同じように出来てるはずという幻想に浸って
そういった努力を怠ったばかりか、ミスを指摘してくれる人にまで噛み付いて
批判に一切耳を貸さなくなってしまった。

その成れの果てが、「かつてのノーミス伝説」→「翼の舌」。
809風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 13:01:34 ID:eatqEaub0
批評と批判がごっちゃになってるというか…
彼女の中では批評まで行かない単なる「指摘」すらも、作品や自分への攻撃や否定と同義なんだよね。
ここまで過剰反応でなくても、結構こういうタイプは多いよ。
810風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 13:10:47 ID:rCuuYSGI0
>>807
多分、古くさい言い回しは推理もの関係だと思うよ。グインにも文脈関係なく突然はたた神なんて出てたけどね。

>>808
手書き時代だよね>ノーミス・辻褄
ワープロ導入して、手の速さに頭が追いつかないのと、
一度活字(フォントだけど)になったものが完成品に見えてしまうという戸惑いは導入初期の自分にもあった。
温帯はその違和感に気づいていたのか、それとも速さに酔ってその快感を優先してしまったのか…
811風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 13:22:58 ID:pdKVVO140
いや…なんていうか、温帯はやはり特殊だし、特化型なんだよ
>オチや構成練ってから
オチを決めて練ったところで駄作から抜け出れない人は大勢いるし
伏線回収を忘れて途中から脱線していく小説は山とある
担当がついていようと大ポカしてる作品もあれば、それでも名声を得ている大作もある

グイソは連載していたようなものだし、連載物はどんな作家でも行き届かないものだ
だけどそれをさらに斜め下に突き抜けてああもキャラが崩壊したセリフだらけの平仮名gdgdになった上
そのまま突き進んだのは、やはり温帯だけだと思うぞ。タグイマレだ
812風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 13:28:13 ID:s8QqXMIB0
作品への批判・疑問=作者の人格否定
みたいに受け取っていたからね。どう考えても別ものなのに。
小説道場では「批判に対していちいち言い訳しないで作品でのみ答えろ(大意)」
とか言ってたのにだもの(・ε・)

「小説は人なり」といった意味合いのことも言ってたけど、
アテクシの小説をけなす奴はアテクシの敵!ではなく、
作品にはその人自身が(隠したいことまでも)どうしようもなく現れてしまうってことだったはず。
まさに温帯自身が証明してくれちゃったんだもの(;ε;)
813風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 14:07:50 ID:rCuuYSGI0
小説は人とするとずいぶんどちらも穴だらけな訳で
そのほころびを自分のいいように繕おうとして
キャラや過去の捏造改変を繰り返したのかな〜。
関連性があるような無いような…。
過去のままのあなたがいいと言われてる事に気づいて過去を全否定…いやいや…
814808:2009/06/05(金) 14:54:54 ID:2mXSE2wK0
>>810
活字やフォントで見てしまうと間違いを見つけにくくなるというのは確かに感じる。
温帯の書くものに限らず、ワープロやパソコンでもの書く時代になってからの方が確かに
酷い誤表記の類は増えたような気もするし。


>>811
そりゃ、構成や設定練り込みは万能の呪文じゃないから
どんなに構想練ろうと駄作は駄作だし、予定からそれてってしまう長編は存在するよ。
(行き届かない部分があっても、作品の破綻にまで行かない作品もだ)

誰しも加齢により能力は低下するのだから、若い頃と同様に出来るはずがないという
その当たり前のことを温帯は自覚しなきゃいけなかったんだろうということ。
(若い頃のレベルを維持したいと思ったら、普通は加齢により衰えはじめた部分を補おうと
いろいろ工夫したり努力し始めたりするもんだからね)
だのに、温帯は自分の衰えを決して認めようとせず、全盛期の頃のやり方を変えようと
しないどころか、かえって頑なになってしまったことが、あの転落につながった。

劣化の落差の激しさと
元編集長の昼行灯はじめ誰もそれを止められなかった事と
どんなに劣化しようと(温帯の稼ぎに頼る家族のため)執筆を止める事は出来なかった事情が
タグイマレなだけで
劣化の方向自体は「勢いだけで新刊出しまくったと思ったら、やがてふっつり書けなくなって
しまう凡庸の同人作家」と変わらず、けっして特殊だったり特化型だったわけじゃないと思う。
815風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 14:58:00 ID:PoKZlkxV0
デュマ・ペールを尊敬してたよね

なんせ書き飛ばして前後の辻褄は合わない、
人のアイディア横取りして訴訟になっても「俺のほうが面白い」と開き直る、
「椿姫」を書いた息子デュマ・フィスのことを
「息子の書くものは説教が多すぎる」と一蹴する、
自分の戯曲を上演するための専用の劇場をこさえる、
グルメで巨万の富を美酒・美食ほか豪勢に使いまくり、
最後は劇場も手放し一文無しで死んだデュマ

一文無しにはならずに済んだ代わりに劣化したのかもなあ
816風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 17:16:22 ID:39gHfy2W0
どの巻あたりから>>791後半のようなかな書きになるんですか……?
グインのアニメ見て原作に興味を持ったのですが
アニメでやる範囲なら大丈夫でしょうか
817風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 17:26:07 ID:vV939fQu0
自分はトーラスのオロの件が片付くまで読んだが、他人にすすめられるのは
16巻まで。
マライア皇后好きなのでケイロニア編もまぁまぁ行ける。
50巻越えたら全くおすすめできない。
818風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 17:28:31 ID:uSUEnTvs0
アニメの範囲なら(たぶん)大丈夫。
ノスフェラス(五巻まで)からパロに舞台が移ると宮廷での駆け引き、恋愛模様が濃くなるから苦手な人もいるかも。
でも宮廷の陰謀だの海賊船でのアクションだの謎めいた島だの予言だの
いろいろテンコ盛りエンターティメントだから未読なら楽しめる部分は見つけられると思う
819風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 17:39:31 ID:+/E044NQ0
>>804
いや、だからな
「翼の舌」は別に指摘されたのをつっぱねたわけじゃないの
編集がやる気なかったのか無能だったのか気づいても温帯だと指摘したらもめると判断したのか
経緯不明だが恥ずかしい誤字のまま出版されただけなの
温帯はそういうのをすべい「ワープロソフトのせい」といっているの
「ママイキと突っぱねた」というソースはどこにもないの。ヲチスレとかの妄想なの。わかった?
温帯がこっ恥ずかしい人間なのは確かだが、事実関係の誤認は別問題だろ
820風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 17:47:51 ID:9TjmB8Im0
>>819
だからさ、以前校正を巡って編集とやり合った温帯は、それ以後態度を硬化させ
当時は校正チェック用のゲラが来ても中をろくに確認せず表紙にママイキと書いて
送り返すだけだった(表紙にママイキてのは温帯本人が以前サイトで書いてた筈)。
そういう状況で「翼の舌」なんてのが飛び出てきたから話題になった。
821風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 18:23:22 ID:HRmjRyKB0
確かに最近このスレでも温帯の言動を自信満々に捏造(妄想?)している人いると思うよ
ヲチ板で出た憶測をそのまま事実と混同しているのかも知れないが
劣化の原因を議論するのはいいけど事実を曲げるのは不味いだろうって話じゃないか?
822風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 19:01:08 ID:pdKVVO140
>>819-821
ごめん整理したい

・温帯が過去に校正ともめ、それ以後温帯はゲラをあまり確認せずにママイキと書いて送り返すだけになっていた
・「翼の舌」にも校正は入ったが、温帯はいつものようにママイキと書いて「中身を見ずに」送り返した >>801
・出版後、翼の舌発覚
・温帯は誤字誤変換についてはPan子さん事件の時に「ワープロソフトのせい」と言ったことがある

これがしだいに変化して、温帯は「翼の舌」の間違いすら受け入れずにママイキとして突っ返す人物となった
それはヲチ板の生んだ妄想である >>804
823風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 19:11:25 ID:dMRHhXrhO
了解です
824風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 19:45:11 ID:/Crdaygv0
中庭では
巻頭言は入稿が遅かったので時間が無く校正通さなかった
てのが公式見解だっけ?
825風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 19:46:32 ID:/Crdaygv0
あ、翼の舌の件ね。
826風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 19:51:07 ID:AfWUAr+C0
いくら校正を通さないからって
ふつうに編集者は見るだろうww
827風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 20:11:02 ID:amLevGsn0
頭こんがらがってきた。
わかったのは819がカナ打ちなんだな〜ってことくらい。
828風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 20:35:22 ID:yJEY4yi80
>>807
>にしても早川は校正がしっかりしてると思ってたんだが
>「そういう言い回しを知らない」こともあるんだな
ハヤカワ、校正がしっかりしているイメージなのか?

