【愛が】 電波な攻と受の会話を綴ろう 【ユンユン】
投下しようと思ったら容量いっぱいで弾かれたので
勝手ながら立てさせていただきました
>3から前スレのいいと思ったレスを保守がわりに投下していきます
111風と木の名無しさんsage2005/10/25(火) 20:43:23 ID:DHrf1G+w
A「…いやそっちじゃなくて滑稽で涙ぐましくておぞましい方、そうそう四丁目の方の。
そうそいつ、喉に舌が張り付いたあの間抜けなピエロ最期まで涙が出ないって
そればっかり干上がった声で嘆いていたんだよ他に考える事が在るだろうにね。
きっと魂まですっかり乾いてたんだろうね本当に滑稽だよね」
B「 」
A「そうそう。…なんだか君、今日はいやに饒舌じゃない。 え?眼球に。
うわあ卵白。血管が。 なるほどねえ道理で妙にぐにゃぐにゃだと思ってたけど。
え? 判ったよもう今やるよ、孵化させるとか食い破るとか脅かすなって」
B「 」
A「…もしもし警察なんですが。あ、間違えました警察ですか俺です俺です。おれです。
いえ詐欺じゃないです殺人です、違う心中ですいや矢っ張り殺人です。
そうですひとのひとごろし、ひとごろしです。 え、ひとでないひとでなし。あははは。
恋人ですいけませんか。けど生き甲斐です希望です全部です大好きで全部です」
B「 」
A「また間違えた、生き甲斐でした希望でした全部でした未だ大好きです全部です。
いえ奴はもう物体なので殺人者ではないです。ないと思います。
あはははそうですひとでなし、でも奴は良い奴ですからほんとう良い奴ですから、
良い奴ですまっすぐな奴なんですだからそんなに言わないでやってください。
ほら今も俺をあんなに気遣って捕まっちまう逃げろ逃げろ逃げろって」
B「 」
A「…逃げろ泣くな逃げろってほらもう必死。 お巡りさん聞こえますかあはははは。
あ、後ひとつ良いですか。涙の止め方はご存知ですかね、え、知らない。
…ああ、四丁目のあいつに聞けば良かったんですかねこれはこれで大層滑稽で、存外辛い」
B「 」
B「 」
123風と木の名無しさんsage2005/11/09(水) 02:28:00 ID:UHBVzo90
「結婚しよう!!」
「はぁ?」
「やっぱり6月がいいと思うだろ?」
「ジューンブライドか?梅雨だから雨が降るかもしれないぞ。」
「大丈夫!頼りなさそうに見えるかも知れないけど俺何とか300万貯金あるし、給料三か月分の指輪も買うから!」
「パターンだな。」
「ハネムーンはやっぱり海外がいいよね?俺ハワイがいい。」
「ハワイかよ。海外といったらそれしか思い浮かばないんだろう。」
「教会で神様の前で誓うんだ、病める時も健やかなる時もって・・・・。」
「俺仏教。」
「やっぱり一姫二太郎だよな。おしゃまな女の子とやんちゃな男の子と。
お前に似てかわいいだろうなぁ。」
「男同士じゃ子供は出来ないぞ。」
「俺がんばって働いてちっちゃくても庭のある一戸建て買うんだ。犬とか飼いたいよな。犬好き?」
「動物アレルギーだ。」
「楽しみだなぁ。綺麗なんだろうな・・・花嫁姿。」
「どうやら俺が花嫁として決定しているようだが、とりあえず名乗れ。」
135風と木の名無しさんsage2005/11/17(木) 01:40:22 ID:jKJkiVPI
※下品表現アリ注意
A「なあなあ、お前生理ある?」
B「ないよ。」
A「それっておめでたじゃね!?」
B「いや、ありえない。」
A「なんで!」
B「よく考えろ。お前とはそういう心当たりのある行為をしたことないだろう。」
A「誰の子だ!!!!」
B「まあ落ちつけ。根本的にお前はおかしいことを言っている。」
A「そんなことない。」
B「いいか、俺は女じゃないから下半身から出血したらそれってただの切れ痔だ。」
A「あ、そっか。」
B「分かってくれたか。」
A「うん。早とちりしてごめん。」
B「そもそも受けはお前だ。」
A「やばい俺、生理ない!」
B「それっておめでたじゃね!?」
A「こっこくらぶ買ってくる!」
B「じゃあ俺産夫科探す!」
166風と木の名無しさんsage2005/12/04(日) 14:28:43 ID:cE9vmxPFA「今から、『好き』の代わりに『ぬるぽ』と言う事にします」
B「では俺は『好き』の代わりに『ガッ』と言う事にします」
A「ぬるぽ」
B「俺も、ガッ」
………
B(あれから一度も言ってくれない。
お前が言わなければ、俺は自分の気持ちさえ言えない)
167風と木の名無しさんsage2005/12/04(日) 18:10:16 ID:C24jCqFM
ぬるぽぬるぽぬるっぽっ!!
168風と木の名無しさんsage2005/12/04(日) 22:50:42 ID:bljT7neR
ガッガッガガッッ!!!!
169風と木の名無しさんsage2005/12/05(月) 00:20:22 ID:8Sw2w3Tk
>>167-168 =ラブシーン
214名無しさん@ローカルルール変更議論中sage2005/12/25(日) 05:34:43 ID:OSXz4/BO
A「BはAを求めた」
B「Aは女を抱いた」
A「Bも女を抱いた」
B「Aは尚も女を抱いた」
A「Bは小さくうずくまった」
B「Aは口笛を吹いた」
A「Bはそれを聴いた」
B「Aは、耳を澄ますBを眺めた」
A「Bは、Bを眺めるAを見つめた」
B「Aは手を差し延べ」
A「Bはそれを受け入れ」
A・B「二人は踊った」
A「くるくると」
B「ぐるぐると」
A「踊った」
B「踊り続けた」
A「Bは叫んだ。「夢のようだ!」」
B「Aも叫んだ。「夢なら良かったのに!」」
A・B「その夜、二人はそれぞれ女を抱いた」
226名無しさん@ローカルルール変更議論中sage2005/12/31(土) 16:12:50 ID:kX0Fk8uK
「もうさようならだね」
「そうだね」
「今年の君はさあ、良かったよ、自由で」
「ありがとう」
「ふわふわしてたしさ。」
「そう言われると、救われる。」
「長いもんなあ」
「なにが?」
「次に君に会えるまで」
「大丈夫。その間は別の男が君を慰めてくれるよ。」
「君って冷たいよね」
「そうかな」
「ちょっとクールすぎると思うんだよね。」
「そうかな、ごめん」
「どうせまた次に会うまでに僕のこと忘れちゃうんだろう」
「…そういう頭だからね」
「泣いちゃうぞ」
「泣かないでよ」
「いつになったら君たちみんな一度に僕のものになるんだろ」
「そうなったらいいね。」
「うん」
「ほら、もうそろそろ次が来るよ。」
「さよなら、またね」
「わんわん」
7411/2sage2006/12/31(日) 20:54:17 ID:jUugeqoZO
「また来たんだ、今日という日が」
「時間は巡る。おれ達も回るよ、くるくるくるくるくる」
「飽きないなぁお前も。それ楽しい?」
「順番待ちのせいで、暇潰しのつもりが癖になってしまった。やみつきにもなってしまった!」
「片足あげてのおしっこ、あれは?」
「日々のお勤めであります」
「たまにはゆっくり散歩がしたいよ。外に出るたび電信柱を嗅いでばっかじゃないか」
「マーキングの上にマーキング。信頼には確認と積み重ね、これがまっこともって重要であります。
…今日はまだだったよね、つけていい?」
「こっちくんな」
「なんで距離とるの」
「あ」
「ん?」
7422/2sage2006/12/31(日) 20:57:07 ID:jUugeqoZO
「ほら、あそこに土煙。――まだずいぶん遠いけど」
「ああ、あれは猪突猛進あいつがやってくるところ。おれもそろそろ行かなきゃ」
「それで?こっちはまた置いてけぼりかよ」
「おれの番は今日で終わりだけど、また逢えるよ。だからそんな顔しないで」
「うるさい。たまには人の身にもなってみろ」
「おれ、待つの得意。」
「待てるもんか、十一年も」
「待つ。あなたが待てというのなら」
「…………(すきだったんだよ、その目が)」
「あいつはまっすぐだから、きっとあなたも寂しくはないよ」
「…さよなら。
>>226によろしく」
「さよなら。首輪はつけたまま行くよ」
595 1sage2006/10/04(水) 01:42:13 ID:RiMZN1yf0
9/30(土) 11:37 090-××××-×××× メッセージ1件
『もしもーし、A? 仕事お疲れさま。実は凄く大事なお話があります。できれば電話してほしいなー』
A「もしもし、B?」
B『あ、A。お疲れ。ごめんね電話させて。忙しい?』
A「まあな。今、昼休憩。で、話って何だ?」
B『うん。実はAに大事な話があるんだ。落ち着いて聞いて』
A「何だよ」
B『実は俺、ある遠い惑星からやって来た異星人なんだ』
A「…………」
B『あ、惑星の名前を明かすのは禁止事項だから言えないんだけど』
A「……悪い、切るぞ」
B『わー待って待って! 五分。五分でいいから話を聞いて!』
A「明日はそっちに行けると思うんだけど、そのときじゃ駄目か?」
B『……。今じゃないと駄目』
A「……まあ、昨日は俺が悪かったし……じゃあ、五分だけな」
B『ありがと! じゃあ話を進めるけど、なぜ異星人である俺が地球にいるのかわかる?』
A「さあ……地球のチーズケーキを独占しに来たのか?」
B『うーん、確かにチーズケーキは美味しいけど……でもそんなことしたら独占禁止法違反だよ』
A「意味が違うだろ。……じゃあスタンダードに地球侵略が目的か?」
B『まっさかー。キヨドル星系連合じゃあるまいし』
A「……その連合とやらが何かは訊かないことにする」
B『うちの惑星の人たちは、全体的に暢気で、お気楽で、楽観的。争い事は好みません』
A「まんまお前だな」
5962sage2006/10/04(水) 01:42:59 ID:RiMZN1yf0
B『でもうちの惑星、ここ最近人口は激減するわ陸地は溶け出すわでさあ大変』
A「お前が言うとあまり大変そうに聞こえない」
B『そしたらうちと生体構造が酷似してて、環境も似てる惑星があるって情報提供があって』
A「情報提供ってどこからだよ。……で、その似てる惑星ってのが地球?」
B『ピンポーン! で、政府主導の元、何割かの住民が試験的に地球に移住してきたってわけ』
A「なるほど。異星人ね。道理でBは日頃から妙な言動が多いわけだな。納得した」
B『妙とか言うなよー。俺はかなり地球に適応出来てる方なんだからね』
A「へえ」
B『あ、信じてない。本当だよ? 周りの中じゃ、俺が一番ゆで卵を上手に作れるんだから』
A「前に卵茹ですぎて悲惨なことになったお前が?」
B『それから、チーズケーキの美味しい店を教えて皆に感謝された』
A「お前、本当にチーズケーキ好きだな」
B『毎年一番最初にしもやけになるの俺だし』
A「慣れろよ」
B『とにかく、俺は異星人なわけ』
A「そうか。……つまり、お前は自分が異星人だとカミングアウトしたかったのか?」
B『うん。……あー良かった。さすがにAでも唐突過ぎて信じてくれないかなって心配してたんだ』
A「信じるっていうか……ああ、それより、こっちこそ昨日はごめんな、急に予定キャンセルして」
B『いいよ。Aの仕事が忙しいの知ってるし。会えなかったのは残念だけど、今日電話で話せて良かったよ』
A「ん。じゃあ、明日は必ず行くから……」
B『あ、待って待って。ごめん、あともう一つだけ。それで話はお終いだから聞いて』
A「何だ?」
B『俺さ、帰らなくちゃいけなくなったんだ』
A「どこに?」
B『母星に』
597 3 sage2006/10/04(水) 01:44:31 ID:RiMZN1yf0
A「へえ。里帰りか。で、地球に戻ってくるのはいつだ? 明日は部屋に居てくれないと困る」
B『……もう戻れない』
A「はあ?」
B『移民管理局から通達が来たんだ。母星へ帰還しろって』
A「……話が見えない。どこから何が来たって? B、お前旅行にでも行くのか?」
B『だから、母星に帰るんだ。もう戻って来られない。……Aにも、もう会えない』
A「……何だそれ。お前、まさか俺にもう会わないとか言うために、わざわざ異星人とかいう凝った作り話を」
B『作り話じゃないよ。いくら俺でも、わざわざAに電話させてまでこんな話しない」
A「でも、いきなりそんな話」
B『本当なんだ。本当に、移民管理局から通達が』
A「待て待て……ああ、その何とか星が本当にあったとして……移住してきたんじゃなかったのか?」
B『そうだよ。今も、何十人もの同胞が地球人に紛れて平和に暮らしてる。でも、俺は帰らなきゃならない』
A「だから何で」
B『俺が好きになったのが、男の人だったから』
A「…………何だって?」
B『さっき、人口が激減してるって言ったよね。だから、移民の第一目的は血を絶やさないことなんだ。
地球人としてでもいいから、自分たちの子孫を未来に残すために』
A「…………」
B『だから、俺は失格』
A「…………」
B『長い間、管理局も連絡会も何も言ってこなかったから、大丈夫なのかなって楽観的に構えてたんだけどね』
A「…………」
B『いろいろ説得したけど駄目だった。惑星間移住計画はまだ試験段階だから、特例を認める段階じゃないって』
A「……ちょっと、待てよ」
5984sage2006/10/04(水) 01:45:11 ID:RiMZN1yf0
B『俺、Aに会えて、凄く幸せだったよ。チーズケーキ最初に教えてくれたのAだったし』
A「ちょっと待てって!……なあB、本当は昨日のこと怒ってるんだろ?」
B『A……』
A「久しぶりに会える筈だったのが、俺が急に行けなくなったから。だからそんな作り話」
B『怒ってないよ。Aだって何度も謝ってくれたじゃない』
A「だったら」
B『でも、結果的に昨日は会わなくて良かった。顔合わせたら、俺、多分何も言えなかったから』
A「冗談だろ? いつもの……笑いどころに困る、お前のいつもの冗談なんだろ?」
B『うん、冗談だよ』
A「え……?」
B『地球に紛れた異星人も、惑星間移住計画も、環境破壊に悩む遠い惑星も、全部冗談になるから』
A「……なるから、って何だよ」
B『ごめん』
A「何で謝るんだよ」
B『ごめんなさい』
A「B、今どこに」
B『好きだよ。……さよなら』
9/30(土) 11:37 非通知 メッセージ1件
『 』
15 :
風と木の名無しさん:2007/05/03(木) 00:22:00 ID:qNhO5OPYO
16 :
風と木の名無しさん:2007/05/03(木) 20:58:46 ID:L4nbK2weO
>1もつ
「辛いものを食べると頭が悪くなるらしい」
「困ったな、俺は辛いものが大好きなのに」
「俺よりもか」
「ああ…」
「今の答えに全米が涙し、西海岸から波が押し寄せる」
「困ったな、俺は海が嫌いだ」
「俺よりもか」
「いや…」
「わかったよ!ペロ…これは青酸カリー!」
「テラバーローwwwwww」
「舐めすぎてしーにーまーしーたー」
「うわあああああんせめがしんじやつたよおおお」
「わたくしは幻影と踊る。お前はお前ではないんだ」
「なぜわかった?」
「お前のことならなんでもわかルサ」
「ルサとはなんだ」
「盆踊りの一種だ。南米の山奥で行われている」
「ヤッベ超クールじゃね?」
「踊るか」
「よし」
「♪ペンフレンドカラヘンジガコーヘン」
「♪ケドサイソクスルンモナンカアレヤン」
「♪アーアムネニククイタイカモシレン」
「♪オレハオマエニホラレタイネン」
「お前が好きだ!」
「腹減ったあ〜」
「カレーを作ってやろう」
「ああ、とびきり甘いのを頼む」
GJwwwバーローwww
「本当に行くの?」
「この道しか残ってないだろ」
「だってこの道、街灯はずっと向こうまで続いているのに」
「ああ、一つも点いてない」
「壊れてるのかな」
「壊れてねえよ」
「真っ暗で、僕らの行く末を暗示してるみたいだ」
「暗示?明示の間違いだろ」
「この道に明かりが灯れば、僕らの行く末も少しは明るくなるんだろうか」
「かもな」
「ねえ、街灯のスイッチはどこにあるの」
「俺の左手とお前の右手の隙間」
「そんな。手を離さなきゃならないじゃないか!」
23 :
1/2:2007/05/10(木) 17:11:37 ID:5j8x7mCU0
A「B、B、生きてるか?」
B「あぁ、生きているとも、A」
A「あぁ畜生、暗くて何にも見えやしねぇ」
B「今日は朔の日だからな
…東の空に凶星が紅く輝いている」
A「なぁ、おい、B」
B「あれは不吉の前触れだな
何か用か、A」
A「俺を置いていくなよ」
B「お前が馬乗りになっている状況で
俺は移動出来るとでも言いたいのか」
A「そうじゃねぇ、違うんだよ」
B「…あぁそうかそうだな、すまん」
A「なぁ頼むよ、後生だから」
B「神世の者と世俗の者は決して同じ時を刻む事は出来ない
それは妖魔たるお前がよく知っている筈だが」
24 :
2/2:2007/05/10(木) 17:12:09 ID:5j8x7mCU0
A「なぁB、Bよう、御免よ」
B「どうしてお前が謝るんだ、俺は十分常世を楽しんだ
お前のお陰だ、有り難う」
A「御免よ、御免よ」
B「おいおい、鬼が泣くなよ
泣くな泣くな、俺は幸せだったんだ」
A「愛しているんだ、お前無しではもう生きられない」
B「あぁ、俺も愛している」
A「死ぬなよB、俺を一人にしてくれるなよ」
B「無茶を言うなよA
愛しいお前の願いだから叶えてはやりたいけれど」
A「B、B、俺の、俺だけの愛しい主」
B「A、俺の愛しい従僕、もう永遠におさらばだ
時よ止まれ、お前は永久に美しい」
A「御免よ、御免よB、お前が嫌がるのは知っていたけれど
俺はお前を失いたくはない」
A「夜の世界へようこそ我が最愛の恋人」
26 :
1/5:2007/05/11(金) 01:57:31 ID:V8SxLmZp0
僕の好きな人は僕を好きじゃない。
そんな当たり前のことがふいにさみしくなって、僕は別れ際に初めて「さよなら」と言った。
キミは興味なさそうにそうかとつぶやいて、いつもどおり手を振って去っていった。
帰る途中キリンを見つけた。電線に引っかかって苦しそうなキリンが涙目で僕を見ていた。
僕はキリンの手を引いてうちに連れて帰ることにした。
部屋の真ん中にくったりとうずくまるキリンに寄りかかって夕方まで眠った。目が覚めると
キリンは出て行こうとしていた。いつまでもここにいてくれるなら、僕はキミに食事を作ることも
厭わないのにと思ったけれど、口には出さなかった。
キリンは缶詰が食べられないし、ニンジンを嫌がると知っていたから。
「またな」
「さよなら」
僕は夕暮れの中にキリンを送り出し、ひさしぶりに独りで眠った。
27 :
2/5:2007/05/11(金) 01:58:02 ID:V8SxLmZp0
次の日は雨だった。僕は傘をさし黄色い長靴をはいて、近くの缶詰工場まで歩いていった。
おなかがすいているのでと言うと廃棄処分の人魚の缶詰をビニール袋いっぱいにわけてもらえた。
人魚は工場の裏にある湖で獲れる。
昔は大きく広く海のように美しい青だったらしいのだが、今では干上がって池ほどに小さくなり
ゴミだらけでドブのような色をしている。それでもそこでとれる人魚は絶品だということで、まだ
湖が海のような青だった頃から工場は稼動し続けているのだ。
缶詰なら遠くに運ばれるから湖の色なんてどうでもいいんでさあ。僕に缶詰をくれた若い子は
そう言ってほがらかに笑った。
行くあてもなかったので僕は、はちきれそうなビニール袋をさげたまま湖を見ていた。
湖面に雨がふりそそぎ、幾千幾万の波紋がぷつぷつと重なりあい壊しあって、結局湖は
鏡のように平らかだった。じっと見つめていると、もったりした緑色の水の下から赤い鱗と
柔らかそうな白い肌がつかのま浮かびあがってすぐ消えた。
28 :
3/5:2007/05/11(金) 01:58:35 ID:V8SxLmZp0
僕の傘の上にも雨はふりそそぎ、ぴたりぱたり耳障りな音をたてて端から落ちていく。
イライラが頂点に達した僕はきびすを返して家路を急いだ。あと少しで玄関というところで
僕はワニを見つけた。でこぼこの表皮を打つ雨をものともせず、ワニは懸命に、蹴飛ばしたく
なるほど絶望的なのろさで、這っていた。
僕は短気を起こし、ワニの鼻面をつかんでうちまでひっぱっていった。ワニはひどく
恥じているようで家にはあがらず、僕が長靴を脱いでいるうちに扉の隙間から出て行ってしまった。
「またな」
「さよなら」
緑色のしっぽが音もなく扉をしめた。
29 :
4/5:2007/05/11(金) 02:00:15 ID:V8SxLmZp0
次の日は曇だった。
風が強く、僕は買い物を済ませた後も、空模様の悪い街を一日中うろついた。
途中そこここのショーウィンドウで同じライオンを何度も見かけたけれども無視を決めこんだ。
ライオンは立派なたてがみに堂々たる体躯で誇らしげに胸を張っていたけれど、
僕が素通りするたびに肩を落とし、ちぢんでいった。
最後にライオンを見かけたのは、帰りに通った商店街の化石みたいな服屋の
ショーウィンドウだった。猫よりも小さくなったライオンは、統一感のないマネキンの
行列の一角に埋もれるようにして座っていた。
僕はその前を素通りした。視界のすみっこでうなだれたライオンが豆粒よりも
小さくなったけれど、僕はまっすぐに歩きつづけた。
一日の終わりを告げる空はくたびれた鉛色に覆われ、僕の視界がにじんでぼやけていても、
これっぽっちも問題は無かった。
30 :
5/5:2007/05/11(金) 02:03:13 ID:V8SxLmZp0
家に戻り、玄関の鍵を開けようとしたところで、僕はキミに気づいた。
キミは相変わらずニンジンが嫌でたまらないらしく、僕の買い物バッグを見て眉をしかめた。
「さよなら」
キミは目をあわさずそれだけ言うと、いつもどおり手を振って去っていった。
「さよなら」
僕も初めて言った時と同じ調子で返した。キミはどんどん歩いていって、交差点に入って
すぐに見えなくなった。
やがて目の周りにぶちのある子犬が一匹、曲がり角から顔だけ出して僕を見ていた。
じっと見ていた。いつまでも見ていた。
首輪には僕がキミに渡した合鍵がぶら下がっていた。
僕がそれをとりあげようとすると子犬は僕の手に咬みついて泣きながら逃げていった。
32 :
1/2:2007/05/11(金) 21:31:28 ID:Vs9f/jxW0
A「おやBさん、一体全体何をしていらっしゃるんですか?」
B「見ての通り、爪を切ってるんだけど」
A「へぇ、爪切りですか
ねぇBさん、これ、いります?」
B「あ?」
A「これです、これ」
B「あぁ、切った後の爪?いらねぇよ。別に何かに使えるでも無し」
A「じゃあ下さい」
B「はぁ?何で?」
A「食べるんです、ぼりぼりと」
B「喰うなよ、馬鹿かお前は」
A「くれないんですか」
B「誰がやるか。気色悪ィ」
A「ちっ」
B「何で舌打ちするんだ、お前が。訳分かんねぇ」
A「じゃあ仕方ないですね、爪は諦めます
代わりに爪の垢下さい」
B「やらねぇよ。つか何に使うんだよ」
A「煎じて飲むんです
くれませんか」
B「飲むなよ、やらねぇよ」
A「……分かりました
じゃあBさん、散髪しませんか」
B「別に伸びてねぇから切らんで良いし、
切ったとしてもお前にゃ1グラムもくれてやる気はねぇ」
A「どうしてです」
B「どーせ切ったやつ喰ったり煎じて飲んだりするつもりなんだろーが」
A「おお、どうしてわかったんですか。
流石はBさん、私の事は何でもお見通しという訳だ。」
33 :
2/2:2007/05/11(金) 21:33:46 ID:Vs9f/jxW0
B「あぁもうホント、なぁんでわかっちまったんだ…」
A「おや、嬉し泣きですか?」
B「んな訳あるか、ボケ、お前のかーちゃんでへそー」
A「私の母親は出臍ではないですよ」
B「ああもう、そうきたか。ちょっと黙ってろよ、オタンコナス」
A「失礼な!オタンコは良いとしても、人の事を茄子よばわりとは!
貴方には私があんな紫色のつやつやしたイヤらしい野菜に見えるのですか!」
B「え?あぁ、ごめん。
…オタンコは良いのかよ、つかお前にとって茄子はエロい野菜なのかよ
んで何で俺が謝るのよ」
A「分かりました、許しましょう」
B「んで赦しちゃうのかよ
訳分からんわ、お前」
A「ところでBさん、髭剃りませんか」
B「剃らねぇよ。もういいよ、それは」
A「ダメですかね」
B「やだよ」
A「…そうですね。じゃあBさん、貴方の指に口付けさせて下さい」
B「…そんぐらいなら良いけど…ほれ」
A「じゃあ失礼して……がりっ」
B「噛むなよ、痛ェだろ…あーあー血ィ出た」
A「本当だ、消毒しなくては」
B「あぁ消毒ね…
おいこら舐めるな、お前の唾液に殺菌作用はない
ばっちぃからやめれ」
A「大丈夫です、私は平気ですから」
B「親指立てて良い笑顔をするな
俺が平気じゃねぇんだよ」
「お前の前世は蝶だったよ」
彼はいつも唐突だ。今回もそうだった。
彼の扱いが分からない俺はいつも決まって
「…へぇー」
しか言えない。
彼が本当のコトを話していたとしても対処が分からない。
「ヒラヒラ ヒラヒラ 危なっかしく飛んでたよ」
「…へぇー」
前世も危なっかしかったんだ…俺。
こんな話しをマジメに聞いている自分もどーかと思う。
「んで?どーだった前世の俺は?…イヤ、蝶か?」
「仲間の群れからわざわざ外れてた」
「……へぇー…」
前世でも
こんな生き方しか出来ないのか俺は。
「一匹寂しく死んで 俺になったワケだ?」
「寂しくねぇよ…だってその蝶にわざわざ近付いていく蝶がいるんだもんよ」
「それは…また物好きな…」
その近づいてった蝶はバカだな
俺は一人だって平気なんだから
「何で近づいたのかなぁ?きっと同じニオイを感じとったんだろーなぁビビビビッて」
「ハハ、かなりバカだなその蝶は…」
けど
前世の俺はきっと嬉しかったんだろーな…
泣きたくなるぐらいに…。
「嬉しかったんだ、お前を見つけれて」
「えっ…?」
「言い忘れてたけど、俺の前世も蝶なんだ」
彼はいつも唐突で
何を考えてんのかサッパリで
理解に苦しむけど
そんな彼の言葉は
俺を支えてくれている。
俺の隣にはいつも彼がいて
彼の隣にはいつも俺がいる。
俺達はそれがあたりまえで
自分達以外を認めるコトができなくて
それを誇りに思ってる。
ベストパートナー
そんなもんになりたくはないよ
俺達は。
>34-35
ここ、電波な「会話」スレですよ。SSは該当スレへどうぞ。あ、26-30 もか。
投下前に少し遡ってスレを読むことをおすすめしたい。
37 :
風と木の名無しさん:2007/05/15(火) 22:23:29 ID:GkvcAMXJ0
38 :
風と木の名無しさん:2007/05/23(水) 17:49:35 ID:KCUfW8RMO
保守るよ!
A「アンゲロアンゲロ、ラルドル星の方ですか?」
B「アンゲロアンゲロ、いかにもその通りでござる」
A「わあすばらしい。鋭角ですね。」
B「そういうあなたはトンパーニャ星の方ですか?」
A「よくわかりましたね、変態のくせに。」
B「それは良いことですね。今度交尾しませんか?」
A「都合がつけばお伺いします。全裸で。」
B「花は何本必要ですか?」
A「カーネーションは母のものです。」
B「それではまた今度あいましょう。覚えておくことだな。」
A「はい、それではまた。しかし全力で無視する。」
B「カバディカバディ」
A「カバディカバディ」
Aはクール受けスレでも生きていけそうだなw
>>8は学生演劇っぽい
下北沢とかでひっそり公演されてそうだ
A「あなたが欲しい」
B「しんぞうを一突きにしたらきっと美味しい味がするんだろうね」
A「いやがる貴方も良い匂いがする」
B「ねがうことなんて何も無いよ。何を願っても君は消えない」
A「しおれた花の風情だね、貴方は」
B「ばつを受けるのはきっと君だけ」
A「てを繋いで何処までもいけるはずなんてないのにね」
B「いつまでも縋りつくその手を切り落としても良いか」
A「るり色の太陽が北の空にのぼるよ」
B「いっちまえ、お前なんか」
A「死ねばいい」
B「愛してる」
A「こんにちはこんにちはー」
B「さようならさようならー」
A「ちょwwwwおまwwwww」
B「……←死んだ魚のような目でAを見ている」
A「ところで金魚のきんたまのことなんですけれど」
B「はい、両親は健在です。おかげさまで」
A「実は昨日失くしてしまったんですよ、こちらに届いてはおりませんでしょうか」
B「実は私には姉がいたらしいのです。私が生まれる前に死にましたが」
A「ああ、なんという……ああ、なんという……ああ、なんという……」
B「DJ尾図間ですね」
A「いえ……いや、そうですね、もうそれでいいです」
B「これがあなたの探していたものです」
A「わあ、なんと立派な!」
B「そうでしょうそうでしょう」
A「では、持って帰らせていただきます」
ブチッ
B「ぎゃああああああああああああああああああああああ」
A「これで今日から女性ですね!さあ私の子を産むがいい!」
B「両親は再び姉と出会ったということになりうるだろうか…」
A「義理の息子を手に入れたことには確実になりますよ」
B「そうですね、ふつつかな姉ですがよろしく」
A「こちらこそこちらこそー」
B「よろしくねよろしくねー」
受「お前、背中にブッかけんのやめれって言ったべ」
攻「なんで?中出しのが好き?」
受「殴るぞ。羽が水分吸って重くなるからヤなんだよ。」
攻「精液まみれの羽、か。いいじゃん、なんか詩的だし。それにモンシロチョウみたいで可愛いよ」
受「ばか、おれはカラスアゲハになりたいの!」
攻「なんで?」
受「攻、こないだ昆虫の標本買ったじゃん?カラスアゲハ欲しいって言ってたじゃん?」
攻「言った言った。」
受「俺がカラスアゲハになれば攻は恋人とチョウチョ両方手に入るっしょ!?」
攻「お前頭良くねぇ!?」
受「イェーイ!」攻「イェーイ!」
攻「じゃあ俺はお前が立派なカラスアゲハになれるように黒い精子出すように頑張るよ。」
受「ああ、頑張ってくれ。」
擬人化と微妙なところだ
その羽が受けの手作りの羽ならモウマンタイ
48 :
風と木の名無しさん:2007/06/16(土) 20:23:06 ID:93TiupFoO
保守るよ!
B「ねぇ、別れようよ。」
A「あんまりだよ。それじゃあ今から太陽を撃ち落そう。」
B「またアホな事言って。そういうトコが嫌いなんだよ。何がしたいんだ、君は。」
A「ん〜っと…太陽が落ちてきたら、ドロドロに溶けるな。お前、ぐちゃぐちゃの液体になるよ。」
B「…なんでそういう事言うの。僕がそういうグロっぽい話嫌いなの知ってるくせに。」
A「ごめん。Bが俺と別れないんだったら、太陽は撃ち落さない。」
B「Aのそういうキモい話はもううんざりだよ。」
A「ルームメイトだった頃は好きだって言ってくれたじゃん。ホラ、覚えてる?学生の頃。…なぁ、どうしても別れるの?」
B「どうしても。」
A「もう、ダメなんだな俺たち…。お前がいる世界だからまだ壊さないでおこうと思ってたんだけど、しょうがないよね。
ところでお前、今日が西暦何年の何月か知ってる?」
B「1999年、7月…。」
A「あー…うん、正解。そういうことだから、じゃあね。恨むなよ。」
「明日、僕らは死ぬらしい」
「じゃあなにをして遊ぼうか?」
「ふたりで一緒にいられれば、それでいい」
「セックスがしたいの?」
「したくない」
「それなら目を開けたらどうだい」
「……目を閉じてるのに、嘘を見抜くなんて、卑怯だ」
「なぁに、下半身を見ればわかるさ」
「今日、僕らは死ぬらしい」
「じゃあなにをして、遊ぼうか?」
「ふたりで一緒にいられれば、それでいい」
「セックスがしたいの?」
「したい」
「目をあけて。最期の日くらい、嘘はつかないで」
「お前の下半身を見てたら、嘘を吐きたくもなるさ」
攻「『いまから好きな奴に行動安価する』」
受「
>>1スペックよろ」
攻「俺:大学生♂。フツメン。タゲ:同じ大学の♂。結構イケメン。」
受「うほっwwww wktk」
攻「ちなみに今一緒にいる。
>>10」
受「ksk」
受「ksk」
受「ksk」
攻「ksk」
受「耳たぶに噛み付いて「やらないか」と言う」
攻「把握」
攻「異常に喜んだ
>>20」
受「わっふるわっふる!」
受「ksk」
受「ksk」
受「ksk」
受「そのままセクロス!セクロス!」
攻「ksk」
受「...」
攻「...」
攻「...
>>17」
受「GJwwwww
>>20はやればできる子!!」
A「なぁ。」
B「どうしたの、急に?」
A「なんでオレ達って生きてるんだ?」
B「ボク達は生きてるんじゃないんだよ。
ボク達は神によって生かされてるんだ。」
A「そっかぁ。」
B「でも、ボク達2人はちょっと違うんだよね。」
A「それってどういうことだ?」
B「キミは神だから自分自身の意思で生きている。
そしてボクは、そんなキミに生かされているんだよ。」
A「そっかぁ。
だからオレには全てのことがわかるのか。」
B「そうなんだよ。」
A「お前がウソつきだってことがな。」
B「そうなんだよ。」
保守るよ!
55 :
風と木の名無しさん:2007/07/02(月) 22:46:44 ID:bmevqPNk0
☆
ほしゅ
58 :
風と木の名無しさん:2007/07/14(土) 00:20:34 ID:hr4nq1k+0
ゆんゆん
59 :
風と木の名無しさん:2007/07/15(日) 20:21:57 ID:qmmSq37KO
ほしゅ
うふ〜ん
保守るよ!
保守
保守
保守
☆
「ナイフだとか包丁だとかそういう物になりたい」
「僕が憎いと言いたいの?」
「そうかもしれない」
「物騒だな」
「林檎の皮を剥くようにきみを剥いて最後に残った、
ほんとうのきみを飲んでしまえたらいいのにと僕はいつも思う」
「きみはいつまで経っても飲めやしないよ」
「どうして」
「僕はそこに残らない。ナイフになったきみがくるくると全部剥いてしまったから
そこにはもう何も残っていないよ。からっぽなんだ。ほんとうの僕なんてどこにもいない」
「からっぽでも、それがほんとうのきみだとしたら僕はそのからっぽを飲み干すよ」
「何も無いのに」
「きみのからっぽを飲んだ僕がいるよ。僕のなかにきみのからっぽが来て、そうしてずっと一緒にいられたらいいのにね」
「僕がそこに移ったら、知らないうちにほんとうのきみを飲んでしまうかもしれない。それでもいいのか」
「きみはいつまで経っても飲むことはできないよ」
「どうして」
「どうして、だなんて聞かないで。お願いだから。僕は悲しくなってしまう」
「ごめん。でも僕も悲しかったよ」
「悲しませてごめんね。でも、ほんとうの僕はとっくにきみんトコに行ってしまってもう戻ってきそうもないんだ。気づかなかった?」
「……それは愛の告白のつもりなの」
「その通り」
67 :
1/2:2007/08/12(日) 01:34:06 ID:GtA208Uf0
「いつの間に日が昇ったんだろう。この部屋に君といるといつも時間が狂っていく」
「今は0時を過ぎたところでまだ朝じゃないし日は昇っていない。まだ夜だよ、皆眠ってる」
「でも僕達は眠っていないし蝉も起きてあんなに鳴いてるよ。ジジジジジ……」
「ああ、君が間違えるのも仕方ないね。しかしそれにしてもその鳴き声はあんまりだ」
「僕は蝉になれそう?」
「残念ながら」
「残念だ。君は蝉が好きなのに。いつまでも鳴いて欲しいって言ってたじゃない」
「あれ? 涼しい風だね。たくさん汗をかいてしまったから気持ちがいい」
「僕のところにまで風は来ないけど、風鈴の音だけ聞こえてくるよ。リーンリーン……」
「ああ、僕が邪魔だったんだな。……これで君のところまで風は届くよ。だけどそれにしてもその音はあんまりだ」
「僕は風鈴になれそうかな」
「残念だけど」
「非常に残念だ。君は風鈴が好きなのに。いつまでも揺れて音を鳴らして欲しいって言ってたじゃない」
「蝉や風鈴なんかじゃなくていいから僕は君がいいんだよ」
「僕は女じゃないよ」
68 :
2/2:2007/08/12(日) 01:35:09 ID:GtA208Uf0
「知ってるよ」
「僕は君を愛しているんだよ」
「……」
「あれ? もう寝てしまったの。ねえ、だいすきだよ。何よりも」
「……」
「……真似でもいいから僕に聞かせてよ。僕と同じ言葉を」
「……僕は君を信じていないんだよ」
「残念だ。僕は君が好きなのに。なによりいちばん好きなのに」
「これは僕の言葉じゃないよ。いま、僕は君を真似たんだ」
「僕が一度だってそんな言葉を君に?」
「……ほんとうは僕、蝉も風鈴もどうでもいい。大嫌いなんだよ」
「それなら窓を閉めておこう。君が嫌いなものならどこか遠くにやってしまおうね」
「遠く、どこかへ? だけど僕の嫌いなものは君の好きなものでもあるんだよ」
「“遠く、どこかへ”。今の言い方は君を真似てみたんだ。似てるでしょう」
「ねえ。君の好きなものが行ってしまうよ。それでもいいの」
「うん。いいよ。許してあげる。バイバイって両手振って見送ってあげられる」
「(僕の嫌いなものが遠くに行って、離れていく。君の好きなものが全部遠くに行って、離れていく) ……それならどうして君と僕は一緒にいられるのかな。ほんとうは君、」
70 :
1/2:2007/08/12(日) 14:32:53 ID:YVSwgnLA0
「何か見える?」
「何も。近すぎてわからない。暗いオレンジ色、これはなんだろう乾いててひどく冷たい。だけどとても懐かしい気がするよ」
「何か見える?」
「何も
ねえ、どうしたの。どうしてそんなに震えているの。
もうこんな時間なのか。あの子に餌をあげなくちゃならない時間だ。
あの子は自分ひとりじゃ何も出来ないから」
「ネコは人にあげてしまったよ。もう大丈夫なんだ。
心配してくれなくていい。君がいなくてもやっていけそうなんだ。
ネコってなんて冷たい生き物なんだろう」
「つめたい? ああ、あの子はどこかへ行ってしまったのか。
ひとりで、ひとりで。君になら預けてもいいと思ってたのに。
君はやさしいから。それにひきかえ僕はなんて冷たいんだろう。
こんなことならもっとやさしくしてやればよかった。
ご飯だって好きなだけあげたらよかった。つめたい。ひどくつめたい。ああ、今日はひどく冷えるね。
大丈夫? 君はまだ震えがひどいよ。ああ、寒いね。どうしてこんなに冷えるんだろうね。冬か。だけど冬を越せばまた春が来るね。それなら冬も悪くないかな」
「ああ、そういえばあの花はなんて名前だったんだろう」
「だから言ったじゃないか。花なんてたくさんありすぎて君の言う花がどれかなんて僕はもう覚えてないのに!
でも春になったら教えてあげる。それまでは、それまでは」
「君の名前、ここにいるのは誰なんだろう。
ここにあるのは何だろう。どうして僕はここにいるんだろう。
どうやってここまで歩いてきたんだろう。誰かと一緒だった。
でも誰と来たんだろう。あの人はどこに行ってしまったんだろう」
「春になったら何をしようか。散歩をして桜を眺めて……あれ?
どうして声が出ないんだろうね、どうしてちゃんと僕の声が聞こえるかい
どうしたんだろうおーいおーい」
71 :
2/2:2007/08/12(日) 14:35:14 ID:YVSwgnLA0
「みんな置いていくのか。あの人は君によく似ていた気がしたけれどいま思えばやっぱり別人だった。
僕の勘違い、僕はすぐに間違ってしまう」
「あはは、そうだね。君はよく色々なことを間違った。
でも一番の間違いは直された」
「僕が先に行けばよかった。そうしたら別の誰かが君にあの花の名を教えてもらえただろうに」
「君は花の名を誰か他の人にでも聞いたらいい。
春のワンピースがよく似合うかわいい女の子にでも聞いたらどうだい」
「だけど春はもう来ないのだから、意味がないんだ。何もかも」
「ネコよりも君をどうにかしたら良かったのに。もっと、僕は君に、
君と? 僕はただの、だからだからだからだからだからだからどうか、
どうか……他の誰かに愛されてくれよ頼んだよ頼みますねどこかの誰か」
「君じゃなくちゃ帰り道がわからない。ねえいっしょに帰ろう僕と、ネコと一緒にさあ」
(……温かいミルクと毛布をあのネコと、こいつに、どうか)
「……そろそろ僕も、行かなくちゃ」
ごめんsage入れ忘れてました…
電波というよりメルヘン?
「今度の休みさ、ふたりで海に行かないか?」
「海か・・・・・・パス」
「なんで。楽しいぞ海。昆布とったりサンダル飛ばしたり・・・」
「入水したくなるからに決まってんだろうが!!」
「・・・すまん・・・そいつあ気づかなんだ」
「気にすんな。むしろ誰も気づいてない」
「小学生の時、溺れたことを唐突に思い出したよ」
「それで、お前は助かったのか?」
「・・・・・・そういや助かってないな、俺」
「俺も溺れたよ。26歳の時」
「俺は今、お前に溺れてるさ」
「帰依する。(店の人に)つーか、コーヒーまだ?」
「来月の連休にふたりで山に行かないか?」
「山か・・・崖からダイブ・・・遭難」
「・・・ムリにとは言わんが」
「行ってもいいぞ」
「えっ、マジで!?」
「たまには綺麗な空気を吸いたくなるよな」
「そっかー、嬉しいよ。山で遭難なんてそう何回もないって」
「3年前に遭難したけどな」
「小学生の時、山で遭難した6年2組の奴ら元気かなあ」
「エーデルワイス」
「・・・・・・こいつ、ニッコウキスゲ」
「ミズバショウ」
「俺にはお前が果てしなくクロユリに見えるんだけど」
「メンソレ忘れんなよ。(店の人に)おーい、チキンソテーまだ?」
「海ってなんで青いか知ってる?」
「知らない」
「なんで?」
「考えて」
「空の色が写ってるから」
「正解はね」
「僕も知らない」
夢に君が出てきたよ 子供の頃の君だったよ 俺と出会う前の君が静かな部屋で食事をしていた
ずっとどこかから祭り囃子が聞こえるんだ 豪華で派手な音楽
俺は君をずっとずっと上から見ている 君が扱いにくい大人用のナイフ一つで食べてるんだ
あれは何だったかな 肉だった 肉 でも生じゃない
そうだ 腸詰めだよ ソーセージを食べているんだ 君が
まさか 僕はソーセージなんか大嫌いだった 食べやしないよ
それは僕じゃない
じゃあ誰だろうか あれは君なんだ ひどく痩せてガリガリの 抱きしめたら折れてしまいそうな
まさに今の君なんだ
僕じゃないよ
じゃあ俺かな 俺なのかもしれないな
君じゃなくて俺だったら じゃあなんで俺は今 君をこんな風にしているんだ
祭り囃子がするよ
ソーセージを 食べさせてくれよ
なんで俺は君にこんな風にひどいことができるんだろうな
閉じ込めて みたりして 痩せさせて みたりして
祭り囃子がうるさいな でも悪い音じゃない 満たされたいし流されたいよ
ひどいことなんかしてない ただ何もしていないだけだ
ソーセージを 食べさせてくれよ
嫌いなんじゃなかったか
好きになるよ いずれ 君のことも
だから上からでいいからソーセージを食べさせてくれよ
四人囃子
「突然だけど、俺の脳みそあげるよ」
「――」
「お前への愛とかがたっぷりつまってるんだ、嬉しいだろ?
