【札幌市】
北海道において、唯一観光可能な都市が札幌市です。
とはいえ、自然環境の苛酷さは東京とは比べものにならず、
特に冬場の観光は市内であっても凍死者が続出するほど危険なものです。
冬場の札幌観光は自殺行為であると弁えてください。
ただし、夏場であっても、突発的に気温が下がり、吹雪に襲われるケースもあります。
いったん吹雪に見舞われると、1メートル先も視認できないほど視界が悪くなりますので、
下手に移動すると遭難する恐れがあります。吹雪が発生したならば、その場から動かず、
ビバーク(露営)などでやり過ごすして下さい。
なお、札幌市も吹雪対策として、首に樽をぶら下げたセントバーナード犬を多数放し飼いにしてありますので、
露営中にバーナード犬を見つけたら確実に捕らえるようにしましょう。樽の中にはブランデーが入っています。
札幌の楽しみはなんと言ってもすすきのです。すすきのとは札幌最大の遊郭街のことです。
遊郭は、寒さの厳しい北海道で互いに裸になって身を摺り合わせることから発展した文化と言われます。
「体を摺り合せ、凍死の危険を収めること」が詰まって「擦擦危納」となり、そこから「すすきの」という地名に発展しました。
すすきのは農作物が一切育たない北海道における、ほとんど唯一の収入源です。
現に札幌市の8割以上を遊郭が占めています。残りの2割はラーメン屋とカレー屋です。