自分はミステリやSFの翻訳ものが多いから「翻訳家がしっかりしている」んだと
思ってたよ。訳すのに愛があるから辞書もバッチリ引くし、
下手に訳すとSFオタとミステリマニアがうるさいしなwwwww
ちなみに原稿料は大手に比べると安いってきいた事があるなぁ。
829風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 20:55:42 ID:ARPnB/SJ0
>>826
つうか、ママイキで著者校が戻ってきたら、編集者もそのまま通すしかないだろう。
温帯と「翼の舌」について話し合ったって、どうせ無駄なんだから。
温帯は作家は誤字脱字で恥をかく権利がある、というひとだから。
出版社には誤字脱字では字を書かない権利があるのは認めない人。
830風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 21:23:22 ID:fyisXfORO
出版社にかかせる恥については、考えたこともなかったんだろな
831風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 21:52:15 ID:yJEY4yi80
温帯の転機と言えば
「終わりのないラブソング」発売はレーベル的に
ビックリしたよ。
「え、温帯スニーカー文庫OKなの??」って
平仮名多くてSFやミステリ、少年少女向けなのに
その当時需要があったと思える「コバルト(集英社ジュブナイル)」
では書かなかった人でしょ?
新井素子とかはSFオタから「もうコバルトは卒業しませんか」的なこと
言われてたんだよね。
(でも新井素子は「デビュー当時拾ってくれたコバルトに感謝(大意)」って書いてた)
832風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 22:35:37 ID:xUiRwcRM0
「緑のナントカ」っていうファンタジー物は
コバルトだった気がする…うろ覚えでスマソが。
(時系列的にラブソング以前か以降か忘れたけど)

現代少女が異世界に迷い込んでフンダララっていう話。
初回が面白くなかったからそのまんま放置したけど
あれも未完だよね、きっと。
833風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 23:03:28 ID:AfWUAr+C0
温帯はコバルトで書いたことはない。
緑の戦士は角川新書判ハードカバー
834風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 23:16:06 ID:TmXkhyFT0
緑の〜は完結してる
835風と木の名無しさん:2009/06/05(金) 23:19:49 ID:xUiRwcRM0
あ、そうだったのね>角川
(自分が何の雑誌で初回読んだかも覚えてない)
836風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 00:07:38 ID:tcFOfOYw0
>>828
早川は海洋小説のボライソー・シリーズ改変翻訳事件とかあったから、作家や
翻訳者が「こうだ!」と言い張ったら、断れない会社という印象がある。

「緑の戦士」は図書館で借りて2冊(だったはず)読んだけど、出来損ないの
RPGみたいな話だった。或いは、温帯がRPGというものの話を聞いて「こーいうのが
今、流行なのね」と色々勘違いして書いた、あらゆる方面の萌えから外れた話。
高校生の女の子が主人公って、温帯が一番書けない設定じゃないかと思う。
837風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 00:45:32 ID:oadw/vu00
スレ違いぽいけど言わせてほしい。

フルハウス1のカメイシュ、ヤフオクのキャッシュで半ページほど読めた。
11歳のイシュトが自分で稼いで手に入れたんだと誇らしげに
簡素な自分の部屋をカメに見せるところで泣けてきた。

昔はたった半ページで暮らしぶりや気骨を感じさせられたのに。
838風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 01:00:58 ID:MwNVbQZM0
緑の戦士は角川のザ・スニーカーで連載、全三巻だったかな。異世界トリップもの。
温帯曰く昨今流行のRPGを意識した作品とのことだが、ゲームなんかしない人だし、
設定とかキャラとかは当時でもかなり古く感じられるものだったし、
主人公女子高生にしたはいいが掲載誌の読者層が丁度主人公と同年代かつ
当たり前のようにTVゲームやってる世代だから、悲惨というかなんというか……

角川の編集が頑張ったのか、女の子主人公で温帯のやる気が出なかったのか、
大きな問題もなく内容もなく、盛り上がらないままで終わった。
読了した人に粗筋きいても思い出されない可能性の高い、影の薄い作品。
839風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 01:06:43 ID:rCc3dRWF0
女子高生が主人公、といったら短編だけど「コギト」があったな。
周囲とうまくいかない、自我の膨れ上がった女子高生が世界の滅亡を望むが、
結局自分の方が破滅する話。
「優しい密室」も森カオルの女子高生時代の話でなかなかよかった。
840風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 06:23:35 ID:0YVE6UZR0
836
>>あらゆる方面の萌えから外れた話。
コーヒー返せwwwwww

「優しい密室」は私も好き。ルサンチマン克服の話だよねぇ。
後に森カオルを救ったのが伊集院(=昼行灯)だと思い感心した。
そして後に「森カオルが嫌い」発言にビックリ(あとがき)
「薫君」はよくて「カオル」はダメなんだ・・・。みたいな。
自分が女であること嫌いなんだとビックリ。
「パロスの剣」とかもあるし。

841風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 06:52:10 ID:0YVE6UZR0
836>>ボライソー・シリーズ改変翻訳事件
知らなかった、どうも有難う。関連HP読んだ。
翻訳家のレベルがここまで崩壊してるとは思わなかった。
昔の人間なんで、出版や書籍に関わる人間は知識人だと(編集・校正含む)
思っていたんだが、どうもそれは幻想のようだな。
そして温帯も・・・・。才媛だと思っていた時期が自分にもありました。

842風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 07:41:50 ID:uxIyqitG0
今も昔も翻訳は、案外間違っていたりするらしい…
843風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 10:16:18 ID:9AN5HVZ60
>>840
温帯のヤオイ論は、自分が女である事に何らかの障害を感じた人のためのもんだからなー
844風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 12:22:27 ID:vpCBZq2M0
温帯ってあの性格から言って、もし美人に生まれてたら女である苦痛なんて
一切感じずに「ほほほほほほほ男どもは私の足下にひざまずけ、
不細工女ざまぁwwwww」な人格になりそう。
845風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 12:25:20 ID:TtwL7/W00
小説も書いてなさそう>美人に生まれたら
846風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 13:54:57 ID:wlGa5HBLP

温帯のコンプレックスってルックスだけじゃない気がするから
美人に生まれてたとしてもそんなに変わらなかったと思う

それに、なまじ美人に生まれて、なおかつ他の女性を見下す性格の女は
歳とって美貌に陰りが見えてきたりなんかしたら、そりゃーもう凄いことになるよ
「ほほほほほほほ男どもは私の足下にひざまずけ、不細工女ざまぁwwwww」と
言って生きてきた自覚がある分
今度は自分が他の女から
「ほほほほほほほ男どもはもはや私のもの、元美人でもババアになっちゃざまぁないねwwwww」と
言われることになる恐怖と、そこからくる嫉妬に苛まれてしまうし
実際、美貌をはなにかけて他を見下し続けてきたような女はそういう仕打ちを受けるだろう

つまり病的なコンプレックスや肥大した自尊心は、それを克服しなきゃ、いずれは悲惨なことに
なるってこった
847風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 14:05:00 ID:Fvt1cl4O0

ほほほほほほアテクシ勝ち組! なことになる女は勘違い喪女と相場が決まってるじゃないか
若さや美貌がどうこうよりも全ての方向で勘違いしてる人間じゃないとあんなことにはならない

温帯は「コギト」から始まり、「コギト」に戻っていった人だと思う
理想化した美少女の正体をあばき、徹底的に不幸にするパターンは「優しい密室」にもうかがえるけど
あれは女子高生カオルが理解者と出会い、成長のドアを開く話だから支持されたんだよね
コギトの中で自分の醜さを象にたとえてなかったけ?(間違えてたらゴメン
あれってエレファントマンが元ネタなのかな
848風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 18:58:35 ID:Glin7l7H0
「コギト」って「滅びの風」収録かー。
「ゲルニカ」「火星人の大統領カーター」とかは読んでたけど
「滅びの風」は読んだ事なかった。今度読んでみるよ。
時系列的に出来は良い筈。
温帯の短編SFは好きなのも多いんだよなー。「黴」とか。

