*9が指定したカプ・シチュに*0が萌えるスレPart10
1 :
風と木の名無しさん:
☆★☆★☆初 心 者 の人はまず 熟 読 してね☆★☆★☆
*0を踏んだらたとえ無理でも、リロミスでも誤爆でも、
とにかく*9の指定した内容で、萌える思いを書き綴ってください。
■*9リクはわかりやすいもの推奨。無機物、非生物不問。
■*9*0とも、あからさまに二次創作とわかるような固有名詞は避けましょう。
■*0を踏んだ人物が12時間無反応の場合はお流れとなります。萌えたい人どうぞ。
■*9から24時間経過でお流れです。
■*0の先行ゲトは禁止です。全部書き上がってから投下が原則。
■リロミスなどで*0以外の人がスレに萌えを投下した場合は、まとめサイトに収録されません。
■*0じゃないけど萌えた人や続編等はまとめサイトへどうぞ。
■投下者本人以外が続編を書くことは原則禁止です。
□801ルールについて
801ゲトした人は「あなたの好きな○○」と言う形でリクしてください。
ex.好きな曲・好きな映画
萌えたい人は自分の好きな○○を自由に使って萌えてみてください。
投下はまとめサイトの専用BBSへ!
☆★☆★☆979でリク終了、980の萌え以降フリーです☆★☆★☆
スレ建て宣言してから次スレ建てて下さい。
前スレ
*9が指定したカプ・シチュに*0が萌えるスレPart9
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1164248691/ まとめサイト
http://910moe.web.fc2.com/ ☆★☆★☆投下・リクの前には リ ロ ー ド しる!☆★☆★☆
では最初の*9目指してまわします。
2get
3get
4 :
風と木の名無しさん:2007/02/09(金) 22:00:26 ID:okG4z+m40
最近の流行語でいうと4様
なんでテンプレ違うのかな
放課後の図書館に二人切り
図書委員長とじゃんけんで負けて押し付けられた平図書委員
――バサッ
手に持っていた本が音を立てて。
背中が本棚にあたる。
「委員長?」
問いかけても、元凶は無言のままで。
「なんなんですか?」
強くねめつけると、
「いやぁ、ここは襲うところかなっと」
と、照れくさそうに答えた。
「あんた馬鹿ですか、いや、馬鹿でしたね」
「いーじゃん、どーせ誰もいないんだし」
「いいわけないでしょう!」
「なにー、後輩のくせに生意気」
あ、こらなで回すな。
「わざわざ当番代わるなんて、どーせおまえも期待してたんだろ?」
「するかバカ! じゃんけんに負けただけだ!」
「いいっていいって。おまえの気持ちは、よーーくわかってるから」
わかってない!
そう叫ぼうとした言葉は、センパイの舌に巻き取られた。
うーん、続きが欲しいかな。
「〜で。」が繰り返されるとムカムカする俺がいる
ほんじゃまわすよ〜
図書委員には眼鏡が必須だと個人的に思うがどうですか
そうですね、声は小さいといいと思います。
じゃあ、さらさらの黒髪もお願いします
「一人で何やってんのお前」
「あ。いやあの、本に手がギリギリ届かなくて」
「あの本か?…よっと。ほれ」
「あ、ありがとう」
「つーかここ確か踏み台あったろ。あれ使えよ」
「それが見当たらないんだ。学校の誰かが持って行ったのかな…」
〜〜〜〜〜
[*9への踏み台]←ここにあります
捨て猫がついてくるんですけどww
まじどうしよう
「お帰り……って、うわ、どうしたんだよそれ」
「うーん、いやね? 道端でないてたからさ、つい持ってたクラッカーをあげたら……
ついてきちゃって」
「バカヤロ、ここはペット禁止だぞ? 前そう言ってただろ」
「とは言えねえ……なんか、すごく切ない声でなくんだよ。ほおって置けなくてさ」
「そうかもしれないけど!」
「でも、この猫の目とかなき声とか、思い出しちゃうんだよねえ」
「?」
「君がまだ生徒だったころ、俺を見つめてたときのあのキラキラした目をね」
「……っ」
「なき声も、君の甘い嬌声に似て……」
「わーっ、もうそれ以上言うな! わかったから早くそいつと部屋に入れ!」
家庭教師だったこいつと付き合い始めて二年目。
転がり込むようにして暮らし始めてもうすぐ半年。
だけど、こいつにはやっぱり永遠にかなわないに違いない。
元生徒可愛いなぁ。からかう先生イイ
GJ!
あと発情期の猫の鳴き声は本当にあれだよね
今まさに家の周りで発情期のぬこが鳴いてる私がまわしますよ
前スレ埋まっちゃったのね…
999リクの投下を期待しつつ新スレまわす
999 名前:風と木の名無しさん 投稿日:2007/02/12(月) 01:10:59 ID:SWTCXY/V0
かえって免疫がつく
29と一緒じゃ収拾つかないよ
まとめスレに投下でいいんじゃないかな。
俺もそう思うだよ
もちろんまとめに投下という意味で言ったんだけど
誤解を生んだお詫びに踏み台になるよ
さあ、踏んで
幕末
30
お流れか。まわそう。
24時間反応なしでお流れ
まとめで待つ
まわすよ!
まわして
まわせば
まわすとき
踏んでよ
風邪をひくバカ×風邪をひかないお利口さん
え
さて、まとめに期待。まわすか。
「天気予報とか見ないの」
「えー何が…?」
「寒気が流れ込んで全国的に冷え込むって、昨日やってたんだけど」
「今年が暖冬なのは知ってる」
「アホ」
「なんだよー」
「寒い日にコタツでうたた寝したまま一晩経ったら、どうなるかくらい分かるだろ」
「だって昨日は風呂上りで暖かったんだもん」
「だもん、じゃないよ……幾つだよ」
「うー」
「…とりあえずこれ」
「おおー、雑炊」
「薬の前に何か胃に入れた方がいいから」
「これってお前が作ったの? すげーな」
「別に凄くない。…それ食べて薬飲んだら、今日はもう大人しく寝てなよ」
「明後日は…」
「無理ならキャンセル」
「おーわかった。今日と明日で、全力で治すわ」
「……あ、そう。頑張れば」
「任せとけー」
「それじゃ、俺は帰るから。ちゃんと薬飲めよ」
「なおとー」
「何」
「迷惑かけてごめん。でもって、ありがとな」
「……」
「お前が来てくれて本当に助かった。あとすげー嬉しかった」
「……熱でもあるんじゃないの」
「だからあるんだって」
まわしますよ?
「熱でもあるんじゃないの」って台詞から察するに普段はそういうこと言わないんだなと考えたらちょっと萌えた。
次回は荒らしが踏みませんように。
まぁ踏め
この胸を貫け
パスタ最高w
「待てよ!」
犯罪者のオレを追う君は正義の味方。
もっともっと追いかけて。
もっともっとオレを欲して。
オレについてこられるのは君くらい。
能無しの警察なんてさっさと撒いてしまおう。
そうすれば君とオレの二人きり。
今だってオレの目に映るのは君だけだけど。
君だってそうだろう?
銃弾が足元をかすめた。
振り返ればそこには銃を構えた君だけがいる。
「これでおしまいだ!」
そんなもので止められると思わないで欲しいな。
けれど君の手で時間を止めるのは悪くない。
さぁこの胸を貫いて。
その視線のように、
まっすぐ。
おぉ〜。
追う者と追われる者は大好物でありますよ!
GJ!
同じく大好物でありますよヽ(´Д`*)ノ ハァハァ
GJ!
追いかける正義の味方に萌える
歪んだ執着もイイ!
追われてる方はいったい何の犯罪を犯したんだろう?
追われたいが故に犯罪を繰り返してたりしたらオイシイ。
まとめにもきてるね。GJ!
そーろそーろまわそうか
探偵とか警察とかに妙な執着をもってる悪者はツボだ
それがギャグっぽくてもシリアスでも
>>51 GJ!
どうぞー
ビキニパンツ
わお
まわしておこうか。
まわし
まわし
まわし
mawasi
まわし
おすもうさんがつけるものといえば?
A. まわし
なお、稽古用でも一本一万円以上する代物
君に笑っていてほしい。
まわし
71 :
1/2:2007/02/19(月) 07:01:44 ID:afBsCtxJ0
お下げの間に覗く、白いうなじに目が惹かれた。
あにさんが、なんや先から妙に落ちつかん様子で。最近何かあったん?
首をかしげた少女に、僕はただ笑顔を返した。
「ああ、またそれやわ」ほんまに、そうやって笑って済ますんはこすい。そう言いながらも、鮮やかな笑声を残して、彼女は稽古事へと出かけて行った。
うなじに僅かほつれた黒髪が瞳に残る。彼女の背が、玄関先から町へと降る道先へと去ってなお見るのをやめられず、木戸の前に立ち竦んだ。
少女の消えた道の先、夏色も薄れた緑葉が靄がかる。
「──入らんのか」
やおら掛けられた低声にも、視線も向けずに「うん」と頷き、頷いてから漸う背方を振り返った。
大柄の身を、戸口に合わせて屈ませた男の瞳と視線が絡む。ひとつ息を吸い、それから吐いて、僕は顔を綻ばせた。
「綺麗になってきたな。ほんまに」
「なんじゃ、藪から棒に」
片眉を緩と上げた彼の、硬い双眸が僅かに揺らいでこちらを外れる。
僕はまた笑い、戸口を塞ぐ彼の肩を軽く押した。
「大事な妹なんは、ようわかっとる。──盗らへんから、安心しィ」
「……何言うてんねん。そんなやない」
「違うなら、こっち向いてちゃんと話しィ」
わざとからかう様に言うと、彼はむっつりと押し黙ったまま顔を逸らした。細くたおやかな見目の少女とは似ても似つかないようでいて、その硬く角張った横顔は、しかしどこか彼女の拗ねた顔を連想させる。
72 :
2/2:2007/02/19(月) 07:03:21 ID:afBsCtxJ0
「──兄妹やな。やっぱ、似とるわ」
言えば虚を衝かれた風に戻った瞳に、僕はやんわり口端を吊った。
指先を、彼の厚めの唇に伸ばす。
彼は少し身じろいで、しかし硬い表情は崩さない。刹那その双眸を見詰め、今度は僕が先に視線を外した。
「そのひん曲がった口。……ああ、でも、あの子がおまんに似とるんかな」
やんわりと唇の形を辿る僕の手首を、不意と太い指先が握りこんだ。
「──」
逸らした目蓋の上にでも、硬い、しかし何より切実な瞳の揺らぎが見えた気がした。
彼がいつも向けくる視線の強さ。硬い墨色に潜んだ喰らい付くような渇望を、僕はよくよく知っている。
「わしは、ッ──「──僕はこの町を出る。もう知っとるやろ」
掠れた低声に、ややと高い声を無理やり被せる。
掴まれた手首を、ぐっと彼の胸元の方に押すと、躊躇ったように手離された。
唇を薄らわななかせる男の、骨ばった顔立ちを敢えてとっくりと眺めて、僕はにっこりと笑顔を浮かべた。
「のう、親友の門出やで。笑ってくれへんのか」
親友、と呟いた男に頷きながら、僕は密やかに手首を自分で軽く握った。
見た目よりも熱い体温が、肌から離れた気がしない。
「おまんには、頑張れよって、笑って見送って欲しいんじゃ。あかんか?」
おまんは、笑った顔が一番あの子によう似とる。
彼を打ち倒す言葉は、笑顔の内側へと緩りと飲み込む。
脳裏を占めるのはあの子の笑顔だ。──手首から、彼の温度が離れない。
手首の内側の肌に爪を埋める。
「おまんには、笑っていて欲しいんや」
引き攣った顔が、どこか泣き出しそうな笑みを浮かべていくのを、狡い僕はただ張り付いた笑顔で見詰めていた。
雰囲気あるなぁ…萌えた。GJ!!
兄さんの葛藤と妹さんの無邪気さの
対比で切なさ倍増
すげーGJ
悔しいほどに方言萌え
秘めた感じの想いにも萌え
GJ!
そろそろまわしますよ
もひとつよいしょ
じゃ、もひとつまわしますよ
まわし
「ねぇ、本当に行ってしまうの?」
狭間の場所まで追いかけてきて、其れは無いだろう。
分かっている癖に、お前は最後まで俺を困らせるんだな。
「ごめん、だけど俺は行くんだ」
枯れた風に揺れる髪を撫でると大きな瞳が少し潤んだ。
ぐっと惹かれるのを堪え、俺はなんとか笑みを浮かべる。
「どうして。キミは寂しくないの?時間の守人なんて悲しくないの?」
俺の仕事、時間の守人は一つの時代に一定の時間しかいられない。
寂しくない、悲しくないと言えば大嘘になる。
今ほど心惹かれる時代は長く勤めてきた中でも一番だろう。
けれど、俺はゆっくりと首を左右に振った。
「……そっか、キミにとってはボクも時間の欠片でしか無いんだね」
潤んだ瞳の端に涙が滲んでいる。
抱きしめたい。
けど、もう行かなくちゃ。
「さよなら」
俺はお前を忘れないよ、と心の中で大きく叫んだ。
俺の指先が小さな光を放ち、お前の記憶を消し去っていく。
それと同時に俺の姿も透き通り、次の時代へと時間が進んでいく。
「大好きだ……」
手を伸ばしてお前を抱きしめようとした。
なのに回りだした時間は残酷にも手が届く前に俺を連れて行く。
「誰か、呼んだ?」
不意にお前は空を見上げて問いかける。
俺はもう、お前に話しかけることも笑いかけることもしてはやれない。
時間よ、回れ。
優しいあいつに、新しい出会いを運んでいけ。
俺に出来るのは、世界のために時間を回すことだけだから。
そうきたか
GJ
>80GJ
これはすごい。
自分の中では、もう力士同士の801は許されるかどうかしか考えてなかった。
確か、前スレでも*9が「まわし」になった事がありましたよね
その時は相撲の話になってうまくまとまってましたまわしー
美しい「まわし」話だGJ!
「まわし」と「踏め」のネタはいくつあっても使えるって思います。
記憶から消えるのは切ないねぇ…GJ
ファンタジーぽい話好きです
瞬間でもう忘れてるのが悲しいやら切ないやら
踏まれるこの瞬間を忘れないでおこう
親子二代の忠臣
90 :
1/2:2007/02/21(水) 02:36:57 ID:vKuEWPaH0
差し伸べられた指先が頬を探り、頤を辿って、所在なさげに襟の重ねをもてあそんだ。
「……日に日に、父に似てきよる」
物憂げな主公の呟きに、ふと、子供の頃のことが思い出された。
「父に万一のことがあれば、そなたが主公をお守りするのだぞ」
出征前、城門まで見送りに出た私を抱き上げて、いつものように父は言った。
心得ましたと答えると、父は、白く整った歯並を覗かせて笑った。
そうして二万の手勢を率い、内乱の鎮圧へ向かっていった。
それから半年が経ち、初雪の舞う都に帰還したのは、兵馬に守られた父の亡骸であった。
陣中で暗殺されたのだと、後から聞いた。
全幅の信頼を置き、身辺のことを任せていた部下が、敵方と内通していたのである。
実感のわかぬまま、白い袍に袖を通し、宮殿へ使いに出された。
初めて足を踏み入れる宮殿は広く、隅々まで磨き込まれていて、どこか寒々しかった。
一通りの挨拶が済むと、主公の私室に通された。
91 :
2/2:2007/02/21(水) 02:37:32 ID:vKuEWPaH0
「よくぞ参った。そなたのことは、よく話に聞いておった」
初めて仰ぐ主君の姿は、思いのほか若かった。
鋭く整った目鼻立ちに、いかめしげな髭を蓄えているが、父より幾分年下であろう。
一方的にとりとめのないない話をしていたが、ふと目を伏せて、
「本当に死んでしまったのだな、あの男は」
噛み締めるように呟いた。語尾は、消え入るほどに頼りなかった。
「これよりはそれがしが、父にかわって御身をお守りいたします」
我知らず、そんなことを口にしていた。
将軍の嫡子としての自覚からか、単に父の言葉をなぞっただけなのかは分からない。
父が身命を賭して仕えた人を、これ以上悲しませてはならないと思ったのかも知れない。
主は面食らったような顔をして、少しだけ笑った。
「随分と、ませたことを言う……」
声が震えていた。
席を立って近付いてきたかと思うと、目の前で膝を折った。抱きすくめられた。
父の抱擁とは違う。溺れる者にしがみつかれるようであった。
「それがしが、おそばについております」
子供なりに精一杯の誠意をこめて言い、そっと背を撫ぜた。
それが呼び水になったかのように、肩口で、くぐもった嗚咽が聞こえてきた。
わずか九つの童子にすがって、皇帝は泣いた。
あれから幾つも歳を重ねた今、主公がどんな思いで父を見ていたか、理解できるような気がするのだ。
会うたびごとに「父に似てきた」と言っては、少し辛そうに眉を寄せる。
「……父のことが、忘れられませぬか」
「忘れたよ。十年も昔に死んだ男のことなど、とうに忘れてしまった」
主公は心ここにあらずといった態で、窓の外に目を遣った。
一心に注ぐ視線の先で、鳥が鳴き交わしながら空を往く。
天子の憂鬱を知ってか知らずか、空は高く澄み渡っていた。
おお、カッコイイな
忠誠心、主従関係はツボです。GJ!
GJ!!!
9歳か、いいな(*´Д`)ハァハァ
いいね〜。いつか父を超えられますように!
GJ!
子供時代のしっかりしてる振る舞いに萌えた
父と主の部分が見たくなってくるぐらい良作! >90GJ!!
主従はいいね
まだ子供は十九歳か
はい
プチオタ×激オタ
パスタ
まわすよ
まわすぜ
どっこいせ
仕事が忙しいからまわす
最近多いな流れ
腹こわしたよ
賞味期限切れがイクナかったのかまわし
流し時間増やす?
まわし
ふめー
マッドサイエンティストに振り回される人
110 :
1/2:2007/02/23(金) 18:13:44 ID:Ql4eT7fg0
いや、さ。
俺はアンタの研究や、研究に打ち込む情熱を批難するつもりはねぇんだよ。
研究に打ち込み始めると他の事に全く気付かないってのも、許す。
俺だって剣の修行にのめりこんでた時機はそうだった。精神集中、ただ一点を見つめて剣を振る。強くなる為なら、飯も食わずに修行をした。
だからアンタが、俺の作った飯や珈琲を無視しようが、かけた言葉を聞き流そうが、気にしてねぇ。
――全裸でアンタを誘ったのに見向きすらされなかった時は、少し殺意を覚えたがな。
怒ってねえよ。昔の話だろ?
あん時はまだ付き合い始めて直ぐの頃だったからな。俺も焦ってたんだよ。
今は、アンタがそういう奴だって知ってる。腹立てる方が馬鹿馬鹿しい。
一週間、いや一ヶ月、放って置かれても気にはしねえさ。
俺は、アンタの研究を応援したい。
アンタのやってる研究に、俺達は何度も助けられてもきた。アンタの頭脳を、俺は買っている。それは確かだ。
望むなら実験台にだってなってやるよ。いつも、そう言ってるだろ?
俺は我慢強い方だと自分では思ってる。
――けどな。ものには限度ってもんがある。
俺にもな、堪忍袋の緒が切れる事があんだよ。
111 :
2/2:2007/02/23(金) 18:17:06 ID:Ql4eT7fg0
「そろそろ研究が終わるっていうから来てやったのに、随分と楽しそうだな――アンタ」
運んできた夜食が、落ちて床に衝突した。気にせず俺は、その柔らかなパンを踏み潰す。
眼鏡をかけた髭面の男が、こちらを恐れるように見上げていた。
男は仰向けの状態で、ベッドの上に転がっていた。白衣を脱ぎ捨てた男の腰には、良く見知った顔をもつ男が腰をかけている。
俺は――その男の顔を一瞥する。幸せそうな表情に、俺は吐き気すら覚えた。
「いや、あの――だな。今、行なってる研究が案外上手くいってしまって、だな……」
しどろもどろに、仰向けの男が答える。起き上がろう、とした瞬間に腰に座った男が甘い声を上げた。
耳に入った声に、俺は思わず眉間に皺を寄せ、耳を塞ぐ。
「アンタが今行なってる研究は、レプリカ作りだったよな? 兵力増強のために、人間の複製みてえな生体兵器を作る。それがアンタが上から頼まれたものだったよな?」
「そう、です」
――そんな兵器が、なんでアンタの腰の上で喘いだりしてんだよ。
しかも、だ。
俺と全く同じ姿形で!
「もう一回、言ってやろうか。『本物の恋人』を1ヶ月も放置しておいて――アンタは今、何をしてやがる」
「え、いや、ええっと――研究の最終仕上げとして、内部まで人間と同じかどうかを確かめてた――ってのは、駄目……」
「駄目に決まってんだろ!」
溜まってんならそれでもいい。俺だって1ヶ月――アンタに何度触れたいと思ったことか。
どれだけ我慢してきたと思ってる。それを勝手に、『俺の複製品』を使って抜きやがって、テメェ!
ずかずかと大股で研究室へ入り込み、恍惚な表情を浮かべたままの『俺の複製品』を男から引き剥がす。
その勢いのまま、男の肩を掴んで、ベッドに押し倒した。――男は驚いたように目をぱちりと瞬かせる。
「覚悟しろよ。今日という今日は、許さねえ」
「え、あの、ちょっ……何を……」
「ケツ貸せ。アンタの中に突っ込んでやる」
「ま、待った! それだけは――」
何時もはアンタを思って突っ込まれる方に甘んじてやってたが、今日という今日は許さねえ。
俺が、アンタに突っ込んでやる。泣き喚いたって許さねえ。
――別れるとか言い出さないだけ良いと思え、この、イカレ研究者。
おおーGJ!!
ツンツンしながらも健気な受けに萌える
GJ!
自分本位なのに受にびびってる節があるのがイイ
うわーよかったGJ!萌えた!
オチで突っ込まれて逆転するのも萌えだー
面白かったし萌えた!GJGJ!!
夜食持ってくる健気さに萌え
うっかり生体兵器の方に萌えてしまいました。
お許し下さい。
生体兵器に意思があるのかどうかが問題だな。
じゃぁ、リクどうぞ。
ピロートーク
flv
「それでさー、その試験の単位必須だから落としたらやばいのに教授が変なやつでね。
『試験の範囲は言いません。まがりなりにも人間心理を学ぶ君たちなのだから私がどこを試験範囲にするのか、授業を聞いていればわかるはずです』
とか言ってんの。意味わかんなくない?なんで俺らがよく知りもしない教授の心理を考えられるんだよ」
あーあと呻きながら彼は枕に突っ伏した。
真剣に付き合うより、時間が合うときに会って快楽を貪りあえるようなそんな相手を求めて入ったゲイバーで彼と会った。
過度に染めすぎていない髪に、一目で気を使っているとわかる服装と男の自分が目線を上げないと目が合わない位置にある頭。
何より笑うとふにゃ、と崩れる顔が可愛くて声をかけられるままホテルへと行ったのが始めだった。
そんな始まりから3ヶ月が経った今もこうやって会っている。もちろんセックスくらいしかすることはないけれど。
することをした後は、今まで付き合った相手にようにすぐに帰ることもなく今日は何があった、バイト先でこんな客がいた…と他愛無い会話をしていた。
一方的に自分が聞いているだけだから会話とは言えないが。
だから彼がここらへんでも有名な大学の学生で、心理学を専攻していて、バイトは朝はコンビニ夜は居酒屋とかけもちしていることを知っている。
他にもたくさん彼のことを知っているけれど名前は知らない。
連絡先は携帯のメールアドレスのみだ。大学名を知っているから会いに行こうと思えば行けるが、この甘い空気の中で話す彼の話が全て嘘かもしれない。
そう思うと確かめることも怖かった。同じくらいホテル以外で会うことも怖い。
ホテルで会えばすることは一つだから口下手な自分でも問題ない。時間も限られているから彼に嫌われるようなボロを出すこともない。
身体だけの関係を求める者が集まるあの店で出会ったにもかかわらず、それだけで満足できないと言う勇気が無かった。
枕に懐く彼の髪をそっと撫でる。
「で、そのテストは終わったのか?確か今、試験期間中だっただろう?」
先々週会ったときに今と同じようにベッドの上で『来週から試験があるから会うのが難しい』と言った彼に会うのは都合のつくときで良いと言ったのは自分だ。
『もっと会いたがってくれても良いのに』と唇を突き出すようにして言う彼のリップサービスに胸中で喜んでいた。
「うん。試験は全部終わった…」
「そう、お疲れさま」
髪の中に指を差し込み、行き着いた先の耳をくすぐるように撫でると彼はチラリとこちらを見た。
試験の内容が結局どんなものだったのか気になるが彼が自分から言わないのなら聞かない方が良いんだろう。
「…昔俺が読んだ本なんだけどね」
「うん?」
「相手のことを知りたかったら、まず自分のことを話すんだって。ギブアンドテイク?差し出してから求めるものだって書いてあったんだ」
「ふぅん…まぁ確かに世の中ギブアンドテイクだよなぁ……」
ふ、と今自分が指導している新人社員のことを思い出した。義務を果たさないのに権利ばかり主張しているあの新人にもギブアンドテイクを理解してもらいたい。
「だからさ、俺はずっと俺のことを話していたわけなんだけど……それでも話してもらえないからどうしたもんかなぁと思ったんだよ。
曲がりなりにも心理学を学ぶ者として。」
「はぁ」
枕から頭を上げ、じっと見つめられる。
「考えた結果さ、俺あなたに聞いたことなかったんだよね」
「何を」
「色々」
ずりずりと寝っ転がっていた隣から自分に覆い被さるように動いてきた。
彼は両肘を顔の横につけこつんと額を合わせてきた。
「教えて?あなたの名前とか、歳とか……色々、たくさん」
真摯な瞳に見惚れた後、確かに彼は色んなことを自分に話すのに自分が彼に一切秘密にしているのは卑怯な気がした。
彼が話す内容の真偽のほどはわからないが、真実だとしたら気分は良くないだろう。
けれども。
「いきなりどうしたんだ?」
唐突すぎる気がした。この3ヶ月は自分のことを気に留めていないように一方的に話すだけだったのに。
それにムとしたように彼は眉を寄せた。
「俺はずっとあなたから話してくれるのを待ってたの。相手のことを知りたいって思うのは好きだからだよ?」
そう囁かれた後ちゅ、と唇に暖かいものが触れた。触れたがそれを認識できなかった。
「だってここが感じるとか、奥いじられる方が良いとか、そういうことは教えてくれるのにプライベートは教えてくれないとか寂しいし」
黙ってしまった自分に焦ったように彼は言葉を重ねた。
『好き』という言葉の破壊力はこの歳にきつすぎる。それを告げることができないくらい頭は真っ白なのに、心の中はじんわりと暖かい気持ちに満ちていく。
「どうしたら俺と同じくらい好きになってくれる?」
もっと努力するから、頑張るから、教えてよと慌てたように、それでも決して自分の上から退かない彼の背中を抱きしめながら『それ以上頑張られたら困る…』と小さく呟いた。
年上受け禿萌えました!GJ!
