. ___ ___ ___
(_ _)(___)(___) / ̄ ̄ヽ
(_ _)(__ l (__ | ( ̄ ̄ ̄) | lフ ハ }
|__) ノ_,ノ__ ノ_,ノ  ̄ ̄ ̄ ヽ_ノ,⊥∠、_
l⌒LOO ( ★★) _l⌒L ┌'^┐l ロ | ロ |
∧_∧| __)( ̄ ̄ ̄ )(_, _)フ 「 | ロ | ロ |
( ・∀・)、__)  ̄フ 厂 (_,ィ | </LトJ_几l_几! in 801板
 ̄  ̄
◎ Morara's Movie Shelf. ◎
モララーの秘蔵している映像を鑑賞する場です。
なにしろモララーのコレクションなので何でもありに決まっています。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ || |[]_|| | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ || | ]_||
|__[][][][]/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ̄ ̄ ̄| すごいのが入ったんだけど‥‥みる?
|[][][]._\______ ____________
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ || |[]_|| / |/ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.|| |[]_||
|[][][][][][][]//|| | ̄∧_∧ |[][][][][][][][].|| |  ̄
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ || | ( ・∀・ ) _ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.|| |
|[][][][][][][][]_|| / ( つ|8l|.|[][][][]_[][][]_.|| /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(__)_)
前スレ
モララーのビデオ棚in801板45
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/801/1232483900/ ローカルルールの説明、およびテンプレは
>>2-9のあたり
保管サイト(携帯可/お絵描き掲示板・うpろだ有)
http://morara.kazeki.net/
★モララーのビデオ棚in801板ローカルルール★
1.ノンジャンルの自作ネタ発表の場です。
書き込むネタはノンジャンル。SS・小ネタ・AAネタ等801ネタであれば何でもあり。
(1)長時間に及ぶスレ占拠防止のためリアルタイムでの書き込みは控え、
あらかじめメモ帳等に書いた物をコピペで投下してください。
(2)第三者から見ての投下終了判断のため作品の前後に開始AAと終了AA(
>>3-7辺り)を入れて下さい。
(3)作品のナンバリングは「タイトル1/9」〜「タイトル9/9」のように投下数の分数明記を推奨。
また、複数の書き手による同ジャンルの作品判別のためサブタイトルを付けて頂くと助かります。
※シリーズ物・長編物の規制はありませんが、連投規制やスレ容量(500KB)を確認してスレを占拠しないようお願いします。
※感想レスに対するレス等の馴れ合いレス応酬はほどほどに。
※「公共の場」である事を念頭にお互い譲り合いの精神を忘れずに。
相談・議論等は避難所の掲示板で
http://s.z-z.jp/?morara
2.ネタ以外の書き込みは厳禁!
つまりこのスレの書き込みは全てがネタ。
ストーリー物であろうが一発ネタであろうが
一見退屈な感想レスに見えようが
コピペの練習・煽り・議論レスに見えようが、
それらは全てネタ。
ネタにマジレスはカコワルイぞ。
そしてネタ提供者にはできるだけ感謝しよう。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ネタの体裁をとっていないラッシュフィルムは
| いずれ僕が編集して1本のネタにするかもね!
\ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| . |
| | [][] PAUSE | . |
∧_∧ | | | . |
┌┬―( ・∀・ )┐ ピッ | | | . |
| |,, ( つ◇ | | | . |
| ||―(_ ┐┐―|| |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
| || (__)_), || | °° ∞ ≡ ≡ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
3.ネタはネタ用テンプレで囲うのがベター。
別に義務ではないけどね。
テンプレ1
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| モララーのビデオを見るモナ‥‥。
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| きっと楽しんでもらえるよ。
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ ヒトリデコソーリミルヨ
| | | | ピッ (・∀・ )
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
テンプレ2
_________
|┌───────┐|
|│l> play. │|
|│ |│
|│ |│
|│ |│
|└───────┘|
[::::::::::::::::MONY:::::::::::::::::]
∧∧
( ,,゚) ピッ ∧_∧ ∧_∧
/ つ◇ ( ・∀・)ミ (` )
. (⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒)
| ┌‐^──────────────
└──────│たまにはみんなと一緒に見るよ
└───────────────
_________
|┌───────┐|
|│ロ stop. │|
|│ |│
|│ |│
|│ |│
|└───────┘|
[::::::::::::::::MONY:::::::::::::::::]
ピッ ∧_∧
◇,,(∀・ ) ヤッパリ ヒトリデコソーリミルヨ
. (⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒)
| |
└────────────────┘
テンプレ3
,-、
//||
// .|| ∧∧
. // 生 || ∧(゚Д゚,,) < みんなで
//_.再 ||__ (´∀`⊂| < ワイワイ
i | |/ ||/ | (⊃ ⊂ |ノ〜
| | / , | (・∀・; )、 < 見るからな
.ィ| | ./]. / | ◇と ∪ )!
//:| | /彳/ ,! ( ( _ノ..|
. / /_,,| |,/]:./ / し'´し'-'´
/ ゙ / / / ||
| ̄ ̄ ̄ ̄ |,,./ / /,!\
| | / `ー-‐'´
| | ./
|_____レ"
,-、
//||
// .|| ∧∧
. // 止 || ∧(゚Д゚,,) < やっぱり
//, 停 ||__ (´∀`⊂| < この体勢は
i | |,! ||/ | (⊃ ⊂ |ノ〜
| | / , | (・∀・; )、 < 無理があるからな
.ィ| | ./]. / | ◇と ∪ )!
//:| | /彳/ ,! ( ( _ノ..|
. / /_,,| |,/]:./ / し'´し'-'´
/ ゙ / / / ||
| ̄ ̄ ̄ ̄ |,,./ / /,!\
| | / `ー-‐'´
| | ./
|_____レ
テンプレ4
携帯用区切りAA
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
中略
[][] PAUSE ピッ ◇⊂(・∀・;)チョット チュウダーン!
中略
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 僕のコレクションに含まれてるのは、ざっと挙げただけでも
|
| ・映画、Vシネマ、OVA、エロビデオとかの一般向けビデオ
| ・僕が録画した(またはリアルタイムな)TV放送
| ・裏モノ、盗撮などのおおっぴらに公開できない映像
| ・個人が撮影した退屈な記録映像、単なるメモ
| ・紙メディアからスキャニングによって電子化された画像
| ・煽りや荒らしコピペのサンプル映像
| ・意味不明、出所不明な映像の切れ端
\___ _____________________
|/
∧_∧
_ ( ・∀・ )
|l8|と つ◎
 ̄ | | |
(__)_)
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 媒体も
| 8mmフィルム、VCR、LD、ビデオCD、DVD、‥‥などなど
| 古今東西のあらゆるメディアを網羅してるよ。
\_________________________
|__[][][][]/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ̄ ̄ ̄| じゃ、そろそろ楽しもうか。
|[][][]__\______ _________
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ || | |/
|[][][][][][][]//|| | ∧_∧
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ || | ( ・∀・ )
|[][][][][][][][]_||/ ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | |
(__)_)
>1乙
11 :
鳳 粕×和歌:2009/02/16(月) 17:17:43 ID:yVhU91JG0
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 芸/人 オー/ドリーの粕×和歌だモナー
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 二人のラブラブエロ話だってさ
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ああ・・また俺はこのポンコツに体を委ねてしまった・・
人の道に外れてると思いつつコイツのペースにノマレテイク・・
「あっ、、、ッツ、、もう、、止めろよ、こんなっっ・・」
さっきまで粕画の部屋で飲んで少しガードが緩くなってたんだ。
そうだと思いたい。俺そんなに酒弱かったっけ??
そんなことを考える暇もなくこの相方はどんどん俺の体を侵食していくのだった。。
「明日は久々のオフですね和歌囃子さん。」
「ああ。」
最近TVの収録、ライブと立て続けに仕事が増え、俺が言うのもおこがましいが
このころは以前の俺らからは考えられないほどメディアに露出しており
色々と急上昇中と言わざる得ない状態だ。
当然オフの日も少なくなり、年中風邪っぴきの俺としてはうれしい悲鳴ではある。
「粕画の部屋で飲みませんか。居酒屋よりやすく飲めますし¥」
・・・どこまで行ってもコイツのどケチはとまらない。
「ああいいよ。。じゃあコンビニでも寄っていくか。」
そしてビールチューハイつまみを買い込んだ俺らの足は粕画の部屋に向かった。
今日は久々に寒い日だった。そしてコイツの部屋にはエアコンという文明の利器は
ついておらず。まあ、必然的にコタツで暖をとる。
俺はそもそも無口で、気の置けない人の前だとそれに甘えて自分から何かを発信することは
少ない。当然今日の酒宴もそんな訳で二人でボケっーとTVを見ていた。
「和歌囃子さん、今日は結構のんでますね?なにかイヤなことでもあったんですか?
粕画が相談に乗りますよ〜。」
・・コイツには相談したくないなと思いつつ俺は結構な量を飲んでいたのに気づいた。
「お前も酔っ払ってるじゃねーかよ。そんな状態でマジ話出来るか!」
テクノカット頭を軽く小突いた。
そもそも俺は酒はあまり飲めないほうだ。笑い上戸でも泣き上戸でもない。とにかく
酔いが回ると眠ってしまうらしい、というのは本人が覚えていないが、周りの数少ない
友人から聞くとそろってその答えが返ってくる。
そして・・今俺は・・いや眠くなんか・・ない・ぞ・・・・。
気がついたのはベッドの上だった。カーテンから除く暗黒がまだ朝でないことを物語っていた。
そう俺はコタツで寝ていた、ような??
そしてもうひとつの事実に気づく。ヤツが隣で横になっていたのだ。
「おや、お目覚めですか?和歌囃子さん」
粕画が少しニヤケた顔で俺の顔を覗き込む。その距離35mm。
俺の思考能力が10%位戻ってきた。
「・・・顔を近づけるな・・」
「おやおや、ツレナイですね〜。こうやって粕画が介抱しているのに」
「何が介抱だよ、ただベッドにねかせただけじゃねーかょ・・・・」
俺はあることに気づいた。
「おい!なんで裸なんだよ!?てゆーかオマエまで!?」
思考能力20%回復。
「こういう寒い夜は寄り添って寝るのが一番デスヨ」
と、ニヤケ顔の粕画
「!!!っつーーーオマエ死にてーのかばかやろーっ!!」
冗談じゃない、俺は起き上がろうとするが粕画のたくましい腕がそうさせなかった。
そしてあっという間に組み敷きかれてしまう。
その刹那、当たり前のように俺の唇はヤツの唇で塞がれた。
はっきり言って「こういうこと」になったのは一度や二度ではなかった、が
慣れる気は毛頭無く、当然俺は断固抵抗する。
「止めろって、、離せよっ・・・、、んんっ!」
粕画の舌が俺の口内への侵入をあっさり許してしまった。
そうだ、酔っぱらっているんだ、酒の所為なんだ。と自分に言い聞かせた。
そうでもしないとこのままずるずると心、躯を・・さらけ出してしまいそうで・・
そんな言い訳を考えている間に粕画の唇が首から耳元をねっとりと伝っていく、、
俺はとうとうと言うか、否応なしに躯を預けてしまった。
「んんっ・・はぁ」
耳元で粕画が囁く。
「これだけで感じてしまうなんていやらしいデスネ」
「っっつ・・だれも感じてなんかねーよっ!!」
言葉とは裏腹に俺の弱い所を的確に攻めてくる悪魔のような舌になすすべも無く
俺は無様に吐息とも泣き声ともわからないため息を吐き出してしまう。
躯中を舐めまわされ俺は正にまな板の鯉状態だった。
どっちのものともわからない切ない鳴声が暗闇を支配する。
時折触れる粕画のソレは既にそそり立っており
ソレに触れるたびに、くやしいが俺の躯に熱を帯びていくのが分かった。
ヤツが散々躯をもて遊んだ後はお決まりのコースにたどり着く。
舌がへそから下へと伸びて行く、、茂みを越えてたどり着いたのは俺の×××・・だ。
「おや、粕画の愛撫がそんなに良かったですか?×××が泣き出して透明の涎が出てますよ」
「るせー、、全部お前のせいだろっっ・・」
泣きたくなるほど恥ずかしくなる気持ちとぽんこつ粕画に組み敷きかれた屈辱で頭の中が
どうにかなりそうだ。
その雫を指ですくい取り、俺の口元へと運んでくる。
「さあ!舌をだしてぇ〜!」
「・・イヤだ、ぜってぇ舐めない!」
「では粕画がいただきますよぉ」
俺の目の前で粘り気のあるそれを指でねばねばとこねくり回して口に含んでしまった。
「このド変態野郎っ」
「どのお口おが言っているんですかねー、こんなに大きくしちゃって・・」
顔が真っ赤になっていくのが自分でも分かった。そしてその次にくる事態も大体予想が
ついている。
そう、粕画は予想通り俺の物を口に含んできた。
「っっっ・・あっっ、やめっ、、ろっ・・・・馬鹿野郎っ!」
頭がおかしくなりそうだ。舌は確実に俺の悦ぶ部位を舐め回してくる。
たまらなくなり、涙を流しながら快感に身を任せてしまう。
「もうっ・・だめだっ、、イきそぅ。。。」
虫が鳴くような声で、無様に、頂点に達する寸前ことを告げた、と同時口に含んでた
モノがヤツの口内から分離した。
「そうですか、でもまだまだこれからですよ〜」
と言いながら粕画は俺の腰から脚をベッドからはがし(俗に言う、ま○ぐりか○しの状態ね、表現下手でスマソ)
でん部に舌を這わせてきた。そしてその舌の行き着く先は・・ああ考えたくも無い!
時にはねっとりと、時には鳥のくちばしのようにつんつんと刺激しソコを解していく・・。
「ううぅ〜っ、やめっ・・汚ねーだろっ!」
「そうですね。和歌囃子のだったら汚くないです。ぺろぺろっ」
「・・・」
罵詈雑言を浴びせようとしたとき、俺に新たな刺激が躯を駆け巡っていった。
「あsdfgふじこmこp!!! なぁにやってんだよ!そこは、だめ、だってっ・・」
「ほうほう粕画の指がそんなにいいと。(こねこね」
そう、この大馬鹿野郎はソコの中のどこを刺激すれば俺を征服出来るかを知っている。(粕画の癖に・・っ)
右手の指でア○ルを刺激し、左手の指は×××を撫で回している・・・。
快感が波のように押し寄せ俺は粕画から抵抗することを、悔しいが、ほぼ諦めていた。
「はぁっ、はぁあっ・・んんっ、、、っ・・・もうっ・・だめだ・・射精るっ、」
俺は乞うように射精の瞬間を告げた、が、
「おおっと、まだまだだめですよ〜」
粕画の両手の動きが止まったかと思うと、こんどは仰向けにされてしまった。
当の俺は快感の吐き出しどころを奪われ、まともな呼吸が出来ないあり様。
そんな動悸を知ってか知らずか唇を合わせ、まるでお互いを求めるように舌を絡めていった。
「はぁっ、、んっ、んっ、」
どちらの物とも分からない吐息がますます俺を蒸気させる。
そして唇を合わせたまま粕画の右手が己の×××を掴み。欲望のありったけを込めて
俺のソコに埋めていく。
「んんっ・・痛っーーーっ。。もっとゆっくりできねーのかよ!しにてーのか!?」
精一杯の抵抗。
「どうせ死ぬなら和歌囃子の上で腹上死がいいですねw」
とか何とか言いながらもう俺の中で粕画の全てをのみこんでいた。
「ハッ、全部入っちゃいました!」
「−−−−っ、」
と同時に粕画がゆっくりとピストン運動を始める
「はぁっ、和歌囃子の中、、キツキツで、、毎度気絶するほど・・・っ・・んっ、気持ちいいです」
「はっはっはっ、、ううっぅ」
ただでさえ散々弄ばれたせいで気を抜くとすぐに達してしまいそうになる。
更に乳首への刺激。粕画の手俺の物を嬲り続ける・・。
粕画の腰の動きが速くなってきた。
涙とも汗とも分からない雫が頬を伝って行くのがわかる・・。
「ふぅっ、、中が熱くて、もう少しでっ・・・」
「あっ、あっ、、、俺もっ・・」
粕画の唇が迫ってくる。俺も積極的に求めていた。
超至近距離の二人
「このまま・・射精っていいっ?」
「もちろんだよっこの野郎!」
いつの間にか自分で自分の物を激しくしごいている自分に少し嫌気がさした瞬間・・
俺は絶頂を迎えた。
粕画もほぼ同時だったのだろう。欲望の証が上半身一体に撒き散らされた状態なのに
俺の上でぐったりしている。いや、もうそんなものどうでもいい。。
放心状態。
とたんに眠気が俺と粕画を襲ってきた。。
「っつー頭いてーってゆーか昨日飲みすぎだ」
俺がつぶやく。
「おやおや和歌囃子は昨日のことを覚えてますか?」
「・・・・・・・・覚えているに決まってるだろ!?」
「不機嫌そうですねぇ。」
「体がベタベタなんだけど。」
「赤ちゃんのお尻拭きならここにありますよ。」
「馬鹿野郎!次こんなことあったら殺す!ぜってー殺す」
「楽しみにしてますよw」
おわり。
今度は和歌囃子攻めを書いてみたいです。言葉責めで粕画を罵倒しまくりでw
>>1乙です。
保管庫管理人様もいつもありがとうございます。
お世話になってます。
>>1乙!
24 :
大鳥 粕和歌:2009/02/16(月) 19:02:24 ID:BFpRsVaQ0
>>1乙!
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
きっと世界中で自分のことを一番よく知っているのは、この男なのだろうなと、ふと思った。
炬燵に突っ伏して寝入っている顔は、いつもの装ったそれではなく子供の頃と何ら変わりがないように見える。
こいつだけはずっと変わらないなと思うと、少しだけほっとした。
友達、ではない。そんな言葉で片付けられるほど、今の自分たちの関係は簡単ではない。
むしろどちらかというと、仲間だと呼ぶほうが近かった。
いや、それとも家族か。
けれど仲間という響きほど他人行儀でもなく、かといって家族ほど優しくはなれない。
「……何なんだろうな」
狭い炬燵の上に広げたノートに自分の字で綴られているのは、纏まりのない言葉の羅列。
今、この部屋の外では目まぐるしく現実が走り過ぎていくのに、自分たちはどれだけもがいても何も変わらなかった。
このまま、ずっと何も変わらないまま──十年後だって、自分は僅かな仕事とアルバイトの合間に彼とここでネタ合わせをして、
こんな風に時間が過ぎていくのだろうか。
「……」
そんなことを思うと憂鬱で、握り締めていたシャープペンシルを放り出すと、そのまま背後のカーペットに寝転がる。
倹約を生きがいにしている春日の部屋は、統一感のない家具で手狭ではあったけれど、二人で居る分にはもう慣れてしまった。
むしろ一人で自分の部屋に居るよりは、二人で居るほうがどこか落ち着く。
「──落ち着いてる場合じゃないだろ」
こんなことではいけない。
誰に言われなくても自分が一番分かっているはずなのに、
こうして春日と二人でいるのがもうずっと当たり前で、
これからも同じように一緒にいるのだろうなとぼんやりと考える。
自分はずっと、漫才をやりたかった。
努力でどうにかなるものではないことくらいとうの昔に思い知らされていたけれど、
売れなくても不思議と本気でやめたいとは思わなかった。
けれど、かつての友人たちは一般的に言うところの地に足をつけた生活をして、
身を固め子供も生まれて──そんな中で、自分たちはまだスタート地点で走り出すことも出来ないままでいる。
この世界で成功するのなんて、本当に一握りだ。
外から見て夢だと憧れていた頃、自分がどれだけ甘かったか何度も後悔した。
思っていたより現実はもっと厳しくて、チャンスなんてその辺に転がってもいないし、誰も自分のことを助けてなどくれないのだ。
もっと真っ当な生き方だって、もう少し若い頃にはいくらでも選べたはずだった。
それでもただ夢を諦めるなんてことはしたくなかったし、何より自分は一人ではなかった。
「……春日」
ネタ合わせの途中だったのだと思い直して、寝転がっていたカーペットから起き上がる。
そして彼を叩き起こそうとして手を振り上げかけて、あまりにも呑気にぐうぐうと眠り込んでいる彼の平和な寝顔に拳を握り込んだ。
へこたれそうになったり挫けそうになったりの毎日で、いくら夢を叶えたいと強く願っていたとしても、時には気持ちが折れそうになることもある。
でも、いつも隣には彼がいた。
炬燵の天板の上で目を閉じている彼は、ちゃんとしていればそれなりに見られるのに、
普段のあの何を考えているのかよく分からないところや、度を越したケチのおかげで随分と損をしている。
「ホントにお前って、馬鹿だよな」
何を考えて自分と一緒にいるのだろう。自分が誘ったからといって、
よりにもよって一番向いていない職業にある男は、それでも一度だって自分からやめたいと言ったことはない。
むしろ巻き込んだ自分のほうが、何度もコンビを解散すると言って彼を慌てさせている。
「なあ、春日」
目が覚めているときには、決して言えない言葉。
彼が自分のことをどう思って、長年一緒に漫才をやっているのか。
自分の望まない答えが返ってきそうで、ずっと聞けないでいる疑問が、眠る彼の顔を眺めているとむくむくと湧き上がってくる。
そっと彼に手を伸ばし、彼の髪に触れてみる。
今は固めていない髪はばらばらと彼の額に落ちかかっていて、それが芸とはいえいつも叩いている彼の蟀谷を静かに撫でた。
「う」
途端に、眠っていたはずの男が小さな声を上げたので、慌てて伸ばした手を引っ込める。
この部屋はただ壁があるというだけで室内の気温は外気と変わらないので、自分の手も冷たいので驚かせたのか。
起こしてしまったかと、別に悪いこともしていないのに恐る恐る様子を窺うと、彼は目を閉じたまま寒そうに鼻を啜ると、また静かになった。
「……驚かすなよ」
目が覚めたからといって、どうということはない。
分かっていても落ち着かなくて、炬燵の中で場所を占めている彼の足を蹴飛ばすと、自分も開いたノートの上に突っ伏して目を閉じる。
触れ合う爪先の感触が温かく感じるのは、炬燵の熱のせいばかりではないのかもしれなかった。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
なんだこの前スレからの鳳ラッシュは萌えるじゃないか超GJ
ちくしょーナマモノには足を踏み入れまいとしていたのに
なんだか新世界が見えてきたぞ
33 :
風と木の名無しさん:2009/02/16(月) 22:30:18 ID:BJ9Srmud0
流れを断ち切ってしまい申し訳ありませんが投下します
_________
|┌───────┐|
|│l> play. │|
|│ |│
|│ |│
|│ |│
|└───────┘|
[::::::::::::::::MONY:::::::::::::::::]
∧∧
( ,,゚) ピッ ∧_∧ ∧_∧
/ つ◇ ( ・∀・)ミ (` )
. (⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒)
| ┌‐^──────────────
└──────│魁!男塾 桃太郎と富樫
└───────────────
「げっ」
桃と目が合った瞬間、富樫はバツの悪そうな顔をした。
悪そうな、ではなく実際に鉢合わせた場所と時が悪かった。
富樫の目の前を彩るのはハイビスカスの赤い花。
その真ん中にマンゴーやら、パパイヤやら、バナナやらのフルーツが見た目良く積まれている。
目で撫でようとも口にしようとも買う金は無く、寮の食事に出る訳も無い、色とりどりの南国の果実と花は男塾には場違いな様に思えた。
そして果物の前にある石の柱には”慰霊碑”の文字。
「あー……」
そこで何をするでもなく立ち尽くしていた所を我らが筆頭に見つかってしまったのだ。
「何か用事か?」
「別に何でもありゃしねぇよ」
そっけなく答えると、そうかといつも通りに返事が返ってくる。
「何となくここに来たら花が供えてあって、珍しいなーと思ってみてただけじゃ。ところで桃、お前は?」
「その花は俺が飾ったものだ」
「なんだと?」
桃はこの辺りでは見掛けない太い茎の植物を腕一杯に抱えて、富樫の方に向かっていった。
そして二人して、その石碑の前に腰を下ろす。
「それも供えるのか?」
「あぁサトウキビだ」
そう言えば桃は今日、野暮用があると言って授業をすっぽかしていた。
それはこの為だったのか。
しかしどうして?
「昨日の夜、妙に目が冴えて眠れなかったんだ」
「ほぅお前にしちゃ珍しいな」
「だからちょっと散歩に出たんだ。それで此処に来てみたら、いたんだよ」
「いたって何が?」
「そこに」
そう言って桃は慰霊碑を指差した。
「三線を弾いてる塾生がいたんだ。あまりにその音色が見事だったから話しかけたんだ。名前は……何て言ったか…有名なボクサーみたいな
……まぁ聞き慣れない名前だった」
「…………」
「三線っていうのは沖縄の楽器で、蛇の皮で出来た三味線みたいなやつだ」
「いや、それは知っとる」
「フフフそうか、いらん世話だったな。とにかく俺は暇つぶしがてらそいつと話をした。いかにも沖縄人って感じの陽気で明るい良い奴だったよ」
「へぇそんな奴がこの男塾におったとはしらんかったのう」
「何だ?俺が他の奴を褒めるのがそんなに悔しいのか?」
「バッ…バカ野郎!どこをどうしたらそんな風に取れるんだよ!」
「フフフ顔が赤いぞ。そしてその後、俺は気付いたら布団の中だった」
「はぁ?」
「何だったんだろうなーあれ」
「夢…だったんだろうよ」
呑気な桃も声に、思わず富樫の気が抜ける。
まぁもともと気合を入れて聞き入っていた訳でもないが。
「しかしどうも合点がいかなくて塾長に尋ねてみたんだ。沖縄出身でボクサーみたいな名前をした塾生はいるかって。そしたら塾長は」
「夢なんだろ?気にすんな。江田島のとっつぁんもよくそんな下らねぇ事に答えてくれたな」
「そいつは先々代の男塾総代だって」
「な、なんだと?」
桃の言葉に富樫は自分の耳を疑い、また何かの冗談だろうと思って改めて桃の顔を覗き込んだ。
桃の目は……あくまで真剣だった。
「どうした富樫?突然見詰めたりなんかして。照れるじゃないか」
そう言うと桃はまるで乙女の様に両手で頬を覆い、はにかみ笑いをする。
「何アホ言うとんじゃ」
富樫は言葉も無くただ呆れるだけだった。
「先々代は俺達が入塾する十数年前、総代の座を掛けた決闘で邪鬼先輩に敗れ亡くなったそうだ」
「それで、その先々代の総代とやらは何かお前に伝えたい事でもあったのか?それともただ恨み事を言いに来ただけか?」
「フッ相手は俺達の先輩で、男塾総代だぞ?そんな度量の小さい男じゃないさ。ただ、しんどいだろうけどこれからも頑張れよ〜みたいな事を沖縄弁で言ってくれた」
それで桃は、これも何かの縁なのだろうと思って先々代の総代の為に花と供物を用意したのだと言った。
「果物はスーパーで手に入ったけど花がなぁ。今の季節だと造花しか無理だって花屋で言われて…本当にまいったぜ」
そう言って桃は目の前の花を一輪摘む。
目の覚めるような赤い色をしたそれは明らかに生花で、冷たく柔らかい触感と芳しい香りを伝えてくれる。
「でもセンクウ先輩に相談したら分けてくれた。あの人の所ならもしかしたらと思って――富樫?」
富樫は何も言わず石碑を眺めていた。
「どうした富樫?」
「いや……手ぇ出さなくて良かったって思ってよ」
「どういう意味だ」
「だから、桃が丹精こめて飾った花とかお供えモンとか…もうちょっと会うのが遅かったら、事情なんて知らないから俺ここにあるヤツ食ってたかもしれねぇ。
そうなったら、お前は悲しむじゃねぇか」
「それは俺を悲しませるのが嫌だという事か?」
「それもあるかもしれねぇ」
あの時、富樫は空腹であったし、仏さんのモンだから手は出せないなどと殊勝な事も思わなかったが、手を付けるのは躊躇った。
ここを訪れた人間がどんな気持ちでこれを供えたのだろうかと、考えてしまったからだ。
柄にも無くそんな事を思ったのは、この男塾が自分の大切な人を亡くした場所だった為かもしれない。
「桃、俺も手伝ってやる」
「あぁ済まないな」
「しかし、これもいつまで持つか判ったもんじゃねぇぜ。明日の朝、見に来たら虎丸あたりが食い散らかしてたりして」
「フフフ腹を空かせた後輩の仕業なら彼はきっと笑って許してくれるさ」
「そうならいいんだがの」
二人は日が暮れるまで談笑しながら墓の掃除と装飾に勤しみ、帰りが遅いと寮長にどやされたのだった。
_________
|┌───────┐|
|│ロ stop. │|
|│ |│
|│ |│
|│ |│
|└───────┘|
[::::::::::::::::MONY:::::::::::::::::]
ピッ ∧_∧
◇,,(∀・ ) 塾っぽくない話ですいません
. (⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒)
| |
└────────────────┘
得体の知れない桃太郎と、色々ぼやきながらも彼に付き合ってくれる富樫が大好きで萌えが止まりません
前スレ使い切らなくて良いの?
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
世界の夜明け前に おじいちゃんの家で
僕は君のお手々取って笑いかけていたんだ
楽しかったお絵描き 優しかったおじいちゃん
失くして家帰る そしたら皆いじめっ子だよ
ローマになれよと追ってくる君
逃げ続けたら ハプスブルク家の召し使い
お腹すいたけど差し入れまずい
傷つかないで 君の恋
叶うことは運命で決まってるから
一万年と二千年前から弱かった
八千年過ぎた頃からもっと雑魚キャラぽくなった
一億年と二千年あとも弱いまま
君が知ったその日から僕の辞書には強さって語彙は無い
国じゃなくなる前に 生命が終わる前に
その銃どうかよけて 美味いパスタ食べたいんだよ
極東の国でグリグリされて
羽交い締めされレベルUPドイツおめでとう☆
似た人からは似た扱いを
受け続ける運命さ
ヴァレンティーノなんかドッキリしちゃったよ
一万年と二千年前から芸術に
八千年過ぎた頃から恋に生きてるヘタリア
一億年と二千年あとも弱いけど
僕を知ったその日から君が僕を守ってくれるもの
君がくり返し大人になって
何度も何度も遠くへ行って
見送る僕が眠れない僕がぐすぐすと泣いたとしても
君の名をまた呼びたいよ…
一万年と二千年前から弱かった
八千年過ぎた頃からもっと雑魚キャラぽくなった
一億年と二千年あとも弱いけど
君は僕を忘れないで
じいちゃんと一緒の頃からヘタレだし
今は今で兄ちゃんが困ったちゃんなヘタリア
たぶんこの世が終わるまでヘタレだけど
君とずっと一緒なら僕の世界には笑顔が絶えない
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
>>38 480kbってまだまだ余裕だよね。
新スレじゃなきゃ見てもらえない!って事は無いので
投下する人はまず前スレにお願いしたい。
>>33 GJでした!
マイペースな筆頭好きだー。
最初ハイビスカスやらが筆頭の頭に乗ってるのかと思って、それだけで爆笑したのは秘密。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 芸/人 オー/ドリーの粕×和歌だモナー
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 歌へた王前話だって
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
やぁ、腐女子の皆さん、本物の粕画ですよ。
先日の歌へた王で、どうやら世間の皆さまも和歌囃子もまたポンコツであると知られていたのではないでしょうか。
東洋一の突っ込み・粕画もこの風潮により、鳳がさらに飛躍していくことを望んているのですよ。
どうやら土器喜屋武サトミツ君あたりを誘ってカラオケの練習をしたようです。
ふむ、それなら粕画も和歌囃子の練習につきあおうじゃないかと、収録前に彼が訪れているというカラオケBOXを訪れてみました。
粕画が現れた時、驚いていたのはサトミツ君でありました。
もう、夜も深くなっていましたからね。
この百合コンビの仲の良さは粕画も公認なのですよ。なんという懐の深さ。
いえね、だって、サトミツ君の和歌囃子への執着など、女子高生の百合妄想にすぎないレベルであると粕画は見抜いております。
粕画のへの欲望はガチです。私は和歌囃子がいなければ一生をポンコツ芸人として過ごすことなどは無理でございます。和歌囃子との別れを避けるためならば、1000円札を握りしめ、ストーキングすることなど、何の問題もございません。
「なんだテメー、俺のこと笑いに来やがったのか!?」
カラオケBOXの狭い一室で、和歌囃子はサトミツ君を従え、何回も何回も何回も「奇跡」を歌っているようでした。
これがまた何度聞いてもうまくもならず、壊れるわけでもなく、ひどいものであります。
私は数回でゲンナリいたしましたが、サトミツ君はずっとつきあっていたようです。
「砂糖君、、明日も早いんだろう?あとは私が和歌囃子につきあっておくから、もう帰ってもいいですよ」
するとどうでしょう、サトミツ君の「今頃相方が現れやがってなにカッコつけてんだこの野郎」的な視線を感じました。
ふふん、そのような攻撃に屈するほどヤワな粕画だと思っているのかねサトミツ君。
この万年中二病のガラスの30代を扱えるのかね。粕画はそんなガラスの30代に扱ってもらっているのだ。君みたいな眼鏡イケメンに負けるわけにはならないのだ。
「うちでネタ合わせがあるから、サトミツ君は帰りなさい」
そう、私は相方。
和歌囃子のすべてが粕画のものなのですよ。
それと同時に私、粕画は和歌林のものなのです。
それを知ってか知らずか、サトミツ君を追い返した後も、子どものように足にジタバタさせたり、突然チ/ャ/ッ/ト/モ/ン/チーのPVを見始めたり、収集のつかない様子でございました。
「もーさ、粕画が歌うまの方でてりゃそれでよかったんだよ。なんで兵!とかで歌っちゃったかな」
「なに言ってるんですか、滅茶池のメイン企画ですよ」
「うううううううううううううううううう」
「それに一生懸命歌ってる和歌囃子さん、いいですよ」
「けっ」
「ワタシはずっと聞いていたいですけどね」
「うるせー!!」
もう、なにも行っても和歌囃子さんの中二病ブルーは治りそうもありません。
自意識のかたまりなのです、和歌囃子さん。
無意識過剰な粕画としては、どうしたものかと思うことも多々ありますが、これまで解散することもなく続けてこれたのも、この粕画の才能のなせる業ですね。
「おい、粕画―」
私がBOXに入って2時間少しぐらいでしょうか、ひたすら歌い続けてきた和歌囃子がとうとう飽きてしまったようです。
「もう、俺、歌やだ」
「それはしょうがないですね」
「変わってくれ、あれ、歌え、フクヤマ。あれでいいじゃん」
「あーーーーー、もうテレビでれても恥かいてばっかでおいしくねー!おいしいのか?わかんねー。第一歌ってるの俺って誰もわかんないんじゃねぇのかよ!おい!!!
こんな風に和歌囃子がキレて叫び続けるのには粕画は慣れっこでございます。
駄々っ子のような和歌囃子、カワユスと思っているほどですよ。
「うーーーーーーー、かすがぁ」
多少のお酒も入っていたのでしょうか、とうとう和歌囃子が私の胸に寄りかかってきました。
これはビッグチャンスですね。
無防備な和歌囃子。いただかない手はないですね。
据え膳食わぬは男の恥。無防備で弱った和歌囃子。いただこうと思います。
すいません、続きはまた明日・・・
※お知らせ
前スレは500KBを超えました
>45さん
粕×和歌期待してます!!
このカラオケBOXはどうやらもう出ねばならないようです。
もちろん延長などいたしません。
背中におぶさる和歌囃子の財布で勘定をすませ、向かったのは最近引っ越したばかりという和歌囃子の新居でありました。
この新居、相変わらずの殺風景で、「いつ死んでもいい」という和歌囃子の無軌道な性格が如実にわかるスペースとなっております。
「・・・帰ったのか・・・」
思ったよりも和歌囃子は酔っているようでした。
フローリングの床に臥せっています。
「まだ練習は明日の空き時間にでもできるんじゃないですか」
そう言いかけた粕画の言葉を和歌囃子が遮りました。
「俺達ってどうなんだ?これからどうなるんだ?笑む湾準優勝しちゃって、なんかたくさんテレビ出ちゃって、滅茶池ってなんだよ。8年間地下にいたんだぞ。ちくしょー!!!
しかもなんでお前なんだよ。なーーーんで、こんな、ポンコツ・・・」
和歌囃子の混乱を、正直粕画は理解しえない部分があるのです。
あるがままに突き進むだけの粕画でありますから、絡む相手が無い無いさんだろうが世界のキタノだろうが、粕画は粕画なのです。
そして、粕画の相方はこの和歌囃子でしかあり得ないのです。
無防備に眠ろうと臥せっている和歌囃子を起きあげました。
するとどうしょう、なんと和歌囃子が粕画の首にしがみついてきたではありませんか。
まさか吐かれるのでは!?とういう不安もよぎりましたが、飛び出たのはあらまぁ、びっくりのお言葉でした。
「どうしたらいいかわかんねー。粕画、お前、脱がせろ」
「はい?」
「んで、お前も脱げ」
そう言いながら和歌囃子は自らジャケットとボトムを脱ぎ、Tシャツと靴下をほおりなげ、トランクスの1枚の姿になったのです。
「なーーーんで脱がねぇんだよ、このポンコツ!!」
あの子犬のような笑顔で粕画の顔に突っ込みを入れ、私のダウン、シャツ、デニム。すべて脱がしていきました。これでお互い下着1枚です。
驚くほど殺風景なこの部屋で30男がはだかでふたり。
粕画的にはキタコレ!!なシチュエーションなのですが、まさか相撲でもとろうというのでしょうか、油断はできません。ここで押し倒して女王様の機嫌をそこねるほど、粕画もつきあいが短くはないのですよ、お嬢さん方。
どうやら和歌囃子は私にかける言葉をみつけあぐねているように感じました。
頼まれればどんなご奉仕もNGなしですよ。
「・・・粕画」
「はい」
「お前、どーしょーもねぇな」
「はい」
「俺がいないと、ほんとポンコツのままだったもんな」
「仰る通りです」
「でもお前でよかったよ」
「うぃ」
和歌囃子の笑顔が子犬のように崩れました。
粕画はめっぽうこの顔に弱いのです。
粕画は向かい合って座る和歌囃子ににじりより、頬を包みました。
黒目がちな和歌囃子は抵抗するそぶりをみせません。
「お前、キス下手にしたら、ブッ殺す!!」
「うぃ」
キスは一番簡単にひとつになれる方法です。
互いの息が、唾液が、香りが混じり合い、理性をふっ飛ばします。
我々も例外ではありませんでした。
一瞬触れ合っただけの唇の感触、導火線に火がつきました。
吸いつき、絡めあい、互いを奪い取るようなキスでした。
軟体動物のような舌は絡み合いすぎて、溶けてしまいそうです。
男性の唇というのも、いや、和歌囃子だけがでしょうか?
とても柔らかく、吸いつかれるような引力がありました。
驚くほど積極的な和歌囃子のキスに私は驚きを隠しつつ、もうすっかりマックスです。
「どうですか?粕画のキスは?」
「・・・悪かったら舌入れたりしねぇよ」
あ、和歌囃子の瞳が潤んでいます。
「なぁ・・・ちょっと俺の、してみろよ」
思わぬ言葉に粕画、動揺です。
54 :
大鳥 粕×和歌 :2009/02/18(水) 00:15:11 ID:KqjCUikc0
また続き書きます。
ブチブチですいません。
え、まさか書きながら投下…じゃないよね?
大鳥大好きだけど、棚占拠は本当に自重しよう。
同ジャンルが続くのは荒れる元です。
頼むから周りをよく見てスレ半年ロムってから空気読んで行動を心がけてください。
その上こんなんじゃもうポイズン
>>54 いい加減にしろクズ
どこまでスレを私物化すりゃ気が済むんだ
オードリー萌えってこんな自己中しかいない厨ジャンルなんだってはっきり分かったよ
一人の厨見てジャンル全部もそう見る人って未だにいるんだね
まあ
>>54がKYなのは同意だけど
絡みスレでやれ
さて流れをぶった切らせていただきますよ
ふじのげつく
>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
研究室のソファに座ってると、唐突に代記の声がした。
「良助ー、俺ちょっと気になることあるんだよね」
特に事件のないときにも、こういう問いは珍しくもない。良助は軽くため息をついた。
「今度は何だ?」
「ちょっとさ、目閉じてみてくれる?」
「ん? ああ、こうか?」
疑問を表情に出しながら、良助はおとなしく目を閉じた。代記はいったん気になった
ことは、解明しないと気がすまない。こうして探究心に付き合わされるのには慣れていた。
すぐ目の前に、代記の気配を感じる。
(え?)
良助は思わず目を見開いた。気配どころか唇に触れているのは、間違いなく。
「…っ! お、お前何すんだっ!?」
反射的に代記を突き飛ばし、良助が叫ぶ。代記はきょとん、とした顔で答えた。
「んー、良助とキスしたらどんな感じかなって」
「はぁ!? なん、なんでいきなり」
「だって良助、俺のこと好きだよね」
代記に真顔で断言されて、良助は絶句した。
「え…ちょ、え?」
「好きだよね?」
考える間もなく追い討ちをかけられる。混乱したまま、良助はぼそぼそと呟いた。
「そ、そりゃまあ嫌いってわけじゃ…」
「俺も良助のこと好きなんだよねー」
「は?」
今度こそ、良助の思考は停止した。代記はにこり、と笑みを浮かべてみせる。
「どうだった?」
「ど、どうってお前…いきなりすぎるだろ色々…」
良助がやっとそれだけ口にした。代記が先走るのはいつものことだが、さすがに良助の
理解の範囲を超えすぎた。赤面する親友をどこか楽しそうに見ながら、代記が言う。
「そっかー、いきなりじゃなかったらいいんだ」
「え…って、代記…?」
思いもよらない言葉に、良助は思わずあとずさる。代記のお願いに、良助はどうしてか
逆らいにくかった。なんとなく何を言われるか予想できても、逃げられない。
「良助、もう一回しよ?」
笑顔で小首を傾げる代記に、良助は心で白旗を揚げるしかなかった。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
バサラスレ見てたら、手が勝手に動いてた。
時代考証とかゲームとの矛盾点は見逃してね。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
忠勝は無口だ。そして、比類なく優れた武将でもある。
そう、徳川に過ぎたるものとして語られるほどに。
―――――
「……はあ〜…」
徳川が居城、その中庭。
縁側に腰掛けた徳川家康は大きくため息をつき、先の戦、三方ヶ原の戦いの前に濃姫から言われた言葉を思い出していた。
『……簡単な事よ。戦国最強……徳川に過ぎたるもの、本多忠勝を出せばいいの』
濃姫とは、家康が人質となっていた頃からの長い付き合いになる。
元より歯に衣きせない発言をする女傑ではあったが、あのような局面で、あそこまでズバリと言われた事はなかった。
戦国最強、本多忠勝。
家康は己の器を知っている。己が信長や信玄のような、武力を持っているとは思わない。
自分がまだ年若く、謀略でも敵わない相手がいる事も知っている。
だからこそ、歯がゆい。
家臣は皆、己を敬い、慕ってくれる。それを己の才だと誉め、こんな自分に命を預けてくれる。
徳川十万の兵力は、こうして生まれた。
だが、家康にはまだ、確固たる自信が無いのだった。
政宗のような決意も、秀吉のような野望も、家康の中で形作られていないのだ。
「……は、」
家康がもうひとつため息をはきかけた時、庭の奥から音がした。
重厚な機械音、地が揺れる感覚。
身に染み付いたそれは、家康を飛び上がらせるに十分だった。
「タダカーツ!!」
家康は走りかける。樹の後ろから現れたのは、見慣れたキャノン砲だ。
だが、その動きは歪だ。
「何故格納庫にいない!お前はまだ本調子ではないのだ、無理をすると体が熱を放散しきれずに中枢まで……!」
駆け寄った家康の手のひらが忠勝の体に触れかけると、そこは焼けた鉄板のように熱を放っていた。
反射的に手を戻す家康へ顔を向けた忠勝は、何かを訴えるように目を向けた。
「忠勝……お前…」
その目がすっと細められ、忠勝は足元に咲いた花を一輪手折った。
可憐な野菊だ。
城の庭は庭師によって整えられていて、このような雑草が植えられるはずもない。
おそらく、風にのって種が運ばれてきたのだろう。
だが、その柔らかで優しい美しさは、家康の心に響いた。
忠勝はそれを、そっと家康の両手にのせた。
その美しい花は、茎や葉までぴんと生命力に満ちあふれている。
家康は花を見、そして笑みを浮かべた。
「そうだ……そうだな忠勝!!ワシは魔王になる男ではない、ワシはこの野菊の美しさを忘れはしない。お前の事を、ただの兵器のように扱ったりはしない」
顔を上げて視線を合わせ、家康は一番の笑顔をみせた。
「この日の本を正すのは、ワシだ。民を救い、国を富ませ、安寧な世を作るのは、皆の希望を背負った、この徳川家康よ!のう、忠勝!!」
忠勝の目は限り無い優しさをたたえ、確かに、嬉しそうに微笑んだのだった。
―――――
おまけ
「……そうだ忠勝、さっそく次の戦の……」
ガガガガッジャーン
「そうだ!格納庫から無理してきたから熱が……タダカツ、タダカーツ!!!」
おわり
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
某巨〇兵からオマージュされて、こんな話になりました。
エロもカプ要素も無くてごめんなさい。
>>67 忠家(・∀・)イイ!!
是非ともまたお願いします!
>67
忠家でエロとか難しすぎるだろw
ほのぼのした!続き待ってます。
>>53より
あー、粕画の胸板鳩胸だなー。へへへ。やべ、笑っちまうわ」
「そういう和歌囃子さんの部屋、人の住んでる気配ないですよ。誰か彼女が来て食事を作ることなんてないんですか?」
「んーない」
そう言いながら無邪気に和歌囃子は私の胸板に頭を埋めてきます。
これは誘っている。キャスガのエロスの放出の犠牲がまさが和歌囃子君になるとは意外でありましったね。
この手の小動物系の草食動物の童顔は非常に女性に支持を受ける聞きますが、この粕画もドストライクですよ、わはは。
どうやら和歌囃子君は特定の彼女を作ったという影を見せたことはありません。
たまにお持ちかえりしたところで、交際につながる出会いはないのは当然。
20年代後半、テレビに出てないお笑い芸人にまともな恋愛は望めないのす。
そのマグマを私は和歌囃子に注いでまいりました。
それを和歌囃子がまったく理解していないであろう部分も含めて、粕画は和歌囃子の下僕になってしまっていたのですね。
もし、いつか、和歌囃子にまっとうな彼女ができたとき、粕画は正常でいられるのでしょうかねぇ・・・
「キャスガー!!寝るぞーーー!!!」
おやおや、さっきまでナメてくれるとか言ってのは幻だったのでしょうか!?
我々は殺風景なフローリングの部屋にふたりならんで寝ることになりました。
客用の蒲団があったのが驚きでしたが。
ストランクス一丁の無防備な和歌囃子は冷蔵庫の水を飲み干し、ひとつ背伸びをして、寝床にやってまいりました。
粕画もまた脱がされたままの姿で就寝することにいたします。
ただっ広い部屋。静寂。さっき、キスした相方。そしてこのまま朝を迎えるのでしょうか。
和歌囃子が携帯をチェックしています。ほぼ間違いなく相手はサトミツ。
「今度は上手く歌えるようになるって(・∀・)」なんて書いてあるに違いありません。くだらない。
このサトミツをいまいちライバルとして認識できないのはこのゆるさです。
年中中二病の和歌囃子を引っ張っていくにはこの粕画のようなカリスマ性は不可欠。
あまり悪い虫がつくようなら、粕画は駆除いたします。
しばしの静寂。
私は当然眠れません。
ええ、こちらの女王様のご機嫌を伺おうと思っております。
粕画、すっと女王様の寝床に体を近づけてみました。
女王様はお目覚めになっていたようです。
「・・・なんだよ・・・起きてたのか」
「寝れない」
「そうか」
「こっちこい」
「なんだそれ」
「もう粕画は限界なんだよね」
「・・・・・・・へんたい・・・・・・」
和歌囃子も多少、さきほどのキスに責任感を感じているようでした。
言葉少なく、照れてうつむき加減です。
酒もすっかり抜けてしまったのでしょう。
「んーーーーー、じゃあ、粕画、お前こっちこいよ」
その言葉が発せられた次の瞬間、猛獣キャスガは牙を剥きました。
和歌囃子の布団を奪い取り、抱き起こし、唇を求めました。
互いの体液を交換し合う淫らな接吻でございました。
背中にかきつく和歌囃子の手、粕画は忘れませんよ。
そして首筋、背中、肩、耳から始まって、背中、腹部、ありとあらゆる場所にキスをしました。
そのたび和歌囃子はかすかな声を揚げ、反応しているのがわかります。
軽めの愛撫で、和歌囃子はクラクラきているようなのでうす。
しかし、そこからが和歌囃子はの真骨頂でございました。
「粕画・・・お前、自己チュウーな前戯ばっかしてんなよな」
キスでただれた唾液をぬぐいながら、和歌囃子は粕画をにらみつけました。
ハテ、多少強引ではありましたが、そんな無礼をしたつもりはないのですが。
「俺が・・・コントロールしなくちゃ嫌なんだよ」
すると和歌囃子は粕画のボクサーパンツの中身を取り出し、激しく手の中で弄び始めました。
そして、また軽くキス。和歌囃子の手の動きはなかなかの・・・いや、オナニストと呼ぶにふさわしい妙技で、私は一気に腰ぬけになってしましました。
和歌囃子は粕画の上に乗り、
「気持ちよくさせてくれるんだろ?」と言いました。
馬乗りになった和歌囃子が右手で私のモノを激しくシゴイております。
粕画、この状態ではなすすべもございません。
この悪魔のようなツンツン男はうつむきになり、今度は右手でモノをしごきながら乳首舐めもしてまいりました。
あの小動物の小悪魔な動きに、粕画、翻弄されております。
プレイ自体はノーマルなのに、この相手が、和歌囃子というだけで、暴発寸前です。
そしてそして、和歌囃子が体制を変え、膝を立てて参りました。
「ほら、俺の、気持ちよくしてくれよ」
和歌囃子のソレはもうすでに半勃起しており、粕画はどうにかしぼりとってやろうかと気合十分でございます。
本当は粕画が奉仕していただきたいところでしたが、驚くほど抵抗感はなく、粕画は和歌囃子のモノを口に含み、じゅるじゅると音を立て、全知識をフル活動し、和歌囃子に奉仕させていただきました。
そうしましたら、和歌囃子。感じていただいたようでございます。
「おまえ、そういうの、どこで覚えたの?はぁ、、、ちょっと、やばいかも・・・」
「いいですよ、そのまま出して」
「え?口・・・出しちゃうかも・・・」
「いいですよ」
次の瞬間、あっけないぐらいに和歌囃子の迸りが粕画の口内に放出されました。うう
「はぁ・・・はぁ・・・粕画、なんか、うめーな・・・」
息も絶え絶えの和歌囃子、たいへんかわいらしゅございます。
かくいう私は中途半端になってしまいましたのでね、次回は本懐を遂げるつもりなのおでしすよ、ばぁい。
>62
可愛いすぎる
ごちそうさまでした!
79 :
風と木の名無しさん:2009/02/19(木) 00:38:38 ID:2E/P22L80
>>73 すごーい萌えましたー!
負けずに頑張ってください!!!!!!
>>73 嵐とまでは言いませんが、皆さんが怒るのは無理もありません
折角の棚なので、誰でもなるべく楽しくありたいものです
テンプレのルールを一度しっかり読んでみてください
よろしくお願いします
>>73 好きなCPだけに、これ以上の投下は止めて欲しい。
本当に18歳以上であるなら節度ある行動を。
荒らすために個人サイトから持ってきてるんじゃないの?
なんでも嵐のせいにしなくていい
本気KYの厨が暴れただけだ
スレの人すまんかった
マトモな大鳥好きは暫くここには投下しないはずだから
もしまたすぐ来たらそれはアンチか何かなので徹底スルー願います
前スレ531萌えたよGJ…!久々に気合い入れて本編見直す気になった!
★モララーのビデオ棚in801板ローカルルール★
1.ノンジャンルの自作ネタ発表の場です。
書き込むネタはノンジャンル。SS・小ネタ・AAネタ等801ネタであれば何でもあり。
(1)長時間に及ぶスレ占拠防止のためリアルタイムでの書き込みは控え、
あらかじめメモ帳等に書いた物をコピペで投下してください。
(2)第三者から見ての投下終了判断のため作品の前後に開始AAと終了AA(
>>3-7辺り)を入れて下さい。
(3)作品のナンバリングは「タイトル1/9」〜「タイトル9/9」のように投下数の分数明記を推奨。
また、複数の書き手による同ジャンルの作品判別のためサブタイトルを付けて頂くと助かります。
※シリーズ物・長編物の規制はありませんが、連投規制やスレ容量(500KB)を確認してスレを占拠しないようお願いします。
※感想レスに対するレス等の馴れ合いレス応酬はほどほどに。
※「公共の場」である事を念頭にお互い譲り合いの精神を忘れずに。
相談・議論等は避難所の掲示板で
http://s.z-z.jp/?morara
まともな大鳥好きなんているんだ(笑)
89 :
名無し:2009/02/19(木) 11:32:13 ID:xX1CC9IHO
もー興味ないからってそうやって好きな人をおとしめるような言い方やめなよ
>>89 大鳥擁護は下げられないんですねw
叩かれてもしかたないですね
大鳥の話題で神スレの迷惑になりたくないので
すみませんが大鳥への苦情は絡みスレか大鳥スレにお願いします
>>89 他スレageんなロムれ
>>90 すみませんでした
以後ノーリアクションでお願いします。容量もったいない。
戦国BASARA801スレの
>>30-38ベースで忠家です。
もしかしたら家忠ぽいかも。
※エロあり 肉体欠損描写・出血描写あり
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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>>72の言葉についカッとなって書いたみたいだよ
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 後悔はしていない
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雨戸すらも閉ざし、月影の届かぬ暗い部屋の中で、大小二つの人影が蠢いている。
「あっ、あ、いい、ぞ、ただかつ…」
仰向けに組み敷かれた徳川家康は、その腕を男の筋骨逞しい首に回しながら、顔を上気させていた。
家康は潤んだ双眸で男を見上げ、そっとその頬を撫ぜた。
「…………」
暗い中で互いの顔はよく見えないが、ただかつと呼ばれた男は無表情のままだ。いや、彼の場合、表情を変えられない、と言ったほうが正しい。
彼は、大きな手で優しく家康の男根をしごきながら、その瑞々しい首筋にそっと唇を寄せた。
「ひゃ」
家康が悦びの声をあげた。そそり立った男根の先からは透明な蜜が先走り、男の指に絡みついていた。
戦国最強。それが彼、本多忠勝の二つ名だ。
誰がいつこの二つ名を彼に与えたのだろう、それはもはや誰も覚えていないが、今では戦国を割拠する群雄の誰もが彼を知っている。
『もはや人間とは思え』ない圧倒的な強さ、それがその二つ名のゆえんだった。
忠勝は、重厚な鎧や鹿の角飾りのついた兜、顔の半分以上を覆う面具もすべて外していた。
彼はその素顔を人前で晒すことは滅多にしない。主君である家康の前だけである。
頬や全身に酷い傷跡を持ち、片足の欠けた姿を酷く恥じていたからである。
顔の筋肉はほとんど動かせず、声帯を損傷していたため声もほとんど出せなかった。
今も、部屋の灯りをすべて消しているのは、忠勝たっての要望であった。
彼らは、いつも闇の中で抱き合っていた。
(おめえがどんな姿でも、ワシは構わねぇのに)
と家康は忠勝に求められる度に思っていたが、決して口には出さなかった。
忠勝の傷の原因が己にあることに、強い自責の念を感じていたからだ。
それは家康が元服し、駿河の今川から独立した砌の話であった。
当時の三河はまだ弱々しく、国を維持するだけで精一杯で、天下を狙う力などあるはずもなかった。
それでも民や家臣は国主の帰りを喜び、浜松城には希望が満ち溢れていた。
左様な頃合いに、他国との小競り合い程度の戦が勃発した。
家康の『三河武士よ、ワシに続け!』という号令に徳川軍の士気は上がり、戦は始めから優勢であった。
兵に交じり、家康も負けじと槍を振るった。その傍らで、まだ通常の鎧を着ていた忠勝は家康を護衛していた。
敵は程無くして壊滅状態となり、家康の気にわずかな緩みができた。
一瞬の出来事であった。
大きな爆弾を担いだ兵が、防御の構えを解いた家康のすぐ近くで自爆したのだ。
(マズい!)
