*9が指定したカプ・シチュに*0が萌えるスレPart12
☆★☆★☆初 心 者 の人はまず 熟 読 してね☆★☆★☆
*0を踏んだらたとえ無理でも、リロミスでも誤爆でも、
とにかく*9の指定した内容で、萌える思いを書き綴ってください。
■*9リクはわかりやすいもの推奨。無機物、非生物不問。
■*9*0とも、あからさまに二次創作とわかるような固有名詞は避けましょう。
■*0を踏んだ人物が12時間無反応の場合は権利消滅となります。*0以外の萌えたい人どうぞ。
■*9から24時間経過でお流れです。(24時間経過後に萌えたい方はまとめに投下して下さい)
■*0の先行ゲトは禁止です。全部書き上がってから投下が原則。
■リロミスなどで*0以外の人がスレに萌えを投下した場合は、まとめサイトに収録されません。
■*0じゃないけど萌えた人や続編等はまとめサイトへどうぞ。
■投下者本人以外が続編を書くことは原則禁止です。
□801ルールについて
801ゲトした人は「あなたの好きな○○」と言う形でリクしてください。
ex.好きな曲・好きな映画
萌えたい人は自分の好きな○○を自由に使って萌えてみてください。
投下はまとめサイトの専用BBSへ!
☆★☆★☆979でリク終了、980の萌え以降フリーです☆★☆★☆
スレ建て宣言してから次スレ建てて下さい。
前スレ
*9が指定したカプ・シチュに*0が萌えるスレPart11
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1182007612/ まとめサイト
http://910moe.web.fc2.com/ ☆★☆★☆投下・リクの前には リ ロ ー ド しる!☆★☆★☆
では最初の*9目指してまわします。
1乙!
>>1乙
でも何かまとめのURLが変に見えるのは
私が携帯厨だから?
良かった、良かった乙
日本昔話の世界で
残念!
スレ復活に気付いてない人も結構いるんじゃないかな
復活してたー!1激しく乙!
復活記念マワシ。
>>1乙鰈。
今スレも素敵な萌えに出会えますように。
復活を記念しつつまわし
「これ一粒でおなかのグーグーをピタッ」
って下痢止めじゃないのかよ…
まわし
17 :
風と木の名無しさん:2007/11/14(水) 14:16:22 ID:OBIKN4Rd0
復活記念にあえてageてみる
どうぞどうぞ
では頂きます。
遠距離恋愛の二人の深夜の長電話
「もしもし、何してんの」
「お前と、電話してる」
「そっか」
「そうだ」
あいつはもともと無口で、普段は電話なんかしない。
むしろ電話嫌いと言っていた。
普段の会話も用件を伝えたらすぐ終わってしまうような人間で、
とりとめのない話は苦手だとも聞いたことがある。
「そっちの暮らしはどう?」
「寒い」
「他には?」
「寂しい」
「そっか…声聞くと、会いたくなるね」
「俺はいつでもおまえに会いたいよ」
「どうしたの、急に」
「俺に空間移動の力があれば…」
「いやいやいや、あ、正月にはこっちに帰ってくるんでしょ?」
「ああ。26日には帰れる」
「今月の?」
「明日の朝、電車を乗り間違えてうっかり新幹線乗ったらどうしてくれる」
「駅のホームで笑顔で出迎えてあげるよ」
笑いながら吐き出した息が白くなった。
手も少しかじかんでいる。でも不思議と寒さは感じなかった。
仕事早えぇGJ!
ぶっきらぼうで言葉少ないけど頭の中好きな人でいっぱいかこら
ど真ん中ですガチ萌えましたハァハァ
寒い季節にほっこりするな。GJGJ
お前ら早く一緒になってくれwwwと願いたくなる二人だ
萌えた!GJ!
可愛いな二人とも。GJ
萌えました。
27 :
風と木の名無しさん:2007/11/17(土) 10:28:37 ID:tD+uq/sT0
mawashi
↓ さあ大きな声で!
「全部あげる」×「全部欲しい」
何でもやると言ったら鼻で笑われた。
不満を顔に出したら俺ん家の猫が拗ねてる顔に似ていると笑われた。
どんな顔だったっけと思い出そうとしたら俺の膝の上の猫を撫でながら
何でもやるなんて簡単に口にするな
自分は欲張りだから全部欲しいと言ってしまうかもしれない
と寂しそうに笑ったので
じゃあ全部やるから受け取れ
と言ったら叩かれた。
でもいらないとは言われなかった。
そんな隣人の誕生日。
GJ!!
貰っちゃえばいいYO!
そして二人で幸せに溺れてしまえw
(*´∀`*)萌えー
受けかわいいよ受け デレデレじゃねーか
私の髪の毛を全部あげます
おいどんの鼻毛も全部あげます
まわし
mws
さあ!踏め!
オワタ\(^o^)/×('A`)
攻と受、初めての朝。
攻の場合
攻(思い余って遂に手を出してしまったw
昨日俺が受にしたこと考えると……
俺オワタ\(^o^)/)
受の場合。
受(初体験で男の攻にイかされて、もろ感じちゃった俺って……('A`))
多分、初めての朝はお互い気まずくて相手のこと直視できないよな、それで
攻:(加減できなくて)ぜってー嫌われた…
受:(淫乱と思われて)ぜってー嫌われた…
みたいな感じですれ違ってるといい
>>40GJ
妙にリアルで( ・∀・)イイ!!