二人ともかわいいなー
萌えました、GJ!
年上受けキター!GJ!!
頭回ってなくて口べたなとこもかわいいよーくそーツボど真ん中だった
さらっと好きと言っちゃう大学生と
言われて頭真っ白になる会社員に禿げた
攻の距離の縮め方に萌えた
いいなぁ GJ!
でもって、踏まれます
たまにはこういうのもアリだろ
あなたについて考えるいくつかのこと
131 :
1/2:2007/02/26(月) 00:56:06 ID:Oof7tJNj0
あなたがこの手紙を読む頃には、というお約束のフレーズでこの手紙を始めようかとも思いましたが、
あいにくオレには死ぬ予定もどこかへと旅立つつもりもないのでやめました。大体そんな未来が用意されているのなら、
オレは悠長に手紙など書いてません。そんなことになるなら、オレは片手には包丁を、そしてまた片手にはドリルを持って
あなたに襲い掛かるべきです。残念ながらウチは普通の家庭ですのでそれ以上の装備を備えるのは無理です。
ですが考えてみたら中学の時同じクラスにいた岸本くんから何やら必要な物品を調達出来るかも知れません。
岸本一家の方々もオレがついていないあなたの危険性についてはよくご存じだと思います故、きっと力になってくれるでしょう。
中学の時、あなたはあなたに喧嘩を売ったチンチラ、失礼、チンピラ達に向かってこう言い放ったことがあります。
天才で悪かったな、と。あなたは大変輝いていました。その後のことを覚えていますか。おそらく覚えていないでしょう。
それはオレが輝くあなたの後頭部を鉄パイプで殴りつけて気絶させたからです。その時オレは痛感したのです。
この人は本当に何も分かっていない。あなた自身が悪いという点は合ってます。が、あなたが悪いのは
あなたが天才だからではありません。問題はあなたの性格にあり、正確にいえば生態にあります。あなたの生態が悪いです。
別にあなたのことを責めるつもりはありません。あなたはそういう生き物です。多分神様があなたを創る時、
何か気に入らないことでもあったのでしょう。或はただ手が滑ったとか。創り直すの面倒だったとか。
ウチは本当に普通な家庭で、オレもごく普通の大学生なのですが、あなたも知っている通り、
この町でオレのことを知らない人はいません。幼稚園にも通ってなかった頃からそうでした。
あなたは「君は人気者だな」とか言いながら笑っていましたが、それはそうやってあなたが笑いかけるからだということを
ずっと前から分かって欲しいとオレは思っていました。
132 :
2/3:2007/02/26(月) 01:00:58 ID:Oof7tJNj0
例えばここにチュパカブラが現れたとしましょう。この生き物は非常に危険で、ありえなくて、
どう扱えばいいかさっぱり分かりません。なのになんと、このチュパカブラが懐く人間がいるのです。
理由は不明で、その人間だってチュパカブラを理解しているわけでもありません。だけどその人間とは意思疏通が可能で、
また一応普遍的な常識を持ち合わせているので、人々はその一人の人間を唯一の頼りとするのです。
その人間の名前を、もしもの時の為に、心に刻むのです。
その人間には本当に迷惑極まり無い話です。だけど仕方のない話でもあります。つまりそういうことなのです。
あなたに懐かれた為、オレは幼稚園に通う前からあなたの世話をすることになりました。色々なことを経験しました。
まだ小学生だったあなたがどうやって人妻を口説いたか、何故あなたが行く先々で必ず密室殺人が起きるのか、
父さんを休ませてあげたいからって何も父親さんの会社買い取らなくても、とか、
漫画にハマるのはいいとして、あれは正直言ってスポーツ漫画とはもう言えない、何で実現出来るんだあんな技術、
とお陰様でツッコミどころの絶えない幼年期でした。基本的にツッコミはしても止めはしない主義のオレですが、
次にあなたがまた地球外に出ようとする時には止めて置こうと思います。SFはあまり好きじゃないからです。
そんなあなたも恋をしました。高校の時でした。これは初恋だ、あなたは真剣な顔をして言いました。
これまでの女性達は何だったんですかと聞くと、それは欲望だったとあなたがやはり真剣な顔で答えました。
それはよかった、告白でもしたらどうですか、と適当に返したらあなたは照れるからいや、言えない、と言いました。
オレはいやって何ですかいやって、やめてください気持ち悪いです、と言いました。あなたが見事に凹みましたので
オレは気をよくしてラブレターでも書いてみたらどうですか、と提案しました。
今時ラブレターなんてダサイっつーかありえないけどオレのことじゃないしまいっか、くらいの気持ちでした。
あなたはその提案が気に入ったようで、早速図書館に篭りました。何故ラブレターを書くのに図書館に行くかな、
と不思議だったのでオレは後をつけました。そしてオレは知りました。
133 :
3/3:2007/02/26(月) 01:08:53 ID:Oof7tJNj0
あなたが図書館に行ったのはラブレターに注釈を付ける為だと知りました。
コンピューターの前に座ったのはあなたのラブレターというものが到底手で書き切れる量じゃなかった為だと知りました。
最初に紙にペンで殴り書きしていたのは序論、本論、結論の、ラブレターの概要だったことも知りました。
色々嫌になって途中で帰りましたので結局あなたのラブレターがどんな出来で完成されたのかは知りません。
後であなたがある女子生徒に二百ページに達する論文を添付資料と一緒に渡していたという噂を聞きました。
卒業するまであなたは自分が何故振られたのか理解できていないようでした。
オレは適当に、相手に対する自分の気持ちを証明する為とはいえ、証憑資料として相手をオカズにしてオナった結果物を
ラブレターに添付するのは再考してくださいとだけ言いました。あなたには言いませんでしたが、その結果物のせいで
オレはグーで殴られました。ついでに論文の処分も押し付けられました。何でオレに、と抗議はして見ましたが無駄でした。
やはりあなたは人外の生き物として認識されているそうでした。それでオレはその世話係だそうでした。
とても不本意でしたので後であなたの額に「パンツだけは許さない」と落書きをさせてもらいました。
あなたには最近の流行だと言いましたが嘘でした。精液の入っていたフラスコは捨てたそうです。当然です。
このようにあなたについて考えるのは色々ありますがそのいずれもあなたは馬鹿だという結論だけに繋がります。
あなたは馬鹿です。激しく逞しく微笑ましくて顔の筋肉が引きつく程、あなたは馬鹿です。間違いありません。
間違いありませんが、そんな馬鹿なあなたが好きなオレについてあなたはどう思いますか。
オレは、ありえないと思っていたラブレターを書きながらまあたまにはこういうのもアリだろとか考えちゃってるわけですが。
どうにもあなたに馬鹿が移ったようですが、それこそ仕方のないことです。何年あなたに振り回されたんだと思いますか。
振られるのが怖いのでしばらく学校には行かないつもりですが、いつかまた会うその日まで、
精々オレの納得がいく答えを用意しといてください。
それじゅあまたいつか、学校でお会いしましょうね先輩。
人外の天才すごすぎるw そしてそのラブレターがかわいい。>131GJ!!
>131
>1嫁
日付変わったからIDも変わってるんだと思うよ
>>131 GJ! 面白いし萌えた
137 :
131:2007/02/26(月) 13:02:38 ID:Oof7tJNj0
いえいえいえすみません130さんじゃないですごめんなさい
色々勘違いしてたっていうか瞬間的に錯乱を起こしたっていうか
何がどうなってたか分かりません、どうもすみませんでした逝きます
一体何が起こったんだよwww
まあなんだかわからんが次から気をつけてな
萌えたよ
痛かったら手を挙げて下さいね。
は〜い
ちょwwこらwwwどうすんだこのお題ww
>>1 ■*0を踏んだ人物が12時間無反応の場合はお流れとなります。萌えたい人どうぞ。
>>141。お前は
>>140から12時間待たなければいけなかったんだが。
まあとりあえずまわしとくよ。
まわしますよ
よっと
まわ
し
↓ ヨットをまわしながらお題ドゾー
知性派×肉体派
よしきた」
「というわけでだ。同性愛者という種類の人間は近年ようやく市民権を認められつつあるとはいえ、まだまだ奇異の目で
見られたり、不遇な立場を強いられることも多い。だがな、特定の天敵の存在しない人類は実際増えすぎているとは
思わないか?天敵のいない人類を淘汰するために、定期的に世界的な規模で死亡率の高い病気が流行したり戦争が
発生するという説だってあるくらいだ。だとしたら種の保存を真っ向否定する我々同性愛者という存在は、地球に優しい、
実はものすごーく重要な宿命を背負った新人類だっていう結論に結びつかないか?」
息もつかずそこまでを一気に喋り、直太郎は既に冷めてしまったコーヒーでようやく喉を潤した。
「あのさぁ」
こちらはすでに飲み乾してしまって、細かな氷しか残っていないグラスをしゃぐしゃぐとストローでつつきながら、祐真は
呆れたように頬杖をついた。
「それでやるのやらねーの?やらないんだったらこんなところで油売っててもしょうがないし、オレ今からでも部活行って
こようと思うんだけど」
「おっ、お前は!今言った俺の高尚な理論を聞いていなかったのか!やるとかやらないとかそういう前に、何故自然の
摂理に逆らってでも俺たちが求め合うのかという」
「あーはいはいはい。どんな理屈こねたってさぁ、こんなの誰だって一緒じゃん?好きだからやる、やりたいからやるって
いう以外にどんな理由が必要なのかオレにはわかんねぇよ」
直太郎は確かに頭がいいが、それ故に少々理屈っぽい。別に嫌いなわけではないが時々その理屈っぽさが面倒くさく
なるのは自分が頭よりも身体を使うことを得意とするせいなのかなと祐真は思う。
「オレの身体好きにしていいっつってんのにこの期に及んで何をごちゃごちゃ言うことあるかなぁ。お互いやりたい盛りの
年頃なんだし、とりあえずは本能の赴くままにやってみてもいいんじゃねぇ?」
言葉にしてみると、それは直太郎のどんな理屈よりも正しいような気がして、祐真はうんうんとひとり納得して頷いた。
互いを隔てるグラスを載せたガラステーブルをよいしょと脇へと押しやり、勝手に自分の学ランのボタンを次々外していく。
「よしやろう今やろうすぐやろう!頭で考えるより身体で覚えろだ!」
祐真は学ランの下に着ていたTシャツも脱ぎ捨てると、あっという間に上半身を裸になってしまった。それを止める隙もなく、
直太郎は呆気にとられて、ひどくやる気に満ち満ちた祐真を眺めて溜息をつく。
「……お前には情緒というものがない」
「お前には思い切りが足らねぇよ」
互いに呆れたように呟いて、やりたい理由とやりたい気持ちをぶつけあいながら、今夜も無意味に夜が更けていった。
なんかかわええw
こういうの好きだ。
GJ!
まずは理屈ありきの攻めが可愛い。
萌えた。GJ!
まわし
ま
>>151 知性派のヘタレ攻めと肉体派の襲い受け…
これはいい!
踏みたまえ
恋をしてください
人が恋に落ちるのを初めて見たり、するものじゃなくて落ちるものな恋なんて
自分にはありえないことだとずっと思っていた
今、俺は恋をしている
運命の恋だとは思っていない
それはその相手が相手だから
「あーーーーカレー食いたい」
そこでごろごろしている無神経男にも
誰かを思って涙していたような日々を経験していたのだろうか
今、俺があなたに向かって恋焦がれているように
「なんだよそんなにオレのことじろじろと見て」
「いや、小汚い姿で寝てる姿が汚らわしいと思って」
「お前はいつでもムカツク男だなあ」
悪口も強がりも、あなたにかまってほしいから
かまわれたくない、けどかまってほしい
「…な、なんでそんな泣きそうな顔すんの」
「あなたは、泣きたくなるような恋なんて知らないから」
「意味がわからないぞ」
「誰が相手だっていいから、恋をしてください」
あなたが誰かを想っていれば、俺の心が少し軽くなるから
「…それは、相手がお前でもいいから俺に恋愛してろってことか?」
終わりかな?
二人が脳内であるキャラ達に変換されてしまうのは自分だけかww?
姐さん仕事速いw
でもカレーってだけであるキャラ達に脳内変換されてしまう自分は毒されてるな…。
萌えたしカレー食いたくなりました、GJ!
>あなたが誰かを想っていれば、俺の心が少し軽くなるから
きっと逆だよ、と言ってみたい
まわすね。
俺はあなたが恋してもしなくても誰が相手でも心は軽くならなさそうだね。
まわすよ
167 :
風と木の名無しさん:2007/03/03(土) 12:07:32 ID:w+F7QL09O
踏みなさい
道しるべ
ふぃー
ただいまついでにまわし。
まわし
残念 まわし
まわしてお風呂、今日はラベンダー♪
おやすみまわし。
豪快にまわすぜぃ
いってきまわす!
俺はきっと、お前に踏まれる為に生まれたんだと思う。さあ。踏めよ
一番嬉しかったこと
「あー、マジ寝れねー!!うひょー!!」
「ちょっとは落ち着け。」
「だってあんなゴール決めちゃったんだぜ俺、すごくね?」
「はいはい、すごいすごい。」
まあこいつが興奮するのもわかる。いい選手がたくさんいて
若手はなかなか出られないこのチームでようやく巡ってきたチャンスを
きっちり物にした、しかもそれが首位を倒す一撃だったんだから。
というわけで寮に帰ってきた後もいつにも増してマシンガントークな訳で。
で、もちろん嬉しいわけだけど、自分は結局ベンチを暖めただけで終わった、
だから、できれば次は…
「でもさ、次はさ…。」
「なんだよ。」
「…お前のパスから決められたらいいなって。」
そういって少し照れたように笑った。こういう顔を見られるのはきっと俺だけだ。
だから胸の奥に少しあった嫉妬や焦りが消えた。
「俺も頑張るよ、次は出られるように。」
「そうだよ、俺たちでもっと強いチームにしてこー!!」
乙。だけど*0とちょっとずれてるような。
今度は「俺」のパスできめられたら、一番嬉しかったってなるのかな。
人が少ないねまわし。
まわしとくね
さくさくまわすね
まわし
まわし輪姦し
じゃぁおれもれも
一緒にまわします。
189 :
風と木の名無しさん:2007/03/07(水) 00:02:49 ID:/+O6yHPs0
ホモカップルと生暖かく見守るクラスメイトの皆さん
仕事終わったら必ず書くので踏ませてください。
19時以降には…!
■*0の先行ゲトは禁止です。全部書き上がってから投下が原則。
最近1読まない奴増えたな
まあまわしましょう
まわされたい
歯医者いくよまわし
196 :
風と木の名無しさん:2007/03/07(水) 17:49:22 ID:zIvtfOKpO
チョコウマーワシ
まわします
踏みなよ
年下攻め
「あんたなんて大嫌いだ」
「奇遇だな俺もお前のことは好きじゃないぞ」
「大体お前年下のくせに生意気なんだよ」
「働き出したら年下も年上も関係ないでしょう」
「亀の甲より年の功って言うだろうが!」
「そんな言葉ありませんよ」
「あー言えばこう言う!」
「そっちこそ!」
年上だったら、俺がどうしてあんたにだけこんな態度になるのか
気づけよバカ
「もーいい知らない。お前の顔なんて二度と見たくない」
「…あ」
「なんだよ」
「なんでもないですよ!こっちだってあんたの顔見たくないんですから…」
やばい、なんでこんなになってんだ俺…
「…な、なんで泣いてんだよお前」
「泣いてません」
「ちょ、悪かったって!だから泣くなよ!俺いじめっこかよ」
「だから泣いてないって言ってるでしょうが…」
「どう見てもボロ泣きじゃねえかよ!」
「な、悪かったから、泣くのはやめようぜ?」
「…泣いてないってば」
なんでなんでなんで
自分がわかんないよ
こんな自分大嫌いだ
「…意地張るにも程があるな
でも、俺お前のそういうとこ可愛くて好きだぞ」
「…」
「わ!なんでまた泣くんだよお前」
はげもえた………
GJ!
まわしまわし
勢いよくごろん
「先行ゲト禁止」と「*0踏まれてから12時間は*0を待つ」って矛盾してない?
いくら禁止でも踏んじゃえば12時間は*0として投下できるように読めるけど
それとも先行ゲトした時点で*9はお流れになるのだろうか
>>204 *9取り合戦対策じゃないの?<12時間待つ
GJ!年下カワイイ!
何かとかまってやりたくなる感じがする。
うふ〜ん
あいするふり
「逃げんな」
逃げてませんよ
「逃げんな、こっち来い」
あなたはいつもそうです、私は
「お前が逃げてもオレは追わない、だから」
逃げていない、追って欲しくもない、あなたは疑うことを知らない
「お前が来い」
あなたに近づいたのも時間をかけて口説いたのも何一つあなたの為ではないというのに
「・・・ぐだぐだ考えんな」
無茶を言いますね、この計画の成否は私がどれくらいあなたを引き留めることが出来るかにかかっていて、
「好きなんだろ」
・・・嫌いですよ
「オレのこと好きなんだろ」
あなたが知らないだけだ。
ただ私はこの計画を成功させなければならなかった、あなたがずっと嫌いだった、だから
いつも通りに微笑んであなたを抱き寄せてその唇に接吻でも落としてしまえばそれでいいのに
それで全ては計画通りにいくのに
声が出ない体が動かないあなたの顔を見られない
だいきらいなあなたを、だましてあいするふりを、どうしてもうできないのだろう
GJ!禿げ萌えた。
「私」切ないよ。
GJ!!
切ないよでも禿萌えた。すごい好みのシチュエーションだた!!
ごちそうさまでした
まわすぜぃ
風邪は耳鼻科だと思い込んでいた十代
ごめん誤爆orz
>210
萌えた!これからどうなるのかどきむね
*9がひらがななのに、末尾の一文でちゃんと対応してるのがすごい
切ないなぁ。GJ
良いものを読ませていただきました。
それでは、次のリクどぞー。
全身タイツ
220 :
1/2:2007/03/09(金) 22:57:39 ID:ykgKGicH0
「……何してるんだお前は」
馬鹿だ。
こいつは本当に馬鹿だ。
開いた口が塞がらない、というのはこのことを言うのだろう。
彼のその姿に、頭の中を必死に整理しようと努力したが、
言葉らしい言葉は紡げずに、ただただあ然と玄関に立ち尽くすだけだった。
「これ、可愛いでしょ? 飲み会のビンゴで当たっちゃった」
そう言って彼は、純粋無垢な笑顔を浮かべた。
……やっぱりこいつは本当に馬鹿だ。
眩暈で倒れそうになる身体を壁に手をつくことで何とか耐え、やっとのことで声を絞り出した。
「……何で、今ここで着ているんだ」
「えー、だって会社の皆も、この格好可愛いって言ってくれたんすよ?」
「……」
全身真っ黒のタイツを身に纏っている奴のどこが「可愛い」というのか。
しかも、身体のラインが強調された妙に生々しい格好は、“変態”以外の何者でもない。
「だからあんたに見せたら喜ぶかなーって。」
「誰が!」
「またまたー」
221 :
2/2:2007/03/09(金) 22:59:31 ID:ykgKGicH0
目の前がふと暗くなったと思ったら、彼が傍に立ちこちらを見下ろしていた。
近づく瞳には不穏の色が混ざっている。
「お、おい……っ?」
危険を察知し逃げようと身体を引いても、壁に邪魔されそれは適わなかった。
壁に追い詰められた形となった自分に、彼が覆いかぶさる。
「可愛いでしょ……?」
「馬鹿! お前何を――」
その後の言葉は、彼の唇でもって封じ込まれた。
口腔を蹂躙され、彼の手によって器用にネクタイが解かれていく。
素肌に辿りついた彼の手は、好き勝手に動き回っては追い上げる。
「ん……ッ」
舌で上顎を舐められ乳首を手で撫で上げられる事によって湧き上がる甘い痺れに
耐えようとするも、早くなる呼吸はどうしようもなかった。
真っ白になっていく頭の中で、懸命に今現在の己の状況判断を試みる
自分は疲れて帰ってきて、部屋には恋人が待っていて、そして今
その奇妙な格好をした恋人に自分は襲われていて――
……ちょっと待て、それって視覚的に非常に滑稽ではないか!?
222 :
2/2+1:2007/03/09(金) 23:00:58 ID:ykgKGicH0
「……んの、馬鹿!」
うめき声のあと、一瞬の静寂。
膝蹴りを見事に喰らいみぞおちを抱えている彼をよそに、
呼吸を整えながらはだけたシャツのボタンを急いでとめた。
「ちょ、容赦無い……」
「馬鹿な事すっからだ」
「たまにはこういうのも刺激的かなって……」
うずくまる彼の瞳には涙さえ浮かんでいる。蹴りがよほど効いたのだろう。
そんな彼を横目に見ながら、踵を返して部屋の奥へと向かった。
「早くそれ脱げ」
馬鹿だ。
こいつは本当に馬鹿だ。
――そして、こいつに惚れた俺も相当の馬鹿だ。
寝室のドアの前で立ち止まって振り返る。
未だ痛がっている様子の恋人に、思わず笑みを零しながら。
「早くそれ脱げって。……さっきの続きが出来んだろ」
その後、彼がもの凄い勢いで着替えて、寝室へ追いかけてきたのは言うまでも無い。
ありがとう全身タイツ。
GJ!全身タイツにこんなに萌えたのは初めてだ!ハァハァ
GJ全身タイツ
次はぜひ全身ストッキングで
全タイブーム来たれり!?(゜∀゜)
GJっス!
全タイなんだけど萌えたwww
GJ☆
こ…これは個人的には全タイ襲い受でもいける
そんな8を踏みつけていってくれ
好き嫌い
まわしていいよね。
べ、別に、231がまわしてくれるのを待っていたわけじゃないんだからね!
まーわーせーっ
まわしますよ
まわせーぇ!
揃いも揃って回してるけど、*9はまだ流れてないよ。
>>1 どうしてかわからない人はまとめサイト掲示板の、
テンプレスレとか覗いてみたら?
「広告や荒らしが*0踏んだ場合は12時間待たずに次レスが萌えてね」
とかにしたらどうだろう?
話は振ったが、続きはまとめサイトにて。
次の萌えおねがいしまーす。
「待て」の覚えられないワンコ攻
そういうもの?
「お前の辞書に辛抱って文字は無いんだな」
…と言いつつ、されるがままになっている俺も俺か
こいつに「いい…?」って上目遣いにせがまれると
どうにも抵抗出来ない
今日もせめてシャワーだけでも浴びさせてくれって言ったのに
シャワールームまでやってきて背中流してやるよ…って
そのままコレだもんな
「いつ見ても綺麗な背中してるな〜」
俺の苦手な所だけは、ホントしっかり覚えてやがるし
こら、そこは自分で洗えるってば!
気持ちいい?とか聞くな!答えられる訳ないだろ!
「ここだったら洗濯の手間とか無いし…いいよね?」
はいはい、参りました。
>241
GJ!ワンコ攻可愛いよハァハァ
このお話はまとめサイトにぜひ投下していただきたい。
そして受も非常に可愛い!
ごちそうさまですっ
まわしますよ
まわし
まわしです
よっ
卒業
「あの後、ベンとエレインはどうなったと思う?」
久々にあの映画を見て―ストリップバーでのヒロインの頭上の乳首回しに声を合わせて大笑いした―
ラストにちょっと感動してお互い涙を見せずに泣いて(その間は目を見交わさないのが礼儀)。
その後、いつも通りに愛を交わした後、寝入ろうとしたときに彼がそう呟いた。
「別れたと思う。ラストのあの表情見たろ」と答える。このあたりは手垢のついた話だ。
「彼らは僕たちほど変なことしていないのにね」
「そういう時代だったんだ。映画の手法だよ。
それに、母子に手を出すのは十分罪深いと思うぞ。俺はお前の父親にも母親にも絶対手を出さないし」
笑いながら枕で彼を叩く。単なる寝入りばなの馬鹿話だ。
ただ、その答えは予想に反していた。
「仮に、仮の話だからね。
―僕が結婚を勧められているとしたら、どうする?」
その場合は話が違う。最後まで妨害する。暗闇とだって友人となってやる。
いざとなったら結婚式に駆け込んで阻止する。
ガス欠になっても絶対に阻止する。みっともない?迷惑?そんなのかまわない。
あくまで「仮の話」なのだから。
そして彼を攫ったら、絶対に別れない。
俺は自分に関してはハッピーエンドしか認めない。
GJ
愛だな、愛がある…
GJ!!
シリアスな感じで萌えた。
*9のリクとあってないじゃん
映画の「卒業」について書いた話だから、リクとはあってるよ。
>250GJ
>>253 ダスティン・ホフマンの「卒業」を知らないときたか…
まあまあ人それぞれ
さあ踏め!
本当はかわいそうな攻め
ごめん専ブラのレス番がずれてた…
あと>259の曲が聴けないんだけど、どうしたらいいだろうか?
