誰か同士はいないか!?
3 :
風と木の名無しさん:2007/03/10(土) 18:13:02 ID:pceDnx9Z0
糞スレ立てんな、死ね、馬鹿
うふ〜ん
美容師×ヲタ男子
7 :
風と木の名無しさん:2007/03/19(月) 01:39:42 ID:fs1voSbwO
age
8 :
風と木の名無しさん:2007/03/21(水) 17:23:49 ID:6vflquSp0
同士よ
ヲタA「B殿〜!自分はもう我慢できないであります!」
ヲタB「うぉぉ何をするB殿〜!そうはさせんぞっ!」
こんな感じでじゃれあうヲタクに萌えます
10 :
男だけど:2007/03/21(水) 19:24:25 ID:dVtwZDtf0
美容師「お客さんその服ヨーカードっスか?サーセンwww」
ヲタ男子「あ..いやこれは..」
美容師「やっぱお客さんアキバ系スっか?フィギュアとか好きなんスか?サーセンwww」
ヲタ男子「あ..いやそれは...」
美容師「僕と話したくないんスか寂しいなあ」
ヲタ男子「..え?」
美容師「え?」
ヲタ男子「あ..いやスミマセン..」
美容師「お客さん今日はどうします?やっぱ坊ちゃん刈りッスか?サーセンwww」
ヲタ男子「あの..あの適当に短く...」
美容師「ダメダメ。お客さん素材は悪くないんスからもっと自分の魅力に気づいてくださいよww」
ヲタ男子「え...?」
美容師「今日はお客さんのこと自分好みにしちゃっていいスか?サーセンw」
ヲタ男子「コクン...」
大好きなキャラグッズを無理矢理尻の穴に挿入させられるオタク男
12 :
風と木の名無しさん:2007/03/22(木) 01:46:38 ID:tMI2xEw30
LV0 はぴねす?どうせ典型的萌えゲーだろ?どうでもいいよ…
LV1 ふーん…どっちかってーとギャグ路線なのか?この男も魔法使いなのか?
LV2 この春姫って娘とか…ちょっといいかも…
LV3 やっべ春姫マジヤッベ
LV4 やべぇ杏璃とかすももとか小雪先輩もすげぇ可愛い… オカマだけ邪魔だ
LV5 マジこのオカマどうにかなんねぇのか?マジウゼェ…
LV6 準にゃん結婚してくれ!
LV7 やべぇ準にゃん最高!準にゃんと水さえあれば生きていける!
LV8 準にゃんと結婚した!俺は準にゃんと結婚したぞ!!
LV9 やっぱハチは最高だわ
13 :
風と木の名無しさん:2007/03/22(木) 09:56:42 ID:VhHPBf1CO
>>10 -後日-
ヲタ友「家の前が理容学校なんだがそこのDQNがうるさくてたまらん。美容師って知識も無いし、女にモテることしか頭にないんだろうな。」
ヲタ男子「それは偏見だって...美容師の中にはやさしい人もきっといるだろうし..」
ヲタ友「やさしい?おまえ何言ってるの?」
ヲタ男子「え?あ...ホラ専門学校ではDQNでも職業としてやってる人は仕事の厳しさとか知って...(ほんとに俺何言ってるんだろ..)」
ヲタ友「しかし美容院とか髪切るだけで5000円とか俺はありえないなw」
ヲタ男子「でも美容師って床屋より専門技能が求められるから高いのはしょうがないし、そのために毎日夜遅くまでのこって練習とかすごい頑張ってるし..」
ヲタ友「え?何の話??何ムキになってるんだよ」
ヲタ男子「あ...いや、俺らがDVDに金かけるみたいにオシャレに金かける人もいるんじゃね?ってことを...」
ヲタ友「おまえ何か変だぞ。どうかしたのか?」
ヲタ男子「あ..いや特に..(どうしたんだ俺...)」
18 :
風と木の名無しさん:2007/03/22(木) 19:43:58 ID:Y86ea5tjO
美容師会いたさに毎週美容院に通っちゃうヲタ男子
カットモデルとかカラーモデルとか適当に理由つくって無料でやってあげるから
としょっちゅうヲタク男子を店に呼ぶ美容師。
美容師「自分パソコン買ったんスよ。ネットって楽しいんすか?お客さんネットとか詳しそうっスねwwサーセンwww」
ヲタ男子「ぼ、僕は光だからgyao見たりア、アパートなら光は無理だけどADSLでも最近は帯域広いからIP電話なら電話代かからずに話し放題だし、PtoPで色々落とせるし、ポート開くのは僕もできるし、」
美容師「あ〜自分頭悪いんで難しい言葉とかわかんないですよw」
ヲタ男子「あ...ス、スミマセン...スミマセン」
美容師「え?いや別に謝らなくてもw」
ヲタ男子「そ、そうですよねw」
美容師「でもお客さんってパソコンのこととか色々できて一家に一台あったら便利そうッスねww家にもほしいなあw」
ヲタ男子「!!!!」
美容師「あ、今の気分悪かったスか?サーセン自分馬鹿なんでw」
ヲタ男子「こ、これは違うんです...あの」
美容師「お客さんたまに挙動不審っスねwサーセンwww、ところでそのナントカ電話ってやつ、お客さんもやってるんスか?」
ヲタ男子「うん!あ...ハイ」
美容師「じゃ〜例えば自分とお客さんが5時間とか長電話するとするじゃないっスか?それがタダになるってことッスか?」
ヲタ男子「も、もちろん大丈夫です、あ、いや、そうですタダなんです...」
21 :
風と木の名無しさん:2007/03/22(木) 22:41:32 ID:bFPMCBSG0
このネタでこんなに萌えるとは思いもしなかった
22 :
風と木の名無しさん:2007/03/22(木) 22:41:33 ID:Y86ea5tjO
に、嫉妬する店長
オタ友Bが
美容師の手によってどんどん男前(髪型が)になっていくオタAを見て
「お前最近変わったよな」と思いつつもオタAの事を気にし出す。
後にガラス張りの美容院で美容師と仲良さげに話している所を見つけ
オタBに嫉妬心やオタAに対する支配欲が芽生えてしまった。
ってシチュエーションもいいなあ。
ヲタ、眼鏡で年上だったら良いな
25 :
風と木の名無しさん:2007/03/23(金) 01:49:05 ID:PZ3N62JA0
ボクっ子のオタww
赤の他人以上知り合い未満の関係性にある相手には普通「僕」だって。
美容師に対して「僕」じゃなくなる瞬間が訪れるわけだな
何このスレ
やばい
萌えた
30 :
風と木の名無しさん:2007/03/26(月) 15:33:06 ID:RSFx/s7OO
美容師のフィギュア作るオタク男子
bPホスト×キモヲタとかは?
久しぶりに禿げさせてもらいました
カラオケ店員×ヒトカラするオタ男子 ってのもいいな…
つーかカラオケ板にそれに近いスレあるんだが
釣り宣言マダー?
36 :
風と木の名無しさん:2007/03/28(水) 11:47:08 ID:oXYqqxzXO
美容師「お客さん、自分ここ出ようと思ってるんスよねww」
ヲタ男子「え…」
美容師「実はちょっと前から有名所から呼ばれてるんスよw待遇もいいし、ハズいんスけどぶっちゃけカリスマとか夢だったんでww」
ヲタ男子「そ…そうなんですか…」(何動揺してんだよ…俺)
美容師「あぁでもさみしくなっちゃうなぁ。自分せっかくお客さんと仲良くなったのに」
ヲタ男子「はは…」
なにこれ禿萌ス
これはかなり期待
これは期待せざるを得ない
40 :
風と木の名無しさん:2007/03/28(水) 21:52:05 ID:oXYqqxzXO
オタ男子「あの…いつ頃行くとかって…」
美容師「そースねw早くて二週間後にはw」
オタ男子「ここは…この店は、」
美容師「あ、大丈夫っスよwww
結構ウマい奴も沢山いるんで、お客さん心配しなくてもwww」
オタ男子「や、そうじゃ…なくて」
美容師「あ、サーセンw何ですか?」
オタ男子「店長さんとか…仕事仲間とかに止められたりは…」
(本当に彼に行って欲しくないのは、止めたいのは、俺…)
美容師「まさかwww明日なんか早く店閉めて飲み連れてってもらうんスよwww店長なんかおごるだの言い出してwww」
オタ「そ、そうなんですか…」
美容師「お客さんそろそろ仕上げっスww」
オタ男子「!は、はい」
美容師「…俺
どんなカリスマよりも、お客さんをウマく切る自信はあったっスよ」
オタ「え…」
美容師「…さ、できましたよwwいい男じゃないっスかww」
オタ「あ…ありがとう…」
美容師「お客さん…たぶんこれで最後っスね。なんか気合い入っちゃったッスよww」
オタ「そ、そうっスかw」
美容師「んなムリして合わせなくてもwwこれからもここ贔屓してやって下さいww」
オタ「そう…ですね」
美容師「それじゃw……あざーした」
オタ「…」
ベタに今更自分の気持ちに気づくオタ男子
…続きまそ
41 :
風と木の名無しさん:2007/03/28(水) 21:55:23 ID:4N/U/Urf0
wktk
最初「何?この駄スレなタイトル」と思って冷やかしで読んだら
すんげー萌えた 書いてる人は神か?
良スレの予感
書き手が神。良スレ。
良スレだ
友情みたいな関係としてなら見れるけどこれがガチホモ
の関係になっていくのかと思うときついな。
46が何故ここにいるのか謎だ
美容師って勤め先変えるとき馴染みの客には新しい店の名刺とか
渡しておくもんなんじゃなかったっけ。
あ、店思いの人はそんなことしないか。この美容師、
鈍感だけど義理堅くて良い奴。
しかしオタ男子の実際の顔は・・・。
>49
一部の突出して悪いとこだけ見て「こういうもの」ってイメージ固めるのは宜しくない。
昨年の冬、初めて3日目行ったけどキモい人ばっかじゃなかったよ。
続きwktk
52 :
風と木の名無しさん:2007/03/31(土) 01:53:21 ID:4f3YFbIGO
『それじゃw…あざーした』
(何も言えなかった…ありがとうも頑張っても。たった一言すら…)
♪〜…
オタク男子「…もしもし?」
オタ友「おwwお前さ、今ヒマか?」
オタク男子「はは…一日中ヒマ」
オタ友「じゃアキバ行かね?w」
オタク男子(そうだ…あれからもう何日も過ぎたんだよ…なんでそんな事今更)
オタ友「聞いてんのか?」
―――――――――
オタ友「うはwおいwwwクオリティたけぇwwいい買い物しちまったw」
オタク男子「フィギュアを下から覗くなよ(笑)」
オタ友「うはwwお前はガンプラをだろww」
オタク男子「…やったら本物の変態だ(笑)」
53 :
風と木の名無しさん:2007/03/31(土) 01:57:45 ID:4f3YFbIGO
…来てよかったなw久しぶりに楽しそうじゃねぇかw」
オタク男子「え…」
オタ友「はwどんだけつるんでると思うよw最近…何言っても笑わねえし」
オタク男子「あ…はは、ごめん」
オタ友「どーせ、なんかあったんだろ」
オタク男子「…なんかって程じゃ」
オタ友「昔っから大事な事ほど言わねーよなw高校でも俺お前の好きな奴とか結局わかんなかったし」
オタク男子「……」
オタ友「…ま、俺はお前をわかってるつもりだwでも他人は…わかんねえよ」
オタク男子「なんでだよ…なんで…」
オタ友「あ、俺早くOVA見たいから帰るわw悪いないきなり付き合わせて。じゃ」
オタク男子「…っ」
オタ友(なんだあの顔…泣きたいのはこっちだっつの…情けね)
読んでくれている姐さん方ありがとう。
続きまそ…
┃ ┃━┓ ┃┃┃
┗┓━ ┃━┓ ┗━━━━━(゚∀゚)━━━━ ┃┃┃
┗┓━ ┗ ┃ ┗┗┗
┗ ┃ ┗┗┗
待ってました神!!!!
55 :
風と木の名無しさん:2007/03/31(土) 02:06:23 ID:4f3YFbIGO
オタ友なんかノリが美容師と被ったorzスマン
キターーーー(・∀・)ーーーー!!
神よ・・・細かい事は気にせず貴方の思うまま赴くままに綴ってください
オタ友に激しく萌
続きwktkしながら待ってます
MOE!
美容師もオタ友も萌え!
作品の途中ですみません。
別板でゲーオタ同士の絡みを書いていた者なのですが、
内容が本格的な801になって来たので改めてこちらに投下しても宜しいでしょうか…(´・ω・`)
>60
問題ないと思うよ。
色んなのがあった方が楽しいしな。
>>60 是非来てください!
個々の作品の区別つきやすいようにレスの最初の方にタイトルとか
>何番の続き とか入れてくれるとありがたい
ほsy
わくてかわくてか
美容師×ヲタ男子
面白いし切ないし萌えるしで
読んでて(;´Д`)ハアハアハアハアしっぱなし
おなじく
続きを激しく期待してます。
保守がてらに
先日パソコンショップの18禁ゲームコーナーで
オサレで美形な男子に見とれてしまったんだ
その後あにめいとで漏れの前に並んでた(レジ待ち)男子も可愛かった
彼らをここの連載読む時のビジュアルに変換してる
オタ×美容師も萌えないか
イケメンオタより
元は悪くない感じのモサオタに萌える
70 :
風と木の名無しさん:2007/04/12(木) 00:13:43 ID:ObCQv6JMO
『他人は…わかんねぇよ』
言葉にしないと伝わらない。
分かっていても逃げる。昔から…いつでも何でも、最後に気持ちを言葉にできなくて、結果を怖がった自分をずっと後悔してきた。
喜んで買い込んだ物は、手のひらにくい込んで肩を重くするだけの物になっていた。息がはずむ。
(あんなに欲しかったのが…今は邪魔で仕方ないなんて…)
「やだ、超必死なんだけどw」
「そりゃ〜フィギュア命だからじゃない?萌え〜って」
「あれオタク?」
「うわ、本物見ちゃった」
出来ることなら耳をふさぎたかった。こんな時ですら臆病な自分がいて、情けなくて。
ただ、今だけはほんの少し強くなれていた気がした。
(…なんとでも、言えばいい
わかってた…何日かたっただなんて、本当は数えないようにしてただけで
今日があれから二週間目…今日で…もう)
「ぅ、あっ!」
「チッ…あっぶね」
意図的かはわからない。けれど何かに足をとられたのは事実で、地面に放り出された紙袋やプラモデルの箱は、容赦なく行く人のつま先に蹴られていく。
71 :
風と木の名無しさん:2007/04/12(木) 00:15:09 ID:ObCQv6JMO
けれど、それを慌ただしく、大切に拾おうとは思わなかった。
「…っぅ」
右膝が熱い。血を見たら尚痛くなるだろうから目を背けた。人ごみにまぎれた荷物を拾い集める時間すら今は惜しくて、軽くなった両手で体をおこす。
行かないでいて欲しい、だなんて
自分勝手で叶うことない願いなんだろう。
それでも、今走る理由はたった一つだけなんだ。
キターーーー
激しく萌える・・・
続きがキニナルヨー
キター(・∀・)ー!読んでるこっちまで切ないぜ…
保守
受身だけでないオタク男子がいい!!カッコイイぞ!
続きをお待ちしています
美容師はエルメスか
把握した
77 :
風と木の名無しさん:2007/04/16(月) 12:07:13 ID:9WIwiJAGO
保守(`・ω・´)
保守だ〜
60姐さんはまだかな?
オタク男かっこいー!
保守!!
良スレだがあまり人数がいないのでもったいないなぁ
とつぶやきながら保守
保守
このスレのせいでモサオタにちょっとトキメくようになった
「あいつあんなもさいけど実は磨いたらカワイコちゃんなんじゃねぇーか?ハァハァ」
ほしゅっ
楽しみにまってます
明智抄の「原島専科」を思い出したのは俺だけでいい
保守保守
>>84 髪が長い女の子と美容師の女性の心の攻防戦のお話だっけ?
最後女の子のみハッピーエンドの?違ってたらごめん
と、保守代わり
89 :
風と木の名無しさん:2007/05/01(火) 01:52:19 ID:RZauAOAP0
ネガティブなオタ男子同士は良いね
90 :
風と木の名無しさん:2007/05/01(火) 02:11:31 ID:tVIlu5G50
ネカマばっかじゃんww
あわれだねぇ、自分たちで盛り上げて
91 :
HIP HOP世代:2007/05/01(火) 18:40:18 ID:76uxpqaz0
田中聖
「俺、HIP HOPしか聴かないんで」
赤西仁
「普段聴いてる音楽は洋楽のHIP HOPがほとんどですね」
上田竜也
「とにかくHIP HOP命!あとラップMCは全て俺に任せろ!」
上戸彩と井上真央は大のHIP HOP好き
92 :
風と木の名無しさん:2007/05/01(火) 19:31:17 ID:osJRNH3sO
自分もなんだかオタ男子話を投下したくなってきた…
いいでつかね(・ω・;)
93 :
風と木の名無しさん:2007/05/01(火) 19:38:33 ID:j6RBsku60
94 :
風と木の名無しさん:2007/05/01(火) 19:49:11 ID:pmIgXbmY0
目から精液が
95 :
風と木の名無しさん:2007/05/01(火) 20:20:03 ID:288HmksSO
初めから読んでみて禿萌えたwww
楽しみに待ってます
10代で
やり手男子(一人称は僕、本気になると俺。ただし男友達が少ない)↓
オタ男子(絵を書くのが得意、しかしそれで性癖がバレる)↓
一般男子(オタ男子とは親友であったが、性癖を知り友情の危機)
みたいな設定だけ浮かんだ。「なんで友達やめるとか言うんだよ」的な中学生日記www
98 :
風と木の名無しさん:2007/05/02(水) 22:09:04 ID:4ZiO4U7NO
神の降臨を心待ちにしている私がいる
99 :
風と木の名無しさん:2007/05/02(水) 23:04:46 ID:Wji5aWM/O
駄作ですが、投下…
((((;゚д゚)))ガクブル
まだ序章です。
小さい頃からテレビという壁の向こうで宇宙を自由自在に飛び回るガンダムが好きで好きで、仕方がなかった。
…いつしか大きくなった僕はみんなから“オタク”と言われるようになっていて。
そのことに、回りの奴らは気持ち悪いと離れていき、最近では友達と呼べるのは、部屋に山のようにあるガンダムのプラモ達だけだった。
別に気にはしていなかったけど、サビシイくないかと言われればやっぱりさびしい。
ある日、“独りぼっち”に息苦しくなり、意を決し僕はある場所へと足を向けた。
リュックとお金、そして少しの勇気を持って。
「お…わあ…」
前々からこういう場所だとは知っていたが、まさかここまで。
僕の住んでいる埼玉から電車に揺られ、揺られ、たどり着いた東京…“秋葉原”。
ここに来れば、僕と話があう人が一人くらいいるだろう、しかも珍しいモデルのガンプラも手に入って一石二鳥!
なーんて単純思考で出てきたのだが。なんていうか、うん…もう、凄いとしか。
唖然とする僕の脇を同じようにリュックを背負った人や、秋葉原には似つかわしくないキレイなおねぇさんとかがスイスイと脇をすり抜けていく。
時たまバッグや肩が当たったりしたが、そんな体感刺激が脳まで届かない程に僕は秋葉原に溺れていた。
そんな状態だったから、僕はまだ、後々に迫りくるであろう危機なんかに気付くはずなかった。
>>99 GJ!
楽しみにしてます応援してます(・∀・)
101 :
風と木の名無しさん:2007/05/03(木) 14:00:04 ID:s9is5vyQO
>>71の続き
オタ男子「はぁっ…すい…っません…!」
店員「あの、申し訳ありませんがお客様、本日の受け付けは終了していまして…」
オタ男子「お、お願…いや、すいませっ…!いつも…いつもの担当の…っ」
店員「ですから、お客様」
オタ男子「ムリ言ってすみません…っ ちょっとだけ…居るのかだけ…っ」
店員「何度も言うようですけど…」
美容師「お客さん…?」
オタ男子「あ…っ」
美容師「っははwwお客さんてば髪型めちゃくちゃじゃないッスかwwひでぇww」
オタ男子「あ……こ、…これは」
美容師「…これじゃ帰れないでしょ?
今日も、好きなようにしちゃっていいスよね?」
オタ男子「え…?」
102 :
風と木の名無しさん:2007/05/03(木) 18:35:07 ID:vepxsZSlO
>>101 >今日も、好きなようにしちゃっていいスよね?
に禿げた
GJ!
103 :
風と木の名無しさん:2007/05/03(木) 22:40:33 ID:Y/BlfJtFO
>>101 GJ!オタ男子の必死さが萌えた
続き楽しみして待ってる
104 :
風と木の名無しさん:2007/05/04(金) 01:57:28 ID:g8+FXsDDO
なんだよこの良スレ
最近ぶちゃいく受けに飢えてたからかなり萌エネルギー補完できそうだ(*´Д`)
美容師×オタ wktk!
>>101 神キター(・∀・)ーーーー!!同じく禿萌え
興奮して眠れなくなった!また続きお待ちしてます。
>>99 早く続きが気になる!
楽しみにしてます!
>>101 興奮のあまり自分の顔が皮脂だらけだ!
楽しみにしてます!
萌話二つもキター(*´Д`)ー!
萌えのツボが的確すぎる〜女神さま頑張ってください!
人と触れ合うのが苦手で美容師と話すのも緊張の連続なオタ男子。
人と触れ合うのが仕事だから話を明るくしようと話しかけ続ける美容師。
このギャップもえるなぁ。とか呟きながら保守
イケメンオタ×フツメンオタも好き
2人とも中身と口調はAボぽくてイケメンオタは三次元女子に興味なし
二次元について語り合えるフツメンオタとのスキンシップで段々意識するようになる
保守ほしゅ
更に保守
114 :
風と木の名無しさん:2007/05/17(木) 05:16:40 ID:zAJdK0DKO
ほしゅ
電車男並みにがんばってしまう可愛いオタ攻めとか妄想して萌え(´∀`*)
切ねぇ 涙が…
ガリのキモヲタ同士で熱く語り合い。
そして語り合った後にはってんしていく仲…。
萌えた。
全力で保守ル
>116
ガリなら萌えるよな。
問題はデブだ。萌えにくい。ガワ想像するだけで萎える。
だが、だからこそデブオタで萌えるような熱い話を読みたくなってきた。
119 :
風と木の名無しさん:2007/05/22(火) 13:12:37 ID:ADNX49DwO
デブオタは、イケメン攻とかに触発されてダイエットとかして、最終的にすごいかわいい又かっこいいのになる ってのなら、みたことある
121 :
風と木の名無しさん:2007/05/22(火) 19:36:02 ID:tDPEqYTNO
ほしゅりんこ
ぽっちゃりならまだいいなぁ(*´∀`)もちろん受けでイケ面オタ攻め
>>111 萌える!
私はブサ受けもいけるな…
かっこいい攻めに突然迫られて異常なくらい恥ずかしがったり挙動不審になったりしたらいい。
なんか流れとは微妙に違うかもしれないけど
イケメンヲタ×隠れヲタを妄想したので投下
需要があるようなら続き書いてみる
そもそもだ。
ヲタク男がブームになるって、それ自体が異常だと思うんだ。
俺が学生やってたころのヲタク族なんて、そりゃあもう隠れキリシタンみたいな立場だったぜ?
中学生にもなってアニメみてるの?とか、ドージンシ?なにそれとか、フュギュアってプラモデルの仲間?なんて悪意の有無にかかわらず質問されたもんさ。
でも俺は、そういう話のフリには曖昧に答えて濁していた。普段無口なくせに伝道師ヅラして張り切って説明しだせば、確実にヒかれるか陰で笑い者にされるってのは解ってたからな。
実際、見るからにヲタク丸出しの外見だったクラスメイトは、あっという間に標的にされて1学期の中頃からすでに学校にこなくなってた。
そんな目にはあいたくない。
俺は必死で自分がヲタだってことを隠蔽したね。あくまで「ああ、そういうのがあるってことは知ってるけど?」なスタンスを保って今まで平穏にやってきた。やってきたんだよ!
なのにアイツは何だ?何なんだ?あれか、よく一昔前のオッサンたちがいってた「新人類」ニュータイプってやつか?それなのか?
真新しいスーツを着た集団のなかで一目見れば今風の男前のニーチャンで、二目見れば懐っこい笑顔で人当たりの良さそうな人生勝ち組ー☆みたいなヤツがだぞ…自己紹介でカミングアウトぶちかましやがった。
「M大卒です。趣味というか、ぶっちゃけヲタクです。休みの日はイベントでコスプレとかしてます」
あっけからかんと、だ。趣味はフットサルです、みたいな爽やかさで。
あきらかに部署の女性陣はひいてる。無言で動揺の波が広がったのを俺は悲しいほどに感じたぞ。
部長なんかはTVで聞きかじったらしい情報から「あーメイド喫茶とか、そういうのかね」とちょっとズレた反応をしている。
「ハイ、そういうところも行きます」
爽やかな笑顔で返事すんな。それ以上よけいなこと喋んな。俺の心臓が死ぬ。
ああそれなのにそれなのに、なんで俺がコイツの新人教育を任されるんだ。
だが仕事の覚えは悪くない。今どきの新人なんて1から10までの7まで出来りゃあ上等で、10以上なんて望むべくもない。
でもコイツは言われた事はきっちりこなすし、それ以上の部分も気を回して片付けられる。というか、要領さえ覚えれば俺より仕事ができるヤツになるだろうな。
しかしだ。会話の端々にヲタ臭いネタを振ってくるのはやめろ、やめてくれ。
「あれ、センパイってガンダム知りません?」
「TVでやってるの、何回か見たことならあるけど…」
DVD揃えてるなんて絶対言わない。言うもんか。
「じゃあボクDVD貸しますよ。保存用と二つ買ってありますから」
「ああ、ヒマあったら見るわ…」
そしてしっかり次の日会社に持ってきやがる。しかも全巻。重い。
ワンルームアパートの自室に二つ並んだDVDBOXを眺めて俺は溜め息を吐いた。
しかも一緒に入ってた同人誌は女の子キャラの18禁本と、なぜかヤヲイ本まで入ってて俺は頭を抱えた。
いちおう確認のためにメールで
『あのホモのやつはなんだ?』と聞いたら
『BLってやつです。けっこう泣けると思うんでオススメです』と返ってきた。
ヲタクの上に腐男子か、オマエ。
泣けてくる。誰か俺の涙を拭いてくれ。
と て も 萌 え た
禿しくGJ!!!
そして続き希望!
これは続きに期待
GJ!
実際いるよね、こういうニュータイプ
おしゃれで可愛いくてかっこいいけど実は隠れっていうタイプは、
今までも極少数ながら存在を確認できたけど
最近は隠しもしないおしゃれタイプが出現するもんだから、困ったもんだ
何かの罰ゲームか?それとも隠れってばれてて、こっちを釣ろうとしているのか?って疑心暗鬼なんだぜ
なんか素晴らしいのがきてる!
続きwktk
ワロタw
しかも腐男子ktkrヽ(´∀`*)ノ
腐男子ワクテカ(゚∀゚)
新人研修も終わって、どうやらヤツは社内の女性陣に
「イケメンだけど、超ヲタク。デートに誘うにゃ覚悟を決めろ」な要注意物件と認定されたらしい。
その噂が流れたそもそもの発端は、社外の男からも誘いを受けるほど人気な秘書課の女の子からの被害報告による。
又聞きによると
「彼のことデートに誘ったんですけど、お休みの日はイベントいくからって、それでついていったんですけど。彼、女の子のマスク被ってメイド服着ていたんです…」
と遠い目をしていたそうだ。
普通に男キャラのコスプレならまだ皮一枚でセーフだったろうに、美少女着ぐるみじゃ一般人の感性からすりゃ即死アウトに決まってんじゃねえか!そのうえ彼女にシャッター押させて写真まで撮らせたらしい。確実にトラウマ与えたな。
ヤツは本当に怖い物知らずだ。まあいいさ、もうかかわることもないだろうし。こっちから近づかなきゃいいだけのことだ。
と思ったのに運命の神様よ、俺で遊ぶのも程々にしてくれないか。
ウチの会社は外食産業を主に取り扱っているコンサルティング業者だ。経営の芳しくない店にアドバイスをしたり、こんなコンセプトの店が作りたいという注文に応じて店舗デザインから施工まで請け負ったりもする。
俺はまだ先輩の手伝いばかりで自分が全部取り仕切った店を任されたことはないけれど、いつかはと夢見ていた。
その夢がいきなり叶う日が来やってきた。素直に喜べない条件つきで。
課長に呼び出しをもらってデスクへ出向くとなぜかヤツもいる。
「今度な、ウチの課で新しいカフェの企画を作ることになった。なんか萌え系とかいう流行にのったヤツらしい。で、新人で向いてそうなヤツがいるからと私から推薦しておいた。お前ら二人で組んで来週までにプラン提出な」
その通達をもらって俺とヤツの温度差ったらないね。
明日からバカンスだぜヒャッホウ、みたいなテンションで笑顔満面なヤツが妬ましい。
だいたい研修終わったばかりの新人にいきなりこんなデカい仕事まかせて大丈夫なのか?
いや、そこんとこはアレだな、俺がフォローにまわれってことなんだよね。わかったよ、わかりましたよ、俺が全力でコイツのお守りすりゃあいいんだろ!?
「なんかいきなりいい仕事もらっちゃいました。ボクここに就職してよかったです」
浮かれてんじゃねえ、オープンヲタクめ。ああなんでどうして、夢のマイプロデュースの店がよりによって萌え系カフェなんだ。
ともかく仕事だ。これは仕事なんだ仕方ないと自分に言い聞かせ、まず企画書作りに必要なリサーチをはじめることにする。
ヤツもさすがに仕事となると最終的に大金が動くことになるわけだし浮ついた顔つきは消えていた。
「立地ですけど、池袋だそうですね。やっぱり乙女カフェとかのほうがいいんでしょうか」
「おとめかふぇ…って、なんだ?」
メイド喫茶とか妹系喫茶ならまだわかるが、それははじめて聞いた。ヲタクなら知ってて当然なんだろうか。だとしたら俺も随分毒気が抜けてきたということか。
「センパイ知りませんか?じゃあ視察に行きましょう」
そういってケータイを開いてヤツは店に連絡をとると席をリザーブしたようだ。
「予約とか必要なのか?」
「いえ、男だけで入店はアポ無しだとできないんですよ。知り合いが働いてますから都合してもらいました」
男子禁制ってやつか…なんだろう、嫌な予感がする。
地下にあるその店はいかにも女性が好みそうな小奇麗で洒落た雰囲気だった。
しかし、なにかが違う。
店員が揃いも揃ってギャルソン姿だ。普通のカフェやファミレスなんかでもギャルソン制服の女性店員は珍しくはないが、客との会話に耳をすますと「オレ」とか「ボク」とかいっている…?
「おい…ここって男装で接客するのがデフォなのか?」
女性客ばかりの店内、男二人で座ってる俺らは明らかに浮いてるぞ。
しかもなんか周りの客からチラチラ見られてるし。すげえ嫌な空気、落ち着かねえ。
「男装というか、美少年を演じるのがコンセプトですね。で、お客さんに自由にカップリングしてもらって妄想してもらうっていう」
なんだか俺の目の前に果てしない宇宙が見えた。
ええとつまりアレか、脳が発酵したお嬢さん方に向けて作られたカフェと、そういうことか。
異次元に踏みいったような困惑を抑えつつ、運ばれてきたパスタとドリンクをとっとと腹におさめることにした。
その後も何軒か同じような店を覗いたが、なかなかにそれぞれサービスや特色を打ち出しているようで素直に仕事の知識として吸収させてもらった。
相変わらず独特の空気には高山病並みの息苦しさを感じたが。
そんな俺とは裏腹に水を得まくってイキイキとしているヤツは、行く先々で店員や客と顔見知りだった。
ちゃっかりカードにスタンプ貯めてやがるしな。
「イベントでお店に置く本買ってくれたりとかで知り合ったりすることが多いんですよ。あとはコスプレ友達がお店移動したりで、あちこち回るうちに常連になっちゃいました」
ポイントが溜まるとリクエストした衣装で写真を撮らせてもらえるらしく、アキバだとメイドやウェイトレス制服ばかりだけど乙女カフェならスーツや執事やギャルソン服の彼女達の写真が撮れるから通うんだとさ。
オマエ、なんていうかすげぇ複雑な嗜好してんな…倒錯趣味もそこまでくると俺には理解不能だ。解りたくもないけど。
しかし帰りの電車のなかで、俺は軽く驚いた。
「この手のカフェって増えてますけど、女性向けの場合サービスの質は上げないとリピーターはつかないと思います」
「ああ…ちゃんと出てくるものに手かけてある感じだったな」
「味はもちろんですけど、ボクとしては非日常を求めて店にくるなら接客もサービスも完成されてなければいけないですし。演出だけじゃなくてスタッフの質が要だと研修期間は普通の倍に考えるべきじゃないかと」
「それはあるかもな…オマエ、かなり真剣だな」
「そりゃ仕事ですから」
しごくマトモに経営論を打ち出してくるヤツの冷静さは、ちゃんと私情はわきまえているようだと安心した。
その後も企画書作りを二人でやりながら俺はびびったね。
写真と見間違えそうなほど緻密な店内のイメージイラストをヤツはPCの画面上だけでものの30分とかけずに描き上げやがったんだ。
プロのイラストレーターでも食っていけるんじゃないのか、と思わず呟いたら
「ボク2次創作が好きですから。オリジナルはやる気ないんです」ときやがった。
本当に骨の髄からヲタクなんだなオマエ。才能の無駄遣いだと思うぞ。
そしてヲタク用語に対して知らないフリをして聞き返すのがしんどい。それは一般人が知っていてもおかしくないかもという微妙なラインがあるしな。
残業続きでほぼ寝に帰るだけの自室で、かなりのセリフを脳内リフレインできるDVDのパッケージを横目に見る。時期的に、そろそろ返してもいいか…。
俺はアニメイトの袋にいれて渡された同人誌とセットのDVDをコンビニの袋へ移し替えた。もちろん二重にして。
こんな腐男子ってありえるんだろうか…(´・ω・`;)
フィクションってことで細かいツッコミはご勘弁を
続きは最後まで仕上げてから一気に投下します10レス以内にはおさまる予定
エロシーンが欲しい人はわっふるをお供えしてください…好物です
>>126 イケメンでもそうでなくてもあけっぴろげなヲタクは隠れの天敵ですね
第2部乙でした
ストーリーはもちろんだけど、貴女の文章の書き方がとても好きです
続き楽しみー
135 :
風と木の名無しさん:2007/05/29(火) 20:58:11 ID:22bVwy1NO
続き乙です
わっふる わっふる
わっふる わっふる
136 :
風と木の名無しさん:2007/05/29(火) 21:30:46 ID:M+CMj3k9O
社会人のリアリティが皆無だし、妙に上滑りな文体が感じ悪い。
もう少し精進してから出直して!
いや面白かったよー
オープンオタ君ねーいるいる
つ わっふる わっふる
とても面白い!
わっふるわっふるしてもう一回読む
わっふるわっふる!
139 :
風と木の名無しさん:2007/05/30(水) 16:35:52 ID:S6tN/ylJO
良スレ発見!
ノンケ腐男子受けが大好物です
乙!夢中で読んでました!
わっふる わっふる
わっふる わっふる
喉も渇くでしょうから(´・ω・`)つ旦お茶もとぞ
続き期待してますわっふる
141 :
風と木の名無しさん:2007/05/30(水) 18:26:12 ID:5lnPG/5uO
_ ∩
(*゚∀゚)彡 ワッフル ワッフル
⊂彡
gj!!
わっふるわっふる!
この文体好きだなぁ。久々にオリジで萌えたよ!
続きがんがってください つ井
わっふるわっふる
わっふるわっふる
美少女着ぐるみを着ちゃうイケメンオタに笑うと同時に萌えた!
わっふるわっふる
わっふるわっふる
続き楽しみにしてます!
つ(#)(#)(#)(クリーム、フルーツ付)
146 :
風と木の名無しさん:2007/05/31(木) 00:33:57 ID:tCBo5aoaO
わっふるわっふる
敬語年下攻め?萌えーー!
楽しみ!
(゚∀゚)o彡゚わっふーる、わっふーる!!!
お姉さまただ今お茶とワッフルをお持ちします!!
オタっぽいオタ×オタっぽいオタでは腐女子は萌えないんだな
やはりある種のファンタジーを求めてしまうのか
だってわっふるわっふるだもの
ワクテカ
わっふるいっぱいだ!ありがとうございます、ごちそうさまです。ゲフ
食べきれなかったぶんは皆さんでつまみながら他の職人様の降臨をお待ちください
時間かかりそうです、すみません。
>>136 ご指摘のとおりです記号でしか書けていません。
胸よりも腹筋を震わせようとしてるのでお気に障ったようでしたら申し訳ないです。
>>139 ガチホモ×ノンケ腐男子
「興味あるなら実地で教えるけど?」
「アッー!!!」
こうですか?わかりません><
>>149 キモメンブサメンでも個人的には十分萌えられるんですが形にするとなると
キモ「左様でござるか」
ブサ「左様でござるよ」
ネタの粋を出てくれません。
同人女の釣り方
1 名前:1 投稿日:01/11/05 17:49 ID:r64dtKoG
まず、車を用意します。そこにサスケ、キルア、クラピカなどの絵を書きます(貼ります)
ポイントは同人マンガ即売会会場などがポイントでしょう。
ポイントについたら餌(コスプレしたあなた)をまきます。
あとは釣れるまでひたすら待つ。
2 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 投稿日:01/11/05 17:49 ID:M8PdXMAf
sage
3 名前:肉棒荒らし 投稿日:01/11/05 17:52 ID:LQlPdVji
肉棒
4 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 投稿日:01/11/05 17:54 ID:gt3YRHV8
釣れんでいいそんなもん。
そんなもんより俺を釣れ。餌はさくらタンだ。
5 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 投稿日:01/11/05 17:56 ID:SuNQqB/Q
折れはおんぷたんだな。…ハァハァ…
6 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 投稿日:01/11/05 17:59 ID:X/ofLtUL
>>1 おれはお前さえいれば釣られるYO…(;´Д`)ハァハァ
7 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 投稿日:01/11/05 18:01 ID:SuNQqB/Q
ここの6×1のやおい小説キボンヌ
8 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 投稿日:01/11/05 18:02 ID:X/ofLtUL
覚悟しろよ、
>>1・・・ハァハァ…ウッ
9 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 投稿日:01/11/05 18:16 ID:a5GU9PZN
r64dtKoGの一片の無駄な肉の無いまろやかな双丘がX/ofLtULの無骨な
両手によって左右に開かれ、いまだr64dtKoG自身ですら触れた事も、
ましてやじっくりと見つめた事もない場所が露わになる。
r64dtKoGは、その部分にX/ofLtULの欲情した視線を感じ、羞恥に震え
た。
>覚悟しろよ…
そういうX/ofLtULの言葉に息をのむ間もなく、無情にもr64dtKoGの、
未だほころぶ気配を見せない、薄桃色の蕾にX/ofLtULの熱い楔が打ち
こまれた。
13 名前:X/ofLtUL 投稿日:01/11/05 18:31 ID:iwQ5NUot
どうだい、
>>1よ…
回線切ってる間に一線超えちまったな…ハァハァ
15 名前:X/ofLtUL 投稿日:01/11/05 18:37 ID:iwQ5NUot
どこにいてもこの肉棒無しではいられないように…ハァハァ
昼夜問わず日付も分からん程に
>>1をヒィヒィ言わせてやるよ…
って俺は小説化できないんだけど(w
27 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 投稿日:01/11/07 16:59 ID:HHo6JogJ
こうなってから、もうどれぐらいの日数が経ったかr64dtKoGには分からなかった。
3〜4日のような気がするし、2週間以上経っている気もする。
窓の無いこの部屋では今が昼なのか夜なのかもわからない。
部屋には簡素なベッドひとつと片隅に便器。
終日を通して全く刺激の無いこの部屋にいると、自分が生きているのか死んで
いるのかすらも分からなくなる。
日に二回、r64dtKoGをこの牢獄に閉じ込めているドアの下から差し入れられる
簡素な食事をとっている時だけが、r64dtKoG自身が、まだこの世に生きている
と実感できる唯一の時間だった。…そして…
ガチャリと重々しい鍵を開ける音がして、この四角い牢獄にその男が入ってきた。
r64dtKoGをこの忌々しい牢獄に閉じ込めている男、そして現在のr64dtKoGに
とって、この世の全てである男。
28 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 投稿日:01/11/07 17:00 ID:HHo6JogJ
X/ofLtULは口元に、冷酷な微笑みを浮かべながら、r64dtKoGの全身を舐める
ような目でじっとりと見つめた。r64dtKoGは、その瞳に促されるように自身
を包む、粗末な白い服を脱いだ。
「素直になってきたじゃないか…」
r64dtKoGの染みひとつ無かった白い裸体には、この牢獄に繋がれるように
なってから付けられた、無数の無残な紫のアザが、まるで花のように付けられた。
r64dtKoGはX/ofLtULの欲情した視線から逃れるように背中を向け、そして、
四つんばいになり、尻を向けた。
「そう…俺を誘ってみろ…よーし…いい子だな…」
数日前には、堅く、そして可憐な蕾だったr64dtKoGのその部分は、今やX/ofLtUL
にの手によって咲き誇る淫乱な花となってひくひくと、今や遅しとX/ofLtULの熱い
楔を待ち望んでいた。
29 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 投稿日:01/11/07 17:00 ID:HHo6JogJ
>昼夜問わず日付も分からん程にヒィヒィ言わせてやるよ…
r64dtKoGに薬を嗅がせ、この牢獄に閉じ込め、絶望の表情に彼に言ったX/ofLtUL
の言葉。
最初はただただ苦痛なだけだった。
男の情欲を煽るだけと知らず、r64dtKoGは苦痛を訴え続けたが、回数と時間を重
ねるにつれ、その場所から快感と言う細波が広がり始め、やがてX/ofLtULの肉棒
無しではいられない身体にr64dtKoGはなっていった。
38 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 投稿日:01/11/08 18:36 ID:no/GbS7p
さくら(タン)が咲き誇る頃、X/ofLtULによって奪われ、快楽という名の牢獄に
閉じ込められたr64dtKoGがようやく解放されたのは、おんぷタンもときめき、
月姫オンリーで都産貿もざわめく木犀匂う頃。
もともと身寄りも友達もなく、ひきこもりのr64dtKoGが失踪した所で、誰一人
事件として届け出る者はいなかった。
勿論今年の夏コミに行けなかったr64dtKoGは、楽しみにしていた渡辺製作所の
新作は買えなかった。
解放後初めて行ったイベント「月姫祀〜秘初〜」。
以前あれほどr64dtKoGの心を占めていたイベント、同人誌、同人ソフト…。
気がつくとそれらの表紙にある人の顔が重なっていた。
「…X/ofLtUL…」思わず、漏れるその人の名。
39 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 投稿日:01/11/08 18:36 ID:no/GbS7p
初めての快楽、初めての熱、他人の体温。愛されているかもしれないという
甘く、そして残酷な希望。
そう、r64dtKoGは寂しかったのだ。その寂しさ故、誰かに構ってもらいたか
った故に同人板に建てたスレッド「同人女の釣り方」。
この煽りスレ、きっとヒステリーな同人女なら食い付いてきてくれるに違い
ない…。しかし、帰ってきたのは予想外に、同じ同人男達からのレスだった。
「そんなもんより俺を釣れ。餌はさくらタンだ。」
「折れはおんぷたんだな。…ハァハァ…」
そして、次のレスにr64dtKoGは目を見張った。
「
>>1おれはお前さえいれば釣られるYO…(;´Д`)ハァハァ」
その瞬間、r64dtKoGは自分の中から、何か熱い物がこみ上げてくるのを感じた。
全く初めての感覚。そう、数年前初めてマルチに出会った時と似たような、それ
でいてその「萌え」とは微妙に違った感覚。
r64dtKoGはその感情の名…「恋」という言葉をまだ知らない。
40 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 投稿日:01/11/08 18:37 ID:no/GbS7p
ほどなくr64dtKoGは、X/ofLtULと同人板を離れて運命の出会い…出会いと
いうには余りにも乱暴で、そして残酷な再会を果たす。
それは、r64dtKoGにとって淫猥で、甘美な地獄の始まりでもあった。
以上、保守でしたヽ(°∀°)ノ
GJ!!
けどリアルか。いや、萌えるけど。
そのスレ一部の私みたいな物好きが結構釣れただろうなあ
160 :
風と木の名無しさん:2007/06/03(日) 09:04:53 ID:qawsbnPKO
ガリヲタ男801は萌えるが
隠れヲタ男801も萌えるな。
まるでげんしけんのマダラ目×笹原みたいじゃないかw
163 :
風と木の名無しさん:2007/06/06(水) 01:25:25 ID:tGeREqKZO
ほっす
165 :
風と木の名無しさん:2007/06/07(木) 19:40:14 ID:MT/fnrVd0
ブサメンオタでも我が道をゆく感じで仙人みたいに飄々としているといいな。
フツメン隠れオタがそういうのに憧れちゃったりして、
仲良くなっていって憧れが恋にかわるといいと思うよ。
あばたもえくぼで案外笑うと可愛いとかドリームするとちょっと禿げる。
最近ホモ×エロゲオタのBL漫画を読んだ
とても萌えました…
良スレハケーン!
ブサメン+オタクコンボは萌えるな〜
たまたまイケメン弟×ヲタク兄の小説読んだら最高に萌えた
攻めは受けへの愛を自覚してなくて困惑してるところがいい
>>168 167ではないが、草間さかえ「 」だと思う
ごめんタイトル思い出せねー
最近出た単行本で、ビブじゃないほう
ごめんレスした瞬間思い出したw
「肉食獣のテーブルマナー」だった
>>172 ありがとう!
時間があったら買いに行こうきっと行こう
保守る
ヘッドホンしてズボン下ろしてエロゲやってる所を
軽くてやや鬼畜風味な友人に踏み込まれ
「ナニこれ。アニメ?お前こーいうの好きなんだw」とか言われ
パソコンの前で後ろ抱きにされながら
ゲーム続行を強要されるシチュエーションとか萌えだ。
当然エロゲに沿ったセクハラされながら。
エロシーンの選択肢部分(中田氏or外出しみたいな)で迷ってると
「どうすんのw」とか楽しげに聞かれる。
ブサオタ萌えほす
>>176 ものすごく萌える(*´Д`)
そういうの読みたい読みたい読みたイェァ
179 :
風と木の名無しさん:2007/06/20(水) 00:29:46 ID:m/0RGSUwO
わっふるわっふる…
久しぶりに激しく萌えた(;´Д`)
わっふるわっふる!
181 :
風と木の名無しさん:2007/06/20(水) 23:22:46 ID:cA9s1xUUO
おまえらこんなんでマンコ濡らしてオナってんのか
まさに腐った女だな
内弁慶でツンデレなオタク男子181の小説マダー?
183 :
風と木の名無しさん:2007/06/21(木) 04:52:32 ID:AOBEabVa0
俺、オトコなんだけど、
昨日、知り合いの家へ遊びに行ったら
知り合いの彼女も遊びにきてた
その彼女さんはネトゲにハマってたり
アニメ見てたりで、ヲタな話が通じると思った俺は
「801マンガを読めるホームページ、知らない?」
と訊いてみたら、返答に困っていた、
ドン引きされた?それとも801話題をオトコとすることに
慣れていなかった? どっちだろ? ('A`)
184 :
風と木の名無しさん:2007/06/21(木) 04:58:26 ID:NpiR+3GZ0
>>183 お前が、初対面の女に「レズ漫画よめるとこない? ううん? 百合じゃなくてガチレズの」
って言われたら引くだろ
185 :
風と木の名無しさん:2007/06/21(木) 05:12:48 ID:AOBEabVa0
>>184 いやいや、4年くらい前が初対面で
3ヶ月に一回くらいは合ってるペースだとは
思うんだけどねぇ
たぶん、俺とその彼女さんの人間関係の
距離感の相違があったのかな、
>>185 オタク女が全員801好きだと思うなよ?
ただ、自分が801を読んでいるという事を知られたくなかったという可能性もある
>>181 ねーよw
そういえば801漫画を読めるホームページで思ったけど
同人誌が読める女性向け寄りのサイトってあるの?