家康が声にならぬ声を上げ、意識を手放そうとした時、忠勝の背中が目の前に見えた。
結局戦には勝ったが、忠勝は瀕死の重傷、家康は比較的軽い傷で済んだが忠勝の血を全身に浴びた。
『忠勝、すまねえッ!すまねえッ!』
家康は泣きながら、昼も夜も死に物狂いで忠勝の看病を行った。
爆風で左足は吹き飛んでしまい、右目は義眼にせざるを得なくなってしまったが、彼は辛うじて一命を取り留めた。
峠を越え、静かに寝息を立てる忠勝の顔は安らかであった。
家康は泣き腫らして重くなった眼をこすりながら、決意した。
(忠勝…おめえの心遣いは、無駄にしねえ。ワシは、絶対に天下を獲るぞ!戦で苦しむ民や兵の姿は、もう見たくねえッ)
その後、忠勝のために特別に仕掛けを施した頑丈な鋼の甲冑を作らせ、忠勝の身体の不利を大幅に補った。
それどころか、徳川の科学力で忠勝は無敵の武将へと生まれ変わったのである。
忠勝が戦国最強の二つ名を冠するようになったのは、それからそう遠い話ではなかった。
忠勝は主君に重みをかけぬよう左腕と右足で身体を支えながら、一心に愛撫を続けていた。
この身体になってからどちらともなく肌を重ねるようになったが、忠勝は家康と繋がることは頑としてしなかった。
家康のために己が傷つくのは一向に構わない。しかし、己の欲望のために家康が傷つくのは厭であった。
そのため、家康と抱き合うときでも下帯だけは取ろうとはしなかった。
そして家康が達して眠りに就くと、忠勝は自室に戻って独り密かに欲望を吐き出すのであった。
性欲が『人並み』にあり、しかもよりにもよって主君を想いながら自涜する己に、後ろめたさと浅ましさを感じながら。
「気持ちいいぞ、忠勝…」
家康が上半身を起こし、忠勝に口づけた。
言葉が出ないもどかしさを、このような時以上に感じることはない。
元来生真面目な彼には歯の浮くような台詞など思いつきもしなかったが、たった一言、家康に伝えたい言葉があった。
忠勝は、微笑む代りに唯一自由の利く唇の端をわずかに上げた。
それでも家康には十分だったようで、子供のような満面の笑みを忠勝に返した。
そのまま忠勝の腰に腕を回し、厚い胸板に顔をうずめると、小さな声を出して達した。
どろりと白濁した液体が、二人の腹にかかる。
いつもならこのまま湯殿で身体を清め、しばらく二人で筆談をするのだが、今夜の家康は精液を吹きとっても愚図愚図として起き上がろうとしなかった。
「…………?」
忠勝は首をかしげて家康の顔を見た。家康は気まずそうにうつむいた。
「あの、な、忠勝…迷惑だったら言ってくれ」
そして忠勝の男根を、下帯の上から触れる。そこはすっかり堅く、下帯を持ち上げていた。
「…………!!」
忠勝は驚いて目を見張った。家康が上目遣いで忠勝を見上げる。
「ワシは下手くそかもしれんが、おめえにもいい気分になって貰いたいんだ。…ダメか?」
「…………」
しばらくの逡巡の後、忠勝はゆっくりと下帯に手をかけた。
「あっ、待て」
家康は慌てて忠勝の手に己の手を重ねた。何か拙いことをしたかと、忠勝は恐る恐る手を引っ込めた。
「すまねえ…でも、いつもおめえばかりにやらせているから、今度はワシに任せてくれ」
照れた笑顔で家康は言った。その言葉に、忠勝は胸を打った。
家康は忠勝を蒲団の上に座らせると、その足の間に座り、丁寧に忠勝の下帯を外した。
すると太く逞しい男根が現れ、思わず息を呑んだ。
(で、でけえ…)
そっと男根に触れる。ぴくりと反応するそれは温かく、どくどくと波打つ脈が浮いていた。雁を持ち、指でなぞる。
少し開いた忠勝の唇から、吐息が漏れた。
家康はにやりと笑うと、亀頭をぺろりと舐めた。
「……!!?!」
敏感な部分をいきなりざらざらとした物で触れられ、忠勝の身体は小さく跳ねた。
慌てて家康を止めると、家康は不満そうに唇を尖らせ、忠勝の手を退けた。
「ワシに任せろって言ったじゃねえか」
そして有無を言わさず亀頭を口に含んだ。忠勝は観念して手を床につき、天井を仰いだ。
生温かく柔らかい頬の肉が、忠勝自身を包み込んでいる。小さな手が、陰茎の根元や陰嚢を優しく撫ぜ始めた。
同時に舌が亀頭や雁の上をやわやわと這い、忠勝の男根はさらに反り返った。
「……!!……!?!」
忠勝は、声の出せない己の喉に初めて感謝した。
しばらくの愛撫の後、家康は亀頭を口から出すと、今度は顔を動かして裏筋をつうっと舐めた。
「!!!!」
その衝撃に、忠勝自身から先走りの液が溢れる。それを塗りたくるように、先端をしごく。
段々と、忠勝の息遣いが荒くなる。その瞬間。
「!」
男根から勢いよく白濁液が飛び出し、飛沫が家康の頬にかかった。
そのままの体勢で、二人は無言でしばらく座っていた。
忠勝の呼吸が、静かになっていく。二人の間に、少しの気まずさを孕んだ空気が流れていた。
「ど、どうだ…?」
沈黙を破ったのは家康だった。不安そうに、忠勝の目をのぞきこむ。
「…………!」
忠勝は頷いた。その途端、家康の顔が輝いた。
「忠勝、ワシはおめえのことが大好きだ!」
叫びながら、忠勝の古傷だらけの胸にもたれかかった。忠勝は腕を主君の身体に回し、しっかりと抱きとめた。
「そろそろ湯殿に行くか?」
家康が忠勝の顔を見上げた。忠勝は腕をほどくと、家康の右手を取り、その手のひらを上に向けた。
「どうした?」
怪訝そうな面持ちで、家康が忠勝と己の手のひらを見比べる。
すると忠勝は己の指で、家康の掌に文字をなぞり始めた。ずっと前から、伝えたい言葉があったのだ。
「ひゃ、ハハ」
くすぐったそうに目を細めながら、家康はその行方を見守る。
やがてその言葉の意味を理解して、もう一度忠勝に強く抱きついた。やがて小さく嗚咽を鳴らしたので、忠勝は驚いた。
「…………?」
家康が首を横に振る。
「すまねえ…おめえがそんなことを言うなんて…ワシは嬉しいぞ…?」
「…………」
「どんなことがあっても、ワシに付いてきてくれるか?」
忠勝は静かに頷いた。家康は忠勝の胸に顔を埋めたままだったので、それが見えなかったが、心は通じたようであった。
二人は無言のまま抱き合っていた。
『おしたいしております わがとの』
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| | | | ∧_∧ アマリ エロク ナカッタネ
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>>99 GJ!
忠勝ってロボじゃなかったんだ……
>>99 すごく萌えたよ!
主従いいね!最後かわいいw
>>99可愛いィィィ!!萌えた!
というか私本スレ30,38なんですが、あなたとは忠家について朝まで語りあいたい。
ありがとう!!
>>99 このふたり大好きだ…萌えました!
良い主従をありがとう
今回の殺害予告報道より思い付いたネタ。少々ブラック要素あり
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
夜空を照らす満月。
その姿を映し、清らかな音を立てる水面。
僕はその水面を見つめながら、独り物思いに耽っていた。
そのニュースが流れたのは、つい1週間前――――――
【鶴野.武石 殺人予告書かれる】
「ブログに掲載された写真について『乃.窪クンの顔が見切れている』と苦情が殺到...」
鶴.兄は「心配しなくていいって。簿.記あんまそういうの考えないで載せちゃったし」と言ってくれたけど
僕の心には、どうもずっともやもやが残った。
こういうの「ワダカマリ」っていうのかな?
頭の中で、今まで3人で過ごした思い出が、浮かんでは消えていく。
僕がいても、迷惑をかけるだけなのだろうか。
僕はこのまま、生きていていいんだろうか。
川のせせらぎの音が体を包み、そのまま吸い込まれるように、僕は歩を進めた。
水に足が浸かる。
それでも何も感じない。
もっと奥へ・・・もっと深みへ・・・
※↑は2です。すみませんorz
「尚.紀!」
「待てよ!乃.区!」
有.ちゃんが、僕の腕を両手で掴んでいて、その後ろに鶴.兄がいる。
2人とも必死の形相で、涙を流している。
僕は死のうとしていたんだ。
自分を見下していたんだ。
一気に体の力が抜けて、有.ちゃんの腕の中に倒れた。
「有.ちゃん、僕・・・どうかしてました・・・」
涙が止まらなかった。
簡単に命を捨てようとした自分が、情けなくて。
「僕を待ってる、みんながいるのに・・・鶴.兄、僕・・・」
「もういいよ、尚.紀。気持ちは分かる。・・・でもな、これだけは覚えておけよ」
「お前がいなくなって悲しむのは、家族だけじゃない」
「みんなだって・・・俺も、裕.介も・・・」
「・・・愛してる、から」
「鶴.兄、有.ちゃん」
「僕も、愛してます」
2人は笑って、そっとキスしてくれた。
いつもみたいに、甘く、温かい。
「3人で1つ!」
「ずっと一緒!」
「いつも楽しく!」
「「「しゅー.ち.しーん!!」」」
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
まとまり無しで少々ごっちゃに;
自分はやっぱり文才がなかった・・・orz
>2
>(1)長時間に及ぶスレ占拠防止のためリアルタイムでの書き込みは控え、
> あらかじめメモ帳等に書いた物をコピペで投下してください。
>>104 スレルール無視の上に下手くそって救いようがないな
1時間以上のリアルタイム投下でのスレ占拠。
しかも内容がクソとはな。
>>104 これは酷い。
ここはおこちゃまはきちゃいけない板でちゅよ。
一人が注意したら後の者はスルーしとけ
便乗叩きは絡みスレでやれ見苦しい
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ヘ/タ/リ/アのヘンゼミパロだよ。
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 日伊、日独でキャラ崩壊注意です
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
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日「じゃ、はじめますか」
仏「ハイ、先生! 溶き卵も具になりますか?」
伊「ハイっ、賛成(はあと)」
独「溶き卵? アリじゃないか? でもこれは闇鍋だろう、一応」
仏「うはっ、ホントにアリ!?」
日、独の耳元で囁く
日「ドイツさん、この場合の溶き卵っていうのはアレをお風呂で出した時の様がちょうど・・・」
中「・・・・・・! 精・・・・・・っ!」
独「断固拒否だ!!」
日「あれ、そうなんですか」
独「ハア!?」
日「いや、わりとフツーかなと思ったんですけど・・・・・・ええ、絶対拒否って人もいいですね」
(ここで配役失敗に気付く)
独(そうか・・・・・・、イタリアは日本のを・・・・・・
いや、それよりもこの二人と言えば・・・・・・)
独「日本、アレだけは絶対入れるなよ」
日「アレ?」
独「う、う、う」
日「うん古代好き?
ハハハ、まさか。私だって食べたくないですよ」
独「え、そうなのか?」
英「おまいらさあ
俺はしゃぶった女とはキスしないくらい潔癖なの! 妙な物入れたらマジ吐くよ? 胃、弱いんだから」
仏「お前が胃が弱いとかありえないだろ・・・・・・つーかこのメンツで闇鍋ったら遺書くらい用意しとくもんだぜ
マジで食べ物以外駄目?」
英「食べ物じゃねえのかよ! お前ら、今から持ち物検査するぞ!」
仏「闇鍋にならねえじゃねえかよ。どうすんだよこの俺がもってきたきりタンポンはさあ・・・・・・」
タンポンをとりだす変態
仏「日本に色々聞いたんだけどさ、とんちがきいてるだろ。
血を吸った蛭の如く鍋の汁で膨らんだところをじゅうじゅうやるわけ」
英「この変態! FUCK!
香港は何を持って・・・・・・、香港? 寝てる?」
香「マブチS-1」
英「それ泳がす気かオイ! つかお前いくつだ! はい、次!」
伊「ジャンボタニシの卵塊」
英「この卵塊おれ食うんかい! 次!」
日「無難に鶏頭とモミジです」
英「お前無難、でもおれ不安! 次!」
独「あ、俺はじゃが――」
英「あ、いい、お前はどうせじゃがいもだから」
独(・・・・・・じゃがいも・・・・・・)ぐすん
日「よし、じゃあ明かり消しますよ。完璧に目張りしましたから、真っ暗になりますよ
せえの」
暗転
仏「うわあ、マジで真っ暗かよ」
英「あ、暗くなったら気付いた。この闇鍋の真意」
独「え?」
英「この明かりを消している間に何かしろってワケか、俺ら的に」
日「そういうことです。でも何をしていたか言う必要はありません。ただ私の感覚で五分たったら電気付けますから」
伊「うふ・・・・・・うふふ」
英「早速出た、イタリアの妄想」
仏「表情見えないとますます何考えてるかわかんねえな」
伊(ふ・・・ふふふ、だ、だめ、ばれちゃうよおおおお、ハアハア)くちゅくちゅ
独「な、何の音だこれ」
ズンダズズンズンダ
独「うわっ」
英「うるせえよ! なに暴れてんだフランス!」
仏「ヒント! 踊りです! 実は俺部屋でアイドルの振り付けするのが趣味なんだよね〜
今もコレすんごいバカみたいで恥ずかしい振り付けです!
うはー! 恥ずかしいのに見えてない! 見えてないのに恥ずかしい!」
独(・・・・・・。
言う必要ないならじっとしておくか・・・・・・)
日「ドイツさん」
独「お、おお、なんだ」
日「ちょっと足どけてもらえますか? テーブルの下に箸落としちゃって」
独「あ、ああ」
日「すいません、脚引いてください、横向きに」
独「・・・・・・」
日「ドイツさんの足、干草の匂いがする」
独「ちょっ! 日本、な、な・・・・・・」
日「すごくいやらしいじゃないですか、M字開脚。
これ、見えてると思うんですよね」
独「はあ!? み、見えているはずないだろう、全く!」
日「明るかったら見えていると思いますが」
独「当たり前だろう!」
日「いえ、この開脚。想像してみてください、私を」
独「恥ずか・・・・・・しい・・・・・・」
日「見えないのに?
つまり羞恥心というのは対外的に感じるものとは限らないんです。自分の内にかかえているものなんですよ」
独唾を飲む
日「どうです? 私の姿想像できました?」
独(・・・本当に見えていない)
独「ならば、日本」
独(見えていないなら・・・)
独「俺が今、何をしているかわかるか?」
日「いえ・・・・・・」
独「だったら、お前も想像して――」
日「あ、時間です」
独「!!!」
仏「ちょっ、待った!」
香「・・・・・・」
英「オッケー」
伊「イ、イッちゃううううううううううっ」
明かりがつく
仏「イギリス、なんで全裸・・・?」
英「あ?」
独(・・・・・・)
香港が酷いことになるので中略
結局鍋はつくりなおした。
ビールは日本の中間尿入りだが。
香「ところでフランスさん、ハレ晴れユカイの振り付け人前でやらない方がいいっすよ・・・・・・
かなりイケてなかったっす・・・・・・」
仏「なんでバレバレ!?」
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| | | | ∧_∧ スレ汚しすみません
| | | | ピッ (・∀・ )
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前スレで特異と谷部をどうにかしてしまったものです
今回もダラダラしてますすいません
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
付き合いはじめてから気づけば三ヶ月がたっていた。
お互いのスケジュールが忙しいため、まだ数えるほどしか会っておらず、ここ2週間は音信不通になっている。
そもそも本当に付き合っているかも怪しかった。
惚れた弱みかもしれないが、いささか谷部が淡白の様に思えて仕方がないのだ。
飲みに誘うのも自分、メールするのも電話するのも自分から。
なんだか一方通行な気がしてならず、期待やらイラ立ちやらが募るばかりだった。
まさかセックスをしてから片思いの様な気分を味わうとは。
「実際、片思いだったりして…」
ぽつりと言葉に出して呟けば惨めさが倍増して特異は悲しくなった。
ソファーに深く沈みこみ、何となくテレビをつけるとタイミングよく谷部が映っていた。
「……最悪や…」
ブラウン管越しの谷部は楽しそうに笑っている。
モヤモヤした気分を引きずりながら、特異はいつのまにか眠りに落ちた。
携帯の着信音で目が覚める。
寝ぼけた頭でチラリと時計を見ると深夜の2時を回っていた。
重い腕を伸ばして携帯のディスプレイを見た瞬間、一気に意識が冴えた。
‘谷部’の文字に一瞬息が詰まる。たかが電話でこんなにも心乱されるのが悔しい。
イラ立ちを堪え、特異は静かに通話ボタンを押した。
「……もしもし」
「…おう、久しぶり…あーー……寝とった?」
特異の機嫌の悪さを感じとったのか、電話越しの声は少し様子を伺ってるようだった。
「大丈夫ですよ…谷部さんから電話なんて、どないしたんです。はじめてやないですの。珍し」
多少の嫌みを込めて話せば、弱々しい声が返ってきた。
「いや…最近あんま会うてなかったから…どうしてんのかな思て」
「忙しいですよ。明日は夕方からロケやし」
「…ああ、そうか…そうやね…邪魔したわ…」
気まずい。本当は電話がかかって来て嬉しいのに。日頃の不満がここぞとばかりに態度に出てしまう。
「寝るんで切りますわ」
「…うん」
「じゃあ、また」
「……またな」
電話を切ったあと、落ち着きを取り戻すために煙草に火をつけた。
少しは同じ気持ちを味わえばいい。自分ばかりが好きでいるなんて公平ではない。
そんなのは付き合ってるとは言わないだろう。
これでいいと言い聞かせても特異の心は沈んだままだった。
話を聞いてやればよかった。
なんで電話してきたんだろう。
なにかあったんかな。
結局、素っ気なく電話を切った事を後悔していた。
煙草が脳にしみる。少しでも気分を変えようと換気をしに窓を開けた。
冬の冷たい空気が肺に流れこんできて心地良い。ふと何となしに歩いている人影が目に入った。
瞬間、特異は鍵もかけずに部屋を飛び出していた。
「谷部さんっ…!」
走り寄って、歩いている男を捕まえる。
幾分手首を強く掴み、振り返った谷部は少し驚いていた。
「はは…バレた…」
「なんでっ…」
「会いたくなってなぁー…来てもうた」
寂しそうに笑う谷部を力いっぱい抱き寄せた。
「こら、外…「うっさい」
冷え切った体を抱きしめて特異は不覚にも泣いてしまった。
何分抱きしめていたのだろう。2、3分たらずだろうが酷く長い時間に感じた。
背中をさする谷部にしな垂れかかり、鼓動が落ち着くのを待ってから部屋に戻った。
玄関の扉を閉めると、どちらともなく貪るようにキスをした。
息が苦しくなり離れると、谷部は照れくさそうに笑った。
「谷部さん、体冷たい…ごめん、ごめん…」
「平気やって」
さっきまで独りでいたソファーに谷部を浅く座らせ、その上から覆いかぶさるように抱きしめた。
谷部の体温を確認するように彼の首筋に顔を埋めるが、まだ氷の様に冷たく、特異は目頭が熱くなるのを止められなかった。
勝手な意地で何分外に待たせていたのだろう。
肩が涙で濡れて気持ち悪いだろうに、谷部は何も言わず特異に身を任せていた。
「男前が台なしやん」
腫れた目元をなぜながらふわりと笑う男に特異はようやく笑うことができた。
さっきまでの不安は静かに消え去っていた。
「今日はガキとか言わんね」
「んー…まぁ俺もガキみたいなもんやしね。素直になれん年頃なのよ」
煙草をふかしながら、谷部は窓の外へと目をやった。
「連絡とれんくて悪かったな…言い訳はせん。ただおまえの事は好きやで」
「うん…」
「俺こんな性格やからなぁ…ごめん」
「ええよもう。だらしない男に惚れた俺が悪い」
「おまえなー」
言いたい事が山ほどあったのに、谷部に会えて忘れてしまった。
ただ今は徐々に体温を取り戻しつつある体が心地良い。ふと鼻先に金属質なものが見える。
「これ…」
「うちの鍵。いつでもええから」
カッと顔が熱くなる。
なんだか恥ずかしく、谷部の胸元に顔を埋めた。
「ずるいよ…俺さ…単純やから……勘違いするって…知らんよ谷部さん…」
「してよ勘違い」
ハッとなり谷部を見るといきなり深いキスをされた。
煙草の苦味が口に広がり、頭がぼーっとしてふわふわと海に浮かんでいるような錯覚に陥る。
「埋め合わせ。俺明日休みやねん…」
煙草を消して谷部は自分のシャツのボタンを外しはじめた。
その手を遮り、首元に噛み付くと谷部気持ちよさそうに目を細め、はぁ、と息を深く吐いた。
「手加減せんよ。あんたが頭おかしなるまで泣かしたる」
吐き捨てたももの、余裕の笑みを浮かべる谷部に特異は敵わないな、と思った。
明日は酒を買い込んで家に帰ろう。
谷部の前で気取れるほど大人ではないのだから思う存分甘えることにした。
END...?
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
ベタ展開 orz
結局特異が谷部に転がされてるという結果になってしまった 逝ってきます
貴重なスペースありがとうございました
>>128 まさかまた見れるとは!
ありがとう、そしてGJ!!
>>128 不覚にも萌えてしまった…
私の中で何かが目覚めたよ姉さんGJ!
>>128 GJ!前スレから楽しみにしてました!
今回も萌えましたありがとう!!
>>128 GJ!
自分も前スレから楽しみにしてました。
姐さんの文体も好きです。
>>128 GJ!姐さんめちゃめちゃ萌えた!
又よかったら投下して下さい!
>>128 GJですぜ、姐さん!
姐さん話を見てからピンでもお二方をテレビで観るとニマニマしてしまうんだ…!
>>128 姉さん大好きだ…!!GJです。
前回も今回も楽しませていただいたよ!
次回があるなら、激しく楽しみにしてます!!
09戦隊赤→青のつもりで
でもメインはジイ
呼称は想像
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース
この世には、何百年もの昔から三途の川より「隙間」を通ってやってくる「外道衆」と呼ばれる化け物がいる。
外道衆は人々を脅かし、陥れ、闇の世界のさらに暗い恐怖の闇へ引きずり込む恐るべき存在。
だが、それらを退治し、世を守ってきた五人の侍たちがいた。
侍たちは不思議な力「モヂカラ」を操り、外道衆たちと戦い続けた。
そしてその命と引き換えに外道衆を一掃し、人々に平穏をもたらした。
しかしその平穏長くはなく、幾年月か経ったころ、またしてもわずかな隙間を通って外道衆はやってきた。
先代の遺志に応えるべく修練を重ねてきた志葉家当代当主と、いつか仕える主君のために鍛錬を積んできた四人の家臣たち。
五人は現代の侍として志葉家に集結したのである。
というのが、つい、この間の話。
顔を合わせて日が経っていないためか、あるいは本人たちの資質のせいか、五人の心はひとつ、とはまだ言えなかった。
今日も今日とて志葉家の庭には喧騒が絶えない。
池波という青年は幼き頃から家臣として侍としての務めを教え込まれてきたためか、忠義こそ天晴れなれど何かと空回りしがち。
谷という若者はいわゆる今時の、といった風体で、忠誠心が低いのか、主君を軽んじる発言を頻発。よく池波に窘められているものの焼け石に水。
白石という女性はそんな二人の仲裁をよくする面倒見のよい姉御肌だが、冷めた視線で投げ出すこともしばしば。
花織という少女はおっとりとしていて、いつもおろおろと男二人の喧嘩を見ていていまいち頼りない。
殿、ジイは今日も胃が痛うござりまする・・・。
殿はまだこの家臣たちと打ち解けてはおらぬ。
さりとて、外道衆は何時如何なる場所にでも現れる。そして今、やつらと戦える侍はこの五人のみ。
今までお一人で外道衆と対峙してこられた当代当主、タケル様。未だにお一人で戦われようとする。
殿、お一人ではいずれ立ち行かなくなる時がやってきます。
仲間を信じて、共に戦わなくてはいずれ・・・。
それでも今日、殿は四人と共に戦いへと向かわれた、。
少しずつでいい。少しずつでもいいから信頼を築き絆で結ばれればいい。
ジイこと日下部彦馬は五人の侍の無事を志葉邸で待ちながら祈っていた。
そんな折に門扉から黒子たちのざわめきが聞こえてくる。
殿こと志葉家当主、志葉タケルが帰還したようである。
一人で、であるが。
「殿、お帰りなさいませ」
「ああ」
短く答えてタケルはジャケットを日下部に押し付けた。
「殿、本日はいかがでございましたか」
「・・・・・・・」
「殿?」
「・・・・シンケンオーで止めを刺してきた」
「なんと!五人のモヂカラを合わせて合体できたのでございますか!!ジイは、ジイは嬉しゅうございますぞ!!」
少しずつ、その絆は築かれつつある。日下部はそう確信して涙を浮かべて喜んだ。
「殿!今後外道衆もより一層悪知恵を働かせ厄介になってくることでございましょう。
やはりこれからは家臣たちと共に力を合わせてですな、外道衆に対抗すべく・・・」
日下部の長い論説が始まりそうになったので、タケルはややうんざりしながら振り返った。
「ジイ!ごたくはいい。今から甘酒を作ってこい」
「は。甘酒ですか」
「そうだ。熱めに作れよ」
「は」
甘酒・・・はて?殿はあまりお好みではなかったように思うが・・・
とはいえ立春は過ぎたもののまだまだ寒い。殿もお体が冷えておられるのであろう。
日下部は甘酒を作るためにいそいそと台所で向かった。
「失礼いたします。殿、甘酒をお持ちいたしました」
日下部がカラリと障子を開けると、タケルは座卓に向かっており、こちらに背を向けていた。書を読んでいるようである。
「遅い。もういらぬ」
「はっ?」
振り返りもせずにタケルは言い放った。
「持ってくるのが遅いと言った。今はもう飲みたくない。下げろ」
遅い、ということはなかったように思う。日下部は最短の時間で甘酒をこしらえてきたつもりであった。
「申し訳ございませぬ・・・。ではこちらは如何いたしましょう」
「好きにしろ。捨てるなりお前が飲むなり」
「は・・・それでは失礼いたします」
時々この若殿、ご無体な時がある。
いつもなら小言のひとつでも申し上げるところだが、今日は外道衆と相対し、なおかつシンケンオーでも戦ってきたのだ。
さぞお疲れであろうから、と日下部も大目に見ることにした。
さて、この甘酒の所存だが・・・
捨てるのはさすがに勿体無い。
だが自分で飲むにしても、日下部は甘酒は好きではなかった。もっと辛口のほうを好んだ。
どうしたものか、と廊下で思案していると、豪快なくしゃみが聞こえてきた。
くしゃみが聞こえたほうへ向かうと、池波が幾重のタオルにくるまって焚き火にあたっている。
「何事じゃ」
「ああ、日下部さん」
答えてきたのは白石。
「懺悔の水垢離ですよ」
「と・・・とのにっ・・・はっくしょ!とのにご無礼を・・・・も、ももうしわけなく・・・はっくょはっくしょん!!!!」
池波は見るからに震え、くしゃみを連発させながら謝罪を口にする。
聞けば、タケルの仲間を打ち捨てるような言動に腹を立て、抗議をした、と。
しかしタケルの言葉はまっことの正論であり、殿を信じきれなかった己が悪かったのだ、と。
その非礼を詫びる為に、
「噴水に飛び込んで水に打たれるなんてバカですよねえ」
一瞬腹を切るのかと思いましたけど。と、白石は呆れながらため息をついた。
焚き火が消えないように枯れ枝をくべながら、花織が日下部の持っていたものに気がついた。
「日下部さん、それ何ですか?」
「これは甘酒だ。殿にお持ちしたのだが・・・ああ、そうだ池波。これを飲むが良い。温まるであろう」
「いいんですか?お殿様のだったんでしょう?」
「殿はいらぬと申されてな。飲む者がおらねば捨てるしかない。ほれ、遠慮するな池波」
「かっ・・・かたじけ・・の、ぅはっくしょい!!」
池波が震える手で一口酒を含むと、その熱が全身に行き渡るのか、ほんわと頬を緩ませた。
「お風呂に入ったほうがいいでしょうねえ。日下部さん、お風呂お借りしてもよろしいでしょうか」
「ああ、構わぬ。黒子に申し付けるがよい」
白石が手の空いている黒子を探しに行った。花織は乾いた新しいタオルを池波に羽織らせている。
それにしても。
いくら無礼を働いた、とはいえ・・・反省している家臣をそのまま置いて帰ってきてしまったのか・・・。
殿はこの者らと打ち解けることができるのであろうか・・・。
「先が思いやられるなあ・・・」
日下部はため息をついた。
その時手が空いた花織が日下部のそばまでトコトコとやってきてにこりと笑った。
「お殿様ってやっぱりすごいですね!強いし、優しいですし」
「優しい?それはまことか?」
あの殿が、このジイにですら滅多にお褒めに預かることはないのに、この者らにお優しいお言葉をかけたと?
「はい。今ですね、ホントは池波さんをみんなで置いて帰ろうとしてたんです。
お殿様がお帰りになるなら、私もついていかなくちゃと思って・・・。
そしたら『倒れられたら困るから、引き摺ってでも連れて来い』って」
「なんと・・・」
あのような素っ気無い態度をされていても、家臣が倒れたら困る、と思っておられましたか!
そしてはたと気がついた。
よもやこの甘酒も殿なりのお心遣いではなかろうか。
おそらく震えて帰ってくるであろう池波のために、と仰るのを照れていらっしゃったのだ。それでわざとあのような態度に出られたのだ。
いらぬ心配であった・・・!
殿はちゃんと家臣を気にかけておられるではないか。
殿はきっとこの者たちとうまくやってゆける。
そして必ずや外道衆を退治してくださるであろう。
うんうんと一人頷く日下部の目じりにまたしても、キラリと光るしずくがあふれた。
もうすぐ風呂の用意ができそうだからと池波を呼びに来た白石がその様子を見ていた。
「救急車でも呼ばれてたら住民に迷惑がかかるからな。
既に運び込まれていて入院でもする羽目になっていたら請求は池波家にまわせ」
タケルがそう言っていたことは、自分の胸の奥にそっとしまっておくことにした。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
分割ミスしてすいませんでした。
勢いで書いた。後悔はしていn・・・
ぜんぜん赤→青じゃなくねコレって気がしてきたが気にしないことにする
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 415 課の長×小さな漁師。
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| ライブを見て勢いで
| | | | \ 書いちゃったみたいだよ。
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
楽屋のドアを開けると、暖まった空気がふわりと身体を包み込んだ。
ほんの半日前まで居ただけの見知らぬ部屋をなぜだか懐かしく感じて、
そしてそんなことを思ってしまう自分が、いかに疲れていたかを知った。
目の前を歩いていた自分よりも一回りも小さな背中が、
大仰そうに近くにあったパイプ椅子に腰掛けるのを目の端に捉えてから、
そっと目の前の椅子を引いた。
「つっかれたなあー」
目を瞑ったまま、机に突っ伏した相方は最近伸びてきた前髪が顔にかかって、その表情は読めない。
きっと目じりに皺を寄せているんだろうな、と思った。
半日かかったバラエティ番組の収録は久しぶりに二人揃ったもので、
それぞれお互いが隣に相方がいる状況に少しの安心感を持って臨んだため、
妙なテンションになってしまった。
そのせいで余計に疲れてしまったのだろう。突っ伏したままの頭は上がる気配すらない。
「おーい」
声をかけると微かに動く頭は、ずいぶん昔から見慣れたもの。
「なにー」
「お茶、飲まん?」
近くにあったペットボトルを差し出すと、手だけが伸びてくる。
その手に350ミリリットルの茶色いボトルを握らせてやる。
「なあ」
「なんやねん」
「開けて」
見ると、先ほどと変わらない姿で、突っ伏したままの相方。
よっぽど疲れているのか、はたまた久しぶりに二人きりになった反動か。
掠れたような声は、少し甘い。
「自分でやりいや」
「いやや。やって」
「なんでやねん。自分」
「ええやろ。そんくらい。なあ。やって」
茶色いペットボトルを挟んでの攻防戦。結局折れたのはこちら側だ。
いつだってそうやって甘やかしてきたのだから、今更勝てるはずない。
「…ほら、蓋開いたで」
今度は蓋を開けたペットボトルを手のひらに握らせてやると、
やっと突っ伏したままの頭が上がった。
「ありがとおな」
テレビの前ではしないような、少し疲れた情けない笑顔。
もう何年も見慣れたそれに、不思議と安心した。
「…蟻ノ。次何時?」
お茶を一気に飲んで、その口元を拭いながら聞くその声は、
さっきよりも随分としっかりしていた。
「次は…ああ、もう出なあかんな」
ちらりと見た腕時計は、もう既に次の仕事の時間を指していた。
さっき楽屋に入ってきたばかりだと思ったのに。時間が過ぎるのが早すぎる。
「もう?忙しいなあー自分。売れっ子は辛いなあ」
「何言っとんねん。自分かて。レギュラー何本やったっけ?」
からかう口調は柔らかくて、居心地が良い。
「ほんなら先出えや。俺、今日はこれで終わりやから」
「あ、うん。…ちゃんと帰れよ?」
「わかってるって」
「メシも、ちゃんと食えよ」
「それもわかってる」
「ちゃんと寝えよ。ゲームばっかしとらんと」
「もう、それはお前に言われたないわ。ええから行けよ」
面倒くさそうに手を振る羽間口は、口煩く言うおかんに対してする仕草と同じだったから、
思わず笑ってしまった。
「ちょっと、羽間口」
「何?」
「ちょっと」
手招きして呼び寄せると、テーブル越しに、その小さな頭に手を乗せた。
ふわりとした髪が手のひらを刺す。そのまま指を滑らせ、こめかみを強く押した。
「痛っ!ちょ!何すんねん!」
びっくりして飛び退く姿に、笑いかける。なるべく優しそうな顔を選んで。
「マッサージよ。マッサージ」
告げると途端に表情を和らげるのが可笑しくて思わず笑った。
だって、適当に言ったのに。こうして、こいつは何度俺に騙されてきたのかな。
本当はただ単に触れたかっただけだなんて、口が裂けても言えないんだけども。
「じゃあ、俺、行くわ」
何か言いたそうな顔をしているのをきれいに無視して、席を立つ。
まるで何もなかったかのように手を振れば、きっと今日と同じ明日を迎えられる。
大事に大事に守って慈しんで、いろんな感情を潰して思い出したくない過去に蓋をして。
そうしてやっとの思いで育てたこの空気は、きっと何よりも大切に違いない。
楽屋のドアをそっと閉めて、自分の見ていないところで彼が傷つくことないようにと、
離れる度に思う願いを、また、祈った。
_________
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|│l> play. │|
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└──────│らいぶが本当にかわいかったんだ!
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変な分割してすみませんでした。
お目汚し失礼しました。
>>137 GJ!! 面白かったw
殿ツンデレと思いきやwwwww
143
GJ!
415のほのぼの空気の中にある
切なさが出ていてイイヨー
上で書いた方とは別人ですが
ゲツクの主人公×親友を投下。
ネタは先週の予告の台詞から発展
では、よろしくお願いします!
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース
「今週末の朝9時までに提出すること。締め切り厳守でよろしく」
この前と同じように突然レポートを課され、一人じゃどうやっても出来るわけないと
喚いた撤兵を筆頭にそれをゼミの皆とやることになった。
内容はいつもどおりの難解なもので5人でやったってすぐに終わるようなものではなく
途中で興味をなくした代期が真剣に取り組む4人を尻目に知恵の輪に夢中になったり
カエルのおもちゃをいじったりして真剣な空気をかき乱すことによって
より提出が厳しくなった。
しかも、まともにレポートの続きを始めたかと思うと
今度は突然ふっと浮かび上がった疑問をふっかけ、特に涼介や亜紀の反感を買った。
「大体、おまえはなんでこういう時に限ってあの集中力を活かせないんだ??」
涼介が疲れを露にしながらも、怒りを口にすると、頭を掻きながら代期は呟くように答えた。
「んーなんかこのレポートさぁ、親個丼と一緒でシンプルじゃないからやる気、起きないんだよね」
「おま…」
「はぁ!?それとこれとは別でしょ??あんたは何、今までの課題がシンプルだからやってたっていうの??」
代期の言葉にあきれた涼介の声を掻き消し亜紀が叫ぶと、波根井もよく分からないというような顔をし、撤兵もコクコクと頷いた。
「まぁ…面白かったしね」
「何を基準に…っ、もういいわよ。私真面目にやるから邪魔しないでよね。というか、よく大学入ってから友達出来たわね」
と言いながらなぜか視線は左に向けられる。
「代期じゃなくて俺かよ!」
「いや、深い意味は、ないんだよ?うん!」
「絶対今の顔、あっただろ」
「…とにかく、お前ら分析の続き、やれよ」
だんだん騒がしくなってきたので、静かに液体を混ぜていた波根井が席を立ち
若干凄んだような表情で言い合う2人とその元凶を一瞥する。
「そ、そうですよ!!もう0時を回りますし、ほら代期さんも!」
それに続いて撤兵も皆を落ち着かせるために、それを促したがあまり空気は変わらないままであった。
早朝。寝息しか聞こえない静寂の中、涼介は何かに魘され、途轍もなく気分が悪い状態で意識が戻った。
どうやら変な夢でも見たらしく、遅くまでレポートに取り掛かっていたせいなのか体が重たかった。
「ん…あれ…」
どうやら様子が違う。
少し体を横に向けようとしたら、何かがそれを止めていることに気がつく。
体が重いというより、何か上に乗っている物があるみたいだった。
眠気眼を擦り、その"何か"を見ようとするとそれが近づくのが分かった。
「涼介」
「…だ、代期!?なっ、何やって…」
目の前にいたのが代期だとわかると、涼介は驚きのあまりすかさず後ずさり、口をぱくぱくとさせた。
これ以上今言葉に出来るわけがない。
黙ったまま、またもう一歩後ずさると代期は一歩近づいてきた。
「ねぇ、どうして人間ってさ無防備なときほど可愛いのかな?」
可愛い…?
そう言い放った主は子どものように破顔し、こちらを見据えた。
「…ど、どうし…てっておまえな!」
「いや、だって不思議でしょ?居ても立ってもいられないでしょ?それに、どうして涼介はそんなに慌てるのかな?顔真っ赤だよー?なんでだろ」
やっと返事ができたと思えば、今度は相手と上手く会話が出来ない。
しかも、それは答えられる質問なのか?と涼介は戸惑いを隠せなかった。
だが、ここでこの状態であれば容易に次の行動が予想できてしまった。これはもしかしてまずいのだ、と。
我に返った涼介は、大声で言い放つ。
「お、おまえはどうしてどうしてって朝っぱらからうっさいんだよ!」
言い放った後に代期を突き飛ばして涼介は研究室から飛び出た。
罵詈雑言なんて話の流れで言う。冗談だって言う。
なのに、さっきの一言はあのタイミングで言うべきではなかったと思った。
でも、逃げたくなって走り出してしまった。
だってあいついきなりだったし…俺もどうしていいか分からなかったし…
なんて考えてしまうとなお足は止まらなかった。
「おい、涼介!ちょっと待ってよ!」
代期が追ってきた。が、ここで止まるわけにはいかない。
「待たねぇよ!」
「待ってよ!」
「俺は嫌だっ!」
「嫌でもいいから、涼介、俺、わかったんだって!」
「…なっ、何がわかっただよ!」
いつものクセで答えてしまい、待たないと言いながらついに涼介は足を止めた。
すると勢いよく走ってきた代期が後ろから涼介を抱きしめる。
「どうして人間って無防備なときほど可愛いのかって聞いたじゃん。これ、人間っていうより、涼介だからだよね?他の誰に対してもそんなこと思わなかったし」
代期は少し肩で息をしているせいか、必要以上に体温を感じる。そのこともあって、余計に涼介は硬直して動けずにいた。しかし、必死に言葉を発する。
「は?何、自己解決してんの…?」
「だって、さー。さっき言ったばかりじゃん。どうしてどうして五月蝿いって」
「…それでその答えですか?」
「うん。駄目だった?」
「や…駄目とかそういう訳じゃないけど…」
「けどー?」
にっこりと意地悪そうに笑う代期に涼介は顔を向けられた。
「馬鹿ッ!近いって!」
追いかける前に見たときよりも、涼介は顔を赤くしているのがわかった。
それを見た代期はなんだか嬉しくなって1つ質問した。
「俺は涼介が欲しいって思ってるんだけど、涼介はどうなの?」
「いっ、今、どうしてどうして言うのやめるって言ったようなもんなのに、こ、今度はどうなのかよ…」
「それ、答えになってナイデスヨ?」
「う、うるさ」
涼介が冷静さを取り戻せないまま、再度反論しようとしたその時、またもや動きを止められた。
唇が、触れていたからだ。
ほんの少し絡めた後、きょとんとした顔で代期は涼介を見た。
なぜか捨て台詞も何も飛んでこない。
「これが返事っていうことでいいのかな?…あれ、ちょっと!涼介!…あーあ」
普通に支えていたはずの涼介の体がするりと地面に倒れる。
キスしていた時は反応があったのにまさかこんなことになるとは考えもしなかった代期は、
少々笑いを堪えながら涼介を抱え、その場を後にした。
レポートが締め切られた数十分後。
涼介は研究室のソファーから起き上がった。
そういえば、レポートが終わってなかったと慌てて作業していたテーブルへ向かうと、『出してやったよ、安心しろ』とだけ書き殴られていた紙を見つけた。
どうやら間に合ったようだ。良かった、これで伶仔さんに叱られないなと思った。
それから同時にあの事を思い出してしまった。
富士尾のことがあってから縮まってしまった距離があんなにも近かっただなんて。
そして、はっとした。俺はあれ以上何もなかったよな?と。
確認したが、それらしいものはどこにも無かった。
この件があってからか、涼介は普段の代期の質問に対しては比較的素直に答えるようになったという。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
すみません↑6/6です。
それでは失礼しました!
>>143 GJ!最近二人ともピンの仕事メインで淋しかったんだ
久々に萌えさせていただきました
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
アメリカンな某オーディション番組の辛口審査員×司会者だよ!
短いよ!
「お気に入りの女の子が出たってね」
窓辺のソファに座ってビールを傾けている再門が振り向いた
「何だって?」
「Randyが言っていた」
来案がテレビを消したリモコンを後ろに放り投げた
「ああ…今日のか」
瓶がカタンとテーブルに置かれた
滴がジワリと表面に浮かんでいる
「しかも今日は"最高"とまで誉めたんだって?」
「いや"断然"だったかな」
「めったに言わないのに」
「言ってるよ」
再門の手招きで来案はベッドから立ち上がる
招かれた場所ではなく背もたれの後ろに立ち肩に手を置いた
「言われたかな?」
「言ったよ」
肩の手に重ねて後ろに振り向いた
「覚えてない」
「じゃあ…」
再門が空いた手を後ろへ伸ばすと
それを合図に来案がゆっくりと顔を寄せて口付けた
口付けが終わりテーブルの瓶に手を伸ばす
「やっぱり」
独り言の様に再門が呟くのを危うく聞き逃す所だった来案が耳を寄せる
「最高だ」
「キス?」
「いや、司会が」
「それは当然」
再門は笑いながら残ったビールを飲み干して立ち上がる
「明日も早いぞ」
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
あ、ウキョさん…触ってないのちんぽにすごいですね…。
やっぱ毛ぇ無いと恥ずかしい?
恥ずかしいけど感じちゃうんですか?
まさかいつもすましてるウキョさんが、こんなに淫乱だなんて…ばれたらウキョさんマワされちゃいますよ?
あ、尻穴まで汁垂れてる…マワされるところ想像して感じちゃったんですか?
166 :
つづき:2009/02/24(火) 02:09:15 ID:14bJjwquO
ん…乳首までびんびんに勃起させて…いやらしいなぁ…ちょっと味見させてくださいね♪
ん、ちゅ…んー…ぬるぬるぬらぬらな勃起乳首も可愛いですよ♪
え?欲しい?何がですか?
はっきり言ってもらわないと…俺わかりませんよ…?
ちんぽ?ちんぽでいいですか?
尻穴にちんぽ欲しいんですか?
じゃ、ちんぽしゃぶって準備してくださいよ…ウキョさん、そのえろ口でしゃぶって?
ん…っ…あー…あー…やっぱウキョさんの口イイですよ…顔も…えろい…。
ん、もういいっすよ…じゃあ、四つんばいになって、尻穴広げてください…あー、そうそう……ふふっ…ひくつかせすぎですよ(笑)
じゃ、挿れますよー…っと…亀頭だけぬぽぬぽ〜っ、は、ぅ、イイっ!!
ん?足りない?奥まで?
じゃ、お望み通り…って、ぅ、あ、ウキョさんキッツ!
わ、腰も揺れまくりじゃないですか!えろっ!
ん、出すなら出していいっすよ!
俺は何発でもイケますから!
尻穴も、えろ口も、可愛い勃起乳首も汁まみれにしてあげますね!
>>165 これで終りでいいのかな?
話が終りならそう書いてもらわないと、次のビデオ再生したい人がやり難いよ。
ちゃんと>>1-
>>4読んで、理解してから話投下はしてね。
>>167 多分荒らしだと思うから触らないで
ここ数日該当ジャンルスレにおかしなのが大量発生してる
まさかレスをつける奴がいるとは
自治厨って奴は本当に脊髄反射だな
>>169 ハァ?相棒801のジャンルの内部事情なんか知らないよ
ここ相棒スレじゃなくて棚スレですけど?
そっちの荒らし事情は全員知ってるのが前提か
まさかレスつける奴がいるとは、て
テンプレ違反してたら注意入るのは普通なのに・・・
>>170 今の流れでなんで相棒のジャンルスレ事情を知る必要があるんだよw
荒らしにはスルーしろというだけの話だろ
だから、荒らしなのかテンプレ読めてない厨ちゃんなのか分からないでしょうが。
荒らしならスルーだが、厨ちゃんは一応注意くらいしても罰は当たらないと思うんだけど
というか注意(しかもかなり冷静に)しただけで
>>169みたいに自治厨呼ばわりとかないわ
>>172 今ilスレ荒らされて参ってるから過敏に反応したのは悪かったかもだけど
そうやって嫌味たらしい書き方するのは立派に自治厨だと思います
続きは絡みで!
少しジャンル続いてますが規制解除記念に投下させて下さい。本スレ
>>545です。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 半ナマ じゃっかんエロ有り注意
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 長文失礼します
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
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それは、あいつのお気に入りのおもちゃを並べたベッドの傍の棚。
ガラクタにしか見えないが、あいつにとっては大事なものなんだろう。
ずっと定位置にあるフィギュアや時折入れ替わるラインナップを何気なく眺める。
俺にとっての手に馴染んだ包丁や愛用の調味料みたいなものか。
だから、どんなものを買ってこようが、俺は黙って見守ってやってたんだ。
が、これはさすがに、見逃せない。
「お前、…これ何かわかってんのか」
「それくらい知ってますよ!電動コケシって言うんでしょう?」
わかってない。
そう、確かにそれの先端はこいつの好きそうなキャラクターの造形をしている。
が、これはバイブだ。フィギュアじゃない。
「んなもん、どこで買ってきたんだよ」
「行きつけのショップですよ。これすっごいレアなんですよ。
権利問題がどうだかで途中で回収されちゃって流通してる数がすっごい少ないんですって」
「あぁ…そういうオタクな店でつかまされたってわけか」
「あ、馬鹿にしましたね?ほんとにレアなんですよ?ほら、かわいいでしょ〜」
安心したのもつかの間、バイブを手に取って撫でだすもんだからたまったもんじゃない。
「レアだろうがなんだろうがお前、電動コケシだぞ」
「そう、なんでコケシが電動なんでしょうかね!笑っちゃいますよね」
「おまえ…、」
「よっぽど珍しいんでしょうね。店員さんも笑ってましたよ〜」
それ、違う意味で笑われてんだよ。
「…それもうしまっとけ」
「え〜せっかく買ったばかりなのに」
俺が最初に見つけて本当に良かった。
「いいから、しまっとけ」
「やですよ」
口を尖らせて、バイブを握り締めるんじゃない!
「だから、しまえよ」
「やです!」
親切に言ってやってるのにこいつは、
「じゃぁ俺が捨てっぞ!」
強引にバイブを取り上げた瞬間、ガチャリと玄関の扉が開いた。
「あ、」
一番恐れていた事態だ。
「うわぁ波根井くんうわぁ…」
眉を下げて、わざわざ棒読みで言うのは奴しかいない。
「大機さん聞いてくださいよ〜」
大機の姿に気づいた撤兵が、パタパタと玄関先に駆けて行く。
「おぉどうちたの撤兵くん」
「波根井さんがひどいんですよ〜」
馴れ馴れしく撤兵の頭をよしよしするんじゃねぇよ。
「くそっ」
思わずベッドに腰をかけ溜息をついた俺に、大機がにやにやしながら近づいてくる。
「そ〜んなもん持って、撤兵に何するつもりだったの?」
「なんもしやしねぇよ」
ぽいと放り投げたそれを、撤兵があわてて拾う。
「ちょっと波根井さん!壊れたらどうするんですか」
「おや?それ、もしかして撤兵のおもちゃ?」
「そうですよ。ほら、かわいいでしょう?」
先ほどと同じようにニコニコしながらバイブを撫でる。
「あ〜、そぉいうことね。」
大機はこちらをちらりと見てから、小首をかしげて撤兵の顔を覗き込んだ。
「でも波根井くんは気に入らないんだ?」
「そうなんですよ、せっかく買ったのに捨てようとするし」
「どうせなら、それで一緒に遊んで欲しかったよねぇ」
「おいこら、大機」
「ん?どうしたの羽根井くん?そんな怖い顔して」
「お前のせいだろ」
「ねぇ撤兵に教えてあげないの?どうして?」
「あ?」
「手取り足取り、経験豊富な波根井君なら朝飯前でしょ?」
「てんめぇ」
大機の胸倉をつかんだ所で撤兵が慌てて間に入ってくる。
「ちょ、ちょっと、喧嘩はやめてくださいよぉ」
こいつは何も知らずにのうのうとしやがって、
「元はといえば撤兵のせいだろうが!!」
「ご、ごめんなさ…」
思ったより大声が出てしまい、肩をすくめる撤兵を見て、ハッとする。
俺が静止したのに気づき、おそるおそるこちらを見てきた。
「くそっ」
こんな事がしたかったわけじゃない。
いたたまれなくなって、俺はジャケットを手にして部屋を飛び出した。
敷地を出て、2、3歩。乱暴にジャケットを羽織り、たまらず煙草を取り出し火をつける。
一服し、また足を踏み出すと、後ろから聞こえてくる足音。
この足音は、これは、撤兵じゃない。
「おーい、波根井く〜〜ん」
振り返れば緑のダッフルコート。
「なんで大機なんだよ。」
「ん?撤兵と一緒に来ればよかった?それとも俺が部屋で待ってる方が良かった?」
「つーか、撤兵ん家に何しに来てんだよ、」
「波根井君ってさ、意外と純情なんだね」
「あ?」
「あんな据え膳、俺なら我慢できないなぁ」
「おまえ殴られてぇのか」
「その手は通じないよ。俺撤兵に聞いて知ってるから。波根井君は脅すだけで実際は殴ったりしないってさ」
「あいつ…」
「波根井くんがさ、撤兵を大事にしてるのはよ〜くわかるけど、本人に伝わってなきゃねぇ」
「…」
「意思疎通は大事だよ。生きてる人間同士、声が届かないんなら、このさき法医学難しいんじゃない?」
「うるせぇよ」
いい加減ふり切って歩こうとする俺に、慌てて大機が追い越してきた。
「はい。これ撤兵に返しといて」
そう言って、大機がカバンから袋を取り出す。
「さっき渡しそびれたから。借りてたDVD」
「んなもん届けるためにわざわざ来たのか?」
「出かけるついでに来たんだよ」
「明日学校で返せばいいだろうがよ」
「これさぁ、「今日波根井くんと一緒に見るから、ちょうどついでなら返して欲しい」ってさ、撤兵が言ったんだよ?」
その一言に、再び歩き出した足が止まる。
「なのに羽根井くんは帰っちゃうんだ〜?」
くっそ。
振り向いた先に見えるのは、わざとらしく口元に手を添えた憎らしい顔。
「羽根井君がDVD見ないんならさ、俺が撤兵と遊んでこよっかな〜、おもちゃもあることだし」
おまえ、
「冗談だよ冗談。早く帰ってあげなよ。撤兵待ってるよ」
言われなくても帰るっつーの。
手慣れたドアノブを回すと、あの野郎、鍵がかかっている。
インターホンを鳴らしてみるが、応答はない。
しかし、そろりと感じる気配。
「おい、撤兵、俺だ」
「お、俺俺詐欺には引っかかりませんよぉ…」
ドア越しに聞こえるかすかな声。
「小窓から見えてんだろ。」
「…」
「俺が悪かったから、あけてくれ」
「ち。違うんです。あの、僕。ごめんなさ、」
「謝るこたねぇよ」
「だって。その、さっき、大機さんに言われて…見たんです。あれの、説明書。
僕ふだん箱とか説明書とかあんま見なくて、すぐに出して飾ったり遊んだりしたいから、
だから全然気づかなくて。だから、…ゴメンなさい」
「じゃぁ、わかったんだな」
「は、はい、だから、」
「いいから、ドア開けろよ」
「や、やです」
「何でだよ」
「だって、」
「じゃぁ、帰るぞ」
「え、」
「DVD、見んだろ一緒に」
ガチャリと、おそるおそる扉が開かれる。目が合うと、びくりと顔を伏せた。
「…、おまえ、なんつー顔してんだよ」
「だから…開けたくなかったんですよ」
耳まで真っ赤にして、睫まで震えやがって。
「説明書、大機の前で見たんじゃねぇだろうな」
「ひ、ひとりで見ましたってば…」
(あぁ。んな顔ほかの男に見せられてたまるかよ)
ドアを全開にし、ようやく玄関に上がる。
念のため、今度はしっかり玄関の鍵を閉めておいた。
コタツの上に置かれた箱入りのバイブ。
置いておくのも恥ずかしいが、捨てるのも惜しいんだろうか。
「お前が恥かく前に、俺がもっとちゃんと説明してやればよかったな。」
「…」
「いや、やっぱ無理か。意識したら、俺だって平常心じゃいられねぇよ。
お前、あんな嬉しそうな顔してバイブ撫でてんだもんな」
「も、もうやめてくださいよ」
「大体、あの場所、いっつも目に入るんだよ」
「え?」
「お前としてるとき。」
「や、やめてください」
「おまえ俺にどうして欲しいんだよ」
「だから、あれは僕の無知で、」
「俺に使って欲しかったのか?」
「や、やですよ。そんなの。僕、波根井さんのがいいです」
あぁ、なんという殺し文句。
「…撤兵が悪いんだからな」
「へ、」
せっかく堪えてたのに、スイッチ入っちまったじゃねぇか。
支援
「ふぁ、」
その柔らかい髪に両手を差し入れ、唇を奪う。
大げさにびくつく撤兵に、たまらない気持ちになる。
俺はこいつを大事にしたいのか、めちゃくちゃにしたいのか。
「お前といると、調子狂うんだよ」
「ぼ、僕だってですよ、…っ」
ぽかんと開いた口に舌を差し入れて、唇を食んで、抱き寄せようとしたところで、腕が突っぱねる。
「…なんだよ」
「っ、だって…ひゃっ」
強引に抱きしめると、腿に当たる熱。
「なんだもう勃ってんのか」
「い、言わないでくださ…」
小さくうつむいたその髪に口付け、そのまま耳を唇ではさんでやる。
「…っ」
「お互い様だろ」
腰を引き寄せて耳元で低く呟くと、びくりと震えて、すがるような目で俺を見てくる。
「僕、…もう、はやく脱がなきゃ、よごれちゃ」
「ばぁか」
それから忙しなく、ベストを捲り上げて第一ボタンを外し、ベルトを解いてチャックを下ろすと、
撤兵も自身でシャツのボタンを外そうとする。が、手が震えて、なかなかボタンがつかめない。
「撤兵」
名前を呼ぶと、恥ずかしいのか、焦ってボタンを外そうとするが、やはり上手くいかない。
震える両手を俺の手で包んでやると、泣きそうな顔で「ごめんなさい」と謝りやがる。
「俺がしてやるから」
「ごめんなさ…」
その様子に少しいらついて、強引にベッドに押し倒す。
白いシャツの上から透ける胸の突起を舐めると、震えて小さな泣き声を漏らした。
「焦らなくていいから。汚れるなら別に汚しときゃいいじゃねぇか」
「…でも」
「汚れたら俺が洗ってやるからよ」
そう言うと、やっと安心したのか、俺の首に手を回してきた。
触れながらゆっくり服をはいで、一度射精させてやると、
撤兵は白い首を横にそらせて大きく胸を上下させた。
思わずうなじに顔をうずめて、撤兵の匂いを吸い込む。
汗と混じった甘い匂いがたまらない。
首筋から頬、閉じた瞼にかるく口付け、半開きの唇に吸い付く。
柔らかい舌をねぶりながら、吐き出されたばかりの精液を腹から下になすりつけ、
じょじょに奥に差し入れていく。
「…っ」
中指を押し込むと、撤兵が俺の肩をつかんでしがみついてくる。
「苦しいか?」
優しく聞いてやると、ふるふると頭を振って、何か言いたげにこちらを見てくる。
「なんだよ」
「…っ、はねい、さん」
「ん?」
息が触れるほど近づいて、先を促す。
「ぼく…もう、はねいさん、の、欲しい…です」
「あんま、煽んな」
「だって、あっ…、いっしょに、きもちよく…なりたいんです」
ちゅぷ、
「あっ」
そこまで言われて、俺だって我慢きかねぇよ。
支援?
[][] PAUSE ヒ゜ッ ◇⊂(・∀・;)チョット チュウタ゛ーン!
焦りすぎて連投規制ひっかかりました…
1時間たって無理なら朝まであけます
スレ占拠申し訳ありません
>>175 姐さん乙です!
>「うわぁ波根井くんうわぁ…」
このシチュがまさか棚で読めるとは思わなかったw
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )
>>184からサイカーイ!!