262 :
259:2007/03/14(水) 17:47:47 ID:Kf93cCUP0
最初のhを抜き忘れた上に聴けない人がいるとは思わなかった……_| ̄|○
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/ ↑ここの7MB(nana)→アップローダー→nana31538.mp3
の順にクリックして、受信用パスに「801」を入力→
ダウンロード→ダウンロード
の順にクリックすれば聴けると思います。お手数掛けて申し訳ない。
微グロ電波注意
+++
いつか、大切な人と、ずっと一緒に暮らせるといい。
僕はずっと一人で旅をして来た。死んだ弟を生き返らせる方法を探して。
旅は十の時から始まり、どこにあるとも分からないその方法を追い求めて、
大陸中を巡ってもう18年も経った。弟は既にあの家で腐り、骨になっている事だろう。
それでも僕は旅をやめる事はできなかった。
旅の途中、色々な人と出会い、別れた。辛くないと言えば嘘になるが、
それでも目的の為には仕方がないのだと諦め続けていた。
だけどひとつだけ、どうしても離れがたいものができてしまったのだ。
「ずっとこの村にいてよ」
そう語る彼の面差しは、死んだ弟に似ていて。もし彼が大人になったら
こんな優しそうな、そして頼りがいのある男になっていたに違いないと思った。
「言いたくないならなにも言わなくていい。全部俺が抱きしめてあげる」
暖かい腕に包まれて、僕は身を預ける。暖かさが凍らせていた僕の心も溶かす。
このままこうして彼の物になり、ずっと一緒にいられたらどんなに幸せだろうか。
「それもいいな…」
そんな事が出来る訳はないのだけれど。
了承とも取れるような頷きを返すと、彼は陽の光のように笑った。
その笑顔が、よく笑っていた弟の笑顔と重なった。
まだ夜も明けきらぬ時刻に旅支度を済ませると、僕は彼の家の扉を静かに開けた。
眠る彼に近づくと、手に握った鉈を一気に振り下ろす。
ごつ、という骨に当たる音がして斬れた首が跳ねると血が噴き出した。
はずみでころころと転がった首がちょうど僕の方を向いて止まり、
一瞬視線が合って驚いた顔をした…ように見えたが、気のせいだろう。
やがて吹き出た血は勢いをなくして止まり、辺りに静寂が戻った。
僕はいつもそうだ。大切なものを無くさないと分からない。
大切かどうかを、無くして確かめてみたいという欲求に抗えない。
彼は本当に大切な人だったんだ。それが今ようやく分かったのに、もう彼はいない。
あんなに大切だった弟も、もういないのに。
握ったままだった鉈を部屋の隅に立てかけると、旅用の杖を手に持つ。
きっと僕は今返り血で真っ赤になっているだろう。それでもまだ暗い夜道なら
少しは先に歩いて行けるかも知れない。死んだ人を生き返らせる方法に近づけるかも知れない。
そう思いながら彼の家を出ると、空にひときわ大きく輝く星が見える。
その星はまるで道標の様に、僕の行く先を指し示している様に思えて、その方向へ歩き出した。
いつか、大切な人と、ずっと一緒に暮らせるといい――
そう願いながら。
((( ゜Д゜)))ガクガクブルブル
電波好きなので萌えた。萌えと同時に切ない気持ちがこみ上げてくる。
難しいお題GJ!
266 :
259:2007/03/15(木) 02:17:17 ID:Mz75lUbD0
切なくも美しい萌えをありがとうございます。
自分の予想をはるかに越える凄いのが来て、
思わず落涙しそうになりました、GJ!
そうきたか…GJ!
このスレでは珍しい読後感なのも良かった。
>263
まとめにうpしないと保存されないよ。
受けよりよがる攻め
明らかに僕に気があるそぶりを見せるから、ちょっとからかってやるくらいの
つもりだったんだ、最初は。
その日、バイト帰りに家来る?って誘ってみたら、万歳しださんばかりに
喜んだヤツは、幻のしっぽ(もちろんぶんぶん振られてる)が見えるほどに
食いついてきた。わかりやすすぎる。面白くて仕方ないから、しこたま
買い込んできた酒の勢いってことで、ちょっと股間に手をやってみた。
ほんとに、言葉通りの「ちょっと」だ。もちろん服の上からだし。
狼狽えるかな、止めてくださいよ先輩とか言うかな。引かれても別に構わない。
その時点で僕は、こいつに対してからかいくらいの感慨しか抱いてなかったのだ。
だけど、乗ってきたらおいしいかな。見た目は割と好みだし。そんな程度で。
あっ、と、切羽詰まった声が聞こえたのを、最初は聞き間違いか幻聴だと
思った。だってそんな。ほんとに、ちょっと、しかさわってないのに。
服の上から、手を滑らせてみると、「はっ……先輩、」と、さっきよりさらに
切羽詰まった声が聞こえた。聞き間違いでも、幻聴でもないとわかって、
僕は若干いぶかしむような気持ちで、ヤツの顔を見た。
なんていうか……ものすごい、耐えてる顔をしている。
唇噛みしめてるし、眉根は寄ってるし、真っ赤だし。
そんな顔させるようなことを行ってないんだけど、まだ僕は。
なんかこいつ、面白い。童貞?このルックスでこの歳で、そりゃないだろう
とは思うけど、そうだったらそれはそれで、大変おいしい。
いやがってないのは態度からして丸わかりなので、調子づいた僕はヤツのベルトを
かちゃかちゃと外して、もちろんデニムのボタンも次々に外した。
こういう行為が久々だったのもあって、結構僕は、盛り上がってたと思う。
相手の興奮も手伝って、もう舐めてしまおう、という考えに至るのは早かった。
すでに半勃ちのヤツの性器を、下着の中から引きずり出す。
「あ、ダメです先輩、あぁ…」
吐き出すように言う、ヤツの語調は全然「ダメです」って感じじゃない。なので
意に介すことなく、ヤツの股に頭を突っ込むと、すぐに僕の頭をヤツの手のひらが
包んできた。これはもう、明らかな是の意だ。遠慮なく性器を口に含む。
その瞬間からが、驚愕の始まりだった。ヤツはとにかく、よがるのだ。
よがる、よがる、よがる。AV女優の熱演もかくやという有様だ。
男でも女でもここまで声を出すヤツは、お目にかかったことがない。
心の中でうわあ…と一瞬どん引きしてしまったけど、ヤツは散々あえぎながらも、
早く入れさせてくださいと、もの凄いことをさらっと言ってよこした。
あーこいつタチなんだ、と思ったけど、先輩…はやく…あっ…、とか言いつつ
息も絶え絶えに悶える様を見てると、どうも違和感がぬぐえない、ような。
とりあえず口に含んでいた性器を抜き出すと、「は…っう、うぅ、」
感極まったように、ヤツはまたあえいだ。
「挿れるのはいいけど、ちょっと…その声どうにかなんないの?
隣がもうそろそろ帰ってくる時間なんだよ」
口でやるかわりに、軽くしごきながらそうたずねる。
事実、もうすぐ、アパートの階段を上ってくる隣人の足音がきこえてくる
時刻だった。日曜以外は、毎日そうなのだ。
「どっ…にもならない…っ、なりません、だって気持ちいいんだもん!」
そう言われると、なんていうか、こちらとしても何も言えなくなってしまう。
気持ちよくない、下手だって言われるよりは気分いいし。実際そんなこと
言われたら、おそらく相手を蹴りあげてしまうだろう。
だけどこのままつづければ、明日から隣人と顔を合わせることは出来ない。
「……わかった。お前、ちょっと待ってろ」
そう言って僕は立ち上がり、台所へ向かう。戻ってくる僕を、きょとんと
した顔で、ヤツが見つめている。そりゃそうだろう、だって今まで
性行為にいそしんでいた僕が、いきなり手ぬぐい持って目の前に現れれば。
だけどもう、もう、これしかないのだ。
「これ、普段手拭くのに使ってるヤツだけど、洗濯したばっかだから安心して」
気休めにも慰めにもならないことを言って、俺はねじった手ぬぐい(祖母の浅草
土産だ)を、ヤツの口にあてがった。
「う……う」
恨みがましい視線と、うめき声が、痛い。まあ確かにドMでもなきゃ
この仕打ちは屈辱には違いないだろう。ヤツが挿れたいんだとは言え、
僕もやる気満々で、むしろ最初にあおったのは僕なんだから、相撲の四十八手が
染め抜いてある手ぬぐいで口をふさぐのは気の毒すぎる気もする。
一度そう思ってしまうと、もうだめだ。つい、
「次はホテルにでも連れってってやる。そしたら思う存分声出していいから。」
なだめるようにそんな風に、言ってしまった。……とたんに、僕の手によって
バッチリ猿ぐつわを装着完了したヤツの目に、涙が浮かんだ。
その後は、ほんとにどうにかなりそうな程突きまくられた。
しだいに快感にかすんでいく思考と、96人の相撲取りに口をふさがれた
ヤツのくぐもったうめき声という混沌の中で、今僕は、自ら次に会う約束
……こいつとの関係の継続を約束してしまったんだと考えた。
ああ、面倒なことになってしまった。
憂鬱なような、楽しみなような。
新鮮な感じで萌えー!!
攻め可愛いwwww
GJー!
素直な攻めもいいし、冷静ながらも流されちゃう受けもいい!
攻めも受けも可愛いよ!
頑張って考えないようにしてたのに「96人の相撲取り」で手拭の柄を詳細に想像してしまって噴いた。
ktkrー!!!('Д`*)
こういうCPに弱いんだ…テラモエス!GJ!
ごっちゃんです!
ちょっと引いてる先輩に萌えた
じゃあ悶え喘ぎながら踏まれようか…
三角関係
「…ここにいろ、とは言わないんだな」
小さな呟きが聞こえた。
背中のぬくもりが動いて、温度が一気に下がる。彼が起きたのだろう。
数時間の眠りは行為の甘ったるい余韻さえ残していない。
俺は薄く目を開けて、冷え切った壁の木目に背後にいただろう彼の行動をただ思い描いた。
「お前が言えば、俺はいくらでもいてやるのに」
服を着込みながら、相変わらず淡々とした口調をこぼす。
俺は何も返さずに眠った振りをして、窓際に佇む彼の幻影を追う。
部屋の中にゆっくりと光が差す。昨日からの雨は止んだらしい。
「…酷か。そんなことを尋ねるのは」
床の軋む音、踵を少し蹴り付ける癖のある足音、蝶番がきぃと鳴って扉がばたりと閉じた。
彼が外に出ると同時に入ってきた晩冬の空気が、俺の背に縋っていたぬくもりさえじわじわ奪い行く。
「ここにいろ言うても、アイツを結局捨てられへんのは…誰や」
それは俺も同じだった。アイツの元に行く彼を、やはりまだ、恋しく想う。
長年親しくしてしまうと、知りたくない相手の本心まで掴めてしまうのはどうしてだろうか。
「いっちゃん酷なんは、誰や…」
乙
いっちゃんって誰?
いっちゃん=一番 って方言じゃまいか?
とマジレスしてみる。
280乙です。三角関係は大好物。ごちそうさまでした。
切ない。でも萌え。
続きが読みたくなる感じ。
GJ!
いっちゃんってどこでも通じる言葉かと思ってた。
>>284 東京人だがそう思ってた.
どこの方言?それとも共通語…?
とりあえず北部九州では通じますぞ
大阪弁かな。いっちゃん。共通語じゃないと思う
まわし
党首×捕手
残念お流れ
党首と捕手の接点が思い浮かばねえw
皆、誤字には気をつけろよ!
まわしまわし。
まわし
党首×保守の政治萌えだったのか…投手×捕手の野球萌えだったのか…
なぜ誤字と思うのか。
そのままでしょ。
まあ残念まわし
私は捕手×投手だなぁ
まわし。
明らかに誤字だと思うんだが…
例え289が誤字だとしてもそれはこのスレの醍醐味だと思ってるよ。
ただ、普通に誤字には気をつけてねって注意を促しただけ。
まわし
>>295 自分も同感.
さて、次のシチュorカプどうぞ
腐れ縁
「またおなじクラスだよ〜、これで10年目だぜ?晴れて二ケタ!」
「ほんとに腐れ縁だな.」
高2のクラス替え.
小学校の時からずっとおなじクラスで過ごしてきたこいつと、またおなじクラスになった.
ここまで偶然が重なると、だんだん俺たちが一緒にいることが必然のように思えてくる.
それ以上に最近、こいつと話すときに胸の奥に妙なわだかまりを感じる.
今の関係、要は親友に、満足しているはずなのに.
…何処か胸の奥で、それ以上の気持ちを欲しがっているような気がする.
「またおなじクラスだよ〜、これで10年目だぜ?晴れて二ケタ!」
わざとおどけて、俺の隣にいる親友に言ってみる.
「ほんとに腐れ縁だよな.」
そんな答えが返ってきた.
小学校の時からずっとおなじクラスで過ごしてきたこいつと、またおなじクラスになった.
正直、それがとてもうれしい.
こうしてこいつと一緒にいるたびに、ふと思い出すことがある.
小学校入学直前、幼稚園の先生に『好きな人はいるの?』と聞かれて、
二人でお互いの名前を叫んだこと.
お前が今どう思っているかわからないけど、俺の好きな人はまだ、初恋のままだから…
駄文失礼しました.
幼馴染みも、萌えー!!!弱いんだ私こういうのに弱いんだ…!!!
GJ!
すげー10年同クラスってあまりにもあんまりだw
いや、過疎地なら有り得るか…
片思いの両思いとか最萌えだよ!!!
きゅんきゅんする…っ
なぜ「。」じゃなくて「.」?
305 :
300:2007/03/21(水) 09:13:19 ID:r/8rtPeF0
レスありがとう!
>>304 こっちのIMEの設定だよ
気づかんうちに「.」になってた
まわし
>305
なるほどです。自分atokなのでわからなかった。
レスありがとう。
踏めばいいだろ。
オレを踏んで、オレを置いて、オレのいないところへ
行っちゃえばいいだろ。
あなたを置いていくけれど。
310 :
1/2:2007/03/21(水) 23:03:03 ID:wgKw+oVg0
拝啓 K様
いきなり手紙だなんて、びっくりしたことと思います。
数日前から、俺の体調はすごく悪く、もしかしたらやばいかな、と
思って、これを書いています。
今、あなたがこれを読んでいるということは、万一のことが俺に起こった
ということです。とりあえず、謝っておきます。ごめんなさい。
思えば、俺の人生で一番長い時間を一緒に過ごしたのは、あなたでした。
俺の青春の思い出には、悲しいことに、全てあなたが隣にいます。
あなたのおかげで、俺は灰色の青春時代を過ごしました。
あなたは、俺が欲しくて欲しくてたまらないものを、軽々と手に入れて、
平気でドブに捨てるような人でした。
俺が大事に思ってるものを、靴底で踏みにじって、笑っているような人でした。
どれだけ腹を立て、どれだけ嫉妬したか、分かりません。
ただ、あなたは俺自身を踏みにじることだけは、しなかった。それどころか、
俺だけには優しかった。
だからこそ、俺はあなたに変な情けをかけてしまって、離れられなかったの
かもしれません。
「俺はお前に興味がある。だから、俺とつきあえ」
あなたの告白の言葉は、今でも覚えています。
多分、誰が聞いても告白には聞こえないでしょう。
俺も最初、意味が分かりませんでした。
それが、あなたの最上級の愛の言葉だと理解できたのは、後になってからです。
311 :
2/2:2007/03/21(水) 23:04:27 ID:wgKw+oVg0
今だから言えますが、あなたとつきあった理由は、「学年一モテる男が、俺なんか
とつきあうと言いだしたのが面白かったから」でした。100%好奇心でした。
返事をしてからの10年間。あなたと一緒にいた年月は、何度後悔に
襲われたか、分かりません。別れなかった理由は、別れようとしてゴタゴタ
するのが面倒くさかったからです。
だから、あなたから別れ話をされた時は、嬉しくてしょうがありませんでした。
泣きまねをしながら、やっと別れられると、心の中では万歳三唱をしたものです。
最後の日に、「いつか、また一緒になろう」なんていう気持ち悪い別れの言葉を
口にするあなたを、泣きながら殴った理由、今なら分かってくれると思います。
長々と書いてすみません。本題を書きます。
あなたに手紙を書いたのは、他でもない。
もし俺が本当に死んだとき、あなたに泣かれるのだけは嫌だと思ったからです。
どうか、俺のことはさっさと忘れてください。
俺も、あなたのことを忘れて、さっさと成仏して生まれ変わります。
草葉の陰からあなたを見守ることも、風になって近くにいることも、しません。
俺は生きたいように生きました。
俺は、あなたとまた一緒になる気はありませんでした。
だから、あの時別れたことを後悔だけはしないでください。
俺は、あなたを置いていくけれど。
どうか、そのことを受け入れてください。
今までどおり、あなたはあなたらしく生きてください。
最後の手紙がこんなのでごめん。
でも、どうか、くれぐれもよろしくお願いいたします。
敬具。
なんかこう、いいなぁ
うまく言えないけど好きだ
GJ
なんか凄い愛を感じた
こういうの好きです
こんなのもらったら、前向きに生きざるをえないじゃん…。
何だかもう大好き。GJ!
勘違いしないでよねっ///
萌え過ぎてこの差出人が死んだなんて認めたくなくて、
彼はただの風邪で3日後くらいには治ってその手紙出しちゃった事によって物凄く恥ずかしい思いをしながら、
でも受取人に絆されるようにしてヨリを戻すんだきっとそうなんだなんて思い込もうとしてなんかいないんだからねっ/////
316 :
風と木の名無しさん:2007/03/23(金) 00:04:13 ID:Rz3z+Aiz0
まわし
GJまわし
まわしますよー
兄(高2)×弟(中1)で無理やり→→→3年後下克上
若気の至りという言葉がある。自分の悪行は全てそれに内包してほしいな、と希望的観測をふと過去を思い出したときに考えることがある。
3年前の自分の誕生日に友人達に祝ってもらい、未成年にも関わらず飲酒をした。
酒を飲んで酔っぱらったあげく『今日は両親が旅行でいなくて弟が一人で寂しがってるから帰るぜ!』と普段なら家族思いの一面なんか決して見せたくないから言わない台詞をぶちかまし、ぎりぎり日付が変わる直前に帰ってきた自分を
弟は待ってましたとばかりに玄関に出迎えてくれた。
居間に並べられたケーキとケン○ッキー。スポンサーの両親がいないのだからケーキがカットケーキであることも、フライドチキン(4ピース)が晩ご飯であることも当然だ。俺はただただ中学生の弟が少ないお小遣いで買ってくれたのだ、という心遣いが嬉しくてたまらなかった。
しかし嬉しさのあまり弟を抱きしめたのがまずかった。いや抱きしめるのはまずくない。
酔っぱらっていたせいで、勢いよく弟にぶつかるように抱きしめ自分より小柄な弟がそれを支えきれるはずもなく後ろにあったソファに二人で倒れ込んだのが悪かった。
抱き込んだ身体からは風呂上がりのせいか清潔な香りがふんわりと漂った。
こぼれ落ちそうなまるい目と視線が合い、驚きのせいで半開きになった唇に視線が吸い寄せられた。
それからの行動は思い返すのも恥ずかしいし、酔っていたせいでしっかり覚えていませんというのが正直なところだ。
酔っぱらっていたら何しても良いのかと問いつめられたら返す言葉もない。ただ、
「お兄ちゃん…何でこんなことするの………?」」
そんな戸惑った声だけはしっかりと覚えている。
悪いことをしたら自分に返ってくるんだなと思う。法律を守らなくてすみませんでしたと誰に謝れば良いのかわからず翌朝狭いソファ上で一人目が覚めたときに、弟がかけてくれたらしいブランケットを握りしめ心の中で謝った。
弟に謝るべきなのか、いや擦り合う程度なら兄弟間でよくするよなたぶん。うんするする。たぶん。
自分に都合の良いように折り合いを付け、どうやら俺がソファを占領したせいで自室のベッドで寝ていたらしい弟が部屋から出てきたときに何も言わなかった。
何か言いたげな目をしていたのを無視して、弟が買ってきてくれたフライドチキンを暖め、一つだけのケーキを食べた。
高校二年だったこともあり、受験があるからと言って予備校に通いできるだけ家にいる時間を少なくした。
夏休みは毎年家族で旅行に行っていたがさすがに今年は一緒に行けない、そう言ったら弟は
「お兄ちゃんがいないなら、ぼくも行かない」
そう言ってふてくされたそうだ。
予備校の合宿があったせいでその話をしているところを見ていないから弟がどんな気持ちでそれを言ったのかはわからない。
大学は家から遠いところを選んだ。一人暮らしができるくらい遠く。
家から逃げるように出て行く自分の背に視線を感じたが振り返れなかった。
家を出てから2年。盆や正月にも帰らない自分に母親から帰還命令が出た。
曰く『弟の誕生日にうっかり旅行の予定を入れてしまい、今からキャンセルすると取り消し手数料もかかるので代わりに祝ってあげて』だそうだ。
丸々2年も会っていない自分なんかに祝われるのは弟も嬉しくないだろう、そんな本心半分引け目半分から出た言葉に
「あんたに久しぶりに会えるのをすごく喜んでるわよ」
そう返された。
自分の中では2年前のままで弟の姿は止まっている。ときおり母親からは弟の背が伸びたことや、ご飯をたくさん食べることなども聞いていた。
だがあんなに小さくて可愛らしかった弟が食べるといってもたかがしれているとそう思っていた。
だから弟の誕生日当日に実家に帰ったときには目玉が飛び出るかと思った。
実家の呼び鈴を一応鳴らし、ドアを開け玄関にいたのは自分が見上げるような背の男だった。
もちろんそれは上がりかまちのせいもある。けれどそれが無くても身長差はかろうじて自分の方が高いだろうかという程度だ。
家を出る前はもっと小さかった。『おかえり』と照れたように笑ったが、その声もなじみのない低い声になっていた。
「帰ってくるの、すごく楽しみにしてた」
わざわざ鞄を持ってくれて居間の方に運んでくれた。ソファに座っててよ、お茶入れるからという言葉に従い思い出深いソファに腰掛ける。
グラスに入った麦茶を手渡しながら弟は隣に座った。
運動部のせいか、自分とそう背は変わらないのに体つきが違うと思う。ああこれは俺よりでかくなるなと思うと何故か過去の罪悪感がやわらいだ。
小さな弟に俺がした事実は変わらないにも関わらず、こんなにでかくなったんならあの程度のこと忘れてるよな、と思ってしまう。
「お前、今日何食べたい?」
バイト代を下ろしてので財布はそこそこ厚い。一流レストランのフルコースなんてことを言われない限り、弟が満足できるくらい食べさせてやれるだろうと思う。
「何が?」
「今日お前の誕生日じゃないか。晩ご飯、俺がおごってやるよ」
実のところ弟に会っても罪悪感だらけで会話もまともにできないと思っていたが、まるで別人のような弟相手に気負いなく話すことができた。
しかし俺の質問に弟は答えずにっこりと笑って俺を突き飛ばした。
いきなりのことに満足に受け身も取れずソファの下に転がる。
下にラグが敷いてあって良かった。そう思うのと同時にかなり驚いていた。弟の片手一本で転がる自分にも、弟のいきなりの行動にも。
「お兄ちゃん」
笑顔を浮かべたまま硬直してる自分の上に弟がまたがるようにのしかかってくる。
笑った顔を見ると、ああこいつは確かに弟だと思った。細くなった目元が昔のままだ。
「お兄ちゃんが食べたいな」
するりと顎に手がかかり真上から笑顔のまま覗き込んでくる弟の目から視線が逸らせない。
一体何を考えているのか。そう思ったが、きっと理由なんかないのだろう。自分が弟に手を出したときと同じように。
そうやってまた自分の都合の良いように思いこみ、焦がれるように自分を見つめる視線から逃げるべく目を閉じた。
うおおお!萌をありがとう!
淡々と機会を狙ってただろう弟のことを考えるとテラ萌エス!
禿 げ 萌 え た
その後知りてぇー!!!!!
もういいよあれだお兄ちゃん就活で苦労してあの手この手で慰められた挙句弟に永久就職しちまえよ!!!
禿げた…GJっ!
片手で突き飛ばしちゃうのに「お兄ちゃん」って呼ぶ弟ハァハァハァハァ
弟男前で萌えたー!GJ!
虎視眈々とは弟のためにある言葉だな。
兄ちゃん押し倒すために大きくなろうとご飯をいっぱい食べたのだろう… GJ!
これはよい
踏まれる気も高まる
生きてる人×死者 or 死者×生きてる人
「なんでお前に触れねぇんだよぉぉおおお!」
「幽霊に触れたらそりゃすげえよ」
「なんで幽霊なんだぁー!」
「あー、100年前の事だし。時効だ時効」
惚れた相手は幽霊でした。
中途半端な霊感のおかげで足も見えるし透けても見えない。
どうしてそこで触るくらいできないのか。
好きだから触れたい。
けれどそれは好きになってもらう事より難しい。
「そんなにキスしたいかねぇ……」
「したい。お前だからしたい」
「ふーん」
100年の間にあちらの欲望は渇れたらしい。「キスなんて口くっつけるだけだろ?」
「違う!全然違う!」
キスってのはなぁ!
こう、甘酸っぱくて、ドキドキしてだな!
瞬間、近づく顔。
至近距離にある瞳。
それが少しだけ傾けられる。
きっと今、キスをしてるように見える。
「な?大した事ねえって」
「違う!大した事なんだよ!キスってのはドキドキしてだな…!」
「ドキドキしない?」
……するよ!してるよ!してるに決まってんだろ!
今も間近にある顔。
それはすぐにでも触れてしまいそうな距離。触れてはいない。
でも、真っ赤になったこの顔で。
キスじゃないなんて、どうやったら証明できるだろう。
可愛いw 飄々としてる幽霊がいい
あと何気に百歳+αの歳の差なのが萌え。GJ!
幽霊モエスw
百年前ってことは、生前は、生きてる人の爺ちゃんより世代は上なんだろうな
幽霊いいよ幽霊!
冷静な感じだけどなんだかんだで幽霊も満更じゃないらしい事に気付いて萌えた。
霊感体質で何度か見てるもののまだ幽霊と話したことは無いなまわし
霊感は一切ない回し
怖いのは苦手だが幽霊は一度は見てみたいまわし
幽霊、明治くらいの生まれの人なのに妙に今っぽい喋り方なのが素敵。
若くして死んでしまったから、時代に順応しつつやってきたんだろうか…
うわ、嫌味
青信号×赤信号←黄信号
「お疲れ様でーす。お先に失礼!」
「…お疲れ様です」
赤信号の手を繋いで脳天気に挨拶をする青信号に呪詛を唱えるように
黄信号は挨拶を返した。
深夜になると交通量が減るこの道路では
黄信号のみが点滅していれば信号としての役割は事足りる。
交差点ではなく合流地帯になっているために
置かれている信号なんて大抵どこもそんなものだろう。
日中は青信号や赤信号と比べてあまり仕事がないのでこの深夜が
黄信号にとって働き時だ。
それには文句はないが、青信号が赤信号の手を繋いでいるのにはもの申したい。
普段なら素っ気なく青信号の手を振り払う赤信号も今日ばかりは思いため息をついて上の空だった。
赤信号のため息の原因は信号無視の結果起こった交通事故のせいだ。
急いでいたのか白の乗用車は信号が黄色になってもスピードを緩めず、
むしろ増す勢いで道路を突っ走り赤信号になっているにも関わらず突っ込み
事故を起こした。
死者が出ることこそ無かったが救急車がきたりパトカーがきたりで
片道2車線しかない道路は渋滞を起こした。
信号無視をした車が悪いと誰が見てもわかることだが赤信号は
『もっと自分が光っていたらこんなことは起こらなかったかもしれない』
そう気に病んでいた。
青、黄、赤と並んだ信号の中で赤信号が一番の古株電球だったせいもあり
確かに青信号や黄信号に比べて若干赤信号は光が弱い。
しかしそれは3つ並んで光ったときにわかるもので
交通状態に影響を及ぼすほどではなかった。
真剣に引退を考え『やっぱりLED信号とかの方が世のため人のためだよな』と呟く赤信号に
必至で黄信号はそんなことはないと言い張った。
確かにメリットは多いが、そのための工事費用や
工事のために通行止めになってしまうことなどを考えると自分たちだって大事な存在なのだと。
赤信号は苦笑を浮かべ黄信号の頭をポンポンと叩き『そうだな』と笑ってくれたが、
黄信号の説得に納得していないことは黄信号自身が一番よくわかっていた。
(絶対ぜったい、俺の方が赤信号さんの気持ちがわかるのに…!)