モテないブサな毒男同士が同棲生活をはじめてしまうスレがあったよね
あれは萌えたナァー (*´Д`)/ヽァ/ヽァ
「ひろし(要カタカナ変換)の彼氏」で検索。
191 :
風と木の名無しさん:2007/06/28(木) 03:46:04 ID:kRyxHrcSO
ほするよ
神様舞い降りてこないだろうか(´・ω・`)
需要あるかわかんないけど
イケメンノーマル×イケメンヲタで投下してみる
もっと良く考えるべきだったのかもしれない。これくらい予想できたはずだ。
今オレは両手に大量の荷物を持ち、真夏の太陽に汗を流しながらオレの前を
オレより100倍近く楽しそうに歩くヤツの背中を追いかけることだけに全力
を注いでいる。
誕生日だかなんだか知らないが日曜日の昼時になんでこんな拷問のようなこ
とをオレがさせられなきゃならんのだ。
しかし、ヤツも含めてオレの周りを歩く奴等はそんな気分を微塵も感じさせ
ないほどすがすがしい表情で歩いてやがる。
休日に外出するのが嫌なオレには一生理解出来なそうだが奴等にとってはこ
こに来るのが生活の一部になってるのかもしれない。
この町、秋葉原に。
194 :
風と木の名無しさん:2007/07/02(月) 09:30:31 ID:NaIQyEUIO
ダルい、熱い、重い。
文字通りの三重苦に身心共に限界を軽々突破しそうなオレを気にもせず、
ヤツは元気に歩き続ける。
「早く早く!まだまだ行きたいトコあるんだから。」
「…ああ、そう。」
「なに?もしかしてお疲れ?」
そう言いながら除きこんでくるヤツの顔は疲れどころか輝いて見える。
「じゃあ次ここね〜。」
本日2軒目のゲームショップ。もー勘弁してくれ。
事の発端はオレの誕生日だった。冗談混じりでプレゼントを要求したら
ヤツは律義にも本当に持って来やがったのだ。
しかし、特技の一つに忘れ安さを持つオレはそんな2ヶ月前の出来事を、
ヤツの持ち出した「お返し絶対」というプレゼントの意味をも変えかね
ない条件と共にすっかり忘れ去っていた。
そして一昨日の朝。
満面の笑みで登場したヤツの表情を3秒で憤怒に変え、なんでもすると
言ってその場を凌いだ結果がこれである。
「秋葉原で1日買い物(荷物持ち)に付き合い、その内の3割をオレの奢り
にする。」という一見楽そうな聞こえに騙されたと言わざるを得ない。
財布も身体も予想を遥かに上回るダメージだ。
ageてたごめん
ゲームショップに入るとヤツは迷わずに進み、一つのゲームを選んだ。
「これ欲しかったんだよね〜。」
そう言いながら持って来たゲームのパッケージでは髪の毛がカラフルな
女の子達が笑顔でこっちを見ていた。
いわゆる「ギャルゲー」というものだ。
まぁこういうのを見るのも今日1日で3回目となれば驚きはしないさ
「両手が破壊されそうだからそれで最後にしてくれ。」
「えー。バイトに夏休み前半全部つぎ込んだのに…。」
それは明らかに受験生のやることじゃない。
とりあえず早く帰りたかったオレはそれで最後にするよう説得した。
ヤツは不満そうな顔をしていたが突然勢い良く顔を上げたかと思うと
イキナリとんでもない発言をしやがった。
「じゃあさ、これユウが買ってきてよ。」
参ったか!とでも言わんばかりの得意顔で発言したヤツとは対照に
オレは反応に困った。
呼ばれた名前とヤツの指が向いてる方向を踏まえた上でヤツの発言を
訳すと「オレがこのゲームを買いに行く」でいいのかな、辺りまで
コンマ3秒くらいで考えたオレは当然の発言を返す。
「オレ?」
「うん、君。」
今日は本当に厄日だ。
普段は何事にも動じないつもりだったオレですら今この瞬間はすごく
恥ずかしいと感じた。
レジに並ぶ時間がすごく長く感じられ早く終わってほしい一心でひ
たすらうつ向いて立ち続けた。
ヤツに言わせると
「何事も経験だよ!」
らしいが全然意味がわからない。この経験は何かに活かせるのか?
「お次のお客様どーぞ〜」
間延びした店員の声で我に返る。
無言で商品を差し出したおれに店員の発言は容赦をしない。
「『らぶ☆すと〜むっ!』の限定版をお一つでよろしいですか?」
頼むから大声で商品名を読むな。無言で頷き続けるオレの願いが届い
たのか、ついに
「8010円になります。」
と最後の言葉が聞こえた。
これで解放される。これさえ払えば。
しかしそれは最後の言葉にはならず、地獄はここからだった。
「こちら限定版ですのでフィギュアが特典となるのですがどちらが
よろしいですか?」
何やら箱が3つ並べられている。
「え、えっと…?」
突然の事態に混乱を始めた思考を救出すべくヤツへと視線をむける。
「♪」
無言でニヤニヤしてるヤツの顔をみた瞬間状況を完全に把握した。
これが狙いか。
「えと、じ、じゃあそれで。」
言いたいことが増えたのと恥ずかしさでとりあえずこの場を離れた
かったオレは一つを選ぶと店員の声を背中に聞きながら足早に立ち去った。
とりあえずちょっと投下して見たんだけど需要ある?
あるならエロの有無も聞きたい
エロ見たい!
需要あるっ!
ネ申キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
需要ありますハァハァエロ見たいっすハァハァたのんます!!(*´Д`)
つか美容師×ヲタ男の続きも気になるwww
結局ヤツの家まで荷物持ちをさせられたオレはせっかくだから上がって
いってというヤツの誘いに乗り、快適な温度の部屋で今日1日の疲れを忘
れるくらいにくつろいでいた。
「へー。ユウは年下が好きなのかー。」
そう言いながらヤツはオレが最後に選ばされたフィギュアの箱を見ていた。
幼そうな外見で腰に手をあてて得意そうな表情をしている生意気そうな
外見だ。
「適当に選んだらそれだっただけだ。嫌なら事前に言っとけばよかった
だろ。」
「じゃあ俺は晴香さんがよかったんだけど言えば選んでくれた?」
絶対無理だ。外見がわからない以上名前を言うしかないがそれだと店員の
視線が苦しい物に変わるし周りからの視線すら危うくなったらもう立ち直
れなくなるかもしれない。
それよりきになったことを聞いてみる。
「ゲームのキャラが好きってヤバいんじゃないか?」
「そう?」
「現実逃避してる人みたいになるぞ。」
「でも人が作ったものって理想のものを作るんだから求められるのは
当然じゃない?」
なるほど、一里あるな。と思ったら終わりだと思い聞き流したフリをする。
「やっぱ年上だよね〜」
晴香さんとやらのクッションだかなんだかを膝に置きながらヤツは
パソコンを起動し始めた。
>>202 ふわぁ‥。wktk
ワッフルワッフル!
久しぶりに来たらいいものが見られたww
wktkが止まらねえwww
わっふる食べて待ってます
>205
おまえが食っちゃうのかw
207 :
風と木の名無しさん:2007/07/07(土) 02:37:26 ID:CD1XUkfgO
保守(`・ω・´)
保守はあげなくてもいいっつの
209 :
風と木の名無しさん:2007/07/08(日) 07:12:46 ID:eQMrPsox0
保守
今日、知り合いのオタク男子二人が
PSP覗き込みながら談笑していた。
顔近すぎて吹いた。
保守
214 :
風と木の名無しさん:2007/07/17(火) 22:11:53 ID:Ege9TqxFO
遅れたスマソ
続き
PCを起動したヤツは購入したゲームの中から一つ選ぶと、俺に
「適当にマンガとか読んでいいから。」
とだけ言い自分はそのゲームを開始しやがった。
すぐに帰ってもよかったのだがせっかくなのでヤツのゲームをやる姿を
見物してやることにした。他人がギャルゲーをやるところなんてそう見ら
れるものでもないだろう。
マンガを読みながら暫く観察しているとなにやら場面が変わった。
近づいて後ろから覗き込むと画面の中では黒い長髪の女性が何やらアダルト
な状況で喘いでいる。
俺達健全な男子学生には下半身が痛くなるようなシチュエーションだ。
しかしヤツはヘッドホンをしながらさっきまでと全く表情を変えず話を進めて
いる。
良いのか悪いのかはわからないが。
そこで今日1日ずっと脅かされ続け多少悔しさを感じていたおれはヤツに
仕返しをしてやることにした。
>>214 姐さんありがとう!
続き待ってました
なんとツンツンなオタク男子(*´Д`)ハァハァ
仕返しされるのが楽しみww
わっふるを贈らせてください
(*・ω・)つ〇
>>214 ちょ、あんた鬼かwwそんないいところで止めないでぇ〜
わっふるわっふる(*´Д`)
>>216 かわゆす
218 :
風と木の名無しさん:2007/07/21(土) 13:21:15 ID:LJM1a51J0
オタクがオタクで何が悪いーと日々を過ごしている。特に不自由なことはない。
家族と一緒に暮らしていると母親に見つかったエロ本が綺麗に整頓されていたりしたが、学生で一人暮らしの今はしがらみもなく、自由な生活。
そもそも綺麗な部屋に住むことがコレクションの紛失を避けるための鉄則だと俺は思うから、ゴミが散らかっていることなどない。俺の部屋はコレクションが整理されて並び、埃やゴミなどない最高の居場所。
「あー先輩の部屋ってマジ綺麗ですねー快適ー」
だったのに、まさかそんなことを言って、後輩が入り浸るなんて思いもしなかった。
「先輩ってマジ綺麗にしてるっスよねー」
俺は煙草を取り出そうとしている田崎の手を軽く叩いた。クッションを抱え、自分の家のようにくつろいでいる様子に腹が立ってくる。
「禁煙」
「えー?一本くらいいいじゃないっスかー」
「駄目だ!」
田崎はへらへら笑って仕方ないっスねえ、などと言っている。俺は日に焼けた顔を軽く睨んだ。
「コレクションが汚れる」
「あー、そう言っていつもガンプラとか触らせてくれないっスもんねえ」
「当たり前だ、触らせるもんか」
バイト代と時間をガンプラにつぎ込んでいる俺の生活。まさにガンプラは俺の青春。そんな大事なものを早々、価値を理解していない男に触られる気は毛頭ない。
219 :
風と木の名無しさん:2007/07/21(土) 13:21:48 ID:LJM1a51J0
すみません、投下してから後悔しつつあります。主人公がオタクらしくない。
>>218 またしても神姐さんが…(*´Д`)ハァハァ
オタク男子の理屈っぽいよさがでていて可愛い
続きも楽しみにしてます
>>218 GJGJGJ!
文章が好みです
期待してます!
>>219 姐さんGJ続きwktkしてますぞw
>>214の続き
「なぁ」
「んあ!?な、なに?」
突然のオレの呼びかけに驚いたヤツが振り返る。
「お前っていつも家でこんなエロいゲームばっかやってんのか?」
オレの言葉にヤツは一度画面に視線を向け、すぐこっちに向き直る。
「い、今はこーゆーシーンだけどこれは発売前から泣けるシナリオって
噂になってたほどの名作なんだよ!だからただのエロゲーとかとは違うの!」
「へー。」
「ほ、ほんとだよ…。」
「なるほど。こんなのばっかやってるってのは否定しないのか。」
「あ、ず、ずるい!」
「家にこもってこんなことばっかやってるなんて文人はずいぶん
いやらしいヤツなんだなぁ。」
「だ、だーかーらー!」
ヤツは面白いほど慌て始めた。何故かこういうヤツはもっと慌てさせたく
なるという法則はオレにも当てはまるらしい。さらに追い打ちをかける。
「こんなのやりながら一人でいつもなにやってるんだろーな。」
「…っ!そ、そんなことしないよ!」
「まだなんもいってないぞ?いやらしい文人はなに想像したんだかな。」
「ぬぬぬ〜」
ヤツはついによくわからん唸り声をあげ始めた。オレの話術も捨てたもの
では
224 :
風と木の名無しさん:2007/07/21(土) 17:59:49 ID:LJM1a51J0
皆様ありがとうございます!
あの…微妙エロですがいいですか?
>>223 今日は神が大漁すぎて(*´Д`)ハァハァ
またいいところで姐さん鬼畜ww
続きわっふる∩(・ω・)∩わっふるしてます!
>>224 もちろんです
大いに需要あります!
226 :
風と木の名無しさん:2007/07/21(土) 18:28:54 ID:LJM1a51J0
「先輩」
田崎の指が一本、俺の頬をなぞっていく。思わず身を引けば、空いているほうの手を腰に回された。
「た、さき」
目を逸らせばクッションは早々に放り出されている。そのクッションと自分がだぶり、心臓の辺りが重くなる。
さっきまで手の中にあったものを簡単に手放す田崎。きっとこいつは、俺のことなんか平気で捨てていく。飽きたら、きっと捨てる。
「止めろよ」
「駄目だ!」
田崎は笑いながら俺の口調を真似て、ゆっくりと太ももを撫でる。それだけで、陥落しそうだ。
数ヶ月前に、田崎に酒の勢いでフェラをさせられた。それからセックスと言い難いが性的な意味合いを持つ行為を行っている。
どうして、女が好きなこの男が俺に構うのかわからない。そして自分自身が何故こんな男の言うとおりにしてしまうのかも分からない。
拒絶すればいいのに、拒絶など出来なくなってしまったその理由が、恐怖なのか快楽のためなのか、それとも別な何かだというのか。
ないのだろうか。
こっちの希望通りに慌てるヤツがあまりに面白かったのでオレの中の
悪戯心はオレにこんなことを言わせた。
「今日はオレが手伝ってやるよ。」
「ふえ?」
そう言ったオレは後ろからヤツのズボンに手をかけ膝下まで脱がせた。
「な、な、なにすんだよ!?」
下半身をトランクス1枚にされたヤツから当然の疑問が放たれる。
「だから手伝ってやるって。お前はゲームを進めろよ。」
「ち、ちょっと…やめっ!」
トランクスの上からモノを触られたヤツは身をよじって逃れようとする。
それを押さえつけているオレの手の中でヤツのモノが膨張していくのが
わかった。
「ちょっと…ほんっ…と…やめて…」
ヤツはだんだん言葉が少なくなり吐息が荒くなっていく。
「ほら、ゲーム続けろって。」
「んっ…んんっ…?」
ヤツはもうオレの声はほとんど聞こえていないように曖昧な返事をしながら
機械的にボタンを押してゲームを進めている。
最早完全に膨張しきったヤツのモノをオレは強くしごいた。
「んっ…ふあっ!」
その動きに合わせて意外な色っぽい声を上げたヤツに多少動揺したオレは
手の動きを早めていくことにする。
「んっ…ああっ…だめっ」
ヤツは画面を見ずに上向き加減で目を閉じ、マウスを握りしめながら
吐息をあらげている。
達しないように耐えているのか。
そんなヤツの最高点を見たくなったオレは手の動きをさらに早めた。
「ああ…も、無理っ…」
頬が赤らみ、いつもと違うヤツにみえる。
顔つきはモテそうだとは思っていたが男のくせに色っぽいな。
そんな危ない人間に限りなく近いことを考えてる間にもヤツは声をあげている。
そろそろなのだろう。
「んっ…ほんと…だめっ…」
「我慢しなくていいんだぞ。」
そういって強く握りしめたオレの手の中、ヤツのトランクスの下で
「あっ…んんんっ!!」
ヤツは一際大きな声をあげ身体を痙攣させながら欲望を放った。
「ん…あ…」
ようやく治まったヤツはオレに向き直ると
「…なにすんだよ。」
涙目でオレを睨み付けながらそんなことをいっている。
最もなのだからオレは言い訳なんか用意してない。
このまま黙っててもしゃべっても変態扱いされるであろうオレは
無駄だと思いながらも謝ってみる。
「悪かったよ。」
「変態!」
…やっぱりな。
なんか混ざってるからタイトルか作者名入れて欲しい。
>>229 スマソ
自分は
>>223のほう書いてる者だけど
だれかタイトルとかいいのある?w
無ければ適当につけちゃうけど
ちょ、まざりすぎww
でもお二人ともGJです!(゚∀゚)
タイトル…おもいつかない…
姐さん方のせいで眠れないwww
私もタイトルは思いつかない…
センスなくてごめんお(´・ω・`)
姐さんたちGJ!
>>230 それなんてボブゲ?はだめ?
234 :
193:2007/07/22(日) 07:15:43 ID:oycZytc6O
ごめん自分もタイトルは思いつかないから初投下の193いれるわw
あとエロ下手くそでごめんよ…
(´・ω・`)
こんなんでおk?もっと濃いほうがいいかな?
更新してなかったスマソ
>>233 それなんてボブゲッ?
(・∀・)イイ!
>>235 エロはこのままでも濃くても濃すぎておたくがアウアウしてもいいw
ところでおたく受というかほぼvipper受になってしまった話もこのスレでおk?
>>236 びっぱ受見たいです!!ぜ、ぜひうpしてください!
>>236 びぱー受け(*´Д`)ハァハァ
wktkとまらない
楽しみにしてます!
普通×vipper
「暇だしネットでもするか」
「暇だしvipでも見るか」
「暇だしスレでも立てるか」
という一連の三段活用は俺にとってはよくあるパターン。今日もgdgdになったスレを適当に安価で持ち直す。
時間は早朝と言ってもいい。携帯片手に薄着で近場の公園にいるのはもちろん安価のせい。
外で全裸写真うpとかwwwやるけどwwwww
自分の行動にwktkしながらTシャツに手をかけた。
「ひさしぶりー?」
「え?」
後ろから声をかけてきたのは中学時代の同級生だった。え、なんでこんなとこに?
「こんな時間に何してんだ山川……」
「何してんだって卒業以来会って言うことそれ? つか名前覚えててくれたの意外」
そう言って笑う山川は中学の頃から変わってなかった。笑顔がミントガムのCM級。なんかラフな格好なのに無駄におしゃれ。
俺とか今日のテーマは脱ぎやすい格好なんですけど。というか山川がじろじろ見てくるのでとっさに右手を背中に隠す。
やめてくれ、俺はもうあの頃の俺じゃないんだ、さっきの安価でハノレヒのDVDに精子かけてうpしたような俺を見ないでくれ!
ああ、そしてやっぱりごめん長/門おおおおおおおお!!!!11!
「あは、顔赤くね? 変わってねー。そっちこそ何やってんの?」
「ん、散歩……かな。気分転換。でももう帰るし」
「お前んちってあっちの方向だよな?」
「なんで知ってんの……」
「一回行ったことあんじゃん」
知ってる。なんで一回行っただけの俺んちを覚えてるか訊いてんだ。
俺と山川は大して仲良くなかった。友達の友達が山川だった。そんだけ。
だって話あんま合わないし。山川の周りってちょっと恐かったし。山川とも、すぐ顔の赤くなることをからかわれた記憶とかしかない。
なのに何でこんなことに。
深夜のバイトあがりだという山川がコンビニから駅方面の途中にある俺んちを覚えててくれたおかげで、
同級生の近況とか話しながら俺は家まで帰ってしまった。
安価は達成出来ないわ時間がかかってしまったわで憂鬱になりながらスレを開いた。
どうせなら落ちていてくれ、と思ったのに何故かスレが伸びている。
上の方は公園に行ってくると言ったまま帰ってこない俺へ、逃げたかと追求するレスがほとんどだった。
が、あるヤツが気付いたんだ、俺のIDがabEkso3SOだったことに。
「うはwwクソミソktkrwwwww」「帰ってこないってことは アッー!!」とかのレスが続く。
俺はにやにやしながらキーボードを叩く。
ざっと事情を説明して、最後に別れ際に今度連絡すると言ってメアド交換したことを報告。
「で、これは安価メール?」
とっくに外は明るいのにvipperたちは元気だった。
でも今一番楽しいのは俺に違いない。何せ山川の反応をこちらから伺うなんて初めてのことだ。
そして何より、俺の本名が阿部ってのがワロスwwwwww
次の日曜日、俺と山川は喫茶店にいた。
vipperのバカ。つまりは俺がバカ。
「俺メイド喫茶初めてだけどなんかおもしれーな」
そうだろうよ。そういう山川の笑顔は背景にそぐわない爽やかさ。ていうか何で笑顔?
山川はそわそわ周りを見渡す。この人楽しそうなんだけどどうしたらいい? vippervipperたすけてvipper!!
でもここを指定したのもvipperだし。
俺はいたたまれなさに山川(はぁと)とケチャップで書かれたオムライスを勢いよくかっこむ。
「あ、俺まだそれ写メしてないのに」
「しなくていい」無愛想に言う俺に
「阿部が自分で頼んだんじゃん」
山川が口をとがらせて反論した。俺っていうか、これ安価だしね?
「そんな急いで食うなよ、むせr あ、ホントにむせた」
慌てて口元を押える俺に山川が水の入ったグラスを差し出す。
「さっきからずっと顔赤いし阿部かわいいなー。もしかして一人でメイド喫茶入れなくて俺誘ったの?」
「……ちげーよ」
で、ここでも安価行動。
「だって俺、二次元しか興味ねーし……」
言っちゃったよもう何なの俺どんだけvip思いなんだよもおおおおお。
山川ぽかーんとしてるし流石に自分で顔赤いのが分かる。メイドもこっちみてる。こっちみんなwwwww
そうなの? うん、そう。会話終了。でも安価はまだ残ってるし終われない。再開。
支払いを済ませてメイドたちに別れを告げた。
「にやけてんじゃねーよメイドのくせに……」ドアを閉めた途端つい漏らした言葉に
「阿部楽しすぎ」
と山川もにやけた。なあ、お前二次元美少女でもないのになんで目きらきらしてんの?
山川がコンビニでペットボトル買ってる間に携帯からスレをチェックする。次スレが立ってた。
「お待たせー」
「ん」
ビニール袋をガサガサ言わせて戻ってきた山川に振り返ると、へらっと笑われた。
「なんか凄い笑顔。どしたの?」
立てたスレが初めて1000いったんだ。
「山川のおかげでいろいろ」
ありがとう山川、すげー嬉しい。
でもなんぞこれ、スレタイが【くそみそ】阿部が安価で男とデート【アッー!!】ってwww
ここからもずっと阿部のターンで安価消費を続けた。
いくつか質問をこなしたり連れションしたとき盗み見した山川のちんこスペックうpもした。
やっぱりスレタイがスレタイだけにうほっな流れになってるけど気にしない、パート2の俺は今までの俺じゃないwww
次の店に行くまでに山川がちょっと立ち止まる。
ゲーセンの方を見て「あーエヴァだ」などと意外なことを言った。アニメとか見るのこいつ。
UFOキャッチャーの中を見て「俺綾波すきー」と山川の口から予想外の発言を聞く。
こういうときどんな風な顔すればいいか分からない俺は黙りこくっている。
「阿部、なんか言ってよ」
「……俺アスカ派」
「そうなん? 言っといてよ先に」なんだそれは。
「中学んときお前が好きって言ってたから俺も見たんだもん」
「何それ、だもんって」
「そこかよ」
言われてまた黙ってしまう。というか山川に言ったっけ、そんなこと? 厨房の俺自重。
「……あ、そうだ山川って2ちゃんとか見る?」
「えーあんま見ない」
「ですよねー」
会話につまったらスレでしてって言われた質問すればいいのか。ちょっと気が楽になる。
しかしその気もすぐ消沈することに。隙を見てスレで安価したら
「ksk
安価だったらエロゲ買いに行く」
ヤバイ。vipperヤバイ。自重とか気にしない。kskしまくり。
それに従う俺も俺なんだろうけど、もうさっきから変なことしまくってて下手に山川の顔見たり発言できねーの。
で、今いるわけだ、18禁のゲーム売り場に。気になってた新作とか出てて、おっとか思ったよ。
とりあえずそれを手にとってなるべく早くレジ行こうとする俺に山川が話しかけた。
「……阿部ってそういうので抜くんだ?」
仕方なく無言で頷く俺を山川がじっと見てた。変態とか思ってるのか。だろうな。
もう駄目だそろそろ限界。俺のライフとっくに0。
同窓会とか俺だけ連絡来ない。でも元々こないだろうし。みんなの中から俺あぼーん。
んで山川の携帯のメモリからも透明あぼーん決定。
それでも俺にはvipがあるもん、というかそこで居場所をもらったんだ、
俺はそこで頑張るって決めて安価に従ってるんだ。俺を楽しませてくれたみんなを楽しませるために。
「ごめ、阿部……」
山川の息が耳にかかった。は?
すぐにそれは離れて、離れたということはひっついてたってことで俺は山川に抱きしめられてたということらしい。
「なん、え?」
「あ、うん何でも……」
山川の顔が赤い。これなんてBL? え、BL? ってあのBL? 爽やかな山川はどこへ行った?
18禁のゲーム売り場で男二人で顔赤くしてすげえ汗かいてんの。本当にどうしたって言うんだ。
「そうだ、あれさ、2ちゃんの話」
俺はまだ呆然としてるのに山川が早口で喋りだす。
「あれちょっと嘘。AA板見てるの、俺。なんか可愛くってつい、
そう、かわいくて……つい」
「……ああ、うん荒巻とか可愛いけど」
「ですよねー。……あ」
何なのかよくわからん俺に、まだちょっと顔の赤い山川が笑った。
「阿部の、移った」
俺はまだ笑えない。心臓が加速しまくってる。
その後はスレで安価出す間もなく帰った。
俺はスレに報告しながらフラグktkrというレスを眺めてた。
そうなのか? でもあいつ普通に彼女いたし。でもあの行動は普通じゃない。
俺は腰に回った山川の腕の感触を思い出して、腰から全身に痺れるみたいな感覚が走った。
いつもの調子を取り戻そうと安価を出す。お願いだからガチホモ系は勘弁してほしいと願いながら。
あと一レスで安価、というときにポケットに入れた携帯が鳴った。聖少女領域。電話だ。
いつから着メロ変えてないんだろう、こんな携帯に電話をかけてくるやつなんてそう思い当たらない。
山川だ。出るかどうか安価? と慌てて書き込んだ。レスは当然安価するまでもない、出ろ、というものだった。
「阿部、平気?」
耳元に直接響く山川の声。
戸惑いながら、何が? と訊くと時間だという。
「今日ごめん、本当」と山川。
「……いや、俺こそなんかいろいろってーか」全部。でもそれは言えなかった。
「あのさ、あのことだけど、阿部がエロいゲーム買うとき。阿部がこういうので抜くんだって思ったら、
なんか阿部が抜いてるとこ想像して、しちゃってそしたらなんか我慢できなくなって」
絶句した。こいつ何を言い出すんだ。
「ごめん切らないで聞いてくれ。嬉しかったんだ、公園で会えて。
でも昔から阿部俺のことちょっと避けてたっていうか、あんま話してくれなくて、メールくれたときすげーどきどきした。
まあメールで変なこと言ってきたけど。俺相手にも冗談言ってくれると思うと安心したし」
それは安価だから。言えない思いが胸に詰まった。
「ていうか、言っちゃうけど卒業してから縁切れて寂しかったんだ。今日会ったら言おうと思ってた。
俺、阿部のこと気になってた」
「……俺はそれに、なんて答えればいいんだ?」
「訊かれても困るけど、あんまキモがらないでくれると嬉しい。好きなんだ。また会ってくれるか?」
今日一日のことが頭を駆け巡った。
久しぶりに人とあんなに話した、笑った。人の笑顔を、目で見た。
「ごめん、かけなおす」
すぐ切るつもりが手が震えてボタンが押せず、5秒くらい通話が続いた。その間、山川は無言だった。
俺はすぐPCに向った。
タイプミスの多い送信。詳しい内容も伝えられないまま安価だけはしっかり出す。
どうしようどうしよう。どうしていいかわかんねーよ。こんなことになったのはここのヤツらのせいだろ?
モニタとの距離が酷く近い。縋りつくような前傾姿勢。左手の爪を噛みながら右手でリロードを押した。
安価のレスは「ホモとかきめえよ氏ねwww」
椅子の背もたれに体重を預けて目をつぶる。
ガチガチの深呼吸をして開けた視界に映ったのはIDを書いた紙と奇麗に拭いたDVDのパッケージ。
このときは楽しかった。それしかなかった。vipは居心地がいい。笑かしてくれるし萌えもヌクモリティもある。
でも目をつぶっていた間、浮かんでいたのは山川の笑顔だった。
最後の書き込みになる。そう最初の一文を画面に表示したあとは一気に打ち込んだ。
ごめん、その安価には従えない
山川が好きって言ってくれた俺は安価に従っただけの俺かもしれない
でもそれだけは言えない。vipがなければYにも会えなかった、それは感謝してる。
最低の1だと思ってくれていい
俺の気持ちって一回も書いてなかったよな
Yと話せて楽しかった。俺の目の前で笑ってくれたYを、俺を好きだって言ってくれたYを傷つけたくない
書き込んだときには既にレスは900後半までついていた。10分かそこいら、空を眺めてからリロードする。
あれだけ憧れていた1001の前に、やたら可愛いAAが張られてる。
AAの横の文字には
それが安価でも行動したのは阿部だ
今日会ってくれたのはお前自身の判断だったんだろ?
「荒巻……は喋らないだろ……常識的に考えて」
俺はすぐ携帯を手にとってアドレス帳を開く。二桁しかないアドレス帳ではすぐに名前が見つかった。
や行の登録は一人しかいなかった。
山川。俺にvipを裏切らせた覚悟は出来ているか。
247 :
236:2007/07/25(水) 19:14:17 ID:95nBPS3f0
長々とスレお借りしました
∧_∧
( *´∀`)、 名前に萎えた方
,ノ_つ,' 3とノヽーっ 萎えスレで待ってます
と__,| ⊃ ⌒_つ
`'ー---‐'''''"
_,,..,,,,_
./ ' 3 `ヽーっ旦 それが安価でも行動したのは阿部だ
//⌒ヽ ⌒_つ 今日会ってくれたのはお前自身の判断だったんだろ?
⊂(_/─ω‐'''''"
萌えましたGJ!
_,,..,,,,_
./ ;' 3 `ヽーっ
l * ⊃ ⌒_つ GJすぎるだろ常識的に考えて・・・
`'ー---‐'''''"
つか
>>248www
みwwwなwwwwぎwwwっwwwてwwwきwwwwたwwwぜwww
姐さんGJです!
びぱーはやっぱり可愛い受け(*´Д`)ハァハァ
GJ! すごく良かった。萌えた。vipテラカワユスなぁ。たまらん。
続きとかあったらみたい。
テラモエス(*´д`*)ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
きちんと付き合い始めた二人とか読んでみたいです、姐さん!
253 :
風と木の名無しさん:2007/07/26(木) 23:22:33 ID:W6ddsl1U0
すごいおもしろかった…!あ、べ!!デートとか読んでみたいです。
やっべニヤニヤする
萌えたー
自分も続きが読みたいです
GJ━━━(ノ゚∀゚)ノ ┫:。・:*:・゚'★,。・:*:♪・゚'☆━━━!!!!
萌 え ま す た
超乙!
あれ何だか荒巻みたら目から水が…
くやしいのうwwwwくやし…ウッ
257 :
風と木の名無しさん:2007/07/27(金) 02:23:17 ID:dLv9n69LO
GJにもほどがある
258 :
風と木の名無しさん:2007/07/27(金) 03:10:21 ID:p6bYYtSkO
GJGJ!!萌え転がりますた!!(゚∀゚)
流れ豚切ってスマソ
今更だが誰か
>>162の続きは知らないか?
気になってもわもわして眠れないんだ(´・ω・`)
>>259 続きは分からないけどこの間この1が別のスレ立ててたよ
ttp://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-60.html 239です、GJありがとう。こんなに喜んでもらえると思っていなかったからびっくりした
安価ネタとか他じゃ出来ないからこのスレあってくれて嬉しかったよ!
お礼に続き書きました。おたく分が低くなっていくのは仕様です
あれだけ入り浸っていたvipをそんなに見なくなった。
最近は俺の部屋に週の半分くらいは山川が来ているから、暇もなくなったし何より呵責を覚えるところもあるからだ。山川とvipperと、それぞれに。
でも、結局俺はまだ山川に謝罪していない。
謝る空気を作ろうと思って、じっと山川を見ると絶対にあいつは俺の頭を抱えてデコにキスとかしてくる。
最初こそ慌てたものの今ではハゲてて悪かったななどと冗談をいうくらいには慣れた。
かといってそう山川を騙していた自分をのうのうと見過ごすわけにはいかず、謝るタイミングを失わせているあいつにむしろ謝ってほしい。
「夏休みだし、旅行に行こう」
山川が言い出した提案に、俺は自分があいつの特殊な感情の対象ということを忘れて返事をしてしいた。
「何に乗ってくんだ?」
「車出せるよ、場所は阿部が行きたいとこでいいし」
「……鉄道じゃないならいい」
多分相手は気を利かせたのだろうが俺の興味は手元にある雑誌に戻る。夜景の奇麗なホテルのディナーより俺はカシオペアの食台車を愛してる。
こいつを部屋に招きいれたときから俺は趣味を隠すことを諦めているので、新作ゲームのチェックを平然と続けた。
最近アプリの配信の都合で携帯の買い替えも考えている。れ/な/ぱ/んは卑怯だろう……。
「うわ、また会話終わったよ!繋ごうよ!会話はキャッチボールだよ!」
「続いてたのか。別にどっか行くのはいいけどいつ?」
「えーと俺バイト纏った休みとれたのが8月の中旬だからー三週目の土日とかは?」
「( ゚д゚ )」
「あ、こっち見てくれた」
無理に決まってるだろ、ジハードだろその日は。
「無理、何が何でも無理又/吉/イ/エ/スが当選しても無理」
「行こうよ!旅行!阿部と旅行したい!」
「泊まって何すんの?えろいこと?」
俺が今まで人付きあいするときに隠し通していた明け透けな意見も、こいつは無視したり引いたりしないで返事をしてくれる。
俺にそれだけの安心感を与えたこいつを、俺はある意味尊敬している。
「していいなら今からします」
「すれば。俺のこと考えてそれが出来んならいいよ」
山川が俺に伸ばしかけていた手を止める。仕付けのいい犬のようだ。
じゃあ、俺はご主人様か。首輪を用意しなければ、勿論それは赤いやつ。そんなエロ画像が俺のPCには何枚もある。
「阿部はずるい」
「そうだな」
自覚はあるさ。俺は山川に甘えている。でもそれは山川が甘やかすからだろう。
普通相手にしないような俺を構って構って構い倒す。そんなヤツはvipperか山川しかいない。甘えてみたくもなる。
「俺が阿部を好きなの利用してさ、理由も言わないで俺のこと跳ね除けて、本当は俺のこと好きじゃないんだ?」
言えるか?夏は男熱に塗れてエロ同人漁りに行きますとかお前言えるか?なあ?
まあ、前より純粋にエロ同人を見られなくなったのは確かだ。
だって、あれだろ、どう考えても山川の望むとおりに進んだらあれな方は俺で、
ということは、とか思うと女の子にすげー悪いことをしているように、思ったりな。
「つか、お前俺の話聞いてる?好きとか一回も言ったことないし」
「阿部、俺のこと好きじゃないの?」
「嫌いとも言ってない。それより俺はちゃんと話がしたくて」
「なあに?」
山川の手は礼儀正しく正座した膝の上にある。言うなら、今だと思った。
「俺が2ちゃんでお前をネタにしてたこと……」
「どうでもいいよ」
山川の長い腕がすぐに俺の首筋を撫でた。手が早い、というのかこういうのは。
何かの行動に対して能動的に行動することが得意ではない俺は固まって反撃することもなく、近づく山川の顔を見ていた。
口に皮膚の感触がして、あっという間に山川の口の中で、山川の舌で唇をなぞられる。
入りたがっているそれの侵入を許さないとばかりに俺は口をがっちり閉めた。おかげで鼻息が荒くなって変態みたいだった。
「ごめんとか聞きたくない。それより言ってほしいことがあるの、分かってる?」
「俺は、そのことはちゃんとしたい」
「阿部の口から好きって聞けたら、他のことはどうでもいい」
「俺がお前に悪いって思ってるのもどうでもいいのか?」
少し悲しくなって俺は独り言のように小さく呟く。
「阿部が俺に罪悪感持ってても喩え劣等感持ってても、関係ないね。
だって俺がこんだけ阿部を好きなのに阿部が俺を好きじゃないとか酷すぎる」
「どういう理屈……」
無茶苦茶だ。なのに山川は傲然と笑っている。ああ、この顔好きだな。
理性とは違うところでそう思う。理性じゃないからどうにもならない。
「嘘でいいから好きって言って」
「嘘でいいなら……なおさらいえない」
頬に集まる熱に羞恥を覚えて顔を手で隠した。
山川っていう奴は整った顔をしてやがって、それがふっと欲情にまかせて口元を歪めるとなんとも言えないやらしさだった。
「阿部がしてほしいなら何でもするよ、こないだのエロゲーみたいなプレイもするし言ってくれたらどこだって舐めてあげる」
これではどちらが主人かわからない。
最初に弄んだのは俺だったのに。
「好きって言ったら、山川の好きなようにしてくれるのか?」
「阿部がそうしてほしいならね」
言葉遊びのようなやりとりは、夜が明けるまで続いた。
>>260 助かったよ、ありがとう
そしてGJ!!
次は萌えすぎて眠れないんだっぜ!
朝から血圧あがった(*´Д`)ハァハァ
萌え死んだ!!!
いい!!いい!!待ってました!!
ぜひ最後まで!!GーーーJーーー!!!!!
GJ!GJGJGJGJ!
萌の台風到来です!阿、部可愛いよ阿、部(´д`)
エロゲ的な要素をwktkしながら待ってます!!
モエスwwwwwテラモエスwwwwww
GJ!!!!
うわーこのかぽー好みすぐるwww
わっふるわっふる
わっふるわっふるわっふるわっふる
272 :
風と木の名無しさん:2007/07/27(金) 15:49:10 ID:H3dKUo5h0
あーべええええええ!!!わっしょーーーーい!!!
つ・づ・き!!つ・づ・き!!
274 :
218:2007/07/27(金) 19:20:17 ID:H3dKUo5h0
>>218の続きが書き終わったので投稿しても大丈夫ですか?エロが微妙に入っていますが…。
>>274 どんと来い!
というか来てください(・∀・)!
276 :
218:2007/07/27(金) 19:50:25 ID:H3dKUo5h0
「先輩」
「うる、さい」
ジーンズの上から太ももを撫でているだけなのに、ぞくぞくと背中に快感が走る。田崎がからかうように笑う。
「しようよ」
何を、何故。なんのために。わかりきっているくせに、頭の中で尋ねてしまう自分に嫌気が差す。
「い、やだ」
「しようよ」
好きでしょ、何を言ってんだよ、アンタ。
嘲笑を多分に含んだ声で言われているのに、屈辱を感じない自分が情けない。
欲を煽ってきたのは田崎なのだから自分が快楽を求めて何が悪いと思う反面、絶対にこいつの前では快楽に溺れたくないと思う。
いや、快楽に溺れたくないなんて建前だ。本当は、どろどろのぐちゃぐちゃに快楽にまみれてかりそめの天国を見たい。けれど、かりそめの天国から目覚めたときのあの情けなさと自己嫌悪を思い出すと「したい」とは言えない。
そんな俺の葛藤を見抜いた田崎は喉で笑い、俺のふとももを撫で、尻をねっとりと撫でる。長い指がつつっとジーンズ越しになぞっていくその感触に、思わず喉を鳴らして赤面する。
ここまで飢えるのか、俺と言う人間は。
「田崎、嫌だ」
田崎が舌打ちをし、俺は思わず俯く。そして、俺は結局小心者だと思い知らされて、みじめになる。
277 :
218:2007/07/27(金) 19:51:25 ID:H3dKUo5h0
交尾の真似事をすることに意味などない。ただ手っ取り早く快楽を追い求めるだけだと開き直ればいいのに、俺はいちいち罪悪感や怯えを感じる。
床に寝た俺の上に田崎が覆いかぶさり、股間を擦り合わせる。それだけで、羞恥に手足が熱くなり震える。
ジーンズのジッパーが当たるのが布越しに伝わり、そのふくらみを思い出して頭が沸騰しそうだ。
またアレだ。恥ずかしくて気持ちいいアレ。
「先輩」
田崎は俺の手を握り、ゆっくりと腰を動かす。思わずびくりと足を跳ねさせた俺を田崎は笑い、それからまた腰を動かし始めた。
ゆっくりと腰を動かしていたのに、いつのまにか早くなっていて、擦れあう場所が痛くて気持ちがいい。だんだんジーンズを押し上げていく互いの一物。俺は射精したくなったのと
床に直接寝ているせいで腰が痛くなっているのとで、眉根を寄せる。
それを何と勘違いしたのか、田崎は宥めるように俺の額に口付けた。
「あ」
それに驚いて、俺は射精してしまった。
気持ちよさよりも、呆然とした。
278 :
218:2007/07/27(金) 19:51:57 ID:H3dKUo5h0
「今日、早くないっスか?」
「う、うる、さ」
下着のなかでべたつく精液の気持ち悪さと、いつもより早い射精に恥ずかしくて死にそうになる。
いつもはこの交尾の真似事で互いの一物がそれなりの大きさになったら、フェラをしたり我慢しながら触りあったり、そういうことをしているのに今日はいつもよりも早かった。
死ぬ。俺はそう呟いていた。恥ずかしさで、死ぬ。
「手、離して」
「え、ああ」
手を離されて俺はずるずると田崎の下から抜け出し、部屋の隅っこに丸くなった。
「せんぱーい」
呆れたような声が聞こえ、それから足音がしたと思ったら髪の毛をつままれた。
「続きしようよーきっついんスよー」
「一人で抜いてきて」
「先輩の口でイキたいんスよ」
あからさまな物言いに俺は唇を噛み締め、田崎を見上げると、腰をかがめた田崎と目があった。
「フェラ、すればいいんだろ」
「先輩のも抜いてあげるから」
いらねーよ、と思いながら膝をつき、田崎の腰に縋りつくような姿勢でジーンズのジッパーに手をかけた。そこで待ったが入る。
「先輩、口で開けて。チャック、口で開けなきゃ」
この変態め。
279 :
218:2007/07/27(金) 19:54:02 ID:H3dKUo5h0
フェラを何回もしてもらった田崎は上機嫌で俺が作ったロールキャベツを食べている。俺はその隣でガンプラに思いをはせていた。セックスの真似事をし、メシを作り、俺は田崎の嫁なんだろうか。
いや違う。多分嫁はガンプラを作らない。ガンプラ欲しさに田崎のパンツをネットで売ろうとか考えたりしない。
「先輩、何考えてるんスか?」
「ガンプラのこと」
田崎が鼻で笑い、理解出来ねーと言う。そう、きっと一生、田崎には俺の趣味なんて理解出来ない。そのくせ、俺に構うお前が俺は不思議だ。
終わり。
280 :
218:2007/07/27(金) 19:55:03 ID:H3dKUo5h0
お付き合いありがとうございました。エロがぐだぐだですみませんでした。
あわわわエロい…素敵にエロい!!
っていうか今日はなんて日なんだ!
萌えすぎて体がもたない…っ
も…もうだめ…
萌えすぎて殺される(*´Д`)ハァハァ
身体は恋人並の関係があるのに意識は友達以上恋人未満とは(*゚∀゚)=3
理屈っぽいエロ萌えまくりました(*´Д`)ハァハァ
行為に罪悪感を持ってるところなどオタク男子らしくて可愛かったです
GJ! も、萌えた。この距離感がたまらんです。
理屈っぽく悩み深いオタク男子と
懐いているのに突き放してるようなテンションの田崎がたまらんです。
284 :
218:2007/07/30(月) 13:27:18 ID:Km6cgkYi0
…おおう、感想ありがとうございます!書いていて楽しかったです。
また書けたら投下したいと思います。
姐さんありがとう!
楽しみに待ってるよ(*´∀`)ノシ
乙!!超待ってる!!
保守
一気に読んだ。なんという良スレ
投下SS全てに萌えるなんて初めてだよ
アニメイトとかにいるオタ見ると(*´д`*)してしまうよ
ちょっと太ってたりするとサイコー
290 :
218:2007/08/07(火) 01:05:58 ID:50nRpe950
何か書きたいのですがいいシチュエーションが思い浮かびません…。
やはりオタクといえばメイド喫茶?猫耳?
そのくらいしか思い浮かびません。姐さん方、いい案ありませんでしょうか。
292 :
218:2007/08/07(火) 01:23:20 ID:50nRpe950
コスプレと聞いてセーラー服しか思い浮かびません…。ベタ過ぎる…orz
>>292 ナース、白衣、学ラン、ブレザー、駅員、フライトアテンダント、機長服、
バニーガール、スーツ、園児服、小学生、体操服、チャイナドレス、戦隊もの、美少女戦士系、何でもあるじゃないか。
一緒にオタ系ショップへ
↓
買ってきた物を見てたら興奮
↓
なんとなくえち
↓
(*´д`*)
こんなんみつけた
48 おさかなくわえた名無しさん New! 2007/08/05(日) 20:38:21 ID:YMVLWvCt
クラスで大人しい性格で外見が少しヲタクっぽい感じの男子(Aとする)
がいたんだが席替えのときにそいつの隣になったある女子が「こんな
キモイ奴と隣なんて絶対いや!」とファビョりだした。他の生徒はどんな
反応してたか覚えてないが一人だけいつも無口だった男子(イケメン)が
その女に「俺が代わってやるよ。お前みたいなのが隣じゃA
がかわいそうだから。」
>>295 何ソレ??
めちゃくちゃ萌えたんだが(*´Д`*)
297 :
218:2007/08/07(火) 23:37:36 ID:50nRpe950
>>293ありがとうございます!
>>294 いいですねその展開!
コスプレ服を買って、エロゲ的展開を強要される、とか…?
普通に18禁本とかエロゲーとかしてて興奮
↓
ためしにやっちゃう?
だと普通過ぎるよね…
オタクっていう設定を活かさないとだめか・・・
>>294 オタが非オタを買い物に付き合わせコスプレ衣装を買う
家に着き、オタが買ったコスプレ衣装を開ける
「何だよ、着ねーの?」とふざけてオタの服を脱がせようとする非オタ
上の服を脱がせるもオタが抵抗して袖が絡まってもつれこんでベッドダイプ
「何だよお前肌白いな〜女みてえw」とか非オタがふざけてオタをいじめる
オタ「やめろよ」とか言いつつも袖が絡まって動けない
お互い興奮してきてしまいそのまま突入
とか?
女装オタクの家にお宅訪問
↓
お前こんなの着てんの?w
↓
ちょっと着て見せろよ
とかは?
>>295 そういう優しさこそ大事だよね
女はいらない子
ちょいとお聞きしたいんだが
イケメン非オタ×フツメン特撮オタ
って需要あるかな?
あるなら書いてみようと思うんだが…
ちなみに攻めは茶髪で、受けは黒髪メガネ
ありまくりカモンへい!
>>302 黒髪眼鏡オタクなんて需要ありすぎ(*´Д`)
wktkで待ってます!
306 :
218:2007/08/10(金) 11:43:21 ID:iZo6P+An0
姐さんたちの意見を参考に妄想してみました。
最初の部分だけ出来たのでいいですか?
>>306 楽しみにしてたので嬉しいです
今回はどんな萌え展開が(*´Д`)
吉崎はがくがくと震えながら、首を振った。鏡を見なくても自分の顔が蒼ざめているのが分かる。何故油断をしてまったのだろうと後悔しても、目の前の男はいなくならない。
「吉崎さー、そういう趣味あったんだ」
南部は喉元で笑い、まあオタクっぽいからあんまり驚かないけど、と言った。その一言を聞いて卒倒しそうになり、座った安物の椅子がきしんだ。
バイト先の休憩室の椅子は古くて少しでも無理をすれば壊れそうだった。
南部が一歩踏み出す。吉崎は思わず椅子ごと身を引いたが、南部の長い手が吉崎の膝の上に乗ったフリルの付いた衣装を掴んだ。
「あーあー、こんなの作るほど器用なら、もっと違うことに生かせっつーの」
「いや、あの、その、あ、あ」
南部がにやりと笑い、吉崎の顔を覗き込むように見る。
「こういうの着て、興奮するわけ」
「いや、あの、え、い」
驚き、戸惑い、口から出てくるのは悲鳴にすらならない言葉の切れ端。吉崎は首を振りつつ、これは自分が着るものではないのだと訂正しようとしたが、口がうまく回らなかった。
吉崎はコスプレ趣味があるが、女装趣味はない。このフリル付きの衣装は確かに男が着ることが出来るサイズだが、それは女装コスプレ趣味の友人に頼まれて仕上げているだけだった。
「吉崎」
「は、はい」
「今日何時あがり?」
その言葉にほっとし、吉崎は思わず微笑む。
「七時です」
「じゃ、俺、お前んち行くわ」
「…は?」
吉崎は固まり、まじまじと目の前の男の顔を見つめる。今、なんて言った?