「はっ、あっ…」
中指を抜いて、俺のものをあてがう。
「ひゃっ」
左足を持ち上げて、体重をかけると、ぐぷりと先端を押し込む。
「はっ、んっ…ぁぁっ」
ほら、苦しそうに顔ゆがめてんじゃねぇか。まだ、慣らしきってないのに。
「っ…ん」
落ち着くまで待とうと、汗で張り付いた前髪をはらい、瞼に唇を落とす。
ゆがんだ顔の撤兵を見て、なんとも言えない気持ちになる。
いつも一言多いこいつが癪に障って、いじめたくなって、
その癖こいつが苦しんでるとどうしようもなく守ってやりたくなる。
薄く目を開けた撤兵が、しばらく視線をさまよわせたあと俺を見て笑った。
こいつの笑った顔が好きだ。
たまらなくいとおしい気持ちと同時に、じわじわ沸き起こるこの感情はなんだ。
またその顔を歪めたくなる。わけがわからない。
シーツを握り締めたままの撤兵の手をはがし、その甲に口付ける。
ぴくりと反応して、どうやらこういう些細な事が撤兵には恥ずかしいようだ。
指を絡める。
撤兵は視線をそらし、うつむく。動いてないのに、中が締められた。
今すぐ打ち付けたい衝動を抑え、そのまま、しばらく撤兵を眺める。
抑えていた呼吸が、吐息の音が、不規則に乱れて響く。
絡めた撤兵の指が、所在なさげにかすかに動く。
背中の向こうから遠く車の音が近づいてくる。
ライトがカーテンを走り、撤兵のコレクションを次々照らして消えた。
再びの沈黙。俺の買い込んだ食糧や残り物を溜めた冷蔵庫がその動作音を主張する。
「はねい、さん」
ハッとして、撤兵の顔を見る。
そんな不安そうな顔すんなよ。そう思ってから、自分で自分がおかしくて笑ってしまう。
不安な顔をさせてるのは俺じゃねぇか。
「ごめんなさ…」
「…んで謝んだよ」
絡めた左手をぎゅっと握り、右手で優しくこめかみに触れてやると、撤兵はますます困惑する。
それでもそのまま耳に口を寄せて、耳たぶを甘く噛んで、名前を呼んでやると、また中が熱くなる。
「撤兵」
「…っ」
頬から首、鎖骨から胸を撫でて、細い腰をつかむ。
軽くひいてから、押し込む。
「あっ」
じわじわ溢れる体液が、しだいに摩擦で音を立てる。
ぐちゅ、くちゅ。
声にならない喘ぎがしだいに大きくなり、耳を刺激する。
少しかすれた高い声が、湿り気を帯びて、腰の動きを加速させる。
「ひゃっ」
そこを突くと、おもしろいほど、びくびく震え出す。
「はっ…ぁ、ん、あぁっ」
背中に手を回し、ぐいと抱き上げる。勢いにのけぞった胸が白くきれいで、
思わず舐めとり、首筋に顔をうずめた。耳元でどうしようもない声が響いて、俺のものも膨張する。
「ぁ、あぁっ」
絡んだ足が熱い。撤兵の腰を引き上げ、落とし込む。
「…っ」
その動作を繰り返すうち、撤兵のものと俺の腹もこすれて、
汗だか精液だかなんだかわからない汁でべとべとになって、最高に気持ちいい。
「はっ、ぁ、あん、あっ、ひゃ…あっ、…もう」
「…ん?」
「あっ、ぼく…、あっあ、」
背中に回された手に力がこめられる。
だらしなく開かれた、唾液で光る唇を舐めとり、声ごとふさぐ。
突き上げるたびに熱い息と甘い声が俺の体に響いて、あぁ、もうすぐ。
ぐずぐずになったそこを、もう一度、貫く。
「ぁあっーーー」
ちかちかと眩暈。引き寄せたままベッドに倒れこんだ。
先に手早くシャワーを浴び、交代に撤兵を見送ったあと、
浴室のオレンジの光をぼうっと眺めながら、一服する。
ざぁざぁ、あいつの長風呂を待つこの時間は嫌いじゃない。
少し手持ち無沙汰になって、大機に押し付けられたDVDの袋をまさぐる。
ここ最近、撤兵と見ている海外ドラマ。
これはこれで面白いが、さすがに今日はもういらねぇな。
くぁ、と、あくびがひとつ。
瞼を擦ってる間に、撤兵が風呂から上がって来た。
中学生かよ、と思う。
きっちり着込んだパジャマ。でもそれが可愛いと思う俺もどうかしてる。
ぺたぺた歩く足は、ベッドに座る俺の横まで来て、少し躊躇する。
そのまま何も言わず観察していると、撤兵は人ひとり分スペースをあけてベッドに腰をおろした。
俯いたまま数秒。
「あの、僕だって、何も知らないわけじゃないんですよ。」
「…?」
何の話だ。
曖昧に相槌を打つと、やっとこちらを向く。
「その、電動コケシがあれの別名だとは知りませんでしたけど、
あ、あれが何なのかくらいは知ってましたから。」
「…まだ気にしてたのか」
「だ、だって、なんか僕ばっかり何も知らないみたいで…、そりゃ、波根井さんは、
色々経験しててあれだって使ったことあるかもしれないですけど、」
「なんだよ、やっぱり使って欲しいのかよ」
「ち、ちがいます!…でも、」
「お前もう喋んな」
「だって、…僕みたいなの、波根井さんには物足りないんじゃないかなって、」
不安そうに視線を巡らせてから一息、まっすぐ眼差しをぶつけてくる。
「…だから、僕、頑張りますから。もし波根井さんがしたいならあれだって使ってくれて」
「もう黙れって」
「だって、…っ」
いつまでも言う事をきかない唇を、強引にふさぐ。
まだ微かにぬれた髪をぐしゃぐしゃ撫でて、おでこをくっつけてやると、目前でぼろりと雫が落ちた。
「…泣くなよ。」
そう言うと、ますます、撤兵の目から涙がこぼれてきやがる。
馬鹿だな。
「あんなもん使わなくたって、俺は十分満足してるからよ」
「…っ」
「それとも何だ?俺のじゃ足りねぇか?」
「…そんな、」
ふるふる頭を振って、すがり付いてくるこいつがいとおしくてたまらない。
「…いつも気持ちよくって、どうにかなっちゃいそうです」
「ばぁか」
優しく抱きしめて、がらにもなく幸せな気分になるから、俺もどうしようもねぇな。
明かりを消して、抱き寄せたまま眠りに入る。と、
「あ!」と腕の中で、突然大きく声をあげる撤兵に、目で相槌を打つ。
「DVD見るの忘れてました…」
「もういいじゃねぇか今日は」
「だって」「いつでも見れんだろ」
「でも、波根井さん次いつ来てくれるかわからないのに」
「別にいつでも来てやんよ」
「ほんとですか?」
「あぁ」
そう、その笑顔。それが好きなんだよ、俺は。
「波根井さん、大好き」
撤兵が眠ったあと、こっそり目覚まし時計のアラームを切った。
コタツの上にはおかしなバイブとDVD。
目覚めてまた恥ずかしがるだろう、そう思うとふと顔がにやけてしまう。
大学に行きゃどうせ大機にからかわれるんだ。
それなら明日はサボってしまえばいい。
別に、いつでも来てやるけどよ。
まだこのまま、明日はこいつとこのDVDを見たい。
撤兵が眠るのを待ち、こっそり目覚まし時計のアラームを切る。
コタツの上にはおかしなバイブとDVD。
目覚めにまた恥ずかしがるだろう、そう思うとふと顔がにやけてしまう。
大学に行きゃどうせ大機にからかわれるんだ。
それなら明日はサボってしまえばいい。
こいつが俺と見たかったこのDVDを見てやるよ。
さぁ、明日の朝飯は何を作ろうか。
支援&レス下さった方どうもありがとう!中断再開お騒がせしました。
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ 笑わすつもりがこんなことに…
| | | | ピッ (・∀・ ) エロはぬるくてごめんなさい
| | | | ◇⊂ ) __ 皆に邪魔されて意外といちゃいちゃ
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |できない二人…がんばれ!
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>193 自己レス失礼
最後から2行〜7行目は消し忘れなので脳内削除お願いします
たまらん!朝からごちそうさまでした!!
オタク可愛いよ〜
元ヤンはオタクが可愛くて仕方ないんですね。
非常に萌えました
>>194 朝っぱらから何と言うイチャラブ!!
オタは、もっと無邪気に無意識で元ヤンを振り回してしまえば良いとおもいます!!
>>194 投下乙です!いや〜…がっつり萌えさせていただきました
無邪気なオタク可愛いよオタク
GJでした!
形態操作官七
多木元×七(→形多)
半生。擬人化?
前回放送があまりにも萌えたのでやってしまった。
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ 勢イノママニ再生!
| | | | ピッ (・∀・ )
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(いきなりストップしてしまいました(´・ω・`)
ってわけで
|> PLAY.
「七…お前は人間として扱われたがっていた」
「た、多木元…私は…」
いつもの情報とは違う機体の感覚。
いや、これが肉体の感覚というものなのだろうか…。
身体に戒めが食い込むという、有りもしない情報が脳へ伝わる。
流れるエネルギーが…熱が、リアルに脈動する。
もう一度自分の手を見た。
ゆっくり握ってみると、関節の動きに合わせて肉がやんわりと形を変える。
「これは、情報…私が知っている人の動き、身体の仕組み…」
それを思い起こしているだけ。ここは論理空間。情報が交錯しているだけ…。
「これはお前の『夢』だ」
「…っ」
伸ばされた多木元の手がセブンの手を掴んだ。
「握り返せよ。…したかっただろ?」
「あ…」
データが構築されていく。まるで遠い記憶のように。
「あ〜…もう一軒行くか!」
「多木元…もうそろそろ帰ろう。それ以上は身体に悪いぞ」
「んだよぉ…。…お、わっ…」
足が縺れた多木元は危うく転びそうになる。七はその身体をぐいと引き寄せた。多木元の重みが七に圧し掛かる。
七はしっかりと多木元を支えていた。
「送っていこう」
「…サンキュ」
記憶情報処理の誤作動…?
これが…夢?
「ねぇ、俺のことは考えてくれないの?」
「…形多!」
形多は多木元と七の触れ合いを咎めるような視線を向けて立っていた。
「やっぱり多木元さんの方がいいんだ?」
「ち、違うっ…」
首を振って否定をすると、今度は多木元が手に力を入れて七の意識を引き戻す。
「もう俺はいらないか、七…?」
「そんなことを…言わないでくれ…」
七はこの状況を処理し切れず、泣きたくなった。いや、そこには確かに涙が流れていた。
「…っ!」
空いていた多木元の手が七の腹に触れ、七は思わず息を呑んだ。触れている、という感覚以上に鋭い刺激が襲う。
「や、やめてくれ多木元っ」
「望んでたんだろう、こうやって触られること」
手がそろそろと腹部を下っていく。
「そんなこと考えてたんだ、七って」
形多の軽蔑の眼差しが突き刺さる。
「違う…私は…」
「七〜?」
「ア…」
不意に呼びかけられた七は携帯らしからぬ声を出した。
二人はいつも通り、本部で事件と事件の間の休息をしていた。
形多は七のあまりよろしくない返事に気を悪くし、唇をツンと尖らせた。
「なんだよ、ぼーっとして。考え事?」
「イヤ…」
「お前、最近おかしいぞー?」
手摺に寄り掛かり、顔を近づけてくる形多。
七はその頬に手を伸ばした。小さく、無機質な手。
伸ばしたところで触れられるはずもない。
「…ん?」
「ナンデモナイ…」
怖い。寂しい。…切ない。
どうしてこんなに心苦しいのだろう。
一体何がこの苦しさを解放してくれるのか。
七は再び視覚を遮断し、束の間の慰めに耽った。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
204 :
こころ:2009/02/25(水) 16:35:39 ID:sFtBfrelO
過ちスレに投下する予定だった黒歴史な産物。
時間軸があいまいだったらすみません。
「こころ」の先生←Kです。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
205 :
こころ1:2009/02/25(水) 16:43:08 ID:sFtBfrelO
目の前が、真っ暗になった。
すぐ近くにいるはずの奥さんの声が、磨り硝子の向こうからのように聞こえる。
何か言葉を発すべきだとは思ったが、僕の喉は凍りついたかのようにその機能を失い、音を発することができなかった。
自分の中で数多くの思いが渦巻いていたが、自分が何に対してこれほどまでに衝撃を受けているのか、僕自身ですら全くわからなかった。
否、こういった状況になったときに陥るであろうと思っていた感情と現在自分の抱く感情があまりに違うから、混乱しているのだろうとどこか他人事のように思った。
こういった状況、つまりお嬢さんが誰かほかの男のものになるという状況だが、そうなったら自分はどうするだろうかと、想像しなかったわけではないのだ。
しかしそういったとき予想する気持ちは、たいていはその男への嫉妬や、お嬢さんへの慕情などといったもので、今の気持ちとは全く異なっていた。信じがたいことに、今僕の頭の中の八割ほどを占めているのは、奴だった。
あの房州への旅行、己が道について語り明かしたあの夜、共に学舎へと向かった道筋、次々と奴のことが頭の中を駆け巡っていた。
そしてふいにごく最近の出来事が思い返された。
「精神的に向上心のない者は、ばかだ。」
そう言い放つ奴の顔が瞼の裏に描き出される。
と同時に僕の口から乾いた笑いが洩れた。
あのとき言った言葉をもう一度呟いてみた。
「僕はばかだ。」
絞り出すように呟かれたその言葉は、一人娘の結婚に浮かれる奥さんには届かなかったらしく、「何と言いました。」と怪訝そうな顔で聞き返された。
僕はただ何でもないのです、とだけ返した。
しかし何でもないなどというのは嘘っぱちだった。
とんでもないことに、僕は気付いてしまっていた。
206 :
こころ2:2009/02/25(水) 16:44:54 ID:sFtBfrelO
僕が衝撃を受けていたのは、お嬢さんをほかの男に奪われたからでも、奴に裏切られたからですらなかった。
何ということだろうか、僕が愛していたのはお嬢さんでなく奴だったのだ。
気づいてしまえば容易いことで、するとますます自嘲は大きくなった。
そのとき、この顔中に広がる笑みを何と解釈したのか、奥さんが口を開いた。
「あなたも喜んでください。」
目の前のご婦人は、これまで見たことのないほどに、幸福そうな顔をしていた。
僕にはそれに水を差す権利などなかった。
「おめでとうございます。」
奥さんが浮かれていてくれて、幸いだったと思った。平生の彼女なら、僕のこの祝福の言葉に滲む絶望を、敏感に感じ取ってしまったかもしれないからだ。
頭がくらくらとしだしたから、立ち上がった。
一人になりたかった。
そこでふとその結婚の日取りが気にかかった。
幸福そうな二人を見るのは、僕にとってたまらない苦痛であるだろうからだ。
「結婚はいつですか。」
振り返り、奥さんを見ながら訊いた。しかしこれだけでは不自然かもしれないと思い、
「何かお祝いをあげたいが、私は金がないからあげることができません。」
とつけ加えた。奥さんは小さく笑っているだけだった。
僕は茶の間を出た。
自分の部屋へ入り、襖を閉め、机の前に腰を下ろすと、自分の何か奥の方から、ふつふつと笑いがこみあげてくるのがわかった。
自分がたまらなく滑稽に思えた。
愛する人を違え、それに気付いたときにはもうその愛は行き場をなくしていたなど、愚の骨頂としか言い様がない。
あまりにも滑稽すぎて、落語のねたにだってなりやしないだろう。
奴は私をはめたのだ。奴は僕を友人としてすら、大切だとは思ってはいなかった。
それなのに僕だけが、一方的に、奴を愛していただなんて。
207 :
こころ3:2009/02/25(水) 16:46:04 ID:sFtBfrelO
しかもそれに気付いたというのに、まだ奴と語り合いたいと思っているだなんて。
笑いが止まらなかった。だからそのままの勢いで、手紙を書いた。
人生最初で最後の恋文に、彼女のことは、書かなかった。
書き上げてみれば、情緒のある文句などひとつも並ばない、まさに自分らしい文章だった。
ふと硯を見れば、僅かに墨汁が余っていた。
せっかくだから、もう一言だけ、書き付けた。
もっと早くに死ぬべきだったのに、どうして今まで死ななかったのだろうか。
そうすればこの気持ちに気付くこともなかったのだ。
しかしもう僕は気づいてしまった。それは仕方のないことだ。
この一文を加えるのは、おそらく僕のエゴイズムの賜物だ。
この手紙を見た奴が、少しでも僕を思えばいいと思って付け加えたのだから。
どこまでも僕は愚かだった。
しかしもうそれを嘆くこともない。
笑いは止まった。
最後に思い起こすのも、やはり奴の姿だった。
(ああ、もう一度だけ、会いたかった。)
しかし、僕は鈍く光るそれを、僕自身に突き立てた。
208 :
こころ:2009/02/25(水) 16:47:39 ID:sFtBfrelO
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
あああああ
恥ずかしすぎますが厄落としと思って投下しましたorz
かゆい気持ちにさせた方、申し訳ないです。
>>204-208 最近読んでこの二人の関係に悶えてた所だったんだけど、まさかこの二人の話が読めるとは思ってなかった!
ありがとう!
>>208 トンクス。
作中にある言葉が好きな自分は!て感じだった。これから先生はKに囚われるんだね。
>>204 うおぉぉぉ…!!言葉にならない萌えが全身を駆け巡った!
「こころ」大好きなので凄く嬉しい
まさかここで読める日が来るとは。
原文も上手く使用されてて素晴らしかったです。K切ないよK
本当ありがとう!
>>204 よくやったw
普通におもしろい
晒して良かったじゃん
投下失礼します。某おバカ3人ユニットでシリアス。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 心→羞←恥らしいよ
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 心が若干病んでるので注意
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ユ一ちゃんが笑う。
いつもと何一つ変わらない
無邪気で、純粋な、まるで子供のような笑みで
ユ一ちゃんが笑う。
「ノ.ク」
ユ一ちゃんが呼ぶ。
いつもと何一つ変わらない
優しい、少し掠れた声で
ユ一ちゃんが呼ぶ。
「どうすんべ?」
ユ一ちゃんが見る。
いつものキラキラとした子犬のような目じゃない
情欲に濡れた獣のような目で
ユ一ちゃんが、僕を、見る・・・。
その視線から逃れたくて、僕は目を背けた。
でも、視線が痛くて。
まるで逃げることは許さないと言っているかのように、肌に突き刺さる視線が痛くて。
その痛さから逃れたくて、ゆるゆると視線を戻した。
「なぁ、ノ.ク」
僕と目が合うとユ一ちゃんは再び歯を見せて笑い、
「どうすんべ?」
もう一度、同じ質問を繰り返した。
僕はユ一ちゃんの目を見つめ返して、それからゆっくりと視線を落とす。
ユ一ちゃんの目から口へ。口から首へ。首から胸へ。胸から腕へ。
そして、ユ一ちゃんの腕の中で眠る「あの人」を見る。
ユ一ちゃんの腕の中で泥酔して眠る「あの人」を。
・・・違う。そうじゃない。
泥酔してじゃない。「あの人」が席を立った隙に、ユーちゃんが飲み物に仕込んだ薬のせいだ。
最初はただのなんてことはないイタズラだと思った。
だって僕の視線に気づいたユ一ちゃんがイタズラっぽく笑ってたから。
いつもと何一つ変わらない笑顔で笑っていたから。
「ナニ入れたんですか?」そう聞いてもユ一ちゃんは「なーいしょ♪」とはぐらかすだけで。
だからそれを飲んだ「あの人」がどんな反応をするのか。
僕はワクワクしながらそれを待っていた。
それなのに。
いま、「あの人」はユ一ちゃんの腕の中で眠っている。
深く。深く。深く・・・。
きっと、何をされても起きないぐらいに
深く、眠っている。
「なー、ノ.ク。聞いてる?」
「え・・・あ・・」
ぼんやりと何も答えず、ただ「あの人」を見つめている僕にちょっと苛ついたらしい。
ユ一ちゃんは、あんまり気が長い方じゃないから。
眉間に皺を寄せ唇を尖らせて、睨みつけている。
「どう・・・って・・・」
ようやく口から出た言葉は低く掠れて、声になったかどうかちょっと怪しい。
さっきまで飲んでいたアルコールのせいかな。
喉が異常に渇く。口の中が粘つく。
頭の中、ぐちゃぐちゃになりそうだ。
元々考えるのはあまり得意じゃないし。
・・・でも。
「よく、ない、ことだと、思う・・・」
「・・・・・・ふぅん?」
だって、そんな。薬で意識なくさせて、無理やりどうこうしようだなんて。
間違ってる。そんな風に手に入れたって、何の意味もない。
だってそんなやり方じゃ、何より大切な気持ちが手に入らない。
拙く途切れ途切れになる言葉を震えながらも、なんとかユ一ちゃんに伝える。
黙って僕の言葉を聞いてたユ一ちゃんだけど、
僕が喋り終えると「なるほどねー」といつもの軽い調子でへらっと笑った。
「ノ.クは真面目だねー」
「・・・・・・ユ一、ちゃんは?」
掠れる声で、今度は僕が聞き返す。
ユ一ちゃんは「おれ?」って言いたげにきょとんとすると、少し考えるそぶりを見せた。
長い、本当は一分にも満たないんだろうけど、僕にとって長い、長い、長い沈黙が続く・・・。
その長い沈黙を
へらっと、いつもみたいに無邪気に笑いながらユ一ちゃんが破る。
「・・・んー、だってさぁ」
間延びした声で
いつもと何一つ変わらない
間延びした声で、ユ一ちゃんが答えた。
「手に入んねーじゃん?」
「え・・・」
その回答に思わず固まってしまった僕に対して
ユ一ちゃんが幼い子供に言い聞かせるようにして喋りかける。
「いくら俺が好きだーって想っててもさ、男同士だし?
この人、結婚してるし、しかも奥さんと子供までいんだよ?」
「心は、どう足掻いたって、手に入んねーじゃん」
だったらさぁ。
「せめて、身体だけでもって思ったんだよね」
へらっと、いつもみたいに無邪気にユ一ちゃんが、笑っている。
なんで・・・。
いつもと変わらないはずのその笑みが、なんだかやけに怖く見える。
そんなの間違ってる。間違ってます、ユ一ちゃん。
だけど、それが声に出ることはない。
なんで?
言わなきゃ。だって、いまユ一ちゃんを止めないと「あの人」が。
「あの人」が・・・。
「ノ.クは?」
「え・・・」
「ノ.クは、どう思ってんの?」
三度目の問い。そういえば何かあった気がする、三度目って付く言葉。
何だっけ。あれ。三度目の・・・掃除機?
ん? なんか微妙に違う。なんだっけ。三度目、の・・・。
そうやって別の事を考えようとしてるのに、ユ一ちゃんの目はそれを許さない。
強い。強い光を宿した、ギラギラとした瞳。
まるで貪欲な獣みたいな強い瞳。
その目に射抜かれて、僕は背けていた思考と渋々向かい合う。
どう思ってる? そんなの決まってる。
ユ一ちゃんと同じ、いいお兄ちゃん。
家族思いで、子煩悩で、釣りやセミや将棋が大好きで、
面倒見がすごくいい、お兄ちゃん。
・・・でも
そんな答えを求めてるわけじゃないのは、ユ一ちゃんの目を見れば分かる。
・・・わかっている。
そうだよ、『俺』は
『俺』は、「あの人」を。
夕ケ兄を、愛している。
そんな弟が兄を慕うような綺麗な兄弟愛だけじゃない。
夕ケ兄を愛したい。
夕ケ兄を抱きたい。
夕ケ兄を、手に入れたい。
そして。
そんな夕ケ兄は、いま無防備な姿をさらして。
ユ一ちゃんの、腕の中に、いる。
ぼんやりと夕ケ兄からユ一ちゃんへゆっくりと視線を移す。
目が合って、ユ一ちゃんが笑う。
いつもと何一つ変わらない
無邪気で、純粋な、まるで子供のような笑みで
ユ一ちゃんが笑う。
ユ一ちゃんが見る。
いつものキラキラとした子犬のような目じゃない
情欲に濡れた獣のような目で
ユ一ちゃんが見る。
その目に『僕』は捉われる。
捕われる。
囚われる・・・。
「ノ.ク」
ユ一ちゃんが呼ぶ。
いつもとほとんど変わらない優しい、
けど、情欲に濡れた熱っぽい掠れた声で
ユ一ちゃんが呼ぶ。
「どう、すんべ?」
四度目の、質問。
目が自然とタケ兄の無防備な寝顔を
朱に染まった胸元を
だらんと力の抜けている腕と足を見て
―――どうするかって?
思わず深く深く息を吸って
細く長く息を吐き
そして
―――そんなの
―――そんなの決まってる・・・。
そして『俺』は
かくんと前に頭を落とした・・・。
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ 以上です! 連投規制に引っかかったので携帯から失礼します。
| | | | ピッ (・∀・ ) 途中でレス番間違えてすいませんでしたorz
| | | | ◇⊂ ) __
225 :
吟井土:2009/02/25(水) 23:57:23 ID:KAJJv1vS0
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 吟球の吟土+井土モナ‥‥。
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 三角関係らしいよ。
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
226 :
吟井土1/3:2009/02/25(水) 23:58:45 ID:KAJJv1vS0
「え?しばらく会えない?」
「ああ、ちょっと仕事が忙しくなりそうだからな」
吟時の元に恋人である肘方から電話があって、久々に二人っきりで会えるのかと期待したらこれだ。
「おいおい俺達一ヶ月近く会ってねえぞ。それなのにしばらく会えないってなあ・・・」
「わりーな、そういう事だから屯所に来ても会えねえから。じゃあな」
「じゃあなって、おい・・・」
プッツーツーツー・・・
文句を言う間もなく電話は切られた。
「納得できるかあぁぁぁぁ!」
吟時はすぐに屯所へ向かって行った。
屯所の門前には巡回から帰って来た置田の姿があった。
「あれ、旦那ぁひでー顔してどうしたんですかぃ?」
「肘方を出せこのヤロー!いくら仕事が忙しくったってなあ、会えないって、もっとこう言い方があるだろう!」
「いや忙しくありやせんぜ。溜まってる仕事もねえし今はテロの予定もなく平和そのものでさあ」
「え?でもおたくの服長は仕事が忙しくなるから会えないって・・・」
「なるほど。肘方さんは会わせたくなかったんでしょうねい。井等さんに」
「誰だよそいつ」
吟時に出会う数年前のことだ。
組の拡大のために肘方は隊士を集めに西へ行く事になった。
初めは肘方と平隊士数名の予定だったが、置田が弁の立つ井等も一緒に行った方が隊士は集まりやすいと言うので、急遽同行する事になった。
肘方と井等の仲が険悪なのは周知の事実だから、これは置田の嫌がらせだ。
二人は目が合えば途端に嫌な顔をし、いつも口論が絶えなかったから、周りは必要以上に二人を近づけないように気を配っていたというのに。
西へ行く道中、二人はろくに話をせず目も合わせない。
隊士達はそんな二人にハラハラしていた。
そして重苦しい空気のまま宿へ着いたのだが、何かの手違いで肘方と井等が同室になってしまったのだ。
あいにく満室で空き部屋がないと言われ二人は渋々諦めて、隊士達はそんな二人を心配そうに見つめていた。
二人が部屋に入り井等がパタンと扉を閉めた瞬間、肘方の体はビクッと震えた。
227 :
吟井土2/3:2009/02/26(木) 00:00:31 ID:KAJJv1vS0
「こんな事になってしまうとは・・・」
「・・・」
「肘方くん」
「・・・何だよ」
「こっちを向いて」
井等が顎をつかんで振り向かせた肘方は、ひどく困惑したような顔をしていた。
それは組を結成して間もない頃ー
井等は初めて肘方を見た時、魔法にかかったように一瞬で恋に落ちてしまったのだ。
艶やかな黒い髪に意志の強そうな黒い瞳、整った顔立ちにスラッとしたモデルのようなスタイル、どこか近寄りがたいオーラを放っていて、
口が悪いけど仲間想いで、しっかりしているのにどこか放っておけない。
肘方を知れば知るほど惹かれていく自分を止めることはできなかった。
廊下ですれ違う時や、稽古をしている時、ちょっと一休みをしている時、そんな何気ない瞬間に井等はずっと熱っぽい視線で肘方を見ていた。
そのくせ肘方が風呂上りにいい匂いをさせて着流しから桃色の肌を覗かせて縁側で涼んでいるのを見ると、
真っ赤になって目を逸らし、「もっと周りを気にした方がいい」と怒るように言うのだ。
鈍感な肘方もようやく井等の気持ちに気付いて、段々と自分には無いものを持つ井等が気になっていった。
しかしお互い意識するようになってすぐ、井等は上から京行きを命じられ、近いうちに江戸を出なくてはならなくなった。
もし結ばれてもすぐに離れ離れになってしまう。
この秘めた想いを打ち消すように、相手を憎んでいるかのような態度を取ってきたのだ。
「俺、やっぱり別の宿に泊まる。」
重苦しい空気を破って肘方は扉に手をかけた。
その瞬間、井等の熱い手が肘方の体温の低い手に重なった。
井等は肘方を自分の方へ向かせると、赤くなったいつもより幼く見えるその顔にゆっくりと近づいていく。
(だめだ。こんな事をしたらもう後戻りはできない)
分かっているのに肘方の体は動かない。
「肘方君、僕はずっときみを…」
その先を言うなと思っているのに、ようやく告白してくれて嬉しく思う自分もいて、肘方は井等の視線から逃れられない。
228 :
吟井土3/3:2009/02/26(木) 00:01:37 ID:QGRx2TT60
「だめだ井等」
「もう止められないよ」
井等は肘方に激しく口づけた。
「はぁっ……んっ…んんっ…」
荒い息遣いとチュクチュクという水音が部屋の中に響き渡る。
井等にもう余裕は無く、硬い畳の上にそのまま肘方を押し倒し、隊服を剥ぎ取っていった。
もうずっと、肘方に会った瞬間から、肘方だけが欲しかった。
肘方はこうなる時を待っていたかのように、ただ井等に身を任せた。
やっと二人の気持ちが繋がった瞬間だった。
数日後、肘方達が新しい隊士を連れて帰って来て、周囲は仲の悪い二人が無事仕事をやり遂げてホッとした。
しかし敏感な置田だけは気付いていた。
二人の間に変化があった事に。
「何で最初から二人の気持ちに気付けなかったのかねぃ。気付いていたら二人を同行させる事なんて絶対しなかったのに。
まあとにかくそれからしばらく二人きりでコソコソ隠れて会ってたみたいですがねぃ、
すぐに井等さんは京へ行く事になり、ほどなく別れたらしいでさあ。
で、今日久々に井等さんが江戸へ帰って来て肘方さんは今彼に元彼を会わせたくなかったんでしょうねぃ」
吟時はしばらく固まって置田の話を聞いていた。
「フーン。それで、井等って奴は今一人身?」
「いや近々結婚するらしいでさあ」
「なんだよぉぉぉぉぉぉ!俺すっげー不安になってたじゃねーか!そいつがまだ肘方の事を好きだったらどうしようって!
結婚すんのかよ。あー心配して損したーあ、井等君に今彼がオメデトウって言ってたって伝えといてねー」
「でも旦那、井等さんはまだ肘方さんの事が忘れられないんでさあ。だから江戸へ戻ってきたんですぜ」
「え?」
吟時は再び固まった。
229 :
吟井土:2009/02/26(木) 00:02:30 ID:QGRx2TT60
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ 続く鴨
| | | | ピッ (・∀・ )
| | | | ◇⊂ ) __
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| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
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>>225 乙!
この三角関係凄い好きだ
しかし続きが気になる終わり方だw
231 :
亀王×赤兄:2009/02/26(木) 02:05:22 ID:7SbAMj310
世界的に有名な髭兄弟のゲームから、亀王×赤兄です
エロなし・片思い風味
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 鞠男&類二RPG3のネタバレです!
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 未クリアの方はご注意ください
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| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
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僕には自慢の兄がいる。
優しくて勇敢で、どんな苦境にも挫けることのない明るい性格の兄さんは、
国じゅうの皆から慕われ頼りにされている、文字どおりのヒーローだ。
僕はいつも兄さんについていくのが精一杯で、それでも兄さんは泣き虫で臆病者の僕に笑顔を向ける。
「さあ行こう、類二!」
そう言ってあたたかな手を差し伸べてくれるのだ。
強くて優しい、どんな敵にも負けない兄さん。
でも僕は知っている。兄さんにもたったひとつ、叶えられない望みがあるということを。
今回キノ子王国と僕たち兄弟を見舞った災難は、今まで体験してきた数々の冒険に比べても
かなりの大事件となったけれど、兄さんはちっとも苦にしていないように見えた。
それどころか、こう言っては不謹慎かもしれないけど、いまの僕たちの置かれている状況を
楽しんでいるというか、少し浮かれているように僕には感じられた。
もちろん兄さんはいつだって明るさを失うことはないし、僕がそう思うのは兄さんの想いを
知っているからなのかもしれない。
僕たちはいま、兄さんの想い人、苦ッ葉の身体の中に吸い込まれ、その体内を探索していた。
今回の騒動のすべての元凶である外羅子ビッツの野望を阻止するためとはいえ、
苦ッ葉の体内と外の世界を行ったり来たりしなければならない今度の旅はなかなかハードだ。
ましてや苦ッ葉の体内がこんな複雑な迷宮になってたり、訳のわからない敵がわんさか
いたりするんだから尚更だ。でも兄さんは楽しそうだ。……と僕は思う。
やっぱり好きな人の近くに――というかそのものズバリ中にいるんだけど――
いられるというのは嬉しくなるものなんだろうか。
でもそれが兄さんにとっていいことだったのかはわからない。
むしろ苦ッ葉の体内に吸い込まれなければよかったのにと僕は思わずにいられない。
それは苦ッ葉の記憶倉庫での出来事だった。
記憶倉庫の番人は僕たちに苦ッ葉の記憶のメモリーを見せながら言った。
「これが一番大事にしまわれている記憶です」
そこには僕たちもよく知っている、美しくて聡明な女性の笑顔があった。
そりゃ確かに苦ッ葉が桃姫に執着しているのは知ってたけど、でもあいつがこんなふうに
彼女のことを大切に思っているなんて……僕は知らなかった。
肉料理と同列に並べているあたり苦ッ葉らしいと言えるけど、あいつにとって彼女が
とても大切な存在なんだってことは僕にもよくわかった。
兄さん。
僕は兄さんの顔をそっと盗み見た。
兄さんは映し出された苦ッ葉の記憶、桃姫の美しい姿をじっと見上げていた。
その横顔にはなんの表情も浮かんでなかったけど、
それが却って兄さんの心の内を表しているようで、僕は胸が痛んだ。
昔、兄さんときれいな星空を見たことがある。
王国の外れにある僕たち兄弟の気に入りの丘の上で、兄さんとふたり、満天の星を見上げた。
その日の夜空は本当に、滅多に見たことがないほどきれいで、僕が言葉も忘れて見入っていると
不意に兄さんは言った。
「……皆にも見せてあげたいね」
そのときの兄さんの口調と表情で、僕は兄さんがあいつのことを考えているのだとわかった。
僕は兄さんの望みを知っている。
こんなふうに星でも海でも、きれいなものをあいつと一緒に見て、それを台無しにしたり
独り占めしたりしようなんて思わないで、一緒にきれいだと思ってほしい、ただそれだけなんだ。
ただそれだけのことが、ずっと叶わないでいる。
しかも、そのうえに自分じゃない他の人を大切にしているのを見せつけられるだなんてあんまりだ。
記憶倉庫での闘いが終わった後、僕があんまりしょげた顔をしていたのか、
兄さんが寄ってきてイエロー星に聞こえないようにそっとささやいた。
「僕は大丈夫だよ。……ありがとう、類二」
それからしばらく経ち、最後の闘いも終わって、キノ子王国には平和が戻った。
外羅子ビッツの改造やら闘いのせいやらで桃城も住民総出で修復中で、
すべてが元通りというわけにはいかなかったけれど、皆病気も治ったし、
力を合わせればすぐに元の王国の姿になるだろう。
そんなある日桃姫が僕らを呼んでこう言った。
「皆で苦ッ葉にお見舞いのケーキを焼こうと思うんだけどどうかしら?」
心根の優しい姫らしい提案で、僕は一も二もなく賛成した。今度の件では苦ッ葉も結果的にだけど
外羅子ビッツをキノ子王国から追い払うのに役に立ってくれたのだ。
それに対するお礼の意味もあるのだろう。
「とてもいい考えだと思うよ。兄さんも一緒にケーキ作ろうよ」
僕が言うと、兄さんも笑って頷いた。
そして皆で焼いた大きなケーキを国旗ーとイエロー星に苦ッ葉城まで届けてもらった。
苦ッ葉はきっと感謝なんかしないだろうし、あんなに大きなケーキでも碌に味わいもせずに
ひとくちで食べてしまうんだろうけど、それでもそれを食べるとき、ケーキに込められた
兄さんの想いを少しでもあいつが感じ取ってくれればいいと、僕はそう願った。
237 :
亀王×赤兄:2009/02/26(木) 02:11:18 ID:7SbAMj310
____________
| __________ |
| | | | 超鞠男の話は初めて書いたので
| | □ STOP. | | 色々とすみません
| | | | ∧_∧ お目汚し失礼しました
| | | | ピッ (・∀・ )
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>237 鞠男初めて読んだがなんかキュンときた…!
こゆの好きです。
ふおおお
ヒゲ配管工にキュンキュンした!!!
※09大河天士也人。
※兼殿本命+虎殿。
※べろちうまで。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
縁側に腰掛け、緑に染まる景色をただぼんやり眺める。交わす言葉こそ無いが、互いにこのひとときが何よりの至福だろう。
加熱具は敬愛する主を見た。いつもと変わらぬ無愛想を貼りつけているように見えるが、春の麗らかな陽気のせいか、はたまた冬の雪に耐え抜いた木々の青さのせいか、僅かに影活の表情は穏やかだ。
その僅かな変化を見抜けるのは己だけ。そう思うと不謹慎ながら優越感が込み上げる。
影活はと言うと、そんな加熱具の視線に気付かず庭を見続ける。それをいいことに加熱具は影活の横顔をまじまじと見つめていた。
(殿は睫毛が長いのだな‥)
長い間共に過ごしていながら今まで気付かなかった。目を伏せれば妙な色気を醸し出すだろう。
(まるで‥)
「加熱具?」
「!」
名前を呼ばれ我に返ると、影活が不思議そうにこちらを見ていた。
「わしの顔に何かついておるのか?」
「いえ‥ただ、」
「ただ?」
「殿は意外に睫毛が長いのだなと思いまして。おなごのようですな」
可愛らしいと加熱具は褒めたつもりでそう言ったが。
「‥何だと?」
「え?」
れっきとした男が、おなごのようだと言われて嬉しいわけがない。影活から僅かな穏やかさが消え、怒りに任せて一喝した。
「痴れ者めが!」
「ひいっ!」
麗らかな空気を一瞬で砕く怒号に加熱具は身を縮めた。
−−−−−−
「うぅ‥」
加熱具は今にも泣きそうな顔をしていた。
もう影活と3日も口を聞いていない。どころか、目も合わせてくれない。加熱具の自業自得だが、これでは謝る事さえできない。そして今日は朝から影活の姿が見えない。
「殿‥どこにおられるのです?」
「何だ、殿なら影寅殿の元へ行ったぞ?」
いつの間に現れたのか、伊豆三沢が親切に教えてくれた。
「影寅殿の所‥?」
加熱具の顔色が悪くなっていく。
「おい、大丈夫か?」
「急がねば!殿の身が危ない!」
何故だ?と伊豆三沢が訊ねるも、加熱具は無視して疾風の如く走り去ってしまった。
「え、俺の出番これで終わり!?」
そうである。哀れなり伊豆三沢。
その頃影寅の屋敷では華やかな笑い声が響いていた。
「笑い過ぎですぞ」
普段より一層険しい表情を浮かべるのは影活。母と姉は尚も笑いが止まらない様子である。
「おなごとは‥四六は本当に面白い」
「それで加熱具殿と喧嘩をしてしまったのですね。フフッ」
影活としては愚痴を吐きに来たつもりが、却って面白くない事態になってしまった。隣に座る影寅も笑いを堪えるのに必死のようだ。
「おや、時間かしら。花、そろそろ出掛けましょうか」
「はい母上」
「何じゃ出掛けるのか」
「えぇ。貴方はもう少しここにいなさい。たまには兄弟同士語り合うのもいいでしょう」
では、と親子は部屋を出て行ってしまい、影寅と2人になった。途端に気まずい雰囲気が漂うかと思ったが、影寅の方から話しかけてきた。
「加熱具を許してやればよいのに。悪気があったわけではなかろう」
「‥だからタチが悪いのです」
と言いつつ、加熱具が涙目で訴えているのは影活にもわかっていた。だが女に例えられた屈辱を晴らすにはまだ早い。いっそ泣き出すまで放置してやろうか、などと意地の悪い考えがよぎった。だから隣にいる人物の口元が緩んだ事に気付かなかった。
「‥では今の内に頂いてしまおうかな」
「?」
ぽつりと影寅の呟きが聞こえた瞬間、影活は畳の上に押し倒されていた。
「な‥!?」
「いつもお主の周りには邪魔者ばかりだったからな」
「は、離せっ!」
両手首を頭上で纏められ、もう片方の手で頬を掴まれた。これでは顔を背ける事もできない。
すっかりパニック状態の影活に、美麗な顔が迫る。
「んっ!」
ぬるりと己の口内に侵入したもの。紛れもなく、この美しい義兄弟の舌だった。
「ふ、ぅっ、んぅ‥」
異性とでさえろくな経験のない影活に対し、影寅は慣れた手付きで影活の口内を蹂躙する。巧みに攻められ、抵抗していた身体はすっかり力が抜けていた。
口を離すとどちらとも分からぬ唾液が影活の口から流れ、影寅の情を更に仰いだ。
‥が、お楽しみもここまでだった。
突如壊すような勢いで部屋の戸が開いたかと思ったら、血相を変えた加熱具が立っていたのだ。思わぬ展開の連続で影活は開いた口が塞がらない。
「か、かか‥」
「加熱具か。主の危機を察してやって来たか」
影活を押し倒したまま涼やかに言う影寅を、加熱具はキッと睨みつけた。
「我が殿に何をなさるのですか!」
そして音を立てて2人に歩み寄ると、主を影寅から引き離して抱きしめるように庇った。
「いくら影寅殿でも我が殿に淫らな事をするなら‥この加熱具が、ただではおきませぬぞ!」
それは先日、影活が加熱具に浴びせた喝よりも凛々しく、勇ましいものだった。影寅も目を丸くさせるが、すぐにふっと笑った。
「なるほど‥成長したようだ。これは手強いな」
「‥殿、行きましょう。立てますか?」
影活は頷いたが、実際は加熱具の助けを借りざるを得なかった。
陽の傾く夕暮れに、とぼとぼと道を歩くふたつの影。否、影は手と手が繋がっていて、ひとつになっている。
影活は前を歩く加熱具を見る。その表情は見えない。もう加熱具への怒りなど全部消え失せてしまった。寧ろ感謝の思いすらある。
(加熱具‥)
そもそも己が加熱具に対して"傍にいよ"と言っておいて、(あんな事があったとは言え)自ら突き放して、挙句襲われかけた所を助けられるとは。思い返すと恥ずかしくて顔から火が出そうだった。
(失望させたか‥)
今度は不安で胸が押し潰されそうになる。苦しくて影活は思わず立ち止まってしまった。つられて加熱具も歩みが止まり、慌てて振り返った。
「殿?」
「すまぬ」
短く呟くと、加熱具はとんでもないと首を振った。
「私こそ‥申し訳ありませんでした」
「もう、よい」
「殿?」
「‥‥助かった」
「殿ぉー‥」
安堵したのは影活だけではなかった。加熱具もまた、不安で不安で仕方なかったのだ。緊張の糸が切れた加熱具の瞳からはボロボロと大粒の涙が零れる。
(やれやれ‥)
先程の勇ましさは何処へやら。慰めるように加熱具の頭を撫でながら影活は息を吐いた。
しかし影活は先の加熱具の姿を忘れる事はなかったのである。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
お目汚し失礼致しましたorz
同じ数字板のスレ見て浮かんだ話です。姐さん方に感謝!
こんばんは、また自給自足に参りました。
アニメがエロすぎて創作意欲が湧かない、正にそれです。
でも、誰か書いてくれないかと毎晩枕を濡らすよ(性的な意味で)
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジキュウジソクガ オオクリシマース!
「どうしよう・・・ねえREDさん・・・」
「知らねェよ」
目の前で動揺を隠しもせずウロウロしているバンプを目で追いつつ俺は冷たく言ってやった。
『サンREDよ、貴様を富士の樹海に沈めてやろう』
そう書かれた果たし状が、今回もいつものようにうち(かよこ宅)のポストに入っていた。
封筒の中にはご丁寧に、対決場所の地図とそこまで行く交通費(往復分)が同封してあった。
富士の樹海は流石に遠いからか、一番近い某山が指定されていた。
どうせ昨日の夜テレビでやってたミステリードラマでも見て感化されたんだろう。
面倒だと思いつつ、暇を持て余していた俺は結局来てしまったわけだが・・・
「本当、どうしよう。私、樹海なめてた」
「ホントにな」
対決場所でバンプと怪人たちは、もう勝負に勝ったような誇った顔で笑いながら俺を森の奥へ奥へと引き連れて行った。
まだかよと聞けば、まだまだです、と笑いながら奥へ奥へ・・・
後ろを振り返りもせず、バンプは進む。
そして気づけば・・・・
「あ、あれっ?」
はぐれてしまった。
「ああ、どうしようどうしよう、REDさん〜」
相変わらずあたふたしているバンプを見るのも飽きてきた。
俺は近くにあった切り株に腰をおろす。
「お前さあ、どうしようって、俺が聞きてェよ」
「う・・・・」
「俺はお前に呼び出されてここまできたんだぜ、被害者は俺」
「・・・ですよねぇ」
情けない声で、そう応えてくるバンプの顔は血の気が引いていた。
俺が頬杖をついて空を見ていると、
「REDさん、やたら落ち着いてますね・・」
情けない声でバンプが言った。いつもの数倍小さく見える。
「・・・そう慌てたって仕方ないだろ、歩き回ったって益々迷うだけだぜ?」
そう言うと、バンプも納得したのか、俺の近くの切り株へ腰をおろした。
ただ膝に置いた両手は震えている。
「とにかく、こうなったからにはこれからのことを考えようぜ」
「これから・・・・?」
俺はバンプにそう提案した。
「ひとまず、ここで生きていく方法だよ」
「え?帰る方法じゃなくて?」
「帰る方向もわかんねェんだから、助けを待つしかねーだろ。それまでどうやって生き延びるか、だよ。」
「な、なるほど・・・」
やけに神妙な顔で頷く。
ふーん、そう、納得しちゃうんだ。
「・・・俺とお前の2人しかいないんだから、な?」
俺はバンプの横の狭い範囲に座りなおした、びくっと震えたバンプの肩に腕を回す。
バンプの震えた手を優しく握って耳元で囁く。
「そうビビるなよ。仲良くしようぜ?」
顔を覗き込むと、蒼かった顔が少し赤くなっていて俺は笑いを堪えるのに必死になった。
面白くて、もっとからかいたくなって、俺は体をバンプに接近させる。
「なあ、顔上げろよ・・・」
「だだだダメですやっぱりっっ!!!」
「あがっ!」
突然立ち上がったバンプの兜が俺の顎にクリーンヒットした。
「おまっ・・!」
「どうにかして帰らないとっ、私洗濯物干してきちゃったし!」
「はっ?」
「あと、晩御飯に煮物しようと思って干し椎茸ももどしてきちゃったし!」
「お、おい・・・」
「きっとゲイラスくんたちが空から探してくれますよ、おーいおーい」
そうバンプは一人でしゃべったかと思うと、空に向かって手を振りだした。
「・・・ったく」
俺よりも洗濯物やシイタケの心配かよ、俺はため息をついてその姿を眺めた。
「・・・・タイムリミット」
「バンプ様ーーーバンプ様ァーーー」
遠くから戦闘員の声が聞こえる。数分前からしてら大分近くなった。
サンREDは精神を集中させれば、10km以内の音を聞くことができるのだ。
だからはぐれたと言っても、REDは案外近くに戦闘員や怪人がいることは知っていたし、
反対側には車の音や人家があるのもわかっていた。
でもなければこんな落ち着き払っているわけがない。
そもそも、切り株のあるような人の手が入った痕のある森で遭難もあったものではないのだが―――
「ま、面白かったからいいか」
嫁としてはこいつは完璧だろうなあ、からかいながらそういう2人の生活というのを想像して俺は苦笑する。
長年敵として付き合いのあるバンプのことは結構知った仲ではある。
ただ、さっきのような顔は見たことがなくて、つい悪乗りしてしまった。
「ホント、面白いわ。お前は」
次週のドラマは確か崖の上で犯人を追いつめるよくあるあのパターンのやつだ。
きっと今度は俺宛に果たし状という名目のどこかしらの崖への呼び出しがあるだろう。
そのときもまあ、奴らを懲らしめるため、仕方なく闘ってやろう、と思う。気が向いたら。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、デシタ!
ごめんなさい
>>248 本編で本当にありそうなのが凄いです。
次回作にも期待してます。
257 :
吟井土:2009/02/27(金) 00:29:24 ID:npsb6B1h0
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 吟球の昨日の続きを見るモナ‥‥。
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| やっと三人が出会うよ。
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
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258 :
吟井土1/3:2009/02/27(金) 00:30:19 ID:npsb6B1h0
「層一浪くん、今あいつはどこにいんだよ」
「総語でさあ。肘方さんは獏府の官僚の警護に行ってますぜ。井等さんと一緒に」
「場所はどこ!」
置田から居場所を聞くと吟時は一目散にかけて行った。
「フッこりゃあ一波乱ありそうだねぃ」
そこは吟時には一生縁がなさそうな高級料亭だった。
そこで吟時は真線組のパトカーを見つけた。
肘方は高そうな着物を着た中年の男と、眼鏡をかけた神経質そうな隊服の男と何やら話していた。
「肘方君も一緒に入らねえか?」
「いえ、俺はここで待機しています。それが職務ですから」
「ちょっとぐれえいいだろう」
中年の男は肘方を上から下まで舐めまわすように見ていた。
「化津さま、僕が中までご案内します」
「お、おいちょっと何すんだよっ」
そこへ眼鏡の隊員が有無を言わさず中年男を引っ張り中へ入って行った。
「フーッ…たく面倒臭えジジイだ」
肘方は溜息をついてパトカーの中に入って行った。
「よお偶然だな」
そこへ突然バタンと車のドアが開いたと思ったら、見知った顔の人間が入ってきた。
「てめ・・・吟時!何でここに?つーか今勤務中だぞ。出てけ」
「そんなに元彼と会わせたくねえのかよ」
「はあ?おまえ何言ってんだ」
「まさか俺に隠れて浮気でもするつもりじゃねえだろうな。許さねえぞ。言っただろ、俺束縛するタイプだって」
「浮気ぃ?一体何の・・・んっ」
肘方が言い終わらないうちに吟時はその唇をふさいだ。
「吟っ…何考えてんだ、仕事中だって言っ・・・」
「黙ってろよ」
259 :
吟井土2/3:2009/02/27(金) 00:30:59 ID:npsb6B1h0
吟時はますます口づけを深くし、口内を犯すように舌をからめていく。
肘方は必死で吟時の体を押すがびくともしない。
いつの間にか首に巻いていたスカーフがしゅるっと取られ、あらわになった首筋にちゅうっと印をつけるようなキスが落とされる。
「バカやめろっ!」
肘方の座席がガクンと倒され、その上に吟時が覆いかぶさって来た。
「おいっ」
そのまま吟時は肘方のズボンのジッパーを下げ、無理やり中に手を差し入れる。
「てめっ・・・いいかげんに・・・」
「貴様何をやているんだ!」
突然車のドアが開き、さっきの眼鏡の隊員がものすごい剣幕で吟時を車内から引き摺り下ろした。
「うわっ!何すんだてめえ」
「それはこっちのセリフだ!今一体何をしていた!?貴様・・・この人に手を出してどうなるか分かっているんだろうな」
「どうもならねえよ。ちょっとイチャついてただけだろ。こいつはなあ、ちょっと無理やりやった方が燃えるんだよ」
「誰がだボケェェ!パトカーの中でやる奴がいるか!」
「あんだよおまえカーセックスをするのが夢だっつってたじゃねえか」
「それはてめえだろ!てめえのおかしな性癖と一緒にすんな」
「じゃあどこならいいんだよ。野外か?アオカン希望ですかコノヤロー」
「誰がするかっ!普通にてめえの家で・・・・・・ハッ!」
二人の口論を聞いて眼鏡の男はピシリと固まっていた。
「あ、あの井等こいつはだなー・・・」
(井等?こいつが・・・!)
吟時は井等を牽制するように睨みつける。
「あーおまえか井等って奴は。」
「そうか君だね、肘方くんの恋人は」
「ああそうだよ。俺が肘・・・いや、トウシロウの」
「すまなかったね。その、逢引の邪魔をしてしまって」
「へ?」
「邪魔者は消えるからどうぞ続きをやってくれたまえ」
吟時は井等の物言いに思わず鳩が豆鉄砲をくらったような顔になる。
260 :
吟井土3/4:2009/02/27(金) 00:32:38 ID:npsb6B1h0
(置田君が井等は肘方に未練があるって言うから宣戦布告でもされるかと思ったのに・・・
喧嘩ふっかけるどころか俺達に気を遣ってくれてるじゃねえか
嫉妬してムキになって馬鹿みてえ)
「井等いいんだよ。悪いのはこいつなんだから。
おまえホント信じらんねー。人の仕事中にいきなりやって来て盛る奴があるか」
「何だよ!元はと言えばおまえが」
「とにかく今俺は忙しいんだよ!もう仕事の邪魔をすんな」
「ああ悪かったよ!心配した俺が馬鹿みてえ」
「え?」
「じゃあな服長さん。邪魔者は消えるよ」
「おい吟・・・」
吟時はそのまま振り向きもせず立ち去った。
261 :
吟井土4/4:2009/02/27(金) 00:34:59 ID:npsb6B1h0
それから一週間吟時から連絡は無い。
肘方はずっと気になっていたが不器用だから、こういう時なんと言ったらいいかわからずに電話と睨めっこしては溜息をついていた。
そんな時、肘方の部屋に井等がやって来た。
「明日京へ戻ることになった。」
「明日!随分急だな。でもそうか、け、結婚の準備とかで忙しいだろうしな」
「肘方くん・・・」
「井等、遅くなったけどお、おめでとう」
「肘方くん。僕が結婚するというのは嘘だ」
「へ?」
「ほら、元恋人に再会すると一人身は見栄を張ってしまいたくなるだろう?
君に今恋人がいると聞いて、つい嘘をついてしまったんだ」
「じゃあ今付き合ってる人もいないのか?」
「ああ。京に行ってから何人かの女の子と付き合ったけど、どれも長く続かなかった。
僕はずっと忘れられなかったから・・・」
誰が?という問いかけを肘方は出来なかった。
井等の目を見ればその答えはすぐに分かったからだ。
あの時と変わらない、肘方を見る熱っぽい視線で。
262 :
吟井土:2009/02/27(金) 00:37:45 ID:npsb6B1h0
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ 改行に失敗してレス番がおかしな事に・・・
| | | | ピッ (・∀・ ) 今日はココマデ。長くなったけど次で最後です
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
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せつない子分たちに萌えました。
エロ有りですので注意!
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
「一番亡くしたくない人だったんだ」
あんなに尊敬できる人はいなかった。
無意識に奥歯を噛み締めていたせいか、ギリと音がした。
目の前の男は、親分の息子だと言う。親分の息子にしちゃあ随分とちゃらついた第一印象だったが、確証を得ちまった今では親分の息子っつー肩書きに羨望しか持てない。
「あんたは親分を敬ってるか」
「さあ、俺は……近すぎたからかもな、よくわからねぇが」
「そうか。…あんたの親父さんはなあ、オレらみてえな若い連中を拾ってくださった、優しいお方だった」
「……親父もよく、言ってましたよ。よくできた子分だって。……あいつらがいるからやっていけてんだって」
そう話す息子さんの口調が親分のそれとオーバーラップした。穏やかな声は父親譲りだろうか。何年もおそばにいたのに、オレにはうつらなかったなあ。
うつむいて鼻を啜ると、オレの背に息子さんの腕が回った。あやすようにさすられ、思わずぐいと腰を引き寄せていた。
かき抱くような無理矢理な動作にも怖じけづかない様子で、「いてぇな」と苦笑していた。
「オレ、親分がいなくなって路頭に迷うことより、なにを目指しゃいいのかわかんねぇのが、一番怖ェんだ」
「そうか」
「埋まんねぇんだ、あの人のいた場所が……」
「そうか」
息子さんの声が震えている。その声は、ひとつ間を置いて、「なにかできることがあれば、なんでも言ってください」と言った。
体を少し離して、息子さんの目を見つめる。
懐かしい。懐かしい気がする。オレはこの目を、知ってる?