>コギトの中で自分の醜さを象にたとえてなかったけ?(間違えてたらゴメン
>あれってエレファントマンが元ネタなのかな
そうだとしたら自己嫌悪にも程があるな。あの映画はかなり悲惨だ。
そんな自己嫌悪が根底にあるとしたら、温帯の周囲への敵意も
被害妄想も頷ける。
そういえば、昔温帯が何かの後書きで「私はSF者から嫌われている。」
って書いてあってさ。?だったよ。
でも最近昼行灯の元配偶者が「SF者」だったことを知って長年の
謎がとけたー。インターネッツってすばらしい。




849風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 19:38:31 ID:X4nrbYlI0
>>844
ずいぶんとそれは意地悪い見方すぎる
850風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 19:50:01 ID:9ZLDM+3T0
確かに。
>>844みたいに、タラレバまでして
亡くなったばかりの人を悪しざまに言うのって、
人として終わってる。
851風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 19:52:06 ID:wKIwRJEh0
>848
温帯がSF者に嫌われていたとすれば
それは昼行灯の元配偶者のことではなく
温帯の書くSFが「もどき」にすぎないくせに
SF作家でございという顔をしていたせいだろう
852風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 20:02:35 ID:80GKyw5p0
読者の中にも温帯の影が見えるな。悪い意味で
853風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 20:39:42 ID:mP7VuOGGO
>>851
SF作家に知人がいるわけじゃないから
温帯が本当はどう思われていたのかはわからんけれど
公表された文章を読む限り、デビュー当時の温帯が嫌われてた様子は無く
普通に褒められてたと思ったけどな
同年代の若手では、高千穂遥の方が生意気だとはっきり批判されてた気がする
もちろん「若くして認められたこと」から来る当然の嫉妬はあっただろうし
「評論もミステリーもSFも書く」ということから「節操無しだ」みたいな
的外れの批判する人はいたようだけど
854848:2009/06/06(土) 21:20:49 ID:Glin7l7H0
>>851 >>853
処分してしまってもう無いんだが、「嫌われている」発言は
文庫本(「火星人の大統領カーター」かな?持ってる人いない?)
の後書きなんだよ。848では言葉濁して書いたけど、
「一の日会」うんぬんって書いてあって「私はSFの人に嫌われている」発言。
個人的にグインなんかのヒロイックファンタジーよりも好きだったので
「何で”評価されない”って思うんだ?」って思っていた。
ちなみに筒井康隆のエッセイで「もしもSF王国があったら」みたいな
話で温帯は女王様だったキガス。王様が小松左京で筒井自身は悪徳宰相、
みたいな。もう20年以上も前の話だからうろ覚えは勘弁してくれー。
855風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 21:26:04 ID:8cLnHBuh0
あの有名な「SFに汚い手でさわるな」のことじゃないの?
昔はSF専業作家以外がSF書くのを嫌うファンも多かったからね
当時の温帯の勢いなら、鼻で笑い飛ばせそうなもんだけど
ずっとこだわってたみたいだから何か琴線に触れるものがあったのだろう
856風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 21:33:14 ID:Zh2rIVnC0
SFじゃないが、歴史系が好きな友人は、なんにでもホモを出すから書いてほしくないと
バサラ読んでガッカリしてたな、そういえば
857風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 22:03:24 ID:0V7oJh/10
つまり、実際SF者に嫌われていたかどうかは不明だが
温帯自身が「SF者に嫌われている」と思っていたと言うことか?
858848:2009/06/06(土) 22:15:20 ID:Glin7l7H0
>>857
そうそう。SF者って毒舌家も多いから(ある意味温帯も毒舌だし)
なんで気にすんのかと思っていた。
ジュネ方面では神扱いだから、耐えられなかったのかもしれない。
「小説道場」も温帯の言っていることはいいんだけど
門弟との関係(温帯の立ち位置)が微妙に読んでて苦しかった。
・・・そろそろ名無しに戻ります。
859風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 22:15:25 ID:Fvt1cl4O0
庇うわけじゃないが「汚い手でさわるな」は普通にひどい言葉だと思うんだけど
ばい菌じゃあるまいし
容姿コンプレックスとあいまって、ブスだと言われたくらいの威力はあったかも
860風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 23:14:18 ID:m2PVmpsv0
>>854
筒井康隆、SF王国だか宮廷だかでの栗本薫は「浮かれ女」と書いてた気がする。
王女が新井素子、山尾悠子が祈祷師だったか。

SF者に嫌われたといったら、太陽風交差点事件としか思えないけど
それ以外にも何かあったのか?
861風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 23:17:19 ID:BEHaHhfh0
あの当時のSF者には原理主義者が多かったみたいだし、アフォなこと言う人も結構いたのかもね
(結局そのせいでジャンルごと廃れたんだけどな)

SFの定義については今だに禁句っぽいし…なぜかバトルが始まるから…
862風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 23:24:05 ID:oadw/vu00
>>860
違うよ、「若いのにやり手だから魔女と噂されている女官長」ですた
863風と木の名無しさん:2009/06/06(土) 23:49:02 ID:G4Rm9EcS0
>854
「一の日会」は、「一」のつく日にどこかの喫茶店で例会をやるファンサークルで
(月に3回例会)、その有力メンバーは平井和正の「超革命的中学生集団」に
実名で登場している。昼行灯は「超革中」には登場していないが、有力メンバー
だったらしい。
で、昼行灯の元妻も一の日会のメンバーで、アイドルっぽい位置づけだったのが
例の略奪婚で昼行灯と別れ、直後に太陽風交点事件が起こった、という
時系列だったはず。
一の日会の有力メンバーだった横田順彌が後に離婚したのも、遠因に昼行灯と
温帯の略奪婚事件があったのだ、というウワサを聞いたことがあるが、これは
ググったくらいでは詳細が出てこなかったのでよく知らん。
864風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 00:23:19 ID:IH/uta4QO
>>862
腐女と読み間違えた
865風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 00:37:09 ID:pAgc8wfe0
>>859
それ単体で書くと確かに酷い表現だけど
他の人も言ってるように、当時のSF者の間では
そのぐらいキツい言い回しは当たり前みたいな
感じだったんだよ

だから略奪婚以前に温帯がSF者から嫌われていたなら
もっとボロクソに言われまくってたはず
866風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 01:52:56 ID:Ghg4fR7h0
>>851
センスオブワンダーに欠けるということなのかな
分かるような気もするけど
867風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 02:25:43 ID:T4q73M6x0
温帯デビュー当時に、大学SF研に居た婆だが、
「SFに汚い手で触れるな」は、SFイズムという半分同人誌みたいな雑誌で
書いたのは、学生ライターだったと思う(現物持ってるが行方不明なんでスマン)
当時のSFファンダムじゃ、嫌われていたというより低く見られていた感じ
評論については「論理性もなく好き勝手書いているだけ」で
小説はハードでもハイファンタジーでも無い、論理的整合性の薄い
センスオブワンダーの無いい話を書く人という感じ
温帯デビューは、欧米では活躍しているSF作家は全て女性といわれていたのに
日本SF界に女性作家が片手で数えるくらいしか居ない頃で(その後数年で、一気に増えたけど)
女性だというだけで目立ってる面もあったから、やっかみもあったと思う。
SF大会で下手なバンドで演奏したりとか、とにかく「はしゃいでる」感じが気に障る人も居たと思う
(もともとがSF界は男尊女卑の傾向が強い。唐沢俊一なんかやっかんでる人の典型だと思う)
当時、グインサーガを読むのは、恥ずべきことという雰囲気があった
太陽風向点事件で、中堅以上のSF作家が大挙してハヤカワ離れたし
その元凶との不倫結婚も、評判が悪くなる要因だった
良くも悪くも、目立つ人だったんだよ
868風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 02:30:23 ID:T4q73M6x0
>>867は、1980年頃限定の話ね。
その頃から、SFファンダムにアニメから入ってくる人が増えて
ハードSF偏重主義みたいなのが無くなり、かなり雰囲気が変化した
869風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 02:40:04 ID:lo5DwkGm0
>>867
>評論については「論理性もなく好き勝手書いているだけ」で
>小説はハードでもハイファンタジーでも無い、論理的整合性の薄い
>センスオブワンダーの無いい話を書く人という感じ