「い、い、意味が、わか、わからな」
「女装趣味見てえんだよ。いいだろ?」
いいわけがない。そもそも、嘲笑するならまだしも、何故そんな行動に出るのか吉崎には理解不能だった。
「だ、駄目、です」
「なんで」
南部の眼光が鋭くなり、吉崎はひっと小さく声を上げ、肩を跳ね上げさせる。昔から暴力が苦手で、人を怒らせるのが嫌で、人の言いなりになることが多かった。
「行かせろ」
威圧的に言われ、吉崎は頷いてしまった。また言いなりになったと情けなく思い、南部がいなくなった後、吉崎は頭を抱えた。
馬鹿馬鹿俺の馬鹿。暇だからって、殆ど誰も来ないからって、休憩室で衣装なんか縫うんじゃなかった。
>>307 ありがとうございます。早速初めのところだけ投下させていただきました。
ちょw南部が好みだww
ワクワクテカテカ
311 :
302:2007/08/10(金) 23:50:51 ID:zQ93roc1O
>>303>>305 亀でスマソ
プロットを、ねるねるねるねしてました
ありがd、姐さん方
ご期待に添えるものを創れるようガンバるよノシ
重ね重ね申し訳ないんだが、自分携帯なんだ
パソから見やすいようにするには、何文字ぐらいで改行して、何行くらいまで打てばいいかな?
>>218さん連載楽しみにしてるので、続きwktkで待ってるよw
>>295 はどこの板かよければ教えて欲しい
無口の子かっこいいなぁ自分がそこに居たら間違いなく惚れてる
ひさしぶりにきてみた
おお、また新しいSS、職人さんが…ww
>>308 はぅあー!w
禿萌えますたw俺様攻めとか好み杉です!
wktk 期待してますw
>>308 冒頭から既に萌えの琴線に触れまくりww
オタクと俺様攻めなんて素敵ですね(*´Д`)ハァハァ
>>311 おおー楽しみです!
じっくりwktkして待ってますので
姐さんの負担にならないペースでねるねるしてください
( ・ω・)つ@差し入れにねるねるねるねドゾー
>>308GJ!GJ!!続きwktkして待ってます!!゚+(O´Д`)
317 :
風と木の名無しさん:2007/08/14(火) 23:22:33 ID:ECeaJXcmO
>312
295は輝きスレの転載なんだ。ソース不明ですまん
>317 ありがとう
最初の方で連載してた美容師とオタの姐さんが光臨しますように!
(´∀`)つ◎ドーナツで来ないかな
神が降りてきますように
っかき氷
携帯からスマソ
>>318の姐さんの発言で気になって、今までの作品まとめてみた
どっか間違いあるかも…見づらかったら、他の姐さんまとめてくれorz
とりあえず自分が言いたいことは、ただ一つ
連載中の姐さん、つづきwktkで待ってるぜ
連載終了した姐さん、新作wktkで待ってるぜ
あと、
>>302>>311の姐さん、まだ見ぬ作品wktkで待ってるぜ
さて、大人しく神の降臨を待つか
>>321 乙です!
みんな、きっとねるねるしてるんだね wktkして待ってるよ!
オタク男子×イケメン幼なじみって需要ありますか?(´・ω・`)
>>323 イヤッホォオォォオオ!(´∀`)
オタク攻めも大好きです!
オタク男子とイケメン幼なじみ(*´Д`)ハァハァ
wktkで待ってます!
>>323 おお、また新しい職人さんがw
しかも今までにないオタ×普通だwww(
>>320参考)
wktkで待ってますねノシ
>>323です
wktkしてくださってる方がいるので頑張って書いてみます(*´д`*)
駄文ですが……
今日も学校でいつもの様にオタク仲間とオタク話。
クラスメイトがドン引きしてるのがはっきり分かるけど、もうそんなの日常茶飯事。女子の「キモーイ」なんて言葉にも慣れっこだ。
かまわずオタク話に花を咲かせていると
「久志〜!!」
俺の名前を呼ぶ声がしたと同時にクラスの女子がキャッキャツと騒ぎ出した。
「あ…洋平!」
俺の名前を呼んだのは隣のクラスで幼なじみの高野洋平だった。
洋平は学年一女子から人気があるので、女子が騒ぎ出したのはそのせいだろう。
久「何?」
洋「あのさっ、体操服貸してくんね?忘れちゃってさ」
久「おk!でもさっき使ったから汗くさいがなッ!俺のでいいの?」
洋「お前のがいいの!」
─…コイツはこんなことを真顔で言ってくるから困るotz
本人は冗談のつもりなんだろうが……
俺は体操服を渡すと席に戻った。
ひ、開いちゃった…何これ…
>>330 怖い物みたさで開いちゃった。ちゃんと見てないけど、有害そう。
「教室で盛大に吐いたまとめサイト」って何これ?
うーん、スパムみたいなレスなのかな…PCには無害だよね。
事後だからどうしようもないけどねw
>>330は、たぶんvipのあるスレのまとめサイトだよ
ゲロ可愛いよゲロwww
マジ輝きそうww
>>330 本当にありがとうございました
GJ!
GJ!
グッジョーヴ!!
330ですが説明もつけずに申し訳ありませんでした。
池面とキモオタ(通称ゲロ)の話です。
ちなみに全部読んでませんwww
姐さん方に質問です
自分
>>320>>321なんだが、まとめたのは神々の作品だけなのね
>>330みたいなのも過去レスに結構あるんだが、まとめに入れたほうがいいかな?
入れたほうがイイなら、まとめなおしてくるが…
いいですね(*゚∀゚)
お願いします
まとめ超乙です!
>>337 姐さんが面倒でなければお願いします!
まとめありがとう
このスレ的にオ.タ.リ.ー.マ.ンの人とかはどうなん?
>>340 正直リアルをテレビで見て萎えた……スマン
>>330 現在進行形だったんですね
ゲロの剣に対する嫉妬に萌え
>>340 兄貴とか801ちゃんの人とも絡んでて普通においしいかと。
ついでに便乗させてもらいます
流石兄弟とかこのスレの中の人的にはどうなんですかね?
336 風と木の名無しさん sage 2007/08/18(土) 20:31:21 ID:jQGna/qc0
コミケで過疎…ヲタな受けで
攻「受けっ♪明日の日曜日デート行こう?」
受「明日はコミケだって言ってただろ」
攻「そんな…受けは俺と二次元とどっちが大事なんだよ!」
受「答えて欲しいのか?」
攻「やっぱりいいです」
受「じゃあ邪魔するな。コピー本作れない」
攻「受けはどんな本作ってるの?」
受「見れば分かる」
(表紙を見る)
攻「”受け×攻め”ってどういう意味?」
受「俺ばっかいれられてるのは不公平だよな?」
受けに萌えた
>>345 つうか受けは801本描いてんのかよwww
城マニア男子2人がいいな。
>>347かわいいな。一緒に全国城巡り、ついでに温泉旅館に泊まって背中流しあいながら熱く城語りする。そして夜は…アッー!!
>>340 痩せてる人だと思ってたが、
見た目ふくよかなスポーツマン系だったとはって
ヘタレっぽい感じで萌える
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/24(金) 09:44:24.05 ID:tkZMp99X0
>>7 まあそんな大した話しじゃないけど。
初めて行ったときはマックで俺含めて3人が集まったんだが、
主催者はどちらかといえばオタ系のあんちゃん。ただ結構気さくな感じでいい人だった。
もう一人はイケメン少しDQN。ただこの人も気さくな感じでいい人だった。
ゲームのアドバイスもこの二人からもらったり。
あとからイケメンの友達らしき一見DQNが3人ほど合流した。
俺は彼らの会話には加われなかったけど、ゲームの事教えてくれたり、
ちゃんと挨拶してくれたりとみんないい人だった。正直めっちゃ意外だった。
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/24(金) 09:47:21.23 ID:mMUjEyQ50
>>19 結構人は見かけによらないんだな
---
誰か性三角関係つくってくだしあ><
352 :
風と木の名無しさん:2007/09/01(土) 16:28:46 ID:OCB8xtaaO
ほ
流石兄弟は全然OK。
あと、某蛙軍曹も好きだ。
ほすがわりにオタクと非オタクの出会い編(脳内ヤマジュンAAでお楽しみください)
オタクの俺は紙袋の中の今日の戦利品のことを思い浮かべながら、
終電も間際の車内に乗り込んだ。当然座席に座れるはずもなく、
つり革を持ちながら窓ガラスに写る自分自身を見ていたのだ。
「あの、すいません」
俺の斜め下から声がした。きっと俺に対してじゃないと思い(基本的に自意識過剰なので)
慌てて左右を振り向く。
「あの、あなたです。ぶしつけで申し訳ないんですけど…」
何だろう。俺は警戒した。なぜなら、目の前に座っているリーマンはイケメンで
あり、俺とは何の接点もないようだったからだ。
---
まんどくさくなったので思わせぶりに終わる。
>>354 ちょwwwそこまで書いておきながら焦らすなんて…!
>>354 き、気になる!
続きをどうかお願いします!
イケメンリーマンは何を言いたかったんだww
続き書いてみた。
「え、あ、はい?」
「あのですね…、その…」
イケメンリーマンは何故かそのイケてる面を少し赤らめ、
ふいに視線を俺の顔からある場所に移した。俺の股間に。
こ、これはもしや「やらないか」という遠まわしなお誘いではそんな
事あるわけないいやここ電車だしねHAHAえええあqwせdrftgyふじこlp;
「ジーンズの…」
混乱の中にいること三秒、リーマンの言葉にはっとわれに返り股間を見た。
どう見ても社会の窓全開です。
本当にありがとうございました。
「すすすすいませっ」
あわててチャックをあげる。顔が、赤い。
そういえば電車に乗る前にトイレに行った。
俺は乗車中この目の前に座っている人達に社会の窓(そしてそこから覗くピカチュウ
のパンツ)をさらし続けていたのか。端的に言って死にたい。
そこに救いの声、降車駅を告げるアナウンスが流れ、俺は胸を撫で下ろした。
だが…あ、イケメンリーマンもここで降りるんですね…
まあ少なくとも車内での羞恥プレイからは開放された。
このままさっさと家に帰ろうとしたそのとき、
「俺、余計なこと言いましたよね、すみません」
気まずげに話しかけてくるリーマン。
「あ、いやぜっ全然!あ、こちらこそおっお見苦しいものをお見せしてすみません」
するとリーマンは噴き出し、しばらく笑ったあと、
「君、おもしろいね」
とさわやかな笑みをうかべて言った。
その後、家の方向が一緒だった俺たちは何故か帰り道を共にした。
初対面の人とはまともに話せないスキルを持つ(顔のいいやつには特に)人見知りの俺だが、
彼の営業仕込み(本人談)の話術に乗せられ、近所のラーメン屋批評なんかで意外に会話は盛り上がった。
途中、その重そうな荷物は?と聞かれ焦ったものの、そこは適当にごまかす。
「じゃあここで。近所だしまた会うかもね」
「あ、そうですね」
そう言って十字路で別れたとき、このリーマンとあんなに早く再会するなんて
俺は予想もしていなかった。
※ ※ ※
イケメンリーマンが言いたかったことがこれしか思いつかず…
>>359 乙!続きも期待してるよ!
それにしてもやっぱここはいいなー。
ささやかな会話でも、心置きなく801妄想していいのが嬉しすぎるw
>>359 乙
続きwktkで待ってますw
>>360 荒らしも出ないしマターリしてていいよね
作家さん方もマターリしつつ、頑張って下さい
>>359 可愛い会話に萌えましたww
続き楽しみにしてます(*゚∀゚)
354だけど359多謝!
まさかリレー小説になろうとはwwwこれぞ2ちゃんの醍醐味www
他の猛者どもにも期待している!!
ピカチュウwww
続きwktk!みなさん乙です!
リーマン視点も見てみたいw
「あっあのときのピカチュウさん!」みたいに悪気なく往来で呼びかけて
オタク顔真っ赤wwwとか
良スレほしゅ
やっぱ黒髪眼鏡のオタクはいいなあ
,. -ー冖'⌒'ー-、
,ノ \
/ ,r‐へへく⌒'¬、 ヽ
{ノ へ.._、 ,,/~` 〉 } ,r=-、
/プ ̄`y'¨Y´ ̄ヽ―}j=く /,ミ=/
ノ /レ'>-〈_ュ`ー‐' リ,イ} 〃 /
/ _勺 イ;;∵r;==、、∴'∵; シ 〃 /
,/ └' ノ \ こ¨` ノ{ー--、〃__/
人__/ー┬ 个-、__,,.. ‐'´ 〃`ァーァー\
. / |/ |::::::|、 〃 /:::::/ ヽ
/ | |::::::|\、_________/' /:::::/〃
しかし801関係なく何で女は不細工萌えも少なくはないんだろうと
ふと思った
良スレあげ
きれいなオタクにしか萌えないなんて邪道
不細工というかDT臭がこう垢抜けなくていいんじゃないの、
とイケメンが申しております
373 :
359の続き:2007/09/14(金) 21:55:16 ID:MnPF8Dnf0
いまさらかもだが359の続き
>>363勝手に続き書いててごめんよー!
翌日。22時過ぎ。
コンビニでのバイトを終えて今日はラーメン食って帰ろう、と駅裏のラーメン屋に足を向けた。
昨日リーマンと交わしたラーメン談義で、見事近場のラーメン屋ランキング栄光の第一位に輝いた店である。
狭い店内には客は二人しかいなかった。そのうち一人のスーツ着た客は…
「…あ」
「あれ?ああ昨日のチャ……あっ、こっち来たら?」
今チャックって言いかけたよね、俺、この人の中でチャック開いてた人って認識なのね…
昨日のあんまり思い出したくない記憶が浮かんで叫びだしたくなったが
そこはぐっとこらえて、俺はリーマンの隣のカウンター席に座った。あ〜顔あっつ…
「やっぱり、昨日話してて…」
「そう、食べたくなっちゃって」
なんとなく二人同時ににっこりって感じに笑った。
リーマンの微笑みテラカッコヨスwwwwwww
俺の微笑みテラキモスwwwwww
リーマンもさっき来たばかりだったようで、ほぼ同時にラーメンが運ばれてきた。
ラーメンをすすりつつ俺たちは改めて自己紹介なんぞをしてみた。
何この流れwwww
自己紹介によるとリーマンの名前は浜田さん。会社員。25歳。独身。だそうだ。
その後は、
「目玉焼きに何かけます?」「塩かな〜」「醤油だろ…(常識的に考えて)。変わってますね」
「犬か猫かっつたら犬だよね」「いや、猫ですね」「ええ?犬でしょ〜」「猫です。なぜなら猫はかわいいからです」
みたいなくだらない話をした。
こういう会話リアルですんの久々かもしれん。
こんな他愛のない会話でも、夏休み中で
だいたいバイトと家の往復だったりする今の俺にはちょっと嬉しかった。
374 :
359の続き:2007/09/14(金) 21:57:41 ID:MnPF8Dnf0
ここまでで終わったらちょっとほのぼのする話ってだけだったかもだが…その後日。
浜田さん。
あんたなんで「働いてるね〜」っとか言ってバイト先に来るんですか。
ここ家の方向と駅の出口逆だから、コンビニ行くならもう一軒あるコンビニ行ったほうがいいでしょ?
そんでなんでちょくちょく来るんですか。
そんでもって今日なんて、
「いつ終わるの?あ、じゃあちょっと待ってるからラーメン食いに行かない?」って…
これ俺が女だったら完璧フラグ立ってるだろ…
わかんねえ…池面の考えてることがわっかんねえよ
なんでこの人俺みたいな見た目からして全身ユニクロで地味でださいオタな俺にかまってくれるんだろう?
「お〜いどうした?」
「ふぁっはい?!…あ、すいません。ちょっとぼっとしてました」
ふぁっってなんだよそれ。どこの萌えキャラだよ。
気持ち悪すぎだろ〜俺のバカバカ!
「大丈夫?」
そう、今はラーメン食って帰る途中なのでした。
「あっはい」
「ほんとに?」
「いや、ほんとに…」
「う〜ん。あ、やわらかいね」
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『心配そうに顔を覗き込まれたと思ったら頬をつままれていた』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
375 :
359の続き:2007/09/14(金) 22:00:05 ID:MnPF8Dnf0
ってええええええええええ??なにこれぇ!!どこのラブコメだよ??
顔が急速に赤くなっていくのが分かる。
静まれ!俺の胸の鼓動!!って全然静まらねええ!!
…気づいたら逃げてた。家まであと歩いて五分くらいの夜道を全力疾走した。
気づいてしまった。必死で見ない振りを続けていたがもうだめだ。
思えば電車でチャック全開を指摘されたときから日々俺の思考はおかしくなってた。
エロゲやろうとしても浜田さんの顔がちらついて集中できない俺。
2ちゃんのホモネタをスルーできない俺。
そしてちょっと触られたくらいで真っ赤になっちゃう気持ち悪い俺。
俺、浜田さんのこと好きなんだ…
この気持ちをどうしたらいいか分からない。
今までちゃんと人と向き合ってこなかったツケが今になって回ってきたんだと思った。
会えない。もう浜田さんとは会えない。
会ったらきっとまた意識して変な行動をとってしまう。さっきみたいに。
変に思われて気持ちがられるよりは、もう会わないほうがいい…
※ ※ ※
オタク分が少なくてすみません
こんなんでもうちょっと続けてもいいですかね…?
激しく萌えた
続き待ってます!
GJといわざるをえない
373素敵!
浜田さん飄々攻めでお願いします><
やべーよまじ萌えすぎて禿げた!!
続き正座して待ってます
ロマンティックがとまらない
続きwktkで待ってます!
そろそろ
>>379の足がエライことになってると思うので、どうか続きを…
差し入れにわっふるドゾー
つ(#)
383 :
375の続き:2007/09/16(日) 04:15:51 ID:aJyvYlDf0
379の足が壊死する前に375続き。
※ ※ ※
「俺、かなりのインドア派ですよ。お外が大嫌いですよ」
と前に冗談交じりに言っていた言葉どおり、夏にもかかわらず白い頬をつまんでみると
ものすごい速度で逃げられた。
あれ、俺、なにかまずいことしたんだろうか。
とりあえず追うことにして俺は走り始めた。
くそ、見た目もやしっ子なのに意外と速いな。
数分追いかけ続けると彼は三階建てのアパートの階段を上り始めた。
ラストスパートをかけて部屋の扉が閉まる寸前に体を割り込ませる。
「えっちょっえええ?」
「…なんか走ってくからつい追いかけちゃった」
思いっきり口をあわあわさせている彼をとりあえず部屋の中に押し込んで俺も中に入る。
部屋の中はあまり物がなく、目立つものは大き目のディスプレイのデスクトップPCと
本棚が無いからかそのまま積んである数十冊の漫画くらいだった。
「な、なんで入ってきてるんですか…」
「なんでいきなり走っていくんですか?…あ、もしかして人に触られるのが嫌いとか、そういう?」
首を振って否定する彼の顔を、違うならなぜ?という風に見ると、途端に真っ赤になって俯いてしまった。
「嫌とかじゃなくて…びっくりして。びっくりしたっていうかなんていうか
あれ?なんで?いや、なんでじゃない、そりゃ違うって…」
自分でも何がなんだか分からなくなっているのか、後半は自問自答になっているのを
無視して問いかけてみる。
「俺に、触られるのが嫌だった?」
「違います!…それは、違う」
「じゃあどうして?」
384 :
375の続き:2007/09/16(日) 04:18:26 ID:aJyvYlDf0
いや、本当は多分もうわかってる。
さすがにそんな顔されたら気づくよ。
だけどごめんな。
もうちょっとだけ、その困った顔を見てたい。
一言を、言わせたい。
一ヶ月ほど前、目の前で楽しげに笑っているピカチュウにつられていらぬおせっかいをしてしまった。
チャックが開いてるのを指摘すると、申し訳なくなるくらい顔が真っ赤になった。
手入れされてない太目の眉毛を八の字にさせているのが実家で飼っている犬(もうおじいちゃん)みたいで
可愛かったので気になって電車を降りた後声をかけてみた。
最初はおどおどしてたのが、話題がラーメン屋の話になって盛り上がってくるとものすごく饒舌になるのが
拾った最初は警戒心丸出しだったうちの犬が、なついたその後千切れるぐらい尻尾振って
俺にじゃれついてくるようになったのを思い出してやっぱり可愛いなと思った。
偶然ラーメン屋で会ったとき脱力系の笑顔もうちの犬に似ていて(うちの犬は笑うのだ。これマジで)やっぱり可愛かった。
実家の犬に似てて可愛いな、がただの可愛いな、に変わるのにさほど時間はいらなかった。
目玉焼きにかけるのは何かなんてどーでもいいような会話を延々と続けるのが学生のころを思い出して楽しかった。
バイト先に行ったとき、声をかけると一瞬びくっとした後、照れ笑いして「どうしたんですか?」と言ったのが可愛かった。
わざと意地悪なことを冗談ぽく言ってみるとシュンとして、すぐ「冗談だよ」というと本気でほっとした顔見せるのなんて
正直たまらなかった。
笑わせたい。
そしてそれと同じくらいいじめて、困らせて、顔を真っ赤にしてやりたい。
泣く直前になったら、やさしく撫でて慰めてやりたい。
これってまるっきり小学校の好きな子をいじめてしまう男子だよな…。
385 :
375の続き:2007/09/16(日) 04:21:11 ID:aJyvYlDf0
彼はしばらく言葉にならない声を出していたが、思い切ったように言った。
「俺っ…好き、みたいです。浜田さんのことが…すみませんっ。だから…」
「どうして謝るの?」
「だって…!いや、ほんと、すみませんっ…好きとかっ、きもいこと言って…ていうか俺みたいなのが、
す、好きになってすみません…そもそも俺、男だしっ…ありえねえよ…おかしいもん…」
「なんか君には謝られてばかりだね。最初に電車で会ったときも、『すみません』って謝られたし」
「あ…すみませ…」
「謝るからにはそれ相応のお詫びがほしいとこだよね」
「へ?」
言ってる意味が分からない、というように半開きになっている口に軽くキスをした。
唇を離して表情を見ると、固まっていたのでこれ幸いともう一度、今度は上唇を食むように、キスをした。
「ななななななにっ?えっ?ええええ」
赤かった顔がさらに赤くなっていく。
「は…なにこれ。ありえねえ。え?待て落ち着け俺。素数を数えるんだ…」
とかなんとか小声でぶつぶつ言っているのはまあ無視して、俺はもう少し、自主的にお詫びを受け取ることにした。
おわり
リーマン視点にしたらオタク分がさらに少なくなっちゃってすみません。
この後、われに返ったオタク男子が押入れに隠してあったオタク関連エロ関連のものを
引っ張り出してきて「俺こんな奴なんですよ?!」とか言うんだけど
リーマンは「こういうのが好きなんだ…参考になるなあ」「(なんの?!)」
まで妄想したが力尽きた…
別に誰が家に来るわけでもないんだけど隠してしまう開き直りきれていないオタク男子っていいと思うんだ…
最後に354の素敵な書き出しに敬意を表して失礼する!
GJ、乙でした!
先程はわっふるだけでしたので、お茶もドゾー
つ旦~~~
まさかリレーになるとは思いもよらなかったよ!
GJ!もえもえでした
_____
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⊥ [_●> ||<●]| <
|┌\ / _| | | < 354だが猛烈に感動している!!!
| |┼┐ (__⌒ ) ) <
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お二人とも素敵な萌えをありがとう!(*゚∀゚)=3
>素数を数えるんだ…
なんか好き(*´ΨΨ`)
ジョジョオタ男子萌えたw
GJですた!
素数にワロタw
姐さん方ありがとうございました!もうつるっぱけです(´ω`)
このままリレーが続けばエロに(ry
エロが次の夢だね!
ストーリーだとなかなか敷居が高いし、キャラ設定とか考えた方が楽かも〜
例)ぽっちゃり系の花雅くん(関西に大久保くんという従兄弟がいる)
愛称は肉屋。
すいません思い付きですごめんなさい^^
396 :
379:2007/09/19(水) 11:43:18 ID:Jdqh5c0iO
GJ!!GJ!!萌えますた!!同じく素数にワロタw
脚が壊死どころかみなぎってきたあああああ!!!ので今から富士登山に逝ってきますノシ
ブックオフで股間テントの高校生とトラブル
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/20(木) 00:05:19.24 ID:WT3R1qVs0
だったんだ。
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/20(木) 00:07:13.84 ID:WT3R1qVs0
仕事帰りにブックオフ通ったから寄ったのだ。
そしたら本棚にもたれかかるようにして本を読んでいる高校生がいた。
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/20(木) 00:08:51.95 ID:WT3R1qVs0
ピンと来てこいつエロマンガ読んでるな・・・と。
興味本位で高校生の後ろに回ってマンガをチェック。
ふ た り エ ッ チ を 肉 眼 で 捕 捉
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/20(木) 00:10:19.04 ID:WT3R1qVs0
高校生は顔をマンガにめり込ませるようにしている。
顔は真っ赤っか、メガネが素で曇ってる。
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/20(木) 00:12:44.65 ID:WT3R1qVs0
横から通り過ぎる瞬間に高校生の股間を見たら
股間テントが・・・
思わず吹いてしまった。
鼻で笑う感じで。
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/20(木) 00:14:56.01 ID:WT3R1qVs0
そしたら高校生がそれに気付いて
---------------------------------------------------------------------
以降アレな展開になるのでこちらでアナザーストーリー補足してください><
>>399 姐さんは
>>351さんと同一人物ですか?
同一人物でも同一人物じゃなくても、あまりそういうリクはしないほうがいいと思うんだが…
職人さんの書きたい物を書いてほしいし、どうしても読みたいなら姐さんが書けばいいと思うんだ
自分が気にしすぎなのかな?
スレの空気悪くしたらスマソ
え、単にネタ振りで張ってるのかと思ったよ
オタク男子のこんな話があったみたいな
特にリクエストって訳じゃないんじゃないの?
400の言ってることもわかるけどな
空気嫁と言われるほどではなくね?
輝いてたスレとかが妥当とかかな?
で、>399以降はどんな展開になったのだろうか
399ですがネタのつもりでしたがお騒がせしました。
>400姐さん紛らわしい書き方をして申し訳なかったです。
永遠のオタク男子はBTTFの独(還暦?)かもしれないと思いました。
相方(高校生)だけど…厚い友情^^
407 :
400:2007/09/24(月) 01:26:30 ID:VmryBMzLO
>>401-406 みなさん、スレの空気を悪くしてすみませんでした。
特に
>>399>>406の姐さんには、申し訳ありません。
今までこのスレは釣りや荒らしも出ずまったり良いスレだったのに、自分のせいで雰囲気を悪くしてしまいました。
>>402の姐さんも仰ってるとおり、自分は空気読めてませんでした。
以降は姐さん方と職人さんの投下を楽しみにしつつ、スレ汚しにならないよう気を付けます。
よし、じゃあオタク男子への当て馬考えようぜ
1ギャル男(実家は農業でしっかり者)
2イケメン(天然なのが弱点)
3スポーツマン(かみ合わないけどいい奴)
4メガネ(嫌味っぽいけど面倒見はいい)
追加エントリーカモンナ
5腹黒後輩(後のツンデレスピンオフ要因)
6親友(理解ある苦労人)
7鬼畜医師(嵐の夜捨て猫を拾う)
8仕事先の同僚(俺様馬鹿)
このままあるあrスレへ持っていけそうなラインナップ
>>408 やっぱり1のギャル男がいいな(*´Д`)
スレの始めの方で書いて下さってた美容師とオタクも素敵だった…
おしゃれ野郎×オタクって取り合わせがたまらないんです><
で、もりしげの腐男子漫画についてだが…
>>409 やっぱ王道の親友で
相談や悩み、オタク趣味とか話している内、
じょじょに深い中にというベタベタな設定が好きだ
>>411 あー、あの漫画か・・・
1/高身長、標準体型、眼鏡、おひとよし、わんこ系
2/平均身長、痩せ型、眼鏡、性格悪い
自分の好物オタク男子です。
外国人留学生(オタク)と日本人(非オタク)とか
陽気なオタクと地味な一般人とか
415 :
男だけど:2007/10/06(土) 16:33:42 ID:qYVubMRD0
久しぶりに来たらスレ伸びててしかも良スレになっててワラタ
416 :
風と木の名無しさん:2007/10/07(日) 20:25:10 ID:PnVekqCoO
>>330 読んだ後ものすごく切なくなった
釣りだといいな…
警察官×オタクとかで、初回職質→誤って連行されそうになる→和解^^
みたいな。丁寧語同士で。
元公安トップの人が、職質の法的手順を無視した警官に
「君は間違っているそんなやり方をしていたら警官はどんどん信用を失う」
と若い警官を諭そうと抵抗し、結果連行され、
実はおえらいひとでしたーっていうヌースを思い出した
記事の写真を見たら、どう見てもエリートとは思えないような、アキバルックでした
二回も同じことして、二回ともやばいカンジのアキバルックなんだよなその人
失礼ながら、そりゃ職質されるわと思った
イケメンガチ×ノンケ腐男子
そんなの聞いてないそんなの知らない。お前がガチなんてわかるわけないだろ。
俺は女の子だけが好きで同じ男にそんな想いは抱かない、
つーかそもそも“そんな想い”はお前にもないんじゃないかこの場合。
俺は所謂オタクと呼ばれる類いの男で、男友だちもみんなそんな感じ。
ただ、そいつらには言えない隠れ趣味を持ってる。
それは男同士の恋愛をモチーフにしたBLという、友人たちから言えば「腐女子乙w」なジャンルの話。
“腐ってる”と称される人間にしか萌えが理解されない世界。
昔から漫画なら手当たり次第読んでいた俺の、少女漫画からBL漫画へって分かりやすい流れで、
抵抗より萌えが迸って現在に至る。
「興味あるなら実地で教えるけど?」
そんな俺の、オタク連中にも隠してたBL趣味がこいつにバレた。
こいつ、──伊崎は俺の会社の後輩。
テンプレかと思うほどイケメンで、総務の子は顔より雰囲気がいいとか言ってたがやっぱり顔はいいと思う。
仕事も器用にそつなくこなすし、かと言って完璧なわけじゃなく、適度に手を抜く術も知ってる。
入社五年目でもまだガッチガチになったりする俺とは何もかもが正反対のデキる男。
そいつと俺がなんで今こんな状況になってるのかというと、……こんな状況?
ヤツが俺の目の前でほくそ笑んでて、俺の背中は壁にピッタリって、こんな状況。
簡単に言えば、迫られてると取れる状況だ。逃げられない状況なんだ。
とあるイベントのため俺は今日有給取って会社を休んだ。
帰ってきて戦利品に目を通してたら伊崎から連絡があって、
週末にあるプレゼンの書類を作るために俺の資料を貸して欲しいとのことだった。
421 :
420:2007/10/12(金) 20:28:02 ID:d2/JLsLW0
さっき会社を出たから帰りがけに寄ると言われ、俺は了承の返事をした。
資料が入ったディスクを渡して中身を口頭確認したら食い違いがあって、
それで俺のパソコンから資料移してる時にメールが一件届いた。
その日イベントでお世話になった姐さんからのお疲れメールだったんだが、問題はそれに添付されていた画像。
でかでかと表示されたのは男同士の絡み落書き。
イベントの合間に休憩を取った時、二人してファミレスのペーパーにこっそり書いた代物だった。
帰ったら写メって送ってくれなんて、冗談でも言うんじゃなかった。
しかも写メじゃなくてご丁寧にスキャンしてくれてる。普段の俺ならニラニラして食いついてるのに。
ハッとして伊崎を見れば、伊崎は平然とそれを見ていた。それで、何ですかこれとか聞いてきた。
俺はもちろん閉口したままその画面を見つめ、頭の中は鈍回転。
何でもないと出かかった言葉は伊崎によって遮られ、先輩こーゆーの好きなんですかと、
深い意味の汲み取れない質問が耳に入った。
先輩、もしかしてホモ?
……ち、違う、
いや別に、隠さなくてもいいんですけど…
だから違うって、これは、
俺も結構そっち寄りなんですよ
……だから、……は?
伊崎が淡々と自分は同性愛者だと告白し、俺からはそんな感じしなかったのに意外だとまで言ってきた。
だから俺はたどたどしくも自身の趣味を暴露、今日会社を休んだ理由まで教えてしまった。
伊崎はBLって単語を知ってて、何度か目にする機会もありましたと笑った。
現実はそんな綺麗なもんじゃないし、都合良くいくこともない。男女間の恋愛と変わりない、そうも言った。
422 :
420:2007/10/12(金) 20:31:03 ID:d2/JLsLW0
それから、お前の体験とか聞いたらリアリティがわかんのかな、とか、冗談混じりで言ったんだと思う、俺が。
そしたら伊崎は驚いたような表情して、含み笑いに変えて、俺の手首を掴んで何か言ったんだ。
「聞こえませんでした?」
「なっななななにが」
「実地で教えますよって。どこがよくなるとか…どんなふうによくなるとか」
「いいいいいや、」
なに、よくなるとかそんなんしか言ってないんですけどこいつ。
傍から見たらBL的にありそうな構図だとか思う俺の脳、クソミソすぎる。
ありがちな展開ならここでずっと好きだったとか告白タイムか。次点は親友が乱入するパターン。
大穴は俺の弟が助けに、って俺末っ子長男だから男兄弟なんていねぇじゃん!
身の危険一大事に考えることがこれって、俺本当に腐ってるな。いやそんなことより伊崎顔が近い…!
「……先輩童貞?」
「………はっ?」
「オタクの人って童貞ってイメージが」
「……………」
「そうなんだ」
じゃあ処女童貞かなんて、聞こえた言葉はきっと聞き間違いだと言い聞かせる。
なんでそんなに面白そうなんだ伊崎。先輩を苛めて楽しいのか伊崎。
もう何も言うな、黙って手を離せ。離して下さい。
世界を司る八百万の神よ、こんな時だけで申し訳ないが助けて下さい、貴方様のその甚大なお力を貸して下さい。
本当、お願いします…。
※※※
遅ればせながら
>>139,151で大変な萌えに陥って書いてしまいましたorz
モノローグばっかりな文章能力に脱力…スマソ…
いつも姐さん方の素敵な妄想で萌えさせてもらってます!
いろんなオタク男子BLに脚光あれ!(つд`;)
わっふわっふる (*´Д`)
例え八百万の神が腐男子を助けても
八百一万人めの神が必ずやそれを阻止するであろー
なんかこのスレみてたらイケメンオタ×フツメンオタの少女マンガ思い出した
では、食パンくわえて「いけない遅刻遅刻」って言いながら曲がり角でぶつかってもらおうか
>>402 たいへんなわっふるでございます(*´Д`)ハァハァ
オタク腐男子テラカワユスww
>>420 なんというわっふる(*´д`)
少女漫画に精通している分、無駄にロマンチストだといい腐男子w
420姐さんのおかげで腐男子に目覚めました。わっふるの代わりに投下です。
瀬田のせは攻めのせ、宇田のうは受けのう。
────────────────────
瀬田の視界にはフローリングに置かれたB5の紙の束。
それと恋人の胡坐をかいた足。そこから上は見えないよう、俯いている。
「コレは何ですか」
宇田が嫌そうに摘んでいる指先にあるのは父親のパンツなどではなく束から抜かれた一枚の紙だった。
ただ、絵の描かれたその一枚は一般的な紙よりも厚みがある。
「コレはあなたが描いたものですか」
英訳したくなるような例文調の言葉は淡々としているが、
通常原稿用紙と呼ばれるその紙をつきつけられた瀬田は宇田の前に正座し黙りこくっていた。
「瀬田、叱らないから言ってみろ」
宇田の優しくなった声に瀬田が小声で答える。
「……俺が描きました」
「てめえ何描いてんだよ!! 読むのはいいけど描くってなんだよ、この腐男子!!!!」
「う、宇田くん叱らないって」
「叱ってんじゃねえ怒ってんだよ! 言えよ、俺はいやらしい腐男子ですって!」
「腐男子でもいいって言ったのに……」
「言え!」
激昂した宇田には逆らえないと、瀬田は恥じ入るように呟くしかなかった。
「お、俺はやらしい腐男子です……」
「よし、よく言えたな。じゃあコレ見ろ」
瀬田が嫌々視線を上げると、その先には入稿直前の原稿から抜き取られた表紙原稿がある。
そこには瀬田には見覚えのありすぎる『腐りかけの果実』と題字の入った青年二人の絡み絵が。
429 :
2/3:2007/10/18(木) 02:55:43 ID:W0/j75rx0
「腐ってんのはお前の頭か。言うまでもないけどな」
「宇田くん、ごめん、これはね」
「いいから、謝るのはあとでいい。俺の言いたいことを言わせろ。
これなんて読むんだ、このペンネーム。愛使輝って」
「あ……あいし てるです」
「お前、それはないだろ……お月様に見られて羞恥死しろよ」
「う、宇田くんと一緒じゃなきゃ、やだ」
「泣くな。あと死ぬときはみんな一人です。
ったく、旅行だなんて嘘ついてまでこんなもん描いてやがったとはな」
「だって原稿やってますなんて言えないよ……」
「そうだよなー? このタチとネコ、どう見ても……」
原稿用紙を見やった宇田は、継ぐ言葉を呑み込んだ。
そこに描かれている青年はどこか見覚えのある顔をしている。
「お前さ、描いてて恥ずかしくないのか。あと申し訳なくないか。あと死にたくなれ」
溜息を吐くとともに睨め付ける宇田とは逆に、瀬田の顔が一際輝く。
「そんな、描くの楽しかったよ? あ、ちんこ勃って大変だったけど!」
「生き生きすんな。あーもう、今更お前の趣味にとやかく言う気はなかったけどさ、
……俺をモデルにするのはやめろよ……お前下手に絵上手いから嫌だ」
「え?」
「恥ずかしいんだよ、なんで俺らのセックスとか漫画にしてんだよ!」
「大丈夫だよ!! エロい宇田くんは萌えるよ!」
「萌えとか言うな! 人をエロゲーのキャラみたいに……っ」
「何言ってるの、宇田くん。三次元に興味がなかった俺をこんなにしたのは宇田くんだよ?」
「……改めて聞くと凄いな」
「うん、宇田くんの告白は感動したよ。俺あんなに真剣に好きって言われたの初めてだったし」
宇田は瀬田が重症であると言いたかったのだが、瀬田の解釈とは食い違っているようだ。
430 :
3/3:2007/10/18(木) 02:57:47 ID:W0/j75rx0
瀬田は過去を思い返してにこやかに続ける。
「宇田くん頑張って俺の趣味分かってくれようとしたし。
それにうちで初めてBL読んだときの宇田くん可愛かったなあ……
やっぱりあれって、ああいうことされると思って読んでたの?」
「してない!」
「でも最初のときすごい恐がってた……俺が頭撫でてあげたらほっとした顔してたし。
ね、想像したんでしょ?」
瀬田の笑顔から視線を外せない宇田の頬は先ほどまでとは違う赤味を見せていた。
「……ちょっと」
「ん?」
「そ、うぞうした……」
「興奮してたよね、あのとき。すぐイっちゃって……
俺の手舐める宇田くん見て俺、我慢出来なくって無理させちゃったよね」
「瀬田……もうやめろ」
宇田が弱々しく頭を振る。瀬田はそれを覗き込み、優しくその手を握った。
「思い出しちゃった? やらしいのは誰だっけ?」
「悪かった! お前なら腐男子でもいいって言ったのは俺だ!
勝手に漫画でも何でも描け、ただし俺の目の届くところに置くなよ!」
虚勢で大きな声で怒鳴る宇田の髪をそっと掬って、瀬田は自分のポケットに手を伸ばす。
「やっぱり宇田くんは優しいなあ。……あ、もしもし子ー審出版さんですか?
先日予約の連絡した瀬田ですけど」
手早く取り出した携帯で電話をかけるのを見て睨む宇田の表情に、瀬田がゆっくり笑った。
「ちょっと待っててね、電話が終わったらすぐお詫びに気持ちいことしてあげるから。
我慢出来なかったら一人でしてていいよ? 見ててあげる」
その一言に宇田は目を伏せ、諦めと期待の比重を図っていた。
注意書きにもかかわらず攻めうけ逆に呼んでてうっちゃりktkr
わっふるありがとうございました!!!!
なぜネコと……恐ろしい子
なんてことだ。
攻め受けの口調といい性格といいかなり好みなんだが。
どうしよう…すごく…続きが読みたい…
腐男子攻めktkr
攻めも受けもすげえ好みです(*´Д`*)ハァハァ
こういうの好みだwww
188 名前: 水先案名無い人 投稿日: 2007/10/21(日) 14:17:40 ID:yT9sW2Vm0
俺がスーパーでバイトしてた時の話
果物つんでる俺にカコイイ兄ちゃんが近寄ってきて
ささやくように「ねえ、お店何時に終わるの?」
俺はしどろもどろになりながら
「く、くじには終わりますが片づけとかで帰れるのは9時半頃です!」
すると兄ちゃん3秒ほど考え込んだ後
口調を正して申し訳なさそうに
「すいません、お店の閉店時間を聞いてるんですが」
バカスw
437 :
風と木の名無しさん:2007/10/28(日) 17:36:47 ID:UAAMx8PqO
ほしゅあげ
コピペでごめんね
590 本当にあった怖い名無し :2007/10/21(日) 14:36:22 ID:WkLAkMYTO
不気味な人っていうか、不気味にみえて実は超かっこよかった奴なんだけど
先週、とあるゲーセンに行ったら、よくある典型的な「キモヲタ」がいた。
パンパンに膨れたリュック、メガネ、小太り、丈の短いジーンズ、シワシワのシャツ。
俺は友人と、ゲーセンの入り口付近で立ち話してたんだけど、
そのキモヲタが景品のルパンフィギュア持って外に出てきた途端、小銭を落としたため
屈んで取ろうとしたら、通りがかったカップルにリュックがぶつかった。
そのカップルてのが、男は白人で女は勘違いの日本人。
キモヲタはすぐに「あ…す、すいません」と謝ってたのに
勘違い女は、なぜか英語でキモヲタをまくし立て罵倒した。
俺には女が何を言ってるのかわからなかったが、こいつが勘違いの最悪女であることは理解した。
彼氏の白人も、逆に女をなだめ始めてるし。
そもそも同じ日本人相手に何で英語?
でもキモヲタは、女のいう事にいちいち相づちをうって
「だから謝ってるじゃないですか」
「でもそれは…」など、女の英語を理解してるような反応。
さすがに女のほうも、あれ?と思い出したらしく、焦ったのか英語はさらにスピードアップ。
591 本当にあった怖い名無し :2007/10/21(日) 14:45:54 ID:WkLAkMYTO
周りの人も注目しはじめたとき、ついにキモヲタが言い返した。
しかも流暢な英語で。
これに面食らったのが勘違い女。
顔を真っ赤にして「うぜーんだよ!このデブ!」と日本語で悪態ついて足早に去った。
キモヲタは苦笑しながら「だから謝ってたのに…」と言って帰っていった。
俺は思った。
今、お前は間違いなくかっこよかった
かこいい…!
グローバルなクールガイだなw掘れるだろ常識テクに考えて!
>>439 カコイイ!!板違いでしたらスマソが
あべかわ(漢字)キネコさんのラッキョ(漢字)の皮の
泉先輩みたいでカコイイなぁ
ギターオタク(眼鏡)とかありかな?
BANやろ(バンドやろうぜ)的なあれで、他のバンドに引き抜かれそうになったり、
眼鏡がときどきズレたりするやつ
エリート社会人兄×どうしようもない引きこもりニート弟
で、両親他界二人暮らしとか萌える。
兄への歪んだ羨望と劣等感で卑屈に育ってしまった弟と
そんな弟に責任感を感じながらも、きちんと外に出て働かない彼に
苛立ち、慨嘆する兄。
オタク、って何処かしら歪んでるのが
チャームポイントだと思うんだ。
>>444 それ、兄と弟立場逆でもアリだよな(´д`*)
>>445 受け攻め逆転なのか、それとも
「エリート弟」「ニート兄」という立場逆転なのか。
色々ウハウハ出来ますな(´д`*)
いじめっ子不良×いじめられっ子根暗オタク。
オタク君:黒髪、細身で背が高くて実は端整で綺麗な顔立ちしてるのに前髪伸ばし気味・ビン底メガネで周囲は気づいてない。
不良君:オタク君を苛めてる不良グループのリーダー。髪染めてる(金か茶色)目付き悪い・口悪い。
不良君が何かの切っ掛けでオタク君の素顔見ちゃって、それ以来気になって気になって
「お前絶対人前でメガネ取るな」とか「髪絶対切るな」とか言われて
オタク君「???」みたいになってるといい。
それ以来オタク君に対する見方が変わって、目で追ううち色々良い面も見えてきて
アレ?俺気づいたらあいつの事見てね?俺最近変じゃね?
みたいに思い始めた時にオタ友と楽しそうにしてるのを休日の街で見かけて超嫉妬心が沸き上がってきてようやく恋の自覚〜的な。
それ以降不自然なくらいオタク君に絡み始めるも、仕方ないとは言え自分に対して超ビクビクオドオドな彼にイライラ。
なんだか書いてて自分がよく分からなくなった。
この後クラスメイトに素顔見られちゃって女子に改造されまくる展開もおいしいなぁ。とか思ったわけです。
微妙に噛み合わない恋愛が好きなんだろうか自分。
>>447 それいい!かなり好みだ!
そんなSSが読みたい
>>448 おお・・・!ありがとう><
自分説明がヘタクソなので意味不明かなーと思ってたのでw
自分のこんな話いいなぁと脳内妄想がすごいことに・・・
あ、自分のではなく
自分も
です。アセアセ
>>447 オタク→ストーカー(ある意味オタク?)、不良→池面だけどかなり近い小説があるよ
>>451 mjd!!\( ゜∀゜)/
すみませぬがkwsk教えていただいでもよろしいですか!
>>452 tp://www.amazon.co.jp/%E5%BF%83%E3%81%AE%E6%AD%AA%E3%82%93%E3%81%A0%E5%90%9B%E3%81%8C%E5%A5%BD%E3%81%8D-%E7%9B%B8%E8%89%AF-%E5%8F%8B%E7%B5%B5/dp/4871823288/ref=sr_1_8/503-3791925-2375955?ie=UTF8&s=books&qid=1194027296&sr=1-8
>>453 ケータイからですみません。
有難うございます!
好みの内容を見つけるのが下手なので嬉しいです。
>>447 イイ!ツボった!
不良仲間がいつもの様にヲタ夫君をイジメてパシらせようとしてたら、
リーダーが現れて「お前らこいつに勝手な事してんじゃねーぞ」とか凄んで欲すぃ。
でヲタ夫君に「おめーも俺の言う事だけ聞いてろ!分かったか」とか言い聞かせて
不良仲間も「??」ヲタ夫君も「???」でポカーンとなればいいのにw
保守
457 :
風と木の名無しさん:2007/11/12(月) 07:36:41 ID:XKu2OVvL0
注意喚起あげ
801板の入っているsakura03鯖が、10月頃より断続的に不調です。
今年は同じbbspink内で、idol鯖が完全にとんでしまい
過去ログを含めた全データが消失する事態がありました。
現在のpinkの運営状態を考えると、仮にサーバが全損、復旧不能に陥っても
早急に完全復帰等することは困難であることが予想されます。
各スレッドの皆さんには予め、下記を心がけることを推奨します。
・何かあった時用の過去ログの取得、補完の準備
・避難所等の確保
最近のpinkサーバ状態についての話題は下記参照
PINKサーバダウン・復旧情報スレッド Part2
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erobbs/1189873055/ ※
事態が落ち着くまで、上記内容の定期コピペ・スレッド上げを提案します。
保守
げ/ん/し/け/ん/2見てたらこのスレ思い出したw
百歩譲って、宇宙オタク??
