【吉本】義元芸人総合【善元】【ヨシモト】

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171ポーロ wem12
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◇受難の白昼病棟
「川島ーこの患者なんやけどもぉっ!?ええ!?」「うっさいわこの茶色!」
「いやまだなんも言ってへんけどええー!?どうしたん!?」
「・・・・なにも言わずにその服と変えてや」
「嫌やー、俺その服着たないし。川島が着てるほうがええって」「なんやねん・・・」

今度入院してきた金持ちボンボンの担当にならせてもらって、カルテを貰いにわくわくしながら
ナースステーションに駆け込んだらなんかもっとわくわくなもんがあった。ていうか、居た。
「明ちゃーんってうわぁぁぁ!!祭りやんけェ!!おみこしもってこい!」
「・・・アホふえたわー」確かに今飛び込んできた徳井さんはアホっぽいけれども、
そういう川島は、まさかのナース服だから微妙なところ。いつもなら薄ピンクのズボンと、たまのエプロンだったのが、
今は夢のナース服。しかも川島は男で、背丈もあるからミニスカートになってる。「な、なんでナース服なん?」
井上呼んでくるわ!なんて出てった徳井さん。いないうちがチャンス、とおもってこっそり聞く。
うっとそうな顔つきも、うっすらと朱にそまっててああ恥ずかしいんやなぁって分かってしまう。
「・・・・・朝きたらこれしかなかった」ロッカー二重ロックにしてたのに。って言うけどどんだけ厳重やねん。「え?なんで?」
「ロッカー壊されててん」「へぇー・・ていうかな?ストッキングまで履く必要ないんちゃう?備品室いけばあるやろうし」
「・・恥ずい」「え?」
「こっから出るの、恥ずい言うてんねん!」「ス、ストッキングは」
「こんなんスネ毛まるだしで恥ずいやろ、こんな格好でェ!」でも、ほんまやしな・・・そんな本気で(ちょっとはあるけど)いうてないし・・・
それに俺は別にスネ毛くらいええねんけど。「見んなや玄米!」
「ええやんけ。…結構かわええし」「お前もそういうやつだったん?マジキモイ死ね漂白されろ金銀パールプレゼントされろアホォ」
172ポーロ:2007/05/24(木) 22:03:38 ID:iM1pXuLJO
「そんなヤツってなんやねん!」「徳井さんとか井上さんとか・・」
「後藤先生は?ズルいやんか」「・・・・・そういえば何の用やったん」
「(ス、スルー!?)あーとな、624号室の中山功太って患者さんのカルテ・・・」