帰って行く青信号と赤信号の背中を見つめながら黄信号は歯がみする。
青信号が直接の原因で事故になることなど滅多にない。
黄信号が夜中に一人仕事をしていると、注意して進んでほしいと思いながら
点滅しているにもかかわらずつっこんできて事故に遭う車もいる。
(青信号なんて、ただ進めって指示するだけで直接事故になる原因になることなんか無いじゃないか!)
青信号は進めではなく進んでもいいという表示だが
黄信号にとっては青信号などどうでもいい。
(なんで俺じゃ赤信号さんの気持ちを楽にすることができないんだろう……)
赤信号の隣にいるのは青信号じゃなく自分なのに。
事故が起こったとき赤信号の一番近くにいたのは自分なのに。
青信号と赤信号の関係を知っていながらも複雑な気持ちを押し殺すことなんかできない。
その晩黄信号はしばしば点滅をすることを忘れ点灯し続け、何台かの車を惑わせてしまった。
公私混同だとへこんだ黄信号に青信号は苦笑いを浮かべ
赤信号は『一緒に引退するか?』と黄信号の肩を叩いた。
(一緒に……引退?)
黄信号の中では一つの三段論法が出来上がっていた。
●公私混同をしてしまった自分と自責の念で引退を考えている赤信号さん
↓
●青信号は特に問題を起こしていない
↓
●引退をするなら自分と赤信号さんの二人
「赤信号さんと一緒ならどこでも行きますよ!」
短絡的な思考の結果、へこんでいたのが嘘のように明るく煌々と輝きながら黄信号は答えた。
その隣で
「LED信号に変えるなら、3つ揃って引退だと思うんだけどわかってんのかな」
ポツリと呟いた青信号の言葉は、赤信号に一生懸命話しかける黄信号の耳には届かなかった。
信号っておま…っwww萌えつつもワロス
もう信号まともに見れねーよwww
どうしてくれんだwwwww
黄信号可愛いよ黄信号
ちょっと信号テラモエスwww
こうくるとは思わなかった!
ニタニタしながら読んじゃったよ。GJ!
テラGJ!!!
おまいさん、素敵すぎるwwLEDとかそうきたかって感じだ。
黄色カワユス(*´Д`*)永遠の片思いなんだろうか。いつか報われればイイナww
>帰って行く青信号と赤信号の背中を見つめながら
おまいらどこに帰るんだよ、背中ってどこだよ、
とツッコミつつもテラワロス
GJ
目玉お●じみたいに手と足が生えて帰っていくのだとしたら、それはそれで可愛いよ!
GJGJ!!!!!
久しぶりに覗いたスレで、まさか信号に萌やされるとは…GJ
青信号はやっぱりクールな感じだな
348 :
風と木の名無しさん:2007/03/26(月) 18:19:45 ID:v9gUUjRK0
まわしage
浪人生×医者
診察を待つ患者の中に僕の姿を認めた先生は、
無表情のまま目を逸らし、フロアを横切ってそのまま歩いて行った。
僕は堪らず席を立ち、先生を追いかけた。
「先生、……先生…!」
僕の声が白い廊下に響く。
患者の何人かが僕の方に視線を流した。
先生は此方を振り返りもせず、スタスタと歩いていく。
「…先生…待って下さい…」
僕はさっきよりは声を抑えて呼びかけた。辺りに人気が無くなると
先生はピタリと立ち止まって僕の方に振り向いた。
「何の用だ」
先生は冷たい表情と尖った口調で僕に問うた。
「…いや…、あの…」
僕は言葉に詰まる。先生は明らかにこの間と態度が違っていた。
先生は氷の様な眼で僕を射抜いたまま僕に言った。
「一度きりだ、と言った筈だ。まさかまた事故に会った訳でもないだろう。
怪我も治ったんなら此処にはもう来るな」
「……先生…、俺は…」
「退屈だったんだよ、だから君を抱いた。君も退屈だった、
だから俺を求めた。それだけの事だろ?」
「…違います…、そんな…」
僕は泣きそうになるのを必死で堪えた。
確かに『浪人生活』という流れる日々のループから
救い出してくれるのが、先生なんだと信じてはいた。
あんなに溶け合う程、一晩で何度も求め合ったのに、
先生にとってはスリルのある遊びでしかなかったのだろうか…?
「じゃあな、元気で」
先生は最後の最後に淋しく微笑って僕に背を向けた。
『先生が…好きです…』
その言葉を一度も言えないまま、僕は先生の後ろ姿を見送った…。
萌えたGJ!!
何度も通って先生を絆してほしい。
あれ? 君を抱いたってことは、医者×浪人?
ちょっと疑問だけれど、先生の冷たさの理由気になるな。
私も思った。逆?
1.>求め合った
とあるのでリバだった。
2.この後、浪人生が先生を口説いて浪人生×医者になる。
何故か最初の文のフロアをアフロと読み間違えて、
アフロで冷たい先生とは、ギャップがいいな!
と思ってしまった。許して欲しい。
多分医者×浪人だと勘違いしてるよな。
でも切なくて萌え。
続きが気になる。
キリスト教徒同士
お流れかな(´・ω・`)
残念まわし
まとめサイトに投下を期待しつつまわし
萌えテーマなのにorz
まわし
萌えテーマだけれど、難しくもあるよね…。
職人さんも減ったと思うけど。まわし。
まわし
次に期待まわし
まわしまわし
礎になるさ
背中がかゆいが手が届かない
寝返りを打てないもどかしさに目を開けて、そのまま心臓が止まるかと思った。
目の前には見慣れた友人の顔。ただそれだけなら死に至るほど驚きはしないが、お互いの距離が5pないというのはいくらなんでも異常だろ。ああ、でもこいつのまつげ長いなあってそうじゃなくて。
慌てて周りの状況を確認しようとしたが、何故か身体の自由が効かない。
そういえば、寝返りが打てなくて起きたんだった、と思うと同時に、ベッドの柵を通って自分の両手を戒める鎖に気がついた。
…………え?何で?
いやいやいや、冷静になれよ俺!ってゆーか今更だけど、俺なんにも着てなくねえ?全裸じゃねえ?
恐る恐る隣の男の全身に目をやると……こいつも全裸か。
一つのベッドの上に、一糸纏わず密着した野郎が二人。しかも一人は鎖で拘束。
この状況はありえない。夢だろ、なっ、これって夢だろ!?
あー良かった。何の深層心理の表れだか知らないが、夢なら良いんだ夢なら。
さあ、俺はまた違う夢の世界に行くぞ!水着のおねーちゃんがいっぱい……
「尚人、さっきからぶつぶつうるさいぞ」
……そうですよね、夢なわけないですよねっ
そして起きてたならそうと言え。
「ちょっ、孝弘、これどーゆーことだよ!なんで俺がお前の隣で全裸で手錠なんだよ!?」
やつはうるさそうに眉をしかめた。
「そうでもしないと、お前逃げるだろ?服脱がせたのは、繋いだ後だとやりにくそうだったから」
「いや、そうじゃなくてさあ」
もっと根本的な理由が知りたいんだよ俺は!
「昨日、尚人が言ったんだぜ?『女なんかもう嫌だーお前がいればそれで良いー』って」
俺は昨日、彼女に振られてヤケ酒を飲みに孝弘の家に来た。そういえばそういうことを言ったような気もする。
「だから、『本気にしていいのか』って聞いたら『当たり前だろっ』ってお前は答えた。俺は『お前を抱きたい』とも言った」
全っ然覚えてない。孝弘に絡んだあたりで記憶が途切れているみたいだ。
「だからって何でっ」
「お前が『好きにしろ』って言ったから。でも酒に弱い尚人のことだから朝には全部忘れちゃうだろ?」
さすが親友。鋭いな。
「忘れても約束を果たしてもらえるように、今のお前の姿があるわけだ」
なるほど、筋は通っていないこともない。
「いや、でも、お前が俺に対して、だ、抱きたいとか思ってたなんて知らなかったんだけど」
「だって言わなかったから」
またサラリとぬかすなあこいつは。
けれど孝弘は、突然真面目な表情になって、言った。
「でも、昨日の尚人見てて我慢出来なくなった。…好きなんだよ、尚人。もうこれ以上、他の娘と付き合うお前を見たくない」
俺、そんなに真剣に見つめられると、何か動悸がしてくるんですけど。
……動悸?ドキドキ??
「だぁーっちょっとタイム!俺は確かにお前のこと好きだけどそれはそんなんじゃなくてっ」
「どうしても気持ち悪かったら止めるから。一生に一度のお願い、この通り」
いや、頭下げられても……
「大体何で孝弘まで何も着てないんだよ」
「いざやろうってとこで尚人が寝たからだろ。結構お前も気持ちよさそうだったぜ?」
なんか、この孝弘怖い。オーラが違う気がする。
「今から必要なものとってくる。待ってろよ」
そう言って孝弘は階下へと降りて行った。
残された俺は、ベッドに固定されたまま。
なんか背中がかゆくなってきたけど、これじゃ手が届かない。あーでも掻けないとなると余計にかゆいな。
なんとかシーツに擦りつけようとするが、上手くいかない。
ガチャガチャと鎖を鳴らしながら必死でかゆみと戦っていると、怪しげなチューブとどう見てもコンドームにしか見えないアルミ片を持った孝弘が戻ってきた。
「尚人、お前まだ逃げる気でいるのか?」
それはもちろんそうだが、これは背中がかゆいだけであって……何でそんな怖い顔するんですか!?
孝弘はゆっくりベッドに近付くと、サイドテーブルに持っていたものを置いた。「……っ」
俺、今から肉食獣に喰われるんじゃないだろうか。
孝弘の瞳から目が離せない。
「覚悟しろよ、尚人。イヤって言うほど泣かせてやるから」
「お前っさっきと言ってることが逆じゃないか!止めてやるんじゃなかったのか!?」
「……もう黙れよ」
そう言うや否や、孝弘は俺に覆い被さって、唇をふさいだ。
「……んぅ……はぁっ」
気持ち良すぎて死ぬかと思った。
「な?平気だろ?」
見つめられると、やっぱり動悸がする。
俺、もう駄目かも。孝弘はいいやつだし、何か拒めないし、キスは巧いし。
肩で息をする俺をよそに、孝弘の頭が下半身へと移動して行く。
ついに俺は、全てを受け入れようと、瞳をつむった。
GJ!
萌えたよ
流される受けと筋だけは確かに通っていないこともない攻めが素敵すぎるw
まわし
376 :
風と木の名無しさん:2007/03/30(金) 20:36:24 ID:BorMwDvN0
350の人と同じ人?
まわりんぐ
まわし
皇子×王子
「へえ、お前って王子なんだ」
「うん、18番目だけど。あれ19番目? この前弟生まれてさあ。腹違いだけど」
目の前の黒目が大きい少年は、あまり賢くなさそうな口調で答えた。
「いや弟だったらお前の生まれ順には影響ないだろ」
小さな声で突っ込んで、僕はその見るからに世間を知らない王子様に手を差し出した。
「じゃあ握手。俺も小国の、しかも末の方の皇子。似てるな」
いまどき皇帝がいる国といえば珍しいのに、人懐こそうな顔をしたルームメイトは
何の疑問も無く嬉しそうに僕の手を握る。
「これからよろしく!」
僕たちは、国を遠く離れた寄宿制の学校に入学したばかりだった。上の兄姉たちは
誰もが知っている超有名校に、しかも鳴り物入りで留学したものだが、
小国の下の方の皇子・王子ともなればとりあえず箔をつけてこいとばかりに
適当な学校に放り込まれる。ここの学校はそんな微妙なロイヤルファミリーと、
腐っても王族と机を並べられるという名誉が欲しい成金の息子ばかりが多い寄宿校だった。
学力レベルだってタカがしれている。その証拠に、僕が自分の国の名前を言ったときに
この王子様は無邪気な口調で
「それってどこにあんの?」
と言ったものだった。こいつが地理の授業時間を全て睡眠に当てていることは知っていたので
僕は驚かなかった。そういう僕だってとりたてて真面目に授業を受けていたわけではない。
ぼんやりと外を眺めたり、幸せそうに眠るルームメイトのサラサラした髪をペンに引っ掛けて
引っ張って遊んだり、頬をつっついてその寝顔がうるさそうに少しゆがむのを見て楽しんだり、
とにかく国では立場上許されないような自由な学生生活を気ままに楽しんでいた。
はじめてのクリスマス休暇が来ても、僕たちは国に戻らなかった。
「……今頃うちのほうはさあ、結構あったかくて裸でごろごろしたりさあ、
パレードがあったりして、」
「そんなことより全教科赤点、しかも素行不良ってどうやったらそんなひどい成績取れるんだよ。
そりゃ補習受けさせられるに決まってんだろ」
ぶつぶつ呟きながら課題を片付けるルームメイトを、ベッドの上から眺めて僕は
読んでいた本越しに言った。
「裸でさー」
どうしても裸でごろごろすることへの未練を隠し切れない王子様は、飽きたのか
机の上に足をあげて窓の外の雪を恨めしそうににらんだ。
「そんなにやりたいならやればいいだろ、裸でごろごろ」
僕は暇だったので提案してやった。
「部屋の暖房最強にして、この階じゅうのストーブ集めてさ、床に毛布敷き詰めればできるだろ、
ここでも」
「お前頭いいな!」
王子様は目をきらきらさせて、そして僕たちは『裸でごろごろ』を決行した。
ストーブや毛布を集めてるのを見て、他の学校に残ってるやつらも興味を惹かれて覗きに来たものの
僕たちがやろうとしていることのあまりのくだらなさにあきれて自分たちの部屋に帰ってしまった。
僕たちは思う存分裸で床を転げまわって遊び、案の定次の週は仲良く風邪を引いた。
僕はそのことを国に帰らない理由にして、結局休暇中僕たちは一緒にいた。
年が明けてすぐ、僕たちの両方にそれぞれの国から手紙が届いた。
「帰らなきゃ」
大きな黒目を伏せるようにして、僕のルームメイトは言った。
「どうして」
「……お前の国と戦争が始まるから」
ああ、さすがに手紙の内容は理解してたんだ、と僕は失礼なことを思っていた。
「知ってたんだろ」
思ったより頭が悪くなかった王子が目を伏せたまま普通の調子で聞く。
「お前の国を聞いたとき、ヤバいな、とは思った。表面上は友好関係だけど
裏では相当エグいことになってるって兄たちから聞いてたから」
僕は素直に答えた。むしろ、こいつが今までそのことに気づかなかったことの方が奇跡的だった。
僕がクリスマスに国に帰らなかったのも、学校の方がまだしも誘拐やテロの危険が少ない
と思われていたからだ。でも、もう事態はその段階を越えはじめていた。下っ端の王子や皇子は
率先して軍に入り、王族の義務を果たしているところを国民に見せなければならない。
「でも、仲良くしてくれてありがとう」
どこにあるか知らなかった国、今から自分が入る軍隊と戦争をはじめる国の皇子に向かって、
敵国の18番目の王子は手を差し出した。
「好きだったよ、お前のことが」
「うん」
授業中指されても口ごもって何も言えなかった王子様は、最後の最後に笑って
なんのためらいもなくそう言って、僕はただ頷いた。何書いてあるのかわかんない、
手紙なんて無視して休暇のときみたいにずっと学校にいようよ、だってもうすぐ春だし学校祭もあるよ、
と言われれば、皇子としての義務など放り出してついでに自国の神にも背いて
こいつと一緒にいるつもりだったのに、眩しいほどに立派な王子様に、優等生だったはずの
僕はもう何も言えず、「俺も好きだった」の一言さえも喉の奥に詰まったままだった。
朝っぱらからテラセツナス!
あれ…目から汗が流れてくるよつД`)
GJGJGJ!!
いい話だなー(;∀;)
皇子(⊃Д`)
GJGJ!! もう萌えというか燃えというか…セツナス!!
続きが気になってしょうがない。
切ない…!
いつか国同士和睦して、二人また会える日が来て欲しいよ。
戦場でまた敵同士として出会い、というせつな系も捨てきれないのです
GJ!
GJ!まわしまわし
球児
夕暮れ。蝉の鳴き声も途切れがちになり、
昼間の、残酷な程の熱気を風が連れ去ろうとしていた。
坂道の上にある学校の校庭では、球児達が部活動を終えたところだった。
道具を片付け終わり、皆が部室に戻っていく中、
一人だけ後方で孤立している少年がいた。
ふと振り返った尚樹は、彼を見過ごす事が出来ず、
遂に身を翻して彼の元に駆け寄った。
「おい、尚樹!」
部員の一人が呼びかけて引き止めようとした。
が、尚樹はそちらを見ずにただ片手を振って走っていった。
尚樹はその少年の前まで来て、立ち止まった。
広い校庭に今は二人しかいなかった。
少年は夕日が反射して光っている目で尚樹をぼんやり見つめた。
お互いに口火を切る事が出来ず、
暫し二人は無言で向き合っていた(尚樹は背中に部員達の好奇の、しかし冷たい視線を感じていた)。
が、しばらくして少年は足下に視線を落とし、
尚樹の横を素通りして小さく「お疲れ」と呟いた。
「あのさ…!」
尚樹は振り返り、立ち去ろうとした少年の背中に呼びかけた。
少年が立ち止まる。尚樹にはその背中がとても小さく見えた。
そして無性に悲しい気持ちに突如襲われた。
「…あのさ、俺…こういうの嫌いだ…!
転校生にエース奪われたから嫉妬とか…
だからみんなでハブろうとか…」
尚樹は、ややしどろもどろになりつつ一気に言葉を吐き出した。
ずっと我慢していたものが噴き出す様だった。
「…俺は…、お前、ほんと上手くて羨ましい。
なんか尊敬するよ、マジで上手いしさ…!
だから…、一緒に帰ろう…?」
勇気を出して言いたい事を伝え終わり、
尚樹はどぎまぎして相手の反応を待った。
手が緊張の冷たい汗でヌルヌルした。
少年はそっと振り返り、涙の堪った瞳で尚樹を見つめた。
彼の事をクールな性格だと思っていた尚樹は、
一瞬その涙に大きく動揺した。
「…ありがとう…」
少年は掠れた声でそう言って、涙をなんとか堪える様に微笑んだ。
初めて見せた彼の笑顔は、『幼い』という印象を尚樹に与えた。
そして、尚樹も嬉しさを表す様に、にこっと笑みを返した。
夕暮れは夜を迎えようとしていた。
孤立エースと純粋で優しい少年、イイ!
あたたかい心の交流GJです
GJ!2人の仲良っぷりを他の皆に見せ付けてやるのだ。
この後のチームワークが大変そうw
甲子園行きはヤバいかw
GJ!!
恋が芽生えそうでまだ芽生えには早い、くらいの初々しさ…!
た
た
た
たまらん!!(´Д`*)
こんな時間まで起きていたのも何かの縁。
礎の立つ地面くらいにはなろう。
じゃあ私も
お、どうか踏ませて。
パパと僕。
萌え神減ったねー
このスレになって急にお流れ多くなったまわし
年度末だったしな。
かく言う自分も一週間振り。
まわしんぐ。
神も減ったけど読み手も減ったとオモ
感想らしい感想もなく回されたり
4月になったしみんなで萌えようぜー
感想がもらえなくなったから書き手を辞めた私が通りますよ
お流れお題に萌えるのも愚痴も
まとめサイトでどうぞ
って事でまわし
まわしんぐ
まわし
はっけよいのこった
期待しつつ踏まれます
小柄攻×大柄受2の3P
はい、なかなか珍しい課題ではありますが、私の得意分野です。
ちょっと詰め込みになりますが、待ったはありませんよ。
皆さん、聞き漏らさないように各自ノートをとって下さい。
*****
小兵攻めが頑張る様はひたむきで男前で可愛らしいですね
受け2人に比較して短い腕や脚、小さな体で孤軍奮闘
足りない点は頭をフル活用
言葉責め羞恥責めを駆使し、持ち前の度胸とテクニックで果敢に立ち向かい、2人をメロメロにします。
小兵1人にこんなにされちゃって
悔しいっ…けど感じちゃうビクビクッ!状態の受け2人、いいですねー
まぁ奉仕させてあげてる、と精神的上位を保とうとする受けも良し
頑張ってる攻めに惚れ直すも良し。
実は受け2人が出来ていて、自分以外に責められてる受けの姿や
普段は自分を責めてる立場の彼が責められてる姿に興奮しつつ、
己の身を貫く快感に更に悶える、も更に良し。
受け2人が黒受けで攻めを共有する悦びにほくそ笑むのも、
ややマニアックかも知れませんがまた良し、です。
これから先はどうなるのか!?正に時間いっぱいです。
皆さんの好みと予想はどのようなものでしょうか?
良かったら先生に教えて下さい。
さて。
本当の番付での三人の地位については
今日の授業内容と合わせて、考察の上まとめてレポートを来週まで提出して下さい。
あ、先生はこれからちゃんこ屋でキムラさんと対談があります。
来月の「月刊SUMOUと私」良かったら買って下さい。
宜しくお願いします。
今日の授業はここまで。
座布団を投げるのは止めて下さい。
では、また。
>月刊SUMOUと私
フイタw
難しいお題よくぞやった!
GJ!
すもうに引っ張ってくるかwww
GJ!
相撲テラワロスwwwGJ!
じゃあ攻めはあいつとかあいつかな!と何人か顔浮かんでくる自分orz
芸が細かいwうまいなwww
提示されてるパターンがどれも甲乙付けがたくて選べません。
月刊SUMOUと私必ず買います。先生ありがとう!
まわしますお!
SUMOUだけにまわし
僕の中に咲くLOVE
って、心底意味分からないなと思いながら、踏まれます。
囚人のジレンマ
「ねぇ……寝ちゃった?」
隣からの小さな声。
「……まだ、寝てないよ」
「そか」
そう言うとクスクスと笑いながら身を寄せてくる。
「おい」
「いいでしょ。恋人、なんでしょ?」
「そうだけど」
だけど、今はまずいだろう。
今自分達がいるのはラブホでも自室でもなく古い旅館。
ここにいる理由というのは一般的に言う修学旅行というやつで
周りには雑魚寝したクラスメートがたくさんいる。
「見られたらマズイだろ」
「そうだね。でも、こうしてたい」
そう言いながら腕を回されれば逆らえない。
惚れた弱みは絶大だ。
「寝るまでこうしててやるからさっさと寝ろよ。明日、辛いぞ」
「どうしようかな……」
「おい」
胸に埋められていた頭が耳元に移動してくる。
「ね……シたくない?」
ベッドでしか聞けない甘い声に背筋がしびれる。
「…………だめ」
本音を言えばしたい。
スゴくしたい。
なかなか出来ないシチュエーションに下半身は期待を示している。
「声ならちゃんと我慢するよ?」
背中を細い指が滑る。
それに思いきり反応し体がのけぞった。
それにより押し付けてしまった下半身。
「……『体は正直』?」
「うるせえ……後で嫌だとか言うなよ」
そう言うとオレはTシャツに手を伸ばした。
胸の中心を摘むとピクリと体が震える。
可愛らしい反応に気をよくし唇を寄せると上から小さな笑い声が聞こえた。
「ね……ここでオレが『助けて』って泣き叫んだら、退学になるかな?」
「なっ!?」
「きっと噂にもなるね。男襲ったってさ」
「なんだよそれ」
「もしもの話だよ」
笑い声は止まらない。
「……んな事されるなら、される前にオレがやるぞ」
そんな恥ずかしい真似するつもりはないが、
教師の信頼はある程度得ている。
涙ながらに訴えれば信用される自信はある。
「そんな事したら二人で退学かな」
「オレ退学なんてヤだぞ」
引きかけた手を掴まれる。
「やめないでよ。……大丈夫、オレそんな事しないから、ね?」
にっこりと微笑むその顔に嘘は感じられない。
けれど頭をよぎる嫌な未来。
どちらかが裏切れば相手の学校生活はおしまいだ。
「……好きだよ」
甘い甘い誘惑。
裏切りさえしなければそこには最高の快楽と愛情が待っている。
「信じてよ。……ね、シて……?」
地獄と隣り合わせの天国。
迷いは振りきれず、オレはただ余計な事が言えないように互いの口を塞いだ。
恋に囚われた人か、GJ!!
この展開は思いもよらなかった!
私も色々考えたが形に出来なかった…orz
危うい関係に萌えた!
GJ!!!!
ああ妖しいなぁ…!エロい、エロいよ雰囲気が…!
好きだこういうの好きだ。
GJまわし
まわしますよっと。
こういう雰囲気大好物です。
ごちそうさまでした。
さてと、踏み台になりますよ。
うまカップ
「……なに食ってんだ?」
「うどん」
「はぁ?」
「だからさ、レトルトの皿うどん」
「そんなもんがあったのか…」
「今日初めて見つけたから買ってみた」
「ふーん。で、今日の夕飯は?」
「これ」
「ああ?」
「お前の分もあるから。なかなか旨いぜ?」
「……いらね」
「なんで。うどん好きだろ」
「レトルトなのが嫌だ」
「オレがいない時はカップ麺とコンビニ飯で生きてるくせに」
「るせ。お前がいんのになんでレトルト食わなきゃなんねぇんだよ」
「コレだってちゃんとオレが用意した食事でーす。だから食え」
「やだ」
「自分で作らねぇくせに文句言うな」
「最近レトルトの飯食って旨いって思ったことない。だからやだ」
「……それはオレがいない時は飯がマズイって事か?」
「そうとは言ってない」
「なあ、コレ食ってみろって」
「……やだ」
「もしかしたら旨いかもしれないだろ?一緒に食おう?」
「嫌だ。絶対まずい」
「だから試してみろって。あーん?」
そこで食べてしまった時点でオレの負けは確定したのだろう。
わー、ものすごいギリギリの時間で萌えがきてる!乙です!
うまカップはおいしかったですか??