男尊女卑の気風が強かったんだろうし、やっかみもあったんだろうが
温帯の評価そのものは間違ってない気がするな
それでも読ませるだけのパワーと勢いはあったね、昔は
870風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 04:34:36 ID:/wz/GtMg0
>>868
そのころって、「女性はSFファン足りうるか」なんて議論が大真面目に語られたりした。
まあ、SFは白人男性のものと言ってしまえは、終わりなんだけどね。
871風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 06:38:06 ID:NgcnMhvo0
>>867>>870
ありがとうございます。
当時ライトにSFが好きだった自分は、そんなふいんきと事情を読み取れず
温帯の言動に「????」ですた。

>>SF大会で下手なバンドで演奏したりとか、
SF大会にも憧れてた。しかしその頃からバンドやってたん、温帯。
ジーンズのインチ数が小さいのを誇ってた理由も、
なんとなく分かってきた。「こーゆうアテクシ」っていうのが
あって、それに合わせようとしてたんだねぇ。
872風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 11:06:46 ID:Ghg4fR7h0
当時はスターウォーズブームがあって
にわかSFファンが山のように出てきたから
オタクの土壌として新規&ライトお断りな雰囲気があったのは否めないかも
873風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 17:01:56 ID:uogMIPRg0
しかしアメリカでは大御所アシモフが「SFとは『おいおい、まだそんなものに
はまってるのかい?』小説であった」と自嘲し、ディックが純文作家に「我が同業者、
F.K.ディックへ」とサインを貰った事を「これが他作家のSF作家に対する最高の礼節だった」
と笑い飛ばし、日本でも漫画になると手塚治虫が「僕や石森(章太郎)君でも、SFを
描きたいというと編集者に嫌な顔をされます」とこぼす、そんなSFなのに
日本の作家だけがかような特権意識に酔っているのも珍妙な話ではあるな。
874風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 17:23:34 ID:pEQPSfAI0
筒井康隆・星新一・小松左京あたりはまさにアシモフ達がそう言ってた同時期あたりに
「士農工商犬SF」と自嘲してましたがな。
特権扱いしてたのはそこに入って群れたがる若手達だよ
875風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 17:42:39 ID:g1rn+QkJ0
いまやその若手達、即ち日本SFですから。

ネット時代になって群れたがり気質内輪体質が更に増長、
それに比例して品質は劣化の一途…
正直、今の自称SF者中堅作家・ヒョーロン家に
温帯を見下せるだけの仕事してる人がどれだけいるのかと。
星雲賞もいまや身内で賞回して内輪受け、としか言いようのないレベルだし。
876風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 18:40:37 ID:LzMIMDjc0
そうやって自分の職業をことさら賎業であると貶めるのって特権意識の裏返しという気もしないではないが
877風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 19:15:04 ID:4gW222Kz0
SFとJUNEって何か似てるね。
定義づけ厳しくして敷居高くして、ライトユーザー排除したがったところとか。
裾野は広い方が山つーか山頂は結局高くなるんだけどなあ。
ま、ラノベとBLの興隆に乾杯しよう。
878風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 19:15:46 ID:T/ROiMvXO
特権意識っても
「ちょっと席を外すと、そいつの悪口大会になるのがSF者で〜す」みたいな自虐ネタは
他者に対して攻撃に向かうタイプの特権意識よかずっと害が無いよ
つーか、SF者に限らず自意識過剰になりがちなヲタの職業病みたいなもん
879風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 19:24:10 ID:LZD/LTZd0
>876 は >874のあげた作家の発言を実際に読んで言ってるの?
だとしたら何を読んだのか教えて欲しい。

私はいくつか読んでるけど、
> 自分の職業をことさら賎業であると貶め
てるのはひとつもなかったな。
環境がどうであろうが自分らは書きたいもん書くぜ!という気概が感じられて
好ましい感じだった。
(それを思うと温帯世代SF作家の身内意識や内輪ホメ体質はホント鬱陶しい…)

あ、そういえばアシモフのは読んでないな。けど、アシモフってそんな卑屈な人だったっけ?
880風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 19:31:59 ID:MT9U5yER0
日本でSFがメインストリームにならなかったのは、その内容以前にそうした
排他的コミュニティが忌避されたからなんだろうなあ。
あの頃の温帯の短編SFは面白かったんで、残念だ。

>>867
> とにかく「はしゃいでる」感じが気に障る人も居たと思う

温帯って「ハマりたての痛い腐女子」みたいな、周囲の空気読めない言動を
とるから、その雰囲気分かるような気がする。そうやってあちこちで顰蹙かって
どんどん内部にこもるようになっていったんだよな。小説もそれにあわせて
面白くなくなっていったから、これも本当に残念。
881風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 19:40:38 ID:vYbootaW0
>874 「士農工商犬SF」と自嘲してましたがな。

これは「当時のSF人の自嘲まじりの口癖だった。SF作家のホームグラウンドはSFマガジンであり、
星新一を別にすると単行本は早川書房からしか出せない時代があったのである。」が元みたい。
単に売れない分野の小説家である自分を皮肉って表現しているだけで、特権意識なんて無いはないよ。
882風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 19:49:12 ID:uogMIPRg0
>>879
アシモフのはエリスンのアンソロジーの寄稿。
で、卑下でも特権意識の裏返しでもなく、アシモフ博士やディックが言ってる時代
(30〜60年代)のアメリカにおけるSFの位置付けは本当にそうだった。
ドラッグストアにペーパーバックが置いてあるだけで本屋にはないレベル。ヴォネガットJrなんかが
若者中心に爆発的に売れ出して、ようやく普通の小説扱いされはじめたのが60年代だった。

まあアシモフが「おいおい、あんな戯言を本気にしてるのかい」小説だったと
言ってるのは30年代で、本人はその後キャンベル時代に入ってレベルが高くなったと言ってるんだけど。
883風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 19:50:40 ID:NgcnMhvo0
むかし、朝まで生テレビの部落問題で
野坂昭如が「士農工商SF作家」って発言(多分冗談で)して
夜中に大爆笑したことを思い出した。
884風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 20:31:02 ID:T/ROiMvXO
同類の自虐ネタに
「士 農 工 商 小説家 マンガ家 編集 アニメーター」
というのもあったよw

現在の感覚からしたら、そういう自虐ネタ自体、自慢の裏返しに感じられて
ウザいと思う人もいるのかもしれないけど
マンガ家も小説家も今よりずっと不遇で、実際扱いが酷かった時代の
半ばしゃれにならないネタだし
885風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 21:06:53 ID:paJavwGx0
>882
SFもハードボイルドも不遇だったねえ
チャンドラーでさえ評価されたの死んでからだしな。

まあ、そういう自虐ネタを口にしたのが唐沢、大森、東あたりなら
>878 の解釈しか思いつかないわけだが。
886風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 21:29:06 ID:/fp6WB3Q0
>867
バンド酷かったんだ・・これもネットがなかったらバレなかっただろうな。
当時の温帯って、小説もエッセイも書けてロックに詳しくバンドもやってる才女って位置づけだったもんな。
あの頃ってロック聞くだけでも結構お金かかったし、バンドなんてある程度都会でお金持ちでないと無理だったから
キーボード弾いてる温帯の写真がちょこっと載ってるの見て凄いことしてんだ〜って思ってた。
887風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 21:50:48 ID:T4q73M6x0
>>886
言葉が悪かった。スマン。酷いってことは無かった。ちゃんと聞けるレベル。
メンバー覚えてないけど脇はそこそこの人で固めてたはずだし。
>>885
オタキングなんか、あの頃から、差別ネタの密室芸を公の場所でやって
抗議されると「しゃれの分からない人」って相手を馬鹿にしてたよ
あの世代で目立ってるのは、そういうのが多い
888風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 22:06:30 ID:GJJPEDOg0
そういえば推理小説も社会派の台頭で本格が衰退してた頃だなあ
丁度金田一が流行ったんでそこから回復期に入ったんだっけ?
それでも温帯が乱歩賞取ってから新本格が出るのには10年くらいある
タイミングは本当に良かったんだな
889風と木の名無しさん:2009/06/07(日) 22:09:37 ID:DJI3JaMo0
あの世代、というよりあの世代 以降 なんじゃないかな
相手を馬鹿にすることで自分が優位に立っている つもり になる
というおめでたい思考回路。
しかも周囲を身内で固めて集団でやるという。
自分の言動の責任くらい自分ひとりで引き受けろ、と思うけど
それができないからとにかく常に集団行動。
仲良きことはよきこと哉 それがSF界の鉄則です(´・ω・`)
890風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 00:24:27 ID:glcN3D4g0
>>889
新しく始まったジャンルはそうやって他者と自分を厳しく分けていないと
立ち上がれない感があるんじゃないかな。