今まで色んなジャンルで散々見てきたけど
やっぱり好きなシチュだな>40-41
まわし
mawasi
たわし
たけし
48 :
風と木の名無しさん:2007/11/20(火) 18:19:31 ID:/6xeAw3oO
たんこぶ
↓どうぞ
好きな人に嫌われてる
君が好きでたまらないけど
君は僕を嫌っていて
僕の存在を認めるたびに
君がそんな顔をするのなら
僕は君のために
君の前から姿を消そう
同じ教室の端と端で
僕は存在するだけの陰になる
僕の声を君に聞かせまい
僕の姿を君に見せまい
僕の匂いを君に嗅がせまい
僕の熱を君に伝えるまい
僕がいることを気取られまい
君の安らぎのために
僕ができる唯一のこと
「…なー、あんな奴うちのクラスにいたっけ?」
「何言ってんの? お前の後ろの席じゃん」
「なんかあいつキモくね? しゃべんねぇし」
「俺、あいつの声聞いたことない」
「あ、俺も俺も」
「キモいよな、オタクじゃね?」
「うへ、マジきめぇ」
「俺去年同じクラスだったけどさ、普通にしゃべってた気がすんだけど…」
「どうでもいいよ、それよりお前ら土曜の合コンさァ」
・゚・(ノД`)・゚・
切なすぎるが下から2行目でちょっと希望が見えたよ
報われてほしいな…
まわし
いわし
いやし
ぐわし
>50
かわいそす
かわうそす
に見えた!だけ!踏んで!
毎日決まった時間に会う二人
「「おはようございます」」
挨拶を交わすくらいの仲。
とはいっても、友達でもなんでもない新聞屋さんな訳だが。
毎朝早起きして新聞を外で待って、
わざわざ手渡しでもらってる奴なんて俺か老人位だろうからさぞ珍しがってるだろう。
若いお兄さんで、名前はもちろん知らない。おはようございますしか言った事もないし。
ただなんだか良い笑顔を持っているのが妙に気になっているくらいで。
よし!今日もあの微笑みを見守った。元気に仕事仕事。
・・・・ああせめて他の会話をしたいな。夕刊もとってみるか。そしたら「こんばんは」が言えるぞ。
「・・・ってか、朝刊と夕刊が同じ人な訳ねえな」
何考えてんだ俺は。まあいいや、
お兄さん、しばらくは今までどおり目覚まし代わりに観賞させていただきます
観賞て・・・
う〜ん
まわす
えww普通にモユルスwww
いつもお馴染みなんだよ、挨拶だけなのに会わないとなんかしっくりこないんだよ
乙!!!
早朝、新聞を山ほど乗せて自転車こぐ兄ちゃんは萌える
この季節はもこもこの上着着て、吐く息も白いんだ
早朝のキミをまちながら
まわし
兄が新聞配達員な私がまわし
良スレハケーン!!(・∀・)
仲間にいれてください。
ということでまわし。
ヘイ、パス
ネット恋愛
「ううわ、ほんとに待ってんじゃん」
「マジで!」
建物の影から覗き込むと、そこには青いマフラーをした高校生くらいの少年がいた。
腕時計と改札に視線を行ったり来たりさせて、そわそわしている。
写真をメール送ってもらって見たことがあるから間違いない、“タクヤ”だ。
「・・・自己嫌悪ー。」
「今更すぎる。覚悟していってこい」
「お前絶っ対楽しんでんだろ!なんで・・・あんなことしたんだ俺は」
その場に膝をついて座り込みそうになるのを必死でおさえる。
そんなことをしたらもう一生そこから動けそうにない。
「だよなぁ、タクヤ君だったら別に女子高生のふりとかしてなくても
友達になってくれてたと思うよ」
「20過ぎの男がお菓子作りのブログやってたらキモいだろ」
「んー・・・そうかあ?」
「つかさ、あいつ俺の料理褒めてくれたんだよ!」
「・・・まあブログの写真だけじゃ味は分からないもんなあ」
田中は実物の味を思い出したのか、口に手をあてて顔を青ざめさせた。
「“ミカさんのクッキー、とても美味しそうですね!”だってさ・・・!」
俺の緩みきった顔を見て田中は心底嫌そうな顔をした。
“キモい”と言わなかった所に田中の愛を感じる。
「タクヤ君のメールの余韻に浸ってる場合か」
71 :
2/2:2007/11/23(金) 01:56:45 ID:TuUV+hon0
「行かなきゃダメか?」
「今更断れんの?タクヤくんわざわざ新幹線で来てんだぞ」
「ですよね・・・・・・」
「そろそろ本気で怒るぞこんな朝早く呼び出しやがって」
「・・・よし行ってくる」
「そうか。じゃー俺帰るわ」
「え!?」
「なんだよ」
「俺がタクヤと仲良くしちゃったら、田中寂しいじゃん?」
「・・・」
「聞こえなかったフリするなよ、寂しいんでしょ」
「ああ寒さで頭おかしくなったのかと思った。残念ながら自分でもビックリするほど寂しくない」
「だよね寂しいよね。だから今日は三人で行動しよう」
「人の話聞けよ。結局お前が寂しいんじゃねえか」
「今日は、一緒にケーキ屋さんめぐりしてレシピ研究する予定。」
「それは俺が甘いもの嫌いと知っての狼藉か」
「うん!」
「へえ。帰る」
タ、タクヤ君の運命や如何にwwww
タクヤくん騙されてるわ放置だわで気の毒…
まわし
華麗なるまわし
まわし
まわし
さあどうぞ
俺のプリン返せ!
「あーーー!!」
「冷蔵庫を開けっ放しにするな」
「俺のプリンがねぇー!!」
「ああ。昨日の夜に食べた」
「なんだよそれ!返せよ!」
「無茶を言うな。あのプリン、賞味期限が昨日だったんだよ」
「知ってたよ!」
「へえ。そうか」
「あー…俺のプリン…」
「お前のというか、買ったのは俺なんだが」
「カゴに入れたのは俺じゃん」
「ああ、そうだったな」
「なんだよもう…最後の一個だったのにさあ…」
「……で?」
「あ?」
「わざわざ賞味期限ぎれのプリンを食べるために、一週間ぶりに俺の部屋に来たのか?」
「…………一日くらい期限過ぎても、俺の胃袋には関係ねぇの」
「そうか。だったら残しておけばよかったな」
「………」
「勝手に食べて悪かったよ」
「……なんでお前が謝んだよ」
「ん?」
「そうやって先に謝られると、俺の立場がなくなるだろ!?」
「なんだ、やっぱり謝りに来たのか?」
「うっ」
「なら最初から素直にそう言えばいい。訪ねてきていきなり冷蔵庫を開けるのはどうかと思うぞ」
「うっせーよ!だいたい、俺はお前のそういうスカしたところが……」
「仲直りできるなら、俺は嬉しい」
「………だから、お前がそういう風だと俺の立場がねぇんだって」
81 :
風と木の名無しさん:2007/11/25(日) 08:39:15 ID:U8NvSucS0
見事なスレストッパー
まわし
たわし
ぐわし
私はけっこう萌えたわ
いわし
こわし
まわしまわし
たわし?