ぐっっっっっっっっっじょぶ!
うまカップ食べたくなった。
うまカップってなんだ?
私もうまカップ知らないけど、
二人の会話には萌えました。
GJ!!!
お前が作ったものじゃなきゃヤダヤダ!とかやばいよー超 M O E (´Д`*)
色々な意味でご馳走様です(爆
さて、次なる萌えを求めてまわし
まわりし
先輩×後輩の後輩襲い受
「俺は先輩のことを先輩だなんて思ったこと一回もありません」
誰もいないオフィスの会議室。俺の目の前にいるこの若造はふんぞりかえってそんなことを言い放った
「ざけんなよお前!俺が先に入社してるんだから俺が先輩なのは当然だろうが!俺に跪け !崇めろ!奉れ!」
「先輩にそんな価値を見出せません」
初めてついたときからずっとこの態度のまま。仕事は出来るんだけど、根本的なビジネスマナーがなってねえ
こういうトゲはさっさと排除してやらないといけないよな
「てめぇこのやろう実力でわからせて…うぉっ!」
足を払われ、尻からずっこける。
その上からナマイキな後輩の顔が近づいてくる
「何が実力ですか?こんなにあっさりと俺に押し倒されてるくせに」
「離せ!どけ!近づくな!って…!ちょ、なんで俺ひん剥かれてるんだよ!」
意味がわからない。
ナマイキな後輩が、俺の上に乗っかってて、俺の服を剥ぎ取って、ちょ、ネクタイでなにすんだよ!
縛った!俺を縛りやがったこいつ!なんてバカ力なんだよ!この俺が抗っても押さえ込まれるなんて…
「一応、先輩は先輩だから、おれが入れられてあげようかなって」
少し息を荒げて、俺の後輩はそう言った。
「…はい?何言って」
「先輩のこと、先輩だって一度も思ったことないのは、おれが先輩のこと、好きだからなんですよ」
「…へ?」
「先輩はそのままでいいですよ?後輩は、先輩のこと『勃てて』あげないと…ね?」
『勃てて』で吹いたwwww
GJ!
>俺に跪け !崇めろ!奉れ!
某ミュージカルがwwwwww
>>440ぐっじょwwww
後輩の台詞に色気がにじみ出ててGJ!!
先輩のちょっとお馬鹿な言葉遣いも萌えた!
そして最後まで致して、攻めなのに盛大に喘ぐ先輩まで想像してしまったw
萌えをありがとう!
「勃てて」GJGJ!
襲い受で後輩スパシーバ!
GJJJ!!!!!!このパターンは案外見たことないww
某ミュージカルかよwwwwとつっこみつつ超萌えただなんて、ミトメタクナイ!(某ロボットアニメのマスコットかよ)
GJ!!!!ここまで攻めな襲い受けは自分の読んだ中では初めてw後輩カッコヨス(*´∀`*)
ハイパー襲い受け萌える…!
萌えに萌えた。ありがとう。
では、全身タイツ着て踏まれます。次の萌えよ来い!
なしくずし
みなさんどこいったのでしょうか…。
寂れてるなぁ
まわし
職人さん、お待ちしております
なかなかタイミングが合わなくて
書き込めない自分が通ります…。
このスレになってから静かになったね。
前スレから人少なくなったけど。
最近はめっきりロム専になってしまった私も通りすがりにまわしますよ
今は落ち着いたけどここもまとめもギスギスしてたから
前スレで*0総叩きになってるのも何度か見たし
よく書く人らの殆どがテンション下がったんだろう
この間までいた荒らしもキレた*0書き手だったんだろうな
この流れで*0は必ずSSって雰囲気が薄れるといいなと思いながらまわし
まわしんぐ
まわすね
ゲト?
「君が代」に萌えてみてくださいな
460 :
1/2:2007/04/10(火) 21:50:09 ID:n/NZ6tpz0
「君が代、俺すごい好き」
床に座り込んで、せんべい食いながらの、奴の台詞。
目の前のテレビの画面では、学校行事で国旗の掲揚と国歌斉唱をするのしないのと教師が角つき合わせている。
「僕は嫌い。難しくて歌いにくい」
サッカーの国際試合とか見てみろ。プロの歌手が歌ったってなかなか上手く歌えてない。
あんな難しい歌を歌わせるなと言いたい。
それに、あれって天皇を褒め称えた歌じゃないか。
戦争に使った歌だ。
そう言ったら、奴はせんべいを口に銜えてクスリと笑った。
ラブソングなんだよ。と。
「え? 」
「だからね、本当は君が代はラブソングなんだよ。
『君が代』の『君』は妻のこと。
愛しい我が妻よ、いつまでもあなたと共に生きていこう。
って、そういう歌なんだ。本当は」
461 :
2/2:2007/04/10(火) 21:50:52 ID:n/NZ6tpz0
歌詞の意味はうろ覚えなんだけどさ、って笑う。
君が代がラブソング?
ピンと来ない。考え込んでいたら、せんべい食い終わった奴が、僕の目の前に移動して来た。
うるさいテレビは、奴の放り出したリモコンでとっくに沈黙している。
「ねぇ、俺も愛しい君とこけのむすまで? 」
色っぽい顔して聞くな。日本の国歌をエロい歌にするな。
でも、近づいてくる悪戯な顔が、アップになりすぎて見えなくなる頃には。
岩じゃないから苔は生えないけど、白髪の爺さんになるくらいまでなら、
千代に八千代に、一緒にいてやらないでもないかな?なんて、しょうもないこと考えてた。
まぁ絶対奴には内緒だけれども。
千代に八千代に。こけのむすまで。
愛しいあなたと共に生きていこう。
※『本当はラブソング』というのを、聞いた事があったので書いてみました。
歌詞の解釈はうろ覚えです。
歌詞の解釈あってると思います。
君が代をここまでできるとは、難しいお題をこなしてくれてありがとうGJ!
不謹慎
戦争に使った歌ねぇ・・・
自分が過敏すぎるのか
細かいことはキニシナイ、キニシナイ。ここは萌えスレ
>>460-461 しっかり萌えた!
ラブソング解釈は初耳。面白い
不謹慎過ぎてちと…お題の時点で問題があったな
難しいお題だからな…
>460乙!おまいの萌え力に脱帽
じゃぁ踏んどくれ。
騙す人騙される人
それでは久々に萌え語りしてみましょうか。
今回のお題は「騙す人騙される人」ということですが、皆さんの着眼点はどこですか?
ちなみに私は騙す人が悪意を持って騙すのか、
騙される人が騙されている事実を知っているのかどうかの2点が気になります。
例えば、幼馴染で恋人同士の、攻めA君が受けB君を騙すとしましょう。
ここで、A君がB君を明らかに騙そうという意図を持ってB君に接触する。
A君は、「Bを裏切っている」という良心の呵責に耐え切れないで新たな嘘を重ねるかもしれません。
この場合のA君は真面目攻めというあたりでしょうか。純粋さが売りですね。
あるいは、「Bを自分の意図通りにするためには必要なことだ」と割り切り、開き直る可能性もあります。
こちらは先程とは正反対に、計算高さで魅了する腹黒攻めというあたりですか。
そして、対するB君は、果たしてA君に騙されているということを知っているかどうかがここに絡んできます。
幼馴染という長い付き合いがあったとしても、相手の本心ははっきりとは捉えられませんよね。
「Aがそんなことをするはずがない」と必死にに思い込もうとするB君もいるでしょう。
このB君は健気受けの典型的な例ですが、そのまま流されていいと個人的には思います。
また、「まさか俺がそんなこと知らないとでも?」と、わかっていながら騙されてあげていることも考えられます。
このパターンは、手の平の上でA君を遊ばせているような小悪魔受けと言えるのではないでしょうか。
さて、2人の対照的な2つの属性を挙げてみましたが、絡め方は皆さんのご自由な妄想に一任することにします。
私ですか?私は…
そうですね、「騙す人騙される人」で萌えてくれと言った
>>469さんが、万が一騙してそう言ったとしても、
ついうっかり萌えてしまったので、貴方になら騙されてもいいですね…
個人的には、良心の呵責に耐え切れないA君と、知ってて騙されるB君
の組み合わせが最もわくわくしました。
妄想の翼広がる萌え語りありがとう。
私は
>>471さんの組み合わせで受け攻め反対だったら萌え死ぬ…!!
久々の萌え語りktkr
自分は、耐えられないA×健気Bがいいな!
萌えをありがとう!!!
これはいい萌え語り
どの組み合わせも素敵だよGJ!!
いい萌えをありがとう
まわすね
まわし
よっしゃ腹黒攻でひとつ。
ギタギタに酷い攻とさりげなく酷い受とか好きだ
478 :
風と木の名無しさん:2007/04/12(木) 21:34:13 ID:/XXTrIjR0
どぞ
襲い受
「あの、何をしているのでしょうか」
「……見てわかんねえのか」
ちょっと頬を染めて下半身を見ないようにしてるあたり大体の状況は飲み込めたようだ。
それでも言わずにはいられないと言ったところだろうか。
全裸で男に馬乗りになられてるんだからな。まして手足を固定されて大人しくしている奴なんていないだろう。……ここにいたみたいだが。
「あの、状況でなく理由をお聞きしても…?」
「それこそ分かんねえのか?」
オレが何度言ったと思ってんだ。
「好きだ。愛してる。お前も同じ気持ちだっつったな」
「は、はいっ」
そう、確かに告白を受け入れてくれた。
気持ちはどうあれ言葉では。
「本当に、オレのこと好き?」
ソファに座れば握り拳一つ分離れて。
手を握っても握り返される事はない。
キスをしようとしてもさりげなく顔を反らされる。
これは嫌われてるんじゃないかと疑うには十分ってモンだろう。
「本当に好きですっ」
そう、言葉では何度も言ってくれる。
でも、不安なんだよ。
こんなに好きなのは自分だけかもしれない。
そう思うとたまらない。
このバカが大切で、傷つけたくなくて、でも手放せなくて。
信じたい。けど。
触れられない体が不安を煽る。
「……本当に好きなら、言葉だけじゃなく体もくれよ」
心も、全部。
知りたいし欲しいんだよ。
そのまま、コイツ自身を体に埋めると今まで以上に目が見開かれた。
「……なに?オレにヤられると思ってたのか?」
そう言えば反らされた目で肯定を示される。
ばーか。
ヤられる側が大変なのも準備が必要なのも分かってんだよ。
傷つけたくないんだよ。
欲しくて堪らないけど辛い思いはさせたくないんだ。
お前が眠ってる間に必死に指を突っ込んでたオレの愛情、しっかり感じやがれ。
「あ、あんまり動かないでくださいぃ〜」
「バカ。動かねえと気持ちよくねえだろ」
「我慢できなくなりますからっ」
「しなきゃいい」
「傷つけたくないんですっ!今まで必死に我慢してきたのに〜!」
下から聞こえてきた少し情けない声は
下半身へのとんでもない刺激と同じくらいの衝撃をもたらした。
不安を感じる余裕はもう、ない。
GJGJ!!
受カッコ良すぎ!!!!
萌えました!
へにゃへにゃ襲われ攻めにも萌えた。かわいくて。
GJ
傷つけたくないという言葉に不安ふきとばされる受、かわいいなぁ。
かなり萌えた。>480GJGJ!!!
かわいいよ受!
このあとは二人とも周りが心配するぐらい
べったりくっついていそうだw
受けも攻めも素敵過ぎる、なんだろう…この気持ち…!(*´Д`*)
それが恋です
GJでした
では潔く踏まれます
裏切り者の烙印を押されても
裏切り者、と、倒れ伏した俺の耳元で声がする。
もしこれが血の雨降り注ぐ戦場で、生きて帰ろうと硬く誓った戦友を庇って倒れたとかいうシチュなら格好もつこうというものだが、生憎というか幸いというかここは都会のぼろいアパートの一室であり、俺を瀕死に追い込んだのはおおよそ人なんて殺せない柔らかい物体だったり。
…あーもうそんなにぎゃんぎゃん怒鳴るな馬鹿。お前の重低音の声は好きだが、頭…いや、腹に響くんだ。
残り僅かな体力を振り絞ってトイレへ駆け込む。本日の俺、朝から一人でリバース祭。上から下から出すもん出しまくり。
…だからうるさい。プリンアラモードなら責任もってまた買ってくるって。あんなコンビニのじゃなくて駅前のケーキ屋の旨いやつ。
くってりと便座にもたれて、やっとやっとでそう返す。
…何?そういう問題じゃない?まずは、一緒に喰おうと約束して楽しみにしていたプリンを勝手に喰った謝罪をしろと?
やなこった。謝罪ってのは悪い事したって思う時にするんだよ。
そう返したらトイレの扉が強く殴られた…もしかしたら蹴ったのかもしれない。ただでさえボロいのに壊れたらどうするんだ。
…でもまぁ、ああして怒れるというのは元気である証拠であり、その元気さが奴の唯一の取り柄であり魅力なわけで。
なんて考えていたら再度リバースの波、到来。畜生、意外としつこいぞ、うっかり常温放置で変質したプリン(二人前)め。
…何?約束してたのに勝手に食べたからバチが当たった?
…まぁ、そういう事にしておけ。
本当は冷蔵庫にしまおうとして異変に気付いたさ。
楽しみにしていたプリンが食えないと分かればきっとお前は落ち込むだとか、生来の貧乏性で「まだ平気かも!」とか喰いかねないとか、食い物を捨てれば本気で沈み込むだとか、そんな風に心配するのは俺のキャラじゃないし。
何よりこんな暴挙に出た原因が『常にお前の元気な姿を見ていたい』なんてアホな考えだった、なんて事知られたらこれまで培った俺様キャラが大崩壊するし。
だから、これが一番の解決策。真相は闇に葬る。例えお前に裏切り者の烙印を押されれても。
…なんて、リバース後に涙目で咳込みつつ、せめて心中だけでは格好をつけてみたりする情けない俺なのだった、まる。
戦場物が来ると思って三行目のはじめまでそのつもりで読んでしまったじゃないか
どうしてくれるwwwww
とりあえず、意外な展開GJ!
何かと思ったらプリンかよ!(*゚∀゚*)
自分も戦場物が来る心構えで読んでたのにw
男二人でプリンを食べようと約束するなんて可愛い奴らだ!
自分も、スパイものとかそういった血なまぐさいものがくると思ったが…。
すごく感心した。そして萌えた。ほのぼのもした。>490GJGJ!!
悲恋ものがくるかなと思っていたけど良い具合に裏切られた!
俺様キャラを培ってきたのかwww可愛いなーGJ!!
やっべー何こいつら超可愛いんですけど超可愛いんですけどっ!
きゅんてした!俺様キャラなのか…俺様キャラなのに…
か わ い す ぎ る
こやつら超可愛いんですけど超可愛いんですけどっ!
禿げた。そしてきゅんとした。
俺様キャラなのに細やかな気遣い…!
か わ い す ぎ る(*´Д`*)
アホカワユスww
まわしますよ
鬼畜受
やべー神だ神!
俺様が攻めでも受けでも萌え死ぬーGJ!
頭の中が真っ白になった。
唯一無二の親友…と思っていた男の胸ぐらを掴む。
「なんで…こんなことしたんだよッ」
「単なる嫌がらせ」
今までになかったぐらいに強く怒鳴っても、コイツはしれっと告げてくる。
「俺があんなに…」
苦労した記憶が脳内を駆け巡る。
コイツは俺がつらいその時も、そばにいて励まし支えてくれていた。
にも関わらず、最後の最後で全てを台無しにしたのだ。
「あんなに……なに、言葉もない?」
その言い方があまりにもバカにしたような言い方で、
俺はとっさに拳を振るおうとして、寸前で止めた。
一方的な暴力は好きじゃない。
それは、コイツも知っていた。
「俺ね、お前のそういう紳士ぶった態度、結構嫌い」
すっと目を細め、爽やかな微笑みを浮かべながら毒を吐く。
「だからずっとやりこめたかった」
そういう、元親友の言葉に衝撃を覚える。
「でも、その顔は結構好きかな」
言いながら頬に手が添えられる。意地悪な光を宿した瞳が近づく。
唇に柔らかな感触。
ここで俺が突き飛ばしたら、コイツは怪我をするかもしれない。
そう思うと、目を見開き、硬直したまま身動きすらとれなかった。
屈折してて噛みあわない、こういう感じすごく好きです。
萌えだー超萌えるー!!!
攻めは別にぶってるわけじゃないんだよな。もとがそれなんだよな…!でも受けはきっとそんなのわかってんだろーな。そのうえであぁいうこといってんだよな!だってほら鬼畜受けだから。やっべー萌だ…!
まわし
まずは
わたしが
せめましょう
まさか
わたしが
したなんて
ままさか
わたくしが
せん回舞踏
まわちんこ
義理の兄弟な大学生×小学生
>>671 自分の親ならキモスギるしいい歳してと軽蔑するけど
ロリオタオヤジ、AVオタオヤジがいるように
ホモオタオバ、AV好きオバがいたっていいじゃないw
小2の終わりに、父と母は離婚した。しかしこの上なく円満に。
ドラマや小説で取り上げられるような愁嘆場はまず以って演じられることがなく、
離婚に纏わる問題の中でも特に重大なものとして扱われる子供の親権問題、つまり
一人息子である僕自身の身の処し方の事なのだが、やはりそれも問題になる前に
綺麗さっぱり片付けられてしまった。
いや、片付けられたと言うのは語弊がある。なんせそれだと僕が受け身だから。
正確には父と母は僕に十分な猶予と選択肢を与え、僕は自ら選択した。母と一緒に行くと。
理由は非常に明確で、それだけに俗っぽかった。
その理由を説明するには、僕の両親の離婚の原因をぶっちゃけてしまうのが手っ取り早いように思われる。
父と母は結婚9年目にして互いに別の女と別の男に惹かれてしまったのだ。
毎朝男の戦闘服である鋼鉄のスーツを身にまとい、エリートオーラを全身から溢れさせながら颯爽と出かけていく父、
妻と母の二役を見事に、かつ堅実に全うして見せた女の鏡であるような美しい母、
二人の良き遺伝子を丸ごと受け継いだような賢く躾の行き届いた僕、
今省みるにしても本当に素晴らしい一家だった。
そんな我が家、調和と安定の保たれた完璧な我が家を、二人は愛の為にいとも簡単にうっちゃってしまった。
愛って偉大だ。しかし同時に、同様に、この上なくアホだ。
話は反れたけど、そこでお互いが新しい家庭を持つにあたって、
相手方(再婚予定の男性と女性ね)の家族構成を僕にあらかじめ提示して見せた訳だ。
父の再婚相手はなかなかの美人で、初めて会った時の印象はすこぶる良かった。
家事についてはやや不安な面が見え隠れしていたものの、気立てが大層良さそうなので僕は当初
こっち側に気持ちが傾いた。なぜなら早熟な僕は美人に目がなかった。美人万歳。ちなみに子供は無し。
そして母の再婚相手はと言うと、ひょろひょろっとした学者肌の人間で、
なんていうか一言で表すと胡散臭い以外の何者でもなかった。母さん趣味悪…と思ったかどうだかは別として、
こちらも陰気くさい割には穏やかな人柄が目に見えて、それなりに好感を持った。
だがしかし僕が母に付いていく決め手となったのは、誰あろう現在の僕の義兄その人なのであった。
彼は都内の国立難関大理工学部の俊才で、2回生の時点で老練老獪な教授陣たちからも留学を熱烈に薦められていた。
おまけにべっぴんだった。そらもう今で言う玉木宏並みのべっぴんだった。神は二物を与えられた。べっぴん万歳。
一目で僕は彼に落ちた。
初めて彼と相対し、また言葉を交わした日の事を僕は生涯忘れないだろう。
僕「は、はじめまして、お兄ちゃん」
義兄「……(ものっそい厭そうな顔)」
まあ言葉は交わしてないものの中々衝撃的な邂逅だったと思う。
だって小2のウブいかわいこちゃんがホホ染めていじらしくも健気に「は、はじめまして」なんて
言ってみろ、落ちない人間はまずいないと思う。だって僕は彼程とはいかなくともこんなに顔立ちが整ってる訳で、
上記のような台詞をはにかんで言われたら凶悪犯だってメロメロになる。多分。
まあ落ちたりメロメロになったりはしなくても取り敢えず好感のようなものは抱く。撫でてみたくなる。
ほお擦りしてみたくなる。庇護してやりたくなったりする。
なのに義兄は違ったのだ。
反応無しと即座に勘付いた僕は、義兄の細長い足に纏わり付き、首を45度程にこっくり曲げて、義兄を仰ぎ見た。
これで胸キュンしなかったらお前は人ではない。
それぐらい僕は可愛らしかった(筈だ)。
僕「…お兄ちゃん?」
義兄「キモ」
これには僕も参った。キモイなんて言われたことはかつて無かった。
そしてその瞬間僕は悟った。美人は美そのものに疎いと。ついでにこの人物、僕の思惑を見抜いてやがると。
僕らのやり取りを傍目にしてもなお和気藹々イチャコライチャコラしている母と学者を背に、
僕は少々途方に暮れた。
死んだ魚のような目をしていたと思う。今にして思えば人生初めての敗北であり挫折だったのだ。無理もない。
そんな風に5分ほどダイニングで突っ立っていた。
するとどこからともなく甘ったるく柔らかな匂いがキッチンの方から漂ってきた。
言葉にならない程の孤独と絶望感に打ちひしがれていた僕は、
その優しい匂いに思わずしゃくり込みそうになった。
なぜならその匂いはつい先日まで僕の家庭、父と母と僕の居た家に満ち溢れていた匂いでもあったのだ。
そうして今更ながらに気付いていた。本当は父と母が離れ離れになるのが僕には耐えられなかったのだ。
こうして泣きそうになっている今でさえも、どちら側に引き取られようが巧く立ち回っていけるよう、
物分りの良い子を演じることはできる。できるけど、実感が伴うとそれは身を切るように辛い。
だって僕の世界の中心はこれまで常に父と母、家庭は世界と同義であったのだ。
その時、キッチンのドアが開いて義兄が僕を見つめた。
瞬きすると涙が落ちるのは確実なので、僕はじっと義兄を睨む様に見返した。
数秒視線が絡み合った後、義兄はおざなりに手を招いて僕を無言で呼んだが、
僕は一歩たりとも動くもんかと意地になって義兄を睨み続けていた。
気が短いのか埒が明かないと踏んだらしい義兄は、長くて細い時計の長針のような足を
機械的に動かして、僕の目の前まで来ると足と同じぐらい長くて細い腕で僕を浚うように抱き上げた。
いきなりの事に、ともすれば叫びだしそうな唇を必死に引き結ぶと、僕は据わりの悪い腕に全体重をあずけ、
同時に目の前の頭にしがみ付いた。
義兄はそんな僕の背中をあやす様になでて、僕を抱えたままキッチンに逆戻りした。
僕はキッチンとダイニングを隔てる扉が完全に閉まるのを待って、その後しみじみと、しかし盛大に泣いた。
我とわが身の不幸を嘆き、義兄の胸を拳で叩いて、知恵遅れの子のように涎を垂らして静かな狂人のように両親を口汚く罵った。
義兄は黙ってそれを受け止めた。
そして泣きつかれた僕に冷め切ったホットショコラを与えた。
最後に「やっとキモくなくなった」と呟いた。
そうして僕は完膚なきまでに義兄に打ちのめされ、義兄に落ちた。
つまり両親のどちらかを選んだというより、僕は義兄ただ一人を選んだのだ。
おしまい
義兄ちゃん視点で進むのかと思ったらそうきたか!
義弟カワユス(´Д`*)義兄ちゃんカッコヨス(´Д`*)
義兄弟大好物です超萌えた。
疑問なんだけど>510=511でおk?
*0以外だとここに投下はマズイなとオモタ
携帯で踏んじゃってPCから投下したんでないの、と好意的に解釈してみる。
さて、次のお題お願いしますよ。
遠慮せず踏んでくれ
勘違いしないで
「お前がね」
彼がこちらに視線を向けて、にこりと微笑む。
「俺のことを好きだって、見てればわかるんだ」
「…そんなとんでもない勘違いしないで下さい。アナタらしくもない」
僕は鼻で笑って、彼の視線を受け止める。
「勘違いぐらい好きにさせろよ。…なあ」
そんな僕に、彼は優しい。昔も今も。
「なんです」
「好きだよ、俺も」
その言葉に、僕はなにも言い返せない。言いたいことは
なにひとつ言えないままだ。今も昔も。
そんな僕のために、アナタは勘違いしてくれる。優しい人。
(どうか、お願いですから)
ずっと、勘違いしていてくださいね。
僕がアナタを好きだって。
まわし
おぉ!
最後で斜め上行く落ちだったな。
受けの優しさなのか、それとも鬼畜なのか…。
どっちにしても妄想膨らむ。
GJ!
微妙に両思いじゃないってことだろうか
難しい…
立場的に報われない恋っぽくて萌える…!!!
「あなたは勘違いだと思っているみたいなので、
ずっと勘違いしててください」
ってことだよね。
セツナス(Pд`q。)GJ!!!!
ちょっと難解…複雑な男心と言うことなのかな
関係ないけど(Pд`q。)←このAAはじめて見た。かわいい…
実際には勘違いじゃないけど、好きだと勘違いしててくれるならそのままでいて
って意味なのかとオモタ
そしたら両想いだから
受けはツンデレとみた。
「(自分が貴方を好きだというのは勘違いだと)ずっと勘違いしててね」
(でも本当は大好きなんだからねっ!気付いてよ、もう…!)っていうことだとしたら萌え死ねる。
「あなた」が「僕」のことを好き=勘違い
ならしっくりくるんだけどな
フォーウ
「いいか、基本的なことだ。ちゃんとまじめに答えろよ」
念を押すように、出来る限りの怖い顔で言う。
それなのにやつは、はいはい、と語尾に音符がつきそうな口調で答える。
このやろう、能天気な顔しやがって。
「今どき英語で数すら言えないやつなんていねぇっつーの」
「しょうがねーじゃん。俺は英語全然ダメなんだもーん」
「可愛い子ぶるな、気色悪い」
「ひっでぇ〜」
おどけた調子で言うことか。
しかしこのおどけた調子もいつものこと。
構っていてもきりがないから、その言葉は飲み込む。
「ほら、これ。左がスペル、右が読み方。この通り読め、そして暗記しろ」
「紙に書かれたって発音は分かりませーん」
「俺が聞く。間違ってたら訂正するから」
ダメな生徒を持つ教師とは、ここまで疲れるのだろうか。
生徒でありながら、苦労してるであろう教師に同情の念を抱く。
先生頑張れ、ファイト、頑張れ。
いや、エールを送ってる場合じゃない、今はとにかくこいつだ。
「さっさとやれ」
「はーい、えっとまずは…ワーン」
「違う、one」
「ぅぉあーん」
…ふざけてるのか、本気なのか。
どちらか分からない。次の数字を読ませて判断するか。
「次」
「とぅー」
「次」
「とぅりぃー」
あぁ、そうか。これがこいつの精一杯なのだ。
なら著しく間違えてるわけじゃいのだ、怒鳴るのは可哀想である。
発音の悪さは聞かなかったことにして、とにかく英語で数字が言えるレベルまで上げることにする。
「次」
そう妥協して、俺が次を促した瞬間。
あいつは突然立ち上がり、両手を広げ、そして。
「フォーウ!!」
ポーズを決め、そう叫んだ。
…頭を抱えたくなる。
確認しよう、俺は、こいつに、勉強を教えてるんだ。
それなのに何で、芸人リアクションをされなくちゃならない。
そんな俺に気付いてないのか、あいつが俺を見て、どうだった?としきりにたずねてくる。
「おもしろかった?お前こういうのなら笑ってくれるかなって思ったんだけど」
……こいつ。こいつ。こいつぅぅぅぅぅ!!!