「今日からのやつな。来ると思ったから出しといたで」
ぱっと仕事の顔にもどってテキパキ動き出す。ナース服だということを忘れているのか下のほうの引き出しにおもいっきりかがみよる。
「明さーん、パンツ見えるでー」「なっ、アホ!アホか!」
「アホアホいうなや・・冗談やんけ」「わかってるわこのアホ!」
顔を真っ赤にしながら後ろを抑える仕草が妙に女の子くさくて失笑した。そういや、下半身ほっそいしな。内股やし。
細すぎるくらいやし骨格はでかいけど肩細いし。ストパーにしてから長さはかわってないけど長く見える髪にドキっとした。
・・・まじに、いけるかもしれん。いやいやいや、何を同僚兼友達に!アホやなー俺。なんて自分でツッコミながらバックバクするのはとめられない。
なんて思ってたらカルテとか書類をまとめながら川島がずいっと渡してきた。軽く同様しつつも冷静に、ビークールでうけとった。
「・・今から回診やけど、来る?」
「え?・・・この格好で?」
「ちょうどええしかえりに備品室よってこ。徳井さんとか井上先生が来る前に、な?」「・・・・・・・」
よっぽど恥ずかしいのかプライドが高いのか。ぎゅっと俺の白衣のすそをつかんで俯いた。「・・・、いこか」
なんだか妙に気恥ずかしい。ほんまにかわいくおもえてくるわ。俺の後ろにぴったりとくっついて、バレないように隠れてるんだろうけど
逆に目立っててまわりの人全員みとるし・・・かばってやろかな、なんて思ってちょっと壁際に移動すると、
同じくらいの身長の川島が耳元で「ありがとう」なんて似合わないことを言ってくるからこっちにまで不整脈がうつる。
173ポーロ:2007/05/24(木) 22:20:46 ID:iM1pXuLJO
なんか男二人、そのうち一人はナース服、なんて状況でドッキドキしながらいつのまにか病室の前。
「中山さーん、回診ですよー」気まずさをかくしつつ(まるで中学生みたいに)ドアをノックすると、
ベッドの上に雑誌をひろげてこっちを見てる、若い子。川島はすごい勢いで隣のベッドのカーテンに隠れたけど、
やっぱりバレた。あっさりと。「・・・あの看護婦・・看護師さんは?」
「えー主治医の田村裕でーす。たーむらひぃろしでぇす!イェイイェイ!」
「イェイイェイじゃなしに・・」
「中山功太君やったよね?功太でええ?」
「いきなりなんで下の名前呼び捨てなんですか・・ええですけど、別に」
とりあえずテンション高くもりあげてついでに癒やそうと思うたのにひかれたてしまったし、
川島に助けをもとめようとしても相変わらずベッドにこもってしまってるし。ふと目を上げたらカーテンレールのところのプレートに名前がはってあるのに気づく。
アカンやん、川島。かえってきたら見られてまうやん。教えてあげよと思ったけど功太がつついてくるから慌ててふりむく。
「あのー、田村先生?」
「あ、ゴメンな!えっと・・・肺炎やったよね」
「はい。まだなりかけらしいんですけど・・健康診断でひっかかりまして」話ながらも患者の目線は訝しげにカーテンをみつめてる。
マズイなーと思いつつ必死に診断を続けると、ドアのほうから聞こえるはずのない、騒がしい声。血液がなんたらとか検査が
いついつとかさっき書類をよんだことは口からスラスラでてきてる。こんな時こそ噛むとこなのに、まったく無駄や。真剣にうなずきながら
きいてくれている功太にちょっと悪いとも思う。でも今一番、川島に謝りたい。

「嘘やろー徳井ー」
「本当やって!明がナース服きてたんやって!!」
「まぁた。おらんかったやん」
「ホーンーマーやってぇー!!」ガシャン、とカーテンレールがゆれる。アーメン・・・としかいえない・・・たむらー・・・ってか細い声が聞こえてきて、胸の前で十字をきった。
174ポーロ:2007/05/24(木) 22:27:10 ID:iM1pXuLJO
「もーさんざんやわー。大部屋にかわるしやなー…、お、田村ァ、明知らへん…っ!!」
「…う…」「うるさい徳…!!…川島!?」
「さ、さとにぃ」
ナース!ナース!ていうバカ騒ぎがカーテンのむこう。きっとエロスと天然をもってして、たいへんな祭りになってるんだろな。
うつむいてビクビクしてるような功太にごめんな、とささやくと。「…一瞬みえたんですけど、どえらい美人じゃないですか!!」
…間違った薬投与してまうかもしれん、こんな職場。川島の悲鳴はすぐやんで、カーテンのむこうでは無音であばれるおと。
固唾を呑んで見守りつつ、見にいきたそうにそわそわしてる第一号の患者を止めつつ。
しばらくして必死に帰ってきた川島の髪は乱れに乱れて、ボタンも第四まではずれてて、
ストッキングも伝染してて、ただでさえ短かったスカートも腰までめくれててやっと川島の言う、「そういうやつ」という意味がわかった。
病院は危険がいっぱい、なんて走り去っていく川島が思うのはむりもない。ちなみに俺はこのあと、先輩の医者と患者の
手当てをしなきゃいけないようで。はやく俺も気楽な医者生活をおくりたいなぁ、なんて珍しくまともに勉強を考えた。
一方川島はというと。「後藤先生…!!」
「…そんな格好でウロウロして、あげく襲われたん・…?」
廊下でバッタリ会った恋人にひきずられながら、泣きたくなっていた。「ナース服にあうなぁ」
「や…、中、手つっこむな…!」「気に入ってくれた?」
「……え?」「よかったわ、気に入ってくれて。でもそのままウロチョロするようなインランにはお仕置きやな…」
「え?ええ……?」イジワルそうに笑う恋人にはかなわない。
空き病室にひっぱられて、いきなり局部を乱暴にこすられて、変な声がとまらなくなる。