朝陽が昇る前に踏んでくれ
朝日が昇る
「眠れないんだ」
午前1時、電気を消した暗い部屋の中を、今日も同居人が俺の布団に潜り込んでくる。
「うわ。男くせー」
「悪かったな。じゃあ自分の部屋で寝ろよ」
「ごめんごめん。でもなんかこの匂いすげー安心する…」
そう言ってしばらくすると、規則正しい寝息が聞こえてくる。
眠れないとか言う割には、いつもひとりでさっさと寝付いてしまう。
それだけ安心してくれているということなのだろうか。俺は何とも言えず複雑な気持ちになった。
同じ大学に通う同居人が眠れないと訴えるようになってから、もう2週間ほど経つ。
理由を尋ねても「何だか不安なんだ」と答えるばかり。
ノーテンキとしか言いようのないこいつが何を言っているのだろうか。俺はどうも納得がいかない。
そして変な期待をしそうになって、そんな訳はないと慌ててそれを打ち消すのだ。
「うーん…」
同居人が寝返りを打った。反対側を向いていた顔がこちらに向けられる。
息がかかるほどの距離しかない。俺はそっと手を伸ばして、髪に触れてみる。
指で梳いて感触を味わったあと、頬へ手をすべらせて、親指で唇をなぞる。やわらかい。
胸がどうしようもなく高鳴るのがわかる。吸い寄せられるようにして顔を近付ける。
唇と唇が触れるか触れないかというその時、同居人は再び寝返りを打って、反対側を向いてしまった。
心臓が止まるかと思った。
俺は同居人からなるべく遠ざかろうと、狭いベッドの端ぎりぎりまで身体を移動した。
頬が熱い。上がった心拍数はなかなか治まりそうにない。
カーテンの隙間から薄く光が漏れ入ってくる。
もう何度耳にしたかわからない新聞配達のバイクのエンジン音も聞こえてきた。
また同じ朝を迎えたのだ。
今日もきっと講義の途中で眠ってしまって、隣に座ったこいつにお叱りを受けるのだろう。
人の気も知らないで。
まったく。毎夜毎夜、眠れないのはこっちの方だ。
GJ!
書き込んだ時間がまた、リアル感を煽るなw
どっちが受けでも萌えるなw
まわし
同居人はわかってやってる
カシオミニ賭けてもいい
どっちだ・・・!どっちが受けなんだ・・・!!
くそう可愛すぎる2人して
萌えまくり〜
まわしまくり〜
可愛いな。GJ!
踏んでちゃぶ台
今日×明日
今日「しょせんさあ」
明日「…」
今日「お前ってオレに食われる運命なんだよなあ」
明日「………」
今日「お前ってすごく不確かだよな。
人は希望あるお前を望むけど、現実は普遍的なオレになる」
明日「……………」
今日「お前の存在を確実に感じられるのってオレだけだよな」
可哀想なヤツ。
そう言って笑ってやると、明日は無表情に口を開いた。
明日「でも君はいつも僕に触れないんだね。
僕にとって君は、切り捨てた昨日でしかない」
どうやって出会ってるんだろう?
よくわからないような萌えるような難しいような。
でも哲学的で僕キャラな明日は好きだ。
やっぱり深夜12時00分に出会ってるんだろうか…
好きな子をついいじめたくなる今日&強がりな明日 でおいしくいただきました。
まわし
>103
なるほど
そう考えたらなんかとても萌えた。ほんのひと時の逢引なんだな。
まわし
逆に考えるんだ
毎日一回は必ず会えると考えるんだ
織り姫と彦星より頻繁なデートでがんす
まわし
今日を引きずりながらまわし
これから寝て明日を迎える(予定)
今日のまま明日になる。
踏んで
さらわれたい
「ぼっちゃん、今までありがとうございました」
「いいえ、こちらこそ今まで私の世話をしてくれてありがとうございました」
「…」
「…結婚…される方にはもう会ったんですか?」
「いいえ…まだ。明後日実家に着く頃には家で待っているそうで、そこで対面すると思います」
「そう…ですか…」
「こちらの旦那さんのお知り合いのお嬢さんです、きっと良い方でしょう」
「貴方なら良い夫、良い父になれますよ…私が証明します」
「ありがとうございます」
「また、家に遊びに来てください」
「…申し訳ありません、それは…約束出来ません」
「…そう、ですよね…」
「…ぼっちゃん、貴方の顔は今しっかりと目に焼き付けました。どうかお元気で…」
「……っ…!」
「泣かないでください、お互い辛くなります」
「…行かないで…ください…っ」
「旦那様の紹介です、私は拒む事は出来ません」
そう貴方が辛い顔をして無理に微笑んだのが2年前。
私はまだこの鳥かごの様な部屋で貴方を待っている。
迎えに来る約束なんかしていないのに、もうすぐ私も政略結婚の道具に使われる。
早く、早く迎えに来て。
もう一度貴方の腕に抱かれたい。
切なさ大爆発
萌まわし
うぁぁぁぁん
悲恋………
もらい泣きしながら、まわし
まわしとく
悲しいな…
まわし
直球で悲恋、萌える
きっと、さらわれることはないのに、待ってるのか…
さらわれたいを「触られたい」と読み違えて
痴漢プレイ…と思った私はそろそろ脳を取り替えた方がいいな
>>116 ヽ(・∀・)人(・∀・)人(・∀・)ノ
それはそれで萌えるww
マゾ攻サド受
残念
流れましたね
まわしまわし
残念まわし
まわし
読んでみたかったな〜
まわし
次回に期待
まわし
まわしまわし
まっわし
なかなか面白いお題だったんだけどなあ…
次に向けてまわしときますね
↓ ↓ ↓
人間×人間以外(逆でもOK)
「…つまり、お前はこの間助けた鶴だと」
「はひほうでふ」
「……助けてもらった恩を返す為、既に山を降りてしまった俺を探しに探し、
やっとの事で見つけ出したと」
「ほのほおりでふ」
「…恩返しに来た妖怪が空腹で生き倒れて恩人に拾われた挙句なけなしの食料の
カップ麺をすするかー!嘘ならもっと上手くつきやがれ!」
「う、うひょらないれふほんとふにおれは」
「ええい口の中の物は飲み込んでから喋れ!」
「……!し、信じてもらえないかもしれませんが、本当の本当に俺は鶴なんです!