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/18(日) 14:23:59.42 ID:OhrMd9F20
コンビニのバイトで、一緒にシフト入るヤツが自称宇宙人。
〜客足の途絶えた深夜の会話〜
宇宙人(以下:宇)「実は秘密なんですけど、俺、宇宙人なんスよ」
俺「は?」
宇「●●さん(←俺の名前)にはお世話になってるから真実告げます」
俺「ほほう、それでそれで?(当然ギャグだと思っている)」
宇「明日、宇宙で定期会議があるからシフト変わってもらえませんか?」
あまりに真剣な眼差しだったから、深く追求せず変わってやった。
宇「俺、地球のこと色々研究する目的で来てるんスけど」
俺「へえー(コイツまだそんなこと言ってやがるのか)」
宇「どうも俺たちと地球人では体の仕組みで異なるところがあるみたいでして…」
俺「あ、そうなの?(今度は何が狙いなんだ?)」
宇「だからちょっと見せてもらえませんかね?」
俺「アッー!」まで受信した。
果たしてこれがスレに合ってるのかは甚だ疑問ではあるが
個人的に萌えたのでやった。後悔はしてない。
宇「この星の深夜のコンビニバイトはキツイ」
(缶コーヒーを一口飲む)
宇「ただ、この惑星の俺さんは…可愛い」
という保守CMが見えた
保守
保守代わりに投下
コスプレ者×同人者
コ「新しい衣装出来たー!褒めてよ同人くぅんー!!」
同「うるせーよペン入れしてんだから空気振動させんな」
コ「この裾のディテール凄いでしょ?ね?このふんわり感たまんねーよね?」
同「うっわ近付くなよ!当日は化粧すっからいーとして
お前今髭ボーボーじゃん!俺の嫁はそんな脛毛生えてねーよ!」
コ「そんなこと言ってー。さっきからそのコマで止まってんじゃん。
ほらぁ好きなポーズ取ってあげるからさー!」
同「あ、まじで?とりあえず仰向けで腰浮かして、腕もっとしどけなく!
そんで上着まくれ!貞淑に厭らしく!ちげーよもっと足開け!こうだって!」
コ「…ね、同人、修羅場でずっとオナ禁してたよね?
…俺もなんだ…」
同「おま、スカート持ち上がってんぞ…」
コ「抜かねーとモデルになんないよね…?
ちょっとでいいから触って…?あ、服は汚さないでね?」
同(……とりあえずヤってから考えればいいか)
466 :
泉 こなた:2007/11/28(水) 04:23:47 ID:0NO/ue4y0
黒崎恵が言うには、ステラは関谷エリらしー
>>465 萌 え ま し た
コ同でも同コでもコ同コでもイケる
>同(……とりあえずヤってから考えればいいか)
受けが恥ずかしげもなくこんな事思ってるのは
とてもクるものがあります><
コ同推奨
前にこのスレに紹介されてた「教室で/盛大に/ゲロ吐いた」が
書籍化したみたいだよwwwww
( ´_ゝ`)フーン
勇気を出せばフラグに!!
685 :名盤さん:2007/11/05(月) 23:33:35 ID:Flp6vWIu
好きなバンドのTシャツ着てる人がいた。
思わず声を掛けようと・・・いや、何て声掛けよう?
「それ(Tシャツを指差して)・・・僕も好きなんですよw」
会話弾むかな?
でも知らない人に話しかけられても・・・迷惑だよなあ。
いや、もしかしたら話が盛り上がって友達になったり?
他の話題に変わったらどうしよう?おれ音楽の話しかできねーしw
でも友達になれたらおれの世界かわるかも。
そんな妄想さえも許されない今のブーム。
686 :名盤さん:2007/11/05(月) 23:37:08 ID:PBrJKDu7
>>685 どのバンド?
687 :名盤さん:2007/11/06(火) 02:30:53 ID:qqj4aQ8r
>>685 俺、音楽の話もあんまできないけど
そーゆーの密かに期待してる
473 :
電波王 ◆DD..3DyuKs :2007/12/08(土) 14:49:27 ID:eyqk+xX/0
ちんこ
お食事中・食前・食後注意
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 14:47:41.90 ID:rgbMC33M0
俺がレンタルビデオ屋でバイトしていた頃の話。
当時、レンタルビデオ3本以上借りるとお好きなインスタント食品を
プレゼントするキャンペーンをやっていて、それなりに好評だった。
キャンペーンの最終日の深夜、俺が一人で店番やっていると一人の
太った男がレジに3本のビデオテープを持ってきた。
内容は、全部AVでしかもスカトロ物。
こんなときは、無表情で機械的に処理することにしている俺は、太った男
から、お金を受け取ると、キャンペーンのインスタント食品の中から
好きなものを選んでくださいと隣に置いてあるワゴンを指差したら
なんと、ボンカレーしか残ってなかった。
俺は、申し訳なさそうに、
「すいません、カレーしかないんですけど」って俺が言ったら
その男は、嬉しそうな顔で
「いいえ、大丈夫です。カレー大好きですから」と言ってきた。
その瞬間、俺のポーカーフェイスは崩れ大笑い。
やばいと思ったけど、どうしても笑いが止められない。
でも、そいついい奴で、こんな俺に怒ることもなくスカトロ物のビデオを
受け取るとにこやかな笑顔で去っていった。
今、そいつと俺はメルトモ仲間になってる。
イイハナシダナー(´;∀;`)
萌える前にワロテマタw
>>474 メル友になった経緯をkwsk聞きたいなw
>477
「いいカレー物入りましたよ(ハァト」とか宣伝メールから
479 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 13:07:28 ID:90W1q67S0
age
480 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 14:17:42 ID:90W1q67S0
保守
481 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 14:28:36 ID:HwesK4AxO
保守
482 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 14:49:06 ID:90W1q67S0
カレー保守
483 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 14:51:26 ID:yOY1VmjnO
てす
484 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 15:08:19 ID:OjAGHSBXO
ほしゅあげ
485 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 15:27:34 ID:uWjc/Jeo0
ほ
486 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 15:28:42 ID:oC6FUVDZ0
,,,,.,.,,,,
ミ・д・ミ <ほっしゅほっしゅ!
""""
487 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 15:39:25 ID:4cD2wkFSO
488 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 16:15:54 ID:IAvVeElt0
ほしゅ
489 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 16:16:08 ID:ShoDHUvJ0
あげー
490 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 16:31:36 ID:wqP7OP+aO
保守
491 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 16:49:48 ID:y0vlvFdrO
保守
492 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 16:50:01 ID:ShoDHUvJ0
保守
493 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 17:16:04 ID:WaV2b00Z0
保守
494 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 17:31:38 ID:y0vlvFdrO
保守
495 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 17:39:56 ID:kebKsIrE0
496 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 17:53:12 ID:y0vlvFdrO
保守
497 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 18:10:45 ID:/6L+mCOXO
保守
498 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 18:27:50 ID:ShoDHUvJ0
保守
499 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 18:41:31 ID:ShoDHUvJ0
保守
500 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 19:03:09 ID:y0vlvFdrO
保守
501 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 19:14:43 ID:y0vlvFdrO
保守
502 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 19:37:24 ID:ShoDHUvJ0
保守
503 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 19:38:29 ID:k4xXY4RJ0
ホッシュ
504 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 19:55:23 ID:xzKbpnRwO
ほっほっ
505 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 22:25:06 ID:lm3xYYf10
ほっしゅ
506 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 23:06:47 ID:wqP7OP+aO
眼鏡オタク萌え保守
507 :
風と木の名無しさん:2007/12/26(水) 23:09:55 ID:HZ+Ud4xp0
保守
509 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 02:15:40 ID:U8dFi7wV0
510 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 02:43:15 ID:h5N23k/H0
保守
511 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 02:43:21 ID:7V/s5jh60
512 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 02:49:05 ID:v2d6cxaxO
保守
513 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 03:24:38 ID:y69yhGB70
ほしゅ
514 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 03:39:19 ID:v2d6cxaxO
保守
515 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 03:50:47 ID:P3UAQEtO0
メガネほしゅ
516 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 03:50:55 ID:IpKdS92eO
保守
517 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 03:50:56 ID:UznsZNI4O
保守上げします
518 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 05:25:13 ID:IpKdS92eO
保守
-------------------------------------
・現在450〜500あたりまで落ちたスレを保守しています。
・非常事態ですので、保守はageで行ってください。
・レス数が少ないスレ、派手に荒れてしまっているスレなど、
機能しておらず、住人もいないようなスレはageないようにしましょう。
・荒しスレを誤爆ageしないよう十分注意してください。
・スレ保守用テンプレが改定されたときは、保守の際に貼りなおしてください。
・テンプレを貼らない保守のときはなるべく「保守」と書き込んでください。
「ほ」などで保守されると通常回転に戻った際にNGワードしにくくなってしまいます。
-------------------------------------
520 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 06:14:16 ID:8NXBo9zZ0
保守
521 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 07:12:00 ID:yHR3ZHUT0
保守
522 :
風と木の名無しさん:2007/12/27(木) 08:06:11 ID:8NXBo9zZ0
保守
523 :
風と木の名無しさん:2007/12/31(月) 20:03:42 ID:Qxtg2Ue30
保守
明けましてヲタク男子!
ちょっくら帰省してた間に色々あったんだな
おまいら保守まりがと
さあ今年もおたく男子に萌えようか
527 :
泉 こなた:2008/01/08(火) 07:47:26 ID:7qwYu4Qb0
あけおめ!!
神様降臨しないかしら……
とりあえずほしゅ
派手×地味オタク萌
身内語りで悪いんだけど
うちの弟(ギャル男)の小学校時代からの親友がヲタ君なんだ。
弟は高校デビューでギャル男路線になって(DQN校だった)高校の友達は皆ギャル男かDQNだったけど、ヲタ君とも月2、3くらいは一緒に遊んでた。
よく映画を2人で見に行ってたなぁ…アニメ映画とハリウッド大作系の2本立てで。
お互いの見たい映画を一緒に見て全然違う感想を言い合うのが楽しいらしい。
弟の部屋の本棚、ク/ローズの隣にハル/ヒやよつ/ばとがあったり、倖田/來未のCDの横にアニメのサントラがあるのがシュールですwww
自分で自分の弟をネタにするのは忍びないので…
姐さん方、どうぞ好きに料理したって下せぇwww
>>530 普通に良い話なのに萌が止まらない。ごめん。
ゲーム屋で出会うといいよ。
「さみしい…。」
独りでWiiやる事ほど寂しいもんは無いな、と、俺はテレビに向かってぶんぶんと回していた手を止め、
ソファに座って呟いた。
誰かと一緒にやるのが楽しい。
独りでやっていると虚しい。
そう思うと、ふと一人の顔が思い浮かんだ。苦笑する。
『ああ、康生。頑張ってこいよ。俺も頑張るから。』
自分の持っているWiiのリモコンを見てから、
Wii本体の近くに転がっているもう一つのリモコンを見る。
「俺は相変わらずがんばっているぞ。康生は元気か?」
なんて一言呟いて、さらにずぶずぶとソファに身を沈めた。
やっぱ追いかけて、エレベーターから降りるまでに追いついて、
『やっぱり俺たち、ちゃんと友達になろうぜ!!』
とか言っておけば良かった。今さら物凄く後悔。俺はちょっとだけ泣いた。
あの日からどのくらいたっただろう?
あのパーカーは捨てるのは忍びなく、洗って畳んで、あの日康生が来ていたパジャマと一緒に閉まってある。
しまむらももちろん、洗って同じだ。
偶然でも会えないモノかと、最寄り駅でうろつこうかと思ったが、
康生が同じ駅を利用してるとは限らないと思いつき止めた。
「独りでも寂しくないソフトでも買いに行こーっと。」
俺は気を取り直し、出かける支度をした。
>532
そのとき康生は
@ゲーム屋でwii新ソフト体験中
Aゲーム屋近辺で迷子に
Bゲーム屋近辺でゲ○している
>>533 @が近いで正解。
「どうしよう…。」
俺はWiiソフトの棚の前で真剣に悩んでいた。
マリオパーティーが欲しいのだが、一人ではたぶん楽しくないだろう。
最初に買ったゲームで、Wiiスポーツは独りでやっていたら楽しくなかった。
最初はCOMP相手でそこそこ楽しめたが、独り言いいながら遊んでるのは、だんだんと虚しくなってきた。
そう思うと、ふと一人の顔が思い浮かんだ。俺は慌ててそれを打ち消す。
今さら物凄く後悔しているし、やっぱり、ちょっとだけ泣きたくなるから。
さてと、うーん、チョコボの不思議なダンジョンとかかな?
俺は気を取り直して棚からソフトを取ろうとしたら、他の手と軽くぶつかった。
「あ、すみません。」
「あ、ごめんなさい。」
俺がすみませんと謝ると、チョコボの前に付き合わせた手も謝ってきた。
ん?聞いたことがある声?
隣を振り返るとそこには…顔は無かった。腕が見える。
うはwww俺の視界テラ低すwww。
と、思いつつも慌てて顔をあげると、そこには、B・Bの間の抜けた顔があった。
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
>534
B・Bその後に及んでもまだうじうじしてそうだなw
康生襲い受しか思いつかない
>>536 康生は土壇場で腹据わる感じだしね。
次のネタ来るか怒られるまで妄想しとく。
えーと、えーと…。
あれ?なんで康生が?あれぇ??
俺がびっくりして固まっていると、康生の後ろから、俺が取ろうとしたソフトに手が伸び、康生を少し押した。
「あっ。」
康生はよろめき、俺はとっさに身体の向きをかえ、康生を胸に受け止めた。
あ〜…温かいなぁ…。
その抱き心地はあの日と同じで、なんだかふわふわした気持ちになった。
頭とか撫でたいなぁ、もっと抱きしめたいなぁ、とか思ったら、ぐいっとあご下から押されて、天井を仰ぐ。
「B・B!!」
怒り気味に潜めた声で、康生が自分の名前を叫ぶ。
どうやら、無意識に抱きしめて康生の頭を撫でていたらしい。
そうか、ここは人がいる場所だからダメか?
取り合えず抱きしめていた腕を緩めると、物凄い勢いで手をひかれてお店を出た。
>537
B・Bは油断しすぎwww
康生のツンデレに期待してます
>>537 ありがとうございます。
舞台がアキバで脳内。
信じらんねー!信じらんねー!!
俺は少々パニックになりながら、勢いよく人をかき分け前に進む。
「上野まで行く気かな?」
しばらくずんずんと歩いていると、B・Bが手を引いて止まった。俺はそれに引っかかるように、ちょっと後によろける。
うひっ!!1!!!!手繋いでたんだwwwww。
慌てて体勢を立て直し、後を振り仰ぐと、ハハハ、とB・Bのあの笑顔があった。
「公園で散歩も悪くないよな。」
B・Bはそう言うと、俺の頭を撫でてきた。
ちょwwwそれはペットの散歩って事ですか?wwwそれに道の真中でやめれwww。
「み、道の真中でやめてよ。」
「あ、ごめんごめん。」
俺が睨むと、B・Bは笑いながら手を退かした。それもそうだが。
「頭もそうだけど、手!」
俺は手を開いたが、B・Bは握ったまま離してくれない。キモイ。
「お?でも、康生から繋いだんだけどね。」
フヒヒッwww俺の方がテラキモスwww。
「そうっすねwww普通は男同士で繋がないっすねwww。」
俺が無気味に笑うのと正反対に、B・Bはまんざらでもなかったような顔をして手を放した。
人が居ないんかここは。脳内妄想だけじゃ悪いので、ネタ投下。
輝きスレから良さげだったので転載しとく。
462 :会話:2008/01/21(月) 21:11:01 ID:97rYwLBQO
( -∀-)俺
( ・_・)夜中に差し入れに来た。絵は全くかけないけどトーン貼りメチャウマ
( ・_・)「よ。来た」
( -∀-)「ありがとう早く飯よこせ」
( ・_・)「そんなやつにやらん」
( -∀-)「ごはんください」
( ・_・)「ほれ。何すればいい」俺にコンビニ袋を投げる。
( -∀-)「あんがと、うんと、こここれ貼ってそれでこれベタであすこペン入れて背景迷ってるからおまえ考えろあと消しゴムし」
( ・_・)「おまえセクハラだ」
( -∀-)「え?」(多いとつっこまれるかと思った)
( ・_・)「おまえ、これは見てる俺が恥ずかしい」
( -∀-)「…前もこんなんだったよ?」
( ・_・)「じゃあうまくなってるんだな」
( -∀-)「……ねーよwwwッヒヒヒwww」(嬉しい)
( ・_・)「きもい。早く食え描けあがんなかったらファンが泣くぞ」
( -∀-)「ファンいねえよ」
( ・_・)「俺はとりあえずファンだ」
差し入れだけでも嬉しいのにファンとか泣けたあと今考えると恥ずかしい
そのあとテンションあがりまくって一晩でやるところ描き終わった
面白くなくてごめん
禿萌えた!
職人か神が来るまで暇つぶしとく。
繋いだ手を離して、俺は残念に思えたのと同時に、何時までも繋いでいたいと思った。
なんだろうこれ?
あ〜、俺って相当人のぬくもりに飢えてるんだな〜いやはや。
「元気そうだな康生。」
俺は気を取り直して努めて冷静に声をかけた。また会えるなんて思って無くて、突然の再開で嬉しいやら驚くやらで少々気が動転している。
「あ、そうっすね!元気っす!」
康生は元気よく答えたが目が泳いでいる。康生も少々動転しているようだ。
「そうか!それは良かった!」
俺も康生に釣られて元気よく返した。
そんな感じでぎこちない感じ。一瞬、間ができた。
「あ〜…そうだ!お腹空かないか?ご飯食べに行かないかな?」
「あ!そうっすね!ちょこっとお腹も空いたし。いいっすね!」
俺が慌てて提案すると、康生は物凄い勢いで頷いてきた。
もう付き合っちゃえよwww
ゲロ→セクロスフラグへの華麗なる転進www
>>543 店で飯食って酒飲んでもう一回ゲロで、B・Bの部屋行ってアッーでおしまい。
神様はまだかなー。保守。
勢いで頷いてしまった。正直、後悔している今ここ。
焼肉なんか食いに行かない?とか言われて、オケオケ!ハナ○サのカルネねwww食べ放題安いしねwww俺の懐でもなんとかなるねwww
あ、でも閉店してたよな?
なんて思いながら、相変わらず人の多い道を今は亡き交通博物館の方へ歩く。
歩きながら、なんでアキバに?て話で、自分もWiiを買い、そんで新ゲーム探しに来たと。
B・Bもそんな感じで、軽く近況をぼそぼそと話す。
あれからもう会わないと約束した事や、婚約者の事とかは棚上げにしといた。
で、後悔している今ここ、つーのは焼肉のお店だ。
肉のマンセー!!
うはwww俺の全財産大破な悪寒wwww
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/29(火) 23:13:56.50 ID:tEa/4lvM0
どうしようwwwwwwwwww
一応イケメンで通ってた俺wwwwwwww
裏はオタクです、隠れオタってやつwwwwwwwww
でも一応明るくて女子ともよく喋ってたんですwwwwwwww
それでwwwwwwまあ授業中に絵をかいたんですwwwwww
しかもへたくそなのにねwwwwwwwwww
プリントの裏にwwwwそりゃ皆にばれないようにwwwww
その後wwww絵かいたの忘れて友達にwwwwwwwレンタルwwww
wwwwwクラスメート全員にみられたwwwwwww
明らかひかれてるwwwwそこで出てきたキモオタwwwwwww
ほうほう・・・とかいってやがんのwwwwwwww
明日からどうしようwwwwwwwwwwwwwwwwww
誰かwwwwww解決案くれwwwwwwww
続きは
ttp://blitznews.blog97.fc2.com/blog-entry-767.html
547 :
風と木の名無しさん:2008/02/03(日) 23:53:37 ID:Qa+CZIzqO
保守
ageてしまった!
すいません、すいません。
康生がどうしても性格とか言葉遣いとかで某キャラに変換されてしまう自分ww
いや、ゴチでした。
今更だが美容師×オタが気になって
眠れない
わっふるわっふる
わっふるわっへる
ほす
フィギュアをKETSUに挿したら
きっとキレる
保守
>>546 >>549 あんがと
保守っとく
「大丈夫だよ、奢るよ。」
「いやwww無理っすwwwラーメンでお願いっす!」
俺が普通に店に入り、上の階に行こうとしたら、康生は凄く焦った顔で俺を止めに入った。奢るって言っているのに。
「焼肉嫌い?」
俺がちょっと首を傾げながら聞くと、康生は赤くなって眼をそらした。あれ?何か変な事したかな?俺。
「とっっ!取り合えず今日は肉ダメっす!ラーメンでお願いします!」
なんか必至だ。うーん、まあいいか。肉はまた今度でもいいしな。
あ、でも、もう会わないとか約束…棚上げにしておこう。うん。
ちょwwwなんだアレwww。
良い大人が首傾げるってwww1ww111。
俺は不覚にもB・Bの事をカワイイとか思ってしまった。確かに、会ったときから、ちょっと子供ぽいところはあるなと思っとったが。
「じゃあ、ラーメンにしようかな?いい?」B・Bが気を取り直して、という顔で聞いてきたので、俺はうんうんと首を縦に振る。
B・Bは俺のそれににこやかに笑い、ラーメン店の方へ歩いた。
>>555 続きをぜひ!お願いします!
このスレ好きです…
>>556 ありがと。怒られるまでやってみる。オタク男子ぽくない上、
棚使用しなくてごめんなさい。誤字脱字 ×必至→○必死
楽しい。誰かと飯を食うのが、こんなに楽しいものだとは思わなかった。
康生と、意味のない、取りとめのない話しをしながらの食事。
なんだか久しぶりにウキウキして、ちょっと調子にのってお酒頼んじゃって、ちょっと飲み過ぎてしまったようだ。
「B・B、ひょっとしてお酒マジで弱い?」
康生が小さい身体で、下から俺を支えながら駅まで歩く。
「ずびばぜん…うっ!!」
「うおおおおーーー!!!」
吐きそうになったが、なんとか堪えた。
どこかで休む?と康生がしきりに聞いてきたが、やっぱり一刻も早く家に帰りたい。
山手線に乗り、それから1つ乗り換え、吐きそうになりながらも家の最寄り駅についた。
ホームに着くと、B・Bは倒れこむように地面に座り込む。
「ずびばぜん…」
今回は紙袋等が無かったので、電車内で吐かれたらOUTだったが大丈夫だった。しかし、また自分の駅じゃ無くてB・Bの駅。
すみませんじゃ済みませんよ。俺また涙目。
とりあえずやっぱムカつくので、俺はB・Bをビンタした。
「立って下さい、ほら、早く!!」
うん、やっぱりビンタ気持ち良いwww。
ここぞとばかり往復ビンタ、駅構内に心地よい音が響く。
なんかゲームリセットして、最初からやりなおしているみたいな感じがした。
保守
保守
「と、ところで、俺の具合を見て・‥どう思う?」
「すっごく…重いです。」
玄関の前で鍵を出しながら、俺はへろへろで康生に質問してみた。
康生は俺を支えているため、必死な顔で返してくる。
「そっかぁ…ごめんなあ……シャワー浴びてきていいかな?」
俺は玄関に入るや否や、吐きそうになりながら、なんとか脱衣所の方へ歩く。
康生はぐいぐいと俺の背中を押しながら、
「吐くならトイレの方がいいと思うよ。」
とか言ってきたが、俺は大丈夫、大丈夫と言って脱衣所に入った。
康生は心配してくれているのか、しばらく廊下から脱衣所の方を覗いてくれていたが、
俺が服をのらりくらりと脱ぎ出すと、ふいっと家の中の方へ消えて行った。
あ〜…またこの部屋に来ちゃったな。
俺はそう思いながら、勝手に部屋の中を歩きだす。
この間来た時と別段変り無く、相変わらずオサレな部屋だ。
「うっっ!!おえーーーっっ!!」
シャワーの音が聞こえて来たかと思ったら、直ぐにアノ声が聞こえた。
だからトイレ行けと言うたのに。身体温めると気持ち悪くなるよな。
取り合えずテレビの横の充電器に自分の携帯を置く。
それからなんとなくクローゼットを開けてパジャマを出してみようかと思ったら、
あのゲロパーカーと、あの時着ていた俺の服が綺麗に畳んで入っていた。
561 :
風と木の名無しさん:2008/02/19(火) 15:42:23 ID:hF8cQ/adO
パーカーの話凄い好きだから続き読んでるみたいで嬉しい!!
保守ついでに妄想
・顔はフツメンだけど黒髪ガリ眼鏡オタクファッションで見た目下の中くらいな受
ネクラで会話苦手でコンプレックスだらけでたまにどもる
当然童貞
・イケメン非オタ攻
そこそこモテる
『面食い』を公言するノマ寄りバイ
…で、
受「きき、き君面食いってい、言ってたじゃないか!なん、何で俺なんか…!」
攻「んー受可愛いんだよねー」
受「か!?」
攻「困ったら顔真っ赤にしておたおたするのとか、もっと見たい」
受「!!!」
的なのが書けたらまた来ます!
ガリって書いたけどちょいポチャも良い気がしてきた
ふにふにやらかい受(´Д`*)
>>562 おおお!王道だけど大好きだ!
ぜひぜひ!待ってます。
>>561-562 ども。
>>562 ぽっちゃも好みだ。自分も待ってます!!
あ〜、気持ち悪かった。俺はバスタオルを腰に巻き、タオルで髪を拭きながら部屋の方に入ると、
康生がクローゼットを開けてあの時のパーカーを手に取って見ていた。
「あ〜、一応洗っておいたよ。」
そう言いながら近づくと、康生はびっくりした顔をして振り向く。
「あ、勝手に開けちゃってごめんなさい。」
クローゼットを開けた事に謝って来た。
「いや、いいよ。パジャマパジャマっと。」
見ると、パーカーと並んで畳んでおいた、あの日康生が来ていたパジャマがある。
俺はそれを取ると、康生に渡した。
「康生もシャワー浴びてくるといいよ。」
パジャマを渡されて言われた。
アッーwwwwwwwwwwwww
か?そうか?そうなのか?いや、それだけは断じて断る!!
「いいよ。まだ終電あるから帰るよ。」
俺がパジャマを押し戻して言うと、B・Bは(´・ω・`)とした顔で見てきた。
たぶん耳とか尻尾があったら絶対垂れてるwww。
「帰るのか?」
更に悲しそうな声で聞くので、俺は次にどんな行動を取って良いか分からなくなった。
>564
垂れ耳萌え・・・!
いつも楽しみにしてみてるけど、焦れったくてソワソワするw
ああそわそわ
>>564 あぁ…なんてさびしんぼなB・B!抱きしめさせてあげて〜
>>565 ソワソワさせてすまん。ここまで書くとは思って無かった。
>>566 ご希望に沿ってみました。
帰るとか言われてしまった。そんなのは嫌だ。
この機会を逃したら、もう会えないような気がした。
とっさに興味を引く。
「WiiFitやらないか?」
「ウホッ!」
康生がなんだか間の抜けた返事をしたが、俺は構わず話を続ける。
「ゲームで、台の上にのって身体を動かすやつ。腕立て伏せしたり。」
「あー!Wiiボード?なになに?買ったの?」
案の定食いついてきた。やった!!
「フットネスに行きたいけどなかなか時間無くて、それで。」
俺はウキウキでゲームセットを出そうとした。
いや、まず、服を着ろ服を。まったくこのおっさんは。
裸であたふたとゲーム機を出すB・Bを改めて見て、ちょっと赤面する。
結構イイ身体つきしている。なんだか、目のやり場に困ってしまった。
「B・B、まず服着てよ。」
俺はB・Bの持っているWii本体とWiiボードを取る。
B・Bは、ああ、と言いながら部屋着を出して着だした。
アレ?俺帰ろうかと・‥あー、うーん、まあいいか、WiiFitやりたいし。
ウヒッwwwなんだか流されてますwww。
「いやー、昔さ、ファミリートレーナーと言うのがあって”風雲!たけし城”とかしらない?」
康生がWiiFitをやっている横で、俺は珍しくべらべらとしゃべり出す。
「30…さんじゅういち…ウヘ、もうだめだ〜。」
腕立て伏せをちょっとやった康生は、ボードから手を離し、ころりと床に転がった。
「それってファミコン?」
康生は息を整えながら聞いてきた。
「そう、ファミコン。マットの上でこうダダダダダーって走るやつ。」
「うーん?知らない。」
俺は手を前後に走るように動かして説明すると、
康生は何故だか可笑しそうに笑いながら俺を見てきた。
「何?」
俺がB・Bを見て笑うと、B・Bは不思議そうな顔をした。
俺はB・Bがなんだか元気そうなので、それでなんだか微笑ましくなってしまって笑ってしまった。
最初に出会った時は自殺でもしそうだったし。あれから元気になったのかな?
あ、そうだ、gdgdになっていた原因。
「詩織さんとは仲良くなれた?」
俺は直球に聞いてみた。本当、相変わらずストレート過ぎです、俺www。
「ハハハ、うん、詩織とは別れたよ。」
これまた言いにくそうな事を素直に告白するB・B。
wwwちょwwwおまwww笑っている場合じゃありませんよwww。
力無く笑うB・Bを見て、俺はちょっと切なくなった。
だから俺は立ち上がり、B・Bに近づくと、
B・Bの頭を俺を胸に収めてあごで頭をぐりぐりした。
「・‥康生?」
俺が呟くと、康生は俺の頭をぽんぽんと軽く叩いた。
ああ、人ってあたたかいなあ………。俺は康生を抱きしめた。
安心してたら、上からスバリな言葉が振って来る。
「セックス上手くならなかったんだ。」
本当、まいったな。ははは。
「うーん、なんて言うかな?やっぱり上手くならなきゃダメかな?」
「・‥上手くならなくてもいーんじゃない?好きな人が出来て、自然としたくなってすれば。」
康生がこの間とは少し違う答えを返してきた。
スマソwwwまたまた俺、偉そうに説教垂れようとしてますwww。
B・Bは俺の答えにふふふっと小さく笑う。胸に温かい吐息が掛るのがこそばゆい。
「自然としたくなるかなー?」
B・Bがもそもそと聞いてくる。
「好きな人とは抱き合いたいと思うでしょ?」
「こうして人のぬくもりを感じられるだけで、俺は幸せなんだけど…。」
B・Bは相変わらずのんびりな事を言う。
「だから、それが好きでどうしようもなくなると、触れて、抱き締めて、
キスして、自然にしたくなるんだと思うよ。」
はいーアニメ情報ー童貞の漫画情報ー。
俺はそう自嘲気味に思いながら、自分はどうなのかな?とちょっと思ってみた。
「そうかな〜。」
康生の言葉を聞いて、俺は顔を上げる。
そうすると康生は腕を緩めて、俺の顔を覗いてきた。
「そうだよ。好きじゃないやつと抱き合いたいと思わないだろ?」
康生はもっともな事を言ってきた。
「そうだな。好きだと、触れて、抱きしめて・‥・‥。」
俺は何故か康生の顔に手伸ばす。
康生も何故だか少し屈んでくる。でも、康生の体勢から少し屈むのは辛いらしく、
すとんと膝が崩れて、俺の前に落ちてきた。顔が近くなる。手が頬に触れる。
あ、そうか。俺は思い当たった。
だから、触れて、抱きしめて・‥キスしたくなるんだ。
俺は自然とB・Bと口づけをしていた。
wwwブーッ!!1!!!!wwwwwww
ちょwww俺www!!1111!!
と、思ったが、意外と俺冷静。
ってwwwちょwwまてwwwwwくぁwせdrftgyふじこlp
B・Bは何度か唇を啄ばんで、舌を入れてきた。
流石の俺も冷静ではいられなくなって、B・Bの肩を掴んで押して、顔を離した。
身体ごと離れようと言う勢いなのに、下半身は密着したままだ。
B・Bが腰をがっちり抱きしめている。
助けてママンwwww!!
B・Bを見ると、俺以上に驚いた!!と言う顔をしていた。
保守のつもりが棚な長さに!?(;´Д`)心底謝ります。
なんとか終わらせたいです。
そしてなぜかB・Bの方がゲーオタぽい、ふぁみりーとれーなー。
>>571 寧ろどんどんやっちゃってください、お願いします(*´Д`)=з
>>571 うわ〜ほんと素晴らしいですっ…!ちゅう//
>>572-574 応援ありがとうございました。
「わぁ!ごめん!!」
俺は慌てて両腕をあげた。
何?俺はいったい何したんだ???!!
康生を見ると、ぽかんっと間の抜けた顔でこちらを見ている。
俺がどうしたものかとそのまま固まっていると、
康生は何度か口をぱくぱさせた後、あはははっと笑いだした。
「あははははっ、その、なんすか?あれっす。
うん、そろそろ帰ろうかなっ?とっ?」
帰る?お互い時計を見る。電車はもう無い。目が合う。
お互いぱっと顔を逸らす。
wwwウヒッwww11!!www。
どうする?どうする??俺!?
ほら、あれ?wwwあれ?なんだ?BLと言うやつ?
なんだかこー、あーうん、雰囲気に流されてって言うかwww??
うわぁwwwもっと801板に凸しとくんだった1!!!11www。
とかとか、なんだか頭がぐちゃぐちゃな俺。でも、意外と冷静な俺は、
意外と嫌じゃなかったすwww。腐女子サービス抜きでwww。
でも、正直、場が持ちませんよwwwww。
「しゃ、シャワーでも借りようかなー?って?」
康生は手を動かし、あたふたとしながら言ってきた。場が持たなかったからありがたい。
「そ、そうだね。汗かいたし。どうぞどうぞ。」
俺は床に置いておいた先ほどのパジャマを慌てて取り、康生に渡す。
「あ、ありがとう。お風呂借ります。」
康生はパジャマを受け取ると、小走りに風呂場の方へ行った。
しばらく惚けてそちらの方を見ていると、シャワーの水が流れる音が聞こえてきた。
俺はそれでまた慌てる。どうしよう!!?!!??
はぁ…まいったな。俺は額に手を当てる。
『だから、それが好きでどうしようもなくなると、触れて、
抱き締めて、キスして、自然にしたくなるんだと思うよ。』
康生が言った言葉を思い出す。
えーと、だから、つまり、俺は・‥康生の事が好きなんだ。
良い雰囲気になる
↓
キスする
↓
シャワーを浴びる←今ここ。
「・‥。」
www今ここ、じゃねぇーーーーwww。
俺はシャワーを浴びながら絶叫を懸命に抑える。
シャワーとか浴びてんじゃねーよ俺!!でも、WiiFitで汗かいたから浴びたかったですよ!
それに汗臭いとか思われるの嫌だし!???wwwちょwww俺www。
俺は頭を振る、考える、嫌じゃなかったよな?・‥うん、嫌じゃない。
こ、これは…wwwアッーーーー!!か?アッーーー!!なのか???
wwwもう、だいぶ腐った婦女子呼べますねwww。
もう、解った!俺はうじうじしてるのが嫌いなんだ!!
覚悟決めるよwww11!!!!!1!。
俺はそわそわと落ち着かなく、部屋の中をぐるぐると歩いていると、
程無くして康生が部屋に戻ってきた。
「借りましたー。」
「お、お帰り。ジャスミン茶でも飲む?」
俺は慌ててキッチンへ行く。なんか情けない。
康生は部屋を横切りソファーに座る。俺はジャスミン茶を渡すと、
康生はありがとう、と一言いい、一気に飲み干した。
「あのさ。」
俺がそれを見ていると、康生は俺を見上げて話しかけてきた。俺は息をのむ。
「俺はその、意外と嫌じゃ無かったんだけれでも。B・Bはどうなのかなって。」
真っ直ぐに俺を見つめて言う康生。
ああ、本当に康生はすごいなぁ〜と思った。俺は年上なのに、うじうじしてなんてダメなんだ。
だからこの間の時も、本当は帰したくなかったのに、いいから、いいから、とか言って。
愚痴もそうだけれど、言いたいことちゃんと言わないと伝わらないし、チャンスを逃してしまう。
「なんかさ、本当。康生には教えられてばかりだな。」
B・Bはお盆を持ったまま、両手を降参しました、と言う様に上げ、溜息を吐くように言う。
そして俺のコップを取ると、お盆の上に置き、床に置いた。
「康生の言う通り、好きでどうしようもなくなると、触れて、
抱き締めて、キスして・‥自然としたくなるんだな。」
B・Bはそう言うと、俺の前にひざまずき、俺の片足を持ち上げ、足の甲にキスをした。
俺がちょっとびっくりして身体を揺らすと、B・Bは俺を見てにっこり笑ってこう言った。
「シンデレラのガラスの靴。」
wwwうわぁぁぁwwwそれやるか?普通!!1!!www。
あまりのアレぷりに流石の俺も真っ赤になる。乙メンフラグ立ちまくり!!1!!!www。
gj!支援
俺は立ち上がり、真っ赤になっている康生を横抱きに抱きあげる。
「ブーッ!!1!!!!」
康生は何故だか物凄く驚いた。
「?、どうした?」
俺が聞くと、康生は俺の頬を引っ張った。
「何する気だ!!」
「ふぁにって?へっほひ。」
康生は聞き取れなかったのか?頬を離し、「え?」ともう一度聞いてきた。
「だから、ベッドに。」
俺がもう一度言うと、康生はまた頬を引っ張ってきた。痛い。
「痛ひぃ。」
「そんな事出来るかwww!!」
「ほうはほほって?」
また聞き取れないから頬を離す康生。
「そんな事って??」
「そんな事ってどんな事だ!」
「え?康生がそんな事って。」
「そんな事知るか!!」
話が噛み合わない。
『付き合って一年も経ってないのにセックスするなんてって言ったら、笑われたしね。』
とか言ってたのはどこのドイツですか??www。
B・B切り替え早過ぎwww。
話解らないわけじゃないんですwwwむしろ解り過ぎてますwww。
『それは笑われるわ。』
とか俺も言いましたけど、マリオパーティーやるのとはわけが違いすよwww。
いきなり童貞の俺には荷が重すぎwww。
「う〜ん、えっと、どうしようかな?」
B・Bが困ったな、という顔をする。
「こ、困りこと何も無いじゃん。降ろすて。」
俺、日本語でおkwww。
だからこの恥ずかしい抱っこから俺を解放しろ。高くて怖いし。
康生が焦っているのは解ったけれども、
俺もここで簡単には引き下がれないようなそんな感じ。
「え〜と、だから、康生の言う通り・‥好きになると、
自然としたくなるんだな、って。俺じゃ嫌かな?」
取り合えず康生を床に下ろし、見据えて、思わず首をかしげて言う。
康生はなんだか面食らった顔をして、更に真っ赤になる。
「かわぁああああ、いいい、な!!こんちくしょうめ!!俺は痛い方、嫌だからな!!」
康生はそう言って俺に抱きついてきた。
「え?痛い方って?あ?でも同性同士でどうするんだろう?」
俺が今さらながらあれ?と思っていると、頬を手で挟まれた。
「…ま、まあ、アンタがしたいならしてあげてもいいけどね!!俺も好き!」
とか言われて、顔を引かれてキスされた。
ツンデレでもいいから言ったよwwwみんなwww!!1!!。
まさかまた、こんな出会いが待ちうけていようとは思いもよらなかった。
俺は大切なことを、2007年の終わりに知ることができたと思っていたら、
2008年の始まりに、こんな素敵な出会いをもう一度した。
出会いたいと思っていれば、ちゃんと出会えるんだって解った。
心をひらいて、接すれば、分かち合えるて言うのも解った。
人って誰でも、あたたかいんだよね。
ちなみにパーカー代としてもらった3万円は返しました。
「いいから、いいから、そんなの。全然。ハハハ。」
とか言われたけど。B・Bの洗ってくれたパーカーちゃんと着て帰ります!
そのかわり来てた服はB・Bにまた洗ってもらいますけどwww。
保守をしてた最初は最後まで書く予定がなくて、
怒られたら止めにしようと思っていたので、
文章とか中途半端ですいませんdせいた。
結局最後まで書いちゃいました。gdgdですまんす。
ここまで付き合ってくれたみなさん、ありがとうございました。
>>581 姐さん乙です!
どっちも可愛くて萌え
気が向いたら、ぜひ続編を…
GJ!素晴らしかった!
素敵な萌えをありがとう〜
しばらく潤いそうです。
あ〜ニヤニヤしてしまいました。ありがとうございます!
お姫様抱っこいい!
B・Bエチ上手くなるといいな〜w終わった後、恐る恐る「…どうだった?」とか聞いたりするのかな〜
>>582-584 こちらこそありがとうございます。
エロなしがいかに難しいか思い知りました。
いやいや、続きは自重でwww。
で、痛い思いをした康生がB・Bにビンタ。
>>578 サンクスでした。
586 :
1/2:2008/02/28(木) 11:17:30 ID:KKXDFILC0
保守。
>>531 「姉ちゃん。ヤオイ?ってやつと、腐男子について詳しく教えてくれ。」
「ブーッ!!1!!!!」
ある日うちの弟(ギャル男)が、姉、もとい姐(腐女子)の私に聞いてきた。
私はちょうど数字板を見ながら、スイーツ(笑)の代表、いちごショートさんを食っていたので、思わず画面にクリームその他を吹きつける。
見ていたスレは△本気で萎えた!あの言葉、あのシチュエーション△だったが、閲覧する際の注意は予想もしない所から来るものだな、同朋たちよ。
取り合えず落ち着け、あ☆た☆し。
「な、なんでまた。あ、あんた。」
落ち着いてないよ私www。
弟は確かに私の趣味を知っているが、そんな深いところまで気にしてくれていたことは無かった。
ギャル男だと安心していたが、なんでまた、そんな斜め下急降下する様なことを聞いてくるさ弟よ。
「?、ん〜・・・それがよ〜・・・。」
587 :
2/2:2008/02/28(木) 11:19:42 ID:KKXDFILC0
こう言う話最近よく見るよね。
えー、弟曰く。
弟の小学校時代からの親友がヲタ君なんだけど、このヲタ君の家にこの間遊びに行ったとき、
お茶の用意と部屋で待っている間、PCが開いていたんだと。
そのPCで開いているHPが、我々のオアシスなサイトや腐男子のたまり場のようなHPだったらしい。
で、それをちらちら見ていると、ヲタ君が帰ってきて、物凄い勢いでPCを閉じられたと。
「で、『見た?』て青冷めて聞いてくるからよ、なんかヤツ的に見られたらやばいもんだと思ってさ、
俺もKYじゃねーし。咄嗟にパソコンの方の窓指して『UFOが!!』とか言って誤魔化したけどよ。」
wwwブハァwww流石わが弟wwwなんてバカスな誤魔化しっぷりwww。
「で?なんでそれでそう言う事が知りたいと?」
私はあらあら、まあまあと思いながら聞いてやる。
「いやさ、別にあいつのヲタク趣味とか、俺、気にしてないじゃん?で、
なんで今さら隠すのかな?って。」
弟は思い出して、納得いかない、という顔をして腕を組んだ。
ぉいぉい、それは人として、お日様の下に晒せない趣味だからだよぅ・・・。
なんて事実は言わないけどwww一応姉らしく答えとく。
「まあまあ、人には知られたくない事が一つや二つあるさ。あんただってあるでしょう?」
そう言うと、弟は眉根を寄せて少し考えて一言。
「・・・別に、俺はあいつに知られて困ること、一つもねーのに・・・。」
wwwうぇぇぇぇ??!!1!!??www。
拗ねたように言う弟に、思わずフラグktkr!?
あ、でも、腐男子=ホモとは限らないのよこのね現実は。
>>586 弟可愛いよ弟(*´Д`)=з
姐さん乙です!
弟かわいいな弟
教えてやりたいような、オタ男子に直接聞いてほしいような(*´Д`)ハァハァ
ほ
ほしゅ
ついでにオタク男子←普通男子
「じゃーんっ!DS買った!」
「良かったな」
「これで俺もお前とゲーム話できるなっ。なんかオススメのソフト貸してよ」
「悪い、俺DS持ってない」
「へ」
「そもそも俺がやるのってエロゲだし。それにパソコンでしかやらないし」
「じゃっ、じゃあオススメのエロゲ貸して!パソコンならうちにもあるし」
「凌辱系、鬱ゲー、調教系、ハードSM(スカ有り)、どれが良い?」
「どれもやだ……(´;ω;`)」
>591
てら萌えた 乙!
萌え過ぎて困るw
オタクでコンビニ店員とかすごい好きだ。攻めになるであろう男と「どもー」とか会話しちゃうような人が好きだ。
「いつもの常連さん来ないなぁ」って心配してて久しぶりに会ったとき「あ!元気でよかった!」とか言っちゃう子が好きだ。
でも自分で書くと暗くなるから書けない…。orz
>>596 その設定萌える!
大丈夫、暗いのも好きだから私に生きがいをください。
598 :
風と木の名無しさん:2008/03/10(月) 13:36:50 ID:XzPNa8z1O
保守age
599 :
風と木の名無しさん:2008/03/10(月) 15:36:23 ID:zdre6PYc0
美容師まだ?
携帯からですみません…。こんなのはアリでしょうか?
黒髪眼鏡ガリオタが受けだとごはん10杯かっ込めます。
「うわあ…、調教、近親相姦、幼女…。おれの知らない世界だ」
「だああああああああっ!!!!」
「うわっ、びっくりしたあ」
「びっくりしたじゃない、なにしてんだよ!」
「なにって、受けはベッドの下にえろほんと隠してないのかと思って」
「もうばか!お前ばか!あああ出すな片付けろ!」
「なー、アニメとかの絵じゃないやつはねえの?」
「…ない」
「……………」
「いまちょっと引いただろ」
「いやいや、なんていうかね。受けはこういうので興奮するんだと思ったらね」
「…ち、がう」
「違わないだろー。こういうのみて、勃ててるんだ」
「うるさいっ」
「ね、ひとりで、どんなふうにしてんの?」
この後は、じわじわと言葉攻めしながら突入してください。
>>600 黒髪眼鏡ガリオタにクールが含まれるとたくあん一本いける
「ね、ひとりで、どんなふうにしてんの?」
「うーん…よし、見せてやるから準備手伝え」
「うぇw見せてくれんの!?つか準備って…」
「俺は今からPCで適当なアニ画さらってくるからお前BGM選んでおいて」
「BGM・・・」
「どれでもいいけど初代○○キュアOPか舞○第二期OPなんかは王道だよな。懐古主義じゃないけどあれはネ申だった…」
「……」
「……」
反撃スレいってきます
>>600に萌えたから続きを捏造してみた
「ね、ひとりで、どんなふうにしてんの?」
「なっ……!んなの、言えるわけないだろ!」
「言わなくて良いよ。見せてくれれば」
「尚更できるかっ!大体他人のオナニーなんか見て何が楽しいんだ」
「受けのオナニーだから興味あるんだよ」
「は?……うわっ、ちょ、触るなっ……!」
「いつも、アニメのキャラにこういう風にされるのとか想像すんの?」
「……っ!」
「やっぱそうなんだwもう半勃ちだね。続き、自分でして見せてよ」
勝手にすみませんでしたorz
素晴らしすぎる!
GJ
あえぎ声は「オ、オゥフ」でよろしく
ワラタ
「感じる?」
「オ、オゥフ」
「……何それ」
「オゥフ」
「…………」
「萎えたか?」
「別に」
「ひぁ……っ」
「何だ、かわいい声も出せるんじゃん」
「や、やめっ、そこは……!ひゃあっ……!」
すまんかった
>>607 可愛いよオタク可愛いよ(*´Д`)ハァハァ
ほしゅ
ところでVIPPERな攻め×VIPPFRな受けってのはアリでしょうか?
VIPPERな受けは新参だとたまらんな
>610
わっふるわっふる!!
あるスレですごく萌えたレスがあったんだけど、
それをSS化するのは問題ありそうでしょうか。
内容はオタク男子×オタク男子に入ると思うのですが。
>>614 わっふるわっふる!!
わっふるわっふる!!
亀だけど530だけど581ありがとう!!
まさかここまで補完してもらえるとは…
618 :
614:2008/03/24(月) 20:40:29 ID:+z4nbroP0
>>615>>616それでは、お言葉に甘えて投下します。
元ネタは同人板、修羅場中の珍事スレより。
以下のレスにかなりの妄想を加えてSS化しました。
72 :ちん:2008/02/29(金) 10:41:54 ID:y5X/N+w60
ちょっと聞きたいんだけどさ。
この前の週末、相方にアシに来てもらったんだ。
相方に「メシ作ってる間に仮眠しろ」っていわれて一時間くらい寝てたんだよ。
そしたら俺、うなされて泣いてたみたいなのね。
起きたら相方が俺の顔にさわってて、指で涙をぬぐってた。
「大丈夫だよ」って抱きしめられて、そのままメシ食ってふつうに作業に戻ったんだけど
日常に戻ってみたら、そのときの記憶が今さら甦ってきた。
俺、男。相方も男。
これって何かおかしくね?
変なフラグ立ってね?