「――――!、っ…い」
薄い体を床に縫い付けるように押し倒すと、ちいさく呻いた。
だが抵抗はしない。
「……どういうことかわかってんのか」
「あんたも親父から習ったはずだろ。男に二言はねェんだ」
ああそうかよと吐き捨ててみたけど、親分みたいに様にはならなかった。
「っ、く」
眉間にシワがよって、小綺麗な顔がゆがんでいる。
無性にさわりたくなって、骨盤のあたりにてのひらを這わせると、のどがのけぞった。その拍子に、硬い床に後頭部がぶつかる、ゴンという音がした。
噛みつくみたいにのどを食んで、逃げ道を奪う。せつない声が漏れてきた。
「あ、…はぁ、っ」
「…キツイか」
「あっ、ぁ…、ン」
首を横に振って、ドロドロに溶けた瞳でオレを見上げる。キツイのはこいつなのにうっすら笑ってさえいる。それはどこかオレを労ってるみたいな表情で。
オレの頬の傷跡を撫でた。
「……なあ、お前は……」
疑惑を伝えきれないうちに、唇を奪われた。舌が侵入してくる。その熱さが、密着する体温が、どうしようもなく嬉しくて、余裕をかなぐり捨てた。
腰を深く入れた。丸まった指先をてのひらで包んで、もう片方の手で前を握ってやる。
「ひ、っ」
「……もう笑ってくんねェの?」
「何を生意気な、……ああっ」
先端をぐりぐりいじめてやると、泣き出しそうな顔でよがる。
熱い息が耳にかかる。煽られる。加速する。
「男でも色っぽくなるもんだな」
「ん…っふ、あ、ぁああ」
絶頂が近いことがわかる。
まるで本当に一体化したみたいだった。
シャワー浴びてくる、と事務所の奥に向かう息子さんの手首を掴んで引き留めた。
オレは言わない。言わないけど、ただ、二回めの喪失だと思いたくなかった。どうせ同じ別れなら、最後の再会だと思いたかった。
「行くんですね」
「……俺は……」
「本当に、これで今生の別れなんですね」
「純一、お前」
「すいません。無礼なことをしました。……でも嬉しかった」
汚ねェ顔してんだろうに、息子さんはオレの顔を両手で包みこんだ。
そして笑って、「じゃあな」と言った。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
予定より短くなりました。
お目汚し失礼しました!
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| 半生注意。金曜夜11時のドラマから。
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 1週遅れ放映の地域だけど萌え萌えだべさ!
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「今夜、うちみんな留守なんだけど」
夕刻、勤務を上がって開いた携帯に、素っ気無い短文のメールが届いていた。
「だから?どうした?」
勝海は面白がって、わざと素っ気無い内容で返信する。
「待ってる」
また、たった一言の返信。絵文字のひとつも付いてこない。
謙太のいつものぶすくれた表情を思い浮かべ、くっくと笑いそうになるのを、
「勝ちゃん、どうした?」
工場長から訝しげに尋ねられ、手で口元を押さえた。
「社長、今日はこれから?」
「同業者組合の月例会だよ。この不景気にどんちゃん騒ぎでもないが、恒例だからなあ」
「そっすか。飲み過ぎないよう頼みますよ」
「この頃は、歳のせいで体が持たんからなあ。ほどほどにしとかんと」
一度アパートに戻り、シャワーを済ませてから、近所のコンビニに寄って、
ビールと適当なつまみを買い、工場に戻った。
周りに人気がないのを見計らい、古びた鉄の階段を上がる。
工場の2階は住居になっていて、工場長の一家が暮らしている。
息子の謙太は、卒業を間近に控えた大学生。最近、やっとのことで職にありついた。
が、そのことが今、父親である工場長の癪の種になっている。
某テレビ局の老舗看板子供番組アシスタント。いや、アシスタントとは名ばかりの着ぐるみ担当。
日々、犬や猿やどんぐりや黒ヤギさんなどに扮し、彼なりに頑張ってはいるのだが、
跡取りを拒否された格好の親父としては、「大学まで出してやって何故」という思いが
拭い去れないらしく、親子は最近小さな諍いばかりを繰り返している。
おかげで、勝海が抱く謙太は、この頃ずっと不機嫌なままだ。
それでも、勝海の手で肌をくまなくまさぐられ、キスを受けるうちに、
穏やかに瞼を伏せ、ひどくかわいらしい声を上げながら溶けていく謙太も悪くはなかった。
ドアホンを鳴らし玄関に足を踏み入れると、パーカーのポケットに手を突っ込んだまま、
突っ立っていた謙太が「おう」と無愛想な挨拶をした。
「なんだよ。お帰りなさいくらい言ってくれよ」
文句を言いながらも勝海は笑って、上がりこむなり謙太を抱きすくめた。
上背のある勝海の上体が、小柄な謙太にすっぽりと被さる。
勝海の腕の中で、謙太がすうっと深呼吸をひとつした。
ドアホンを鳴らし玄関に足を踏み入れると、パーカーのポケットに手を突っ込んだまま、
突っ立っていた謙太が「おう」と無愛想な挨拶をした。
「なんだよ。お帰りなさいくらい言ってくれよ」
文句を言いながらも勝海は笑って、上がりこむなり謙太を抱きすくめた。
上背のある勝海の上体が、小柄な謙太にすっぽりと被さる。
勝海の腕の中で、謙太がすうっと深呼吸をひとつした。
「石鹸の、匂いすんね」
「アパートでシャワーしてきたからな。謙ちゃん、風呂まだだろ?頭が煙草くせえ」
「今、沸かしてたんだよ」
「一緒に入るか?」
「ばか、いいよっ」
束の間勝海の腕を逃れ、身体を離して、謙太はまたいつものように唇を尖らせる。
つん、と突き出した唇はぷるりと肉感的で、勝海はついそこに引き寄せられた。
かぷっと噛むように、小さな唇に吸い付くと、
ほんの刹那迷うような間を置いたあと、謙太はおずおずと吸い返してきた。
その先の交わりに繋がる淫蕩なキスを、二人はもう幾度も交わしているはずなのに、
謙太は未だに入り口で躊躇う。
勝海は口を開いて謙太の唇をこじ開け、迷いなく舌を捻じ込む。
身に纏うものを脱がせるように、謙太の躊躇を剥ぎ取るために。
謙太はやがて、みずから首を傾けて深い口付けを受け入れながら、勝海の首に腕を回した。
いっぱいに背伸びをして、勝海を抱きしめる仕草がいじらしい。
「……も、いい加減にしろよ……」
唇を離し、息を荒げながら謙太が囁いた。
勝海を見上げ睨みつける双眸が、ほんのり潤みを帯びている。
「飯は食った?」
「姉ちゃん置いてったシチュー食った」
「なら、するか?」
「……部屋でなら」
「よし。じゃ、風呂行って来いよ」
「こないだみたいに、寝てんじゃねえぞ」
「ばか。こんなんで寝れるかよ」
勝海は謙太の手首を掴み、自分のジーパンの前に導いた。
無理やり触れさせたそこは、すでにきつきつなのが、着衣の上からもありありとわかる。
「……ばっかじゃねーのっ!」
謙太は耳まで真っ赤に染めながら勝海を詰ると、くるりと踵を返し、ばたばたと浴室に向かった。
謙太は、Tシャツに腰タオル姿で自室に戻ってきた。
ベッドの縁に腰掛け、ビールを呷っていた勝海の前に、頬を上気させて立つ。
「謙ちゃん、ココ来て」
勝海は手招きし、大きく割った自分の膝の間に謙太を立たせた。
「お、穿いてねーなw」
謙太の腰にまとわりつく布地の上から、強張り始めたものに触れる。
「我慢できなかったか?」
「うっせ、そんなんじゃねーよ……」
一瞬身体を固くし、腰を引かせる謙太に構わず、強張りを撫で摩る力を徐々に強めると、
謙太は小さく息を乱しながら、身体を少し前のめりにして、勝海の首に両腕を回してきた。
「……やっ、かっちゃん……」
タオル越しに弄っていた手を、中に潜らせる。
直接触れられた途端、謙太は背を反らせ、先走りをぬるぬると垂らして、
あんっ、と小さく啼いた。
挿入まで、いつもこうして謙太の華奢な身体を弄り倒し、存分に可愛がる。
抱き寄せてシャツを捲り、胸の突起を甘噛みし、軽く吸いながら、
下の手は休めずに謙太のものを擦り上げ、もう一方の手で小さな臀を撫で回す。
それだけで、謙太はいくつも甘い声を漏らしながら、勝海の手の中で小さく果てた。
「かっちゃん……っ」
昇りつめながら、謙太はかすかな声で勝海の名を呼んだ。
普段の意地を捨て、勝海にされるがまま快感に蕩けて従順になる謙太は、
自分の身体に何かされる以上に、勝海をたまらなくさせた。
立ったまま弄られ、一度目の頂に達した謙太の膝が、がくがくと笑うように震える。
急に身体の力が抜け、へなへなとくず折れそうになる腰を、勝海は抱えて自分の膝に跨らせた。
「良かったか?」
低く尋ねると、謙太は首筋にぎゅっとしがみついて頷いた。
「なら、もっと良くなろうな」
勝海は謙太の耳朶に熱い息を掛け、囁きながら、後ろに回した指先を背骨の下の裂け目に沈めた。
尾てい骨の辺りを、爪の先でこりこりと軽く掻く。
「ちゃんと、綺麗にしてきたか?」
「っせえな……ん……あっ、そこ、だめ……っ」
「だめとかって。……もっと、すんだろ?」
ひとしきり一帯を指先で撫で回した後、更に奥の秘所まで浸入する。
ひくひくと、小さく息づく狭い後ろの孔を掠めるように指を這わせると、
「あっ、ふ……も……っ」
腕に巻かれた謙太の腕が、強さを増して勝海を抱き返してきた。
勝海は、枕元に手を伸ばし、ジェル状の潤滑剤を手に取ると、
ぬめぬめとしとらせた掌ごと、再び謙太の背後にあてがった。
「んっ、くふっ……ひ……」
指先を、小さな窪みに少し沈めただけで、謙太は背骨を震わせるようにびくつく。
謙太の反応を確かめながら、勝海はゆっくり指を使い、謙太の中を犯し始めた。
次第に寛いでいくそこを、捏ねるように指の腹で押すと、
くちゅくちゅと粘りを帯びた水音が立つ。
「やらしい音、させてんなあ。気持ちいいのか?」
「ん、んん……いぃ……っ」
一度逝ったばかりのものが、また硬く勃ちはじめている。
勝海は空いた手で、反応しだしたそれを包み込み、ゆるゆると扱いた。
「ね……したい……」
「挿れて欲しい?」
頷く代わりに、謙太は潤んだ眸を束の間勝海に向け、自分から勝海にキスした。
こわごわと啄ばむような、いつもの口付けではない。
湧き上がる衝動に素直に従い、食むようにしっとりと吸い付いてくる。
口内に割り込んできた舌先を吸い返し味わううち、
勝海は今にも暴発しそうな切迫感をおぼえた。
6つも年下のくせに、ぶっきらぼうで、生意気で。
いつも不満げに眉間に皺を寄せ、ふくれっつらして、舌打ちばかりして。
そのくせ、抱きしめるとやけに小さくて、しがみつく腕の力がやけに必死で、
迷いなくまっすぐに、勝海を求めてくる。
ひたひたと胸を満たす愛おしさに、少しばかり目が潤むのを瞬きで誤魔化して、
勝海は膝の上の謙太をベッドに降ろし、そっと横たえた。
「恥ずかしいから、見んな」
両手で顔を隠し、謙太が低く呟く。
「今更だろって」
バカ、可愛いからもっとガン見してえんだよ。
そんなことをうっかり漏らしでもしたら、また盛大にむくれられそうなので、
勝海は静かに謙太の膝を割り、そっと身体を重ねた。
先走りとジェルとでぬるついた入り口に、先端をゆっくりと沈めていく。
内壁を傷つけないよう、極力摩擦を抑えて。
もう何度も交わっているのに、謙太を穿つときの勝海はひどく慎重になる。
傷つけるのが怖いと、心底思う。
時間をかけて奥まで進み、抜き挿しを始めると、謙太は小さく喘ぎだした。
「けんちゃん……すげーイイ……中、きっつきつ……」
「かっちゃん……」
「もっと、動いていいか?」
「……姉ちゃん、帰ってくる……かも、だから……」
はやく、きもちよくして。
舌足らずに囁かれ、勝海の自制は臨界を越えた。
ものも言わず、速度をつけて内壁を擦り始めた勝海の動きに応じ、
謙太は喘ぎながら腰をくねらせ、太腿で勝海の脚を外から挟み込んだ。
謙太の腰に力が入るごとに、勝海は絞られるような締め付けを感じる。
啼き続ける健太の唇を自分の唇で塞いで、勝海は腰から背筋に競り上がる快感を味わった。
閉じた瞼の裏に、白い光の輪がいくつもちらつき、頭の中までも真っ白になる。
重ねあった身体の間で、頭をもたげだした謙太のものを握ってやりながら、
勝海は逼迫した自身で、謙太を繰り返し抉った。
「ん、んんーっ、んんっ……!」
きつく吸いあう唇の隙間から、堪えきれずに小さく喘ぎを漏らし、
謙太はびくりと背を震わせながら勢い良く放精した。
次いで、勝海も謙太の中にどくどくと精を放ち、大きく息をついた。
「いっぱい出したな」
掌の中に溜まった謙太の白い体液を見せ付け、ぺろりと舐めてみせると、
謙太は無言のまま、顔を耳まで赤らめて枕に顔を埋めた。
「仕事、慣れたか?」
事後、胸にぴったりと額を寄せて息を整えていた謙太に、
勝海はずっと気にかかっていたことを尋ねた。
「……わかんね」
案の定素っ気無い返事だったが、声音は穏やかでやわらかい。
「最初はさ、迷うんだ。けど、ちょっとずつうまいやり方を覚えてくから。
どんな仕事だって、多分変わらないと思う。
だから……辞めんなよ、謙ちゃん」
「ん」
どんなに困っていても、未来に迷っていても、俺だけはお前の味方だから。
全身全霊で守って、誰よりもべったべたに甘やかしてやるから、覚悟しろ。
やがて、全てを勝海に預けきって安心したかのような、静かな寝息が聞こえてきた。
謙太を起こさないように、勝海はそっと起き上がりベッドを抜け出すと、
そそくさと着替えを済ませて、蛍光灯の明かりをすっかり落とし、部屋を出た。
そろそろ、この家の人々が帰ってきてもおかしくない頃合だった。
ウイークデーの夜は、どうにも慌しく、もどかしく過ぎていく。
週末には、謙太を自分のアパートに呼ぼう。
未だ、まだらに白んだ頭を冷たい川風に晒し、ぼんやり考えながら、
勝海は土手沿いの道をゆっくり歩いていった。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
二重書き込みにレス番違い、さらに最後の最後で連投規制orz
gdgdですみませんでした。
>>282 歌鬼大好きですよ
むくれた顔があんな顔やこんな顔になるんですね
萌えました。ありがとう。
谷部がヘビースモーカーらしい(ウィキ参照)のに萌えたので投下します
銘柄は知らないので自分が吸ってるものでご勘弁を
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
空気が淀んでいる。
深呼吸のように肺に送り込み、ゆっくりと吐き出す。
染み渡る感覚に目を閉じ、谷部は何本目とも分からぬ煙草に浸かっていた。
「うわあぁー…空気わるぅー……」
仕事から帰ってきた特異はリビングに入ってきた途端顔をしかめ、パタパタと片手で空気を払いのけた。
そのまま換気をしに窓へ直行する。
「自分やって吸うとるやん。さぶいから閉めて」
「あんたは吸い過ぎなの」
許容量を超えた灰皿を見て特異は呆れた。この人の主食は煙草なのだろうか。
「もうちょい減らして下さいよ。絶対に毒ですって」
「どこの新妻や。誰が健康になりたくて吸ってんねん」
「じゃあ、この特異と煙草の2択やったらどっち取りますの」
「煙草」
当たり前のように返ってきた言葉に特異は軽く目眩を感じた。
そこまでハッキリ言われると悲しいものがある。窓を閉め、谷部の隣に座った。
「うそうそ。おまえやって」
笑いながら頬をなぜられる。気持ち良くて目を閉じると口元に柔らかく温かいものを感じた。
彼はふいにキスしてくる事が多かった。心地良い意識の中、煙草の味が彼を主張する。
このまま溶けてしまえばいいのに。
「…ポーノレモーノレ?マイナー?」
唇を甘噛みする谷部を横目に彼の煙草の箱を手に取る。
「さぁ。でもコンビニあんま置いてへんね…この安煙草」
スッと特異から離れ、谷部は雑誌を読みはじめた。ずるいな、その気にさせて放置とは。
後ろから体育座りのような格好で谷部を抱え込み首元に顔を埋める。
彼の体温が眠りを誘う。
性欲はそこそこ、しかし今回は疲労に軍配が上がった。
気づくと目の前にいつもの首筋が映った。
やわらかなシーツの感触に特異は記憶を手繰りよせる。
あのあと完全に意識を飛ばしたらしく、どうやら谷部が寝室まで鉛の体を引きずった様だ。
温かいベッドで彼に抱きかかえられて、覚醒手前のなんとも言えぬ心地良さに埋もれる、
この時間が特異は好きだった。
好きなだけに実に離れがたいが、今日は朝から仕事である。
名残惜しくも体を起こし寝起きの気だるさに唸っていると、寝ているとばかり思っていた谷部の声がした。
「おはようさん。おつかれさん」
「あーーー…おはよ……うん………寝たから大分楽…」
頭をぽんぽんと叩かれ、寝室を出る谷部をノロノロと追った。
食パンを胃に詰め込みながら支度をする。
谷部はというとまだ時間に余裕があるらしく、早速朝の一服に浸っていた。
「谷部さんさ、今日夜何時終わり」
「10時ぐらい」
「じゃあさ、夜エッチしよ。昨日逃した」
「疲労困憊やったくせに。絶対勃たんかったで」
笑う谷部にこっちも可笑しくなってきた。
当たらずとも遠からず、最中に寝てしまったら今後ネタにされてしまうだろう。
玄関を出ようとした時、彼に煙草を渡された。
訳が分からずに谷部を見つめれば、ただふわりと笑いリビングに戻ってしまった。
「休憩1時間入りまーす」
4時間の収録のあと、特異はようやく楽屋に戻った。
相方の服田はまだ戻っておらず、しんとした部屋に寝転び煙草に火をつける。
ふと、谷部に渡された煙草を思い出し、手に持っていた煙草を消した。
ポーノレモーノレに火をつける。
谷部がうまそうにこいつを吸う様を思い出す。
深呼吸のように肺に送り込み、ゆっくりと吐き出す。
染み渡る感覚に目を閉じ、煙草に浸かった。ジリジリと葉を焼く音が静かな部屋に響く。
こういう事か。
彼なのだ。香りも味もすべてが谷部を鮮明にする。
肺が彼で満たされ、血液と脳に回り、体を駆け巡る。
キスを思い出し、特異はおもむろに口元に手をやった。
「おつかれー。弁当弁当……あれ」
戻ってきた服田が彼を感じ取る。
「おまえ煙草変えた?」
「んー…?」
「なにこれ。売ってる?」
赤い箱を手に取り、まじまじと見つめている。
「谷部さん。ええやろ」
「ふぅん。谷部さんねー」
服田は早々に興味を弁当に移し、特異がニヤリと笑ったことに気づかなかった。
煙草じゃ物足りないが、恋しくなった時に活躍してもらおう。
ああ早く、彼に会いたい。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
↑真上のナンバリングミスりました失礼!
煙草で満足^p^安上がりな男・特異…もうちょい華を持たせてやりたい
毎度インドアですいません スペースありがとうございました
亀で申し訳ない
>>240 美しい義兄弟ちう萌えました。ありがとう。
続きがあると嬉しいです。
>>285 このしっとりした二人がたまならくツボです。
姐さんGJでした!
6レスほどお借りします。
月刊午後のファンシー害きゃと/らんより、
橋本(人間)×きゃと/らん(中の人などいない)でぬるめのエロです。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )タンコウボン ハツバイ(ケッテイ) キネン
きゃと/らんさんはファンシーキャラだ。ふわっふわでまるっこい縞猫のキャラだ。
駐車場の整理のバイトで知り合って、今も付き合いがある。
なぜか貧乏暮らしをしているけど、テレビや舞台で沢山の人に夢を与えている。
そのきゃと/らんさんが今、俺の前で激しく落ち込んでいる。
「ムッ/キュンが…ムッ/キュンがあんな残虐ファイトを繰り広げるなんて…」
国営放送のマスコットキャラ、ムッ/キュン。
ファンシーキャラ界の大スターである彼と、きゃと/らんさんの後輩のノー/マン君が
金網デスマッチをしたらしい。信じがたいことに国営放送の格闘番組として、だ。
ノー/マン君はファンシーキャラの事務所に新設されたホラー部門のひとで、
一言で表せばジェイソン。普段は礼儀正しい良いひとだと言うけど…。
試合当日、ムッ/キュンのことが心配でたまらないというので、
俺はきゃと/らんさんの仕事の代役を買って出た。営業…というかビラ配りだった。
別に見返りを期待したわけじゃない。
不安に駆られているきゃと/らんさんを見ていられなかっただけだ。
で、ビラ配りも終わって、ファンシーキャラたちの飲み会に参加するわけにも
いかないから、俺はきゃと/らんさんの部屋に来た。
アパートのドアを開けて出迎えてくれたきゃと/らんさんは、心なしかやつれて見えた。
「コマンドサンボの達人なんだってさ…」
試合は完全にムッ/キュンのペース。それはもう、酷…凄かったらしい。
おそらく放送も中止になるという。
そりゃ、きゃと/らんさんがへこむぐらいだからなあ。
灰皿に煙草の灰が落ちる。発泡酒の口は開けたけど、中身はあまり減っていない。
きゃと/らんさんも酒が進まない様子だ。
きゃと/らんさん、ムッ/キュンに憧れてたんだ。
なのにムッ/キュンはきゃと/らんさんの期待を裏切った。
その上、今もきゃと/らんさんの心にどっかりと居座っている。
胃の奥のあたりが熱くなる。
意識して明るい声を作って、きゃと/らんさんに話しかける。
「ねえ、きゃと/らんさん。俺、ビラ配りしてきましたよ。
マネージャーさん、ちょっと困ってましたけど」
「あ、そっか…ごめんね、無理言って代わりやってもらったのに、こんな…」
まだ元気の無い顔で、必死に気を使ってくれる。よし、覚悟は決まった。
「で、きゃと/らんさんのこと、抱っこしてもいいですか?」
「へ?」
きゃと/らんさんは目をぱちくりさせた。ああ、かわいいなあ。
「ファンシーキャラに思いっきり抱きつくのが、子供のころからの夢だったんです。
テレビで見る度に思ってました」
夢だったのは本当。今この瞬間は、もっと別の事を考えてるのだけれど。
「へえ…なんか嬉しいかも。うん、いいよ」
やっぱり子供の話になると、きゃと/らんさんは弱い。
「じゃ、失礼します」
こたつに足を突っ込んでるきゃと/らんさんの後ろに回って、抱きしめる。
きゃと/らんさんは2.5等身だから、腕の中に抑えこめる。
「きゃと/らんさん、フカフカ…」
毛並みを楽しみながら、さりげなくいろんなところを触ってみる。
「ちょ、ちょっと!」
短い手足をじたばたさせるのがかわいくてたまらない。
人間を基準に考えればいいのかな? それとも猫?
きゃと/らんさんの体が、断続的に震える。
尻尾の付け根を揉んでみたり、大きな耳の縁を唇で挟んでみたりする。
「橋本君…ダメだってば…」
もう息が荒くなってる。なんだろう、背徳感?
きゃと/らんさんに悪いことしてるってのが、たまらなく興奮する。
「感じてますか? どこに触ったらいいのかな」
「俺っ、こんなの…ファンシーキャラなのに…」
つぶらな瞳から涙が溢れる。
「いいんです。きゃと/らんさんのやらしいところ、俺には見せてください」
だから、辛いことは忘れて。できれば、俺の事で頭をいっぱいにして。
「橋本君…あ、やだっ…」
性器らしき物の感触は無いけど、やっぱり股の部分が敏感らしい。
傷付けたらいけないからそっと撫でていたんだけれど、
それでは刺激が足りないみたいだ。
「きゃと/らんさん」
指の動きを緩めて、耳元で囁く。
「気付いてますか? 自分で腰、動かしてますよ」
「…!」
かなりショックだったみたいだ。俺はきゃと/らんさんの体をまさぐるのを止めて、
その体温だけを味わった。二人の息遣いが狭い部屋に響く。
「………橋本君…」
「はい」
「もっと、して…お願い」
そう言われて燃え上がらない男はいないだろう。
触れて欲しい場所を、きゃと/らんさん自身の口から言わせる。
ちょっと意地悪だけど、そうでもしないとわからないから、と自分を正当化する。
「……もうちょっと、上…」
わざとずっと上の方へ指を動かす。
「ちが…あ…下だよっ…橋本君、焦らさないでっ…!」
きゃと/らんさんがこんなにも俺を求めてくれるなんて。
一時のものだとしても、俺は嬉しい。
「ここですか?」
「そこ…やっ、摘まんじゃっ…」
その部分を親指と人差し指でぎゅっと摘んで、少し擦る。
「んっ…! あ、ああっ!」
一際高い嬌声と共に、きゃと/らんさんの体が痙攣する。達したんだ。
力が抜けてぐったりしているきゃと/らんさんを、布団に寝かせる。
俺もその横に寝そべる。ちょっとやり過ぎたかと心配になってきたところで、
きゃと/らんさんの目が開いた。
「あ、橋本君…」
きゃと/らんさんは顔を真っ赤にして、布団に潜り込んだ。
「きゃと/らんさん」
返事は無い。
「俺、きゃと/らんさんがちゃんと起きて、ちゃんと朝ごはん食べるまで帰りませんよ」
きゃと/らんさんはすぐ食事を削るから心配だ。
「だから毛布かなんか貸してください」
押し入れの上の段の右側、とくぐもった声が返ってきた。
ちょっとしけった毛布を引きずり出して、きゃと/らんさんの横でくるまる。
「おやすみなさい、きゃと/らんさん」
おやすみ、というかすかな声に満足して、俺はそのまま眠りについた。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )コレッテ ジュウカン ?
ありがとうございました!
>>299 元ネタ知らないのにえらい萌えた
単行本買っちゃいそうだwww
301 :
風と木の名無しさん:2009/02/27(金) 18:59:27 ID:bh4VX8xF0
>>299 ちょwまさかここで伽撮らんを見られるとはww
スパイックー!
とんでもないところに誤爆
>>270 まさかこの作品で801が見られるとは・・・
嬉しい驚きです、ありがとう。
306 :
吟井土:2009/02/28(土) 01:17:01 ID:B8sgNU1S0
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 吟球の三角関係の続きモナ‥‥。
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 井土派の人は気を付けて。
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
307 :
吟井土1/6:2009/02/28(土) 01:18:20 ID:B8sgNU1S0
「トシ、ちょっといか?」
そこへ紺堂が入って来た。
「じゃ、じゃあ僕は失礼するよ」
「あ、ああ」
井等は紺堂と入れ替わりにそそくさと部屋から出て行った。
「スマンな、話中だったか?」
「い、いや大丈夫だ。それよりどうした?」
「あー肘方、元はと言えばおめーがフラフラしてっから誤解されるんじゃねえか。
いい加減その無駄にフェロモンふりまくのやめなさい!お母さん許しませんよ!いやいやいやお母さんじゃなくて・・・」
それからしばらくして、屯所の門前では吟時が中に入ろうか決めかねてウロウロしていたが、ハッキリ言ってかなり怪しい人物に見える。と、そこへ
「おう、ヨロズ屋。どうした、ブツブツ何を言ってるんだ?」
「紺堂。いやあのさ、大した用事じゃねえんだけど肘方いる?」
「トシなら幕府のお偉方の接待に行ってるぞ。化津さんという人がぜひにとトシをご指名でな。」
「はあ!?あいつ一人で?おまえそれがどういう意味か分かって行かせたのか?」
「分かってるよ俺もそこまで馬鹿じゃない。トシは妙に色っぽいから、幕府のお偉方の中にはセクハラまがいの事をしようとする奴もいる。でも今日は総語達も一緒に行かせたから安心だぞ」
「それが一番心配じゃねえか!」「それが一番心配じゃないか!」
あり?今ハモった?そう吟時が思っていると屯所の中から青い顔した興奮気味の井等が出て来た。
しかしすぐに冷静さを取り戻したようにパトカーに乗り込んだ。
「紺堂くん、悪いがちょっと出て来るよ」
「あっ俺も乗せてけよコノヤロー!」
呆気に取られた紺銅をよそに二人はパトカーを急発進させ江戸の街を駆け抜けて行った。
「あんのエロジジイ!肘方に何かあったらただじゃおかねえからな!ボッコボコにして二度と肘方に近づけねえようにしてやる」
「いやそれじゃ手ぬるい。あそこを再起不能ぐらいにしてやろう」
「ああそうだな。それぐらいやってやらねえと気が済まねえ」
ふと、吟時は井等のあまりの怒り具合に違和感を覚えた。
(俺は肘方の恋人だから怒るのは当然として、何でこいつまでこんなに必死なんだ?今度結婚するんだよな?あれか、やっぱり元カノだから気になるのか?)
308 :
吟井土2/6:2009/02/28(土) 01:19:05 ID:B8sgNU1S0
着いた!ここだ」
そう考えてるうちにパトカーは料亭に着いていて、外では置田達が待機していた。
「おや旦那方、意外と早かったですねい」
「肘方は!?」
「化津さんと最上階の一番奥の個室にいまさあ」
「君たちはなぜ一緒に行かなかったんだ!肘方くんがどうなるか分かっているんだろう?」
「ほら早く行かねえとお姫様が食べられちゃいますぜ。騎士のお二人さん」
「おまえ絶対楽しんでるだろ。この状況を楽しんでるだろ。どんだけドSですかコノヤロー!」
二人は怒鳴りながらも料亭の中に駆け込んで行った。
肘方はというと、化津に無理やり酒を飲まされたあげく、肩を引き寄せられたかと思ったら一気に押し倒されていた。
「ちょっ・・・化津さま、こんな事は困ります」
「いいじゃねえかよ。俺はな、おめえに初めて会った時から目えつけてたんだよ。きれいな顔してるし他の野郎にはない色気があってよ。
辱めてそのプライドが高そうな顔をグチャグチャにしてやるのが夢だったんだよ。」
化津は肘方の上着とベストを素早く脱がせ、スカーフを取って抵抗されないように手首を縛り、シャツのボタンを丁寧に外していった。
露になった肘方の肌はミルクのように滑らかでもちもちとした肌触り、目にはウルウルと涙がにじんで半開きのぽってりとした唇はふるふると震え、
艶やかな黒髪が床に散らばって、何とも言えないそのフェロモンに化津は釘付けになった。
「いやあこんな上物は初めてだぜ。早く抱きてえところだが、まずはちゃんと裸を見てえな」
「いやいやいやちゃんとって何ですか!?おい、ちょっと!」
化津は肘方のズボンのベルトをシュツと引き抜き、ジッパーを下げて素早くズボンを脱がせ、鼻息荒くパンツに手をかけた。
「肘方、おめえの息子はどんな形だー?すげえきれいな色してるんだろうなあ」
「ちょっ・・・ホントにやめっ・・・いやだあああ!吟時ぃ!!」
その時ー
309 :
吟井土3/6:2009/02/28(土) 01:20:05 ID:B8sgNU1S0
「そう簡単に肘方の裸を拝めると思うなよこのクソジジイ!俺だって年に何回かしかねえんだぞぉぉぉぉ!!」
「うちの隊士達に見せないようにずっとガードしてきたんだぞぉぉぉぉ!!」
ドカーン!
突然扉が蹴破られて中に入って来た二人を見て肘方は呆気に取られた。
化津は扉の下敷きになって気を失っている。
「吟時!井等も・・・!」
「さあ肘方くん、これを着て」
肘方は井等から隊服を着させられると、吟時にぎゅうっと抱きしめられた。
「良かった、何もされてねえな。おまえに何かあったらと思うともうお母さん心配で心配で・・・」
「誰がお母さんだ!・・・でも助かったぜ。おまえのおかげでな」
肘方は吟時の背中に腕をまわし、その胸の中に顔を埋めていっぱいに吟時の甘いにおいを嗅いだらホッとした。
そんな二人を見て井等は何かを決心したように顔を背ける。
結局その場は井等と置田達が片付け、化津は突然テロリストに襲われた事にしたのだった。
次の日肘方は井等を見送る気で休みをもらっていたが、翌朝目覚めると屯所に井等の姿は無かった。どうやら朝一で京へ経ったらしい。
「肘方さんずいぶんと淋しそうじゃねえですかい?浮気だ浮気。旦那に言ってやろー!」
置田が楽しそうに肘方を茶化す。
「ち、ちげーよバカ!ただ挨拶もなかったからよ・・・」
とそこへ、吟時から電話がかかって来た。ゆっくり話がしたいからと言われ、肘方はヨロズ屋へ行く事にした。
310 :
吟井土4/6:2009/02/28(土) 01:21:44 ID:B8sgNU1S0
「ちゃんと言ってなかったからよ。
この前は井等との仲を誤解して、色々と悪かったっつーか・・・あいつがまだおまえに未練があると思ってたんだよ。
でも違ったみてえだ。この前も俺たちに気い遣ってくれたしな。」
頭をボリボリとかきながらすまなそうにする吟時に肘方の胸はキュウッと痛んだ。
「吟時・・・おまえに言ってなかった事があるんだ。実は井等は・・・」
「あ、わりい。ちょっと小便。話は後で聞くわ」
「何だよ・・・」
吟時が厠へ行ってしまい、気の抜けた肘方はソファに転がってテレビをつけた。やっていたのは肘方のお気に入りのペドロだった。
するとそこへ突然肘方の携帯が鳴った。表示を見て驚いた。
「もしもし!井等?」
311 :
吟井土5/6:2009/02/28(土) 01:23:17 ID:B8sgNU1S0
『肘方くん。どうしても君に話がしたくて電話をした。今から京に向かうよ』
「そう。そうなのか・・・それで?」
『挨拶もせずに出て行ってすまなかった。君の顔を見ながら言ったら決心が鈍りそうだったから。
僕は、君と再会してすぐに君を京へ一緒に連れて帰ろうと思ってたんだ。
でも君の恋人、坂田君は本当に君の事を大事に思ってるし、君も彼の事が本気で好きなんだろう?
僕も君の事が好きだし大切に思っている。
・・・だから彼と幸せになってほしい。』
「井等・・・」
「肘方ぁー?」
『彼と一緒にいるんだね?彼が心配するから僕の事は何も言わないで。君の幸せを京からずっと祈ってるよ。じゃあね』
「井等・・・ありがとう」
「肘方ー?おい?」
吟時が厠から戻るとガヤガヤとテレビの音がする中、ソファに座っている肘方の肩が揺れていた。
「あれ、おまえ何泣いてんの?あーペドロ。そんなに泣くほどいい話だったのか?」
「う・・・ひくっ・・・ああ」
「おまえ本当にペドロ好きだよなー」
「ああ・・・っくっ・・・でも俺が一番好きなのはおまえだよ・・・ひくっ・・・」
「いや、アニメと比べられても・・・。」
吟時はそう言いながらも嬉しそうに肘方の隣に座って優しくその肩を抱いた。
312 :
吟井土6/6:2009/02/28(土) 01:25:30 ID:B8sgNU1S0
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| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ またレス番がおかしな事になってしまったorz
| | | | ピッ (・∀・ ) 長くなったけどこれで終わりです
| | | | ◇⊂ ) __
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| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
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>>285 姐さん、又読めて本気で嬉しい!
よかったら又、又書いて下さい。
マジこの二人に萌えてきてどうしようかと思ってるw
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 王子さまLv1からモナ…
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| セレ×カナだって
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ フルスギ…
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
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以前王レベ系のサイトにあったイラストにヒントを得て書いたものなんですが、
いつか管理人様に連絡を取ってみようと思いながらこの駄文ごと忘れてしまい、
先日PC内で別のファイルを探してるときにこの駄文を見つけました。
旬を過ぎすぎてて当該スレは無いみたいなのでこちらに投下します。
設定はLv1のEDから2年後ぐらい。
筆者は続編のLv2をプレイしていないため、Lv2でのことは全く無かったことになってます。
「おおっ、こんなに景色のいい場所に来るのは久しぶりだな」
「そうですね、カナン様。
空気がとても澄みきっている感じがして、
なんだか気持ちがいいですね」
「なあ、セレスト。
うしも喉が渇いているだろうし、少しここで休まないか?」
「では、お茶の用意を致しましょうか」
「そうだな。
それじゃあ、近くに水場がないか、僕の幻獣に探させよう」
ここは城下町からかなり離れたところにある平原。
俺はカナン様とともに、ここまで遠乗りに来ていた。
カナン様はいつの間にそんなことを覚えたのか、
騎士団が長距離移動用に使っている、
うしを乗りこなせるようになっていた。
正直言ってお一人でうしにお乗りになるのは、
警護の点から考えれば非常に危険なので止めていただきたいのだが、
「いずれ必要になることだから」
とこのお方は聞き入れては下さらない。
そればかりか、うしに乗れるのが幸いとばかりに
城を抜け出しての冒険の範囲を、国境付近まで広げられてしまった。
結局俺は、そのお身体をお守りするために、
いつもこうしてカナン様の冒険に付き合わされている。
『いずれ必要になることだから』という
言葉の裏に隠された真実を以前聞かされているだけに、
俺はそのまま城にはお戻りにならないのではないかと
遠乗りに出ようとする度に不安になる。
だが、出かけた先でのうれしそうなお顔や、
城に戻ってきたときの充足した表情を見ると
出かける前にためらっていたことを、つい忘れてしまう。
「歩くよりはるかに楽だとはいえ、
さすがに乗りっぱなしだと疲れる」
幻獣に水場を探しに行かせた後、そう言いながらカナン様は
秋の訪れとともに枯れ始めた薄茶色の草原に腰を下ろされた。
見回せば遠景には冬でも葉を落とさない常緑樹の緑が生い茂っていた。
うしに乗っている間の激しい視点移動で疲れた眼を休ませるように、
その濃い緑がゆっくりとした風に揺れている。
「セレスト、お前も座ったらどうだ」
あの日…俺とカナン様の関係は、
あのウルネリスの一翼討伐の日以来
それまでとは微妙に異なる関係になっている。
そんな関係になってもこれまでの習慣はお互い簡単には変えられず、
カナン様の口調は、相変わらず主君のそれだ。
だがさりげなく、以前よりももっとずっと、
カナン様が自分を気遣って下さるのがよくわかる。
「はい」
短く返事をして俺が隣に座ると、カナン様は何かを思い出したのか、
「…あ、そうだ」
と立ち上がられた。
「いかがいたしましたか?」
「いや、セレストはそのまま座ってていいんだ。
僕がこうして座れば…」
とカナン様は、
俺の背中に自分の背中をくっつけるようにして座り直された。
「椅子の背もたれに寄りかかっているみたいだろう。
普通に座るよりも、もう少しくつろげるんじゃないか?」
屈託のない笑顔が肩越しに覗く。
「セレスト、もう少し僕に寄りかかってもいいぞ」
「はい。ありがとうございます」
そう言ったものの、10kg以上の体重差がある身体の重みを
カナン様の背中に預けてしまうのは申し訳ない気がした。
気づかれないように少し力を抜き、
俺はカナン様がよりくつろぎやすい体制になるように心がける。
背中から伝わってくる、カナン様の体温。
背中から伝わるであろう、俺の体温。
不意をついて草原を通り過ぎてゆく風の冷たさから、
互いの身体の温もりを守ってくれる。
「…やっぱり広いんだな、お前の背中」
「え?」
「少しは大きくなったはず…なんだが。
追いつくのは…もう少し先のことになるのかな」
なんて…なんて、お可愛いことを。
この身を半回転させて、そのお身体を抱き締めたくなる。
その言葉を紡ぐ唇を、自らの唇で塞ぎたくなる。
「カナン様…」
「ん?」
合わせていた背中を離し掛けた矢先に、
「くぷーっ!」
水場探しから戻って一瞬のうちに目の前に現れたカナン様の幻獣に、
俺のその衝動は止められてしまった。
「あ、戻ってきた。どうだった?」
「くぷぷぷー!」
「そうか、ありがとう」
さすがに城やその近くでは召還しないが、
何度も幻獣を召還されているからなのか、
カナン様には幻獣の言葉がはっきり分かるらしい。
俺には幻獣が伝えようとしている言葉の雰囲気しか分からない。
「セレスト、水場はあっちにあるらしいぞ。
移動しよう」
「…はい」
立ち上がって幻獣の後を追うカナン様。
…仕方がない。
お身体に触れさせていただくのは、城に戻ってからにしよう。
俺はその姿を見失わないように、
カナン様の隣を半歩下がって歩き出す。
何かの拍子に隣に並ぶことはあっても、
カナン様を追い越すことは、決してない。
これは、冒険を始めたばかりの頃に、
俺をパートナーとして下さるカナン様の気持ちと、
従者であるという俺の気持ちがぶつかって、
その結果決まった俺の定位置だ。
「カナン様が私を想って下さるお気持ちは、
ずいぶん前に私を追い越していますよ…」
歩きながら俺はカナン様の背中に向かって、
そう心の中でつぶやいた。
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ 以上です。
| | | | ピッ (・∀・ )
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
改めて読み返して懐かしいなと思いながらサイトを見たら
ずいぶん前にリニューアルしたらしく、管理人様が
王レベもののイラストを全部削除しておられました……orz
>>317 GJ。懐かしい。またプレイしたくなったよ
>>317 GJ。EDのほのぼのとした雰囲気を思い出して、私もまたやりたくなった。
……だけど、一つ突っ込むなら「召還」じゃなくて「召喚」なんだ
字面が紛らわしいから気づきにくいけど、これからも書くなら気をつけて
>>317 ほのぼので良かった。
ちなみに、当該じゃなくて該当なw
数レスお借りします
今週の予告の勢いで投下 愛車で掬王というか、掬→王です
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
静かだ。
まるで、時間の流れから隔絶してしまったかのような感覚に陥りそうになる。
しかし僕は成し遂げた。
生き写しのようにかつての恋人に似ている彼は今、僕の目の前で眠っている。
寝台に横たわっている彼の胸が、呼吸の音にあわせて静かに上下している。
ベッドサイドの照明にぼんやりと照らされたその顔を眺めた。
切れ長の目、尖った鼻、ふっくらとした唇、細い顎。
それは最愛の彼のまぼろし。
ようやく近づくことができた。
この手で触れ、いたわり、いだき、愛することができる距離まで。
昏々と眠り続ける彼の端整な顔に手を伸ばし、頬を優しく撫でた。
指先から伝わる少し冷えた皮膚の感触に愛おしさがこみ上げる。
今この瞬間にも、欲望のおもむくままに穢してしまいたい。しかし、その引き締まった細い体を抱きしめ、他の何よりも大切に大切にしたい。
まったくもって相反する感情。
僕は、狂っているのかもしれない。
それでも構わない。彼が僕のものになるならば。
「僕がずっとそばに居るからね」
これからずっと。
それを実感したくて、彼に口付けをした。
いつだか卯差身が言っていたように、その唇はひどく柔らかだった。
ゆっくりと頭を上げて、もう一度彼を見つめる。
彼が目を覚ますまでには大分時間がかかるだろう。
それまではここで見守っていてあげよう。
僕の目的はただ一つ。
「愛しているよ、王子朗」
それが歪んだ愛だとしても。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
拙くてすいません
本編では皆幸せになれるといいな!
CP色はないに等しいよ。キャラ完全捏造注意。
新作決まったので勢いでざーっと書いてみた。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
王子といとこたち数人はその日、エースに呼ばれある一室に集まっていた。
「気持ちいいらしいんだ」
「気持ちE?」
「何でアルファベットなんだよ! いい!! 良すぎるって意味だよ!!
あー、俺は別に何も感じなかったんだけど、ほら、前に王様が巻き込まれた時に言ってただろ?」
『ナンダカ幸せナ気分。夢心地気分デス』
先日、王子の頑張りであの王様まで塊に巻き込まれたのは記憶に新しい。
お騒がせ王様が塊に巻き込まれてジタバタしている姿は騒動で毎回苦労している面々を内心喜ばせたが、
解放された王様は周りのそんな思いとは逆に最高の笑顔だった。
「確か、巻き込まれるのが気持ち良いって言ってたよな?」
「僕はいつも頭が気になってそんな気持ちよくなんて、なれてないなぁ」
「頭はともかく、それが普通じゃないか?
俺たちより倍は大きい塊に心の準備もなく巻き込まれるんだからな」
頭のスープを気にするミソの言葉にガッツは笑った。
「そこなんだよ!」
「そこ?」
ビシッとガッツを指差すエースをぽかんと見つめる王子とジュン。
「俺たちに足りないのは、余裕。巻き込まれたからってなんだっていう心の余裕なんだよ!」
「・・・・・・ウスヒコ、そろそろかな?」
「ただ待つだけってのも退屈だな」
後日、面々はエースの言葉を胸に実験することになった。塊を転がすのはウスヒコ。
薄いあいつじゃそんな大きい塊はこないだろうと内心酷い事を考えていたエースの選択だった。
やっぱり頭が気になるとミソは辞退し、ずっと体調不良だから少しでも気持ちよくしてあげたいという
王子の願いでオペオが加わった以外は先日と同じ面々で、彼らは公園のベンチに腰掛けていた。
「あ、マーンだ。また海に潜って貝のふりするつもりなのかな?」
偶然歩いていたいとこを見つけた王子は、話しかけるべく歩いていってしまった。
「王子は元気だねー」
「お前は不健康すぎ。しっかし相変わらずマーンの奴丸いなー。あいつも転がったら巻き込めるとかだったら面白いのに」
「おいおい、やめてくれよ。想像しちまうだろ・・・って」
ガッツはエースの言葉にツッコミを入れようとしたその時、彼らの上に影が落ちた。
振り返った彼らの目に飛び込んできたのは、輝く太陽すら隠す巨大な塊。
「で、でかーーーーーーっ!! ちょっ、大きすぎるだろ!!」
すぐ傍に現れた巨大な塊に、彼らは焦った。何せ家が巻き込まれるレベル。
それからすれば自分たちなどもう蟻のようなものだ。
「ウスヒコの奴、何でこんなに張り切ってるんだ!?」
「あ、お、王子! 早く、こっちこっち!!」
急な塊に驚いたようで、王子がマーンの手を引っ張って走ってきたのだが、
「ひゃっ!!」
「あ!!」
彼らの目の前で躓いてしまい、その勢いで手を繋いでいたマーンも・・・
「ちょ、こっち転がってくんな! あ、も、アーッ!」
そうして彼らは塊に巻き込まれ、その中でエースはマーンに優しく包まれる幻覚を見た。
「何で俺はあんな幻覚を・・・」
「あー、俺も見たけど、やっぱり直前に話してたのがまずかったんじゃないか?
でもいいじゃないか。確かに気持ち良かったし」
慰めるガッツの声も、今のエースの耳には入らない。それほどにショックだった。
そんなエースを他所に王子とオペオは二人揃って珍しく喜びで興奮していた。
「すごかったね! ウスヒコにお礼言わなくちゃ!」
「それよりも王子だよ! 誘ってくれてありがとう! 巻きこまれがこんなに良いなんて知らなかったよ!」
手を繋いでくるくる楽しそうに回る二人。
それを見ていて、ふとエースは思った。
「考えに影響されるなら、今巻き込まれたらきっと良いものが・・・!!」
「・・・エース、不純ー」
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
新作は嬉しいがiは持ってないんだぜ
>>334 かわいい!
おーじもメイツも大好きだから嬉しいよ
てか新作でるのか〜
まさかここで塊魂を見れるとは!
めっちゃ可愛くてすげぇ和んだよ!
GJGJ!
可愛すぎて悶えた
一部キャラが分からんから、今からゲームしてくるわ
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
ドラマ+原作+史実 × 純度100%妄想
気がつくと、俺は無機質な小部屋のベッドに横たわっていた。
室内は暗く、人の気配もない。なぜこんなところにいるのだろうと、身を起こそうとして、
俺は異常に気づいた――腕が動かない。布製のベルトのようなもので、ベッドに繋がれている。
俺は、一体、どうなってしまったのだろう?
分からなかった。何も、分からない。だが、これだけは分かる。
――逃げなければ。
「安城。おい、安城!」
突然意識の中に飛び込んできた声に、俺は動きを止めた。
それはほとんど条件反射だった。この声には従わねばならぬ、と身体が覚えている。
混乱も恐怖も忘れて見上げると、目の前に見覚えのある男の顔があった。
「笠井だ、分かるか?」
「笠井……参事官?」
まだ心臓が早鐘のように脈打ち、身体の震えは止まらなかったが、俺は、ようやく目の前に
見知った顔がいくつも並んでいるのに気づいた。いつの間にか、室内は、蛍光灯の光が灯っていた。
「ここは警察病院だ。分かるな?逃げる必要はない」
警察、という言葉に、ようやく思い出した。俺は、過激派の一斉摘発の現場のひとつにいたはずだ。
それなのに、なぜ今、病院にいるのだろう?
とりあえず、危険がない、ということだけは理解できたので、俺は頷いた。
笠井が、ほっとしたように息をついて、傍にいた医師に声をかける。
「もう大丈夫なようだ。外してやってほしい」
医師は頷いて、俺の両手に巻きついていた拘束具を外す。
暴れたせいで、赤く痕の残った手首を顔をしかめて見やりながら、笠井が詫びた。
「すまなかったな。お前が発作的に自殺を図ったという報告があったから」
俺は目を見開いた。
「そんなことをしたんですか?」
「……覚えてないのか?」
「はい」
思い出せなかった。突入までのことは、覚えている。けれども、その先は。
考え込む俺の肩を、笠井が労わるように叩く。
「精神安定剤が入ってる。今は無理に思い出さなくていい――本当に良くやった。間違いなく、お前には
総監賞が付与される。後は俺に任せてしばらく休め、と言いたいとこだが――」
見上げると、笠井は笑った。
「西藤が自殺した以上、"牙"についてはお前の情報が頼りだ。他にも確認したい事が沢山ある。
今日はこのまま休むとして、明日10時、本庁に報告に来れるか?」
負傷したわけでもないのに、断る理由は無かった。俺は頷く。
「分かりました」
「よし、それでは明日な」
機嫌の良さそうな笠井の後姿を、敬礼で見送った後、俺は、ぼんやりと思い出していた。
今朝、連続爆破事件の実行グループの一斉検挙が行われた。
そして、そのうち"牙"のリーダーだった西藤は自殺した。
俺と、そして、俺を信じた自分自身を呪う言葉を吐きながら、俺の目の前で。青酸カリを飲んで。
『……まんまと、お前に、騙されたわけだ』
西藤の最期の言葉を思い出す。
そう、俺が、欺いた。任務の名のもとに、彼を騙して信頼させ、そして、裏切った。
俺が、彼から、生きて逮捕されるという選択肢を、奪った……
――1974年、9月。
昼食のため、会社に程近い喫茶店に入った俺は、空席を探して店内を見回した。
元々、昼時でも慌ただしいところのない落ち着いた店である。空席は難なく見つかったが、
良く座る奥まったテーブル席に見覚えのある顔を見つけて、俺はどきりとした。
空になったコーヒーカップを前に、煙草片手に本を読んでいる、その男。
――彼だ、とすぐに分かった。
4年前、北大で一度を話しただけの男だが、忘れようもない。
不用心な行動だと分かっていたが、俺は声を掛けずにはいられなかった。
「安城、だろ。覚えてないか?」
俺を見上げる茶色の瞳が、困惑を湛えて揺れる。
手にした煙草の動きを止め、全身で俺の正体を窺っているらしい彼に、俺は名乗った。
「俺だ。西藤だ。――ほら、一斉逮捕の抗議集会の時の」
「――ああ、あの時の」
ホッとしたように動きを再開した彼の指が、長く伸びた煙草の灰を灰皿に落とす。
照れくさそうな笑みが口元に浮かんだ。
「すみません。髭が無いし、スーツなんて着てるから・・・・・・就職したんですね」
「君は変わらないね。今何してるんだ?」
「俺も働いてますよ。客商売じゃないから、こんなですけど」
「この辺りか?」
「いや。勝島です。今日は午後出なので、そこの古本屋に本を買いに」
言って、彼はロシア文学と思しき本を軽く掲げてみせる。原著らしく、俺にはタイトルは読めない。
探るように彼の表情を窺うと、彼も俺の反応を興味深そうに見つめていた。彼は苦笑した。
「生憎、ただの実用書です」
そうして、軽く会釈すると、立ち上がろうとする。
「待てよ。もう行っちまうのか?」
「つい長居してしまったけど、これから仕事なんです」
ふと、気づいた。彼は、もしかして、4年前に俺が語った話を思い出したのではなかろうか?
覚えているとすれば、味方か敵か、それだけでも見極めておくべきだった。俺は言った。
「夜、時間あるか?4年ぶりの再会を祝して飲みたい」
ふっと、笑みを浮かべて、彼は振り返った。
「……じゃあ、8時に品川駅の東口で」
「よし。8時な。来いよ?会えて嬉しい」
「俺もです」
曖昧な笑みを一つ残して、彼は店を出ていった。
俺は、笠井への報告のため、勝島の表向きの職場の倉庫から、警視庁に電話を掛けていた。
この倉庫が、俺と警視庁を結ぶ唯一の常設ラインになっている
「――西藤との接触に成功しました。来週"友達"を紹介してくれるそうです」
「上出来だ」
電話でのごく短い報告に、返ってきた笠井の声は満足そうだった。
公安は容疑者の相次ぐ空振りに焦っている。"狼"と名乗る無差別爆弾テロの実行犯は野放しのまま、
未だ犯人の目星すらついていない。
そんな状況では、少しでも有力そうな候補が見つかれば、それに賭けてみたくなる気持ちは
分からないでもないのだが、だからこそ、俺の情報に賭けるという笠井の決断を肯定できずにいた。
俺は、迷いながらも言ってみた。
「でも、今のところ西藤が"狼"の一員だという証拠はありません。
紹介するという"友達"も、会社の同僚だと言っていました。彼に絞るのは危険では?」
「これまで全く公安がマークできていなかった連中だ。簡単に尻尾は掴ませないだろう。
じっくり探ればいい」
「それはそうですが……」
「奴がM重工爆破を考えていたというのはお前の情報だろ?」
「昔の話です。今も考えてるとは限らないし、彼がやったという根拠もない」
「自分の嗅覚を信じろ。これで"狼"に繋がれば総監賞は間違いないぞ」
またそれか、と俺は冷めた思いに駆られる。
そうやって、いつまで、俺をこんな任務に縛り続けるつもりなのか。
「……総監賞も2つあれば、谷中の駐在警官になれますか?」
ささやかな皮肉のつもりだった。受話器の向こうから苦笑が返ってきた。
「そう怒るな。――この件が片付いたら月島署に戻すし、駐在警官への配置も推薦する。
お前の意思に関わらず、刻限だってことは、俺だって分かっている」
だから、何としてでも"狼"を見つけ出せ。そうすれば、今度こそ、お前の希望も叶う。
――そう言って、電話は切れた。
この任務が終われば、今度こそ、普通の警察官になれる・・・・・・
それは、唯一の心の支えであると同時に、俺を引き裂く小さな刃だった。
自分の幸福のために、信頼や友情をまた、俺は、裏切るのだ。
俺は、首を振って、潜入捜査官には不要な感傷を、仮面の下に沈めた。
最初のM重工の事件の後、すでに3件の爆破事件が新たに発生していた。
最初の爆破グループの"狼"、2回目の"牙"。2つのグループの詳細は、未だ、全く把握できていない。
西藤が、"狼"ないし"牙"に関わっているという確信はあったが、西藤は慎重だった。
俺を仲間に加えようという様子を見せたこともなく、組織の情報を漏らすこともなかった。
捜査は行き詰まっていた。
1974年12月11日の夜。
俺は、独断で、西藤のアパートを訪れていた。
笠井に報告する必要は感じなかった。報告したところで、彼がやれと言えることではないのだ。
それに、俺が言わなくても、俺や西藤を監視している公安の誰かが報告するだろう――もし、俺が失敗したなら。
俺は、チャイムを押した。
突然の来客を告げるチャイムに、俺は警戒しながらアパートのドアを開けた。
見慣れぬ風貌の男が1人、立っていた。
一瞬、本当に誰だか分らなかった。俺を見上げる茶色の瞳に、ようやく、その正体に気づく。
「安城……どうしたんだ?」
長めだった髪を切り、不精髭を剃った彼は、童顔が際立って、若々しいを通り越して幼く見えた。
彼は居心地悪げな笑みを浮かべる。
「変ですか?」
「いや、でも、なんか、全然印象が違うから・・・・・・」
「髭を剃った方が良い、って言ったのは、西藤さんですよ」
――確かに、言った。このご時世に、いかにも活動家風の風貌は、やめた方がよいと。
だが、そう言ったのは再会してまもなくのこと。3か月近く前の話だ。
意図を測りかねて沈黙する俺を見上げて、彼は言った。
「今日は、話があって来たんです」
決意を滲ませた声に、嫌な予感がした。何にしても、玄関口でする話ではなさそうだった。
「……入れよ」
俺は無意識に、室内にあるものの幾つかを、脳裏に思い浮かべていた。
「で、話って?」
促すと、彼は感情を感じさせない声で、単刀直入に言った
「――8人死亡、重軽傷者385人」
凍りついた俺を無視して、彼はさらに続ける。
「……やったの、西藤さんなんでしょ?――それに、昨日の、爆破事件も」
ほとんど反射だった。
自分でも抑えられない衝動のままに、俺は、彼を床にねじ伏せていた。
痛みに呻く彼に構わず、俺は低く問うた。
「……何しに来た?」
覗きこんだ瞳には、何の表情もなかった。
「本当の事を、確かめに。……やっぱり、西藤さんだったんだ」
「だったら、どうする?」
訊くと、茶色の瞳が、俺を真っ直ぐに見上げてきた。
「俺を、メンバーに入れてください」
それは、懇願だった。切迫した、だが理性による懇願。
「"狼"も"牙"も孤立している――そうでしょう?だから、爆破を続けざるをえない。
だけど、それじゃ、駄目です。共鳴する人間がいなければ、どんな活動も無意味です。
このままでは、ただの殺戮者になる……俺は、西藤さんが、そうなるのを見たくないんです」
それは、嘘偽りのない、真実の言葉に聞こえた。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
エロまで到達できず。需要なくても後編に続きますorz
元ネタ見てないけどすごく楽しめた
後半も楽しみにしてます!