恩返しがしたいんです!どうかお願いです、恩返しをさせて下さい!」
「…ちなみにお前、何が出来るんだ?」
「機織りを」
「現代日本一般一人暮らし家庭にそんなもんあるかい」
「…煮炊きとか」
「家には食料がカップ麺しかないのだが。そしてそれはお前が食ってしまったのだが。」
「…」
「終わりかよ!」
「だって最後に一族が恩返しに行ったのは何百年も前なんですよ!今の時代での
恩返しマニュアルなんて出来てませんって!」
「妖怪がマニュアルなんて言葉を使うんじゃねー!」
「妖怪だって時代の波に乗るんですー!」
「…!」
「…!!」
「…あー、とりあえず、何らかの形で恩返しが出来りゃあそれでいいんだな?」
「…そ、そういう事ですね。というか、たったこれだけの事を確認するのに何で俺達
こんなボロボロになっているんでしょうか」
「それは言うな。…しかし金もない機織りも出来ない妖怪に出来る恩返しっつったら…
肉体労働か?」
「…え」
「いやしかし日雇いのバイトでも最低限の身分証明がいるだろうし、まさか妖怪が
保険証や運転免許証を持ってる訳はねえよな…くそ、いい案が浮かばねえ…って、
ん?どうかしたか?」
「……分かりました。俺も妖怪の端くれ、伊達に長く生きておりません。見事体で
支払ってみせましょう!」
「は?何言って…っておい!阿呆かお前肉体労働ってそういう意味じゃ…っつーか
俺がこっちか!?こっちなのか!?」
「大丈夫です!恩返しで名を馳せる妖怪の意地にかけて天国を見せて差し上げます!」
「妖怪の語る天国が信用出来るかー!ってこらやめ…!」
こうして鶴は無事恩返しをする事ができましたとさ。
めでたしめでたし。
ヘタレ気味鶴カワユスw GJ!
鶴の恩返し妖怪説ktkr
恩返し妖怪てw
面白かった。GJ
鶴、お前という奴はwwwwww
ワロタし萌えた!GJ!
「俺がこっちか!?こっちなのか!?」
爆笑wwwGJ&乙でしたまわし
>>「俺がこっちか!?こっちなのか!?」
これがどっちなのか気になる!
すごい好きなノリだ!GJ!
奉仕だからやっぱり鶴があっちなんだろうか?ww
面白かった!
立場逆転の再会
まわします
まわしまわし
くるくる
ぐるぐる
ただし魔法は尻から出るぐるぐる
>>144 ちょwそこからww
まわしまわされやりやられ
まわし
地球はまわる
148 :
まわし:2007/12/03(月) 23:05:24 ID:ucgVe24mO
さあ、どうぞ!
↓
ツッコミ×ボケ
俺は踏まれる
「やっべー、またリロミスっちゃったよ」
朗らかな顔でわざわざネット上での失態を口に出す暮卦。同部屋で、唯一奴の独り言を聞かざるを得ない俺に何を求めているのか。
「なー津込、おれ文章書けないんだけれどどうすれば良い?」
無視。どうせ「ちゃんとリロれ!」と突っ込みを入れてももうこのリロミスは取り消せない。反省させる意味も込めて暮卦自身に後処理をさせよう。
「なーなーなー、無視かよー。こんな可愛いおれが困ってるのにー。」
勝手に困ってろ、お前の蒔いた種だ。
そう自分に言い聞かせる。自分が不覚にもやってしまう過保護が顔を出さないように。
とは言っても「うー」とうなりながらディスプレイを睨み付ける暮卦の姿、この姿に庇護欲をそそられない人物がいるだろうか。
「見るだけだ」と自分に言い聞かせ、画面を覗き込む。
http://sakura03.bbspink.com/ 「お前、何でPink板なんて見ているんだ!」
つい条件反射で飛び蹴りを入れた。横に吹き飛ぶ暮卦。勢い余って暮卦の身体を踏んづけてしまった。
うめく暮卦を尻目に体勢を立て直したとき、ディスプレイが目に入る。
150 :風と木の名無しさん:2007/12/03(月) 23:11:18 ID:hfDYMPx00
俺は踏まれる
・・・予言か。
150かわいいよ150
まわし
154 :
風と木の名無しさん:2007/12/04(火) 00:52:53 ID:YuFB26NfO
まわしまわし
155 :
風と木の名無しさん:2007/12/04(火) 19:07:47 ID:Uz46sD8hO
まわしのし
くるり
ズバリ回すわよ
踏み台の踏み台まわし
主人を取り合う従者二人
まわします
邪魔が入って残念
まわし
ごめん、一日たってたのか
>>162 気にしないでオッケ ━━━━━━ (ゝ○_○) ━━━━━━ イ !!!!!