JUNEは>>877が言うようにライトユーザー排除したがってたとは思わなかったけど
SFはスペオペすら排除して「純粋SF」にこだわる人がいたわけで。
オタキングはその「純粋SF」に真っ向から反旗を翻した最初の若手wだよ。
そうやってSFは浸透と拡散を繰り返し、「純粋SF」の人は少数派になったという。
温帯はその過渡期に来た人だった。
自分は、当時男のSFファンが「新井素子少女」は認めるくせに「栗本薫魔女」は認めないのを見て
なんでだろうと思っていた。
栗本薫の持つ女の生臭さは、男には理解できない所があったんじゃないかな。
まぁ、あきらかに既存作家の二次作品みたいのも書いてたけどね。
891風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 00:38:14 ID:cxnuz3pU0
温帯の小説は内向的というか、温帯っていう一つの枠があってその内側で完結してる
ような作品ばかりだったから、温帯枠が好きじゃない、興味ない人にとっては読めなかった
んじゃないかと今になって思う。SFとかミステリじゃなく「ジャンル:温帯」みたいな。

昔は、方向性が内向きでもその枠(温帯自身)自体が大きくなれば問題ないと思ってた。
でも、そうはならなかったね。
892風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 00:52:46 ID:y7lWQlFE0
>>890
>>オタキングはその「純粋SF」に真っ向から反旗を翻した最初の若手wだよ。
そういう言い方すると聞こえはいいけど、別にそんなことはなかったよ
日本人作家でハードSF書きは当時から少数派だよ、筒井も平井も半村もヨコジュンも違う。
一人一ジャンルと呼ばれて、書き手の方はセンスオブワンダーがあればw何でもあり状態。
拘っていたのは、作家でも翻訳家でもない「ファン」と呼ばれる人たち。
その「ファン」には、当時既にかなりライト層が混じって来ていたけど
未だにラノベはいくら面白くてもSFとは認めないって頑張ってる「ファン」も居る
>>栗本薫の持つ女の生臭さは、男には理解できない所があったんじゃないかな
新井素子は当時アイドル扱いだったから、話の内容だけで認められていた訳ではないけど
温帯は男だけでなく、SFファンの女性にもSFとしてはあまり認められてなかった
あくまでSFかSFで無いかという話であって、面白いか面白くないかって話ではないので、
グインファングループには男性も沢山居た。
893風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 01:15:06 ID:Kml5jNLp0
新井素子は「怖くない」けど温帯は「怖い」と思う男の人がいてもおかしくない。
理由は作中にすさまじい「怒り」があるかないか・・・・
他者、特に男性に対してね。
894風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 01:44:55 ID:173Sf7zB0
>892
ジャンル内部でバトルを繰り広げるのは作り手じゃなくてファン層なのは
今も昔も変わったこっちゃないな…

しかし温帯のSFが「なんかちがう」と思う感覚はわかる気がする
うーん、何が違うのか言語化するのは難しいんだが
895風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 02:02:46 ID:TySQlxfnO
>>893
自分以外の女性に対する侮蔑も
896風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 06:26:35 ID:nf3UTbP90
温帯はミステリの人でもSFの人でも時代小説の人でも純文学(評論)の人でも、
もちろん演劇の人でも音楽の人でもなかった。なれなかった。
確かにタグイマレではあるが、悲劇的な一生だったと言えなくはない。
本人はその状況を薄々気づいていて、その悲劇性に酔っていたフシもあるが。

ちょっと思ったんだが、今の宮部みゆきのポジションが温帯の理想としていた
境地なのかもしれない。温帯って宮部について言及していたことって
あったっけ?
897風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 09:03:51 ID:Solo71ck0
宮部みゆきは温帯のねたみの対象ではなかった気がするなぁ
「緑の戦士」じゃないけど、宮部みゆきの方はゲームに詳しいし
温帯よりも才能あるし、いまの若者層にも歓迎されてる
温帯の言う「今、流行の(宮部みゆきその他)」は、負け組の遠吠えなんだよね
自分だけは今流行のちゃらいものなんか創ってないんだぞ!ってあたり
見苦しい選民意識丸出しで笑ったが

理想としていたポジションは「青い血」だった。モリマリね
同じ毒舌でもモリマリみたいな江戸っ子の啖呵とユーモア、山の手の品格をあわせた精神的貴族や
ナンシー関のようなドライな切り口でからっと揚げるなんて芸当、この人には無理なんだがw
自分がナリヌのようなお姫様扱いされないとアリになるという人だから、
誰とも付き合えないと思うよ
898風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 12:35:25 ID:T5ahuWLg0
モリマリは贅沢貧乏以外は糞だったな
899風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 16:04:05 ID:n0uksLhbO
宮部はただのルポを小説風にアレンジするのが上手いだけの人って気がする
900風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 17:53:42 ID:cr8ndIKW0
宮部は時代小説はうまいぞー
温帯など足許にも及ばんで
901風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 18:00:41 ID:3xtsBhXZ0
「今危険な愛に目覚めて」っていうタイトルの、温帯が選んだいろんな作家の短編小説集を読んだ
川端康成とか江戸川乱歩と一緒に温帯の書き下ろしも載ってたんだけど、
なんというか・・・ひどい。
小説道場のせいもあって、全盛期の温帯は文章だけは上手いと思いこんでたんだけど、
本物に混じると、なんかこう、陳腐というか・・・
主人公の美少年の魅力の無さもすごい。
昔の温帯はそれなりにすごいと思ってたんだけどな・・・
902風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 18:08:20 ID:0op+/DgP0
>>901
川端康成・江戸川乱歩・赤江瀑・司馬遼太郎・筒井康隆・連城三紀彦・宇能鴻一郎・小松左京・森茉莉

文章力も美意識も、比肩できると思う方が…ねえ……
でもこの場合「いいネタを探してくる嗅覚」をほめるべきなんだと思う
自分にたいした才能がなくても審美眼はあったからこそ、若い頃は
二次創作のような一次創作でファンをつかんだんだと
903風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 18:14:47 ID:4BCxtMLr0
その本、どんな話が載ってたかだいたい覚えてるのに
温帯の話だけが見事に記憶がないw
どんな話だったっけ?
904風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 18:34:07 ID:3xtsBhXZ0
好事家栗本薫の元へ、ある日全身焼けただれた男がたずねてくる。
その男が、自分がなぜそんな姿になったかを、回想形式で説明する。
自分は元々は、誰もが一目で魅了されるような究極の美少年で、
外界とは隔絶された森の中に、養父、ばあやじいやと共に住んでいた。
養父は奇形の不気味な男で、美少年は養父を忌み嫌い見下していたんだけど、
お約束的に養父は美少年に変質的に執着している。
それというのも、美少年の母親が許嫁だった養父を裏切ったことから、親子二代に渡る妄執だったからだ。
そしてある日、少年生い立ちを話そうとしたじいやとばあやは養父に殺され、
美少年はついに養父に犯され、嫌悪感と快楽の混じった一年間をすごす。
やがてフラっと美少年を助けにきた父の友人も殺され、裏切られて絶望した養父は館に火を放つ。

というような話なんだけど、この美少年が酷くて。
ひたすらナルシストで、ひたすら奇形である養父を忌み嫌ってるだけ。
養父は美少年を喜ばそうとしたり、少しでも好いてもらおうとするんだけど、
美少年はそういうのもすべて見下してる。
その性格の悪さにヘドが出るくらいだった。
むしろ養父のほうに同情した。
905風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 18:36:21 ID:5QwUIbQj0
読んでるはずなのに、まったく記憶にございません
906風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 18:49:09 ID:4BCxtMLr0
>>904
ありがとう。
私も読んだはずなのにまったく思い出せない。
かすりもしないよ。
907風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 18:51:35 ID:SSA2+KXs0
>>904
良くも悪くも温帯らしい話だな。
「このキャラが悪役! 嫌悪感を抱くような人物!」と温帯が
意図して描写するキャラは、しばしば主人公格よりもマシに見えるという。

しかし自分も読んでる筈なんだがまったく思い出せん…
908風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 18:52:36 ID:vEYaEYlf0
同じくw
でも、そのアンソロは珠玉だと思う
自分的には温帯の作家としての最高傑作は小説道場初期の巻とこのアンソロだと思っている
(ただし温帯自身の作品は除く)
909風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 18:53:12 ID:/OXzAOAW0
温帯はこういう「誰からも愛されるが誰も愛さない孤高の美少年」
みたいなキャラに自己投影して描いてるつもりでも、
実際の心情はアリとか「報われない思いが妄執と化す」キャラに近いので、
なんか「書き割り的美少年」になってしまい今いちなできに。

