ちんこ日記 2冊目

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194風と木の名無しさん
さらに、執拗に、嫌がらせのように続き(や、でもこれでおしまい)

○月○日

きょう、お友だちが言った。
「ずいぶんれんしゅうしたよな」
「オウ」ご主人さまは言った。
「じょうずになったよ、いろいろ」
「オウ」
「じゃあな」
「オウ」
━━げんきでね
━━げんきでね
195風と木の名無しさん:2008/06/13(金) 22:34:35 ID:ohyXrROP0
○月○日

しばらく、ご主人さまのごようがおしっこだけだったせいか、
けさもぼくはご主人さまが目をさますずっと前からおきていた。
お昼すぎまではそのままだろうとおもっていたけど、でんわがなった。
「なんだ日ようの朝っぱらから」
でんわのむこうで、いいから来いはやく来いという声がしていた。
「じゃ、1じかんな」
「30ぷんで来い」

ご主人さまは出かけるしたくをしてしまったあとで、
「なんだ、いまさらっ」と言いながら、べっどのおふとんをなぐった。

そとはいいてんきだった。
でんわがなった。あと5ふんくらいだとご主人さまは言った。

でんわがなった。
「5ふんたったぞ、こんちくしょう」という声がきこえた。
あと1ぷん、ご主人さまは言った。


でんわがなった。
「1ぷんたったぞ、このやろう、ふざけんな。さっさと来い、はしって来い」
「めいれいすんな」
「1ぷんって言ったのはおまえだぞ、やくそくまもれ。
あああっ、おまえ、どっかから見てるんだなっ」

えいがかんの前で、お友だちが、手にもったでんわにどなっていた。
けいこうとうのわっかを頭にのせていた。