*9が指定したカプ・シチュに*0が萌えるスレPart12.5
☆★☆★☆初 心 者 の人はまず 熟 読 してね☆★☆★☆
*0を踏んだらたとえ無理でも、リロミスでも誤爆でも、
とにかく*9の指定した内容で、萌える思いを書き綴ってください。
■*9リクはわかりやすいもの推奨。無機物、非生物不問。
■*9*0とも、あからさまに二次創作とわかるような固有名詞は避けましょう。
■*0を踏んだ人物が12時間無反応の場合は権利消滅となります。*0以外の萌えたい人どうぞ。
■*9から24時間経過でお流れです。(24時間経過後に萌えたい方はまとめに投下して下さい)
■*0の先行ゲトは禁止です。全部書き上がってから投下が原則。
■リロミスなどで*0以外の人がスレに萌えを投下した場合は、まとめサイトに収録されません。
■*0じゃないけど萌えた人や続編等はまとめサイトへどうぞ。
■投下者本人以外が続編を書くことは原則禁止です。
□801ルールについて
801ゲトした人は「あなたの好きな○○」と言う形でリクしてください。
ex.好きな曲・好きな映画
萌えたい人は自分の好きな○○を自由に使って萌えてみてください。
投下はまとめサイトの専用BBSへ!
☆★☆★☆979でリク終了、980の萌え以降フリーです☆★☆★☆
スレ建て宣言してから次スレ建てて下さい。
前スレ
*9が指定したカプ・シチュに*0が萌えるスレPart12
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1194765383/ まとめサイト
http://910moe.web.fc2.com/ ☆★☆★☆投下・リクの前には リ ロ ー ド しる!☆★☆★☆
では最初の*9目指してまわします。
2 :
1:2007/12/27(木) 03:50:38 ID:nwjq0+MX0
途中でdat落ちしてしまったみたいなので、立てました。
3 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 03:55:37 ID:Ek4IlLzp0
今はあらしが来ているので、新スレ建ては控える方向で話がまとまっています。
ここは建てちゃったのでしかたないですが、一度自治スレ見てください。
4 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 05:47:09 ID:m8EIBLdM0
今立てても落ちちゃいますよー
------------------------------
!このスレに書き込もうとしている俺のハニへ!
このスレはスレ番号450〜500の間にあったりするかい?
もしそうなら、メール欄に何も書き込まずにレスして欲しいんだ。
しばらくはあんまり下のほうにあると、スレが消えてしまうかもしれないからね。
頼んだよ可愛い俺のハニ!!
5 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 06:49:15 ID:sgBnQujX0
保守
6 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 07:51:35 ID:K4zQ/YyfO
ほ
7 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 07:51:49 ID:sgBnQujX0
保守
落ち着いたぽいので指定ドゾー↓
口下手な人の告白
前スレ、レス番どのあたりで落ちちゃったんだろ
落ちる前の話が「味覚障害萌え」だったな。
べっかんこで確認してきた
26日の14:05:28、279で止まってる
ちなみに指定は
「変身ヒーローと共闘する刑事。実は正体の方でも非常に親しい人だけどそれは知らない」
でした
ちょっとおもしろそうだな、それ。
この場合投下するならまとめサイトだよね。
不測の事態だったから、こっちでもよさそうな気がするなぁ
>>19をその指定にするとか…?
でもややこしいかな。
うーんでもそれだと
>>19を取った人が指定をしたかった場合が可哀相
だしなあ…
>>19に別の指定があったらそっち、「むしろ
>>12の指定が見たかばい」
という事だったらそのままコピペしてもらう、というのはどうだろう?
前者だったら投下はまとめサイトにヨロシクという事で。
16 :
風と木の名無しさん:2007/12/29(土) 09:54:34 ID:Yp09GF0fO
>>19に限定するんじゃなく、この先*9を取る人にお任せでいいんじゃない
書きたい人が書いてまとめに投下というのも今までのルール通りだし
復活に気づいてない人もいるかもしれないのでageまわし
まわし
気を取り直してどうぞ
じゃあ
>>12の
「変身ヒーローと共闘する刑事。実は正体の方でも非常に親しい人だけどそれは知らない」
この町に怪人が現れるようになったのと時を同じくして、奴が現れるようになった。
正義の味方だか何だか知らないが、俺が怪人から人々を守っていると必ず現れる。
そしてさっさと怪人を倒して去っていく。
おかげで刑事としての俺のプライドはズタズタだが、
人々の平穏な生活が守られるなら俺のちっぽけなプライドぐらい安いものだ。
それにしても最近本当によく奴と会う。
たとえ俺がいようといまいと怪人が現れたら奴も現れるのだろう。
たまたま怪人の出現回数が増えてるだけなのかもしれない。
だが、そう考えても腑に落ちないぐらい奴に会うのだ。
「なあ、どう思う?」
「それ俺に聞かれても…。偶然だと思うけど。」
確かになじみの喫茶店のマスター代理に聞くことじゃないかもしれない。
だけど、幼い頃から弟のようにかわいがってるこいつにはつい何でも話してしまう。
「そうだよなぁ、何か理由があったとしても想像も付かないしな。」
「そうそう偶然だよ、きっと。」
偶然ということにしておいてもらわないと困る。
俺があんたを、
一番大切な人を守るために仮面の下では必死の形相で戦ってるなんて言えるわけがない。
正義感の塊のようなあんたは、すぐに無茶をする。
だからあんたの隣にたって戦えるのはハラハラするけど、楽しい。
でも、きっと、これからこの戦いはもっとずっと厳しくなる。
楽しんでる余裕なんてなくなるだろう。
あんたをまきこみたくはない。
あんたの傷つく顔、もう見たくないんだ。
だから、あんたは何も知らなくていいよ。
嘘をつくことぐらい平気。
この町を、一番大切な人を守るためだから。
弟のように思っていたこいつのひそかな決意とその想いを俺が知るのは、それから半年も後のことだった。
続き気になる・・・!GJでした!
ようやくスレに辿り着いたら早速萌えが・・・!
ヒーロー可愛いよヒーロー
19GJb
こっそり怪人×刑事に萌えてしまった自分は寒風摩擦してくる。
25 :
風と木の名無しさん:2008/01/01(火) 06:59:54 ID:AzYNTJcHO
あけおめ!
今年もこのスレが盛り上がりますよう祈願しつつまわし
あけおめ!
今年もたくさんの萌えに出会えるよう祈願しつつ…
あけおめ〜
新年一発目のまわしを
↓あけおめどぞ〜
演劇部×野球部
残念お流れまわし
まわし
まわし
まわしまわしてまわされて
リクされる側が書きやすいリクってあるかな
運なのかな
まわし
まわっし!
まわしまわし
回し
さあ踏め!
年賀状
2年になってやっと同じクラスになったその友人は、基本的にうるさい。
馬鹿のくせに、他人の領域にはズカズカ入るくせに、意外と本人は秘密主義だ。
ただ異様に人なつこくて明るくて、まぶしかった。
だからって、別に。ほだされたとか、そんなんじゃない。全然。
今も放課後の教室で、何が楽しいのか僕の眼鏡を掛けてみせ、
似合う?などとしきりに訊いてくる。
それが飽きたら今度は僕の髪でも弄り出すんだろう。好きにしろ。
いや、いつもなら足でも踏んでやるんだが、今の僕はそれどころじゃなかった。
12月も残りわずかという今日この日、僕はある使命を果たすべく、
タイミングを計っていた。
さりげなく、なるべくさりげなく…
「どうしたの?」
「ハァア?!」
「うわっ!…いや、なんか大人しいと言うか、それでいて鬼気迫ってると言うか…」
「…別になんでもない。そんなことよりお前、年賀状書いたか?」
「年賀状?メールで良くね?」
……。
こ ん ち く し ょ う 。
「え、なになに?なんか俺変なこと言った?」
こ、こいつ今日に限って空気読むなよ流せよ僕が恥ずかしいだろ!
「うるせぇこの礼儀知らずがあああああ!」
「えー?!何ギレ?!何ギレなの?!」
メールじゃ住所分かんないだろ!この馬鹿…!
数十分後、僕が貸していた数学のノートに自分の住所を書き込みつつ、奴が言った。
「あれ?そういやお前、俺んち来たことなかったっけー?」
ないよ。お前いつも僕の家には来るけど、お前の領域には入れてくれなかった。
だから訊きたかったんだろ。
訊くのに勇気要ったんだろ。
「お前の部屋って居心地いいからなぁ。入り浸ってたから気付かなかった」
悩んだ僕は何だったんだ。
悩んだ日数分返せ。何かで埋めろ。この馬鹿。
「な、大晦日、俺んち泊まんない?」
…考えてやらんでもない。
…僕の年賀状が届く前には絶対帰らなくては。
>>40-41 乙っ!禿げ萌えたっ!!
年賀状に何て書いたんだ僕ww
むしろ二人で居る間に年賀状が届いてあまーい展開になってほしい
うわー!
かわいいな!すっごい萌えたよ!ありがとうありがとう
初々しい距離がいいなあ
これは萌えるwww
GJまわし
まわし
僕は去年のスレ9-169みたいなことを書いたんじゃないかと妄想しつつまわし
さてと。踏んでもらおうか
二人まとめて
握り締めた銃把が汗でぬめった。
不快な感触に眉をしかめ、さりげなく腿のあたりで手を拭う。
「緊張してるんですか」
見咎めてか、隣の男は囁くようにそう言った。
「二人まとめてあの世行き、ってのは勘弁して欲しいところだな」
こちらも状況が許す限りの音量で返す。
幾度か死線をくぐり抜けて今ここに立っているわけだが、
今度ばかりは生きて帰れる気がしなかった。
最悪、こいつだけでもなんとか。
弱気な考えがちらりと脳裏をかすめる。
「お供しますよ、どこまでも」
見透かしたようなタイミングで、相棒が口を開いた。
つられて声のする方を向く。
全身泥と埃にまみれた姿に、見慣れた小綺麗なインテリの面影はなかった。
乱れた髪の下で、目だけが剣呑な光を宿して爛々と輝いている。
こんな時に冗談をいうような男ではないから、さっきの言葉は本気なのだろう。
生きるも死ぬも運命を共にすると、そういっている。
だったら俺は、こんなところでくたばるわけにはいかない。
「覚悟が決まったかい」
できるだけ軽い調子で問いかける。
「一緒に死ぬ覚悟が、ですか?」
「一生俺の相棒でいる覚悟がだよ」
視線がかみ合った。やつは思いがけず笑ってみせた。
迷いのない、いい笑顔だと思った。
ざわついていた意識がすっと凪いで、五感がクリアになる。
遠くでまたひとつ、銃声が聞こえた。
>>50乙&GJ!
パートナー萌えの自分は禿げ上がったよ
おおおう。萌えた!gj!
なるほどこうきたか…!
萌えましたまわし
大変な状況でも、相手のいい表情で五感がクリアになるって
そういうのすごい萌えるなぁ。お互いを一生大事にしてください!
全私が禿げた…!GJ
まわしまわし
まわーし
さあ、踏んでけ!
悪堕ち
60 :
1/2:2008/01/09(水) 16:31:04 ID:/gUeVE8J0
「おや、これは手ひどくやられたものだね」
獄につながれた青年は床の上で上体を起こし、声の主をねめつけた。
その鋭い視線を受け止めて、壮年の男は白々とわらってみせた。
数日に渡る拷問は精悍な面差しに濃く疲労の影を刷いていたが、心は折れていないようだった。
絆の力が、青年をあちら側につなぎ止めている。
その強さを、男は認めざるを得なかった。
しかし、いかに密な結びつきとて弱点がないわけではない。
やり方さえ間違えなければ、思いの強さを逆手にとることも出来る。
しばし言葉を吟味して、男は穏やかに語りかけた。
「君が何故これほどまでに頑なな態度をとるのかは分かっているよ。
我々に与しないことで”あの男”に義理立てしているつもりなのだろう?」
青年は応とも否とも答えなかったが、聞こえていることは確かだった。
男は気にするふうもなく話を続ける。
「あれはひどい男だ。君のことなど、精々使える手駒としか思っていない。
君は命すら捧げる覚悟のようだが、向こうがどれほど君の価値を認めているのか、甚だ疑問だね。
……一度でも、君の手柄を褒めたことが?」
青年の表情がぎくりと強張る様を観察しながら、それ見たことかと胸のうちで嘲笑った。
付け入る隙を与えたのは奴の手落ちだ。
ひたすらに鍛え、正しい方向へ導いてやることだけが愛だと信じて、
常に青年の行いを厳しく律してきた。その結果がこれだ。
十の叱責のうち一度でも、甘い言葉をかけてやればよかったのだ。
「長年そばにいながら、君の思いに応えようとはしなかった。
はっきりとした態度をとることもしなかった。それは――」
61 :
2/2:2008/01/09(水) 16:31:48 ID:/gUeVE8J0
「やめろ!」
青年は動揺もあらわに叫んだ。聞きたくないといいたげに激しく首を振ったが、
両手を拘束されていては耳を塞ぐこともできない。
「――君をつなぎ止めておくのに都合がいいからだ。君の力を、ていよく利用したのだよ」
青褪めた顔に、ゆっくりと絶望の表情が広がってゆく。
男は青年の傍らに片膝をつき、冷たい頬をそっと撫でた。
「かわいそうに。今までさぞ辛かっただろう……」
揺れ動く心のうちを男は的確に読んでいた。あと一押しでおちる。
決定打となる台詞は、あらかじめ用意してあった。
顔を寄せ、息がかかるほど近くで囁く。
「あの男を捕らえることができたら、君にくれてやろう。好きなようにするといい」
青年の双眸に暗い光が宿るのを見届けて、男は満足げに頷いた。
「君はあの男が認めるよりもよほど優秀だ、私にはわかる。
これからは私のもとで、その力を存分に揮いなさい」
「……仰せの…ままに」
青年はうなだれたまま、ついに掠れた声を押し出した。
男は目を伏せ、無意識に古傷の継ぎ目を指でなぞった。
実際、青年は優秀な懐刀になることだろう。
純粋なものほど染まりやすく、狂わされたと気付いても既に後戻りは叶わない。
彼は運命を選んだのだ。
かつて、自分がそうしたように。
>>60-61 過去最強に禿げ上がるほど萌えた…!!
その後の展開まで妄想しちゃったよ
青年×「あの男」でも壮年×青年でも良い…!
超GJまわし
壮年の男の過去が気になる。
出来れば青年には違う道があってほしいなあ。
引き込まれました!
大好物だ。ひゃっほう!
GJ!
テラ萌えス
最近SS系0ゲトーが多いので久々に萌え叫び系がみたいまわし
それじゃ踏まれてみる。お題ドゾー↓
ヘタレ×天然
ヘタレって、特に好きな人の前だとかっこよく振舞えないよね。
好きな人に振り向いて欲しくて頑張ってるのに
その頑張りが報われないというちょっとかわいそうな人のような気がする。
だけど天然が相手になると、ヘタレのヘタレ行動が
フォローされると思うんだ。
例えばヘタレが告白しようとしてるシーンで
「て、天然!俺はお前が…す…す…なんでもない…」
「そっか、なんでもないのか。ところで俺、ヘタレと手繋ぎたいなー」
と天然の発言でヘタレは告白できなくても、何かいい感じになる。
だけど天然に振り回されて『いい感じ』だけで終わっちゃったりして。
可愛くももどかしい組み合わせじゃないかな。
こういう語り久し振り。
天然つええwww
ヘタレはたまりませんな!!
天然GJ・・・!まわし。
まわしますぜ
もどかしい。だがそれがいい
なんてったってヘタレはヘタレだし相手が天然だからな。まわし
まわし
まわすの手伝いますよ
さぁ、おふみ!
ネタ扱いされる男(2ちゃんねる的な意味で)
難しいねまわし
まわしませそ
まわし
たわし
しきし
83 :
風と木の名無しさん:2008/01/15(火) 01:34:10 ID:/Lz2C2Xv0
ま
わ
し
まーわーしー
まわし
まわまわ
まわし
さあ踏んでください
筋肉
眠っている彼の背をそっとなぞる。
学生のころから均整の取れた体は変わっていない。
たくましい腕、引き締まった腹筋、無駄な肉のないきれいな背中。
俺の体とは大違いだ。自分の弛んだ腹を見て思わず苦笑が漏れる。
疲れているのだろうか。
背中から腕をなぞりだしても一向に起きない。身じろぎもしない。
疲れといえば、筋肉痛が2日後に来るとか言ってたな。
俺は3日後だった、と言ったらおじいちゃん呼ばわりされた。
変わらないように見えても、お互い少しずつ年をとっているのだ。
いつの間にか小学生の子供がいたっておかしくない年になってしまった。
こいつの年の割りにしっかりした腕に抱きしめられるのは可愛らしい奥さんで、
がっしりとした肩にしがみつけるのは彼に良く似た子供であるべきなのだ。
こんな中年男でいいはずがない。お前にはそっちのほうが似合ってるよ。
お前が子供好きなことも、どういう子がタイプかも、みんな知ってる。
規則正しく上下する背中に、いつもしていたより少しだけ長く口付けて
俺はベッドから抜け出した。
ふぉおおGJ!!
中年カプ主食まわし!!
雰囲気あって萌えた(*´д`)
色々と妄想しがいがある…!
弛んだ腹は必殺! メタボリック・シンドロオォォォム!
ごめんなさいまわし
引き締まった腹筋もちょっと気になるお腹のおにくもどっちも大好物だ
gj!
きんにくが すきです
おさーん かぷは もっとすきです
GJ
まわすの手伝おうか
ではどぞ
日付が変わる
特別な日(好きな相手の誕生日とか)って、日付かわった瞬間に
メールしたり電話したりしたくなるよね。
その時のいろんなタイプの攻め受け反応あれこれ考えると萌え!
例えばヘタレ攻めなら、日付かわった瞬間にメール送ろうとして
でも受け寝てるかも迷惑かもってぐるぐる悩んでる内に日付
かわって一時間経ってたり。
ツンデレ攻めに健気受けがすごーく長いおたおめメール送って
ツンデレは「うざい」って返信したあと、書き忘れたからとか
言ってお礼電話したり…
色々考えると妄想止まらないんだぜ!
おお、語りGJ!
自カプがツンデレと健気ヘタレの組み合わせなので
両方の誕生日想像してむちゃくちゃ萌えたwありがとう
「ヘタレ」を入れる箇所間違えた…
ツンデレヘタレと健気な子の組み合わせでした
健気ヘタレも乙だがなw
語りGJ
なんか話一本作れそうだなwwwまわし
語り乙!
ヘタレツンデレ可愛いwwwまわし
まわすよ!
まあ、鷲
さあ、俺を踏め!
成人式or同窓会
来るだなんて、思いもしなかった。
心のどこかではなから来ないものだと思い込んでいたから、全く思考に掠めもしなかった。
小中を共にした懐かしい顔が並ぶ中に見つけた顔を、一瞬理解できなかった。
「おい立花、見ろよ。あいつ菊池じゃね?」
随分と頭身が高くなって、あの頃見下ろした目線が見上げた先にある。
女のような顔をしていた菊池は、男らしさが面差しに見え隠れする華やかな男になっていた。
そうだ。あの頃菊池はなよなよとして、友達も女ばかりだった。
男だか、女だかが曖昧なあいつが気に食わなくて、気持ち悪くて。
俺は、幼稚な残酷心でもって菊池をいじめ抜いたのだ。
「立花君」
式の半分は、やれ誰が可愛くなっただの、今どうしてるのかだの雑談を聞き流しているうちに終わった。
ざわついた会場の外で肩を叩かれ、俺は随分怯えた顔をして振り返ったように思う。
きんきんと耳障りだった声は、すっかり低く心地良いものになっていた。
「………き、くち」
元気してた?久しぶりだね。立花君変わったねえ、わかんなかったよ。
振り袖姿の女子がきゃあきゃあと、爽やかに微笑む菊池を見て騒いでいる。
お前、そんな風に俺と喋ったことなんかなかったじゃねえか。そんな顔したことなかったじゃねえか。
オトコオンナと囃し立てて、それにべそべそと泣くしかなかった菊池を見ると胸がすっとした。
同じ分だけ、もやもやとした。悪循環ばかりで、その関係に友情の欠片もなかった。
思春期の悪乗りで、俺は菊池の下着を剥いだこともある。
今思えば、何がそんなに楽しかったのかさっぱり分からない。
ただ、もっと違う接し方だってあったはずなのに。あの頃の俺にはそれがひどく難しいことだったのだ。
「……俺、」
「立花君?どしたの?」
掌にじわりと汗が滲む。ネクタイで締まった襟元が苦しい。
菊池はずっと笑顔だ。何事もなかったように。
俺は、何事もなかった顔をして、いいのだろうか。
昔はバカやったなあ、ごめんなあ、なんて。
酒でも飲んで、いや俺お前と友達になりたかったんだけどさあ、なんて、
「覚えてる?」
大人びた指が伸びて、俺のネクタイを何気ない仕草で緩める。
すっと、呼吸が楽になった気がした。
「俺は忘れたことないよ。今まで、一日だって、眠ってるときだって。
彼女のこと考えるよりも、立花君のこと考えてた」
つい、と人差し指が首筋を撫でた。
優しく、綺麗に笑う菊池を目の当たりにして、俺は取り返しのつかないものを失ってしまったことを知った。
時間の流れは色々な意味で残酷……良いもの見させて貰いました。
これで菊池に愛情のかけらもないと個人的に倍率ドンだな。
萌えた(*´д`)
ここは是非菊地の鬼畜攻で
このスレにはツボ師が常駐しているようね。
萌える!!
まわしまわし
ここはひとつ今でも君を憎んでるでお願いしたいまわし
これは好みの展開www
続きを妄想しつつまわし
うっかりヤンデレ攻を妄想しつつ萌えまくってまわし
30代やもめ男×偏屈な専門家
残念まわし
まわし
まわし
まわれ!まわれ!
まわしてしんぜよう
まわしまっせ
マッワーレ
だが回る
やはり回る
@田舎
130 :
風と木の名無しさん:2008/01/27(日) 00:44:14 ID:eJgr0j9kO
残念お流れ
131 :
風と木の名無しさん:2008/01/27(日) 02:15:34 ID:TnTPD4cZ0
やはり昔ほど活性化しないな。
でもせっかく久々に見つけたのでいろいろ期待まわし
一時期よりよくなってると思うけどね
まわしますぜ
萌えをもとめてまわすんだぜ
田舎書きたかったなまわし
どうぞー↓
深爪
「…あっ!痛っ」
またやってしまった。
「気をつけろって言ってるだろ。ばか」
「ごめんごめん」
離れてしまった細くて長い指に再び触れる。
「今度は丁寧にするから」
もう一度ごめんと呟いて傷つけた指を口に含むと、君は真っ赤になった。
君は爪の手入れすら面倒臭がるからせっかくの綺麗な手が台無しだ。
清潔にしておくために短くしろよ、と言ったのが始まりで爪切りは僕の仕事になった。
いつも切りすぎて怒られる。
君は知らないだろう?伸びた爪が僕の背中に傷跡を残していると。
君は知らないだろう。爪痕を見るたび僕の心が痛むことを。
今日も僕は君の爪を切る。もう君が僕の背中に過去を刻まぬように。
むしろ僕が君に跡を残せるように。
「何笑ってんだよ。気持ち悪いな。早く切るなら切れよ…痛い!」
「ごめんってば」
「わざとかよ」
うん。わざと。
ほのぼのなのに切ない話だなぁ。
爪切ってる方が別れを覚悟している感じ?
爪を切ってあげるっていうほのぼのシチュなのに、怖い。
GJでした。
切ないなまわし
亀だけどまとめサイトに田舎投下したよまわし
ありがたく頂いてくる
>143乙華麗なんだぜまわし
舞わし
ぐるぐるまわす
お前に踏まれるなんて…
悔しいっでも(ry
喧嘩友達
150 :
1/2:2008/01/30(水) 23:58:15 ID:chNRHpsC0
「誉れ高き勇者殿ともあろうお方が私如き一介の使用人にいちいちいちいちいちいちいちいち
突っかからないで頂きたいものですねえうっとおしい」
「普通の一介の使用人は魔王討伐に来た勇者を何度も何度も何度も何度も落とし穴に落とさねー
んだよ!てか何だあのこの間の落とし穴は!中身ぎっしりナマコってどんな罰ゲームだコラ!」
「ああアレは某南の島に大量に生息するナマコを捕獲・飼育した『対侵入者撃退用自由落下式罠
325番:通称必殺ナマコ穴』と申しまして、落ちた相手の精神的ダメージに対してコストが
少なく皆様には中々の好評を博しております」
「皆様って誰だよ!っつーかそのネーミングセンスはどうなんだ!!」
「ちなみに彼の島では亡くなられた方がナマコになるという伝承がございまして、落ちた方には
もれなく悪寒とラップ現象のオマケ付き」
「二重の嫌がらせをするな!宿での心霊現象の原因はそれか!」
「ああ、今日は大勢の方々を引き連れているなと思ったらそういう事でしたか」
「え、今日は俺一人…ってさらっと怖い事を言うな!何が見えているんだお前!?」
チリリン
「…ああ、魔王様のお茶の時間ですね」
151 :
2/2:2008/01/31(木) 00:05:41 ID:FO5Qgqad0
「っておい!手前まだ話の途中だぞ!」
「はいはい話はお茶の支度をしながらお聞きしますよ。来るならどうぞご勝手に」
「くっそ毎回このパターンだな…魔王の城の厨房を熟知してる勇者ってどうなんだ。っつーか厨房に
勇者を入れていいのかよ魔王城使用人。俺が毒とか仕込んだらどーすんだ」
「魔王様は毒ごときで害される様なお方でもありませんから。パターンといえば毎回毎回魔王様の
所へ行く私をつけて毎回毎回罠にかかる学習能力の無い何処かの誰かさんが居るようですが、今日は
やめておいた方が良いですよ」
「ほっとけ!…って今日は何かあんのか?」
「いえ、…今日は私の監修した罠を点検する日なので、仮に仕掛けている罠が少々危険なだけです。
M的な趣味があるのなら止めはしませんが」
「あるかボケ!…あー、その、だな。紅茶に美味い茶菓子が付いてくるのなら、今日は、動かんで
やっても、いいかもしれん、ぞ?」
「…昨日焼いたクッキー位しかありませんが」
「あーお前は性格の悪さに反比例して料理の腕は一級だからな!しょうがねえな!今日は魔王討伐は
やめにすっか!魔王に茶を出したらお前も茶に付き合えよ!今日はたっぷり勇者の偉大さについて
語ってやらあ!!」
「どうぞご随意に。…時に偉大なる勇者殿、後ろの方々にもお茶をお出しした方が宜しいんですかね?」
「だから誰の事を言ってるんだお前ー!!」
>150
斬新なカプに萌えたwいーなこれ勇者受希望。
足クセの悪い黒魔術師と執事で再現されたw シュールwww
やばいwwめちゃくちゃツボだ、こういう二人www
ドSクールな執事?もちょっとアホの子っぽい勇者もウマー
GJでした!
まわし
>>150-151 ツンツンクールな執事受けと若干ヘタレ入ってる勇者攻めで妄想して禿げた。
攻め受け逆でもいい。萌えた。GJ!
個人的には執事が年下だと萌える!