イベントを間近に控え、俺は連日連夜原稿と格闘していた。
いつもならこうやって何日か徹夜すれば原稿は完成するのだが、
今回は最初のネタから詰まってしまったため、どう頑張っても間に合わない気がする。
そこで、俺は昔個人誌を作っていたことのある親友に電話で泣き付いてアシを依頼した。
急ではあったが、親友の水野は依頼を快く引き受けてくれた。
ただ、今は大学も長期休暇中だがバイトが入っているということで、
バイトの終わる夕方から来てくれるという。
水野が約束してくれただけでも心強くなって、
俺は徹夜続きで辛かったがより気合を入れて原稿に励んだ。
そして、午後5時。
水野はスーパーの袋を片手に俺の部屋に来た。
荷物を片付けている水野の後ろで、俺は袋の中を覗いてみる。
鍋の材料とお菓子と栄養ドリンクが入っていた。
一人暮らしの上、原稿に追われてこのところ碌な食事をしていなかった俺は、
鍋の材料を見ただけでもう鍋を目の前にした気になって、つい生のネギに噛り付こうとした。
そうしたら、振り返った水野が驚いて俺からネギを奪い取った。
「ちょっと待て!木村、お前ちょっとおかしくなってるぞ。一体何日寝てないんだ?」
「んー…何日だろ?原稿しながらちょっと寝たりもしたから…えっと…」
「もういい。メシができたら起こすから仮眠して来い、今すぐ」
水野に急かされて、俺は数日ぶりにベッドに入った。あぁ、やっぱり布団はいいな。
布団に包まり、料理の物音を聞きながら、俺はひどく安らかな気分で眠りに落ちていった。
だけど、夢見は最悪だった。
夢の中で、俺は小学生に戻っていて体育倉庫に閉じ込められていた。
これは大昔の実体験。
大人しい性格だったせいか、小学生の頃の俺はイジメの標的で、
こうして何度か閉じ込められたり仲間外れにされたりしたものだ。
真っ暗で怖くて寂しくて迎えを待つのだけれど、いつだって誰も来てはくれない。
そのうち俺は堪えきれなくなって泣きだしてしまう。
途端に、どこかで様子を窺っていたいじめっ子が出てきて、囃し立てるのだ――。
しかし、目覚めて真っ先に見たのは嘲笑ういじめっ子たちではなかった。
心配そうな表情の水野が俺の顔を覗き込んで、濡れた頬に触れていた。
どうやら俺は泣いていたらしい。
「水野…あの、俺…」
言い訳しようと身体を起こすと、いきなり抱きしめられた。
「大丈夫…大丈夫だよ」
そんな言葉と共に水野はゆっくりと背中を撫でる。
俺は何だかほっとして小さく頷き、抱きつき返す。
もう怖いことはないんだ。だって、水野が助けに来てくれたんだから。
まだ半分寝ぼけたまま、俺はそんなことを思った気がする。
その後は特にどうということもなく、普通にメシを食い、水野と共に原稿を続けた。
原稿は間に合い、イベントにも無事出すことが出来たのだった。
だけど、イベントも終わって落ち着いた頃になって、
俺はそのときのことを思い出し違和感を覚えた。
水野も俺も男同士なのに、これって何だかおかしくないだろうか。
621 :
614:2008/03/24(月) 20:54:20 ID:+z4nbroP0
名前がないと不便なので、レス主→木村、親友→水野と
勝手に名前をつけてお送りしました。
それでは、長文失礼しました。
>>621 GJ!
木村可愛いよ木村
できれば、その後も読みたいです…
>>621 わっふるわっふる####!!!わっふる!!
続き続き!!お願いします神様!!プリーズ!!
621です。お言葉に甘えて続きを投下します。
先日の一件は変なフラグなんじゃないだろうか。
もし水野がどうしてもと言ったら、俺は拒否できるだろうか。
…拒否できなかった場合、俺が 下 なんだろうか。
考え始めたら思考がどんどん深みに嵌っていく。
こんな状態じゃ、水野と顔を合わせることができない。
思い余った俺は、いっそ吐き出せば気も晴れるかと
2ちゃんのスレに先日の一件を書き込んだ。
ついたレスは、「考えすぎ」とか「手のかかる弟みたいと思ったんだろ」とか、
俺の懸念を否定する内容ばかり。
(「キスすれば分かるよ」なんてレスもあったが、それは明らかにネタだ)
手のかかる弟――確かに水野はそう思ったのかもしれない。
何かと俺はあいつに泣き付いているし、あいつは長男で面倒見いいし。
少しすっきりした気分で結論を出して、水野に「会いに行く」とメールをした。
というのも、俺は修羅場直前にあるギャルゲーを買って放置していたのだが、
原稿を手伝いに来た水野が後で貸してほしいと言ったのを思い出したからだ。
けれど、水野の返信は「来ないでほしい」という内容だった。
俺はぎくりとして、返信に続きがあることに気付いて読み進める。
昨日バイトから帰ったら、熱があった。38度くらい。
今日は一日寝てたけど、まだ熱が引かない。
もしインフルエンザだったら伝染るといけないから、
また今度にしよう。
「…ちょっと待てよ」
携帯の画面に向かって、思わず低く呟いた。
熱がある割にはひどく冷静に綴られた文面に、何だか腹が立ってくる。
俺も水野も一人暮らしで、病気で当てにするには実家は遠い。
今日一日寝ていた癖に、「伝染るといけないから」って俺を頼ってくれないのか。
こっちは何度も何度も頼っているのに――。
そう思ったら居ても立ってもいられなくて、携帯と財布だけ掴んで部屋を飛び出していた。
水野のアパートは、俺の部屋から15分ほど離れたところにある。
夕暮れ時で薄暗くなった道を走ってそこへ向かった。
アパートの階段を駆け上がり、2階にある水野の部屋の前に立つ。
そこで俺ははたと我に帰った。
いきなり押し掛けては、逆に迷惑ではないのか、と。
携帯に電話すべきか、チャイムを鳴らすべきか、むしろ帰るべきか。
ドアの前で10分くらい迷っていると、突然、ドアが開いた。
「っわ……木村…?」
中から出てきた厚着にマスク姿の水野が、目を丸くする。
「お前、熱あるのにどこ行くんだ」
「いや、何か食べないと不味いなーと思ったんだけど、食べ物なくて」
「何で俺に言わないんだよ。辛いなら看病するのに」
俺は買い物には代わりに行くから寝てろ、と水野を部屋に押し戻し
近所のスーパーへ走った。
スーパーから戻ると水野は眠っているようだった。なので、勝手にキッチンを借りる。
冷めてはいけないので買ってきたレトルトの粥を温める準備だけして様子を見に行くと、
水野は目を開けていた。
「伝染るから来るなって言ったのに。ごめんな、色々してもらって」
「この前といい俺はお前に甘えてばかりだ。借りしか作らせてくれないのか」
すると水野はごめんと力無く笑った。
「俺、鬱陶しいだろ。木村なんかうちの弟みたいで、つい構いすぎて。
この間のあれだって本当は気持ち悪かっただろ」
「あのな、そう思ったら見舞いなんか来ないだろ、常識的に考えて」
弟みたい。2ちゃんのレス通りの内容に、安心するより何故か――寂しくなった。
けれど病人に絡むわけにいかず、黙って水野を寝かそうと肩に手を掛ける。
そうしたら、間近で目が合った。いつも落ち着いている水野は今はひどく不安そうで。
俺は反射的に目の前の身体を抱き締めたていた。
「大丈夫…嫌ったりなんかしない、絶対に」
自分がこの間されたように背を撫でれば、すっと強張った水野の身体から力が抜けていった。
その後に俺たちはレトルトの粥と有り合わせのものとで夕飯を食べた。
食事中、水野はこの間のことで俺に引かれているかもと気にしていたのだと照れ笑った。
「別に。だってあれ結構気持ちいいし」
「いや、確かにすごくほっとするけど。木村、それ問題発言」
「分かってるよ。つーか、本当はしばらく変なフラグかもって悩んだし。
でも、弟みたいって言われたら何かつまんない気がした」
そう言うと水野はギョっとしたようだった。
だけど、ここで言わずにいたらこの先もフラグがどうと気にしそうで、
俺は正直に自分の思ったことを口に出した。
今なら、そして水野ならこの続きを言っても怒らない気がする。
「といわけで、うだうだ考えるより早く頭の整理ができそうだから、
お前にキスしてみてもいいか」
「えっ…でも、俺、今風邪引いてるから伝染る」
つっこみ所はそこではないのだが。
「もし水野が嫌だって言うなら諦める。でも、嫌じゃないなら
伝染ってもいいから今したい。そうじゃないと次はきっと勇気が出なくなる」
すると、水野は「しょうがないな」と苦笑した。
「悔しいけど、俺、木村の頼みとかは何か聞いてやりたくなるんだよな。
うちの弟の我がままを放っておけないのと一緒でさ」
「弟と一緒にするなよな」
それから、俺たちはぎこちなく唇を触れ合わせた。
どちらがするというのでなく、互いに同じ距離だけ顔を近づけて。
舌を入れない、殆ど触れ合わせるだけの口付けだったけれど、
水野の唇は微かにレトルトの梅粥の味がしたような気がする。
互いに戸惑っていた割りには口付けると離れがたくて、
後で気が付けば俺たちは思いの外長くそうしていたのだった。
修羅場中の珍事スレから妄想した話はこれでおしまいです。
続きをと言ってもらえたので書いてみましたが、
スレの趣旨のオタク分が少ない長文でgdgdと失礼しました。
>>629 GJ!!リアルきたわー!
なんか初恋みたいでドキドキしました。
>>629 続きありがとう! なんかかわえぇ…ぎこちなさ&思わぬ大胆さがいいよ〜!
691 珍事 [sage] 2008/03/29(土) 01:07:31 ID:J2GuZ3950
大学のオタサークルに入ってて修羅場の総仕上げを部室でやってた。
原稿が完成してガッツポーズで超絶な達成感を味わっていると
先輩が差し入れもってやってきた。
ガッツポーズをしている俺を見て「おー、終わったの?お疲れー。」
と笑顔でねぎらってくれた先輩を見て、なんかもういてもたってもいられなくて
テンションもMAXで
「ハイ!原稿終わりました!(先輩を思いっきり抱きしめて)大好きです!!!」
と何の前振りも無いまま勢いあまって告白までしてしまった。
「んあ!?げ、原稿が?原稿が好きなの?」と慌てる先輩に
「はい!原稿が好きで先輩が大好きです!!!」とはっきり言う俺。
ここでハッとする俺。俺の顔の下0cmに秘かに想っていた先輩がいて
しかも告白してしまった。何この状況。みるみる下がるテンション。
「え、あ、あ…」としどろもどろになりながら荷物かたづけて
「すんませんでしたーーー!!!」と謝って先輩を置いてダッシュで家に帰ってしまったorz
これが今日の午前中の出来事。
3徹だったもんだから家に着いたらそのまま寝てしまい、さっき起きたら先輩から
メールが来てた。
とりあえず明日、会う約束をした。
謝ってから改めてちゃんと告白しようとおもう。
修羅場は怖いな。とても線の細い人なのに力いっぱい抱きしめてしまった。
―――
先輩も男だと脳内変換しとく
>>633線の細い人なのに〜辺りまで素で先輩が女と気付かなかったorz
投下されたSSにあったけど、同人やってるオタク男子がうっかり自分の好きな相手に似た
キャラを原稿で描いてしまうというシチュが可愛くて好きだ。想いがだだ漏れな感じで。
保守がてら輝きから
―――
818 修羅場 sage New! 2008/04/01(火) 08:20:04 ID:Wo/UmzCHO
紫キャベツ液か
懐かしいな
酸と反応して緑になるんだっけ?
これだけでは(ry
修羅場明け、メールを確認したら受信Boxが、友達からのメールで埋まっていた
自分は常にマナーモードにしてるので、集中してるときに鳴ってても全く気付かないんだが、さすがに履歴200近く全部埋まってるのはおかしい
何事かとメール開いてみたら、
「大丈夫なのか?」「飯作りに行こうか?」とかから始まり、普通の内容から徐々に切羽詰まっていく過程が
「修羅場だから、そんなこと考えるんだろ」「だが断る!」
笑いで終わらせようとして失敗した感じのお断り&諭すメールが、
「正気に戻ってくれ」
と懇願に変わり、最後には
「そこまで俺のことを…わかった」
で終わってた
一体何がわかったんだろう?
目の前には薔薇の花束があるわけだが
うん…何もなかったよな?
大分混乱してるから、ちょっと現実逃避させてくれ
―――
(*´Д`)
653 名前:かみこれ 投稿日:2008/03/29(土) 23:49:27 IP9GvDA50
吐き出し神コレ
隠れオタで通してるので、もっぱらネットで萌えを補充する日々に現れた神。
神も隠れオタらしく、blogに日々の萌え心を隠す苦労を綴ったりして民草共感。
そんな神は虹創作の文神で、凄く「読ませる」文を書く。
心理描写が秀逸で、特に友情と恋愛感情の狭間の揺れ動きなんか民草登場人物と
一緒にハラハラドキドキしてしまった。
そんな神の日記blogを読むと、神も実際に今そんな感じらしい。
親友だったのに最近どうも気になるとか、そんな切ない日々を過ごしてる神。
親友がこうしてくれた、嬉しかった!とか、親友と遊んだけど態度に出ない様に必死で
辛いとか書いてあって、そんな切ない神の心を民草ディスプレイの向こうから密やかに応援してた。
神の近所の写メが自分の親友の近所で、神も近所なのかと民草ドキドキした。
神の飼ってる犬が自分の親友の犬と同じでなごんだ。
神の今のメインジャンルは、その親友に進められてハマったと書いてあった。
そうえいば自分の親友にも同じの進めたなと思った。
神が親友から誕生日プレゼントを貰った!宝物にする!とUPされたペンダントトップが
どう見ても民草が自分の親友にプレゼントした、手作りのレザーストラップですありがとうございました。
どうしようか必死にパニックになりつつ心の整理をする民草←今ここ
せめてお前か俺が異性だったら迷ってなかったんだろうなぁとかあああもうもうもう違う違う違う
日記を見て神が苦しんでるのを知ってます。でも俺も苦しいです。
ああああああああああああああああああくぁwせdrftgyふじこlp;@:「」「1!!1!
654 名前:かみこれ 投稿日:2008/03/29(土) 23:50:52 IP9GvDA50
なんでペンダントトップになってるんだよストラップだよ
ペンダントトップはその前に俺が貰った奴だよあああああああもうだめだ
―――
同じ人物かと
保守がてらSS投下します。
午後4時半。自サイトの更新を終えた俺は、夕飯の用意をしようと立ち上がった。
大学入学と同時に一人暮らしを始めて早3年。当初は失敗ばかりだった料理も
それなりに上達した。余裕があればちょっとしたものを作れるようになっている。
さて何を作ろうかと考えながらキッチンに立つと、インターホンが鳴った。
玄関へ出と、同じ大学の佐藤が表に立っていた。
「…何の用だよ」
「遊びに来た。ついでに、実家から宅急便来たんでおすそ分け持ってきた」
にっこり笑う佐藤の手には白いビニール袋が提げられている。ごつごつとした膨らみは
ジャガイモか何かか?というか、こいつ、メシ作る時間帯狙ってきたんじゃないだろうか。
佐藤は未だに料理が駄目で、実家から送られてくる野菜の料理しきれない分は
おすそ分けに来るのがここ半年ほどのパターンだった(そして、ここで食べて帰る)。
今回も俺が渋い顔をするのを意に介さず、佐藤は勝手に部屋へ上がった。
その後について俺も中へ戻り、再びキッチンに向かう。袋の中に詰まっていたじゃがいもと
タマネギを検分していると、リビングにいる佐藤が声をかけて来た。
「黒田くーん、俺、肉じゃが希望」
「やっぱりメシ目当てか。今すぐ帰れ!」
「だが断る。一人でインスタントより、お前とお前の作ったメシがいい」
「偉そうにメシをたかるな!…取りあえず、皮むきだけは手伝えよ。
あと、牛肉あんまりないからダシ程度にしか入れられないぞ」
結局折れたのは俺の方だった。
じゃがいもとタマネギの皮むきだけ佐藤にさせ(それ以上手伝わせると悲惨なことになる)、
その後を俺が引き受ける。肉じゃがを火にかけつつ味噌汁の具を切っていると、
間続きのリビングから佐藤が話しかけてきた。
「いつも思うけど、こういう、料理作ってもらうのって何かいいよな。
何か新婚さんみたいでさ」
「お前はまだ冬なのに頭腐り始めてるな」
「正しい意味で腐ってるのは俺じゃなくて黒田。あ、パソコン触ってもいい?」
「…いいけど」
佐藤の言うとおり俺は一般に言う腐男子だった。
一言で腐男子といっても、BLだけでなく男女や百合にも萌える。
その萌えを反映して自サイトの文章はCPがカオスになっていた。
佐藤もオタクだし、俺の嗜好のこともサイトのことも知っているし、
他に周囲にオタクはいないから、一番気兼ねなく接することができるのはこいつだった。
肉じゃがと味噌汁が出来上がったところでリビングに行くと、
佐藤はPCで更新したての俺のサイトを見ているところだった。
目の前で自サイトを見られるのは初めてではないが、毎回緊張してしまう。
それでも俺はそんな素振りは見せずに「出来たからメシにしよう」と言い、
さっさとキッチンに戻って皿を出し始める。
オタクはオタクでもあまり接点のない俺たちが
こういう遠慮のない(親しいとは言いたくない)関係になったのは、昨年の春のことだ。
佐藤がオタクなのは、大学1年の頃に知った。本人が隠そうともしなかったからだ。
それでも顔が良くて明るい性格なので、周囲が引くことはなかった。
「ちょっと変わってるけど、面白い」というのが周囲の佐藤への評価だった。
俺もオタクだけど佐藤みたいに明るくはなくて、おまけに腐男子だったから、
クラスメートの前で公言すればドン引きは目に見えていて出来なかった。
そもそも、オタクっていうのは隠れてやるべきじゃないだろうか。
俺は佐藤を軽蔑しながらも、きっぱりした態度がやはり羨ましく妬ましく、
傍にいれば色々と劣等感を煽られるのでそれとなく距離を置いていた。
けれど、昨年の春、俺のそれまでの配慮を台無しにする出来事が起こったのだった。
滅多に参加しないところを押し切られ、顔を出した新歓コンパ。
そこで近くに居たのが佐藤だった。
俺は少し酔って気が緩んでいたのだろう、佐藤が振ったオタな話題に乗ってしまった。
勿論、腐男子であることは明かさないようにしたけれど。
そこで意気投合して更に飲んで、酔ったままアパートが近いからと一緒に帰った。
しかし、別れ際でも話が盛り上がって、もう少し話をしようということで
俺は迂闊にも佐藤を部屋に入れてしまった。
お茶でも出そうと俺がキッチンに立ち戻ってくると、佐藤はテーブルをじっと見ていた。
正確に言えば、その上にある俺が仕舞い忘れた 1 8 禁 B L の同人誌を。
「…黒田、こういうのが趣味なんだ」
「……」
佐藤はこちらを見ながら、ぱらぱらとページをめくる。
あまりのことに俺は絶句した。リアルで(゚Д゚)な顔になっていたと思う。
持っていた湯のみを落とさず、取りあえず本棚に置けた自分は賞賛されるべきだ
あれは酔って頭がどうかしていたのだ、本当に。
「…っていうか…こういうので抜いたりするんだ?」
「なっ…別に、そんなことは…本当だって!」
個人差はあるだろうが、俺は腐男子といってもBLのエロに性欲を覚えないし、
男が好きなわけじゃない。18禁同人誌にしても好きなサークルだから買っただけで、
エロ本の代用にするなど思いも寄らない。
俺は慌てて否定したが、佐藤は取り合わなかった。
「そんな慌てなくってもいいって。俺だってエロゲーで抜くし。
でも、黒田は頭良さそうでクールでそういう印象ないし、
こういう趣味なのも知らなかったから意外だ」
「公言することじゃないんだ、当たり前だろ。それと、俺のイメージ間違いすぎ」
「でもクールだろ、黒田あんまり他人に打ち解けないし…何か近寄り難い感じ」
そう言いながら、佐藤が近づいてくる。狭い部屋のこと、すぐに傍に来られてしまう。
といって、逃げ出すのは女の子みたいで抵抗があり、俺はその場に突っ立っていた。
傍に来た佐藤は俺の腕を掴んだ。
「なぁ…あの本で抜くとこ見せてよ。性欲なんてありませんって顔してる
黒田がどうやるのか見てみたい」
「なっ…頭冷やせよ、佐藤…ちょっと酔いすぎ」
「酔ってないって」
酔っ払いの典型のようなことを言いながら、佐藤は離れようとする俺を
閉じ込めるように抱きすくめた。
近所迷惑になるので大っぴらな抵抗もできないで困っていると、
温かな呼気が首筋に触れてくすぐったさに身体が震える。
佐藤は左腕はそのまま、右手を下に伸ばしてジーンズの上から俺の股間に触れた。
押し留める間すらなく、手でそこを揉むように刺激される。他人にされたのは
初めてのことで、執拗に刺激されると意思とは関係なく身体が勝手に反応する。
俺は悔しくなって、佐藤の股間に手を伸ばした。同じことをされれば佐藤も
“あいつは実はガチだ”とか仮に中傷の噂を流そうにも流し難いと思ったのだ。
股間に触れると佐藤はびくりと身体を揺らしたが、拒絶はしなかった。
代わりに、俺のジーンズのジッパーを下げて下着から勃ち上がった俺のものを取り出す。
追いかけるように俺も佐藤のものを取り出した。まだ殆ど触れていないにも関わらず、
佐藤のそれは芯を持ち始めている。その意味を、俺は深く考えないことにした。
立ったまま互いのものを手で擦り合っていると、足に力が入らなくなってきて
俺は佐藤に体重を預ける。
「…立ってるの…辛い…?」息の乱れた声で尋ねる佐藤に、
「っ…んっ…ああ…」喘ぎを抑えながら頷く。
すると、佐藤は俺の身体を支えながら、床に腰を下ろした。
そのまま、俺をやんわりと床に倒す。まさか 挿 れ る 気か。
挿れたら痛いであろうことは容易に想像でき、俺はギクリと身を竦めた。
「大丈夫…っ、ヤらないって…」
俺が怯んだのを見て苦笑しながら、佐藤は俺に覆いかぶさって
互いのものを触れ合わせ、まとめて扱き始める。どちらのものとも知れない先走りが
ぽたぽたと腹の上に落ちてきて衣服を汚したけれど、そのときは気にする余裕はなかった。
ただ必死で佐藤にしがみ付いた。
「…っ…佐藤っ……」
「イきそう…?俺も…」
佐藤はいっそ痛むのではないかと思うほど荒々しく、2人分のものを扱いた。
と、快楽が頂点に達して勃ち上がったものの先端から白濁が溢れる。同様に達した佐藤も、
脱力して俺の隣にごろりと寝転がった。
少しして余韻が冷めてくると急に先程の出来事が恥ずかしく腹立たしくなって来る。
俺はすぐ隣にの佐藤を睨みつけた。
「一体俺がお前に何をした。あんなことまでして俺を馬鹿にしたいのか!?」
「――ごめん。黒田今日は結構打ち解けてくれただろ。さっきももっと黒田のこと知りたい、
色んな顔を見たいって思ったら、何か止まらなくて」
「……」
過去の俺の態度も一因になったということか。確かに俺の避け方も過剰だったかも。
不快な経験だか強姦までされたわけではないのだし…。
俺は起き上がって、今回の事は水に流そうと提案しかけた。
が、そのとき佐藤が「あっ」と声を上げた。
「何だよ」
「俺さ、黒髪眼鏡で大人しい子萌えなんだけど」
「…それで?」
「そう言えば、黒田ってそういう系だよなと思った」
次の瞬間俺は近所迷惑も忘れて罵詈雑言を吐き、本性を知られることになるのだった。
(しかし、あれ以降よく付き合いが続いたな)
向かい合って座り夕飯を食べながらしみじみと思う。
あの出来事の後、佐藤はやけに俺に構うようになった。
腐男子なのを馬鹿にするでもなく、純粋にオタ友達が見つかって嬉しいというように
それは楽しそうに話しかけてくるようになったのだ。俺が多少冷たく接しても諦めず、
オタバレするのが嫌だと言えばその意思を尊重してくれた。
そうするうちに、俺は佐藤が一番心を許せる相手と思うようになっていた。
何だか流されたようで悔しいけど。
「美味いよ」
佐藤が顔を上げて唐突に言う。唐突すぎて、俺は何のことか分からない。
「え?」
「黒田の作った肉じゃが。っていうか、味が気になったから
俺の顔見てたんじゃないの?」
「え、あ、あぁ…」そうじゃないけど曖昧に頷く。
「…あ、そういえば、最近サイト見て思うんだけど、黒田、前と文章変えた?
前よりさ、恋愛ものが多くなったし恋愛感情の描写が丁寧になった気がするんだけど」
「気のせいだろ」
俺は素っ気なく言いながら、手元に視線を落とし食事に集中する…ふりをした。
「そうかなぁ。更新記録見たら、去年の夏頃から変わってきた気がするんだけど」
「だから気のせいだって」
「夏頃っていったら、俺たちがちゃんとそういう関係になった頃だろ。
黒田君が多少なりとも俺のことが好きで、その気持ちが表れてるのかなぁと
…そうでも思わないと不安になる。今まで一度も好きとか言ってくれたことないし」
「そもそも俺たちは男同士なんだ、恋愛とかあり得ないだろ」
言い切ると、佐藤は珍しく傷ついたような顔をした。
自分が悪いわけでもないのに、罪悪感を覚える。俺はため息を吐いた。
「けどな、俺が腐男子だって明かしたのも、サイト見せたのも、お前だけだ。
メシたかられて毎回作ってやるのも、男にエロいことされて許せるのも、
お前だからだ。以上」
一息に言い終えて気がつくと、佐藤は目を丸くしたまま固まっていた。
テーブルの上の皿は空になっていたので、俺は放っておいて後片付けを始める。
重ねた皿を運ぼうと立つと、背後で硬直から立ち直った佐藤が「黒田」と呼んだ。
振り返ると、やけに嬉しそうな顔をしながら高らかに言う。
「俺も、お前が好きだ」
恥ずかしい奴。
というか、俺はあくまで好きとは言ってないってば。
>>540みたいな話にしようと思ったら全然別物になってしまったorz
長々とスレお借りしました。
うわあああああ姐さんおつかれさまー!!
よかったですー!!
>>644 GJJJJ!!姐さん愛してます!!
なにこれ、すごい萌えた。
オタ男子の自然な流され具合がなんとも言えない!!
ありがとーこれで生きられるwwwまたお願いします!
すばらしく萌えた…!!!!
求めていたオタク男子CPがここにww
姐さんおつかれさまでした!
萌え殺されるかと思いましたよ!
最高です!!
姐さん超GJ!
これだけで生きていける!
うわあなにこれすっげ萌えた!!!
黒田も佐藤も可愛すぎる
今ものすごく満たされてます…はあ幸せ
ありがとうございました
2徹夜続きの眠気覚ましに風呂入る前にここ覗いて良かった!
保守
このスレが大好きだああああああ!!!
俺と兄貴は外見は全く似ていない。それでも、他人は俺たちを兄弟だと知ると「ああなるほどね」と納得した。
俺と兄貴は、性質がよく似ていた。だから、仲がよかった。
小学校、中学校、高校と友達がいなかった。兄貴も同じだった。俺は大学に行ったが、兄貴は大学に行かず、地元から離れた工場に就職し寮住まいになった。
俺は大学進学と同時にボロアパートに一人暮らしをはじめた。友達もいなく、バイトと最低限の買い物しかまともに外出しない日々を送っている、駄目な学生生活だ。
時々、無性に寂しくなる。眼鏡がよく見えないと思ったら、無意識のうちに泣いていたときもある。
寂しくて悲しくて堪らなくなると、俺は兄貴に電話をした。兄貴は大抵、俺の電話に出た。留守電になっても必ずかけなおしてくれた。
携帯電話を握り締め、布団を被りながら、俺は兄貴の声を聞き、兄貴の姿を思い描く。細くて、食事だってまともに摂れないときもある俺と同じ弱い人間。それでもちゃんと仕事をして生きている男。
「あにき」
「うん」
俺の涙声を追求しない兄貴だから、俺は弱い部分をさらけ出すことが出来た。
「辛い、生きるの、辛いんだ」
「うん」
兄貴のかすかな呼吸音が心臓を締め付ける。兄貴だって、辛いんだ。それでも生きているんだ。そう思うと苦しいのに、安心するのはなんでなんだろう。
兄貴の夢は漫画家になることだった。その夢は諦めたんだと思う。だけど、まだ絵を描くことは止められなくて、多分、漫画を描いている。見せてもらったことはないけれど、なんとなく知ることが出来た。
会話の端々から俺は兄貴の情報を得る。そうして、距離があることを忘れようとしている。
俺の携帯電話の発信履歴も着信履歴も、バイト先と兄貴で大体埋まっていた。
兄貴がいればいい、なんて口にはしない。でも、俺は本当はそう思っている。
兄貴さえいれば、俺は生きていけると。
俺は兄貴みたいに絵がうまくないからずっと小説を書いていた。それも兄貴の影響があったからだった。兄貴だけが俺を肯定した。兄貴だけが俺を信じてくれた。
だから、俺はこんな重度のブラコンになってしまった。
「辛い」
桜が咲き誇るなか、俺は兄貴にそう言った。いつもは「うん」と言うだけの兄貴が「暮らそうか、一緒に…」と言った。
その声が低く掠れて、俺よりも何倍も疲れているような気がして、俺はますます泣いた。
ごめんなさいと謝り続ける俺に、兄貴も「ごめん、泣かすつもりじゃなかったんだ」と言った。その声は最終的に、嗚咽になった。
桜が散る頃、呼び鈴がなった。どうせ新聞の勧誘だと思って無視し、小説を書いていた。でも携帯が鳴り、兄貴からだと知ったとき、俺は電話に出ないで真っ先に玄関のドアを開けた。
そこには携帯を持った兄貴が驚いた顔で立ち尽くしていた。
俺がかけたアニソンが流れる。兄貴が瞬きをした。それから笑った。笑うと、痩せたのがはっきりと解った。
「兄貴、だと、思った」
「うん」
気がつくと頬が濡れていた。アニソンと俺の嗚咽がアパートの廊下に響いた。兄貴が困ったように首を傾げ、それから「部屋に入れてくれませんか、弟殿」と言った。
俺は泣きながら「兄上いらっしゃいませ」と言って招き入れた。
兄貴は俺の万年出しっぱなしのこたつに入って、ここ最近の近況を喋りはじめた。普段、あまり自分のことを喋らない人だから、俺は覚悟を決めた。会社が潰れたか、兄貴がクビになったのかと思っていたのだが、実際は違っていたみたいだった。
「会いに来た。さびしくて、心配で」
「ごめんなさい、あにき」
俺は泣きじゃくった。兄貴の前じゃ、俺は小さな子どもになる。
学校で先生に疑われたよ。隣の席のやつに鉛筆全部折られたよ。消しゴムを捨てられたよ、うわばきがないよ、にいちゃん。そう言って、自分に起きたことをいちいち兄貴に報告して、困らせた。
俺はあのときからちっとも変わっていない。そして、兄貴もちっとも変わっていない。
「うん」と言って、兄貴はいつも聞いてくれた。
自分の小遣いから出して、俺に鉛筆を買ってくれた。学校のゴミ箱から上靴を探してくれた。
「本当に寂しいだけ?心配しただけ?大丈夫?」
手を伸ばすと、兄貴の指先が触れた。汚れて、爪は割れて、乾燥しすぎて白い線が入っている、労働する指先。
「兄ちゃん」
「…確かめたかった」
兄貴の手が俺の手を掴んだ。探るように互いの指を絡ませた。
「ちゃんと、自分が生きているか確かめたかった。漫画描いても、ネット見てても、生きている気がしないんだ。他人事みたいに薄っぺらくてさ、全部…」
兄貴の声が掠れた。
「なんか、苦しくて。お前の声が生で聞きたくて」
「うん」
兄貴が呟いた。
「お前の声が、ここにあって、よかった」
真っ赤な目をして買い物をした俺を、コンビニ店員はどう思ったのだろう。そうふと思ったが、まあいいやと思った。いいんだ、もう。
食い物を詰めた袋を提げて部屋に帰ると、兄貴が俺が書いた小説を読んでいた。顔をあげると「おかえり」と笑った。
「あのさ、久しぶりにお前の読んだよ。…兄弟だからかな、ジャンル一緒だ」
「血なんか繋がってないのにね」
「そうだね」
二人で笑い、並んで座った。春の日差しは温かかった。
「ごめんね」
そう言うと、兄貴が指先で俺の足を突いた。
「そう言うなら、萌えさせろ」
俺は笑った。
二人で、漫画を立ち読みしたことを思い出した。糸電話を作って遊んだこと、その糸電話に兄貴が羊の絵を描いたことを思い出した。
「頑張るよ、兄上様のためならば」
兄貴の笑い声は温かかった。
終わり。
801要素が殆どなくてすみません…。
スレお借りしまして、ありがとうございました。
>>659 おお…!萌えましたぞ!GJ!
ていうかこの二人はどんな関係なんですか
何歳年離れてるんですか
今後はどんな展開なんですか
明日バイトなのに眠れないじゃないですか
はあはあ
>>659 いやいやこれぞ801ですよ!
世界でふたりきり、なんですね。切なくて、でもきっと幸せなんだろうなあ。
662 :
風と木の名無しさん:2008/04/20(日) 10:37:42 ID:rJ0zQAAZO
>>659 よかったです!せつない…この二人幸せになれるといいな
萌えました!
兄弟の絆を感じて感動しながら読んでたんだけど、
最後の方の「ジャンル一緒」で思わず笑いつつ和みました。
もう2人で合同誌を作るといいよ。
なんだこの長文レスは、と読んでいたのですが萌えましたGJ
その後の2人を妄想してしまいました
>>659 GJGJ すごく好きな空気感。
こういう切なげな何か起こりそうな雰囲気がたまらなく好きだ。
で?その新刊いつ発売ですか?
このスレを昨日見つけて、一気に読んでしまったww
姐さん方乙です!
盛大に萌えさせていただきましたw
途中にあった、未完もの全て気になってしまう…
神はもう降臨されないだろうか(´・ω・`)
668 :
風と木の名無しさん:2008/04/22(火) 23:34:45 ID:XqUCyguz0
愛嬌のあるブサメンオタクの話とか読んでみたいな
>>668 受信したので保守ってみる。
俺、大学2年のハタチ。
自分で言うのもなんだけど結構イケメンで背も177あり、
筋肉質ではないがまあまあ。女の子にはそこそこモテる。
でも、今たった一人にぞっこん惚れ込んでる最中なので、
コクられてもごめんなさいしている。正直、勿体ないとは思うが、
出来るだけそいつと居たいからだ。
で、俺の想い人。俺と同じ大学2年でタメ。
顔はこれと言って特徴が無いわけでは無いが、有るわけでもないような・・・。
むむっ、そうだな。お笑い芸人言うなら、
インパルスの二人を足して2で割ったような?いや、
ドランクドラゴンの二人を足して2で割ったような・・・。
うん、その・・・客観的に見て顔で言うならブサメンです。ごめんなさい。
でもな!こいつがそのな!その・・・こんちくしょうめ・・・カワイイんだよ!
最初に気づいた時は流石の俺も戸惑ったぜ。こんなチビデブブサメンで、
更にオタク。あ、チビって言っても俺より10ばかり低いくらいで、
デブって言っても、ぽっちゃかな?程度だぜ。
で、この三重苦どころか四重苦ある男に惚れるなんて…。
俺、どーしちゃったわけ???ってな。
トホホ、でも惚れちゃったもんな仕方ない。
惚れちゃったと言っても、腐っても男同士。告白なんて出来るはずもなく、
出会ってから1年も経っても、未だに良いお友達で居る。
オタク友達では無いが。
で、惚れたはれた以前に、奴との出会いを少し話ししよう。
1年前、俺はほかほかの大学一年生。サークル勧誘が激しい中、
俺は特に最初から決まって無く、どこのサークル入ろうかと、
こっそり歓迎コンパだけ出席してふらふらしていた。
そのサークルコンパの一つで出会ったのが奴だった。
なんのサークルかもう忘れたけど。奴の最初の印象は、
なんでこんなハデ目のサークルに、こんな地味でブサイクが居るんだ?
だった。でも、ちょうど隣に座ったので、なんとなく話してみたら、
どうやら、入るはずのサークルコンパと間違って付いてきてしまったらしい。
まあ、あれだけ駅前で色々なサークルががやがやしていれば、
間違いも出てくるだろう。
「なんのサークルに入る予定だったの?」
回り回ってくる自己紹介をお互い上手くスルーして、俺は話しかけた。
本当、その時はただ隣でなんとなく。
でも、いくら多人数とは言え、俺と同じくらい自己紹介やら隣に居るだろう
先輩らしき人物を上手くかわすので、なかなか、と思ったりもした。
「いやぁ、漫研なんだ。」
奴はちょっと照れながらも、堂々と答えた。それで俺は、なかなか、から、
こいつすげぇかも?と思った。
間違ったとは言え、ハデなサークルの飲み会で、そんな地味で暗い、
オタクなサークルだと、恥ずかしげもなく初対面に言うなんて肝が据わっているな、と。
俺だったら、適当にのらりくらりとかわして言わない。
「漫研って、マンガとかアニメとか、絵描くのか?」
話し途中の次いででそのまま話す。
「そうだね。漫画好きだから。絵も描くの大好きだし。」
そう言ってにっこり笑った顔は、ブサメンとかそう言うの度外視で、
ちょっとドキリっとさせられた。
好きなモノを好きと言う顔に、オタクとかブサイクだとか関係無い。
「君もここ、好きで入ったんだよね?良かったら、どういうところが面白いのか、是非、教えてもらえないかな?」
そう聞いてきたので、俺は戸惑った。
「あ・・・えっと・・・。」
俺が言葉に詰まっていると、奴はぱっと顔を輝かせた。
「そうか、一言で言えないくらい、いっぱい面白いところあるんだね。俺、まず本とか読んで調べてみる。」
そう言ってうんうんと一人頷いた。
「俺には似合わないだろうと思うけど、こう、やってみるとなかなか様になるかもしれない。」
奴は聞きかじったくらいの真似をして、手を動かして見せた。
俺は、奴がそれをちゃんとする様を想像して、思わず笑ってしまった。
「お?変かな〜?変か。でも、漫画描くためには実体験も必要だし。今度教えてよ。」
俺に合わせて、笑いながら言う奴。
俺はそれで、オタクと言っても、地味で暗いだけでは無いのだなっと
認識を改めた。こんなに愛想良くするオタクを今まで知らない。
俺はそれがきっかけで、奴の友達の一人になった。
一人になった、と言うのは、奴の周りには、オタク友達じゃないのも結構居たからだ。
奴はブサイクでオタクだけど、暗いわけじゃ無く、やたら愛嬌があるので、
普通の人は普通に友達になっていた。
俺も最初はそんな一人で、なんとなく楽しく過ごしていたのだが、どう言うわけか、
とある事をきっかけに、ただの友達じゃ物足りなくなってしまった。
それで惚れたはれたで今に至るのだが・・・。いやいや、それはまた、
別の機会に話そうと思う。
そろそろ奴と待ち合わせの時間だしな。じゃ。
あああああ愛嬌ぶさ受けイイー!
笑うと八重歯が見えるとなお良し
668です!
受信していただきありがとうございます!
うわあああ禿げ萌えた!!
明るいブサメンオタクイイヨー
わっふるわっふる!
(*´∀`*)つ[井]
最高に良かったよー!
でも表現が古風だなwぞっこんw
>>672-674 どもです。
>>674 おお、指摘ありがとうございます。リアルから、かれこれ何年も
たってるからなww勉強になるので、またよろしくお願いします。
神はあらわれないかな
>>676 そんな君が神となればいいさ
真面目系オカルトオタ×エロゲギャルゲ好きオタとかも個人的には萌え
なんというか、ギャップが
678 :
風と木の名無しさん:2008/04/26(土) 15:36:50 ID:NsnqA1gYO
保守あげ
>677
禿げ萌えた。
明るいオカルトオタ×内気なゲーオタもいかがですか。
携帯から投下。
最近フツメンオタ×イケメンDQNにときめいてる。
フツメンがイケメンの後輩に絡まれてて、イケメンが助けたら小学校の同級生だったりすればいい。
それを機会に連絡取り合って、イケメンは未知のオタ話に目を輝かせたりすればいい。
フツメンは無邪気なイケメンにときめけばあい。
オカルトオタ×ゲームオタすごく萌えだ。
個人的には
>>677のような2人で
いろいろオカルト関連で魔術とか民俗学なんかにも詳しい攻めで、
受けは攻めの話を聞くのも好きなんだけど
時々エロゲオタの自分と攻めを比較して
ちょっと劣等感を持ったりすることがあれば更に萌える。
「おい、お前オカルト好きだったよな」
「好きじゃない興味の対象が偶々オカルトと呼ばれているだけだ。
俺の専門は人だ。なぜ人は目に見えないものを恐れるのか?
なぜ神や悪魔といった存在を創造したのか?」
「そういうのどっちでもいいんだけどエロゲやってると
暗くなった画面に変な男が映って萎えるんだどうにかしろ」
「そうかいい方法があるぞ」
「kwsk」
「今すぐ電源を落とせ」
「おk」
「さあ来い」
「・・なんで腕を広げてるんだ?」
「霊的なものは性的なものを嫌がる傾向があるそうだ」
「ふうん?」
「キスしていい?」
「いいよ・・あれ?そういう話だっけ?」
「そうそう」
>>677 こうですかわかりません><
683 :
クラオタ 1:2008/05/04(日) 00:43:53 ID:kKcHP9HG0
クラオタってどうでしょう。
「難しいな」
やつは呟いて、視線を落としたまま口を噤んだ。
その背後に置かれた重そうな木のスピーカーから流れているのは、楽劇「トリスタンと
イゾルデ」序曲。クラシックなぞ聴きつけないおれに言わせれば、果てしなく
とりとめのない旋律が無限にうねっている感じ。
誤って媚薬を飲み干し、禁断の愛に身を焦がしついには死に至る騎士トリスタンと
王妃イゾルデ。その長大な作品を一年かけて読み解くクラスで、おれたちに与えら
れた課題は物語のクライマックス、「愛の死」だった。
八木、梁瀬の名簿順で自動的にペアになるまで、目の前のこいつとはほとんど接点など
なかった。物静かで目立たない彼がいつもipodで聴いているのがクラシックだと
知ったのも、今回の課題がきっかけだ。
「オペラの台本なんだろ、これ」
図書館の閲覧室で向かい合い、ドイツ語びっしりのプリントアウトにうんざりしている
おれを見て、梁瀬はくすりと笑った。
「オペラじゃないよ、楽劇」
「楽劇?」
眉を上げたおれに頷いて見せた彼は、小声で手短にオペラと楽劇の違いについて説明し
てくれた。
「楽劇ってのは、ワーグナーの専売特許ってことか」
「うん」
「梁瀬んちに、これのCDある?」
「あるよ、対訳付きの」
何事か察したらしい梁瀬は笑いながらおれに訊いた。
「よかったら、聴いてみる?」
推敲せずに上げてしまいました。
どう見ても間違いだらけです。本当に(ry
改めて投下します。スレ汚しご容赦下さい。
「難しいな」
やつは呟いて、視線を落としたまま口を噤んだ。
その背後に置かれた重そうな木のスピーカーから流れているのは、楽劇「トリスタン
とイゾルデ」前奏曲。クラシックなぞ聴きつけないおれに言わせれば、果てしなく
とりとめのない旋律が無限にうねっている感じ――だったけど、何度か聴くうちに
耳が心地よいメロディーを拾い上げるようになってきていた。
誤って媚薬を飲み干し、禁断の愛に身を焦がし、ついには死に至る騎士トリスタン
と王妃イゾルデ。その長大な作品を一年かけて読み解くクラスで、おれたちに与えら
れた課題は物語のクライマックス、「愛の死」だった。
八木、梁瀬の名簿順で自動的にペアになるまで、目の前のこいつとはほとんど接点
などなかった。物静かで目立たない彼が、いつもipodで聴いているのがクラシックだと知ったのも、今回の課題がきっかけだ。
「オペラの台本なんだろ、これ」
図書館の閲覧室で向かい合い、ドイツ語びっしりのプリントアウトにうんざりしてい
るおれを見て、梁瀬はくすりと笑った。
「正確には、楽劇」
「楽劇?」
眉を上げたおれに頷いて見せた彼は、小声で手短にオペラと楽劇の違いについて説明してくれた。
「ワーグナーがパイオニアで、これが楽劇としての最初の作品てことか」
「うん」
「梁瀬んちに、これのCDある?」
「あるよ、対訳付きの」
おれの意図を正確に読み取って、梁瀬は笑いながらおれに訊いた。
「よかったら、聴いてみる?」
685 :
クラオタ 2:2008/05/04(日) 15:18:26 ID:kKcHP9HG0
見るからに堅牢な外見のワンルームマンションの室内で、一番存在感があるのは
素人のおれでさえ、性能と価格がとてつもなく高いだろうと想像がつくステレオ
セットだった。
「すげえな」
「貰い物と中古品のつぎはぎだよ。でも、音は悪くない。じゃ、まずこれを」
荷物を置いてキャビネットから分厚いCDケースを取り出すと、やはり分厚い対訳と
解説をおれに手渡し、中のCDを一枚ステレオにかける。
「コーヒーでいい?」
「あ、悪い。ブラックでよろしく」
「了解」
やつは笑ってキチネットに立った。
686 :
クラオタ 3:2008/05/04(日) 15:20:56 ID:kKcHP9HG0
「つまり、イゾルデにとってトリスタンは」
あらすじを読んで、おれは少々混乱していた。
「恋人の仇だったけど命を救ってやって、いつのまにか好きになっちゃった男って
ことか」
実にややこしい。
「で、その男がある日突然、自分の主人と結婚してくれって迎えに来た。イゾルデ、逆ギレ」
おれの好き勝手な解釈を聞いて、可笑しそうに笑っていた梁瀬がぽつりと言った。
「その気持ち、わかるな」
えっ、とおれは思わず梁瀬を見る。
「梁瀬も、キレたりするの?」
「うん」
相変わらず可笑しそうに、彼は頷いた。
「腹の立つことがあればね」
「へえ」
想像できない。
「変かな?」
「いや、新鮮」
「なんだよ、それ」
噴出した梁瀬につられ、おれも思わず笑い出す。
687 :
クラオタ 4:2008/05/04(日) 15:22:02 ID:kKcHP9HG0
ほんとはこう言いたかったんだ。「意外」
おれたちの年齢で、誰ともつるまずひとりで行動するということは、大抵の場合
少々の背伸びと虚勢を伴う。しかし、彼にはそれがない。教室でも学食でも、ひとり
でいるのがとても自然に見えるのだ。その理由を深く考えたことはなかったが、
こうして話してみると分かる気がする。
「八木だって、理不尽なことがあったらキレるだろう?」
そりゃもう、それはおれの専売特許。
「キレますよー、しょっちゅうキレてる」
梁瀬は、きれいな歯並みを見せて再び笑った。
「でも、逆ギレはしないよね。正当な理由があって、怒ってる。あの時だって――」
それは、おれが前のバイト先をクビになった顛末だった。
ファミレスの深夜シフト、飲み会の流れで入ってきたらしいリーマンのグループが、
常連客に対して聞くに堪えない暴言を吐いたのだ。それはどう見ても鬱憤晴らしの
嫌がらせで、完全にブチ切れたおれは、思わずやつらを怒鳴りつけていたのだった。
「ああ、あれ……てか、お前、見てたの?つか、いたのか、あの場に?!」
「うん。おれもバイトの帰りだった」
まじかよ、やめて〜と恥かしさにへこむおれを見て、梁瀬はふっと真面目な表情にな
った。
「凄いと思った。カッコよかったよ」
「えっ」
切れ長の涼しげな目が、一瞬おれをじっと見てすぐにもとの笑顔に戻った。
「これ、対訳だけやっちゃわないと。八木、バイトあるんだろ?」
おっと、そうでした。
「提出、来週の月曜か。対訳やって、あと解釈か……ちょっとタイトだな。土日、時間ある?」
「……うん」
ノートパソコンから目を上げて、梁瀬が頷いた。
「八木がよければ、また、ここでやる?」
「えっ、いいの?」
おれはよほど嬉しそうな顔をしたらしい。梁瀬は、かまわないよ、と言うと
「ただし、BGMは持込みでお願いします」
と笑った。
クラシックは全然だけど、乙です!
続きはないのかな?