都合の悪いものもあるかもしれないけどそこはほら、大目に見て」
「――」
「あげちゃった後は好きにして良いから。なんなら地球征服でもしちゃいなよ
俺お前になら世界征服されてもいいよ」
「――」
「俺、黒い海の頂上でお前と踊りたい」
「――」
「んで、紅い根っこの中でキスしたい」
「――」
「そうだ、直接俺の脳みそにキスしてよ。気持ち悪いけどそこは我慢ね」
「――」
「気持ち悪いか、嬉しいな、俺の脳みそ気持ち悪いと思ってくれるなんて」
「――」
「頭蓋骨ごとしゃぶりつくして、舐めて、噛んで、銜えて、吸い取って…」
「――」
「なあ青い太陽、覚えてる?初めてお前と一緒に観たの、雨降ってたからあんま見えなかったけど」
「――」
「キレイだったよな」
「――」
「秋になったらさ、ふたりで京都に行かないか?」
「京都か・・・古都に巣くう悪霊にでも取り憑かれるがいいさ」
「えーと、まず主語をはっきりさせようぜ」
「京都といえば何を思い出す?」
「そうだなぁ、生八つ橋とか舞妓はんかな」
「三年坂を忘れたのか――――三年坂おわん事件を!」
「(はっとして)ああ、覚えてるさ・・・」
「まさかあそこであれとああなってああなるとは!俺はあのままあれを!!」
「落ち着けよ。あれは俺が秘密裡に処理しといたから」
「どうだかな・・・さっきから伊藤がお前の横にいるせいで鳥肌がすげえ」
「そんなん、俺が温めてやるっつーの」
「後醍醐天皇。(店の人に)大将、アナゴお願い」
電波
84 :
1/2:2007/09/05(水) 00:24:13 ID:sAggtODF0
「………彼はいってしまった」
「彼が居ないと何も出来ない。何もしようとしない僕を置いて。
何も告げずに。置手紙一つ残さずに。
冷蔵庫には何もない。ゴミ箱はゴミでいっぱい。流しも汚れ物でいっぱい。
シーツに残っていた彼のぬくもりもとっくに消えている。
でも、彼のものは何一つ捨てられないんだ」
「彼は、夜出て行った。いや、朝方だったか。僕が眠っている間に。
僕は、まったく気づかなかった。
僕は、彼と共に居る幸福な夢の中で微かな足音を聞いたのかもしれない。彼はきっと…」
「ただいま〜。起きてる〜?」
「………………」
「お〜い。まだ寝てんの?……あ。起きてんじゃん。はよ」
「………………」
「………………」
「………僕は彼が居ないと何も出来ない。彼が居ないと夜も日も明けない。彼は…」
「お・は・よ・う」
「………………」
「お・は・よ・う・ご・ざ・い・ま・す!」
「……おはよぅ」
「………ん。じゃ、飯作るぞ。何食う?」
「………いらない」
「そんなこと言うなって。何怒ってんだよ。しょうがないだろ仕事なんだから。四六時中お前と一緒はムリ。そん
なことよりデザートにお前の好きなアイス買って来たぞ。そこのコンビニで売ってた。めずらしいよなこの季節に
この種類…」
85 :
2/2:2007/09/05(水) 00:25:53 ID:sAggtODF0
「………………」
「………まだ、怒ってんの?悪かったよ。黙って出て行って。お前爆睡してたし。寝顔可愛かったし」
「………………」
「………ほら、機嫌直せって。どうやって食う?ラズベリーソース?チョコソース?それとも朝からラム酒いっちゃう?」
「…………ぃ」
「ん?チョコ?何?」
「………お前がいい。お前を食わせろ」
「……………やんっv」
「お前がいい……」
「………………」
「………たとえ、夢でも幻でもお前がいい…よ…」
「………ごめんな」
「………………」
「ごめんな。急いでたんだよ。急いでて気づかなかったんだ。斜め後ろなんてあまり見えないし、
あまりあそこ車通らないし……」
「………………」
「ごめん。本当に急いでたんだ。アイスが溶けないように……」
「………………」
「………………」
「……………なあ、夜が明けないんだよ」
A「いい天気ですね」
B「すっかり秋めいて夜明けは寒いくらいでね」
A「今も寒くて。寒いほど一人ぽっちなのです。雨がやまない」
B「一緒に雨に打たれようか?ともに濡れれば暖かいでしょう?」
A「温いシャワーはやり切れない。涙と同じ」
B「じゃあ夜明けに熱いコーヒーを淹れてあげる。冷たい生クリームを浮かべて、
あなたのためだけに淹れられたコーヒーを」
A「それでも雨がやまないなら?」
B「あなたが僕にコーヒーを淹れて欲しい」
A「落ちた雨が知らないうちに集まる。よどんだ水溜りの泥水だ」
B「淹れ方を教えてあげる。大丈夫」
A「泥水を飲ませることはできないが」
B「泥のように眠らせて欲しいよ」
A「ああ、子守唄、」
B「僕が眠るまで歌ってくれる?」
A「ああ歌ってあげられる、あげられるんだね。
……ああ、いい天気ですね。
すっかり秋めいて夜明けは寒いけどコーヒーは美味しいね」
「寒い!」
「いやこっちくんな暑い! あの、寒いなら服を脱ぐのは如何なものかと」
「秋の夜長にあっためてくれよ…」
「ではアチラに」
「あー電子レンジね、うーんちょっと手抜きかな」
「えーじゃ茹でる?」
「いえ、ぜひ生でお願いします」
「はいよろこんで!生一丁入りました!尿道炎を厭わない御覚悟天晴れなり!」
「え、そっち?」
「ああこっち。」
「お主も悪よ、のう越後屋。ちこうよれ」
「だが断る。」
「把握した。しかし俺が、俺が駄目なら息子を頼む…!」
「子持ちとな?」
「カンガルー的にここに」
「元気に育ってるな。任せろ、落ち着いてヒッヒッフーだ」
「イェア!2億ほど誕生!そして参上!こんにちは、こんにちは赤ちゃんの赤ちゃん!」
89 :
風と木の名無しさん:2007/09/20(木) 05:28:52 ID:HA7Hgdte0
おっ
A「なあ、」
B「なに。」
A「ベロ出して。ベロ。」
B「なんで。」
A「ベロ出せって言ってんの。」
B「・・・」
B「ん。」
A「よし。良い子。」
A「そのままな。」
(Bの舌を引っつかむ)
B「!!」
B「なになになに!」
A「暴れたら鼻から天丼食わす。」
B「・・・・!」
B「うあ。あ。」
A「よし。舌ピ完成。」
B「ありえねえ。いてえ。」
A「わかりやすいだろ。」
A「俺のって証だよ。」
B「・・・。星に帰ってくれ。」
保守
「さあ、受け止めろ! この俺の愛をッ!!」
「うおおっと、危ね」
「何故よける」
「あんな危険なモノ受け止められるか」
「危険とは心外な。三日徹夜して思いを綴った恋文だぞ。ゲルマニウム100パーの」
「危ない、それ危ない。やっぱお前、俺のこと殺す気だろ」
「それは2番目の選択肢だな」
「て言うと、1番は?」
「食べる」
「………まさかとは思うが」
「お前をだーーーーーッ!!」
「ギャーーーーーー」
か、かわいいいい
「ねぇ君は普通に僕と手を繋いでると思うのかい?」
「たまに電波になるのやめてくれ」
「夜しか繋げないとか言うなよ、つまり手は不思議な事に初めは同じ場所にあったんだ」
「ん?同じ場所?は?」
「だからこの手様らは、また戻ろうとしてるんだ。腹なんて関係ない。今あるんだ。うん、肝心なのは今だ」
「うん」
「多分なにもかもバラバラだったんだよ。訳も分からない位にね。だけどね、僕は君を……」
「……」
「ああ君と出会えて必然でも幸せだなあ」
「……馬鹿め。……俺もだよ」
A「近頃、視野が狭くなった気がするんですよ」
B「そりゃ、いけない。検査しましょうか」
A「まぁ検査しろといわれりゃすることもやぶさかではないですが、
原因は分かってます」
B「そうですか?でもあなた医者じゃないでしょう、やっぱり検査してからじゃないと」
A「資料的なものが必要ですか」
B「そうですね、やっぱり判断する資料がないと」
A「どういったので判断します?僕は、恥ずかしながら体です」
B「私だって体ですよ」
A「気があいますね。僕の体はどうなんでしょう?」
B「検査しないと…って先にも言いましたが」
A「じゃあしましょうよ。あなたしか見えないので困るんです。ちょうどベッドもあるし」
ほ
「どうだ、見ろ!この熱き俺の想いをッッ!!」
「おえっ」
「なぜ後ろを向く」
「……何なんだ、その鍋いっぱいのトマトソースは」
「もちろん!お前にやろうと思ってだ!」
「……貴様、この前、おれをオリーブオイルとニンニクで和えて
かぶりつこうとしたのを忘れたのか?」
「うむ。あれは惜しかった。すばらしく美味そうだったのにな」
「へ、変態め。おれはあれ以来イタリア料理の匂いで吐きそうになる」
「それは残念だ。では次回はフレンチ風バターソースを…」
「やめれ。お前の顔を見るだけで気分が悪い」
「ぐわーん!」
「なんだそのぐわーんてのは」
「俺の顔が気分悪いなんて…。じゃあどういう奴がタイプなんだ」
「眼鏡で三つ編みのロリータ」
「がーん!!」
「なに、なんで背後にのけぞる?」
「お、お前がそんな変態嗜好の持ち主だったなんて……」
「えと、ロリータは言いすぎかな。ただ小柄な子がいいなあと」
「許せん!愛するお前がそんな倒錯趣味に走るのは断じて!」
「いや、だから、ロリータはものの例えで…」
「俺の愛で矯正してやるーーーーーーー!!」
「ギョェェェーーーーーーーーーー」
すぐ調子に乗る
電波
保守
A「すぐ調子に乗る電波め」
B「保守」
A「俺、お前の調子乗るところも電波なところも大っきらい」
B「保守」
A「ここんとこ保守、しかいってないし。何だよ、またお得意の電波か?」
B「保守」
A「大体何だよそれ。保守って。何の事だよ」
B「保守」
A「もういいわ。お前、電波っぽくふるまったりすれば俺の気を引けると思ったら、大間違いだからな」
B「保守」
A「…ずっとひとりでそう言ってろよ。じゃあな」
B「保守」
B(いかないで、Aさん。
俺とあなたの居場所と記憶を、どこか淵のふかくふかくうずめないためには、「保守」って言わなきゃいけないって言われたんだ。
あなただって聞いたろう。
あなたはすぐに忘れてしまったみたいだけど、俺は覚えてるから。
俺はAさんと俺の記憶も居場所も失いたくないだけなんだよ。
ねえAさん。いかないで。)
A「保守」
B「!」
保守するのだよ
104 :
風と木の名無しさん:2007/11/08(木) 00:39:18 ID:qgeQ4je80
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vymyvwymyvymyvy ザッ
ザッ MVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、
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ザッ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ
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「VIPから来ますた」 「VIPから来ますた」 「VIPから来ますた」 「VIPから来ますた」
105 :
風と木の名無しさん:2007/11/08(木) 00:40:56 ID:qgeQ4je80
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\ `ニニ´ .:::::/\ `ニニ \ `ニニ´ .:::::/ニ´ \ `ニニ´ .:::::/
/`ー‐--‐‐―´\ /`ー‐- /`ー‐--‐‐―´\-‐‐ /`ー‐--‐‐―´
「VIPから来ますた」 「VIPから来ますた」 「VIPから来ますた」 「VIPから来ますた」
A「VIPからきますた」
B「あ、どうも」
A「・・・・・」
B「粗茶ですがどうぞ。ゆっくりしていってください」
A「・・・・・」
B「?」
A「・・・・・ヴぃっぷk」
B「あ!お茶菓子ですね、気が利かなくて申し訳ない」
A「・・・・・」
B「はい、おまんじゅう」
A「・・・どうも」
B「!」
A「・・・・・」
B「おいしいですか?からし入り」
A「・・・!!」
B「^^」
A「・・・VIPから」
B「きますた!」
A「・・・・・^^」
「明けない夜は無いと言うよね」
「ああ」
「僕たちの未来にも、いつか陽の光が差すのかな」
「多分な」
「そもそも僕たちに未来はあるの」
「あるって。大丈夫ダイジョーブ。この夜もそのうち明けるから」
「けど、明けない夜が無いのなら逆だって」
「ん?」
「暮れない昼も無い」
「あるよ」
「嘘だ」
「じゃあ行き先はこのまま北な」
「白夜を見に行こう」
ほしゅ
「僕はあなたが好きです」
「僕があなたを好きなのです」
「あなたをこんなに愛しているのは僕だけです」
「それは僕も同じことです。だからあなたも僕だけを愛したらいいのに」
「僕があなたを見つめるみたいにあなたも僕を見つめたらいいのに」
「そんなに見つめても無駄ですよ。その人は僕に夢中ですからあなたには目もくれません」
「そしてあなたも僕以外に見つめられることなんてないのだからこっちを見ればいいのです」
「あなたが自分の言葉を自分に語ってくれればいいのに。そしたらあなただって僕に気付くでしょう」
「そんなに彼ばかり見ているならもう彼を殺してしまおうか?そうすれば僕を見てくれますか?」
「あなたが僕を見てくれるならもう殺されたって構わない。それどころか、殺そうという心を持って振り向いてくれたなら」
「あなたがその人をほったらかして、こちらを向いてこの僕をどうにかしようと思う、ああ、何て素敵!」
「何してるの」
「今日は寒いので貴方を探していました」
「…ああそう」
「恋する人間はみな愚かです」
「そうだね」
「ギュッとしてください」
保守
「ごはん」
「ラーメン、ラーメン」
「お姉ちゃん、ごはん、山頂の前田さんが」
「ごはん、ごはん、ごはん」
「あーーーーーそーかね、そうか、今頼んでるの、奥さんも食べていってね、おれ払うから、中村さん」
「どこ行った、昨日、どこ行った、どこ行った、どこ行った」
「お父さん行ってきます、はあーーー気持ち悪い、お母さん、お母さん」
「どこ、どこどこどこどこどこどこ、草、どこ、草が、生えて、生える」
「昨日、昨日きた、来たよおれの枕元に来た、おじさんと孫とふたりふわふわしてるけど触ったら固かったから、きっとあれロボットなんだよきっとそうそうだよそうだよ」
「草、草、毟る、毟る、血、血、血」
「まぁーーず…気色悪いねえ…ねえーーひーちゃん」
「固い、ぬるぬる、ぬるぬる、苦い、甘い、あああああああああ」
「おいひいお、おいひいお、ほああはん、ぷは、けふっ、はあっ」
「………………」
「もうないの、もう終わりなの」
「・………………………」
「おいしいよ、奥さんも食べて、奢りだよおかわり、おかわり頂戴、六本ね」
A「あの、Bさん、僕・・・子供できちゃったみたいです」
B「えっ」
A「・・・僕は産むつもりです」
A「Bさんとの子供だってことは誰にも言いません。
今後Bさんには関わらないって誓います。
だから、おねがいですから出産費用だけ出してもらいたいんです」
B「でもA君はまだ学生だよね。学校はどうするの?」
A「やめると思います」
B「ひとりで生きていくつもり?」
A「はい」
B「ねえ、結婚してって言ってくれないの?」
あ「俺さ、バーとか開いてみたい」
い「俺は喫茶店がいい」
あ「じゃあ昼は喫茶店で夜にバーをすればいい」
い「そうか」
あ「・・・なんでお前とやんなきゃいけないの?」
115 :
電波王 ◆DD..3DyuKs :2007/12/08(土) 14:34:33 ID:7o7ottAi0
ちんこ
攻「あなたに殺されたい」
受「その依頼は受けられません」
攻「げふっ、ごふっ……かたじけない」
受「おや、……パミャー」
攻「あぁ、やっとその気になってくださいましたね」
受「パミャー」
攻「あなたのその瞳が」
受「パパパパミャー」
攻「その虚無の泉が」
受「パミャー」
攻「…某は好きでした」
受「…………パミャー」
受「あっけないものですねぇ」
117 :
風と木の名無しさん:2007/12/18(火) 23:03:15 ID:sZyQNdHPO
「私は海に沈む太陽の、ほんのひとしずくが欲しかったのです」
「お前は僕を置いて行ったね」
「オールを操るのは、そう難しいことではありませんでした。黄金の海原に、夕陽を背にした私の影が黒々と深いのです」
「罰があたったと思ったよ。僕が病んでいくにつれ、お前が壊れていくことが絆のようで嬉しいと感じてしまったから」
「背にあたる太陽の熱は私の活力となり、疲れも知らず舟を漕ぎ続けるのです。いつまでも、」
「…ひょっとして、お前は本当に僕を愛していたんだろうか?」
「いつまでもいつまでも、いつまでも。…いつだって肩ごしに振り返る太陽は、海と溶けあいながら、少しだけ遠いのです」
「お前に人を愛することなど出来ないと決めつけたのは、僕の傲慢だったろうか」
「私はあなたに置いて行かれたくなかったのです」
「お前を愛する僕自身の心は、歪だと嗤いながらも認めてきたくせにね」
「あなたが向かう先に、私の為の場所はない。あなたをつくったものがそれを許さない」
「お前と僕は愛しあっていたのだろうか?」
「私は必ず持ち帰るのです、太陽と溶けあう海を」
「…まぁ、いいさ。考える時間はたっぷりできたのだから。お前の体は潮風ごときで錆びるほど、チャチなものじゃない」
「あなたが私に与えた永遠を」
120 :
風と木の名無しさん:2007/12/20(木) 00:33:13 ID:rRpFhxuT0
>>120 なんという正解
これは間違いなく同士
この作品の二次をやりたくて勇気がないんだぜ…
「Merry Xmas! …どれだけこの夜を待ち望んでいたことか」
「あ、あなたは子どもに慕われる立派な人じゃないですか。こんなことやめて下さい…!」
「噂ほどあてにならないものはない、ってね。まさか実物がこんなヤツだとは、誰も信じないんだよな」
「ちょ、どこ触って…! 」
「いやもう、初めて会った時から綺麗だなぁ、って思ってはいたんだけど。何度目の時だっけ? キスしたいってつい思っちゃたんだよねぇ」
「ん…! 駄目、ダメですってば…」
「大人になるまでは、ずっと待ってたんだけど」
「あぁっ…」
「しょうがないから、働いて、働いて。頑張ったよ、やっぱり子どもたちはかわいいし」
「……んっ。…」
「俺も孤児だったし、仲間意識があるからか懐いてくれて。お蔭で純真なよい子たちに育ってくれて、こうしてまたアンタに会えた」
「……っ」
「俺が"悪い子"になっちゃったのはアンタのせいだったんだし。…なぁ、お願いだから、くれよ。お仕置きだってかまわないからさ。欲しいんだよ、アンタからの贈り物…」
保守
124 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 13:53:56 ID:XJo7Ybe/O
保守
125 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 13:55:12 ID:cC0GSfwl0
保守
ほしゅ
保守
128 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 14:44:38 ID:869D+6vk0
ほす
129 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 15:03:31 ID:90W1q67S0
保守で埋まりそうだな…どうしたもんだか
130 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 15:22:12 ID:vF+xYCdC0
保守
保守
132 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 15:40:51 ID:AlIvYCMn0
でんほす
133 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 16:08:04 ID:Z1uuXta3O
hoshyu
134 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 16:26:18 ID:HLdEiAVdO
保守
135 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 16:26:36 ID:Z1uuXta3O
保守
136 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 16:39:04 ID:Z1uuXta3O
保守
137 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 16:52:52 ID:Z1uuXta3O
保守
138 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 16:52:57 ID:wotpJcHC0
139 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 17:19:21 ID:IAvVeElt0
ほしゅ
ほ
141 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 17:34:07 ID:I1iL9pwqO
ほしゅ
142 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 17:48:39 ID:QVd86Xwz0
143 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 17:48:59 ID:gVqK4L000
保守
☆
☆
146 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 18:18:07 ID:1Y+dk08C0
ho
147 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 18:33:11 ID:wotpJcHC0
148 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 18:45:48 ID:wotpJcHC0
電波よ永遠なれ!
149 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 19:04:19 ID:wotpJcHC0
あがるよおおー
150 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 19:16:24 ID:Z1uuXta3O
保守
永遠なれpink鯖・・・!
アルミホイルのアンブレラ保守
153 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 20:09:20 ID:Fa4cTn/40
下がるの速いなぁ…とりあえず保守参戦
154 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 20:12:16 ID:PKvCkdr4O
受「攻は保守ばっかりでつまらないね」
攻「ああ、俺は保守ばっかりさ。もう自分が保守か保守が自分なのか分からないよ」
受「ふーん。じゃあ僕も保守しようかな。
攻「何故?君は保守はつまらないといっただろ?」
受「僕も攻と同じ保守になれば、また楽しくやれる気がするんだ」
攻「受は保守ばっかりでつまらないね」
受「ああ、お互い様さ」
156 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 22:38:27 ID:wotpJcHC0
ageんの忘れた
157 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 23:13:26 ID:Z1uuXta3O
保守
158 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 23:43:22 ID:wotpJcHC0
落とさせないんだから!
159 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 23:59:56 ID:Z1uuXta3O
「このまま終わらなかったらどうなるの?」
「さようなら」
「いやだよ、僕は他の場所になんて行きたくない」
「さようなら」
「500の数字がこわい」
「さようなら」
「眠って起きたら消えてしまうんだ、君も僕も」
「さようなら」
「…………さ、さよな」
「日付を跨いだら一番欲しい言葉をあげる」
「!」
「それまでがんばろう」
160 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 02:18:55 ID:BndKDk4x0
ほしゅ
161 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 02:21:20 ID:BQCkgBSuO
163 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 02:45:15 ID:lGhTbdeW0
164 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 03:16:57 ID:NBw/qdqj0
165 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 03:17:05 ID:7Alq4IJN0
デムパ保守
166 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 03:41:56 ID:H2xN2Bj40
保守
167 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 03:42:05 ID:BHD+kD9F0
保守
168 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 04:45:33 ID:m8EIBLdM0
保守
169 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 05:39:21 ID:3OYsvqA60
w3絵r不yhjy:;l;:cyjkl;:・¥」
170 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 05:39:25 ID:ZpMmXAax0
171 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 05:46:56 ID:hBeXHht30
保守
172 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 06:43:19 ID:Mf95brs60
さ〜ぁれんっなぁ〜い
173 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 07:24:23 ID:QT6d9UMD0
ねーるまーえにーあげちゃうんだからあ!
生き残れよ電波ー!
174 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 08:15:25 ID:oMP6mO1s0
がんばれ電波すれ
175 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 08:15:32 ID:Nv7BxLrD0
保守
176 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 08:15:33 ID:OKX9JcUx0
とっけいだいのぐ〜るぐる♪
177 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 09:17:50 ID:QT6d9UMD0
そして早速間違えてageましたごめんなさい…
でんでんでんぱ…に浸ってくる…
「ここもあそこも、全て保守ばかり」
「努力の証だ。何も憂うことはない」
「ああみてよ、この七色に光る保守の言葉たちを」
「ああ、全裸で感謝の言祝ぎを送りたいほどだ」
「脳幹の隙間から入り込んでくるこの温かさ、歌おう攻め!」
「ああそして踊ろう受け!」
皆さん昨日は乙でした。
何も知らずに一日中玉葱を炒めていた自分に説教したいんだぜ。
180 :
風と木の名無しさん:2007/12/30(日) 22:15:38 ID:j2HHQpgQO
「ねぇ君は本当に人間なのかなぁ」
「何をもってして人間とするかによるがまぁ人間だと思うよ」
「嘘だ。人間はこんなにやさしくなんかないでしょう」
「お前は自分のこころを鎧いすぎだよ」
「人間はこんなにあたたかくなんかないでしょう」
「……なら俺はなんなんだ」
「人間はこんなにうつくしくなんかないでしょう」
「俺、そんなに綺麗じゃないよ」
「人間はこんなにたよれるものじゃないでしょう」
「俺よりお前の方がよっぽど頼れるよ」
「……あぁ、銀色の痛みが襲ってくるよ、怖い、」
「ほら目ぇ閉じろ、深呼吸。大丈夫、俺はここに居るから」
「……あいなんて、ないよね」
「あぁ、ないな」
「嬉しいな。あいなんて、そんなすぐに壊れてしまうものは、怖いから嫌いなんだ」
「……(本当は愛しているのに)」
「僕は君を愛してるけど、どうか君は僕を愛さないで。
感情なんて変わってしまう、消えてしまう、壊れてしまう、だから今だけ抱いていて」
「お前が望むのならなんだってするから、だから、
いつか俺にも愛してると言わせてくれたらいいのに」
萌えた
感動した
183 :
1/2:2007/12/31(月) 18:46:13 ID:z1JSn6PhO
「てな訳で」
「なんだよ急に」
「参りました今年も。大晦日が」
「改まったフリして休むなよ。掃除が終わるまで新年迎えらんないんだからな」
「やー今年も色々ありましたねー」
「玉に流れ弾事件とか」
「あれは流石にDangerをFeelしました。猟師とか、ペンチとか、臭み消しとか」
「桃組には入れそう?」
「辛うじてまだぶらさがってるし無理かなあ。…何なら是非今夜の鍋に僕の珍味を」
「却下」
「美味しいのに、たぶん」
「…………」
184 :
2/2:2007/12/31(月) 18:47:58 ID:z1JSn6PhO
「11年前の君はふにふにだったなあ。11年後の君はどうなってるんだろうね」
「……」
「
>>9と
>>10は元気かな」
「……」
「ほら、拭いてる傍から汚しちゃ駄目だろ」
「…そうじ終わるまで新年は来ないんだからな」
「……うん」
「……」
「……」
「次、逢ったら真っ先に新年おめでとうって言う」
「!」
「だからぎりぎりまで鍋食べて、紅白観て、コタツの中で除夜の鐘きこう。
くる年には触れなくても、ゆく年は隣りで見送ろう」
(俺のいない世界でも、お前が真直ぐ突き進めるように)
(僕の知らない日々を、君がいつも健やかであるように)
今年(もう去年か)も姐さんGJ!
明けましておめでとう。
186 :
風と木の名無しさん:2008/01/02(水) 14:52:08 ID:0tYUsefMO
「世界中の誰よりきっと大事で怖くて愛しい君に
最高級の口づけをあげよう
俺の全てを捧げていい
君が望むなら壊れてゆける」
「世界中の誰よりきっと大事できれいで透明な君に
心をこめた抱擁を捧ごう
君が壊れても壊れなくても
俺はずっとそばに居るから」
188 :
風と木の名無しさん:2008/01/14(月) 10:48:46 ID:KQiGr0EPO
電波は元気ですか
「ねぇ、なんでさぁー」
『んー?』
「愛してるーて言うてくれへんの」
『言うてるやん』
「嘘やん」
『愛してんでー。ほら。今言った』
「アホか」
『はあ?』
「愛してるの意味もよぉわかっとらんくせに」
『はあ』
「失望したわ」
『お前よー…』
「イヤやイヤや、お前なんかもう、やだ」
『…なんや、嫌いんなったん?』
「いんや、愛してる」
『自分意味わかってます?』
「よぉわからん」
『そうやろなぁ』
「お前といたらわからんようなった。お前の所為や。
なんで愛してるだけなんに苦しまなあかんねん。アホか。
ボケ。お前なんかおらんようなったらええねん」
『…で、実際のところは?』
「何処にもいかんといて」
『よぉ言えました』
「うっさい。…愛してる」
『ほんなら多分俺も愛してる』
「…偽物くさいなぁ」
『勘違いしとけばええんちゃう』
「でも偽物は偽物らしくさ、」
『もうええわ。愛してるから取り敢えずちゅーさせて』
「ねぇ、僕ってなに」
「…あぁ?」
「人間って動物なの?」
「人間も動物だろ」
「でも僕たちには赤ちゃんいないよ」
「ずっとふたりだな」
「僕は動物じゃないの?人間でもないの?」
「人間じゃないかもな」
「じゃぁ、僕はなに?蝸牛?君は…ヒトデ?」
「俺は俺で、お前はお前だ」
「そっか、この世界に人間なんていないんだね」
ほしゅ
194 :
風と木の名無しさん:2008/01/27(日) 20:04:59 ID:AW2g32kbO
保守age
「俺は、指をくわえておまえらをただ見てるのに嫌気がさしてんだ。アンタの力を貸してくれよ!」
「僕はこいつから離れられない」
「いいから来いってば!」
「無理だよ。君の力にはなれない。多くの人がおまえを見てる。君は独りじゃない」
「そんなのちがう、上辺の俺しか見てない。なぁ、俺はアンタの子供がほしいんだ…」
「僕と君じゃ足りないんだ、子は作れない。分かるね?」
「なんでだよ、わかんねえよ、俺と地球のなにが違うんだ…どうして、いつまで俺は独りなんだよ」
「…それゆえ君は美しい」
「ああ…たゆたうアンタをあいしている、残酷にも…」
195 :
風と木の名無しさん:2008/01/27(日) 20:21:14 ID:nA8KHrPIO
電波板から遊びに来ました
お呼びでない? 失礼しやした〜
196 :
1/2:2008/02/04(月) 23:18:08 ID:+ooYADWU0
「メディスンメディスンボサノバー」
「ただいま……どうして靴下を玄関で脱ぎっぱなしにするんだ!」
「アンダースローにハッスル」
「ああ!僕の本が!…どうして外した表紙をしおり代わりに挟む!
表紙に折れ目がつくじゃないか!」
「ソマホメホー。無査問」
「!!…どうして洗濯槽の中に、お前のパンツがはりついてるんだ!
ちゃんと干せよ!洗濯機から取り出し忘れるなってあれほど…!
おい聞いてるのか!このバカ!勝手に僕の部屋に…」
ガチャ
197 :
2/2:2008/02/04(月) 23:18:33 ID:+ooYADWU0
「…………」
「……………」
「…………………ごめん」
「構ってほしかったのか」
「うん」
「…そうか」
「うん」
「わかったから、その手に持ったマヨネーズを返せ」
「………………」
「僕の机に何をするつもりだ」
「……………………」
「あ!!あああー!やめろバカ氏ねいっぺん氏ね!」
「………………………」
「マホガニーの机が!お前っ………」
「……………」
「…泣いてるのか」
「…………………」
「パンツ被れ!!ほらかぶれ!!」
「うん」
「ゲルニカのポーズをとって一ミリも動くな!!」
「うん」
「話はマヨネーズを片付けてからだ」
「うん」
「動くな!!氏ね!!泣くな!!マヨネーズ死してから泣けバカ!!」
「私はあなたが嫌いです」
「うん」
「世界でいちばんあなたが嫌いです」
「うん」
「世界中であなたをこんなに嫌いなのは私だけだと思います」
「うん」
「でもあなたは私を好きだという」
「世界中で君をいちばん愛しているのは俺だよ」
「困ります」
「なぜ」
「万が一私があなたを好きになってしまったら、その時あなたは私を嫌いになってしまうのかと不安になります」
「俺は君のそういう所も大好きだから気にすることは何もないよ」
「ひと安心です」
「だっていつも大嫌い」
「何が?」
「君」
「どうして」
「優しくてキレイで世界一透明で触れられなくて悲しくなって苦しくって今にも死んでしまいそうだから」「--は死なないよ」
「死ぬよ。死んじゃうよ。死なないわけないじゃない。こんな汚いものすぐ死ぬよ。なんでそんなこと言うのさ、大嫌いばかじゃないマジ今すぐ息の根止めてやりたい」
「いいけど、俺のいない世界で生きられる?呼吸は出来る?」
「できない。だからすぐに死んじゃう。一緒に死ぬよ」
「--はかわいいな、大丈夫。--が死んでから俺は死ぬから。心配するなよ、心配するな。」
「ああ、今日は死ぬのに良い日だ!」
電波と違うかなと思いますが、どこに投下するべきか分からず…
スレ汚しスマソ
「こうしてね、輪郭をなぞってないと消えちゃうんだよ。ほら、首、肩、肘。手首、小指、薬指」
「……僕はここに居るよ」
「うん、だからなぞらないと。腰、大腿、膝」
(表象は彼を救うだろうか。でも、……僕はもっと、もっと別のものを知って欲しい気がする)
「……」
(……何も訊ねないんだね)
攻「ああ…またそんな魚に納豆かけて。もう少し普通に食べようよ」
受「うるさい。こういうのは好みの問題だろ。納豆美味いし」
攻「好みでも、作ったものにそういうことされるとちょっと複雑なんです」
受「じゃあ最初から納豆をたらふくかけた魚にすればいい」
攻「なんで居候のお前にあわせなきゃいけないんだよ!」
受「俺が納豆好きだからに決まってる!」
攻「てめっ、この、とっとと自分の星に帰れこの謎の宇宙生命体!」
受「謎の宇宙生命体だと!?貴様地球生命体だからって調子のってんじゃねーぞ:[\^-<.}&45★!!」
攻「日本語かせめて地球で使われてる言葉で話せよ!」
受「もう怒った!絶対地球征服してやるからな!」
攻「やればいいさ!とっととUFO直して帰れよ!」
受「!!」
攻「ったく、毎日毎日えらそうにしやが……え、ちょ、泣くなよ!」
受「直らないんだから仕方ないだろ、地球で部品売ってねーし。星まで電波届かねーし」
攻「悪かったって、ごめん、泣くなよ。俺の納豆やるからさ」
受「でも本当は……地球征服よりもお前を征服したい!っていうか合体したい!宇宙遊泳したい!」
攻「何か言い出した!納豆か!?納豆がきれたのか!?」
受「納豆の次にお前をキャトりたい!銀河系で僕と握手!」
攻「戻ってる!擬態がとけてる!やめろ納豆片手に俺に近付くな!」
隣人攻(地底人)「隣は今日もうるせーなぁ」
隣人受(火星人)「最近電波が不安定だからその影響じゃね?」
隣人攻(地底人)「そういうもんなのか?」
隣人受(火星人)「じゃなければ求愛行動とか」
隣人攻(地底人)「ふーん。大変だな地球人以外って」
隣人受(火星人)「俺は随分とこっちの生活に慣れたけどね。あ、おかわりいる?」
あれ?ヘンなところに改行が入ってしまった。
長文とあわせてすまん。
>>201 こういうの大好きだ!
そして隣人に萌えるのは何故なんだぜ?
地底人はマントルの影響とか受けたりするのでしょうか
隣人受さんもたいへんそうだなとおもった。
206 :
201:2008/02/11(月) 04:28:38 ID:7TjocWRl0
地底人(攻)「あははは噴火するぞこれ、何百年ぶりだ!?大爆発かなぁ!?今頃煮え滾って大暴れしてんだろうな!マントルやばいよマントル!
モホロビチッチ不連続面(略称モホ面)越えるか!?え?ホモじゃねーよ?あ、でも俺ホモか、あははははすげー楽しい!」
火星人(受)「そうですねホモですね、遅いからもう寝ましょうね」
地底人(攻)「そうだな寝ないとな!明日も観測しなきゃいけないしな!お前も見に行くか?あれはすごいぞ!地底人に生まれて良かったと思うぞ!!
見に行くなら二人用の穴を掘らないとな!!」
火星人(受)「俺、火星人だから地底は辛いと思う。耐火スーツ持ってきてないし。あんたの生まれ育った場所は一度見たいんだけどね」
地底人(攻)「マグマ綺麗なんだぞ、重力に逆らって昇ってく様子がまたすごくてな!!そん時に好きな奴と飛び込んで蒸発するのが地底人の憧れ!」
火星人(受)「それはまた激しい」
地底人(攻)「激しいさ!熱いさ!だって地底人だしな!」
火星人(受)「そうですか、激しくて熱いあんたも好きですよ。普段の冷静なあんたも好きですけど」
地底人(攻)「いつか一緒に飛び込もうな!二人抱き合って!」
火星人(受)「じゃあその時までずっと俺だけを見ててよね」
地底人(攻)「……おはよう。あのさ、昨夜の記憶がないんだけど、また影響受けてた?」
火星人(受)「おはようございます。久しぶりに激しかったですよ」
地底人(攻)「…………なにが?」
火星人(受)「そういえば今日は満月らしいですね、俺が影響受けたら優しくして下さいね」
>>205 こうですかわかりません><
マントルのこと調べたけどよく理解できませんでした。
207 :
205:2008/02/11(月) 11:30:38 ID:826Ui1MN0
私もマントルのことはよくわかりませんが(地上人なので)
火星から来た受さんがたいへんなりに冷静で幸せそうで
そんな受さんに愛されている地底の攻さんも幸せそうで
そんな二人はピンポイントでmyツボ!だという事実がわかったのでしあわせになった。
>>206 もうこれはひとつのジャンルとして確立していいと思う
頼む……誰か宇宙で801スレを……お、俺はもう毛根が…なくなって…動けな……ガクッ
210 :
1/2:2008/02/11(月) 21:22:01 ID:Hj/j4oyJ0
A「前もそう言ってましたよね?」
B「そんなこと言ってないやろ」
A「言ってました。まあ・・・いいんですよ、言ったかどうかなんてどうでも。金さえ持ってきてくれたらね」
B「だから、・・・もうちょっと待ってって言ってるやろ」
A「もうちょっとっていつなんです?いつまで待ったら返せるんですか」
B「1,2ヶ月で、親戚のおやじに、言ってるから・・・」
A「それ、前も聞きましたけど?」
B「前言ってたっけ・・・、とにかく、あと2ヶ月、待って」
A「持ってくるんですよね?」
B「ああ、持って来る」
A「絶対ですよね?」
B「あ、ああ・・・」
A「分かりました。あと2ヶ月、待ってあげましょう。その代わり」
B「・・・?」
A「もし、期日までに持ってこれなかったら、この債権、売りますよ」
B「・・・・」
211 :
2/2:2008/02/11(月) 21:22:33 ID:Hj/j4oyJ0
A「分かってますよね。あなたのところに、誰が来ても俺はもう知りませんよ?」
B「・・・・」
A「あんたなんて、ボコボコにされて、ホームレスになっちまうよ」
B「・・・!い、いやだ!」
A「しょうがない、でしょ?あんたが悪いんだから」
B「ま、待ってくれ!俺、そんなの・・・何でもするから、だから、それだけは・・・!」
A「・・・なんでも、ねえ。いくら俺がホモだからって、そういう態度はよくありませんよ?Bさん」
B「・・・!!」
A「俺に媚びてるの?」
B「さ、さ・・・わるな・・・」
A「助けてあげてもいいけど、あんたは生意気過ぎて俺の好みじゃないし・・・」
B「は、離せ・・・」
A「・・・なんて、冗談ですよ」
B「な、・・・」
A「2ヶ月。待ってあげましょう。
あんたみたいな不良滞納者、ほんとは俺の裁量でどうしても良いんだけど、待ってあげますよ。
あんたみたいのが、地獄に落ちていく様を見るの、俺大好きなんですよ」
>>206 続ききてたー!
地底人も火星人もかわええ(*´д`)
探したけど異種族スレってないんだな。
地球外生命体と地球生命体で801なんてあったら日参するよ!
