北海道では野生動物にも注意が必要です。
特に危険なのが、北海道に100万匹ほど生息するヒグマです。
マタギと呼ばれる自警団により、市内へのクマの侵入は阻止されていますが、
札幌市から一歩でも外に出てしまえば、高い確率でクマに襲われます。
札幌市との境界にはバリケードが張られ、有刺鉄線が幾重にも張り巡らされていますから、
観光客がうっかり市外に出てしまうことはまずありませんが、泥酔時などは注意して下さい。
なお、年に数回、クマの大群によりバリケードが突破されることがあり、
その場合は、マタギはもとより、市民にも相当の死傷者が出ます。
クマの他にはキタキツネにも注意が必要です。
キタキツネはエキノコックスという寄生虫に100%感染しており、接触感染はもちろん、
場合によっては空気感染もありえますので、キタキツネを目にした場合は、
直ちにその場から離れ、しかるべき医療施設にて、必ず感染の有無を検査して下さい。
なお、検疫を受けなければ本州へ戻ることはできません。
また、北海道のどこかでは、老人が自分の所有地を「王国」と言い張り、
敷地内で危険な野生動物を多数放し飼いにしているという噂です。
真偽の程は確かではありませんが、それらしき場所を見つけても決して近づかないようにしましょう。
【観光難易度 ★★★★☆】
北海道テンプレ終了