とりあえずドゾー(*´∀`)つ(井)
色んなオタクがいるもんだよね
クラオタイイヨーわっふるわっふる
690 :
クラオタ 5:2008/05/06(火) 10:35:21 ID:8+bjxnqK0
わっふる、美味しゅうございます。
言われるままに赤外線でアドレスを交換したちょうど六時間後、バイトの休憩時間中に、僕の携帯は
彼からのメールを受信した。
『明日午後三時でOK?なんか買って行くので、リクエスト、プリーズ 八木』
簡潔で気持ちのいい気遣いに満ちた文章に、思わず顔がほころぶ。知るほどに、これほど印象の
変わる人物は初めてだ。
八木に対する第一印象といえば、常に人の輪の中心にいる、彼がいるだけでまわりに自然と人が
集まってくる、そんなタイプ。今風のルックスで頭の回転と運動神経が良い、僕としては敬して
遠ざけたい種類の人間だった。今から三ヶ月ほど前、深夜のファミレスで思いがけない場面を目撃
するまでは。
その日、バイト先で休憩を取り損ねていた僕は、軽い食事を摂りたくて近くのファミレスに入った。
ベーグルサンドとコーヒーを頼んで一息ついたところで、喫煙席の方から罵声と嘲笑が聞こえてきたのだった。
「ここはいつから二丁目になったんだー?!」
僕は思わず、パーテーション越しに背後を返り見た。大人しそうな中年男性ふたりを囲んでいるのは
傍目にも酔っているのがはっきりと分かる、三十代くらいのサラリーマン四人だった。彼らの口から
次々に発せられる言葉から、蒼白な顔で屈辱に耐えているふたりがカップルなのだと知れた。
――理不尽だ。
嗜好がマイナーだというだけで、こんなふうに公の場で貶められる理由などないはずだ。僕が思わず
拳を握り締めたとき、長身のウエイターが大股で登場し、ふたりを庇うように両者の間に入ったのだ。
――あれ、あいつ……
僕の脳内メモリーが突如現れた制服姿のウエイターの顔と名前を一致させるのとほぼ同時に、大声が店内に響き渡った。
「てめえら、いい加減にしろ!」
長身の彼に一喝されて四人は少々怯んだが、人数と客の立場をかさに来て、八木に喰ってかかり始めた。
「お前、従業員の分際で、お客様に向かっててめえとはなんだ!」
「お客さんに因縁つけるようなやつらは客じゃねえ、ただのクズだ」
「この場でクビにしてやる!店長呼べ!」
「上等だ!やってみろ!」
691 :
クラオタ 6:2008/05/06(火) 10:39:04 ID:8+bjxnqK0
絵にかいたような売り言葉に買い言葉で、その後の展開はセオリー通り。慌てて飛び出してきた店長
がなんとか四人を宥めすかしてお帰りを願った直後、八木は耳を引っ張られてバックオフィスに退場していった。
――どう考えてもクビだよな。
僕はといえば、半ば呆れ、半ば感嘆しつつ、奇妙な爽快感を噛み締めていた。正直、あんなやつだと
は思ってもみなかったのだ。もっと賢く、要領よく立ち回る、そんなやつだと思っていた。だから、
それから二ヵ月後にドイツ語の課題で彼と共同作業をすると決まった時は、直接話せる機会ができ
たことを楽しみに思う気持ちの方が強かった。そして、その直後、私用で時間が取れないため一週
間待ってくれと言われた時は、与えられた課題に熱心に取り組むタイプではないのだと判断した。
しかし、一週間たってみると今度は僕の都合で作業は延期になり、結局初めての打合せは提出期限の
三日前、つまり今日になってしまったのだが、彼が僕の部屋に来たのは、対訳よりも実際の作品を聴
いてみたいという好奇心ゆえだったと知り、またもや八木に対する認識を改めさせられたのだ。
「梁瀬くん」
店長に声をかけられ、僕は振り返った。
「はい?」
「今日はもう上がっていいよ。これ、よかったら持って帰りなさい」
店長が掲げて見せたのは、濃い緑色のワインボトルだった。抜栓済みで、中身が半分残っている。
「いいんですか?!」
僕のリアクションに、店長は笑って頷く。
「もちろん。いつも、BGMのセレクトと音源提供ありがとう。評判いいよ」
「ほんとうですか?」
ワインも嬉しいけど、その言葉はもっと嬉しい。僕は改めて店長の方を向き、お辞儀をした。
「ありがとうございます、ご馳走様です。じゃ、お先に失礼します」
「うん、お疲れさん」
692 :
クラオタ 7:2008/05/06(火) 10:47:07 ID:8+bjxnqK0
「やっぱり、従来の解釈は『死による愛の完結』だね」
解説書やコピーをめくりつつ、物語の内容と主人公たちの心情を説明してくれた後、梁瀬は締め括った。背後ではかけっぱなしにしているCDが
低く流れていて、透き通るようなソプラノが長調とも短調ともつかない旋律を謳い上げている。
「この世で一緒になれないなら、あの世で、か」
「納得いかない?」
おれが眉を寄せているのを見て、彼は尋ねた。
「う〜ん……」
この部屋を再訪して数時間、「作業」は全く進んでいない。正直、「解釈」にこれほどてこずるとは思ってもみなかった。
『誰かの意見ではなく、自分たちが納得したことを言葉にしてきて下さい』
講師の指示は簡単だったが、それが一番難しい。なぜなら、彼らの行動はおれたちの理解の範囲をはるかに超えているからだ。
「お前は納得できる?」
質問を、そっくりそのままふってみる。意見のすりあわせをする時には有効な手段だ。
「納得はできないけど、説得力はあると思う。不倫関係だし、トリスタンはイゾルデの恋人を殺してしまった負い目がある。
イゾルデにとっても、彼は本来復讐すべき相手だよね。お互い、心情的にまさしく八方ふさがりの状態だ。」
「死ぬしかない?」
「そう思っても不思議じゃない、と思う」
「そっか……」
「八木はどう思う?」
尋ねられて、おれはずっとひっかかっていたことを言葉にした。
「なんかさ、このふたり、始めからすべてのベクトルが死に向かってるんだよな」
「……うん」
おれの意見に梁瀬はちょっと目を瞠ったが、いつもの温和な表情に戻った。
693 :
クラオタ 8:2008/05/06(火) 10:49:19 ID:8+bjxnqK0
「たしかに。トリスタンは何度も死のうとしているし、イゾルデはトリスタンに飲ませた毒を半分奪い取って自分でも飲んでる。
まあ、毒じゃなかったわけだけど」
「イゾルデの侍女のブランゲーネ?がすりかえた媚薬だよな。でも、それって――」
「それって?」
「ずっと好きだった相手と差し向かいで惚れ薬を飲んだりしたら、どうなると思う?」
「相手のことしか目に入らなくなるだろうね」
「だよな?何もかもどうでもよくなるだろうけど、いきなり一緒に死のう、とはならないんじゃないか?
薬の作用で何かの箍が外れたんだとしたら、それはきっと――」
梁瀬は、そうか、と言うと身を乗り出すようにおれの後を引き取った。
「このふたりは、この世で結ばれることを信じてなかったんだ」
「そうだよ、こいつら、十六歳か十七歳か、そのくらいだったんだろ?」
「そう、とても若かった。だからこそ、理想であるところの愛はこの世に存在しないと思い込んでた」
「そこでお互い出逢ってしまった。しかも障碍だらけの恋だ。理想を実現するには死ぬしかない、
つまり――」
「死ぬことは始めから決まってた」
ハモったあと、おれたちふたりはローテーブルをはさんでハイタッチしていた。
「やった!完璧!」
「新解釈かも」
梁瀬は頬を上気させてにこにこしている――嬉しそうに、終わってしまったCDを取り出し、別のディスクをトレーにセットしている。
こいつ、ほんとうに音楽が好きなんだ。
「おれがまとめておくよ」
「だって、対訳もお前がやってくれたじゃん。おれがやるよ」
「いいよ」
スタートボタンを押すと、おれを見て破顔する。
「おれがやった方がはやいだろ?」
そりゃそうだ。おれは即座に納得する。
「お前さ、なんで経済学部?」
「なんでだろうね」
694 :
クラオタ 9:2008/05/06(火) 10:50:38 ID:8+bjxnqK0
可笑しそうに笑う様子に、おれもなんだかハイになる。さっきまでは音量を絞って流れていた「愛の死」が、立体的に再生され始めた。
「祝杯あげたい気分だな」
「じゃ、飲もうか。ワインがあるんだ」
「えっ」
驚いて顔を上げると、すでにローテーブルの上には、ワインボトルと素焼きのグラスが二脚ならんでいる。
「おれ、ワインは――」
「ああ、嫌い?じゃ、発泡酒にする?」
「いや、わかんないからさ、もったいないよ」
「わかるもわからないもないよ。旨いか不味いか、それだけだ」
音楽と一緒、と付け加え、やつはきれいな色の酒をグラスに注ぐ。そのしぐさはとても優雅で手馴れていて、おれは思わず見とれてしまう。
防音付きのマンション、大量のクラシックのCD、当たり前のように出てくるワインとグラス。
お前、一体何者なんだ――?
「じゃあ、乾杯」
「ああ――乾杯」
おそるおそる口に含んだワインは、ひどく複雑な味だった。
「どう?飲めそう?」
目元を優しく笑わせて、やつがおれを見た。
「うん、一杯だけなら」
「よかった」
「なんかさ、ごめん」
「なにが?」
やつが、眉を上げておれを見る。おれは思わず目を伏せた。アルコールのせいか、胸が少し苦しかった。
「ぎりぎりまでとりかかれないわ、ほとんどやってもらうわ、部屋に上がりこんで酒まで飲ませて
もらうわ――サイテーだな、おれ」
「そんなことないよ。八木と組めて、楽しかったよ。いろいろ話せたし」
寛いだ様子で言いながら、やつは二杯目の酒をグラスに注いだ。その表情からも口調からも、全く酔いは感じられない。
おれは、グラスに残ったワインを一気に呷った。
「いろいろついでに、訊いていい?」
「うん、なに?」
やつは、再びディスクを替えている。流れ始めたのは、「前奏曲」だった。
おれの求めに応じ、やつが詳しく解説してくれた曲だ。
どこか不安を感じさせる「トリスタン動機」、やがて弦楽で奏される「愛のまなざしの動機」「愛の
魔酒の動機」。柔らかいその音色が、おれの体温を上げる。
おれは、こちらを見て質問を待つ切れ長の目を真っ直ぐ見た。
「お互いの性別って、恋愛の障碍になると思う?」
その時おれの脳裏に浮かんでいたのは、いつかおれが庇った、男同士の恋人たちの姿だった。
「えっ」
梁瀬は絶句しておれを見た。なにを言い出すのか、という表情だ。言ってしまった後で、おれも我ながら驚いていた。でも、訊いてみたかった。
「難しいな」
やつは呟いて、視線を落としたまま口を噤んだ。スピーカーからは様々な「動機」が複雑に絡み合い、上昇を続けている。切なくなるような旋律だった。
「一般的に考えて、それはきっと障碍以前の問題だろうけど、個人的には――」
真っ直ぐな視線が、正面からおれを捕らえた。
「どうでもよくなると思う」
きっぱりと言い切ったあと、その目が優しく笑った。
「八木は?」
「おれもたぶん――相手のことしか見えなくなるだろうな。媚薬なんかなくても」
おれたちは、声を合わせて笑った。曲が終わり、おれは彼に言った。
「お前が一番好きな曲、リクエストしていい?」
長くてすみません。終了です。ありがとうございました。
クラオタ話乙です!
終わり方とかイイヨー
また何かあったら是非投下して下さいw
わわわわっふるわっふるうううう!!
サイト餅なら教えて欲しいくらいだ
うわわわわわわ、素敵でした!!
こんなかっこいい小説書けるなんて…!
梁瀬くんと八木くんどちらも素敵男子でした。ごちです!
なんだこの素敵感!!
素晴らしいです…クラシックが頭の中で流れました
ヲタクはいいね、リリンが生んだ文化の極みだよ
好意に価するよ…好き、ってことさ
高校のとき、安藤君ていたんだけど、彼のあだ名はアンパン
(顔はあれに似ていない)
隣のクラスに餡バターていう濃いパンが好きな河内君ていたんだけど、
あれはパンオタクだったのかな〜そのパンばっかり食べてた通称カバ内くん。
うまくネタに消化しきれなかったのでチラス。
ライブに行った友人から客層がけっこうカオスだったと聞いて以来、
フェスがきっかけでにわかファンになったロキノン厨と
デビューから追っかけてる筋金入りのアイドルオタが
p/e/r/f/u/m/eのライブで鉢合わせする妄想がキてる。
上手く形に出来ないけどこんな感じ↓
ロキノン「お前なんかどうせ楽曲の完成度の高さも分かんないまま聴いてんだろ!帰れ!」
オタ「お前こそystkの曲が好きならc/a/p/s/u/l/eとか聴いてりゃいい」
ロキノン「いややっぱり3人のハーモニーがたまんねえだろ」
オタ「でもお前、あの子たちの声聞き分けられないじゃん」
ロキノン「……(´;ω;`)」
オタ「……まあ、俺もたまに区別つかなくなるけど」
>>704 ♂なんだが職場の飲み会で
・ロキノン
・アイドルオタ
・ニコ厨
の三つ巴でなんかそんな展開になったが
内容が大体
>>704のままだったぜ……。
>>704-705 自分もそれっぽい光景を目にしたw
こっちはゼミ飲みだったけど
アイドルオタ(AKB担当)がゲーオタ(アイマス厨)とタッグを組んで
俄かファン(ロキノン好き力工ラ担当)一人相手に絡んでた
後者が押され気味だった
結局アイドルオタが俄かファンをカラオケに誘って仲直りしてた
端から見ててよくわからないやり取りだったw
ロキノン厨って昔の岸田みたいなビジュアルで想像してしまいます。
ピザ対もやしっ子でここはひとつ
保守
383 :風と木の名無しさん:2008/05/21(水) 19:26:50 ID:+syOBtQ10
268 :珍事:2008/05/21(水) 17:43:40 ID:GYuqhzJRO
珍事か微妙な珍事。
電車に乗ってたら目の前に座ってたホスト系のお兄さんに携帯貸してと頼まれた。
修羅場明けで眠いのと人と接するのに馴れてないせいか、何故かとっさに「席譲ってくれるなら」と言ってた。
お兄さんは( ゚Д゚)状態。
でも直後に笑って席を譲ってくれたので自分も携帯を貸与。
仕事関係でネットをしたいと言うので使い方を教えて少し雑談。
噛み噛みになりながら、お兄さんが降りるまで会話をしてた。でも眠くて内容覚えてない。
で、手元にはお兄さんがパケ代として置いていった350円と見知らぬ未送信のメール。
メールにはお礼とメアドが書いてあった。
ホストの手口を垣間見た気がした。
269 :珍事:2008/05/21(水) 17:50:57 ID:8Pd9H90jO
>>268 |
|つ
|ω・)
| ノ
"~""""""~"""~"""~"
384 :風と木の名無しさん:2008/05/21(水) 19:27:29 ID:+syOBtQ10
270 :椿事:2008/05/21(水) 17:52:10 ID:Bd6dchmq0
フラグの神様出張サービスしまくりだなw
271 :珍事:2008/05/21(水) 17:59:56 ID:GYuqhzJRO
ごめん、神さま。俺男。
友人フラグにも相方フラグにもならないわ。
メールも怖くて出来ない。
272 :珍事:2008/05/21(水) 18:04:50 ID:uTZgHgS00
>271
男なら普通に友人フラグでは…?
273 :珍事:2008/05/21(水) 18:08:55 ID:GYuqhzJRO
間違えた。
×フラグにもならない
○フラグいらない
正直怖かったんだよ。
でも相方なら売り子には持ってこいかも。
顔はかっこよかったよ。
274 :ちんじ:2008/05/21(水) 18:15:47 ID:vKC31Uf40
>>273 まさに売り子向きなのでは!
輝きスレにも貼られてたねw
私もそれ読んだ時ホスト×同人男で妄想しちゃったよ
誰か神は降臨しないかのう…
712 :
風と木の名無しさん:2008/06/03(火) 01:33:55 ID:uDO8meeh0
あげ
写真スキー×鉄オタ
撮影旅行に友達になりたての二人で行き
単純に受は仲間ができたとはしゃぎ語りまくり。
旅を重ねるうち我慢できなくなった攻が強引に…
後で写真を現像すると風景の中心は受だった…
そんな旅行記801が読みたい
>713
旅行記といえば見仏記を思い出したwww
あほもスレから転載
386 :風と木の名無しさん:2008/06/04(水) 22:30:43 ID:uGjxGX4OO
あほもとは無縁のようなオタ系中古ショップに勤めて4年
ついに巡り合えた神さまありがとう!
A:ウチの常連さん。小太り眼鏡秋葉100%。
B:Aの友達?初来店。茶髪の今風イケメンくん。
いつも一人で来るAが誰かと一緒に来た。しかもイケメン!
びっくりしてつい聞き耳立てた。(店は割と狭い)
A、Bを連れてフィギュアスペースに。
A「これじゃない?(あるフィギュアを取って)」
B「!!これ!これだあああ!!うおお見せてちょっ借して
これちょっpj☆?ふじこふじこ」
なにやら大興奮のB。そんなBを全く気にせず自分の目当て
を物色するA。
B「(ようやく落ち着いて)値段いくらかなこれ…
あ〜やっぱり結構すんのな。でも買う!」
A「そうか、レジあっち。」
B「うん、Aマジありがとうな〜すっげー嬉しいわw
やっぱ思い切って声かけて正解、Aならわかると思った!」
716 :
2/3:2008/06/05(木) 14:19:49 ID:la4y9f1v0
387 :風と木の名無しさん:2008/06/04(水) 22:31:45 ID:uGjxGX4OO
A「まあ誰がみてもオタクだからね」
B「ハア!?ちげーよ!
おまえ前課題ですげーやつ作ったじゃん、アレ見てコイツは
プロだって思ったんだよ。
アレまじ感動した、俺売ってほしいもん!」
A「別にタダでやるよあんなの。あともう俺には声かけんな」
B「は?なんで?」
A「空気違いすぎ。俺おまえのグループ無理だし、おまえも
キモがられるだろうし。
場所わかったんだから1人でこっそり来るようにすれば?」
B「………」
A「…レジ、あっち」
B「…うん」
Bが来たので素知らぬ顔で対応。某戦隊フィギュアでした。
B「あ、すいません袋入れる前に写メ撮って良いっすか?」
私「え?あ、どうぞー」
写メを撮って何やら携帯カチカチしてるB。
しばらくして買った品物持ってAの元へ。
B「買ったー!」
A「うん、俺もうしばらくいるから帰りなよ」
B「でなー、これ写メ撮って友達みんなに送った」
717 :
3/3:2008/06/05(木) 14:20:55 ID:la4y9f1v0
388 :風と木の名無しさん:2008/06/04(水) 22:35:30 ID:uGjxGX4OO
A「…は?」
B「自慢!俺ずっと探してたの他のヤツらも知ってるし。
Aの課題のもな、みんなすげーって言ってたし!」
A「………」
B「また一緒に来ていい?あとマジで課題のやつくれる?」
A「……なんか、おまえ…なんかもう…
…………負けた。良いよ、また来よう。」
B「おう!あれは?」
A「やるよ。でもおまえ以外とは多分喋れないよ」
B「ならずっと俺と喋ればいいじゃん」
A「…おまえすげーわ」
長くなったけど脚色ナシの実話だぜ!
明日から本当仕事が楽しみなんだがwww
――――――――――――――――――――――――――――――――
読んでてココとスレ間違えたかとおもっちゃったw
>>715-717 ちょwwwなにこれ!!すげーすげーwww
物凄い理想だわ!!次の報告頼む!!
>>715 あほもスレ住人意外と多いんだなw
この2人には普通に感動した!
爽やかスポーツマン×重度の人苦手オタク君の話とかどうだろう
きゅんとした!!
これで脚色なしとか…
全力で禿げるわ!!!
ただでさえキョドってるオタが、イケメンに攻められて、
人格崩壊しそうになるくらいキョドる話が読みたい。
間違いなくキモイのに、好奇心から本気で惚れちゃうイケメンがいい。
で、オタは気持ちよくて何も考えられなくなる瞬間だけ、
普通の人になって目元とか赤くしてエロい顔になったりするといいのになぁ。
はーいせんせー!キョドリ過ぎて普段は無表情なのに
気持ち良すぎて泣きそうになってる話が読みたいです!!
ちょとずれますが、アメリカってすごい棲み分けキツイらしいから、
アメフトやってる人気者×コンピュータギークみたいなのが見たい。
シェイクスピアばりの身分差がある感じでwwwそういう映画見た気がするんだけどな〜
「なーなー、なに読んでんの」
「…え、う、えと、」
「つーかさ、お前色白くない?フケンコーっぽいよ」
「えっ、あ!」
「お…、度がきつい」
「眼鏡、返して…!」
「あっはっは、顔まっ赤だ」
みたいな、スポーツマンタイプやんちゃ×無口オタに萌えます><
豚切りスマソ
>>724 留学してたことがあるんだが、サッカー好きな人気者と大人しいギークの仲良し2人組がいた
幼なじみらしくて、人気者は他の人に誘われてるのによく2人でお昼食べてた
あと私が漫画好きな日本人だったから、ギークの方がよく
ナ/ル/トの話とかドラゴン/ボールの話とかふってきて
人気者がその話題に入ろうと必死に頑張ってたのが印象的
一度「(ギーク本名)と楽しそうに話せていいなぁ」と言われたことがある
当時は腐ってなかったからなんとも思わなかったが、
妄想が広がりんぐな2人組だったんだな…
>>725 ワッフルワッフルワッフル!(*´Д`)
神の降臨待ってます!
>725
わっふるわっふる!
わっふるわっふる!!!
流れ豚切るようですみません
このスレを見ていたら何故か、白檀の香り漂う華道家若様×フツメンエロゲオタの電波を受信ししまた
葉/鍵や型/月みたいなエロゲ作りを夢みて友達と同人サークルを作ったオタが
大学で同期の華道家若様にゲーム作りのため取材していたら、自分がゲーム内でやるつもりだった花瓶プレイをやられちゃってみたいなシチュが浮かびました
>>729 わっふる!わっふる!わっふる!わっふる!
あれ?
わっふる!わっふる!わっふる!わっふる!
なんとわっふる率の高い好スレ
>727
そういうのまってた
成人してからが気になるなあ
>729
リアル美しき花瓶きたwww
みんなまとめてわっふるしてやる!
732 :
風と木の名無しさん:2008/06/12(木) 04:57:02 ID:NJpqcwbz0
91 :彼氏いない歴774年:2008/04/21(月) 23:52:16 ID:6Yj2zL4g
このスレに影響を受け、今日レイプにチャレンジしてみたけど・・・、
ことごとく失敗。
一人目はチンコをこするまでいったけど逃げられて、
二人目は車に乗せようとしたら逃げられた・・・。
でも、いい勉強になったよ
明日もがんばる!
絶対にレイプするぞー!
117 :彼氏いない歴774年:2008/05/05(月) 00:17:59 ID:xsamuzNF
>>108 がんばれ
レイプなんて簡単だから、いつかは成功する
>>110 ペースとしては月2回
レイプ歴1年1ヶ月
レイプした女25人
失敗なし
場所は主に地元
田んぼのあたりなど真っ暗になるのでレイプに適している
女子高生が狙い目
http://human7.2ch.net/test/read.cgi/human7tr/1206359085/91-
733 :
風と木の名無しさん:2008/06/12(木) 05:04:50 ID:l9ewsiyU0
>725みたいなカンジの洋画を見た
お互い彼女持ち描写アリなので苦手な方はスルーで
木陰で本を読んでるオタの元に(おそらく)ラグビー部イケメンがやってくる
イケ「よお。何してんの」
オタ「べ、別に」
イケ「隣、座っていいか」
オタ「う、うう、うん」
イケ「こうしてお前と二人っきりで話すのも久しぶりだな」
と、オタクの鼻の絆創膏に激接近して
イケ「鼻、どうしたんだよ」
オタ「どうもしてないよ」
イケ「お前の彼女から聞いたぞ。転んだんだろ」
オタ「あ…うん、そう。転んだんだ」
イケ「………」
オタ「………」
イケ「お前さあ、俺に何か隠してないか?」
オタ「…隠してなんか、ないよ」
イケ「うーっそだね! ほら、言えよ!言っちまえよ」
オタ「本当に、何も、嘘なんかついてないし」
イケ「…そうなんだ?」
オタ「う、うん」
そんな感じで木にオタクを押し付けんばかりに尋問するスポーツイケメンだったが
ひとまず穏便に立ち去ろうとするも、オタクが着かけた上着をみて一変
イケ「おい! 何だよその上着!!」
オタ「か、買ったんだ」
イケ「なんだよ、前のはどうしたんだよ!」
オタ「…捨てた」
イケ「捨てた?! あのダサい上着を?!
お前、彼女と付き合うようになってから変わったよなぁ。
なんかおかしいだろ?!
あのダサい上着、俺がどんだけやめろって言い続けても
絶対に変えようとしなかったにそれを捨てただって?!」
オタ「も、う、うるさいなぁ…僕の…勝手だろ…」
イケ「ああそうさ!お前の勝手だよ!
俺の気も知らないで!!!」
そのイケてなさがオタクのいいところだったのに
いきなり現れた女に「俺だけが分かってるアイツ」を
変えられてしまったジェラシーにしか見えなくて困った
最後のセリフなんか怒鳴りながらいつ
ぶちゅっといくかハラハラしながら見てしまったw
>734-735
そのわっふるのタイトルを教えてください><
725です。わっふるありがとうございました。
オタク男子というのを生かしきれない感じで
gdgdなんですが、書いてみました。
>>734 なんという…萌えました。タイトル教えてください…
「かーしわぎくん、サボリですか」
内緒話(他に人はいないのだから必要はないのだけれど)
するように声をかけると、本棚に夢中だった人物が振り向いた。
「あ、高橋…。おは…よ」
「もう放課後だけどなー。今度はなに読んでんの」
言いながら手近な椅子を引き寄せて腰を降ろした。
ぎしっと軋む音がほこりっぽい教室に響く。
言い淀んだり、眼鏡を何度も押し上げながらも
小難しい本の内容を説明してくれる柏木に、
前よりはまともに会話ができるようになったと嬉しくなった。
「柏木にさ、会いたかったんだ」
おれの言葉に、柏木の青白い顔がすこし赤くなった。
誤魔化すように前のめりになって読書を開始する姿に、口元が緩む。
しばらくそれを眺めていると、遠くで吹奏楽部の下手くそな演奏が
聞こえ始めた。部活、行かないと。のろのろ立ち上がって、目が合った。
長い前髪が眼鏡を覆っていて、柏木の顔はよく見えなかった。
「ちゅー」
とりあえずキスをした。
「………な、う、あ、」
一瞬固まった柏木は、ほんとにまっ赤になって、日本語が喋れなくなった。
おれはというと、かわいいとか好きだとかそんな思いばかりが浮かぶ。
それから、これ以上なにかしたらこいつは死んでしまうんじゃないかと
半ば本気で考えながら、二度目のキスをした。
ワッフル!ワッフル!ワッ(以下略
なんという萌え…
高橋どんどんやっちゃってくれww
>>738 わっふるわっふる###!!
ちゅーの後、柏木が過呼吸で死にそうになり、
姫抱っこで急いで保健室ですね。わかります。
741 :
風と木の名無しさん:2008/06/16(月) 22:34:11 ID:qmX7YcY4O
保守
742 :
風と木の名無しさん:2008/06/17(火) 02:52:03 ID:mI/R+upK0
>>738 絶妙な感じでよいですね 特に柏木の長い前髪が眼鏡を覆っている辺りに… ヲタなのに実は美少年なのか!!的な何かを察知しましたよ
今の時点ではまだ童t(ryは保守してほしいかな
743 :
734:2008/06/17(火) 03:14:10 ID:Y+ki20xA0
なんだか誤解させるような書き込みで申し訳ない
映画自体は男女恋愛モノで…す、たぶん。
全編見るとちょっと…かなり…その…物議をかもす映画なのですが
タイトルは「彼氏がステキになったワケ」です。
終了30分前くらいのこのシーンを見たら、
スポモテ男がオタ男子を拉致ってラブラブED☆と脳内補完して終わらせること推奨(笑)
高橋柏木わっふるわっふるw
744 :
風と木の名無しさん:2008/06/20(金) 07:50:54 ID:g4c1f13GO
ほ
も
最近このスレ読んでオタク男子受けにハマって
ネットのオリジナルBLで探したんだけど中々見つからないorz
誰か商業BLでオタク男子受けの作品知ってたら教えておくれー!
漫画なら、この間買ったやつがそれっぽい。
オタクっつうか、キョドる感じだけど。
>>747 もし良ければタイトル教えてもらえますか?
東邦厨「ゆっくりしていってね」非ヲタ「ゆっくりした結果がこれかよ」
男幕シューティングですか??わかりません><
ちょっとかわいそう展開ですが
261 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ[sage] 投稿日:2008/06/21(土) 17:13:24 ID:Ldve+U2a
そ、そうか・・・
262 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ[sage] 投稿日:2008/06/21(土) 17:22:27 ID:y3zZ2dFF
何その会社の飲み会に初めて誘われて
「いやーみなさん俺飲めないと思ってるようですけどガンガン飲めるんですよー
もっと誘ってくださいよー」
って聞かれてもないのに喋りながら、ピッチャに口付けてガブガブ飲んでた時の回りの反応
263 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ[sage] 投稿日:2008/06/21(土) 17:30:07 ID:Ldve+U2a
す、すまん・・・
265 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ[sage] 投稿日:2008/06/21(土) 17:36:30 ID:y3zZ2dFF
何その宴もたけなわで皆席を離れ思い思いの所で飲んでるときに
一人寂しく携帯いじってたら、隣の部署の奴がやってきて
「おまえさぁ。乾杯前になんで飲んでたわけ?しかもピッチャから。
ホント空気読めねーよな。あとさ、はっきり言ってやるとおまえのこと
わざと誘ってなかっただけだから。遠慮してたわけじゃないから。」
って言われて、思わず携帯二つに折って(自分のだぞ)
「だからなんだよ!!俺が知らないとでも思ってんのかよ!わかっててやってんだよ!
おまえらみたいなリア充にはわかんねーだろ!俺にとって毎日が戦いなんだよ!!」
と涙目で叫んだら途端に深刻な表情で伏せ目がちに謝った隣の部署の奴の反応
266 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ[sage] 投稿日:2008/06/21(土) 17:39:22 ID:Ldve+U2a
お、俺ちょっと用事思い出したわ・・・
267 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ[sage] 投稿日:2008/06/21(土) 17:40:18 ID:Kyh6nkbT
俺もちょっと急用が・・・
268 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ[sage] 投稿日:2008/06/21(土) 17:44:51 ID:y3zZ2dFF
何その一次会が終わって帰ろうとしたら
「あれ?二次会行かないんスか?」
といつも小馬鹿にした態度で接してくる後輩がめずらしく声をかけてきて
「二次会?結婚式??」
「・・・いや、場所変えて飲むことッス・・・」
「え?なんで?だったらここで飲んでればいいじゃん。てっきり終わりかと思ったよ。」
「・・・飲み放題の時間とかありますし・・・っていうか常識的に・・・いやどうでもいいですけど」
「ふーん二次会ね。じゃぁ行こうか。」
と答えたら、遠目に浮浪者が寝床をセットしているのを見るような視線で見ていた同僚達が
とっさに言って蜘蛛の子を散らすように去っていった時の台詞と反応
272 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ[sage] 投稿日:2008/06/21(土) 17:49:29 ID:y3zZ2dFF
ちなみに携帯が鳴ったフリ(折って壊れてるんだけど)をしてその場を離れた俺が
雑居ビルの階段で時間を潰して後輩の後をつけるとある居酒屋の前で、
先ほど散って行った奴らが集まってて、全員揃って店に入っていった。
以上、昨日の俺の実話でした。じゃぁな糞共。
――――――――――――――――――――――――――――――――
次の日、265の涙目を忘れられなかった隣の部署のアイツから電話が!とか
_, ._
( ;Д;)
切ねえ・・・
SSぽいのが投下されるのを密かに期待してます
オタク男子というキーワードで思い付いた方、おりましたらぜひ!
>>756 禿萌え過ぎて頭髪全部抜けたwwwアデランスよこせwww
758 :
るりるり:2008/06/28(土) 14:20:51 ID:pXY8LG0O0
本屋に行くとどうしても同人誌のコーナーへ行ってしまうあたし・・・・・
困ったものだ・・・・
757だがググって海外通販かけた
もうだめぽ
760 :
メモ:2008/06/28(土) 16:23:01 ID:aFQTQow20
761 :
風と木の名無しさん:2008/06/29(日) 02:02:55 ID:wZnFoF1u0
この動画やばいなwwツボすぐるwww
この裸体と眼鏡の関係が気になるww
眼鏡君の上目使いヤバいな
プールに落とされても眼鏡は取れないのねw
763 :
風と木の名無しさん:2008/06/29(日) 21:04:32 ID:XnuVOIjo0
764 :
風と木の名無しさん:2008/06/30(月) 16:44:39 ID:AOzvBaH30
この動画何?
めちゃ萌えたwww
ごめん、自己解決しました。
保守
イケメンスポーツマン×ちょいダサギークたまらねー
>イケメンスポーツマン×ちょいダサギークたまらね
映画の「パラサイト」を思い出した
イケメン人気優等生→ぼっちキモオタ眼鏡
イケメンは一生懸命アプローチしてるのに
オタクはまさか自分に好意を持ってるとは思わなくて
からかわれてるんだと判断して相手にしない
報われない片思いって言うのも切ない
>>767 あれ好きだw
ジョシュハートネットとイライジャウッド・・・今考えると豪華だね
スポーツ馬鹿と頭脳明晰不良少年と根暗気弱少年
なんて萌える組み合わせwどのカプでもいけそうだ
保守りますよ
>>768 イイネ!(・∀・)
どんなにアピールしてもからかってると思われちゃって
イケメン人気者がやけになって彼女つくったりするといい!
それで眼鏡キモオタがやっと自分の気持ちに気づくといい!
でもイケメンの方もすごく可愛くて良い彼女なのに
やっぱりあいつと比べちゃうな…なんて思ってるといい!
そして眼鏡がなけなしの勇気をだして、イケメンに
一世一代の当たって砕けろな告白をするといい!
最後はやはりハッピーエンドになるといい!
ありがちだけどそれでもいいんだ…
よっしゃ、ちょっとパラサイト見てくるノシ
人づきあいが苦手だけど、人ともっと仲良くしたいと思ってるオタク男子受けと
人当たりが良くてオタク男子が悩んでるのを知ってる&応援しつつ見守る優しい攻め
男男でオタクバージョンの「君/に/届/け」みたいな。(少女漫画でスマソ)
人気者にはならないけど、最後はそれなのに友達ができるといいな
この妄想だけで1ヵ月は生きていけるでござるよ…
773 :
風と木の名無しさん:2008/07/14(月) 01:45:49 ID:3cO4mV4A0
>男男でオタクバージョンの「君/に/届/け」
いいな・・・・・!!それ・・・!!
わ、私もその妄想だけで貴方と生きていけるでござるよ…!ハアハア
でもやはり、超マイナス思考のオタク男子は捨てがたいな
しばらく来ないあいだに萌えの神々が光臨してるじゃないか!興奮した!
その萌えの勢いで
>>358>>373あたりのイケメンリーマン×オタク男子の後日談ってかのろけ話を
思いついたので投下してみる
よろしければドゾー(´・ω・)つ
ピーンポーン
間の抜けたチャイムがなった後、バタバタと慌ただしい足音が聞こえ、ほどなくしてドアが開いた。
「ただいま」
「お帰り。早かったね」
「うん、頑張って仕事終わらせてきた」
玄関先に出てきた彼は、髪に雫を滴らせ、Tシャツにトランクスというものすごくラフな格好だ。
付き合って一ヶ月。
ようやく仕事帰りに部屋に行けば、「おかえり」と言ってくれるようになった。
ちなみにトランクスはお馴染みのピカチュウ。
どうやらお気に入りらしく高ローテーションで組み込まれている。
「シャワー浴びてたの?急がせちゃって悪いね」
「いや別に、ってか上がってください。あ、腹減ってます?カレーあるんだけど…」
「食べたい食べたい。でもその前に」
よく片付けられたワンルームの部屋に入り、ベッドに腰をおろす。
そして、
「はい」
と両手を広げる。
「……」
「ほら、お帰りなさいのぎゅー」
「…俺、頭濡れてるし」
「頑張って早く仕事終わらせてきたんだよー?」
「…カレーよそうから」
「ぎゅーだけだから」
ちょっとだけ耳を赤くしながらしぶしぶと言った様子で隣に座る彼を抱きしめる。
ぎゅーだけ、なんていうのはもちろん嘘で、俯いた彼の顔を上向かせ、キスをする。
この一ヶ月何度だってキスしているのに、彼はいまだに全く慣れないようで、
唇に唇が触れた瞬間、身を固くする。
抵抗するかのように俺の二の腕をきつく掴んだ両手は、少しずつ口づけを深くしていくと
次第に緩んでいき、最後にはすがるように俺の首に回された。
唇を離して彼の顔を見ると真っ赤な顔をして目に涙を浮かべて俺をにらみ付けている。
「…だけだって言ったのに」
かわいい。かわいすぎる。仕事の疲れなんてもう1mmたりとも残っていない。
「ぎゅーの中にはキスも含まれてるんだよ。知らなかった?」
このリア充め、と呟きながら立ち上がりどこに行くのかと思えば俺のためにカレーをよそってくれているようだ。
ふふん、恥ずかしがりやさんめ。
リア充め、というのはキスした後とか、ナニした後とかに彼がしばしば呟く言葉だ。
最初は意味が分からなかったが調べてすぐに意味を知った。
どうやら彼は自分の経験が浅いことをコンプレックスに思っているみたいだ。
気にしなくていいのに…そこがかわいいんだから。
それから俺はこの言葉を「気持ちよかった」という意味に捉えなおして、悦に入って喜んでいる。
しばらく待っていると、彼がカレーをよそった皿を運んできてくれた。
具が大きめで荒々しい切り口なのはご愛嬌。
「いただきます」と手を合わせてから、いただく。
「あ、こんにゃく入ってるじゃん。前俺が実家のカレーはこんにゃく入ってたって言ったの
覚えててくれたの?俺のために作ってくれたんだ?」
「あ、うん。…でも浜田さんのためっていうか、ちょっと自分が食べてみたいって思って」
「そうなの?…あ、わかった!それツンデレってやつだ」
「ちょっ…違う!!違うから!そーいうこと言うのやめろって!」
俺がオタク的用語とかネット用語を使うと彼は慌てたように怒るが、
その怒った顔が見たくていろいろ用語をネットで調べて仕入れているのは秘密だ。
時々用法を間違えて怒らせる前に笑わせてしまうこともままあるが、
笑った顔だってもちろん見たいので万事おkである。
深夜だが、声を大にして叫んでも良いだろうか
わっふるわっふるわっふるわっふる!!
久々のわっふるキター
780 :
新板設置について相談中@新板スレ:2008/07/16(水) 00:24:59 ID:EA6FWJ9v0
おkとかも使っちゃうリーマンに禿げた!
わっふるわっふる
わっふるどうもです!
カレーを食べ終え、シャワーを借りて、戻ってくると、何故かベットのそばの床で
しょんぼり体育座りをしている彼がいる。
「どうした?」
と肩に手を置き顔を覗き込む。
え?!ってか何でそんな涙目?俺まだ何にもしてないんだけど?!
「ごめん…」
そして何故謝る?!
「俺…俺ちゃんと恋人できてない…」
「キスとか…や、ヤるときだって俺全然うまく出来ないし、だ、だって今までやったことなかったし…!
でも俺一応いろいろ調べて勉強したんだよ!でもいつも緊張してなんかもう全然だめっていうか…」
「だからなんか今はものめずらしさで付き合ってくれてるかもだけど
いつか飽きられるとか思ったらこわくて…」
「そんなんなのに俺、いっつもちゃんと気持ちも表せなくて、こんなんで、好きでいてくれるなんて
絶対おかしいし」
「えっと、だから俺今日はちゃんと、カレー作って、浜田さん帰るの待ってて、今日はちゃんと
いろいろ…好きとか、ちゃんと言ったり、あとあと!キスだって俺からしてやろーとか思ってたのに
なんかいつもどおりキョドっちゃうし…!ほんと全然だめで…!!」
反論はあるが(それはもうものすごく)、とりあえず今は泣きじゃくりながら勢いに任せて喋るままにしておく。
「ていうか、前、美容院連れてってもらった時だって俺、ほんとは嬉しかったのに…!
あとで、バイトん時パートのおばちゃんにも褒められて、嬉しいなーって思ったのに、なんか、
ちゃんと言えなくて」
あぁ…あれか。気にすることなんて全然ないのに。
先週の休日「そろそろ床屋行くかなー」とうっとおしげに前髪を払った彼の呟きを聞きつけて、
俺は自分の行きつけの美容院に連れて行くことにしたのだ。
着くまで駄々をこねていた(曰く「俺みたいなのが行ったら笑われる」「5400円は高い!俺には無駄!」)
彼も、ケープをかけられたころには大人しくなった。
そしてカットが終わり、今まで顔にかかっていた重たかった前髪をすいて
自然にサイドに流す髪型にされた彼はなんというか…見違えていた。
服についた髪を払われてから、照れ隠しにブスっとした顔で、ソファで待っていた俺に近づいてくる。
はいはい、そんな顔してもさっきスタッフに「すごく変わりましたねーていうかかっこいいですマジで!」
っていわれて満更でもないって顔してたの見てましたから。
「すっきりしたね。かなりいい感じ。似合ってるよ」
「…いや、別にそんなことないし」
なんて、帰るときも恥ずかしいのか無口な彼を、俺はにやにやしながら見ていたのだった。
(車だったのでもちろん運転中は前見ていましたよ)
んーていうか、もし若いギャルっぽいねーちゃんとかが一緒のバイトにいたら
『え…イキナリどうしちゃったの?キュン』見たいな感じで言い寄られるんじゃないかって
連れて行ったことをほんの少し後悔してたけど、そういえば彼のバイト先のコンビニには
パートのおばちゃんたちと男子学生しか居ないのだった。よかったよかった。
その後はもう言葉に出来ずに泣きじゃくる彼を見て、そろそろ反論開始だ、と俺は自分に言い聞かせた。
「っていうかさ、ものめずらしさで付き合うとか、すぐ飽きるとか、俺のことそんなふうに思ってるの?」
「…っ!違う!」
はっと顔を挙げた彼の言葉尻にかぶせるように、俺は畳み掛ける。
「でも、そう言ってるのと同じじゃない?俺の気持ち、疑われてるみたいでちょっとへこむんだけど」
「あと、気持ち表せてないって言うけどさ、俺はわかってるつもりだよ。だって好きな人のことだし」
…きっと彼は、ずっとずっと自分を卑下してこれまで生きてきたんだろう。
オタクであることのコンプレックスや、あまり他人とすぐには打ち解けられない彼の性分がそうさせてきたのか。
だから自分への好意を素直に信じられない。
どうして誰か、彼に「そんなに自分を卑下することない」って言ってやらなかったんだろう。
どうして誰か、彼の実直さや優しさに気づかなかったんだろう。
まあ気づく奴がいたらいたで俺とは出会えてないかもしれないけど、
それならそれで、俺はもっと早くに彼に会って友達、いや、やっぱり恋人になりたかった。
そんな苛立ちから、つい問い詰めるような言い方をしてしまう。
「なぁ…俺のこと信じて?俺の気持ち、信じられない?」
「これまで俺、何人かと付き合ってきたけどさ、こんなに四六時中かまわず
キスしたいっておもうような娘、いなかったよ。
ほんと君だけ、いっつもいっつもいちゃいちゃしてたいって思うのは」
「ほんと、自分でもおかしいんじゃないかって思うくらい、君のことが好きだよ。大好き。
何回キスしても慣れないとことこか、バイトで小さい子にめっちゃ笑顔で接客してるとことか、
喘ぎ声がめちゃくちゃ色っぽ「も、もういいから!」
くそ、さえぎられた。
いつも面と向かって好きなところを語ろうとすると恥ずかしがって聞こうとしないから
ここぞとばかりにまだまだ言うつもりだったのに。
「…ごめん。俺、自分の気持ちばっかりで、浜田さんの気持ち考えれてなかった。
嬉しいことでも辛いことでもこんなに気持ちが揺らぐことってなくて、戸惑ってたのかも…あと」
「あと?」
「……浜田さん、上手すぎるんだよ…」
「何が?」
「何がってナニがだよっ!俺、まじで女だって経験なかったのにあんな…あんな!!」
「んーじゃもうちょっといろいろしてみる?」
「どさくさにまぎれて乳首をつまむな!!」
「だってここ好きじゃん。この一ヶ月でだいぶわかった」
「……!…!!」
いつのまにか彼の涙も乾いたみたいだ。
「ていうか、やっぱりツンデレだよな…」
「誰がだよ!!」
おわり
>>781 GGGGGGGJ!!!!!
萌え死にました!!!!!
2人ともかわいいよかわいいよ
>>781 かわいすぎて泣いた
二人のファンだったから続きが読めて嬉しいよ
オタク、早速開発されてんのか…
しかも乳首…
萌えツボに効きすぎて眠れないよ姐さん
浜田さんのビジュアルを想像するので忙しいわー
オタク(ピカ厨)はときめも2の不登校キャラみたいなのを想像したwww
気が付けば完結してたあ!!!
よかったです!!
素晴らしいです!
オタな男子…なんでこんなに萌えるんだ
790 :
新板設置について相談中@新板スレ:2008/07/17(木) 23:50:27 ID:ED61g0JJO
ムムムムムムムフフゥゥウ
うふ〜ん
ちょwwww乳輪でかすぎwwwwww
うふ〜ん
ギャルゲなんだけどカオスヘッドのイケメン×主人公(オタ)に萌える
そのままホモでいいんじゃないか、もう
>>794 いつの間に書き込んだんだ自分・・・
あの主人公は完全なvi○perだろうねw
あと主人公の退廃的な雰囲気とイケメンの自信に満ち溢れた雰囲気の対比に萌える
保守
この前某同人誌買える所でオタクっぽい男子1人とリア充っぽい男子2人がいた
リア充こえーと思ったけど、1人はオタクみたいで
「お前こういうとこ興味ないって言ってたじゃん。帰ってもいいよ」
みたいなことをもう1人のリア充に言ってた
オタクは「俺上に用あるから」とか言ってさっさと行っちゃって
非オタリア充は「お前らいつも何買ってんの?気になるんだけどw」
と言いながらオタリア充について回ってました
大変だなーと思いつつも、やっぱりオタク男子いいよなーとか考えてた
うふ〜ん
59はオタクじゃないかも知れないが、輝きスレより
59 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:2008/07/24(木) 08:59:47 ID:FinyNhN5
なんかよく居るホスト見たいな髪型でちゃらちゃらしてそうないかにもDQNって奴が学校に居たんだ。
そいつ勉強もスポーツも出来て人気あって俺は嫉妬してたんだ。
俺は小学生の頃からみんなに無視されたりとか色々悪口言われたりしてていつも暗い日々だった。
高2の時その人と一緒のクラスになったんだ。
そのクラスが最悪で見えないとこでかなりいじめられた。
ある日制服びりびりに破られたんだ。
涙落としながら走って保健室に逃げたんだ。
そしたら最初に書いたあいつにぶつかってさ、そしたらガシッて掴まれて引き止められた
60 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:2008/07/24(木) 09:17:18 ID:FinyNhN5
「お前制服それどうしたん?」
俺は言って広まったりして先生の耳に届いたらもっと酷くなると思って黙ってたんだよ。
そしたら頭叩かれて、「言えよ、なに黙っとるん」
ってなってさ、こいつにもいじめられるのかと思いながら正直に話した。
そしたらそいつどっか行っちゃって、
ちょっと追い掛けてったら俺をいじめてた奴に怒鳴りちらして蹴り飛ばしたりしてたんだよ。
いじめてた奴の中にはそいつと仲良しな奴も居たのに。
それからいじめは止んだ。そいつはそれから遊びに誘ってきたり俺の事聞いてきたりしてさ、
色々合って今じゃ同じ大学で親友だよ。人は見かけで判断しちゃダメだと思った。
文下手でごめん。
とにかく凄い救われた。
ありがとう亮介。
----------------------------------
亮介テラいい男
ええ話だ……・゚・(ノД`)・゚・
制服ビリビリの所で「レイープktkr」とか思ってしまった
自分にちょっと鬱or2
亮介を惹きつける、なんかがあったんだろうな。
それにしても亮介男前すぐる。
・・・・萌える
>>801ゲトおめでとう
オタクがカコイイ攻めってのも見てみたい
オタク攻めも見たいなー
オタク攻めなら受けはお洒落なお店の店員さんがいいなー
穏やかで綺麗で優しそうなんだけどちょっと人が悪いお兄さん系受け
オタ脱出したくて頑張って、店員のお兄さん服のアドバイス頼んで
お兄さんは一生懸命なオタが可愛くてニヤニヤ、恋が芽生えたり
街角の花屋の綺麗お兄さんにオタが片思い
でもお兄さんもいつも見てるオタが気になってて、強引に出会いの機会を作って恋が芽生えたり
カフェ兄さん目当てに、あきらかに場違いのお洒落カフェに通うオタ
兄さんは気付いてて可愛いなーと思ってデザートとかオマケ
勇気を出したオタに誘われ遊園地デートで恋が芽生えたり
ベッタベタだなこりゃ
てか携帯から長文すみませんでした
>>804 ももも萌え死んだっていうか、悶え死にました…!
