ヘタリアで801

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884風と木の名無しさん
著者初単行本で、総描き下ろし。
 ある意味ではパロディとも呼べなくはないが、同人的な二次創作ではないオリジナル。
 人気の原作付きでも無いし、話題作のコミカライズでも無い。
 そんな条件で、商業漫画誌的には「突発」な登場となる本作、
ウェブ漫画好きなら未知の人がいないんじゃないだろうか? 
 賛否両論の部分もあるとは云え、知名度の高さは圧倒的だ。
 日本名産と云えるかも知れない「擬人化」。万物に神々を見た日本古来の性質は、
動物どころか、物体や現象までをも「擬人化」するのが得意。
「ヘタリア」 が「人」と見なしたのは、何と「国家」である。
 ○○人って、こんなタイプだよね…なんて、ステロタイプを笑ったギャグなら、各国にある。
ブラックなユーモア好きなイギリス人なんかも得意だ。
 そんな「○○国」を擬人化したのが、「ヘタリア」の登場人物達だ。