でもって今後はたまに、憔悴した地球人攻さんがお隣に納豆を借りに来たりするんですね
そして(同じ異星の生命体として多少は事情に通じている)火星人受さんがさりげなく
フォローしてくれたりするんですね萌え。
てかそれでも(相手が納豆好き宇宙生命体でも)攻めなのね地球の人。愛ですね。
一回のネタを調子乗って続き物にしてたやつ
確か前スレでもいたな
面白ければなんでもいいよ、応援するさ
ベタついた交換日記状態は困るけど(その方向で楽しみたかったらサイト作って引っ越してな)
>>210-
>>211 これなんか好きだ…
投下失礼
A「きみが好きだというので僕もこの作者の本を読みました」
B「どうだった」
A「『殺人の門』が好きです。とても。」
B「そうか」
A「きみが好きだというので僕もこの果物を食べてみました」
B「どうだった」
A「『いちじく』は甘すぎて苦手です。とても。」
B「そうか」
217 :
216の続き:2008/02/13(水) 19:41:18 ID:AkVP4AzF0
A「きみが好きだというので僕もこのペットを飼い始めました」
B「どうだった」
A「おいしかったです。とても。」
B「…そうか」
A「きみが好きだというので」
B「なあ」
A「聞いてください」
B「…ああ。」
A「きみが好きだというのできみの母親と父親を連れてきました」
B「…どうだった?」
A「おいしかったです。とても。」
B「……」
A「きみが好きなので、きみを食べてみました」
B「……どうだった」
A「塩の味がしました。食べきることはできませんでした」
B「…そうか」
A「きみが次に好きなのは?」
B「…おまえ」
A「じゃあ、いただきます。」
B「…どうだった?」
A「 」
B「…そうか。」
492 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2006/08/21(月) 15:16:59 ID:PZSOrfxBO
A「やらせろよ」
B「やだね。ちょ、乗んな」
A「交尾させてよー」
B「魚類だから無理だよー」
A「魚類!?」
B「魚類」
A「マグロ?」
B「おまえって下品すぎていっそ上品だよな」
A「うん」
B「あッ、」
A「マグロ?」
B「さわんなっ、ちょ、」
A「マグロじゃないけど魚類なの?」
B「んぅ、んん!」
A「ん…っは、便利だな」
B「ぷは、うっ、何がっ」
A「口塞いでも、エラで息すんでしょ」
B「ば、ばかか…!」
A「クロダイ?」
B「あ?」
A「外は真っ黒中身真っ白」
B「!」
A「顔は真っ赤」
B「くそっ、死ね」
A「かーわい」
B「…早くしろよ、乾いたら死ぬ」
A「はいはい」
516 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2006/09/06(水) 02:13:31 ID:kgGrpwtG0
受「消し炭みたいになりたい。燃やし尽くして僕を」
攻「スプリンクラー発動」
受「ほんとに冷たい野郎だ。でもそこが好き」
攻「スプリンクラー停止」
535 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2006/09/13(水) 11:55:30 ID:m7VzBXLm0
「攻め!お前昨日カエルと浮気したんだってなお隣の芝に聞いたぞふじこ$%67!!」
「待て受け、それは聞き捨てならない。私が浮気したのはオオトカゲヤモリであってカエルではない。」
「どっちにしたって同じだ!!あんな四速歩行の両生類のどこがいいんだ俺のほうが二足歩行だし肺でしか息しないし毛がフサフサしてるし目の大きさじゃ負けるけど!!!!!!」
「まあ待て、確かに仕事上の付き合いとはいえオオトカゲヤモリと浮気した事は私にも非がある。すまなかった。」
「謝って済むならムエタイハンター聖書第四十六章八項目『夫が妻と差し置いて両生類と接触した場合妻はこれを心ゆくまで詰るべし』なんて言葉は要らないんだよ!!!」
「頼む受け、ムエタイハンター聖書第三章八百六十一項目『妻は宇宙以上おっぱい以下の心を持つべし』という言葉に則って許してくれ。」
「うるさいうるさいもうお前なんかコンポスピーだ!!口も利いてやらん!!口離婚だ!!!!」
「そんな!それはつまりお前と意思の疎通をしたり飯を食ったりキスしたりフェラしてもらったり花火を見ながらケツの穴で盆踊りしたりできないということか!?」
「……………」
「ああ、なんて酷い罰だ……。」
「……………」
「私は受けのことをまだこんなにアンディラコのにもう受けと言葉を交わすことすらママならないのか。」
「……………」
「ああ、受け、受け、私はあなたをアンディラコ。心の底からアンディラコ。」
「……………」
「なのにオオトカゲヤモリの背を撫でたばかりにもう受けの美声も聞くことができない、受けのために食事を作っても彼はもうその蛸のように美しい口を私の前では二度と開かないのか。」
「……………」
「ああ受け、もしまだ少しでも慈悲の心があるのならムエタイハンター聖書第九十三章四百六十三項目『夫婦は一日三十回以上愛を囁き合いお互いを許しあうべし』に則り私の愛に答えてくれ。」
「……………」
「受け、アンディラコ」
「……………」
「……………」
「……………」
「……………」
「……………」
「…………今日の夕飯は銀山スラッシャーカリーなのにな。」
「!攻め、俺もお前がアンディラコ!!!」
610 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2006/10/07(土) 14:18:23 ID:fr6mls7D0
攻「ああ受けラビンユー!!! アイウォンチュー!!」
受「いえ、結構です」
614 名前: 投稿日:2006/10/08(日) 22:43:45 ID:P0jN+lPa0
攻「前から疑問に思っていたのだが」
受「……」
攻「何故、君は行為の最中ずっと自分の人差し指を噛んでいるのかね」
受「……」
攻「私個人としては、淫らな声を抑え込むためだと推測していたのだが」
受「……」
攻「君が羞恥心からそのような行動に出ているのであれば、私は更に君を可愛く思う。
しかしその反面、私の動きに伴って君が上げる声を聞きたいという、身勝手な欲望もある」
受「……」
攻「それに、君の人差し指が赤い血を流すのを見る度に、私は毎回心が痛むのだ。
もし私の推測が正しければ、君にその行動を修正するよう提案したい。どうかね?」
受「……」
攻「ああ、ずっと噛んだままだと話したくても話せないな。しかし私も今止めることは難しい。
とりあえず今はこの行為を終わらせることに集中するとしよう」
受「ちが、」
攻「おや、君の声を初めて聞く」
受「違います、僕が噛んでいるのは、人差し指ではなく、流れているのも、血ではない」
攻「そうなのか」
受「違います、これは言葉です、貴方への、狂気と同類の、薄紅色の、もの、なのです」
攻「泣いているのか?」
受「違います、これは涙ではなく、優しさに似た、貴方への、不定形の、灼熱の、」
攻「ああすまない。君を困らせるつもりはなかった。
私は、君が快楽を得られればそれで良い。先ほどの提案は撤回する。忘れてくれ」
受「違います、貴方が好きです、貴方を愛しています、貴方に抱かれて幸福です、貴方に」
攻「もう良い。それを噛みなさい」
受「……」
攻「すまなかった。しかしこれでまた疑問が一つ氷解した。どうやら私は、私よりも君を愛しているらしい」
受「……」
攻「終わりを急いだことを許してくれ。その人差し指は、後できちんと消毒しよう」
638 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2006/10/14(土) 21:04:48 ID:QXjP3WgZO
「けして君は綺麗ではないし、いつも眉間に皺をよせて遠くを見ている。私はそうしている君をいつも見つめている。
遠くを見ている君の瞳の下にはほくろが二つある。それを私はじっと見つめている。二つのほくろはだんだん距離を近付けていき、やがてひとつになる。ひとつになったほくろのしたには君のえくぼ跡がある。
君は僕の前ではけっして笑顔を見せないから、えくぼ跡がえくぼであるところを僕は見たことがない。君はもうずっと笑顔になっていない。こうしているうちに君のえくぼは消えてしまうのではないかと思う。えくぼ跡すら消えてしまうのではないかと思う。
君が僕の愛によって少しずつ変えられていくのはとても嬉しい。
僕が寒いな、とちょうど思ってたときに君がちょうどくしゃみをしたり、僕が眠いな、とちょうど思ってたときに君があくびをしたりすると心が通じあっているなぁとしみじみ思う。
しかし僕が笑いたいと思ったときに君が笑ってくれたことはなかったね。そこだけが唯一君と通じあえていない部分だと思う。
長い間君のことばかり考えていたからもう君のこと以外分からなくなってしまったよ。このせつない気持ちをどうにかしてくれないか。大好きだ。」
「あはは、なにそれ(笑)」
687 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2006/11/19(日) 01:54:18 ID:64UTfZlK0
「ええと、なんの話だっけ」
「別れ話」
「誰と誰の? アメンボとアリクイ?」
「俺とお前の」
「原因ってなんだっけ? あ、雷が近づいてる。早く洗濯物を取り込まないと」
「他に好きな奴ができた」
「俺? 俺が好きなのは君じゃなかったっけ、あれ?」
「俺にだ。俺が、お前以外の奴を好きになった」
「あー…ああ、そうだったそうだった。さっき聞いたのに。ごめんごめん」
「すまない」
「いいよべつにー。あーあ、降って来た。もう一回洗濯機まわさなきゃ」
「もう、この手を離してくれないか」
「離れないんだよ。俺の気持ちじゃどうしようもない。残念」
「頼むから」
「手首のここから斬り落としていいよ。切り取り線書いてあげようか?」
「馬鹿なこと言うな」
「最近は指一本あればスイッチポンで洗濯できるんだ。だから平気へーき」
「平気なものか。離してくれ」
「ざーざー降りだね。アメンボは溺れちゃうなー。可哀想に」
「お前のことは忘れない」
「俺、君の一途なところが好きだったから、そのセリフは頂けないよ」
「苦しめて悪かった。でもあのとき俺の言葉は嘘じゃない」
「嘘とカワウソはどっちが利口かなぁ。あーもー面倒だから脱水だけにしよう」
「お前を愛していた」
「過去形だ。あはは。さあ、破線はここ。鉈はこれ。スイッチには手が届く」
「許してくれ」
「早目に俺を忘れてね。アリクイ」
752 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2007/01/11(木) 23:59:49 ID:ymR++T4UO
A「リス」
B「好き」
A「キノコ」
B「この気持ち、わかる?」
A「ルビー」
B「今すぐお前を俺のものにしたいんだ」
A「ダチョウ」
B「運命って言葉は俺たちの為にあるんだと思う」
A「ウマ」
B「間違ってるなんて思わない。A…愛してる」
A「ルイジアナ」
B「なに顏赤くしてんだよ。ただのしりとりだろ」
A「……ロウソク」
882 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2007/03/10(土) 11:48:16 ID:whMEfBJb0
「抱き締めようとしても、お前はすぐすり抜けてしまう」
「君の腕がどちらも左腕だからだよ。身体に爪をたてても無駄なようだ」
「お前を見つめていたいのに、すぐに姿が見えなくなる」
「君の右目と私の左目を交換したからね。視界が狭くなっただろうが、そのうち慣れる」
「手を離してしまった所為で指が冷たいんだ。また手を繋がないか」
「コートのポケットに突っ込んでおくといい。使い捨てカイロが残っているから直に温まる」
「俺は、俺を引っかくお前の指が愛しいのに」
「人差し指の爪が君のうなじに埋まったままだが、それは膿む前に早めに取り出して捨てて欲しい」
「こんなところに」
「そのちっぽけな欠片を私と思われるのも心外だからね」
「……なあ、お前は一体どこにいるんだ」
「左腕が届く距離、左目で足る近さ。左に寄りかかるといい、私はそこに居る」
「どうして何も答えてくれないんだ」
「やはり聞こえないか。この左耳も君にあげるべきだったかな」
「俺を置いてどこへ消えちまったんだ」
「でも、そのピアスは君によく似合っているから仕方ない」
「俺を一人にしないでくれ。お前無しでは生きられない」
「そんなことはないよ。私の心臓が、いま君を生かしているのだから」
800 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2007/02/04(日) 21:40:13 ID:5+skkkD40
攻「そろそろ、挿れるからな」
受「……うん」
攻「じゃあ…いく、ぞっ……」
受「おめでとうございます!」
攻「は?」
受「あなたが、この尻穴ご来場百万人目のお客さまでございます!」
攻「そんなに経験豊富なのかよ」
受「脳内で毎日毎日何度も何度もあなたにご来場いただいておりました」
攻「それはどうも…」
受「本日はどちらからいらっしゃったんですか?」
攻「ここ俺の家だし、俺のベッドだし」
受「それでは記念にご入場時のお写真を撮らせて頂きます」
攻「そういう趣味があるのかよ」
受「記念品としまして、尻穴無料招待券百年分を差し上げます」
攻「毎日通います」
228 :
前:2008/02/14(木) 11:46:32 ID:7mQaxgRW0
「ねぇ、まだ取ってあんの?」
「他人の勝手だろー?」
「いい加減捨てなさいよ。何年前のだと思ってんの」
「多分3年くらい前じゃない?」
「…まぁその内何で取ってあるのかも忘れちゃって、何にも思わず捨てちゃう時が来るよ。きっと」
「覚えてるよ。忘れられないね忘れたくても」
「しつこいねー」
「中身は食べたよ?流石に」
「そこまでそのままなら俺が迷わずゴミ箱に突っ込んでるね」
「折角手作りでくれたからね」
「まぁ今からでもコレをお前の目の届かないトコのゴミ箱に棄てに行ったって良いんだけどな」
「………それでも良いけど」
「…………中身焼き物だったんだろ?なら簡単に腐んないしもうちょっと大丈夫じゃね?」
「…そうかもね」
「……本当に愛してた?」
「わからない」
「どうして急にやめちゃったの?」
「わからない」
「嘘吐き。」
「本当は解ってる筈だけど、やっぱり解らないんだ」
229 :
後:2008/02/14(木) 11:52:08 ID:7mQaxgRW0
「どうして離れちゃったのよ?」
「…怖かったから。アイツもオレもお互いの理解の範疇を超越してたんだよ。互いが互いを理解出来なかった。価値観も違った。価値観が違う奴と一緒に居れない。
それ以上にあの人を取った事が悲しくて悔しかった。でもその悔しさはオレを動かさなかった。悲しみと怯えに飲み込まれて身動きがとれなかった。
アイツがオレと居るよりもあの人を選んだんならオレの入る余地は無い、そう思った時オレは初めて、いや、気付いてたかもしれないけど気付きたくなかったのに気付かされた。
アイツにとって自分がどうでもいい存在なんだと。嫌いでも何でもなく居ようが居まいがどうだっていい存在なんだって。近付いてくるからとりあえず適当に相手されてただけなんだよ。
その他大勢でしかない。
眼中に無かった。オレの気持ちとアイツの気持ちは違った。ただのオレの馬鹿な勘違い。
きっと独占欲丸出しでさぞ鬱陶しかっただろうな」
「被害妄想もいい加減にしろよ。どうでもいい奴に手作りの菓子なんてやらないだろ。だいたい手作りでって言ったのお前じゃねぇの?」
「そうだよ。本当に手作りでラッピングも手作りで渡してくれた時は思わず抱きしめて泣きそうなのを必死で誤魔化した。でもそれはそうしなきゃオレがまた煩いからだと思ったからだろうな」
「そこまで自虐的になるなんてお前Mだったのか?幾らなんでもそこまで卑屈にならなくていいだろ。考えすぎ」
「解ってないな」
「解ってるよ。お前が一番恐れてるのは自分の存在をまるで空気の様に扱われて無視される事だろ?」
「…」
「そうなるのが怖くて離れたんじゃねぇの?」
「アイツがあんな思わせぶりな事言わなきゃこんなに執着しなかった」
「自分が存在してる事を否定されるのが嫌だと思える内はまだ救いようがあるな」
「ホント酷いね、アンタ」
「俺が言った事で間違った事は言ってない筈だけど?」
「やっぱり解ってないよアンタ」
「何が?」
「…あの頃は可愛かったのにな、アイツ。」
結局俺は報われない想いに苛まれているお前を見ていたいのかもしれない。
それを解ってて傷を見せるオレはだたアンタを利用して掃溜めにしてるだけ。
>>228-229 >>1 ここは 電 波 会話スレです。
どうしてもラブポエムSSもどきを投下したいなら自分で専用スレを用意しましょう。
事前のスレ立て相談も忘れずに。
「ご飯がたべたい」
「食えば?」
「いや俺偏食だからさ」
「好きなもん食えば?」
「…お前はそれでいいのか」
「ご自由にどうぞ」
「お前の恋人が偏った食生活をおくることに何も感じないのか」
「その時には何も感じないからな」
「何でだよ」
「お前の好きなもんっていえば俺じゃん」
「俺肉嫌いだもん」
「偏食治せよ!」
「治ったら別にお前喰わなくても良くなるけどな。食べるものいっぱいあるし」
「…くそ、俺はどうしたら…」
「手料理を作ってください。愛がたっぷりの」
「…いつか俺のこと食わせてみせるからな!マジ偏食治してやるからな!見てろよ、お前でも食えそうな肉料理から徐々に慣れさせてやる!」
「…その時お前の料理が出来るように、俺も練習しなきゃなぁ」
みごと斜め上にオチました拍手。
「ねぇ攻め、雪が飛び降りてくるよ。」
「いや飛び降りてくるんじゃなくて、降ってるだろう。」
「違うよ、飛び降りるんだよ。
あの高い空から地上に向かって腕を広げて腹這いに落ちているんだよ。」
「じゃあ積もった雪はなんだというんだ?」
「飛び降りた雪が重なってるのさ。それを僕らが踏みつけるのさ。」
「残酷だな。」
「そうかな?…ねぇ攻め、もしも僕が雪で、空から飛び降りたら君はどうする?」
「まず、受けより前に飛び降りたやつらを溶かすために火をたく。」
「うん」
「それで、お前は俺の手で捕まえる」
「攻めの手の上に降りたら溶けちゃうよ」
「溶かすんだよ。溶けて、液体になったお前を飲むんだ。ほら、ずっと一緒。」
「残酷だね。」
「そうか?」
「でも君の熱、僕は好きだよ」
寒いので雪ネタ。
234 :
風と木の名無しさん:2008/02/24(日) 14:39:11 ID:p8BhtynjO
電波ほす
私もそれすき
「あ、あ、駄目だよそんなに真っ直ぐに立っちゃ」
「…は」
「ほら吊革持って。そのまま体重をぐーっと前へ」
「何それ体操選手にでもなりたいのかお前」
「真っ直ぐ立っちゃ駄目だってば!零れちゃうだろ!」
「何がだよ」
「君がだよ、君の電気がだよ!」
「俺に電気なんかないよ」
「有るだろ、人間の動力は電気だぞ。心臓も電気信号で動いてんだ」
「…はいはい。んで零れた電気はどうなんの」
「電車が食う」
「お前が拾ってくれればいいんじゃね」
「!!!」
「お前のは俺が拾ってやるから」
「ならいいか。俺の電気が君を動かして、君の電気が俺を動かす」
「ふぁー」
「ああなんて素晴らしい循環社会!」
「それなんか違う」
なんかいいな、和んだ
「愛してる」
「もっと言って。言葉は君の唇から僕の脳までの距離で、随分と乾いてしまう」
「愛してる、耐えられないくらいに」
「もっともっと。君の感情そのままを僕に注いで、僕を破裂させて」
「愛してる…愛してる…」
「破裂したら、見てね。脳髄まで君が届いてるのを、散らばった神経が君の視線で喜び踊り狂うのを」
240 :
1/2:2008/02/29(金) 09:07:20 ID:e1hhX1cw0
攻「君は凄いな」
受「……なんで?」
攻「だって、君は受だろう。で、私は攻。
普通、攻め込められたらそう簡単に受け入れはしないだろう。
懸命な判断の例として私は拒否或いは反撃、又は守備という漢字二文字の単語らを挙げよう」
受「…………そう」
攻「謙遜することはない。
先程私が君に対して凄いという賞賛の意を含んだ感想を述べた事実を忘れるな。
その言葉通り、私は純粋に君を凄いと思っているんだよ」
受「………」
攻「私が攻めると君は私を優しく受け入れてくれる。
包容、という熟語の意味に『心が大きく、他人や他人の意見を受け入れること』とある。
私が毎夜囁きかける度、君は心底から応えてくれる。私の望む行為全て、君は全身で応えてくれる。
君に最高の表情を向けられつつ、ルビーの如き珠玉の眼差しに見つめられ、君の唇が紡ぐ睦言は非常に甘美。
その上で君はそれらを疎かにすることなく私を心身共に包容してくれる。
君のような配偶者を持てて、私はとても幸せだ」
受「……そう」
241 :
2/2:2008/02/29(金) 09:08:28 ID:e1hhX1cw0
受(……そう。そうなんだね。
君の中では、君の目に映る世界では、それは正しいことなんだね。
でも見て。今も僕を拘束している、数々の器具が見えないの? これをつけたのは君でしょ。
いつだって、僕は君を拒んでいたじゃない。聞こえなかったの? 何度も嫌だと、やめてと言ったのに。
それに……)
攻「……そんなに見つめるなよ、君の両眼に潜む紅玉の煌めきが勿体無い」
受(見つめるなんてこと、出来ないのに。
僕の目は両方とも、君がさっき抉ってしまったでしょ。あるのは血塗れの空洞だけ)
攻「……辺りが暗くなってきたな。君と愛し合える夜がまた訪れたよ」
受「嘘だ。ついさっきが夜明けだったじゃない、次の夜までまだ時間があり過ぎる。
そうだ、ランプ。灯が消え掛かってるだけだよ、ねえそうでしょう?」
攻「嗚呼ありがとう、君にそんなことを言われるなんて感激だ。それ程までに私を愛してくれているんだね」
受「違うよ、言ってない、その手を退けて、僕は君が」
攻「ああ私もだ。……愛しているよ……」
電波ほ
腫瘍
受「たとえば俺がリンゴだとして、そこから四葉のクローバーが生えたとする」
攻「……はあ」
受「お前はどう思う?」
攻「不思議なことがあるものだと」
受「ちっ。じゃあ次だ。ハートの形をしたトマトの上にマカロニとほうれん草がのっているとする」
攻「……はあ」
受「それにオレンジジュースとサラダがついていたらどう思う」
攻「…………ランチセット?」
受「お前には失望した」
攻「ええー」
受「じゃあある日突然、お前の元に何でも願いを叶えてくれる恐怖の大王が降ってきたらどうする?」
攻「………………世界の平和を願う」
受「もうお前と話すことはない。金輪際口をきいてやらん失せろ」
攻「えー!何、何で急に!?」
受「俺がこんなにもお前が好きだといっているのに、お前が答えようとしないからだ!!」
攻「今までのってそういう話だった!?」
受「気付かないとはどこまで鈍いんだ!!」
攻「すみません、ごめんない、よくわからないけどオレが悪かったです」
受「わかったならいい。で、返事は。リンゴに例えて言え」
攻「えと、リンゴから四葉のクローバーが生えた気分です」
受「さっぱりわからん!」
攻「……すみません」
電波なワガママ受けが可愛い
世界平和を願う攻めはいい子だな!
逆切れwww
247 :
電波宇宙:2008/03/21(金) 02:33:15 ID:xnqms+wl0
B 「あ、猫が道路で…死んでいる」
A 「完全的支配下の中で未だに我々に屈しない彼をどうすれば手に入れられるのか。
六角電波そのものを受信するには彼の体が必要なのだ。」
B 「またその話か…。」
A 「では刺そう。」
B 「轢かれたのか…かわいそうだな」
A 「少し痛いのは我慢をしてもら……え?なに。彼が泣き出した、だと。」
B 「まだ子猫みたいだな…。」
A 「ではやめよう。中止だ。」
B 「せめて死んでしまった体を拾いに行こうか。なぁ、A。」
A 「球形プラズマによる彼の身体に異常は?
…そうか。片腕が動かなくなってしまったか。分かった、そのまま続行だ。」
B 「…かわいそうに…ここに埋めてやろう。」
A 「…アンタレス中佐。気に病むことはない。彼の運命だったのだよ。
カシオペア少尉、きみはもう少し彼の相手を。
…なんだと、アルタイル中尉が彼を無理やり?邪魔をするなと命令された?
馬鹿なことをするやつだ。カシオペア少尉にとっては彼の方が位が高いが私には負けるのだ。私と彼、どちらが偉い?
……そうだろう。分かったな。これは命令だ。
そうだ、ついでにアルタイル中尉を射殺してきなさい。」
B 「埋めたのはいいけど、花が無いな。ごめんよ猫。」
A 「いいのだ、彼はいずれ私を殺す策略を立てて失敗し、死ぬのだ。
今死んでもなにも変わらん。」
B 「…気分が悪い。僕は部屋に戻るよ」
A 「なに…アンタレス中佐が泣き出した?原因は?
分からないだと?
泣いてしまったということは、そろそろ別れを告げる頃か。
…いや、まて。私が行こう。」
248 :
電波宇宙:2008/03/21(金) 02:34:13 ID:xnqms+wl0
A 「やあ…アンタレス中佐。体調はマシかい。」
B 「急に入ってきてなんの用だ?しかもまだ僕はアンタレス中佐か。」
A 「私はキミのことが好きだったよ。」
B 「話はまだ続いているのか。」
A 「なによりも好きだった。…否、愛していた。
キミと肌を重ね合わせ、交じりあったあの日。私はこの宇宙、銀河の中で一番の幸せものだった。」
B 「なんだ急に。恥ずかしいことを。」
A 「けれど私はキミが彼に目移りしてしまうのではないのかと毎光年、心配だった。
キミが私から離れていくのでは無いのかと気が気でなかった。」
B 「彼?」
A 「その不安は的中した。
一度彼の相手をキミにさせたとき、彼はキミに惚れてしまった。
肌を重ね合わせたあと、キミも彼の持つ魅力に魅せられてしまった。
私がいない間にこっそりと合っていたのだろう。知っているのだよ…なにもかも。」
B 「そんなことあるはずがないだろう。一体何の話だ。彼って誰なんだ?」
A 「…言い訳はよいのだ。キミが彼に気が無いなどという嘘は私には通じないのだ。
私を誰だと思っている?」
B 「……。」
A 「…どうして泣き出すのだ。」
B 「お前は今、悲しいんだろう。あの猫が死んでしまったから。」
249 :
電波宇宙:2008/03/21(金) 02:34:44 ID:xnqms+wl0
A 「猫?なんのことだ?……まあいい。私は悲しいのだ。きみには分かるのか。
なぜ泣かないのか?それは私の任務の中には入っていないからだよ。」
B 「とぼけるなよ…お前が泣くのが苦手だと知ってるからだ……だからだよ。」
A 「…私が泣きたいのに泣けないからキミが代わりに泣いてくれるというのか。」
B 「まあ、そういうことにしてくれ。」
A 「ははは…なにも変わっていないのだなキミは。
なかなかどうして…敵わないよ…」
B 「僕のせりふだ。お前は感情を出さない代わりによくわからないことを言い出すからなぁ。今もそうさ。」
A 「アンタレス中佐よ。私は幸せだった。キミはどうだった?
権力でキミを手に入れた私と本気で愛し合ってくれていたのか?
本気で私を愛し、欲情してくれていたのか?」
B 「愛しているよ。お前に本気で欲情しているよ。
お前が言う“彼”が誰かは知らないけれど、その彼より、お前を愛してる。
だからもうこの話、終わらせよう。意味がさっぱりだ。泣きたいときは素直に泣け。」
A 「…ありがとう。
その答えが嘘でも私はやはり…この宇宙、銀河の中で一番の幸せものだ…。」
B 「嘘じゃない。なんだ今日は。いつもよりシリアスじゃないか。」
A 「生まれ変わろうとキミの輝きが…また私をひきつけるだろう。
その時もまた、私の元で…私の中で…輝いてくれたまえ…」
B 「…どこにいくんだよ、A。僕を残して、どこに行くんだ?」
A 「さようならなんだよ、アンタレス中佐…きみを置いてこの銀河は消えるんだ」
B 「どこへ行くんだよ!僕はアンタレス中佐なんかじゃない!A!A!!どこに行くんだ!!」
A 「私の全てだった星、ベガはもうじきブラックホールにのまれるのだよ」
B 「A!A!!どこに、どこに行くんだ…!!」
A 「ブラックホールの行き先は、誰も知らないんだよ。さようなら、アンタレス中佐。」
終
>244 の受さんと攻さんが
お互いどちらが受であり攻であるか、を実施で確かめあうのと
リンゴから四葉のクローバーが生えるのと
どっちが先か、それが問題なんじゃないかと思うんだ。
ほ
252 :
風と木の名無しさん:2008/03/24(月) 10:32:06 ID:2pteELc80
>>220アンディラコ!
いまさらながらかもしれんが、好きだ!
ムエタイハンター聖書を読んでみたい
うあ,すみません。あげてしまった。
A「こんなになっちゃったの」
B「そうなの」
A「桜でんぷの食べ過ぎで」
B「君の臀部はさくらいろ」
A「えっへへ」
B「結婚しよう」
A「男なのに?」
B「無関係だ」
A「『今日はディベヒ語をマスターしたんだ。わかる?』」
B「……」
A「英語、中国語、ロシア語、ドイツ語、フランス語、日本語、スペイン語、
イタリア語、タイ語、ポルトガル語、アラビア語、韓国語、スウェーデン語……」
B「……」
A「名前だけでも知りたいのに、君はちっとも喋ってくれない」
B「……」
A「ねぇ見てよ。外側のカスタマイズは完璧だよ。目が二つ、鼻が一つ、耳が二つ、口が一つ。
足が二本に腕が二本。始めは不便だったけど頑張って慣れたんだ。ね、すごいでしょ?」
B「……」
A「眼球は君と違って柔らかくなっちゃったけど、見た目はそっくりだと思う。 関節のつなぎ目は見えないようにしたんだ。露出させるとうまくいかなくて」
B「……」
A「何か言ってよ。寂しいよ」
B「……」
A「…ごめんね。ちょっと落ち込んでたんだ。君が喋りたくなるまで待ってる。
…なるべく早くだと嬉しいな」
B「……」
A「おやすみ、また明日」
258 :
1:2008/04/01(火) 01:40:27 ID:DKxzvCkf0
A「今まで黙っていたけど、オレ実は超能力者なんだ」
B「結合寸前にいうことじゃないよね、このチクワ伸ばせられる?」
A「挿入前の今だからこそ告白したんだ。スプーンは曲げられないぞ。チクワはちょっと貸せ」
B「スプーン如き曲げれずに超能力者を気取るなんて……。あ、フォークは曲げれる?」
A「無理」
B「失望した」
A「ようは能力を超えていれば超能力で、それが使えれば超能力者だろ。あ…ヤベ、ミスった」
B「じゃー何ができるの? ってか、チクワがなんか変になってるけど、それが超能力?」
A「チクワは関係無い」
B「再び失望」
A「そう何度も落ち込むなよ……お前のピサの斜塔が地面まで傾いてしまったぞ」
B「君のエクスカリバーが一向に僕の玄関を訪問しないから。で、超能力って具体的にはどんなの?」
A「平行世界が見える」
B「それって凄いの?」
A「もち」
B「きびだんご?」
A「余計なこと言うな、チクワがきびだんごになってしまったじゃないか」
B「すごいじゃん、頂きます。あ、緑茶煎れて」
A「完全に結合云々忘れてるな。……まあ、ふったのはオレだけどさ」
B「え、失恋?」
A「ふったのは話のネタだ。お前のことは愛してる」
B「よかった。きびだんご食べる?」
A「話を聞け」
B「はよ言え」
A「すまん。はい緑茶。というか何処からきびだんごが湧いて出て来たとか訊かないのか?」
B「後で教えてくれるんでしょー。で、へいこうせかいが何?」
A「オレとお前が出会わなかった世界も存在する」
B「まじ?」
259 :
2:2008/04/01(火) 01:41:05 ID:DKxzvCkf0
A「マジ。ちなみに関係性も親友だったり単なる先輩後輩の間柄だったり、果ては仇だったりもする」
B「…………」
A「ショックか?」
B「……や、喉にきびだんごが引っ掛かってた。っていうかホントにマジ?」
A「大マジ。で、ここからが本題なんだが」
B「ちょい待って、きびだんごおかわり」
A「真面目に聞け」
B「はい」
A「それぞれの世界は存在の大きさが違っていて、例えばx世界がy世界に呑み込まれて消滅することもある」
B「緑茶ごちそうさま、美味しかったよ」
A「どうも。で、今オレ達がいるこの世界も消滅しかかっている」
B「大変じゃんか」
A「30分ほど前からの全ての事象がこの世界の存在を左右している」
B「さっきまでの説明はわかったけど今のは意味わかんない」
A「つまり、オレがお前のトンネルに入場したら世界は危うかった」
B「光の速度で動いてるわけじゃないのに?」
A「どこのセカイのハナシだそれ?」
B「にち……や、なんでもない」
A「そうか」
B「学会?」
A「NGワード発言禁止。で、この世界を守る為の手段が、たった一つしかないんだ」
B「どうやんの? あ、さっきのチクワが君の四本指&掌マイナス人差し指の中でみるみる変形」
A「……これからお前を手にかける」
B「チクワはナイフに変身した! MPが3下がった!」
A「混乱する気持ちもわかる……納得しろとは言わんが理解してくれ。……お前を殺す」
B「や、別に混乱してないけど。せっかくチクワプレイ用に買ったチクワだったのに……」
260 :
3:2008/04/01(火) 01:42:11 ID:DKxzvCkf0
A「……お前さ、オレよりチクワの方が好きなのか?」
B「うーん、あのさ、何でわざわざチクワを? あらかじめナイフ持っとけばよかったじゃん」
A「……………」
B「どったの?」
A「……これも世界を守る為なんだ」
B「チクワを変形させるのが?」
A「ああ」
B「……かっこわるい」
A「なんだとコラ」
B「いーじゃんか残り少ない人生で思ったことを素直に言うぐらい」
A「……お前さ、」
B「チクワより君を愛してるよ」
A「え、あ、うん。えと、ありがとう。じゃなくて、抵抗しないのか?」
B「うーん……ねえ、一回ぐらい駄目なの?」
A「何が?」
B「……ふつうの、…………せっくす」
#可能世界1
A「駄目」
B「ひどっ。そして早っ」
A「バイバイ」
B「ちょ待っバ……」
A「……世界は保たれた。……めでたし、なのかな……?」
261 :
4(終):2008/04/01(火) 01:42:59 ID:DKxzvCkf0
#可能世界2
A「……………」
B「……………」
A「……い………」
B「井? カエルは大海原を知らない?」
A「違う! ……一回、だけなら……」
B「……チクワは」
A「無しで」
B「やっぱりね」
#可能世界3
A「普通のは駄目だ。普通じゃなかったら許す」
B「例えば?」
A「チクワの千切りを右目に差して、チクワの輪切りを左乳首に乗せて、チクワのすり身を」
B「僕のピサの斜塔にぶっかけた後、君の頭の上で千本のチクワが踊り狂って、求愛の腰振りダンスで」
A「とどめはチクワを口にくわえたままオレはかごめかごめを」
B「同じく口にチクワをくわえたまま僕はとおりゃんせを」
A・B『詩って躍って愛し合おう!』
ゆんゆる
春休みオワター
職人さんの降臨待ち保守
A「キミのこうもんにコンニチワ。」
B「いやあもう無理っす。」
A「どうしてだい?」
B「コンニチワばっかりは、無理っす。」
A「僕だって無理さ。僕のおちんちん…下品かな。ペニスは輝く太陽だもの。」
B「どういう意味?」
A「コンニチワしかしらないもん。」
B「じゃあ俺は月なんでコンバンワする。」
A「ええええ。駄目だよ。入れちゃ駄目だよ。駄目駄目。」
B「月だから入れたいよ。入れたいよ。」
A「なんなんだ。月と突きをかけてダジャレにしたつもりかい。」
B「ああ!」
A「くだらない!!いいよ!!好きなだけ入れてしまえ!」
B「そうしてAは死にました。終わり。」
ほーしゅー。
直近では>244が好きだなー。攻さんも受さんもカワイイ
A「ピポパポピポパポ」
B「テステス本日は晴天なり」
A「パララピポパララポーン」
B「ハローCQCQCQ…」
A「ピーガガガ」
B「だめだ、通じない。君壊れてるね」
A「捨てないでよ、もう少し頑張るから」
B「やあ、やっと通じた」
電波って難しいよく分からん
≦))))9詳・((*≧m≦)細?・
・りある・●ル●●
・曲目?・
・亀中丸ゎ ×・××・
・赤西田口・(* ̄TT ̄*)←
・上田田中・ぐふふふ・バラード ヵツンちァン・だーーーL1しき・
申し訳ありません誤爆です。
ほしゅる
270 :
1/2:2008/04/26(土) 19:23:24 ID:PcCWEiW70
受「光の速度でお前と俺が離れたとしても、小指にあるという赤い糸は千切れず繋がったままなのだろうか」
攻「どうだろう。しかし太陽系も銀河系も越えてそれこそ宇宙の果てまで切れずにいたら、それはそれでおもしろい」
受「音も大気も何も無い空間に、俺とお前を繋ぐ赤い糸がずっとずっと漂っているのだな」
攻「運悪くそれに触れてしまうと、俺たちの感情やら思慕が伝わってしまうのだ、きっと」
受「それはそれはご愁傷様。相手は驚愕のあまりブラックホールを探し出して飛び込むだろうさ」
攻「間違いなく生まれてきたことを後悔するぞ」
受「おや、VY Canis Majorisが見えてきた。そろそろ通信不可能な領域だ」
攻「太陽の何千倍の大きさという星か。見事なものなのだろうな」
受「ああ見事なものだ。しかしお前が見たら命を絶つだろうな。それほどのものだ」
攻「見ないほうがいい、か。そうだな、世の中には知らない方が幸せなこともある」
受「ここまで来ても切れない糸か。手繰ればお前のところに戻れるかもしれんな」
攻「待っていろと?」
受「好きにするといい。どうせお前は生まれ変わって俺のことなど綺麗に忘れているさ」
攻「……生憎と待つのは嫌いだ。俺もそちらに行ってやろう」
受「未だ深海にさえいけないくせに?」
攻「生まれ変わりながらだ。丁度戻ってくるお前と中間地点で会えるかもしれんぞ」
受「馬鹿らしい。いつか聞かされたお伽噺の世界じゃあるまいし」
攻「何だ泣いているのか。まったくお前は最後まで泣き虫だな」
受「誰が泣くか。そんな器官はもう存在しないのだ」
攻「そうか。まあこれから先そのほうがいいのだろう。俺は拭ってやれないしな」
受「……そろそろ本当のさよならだ。なぁ、俺はお前ともう一度会いたいと思ってもいいのか?」
攻「少なくとも俺は会う気があるぞ。何万回死んでもそれは変わるまい」
受「…………ああ、そうか。そうだな、俺はお前のそういうところが、」
ブツン。
271 :
2/2:2008/04/26(土) 19:24:15 ID:PcCWEiW70
受「……という別れを五十七億年前にしたのを覚えてないか?」
攻「すまんがこれっぽちも覚えていない」
受「そうか。しかしお前と俺は確かに赤い糸で結ばれているのだ」
攻「そうなのか。ところで俺は見た目通り宇宙アメーバなわけだが」
受「うむ。5869色の体毛が美しいな」
攻「ここまで這ってきたのはお前に会うためなのだろうか」
受「そうだとしたら俺は泣いて喜ぶだろう」
攻「そうか。それも悪くないな」
受「五十七億年前から愛しているぞ」
攻「何故だろう。それに近い言葉を知っているような気がする」
受「三十億年過ぎた頃からもっと恋しくなった」
攻「不思議だ、ちょwおかしな改変するなw、という言葉が浮かんだ」
受「うむ、想像通りだ。やはりお前は俺が愛した者だ」
攻「取敢えずその流れているものを拭わせてくれ、話はそれからだ」
272 :
sage:2008/04/26(土) 23:56:31 ID:hEAhnxabO
むしろこぼれた…
>>270 あれを見てたのか、それとも知識として知っていただけなのかw
攻は受にあなたと合体したいと言われて途惑えばいいよ
A「りんごをもいできました」
B「お前の家の近くのりんご園の主人はたいそう怖いと俺はおばあちゃんに教わりました」
A「君はただかじると言えばいい。もちろん喉につまらせるのは僕だ」
B「おばあちゃんが言うにはその主人と言う人の権力に逆らえる者はいないらしい」
A「僕が誘惑しているのだから本来喉をつまらせるのは君なのだけど」
B「その主人がりんごをとってはいけないと言うから誰一人としてとらなかったんだって」
A「だが物事には例外がつきものなのでいいとしよう」
B「りんごをとったらどうなるか?そこから先はまだ聞いていないから話せないな」
A「さあ噛っておくれ」
B「おばあちゃんがだめだと俺に言ってるんだ」
A「甘いだろうか酸っぱいだろうか苦いだろうか」
B「うん。これは実に酸っぱい」
A「ところで君、りんごをとったらどうなるかと言ったね」
B「噛めば噛むほど苦さもでてきたような」
A「楽園から追放されるのさ」
B「吐き出してもだめ?」
A「その苦さを知ってしまったから」
B「まだ甘さは知らないのに」
A「甘さは僕が教えよう。さあ出発だ」
何と言う青春の旅立ち…
吐き出してもだめ?と甘さは僕が教えよう に超萌えた
A「ただいま帰りました」
B「おかえりなさい」
A「ああ、疲れた。日曜はどこも人が多くて嫌ですね」
B「うん。……なあに、それ」
A「涙ですよ、見ての通り。安かったんで買い過ぎちゃいました」
B「はあ。売ってるんですねえ、涙って」
A「おかしな人ですね。売っていなければ我々はどうやって泣くというのですか」
B「こんなに要るものなの?」
A「備えあれば憂いなし、です。別に僕が泣き虫だからではありません」
B「なるほど。……綺麗な瓶だなあ。涙ってこんな色だったんですね」
A「ええ」
B「ところでどうやって使うんですか?」
A「そんなことも知らないんですか。ここをこうしてこうですよ」
B「ここをこうして……こうですね」
A「君が泣いているの、初めて見た気がします」
B「そうですか」
A「一瓶差し上げますよ。僕一人じゃあとても使い切れない」
B「ありがとう」
A「どういたしまして」
「君は私の神だ」
「うん」
「何よりも清き、何よりも正しき存在だ」
「うん」
「だが然し、私にとっての神とは私である。ならば君は私なのだろうか」
「そんな事を僕に聞かれても」
「君は私なのだろうか。若しくは私は君であるのだろうか。両方が正しいかもしれない、或いはどちらも正しくないかもしれない」
「うん」
「だがそんなことはどうでも良い。私が君であろうと、君が私でなかろうと、君が君である限り私は君を愛している」
「首だけなのに?」
「そんなことはどうでも良い。君が首だけだろうと胴体がくっ付いていようと、私は君を愛している」
「じゃあ首から下を切ったのはお前にとっては大正解だった訳か。今じゃ気味悪がって誰も僕に近寄らない」
「そn
「これでお前もお揃いだね。お前が死んでからも動けるかどうかは知らないけれど。僕は胴体と旅に出るよ、さようなら」
「君が私を憎んでいるか、君が私を好いているかさえ関係ない。私は君を愛している。君の旅路に幸多かれ」
……ゆがあり?
いや、オリジ。似てた?
あ なんか印象 ごめんね
286 :
風と木の名無しさん:2008/05/13(火) 15:50:31 ID:p6S98FNyO
age
「叱って下さい」
「なぜ」
「あなたに叱られたいんです」
「お前は叱られるようなことを何一つしていないじゃないか」
「していないかもしれないけど、叱られたいんです」
「無理だね」
「どうして」
「どうやって叱ればいいかわからない」
「なんでそんなことを言うんですか。あなたは私のことが好きでしょう?」
「あぁ好きだ。でも駄々っ子は嫌いだよ」
「それを理由に叱ればいいんです」
「そんなに上手くいくかな」
「叱って叱って、壊してください」
「なんてことを言うんだ」
「私は叱られるのも壊されるのも嫌いです。叱られるのも壊されるのも、あなた以外に許せない」
うお ツボだ
このスレつぼすぎる
「あなたに好きだと言うにはどうしたらいいのですかね」
「ぼくに君が好きだと言わせればいいのさ」
「あなたに私が好きだと言わせるにはどうしたらいいのですかね」
「ぼくが好きだと君が言えばいいのさ」
「堂々巡りですね」
「自分の尻尾を追いかける犬みたいに」
「平行線ですね」
「地平線をこえてどこまでも果てしなく」
「終わりがないですね」
「まるでそれは円周率」
「幸せですね」
「うん」
お願いです!!アメリカンチェリーカレーの作り方を教えてください!!!
すみません誤爆でした><
電波ほしゅ
294 :
風と木の名無しさん:2008/05/25(日) 02:42:37 ID:FugLxFHKO
ほ
「守りたいっていうのと支配したいってのは同じだ」
「ああ」
「つまり、あんたは僕を支配したいんだろ?」
「そうじゃない」
「なら一体なにから僕を守るっていうんだ」
「俺からさ」
ラノベニアホモベタネタの説明文か
「いつになったら僕たちは噛み合えるのでしょう」
「貴方はいつも幸せそうに喘いでいる」
「どうして伝わらないんだかな」
「僕は貴方を苦しませたいのに」
「これ以上の悦びがあるだろうか」
「もしも僕が貴方を切り刻んだら」
「俺はいつも快楽に飲まれてしまう」
「愛して下さいますか」
「お前は俺の苦悶に満ちた顔を好む」
「噛み合っているからこそ、俺らは噛み合えない」
典型的BL厨設定の一例を会話でセツメイしてみたわけですね
でもここは厨設定例示スレじゃなかったはず…
あげ
「どっちに行く?」
「……右だ」
「じゃあ僕は左だ」
「どうしてもかい?」
「神様が許さないもの」
「こんなに愛してるのに?」
「誰からも祝福されないもの」
「……」
「……」
「……」
「……何を、」
「選ばないで。どこにも行かないで。愛してる」
「……でも、道が、」
「愛してるんだ。逃げよう、二人で」
>302
………ごめん、どのへんが電波なのかわからない。
>304
え、なんで? ここ、読み手の反応禁止だった?
>1 にはそう書いてないけど…スレ途中でローカルルールが確立してたかな、
だとしたらごめん。(<一応、このスレ遡って探したけど見つからず)
ついでに、次スレ立てははるか先のことだけど、
次があるなら「エスパー禁止」とか入れたいな。
ルール記述?探しながら遡行してたら、 >214 とか目についてやな気分になった。
感想は色々あって当然だけど、感想でもなんでもない書き込み、例えば
以前の投下者が云々、とか(以前は別スレから出張してきた嵐まがいもいた)
そういった、それこそ絡みか人違い私怨?みたいなのが出てくると
センスいい書き手さんに逃げられてしまう。
うまい人は当然他でも歓迎されるから、居心地悪いスレには居ついてくれないんだよね…
>>303みたいなレスしておいて、絡みに池に「え、なんで?」と返すくせに
>うまい人は当然他でも歓迎されるから、居心地悪いスレには居ついてくれないんだよね…
頭おかしいんじゃないの。自分の叩きは「感想」だからいいってか
居心地悪くしてる最新のレスがお前のレスだ
とりあえず
>>305がここにいて存在を主張している限り
投下しようとする人は当分出てこない
>>305 過去ログ読んだようだし、前スレの荒らしのことも知ってるなら
スレの空気くらい読めるだろうに。いつもどういう風に流れているか
自分の書いたレスがスレ全体通して読むと浮いてるとは思わない?
こういうネタスレで、書き手が〜読み手が〜感想とは〜と語る人が出てくると
その内容が正しいとか間違ってるとかは置いておいて、スレがぎくしゃくするんだよ
KYと先に決めつけたほうが勝ち、ってな法則はこのスレでは勘弁
エスパー禁止に加えて カルシウム不足の人は書き込む前にしんこきゅう って入れて欲しい
このままでは叩いて荒らしてるのは誰だオマエだエンドレスーな展開になりかねない
実際に電波入っちゃってる人の書く電波文は訳わからなすぎてつまらんらしいな
テンプレ無しでここまでそれなりに続いてきたのに・・・
あーあ
「海が荒れてる、ボクの海が荒れている」
「ねえ、今日はもう遅いから、そういうことはなしにしようね」
「どうしてボクの海を荒らすんだ、君の風が」
「ほら、布団をかぶりなさい、ちゃんと頭まで被るんだよ」
「あっ、だめだっ、だめだっ、叩きつけられる海水、ほとばしる、あっ」
「そんな顔をしないでおくれ、夢の国へ行っておくれ」
「ボクはだまされないぞ!君が風なんだ、ボクの海を荒らす!あっ、ほとばしる、あっ」
「ほら、眠るまで私の指をお吸い」
「……凪いだ…」
>1 は重要だよ。
荒らし対策にローカルルール捏造対策。あと長文抗議対策、
こんな風にw 三行も書かずに「 >1 」。基本一行、はいすっきり。
>309
人に読ませる(に足る)ものを書くにはセンスのほかに客観性ってものも必要だからなあ。
特に「電波」なんて縛りまでついたらもう。いやそのへんをどう料理するかの基準は
このスレには別にないから、実際に電波入っちゃってる人の電波文もOKだけど(たぶん)
個人的には、スレ先頭に再掲されてるような
表層をずらして読み手の足元を掬うようなのが好きだな。
最近の「ズレた設定が入れたせつな系ポエム」ってのも悪かないけど、
「電波」が主役つーか「電波」で勝負かけてる作品も読みたい。ユンユンしてるやつw
>>311 いい!!
そこはかとなくエロスを感じてしまったw
314 :
1/2:2008/06/02(月) 05:09:33 ID:UfrXkI3J0
「…一般の家庭においてあるたいがいの電子機器には本来の機能とは
別に謎の部品があるのが世の常となっているけれどもそれは実は盗聴
とカメラ機能を併せ持った精密機械でありこれがあの耳ざとい新聞記者
たちの注目を集めないわけはないのだが実のところそれは国家の陰謀
でそれを知ったものは秘密裏に処理されているからである(略)
……それもまた東京地下空洞にg秘密にもかかっていてそれを裏付ける
記事は密かに街角で捨てられているような三流ゴシップ新聞の文に隠さ
れこれをわかるものを待っているのだけれど未だにそれをわかるものは
いない(略)けれど実のところ俺はそkでくぁwせdrftg
……と、どうかなこれ!この間某大型掲示板で拾ってきた文章なんだけど少しは腹の足しに…
…ってああっ暴力反対っ!」
「バカ野郎!!足りねえそんなんじゃ全然足りねえよ!
つーかそんな養殖モノにもなりきれていない、なんちゃって電波なんざ喰えるか!!