まわします
廻し
まわしましょう貴方のために
>>163 そのAAはじめてみた
どんな表情なのかわからないぜ…
鼻の穴をひろげてるんじゃね?
↓ ↓ ↓
美形顔×平凡顔
「ねえねえ、メアド教えてよ」
といっても俺のじゃない。こう聞かれた時は大抵あいつのだ。俺の聞かれた事なんて一度もねえよ畜生。
「直接聞けばいいだろ」と言うと、
「えー…だってなんか緊張するしさぁ」
「何しゃべっていいか分からなくなっちゃうもんね」
と、その子たちは口を尖らせる。
気持ちはわかる。あいつは無駄にイケメンてやつだ。
新人モデルです、某J事務所にいます、と触れ回っても疑われなさそうなレベルの顔を持ってる野郎だ。
しかもなまじ外ヅラいいから質が悪い。……俺はひとつ溜息をついて切り出す。
「あいつはマジでやめとけ。彼女になったら泣くぞ。例えば」
寝起き悪いまま家中徘徊して、必ず皿やらコップやら割る。
財布を忘れたと家に戻ってきて、代わりに定期入れを忘れていく。
お魚くわえたドラネコ追っかけて帰ってこない。そのうち道に迷ったと涙声で電話がかかってくる。
酒飲むと全裸で踊り出す。そのままぶっ潰れて翌朝風邪を引く。
暇なときに腹出してへそほじり出す。ほじりすぎて汁出してパニックになる。
風呂で溺れる。人工呼吸してやると照れる。なんでだよ。
寒いと言って俺の布団に潜り込んでくる。そのままひっついて離れようとしない。
抱きしめられて苦しいって言ってんのに離しやがらない。
んでそのまんま至近距離で爆睡するから俺が眠れない。
「な?絶対後悔するから」
「嘘だー!!」
経験則に基づいての本気のアドバイスなんだけど、これ聞いて信じてくれた子は、今のところひとりもいない。
そして俺は「絶対嫉妬してんだよ」「地味だもんね」と陰口言われるわけだよ。慣れたけど。
>>170 いっしょに暮らして、ラブラブで萌え〜で
オッケ ━━━━━━ (ゝ○_○) ━━━━━━ イ !!!!!
↑このAAは☆野Japanの解説で前やくる戸監督のフル田が実況で連呼したことで3日前に発生したAA
実況の野球板から他板へ増殖波及中
姐さん方も使ってミテミテ
萌えたwwwまわし
なんという愛すべきヘタレ
まわし
美形=性格もかっこいい という式が頭の隅にあったはずなのに
ヘタレもなかなか食えるなこれは と気づかせてくれてありがとう170
攻めが受けに人工呼吸されて照れるなんてなんて萌えるんだ!
170GJ!
>>170GJ、畳み掛けるヘタレ感素敵。
自分も新出AAがどんな表情なのかよくわからない…
監督の眼鏡?
>>170GJ
とっても
オッケ ━━━━━━ (ゝ○_○) ━━━━━━ イ !!!!!
>>176そうです。眼鏡をかけて実況しながらファインプレーにエールを送っているAAです
どうぞ
狐と狸の化かし合い
180 :
1/2:2007/12/08(土) 04:12:47 ID:zDnAYUdr0
電車の、目の前の席に座ったやつの頭の上に葉っぱが乗ってた。
二十歳前後でちょっとダサいけど珍しい色のファー付フードのコートを着て、
大きなスポーツバッグを足元に置いて、降りる駅を間違えないようにか
黒目がちな目をしっかり開けている。その頭の上に、小さな茶色い落ち葉が。
「なにか、ついてますよ」
自分の頭を指差して払う仕草をすると、びっくりしたように目を丸くして、
それから慌てて頭を振る。葉っぱはひらひらと落ちていき、電車の床に着く前に……
消えた。
「……」
思わず相手の顔を見ると、小さな声で
「どうも」
と頭を下げ、それから少し恥ずかしそうに目線を外した。
(ふうん)
僕は、相手に気づかれないように読んでいた本で口元を隠して笑った。
(狸だ)
山の狸が、久しぶりに町に下りてきたらしい。もしかしたら、人間に化けるの初めてなのかも。
どこに売っているのか思わず聞きたくなるような渋い色のコートと妙なロゴマークのついた
スポーツバッグをを観察しながら、僕は少しこの狸をからかってみたくなった。
「どこで降りるんですか?」
手帳の後ろの路線図とにらめっこしていた、薄い茶色の頭がこっちを見上げる。
「○○駅……」
「だったら、あと5駅ほどだ。着いたら教えてあげましょう」
人間にしては黒目の部分の多すぎる目が、にこっと笑った。
(ふふ、やっぱり狸ってタレ目なんだ)
181 :
2/2:2007/12/08(土) 04:13:43 ID:zDnAYUdr0
僕は今度は隠さずに微笑した。狸も「ありがとう」と笑い返し、僕たちはそれから
5駅分お喋りをした。
どうやら彼は家族のクリスマスプレゼントを買いに街に来たらしい。
たまたま僕も同じ理由で買い物に来ていたので、話が盛り上がった。
「僕も毎年家族とかじゃなくて友達とクリスマスパーティとかしてみたいなあ」
という彼に、
「もし家が近くだったら誘うのにな」
と言ってみると、目を輝かせて「行ってみたいなあ」とか言ってる。
可愛いなあ。僕は、思わずそう思ってしまった。相手は狸なのに。
降りる駅について、彼は手を振って人ごみの中に消えていく。その変な色のコートを目で
追っていると、ホームでくるりと振り返った彼が、笑ってまた手を振った。
僕も笑って振り返すと、彼の手が頭の上にいき、大きくなにかを払う仕草をする。
「つ・い・て・る・よ」
彼の口が大きくそう動き、僕は驚きのあまり頭の上の葉っぱを消すのも忘れて
「コン!」
と小さく叫んだ。……今年のクリスマスパーティには変わった毛色の狸が来るに違いない。
狐も狸もかわいいなぁ
ほのぼの和んだ
かわえええ
癒されたw
攻めはどっちだろ…
個人的には狸×狐でまわし
かわいい
ほのぼの萌えGJ!まわし
187 :
電波王 ◆DD..3DyuKs :2007/12/08(土) 14:36:06 ID:7o7ottAi0
ちんこ
阿呆はスルーでさあ踏め
背中合わせ
都会の一角に、時代に取り残されたような小さな公園がある
公園内の誰もが弱々しいと笑った、僕の背中の半分にも届かない小さな背
僕に気付くと明るい声を上げて駆け寄ってくる
『いつでもおいで、受け入れるよ』と囁くと、楽しそうなお喋りが背中越しに聞こえた
今では彼の肩甲骨に僕の肩があたる
花の降る春、日光に炙られる夏、紅葉色が彩る秋に白く閉ざされる冬と月日が流れても、彼はこうしてここに現れる
「ねえ」
あの頃の可愛らしさとは正反対の、低く落ち着いた言葉が背筋を撫でる
「今日こそ聞きたいんだけど」
僕は黙って下を向いた
「アンタただのベンチ?それとも俺に惚れてる霊?」
公園内の誰もが息を潜めた
僕は曖昧に微笑み返す
「どっちにしても、俺のこと好きならいい加減顔見せろよな」
その公園には、仲睦まじく語り合う幽霊と青年がいるらしい
みんな見守ってるのか
切なくて可愛いなあ
その発想はなかったまわし
まわし
可愛いぜーなごんだ。109GJ!