魔王含めて3人幼馴染みみたいなまったり感が素敵だ
どぞー!↓
試合で破った敵校の先輩と偶然再会
160 :
1/2:2008/02/02(土) 05:11:47 ID:2eTZIyqn0
「あっ!」
渋谷の繁華街でばったり出会った俺達は同時に叫んだ。
一人はもちろん俺で、もう一人はこの間バスケの試合で負かした相手校の先輩だ。
俺のめちゃくちゃ恋い焦がれてる人でもある。
去年の大会で彼のプレイを観て一目惚れしたんだ。
もっと早くに彼の存在を知っていたなら同じ高校に入っていたのにと悔しく思う。
「先輩」
「なっ!お前なんか俺の後輩でも何でもねえだろ!気安く先輩なんて呼ぶなよ!」
やはりこないだの試合の時、彼ばかり散々マークしてること根に持ってるようだ。
あれは何も嫌がらせした訳ではなく、ましてや勝つ為の戦略などでもなく、
俺の個人的問題だったんです、先輩。
監督からエースの彼のマークに付けと言われた時は小躍りしたくなるほど嬉しかった。
こんなに密着出来る機会なんてそうそう無い。
試合なんかどうだってよく、俺はひたすら彼の動きに貼り付いた。
それが功を奏して、一番のエースの彼が活躍を阻まれ俺達は勝った。
それくらい俺は先輩のことが好きなんだ。
そして神様がくれたこの偶然の出会いを俺は無駄にはしない。
「先輩」
俺は家来のように先輩の後を追った。
「しつこいぞ。何の用だよ?」
ようやく振り返る不機嫌な顔も・・なんて可愛いんだ。
キツめの瞳に、むしゃぶり付きたくなるようなそのアヒル口。
俺は先輩のことを今すぐ抱き締めたい気持ちを、なんとか理性で押さえ込んだ。
「先輩のバスケのプレイ、俺・・・ずっと憧れてました!」
彼が息を飲んだのがわかった。
まさかライバル校の後輩にそんなこと言われるなんて思いもしなかったんだろう。
「もっと早くに先輩のこと知ってたら俺・・同じ高校に行ったのに」
「そ、そうか・・・」
拍子抜けしたような彼の声に、更にたたみ掛ける。
「先輩から学ぶことは多いです。シュートの正確さ、そしてドリブルのスピード感。
個人プレーだけならうちのバスケ部に先輩にかなう者なんかいません」
アヒル口がにゅうんと横に広がり、笑みに変わる手前で形を止める。
照れてるんだな。
やっぱり可愛すぎる・・・。
「お前も・・・なかなか良かったぜ」
「ありがとうございます!大大大大、大っファンの先輩に褒めてもらえるなんて感動です」
「ははは、よせよ」
やはり思った通り彼は単純だった。
彼の動物的本能としか思えないプレーを観ててそう感じていた。
ならば落とすのも難しくはない・・・。本能に訴えかけるんだ。
「先輩、これから俺の家で夕方からのNBAの試合観ませんか?ここから一駅なんです」
「え・・・でも・・」
「一番の憧れの先輩と一緒にバスケの試合が観れたら・・・
俺、今年の運全部使い切ってもいいくらいです」
「はははは。大げさだな。まあ、いいぜ。どうせもう買い物すんだし」
彼は勝ったばかりのバスケ用シューズの袋を持ち上げた。
「どこの買ったんですか!?俺も次買うとき先輩と同じやつ買います!」
「お前そんなに俺のファンなのか?バカだな。もっと良い選手他にもいるだろ」
そう言いながらも満更ではなさそうだ。
こんなに簡単に俺の口車に乗ってくれちゃうなんて、やっぱ可愛いっ!
と言っても、全部本音だけどね・・・・・。
駅まで向かう道々、先輩をほめちぎりながら今日の作戦を考える。
NBAの観戦後はAV鑑賞作戦にするか、それともマッサージ作戦か・・・。
それとも美味しい物食べさせて喜ばす餌付け作戦か・・・。
横に並んで歩く彼の頭上で俺は自然と笑みが零れた。
何か・・・今幸せだ。
エッチまで急がなくても、並んで歩くだけで幸せなこの気持ちはなんなんだ・・・。
ああ、大事にしすぎて手を出せなくなることだけは避けないと。
END
単純な先輩がカワイイな
餌付け!餌付け!
雪だワン まわし
先輩逃げてー!
後輩くんに美味しく頂かれる結末しか想像できませんまわし
まわし
先輩の行く末を生暖かく見守りつつまわし
踏まれてやろうじゃないか
年の差、一回り以上
170 :
1/2:2008/02/03(日) 22:29:15 ID:8x3E0xXrO
2月3日 日よう日
ぼくは、きのう、お母さんといっしょに、おばさんのうちにいきました。
いとこのはるきにいちゃんと、ウィーをしたり、サッカーをしてあそびました。
はるきにいちゃんは、大がくという、小がっこうじゃないがっこうにいっています。
せがたかくて、サッカーがうまくて、かっこいいです。
いっしょにおふろにはいったら、ちんちんが、ぼくのより大きくて、
かたちもちがくて、ぼくはびっくりしました。
「でっけー。」
と、いったら、
「おれのは、ふつうだし。」
といって、かおがまっかになりました。
おしっこするときみたくさわったら、かたくなりました。おもしろかったです。
だから、もっとさわりたかったのに、にいちゃんにおこられたので、やめました。
にいちゃんは、
「おとなになったら、おまえもこうなるよ。」
と、いいました。
ぼくは、まだ7さいだから、こどもだから、ちんちんが小さいです。
はるきにいちゃんみたいに、せがたかくなったら、
ちんちんもでっかくなるのかなとおもいました。
171 :
2/2:2008/02/03(日) 22:30:34 ID:8x3E0xXrO
おふろのあと、みんなでごはんをたべました。おいしかったです。
おばあちゃんが、
「さとるはひとりっこだから、おとなになったら、よめさんとりだね。。」
と、いいました。
よめさんとりは、大すきな人と、いっしょにすむことです。
だから、ぼくは、
「じゃあ、はるきにいちゃんの、よめさんとりになる。」
といったら、みんなわらいました。
はるきにいちゃんは、
「なれたらすげえな。しあわせにしろよ。」
といって、わらいました。うれしかったです。
ぼくは、はるきにいちゃんが大すきだから、はるきにいちゃんのよめさんとりになりたいです。
ちんちんが大きくなったら、ぜったいになるとおもいました。
やばい激ツボwww
ショタ攻めっていいよねまわし
7さいにして何という将来性wwwww
素晴らしい攻めだな。萌えまわし。
尽くし攻めにすくすく育てばいいと思うよ!
まわし
7歳児に勃たされちゃう兄ちゃんカワユスw
さとる君が結婚できる歳になる時が楽しみすぎる
GJ!
10年後が楽しみすぎるまわし
今はるきにいちゃんが19歳だとすると、さとる君が18歳の時は30歳か
いい感じに萌える年の差だな
支援
リク
踏んで逝け
では失礼して
オカマちゃん×ロマンチスト少年
残念ながれ。まわし
たわし
いわし
難しいお題だ…
全力でまわす
まーっわーしーーーーーー
まわし
セワシ
グワシ
どぞ
思い出すために
異音がするビデオデッキに不安を覚えたが、今回もなんとか無事に再生できた。
画面の中で大写しになった歯を見せて笑う口元、
それが誰のものかなんて考えなくても分かる。
映像はとうに古くなって黄ばんでいたけれど、俺の中ではいつだって原色のまま変わらない。
”お前達って友達のくせに仲いいよな”
いつだったか誰かにそう言われて、苦笑いしながらも誇らしいような気持ちになったのはいい思い出だ。
けれども今、「友達」の俺に残っているのはこのビデオテープだけだった。
気づけば暗い部屋の中、映像を映し終えたテレビがぼんやりと光っていた。
巻き戻しボタンに手をかけながら考える。
きっと俺はこのテープを壊れるまで、壊れるほど見返すんだろう。
そうやって年々かすれていく思い出を繋ぎとめていくんだ。
切ないな GJ!
あああクリティカルヒットだGJ!まわし
切ないいいい!大好きだこういうの
切な萌えGJ
今に至るまでの出来事をあれこれ妄想すると泣けそうだ…
まわし
前後関係読んでみたい話が続いていいなぁー。
過疎っても良作いっぱい!乙!まわし!
今くらいまったりしてた方がいいのかもしれない
クオリティ的な意味で
最近まで長期規制で書き込めなかったよ
まわし
まわし
チョコレートプレイ
そういえばもうバレンタインか。
受が攻をチョコフォンデュ!
みたいなやつが読めたらいかったなーマワシ。
残念まわし
受けの机の中にきれいにラッピングしたカレールウを入れておく
みたいなやつが読めたらいかったなーマワシ。
読めたら読めたら言うならあなたが書けば良かったじゃない
今からでもまとめに投下すれば喜んで読むぜ
まわし
まわすよまわすよ
まわるまわれ
みんなでまわろうよ
いつもの人
午前7時15分。決まった時間にその人は現れる。
「キャスター下さい」
「はい」
言われた銘柄をストックから取り出してレジのカウンターに乗せる。
小銭を差し出す指は爪の先まで整っていて、繊細な手というのはこういうのなんだろうと思う。
男の手ではあるけど。
お釣りを渡すと、ありがとう、と礼を言ってその人は立ち去る。毎朝の1分足らずの出来事。
スーツ姿も、その上にコートを着ても、少しの隙も乱れも無い、細身で背が高めの、サラリーマンらしい人。
この近所に住んでいるはずなのに、自分の周りにはいないタイプだ。
閑静な住宅街は、昔からある下町と、新興の住宅や低層マンションとが所々入り混じってる。
自分は前者、あの人は後者の住人なのらしい。
「大げさだけど、神様、もしいらっしゃるなら感謝します。
それと、いつもはうるさいとしか思わない町内会の取り決めも。
前者には、あの人の住居をここに定めて下さったことを。
後者には、町内にタバコの自販機を置かないと取り決めてくれたことを。
タバコの匂いと、それからフレグランスらしき匂いの入り混じった香りをかいで、
あろうことか年上の男性にうっとりしている自分は道を誤ったと思いますが、仕方ないです。
大学の講義が朝からある日は、あの人を見られなくて辛いので、
どうか神様、もうちょっとサービスして、来年の講義は全部2限目以降になるようにお願いします」
という馬鹿げた妄想をするのが止められない。普段は無神論者のくせに。
それもこれも、あの人のいい匂いと、閑静な住宅街の早朝という暇な時間帯が悪い。
幸せで、少しだけ苦い、いつもの時間。
>210
吸いきれない煙草を部屋に溜め込んだスーツがボヤを出して
アパートを焼けだされ、友達には連絡がつかず、寒空の中
公園のベンチで呆然としてるところに遅番だったバイトくんが
通りがかって神に感謝してるとこまで妄想した。GJ!!
あああ萌ええええ!
年下攻めウマー(゚д゚)まわし
萌えまわし
萌えた!
来年の2限目の講義で担当教授と生徒として出会っちゃえばいい
20歳以上認証カードまわし
手の綺麗な人は大好きだーまわし
踏んでくれ
いつか終わる愛情に乾杯
「…えっ…えっうっうぅううう…ひっく、うぇええええええ」
「ごめん、もうちょっと静かに泣いてもらっていい」
「だ、だって…ぇだって…うぅわぁあ」
久しぶりの休日の夜、いきなり俺の部屋に押しかけてきて、夕食もとらずに
泣き通しのこいつの背中をさすりながら、俺はそっとため息をついた。
「あの女はやめとけっつったじゃん」
「…う…ひっく、でも、俺のこと…うぅえ…好き、だって…え」
「10近くも年下の男まともに相手する教師なんていねーって」
「うわあああああ」
耳を塞ぎたくなったが、あいにく俺の両手はこいつの背中にまわっててできなかった。
床にはさっきまで二人で飲んでたビールの缶が転がってる。
俺のシャツは涙と鼻水でぐしゃぐしゃ。でもきっとこいつが泣きつかれて眠るまで
相手してやるんだろう。いつもそうしてきたから。
中学のとき、初恋の相手に振られたとき。高校になって、彼女が家庭教師の大学生と付き合うから
別れてくれと言ってきたとき。その次の子と付き合って2週間で大喧嘩したとき。
こいつはいつも俺のところにきて、抱きついて、泣くだけ泣いて、
『お前がいてよかったぁ』
とか言って。
都合のいいヤツだな、って俺は自嘲しながら、いつもこいつを甘やかしてる。
初めのうちは、こいつが女の子と付き合うだけで嫌な気持ちになったけど
いつも必ず最後はこうなるって分かってるからもう最近は気にしないことにしてる。
そして、思いっきり泣いたあと、こいつがまた新しい女の子と恋をするのを
黙って見てる。
この希望にすがりつきながら。
どんな恋もいつか終わると信じながら。
だからといってこいつが俺のものになるわけでもないんだけど。
「……寝た?」
「…う、ひっく、ううん。ねえ。お前がいてよかった」
「……知ってる」
そっか、当事者二人のじゃなくて、そっちの愛情か!
GJ!GJ!
切ないなあ…
しかしノンケ攻め好きな自分には大変おいしくw
GJ、ごちそうさまわし
健気な友人に萌えた
GJ乾杯
私も当事者で想像してたから意表を突かれたが
これはこれでたいへん萌ゆるわ
相手が全く気付いてない片思いって大好物だ
GJGJ!
一生このパターンかもしれんね
まわし
ひっそりと応援しつつ
マワシ
踏んでみる?
踏んでくれたまえ
加湿
>>229 じゃあ冒険家×前人未到の地でひとつ
「やあやあよく来たね君!ささ、早くそんな無粋な機械から降りて私を踏んでくれたまえ!」
「……」
「どうしたんだね?私に人類初の一歩を刻みに来てくれたのではないのかね」
「…なんかお前が誰にも触らせたことないって聞いてきたんだけど。
初めてのわりには、その、フランクすぎないか?」
「ああ、すまない。やっと人が来てくれたものだから嬉しくてね。
正真正銘初物だから是非とも君色に染めてくれ。
…も、もし、君が望むならその手に持っている旗に
突かれている私の写真を、博物館の中で衆人の目に晒してくれても構わんよ」
「初物のくせに意外とすごいこと許すんだな」
「勿論だとも。どれだけこの日を夢見てきたことか…ってどうしたのかね」
「帰る」
「え?」
「その様子じゃ、どうせ人間なら俺じゃなくてもいいんだろ。帰って誰か呼んでくる」
「ま、待ってくれ!!…違う。私は君をずっと見ていた。君を待っていたんだ」
「嘘つけ」
「本当だ。大抵の人間は私のことを嘘だ、幻だと馬鹿にする。
けれども君だけは、私を信じて、全てをなげうってでも探しに来てくれた」
「……」
「一途に私だけを思い続けてくれた君だからこそ踏まれたい、と思うのだよ」
「…わかった。
そのかわり、どんなに多くの人間がお前の身体を通り過ぎても、俺のこと忘れるなよ」
「…ありがとう。ああ、そうだ」
「どうした?」
「一応初めてなのだから、できれば優しく踏んでくれたまえよ」
「やっぱ嫌だお前」
初めてのくせに誘い受けとはなかなかまわし
ものっそ萌えた!!きっと年上受けだな
ggggj
ウザ受けにも見えるw
地のウザさがなんとも愛しいw
GJまわし〜
ウザい。可愛い。しかしウザいwwGJ
なぜかムスカで脳内再生されたよまわし
さあ、どうぞ
ハッテン場と知らずに足を踏み入れてしまった受
240 :
風と木の名無しさん:2008/02/17(日) 01:50:59 ID:1Edi9zVOO
残念回しついでage
次のシチュに期待しながら回し
まわし
まわまわまわしー
たわし
廻し
いわし
まわち
ここに跳び箱が
パラレルワールドの自分
父さん母さん。パラレルワールドの自分はゲ○でした。
一体なんのSF小説か、俺は自分の世界とは違う、パラレルワールドというやつに跳んで来てしまった。
原因不明。もう、まさしくファンタジー。
跳んだ先がその世界の自分の部屋だったから、運がよかったといえばよかったのかもしれない。
しかし。
パラレルワールドの俺は、ゲ○だった。
251 :
続き:2008/02/18(月) 05:11:45 ID:sBOVOTug0
「なぁ、お前本当に男だめなの?」
「だめっちゅうか、そもそも考えたことがなかった選択肢っちゅうか・・・・・・」
「外見はまるっきりオレなのにな。ちょっと自分とヤるってのも楽しそうだったのに、残念だ」
いやいや、本当に残念そうにため息を吐かないでくれ。お願いだから。
俺この部屋以外でどこ行けばいいのかわからないんだから。
生まれて初めて貞操の危機なんてもの感じた・・・・・・。
「双子・・・・・・は無理だな。オレ一人っ子だって職場の皆知ってるし」
「い、生き別れの兄弟・・・・・・とか」
「うわ、ドラマみてー」
ああうんそうだな、パラレルワールドに跳ぶこと自体、ドラマみたいだよ・・・・・・!
「あーそうだな、髪型ちょっと変えて、伊達眼鏡でもつけて、ちょっとメイクでもすりゃあよく似た別人くらいにはなるかも」
メイク・・・・・・化粧?
「誰が化粧するんだ・・・・・・?」
「お前に決まってんじゃん」
いや。いやいや。
いやいやいやいや(ry)。
「化粧はマジ勘弁」
「ああうん、じゃあまあ化粧はいいや」
い い の か !
252 :
続き:2008/02/18(月) 05:30:00 ID:sBOVOTug0
「でもよぉ、どうするかなぁ」
「は?何が?」
「同棲の理由」
「ぶっ!」
「お前行くとこないんだしさぁ、ここに住むしかないじゃん?別に部屋借りるのも金かかるし。幸い、オレフリーだし」
「いやいやいやいやいや、おい」
「やおいときたか」
「ちげえよ。いや、なに、じゃあ俺、お前のナニになるの?」
「そうなるなぁ」
あれ、ちょっとくらくらしてきたぞ。なんか考えてもみなかったことが次々に起こりすぎだ。
「一応職場への建前みたいな感じでさ」
「んぬぬ・・・・・・ん?職場?」
「そう、一緒の職場の方が安心っしょ?」
「そんな簡単に就職」
「人手足りてないから。お前、細かい作業得意?」
「まぁ、ボトルシップ作るくらいには」
「おんなじ趣味か。比較的近い・・・・・・あー、ぱられるわーるど?なんだなきっと」
あーそれは俺も感じてた。
住んでるアパートも元の世界と一緒だし、小物やカーテンの色が違うけど、大体同じ部屋だ。
あ、さりげなく俺より上の検定合格してる。
ん?今ちょっと思いついた。
「あーなぁ」
「あん?なんだよ」
「わざわざ恋人の振りしなくても、親戚とか、ルームメイトとかあるんじゃね?」
もう一人の俺、沈黙。そして、
「チッ!」
「舌打ちっ!?」
「偽りから始まる恋だってあるんだぜ」
「まだ俺の貞操諦めてなかったのか?!」
最初に襲ってきたときに一発きんてき食らわしたのに。
「だって目の前に俺がいるんだぞ」
どうやらこっちの俺はナルシーも入ってるみたいだ。
「いや、だから俺そっちの趣味は・・・・・・」
「開発してやるから」
「ノーサンキュー!ノーサンキュー!!アイアムエ○○!!!」
「ミートゥー!」
「切り替えされた?!ちょ、近づくな!もう一発蹴るぞ!!」
「金蹴りが怖くてゲ○やってられるか!」
「わけわからん!?!このっこのぅ!」
ギャーギャーワーワー
父さん母さん。
助けてマジで。
了
254 :
250:2008/02/18(月) 05:43:37 ID:sBOVOTug0
誰も書かないから、勇気を出して書いてみたよ。
文才なくてすまそ・・・・・・(´・ω・`)
ツッコミ気質なノンケに萌え
がんがったな乙
襲い受けかも知れんなw
つまり受け同士がにゃんにゃんしてるわけですね。
(*´∀`*)和んだ…
258 :
風と木の名無しさん:2008/02/18(月) 19:17:28 ID:u2I1sUMi0
踏み台
甘酸っぱい青春
正直こういうノリは大好物ですwwwww
「いいよな、詰襟。俺詰襟着たかった」
「着ればよかったんじゃねーの」
「そういうこと言うなよ」
「私立お前が選んだんじゃん」
「そうだけど」
そうだけどさあ、と唇を尖らせながら黙り込む。
こういう時の顔はガキん時と大して変わらない、こいつは。
ガキと変わらない反応を返すようなこのバカが、
俺じゃあ逆立ちしたって行けないような私立の高校に通っている。
金持ちで頭のいい奴ばっかりの学校を、俺が知らない間に選んでいった。
俺のガッコのずどんとした学ランとは違う、なんかスーツみたいなブレザー着て、
人が見たら変な二人組みだよ、と思う。
「……お前、拗ねた顔ガキのまんまだな」
「はっ?」
言ったのは俺じゃなかった。
なんかどっか嬉しそうな顔で俺を見ながらこのバカが言ったのだ。
「何言ってんの?拗ねてねーし。てか拗ねてんのお前だろ」
「拗ねてねえよ俺はーぁ」
言い返しても怒らない。こいつはへらへらと笑っているだけだ。
俺をガキ扱いするところも変わってねえ。
俺よりずっとガキのくせに、俺よりずっと大人みたいな顔をしてたし、周りもそう思ってた。
ずっとそうだった。
小突こうとした俺の拳をゆるゆる避けながら、まいったなー、と笑う。
まいったなあ。
せっかく私立に行ったのになあ。
せっかく遠いところに―――
「うっぜーなおめーはよー」
掌で顔面を潰すとぶふ、と変な音がした。
ついでみたいに言ってんじゃねーよ、と口の中で呟くと、
へらりと笑って「そっすね」と答えた。
------------------------------------------
(´・ω・`)リロってなくてごめんよー
かわいいなあ(*´∀`)
甘酸っぱいけどかわいい(*´∀`)
うはwww良作が2作もあって嬉しいです!
>250
大好きだこのノリ!
>260
素早い投稿乙です!
いいなぁこういうの後から思い出してふたりで身もだえたりするんだぜきっと!
ていうかそうなって欲しいです。
甘酸っぱくまわし
くるくる
さぁ踏むがいい
結婚詐欺がほだされる
270 :
1/2:2008/02/19(火) 20:11:58 ID:auLVMJcI0
友人は詐欺師だ。
これがまあ、よく口が回るヤツで、善い人面の上手い男だ。
ルックスは美形というほどではないが、会話が前述の通りやたら上手いためプラスマイナス=プラスみたいな男だ。
そんな友人が、また誰か騙そうとしているらしい。
次の標的は女性のようで、ヤツは得意気にその女性のプロフィールやどう騙すかをべらべら喋っている。
友人の悪い癖は、親友の俺だけにはこうして何でも話してしまうことだ。
誰にも分からない秘密を共有しているという点で優越感に浸っている私は、友人よりも外道かもしれない。
「女……なんだ、結婚詐欺でもすんのか」
女性は小さな子ども持ちで、夫は数年前に死別してしまったらしい。
少し、嫌な予感がした。
なにが不安なのか。友人が奪う金額は、人生を台無しにする程の金額ではない。
騙されたと気付いたとしても一々事件にする程ではないことが多い。まあ、友人がそういう性格の人間を狙っているというのもあるが。
今回も、だからそう大量の金は奪うまい。
危ないこともないさ。そう自分に言い聞かせた。
後日、私のマンションに来た友人は興奮した様子でインターホンを押してきた。
「どうした」
「あ、ああ。聞いてくれよ、俺結婚することになったんだ!」
ゴッ
271 :
2/2:2008/02/19(火) 20:13:22 ID:auLVMJcI0
「お、おい大丈夫か?」
「……たいしたことない」
ちょっと冷蔵庫に足の小指をぶつけただけだ。
「それより、なんでいきなり結婚なんだ?騙すんじゃなかったのか」
茶を入れながら、俺は友人に聞いた。
「あぁ、そう、そのな」
友人はバツが悪そうに、ではなく恥ずかしそうに口をもごもごさせる。
「子供が……」
「は?子供?」
「前も話したけど、子供がさ、いるんだ。バツイチっていうか、未亡人か。夫は事故で亡くなったらしくて、子供と、母親だけなんだな」
「知ってる。それで?」
苛苛してくる。どうも、友人らしくない。話し方もしゃっきりしないし、デレデレして、顔が緩んでいる。
「子供がな、英紀っていうんだけど。俺のこと、お父さんって呼んでさ。その、凄く懐いてくるんだよ」
「………で?」
「英紀さ、早くお父さんとお母さんが結婚しないかな。早くお父さんがうちで暮らさないかな、って言うもんだから。佳代さんもいいヒトだし」
「………………で、結婚する気になったのか」
「……………………………………うん」
「ばっ、お………!?!………おめでとうさん………」
「ありがとう」
ちくしょう。デレデレと緩みまくった顔して。
ちくしょう。やっぱりあの時こいつを止めておけばよかった。
了
あんまり題に則してないような気がするけど、気にしない(気にしろ)
結婚式で新郎を奪還するところまで妄想した
テラgj
GJ!
英紀を可愛がってたつもりが可愛がられるようになってしまう友人を妄想した
お父さんの友人として紹介された私の寂しそうな顔に
英紀がときめいて10年後まで想像した。
GJ!
おやこどんぶりっていいですよね
まわし
まわれまーわれ
踏むんだ、早くっ!
止めればよかったという後悔は、段々過去の自分を張り倒してやりたい、
そんな衝動に変わってきた。けなげな未亡人なんてよく考えればほだされる
要素は満載じゃないか。しかも子どもがかわいいと来てる。友人は確かに
詐欺師だがとりつく島がないわけじゃない。ほだされれば騙すのをやめる
ことだって、今までなかったわけじゃないのに。それを知っていたのに。
後悔を通り過ぎた衝動は、いつものようにマンションに訪ねてきた友人が、
あれ以来緩みっぱなしの顔をもってして、結婚式は教会でやることにしたよ、
お前、新郎の立会人になってくれ、と頼んできた時、決定的なものになった。
だけど実際過去の自分を殴り飛ばせるわけでなし、ここは未来の自分に
落とし前をつけさせるしかない。天啓のような閃きと同時に、決心したら
はやかった。もちろん、お前の頼みを断るわけないだろ、とにこにこ笑って
安請け合いしながら、まぁもともと友人よりも外道かもしれないという自覚の
あった私は、これっぽっちも胸が痛まなかった。
結婚式当日は、本当にお日柄もよろしく、差し詰め奪還日和と言ったところだ。
立会人としてチャペルの聖壇脇の入り口から、友人と教会に入った私の胸中は
妙に冷静で、段取りもすっきりと頭の中に整理されていた。
ほら、案の定、何回もイメージを重ねたとおり、今新婦を迎え入れるために、
バージンロードの先の扉が開く。だから私は、友人の腕を取って、一気に
赤い絨毯の上を逆送するのだ。怒号みたいなざわめきが起こるのも、もちろん
想像したとおりだった。扉を突破するとき、佳代さんのふわふわしたドレスの裾が
すれ違いざま足に触れたことだけが、想像と違っていた。
気合いのフロックコート(白)を纏った新郎と、どう見ても式の招待客(男)が
爆走するのはさぞや教会周辺の人々の度肝を抜いただろうが、そんな事、
そのときの私にはまったく気にかからなかった。そんな些事より胸をすくような
気持ちがあふれてきてたまらなかった。――取り戻した。
「お前、何考えてんだよ!」
教会から一挙数百メートル走ったかというところで、友人がようやく、
我に返ったように俺の手をふりほどき、ようやく俺たちはそこで止まった。
俺は膝に手をつき、できるだけ息を整えると勢いよく友人を振り返り、
「結婚詐欺が式まで長引いただけだろ、いい加減目を覚ませ大バカ!!」
私の今までの人生においてもっともでかい声で、友人の耳元で怒鳴ってやった。
友人は一瞬ぎゅっと閉じた目をやがてしきりにしばたかせ、それからゆっくり笑った。
目が覚めた、とでも言いたげな笑顔は、今までの緩みきったそれとは全然違う。
「……いよいよ詐欺の片棒担いだんだから、お前も地獄に堕ちるぞ」
息を切らせながらそう言った友人の顔は、いつも通り、鋭利な詐欺師の
それに戻っていて、それだけで本望だと思った。
続き書くならまとめサイトに行けばいいのに
指定する
>>279もちょっと考えようよ
>>279 いくら続きが読みたかったとしても、本スレでやっちゃうのは野暮だよ。
それに応えちゃう
>>280も。
次のカプ・シチュに期待してまわし〜
くるり
まわれー
本人が書くんじゃないならまだよかったけどもね
286 :
270:2008/02/21(木) 23:55:50 ID:gLigx3Gu0
ん?270なんだが、私は書いてないぞ?続きはまとめへって書いてあったから。
ともかくまわれー
久しぶりに書きたいなーと思いつつ回し
踏み台がここに
機械の体
貴方様を強く優しく抱きしめとう御座います
体温が溶け合う程、熱を分かち合えたら、
貴方と私、どちらがどちらかも分からぬ位に
一つになってしまえたらいいのに
けれどそれは叶わぬ譫言
…そう、思っていたのに。
嗚呼。
最期の時を迎える筈の私は
場違いな、筆舌に尽くしがたい程の幸福を感じて居ます
歓喜の熱を感じているのは
そう、体ではなく心なのです
捨てられたと悲嘆に暮れている貴方様を、
慰め、癒やすことが許されるならば
何も畏れることはありませぬ
貴方様と一緒ならば、何も。
…溶鉱炉の中
二つの機械の体はあっという間に、その形を無くした
早いな、乙!!