どれも好みです!全部好きです!大好きです!
そうか…相手が小悪魔受けか…!そんなSSが読みたいぜ…
久々にストライクゾーン入りました、姐さんありがとう
>>805ありがとうございます
>>804ですが追加で
綺麗だけどちょっとヤンキー入ったお節介なアクセショップ受け兄さん
オタが彼女にプレゼントを買いにアクセショップに
店員兄さん興奮気味オタのノロケを苦笑で聞いてたんだけど、オタの付けてる
安っぽい指輪が気になり詳しく聞いてみると彼女の奨めで買ったらしい
さりげなく値段も聞いてみるが、プロの目から見て値段≠価値
オタの冴えない風貌とかからデート商法だろうなと思うんだけど
偽彼女が出来て喜んでるオタには言えなくて、でもお節介だからほっとけなくて
オタと連絡先を交換しオタの様子を観察したり交流したり、後日兄さんはオタを介して偽彼女との接触に成功
推理は大当たり、怒った兄さんはオタに近付くなと彼女に脅しをかけ、オタと手を切らせた
でも、偽彼女と連絡の取れなくなったオタはめちゃくちゃ悲しみ落ち込む
実はオタは彼女がデート商法だっていうことを薄々気付いててたんだけど
年齢=彼女いない歴の自分に彼女が出来た喜びに眩んで気付きたくなかった
落ち込むオタに、また兄さんのお節介発動、励ましたり慰めたり罵倒したりのうちに恋が芽生えたり
また、携帯から長文ごめんなさい
しかも書いた後、気付いたけどこれオタってより喪男だ…orz
>>806 >>805です
粘着してるみたいですいません…
リロったらまたもや素敵ストーリーが投下されてる…!
姐さんすごすぎる!最高ですその話!
ヤンキー兄さんいいです!
喪男オタクも多いと思うし、スレチじゃないと思いますよ
ていうか姐さんが私のツボを押さえすぎてて困るw
ここ時々過疎り気味みたいなんで、
ネタがあったらどんどん投下してくださると私が嬉しいです(´Д`*)
またとんでもないところから持って来たなwww
いや萌えるんだけどさ。
「オタク男子」って意外に幅広いものがあるのだと最近気づきました。バンドマンとロックオタクとかもいいなぁ…。
>811
さあどっちが攻か語るんだ
一瞬バットマンとロビンに一瞬見えたが、オタク関係なかったわw
バンドマンとロックオタクか……
知識量なら完全にオタクの勝ちなんだろうな
ベタだけど、バンドマンはいつもオタクを凄いと思ってて「先生」とか呼んでいるんだろうな
でもバンドマンがギターを持ったら立場逆転するんだろうな
大したことないと思っていたオタクも、なまじ知識があるからすぐ「本物」だと見抜いちゃうんだろうな
ついでに言うと、オタクは楽器演奏できないとか物凄く音痴だったりすると萌える
ここまでは妄想した
……で、
>>811はどういう二人を想像したんだい?
d切って申し訳ないが、邪気眼受けがいいかもと思ってる。
いつも「また疼きだしやがった…」とか「死にたくなければ俺から離れろ!」とか言ってるせいで友達もいない受け。
それを「はいはい」言いながら受け流す攻め。
受けが調子狂って黙っちゃったその時がチャンスです。
>>814 それイイ!(・∀・)
攻めがテンプレなみんなの人気者でも有りだし
優しい幼馴染みってのも有りだな
どちらにしろ、周りからは「なんであんなのと一緒にいるんだ?」
なんて思われちゃってるとすごく好みだ!
人気者攻めにハイハイっていなされることにに段々追い詰められ
邪気眼受けが、泣きながら自分のコンプを認め更正する場面が欲しい
ただの人間である(それどころか周りより劣っている)自分が嫌で
超能力とかあるフリを続けてきたけど、人気者はそんな自分も
そうじゃない自分も認めてくれてるんだと気付いた瞬間号泣
改めて自分のコンプレックスと攻めに向き直って更正
オタなのは変わらないけど前より楽に生きられるようになった邪気眼受けが見てみたい
攻めが受けのことをバカカワイイと思ってて「なんであんなのと…」の言葉にも「だって可愛いじゃん」とかにこにこしてるのもいい。
そんな攻めには数年後、邪気眼ネタの黒歴史で受けをからかって欲しい。
「えっと、もう一人の人格がなんだっけ」
「うああああやめろおおおおお!」
痛い卒業文章朗読もいいと思います
×卒業文章
○卒業文集
スミマセンorz
こんなに萌えるとは…恐るべし邪気眼受けww
邪気眼攻め…だと受けがクールに反撃しちゃうんだろうなw
811です。遅れましたが、
>>812姐さん
>>813姐さん温かいレスありがとうございます。
邪気眼受け、すごい萌えです…!!
以下私の妄想
攻め
バンドマン。イケメン。有名ロックバンド(日本人の)しか聴かなかった。友達多い。
受け
ロックオタクだが、専門は六十年代七十年代ロック知識で、あまりの知識量に絶対に周囲から浮く人。
特に中学時代とか浮きまくってそう。(修学旅行バス内のカラオケで一人、マイナーな洋楽歌ってたりとか)
この受け、邪気眼受け君といい友情築いてそうだなぁ。クラスから浮く男子二人みたいな。
イケメンバンドマン攻めとクラスの人気者攻めも仲良さそうww
部屋に入ってくる足音に目が覚めた。
俺はその音の主を理解しようと、手探りで枕元にあるメガネを取り、かけた。
ようやく目の焦点が定まってくると、それは幼馴染だった。
明るい色の髪に穴の開いた耳と、穴の開いたジーンズに着崩されたシャツ。
リア充感漂いまくりのあいつは、近所にあるコンビニの袋を下げて、俺の部屋に突っ立っていた。
幼馴染の目は俺に向けられている。いや、正確には俺の下半身に。
その目線をたどっていくと、そこには丸出しになった俺の股間があった。しかも朝立ち状態で。
「ちょっ、お前見るなよ!」
思わずうつぶせになって前を隠す。
ごくり、と幼馴染ののどが上下するのを聞こえたような気がした。
けつの下まで降りたスウェットを何とかあげようとしたが、恥ずかしさで手が震えてうまく上げられない。
しかも、寝ている最中に左腕がしびれてしまったのか、こちらも役に立たない。
あせればあせるほど何もできなくなっていく。
6畳半のフローリング板の上にコンビニの袋が落ちた音がしたと思った次の瞬間、俺の手は幼馴染に掴まれていた。
そして、乾いたように掠れた声が、背中に降ってきた。
「もうちょっと、いいじゃん?」
部屋中に散乱した、資料。
机の上にはまだ下書き状態の原稿。しかもプロットに納得できなかったためにそれも3分の1で止まっている。
溜まっていくばかりのペットボトル。ごみ。
ハラシマ中の俺の部屋は入稿前になると、目も当てられないほどひどくなる。
6月、10月の始めからは特にカオスだ。
気温が30度を軽くこす日々の中、徹夜3日目となった昨日夜。
余りの原稿の進まなさに痺れをきたした脳は自然にベットの横に平済みにされた本に、そして自分のすぐ横のティッシュ箱に俺の目を向けさせる。
表紙にはR−18と表記されている。描いているのは、俺が最も尊敬して止まない絵師だ。
俺が今回出すのも青年向けの18禁本。
いつものように同人仲間のサークルにおいて貰うことにしてある。
前回の冬のイベントで幸いにも自分の描いた本が全部はけたのだ。イベントごとに仲良くなっていた馴染みのお客達にも、労いと励ましの言葉をたくさんもらった。
それがとてもうれしくて(イベントの終わりに思わず泣いてしまった)、次はさらにページ数の多いものを作ろうと思った。
が、今になってそうした事を後悔しはじめていた。
まったく興奮できるような話にならない。読んでいて、こう、みwなwぎwっwてwきwたwww、萌えもない。
数多の萌え絵師達が描くさくらたんは、たまらない位自分を萌えさせてくれるのに。何度読んでも飽きないのに。つーか、かわいいよさくらたん、かわいいよ。
そう思いながら原稿も半ばで俺はオナニーをはじめた。
やりだすと最後まで止まらないが、終わってしまうとそこまでで、
ここ数日まったく睡眠をとっていなかった俺は、イったあとの疲労感にも押されその後深い眠りに就いた。
「はぁっ?何言ってんだ、はなせ」
俺は抵抗のために腰をあげようとした。
「もうちょっと、いいだろ?お前が知りたいんだよ」
あいつは今度は声色を変えながらにささやき、俺の腰を膝で抑えて体重をかけてきた。
「何がいいんだよっ、ぅんっ…。…?」
耳にキスをされた。始めは軽く、次に少しきつく。
それはだんだんと下へ下へとがっていって、襟足の奥のうなじに、
いつの間にか捲り上げられていたシャツからむき出しの背中に、
筋肉などうっすらも出ていない腰周りに、しっかりと落とされていった。
気持ちが悪くて、足も自由にならず、抵抗どころじゃない。
それを、俺からの承知と取ったのか、幼馴染は俺の股間でまだ半立ちになっている息子を手にし、ゆっくりと抜き出した。
「お前、いいかげんに・、」
思わず声を荒げると、今度は俺の振り向きざまにキスをしてきた。しかも口に。
驚きの余り、されるがままになってしまう。
息がはけないので唇を離そうと口を開けるが、その拍子に舌を入れられさらに深く口付けされていく。
歯の裏を舌がなぞってきて、口内を舌に犯される。
耳の後ろからむず痒いような、ゾクゾクしたものが全身に伝わっていって、身を捩りたくなる。
「クチュ」と、耳に届く音がうるさい。
きつく瞑っていた瞼を開けると、近くに、目と鼻の先に幼馴染の顔があった。
必死で真剣に行為を続ける幼馴染に、なぜか昔の彼の姿を思い出し笑ってしまい、彼と目が合う。
すると幼馴染の目元が綻んで、ゆっくりと扱かれていた息子の先を擦られる。
「んぁぁっ……!」
急な強い刺激に感じてしまい、口が離れ、糸が引いて唾液がそれぞれの口に伝う。
その声をさらに聴きたい、と幼馴染も自身を俺のに宛がって、そしてだんだんと扱く力を強めていった。
体を向かえ合わせにするように動かされ更に幼馴染と密着する。
首元に顔をうずめられ、たまらず首に腕を回す。
すると彼からかすかに石鹸の匂いが香った。昔から変わらない、落ち着く匂いだ。
間にある息子が激しく反応した。二人分の熱でどうにかなってしまいそうだ。
「も、…う、イく…!出る!」
「俺ももうっ」
お目汚し失礼しました(´・ω・)
しかも流れ読めなくてごめんよ。
でも、始めたからには最後まで!
続きは明日投下します。
くううう焦らしプレイか焦らしプレイってやつなのか!
明日って明日なのか!?
日曜日なのか!?
そんなに焦らさないでくれ(*´Д`*)ハアハア
とりあえずワッフルドゾーつ[井]
ダイヤモンドを散りばめたルーシーより素敵なものを見つけたのは、それはとっても素晴らしいことだよ。
西田のその一言に根木は俯いた。大原は、俺にとってルーシーより素敵な存在。
ルーシーは、西田と根木の間で「幻想」だとか「夢みたいな存在」という意味の言葉で使われていた。
それは西田がビートルズのルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンズが好きだったからだった。二人で歌詞を調べたり、その背景を調べたりした結果、
二人で「ルーシー」という言葉が使われるようになって、二年近く経つ。
中学三年の夏、二人は学生服姿で空き教室にいた。
終業式は終わり、とっくに下校時間は過ぎている。
だが、二人は教室にいた。西田は黙りこくった根木を置いて「Lucy in the sky with diamonds」と歌っている。小さな声だが、綺麗な歌い方だった。
「僕は、超能力者じゃない」
「うん」
西田がLucyと歌うのをやめて頷いた。そんなことはお互いとっくに解っている。だが、根木は自分が超能力者だと思い込んで振舞っていたし、西田は
それを刺激するつもりはなかった。
いつか、夢は覚めるから。それに、根木は覚めかけていたから。
ルーシーは空に浮かんでいて、届かないと知っているから。
根木は、自分が無力でだらしなくて、情けなくて、弱いと知っている。それを認めたくないがゆえに、中学校入学当初から「自分は超能力者だ」と主張していた。
からかわれても諭されても、根木は頑なに言い張った。それは西田にとって痛々しくもあり、その頑固さは尊敬に値するものだった。
他人と関わりたくないと思う部分は西田と根木の共通点だが、互いに「分かり合える」と思う部分があった。それは、結局「執着」だったのだ。
西田はビートルズに、根木は超能力というものに。
自分はどこにでもいる存在。無力な存在。それを肯定するには、力が必要だった。
でも力なんて持てない。だけど力が欲しくてあがいて、迷走した結果が今の自分たちだ。
「僕はただの、どうしようもない中学生だ」
「いいんじゃないの、それで」
皆、ルーシーに焦がれるんだ。僕らは、ルーシーを強く求めただけじゃないのかな。
「西田。僕はルーシーより、大原が好きだ」
「だから、君は超能力者であることを辞めたんだ?」
笑えば、根木は横に首を振る。「僕はただの人間で、偽物だったんだ。だから、やめたというのはオカシイ。偽物をやめたんだ」
根木の目が柔らかく細められる。
「僕は人間だ。やっとそう思えた」
「うん」
空き教室から出て行った根木を見送り、西田は適当に椅子に座った。
「僕らは、ルーシーからサヨナラするんだなぁ」
根木がサヨナラしたようにして、違うものを好きになって、そして大人になっていく。
いつまでも子どもでいられない。夏休みが終わったら、受験戦争は今より過激になっていく。否が応でも大人になれと自分に、周囲に言われる。
「Lucy…」
僕の愛しいルーシー。僕らにとっては幻想という意味だった女の子の名前。
「もう、根木の、俺の力で焼かれたいか、っていう決め台詞も聞けなくなるんだよなぁ」
一人笑い、根木は立ち上がった。
いつかはサヨナラ、愛しいルーシー。
人のいない昇降口で、偶然にも大原に会った。学級委員や生徒会役員を務める「優秀な中学生」代表の彼は、ルーシーとは違った意味で手の届かない存在だと思って
いた。
だが、彼が、根木と友人になるなど思いもしなかった。学級委員らしく「浮いているクラスメイトを助ける目的」で友人になったのかもしれないが、それで恋をした
根木がちょっと可哀想だ。
「西田、帰り?」
屈託なく笑いかける彼に、西田は頷く。
「うん、そっちも遅いみたいだけど、生徒会?」
「好きなひと待ってた」
大原がにこりと笑い、「ルーシーとバイバイするから待ってて、って言われてさ」と言った。
なんのことかわからないけど、要は俺のこと選んだってことだよね。
微笑む大原に向かって西田は笑い「多分そうだろうね」と返して靴を履いた。
「じゃあ、先生に怒られないうちに帰れよ」
「ああ」
大原に背を向けて歩き出し、西田はため息をついた。
性格わるー、大原。
終わり。
811でした。保守代わり投下でした。付け焼刃の知識ですみません。
>>827姐さんまったりとお待ちしております。無理はしないでくださいね。
あ、間違えました。一箇所、西田のことが根木って書いてますが、気にしないでいただけると嬉しいです。
GJ!!
萌えました。
こういう雰囲気大好きです。
豊作につられてwktkです
箸休めにリア充×黒髪眼鏡です。元ネタは洋楽バンドから。4レスぐらいかと
*****
この日記を読む君に頼みたいことがある。
これは一生俺が忘れないためにつけた日記だ。
でもいつかきっと、君がどこかで見つけた人間が、ここに記す奴と似ていたら。
…似ていたら、絶対に伝えてほしいことがある。
帰りを待っている奴がいると。
たとえ、そいつが帰らないことを決めていても、それでも。
俺は待っていると。
それが俺にできるたった一つのことだから。
*****
奴、グレアムとはどこでどう出会ったかよく覚えてない。
そういうのは奴の役割だ。俺はただ通り過ぎるだけ、そのはずだった。
でも、俺はなぜか奴に声をかけ、それから友達づきあいが始まった(ような気がする)。
グレアムは一見かなり地味だが、それをなぜ俺が気にする必要があったんだ?
俺は奴を面白い人間だと思ったし、それを見抜いたのが自分だけだということに酔っていたんだと思う。
だから、あんなヘマをやったんだ。
その日、俺は朝から虫の居所が悪かった。
ガムがアディダスの底にくっついたり、グルーピーの女子に絡まれたり、目当ての自販機がうまく作動しなかったり。
そういう小さなもろもろが積もり積もって、昼にはピークを迎えていた。で、食堂だ。
「よぉ、色男。まだしけたバンドやってんのか」
とことん面倒臭いと思った。奴は以前彼女を俺に盗られたと思い込んで以来、
それはそれはしつこく絡んで来る通称タフガイリアムだった。
「まぁな」
適当に無視しようとすると、肩を掴まれた。仕方ない、相手するしかなさそうだ。
「お前ンとこ、まだあんなだせぇギター野郎使ってるのか。俺んとこのにしとけよ」
冗談じゃない、グレアムとこいつと比べられるか。
だけど俺のその考えはすんでのところで口に留まり、なんとか「考えとくよ」と答えた。
俺は騒ぎを起こさなかった自分の自制心を誰かに褒めてほしいくらいだった。だけど、それもはかなく消えた。
「まったく、あの野郎もお前のクソバンドじゃロクな女もついてこねえし、哀れだぜ」
限界だった。それは全くお前のことだろ、と口に出す前にもう手が出ていた。
グレアムの耳に入らないことを祈るばかりだった。何度かパンチを喰らいそうになったがなんとかかわして(1回で充分だ)、
俺は「お前なんてこんなもんだ」と俺のアディダスの靴底(ガムつき)を見せ付けながら、やっとのことで逃げ出した。
*****
グレアムの憂鬱そうな顔を見たときから嫌な予感はしてたんだ。
「君の妹から聞いたんだけど」
出た。あのおしゃべり、グレアムには俺の知らないことすら話してる。
なぜかグレアムはよく相談を持ちかけられるらしい、が、
もう少しでお前は俺の母親かと言いたくなった。
けど、正直女の子達の攻勢には辟易していたところだった。
だったらグレアムの説教の方がまだマシだ。
「聞いてる?リアムだってほんとうは殴ることなかっー」
それは最後まで言わせなかった。本気で言ってるんだったらグレアム、お前に同じ事が言えるのか?
俺が殴ってなかったら、誰が、お前の為にリアムなんか殴ると思ってるんだ、
切れた口の端もまだ痛むっていうのに。
俺は自分でも想像してなかったぐらいの暗い怒りを感じていた。なぜかもわからずに。
でもグレアムは、まだ果敢にも意見していた。
「君にそういうことはしてほしくない」
そんなこと、家族以外の誰かに言われるなんて思ってもみなかった。
グレアムは半分泣いてるんじゃないかと思って、逆にかわいそうになったくらいだ。
そう、グレアムは俺を哀れんでる?
「お前には関係ないだろ」
俺はたかをくくってたんだ。シャイで内気なグレアムだから。
しかし、それを聞いたグレアムの信じられないという目を見て、俺は失言を後悔した。
「だから、俺はおまえの代わりにやったつもりだったんだよ。おまえは俺にとって…」
俺はそこで迷った。誰の、何の代わりかなんて、俺にだって答えられない。
そうだよ、勘違いだ。ちょっと頭に来ただけだ。それだけだ。
でも、それから二週間グレアムとロクに話さなかったことが、問題の重さを物語っていたような気もする。
ものいいたげなグレアムを無視するようにして、いよいよ俺も限界だった。
何かが足りないんだ。
けど、それが何かがわからない。
それが目に入ったのは本当に偶然だったんだ。
似てる、と思ったら本当にグレアムだった。隣にいるのは…誰だ?
初めは普通に話をしているようだったが、急にグレアムが相手の肩に顔を埋めるようにしたのには絶句した。
なんだそれ。人前で泣くなんて信じられない。
話の内容は聞こえなかったが、もう見ていられなかった。
俺はお前じゃないとダメだと思ったのに、お前は別にそうでもないらしい。
だったら好きにすればいい。
そうだ、俺が欲しかったものは、みんなお前の中にあったんだ。
*****
なんだか統合性ないですが、以上です。
これからもオタ男子の繁栄を祈ります!
ここで○asisを見ると思わなかった
自然にタダ弓の絵で再生された自分がいるw
919 名前: なごめ。 [sage] 投稿日: 2008/08/07(木) 01:35:53 ID:C4yFhao10
まあ、話を叩き切るがね。
今住んでるアパートの部屋の二つとなりぐらいに、体のデカイ、怖い顔の兄ちゃんが住んでる。
身長高くて腕も太い。顔も怖い。だが、何か頭は良いっぽい空気を醸しだしてる。
まあ、そんな外見で怖かったんで、あんま交流は無かったんだが、一月前、もそもそと帰宅すると、
アパート公認の野良猫二匹がしゃがみ込んでる兄ちゃんの膝に前足を乗っけて、顔に擦りついてた。
でかい兄ちゃんと、ネコの組み合わせに和みつつ、挨拶すると、兄ちゃんも「あ…どうも。」と、ぎくしゃくと挨拶してくれた。
んで二週間前、兄ちゃんの部屋の前に口の空いたクーラーボックスが置かれており、
コンビニに行くついでに見てみたら、中に保冷剤(冷えてる)が入れてあった。何だろうなあ。と思いつつ三日後ぐらいに見ると、
クーラーボックスの中でネコが昼寝してた。どうやら兄ちゃんは猫のためにクーラーボックスを出していたらしい。
丁寧に定期的に保冷剤で中を冷やしながら。
そんなやや心和む話。
そして、先ほど宅配便が間違って送ってきた、兄ちゃん向けの荷物が、大変俺好みっぽいマニアックな作品なんだが。
どうしたもんかね。この話題で仲良くなれそうだな。
と、言うささやかなフラグの立ってる感じのお話。俺、男だけど。
939 名前:919[sage] 投稿日:2008/08/09(土) 17:22:58 ID:YtQNTnjr0
近所の兄ちゃんに荷物渡してきたよー。
ついでに、兄ちゃんの所に俺の荷物が着てたよー。やふー。
(ちなみに、中身はプラモデルと玩具。)
んで、まあ、ぎこちなく会話してるうちに、野良猫が仲介に入って、会話が進み、
昨日は何となく一緒にオリンピックの開会式を酒を飲みつつ、一緒に酒飲みつつ、プラモデルを組みつつ見てた。
最終的に 俺 ネコ 兄ちゃん の川の字で朝を迎えてた。
何ともいえないマッシヴでホノボノした、ご近所づきあいが始まったさ。
それにしてもね。男はいつまでも子供だね。うん。我ながら。
あ、ほもスレからコピペ
携帯の専ブラからなんで名前欄コピれなくてスマソ
お盆の帰省中に電車でみたあほも。
A:ギャル男風。茶髪で短い。
B:元サッカー部。黒髪ツンツン。
C:少しオタク系。黒髪眼鏡。
帰省中、お隣&向かいに座った高校生。
席が2:2で向かい合ってる形なので走行中、仲良くなったときのこと。
A「○○って観光名所ですよね?」
私「カップルばっかだから男三人はきついよ」
A「よし、C二人で行くぞ!」
C「え、無理。Bと行って」
B「つっこめ、男同士だ。てかハブるな」
A「お前は腐女さんに連れてってもらえよ〜」
B「いやいや。お前が腐女さんと行けよ。俺Cといく」
C「男同士な時点でアウトだから」
幼なじみらしく、タイプが違う三人が仲良くしてるのに禿萌えた。
文章素敵すぎて萌えた。ほしゅ
>811リアルで発見
6 :名盤さん:2008/03/02(日) 10:06:00 ID:ummE4kxM
各店で、100円CDやら、レコをそれこそ大量に買い込んでいる
背の高いメガネおっさん。ナイスかどうかわからんが、目に付くね。
たぶん1日に100枚以上買っているだろ。業者か?
14 :名盤さん:2008/03/02(日) 23:11:49 ID:phI6ZOrw
>>6 100円均一コーナーとか、新宿中古センターの「○○円以下一律100円セール」
みたいなところで必ず見かける。っつうか、普通のフロアではあまり見ないねあの人。
平日仕事休みの日に見かけたこともあるが、やはり均一棚しか見てなかった。
スーツ着てたので、会社員じゃないの?
16 :名盤さん:2008/03/03(月) 01:06:21 ID:sBULfuNM
>14
これからは「均一君」に統一しようぜ。
248 :名盤さん:2008/06/28(土) 10:46:07 ID:KXivmTob
昨日、渋ロクで、久々に均一くんを見た。
店員に「お支払い方法」を訊かれていた。
専用レジで大量お買い上げ。
249 :名盤さん:2008/06/28(土) 17:11:55 ID:fvTDdciW
かっ、体で払います。
250 :名盤さん:2008/06/28(土) 19:50:48 ID:KXivmTob
体は、いりませんっ。
---
均一君×店員…?
>輝きスレから
260 名前: チラシ [sage]投稿日: 2008/08/16(土) 22:21:03 ID:iGA9c0nmO
友達になって二年になる同僚と、コミケがてら東京旅行した。
今は帰りの夜行バスの中。
ゲームはするけれど、同人誌とかの知識が全くなかった君を、引っ張り回して正直すまない。
俺はこういう趣味なんだと、打ち明けれる機会にもなったし、オタクのことを毛嫌いしていた君も、
面白いやつがいっぱいいるなぁ、と、笑顔ど言ってくれて、なにか救われた気分になった。
最近、俺が付き合ってる彼女との決別を真剣に考えていること、精神的に不安定なことも打ち明けた。
君の悩んでいたことや、過去のトラウマを話してくれて、本当にうれしかった。出会って二年、
これで親友って関係になれたんだよね。
仕事も悩みを忘れて、東京旅行したこと、しつこく覚えていようと思う。
地元に帰ったら、いろんなものに決着をつけるよ。
その決意をくれた君と、これからもいい関係でいれたらいいなぁ。
一緒に幸せになろうなって、吉祥寺の白○屋で約束した。
ふたりとも苦労人だし、これからきっと幸せになれるさ。
そう信じてる。
ただ、二人して、どっちかが女なら絶対うまくいってたなw とかいうフラグをいくつも立ててしまって、
なんか変な気分になったwww ごめんよwwうぇww
ーーーーー
これは素晴らしい萌え
>じゃあ自分はチラシから
807 名前:新板設置について相談中@新板スレ :2008/08/20(水) 00:57:10 ID:ABdwG23WO
ネット上で見た広告で、
「童貞男子を金で買って車の中で一晩中ヤりまくる」というのを見た。
頭の中に金持ち変態攻め×気弱貧弱オタが浮かんだよ素で
受けは23〜26ぐらいの黒髪で無表情で、いっつもよれよれTシャツ色あせジーンズ。んでいじめられっ子体質。
社会に馴染めず途中退社、ヒキオタで毎日ネットぐらいしかする事がない。
そしてとっくに成人してるのに童貞な自分が嫌で嫌で仕方ない
ある日、ひょんなことからネット上で出会い仲良くなった女性から直接会ってみませんかというメールが着た
「こういうのは胡散臭いからな…」と思いつつ、顔を見るだけ見てから考えてみるかと考え了承した受け。
そして、待ち合わせ場所にいたのは…(略)
「君の処女を金で買わせてくれ!!」とはあはあせまる攻めに「何でだよ!嫌だよこのネカマ!!」とマジ泣きで逃げる受け。
遊びでネカマをしキモオタ釣りしていた攻め(バイ)だが、受けに一目惚れで何としてでも受けの身体を欲しがる
そこからしばらくはコメディちっくな感じで進むが、やがて「どうせ俺の身体だけが目当てなんだろヤるだけヤって金置いてとっとと消え失せろよ…」とか言い出す受け
正直絵面はよくない。だからこそ萌えるよ。こちとら薄幸の美少年ばかりだと胃もたれするんでい!!
しかし最近童貞買います系の広告多いなー
>>849 オタク受けの反応に萌えすぎて朝っぱらから鼻血ふくかとw
攻めが超絶テクニシャンで、嫌がっていた受けの方からハマっちゃったとか
オタク活動の軍資金欲しさに我慢して自ら買われる→いつの間にか両思い
とかでも美味しい…(*´Д`)
オタク男子のせいで平日の朝から煩悩ばかりだチクショー
保守ります
たまにはオタク攻めもいい
オタクだと思ってバカにして近づいたオサレイケメン
「どうせ童貞なんだろ?w 俺が教えてやろっか〜」としつこくからかってたら
それまで無視決め込んでたオタクが突然「………教えてもらおうか」ガバッ
エロゲと妄想で鍛えた超絶テク(?)に、オサレイケメン大混乱
「な、な、なんでこんな事・・・知ってんだよ!」
「興味のある事はとことん追求するのがオタクだろ?」
厨設定スレ行きだな
>>852 悔しいッんっ…こんな厨設定にッ!!!ビクッビクッ
>>852 わっふるわっふる!!
わっふるわっふる!!
わっふるわっふる!!
ぜぇぜぇ。
わっふるわっふる!!
わっふるわっふる!!
わっふるわっふるーーーー!!
>852は>854が過呼吸起こす前に責任持つべきwww
ところでオサレ池面はツンデレのにおいがしますね^^
856 :
新板設置について相談中@新板スレ:2008/09/05(金) 02:17:44 ID:ovjqcbzTO
ほしゅあげ
ネカマ萌えってここでいいのかな
たぶん違うと思う
オタクがネカマして801展開なら正解
861 :
新板設置について相談中@新板スレ:2008/09/08(月) 09:09:03 ID:JMxqzBoNO
862 :
小結 ◆/KOMU/uMio :2008/09/08(月) 14:04:21 ID:auR92QVZP
K_
( @ @)
人 ▽ノ、<オタク男子の亀頭
( 人 人 ノ)
( )}( )( ){( )
∪ ★ (∪
ヽノヽノ
∪ ∪
こんなスレがあったのか
今年の夏コミ会場で、双方オタ紙袋を肩にかけながら
手をつないで歩いているオタ男子をリアルで見た時は
危うくストーカーになりかけましたよ。サーセン
オタク男子大好き保守
女遊びしまくりのイケメンにためしに厳選してエロゲ貸してみたら
思いの外「おもしれえ!」って言ってくれてしめしめと思ったけど
次々厳選エロゲ貸してたら、3本目ぐらいで
「なんか飽きたー」って言われた
やっぱ実際の恋愛の方が駆け引き難しくて楽しいんだってさ
-----------------------
なんというフラグ…
ν即より
25 名前:名無しさん@涙目です。(東京都)[] 投稿日:2008/09/15(月) 23:36:41.64 ID:dJp05ewX0
イケメンがカッコイイ服を着る→女「かっこよすぎワロタ」
ブサメンがカッコイイ服を着る→女「いきがって着てんじゃねえよ、似合わねえよ氏ね」
鬱だ死のう
41 名前:名無しさん@涙目です。(大阪府)[] 投稿日:2008/09/15(月) 23:40:23.55 ID:rYhD1EUw0
>>25 やめろ。それリアルで体験した。
俺がキモイと言われた服をイケメンの幼馴染にかしたら「ちょーかっこいい」
とか言われててへこんだ。
---------
ハァハァ
幼なじみ・・・だと・・・?
保守ついでに
「イケメン人気者オタク×根暗なひねくれ者」というカップルの妄想がとまらん…
オタクな知識は半端ないくせに、イケメンリア充な攻め
女の子からも当然モテるけど「2次元にいきたい」が口癖で、なかなか彼女つくらない
対して受けは、別にオタクでもないのに周囲からオタク認定されてる
オタクじゃねえよと思いながらも否定する間もなく、ひねくれ者なので友達も少ない
同じクラスになって、イケメンの方がオタク友達になれるかも!と一方的に話しかける
が、もちろん根暗はそんな話題は分からないし口下手なので会話が続かない
イケメン的には「あれー?」と思いつつも、沈黙が新鮮でやっぱり話しかけちゃう
根暗の方は「話しかけてくんなよ…」と思う反面、
そんなに人から構われたことがないので内心では結構嬉しい
くっつくまでにいろいろあるんだろうな〜とか妄想するともう止まらない
>>869 + +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
根暗君は最初こそ拒否反応を示すけど、段々とイケメンオタとの時間が大切になってきて
少しでも話す時間を増やすために、影でこっそりオタ分野の猛勉強を始めたりするといい
イケメンオタは「あれー?」と思った後に非オタである事に気づくけど、
一生懸命オタクのフリしてる根暗君が可愛く思えて、トンチンカンな事言っててもニコニコ顔で聞いてあげるんだ
んで、ある日「一緒に○○(アニメ)観ようよ」と部屋に誘って
というとこまで便乗妄想した
すまん
>>869,871
わっふるわっふるわっふるわっ・・・∞!!
いざアニメを見始めても根暗君とイケメンオタのウケるツボが違ってて
根暗君がおずおずとイケメンオタを窺いながら同じ場所でウケようとがんばる。
それをに気づいたイケメンオタもウケるタイミングがわかりやすいように
根暗君の手を握って振り上げてウケてみたりなんかして
というところまで便乗妄想した。
仲良しばんざい。
>>874 ( ゚∀゚)o彡゜わっふるわっふる!!
握り合った手をアニメ見終えるまで自然とそのままにしてて
アニメが終わってからお互いに「あ…手、どうしよう…」とか考えちゃう
イケメンくんはマイペースに「あーなんかドキドキするなあ…
ギャルゲで一番好みの子落とそうとしてる時に似てるなあ」とか思ってる
根暗くんは「なんで男同士で手つないでんだよ…なんか変じゃね…?
ていうかなんで俺ちょっと嬉しいわけ…?わけわかんねえ…」とかグルグルしてる
結局手を離すタイミングが分からず、繋いだまま
そんでしばらくしてから「あ、手きれいなんだな〜」とか思ったイケメンくんが
深く考えずに根暗くんの手をにぎにぎしたり撫でたりして、根暗くんびっくり
というところまで便乗した
すみません
わっふるわっふるわっふるわっふるわゲホゲホ…
わっふるわっふゲホッ…
>>877 大丈夫か!?
ついでに便乗
それで根暗くんは「な、なあ男同士で手繋ぐっておかしくね?ていうか
な、なになんで手撫でてんの」とか言って手をほどこうとするんだけど
イケメンくんは「なんで?いいじゃん別に
てか手、きれいだよね。俺好きだなー」とかさらっと言っちゃうんだ
「は、なにそれ好き?すすす好き!?は?
あ、手?手がね!あれっ?え、なに普通なの?繋ぐのって?
俺イケメンの考えることって分かんない!」とか根暗くんはぐるぐるしちゃって
「好きって…」ってそこだけ呟いちゃって
「え」とか言って二人で真っ赤になればいいと思うよ!
>>877 (・∀・)つ旦~ お茶ドゾー
わっふるわっふる!わっふるわっふる!
もぐもぐ
わっふるわっふる!
わっふる大杉www
イケメンは根暗くんがふりほどこうとした手をイケメン技でホールドして、
無言で根暗くんの顔を見つめるんだよね。
でも半分は「腹減ったな、でも根暗(仮)の眼はきれいだな」とか思ってて
二人とも同じタイミングで腹が鳴る的な毎度おさわがせします展開に
このスレのみんなが好きだw
過疎ってると思ったらいきなりのびてわっふる祭
そんなこのスレとみんなが好きだよ
妄想こっそり投下失礼
天然男子×オタク男子もなかなか美味しい
オタク男子は周りからキモい認定されてて服装とかもダサい
でも天然男子はそういうの全然気にしないタイプで
「オタクくん(仮)は絵が上手くていいねえ(´∀`)」
「オタクくんの描いてる漫画の女の子かわいいねえ(´∀`)」
とか言ってよく絡んでくる
個人的には天然くんはちょい天パで長身だと良い
ワンコじゃなくて、ぽや〜っとしたお花畑な子にオタクを攻めてほしい
電車で泥酔した見知らぬリーマンに「○○駅で起こしてください」と
お願いされて動揺し、思わず承知してしまったオタク。
リーマンの駅についたものの、「一人じゃ歩けない」なんて言われて…!?
まで受信した。
わ…わっふるわっふる!
天然×オタクわっふるわっふる!( ゚∀゚)o彡゜
リーマン×オタクわっふるわっふる!!ε=(゚∀゚*)
「!!!」
うわ、俺最低かも…
朝から頭を抱えたのには理由がある。
なんという事であろうか、今俺が腕枕している相手は見ず知らずの男であったのだ。
大仰に言ってみたが事態が変わるわけでもなく、甦るのは思い出せば思い出す程
頭を抱えたくなる記憶だった。昨日、べろんべろんに酔っ払った俺は今隣で
気持ち良さそうに眠っている彼に絡んで家に連れ帰ったのでした。
「はっ!服!」
着てる・・・
イヤイヤイヤ今の安心はおかしいだろ俺。この子男の子だから!どんだけ自分の事信用してないの!
「ん・・・」
あ、起きる?今の動きかわいい。
「あの、おはようございます・・・」
「!!!・・!?あ?え?おはようございます?」
「えっーと」
「なななななん、あ、すいません!腕!あっスーツ!すいません!」
「え、あー大丈夫大丈夫、ていうかごめんね?びっくりしちゃうよね、急に!
変なオッサンに連れ込まれちゃって!ごめんね?」
「え、いえ全然若いです、えっとそうじゃなくて!え、え?
なんかよく分かんないんすけど俺寝ちゃってたんですよね?」
あーなんかこのキョドり具合・・・なんかキキちゃん(リス おんなのこ)を思い出す・・!
「え、え?なんでちょっと涙目なんすか!?」
「ううんなんでもないよ・・」
「あの、顔洗ってきてもいいですか・・・」
「気にしないで使って使って!昨日今日と全面的に俺が悪いの!そこ出てすぐ左が洗面所だから!」
「あ、はい!」
そうだ・・・なんかあの子が挙動不審なのも二日酔いで頭がガンガンするのも
秋の再編成で好きな番組ばっかり終わるのもどれもこれも俺のせいじゃないか。
なにがキキちゃん(ちょうかわいいシマリス)だよ!
相手は男の子ですよ!しかも凄いご迷惑をおかけした!
「あの、すいませんタオルお借りしました・・・
って、えっどうしたんですかなんか暗くないですか?大丈夫ですか!?」
「大丈夫だいじょうぶ・・・あ、かわいいね前髪上げた方がいいよ」
「!!!!?」
「ちょっと待ってね朝ごはん用意するから
食べれないものとかある?」
「ないです!あ、えっいやっ悪いですよそんな!」
「ううん俺にできるのは料理ぐらいなので・・させてね?いい?」
「あ、はっはい!」
「あ・・・美味しい」
「本当?良かったー。あ、ねえ電話番号とか教えてもらってもいい?今度なんか奢らせてよ?」
まで妄想した。
なぜかかわいい連発の乙女系リーマンに・・・
オタクはたぶん(この一連の流れ・・・間違いなくリア充・・・!)とか思ってる
姐さんGJ!
かわいいオタクハアハア(*´Д`*)
というか、このリーマンは確実に天然タラシ…!
GJ!!
気まずい雰囲気たまらんたまらん
わっふるわっふる!
893 :
新板設置について相談中@新板スレ:2008/09/28(日) 18:39:32 ID:xUBNmQZK0
ここで見たんだったかな・・・
外人オタク男子×日本オタク男子にかなり萌えてSS書いてみたんだけど、
投下してもいい?
まさかの規制で携帯からなんで、見辛かったらごめん
何がどうなっているんだぜ・・助けて天国のお父さん!!(生きてる)
こんなことなら昨日鉄道警察にでも突き出すべきでしたね俺!でも俺にはロジャー(似の知らない人)を
無下に扱う事はできんのだよ俺!だってロジャー演技がかってるけどかっこいいじゃない!何言ってんのか自分でもわかんない!
「え?あ?赤外線すか?あれ?どこだろ?」
「わかんない?ちょっと見せて」
!!!!くぁwせdrふじこ!!!待ち受け!!何!!?
「あ、かわいー」
は!!??え?ガ○タンクか?あ、
「タ○コマっすか」
「なんかのロボット?いーねー男の子って感じだねー」
よかったあああああ!!あぶねーーー!!!!
うっかりパワードスーツ系なんかにしてたりしたらロボオタの名折れだもの!・・あれ?
一般人相手だと少佐とかのがまずいのか?よくわかんねえぞ・・・つうか赤外線とか・・使う機会が訪れようとは・・・
「俺のすっげーかわいいよ!くまさんが手振るんだよ!ほら!」
「わーほんとだかわいいっすね・・こういうのって彼女とかにもらうんですか?」
動くタチ○マか・・それはかわいいな・・
っていうかくまさんって!!ロジャーがくまさんって!!!言いませんが・・言えませんけれども!助けてドロシー!!
「これ?これはねー同僚の女の子にもらったの。彼女かーそういや最近付き合ってないなあ」
「えっそんなモテそうなのにですか」
「なあんかみんな友達感覚になっちゃうのよー
君こそどうなの?かわいいし、彼女いるんじゃないの?」
かかかかかの、彼女!?俺?っってかこの人さっきから俺の事かわいいとか言って頭大丈夫なんですか!?
さっきから木内くんか・・キキちゃん・・・とか呟いてまた涙目だし!人の名前見て涙目とか・・なんなのこの人・・・
リア充ってみんなこうなの?それともこの人が特殊なの?
「いいいませんよ!っていうか、かっかわいいとかそういうのは女の子に使うんじゃないんすか!?」
「え、そーお?木内くんかわいいって言われない?
じゃあ好きな人とかは?気になる人とか」
あれ・・なんか言葉が通じてませんが・・・あーでもここまでかわいいと思うのは木内くんぐらいだね!とか
爽やかに言ってるんですが・・・
「そうですね、今一番気になってるのはお兄さんですね・・(主に思考回路が)」
「ほんと?じゃあ俺たち付き合ってみる?」
・・おかあさん僕はロジャー(似の御厨弘樹ですひろくんって呼んでね☆とか言ってる男)に騙されかけているのでしょうか、
なにが起きているのかわからないんだぜ・・・ロジャーに似てるのに頭がお花畑なんだぜ・・・
「・・お兄さn「ひろくんv」・・・・ひろくん、俺、いまいち好きとか付き合うとかそういう感覚わかんないんだけど」
これは本音だ。そりゃあまわりじゃ誰が好きだの誰それが付き合ってるだのやってるけれど
俺には勇者シリーズ見てる方が楽しいし、トラン○フォーマー(初代とビースト系とカーロボ)のが大事だから。
「別にそれでいいと思うよ。俺は木内くんのことかわいいと思ってるし、優しい事も知ってる。好きになるのにこれだけあれば十分でしょ、
あとは君と一緒にいれたらいいなって思ってる。木内くんの好きな事は何?俺が一緒にいてもいい?」
だめだ、俺完全に流されてる・・気がする。だってちょっと嬉しいと思ってる。この人にはペースを狂わされてばかりだ。
俺の人生にここまで積極的に関わろうとした人間なんかいなかった。だから、ちょっとぐらい試したっていい・・よな?
「ゲ○ターサーガとジ○イアントロボ一緒に見てくれる?個人的にはGガンも見ておいてほしいところなんだけど」
わっふるされて調子に乗った。今は反省している。
>>893 読みたい!
オタクのテンション高いww
だがトラ○スフォーマーのビースト系には禿同w(萌え的な意味で
>>893姐さんもぜひ投下を…!
897 :
外人×日本1:2008/09/28(日) 23:10:07 ID:xUBNmQZK0
うわ、再度もえが・・・!
やっぱリーマンものはいいですな。
んでは投下させてもらいます・・・!