そんなんじゃなくて本物持ってこい本物を!!」
「ああっ!それは噂に聞く伝説のちゃぶ台返し今風に言うとドメスティックバイキング!?」
「それを言うならバイオレンスだ。ちなみにこれはDVじゃなくてツッコミだ」
「ああんっツッコミが痛い!これぞ愛の痛さ!……ってあれっどうしたの?」
「くそう…腹が減っていたのに暴れたから立ち暗みが…」
「うわっ真っ青と言うか真っ紫だよ。大丈夫?とりあえずの栄養補給に片栗粉食べてみる?」
「なんで片栗粉なんだ?」
「デンプンとデンパってなんかちょっと似ているから」
「…なんか今のお前の言動でちょっと電波分が補給できたっぽい…」
「あっ起き上がれた。なんでもモノは試しで言ってみるもんだね」
315 :
2/2:2008/06/02(月) 05:10:15 ID:UfrXkI3J0
「ああそれにしても。なんでお前は電波じゃなくなっちまったんだろ。
昔は四六時中電波垂れ流し状態の濡れ手に粟と言うか触るな電波だったのに」
「そんなにすごかった?」
「ああ毎日電波ユンユン喰い放題だった」
「そっかあ…。
でもこの頃すっかりまともになってくれたって家族や周りのみんなは喜んでいてくれてるんだよ」
「…きっと俺がせっせっとお前の電波を喰っちまったからだな。
くそっ…そんな家族だか周りの奴等よりも俺の腹具合の方を気にしろよ」
「ごめん」
「なんで俺はお前がまだ電波だった時に一気に喰っちまったんだろ。
こうなるって知っていたら…もっとゆっくり味わって喰うんだった」
「ごめんね俺、甲斐性なしで。…と言うか電波じゃなくて」
「…なんで俺はお前以外の電波を食べられなくなっちまったんだろ」
「泣かないでよ」
「泣いてない。これは腹が空き過ぎてよだれがうっかり眼から出てるんだ」
「うわーよだれで畳って焦げるんだねえ。
と言うかよだれをぬぐった俺の指も焦げてるんだけど、ひょっとしてこれがドメスティックバーゲン?」
「だからバイオレンスな」
萌えたw
もえたよー!
受け「攻めー。攻めー」
攻め「どうしました」
受け「そこの貴方、攻めを知りませんか。昨日の夜中から見つからないのです」
攻め「俺がその攻めです。」
受け「なんと。貴方が私の探し求める攻めですか」
攻め「はい、俺が貴方の探し求める攻めです」
受け「しかし、貴方が私の探し求める攻めであるはっきりとした証拠がない以上
貴方が私の探し求める攻めであると私ははっきりと認める訳にはいきません」
攻め「俺が貴方の探し求める攻めであるとはっきりとした証拠はありませんが
俺は日に何度も俺を探し求める貴方を愛しているようです」
受け「貴方が私の探し求める攻めであるとはっきりとした訳ではありませんが
私も日に何度も攻めを探し求める私を愛している貴方を愛しているようです」
攻め「…あれ。受けー。受けー」
受け「どうかしましたか」
攻め「すみません、受けを見ませんでしたか。
ちょっと目を離した隙に受けがどこかへいってしまったのです」
髪を食べられるので帽子を被った。
爪を齧られるので手袋をした。
眼球を嘗められるので目隠しをした。
目隠しの裏の暗闇で、彼の目の色が忘れられない
忘れられない そして彼は執拗に僕の、
「お願いだから小指を離して」
約束はもう守れそうに無いから。
あ 会話じゃなかった すみません
>>318 眠れぬ夜をさ迷っていたら
切ない文に出くわした。
ありがとう。
「……話を、聞いてもらえませんか?」
「……」
「……共産主義は国家の競争力を衰退させると言いますが、やはり資本主義にも弊害はあると思うのです」
「……」
「……競争馬のように走らされても、人は幸福にはなれません。私達には心がある。金や物ではない、もっと精神的な、形而上的なものが必要なんだ。……分かりますか?」
「……」
「……萌えです。……萌えなんです。医者に執事に教師に秘書! メイドにバニーにナースにセーラー! 何でもやります、やられます! セーラーは捲ってもいいです、ノーパンですが」
「……」
「……もう何も、言ってくれないんですね。貴方の心は壊れてしまった。……僕が壊したんだ!」
「……」
「……猫耳でも付けたら喜んでくれますか?」
「にゃー」
「……にゃー」
……不覚 最後二行で萌えてしまった
でも実をいえば寡黙な攻さん(え)は
もともとにゃーと鳴く小さめの哺乳類なんだと思う
受さんはいろいろ間違ってる。
「月が見える」
「冗談。とうに失われてしまったよ」
「光ってる、君の瞳のように円い」
「そして君の瞳もね、愛しい人」
「ああ、ああ、何て神々しいんだろう。月は僕を見てる、僕は月を見てる。ああ、僕はもう月を愛している」
「何を言ってるんだ。月も地球も、あの天使みたいな生物が呑み込んでしまったじゃないか」
「ああ、君は月で僕は地球だった。ああ、ああ、愛していたよ、離れようとする君を引力で縛り付けるくらいに。僕達はようやく一緒になれたんだね」
「……狂ってる。話にならんな。――誰か酒を持ってこい!」
ほしゅ
僕
「やばいなこれ、どうしよう。体中かゆい。皮膚の下で蠢いてる」
「虫?」
「いや、お前。ちっちゃいお前が俺の皮膚の下で暴れてる。やめてくんない?」
「やりすぎだよお前。少しは控えろよ」
「あーあー、何やってんだよお前。皮膚突き破って出てきたし。肌に痕残るだろバカ」
「この前も囮に騙されて捕まるとこだっただろ」
「しょーがねーなお前は。そんなに俺が好きかよ?だからって内側から俺を食うことないのに」
「そんなに掻くなよ。血出てるぞ」
「よせって、お前……さすがに気持ち悪いぞ、何分裂してんの」
「ばか、暴れるな。やめろって!」
「だめだ、これお前。いくら俺愛してるからって、そんな何万何億の細胞みたいに増殖されても。養いきれねえよ」
「お前贅沢だな。俺一人じゃ足りないのかよ」
「だけど仕方ないな。お前が飢え死にしたら可哀想だもんな。また売りに行かなきゃ」
「そうやって前も騙されたんだろが。もうやめろよ。金なら俺が稼いでやるから。足抜けしろよ」
「あーあ、だめだ、お前。そんな大勢に暴れられたら家壊れるって!ばか、おいおい!うわああああっ!」
「何してんだよ!」
「お前が爆発したああああ!!血が、肉の塊が、うわああああっ!いやだあああっ」
「落ち着け、おい、やめろって!」
「全員死んだ!お前が全員死んじまった!爆発しちまったよおおお」
「……だめだ、もう……やめろよ……」
「あれがないと……やっぱあれがないとダメなんだな。待ってろ、今復活させてやっから」
「……なあ、俺にもくれよ」
「売り物だけどよ、ちょっとくらいいいよな。ちょっともらうだけ」
「お前が死んでもつらくねえように」
ほしゅ
の
329 :
風と木の名無しさん:2008/07/05(土) 11:58:34 ID:65cgT+vo0
「おかえり」
「ああ」
「今回はすごく時間がかかったね」
「ああ……閻魔様がうるさくてな、いい加減お前に会いに行くのをやめろだと」
「ひどいね、俺神様なのに」
「長生きだもんな」
「君なんか何回生まれてもここにくるじゃない」
「俺は生まれかわってっも人間のままだからな」
「そうだね、初めて会った時も君は人間で、あの時は俺も自分のことを人間だと信じていた」
「神様はいやか?」
「さあ?きみはいつだって俺の一番だよ」
「ならいいじゃないか、それに限りある時間にこんな会話をしているのももったいない」
「じゃあ何処かへいこうか」
「どこがいい?」
「水平線と地平線の間」
「間?」
「うん」
「馬鹿馬鹿しいね」
「そうだね」
「嫌いだとか好きだとか馬鹿馬鹿しいにも程があるね」
「そうだね、大好きだよ」
「馬鹿馬鹿しい」
「分かってる」
「好きだよ」
「馬鹿馬鹿しいね」
「くそ!お前なんか嫌い!そんな強気に言ってくるけど、俺より弱いじゃないか。痩せ過ぎで脆弱!」
「あんたより僕のほうが、すこしだけ背が高いね。見て解るでしょ。」
「大きな海に放り出されたらすぐに死んでしまうくせに。本当にすぐ死んでしまうぞお前なんか。」
「あんたも樹海に投げ出されたら3日ももたず死ぬでしょうよ?」
「何だと。そんなもん何とか帰ってきてやるわ。海派だけど、山も嫌いじゃないし。」
「どうやって帰ってくるの?」
「先ずはお前に電話して、現地に来てもらってだな。」
「僕呼ばれるんですか?一向に構いませんけど、ネックがね。悲しいお知らせ。おそらく圏外です。」
「ああそうか…呼べないなら助からないかもな…お前がいるなら蛇でも骨でも食えるけど…。」
「ほらあ。」
「いや、お前だって大海のど真ん中で携帯使えないだろ!勝った。俺の方が強い。」
「大丈夫です。潜水用具借りていくので。僕って用意周到でしょ?そこが海なら絶対持ってます。」
「待てまて、お前スキューバとかできたか?前に一度だけ一緒に行ったけれども。」
「1人ではちょっと着けられないですね…。」
「だろう!それなら…俺手伝うよ。免許持ってるんだよ、免許。すごいだろ。」
「あら、いいね。なら今度僕用の用具買いに行きましょうよ。もう夏だしね。一緒に海行こう。」
「まあ行ってやらないでも無いがね、俺はその時樹海だからなあ…」
「あら。樹海じゃ空気もいっぱいあるしね。そっち潜りましょうか。」
「樹海で息が止まったら、それはもう、あれだし。」
「…浮いてますねぇ。ある意味ね。」
「確かに浮いている。しかしそれは2人で同時に浮けるかね?タイミングの悪魔が邪魔をするだろ。」
「うん、じゃあ海に決定ですね。この時期ツイン空いてると思います?」
「無理言って空けさせたらいいんだよ。強気に行け、強気に!」
「強気でいいんですか。」
「俺以外には強気でいいよ。どんどん行け、脆弱な子よ。」
「僕が強気に出るとすぐ怒る。どっちが脆弱ですかね。面白い。好きだよ、飽きなくて。」
電波待ち保守
後輩「…先輩聞いてます?」
先輩「!早く帰ろう」
後輩「え」
先輩「もう夜がくる!早く帰ろう」
後輩「先輩まだ4時ですよ」
先輩「だってもうこんなにくろい!」
後輩「まだオレンジ色です」
先輩「急いで!」
後輩「ねえ先輩」
先輩「早く帰って」
後輩「もしかして」
先輩「モコにご飯をあげて」
後輩「僕といるの」
先輩「眠って起きて」
後輩「見られたく」
先輩「早く起きなきゃ」
後輩「ない?」
先輩「明日たくさん君に会えない!」
後輩「…」
先輩「早く帰ろう!」
後輩「…愛しいひとだ」
『くさいよ』
「?何?タバコ?臭い?」
『違う カフェイン コーヒーこぼしたでしょ』
「こぼした どばしゃーっと すぐ拭いたんだけど まだにおう?」
『先輩好きだよね いつもコーヒー飲んでばっか』
「たしかめてみる?」
『何が?』
「コーヒー」
『・・―』
「―」
『―・・ほんとにコーヒー飲んだの?』
「わかんない?」
『わかんない』
「じゃもう一回」
『! カプチーノ!』
「よう受け」
「やあ攻め」
「昨夜電話したけど出なかったね」
「ああ、従兄弟んとこ遊びに行ってたんだ」
「従 兄 弟 っ !」
「な……何だよ」
「従兄弟とは……従兄弟とは……結婚も出来るもっとも近い他人!従兄弟同士は蜜の味……あああ何てイヤらしいんだ!
受け!まさか蜂蜜なんか全身に塗られてないだろうな!?」
「アホか!近所で祭りやってたからとうもろこし喰っただけだ」
「と う も ろ こ し っ !」
「な……何だよもう」
「あんな太くて堅くてそれでいて囓るとじんわり甘く芯は硬く熱を持つイヤらしい食べ物を口にするとはなんて猥褻なんだ!
俺に内緒で!受けの意地悪!」
「アホか!(あーこれ言ったら面倒なことになりそうだけど、隠し事もいやだしなあ)……その後、風呂が壊れてたから奴と一緒に銭湯行った」
「ななななななんだと受けーーーーーっ!?せ!せ!銭 湯 っ !!??」
「ご、ごめん攻め。でも、別に変な意味は……ちゃんと前も後ろも隠してたし」
「何を言うんだ受け!銭湯などあんな……っ!屋根から激しくそそり立ち絶え間なく白い煙をはき続ける煙突は男根の象徴!
二つの入口の真ん中にぽっかりと存在する番台は肉体の門の象徴!おまえの従兄弟はサブリミナル効果を狙っている!ああいやらしい汚らわしい!」
「うわ、こいつ本格的におかしいわ」
A「私は店員。その私にこんなことをするなんてあなたは何者」
B「私は神です」
A「自分のことを神と呼ぶとはなんというゲーム脳」
B「違います。私はお客様です。お客様は神様だと昔の人は言っていました。私はお客様であり神様なのです」
A「それは違います。神は死んだと、もっと昔の人は言っていました」
B「何を言うか。お客様こそが新しい世界に生きる神なのだ」
A「本当ですか。ならばこれをくらえ!」
B「な なにをする きさまー!」
A「チェーンソーです。これを使えば神はばらばらになると決まっているのです」
B「なんというゲーム脳」
A「とにかくチェーンソーでは死ななかったのであなたを神とは認められません」
B「確かに。こんなに血が流れているのに私は生きている。教えてください、どうすれば神になれるのですか」
A「神は人を愛するものです。あなたは私を愛することができるのですか」
B「はい。私はあなたを愛しています」
A「私もあなたを愛しています」
B「両想いとはこれはめでたい。さっそく結婚式を挙げたいのですが、男同士ではどうすればよいのでしょう」
A「ただ神に誓えばそれでよろしいでしょう」
B「しかし神は死んでしまったと昔の人は言っていました」
A「何をおっしゃるんですか。あなたこそが神様です。お客様は神様だとも昔の人は言っていました」
B「なんとそうだったのか。これで問題なく誓いの儀を行える」
A「私はあなたに誓います。あなたへの永遠の愛を。健やかなる時も病める時も」
B「私は私に誓います。あなたへの永遠の愛を。死が二人を分か つ ま
「死がふたりを分かつまで」なんて期限をつけたらそれはすでに
「永遠」じゃないと思うんだよね。キリスト教っていい加減すぎ。
B、聞いてる?
………期限切れた、か? な?
なんだか337の付け足しに萌えた。
保守
ほ
も
「私がこの手に唯一持っている物の名前を知っているか」
「何それ。丸いね」
「いや、尖っている。その鋭さで幾多の人を傷付けてきた凶器だ。名前を愛という」
「丸いように見えるけどなぁ」
「外からの衝撃には強いが、重さのせいもあって落下の衝撃には極めて弱い」
「あ、砕けた。成程尖ってるね」
「私は君にこんな不完全で危険なものを向けるつもりはない。私が君に対して抱いているのはもっと別のものだ」
「何なのさ」
「興味、又は好奇心だ。空の色に対する君の考察は余りにも斬新だった。確かに、緑色の空は
注意深く観察すれば必ず見付かるだろう。私には君が普段何を考えているのか、
全く想像も付かない。気になって眠れないことすらある」
「丸いよりこっちの方が綺麗だ」
「私はもっと君の事が知りたい」
「君、それは恋じゃないのか」
「……………………何と」
「鈍いねぇ」
「そうか、成程…………やはり君は、常に私の想像の斜め上をいく答えを出す」
「良く分からないけど光栄だということにしておくよ」
「私の恋しい人、私はあなたとこの世の全ての事象について話がしたい」
「喜んで。金平糖でも食べながら、世界が終わるまで話をしよう」
>>342 『世界が終わるまで話をしよう』に物凄く萌えた、この言葉に一目惚れした
344 :
新板設置について相談中@新板スレ:2008/08/14(木) 18:59:59 ID:D784+MKlO
「攻め。すきだよ」
「お前はそのことを知っていると思うけれど」
「愛しすぎて」
「ころしてしまいたいくらいだ」
「これは、たぶんお前は知らないとおもうけれど」
「殺してしまいたいくらい好き、というのはとてもいい言葉だね、攻め。僕はもう、お前のことがいとしすぎてどうしていいかわからないときがしょっちゅうなんだ」
「わかる?わかんないだろうなあ、お前は、僕がおまえを愛するように、僕をあいしていないからね」
「あ、君の愛が軽いというわけでは、けっしてない。ふふ、ごめんね?傷付く?大丈夫だよ。お前は決して素直じゃないやりかただけど、僕をちゃんと愛しているからね。知ってるよ」
「しってるとも……」
「………あ」
「…うん?あれ?来てたのか受け?起こしてくれればいいのに」
「いや、起こしたらかわいそうだと思って」
「僕のこと好き?」
『? 好きだよ なんで?』
「どれぐらい好き?」
『・・? これくらい』
「!? それだけ!? 5センチもないの!?」
『? どうして? だめ?』
「・・・(何か気にさわるようなことしたかな・・)」
『先輩はどうなの?』
「僕? 僕はもちろん 海よりも深く 山よりも高く 君を愛してるよ」
『それじゃ遠すぎるよ』
「・・? 遠すぎる?」
『だって、そんなに遠かったら話すことも出来ないし 一緒に手もつなげない』
『僕はもっと近くがいい 3センチでも遠いぐらい』
受「萌えをマスターした」
攻「そーかそーか」
受「お前今日からツンデレな」
攻「ツンデ…レ……?」
受「可愛がれ!!」
攻「ごそごそ」
受「迷わずズボンを脱がすとは流石」
攻「受のここは可愛いですねー」
受「ひゃぁっ…!!…そしてここでツンのスイッチ!!」
攻「急に気分がのらなくなったからコンビニに行こう」
受「…そしてここでデレのスイッチ!!」
受、君がマスターしたのは「ツンデレ」とは別のものなんじゃないかな。
いわゆる「電波」ってやつ? …あ、それは元々か。
「耳が2枚、肘が2つ、鼻が1つ、掌が」
「何をしてるの」
「僕を拾ってるんだよ。うっかりしてて落っことしたんだ。1つ、髪が沢山、」
「全部落としたの」
「うん、ぼんやりしてたんだ。あぁ、髪が薄くなっちゃった」
「長いから気付かないよ。それにまた生えて来るって」
「踝が……あれ、これ僕のじゃないや。もしかして君のかな」
「あ、本当だ。有難う、全然気付かなかった」
「あっ、しまった」
「何、目玉でも踏んだ?」
「君の踝をこっそり僕のと交換しようと思って取っといたんだ。すっかり忘れてた」
「それはもうちょっとこっそりやってくれないかな」
「うん、次からは気を付ける」
「………君は馬鹿だね、とても好きだよ」
「紙一重なんだよ。僕も君が好きだから踝を交換してくれないかい?」
「もっとぎゅーってして下さい。」
「ぎゅーぎゅー」
「もっと強く強く」
「ばきばきになってごきごきになってぐちゃぐちゃになってあなたにどろって、べちゃって、ぬちゃって、」
「張り付いて染み付いて」
「あいつがどんなにごしごししても取れないのです、根気勝負であいつはいらいらいらいらいらいら」
「それでやっぱりぼくが勝つのです、らぶぱわー」
「でもぼくはもうばきばきでごきごきでぐちゃぐちゃなわけで」
「でもでも雨の日はあなたが濡れないように風の日はあなたが飛ばないように雪の日はあなたが寒すぎないように必死に頑張るので、寂しい日はあなたが泣かないようにずーっと一緒にいるので」
「『重すぎる』と言われても今から軽くなるのでもう少しもう少し」
「こんな雪の日はぼくも寒くて」
「だからぎゅーってもっともっとぼくの全部で邪魔にならないようにあなたのそばにいたいからぎゅーって」
なつがおわってうれしいのでほしゅってみる
もう行ってしまうんだね
さだめだからね
狂ったような君との蜜月が好きだったよ
そら、君に金魚を残して行くよ。可愛がっておくれ
きっと僕は君が戻るまでに金魚を殺してしまうよ
大丈夫、次の僕も狂ったように君を愛せるから
蜩が君を呼んでいる!行かないで行かないで
しゃんと立って、浴衣を脱ぐんだよ。肌寒くなるからちゃんと上着を着るように
うん……うん……きっとまた会えるね
その時は違う僕だけれどね
金魚、可愛がるね。また君にあえるように
あぁ……弟によろしく
おわってうれしいのはとーきょーのなつです
じょーしゅーやえぞのなつはわりとすき 向日葵と蓮と百合そのほかが咲くのだ
きんぎょはことしで8さいになったよ!
356 :
354:2008/08/28(木) 21:06:48 ID:wUPisbbt0
東京のクズみたいな夏が好きでついかっとして携帯から書いた反省はしている
元々は夏大好きだし>354も大好きだ
でもとーきょーの夏は無理、好き嫌い云々以前に身体がもたない。
つか、これはもう夏というより人為的環境に起因する人災。
また違う夏さんを迎える頃までになんとか郊外に逃げたいよ…
夏がいってしまうまえに、
いまさらかもしれないけれど
>>342がとても好きだってことを告白しておくよ
「ここで降りて」
「もう終点?」
「うん」
「分かった。
あれ、君も早く降りなよ」
「…………」
「どうしたの」
「僕は君と同じ道は進めない」
「…………………えっ」
「もう耐えられない」
「駄目だよ、それは良くない。だってほら見て、君の手は私が食べたからとっくに私の一部になってるのに」
「……君のそういう所にも疲れてしまった、昔は好ましく思っていたのに」
「あっ、電車が……待って、私も乗りたい!」
「駄目だよ、君はもう切符を持ってない」
「どうしても、どうしても私を置いて行くなら、君の片足は私のものだということをいつも覚えていて」
「………」
「一昨日の晩、君が寝ている隙に私の足と君の足をこっそり取り替えていたのを君も知っている筈だよ」
「知らない」
「後もう一つ、他の誰に嘘をついても良いから自分にだけは正直でいて。
私には嘘をつけても真実を知っている自分は騙せないでしょう」
「……君が、もう少し早くまともなことを言ってくれていたら、まだ頑張れていたのかも知れない。さようなら」
「さようなら。またいつか、どこかですれ違えたら嬉しいよ」
「私は、また一人になってしまった」
「あぁ、懐かしいな。よりによってこんな所に降ろさなくても良いのに」
「………寝よう」
360 :
新板設置について相談中@新板スレ:2008/09/01(月) 23:48:50 ID:2j569viwO
攻「モグモグ…なんだい受。じっと僕をみて」
受「その食物が羨ましいな」
攻「とても美味しいディナーだ」
受「それらは貴方の血となり肉となる。貴方を構成しているのだね」
攻「その通りだ」
受「僕がどんなに貴方を愛しても、貴方を作ることは不可能だね」
攻「物理的には」
受「僕も食物になって貴方の血となり肉となりたい」
攻「君を食い尽くしてまでこの肉体を保持したいとは考えないよ」
受「なら」
攻「いいよ。ディナーは終了だ。さあ、いただきます」
あげてしまったorz吊ってくる
「僕は星に帰らなければ」
「なぜ!?どうして、なぜ」
「家族が呼んでいるからだよ」
「家族とは何ですか?」
「僕を呼ぶことができる人のことだよ
もう行かなければ、行かなければ」
「いやだ帰らないで嫌だいやだ、いやだ!!」
「家族が呼んでいる、行かなければ」
「いやだいやです絶対に行かないで
あなたが側にいなければ私はいやだ」
「……………
では君を家族にしてあげよう
これで君は僕を呼ぶことができる」
「ありがとうとても嬉しいですでも悲しいです
悲しい涙というものが出てきました」
「私はとても良いことを思いついた
一緒に星に帰りましょう」
「悲しい涙というものが止まりました
しかし不思議なことに、あたたかい涙が止まりません」
「あいしている」
「あいしています」
「おぎょおぉおおぉおおおぉおぉおお攻めのお゛お゛推定20cmぐらいのがあ僕の中にい゛い゛いいいい!!!」
「あばばばばあああぁあぎげっうがあああああべべべべべ!!!!!」
「はぎゅうううううんんんん!!!どごおおおぉおぉおおおおおお」
「げっっぐべえええ!!!!あはははああああああごおおぉぉおぉおおぉぉ!!!」
そりゃ電波じゃなくてノイズじゃねw
このスレ初めて来たが…いいな
受「ああ…満たされない満たされないよ」
攻「僕がいるじゃないか」
受「君の周りの全てに嫉妬してしまう」
攻「例えば?」
受「君の耳まで入り込む音が憎い。耳をちょうだい」
攻「〜」
受「君の口から放たれる声が憎い。口をちょうだい」
攻「……」
受「貴方の中で鼓動し続ける心臓がにくい。頂くよ」
受「しかしだめだ…満たされない満たされないよ」
攻「 」
受「ねえ返事をしてよ。僕はまだ満たされていない」
攻「 」
「嫌いと言ってくれないか」
「どうして?」
「君に万が一嫌われた時の為に。慣れておきたいんだ、君に嫌いと言われることに」
「・・・・・・」
「頼むよ」
「・・・嫌いだ」
「ありがとう」
「君なんて大嫌いだ」
「ありがとう」
「僕に嫌いと言わせる君なんて嫌いだ」
天気予報によると今週は空は晴れ朝夕涼しく
つまりもう弟が来てるってことだよね、と
金魚(十年もの二十センチ超)を愛でつつ保守
373 :
新板設置について相談中@新板スレ:2008/09/11(木) 22:13:38 ID:OUxNsrskO
君の為に死ぬのなら怖くないって、お前は口癖みたいに言ってたけどさ。
俺は死んでるお前は怖い訳よ。
いい加減、枕元に立つのやめてくんない?
受「女の子はお菓子が主食だというけれど」
攻「うん」
受「おまえの主食もお菓子だな」
攻「ほう」
受「まさかおまえ女の子か」
攻「…きみが毎晩突っ込まれているものはなにさ」
受「………」
攻「ぼくの主食はきみだよね」
理性的かつ冷静な>373が好きだ。
まあ冷静でも理性的でも怖いものは怖いよね。
「攻めは嘘つきだ」
「……そう? たとえば?」
「僕のことが好きだとか。嘘でしょう、嫌いでしょう」
「嘘じゃないよ。受けが好きだ」
「その台詞も嘘。僕は攻めを愛してるのに……」
「嘘じゃない。愛してる」
「嘘だ」
「嘘じゃない。愛してる。信じてよ。受け……」
「また嘘をついた。攻めの事なんて信じられない。嘘つきは嫌いだ。大嫌いだ。君のことを愛してるのに嘘つきは嫌い。でも愛してる。頭がおかしくなる。どうしたらいい?」
「嘘を嘘だと思わなければいい。それに受けには嘘なんてついてない。愛してる」
「……わかった。攻めはさっきからなにも応えてくれないけど、僕を愛してる」
攻「俺らってさ、油と水だよな」
受「べたべたしてぎとぎとなお前とさらさらで爽やかな僕ということ?」
攻「ち、違うって…。交わることがないだろ、油と水って」
受「何いってるの。昨夜だって僕たちry」
攻「そういうんじゃなくて!こんなに好き同士でも俺らさ…」
受「言わないで。世の中の仕組みがどうであろうと僕たちは」
攻「受……………」
受「油と水でしかないんだから」
379 :
新板設置について相談中@新板スレ:2008/09/25(木) 19:58:20 ID:X/YOYU7hO
ほす
「お前と戦わないですむなら俺は何百年でも戦える」
「戦わない為に戦うのっておかしいよね。ヴァンデーの二の舞いだ」
「でも求め続けなければ失ってしまう」
「それではいつかシュレジェンを巻き込んでしまうよ」
「シュレジェンだって求められてきただろ」
「後ろの人は、殴り合いたいだけだよ」
「何の為に」
「自分の子供の先駆けの為に」
「誰かの子供が自分の子供の先駆けか」
「冷たい戦いに子供を送るよ。自分の敵と戦わしたよ」
「その戦いはどうなった?」
「世界の真ん中の手下を巻き込んで、子供は傷付きながら進み続けてるよ」
A「昔、海に行ったんですよ」
B「海ぐらい俺も行ったことがある」
A「銀の輪っかをアンダースローで投げまして」
B「ぼちゃん」
A「坊っちゃん、そんなに大きな音はしなかったんですがね」
B「錆びるな」
A「ええ、潮風で錆びて、右腕は取れてしまって、さぁ大変」
B「まだ海にあるんじゃないか?取りに行こう」
A「その前に、昼食を食べてしまおう」
B「そうだな。ほら、フォークは右じゃなくて左手で持て」
A「見たことがないけど、海は広くて誰もいないそうだね。指が寂しくないように指輪をしていくよ」
B「安全運転で行こう。事故は恐い」
A「ライオンって知ってる?」
B「ひゃくじゅーのおー?」
A「そうそう」
B「こうでしょ、がおー!……Aを食べてやる!」
A「……おいおい可愛くないぞ。幼稚ぶるな。お前が俺を食べるのは無理だ。ああ……可愛くない……」
B「幼稚ぶるってなに!? しかも可愛くないって二回ゆった」
A「お前の稚拙な話方だよ。男が可愛さに拘るな。あと「ゆう」ではなく「言う」だ」
B「そんな……」
A「……」
B「……」
A「……?」
B「……」
A「がおー!……Bを食べてやる!」
B「エラー発生。規格外の言動が認められます。直ちに訂正してください」
A「脱げ」
B「そっちじゃなくて、「可愛くない」の方」
B「ここまできたね。バスって便利だなあ」
A「……なあ、お前を残して逝きたくない」
B「一緒に、は?」
A「遺ったら悲惨だろ」
B「じゃあ僕が先に飛ぶ。Aの言うことは絶対に守るから」
B「崖まできちゃったね……」
A「やっぱり海に飛び込むの怖い?」
B「怖いよ、すごく。潮風が強い。波が荒い。怖いよ……」
A「ねぇ俺の胸に飛び込むのは? 怖いか?」
B「好き」
A「じゃあ海を俺の胸だと思ってみて、」
B「わかった。――A、最期に甘えてもいい?」
A「もちろん、いいよ」
B「誰ですか?」
A「『Aへ。僕はロボットになりました。あなたに愛されるために。ただし、僕には二つの語彙しかありません。従って二つのボタンしかありません。それでも愛してください。死ぬまでだよ!絶対ね!Bより(※愛玩用ではありません)』……?」
B ポチ『すてき』
A「面白くない一言だな」
B ポチ『きのうは楽しかったよA』
A「思いっきり愛玩用途じゃねぇか」
B ポチ『すてき』
A「……」
B ポチ『す』ポチ『きのうは楽しかったよA』
>>384 すげー切ないな…
Aはきっとこれから何回も何回もそうやってボタンを押すんだろうな
「ねえ、何か喋ってよ」
「……」
「ねえってば」
「……メール受信中」
「え?」
「受信完了」
「なに」
「メールが1通届いています。再生しますか」
「ふざけてんの」
「メールが1通届いています。再生しますか」
「ちょっと」
「メールが1通届いています。再生しますか」
「……いいえ」
「終了します」
そこは再生してやらないと。
受「攻め、攻め。ぼくは攻めのお母さんを殺してしまったよ」
攻「なぜ?」
受「本物のお母さんがいたらいつまで経ってもぼくが攻のお母さんになれないから」
攻「お前が今日から俺の母さん?」
受「うん。だから好きなだけ甘えてね。抱っこするしミルクもあげる」
攻「俺はもう子供ではない」
受「母親にとってはいつまでも攻は子供だよ」
攻「そうか。所で受が母さんだったら。もう俺達は恋人ではないのか?」
受「うん。お母さんだからね。でも攻を愛してるよ」
受「攻、どうして泣いているの?ほら…お母さんが抱っこしてあげるからね」
A「ねえB、今日が何の日か覚えてる?」
B「今日は月曜日だ。ただの単なる平日だ」
A「やっぱり覚えてなさそうだなぁ。あのね、今日はBが俺を初めて誉めてくれた日だよ」
B「そういえば、丁度二年半前の今日にそんなことがあった気がしないでもない」
A「いつも怒っていた君が、あの日初めて言ってくれたんだ。『お前の隣もそう悪くはない』って」
B「お前は下らないことに限って詳細に覚えている傾向がある」
A「この大きな手で俺の頭を撫でてくれたよね。髪をぐしゃぐしゃってやって」
B「手の平にお前の髪が刺さらないようにするのが大変だったことは記憶している」
A「意地悪だなぁ。そうやって、Bはいっつも俺の話を聞かないで、その目で俺をじーっと睨むんだ」
B「いつも睨んでいるわけではない。それは身長差から生じるお前の錯覚だ。高下駄を履け」
A「あー違う違う。こんな話がしたいんじゃないんだ。ゴメン、すぐ横道に逸れる」
B「横道どころか車庫入れ大失敗だ。俺がしたい会話に辿り付けるのは何年後になるんだ」
A「あの日、君に誉めてもらったあのとき、俺は君に恋をしたんだ。それからずっと、Bのことが好きだった」
B「見事に過去形だな」
A「ううん、今だって大好きだ。周りからは『あいつは止めとけ』って言われたけどさ」
B「実に的確なアドバイスだ。綺麗事を言えば、お前はこれからもそれに従うべきだった」
A「……ああ、こういうときも君はしかめっ面なんだね」
B「いや、今はどちらかと言えば泣きたい気分だ。不本意なことに、お前の所為で」
A「ねえねえ、今日が何の日かは覚えてくれた?」
B「どう足掻いても月曜日だ」
A「んー、その顔じゃハナから覚える気ないみたいだね。まったくもう、仕方ないなぁ」
B「覚えていないのはお前の方だろう」
A「ねえBってば」
B「どうでもいいからまずこっちを向け。そこに転がっているのは俺じゃない」
「それは何が入ってるの」
「本当に君はしつこいね。君が後生大事に持ってるその鞄に何が入ってるのか教えてくれたら言うよ」
「見るかい?僕を置いて行こうとした人達の首だよ。それで、君のは?」
「神様。見せないよ」
「……………………そう」
「僕もその鞄に入れる気じゃないだろうね」
「しないよ。もし僕が今の君にとって一番じゃないのなら話は別だけど」
「………だから君は幸せになれないんだ。行こう、畑に種を蒔いておいた。君との思い出も新しく作れば良いんだよ」
「うん、行こう。他の人なんかどうでも良くなる位楽しい思い出を作るんだから!」
A「突然ですが、私の特技は天気予報です」
B「ほう、面白いな。やってみせろ」
A「昨日私の愛しき彼から北上してきた突然の別れにより、
現在私の心には大型の台風が発生しております」
B「なんだ、ただの妄言か」
A「そんな私を慰めるために、局地的に大雨が降るでしょう」
B「ところがどっこい、空は晴天、吹き抜けるは涼やかな秋風かな」
A「局地的に大雨が降るでしょう」
B「おやおや、川が紅葉で埋まってる。風流だねぇ」
A「局地的に大雨が降るでしょう」
B「……物欲しげな目で見上げるのはやめろ。誰が貴様なんぞの為に涙雨など降らせるか」
A「局地的に大雨が降るでしょう」
B「馬鹿が」
A「あぁ、優しい雨がしとしとと私の頬を濡らす」
B「んーそうだ、二十五文字でお互いの思いを表現しようよ」
A「じゃあ、あったかご飯と鯖味噌のセットくらい愛してる」
B「うっわ、めちゃめちゃ愛されてるじゃん」
A「だろ?」
B「僕もAがすきだ。例えるなら秋刀魚の醂干し位愛してる」
A「うわ、どんだけ好きなの俺の事」
B「ね、A」
A「ん?」
B「晩御飯、秋刀魚にしよう」
A「だな」
>>395 かわいいなw
イっちゃった電波じゃなくて、恋人同士だから受信できる電波だね
A「お前はモナリザに似てるな」
B「モナリザ」
A「そう、モナリザ。俺が世界で二番目に好きな絵だ」
B「そんなに俺に似てるの?」
A「うん、黒髪だし」
B「黒髪」
A「手がきれいだ」
B「手」
A「それに少し微笑んでいる」
B「微笑んでる」
A「何より動かないところがそっくりだよ」
B「動かない」
A「……ああ、動けない」
B「動けない」
A「世界で一番好きなのに、俺はお前と抱き合うこともできないんだ」
B「俺も好きだよ」
A「その言葉を言うときもお前は表情も変えてくれないんだな」
A「何ですぐ嘘をつくの?」
B「眠いから。」
A「何ですぐ眠っちゃうの?」
B「お腹すくから。」
A「何ですぐお腹すくの?」
B「ダイエットしてるから。」
A「嘘つき。」
B「嘘じゃない。」
A「本当のこと言って?」
B「君が欲しい。」
A「ありがとう。」
B「いただきます。」
A「どうぞ気の済むまで。」
400 :
風と木の名無しさん:2008/10/18(土) 21:24:04 ID:IXdhiJOIO
保守
a「僕が死んだら」
b「君が死んだら」
a「君はどうする」
b「俺はどうすればいい」
a「僕が死んで」
b「俺も死ねばいい」
a「それでは困る」
b「何を困ることがある」
a「僕を想って涙を流してくれるひとがいなくなる」
b「俺は独り君を想って泣くのか」
a「そうだ」
b「君を想って泣くよ」
a「そうしてくれ」
b「君を想って泣きながら君の棺に共に入り泣きながら死ぬというのはどうだろう」
a「それは困る」
b「何を困ることがある」
a「僕はもう涙を流せない体になっているんだ」
b「それはちょうどいい 俺は君の哀しむ顔は見たくない」
A1「あ、あ、あ、ああ」
B「痒そうだね。かいてあげよう」
AA「あああ、あ、ありがとう≒≪何らかのきっかけでスイッチがONになる≫¶」
B「ぼくらに孫の手をつくることはできないんだから」
A8-「う、ううーーーあー/もっと下\\」
B「こんなに硬い身体のくせに痒くなるんだね」
AAAAA「わ、からない本当わ、から+、わアアア亜亜?????」
B「今日の君は舌が回らないようだ」
A!A「さ、むい、よ……ガ゙゙」
B「どうして君が寒がるんだい。変だな」
A???「身体、、ぼくのからだ゙゚゚゚」
B「なぜ、こんなにも急に感覚を取り戻すのか?」
A-error!!!!「ど、≠<<|}|}|どこ」
B「どこにも……ねえ、早く忘れた方がいい、君のためにも」
Aaa????「さむい、さ××ーーー/≪ここから先を読み込むことが難しい≫」
B「そんなのはフラッシュバックだよ……負担がかかるよ」
~A\マイピクチャ\新しいフォルダ「ど☆こにも☆、ど、√√☆」
B「電池を抜いてあげる。おやすみなさい、ほら」
A-25℃「ア????????≪おやすみB≫???AA」
B「ぼくも早くそっちへ行くからね」
A「゚ 」
B「一緒にフラッシュバックしようね」
A「 ゚゚」
B「俺はAのために今日、死にたい」
A「B……」
B「死んでるように生きているAへの手向けだ」
A「……」
B「あと、俺を愛しすぎてそろそろ苦しいだろ」
A「……」
B「Aのそんな悲しい顔……」
A「初めて見た?」
B「うん」
A「死ぬなんて言うな」
B「じゃあ魚になる」
A「さかな?」
B「冷たい体温で静かに生きるってこと」
A「B、死んだのか」
B「……」
A「ああ、魚は話さないのか」
B「……」
A「冷たい」
B「……」
A「……魚は冷たいのか」
B「……」
A「呼吸もない」
B「……」
A「魚はエラ呼吸だからか。水槽の代わりに浴槽に水を張るけど、怒るなよ」
B「……」
404 :
風と木の名無しさん:2008/10/28(火) 16:49:14 ID:lIWe/mo1O
保守
「……、」
「起きたか。もう昼だぞ」
「……、」
「おい。まだ寝る気か。俺は客だぞ、客、酒も出さずに寝顔を見せるのが君の流儀か。そしてなぜ泣いてるんだ」
「……ゆ、ゆめ、を、みて、」
「ああ、夢か。どんな夢だ。学生時代にフロイトを読んだことがある。分析してみせようじゃないか」
「……し、しんだ、ゆうじんのゆめを、みている」
「ふむ。……まあ大抵の夢は性欲を暗示しているからな。君はその友人に密かに欲情していた。どうだ」
「……ああ。今も、愛している。愛しているんだ」
「…………冗談だ。あんまり泣くな。死んだ友人も浮かばれんじゃないか」
受「ねぇ君、僕のことだけを好きでいてね」
攻「わかった」
受「今ここで、僕を殺してくれるかい」
攻「わかった」
ざくざく、ばき、ずるり
受「―――…」
攻「わかった」
受「―…」
攻「わかったから早く俺のことを愛してくれ」
>>406 めちゃくちゃ萌えてしまった
電波で無機質な攻めが好きだ
409 :
風と木の名無しさん:2008/11/13(木) 02:01:42 ID:RFlUv5eKO
ほしゅ
「好きにすれば?」
「それじゃツマラナイ」
「どうでもイイからさ」
「せっかく拉致ってきたのに、それはナイだろ?」
「もう生きてるのメンドイし」
「生きろ!!!!」
「殺してくれてもイイのに」
「そ、そんなリスクの高いことはしたくナイよ」
「じゃぁ、何したいワケ?」
「おまえを調教したり、犯したり、性奴隷にしたり
とかかな」
「ふ〜ん、ウザったいのはスルーしてイイ?」
「ウザったいって? そんなこと言える立場か?」
「んもうっ、好きにすればイイじゃん」
「それじゃツマラナ…あ…この会話ループしてる」
411 :
1/2:2008/11/13(木) 12:22:02 ID:RvgEADQnO
「うん」
「ちゅー」
「うん」
「ハグ」
「うん」
「暗転」
「うん」
「腕枕」
「それはどうだろう」
「何でさ」
「その前の段階で僕らは融合してるじゃないか。したくても出来ないよ」
「融合?」
「うん」
「腕は何本?」
「2本」
「足は?」
「2本」
「胴体は」
「1つ」
「頭」
「2つ」
「…………」
「嫌かな」
412 :
2/2:2008/11/13(木) 12:24:22 ID:RvgEADQnO
「嬉しいけど、融合したら君も僕も自分じゃなくなるよね」
「そんなことないよ。君は君で僕は僕で、更に君は僕で僕は君になるんだよ。素晴らしいと思わない?」
「僕は僕で君じゃないよ」
「今はね」
「今後僕は僕且つ君になったとしたら、それは既に僕とは言えない」
「………………そうなの?」
「そうなの」
「そうなのか……ごめんね」
「良いよ。じゃあもう一回今後の予定を考えようか」
「うん」
413 :
1/2:2008/11/16(日) 17:07:18 ID:9yt/UA000
「ぴあのがきれいですね」
「ぴちぴちの買いたてですから」
「るくせんぶるぐまで行ってきたのですか」
「ぴゅーろらんどまで行ってきたのですよ」
「るーれっとルールはどうしたのですか、話が違う」
「ぴあにすととして妥協は許されなかったのです」
「るくせんぶるぐよりぴゅーろらんどを選ぶというのか!」
「ぴーえす、そしてあなたのこいびととしても」
「ぴんぽいんとにはずかしいところをいわないでください噴火しそうだ」
「るねっさんすをつらぬくよりも、あなたのよろこばしい顔の方が見たくって」
「ぴすとん運動よりも、すごく、よろこばしいです」
「ー ー ー。それではいっしょにうたってください」
「♪ ♪♪ ♪ ♪♪♪」
414 :
2/2:2008/11/16(日) 17:08:24 ID:9yt/UA000
「……なんだかこれは違う気がする」
「そうですね。じゃあ灰色のとげとげバットを買ってきます」
「じゃあ俺天使の羽買ってくるわ、イギリスまで」
「クラシックな方向性でよろしいですか?」
「あえてブリッコ風のチョイスにトライだ」
「グレーのブリ天及び北部アイルランド連合王国と言うわけですね」
「イエスイエスイエス。連合王国を、レッツ作ろうぜ!」
「えー領土狭すぎじゃないですか」
「起きてバンジョー寝て一条大橋というじゃないか」
「隊長、我々の領土に橋が見当たりません!」
「なんてこった、これじゃ一緒に眠れない!」
「しかたないからベッドで代用しましょうか」
「夢の世界へ渡る橋と言うわけですねこのロマンチストめが」
「万雷の拍手と夢の世界への同伴許可をありがとう。さあこのまま作りましょう、私たちのエクスカリバー……」
「エクスカリバーってどうやれば作れるんだ?」
「じゃあ作り方の本買ってきます、イギリスまで」
「いってらっしゃーい」
416 :
風と木の名無しさん:2008/11/27(木) 19:01:20 ID:pyb6IL4iO
ほしゅ
「システム開始しています...NOW LOADING...」
「おはようございます」
「システムを開きますか?」
『⇒はい いいえ』
「ではパスワードを入力してください」
『XDCFVGBHNJJHGVB<L+P』
「エラーです」
「もう一度入力してください」
『DGYUIOPL+QS><AMNC $』
「エラーです」
「もう一度入力してください」
『#$E%RT&'U()IMO<=P+<』
「エラーです」
「本日の入力上限回数を超えたので、セキュリティをロックいたします」
「日付が変わりましたら、入力し直してください」
「ではまた、明日お会いできるのを楽しみにしております」
「システムダウン」
『YOU*ARE*MY*SUNSHINE』
『自分で決めたパスワードなのに、どうしていつも間違えるんだろう』
B「ごめんなさいA」
A「いやだ」
B「……五里霧中……」
A「桃栗三年、柿八年。お前は十年許さない」
B「四捨五入」
A「石の上にも三年」
B「……二階から目薬……」
A「お前がそれじゃ二進も三進もいかない」
B「一期一会」
A「許す」
B「升で量って箕で零す」
A「ふざけるなよ」
保守
421 :
風と木の名無しさん:2008/12/11(木) 18:25:16 ID:ShXCEo1L0
ageるよー
A「どうして俺は生きているんだろうか」