そして切ないな……乙!
流してしまうのがもったいないほどの素晴らしさだ…GJ!
セクサロイドと家庭用雑用全般ロボ(大型・音声機能無)とかかな…
と想像して萌え悲しい気持ちになった。
短いけど深いな
初心に戻ってつI
あんまり人こないまわし
星新一のショートショートみたいだと思ったよ面白かったですまわし
>>296 いや、一時期と比べたら割と流れ早くなってると思うよまわし
悪の総帥に惹かれる正義の味方
『やあみんな!いつも正義の味方コットンファイぶろぐを応援してくれてアリガトウ!
広報担当、マーブルコットンことこの俺、木綿沢五兄弟三男のタツヤが
今日もゲキアツな情報をお届けしちゃうっすよ〜。
っっっっつー、か!!もう!!!聞いて!!
コットンファイブ大 ピ ン チ ! ! ! !
ただいまストライプとギンガム、マジ喧嘩中です・・・(|||_ _)シーン…
・・・え〜、とゆーのもですねぇ、この前からみんなにもちょこちょこ報告してた
うちの末っ子・フラワーの初恋!?の話あったじゃん?
あれの相手っていうのが、な・ん・と!!
暗 黒 真 空 連 合 総 帥 ・ ダ ー ク 市 松 大 帝 …だったことが発覚
(O口O)
おっさんじゃねぇかぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
…って言ったら、「31歳はおっさんじゃない!」とか俺末っ子におこられちったし(@^_^)ゞ
でもまあなんにせよミツヒロ17歳だから淫行だよね。悪だからいいのか。
つーか、31なんだダークwwうちのストライプと2コ違いか〜見 え ね 〜 (^ε^)プププ
で、まーここ読んでくれてるみんなはもう知ってると思うけど
ギンガム兄ちゃんはクソ真面目だから、そりゃもうブチ切れもんで・・・(-_-;)
そもそも密会現場を目撃しちゃったのが俺とギン兄だったんだけど
正義の味方が信号無視して突っ走ってって、制止するミツヒロはねのけてぶん殴ったからね。
あのダーク市松を・・・。いや〜鬼かと思った…。
ところがストライプ兄ちゃんがまた、「恋愛は自由だ」とか言うもんだから・・・・』
「…おい、タツ」
「あ、何すんだよギン兄!それ10時までにはアップする…」
その日、武蔵野市の片隅でひっそりとトルネードギンガムアタックが炸裂した。
わろすwwww
31歳悪役の純愛とかだったら萌えるw
これはwwww
いい意味で期待を裏切られたww
GJwwww
そういう路線できたかwwww
ムサシノ市バロスw
コットンとかギンガムとか市松、ストライプとか
小ネタもいいなw
GJ。
なんて萌える兄弟達なんだwww
続編というか他のエピソードあれこれを読みたくなったよ
いやー笑った、GJです
ゆる戦隊ktkr
トルネードギンガムアタックまわし
未登場の四男がどんな柄なのか気になりつつまわし
えっとね、ペイズリー柄。
さあ踏んでくれ!!
パパがライバル
一番の味方は一番身近に居るという。
しかし、一番の敵も一番身近に居るという。
俺の場合、後者だけははっきりしていて。それは母親でも妹でも姉でもなく。
「てめぇぇぇ!人のデータで勝手にクリアすんなって何度言ったらわかんだコノヤロウ!!」
「うるせぇなお前こそ父親を『てめぇ』呼ばわりしてんじゃねぇクソガキ」
「お前なんか父親だなんて思ったこともねぇよ!!…母さんと姉貴が居たらぶん殴られるからいわねぇけどな!」
「胸はって言うな」
目の前にいるこの男は、戸籍上では俺の父親ということになる。
五年前、俺の本当の父親だった刑事が死んだ。逃げた強盗を取り押さえる際の怪我に因る殉職というやつだけど今は割愛しておく。
その父親の後輩がこの男だった。
父親の葬式に現れて、精神的にぼろぼろだった母さんを支えたりしているうちに仲良くなって結婚しやがった。
姉貴は母さんが幸せになってくれると泣いて喜んだし、妹の遥なんて小さかったから本当の父親の顔なんて今は忘れてしまっただろう。でも俺は、どこか納得がいかなかった。
「…てめぇなんか居なくたって、俺達は全然平気だったんだ」
「この五年でくさるほど聞いた」
現役警察官のはずのこいつの口調は最悪だ。俺と喋るときだけ必ずこうなるから母さんや姉妹は知らない。この男の本性を知らないんだ。
「てめぇが来て確かに生活は楽になった。俺が高校行けるのもてめぇのおかげだ、認めてやる。けどな!母さんや姉貴や遥を守るのは俺だ!てめぇだけの仕事じゃねーんだよ!」
「…だから?」
「……っ、もういい!!」
見てやがれ!
いつかてめぇより全然頼れる男になってやるからな!
*
「……何、怒ってんだあいつ…」
勝手に怒鳴って勝手に臍曲げて、さらに勝手に部屋に戻った法律上の息子を見ながら、俺は首を傾げるしかなかった。
唯一尊敬していた上司が死んだのはもう五年も前の事になる。
正義感と責任感が強く、それでいて優しい人だった。葬儀で出会った彼の家族は皆憔悴していて、放ってはおけないと直感した。彼の妻の伴侶になるのに罪悪感がなかったわけではなかったが、彼女達の支えになれるならそれも背負える気がした。家族は段々と立ち直り、変わった。
その中でも特に目についたのがあの少年だった。大嫌いだったはずの喧嘩をよくするようになった。嫌がっていた運動をするようになって、剣道部なんてものにも入った。すべてはあの決意のためだろうか。
「本当に馬鹿だな、あのクソガキ」
母と姉妹を守るなら構わない。それは彼等の家族なのだから。
けれどその少年自身は、誰が守ってやるのだろう。
(気付かれないまま対抗意識持たれても嚼に障るんだよ、馬鹿)
黙ったままの部屋の扉をじっと見て、俺は一つ溜息を吐いた。
……ムカつくから、また奴のデータでクリアしてやろうと心に決めて。
こう来たか!
笑えて切なくなるな
GJ
よい親子だ。
先輩警官と後輩警察官の絆とか大好物でつ。
いい話だ…
義理の親子って
いいよね!
うるり
ぐるり
いい話が読めてうれしい
どうぞ
義兄
―何故あいつだったのか。
姉貴に聞いたらはにかみながら
「あの人には私がいないと」
と、嬉しそうに答えた。
あいつは乱暴もので、優しさなんて知らない。
女の扱いだって最悪だし、仕事もろくにしない。
そんな奴と結婚したら、姉貴の人生めちゃくちゃだってわかってたのに。
けど、姉貴とあいつは籍を入れた。
二人は幸せそう。
なんだよ、あいつ。
今まで散々遊び呆けて、家庭なんかいらねーって言ってた癖に。
いつまでも馬鹿やってるつもりだったのに。
背伸びして悪ぶってたくせに弱い奴。
奥手で女とはまともに話せなかったのはまだ覚えてる。
そんな奴だったから俺が一生支えてやるって決めてたのに。
白い衣装に包まれた姉と義兄を眺め、俺は呪いの言葉を胸に秘めた。
「おめでとう」
口では祝いの言葉をつむぐ。
叶わぬ恋は801の醍醐味よのう
GJ
家族ものが続くなー
もやっと感に萌えw
もやもやしながらまわし
回し
じゃあまわし
まわし
踏んで欲しいので
やさぐれ眼鏡
なんという自演
これは酷い
きづかなかった!!途中まで書いてた!
不覚にもわろたwwww
久しぶりにいいもの見させてもらった
ワロタw
せめて携帯とか使って欲しかったなーwww
気を取り直してまわし〜w
まわしw
では、どーぞ
水の中
残念ながらまわし
残念、ぎりぎりまで書いてた。後でまとめに投下する。
いわし
水の中投下しましたー
ちょっと無理矢理感ありますが、申しわk(ry)
おっつおっつ
まわっしー
乙です
どうぞ
嫌いが好きに変わる
「先輩、確認したい事があるんですがいいですか。」
「なんだよ」
「先輩はハーブティー大っ嫌いでしたよね。匂いをかぐのもまっぴらごめんとか。」
「…そうだけど?」
「はい。じゃ、これを…」
「ぐあっ…!!やめっ…それペパーミントティー…!」
「えいっ!」
「うぶっ!!…な、なんだよ今の?!何飲ませた、今っ!」
「先輩!どうですか、ペパーミントティー!ほらほら!」
「うわっやめ…!…て、あれ?なんか良い香りだな…好きかも。」
「よっしゃぁぁぁぁ!!」
解説しよう!
この研究所に移動してきた二年前から、俺は先輩に人目惚れ片想い一直線だが
何故か先輩からはことごとく嫌われ続けてきた!
だが、俺の募るばかりの先輩への想いが、ついに奇跡をもたらした!
「それがこれ!新薬『嫌いが好きになる瞬間』だ!一粒で一つ、嫌いなものが好きになる効果があるぜ!」
「アホかあ!!つーかそんな怪しげなもん人の口にねじ込んだのかお前は!」
「その点は大丈夫、先輩。この一週間、俺の体でめちゃめちゃ人体実験済みですから。
おかげで三食生でほうれん草食うようになって、タバコも一日一箱は吸うし、
携帯の待ち受けは細○数子だし、大型犬を見ると所かまわず抱きしめたくなるし」
「良いことないじゃねーか、ほうれん草はともかく。あーペパーミントティーうっまい…。」
「で、先輩!先輩は俺のこと、嫌いなんですよね?」
「……あのなぁ。」
「言ってましたよね。嫌いですよね、嫌いって言いましたよね!?」
「お、だっ…馬鹿、何を…」
パシぃっ!
「いっってーな、おい!何すんだよ!」
「大っ嫌いなんですよね!?さぁ、これを飲んで下さい!」
「ふざけるな!んなもん飲ませたら、ほんとに嫌いになるからな!!」
ぐわーたまらん萌えたてめえコノヤロウにやにやするじゃねえか
あと先輩のうっまいのところが声がエロそうで萌えた
ありがとう
萌え!!
つまり、先輩はツンデレと見ていいのか
>携帯の待ち受けは細○数子
噴いたw
GJ!
まわしー
生食用じゃないほうれん草を生で食うと逆に体によくないらしいよww
ポパイは缶詰だから大丈夫だよね?
>>350 萌えふいた
先輩可愛すぎる
ペパーミントティーを啜りながらまわし
マッサージがてら踏んでください
梅は咲いたが桜はまだかいな
男は孤独な人間を思い通りにする手管に自信があった。
孤独について誰よりも多くを知り尽くしている、そう思っていたからだ。
だから、もちろんその身寄りのない資産家の跡取りの青年にも、
莫大な金をいずれ必ず自分のものにする、そのつもりで近づいていた。
出会ったのは初夏。
閉め切った屋敷中の窓にかかる重々しいビロードのカーテンを、新しい絹のカーテンに変えて回った。
夏の日差しの下、全力で伸びる草木と死闘を繰り広げながら、荒れ放題の庭を手入れした。
整えた庭園に青年を引っぱり出しては、明るい光を浴びた瑞々しい芝の上に優しく寝転ばせて、
世界で一番君が愛おしい。そう語る眼差しで、青年の顔を覗き込んだ。
その夏、青年は男に「ありがとう」と告げた。
秋に男は青年を連れ回すために、車を用立てた。
男はこれまでの人生の中で自分が一番信頼する車種を選んだ。それは、いわゆる高級車ではなかった。
青年が人恋しさを覚えるように、なるべくさびれた地方を、ゆっくりと旅行して回った。
旅から帰ったあと、青年は男に「ありがとう」と告げた。
「あなたに、あと、この車にも」
男は、青年が少しだけ笑う顔を見た。
その冬は風の強い日が多く、日もあまりさすことがなかった。
冬の間、男は芝居や夜の音楽会に青年を連れて行く予定をたてていたが、
青年はあまり屋敷から出たがらなかった。こころなしか、食事の量も減った。
男が叱るような口調で、しかしあくまで甘く、不健康な生活をたしなめると、
青年は困ったような顔で口ごもり、そして「ありがとう…本当に」とだけ男に告げた。
「梅が、そろそろ咲いているかな。」
ある朝、青年からそう声をかけられて、男は驚いた。
これまで青年から自分に話しかけてくることが、一度もなかったからだ。
男はちょっと待って、と言うと屋敷を飛び出し、二十分後に庭先でクラクションを鳴らした。
「咲いていた。見に行こう。」
小さな商店街のはずれの川べりに、梅の木が白い花をつけていた。
男は、車を止めると、梅の花を見ている青年の後ろ頭を見つめた。
「おりる?」
そう声をかけると、青年が男を振り返ったので、二人は目が合った。
「ありがとう。」
青年からその言葉を聞いたのは、何度目だっただろうか。
「あなたに、お礼をしようと決めていたんです。…梅の花が咲いたら。」
小さな梅の木を愛でながら、青年がそう言った。
男はその言葉に微笑んで、青年の肩を抱き寄せると、顔を近づけて低く呟いた。
「本当?それじゃあ…」
「土地と株と現金は、すぐにお譲りできる手続きが済んでいるんです。」
男は手を止めた。青年の口調はいつもの控えめな、ためらうような話し方だった。
「もし、あなたがとある企業の役員職に一年間就いてくだされば、いずれ系列会社の利権のほうも」
渡す段取りが整ったと、青年は、何故かどこか申し訳無さそうに告げた。
なんだ。目的が果たされたのか。思っていたよりほんの少し早く。
「今まで、ありがとう。」
青年はそう言って男から目をそらしたが、男は青年から目をそらさなかった。
「今更そんなことを言うなら、咲いた花をつぼみに戻して返してくれ。」
「…え?」
「俺はね、孤独な人間を意のままにするのは得意だが、孤独じゃない人間の扱いにはてんで不慣れなんだ。
どおりで思い通りにならないはずだよ、君も…俺自身も。」
男は事情が飲み込めない青年を素早く一度抱きしめると、そのまま車に押し込んだ。
桜はまだだけど、冬はもう終わろうとしていた。
GJ! 早く桜も咲いてくれるといいね
お互いいつの間にか孤独じゃなくなってたんだな
こころが暖かくなるいい話だ
GJ!
GJGJ!!
萌えたというよりちょっと切なくなって更にほんわかした!
途中で資産化さんの方が病気になるのかと思ったけど
それもなくて良かった…
なぜ私の目から水が出ているんだGJ
まわすぜー
めちゃめちゃ好み!GJ!
萌えると共に感動した…耽美なふいんきがたまらんぜ
まわしー
すげえ好きな文章だ。萌えました。
GJGJ
さあこい!
古書店主人と貧乏学生
十月十二日 古書店店主の独り言
最近、うちによく立ち読みに来る子がいる。立ち読みだけ。
立ち読みだけじゃなくできれば買って欲しいんだけど、その子は大学生のいわゆる苦学生、というやつで、毎月カツカツらしい。
大学の図書館があるだろうに、僕のとこにしかない本だとか言って、毎週入り浸っている。
苦学生というんじゃ、なんだか可哀相で、特別に立ち読みを許可している客の一人である。
図書館にない本を置いているということでちょっと優越感になんか浸っていないぞ。
十月十八日 古書店店主の独り言
今日もまた、バイト前に立ち読みに来た。丁度僕に表紙が見える位置にいる。
んー?この前もあれ読んでなかったか。
僕目が悪いからよく見えないんだけど、カバーの色が同じな気がする。読み終わんないのかな。
十月二十五日 古書店店主の独り言
また同じ本じゃないか?さすがに読み終わってもいい厚さだろうに。
ていうか、あそこ小説コーナーじゃないか。資料読んでるんじゃないのか。
好きなのかねぇ。
十月二十五日 貧乏学生の独り言
いい加減気付かないのかあの店主。
まさか表紙見えないほど目が悪いわけないだろうし、まさかね。
十月三十日 貧乏学生の独り言
おかしい。こんなにアピールしてなんで気付かないんだ。
鈍いのか。まさか、鈍いのか。
こんなあからさまなアピールないぞ。
十一月七日 貧乏学生の独り言
店主から丸見えの位置にいるのに、何も言ってこない。
こりゃあ、眼中にないとか……。
ああもう。こうなったらプランB!
十一月七日 古書店店主の独り言
おや、あの子が読んだ本が元の場所に戻ってない。
困るなぁ。いつもは戻しといてくれるのに。
ん?これ……。
十一月十四日 貧乏学生の独り言
……スルーか?スルーなのか?
せめて何かコメントは?本の間にメッセージが挟まってるとかないの?
くそ。眼中にないにしたって、なにか言われるまで止めないぞ。
十一月十四日 古書店店主の独り言
今日も出しっぱなし。うーん、この小説のタイトル、やっぱりそういう意味なのかなぁ。
いつも僕の方に向けてたし。なんていうか、そんな風に見えない容姿で、やることが乙女チックだなあ。
小説のタイトルは……『あなたに初めての恋をした』
十一月二十一日 貧乏学生の独り言
今日も反応なし。あ、もう泣きそう。
どうしよう、いっそこれを買ったほうが早いか。でも古本買う金すらねぇよ。
……ん?あれ、なんか挿んである。
「とりあえず、名前教えて」店主より
ちらりと店主を見ると、うん、と頷いた。
<了>
リアルタイムだったので「プランB」を待ってて良かったw
なんという遠回りな求愛!
古書店店主はいくつくらいなんだろう
GJ!
かわいい〜GJ!
店主はぴかぴかの若旦那でも50手前の男やもめとかでも萌える。
>>372みなさんの想像にお任せしますが、自分の中では30〜40の間で考えてました
やべえ萌える…
リバ苦手だけどこれはどっちが攻めでも良いなあ
ハッピー神田川ライフを想像しつつ
まわします
萌えたまわし
ほのぼのするなぁ
天然の店長さんも奥手な学生くんもかわゆす
GJでした
さてどうぞ↓
かくれんぼ
放課後の校内探索が俺の日課――と言う事にしてからもう随分経つ。
もっとも探索とは名ばかりで、単に放課後になると校内を徘徊し、適当な場所を見つけてはぼんやりと過ごす。ただそれだけ。
最初は本当に探索のつもりだったが、それも狭い校内での事。いい加減ネタも尽きてきて、ある程度決まった場所を日毎に選ぶだけになりつつある。
「みぃつけた!」
明るい声とともに俺の目の前に現れたのは、笑う幼馴染の顔だった。ガキの頃からの腐れ縁で、十年以上ほぼ毎日見続けている顔だ。
俺が校内探索を始めた日から、放課後になると俺を探すのがこいつの日課になっている。
「まーたこんな所に隠れちゃって」
「別に隠れてないし」
「用がないなら帰ろうぜー。しっかしお前も毎日よく飽きないよな。もう行ってない場所なんかないんじゃね?」
「そっちこそ。毎日毎日……」
わざわざ探しに来なくたって一人で帰ればいいのに――と、出掛かった悪態を吐かずに呑み込んだ。
本当にそうなってしまったら、物足りない日々を送る羽目になるのはきっと俺の方だ。
「そう、毎日毎日放課後はお前とのかくれんぼ。しかもいっつも俺が鬼」
俺の心情を知ってか知らずか、目の前の男は笑い飛ばした。
「だから別に隠れてないっつーの」
「隠れてんのと変わんねーよ。同じ場所に二日続けて居たためしねーじゃん」
「そうだっけ?」
我ながらちょっと白々しいな。
探してくれる事、見つけてくれる事が嬉しくて、毎日居場所を変えている事もそろそろバレてるんじゃないかとは思うけど。
「自覚ナシかよ? ま、どこに居たって意地でも見つけるからいいけどな」
不敵な笑みを浮かべた幼馴染殿の心意気に報いる為にも、明日はもっと見つかりにくい場所を選ぼう。
俺を見つけた瞬間の、お前の顔が好きなんだ。
GJ!
青い春な感じが可愛い!
なんか楽しそうな二人だな
放課後のかくれんぼ懐かしい
青春っぽいな〜いいね
探してもらいたいとか、見つけて欲しいとかってかわいいよね〜
まわすよ〜
初々しい距離感がすごく萌える…
読んでてほんわかした
まわし〜
ほのぼのした!いいな
幼なじみ萌えの自分にはたまらんとです
全力でGJしつつまわし
次
ヤクザ医師×薬剤師
390 :
1:2008/03/07(金) 09:34:25 ID:8uTKoK4u0
あ、この子、薬の量が減った。
調剤室からガラス越しに目をやると、小学生くらいの少年が製薬会社のマスコット人形を突き回している。
すぐ側の椅子には母親だろうと思われる女性が座っていて、少年に優しいまなざしを向けている。
ここ二ヶ月ほど通院しているはずだ。
僕は窓口担当ではないし、たとえそうであっても個人の病状を大っぴらに口にするわけにはいかない。
親子に声はかけられない。
薄い処方箋越しに僕は患者と接する。
トレーの上に並べた錠剤と処方内容を再度照らし合わせ、最後に担当医の判子を確認する。
”星”
少し首をかしげるように傾いて捺された赤い判を指でそっとなでる。
病院に隣接するこの”めだか薬局”は、一応市販の医薬品も置いているが、ほぼ病院の調剤がメインの門前薬局だ。
待合室はさほど広くはなく、今は平日の午前診療が終わったところで人も親子が最後だった。
窓口の女性職員が母親に薬の確認と説明をしている時、自動ドアが開いた。
白衣を翻し足を踏み入れた長身を目にとめると少年がぴたりと固まり、母親は一瞬ひるむ。
がっしりした体躯、いかめしい顔つき、浅黒い肌に鋭い三白眼。ついでに眉間に皺。
首から提げた医療用のPHSがまるでおもちゃのように見える。
体ごと少年のほうを向く。少年がびくりと反応して素早く母親の影に隠れる。
母親が二言三言挨拶をして出てゆくのを仁王立ちして見送っている。
「星」
名前を呼ぶとやっとこちらを向く。一文字の口が開き、低くつぶやく。
「佐久間。飯」
391 :
風と木の名無しさん:2008/03/07(金) 09:35:37 ID:8uTKoK4u0
不機嫌というわけでは、ない。
むしろ、たぶん、機嫌は良いほうだ。
病院の中庭の東屋に並んで腰を下ろす。
春の風は温かく体を包み、けれども少し感傷的な気持ちにさせる。
星は満開の桜を睨みつけ―――いや、目をやり、少し眇めた。
「あの子、びびってたよ」
「ああ」
「まだ慣れないんだな」
「ああ」
「弁当、食べよう」
「ああ」
無口なわけではない。必要最低限しか口にしないだけだ。
星は眉をしかめ、鼻に皺を寄せ、口をへの字にし、弁当を射るように見つめる。
これは、……どれから食べようか迷っている。
星は誤解をまねく容姿をしている。
僕は口うるさく意見し、星はそれに肯いた。
髪を少し明るくし、シルバーフレームの眼鏡からコンタクトにした。
ワイシャツも柔らかい色合いのものや爽やかなものを用意し、ネクタイも合わせた。
自主的にPHSのストラップを、配布された種類から一番明るいものを選んだ。……ピンクだった。
ストラップに僕が贈ったファンシーな熊のチャームを付けた。三日でもげて行方不明になった。
あらゆる何もかもが絶望的なほど空回りを演出していた。万策尽きた。
…星の地はすべてを凌駕してしまっていた。
星の容貌はどう見ても―――、
392 :
3:2008/03/07(金) 09:37:44 ID:8uTKoK4u0
「夏休みまでには元気になる」
箸を止めて隣を見る。誰がとは言わない。
「プールとか…」
星はタコのウインナーを箸でつまみ、目線の高さまで持ち上げる。
星が自作する弁当のウインナーは必ずタコだ。カニはない。
「旅行も行けるね」
「ああ」
「花火大会の屋台で買い食いは外せない」
「ああ」
「肝試しで夜中眠れなくなったり」
「ああ」
「宿題は最後の日に泣きながらやるタイプ?」
「…俺は違う」
僕が声を上げて笑うと、星が口の端を吊り上げて底意地悪そうにニヤリと笑った。
想像してみる。星の子供の頃ってどんなだったのかと。
いつから道を歩くと十戒のように人波が割れるようになったんだろう。
柄の悪い連中に絡まれて作ったという目の上の傷はいつだったんだろう。
どれだけの場面で学生服を着たまま学生証を提示していたんだろう。
美術が好きなのに何度バスケ部やバレー部に誘われたんだろう。
……僕と星が出会ったとき、僕が真っ青になって逃げて、どう思っただろう。
393 :
4:2008/03/07(金) 09:38:57 ID:8uTKoK4u0
一瞬、強い風が吹き、桜の花びらがいくつもくるくると舞った。
星がそっと手を伸ばし僕の髪にからんだ花びらをつまむ。
無骨でゴツゴツした手だ。
だけど僕は知っている。
実は箸の持ち方が美しいことや、カルテのドイツ語はへたくそだけど縦書きの文字は綺麗なことを。
小さな爪がいつも気をつけて整えられていることも。
そして優しく僕に触れることも。
「そういえば来週だ。○○社の新しい安定剤が入るの」
「そうか」
資料で見た錠剤は淡いピンク色で、まるで星の指先から舞った花びらのようだと思った。
先ごろ認可された新薬は、これまでのものより副作用が出にくいと研究発表されていて、
個人の体質に左右はされるだろうが助けになってくれるだろう。
だけど僕にはもっと効果のあるものがある。
薬だけではもたらせない、温かな安らぎを与えてくれる存在だ。
「…依存性が高いのは問題かもね」
星が資料どおりの文句と研究の見解を口にするのを横顔で聞きながら、僕は小さく笑った。
改行多すぎって怒られて四つに分けました。ごめんなさい。(´・ω・`)ショボーン
乙です!はげもえた!
お前ら仲良くやってくれ
この二人で長編が読みたいいいい!
>>390GJ!
なんか読んでて幸せな気持ちになりました。
続きが読みたい!
GJ!
ツルッツルになった
ギャップ萌えに目覚めそうだよ
GJ!
禿げるかと思いますた
テラGJ!!