アリなんてあっさり殺さずネチネチ活躍させればおもしろくなりそうだったのに。
ハードラックウーマンの殺される女とか、温帯はそっちを掘り下げるべきだったと思うな。
910風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 18:54:22 ID:3xtsBhXZ0
>>906
私もすぐ忘れると思う。
読後感も悪いし、何一つ新しさが無い話だったな。
それっぽいネタを適当にツギハギしたような話だった。
というか、温帯の短編の前に江戸川乱歩の短編が載ってたんだけど、
それと一部のネタがなんとなく被ってた。
背の低い奇形が出てきたり、生首が出てきたりするところが。
話の筋が似てるわけじゃないんだけど、印象的な部分が被ってるので、
せめて掲載順を考えろよと思った。
911風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 19:00:58 ID:3xtsBhXZ0
>>908
アンソロが最高傑作って、悲しいな・・・
でも本気で、あの頃の文章だけは本当に上手かったと思ってたから、
なんかすごくショックだった。
912風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 19:02:57 ID:UmByTG+t0
>>901
宇能鴻一郎の作品の記憶だけが色鮮やかによみがえったよ!懐かしいな
温帯がこの本で紹介してくれなければ、ただのポルノ作家だと今でも思ってただろうな

すごいよ、こんなことで、温帯の業績について考え直せるとはw
913風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 19:38:13 ID:5QwUIbQj0
このアンソロを読んで、大島渚が映画つくってるしね
914風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 19:48:03 ID:TLNl2Wgn0
あのアンソロに入れてた作品、ヒキ/トカゲの三部作目なんだっけ。
前の二作に比べても酷い出来で、陳腐で面白くない蛇足。
何で選りに選ってこんな作品を選んだんだろう。
好みのズレはあるにしても、レベル低すぎないか、と思ったよ。
915風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 19:50:16 ID:3xtsBhXZ0
そうか、温帯は編集者が向いていたのかもね。
いろいろ間違ってしまわなければ、やっぱりすごい人だったのかもなあ。
916風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 19:52:17 ID:gVsh0G8C0
縁の下の力持ちなんて温帯一番嫌いな役回りだもんな…
917風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 19:59:25 ID:qTcbw7Ls0
>>914
蝦蟇をどうやってヒキと読むんだとか
85年出版のアンソロにどうやって93年に出た本の三部作目が収められているんだとか
いろいろとツッコミどころの多いレスですね
918風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 20:03:50 ID:+N7wZGVd0
>917
その三部作って温帯が10代の時に書いたんじゃなかったっけ。
本になったのはずっと後だけど。
919風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 20:11:05 ID:SSA2+KXs0
ぐぐってみたら
>「蜘蛛」初出:アンソロジー『いま、危険な愛に目覚めて』(集英社文庫)収録の「侏儒」を改題。
という一文が引っかかった。
この蜘蛛ってのが>>914の三部作目ね。
920風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 20:13:14 ID:K8Dk/5up0
>>915
すでに世に出されている名作傑作を編纂するのと
作家と二人三脚で作品を作り上げていくのとは違うと思う
でもアンソロのラインナップを見ていると、少しでも耽美臭のする作品には
広くアンテナを張り巡らせていた若き日の温帯の姿がかいまみえて、ちょっと微笑ましい
921風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 20:27:57 ID:gZesZCXy0
編集者というより監修者向きといえないこともないが
それも若い頃の読書量を維持してればこその話なわけで

本読まないテレビない新たな引き出しを一切増設しない方向になっちゃったらもう…
922風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 20:35:52 ID:G5/6sI6R0
>「今危険な愛に目覚めて」
尻に割り箸入れてた話しか覚えてない

アニメのグインは、マリ薄が別人のビジュアルなので、今の原作とは別物として楽しむ事が出来そうだ
弟同士のほのぼのが見たいんだ…!
923風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 20:36:10 ID:71IluUmg0
腐女子の鏡だよねぇ
猫も杓子も机も椅子も
全て色眼鏡で見てしまうと。
・・・・温帯、いっそのことジュネのみを極めていたら
ここまで落胆されなかったんだよねぇ。
ミステリ風のジュネも、SF風のジュネも、ヒロイックファンタジー風のジュネ
も書ける存在として、神だったかもしれん。
924風と木の名無しさん:2009/06/08(月) 21:40:43 ID:SbZZ0jT40
>>913
前髪の惣三郎=ご法度?
925風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 00:43:54 ID:Rr7Sspna0
落胆されないっていうか
落胆される前には尊敬されるっていうステップが必要で
そのステップすら踏まれないで終わったと思う
温帯の書くジュネ物はそんなに売れないと思うぞ
926風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 00:53:15 ID:Gacb1evs0
だって温帯って

・どこから見ても可愛くて可憐な僕が
・一方的に熱愛されて、ひどい方法で抱かれて
・何の快楽も感じず、苦痛に耐えるけなげな僕

ってパターンばかりなんだもの。
あれはエロでもないし耽美でもないと思うんだな。
927風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 01:04:01 ID:S/OuCxdd0
なんとなく温帯のキャラで精神的に幸せなエロを
二次創作で書いてあげたくなってしまうな。
928風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 01:14:05 ID:rtc/2daP0
多一郎×涼萌えだったが、最初はともかく、少し経ってからは、肉体的にも精神的にも
幸せもあるカップルだと思っていた。ここを読むまではずっと。
時々多一郎が気まぐれにドSっぷりを発揮することはあっても、涼を快楽で泣かせて楽
しんだりもしてるんだろうなー、なんて思ってたよ。
2千年も生きてきて、相手を楽しませることもできないド下手だなんて思いたくねーべ。
929風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 01:38:42 ID:dt9F8YvV0
>>928
私も涼が気持ちよがってアンアンしてるに違いないと
脳内変換してました。つか、誰かそうだったんだと言ってくれ。
だって、たーさんは涼を愛していたし、愛ってそういうもんだよね?あれ?
930風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 03:53:39 ID:A7StH0Zy0
928のラスト1行www
多一郎はちゃんとSな床上手で、涼が困り果てるぐらい
気持ちよくさせていたんだよ。当たり前じゃないか。
931風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 06:15:32 ID:dt9F8YvV0
>>930
ありがとう。これで眠れる。
932風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 08:34:39 ID:PyC67xAD0
>>930
優しい嘘つき
933風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 08:56:15 ID:/CZXY7ZH0
いくら温帯公式で受攻双方気持ちいい幸せカップルになれたとしても、
通信教育講座みたいになっちゃったら目も当てられないから、いいんじゃない?

温帯だってあと10年も長生きできてたら、受の前立腺の存在を思い出してたかもしれないし。
>>930が嘘つきかどうかなんて、誰にも分からないよね
934風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 09:30:58 ID:RHV7lGcF0
>>930
多一郎乙
935風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 09:41:00 ID:PyC67xAD0
>>933
事実上終わってるも同然の小説の中で起きてる事が全てなんだから
もし温帯が生きていて、
未来に温帯がどういう境地に至ろうとそれは全く関係ない。
小説の中身について「〜って未来に書くつもりだったんだろう」なんて
たらればは全く意味をなさない。
936風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 09:46:34 ID:ZZIBCf9r0
蛇のオスには人間の、しかもオスの性感なんて知ったこっちゃなかったんだよ…
937風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 10:18:19 ID:+UkAX+RF0
涼は薬づけだったんだから普通に気持ちよかったんではないかと思うけどな
938風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 10:48:02 ID:776yES1D0
>>926
最初からSM小説ならそれが公式テンプレなんだけどね