「もう容赦しねぇっ!!そこに座れ!!真面目にやるまで帰さねぇぞっ!!!」
「うわぁい、それは願ったりかなったりぃー」
「嬉しそうに言うな!!俺は願ってもないしかなってもねぇよこのやろう!!!」
俺を見てへらへら笑いっぱなしの姿を見ながら、俺は腹の底からやつを怒鳴りつけた。
GJ!!
こういうのすごい大好きだ!あほな子攻大好きだ!
GJGJ!!!
アホの子も可愛いけどそれに振り回される苦労性で可哀相な子も大好物だー!
テラモエ!
まわし
まわし
アホの子に振り回されつつもなんだかんだで楽しんでるっぽい
雰囲気が好きです。ふたりともかわいいなぁ。
まわし〜
俺様なショタ受
俺様ショタゲットします。少々お待ちください。
>>540 >>1読め
> ■*0の先行ゲトは禁止です。全部書き上がってから投下が原則。
よって*0の権利は無効
まわすよ!
ごめんなさい、描きスレと混同してました。
まわし。
まわし
まとめサイトへの投下を期待しつつまわし
まわし
まわしますよ
どんまわし
さぁ俺が踏み台になってるうちに!早く!!
and/or
and/or
生粋の文系だね、と評価される僕は、大学の日文学科を卒業して老舗の書店に勤めていた。
対して彼は、情報学を専門に研究する頭まで理系の海に沈んだような男。
全く接点のない二人が出会ったのは僕の勤める書店。
月に二度、判で押したように同じ時間に現れて専門書を購入していく彼は、僕が初めて覚えた常連客だった。
そして、彼に「いらっしゃいませ」ではなく「こんにちは」と声をかけるようになった頃、驚くことが起こった。
「…あれ?」
いつも通り、店内かごから彼の専門である情報学の本を取り出してレジを打っていた僕は、その底に意外なものを見つけて驚く。
それは、この書店付近を扱う賃貸情報誌だった。
「こちらもお買い上げですか?」
間違って入れたのかもしれないな、そう思い彼に尋ねる。
「…それもお買い上げ、だ」
「はい、かしこまりました」
彼はいつもカードで精算するから、通信処理の間少し接客に間が空いてしまう。
いつもはにこにこして突っ立ってるだけの僕だが、さっきの賃貸情報誌というイレギュラーに興味が湧き
軽い気持ちで彼に話しかけてみた。
今は平日の朝、書店は限りなく暇で、専門書のフロアには僕と彼の二人しかいない。
多少の無駄話は許されるだろう。
「お部屋をお探しなんですか?」
彼はつと僕に視線を合わせ、わずかにうなずいた。
「いや、実は私もこの近くに家を探しているんです。今、通勤に二時間かかっているので」
がががっ、とカードの機械が感熱紙を吐き出し、処理が終了したことを知らせる。
「サインをお願いいたします」
ボールペンと感熱紙を差出し、彼があまりうまくない字でサインをしている間に僕は本の包装を終えた…つもりだった。
本を入れた紙袋をテープで綴じ、彼に向きなおると、サイン欄は白紙のままでボールペンも僕が差し出したままの形の保存されていた。
「お客様、何か不備でもございました、か?」
何事か考え込んでいる彼には、僕の声は届いていないようだった。
しばらく、僕らの間に沈黙がおりる。
そして、彼は予想もしないことを口にした。
「これは勝手な提案なのだが、私と一緒に暮らさないか?」
それから彼は、僕が今フリーであることをしつこいぐらい確認し、僕と彼が同居することのメリットについて理路整然と述べ始めた。
要約すると、ルームシェアをしたほうがお徳であり、ルームシェアは全くの他人同士の方が上手くいきやすい、
という事を言ってたんだと思う。
僕は理系コンプレックスなので、そうやってハッキリと主張されるとその気になってしまうというか、頷くしかなくなるというか、
そんなこんなで、彼とルームシェアをすることを検討する…八割方了承したような形になってしまった。
そんな感じで、始まった僕と彼の生活。
他人と暮らす、ということに多大な不安を抱いていた僕だったが、生活は案外うまく回っていった。
2Kのマンションで、共用スペースは小さなカウンター付きキッチンとバストイレのみ。
彼は夜型だし、僕は勤め人、二室それぞれで一人暮らしをしている感覚に近い。
それでも、やっぱり一緒に暮らしているから、話しながら酒を飲んだり、一緒に朝飯を食べたりすることもある。
お互い今まで全く触れたことのない人種だから、いちいち会話がかみ合わず、いい年して戸惑ったり笑い転げたり(おもに僕が、だが)する。
僕が一番不思議だと思ったのは、and/orをどう感じるかの違いだった。
「僕と彼がいる」が、andで、「僕か彼のどちらかがいる」がorだと、僕は思うから
それなら絶対andのほうがイイ、そう思うと彼に言ったら、
彼は情報学の人間だから、論理演算でAND-ORをとらえるのでそうは思わない、と言った。
首を傾げる僕に、彼は懐かしい数学の図を描いて見せる。正式にはベン図、というらしい。
二つの丸が横に並び、一部が重なっているあれだ。
彼は片方の丸に自分の名前を、もう片方の丸に僕の名前を書き、説明を始める。
まずは二つの丸が重なった部分にだけ色を塗る。これが彼の言うAND、らしい。
僕と彼の交わっている部分だけ、を指しているみたいだ。
次に彼は、二つの円をすべて塗りつぶしてしまう。
僕と、彼と、そしてふたりが交わっている部分全部が塗りつぶされる。
これが彼のいうOR、らしい。
「…私は…だから、ORのほうがいいと思う」
これが、彼からの遠まわしすぎて100人に聞いても誰一人理解できそうもない愛の告白だったことに僕が気づくのはもっと先の話。
文系の僕が言い直すのなら、
「君のすべてが欲しい。僕もぜんぶあげるから」
かな、くさいな…。
おおお!
上手いお題に上手い*0きてたー!!
書店の客のときからずっと理系の彼は
店員の彼に片思いしてたのかな?
そう考えると口説き落とすときのところなんかすごく萌える!
朝からごちそうさまでしたー!
朝から禿げ萌えた……
不器用攻め(・∀・)イイ!!!
今日も1日頑張ろうという気持ちになった
文系・理系でこんなに萌えさせてくれるとは!
理路整然がカコイイを通り越して可愛いよ攻め…
お題ともどもGJ!!
理系人間を 可愛いと思ったのは 初めてだ
受けが告白だと気付いた時のことを考えるとによによが止まりません!絶対可愛い反応するぜ!
うおおおお。神!神!読めて良かった!
誰も理解できない愛の告白が成就した瞬間ってどんなのだったか、
想像が膨らんでたまらないや。
GJGJ!
旅先で偶然
まさか、やっと取れた有給で行った久しぶりの旅行先で、あいつに会うなんて。
あいつに最後に会ったのはちょうど5年前。
今日みたいな気持ちのいい青空の下で、俺達は別れた。
あんなに好きだったのに、終わるのは一瞬だった。
きっかけは些細なミス。
部屋の鍵を掛け忘れたせいで、抱き合ってる姿を親に見られてしまった。
それからは、あっという間。俺達は引き離された。
5年間は長い。いろんなことを考えた。
親の眼を盗んで連絡を取ることだって、
いっそのこと駆け落ちすることだってやろうと思えば出来たはずだ。
でも、俺達はそうしなかった。
そんな勇気はなかった。
その程度の気持ちだったんだと思いはじめていた。
その矢先に、あいつと偶然再会した。
「偶然じゃねえよ。こういうのを運命って言うんだ。」
まだ、俺達が付き合う前。
お互い転勤族の親のせいで、何度も転校させられてた。
初めて出会ったのは、幼稚園の入園式。
卒園を待たずに引っ越したあいつと次に会ったのは、リトルリーグの遠征試合。
その次は、中学時代短期間だけ在籍した塾の夏合宿。
そして2人とも、高校の時に地元に戻ってきたんだ。
今でもはっきり覚えてる。偶然ってすごいなって笑ってたあいつに返した言葉。
「偶然じゃないよ。こういうのを運命って言うんだよ。」
あんな遠まわしな告白の言葉に気付いてもらえるなんて思わなかったけど。
あの日からその偶然は、俺達にとっては運命になった。
俺達、やり直せるのかな?
もう1度、運命だと思っていいのかな?
返事の言葉もちゃんと覚えてる。
(そっか。じゃあ、俺はお前を好きなる運命だったんだな。)
「そっか。じゃあ、俺はあなたを好きになる運命だったんだね。」
ドラマチックだ…
青空の効果抜群で、爽やかに感動した、GJ!
運命だね…運命だね…!
深く掘り下げたら長編がかけそうな良質な話。GJ!
復縁話って凄くツボなんだ……
GJ!!!!!
萌えたよ〜
転々としながら行く先々で出会うとかほんとツボだ。
遠征試合とか塾の夏合宿とか萌えあがるよ…!
566 :
風と木の名無しさん:2007/04/22(日) 19:07:20 ID:VAezC9tX0
GJまわし
萌えたー
まわします
踏んでください
本当は攻がしたい受と、本当は受がしたい攻のカップルの初逆転
グロいかも
「まさか…そんな、お前が?」
驚愕する小柄な壮年の首を容赦なく青年は鎌でなぎ払う。
頚椎に引っかかった鎌を引き抜くと、鮮血をほとばしらせながら、どう、と壮年は倒れた。
鎌を懐紙で拭き清める青年の周囲には、無残に切り裂かれた死体が十、いや、二十は転がっている。
どれもこれも人相はよくないがどことなく人好きのする顔をしていた。
「これでやっと…」
青年はそうつぶやきながら何の感慨もなく死体を踏み散らかして、どこかへ去っていった。
その日の夜半、とある船宿で青年は宴席の中央にいた。
「初単独仕事完了おめっとさん」
「もうちょっと散らかさないで片付けてほしかったなぁ」
熊のような男や鼠のような男が口々に青年をねぎらったり、頭を乱暴になぜたりしている。
ここは、ただの船宿ではなく、人斬りや組織崩しを請け負う悪党の拠点であり
よってこの宴席に参加している面々も、それぞれ血なまぐさい日常を送っているやくざものだ。
かまってくる周囲と談笑を交わしながらも、青年の意識はある一点に集中していた。
この徒党の古参、通称“蛇”と呼ばれる男の元へ。
青年は、五つの年に野垂れ死にかかっていた所をこの蛇に拾われた。
蛇にとってはほんの気まぐれ、蟻をつぶすかつぶさないか程度の気持ちであったが
青年は多大なる恩義と感謝、そして憧れを蛇に対して抱くようになった。
悪党が集う船宿は倫理も貞淑もあったものではなかったので、幼いころの青年がいようがお構いなしに、女や女郎を引き込んでの情事が繰り広げられていた。
青年も十四の年に女の味を知ることとなったが、周囲からも相手だった女にも驚かれるほど彼の心は高揚しなかった。
情事の間彼が幻視したもの、それは蛇の顔であった。
十五になり、少しずつ人斬りや引き込み役、偵察を単独で任せられるようになった青年は蛇に思いを、告げる。
「愛しいとか恋しいとか、そんなんはわかんねぇ。でもあんたとやりたい、とおもうんだ」
二人で行った人斬り仕事の後、血に塗れたままで、青年は言った。
あだ名の由来にもなっている、蛇革のムチを懐にしまいながら蛇はうっすらと笑んで、答える。
「いいぜェ、だがなァ、俺は半人前の甘ちゃんにケツ貸すのはやだぜ、ナァ」
その夜、青年は蛇に抱かれた。
痛い思いしかしなかったが、女とするより、いや誰とするより、ヨかった。
蛇はもともと面倒くさがりの無関心なので、受け身を好んでいたし、青年は健全な男子として相手を征服したかった。
しかし、意地とケジメが二人の関係を、逆転させていた。
「俺、一人前になったぜ」
ある田舎義賊の壊滅を依頼された悪党どもは、青年に単独で義賊の下へ向かわせた。
青年は義賊の頭領に取り入り、その娘と契って義賊の跡継ぎと目されるまでに溶け込んで
見事に義賊全員を斬り捨てることに成功した。
それが、冒頭の出来事である。
「ヘッ、高々二十人の田舎モンを切り捨てるのに半年もかかりやがって」
悪態をつきつつも、蛇の顔は笑っている。
宴は終わり、他の面子が廓へ繰り出し静かになった船宿の二階。
敷かれた布団が、明け放たれた障子から入る月光に白く浮かび上がっている。
手酌で酒をあおりながら、蛇は息子のような、情人のような…恋人のような青年をひたりと見つめる。
その眼差しはいつになく柔らかい。
「サァ、始めようか?」
お題本編には入ってない気がしますすみません
ちくしょうおまえ
満を辞してだなんて…
満を辞してだなんて
萌えるじゃないか
折角好みなお題なのにお流れかなぁと絶望しかけてたのに時間ぎりぎりでこんな…おまっおま…!!!!萌えるじゃないかぁ!!!
恋愛+家族愛とか物凄くツボでヤバいどうしよう
蛇のためなら死ねる
GJまわし
萌えた。リクからしてどツボだったけど、期待以上にものすごく萌えた
まわします
ひぃぃぃぃぃ
苦手なタイプの話だが
萌えた!萌えに萌えたよ…!
久しぶりに9を踏みたいと思いつつクルクルまわし
例に漏れず、>570に萌えに萌えた。神多いのが嬉しい!
踏んで踏んで踏んで!!!!!
579 :
風と木の名無しさん:2007/04/25(水) 00:02:02 ID:VgFeB6700
愛したい
その男はにっこりと微笑んで倉をあけた。「ここにある全て、あなたのお父様があなたに残されたものですよ」
私の義父は素晴らしい小説家であったらしい。今私の教えている小学校では彼のある家族団欒の一遍が記載されてあるくらいだからだ。
素晴らしい小説家であることは確かであったが、彼の人間性は非常に神経質で攻撃的であった。
私の母と義父の間には、長年子宝に恵まれず、やっと二人に授かった子は義父の種ではなかったらしい。
故に義父は私を憎んだ。少しでも仕事がうまくいかないとことあるごとに、ああ足音がうるさいだの声がでかいだのと
私の腹や顔を何度も殴り、飯を抜かせ倉に閉じこめた。
今思えば体罰というよりは虐待に近かった。
私は彼を恨んでいたし憎いと感じていた。ただ、彼の唯一尊敬すべき点は彼は心から母を愛していたので
彼女を淫売と罵ることはあっても一切暴力をふらなかったことである。
一度だけ彼の小説を読んだことがある。教科書に掲載されていたくだんの一遍だ。
世間が彼をなんと評価しようが、私はなんと陳腐で馬鹿馬鹿しいものだとしか考えられなかった。
それは血の繋がった子供を三人も授かり、淫売はおらず、
夫婦がお互い心から愛しているといった幸せな家庭の風景であった。
私はそれが彼の心の奥にあった理想だと悟り、あくまでその小説は彼の自慰行為でしかないと感じた。
男は言った。「ご覧にならないのですか?」「いやなに」私はあまり長居したくないので、
と言いかけて目に止まったのは膨大な量と原稿。
私に残されたのは皮肉にも彼の自慰の産物らしい。「これは素晴らしいですね。歴史に残るほどの莫大な遺産ですよ。」
「君にとってはね。俺はこんなもの勘弁して欲しい。」
これは義父からの当てつけでしかない。彼の小説は読みたくも持ちたくもないのだ。
ふと私の目に一冊の手帳が目に入った。
父が手帳を持っていた記憶などない。私は好奇心にかられ手にとった。
義父の生活、というのが気になったからだ。
それは手帳ではなく日記だった。私に体罰を与えるたびに彼は罪悪感にかられていたらしい。
私への謝罪が何行も何行も綴られていた。
瞬間私は見るのではなかったと後悔した。何故憎いままに逝ってくれない。しかし、私の目は彼の文章を追うばかりだ。
私に対する愛情はあったがそれを表現してしまうのは彼の自尊心が許さなかったらしい。
おそらくあの一家団欒の小説は理想ではなく、不器用な彼がこうありたいとの希望だったのだ。
「馬鹿な男だ。」
思えば私を大学までいかせてくれたのは義父である。義父は酷い男であったが不器用な彼の愛情に気がつかなかったのは私だ。
「馬鹿な男だ。」
私は彼のその文字を指で何度もなぞった。
あぁぁぁー弱いんだよーこういうの萌え抜きで弱いんだよー!!!テラセツナス('・ω・`)
こういうの凄く好きです。GJ
あれ?目から汁が・・・
萌えと共に、ぶわーっとした感覚が体を走ったよ
話も文体もすげー好きです。GJGJ!
一箇所、暴力は「ふるう」です。
ブラクラ危険
身代わり
ミガ☆ワリ ラノベ調にものすごく斜めからお題にこたえてみました。
ちょっと未来の地球。
数年前に、未知なる宇宙から初のコンタクトを受け、異星人との交流が進んでいる、地球。
相手の宇宙人は、優しくて地球人のことをよく考えてくれる頭脳明晰な、まさに「はじめて」にはとてもふさわしい相手だった。
ヒト一種族が長じた地球とは違い、宇宙人は二種族で構成されていた。
片方は、人とほぼ変わりない容姿・思考をしていたが、もう片方は、ちょっとかわった種族だったのだ。
「私たちは…地球語で一番近い言葉に当てはめると…ミガワリっていうんです」
彼らが言うには、彼らの星は知能を長じようとした種が多く、太古の昔熾烈な進化合戦があったらしい。
そこで頭はいいが身体能力に劣るヒト型と、身体能力は高いがイマイチ知力に劣るミガワリ型が協力して
他の種族を打ち負かし、進化を続けたというのだ。
長い進化の中で、ヒト型とミガワリ型が争いを起こさなかったことは奇跡ともいえるかもしれない。
そう、地球側のお偉いさんが言うと、ミガワリ型代表はにこりと笑いこう言った。
「わたしたち、ばかですから。ヒト型の身代りになって役に立ったり、ほめられると幸せで幸せで
パーッとなっちゃうんです。これはヒト型にもおそらくあなた方にも解らない感覚だと思います。
でも、私たちはこう言う種族なんです、かわいそうとか思わないでくださいね」
さて、この宇宙人来訪で一番喜んだのは宇宙ヲタや研究者ではなかった。萌ヲタたちである。
なぜかって?それは、宇宙人たちは、アニメのような色とりどりの髪をしていたし
特にミガワリ型は、ヒト型の危険をすぐに察知できるように発達した外器官を持っていたからだ。
平たく言うと、猫犬狐兎などの獣人、角っ子に触覚持ち、髪の毛が羽のようになっている者、よりどりみどりだし、
なにより種族全体がけなげなのだ。
「ヒト型との交流もひと段落しましたし、そろそろミガワリ型も地球人と密に交流したいですね」
お昼の日曜版一週間のまとめニュースで、ミガワリ型代表のネコミミっ娘がにこにこと笑っている映像が流れている。
「アイドルとして、又は限られた期間での交流は円満に終わりました。国連は、ヒト型と同じく留学という形で
われわれの生活になじんでいってもらう、そういった決議をまとめ、時期を見て交流を始めることを決定しました」
続けて女性アナウンサーが原稿を読み上げる。
俺は特に興味もなく、そうめんを啜りながらそのニュースを見ていた。
髪がピンクやら青やらのヒト型はもうすっかり身近な存在だ。ぶっちゃけ、俺の携帯のメモリーにも宇宙人の番号が入っている。
宇宙人だといっても、ふつーの友達だ。弁当も一緒に食ったりするし。
見た目と思考回路の違いからミガワリと一般人とはまだ交流が許されていないが、案外あっさりなじむんじゃないか?
ぴーんぽーん
のどかな俺の昼飯アンドア○ック25タイムを邪魔するようにチャイムが鳴り響く。
今家にはオレ以外誰もいないから面倒だが、出なくちゃならないな。
「はーーい、宅急便ですか?」
ガチャリとドアを開けると、そこには。
「あ、あの、はじめまして。おれ、今日からここにステイして、留学する、ミガワリなんだけど…」
俺より背が低い、ネコミミがついた、…非常に残念なことに…野郎が立っていた。
「あー…?」
初耳な出来事にしばらく、思考が止まる俺。奴のきれいな緑色の髪にある左巻きのつむじを見つつ、まあ、オフクロは天然だからまた言い忘れたんだろ。
そう思い、「まあ、上がれよ」と言いかけた俺の前から奴は一瞬にして消える。と、一瞬後にぼふっと音がして白いものが落ちてきた。
「ふとんが、落ちてきたから」
さすが、ミガワリ。二階の物干しから俺の頭上に落ちてきた布団を空中でキャッチし、着地したらしい。
それから、奴は俺に起こることをできる限り身代りするようになった。
川に落ちかければ俺を突き飛ばして自分が落ち、チャリで事故りかけても、俺を守るようにクッションになったり。
気にしなくてもいい、本能だからと言われても、やっぱりなんか申し訳ないし。
最初は男かよ、なんてがっかりしたけどけなげ過ぎるこいつを見ていると何か…その、いとおしいっつーかなんか。
(オレってホモだったのか…いやしかし…)
思い悩む俺を見て、奴は猫耳を倒して心配そうなカンジ。尻尾もへたってる、かわいいなあ。
「なあ、おれに言えることだったら相談してよ。みがわりはできないけど、一緒に考えたら少しでも楽にならないか?」
なんてかわいいんだ。なんでこんな種族が存在しちゃうんだよもう!
>590
めちゃくちゃ萌えた。GJGJ!! ミガワリすごいな!
夏からアニメで放映されるといいと思うよ!GJ!
超萌えた!!!ラブコメっぽくて素敵だ(*´Д`*)
ミガワリかわいいよミガワリ
ここであえてのミガワリ攻めと言ってみる
596 :
風と木の名無しさん:2007/04/27(金) 00:31:01 ID:gDJ6leXuO
健気受けテラモエス(*´Д`)
ミガワリなら絶対拒否しないから悩むこたないぞ青年!(笑
面白かった!
とりあえず踏め、話はそれからだ。
妄想癖
「見渡す限り夏草の生い茂る静かな池のほとり、
君は一本の樫の木に背を凭せ掛けながら眼を閉じてただ僕を待っている」
「おい」
「青々とした葉を備えた樫の枝はキツイ陽射しから君を守るように心地よい木陰をつくるけど、
それでも葉と葉の間からはいくつかの陽光が細く差していて、君のすっきりとした曲線を描く頬や
だらしなく開かれたシャツから覗く首筋には斑な光が落ちている。」
「おい、」
「待ち合わせの時間に少しばかり遅れたことに罪悪感を感じながら、
ようやくほとりに辿り着いた僕はその光景に数十秒ぐらい息を呑むことになる。
そうして君に降りかかる陽射しになんだか無性に我慢ならなくなって、
薄くひらかれた君の口に堪らずむしゃぶりついてしまうんだな」
「うおーーい、なんで俺が」
「うるさいな、たかが妄想なんだから好き勝手させてくれ」
「んじゃ言わせてもらうけどな、わざわざその妄想を口に出す必要がどこにあるよ。
お前が黙って一人で愉しむ分には俺だって俺の肖像権を主張したりしねえよ」
「黙ってニヤニヤしてたって君にアプローチ出来るとは思えない、それにそんな事してたら
まるで僕が変態みたいじゃないか」
「自覚ねえのか!」
「君を好きだって自覚はもう確かめようが無いぐらい確かにある」
「論点を摩り替えるな」
「ごめん、でも願望めいた妄想が思わず口をついて出てしまうぐらい君のことが好きなんだ」
「俺には生まれた時から傍に居る幼馴染の小憎ったらしい、でも大切な女が居るんだ」
「知ってる、悪いと思ってるよ」
「アンタのことは人間として好きだし、この先も長く付き合っていけたら良いなと思ってる。
でもそういう対象にはなれん」
「断固として?」
「断固として。」
「悪かった、忘れてくれ」
「なんでそんな顔するんだ、俺が悪いことしてるみたいじゃねえか!」
「君は悪くない。君の髪の毛一本分も悪くないよ」
「なんだなんだなんだ、なんでそんなしおらしいんだ!」
「はははは」
「なあ、俺は男だし、減るもんじゃねえし、アンタとの仲が拗れる位なら
チューのひとつやふたつぐらいお見舞いされても構わねえんだ」
「残念ながら僕としてはチューのひとつやふたつで済ます気はないんだ」
「泣いてもいいか?」
「冗談だよ」
「どうすりゃいい、ケツでも差し出せってのか」
「とんだ博愛と自己犠牲精神だな、涙が出てくる」
「……」
「何もしなくて良い」
「……」
「時々会って今みたいに憎まれ口を叩いてくれるだけで良い。
セックスやキスなんかしなくたって、君と共有できるものさえあれば僕は十分気持ちが良い」
「…アンタって変態だけどほんとにいい奴だな」
「良く言われる」
「しょうがねえから俺の肖像権アンタにだけ放棄してやる」
「それは、ありがとう」
「ほんとごめんな」
「妄想は叶わないし実現しないから妄想でいられる訳だ」
「悪い癖だ」
「全くだね」
肖像権…妄想好きな彼に写真でも撮られたのか?
変態ktkr
節度ある変態は素敵w妄想されちゃってた彼も健気で萌え!さりげなく切ないのもいい。GJ!!!
>>603自分は妄想の中で使う分にはどーぞってことなのかなと思った。
妄想癖を持ちつつも紳士な感じがぐっときたよGJ!