そして、踏んでくださいませ
ロボットのくせに
滑り込みゲト
※暗い話注意※
ミスターRは優秀なロボット。
ロボットだからといってあのブリキの玩具なんかを想像するのは止めて欲しい。
人工皮膚で覆われた最新型のアンドロイドなんだ。
製作者である私でも人込みの中に紛れてしまえば見つけることは難しいだろう。
これは、そんなすばらしく優秀なロボット、ミスターR のお話。
広い広いその研究所には二人だけ。
金髪に青い瞳の美しい男と赤毛でむっつりとした大男。
人間が便利に暮らせるような食べ物や乗り物、そしてロボットを研究している。
「御主人様、お食事の用意が整いました」
いつも同じ部屋で並んでいるような気がするのに一体いつ準備をしているのか、
美しい男は毎日決まった時間にそう告げる。
研究助手の片手間で執事業、驚くべき優秀さだった。
「放っておいてくれ、後から自分で食べる」
「昨日もそうおっしゃいましたが御主人様は本日午前4時11分25秒まで
食事も休憩も取らずに実験を続けられました。
その上シャワーも浴びずまるで子供のようにベッドに飛び込み…」
「わかったわかった!あと10分したら行くからスープを温めておけ」
「はい、かしこまりました」
にっこりと笑い礼をして去った彼とは対象的に赤毛の男はため息を吐いた。
(ロボットは人間の為に作られ人間のために動く。
故に、一人の人間を愛する事などないと物の本は賢しげに説く。
けれど、それは真実だろうか。
例え100億体ものロボットが誰も一人を愛する事ができなかったからと言って
100億1体目のロボットに奇跡が起こらないと誰が言えるのだ)
401 :
2/3:2008/03/08(土) 17:30:21 ID:uUMdiSqi0
白衣のままダイニングへ現れた男を見て彼は少し眉を顰めたが何も言わなかった。
丁寧に礼をして迎え、給仕という「仕事」に集中するようだ。
「御主人様、本日のローストビーフのお味はいかがでしょうか」
「いつもと同じで美味いよ。ロボットは、いつも同じだ。」
「……さようでございますね。
ですが、私の中身が故障するという可能性もゼロではありませんので」
「ゼロだよ」
不意に言いきった白衣の男の顔を彼は訝しげに見返す。
「あんたが故障する可能性なんてゼロだって言ったんだ。
だって、あんたはロボットの俺と違う…本物の”人間”なんだから」
「ミ、ミスターRが!…突然暴走してピーター博士に真実を告げた!」
ありえない事態にモニター室は蜂の巣を突付いた様な騒ぎだった。
そしてモニターの中でも同じ混乱の嵐が吹き荒れている。
正体の無い苦しみをむりやりに吐き出そうかとするように吠え、のた打ち回り、
泣き叫ぶピーター博士を宥め抱こうとする白衣のミスターR。
「違う…ッ!私はロボットだ!人間なんかではない…ッ私は…ッ!」
「違わない。認めてくれ…あんたは人間だ!」
ピーター博士に鎮痛剤が打たれ、ミスターRが強制停止させられたのはその数秒後の事だった。
402 :
3/3:2008/03/08(土) 17:31:57 ID:uUMdiSqi0
「ミスターR、君の破棄処分は間違いないだろう。どうしてあんな事をした?」
「ピーター博士を、自由にしてやってくれ」
「何を言う。我々が彼を地獄から救い出したんじゃないか。
親友のロバート氏を自らの実験ミスで死なせたピーター博士は己を責め続けた。
やがて、自分はミスなど絶対にしないロボットだと思い込み感情を殺し始めた。
だから、止む無くロバート氏を模したアンドロイドを与えたんだ」
「そんな夢を見せれば彼が抜け出せなくなることを知っていて、か」
「そうだね、その点は否定しない。けれど博士がそれを自分で選んだ。
我々は彼が研究を続けてくれさえすればそれで構わないのだから」
「頼む。このままでは駄目なんだ」
「ミスターR、心配しなくても良い。
これからは君よりももっと優秀なアンドロイドが博士を守るだろう」
「違う…そんなのは”俺”じゃない。
”俺”は彼をあんなに暗い場所に迷わせたままにしない。俺は……」
「もういい。ロボットの癖に、君は馬鹿だ。電源を落としなさい。」
彼はまるで人間のように涙を一筋流すと目を閉じそれきり永遠の夢に沈んだ。
ミスターRの機能が停止したのと同じ頃、ピーター博士がそっと目を開けた。
「私は…」
「無理に起き上がらなくても良い。食事の最中にお前が急に停止にしてね。
ロバート氏が慌ててここへ運び込んで来たんだ」
「……御主人様に、ご迷惑をお掛けしてしまったのでしょうか」
「心配しなくても良い。部品の交換さえ済めばまた問題なく動けるんだから。
しっかりと働いて恩返しをすればいい」
「はい、わかりました」
(自分はまだあそこで働ける。これは喜ばしい事だ。
なのに、胸の奥が痛んで苦しくなる。一体何の部品なんだろう。
早く、早く、交換してほしい。
胸が痛むなんてロボットのくせに”人間”みたいで不安になる)
彼もまた人間らしく涙を一筋だけ流すとまた目を閉じた。
繰り返し読んだ
いつか人間の自分に戻るんだろうけどなにがきっかけになるんだろう
まるで星/新/一のショートショートのようだ…。
すごい切ない。なんか泣けてきた。
”俺”っていうのがアンドロイドに芽生えた自我か
思考回路もロバート氏を元に作られてたりして、その彼の意識の残り香か
とりあえず優秀なロボになるにつれロバート氏と意識のシンクロ率が高まり、騒ぎを起こす回数が増えていく
ロバート氏の思いと生まれつつある自我との葛藤、そして博士は?!ってとこまで妄想した
これは切ないな…。
もし博士が記憶を取り戻したら?ミスターRと恋をするようになったら?
沢山のifの分岐点のどれもが、悲しみを含んだものに思えるよ。
そして最初の叙述トリックにまんまと引っかかったw 乙です。
人間であることを否定してロボットらしくあろうとする博士と
ロバート氏として胸を痛める人間のようなロボットのミスターR
間逆の立場と意識の二人が切ない…。
でも長いよな
こんなんだから質問スレで「リクしたSSを書いてもらえるスレ」と紹介されちゃうんだな
目が覚めたら、愛の続きを
おはよう、ロイ。
今日は2138年3月9日だ。
今日は一日風もなく暖かい、いい日だったから、愛犬のジョッシュを連れてドライブに行ってきた。
海浜公園に行ってジョッシュを思い切り走らせて、俺は木陰のベンチでずっと本を読んでいた。
君はホラーが苦手だとか古臭いとか言って毛嫌いしているようだけど、やっぱりキングは面白いと思う。
まあ、春の公園で読むのに適した本かどうかは微妙だと言う自覚はあるけれど。
君と飼っていたレトリバーのジョーを覚えているかな。ジョッシュはジョーのひ孫のそのまた孫にあたる。
今年で三歳になるジョッシュはとにかくやんちゃで、僕は振り回されっぱなしだ。
今まで飼ってきた中でも一番の甘えん坊でいたずらっ子で、この間なんか俺をでかけさせないために気に入りの革靴を庭に埋めて隠してしまった。
ジョッシュを宥めて叱りつけて、なんとか見つけたんだけど、革靴には歯形がきっちりついていてね。
俺は結局その日でかけるのを諦めることになった。
結局、面倒だから歯形は直さずにそのままにしておいた。
俺があんまり叱ったもんだから、ジョッシュはあの革靴を見るたびにしょんぼりした目でこっちを見るんだ。
その顔はなんとも言えず人間ぽくて、僕は見るたびに笑ってしまうからジョッシュはすぐにふてくされたりする。
ドライブの帰りにネットで募集した新しい里親の家に寄って、ジョッシュを預けてきた。
ジョッシュは新しい里親にすぐに懐いて、里親もジョッシュを気に入ってくれたようだった。
里親は結婚して3年目の夫婦で、ネットで俺の里親募集の書き込みを見て、メールを送ってくれた人の中の一人だ。
何度かメールのやり取りをして、直接会って話をした数名の中からこの夫妻にジョッシュを預けようと決めた。
夫妻はどちらかの疾患で子供ができないらしい。最近ではそういう若者が多いようだ。
ジョッシュを家族として迎え、俺が今までしてきたように、ジョッシュの子供やそのまた子供とも暮らして行きたいと言ってくれている。
ジョッシュに子供が出来たら、最初に産まれた子供に俺の名前をつけるつもりだと言っていた。
なんだか気恥ずかしいし、甘えん坊でいたずらっ子のジョッシュの子供になるのかと思うと複雑な気分だが、まあ悪くはない。
そして、今一人で君に手紙を書いている。
俺は明日から病院に入院することになっている。おそらく、もうこの家に戻ることもないだろう。
君と住んでいたこの家は、君が帰るときのために残しておくことに決めた。
そこそこいい家だし、ここの地価は君がいたころよりぐんと上がったから、帰ってきたときに売って資金にすることもできるだろう。
何度も修繕を繰り返したから、君がいたころとは色んなところが違っているかもしれないけれど、安心してくれ。
君の気に入りのカウチとサイドテーブルはちゃんとリビングの定位置においてあるから。
定期的に手入れや修繕をするように手配も済んでいる。
俺の資産から計算すると、何事もなければあと80年はこの家はこのまま保たれることになる。
80年後には俺の資産も底を尽くだろうから、そうしたら君のコールドスリープも終了することになる。
もしそれまでに君が目覚めなければ、家を解体し、その跡地に君の墓を作るようにと言付けてある。
せっかく手をかけた家がなくなってしまうのはつまらないので、それまでには目覚めてくれるとありがたい。
君が眠ってからもう43年も経ってしまった。
正直に言うと、君をコールドスリープさせたことが正しかったか否か、俺は未だにわからないでいる。
答えは君が目覚めた時に自ずとでるだろうから、俺の決めることではないだろうけど。
様変わりした世間に馴染めず、勝手に君のコールドスリープを決めてしまった俺を恨むかも知れない。
知った人が誰もいない世界に放り出され、打ちひしがれるかも知れない。
君の生死を強引な形で捻じ曲げてしまった俺を、許して欲しいとはとても言えない。
ただ、どんな逆境においても君の才能と志が折れることはないと信じている。
思っていたより長い手紙になってしまった。久しぶりにペンを握ったから、手が痛い。
読み返すと一行も読まないうちに破り捨ててしまいそうなので、このまま封をする。
最後に、ロイ、どうか生きて欲しい。
結局君以外の人を見つけることが出来なかっためくらの俺を、笑ってくれ。
おわり
GJ!あんど指定(というのか)に答えてくれてサンクス!
なんだ最近のこの切ないラッシュは…!
コールドスリープとかそういうの、SF好きにはたまりませんGJ!
コールドスリープ中の彼は事故にでも遭ったのかな?
ぎりぎりでもいいから間に合って目が覚めて欲しいな。
この手紙の主も強い心の持ち主だね。
切ないけど面白かったです。GJ!
そろそろ語り系期待まわし
さらりとまわし
SSに微妙なレスをする人がたまにいるけど、どっちも好きだから気にならないな
あんまり賛否が分かれるようならSSと語りと別のスレにするとかはダメなの?まわし
SSももちろん大好きなんだけど、個人的な印象としては
最近ボリューム満点過ぎるような気がしないでもない。
もうちょっとライトでこう…完成度は高くなくても突発的に
萌えて勢いで書いたのが伝わってくるようなのが好きだ。
まあそれはともかく、踏んじゃってください。
昆虫採集
「……まだ三月の初めだぞ?」
「何が?」
一応確認してみたのだが、神崎はわずかに眉を寄せただけだった。
「昆虫採集つったら夏だろ?」
俺が首を傾げると、今度は少し呆れたような表情になる。
「そんなことない」
「でもさ、セミはまだ地面の下で爆睡してるんじゃねーの?」
「どうして蝉限定……というか、蝉は地中で眠っているわけじゃないから」
淡々と答えながら、神崎は白衣をハンガーに掛けて隣のジャケットを取った。
白衣を脱いだら見た目年齢が少し下がるなあと頭の片隅で思いつつ、俺は声を投げる。
「じゃあ蝶か。それでもまだ早いだろー。菜の花咲いてねえし」
「違う。なんで菜の花……いや。そもそも、俺はただ昆虫採集に出かけるわけじゃないんだけど」
「あれ、違うの?でもムシ採るんだろ?」
「遊びじゃない。フィールドワークだ」
「一緒じゃん」
軽く言ったら睨まれた。
しまった、と俺は内心慌てる。俺は不用意な発言で神崎を怒らせることが多い。
「安藤、そろそろ片付けて」
しかし、再び俺の方を見たその表情は、どうやら怒ってはなさそうだった。
「この部屋、カギかけるから」
「あ、そっか」
俺は慌てて弁当ガラをコンビニの袋に入れて、パイプ椅子から立ち上がる。
そして、ふと思いついた。
「なあなあ、俺も一緒に行っていい?」
訊ねると、神崎はきょとんとした表情を浮かべた。
「天気いいし。春先の昆虫採集っていうのもなんか面白そうだし。駄目?」
「……だからフィールドワークだって」
そう言った神崎の表情はもういつもの無愛想に戻っていたが、声の調子は柔らかかった。
まわし
上の方のやっかみレスが原因で最近投下してくれてた上手い職人さんが
書きづらくなってないか心配です
まわし
>>420 GJ!恋になりそでならない微妙な関係がたまらん。
木々の緑の陰の下、ときめきを隠しつつ二人で昆虫採集したらいいよ。
始まりの予感にwktkしつつまわし。語りもネタもショートショートもどんとこーい。
無駄に白衣着たまま昆虫採集してほしかった。
でも、白衣脱いだらちょっと年齢下がるってのもいいよね〜。
個人的に、萌えの形式はなんだっていい。もえさえあればなんだって!
確かに長いSSばっかりが10回以上続いたりなんかしたら
最近来た人にスレの趣旨が誤解されるんじゃ…って心配になるかもしれないけど
たまにならどーんとボリュームたっぷりの長編があっても嬉しいよ。
>>423 自分は逆に熟年カポーの雰囲気を感じた。
あと神崎はきっと眼鏡をかけてるね。
まわします、そいや!
大学生か院生くらいかなと思ったけど
そう言われて読むといい年の研究者二人にも読めて萌える不思議
眼鏡イイネ!
穏やかな日常のヒトコマの雰囲気好き。生物学?系白衣萌え
次に向かってまわし
どうぞお踏みになって!
二十年後
「あなたとこうしてると、幸せってこういうことだって思うよ」
一つ年下の彼は、コーヒーカップを口元に運びながら笑顔を見せた。
厳しい寒さもようやく和らいで、暖かい日差しが極上の毛布のようにオレたちを包んでいる。
こうやって彼とゆっくりできるようになったのは、ごく最近のことだった。
くり返される謀略。強制的に連れ出される戦場。殺さなければ、殺されていた。
その間も彼とは、ずっと一緒にいた。
「この幸せが二十年後も続いてたらいいな」
なんてね、と冗談めかして彼が笑う。
「……バーカ。二十年なんて、甘いこと言ってんじゃねーよ」
顔が赤くなるのを見られたくなくて、そっぽを向いたオレを、しなやかな腕が抱きしめる。
それから、初めてのキスをした。
mws
縁側でお茶を飲むくらいまで続くんだねまわし
まわそうよー
まわしまスー
みゃわすね
ぶんまわすよ。
さあどうぞまわし
腹黒わんこ
残念誰も萌えられなかったようだ回し
まわします
ぬおー超残念
雨に降られてまわすよ
雨に濡れたわんこ(腹黒)のつぶらな瞳にキュンとしつつまわし
まわします
It’s rain cats and dogs まわし
おまわり! じゃなくて、おまわしします
腹黒わんこ
もうこの言葉だけで萌えなんだよ
そういうことさ
まわし
>>447に心から同意。
わんこのように伏せつつ9を待つ。
この背中をお踏みになって! orz サ、ドウゾ
人一倍寂しがりの癖に他人と関わりを持とうとしない受け
あんたがその手を伸ばせばいいんだ。
俺は誰かみたくここから逃げやしない。
泣き喚いて抵抗するほどガキでもないし、
かと言ってすべてを流れに任せるのも癪だ。
あんたが、あいつのように逃げない人だと解ったら、
仕方ない、その時はその時だ。
だから今は、あんたから来い。
俺の中を散々引っ掻き回して、独りじゃないと刻み込んでくれ。
そうしたら、絶対にどこか行かないよう、
俺から手を伸ばしてやる。
m
まわすよ
屈折してるなあ
過去なにがあったのか気になる
どうしてこんな風になったかを考えるとnrnrしちゃうなぁ GJ!
そしてまわし
寂しがりというよりは強気だな
強気と書いて寂しがりと読むんですわ
いい言い方だとツンデレの予兆
悪い言い方だと・・・
踏まれるよ
ずっと敵同士だったのに、急に仲良くしなければならなくなりました。
「いいかテメー。仲良くしてやってもいいが、この線からこっちに入ってくるんじゃねェぞ」
「うえうせぇ。テメェのクセェケツ、こっちに向けんじゃねぇぞ」
「…テメー、このやろう、上等じゃねェか」
「ア?その線からこっちに入ってくんじゃねェっての、テメェこそ」
「…いいか、坊主。ここでは俺が先輩だろうが」
「俺は坊主なんて名前じゃねェな。まァ、俺のテツという名前を呼ぶのは愛しい貴之だけでいいが」
「ふざっけんじゃねェよ!貴之が愛してんのはこのジョン様だけだ!」
「ハ、ジョンってツラかよテメェ。純日本産じゃねェか」
「うるせぇえ!表に出ろ!!」
「おとなりのみっちゃんがひっこす先では犬がかえないので、シベリアンハスキーのテツは、ぼくの家族の一員になりました。
でも、うちにずっといるしば犬のジョンは、なかよくするつもりはないみたいです」
貴之は書き上げた日記を読み返して、はぁーっとためいきを吐きながらランドセルに日記帳をしまった。
今日も、窓の外では二匹の犬が吠え合っている。
GJ! かわいいなあw
二人(二匹か)で飼い主を奪い合うのか…
でも「貴之に怒られるから」とかそんな理由で
喧嘩もあんまりできなくなるんだろうな
これはかわいいww
ジョンは柴犬かな。GJ!
貴之が学校に行ってる間はいがみ合ってても帰ってくるとお互い牽制しあいながら貴之のご機嫌をとったり
こっそりご飯の取り合いしたり散歩中自分が先に歩こうとして「並んで歩かなきゃだめ」って怒られたり
貴之が泣かされて帰ってきたら二匹揃って敵討ちに行こうとするところまでハァハァしながら受信したぜ。
なんという調教師・貴之
末恐ろしい子…!
萌え萌えしちゃったんだぜ…!乙…!
かわいいよ…!gj!
ほこほこしました。
465 :
風と木の名無しさん:2008/03/16(日) 23:23:09 ID:8iQcwUXBO
超GJ!萌え死んだw
さぁどんどんいこうね
まわしちゃうからね
柴犬がシベリアンハスキーに先輩面してるのか。
可愛いなあ。GJ!
柴とポメとかでもかわいいよ!
ってゴメン、よく読んでなかったアホです。がしがし踏んで下さい。
愛の戦士?
ちょっとおまいら聞いてくれ。
俺の幼なじみ超可愛いんだよ。俺とタメなんだけどさ。
ありえねーの。超いい奴でさ。ホントいい奴でさ。まさに俺の天使って感じなんだ。
クラスじゃ女子に人気があるわけでもないんだけど。
むしろちょっと怖いとか感じ悪いとか言われてることもあるけど俺はハア?って感じだね。
お前ら見る目あんのか?とか思うよ。確かにあいつキツイこともあるけどそれはフェイクなんだって。
あいつは色々不器用なだけでホントはすごいいい奴だから。
まあそんなわけで俺はそいつ大好きだから、一緒に帰ったりもしてて、
ついに「お前好きな奴いたりする」って聞いてみたんだよ。
絶対いないと思ったね。じゃなきゃ聞かないだろ常識的に。
でも駄目だった。うん。いたんだよ好きな奴。隣のクラスのバスケ部の奴。
マジちょっと泣きそうだったよ。そりゃ泣けないけど。
あんな奴背がでかいだけで顔も格好良いわけじゃないし頭も良いわけじゃないし
一体どこが好きなんだとか小一時間(ry
でもあいつがいいと言うんだから、間違いないと思ったんだよ。結局。
だって俺の天使だから。そりゃ疑えないだろ。
そこから俺は頑張ったね。戦った。二人の仲を引き裂きたいという気持ちと戦った。二人をくっつけようと奮闘した。
笑うなら笑え。どうせ言いたいことも言えないよ。
俺が天使に言えるのはせいぜい「俺お前の愛の戦士(?)だし」みたいなことだけだよ。まあそれも言えねーけど。
ここまでチラ裏マジスマソ。
でもさっき電話もらってさ、嫌われたって言うんだよ。あいつ泣いてたよ。
バスケ野郎俺の天使を泣かせるんじゃねーよ( ゚Д゚)ヴォケ!!
嫌われたなんてそんなわけねーじゃん。間違いなくバスケが悪いね。
照れて対応を間違えたに違いない。絶対あいつら両思いだから。俺が一番知ってるし。
そんなわけで俺これから天使のキューピッドになりに行ってくる。
おまいら成功を祈ってくれ。
なぜか分からんがホロリときた。GJ!
でも愛の戦士の恋が実る事を願う。
がんばれ愛の戦士…!切ないな!
これでバスケ野郎が愛の戦士に恋慕しててほしいですう><
三角関係大好物なんですう><
GJまわし
バスケ野郎に「俺はホモじゃない」とばっさりふられて傷心の天使を
愛の戦士?が癒して紆余曲折でハピエンってありがちですが萌えますまわし
愛の戦士、
>>473な事になったらある意味まさに愛の戦士だぞ
たいへんだぞ
がんがれまわし
愛の戦士?の幸せを心から祈りつつまわし
ジャンピング踏み台
強敵と書いてライバルと読ませたい攻めとそれを鬱陶しいと思いつつも構ってしまう受け
萌えてもらえなくて残念だったので自分でMAWASHI
まわしー
残念
>>479想像して萌えたけど綴れなかったよ見たかったなまわっし
自分は強敵(とも)と呼びたいお年頃まわし
>>483 もしかしたらそっち書こうとしてど忘れぶっこいたのかも……
まぁ今更言ってもしょうがいやね二度目のマワシ
まわします
まあきっとどっちにしろそんな攻めは暑苦しいw
踏み台の準備できやしたぜ
受けを溺愛する攻め
朝起きるとまず、一日の天気よりあいつの体調が気になってしまう。
あいつは昔から妙に風邪をひきやすい。気付くといつも風邪をひいている。
365日のうち風邪ひいてない日の方が少ないんじゃないかってぐらい常に風邪をひきかけている。
子供の頃からずっとそうで、更にそれを今までずっと近くで見てきたことで、
俺の一日はいつの頃からかあいつの体調を気にすることから始まるようになったのだ。
一度それを知り合いに話したらドン引きされたし、俺も自分でちょっとどうかと思うが、
それでも今日も今日とて俺は起きた瞬間からあいつの体調のことを考えてしまっている。
テレビをつけたら新人のお天気お姉さんが今日はとてもあたたかいですよと笑顔で教えてくれていた。
あったかい、か……それなら大丈夫か。でも逆に汗かいて冷えたりしないだろうか。
あいつが風邪をひきやすいのは体質的なものもあるが、同時に奴自身の不注意のせいでもある。
だからますます心配で、目が離せない。これもまた、子供の頃からずっとだ。
いつの頃からか俺は自分の荷物に加え、あいつのための常備薬から非常食、
防寒グッズにポケットクーラー、救急セットに果てはソーイングセットまで詰め込まれた
あいつ専用の必需品諸々詰め込み袋を常に一緒に携帯するようになった。
高性能トランシーバーもあるし片方は奴に持たせてある。万が一どこかで遭難しても安心だ。
これについても知り合い連中にドン引きされたし、俺自身も以下略
こんな俺を見て、あいつ自身はものすごく楽しそうに笑う。
「お前ってガキの頃から本当、心配性だったよな」と言って昔を懐かしんだりもする。
俺が心配症なんじゃなく、お前が人に心配させる奴だからだと俺はそのたびいつも思うが、
実際には何も言えない。なぜなら笑うあいつは必ずこう言うからだ。
「お前のおかげで俺は一生、なにがあっても生きてけるんだろうなあ」
勝手なこと言いやがってと呆れながらも笑顔につられて一緒に笑ってしまう俺はきっと、
それこそあいつの言うようにこれから一生、周囲にドン引きされ続けるんだろう。
けどそれでもいいと、今は本気でそう思う。
久しぶりガッカリな*0だな…
次の*0に期待まわし
尽くし攻めは萌える…(´∀`*)GJ!
受け視点で読んだら萌えた
まわし
ちょw過保護すぎてきめえw(誉め言葉)
それに動じない天然受けも可愛いな
お似合いバカッポーGJまわし
ただの風邪と思っていたら…なんて展開にならないよう祈っとくよまわし
むしろ受けを溺愛してない攻めって珍しいよね。
珍しい珍しくないの問題じゃないでしょ
踏んで
喫茶店にて
「……という訳なんだ。どうすればいいと思う、マスター?」
またそのお話ですか。
何回喧嘩すればいいんですか、貴方とその愛しい人は。
「悪いと思っているなら、素直にそう言えばいいんです。コーヒーでも飲みながら、ね」
「あいつを連れてきていいのかな。ここ穴場だし、マスターは静かなの好きだろ? あいつ騒がしいもん」
「いえいえ。楽しみにしていますよ」
私を狂わせた貴方をそんなに困らせる憎き恋敵、一度見てみたいじゃないですか。
何度も何度も喧嘩して。
私は貴方が本当に好きだから、応援していますけれど。
ですがもし直接会って、相応しくないと判断したなら――――――
ちょっと説明不足かな
とりあえずマスターが若いのかナイスミドルなのかが気になるよ
mws
妙齢バリトンボイスのマスターを受信して萌えた
連れられてきた恋敵との冷戦を妄想しつつまわし
意外にも恋敵とマスターがくっついて、三人でドロドロというのも厨だが萌える。
そんな萌えをありがとう
>>500 GJの気持ちをこめてまわし
店の片隅に、そんなマスターを密かにずっと想っている常連客がいてもいい…!
GJまわし
なんかいろいろ想像して萌えながらまわし
想像の余地があるってのは素敵な事なんだぜ
マスターは、一見すると清潔で冷たそうだけど、
笑うとその印象が消える人だといい。滅多に笑わないと尚いい。
中身は変態でエロエロがいい。
勝手に妄想してすまない。GJ!
>>500
>>507 想像しすぎw
ふー、しょうがない。
踏まれるよ。
真夜中に届いた、たった1行だけのメール。
朝起きてメールを確認すると、受信メールが二件あった。
どっちも親友。なんだろうと思ってメールを開く。
『好きだ』
件名、無題。本文、三文字。
送信時間は深夜一時。
『ごめん』
件名、無題。本文、三文字。
送信時間は深夜二時。
たった一時間の間に何180度回転したメール送ってんだよ!
自己完結?!俺の返事は待たんのか?!そりゃねーよ!!
GJ!不覚にも吹いたw
これ難しいなあと思ってたけどナイスすぎるよ。あなたが神か!
ギャー。グルグルしてる自己完結型親友かわいすぎる!本人の返事も気になる!GJ!
一人で悩んだんだろうなw
そりゃねーよ!に笑った
いいっすねー!!短いのにすっげー良くわかるwかわいいw
誰か…も、もえを…
とりあえず彼は手っ取り早く親友に電話だ!
いやここは訪問で
萌えながらお踏みくださいな
剣豪×ごろつき集団
「嗚呼、清左衛門様、格好良いやなァ…」
「“我が刀の錆となるか”…なぁんつって、渋いやねェ」
細く開けた襖の向こう。
皆で顔つきあわせてきゃいきゃいと頬に手ェ付けて騒ぐ様は、芝居見物を終えた町娘と大差ない。
しかし、その風貌はと言えば頬にゃ刀傷、髭は不精に伸びてやがるし、可愛さとは無縁の顔の造作。
「…おい、おめェら…」
頭領である俺の声も聞こえねェのか、浮かれたそいつらはあの憎き清左衛門の言葉を反芻してやがる。
「なァ、清様が俺を斬ろうとした時の台詞は“観念せよ”だったか?」
「いや、それは俺ン時だ、お前の時は、そうだな…“地獄に落ちよ”じゃあなかったか?」
「嗚呼!清左衛門様に斬られるんなら地獄にだって落ちますよ、ってなもんだな!」
「俺ら一人一人に声かけてくれる辺りに優しさ感じちまうよな」
…あいつらは一体全体何を言っていやがるんだ?