エロについては読み手の個人的な感覚に左右されるから
温帯のやおいでも萌える人がいるならそれでいいんじゃないかと思う(棒読み)
「好きだ」「好きだよ」ばかりが愛でもエロでもないんだし
温帯は両思いになってからがどうも下手だよね
「モテモテの特別な小鳥さんとその他」という構図に流れ込むからだろうか
939風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 11:36:15 ID:r6lB/Mj70
>>938
まあ、くっつくまでが書いてて楽しいってのはあると思うけどねw
自分が一番ウヘァなのは、結構特殊な温帯の801趣味「のみ」が正義で他はダメってやるところだな。
ただでさえ何が正しいなんてないものなのに、自分のヤオイだけが真実で高尚でって…おいおいって感じ。
何事も他sageしないではいられない人だったとはいえ、カンベンしてほしかった。
940風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 12:25:25 ID:H8ejyAH3O
>>938
SM小説なのでは
941風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 12:26:48 ID:H8ejyAH3O
>>927
書いてください
942風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 12:30:39 ID:H8ejyAH3O
透さんと良さんは「ひたすら耐える」じゃないのをやってらしたみたいですが
ダメっすか?
943風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 15:05:55 ID:S/OuCxdd0
801板らしくなってきたw
944風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 16:36:19 ID:Z1U37ifG0
心底>>928さんと同じ気持ちだったんだが、
もしかしてマジで違うの?
>>930さんが優しい嘘つきだなんて信じたくないんだ

蛇のダンナは涼を愛してた、よね?
945風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 16:58:48 ID:9zQKu5B10
愛してたでしょ
だから最後の最後で自分は涼を守れなくて結局絶命させてしまったことを後々まで悔やんでいるじゃないか
セックルが気持ちよかったのかどうかは知らんよw
946風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 20:00:06 ID:CYy/gfpU0
それって、涼の皮をかぶった何かなんだろ。

あれって作者夫婦の生まれ変わりだしな。
947風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 21:04:18 ID:9zQKu5B10
>それって、涼の皮をかぶった何かなんだろ。

意味がよく分からない
涼は暴徒の手によって嬲り殺しにあって死んだんだよね
多一郎は側にいれなくて守れなかったことをしばらく引きずっていたわけだから
そこに愛はあったんじゃないの?それとも自分の思い違いだったか
948風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 21:23:06 ID:0rOn87Vq0
そういや涼の正体はドロドロのなんかだったっけw
イド?
949風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 21:23:48 ID:rtc/2daP0
涼が死んだあたりを書いていた頃は、まだ、作者夫婦の生まれ変わりがどうの、
なんて言ってなかったんじゃなかったっけ。

涼の生首を見つけた多一郎と加賀先生の会話は好きだった。
950風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 21:39:06 ID:LOYdVcxm0
>>948
イドだっけ?
たしか生命の母体となる星みたいな説明があったような気がする
涼のなかから命が生まれて宇宙に散っていくみたいな

そして多一郎は涼を愛してたと信じてる
華子が涼を殺す直前に助け出した頃にはもう甘アマな感じじゃなかったっけ?
今までオープンだったのに涼と楽しんでるところは他のメンツには絶対に見せないとか
書いてあったし
951風と木の名無しさん:2009/06/09(火) 21:46:27 ID:z2URHRz30
途中からおかしな方向に進んでったからなあ
普通に地球上の話だけにしてほしかった
目が滑って段々読めなくなったよ
952風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 00:00:33 ID:IjlUKlM/0
茨木が嫉妬に狂って涼を解き放して、結局涼が死ぬんだけど
それもベタだからこそ、泣けたところだ。
涼はあそこで儚く死んだ。人間の命はかくも脆く、
そして愛は生きることになんと無力なのかと打ちひしがれる多一郎。
彼は命限りある人間と恋に落ちた異形だった、でいいよ・・・。

涼は生命の源!井戸だった!!とか、本当にいらなかったです。
ああ、いまさらなことをウダウダと。ごめん。
953風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 00:51:37 ID:rcqNDj2k0
でも涼は初期から先住者じゃないけどなにかよくわからない力を持ってるか、保護を受けてる
みたいな表現をずっとされてて謎を引っ張ってたからなあ
むしろ、あんなにあっけなく死んだことに驚いたよ
NYで多一郎相手に強制的に自白させたりしたときは涼の覚醒キターと思っただけに
死んだあと首なしで動き回ってても、生き返るのかな?と期待してた

954風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 01:53:08 ID:dt4QDW020
なんか良くワカランが
ちゃんと両想いのハッピーエンドだなぁと、2部の最後で思ったよ
訳わからなすぎでイランという気持ちも分かるがw

つか1部から結構なラブラブだったと思うけど
栗本作品の中じゃ、多一郎×涼って
相当幸せなカプなんじゃー
955風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 01:57:27 ID:5PD7LICR0
多一郎×涼が好きだった人に質問なんだけど、
13巻〜20巻はカップル欲目ありで、ほんの少しでも
読んでよかったと思えましたか?
二人の再会とかありました?
12巻まで読んで曖昧にFOしてしまったので、どうしようかと悶々と。
956風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 02:01:00 ID:/exhEtc10
それまで結構萌えてたんだけど、あの涼の死に方は
単にデビルマンと美樹をやりたかったんだろうなあ、と思って萎えてしまった…
957風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 02:07:47 ID:5PD7LICR0
デビルマン知らなかったお陰か、
多一郎が涼の首を拾うところは、
ものすごく好きだった…そこがピークすぎて
2部2巻以降を読むべきか躊躇っちゃったんだよね。
958風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 02:46:18 ID:emqPd/LW0
>>955
自分は正直、13〜20巻は読まなくても良かったかな〜と思った
でも後半のあのカプの方が好きな人もいるかも知れないので何とも…

再会?は最後の最後にある事はあるよ
現世的な意味での北斗多一郎と伊吹涼としての再会はないけど
959風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 03:35:40 ID:5PD7LICR0
>>958
ありがとう。2部の最後に一応の再会はあるんだね。
954さんも2部の最後のことに触れてるし、
もう最後のお布施だと思って、突っ込むことにするよ。
クトゥルフ好きだから、なんとかなる気もするし。
960風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 04:13:14 ID:qLnMyOuE0
正直なところ、涼とか多一郎好きよりも
クトゥルフ好きの方が第二部は辛いと思う
なにあの気のいい話せるハゲタコ
961風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 04:24:11 ID:b/eFuoW30
「・・・とまぁ、こういうわけなんじゃよ」
みたいなしゃべり方してなかったっけ?クトゥルフ様が・・・ww
962風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 04:39:44 ID:mpajHsVx0
「わしゃクスルフというものじゃよ」はまた別の作品だっけ
963風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 05:33:09 ID:vbkCFmSp0
温帯が本当に御大ファンだったのか実は疑問に思っている
いっぱしの通を気取れる(当時は)アイテムぐらいにしか思ってなかったんじゃないか?
ファンならではにやりとするような小ネタを仕込んだりとか、そういうのなかったよなー
964風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 07:46:21 ID:VCLuSEYu0
何に関してもそうだったような
965風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 10:16:25 ID:3Thqf6R60
デビルマンと美樹もそうだけど、気に入ったものを作中に取り込むのが巧かったんだろうね
なのに「これは私が最初に書いた」と天才顔をするから何重にもたちが悪い
嵐の船上で危なくなったイシュトにリンダが両手を広げて駆け寄るシーン、
あれもまるっと何かの作品の抜書きだと知った時には、言葉もなかった
パッチワーク能力よりも本人の素顔と実力が出てくるようになったら、あの墜落ホヒィ
966風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 10:30:48 ID:MF+FXxch0
イシュトにリンダが両手を広げて駆け寄るシーン

あそこ大好きだったよ…。
具体的に何と言う作品からの抜書きか知ってたら教えてもらえる?
967風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 11:10:57 ID:qmEcJHWC0
ドジさまのあんじぇりくじゃなかったっけ??
「それを人は恋とよびますのよ」の方だっけ??
すまん、曖昧で。
968965:2009/06/10(水) 11:51:55 ID:3Thqf6R60
ゴメンそれが分からんのだ
「アラビアのロレンス」ほど有名な作品じゃなかったせいか聞いてもド忘れした