成長してるのが気になるなあ
生きてるほうが成長してるんでしょ?
まわし
どうぞ
S×Sの攻防
(´・ω・`)ザンネン
まわす
単純でいて難しいお題だなあまわし
まわそう
まわし
まわせん
まわし
まわし
まわします
○| ̄|_ <踏み台になるぜ
直球エロ
「先輩、エロいことして良いですか?」
「え?」
「さっきから我慢してたんですけど、もうオレ暴発寸前です。
とりあえず抱き締めて舐めまわして良いですか?」
「…はぁ!?」
「具体的には、キスして舌入れて先輩の口腔内を犯しまくって、先輩の舌に俺の舌絡めたり先輩の下唇甘噛みしたりしながら、先輩の反応を楽しみつつ、そのシャツのボタン外して先輩の素肌をなで上げて、」
「何言ってんだバカ!」
「先輩、顔赤いよ?
耳まで赤い。すげー可愛い。今すぐ押し倒して耳たぶ噛んで、」
「馬鹿馬鹿馬鹿!それ以上言うな!!」
「先輩、したい。」
「…っ!!」
「駄目?」
「…駄目じゃ…ナイけど…。」
「じゃあ遠慮なく」
「ちょ!待て!少しは遠慮しろ!
…っ馬鹿…や…ぁ……」
続きはないのか!続き読みたいなぁもう!GJ!
本当に直球ワロタ
エロというかむしろすがすがしいよGJ
爽やかエロだなwww
よかったよ
むしろもっと言って
GJ
mawashi
まわし
まわし
ほらほら踏んじまえよ
まともな人間は俺だけか!
220 :
1/2:2007/12/16(日) 14:48:23 ID:ISquqjuHO
「ああん!かいちょぉ…あん…」
生徒会室の扉を開けると、会長と副会長が愛を交わしている真っ最中だった。
「おー会計、来たか。」
「あんっ…あ〜…219くん、ちょっと待ってねぇ〜…やんっ」
「あれ、副会長?もう少しで足りるのか?」
「だって…気持ち良すぎてぇ〜…これ以上シたらおかしくなっちゃう〜!」
「おかしくなっちゃえよ…」
まあ、よくあることだ。
俺は黙ってドアを閉めた。
あの調子だとあと一時間は戻らない方がいいだろう。
図書館で時間を潰そう。
「やぁっ!こんなとこで…誰か来たら見られちゃうよぉっ…」
「見せ付けてやろうぜ」
「ああっ…だめぇ」
今日は図書館も使用中だった。
…まあ、よくあることだが。
221 :
2/2:2007/12/16(日) 14:53:03 ID:ISquqjuHO
外の空気を吸おうと中庭に出た。
桜の木の下で生徒が二人抱き合っている。
「どうしたの、急に?」
「先輩があんまり綺麗で、桜にさらわれそうだったから。」
「ばか…」
まあ、よくあることだが。
…全寮制の男子校になんか入るんじゃなかった。
ルームメイトは迷うことなく俺の尻を狙ってくる。
右も左も801ばかりだ。
山奥だから逃げ出すわけにもいかない。
…日常に、帰りたい。
「まともなのは俺だけかぁっ!?」
ごめん。
改行大杉て怒られてるうちに*9から24時間過ぎてた…。
棚に押しつぶされて逝ってくる。
まわし。
まあそういうこともあるさまわし
丼米まわし
まわしまわし
まわし
まわし
ちょうど腰こってんだ。踏んでくれよ。
手のり
Take 1
「くく…漸く気付いたか。そう、貴様らは私の掌の上で踊っている
だけだったのだ!」
「その姿、まるでお釈迦様に弄ばれる孫悟空の如し!」
「古典冒険小説の一場面が一気に人聞き悪くなった!というかお前の
事だろ!」
「弄ばれた…」
「抽出するなー!」
Take 2
「貴様らは私の掌の上で踊っているだけだったのだ!」
「手乗り金魚〜」
「…ぎょ、ぎ○ぴちゃん?」
「あの魚色々疑問に思うことは多かったのだが何が一番気になるって
あの色だったんだよなピンクって何だよ魚だしカラーひよこみたいに
スプレーで塗れそうも無いしかといって保護色にしても体が真ピンク
になる環境って一体どんなもんかと」
「なあ貴様ファンタジーやる気無いだろ?」
Take 3
「私の掌の上で踊っているだけだったのだ!」
「南く○の恋人…か」
「え、いやちょっと何だその目!こっちを見るな!見るなってちょっと」
アッー!