俺にゃァ到底理解できねェ。頭がふらつくようだ。
ふらつきついでにガタンと襖に手を付けば、ようやくあいつらは俺に気付いたようだ。
「アッ!お頭!」
「すいやせん、清左衛門の野郎にまた不意打ち食らいやして!」
「今度こそ!今度こそ清左衛門の野郎の息の根止めてやりやすんで!」
さっきまで“清左衛門様”“清様”と言っていたその口で何を言ってやがる。
そう言ってやりたかったが、声が出ねェ。
そんな俺に気付くこともなく、あいつらは声を揃えてこう言う。
「俺らァ、清左衛門の野郎のことを一刻たりとも忘れたこたァございません!」
嗚呼、そうだろうよそうだろうよ。
俺は痛むこめかみを押さえて、今後のことを考えるしかなかった。
>>520 最高www
恋する乙女なごろつきどもに萌えた!
超GJwww
これは清様×お頭に決まりですねw
かわいいよ強面ごろつき集団かわいいよ
GJ!
おもしろい〜かつ萌える!!超GJ!
超GJ!ヲトメな下っ端テラカワユスw
>「俺ら一人一人に声かけてくれる辺りに優しさ感じちまうよな」
いやちがくね?ちがくね??wwwwwwwww
なんちゅう可愛い奴等だwwwwww
グッゾブwwww
愛いのう、愛いのうw
ゆとり教育
TVから聞こえて来たキャスターの声に、俺は大きく頷いた。
そうだ、そうした方がいい。 学のない俺でもわかる。
ゆとり教育、ありャあ恐ろしいモンだ。マジで。 可及的速やかに見直すべきだ。
亡きオヤジから『くれぐれも宜しく頼む』と託され、
畏れ多くも弟のようにお育てした大事な大事な若様が
あの様になってしまわれたのも全てゆとり教育の弊害だ。
『堅気で立派にやっていける人間に』とのオヤジの望みを叶えるべく、
どうにか県下一の進学校に捩じ込んだというのに…。
それなのにあの方ときたら小学校すらまともに出てねェ俺でもわかるような
ごく当たり前のことすら理解しておられねェ御様子なのだ…!
円周率がどうとかそんな生易しい問題じゃねェ。
この間など、360度どこから見てもヤクザにしか見えず
実際にヤクザである俺を捕まえて、こともあろうに「可愛い」と宣われた。
日本すら危ういらしい。御労しい。
またその前などは「お前を嫁にする」ともおっしゃっていたな。
最近の学校では婚姻制度もまともに教えないらしい。嘆かわしい。
学校を過信して任せきっていた俺にも責任の一端はある。が。
いくらなんでもこの有様は酷い。まったく酷い。
「ゆとり世代が日本を担う時代になったら
この国はどうなっちまうんでしょうねェ…。」
そう洩らした俺に若はケラケラと笑ってこう言った
「日本の将来の前にテメェのケツの心配でもしてろ」
…嗚呼、本当に。
すべてはゆとり教育のせいだ。多分。おそらく。いいや絶対。
可愛かった若をこんな風にしちまったゆとり教育を、俺は怨まざるを得ない。
ワロタwwwwww
うん、この人確かに可愛いなwww
これはいい年上受けww
GJ!萌えた
かわいいなw
GJでした!
ワロスwwwヤクザがかわいくて萌えたwww
ケツの穴かっぽじられないように気をつけろよGJ!
ウケたwGJっす!
すごく面白いw
受おまwww可愛すぐるwwwww
GJでしたwww
さぁ、回すぜー
ヒゲ
つ、と伸ばした手で顎を捕らえる。
親指の腹でやんわり撫ぜると、ざり、とした髭の感触。
――嗚呼。
オンナノコのような横顔に欲情したのは遠い昔の話、青春期の気の迷い。
だってあの頃コイツは可愛かった。そこいらの女よりよっぽど可愛かった。
「…なに?」
怪訝そうな声に、はっと我に返る。
「…あ、いや。…ヒゲ、が」
「髭?」
「……お前でも生えるんだなぁ、と…」
「あァ?俺だって髭くらい生えるさ。当り前だろ、こんな時間だし」
ガキの頃はともかく、そう言って苦笑する。俺の手に顎を預けたまま。
…手を放すタイミングを完全に逃した。
指先に、ちくちくと刺さる、むず痒いような刺激。
――自分は男だと、俺に主張するように。
そう、ガキの頃ならともかく、だ。
女のような白い首筋、細い腕。
あの日の横顔。夕陽を受けてきらきらと金色に輝いた産毛。
あの頃のあの衝動だけなら、気の迷いと笑って済ませられたものを――
「お〜い、酔ってんのかァ?」
いつまでも動こうとしない俺の手を、それでもコイツは振り払わないまま
ぴた、と俺の頬に手を添えた。
悲しいまでに骨張った、男の手。
「…お前も髭生えてんよ」
「……そりゃぁネ。」
――嗚呼、それでも俺は。
気の迷いと呼ぶには確かすぎる熱を今も持て余している
そこはかとなくエロス
ヒゲ とか ゆとり教育 だけじゃカプでもシチュでもなんでもないような気がするんだが
それでも0の姐さんらのレスにははげ萌えたんだぜ!GJGJ!
一つ目を読んで恋人同士かと思った。
そうじゃないと分かってより萌えた。
GJ!!
萌えす…!
このカプがっつりツボだー!GJ!
>>530も
めがっさGJ
なんか目に浮かんで萌える
GJ
なんとはなしに漂う色っぽさと切なさがいいなあ…ご馳走様でした
全力GJしつつまわし
さあ踏んでくれ
王子×厳つい護衛
この醍醐味は肉体的にも年齢的にも何から何まで受け<攻めであること。これに尽きる。
きっと王子は可愛くってまだ体も華奢なんだ。
護衛はそんな王子を綺麗でピュアな天使か何かかと思ってる。実は虎視眈々と自分を狙ってることに気づかない。
それが油断してたら上に乗っかられて拒むんだけど、本気で暴れたら王子吹っ飛んじゃうしそんなの勿論できない。
王子第一主義だからそんなの選択肢にもない。
嫌なら振り払って欲しい。って縋り付く王子を無下にできるわけなんてない!
「あなたを拒まないことをお許し下さい…」
って王子の間違いを正せないことに罪悪感抱えながらなし崩しに関係持ったらいいんじゃないかな。
このカプ最大の醍醐味はこの先王子が成人・適齢期になった頃。
王子の一番の妨げは自分だと常々感じていた護衛の身の引き方の潔さは異常。
そこはもう王子の腕の見せ所。
立派な王子に俺はなる!護衛はそれを見守り続けて生涯独身、の心は繋がってるよエンド。
誰にも文句言わせないぐらい頑張ってやんよ!ほらな!の有言実行エンド。
お前がいれば何にも要らない。地位も名誉も捨てたけどいい?の田舎で二人暮らしエンド。
王子!危なーい!バキューン…エンド。
その他もろもろバリエーションは豊富。
わかる、わかるよ…俺には君のことがわかる。
GJ!
受け>攻めだった。
方向逆だったスマソ
わかる。蝶わかる。他人とは思えないよ。GJ!
わかる。うんうん。おまおれ級にわかる。gjです
>「あなたを拒まないことをお許し下さい…」
禿げた
素晴らしい語りGJ!
バキューンでワロタwww
GJ
でもバキューンエンドはいやだ〜
その後二人で田舎へとかがいいな
お、踏んでくれよ
子どもの頃は受けに泣かされていた攻め
「先生!」
「…病院内でデカイ声をだすな」
「もう診察時間終わってんだから別にいいだろ、それよかメール見た?見た?」
「ああ」
先生と呼ばれた男は、思わず口許を緩ませる。
「合格おめでとう。晴れて俺の後輩だな」
青年が選んだ進路は、男の母校である大学の歯学部。
「お祝いに何か買ってやろうか?何が欲しい?ゲームか?」
「ガキかよ!」
「ガキだろ、俺から見りゃあな」
お前が小学生の頃から知ってんだぞ、そう言って青年の髪に手を伸ばし、くしゃりと撫でてやる。。
ただの歯科医と患者と呼ぶには親しい存在だ。
自分に憧れて歯科医を目指す、と言ったこの青年を、可愛く思わないはずがない。
大切な、弟のように思っている。
…それが、青年の望まないことだと薄々察しながら。
案の定、青年の瞳に不機嫌なひかりが宿る。
「…ねェ先生、先生にとって俺はいつまでガキな訳?」
唐突に、青年の手が、ぐ、と男の手首を掴む。
思わぬ程近くに青年の顔。
酷く、真摯な。
見たこともないような強い視線に穿たれて、一瞬、ぎく、と大袈裟に身体が強張った。
眼前の青年が思わず目を見張る程あからさまな反応に、一番驚いたのは男自身だ。
思わず目を逸らした。失態を悟り、内心、焦る。
良くない、立て直さなくては。
さり気なく、掴まれた手をほどきながら口を開く。
「…歯医者、で、泣く奴を、大人とは言わん」
男の言葉に、青年の顔が、見る間にかぁぁ、と紅潮する。
「いっ…幾つの頃の話してんだよオッサン!」
「お前は高校にあがるまで泣いていた」
「反射で涙が出るだけだっつーの、泣いた訳じゃねェ!」
「そういうのを泣くと言う」
「うぁーーーっ!もう!!!」
青年は俯いてがりがりと頭を掻く。
いつもの空気。男は安心したように小さく息を吐く。
「さあもう帰った、俺はまだやることがある」
ひらひらと手を振って青年を促すと、青年は口を尖らせながらも、従う。
「…まあいいや、今は。早く一人前の歯科医になってアンタに俺を認めさせるから」
「…そーかい」
「…それに」
扉の前、振り返って青年はニヤリ。
「……まったく脈がねぇって訳でもなさそうだし?」
「……。」
扉が閉まる。
残された男は、手酷く痛め付けられたような顔をした。
m
あーやべー超好み!
GJまわし
それで受けはいわゆる生理的な涙を流すことになって、
「泣いたわけじゃねえ」と呟くんですねまわし
まわし
566 :
風と木の名無しさん:2008/03/30(日) 10:11:05 ID:Hn+iP7lAO
GJ!早く一人前の攻めになってねまわし
治療用ドリルまわし
GJ萌えさせていただきましたまわっし
朝の目覚め、二人共パンツ一丁、ベッドの中にて。
残念お流れまわし
流れましたか まわし
川の流れのようにまわし
面白そうだったから期待してたんだけど残念まわし
酔っ払ってやっちゃった次の日の朝でも
普段のノロケでもどっちでもとれそうで料理しがいのあるお題だったが残念
まわし
涙出るほど好きなシチュなんだぜ同衾朝チュン
2日間覗かなかった自分を殴りつけつつまわし
次に期待しつつまわし
>>575 そういう時こそ避難所じゃないのかと思いつつまわし
踏み台
嘘つき
じゃあ一連の流れを無視して久々に語りますね
拙い文章ですが目をつむってくださると幸い。
『嘘つき』って凄い短いのに思い単語だよね。
会話の中でぽつりと出すと途端に生まれる独特の空気。漢字変換すると『嘘吐き』とも出る。それがまた嘘っていうのは人間の口からしか吐かれないものだという現実を突き付けられるんだよね。
嘘にも種類は多様に在る。同人界ではよく『優しい嘘』『自己犠牲の嘘』が使われる。
萌えるよな。凄く萌えるテンプレだよ。
例えば攻めが物凄く身分の高い輩だったとして、受けが攻めのために身を引こうとする。この時に使われるのが『自己犠牲の嘘』だと思うんだ。
「俺…ホントは攻めなんか好きじゃねえし!攻めがしつこいから…っ仕方なく付き合ってただけだ!攻めなんか大嫌いだ!」
続き
こんな風に吐き捨てて攻めから逃げる受け。でも、自分で吐いた嘘が自分にとっても苦しい。
まぁなんだかんだ言って二人は幸せになるわけだが、その時攻めがぽつりと言うんだ、
「受けの嘘つき」
勿論受けはその言葉に軽く泣きながら怯えるんだけど、攻めはその受けの不安を掻き消すように笑うんだ。それを見て泣き顔の受けも少し笑えればいい。
ダークな感じだと、信じていたのに裏切られたと思った受けが攻めに「嘘つき!」って叫び続ければいい。
嘘つき!嘘つき!嘘つき!信じてたのに、信じてたのに!!
でも攻めはあえて何も言わない。言われるがままになってたりするといい。ある程度受けが言い尽くしたところで、一言だけ「…すまない」とか言えばいい。下手な弁解を入れずに、受けの悲しみ全てを「嘘つき!」の叫びにのせて受け止めるのがいい。
なんかごたごたになったけど、攻め受けどちらかがどちらかに「嘘つき」って言い放つのが好きだ
いただきました。
いいね、いいよ、すごく分かる
自己犠牲の嘘を受け取らないのも
己の嘘に対する批判を静かに受け取るのもかなり萌える
あるある!すごくよく分かる!GJ!
嘘つきは恋人に舌を入れられちゃうんだよ
nice uso
どうぞ!
逆襲
残念お流れまわし
某赤い彗星が頭の中を駆け巡った
ここは二次禁止なんで巡っただけだったけど
同じく仮面の男がww
お前らは私かw
むしろ某餡パンアニメの映画を連想した私は…
自分はミュ/ウ/ツーを連想したw
ミュウシーは名作だった
萌える*9頼むぜ
住み慣れた奈良を離れて東京に来た日光&月光菩薩
『はじめてのふたり旅』
残念、ちょっと難しかったかなまわし
萌えようとしたら某聖人漫画しか頭に浮かばなかったよまわし
こういう一風変わった*9もいいね〜
流れて非常に残念
まわし
日光&月光菩薩って有名?
調べたらなんかすけさんかくさん的なイメージだった…間違ってる?
限定しすぎたお題だと難しくなるし
幅広くイメージできすぎるお題だとみんな気を使う(?)し、
9を踏むのにも覚悟がいるなぁ
まわします
某女子校小説に出てくる男子校の双子しか思い出せなかったんだぜ…
踏んでください
死亡フラグをへし折る受
「俺、今回の仕事を最後にしようと思うんだわ」
―――だからさ、
そこまで言いかけて彼は急な呼び出しに飛んでいってしまった。
彼の仕事は時間を選ばずで、ベッドで甘い囁きでも交わそうかという時にでも非情だった。
おまけに会うたびあちこちに新しい傷ができていて、常々僕はそれを問い質した。
「お前はいつも馬鹿面で俺を待ってりゃいいんだよ」
なんて言葉で丸めこまれて、いつも僕は黙るしか他なかった。
知っていたからだ。
図体ばかりが大きくあまり気の強いほうではなくて、幼い頃に蟻の行列を踏ん付けたことをまだ気に病むような小心者の僕に心配させまいとしていた彼の心情を。
そんな彼は、結局一年が過ぎても戻らなかった。
僕は後悔している。あの時、彼を引き止めなかったことを。もっと早くに足を洗ってくれと言い出さなかったことを。
―――だからさ、
彼は何を、言おうとしていたのだろうか。
そこまで考えて、チャイムが思考を掻き消した。こんな夜更けに、嫌がらせだろうか。
時計は深夜の二時を指す。
―――暫く放っておけば、静かに――
「帰ったぞ!いるか!!」
ばあんと勢いよく玄関扉が開かれ、蝶番は哀れに外れそうにぷらついている。
顔にまだ治らない傷の残る、けれど最後に見た時よりもずっと愛おしい笑顔がそこにいた。
「……え、えぇ…」
「仕事を終わらせてきた。どうだ!」
「そんな……待ってよ、本当に…」
「無職な俺を養う覚悟はあるだろうな」
僕は近所の迷惑も構わずにおいおいと泣いて彼に縋った。
GJ。・゚・(ノ∀`)・゚・。
いい話っぽいのにどうしたって最後の
「無職な俺を」で笑ってしまう
GJ
なんて可愛い攻めと受け…!GJ!
受け、力持ちだなあ。
>「無職な俺を養う覚悟はあるだろうな」
同じく笑ってしまう
GJ!
普通に働け受www
GJまわしwww
おいおいと泣く攻めの真意はどっちだww
本人達が真剣なのに傍から見るとギャグにも見えかねないところに萌える
こういうカップル大好きwwwGJでした!
か…漢だ…!
男前受けってこういうことなんだなあ
GJまわし
遠慮せず踏みたまえ
最後に伝えたい言葉
「十中八九脳漿ブチ撒けて御陀仏、やな」
ヒュゥ、と場違いな口笛の音。こんなときでも口許には狂犬じみた笑み。
――嗚呼、神様仏様。
この人のこのカオが見れなくなることだけが心残りです。
つい先刻まで縛られていた手首をさすりながら窓を覗き込む。
ここから飛んで助かる可能性は五分…というのはあまりに楽天的過ぎる数字だろう。
まぁ、どちらにしろ連中はおれ達を生かして帰すつもりはあるまい。
それならいっそ今ここでこの人と一緒に死ぬ方のも悪くない。
想い人と共に死ぬ。なかなか甘美な響きじゃないか。ああ、ますます悪くない。
死の間際の感傷か、押し殺してきた言葉が自然に口をついて出る。
「神崎さん、最後に聞いて欲しいことがあるんですわ」
「ぁア? なんや改まって」
「――おれ、ずっとあんたのこと愛してました」
「へッ! 寝言ぬかしよる。おどれは恋愛ドラマの見すぎじゃ、あほんだら。
そんなナマっちょろいモン見よるからこんな目に遭うとるんじゃ、え? このくそボケ」
「……あんたかて同じ目に遭うとるやんけ」
「あぁ? 舐めたクチ利きくさって、余裕やないかいクソボケ。
ええか、“生きて帰れたら一発ヤらせい”」
「……は、」
「どうせ言うんやったらこん位言うたらんかい、ドマヌケ」
「……言うたら、ヤらしてくれるんですか?……嬉しいな」
「おもろい、万が一生きとったら一発と言わんと腰抜かすまでヤらしたるわい」
男の口許が挑発的に釣り上がり、笑みの形を作る。
ギラギラと光る、敗北を知らない瞳で。
獰猛な獣のような、見る者の飢餓感を底無しに煽るような――。
「さ、行くぞ。腹括れよ」
「……ええ、さっきの約束、忘れんといて下さいよ」
「ハハ!その意気じゃ!」
――前言撤回。心残りありまくりじゃクソったれ、絶対生きて帰ったる!
おれは、強く誓いながら宙に向かって跳んだ。
622 :
1/2:2008/04/07(月) 23:41:14 ID:9IgaRUGqO
俺は、おまえのことが大っ嫌いだ。
まずその顔が嫌だ。いっつもニヤニヤニヤニヤ、あいつを見て薄気味悪く笑いやがって。
あと図々しいとこがムカつく。俺とあいつの生活に勝手に上がり込んで。俺たちは、二人きりで今までうまくやってたのに。
おまえが来るようになってから生活ペースも乱されっぱなしだ。おまえが来ると、あいつ俺にあまり構ってくれなくなるし。休みの日におまえと二人で出かけちまいやがるし。今までは、休みの日は俺と二人で家でゴロゴロしてたのに。
…それをあいつが受け入れるところが、気に入らなない。
おまえと話すときのあいつが、やけに嬉しそうなのが気に入らない。おまえと一緒に居るときのあいつが、楽しそうなのが気に入らない。おまえが来る前、やたらソワソワしてるのが気に入らない。
おまえなんか、後からあらわれたくせに。ずっとあいつと一緒にいたのは俺なのに。
おまえはあいつの小さな頃のことなんて何も知らないだろ。凹んで帰ってきた夜に、泣き疲れて眠るまで側にいてやったのは俺なんだからな。
あいつは初恋のことも、友達のことも、何でも俺に話してくれた。
623 :
2/2:2008/04/07(月) 23:42:48 ID:9IgaRUGqO
あいつは俺を愛してる。あいつにとって俺は、間違いなく唯一無二の、かけがえの無い存在だ。
…俺の方があいつのこと、ずっとずっと知ってるんだからな。おまえなんかより、ずっと知ってるんだからな。
…だから。
「お?小太郎か!?」
さっきからノックし続けていた音に、ようやく気付いたらしい。
本当におまえは鈍い奴だ。駄目な奴だ。
先行きが不安になる。
「お前が来るなんて、珍しいじゃん。」
だって気付いてしまったんだ。
あいつを支えられるのは、多分おまえしかいない。
俺はおまえのことなんて大大大大嫌いだけど。
俺にはわかる。
ずっと一緒にいたあいつのことなら何でもわかる。
…"俺"をうしなった時、あいつを支えられるのはおまえしかいない。
おまえに頼みごとをするのは、これが最初で最後だ。
正真正銘、命をかけて、俺の"一生のお願い"ってやつを、おまえに伝えにきた。
「どうした?」
『…ニャア』
俺の主人を、よろしく頼む。
わわわ!すみません!!
リロミスった!
レス無駄に使ってごめんなさい
どちらもGJ!
この涙は花粉のせいじゃないんだぜ…
違う花粉のせいだ!断じて泣いてなんかおらぬ!
さあ踏んでくれたまえ
青より赤が似合う
放課後。
「ねえ」
あきれた君の声。
「いつまでかじりついてんの」
これ見よがしの溜息さえ、夕暮れに似てこの胸を鮮やかに染める。
目印を残して僕は厚い本を閉じた。朱に透ける瞳はまるで、何かの監視員気取り?
「信じらんない。もう間に合わない」
「そんなに見たいドラマなら、どうしてさっさと帰らないんだ。机にかじりつこうが図書室に根を生やそうが、とにかく俺の勝手だ」
「ちょっと! どこ行くんだよ!」
よく喋るから無駄が多い。身振りが大仰だから行動が鈍い。鞄を掴んだ君はやっと、僕が廊下を抜ける途中で追いつく。ほら、加減なく後ろ手を掴む。
「待てよ!」
「おまえこそ『どこ行くんだよ』?」
「どこ、って……」
いつも明るいから沈黙が深い。さっき綺麗だと思った夕焼け色の瞳がさっと伏して、けれど弾かれたようにまた僕を見上げた。長いまつげ。
「おまえが教えてくれないから俺は、どこにも行けないんじゃないか」
僕を睨む。鬱陶しい前髪をかきあげながら……かきむしりながら、君は、君が。
「あのときあいつ、何か言った。最後の言葉なんだ。俺に言ったに違いないんだ」
君が僕を。
「それ、やめてくれないか」ふいに、僕は言った。
「え」
「ほらまた。そうやって髪をかきあげる」
「え、なに……」
「おまえ以前はそういう癖、なかっただろう」
いつか僕は唐突に気づいた。奴の仕草が君にうつった。奴の気さくな性格を心に宿して、君はそれを恋と知った。
再放送のドラマ。苦手なブラックコーヒー。似合いもしないブランドの鞄。なぜあの日一緒に燃えなかった。バイクもトラックも燃えた。アスファルトは黒くただれた。
駆け寄った僕に、奴は何事かを語った。声にはとうとうならなかった。
あの唇は何と動いたろうか。口唇術? まさか。まさか。僕に読めるわけが無い。
「髪? そんなのいま関係ない……、おい、触んなよ!」
「赤」
「ちょ、み、耳! 触んなってっ……え?」
「赤がいいって」
夜によく映える、深い青が美しい、自慢のバイクは炎に消えた。
「赤いピアスのほうが似合うのにって、言ったんだよ」
GJ!!
バイクの色に似た青いピアスしてる設定だったらさらに萌える
すいません誤字自首に来ました。
口唇術→読唇術。なんか色々はつかしひ……。
まわすよ!
ぐるぐる
GJ。雰囲気いいよ。続きが読みたいよ!
このリクを見たらB.A.S.A.R.Aって少女漫画(ゲームとは無関係)の
四.道と帰.蝶を思い出した。
リク主さんが読んだことなかったら是非読んでほしいよ。
なんかもうリク内容をそのまま漫画にしたような感じだから。
確か最終巻の最後の方に載ってたと思う。まわし。
まわし
ではどうぞ
てるてる坊主と雨男
「お前さー、何で俺の言うこと聞けねーんだよ。お前の仕事だろ?」
窓枠に頬杖をつきながら、ここ数日止むことのない雨とボクを交互に見て恨めしそうに呟いた男は
派手に溜め息をついてからピシャリと立て付けの悪い窓を閉めた。
今日の天気は連日の雨に加えて風が酷く、ボクの体は右へ左へ揺さぶられて全身びしょ濡れ。
まったく。溜め息をつきたいのはこっちのほうだよ、と一人ごちる。
肝心な時に決まって雨が降ってしまって困っているらしい彼が、古い木造アパートの軒先に
ティッシュ5枚ほどを使ってボクを作ったのはちょうど3ヶ月前。
あの時は確か彼女との初デート。結果、大雨。しかもフラれてしまって散々だったらしい。
ボク一人じゃダメだと思ったのか、その1ヵ月後、彼が代表に選ばれた陸上の大会の前日には
ボクと同じような格好をした偽者を数え切れないほど作っていた。
結果、また大雨。
仲間にも「お前が雨男だからいけないんだ」と文句を言われたと他の奴らを片付けながら愚痴を吐いていた。
ボクだってね。叶えてあげたいんだよ、君の願いを。
だから、晴れの日にはボクがどこに居るのか思い出してみてよ。
晴れの日だけは、ボクを部屋の中へと入れてくれる君。
君の傍に居ることを許してくれるなら、ボクはいつだって頑張ってみせるから。
一体だけ絶対残しておく男にちょっとときめいた
その辺気付いて次は晴れにしてやっててるてる坊主
GJ
頑張れてるてる坊主!
このままだと首をちょんと切られちゃうぞ
てるてる坊主の首を切ると
仕返しに首切られるんだって
あんな健気で可愛らしい話なのに突然ホラーな流れに…こえーよ
なにこの流れw
さ あ 踏 み た ま え
真面目×ノーテンキ
「笑ってんなよお前、もっと真面目に考えろよ……!」
「考えてもムダだって、ブルースリーも言ってんじゃん」
「……なに」
「考えるな!感じるんだ!