お相手は肖像権も放棄したことだし、そのうちほだされちゃったりしそうだなぁ
GWまわし
変態紳士萌えだけど最後切ないなー!カプにならなくても
一生お付き合いが続くとイイ。
>>603 肖像権で辞書引いてみたらいいよ
どぞ
目隠しと手錠と鏡を使って
残念まわし
まわし
ぼくらはあのときまわしたんだ
まわし
萌えてみたかったけど、めかくしと鏡の両立が難しかった
自分も考えてみたけど途中で鏡と手錠しか使ってないことに気付いてあきらめた
まわしんぐ
617 :
風と木の名無しさん:2007/04/30(月) 01:38:00 ID:Us6aaivP0
どんどんいくぜー
まわし
受の命令(お願い)で女装させられて、更に白昼堂々デートさせられる攻
「巧ィー。ネズミーランド行こうぜネズミーランド〜」
俺は、もう買ってしまった前売り入場券二枚で巧の頬をぺしぺし叩いた。
巧は鬱陶しそうに眉間に皺を寄せる。
可愛い顔が台無しなどと口に出したらまた怒られそうなことを考えつつ、
その眉間の皺すら扇情的に感じる俺は相当ヤバいとも思う。
巧が心底嫌そうにチケットを振り払った。
「嫌だ。何が悲しくて男二人でそんなとこ行かなくちゃいけないんだ」
彼は最高に険悪な表情だったがこれくらいでめげる俺ではない。
地道な努力を重ねに重ねて、漸く部屋の中まであげて貰えるような仲になった俺だ。
「でもさ、もうチケット買っちゃったんだよ。
お前ネズミーランド行きたいって言ってたじゃん、
お前の誕生日も近いしさ、
プレゼントだってことで俺と一緒にネズミーランド行ってください
でないとバイト代注ぎ込んじゃったので何もプレゼントできないんです
神様仏様巧様お願い致します」
とうとう俺は彼の前に平伏して頼み込んだ。
巧は目をそばめてそんな俺を見ていたが、やがて重々しく口を開いた。
「…分かったよ俺の負けだ。一緒に行ってもいいよ」
「マジですか!」
ばっ、と効果音がつく勢いで顔をあげた満面の笑みの俺に、
巧の悪魔のような笑顔が目に入った。
俺は、あれ、おかしいぞ、と半笑いになる。
この顔をした時の巧はとんでもなく恐ろしい、別の生き物になるのだ。
「ただしお前女装な、修二。男二人じゃつまんないから女やれ。
……出来るよな、高校ん時逆ミスで優勝したんだろ?」
巧が凄艶な笑みを向けた。
「え、巧なんで知って…!?」
そうなのだ、実は俺は逆ミスという名の、高校の女装コンテストで優勝した経験を持っているのだ。
こんな不名誉なこと、巧にだけは知られたくなかったのに…!
俺の言葉を無視して巧は続ける。
「勿論俺もオカマを連れて歩くのは御免だ。
というわけで当日は完璧に女になってこい!
駅でお前見て駄目だと思ったら、即俺は帰るからな。
勿論女装してなくてもだぞ」
普通は、ここでじゃあいかない、と言うのだろう。
せめて悩むだろう。
しかし俺は即答した。
「頑張ります!」と。
我ながら本当に救いようがない。
当日の朝、俺は鏡の中の美女に正直戦慄した。
化粧品は100均、化粧の仕方はネットで調べただけ、
ウィッグと服だけは一応高校の頃の女友達から借りたものなのだが、
それでも人とはこうまで変わるものなのか。
身長が168しかない(といっても巧よりは3cm高い)俺は本当にちょっと背が高いだけの女子大生にしか見えなかった。
これなら、と思って、駅で巧を待つ。
現れた彼は、驚愕に目を見開いた。
「……え、お前、本当に修二…だよ、な…?」
「やだぁ、今日は修子でしょっ」
信じられない、と俺の顔をじろじろ見ている巧に、おどけて鼻をつついても、彼は呆然としたままだ。
俺はヤバい完全に外した、やっぱりキモいよな冷静に考えたら、と本当に今更ながら後悔に襲われる。
「や、ご、ごめんごめん、本当にしてくるとかまじないよな完全に外したわ!俺、家かえ……」
最後まで言い終わらないうちに、改札へ向かおうと踵を返した俺の手を、巧が掴んだ。
驚いて振り返ると、巧は強い力で俺を入口の方へ引き摺っていく。
「巧、ちょっと待てよ!てか、手、恋人繋ぎ……」
俺はうろたえて情けなくなすがままだ。
そんな俺に巧が男らしく返す。
「その格好のお前となら、手繋いだり食いもん分けあったり、
キスしたりしたって変じゃないだろっ」
巧は前をむいたままだったが、真っ赤であろうことは用意に想像出来た。
うなじが桜色に染まっていたからだ。
「え、ちょっ、巧…!?」
しかし今の俺にはそれをからかう余裕はない。
ちょっと待て、今、キスとか言わなかったか、キスとか!
そこまでしてくれるつもりなの!?そ、そんな心の準備が…!
倒れそうな幸福感の中、いつもは巧のほうが恥ずかしがり屋なのに、
いざとなるとむしろ俺の方が意気地無しなのだと、初めて知った。
いやいや意気地もりもりあるよ、まずもってミッションコンプリート
出来ただけでもうすごい意気地です。報われてよかった…萌えた。
夢の国ゆっくり楽しんできてくださいねノシ
なんて可愛いカップルなんだ……萌えるじゃまいか
攻めが従順なところがツボに来た
新たな萌えの扉が開いた…ありがとう。
可愛いカップルだ。
鬼畜にいこうとして結局へたれた受さんが可愛すぎる
攻めは調子に乗って女装のままなだれ込めばいいよ
可愛い、ちょう萌えた。乙です!
よかったな攻め、ネズミーでチューしてもらえそうで!
踏むべき踏まれるべきか…
それが問題だ
懐かれるツンデレ
ツンギレ受
>>153 むしろ伊倉ちゃんの方が鬼畜要素を備えていると思う。
ぶりっこしてるが奴は相当だぜ。
ダブり+誤爆発生のためまわし
まとめサイト投下に期待しつつ…
24時間たったしね。
残念まわし
ツンデレ好きなのに…
まわし
まわす
まわしでまわす
まわすでー
せやな、こんな時間やけど踏みたいんやろ?
遠慮なんてそない要らんから、ほれ。
踏み台が言うてんねんぞ。はよ踏んどきぃさ。
印象的な人
極寒の地にある統制国家の若き兵隊だった俺は、何も信じちゃいなかった。飢えをしのぐためだけに軍に入ったからだ。
だから、飢えと寒さと貧困に喘ぐ市民が暴動を起こす度、自分の食糧を守るため迷いもなく容赦なく叩き伏せ検挙し統制を守った。
あの日、彼に会うまでは。
暴動の最中に霰混じりの嵐が広場を襲った。
市民も憲兵も混乱し、踏みつぶされる者やトーチで火傷するものの叫び声が響き
寒さで麻痺しかけた嗅覚に蛋白質の焦げる嫌なにおいが僅かに届く。
そのうち視界がホワイトアウトする程の嵐になった。
建物の陰を何とか探り当てた若い憲兵は、そこに先客がいることを認めるや否や銃を構えた。
「動くな!」
叫んだはずの声は嵐の白に吸い込まれ、相手に届かなかったようだが、このまま雪礫に晒されては命の危険すらある。
物影の先客は特に身構えたり銃器を構えてはいないようだったので、憲兵は肚を決めて身を滑り込ませた。
暴風から逃れることが出来、さらに先客の気配のたまった狭い空間は暖かかった。
吹き荒れる風の轟音も和らぎ耳も正常に働くようになったため、憲兵は振り向きもしない先客に話しかける。
「おい、お前は何者だ。見たところ過激派でも兵でもないようだが…」
その声に振り向いた先客の容姿は、全ての予想を裏切っていた。
外套と防寒帽に埋もれてはいたが、漆黒の瞳と髪を持つ東国の人物だったのだ。
彼は憲兵に向きなおり、まっすぐに目を見据える。
その姿が、彼と僅かな遮蔽物以外が白に沈んだ世界に。
焼きついた。
人にまっすぐ見詰められたのは何年ぶりだ?軍に入る前も、大人は何も見ておらず子供は地面ばかり見ていた。
なぜ何も問わないんだ?動かないんだ?ここは戦場だぞ?
見ないでくれ、目をそらしてくれ、見るな、みるな!!!
「この国は、もう駄目かも知れないね。君みたいな若い人がヒトの目をまっすぐ見られないなんて」
その先客が東の国を率いる十年前。
東の国から後押しされて、その憲兵が革命を起こす十と二年前。
この出会いから、歴史は動き出す。
印象的な人からこうきたか!GJ。続きが気になる。
その後寒い中2人は裸で暖(ry
という妄想で収拾のつかない私の頭をどうにかしてほしい
642 :
風と木の名無しさん:2007/05/04(金) 13:10:11 ID:wcK7PPp+O
GJまわし
643 :
風と木の名無しさん:2007/05/04(金) 19:50:02 ID:L6WBCba0O
乙まわしついでにage
いいものをありがとう>640!! GJGJ!!
まわすぜ
お、お止め下さいお代官様…!あ、あ〜れぇぇぇ〜
MAWASHI
まわmわし
文化部対運動部
650 :
1/2:2007/05/05(土) 16:25:54 ID:G0Rs0CeH0
文化部対運動部と聞いて思い出した萌えがあった。
ので、それを語ってみたいと思います。
普段、文化部と運動部が勝負をすることはない。勝負以前に接点がない。
(まあ、文化部同士または運動部同士が勝負をすることも無いっちゃ無いが)
だが、自分が通っていた学校にはその勝負の場があった。
それは体育祭。
プログラムの中に「部活対抗リレー」なる競技があったのである。
その名のとおり、クラブごとに分かれて勝敗を競うリレーだ。
『リレー対決じゃ運動部の方が有利じゃないか』そう思われた方もいるだろう。
しかしそれは違う。
なぜなら、このリレーは「各部の特色を出して走らなければならない」のである。
つまり。
サッカー部は二人一組でリフティング・パスをしながらトラックを走り、
野球部は二人一組でキャッチボールをしながらトラックを走り、
柔道部は二人一組で投げあいをしながらトラックを走り(畳を置いてその上で)、
卓球部は四人一組で移動黒板を使ってラリーをしながらトラックを走り(二人は台持ちである)、
651 :
2/2:2007/05/05(土) 16:28:09 ID:G0Rs0CeH0
吹奏楽部は楽器を演奏しながらトラックを走り(確か、ファゴットもいた)、
美術部は二人一組でお互いの似顔絵を描きながらトラックを走り(途中で観客席に向かってお披露目)、
理科部はペットボトルロケットを飛ばしながらトラックを走り(後半の走者はロケット回収係)、
文芸部は薪を背負って本を読みながらトラックを走るのだ。
勿論、各部ともユニフォーム着用、理科部に至っては白衣着用である。
普段一堂に会することがない人間たちが、「これぞ○○部」という格好で
グラウンドの中に勢ぞろいしているわけだ。揃い踏みである。
ある意味お祭り的な競技なのだが、それでも一応勝負は勝負であり
殆どの部が「いかに観客および他部の連中にウケて、勝つか」で頑張った。
リレーの本家・陸上部なんか普通に走ればダントツで勝てそうなものだが、
なぜかトレーニングの「腿上げ走り」でトラック半周を走っていた。
(だから陸上部より文芸部の方が速かった)
当時、このお祭りに萌えて燃えていたのは自分だけではない筈だ。多分。
今思えばある意味目の保養になる光景だった。
もう十年以上前、懐かしい学生時代の思い出。
あぁ、うちの学校にもあった、そのリレー。
水泳部が海パン一丁で、「雨乞いの踊り」を踊りながらリレーしていたのがいい思い出。
そんな水泳部男子のバタフライパンツを、写真部が接写していたのもいい思い出。
>>650-651 卓球部の4人を想像すると萌える
4人でわーぎゃー楽しそう
なにげに難しそうだけど
うちんとこは、各部ユニフォームあるところはそれ着て、たとえば
剣道部は竹刀、とか、各部の象徴的なアイテムがバトンだった。
文化部対運動部の部分は、運動部がハンデつけるだけで、
陸上部がかなり後ろからスタート。
>>650や
>>652の所みたいに徹底したお祭り爆発リレーってわけじゃ
なかったから、羨ましいなぁって今さらながら思うよ。
>>650のとこの運動会ぜひ生観戦して萌えたかったな。
うちの学校は劇部が
逆ミス学校の先輩にチャイナ服、ミスター学校の先輩に白衣着せてたなぁ。目の保養ですた。
その年の劇部の男子はイケメンが多かった
自分のいたアニ研の先輩(男)はなぜかセーラー服を着て走っていたな。
顔がジャニ系で細身の人だったんで普通に違和感なく出来上がっていたが
ミニスカの下からトランクスを見せていた。男ですよアピールだったんだろうか。
そしてうちの指定はブレザーだったので、そのセーラーをどこから持ってきたのかも謎。
やるなそのアニ研www
うちの学校は部活動対抗リレーは運動部しか出なくてしかも真面目に走ってた。部費少しでも多くもらうために。
つか体育祭自体ストイックに体育してたから盛り上がりはするけど殺伐としてたなぁ。ウケとかなんもない。上位3クラスは購買券が200、150、100円分貰えるからみんな必死だったwww
いいなぁ。夢が広がる体育祭。
とりあえず踏まれるわ。
ベビーパウダー
ベビーパウダー萌の私が通りますよ。無邪気にはたきあってもいいし、おかあさんとこどもみたいでもいい!
情事のあと、暗闇の中彼の背中を撫でるとザラリとした感触があった
蒸し風呂のようになっている布団の中、汗みずくの二人
私はもう一度だるい腕を動かし彼の背中や肩を探る
「どうした?」
耳許で低い声がする
「背中…、汗疹ですか?」
彼は営業を生業としているから、ここ一月の蒸し暑さで大量の汗をかいたのだろう
掌にわずかに引っ掛かるその感触を何ともなしに楽しんでいると、顔に口づけが降りてくる
「もう…まだですか?」
「お前が触るから」
「また懐かしい物持ってるな」
翌朝、私はシッカロールを用意して彼の入浴が終わるのを待っていた
「汗疹にはこれが気持ちいいんですよ」
さあ背中を向けてくださいと言うと、彼にしては珍しくやや緊張したようにぎこちなく後ろを向いた
「何緊張してるんです。ただのシッカロールですよ」
「しっ…?ベビーパウダーは苦手なんだ」
「何故です」
言いながらも、パフに薄く粉を取り軽く押さえるように塗っていく
「小さい頃な、おふくろにめいっぱいはたかれて粉だらけにされていたから苦手なんだ、それ」
真っ白になった幼い彼を想像して、思わず笑ってしまう
彼はそんな私を小突いて、でもまだ緊張した面持ちで神妙にしている
「はい、終わりましたよ」
さらさらになった背中を一撫でし、軽く叩く
正面を向き直った彼は、珍しいものを扱う手つきでシッカロールの紙缶に触れた
「俺がお前に落ちたのは、これのせいかもしれないな」
「どうしてです」
「どの女より、懐かしいにおいがした。それがお前に興味を持った切っ掛けだから」
スゲェェェまさかベビーパウダーで萌えるとは思わなかったGJ!!!
真っ白な彼カワユス
懐かしくてGJ!
うひょー萌えた。
友達に髪の毛結って貰ったときみたいな、くすぐったい感じがする。
GJ!
GJまわし
ありがとう、萌えたよ
シッカロールにまみれながら踏まれます
腐兄
残念まわし
最近多いね(´・ω・`)
つかこのスレ平均年齢どんくらい?
ちなみに私は22なんだけど
ざんねんまわし。
旧まとめにつながらないよまわし
おりゃ
流された後にネタが浮かぶとちょと悲しいまわし
ドーイまわし
まわし
踏みなされ
679 :
風と木の名無しさん:2007/05/10(木) 23:15:35 ID:SBuHcY7H0
脱糞
「しかし雅之くんも大人になったねえ」
おっとりとしみじみと話し出す恭介さんに、オレはわずかに心の中で身構えた。
この人がこういう話し方をするときには、必ず何かある。
「そうですか?」
素知らぬ顔で応じながら、オレはそっと恭介さんのシャツのボタンに手をかけた。
せっかく隙を見て押し倒したのだ。このまま何もしないわけにはいかないだろう。
笑顔のままだった恭介さんは、その動作にわずかに眉根を寄せた。
同意の上ではないとわかっていても、この欲求は収まらない。
前々から想いを告げていたにも関わらず、のらりくらりと変わらされて、
それならいっそ離れてしまいたいとも思ったほどだが、それを恭一さんは許してくれず。
このまま何もないまま、一緒にいるのが僕の幸せなんだ、と笑った笑顔はとても素敵なものだった。
だが、それではオレが蛇の生殺し状態だ。
ビバ実力行使。
ボタンを全部外し終わっても、恭介さんはやんわりとした抵抗しかしていない。
これならいける。むしろ、待たせていたぐらい?
そんなことを考えて、頭もそして下半身もヒートアップするオレに、
恭介さんはにこにことしたまま美声を紡いだ。
「1995年5月11日。君が7歳の頃だったね」
その言葉に、オレの手はぴたりと止まる。
恭介さんは懐かしむように目を細めたが、オレにとってはもっとも忌まわしい記憶だ。
「漏らしてしまったと君が泣くから、てっきりおしっこの方かと…」
「わああああああ!」
形の良い唇から出る単語を遮るように、オレは大声を出した。
しかし、恭介さんはさらりと続ける。
「あのときは大変だったんだよ?僕も中学校上がって間もない頃だったし…。
叔父さんや叔母さんにばれないように全部片付けるの」
「ううう…」
オレの両親に悟られないようにしてくれた恭介さんは、その当時オレの神だった。
小学校一年生で恥ずかしさで死ねるかも、という感情を持った始めてのことだ。
よもやこれからというときに、そのことを突きつけられるとは。
「動けなくなってうずくまってた君がねえ、僕を押し倒すなんて…」
大きくなったんだね、と笑う恭介さんを拘束する力は、もうオレには残ってなかった。
カウンター攻撃が一撃必殺技とは強すぎる。
「さ、続けるならどうぞ。まだまだ君の思い出話あるからね」
「遠慮しときます…」
その思い出話が、どんな思い出話か考えるだけで背筋が凍る。
「そう?…ん、萎えたみたいだね、良かった」
爽やかな笑顔の恭介さん。
だけどオレの状態を確認するのに、股間タッチはやめてください…。
GJ!萌えツボどんぴしゃでどうしよう。
ガンバレワカゾー×余裕大人は大好物です!
このまま押し切ってもやらせてくれそうだが、脅しのネタにされそうな所もまたイイ!
ガンバレワカゾー×余裕大人
なるほど私も大好物ですニラニラ萌えた!!
何より姐さんのお題クリアスキルに脱帽GJ!
もはや萌なんて超越してるこれは…ツボ過ぎ
股間タッチとかどんだけ余裕
歳の差イイ!!(・∀・)
GJ!
この後下克上で
余裕大人×ガンバレワカゾー
になれば最高にイイ!!(・∀・)
今回も絶対流れると思ってたから余計にGJ!!!
>>686 私もそう思ってたw
萌えたよ、ありがとうありがとう姐さん天才だ
本当にGJ!!
まわし
かわいいでっかいワンコ受
囚われの王子様
そのうちストライクゾーン1センチ単位で投げ分けられるよ
少なくとも将棋盤くらいには
残念まわし
わんこ受け、興味はあったけどネタがでなかったorz
「せーんぱーい!トーモせーんぱーい!!」
俺を呼ぶ脳天気な声と、いきなり背中に強い衝撃。
図体でかいんだから全力タックルだけはするなと何度言えば解るんだこの馬鹿、と怒鳴り散らしたいところだが、その前に廊下の床へとノーガードで顔面からダイブ。衝撃を受けた肺が潰れ、ぐへ、と妙な声が出た。
「やーっと追い付いたー!何で逃げるんスかトモ先輩ー!」
ぐるん、と視界反転。俯せで倒れたのを仰向けにひっくり返されたと理解できるまでに少々時間がかかった。
あぁこれはアレだ。『ダメ犬しつけ大作戦』とかの特番によく出てくる、人間大好きで落ち着きのない犬。こっちがどんな状況かなんてお構いなしにじゃれついてくるおバカな大型犬。
そんな事を考えていたせいか、目をキラキラさせて心底嬉しそうにこちらを覗き込むバカハルの頭に犬耳(レトリバー風垂れ耳仕様)を幻視した。あぁ衝撃で頭おかしくなったかな俺。
「へへへー、似合います?」
「……って、マジでくっついてんのかよ!」
思わずビシッとツッコミポーズを決めながら跳び起き、不肖の後輩の姿をまじまじと眺める。視線を受け『尻尾もついてんっスよー』なんて得意げにくるんとターンしてみせる。
何というか、似合うとかいうレベルを通り越して自然すぎる。尻尾がぶんぶん動いていないのが逆に不自然なくらいに。
……まぁ、その自然さのおかげであまり妙な感情を刺激されたりせずに冷静に応対ができるわけなんだが。
「で、何なんだその浮かれたカッコ。何かの余興か?」
「なんか『似合いそうだから』って渡辺たちに付けられて……あ、忘れてた!」
ぽん、と手を打ってハルが差し出してきたのは赤い首輪。
「『これは飼い主に着けてもらえ』って言われたんで、先輩のコト探してたんスよ?」
「……待て。俺がいつお前を飼う事になった」
「うん、だからですねトモ先輩」
一旦言葉を切って、ハルはじっと目を合わせてくる。やっぱりキラキラした目で嬉しそうに笑いながら。
「これから俺の飼い主になってくれません?おっけーならそれ、つけてくれるってコトで」
言われた俺としては「公衆の面前でなにをとち狂った事をぬかすかバカ!」と叫んで渾身のボディーブローを喰らわせて逃走するしかなかったが、とりあえずしっかり首輪は預からせていただいた。
ワンコキャラ大好物です超萌えでした
そんで夜にはその首輪でご主人様と犬ごっこするんだろ!!!なんて破廉恥な!(*´Д`)ハァハァ
GJ!
夜はもちろん下克上
GJ!わんこ可愛いよわんこ。
さりげなく周知の事実的な飼い主とわんこ関係に萌えた。
かわいいなぁ、この受も攻も。
>693GJ
GJーまわし
チンポオオソウジ
「昔からコンニャクは男の砂おろしに良いと言ってな」
彼がこんなとき特有の、知ったかぶりの口調で話し出す。その視線は手つかずのままの
箸休めのコンニャクのピリカラ炒めに注がれている。
今夜の夕食担当は彼だった。残されるのがそんなに嫌なのか。
俺がコンニャク嫌いなのを知っての上で出したのだから、この結果はわかっているだろうに。
「男に言及した上でその話って、コンニャクオナニーの話だよね。
コンニャクに突っ込んで、チンポにたまった砂をオオソウジ」
あくまで直接的な表現で返す。
「あれを体験すると、逆にコンニャクは食べられなくなるだろうね」と笑って続ける。
彼が赤面する。
「……お前、やっぱり…やっぱり…なにかに入れたいのか?」
「さあね」
もっと悩めばいい。そしてそのうち、自分の身体を提供すると言い出せばいい。
彼に抱かれるのは楽しいし、彼の手と口から受ける刺激で充分な快楽を得ている。
けれど。
……彼をずっと抱きたくてたまらないのだから。
あっちの意味かと思ってたけど、GJ
本当にちんぽの掃除とはwwGJ!
703 :
風と木の名無しさん:2007/05/13(日) 00:23:43 ID:D6V29BIf0
絶対また流れるかと思ってた
早く抱かれてあげてください
私も流れると思ってた
姐さん仕事早ぇ!w
下克上萌えーガンガレ!
まわしますよー
夜ごとに攻守交代してはいかがでしょう
GJです
チンポ(ゲ)オオソウジってトリビアの…ww
そのままで来たか!GJ!
じゃ踏み台
ちんぽおおそうじww
「領収書下さい。」
「お前まだそんな細々と領収書集めてんのかよ。」
珍宝は昔から気持ち悪いほど几帳面な奴だった。
小学生の頃からお小遣い帳を付け出し、高校時代には生徒会の会計も務めていた。
高校の時に一緒に遊びに行ったときには自販機で買ったジュースですら記録していた。
まぁ言ってみればケチ、だった。金持ちの癖に。
「食事代も経費で落とせるんだよ。こういうのを集めとくと後で役に立つしね。」
え、領収書があったら何かいいことあるんだ。知らなかった。
そう言えば珍宝は昔から頭もよかった。一流大学卒で一流企業に入って、25歳で役職持ちだもんな。
「でも折角のおごりなのに領収書取られたらあんまご馳走になった気しねーよな」
「ばか、御荘寺お前が……ニートの癖によく言うよ」
しかも性格もきつい。人が気にしていることを…。もう少し慰めてくれるとかしてくれたらいいのに。
「お前はもう少し俺に優しくするべきだと思う」
「住み込みでハウスキーパー、探してるんだけど。」
「え、うそ。…おいてくれんの。」
こいつやっぱ、優しいかも。
「いいの?でも俺、なんにも出来ないよ。掃除とか、料理とか」
「掃除も料理も俺が得意だからいいよ。 まぁ若干肉体労働を…」
「え?何か言った?」
「いや、こちらこそ、よろしく。」
鈍い御荘寺は一向に気付かない。
珍宝が小遣い帳を付け出したのは御荘寺があげたプレゼントだからだったし、
高校時代からケチだったのは御荘寺が「将来結婚するならやりくり上手の倹約家がいいな〜」と言ったからだ。
そして御荘寺がことごとく仕事を首になるのは、珍宝が裏から手を回しているからだということも知らない。
遂に今夜、自分が頂かれてしまうということにもまだ気付かない。
トリビアを踏まえつつ敢えてすかすとはw
な、なにこの健気攻め…!!!!
可愛過ぎる(*´Д`)ハァハァ
今夜大掃除されちゃうのか…wktk
ちんぽとおおそうじに幸あれ
大掃除しながらまわすぜ
こぇぇwww一体何年掛けて落としてるんだwwwGJ!