安城のその後の活動が見たかったので、ワクワクして読みました!
続き楽しみです。
レポート締め切りとかそういう期限がせまってくるとssが書きたくなる不思議
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
酸素が足りない。
けど、この男の前でぜーはーぜーはー息を荒らすのは
なんとなく格好がつかない気がするので、我慢して細く息を吐いて誤魔化す。
これだけ全部晒しといて、格好がつかないとかプライド持つのもおかしいけど。
「なあ」熱っぽい視線で見下ろしてくるその男が言う。
「・・・なに」今、必死で息整えてんだけど、と心のなかで舌打ちする。
「もっかい、やりたいんだけど」
「しね」君も割りと息が絶え絶えじゃないか。
「最後まで聞けよ。だけど、お前もう限界だろうし、俺も動くのしんどい」
じゃあ何だよ、と視線で促すと、彼は苦笑交じりに自分の下を見ながら言った。
「でも、俺の、まだこんなんなんだ」
軽く上体をあげてそれを見ると、先ほど僕の中で果てたはずのそれが、軽く熱を取り戻し始めていた。化け物か。
だからさ、と彼が笑って続ける。「だからさ、舐めてくんね?」
「・・・ドン引きー」投げやりにいうと、彼が吹き出した。
「なんで。前はやってくれたじゃねぇか」
「あのときは、風呂はいったばっか、だったろ」そう言うと、おまえ!と彼がまた大げさに笑う。
「汚いもの扱いかよ」まあ汚ぇけど!おまえそんなの気にしてたの、と続ける彼に、
なにをいってるんだ、と心底嫌そうな顔をしてみせて答える。
「だって、それ、ついさっきまで僕ん中はいってたんだぞ」
それだけ言って、彼の身体を押しのけて少し離れてうつ伏せに寝転ぶ。もう眠い。
「はあ?」押しのけたのに、彼がまた後ろから抱きしめてくる。「そっちかよ」
表情は見えないけど、彼がまだ薄く笑ってるのが、振動で伝わってくる。
わらうなよ。と僕は思う。彼が笑ってるとわかると、寝る時間が惜しく感じてしまう。もうすこし起きててもいいかな、なんて。
──でももうこちとら瞼が限界なんです、ねかせてください。
思考がうすれてきて、声に出すのが億劫になる。
彼も僕が酷く眠たがってるのを察したようだ。わかったよ、おやすみ、と言いながら首にキスされた。だから、きみ、それが余計。
「あ」ぼんやりとした意識のなかで、これは言わないと、と思って必死に言葉を出す。
「どした?」
「ぼくが熟睡したら」瞼をがんばって薄く開いて、眠りに落ちるのを防ぐ。「なかの、出しといて」
熟睡したら?と彼は笑う。「今は駄目なのか?」
「いま、やったら、また」感じちゃうだろ、と、最後まで言えたのか言えてないのかのぎりぎりのところで、意識が消えた。
翌朝。
「・・・普通、人が寝てる最中に、やるかなぁ」信じられない、というと、
最後まで起きなかったお前が信じられねぇよ、と笑って返された。それはたしかに自分でもビックリだよ。
「言っとくけど、ちゃんとお前がよく眠るまで待ったんだからな」
彼にも少しの罪悪感があるようだった。弁明しながらも、少ししょぼくれた表情をしてる。
「そろそろいいかな、って思って指いれたんだけど、そしたら気持ち良さそうにしたから」
恥ずかしさ込みで頭をはたいてやると、そんなに怒ってないことが彼にも伝わったらしい。
「痛」といいながら嬉しそうに笑った。そのまま頬をつねって横に伸ばしてやる。よく伸びるほっぺただ。
「ごめんにゃひゃい、いたいれす」と目に皺をつくって笑う彼を見ながら、ああ、と僕は思う。
ああ、結局のところ、僕は君が笑ってくれるなら割となんでもいいのかもしれないなあ。
もみほぐした頬を戻して、軽くキスする。「今回だけは許してやろう」といいながら立ち上がろうとしたら、
腰に激痛がはしったので、やっぱりそのあと平手打ちしてやった。
こんなじゃれ合う朝が、割と好きだ。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
さあレポートの作業にもどるんだ>どこぞのくされじょし
354 :
ラチェクラ3より:2009/03/02(月) 22:42:44 ID:gAl/CVSW0
レスお借りして、
ゲームより、執事×ボスです。エロなし。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
(AAがうまく張れないorz)
355 :
ローレンス×ネファリウス1/4:2009/03/02(月) 22:44:19 ID:gAl/CVSW0
銀河の果てにきたのであっても、こんなに遠くはないんだろう。
そうして、寝転んでみたとしても、殺伐とした銀河の風景は変わらずにきらきらしていて。
何十年前には、これが綺麗だとまだ思えてしまっていたのだが、
何百年もたった今では、ただの星屑の滓。言うならば燃えた塵の一つでしかないと、
そう考えれば考えるほどに、心は貧しく萎んでいき、溜息を溢す。
第一、寝転んでも、数秒後に元気な(何百年も変わらない)罵倒が飛ぶので、すぐに眼が移るのではあるが、
彼にとって、それは、いつもと同じことなのだ、永遠に何も変わらない、自分たちであるが、故に。
「ローレンス!そんな所で寝転んでないで何か話さんか!」
きりきりと、威勢のいい声は、やはり彼が天才であるのを確信づけるように、自分の耳にもきちんと届いた。
彼は、寂しさを持たぬためにそのような体を持ったのではないのだろうか、
普段は私利私欲を見せびらかしているくせに、
その赤い瞳で、生温かい者たちを嫌っていたくせに、こんなくだらない所で、彼は人間のような言葉を出した。
356 :
ローレンス×ネファリウス2/4:2009/03/02(月) 22:45:13 ID:gAl/CVSW0
「あ、いえ、すいません。もう話すものがないので。」
そう告げれば、彼もまた、それが否定できない事実であると、悟り、またそれを呑み込むことを、拒んだ。
現実的な話をこうも安らかに持ち出すだけで。酷く弱る様が、まるで人間のそれだった。
冷たい大気のかけらに、鉄の隅が蝕まれていくように、彼は少しずつ縮んでいく。
別にあと何億という年月も、傍には居れるのであろうが、きっとそういう事じゃなかった。
質量を持たぬ重み――、抉らずに、つぶさずに、静かにそこに沈んでいく、その重みが、彼と、恐らく自分すらも、圧縮させた。
「もぉ、……いやじゃ、なにもしたくない、つまらないのじゃ……」
温度を持たない、その手を顎に添え、眼を逸らしていた。見えてもいない。現実のような、この暗い空間から。
「歌でも差し上げましょうか?なんなら私のにボーカルでも…」
「それは嫌いだと言ったじゃろう!勝手に、いつのまに…そんな…くだらない…、」
あ、ショートを起こしてしまう。
そう感じて不意に足を向けかけたが、彼は何の事もなくまた足を組み直し、静かに留まった。
彼のような、その人間を毛嫌う心の淵で、人工知能の末に生まれた感情が、何もかもを奪っていた。
感じてはいないはずなのに、それが嫌うという、その生臭いもの。、
そのような道徳的な物が、拒めないと、自分ですら理解できていた。
自分の作り手の所為か、それにもまた加えて自分の所為、間接的に似ていた、その異物への感情。
けれど、似ているといえども、何もかもが違うはずだった。
彼は、こちらに寄ってきているようで、永遠に近づくことはできず。
自分もまた、似ているようで、絶対にこの人にはなれなかった。
357 :
ローレンス×ネファリウス3/4:2009/03/02(月) 22:45:40 ID:gAl/CVSW0
―――銀河に朝は来ない。夜だとすらいえない。暗黒……どこまでも続くその闇の輝き…。
沈黙が、いつまでも続いてもおかしくない。
下らない話をさせる事も慣れあいではない。
たいして、心を開き合った関係でもない。
自分は、何一つとして、存在価値などなかった。
言ってしまえば自由。それも、切り捨てられるデーター…。
それでも…この人を守らなければならなかった。
この人が…永遠に自分の名を叫び続ける限り…。
黙ってその場を退き、彼の眼の前に座り込み、その、沈黙を抱いた、美しい人口の瞳に、交わる。
彼は拒絶しなかった。基それをする必要もなかった、
頭がいいというのも、別にして、彼は必然性をそこに見出してはいなかった。行動や、発言なども。
彼には目的しか存在しない、成し遂げるそれしか抱けないゆえに、誰も拒まず、興味も抱かなかった。
それは何の悲しみの原でもない、怒りの原因にすらなりえない。
自分だって、そうしてなにも抱けないようだったのだ、という過去論が、すべてを覆すのだから。
358 :
ローレンス×ネファリウス4/4:2009/03/02(月) 22:46:35 ID:gAl/CVSW0
「ネファリウス様」
ちらりと、その電光が鮮やかに映え、こちらに移る。
「………何じゃ、………」
「…ついたら、一番に行きましょうか、」
「……?」
人間でいえば、眉間に皺、とでも表せようか。
その機械的な音が、自分の目の前で動き、彼の手先の御蔭で長けた、振動を伝えた。
彼にだって生まれているのだ、どんなに拒もうが撥ね退けようが、その人工的な世界の狭間で。
呼吸し、つぶれ、消えていると判断しなくても、やがて、それが膨らんでいるものだと理解するだろう。
そういった話では、自分のほうが幾つかは人間性がある。以前見た彼のふざけた映像も、加えて。
いつか彼も、そう気付かぬうちに、自分がどれほど人間を捨てていないか悟るだろう。
この私にはわからない、その、境界線を越えてしまうのだろう。
寿命を持たぬ、機械。意思に委ね、その存在を知らしめる個体―――。
私には叶わない話である。望んでもいない、下らない仮定では、あるが、
だから、―――だから、もし。この続いてゆく数十年の果てに、彼が元に戻るのだと気付くとき、
そのとき――、そのときまで。せめて、その時間だけでいい。
「言ったでしょう…?、ディナーに、行きませんかって……、」
彼がまだ機械でいるうちに、私と同じ息をして。
359 :
ローレンス×ネファリウス:2009/03/02(月) 22:47:53 ID:gAl/CVSW0
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
この世でこのCPを好きな同士がいまだに見つけられないという…orz
「知らない人にはついて行くな」ネタです
半生ちょいエロ注意。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
「言い訳ぐらいは聞いてやる」
苛立ちが口調に出ないよう、最大限努力して抑えたつもりだったけど、押し殺したような声はよけいに撤兵をびびらせちまったみたいだった。
「あの……遺族の方だと思って、それで……」
「ついてってお茶したって?」
「で、でも、守秘義務は遵守しましたっ」
「バカ、そこじゃねーよ!」
撤兵は一瞬肩をびくつかせると、いくらか弱々しくなった態度で、「じゃあどこですか」と呟いた。
校内で撤兵に声を掛けた女は、逆ナンしたつもりだったらしい。だけど撤兵は遺族だと思い込んだまま、喫茶店に付き合った。
噛み合わない会話に女が疑問を感じたところで、亮介が通りかかった――と、こういうことらしい。
「おまえホントさあ、その思い込み激しいとこどうにかなんねぇの?」
「は、羽根井さんこそ、僕の話もっとちゃんと聞いてくださいっ」
撤兵は視線をさまよわせてから、ためらいがちに俺を見た。目で「何」と問いかけると、またすこしうつむいた。
「謝らなくちゃって思ってたのに」
かすれる声で。
なんなんだよ。お前、なんでそんなに俺のこと好きなの。
「ちょっ、ちょっと羽根井さんっ。聞いてるんですかっ」
「聞こえてる」
「……あ、あの」
ベッドに腰かけたまま、正面に立ってた撤兵を膝の間に引き寄せた。顔を上げて撤兵とキスするのはなんだか新鮮だった。
撤兵の薄い体横たえて、その腰をまたいで優位な位置を確保すると、必死な様子で腕をつかまれた。
「は、羽根井さ……」
「なに。まだなんかあんの」
「まだ、許してもらって、ない、です」
「……これから許す」
撤兵は目を丸くして、そのくせすこし嬉しそうに、俺の首に手をまわした。
「あ、んん……」
痛めつけるための行為じゃないのに、撤兵が涙をこぼす。
俺にはどうしようもなくて、だけどそうさせてるのは俺で。
ゆるやかに頬を伝う雫をひたりと舐めたら、撤兵の伏せたまつ毛が震えた。
「撤兵」
名前を呼ぶ声が、我ながら優しくて聞き慣れない。
そして撤兵は、その声に気だるげにまぶたを開く。こんなときも律儀な性格がいとしい。
「泣くなよ」
「ぁ、だめ、羽根井さ……ッ」
つながった部分を労るつもりで撫でたら、俺の下で撤兵が跳ねた。
ぐっと顔を近づけて、鼻先が触れる距離で、困った顔をする撤兵がかわいくて思わず笑ってしまう。
「これ、好き?」
「ちが、っひ……、やです、羽根井さんっ……あ、ン」
「撤兵」
「は、はい……?」
「撤兵、キスして」
「え……っ」
にやけそうなのをこらえて、戸惑う撤兵に「はやく」と促すと、いよいよ泣き出しそうな表情をする。でも今日は勘弁してやらない。
「そしたら許してやるよ」
状況と撤兵の性格を逆手にとる。
俺ってこんなにずるかったっけ?
全部が俺のものじゃないと気にくわない。撤兵が俺を好きじゃなきゃ嫌だ。
こんな気持ちを知らなかった。
自分の支配欲に苦笑していたら、撤兵がおずおずと唇をくっつけてきた。舌は入れないらしい。撤兵の唇を舐める。
腰を深く入れると、撤兵が顎をのけぞらせた。その喉に噛みつくように歯を立てる。
いじめるみたいに奥の奥まで突き上げると、眉をきつくひそめて、すがるみたいに俺の肩を掴んだ。
背中に腕を回して抱きしめたら、耳元で「すきです」と囁かれた。
ただの逆ナン女に、ここまで焦らされる。ただのオタクにこんなに翻弄される。
行き場のない気持ちが小さいガラスケースにこもって、くもって、なのに割れない。
「は、羽根井さん……あ、あ」
「ん?」
「ぁあ、っふ、羽根井さん、……もっと、……」
――割りたくない。
「ちょっとちょっとちょっと、撤兵、目ぇ腫れてね?」
「あ、いやこれは」
「羽根井くん!撤兵にお仕置きしたでしょ!」
「ばっ…してねーよ!」
「じゃあどうして?どうして撤兵の目が腫れるの?」
「だぁかぁらぁ、撤兵がもっとって……」
「わーー!!!言わないでくださいっ!」
「……撤兵くんは愛されてるのね……。」
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
ちょっと計算ミスで8にならなかったです、すいません!
このあとみんなでオタク宅であの格言を書いたんだと思います。
>>366 GJすぎる!!
本家の神回と相まって禿げ散らかすほど萌えた!!
>>359 同士!!私もこのCP好きなので萌えさせてもらいました!!
乙です!
>>366 GJ!!
こういうシチュ大好きだ!
禿萌えたよ姐さんっ!!
そして最後のみんなでのやりとりワロスw
目に浮かぶ光景だw
>>273-282 亀だがgj!
カッちゃんが男前だぜ!
兼多もほどよく男っぽくて萌へました!
保守
373 :
1/3:2009/03/07(土) 00:21:59 ID:mSEBUfIlO
歩くケータイが名物のドラマより
議員秘書×新会社社長
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
ほの暗い執務室に濡れた音が響いている。
男が巧みに舌を動かすたび、その左耳のピアスがちらちらと揺れた。
間明は不意にそれに触れてみたくなり手を伸ばすが、少し腕を持ち上げたあたりで気だるくなってやめる。
それに気づいた男――元宮は、動きを止めてちらと間明の顔を見た。
なんでもないから続けてくれの意で間明が微笑すると、軽く眉を動かし、亀頭を弄るように舐め上げる。
それからわざとらしく舌先で尿道口を嬲ると、間明が軽く身じろいだのを確認してから体を起こした。
「何か、言いたいことがあるなら言えばいい」
「いや、別に。少し気になって」
間明は少しだけ近くなった元宮の耳に指を伸ばす。ようやく間明の意図を理解した元宮は、
納得すると同時につまらなそうな顔をした。この男はいつもそうだ。何になら興味を示すのだろうか。
間明は彼の素直な笑みと言うものを見たことがない。まあ、人のことを言えた義理ではないが。
「……おいしいですか?」
彼が咥えていたのが自分の陰茎だというのを重々承知した上で、間明は笑みを作って尋ねる。
元宮は悪趣味な問いにも動じず、なんなら試してみますかと白濁の絡んだ指を差し出した。
間明は笑ってそれを退けピアスを舐める。耳には触れない。あくまでピアスだけだ。
元宮はうざったそうに首を傾ける。
「せっかくキレイな顔なのに、もっ、たい、ない」
最後にふぅっと息を吹き込んだ。元宮はわかりやすく不快めいた顔をする。
「どういう意味ですか」
「引く手数多だろうにってことですよ。しかも大物議員の第一秘書なんてこの上ないブランド」
どうやらわざと頭の悪い物言いをしているらしい間明に元宮は胸の内だけで嘆息した。表情には出さない。
374 :
2/3:2009/03/07(土) 00:28:26 ID:mSEBUfIlO
「それだけ、周囲の目にも気を遣います」
元宮は結局口にされることのなかった精液を、かわりに間明の腹にべったりと塗りつけるように滑らせた。
さすがの間明もこれにはわずかに顔をしかめる。ぬらりと光る自分自身の分泌物を眺め、
冷めた顔をして再び陰茎にくちづける元宮にあきれと感心の混ざった息をついた。
「急成長を続けるフラネット社長室の机の上で姦淫に励むほうがどれだけスキャンダルだか」
しかも曲がりなりにも社長を組み敷いて。
「流出したらさぞかし面白いことになるでしょうねぇ」
間明は顔を上げて部屋の入り口に設置された監視カメラと目を合わせる。
それから床へと移動させされたディスプレイを見、そこに浮かぶ自分らの醜態に笑みを浮かべた。
「そういう予定があるんですか?」
元宮は間明の太腿を撫でながら言う。彼もまたディスプレイに目をやった。映像に静かに興奮する。
「さぁ?」
「そんなことをしたら貴方自身の損害も大きいでしょう」
間明は軽く肩をすくめた。
「どうでしょうね。なにせもう、どうやら死んでいるらしいので。僕は」
先生が彼を引き抜いて、一度社会的に抹殺したことを指しているのだ。強烈な皮肉にも聞こえるが、
元宮は彼がただ戯言として口にしているのを重々理解しているので特に反応を返さない。
美しく赤い舌で、再び間明の陰茎を舐め上げた。
会話が途切れたのを察した間明はそれを観察するように見つめている。
この位置からだと元宮の睫毛が意外に長いことなどが目について、なんだかとても――面白い。
しばらく黙ってされるがままになっていた間明は、なんでもないように口を開いた。
「貴方に必要なのはブレイバーとは真逆の存在なんじゃないですか」
元宮がなんだというように視線を向けた。
「――人間の形をしていて、機械のように意識も感情も持たない従順なモノ」
間明が愉しむような口調で言う。
375 :
3/3:2009/03/07(土) 00:33:03 ID:mSEBUfIlO
彼の想像では、元宮は“およそ正常な”性癖の持ち主ではなかった。
推測ではあるが普通の女には欲情しないだろう。今、従順と口にしたが、正しく言えばそれも違う。
彼はなにかしらの感情的反応を求めていない。無機物にこそ愛しさを感じているようだった。
だから自分などを抱いて楽しんでいる。
過剰によがりも求めもせずに淡々と、受け入れるだけで動かず、しかし快感には素直に反応する、
それだけの単純でドライな間明を。
なにより男性器は与えられた刺激への反応が見た目わかりやすい。
そんな間明の言葉に元宮は心外そうに眉を寄せた。
「…確かに、口答えする者はヒトだろうが機械だろうがあまり好ましくはないですね」
元宮は間明の陰茎から唇を離すと、握りこんだそれを折るような仕草で親指に力を入れた。
ぐちゅりという歪んだ音と共に、快楽と苦痛が腰に流れ込んでくる。
しかし嫌がらせめいた元宮の意図とは逆に、間明は唇を緩め、笑い声を堪えていた。
常に冷静を気取り、他人を見下したような眼差しを浮かべている元宮の返す『人間らしい』反応が、
間明には面白くてたまらない。
桐原といい、すぐ挑発にのる彼らの高いプライドが滑稽で、愛しくもあった。
「ヒトとキカイが交わる世の中も、このままだとすぐに来るだろうね。なぁ、ジーン」
間明は剥ぎ取られたシャツの上に転がっていた“携帯電話”を手に取ると、おもむろに眼前に運んで口付けた。
まだ彼の行動の意味を成すことの出来ないジーンは、通常と変わらない表情でぱちりと瞬いている。
「所詮、機械は機械、人は人だ」
間明の手をジーンごと掴んでどかした元宮は、意外にも凡庸にも初めて、彼の唇に舌を押し込んだ。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
性格捏造上等ですまん
この二人と伊達の腹割ってるようで割ってない感じに激しく萌える
377 :
風と木の名無しさん:2009/03/08(日) 15:56:21 ID:ipc4pKK6O
ほすほす
「う/し/お/と/と/ら」梟×雷/信です。
コミックス版21巻後半辺り、
無理矢理系なので嫌いな方はスルーをお願いします。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
ヴィィィィィン……
「くっ……!」
光を放ちながら結界を張り巡らせている間/鎚を雷/信は地面に
縫い付けられたまま、忌々しげに睨み付けた。
威/吹やイ/ズ/ナと共に先に空屋敷へ向かったう/し/おに、一刻でも
早く追い付こうとしていた矢先の罠。
いくら人工的に造り出された妖といえども、結界を張る能力のみに
特化した間/鎚の脅威は自分や妹のか/が/りだけでなく、齢二千年の
大妖であると/らの力をも封じ込めている事から窺い知れる。
「チッ……こんな雑魚なんかに……!」
「ここで足止めを喰うなんて……」
怒りに満ちたと/ら、そして悔しそうに間/鎚を睨むか/が/りに
話し掛けようとした…が。
「あはは、まさかアタシらが黙って行かせると思ってたワケ? 単純ねー」
侮蔑を含んだ女の声と自分達兄妹と同じ鎌鼬のニオイ。
「おまえは……!」
暗闇から現れたのは先程まで戦っていた西の鎌鼬三姉弟の一人、仍だ。
「仍…!」
ギリギリと歯噛みながら睨み付けるか/が/り達を一瞥するとゆったりと腕を組み直す。
「今ここで殺したいけど、あんたらを連れてこいって言われているのよ」
だから、と言って仍は鮮やかな紅に彩られた唇を嘲笑の形に歪める。
「坊や達もいい子だから大人しく…って言っても、あんた達のような格下連中は指一本動かせられないでしょうけどね! あはははっ」
「このアマ…!…っガッ……!?」
間/鎚に力を抑え込まれているにも拘わらず、仍へ電撃を浴びせようとしたと/らの周囲の結界が一気に威力を増す。
「と/ら様!」
「と/ら殿…!」
「仍姉キの話を邪魔すんなよオッサン」
気配を消していたのか、仍の真後ろから音も無く現れた梟の姿に仍が意外だ、と言いたげな表情を浮かべる。
「あら梟、杳と一緒に戻ったのかと思ってたけれど」
「仍姉キに任せっきりにしちゃ悪ィだろ? それにか/が/りのキレーな顔が姉キにズタズタにされてちゃ楽しみが減るからな」
ネットリとした梟の不躾な視線に、か/が/りの表情がより凄みを増す。
「ま、用はそれだけじゃねえが…」
だが視線だけで殺せそうなそれをも気にせず先程から様子を伺う
雷/信の方へと歩を進めると、雷/信の顎を掴む。
「……っ」
「このまま捕らえて連行しても構わねえが……切られた腕の分の
礼は受け取って貰わないとなァ、お兄さん」
そして無理矢理自分の方に向けさせ下卑た笑いを浮かべた。
その台詞で弟の考えが分かったのか、仍は飽きれたようなまなざしを送る。
「あんたも物好きね……まー良いけど。生きたまま連れてこいって
言われているだけだし」
そう、五体満足で連れてこいとは命じられてはいない。
あまりにも時間が掛るのは論外としても弟の憂さ晴らしに付き合う
時間はまだある。
「さすが仍姉キ、話が分かるよなァ……穴さえありゃ、さっきの
礼は出来るからよ」
そう言いながら、雷信の顔を覗き込む。
「気分はどうだい、お兄さん?」
「おまえの顔さえ見なければまだマシだったがな」
「まだ自分の立場が分かってねえようだなァ。てめえ次第で
お仲間がどうなるか決まるのによ」
「…何だと?」
翡翠色の瞳に怪訝そうな色を浮かべた雷/信を嘲笑うかのように言葉を続けた。
「オレに対する奉仕によっては五体満足でいられるって言ってんだよ…
オレ達は『生きたまま』連れて来いとしか聞いてねえからよォ。
とりあえず、オレのモノを上手くしゃぶれたらお仲間は無事なままにしてやるよ」
「「な……!?」」
『…下衆が』と呟くと/らや愕然とする雷/信やか/が/りに更に
追い討ちをかけるかのように梟の言葉は続く。
「さあどうする? おまえが嫌ならか/が/りにしてもらっても……」
「……分かった。但し、妹やと/ら殿には指一本触れないと約束しろ」
「っ…兄さん?!」
か/が/りの悲痛な声に胸が微かな痛みを覚えたが、今の状況では
逆らっても勝機は無い。
それなら、少しでも生き長らえて隙を狙う方が確実だ。
梟の目的が自分を貶め、嬲り物にする事なのは分かっている。
雷/信が大人しく従えば少なくとも今はか/が/りとと/らの無事は保障される。
それに──弟の十郎を喪失った時に決めたのだ。
もうこれ以上、誰も死なせないし傷付けもさせないと。
「じゃあさっさと咥えろよ…手を使わずに取り出してみな」
雷/信の力を封じていた間/鎚の効力を弱めると、梟は自らの足元へとひざまずけさせる。
「……後で絶対に殺してやる」
低い、だが周囲に良く通る声でそう吐き捨てると、これからの行為に
集中する為に瞳を閉じた。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
>378
ご馳走様でした。最高に禿げあがりました。
来診兄さんてS心をくすぐる何かがあるって
常々思っています
わんこキャラ正捕手×傍若無人エース。長くてすみません。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
渡久地はいつだって大胆不敵で、かつ外道。そんなことはよーくわかっている。
プロの野球選手としては全く身体能力に劣るくせに、勝負師としての心理戦、ハッタリだけは超一流なので、
他球団から悪魔とも魔法使いとも揶揄されているのも知っている。
マウンドでの無表情もいつものこと。どんなピンチでも荒くかきあげた金髪を乱しもしないし、
切れ長の目を歪ませもしない。
怒号も聞いたことはない。こちらがミスをしたところで渡久地は、まるでそれも計算のうちと
でも言うように揺らがない。揺らがぬまま、
「いいぞ出口、これも布石だ」
と怜悧にあっさり流したりするのだ。
そんなエース兼オーナー兼スコアラーで影の監督は、今日も今日とて全くクールだ。
クールかつシビアに、現実的に、目の前のモニター画像を繰り返し見ている。
今日からの対戦相手のデータ映像が、さっきから何度も始まっては終わっていた。今日の
先発は渡久地ではないくせに、この男にとってデータの蓄積とその分析は、最早
勝負師としての日常の
一部になっているのだろう。
しかし試合に出るほうとしては、ただただ冷静でいられるはずもない。
万年最下位だったこのチームが、常勝チームと首位攻防戦を。
それだけでも緊張するというのに、昨今大型トレードでますます強力に生まれかわった
対戦相手は、間違いなく球界最強だ。
「…渡久地ぃ」
「何だ出口」
「勝てるわけ…ねぇよ。なぁ…」
「あぁ、勝てるわけないな」
「せめて、お前が投げてくれたら…」
「勝てるわけないと思ってんだろう。だったら俺の登板は不要だ」
にべもない。モニターのリモコンを操作する長い指が、ただ動くだけだ。
渡久地は言いながら、だが笑っている。にやり、口角は揺らいでいる。
これは何か、突破口を知っているという顔だ。
「…渡久地っ!何だよ、何考えてんだよっ」
「俺はいつだってどうやって勝つか、それだけだ」
「じゃあ俺にも教えてくれよ」
「いや。言ったろキャプテン」
お前は、俺の言ったとおり動いていろ。渡久地は微かに赤みのある目尻をようやく
ほんの少し緩めた。しかし出口は収まらない。
そりゃ、お前に言わせりゃ俺はただの捕手だ。だけど。
「お前は俺が…俺は、そんなに、信用ならねぇか」
ミーティングルームの机に突っ伏して深い深いため息をついた。
緊張して、それ以上に己が情けなくて顔を上げない出口に、渡久地は言った。
「俺は、信用もしてない奴とは寝ないぜ」
あっさり。
クールな物言いに、出口の頭がそれを理解するのに数秒かかった。
「…っと、渡久地ィィイ!?」
「騒ぐなよ。そうじゃねぇのか」
ぴ。画面が一時停止する。
それと同じくらい、出口も一時停止する。
「今までお前と何回寝た」
「……。」
「シーズン中にエースの俺が、一回でも拒否ったことがあったか?」
「……いやその」
「オーナーとしてもだな、チームが優勝争いをしている最中に、チーム内で不純同姓交遊」
そんなもの許せると思うか?渡久地はやれやれと肩をすくめた。答えは否だ。
出口は耳まで熱かった。
沖縄出身の癖に渡久地は妙に日焼けしない質で、本格的にアスリートとして鍛えていない背中は
時として薄く見えた。
目も顎のラインもシャープなのに、出口らを鼓舞する仰天の悪魔の戦略を口にする渡久地は、
その唇だけでよく笑っていた。そこだけ柔らかそうに見えていた。
「……っ」
「というわけだ。そして忘れろ、出口」
いや実際、ひどく柔らかだったのだそれは。
思わず己の唇を手で覆う。思い出してしまう。思い出してしまいそうだ。
それを渡久地は見透かしている。試合前だと暗に言っている。
当然だ、首位攻防の大一番前なのだ。出口は心の中で何か叫びながら、必死で頭を振る。
「…いや出口、待て」
「っんだよォ!?」
「うん、人によっては報酬は変えるべきだな」
「渡久地?」
「さっき俺が、高橋たちに特別報酬の説明をしたのは聞いてただろ」
「打たれてもいいから、ストライクさえ投げてりゃ五十万ずつ…ってやつか」
「そうだ」
恐る恐る見上げた渡久地は笑っていた。
恐る恐る見上げた渡久地は笑ったまま。
口角をさらにわずかにあげ、見ようによっては心底楽しそうに。
滅多にない。策がはまった時でも、渡久地はクールで笑わない。
「そこでだ、出口にも渡そう」
「…報酬か?」
「そうだ。もし今日の試合、お前が最後までマスクを被っていたなら」
多分ボコボコに打たれ負ける。そう出口は思っていた。
補強した常勝チーム相手に、弱気になうちのダメピッチャー。
渡久地も投げない。結果なんぞ火を見るより明らか。
そんなジェノサイド、最後までリードしろってのか、お前は!
「マスクを被っていたなら」
「……っ」
「俺を好きにしていい」渡久地は席を立った。
かたんと音がしただけだった。
「報酬だよ」
渡久地は出ていく。
また出口の頭が、目を白黒するの以外に働くのに数秒かかるのすら、渡久地は
知っているのだろう。
「ちょ、まっ、おいィィィィ!!」
「何だ、要るのか要らないのか」
「って、そりゃ、そりゃ、なあ!?だけどお前っ…」
「せいぜい頑張れや、キャプテン」
扉にかけた指が、振り向いた耳が、妙になまめかしく見えるのは、くそくそくそっ!
「俺の条件は、お前を裏切らないぜ」
「…っ」
「最後まで果たせよ。オーナー命令だ」
考えてみる。渡久地が消えた、その扉から目を離さず考えてみる。
報酬は、それは欲しい。欲しいものを報酬にする、渡久地は本当によくわかっている。
だが、欲しいがだが。屈辱にまみれろと?
正捕手として投手陣が火だるまになるのを、指をくわえてろってか?
「…わっかんねぇ奴だな、本当に!!」
出口は天井に向かって叫んだ。
よくわからない。渡久地の本音もわからない。
出口をどういう意味で試しているのか、さすがに出口も、試されているのはわかっているが。
忘れろと言ったり、忘れるなと言ったり。
どうしたらいいのか。
くそったれー!出口はまた叫んだ。ガリガリ頭をかきむしった。
俺を好きにしていい、なんて言った唇のことだけが、どうしても頭の隅から消えなかった。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
いまいち
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 虹バンドの健鉄前提の雪健?だモナー
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 結婚ネタ嫌いな人は注意
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
397 :
1/2:2009/03/10(火) 01:27:11 ID:zuJA2JRC0
「珍しいよね、健ちゃんから誘ってくるの」
「んー…まぁたまにはね」
ベッドサイドの明かりが乱れたシーツを柔らかく照らす。
雪広は上半身を起こすとサイドボードの煙草に手を伸ばした。
少しずつ汗が引いていく体にタオルケットを巻きつけて、健はうつ伏せに寝返り枕に顔を沈める。
そう頻繁ではない健と雪広の逢瀬は、灰度に鉄にも秘密だ。
灰に抱かれる雪広と鉄を抱く健。
些細なきっかけと好奇心でお互いいつもの役割と違う方を試してみたら思いの外具合がよかった。
それから時折こうして逢っては体を重ねている。
恋人だなんて甘い関係ではない。
束縛も嫉妬もない。
互いの体の熱を貪り合うただそれだけの関係。
398 :
2/2:2009/03/10(火) 01:28:06 ID:zuJA2JRC0
「ねぇ健ちゃん……聞いた?」
「何を?」
どこか遠慮がちな響きを含ませた雪広の問いに、健が顔を上げぬままくぐもった声で応じた。
「…………鉄くんが結婚するって」
「あぁ。鉄から聞いたよ」
「それでなの?」
「何が?」
「今日うちに来たの」
「ちゃうよ」
雪とシタイなーと思って、と健が雪広の顔を見上げてにぃと笑って見せた。
「…でも、いいの?」
「ええんちゃうの?結婚歴どころかバツ付きの俺がどの面下げて『結婚するな』って言うたらええのよw」
「そうだけど…。まさか鉄くんが結婚するなんて思わなかった」
「そう?俺はあの子と付き合い始めてすぐ思ったよ。きっとこの子は鉄の人生を変える子やなーって」
少し遠い目をして健が微笑う。
「鉄さぁ、結婚するって言った時目に涙いっぱい溜めて泣きそうな顔してて。
何でそんな顔してんの、幸せそうな顔しないとあの子に失礼やろって俺が言うたら『健ちゃんごめん』ってぽろぽろ泣いて…」
あんなんで大丈夫なんかなぁと呟くその表情がひどく痛々しくて、雪広は健から視線を外して煙を吐き出した。
「………健ちゃんは寂しくないの」
「寂しくないわけやないけど」
「けど?」
「どんなに俺が頑張っても鉄の結婚相手にはなれへんやん。やきもち焼いてもしゃーないやろ?
今更結婚で壊れるよな関係ちゃうと思ってるし…それにあの子はどんなに望んでも鉄の幼馴染にはなれへん」
だから鉄が幸せになってくれればいい。
そう言いきった彼は、自分がどんな表情をしているのか気づいていないんだろう。
(そんな切ない顔して強がり言っちゃって…)
心の中でそう独りごちた雪広は、少し微笑って健の頭をくしゃくしゃと撫でた。
今日くらいはこの意地っ張りな人を甘やかしてやるか。
「ねぇ、健ちゃんってさぁ」
「うん?」
「鉄くんにだけはすっごく年上ぶるよねw」
「うっさいわ」
____________
| __________ |
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧
| | | | ピッ (・∀・ )
| | | | ◇⊂ ) __
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切ない健ちゃんが書きたかったのに…あれ??
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
むらむらして書いた。今は反省している。私の中で攻め受けは決まってなかったりしますw
「先生!ありがとうございました。先生のおかげでやっと禁煙出来ました。一人じゃきっと無理でした。」
「おめでとうございます。あなたの強い意志があったからこそ禁煙成功したんですよ。私はほんのちょっと手を貸しただけです。」
二人はほほ笑みながら力強く握手をかわした。
「………」
「どうしました?」
先生と呼ばれた医師は握られたままの手に違和感を感じつつ目の前の男にたずねる。
「…先生」
「はい?」
握手をしたままの手に男のもう一方の手が重ねられた。
自分と違い大きくてごつごつとした指を感じる。温かかった。
「これからも先生の手が必要なんです、と私が言ったら?」
「え?」
「これから先も先生の手を貸してほしいんです。」
何だか男は切羽詰まった様子でその台詞を一気に言い切った。怖いほどに真剣な眼差し。
強く握りこまれた手が少し痛い。
「ダメですよ今からそんな事を言っていては。せっかく止められたんだからこのまま持続させないと。」
「えっ、いや、そうではなくて…」
「その不安な気持ちも分かりますけどね。そうだなあ…あ、誘惑に弱いタイプですか?
なら、あまりタバコを吸う人がいる場所には行かない方がいいですね。あとは最初のうちは、飴とか舐めてるのも…」
その瞬間医師は自分の身体が斜めに傾くのを感じた。
「………んっ」
「私は飴よりこっちの方がいいです。」
何が起きたのかわけのわからないままに、医師は男をぽかんとした表情で見つめた。
手の中にはくしゃくしゃとした紙の感触。
「携帯の番号とアドレスです。待ってますから。」
早口にそう言うと身を翻し足早に歩き去った。足がもつれたような歩き方だった。
…医師はいまだ動けずに男の背中を見送っていた。
(え?え?携帯?待っている?なぜ?)
ぐるぐると医師の頭の中ではクエスチョンマークが渦巻いていた。こんなことは初めてだった。
そして自分の指先が無意識に唇を弄んでいた事に気付き、顔を真っ赤にして指を外すのだった。
「じゃあ、あの台詞って…?」
桜も間近の三月の出来事だった。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
おかしいな・・・「ご褒美だよ」とか医者が言う超ヌルヌルエロを書こうと思ったのに・・・!
405 :
風と木の名無しさん:2009/03/10(火) 11:16:21 ID:szIqvvtPO
>>404 GJ!
自分もあのCM観て禿げたので嬉しかったです!
ありがとう!
二人共可愛いよー。(*´∀`)
>>404 GJ!
自分もあのCM観て禿げたので嬉しかったです!
ありがとう!
二人共可愛いよー。(*´∀`)
>>404 グッジョブ!
あれ見てもふもふしてたから嬉しいwありがとう!
>>404 うわあぁぁぁぁ神が降臨なされたぁぁ!!
あのCMにはとてもうはうはしてたので、嬉しい!ありがとう!
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| さよなら絶望先生の芳賀青だモナー
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 受け攻めが非常に微妙!
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
一週間前から予報されていた雨の日。
だというのに芳賀は傘を持ってきていなくて、置き傘なんてもちろん無くて、
一緒に帰るのに僕だけ傘をさすなんてことが出来るはずもなかった。
そういうわけで肩を並べて帰宅途中、ふと会話が途切れたその瞬間をまるで
待っていたみたいなタイミングだった。
「ねー青山、ちゅーしていい?」
言葉が鼓膜を打つのとほぼ同時に芳賀の顔が近づいてきて、え、と思う間もなく
唇にやわらかな感触が。
「返事、してないんだけど」
「えーだってだめって言われてもするし」
「じゃあなんで聞いたの」
「言わずにすると青山怒るじゃん」
「聞かずにするから怒るんじゃないんだけどね」
ていうか怒ってるわけじゃなくて、誰かに見られたらどうするんだとか、
そもそも芳賀は突然すぎるからこっちの心臓がもたないんだとか、ああもう!
なんとなく恥ずかしくて口に出せないそんなあれこれで黙り込むと、
傘のなかで向きを変えて真正面に立った芳賀が笑顔を浮かべた。
「怒った?」
一ミリも悪びれずにそんなことを言うものだから、
目をそらして大げさに溜め息をついて見せる。
「おおお怒った…?」
「べっつにー」
「やっぱ怒ってんじゃん!」
「もう慣れましたー」
そうしたら芳賀は慌てて僕の顔をのぞき込んできた。
そっちに意識が集中するあまり傘を持つ右手がおろそかになっているのを
左手を伸ばして支える。
くすくす笑ってるのがばれて、なんだよ焦ったよもーとかなんとか言いながら
芳賀がいつの間にかずり落ちていた鞄を肩に背負い直して、
「じゃあさ、」
あ。なんかたぶん絶対よからぬこと考えてる。
身構えた僕に半歩近づいてさらに首を伸ばして顔を寄せてくる芳賀。
「青山が、ちゅーしてよ」
噛んで含めるようにそう言った。
「いいよ」
「へ?」
芳賀にとっては予想外の返事だったらしい。
驚きに見開かれた目が、ただでさえあどけない印象の(ありていに言ってしまえば童顔の)
芳賀の顔を余計に幼く見せていた。
可愛いなとか思いつつ、鼻の頭が触れそうだった距離をさらに縮めて半開きのそれに口づける。
みっつ数えて唇を離し、ついでに舌を出して芳賀の唇をぺろっと舐めてみた。
微動だにしない。
反応がなさすぎる。
どうしたんだろうと近すぎた顔を少しばかり離して芳賀をうかがうと、
耳まで真っ赤にして固まっていた。
そんなに赤くなられると、こっちにまで伝染るんですけど。
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ お粗末様でした。
| | | | ピッ (・∀・ ) 書店もっと増えるといいな。
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
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>>385 今更だけど萌えた!!!
まさかこのカプを見られる日がくるとは!!
数レスお借りします。投下は夜半のイマノウチ。
金11夜ドラマより。半生ですのでお気をつけください。
護×堅太 襲い受です。アク規制でネタが一週遅れてます…スミマセン。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
みなうたの楽屋、収録が終わり帰り支度を済ませた僕が何とはなしに
谷野くんの猫背気味の丸い背中を見ると、鏡越しにばちっと目が合った。
今日の収録の事もあって急に気恥ずかくなってしまい、思わず目を逸らすと
谷野くんの眉は深く寄って、こちらに訝しげな顔を向けている。
わ、ヤバイ。怒らせたかな。
本当はさっきのお礼が言いたかったのに。
ダメだ、ちゃんと言わなきゃ。
よし。
僕が勇気を振り絞って声を掛けようとしたら谷野くんが振り向いた。
「護、この後用事ある?」
「え?あ、ないけど」
「そっか。じゃ、ちょっと付き合え」
ドキドキしていたらそう言って谷野くんがにっこりと笑ったので、僕もつられて笑う。
なんだ、谷野くんちゃんと笑えるじゃん。
ちょっとかわいいかも、と思ってしまった僕は後でそれをものすごーく後悔することとなった。
局の廊下を並んで歩く。
煙草を止めた谷野くんは手持ち無沙汰なのか、せわしなく手首を動かしたり
ズボンのポケットを弄ったりと落ち着きがない。
言われるまま辿り着いた先は、過去のVTRが仕舞ってある資料室だった。
古い映像ばかりの為、普段はほとんど人が来ない。
「何?ここ」
「資料室」
「それはわかってるけど!こんなところで何の用?」
「いやーあのさ、折り入って護に頼みがあんだけど」
「何?」
「俺煙草止めたじゃん?だからぁ、ちょっと苛々してんのね。
ストレスってのは体に良くないと思うわけ。で、歌のおにーさんって
体が資本だろ?これはマズイわな。うんマズイ」
僕が黙っていると、谷野くんはベラベラ喋り出し挙げ句勝手に納得しちゃってる。
というか煙草止めたのはついさっきの話で。
もうストレス溜まってるってどんだけ堪え性がないんだよ。
「というわけで」
「?」
「やらせてくんね?」
「何を」
「えっち」
「ハァ!?!?」
谷野くんからもたらされた頼み事は、ごはんでも行こうって事なのかなと
暢気に思っていた僕の予想を大きく裏切るもので、僕は思わず谷野くんばりの
変顔で奇声を上げた。
谷野くんは口をパクパク開けて呆けている僕に構わず、既に僕のズボンのファスナーに
手を掛けはじめている。ジジジという音にようやく意識が戻った僕は谷野くんの手を掴んだ。
「嫌だよ!」
「いいじゃん!減るもんじゃねーしさ」
谷野くんはむうっと口を尖らせた。
出会った当初はよく見た顔だ。
ただ、現状への不満からくる不機嫌さの所為で見せていたその頃の表情と違い
単に拗ねてるだけの今の顔は、見ようによってはかわいいとすら思えるのが厄介で。
しかし今は絆されている場合ではない。
「た、溜まってるならその、そ、そ、そういうお店に行けばいいだろ!」
「ばぁーか。万が一、そーゆー店入るとこを誰かに見られて
間鍋さんにバレでもしたらどうすんだよ。それこそ打ち首もんだろーが」
「だからって何で僕なんだよ!」
「その、何…お前と、もっと仲良くなりてぇし」
「照れてもダメ!というか方法が間違ってるし!」
「えー」
「とにかく嫌だ!!」
言い切って僕がぜえぜえと肩で息をしていると、矢野くんは俯いてしまった。
そのまましばらく顔を上げようとしない矢野くんを不思議に思って
僕は矢野くんの肩を掴むため手を伸ばした。
「そんな俺が嫌い?」
僕の手が触れる直前、矢野くんの沈んだ声が漏れてきた。
「え…」
「そんなに俺が嫌なのかよ」
顔を上げた矢野くんの瞳は捨てられた子犬みたいに潤んでいて
思わず僕の心臓はとくんと鳴った。
さっき収録途中で突然始まった僕たちのケンカ。
谷野くんは自分の触れられたくないだろう過去まで皆の前で晒して僕に喝を入れてくれた。
すごくかっこよかった。
僕を慰めてくれた谷野くんの温かい手はこの先ずっと忘れないと思う。
着ぐるみ越しで全然わからなかったけど。
でもなんとなくわかるんだ。
だから、僕は谷野くんが嫌いじゃない。嫌いになるわけがない。
「……嫌じゃないけど」
「じゃあいいじゃん」
あ、笑った。やっぱり矢野くん笑った方がかわいいじゃん。
ってちがーーーーーーーーう!!
それとこれとは全然ちがーーーーーーーーーう!!!
「谷野くん!いい加減にして!全然関係ないでしょそれとこれは!」
けれど、僕がわめいてるうちに矢野くんはいつの間にか僕の下着の淵に指を掛け
ずらすと僕のものを取り出していた。ズボンはかろうじて膝で留まっていたが
なんとも間抜けな格好で泣きたくなる。
「なんだ、お前結構デカイな」
谷野くんはにやにやしながら僕のものの感触を確かめている。
時折、谷野くんが指の腹で押すようにして握り込む度に僕は息が詰まる感覚を覚えた。
「ちょ、ダメだって…っ」
何が一体どうして。
何だこの状況は。
おかしい、おかしいぞー!
僕が半ばパニック状態で、抵抗らしい抵抗もできないでいるのをいいことに
谷野くんは一旦しゃがみ込んだかと思うと、伸び上がって僕のそれを口に銜えてしまった。
温かな粘膜に包まれたのがわかる。
「ちょ、谷野くん…!!!」
「……ふるへぇっ、らわっとふぇ」
銜えたまましゃべるものだから振動で舌が直接触れて
思わぬむず痒さに僕は思わず目を瞑った。
(どうやら「うるせぇ黙っとけ」と言われたようだ)
それからチロチロと器用に舌を使い、先端から裏筋を舐め上げていく。
「うっ……あ…」
膝が震え出してしまった僕は、谷野くんの肩を両手で掴むと壁にもたれた。
かたく目を瞑って快感が通り過ぎるのを待つ。
けれど一向に止む気配はなくて、ちゅぶっちゅぶっという粘り気のある音がほの暗い
資料室の一角に響いて僕は恥ずかしさと気持ちよさに挟まれ堪らなくなった。
僕のそれは盛大に膨らんでいるし、情けないことに先端は先走りで濡れてしまっていた。
「んんぅ…っ」
もぞもぞと動く気配がしてうっすらと目を開けると、谷野くんは膝立ちになって
僕のそれに手を添え根元の方から吸い上げているところだった。
僕の視線に気付いたのか、谷野くんがそのままの姿勢で瞳だけを僕に向けた。
赤い舌がやけに艶かしい。おまけにちょっと目がとろんとしちゃってる。
これはマズイ。
「……っあ、も…」
「ん…何だよ、早ぇな護」
不適に笑った谷野くんが既に溢れそうになっている先端をぺろりと舐め上げ顔を上げた。
「いいぞ出して」
言われるまま、僕は呆気なく果てた。
だらしなくなったソレを仕舞ってもくれず、ひたすら呆然としている僕を放って
谷野くんはさっさとアウターを脱ぎカチャカチャとベルトを外すとズボンの前を寛げている。
「ちょ、谷野くん待って!」
「え?」
「な、何すんの?」
「やらしてくれんじゃねーの?」
「許可してない!許可してない!」
「だって、今気持ちよくしてやったろ。だからお返しちょーだい」
「そんな無茶苦茶な!それにだって…僕……」
僕は、ミュジーカルスターになるのが小さい頃からの夢で今まで音楽一筋でやってきた。
女の子となんか付き合った事がないし、だから。
「え、まさかお前童貞なの?」
黙ってしまった僕の様子を見て、谷野くんはすぐに悟ったらしい。
「チェリーちゃんなのかお前、そうかそうか」
「ち、ちがう!」
慌てふためく僕に谷野くんはひとりウンウンと頷いて何かを考えているようだ。
「童貞な上にケツ掘られちゃあんまりだよなあ…」
当たっているのが情けない事この上ないが、僕の男のプライドが掛かっている。
この際、仕方あるまい。僕は大きく首を縦に振った。
「でしょう?ね、だから勘弁し…」
「わかった」
「わかってくれたんだね!良かった…」
「逆なら問題ないわけだ」
「ハァ?!?!」
今日二度目の変顔です。
僕、もう谷野くんがわかりません。
「大丈夫だって、お前は気持ちいいだけだから」
言うか言わないかのうちに、谷野くんは僕のからだを資料室のカビ臭い壁に押し付けて
重力に従ってへなっている僕のソレを取り上げ再び扱き始めた。
「ッ…や、のくん…!」
一度イったばかりの僕のものは小さな愛撫だけですぐに存在を大きくしてしまう。
恥ずかしさにふるふると首を振っていると、目の前の谷野くんの顔が緩む。
「護、お前かわいいじゃん」
低く囁かれて、近づいてくる顔に思わず目を伏せた。
「……っ、や、ちょ…」
「ちゅーぐらいいいだろ」
そのまま下から口唇を塞がれる。
ちゅーぐらいって、今からもっとすごいことしようしてるくせに。
谷野くんは僕より背も低いしからだも華奢だ。
だから突き飛ばそうと思えばできるはずなのに、どうしてかそれができない。
そうこうしている間に谷野くんの舌が口内に侵入してきた。
歯列を割って、僕の舌を絡めとる。
僕はそんなキスなんてしたことがなくて、なすがままになっていた。
その間も谷野くんは片手で僕のものをまさぐるのを止めない。
「……んっう…」
谷野くんも僕も息づかいが忙しなくなる。
「きもちくなってきた?」
唇を離した谷野くんが僕の耳たぶを軽く噛んで囁いた。
「ちょっと待ってろよ」
谷野くんが僕のからだから僅かに離れると、僕は腰が抜けて
へなへなと壁伝いに座り込んでしまった。
立ったままだとやりにくいんだよなとか何とかブツブツ言っていた谷野くんは、
僕が座り込む様子を見て満足げな笑みを漏らした。
そして自分のズボンを下着ごと脱ぎ捨てる。
僕が瞬きをする間に、谷野くんは僕のからだへ両足を跨がせると腰の上に乗り上げた。
剥き出しになった互いのものが軽く擦れ合う度、僕は小さく身震いしてしまう。
それから谷野くんは徐にポケットからジェルのチューブを取り出した。
さっき楽屋で見たのと同じものだ。
僕からはよく見えないが、谷野くんはそれをたっぷり手に取り自分の臀部の割れ目に
そっとあてている。
整髪剤だと思い込んでいたそれは、どうやら違う用途に使用されるもので
僕は目を白黒させて谷野くんの一連の動作を見詰めるしかなかった。
「やの、くん?」
「………ぁ…っ…あッ……」
馴らすように、慎重に指を埋める谷野くんの呼吸は次第に短く荒くなっていく。
「マジで何するの?」
怯えるように問う僕を見て谷野くんが小さく笑った。
「……あ、…んっ……おめーのを、…ここに挿れんだよ」
「ええええ!?!」
「おっ勃てたチンコ丸出しにして今更えええ!?はねぇだろうがよ…っ」
谷野くんは少しばかり呆れたような口調だったが、額には汗が浮かんでいるし
軽口を吐く割にそれほど余裕があるわけではなさそうだ。
挿し込んだ指で中をぐるりと掻き回し、徐々にそこが解れてきた頃
谷野くんの漏らす声に色を帯びたものが混ざるようになっていた。
「っ……く…ぅ」
ぐちゅぐちゅと粘り気のある音が次第に大きくなり、僕は困惑で頭がどうにかなりそうだった。
けれど悲しいかな、まだ女性すらも受け入れたことのない僕の大事な部分は
驚くほどきつく反応してしまっている。
収縮を繰り返したのち、締めつけがきつくなったその瞬間、溶け出し溢れた
半透明のジェルが谷野くんの太腿を伝った。
谷野くんは指を引き抜くと、とろとろになったジェルを僕のものに塗りたくると勢いよく扱き立てた。
僅かに腰を浮かせてそのまま先端を自分の後孔の入り口にぴたりと押し当てる。
「しっつれいしまーす…っ…」
まったく状況にそぐわない谷野くんの軽快な口振りに目眩がしそうで。
実際失礼してるのは僕の方なのだが、そんなことはどうでもいい。
こんな小さなところに僕のものが入るのか、痛くはないのか。
そんなことより僕たちこんなことしていいのか。
親友だよね?
っていうかその前に男同士だよね?
「…あ…っ、」
「なんでお前が先に喘ぐんだよ」
余計なことを考えてぐるぐるしていた僕は、僕の先端部分が谷野くんの入り口を
押し広げていくと同時に声が出てしまったようだ。
頭を軽く叩かれる。
それらしい抵抗もできぬまま、谷野くんは浅く挿し入れを繰り返している。
眉を寄せ、快楽に繋がる痛みに耐えている谷野くんの顔は
いつものふてくされたような仏頂面と全然違う。
何というか、上手く言えないけど。
すごくジンとくる。
僕が、痺れるような熱に対してどうもできないでいると、谷野くんが息を詰めグっと腰を落とした。
そしてとうとう、ひくついている谷野くんの後孔はつぷっという音を立てて僕のものを完全に埋め込んでしまった。
「……っ!」
「あ………ぁっ……」
谷野くんの口からため息のような吐息が漏れた。
谷野くんの中は熱く熱く濡れていて、じゅくじゅくと物欲しげに蠢いている。
肉壁に襞のひとつひとつが吸い付かれるような感覚。
はじめての経験に僕はどうしたらいいかまったくわからなかった。
谷野くんが僕の胸あたりに両手をつき、いっそう体重をかけていくと孔は音を立てて亀頭すべてを飲み込んでいく。
「…っ…くぅ、……ん」
聞いたことのない艶やかな声を上げて、谷野くんの背中はびくびくと弓なりに反った。
細い首が露になって、喉仏が上下に動く様が見える。
味わったことのない感覚が腰骨あたりから駆け抜けていく。
中は常に収縮を繰り返し、濡れそぼった内壁が熱でどろどろに溶かされそうで。
きつく僕のあそこを締め付けている。
どうしようもなく気持ちよかった。
二人で一つになる感覚ってこういう事だろうか。
その瞬間、『二人で歌のお兄さんだろ』なぜかその言葉が頭をよぎる。
そうこうしているうちに、快楽に身を任せる谷野くんのうっとりした顔が近づいてきた。
唇が僕の唇に吸い付いてきて、深く舌を捩じ込まれる。
「ん……ン…っ」
僕もこの快楽に乗っていいのか?
この気持ちよさに身を任せていいのか?