「………なんでおまえこんな小さくなっちゃったの」
「知らねーよ」
「southくんの恋人じゃあるまいに…」
「まあ、良いじゃん。
明日から冬休みだし、世話してくれよ」
「………はあ!?冗談だろ!?」
「俺とオマエの仲じゃん。
それにさっき知ったんだけど、オマエの手のひらって寝心地いいわ」
「!?な……おま…」
「これからよろしくー」
チュッ(手にキス)
「な、頼むわ」
「……………………………………戻ったら覚悟しとけよ!」
だああリロミス被ったあああ!!
ごめんなさいまわし
southくんの恋人かぶったww
手乗りというテーマでこの発想がかぶるとは
すばらしいケコーンぶり
どっちが受けでどっちが攻めでもいけそうだな。2つとも。
つうか時間近っ
すごい偶然だなあw
>オマエの手のひらって寝心地いいわ
これ可愛いな
手乗りかわいいよ手乗り
手乗りいいよ手乗り
手乗りどちらもGJ!!
さあ!俺の屍を踏んでゆけ!
旅の僧侶
萌えるけど書くには難しい題材だ、まわし
流れたか
まわし
残念まわすよ
243 :
風と木の名無しさん:2007/12/19(水) 15:56:54 ID:N6n8xFxHO
ビジュアル的にはツボなんで残念
下がりすぎなので上げつつまわし
うっかり勘違いして旅の俳人を想像
それはそれでいいかも
日本人に生まれて良かった
私もこのシチュは萌えるけど、何か難しかった…
無念回し
期待まわし
禿マワタ
旅に思いを馳せつつまわし
手をつなぐ
手袋を持ってきて良かった、と帰宅時間を迎えた岩田は心底思っていた。
登校しようと玄関のドアをあけた岩田の目に、一面の銀世界が飛び込んできたのは今朝のことだ。厚手のコートだ
けではもう駄目だと判断し急いで室内に戻り、手袋とマフラーを押入れから引っ張り出したことを思い出す。それか
ら半日。岩田は帰り支度をしながら玄関へと歩いていた。廊下の窓の外では、今朝より一層激しく雪が降り続けて
いる。玄関の扉に手をかけた岩田に、
「今、帰り?」
後ろから、同級生の声がかかった。
「おぉ、北村。…おまえも?」
「うん、一緒していい?」
頷いて、許可を示す。嬉しそうに笑った北村に促されて、岩田は外へと足を踏み出した。
大粒の雪が降る外は人通りはなく、防寒具を通しても寒さが伝わってきた。自然と北村との距離が近づく。大の男
二人の影がくっつくのを、岩田は気恥ずかしく思った。
「あ〜さむ…。あれ?」
不意に疑問の声をあげた北村を、岩田は思わず不信そうな目で見返した。
「岩田、何で手袋してんの?」
「何でって…寒いからだよ。雪まで降ってんだぞ」
至極簡単なことを聞かれ、岩田は戸惑う。
「えー!!」
「なんだよ!?」
「いや、だって…」
左手をつかまれ、手袋を脱がされる。突然のことに固まる岩田をよそに、大きな手で岩田の手を包んだ北村は、
「恋人と手ぇつなぐときは、素手じゃないと」
と、にっこり笑って言い放った。
「ば、馬鹿!おまえ外だぞ、離せ!!」
「この道、街灯少ないし大丈夫。しっかし岩田の手、冷えてんなぁ」
「いや、離せって!」
「照れんなよ。あったかいだろ?」
強い力で握られた左手は振りほどくことが出来ず、抵抗は無駄に終わった。
「手、つなぐとあったけーな」
恥ずかしさのあまり岩田はうつむいた。顔を覗き込むようにする北村から目をそらしながら、指先が温まっていくのを感じ
る。手袋よりもこいつがいて良かった、とふと思った自分の思考に更に顔を赤くしながら、岩田はごまかすように、北村が
痛がる程強く手を握り返した。
>>250 学生イイ!!
季節感のある萌えをありがとう(*´д`)
>>250 可愛いなあ…ほっこり萌えた
寒い朝にGJ!