日本は今日も快晴だ。
青い空にはほとんど雲はなく、時たま大きな雲が真上を通っては大気に流されていく。
今日は各地で太陽が見られるらしい。全国的な晴れの日だ。心地の良い陽気は、春のもの
からだんだん夏にシフトしていっているような気がする。薄いシャツでも少し暖かすぎる
陽気だ。
心地の良い午前の頃、アメリカは今、夜なのだろうか。櫻井春陽は、となりを歩くアメ
リカ人――アルバート・ハンセンを見つめた。彼の横顔は相も変わらず今日も綺麗である。
まったく、住む地域がちょっと違うくらいで顔のつくりがまったく違うのだから、人間とい
うものは不思議だ。常々、春陽はそう思う。
そのアルバートは春陽の視線を感じて、にこりと笑う。
春陽はウッと目を細めた。白い歯が日の光できらりと光った気がしたからだ。
「今日ハ、秋葉、デス」
アルバートは白い歯を惜しみもせず見せながら、うれしそうにそう言う。カタコトの日本
語は、でかい図体に似合わずかわいらしい。春陽はすこし微笑む。
「アルは今日、なに買うの?」
「漫画ヲ、チョット」
昨日おぼえたばかりの「ちょっと」という単語を使ってきたアルバートに、春陽はまた深
く微笑んだ。
898 :
外人×日本2:2008/09/28(日) 23:14:13 ID:xUBNmQZK0
アルバートと春陽は、ひょんなことから出あった。
大学生になって二年目、上京して二年目でもある。はじめて東京に来たとき
から住まっていた古いアパートが、取り壊されることになった時、大学のサー
クルの先輩が、自分はあまり使わないから、と新築アパートの自分の部屋をシ
ェアしてくれることになったのだ。ボロボロで管理人がもうすでに死期が近か
った自分のアパートとは違い、先輩のアパートはまだ築三年管理人はきれいな
女の人、というステータスで、泣きたくなったこともあった。が、無事引っ越
すことが出来、アパートの住人に挨拶をしにいったときである。となりが外人
だったのを知ったのは。
最初にアルバートと出あったとき、春陽はそりゃもうびびった。だって英語
は中学校の頃から成績は最高でも三でしかなかったのに、何か困ったことがあ
っても誰も頼る人間がその外人以外、いない。角部屋だったため、となりは外
人しかいないし、その外人のとなりはビジネスマンで常に家にいない。頼みの
綱の先輩は、女の子の家を渡り歩くのが趣味の女たらしだし、家にいたとして
も寝ている。管理人さんは若い女の人だったが、この人もまた仕事をしている
身だから、夜中でないと帰ってこない。引越し早々英語と格闘する為に戦々恐
々としていたが、外人がカタコトとはいえ日本語を話せることを知ったとき、
春陽は思わず外人に抱きつきそうになったほどだ。
そこから交流が始まった。
899 :
外人×日本3:2008/09/28(日) 23:17:04 ID:xUBNmQZK0
春陽が引っ越してくる少し前に引っ越してきた外人は、日本の生活に慣れな
いのか、よく春陽を呼び出していた。いや、今もだ。やれゴミの分別がどうと
か、やれ漢字が読めなくて説明書が分からないだとか、夜中や真昼間に呼び出
されることはしばしばで、春陽はアルバートの部屋に半ば住んでいるような状
態である。
ちょっぴり鬱陶しいとも思ったことは否めない。でもその鬱陶しさを感じな
かったのは、ともに特殊な好みだったからだろう。趣味があった。アニメ漫画
の娯楽にハマっているいい年したふたりは、よくレンタルビデオ店でアニメを
それらを借りてきては、テレビに夢中になっていた。
こうして同居ともいえないような生活を続けて、数ヶ月。
アルバートと春陽は仲良くこうしてオタク活動を続けている。
「魔法少女みるく、新刊……」
「ないね」
ネットで何度も確認しては、また書店でもがっかりするアルバートを見なが
ら笑う。
魔法少女みるくは最近アニメ化するんじゃないかとうわさされているライト
ノベル作品だ。ある日ひょんなことから異世界に飛んだ少女みるくが、魔法で
世界を救う、というあらすじだ。アルバートはロボットやミリタリー系の作品
を好んでよく見ているが、所謂萌え系の魔法少女みるくは別らしい。おそらく
作中にロボットが出てくるのだと思うが、絵柄がどうにも好きになれない春陽
は手が出せないので確認の仕様が無い。
その魔法少女みるくは最近作者の都合なのか、新刊が出なくなっている。ア
ルバートはまた陥った絶望のさなか、ため息を落とした。
900 :
外人×日本4:2008/09/28(日) 23:21:27 ID:xUBNmQZK0
「しょうがないよ、また今度」
ぽんとアルバートの背中をたたくと、彼は又ため息を落とした。
新刊が出ない焦燥感はオタクなら誰もが経験していると思う。未だ手に取れ
ない新刊を夢見て、何度も読み返しては、出版社のフェイクにもめげず、ネッ
トの偽情報でうかれあがった気分が嘘だと気づいたとき落ち込むもめげず、何
度も何度も本棚の巻数をチェックしては、インターネットに頼らざるを得ない
状況を。そして手に取った瞬間の喜びといったら、なんともいえないものだ。
そのために日本語を勉強し、単身で日本にやってきたアルバートの嬉しさは
、日本のオタク以上ではないだろうか。そして、その落胆振りもおそらく、日
本のオタク以上である。
うなだれているアルバートの背中に手をやって、書店から出て行く。
そのまま人ごみにまぎれて、アニメショップや電気店で買い物をしていく。
とはいっても春陽はそれほどお金を持っていないし、買うとしてもマンガや小
説ばかりである。アルバートと同じ趣味であるが、その熱意はアルバート以下
なので、彼はアルバートの後ろにならっているという感じだ。それでも、春陽
の手の紙袋は、アルバートにも負けなかったりすることがあるのだが。
時折人ごみにまぎれると、大半は何とも思わないらしいが、一部の人間にア
ルバートの背の高さが驚かれる。それを見ながら、日本人は背が低いからなあ
とまた地域の違いとかお国柄を思って、春陽はため息を吐くのだった。
ある程度買い物も終わって、春陽は右手にふたつ、アルバートは左手にに三
つという戦況だ。そんな頃、アルバートが店の軒先で止まった。少し疲れたよ
うで、
「春陽、チョッと、お茶しに」
ちょっとの発音がよくなってきたな、と思いつつ、春陽は頷いた。
メイド喫茶がどうとかという案内をもらったのを思い出して、配られたティ
ッシュをふたりで見つめたものの、そこまで行きたいという意思がお互い無い
のを確認すると、適当なところで手を打った。現実のメイドもいいけれど、な
んだか風俗に昼間から行くような気がして、春陽は気が止めたのだ。それはア
ルバートも同じらしかった。ビジネスマンが一服するような落ち着いた喫茶店
をすぐさま見つけ、ふたりは窓際の席に案内された。
901 :
外人×日本5:2008/09/28(日) 23:28:33 ID:xUBNmQZK0
ソファに紙袋をそっと置いて、息を吐く。
ここしばらく買い物することがなく、所謂キャンパスライフとアルバートに
振り回されていたので、今日はかなり楽しい。散財は金欠の原因になるが、そ
れでもストレス解消にはなりえるし、散財するのもいとわない品物を買うのは
楽しい。今日はマンガとライトノベル以外にも読みたかった小説をいくつか買
ってきたので、当分の暇はこれでしのげる。だが今日の買い物はこれで終わり
にしておく。アルバートも同じらしい。夏のコミケにそなえてお金を貯めてお
かないといけないからだ。特にアルバートは自分の好きなジャンル以外にも、
絵が気に入ればぐんぐん買っていくので、お金がなければならないのだ。
ご注文は、とやってきた可愛らしいウェイトレスにコーヒーをふたつ頼むと、アルバートは腕を組んだ。
手持ち無沙汰になった春陽は、
「今のウェイトレス、かわいかったね」
アルバートはよく、可愛いと思った女の子をよくお持ち帰りしていた。最近
はアニメに夢中なのかまったくだが、春陽がアルバートと話すようになった頃
は、部屋に行けばあられもない姿(なんといっても所謂彼シャツというのか、アルバートの
ぶかぶかのシャツを着た、しかも可愛いというオプションつきである)の女の子がいるか、そのにおいがあった。あまり異性交遊に慣れていない
春陽はそのたびに心臓を破裂させていたものだ。いつごろかアルバートに聞いた
ことがある。どうしたらあんなに女の子と付き合えるのか。するとアルバート
は、僕はシャイじゃないからとかよくわからないことを言って笑っていた。
まったく外人というものはなんでこうも百戦錬磨なのか。一度でいいからその顔を自分にくれよと春陽は常々思う。
少しだけ泣きたい気分になった春陽は、ううんとうなるアルバートを見る。
「分からナイ」
首をかしげた春陽は、コーヒーを持ってくるのにまたやってきたあのウェイトレスの顔を見た。
アルバートの好きそうな顔だ。くるっくるの長いまつげが大きな目を縁取り
、肌は白くて唇は少し厚めで、通った鼻筋がハーフなのかなと思わせる。内側
にはねている髪の毛は栗色で、染めているようには見えない。ナチュラルメイ
クが似合う女の子だ。
902 :
外人×日本6:2008/09/28(日) 23:30:31 ID:xUBNmQZK0
コーヒーの湯気の向こうで頭を下げるウェイトレスを見つめてから、アルバ
ートを見る。
やっぱりなんの表情も浮かべていない。
ウェイトレスは何となく、アルバートに気があるようだったのに。
「……好み変わった?」
「んーん」
首を横に振るアルバートは、嘘を言っているようにも見えないし、嘘を言う
必要性もない状況だ。
何か変なものでも食べたのかな、と思いつつ、
「俺は変わったなー」
と何気なく口にした。
アルバートがじっと春陽に視線を注ぐ。
「サークルにこの前、可愛い後輩が来たんだ。初々しくて、なんかよかったな
。東北から来たらしいけど、ちょっと垢抜けないっつうか、そういうとこが」
前は清楚な感じのする、いかにもお嬢様な女の子が好きだった。初めて付き
合った女の子も、少しどじな部分もあったが、清廉な雰囲気の女の子だ。でも
この前、サークルの見学できた女の子は、清楚というよりも初々しくて東北弁
丸出しの垢抜けない子だった。少し地味な雰囲気だったけれど、ひかえめで女
の子らしい女の子だった。緊張すると顔が赤くなるのか、始終頬が紅潮してい
たのを思い出し、微笑む。かわいかったなあ、と思いつつ、砂糖をいれたコー
ヒーを口に含んだ。
「ふーん」
アルバートはつまらなそうにそう言った。
まあ、他人のタイプなんて語られてもおもしろくないか。ちょっぴりむっと
した気分をそう思いなおして沈める。ただでさえ主張の激しい外国人相手に、
反論したってなんの意味も無いしそもそもそこまで怒っていない。またひとくちコーヒーを含み、舌で少し転がした。
ウェイトレスが他の客のテーブルへ向かうのにこちらを通ったとき、かすか
にアルバートを見ていた。アルバートはその視線を感じ取ったあと、
「僕ハ、春陽ミタイナ、子ガ好キデス」
と、まっすぐ春陽を見つめて言った。
903 :
外人×日本7:2008/09/28(日) 23:32:58 ID:xUBNmQZK0
春陽は一瞬驚いたが、すぐに笑った。
「マジか。俺みたいな?」
「ソウ」
この間日本語学校で先生に社交辞令をならいました、と言っていたのを思い
出し、活用しだしたなと春陽は笑った。アルバートに限らず、語学を習ってい
る人間は積極的にならざるをえないからか、習った言葉を変なところで使いた
がる。たとえば今日もちょっとという単語を習ったからなのか、チョッと行っ
てくるとか、チョッと見てくる、とか、アルバートは小さな場所でもすぐに使いたがった。
そのためだろう。でも間違っている。なんといったって春陽は男だし、女の子
に見間違えられるようなことなんて子供の頃以外に経験していない。好みのタ
イプというこの質問の場合、容姿のことを言っているのはアルバートも分かっ
ているようだし、おそらくずっと使いたくて機会をねらっていたに違いない。
「ありがとな」
がんばっているんだなあと感心しながら、その姿が妙にかわいくて笑った。
「ホントデス!」
からかっていると思ったのかアルバートは少し頬を紅潮させ、そう言った。
ごめんごめんと謝ると、いい足りないのかアルバートは顔をしかめた。
「春陽ミタイナ、可愛イ子が好キ」
「そうか? 俺可愛い?」そう言うとアルバートは勢いよく頷く。
「アメリカの男、デカくて可愛クナイ! デモ春陽、可愛イ」
アメリカだけ少し英語っぽく言いながら、アルバートは一生懸命に言った。英語で言うこともできるが、春陽が分からないのを知っているので、気を使ってくれているらしい。優しいなあと想いながら、
「俺もアルみたいなやつが好き」
と笑って言うと、
「じゃ、両思イ?」
とアルバートは言った。
春陽はあははと笑い飛ばすと、コーヒーを一口飲んだ。
アルバートも春陽にならってコーヒーを口に含むと、苦々しく顔を歪めた。
あああ、なんかすいません、初めて投稿したもんで改行へたで・・・
×っていうか外人→日本みたいな感じですね。
長くてすいませんでした。
すん止めかよ!
リーマンも外人もまとめて、わっふるわっふるわっふる
外人×日本に禿げた。
この二人がどうなるのか気になって眠れないよ
わっふるわっふるわっふるわっふる
わっふるわっふるわっふるわっふる
907 :
外人×日本8:2008/09/30(火) 23:35:36 ID:3xiaCpfn0
長くなりそうなので三部に切ります・・・これは二部で。
喫茶店を出て、さっきからスキだスキだと繰り返すアルバートをとなりに、家路に着く。
途中でスーパーに寄って食材を適当に買い、何食べようかとふたりで相談しつつアパート
の各自の部屋に戻る。一度戻ったと言えども春陽は荷物を置くとすぐにアルバートの部屋に
行き、冷蔵庫に食材をしまった。前までろくでもないサイズのアイスクリームがおいてあっ
た冷蔵庫も、今や春陽が調理に使うものばかりが入っている。通い妻ってこういう意味かな
と自分の中だけで笑って、ハンバーグを作るべくひき肉をテーブルに置いた。
以前ここで始めて調理をしたとき、アメリカンサイズのアイスクリームがどかりと場所を
占拠していて、食べるものといったら冷凍食品や卵が少しあるだけだった。今は三食共にほ
ぼ春陽が作ることになっているから、春陽好みの食材や調味料が所狭しと並んでいる。気を
使ってくれているのか、アイスクリームも日本人サイズのものを買ってくるようになった。
小さいカップのチョコレートアイスをスプーンですくう外人は、何となくシュールで笑ったけれども。
「春陽?」
アルバートが不思議そうに首をかしげて名を呼んできたので、なんだと聞くと、なんで笑
ってるの、とつられて微笑んでいた。頬に手をやると、気づいていなかったが笑っていたらしい。ハッ
ピー? と英語っぽく聞かれて、
「んー……なんか通い妻って感じだなと思ってさ」
と笑った理由を言うと、アルバートはさらに首をかしげた。
「カヨイヅマ?」
「通い、妻」
一気にまくし立てようとするアルバートのために、ゆっくり発音してあげる。するとアルバートは
ゆっくり、カヨイヅマカヨイヅマ、とつぶやくと、やっと納得できる発音が出来たのか、通い妻、と
きれいに一言言った。
「ドウイウ意味?」
「えーとね……」
908 :
外人×日本9:2008/09/30(火) 23:39:38 ID:3xiaCpfn0
言って見て恥ずかしくなってきた春陽は、アルバートに背を向けてひき肉をボールに入れる。
醤油や料理酒を少しずついれて、こねながら、どう言えばいいのか少し考えた。冗談だったが意味
を聞かれるとどうも気恥ずかしいことがある。日本語もなんとかなアルバートは笑ってくれるだろ
うかと考えていたが、アルバートの視線が未だ背中に注がれているのを気まずく思って口を開く。
「恋人とか、そう言う仲のひとが、相手のために家に来ることだよ」
相変わらず背は向けたままだったが、そう説明して、ハンバーグのたねをこねる力を強めた。
何の意味のない冗談も、相手が理解してくれないと背中がむずがゆい感覚がする。通じていな
いということの辛さをあらためて感じながら、冷たいひき肉を懐柔していく。
アルバートはしばらく恋人、とか家、とかうしろで小さく繰り返していたが、ソファの上に座った
音がしたので、どうでもよくなったのだろう。ほっとしたような気まずい様な気分を背に、春陽は
ひき肉をこねる手をさらに強めた。
ある程度ひき肉をこねてから、玉葱をいためようとみじん切りを始めると、涙腺が刺激されて
涙が出そうになる。それでも手をやめないで作業を続けようとしたのに、鼻水でてきそうになった
ので、あわててすすって手を洗った。肉やたまねぎの油が手についていたので、ついでにそれも洗って
おこうとハンドソープに手を伸ばしたときだった。
後ろからアルバートの腕が腰にまきついてきた。
すぐそこにあるぬくもりに驚いて後ろを振り向こうとしたのだが、鼻水に気をとられた。すすって
どうしたのと鼻声で対応する。時たまこうやってアルバートが抱きついてくることがあるので、
それ自体には特段驚かなかったが料理中は初めてだったので、もし包丁を使ってたときにやられたら
危なかったろうなあとぼんやり危険を思った。
「春陽」
アルバートの声がそっと耳元でささやく。
909 :
外人×日本9:2008/09/30(火) 23:42:04 ID:3xiaCpfn0
アメリカ人て本当にささやくみたいにしゃべるのスキだよな、と映画でよく見るべたなシーンを思いだす。
それからはたから見たらアルバートにすっぽり包まれているように見えるのかな、とこの状況に
笑いそうになる。アルバートは背が高い。それに比べて自分は170にも満たない身の丈なので、
抱きしめられるときはいつも、すっぽりはまっているのだ。情けないなあと思いながらも、身長は
伸びる気配のイチミリもないので諦めている。
「春陽、」
「ん?」
首筋にキスをしてくるのも慣れた。ちょっとくすぐったくて震えてしまうときがあるけれど、
アルバートの寝る前の習慣らしい抱き合いに付き合っている時にどさくさにまぎれてやってくることが
あったので、まあほぼなれたと言っていいだろう。アメリカンはスキンシップが多いとよく聞いていた
ので、一応の覚悟はしておいたのだ。それに、春陽が震えるのを見るとアルバートは続けて攻撃するよ
うにそれを繰り返すので、嫌でも震えていない演技になれる。
だけど今日はいつも以上にしつこかったので、アル、と少したしなめた。
耳元で水音がすると、ちょとどきどきしてしまうのだ。男相手にどきどきだなんてちょっと自分が
気持ち悪くなるので、常々この癖を直せないか考えているのだが、解決策は未だ出てこない。
たしなめたからといってやめるようなくらい、アルバートは優しくないのか、今度は耳裏にキスをしてきた。
「アル、作業できないからやめろって」
事実、泡だらけの掌をすすいでいる状態のまま、アルバートに抱きしめられている。そのまま作業
を続行できるほど器用ではないので、いい加減にしてくれないかなと半ばあきれた気分だった。
耳裏のキスが、少しだけ激しくなって、ぺろりと舐めあげられたのは。
「―――っ?!」
「春陽」
いつもとは違う。声にならない声をあげると、艶めいた声が耳元でささやいた。
910 :
外人×日本9:2008/09/30(火) 23:43:48 ID:3xiaCpfn0
温かくてやわらかいものが首を這う。よく分からない感触に春陽は戸惑う。やめろとかそう言うこと
を言っていた気がするのに、それらはだんだん言葉にならなくなってきて、体中の血が沸騰している
ようだった。アルバートの唇が過激に動き始めるのと比例して、熱がどくんどくんと脈を打ちながら
体をかけめぐっている。食むように動くアルバートの唇から、なにやら言葉がでてきたけれど、英語が
分からない春陽は何を言っているのか分からない。
いつの間にか互いに息が上がっていて、アルバートの掌がゆっくりとシャツをめくりあげていた。
骨ばった手が腹の上を動いているのを感じて、だめだと唇を動かしたが、それは声にならずに吐息に
代わった。細い指先が肌の上をすべって、まるで挑発するように色っぽく動く。アルバートの掌が
だんだんと下降して行くのに、これ以上は駄目だと直感が告げた。濡れたままの手でシャツ越しに
その手をつかむ。
「あ、アル、もう」
つんとした刺激を受けていた涙腺がとうとう崩壊して、いつの間にか涙が頬を伝っていた。
アルバートの顔が真っ青に青ざめたかと思うと、ゆっくり春陽から離れていく。
「ご、ゴメンナサイ」
そっと離れられたアルバートの体の支えがなくなった春陽は、ずるりとうずくまって涙をぬぐった。まったく、玉葱には上京して料理をするようになってからも勝てない。ぐしゃぐしゃになってしまった
顔を水にぬらし、刺激された涙腺が落ち着いて振り向くと、アルバートの姿が無かった。
靴がないのを見ると出かけてしまったらしい。
残された春陽は、さっきの状況に首をかしげ、アルバートのスキンシップがいつもより激しかったの
は何でだろうとたれてくる鼻水に、ティッシュを宛がいながら考えた。
ああもう長くてすいませんうわあああ
次の部で終わりです・・・
わっふるううぅぅぅぅう!丁寧な描写がいいよ〜!!続き楽しみに待ってます!
とうとう、次の日になっても帰ってこなかった部屋の主は一体どこにいったのだろうか。
春陽は冷たくなってしまったハンバーグをサランラップにくるみながら、ため息を吐く。昨日、
アルバートがおねだりするからせっかく作ったのに。そう思いながら朝早くから講義があるため大学に
急ぐ。ハンバーグににんじんとポテトサラダと走り書きのメモを添えて玄関を出た。
五月の、妙にからからした天気に、梅雨を思いながらも道を急ぐ。
つくづくこのアパートに引っ越してよかったと思う理由は、その立地条件だ。きれいで新築にも
かかわらず、手ごろな家賃(先輩とシェアしているお陰でもっと安くなっている)で、しかもなにより
学校から近く、徒歩十分である。ここいら一帯は住宅が少ない為、わざわざ遠くから電車で来ている
友人たちを思うと、自分は何てラッキーなんだろうと笑った。
学校に着くと、時間が少し早かったため、忘れ物をとってこようと部室に向かう。小説が好きな
春陽は文芸サークルに入っていて、この間をそこで小説をノートに書き込んでいるときに、うっかり
消しゴムを忘れていってしまったのだ。今は朝が早いから先輩たちもいないだろうと思って合鍵を
さしこんだが、中から声が聞こえたので誰かいるらしい。さしこんだ鍵をひっこぬいてドアノブをまわ
すと、なんの手ごたえもなくドアは開いた。その狭い部屋の頼りない明かりの中にふたりの人間がいた。
そこにはアルバートとの共通の友人である見慣れた顔のサークルの先輩と、昨日帰ってこなかった
アルバートがソファに座ってうなだれていた。
いつもならへらへらした先輩と、いつもならにこにこしているアルバートは互いにひどく静かだった。
間に流れる空気は、暗く重いもので、春陽はなれない空気にかたまった。
「……おはようございます」
「ああ、はよ」
やっと口を開いて先輩に向かって挨拶すると、タバコをくわえた先輩は片手を上げて普段どおりに
挨拶を返してくれる。黒ぶちめがねの向こう側の目は何も暗くないし、落ち込んでいる様子も無かっ
たが、どこかいらいらしているようだった。
首をかしげると、先輩は眉根にしわを寄せる。気難しい顔をした。
「お前さ」
アル、とソファでうなだれるアルバートに声をかけようとしたとき、先輩はいらだった様子で春陽
を見た。
「アメリカって遠いと思ってる?」
急に何の質問だろうかと思ったが、頷いてみせる。
「遠いですよ。行ったこともないですから」
頷きにそう付け足すと、春陽はアルバートを見た。
アメリカは遠い。自分の国の文化と、地理も考え方も人も全部かけ離れている。手を伸ばせば届く
かもしれないけれど、あえてそうしようなんて思うほど国際的な人間でもないし、近くにアルバート
がいて、やっと意識できる程度の国だ。西の方の遠くの大国と自分の日常は遠すぎて、どうしてこん
なことを聞くのだろうと先輩が不思議だった。
飛行機で何時間程度だったかなと考えながら、先輩が白く細い煙を勢いよく吐き出しているのを
見つめる。紫煙がゆっくりと空気にとけては消え去って、においとして部屋に残る。久々の匂いだ。
実家にいた頃は父親や兄がタバコを吸っていたが、あまりスキではなかった。アルバートもタバコを
たしなむようだったが春陽と一緒にいるようになってからは、気を使って自重してくれている。
重い雰囲気にタバコのにおいが相まって、春陽は今すぐ机においてある忘れ物をひっつかんで教室に行きたかった。
時刻を見るともうすでに講義は始まっている。だけど、この空気から逃げることはきっと許されない。
それくらいドンカンだとよく言われる春陽ですら分かる。
それに、アルバートが落ち込んでいるのも、少なからず自分が関係しているのだろう。何について、
という詳細はよく分からないが。
先輩はタバコの先の火を携帯灰皿にねじりつけて消し、手馴れた手つきで吸殻を捨てる。
「アメリカはさ、だいたい十二、三時間飛行機に乗ってりゃつくよ」
先輩は面倒そうに黒い髪をかいた。
「昔は船で何ヶ月もかけてたんだぜ、それが今は一日も使わずにいける。そもそも英語の羅列見た
けりゃ茶の間でパソコンつけたらすぐだぜ。一瞬だ。アメリカ人が経営するサイトだってすぐに行
ける。ヨーロッパでも中東でも全部そうだよ」
「……」
一体どうしたというのだろう。
そんなこと、この状況で何か関係があるのだろうか。
春陽がどういう意図でのせりふなのか考えあぐねていると、先輩はああもう、といらいらした様子
で机をたたいた。思わずびくりとしてしまう。どちらかというと怒ったり泣いたりということに無縁
そうな楽観主義者のこの先輩が、こうやって感情をむき出しにするのをはじめてみたのだ。
とにかく、とちょっと冷静になったらしい先輩は春陽に指を突き出し、
「アメリカは遠くないの! 以上!」
そうしめくくって、アルバートの肩をひとたたきし、
「お前が言った英語、ちゃんと日本語にして言って見ろ、で、伝わんないなら襲っちまえ」
と乱暴に言ってからこれまた乱暴にドアを閉めていった。
先輩が出て行った余韻を耳に、くるりとアルバートの方を見ると、いつの間にかソファから
立ち上がっていた彼は、ゆっくりと幽霊のような動きで春陽に抱きついた。抱きつかれた春陽は、
アルバートが珍しく深く落ち込んでいるのを思って、背中をゆっくり叩いてやった。
「どうしたの、アル」
とんとん、と心地の良いリズムで背中をたたくと、アルバートは背中を丸めて、春陽を抱きこむ
ようにした。押し付けられた胸板にぽん、と頭を預けると、ぎゅっと抱きしめられる。春陽もそれに
応えるように、アルバートの背中に腕を回す。
しばらくずっとそうしていた。温かい体温が心地よかった。
目を瞑ってアルバートのにおいを感じる。香水とアルバート自身のにおいがする。夜寝る前に
いつもやっていたハグを、昨日していなかったせいか、久しぶりな感じがした。
アルバートもどこかかみ締めるように春陽を抱きしめていた。
それから、ゆっくりと春陽から身をはなして肩をつかむと、口を開いた。
「I need you. 」
「I miss you.」
「 ……I love you.」
ゆっくり、ゆっくりアルバートは言った。
英語は苦手だったが、最後の英文の意味は分かった。あなたを愛しています。英語圏ではプロポーズ
とか告白に使われるような言葉だ。日本でも、思いを伝える言葉として使われることもある。
それがどうしたの、とついで口を開こうと思ったが、アルバートは人差し指でそれを制する。
ちょっとまって、と小声でそう言った。
「昨日、キスしたトキ、言った言葉。意味分カリマスカ?」
「んーん……あ、でも最後のやつなら分かった」
「分カッタ」
アルバートは春陽の返答にんーと考え込んでから、やがて口を開く。
「I need you. ハ、アナタが必要デス、って意味。ダカラ僕にハ、春陽が必要」
なんだかくすぐったい言葉だなあと思いながら、春陽は笑って頷く。
「I miss you. ハ、アナタがイナイと寂シイデス、って意味。春陽がイナイと僕ハとてもとても、
いや」
「うん」
「I love you. ハ、アナタを愛シテマスって意味。だから僕は」
アルバートは言葉をきった。
切なそうに顔を歪めて、春陽をまっすぐ見つめている。初めてあったときから数ヶ月、見たことが
なかった表情だった。どうにもならない、どうしようもない、と暗に言っているようで、春陽もつら
れて苦しくなってくる。
アルバートは肩をつかんでいた手の力を強めて、春陽の目線にあわせた。
「春陽を、愛シテ、る」
射抜くように見つめられて、春陽の体中の血が、一瞬止まった気がした。
それからどくどくと勢いよく血流が流れ行くのが分かった。愛してる。アルバートが自分を愛して
いる。いつものすきとは少し違うのだということは分かる。だからそれはつまり。
「恋……?」
アルバートはこの言葉を知っているのか、こくりと頷いた。
「ダカラいっぱいキスした。だけど春陽気づいてクレナカッタ」
「だ、だからだったのか?!」春陽は気づかなかったそのサインに顔を真っ赤にした。
「……でも、昨日、春陽泣イタ」
傷ついたような顔をしてアルバートは言った。
そういえば昨日、シャツの中に手を入れられたんだっけ。それも、サインだったのになぜ気づか
なかったのか。相変わらず自分のドンカンさにあきれてしまう。キスだって何度もされていたはずだ。
だがてっきりキスなどの行為を向こうは誰にだってやるイメージをもっていたので、確かに先輩の言う
とおりアメリカを違う国として考え過ぎているのかもしれないな、と自分の認識を改めた。遠くなんてないのだ、きっと。
アルバートの掌の温度を感じて、そう思った。
とりあえず、アルバートは昨日その最中に春陽が泣いたことで、落ち込んでいるらしい。
気を使ってくれるアルバートのことだから、言葉にせずとも自分の気持ちが否定されたと思った
のだろう。春陽はなんだか申し訳なくなってきて、
「ごめん、あれ、玉葱のせいだから」
とりあえず嫌がったわけではないことを伝えると、アルバートはほっとしたようだった。
「じゃあ、嫌じゃナイ?」
「……んー」
そんなこと聞かれても。春陽はまっすぐにこちらを見つめる視線に、言い訳も否定もできずにいた。
正直言って、嫌ではない。だけどすきかと問われればどうすればいいか分からない。あいまいに
ごまかそうと視線を戻すと、アルバートの目がじいっとこちらを見つめている。あいまいな返答は
許さない、と暗に言っていた。
そりゃあ嫌か嫌じゃないかをはっきりさせなければ、昨日のことのようになるのだしはっきり
したいのは分かるが、言うのが恥ずかしい事だってある。アルバートとは違って、はっきり言うことに
なれていない春陽は、ううとうなると、やがて諦めて、
「……嫌じゃ、ない」
ぼそりと小さな声で言うと、満面の笑みが返ってくる。
それからそっと頬にキスをされて、額や鼻先や、まぶたのうえにも落とされた。くすぐったくて
思わずアルバートの肩に手をおいた。そうすると、アルバートはそっと唇にもキスを落とす。身を
離して目を合わせると、気恥ずかしくなって春陽は顔を背けた。
「……まだスキだなんて言ってないぞ」
触れるだけのキスに、物足りないような、きゅっと甘酸っぱい気分になった春陽は恨み言の
ように言った。
「じゃあ口にスルノ、駄目?」
アルバートの子犬のような目がこちらを見つめている。
駄目、と強く言うこともできず、うっと言葉に詰まる。
なんだかんだいいつつ、自分はこの目に弱いよな、と思いながら、春陽はやさしく降ってくる
キスを唇で受け止めた。
917 :
外人×日本:2008/10/02(木) 00:04:52 ID:OJqjhA3p0
これで終わりです・・・!
何か中途半端な上に長いし文章下手で・・・わっふるしてくださった方ありがとうございましたー!
そして、今また読み返してきたけど、やっぱりリーマンいいよリーマン。
可愛過ぎて目がバッチリ覚めました。
1日の生きる気力をありがとう!
この二人は初夜でも揉めそう。
このスレは文章神がいぱーい、いらっしゃる
リーマンも外人もどっちも素晴らしかったです
本当にここは良スレだよね
>>917 禿萌え…
良すぎてなんかもう言葉が出てこない
二人の幸せな姿を想像するとニヤニヤしてしまう
あと男前な性格の先輩も好きだw
この調子なら次スレいくね!
書き手さん方が上手くて嬉しいよほんと(*´∀`*)
発見しました
859 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2008/10/04(土) 02:35:38 ID:1PtFki6A
お好み焼きやさんで、日本人男子大学生と留学生らしい白人男性。
留学生はお好み焼きを焼いているのが気になるのかきょろきょろしている。
そこへ運ばれてきたお好み焼き。
留学生「Oh!コレナニ?」
日本人A「イッツ かつおぶし」
留学生「ナンデウゴイテル!?」
わかる。わかるよ。
ヲタじゃないだろ。
672 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/10/07(火) 08:51:27.39 ID:KtDXyO4G0
今日、電車乗ってたら、前にキモオタが二人乗ってきた。
なんか一人がデカイ声で「貴様は〜〜〜!!だから2ちゃんねるで馬鹿に
されるというのだ〜〜〜!!この〜〜〜!」
ともう片方の首を絞めました。
絞められた方は「ぐええぇーー!悪霊退散悪霊退散!!」と十字を切っていた。
割と絞められているらしく、顔がドンドンピンクになっていった。
渋谷でもう一人、仲間らしい奴が乗り込んできてその二人に声をかけた。
「お!忍者キッドさんとレオンさん!奇遇ですね!」 「おお!そういう君は****(聞き取れず。何かキュンポぽい名前)ではないか!
敬礼!」
「敬礼!出た!敬礼出た!得意技!敬礼出た!敬礼!これ!敬礼出たよ〜〜!」
俺は限界だと思った。
-・-・-・-・-・-・-・-
燃料置いておく
とりあえずキュンポぽい名前について
>>672に詳しく聞きたい
926 :
風と木の名無しさん:2008/10/07(火) 16:21:32 ID:j0T8OQO60
>>926 コピペなのかorz
>925は忘れてくれ
学校でオタク男子が多くいる場所といえば図書室かなと思い
イケメン男子×図書委員なオタク男子で投下してみる
先週の実力テストについてどうでもいいような説教をたれる担任の教師の声と、
教室のあちこちでこそこそテストの成績を話し合う生徒の声が聞こえてくる中、
俺は何度目かになるか分からないため息をこっそりとつく。
「よし、じゃあこの次の時間は各委員会があるから、決まった生徒は移動しろよー」
長々と続いた話が終わり、担任がこう言った後、俺はまたひとつ、ため息をついた。
@ @ @
ため息の原因はつい先ほどの年度始め恒例の委員会・係決めにある。
俺の高校ではクラスの全員が何か委員か係を受け持つ。
もちろんそれぞれ楽なもの・面倒くさいもの、目だつもの・目立たないものがあって、
なかなか決まらないのはいつものことだ。
俺は迷いなく1年のときもやっていた図書委員を希望した。
カウンター当番のときは昼休みと放課後がつぶれるのであまり人気のある委員ではない。
だが本好き…というかぶっちゃけ活字中毒であり軽いミステリオタク
(といってもまだまだ読んでない本もあるしオタクなんて言えるレベルじゃないと思うんだが
たぶん端から見たらオタク。っていうか見た目的にオタク。そこはかとなくオタク。
あと昼休みはさっさと弁当食って図書室行きますがなにか?なオタク。
休憩時間は友達とおしゃべり?んな暇あったら本読みますよ!なオタク。
っていうか学年が始まる最初にちょっと友達つくりそびれちゃったかな〜
あ、言ってて悲しくなってきちゃった…くすん、なオタク)の俺にはうってつけの委員といえる。
たぶん誰も気づいていないが去年一年の購入希望図書がなんとなーくミステリに
偏っている(最近の出版物のミステリ比率の高さを差し引いても)のはもちろん俺の仕業だ。
1クラス2名の定員のうち、最初に図書委員を希望したのは俺一人だけだったので、
当然ながら俺は図書委員に早々に決定。
希望の多かった係をめぐってじゃんけん大会が行われるのを横目に、さっさと机から文庫を
取り出し読書を開始した。
じゃんけんの勝敗がつき一段落したんだろう、盛り上がりが収まって落ち着いた雰囲気に
ふと我に返って本から顔を上げると、何人かの生徒が不満げな顔で立っていた。
もう一人の図書委員は決まったのかと思い黒板を見ると俺の隣は空いたままだ。
「ほらお前ら、じゃんけんでもしてさっさと決めろよ」
「え〜!っていうかマジ負けたら最悪なんですけど!!」
担任に不満たらたらな口調で話す女子。短くしたスカートにギャルっぽい化粧の後藤だ。
どうやらじゃんけんで決めた順に空いている係と委員を埋めていくという流れらしい。
自分にとって苦手なタイプだったので、この人が図書委員にならなければいいなーと思いつつ
俺は成り行きを見守った。
そして後藤はじゃんけんに負け、最後に残ったのは…図書委員だった。
「うわーまじ最悪!ってか図書室とか行ったことないしー」
ぶつぶつ愚痴を言う後藤に向けて、最悪なのは俺だよと心の中で呟いていると、
俺の席から離れた男子が手を上げて言った。
「じゃあ俺がかわるよ。文化祭準備委員だけどいいだろ?」
「え、ちょっと待って!修司、私と一緒に準備委員やるんでしょ?」
発言したのは立花という男子生徒。イケメン・スポーツ万能・成績優秀と三拍子そろった
学年一のモテ男だった。
そして反論したのは立花と付き合っているといううわさの牧野という女子生徒。可愛くて
ちょっとわがままなのが逆にイイ!と陰で男子に囁かれているらしい女子だ。
準備委員の定数は黒板を見たところ2人。付き合っているとされる2人に気を使ったのか
他の生徒が希望することはなかったようだ。
「んー、まぁ図書委員もいいなと思ってたし。それに俺、去年後藤と一緒のクラスだったんだけど、
こいつ意外に仕切りうまいんだよな。たぶん俺より適任。どっちの委員の定員も男女関係ないしいいだろ?」
後藤は「意外って何それー?!」とかいいながら満更でもない顔をして笑っている。
図書委員がいいと思っているわけがないのに…気を使ったんだなぁとクラス全員の立花に対する
高感度があがったその時、待ったがかかった。
「…じゃあ私も図書委員やる!井田くんいいでしょ!?」
「えっ?お、俺は…」
突然話をふられて、もちろん俺はうろたえる。いいでしょって何で俺がかえなきゃいけないんだよ?
「えーだったら私と牧野さんが変ってくれればよくない?」
そうニヤニヤしながら言ったのは後藤。もしかしてこいつも立花狙いか?
「えっそれは…」
とどもる牧野。…うん!俺とペアはいやだよね!分かるけど態度に表されると落ち込みます。
「ばか、そういう問題じゃないだろ。っていうか井田は最初から図書委員希望してたんだよ。
はい、後藤は準備委員!立花ももとどおり準備委員!んで俺と井田は図書委員!これで決定な」
そしてクラスに漂ったのは微妙な雰囲気。
さっさと係決めが終わってよかったというホッとしたムード。
それから、クラスの中心人物の立花が図書委員なんて地味な委員でいいのか?というムード。
そして、後藤と牧野、2人の女子に意味的には同じ委員になるのを嫌がられた俺への、
男子からのちょっとした同情の視線。
女子からのまあ拒否したいよね、こいつじゃ、という目線。
しかしその雰囲気は担任の「よし、決まりだな。じゃあ今から実力テストの成績返すからなー」
という一言でたち消えた。
牧野は俺のことを「空気読みなさいよ、このKY!」とでも言いたげな目でこちらをにらんだ後、
ぷいっとそっぽを向いてしまった。
…こんなことで傷つくのはバカだとわかってはいたが、たまらなくみじめだった。
そして、悪気はないにせよ自分をこんなみじめな気分にさせた立花がうらめしかった。
@ @ @
放課後を告げるチャイムがなり、俺は図書室に移動しようと教科書を片付ける。
先週の図書委員会で決まったカウンター当番表で、俺のクラスは早々に今週の放課後当番に
割り当てられたのだ。
がやがやした教室の中で、後藤と牧野、それから立花の声が聞こえてくる。
「立花ー!今日カラオケ行くんだけど行くよね?」
「ちょっと、立花は私と帰るんだよ、ね?!」
「俺今日、図書委員の当番だから。」
「えー?!いいじゃん別にー」
「いや、だめだろ。じゃ、また明日。あ、井田!一緒に行くから待って!」
俺は少しだけ振り向いただけで、歩みを止めずに教室を出たが、立花はすぐに追いつき並んで歩くことになった(足の長さが違うんですね、わかります)。
「…あのさ、委員会でも説明されたとおり、当番はクラスの委員のどっちか一人でいいんだけど?」
「いや、でも俺カウンター業務わかんないから教えてもらわないと」
「司書さんが教えてくれる。あと先週の委員会の時、俺が全部当番やるって言ったろ?
どうせ毎日図書室言ってるからって」
「うーんそうだけど、やっぱり悪いしなぁーって」
そう言ってなぜかバツの悪そうな顔で頭をかく立花。
「…断る口実?」
「…まぁ半分はね」
「牧野とは付き合ってるんじゃないの?」
「いや、付き合ってはいない。っつうか正直彼女ヅラされてちょっと…」
「うざい?」
「まぁ」
「後藤は?」
「声でかいよね」
「それは同意。…モテる男は辛いってやつですか」
「とんでもございませーん。」
ふざけた立花の口調がおかしくて少し笑う。
「あ、笑った」
「笑っちゃだめなのか?」
「いやー嬉しいなって思って。今日はちゃんと話してくれるし」
「あぁ、そっか。先週はすまんかった」
先週の委員会の際、俺はにこにこ話しかけてくるの立花に「うん」とか「まぁ」とか
そっけない返事しかしていなかったのだ。その時の俺のみじめな心情からすれば無理ないのだが…ちょっと大人気なかったかもしれない。
「でも俺の気持ちもわかってほしいよ。お前らの三角関係のダシにされたわけだし?」
「うーんそういうつもりでは…第一三角関係じゃないし。でもごめんな。なんかもっと
いいやり方があった かもしれない。ほんと悪かった」
すっ、とかがんで俯いて話を聞いていた俺の顔をうかがうようにして、立花は言った。
立花って、思ってたよりいい意味で「イイ奴」じゃないのかもしれない。
俺に本気で謝ってくれるぐらいイイ奴だし…牧野に対して彼女ヅラなんてこと言っちゃう程度にはイイ性格してる。
「ちなみに、もう半分もちゃんと理由があるから」
「え、何」
気になって答えを聞こうとしたところで図書室に着き、結局その疑問の答えは聞けなかった。
オタク男子がイケメンに対して悪印象
↓
あれ?なんかもしかして良いやつじゃね?
↓
ラブ!
みたいなのが書きたかったが前フリだけで終わった
わっふるわっふるわっふるわっふる
わっふると言わざるを得ない
>>933早く続きを書く作業に戻るんだ!
あなたにわっふるよ届け!
(*ノ´Д`)ノ [#][#][#]
GJです!
わっふるわっふる!
朝から萌え死んだ
waffle!waffle!
続きキボンヌ!!
素晴らしい文才ジャマイカぁ//
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
イケメンサイドからもわっふるわっふる
942 :
風と木の名無しさん:2008/10/08(水) 21:09:07 ID:I+Wx/sbwO
禿萌えた
と同時に学生の時クラスにいたイケメソとおたくん思い出した
イケメソは学祭で学年ミスターに選ばれるような色男
おたくんは写真部と美術部の部長兼任してる文芸部員
おたくんが図書室で借りた文庫本を見つけて、借りてたのお前か!ってわいわいしてた
イケメソ、すこぶる頭いいけど図書室で本借りて読むようなタイプじゃなくて、意外だなーと思ったんだ
あとでおたくんに聞いたら岩○俊二の本だったらしく、イケメソは映画の方に興味があるみたいって言ってた気がする
属してたグループが違ったから、その後仲良くなったかは知らない
でも去年のクラスでおたくんと話したときに遠くに座ってたイケメソの話題になって、何気にあいつゲーヲタだよって言ってた
ついでに自分が腐であることが軽くバレて、でもそういう萌えもあるよねって笑ってた
おたくんちょうイイヤツ…
長々とすみませ!
うわーいっぱいわっふるが!冷凍保存しておきますねw
では続きー
↓
俺は放課後の図書室が好きだ。
少し離れたグラウンドから聞こえる運動部の掛け声、それから何年も棚から動かされていないで
文学全集に積もったほこりのなつかしい匂い、自分がほぼ規則的に読んでいる本のページをめくる音、
俺が読んだ本、俺がこれから読む本、俺が読まずに卒業していく本。
それらだけで満たされた図書室にいるのは、至福の幸福だ。
しかし今日はその幸せを邪魔するものがいる。
「いーだー」
「なーにー」
「ひーまー」
「…………」
「え、無視?」
放課後の図書室のカウンターの中で俺と立花は2人並んで座っている。
図書室の中には俺たち以外には誰もいない。
先日の当番初日の月曜日、俺は立花にカウンターの業務について教え(やることは実はあまりないのだが)、
ほとんど来る生徒が居ないのを幸いに思いのほか楽しい会話に興じた。
立花の母親は国内ミステリのファンのようで、立花も家にあるのを暇なときにちょくちょく読んでいると言い、
感想を言い合ったり、最近のヒットなどを教えあったりしたのだ。
…というより俺が一方的に語るのを立花が聞くというのがほとんどだった…これだからオタクは。はぁ。
俺は本格ミステリ好き―つまり何をおいてもまずトリック!なミステリ読みなのに対し、立花は文章や
キャラクター造詣が上手い小説が好きだというので、それぞれお互いの趣味をけなしあったりしたのも
なんだか新鮮だった。
立花曰く、俺は『小説読みではなくただのクイズ好き』、
俺曰く、立花は『様式美を知らない哀れなキャラ萌え読者』というように。
次の日、昨日は楽しかった、また立花と機会があったら話してみたいな、こんどは少し自重して、
と思いつつ放課後図書室に向かうと、何故かその日も立花はついて来る。
その次の日も。次の日も。
そして今日、金曜日。
また誘いを断る口実か?よくもまぁ断るようなお誘いが毎日毎日あるもんだ。とモテない男のひがみを
心の中で燃やしつつ今こうして2人並んでいるわけである。
「無視するんだー、いいのかな?井田が文庫落ちするまで待つかーって昨日いってた
『色彩』シリーズの新刊、母さんに借りてきてやったんだけどな」
「まじで?貸してくれんの?」
「でも俺、さっき無視されて傷ついたんだよね」
「う…わ、悪かった。俺が悪かった。この通りだ」
「うーんじゃあ『立花くん、おねがい(はぁと)』って言ってくれたら貸す」
「…お前さ、こんなガリメガネにそんなこと言われて嬉しいのか?いくらでもそんなこと
言ってくる女子いるだろうが」
「ところが俺は井田のお願いが聞きたいんだよね」
羞恥心と、金銭的な理由で買うのを我慢していた話題のシリーズの新刊の
二者択一の場合どちらをとるか?
言わずもがな。
「…立花くん、おっ、お・ね・が・い(はぁと)」
プっと噴出して立花は笑いをこらえる。
「かっかわいい!かわいいよ伊田!」
「笑うなよ!お前がやらせたんだろ!」
「いや、ほんと可愛い。うーんやっぱりちゅーしていいなら貸すことにしようかな?」
「………進んで罰ゲームを受けようとするお前はマゾだったのか?」
「そんな言い方するなよ。冗談だよ、ハイ」
カバンから立花取り出したハードカバーを受け取って俺はパラパラめくってみる。
「ありがとう立花!お前ってイイ奴だな」
ほんとにいい奴だ。
まぁたまに変にからかってくるけど。
なんか俺と話すときは教室での立花より腹黒っぽくなる気がするけど。
でも…立花が俺の前だけで見せる表情があるのだと思うと、なんだかクラスの生徒や立花ファンの
女子たちに、ちょっとした優越感が沸いてくるのもまた事実なのだ。
@ @ @
「…立花くん、おっ、お・ね・が・い(はぁと)」
頬を赤くして恥ずかしさをこらえてその台詞を口に出す井田は事実、かわいい。
表所はもちろん、そんなにこの新刊が読みたいのかと思うとその一生懸命さがかわいい。
もう少し、教室でもそういう部分を出せばいいのにと思う。
ただ今のところ、まだ伊田が可愛いのを知っているのは俺だけという独占感にひたっていたいので、
俺からわざわざ誰かに教えようとは思わないが。
実のところ井田のそっけない態度や無関心はクラスの女子に評判が良くない。
しかしちょっとくらい愛想のない男子はごろごろいる。
そんな中で井田だけがクラスの女子の評判が悪い理由を俺は知っている。
本人は自覚していないようだが4月のクラス替え当初、実はある女生徒がメガネ男子ブームに
乗ってだかどうか知らないが伊田に狙いをつけていたらしい。
井田は自分のことをガリメガネなんて評すが、別にそんな言い方をするほど顔立ちが悪いわけ
ではないのだ(…ただ髪型とメガネは垢抜けないが)
そしてその女生徒が休み時間、二段組の分厚いハードカバーを読んでいる井田に話しかけたとき
『井田くん、それ全部読めれるの〜?すごいね!』
『あぁ、読めるよ』
と、れたす言葉を遠まわしに指摘されカチンときたらしい。
それからクラスの女子に井田はいけ好かない奴だ、と言いまくり、井田の悪印象が広まったのだった。
俺はその話を聞いて逆に井田に興味がわいた。
常日頃、自分の女子から思われているイメージ、やさしくてかっこいい―自分で言うのもなんだが―
にとらえられて周りに対して強く否定する言葉を言えない俺は、それがなんだか愉快だったのだ。
そして、俺を挟んでライバル意識を燃やす牧野と後藤にうんざりしたのもあって、先日のLHR
で、あんな発言をしてみたというわけだ。
一週間毎日、放課後に井田と過ごしてみて、興味は好意に変った。
好きな小説について語るときの、嬉しそうな顔つき。
反面、周囲の人間を皮肉るときにはさすがに読書家だけあってあらゆる語彙を駆使して
面白おかしく語る、ひねくれた知性。
それから、俺に対して、他のクラスメイトのように何か理想を求めてきたり、押し付けたりしないところ。
好意は恋に変りつつある…のかもしれない。
もしも図書室に向かうあと半分、いや、今では99%を占める理由がお前と話したいからだ、といったら
井田はどんな顔をするだろう。
さっきみたいに顔を赤くして照れたりしてくれるだろうか。
「ありがとう立花!お前ってイイ奴だな」
にこにことしながらそう言って、早速俺を放って本を読み始めようとする井田に
やっぱりさっき、冗談だなんて言わずにキスをしておけばよかった、と思った。
@おしまい@
こんだけ長々と書いといて結局キスもしないんかーい!
ラブはどこに消えた…?
もしここまで読んでくれた人がいたとしたらお疲れさま&サーセンしたっ!
イケメンサイドき(・∀・)た!
周囲に無頓着な井田がかわいい
>>942 おたくんがイケメンを俺色に染めたわけですね わかります
おわりなのか〜残念だ
姐さんの気が向いたらまた続編キボンです!
イケメソが告白した後の井田の行動?が気になるw
GJ!!!ゴチでした☆
ちょっと続きが気にな(ry
GJ!
また暇があったら続編でもなんでも書いてくだされ!読者はここに!
神スレ見たり!一気に読みましたよありがとう
ガチムチヲタ×もやしっ子ヲタをずっと夢想しているんだけど、ゲームばっかりやってて全く進展がない…どうしたもんだ
ふおおおお!GJGJ
激しく萌えた!
こういう話読んでみたいと思ってたんだ。
ありがとう。
もえたー!乙!
立花がランク上げた(井田に合わせて)大学に受かっても、井田は本番に弱くて
浪人しそうな気がするwww
そして大学で先輩ぶる腹黒立花が見たいです
それはない
うおわああしばらく見てなかったら大量の萌え投下が!
作者さん、乙です!
よければまたいつか続編を!!