B「なんだか急にセンチメンタルだね」
A「だって不思議じゃないか?探せば探すほどからっぽなんだ」
B「神様の意思、とか」
A「でもこの空気を吸うのもこの椅子に腰かけているのもこの言葉を話すのも
俺じゃなくて他の、別の誰かでもよかったはずだ」
B「そもそもどうして理由がいるんだ、意味なんて無意味だろう」
A「…意味はほしい、それを俺のレーゾンデートルとして認識したいんだ」
B「ならこの空気を吸うのもこの椅子に腰かけているのもこの言葉を話すのも
この君を愛するのも僕じゃなくて他の、別の誰かでもよかったはずだ」
A「・・・・・・・・・」
B「もっというなら君が君でなくて僕でない人と愛しあったとしてもいいはずだ」
A「それは、そうか、でも、ああ・・・・悲しい、な」
B「ああ、それこそが無意味だ」
A「わかった、わかった、もうわかったから、俺が間違ってたよ、わかったよ」
A「お前をこうして泣かせないために、俺はいたんだな」
423 :
風と木の名無しさん:2008/12/16(火) 00:36:19 ID:gIz/HbzeO
ほす
『何度やっても式が上手く出ないんだよ グラフ書かなきゃいけないのに』
「設定する値がおかしいんじゃないか? 今何入れてんの」
『「好」』
「左側だけ入れてみれば?」
『・・わりとはやめに0に収束したけど』
「んじゃもっと小さく『気』とか」
『・・定常状態をとったのち、ゆるやかな曲線を描いて単調に減少 また0』
「まだか・・んじゃやっぱこれでしょ、『体』!」
『・・いきなり・・・しかもまさかのエラー・・』
「はぁ? じゃベタに『恋』」
『・・頭打ち』
「えーと、あとはなんだ・・あー、なんだ、その、『想』とかか」
『・・! 直線的に増加した!』
「うーん・・」
『もういい!もういいよね!!もうこれでグラフ書くわ!手伝ってくれてありがと!!』
「いや、待て!まだだ・・まだゆるい!まだ入れてない値があるだろ!」
『そう? 「金」とか?』
「『愛』が残ってるだろ!!」
『えー・・それじゃあまあ一応・・「愛」を代入』
「・・あれ? 意外に上手く行かないな・・あ、もしかしてこの辺が余分なんじゃね?」
『それじゃあ真ん中の値だけ代入してみる』
「シンプルなのが一番ってな・・ お、おおおっ!!」
『・・出たっ!!!』
「『無限大に発散・・!』」
A「苦しいなぁ」
B「どうした?」
A「なんか胸が苦しいなぁって」
B「病院行けよ。風邪か?熱は、ないみたいだけど」
A「死にそう…すごいドクドク言ってる」
B「…本当だ、大丈夫か」
A「重病なんだってさ、俺。先生に見て貰わないといけないんだ」
B「じゃあ、行こうよ?」
A「…先生治して」
B「だから、行こう」
A「恋の病って知ってる?」
B「知ってるよ、ほら立って」
A「どこいくの?」
B「ベッドだよ」
A「君はにゃーって言わないのかい」
B「いわないよ」
A「にゃん!」
B「君が猫なの」
A「ちがうけど。ほら撫でてあげるからおいで」
B「にゃー」
A「あ、言った。かわいいね」
B「君もね」
A「のらねこになりたいの?」
B「君が飼ってよ」
イブに保守
「なんで意地悪ばかりいうんだ」
『はぁ』
「僕は君がこんなに好きなのに君は僕を嫌いなのか」
『君が僕を嫌いなくらいには嫌いだよ』
「そうか……」
『うん』
「そんなに嫌いなのか……」
『そんなに嫌いなのか!?』
A「死ね死ね死ね死ね」
B「なに」
A「別れろ別れろ別れろ別れろ」
B「どしたの」
A「振られろ振られろ振られろ振られろ」
B「もしもーし?聞こえてますかー?」
A「はい、もしもし。こちらはAです。ご用件をどうぞ」
B「Aから殺気を感じるのですが」
A「ええ、全力で呪っていましたから」
B「誰を」
A「Bと付き合ってる笑顔の可愛いあの娘」
B「え…」
A「僕はあの娘がとてもうらやましいです」
B「ああ……」
A「Bに愛されている可愛いあの娘」
B「A……」
A「次はBに愛を送ります。こっち向けこっち向けこっち向け…」
>429
スレ史上最悪の悲劇
全俺が泣いた
保守age
「子リス」
「済まない今切らしてる」
「プードルは?」
「痛い、それもなかったんだ」
「ならお前」
「それなら奥の棚にたんまりある、好きなのを持っていけ」
「ここにあるのがいい」
「ディスプレイ用です、お客様」
>433のとこの展示品をいったいどう攻略したものか、
と小一時間どころではなく悩むうちに日付もかわったがまだこたえはみえない。
このスレを見ていると時々ブームくんを思い出します
436 :
1/3:2009/01/10(土) 23:55:46 ID:Lmr5B/+w0
B『もうお前に俺の声は聞こえないけど、俺はずっと隣にいるからな。お前が生まれた場所に還るまで』
A「君は元気にしてるんだろうか」←B『おー。あの一瞬の思い出だけで、俺はこの先ずっと歩いてける』
A「一体、君はどこにいるんだろう」←B『心配すんな。もうちょい、ここから一丁目分歩いた先にいるから』
A「もう寒くて眠たい。いっそ片方を毟って……あれ?」←B『寒いのか?なら俺のジャケットやるよ。破いて穴を開けてやった』
A「僕はこの上着をいつから着てたんだっけ?」←B『いつからだろうな、俺とお前が離れ離れになったのは』
A「きっと君は僕の姿を見たら逃げてしまうから、人の形に化けようと思う」←B『え、お前って羽が生えた白い鳥だったのか!?』
A「君を騙してしまう僕を許してほしい」←B『俺だってお前に嘘をついていた。ごめんな』
A「でも、君に会ったら、必ず言おうって決めてる言葉があるんだ」←B『あ、それ見事に俺とかぶってるぞ』
A「……あっ」←B『さあ走れ。道と道が交わる点は笑えるくらい狭い』
A「やっと会えた。あー…相変わらずの満面の笑み」←B『当たり前だろ?それにさっきので余計ニヤけるっつーの』
437 :
2/3:2009/01/10(土) 23:56:34 ID:Lmr5B/+w0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
A「あれ。僕とお揃いの靴だね。でも紐がちゃんと結べてないよ」→←B「お前に会うために一万光年を駆けてきたんだぜ」
A「君を誰よりも愛してる。大好きだよ」→←B「お前のこと世界で一番好きだ。すげー大事」
A「君に会うまで冬を百回越したんだ」→←B「お?俺のジャケットと同じ柄。でもなんか背中が破けてねーか?」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
438 :
3/3:2009/01/10(土) 23:57:34 ID:Lmr5B/+w0
B「居た!つーか、なに泣いてやがるんだよアイツ」←A『嬉し泣きだよ。ごめん、さっきの君の言葉で余計に泣きそう』
B「……あ!!」←A『早く行って。針と針が重なる時間は泣きたくなるくらい短い』
B「ま、とりあえず会ったらガツンと言ってやんないとな!」←A『あれってガツン!だったんだ。君らしいや』
B「お前に嘘をつくことになるけど、勘弁な」←A『僕も君を騙してたんだ。ごめんなさい』
B「多分お前がこの姿を見たら逃げるだろうから、人の形に化けようと思う」←A『……ああ、君は四本足の黒い獣だったんだね』
B「俺ってスニーカーをどこから履いてたっけ?」←A『どこからだろうね、君と僕が離れ離れになったのは』
B「いーかげん足痛ぇし重いし。一本くらい千切って捨てて……ん?」←A『駄目だよ!ほら、早く僕の靴を履いて』
B「一体、お前に会えるのいつになるんだ?」←A『もうすぐ会えるよ。時計の針があと一回りくらいしたら』
B「お前は元気にやってんのかよ」←A『うん。あの一瞬の思い出だけで、僕はこの先の時間を生きていける』
A『もう君に僕の姿は見えないけれど、僕はこれからも君の傍にいるよ。君が生まれた時間に還るまで』
よみづらいうっとおしい
Aが上、Bが下から出発して真ん中で合流してまた別れる
別れた後は互いの時間を遡っている。相手には見えない
合流したときAとBの靴が同じなのは、
合流する前のBに別れた後のAが靴をあげたから
合流したときAとBのジャケットが同じなのは、
合流する前のAに別れた後のBが上着をあげたから
441 :
風と木の名無しさん:2009/01/11(日) 09:29:38 ID:sxaU+wPFO
「みーんみんみんみん」
「地面の下から出てくるな」
「厨二ポエム厨二ポエム厨二ポエム」
「キーボードを壊すな」
「自己陶酔自己陶酔自己陶酔」
「いちいち触るな」
「読みにくい読みにくい読みにくい」
「改行入れれば済む。ケータイにも配慮しろ」
「鬱陶しい鬱陶しい鬱」
「躁、躁、躁」
「元気出た!元気出た!元気出た!」
「そりゃ良かった」
「みーんみんみんみん」
「でもお前は凍えて死ね」
>>438 今までの中で一番好きだ
改行は置いといて、切なくていい
53 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2002/11/30 21:22 ID:KH2hHLaT
攻「こんにちは…こんにちは…」
受「行為の最中に何の挨拶だろうか」
攻「受に挿入している部位の気持ちを代弁している」
受「オレに挿入している攻の部位はそんなに礼儀正しいものだったのだなあ」
攻「受に挿入しているオレの礼儀正しい部位をもっとフレキシブルに動かしていいでしょうか」
受「オレに挿入している攻の礼儀正しい部位の意志ならば諸手を上げて大歓迎」
攻「お邪魔します、お邪魔します、お邪魔」
受「ようこそ、ようこそ、ようこそーーー!!」
951 :風と木の名無しさん :2005/06/22 23:19 ID:52qKSBne
「それはちょうどあれやな、オリオンとサソリみたいなもんや」
「なにかっこつけたこと言うてんの。星なんかみたことないくせに」
「あるっちゅうねん星ぐらい。あっちの銀河つくったん俺やぞ」
「だからあそこの星は家帰る時ちっとも役に立たへんねや」
「どういうことやねん」
「光り方滅茶苦茶やもん。おかげでトンボの目玉3ダースはなくした」
「そんなもん背骨の神経ていねいに剥がしてったら一発やんけ」
「あーめっちゃ気に入ってたのに。8年分のキラキラを返せ」
「また一緒に探しにいったらええやん」
「…それよりここはどこやねんな」
「わからん。流れ星泣いとったから西なんちゃう」
「あれもお前が作ってんやろ?あてにならんなぁ」
「とりあえず手ぇつないどこうや」
「せやな。 追っかけっこはもう腹いっぱいやで、ほんま」
22 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2005/10/04(火) 01:56:25 ID:qTP1fCYs
攻「なあ、久々にエッチするのに浮かない顔だな。」
受「僕わかったのです。攻の事好き。だけど一緒にはなれないのです。」
攻「あー、だからゴメンって。冷たくしたり女遊びしたり殴ったりもうしないから。仲良くしようぜ。」
受「違うのです。そんなことどうでもいいのです。でもだめなのです。」
攻「ガタガタうるせえよ!濡らさずに挿れちまうぞ。」
受「どうせならもっと深く突いて下さい。」
攻「分かったから。」
受「内臓突き破って肋骨をくぐって口からぺニスが出るまで。」
攻「はあ!?」
受「僕と君がつながっても所詮十数センチだけです。」
攻「しゃあないだろ!!」
受「そう、仕方がないのです。僕への愛情は十数センチしか伝わらないのです。僕の身長は175センチあるのにあんまりじゃないですか。」
攻「意味わかんねーよ。」
受「しかもセックスが終わったら離れ離れです。僕…っは、あ、どうすれ…ば、ああ…。」
攻「おいおい、いきなり自分の指突っ込んでオナニーしだすなよ。」
受「…こうすれば、僕、は、僕とつながって、一人じゃないから、嬉しいのです。
僕の直腸から指までは、つながっているから、いつも僕は、僕の肉、と一緒、なのです。」
攻「うぜえな!だったらずっとそうしてろよ!!」
攻「あーあ、こいつ寂しがりすぎて、本当に指とケツの穴がつながっちまったよ。」
53 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2005/10/12(水) 11:00:15 ID:L7E7xHO+
「頭の中でぎちぎち鳴いてんよ、おかしい頭を取り替えてくれよ」
「俺はぎちぎちしないから。取り替えたらお前じゃなくなっちゃうだろ」
「いいよいいよ、うるさいくらいなら。内側破って出てきちまう、替えなくたって俺は死ぬ」
「耳掃除したら出てこないかな、懐中電灯で照らしたら」
「馬鹿じゃねぇか、出てきたら俺は死ぬし次はお前がぎちぎちだ」
「お前が死ぬのはいやだけど、俺がぎちぎちするならいいよ」
「お前馬鹿だよやっぱ馬鹿だ、こんな事の繰り返しだ、元々これは誰の頭だ」
「お前自身の頭だよ、俺が大好きなお前の頭だ」
「ぎちぎちしてる間は考えられる、取り替えたら霞がかかる、今なら全部わかってるのに、ぎちぎちにだけは耐えられねぇ」
「耐えなくていいよ、いいこと思いついた、お前と俺の頭を替えよう、俺たちのベクトルが変わるだけで本質は何も変わらない」
「前は俺もそういったんだ、ぎちぎちしてるお前を見てられなくて、でも結局繰り返しだ、俺もお前もぎちぎちしてなきゃ大馬鹿だ」
「ぎちぎちがなくなればすっきりするよ、それが正しかったってすっきりできるよ」
「また言わせた、また、ちくしょう取り替えたいなんて言うんじゃなかった」
「気にするなよ耐えて見せるよ」
「俺だってそう思ってたんだ、これは何回目の繰り返しだ、くそったれのこの頭、初めは誰のものだったんだよ」
「俺のだったことにしていいから」
「そのうちお前だって耐えられなくなる」
「上手くいくかもしれないじゃないか」
「俺もお前も、もう何回もそう言った」
68 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2005/10/16(日) 01:07:09 ID:VbBcQkuy
受「ぷるるるる」
攻「?」
受「るるるるるる」
攻「何だ」
受「るるるるるる」
攻「……鳥?」
受「……ちがるるるるるる、でんわるるるる」
攻「……ああ」
受「はやくるるるるるる」
攻「面白いな、俺としてはもう少し見ていたいのだが」
受「………………ばかるるるるるる、るるる…………つー、つー」
攻「ああ、切れてしまった」
受「受から不在着信一件」
攻「何だお前からか」
受「私は電話です、受ではありません。……ところで、受はまだ電話帳登録されていません。新規登録をしますか?」
攻「よく喋る電話だな」
受「新規登録をしますか?」
攻「……やっといてくれ」
受「ぴろりろりん、電話帳一件新規登録しました」
攻「ありがとう」
受「どかーん、この電話の電話帳登録機能は突然故障しました。もうこれ以上新しい番号の登録はできません」
攻「構わない」
69 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2005/10/16(日) 01:15:05 ID:VbBcQkuy
受「受から留守電一件。再生しますか?」
攻「今の間で、録音する暇があったのか?」
受「受から留守電一件。再生しますか?」
攻「………………再生してくれ」
受「ぴー、…………受です、攻に電話をするのはこれが初めてです。そういえばオレは今までいつも攻と一緒に居たので、攻に電話をした経験は全くありませんでした」
攻「今も一緒に居るだろう」
受「今、攻の隣に居るのは電話です。オレは今、とても遠くに居るのです」
攻「何だこの留守電は会話ができるのか」
受「会話などしていません。オレはさっき遠くから攻に電話しましたが、不在だったので仕方なく今メッセージを吹き込んでいるのです」
攻「それは悪かった。続けてくれ」
受「…………オレが今遠くに居るのは、攻と電話がしたかったからです」
攻「それは悪い事をしたな」
受「攻の声を受話器越しに聞いてみたかったのです」
攻「悪かった。」
受「はい、攻はとても悪い奴です」
攻「悪かった悪かった。……ところで、受はいつ帰ってくる」
受「ああそうだ、オレは今日とても遅くに帰ります」
攻「そうかなるほど」
受「オレは電話に出なかった攻に腹を立てているのでそんな早くには帰りません」
攻「そうかそうか、分かったよ。……さて、それなら充分時間もある事だし、糸電話でも作りながら受の帰りを待」
受「あ、オレもそれ作る!」
攻「おおすごい、電話がいきなり人間になった」
111 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2005/10/25(火) 20:43:23 ID:DHrf1G+w
A「…いやそっちじゃなくて滑稽で涙ぐましくておぞましい方、そうそう四丁目の方の。
そうそいつ、喉に舌が張り付いたあの間抜けなピエロ最期まで涙が出ないって
そればっかり干上がった声で嘆いていたんだよ他に考える事が在るだろうにね。
きっと魂まですっかり乾いてたんだろうね本当に滑稽だよね」
B「 」
A「そうそう。…なんだか君、今日はいやに饒舌じゃない。 え?眼球に。
うわあ卵白。血管が。 なるほどねえ道理で妙にぐにゃぐにゃだと思ってたけど。
え? 判ったよもう今やるよ、孵化させるとか食い破るとか脅かすなって」
B「 」
A「…もしもし警察なんですが。あ、間違えました警察ですか俺です俺です。おれです。
いえ詐欺じゃないです殺人です、違う心中ですいや矢っ張り殺人です。
そうですひとのひとごろし、ひとごろしです。 え、ひとでないひとでなし。あははは。
恋人ですいけませんか。けど生き甲斐です希望です全部です大好きで全部です」
B「 」
A「また間違えた、生き甲斐でした希望でした全部でした未だ大好きです全部です。
いえ奴はもう物体なので殺人者ではないです。ないと思います。
あはははそうですひとでなし、でも奴は良い奴ですからほんとう良い奴ですから、
良い奴ですまっすぐな奴なんですだからそんなに言わないでやってください。
ほら今も俺をあんなに気遣って捕まっちまう逃げろ逃げろ逃げろって」
B「 」
A「…逃げろ泣くな逃げろってほらもう必死。 お巡りさん聞こえますかあはははは。
あ、後ひとつ良いですか。涙の止め方はご存知ですかね、え、知らない。
…ああ、四丁目のあいつに聞けば良かったんですかねこれはこれで大層滑稽で、存外辛い」
B「 」
B「 」
123 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2005/11/09(水) 02:28:00 ID:UHBVzo90
「結婚しよう!!」
「はぁ?」
「やっぱり6月がいいと思うだろ?」
「ジューンブライドか?梅雨だから雨が降るかもしれないぞ。」
「大丈夫!頼りなさそうに見えるかも知れないけど俺何とか300万貯金あるし、給料三か月分の指輪も買うから!」
「パターンだな。」
「ハネムーンはやっぱり海外がいいよね?俺ハワイがいい。」
「ハワイかよ。海外といったらそれしか思い浮かばないんだろう。」
「教会で神様の前で誓うんだ、病める時も健やかなる時もって・・・・。」
「俺仏教。」
「やっぱり一姫二太郎だよな。おしゃまな女の子とやんちゃな男の子と。
お前に似てかわいいだろうなぁ。」
「男同士じゃ子供は出来ないぞ。」
「俺がんばって働いてちっちゃくても庭のある一戸建て買うんだ。犬とか飼いたいよな。犬好き?」
「動物アレルギーだ。」
「楽しみだなぁ。綺麗なんだろうな・・・花嫁姿。」
「どうやら俺が花嫁として決定しているようだが、とりあえず名乗れ。」
166 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2005/12/04(日) 14:28:43 ID:cE9vmxPF
A「今から、『好き』の代わりに『ぬるぽ』と言う事にします」
B「では俺は『好き』の代わりに『ガッ』と言う事にします」
A「ぬるぽ」
B「俺も、ガッ」
………
B(あれから一度も言ってくれない。
お前が言わなければ、俺は自分の気持ちさえ言えない)
167 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2005/12/04(日) 18:10:16 ID:C24jCqFM
ぬるぽぬるぽぬるっぽっ!!
168 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2005/12/04(日) 22:50:42 ID:bljT7neR
ガッガッガガッッ!!!!
169 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2005/12/05(月) 00:20:22 ID:8Sw2w3Tk
>>167-168 =ラブシーン
305 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2006/03/26(日) 00:43:58 ID:i2GAhE2U
受1「赤い星が見える」
受2「火星だね。愛には不向きな場所だよ」
受1「とてもきれいな赤じゃないか」
受2「石と砂しかない。ひどく寒い。赤い砂漠は血も凍るほど寒いよ」
受1「攻が歩けば赤い砂も薔薇の花びらになるさ。俺は攻の隣で赤い花びらを一緒に蹴り上げて遊ぶんだ」
受2「砂漠には蠍がいっぱいいるのにかい」
受1「攻のキスときたら蠍の火みたいに熱いんだから問題ないさ」
受2「ああ、問題ないね」
受1「おや、君は泣いてるね」
受2「蠍に刺された時のことを思い出していたんだ。攻は僕の胸の穴に赤い砂をぎゅうぎゅうと詰めてね」
受1「ぎゅうぎゅう」
受2「凍える唇で愛を誓って、ダイヤの指輪で蓋をしたよ。見る?」
受1「本当だ。攻のてのひらに刺さった欠片とおんなじ赤色だね。」
受2「そうだよ、おんなじだよ」
受1「じゃあ俺は蠍の穴に赤い花びらを入れていっぱいにしてもらおう。ぱりぱりに凍った小さな花びらを詰めてもらって攻の右の耳のダイヤをもらおう。」
受2「ああ、そうするといいよ。ねえ、実は攻はもう、あそこにいるんだろう?」
受1「さようなら、君を火星に連れて行けなくてごめんよ」
受2「さようなら、火星で君を刺すだろう蠍によろしく」
428 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2006/07/02(日) 04:35:44 ID:J0oY7sMY
「かわいてる」
「そうですね」
「乾いてる。渇いてる。かわいてる。カーワーイーテール」
「繰り返さなくても良いですよ。四回も」
「河合テル」
「誰ですか」
「…近頃やけに乾くと思って、よく見たら、僕は砂じゃないか!」
「そうですよ」
「そういう君は石だ」
「そうなんですよ」
「僕は砂で、君は石!潤いがない、全くない。かわくのも当たり前だ」
「そのとおりですよ」
「ああ、僕等はなんて不毛な関係なんだろう」
「そんな事はとうの昔に知っていました」
「君も知っていたなら教えてくれれば良かったのに!」
「なら私が知っている事を教えします」
「なに?」
「砂が多くの鉱物の集まりだという事はご存知ですか?」
「いいや」
「今度、拡大鏡で砂をよく見て御覧なさい。
そのひと粒ひと粒、ひとつひとつが沢山の細かな岩石だという事がわかります」
「そうなの?それは知らなかった」
「そして、そんな砂が沢山集まって固まると何になるかというと、やっぱり石になるんです」
「え、ちょっと待って。という事はじゃあ、砂の僕はいつか石…君になるのの?」
「なる、のではなくて砂がもうすでに石の集まりなんです」
「え?石が砂で、砂が石?…でも砂が固まると石になって…あれ?つまりどういう事?」
「つまり私達はとても、お似合いだと言う事です」
519 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2006/09/08(金) 22:14:15 ID:y/ENDVM30
攻「ああ、なでこのよなじたいになたのでしょか」
受「いつまでもこのままがいいのだが駄目かな」
攻「しぬほどあたがすきなにつたえらのがつらし」
受「てのなかにお前がいるのだと思うとうれしい」
攻「るいせんはゆるのにちのよにながれませよ」
受「がまんせずに早くこうしておけばよかった。」
354 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2006/04/23(日) 18:43:08 ID:yAglhFQ/
「先輩」
「いやいや僕は先輩さんではないよフェンリーラ」
「またですか、先輩。俺は石川であってフェンリーラじゃないですよ」
「嗚呼お前はいつから忘れてしまったんだ僕とフェンリーラはスター星で生涯をともにしたというのに」
「あーまたスター星の話ですか」
「ああそうだきっと僕とお前があの日グラグラ揺れるみかん箱の中で明日また会おうねと手首とかを切った日からだ」
「いやリストカットなんてしたことないですから。ていうか先輩」
「なんて嘆かわしいことだ、あんなに一人で黙々と小生は愚鈍でありますので後日また会いましょうといい続けていたのに」
「もーしもーし、せんぱーい?」
「狂ってしまったのは僕なのかお前なのかシェンシュアなのか嗚呼だめだ意識を保つために必要な空気が無い窒素をくれ窒素を」
「窒素なら空気中にたくさんありますよ」
「こんな淀んだ窒素ではいけない窒素が赤黒い二酸化マンガンに変化してキラキラ光ってるから」
「じゃあどんな窒素ならいいんですか」
「フェンリーラのくれる窒素ならいい」
「…はい。」
「これでいい助かったフェンリーラ、お前は命の恩人だ!スター星につれていってやろう」
「そりゃどうも、先輩、あのーじゃあ話聞いてくれます?」
「スター星は第85241625543個目の星で生まれた小さな羊が開拓をしてミルク川を作った」
「あっシカトですね、シカト…」
「空気中の酸素が羊によって奪われてしまったので僕らは窒素を吸って手首を切るしかなかったのに」
「はいはい」
「そしたらあのシェンシュアがあああ、ぬぬモバイルフォンというのを開発して爆弾を作って羊を爆破したのだあ」
「それで?」
「爆破爆破爆破で僕らの住んでいた二酸化マンガンで形成された雪結晶のお城が壊されて、それで
僕とフェンリーラはみかん箱に住むしかなかったのだ!」
「そりゃおめでとうございます」
「ああ駄目だ寝るなフェンリーラ!寝たら窒素が化学変化するぞ!虹色になってお前を慰めちゃうぞ!」
「瞬きしただけですから、先輩。先輩、お願いです」
「だから僕は先輩さんではない!だが愛しいフェンリーラのお願いならなんでも聞いてやるぞハハハ」
「なんかムラムラしてきたんでツッこんでいいですか。」
「だめ。」
220 名前:1/4 投稿日:2005/12/29(木) 16:31:06 ID:seBhiaQd
息子「とうさんーーーーーー!!!!!」
父親「わたしは倒産などしておらん!!」
息子「会いたかったよー倒産〜〜〜〜!!!俺、この801巻ずっと父さんのこと探してたんだ。こんなところに居たんだね、父さん!」
父親「解せぬ」
息子「解せないか」
父親「801巻が解せぬのだ。年に置き換えてあるとしても801とは如何な」
父親「くコ:彡←いか」
父親「私はイカだ」
父親「いや鳩だ」
息子「僕はイカですか鳩ですか父さん」
父親「…今日は天気が良いな息子よ。散歩にでかけてくるぞ。くるっくーーーーーーー(ばさばさばさ)」
息子「愛し合いましょう倒産」
息子「ばさばさばさ」
父親「追ってき」
父親「たー!」
息子「愛し合いましょう父さん」
息子「ばさーらばさーら」
221 名前:2/4 投稿日:2005/12/29(木) 16:31:54 ID:seBhiaQd
父親「ところでこのまま行くと木にぶつかるな息子よ」
ぐさっ
息子「刺さった!」
父親「一体どこの部分で木に刺さってるんだ私達は…」
息子「しっぽ」
父親「破廉恥な想像をしてしまったぞ私は…」
息子「どんな想像ですか父さん」
父親「言えないな」
息子「いえないなら態度で示そうよ〜」
息子「ほ〜らみんなで」
息子「1・2・3」
父親「お前は母に似て人間の姿をしていると思っていたら、しっぽも羽もあるのだな」
息子「母さんは人間ですか父さん」
父親「学だ」
息子「学?」
父親「弟だ」
息子「弟と結婚したんですか父さん」
父親「できちゃった婚だった…」
息子「俺はどうやって生まれたんですか父さん」
父親「それを私の口から言わせる気か」
息子「俺だって家族のこと知りたいです父さん」
父親「ならばお前のいう通り態度で教えてやろう(服脱ぎ)」
父親「着てたの!?」
息子「着てたの?!」
息子「俺も着ぐるみ脱ぎます父さん(ぬぎぬぎ)」
父親「どうだ息子よ…これが私の真の姿だ!」
222 名前:3/4 投稿日:2005/12/29(木) 16:32:28 ID:seBhiaQd
息子「ああ…っ父さん!格好いい!!!」
父親「ふふふ…お前もたくましくなったな…なでなで」
父親「さすりさすり」
息子「///どこさすってるんですか父さん!」
父親「もみもみ」
父親「こねこね」
息子「こね?!」
息子「どここねてるんですか父さん!」
父親「…ああもう辛抱できん。行くぞ息子よ!(刺し)」
息子「うっ?!何を刺したですか…とうさん…」
父親「ふふふ…私の特大ニンジン並みのビッグなあれさ」
息子「ああっ父さんの熱い……」
父親「…っ息子よっ…、お前の中も熱いぞ…蕩かされそうだ」
父親「しっぽ刺さった者同士どうやってるんだ」
息子「もう着ぐるみ脱いだからしっぽないです」
父親「…はぁっ息子つ…ちなみに私達は今木から落下中だな…うっ」
息子「あああっ父さん……」
息子「落ちるぅぅぅ」
父親「はっ…はぁっはぁっ、、ッ…!(←中出し。)←孕ませた」
223 名前:4/4 投稿日:2005/12/29(木) 16:33:00 ID:seBhiaQd
息子「もう孕んだの?!早いよ!」
父親「さすがだろう(自慢気)」
父親「ふふ…お前もこんなに出して←指に絡め取り」
息子「なっ…父さん!///」
父親「←そして舐めさせ」
息子「んんんっ」
息子「すっぺーーーー!!!」
父親「←そしてキス←そして第2ラウンド」
息子「ああっ父さん!待って、もう…」
父親「すっぱい…何故すっぱいんだ息子よ-----(←腰打ちつけ始める)」
息子「うあっああっやめっ…あああああっ!」
息子「おとーさーん」
ぐしゃっ←落ちた。
456 名前:1/3 投稿日:2006/07/24(月) 18:27:58 ID:iu3ZNymG
「君がばらばらになった夢を見た」
「小さく砕けて崩れ落ちたんだ。僕の目の前で」
「僕は君を必死になってかき集めて、なんとか元に戻そうとした。パズルを組み立てるみたいに」
「でも駄目だった。世界一難しいパズルである君に覆いかぶさって、僕はわんわん泣いた」
「"僕がどんなパズルも解けるパズルの達人だったらよかったのに!!"叫んだところで目が覚めた」
「目が覚めた後、僕はいろんなパズルを買ってきた」
「木製パズル。地球儀パズル。数字パズル。チョコレートパズル。ミルクパズル。知恵の輪…他にも他にも」
「パズルの達人になるなら、これくらいは全部解けるようにならなきゃいけない。僕はそれにかかりきりになった」
「僕は、いろんなことをするのを忘れた」
「寝ること」
「食事をすること」
「お風呂に入ること」
「あと君からの電話に出ることも」
457 名前:2/3 投稿日:2006/07/24(月) 18:29:55 ID:iu3ZNymG
「それが音信不通になって、部屋の真ん中でパズルピースを握り締めて、ぶっ倒れていた理由ですか」
「うん。自分の肉体の限界を考慮していなかった事が主な敗因だよ」
「その集中力、もっと別の方向に使ってください」
「それにしても君が13階にある僕の部屋のベランダに突然現れたのにはびっくりした。
仁王立ちで凄まじい形相で窓を叩いていた君は、まるでホラーな卒業を見ているようだった。
でも一体、どうゆう現象が作用してそんなことが起こったのだろう?
時空の歪みによるワープ?それとも宇宙人の手によるテレポート?それとも…」
「隣の部屋の方にお願いしてベランダに入れてもらって、そこからあなたの部屋のベランダに飛び移ったんです」
「隣の人、いい人だなあ」
「ええ。隣の方には後で改めてお詫びとお礼をしに行かなくては。おかわりは?」
「うん、もらう。君のつくってくれたタマゴ粥は美味しい。ちょっと薄味だけど」
「何も食べてない胃にはこれでいいんです」
「・・・・・・・・」
「なんですか。涙で塩味をつける気ですか?」
458 名前:3/3 投稿日:2006/07/24(月) 18:32:01 ID:iu3ZNymG
「違う。こんなパズルのひとつやふたつ解けなくて、僕は悲しい。
君がばらばらになったら僕はどうやって君を元に戻せばいいんだろう」
「別に大丈夫ですよ。あなたがパズルの達人になれなくても私はパズルの達人ですから。
あなたは達人というものを甘く見てますよ。
本当の達人はね、ばらばらになった自分を組み立てなおすことなんか朝飯前です。お茶の子さいさいです。
だから私がばらばらになったらどうしよう、なんてあなたが泣く必要はこれっぽちもありません」
「そうなの?」
「そうですよ」
「そっか。そうなんだ…そうか…よかった…。君がパズルの達人でよかったあ…」
「そうですね」
「でも君みたいな達人でもこの部屋の鍵を開けたりするのは無理なんだな」
「鍵を開けるのとパズルを解くのは違うでしょう」
「いやパズルを解くのと鍵を開けるという行為は、正しいものを正しく当てはめなければいけない所が似ている。
その証拠に僕は閉まっている部屋の鍵を開けるのも苦手だ」
「私は、この部屋の鍵をもっていません」
「あ、そうか。正しいピース…鍵がないから鍵を開けるという正解にたどりつけないのか。
ううん。達人である君はこれをどうやって解く?」
「いつでも正解にたどりつけるよう、正しいピースであるこの部屋の合鍵をつくっておきます」
「さすが達人!」
「どういたしまして」
671 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2006/11/11(土) 00:51:24 ID:FpJsWJm+O
攻「やはり受とのユニオンは筆舌に尽くしがたい素晴らしさ」
受「ミートゥー、攻。ところで20分程前から存在するこの発砲スチロールは一体何だろうか」
攻「正確には22分前に受を抱き締めた時から僕が置いたままにしている」
受「潮の臭いが鼻を突くのだが、好奇心のままに暴くことは許されるか」
攻「許可」
受「‥タラバ蟹」
攻「僕の記憶によれば、上から数えて一番目に受が愛する北海道産食用生物」
受「そして攻の出張の軌跡。25分遅れで、お帰りなさい」
攻「25分11秒遅れで、ただいま」
受「攻、僕は今常に無い激しさでリユニオンを望む」
攻「ミートゥー、受」
896 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2007/03/18(日) 23:12:12 ID:+6wTRIc+O
「ねえ」
「なに」
「おれのゼリーたべちゃったの?」
「俺じゃないよ。自分でたべちゃったんだろ」
「ええー嘘だぁ。おれたべてないよ!」
「でも俺はたべてない」
「部屋にはおれたちふたり」
「部屋は密室」
「こえー!」
「こえー!」
「って騙されないぞ!おまえだろ!たべちゃったの!」
「ていうかどんなゼリーかもしらないし」
「えっとね。おれみたいな形でおれみたいに喋るゼリーです」
「ああ、それなら昨日食べちゃったわ。ごめんな」
「せっかくおまえにやる予定だったのに。もう!」
912 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2007/04/01(日) 17:48:57 ID:Q/Ke6tNS0
「どうしたの、頬杖ついてぼーっとして」
「雨が降らねーなと思って。そろそろ降ってくれないと干からびる」
「干からびたらどうなるの」
「砂粒になって崩れて消える」
「それ困る。あ、ミネラルウォーターあるよ。飲みかけでよければ」
「綺麗すぎる。つーか飲みかけかよ」
「シャワー浴びてくるとか」
「混ざり物が多すぎる。身体を洗うのにはいいけどな」
「僕が泣いたらどうかな。僕の涙じゃ役に立たない?」
「お前に泣かれると俺が困る」
「だったらやめておくよ」
「そうしてくれ」
「ねえ、もし君が崩れて消えてしまたら、僕は君だった砂粒の上に溶けることにするよ」
「そしたら混ざっちまうな」
「混ざるね。いっそのこと、そっちの方が幸せってことにしたらどうだろう」
「並んで歩けなくなるし、手も繋げなくなるから却下」
「そっか。じゃあ、てるてる坊主を作ろうか」
「そうするか」
「見て見て。今日の夕焼けも綺麗だよ」
「ああ。明日もきっと晴れだな」
121 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2003/03/06 22:10 ID:fqGX/2wB
攻「前戯終了。今から突入する」
受「OK。感度は良好か?」
攻「おおむね良好である」
受「OK。受入準備完了」
攻「突入開始!」
受「グッドラック!」
そう言うのは
>>1のWikiに投稿したらどうかと思う。
たまにはいいよ空気が変わって
最近ずっーーとケータイポエムみたいのばっかだったから
いいのもあったけど
連投ごめん
でもちょっと数が多すぎかも。もう少し厳選してくれれば。
だからって次すぐ貼らないでね。新規投下の邪魔になる
B「D、しく」
C「しくしくしくしくしく……」
B「?はわたぬ? ぬうとれな?」
C「しくしくしく……」
B「をきりにう……」
C「いい……をきりにう……」
B「……?をきりにう?」
C「……をきりにう!」
「「いうすとれ」」
「「あろま!」」
ケータイポエム、専用スレがあってもいいかもね、
ここみてると結構需要あるみたいだし。
書きたい人も、読みたい人もそれなりにいるっぽい。
どうもポエム系と、電波スレで元々評価されてた(上にあがってるような)のは
ちょっと方向性が違う、というか…
共存させておくと、お互い居心地が悪いんじゃないかって気がしてる。
ポエム系と電波系の線引きって難しくないか?
気にするほど投下があるわけじゃないし、好みじゃなかったらスルーすればいいだけかと
過疎スレを分けたって余計に過疎るだけだと思うよ
一昨年の爆撃で落ちた電波でSSスレみたいに
>>474同意
前に他のところでも話題になったけど、
ポエム系として読まれたものは別にポエム系として書かれたわけじゃないんだよな
だからポエムスレたてても過疎るか、
ポエムを揶揄したポエムっぽいもののネタスレになると思う
>474
それもそうだね。
電波でSSスレがなくなったのは痛かった…
なんとなく殿堂入り作品がこのスレの「電波」の基準かと思ってたけど
まあ電波の解釈は人それぞれ、と言われたらそれもそうだし。
あげてた すまん……
A「僕の本当の名前は攻めではないのだ」
B「なんと」
A「幼い頃、僕は本当の攻めの代わりに攻めとなったのだ」
B「しかるに君の本当の名は」
A「無い。名前を貰う前に攻めの代わりになったからだ
」
B「誰からも君は呼ばれ得ない」
A「貴方が僕を攻めと呼ぶ度、僕は攻めではないと気付くのだ」
B「それなら私が君に名前をあげよう」
A「ありがとう。やっと僕が誰なのか証明できる」
B「君は受けだ」
A「アッー!」
>478
これはよい下克上w
A「今日はお前のことを愛せそうな気がするよ」
B「本当ですか」
A「ああ、いつもはお前のことが大嫌いだけど」
B「存じております」
A「お前なんか死ねば良いと思ってる」
B「そう思ってるのはあなただけではありません」
A「でも、今日はお前のことを愛せるよ、本当に」
B「嬉しいです。あなたは何をするのですか」
A「まずは眠る」
B「ふふ、子供みたいですね」
A「今日はお前の中で子供に戻れるんだ」
B「いつも、あなたを子供に戻すのは」
A「ああ、Cだ。けれど、今日はお前の中で子供に戻る」
B「幸せです。それから、どうするんですか」
A「テレビを見るだろう」
B「いつもは見ないテレビを?」
A「そうだ。いつもは見ることができないテレビをだ」
B「あなたに見られるなんて」
A「お前が番組を作っているわけでもないだろうに」
B「それでも恥ずかしいです」
A「いつもなら殺意しか沸かないだろうが、今日はお前のそんな発言も可愛いと思えるよ」
B「ありがとうございます。けれど、来週は」
A「ああ、来週はまたお前に殺意を抱く。お前のことが大嫌いになる」
B「では、このひとときの幸せを大事にしておきます」
B(普段は僕のことが大嫌いなあなたが僕を愛してくれる日は、一年に数回ある)
B(今日は、今年初めてのあなたが僕を愛してくれる日)
B(そう、僕は月曜日)
なんかもうよく分からなくなってきたwww
>480
きれいに落ちてる gj!
「俺、お前のこと本気で好きなんだよ」
「うん知ってる」
「殴りてえなあ。なんでそんな平気な顔してんの? 分かってる? 俺が好きって言ってんだよ?」
「だから知ってるって」
「愛してる」
「はいはい」
「来週、お前の相棒どうにかしよう」
「どうにかって、なんだ」
「ボコボコにして下半身不随だな。手、触っていい?」
「いいよ。ボコボコにするのはダメだけど」
「握って」
「うん」
「一緒にいる方が辛いんだよな。お前のこと大好きだ」
「そっか」
「ふふ、脳みそかち割りてー。あーあ」
「それなんか意味あんの?」
「ないよ。お前が死ぬだけで、なにも意味なんてないよ。でもお前が死ぬ」
「手、汗かいてる。大丈夫か?」
「好きだ愛してる大好きだ」
「で?」
「殺して生き返ったら精一杯大事にするよ。暖かい毛布と、水と、ごはんと、静かな部屋と、
大きな庭と、お前を第一に考える俺」
「お前の第一は俺じゃない」
「あーあ」
「ほんと、あーあ、だよな」
「そうそう可能性はないけど実行することに意味があると信じて、試していい?」
「いいよ」
「――――分からない? 大好きだよ。愛しているよ。好きだよ。分からないよね」
「手、冷たくなってるぞ大丈夫か」
>>484 好きだ
>>484 告白してんだ無視するな
>>484 いま存在しない?はあ?
俺がいるんだからいるんだろ
俺がおまえの存在証明だ
だから無視すんな
>>484 もうずっとなんも聞こえないけどいるんだろ?好きだ
これは面白い
好きだ
487 :
風と木の名無しさん:2009/01/16(金) 20:41:18 ID:XQj+mson0
sage忘れ
「【ピアノを弾く男】」
「愛を表明するメロディを作っているのですがスランプ気味で」
「がこんきゅいんふぁーん」
「】意味が分かりません【」
「電気係が俺のブレーカー入れる。がこん!」
「波打ち際デートの最中ならば死んでしまいますね」
「ななしさんが俺の心臓と早鐘をとっかえる。きゅいん!」
「攻めの姿勢は大事ですが、身体に青銅を埋め込むのはおよしなさい」
「とりあえず結婚式にファンファーレは必須だよな。ふぁーん」
「受諾しました。では、愛を表現するメロディはファンファーレで作りましょう」
「のいしゅばんしゅなんとか城とか貸し切りにできねえかな」
「会わせてくださいね、お嫁さんに。呪いながら祝福します」
「話が早いな。俺が嫁でお前が新婦だ。平等だろ!」
「をや、電波の状況が悪いやうです」
「綴り方教育に倣い四百字詰め原稿用紙三枚に愛をしたためてみた」
「ろくろく信じられたものじゃありません、電波で送りなさい」
「うまくできるかな…… −−・−− ・− −−・−・ ・−・−− −・−−・ !」
「【嘘を吐く男】」
「ユークリッド幾何学?」
「ン・パカ・マーチをファンファーレで吹く練習します」
「ユリの花でブーケトスしようぜ。したいだろ、したいだろ」
「ン、<貴方は愛を表明するメロディを一向にくれない」
「】月の綺麗な夜【」
素晴らしい
ユンユン!ユンユン!