さあ!感情の赴くまま!おれを!貪るがいい!」
「馬鹿かお前……ふざけてる場合かよ……
お前、ホモだぞ?おれ達ホモになっちまうんだぞ……?」
「おれに言わせりゃここまで来て今更グダグダ言ってるアンタの方が
よっぽどふざけてると思うけどね」
「……ッ、悪、ぃ」
「あーもう、やめてよね一々マジに取んの」
「……悪い」
「まァた謝る!もっと気楽に考えなよ、1度しかない人生なんだから何事も経験してみなきゃ損よ?」
「1度しかないから踏み外したくないんだろ」
「あーあー、堅いねェ」「性分、だ」
「つーかおれとこうするの、道踏み外してるって思ってるんだぁ」
「そ、そういう意味じゃなくて!」
「あは、何焦ってんの
男同士だしフツーに外しまくりじゃん。むしろだからこその背徳感が堪らんつーか…」
「……馬鹿」
「お馬鹿で金髪、男には堪らんでしょ」
「……。」
「――ただしちんこ付いてるけどネ!」
「……ぷっ」
「あ、やっと笑ってくれたァ」
「……、馬鹿」
「では場が和んだところで、気を取り直してCome on Dearing!」
「……何故英語」
「金髪だから?洋モノ嫌い?」
「……。」
「Oh,God!!Yes!A-ha!」
「……おまえ、そろそろ黙れ」
「じゃー黙らせて。ネ?」
「……馬鹿。」
「馬鹿でカワイイと思ってるでしょ」
「……。」
馬鹿で金髪!ビバ
このスレ時が止まっとる
まわすぞー
ざ・まわーるど
マワッシー
さっさと踏めよ
爪先にキス
そっと爪先にキスをした。
貴方が帰ってくるまで、私はずっと待ちつづけています。
いつのまにかできた主従関係。
同じ日に生まれたのに、身分の違いというのはこんなに皮肉な物か。
貴方は微笑んでこう告げた。
「じゃあ、ちょっとハワイまでサーフィンしにいってくるね」
気をつけていってらっしゃいませ。
全国の子供達が貴方の活躍を期待していますぞ。
>>660 ちょwwwム/ックwwwこんなとこで何してはるんですかwww
なんというオチwwwwww
俺のコーヒー返せwwwww
あーでも、その二人は対等だと思ってたけど
主従関係となると新しい萌えが生まれそうだな
こwwwれwwwはwwwwww
GJと言わざるを得ない!まわし
ちょwwwいつのまにヤツラ主従関係になってんだwwww
でももうあの二人が主従関係にしか見えない
ちょww、あいつかよwww。
いやあいつらは師匠と弟子だから主従っちゃあ主従かもしれん
っていうか二次って駄目じゃなかったけか。それともこれは二次とカウントしないのか。
>>666 あからさまに二次とわかる「固有名詞」じゃないからセフじゃないかな??
しかしこれはGJww吹かざるをえないwwwまわし
べ、別に踏んでほしいわけじゃないんだからねっ!
声変わり
「中野はさ」
屋上で弁当食って残り時間はいつも通りの昼寝タイム。
声のするほうにごろりと寝返りを打つと小金井がぽっかり浮かんだ雲を眺めながら続けた。
「まだ安定しないよな。体質とかかね?」
「あー。そうかもしんない」
適当に相槌を打ちながら小金井の喉仏を見つめた。
俺の声はちょっと変だ。だからあんまり喋りたくない。
顔に似合わないね、といわれる重い声とはしゃぐような子供の声が時々入れ替わる。
こんなのがもう1年も2年も続いている。
皆のように「大人の男の声」になったらこの気持ちはなくなるんだろうか。
逆か。変なキモチがあるから、子供っぽい独占欲ばっかだから、こんな声のままだとか。
・・・俺の声が俺を責める。
「ずっとこうだったらヤだな」
いつまでもガキみてぇじゃん、と言ってるそばからもう声が裏返ってしまう。
「ソレはそれで味があっていい。中野らしいし」
「何それ、ひでぇよ。ずっと子供のほうがいいってこと?」
最初にこいつと会ったときはお互いまだ中学生みたいだったっけ。
なのに2年たって今じゃすっかりでかくなって。渋いいい声になっちゃって。
大人みたいな声で大人みたいな事言うな。
「いや、なんてかさ」
「あ?」
ちらりと俺のほうをみた小金井の顔が赤いのは気のせいか?
「中野が大人っぽくなったら、こんな事もうしてくんないんだろうな。なんてな」
ぽかんと口を開けたまま固まってた俺に、俺がいつも悪ふざけに見せかけて奴にするみたいに
ぎゅうぎゅうと抱きついてきた。
gj!
じゃれあう二人に禿萌した(*´д`*)
いつもぎゅうぎゅうしがみついてんのかよカワユスなぁ…思春期に少年から大人に変わって独占欲の正体に気付く所まで受信した。
672 :
風と木の名無しさん:2008/04/16(水) 18:52:04 ID:ahD+iesyO
まわり
mawashi
mws
675 :
風と木の名無しさん:2008/04/16(水) 21:53:37 ID:DTH/P7CaO
まわします
mws
マワシ
踏めい
メカニックマン×最前線で戦う戦士
あなたが好きです
確固たる信念を持って戦うあなたが好きです
不屈の闘志で戦うあなたが好きです
危険にさらされた子供を庇って怪我を負っても、何一つ曇らぬ笑顔を返すあなたが好きです
熱血バカ、とからかわれても、内心ではそのやり取りを嬉しく思い仲間たちを愛すあなたが好きです
時に壁にぶつかって挫けそうになっても、悩んで苦しんで深く暗い闇の迷路を彷徨っても、
仲間からの激励であったり、上司からの叱咤であったり、あるいはスタッフたちとの何気ない会話からでも
明日への活路を見出し、その一歩踏み出すことを恐れない
そんなあなたが好きです
出来ることなら
あなたの隣で共に戦いたかった
出来ることなら
あなたのそばであなたの背中を守りたかった
適正審査で不合格だった私にはそれも適わず
ならばせめて
あなたを守るバトルスーツで
あなたの足となるマシンで
あなたと戦うメカで
全身全霊を込めてサポートします
あなたは今日も地球の平和を守るために
マシンに乗ってパトロールをし
バトルスーツを纏って敵と対峙し
巨大ロボに乗って悪を打ち砕く
時折無謀な行動をするあなたですが
それは私たちメカニックの腕を信頼してくれいてるから、と
少しだけ思ってもいいでしょうか?
それが私の唯一の誇りなのですから
乙
とゆうかこれは、1レスにおさまる長さじゃない??
せつな乙まわし。支え愛好きです。
改行多いとエラーでるよね。
とにかく乙まわし
おつかれまわし
健気な裏方乙まわし
ひっっっさしぶりに何か書きたいな まわします
踏んでくれ
暗闇に目を覚ませ
ああ君、騙されちゃいけない。
もう二度と、けしてあの男への愛しみを語ってはならない。
そうやって切なく掴む胸から、君の盲目が生まれている。
何も見えやしないだろう。こんな明るい陽光のした、君の世界は彼へ彼へと翻っているのだ。
「……それは彼を皮肉っているのですか。嘲っているのですか。彼は紳士です。世間は彼を知らない……。本来ならもっともっと上の爵位を戴いて然るべき方です。あの」
だが君は知っているだろう。
「あの、生まれつきだという弱視さえなければ、彼は」
君の言葉を詰まらせた処に真実がある。君は知っている。
彼はすでに人でない。
それでもなお君は言い募るつもりか。降り注ぐ陽光。大地を染める暗緑。今また一陣の風が行過ぎて、君は何かを願うように風の道を仰いだ。
「世界は美しい。善良な瞳を灼くものなど存在しないのだ」
「ならば灼かれます」
「堕ちるぞ」
「この血潮の最後の一滴すら、彼に差し出すことを厭いはしません」
血液とは何物か。
夜な夜な啜るといわれるほどの渇きを癒すものとは。
問う間もなく、そこには遠く佇む禁城と君の後姿だけが残った。
もう見えない。
だが君は知っている。そして思い知るだろう。
暗く塞いだ目で、真実の淵に立つ。
その暗さに初めて気づく。
その深さに足がすくむ。
飛び込むか。逃げ、だすのか。
手遅れになる前に盲目の瞳を開けろ。
…ああ君、騙されちゃいけない。
…君の心が望むものは美しい背徳。あの男の隣に佇む君自身の姿。甘美な背徳。
…もう二度と、けしてあの男への愛しみを語ってはならない。
…もう二度と、彼を悲しませてはならない。
そして煌々たる月光が闇を照らす刻に
昏き森の奥で嘆きと法悦の入り混じった声を聞くものがいるのですね、
わかります
まわすぃ
mws
まわすよ
ちょっと閑散として寂しい
前半は豊作だったから賑わってたねまわし
人口の増減が激しいスレなのですよ
出先からまわっし!
まわっし!
踏んでくださってかまいませんぜ
どうしていつも君は5分遅れて来るんだい?
仲の悪い兄弟みたいな先輩と後輩
701 :
700:2008/04/20(日) 16:49:35 ID:1vJ/YYgs0
うわああすみませんorz
スルーしてください・・・
朝が弱いわけじゃない。
どっちかっていうと目覚ましが鳴りだす前に起きてる事が多い。だって朝練楽しみだし。
冷えた空気のロッカールームで着替えるときの緊張感が好きだ。朝もやが降りて少し湿ったトラックのにおいが好きだ。シューズの紐を調整しながら、走りこむイメージを固めるのが好きだ。んでもってそのイメージ通りに走れるように基礎練するのも好きだ。もちろん走るのも。
でも一つだけ嫌なことがある。1学年しか違わない、部長でもマネジでもないのに口喧しい奴。
大体上って言ったってアイツ3月生まれじゃん。俺5月だし。実質タメの癖に俺にばっか威張っちゃってさ。お前になんか指図されたくないっての。4月で区切る制度って何とかなんないかな。
奴より良い記録残しても、監督に認められても、先輩・後輩ってのはひっくり返せない。
休み時間にだれていると、隣の奴らがなんか盛り上がってる。
『まいったよ、待ち合わせ15分遅れただけでマジ終わりそう』
『ちょ、彼女気ぃ短か!』
『時間に間に合うように起きてもさぁ、出かける前に服が気に入らなくてさ』
『あーあるある!靴あわねぇ〜とか思い始めるとどうにもなんないよな』
『遅れてってお前の彼女怒んねぇの?』
『めっちゃ怒るさー。でも怒ってる顔も可愛いし。見たくてわざと遅れるときもあるよw』
『ジュースでも奢って機嫌とるのー?』
あー俺もだよ、と心の中で会話に参加する。デートじゃないし、相手、好きな女でもないけどな。
忘れ物はないか?だとか、朝飯のメニューだとか、文句つけられないようにちゃんとしようとすればするほど時間が無くなるんだもん。いい加減なら間に合うけどなんか負けた気分になる。
>>701 >>1 *0を踏んだらたとえ無理でも、リロミスでも誤爆でも、
とにかく*9の指定した内容で、萌える思いを書き綴ってください。
いやまて、俺が真剣なのは部活に対してであって、アイツのことは関係ないはずだ。たぶん。
ご機嫌取りも一緒か。ジュース奢らされる。体格合わないのに柔軟組まされる。タイム取るとき併走やらされる。
タオル勝手に使われる。そのタオルで顔拭いとけって何のいじめだ。
食事も細かく口出しする。アレ食うなこれ食えプロテイン飲め。休みの日もランニング付き合う約束させられる。後半遅刻と関係ない気がするんだけど。
俺と俺の物と俺の時間勝手に使うな。アンタは俺の兄ちゃんかっつーの。
一回きっちり断ってみるかな。そういえば前にアイツが使った俺のタオル、わざとでかい声で『こんなん使えねぇからアンタにやる』って放ったらちょっと泣きそうな顔してたっけ。
あん時は他の3年に言葉遣いがなってねーと関係ないことで吊るされたんだ。
自分が怒らせたせいでゴメンってアイツ後で謝りに来たけど、そんなんするなら最初から放っとけ。
いつもと違う弱った顔見せられて俺どうすりゃいいのよ。しょうがないから俺も謝ったら、アイツ笑いやがった。これで仲直りだねーって何だそれ。喧嘩なんかしてないし、仲良くする気も無いよ?
俺はアンタが嫌いなの。好き放題されるのがやなの。でも、なんでかアンタ言う通りしなきゃって思って。
期待にこたえるっつーの?でもいう通り行かなくてイライラすんの。出来ないことにアンタが突っ込むのもやなの。
どうせ俺のことそうやってからかってるだけだろ?やめてくんない?
むかついたんで全部言ってやった。ざまーみろ。
「僕は好きだよ。だから構うのやめない」
・・・今なんと?
「君だってがんばって僕の言ったこと守ろうとするのは、僕のこと好きだからじゃないの?」
そんなの先輩の命令だから、だと思ってたんだよさっきまで。
でも2人で一緒にいるの嫌じゃなかった。遅刻してもシカトとだったらちょっと寂しいかも。
なんかおかしくないか?この思考はやばいんじゃないか?
結局俺はなんにも答えられなかった。
今日もまた遅刻だ。言い訳なんて通用しない。奴は今日もニヤニヤしながらこう言うんだろう。
「どうしていつも君は、5分遅れてくるんだい?」
面倒くさいからアンタが毎日起こしに来てくれ。世話焼いてくれ。あーやっぱだめだ、俺アンタのこと嫌いなんだった。
>>703 ■*0を踏んだ人物が12時間無反応の場合は権利消滅となります。*0以外の萌えたい人どうぞ。
12時間過ぎて700さんが放棄したとみなし、699と700(の一部)の内容で書き込んじゃいました。
まずかったらスルーお願いします。
>>702 GJ!
5分遅れるのは構われたいからですねわかりますw
>>702 GJ! 最後はわざと遅刻なのか
まとめに格納されないのが残念だ。。。
次回は事故のないよう祈りながらまわし
喜んで踏まれましょう
子供じゃない!
「免許証と保険証、クレジットカードに社員証、好きなの選べ」
「――――ごめんなさい」
好きな人に振られて、自棄酒を飲もうと思ってコンビニに行ったら、高校生に間違えられた。
むしゃくしゃして財布の中にあるカード全部ぶちまけてやったら、店員に平謝りされた。
その姿に、ちょっと気分がよくなって意気揚々と酒を買い、家について財布丸ごと置いてきたことに気づいた。
「免許証と保険証、クレジットカードに社員証、アナタの財布と僕のアドレス、全て預かっています」
「――――お前のアドレスはいらない」
高校の制服に着替えた笑顔の店員に、俺は丸めた紙を投げつけてやった。
かわいい!!
こんなに短いのにいろいろエピソードぎっしりで萌えるってスゴイ
GJ!
店員さんかわいいね〜。GJGJ!
コンビに行きたくなったまわし
頑張れ高校生まわし
だがしかし童顔はマジで色々大変らしいぞ
身分証明書が事あるごとに大活躍らしいぞ
ああやべぇ、恋の始まりって感じだなテラ萌えス
高校生×社会人って組み合わせすごい好きだまわし
これは…!
ほんと短いのに面白いし萌える!
GJGJ!!
おおお超GJ!
社会人→高校生の子供じゃない!と
高校生→社会人の子供じゃない!なわけですねわかります。
短いのに萌えたwwwGJ!
さあ踏みなさい!
青春真っ只中な二人
720 :
風と木の名無しさん:2008/04/22(火) 14:43:50 ID:u1qGgAEf0
手を握れ。
そのまま家まで送れ。
方向間逆?だったら最初に言え。
離れたくないなら抱き締めろ。
そんな目で見るな。
だからそんな目で見るな。
なんでお前が泣きそうなんだバカ。
顔が赤いのはトマト食べ過ぎたんだ。
ミニトマト一個でも食べすぎなんだ。
お前少しかがめ。
何もしないから早くかがめ。
いいから早く。
――バカ、早く目を瞑れ。
空気よめ。
早く帰れ。
いつまでそうしてんだ。
俺は帰る。
またな。
……5メートル離れてないのに、メール送んな。アホ。
真っ只中っていうか爆走中な二人に萌えたGJ!
乙まわし
まわしー
まわっしー
こういうリズム感の文章は好きだ
GJ
乙なんだぜー
まわっし!
深夜に乙まわしデス!
踏みたきゃ踏めよ
犬猿の仲
おもいきり睨み付けて彼の腕を引き剥がす。勝手に人のものに手を出すとは良い度胸しているな。
俺のいない間に何があった?
唾液に濡れ光る場所をそっと撫でると、自然と涙があふれる。こんなに汚されて黙っている事あるか。
考えるより先に手が出ていた。その場にうずくまり、どうしても欲しかったんだと泣き叫ぶ彼。
嗚咽しながらさっきたらふく飲んだであろう白いものを、涎と一緒に無様に垂らしやがる。
欲しければ何をしても許されると思うな!
認めたくはないが彼とは好みのタイプがもろに被る。でも俺のほうがずっとずっと前から好きだった。
収まらない気持ちのままもう一発殴ると、遠くから女が駆け寄ってくるのが見えた。
「あーもぅ!まーくん、ブランケットぐしょぐしょ……貸し出しのなのにどーすんの」
「ゆう!たたいちゃだめでしょ!!ごめんなさいねぇ、手が早くて」
大量の買い物袋と一緒にひょいと体を持ち上げられた所で俺たちの愛憎劇は強制的にエンドロールへ突入だ。
「気にしないでください、きっとうちの子がゆうちゃんの使ってるの取ったんですよ」
「ほんっといつもすみません。ウチもう、この託児コーナー使うのやめようかな……」
母上それはよしてください。俺は彼といつか決着をつけたいんです。
どうかこれから先も、大きくなってもずっと彼と一緒にいさせてください。
ぐずって意思表示を試みたけれど。戦利品について熱く語る母達にはとうてい汲んでもらえそうもなかった。
もう託児所とか保育園とかまともな目で見れないよ!
10年後が楽しみな物件ありがとうございますだいすきですこういうの
GJ!
732 :
風と木の名無しさん:2008/04/23(水) 20:53:13 ID:EGSIWy6E0
幼児かわいいよ幼児
GJ!激しくGJ!まわし
なごむわ萌えるわえらい事態です
なんと素晴らしい腐れ縁
10年後くらいにアイツばっかり気になる気持ちに気付けばいい
GJまわし
乳幼児何やってるの乳幼児w
15年後〜18年後が気になる
踏んで踏んで
一度だけキスをしたことがある
学食は混んでいたから、並んで座るしかなかった。
「お前誰ともつきあったコトないの? マジで?」
入ったばっかの大学で、最初に声をかけてきたこいつ。
なんとなくそのままつるんで、一緒にメシを食っている。
なんでこんな会話になったんだか。
こいつモテそうだから、誰か紹介してやるとでも言うのかな。
「わるかったな。どーせ寂しい人生だよ」
笑っていいのか、憮然とするべきなのか。
割りそこなった割り箸は食べにくい。
「キスもしたことないんだ?」
ねーよ、と返そうとして言いよどむ。
なんかまるでなんも知らない赤ンボみたいに言われるのが癪だ。
「い、一度、だけ」
ばか俺。なんでつっかえる。
へぇ、とヤツのニヤニヤ笑いが深くなる。
「それっていつ?」
「幼稚園の、とき…」
言ってからしまったと思った。
正直に白状することないじゃないか。
いつでもいいだろお前に関係ない、って言えばよかったじゃないか。
名前も覚えてない。あれからどうしたかも記憶にない。
覚えてるのは、夕暮れの公園と、真っ赤になったあいつの顔。
「じゃあさ」
そんなの数に入るかよと笑うと思ったのに。
何を思ったか、ヤツはつい、と体を寄せてきた。
「2度目も俺が、もらっていいかな?」
あああああ大好き!
こういう再会系弱い私には強力でした…
GJです!
あああああ私も大好き! GJGJ!!
片方だけ気付いてるっていうのも個人的には美味しかった
ごちそうさまでした
目ーひん剥いて萌えた
このまま最後の男になればいいよ!ああ禿萌えた!
GJ!!
745 :
風と木の名無しさん:2008/04/24(木) 22:25:39 ID:nqOaqaaQO
最後の展開に禿げた!!GJGJ
あげたのごめん……
禿げました
もうつるっぱげですGJ
この禿げ!って言いながら踏んで下さい!
超ネガティブな攻×甘やかしまくる受け
どれだけ「君が好きだよ」って言っても。鸚鵡返しに「俺はあんたが好きだ」って繰り返す。
君は口下手で不器用だから。本当に言いたいこと、したいこと、伝えられないんだよね?
それでもいいよ。
そのかわり、2人だけの合言葉を作ろうよ。
君が自信をなくしたときに言う言葉。自分を否定する言葉。
それを全部「好き」に変換する良い方法を考えたんだ。
意味もなくゴメンと謝ったら1回。
俺でいいの?って聞いたら2回。
キスをするってどうかな。
そっぽを向いて「もうしない」って言ったら3回してあげる。
何万回変換したら、君は君だけの言葉で「本当の気持ち」を教えてくれるのかな・・・・・・。
MO★E★TA★
たまらんまわし
まわしますの〜
まわしますかね
これが乙女チックってやつか?!GJ
せつない…
マワッシー
切ないまわし
たまには乙女系もいいな
踏んでもらおうか
遅くなった誕生日プレゼント
760 :
1/2:2008/04/27(日) 12:03:33 ID:k+J/pdoe0
いつの頃からか、自分が誕生日を迎えた日の0:00に「おめでとう」メールを
受け取るのが、二人の間での恒例行事になっていた。
生まれたときから知っている幼なじみ。いつもはがさつなあの男が
どうやってこの日を忘れずにいるのか、正直不思議に思う。
時間指定をして事前に準備をしているのか、それとも、時計を見ながら
送信ボタンを押しているのか。
そして自分はといえば、そのマメさを日常生活に生かせ、と毎年のように言いながら、
携帯電話のディスプレイを開いて生まれた夜を待っている。
こんな変な習慣をつけさせやがってと相手を呪いながら、時計の針をじっと眺めてしまう。
しかし25回目の誕生日を迎えた今年、自分の携帯は日付を変えても
何も受信することはなかった。
何も考えないように仕事をする。やらなければいけない案件は山ほどあった。
寝不足の脳は動きを鈍らせて抵抗する。そんな自分の状態が腹立たしい。
結局昨日は、回る秒針と数字を増やす短針を眺めるままに朝を迎えてしまった。
たかが幼なじみからのメールが届かなかったからって、このザマはなんだ。
女子高生でもあるまいし、そんなことに時間を費やしたなんて。
イライラと走らせるボールペンはいつも以上のミスを生む。
気がつけば窓の外は真っ暗で、オフィスの中には自分以外の人間はいなかった。
ガランとした空間。
「お誕生日なのに残業なんてダメですよ」
今年入ったばかりの新人がそう言って帰ったのは何時間前のことだっただろうか。
人間関係に恵まれたこの会社の居心地はいい。今日も誕生日を迎えた自分に
たくさんのおめでとうの声がかけられた。
それなのに、ありがとうございますというお礼の言葉は丁寧さとは裏腹の生返事だった。
自分にあきれた。
頭に浮かぶ顔は普段と変わらずにへらへらと笑っている。
761 :
2/2:2008/04/27(日) 12:05:15 ID:k+J/pdoe0
顔を上げると、無機質な壁時計が早くも日付の変更を告げようとしていた。
昨夜も同じことをしていたのを思い出してしまい、そんな自分に心の底から嫌気がさす。
止まることのない一定の間隔で、赤い秒針は音もさせずに時を刻み続けていた。
今日という日がもうすぐ終わる。終わってしまう。それを見たくなくて、思わずまぶたをきつく閉じた。
その直後のことだった。
「うわ、」
胸ポケットで激しく自己主張を始めたのは、今日一日嫌というほどその存在を意識させられた携帯電話だった。
何回も続く着信の振動は、それがメールではなく通話であることを示している。
画面の名前は、いま一番遠ざけたくて、遠ざけられない男の名前だった。
通話ボタンを押す。知りすぎている声が聞こえる。
『俺のこと好きだって気がついた?』
その声に、心臓の痛みが着信の振動のせいだけではないことを思い知らされてしまった。
『誕生日おめでとう』
今年はギリギリセーフを狙ってみたんだ、と低い声が響く。
『待ってた?』
「……お前は一回死ね」
『え、新しい年の最初の言葉がそれってひどくない?』
「うるさい死ね、死んでしまえ」
口の悪さは自覚している。こんなときでも直せない意固地さも分かっている。
そんな自分を受け止めてきたのはこの男だった。長い間、ずっと気がつかないふりをしていた。
『じゃあ、死ぬ前にもう一度顔を見せてよ』
電話口の声が告げる。いつもと変わらない声。自分のそばにある声。
『今どこ?』
夜は深く、明日も仕事があった。能率の悪い仕事ぶりは情けなくて、この寝不足はさっさと
解消しなくてはいけないものだった。
けれど、この声を直に聞きたいという心を隠すことはもう出来そうにない。
「……俺が行く」
そう言って電話を切ると、すぐさまジャケットをつかんで会社を飛び出した。
まだ賑やかな街は明るく、走る自分の体の後ろを色とりどりのネオンの光が流れていった。
新しく迎えた夜が、とてもまぶしかった。
もえすぎてなみだでてきた
ああもう受けかわいいなこんちくしょーてめっこのやろ!まわし。
やおいでここまで感動したの初めてだ。ありがとう。
きゅんきゅんして苦しくなったじゃないか!ありがとうまわし。
ドツボ突かれますた
二人とも幸せな誕生日を過ごしてくれ!
本当にGJまわし
萌えた!感動した!
ありがとう。
踏み台いきますよ _| ̄|○
無意識な惚気
例えばそれは、彼にとっては昨日の晩飯の話をする位の感覚なんだろう、と思う。
「昨日さー、先輩とゲーセン行ったんだけどー。あの人ガンゲーめっちゃ上手くて」
コイツとその先輩がデキてるってのを、俺は知っている。
たまたま、本当にたまたま、公園でキスしてるのを見ちまったから。
「何か俺が3倍くらいお金使っちゃったんだけどさー」
「お前が下手なんじゃね?」
「ちげーって」
脚を広げて逆向きに椅子に座り、だらりと俺の机に上半身を預けて愚痴る相手をからかってみる。
するとコイツは、目線だけをこっちに寄越しながら、頬を膨らませて反論してきた。
高校生にもなって、ガキかっつーの。
「でもさー、ガンゲーやってる時の先輩って、むちゃくちゃかっこいいんだわ」
頬の膨らみを吐き出して、今度はだらしなく笑いながら、コイツは言う。
「何かさー、年上の迫力っての?目とか鋭いし。俺が女なら惚れるね」
ほら、でた。
いつものノロケ。
本人は自覚していないようだが、本気でその先輩とやらにベタ惚れらしい。
人の気も知らないで、と内心嘆息するが、毎日のようにノロケたコイツの表情を見れるのは、悪くないと思った。
のろけ乙!
これはイイのろけ乙!
おおーこれはいい!
いやぁ、惚気っていいですねぇ
うっしゃまわしー
惚気イイヨー
まわし
さあ踏んでいけやぁああああああああ!!!!
人外(妖怪、妖精、幽霊、宇宙人なんでも可)
悪い夢でも見た? またうなされていたんだよ。
うっすらと目を開いた君は、汗で額に張り付いた前髪を手の甲で払いのけると
寝返りを打ってまた瞼を閉じる。
ああ、眠れないんだね、つらいんだね。君の安らげる時間は夜しかないのに。
学校での陰湿ないじめ。無関心を装う家族。たった一人の友達にも裏切られて。
きつく結んだ唇が震えてる。思い出したのかい? 今日あったこと全て……。
今までは見守るだけしかできなかったけれど。
もう、良いよね。僕が助けに入っても。
僕はね、味方なんだよ。君のことが好きだから。
誰にも触らせない。怖い夢からもいやな現実からもずっと、ずっと守ってあげる。
2人だけの世界でずっと一緒に暮らそうよ。闇だけでできた、暗く湿った素敵な世界。
僕が手伝ってあげるから。少しだけ息を止めて。怖がらないで。
早く
こっちに おいで よ。
まわし
m
>>780 KOEEEEEEE!!((( ゚Д゚)))
でもちょっとときめいた!ふしぎ!
カビ臭くて仄暗い世界からずっと見つめていたわけですね。
GJ。
乙まわし
801要素は低いけど好きな作風だGJ。まわし。
怖いけど萌えたとだけ言っておく!
さあホラー苦手な俺の屍を越えて逝けorzモエタケドコワイヨー
萌えたので踏み台!