寒い季節に心が温まるよ。
大好き。
まわすよー
まわし
まわれー
まわす(性的な意味で)
かわす(coolな受けの真似をして)
夢精
「兄貴兄貴兄貴っ!? ねえ、兄貴ってば!!」
ドタドタと盛大な足音を立てて、一段抜かしに階段を駆け下りてくる我が弟に、俺は小さく吐息した。
「うるさい、黙れ。そして階段は静かに下りろ」
「だ、だってだってだって!!」
そう口にする弟の頬が、いつもと違い林檎のように赤く染まっている。
おまけに目元には、薄っすらと涙まで滲みかけているようだ。
何なんだこいつはと思っていれば、眼前の弟は蚊の鳴くような声でこちらに縋ってぽそりと告げた。
「お、俺、おもらししちゃったみたい……」
「…………は?」
あまりに予想外なその言葉にあっけに取られ、手にしていた新聞を思わず床へ取り落とす。
口をぽかんと開けたまま何も言えずにいる俺に、弟はなおも小声で続けた。
「どうしよう、母さん達昼には帰ってきちゃうよね? ……それまでに、布団乾く? 乾くかな!?」
漸く立ち直ったこちらが「無理だろ」とにべもなく返せば、弟の瞳へ見る間に新たな涙が溜まっていく。
羞恥心やらショックやらでいっぱいいっぱいになっているらしいその表情が、妙に可愛らしい。
男の端くれとして、そんな顔をされたらいやでももっと苛めてみたいなぁと思ってしまうではないか。
……いや、普通は実の弟に対してそんな感情を抱かないものなのかもしれないが、そこはまあ置いておいて。
今にも声を上げて泣き出しそうな弟の眼前に頭を寄せて、いかにも呆れ果てたといった風を装って告げる。
「おまえさぁ、自分が何歳だか分かってるの? 普通、その年じゃもうそんなことしないだろ」
「だ、だって……」
まだ声変わりもろくにしていない甲高い声に、ひっくひっくと咽喉をしゃくりあげる音が混じりだした。
261 :
2/2:2007/12/22(土) 01:11:16 ID:Tf9SFmKr0
情けなさそうに顔を俯かせ、おろおろと目を泳がせる弟に、冷酷な口ぶりで突き放すような言葉を重ねてやる。
「ま、俺はそんな汚いもの触りたくないし、自分一人で何とかしろよな」
それだけ言うと、床から拾った新聞を再び広げ始めながら、こっそりと横目で弟の顔を盗み見る。
ふるふると肩を大きく震わせている姿に、「泣くな、これ」と思った次の瞬間、予想通り大きな嗚咽が漏れた。
えっくえっくと号泣する弟を見て、抑えきれない笑声が浮かんでくるのを感じる。
背中を這い上がってくるぞくぞくとした感覚に笑みを噛み締めると、仕方ないなと言いたげな顔で弟に腕を伸ばした。
頬に垂れおちた涙の筋を指先で優しく拭ってやると、最上級の温和な笑みで告げる。
「ほら、洗濯手伝ってやるからもう泣くな」
「あに、き……? いいの?」
「隣でびーびー泣かれたら、うるさくてかなわないからな。……今回だけだぞ?」
寝癖で乱れた前髪をぐしゃぐしゃと撫で上げながらそう言ってやれば、途端に陽が差したように弟の顔がぱっと明るくなった。
そのままこちらへ抱きついてくる弟に、「ああやっぱり可愛いやつめ」などと思いくつくつと咽喉の奥で笑う。
「まったく、どうせ寝る前に冷たいものでも飲んだんだろ」
「違うよ、俺、そんなことしてないもん!」
さっきまで泣きべそだったというのにいきなり強気になった口調に苦笑しながら、「じゃあ何してたんだ」と尋ねる。
その問いに、何故か先ほど以上に顔を赤くした弟から返ってきた答えは、しかし俺の予想を超えていた。
「ベッドで兄貴のこと、考えてて……。それで、寝て起きたら……、その、してて」
もじもじと身体を揺らしてそう告げる弟を前に、思いがけず声を失った。
もしかして、俺たち兄弟は揃ってどこかおかしいのだろうか。そう思わないではないが、あまり気にしないことにしよう。
……そうだ、今はとにかく、布団の洗濯だ。
それにしてもまずい。このまま二度寝でもしたら、俺のベッドのほうにまで被害が及びそうだ……。
GJ! 大人になったら立場逆転してるといいんじゃないかなこいつらは
ムホー!!!
同じく、夢精なんてしちゃってかあわいいなんて思ってた弟にひっくり返されればいいよ!!
泣きながらつっこむ弟に興奮してればいいよ!
夢がヒロガリング乙!!!
弟可愛いよ弟…っ
兄弟萌えな自分としては、白米持ってこい!!って感じだww
兄さんは、逆転されてうっかり動揺すればいいと思います。
すまん私も弟兄で萌えた
萌えたぞおおまわし!
まわします
まわれ〜ぃ
踏まれてやろう
あなたが最近目覚めた萌え
語りでもSSでも
満月の夜。二人の男が、とある縁側に並んで座っていた。
黒髪の男が葉巻をくゆらせ始めた。
彼は火を隣の男に渡そうとしたが、隣に座っている金髪の男は、柔らかい手つき
でそれを退けた。
「俺ぁいいですぜ、俺にゃあこれがありますから」
そう言って笑う金髪の手には飴玉が握られていた。
「前から少し気になっていたけれど、お前はひょっとすると、酒とか葉巻が苦手
なのかい」
黒髪が金髪の顔を覗き込んだ。
「苦手ってんのとは違います」
金髪は飴玉を口に放り込むと、黒髪の顔を見て寂しそうに笑った。
「味がしねぇんでさ。貴方方の仰る、辛い、酸い、苦い、後は何だったか忘れ
ましたが、とにかくそういうのが俺にゃあ分かんねぇんです。まぁ分かる方にお
話ししても、合点はいかないでしょうね」
黒髪は目を丸くし、数秒金髪を見つめた後、なるほど、と納得したように手を打った
。
「だから飴玉を食っていたんだな」
「はい?」
「確かめたかったんだろう?自分はものを食っている、自分は生きていると。そ
れでお前はいつも飴玉を噛んでいたんだね。あぁ、それは葉巻や酒よりも遙かに実
感が湧くだろう」
黒髪は金髪の返事を待たず、一人でうんうんと頷いていた。
金髪は、なぜ口にしたことのない思いがこうまで人に伝わるものだろうかと驚き
、それと同時に胸中に浮かんだ疑問を思わず口に出していた。
「貴方ぁどんな味がするんでしょう」
「ん?」
金髪はすぐに自分の口走った言葉を後悔したが、一度言いかけた手前止めること
もできず、難儀しながら言葉を続けた。
「俺ぁ、別に酒や葉巻の味を知らなくたっていいです。でも貴方のこたぁ、その
」
大切な友人だから知っていたい、という言葉を思いつく前に、黒髪が金髪の唇を
塞いだ。
「先程お前は一つ重要な味を抜かしていたね。『甘い』という味だ」
「そりゃぁ…どんな味でしょう」
問答ができる程落ち着いた心情になれなかった金髪は、俯いて小さく返した。
「それが今の味だよ。だからね、お前は次から『味』を知りたければ、こうして
私を食えばいい。もう独りで飴玉を噛む必要はない」
金髪にはもちろん常人の『甘い』は分からなかったが、不思議とその言葉が胸に
しっくり嵌る気がした。
何よりも、黒髪のその心遣いが嬉しいと思った。
「有難う御座居ます」
黒髪を見つめて笑った金髪は、もう一度『甘い』を味わうことになった。