コミケでDQNカップル、キセル中学生孕ませmixで自白
51 :
1/3:
8月某日、その日は初電から、改札口はごった返していた
そう、毎年恒例の夏祭りが開催されていたのだった…
「今日はコミケで、お客様が多いな〜」
そうつぶやくのは、国○展示場駅の改札機タン
今日も朝から何人ものお客様のSuicaを通過させている
「まあ、でも、僕がこれだけSuicaでタッチされるなんて、滅多にないもんね」
「そうだな、さて、ここ数日は忙しくなるぞ!」
などと、隣の改札口に並んだ仲間たちも、気合いを入れている
もう何人のお客様が通過していっただろうか
夏の暑さと、タッチされる機械の、自分自身の熱さで
まだ昼前だというのに、かなり疲れてきた
残高不足のSuicaでタッチしたり、折れ曲がった切符を入れられたり
そのたびに、扉を開け閉め、駅員さんがふたを開け閉めしてくれるんだけど、
「ちょっと限界かな…休ませて欲しいな」
なんて弱気になっている僕の目に、一人の男が映った
52 :
2/3:2007/08/22(水) 21:46:44 ID:kihXdKK/0
「あ!あれは松本クン! 埼玉から来てくれたんだね!」
ちょっと小柄な彼を、この人混みの中から見つけることが出来て嬉しかった
なにより、松本クンが自分を選んで、Suicaを差し出してくれてる
「お、おまえずるいぞ!松本〜、コッチコッチ!」
隣の改札機はキンコンキンコンとチャイムをならしたり、
扉をバタバタさせたりして一生懸命に松本クンの気を引こうとしている
でもそれは逆効果だったみたいで、エラーだと思った駅員さんにリセットをされてた
なおさら松本クンはエラーを出した隣のやつを避けて、僕の方に来てくれる
でも、松本クンが取った行動は…
「おい、このSuicaでタッチして欲しいのか?あぁ?」
「う、うん、じらさないで、早くタッチして下さい」
「ふーん、どうしようかなあー」
なんて、松本クンは僕の体にSuicaをタッチしてくれないんだ
「早く、タッチして下さい。もう朝から松本クンが来るのをずっと待ってたんです」
「そうみたいだな。読み取り部がすっかり熱くなってるぜ」
「うぁ、そんな、恥ずかしいこと言わないで。ちょっとだけでいいから、触って…」
こんなにお願いしているのに、Suicaをちらつかせるだけの松本クン
意地悪しないでよ
51 名前:1/3[sage] 投稿日:2007/08/22(水) 21:46:01 ID:kihXdKK/0
8月某日、その日は初電から、改札口はごった返していた
そう、毎年恒例の夏祭りが開催されていたのだった…
「今日はコミケで、お客様が多いな〜」
そうつぶやくのは、国○展示場駅の改札機タン
今日も朝から何人ものお客様のSuicaを通過させている
「まあ、でも、僕がこれだけSuicaでタッチされるなんて、滅多にないもんね」
「そうだな、さて、ここ数日は忙しくなるぞ!」
などと、隣の改札口に並んだ仲間たちも、気合いを入れている
もう何人のお客様が通過していっただろうか
夏の暑さと、タッチされる機械の、自分自身の熱さで
まだ昼前だというのに、かなり疲れてきた
残高不足のSuicaでタッチしたり、折れ曲がった切符を入れられたり
そのたびに、扉を開け閉め、駅員さんがふたを開け閉めしてくれるんだけど、
「ちょっと限界かな…休ませて欲しいな」
なんて弱気になっている僕の目に、一人の男が映った
改札機視点とは新しいww
55 :
3/3:2007/08/22(水) 21:47:43 ID:kihXdKK/0
「タッチするの、やーめた。残高が少ないからタッチしないで、彼女にくっついて降りちゃえ」
「!!!!!」
こともあろうに、タッチしないで無札で下車なんて…
しかも、彼女がいたなんて…女の子が…女の子が一緒にいたなんて
「えーいっ」
バタンッ キンコンキンコン
暑さと衝撃で意識が薄れる中で、最後の力を振り絞って
僕は扉を閉めて、チャイムを鳴らし続けた
「そこのお客様ー」
駅員さんが松本クンを呼んでいるみたいだけど
それ以上、僕には何も聞こえてこなかった…
連投&空気読まずにスマソ
松本×改札機で…