祈るような歌声
泣くか喋るかどっちかにしろよ……みっともない。
大して話題にもなっていない映画を観た帰り道。少し遅れながら一生懸命
話しかけてくる学生服の左手に、俺は無言でポケットティッシュをねじ込んだ。
何だってこんな天気のいい日に子守のバイトなんかしてるんだろう。
はとこなんて、縁遠すぎてほとんど言いがかりのような繋がりなんだから無視
すればよかったのに。
昔から仲良かったじゃない、気分転換だと思って付き合ってあげて?と近所に
住んでるってだけで家族面する小母さんに、無理やりチケットと数枚の紙幣を
渡されてしまった。中学に上がって友達も増えたんじゃないの。お宅のトモ君
は俺抜きじゃ何もできないんですか。あぁ、言ってやればこの万年べったりな
関係から脱出できたかも。大学生ったっていつも暇ってわけじゃないんスよ。
チケットにはB級と評しても差し支えないようなファンタジー映画のタイトル。
あの原作は何とかってゲームなんだ、と昨夜電話口で熱く語られたっけ。
冒険者の女といずれ統治者となるべき騎士。ちょっとした馴れ初めと別れに、
活劇と謎解きが混じったわかりやすくてありがちな話。正直なところ中世風な
美術と音楽以外俺にはとても退屈で、こんなに泣ける理由が見つからない。
足を止めて聞いてみると
「だって、ハル兄似てたんだもん」とトモが鼻をすすりながら呟いた。
ヒロインの相方は『騎士』を名乗るわりに貧相な体つきの男だったはずだ。
ちっとも似ていないと思ったが、見た目とは違うことを言いたいらしい。
あんまり要領を得ないので少し落ち着かせようと、バス停のある大通りから
何本か外れた先にある河川敷で休んでいくことにした。
日も暮れかけてあたり一面が柔らかなオレンジに染まる中、ユニフォーム姿の
少年たちが連れ立って家路を急ぐ。自転車の群れにぶつからないよう土手の斜
面に並んで腰を下ろすと、もう一度トモに聞いた。
誰が誰に、似てるって?
ハル兄が、騎士の人に似てるから。それは理由になるのか?
だから僕も歌えるよ、なんて唐突に鼻声で主人公の歌真似をはじめる。
ストーリーの要になる歌。聴いた者の傷を癒す、心にまっすぐ届くうた。
迷宮の奥に閉じ込められた2人。ヒロインは自分の命を削って声がかれるまで
冷たくなっていく騎士のために復活を信じ、祈りを込め、歌い続けた……。
どこかの民俗音楽のような不思議な旋律に思い切り適当な歌詞が不釣合いで
可笑しい。やめさせようとして向き直ると目を閉じたままの真剣なトモの横顔。
祈るようにうつむいて。一度だけ聴いたそのメロディを懸命に繰り返す。
何のつもりだ?
できるだけ怖い声を意識して出したつもりだったのに情けなく掠れてしまった。
顔を上げたトモが、泣きすぎてひどい顔になってるはずなのに。
思いっきり全開の笑顔だったから。
「映画観てわかった。僕、ハル兄ともっと一緒にいたいんだ」
本当は一緒にいるだけじゃなくって、ハル兄が今困ってる事とか、悩んでる事
僕が解決できたらいいのにって思うんだよ、って傷をえぐると同時に告白か。
中坊の癖に生意気な。失恋したのがばれてるとは思わなかった。迂闊だった。
誰にも会いたくないからと引きこもってたのが敗因なのか、母親ネットワーク
の情報漏えいか。そんなに瀕死に見えたのか、俺。だから騎士なのか。くそ。
まぁ、話だけならしてやらないことも無い、なんて実体の無い返事をしてから
土手を後にする。すっかり暗くなった裏路地をいくと、いつの間にかトモが
赤い顔をして少し遅れてついてくる。
送り届けるまでがバイトだからな。そんな言い訳を頭の中でこね回しながら
小さな左手をそっと握って、俺たちは並んで歩き出した。
興味本位でした買い物だった。
この国にはない色の髪をした少年は、数年前にどこぞの大国に滅ぼされた国の生き残りだという。
手に入れた彼は喋れない、笑わない、小遣いを与えても菓子の一つも買わない、
子供のくせに遊びというものを何一つ理解しなかった。
事情を慮らずに正直つまらない奴だと思っていたからこそ、
夜、彼の部屋から小さな歌声が聞こえてきたときには驚いた。
少年特有の声に乗って、異国の言葉が優しく流れていく。
俺は歌学のことは疎いけれど、その様をとても美しいと感じた。
ただ、高く澄んだ声の中に心に突き刺さるような響きがあって、訳もなく胸を苦しめた。
言葉を覚えた彼に最初に尋ねたのは
「いつも歌うあの曲はどういう意味があるんだ」ということだった。
聞かれているとは知らなかったのか、質問された彼は少しびっくりした顔をした後で
大切な者に花を贈る歌なんです」とだけ返した。
その答えで俺はあの祈るような歌声の意味を理解した。
それからは、彼の部屋でささやかな葬送曲を聴くのが日課になった。
声が青年のものへと変わるにつれ、歌の響きも少しずつ柔らかくなっていった。
彼が成年となる夜、いつものように部屋のドアを叩くと
妙に緊張した顔の彼が、赤い小さな花束を抱えて出迎えた。
「これ、僕の国に咲いていた花です。
…今はもう数がないらしく、少ししか買えませんでしたが。
受け取ってもらえませんか?」
数秒の後、俺は笑いながらまったく同じ花束を差し出した。
793 :
792:2008/04/30(水) 19:47:38 ID:W4cSIFidO
>>790 トモの純粋さに萌えた、GJ!
リロミスやらかしてすみませんでした…
どちらも乙。まわします
おつま
みまわ
まわし
踏みにじって!もっと激しく!
そうだな
そこなんだよ。たとえばさ、うまいこと告白できたって。うん、そっから先さぁ。
どう転ぶかわからん。おっかねぇ…ん、ゴメンな俺、愚痴ばっか。いつもアリガト。
お前だってやめといたほうがって思、え、なんでお前になるんだ。相手お前って何。
ちょ、なにいってんの。俺の相談じゃないの?えー…まぁ、なんだ、あれだよ。
そうだなぁ先ずはお友達からって事で。あ、もうなってる場合はどうしたらいいんだ?
まわし
MWS
m
人すくないなーと思ったら連休だった・・・
>>801ゲットおめ
まわします
801リク流れたのか
前スレ801リクは応えられずじまいだったけど…
>1読まない人増えたのか
踏みたまへ
808 :
807:2008/05/04(日) 01:31:56 ID:TAjJFjPtO
早漏すまんorz
今度こそどーぞ。
同じ顔同士
ばかな話だと思った。自分と同じ顔をしている弟に見惚れるだなんて、ばかな話だ。
好きな人がいるんだ。 双子の弟が、そう私に告げてきたのは、つい先週のことだった。
同じ月日を一緒に過ごしてきた仲だというのに、それまでにそういう話を打ち明けたのは、弟も私も初めてだった。
私にはそれに理由があった。同性愛者だということを知られてしまったら、軽蔑される、そう思っていた。
(今思えばなぜもっと早く気づかなかったのだろう。私と彼は同じ細胞でできているということに)
弟に好きな人がいるというのは、単純な気持ちで嬉しかった。
少しでも力になってやろうと、私は照れながらも、相手の名前を聞いた。
弟が口にしたのは、私が交際している男だった。
唖然としている私に、弟は続けてこう言った。
「あの人と、兄貴が、好き合ってるのは知ってるんだ」
「ごめん」
「でも 俺もあの人が好きなんだ」
「この気持ちだけは」
「この気持ちだけは誰にも負けない」
そのときの彼の顔は、今まで私に見せたことのないものだった。
美しかった。
同じ顔で、同じ細胞を私は持っているはずなのに、こんなにも美しい強さを私はそれまでしらなかった。
私は逃げ出した。その場から、あの人から、自分から。
私と弟は、互いの名前を交換した。もう、元には戻れないのだ。私も、彼も。
あの人は、きっと気づかずに、弟の、いや、兄の隣で笑っているのだろう。
あいつも今ごろ、あの人の隣で笑っているのだろうか。
2人笑いあう姿を想像してみたが、先週までの自分とあの人の姿が蘇えるだけで、不思議と妬みは生まれなかった。
なんだ、こんなものか。そう吹っ切れてみると同時に、一滴の水が頬をつたった。なんだ、こんなものか。
切な萌えた!!GJ!
目から汗が止まらないんだぜ…!
長編にしたらもっと良くなると思うぜまわし
自分も次の展開が気になって仕方ないんだぜまわし
切な哀しくまわしますね。
切ないまわしです
せつなさを振り切って明るくまわすんだぜ!
最終的に兄には幸せになってほしい
踏んで
来るの遅過ぎだよ
黒く縁どられた彼の顔は見たこともないほどの満面の笑みを浮かべていた。
陸上部のユニフォームを着てるから、きっと大会かなんかのとき撮ったんだろう。
ああ、そういえば。あいつは陸上部だったっけ。
友達と知り合いの中間、俺達の関係を言葉にするとしたらそんな感じで
話したことはあってもアドレスなんて知らないし、ふたりきりになったらまず間違いなく沈黙。
だから昨日急に俺んちにやってきた時だって冷静に考えてみればなんで場所知ってんだよ
て感じなんだけど、とにかくそのときはうわ、なに話そう…そればっかり考えてて。
だから宿題のことだのクラスの女子のことだの色々頭をめぐらせている俺の腕を掴んで
スキって言ったかと思えばたちまちキスしてくるなんてことはまったくの予想外な上に
そんな状況で俺の身体は拒否するどころか縋るようにあいつに抱きついて、俺も。
なんてあがる息と一緒につぶやいたりするなんて思いもよらなかった。
だけどそのままベッドに崩れこんで、息が止まるくらいきつく抱きしめられたら
こうなることはきっとずっと前から決まっていたんだ、なんて確信したりしたけれど。
着信音で目を覚ましたとき一番に見えたのはあいつの寝顔だったはずなのに
携帯を手に取ったときにはそこにしわくちゃの布団しか無かった。
そりゃそうだ。だってあの時あいつがいたのは俺の部屋のベッドじゃなかったのだから。
でもだったらなんで、わざわざ俺のところへなんか来たんだよ。
いくまえにもっとしなくちゃいけないことが他にあるだろう。
両親に伝えることとか友達に言っとくこととか沢山あるだろう。
俺の身体にあとをつけたり布団にしわを作ったりして何になるんだ。
もしも来なかったらお前の事なんか一年後にはきれいさっぱり忘れられてたかもしれないのに。
ああもう、そんなに笑うなよ。泣きたくたって泣けないだろ。
幽霊部員乙
30分そこらで書けるのが凄いね
こういうの好きだ
乙まわし
ぐあああ切なすぎる。なんて酷いやつだ。
だが大好物だGJ!
出だしからもう切なさ全開だよ・・・
GJ
切な過ぎて…
目から汗が止まんないよまわし
まわし過ぎて切ない
さぁ踏むんだ!
どうしようもないバカ野郎
夏にはまだまだ早いだろうに、額にも背中にも汗が伝う。
狭苦しい四畳半に二人きり。
なのに、奴はトランクス一枚で、部屋のど真ん中に転がっている。
「アチーよークーラー買おうよー」
起きたままそんな寝言を呟いて、大の字に伸ばした手足をモゾモゾさせる。
「無理。欲しけりゃそれだけの金を稼いで来るんだな」
吐き捨てるように返せば、不貞腐れてそっぽを向く。
空気の重い沈黙に耐えかねたのか、のっそりと立ち上がって部屋を出て行った。
本当にどうしようもないバカ野郎だ。
怠け者のくせに貪欲で、耐えるということを知らない。
奴への憤りに、体の内側からも暑くなる。
外気の熱を吸った壁は、凭れさせている背中の皮膚を焼いていくようだ。
中からも外からも暑さを押し付けられ、あんな奴とはもう別れようと考えていた。
「たっだいまー!はい、キンちゃんの分」
玄関から入ってきた奴の右手には、半分になった棒状の氷菓子がある。
その片割れは俺に向かって差し出している左手が握っていた。
黙ったまま受け取った、冷たいプラスティック。
(まあ、銀の奴にも良い所はあるしな)
舌を冷やす氷菓子に目を瞑り、何度目かも分からない別れの決意を取り消す。
きっと明日も明後日も、一年後だって別れを思っているだろう。
まったく、本当にどうしようもなく馬鹿なのは俺の方みたいだな。
チューペットGJ!
ポッキンアイスGJ!
パピコだと思ってたGJ!
パンちゃんだよGJ!
きんちゃん可愛いよ
千の異名を持つ氷菓子GJ
チューチューアイスGJ!
まわし〜
たまには踏まれたい夜もある
王佐の才
840 :
1/2:2008/05/11(日) 14:15:43 ID:qiXDiHB50
世は乱れた。
かつて、あまたの犠牲の上に築かれた体制は時を経て形骸と化し、
既に民の不満を抑え込むだけの力を持たなかった。
空白となった権力の座を巡って群雄が相争い、至るところが戦場と化した。
そんな時代に生を受け、戦乱で二親を失った少年がいた。
市で一切れの餅を盗もうとして折檻されていたところを、通りすがりの男に拾われた。
男は無位無官、当時手勢数百の頭に過ぎなかったが、
いずれこの国を統べるのだと夢を語った。
少年は男について行くことにした。景祥という名をもらった。
まったくの無学だったが、雑務の合間に男から読み書きを習い覚えた。
生来聡明であった景祥はその後多くの師に学び、長じて男の片腕となった。
神算鬼謀をもって勢力を支え、他の股肱達と力を合わせて版図を広げていった。
そしてついには天下を平定し、男を王の座に押し上げたのである。
王朝樹立後、景祥は宰相として新体制の整備に奔走していたが、
積年の疲労がたたって病に倒れ、ほどなく危篤におちいった。
振り返ってみれば、短くとも実に幸せな生涯であったと景祥は思った。満足だった。
この身を捧げるに相応しい男と巡りあえただけでも、どれほど幸運だったか知れない。
同じ夢を見た。ともに戦い抜いた。志半ばに散っていった者も多かったが、
生き延びて夢の結実を目にすることさえ叶った。私は本当に果報者だ。
これで今一度我が君にまみえることができたなら、どんなにかよかっただろう。
しかし、もうその時間の残されていないことを景祥は知っていた。
死の床で側近に後事を託し終えると、末期の息に主君の名を呼んで、静かに事切れた。
841 :
2/2:2008/05/11(日) 14:17:02 ID:qiXDiHB50
景祥の死は王の胸をえぐった。片腕と恃む腹心であり、
誰よりも愛した掌中の珠を、もぎとられるように失ったのだ。
心痛から政務に障るほど酒に溺れるようになり、次第に臣民の心は離れていった。
この分では、遠からず戦乱の世が戻るだろうと囁く者さえ出始めた。
そんなある日のこと、王のもとに一通の書簡が届けられた。
景祥の手によるものだった。
遺品の整理をしていた家人が見付けて、王に奉じた。
王のものとよく似た癖のある筆跡で、最後の思いが切々と綴られていた。
王は堪らず泣き崩れた。人目も憚らず、子供のように声を上げて泣いた。
泣いて泣いて、この国こそが自分達の夢であったことを思った。
以来、王は我が子のように国を慈しみ、善政を敷いたという。
後世に希代の名君と讃えられた王と、その偉業を支え続けた忠臣、景祥の物語である。
手練れだなー
禿げ萌えた ごちそうさまでした
GJGJ!
恋愛要素が全然無い(少なくとも2人は恋と思ってない)のが逆に萌える。
素敵だなぁ
長い長い物語でも読んだみたいな気分にさせられてしまった
GJ!ほんとにごちそうさま!
すげええええ
内容も萌えるんだけど文章もすごい
たまらなく萌えた!GJ!
846 :
風と木の名無しさん:2008/05/11(日) 15:59:07 ID:TExsW5aAO
禿萌えた…長い物語のようだったよGJGJ!
王に宛てた手紙の筆跡が王のクセと似ているというあたり、地味に萌えた
すげええええ実話かとオモタGJ!まわし
踏んでください
追う者×追われる者
忘れもしない光景。
体育祭最後の華、選抜リレー。
その時のアイツのカッコ。何故か女子の制服を着てコースに着いた。
「うちの団のコンセプト、男女衣装取替えなんだよな」
そういって不適に笑うあいつの顔が、今でも焼きついている。
結果は惨敗。
陸上部では、短距離で負けたことなかったのに、アイツの背中に追いつく事だって出来なかった。
そのときは悔しくてただ泣いていた。
あれからもう3年経った。
「なぁ、お前陸上やらねぇの?」
「だからもうやらないって言ってんだろ!!」
気がつけば、あの時と立場が逆になっていた。
しつこく陸上部に勧誘してくるアイツに、『俺を捕まえられたら入ってやる』なんていった日からまだ3日。
俺の肩に手がかかる日は、多分近い。
m
回す
mws
回し
通りすがりですが回していきますね
まわします
回すよ
どうぞ
最後の一つ
860 :
1/2:2008/05/14(水) 01:12:00 ID:KckR+7lqO
そうだ。例えばの話をしようか。例えば君が、僕の好きなあれもこれもを持っていなかったらって、そういう話。
君がもし、レトリバーみたいな黒くて優しい、大きな瞳をしていなくても。
君がもし、くしゃくしゃ撫で回すといい匂いのする柔らかヘアをしていなくても。
君がもし、つまらない冗談もウィッチなジョークに変えてくれる、賢い頭を持っていなくても。
君がもし、君がもし、君がもし。
君がもし、何もかも持っていなくても、それでも僕は信じている。それでも君は、きっと。どんなに君から
君である証を削り取っていっても、最後にひとつ、君の心は変わらないで君のなかに残るんだって。
それでもきっと君は、僕がどんなにみっともない姿をぶちまけても、ふくれて、笑って、最終的には許して
くれるって。ちょっと怒ったふりとかをしながら、僕の情けない部分も全部、受け入れてくれるんだって。
君が僕の好きなあれやこれやをなくしても、そういう優しさが最後にひとつ、君の心に残っているんなら、
僕はそれだけで迷わず君にキスできる。
だからその「もしかしたら」の君に、今君が持っている何かがいくら欠けていたって、僕は構わない。
……馬鹿な話だと、笑ってくれても構わない。
恋でもなく愛でもなく、だけど君を誰よりも愛している。たった一つ、その優しさを君がなくさない限り。
だから僕もそういうふうに、君にとってのそういう誰かになれるよう、一生懸命生きていく次第であります。
861 :
2/2:2008/05/14(水) 01:14:15 ID:KckR+7lqO
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
それがただひとつ、あいつがさいごに俺に残していった言葉。
日付はたった一月前の、きっと誰にも見せる予定のなかった日記帳。その一ページ。
名前なんてどこも書いていないけど、うぬぼれではなく俺にはわかる。これはきっと、俺への言葉。
確かに俺はそうだった。
いつもいつも、あいつのおどけた姿を見るのが好きだった。そしてそれをいつも見過ごさないで、そんなあいつの
相手をしていた。好きだったんだ。そういう、ふざけてばかりで、本当はとっても臆病な、あいつの何もかもが。
好きだったんだ。
好きだったのに。もう俺はお前のためには何もできなくなっちゃったんだな。それがただ悲しい。
最後にひとつ。
伝えとくことがあるんだ。……お前は俺にとって、お前の言うところの「そういう誰か」なんだってこと。
だから安心して、待っていて欲しい。
あと何十年かかるか分からないけど、俺もお前がさいごに言ったように、「一生懸命生きていく次第」だから。
せつない!GJ
死にネタ?
ウィッチなジョークが気になるが後追いで死なない所がもえた!
魔女っ子的ジョーク
wittyのテキサス訛りだべ!
というわけで860乙でした
「お、オラ見ただ! あの山の向こうにピカッと光って飛んでったんだべ!」
的な和訳を思い浮かべつつわし
オラ、おめになら踏まれてもいいだ
最後の春休み
「本当の、最後の意味なんてみんな気が付いてないんだよ」
いつだったか、ぽつりと言ったアイツの言葉。
大学四年を迎える春、
俺はアイツと初めてキスをした。
ただ、たった一度。
それ以上、踏み込まなかったのは
それ以上に、踏み込めなかったのは
多分、単純に、怖かったからだ
男同士だって事が、本気になるって事が、未来の形を変えてしまうかも知れないって事が。
その位に俺は臆病で、狡かった
それ以前に
気の迷いも真実も衝動も、何もかもが混沌としていた。
…覚えているのは夜桜の匂いとビールの泡の味と、
硬くも柔らかくもない、アイツの唇の感触。
「――…?」
営業の合間の一休みに入った喫茶店で、不意に懐かしい響きで名前を呼ばれた。
まさか、というより
…ひたすら驚いた。
俺の前に現れたアイツは、
記憶とずいぶん違ってるような、それでいて少しも変わっていないような、妙な感じだった。
神経質そうな雰囲気や痩せ気味の体はそう違ってはなく、
けどお互い様だが、約10年の歳月は
老けたな、と自然に口をついて出るに充分なものだった。
卒業してから、意識して会わなかった訳では無かった(と、思う)。
サークルは一緒でも学部も進路も全く違えば、
自然と顔を合わせる事もなくなる
…もともと俺たちは、親友でも無かった。
ただ、二人でいても苦ではなく、
たまに一緒に出掛ける程度、そんな仲だった
…何だったんだろうな、あの一瞬は。
俺たちはそれから暫く、懐かしい思い出話や仕事の話や
昔の仲間達の話を取り留めも無く話をして
そろそろ行かなきゃな、
というどちらからともない言葉で店を後にした。
別れ際に交わした会話は。
「…なぁ、」
「うん?」
「最後だったと、後からしか、気が付かないんだよな」
「…………そうだな」
じゃあ、また、いつか。
…そう言って別れた。
気が付くのは、全て終わってから。
あれが最後だったと、最後の青さだったと
きっときっと、あと何年かしてから
今日の事を実感として思うのだろう、と
想像したら鼻の奥がツンとした。
もう、春休みは二度と来ない。
萌えた!GJ!
もう二人会えない気がする・・・
切ない萌えをありがとう GJ!!
うおう、切ないな、大人だなー
GJ!
面白かったーGJ!
朝っぱらから泣かすなばか!ばかばかGJ!
せつないなーGJ!
踏まないか?
遊びのつもりだったのに
「だって先生、俺が高校受かったらデートしてくれるって言った」
「だからしただろ」
「あんなのデートじゃないよ!図書館行っただけじゃん」
「二人きりででかけるのがデート」
「違うよ!…ならキスしようよ、デートなんだろ…」
「……俺の大学よりいいとこに合格したらな」
そうやって逃れたのが三年ほど前。
高校の長い長い三年間で約束なんて風化していくものだと思ってたけどあれは違うな。
最後の一年間は受験一色のあいつが約束忘れるなよと暗に言っているようで気が気じゃなかった。
今俺とあいつは張り出された受験番号を探している。
ごめん、あれ本気じゃなかったんだ。遊びのつもりだったって言うか。
「先生……」
右手がそっと握られる。右肩に注がれる視線が痛い。俺は良心が痛い。
胴上げや悲鳴のうねりなんかはちっとも気にならない。
そっと吐息が近づいてきて、ちゅっとかわいらしくリップ音が耳にうるさい。
「何本気になってんだよ馬鹿じゃねぇの。俺はただお前で遊んでただけだっつの」
「じゃあもう一回していい?」
「ふざけんな馬鹿野郎!お前、勉強ばっかでだせぇんだよ!もっとオシャレんなってからだよ!」
今度は最初の春休みだったんだな
乙
おつま
乙まわし
まわし
まわし
m
w
踏んでください
戦士対魔法使い
戦いの終わった証として、そしてもう二度と繰り返さないという誓いとして、二つの国はあるものを取り替えた。
それは旗でも王冠でもなく、同じ頃に生まれた二人の王子だった。その儀式の場で二人は出会った。
「こちらの国では王子がお生まれになる前から、どの家の者が騎士として仕えるのかが決まっている。俺はずっと心待ちにしていた。その方のために命を捧げて生きるのだと、それしか考えずに今までを過ごしてきた」
大人ばかりの場で緊張した顔をややゆるませて、彼は話した。口ではそうと言わないが寂しげな顔をしていた。
少年は、言うことは大人びても話す調子は年相応の印象だった。ノスアは思わず気安くなり笑ってこたえた。
「争いごとは終わったんだ。平和が続けばいつでも会えるさ」
相手の少年もつり込まれたように笑顔を見せた。
宮廷魔術師であるノスアが自分の立場を告げると、少年はエオと名乗った。エオは騎士だった。
二人はお互いの王子を自分の主として守ることをかたく誓って別れた。
二人はその後もいくどか再会した。王子と共に互いの国を行き来したのだ。
そうして年を重ねる内にノスアの王子は魔法を、エオの王子は剣を覚えた。
言われなければもうどちらの国の出とは分からない。長くいがみあっていた国の境など、これだけのものだったのだ。
このようにしていつか、二つの国が交わってひとつになるといい。二人はよく語り合った。
しかしほどなくして、エオの国の王子が病を得た。原因は分からない。両国を取り巻く雰囲気はにわかに剣呑になった。
その中を、エオがたった一人馬を駆ってやって来た。王子の故郷の薬を求めたのだ。
二人が初めて出会ってから十余年が過ぎていた。五日の間走り通してきたというエオは、国に名の知れた騎士になっていた。
ノスアもまた、今では力のある魔術師だった。彼は手を尽くして薬をつくった。
それを渡すのと共に、彼は家に伝わってきた守護の石をエオの首にかけ、無事を願った。願い通り、エオは無傷で国に戻った。
けれど二人の思いは空しく、王子は死んだ。
一方では病など嘘であの国の連中が殺したのだといい、一方ではあちらが毒の薬を持たせたのだと言った。
誓いはもはや意味をなさなくなった。争いが再び始まった。二人が次に会ったのは、燃え落ちる城の中だった。
891 :
2/3:2008/05/19(月) 10:03:58 ID:MPkdf/Ti0
ノスアは王子を連れて逃れるところだった。エオは呼び止めた。
「ノスア、逃げるな。知っているのだろう」
二人は炎の中に対峙した。シニス王子を後ろにかばったノスアにエオは瞬時ためらい、けれど意を決して口にした。
「お前は知っていたのだろう。……殿下が、そうおっしゃられた」
――自分は王子ではない。ノスアに教えられた。
衰弱した君主が最期に囁いた言葉だった。
「それと同じだったのだ。もうこちらの国では本当の王子が即位された。今まで僻地にかくまわれておられた」
言い終えたとき、燃えさかる炎に照らされてなおノスアの顔は白く青ざめて見えた。
それが今連れて逃げようとしている王子もまた替え玉なのだと確かに分かったからなのか、推し量ることはできなかった。
ふいにノスアが口を開いた。
「なぜ憎まない」
言った声は平生の彼の明るさとは似ても似つかなかった。
「私が殺したのだ。あの薬は毒だった。なぜ私を殺さない」
「俺もお前を騙し続けてきた」
話すうちにも火の手が迫った。逃げなければ手遅れになる。一歩踏み出したエオを恐れるようにノスアは退いた。
「違う、お前は愛していたのだろう」
半ば叫ぶような声だった。エオは言葉を失った。そのエオを一瞥して、ノスアは王子の背を突いた。
エオはとっさに王子を受け止めた。その時、ノスアの身体に青い火がともるのが見えた。
「死んでも償うことはできない。けれどこれ以上生きることは叶わない。エオ」
「ノスア」
目が合った。
「お前の王子は、デクスは、私の弟だ」
視界が青く染まった。意識が途切れた。
そうして目蓋にうつった長い夢の中にノスアとの思い出を見たような気がした。
892 :
3/3:2008/05/19(月) 10:04:24 ID:MPkdf/Ti0
気付いた時には崩れた瓦礫の中に半ば埋もれて、けれど彼とシニス無事でいた。
ノスアに渡されてから外すことのなかった石は、二人を守ったのか、術者を失ったせいか、二つに割れていた。
「それはノスアがわたしにくれたものです」
とシニスは言った。
「けれどどうしても返して欲しいと突然言うのです。お前には主君より大切なものがあるのかと、わたしは拒みました。けれどノスアは、どんな仕打ちをされても構わないからと頼むのです。それを条件に、わたしは折れました」
シニスの目の澄んだ冷たさは、青い炎に身を包まれたときのノスアの眼差しに似ていた。その目を伏せてシニスは呟いた。
「あなたが国へ帰る時のことです」
二人は石の片割れを分け合って、別れた。しかしその後も石は呼び合い、様々な人の間に縁を結んだ。
けれどここで語るには長い物語である。
乙ですー
すごいな
これはちゃんとした長編で読みたい。
ちょっと分かりにくい部分はあるけれど、ここで終わらせるのが勿体無いぐらいだ
乙でした
馬鹿でごめん
ノスア&シニス王子(エオ国の王子替え玉)
エオ&デクス王子(ノスア国の王子替え玉)
デクスはエオが愛した相手で兄のノスアに毒殺された
守護の石は本当はノスアがシニスにあげた物だけれど、エオのために返してもらった
ってことでおk?雰囲気好きなだけに理解できなくて悔しい
回していいかな
まわし
さあ!アタイを踏んで行きな!