ユンユンどゆ意味かワカラナイ
「ここは電波スレです」
「言葉でなく脳波で理解するべきです」
「聞いても答えがあるのはせいぜいかわゆいめだかまでです」
「それでは参りましょうか」
「ええ、月も満ちて45日が過ぎました」
「それはいけない!君に月の美しい事を早くしらせねば、さようなら」
「楽しみだ、結構なことに、さようなら」
ほす
保守
受け「知・地・値・遅・治・痴・恥・稚…」
攻め「どうした?」
受け「どのチがいいかなー」
攻め「知はいいな。賢そうだ」
受け「うん、でもねー目に見えないと」
攻め「地は?自然が好きということで」
受け「うーん、でもねーもっと人間味が欲しいかも」
攻め「恥は色んな意味で、いいと思うぞ」
受け「そう?でもねーもっとドロドロしてると尚いい」
攻め「ドロドロ?難しいな。理想のチを見つけたいのか?」
受け「そう。理想のチを見つけたいんだ」
攻め「手に入れて何をしたいんだ?」
受け「触れて撫でて舐めて嗅いで愛でて」
攻め「情熱的なんだな。そんなに欲しいのか」
受け「欲しい。ねえ、くれる?」
攻め「ん?」
受け「あんたのが一番いいんだ」
受け「あんたのじゃないと、だめなんだ」
受け「ねえ、聞いてる?逃げないで」
受け「だめだってば。逃げちゃだめ」
受け「お願い、逃げないで」
受け「逃げるなって言ったよね?」
受け「あーあ…」
受け「痛い?遺体?なんちゃって」
受け「分かったよ、そんなに逃げたいなら行けば」
受け「チだけ俺がもらうね」
受け「他はいいよ。勝手に逃げれば」
攻め「俺に似てるからってマネキン持って帰ってくるなよ」
攻め「マネキンには血、入ってないんだぞ」
「ぜひ君に伝えたいことがある」
「俺と話をしたいなら七つの試練を越えることだ」
「どうして七つなんだい」
「直列つなぎのランソワも七つ山を越えるだろう。ほら一つ目」
「炎の山だ」
「頑張れ」
「熱いなあ」
「そりゃあな」
「焼け死んでしまったようだが」
「ようこそ俺の家へ」
「まだ七つも越えてないけど」
「七つも越えればどっちにしろ死ぬからな。関係ないんだ」
「じゃあ僕は死に損じゃないか」
「そんな事はない、俺に会えたからな」
「全くだ」
「それで伝えたいことというのは?」
「うん、今朝の夢に君が出たよ」
「やぁ!ご機嫌麗しゅうカイン君。
今日も君の顔を拝みに徒歩30分さ、火星の砂粒を集めに集めてはせ参じたよ。」
「ぼんじゅーる。」
「ところでジョセフ君、今晩こそは僕の熱い情欲を受け止めてくれるらしいじゃないか。
そうだね・・・初めてはあの地平線に咲くコスモスを目一杯に敷き詰めた湖でどうだろう。」
「受け止めるといった覚えは無いがな、ぼんそわーる。」
「ああ!ディード君がそんなにも僕を愛してくれるだなんて何時以来だろうか。
丁度太陽の欠ける海の中の白い天使が兎に家出された真っ赤なお月様と駆け落ちした時かな。」
「よく回る口で何よりだ。それとどれも俺の名前じゃないぞ、ぼんごれびあんこ。」
「だって君が言わないんだもの。」
「だってお前が聞かないからだ。教えてやるよ。」
「嫌だ聞きたくないよそんなもの。それじゃあ君の名前を呼べないだろう。」
「そうだな、お前はいつも耳を塞いで壁を見る。
"むっしゅー、後ろを向く気はありますか?"」
「これ以上に君を見つめることは難しいかな。
そんなにもキスが欲しいならば喜んで、さぁ目を見つめたまえバビリア君。
ああ、君の名前を呼べることの幸福は金星のバオバブを花束にするより幸福だ。
僕の愛しいシュベル君、ずっと一緒にいておくれ。
さぁそろそろ帰宅時間が迫ってきたねリディア君。
最後に強く抱きしめてくれないか。」
「そうか、なら抱きしめてやるよ。こっち向け。」
「やめておくれ。吐き気がするよ。僕は君を愛してるんだからね、モイラ君。」
「そうか、ならこっち向け。ほら名前を教えるからちゃんと呼べ。」
「あははは、ディアン君は変なことばかり言うんだね。」
「お前はいつも同じことを言うんだな。なぁほらお前の名前を教えてくれよ。」
「愛してるよ。」
「ぼんじゅーる。」
>>498の続き。
「やぁメシア君、今日も愛を語ろうじゃないか。」
「それは俺の名前じゃないぞ、ぼんそわーる。」
「だって君が言わないんだもの。」
「だってお前が聞かないからだ。教えてやるよ。」
「嫌だ聞きたくないよそんなもの。それじゃあ君の名前を呼べないだろう。」
「そうだな、お前はいつも耳を塞いで壁を見る。
"いい加減相手するのも疲れたので、貴方の名を呼ぼうと思います。"」
「なるほど、ティリア君はそういう意見か。
じゃあ東の空の斜め86度ほどに浮かぶシロツメクサを掴もうと思うのだけどどう思う?」
「聞く耳持たずさん。」
「誰だいそれ?耳好きの悪魔はもうだるまさんがころんだに夢中で見てないよ。」
「マッケルジョンソン。」
「ユンケルにはまった二丁目の角のあの人はもう引っ越したと思うけど。」
「鈴木太郎。」
「鈴のなる木の苗はまだ手に入れてないなぁ。」
「” ”」
「酷いことを言わないでくれないか。君なんか嫌いだよ。」
「そうか。
今俺は名前が当たったこととお前と視線が交わったことに驚いてるがな。
” ”、お前の名前。」
「やめてくれないか。」
「” ”」
「ああ、虫唾が走るね。そんなにも汚い言葉を使わないでくれよ。」
「” ”、俺の名前を教えてやるよ。」
「あー、あー、あー、あー、何も聞こえない。」
「そうか。じゃあそういうことにしよう。」
「相変わらず冗談が好きだねマリスト君。そんなところも愛してるよ。」
「そりゃどうも、俺も愛してるよ聞く耳持たずのお前をな。」
「フリア君?」
「はい、何ですか。」
「デラド君。」
「はい。」
「何故だろう、全く持って愛しさが湧かないんだ。」
「そうか、じゃあ って呼んでみろよ。」
「 君?」
「そう、それ。俺の名前。"何か御用ですか?"」
「君は 君なのか。」
「そうだよ” ”。
やっと呼んだな知らん振り野郎。」
「僕は今笑っています。真正面の少し下を見ています。」
「俺は今泣いています。真正面の少し上を見ています。」
「 君。」
「はい。」
「貴方の名前は何ですか?」
「私の名前は と言います。
貴方の名前は何ですか?」
「僕の名前は” ”と言います。」
「いい名前ですね。」
「貴方こそ。」
「それはどうも。」
「・・・。」
「・・・。」
「ねぇ、僕の」
「なぁ、俺の」
「「名前を呼んでくれますか。」」
「帰ってこないんだよね」
「なにが?」
「自分にとってすごーく大切なものが」
「へー、何? もの? ペット?」
「ううん、理性とか常識とかそんなの」
「そうだよな。ペットだったらここにいるもんな」
「……うん。なんかね、なきゃ大変だと思うんだけど、ないならないでいいのかなって思うよ」
「今日の夕飯、何にする?」
保守
A「よう、来たのか」
B「来たのかじゃねぇよ、こんな時間に呼び出しやがって」
A「なんだ、なんだ、最近じゃ地底人の物まねがはやってるのか?」
B「で、用は?」
A「別に用なんざないが、せっかく来たんだ一杯飲んでけよ」
B「このゴミ溜めのどこに酒がある」
A「ほら、そこだよ、おおぐま座の左下。青白く発酵してるウツボカズラの中に」
B「あー臭い、一体いつからゴミ捨ててないんだ」
A「お前と飲もうと思って23年間育てた毛玉で作ったんだ」
B「そんな酒飲むもんか、喉に絡みつきそうだ」
A「そうそう、庭にカピバラを植えてみたんだよ」
B「三畳一間、風呂トイレ別、庭付きか?」
A「おまえがいつ越してきてもいいように増築しようと思ってね」
B「……」
A「はは…、ちょっと気が早かったかな」
B「俺は町を出るって言ったろ?」
A「赤ん坊はコウノトリが運んでくるなんて、いくら俺でも信じてないさ」
B「11時の列車なんだ、もう行かないと」
A「でも俺は産むつもりだよ。大丈夫すぐに会えるさ、心配しなくていい」
B「分かってるんだろ?」
A「ほら、手を貸して」
B「分かってて呼び出したんだろ」
A「あったかい。あったかい。あぁ僕はこれで大丈夫だ」
B「……」
A「ふふふ、今の聞いたかい?薬指はいつもこうだ」
B「……分かったよ、ここに居る」
A「…ん?」
B「お前と一緒にいるよ」
A「…ん」
「げんざいをあがなうためにきみをにくのぼうでつらぬかねばならない」
「ん? 急にどしたよ」
「ざいあくのうちにきみをおとすのだよゆるしておくれかわいそうなきみかわいそうに」
「いやいやいや、なんで俺かわいそうがられてんの?」
「でいもんたちがわらっているのだよかわいそうなあのおとこがつみもないのにおちてくると」
「んなあほな。デーモンさんだって俺なんか見てるほど暇じゃねえだろ」
「ぱりさいびとのなかにおまえをおとす」
「がたがた騒ぐなって、ほら、もう寝ようぜ。こんな時間だし」
「とうとうねなくてはならないじかんなのだねいとしいきみがきみがきみが」
「どうしたんだよ本当に、……ちょっ、泣くなって! 眠たくないなら、別に寝なくてもいいから」
「かなしむべきなのにどうしようもなくうれしいのだよきみがぼくだけのものになってくれることが」
「なななななななに言って、そ、そういう意味で寝ようっつったわけじゃねえぞ!」
「いっそうまれてこないほうがしあわせだったのにねかわいそうなきみ」
「ばかなことばっか言ってんじゃねえよ、ったく本当に……生まれでこなかったらお前に会えないじゃん」
「しかたなくいってくれているのだろうにこんなにもうれしくおもうわたしはわたしはわたしは」
「よく他人の話を聞け。あーもう、いいか、俺はお前が……、……う、あ」
「にくんでいるだろうわたしをおまえをおとすわたしをなあおしえてくれよておくれになってしまうまえに」
「いたい、い、いぎ、が、あ、あああ……ううう」
「まだおまえがおちていないうちにおしえてくれよはやく↑はやく↓はやく→」
「すきだよ、ばか、う、あ、いたい、いたいいたいいたいいたい」
「↓」
「いまからなのかいないにきみはわたしをころすよ」
「まだわたしのこえがきこえるだろうか」
「しはおそろしくないよげんざいをあがなうためだきみにあたえられるしだ」
「ただひとつだけおそろしいのは いってはいけないいってはいけない」
「原因がなければ結果もない」
「いきなりなによ、脈絡ないな」
「これは世界の真理だ」
「まあ、そりゃ間違ってはいねぇけどよ」
「つまり、どれだけ俺が取り繕おうとしても元から断たなければいつかはバレるってことだ」
「お前、なにか隠し事でもしてるのか?まさか好きな人が出来たとか」
「……うおりゃ、くらえっ! ざばーん」
「うおっ、つめたっ!」
「消えろ! お前が全部悪いんだー!」
「うう、いきなりバケツの水を…この真冬に…というか口でざばーんとか言うな」
「なんでだ」
「ああ、この人とうとう…って思うだろうが」
「もう結構だぞ」
「そうだったの」
「というわけで俺は火を消しました。これで万事オーケー。俺は家に帰ってグラビアで抜く」
「へっくち、へっくち。あーもうくしゃみ出てきた、へっくち。なんで俺がこんな目に」
「……おかしい、煙が消えないぜ! ていうかくしゃみきゃわゆす!」
A「攻め、どこだ」
B「明後日だ」
A「もちろん月面に辿り着いた時から怪しいと踏んでいた」
B「一昨日だ」
A「死にかけの木星に聞いた、やはりそこか。嘘か、嘘は3回ついたら死ぬのだぞ」
B「今日だ」
A「…それは一体どこだ、昨日の側か?どうやっていけばいい。それは嘘ではないだろ、死ぬなよ。逃げ切る気か、そうはさせない。腕を10本にしたって捕まえるからな」
B「泣くな、一緒にずっといるから」
自己フォロー
『もしもし』
「もしもし、僕です。」
『お前か。久しぶりだな。』
「久しぶり。百年ぶりだね。」
『そんな経ったか?』
「精神的に」
『ああそう。で、何か用事?』
「…あのさ、」
『ん?』
「お前はもう僕の事なんかどうでもいいかも知れないけど、」
『…うん。』
「ただこうやって、真冬の夜空を見上げて」
『うん』
「月が綺麗だね、って言って欲しかった」
『そっか、』
「うん、言って欲しかった」
『俺、死んでもいい』
A:彼に会いたい、彼に。
B:あなたも知っているでしょう 二度と会えることはない
A:金魚は寒くて死んでしまったんだ 謝らなきゃ
B:二つ下の弟はもうあなたを覚えてはいないのだから 聞いていますか
A:今年も浴衣を出すよ 早く 彼に
B:落ち着いて、きちんとマフラーを巻いてください。
A:ねえ君、なぜここはこんなに寒いの
B:あなたが冷たがるといけないのでもう触りませんね。いままでありがとう
A:君は誰だい、彼を見なかったかい
B:もうじき会えますから、ちゃんと暖かくして寝て下さいね。添い寝は出来ないけれど。
あ 「ください」が表記揺れてて申し訳ない
「さむい」
「さーむいー」
「「さーむーいー」」
「あつい」
保守
電波すぎて書いた人のオナニー作品になってるのが多いな…
萌えない
「入れるの!?これ、入れるの!?ねぇ!入れる!セックスする!?」
「あぁ、入れていいよ」
「本当!?大丈夫なの!?痛くない!?」
「あぁ、充分慣らしたから大丈夫だよ」
「そうかぁ!僕初めてだから!初めてだからやり方わかんないから!」
「そうだね。わからないね」
「うん!でも大丈夫なんだ!そうなんだぁ!じゃぁ入れていいんだよね!」
「そうだよ。入れていいんだよ」
「よかったぁ!じゃぁ入れようね!セックスしよう!」
「うん、しようね」
「あぁ!ちゃんと慣らしたから痛くないよね?!ね、ご主人様!」
「うん。動いていいよ」
「あぁーご主人様と僕はひとつになってるよー!気もちいいねぇー!」
信号青だから〜の次に巡回してるので超びっくりした
519 :
曳地康:2009/03/14(土) 23:18:54 ID:wQ9ezrDcO
A:セックスとかキスとかデートとか彼氏とか彼女とかわかんない
B:わかんないの
A:うん
B:俺も知らない
A:そうか
B:人生なんで全部自己満だよ
A:自己満
B:オナニーだよ
A:オナニー
B:好きだよ、A
A:ふふ
B:ふふふ
A「B、Bよ」
B「机のうえの小さな箱から声が!」
A「あけてみ」
B「うん…あ、ああA!ずいぶん小さくなったなあ…胴体はどうしたの」
A「お前が会う度に押し倒すのに嫌気がさして、逃げたんだよ」
B「なんてこった…ごめんよA。机の下の幕めくっていい?見慣れた革靴が」
A「ダメだ。話聞いてたかお前」
B「聞いてるよぉ…すまん、Aの頭よ。泣いちゃうよ」
A「泣け」
B「しくしく。……あ!でも首だけでも、できないこともn」
A「…お前の下半身を旅立たせるべきだったな。頭も逃げるよ」
B「待って!行かないでA!」
A「さらばだ」
B「ああっAが入った箱と不自然な幕のついた机が遠ざかっていくう!だれかー」
A「もうお前など知らん」
B「ね、その体制で歩くのキツくね?前見える?」
A「黙れ色情魔。泣け」
B「しくしく」
a いい加減離れろ
b えー今離れたら爆発します
a …それはよくないな
b でしょついこないだもその提案して同じ流れになったでしょ。
a そうか、じゃあお前はずっといるんだな俺の右腕に
b 安心するでしょ!…あ…呼んでる
a 『』
b まってa!今行くから泣かないで!
a おい
b
a 結局、お前のこげかすが俺の腕に溜まるだけか
b いつも申し訳ない
☆
「君ダケダ」
「……」
「君ダケダッタ。無神論者デ有色人種デ同性愛者の私ヲ愛シテクレタノハ」
「……」
「然シダ。論文ハ通ラズ学会ニハ呼バレズ。無視サレ蔑視サレル日々ハ終リダ。終リナンダ!」
「……」
「……蓋ヲシテクレ。暫時ノ別レダ。生マレ変ワッテ帰ッテクルヨ」
「……」
「君ニハ分カルマイガ、コノ心ト躯ハ……」
「…………は、か」
「……サア。蓋ヲ!」
!!!!!!!
「……博士!」
「……私は?」
「……」
「君がいない明日など明日ではないと言ってみよう」
「それって愛の言葉になんのか?」
「君がいなくなれば私は時計の歯車と変わらない。毎日同じ事の繰り返しで話すひともいない。
鼻は潰れて吸った事もない煙草を嗅ぎ分ける事も出来なくなるだろうし眼は眩んで君の部屋の壁の色もきっと思い出せなくなる」
「なぁ、手、放せよ。遅れる」
「それでは私は君に出会う以前の私と同じだ。
ここで一つの仮定が生じる。君のいない未来など、未来でなく過去だ」
「……」
「ある時点で過去へと立ち戻った私は歯車としての回転を始め、そこからある交錯点にかち合う事で君と出会う。つまり、現在への再生を始める。
だから、君を失ったとしても私は孤独を感じる事はないだろう」
「心強い言葉をどうも」
「だが、それは私と君が引っくるめて世界と時空の歯車になってしまうと言う事だ。それは耐えられない。
誤解しないでくれ、私は君を愛している。
君が何時か私の手の届かない処へ行ってしまうと言う予想は幾ら遠い先の事であっても耐えられない、それでもただ私が待つだけなら幾らでも待つつもりだ。けれど
君が短い生涯を繰り返すのも、君迄もが機関の一部になってしまう事も、我慢出来ない。
浅はかでも良い、繰り返しより一度を選びたい。
先より今を、明日より今日を選んでくれ。
もう生まれ変わらないで、一度だけ死んで」
「お前と一緒に住める家が欲しいな。偉くならなきゃ男どうしなんて誰も認めてくれない」
「おねがい、今日はずっと一緒に居て」
「誕生日なのにゴメンな。部屋の鍵預けとくから、煙草も壁紙も忘れそうになったら入れよ。大丈夫、飛行機なんて早々落ちやしないって」
「ああ、今迄何度もそれを繰り返したと言うのに?」
>521が好きだな
つかAってば基本素直でいいこなのにねえ
ふたりは末永くしあわせに の実現のためにはとりあえず
下半身のコントロールを覚えないとな
>526
萌えた後にじわじわきて泣いた
ありがとう
「ああかみさま」
「神とはなんだ」
「すべてをすべるかた、ばんぶつのそうぞうしゅ」
「神は俺たちにいったいなにをしてくれる」
「ちちなるかみ。あなたはただいのりとねがいをききとどけ、みまもってくださる」
「俺ならお前を抱きしめることも口づけることもできるのに」
「ああかみさま、どうか」
「俺はお前が祈りを終えられるよう心から願うよ」
「おれをこころからあいしてくれるひとがあらわれますように」
「そして俺に気付いてくれることを」
>521 のひとたちは
その後ちゃんと仲直りしたかなあ
心配
533 :
風と木の名無しさん:2009/04/07(火) 08:45:04 ID:H17WqQqO0
A「そんな所にいたのか、漸く見つけたぞ。B。」
B『嗚呼なんで見つけちまったんだ。A。』
A「しかし随分と時間がかかってしまった、すまない。」
B『漸くあんたから自由になれたってのに』
A「て掛かりが何も無かった、その結果がこの有り様だ。」
B『こんな結末、誰も。』
A「さみしかったろう、B。こんなに寂しい所に独りぼっちで。」
B『俺は自由になりたいんだ。』
A「ろくでもない男だが、それでも私は愛してる。例えお前の
めが私を写さなくても。これでもう離れない。
はなさないぞ、B。」
B『止めろ止めろ止めてくれ。』
A「くるしいか?もう少しの辛抱だ。あぁ、やっと!」
B『なんであんたは何時も俺を惑わせるんだ。』
A「ちいさくなったな、B。本当に随分と。」
B『もう忘れてくれよ。』
A「つめたい体だ、冷え切ってしまって。」
B『そんな風に泣くならば。俺のことなんて忘れてくれよ。』
A「けして離さない。もう二度と。」
B『奈落の底みたいな目になっちまって、
人の形をしてるのに何て有り様だ。』
A「たとえ骨だけになったとしても、首だけになったとしても。」
『ひとでなし。』
A「B!結婚しよう!!」
B「断る」
A「……どうして!?」
B「今でさえ監禁されて動くこともままならないのに、
何故おまえを永遠に愛する誓いまで立てんといかんのだ?」
A「ああそうか!そうだよね。誓いなんて立てなくても、
俺とBの愛は永遠だものね。可愛いことを言うなぁ、Bは」
B「誰もそうは言っていない」
A「大丈夫だ。落ち着いて?俺はお前を守り続けてやるからな」
B「もう遅い」
A「あいしているよ」
B「俺はもう死んでるんだよ、A」
A「だから結婚しよう。幸せになろう」
B「結婚なんかしなくても、俺とおまえの愛は永遠だってさっき言ったじゃないか」
A「……どうして?どうして返事してくれないんだ……」
B「今でさえ監禁されて成仏することもままならないのに、
どうしたらおまえを愛する俺が、そのおまえを縛り付ける誓いを立てられるというんだ」
A「ああそうか!そうだよね。誓いなんて立てなくても、」
B「嘘つきめ」
A「俺はお前を守り続けてやるからな」
B「……まだ生きているときに、その台詞を聞きたかった」
A「ねえ、返事してよB。俺はこっちだよ」
B「おまえのせいで俺は死んだんだぞ……?」
A「どうして俺の死体に話しかけてるの」
ヘルシング?
「さようなら!さようなら!攻!さようなら!」
「受、俺はこっちだよ」
「さようなら!さようなら!」
「こっちだってば」
「さようなら!」
「どうして俺の方を見てくれないんだ」
「さようならだからだ!」
「目を見て言ってくれないとさようならできないよ」
「当たり前だ!」
「なんでだよ」
「誰がお前とさよならしたいって言った!」
「痛ぇ!」
「ばーかばーか!お前なんかとはさよならだ!」
「あっどこへ行くんだ受!」
「お前のところ!」
「俺はこっちだー!そのまま真っ直ぐだー!」
「はい頭突きどーん!」
「痛ぇーッ!」
「さようなら!さようなら!」
「離さない!二度と離さない!」
「それは俺じゃないよ攻!ばーかばーか!」
「ずっと一緒に居よう!」
「しまった俺だった!」
「あなたが好きだからー!」
「攻がうるさーい」
「一万年と」
「二千年前?」
「には生きてなーいー」
「攻の現実主義!ばーかばーか!」
「生まれ変わっても一緒だよ、受」
「知らない!コウノトリにでもお願いしとけよ」
「生まれ変われなくても一緒だよ」
「世界の始まりの日とか有り得ないんだよ。なぜなら俺が生まれたその日から俺の世界の始まりだから。真理」
「俺の気持ちは受の傍に居るよ」
「この現実主義ロマンチストが!」
「痛ぇ!」
「フェミニスト!アルケミスト!ホスト!ポスト!はい葉書どーん!」
「むしゃむしゃ受の葉書美味しいです」
「やーいやーいって山ー羊山ー羊に変えてもいいの?」
「飲み込めないから吐きます。だぱー」
「変えなくてよかったー」
「受からのラブレターだったのに」
「白紙だしwwwまじウケるしwwwwww」
「まさに気持ちだけこもったラブレターだったわけだ」
「うっぜーうっぜー」
「世界の始まりから終わりまで俺は受が好きだよ」
「パネェwwwwww」
「なぜなら、俺の世界の始まりは受に出会ったその日だから」
「終わりは?」
「受が俺を根本的に心底忘れる日」
「それだと永遠に終わらないじゃんか」
「受はロマンチストだなぁ」
「夢を見た。俺の家族の夢」
「受が家族の話をするなんて珍しいなぁ。どんな夢だった?」
「まず兄さんが帰って来たんだ。ヒーローになりたいとか言いながら現実という敵と距離を置くために手紙一つ残さず電車の裏に張り付いた兄さんが」
「それは良かったじゃないか」
「次は妹が目を覚ましたんだ。甘いものが主食だって笑ってて、学校にも行かずに甘いもの食べては吐いて食べては吐いてして、いつしかベッドから出てこなくなった妹が」
「それは良かったじゃないか」
「次に父さんが出てきたんだ。公園にダンボールで豪邸を造って喜びはしゃぎながらそこに住み始めて、近所の高校生にからかわれて小突かれて怯えて豪邸に戻ったっきりの父さんが」
「そこは良かったじゃないか」
「最後は母さんが降りてきたのさ。ある朝、急に天井からぶら下がるのが趣味になって24時間ずっとぶら下がってた母さんが」
「それは良かったじゃないか」
「でもな、家族のみんなは居るのに攻が居ないんだ。どこ行ったんだよばーかばーか!って叫んでも返事がない」
「俺は受の夢の中に居なかったんだね」
「家族が言うんだ。自分たちが居るんだから攻はいらないでしょ、とか言うんだ。だから俺は言ってやったよ」
「うん」
「攻が居ればなにもいらない、攻が居なくてもなにもいらない、俺が居てほしいのは攻だけ、って」
「うん」
「そしたら目が覚めたんだ」
「おはよう、受」
「ところで攻…ここはどこ?」
「集中治療質だよ。おかえり、受」
>>540 こういう電波がすごく好きだ
幸せにしてもらえよ受…
>>541 携帯の変換を信頼しすぎてた。
以後気をつけます。
「攻〜攻〜」
「どうしたんだい、受。急にゾンビごっこをし始めて」
「アンブレラが憎い〜」
「日曜洋画劇場から感染したんだね、受」
「攻を噛みたい」
「噛みたまえガブガブと」
「ばーかばーか!」
「痛ぇ!まさかのラリアット!」
「甘やかすからネメシスに進化しました」
「受プロジェクト開始!」
「がおー」
「さあ噛めそら噛め」
「非戦闘員:危険度ゼロ」
「のぉー」
「噛んでほしいのか変態め、攻の変態め」
「純愛なのに」
「抗ウィルス薬を打ってやる」
「あれっ感染してるの俺だったっけ?」
「恋の病を治します」
「治されてたまるか、ひらりひらり」
「おお何という身のこなし」
「受に対する恋の病が悪化してネメシスに進化しました。がおー」
「俺も感染しました。恋の病」
「めでたしめでたし。るんたったるんたった。ガブガブ」
「感染したっつってんのに噛むな。変態め、攻の変態め」
「純愛なのに」
電波っつーかただのバカップルだな、好きだけどw
「受、見て見て」
「攻がメガネをかけた」
「世の中は眼鏡男子がブームらしいから。惚れ直した?」
「眼鏡男子がブームなのか…じゃあ俺もかける」
「あ、受、そこにかけたら眼鏡男子というより眼鏡息子」
「見た目には囚われるなということさ、攻」
「受のトレンドなら仕方ない」
「話聞けよ」
「眼鏡息子〜」
「おい付け根にぶら下がってるぞ眼鏡。ぶら下げるな」
「慌てないで受。息子は起きてるから大丈夫」
「なにがだよ、ばーかばーか」
「考えてみれば息子に眼鏡なんていらないんだ」
「考えなくても達してほしい結論」
「息子の目が悪くても俺が介添えするし」
「お前の本体は息子か」
「本能的な意味で」
「上手くねぇよ」
「しかし息子が元気で困る。受の眼鏡に息子の息子をかけたいって困る」
「ほらよ眼鏡」
「なんという揚げ足とりだ。しかも受の眼鏡が俺の眼鏡の上に。息子オン眼鏡オン眼鏡、トレンドに過ぎる」
「惚れ直した」
「なぬっ」
「彼の愛が君の太陽だとしたら、僕の愛はまるで蛍光灯だ」
「例えが安いな」
「君が暗いと嘆くなら、僕は世界中に灯を燈して君を照らすよ。蛍光灯で」
「いや、自分で灯せるから」
「動力はきっとソーラー、それに風力。君はエコロジストだからね」
「矛盾してる。つうかあいつの愛をそんな事の為に使うんじゃねぇ」
「つれない事を言っても僕の照度と光度は変わらない、けれど君は彼の愛に焦がれるばかりなんだね。日焼けするよ?」
「すぐチカチカする癖に、叩き折るぞ?」
「君の愛がそこにあるなら、この身等」
「……なぁ、お前、考えずに思い付きで喋るの控えた方が良いぞ?
もう直ぐあいつが来るから帰れ。お前がいるとややこしい」
「――――ぼくは」
―――ぶ つ ん!
「!…ああ、切れたな。しかもリビング。夕飯用意したのに」
「やっぱり要るじゃないか、蛍光灯」
「早く来ないかな、あいつ。出来ればお前が帰った後。コンビニ行って来るから、戻って来る前に帰ってろよ?絶対何にも弄くるなよ!?」
―――バタン。
「…知ってる。蛍光灯が切れたらあいつは困るだろうけど、それだって誰かの為で、太陽が消えたらあいつは植物みたいに息が詰まってしまう。蛍光灯がなくても、世界は滅びないけど。
だけど、永遠の夜が来ても、必ず何処か店は開いていて、僕は待ってるから。安価で、安価の侭で。」
切ない……
いつか帰ってきた時の蛍光灯の温かさに気付くといい
ゆんゆんage
「おい受、何を探してるんだ?」
「大事なモノだよ」
「それはタンスの後ろやごみ箱の中にあるモノなのか?」
「どこかにあるはずなんだ。ん?」
「どうした?」
「思い出した。あそこにあるんだっけ」
「良かったな。で、それはどこにあr」
「君の中だよ。ええっと・・・・・・」
「・・・・・・」
「これは心臓。こっちは肺。これも違うし・・・」
「・・・・・・」
「変だな、確かに君の中にあるはずなのに」
「・・・・・・」
「ねえ攻、あれはどこにあるの?」
「・・・・・・」
hosyu
「空が降って来るんだ、君は逃げて」
「固体じゃないから痛くないよ」
「必ず私が庇うから。君を傷つけたりはしない」
「何を急に言い出したの?」
「辛いのも苦しいのも、私が余さず引き受ける」
「受けがいれば幸せだよ」
「どんなに悲しい事も、攻めの為なら耐えられる」
「俺が悲しくなるよ」
「槍が君を睨む。逃げて」
「よしよし。わかった、じゃあ一緒に逃げようか」
「私を差し出してくれていい」
「受けは痛いのが好きなのかな」
「攻めが好きだ」
「そう言うの、趣味じゃないんだけどな」
552 :
風と木の名無しさん:2009/05/23(土) 20:46:54 ID:l4M8ntM+0
Aああ君と別れたい
Bやっとくっつけたのに、くっついているのに
Aもう告白したしセックスも終わったし、浮気も済ませたし、喧嘩もしたし、これ以上することもないしもうわかれよう。
Bしなきゃいけないこともないし?やりのこしたこともないし?
Aこれ以上がんばりたくないし、やる意思もないし。
Bそういいながら次の彼氏を見つけるのか?また結局
Aもういらない彼氏。女の子がいい。大切な女の子。
Bお前は完結させたいだけだろ一早く。
Aひとおもいに散れ、とおもうひとおもいに
B終わらせるマニアなだけじゃん
A違う。流すの好きなんだ。それに、振り向くのが好きなんだ過去を。現在は嫌い。
B現在は貴方を大切にしないものね
Aああいつもいまがつらい。保険は掛けられないし。・・過去に保険はいくらでもかけられるけど。
B・・Aは幸せなんだよあなたはしあわせなんだよ
Aしあわせじゃない時代は俺にいくらでもあったけど、今から見直せば幸せな俺だったと改ざんできる。お前の記憶も叩き伏せる。
B二人いればなあ
Aなにが
BふたりいればなあAが。とりあえずひとりおいといてくれればなんでもいい。ね、そうしなよ。
Aそれほしいよ。ほしいよ俺が。もうひとりのA。ああ俺がほしいのは女の子じゃないんだな、もう一人の俺だったんだな。もうひとりのAだったんだな。
BもうひとりのAと今後付き合うことにするA。
Aいえないな、Dさんにはいえないな。AはAじゃなくなりました。Dさん。
Bレイプされちまえばいいのに。
A馬鹿だからやだ。
☆ゅ
受け「……ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー」
攻め「受け、なんでそれ知ってるの?!僕、初めて聞いた」
受け「知らない」
攻め「なんで知らないをしてるの?」
受け「わからない」
攻め「どうして歌えたのにわからないしてるの?」
受け「知らない」
攻め「知らないしてるのにすごいね!受けすごいね!」
受け「うるさい」
攻め「じゃあ耳閉じれば?」
受け「いや口を閉じろ」
攻め「いやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ……狂う!!死んでも無理!」
受け「いや、悪かった」
攻め「今は悪くないの?今はいい人なの?」
受け「そうじゃない」
攻め「そうでしょ」
受け「そうなのか?」
攻め「うん、君は悪いことをしたからね、悪い人だね」
受け「そうなのか」
攻め「わかったした?」
受け「できない、そんなつもりはない」
攻め「やらないんじゃなくて?」
受け「やらない」
攻め「そうだよね、今日はもう朝だから許す。許すことすなわち愛だよね」
受け「悪かった」
攻め「ウン。君は覆水盆に返らずしてる。でも僕は毎日許してあげるね。明日も明後日も君を許しに来てあげるから」
受け「殺した意味がまるでないな」
攻め「ほら、僕は盆にかえるから」
攻め「受け!愛してるよ〜受け!」
受け「馬鹿みたいに言うな、うるさい」
攻め「じゃあ馬鹿だったら言っててもいいの?」
受け「ああ」
攻め「僕、馬鹿だよ!」
受け「本当か。証明してみろ」
攻め「馬鹿って、死んでも治らないらしいね」
受け「らしいな」
攻め「じゃあ死ぬ!」
受け「そうか」
攻め「さようなら!」
受け「ばかやろう」
>>555 「ばかやろう」のところで攻めの裾を引っ張って止めていると考えたら萌えた。
557 :
風と木の名無しさん:2009/06/13(土) 15:03:10 ID:BXPqpMprO
電波保守
>>555 「ばかやろう」が何故か世界の北野の声で再生されてふいた。ゴメソ。
受「寒いよ」
攻「突然電話してきて何だ?今は寒いなんて時期じゃないだろう」
受「凍えそうなんだ。君の温もりが欲しい」
攻「明日には出張が終わる。そうしたら、すぐに帰るから」
受「ダメだよ、もう足の方が凍ってきた。助けてよ、攻」
攻「我慢しろ。――もう切るからな」
受「攻、助けてよ。ねえs
ガチャ
TV「では次のニュースです。○○県××市のマンションの一室で、凍死体が発見・・・」
ほ
>559
うっかり涙目になった...
愚痴りたいだけの人と僅かな愚痴も許さない人がいる
「出来ない」って言ってる人みんながみんな「出来るようになりたい」って思ってる訳じゃないんだよ
ごめん、誤爆した
「攻、愛してるって10回言ってくれ」
「愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる」
「うるさい」
「愛してる愛してる」
「キモい」
「愛してる愛してる愛してる」
「ストーカーかよ」
「愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる」
「10回越えてる!10回越えてるから!ばーかばーか!」
「俺の気持ちは10回ごときではとても言い切れないんだ」
「愛してるしか言ってないし」
「物量作戦」
「量より質だろjk」
「俺の愛は量も質も兼ね備えている。愛してる…愛してる」
「俺も」
「受は常に正しいよ」
「神光臨」
「神に感謝したい」
「なにかな攻君」
「受と出会わせてくれてありがとうございます。愛してる」
「てめっ浮気かよ!」
「受は常に正しいけれど例外もまたありき」
「神もまた人の子」
「デデーン」
「攻、その奇妙なポーズはなに」
「神に召される生け贄のポーズ。さあ召しあがれ」
「デデーン」
「受が神に召される生け贄のポーズを!」
「さあ召しあがれ」
「いただきます」
「アッー!」
保守
ほしゅ
雑談5
このスレにきてくれたらもっと嬉しかった…
「……世界は、
「……ん」
「世界は物凄い速度で俺のすぐ横を通り抜けて行く。俺はいつも取り残される。そして、虚無を相手に延々と喋り続けている」
「……ねえ、俺の存在は信じられなくても。……俺の手が君の薔薇色の頬に触れる。薄い唇の肉を押して。頤を、喉を、鎖骨を、心臓の上を。熱を感じるだろう。俺は此処に居る。お前に関係している」
「……分からない。もう何も感じないんだ。皮膚より外の世界なんて存在しない、俺は一人だ、永遠に一人だ」
「では、これは何」
「×××だ」
「どうして勃ち上がっているの」
「それは、お前が、」
「俺が、」
「お前の手が、熱が、俺を、俺の×××を、」
「どうしているの」
「猫でも撫でるように優しく、先を、裏を、ああっ」
「気持がいいの」
「いい、いいっ。行かないでくれ、行かせないでくれ、一人にしないでっ」
」
「別れを告げなければならない」
「どした?」
「カヲジュ星雲のケヲバナ星へ行かねば」
「じゃあ、アイス買ってきて。いってらっしゃい」
「ただいま」
「涙も枯れ果てた」
「いい子にしてたか?」
「君がいなくなってからずっと、僕は寂しさのあまり」
「帰り道が物凄く混んでてさ」
「僕は僕を僕に写して一人二役を演じ続けていた、その所為で」
「急いで帰ってきたから、土産を買えなかったんだ。ごめんな」
「見たまえ。この右手が左手で結果的に片足づくめの有様を」
「ご当地キーホルダーは買えたんだけど。いるか?」
「失言を撤回する」
「気に入ったか。じゃあ、今度は失くさないように耳に嵌めとけよ」
「鏡は三役目のために割ってしまった。君の瞳に映る虚像が頼みの綱だ」
「おー、似合う似合う」
「君がいなくなってからずっと、僕は寂しさのアマリリス」
「やっぱりお前は花のようなヤツだよ」
「僕と君の尊い犠牲を」
「俺だって寂しかったんだからな。…さて、じゃあ飯にするか」
「ぴぴ」
「ん?」
「ぴぴぴぴぴ、ぴぴ?」
「当たり前だろう」
「・・・ぴぴぴぴぴ」
「いいからほら、飯食え。冷めるぞ」
「ぴぴ」
>571
…………愛ですね。
>>571 自分にも解読できたのはきっと電波受への愛のおかげ
>>571 自分も読めた
みんなにも電波を送ってるんだね
多分みんなとの差があったとしたら一人称だけ
なんで私も読めるんだろう
うちアンテナ付けてないんですけど
579 :
風と木の名無しさん:2009/07/30(木) 20:59:37 ID:Eo8PKCI30
>>571 今初めて開いたスレなのに
なにこれ…すげぇ…
いっさい意味がわからず「ぴ」がゲシュタルト崩壊したわたくしが通らせていただきました。
解読できん。教えてくれ
教えてあげたいんだが、スレの趣旨的に教えたら負けな気がする
167 名前:風と木の名無しさん[sage] 投稿日:03/05/22 13:38 ID:BSyB4MHx
受「ジョブゴス星第二段階精神殿ではペニスの事を俗にサッチモと言うのだ」
攻「うぬっ、貴様ジョゴブス星人か。そうとは知らずにおれはなんという事を」
受「案ずるでない下等民族よ。貴殿のサッチモはすでに私の中に取り込まれている」
攻「しまった油断したか!うぐっ、☆鬱B**#〒♂」
受「30000000000*+(ゴミと化した大衆)÷仝〆≠§=サムライと偽善(三億のオタマジャクシ)」
攻「サッチモサッチモサッチモサッチモー!!!!」
30 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2005/10/05(水) 21:41:49 ID:xyQJ6Rgd
「世界で一番あなたが好きです」
「では君は世界中のプリティな動物と君の愛人を敵に回せるのかね?」
「地球で一番あなたが好きです」
「広まっているんだか狭まっているんだか分からないな」
「北半球で一番あなたが好きです」
「狭めたところでなんら問題は解決しないのだよ」
「日本で一番あなたが好きです」
「全国各地にいる君の愛人とペットはいいのかい?」
「この地方で一番あなたが好きです」
「しかし君がこの地方でここ最近惚れ込んでいるのは滝川さんじゃなかったかね?」
「この県で一番あなたが好きです」
「この県なら一番好きなのはウシガエルだと昨晩熱弁していたのは君じゃないか」
「この市で一番あなたが好きです」
「この市で君が一番愛情を注いでいるのは村峰さんだろう?」
「この町内で一番あなたが好きです」
「この町内で一番愛しているのは三毛猫のブロフェッサムだろう?」
「この番地内で一番あなたが好きです」
「三年前に付き合っていた隣家の武山さんはどうした?」
「この家で一番あなたが好きです」
「ゴールデンレトリバーと私、どちらか君に選べるのかね?」
「じゃあ、僕の周囲半径15cm以内で一番あなたが好きです」
「そうすると私は鼻の先と足の指しか入らないが宜しいか」
43 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2005/10/09(日) 14:50:37 ID:8cjttq4J
「おかえり。」
「ただいま。今日は残業で疲れたよ。仕事たくさん押し付けられてさ」
「ご飯にする?それとも、花火する?」
「お腹すいたな…あ、おいなんでこのご飯こんなべちゃべちゃしてんだ?」
「だって、歯がないからやわらかくないと……花火…」
「そっか。歯がないのか。じゃあ仕方ないな」
「…獅子座のアナタはラッキーです。今日のラッキーアイテムは、花火です」
「あーもう、わかったよ。花火やればいんだろ花火。ほら、もー。外行くぞ」
「やったぁ。おとめ座の僕も今日ラッキーです…。二位、かもです。」
「ところでさ、君、誰?ちなみに俺、獅子座じゃないし」
150 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2005/11/26(土) 19:35:23 ID:mGwMh3cp
A「 」
B(なに)
A「 」
B(何言ってるのか解らないよ)
A「 」
B(聞こえない、聞こえないんだ)
A「俺に、おまえの耳をくれてありがとう」
B(何でそんな悲しそうな顔をする)
A「おまえの顔が見られないよ」
B(目をくれたお礼を言いたいけど、俺、口を無くしてしまったんだ)
A「なあ、なにか言ってくれ」
B(解らないよ)
A「解らないよ」
516 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2006/09/06(水) 02:13:31 ID:kgGrpwtG0
受「消し炭みたいになりたい。燃やし尽くして僕を」
攻「スプリンクラー発動」
受「ほんとに冷たい野郎だ。でもそこが好き」
攻「スプリンクラー停止」
603 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2006/10/04(水) 22:58:53 ID:mmoG8d490
「君の心が欲しい」
「どういう意味だ」
「そのままの意味。君の心をコレクションに加えたい」
「身体は?」
「それは飽きたから明日の午後に展示室へ移動」
「へえ、あれだけ泣き喚いて手に入れたのに?」
「さすがに毎日だとね。だから一旦忘れることにしたんだ」
「飽きたんならさっさと捨てろよ」
「捨てないよ。忘れた頃にまた出してくるんだから」
「いつもそう言って、展示したことすら忘れた物がいくつある?」
「あれ、おかしいな。てっきり君は喜ぶと思ってたんだけど」
「うるさい」
「寂しいの?」
「うるさい。その手を離せ」
「僕が愛しているのは君だけだよ」
「俺はお前が大嫌いだ」
「ああ、やっぱり君の心は素敵。一欠片でいいから貰えない?」
「嫌だね。これ以上お前を喜ばすのはうんざりだ」
「しょうがないな。ねえ、展示室へ行こうよ」
「明日の午後じゃなかったのか?」
「違うよ。綺麗な砂が手に入ったから眺めたいだけ」
「すぐに飽きる癖に」
「手を繋いで一緒に見よう」
53風と木の名無しさんsage02/11/30 21:22 ID:KH2hHLaT
攻「こんにちは…こんにちは…」
受「行為の最中に何の挨拶だろうか」
攻「受に挿入している部位の気持ちを代弁している」
受「オレに挿入している攻の部位はそんなに礼儀正しいものだったのだなあ」
攻「受に挿入しているオレの礼儀正しい部位をもっとフレキシブルに動かしていいでしょうか」
受「オレに挿入している攻の礼儀正しい部位の意志ならば諸手を上げて大歓迎」
攻「お邪魔します、お邪魔します、お邪魔」
受「ようこそ、ようこそ、ようこそーーー!!」
なんで繰り返し張るんだろうな、この人
ユンユンの定義は一つじゃないだろ
「月並みな表現だけどさ、僕は君のことが食べちゃいたいほどに好きなんだ」
「嬉しいよ」
「だから、食べてもいいかな?」
「勿論。さあ、早く食べてくれ」
「いただきます。もぐもぐもぐもぐ」
「ど 、美味し かい?」
「ああ、とても」
「もっ 食べ くれ。 は貴方と一 になり 」
「君は砂糖菓子のようだね。とても甘い」
「貴 が喜 れて、 も嬉 よ」
「おや、もうなくなってしまった」
「 」
「ごちそうさま」
まあ張りたくなる気持ちもわからないでは…
つか、>571読んで「意味がわかった!」
と言い合ってる人達は
言葉通りの意味で「理解した!解読できた!」と主張してるのかね
それとも、なにか
気の利いたことを言ってるつもりなんだろうか。
前者だとしたら、次スレからスレ名を
「電波なワタシタチが語り合うスレ」に変えないとな。
後者だとしたら、…どういうセンスなのかよくわからん…
>571
はわりと好きだな。
つか、「電波」そのものが受(攻か?)とは。
今までで一番正しいかも。スレタイ的に。
「ぴ」しか言ってないのに意味が通じるから作者すげーっていう意味で書きこんだけど…
>>595さんがなんでそんなにかみついてるのかわからない
気に障ったなら謝るが
雑談はいいからさっさと次の電波をよこせよって人なんだろ。
みんなそうしてるようだからスルーしればいいんでない
>597
雰囲気を悪くしたい、という意図がないなら
> なんでそんなにかみついてるのかわからない
なんて言い方はしなさんな
まあ確かに >571 の「ぴぴぴ」からなにか具体的な意味を読み取っちゃったんだとしたら
それは凄いですね、としか言いようがないかも。
つか皆「気のきいた切り返しのつもり」でやってるんだと思ってた、
ほんとに(>595 言うところの)前者だったのか。
荒れそうなので空気読まずに書くが、
>>571の内容は「ぼくのこと、好き?」って聞いてるんだと解釈した
一人称が違うとかいうツッコミは無しなw
ねえ(なあ)
ぼく(おれ)のこと、好き?