感化を自分の中で消化しないでパズルのピースをはめこむようにしてそのまま使う人だから
過去の遺産が尽きた時が作家生命の終わりだったんだと思う。
グイソ外伝の迷宮やミイラ作りはワルタリの「エジプト人」からのいただきだし
元ネタを知る人ほど温帯のオリジナリティを疑問視してただろうね
969風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 15:10:52 ID:PRkzSFdX0
あのシーンに限っては、ドジさまのアンジェリクではなかったと思う。
原作もマンガも夢中で読んだけど、全然気づかなかったから。
でも、その他のシーン、特にフィリップ関係はいいだけナリスに転用されてたね。
だから、フィリップが好きだった分だけ、ナリスには好意持てなかったな…。
970風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 15:36:30 ID:gIIZHil/0
>>968
イリスの石のミイラ造りの描写がやけに精細だったから
絶対元ネタがあるなと思ったよw
温帯はほんとにまんま使うから、面白いように元ネタが分るんだよな
971風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 17:31:13 ID:6ZmqKzdK0
アラビアのロレンスもホモ映画だったな
972風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 19:19:24 ID:wIVttbR30
ロレンスは単なるホモとかたづけないでほしい
973風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 19:54:12 ID:p3yIumsq0
>>966
「それは何という少女だったろう」
という台詞は、読んだ当時に元ネタが分かった。
どの作品かは思い出せないけど、多分ドジさまだと思う。エメラルドの海賊あたりかも
当時は、パクリと思ってげんなりするのではなくて
温帯はわかってて本歌取りしているんだと思って楽しんだ覚えがある
アムネリス、エメラルドの海賊の姫将軍のイメージで読んでたなあ
974風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 20:52:40 ID:6ZmqKzdK0
>>972
ホモじゃなかったらなんなんだ
975風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 21:12:08 ID:qGILX4jN0
ドS?
ムチ打ちプレイ趣味のある人だが…
976風と木の名無しさん:2009/06/10(水) 21:19:47 ID:rcqNDj2k0
>>975
ロレンスってMじゃないの?
わざと傷を作って喜んでるイメージが…w
977風と木の名無しさん:2009/06/11(木) 00:21:22 ID:aT5SCxeY0
>>973
自分は本歌取りで、他人はパクリ呼ばわりだもんなー
(しかも実態は単なる言いがかり)
ここまで面厚かましいダブスタはめったにねーよ
978風と木の名無しさん:2009/06/11(木) 00:45:26 ID:841JCVFp0
この人、二次創作も否定してなかったっけ?

その数年後にドジ様にナリス描いてもらって喜んでたけど
979風と木の名無しさん:2009/06/11(木) 10:55:56 ID:EhEYED6v0
>>978
否定っていうか、プロになりたいなら狭い同人二次業界でセンセイごっこしてたら駄目だ、というようなことを道場で書いてた。
言いたいことは分からないでもないけど、(全てではないが)二次者はプロ目指してるわけじゃなく、キャラへの愛でやってる事の方が多いから、感覚がずれてるなーと思った。
道場=プロになりたい人向け、と考えれば「道場」という場所でそういう発言するのは間違ってなくもないけど…
しかもその後自分自身が狭い箱庭センセーごっこでマンセーされて、駄目になっていった過程を見ているともう…
980風と木の名無しさん:2009/06/11(木) 11:07:59 ID:IbkzP8Uq0
箱庭マンセー状態でも内向的でも質を落とさない人はたくさんいる
本人に才能がなかったんでしょ

ダブスタというよりは自分を特別視してるから、その場その場で
「あたしはアンタ達とは違うんですからね!」って訴える人なんだよ
ヤオイを擁護したかと思えば、結婚した途端「アンタ達まだ処女なのねpgr」に変わったのもそう
何かっちゃ選ばれし自分とその他の不幸な愚民におきかえたがる強弁は死ぬまでそのままだった
981風と木の名無しさん:2009/06/11(木) 11:51:44 ID:CkPkHfG40
>>976
ロレンスはMだったけど
ホモにレイプされてからドSに目覚めたんじゃなかったかな
982風と木の名無しさん:2009/06/11(木) 11:53:00 ID:YKdQDhoB0
先生ごっこじゃなく
賞をいくつもとってTVにも出た売れっ子作家なので
全く間違っておりません
983風と木の名無しさん:2009/06/11(木) 11:53:10 ID:CkPkHfG40
>>980
温帯にかぎらず結婚した途端に態度が豹変する女っているよね
すごい上から目線になるというか
984風と木の名無しさん:2009/06/11(木) 12:45:34 ID:oqRFzMZ00
>>983
いるいる。そういう人に限って容姿がちょっと残念というか。
見てる方が恥ずかしいからやめて欲しい。
985風と木の名無しさん:2009/06/11(木) 13:15:26 ID:4/LoPUiT0
>>982
初期が華々しかっただけに晩年は寂しかったね。
賞にも式にも縁遠くて一番最近のは自分でセッティングした銀婚式でしたか。
986風と木の名無しさん:2009/06/11(木) 14:12:11 ID:98bor4QO0
流れぶた切り質問ですみません。
主人公の女の子がアイドルの追っかけやってて、基地外ストーカーに粘着されて
最後は殺されてしまう話のタイトルをご存知の方、いらっしゃいますか?

アイドルが共演者のゲイにゴカーンされて相手を殺してしまうとかも話の中にあった気が
するんですが、記憶が曖昧です。話の湿り気具合から多分温帯小説だったと思うんですが。
勘違い・質問スレチでしたらヌルーしてください。
987風と木の名無しさん:2009/06/11(木) 14:19:06 ID:x60A+He10
「あなたとワルツを踊りたい」かな?
自分もウロだけど。
988風と木の名無しさん:2009/06/11(木) 14:34:34 ID:98bor4QO0
>>987
そのタイトルでググってみた所、その小説でした。
ありがとうございます!
そしてスレ汚し申し訳ありませんでした。
989風と木の名無しさん:2009/06/11(木) 19:39:27 ID:gcub30oG0
>>986
それ読んで思い出したけど、温帯のマヨ天とかjuneとか読んでた学生の頃は
ゲイはみんな強姦するもんだと漠然と思い込んでたっけ。偏見だよなあ。
990風と木の名無しさん:2009/06/11(木) 20:06:55 ID:tF70Nz5f0
次スレ立てました
一応、1に温帯が亡くなったことを入れておきました。

【天下】栗本@温帯【万敵】〜ここは神楽坂30丁目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/801/1244718363/
991風と木の名無しさん:2009/06/11(木) 20:19:05 ID:lYWuTU2o0
>>990
乙です!
992風と木の名無しさん:2009/06/11(木) 20:43:15 ID:c8opHPW90
スレ立て乙です。

よその板で見かけたんだけど

>・「パロへの帰還」(16巻)は最初5巻のタイトルのつもりだった
>・5巻(辺境の王者)のあとがきで、「パロへの帰還」を10巻と予告してる
>・確かその「パロへの帰還」のあとがきだったと思うが、「『豹頭王の誕生』に30巻までにたどり
 着けなかったら、300巻でも完結しない」旨を書いている(実際にたどり着いたのは70巻)

なんだーかなり初期の時点でグインの100巻完結はないって
温帯自身が書いてたのね……( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
993風と木の名無しさん:2009/06/11(木) 20:47:37 ID:YKdQDhoB0
まだまだイベントあったんだろうな〜
ナリスとかスーティーとか言ってなければさ
994風と木の名無しさん:2009/06/11(木) 21:15:58 ID:CkPkHfG40
>>989
まぁ外国の性犯罪はゲイの強姦率が高いらしいが・・・
995風と木の名無しさん:2009/06/12(金) 00:14:42 ID:RFIz3uGp0
>982
温帯が取った賞って、ド新人が公募する形式じゃないのは吉川英治新人文学賞だけで、
これもその後に吉川英治文学賞の方を取り直さないとイマイチ価値がない。
デビュー直後の受賞ラッシュの後、直木賞とか推理小説協会賞とか、一定のキャリアを
積んだ後に評価される賞を一個も取ってないのがイタいな。
996風と木の名無しさん:2009/06/12(金) 01:33:09 ID:eidYY1920
>>990
乙です

直木賞は本人狙ってたらしいが(しかもレダでと聞いて唖然とした)
候補作にも上ったことないよな
デビュー直後の勢いを思えば、ゆくゆくは……と思うこと自体はおかしくないが
そのために精進する方向に行かないのがまた温帯らしい
997風と木の名無しさん:2009/06/12(金) 01:38:20 ID:sgWTArwS0
受賞歴とかドラマ化等メディアミックスされた作品リストとなると
かなり寂しいことになるんだよな、温帯。
特に受賞は作家活動初期に集中しているから…
998風と木の名無しさん:2009/06/12(金) 01:44:45 ID:zJnN+3qe0
温帯合掌……グインは自分の都合の良いように完結させておきますね。
999風と木の名無しさん:2009/06/12(金) 02:05:23 ID:hbGRKujd0
最終刊に俺達の戦いはこれからだ!って書いておけば
問題ないような
1000風と木の名無しさん:2009/06/12(金) 02:05:46 ID:hbGRKujd0
1000
10011001
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   ;;;   :::: .. ゞ.
;;;; ,,, 、、   ,i'         ○
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このスレッドは桜にさらわれました。
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