僕は緊張で硬直していた手を谷野くんの背中にまわしてシャツ越しに肩甲骨あたりの隆起を触る。
ぎこちない動きに、僕の躊躇いを見透かしたのか谷野くんの唇が僅かに離れ、同時に伏せていた瞼が開いた。
目尻は赤く染まり、半開きの口が僕を誘っている。
視線が合い、僕はあまりの至近距離に瞬きもできずにいた。
「……ま、もる………動いてみろ」
「え?」
「わかんねーの?…下から突き上げンだよ」
ぐいと谷野くんが自ら動いてみせ、僕のものが谷野くんの中を掻き乱す。
「あ…、ん…っ」
耳に直接注ぎ込まれるような、淫らな声に誘われるがまま僕は谷野くんの腰を両腕で掴むと無我夢中で動いた。
僕のものが谷野くんの狭く閉ざされた中でめちゃくちゃに暴れ回っている。
そのうちガクガクと勝手に腰が律動をはじめる。
それに合わせて谷野くんもリズミカルに小さな尻を振った。
「そ、…そうだよ、や、れ…ばできんじゃん優等生……っ」
気持ちいいのか、谷野くんは掠れた声で途切れ途切れに囁いた。
「すげぇ、……い、いいよ、っ…」
「っ…や、のくん……!」
僕のものを締め付ける肉壁の感触に僕も喘ぐ。
「ひぁ………っん…ッ……」
高波のように訪れる何度目かの快感に溺れながら谷野くんがひと際大きく声を上げる。
それから、からだを支えきれなくなったのか僕の肩にぎゅうと抱きついてきた。
谷野くんのしっとりと汗ばんだ手が僕のシャツを強く掴んでいる。
浮いた腰で僕のものは抜けそうになり、それから再び腰を落とす。
ずぶずぶと沈み込んで谷野くんの後孔は僕を根元まで銜え込んだ。
頂きが近いのか、谷野くんの目尻からひと雫涙が頬を伝い、やがて汗と混じり合う。
その時、僕は自思わず自分の肩にしがみつく彼をかわいらしいと思ってしまった。
シャツの皺ぐらいどうでもいいと思えるくらいに。
自分から乗ってきたくせに。
どちらかというと被害者は僕の方だというのに。
ダメだ。どうかしている。
「……あっ……ふぁ……っま、まもる…!」
「や、のくん?」
僕の腹に触れている彼自身も昂ぶりで屹立していて、先端からとろりとした液体が溢れはじめている。
「俺ッ、すげ、きも、ちいい……っ……お、お前は」
「僕も……気持ちいいよ」
はじめてだったけど、本当に考えたこともないぐらい気持ちいいから。
正直に告げた。
「……なら、よかった」
谷野くんはそう言うと眉を下げてふにゃっと笑う。
心臓が打ち抜かれる音がした。
マズイ。これはヤバイ。
西東護、ヤバイです。
そんでもってイキそうです。
「あ…」
僕は気付いたら谷野くんの中に思いきり射精していた。
遅れて谷野くんがとろんとした目を晒し僕のお腹の上に精を放った。
「あー、汚れちったなー悪ィ」
全然済まなそうに思っていない口振りで谷野くんがからだを僅かに離してずるずると僕のものを抜いた。
「……谷野くん」
谷野くんは僕に跨がったまま、太腿にこびりついた白濁の液体をハンドタオルで
乱暴に拭き取って無造作に置かれた下着とズボンを手繰り寄せた。
それから「これしかねぇから、汚いけど」とタオルを僕の腹の上に乗せる。
「……んだよ」
「いや、どいてくれないと拭けないから、さ」
僕がそう言うと、一向に立ち上がる気配のなかった谷野くんはバツの悪そうな顔をした。
優しく谷野くんの肩に手を掛け顔を覗きこむ。
「大丈夫?立てないんじゃない?」
「ばかっ、んなわけあるか」
谷野くんはみるみるうちに耳まで赤くなった。
その後、よろよろと足取りの覚束ない谷野くんのからだを支え、二人でトイレに入りなんとか
汚れを落として外に出ると今にも陽が落ちそうだった。
「あーあ、うぜーしだりーしやってらんねー」
「それ今日に限っては僕の台詞なんだけど」
「あ、そっか」
わかったことがある。
谷野くんのあのやる気ない言葉は、決して本音ではないこと。
単なるスタイル。
ものすごく照れ屋なだけなんだ。
そう思ったら、なんだかぜんぶ許せてた。
「そういえばさ、まずくない?七箇条かんっぜんに違反してるよね」
「平気だろ。酒と煙草と男と女。男と男とは書いてねーもん」
谷野くんはしらーっとそんなことを言う。
そういう意味じゃないと思うんだけど…。
なんだか思い切り丸めこまれた気がする。
けれど僕はそんな事もうどうでもよくなってしまって、声を出して笑った。
谷野くんは急に笑い出した僕に驚いたのか僕に訝しげな視線を返し首を傾げると歩き出す。
暫くして、少し前を歩いていた谷野くんが思い出したように振り返った。
「……護、俺たち二人で歌のお兄さんなんだよな」
夕陽で逆光になっていたけど、そう言って微笑んだ谷野くんはすごく眩しかった。
僕たち二人で歌のお兄さん。
これからもがんばろうね。
あ、それと良い子のみんな!
このこと間鍋さんにチクっちゃだめだからね!約束だよ!
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
つか思った以上にレス消費してしまった…スミマセンスミマセンスミマ(ry。
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|│l> play. │|
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∧∧
( ,,゚) ピッ ∧_∧ ∧_∧
/ つ◇ ( ・∀・)ミ (` )
. (⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒)
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└──────│×というより←かもしれない
└───────────────
貞清が風邪をひいて学校を休んだ。
別にアイツが風邪をひこうが学校を休もうが、僕には関係の無いどうでもいい事だ。
しかし、今のこの状況は…
「……どうして僕がこんなことやらなくちゃならないんだ」
学校の帰り道、歩いていた僕は思わず心の声を口にした。
片手には学校で配られたチラシや宿題のプリント。
今日はたまたま遅くまで教室に残っていたら、担任の教師がこれを貞清の家まで
届けるようにと言ってきたのだ。“割りと家が近いから”という理由で。
全く冗談じゃない。こんなことなら、もっと早く帰っていればよかった…
心の中で愚痴をこぼしながらも歩みを進めていると、少し先に貞清の家が見えてきた。
―コンコン
「おい貞清、僕だ。入るぞ」
部屋のドアをノックし呼びかけるが、返事がない。
折角この僕が来てやったというのに。
イラつきながらドアを開けると部屋の真ん中で布団を敷いて眠っている貞清がいた。
まだ熱が収まっていないようで、額には濡れたタオルがのせられていて頬は赤く染まっている。
一瞬起こすべきかどうか迷ったが
「おい、起きろ」
そう言って貞清の頬をぺちぺちと叩いた。
「……ん…」
貞清は少し身じろぎしただけで、再びスースーと寝息を立て始めた。
コイツ、僕が呼んでるのに起きないつもりか……
「おい、起きろって言ってるだろ」
今度は両方の頬を両手で叩く。
「んぅ………あれ……“友達”……?」
やっと目が覚めたようだ。
しかし次の瞬間自分が、寝ている貞清の頬を
両手で包み込んでいるような体勢だということに気づき、慌てて手を離した。
「…どうして……ここにいるの?」
貞清はまだ寝ぼけているらしく、身体を起こすとぼんやりとした様子で訊いてくる。
「どうしても何も、これを届けに来てやったんだよ」
そう言って目の前にチラシとプリントを突きつけた。
すると貞清は驚いたような表情をして「え……?」と呟き僕を見た。
「なんだその顔は」
僕が届けに来たのがそんなに気に入らなかったっていうのか。
一層不機嫌そうな僕に焦ったのか、貞清はブンブンと首を振り
「ち、違うよ!…そ、その……まさか、持ってきてくれるなんて、思ってなかったから……」
そう言って目線を逸らした。
「は?」
「…今まで、誰も届けにきてくれなかったんだ。だから、嬉しくて……」
「……」
なんだコイツ。そんなことぐらいで喜ぶなんてバカじゃないの。
別に僕だって持ってきたくて持ってきた訳じゃないんだぞ。勘違いするなよ。
なんだかイライラしてきた僕は、持ってきた紙を貞清に乱暴に押し付けた。
「いいから早く受け取れよ」
「あ、うん……」
戸惑い気味に紙を受け取った貞清は、それを大事そうに枕元へと置いた。
「お前どうしてこんな時期に風邪なんかひいたんだよ」
「え…その…池に…落ちて……」
「……落とされたのか」
「…う、うん」
本当にバカだな。なんでそんな簡単に池に落とされたりするんだ。
その上風邪までひいて。
そんなだからいつまでたってもいじめられるんだ。
ふと窓の外を見ると、空は赤く日が暮れはじめていた。
時計の針は丁度4時30分を指していた。
「じゃあもう帰るからな」
立ち上がろうと腰を上げた瞬間、何かに引っ張られるような感覚を覚え
見下げると、貞清が僕の服の裾を片手で掴んでいた。
「……何の真似だ」
「あ………いや、その……ご、ごめん…」
僕がきつく睨むと、貞清は慌てて手を離し顔を赤くして俯いた。
何だよもう。気持ち悪いやつだな。
そして、ドアノブに手をかけ部屋を出ようとした時
「―…待って!」
背後から貞清の切羽詰ったような声が聞こえてきた。
「……なんだよ」
振り向かずに言葉だけで返事をする。
すると、今にも消え入りそうな声で
「…ねぇ、もう少しだけ……ここに…いてくれる……?」
そう聞こえてきた。
…一体何を言ってるんだコイツは。
もうこの部屋には充分いたし、大体もう夕方なんだぞ。
帰って宿題もやらなくちゃいけない。
そもそもお前が僕に頼みごとをしようだなんて、自分の立場が分かっていないんじゃないのか。
そう言ってやろうと思い振り向いた瞬間、貞清と目が合った。
縋るような瞳。
熱のせいか潤んでいて、今にも涙が零れ落ちてきそうだ。
「―……」
言おうと思っていた言葉が詰まって出てこなかった。
何を動揺しているんだ僕は。しかも貞清なんか相手に。
もう早く帰ろう。
しかし、そんな意思とは反対に手はドアノブから離れ
気がつくと僕は
「…少しだけだからな」
そう口走っていた。
それを聞いた貞清は顔をほころばせ、嬉しそうな表情で小さく「うん…」と頷いた。
勘違いするなよ。
ただなんとなく気が変わっただけだからな。お前の為なんかじゃないぞ。
そう。ただ、なんとなく……―
____________
| __________ |
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ 激しくナンバリングがズレて申し訳ありませんでしたorz
| | | | ピッ (・∀・ )
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 芸/人 オー/ドリーの粕×和歌だモナー
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 過呼吸の話だって
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
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若林は一体何をそんなにも恐れているのだろう。何がそんなにおまえを追い詰めるのだろう。俺にはそれが何なのか、はっきりとはわからない。もしかしたら良く考えたらわかるのかもしれないが素早く判断できるような力は生憎持ち合わせちゃいない。
だけどどうにかしたいと、そう思う気持ちは腐るほど持て余しているのに。
「…もしもし?若林?」
「…………、っ、ぅ…」
「おい、どうした。今どこにいるんだ。」
「……お、…まえんち、の……近く。」
夕方、若林から着信があった。通話を押しても声が聞こえない。苦しそうな息使いだけが聞こえて、暫くしてから途切れ途切れに声が届いた。ああまたよくない例のあれだとすぐに気づいた。
「おい、袋持ってるのか?」
小さく頷く声とがさごそとカバンの中を漁る音が聞こえた。同時に紙のかさついた音がしたのでとりあえず安心する。
過呼吸の発作自体が原因で死ぬことはない。けど、息ができないほど苦しくて、意識が遠くなり、手足が痺れて、胸が痛くなって、目まいがして。
そんな経験はしたことがない自分にだって容易に分かる。それがどれほどに怖い事だろうかと。
死ぬことはない、大丈夫、大丈夫。そう自分に何度も言い聞かせて袋を口にあて、そして息を吸い、息を吐く。
その瞬間、大丈夫だと思っている頭の片隅で、やっぱりこのまま死んでしまうんじゃないか、そんなことを思うんだ、と。いつだったか、そう若林が言っていたのを思い出して胸が痛くなった。
「とにかくゆっくりでいいから息を吸って吐くんだぞ。今そっちに行くからな。」
通話の状態のまま携帯を握りしめて、俺は支度もそこそこに家を出た。若林がここに来るときは大体あっちの道からだ。そう思ってその方向へ目を向けたら肉眼で確認できるほど近くにその姿があった。
苦しそうに体を屈めて蹲るその姿に、胸が痛くなる。どうしておまえばかりがそうなんだ。いつも思う。俺が代わってやれたらどんなにいいだろう。
「大丈夫か。」
「…うん、なんと、か。」
傍に駆け寄ると、若林の発作はだいぶ治まっていた。だけども肩を上下に揺らしながら荒い呼吸を繰り返している。その背中をゆっくりと擦ってやりながら、もう一度、大丈夫かと聞いた。
「もうちょっとでおまえんちだったんだけどな。」
そう言って小さく笑ったけれど、うっすらと額に滲んだ汗がさっきまでの苦しさを物語る。
過呼吸の発作の要因は精神的不安にあるという。かといって、何があったのかなんて聞いたところで答えてくれるような奴じゃないことは良く知っている。恐らく俺にそんなことは話してくれるわけがない。だけど何かがあったんだろうということぐらいわかる。
口には出さないからおまえは気づいていないのかもしれないけれど、俺だってそれくらいのことはわかるんだよ。ずっとおまえのことばかり気にかけているんだからあたりまえだ。
だけど、何もできない。結局今だって何もできない。こうして傍にいることしかできない。
「立てるか?」
「うん、平気。」
若林はゆっくりと立ちあがって、そして俺の顔をまじまじと見た。
「…」
「どうした?」
若林の顔は目がまん丸になっていて、口もぽかんとあいている。おまえは驚いた時、本当に面白いくらいにまんまるな顔になるな。というか何故おまえは今そんな顔をしているんだ。
「…おまえ、なんで泣いてんの。」
「は?」
「は?じゃねぇよ。なんだよ無自覚かよ。気持ち悪ぃな。」
若林は笑いながら俺の背中を何度も何度も叩いた。
そうか、俺は泣いてるのか。いや、泣いているつもりなんてまったくないんだが。おかしいな。
「馬鹿。おまえほんっと馬鹿だよな。」
「せっかく来てやったのにそういう言い草は聞き捨てならんな。」
「うっせぇよ。春日のくせに、来てやった、とか言ってんじゃねぇよ。」
なぁ、そうやって悪態ついているおまえがどうして泣きそうな顔をしてるんだ。
「若林。」
「なに。」
「すまなかった。」
「…なんだよ急に。」
「いや、なんでもない。」
過呼吸になるほど何かに追い詰められているおまえを、俺は気づいているのに何もできなかった。そんな自分がなんだか情けなかっただけだ。
「…おまえって、どこまでわかってんだろうな。」
若林はそう言いながらぎゅっと俺の腕を掴み、そして聞こえるか聞こえないかくらいの本当に小さな声で、ありがとな、とぽつり呟いた。
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ピッ ∧_∧
◇,,(∀・ ) オツカレサマデシタ
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|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )遅くなりますた。ジサクジエンガ オオクリシマース!
――今まで、安城を同志に加えることを、考えなかったわけではない。
彼は複数の組織との繋がりがある。海外に出て行った赤軍派とは縁が切れたようだが、
国内の活動家との繋がりは浅いが広い。彼のネットワークは、戦略的にも戦術的にも魅力的だった。
だが、彼を誘おう、という俺の提案を、”狼”のリーダー、佐木は言下に拒絶した。
『馬鹿か?大菩薩峠で捕まった元赤軍派だぞ?そんな奴を仲間に入れてみろ。
あっという間に公安に目を付けられる』
『安城は赤軍派じゃない。吉本の頭数合わせに付き合わされただけだ』
『公安に目をつけられるようなことをしたのには間違いないだろ?駄目だ。リスクが大きすぎる』
そう言って、佐木は俺を疑わしげに見た。
『大体、お前、なんでそんな危ない奴と会ってるんだ?別にそいつに拘る必要はないだろ?』
確かにそうだ。別に、安城に拘る必要はない。
俺だって、最初はそう思っていたはずだ。なぜ、俺はこんなにも、奴に固執しているのだろう?
佐木が、俺の肩を叩いて、言い含めるように言った。
『会うなとまでは言わない。下手に避けると、却って疑念を招くかもしれない。だが、距離はとれ。いいな?』
――安城を仲間に加えるべきではない。例え、彼自身が望んだとしても。
俺の破滅を見たくないという彼の言葉が、真実だとしても。
俺はひとつ息を吐いて、出来るだけ感情を漏らさぬ声で言った。
「ダメだと言ったら?」
「通報します」
さらに冷え冷えとした回答が返ってきた。
「……させると、思うか?」
沈黙が落ちた。彼は無言のまま、俺を見上げている。
俺は、憑かれたように、組み敷いたままの彼の首に手を掛けた。
タートルネックのセーターに覆われた彼の細い首の、気道を探して指を這わす。
彼は目を閉じた。
* * *
気道を捕えた西藤の指に力が込められても、俺は何の低抗もしなかった。
苦しい。息ができない――逃げなければ、本当に殺されてしまう。
分かっているのに、何故だか、死の恐怖は湧いてこなかった。
――元々、賭けだった。
やはり駄目だったかと思った時にはもう、俺は、逃げる機会も、意思を失っていた。
西藤の手は温かいな、などと、呑気な事さえ考えた。
と、その時だった。ふいに、圧迫が消えた。
俺は一気に戻ってきた酸素と血流に咽ながら、ぼんやりと――気付かなかったが、
すでに朦朧としていたのだ――西藤を見上げ、驚いた。
西藤は、泣いていた。
どのぐらいの間、彼の首を絞めていたのだろう。苦痛に歪む彼の表情が、ふいに、
穏やかになった。彼は、虚ろな目を僅かに開いて、微笑ったのだ。
――その瞬間、俺は理解した。どうして、俺が彼に執着していたのか。
手から力が抜けた。解放された安城が、突然の解放に苦しげに咽る。
「……安城、どうして、抵抗しない?」
その問いは、するりと俺の口から滑り出た。
俺は自分が泣いていることに気づいた。涙がとまらない。
「……どうして、ここまでする?」
彼は、苦しげに喘ぎながら、首を振った。分からないという意味なのか、
答えたくないという意味なのか、そもそも答える余裕がないのか。
「教えてくれ、お前は、今、何の為に死のうとしたんだ?」
* * *
俺は、ただ黙って、西藤を見上げていた。
ことさら、演出したわけではない。西藤の言葉に、俺は答えることができなかったのだ。
俺は、父のような駐在警官になる代償として、潜入捜査という任務を受け入れたに過ぎないはずだ。
こんな任務で命を落とすことなど、望むはずがない。
なのになぜ、俺は死の危機から逃れる努力さえ放棄したのだろうか?――なぜ?――何の為に?
もしかして、俺は、本当に西藤を救いたいと、そう思っていたのだろうか?命を賭してまで?
もしかして、俺は彼の友人としての仮面に、俺自身の心まで取り込まれてしまっていたのだろうか?
「初めて会った時から、思ってた――」
黙ったままの俺の髪を、西藤が梳く。
「お前は、人形みたいに、何考えてるのか分からないって」
それはそうだろう、と俺は思った。悟られぬよう、努めて感情を殺してきた。
「俺にも、分からないんです」
そう、俺自身も、分からなくなりつつある。
西藤は笑った。
「『戦士が何者か、戦士の胸の内にあるものは何か、誰ぞそれを知らん』か。
あれにはお前自身も入っているのか」
「……まあ、そんなところです」
西藤が小さく息を吐く。長い逡巡のあと、彼は言った。
「お前を、俺のグループに加える。佐木にはお前に実績ができてから話す。勝手に会うなよ?面倒なことになる」
「佐木さん?」
「一回飯を一緒に食っただろう?あいつが、"狼"のリーダーだ。佐木は、お前に検挙歴があるのが気に食わない。
――だからしばらく時間をおいた方がいい。俺も奴との接触はしばらく控える」
「俺は、佐木さんの反対を無視しても、"牙"のメンバーになって良いってことですか?」
「"牙"のリーダーは俺だ。"狼"には迷惑を掛けない」
西藤は言いきってから、まだ組み伏せたままの俺を見つめる。
「なあ、安城――」
声のトーンが微妙に変わっていた。
「――今すぐにとは、言わない。でも俺は……」
俺は、黙って、続く言葉を待った。
「お前の心が、ほしいんだ」
それはほどんど衝動に近かった。
最初に感じたのは煙草の味だった。満たされない思いで、俺はより深く口付ける。
彼が苦しげに、くぐもった悲鳴を上げた。
その悲鳴に、俺は彼の唇を解放する。彼は、呆然と俺を見上げていた。俺は言った。
「――頼む。お前の心が俺を拒むなら、抵抗してくれ」
強引に行為を進めるつもりはなかった。
けれども、本来男を受け入れるようにはできていない身体を気遣う余裕も、なかった。
俺は、彼の抵抗が無いのを良いことに、恐怖と緊張に強張ったままの身体に、一息に突き入れたのだ。
「――ぁああッ!……ぅう……ッ」
甲高い悲鳴を上げて、彼の背が大きく反る。悲鳴は、すぐに不明瞭な呻きに変わった。
自らの腕を噛み、声を殺して耐える痛々しい姿にさえ、どうしてそこまでして耐えるのかという、
理不尽な怒りを覚えて、俺は、彼の腕を布団に押さえつけた。
杭を捻じ込むように突き上げ、内臓を引き出す勢いで半ばまで引き抜き、また引き攣った
臓器ごと突き入れる。その度に、彼の身体が強張り、女のように高い悲鳴が彼の喉から零れていく。
「はぁ…ッあぁ!……あぁ…」
突き上げる度に濡れた音が混ざるのに気づいて見れば、その正体は血だった。
彼の心にあるものが何にしても、俺がやっていることは彼に対する凌辱以外の何物でもない。
それに気づいた時にはもう、抑えが効く状態ではなかった。
「安城……安城……」
俺はうわ言のように彼の名を呼びながら、彼の身体を貪り、血の滲む彼の体内に吐精した。
朝、未明の時間に物音を聞いた気がして目覚めると、彼の姿はなかった。
『協力者に心当たり。日曜13時、五の喫茶店で待つ。』
と書かれた、小さなメモが残っていた。
身体が重く、芯には鋭い痛みが残っている。
始発の電車でアパートに戻った俺は、敷きっぱなしの布団に倒れこんだ。
俺は、賭けに勝ったのだ。
西藤は、俺を組織の一員にすることを了承した。こんな形になるとは思わなかったが、
とにかく俺は、賭けに勝ったのだ。
そう思っても、少しも明るい気分になれないのは、何故だろう?
胸が苦しかった。首を絞められたせいでも、肉体的な疲労のせいでもない。
西藤が求めたもの。そして、彼には決して見せても渡してはならぬもの。
人形に封じ込められていた心が、独りになった途端、解放を求めて荒れ狂い始めている。
俺は、這うようにして台所に近づいた。
蛇口に捻って水を飲み、そのまま嘔吐する。飲んでは吐くを3度ほど繰り返すと、その場に座り込んだ。
気分は最悪だったが、胸に堪った何かも、一緒に洗い出されたような気がした。
俺は、何も感じない。
死の恐怖も、男同志の性交に対する嫌悪も、苦痛も、西藤に対する正負いかなる感情も。
西藤は、俺を人形のようだと言った。その通りだ。
――俺は、人形だ。そうならなければ、こんな任務は遂行できない。
「……大丈夫です。ちょっと、気分が悪くなっただけですから」
俺は、この部屋のどこかにあるはずの盗聴器越しに、そう弁明した。
支援?
安城をを仲間に加えてから、佐木の懸念通り、公安らしき人間が、俺と佐木の周りをうろつく様になった。
だが、実際問題としては、特に活動に支障が出たわけではなかった。
安城が同志に引き込んだ白河という男は、"蠍"というグループを結成し、すぐに示威的な意味も兼ねて、爆破を決行した。
無論、死者も負傷者も出していない。安城は、犠牲者を出すべきではないと主張していた。白河はそれに倣ったのだ。
俺達は、殺戮を目的にしているわけではない――そう言うと、安城は、安堵したように頷いた。
俺は、安城を信頼し始めていたが、彼の心は、まだ俺には遠いものだった。
どうして、あんな酷いことをしたのに、俺の元から去らないでいられるのか。
けれど、ふとした瞬間、彼が本心から、俺を愛してくれているのではないかと感じる機会が、日が立つ程に増えていた。
俺は、それが錯覚ではないことを、信じ始めていた――いや、信じたかった。
* * *
1975年4月18日、夜。
「……心配するな、約束通り、誰も人間は傷つけない」
そう言って、一緒に行かせてほしい、という控えめな俺の申し出を、西藤はいつもどおり拒絶した。
俺が現場に行くのは他メンバーの反発があるらしく、西藤が俺を実行部隊に投入したことはない。
アパートを出る前に、西藤は、粉末が入った小さな包みを俺に握らせ、命じた。
「青酸カリだ。無いと思うが、警察が踏み込んできたら使え」
俺が頷くと、西藤はキスを残して、部屋を出て行った。
今日の爆破情報は、すでに俺が公安に流している。
今回は敢えて阻止せず、証拠固めに利用するというのが、公安の方針だった。
数分後、俺は、西藤のアパート近くで張っていた刑事と接触し、いくつかの情報を交換したが、
その際、西藤や他の幹部が自殺用の青酸カリを所持している事は報告したが、自分にも与えられたことは、
報告しなかった。報告すれば、無毒のものにすり替えられるのは明白だったからだ。
――でも、それは、自分と公安に対する、言い訳だったのかもしれない。
――そして、1975年、5月19日。
「安城……」
熱を帯びた声で名を呼ばれ、俺は、応えるように彼の喉に甘く噛みついた。
布団の上に引き倒される。お返しとばかりに西藤が俺の喉を噛む。
喉を食いちぎられるのではないかと思うほど強く噛まれ、思わず身体を強張らせた俺を宥めるように、
それはすぐに優しい愛撫に変わる。首から額に、そして唇に。
彼の愛撫を受けながら、俺は自分でベルトを外した。
西藤のソコに手を伸ばし、布地越しに形を探るように指を這わす。
彼はもう、準備ができていた。俺は微笑って言った。
「優しくしなくても、大丈夫ですから」
愛撫など必要ない。暴力は苦痛だが、乱暴に抱かれる方が気持ちの上では楽だった。
けれど、西藤は俺の手を掴んで自分の身体から引き剥がす。
「2度とあんなセックスをする気はないって言ったろ?」
言って西藤は、緩めた着衣の下から緊張で萎えたままの俺の陽根を引き出し、口に含む。
手での愛撫には慣れていたが、こんなことは初めてだった。
「ッ…!!」
俺が制止するように手を伸ばしても、彼は意に介さない。本気の制止でないことを、彼は知っている。
「西藤さん、やめ……やめて…ッ!――――出ちゃう……っ」
羞恥と快楽に、うわ言の様な言葉を吐くことしかできないまま、やがて俺は、彼の口内に射精した。
口の中のものをぺろりと掌に吐き出した彼が、悪戯っぽく笑う。
「俺ばかり気持ち良いんじゃ、お前もつまらないだろ?」
「それは――」
言いかけて、口を噤む。
後ろで達したことこそないが、今の俺は後ろだけでも感じるのだ、とはさすがに言えなかった。
俺は、西藤の視線を避けるように――その実、彼を受け入れる為に、うつ伏せになる。
西藤が俺の下肢を覆う衣服を半ばまで剥ぎ取り、掌の中のものを後孔に塗りこんだ。
ゆっくりと、けれども本来性器ではない箇所を押し開いて、西藤が俺の中に入ってくる。
互いの荒い息遣いだけが響く闇の中、西藤は忍耐強く、俺の身体を傷つけぬよう、俺の身体の
苦痛と緊張が鎮まるのを待ってくれた。
彼に密着するように腕を回すと、西藤の温もりに満たされる。その温もりが嬉しくて、だからこそ苦しい。
仮面越しでなく、直接、その温もりを受けることを許されたなら。
俺は、彼に心を与えることも、あるいは彼を偽ることなく、一切を拒絶することもできたのに。
――今夜が、最後の逢瀬になることを、西藤は知らない。
あと8時間。8時間後、全部が終わるのだ。
彼は逮捕され、おそらく無期懲役になり、そして。
闘争も、革命も、何もかもが全てが過去になった時代に、彼は自由になるだろう。
その時には彼も、今とは違う、穏やかな人生を選択してくれると信じている。
彼を愛してはいけないことは、分かっている。それでも。
全身で、今、感じる。彼の吐息の熱さも、俺自身の、熱の高ぶりも。
そして、確かに思っている。彼を救いたい――どんな形でも、彼を生かしたいと。
それさえ、俺には、許されない感情だろうか?
いつの間にか、涙が零れていた。
「やっと、手に入れた」
彼が涙を指で拭って、そう呟いた。
俺は小さく、頷いた。
この夜、俺は初めて、西藤と同時に達した。
* * *
一斉逮捕から3日。潜入時に得た情報の全てを、俺は詳細に笠井に報告した。
けれど、西藤の最期に際し、俺が何を感じたかは、結局思いだすことができなかった。
なせ、西藤に与えられていた青酸カリを、自らも飲もうとしたのか。
彼に命じられていたからか、俺は裏切っていないと、示したかったのか。
あるいは、彼を救えなかった自分に絶望したのか。
確かなことがある。俺は、あの時にはもう壊れていた、ということだ。
1度壊れた俺が、統合された自分自身を取り戻すまで、10年の歳月が必要だった。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
連投&長文で手こずりました。
>>446さんありがとう。すみません。
書イテテ凹ムクライ、救イノナイ原作ニ、救イノナイ虹ニナリマスタorz 読ンデクレタ方、アリガトウ
初故拙い文章ではございますが、半生投下させていただきます。
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| どらま△より合田×黒気らしいよ
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| ちうまでだって
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
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「合田さんが呼んでいる気がしたので」
社の寂れた屋上には、晴れ渡った昼下がりにも関わらず
いつものように冴えない灰の景色が広がっていた。
手摺に腕を預けると心地良い風だけがゆるりと髪を撫で肩口を吹き抜ける。
理想の環境に満足気に微笑みながら、合田は手にした缶コーヒーを剥れた横顔に差し出した。
「いつの話をしてるんですか。」
「そんなに昔じゃないよ。」
素直に差し出された缶コーヒーを受け取るも、黒気の表情は穏やかとは言えなかった。
途端に零れた重い溜息を受け、合田は口許にだけ笑みを浮べて分りやすく沈んだ相手の様子を伺った。
「俺の助けが必要なんだと思って。黒スケ、お前そう言ったろ?」
「…言ってません。」
「言ってたよ。心の中で。」
「妄想と現実を取り違えないで下さい。」
黒気は苛立ちを示すかのように手摺から腕を解くと、今度はくるりと反抗するように背を預けた。
晴れることのない胸焼けが痛んだ気がした。
「親父さんにでも叱られたか。」
フフンと鼻を鳴らし、未だからかうように軽口を叩く合田を黒気は蔑視したが、
そんな脅しを利かせたところで引けを取る相手だとも思えない。
結局怒りにつり上げた視線を直ぐさま地へと這わせて項垂れるのだった。
そんな情けなく落ち零れた同僚の姿を、
合田は理解したのか否かどうとも言えない笑みを貼り付けて細かく頷きながら見つめていた。
「…で、何か用ですか。」
「いやな、本当は俺が何とかしてやる!と頼もしく言いたかったんだけど。ご存知の通り、今は自分のことで手一杯だ。」
まるでこちらの言い分を無視したその発言に黒気は最早呆れかえっていた。
溜息はより一層深く地をつき、落ちた伏目を持ち上げて再び合田をとらえる。
相変わらず緊張感に欠けた面持ちのまま、クルクルと空に近くなった缶コーヒーを回して手遊びしていた。
黒気は腹正しいやら情けないやら、自分でも次々と止まることなく込み上げる感情に戸惑っていた。
余計な感情を取り払うように首を左右に振うと、二三瞬きを繰り返しキッと合田を睨み直した。
「生憎、合田さんには絶ッ対に解決出来ない問題ですから。どうかお気を負わずに。」
言葉巧みな合田の調子に乗ってやるまいと、黒気は半ば躍起になってそう言ってのけた。
黒気の荒い台詞に合田はへぇ、とわざとらしく感嘆の声を上げてみせる。
その声だけで黒気は酷く動揺した。
未だ黒気の手中を転がり続ける手持ちぶさたな缶コーヒーが、ペタペタと妙な汗に濡れていた。
「そりゃ残念。やっぱ俺に刑事の勘はまだ早過ぎたか。」
台詞染みた口調で大袈裟にそう言うと、合田はグイッと残りのコーヒーを煽った。
チラと相手に目配せするのも怠らなかった。
「…刑事の勘?」
職業柄か、まんまと興味を惹かれた黒気はそれまで手摺に預けていた背を起こして合田へと向き直る。
「そう!勘。」
待ってましたと言わんばかりに合田も景色から黒気へ向き直り、身振り大きくビンゴ!と嬉しそうに人差し指を差し向けた。
「また…一体何を言い出すのかと思えば…」
「なんだよ黒スケ、俺の勘が信用できない?」
呆れ顔が定着した黒気を阻むように合田は拍車をかけた。
「だから勘ってッ…!」
苛立ちから痺れを切らし食って掛かろうとした黒気の目前を、
狙っていたかのように先程景気良く伸びた指が迫った。
「こういう勘。」
時空を捉えた合田の指はそのまま黒気の小さな顎を強欲に奪い、引き寄せるように口付けた。
無声の世界が広がる。
何もかもが透明になった瞬間だった。
あまりに唐突過ぎる口付けに黒気はわけが分らず、目を丸くしたまま抵抗することも忘れてヨタヨタと数歩後方へ退いた。
「なッ…なな…!」
「何って?キス。」
何とも動じない合田の態度に黒気は眩暈すら感じた。
途端に腰が抜け、ついでに足までもつれてしまい挙句その場に尻もちをついた。
異常に発汗した手からは缶コーヒーが滑り落ち、ガラガラと喧しく音を立てて転がった。
一気に大惨事となってしまった可愛らしい恋人の姿を、合田は愉し気に見て笑った。
「大好きだ。」
単純で無邪気な笑顔がそう言った。
いつも口先だけで笑っていた灰の目は、どうしようもなく愛情に溺れていた。
その美しく揺れる瞳に魅せられて、黒気もまた逃れようの無い欲情に溺れていくのだった。
***
昼休みの終り―。
「なぁ、勘当たっただろ?」
「……」
階段を降る黒気の後方から、合田が確信を以て意地悪く問い掛ける。
カンカン…と乾いた足音だけを照れ隠しに響かせていた黒気だったが、ふいに足を止めて振り返った。
「?」
「俺も」
スキを突くように緩めに締められた合田のネクタイに手を掛け下方へ威勢よく引き寄せると、
鼻先にまで迫った瞳を直前に静止した。
「好きです」
ハッキリと迷いのない声で黒気は確かにそう告げると、唇を掠め取った。
しかも、通常社員が通る廊下を間近に控えた半ば冒険的なこの場所で。
「馬鹿…!おまえ…」
「期待してますよ、合ちゃん。」
言うなり黒気は清々しく微笑むと、すっかり乱れたネクタイを押し付けるように手放し穏やかな表情を浮べて再び階段を降っていった。
予想を遙かに超えた出来ごとにポカンとその場に根生やししていると、下方より円山の合田を呼ぶ声が聞こえた。
「…ナメんな、か。」
言うなり合田はばつが悪そうにはにかむと、広くなった彼の背を追うように上司の元へと駆けて行った。
3/3で終るはずが改行規制で4まで伸びてしまいました…すみません;
んでもって割り振り量がガッタガタだorz
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ オソマツサマデシタ
| | | | ピッ (・∀・ )
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| 芸/人 オー/ドリーの粕×和歌だモナー
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 二人のしめっぽい話だってさ
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| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧
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| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
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「なんか雨が凄くなってきたな。」
ぽつぽつと傘に当たる雨の音が次第に強まってくる。濡れないように身を寄せながら歩く隣の男の体温が肌にじわりと伝わった。
薄着で寒い寒いと言いながらでかい図体のくせに小さく小さく身を屈めながら歩きずらそうにしている様はなんだか情けなくて笑えた。
「おまえんちと同じくらい寒いな。」
「…まぁそれは否定できない事実だな。」
「寒い寒い言ってるんならさ、もっと上着着るとかさぁ、方法ないわけ?」
「ここ数日暖かかったじゃないの。今日だって家を出た時はそれほど寒くもなかったし。ここまで急に寒くなるとは、
さすがにこの春日でも思いもよらなかったんですよ。」
「どの春日だよ、ったく。天気予報ぐらい見とけ。」
まぁ確かにこいつが言うように、ここ数日は暑いくらいの陽気だったのだ。しかし今日はうって変わって冬に逆戻りしたような感じだった。
それでも昼間は暖かかったから自分も薄手の上着を羽織ってきただけなんだけど正直今はちょっと寒い。
マフラーでも持ってくれば良かったかなと思いながらぶるっと身を震わせた。
「そもそもさぁ、おまえなんで傘も差していないわけ?」
「家出るときは降ってなかったからな。それに俺は傘を持って歩くのが嫌いだ。」
「知ったこっちゃねぇよ、そんなこと。」
そんな意味不明の言い草に思わず苦笑する。なんにせよ、自分の差して来た傘が大きめのもので良かった、と思った。
大の大人が2人で差してもギリギリ濡れない大きさ。だけどどうしたってくっ付くのは必然的で、
強まった雨を避けるように触れる身体の面積は広がっていく。
不意に横を向いたらばちんと春日と視線だけがぶつかった。
「ん?なんだ?」
「……いや別に…なんでもない。」
春日の家まではあと少しだ。5分もあれば着いてしまうだろうか。
「なぁ春日。」
「はい?」
「こっちから行こうよ。」
十字路で俺が差した道は少しだけ遠回りになる道だった。いつもコンビニ寄る時はこっちなんだけどそのつもりは無い。
ただ、なんだかもう少しこうして歩いていたい衝動にかられたのだ。
そんなこと、とてもじゃないが恥ずかしくて言えないけど。
「コンビニでも寄るのか?」
「いや寄らない。」
「だったらこっちの方が近いんだが。」
「…んなの言われなくたって分かってるよ。」
少し焦れた声でそう呟いて、それからぐいと強く春日の手を掴んで半ば強引に進路を変えた。
繋いだ手が妙に熱くて、今更ながらこうして一緒の傘に引っ付きながら歩いてるのがなんだか照れくさくなってケホンとひとつ咳をした。
「俺さぁ、雨って好きじゃない。」
「またそんな唐突になによ。」
「まぁぶっちゃけ嫌いなわけ。濡れるし寒いし鬱陶しいし。でも今日は別にいいかなぁって思ったりして。」
「おまえは時々そういうおかしなことを言うな。」
「うるせぇよ。」
そう言って俺はまた誤魔化し紛れに咳をした。
雨は本当に好きじゃない。なのに何故か今は嫌とは感じて無かった。たぶんそれはおまえと一緒だからだな。
「…なぁ、おまえんち、やっぱりまだ寒いよな。」
「そうだな。吐く息は白くなるな。」
「うわぁ…それもう最悪だな。」
「春になれば暖かくなるぞ。」
「そうすると今度は熱帯地獄が待ってんだろ。」
「その通りだ!良く分かってるじゃないか。」
「全然わかりたくねぇよ…。なぁ、極寒地獄と熱帯地獄とどっちがましかな。」
「……寝苦しさでいったら暑いほうがやばいな。風呂もないしな。」
「そうだ、なんか思いだしてきた。おまえんち、夏はすげぇくせぇもんな…。」
「それは仕方ないじゃないか。暑いんだから。室温なんてものすごいぞ。熱がこもって外よりも暑いからな。ははは。」
「…笑いごとか?それ。」
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ オソマツサマデシタ
| | | | ピッ (・∀・ )
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>440 うぉ後半待ってたよ!
ドラマ見てないけど凄く見たくなった
かなり禿げ散らかしましたよ、心からGJです!
(3)作品のナンバリングは「タイトル1/9」〜「タイトル9/9」のように投下数の分数明記を推奨。
また、複数の書き手による同ジャンルの作品判別のためサブタイトルを付けて頂くと助かります。
465 :
寺生まれの:2009/03/12(木) 00:02:10 ID:kaq8ZdrMO
某コピペ、俺×寺生まれの人
エロ有り注意です
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
俺は悪夢にうなされていた。
夢の中の俺は謎の触手に襲われていた。もちろん全裸で。
穴という穴の中で触手が暴れまくり、俺は泣きながら悶えまくった。
ハメ殺される…そう思った瞬間、目がさめた。
「夢か…」
ひどく寝汗をかいていた。
起きるのも億劫でぼんやりと天井を見ていた俺は、妙な事に気付いた。
暗くてよく見えないが、何かが部屋で蠢いている…!
俺は震える手で枕元の照明を点けた。
そこにはなんと! 夢の中のあの触手が!
「そこまでだ」
聞いたことのある声。寺生まれで霊感の強いTさんだ!
「破ぁ!!」
Tさんが叫ぶと、Tさんの両手から青白い光弾が飛び出した!
Tさんの一撃で触手は粉々に破壊された。
「ありがとうございます、助かりました…」
俺が礼を言うと、Tさんは俺の股間を掴んではにかんだように笑った。
「こっちはまだ助かってないみたいだな」
俺のそこは起き抜けのせいか夢のせいか、服の上からでもわかるほどになっていた。
Tさんは服を脱ぎながら俺の腰を跨ぐと、俺の助かってないそれをひっぱりだし、ゆっくりと腰を降ろした。
絶妙な抽挿が繰り返される。
その動き、まさに寺生まれ。
「はぁ…っ!!」
一際激しい腰使いの後、Tさんは俺の腹に青白い物を放った。
寺生まれは、スゴイ。
俺はイキながらそう思った。
468 :
寺生まれの:2009/03/12(木) 00:06:59 ID:kaq8ZdrMO
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
GJwwwww超GJwwwwこの発想は無かったwwwwwwwwwww
>「こっちはまだ助かってないみたいだな」
>その動き、まさに寺生まれ。
>青白い物を放った。
wwwwwwwww
GJwww
怖い話を読んでしまった後のTさんの心強さったらないよな…。
凄く面白かった!
>>440 お待ちしてました
読み応えがありました
本当にこんな事があって壊れてしまったのかと思えてきました
>>453 △ 待ってました〜!!ありがとうございますっ。
ちうから先も、ぜひ。
>>465 まさかのTさんネタwwやっぱ寺生まれはすげぇ!
>>467 >その動き、まさに寺生まれ。
>「はぁ…っ!!」
お前俺のお茶返せよwwwwwww
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
復.活した一/角/獣で(唄→太鼓)風味で唄視点です。
唄の口調が曖昧で申し訳ないorz
わかんないけど突き刺さるんだよ
あんたが鳴らす音は
俺の身体を突き刺していく
それがとても気持ちよくて
ニヤケちゃうし うれしいし
鼓動が高ぶる
ああこれは恋じゃない 愛じゃない
いったい何て呼ぼうか?
ア.ベに聞いても絶対笑われるし
テッツーに聞いたらどっか抜けてる答えだろうし
蝦に聞いたところで何の為にもなんないし
ここはいっそ本人に
「……タミ才?」
「え」
「灰、落ちちゃうよ」
「あ、あー」
「あ、ホントに落ちちゃった」
灰皿を持ってる彼はさも愉快です顔
子どもみたいに笑ってる奴に俺は悩まされていたのか!
「はあーはらへったー」
「……」
「どうしたのさっきから。なんかついてる?」
「……別になんも」
わかんないけど突き刺さるんだよ
あんたの声と笑顔
俺の身体に染み込んでって
それがとても気持ち良くて
泣けてきて 懐かしい
鼓動が高ぶる まるで
独りで月を見てたあの時みたいだ
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
再.結.成からの者なんでテッツーのキャラがわからんかったですorz
みんな受け受けしくて困るけど可愛らしくて和みます。
>>465-466 めったに来ない棚でまさかTさんネタに出くわすとはww
この発想は神がかってる…!
Tさん面白すぎですwww
こないだの手品王の2組が可愛かったのでついこんなものを書いてしまいました。
ごめんなさいアレだけはゆるしt(ry
ほのぼーのです。…こどもだから…。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
「もーいややー!お兄ちゃんのアホ!」
またや。ちょっとへばると文句いいよる。欧士朗はいっつも甘えとる。
「いややないやろ!お前がちゃんとやらへんのが悪いねん。なんでぼくのせいにするんや!」
「今んとこお兄ちゃんが間違えたやろ!」
「違うわアホ!お前が間違えたんや!」
うるさいので一発叩いたった。そしたら叩き返してきよる。もう一発叩いたら、
こいつ、噛み付いてきよった。
「いたい!噛むのはなしやっていってるやろ!アホ!!」
頭にきて、ちょっと強くばしっと叩いた。…あ。あかん。泣きよった…。
「…ふぅ…ぅぅうえええーーーーーーーーーーーーーーー」
…いややもう。いっつもこうや。ちっちゃいからって、なんですぐ泣くねん。
ぼくかて噛まれていたいんや。いたいから叩いたのに、何でお前が先に泣くんや。
…ホントはケンカしてる場合ちゃうねん。今は大鳥さんとぼくらで組んで
手品の練習せなあかんねん。ぼくらもちゃんと芸人さんなんやから、お仕事には
ちゃんと取り組まないとあかんねん。
せやけど、…もう本気で欧士朗が泣いてもうて、練習どころやないなってしもうた。
…どないしよう…。もう、ぼくも泣きたいわ…。
しょぼんとしてたら、手品でやるクマのかっこした粕画さんがゆっくりやってきて、
欧士朗をだっこして椅子に座りはった。泣いてる欧士朗の頭をぽんぽんてしてはる。
欧士朗は抱きついてぐずぐず泣いとる。…クマの親子みたいや…。
…ええなぁ、…ちっちゃいからって、やっぱズルイわ…。
なんか、目のはしで、ちょいちょいと手が動いたんが見えたんで、顔を向けると
和歌囃子さんがぼくを呼んではった。
近づいてったら、和歌囃子さんはぼくを軽くだっこして、背中をぽんぽんてしてくれて
「お兄ちゃんは大変だよなぁ?」
…すごいやさしい言い方でなぐさめてくれはった…。
ぼくまで泣いたら、お仕事にならへん…。せやけどなんか頭んなかがふにゃふにゃになってもうて、
ぼくも声を出して泣いてしもうた。
控え室のなかは、ぼくらの泣き声でいっぱいになった。
さんざん泣いて、ぼくらは泣きつかれて、ちょっと眠った。
大鳥さんが起こしてくれはって、手品の練習を少しやった。
…けど、あんまりたくさんできへんかった。ぼくらのせいや。
もうぼくらは帰る時間になってしまって、…大鳥さんに悪いことしたと、すごく反省した。
ぼくらもプロの芸人さんや。ちゃんとせなあかん。2人で頭をさげた。
「大鳥さん。ごめんなさい。ぼくらがケンカしたせいで、練習できへんかって…
ほんまにすいませんでした。」
「すいませんでした!」
「いいよいいよ。頭なんてさげなくていいから。」
「仲がいいから喧嘩するもんだ。これからも沢山喧嘩するんだぞ?」
粕画さんがわらってそんなこといわはったんで、ぼくらもつられてわらった。
「おつかれさまでした。おさきにしつれいします。」
ぼくらが声をあわせてゆうたら、和歌囃子さんはバイバイ、と手をふって、
粕画さんは、バーイ!のかっこで「おやすみ!」と送ってくれはった。
帰りながら、欧士朗がぼくにあやまってきた。
「お兄ちゃん、ごめんな。ぼく、おしごとだめにしてもうた…。」
「もうええよ。まだもうちょっと練習できるし、今度はちゃんとやろな?」
「うん。」
ぎゅっと手をにぎって、ぼくらは仲直りした。
「なあ、お兄ちゃん。粕画さんて、いっつもネタで叩かれてはるなあ。」
「大人やからいたくても我慢できるんや。粕画さんはがんじょうやねん。」
「和歌囃子さんはあとで粕画さんにあやまってはるんやろか?」
「ゆうてるやろ。ごめんて言わんと仲直りできへんからな。」
「お兄ちゃん、仲良うしよーな?」
「うん。ケンカしたらまた、ごめんてゆおーな?」
「うん。」
そのあと、ぼくらはがんばって練習してお仕事はちゃんとできた。
大鳥さんはやさしいおっちゃんやった。
…またいっしょにお仕事できたらええな
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
ああ、ええと、その、
大鳥と真枝の4人が家族みたいでカワゆしで萌えたんだよう。
ごめんなさい。地球からでていきm(ry
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 芸/人 オー/ドリーの粕×和歌だモナー
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 売れる前の話だって
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
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そういえば俺、春日にまだなんにも言ってなかったんだわ。
ごろりと床に横になりながら天井で光る蛍光灯の明かりをぼんやり見つめながら、そんなことを思った。
春日はああ見えて意外と感が良かったりするからもう気づいてんのかな。
でも今日会ったときは何も言っていなかったし変わった様子もなかったから俺の買いかぶり過ぎか。まぁなんにしても、あいつが気づいていようがいまいが何も告げていない事実は事実としてここにあるわけだ。それはどうしようもない。
「さすがに怒るかなぁ…春日のやつ。」
春日、と口にしたらあいつの顔をすぐ思い浮かべることができた。そんなふうになってしまった自分ってなんなんだろ。それくらい自分の中にあいつの存在が染みついてしまったということだろ。もう今さらゼロに消し去ることは出来ないんだろうな。
あーあ。なんかそれってどうなのよ。俺ばっかりあいつのこと考えて、頭ん中いっぱいにしてさ。気持ち悪いっていうより病気だなこりゃあ。最悪だ。
「、んしょっと。」
起き上がってぐるりと自分の部屋を見渡した。狭い6畳一間のアパートに段ボールが2つ。
テレビとなんかカラーボックスがひとつ。布団一式。後は何もないガランとした部屋。
もともと生活感がないと言われるくらいものを置かない部屋なのだけど、こうしてまとめてみると本当になにもなくて笑える。春日の部屋とは対照的だ。
あいつの部屋はものがごった返している。
こんなにも自分の住む環境と違うのに、何故か落ち着くんだよな、あいつの部屋。ごちゃごちゃで足の踏み場もなくて汚くて変なにおいがして、冬はめっちゃ寒くて夏はくそみたいに暑くて。そんな最悪な住環境なのにおかしな話だわ。
「なんにも片づけなくていいからかな。」
もともとゴミ屋敷みたいなもんだからな…と自分で言ってみて、ああなるほどと思わず納得する。あいつと一緒にあそこにいるときは何も考えなくていいからかもしれないな。
嫌なことも余計なことも、いいことも悪いこともなんにもさ。
ただ春日とくだらない話したり菓子食ったりごろごろしたりしてればいいんだ。
「…っていうかやっぱ電話しといたほうがいいよなぁ。」
そう呟きながら春日がいつも座っていた定位置に置いてある座布団を半分に折って枕にしてゴロリとまた横になる。
なんとなくあいつの匂いがした気がして、これは明日ゴミ行きだな…と思った。
引っ越しは案外あっけなく、というか余りに荷物が少ないせいであっさりと終わった。
朝9時にレンタカーを借りて、友人2人に手伝ってもらって、適当に家具を配置して、昼前には引っ越し前の部屋と同じ状態になった。部屋の間取りも雰囲気も別段変ったところはなく、しいて言えば住所が変わった、というくらいだ。笑えるくらいに変化がない。
3人で近くのファミレスに飯を食いに行き、夕方には別れた。
薄暗くなった見慣れない街並みをひとり歩きながら考えるのはやっぱり春日のことなわけだけど。
ほんと進歩無いね、俺。
「あいつ、何やってんだ。電話しても全然出ねぇしよ。」
さすがに黙ったままなのもどうかと思って、昨日夜中に電話して引っ越しの手伝いでもさせようとしたのに、全然電話に出やがらない。結局朝も連絡がつかなかったからそのままになってしまった。
「…ったく。寝てんのか出かけてんのかしらねぇけどさ。」
なんとなく連絡がつかないのが癪だった。俺ばっかりあいつのこと考えてて、ほんと馬鹿みたいだ。
そう思いながらももう一度かけてみるか、とポケットから携帯を取り出したら充電切れでピーピー音が鳴った。なんだ、この絶妙なタイミング。コントじゃねえっつの。
なんだか面倒くさくなってそのままポケットにしまった。もういい加減春日のことばっか考えるのやめとこう。
それにしても桜が綺麗だなぁ、と周りの街路樹を眺めながら思う。街灯にほんのりと照らされて、薄紅色の花はすっかり日も落ちた夜の街によく映える。
一瞬強く吹いた風にほんのりと薫る桜の香りが交じり、鼻を掠めた。
ああ、春だなぁなんて至極当たり前のことを思いつつ、頭のどこかで俺はやっぱり春日のことを考えていて、これは本当に重症だわ…とため息をつかずにはいられなかった。
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ 続くモナ
| | | | ピッ (・∀・ )
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人間ってめんどい生き物だなや
大鳥だから目につくのか知らないけど
>>464は強制じゃないし、特にやってない書き手も多い。
>>490 さすがに神経質すぎ
このスレはお前のサイトじゃないんだからさ
あの…
間髪入れずに投下して
しかも完結してなくて「続くモナ」とか書かれてて
棚のお約束を守らないとなったら、それはさすがに空気が嫁なさ杉と言われても
仕方ないと思うよ?
てゆーか、真枝真枝の話を先に投下した姐さんも、大鳥占拠に含まれるなら、それは気の毒では?
真枝真枝可愛かったよ姐さん。
ナマ
大鳥
粕×和歌
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
バサリと音が後ろで響いて振り向いてみればベッドの上に無造作に若林が倒れこんだ音だった。
こいつそんなになるまで飲んでたっけか。
いや、そうでもなかった気がするんだが。
倒れこんだままピクリとも動かない奴の傍までいって、ぐいと顔を覗き込んだ。
「おい、せめて着替えるとかシャワー浴びるとかしないのか。」
「…うっせぇ。毎日風呂にも入らねぇおまえに言われる筋合いねぇよ。」
即返事が返ってきた。なんだ、起きてるのか。
そう思って身を翻したらぐいと腕を掴まれて、振り向いたら今度は随分と酷い顔でこっちを見ていた。
「…おまえになんて分かりっこねぇよ。」
「おい、いきなりなんの話だ。」
「わからねぇんだったらおとなしく黙ってろ。」
「何も分からないから何だと訊いているんだろう。」
「黙ってろっていっただろ。」
そう言って若林は今にも泣いてしまうんじゃないかと思うほど顔をぐしゃりと歪めて、
うるせぇ、うるせぇよ、馬鹿春日、と何度も悪態を付きながらぐいぐいとベストを掴んで引っ張った。
「おい、あんまり引っ張るな。伸びるだろう。」
「うっせえ。だったら脱げ。」
「…なんだ、したいのか?」
「っ…ばっかじゃねぇの。冗談じゃねぇよ。」
若林の顔が更に歪む。顔を背けたって意味ないぞ。
目が真っ赤だ。泣きたいなら泣けばいいのに。
ぐだぐだと悪態ばかりついて本心は何も語らずに、そうやって突っぱねてばかりだ。
いいじゃないか。誰もいない旅先の自分が住んでる部屋より無意味に広いホテルの一室だ。
たとえ何かあったとしてもそれはそれで。泣いたって何したって誰も見てないぞ。
「ほら、こっち向け。」
「な、んだ、よ……ん、ぅ…」
そっぽを向いている若林の顔を掴んで無理やりこちらに向けて、口唇を重ねた。
やめろ、と掠れた声が隙間からこぼれるのと同じようにぎゅうと閉じた目からぽろぽろと涙が伝っても、
やめなかった。頬を流れた涙が口唇に触れて、それはやっぱり酷くしょっぱかった。
「な、にしやがんだよ、馬鹿。」
馬鹿で結構。生憎こういう慰め方しか俺は知らないんだ。
おまえも承知の上だろ。
普通に慰めたところで、それはおまえの気分を著しく損ねるだけに終わるだろうし、
泣けと言ったところで泣きやしないくせに。
「かわいそうにな。」
「…なんだよそれ。おまえに言われたくねぇよ。」
「そうかい。」
笑ったつもりだったのに随分掠れた声しか出なかった。埋めた髪からは俺の好きな若林の匂いだけがした。
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| | | | ∧_∧ オソマツサマデシタ
| | | | ピッ (・∀・ )
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>>495 あなた本当にこの文の作者さんですか?
サイトでは再請求どうこうでバタバタしてたのに、今このタイミングでうp直後の文章2ちゃんにも上げるもんかね?
ここ最近の大鳥関係の投下、他サイトでちらほら見掛けたやつが多いような気がする。
これって新手の晒しじゃないかなあ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| オリジナル
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 先輩後輩
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
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驚くほど無防備な顔。じわじわと喜びが広がる。
息がかかるほどまで近づかなければ相手の顔が見えないような、薄暗いバーの照明。
酔いつぶれたあなたの手を、上からそうっと握った。
あなたはへら、と表情を緩め、「なんだよ」とご機嫌に笑う。
指を一本一本なぞるとくすぐったそうに肩をすくめた。マメが潰れたあと。骨の形。血管が浮いた手の甲。
こんな風にじっくり触らせてくれる機会はもうないかもしれないから、感触を忘れないように何度も何度も辿って確かめる。
あなたはくすくすと笑って、また「なんだよ」と言った。
「今日が何曜か分かりますか」
「んー…」
「何時かは?」
「夜中だろ」
「すきです」
「うん、俺も」
目尻に皺を作る、僕の好きな笑顔で、あなたは答えた。
「お前ってすごくいい子だよね」
そうじゃない。あなたが思っている意味とは違う。根本的に違う。
今、僕があなたを押し倒してぐちゃぐちゃに犯してやりたいって思っていることとか、
あの人とは別れてしまえばいいと思っていること、あなたは知っているのですか。
『いい子』を演じているのが何故だか、知っているのですか。
いろいろな思いが湧き上がったけれど、
勇気がないというか、僕はそこまで馬鹿にはなれなくて言葉を飲み込む。
代わりに涙が溢れだした。次から次から。
あなたは一瞬きょとんとして、のんきに首を傾げる。
「なんで泣いてんの?」
僕が聞きたいです。
好きです、と。一度だけ、あなたに向かって口にしてみたかっただけなのに。
あの人が呪いをかけたのですか。あなたに想いを告げる人が皆、こうやって虚しさを覚えるように。
「泣くなよ」
拳を握り締めたまま泣き続ける僕を見て、あなたがのろのろとした動きで頭を撫でてくる。
子供を宥める親のようなそれ。
あなたがいつも、あの人に向けてするほど、慈愛のこもったものではない。
まるで神聖な儀式みたいな、あのニュアンスはない。
かしゃん、
グラスの中の氷が音を立てて崩れた。
いい子の僕はあなたを困らせてはいけないから、無理やりに口角を引き上げる。
頭を撫でるあなたの手をそっと退けた。
「すいません、目にゴミ入りました」
「もうとれた?」
「取れました」
「そっか。よかったよかった」
嘘丸出しの言い訳を、あなたは信じて腕を引っこめる。
その鈍感さは、本当に計算ではないのだろうか。
すべて理解した上で、気がつかないフリをされているのだとしたら?