…ありがとう
うん(ああ)
みたいな解釈で読んでた
ねえ
「ん?」
ずっとこのまま、なの?
「当たり前だろう」
…でもきみは
「いいからほら、飯食え。冷めるぞ」
ああ
うん訳そうとするとダメだなやっぱ、興ざめ
読み取れるのは抑揚だけっていうのがいいんだわこれは
604 :
風と木の名無しさん:2009/08/18(火) 09:55:48 ID:eaFevKLfO
自分も
>>601と全く同じ
分からなかった人からしたらうざい流れだったかもねwww
解釈するのかよ
だいなしだな
はいはいもうどうでもいいよ
いくら夏休みとはいえ酷いな
もう571本人が
>>600-604みたいな人達に
正しい解釈してあげてー
608=571?
それなら無事答えもでたことだしこの話は終了ってことで
次の電波どうぞー
受「雪が降ってる。あれ、やりたいかも」
攻「そうだね」
受「寒いし、あれ、食べたくなっちゃった・・・」
攻「俺も」
受「悪霊がいるみたい」
攻「うん俺も」
受「AA?」
攻「うん」
「春になったら僕を探して、春になったら咲いてるから。」
「春って結構遠いんだけど…何駅くらい先?」
「そんな遠くないって、大丈夫。だからそれまでちゃんと咲いてて、春になったら僕を探してよ。」
「それ無理。冬になったら枯れるから。」
「君といると太陽が綺麗ですね」
「太陽?月じゃなくて?」
「ああ。君と一緒に居るとね、太陽がすごく輝くんだ」
「それで『太陽が綺麗』か」
「輝いて、眩しくて、でも眩しすぎて君の姿が見えなくなってしまうんだ」
「――それが理由?」
「うん。――ごめんね」
「あ、降ってきた」
「え?――晴れてるけど」
「珠がね、降ってくるんだよ。小さな珠がたくさん、ぽろんぽろんって」
「たくさん?」
「そう、たくさん。僕が呑み込まれてしまう程に」
「それは困る。君の姿が見えなくなってしまうじゃないか」
「なら、抱きしめて。ぎゅうって。そうすれば珠は熔けるから」
「てくてくてくてくてくてくてくてく」
「何してるの?」
「君に向かって歩いているんじゃないか。道のりは長いけれどね」
「こんなに傍にいるのに?」
「傍にいるけど、とても遠いんだ。てくてくてくてく」
「・・・・・・・・・・・・」
「てくてくてくてくてくてくてくてく」
「・・・・・・てくてくてく」
「ああ、届いた」
「夜になると、僕は空を散歩するんだ」
「へえ、楽しい?」
「楽しいと思う?ひたすらに真っ暗で、どんなに手を伸ばしても何もない」
「でも、星があるだろう?」
「ここから見れば、確かにあるさ。けれど空の中へ行って見ると、とたんに何もなくなる」
「だったら、そんな所に行かなければいい」
「ああ。でもね、身体が勝手に動くんだ。だから――」
「だから?」
「――ううん、何でもない。君は傍に居てくれるだけで・・・、それだけで、いいんだ」
「ああ、綺麗だ」
「理解は出来ないが、そうだろうね」
「ガーってきて、ゴーっていくんだよ」
「とっくに終わったよ、それは」
「うん。判ってる」
「さて、そろそろ行こうか」
「ようやく決心がついた?」
「なあ、あそこはどんな処なのだと思う?」
「ランプの灯がある処だよ」
「僕は汚い。汚いんだ。」
「知っているよ。うん、君は汚いね。」
「汚い僕はあなたを好きになってはいけません。なれません。」
「うん、私は汚い物は大嫌いなんだ。よく覚えていたね、えらいえらい。」
「……撫でて。」
「………。」
「撫でてください。」
「………。」
「ああ、僕が汚いから!そうですよね!すいません!あはは!僕は汚い!汚い!あははははっ!」
「………。」
「………………。」
「向こうで温かいスープが出来ているよ。さあ、行こう。」
「…あ。」
「もし街に出るなら、嘘を買ってきてくれないか?無くなりそうなんだ」
「いいよ。300gで足りるかな?」
「いや、700は欲しいかもしれない。最近、とみに消費量が増えているんだ」
「そうだね。僕も使うようになったしね」
「昔は半月に30gしか使っていなかったのに」
「それを言うなら僕だって、3ヶ月も使わないときだってあった」
「昔は何を使っていたのか思いだせるかい?」
「さあ。もっと残酷なものだったと思うけど」
「そうだった。僕らは常に悲しんでいたね」
「そうさ。あの頃は正しさが善良だったんだ」
「残酷だったね」
「残酷だったさ」
「不幸せだったかい?」
「そうかもしれないし、逆な気もするな」
「今、君は幸せ?」
「もちろんさ。君は?」
「ああ、僕もさ。じゃあ、僕の事まだ愛してる?」
「もちろんさ。君は?」
「ああ、僕もだ。じゃあ、行ってくるよ。嘘は、念のため800g買ってくるからね」
「早めに頼むよ。もうきれてしまったんだ」
「充電してください」
「充電?」
「充電してください」
「どうすればいい?」
「充電してください」
「ねえ、どうすれば」
「充電してください」
「・・・・・・どうすればいいか、判らないよ」
「充電してください」
「・・・・・・」
「充電、して、くださ
「充電、したよ」
「――――」
「だから、お願い、動いて」
「何故か体が動かないんだ」
「どうしたんだろうね。――おや、螺子が落ちている」
「え?ああ、きっとそのせいだ。しかし何時の間に落ちたのやら」
「なら、これは君のかい?随分と重い様だが」
「否、そんな筈は無いのだが。そうか、重いのか」
「どうしてこんなに重いんだ?」
「分からないな。確か、とても軽かった筈だが。しかし、どうするか」
「どうって?」
「こんな重くちゃ、もう僕の中に戻せない」
「でもこのままじゃ、君は動けないのだろ?」
「こんな重いものを持っていても動けないさ」
「困ったね」
「ああ。――困ったな」
「あむ。もぐもぐ。ごくん」
「何を食べているんだ?」
「『他人の不幸は蜜の味』って云うだろ?」
「ああ、確かに云うが」
「それを試しているんだよ、本当かどうか」
「で、どうだった、味は?」
「すっごく美味しいよ。もっと食べたいな」
「嘘吐き」
「嘘なんか吐くもんか」
「なら、僕にも食べさせてみろよ」
「駄目だよ、これは一人分」
「君の瞳が僕を見ている」
「そんなはずはない。僕はそんなもの持っていない」
「君の腕が僕を抱きしめている」
「そんなはずはない。僕はそんなもの持っていない」
「君の脚が僕に絡みついてくる」
「そんなはずはない。僕はそんなもの持っていない」
「君の唇が僕に愛をささやく」
「そんなはずはない。僕はそんなもの持っていない」
「君の耳が僕の告白を聴く」
「そんなはずはない。僕はそんなもの持っていない」
「君の心が僕を愛する」
「そんなはずがない。僕はそんなもの持っていない」
「君は何を持っているんだい?」
「君は何をしてほしいの?」
「分からない」
「分からない」
「じゃあ、さっき言ったことをしてみよう」
「でも僕は何も持っていない」
「それなら僕のをあげよう」
「ありがとう」
「あ、ちょっと、気をつけてくれよ。踏まないで」
「え、何を?小石が在るだけの様に見えるけど」
「その小石のことだよ。大切なんだ、踏まないでくれ」
「そんなに大切ならば、君が持っていればいい」
「駄目なんだ。僕が持っていると、すぐに穢れてしまうから」
「――今までに、これを持っていたことは?」
「無いさ、勿論。穢れてしまうからね」
「なら、判らないだろうに。これが穢れてしまうかどうか」
「それは、そうだけど・・・。でも君だって、人のこと言えないじゃないか」
「え?」
「君だって、自分の小石を持っていないだろう?どこに置いてあるんだ?」
「僕は、とうの昔に捨ててしまったんだ。大切な小石なのだけれどね」
「大切なら、捨てなければ良かったじゃないか。でも、その方が楽なのかな」
「そんなことはないさ。捨てると、余計に重くなる」
「もう持っていないのに?」
「ああ。重さだけは、僕に残ったんだ」
「――僕にも、重さだけは在るんだ。どうしてだろう、小石は持っていないのに」
「手を伸ばしてみたんだ」
「それで?」
「けれど届かなかったんだ」
「なら、諦めればいい」
「そんなのは厭だよ」
「だって届かないのだろう?」
「ああ。とても近いのにね」
「近いのに届かないのか?」
「どうしても触れられないんだ」
「ところで、何に触れたいんだ?」
「解らないのか?」
「蒼い空だね」
「ああ、綺麗だな」
「透き通っているね」
「ああ」
「ねえ、空を採ってきてくれないかい?」
「どうやって?」
「この小瓶に、ちょっと掬ってきてくれればいい」
「無理だよ」
「お願い、お守りにしたいんだ」
「無理だよ、たとえ採ってきたところで、お守りにはならないさ」
「どうして?」
「空は、地へ持ってくると消えてしまうから」
「消えない。見えなくなってしまうだけだ」
「消えてしまうよ」
「消えやしないよ」
「スープを作ってみたんだ」
「どれどれ?――うん、美味しいよ」
「良かった。ちょっと欺瞞を入れすぎたんじゃないかと思って」
「欺瞞と戯言と嫌悪を入れて・・・、嘘で味付けしてあるのか」
「大丈夫?しょっぱくない?」
「美味しいってば。あ。」
「え?どうしたの?」
「これ、出汁は優しさで、隠し味に本当を使ったんだね」
「そこまでは、分からないな」
「自分で作ったのに?」
「自分で作ったから」
「おはよう」
「やあ、おはよう。此処は何処だろうね?」
「此処は始まって終わる場所」
「ああ、渦巻きの中か」
「此処には何も無いよ」
「僕達さえもね」
「でも、それで良いじゃないか」
「そうだね。さあ、進もうか」
「ねえ、愛しているよ」
「ごめんね、僕が悪かった」
「だから、せめて此方を向いて」
「君をそこまで傷つけるつもりはなかった」
「僕の方を向いてよ、お願いだから」
「本当は君を、愛しきれない程愛している。だから」
「僕のことを、愛してくれなくてもいい。けれど」
「お願い、僕の声を聴いて」
「お願い、君の声を聴かせて」
「風なんか嫌いだ」
「砂なんて大嫌いだ」
「またてのひらのなかから君が零れていってしまう」
「どうか僕をしっかりと捕まえていて」
「また乾いた粒が指のあいだから流れて行ってしまう」
「どうかひとかけでも君の側にこのままいさせて」
「また君はどこか遠くへ飛ばされてきっと消えてしまう」
「握りしめた僕の感触を忘れないで」
「さようならさようなら愛しい君。また僕だけがひとり残されてしまう」
「さらさらと風は流れる」
「よろこばしい程に?」
「ながれるように」
「らんぷの灯が揺れる」
「ぜんぶがそうではないよ」
「つめたい人だね、君は」
「ぼくは、つめたくはない」
「うん」
「せっかく、君が言葉をくれたのにね」
「ん?ああ――そうだね」
「せつに願う」
「いいんだ、それは」
「それをおろしてくれないか」
「無理だ。君と僕との間には、銀河を超える海がある」
「それなら150億年前からやり直せばいい」
「28次元の壁とプトレマイオスが僕らを許してくれない」
「孫宇宙を越えて行くから」
「その光はいつ届くんだい?」
「あの彗星の尾より早く」
「間に合わない。Z軸を破壊する」
「9億度になるまで待ってくれ」
「……さようなら。空間はここに置いていこう」
「灰色の空が広がってゆく」
「ならば僕はそれを包み込もう」
「海が黒く染まってゆく」
「ならば僕はそれを掬い上げよう」
「地面が割れて濁った煙が這い出てくる」
「ならば僕はそれを吸い込もう」
「それでは君が、灰色に黒に濁ってしまう」
「そんな事はないさ、大丈夫だ」
「ああ、ごめんね。ごめん。ごめんなさい」
「いいさ、たかが躰の半分だ。これくらいどうってこと、ああ黒い灰色だ濁ってああどんどんドンドンドンドンーーあああああああああ」
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
「遊びにいこうか」
「どこへ?」
「遠い所。とても綺麗な所」
「そんな遠い所へ行けるのかい?」
「一歩足を踏みだせば、すぐにいけるさ」
「ああ、それなら行ってみようか」
「ほら、手を繋いで。一緒にいこう」
「うん。どっちに進めばいい?」
「僕について来ればいい。ほら、こっちだ」
「へえ、本当にすぐに着いたね」
「どう、綺麗な所だろう?」
「うん、すごく。少し人が多いけどね」
「gんkbsrぐk」
「僕は逆だよ。嫌いだ」
「4;で9」
「君がそこまで僕を解っていないとはね」
「b;ほえ0t。x」
「ふうん。全く嬉しくないね」
「あ、ごめん、ちょっとそれを取ってくれる?」
「この星かい?ほら」
「ありがとう。重かった?」
「いいや、とても軽かったよ」
「――そう」
「どうした?」
「この星は、僕にはとても重いんだ」
「そうなのか?でも、綺麗な星だし」
「黒ずんだ星だよ」
「――ごめんね」
「君が悪いんじゃない」
「おや、また生まれた」
「何が?」
「時々、泡が生まれるんだ」
「泡?」
「透明だったり、濁っていたり、軽かったり、重かったり」
「へえ」
「君に触れた時とか、君にほめてもらえた時に生まれる」
「ふうん」
「あとは、君と会えない時とか、君に拒絶された時とか、それから」
「もういい。言わなくていい」
「それから、君に――」
「いいってば」
「君に、別れを、告げられた時、とか・・・」
「もういいって、言ったのに」
「ねえ」
「え?」
「君は泡?」
「・・・・・・気付いたの?」
「知ってた」
「君の処まで行きたいんだ」
「簡単だ、その溝を越えてくればいい」
「でもこれは深すぎる」
「越えるだけなら、問題ないだろう」
「そんなこと言うなら、君が此方へ来てくれれば」
「僕にはこの鎖がある」
「そんな物、解けばいい」
「無理だ、巻きつきすぎていて」
「ああ、溝は狭いというのに」
「ああ、鎖は細いというのに」
手を伸ばせば届くというのに
「きみはいつかぼくを裏切るだろう」
「だってきみが一人であの川を渡ってしまったから」
「だから裏切る前に殺して」
「ああ殺してとあの時言ってくれたなら喜んでこの手で縊ってやったというのに」
「ああ、眠い」
「いいよ、寝ても」
「しんでしまうかもしれないよ」
「てを伸ばすから大丈夫だよ」
「いいの?」
「まって、やっぱり駄目」
「すぐに戻ってくるから」
「あと少しでもいい、僕に近づいて」
「いやだ。ブラックホールに呑み込まれる」
「しったことか」
「てんが近いんだ」
「いいじゃないか、お願い」
「まって、もう少しだけ」
「すこしだけだよ」
「今日の窓はどうする?」
「昨日は水族館だったからね」
「今日は草原にしようか」
「なら、ピクニックしない?」
「テーブルクロスは?」
「ナポリタンはどう?」
「じゃ、ちょっと出してくる」
「うん。・・・あ、宝箱は僕の部屋だ」
「また星の欠片でもつまみぐいしたの?」
「少しだけだよ。後で甘い宝石あげるから」
「ずるいよな」
「って、何だよ急に」
「とりになりたかったのは僕なのに」
「いいじゃないか、あれくらい」
「っ!」
「しかたないだろ」
「ょ・・・、よくそんなこと言えるな!僕は」
「にんげんのままでいてよ」
「いいよ。・・・仕方ないからね」
「たすかった、これでずっと一緒にいられる」
「いいよ、それくらい。僕も縦だから」
「ねえ、綺麗でしょう?」
「何が?」
「何って、これしか無いでしょ?」
「・・・ああ、そうだね」
「ほら、真っ赤な宝石が降り注いで」
「うん」
「あたり一面が輝いて、とても綺麗」
「うん、そうだけど・・・早くここを離れないと」
「え?何で?」
「いいから、ほら。早く逃げるよ」
「宝石を持っていってもいい?」
「駄目」
「ねえ、そばに居てくれる?」
「ああ、ずっとそばに居てやる」
「ありがとう。――夜は怖いんだ」
「どうして?」
「辺りが暗くて、君の姿がよく映えて」
「うん」
「君がまるで天使のようで」
「・・・・・・天使?」
「夜空に飛び立ってしまいそうで」
「俺は飛び立たないよ」
「でも心配なんだ」
「だって、天使なのは、飛び立ってしまったのは」
「止めて。その先を言わないで」
「俺の元を去ってしまったのは、君じゃないか」
「ああ、ごめんなさい。ごめんなさい」
「なあ、そばに居てくれよ」
「僕のことはもう忘れて」
【愛が】
「電気が舞っているね。僕らの周りで、ひらりはらりと」
「波のようだ。青く光って此方へ押し寄せる」
「なんでも出来そうな気がするよ、此処にいると」
「攻め込まれているのだけれどね。しかし判らなくもない」
「とおくで鳥が鳴いているよ。誰かを呼んでいるのかな」
「受身なのだよ、あの鳥は。真似をするのではないよ」
「のんびり空でも飛んでみたいとは思うけどね」
「会って話でもするかい、あの鳥と?籠の中かもしれないよ」
「話か。そうだね、してみたい。けれど、あの鳥は本当に籠の中かもね。なら、籠
を壊してみようか?」
「綴ってみよう、鳥の話を。でも籠は壊してはいけないよ」
「ろくでもない話かもしれないね。でも、聞いてみたい」
「うん。其処まで行ってみようか、とりあえずは。鳥は動かず其処にいるだろうか」
【ユンユン】
648 :
風と木の名無しさん:2009/10/22(木) 16:20:11 ID:idGAKQ0p0
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(_ノ  ̄ / / . \`ー―’___
「あれ?変だな、どこにやったっけ」
「何を探しているの?」
「真実だよ。ねえ、どこにあるか知らない?」
「――知ってるよ」
「良かった!どこにあるの?」
「見つけない方がいいと思うけど」
「どうして?いいからほら、どこにあるの?」
「もう止めない?僕が場所を教えても、」
「そんな話はいいから!どこにあるか聞いてるの!」
「君は結局また自分で隠すんじゃないか」
「そんな訳ないだろ、いいからほら、どこ?」
「おかしいなー。ねえ、真実をどこにやったっけ?」
「言った通りじゃないか。君はいつも、そうやって何度も」
「何の話?ねえ、それよりも真実はどこ?」
「それは痛くないのか。見てやる限りではひどくつらいものであろうに」
「そう、痛い。すごく痛いよ。けれどぼくは自分で知りたい。
それらを探し出し、そして見つけ出さなければいけない。信仰の生活は何と素敵で崇高で安楽なものか!
その素晴らしい、まっさらでほろり甘い夢のようなものを時折ちらりと見やりながら毎の時間をぼくは幾多の道を開け拓き、未知の、痛みと同時、またはその少し後にあらわれるぼくをぼくとせん物と対峙しなければならない罪を強く願っている」
「こちらの、きみが今言ったように素晴らしくほろり甘い側にいるぼくにはそれは考えたことがないように思える、いや恐らく無いだろうな。
きみ、ぼくをどう思う。道を見たことがないぼくを」
「素敵な生活を成すきみが、わざわざにぼくを見てぼくに話しかけてぼくに問いを投げかけてくれるのはとても有り難いことだが、生憎にも、ぼくでさえこれを申し訳ないと感じるのだが、ぼくは今はその、ぼく以外には興味がない」
「己以外に何とも思わず、目も向けない。なるほど道を開け拓くということは、かくも忙しく悩ましく己の頭や臓附を焦がせてやまないことなのだ。
これをまるでただの価値無きものとすることを、誰ができようかな。」
「とおくへ行こうか。お弁当を持って」
「きゅうな話だね、随分と」
「はちみつを塗ったパンを持っていこう」
「ななめに切ったサンドイッチも」
「ろくな具がないけれどね」
「ごごには向こうに着きたいね」
「よんで来ようか、朝を?」
「さんぽに行っているんじゃないかな、彼は」
「にもつをまとめないとね」
「いちいち言われなくとも、わかっているさ」
「時が満ちたよ。準備を始めよう」
「どうして解るか解る?」
「見えるから、暖かいから」
「僕には寒いよ。早く春が来てほしい。白い花も咲いて欲しい」
「黄色ならあるよ、ほら、たくさん。十本も」
「僕が壊れるよ、やめて。やめて。見せないで」
「いつも君に入る花、好きだよ。好きじゃないの、君は」
「大好き、好き、たぶん、とても、欲しいよ」
「君には此れがどのように見えるのだい?」
「水色に光っているよ。小さな星の様だ」
「そうか。僕にはね、白く輝き、広がって見える」
「同じだね」
「同じなのかな?」
「同じだよ。全く違うけれど」
「不思議だね」
「不思議だ。――ああ、綺麗だ」
「綺麗だね」
「とろけそうで」
「包みこんでくれそうで」
「同じだね」
「同じだね」
「淡く広がる空に虹色のシャボン玉が舞い踊る」
「すぐに壊れて消えてしまうというのに?」
「それでも踊るのだよ、今がとても楽しくて」
「それらに不安というものはないのだろうか」
「あるさ、あるから踊るのだ、忘れられるように」
「羨ましいことだね、実に。僕も逃避をしてみたいものだよ」
「彼らは何故あんなに楽しそうに話すんだ?」
「恐れを消すためにだよ。難儀なことだ」
「そうか。さあ、踊ろう。空の中を」
「僕らは何故踊るのだっけ?」
「さてね。もう忘れてしまったよ」
「橙の悪魔が僕を連れ去りにやってくるんだ」
「それは黒い紳士の話じゃないか?」
「どちらにしろ、彼は来るんだ。どうすればいい?」
「幸福と歓喜を用意しよう。甘く、蕩けるような」
「そうすれば彼は帰ってゆくの?」
「ああ、きっとね。ほら、急いで用意しないと」
「早く。早くしないと、足音が――ノックの音が」
「手の中でさ、こう…ぎゅうっと握り潰せると思ったんだ」
「そうなの?」
「そう。けどもうダメだな。今は両手でも溢れそうだ」
「そうかぁ」
「抱き締めてもいい?この、両手で」
「いいよ。…待ってた」
「…好きだよ」
「うん、知ってる」
「ああ、貴方は本当に薔薇のようですね」
「 」
「その髪もその瞳も、可憐で美しい」
「 」
「赤に黒に染まっても、それでも純真無垢のままで」
「 」
「その弱弱しい棘も、とても愛おしい」
「 」
「だから、ね。ずっと見ていたくなったんです」
「 」
「誰でも美しい花を見れば、摘み取って飾っておきたくなります」
「 」
「それと同じことなのですよ。愛しています、*****」
「ねえ、池の向こうには何があると思う?」
「何って、あの池の向こうは森だが」
「違う違う、池の底の裏側のこと」
「さあな。土じゃないのか」
「僕はね、桃源郷が広がっていると思う」
「桃源郷か」
「うん。大きなお城と、お菓子の生る木があるんだよ」
「お前の桃源郷のイメージは少しおかしい気もするが」
「甘い蜜が降ってきて、魚が飛んで鳥が泳ぐの」
「人の話を聞かんな、お前は」
「ねえ、行ってみたいとは思わない?」
「全く思わない」
「どうして?一瞬だよ、池にとぷんって潜ればそれで」
「お前はここが好きではないのか?」
「何で?」
「君はどうして其方にいるの?」
「ここは綺麗だと思っていたんだ」
「で、どうだった?」
「全然駄目。赤い花が咲くばかり」
「なら戻ってくればいい」
「無理だ。道はもう無い」
「僕が星を繋げるから。ね、それを伝って」
「もう無理なんだよ。もう、君の処へは」
「寂しいんだよ。星は幾つでもあるから」
「ああ、駄目だ、それを動かしては。ねえ、待
「どうしたの?・・・・・・返事をしてよ、ねえ」
「お願い答えて。君の声を聞かせて」
「何処にいるの?君は何処に・・・君はいるの?」
「ねえ」
「本を読もう。幸福と不安で綴られた本を」
「文字の雫がこぼれ落ちてしまうよ」
「僕等で受け止めればいい」
「そしてまた、僕らから本を生み出すの?」
「勿論だとも」
「生産性のないことだね」
「其れでこそ本には価値が在る」
「意味の無い繰り返し」
「無意味には意味が在るのだよ」
「蒼いガラス球の中で灯が輝くよ」
「薔薇のように咲き誇るのだね」
「とても柔らかな光なのだよ」
「けれどすごく熱い光だよ」
「だからこそ美しいのさ」
「火傷してしまいそう」
「焼け焦げてしまえ」
「そして灰になり」
「海へと墜ちて」
「消えてゆく」
「憧れるね」
「怠惰だ」
「ああ」
「君」
「」
「痛い。痛い痛い痛い痛い」
「どうしたの?」
「花を摘み取ろうと思ったんだ」
「花?ああ、これか。綺麗に咲いているね」
「だろう?でも手を伸ばしても、ただ棘が刺さるだけなんだ」
「なら諦めればいいじゃないか」
「そうすると今度は心臓が痛むんだ」
「それは花を摘めば直るのかい?」
「そりゃあ勿論、……多分」
「赤いねえ」
「そうだねえ」
「丸いねえ」
「そうだねえ」
「包み込んでくれそうだよね」
「あの中で寝てみたいね」
「でも狭いよねえ」
「そうだねえ」
「暗い道を辿っていこうか」
「もう少しここにいようよ」
「眼鏡をかけようね。余計な物が見えないように」
「それは辺りをよく見る為にする物ではないの?」
「それもあるが、視野を狭める効果もあるのだよ」
「でも、それでは転んでしまう」
「僕が君の手をひいてあげるさ」
「なら大丈夫だろうか?――ああ駄目だ、これはさすがに視野が狭すぎる」
「それでいいのだよ。さあ、出かけようか」
「何処へ?」
「2人の足音だけで、他に何も聞こえない処」
「林檎の木から、蒼い蜜が溢れ出るんだ」
「それを、その壷に入れるの?」
「ああ。幾分か溜まったら、僕らの家に塗ろう」
「蒼い家になるね。楽しそうだね」
「蜜の隙間からは、知恵が零れ落ちてくるんだよ」
「塗ろう、塗ろう。早く塗ろう。蒼い家に住もう」
「もう少しだからね。……ほうら、溜まってきた」
「しゃぼん玉がね、ぷわんぷわんって降りてくるんだよ」
「あちらの方から?どんな形なのかな?」
「わっかだよ。ねえ、1つくらいなら採れるかな」
「せのびをしてみれば良いんじゃない?」
「なまえをつけてあげようね、もし採れたら」
「せかいも驚く名をつけてみようか」
「かわいい名前がいいな。呼んでて楽しくなるような」
「いいね。さあ、手を伸ばそうか」
「舞うよ舞うよ舞って何処かへいってしまうよ」
「待ってよ今行くから、少しだけ待っていて」
「愛が毀れるから無理だよ、ねえ早く早く」
「なあ哀願すればいいんだよ、だから、なあ」
「駄目だよ無理だよ不可能だよ、神様はもう泣いている」
「紙を舞わせよう、そうしたらきっと誤魔化せるよ」
「駄目だ、神様は全て見ているよ、その目は誤魔化せないよ」
「そうだそれなら、芽を育てれば、其れを目隠しにすれば」
「ああもう駄目だ、君はタブーを犯した」
「なあ、お前何やってんの?」
「あのさ、ほら、三日月って座れそうじゃない?」
「・・・確かにそうだけど。それで?」
「ここに座って、ゆっくり読書でもしたら楽しいかなあって」
「・・・・・・ずいぶんと暇そうにしているけど」
「持ってきた本は読み終わっちゃって」
「次の本を取りに来れば?」
「そうなんだけどさ、どうやったら戻れるのか」
「昇る時はどうしたんだ?」
「空に向かって、ずうっと手を伸ばしてたの。そしたらね」
「そしたら?」
「何か、急に浮遊感があって。で、気付いたらここに」
「馬鹿だな」
「酷いなあ。ねえ、どうすればいいと思う?」
「知るか。知らねえよこの馬鹿阿呆間抜け」
「うわ、本当に酷い!あ、ねえ、そっちから手を伸ばしてくれれば」
「届かねえよ。最近柵が設置されたんだ」
※何か自分のIDに「WHO」ってあったんで適当に書いてみる
「君は誰?」
「僕は人間だよ」
「まだ判らない」
「僕は男性で、30代で、サラリーマンで、友人は、まあ多い方。趣味は釣り」
「まだ判らないね。君は一体誰なのかな?」
「判らないのは僕だけじゃないよ。あそこで月を眺めているのは誰だろうか?
空で泣いているのは誰だろう。向こうで星を撒き散らしているのは誰なのかな?」
「ふむ、確かに皆判らないね。誰だろう」
「そして、君は誰?」
「君を愛する者に決まっているだろう」
「だったら僕も、君を大切に想う者だ」
「そうか、ならそれでいい。踊ろうか、愛する者よ」
「喜んで。大切な存在よ」
「で、僕らは誰だろう?」
「さあ?でも、どうでもいいじゃないか、そんなことは」
671 :
風と木の名無しさん:2009/12/08(火) 00:25:40 ID:H6BHtDRp0
ほ
「お前は俺だ。」
「俺はあんただ。」
「ちがう。お前は自由だ。」
「翼がないのに?」
「翼なら昨日あげただろう?」
「セックスとドラッグ?」
「そう。」
「飛び立てるかな?」
「出来るよ。」
「じゃあ。」
「うん。」
「行ってみる。」
「飛んで。俺だけに翼を見せて。」
「帰ってきたら、シチュー作るよ。」
「待ってる。」
「ふふ。行くね。…3、2、1」
「0」
グシャ
攻「あんきも?」
受「あんきもあんきも!」
攻「う〜ん…あんきも!」
受「ぐへへ、あんきもあんきも!」
攻「あー…んきも?」
受「あぁぁんっきも!」
攻「あ、あんきも…」
受「あんきーも!あんきもぉぉぉ」
攻「あんきもパーティータイム!」
受「なんだそれ馬鹿しね」
「あそこは随分と賑やかだね」
「ん、そうだね、パーティーでも開いているのか」
「きれいだね。声が跳ねていて」
「もっと近くまで行ってみる?」
「パラパラ崩れてしまうんだって、此処は」
「1人でも抜けると駄目なんだったな。ごめん」
「テカテカ光って居心地は悪いけど、でも居場所だから」
「イントロでも聴こうか、せめて」
「1人で聴くのは嫌だからね。この間みたく寝ないでね」
「タンマ。それはちょっと無理かも。眠い」
「イライラするんだよ、君だけ先に寝ちゃったら」
「ムワッとした熱気だろう?仕方ないよ」
「!それでも、1人で残されたら、・・・・・・怖いよ」
縦やめてwwww
「どうしてかな?」
「どうしたの?」
「貴方といるのに、また体が腐ってきた。」
「…気のせいだよ。」
「貴方がいるのに、悲しいよ。」
「悲しくなんかない。幸せ。」
「腐ってそのうち失くなってしまいそうなのに。」
「体も心も?」
「でもとめられない。」
「きっと花が咲くんだよ。」
「腐った土から?」
「ほら、小さな葉っぱ。」
「本当。」
「君が僕を愛してくれるからだね。」
「なんだか上手く言えないよ。」
「大丈夫。」
「忘れたくない。」
「解るよ。」
「…ああ、来る。」
「咲くよ、花が。君の花が。」
A「ほ」
B「し」
A「ゆ」
B「ゆって」
A「だって君が」
B「僕が?」
A「君が。ほし」
B「保守」
A「ゆはないの?」
B「言いたくない」
A「君が」
B「僕が?」
A「言ってよ」
B「…好きだよ」
A「愛してる」
B「幻想だ」
A「知ってるよ」
B「愛しいね」
「こねこねこねこねこねこねこね」
「何を練っているんだい?」
「時間だよ。ぐちゃぐちゃにしようと思ってね」
「そんなことが出来るのか?」
「ああ。なかなか思い通りにはならないけれど」
「大変そうだね。手伝おうか」
「いや、いいよ、そもそも僕は君の時間を練っているのだし」
「私の?果たして私の時間はぐちゃぐちゃになるものか」
「もう、少しは出来たんだ。今君、赤くないだろう?」
「さっきの私は赤かったのか?」
「さっきの君はこれから先の君だけれど、まあそうだ」
「じゃあ、それは順調なのかな?」
「それが、練りすぎて白かったり、練らなさすぎて青かったり」
「難儀なことだ。で、どんな状態にしたいんだい?」
「どんな?どんなって・・・・・・ああ、面倒だ」
「どうした?」
「自分の時間も練らなければならないらしい」
受「攻めって黄色っぽいよね。俺ってむらさき色っぽい?」
攻「受けは赤じゃない?なんとなく」
受「じゃあ攻めは緑…かな」
攻「俺はオレンジが好きだな」
受「攻めがオレンジなら俺は水色だよ」
攻「そっか」
攻「どんないろーが」
受「俺達はお互いにとって一番遠い場所にいたんだ」
攻「すきっ♪」
受「攻めの近くにいると、俺は俺でいていいような、そういられるような気がしたんだ」
攻「みーずいろーが」
受「好きだ、攻め、大好き」
攻「すきっ♪」
受「おれほんとは、しってたんだ、攻め」
攻「いちばんさーきに、なくなるのー」
受「俺達混ぜたら汚い色になるんだよ」
攻「みずいろーの、くーれ、よんっ♪」
受「攻め、ごめんね俺もう水色じゃなくなっちゃった」
攻「キラッ☆流星にーまーたーがってぇ」
受「やっぱり混ざることなくただ近くに寄り添うだけでよかったんだ、俺たち。ね」
攻「あなたに急降下あああん♪」
受「攻めごめん、ごめんね、攻め」
攻「したら俺達同じ色だね!」
受「…え、あそっか」
攻「わったっしっあーいまーいまいん♪」
歌www
A「さむいね」
B「うん」
A「ほんとうに、行かなくちゃならないの?」
B「うん。アルタイルをとりに行かなくちゃ」
A「歩けないのに?」
B「歩けないなら、飛べばいいんだよ」
A「飛ぶ?」
B「うん。アルタイルをとりに、ずーっと南の空を行くんだ」
A「…!だめだよ、戻れなくなる」
B「心配しないで、ちゃんときみの分も残しておくから。…きっといい材料になるよ」
A「やだ、だめ、二度と戻れなくなる。行っちゃだめだよ」
B「ごめんね、もう行かなくちゃ。 泣かないで、絶対帰ってこれるからさ。」
A「まって、まって、ねえ、B…!」
B「 」
A「…行っ…た…?」
B「 」
A「っ…ひっく、Bのばか…」
B「 」
A「南の空に、アルタイルなんてないのに」
B「 」
※勝手に続き
B「ただいま。アルタイルをとってきたよ」
A「嘘吐き」
B「嘘じゃない。ほら、ここにあるだろう?」
A「違う。とってきたことが嘘なんじゃない」
B「じゃあ、何が?」
A「君がここにいることが」
B「いるよ、ここに。ここにいる」
A「ううん。南の空は、とても遠いんだよ」
B「帰ってきたんだよ、そこから」
A「無理だよ。Bはもう、ぼくの前には――」
B「 」
A「B?」
B「 」
A「B、ごめんなさいB、ぼくが気付いたから」
B「 」
A「B、ねえB、嘘でもいいから帰ってきて」
B「 」
A「お願い、B」
「空には冷たい氷が広がってね」
「うん、そうだね」
「繋がって地面になるんだ」
「それならきっと渡れるね」
「南の空まで道が出来るよ、きっと」
「つるつる滑るから、気をつけないとね」
「遠くの方までいけるよね」
「きっとね。――そして、君は僕を見ないまま、彼の許へ行くんだね」
「ううん、どうしたものか」
「何?どうしたの?」
「水晶があったのでね、綺麗だと思い眺めていたのだ」
「そうなの?見当たらないけど。それより、この水溜りは?」
「それだよ。いつの間にか水晶は融け、それが現れたのだ」
「じゃあ、これは水晶か。なら大丈夫、すぐに扉が出てくるから」
「そうなのか?――ああ、本当だ。これは何処に続いているのだ?」
「さあ、判らないね。でも、2人なら大丈夫だよ」
「そうか。よし、さっそく開けてみよう。お、綺麗な川だ」
「渡ろうか、2人で。2人なら大丈夫だから。大丈夫、大丈夫、大丈夫・・・」
「君が大丈夫と言うのなら、大丈夫だな。さあ、いこう」
「あんなことを言っていたけど、結局君は1人でいってしまった」
ちょうど傍にあったので
↓
「夜が来そうだよ。ほら、君の顔が見えなくなっていく」
「はやく帰らないと、闇に融けてしまうね」
「短縮された昼まで待たないといけなくなる」
「しかたがない、夢の構築でもしようか」
「歩幅を揃えて、ほら、行くよ」
「けれど、融けるという体験もしてみたいかな」
「ようやく君を見つけられたのに、また探せと?」
「乙なことじゃない?それだって」
「女房になってくれるんだろう?2人で夢を見よう」
「あのさ、一緒に旅をしないか?」
「いままで1人で歩いていたくせに」
「うん、そうなんだけど、鈴が鳴ったから」
「え?なら、それまでは僕の存在は忘れ去られていたのかな?」
「おい、そうじゃないよ。ただ、今までは身近すぎて」
「かってな言い分だね。僕はずっと、空より寂しい想いをしてきたのに」
「きみが寂しがっているなんて、想像もしていなかった」
「くつはいつも、君の一足しか、無くて。僕は君にひきずられるようにするだけで」
「けれど、靴は二足用意したから。だから、一緒に」
「これからは、灰になるまで一緒に居てくれるのだろうね?」
a「硝子の家に住んでるくせにどうして石を投げたりしたんだい」
b「まさか当たるなんて」
a「当たらなきゃ投げてもいいのかい」
b「先に投げたのは君じゃないか」
a「石じゃなくて薔薇の花をだよ、それも刺の抜き取った」
b「……君のぼろぼろの手」
a「もういいよ、君はいつまでも綺麗なお城に住んでるといいよ」
b「……ごめんね」
a「もう百合も菫も分けてやらないよ」
「今日は。君に会うために降ってきました」
「年で一番不思議な日だ」
「のんびりお茶でも飲みましょう」
「クラクラするんだけど、お前と居ると」
「リラックスしてくださいよ」
「スヤスヤ気持ちよく寝てたんだけどな」
「マーガレットも持ってきましたよ」
「スズメも居たのにな。お前が来たから」
「はは、そんなこと言わずに」
「中に入るか?寒いし」
「止まって。――うん、暖かい」
「で、何普通に抱きついてるんだ?お前は」
「すごく暖かいから。あ、やっぱ寒いですか?顔が赤い」
「水、みたいだよな。形がなくて掴めなくて、いつの間にか手から流れて逃げてく」
「何が?お前のこと?」
「ううん、君。冷たく固まる前に温かい君を捕まえさせてよ」
「…じゃあ、お前は空気だな。居ても居なくても分からないようで、いざ掴もうとしたら手の中には残らない」
「似てるね、俺達」
「うん、似てる。知ってるか?人の体の八割は水で、空気がなければ生きてけないんだぜ」
「なら、もう捕まえてるのかなぁ」
「必要ねぇよ。どうせ、側に居ないと死ぬんだから」
「やあ、ごめんなさい」
「こちらこそごめんなさい」
「食パンを落とされましたよ」
「おや、失礼。僕の朝食です」
「あなたの心も落ちましたか」
「ええ、すっかりあなたのものです」
「曲がり角は怖い」
「全くです」
「お気をつけて」
「あなたも」
うふ〜ん
「お前が砂糖で俺が着色料だったら俺たちは金平糖になれるだろうか」
「どうした急に、まぁ良い、茶でも飲むか?」
「なら毒薬をいれてくれ、菜の花は体に悪いと聞いた」
「サービスだ、取って置きのジャムを入れてやろう」
「そりゃありがたい。とびきり黒いものを頼む」
「しかしトゲに包まれたら俺達はどうやって外に出ればいい」
「簡単さ、地面を融かせばいい」
「なるほど、名案だ」
「今から俺は上白糖、お前は赤色3号だ」
「黄色じゃ愛情が足りねぇか?」
「青は劣情が多すぎる。俺は純情メンなんだ」
「そこの兎を見てみろ、お前にそっくりだ」
「まいったな。女王に殺されちまうよ」
「墓穴は二つ掘ってやる」
「誰がお前に土をかけるんだ?」
「それはスコップが決めることだ」
「なら安心だ。さぁそろそろ皿をわらないと」
「よく来たね。紅茶でも淹れようか」
「うん。おや、金平糖がある」
「やっと彼らの願いが叶ったらしい」
「くさまで融けているけど」
「規模が大きかったからね」
「制限なしにやったのか」
「解れないんだよ、そうしないと」
「除かないとな、余分な泥は」
「くるくる廻り続けていたんだ」
「何の為に?」
「判らない。君と歩む練習かな」
「先へ進みそうではないよ」
「ああ、本当だ、動かない」
「動かないといえばブランコだ」
「なら、揺れようか、一緒に」
「蜘蛛の巣に囚われてしまうよ」
「そしたら廻ればいい」
「くるくると?」
「くるくると」
「ここにコップがあるだろ」
「ああ、見ればわかる」
「で、俺の手にはお前の瞳がある」「誰も君に瞳を奪われた覚えはないな」
「無理もない。奪った覚えもないからな」
「しかし僕の手に君の瞳はない。いや、瞳どころか何もないんだが」
「そいつは今から受け渡すつもりだ。そこのコップをとってくれ」
「…君が何かをくれるまでこれを渡すつもりはない」
「じゃあ俺はその中に溢れんばかりの愛と鉛玉をいれてやろう」
「君の優先順位はコップ>僕なのか?」
「安心しろ。左胸に撃ち込んでやるのはお前にだけだ」
「嘘つき。いいから早く食事を用意しろ」
「宝箱?」
「宝箱。」
「中身は…。へぇ、なかなか面白ぇ」
「だろ?雪国からとりよせたんだ」
「想像以上に赤いもんだな」
「何でか分かるか?」
「朝焼けを見てきたから、か」
「ハズレ。」
「じゃあ正解は何だ」
「唇を重ねよう。そうすれば分かるさ」
「生憎だが俺は物わかりが悪いんだ。もっと単純に」
「何をお望みだ?」
「ワインボトルの底に答えはある、だろ?」
「贅沢なやつだぜ」
「そういうな。せっかくの大寒波、楽しくやろうぜ」
「好き好き好き好き好きっ好き〜♪」
「あっいっして〜♪ドゥーン!!」
「ドゥーンて何」
「愛してるの最大級。ちなみに比較級は愛しててりゅんぼゥだ」
「そうか!愛してドゥーンぞ受け!」
「俺も…愛してドゥーン…」
「受け…」
「攻め…」
「時に受け…てりゅんぼゥとは何だ」
「愛とは何だ?」
「甘くて苦い砂糖で作られた粘土だ」
「なら、恋とは?」
「甘くて苦い砂糖で作られた粘土だ」
「同じじゃないか」
「でも微妙に味が違うんだ」
「どう?」
「恋の方が少しだけ甘くて、子供向けの味」
「へえ。ちなみに、僕らはどっち?」
「わからない。珈琲に深く溶け込んで」
「その珈琲の味は?」
「甘い甘い、大人向けの味」
「愛している」
「五月蝿い」
「愛してるよ」
「五月蝿いんだよ、虚像のくせに」
「君が望んだのだろう?」
「望んだけど望んでない。こんなの要らない」
「要らない筈はないだろう」
「君なんか触れてもくれないくせに」
「こうして抱きしめているじゃないか」
「それでも、触れてくれやしない」
「こんなに密着しているのに?」
「いくら冷たい手で触られたって、意味ないんだ」
「――仕方がないだろう、虚像なんだから」
「実像にさえ触れてもらえない、君だってこんな冷たい手で」
「・・・なあ」
「何だよ」
「冷たい手でも、涙は拭えるんだ」
「なだらかな坂道があるんだ」
「涙が三滴、下に零れるよ」
「冠が受け止めてくれるさ」
「そのせいで心まで届かないんだよ」
「変化の欠片が含まれているのだがね」
「変な夢を見たよ」
「どんな?」
「君が笑っていた」
「それだけ?」
「おかしいよね、君はもう笑ってくれないのに」
「お前だって、もう俺の声を聞いてくれないけどな」
「君と話せるのは、もう夢の中だけなんだ」
「俺だって話がしたいよ、だけど」
「もう、夢でしか会えないんだよね」
「夢を見ることすら許されないのか?」
「ねえ、君の顔が見たい」
「俺だって見せたいよ」
「それ何?」
「飴玉」
「飴か、1つくれる?」
「いいけど、苦いよ」
「飴なのに?」
「うん。夜更けみたく」
「そりゃあ苦そうだ」
「じゃあ、いらないね」
「え?欲しいよ」
「何で?苦いの、嫌いだろ?」
「大丈夫。カーテン開けとく」
「――なら、ほら」
「ありがと。うわ、苦い」
「だから言ったのに」
「苦いけど大丈夫」
「大丈夫って、無理しなくても」
「大丈夫、大体、無理してるのは君だろう?」
「ぴぴぴ、警報発令しました」
「何の?」
「大空崩壊警報」
「崩れてくるの?」
「ぴぴぴ、空が降ってきます」
「じゃあ、ほら、傘を差そうか」
「ぴぴぴ、防げません、ぴぴぴ」
「なら、ぎゅってしてあげよう」
「ぴぴぴ、ぴぴぴ」「ぎゅーーー」
「ぴぴぴ、警報解除されました」
710 :
風と木の名無しさん:2010/01/31(日) 21:03:17 ID:Bjc/phrZO
「何を、しているのですか」
「杏仁豆腐を作っているのですよ。貴方、好きでしょう?」
「自傷行為にしか見えませんが」
「これがね、甘さになるのです」
「その血が?」
「いえ、この痛みが」
「本当に?」
「本当に」
「――痛みなら、私が差し上げますよ?」
「そんな慣れきってしまった物じゃ、薄味になります」
「それでいい……いえ、そもそも、そんな物作らなくていいですから」
「だって貴方、最近疲れているから。何かしてあげようと」
「大丈夫ですから、――だから、それ以上は」
「遠慮しなくていいですよ」
「甘いのは嫌いだ」
「どうして?俺は好きだよ」
「いずれ飽きる。砂糖菓子みたいに」
「君が苦いから丁度いいよ。飽きるほど甘くしたら、今度は俺が君を食えばいい」
「…そうだな。なぁ、コーヒーを淹れてくれないか」
「うん。カフェラテにする?」
「いや、ブラックにするよ」
「しかし、あれだな」
「どれだよ」
「あれだよ」
「あれか」
「あれは甘いよな」
「甘ったるい程に甘いよな」
「でも少し酸っぱいよな」
「少しだけな」
「で、あれって何だ?」
「あれだろ」
「あれか」
「あれは美味しいよな」
「そうだな」
「俺は君が好きだよ」
「うん」
「君は俺のことなんかなんとも思ってないんだよね」
「ふふ」
「否定すらしてくれないのは朝焼けのせい?それとも君が土に還る時のこと?」
「あなたは特別だから」
「でも、」
「待ってた?」
「…うん」
「おまたせ」
「なぁ」
『うん、なに?』
「俺、もう耐えられないんだ」
『ううん、お前なら大丈夫だよ』
「もう、生きていても仕方ない」
『なに馬鹿な事言ってるんだよ』
「だって、意味ないんだ」
『…』
「お前のいない世界なんて…」
攻め「ねー受けー」
受け「何」
攻め「俺さ、ピアスもタトゥーもしてないじゃん」
受け「ん」
攻め「でもお前はどっちもしてる。これってバランスだよな」
受け「そーだな」
攻め「ずるいよ!!」
受け「いきなりうるせぇよばか」
攻め「俺もピアスしたい!タトゥーは怖いけど」
受け「すりゃいいじゃん」
攻め「てかお前を持ち歩きたい」
受け「は?」
攻め「お前をさ、ピアスにしてずっと身につけたいの。そしたらお前のピアスも一緒につけてることになるから、タトゥー一個分くらいにはなるよね?」
受け「へぇ」
攻め「そんでピアスもう一個つければほら!俺受けになれる!」
受け「俺のタトゥーなくなったの?」
攻め「だって痛かったのは受けだから。それは俺のに数えられないよ」
受け「別にいいのに。痛いのも俺の全部攻めにやるよ」
攻め「えへへ、ありがとー」
719 :
風と木の名無しさん:2010/02/05(金) 23:07:08 ID:mI9IsHI00
「ねえ、夜見る夢は何処に行くと思う?」
「消えてしまうのじゃないか?」
「ううん、夢は融けて固まって、氷になるの」
「氷?」
「うん。僕らの間にある、とても薄くて堅い氷」
「それか、壁は?」
「それでね、氷って融けないんだよ」
「融けるよ。――融かしてやるよ」
「無理だよ。だからね、僕は君に触れられないの」
「もし融けなかったとしても大丈夫だ。あのな、」
「え?」
「遠回りすれば壁は避けられるんだぞ?」
「受−受ー」
「何ですか攻さん」
「昨日、夢の中で大きな魚と友達になったのー」
「へえ、鯨とか海豚とかですか」
「そうなのー。今日も会う約束したんだけど、昨日の夢への入口を知らない?」
「俺、魚介類って駄目なんですよねえ。鶏とか豚は好きですけど」
「そうかー。それじゃあ仕方ないね」
「はい。攻さんは俺で我慢してください」
「攻、ねえ攻ー」
「ねえ受ー、何ですか」
「攻って水みたいー」
「水ですか?」
「そうなのー」
「あんな形のない物は好みませんが」
「でも水ー、それに形あるよ?」
「ないでしょう」
「ほら、あるじゃない」
「・・・・・・意味が分かりません」
「えー、何でー?」
「それよりも貴方は、日光のようですよ」
「攻のが意味分かんないー」
「分からないままでいいですよ」
「ならいいやー。ねー、水好きー」
「・・・・・・・・・私の名前は水じゃ」
「水大好きー」
「まあ、いいですけどね」
「道標は崩れてしまいました」
「道は続いているのに?」
「これでは先へ進めません」
「大丈夫だよ、一本道なんだから」
「駄目です、私は迷う天才です」
「なら僕は道案内の天才だ」
「貴方は導いてくれるのでしょうか?」
「何処へ?好きな処へ案内するよ」
「では、深海へ」
「ほら、辿り着いた」
「これで良かったのでしょうか?」
「え?」
「本当に、此処へ来て良かったのかと」
「君は、目的地に着いても迷っているの?」
「良かったのでしょうか?」
「良かったんだよ、これで」
「本当に?」
「そう、そして夢は繰り返されるのです」
「嘘はとても甘いから?」
「蝶になりたいと願ったのです」
「それで、どうしたの?」
「毒虫に絶望しました、笑ってしまう程に」
「それは、さぞかし苦しかったことだろう」
「醜かったのは鏡でした」
「巻き戻って君の声を聴こう」
「お前は俺だ。」
「僕はあんたじゃないよ。」
「お前は俺じゃない?」
「そうだよ。だから別々にならないといけないんだよ。」
「俺の視線に気付かないの?」
「僕が気付かないわけないじゃん。」
「・・・・・・一回だけ、お前に抱きしめられたかったな。」
「だめ、一回じゃ済まなくなる。」
「・・・・・・嘘つき。」
「忘れるよ。現実では、しないよ。」
「酸っぱい気持ち。」
「何、それ。」
「分からん。お前といると酸っぱい。」
「そこに甘さはないのか。」
「ない。ないっ。そんなものはない。」
「僕は君といると苦い気持ちになるよ。」
「それってなんか辛い。」
「甘みは苦味に似てると思わない?」
「うーん。そうかな。」
「ここでクイズです。酸っぱいという味は次の内、
どの感情に似ているでしょう。
A:苦しい、B:恥ずかしい、C:切ない、D:嬉しい
E:憎い、F:感慨深い、G:楽しい」
「君は僕の声を聴いてくれる?」
「突然何を言い出すんだ?」
「僕の言葉を受け止めてくれるの?」
「ああ、勿論だよ」
「『ぴ』の羅列でも、判ってくれる?」
「――意味が分からないけれど」
「そうだね。ごめん、無理言って」
「何を言ってるんだよ」
「・・・・・・・・・ねえ、ぴぴぴぴぴっぴぴっぴ?」
「だから、一体何を」
「ごめんね、ただの我侭。ごめん」
「俺に何をして欲しいのか言ってよ」
「何でもないの、気にしないで。ごめん」
「あ」
「どうかしたか?」
「駄目だ、それ以上近付いたら、」
「お前が無理やり引っ張ってきたんじゃねぇか」
「駄目だ。そろそろ離れられなくなる」
「何か不都合でも?」
「聡いお前ならわかるだろ」
「俺は物分かりが悪いって前も言っただろ」
「なら口か手には触れないでくれ」
「愛の言葉でも紡ぎたいのか」
「お前と呑めなくなるのはごめんなんだ」
「とっくに酔わせといて何言ってんだ」
「受け?」
「いるよ」
「ほんとに?ここにいる?」
「目で見て不安なら触ってたしかめろよ」
「俺が今触ってるのわかる?」
「うん。攻めの手あったかいな」
「あったかい?」
「うん。あったかいとこ増えたよ」
「あったかい?」
「また増えた」
「あったかい?」
「うん、うん」
「ねぇほんとにここにいるよね?」
「攻め、あったかい?」
「月を2人で、見たくて」
「うん、分かってる」
「ねえ、ただ、月を君と眺めたくて」
「分かってるから、泣かないで」
「それだけ、だったのに。それだけ、」
「分かってる、分かってるから」
「なのに、何で逆の事しちゃったんだろう?」
「もう、そんな事はいいから。もう泣かなくていいから」
「ごめんなさい。ごめんなさい」
「謝らなくていいから、お願い、笑って」
「ごめんなさい」
「?」
「!」
(ぼくのこと、好き?)