半泣きで、一番マトモで一番アホに助けをもとめるけど、聞こえるはずもなくて。「田村ー!!!」
「他の男の名前呼ぶなんてええどきょうやな〜」「や、ごとさ…んっ、ぅぁ…!ぁぁっ」

結局渡る世間は変態ばかり。

****
調子にのってナースアキラ…!だめだなんかもうグダグダだー…精進します。
ちなみに後川←徳・井・功でタムはうっすら片思いぎみです。
みんな大好きアキラさん。ていうか基本ナース服でいいと思う(…)
175ポーロ:2007/05/24(木) 22:46:34 ID:iM1pXuLJO
■でこぼこでこ
「西田」「…」
「にっしゃん」「…」
「ちょお、ヒゲそってみぃひん?」またきた。早く来すぎてまだ誰もいない楽屋で、むかいのイスに哲夫が一人。
雑誌を読んでる俺にやたらかまってくるのはいつものことで、だけど最近は、やたらヒゲをそれそれいってきやがる。
「なんやねん!こないだからぁもう!」ばーんって雑誌を叩きつけたらまーた嬉しそうに笑いよる
「やっと読むのやめたな」コイツの笑い顔はどちらかというとニヤンとする感じ。
俺はあんま好きやない。いつだったか、相当昔に一回泣かされたときにこんな風にニヤニヤしてたなコイツ。
トラウマじゃないけど、なんか嫌な記憶が呼び起こされる。
「ほんならその笑い方やめろや」「なんで?ていうかヒゲそれや」
「そっちこそなんでや」聞きたくないけど、どうやら聞かないと終わらないみたいやし

ちょっと逆ギレのテンションっぽくなってきた哲夫にふった。
「女顔やんか。髪長いやんか。ヒゲそったら女っぽくなるやん」「知らんて」
「女っぽくなったら嬉しいんやけど?」やけど?ってなんでお前上目線やねん。だいたいおんなっぽくなっても西田やろ。かわらんやんけ。
エロくもなんともないしやな。それならグラビアのほうが何百万倍マシやろうがい。しかし、なんや。イライラ〜っとくる。
「…女と組めばええやんけ…」口から勝手に漏れる言葉にはっとする。こんなんじゃ嫉妬してるみたいやん。架空の女の存在に。
案の定ニヤニヤMAXやんうわ、くやし…ていうかムカつくわ。「なん?おまえ女に嫉妬しとるん?」「してへんって!」
176ポーロ:2007/05/24(木) 22:50:49 ID:iM1pXuLJO
しまった。返事はやすぎた。うわーどないしよ、マジっぽいやんけー。恥ずかしくてくやしくて真っ赤になっていく顔。あーどんどん逆作用。どんどん悪循環。
「西田・・・俺の女になるか?一石二鳥や」「絶対嫌や」
「そか?結構その気やろが。いじめたるよー」「…それ以上言ったら泣くぞ」
「…じょーだん」泣きかけたら泣いてしまうから、泣きかける一歩手前で言っておかないと。
両手を「おてあげ」状態にして、だけど顔はまだ俺の嫌いな嫌ーな笑みを浮かべてる
「・・てことにしとく」「永遠にしとけよ」
「冗談にしとくけぇ、ヒゲそらん?」「しつこぉ!うっとぉ!しないゆうてるやろが!」

「女みたいにしてやー」「女女うっさいな!デリヘルよべ!」
「まーた嫉妬かいな」「…」俺らの堂々巡り。こんな状態がちょっと心地ええと思ってしまってるあたり、きっと一生終わらん。
でこぼこのような性癖をのろいながら、たぶんじぶんは絶対ヒゲをそらないんだと思う。

うるさい相方とアホすぎる自分にため息をついた。
***
くっついてないけどよくわからん。本人達すらよくわからんわ、な飯。端から見たらケンカ。
177風と木の名無しさん:2007/05/25(金) 03:10:40 ID:WCCAQ+rM0
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178風と木の名無しさん:2007/05/25(金) 03:50:40 ID:rmWyeYoe0