…どちらにせよ、僕の出る幕はない。
主役はあなた。ヒーローも敵も、友達もなにもかも、全部あの人の役。
僕は照明やBGMで二人を引き立たせることしかできない裏方。
あなたの忠実な召使い役ぐらいなら、あの人は譲ってくれるだろうか。
「さて。帰りますか」
「まだ飲み足りないー」
「曜日分からないほど酔っといて何言ってるんですか」
「酔ってないって」
「いいから帰りますよ。ほら、立ってください」
ひらひら手を振るあなたの手首を掴んで、ゆっくり引っ張り上げた。
丁寧にしたつもりだったけど、あなたは足をもつれさせて僕の方にもたれかかってくる。
眠たいのか子供みたいに高めの体温。
一瞬遅れて、甘ったるい匂いに包まれた。
香水売り場で思わず手にとってしまったほど、僕の心に染み付いたあなたの香り。
途端鼓動が跳ね上がったのに気付かれたくなくて、肩を掴んであなたを引き離す。
「あれ?」
「酔いすぎです。自分で立てますか?」
「うん」
「気持ち悪いとかは?」
「ない」
ぶんぶんと首を大きく横に振ったせいでまたよろける。
「なにやってんですか」
仕方なく肩を貸してやると、あなたはへにゃりと笑って、
「ありがと」
と言った。
その笑顔がどうしようもなく、もうどうしようもなく大好きで、
首筋に絡みつく香水の匂いは相変わらず甘くて、
ついさっき玉砕したばかりの僕は、またあなたを嫌いになる機会をなくしてしまった。
_________
|┌───────┐|
|│ロ stop. │|
|│ |│
|│ |│
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|└───────┘|
[::::::::::::::::MONY:::::::::::::::::]
ピッ ∧_∧
◇,,(∀・ ) オツカレサマデシタ
. (⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒)
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└────────────────┘
>>508 萌えた…!
自カプに当てはまりまくってしまって悶えた。
ありがとう!
>>409 亀ですが、GJ!
書店2人に萌え悶えさせて頂きましたw
自分も亀だが
>>414-428歌鬼姐さん
マモケン可愛いよマモケン
最終回前に素敵な萌えをありがとう
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 半生 あーうーのCMより
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 為替ディーラー?の彼と後輩
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
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| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ガラス張りのディーリングルームに珍しくブラインドが掛かっていたので、仮眠でもして
いるのかと期待したが、そっとドアを開けた先に見えた彼は20分前と変わらぬ状態で
デスクに着いていた。
「まだやってたんですか」
感情を殺して声を掛けようとしたら、揶揄のようになってしまった。
内心舌打ちする。喧嘩を売りたいわけでも、気遣わしいことを云いたいわけでもない。
ただ彼の姿を眺め、一緒の空間に存在したいだけだった。
静かに彼が振り返る。膨大な量の取引を終えて暫し呆然としているようだった。
「……ああ。なんとか乗り切ったよ」
嬉しそうなわけでもなく、不満がありそうなわけでもなく。
――――仕事だから。
俺の入社当初、2人も急に辞めた人間の穴埋めを彼が1人ですることになった時も、
俺のOJTをしながら彼は淡々と仕事をこなしていた。
「みんな他行くってザワついてますけど」
あの頃と違って、そうなっても今度は彼のサポートができる。
「お前は?」
相変わらず感情の読めない声で彼が云う。
「……さあ。コーヒー買いには行きますけどね」
予想外のことに舞い上がり、それだけ答えて立ち去るのが精一杯だった。
お前は?
まさかそんなことを訊かれるとは思わなかった。俺のことなど――――自分自身にすら
興味がなさそうなのに。
ニヤニヤしながら自販機のボタンを押す。傍から見たら不気味だろうが、生憎こんな
早朝まで残っているのは俺と彼だけだ。
彼の分も買おうか迷っていると、何やら話し声がするのに気付いた。
開けたままのドアから、彼が微笑みながら電話をしているのが見える。
誰だろう――――だが足早に部屋へと戻ったときにはすでに通話は終わっていて、
机に置きっ放しだった俺の携帯を彼はしげしげと見つめていた。
「……疲れてんのかな〜……」
ああ、と得心する。何も知らないであの画面を見ると確かに少し驚くかもしれない。
それにしても目薬って。これだけ何台もの情報端末を日々使いこなしているのに、
こんな風に時折見せるボケっぷりがいちいち可愛い。
「それ3Dっすよ」
3D!と呟いて俺の携帯を持ち上げると、不思議そうにそれを観察する。
なんだか子供みたいだ。新しいおもちゃをもらったような。
特に3D画面に惹かれてその携帯にしたわけではないのだが、思いがけず彼のこんな
様子を見せてくれてグッジョブだ。3D。
「俺のコーヒーはないの?」
「……………ッ」
また予想外のことを云われ、口に含んだそれを吹きそうになる。
何なんだ、今朝は。何でこんなに絡まれるんだ。嬉しいけど。
「……すいません。……あの、朝メシ、おごりますから」
「なんで?」
「……いや……。気が利かなくて……」
彼が、微笑む。俺に。
10代ならともかくそろそろ三十路を迎えようという男が、徹夜明けともなれば少しは
薄汚れた感じがしそうなものなのに、やや疲れた表情がかえって色っぽいくらいだった。
……まあ、もっともそんな感想を持つのは俺くらいだろうけど。
何度も自問したが、答えは同じだった。今は諦めている。
可愛いものは可愛いのだ。
「別に……そんなつもりで云ったんじゃないよ。それ、ちょっとちょうだい」
「…………ハイ」
ちらり、彼を見遣る。コクリ、と動く喉がやたら卑猥に見えた。
ヤバい、俺。朝っぱらからなんか変なモードになってる。
「ありがと」
返されたコーヒー缶を見つめた。買ったときは120円だったそれが、今はもう値が
付けられない代物になっている。
「今から帰るんすか」
「そうだなあ……一旦着替えないと。風呂も入りたいし……」
「3日連ちゃんすよね。朝帰り」
「全然色っぽくない朝帰り」
うーん、と伸びをしながら彼が笑う。
「じゃあ、ちょっと色っぽくしますか」
頭では何も考えていなかったのに、勝手にそんな言葉が口から滑り出た。
「………どうやって?」
欠伸混じりの、溜息のようなふにゃふにゃした口調で彼が尋ねる。
ふわり、魔法にかけられたようにボーッとしそうになって、俺は慌てて瞬きをした。
「どう……やるんすかね」
何だか妙な空気だ。
とりあえず少しぬるくなったコーヒーを口にする。
しばらく足元に目線を落としていると、彼の靴が視界に入った。
「…………………」
顔を上げる。
思った以上に相手の顔が近くにあって。
驚く間もなく、唇に柔らかいものが、触れた。
「…………………」
「………こんな感じ?」
放心状態でいる俺を面白そうに見つめて、彼が部屋を出て行く。
「……えーっと……」
進展か。冗談か。夢か。罠か。
「…………キス……されちゃいましたけど………」
____________
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ ヒトリデコソーリミルヨ
| | | | ピッ (・∀・ )
| | | | ◇⊂ ) __
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改行大杉で怒られたり犬臭かったりでモタモタしてしまいました
しかもナンバリングミスるし…(3/1て何だαて何だ)
グダグダで申し訳ありませんorz
>>514-518 うっひょー!萌えた!
思いっきり眠気が吹っ飛んでしまったぞ、責任取ってくださいw
>>519GJ!
イイヨイイヨーw
仕事できるっぽいのに、3D携帯を覗き込むとこが
妙に子供っぽくていいなーと思ってたんだ。
>>519 うおおおももも萌…え…!
ありがとう、良いもん読ませてもらった…!
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )スレに落とすのもなんなのでここに。
ポテチをくわえたセリーを つかまえて
お説教 はじめる 厳しいサカイさん
みんなはいないけど セリーはついていく
るーるるるっるー 今日も (・∀・)イイ!! ティーユー
バク宙しかけたセリーの 肩叩き
やっぱり 説教 ツンデレサカイさん
みんなは笑ってる(?) セリーは頭突きする
るーるるるっるー 今日も (・∀・)イイ!! ティーユー
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ ) お粗末様でした。
>>519 萌えたわー
なんかそういう目で見たら中の人にも興味出てきたww
>>519 萌 え た !
くたびれ色っぽい雰囲気満載でイイヨー…!
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 芸/人 オー/ドリーの粕×和歌だモナー
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 二人のラブラブエロ話だってさ
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| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
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少し早めにホテルへ帰れた日。
頭を拭きながら風呂から出ると、先にシャワーを浴び終わった春日がパンツ1枚でビールを呷っていた。
「飲んでんの?」「冷蔵庫の中のものは経費で落ちるからな」
「筋トレした後にビール飲んだら太るんだぞ」
春日は俺の言葉を気にも留めずゴクゴクと喉を鳴らし、テレビの上に缶を置いた。
意味ありげに微笑んで椅子に掛けた上着のポケットから小さな紙の包みを取り出して俺に見せる。
「若林、バタフライを入手したぞ」「バタフライ?何だそれ」「媚薬だ」
包みを開けながらさらっと言う春日。「媚薬ぅ?!」
ぽかんと口を開けてその指に取り出された小さな丸い粒を見詰める。
「女性に飲ませるバイアグラのような薬だそうだ。今夜試してみないか」
必要以上に格好をつけて言う春日に呆れて、誰に貰ったとも聞かず「・・絶っ、対、嫌!」と否定する。
あーやだやだ、芸能界ってこーゆーの多いんだな、ほんと。
薬とか理解できねぇ。春日のバカが、くれるって言うもんは全部貰うんだこいつ。
「若林の向こう側に行けるかもしれないぞ」
「行きたくねぇよ!大体そんな得体の知れない薬なんか飲めるかよ、死んだらどうすんだ」
「大丈夫だろ、通販とかで普通に売ってるわりとメジャーなものらしいから」
「まだ死にたくねぇよ、せっかく売れてきたのに」
「バタフライで死んだっていう事例は無いから大丈夫だ」「あのなぁ!」
しつこく言ってくる春日にキレそうになりながら。
「俺は、女じゃねぇんだよっ」当たり前のことを言う。
「知っているが」「女性用の精力増強剤が効くわけねぇだろうが」
「同じ人間なんだから効くかもしれんだろ」「うるさい!」
「行ってみないか、若林の向こう側へ」「行かないよ!」
「春日も一緒に飲んでやるから」「テメェそれ以上強くなってどうすんだよ!」
思わず俺の口から出た言葉に、春日は嬉しそうににたぁと笑う。
「若林、一度春日が参ったと言うまでやってみないか」「嫌だよ!」
言い捨てた俺に向かって、春日は。
あかんべ、をするように舌を出して見せ、薬を一粒その舌に載せる。そしてビールを、こくりと口に含んだ。
「おま、飲・・!」
そう言いかけた俺の頭をガッと引き寄せ、舌の上のものを液体ごと口の中に移される。
「・・んぐ!・・っ!!」
ビールと一緒に流し込まされたバタフライ。
飲み込むまいと一瞬抵抗したが、春日の舌に喉の奥へと押し込まれる。
「んぅ!・・ぅぐ、」ごぐ、と喉から落ちていく音を確認して、やっと春日は唇を離した。
ハァッ、ハァッと息を荒げて睨む。
「ぁ・・はっ、こ、の・・・」「効かないかも知れないじゃないか、女性用だし」
飲みこんでしまった、媚薬。得体の知れない薬、日本語で蝶々とかいうそれ。
「・・テメ、殺すぞ!!」本気で怒鳴ったのに、「楽しみだね」と笑った。
2、3発殴ってキックも入れたけど、春日はそれを嬉しそうに受ける。
ああもう相手にしてられねぇ、俺は「寝る!」と叫んでムカついたまま布団に潜り込んだ。
ムカつく、変な薬飲ませやがって!熱でも出たらどうすんだバカが!!
そう思って、目を閉じたけど。俺は体の芯が疼いてきて、眠ることができなかった。
「若林」少し時間が経って、俺のベッドにギシっと腰かけてきた春日。
「即効性だというが、まだ熱くならないか?」「・・なんねぇよ、そんな」
やっと来てくれた、という気持ちを押し殺しながら答えて。
「どれ」「こら、触るな」
待っていたことがばれないように、布団の中に手を突っ込んで確かめる春日の手を軽く制止する。
「効いてきてるんじゃないか?」「バカヤロ・・」
既に勃起しかかっているそれをバスローブの上から触られて、びくっと反応してしまう。
「ちょっと見てみよう」そう言って布団を引き剥がした春日に「・・電気っ、」と指示すると、
「はいはい」と手をのばして部屋を暗くした。
横向きに丸まっていた体を上向きの姿勢に直されて、バスローブがはだける。
「こんばんは、お元気でしたか」春日は嬉しそうに俺の下半身へ顔を近づけた。
「何に話しかけてんだよ!」「これだよ」「あ!」
がし、と鷲掴みにされた性器。
「やはりいつもと違うな」「ぁ、・・ちょ・・」
「まだ前戯もしていないのに硬くなっている」
俺の状態を確認すると、春日は「よし、始めよう」と言って体を起こした。
「今日は準備万端だぞ、ほら」
上半身だけベッドの後ろに伸ばして手に取ったぼろぼろの見慣れた鞄。
逆さまにされたその中からベッドの上に落ちてきた物体、2つ。
俺はさっきの薬を見た時と同じように呆気にとられる。
「・・な、何だよお前、それっ」「ローションは、こないだ収録で余ったのを貰ったんだ」
違う、俺が言ってるのはローションじゃない、そっちの機械のことだ。
「そ、それ・・・」まさか、と思いながら、白いシーツの上に姿を現したそれを指さす。
「こっちか?」春日は機械から垂れたコードをひょいと持ち上げた。
ぷらん、と全貌を現したそれは、やはり。
「ロ、ローター?!」「そうだ、可愛いだろ」
半透明の、ピンク色したそれは妙に生々しく。
どう見たって可愛いなんて代物じゃなかった。
「可愛くねぇよ!何だよそれ!」
「ファンからのプレゼントに入っていたんだ」
「はぁ?!そんなもん送ってくるヤツいんの?!」
「それも手紙入りでな、若林さんとのエッチで活用してくださいと書いてあった」
「どんなファンだよ!」ただの嫌がらせじゃねぇか、絶対ファンじゃないだろ!
「分かる人には分かるんだな」「お前使う気かよそれ」
「せっかく貰ったんだ、使わないと勿体ないじゃないか」
悪びれない春日。「やだ、絶対嫌だ」「そんな可愛い顔をされると逆効果なんだが」
そう言ってローターをシーツに落とし、また俺の上に圧し掛かってくる。
何でだよ春日、いつも、こんなんじゃないのに。
「春日、普通に、してよ・・」「お前が本気で嫌と言うならしないから、大丈夫だ」
「俺ヤダって言ったのに薬飲ませたじゃねぇか」
「バタフライは安全性が確認されている」「死んだら春日のせいだ」
「死ぬほどイかせてやりたいんでね」
枕に背中を埋めた俺を組み伏せる春日の腕。
「・・俺、薬とかローターとかこわいよ春日」「大丈夫だ」
正直に吐露した俺の体に覆いかぶさって、春日は、ヨシヨシと言うように頭を撫でながら笑う。
何幸せそうに笑ってやがる、お前の笑顔にできるその目尻の皺が俺は気持ち悪りぃんだよ!
「可愛いな、若林」「黙れ気持ち悪りぃ」 密着した裸の体。
いつからだろう、筋肉質の春日の、体の重みが心地よくなってしまったのは。
じっくり、舌を絡ませる深いキス。
鼻でゆっくりと息を吐きながら、春日はディープキスを続ける。
その間も俺の頭をずっと掌で優しく撫でながら。
何だよ、こわいって言ったからか。
頭を撫でられて安心するとでも思ってんのか馬鹿。
心の中では毒づきながら、徐々にその雰囲気に呑まれていく。
唇から瞼、頬から耳、首筋から鎖骨、
なめらかに移動していくキスと春日の熱い息。
いったん腕を上に持ちあげられて脇腹、そして胸。
乳首を避けるように這わせた舌がもどかしくて、春日の髪をきゅと掴むと「どうした?」と聞いてくる。
絶対薬のせいだ、早く進めて欲しくて体が疼いてる。眼を逸らして
「じらすとか気持ち悪いよ・・」と言うと、春日は、へ、と笑う。
「乳首を舐めて欲しいのか」「・・・」「若林」
仕方なく頷いてやると、春日はまた、へへっと笑った。「可愛いな」
そう言ってぱくりと食べられた胸の突起。舌で濡らしながらちゅうと吸われると、いつも以上の快感が走る。
「あ!あぁ、ん、んっ」そのまま下半身にのばされた右手。「や、ぁ、春日っ」
乳首を吸われながら握りしめられた性器は自分でも嫌になるほど感じていた。
「お前の方がノっているんじゃないか」「誰が・・」「だいぶ濡れているな」
春日は俺のモノの先端から溢れ出ている先走りの汁を指先でくるくると広げる。
「ぁ、あっ!かすが」「びちゃびちゃだな」
お前が変な薬飲ませるからだ、終わったらボコボコにしてやるからな!
そう思いながらも、春日の愛撫を待っていた下半身が素直に悦んで反応してしまう。
シーツの上に転がっていたローションがこつんと右足のつま先に当たると、春日はそれをベッドの端に払いのけた。
「ローション塗ると舐めれなくなるから、まだこれはお預けだ」「ちがっ・・」
違う、ローション塗って欲しかったんじゃねぇ。たまたま足に当たっただけで・・・
そんなこと頭の中で説明してもどうしようもないのに。
「ローションよりとろみがありますねぇ」
俺の精液を指に絡め取りながら春日が呟く。「・・うる、せ」
かすかな抵抗の言葉を吐くと、「もうちょっと出してもらおうか」と先端の敏感な部分を指で突つかれる。
「ぃやっ、ぁっ、」ぴちゃぴちゃぴちゃ、と音を立てて攻める指先に誘導された快感。
「あ、あん、ん」「また溢れてきたぞ」「あ、あっ、春日」
間近でそれを見詰めていた春日が、「うまそうだな」と言って、口に咥え込んだ。「あ、いやっ!」
じゅ、じゅと絡みつくように舐めながら俺のガマン汁を吸い取る春日の舌に、もう逃げ場が無くなっていく。
「かすが、あんまりすると、・・で、出ちゃうよ!」
口の中でイきそうになった瞬間、根元をきつく締め付けられた。「・・う!」
絶頂に向かうところで急なストップをかけられて体が引き攣る。
「今日は、ゆっくり、楽しむ日だ」
言い聞かせるような口調と春日らしからぬ右手の仕打ちに、俺は訳が分からず、首を振って身を捩じらせた。
「さぁ若ちゃんお待ちかねのローションですよ」
絶頂の寸前で無理に中断された俺の、根元を握りしめたまま春日が呟く。
その言葉に締め付けられた性器が反応する。「・・っ、」
早く解放して欲しくて春日の手首を掴むけど、びくとも動きやしない。
「その前にこっちも舐めておこう」と、開いていた右足の膝を胸に付くくらい曲げられた。「ひ、っ」
ぴちゃぴちゃと音を立てながら舌を動かされる。
右手は、俺のをイかせないようにきつく、締めて。
左手は、膝の裏をしっかり押さえつけて、こんな恥ずかしい格好をさせて。
舌は、俺の、・・・おれ、の。「ひぁ、ぁぁ、」
春日の、春日の舌が。俺の中で動く。入口の部分で、柔らかい感触。
奥の方が物足りなくなってきて思わず腰を揺らすと、舌と入れ替わりに指が差し込まれる。
「ぅあっ」欲しかった奥の所を触れる、春日の指。
締め付けられていた根元も解放された。
体の中、ねちゃねちゃと捏ね回すように動く。
「中指も欲しいか、若林」「ぃ、ぃぁ、だめ」
だめ、だめだ。中指も挿れられたら俺、もうイってしまう。「ぅあっ!!」
頷いてもいないのに2本に増えた体内の指。
奥まで一緒に突っ込んだ後、人差し指と中指を前後左右バラバラに動かされる。
「ぃや、ぁぁっ、かすがぁ」「イきたい?」
思い切り首を縦に、うん、うんっ、と頷く。
「お前春日の指でイくのが好きだな」そう言って右手はそのまま、挿入したまま。
「自分でつけて、ローション」と指示される。
俺は震えながらベッドに転がっていたローションを手に取り、自分のモノに塗りつけた。
「ここにも」と出された左手にもとろりと垂らすと、その大きな掌で俺のモノは包み込まれる。
手が4本あるかと思った、なんて女の人がよく言うそれ。前と後ろを同時に攻められて俺は絶頂を迎える。
「いや、かすが、あぁーっ!!」
春日の手の中で弾けた白濁の液がローションに混ざって。「・・ふ、っん、」
ああ、今日も春日に挿入させてあげないまま終わってしまった、そう思って脱力していく俺に春日は。
「若林の向こう側に行くぞ」と耳打ちした。
何・・・?一瞬真っ白になった頭でその言葉を聞く。まだ続けるのか・・?
いつもなら、俺がイったあとは寝かせてくれるのに。「若林、膝を立てるんだ」
ああ、春日今日は挿れたいんだな、と思って言われたとおり四つん這いになってやる。
すると、背中の上で初めて耳にする、ウィーンという機械音が聞こえた。
はっと後ろを振り向くと、春日はそれのスイッチを切る。
ローター、を手に俺の顔を見つめて困ったように微笑み、「そんな顔をされると躊躇ってしまうが」と首を傾げた。
「やめ・・やめてよ、それ」「試してみないか」「いやだっ」
「若林の向こう側に行けるかもしれんぞ」「行きたくねぇって言ってるだろ!」
俺が本気で怒鳴ると春日は諦めたようにローターをシーツに置いた。
「わかった、じゃぁ春日の指だ」
そう言ってローションを指にとった春日に安心して、枕に顔を埋める。
春日が挿れる、準備をするための。
ローションを絡めた指、・・と思った、次の瞬間。
体に差し込まれた、冷たい感触。「ひ・・っ」
思わず息を飲んだ俺の体内にウィーン、とローターの振動が響き渡った。
「うわぁぁっ!!うあ、ああぁぁっ!!」「どんな感じだ、若林」
「あぁ!いやぁ、春日!やめてっ」「痛くないだろう、このサイズなら」
「やめてやめて、抜いて・・っ!」
体の中に初めて感じる機械の振動。俺は頭を大きく振って枕に何度もぶつけた。
「いやぁ!いやぁぁ春日ぁっ」「・・乱れてるようにしか見えんが」「イヤ、こわい、こわいっ、」
自分の体から垂れ下がったローターのコードが太ももの裏で揺れる。
「しっぽみたいで可愛いぞ、若林」「いやっ、かすが、抜いて」「また勃ってるじゃないか」
春日に言われて自分がどんな状態でいるのかを知る。
ローターを挿れられて、頭ん中がめちゃくちゃで、訳が分からなくなっていた。
「気持ちいいんだろ?」違う、という声が出ず、必死で首を横に振る。
「じゃぁ何故勃っているんだ」「・・くす、りっ、・・」「薬?」
「薬、の、せいっ・・」「バタフライ、効いたのか」「体っ、おかしいよ春日ぁ」
あの薬のせいで、俺、変になってる。ローターなんか嫌なのに、こんなの止めてほしいのに。
「乱れてるな」「あぁっあぁっ」「またイきたいのか?」
「イ、イきたいっ・・」「ローターでイくか?」「イヤ、春日、春日がいいっ」
自分が何を言ってるか、分からなくなっていた。
「春日が欲しいのか?」「欲しい、欲しいよ春日ぁっ」
俺の顔を覗き込んでいた春日が、嬉しそうに笑う声を、意識の遠くで聞いた。
そんなに春日のが欲しいか、と言われて早く春日の挿れてぇ、と叫ぶ自分は
もういつもの自分では無くなっていて。薬に、あのバタフライに狂わされて・・・
「お前がローターでこんなに乱れるとはな」「ち、がっ・・」
ちがう、ローターで乱れてるんじゃない。薬、のせいで体が言うことを聞かないんだ。
「春日のが欲しいか、若林」
馬鹿春日、何回言わせるんだ・・「かす、が、もう、」いい加減にしてよ春日
ローターじゃだめだ、春日の、でっかいのを挿れて、めちゃくちゃにして欲しい・・っ
「はや、早く、かすが」「何が欲しいんだ」「春日の、・・っ」「ちゃんと言えよ」
じりじりと少しずつローターのコードを引っ張って焦らされる。
「春日の、挿れて、お願いっ」「よし」
春日はやっと、ローターを俺の中から引き抜いた。「は、ぁ!」
間髪入れず、ずぶ、と挿入された、春日のそれが、奥に届いた瞬間。「あ!あぁーっ!!」
俺は一瞬で絶頂に達した。「挿れただけでイったのか?」「・・っは、ぁ、っ」
枕の上に吐き出された精液を確認した春日が、崩れ落ちそうな俺の腰を両手で持ち上げる。
「悪いが今夜は止まらん」
春日は、イったばかりの俺の体を貪るように結合部分を動かしてきた。
「か、・・すが」「・・・っ、・・ぁ、」
俺の体の中、だんだんと春日の動きが激しくなる。ソレも筋肉で出来てるのかと思う、硬い、硬い春日。
「か、硬いっ、春日の、硬いよォ・・っ」
「お前が、硬くさせているんだ」
四つん這いで、バックで挿れられて、硬くなった春日に敏感なところを擦られて。
「若林すごいじゃないか、また勃っている」「薬、薬が・・・っ」「バタフライ?」
「あれがぁ・・っ、俺、俺の体・・っ」「そうか、あれのせいか」
腰を捕まれて、前後に動かされて、奥を突かれて、俺は、
「・・かすがぁ、かすがぁ」
泣きながら名前を呼ぶ。すると一瞬、春日の動きがぴたりと止まり。
「・・お前が可愛過ぎるから止まらん!」
そう言ったかと思うと、思い切り腰を引いて一気に奥まで突き上げた。
「ぅあぁっ!」「止まらんだろうが!」
また、いったん引き抜いて一気に奥まで。
「ああ、かすがっ」「止まらん、止まらんだろ!」
春日は繰り返しながらペースを上げて何度も同じように突き上げる。
「もう、もう、ああ!あ、春日ぁ!」「またイくか、若林」「ああ、春日、かすがぁっ」
「イくか?」「もぉイく、イくっ」
春日は両膝を着いた姿勢から、挿れたまま右足だけを立てた。
「ぅああ、ああ、ぃやぁ」「何回でもイかせてやる」
角度を変えて、俺の腰を高く持ち上げ、上から突き刺すように繰り返すインサート。
「か、すがぁ・・っ」「止まらんと言っただろ」「かすがぁぁぁ!!」
・・・・・・気がつくと、朝だった。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
537 :
風と木の名無しさん:2009/03/15(日) 22:42:40 ID:8D4l3oh90
後輩×先輩の遠恋中の二人で…ちらっと逢瀬。
やってるだけです。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )
久しぶりに逢ったら、まあこういう展開にもなるかなとはわかってた。俺もちょっとは、そりゃまあ。
あっちはあっちで忙しいし、俺も自分の仕事で精一杯が続いてる。
職場が違うなんて今までなかったからなあ。お前が隣にいないのは、実は素直に寂しいよ。
「……甘えてぇな、なぁ」
だけどこう言われたら、むしろそんなこと出来るかっつーの!特にこの状況で!
俺の息は完全に上がってて、それすら悔しい。だって俺のほうが年上なのに、先輩なのに。
俺は精一杯手を伸ばして、覆い被さるこいつの顔を捕まえる。
ああ、くそ。男前だ。男前すぎて、ちょっと嫉妬するくらい。
「…っ、ちょ、急に来んなっ」
「往生際悪いで、あんた」
バカか!突っ込まれてるほうの身にもなれ!!
…って言いたいのは山々なんだが、そんな長台詞一気に言える状態じゃない。いっぱいいっぱいです、正直。
こいつが押し上げて来るたび、また息苦しさが腹の底からのぼってくる。
感覚は色々、たまらない熱感だったり背骨に走る電撃だったりが、俺の喉に絡みついて絞り出す。
吐息を、声を、甘えを。「っ…」
噛みつくみたいにこいつの肩に口を押し付けた。
匂いがわかる。髪が頬にふれる。いつもの。
いつものものが、こんなにありふれていたものが嬉しいなんていうのは、もう弱音でしかないんじゃないかと
ふと思う。今日だけ、また明日からバラバラ。それがああ、嫌だなんて思うのは。
わかってるよ。お前はお前、俺は俺。
お互いのテリトリーがあって、だからこそ繋がってるんだってのは。
肩口の体温から、唇が外れた。俺はもう一度噛みつくみたいに、今度は唇どうしを合わせて鳴く。
何を言っているのかは自分でもわからない。
繋がりからえぐられる、その揺さぶりに呻くだけだ。
「も、苦しく、ないやろ?」
は、と息をついたら、腰にあったこいつの手が、俺の髪を荒く梳いた。
何度となく。痺れた舌だけ伸ばしながら、俺はまたこいつの顔に見入る。
たまんねー。全部欲しい。
手のひらに感じる肌も、ちょっと苦しげででも笑ってる目も、なあ。俺んだろ?
お返しに俺も、短い髪を撫でてやった。指、腕は痺れてた。
「…だいぶ、柔らかくなった」
「言うかっ」
「痛い時と、ちゃうよね、わかる」
くそ、くそ、目が緩む。目頭が熱くて、ヤバい俺、何で泣きそうなんだ?
こいつを選んだのは俺自身。何を泣くことがある。
間違いなんかじゃねえ、今でも思ってるよ!
「保幸さん」
名前を呼ばれた。あだ名じゃない、呼び名じゃない。
そう呼ぶとき、お互いの限界は近い。
俺は息を詰めて、目をぎゅっと閉じた。感覚全てお前に任せる。
泣かない。泣くわけねーだろ。
お前を選んだのは、間違いない正解なんだよ。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )
終了テンプレだけはみ出ました…
>>538 姐さんまさか…!
いやー禿げ萌えましたありがとう
名前呼び、腰抜けましたですよ
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
※特定御免
俺が盛大なくしゃみをすると、彼はうんざりしたような顔をした。
「ヤってる時くらい、我慢してくださいよ」
「君に向けてしてないだろ」
「こんな近距離でくしゃみされる僕の気持ちにもなってください」
彼の身体は柔らかいから、自然と隙間なく密着する形になる。
こんな近距離で、くしゃみ直後の情けない顔を見られる俺の気持ちも理解してくれ。
ほら、息子も元気がなくな…
「勝手に…萎えられても、困るんです」
彼が小さく息を吐きながら、腰を動かし始めた。
亀頭が抜けるギリギリまで腰を引いて、締め付けながら再び体内に飲み込む。
その淫らな姿に、俺は一気に熱を再燃させた。
彼の動きを吹き飛ばす勢いで、激しく腰を打ちつけると、彼は甘い嬌声を上げて応える。
声の度の、キツい締め付けがたまらない。
この口の悪い小悪魔は、それに似合うだけの快楽を、男に与えるのだ。
もうすぐ絶頂、という時。俺は鼻に違和感を感じた。
あと少し、と保たせようとしたのだが。
――はっくしょん!
「……ホント最低です、春って」
彼が目を閉じたまま、しみじみと言った。
「全くだ」
俺は想定外の体液で汚してしまった彼の顔を、ティッシュで拭った。
顔を洗って戻って来た彼が、俺に背を向けてベッドに腰かけ、無言のまま煙草に火を付ける。
俺は彼の白い背中をただ見守る。怒っているわけではないようだが、言葉を欲している感じでもなかった。
「事務所、辞めたんですってね」
ぼんやり煙草を吸っていた彼が、こちらに背を向けたまま、呟くように言った。
知っていたのか。そういう情報には、彼は疎いと思っていたのだが。
発言の意図が分からぬまま、俺はとりあえず正直に答えた。
「ああ」
「……独立するんですか?」
「さあな。俺程度が独立して、やってけるかどうか」
彼が振り返った。彼の首を控えめに彩る金属が、動きに合わせて幽かに煌く。
「でも、気楽ですよ」
やってけなくても、僕以外誰も傷つかないですからね、と彼は笑った。
そういえば、彼は20歳そこそこで事実上の独立をしたのだ。
その後、どこに移籍することもなく、個人事務所を持った理由は、とても彼には訊けない。
再び背を向けて煙草を吹かし始めた彼を眺めながら、俺は気づいた。
それを彼に贈った男が存在しなければ、彼も、こんなことは言わなかったに違いない。
かつて、彼を愛し、彼が愛したその男は、春に散ったのだ。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「あー、1個しか空いてない」
2つあるシャワー室のうち、手前の一つは誰かが使っているところだった。
奥のシャワーは空いているが、一人ずつ入っていては間に合わないことは明白だ。
「よし、一緒に入ろう」
春日は、仕方ない と言うように頷くと、いつもの衣装を脱ぎ出した。
「えー!?一緒に入んの?」
床に投げ捨てられたピンクのベストから後ずさりして若林が叫ぶ。
「なんでお前と一緒に入んないといけねぇんだよ!」
「だって時間がないじゃないか」
「じゃお前入んなよ!」
「いやいや、ちょっと」
「いっつも汚ねぇんだから別にいいだろ、外で待ってろよ!」
「おいおいおいおい!」
ドアの外へ押し出されそうになり必死で踏みとどまる春日。
「何だよ」「次は大事な仕事じゃないか」
既に上半身裸の状態で若林に縋り付く。
「それはそうだけど」「春日が悪臭を放って台無しになってもいいんですか」
「・・・いや、それは・・・」「ほら!でしょ?」「でも・・」
「もう、あと12分ですよ」「・・・10分で出るぞ!」
そして結局、二人服を脱いで入ったシャワールーム。
「お前、こっからこっちには入ってくんなよ!」
若林は背中を向けたまま首だけ後ろに向けて春日を睨む。
「シャワーが1個しかないんだが」
「うるせぇ、俺がこっちから使うから、お前そのおこぼれで何とかしろ」
「お前それはあんまりだろ」「文句言うなら追い出すぞ!」
時間との戦い、備え付けのリンスインシャンプーを手にとってわしゃわしゃと髪を洗う若林、
その背後で頭をかがめ、“おこぼれ”のお湯を使って泡を流す春日。
「お湯が足りないんだが」
ぼそりと文句を言うと、「うるせぇ、ぶっ飛ばされてぇのか!」と厳しい言葉が返ってくる。
いやもうあなたの尻に私の理性はぶっ飛びそーなんでございますが
春日が心の中で正直な心情を申し上げたその時。
「若林さんと春日さーん」
聞きなれたマネージャーの呼ぶ声。「はい?!」
二人声をそろえて返事をすると、返ってきたのは意外にゆったりとした答え。
「次の収録延びたんでぇ、ゆっくりしていいですよぉ」「えー?!そうなの?」
「はーい。1時間後に車でお願いしますー」「まじでー?!」
急に時間が許されたシャワータイム。
「・・急がなくてよかったんじゃんか」
ふと我に返り、シャワー室に二人でいるという状況を再認識した若林。
「1時間後だそうだ」嬉しそうににやつく春日。
「・・・お前、外出て待ってろ」「は?」
「1時間ありゃ交替で入れんだろ」「あの若林さん、私ももう体濡れてますから」
「20分で交代してやるから出てろって!」「嫌でございますね」「テメェ!」
髪を洗い終わった二人が、シャワールームの壁に向かって一縷の沈黙。
一歩詰め寄る春日の気配に若林の体が強張る。
「・・若林、お前最近溜まってないか?」
「な、何言ってんだ馬鹿かテメェ!」「だってずっと仕事詰めじゃないか」
「触ったら承知しねぇぞ・・!」
その言葉を言い終わると同時に後ろから抱き締められる。
「か、かすがっ・・」「1時間もあると言っていたぞ」「やめろ、ほんとに」
「お前を手コキしてやる時間はあるが」「時間とかの問題じゃねぇだろ!」
「時間とかの問題だろう」
壁に掛けたシャワーのお湯を頭の上から浴びながら。
石鹸の泡が残った掌で若林の性器を握りしめた春日。「・・・ぁ!」
「これが溜まると良い仕事もできないと言うからな」「やめ、やめろ春日」
「挿れないから」「あたりまえだ・・・っ」
テレビ局の風呂で、誰でも入って来れるところで、こんな。
背後から前へ手をまわされて、春日の言った行為が始まった。
「・・ぁ、ぁっ」「しっ」
思わず漏れた声を耳元で制されて、ドアのすぐ傍に人影があることに気づく。
「二人で入っているのがバレるぞ」「・・!」
小声でささやかれた今の状況。逃げる場所のない快感。最近、溜まっていた、体。
「・・春日、も、もう・・っ」「若林静かに」
春日の胸に身を預ける如く、弓なりに反らせた背中。
それと同時に白いタイル壁に向かって勢いよく射精した若林。
「20分で足りるじゃないか」「・・もう絶対、一緒に入らねぇからな・・っ」
自分に凭れかかった若林をしっかりと抱き締めながら、へっと笑った春日。
降り注ぐお湯に上気した二人の、甘い甘いシャワータイム。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
オリジナル先輩後輩
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
「あーーっ!」
後ろで大人しく着替えていたそいつが、突然叫び声を上げた。
「…っ、何だよびっくりさせんな」
飛び跳ねた心臓を落ち着かせながら振り向くと、俺を指差して。
「かっ!」と一言。
「…は?」
「か!かーかー!かーっ!」
ぴょこんぴょこんと飛び跳ねながら『か』を連発する。
なんだなんだ、暑さでおかしくなったのか。
「ちょっ、落ち着け」ばちぃん!
「い゙っ」
肩に手を置いてどうどう、と宥めてやっていたら、
そいつは突然全力で俺の右腕を叩いた。
「よし!」ガッツポーズ。
『よし!』ってなんだ『よし!』って!
「…たいな!いきなりなんだよ!」
訳の分からない展開に目を白黒させながら怒ると、
そいつはニコニコしながら手のひらを裏返して見せた。
「見てください!ちゃんと退治しましたよっ」
「……なにを」
「蚊です!」
ほら、と言って見せてくれる。それで『か』か。
…いや見せてくれなくていいんだけどね。
「噛まれなくて良かったですね!」
「良かったけど…お前なぁ」
「あっすいません、勢いついちゃって。痛かったですか?」
「…まぁちょっと」
「舐めましょうか?」
真剣な顔でずいっと迫られる。
おまえ近い。近い近い。
「はぁ?!やめろ気持ち悪い!」
「あっちはやってますよ」
……あの二人は毎度毎度濃いプレイだな…。
周りが気づいてないとでも思ってるんだろうか。
あ、こっち見た。…え?なんですか?
「が」、「ん」、「ば」、「れ」
がんばれ
……い、いやいやいやちょっと!ヤですよ!!舐めさせてどうすんですか!
というか今のプレイ、確信犯なんですか?!
「めっちゃこっち見てる」
興味津々な様子の目を両手でもって塞いでやった。
お前みたいなちっさい子はみちゃいけません。
「…あっちは触れちゃいけないとこだ」
「そうですか?遠慮は無用ですよ?」
目を覆っていた俺の両手を引き剥がすと、なおもずずいと接近してくる。近い!そんでもって暑い!
「いいってもう!ひっつくな」
「…なんでそんな冷たいんすか〜」
寂しいじゃないですか
可愛い顔でしょんぼりされてしまうとさすがに心苦しい。
「…あんなに優しいのに」
「べつに優しかないよ」
「優しいっすよ何だかんだ。うぅまさか嫉妬する日が来ようとは…」
「…あーもー…めんどくさいなー…」
仕方ないから頭をわしわし撫でてやる。
坊主頭の妙に心地良い感触なんて何年ぶりだろうか。
メソメソしていたそいつはすぐに顔を上げた。
「ふふふ」意味深に笑うなよ。
上目遣いの瞳が無駄にキラキラしてて困る。
「優しいですねっ」
「さっきまで冷たいとか言ってたくせに」
「そういうとこ好きですよ」
「『好き』はやめてくれる?」
「じゃあ『愛してる』にしますか?」
「どっちもイヤかなー、うん」
そんなに手放しで懐かないでくれ。
俺にどうして欲しいんだ。
「…舐めるのはなし」
「噛むのはアリですね」
「なしだよ!決まってんだろ!」
言い捨ててやったら、子ライオンのごとく飛びかかってきた。
ちょ、待っ…
「舐めんなって言っただろーがっ!!」
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
>>478 遅レスだけど萌えた!!
ありがとう超ありがとう。まさか一角.獣が読めるなんて…。
>>551 ありがとう!
ちょうど今テレビで二人見てたのでどきどきしてしまった
南方全星郡(要英訳)
こんな大御所を801ネタにしていいものか・・・迷いながら書きました
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
「浩.志君」
「あ、派等.坊、いらっしゃい」
今日、私は久し振りに会おうと思って、浩.志君の家を訪ねた。
活動休止を宣言して、少々お騒がせしてしまった去年・2008年を無事に越し、今はそれぞれ、色々とやっている。
まあ、私と啓.介は夫婦だから、今は何かと共同でやる事が多いのだけれど。
「所.宇君達は?」
「所.宇は今日、バンドのライブがあるんだ。麻.衣は新曲の打ち合わせで、スタジオ行ってる。かみさんは今、買い物」
「そっかー、大変だね、所.宇君達も」
「あのさ、派等.坊・・・」
「ん?」
「これ・・・覚えてる?」
浩.志君が差し出したのは、多ー.坊とのお別れ会の時に、仲.二誌君に撮ってもらった、メンバー全員の集合写真。
多ー.坊と浩.志君は、肩を組んで笑顔でピースサイン。
2人は同郷ということもあって、私が知っている限りでは、メンバーの中でもかなり仲良しだった。
しかし、その時は、彼があのようなことに巻き込まれるなど、思いもしなかった。
「今、元気にしてるかな、多ー.坊・・・」
浩.志君が重い口を開いたのは、その時だった。
「派等.坊・・・俺、今まで・・・黙ってたんだけどさ・・・」
「俺、あいつのこと、好きだったんだ」
「ずっと・・・かみさんにも、所.宇達にも・・・言わなかったんだ。言ったらきっと、色々問い詰められると思ったから」
淡々と話す浩.志君の目は、何処か重苦しく、寂しそうだった。
そう言われて思い返すと、確かに2人は、お互いの褒め合いが結構多かった気がする。
浩.志君が何パターンか叩いていて、太ー.坊が「結構良くない?」と言ったパートがとばされたりすると「今の良かったんだけどなー」という感じで言ってたし、
時々、スタジオの廊下で「あそこ、もうちょいピッチ下げてみようよ」と、浩.志君が太ー.坊にアドバイスをしているのを聞いたこともあった。
そんな2人が、友達を通り越して、恋人だったなんて。
「・・・そういえば、トイレで泣いてたよね、あの時」
「ああ・・・聞こえてた?・・・悔しかったんだ、凄く。何で助けてあげられなかったんだ、ってね・・・」
思えば、あの事件がニュースで流れるずっと前から、浩.志君はレコーディングやリハの合間をぬって、太ー.坊に幾度となく電話をしていたし、電話口で声を荒げることも少なくなかった。
自分がずっと想っていた人が、ドラッグに溺れ、蝕まれてゆくさま――――――
想像しただけで、身の竦む思いがする。
「派等.坊、時間、大丈夫?」
「え?・・・あ!」
啓.介と2人で取材を受ける予定の時間が、1時間後に迫っていた。
「大変!結構長くいちゃった。じゃあね」
「ああ、またね」
「浩.志君」
私は玄関で、浩.志君に向き直って言った。
「諦めちゃ駄目だよ。心を強くして待ってれば、きっと会えるよ」
「派等.坊・・・」
「不可能なことなんて、この世にないんだから」
浩.志君の瞳が静かに光って、涙が一筋、頬を伝った。
私は空を見上げて、心の中で呟いた。
いつか
この枯れそうな花が
大きく綺麗に
咲きますように
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
一言言わせて頂きます
純粋なファンの皆様!本当に申し訳ありませんでした!
聴く者すべてを切り刻むあのスリーピースバンドで
ドラム×ギター
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
鋭い瞳が穏やかになった。
短く、うん、と頷いた彼の仕草に、はりつめていた緊張がほどけた。
無意識に自分もみよ子も息をつく。
パソコンの前で新しい曲の確認をしていた北嶋くんが、ヘッドフォンを外して、ピース、と言った。
北嶋くんの、不健康なぐらい白い首筋や、細い手首をつかまえたら。引き寄せて抱き締めたら。
おれが意味もなく何かを見つめるのは今に始まったことではないので、北嶋くんも黙って視線を受けとめている。
んんん、と唸るおれに北島くんが声をかけてくれた。
いやー、なんかさー、ちょっと変なことを考えてみた。と返した。
意識してだらっとした言葉を選び、けれどうらはらにおれの鼓動は高まっている。慎重に発音する。
北嶋くんをぎゅっとしたらどんなかな、ってさ、…
まずい。頬がじわりと熱くなってくるのを感じる。
おれはただ単純に抱いてみたいだけで、下心などかけらもないと顔に書きたかった。
抱く。
自分の心のうちに発した言葉にまた熱くなってしまいそうで、素数を数えだしたところで、あーそっか、別にいいよと彼が答えた。
ぶっは、まじかよ、と笑って返す…だけの余裕があってよかった。
よっしゃいくぜ、とおれはおおげさに腕を広げる。うん、おいで、と彼も身体を開く。
余計なことは考えるな、これは冗談なんだから…穏やかに笑う北嶋くんの白い首筋や華奢そうな腰が、…だから考えるなって!
腕を伸ばす。
肩をつかまえる。女の子のそれとは違って、細くて骨っぽい。
引き寄せると、抵抗しない彼の身体が簡単に抱き締められた。
腕の中で北嶋くんが笑った。ギターを弾いていた腕が背中にまわって、にやにやしてしまう。
実際には感じない痛みを感じた。最も簡単な方法で彼が手に入ればいいのに、と都合のよいことを考える。こ
このところずっと頭の中を占拠して、想像した彼がゼロより近い場所にいる。
おれが彼を離すタイミングをつかみ損ねていると、背中にまわされた腕が解かれる気配がした。
ゆっくりと身体を離していくと、おれを見ていたらしい北嶋くんが、うつむいて口元を覆った。
そして、中野くんはすぐ太るな、と言って笑った。
耳もとが赤い。隠しきれていない頬が赤い。
たちの悪い夢かと思ったら現実だった(握り締めた手のひらが痛かった)。
み/よ/子あたりが好きそうな狭さの白い部屋で、北/嶋くんがパソコンに向き合っているのが見えた。
ヘッドフォンをあてて音の世界に入っている彼を妙な気持ちで見ていた。
こっちに気付くわけもないのに、ガラス越しの彼の身体を視線でなぞっては逸らす。
呼吸が苦しくなった。細い背中、真っ白なうなじ、骨張った手や、
はいているジーンズのラインがすべて素敵で、理性を放り出して抱き締めたくなる。
気配を殺して扉を開ける。理由なしに隣にいることを許されるほど、おれと彼の距離は近いだろうか。
ドラムの位置からは見えない彼の横顔。鋭い瞳がディスプレイに向かっている。
いつ気付いてくれるだろう。聞こえていないなら好きなだけ言えるのに。
よく解らないけど、北/嶋くんが好き。
おれの相手は可愛いあの人とか、あの人だったはずなのに、ちょっとやばい瞳で君を見ている。
ギターを弾く手も、弾かない手も、たまに堂々とユニクロのシャツ着ちゃうところも、
ネックレスひとつでやたらと色っぽくなる鎖骨も、もちろん笑う顔も嫌がる顔も好きだ。
おれは君が嫌がるのを見たくて、変なことしてる節もあるよ。すげえおれの好きな表情すんだもん。
振り向けよ。おれのこと見ろよ。なあ、おれは北/嶋くんが、
さっきからどうしたの、と彼が言ったのでおれは文字通り飛び上がった。
ヘッドフォンを首に下ろしながら、久しぶりに彼と視線を合わせる。
なんだよ気付いてたのかよ、と返す声がかっこ悪く震えた。
だって靴がいるんだもん。彼が言った。…それで、俺が、どうしたの?
ヘッドフォンをしたまま音量をゼロにする、とかは、北/嶋くんならやりかねない。
おれを見上げる彼を、おれは、好きなんだっけ。
目眩でもないのに瞳の前がくらくらしてくる。恋かもしれない。
ちょっとどうかしていた。今後のおれと彼とまわりの世界の変化について、なにも考えずに言葉が出た。
北/嶋くんが好きだ。
口に出すと非常に簡潔で小さなことのように思えた。
俺はそういう色々はどうでもいいよ。俺だってぶっ飛んだ歌詞書くしさ。
…ただ、あなたが望む関係になった後、それが終ってしまったら、バンドに影響が出てくるでしょ?
俺はそれを心配してるんだ。
…そう来たか。
おれは盛大に息をついた。よかった…危惧する方向が違って。
気持ち悪いとか、中/野くんほもだったんだ、うわっとかじゃなくてよかった。本当によかった。
情けないことにおれの手指は震えていて、笑えた(実際には笑えなかった)。
そのあとわりと恥ずかしい自分の恋愛観やこうなった経緯を話していたら、頷いておれの話を聞いていた彼との間に、空白ができた。
よくふいに教室で静かになるタイミングが合ったりしたよねと北/嶋くんが言った。
おれは間髪入れずに手を伸ばした。熱っぽい頬を手で包むと、彼の瞳がわずかに泳ぐ。
男相手に適当ではない言葉だけれど、可愛い。すごく可愛い。ゆっくりと顔を近づけているのに瞳もつむらないで、
その黒の瞳でじっとおれを見ている。さっきから心臓がどくどくとうるさい。
ちゅ、というところで、鼻をぶつけた。おれも彼も吹き出した。
空気がほどけるのを感じる。
再び彼の唇をつかまえた。熱くてやわらかくて、少し乾燥していることまでよくわかる。
彼の髪の中に指を差し入れて探ると、身体が震えたのが伝わってきた。やらしい動きしたのがばれたかな。
中/野くんのそういうとこ、好きだよ、と彼が言った。
確かに甘さを含んだ言葉を発したら、またいつものちょっと膜のある彼に戻ってしまった。やれやれ。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
×3/2→○3/3 です。すみません
日記でかたっぽずつイヤフォンして音楽を聴くふたりに萌えて書いた
今は反省している
571 :
vipからきます:2009/03/17(火) 18:44:53 ID:UJIWsmBK0
vipモエスからの産物です。
イケメソ×びっぱー
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
572 :
1/5:2009/03/17(火) 18:51:04 ID:UJIWsmBK0
高根沢は、名前の通りになんか、きりっとしてる奴だ。
背が高くて、声は低すぎない優しい音程で、髪もサラサラに靡いているし、おまけにかなりレベルが高い…顔を持ってやがる。
それで、その池面様がどういう生活を送ろうが、どんなモテモテハーレムしあわせ人生を送ろうが、まったくどうでもよかった。
だから、その別次元に住んでいるような男と、実際にこうして向き合ってしまうと、俺はもう、ただの捨てられた薄汚れの猫の様な、何もできない気分になる。
「…っ、な、…おい、…まじで、いれる気かよ…」
左足を、高根沢の肩に乗せられた状態でありながら、そう口走った。
ここで今のうちに一度言っておきたいが、俺には、俗に言うソッチの気も、興味も、況してや性同一性なんたらとかいうものも、一切持っていない。
健全な(引き篭もりがちではあるが)高校生であって、こんな風に、男同士でアッー!なんて!!あり得ない現状だ!
だが、一向に太ももに寄せる舌を止めなかったその相手は、俺の言葉に反応して、頭をあげた。
ゆっくりと、その視線をあげて、こちらの困惑した瞳を、覗き込んだ。
潤んでいくつもの光を反映させた瞳、その下で儚げに赤らめる頬、そして快感に染まったその息遣いが、
恐ろしいほどにいやらしく、様になるその姿に、思わず生唾を飲み込んだ―――。
573 :
2/5:2009/03/17(火) 18:55:07 ID:UJIWsmBK0
「平気、慣れればきもちいいから、」
おまけにというか、にこりと微笑まれてまで言われて、ああ完全にこいつは俺とヤる気なんだと、やむなく理解させられそうになる。
「…ないww俺はそっちじゃないからなwwwしぬぞ!、絶対氏ぬ、ほんと死ぬ、うぇwww」
「大丈夫だって、すぐイイとこ探してやるから、な?」
…ああいやだいやだこれだからキョンであははな顔した爽やか野郎は!
ずらずら後悔の念を吐き出してやっても、一向に高根沢は止める気配を見せなかった。
敢えても萎えるようにふざけた言葉を吐きつけてやったというのに、その男は頑として俺の考えを呑み込む事を拒んだ。
何俺ww腐女子の思うつぼ…しんじらんねえ………がちほも………夢なら覚めて……、
「―――あ、あ、っ……!」
時に、体に震えが巡り、一気に心臓が縮んだように思えた。
……触れている。その、濡れてだらだらと我慢をこらえていた性器が、俺と同じ、その形をしたものが、宛てがわれていた。
先端がその穴の窪みに触れた恐怖と、にたような不安が、入り混じって、体中に寒気を催す。
荒い息を溢して、湿ったシーツに頬をこすりつけ、不意にその顔を見つけると、まだ、男はわらっていた。
574 :
3/5:2009/03/17(火) 18:59:09 ID:UJIWsmBK0
「このまま、突っ込む?」
「は、……っ、なに、…」
「やばいよ、きっとお前、こっちに堕ちると思う、なぁ、そしたら、俺のになんねぇ?」
「ないww…よ、…ばぁか、……」
その言葉を、さもやはり言ったかというように、高根沢は、笑った。嘲笑された。
その、濁って潤んだ瞳は、最早友達と言える相手のソレではなかった、まるで別の人間が、目の前にいる。
男は、俺の事をまるで恋人のように撫であげ、軽く爪を立てる。陽気な口は、開いてこう言った。
「…やっぱさ、…吉田。お前って、ツンデレだな……」
しね!、そういい返そうとして、体を動かしかけたのを切っ掛けに、高根沢は動き出した。
俺の腰を捕まえて、抱えていた左足をぐいと膝裏から掬いあげる、晒された下半身のそこに、触れていただけだった性器が、
あいつのが…。そう思い、身を凍らせた、覚悟を決めるしかないのか―――
だが、先端を埋めるように押し込んでも、なかなか簡単に入り込んでは来なかった。
実際どうなるかは知らなかったが、やはりここにものを入れるのは、可笑しな事だったのだ。
女のように気持よくなんてなれる訳がない。
こいつとそうやって、繋がる事なんで、出来やしないはずなのだ。
575 :
4/5:2009/03/17(火) 19:04:46 ID:UJIWsmBK0
「いたい…、って、たかね、…もう無理…しぬ…」
小声でそうねだると、しぬかよ、って笑われた。そりゃそうだけどもさあ!
「俺はおとこだ、……あきらめろぉ……」
「じゃあどうするよ」
「……え」
高根沢が、そう云いながら、俺の耳元に唇を寄せて、囁いてきた。
くっそお―――やめろってwwwぞわぞわするぞww
もぞもぞ動こうとして、頭を動かしたら、その口が開いて、耳たぶに齧りつかれた。
「っい!ってえ!やめろしゃべんな!もう私ね!お前はあべさんとヤってろ!」
だが、きゅうと、歯が耳の柔らかい所に食い込んできたせいで、その罵倒が、空しく終わってしまった。
舌先が唇の間から覗き出て、耳の線をなぞり、濡らすように愛撫する。
先端で皮膚をおしたり、時折吸いつくその熱に、信じられないくらい体が熱くなった。
「っ…うっ、ぁ……」
「どうして欲しい?」
高根沢は、また顔と向き合い、綺麗な顔で囁いてくる。
指先で、俺の性器までいやらしく、なぞり遊ぶその仕草すら、まるで何とも思っていないようだった。
576 :
5/5:2009/03/17(火) 19:05:57 ID:UJIWsmBK0
俺は、とりあえず止まった下におびえながらも、言い返した。
「指…まず指だ、……慣らさねえと入らない。ていうか俺死ぬ、泣く」
高根沢は、俺のその言葉に、一拍子置いてから、え、と、短く言葉を返した。
「…なに、じゃあ、いれていいんじゃん」
俺は、自分が何を言ってしまったか、高根沢の返事でようやく理解した。
これではまるで、厭くまで同意の上で、これから二人がセックスするという事になってしまう、
俺が、あんあん喘がなきゃなんなくなる!ついさっきまでvipで腐女子叩いてたのに!
スト2の話で盛り上がってたのに!銀様は俺の嫁とか言ってたのに……!!
顔にまで熱が送られる、真っ赤になる、しまった、しまった……!