夏が来たら
13時間だって!!
フェリーのパンフレットを放り投げて、僕は机に突っ伏した。
絶対無理だ。いや、無理じゃない。やっぱ無理……。
顔を伏せたままううう、と唸る。貯金箱はさっき壊した。覚悟決めなきゃ。
義務教育って案外面倒くさい。保護者の都合で転校しなきゃなんないから。
同じ都内なのに、僕とあいつは何でこんなに離れなきゃなんなかったんだろ。
あいつだけ残れないか担任に聞いたら、絶望的な答えが返ってきたんだ。
高校受験のときは戻ってくるよ!なんて約束して、あいつが向こうに
行ってからもう1年経つんだな。
電波状態悪くて携帯使えないせいでPCでメールばっか。家電は電話代高いし。
WEBカメラつけようって提案したら、汚い部屋が見えるのいやだって。
ものすごい勢いで拒否られた。
僕は離れてても顔が見たかったのになぁ。あいつはそうでもなかったみたい。
しょうがないからメールで我慢することにしたんだっけ。なのにさ。
一週間前から、ぽつりぽつりと普通のメールに混じって来る変てこなメール。
今日のは『62段』って書いてあった。
最初は『2』って一文字だった。その次が『牛角』。あっちには焼肉屋が
ないのかとおもったよ。あとは『まっすぐ』と『まがってる』。
今日のメールでやっとわかったよ。徒然草なんてとっくに終わったけど
62段はうちのクラスじゃやらなかったから、全然わかんなかった……。
ふたつ文字 牛の角文字 直ぐな文字 歪み文字とぞ 君は覚ゆる
夏が来たら、僕は絶対フェリーに乗る。
13時間揺られて、へろへろになって、それでもあいつの顔を見たら
きっとすぐに元気になるんだ。
そんでもって、今回のメールのことをちゃんと聞こう。
『こいしく』の意味は『会いたい』なのか『恋しい』なのか、
どっちなんだ?って。
乙
学のある中学生だなw
甘酸っぱい青春に萌えた。GJでした!
m
乙まわし
こいしい高校でやったよ。なつかしいよ。乙だよ。
萌えた上に勉強になるとはGJ
乙まわ
踏んでくださる?
アリーナ
アリーナは自分の身体の上でたくさんの人を興奮させる
魔性なやつに思われがちですが、実は健気なやつだと思います。
だって自分が何をされても、黙って我慢しちゃうやつですよ?
たとえ自分の身体を蹴られようが、落書きされようが、ゴミを落とされようが
黙って耐えてるんです。
そんな彼の心の支えは、静かに彼の身体を綺麗にして労わってくれる掃除夫さん。
汚されたアリーナの身体に落ちたゴミを拾って、落書きを拭いて消してくれて
尽くしてくれる掃除夫さん。
優しくされると、思わずアリーナの目から涙がこぼれてしまいます。
ただ、その涙は「雨漏り」と勘違いされちゃうんですけどね。
今日もアリーナは掃除夫さんに綺麗にされることを期待しながら
自分の身体の上で誰かを興奮させていることでしょう。
「ク、ク.ラウザーさんが窪みの中心で猛烈なピストン運動だ!」
「アリーナの秘孔を犯してる!アリーナをレイプしてるんだ!」
こうですかわかry
やばいこの発想はなかったwww超GJ!
ここであえてアリーナ×掃除夫さん希望
こういうネタ好きだ
GJ!!!
アリーナの包容力は異常
>>910は801と関係ないものスレの住人と見た
おもしろかった乙!
アリーナいいよアリーナ
憧れのアリーナ…!
スタンド×アリーナもアリーナ×スタンドも有りだ
>>910GJ
踏み台になりましょう
腐れ縁
お前が俺のこと大嫌いなのはよく知ってたさ。初対面から遠慮なく嫌がってくれたよな。
よくも言えたもんだぜ。俺がいないとダメなくせに。大体俺だってお前なんかに付き合うのは嫌だったよ。
ガサツでぶっきらぼうで、せっかく俺がついてやってるってのにろくに勉強もしやしねえ。
逆にバスケばっかりやりやがって。俺と一緒じゃ危ないって何度も注意されたくせにやめやしない。
おかげでお前怪我しただろ。自業自得だぞ。あの時は顔に傷が残るんじゃないかとヒヤヒヤしたもんだ。
そんな自分勝手でおまぬけなお前を、文句ひとつ言わずにここまで支えてきた俺に感謝のひとつもしたらどうだ。
映画も観たし、メシ食いに行くのも何回もつきあってやったし、合宿、カラオケ、花火、スキーにクリスマス。
体育祭で優勝した時なんかお前泣いてたな。バレてないつもりでも俺は知ってるぞ。
風呂はさすがになかったが、一緒に寝たりもしたじゃないか。
こんだけ長く過ごしたんだ。最近ではお前もちょっとは俺のこと認めたかと思ってたよ。
あー馬鹿だった。信じた俺が馬鹿だった。自分に都合が悪くなったら遠慮なく縁切りだんもな。
全くお前はどうしようもないやつだよ。最低だ最低。どうせ俺は邪魔だよ。
いくら好きなやつに言われたからって、こうも簡単に俺を捨てるとは思わなかった。
「え、吉田? うそ吉田? え、マジで吉田!?」
「そんな騒ぐなよバカ」
「えーマジかよお前ふざけんな! 眼鏡やめただけでこんな変わるとかほんとねーよ」
「うるせえな。お前がコンタクトにしろって言ったんだろ」
しかしな、ずっと一緒だったからな。俺の方は嫌いなお前にも情が沸いちゃってるんだよ。
だから最後に言わせてくれ。
腐れ縁のよしみで、別れても応援しててやるぜ。喧嘩すんなよ。誰かにとられんなよ。幸せにやれ。
俺と違ってコンタクトは泣くと取れるからな。
さりげなく上手いな
GJ。
今度の日曜日に買い換えるはずだったけど延期する。
GJ!
せつねええええ!
なんていい奴なんだ…GJ!
これは新しい眼鏡萌え
眼鏡がものすごく男前で萌えた
腐れ縁ってのは切れそうで切れないものなんだ
いつか眼鏡に戻ってくるに違いない!GJ
吉田のコンタクトがつけっぱOKでなければ
毎晩コンタクトを外した後、また眼鏡を頼ってくるさ。
これからは夜のお付き合いってやつだ。GJ!
どうぞ
出征
俺はもともと虚弱体質だったこともあり、兵役から免れた。
しかし、あいつには容赦なく赤紙が送られてきた。
「行くな」と言いたい・・・・・・しかし、このご時世にそんなことを言えば
非国民とののしられること請け合いだろう。
俺は、せめてあいつに無事で帰ってきてほしくて、千人針を縫った。
出征当日。
「お国のために行ってくる!」
あいつの笑顔はいっそ清清しかった。
俺は千人針を渡す機会をうかがっていたが、
あいつは家族友人に囲まれていてとてもそんな機会は巡ってこなかった。
隅であいつをじっと見つめている俺にあいつが気がついた。
「お前も来てくれたのか」
あいつは穏やかな笑みで俺に駆け寄ってくる。
だめだ、来るな。俺の女々しい心が見透かされそうだ。
「・・・・・・生きて帰ってこいよ」
俺がやっと口にできたのはそれだけ。たったそれだけ。
それが、最後の言葉。あいつは帰ってこなかった。
俺は渡せなかった千人針を握り締めながら苦い後悔に浸る。
後日、あいつの遺品が還ってきた。
俺宛の、出せなかった手紙、十数通。
全て読破して、俺は始めて涙を流した。
あいつの出征前にもっと会話しておけばよかったな・・・・・・
あいつの笑顔はひまわりに似ていた。
もうその笑顔を見ることはできない。
GJ!切ないな(ノ_・。)
まわします
乙ま
帰ってこないとか、
もうどうしようもない展開素敵だ。
ごち!
そろそろ回すよ
難しいテーマだと思ったけど、予想以上のgj!
まわーれ
まわってまわって
まわってまわーすー
そこの君、ちょっと踏み台になってくれないか?
君が僕の事を好きな事はずっと知っていたよ
940 :
1/2:2008/05/27(火) 01:51:04 ID:G0l+pVj30
知ってた。気づいてたよ、初めて出会った頃から。
人懐っこいくせしてあんまり深い友達付き合いしないお前が
俺とはよくつるんでいろんなところ行って。
ゲーセン、カラオケ、買い物、水族館、映画館って
それは好きな女の子と行けよってところまで
俺たちは男二人できゃっきゃと遊びに行った。
結構楽しかった。なによりお前がすごく嬉しそうで。
こいつ、俺のこと好きなのかなって、俺は勘違いしそうになる
自分を必死で止めてた。だって、普通に考えて男同士で
お互い好きになるって確率はめったにない。
それに、お前は普通に女の子も好きで、ときどき彼女がいて、
そういうときは俺とは遊ばずに楽しそうにデートの報告なんか
してきて、そのうちいつの間にか別れてたけど。
だから、そう。お前は俺のことは好きだけど、俺が望んでるような
好きじゃなくて、気の合う友達として好きなんだろうって
ずっと思ってた。思い込もうとしてた。
そりゃ、男同士でこんなに頻繁に電話し合ったり、遊びに行ったり
泊り込んだり、あげくのはてにちょっと人に言えないようなことまで
したりするのは普通じゃないとは思ったけど、
で、ちょっと本気でお前が俺のこと好きなんじゃないかって
思ったりしたけど、さすがに、ねぇ。
941 :
2/2:2008/05/27(火) 01:52:35 ID:G0l+pVj30
確かめる勇気なんてなかったよ。
だって、俺がちょっとそういう行動に出ようとするたびに
お前は彼女作ったり、好きなグラドル誰?とか聞いてきたり、
牽制されてるのかな、って思った。
オトモダチでいましょうね、ってやつ。
いや、でも、お前はひどく酔っ払うと平気で俺に抱きついてきたり
大好きって言ったり、キスしようとしたり、そのたびに
俺はやっぱりそういう意味で好かれてるのかなって思ったり。
そんなこんなで10年!10年だぞこの野郎。
10年間ずっと俺はお前の心の底が分からなくて、悶々としてた。
それが突然今日になって「好きです、付き合ってください」って。
俺の青春の10年はなんだったんだって話だよ。
「……で、あの。やっぱりダメだよね?」
「いいに決まってるだろ、知ってたよ!ずっと前から!」
可愛いなぁこのやろう!
どっちが受けでも攻めでもすごく可愛い
DJ!おいしくいただきましたー
ディスクをまわしつつ乙!萌えた!
お題ストレートでいいねいいね
かわいいよ乙
可愛いなあwおまえらおめでとう!
そして
>>940にありがとう!朝から良いものを見た
さいごキレ気味なのが萌えたw
これは萌える!
がんばったなあ
萌えながら踏み台になるよ!('(゚∀゚ ∩
さあさあ踏んでくれ
好きだよといえずに初恋は
951 :
sage:2008/05/28(水) 02:26:57 ID:e3WT/y240
好きだよと言えずに初恋は―…。
散った。砕け散った。
と思っている。あいつは。
しかも自分のなかでぐるぐると思考を曲折させた挙句にきっと
「てゆうか想いを伝えることすら出来なかったけど」
という所まで辿り着く。
どうしてその結論で満足がゆくのか、明るい顔でバイトのシフトに入る。
そんな日々が繰り返す。
「飽きっぽい優柔不断…? いやでもあの喫茶店員だってあいつ、もう1年以上…」
物持ちも悪くない方だろう。女が続かないのは振られるからだし。
「八方美人ではあるか…」
単調な毎日を手のひらに転がして眺めるように俺は、
テーブルに置かれた小さなグリーンを玩んだ。
カチャリと、するかしないかの響きを聞かせて、手元にコーヒーが置かれた。
「ねえ、心の声がだだ漏れなんだけど」
「身に覚えがあるだろう店員」
「はあ? 全然」
すかした視線でぐるりと狭い店内を見回して、客の引いた夕方の窓辺へと
こいつは手持ち無沙汰に腰を預けた。
マスターは俺のコーヒーを拵えるなり、タバコ休憩とみえる。
952 :
sage:2008/05/28(水) 02:27:41 ID:e3WT/y240
「別に、浮気なんか、してないし」
ふいに、奴が呟いた。拗ねたような物言い。いつものことだ。
「ああ、あ〜…、サエ、いや、サヤカちゃん」
たしかそんな名前だったかと俺は相槌を打つ。
「違う今度のは綾香」
「覚えてられっかての」
「はは。あいつ、綾香は覚えててさ。俺が今まで付き合ってた女の名前。ほとんど」
「…すげえな」
日本のホラー映画をみたような恐ろしさを感じて俺は、指折り数を数え、覚えずため息をついた。
「…すごいよ」
はあ、と、俺とは少し様子の違うそれを奴は手元に落とした。なんで、と呟く。
「なんで、待ってくれないのかな。皆。俺が好きになるの」
体中から空気が抜けるようなため息を吐いて肩を落とした。
黄昏が似合うんだか似合わないんだか分からない駄目男っぷりだ。
見慣れた光景は、見慣れた日々となって、それでまた
俺の手元で玩ぶグリーンに重なる。
グリーンの土には、パキラという小さな名札が刺さっていた。
「おい店員」
パキラの葉を一枚、ぷつんともいで、俺は声を掛けた。
「…なに、客」
拗ねたような顔が、こちらを見やる。
俺は二枚目をぷつんと。
「え、ちょっと客! 何それやめてよっ」
「好き、嫌い。好き、嫌い、で、最後が嫌いで、終わったんだよ。
待つ必要がなくなったわけ。皆。自己完結ってやつ」
「え」
ふいと奴の顔色が変わった。困ったような、悲しいような。
「へんな客、何言い出してんの」
「いんじゃない? どうしても好きなら諦めらんないもんだろ?
花びら無くなったって、茎だけになったって、そんなん関係ないって、
思うもんだろ、本当に好きになったらさ」
可哀相なパキラ。可哀想な占いの花。
結局は、誰かを手に入れるための気休めでしかないなんて。
「俺、へんな客か?」
見やると、窓辺の店員こそ、変な顔。
座り心地のいい椅子に掛けていれば、
立ち仕事の男を見上げる位置になるのは当然だった。
幼い頃もずっとそうだった。俺が小さかった。
中学2年で逆転した。今思えばあの頃からだ。
なあ、変?
もう一度尋ねる。
「変! すっごい、変!」
朱い夕暮れと赤い頬。まあこれも、よくよく見慣れた日々の色だ。
…アヤカちゃんは知らないが、サヤカちゃんの捨てゼリフは偶然聞いた。
「あたしのことなんか、全然好きじゃないんでしょう!?」
好かれているか、いないのかっていうのは、案外勘付くものなんだよなあ。
久しぶりでsage間違えました。すみません。。
ZZzz....
全力でまわし
まわせまわせー!
>>951 一応GJ。パキラカワイソス
それではどうぞー
さみしんぼ
目覚まし
中学高校、大学まで同じだったあいつと俺は、いつも一緒だった。
休みにどっか行くのも、授業サボるのも、飯食うのも登下校も。何するにも二人で連れ立って動き回ってた。
他の奴らが彼女作ってやることやってる間も、俺たちは相変わらず遊んだり、喋ったり、家でだらだら過ごしたりしてた。
いつでも、当たり前のようにあいつの傍にいた。
一緒にいる時間の多さ、というより密度か。それがすごく高くて、家族よりも近い存在のように感じてた。
誰よりも、あいつといるのが一番楽しくて、気が楽で、自然なことだった。
きっとあいつもそうだったんだろう。
だから、いわゆる恋人という仲になったことも、自然な流れだった。
ずっと一緒だと、そう思ってた。
が。
今、あいつは海外出張中。
もう3ヵ月も会ってない。これだけ長く離れてるのは初めてだった。
電話やメールはしてる。毎日毎日ウザイほどかけてる。俺が。
正直、こんなに寂しくなるなんて思ってもなかった。空港で見送ったときは、3ヵ月なんてあっという間だ余裕だぜ、とか言ったけど。
3日目でもうダメだった。
普段は寡黙なあいつが、楽しそうに異国の事を話すのも耐えられない。
会いたい。早く。
焦れながら見つめていた乗客の流れから、あいつが飛び出してきたのには驚いた。
「―――寂しかった」
抱きついてきた時のあいつの顔は、忘れられそうにない。
文才なくてごめん…
GJイイヨイイヨー(・∀・)
GJ 携帯からよく頑張った
>>961 GJ!かわいい!
そしてケコーンおめでとうwww
乙まわし
まわすだよ
乙回し
俺に構わず踏んでくれ
969 :
風と木の名無しさん:2008/05/30(金) 00:33:41 ID:f60RDZvp0
ドライブ
970 :
1/2:2008/05/30(金) 03:46:55 ID:0G/VO3vC0
濃い海老茶色の列車が走る地下鉄の駅の階段を上がりながら、連れが楽しげに声をかけてきた。
「本日の乙女座の幸運の鍵は『ドライブ』やって」
「あぁ、朝のテレビな…。山羊座は『いつも行く場所でも、違った道を通るのが吉』とか言うとったな」
「乙女座と山羊座の結果ってなんか似ることが多いんやなぁ。同じ研究室のオカルト娘もそんな事言ぅとおわ」
たわいもない話をしながら少し歩いて、100円の自販機・500mLのミネラルウォーターを2本。俺は片方を相手に手渡した。
「ふーん。あ、ありがとぉ。で、どないする?ドー、ラー、イブっ」
「どないしようもないやろ。俺はペーパーやし、お前は免許も車もないやろ。
だいたいここ、俺らのお決まりのコースの日本橋やないか。こんなとこでレンタカーはもっと御免やからな」
そう、俺たちはどこからどう見てもヲタカップルってやつだ(男同士でもそう言うのかはおいといて)。
同じ大学・同い年、学部は違うが。
一回生の時にこいつが家に泊まりにきたときに、なし崩しに一線ってのを超えてしまってから、ずるずる二年近く今に至る。
ヲタのご多分にもれず俺も『三次は惨事』、ってのが持論だったんだがなぁ。
まぁ俺は、キモい…とはいかないまでもチビで冴えない外見だが、奴は今では死語になった…アキカジ…?まがいの
酷い服でさえも、逆に足の長さや目鼻立ちの良さが目立つ、という違いはあるけれども。
こいつが俺と二重の意味で同類で、おまけに俺を相手にしてるってことが…時々世の中、わからんもんだ。
駅から俺の目的地のソフト館までの道、携帯屋の並ぶいつもの大通りを避けて、細道を歩く。
「あ!」
何かを見つけた、と言った風情で、奴は。
「俺、今日の幸運の鍵、見つけたわ」
でかい体や長い手足を気にもせず、とてとてっと転びそうになりながら店頭の看板に駆けていく。
…萌えどころなのかもしれんが、これは周りの人の迷惑になるから是非止めてほしい行為だ。
「…なんやそれ」
「DVD『ドライブ』。ノートの外付けのん、書き込みできるのにしたかったんやけど…これは底値2000円以上割っとぉ!
外箱に傷言うても、現行モデルの新品やし!」
971 :
2/2:2008/05/30(金) 03:47:48 ID:0G/VO3vC0
俺は無言で、ギャグセンス皆無なこいつを、エターナルフォースブリザード(…これも死語か)全開な目で睨んだのだが。
「こっちの外付けHDD『ドライブ』も、いくら型落ちでも320GBでこの値段はありえへん。なー、買うてーなー」
ちまい俺の見た目では、効果がない。もともとそれが効くような奴でもないが。
「ハァ?ア ホ か!」
「どっちかでもええから。今金欠でなぁ。片方はPitapaの枠で落とせるけど、両方は無理やねんやんかー」
背後から奴が、俺の胴体に両腕を回して耳元に口をよせた。
「買うてくれたら、いつもよりサービスするし」
「…はいはい。『吉』、になるくらいなぁ」
こいつの学部は理系で家も遠い上、家も少しカツカツで小遣いも少ないから、どうしても手元不如意な時はあって。
そしてうちのじーさんばーさんの方針が駄々甘で、俺が小遣いにほぼ不自由しないのをこいつは知ってて、
ほんの時々こういう事があるのだ。
(ま、こんくらいならタカられてもええか。可愛いし、気持ちええし)
「あーあー、そういえば今日の山羊座は『浪費には注意』、て言うとったなぁ」
「浪費やないよ」
高い上背をかがめて、俺に上目遣いで目線をやりながら、奴は。
「この後の俺のサービスの方が、よっぽど得や」
(この年で円光親父の気持ちが解ってどないするんやろ、俺…)
俺は心の中でこっそり溜息をつきながら、財布を開きDVD±RW-RAMドライブの方をレジに持っていった。
二人とも目当ての買い物を済ませて、帰途につくべく、俺たちは先ほどとは違う駅…こんどは赤の列車が走る地下鉄駅への
階段を降りる。
「…とは、無駄金なんか使わせんでも、俺は…」
「どうした?疲れたんか?」
いくら目当ての物を買えたといっても歩き疲れなのか、奴が小声で何か言った。俺は聞き取れなかった部分を聞き返す。
「目ぇ一杯サービスせんならんから、体力を温存しとぉだけや」
あいまいに笑い返してきた。こいつは時々こんな顔をする。
ヘタレ低身長ボンボン攻×ベタ惚れ長身受。
p
まさかそっちのドライブでくるとは思わなんだw
関西弁に萌えつつ乙まわし
^^
まわし。
ほのぼの可愛くて萌えたw幸せになるといいww
乙まわし
そろそろ次スレの季節ですね。まわし
私を踏むがよい!
声
ハリネズミのジレンマ
981 :
1/2:2008/05/31(土) 03:24:19 ID:jEMVBU+G0
踏んでしまった…orz
午後二時四十分。
日差しがまぶしいこの部屋に居ると人の声がする。
『…来たのか?』
「久しぶり」
『久しぶり、元気してた?』
「元気元気」
『そうか、また大きくなったな』
「この前来た時から三ヶ月しかたってねーじゃん」
『いや、顔つきが変わったよ。もう17になったのか?』
「あぁ、先週な」
『おめでとう』
「ありがとう」
姿は見えない。
俺以外誰にも聞こえない。
でもこの声の主はこの部屋に存在してるんだ。
982 :
2/2:2008/05/31(土) 03:25:22 ID:jEMVBU+G0
「じーちゃんこの部屋どうするって?」
『取り壊して新しい部屋を作るそうだ。もうこの部屋も古いからな』
「明治からあるんだっけ?」
『あぁ』
「…お前は…この部屋が無くなったらお前はどうなるの?」
『さて…分からないな、また新しい部屋に縛られるか、この部屋と共にいなくなるか』
「そっか」
『あぁ』
「……」
『何泣きそうな顔をしてるんだ』
「……」
『…昔と変わらないなその泣きそうになると唇噛む癖』
「泣いてねぇよ」
『昔はそのまま泣いていたけど…大人になって行ってるんだな』
「…」
『小さいお前の唇の血をぬぐってやれたらどんなにいいかと何度も思ったんだよ』
「お前に…会いたいし…触れたい」
『…俺もだよ』
「お前がずっとここにいちゃいけないのは分かってるんだ、でも…」
『不甲斐無いな、抱きしめてやりたいのに』
「…っ!!」
それから三ヶ月後その部屋は取り壊された。
新しく出来た部屋にはもう眩しい日差しをさえぎる壁が出来て少し薄暗い。
もうあの声は聞こえない。
最後取り壊される前日俺は部屋に泊り込んだ。
一晩中二人で会話をした。
「…好きだよ」
『俺もだよ』
その言葉を発したとき一瞬声の主の姿が見えた気がした。
いいなあこのネタでもう少し長いの書いてみたくなった。
GJ!
人と人外のこういう関係好きだ〜、萌えたよGJ!
まわし
マワシ
次スレはどのタイミングで立てればいいんだまわし
>>1 979でリク終了。980以降はフリー。
「○番が次スレたてる」とかの指定は無いみたいだね。
前は979が次スレたてるルールだったような気がしたんだけど。
まあいいやたててくる!
おつー
乙!
乙です!
乙〜
落ちたりなんだりあった12.5スレもお疲れさまでした
994 :
風と木の名無しさん:2008/06/02(月) 02:21:49 ID:opcMHp4zO
乙ですた!
乙でした〜
ここから先は敵を一体倒すごとに残機が1つ増えます
あれ? こっち埋める前に新スレで*9リクきてるな。
せっかくだから最後の踏み台になっておくよ。
病める時も健やかなる時も
ふわ、と真っ白なドレスが揺れるのを横目で見ていた。
ところどころにあしらわれた真珠が太陽の光にきらきらと輝いて
今日という、素晴らしい日を手元の鮮やかな花々と共に祝っているようだった。
彼の病気が見つかったのは、今から六年前のことだ。
野球部のエースピッチャーとして来たる夏に向け日々鍛練を積んでいた彼の
異常に最初に気づいたのは、小学生の頃からずっとバッテリーを組んでいた俺だった。
そのまますぐに入院することになり、ついに彼がマウンドに立つことは無かった。
最後の夏だった。
高校を卒業したあとも彼の闘病生活は続き、退院してはまた入院を繰り返していた。
一番の親友でもあったし、なにより同じ病で父を亡くしていた俺は定職にも就かずに
ひたすら彼の病室に足を運び、共働きの彼の両親の代わりに身の回りの世話を焼いた。
病気のせいで次第に卑屈になる彼を慰み、時にはぶつけ様のない感情の捌け口にも
なったりした。暇があれば彼のために動き、暇がなくても彼のことを想っていた。
だから病気が完治し、退院することになった彼の涙ときつい抱擁には心底嬉しかったし
もうこれ以上のものは要らない、とさえ思った。だけど。それでも。
聖歌隊の演奏にあわせ一歩ずつバージンロードを進んでいた花嫁がようやく祭壇に到着し
花婿、彼が優しく微笑んで、ベールに包まれた彼女の顔を見つめる。
俺が彼と過ごした時のほんの三分の一ほどしか一緒にいないのに、今日彼との
永遠の時間を約束するのは彼女で、俺は友人の中の1人でしかない。
病める時も健やかなる時もいつだって一緒にいたのは、いれるのは俺だけのはずなのに。
だけど、たとえ彼が他の誰かと愛を誓っても、俺はこれから先ずっと彼のそばにいて、
ただの友達としてだっていい、守っていかなければならないのだ。
二人だけの病室、今日と同じ太陽の光が眠る彼の顔に降り注いだ午後。
いつもそばでお前の幸せを守る、と神に誓って、証しのキスをしたのだから。
1001 :
1001:
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;;; :::: .. ゞ.
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ゞゝ;;;ヾ :::,r' ` `
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iii;::i ` `
iii;;::i ` ` `
iii.;;:i,
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このスレッドは桜にさらわれました。
月が見てるので、新しいスレッドをたててくださいです。。。
カオスでマターリ
http://yomi.bbspink.com/801/