(当たり前だろう!)
A「ねえB、ピアスってさ、痛い?」
B「…痛いっちゃ痛い。どしたの急に、ピアス開けたくなったの?」
A「……そうかも」
B「え、俺はヤだな」
A「どうして? Bはたくさん開けてるじゃん」
B「俺はいいの。Aの体に傷がつくのがヤなの」
A「そんなことないよ。傷つくことは怖いことじゃない」
B「俺はAが好き。きれいだから。傷ついてほしくないの。痛くしたりもしない」
A「ねえB、ピアスって痛いんでしょう。僕を痛め付けて、傷つけて、壊してほしい」
B「…わあ、Aって話聞いてないし、ドエム」
A「Cさんみたいに、僕を傷つけて、壊してめちゃめちゃにしてよ」
B「Cはお前を傷つけたの? じゃあ俺は、お前に優しくしなくちゃ」
A「今、Cさんは居ないから。Bの手で、」
B「生憎俺はCじゃないし、あいつみたく鬼畜でもない」
A「そっか、ごめん。何でもないよ、全部嘘だよ」
「さっきから何をしてるんだい?」
『オナニーだよ』
「オナニー?」
『攻のペニスを僕にいれて、』
「―「ペニス」、『攻、愛してる。』
「愛してる?」
『うん。攻の愛を僕にちょうだいよ』
「「君にあげる、愛」僕が持っているものなのかい?」
『…どうかな、』
「調べてみるよ」
「「――ただ今検索しています。検索に時間がかかる場合がございます。検索結果が表示されるまで、次の作業は行わないでください。――」」
「「確答する単語は登録されていません。」」
735 :
風と木の名無しさん:2010/03/25(木) 20:48:19 ID:3wpr+OhiO
期待あげ
「山びこを待つのは辛い。」
「我慢しようよ。我慢してきたじゃん。お互いがお互いであるために。」
「それがこの距離?変化をおそれても俺はやがて崩れるの。」
「君は、僕と近付いたら破滅だよ。」
「破滅してもいい。お前の熱で俺を溶かして。」
「何と云う事だ。」
「どうしたと云うんだい。」
「家の前に狂気が落ちて居たのさ。ほら、御覧よ。」
「嗚呼、これはまた見事な狂気だ。」
「何処から見ても申し分の無い美しさ」
「食べてしまいたい程だ。」
「ああ、ああ、偶然にもこの狂気は2つに割れるものだ。」
「さあ受け、口を開けて。」
「ああ攻め、君も開けて。」
「「至極の狂気を貴方へ。」」
「鬼さん鬼さん」
「…」
「鬼さん鬼さん」
「早く逃げろ」
「鬼さんのそばにいたいのです」
「食べられたくなかったら早く逃げろ」
「食べられるのは嫌ですが、離れたくありません」
「では、絶対に捕まえるから早く逃げろ」
「本当に、絶対捕まえてくれますか?」
「無論だ」
「鬼さんに捕まってしまいました」
「ああ、捕まえた」
「この後はどうなるのですか?鬼さんは僕を食べるのですか?」
「次はお前が鬼になるのだ」
740 :
727:2010/04/06(火) 12:56:30 ID:JYwDTddKO
「本を閉じると君の姿が見えたんだ」
「僕はそんなこと望んでいないというのに?」
「判っている、けれど…」
「それを閉じる必要など無かったのに」
「でも、君が見たかったんだ。愚かだと、自分でも思うけれど」
「一言、声を掛けてくれれば良かったんだ。そうすれば」
「濃い靄の中は、居心地が良いけれど。最近、疲れてしまった」
「だから、こうなってしまったのか?…僕のせいか?」
「いいや。君は何も悪くない。悪くないよ」
「きれいだよ君」
「見た目のことしかほめねえの?」
「瞳なんか透き通って」
「首はとっくにちょんぎっただろ」
「細い腰がそそるし」
「腰からぶったぎったのはお前だ」
「膝の裏ペロペロ」
「キモい。つーか床だ、それは」
「君はどこ?」
「はーいここだよ〜vってなるか!」
「どこ?」
「…お前の…心の中だよ…」
「ww可愛いwwwwww」
「恥wwずwwwwwいwwwwwwwwそしてウソだ」
「orz」
「.,」
.orz「ペロペロ」
「くろやぎさんたらよまずにたべた」
「何を?」
「神」
「へえ、おまえ、ヤギにまで喰われてんの」
「手を合わせると、何考えてるのか分かる」
「ふーん。で?」
「手貸して」
「…(分かるわけないよな)ほらよ」
「んーーーーーーーーーー」
「…」
「ねぇ、俺の事好き?」
「…なんで聞くんだよ。分かるんだろ?」
「分かるよ」
「…」
「…」
「………あー、なんかお前の考えてる事分かったかも知れん」
「えっ! 今凄い事考えてるからダメっ!!!」
攻め 抱きしめさせて
受け 無理だろ
攻め キスさせて
受け それも無理
攻め 手繋ごうよ
受け 無理だろーな
攻め じゃあどうしたら幸せになるでしょー
受け 俺はいらないな
攻め え?違うよ
攻め お前が俺を抱きしめればいーんだって!おーいおいおい…
「もうやめてくれ、俺は逃げたりしない」
「ダメ。俺を愛してくれたら、やめてあげる」
「愛してるよ。ずっと、そう言ってるじゃないか」
「うそ」
「嘘じゃない。こんなことされる前から」
「嘘だ」
「なんで信じてくれないんだよ」
「だって愛し合ってるなら、こんなに何度も繋がってるのにどうして一つになれねぇの?」
「一つだよ。俺はもう、お前がいないと生きられない。お前もだろ?」
「…溶けちゃいたいのに」
「もう、溶けてる」
「あのさ、話しがあるんだけど・・今いいか?」
『あ、ちょっと待ってて、着替えてくるから』
「わかった」
「(あいつの気持ち、ちゃんと確かめないとな・・そろそろちゃんとしないと・・!)」
「・・受け? もういいか? 着替えながらでもいいから聞いてくれないか」
『今? ・・うん、少しだけなら・・』
「・・俺さ、お前のこと、す・・好きだって言ったよな」
『うん、いったよ』
「でもまだお前の気持ちを・・聞いてないからさ、だから・・」
『・・何が言いたいわけ?』
「だからほら・・俺たちさ、ほとんど同棲みたいなことになってるし、ここらでちゃんと―」
『はぁ!? なんのことだよ!?』
「な、何ってだからつまり・・お、俺たちは恋人という関係にだな・・」
『だから違うって言ってるだろ、どう見たらそうなるんだよ!なんでそういう話しになってるんだよ!』
「ち・・違うのか・・!? 俺たちは恋愛関係にはないのかッ!?! お前はそういう認識だったのかッ!?!!」
『あいつとは何もなかったし、第一俺には、他にちゃんといるだろ!! いい加減その話しを蒸し返すのはやめろよな!!』
「・・あいつ・・? 他にちゃんと・・? ・・受け??」
『全くどこまでしつこいんだか・・ ごめん攻め、時間かかっちゃって・・で、話しって何?』
「・・・電話かよ!! 俺も途中で気付けよちくしょう!!」
748 :
風と木の名無しさん:2010/05/24(月) 14:15:08 ID:VvZYIIrn0
「もしもしB、お時間あるならおれのここをえぐってくれない?」
「誠に申し訳ないけれど、時間が無いもので又の機会に」
「もしもし、もしもしB、おれの事へこませてくれていいよ」
「悪いけれど、僕には時間が無いんだ帰宅したら相手してくれるかな」
「もしもしB、おれのこと、キズつけていいんだよ」
「いい加減にしてくれ、僕は忙しいんだ、時間が無いんだ助けてくれ」
「………」
「…もしもしA?もしもし、もしもし」
「もしめしB、今日4回目だよ、かえって来れそうかい?」
「間に合わない、もう絶対に駄目だ、僕の任務は失敗だ」
「大丈夫だよBお前の仕事はもうぜんぶ終わったよ、よくやったよ、ありがとう」
「おわるものか、おわるものか。落ちていく、落ちていく」
「もしもしB、そんな事よりおれをかじりに来るといいよ」
「僕は今君に向かってる、青くて綺麗だ、もうかえりたい」
「もしもしB、了解した、お前の無事を祈る」
受「なぁ、機嫌なおせよ…」
攻「うるせぇ。寄んな、邪魔」
受「俺が悪かったって…なぁってば」
攻「あーもぅ!さっきからゴチャゴチャうるせぇんだよ!消えろ」
受「…何だよその言い方。もういい。お望み通り貴方の前から消えます・よっ!」
攻「……冗談だ。ホラ、もう怒ってねぇからこっち来い」
受「っざけんな。何が冗談だよ!馬鹿にしやがって…!」
攻「馬鹿でも何でもいーから……好きだぜ?受」
受「っ、このクソ野郎…ッ!」
攻「俺達は似てるね」
受「性質から体質まで似てるな」
攻「磁石なら近づけないな」
受「幸いなことに磁石ではない」
攻「前から聞きたかったんだけど、
お前はこの液体で溶けるかい?」
受「そんなものじゃ溶けないな
焼いたりでもしない限り」
攻「燃焼すると溶けるのかい?はじめて聞いたよ」
受「言ってなかったかな」
攻「俺はこれで溶けるよ」
受「知ってる、ついでに組織が縮んでいかないかい」
攻「…縮んでる…とても…」
受「その内に活動をとめてしまうよ、俺には分かる」
攻「…おかしいな…全然性質がちがうじゃないか…
身体が熱い…今すぐ発たなければならないのに」
受「熱いだけ?もう少し休んだら?」
攻「焼けるように頭が回る、すわっていられない」
受「俺も胸が焼けるようだ
それなら今日はここにいなよ」
攻「そうすることにするよ、同じ極の人」
受「それはよかった。おやすみ、同じ極の人」
「今からぼくはテレポーテーションします」
「すごいな、もしできたら天才だ」
「3秒たったら、ぼくの念じた場所にぼくはテレポートします」
「いやまて、お前ができるなら俺にもできるとおもわないか」
「そうだね、できたら天才だ」
「できるさ」
「うん、じゃあ3秒数えよう」
…、…、…。
「…3秒たったな」
「そうだね」
「どこにテレポートしたんだ?」
「いちばん好きな人のとなりに飛んだよ」
「なんだ、奇遇にも俺も同じ場所にとんだ」
「すごい。ぼくたちって、天才だ…」
A「3M021」
B「..3M021..」
A「違う、その2つ左」
B「...3M021、認証」
A「次は9Q357」
B「9Q...357? 357なんてないぞ?」
A「もっと右..違う、もっと上の衛星!」
B「..なんでこんなめんどくさい経路にするんだよ」
A「お前ほんと不器用だな.....いっそのこと自動化しとく? 俺ファイル入れといたし」
B「あるなら先に言えよ!」
A「いや、お前一度も訊かなかったし..」
B「...」
A「......さて、我らが愛する母星、地球という名の惑星への旅路を見てみようかなーと..」
B「......」
A「...あ、なんかこれ、線でつなぐと何かに見えてこないか?
なんだろうなぁ、何かに見えなくもないけど、なんだろうなぁ...?」
B「.........」
A「..HAHA! 誕生日おめでとう受け! 宇宙の果てからアイラブユー!」
B「...まずお前は根本的に勘違いをしてるよな? 今日は俺の誕生日などでは断じてない」
A「今日は5月26日だろ? お前の誕生日だ!」
B「地球歴で言うなよ! 俺は海王星生まれだって何度も言っただろ!」
A「だが俺たちは地球で出会った」
B「俺の誕生日は56年後だ」
A「お前が白髪になっても俺はお前を愛してる」
B「だからって星図にこっ恥ずかしい軌跡描かせるなよ! そのためだけにここまで来たのかよ!」
A「お前が照れるこの一瞬のためだけにこんな宇宙の果てまで来たのかといわれれば答えはほぼYesな」
B「.........」
A「さあこの長い時間を共に過ごそうじゃないか! 故郷までの道のりは長い! 二人でいる時間もすなわち長い! この息苦しいほどに狭い宇宙船の中で半永久的な時間を共n
B「座標2X801まで瞬間ワープ、認証」
A「o...rz」
お前ら言葉で遊ぶのが上手いな
「頭がよくなるにはどうしたらいいの」
「簡単なことさ。こっち来い」
「え、なにするの?」
「こうやって、たたくんだよ、頭を」
「わっ、ちょっと、いたいってば」
「コンコンコン……ほぅら、よく鳴った」
「…君を見てると、なんだか自分の頭が良いように思えてくるよ」
「だろ?」
「こんにちは」
「こんにちは」
「どちらから?」
「右から」
「そうですか それでは違いますね」
「人をお探しで」
「ええ でも貴方ではなかった」
「あなたもわたしの探している人ではないらしい」
「そのようです」
「また待ちますか」
「待ちましょう」
「さようなら」
「さようなら」
「おや、久しぶりですね」
「お久しぶりです」
「どちらへ?」
「海の向こうへ」
「では私は空の彼方へ」
「…そんなに遠くへ?」
「貴方もではないですか」
「そうですが…」
「そうでしょう?」
「……」
「……」
「…あの」
「はい?」
「公園に行きませんか」
「良いですね、いきましょう」
「ひまだなぁ」
「とてもひまだな」
「ドラえもんの道具にスモールライトっていうのがあっただろう」
「それがなにか」
「小さくなって、お前の口から胃に飛び込みたいんだ」
「死にたいのか」
「死ぬならその中がいいかな」
「スモールライトなんて無いよ」
「そうだねぇ」
「ドラえもんすらいないだろ」
「別に俺は死ぬ気は無いよ」
「残念だな、心中する気でいたのに」
「お前はどう死ぬの」
「俺もお前の胃の中で死ぬよ」
「それはおかしい」
「お前の方がおかしいよ」
「心中はしたくない」
「俺だってしたくないよ」
「そもそも胃が無いよ」
「そうだよなぁ」
「死ぬ事も出来ないじゃないか」
「別に俺は人間になる気は無いな」
「おれだって、無いよ」
「ひまだな」
「果てしなくいつまでも、壊れるまでひまだなぁ」
「A、A、どこにいるの?寂しいよ」
「はいはい、何か御用?」
「ねぇAってばどこにいるの。かくれんぼ?」
「何言ってんのお前。」
「Aってば!!ずっと一緒にいるって約束したじゃないか!ねぇ!!」
「うるせぇ黙れ。だから俺はここに居るって言ってんだろ。」
「A!!!ねぇA!!!!A、A、A、A、A、A、
A、A、AAA、AAA、AAAAAAAAAAAAAAA、AAAAAAAAAAAAA!!!!」
「うるせぇってば!!ここに居るって!!!見えてないのかこの馬鹿!!!」
「………。」
「…おい、何処見てる?」
「………………A?」
「何だよ。」
「Aは何処?」
「だからここn「嘘つき」
「嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき!!」
「嘘なんかついてない!」
「じゃあ何で君は僕の名前を知らないんだ」
「ねえ、君はどこにいるの?」
「此処だよ。君の傍にずっといる。」
「君に会いたいよ。」
「もう会ったじゃないか。」
「いつのこと?僕は君の顔さえ知らないよ。」
「私は知っているよ。君は微笑んでさようならを言ったよ。」
「いつか君に会える日が来る?」
「今がその時だよ。君の鼓動が打つその瞬間さ。」
「わからない、何も見えないよ。」
「大丈夫、私はいつだって君の隣にいるよ。」
「いつか君を抱き締めるから、僕を忘れないでね。」
「うん、私は今君の腕の中だよ。」
「さようなら。」
「やあ君、また会えたね。」
「動けよ」
「やることはいっぱいあるんだよ?」
「だから、動け」
「眠いんだパトラッシュ」
「パンツ食うな」
「お前を見てるとお腹がすくな」
「だからパンツ食うな」
「それは…お前を…食べるためさー!」
「じゃあ飯にするかあ」
「いただきます」
モグシャー
「ぎろぽぺへんにぎぐじああ」
「……」
「どぐしゃあぶべにくれいいい」
「………」
「れこときに…」
「あのさぁ」
「じろべんぼ」
「お前人型じゃないんだから、せめて人語話せよ」
「ひよ…」
「人の姿じゃねーし、更に意思疎通出来ないってなんなの?怒ってんの?」
「………」
「怒ってるなら怒ってるって言ってくんない?何考えてるのかわかんないのって…」
「…」
「……すっげー、…怖いんだけど!」
「…てぼ…」
「いや、"てぼ"じゃなくて」
「……………」
763 :
2/2:2010/06/17(木) 22:59:16 ID:8R3THF8oO
「……そんなのと、一緒にいたいとか…思わないし」
「…ごめん」
「……怒ってんの?」
「や…怒ってるというか…」
「なんなの?」
「…拗ねてるんですけど」
「なんで拗ねるの」
「だってさ…だってさぁ、昨日さぁ」
「お前が俺の行動の何にムッときてるか分かんないけど、」
「いや、だって、…うん思い過ごしかもだけど…」
「恋愛的な意味でなんだったら、ほんと、心配いらないから」
「…そうなの」
「そうなの、俺間違いなくお前のこと、こう…」
「うん」
「なるにあ」
「…うん」
「…って思ってるし」
「眠れないよ」
「明日も早いんだろう?」
「君は?」
「俺も、起きるよ」
「明日になったら、君にはここにいてもらいたいんだ」
「だけどもう明日は今日だ」
「うん。だから明日までここにいてくれない?」
「わかった。いいよ」
「明日になったら、バイバイのキスをするよ。おやすみ」
攻め「きょーおはたーのしい、うけきねーんびー!
受け「テンションたかいなばかやろう。
攻め「この俺が受け愛してるって思ったから、今日は受け記念日!
受け「ほーォ?じゃあ明日からの364日、俺は一切愛されないってことだ!
攻め「明日からは毎日サラダ記念日!
受け「俺野菜嫌い!
攻め「じゃあ俺を好きになればいいじゃない!さすれば明日は俺きね
受け「サラダ記念日な。
a「愛してるって云って」
b「アイシテル」
a「違う。ちゃんと云って。愛してる」
b「アイシテル」
a「……あ・い・し・て・る」
b「アイシテル」
a「…………お前なんか嫌いだ、出来損ないの人間擬き。百万で売り飛ばしてやるからな。心ない金属の塊め」
b「……アイシテル」
a「……」
b「アイシテル」
「桜」
「?」
「桜の花弁。みたいだと、思ったんだ」
「何が?」
「――桜の花弁の寿命を知っている?」
「いいや。しかし急に何なんだ?」
「寿命はね、地に堕ちる直前までだ」
「堕ちたら、それはもう死んでしまうと」
「ああ」
「それで、だから何が言いた」
「僕だと思う」
「……」
「僕の感情だと思う」
「桜が、か」
「堕ちた桜が、だ」
「それは、掌で受け止めることは」
「残念ながら」
「……そうか」
「……」
「なら、せめて埋葬でもしておくよ」
「そうだな。桜の下に。君が新しい花弁と出逢えるよう」
「いいや」
「?」
「柳の下に埋めておくよ」
A「う、おーーーおおおおーーーー」
B「うるさいんだけど……」
A「このようにして、人類は度々動物に帰らねばならないように思、おーーーうーーー」
B「お前昨日性欲しかない動物みたいに獰猛に人を抱いておいてよくそんなこと」
A「ちがう! 動物じゃない! いつも人間として人間を抱いている!」
B「それはそうかもしれないけど、喩えだよ喩え。動物みたいだったぞっていう」
A「おーーーーうーーーーおおーーーーああーーーーーー」
B「あーもう、うるさいって。お前がそうやって叫ぶから、近所の人に俺が煙たがられて、
何回も何回も引っ越す羽目になってるんだろうが! もうこれで何回目だよ、言ってみろ!」
A「おうぅーーあああいえーーーーーーー」
B「そうだよ、五十七回目だよ! ばかか! 敷金礼金返せよ、おい」
A「おおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーううううーーーーーーーーー」
B「あーこれ近いうちに五十八回目を迎えそうだねーもう県内には引っ越すところないよねー」
A「う」
B「こうやってもう本当に行くところがなくなったら、お前どう責任取るんだよ」
A「ふ、ふふふふふふ、くははははは、おーーーーーーーーうーーーーーー!」
B「何笑ってんの、おい」
A「そしたら、一緒に地球から出て行こう。二人だけで、二人だけの星に住もう」
B「は? お前それマジで言ってんの? 何なの、馬鹿なの? ねえ、何なの?」
A「酸素なんていらない、Bが居ればそれでいいーーーーーーーーーい。あ。あ。あーーー」
B「…………うおおおーーーーーーーおーーーーーーーーーーーーーー!!!」
C「隣の部屋うるさいな……」
数学「7√3」
C「折角お前とイチャイチャしているのに台無しだよ」
数学「5x+3√157」
C「ああ、数学って素晴らしいな……僕は知恵を持った人間に生まれて本当に良かった」
A「いぃーーーーあいいえうーーーーーーーー」
B「おえおぉぉーーーーーえぇお、あいぃえうぅぅーーーーーーー」
769 :
風と木の名無しさん:2010/09/30(木) 05:40:21 ID:IDF2ynS5O
ここも随分廃れたね...
>768
やばい。
数式と数学者でごはんが食えそうな気がしてきた。
「ああ、食器が」
「大丈夫?」
「怪我は無いけど、片付けなくちゃ」
「食器は?」
「粉々だよ」
「…だめだよ」
「?」
「粉々はだめ!!」
「…?ごめんね?」
「食器に」
「ごめんね食器」
「うん。お墓作ろうね」
「作るの?」
「何を?」
「お墓」
「何で?怪我が無くて良かったねぇ。僕が片づけてあげるから君は座ってようね」
772 :
1/2:2010/10/01(金) 01:05:40 ID:Vl2yvuKS0
A[なあ、お前最近何してんの]
B[何も]
A[何もってことはなくね? 明日俺んち来いよ]
B[断る]
A[遠慮すんなって マジ部屋も綺麗だし 俺メシ作るし]
B[無理]
A[頼むからほんと帰ってきて 俺本気 今超反省してるし]
B[言葉に誠意が感じられない]
A「.....」
B<......おかけになった電話番号は電波の届かないところにあるk>
A『B! 俺ほんと反省してるから! マジお前いなくて寂しすぎるし!
ほんと帰ってきてくんないかなぁB! ちょっとでいいから出てくんないかなぁ!!』
B「わはは馬鹿め留守番電話サービスに向かって叫び続けていろわはは」
A[今からそっち行く]
B[来なくていい]
A[マジ愛してるから! 俺ほんとお前のこと愛してるから!!]
773 :
2/2:2010/10/01(金) 01:06:40 ID:Vl2yvuKS0
A「来たし」
B「は? ていうか隣だし」
A「最後のメール消しとけよ ほんと誰にも見せんなよ!」
B「言われなくても消すし」
A「即答で消すのか! 俺の愛の告白をなかったことにするのか!!」
B「ほーう お前の愛の言葉はずいぶん変わってるんだな、A」
A「え、送ったじゃん愛してるってほら..うわ うわぁああ」
B「何? ..うわーそんな恥ずかしいメール俺んとこ来てないけど..」
A「..わ、Yに送っちまった... うわあ..うわぁぁぁぁ.....」
B「ていうか愛の告白を電波に乗せんなよ 口で言え口で」
A「正直すまんかった」
B「とにかく、あのメール俺んとこにも送っといて ..ロックかけて永久保存しとくから」
A「はわわ><」
X「..Yさん聞いてる? そのメール、誰からなのか聞かせてくれないかな..?」
Y「....電波の送信先間違えたみたいです」
X「もう少し具体的に..」
Y「“気をつけよう、電波は急に止まれない” “もう一度、よく見て送ろう右左”」
X「..つまり..?」
Y「つまり、僕はXさんとの関係を維持したいので、愛してるを言うなら面と向かって言います!」
X「.....うん、わかったよ わかったからちょっと落ち着こうか..」
Y「Xさん、好きです、愛してます! 僕と一緒に、保守してください!!」
X「ここで保守しちゃうの!? 保守はまだちょっとはやいんじゃないかな!!?」
A「ねえ、この矢のことなんだけどさ」
B「ん?」
A「お前が、この僕の手に刺したこの矢のことなんだけどさ」
B「うん」
A「Cがこの矢を欲しがってたから、Cにあげちゃってもいい?」
B「えっ、なんでCが?」
A「Cはお前のことを一等気に入っているからね。……僕はこんなもの欲しくないし、別にいいだろ?」
B「俺はちょっぴり不服だが、大好きなAがそう言うならしょうがない」
A「良かった…・・・よいしょっと」ブシュ
B「血ィすごく出てるよ」
A「僕はO型だから大丈夫。それじゃあCに渡してくるよ」
A「ただいま」
B「おかえり…・・・ってまだ血止まってないじゃないか」
B「いいか?傷口をハンカチで強く抑えて、心臓より高くするんだ」
A「僕はこのままでも構わないのだけれど」
B「あーもうこれだからAは…・・・俺がやってやるよ」
A「ありがとうB」
B「Aのためなら何だって」
A「きゃっきゃ」
B「うふふ」
C「この矢があればAも俺のことを愛してくれるはずだ!……ってあれ?」
775 :
風と木の名無しさん:2010/10/12(火) 15:42:42 ID:Nw+qe9sV0
776 :
風と木の名無しさん:2010/10/19(火) 01:29:39 ID:Sw8omqto0
A「何をされたんですか?」
B「後ろから、腕を引かれて」
A「貴方は何かしましたか?」
B「できませんでした、横向きに転がってしまって」
A「犯人の顔は見ました?」
B「分かりません、覚えていないんです」
A「どのようにされたんです?」
B「馬乗りになって、何発か拳を」
A「その後は?」
B「覚えていません、おぼえていません」
A「どうして覚えていないんです?」
B「がむしゃらに走って逃げて、警察に」
A「その間、俺はどうしていましたか?」
B「分かりません、見ていません。守れなくて、ごめんなさい」
「ここは黒い部屋」
「じゃあ入らない方が良いかな」
「そんな事言わないで、土足でだって良い位」
「じゃあ土足で上がらせてもらうね」
「うぅ、少し苦しい、痛々しい。やめてくれ、やめてくれ」
「こんな所に傷があるよ」
「抉らないで、いたい、いたい。」
「これはいつに吐き出した膿?」
「そんな汚い物、見てくれなくて良い!」
「ここは面白いものだらけだね」
「汚らわしいものだらけだよ、捨てるなら自由にやってくれ」
「そうさせてもらうよ、ありがとう、ありがとう」
「真っ暗で何も見えない、何を捨てたんだい?」
「見えなくていいよ、ありがとう。これで俺の部屋は白いままだ」
「それは結構。今度お邪魔するよ」
「俺の部屋は土足じゃ上がらせないよ」
「不公平だ、格差社会だ、一人デモで、プロパガンダしてやる!」
「汚れが目立ってしまうからだよ、分かってくれよ」
「ピカピカに磨き上げる事も無いのに、赤いペンキをぶちまけてやるよ」
「やめてくれ、死んでしまう!」
「そんな弱いお前が大好きだ」
「弱くなんてないよ、鉄壁の城だよ」
「簡単に俺なんかを上げても良いお城?」
「君は特別、部屋を少し汚しても良い相手」
779 :
1/2:2010/10/21(木) 17:35:28 ID:5A3vindnO
※改行制限の為分割
「A」
「愛してるよ、攻」
「B」
「大好き」
「…C」
「ずっと傍にいて」
「なあ」
「 」
「なあ、受!」
「 」
「返事、しろよ」
「 」
「……A」
「愛してるよ、攻」
「B」
「大好き」
「……B。…B、BB。BBBBB!」
「大好き」
「……」
780 :
2/2:2010/10/21(木) 17:38:16 ID:5A3vindnO
「大好き大好き大好き」
「止めろ」
「大好き大好き大好き大好き」
「止めろ!」
「大好き」
「もういい」
「 」
「もういいよ、受」
「 」
「ごめん。ごめんな」
「 」
「好きだったんだ。愛してるんだ」
「 」
「………A」
「愛してるよ、攻」
「…………」
「大好き」
782 :
風と木の名無しさん:2010/12/14(火) 08:29:00 ID:uIwopD7VO
保守
さっきの漫才でこのスレを思い出したのでつい
いや電波なの片方だけだけど
大きな塔くらいで、怒ったりはしませんよ。
A「ドーナツとコーヒーの関係に嫉妬している」
B「どうしてだい?」
A「とてつもなくお洒落だからだ」
B「…ただのセットだよ?」
A「更に言えば、俺はコーヒーが嫌いだ」
B「甘党だからね君は」
A「ドーナツを愛してる」
B「愛してるの?」
A「だからお洒落な風に寄り添ってるコーヒーが憎い」
B「……」
A「かっこいいとか馬鹿みたいだ、ただの苦い汁なのに
俺のがよっぽどフルーティーだ、フルーティー」
B「君は彼の事良く知らないだけだよ」
A「知ってたってショートサイズでも飲んでやるもんか」
B「甘い所だってあるよ?」
A「そんなにあいつが好きなのか!ハニーディップ潰してやる!」
B「そんな事言わないでくれよ、ただの仕事仲間なんだ
俺の方こそ好きだよ、苺ミルク」
C「何だかdisられてる気がする」
「此処はとてもぽかぽかしています」
「土の下のように?」
「ええ。そして南国のように」
「昔を忘れたくなる程にか」
「そう。ああ、まるでパラダイス!」
「様々な趣向をこらしてあるし」
「私は此処に永住するつもりですよ、愛しいダーリンと」
「ならば愛でも育てようか」
「改造された世界で?」
「閉じられた、白い世界で」
「扉の外には、絶望があるのでしょうか?」
「しかし、死ぬことはないさ」
「そうですか。――まあ、何が言いたいかというとですね」
「何が言いたいかというと?」
「動くことを祝おうと」
「酷く個人的な話だね」
「ええ。個人的な話です」
「蚕?」
「何が?」
「蚕の繭みたいだなあって」
「だから、何が」
「僕ら」
「蝶がいいな、どうせなら」
「蝶は駄目だよ、蛾が出る」
「決めつけなくてもいいだろ」
「決めつけられないから怖いんだよ」
「……」
「蚕かな」
「そうなんじゃね?」
「蚕じゃないかもしれない」
「蚕だよ」
A「何か出てるよ」
B「ああ…これは心臓だ」
A「俺もBとお揃いがいい。ねぇ、俺を殺して」
B「そんなこと出来るわけないだろ」
A「……」
B「……」
A「お前死んでないだろう!死ね!死ね!死ね!死ね!」
B「……」
A「嘘だよ」
B「うん。愛してる、A」
「なーなー受ーー」
「なに いま忙しいから後でな」
「米のプールでおぼれたい」
「うん」
「パスタの川をさかのぼりたいよー」
「ああ わかるわかる、のぼった先にはミートソースが待ってるんだろ」
「そうそう!」
「この書類終わったらご飯行こうな」
「うおっまぶしっ」
「なんだよ」
「いまさ、お前の頭でスキーしてたんだけど」
「ああ わかるわかる、その者蒼き衣をまといてってやつだろ」
「そうそう!」
「今度山に遊びにいこうな」
「こそばい」
「なに」
「ぱさぱさするんだよな」
「ばか まだだろ」
ちゅっ
「チョコレートをぶちまけます」
「早い早い」
「どりゃー」
「速い速い」
「ど り ゃ ー」
「そうでなく」
「まあ、食べてみてくれ。試作品だ」
「なんだ、毒味か。まあいい――辛っ!」
「そうか?甘すぎるかと思っていたが」
「辛い辛い!」
「じゃあ砂糖で口直しを」
「ああ、ありがとう――辛い!」
「なんと、これもか。ならばココアを喰らえ!」
「熱い辛い熱い!止めろ!」
「ふうむ。……さっきから薄々感づいてはいたのだが」
「ん?」
「お前の口の中が辛いのではないか?」
「そうかもしれない」
「うそかもしれない」
「嘘ではない」
「冗談ではない」
「大変だ大変だ大変だ!」
「変態だ変態だ変態だ!」
「ボケるとこではない」
「じゃあ何だ」
「これを見てくれ」
「すごく……ハート型です……」
「だからボケるとこでは、否、まあいい」
「いいのか」
「良くない。見ろ、これは愛だ」
「なんて分かりやすい形の愛だ」
「これがビクビク跳ねて抑えきれない」
「ならば抑えなければいい」
「そうすると泳いでいってしまいそうになるんだ」
「水も無いのにか」
「さっきまで風呂に入っていたんだ」
「阿呆だ」
「それで、どうすればいい」
「さてこちらに水の入った金魚鉢があります」
「ふむふむ」
「ここに貴方の愛を入れるとあら不思議」
「溶けたじゃないか、どうしてくれる」
「そうして出来上がったものがこちらです」
「どこだ」
「ここだ」
「お前か」
「そうだ」
「ならばいただこう」
「美味しく食べてね」
792 :
風と木の名無しさん:2011/02/04(金) 18:35:47 ID:YhFKEoTV0
あげ
794 :
風と木の名無しさん:2011/02/09(水) 00:40:30 ID:WFf70Zqm0
「好き。」
「俺は嫌い。」
「好き好き。」
「嫌い嫌い。」
「好き好き好き。」
「嫌い嫌い嫌い。」
「好き好き好き好き。」
「嫌い嫌い嫌い嫌い。」
「好き好き好き好き好き。」
「嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い。」
「嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い。」
「好き好き好き好き好き好き・・・・あ、」
「ははっ、勝った」
「あーあ、負けた」
「・・・」
「・・・」
「好き。」
「俺は愛してる。」
「どうして俺じゃだめなの?
「お前でいいよ、
「なんであいつなの?
「だから、お前でいいよ、
「……世界中で一番、お前がすきだよ。A。
「俺もだよ、C。大好き。