「いやっ、まてwww俺はそこまでのつもりでも…」
高根沢は、つり上がった瞳を細め、さも楽しそうに笑いながら、口を開いた。
「素直デレだったのな……お前」
しねええええ!!!と。言い返す余地も見いだせないままに、体にまた這うその指の感覚におびえながら、
俺は…きっとこのあと801板に向かうのだろうと…、薄ら薄らに…苦笑した。
俺…………オワタ!!
577 :
vipからきます:2009/03/17(火) 19:07:56 ID:UJIWsmBK0
wwwとか書いてたらただのおもしろ文ではないか。
もうしわけない
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
>>559-564 申し訳無いだなんてとんでもない!萌えつつ泣けてしまいました(*´д`゚*)
もともとファンでしたが、これからそうとしか見れなくなりそうだw
>>577 いやいや、良いものをありがとう…!
やはりvipperは可愛いのう。
くそ萌えた
ありがとう
>>570 ありがとう。あなたの文章が好きです。
いつかまた読ませて下さい。
ドラムの一人称「おれ」があの人らしくて可愛い。
ギターの二人称「あなた」にどきどきしました。
ドラマ[声]09パーチー後、
乙女でへたれなヲタと意外と乙女な元ヤソのゆるいいちゃこら。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
アキさんのアメリカ研修合格が決まり、いつもの5人でささやかなパーティーを開いた。
もちろん会場は僕の部屋で、料理は羽根井さんの手作り。羽根井さんは勝手知ったると
いった様子でキッチンで料理を作り、アキさんとダイキさん、リョウスケさんが帰った後も
手際よく片付けをしてくれていた。
「羽根井さーん、だいたいでいいですよ。あとで僕がやっておきますから。」
「バーカ。そんなこといったってこの前メシ作ってやったとき、
次の日来たらそのまま皿が流しに残ってたじゃねえか。ゴキブリ出んぞ。」
「うう…、羽根井さんが来るちょっと前に洗おうかなーって考えていたんですよ。
そしたら羽根井さんが来ちゃって…、だいたいゴキブリならもういますし…」
「なっ…!こ、今度バル○ン焚くかんな!あと大掃除だ、大掃除!」
そう宣言すると、わしわしと皿洗いを再開した。
羽根井さんは基本的に面倒見がいい。時々暴力をふるうことはあるけれど、
過去に出くわしたことのある不良たちのように後の残るようなひどいことはしない。
というかこの人の場合、暴力というよりもコミュニケーションの一手段として
行っていると思える節がある。たとえば、いつものチョークスリーパーだって
ぎゅっと首元に抱きつき頬ずりをする過激なスキンシップの一種と取れないこともない。
それに最近気付いたのだが羽根井さんは猫っ毛だ。本人はひげをじょりじょりと僕の頬に
擦りつけているつもりなのだろうが、柔らかいブラシで撫でられているようで少しくすぐったい。
料理はうまいし、スキンシップ過多、男前でかっこいいし、面倒見も良い。ゼミ生の
紅一点であるアキさんはそういうのに疎そうだけれど、きっとすごくもてるだろう。
ぼーっとそんなことを考えていると、羽根井さんはかちゃかちゃと皿を水切り台に移し終え
よしとばかりにキッチンを見回していた。
なんだか奥さんみたいだ、ふとそんな考えが過ぎった。
「羽根井さんって、料理うまいし後片付けもきちんとしてくれるし良い奥さんになってくれそうですよ
ね」
ああ!なんてことをいってしまったんだ!いくら料理がうまかったとしても
男性に奥さんだなんて。だから僕は駄目なんだ。思っていることを全て口に出してしまう。
「いえ!そういう意味じゃなくて、羽根井さんはかっこよくて料理もうまくて素敵だなあってことです。
けっしてそういう意味じゃないです!」
ああ、語るに落ちた。あわあわと思いつく限り言い訳をして、ちらと羽根井さんを見ると
俯いている。
あれ、耳が、耳が赤い。
「羽根井さん?」
「…バカ。」
よかったー。怒っていないみたいだ。むしろ照れている?
「いえいえ、本当のことですよ。さっきの料理だって本当に美味しくて感動しちゃいました。
料理の手際もいいしおいしいし、毎日食べたいくらいです。」
少し言い過ぎかと思ったが、毎日食べたいは本心だ。
(あ、あれ、毎日…?毎日って…。)
思いがけずおかしなことを口走ったと気づき頬が熱くなる。
「…おまえ、意外とタラシな…」
羽根井さんがあきれたような表情で僕を見る。
「ち、ちち違います!そんなこと羽根井さんにしかいいません!」
あ、またおかしなことを僕は言っている。
「ばーか、そういうのがタラシっていうんだよ。」
まだ少し頬が赤いものの、羽根井さんはいつもの男前な顔でほほえみかける。
羽根井さんのこの表情は本当に素敵だ。内心の優しさが発露したかのように、真実に優しい表情だ。
しかもその中に野性味もあって、その顔をされると僕はいつもドキドキしてしまう。
「…羽根井さんのほうがタラシですよ…。かっこよすぎます…。」
羽根井さんを見ているとまたおかしなことを言ってしまいそうで、俯いて自分の手を見つめる。
そういえば、あの怪我をしてしまったときも一番に心配してくれたのは羽根井さんだった。
「…きょ、今日はもう遅いですし、泊まっていきませんか。」
「え、いいのか?」
「もちろんです!あ、この前のCSアイの続き見ませんか?あのあとギルが大変なことに…」
「あー!!ネタバレすんなよ!」
DVDを僕がセットし、羽根井さんがサッと作ってくれたおつまみとビールを囲んで
二人でこたつに並びCSアイを見る。もう一度見た回なのでストーリーは覚えている。
羽根井さんが隣でびくっと驚いたり、真剣に見る横顔を見る姿が妙に気になりビールを飲むふりをして
ちらりと盗み見る。羽根井さんは集中すると少し口が開く。そんな様子が不思議と可愛く思え
笑みを漏らすと、視線に気付いた羽根井さんがこちらを向いた。
「なんだよ。」
「あ、あの…この前のお守り、ありがとうございました。」
「ふん、結局何ともなかったくせに。心配して損した。」
「羽根井さんのおかげです。あのお守り、ずっと大切にしますね。」
「……………」
「羽根井さん?」
「あした、明日の朝、フレンチトースト作ってやるよ。」
「え?」
「フレンチトースト。食いたいって言ってただろ。」
「ありがとうございます。…うれしいなあ。
今度、クレイマークレイマーも一緒に見ましょうね。」
「皿はおまえが洗えよ。」
「了解しました。」
「よし。」
羽根井さんはよしとうれしそうに言うと、わしわしと僕の頭を撫でた。
やっぱり痛くない。
皿を洗うくらいで美味しい料理や羽根井さんのこの表情を見られるなら何百枚でも洗ってやるぞと
僕は思った。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
オトメフタリデマサニヤオイ
>>585 萌え殺されたぜ…、真っピンクにな…。
>>585 萌え死んだ ヤンオタヤン最高だよありがとうありがとう
つ旦旦旦 チュウゴクチャ
オタヤンオタだったw 連投スマソ
>>582 オタも元ヤンも可愛すぎる
つか本編であってもおかしくないwwww
和みました
591 :
やっ…おにいちゃん…ボク、男のコだよ…?:2009/03/19(木) 14:25:14 ID:9VK+XcaE0
「高志 さっきやったばかりなのにもうパンツ汚してるじゃないか。 お前もう我慢できないのか?」
中学になったばかりの兄貴がボクのパンツの中に手を突っ込んで覗き込んだかと思うといきなり下半身を丸裸にした。
「やっ…おにいちゃん…ボク、男のコだよ…?」
ボクはこれから起こる事を想像して部屋の中から廊下へと逃げ出した。
兄貴はボクを捕まえようと後ろを追いかけてくる。
兄貴の手の中にはボクの嫌いな 【物】 が・・・
あんな 【物】をまた着けられるなんてイヤだ!
兄貴はボクがあれを着けるのがどんなにイヤなのか全然判っていない。
ボクは兄貴の手から逃れるために必死になって逃げた。
だが大きな兄貴からは逃げられなかった。
「捕まえたぞ、高志。観念して俺の言う事を聞け。」
兄貴はボクの両肩を捕らえるとボクを上向きに押し倒した。
背中に廊下のフローリングの冷たさがひんやりと伝わってきた。
そして目の前の兄貴の視線はボクの下半身に集中している。
兄貴の呼吸は荒く、視線がボクには痛い。
兄貴はボクの両足を片手で掴んで高々と持ち上げた。
ボクのお尻は床から浮いた状態になった。
兄貴は右手に持っていた 【物】を床の上に広げるとボクの両足を大股に広げた。
ボクのオチンチンもお尻の穴も兄貴から丸見えにされた。
ボクは身体をひねって逃げようとするが駄目だった。
オムツ…
なにこれwwwコピペ?www
荒らし
>>592 あそっか、ぬこのお湯責めや白い液体のやつと同じ系統かw
>>414 亀レスもいいところですが歌鬼
かわいかったクマちゃん達があの後こんなことになってるとはw
ありがとう萌えました
廬山、まさかの目窪受け。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
うちの相方の寝姿はまるで死体。
全く寝返りをうたない。キモいと言われる程だ。
「ん……」
ごろり。
「うわぁッ!?」
思わず大きな声を上げてしまった。
(今、寝返り……?)
目が覚めたての酷く眠そうな声で「どないしたん?大声出して」
「今、お前寝返りしとったで」
「ああ、そう。」
事もなげに呟き、また目を閉じようとする。
「いやいや、宇治寝返りうたんやんいつも。」
「菅いるからやろ?安心すんの」
「学生時代含めて、初めてやけど見たの」
「緊張して、熟睡出来へんかったの昔は」
あっさり返される。
つまり、前はドキドキしてたが今は安らぎの対象だと。
「もう、俺にドキドキせえへんって事か?」
くいくい、前髪を引っ張る。
薄目を開けて。
「ビビらなくなっただけや。……おやすみ」
今度こそ寝てしまった。
(まあ、ええか。俺は特別っちゅーことやろ?)
俺も目を閉じた。きっと安心するのは俺も同じのようだ。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 芸/人 オー/ドリーのカスガ×ワカバヤシだモナー
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 棚45 319-324の続きだカラナ
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ イッカゲツ マエクライノ ネタデス ゴルァ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
腐女子の皆さん、カスガの←ここ、ワカバヤシですよ。
先ほど何やら怒り気味のワカバヤシに呼び出されましてね。
今ワカバヤシ宅に向かって愛車を走らせておる所です。まぁ原付ですけど。
皆さんご存じの通りカスガはドMで・す・がぁ、プレイ以外で怒られるとやや委縮したりしなかったりします。
でもあの感じですと、行かないともっとヤバイ事になりそうなので仕方なく行きます。
「もしもしワカバヤシさん?着きましたけど」
インテリアになって以来のワカバヤシ家です。つまり兼わたくしカスガの家でございますな。
なのに合鍵が無いとは何事か。しかたなしに入口で声をかけたわけです。
ガチャリと鍵を開ける音が聞こえ、家着のボロTシャツと厚手の上着を羽織ったワカバヤシが出てきました。
最近どこへ行ってもきゃーきゃー言われます。世間がカスガを欲しているわけだ。
そんな状況もこの男にとっては不満の材料のようですがね。
ですが相方のこういう姿を見ると、我々自身は何も変わっていないのだから本当は悩む必要なんか無いのだろうな、と思います。
何事もね、なるようにしかならんのですよ。悩んだ所でね。
で、今日はどんな御用で。
「お前も手伝え」
そう言うとばたんとドアを閉めてしまいました。はあはあ、ネタ作りの最中でしたか。
もうすぐある単独ライブに向けて、ウチの頭脳ワカバヤシ君は悩み憤りを感じていたわけです。失礼しました。
先日の金曜日騒動ですでに怒りを買っているので、二回目はまずいだろうと、わたくし考えまして、下手に出る事にします。
賢明カスガ。トゥース!!
「お前また女と居たんじゃねーだろーなー俺がこんなに悩んでんのにまじやる気あんのかよてめー」
リビングに行くや否やコタツに入りながら噛まずにすらすらとそんなセリフを吐くワカバヤシ。
「そんなわけないじゃないか、そしたらアタシ来ないからね、ここにね。」
「ほんと来なかったらぶっ殺すぞまじで」
「まぁまぁね。来たんだから。ネタ作りましょうよ。」
「…むかつくなぁ」
ごめんね茶を出したいところですが、出したらカスガに明日は無いと思われるので出しません。まだ生きていたいからね。
「で、何からやります?」
まだ何かブツブツ言ってるワカバヤシうるせーぞー
え?
え?え?
何を思ったかワカバヤシ、上半身裸になりました。
「お前ちょっと、こないだみたいにしろよ。」
「ハイ?」
こないだと申しますと、もしかしてこないだ?の、アレ?
まさかですよ。まさかですワカバヤシ。さすがのカスガもこれには驚きました。
アナタ今怒ってませんでしたっけ?
「早くしろ寒い」
「ちょっと待ちなさいよ。なんなの?」
「あの時ネタできたから」
また同じ事すればネタができるんじゃないかって?
なんでしょうねこの状況は。
目の前に顔面蒼白、ワカバヤシ。でも健康です。
何やら若干ふてくされたような微妙な表情で、目線を下に泳がせています。
そんなワカバヤシ、だらしのない肉体美をカスガにさらけ出し「しろ」という。
ワカバヤシの乳首にはpush here!とでも書いてあるようです。
わたくし今既にこの男を怒らせてますから。ここはやはり下手に出て、絶対服従で言う事を聞くべきでしょうな。
「じゃあちょっと手を温めてからにするから一回なんか羽織ってくださいよ」
「んー…」
ワカバヤシはいつもの生返事をして、ジャケットだけ羽織ってチラッとこちらを見ました。
今更照れるんじゃないよ。もう遅いからな。
「……っこれ、まじめにやる事じゃねーな!」
さっきまでめちゃくちゃ怒っていたのに、爆笑するワカバヤシ。まったくだ。
台所に行きお湯で手を温めているカスガも笑います。笑わずに居られますかい。
さて、そろそろ温まってきました。
湯を止め、手を拭きます。そしてゆっくりコタツに戻りました。
「じゃあキミ、こっちに来なさい」
かわいい事にワカバヤシ、またジャケットを脱いでカスガと同じ面のコタツに移動してきました。
まったく本当にどうしましょう。
「へへぇ」
「笑うな」
叩かれながらもワカバヤシを寝かせ、その横に片肘をついて上から覗き込みました。
そして右手で乳首に触れると、ワカバヤシが体ごとグルッと向こうを向いてしまいました。
「曲がるな。触りにくい」
「顔見るなよ」
「恥ずかしいのかい」
「当り前だろなんなんだこれ」
「アナタがしろと言ったんでしょうが。」
「そうだけどさぁ…」
耳元でちゅんちゅん、ちゅんちゅんと言いながら乳首を突いたらワカバヤシはまた爆笑しました。
「気持ちいいか」
「うん…」
かわいい奴め。
人差し指と親指でクリクリするとワカバヤシがコタツ布団の裾を掴みました。
「なんだ」
「それ気持ちいぃ…」
かわいい奴め。たまらんじゃないか。
「やめないで〜もっと〜とか言ってみろ」
「ここで言うセリフじゃねーだろ普通」
おい突っ込みが弱いぞもっと来いワカバヤシ。
「ちょっとこっち向きなさい」
ワカバヤシの肩を引き仰向けにさせ、指でいじられていない方の乳首を舐めてみました。
「!なんかあったかい」
無邪気に笑うワカバヤシ。この男はまったく。全身べとべとにしてやろうか。
「ねぇ吸ってみて」
興味本位でそういう事を言うんじゃないよ。男に。
いくらカスガが相手だからって無防備すぎるんじゃないか。
チュルチュルと音を立てて吸いついてみせると案の定ワカバヤシは大爆笑だ。
ムードもへったくれも無いな、でもカスガは興奮する一方だよ!
もはや無敵艦隊、カスガ!
「おいお前、下も脱げ」
「いいよ下は〜」
「下もしないとネタなんか浮かばないぞ」
「決まってんのかよ」
「この間はイッた時に来ただろうが」
「あ〜まぁね〜んー…ってなんでお前が脱ぐんだよ」
ワカバヤシが脱がないならカスガが脱ぐんだよ!
わたくしが勢いよくコタツを出て全身の服を無造作に脱ぎ捨てる姿をワカバヤシはじーっと見ていました。
ワカバヤシはカスガの事が好きで好きでたまらないからこういうシーンは見逃さないんだな。
「お前なんで勃ってんの?」
「勃つに決まってんだろうがいやらしい事してるんだからよぉ、当たり前の事言うんじゃないよ!お?!お前も早く脱げ!」
「俺はいいよォ」
「出て来い!」
「もぉいいってば〜!」
ワカバヤシをコタツから引きずり出し、無理やりズボンとパンツを一緒に下ろしてやりました。
何度も見た事があるワカバヤシの下半身も勃起しておりますよ。
「いやらしい男だな」
「お前が言うな」
足を割って間に入るとワカバヤシが吹き出しました。
「俺らさぁコンビで男同士で裸で、何やってんの?」
「お前がしてって頼んだんだろうが」
「なんか違うよ」
「男にそういう事をいうとどうなるか思い知らせてやるぞ。お?!」
お前はいつもいつも、そうやってかわいいアピールを方々でしやがっておお?!
大きな口を開けてワカバヤシの口唇に吸いついてやりました。
ベロベロ口内を犯してやると、んふふぅとか言いながらワカバヤシは笑っているようです。
そのかわいい笑顔を快感に歪ませてやろうか!
膝裏に手をかけ膝を立たせます。いきなりこいつをぶち込んでやろうか!
想像してニヤけたせいで、ワカバヤシに鳩尾を蹴られました。息ができないじゃないか。
勃起しているちんこが隣り合わせで二本あるため、試しに一緒に握り込んでみました。
「気持ちわりぃぃぃいいいぃぃいいい!!」
声が裏返ってるぞワカバヤシ。
そんなセリフとは裏腹にここはギンギンだけどな!
さすがのカスガも手ががくがくしてきたので、ワカバヤシの上に覆いかぶさりました。
もはやどちらのものかわからないカウパーで滑りが悪い。カスガのよだれを手にプッと吐き、再び絡めて扱く。
「汚いよカスガぁ…」
鼻にかかった弱々しい声を出すんじゃないよ!
荒い息とちんこを擦る音だけがワカバヤシ兼カスガの家のリビングに響きます。
ハァハァ、ハァハァ、ハァハァ、アッー!
「…ぅんっ…ん?あつっ!!」
しまった。
あまりに夢中になり過ぎて、なんとあのカスガが先に一人でイッてしまいました。
カスガの精液がワカバヤシの腹に無残に飛び散っています。なんたる失態。
「熱いよぉなんだよこの早漏野郎」
「…悪かったで候」
「ぶっ殺してぇ。もー…フローリングでよかったぁ」
さてどうするか。隙あらばこのまま入れちまえとまで考えていたのに目の前の衝動に負けるとは。
カスガが考えを巡らせていると、ワカバヤシに叩かれました。
「お前、俺まだなんだから早くしろよ。」
あと少しでイキそうなワカバヤシは我慢ができないようで、足をモジモジさせながら催促してきました。かわいい奴め。
おお、おお、お腹にそんなにカスガのほとばしりを乗せて。
その精液を指で掬い、乳首にすりつけぬるぬると動かしてやるとワカバヤシがブルッと震えました。
いい鳥肌だなおい!ケンタッキーみたいに一つ一つお店で手作りしてやろうか!ええ!?
するとワカバヤシの手羽先が自分のちんこを触ろうとするので捕まえてやりました。
「この期に及んでオナニーとは何事か」
「お前がしないからだろ」
「まだまだイカせないよ、ワカバヤシ君。」
「遊んでる場合じゃねーだろ、時間ねんだよ。ネタが…っ」
精液を掬い取り、今度はワカバヤシのお尻の穴の周りをくるくると撫でてみました。息が止まるワカバヤシ。
「ちょっと待って、そこまでは気持ちいいけどお前絶対指入れたりすんなよ、俺痔だぞ!!入れたら解散だからな!」
「カスガワールドに行きたいかーー!」
「行きたくねーよなんだよカスガワールドってよー!!」
ここは別の事に注意を引かないと先に進めなそうだな。
「……おい…カスガワールドにはサンクスがあるんだぞ…」
耳元で囁くと、カスガの思惑通りワカバヤシはカスガワールドにサンクスがある図を頭に浮かべる事に集中しているようです。
その隙に、ワカバヤシの空母にグルグルと指を突っ込んだカスガ、策士!
「ふぁあっ」
素っ頓狂な声を発したワカバヤシ、なにやらぶさいくな顔で固まってます。
「かいさん…」
お、本当に解散されそうだぞ。
カスガ、すぐに指を抜きました。
「…痛かったのかな?」
「……覚えてろよ…」
よろしい。解散以外ならなんでも受けて立ってやるぞ。
「あーもう、イキたいのに!」
そう言いながらギンギンに勃起したちんこを曝け出し、ワカバヤシはずるずるとネタ帳へ向かいます。
そして何やらガリガリと書き始めたではありませんか。
……あれ?あれあれ?またカスガおいてけぼり展開?
今の今まで繰り広げられた密な時間はなんだったんだ?そんな、指入れたらネタが降りるとか、聞いた事無いぞ。
「んん?…あれなんだっけ」
「どうした」
「うるせぇ話しかけんな」
どうやら今しがた思いついたらしきネタを途中で見失ったようです。
途端にイライラしはじめるワカバヤシ。
こんな時こそカスガに頼ってほしいものですね。
ネタ帳に向かうワカバヤシの背後にピタッと座ります。
「おいカスガ」
「刺激が足りんのだろう。もう意地悪しないから。ほら。」
アナタそんなに勃起してたらうずいちゃうでしょう。ネタに集中できないでしょう。
頭がいやらしい事でいっぱいなんだから。
ワカバヤシはいつも生まれ変わったらお前なんかとは組まないとか、カスガに言います。
でも知ってますよワカバヤシ君。カスガはなんでも知ってます。
アナタ、もうカスガ無しの人生は考えてないでしょう。
一生カスガと居たいと思っている。
カスガを見るアナタの目はまるでプロポーズのようです。
怒りをぶつけるかのように何かを書いてはぐしゃぐしゃと黒く塗りつぶすワカバヤシ。
「これからもよろしく頼むよ、ワカバヤシ君」
「うるせぇよだからあっち行ってろよ。」
「ちゃんとイカせてやるから」
「もうそこ終わってんだよ!」
後ろから抱え込むように抱き、お腹から股間に流れていたカスガの精液をぬぐってその手でちんこを擦ります。
「あっ…」
ほら、乳首もクリクリしてやるぞ。これが好きなんだろ、ワカバヤシよ。
うなじを舐めあげるとワカバヤシがブルッと震え、わたくしにもたれてきました。珍しく素直じゃないの。
たまに足が痙攣するのがいやらしいんだよ!
「かすがぁ…」
そんなにカスガが好きか。
「ワカバヤシよ、俺と一生漫才したいんだろうが」
無反応なワカバヤシ。おい返事しろ返事。なんなら殴ってもいいんだぞ。
「一 生 漫 才 し よ う な 」
今度はゆっくり耳元で囁いてみました。
時間差でコクコク頷くワカバヤシ。聞こえたか。
「死 ぬ ま で 漫 才 し よ う な 」
……コク
ちゅーか頷くんかーい!かわいい奴め。ご褒美をやろう。
「よし、イきたまえ。」
「…指図すんな…」
ハァハァと荒い息を繰り返すワカバヤシに合わせてちんこを扱く速度を上げます。
もはや別の一生命体のようだなこいつは。ビクンビクン揺れて面白いぞ。
「んっ……!」
ワカバヤシがのけぞるようにカスガにもたれます。
びちゃっ
お、イッた。コタツに。
イッてる最中の一際ハァハァ言う荒い息が生々しい。精液まみれのカスガの指をその口につっこんでやりたいよ。
ビクビク揺れる背中の震動がカスガに伝わります。汗ばんだしっとり肌がなまめかしいぞ。
本当にこの男はけしからん。
「…どうだいネタは浮かんだかい。」
「…お前ぇ…ティッシュ用意しとけよ!ここベトベトになっちゃったじゃんかよ〜これ匂っちゃうよ絶対〜洗わなきゃもー」
ブーブー文句を言いながら、カスガにもたれたままのワカバヤシ。
うるせーなぁ出したばかりのちんこを扱いてやろうかこの野郎。
「もうなんかおれ疲れちゃった。ネタ喋るからさぁカスガ書いてよ。」
録音すればいいじゃないかと思いましたが、きっとワカバヤシもそんな事はわかっているんだろう。
ワカバヤシがカスガにもたれかったままだから、言う通りにノートに書く事にしましょう。
ワカバヤシもきっと、もう少しこうして居たいと思っているんじゃないかとね。思うわけですよ。
そんなワカバヤシが気付かないよう、ノートの表紙にこう書いてやりました。
「ピロートークなのだ」
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
すみません規制にひっかかり長い間占拠してしまいました。
前回は色々と本当にありがとうございました。
一人称二人称がコロコロ変わるのは仕様です。
果たしてワカバヤシ家にコタツはあるのでしょうか。
読んでくださってありがとうございました。
>>608 お久しぶりですね、前回の同様面白かったです
ネタの台詞がふんだんに使用されてて笑えました
最近このジャンルはコピペ嵐が多く残念ですが久々にここで落ち着いて読めて嬉しかったです
>>598 久しぶりに廬山が棚で読めて嬉しかった
このほのぼのした感じがたまらない
>>598 あーなんか昔萌えたカプを思い出した。
カワイコちゃん攻よいなあ。
廬山を見るのが楽しくなりそうだ。GJ!
深夜に失礼します。今とし掛けの達人の方々です。短くて恐縮です。この方々の代名詞のネタのネタのつもりです。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
…だから誕生日もクリスマスも一緒だったし、お前が会いたいって言ったときは
いつでも会いに行ってやってんだろうがよ。
「そんなの信用できねえよ」
分かった分かった。だから、そんな顔すんなって。
「お前が答え言うまで何度でも訊いてやるからな」
うるせーな。じゃ、そういうこと言えないようにしてやるから。
「っ…!」
だから、そういう顔すんなって言ってんの。
「よかったー」
なんだよ、そのバカみたいな表情。おめでてーな。
…どっかで聞いたことあるな、今の会話。ま、いいか。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
お粗末さまでした。
>>608 前回同様二人への愛にあふれていてよかったです
じんわり楽しませていただきました
オチもいいですね
大鳥投下自重じゃなかった?解禁したの?
>>614 何それ?
投下自重なんてこのスレで決めたことあったっけ
>>615 大鳥スレでまともな人は投下自重で。って話しになったから、その事かと。
>>616 thx
しかし大鳥スレ見てなくて、ただ単に萌えた人とか滅茶苦茶可哀想だなそれw
というかそれ荒らしの思う壺な気もするが
大鳥粘着ってすごいな。
>>615 言葉足らずですまんかった
>>618 パス制のサイトからコピペしたり、
パス付虹サイト晒すのにパスも一緒に晒したりと尋常じゃなさそう
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 芸/人 オー/ドリーの粕×和歌だモナー
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
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楽屋って言うのは、案外慣れてしまえば自室のように過ごすことができる。わりかし神経質なこの相方はどうか分からないが、自分にとっては、あの阿佐ヶ谷のアパート以上に寛ぐ事が出来る。
我が物顔で楽屋の大半を陣取っている自分を、若林はどのように見つめているのだろう、ふっと目が合って、そう思った。
「いや、なにじろじろ見てんの」
「あ、いや別に。若林がなんかこっち見てるからな」
「見てないぞー、あんまりあほなこと言ってんなよ。結局、俺より笑い取れなかったくせに。」
けらけらと勝ち誇ったように若林は笑う。今日行われたある番組の収録、それでオードリー的にも笑いをたくさん取ることが出来て、
更にそれで自分が大活躍だったから嬉しいのだろう。共演者に「若林の方が活躍していた」と言われた時の顔は、テレビではあまり見せていなかったものだ。
視聴率のくだりの噛まずに喋る事が出来たし(俺たちは、ひどくよく噛む)、あのように体を張った仕事はなかなか面白い。俺も久しぶりにあんな若林を見れて楽しかった。
こういうときの若林はすごく朗らかで可愛らしくて、俺はそんな若林の事がすごく好きだった。あ、別に普段からして可愛いんだが。
「この後どうする?」
収録が終わった今は午前5時。次の仕事は明後日の朝7時からの新しくもらえたCMの打ち合わせで、
久しぶりの丸一日以上の休みだった。ここ最近余り二人きりになる時間はとれなかったので、この仕事が終わるのを、とらえようによっては失礼になるかもしれないが、心待ちにしていた。
「春日はどうしたい?」
ホテルでも行く?
そろそろ春日溜まってるだろ?」
ひどく上機嫌な相方は、その場でマネージャーに電話をし始めた。内容は打ち合わせまで休みたいから、この近くにホテルを取ってくれ、
というだけの、ひどくありがちなもの。最後に「あ、俺らおんなじ部屋で良いから」と付け加えるのを忘れなかった辺りノリノリだなあとふと、思った
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
このタイミングでってことは620は荒らしか。
大鳥も大変だなこんな基地外に粘着されて。
620の開始テンプレが荒らしの印じゃない?
あほだなーっていつもバカにしてるけどw
628 :
大鳥1/3:2009/03/23(月) 22:57:46 ID:CmJEpe220
便乗投下
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
「かすが、」
冷たい空気とともに吐き出された一言、
楽屋の温度がまた一度下がった気がした。
どういう気持ちでお前はこれを書いたんだ。
口元まで来ている言葉をぎりぎりで飲み込んで、既にゆるゆるの涙腺を閉めなおした。
こんな風に若林の気持ちを知るなんて、
今迄気が付かない自分にどうしようもなく腹が立った。
「かすが、」
「うぃ」
いつものように返事を返す。
でも、若林の方は向かない、
否、向けない。
勇気のない自分にさらに腹が立った。
「かす、が、こっち向けよ、」
何を、
若林の言葉に耳を疑うのと同時に、ふざけるなと口が大きく動き出した。
嗚呼、なんだなんだ、意味が分からない。
自分でもついていけない脳の動きにただ、戸惑うばかりになった。
ふざけるな?
それは自分のことだろう、春日、
好きな奴の気持ちを汲み取ろうともしないで、何をほざいているのか。
629 :
大鳥2/3:2009/03/23(月) 22:58:10 ID:CmJEpe220
若林は何も言わない。
さらに楽屋の温度が下がった、気がする。
しん、と静まり返った楽屋、
それを作ったのが自分かと思うと、居たたまれなくなって、着替えに手を伸ばした。
早く、早くこの場から逃げ出さなくては。
自分が作った空気だ、とか、
全部が全部頭から抜け落ちた。
「かす、が」
自分の衣擦れの音しかしないなか、若林の震える声が楽屋の空気を揺らした。
泣いているのだろうか、
着替える手を止めて(もう全てが終わっていたけれど)、若林をこの目に映そうと、体を反転させた、
否、させようとした。
「悪ぃ」
もう、涙でぐしゃぐしゃになった若林が春日に抱きついていた。
どうした、どうした、どうした、どうした、どうした、
また、春日のせいで、
複雑に絡み合った思考がまともなことを考えさせることを許さなかった。
何故、若林が泣いているのか、
自分のせいで、
果てしない自己嫌悪が身を切り裂くような痛みを覚えさせた。
「その、紙、ぜ、んぶ、嘘だから、」
「わかば、やし、」
「そ、んなに、怒ると、思わ、なくて、」
630 :
大鳥3/3:2009/03/23(月) 22:58:40 ID:CmJEpe220
嗚咽をあげ、泣く若林の小さな体の存在を確かめるように掻き抱いた。
「かすが、好き、す、きだ!」
「若林、」
(壊れないようにそっとキスをした)
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ゲシク。声。の元ヤンオタ。
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| ぬるい上にオタがチョト乙女かもしれぬ。
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
桜が咲いている。
街灯に照らされて、ぼんやりと薄紅の花弁が浮かび上がっている。
公園の隅に1本だけぽつんとあるその樹は、その幹の下に花見客をは
べらすでもなく、夜風に吹かれて飄々とした佇まいを見せている。
「な、穴場だろ?」
煙草をくわえている時のように口の端を上げ、得意げな顔をした羽根
意さんが僕を振り向いた。
「…誰もいませんね、凄い!」
「だから言っただろうがよ」
「こないだはやっちゃいましたからね〜羽根意さん。まさかあんな作
り物を本物と見間違えるなんて!今回は本当にあって良かったー」
「鉄平、てめぇ」
「アッ、すみません!」
ぐぐっと寄った眉間に慌てるけれど、羽根意さんは機嫌がいいのかそ
れ以上何もしてこない。
羽根意さんの機嫌が良くなるぐらいに、そして僕の口が軽くなるぐら
いに、夜の闇に浮かんだ桜はとにかく綺麗だ。…僕の口が軽いのは元
からだけど。
「とにかく、夜桜見物には十分だろ」
「はい」
羽根意さんは手元に目を落としながら、コンビニで買ったばかりの煙
草のフィルムを開ける。
僕は、シャープペンの芯やシャンプーの入ったコンビニの袋から缶
コーヒーを取り出す。
桜が見える位置にある石段に二人で腰を下ろす。
なんだか全て指示された段取りのように僕たちは自然と隣り合って座
った。
「なんだかなぁ…」
火を付けた煙草をくわえた羽根意さんの呟きに僕が顔を上げると、視
線がぶつかる。
「こないだのエセ花見ん時は、まだ五人一緒だったんだよなぁ」
真顔だった羽根意さんがふっと表情を和らげる。この瞬間が僕は好き
だ。僕ら五人のことを考える時、羽根意さんはとても優しい表情をす
る。きっと本人に自覚はないんだろうけど。
僕らがそれぞれの道を踏み出す前夜。
あの五人揃った夜のことを思い出す羽根意さんの表情に、僕もつられ
て笑う。
「エセ花見って」
「結果的に、桜じゃなかったからな」
「楽しかったじゃないですか」
「うるせ」
拗ねないでくださいよぉ、と言ったら、拗ねてねぇよバカ、と笑って
羽根意さんの手が伸びてきた。
首を絞められるのかと思って身を竦めたら、くしゃっと僕の頭を撫で
られる。
鼻先を煙のにおいが掠める。
「まぁでも」
僕の髪に触れたまま、羽根意さんは声をワントーン下げた。
「今日は、鉄平と一緒だからいいか」
「…羽根意さん、それってどういう」
「桜1本で十分かー、って意味だ!」
「なんですか、それ!僕には桜1本分の価値しかない、みたいな」
「おまえなぁ、桜1本でも相当綺麗だろうがよ」
「僕が相当綺麗ってことですか」
「わけわかんねぇこと言うなよ」
羽根意さんが変なこと言うからでしょう!と言ってやりたかったけど、
口を噤んだ。
夜で良かった。僕の顔はきっとちょっと赤い。
「…はい、羽根意さん、コーヒー」
「おう、さんきゅ」
煙草の火を消して携帯用灰皿に放り込んだ羽根意さんに缶コーヒーを
渡す。一瞬触れた指先を意識するまいとしたら、よけいにドキドキし
た。
「…なぁ、鉄平」
「はい」
缶コーヒーを口に運びながら、羽根意さんが桜を見つめている。
僕はそれを横目で見て、足もとに視線を落とす。
「来年は、五人で本物の花見出来たりすんのかねぇ」
「…出来ますよ」
「そうかぁ?来年の今頃、おまえ、試験勉強追い込みとかでひぃひぃ
言ってんじゃねぇの?」
「一晩ぐらい大丈夫ですよ」
「だといいけどな」
羽根意さんと同じように、桜を見つめた。
1本だけでも飄々と花を咲かせて、僕らの視線を集める桜の樹は、な
んだか僕らの中心にいつもいた大紀さんの様だな、なんて思う。
「少なくとも」
「ん?」
羽根意さんが僕の横顔に視線を向けるのを感じる。
僕は桜を見上げたまま呟く。
「少なくとも、僕は多分来年も羽根意さんとこの桜を見てるんじゃな
いかなって、思います。この桜が咲く度に、羽根意さんと“綺麗だ
なー”なんて言ったりして…」
根拠は、ないけど…。
語尾が消えそうになりながら呟いた僕の頭に、またふわっと羽根意さ
んの手が伸びてきて、そのまま頭を撫でられる。
「…そうだな」
返ってきた羽根意さんの肯定の言葉は少し照れくさそうで、きっと羽
根意さんも「今が夜で良かった」って思ってるんだろうな、なんて思った。
桜の樹は僕らのことなんて知らずに咲き誇っている。
来年もその先もずっとそのまま咲き続けてくれたらいいなって、僕は
こっそり思う。
637 :
風と木の名無しさん:2009/03/23(月) 23:55:32 ID:/jmbyD030
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱戸‥‥‥
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱江‥‥
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬼鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱子‥
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬼成成戸成豆鬼豆成戸戸成成成豆鬼鬱鬱鬱鬱豆‥
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱豆戸江江江江戸戸戸戸江江江江江江戸成豆鬱鬱鬱鬱江
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱豆戸江江江江江江江江江江子江江江江江戸成豆鬱鬱鬱鬱
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱豆戸戸江江子江江江子子子子子子子子江江戸戸成鬱鬱鬱鬱
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱戸江江江子子子子子子子子子子子子子江江戸戸成豆鬱鬱鬱
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬼戸江江江江子子子子子子子子子子子子江江江戸成豆鬱鬱鬱
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱成江江江江江江江子子子子子子子子子子子江江戸成豆豆鬱鬱
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱戸江江江子江江江子子子子子子子子子子子江戸鬼鬱鬼鬼鬼鬱
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱戸江子江江江江江戸鬼鬼豆成戸江子子子江戸豆鬱鬱鬱鬱鬼鬱
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱豆戸江江江江戸成鬼鬱鬱鬼豆成成戸江江江江戸戸成豆豆鬼鬱鬱
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱豆戸江江江江豆鬼豆成戸江江江江江戸戸戸戸戸戸江江子江戸成鬱
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱成江江子子子戸成江子子子子子子江江戸戸戸戸戸江江江子江戸戸鬱
鬱鬱鬱鬱鬱鬱豆江江江子子子江江子子子子子子江戸戸江江江江江江戸戸鬼鬼成成鬼
鬱鬱鬱鬱鬱鬱豆江江江子子子子子子子江江成鬱鬱成戸江子子江江江戸子鬱鬱鬱成豆
鬱鬱鬱鬱鬱鬱豆江江江子子子子江江成鬼戸戸鬱鬱豆戸子子子江戸江戸戸成成成成成
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬼戸江子子子子子子江子子子江江戸戸江子子子子戸江江江戸戸江江戸
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱戸江子子子子子子子…子子江江江子子子子子子江戸江子江江江子江
豆豆鬼鬱鬱鬱鬱戸江江江子子子子子子子子子子子子子子子子子子戸戸江子子子子戸
江戸豆鬱鬱鬱鬱成江江江江子子子子子子子子子子子子子子子子子戸戸江子子子子戸
戸戸成成豆鬱鬱豆戸江江子子子子子子子子子子子子子戸江子子…子戸戸子子子子江
江子成江江鬱鬱豆戸江江子子子子子……子子子子子江子子……子子戸戸江子子子江
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ 最シュー回に萌えてやっちまいました。ありがとうございました。
| | | | ピッ (・∀・ )
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
後輩×先輩 前提の同級生コンビ
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース
明日で終わる。
皆の期待を背負ってこの地に乗り込んで、なんとかここまでやってきた。
俺は俺なりに頑張ったし、この舞台で仕事をしているということに、感慨深いものさえ感じる。
そんなことを思っていると、向こうからあいつがやってきた。
「なぁ、なにやってるん?」
いつもは俺とダイヤモンドのてっぺんでコンビを組んでいるあいつが。
「いや、明日で終わりだなあって思って。」
「せやねー。良い形で終わりたいねー。」
相変わらずゆったりした関西弁で、緊張も吹っ飛ぶような笑顔で。
「明日で保くん一人占めできるの最後やと思うと、寂しいなぁ。」
そして思考回路を疑いたくなるほど、突拍子もないことを言い出して。
「………は?」
「せやから、あっち帰ったら保、久利とか三瓶の相手せなあかんやん。」
「いや、あの、おっしゃってる意味がよく分からないのですが。」
「保は浮気したらバレるタイプやと思うんよ。」
宇宙人の考えていることは本当に訳が分からない。
「酒…飲んでる?」
「飲んでへんよ!元々飲めへんし、大事な日の前に飲まんて。」
「じゃあ何?また高熱出しちゃった?大事な日の前なのに?」
「熱なんてあらへん!正常や!」
「わけわかんねーよ。分かりやすく説明してくれよ。」
「せやから、保、久利と付き合ってるんやろ。」
「…え?」
不意を突かれた。
「バレバレやねん。」
「えっと、久利とはそのー、あのー」
「本当に保は嘘が下手なんやな。」
そう言って目の前の人は笑いだした。
「顔に書いてあるもん。でもな、今一番近くにいるのは俺で、いつも一番近くにいるのも俺なんやで。」
この人のニコッとした笑顔を近くで見ていると、異空間に飛ばされたような、不思議な気持ちになる。
「せやから、これからもよろしく頼むで、相棒。」
そう言って俺にグータッチをかますと、トコトコと戻っていった。
「あ、別に告白とかとちゃうから。」
こんな言葉を付け加えて。
相変わらず何がしたいんだか分からなかったけど、なんとなく心が温かくなった気がした。
あと一日、あと一日頑張るぞ。日本で待っているあいつらへの最高のお土産のために。
そして、相棒との最高の思い出のために。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
初めて書かせていただきました。不手際がありましたら、申し訳ございません。
>631
ありがとうございます!!
ヤンオタ二人で花見ですか
来年もきっと二人で見れますよ
>>639 うわぁぁ萌えた!うんこの同級生二人も大好きだ!
相棒の絆のかっこよさも、甘酸っぱさも萌え萌えです!
明日…みんな幸せになれー!
>>608 待ってました!続きが読めて嬉しいです。
要所要所にネタやCMのフレーズが入っていて、腹筋が・・・!
残念ながら、今ここに大鳥を投下してる人はほとんどが
コピペ荒らしのようですが、また落ち着いたら投下して下さい。
のんびり待ってます。
>>639 まさか読めるとは…ありがとう
このほのぼのコンビも大好きだ!
>>608 悪かったで候に噴いてしまいました。なんだろうこの敗北感www
>>608 >「カスガワールドに行きたいかーー!」
声出してワロタww
こんなに面白いのに最高に萌えほとばしった。エロス滾り過ぎる。また姐さんの文読みたいです
>>638 最終回終わって、えらい萌えるわちょっと寂しいわの所にありがとう!
よい花見リベンジです
647 :
風と木の名無しさん:2009/03/25(水) 00:45:15 ID:74aCpr+OO
うめがてら、昨日はおめでとうな人たちの中のネタ。
某後輩×先輩、国内の後輩サイド視点で。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
ゲームが決まったとき、勿論俺は他の仲間らと一緒に大声を上げて叫んだ。
テレビのアナウンサーの声が聞こえないくらいに、こっちはこっちで大騒ぎ。
(いや、こっちはこっちで、まさに試合の最中だったりしたんだけど、それも含めて)
わあわあと団子になって喜びを分かち合う選手たちの中に、知った顔がいくつも見えた。
「あー、お祝いメールしなきゃなあ」
試合後のロッカ一ルームで、八重歯の先輩がひとしきり騒いだあと、ぱっと顔を輝かせて言った。
背の高い男前の先輩ときたら、俺はもう打ちましたとばかりに、携帯を取り出しにこにこしている。
「久利ー!一緒におめでとう写メすんぞ!」
「え、はは、俺はいいっすよ!」
「写りましょーよ、皆せーので〜」
細っこい弟分の後輩がニコニコせがむので、それにはちょっと根負け。
ほら、笑って笑って!と男前さんがカメラを向ける。かしゃん。
「あー!もう返事きた!」
「!」
数分もしないうちに背後から声がして、その時俺は着替えながら背中が引きつるような気がした。
一瞬で思いが鎌首をもたげる。あの人はどうしてる。
ああ、あの人。
あの人はどうしてるんだろうと。
あんなに顔をくしゃくしゃにして笑って、泣いて、誰かと何かを分かち合っていて。
「早いな〜枠」
「うわ、でも一言だけっすよ、ありがとだって。素っ気無いな〜」
「枠らしいですけどねぇ」
「…」
それがあの人からの連絡でないことに、何だあいつか、だなんて。
あんなに大喜びした後なのに、さっと冷めた反応をした自分に気づいて、俺は少し嫌な気分になった。
大丈夫だ、大丈夫。自分に言い聞かせる。
言い聞かせながらシャツを着る。
あの人のことを、一番わかっているのはこの俺だと。
「ああっ!那化字からも写メきたっ!」
「おー!見せろ見せろ」
「久利山さーん」
「ん?」
「型丘さんから、返事ないですか?」
ずぽっとシャツの襟から頭を出すと、後輩が相変わらず嬉しそうにニコニコ話しかけてくる。
見れば周囲は皆、それぞれの携帯電話を覗き込んだり見せびらかしたりしている。
「…え、何で?」
「あれ、まだなのかなー。中縞さんと一緒に写ってるからいいのかなー」
言って後輩はわいわい盛り上がる、先輩の群れに混じっていく。
未だなのかな。その無邪気な言葉が、存外俺にはぐっさり刺さった。
ゆっくりジーンズのポケットに手を当てる。その中の機械にそろそろと触れ、そして握る。
握り締める。誰にも知られないように、心の中は誰にもわからないように、そっと顔は笑っている。
あんたが遠い。あんたが遠いんだと、こんなに思い知ったことはない。
自分の携帯電話は、じっと握り締めるだけ。
ばらばらになってからずっと、誰にも言っていないけれど、あの人からの連絡はずっと無かった。
「…」
けれどそれが遠いしるしだとは思わなかった。あの人のことを一番わかっているのは俺だと。
そう思っていたし揺るがなかったから、ただ地球の上離れ離れでも、どうってことはなかった。
だから自分からも連絡はしない。あちらからも来ない。
「お、インタビュー始まるぞ!」
備え付けのテレビを抱えるようにしながら、先輩が笑顔で叫ぶ。
「久利っ!どこ行くんだーいいとこ見逃すぞ!」
「あー、ちょっとトイレ!すぐ戻ります!」
「早く早く待ってるから!」
何気ないふりで喧騒に背を向けて、すぐ戻るよとにこにこ笑って、部屋を出る。ぱたん。
「…」
扉を閉めると中の声が、それこそ地球の遠くのどこかくらいの距離からのような気がした。
また握ったままのポケットの、指先に力を込める。連絡なんか無い。自分からもしない。
あの人はテレビの中であんなに笑って、泣いて、誰かと何かを分かち合っていた。
俺の知らない何かを、俺で無い誰かと、あんな遠くでと、思えば思うほど息苦しくなった。
こんな風に、遠いと実感するのはいやだ。
こんな風に思うのは、もういやだ。
テレビ画面の中のあんたを追うのは、実はもう真っ平で。
あーあ、とため息をついた。
もうすぐ逢える。帰ってくる。
それを馬鹿みたいに待ち望んでいるくせに、胸のどこかにねじれた蛇のような感情があった。
遠いのは嫌だ。あんたに逢いたい。
でもあんたが帰ってきたら、帰ってきたらそのときは、もしかしたら。
「…もしかしたら、ひどいこと、してまうかもなあ」
想像する。多分100パーセント信じた目で、俺にただいまと告げるだろうなと。
そして俺は応えるんだろう。けれどただ、喜びだけじゃない。
あんたに、いとおしさだけじゃない。
気づきたくない、でも確実な嫉妬がそこにあった。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
嫉妬したりもしつつ、でも絶大な愛と信頼が渦巻く関係でいいと思う。
ちょっとはみ出た、ごめんなさい。
>>648 うぁあああ!!!これを待ってた!ありがとう!!!
燃えて萌えるわーw
>>648 ちょうど燃えて萌えていたところに…!
姐さんありがとう!
,-、
//||
// .|| ∧∧
. // 生 || ∧(゚Д゚,,) <最近はまりました。
//_.再 ||__ (´∀`⊂| <エロしかないですが、デュオの美形っぷりを
i | |/ ||/ | (⊃ ⊂ |ノ〜
| | / , | (・∀・; )、 <思い出して読んでくれると嬉しいです
.ィ| | ./]. / | ◇と ∪ )!
//:| | /彳/ ,! ( ( _ノ..|
. / /_,,| |,/]:./ / し'´し'-'´
/ ゙ / / / ||
| ̄ ̄ ̄ ̄ |,,./ / /,!\
| | / `ー-‐'´
| | ./
|_____レ"
月明かりが、辺りを照らす。
カーテンを締め切っていない部屋は、月明かりが二人を照らしだした。
一人はベッドに横たわり、あまりにも長いみつあみの髪をベッドの上に投げ出している。
その上に覆いかぶさるようにして、短い金髪の男が、一人。
「綺麗だ」
「…」
シェンが、デュオロンの長い髪を一房持ち上げる。
「お前を抱くよ」
ベッドの上。
出会ってからお互いの気持ちを確認したことなど一度もない。
ただ、酒を飲みすぎた。
酔ったデュオロンがベッドに横になっている無防備なとき、シェンが潜り込んできた。
デュオロンとて暗殺者。すぐに気配に気付いて身を起こしたが、力によって押さえ付けられた。
デュオロンなら抵抗できた。
しかししなかったのは、酔っていたからかもしれない。
「んっ」
口付けをされる。
口付けなどしたこともない。
デュオロンは口腔を貪るシェンを、ぼんやりと見つめた。
お前を抱くよ。
ああ、抱かれるのか、と思った。
不思議と嫌ではない。
男も女もセックスはした事がない。
そういう事に疎いデュオロンは、ただじっとしていた。
「抵抗しねーの?」
「…してもしなくても一緒だろう」
「ちっ」
その余裕ある態度が鼻についたのか、シェンが毒づく。
龍の刺繍のついたロングコートを一気に前をあける。
ボタンがいくつかとんだがきにしないでおく。
「…気に入っているのだから、丁寧に扱ってくれ」
「お前、これからヤられるんだぜ?もう少したじろげよ」
つまらなそうに言いながら、シェンがてきぱきと開いたコートからのぞくハイネックの服に、手を差し入れた。
肌に直に触られて、ひくんとデュオロンの体が反応した。
「あ…」
その刺激に、少し慌てたのはデュオロン。
きゅ、と乳首を摘まれると、少し高い声が出た。
「あっ!や…」
「今更やめないからな」
「んっ、待て、シェン」
「待たねえって」
服をめくりあげると、片手で乳首をいじりながら、唇はもう片方の乳首に吸い付いた。
「あッ!」
ついて出た喘ぎに、思わず口を手でふさぐ。
吸って、舌で転がす。
じわじわと快楽のようなむずかゆさがそこから広がる。
隣の部屋ではアッシュが寝ている。
あまり大きな声を上げては、気付かれてしまう。
「シェン…俺は…」
「ん?」
唇を離し、指でまだいじりながら、デュオロンはシェンの目を見つめた。
「隣の部屋にはアッシュが寝ている。それに俺はこういう事はした事がない…。お前はあるのか?男とこんな」
「女なら」
ただ一言。
しかしシェンは上機嫌だった。
今のデュオロンの体は、誰の体にも慣らされていない。
初めての相手は自分になるのだ。
こんな優越感はない。
「なら、さ」
くい、と、デュオロンの顎を指ですくい、軽く唇を押しあてる。
「優しくしてやるからさ、遠慮なく声出せよ。アッシュが起きるくらい」
「!アッシュは…、知られたくない、こんな所見られたくない」
アッシュには甘いな。
しかし、それにしてもデュオロンは、これからする性行為に恐れは抱いていないようだ。
少しでも恐がれば可愛げがあるのに。
「デュオロン」
「…」
じっと見つめる暗殺者の瞳が、愛しく思える。
「愛してるよ」
濃厚な口付け。
息をするタイミングすら失う。
少し苦しげに喘いで、服を脱いだシェンの背中に腕を回した。
「その気になったか?」
嬉しそうに、シェンが瞳を覗く。
少々とろけた瞳で、デュオロンはうなずいた。
「ん…」
「あ…、本当に、愛…?」
愛してるなんていわれたのは初めてだ。
にわかに信じがたくて、聞きなおした。
シェンはデュオロンの体を抱き、だんだんと下へさがっていく。
性器を手に持つと、デュオロンの体が震えた。
「ん!シェン…」
「愛してるよ。じゃねーとこんな言出来ねえって」
そういうと、ぱくりと性器をくわえこんだ。
デュオロンは頬を染め、きつくシーツを握っている。こんな事は初めてだ、仕方ない。
じゅぷじゅぷと音をだしながら、性器をなめ上げる。快楽が、脳内を満たす。
「あ、あ!シェン、それ以上は…!ああー!」
完全に立ち上がったそれは、精液をシェンの頬に出した。
口のなかではないだけましか、と、シェンは思う。
どろりとしたそれを指にすくうと、奥まった、後孔に塗り付ける。
「!?シェン?」
「なー。俺のも舐めてくれねえかな」
起き上がったシェンがデュオロンに見せたものは、かたくそそり立ち、今にも入れてしまいたくなるような性器だった。
デュオロンの手に、己のものを持たせる。
「すごい、熱い、な。大きさも…」
おそるおそる舌で舐めるようになる。
シェンは思う。たどたどしく、そんなに気持ち良いわけではないが、上から見たその光景は、実にそそる。
ちろちろと舐める赤い舌が、乱れた髪が、情欲を誘った。
「口の中でだされたい?それとも体の中でだされたい?」
「?」
「口は嫌か」
かたく大きくなったものを、デュオロンから離す。
代わりに二本の指を、デュオロンの口の中に入れて、しゃぶらせた。
指を離すと、デュオロンの下半身の方に移動する。
足を大きく広げさせると、後孔がよく見えた。
精液だけでは潤いが足りない。
よく濡れた指をあてがう。
「!っ…」
ずぶずぶと中へ入れていく。少々苦しそうにしているデュオロンが可愛くて、色んな所をつついてみる。
「あっ!なんか、変だ…、シェン、シェン…!ん!ん!」
「デュオロン、まだイくなよ?お楽しみはこれからだぜ」
指を引きぬくと、我慢も限界な己のものをあてがう。
,-、
//||
// .|| ∧∧
. // 止 || ∧(゚Д゚,,)
//, 停 ||__ (´∀`⊂| <いったん区切ります。
i | |,! ||/ | (⊃ ⊂ |ノ〜
| | / , | (・∀・; )、 <続きはまた今度です。
.ィ| | ./]. / | ◇と ∪ )!
//:| | /彳/ ,! ( ( _ノ..|
. / /_,,| |,/]:./ / し'´し'-'´
/ ゙ / / / ||
| ̄ ̄ ̄ ̄ |,,./ / /,!\
| | / `ー-‐'´
| | ./
|_____レ
>>648 亀ですが
待ってました姐さん!
萌えて切なくて崩れ落ちましたよ
愛情とか嫉妬とか、ギリギリのところがたまりません
ちゃんと出迎えるんだよ-
662 :
風と木の名無しさん:2009/03/26(木) 21:41:59 ID:slJLsvI40
、 /⌒ヽ, ,/⌒丶、 ,
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iカ / ,;;´ ;lllllllllllllii、 \ iカ
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i' ,._Ξミミミミミミミ彡/////ii_ |
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| iカ ;カ, |l l リリリリ川川川川l爪ミミilリ ,カi カi |
| iサ ;サ, |リ リリ川川川川川l爪ミミiリ ,サi サi |
| iサ ;iカ, | リ彡彡川川川川|爪ミミiリ ,カi :サ、 |
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;カ, |彡彡彡彡リリリミミミシ ,カi
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;メ'´ i彡ノリリリリリゞミミシ `ヘ、
;メ ヾリリリリノ巛ゞシ `ヘ、
;メ ``十≡=十´ `ヘ、
ノ ゞ
664 :
風と木の名無しさん:2009/03/26(木) 21:45:17 ID:slJLsvI40
vymyvwymyvymyvy ザッ
ザッ MVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、
Λ_ヘ^−^Λ_ヘ^−^Λ_ヘ^Λ_ヘ
ザッ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ
__,/ヽ_ /ヽ__,.ヘ /ヽ__,.ヘ _,.ヘ ,.ヘ ザッ
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665 :
風と木の名無しさん:2009/03/26(木) 21:46:26 ID:slJLsvI40
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風と木の名無しさん:2009/03/26(木) 22:15:05 ID:slJLsvI40
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風と木の名無しさん:2009/03/26(木) 22:15:36 ID:slJLsvI40
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風と木の名無しさん:2009/03/26(木) 22:16:29 ID:slJLsvI40
腐女子さんこんばんは^^
669 :
風と木の名無しさん:2009/03/26(木) 22:17:37 ID:slJLsvI40
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱戸‥‥‥
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江子成江江鬱鬱豆戸江江子子子子子……子子子子子江子子……子子戸戸江子子子江
…容量ギリギリなので埋めますね。
669のって何かよくわからんので目を細めて見て見たら、横向きのゴリラに見えた。
ゴリラではないの?
>>671 ぐるっと囲んでる黒い部分が髪の毛、中央の黒いのが眉と目で、
人の顔の上半分じゃない?誰かは分からないけど。
( (
( ( (. )
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} . .....:::;::;:;;;;彡{´・ω・`) >>次スレでお会いしましょー
!, . .:.::;:;;;彡 と:.......
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