最近三人くらいしか住人いないキガスまわし
同じネタ続いてどうなるかとオモテタ。よかったーGJ
GJーまわしー
チャリで2ケツ
背中に感じる相手の体温とか
肩から胴へとおずおずと回した腕とか
いつもより重たいペダルが、幸せの重みなのだとか
横座りなんか女の子みたいで嫌だとか
けど股関節が痛いとか
からかったらぶつけられた、華奢だけど逞しい拳の固さとか
腰やらあらぬ辺りの鈍いだるさとか
仲良いなぁ、と冷やかされたり
普段、思っているより広く感じる背中とか
ふざけてて、チャリごと河原へと滑り転がっていった事とか
パンクしたチャリを、
ジャンケンで交代でひいて歩いた事とか
コラ!二人乗り止めなさい!とお巡りさんに怒られた事とか
喧嘩して無言で、それでも二人乗りの帰り道とか
声が聞こえなくても、触れ合った場所の振動で
笑った事が分かったり。
向き合って、お互いの顔が見れない事はもどかしかった
でも二人、頬にうける風は気持ち良かった
見つめ合わなくても、心が通じているのを感じた。
だからサヨナラも
いつものように、こうして。
721 :
風と木の名無しさん:2007/05/14(月) 07:36:56 ID:q/0Nt6n/O
GJ!!!!!!!!
チャリで2ケツっていいなぁ。青春だなぁ…。
青春、なにもかもみな懐かしい…orz
G,GJ!
そして数年後にひょんなところで偶然会うんだよ
顔が見えないもどかしさってのが、なんかキュンとくる。
もどかしくても幸せなんだなー。
GJ!
喧嘩して無言でそれでも二人乗りの帰り道
に禿げた。なんかいいよね、こういうの。甘酸っぱい。
GJ!
青春だなぁ(*´Д`)
10年後くらいに再会しちゃえばいいよ!!
GJ!!!
太陽と夏草のかほりがするよ青春GJ!
まわし
優しく踏んで…アッー
俺様ヘタレ攻め×腹黒受
まわし
mawashi
732 :
風と木の名無しさん:2007/05/17(木) 01:04:34 ID:QNshkvG10
まわすな
>1 を嫁。
…もしかして*9描と間違えた?
734 :
風と木の名無しさん:2007/05/17(木) 03:03:47 ID:BiCnV7G10
クールだが面倒見はいい身長190cmノンケ攻×身長168cm一途ノンケ受
健気視点で以下どーぞ。
---------------------------------------------------
第一印象は「背が高いな・・・いいな」だった、と思う。
私は男にしては小柄だ。
子供の頃虚弱体質だったせいなのか、身長が168cmしかない。
すれ違う女の子の顔が私より上にあったりするのはよくあることで
・・・子供の頃はよくそれでいじめられた。4歳年下の妹と体格が同じだったから。
そう、コンプレックスから来る憧れ、それだけのはずなのに。
彼を見るとときめくのは、何なのだろう。
「おい、手が止まってるぞ」
「――あ、ごめんなさい」
慌てて鑑定の済んだ宝石をトレイに戻し、次の石を手に取った。
「大丈夫か?」
「え?・・・ああ、なんでもない。ちょっとぼんやりしただけ」
まさかあなたのことを考えてました、とは言えない。・・・って、なんだそりゃ。
「いや、・・・お前は細いからな。この暑さでやられたかと。ちゃんと食べてるか?」
「もちろん」
「そうか」
ぶっきらぼうなのに、何かやさしい。
こんな瞬間、私の体温は急上昇するような気がする。
735 :
風と木の名無しさん:2007/05/17(木) 03:05:13 ID:BiCnV7G10
黙々と作業する彼を見ているうちに、ふといたずら心が沸いてきた。
「女になって、彼女になろうかしら♪」
「彼女?」
「そ。あなたの♪」
「馬鹿」
ばし!と紙の束が頭を直撃した。
「そんなことが言えるってことは、元気はあるんだな。はい、仕事」
頭を直撃した紙の束は、書類の束だった。
「今日中にそれ仕上げろよ」
「はーい」
番号すぎてた・・orz
乙だが734も1嫁
投下しきってから気付いたのか
とにかく踏め
うなじ舐め
「着物ってのは日本の文化の至高だと思うね」
ぐぃ、と日本酒を呷ると、金髪碧眼の男が言った。
彼の目線は、向かいに座る、黒髪の青年に向けられている。
「これは浴衣ですけどね」
何故、情感たっぷりの旅館の一室で男同士で酒を呑まなきゃいけないのか、と彼は溜め息をついた。
目の前の、傲岸不遜厚顔無恥、という言葉がぴったりなこの男に、強引に連れてこられてしまったが、別に僕じゃなくても。
大学には、こいつに誘われたら何処へでも、なんて女の子がいっぱいいるのに。
まぁ、確かにこんな高級な旅館、彼に連れてこられなかったら一生泊まることなんて出来なかっただろうけど。
和紙で出来た丸いランプの、柔らかい光が、ほのかに室内を照らす。
窓から見える庭も、趣があって素敵だ。
「浴衣だって着る物、着物だろう、キク」
「キクはやめてください」
質問には答えず、彼は眉を顰めた。
黒髪の青年は名を菊という。女みたいな名前が嫌で他人には名字で呼ばせているのに、この一年先輩の留学生だけは、何度言ってもキクと呼ぶのをやめない。
「しかしお前、本当に似合うな」
彼はまた菊を眺めると、旨そうに酒を呷った。最高の酒の肴だ、とでもいうように。
無遠慮な彼の視線に、菊は落ち着かない。
「黒髪と白い肌に良く合ってて神秘的だ。綺麗だ。」
「神秘的って」
菊は呆れて彼を見た。不断あれだけ喋ったり巫山戯たりしているのに、神秘的はないだろう。男に綺麗だもどうかと思うが。
「なんだ文句があるのか」
「いいえ」
菊は澄まして答えた。酔っ払いに絡まれては堪らない。
本格的に酔う前に、そろそろ酒を取り上げなくては。
本田菊?
ヘタリアの人ですか?
「…アル、あまり呑み過ぎると温泉に入れませんよ」
「なに、温泉」
「そうです、酔ってお湯に入るのは危険です。このまま呑むなら、貴方は折角の、温泉に入るチャンスを逃してしまいます」
菊の作戦は効いた。彼は即座にお猪口を机に置くとすくっ、と立ち上がった。
「キク、温泉に行くぞ」
「え、でも僕はさっき」
「いいから行くぞ」
この旅館に来た時と同じく強引に腕を掴まれる。
流されやすい彼は、戸惑いながらも結局もう一風呂浴びてしまった。
満足そうな彼を見て、菊はげんなりする。こんなヤツ湯中りしてしまえばよかったのに。
部屋に戻ると、既に布団が敷いてあった。
それはいいのだが、何故か縁をぴったりくっつけてある。
どうやら、ここの仲居さんには酷い誤解をされてしまったようだ。
菊は暗澹たる思いで、二つを離す。
「どうした」
後から部屋に入ってきたアルが、そんな菊に、不思議そうに尋ねた。
「…なんでも」
「そうか」
アルはあっさり頷いて畳に上がった。
「キク、もう一杯呑むぞ」
「まだ呑むんですか」
菊は驚いて目を見開いた。やっと眠れると思っていたのに。
「あと一杯だけな」
アルは既に冷蔵庫からビールの缶を二本、取り出していた。
菊は仕方なく受けとって、ちびちびと舐めるように味わう。
対照的に、アルは、先ほども結構な量を呑んでいたとは感じさせない呑みっぷりだ。
菊は、酒を呑めるから偉い訳ではない、と思いながらもなんだか情けなくなって彼に背を向けた。
アルはかなりのピッチで呑んでいる。
一杯だけ、といいながらもう二杯目である。
さすがに、彼もかなり酒が頭にまわってきていた。
ぼうっとした頭で、菊を眺める。
アルはこの一歳年下の彼を気に入っていた。
礼儀正しく温和で、手触りのいいさらさらした美しい黒髪と、宝石のように輝く瞳。
まさにアルの思い描いていた、理想的な日本人だ。
彼の浴衣姿はまさしく眼福であった。それだけでいくらでも酒が呑める。
特に、俯き加減に向けた背中の、襟から覗く白い肌。
ほっそりとしたうなじは、湯上がりと酒のため、ほんのり桜色に染まっている。
照明の影響もあるのだろうか、菊はただそこにいるだけなのに、いやに艶かしく、煽情的だった。
アルは花の香に吸い寄せられる蝶のように、ふらふらと菊に近付いた。
背後にしゃがみこむと、肩に手を置く。
次の瞬間、彼は予期せぬ行動に出た。
ぺろり。
「ひっ!」
菊は総毛立だった。
うそ、ちょっとまて、今、僕、所謂貞操の危機!
一瞬気が遠くなった。
もがいて抵抗しようとするが、強い力で抱きすくめられ、逃れることが出来ない。
その間も、アルは菊のうなじに舌を這わせる。
「ぁっ…」
菊も、段々妙な気分になってきていた。
理性はこのままじゃヤバい、絶対ヤバいと言っているが、ただでさえ弱い酒を呑んだあとだ。早くも陥落寸前である。
しかしアルは、胸に手を差し込むと、その動きを止めた。
「…ア、アル…?」
恐る恐る後ろを振り向くと、彼は健やかに寝息を立てていた。
菊はそれはもう、それはもう安堵した。
良かった、助かった…!!
しかし、同時に、それを少し残念だったかな、とも思う自分がいることに気がついて、彼はまた気が遠くなるのだった。
最初740だけ読んで、
あんな風に余裕かましながら、金髪君はずっとうなじ舐めたいとずっと妄想してる…
と言う電波を勝手に受信してた
浴衣いいよ浴衣!GJ!
ただ間あけないように気をつけてね〜。
ぐるぐる
GJ!久しぶりに来たけど萌えた!
踏めばいいじゃん
夕立と雨宿り
夏。夕暮れ。
第五週目の金曜日。
不意打ちのような、にわか雨。
この条件が揃うと、学園の南門の柳の木の下に幽霊が出てくるんだって。
「まっさかぁ。そんなことあるわけないって」
「でも、歩はそういうの見えるんでしょ?」
「小学生の頃まで…な」
「じゃあ、もしかしたら会うかもしれないよ」
雨宿り、してるんだって。柳の木の下で。
傘を忘れたから、誰か入れてくれる人が来ないかなって待ってるんだって。
「じゃあ、あれか。誰かが傘に入れてあげれば成仏するのかね」
「……そうかも」
「なんだかそれも、可哀想な幽霊さんだなぁ」
そういって歩は、持っていたビニール傘を傾けて
隣を歩いているサトルの肩が濡れないように気をつける。
夏休みの部活帰り。天気予報通りの夕立。
下駄箱から南門までの距離は意外とあって
問題の柳の木まではまだ遠い。
「…でも、歩は優しいんだね」
「ん?」
「雨が降る日はいつも傘持ってるし」
「まぁ、母さんが傘持ってけって煩いしな」
そういえば、サトルと初めて出会った日も雨が降っていた。
夏休みがはじまって、最初の部活の日。
朝から雨が降っていたのに、彼は傘もささずに柳の木の下で雨宿りをして…。
「……おい、サトル」
「何?」
「お前、まさか」
「…僕ね、歩に会えてすごい嬉しかった」
「嘘、だろ……」
「トランペット、はやく吹けるようになるんだよ」
「だって、だってサトルと会ったのは第五週でも金曜日でもなかったじゃないか!」
「うん」
「だったら、ほら、違うんだろ? だってお前足あるし温かいし、触れるし!」
「うん。…でも、成仏しないと」
「するなよ!」
「…どうして?」
「だって、それは、その…だから!」
「うん」
言おうとして、恥ずかしくて声が裏返ってしまってもっと恥ずかしい。
自分でもわかるほど、顔は真っ赤だ。
けれど言わないと。目の前の彼が消えてしまう前に、伝えないと。
「サトルと、一緒にいたい…から…」
「…歩」
気のせいか、だんだんと雨音が弱まっている気がする。
遠い空の雲の隙間から、太陽の光も差し込もうとしている。
太陽に背を向ければ、七色の虹が見える。その虹を渡って、彼は行ってしまうのだろうか。
俺の不安をよそに、儚い笑みを浮かべて彼は言った。
「…うん。じゃあ、逝かない」
「サトル!」
「っていうかね、ごめんね。幽霊っていうの、嘘」
「……は?」
「歩のこと、好きだけど…だから、振られるの怖いから先に聞き出しちゃえーみたいな」
「………」
「歩、顔真っ赤だね」
「…お前も、目ぇ潤んでるぞ」
8月31日金曜日。晴れ。
ところにより、にわか雨。
まわし
乙ー
まわし。
いくらなんでも騙されやすすぎというか思いこみが
激しすぎるというか…でも微笑ましいね。乙でした。
素直なんだよ、もしくはサトルくんが演技派w
なんか爽やかな気持ちで読めましたー。
可愛くて素敵!
乙。何かほっこりした。
GJ
さぁ 踏めよ
ショタ攻め
「おじさんおじさん!これ読んで!」
10になる甥っ子の裕太が満面の笑みを浮かべて差し出して来た本の表紙を見て
俺はげんなりとしてソファに沈み込んだ。
『どすこい熊五郎/亀頭攻め愛』
…なんだってこいつはこんな本ばかり読みたがるんだ?っていうかそもそも
その本は一体どっから調達してきてやがるんだ?
「20年早えんだよクソガキ、ションベンしてとっとと寝ろ!」
本を取り上げると、ああーとかわいらしい声を上げて抗議してくる。
「だめーそれお年玉で買ったんだから返してー!」
「お年玉ならもっと人生に有意義な物を買え!」
「ゆういぎだもんーそれぼくにはゆういぎなんだもんー!」
手を伸ばして本を取り返そうとしてくるが、所詮リーチが違う。
上に掲げて取り戻そうとする手を避けていると、諦めきれない裕太が
ソファに乗り上がってきた。
「こら、ソファに足で乗るな!行儀悪いぞ!」
「なら返してよー!」
「いいかげん諦めろ!」
上へ横へと本を遠ざけようとする俺に、乗り上げるようにして
手を伸ばしてくる裕太を、片手でがっちりと捕まえると
むぐむぐと苦しがって逃れようと暴れてくる。
その押さえ込まれた中での裕太の足が、
「……っ…!」
脚の間を擦り上げた。
不自然にビクッと体を強ばらせた俺の様子を不審に思う事もなく
もがもがと暴れる裕太の細い太腿にぐいぐいと股間が擦り上げられる。
「、……ッぁ…」
「あーーっ!」
バサッ
という音がして、持っていた本を落とした事に気がつく。
力の抜けた腕から逃れた裕太が、大事な本を落とした俺に抗議の声を上げるが、
俺はと言えばそれどころじゃない。なんて声を出すんだこのバカ!俺だ!
[……もう、返してやるから部屋でひとりで読んどけ」
できるかぎり落ち着いた声でそう言って、馬乗りになっていた裕太を
ひょいと持ち上げて上から退かせると、俺はソファから立ち上がって便所に向かった。
なさけない。20も下の甥っ子に股擦られたくらいで盛るとは。
よたよたとした足取りで便所に入って扉を閉めると、蓋を閉じたままの便器に座る。
「って、うわあああ!?お前、なんで一緒に入ってんだよ!」
目の前に裕太が立っていた。せっまい個室で膝が脚にくっついてるぞ。
「え、だってさっき便所に行けって…」
「俺が終わった後でいいだろうが!すぐ終わるから待ってろ!」
半ば悲鳴のような声になってる自覚を持ちながらも怒鳴りつけると、
でも、と何故かきらきらした瞳で俺を見上げてくる裕太と目が合った。
「ぼく、ずっとおじさんが自慰するとこ見たかったんだ〜!」
色々想像してたんだけど、後ろはつかうのかなとか、尿道はいじるのかなとか!
と浮かれる裕太を前に、俺はもう何を言っていいのか分からなかった。
>760
ショタ攻GJ!!
ものすごくツボだった。そのまま色々と個室の中でやられてしまうまで妄想した。
5年後が非常に楽しみですGJ!
色々想像してたのか…
足で刺激もなんだか確信犯っぽいしスエオソロシス
おじさん頑張れ!もちろん性的な意味でも頑張れ!
まわしまわし
きみといたまわしのために
じゃあ踏んで踏んで!
オカマ受け
お流れかー…回し
mawasi
残念まわし
残念
まわしんぐ
林間
801で語られていない萌えって何だろうなぁ。
幕末・平安・戦国は結構あるんだが、お江戸ってあんまりないよね
まわし
おまわし
778 :
風と木の名無しさん:2007/05/21(月) 01:37:59 ID:skRuifHY0
>>776 江戸時代は髷だからな…。
坊主萌えやらそういうの萌えの人もいるでしょうけど、
自分はあんまり萌えられん。
それはともかく人がいない。
踏んでくれ。
ピアニスト×ヴォーカリスト
「ピ、ピアニスト……! お前、俺をこんな所に連れ込んで一体どうする気だよっ!?」
「決まっているじゃないですか。あなたの穴をアナリーゼするためですよ」
「や、やめろっ! そんな所、カプリッチョしたら汚い……っ!」
「フフ……どうです、私のマウスピースは?」
「アッ……アアーッ……アレグロ、アレグロ、アレグロ・モデラートーッ!」
「嫌だ嫌だと言っていた割りに、すぐにフィーネしてしまいましたね」
「う、うるさい……放せよ! な、なんだよやめろっ! 対位法は嫌だっ……!」
「さあ、私とフュージョンしましょう」
「んんっ……耳元でドルチェなブレスを吹きかけるな……っ!」
「大丈夫ですよ。最初はピアニッシモから始めますから」
「くっ……! こんな奴に2回もリコーダーを#させられるなんて……くやしい……でも感じちゃう!」
「さあ、どうして欲しいのかソット・ヴォーチェで教えて」
「も……もっと……、フォルテシモしてくださいっ……!」
彼らのダ・カーポは一晩中続いた。
精神的ブラクラまわし
> 2回もリコーダーを#させられるなんて
朝から何読ませてくれるんじゃゴルァと思いつつ、不覚にも上記で吹いてしまった。
自分がくやしい。
是非、電波スレにいらして欲しいわ
今まで見てきた中で一番ツボったwww
萌えはしないけどw
噴いたwwwww
たまにはこーゆーのもアリだと思ってしまったwwwwwwwwww
こういうのが醍醐味でそw
GJ!
ちゃんと用語調べてこよう…λ
すごく楽しかったよ!
ニラニラしてしまった…
穴をアナリーゼってなんだかすてき。
まぁ踏め
ミ/ス/タ/ー/ド/ー/ナ/ツ
まわし
悪意があって*0に書き込んでる気がしてならない…
まわし
残念まわし。
いったん離れてたのは
>>790みたいなのが増えたり
感想も書かずに回ししたりするひとがいたからなんだよな。
もう住人も入れ替わったかと思ったのに、まだなんかいるらしい。
素敵にお題を消化する姐さんもいっぱいいる中で
これは悲しいし悔しいよ。
うるさいな
どうした?牛乳でも飲め
久しぶりに牛乳のみたくなってきた
銭湯のフルーツ牛乳は美味しいですよ
もう何年も飲んでないけど今度田舎帰ったら飲みたいな
銭湯のフルーツ牛乳はおいしいな!でも最近銭湯を見かけなくなった…スパならたくさんあるけど。
さあ踏むといい。
近親相姦!
「ハ……父さ…ん…ッ」
「涼…」
父さんに触れられる所は徐々に熱を帯びて、掌の中で波打ち始める。
「ゃ…ッあ!…駄目…ダメ…!!」
「“駄目”じゃないだろう、“イイ”だろう?」
「ん…イ、イ…」
「良い子だ」
大きな掌が上下に行き来する度僕に何かの限界が迫る。
「あっ、あっ、父さん…何か、何か来る…!!」
「いいぞ、涼。出しなさい」
「ぅ…ぁ…出ちゃ…!ああああぁぁっ!!!」
――――――………
………――――――
僕のアソコから出た白いものを父さんは手に付けると、何を思ったのか僕の口に無理やり指をねじ込む。
「ッ〜?!!!…うぇ…マズい…」
「だろうな」
「知っててやるなんて酷いよ!」
「ハハハ、涼の反応が見たくてな。すまんすまん」
本当に酷いや…。
「もう、父さんのバカ!」
「はいはい」
「いつか仕返ししてやるからな!」
「そりゃ楽しみだ」
「〜〜〜〜ッ」
絶対、やってやるからな…!!!
あーれー
まわし
リクなし?まわしちゃうよー
801リクがお流れなんて珍しい。
気付いたらまとめサイトにいらっしゃいでいいんじゃないかな。
どうせ次の801まで1000レスもあるんだし。
ではまわし
800さんGJでしたー!
どうぞー
飛んでいくよ
>54
オリジン動画見てきたけど、確かに飼う不満でてるね
1やったことないんだけど、いやみっぽいえせジェントルマンぶりにwktkしてきた
いまさらだけど一緒に正座させてくれ
あの日、珍しく里に見知らぬ子供が紛れ込んでいた。乞われるまま、ひらりと麻を飛び越えてみせると、
まるで鳥だと言って、その子供は目を輝かせた。いずれ我らの主君となられる方だと、兄から聞いた。
かれこれ二十余年も昔のことだ。長じて忍となり、兄の言葉通りかの人に仕えることとなる、ずっと前の話。
決して忘れたことはないが、こんな時に思い出されるのが不思議でもあった。こんな時だからこそ、だろうか。
掌で押さえた傷口から、とめどなく血が溢れ続けていた。不覚をとったものだ。
確かめるまでもなく、致命傷だと判っていた。脇腹深く食い込んだ短刀には毒が塗られていた。
参ったな。独りごちた声は掠れ、語尾は囁くようであった。この分では、あと半時ももつまい。
死ぬる覚悟はあった。予感もあった。ただ、帰りを待つ主のことがひたすらに心残りだった。
生きて帰還せよと、主は繰り返し念を押した。いつにないことだった。懇願され、心ならずも約束をした。
果たして約定を違えることとなってしまったが、あの人は許してくれるだろうか。
かつて、誰かが言っていた。妹背の縁は二世、主従であれば三世に交わると。輪廻の先で出会うより、
選べるものなら今生を全うしたかった。いつか主が穏やかに生を終えられるよう、見守ってやりたかった。
瑠璃紺の空が緩やかに藍へと色を変える。世界が宵闇に沈もうとしていた。
きっと、主も同じ空を見ていることだろう。真直ぐに背筋を正して、眉の辺りに少し憂いを刷いて。
見かけより余程繊細な人だから、手飼いの忍一人の死にも、心を痛めて泣くのだろう。
脳裏に浮かぶ面差しは鮮かで、しかし触れることは叶わない。感謝も謝罪も、今は伝える術がない。
朦朧とかすむ意識の底でふと、想う男の呼ぶ声を聞いた気がした。
とりになって、かえるよ。呟いた。もう声にはならなかった。
滲むような白の月が遠く揺らいで見えた。呼吸をかぞえて目を閉じる。暗く深く、やがて完全な闇になる。
。゚(゚´Д`゚)゚。
胸が苦しいよ…切なすぎる、でもGJ
当分ほろりとした気分から抜けられなそう。
。・゚・(ノД`)・゚・。
萌えたし泣いた。GJ!
GJ!。・゚・(ノД`)・゚・。
しかし誤爆とのギャップにwww
朝から切ない……。
朝GJ!!
可愛い感じのお題だからどうなるかと思ったけど
やっぱり死にネタなのか。・゚・(ノД`)・゚・。
はい回し
。・゚・(ノД`)・゚・。GJウワーン
誤爆とのギャップがおみごとGJ
。・゚・(ノД`)・゚・。
お互いに向ける感情が恋だと気付いていない二人で
「なあ、俺病気かもしれない。さっきからやたら動悸がして顔が熱い」
「麻疹じゃねえの」
「違うって!ここ何ヶ月、時々こうなるんだよ。もしかしたら何かヤバい発作かもしれん」
「ちょっと額かしてみ。……熱は無いな。気のせいだろ」
「嘘だ。絶対ある。お前の体温が高いんだ、きっと」
「――そういえば、心なしかさっきから動悸が……てめぇ、移しやがったな!?」
「まさか、空気感染……?なんという強力なウイルス。これは間違いなく新種」
「えんがちょ。これ以上近付くな汚染物質め」
「ひでぇ。親友に向かって何という暴言を」
「あー、なんか本当に熱っぽいから帰って寝るわ」
「この上シカトかよ」
『もしもし、俺。今どこだ?』
「さっき駅に着いたとこ。何かあったのか?」
『あのさ。お前が帰った途端に治ったんだけど、これってお前が感染源って事じゃね?』
「死ね。氏ねじゃなくて死ね。そんなこと言ったら俺だってお前んち出た時から治ってんだよ」
『えー。マジで?気のせいじゃ……って、また熱出てきたかも』
「そういえば、俺も少し……」
『そうか、分かったぞ!つまり俺の感染してるウイルスA(仮)とお前のウイルスB(仮)が
接触する事によってはじめて発作が引き起こされる仕組みだったのだよ!』
「何その妄想」
『しかも携帯での会話にすら反応するとは末恐ろしい。一刻も早く学会に報告しなければ!
ああこの一秒すらも時間が惜しい!飛行機……早く学会への飛行機の手配を!!』
「……なあ、学会ってどこにあるんだよ?」
『知らね』
「もう寝ろ」
『……そうします』
「ちゃんと布団かけて寝ろよ」
『おう、また明日学校でな。おやすみー。』
「はいはいおやすみ」
ちょー萌えた!
普通に馬鹿なこと言ってるあたりがいい!
こういう二人はほのぼのずっと一緒にいるといいよ!
バカカワユスwww
ずっとこうやっていちゃこいてれば良いとおもうよーGJ!!
アホ萌。仕事はやいしGJです!
ふふふ楽しいwww
かわゆすぎる(*´Д`*)ハァハァ GJです!
まわし。
二人とも可愛い!!(´Д`*)
朝から萌えたわ〜
GJ!
おはようまわし
↓どぞ。
階段
男はもう半世紀以上の間、その四七〇段の石段を毎日のように上っていました。
上り詰めた先にある寺の境内はひっそりとしていて、明け方は霧深く、まるで雲の上にいるようでした。
とある山間の小さな村にある、四七〇段の石段を持つ古い山寺。
そこに、男が恋焦がれる、美しい人はおりました。
男がまだ少年の時分、ひと目で恋に落ち、その日からこうして石段を上り続けているのです。
まだ人の寝静まる暗いうちに家を出て、皆が畑仕事を始めるまでには村に戻る。
そうして夜明けの数時間を恋人と共にするのが男の幸せでありました。
しかし、長い年月で苔生し磨り減った石段は、いつも湿っていて滑りやすく、最近では何度も踏み外し、手をつかずにはいられません。
数歩上っては休み、また数歩上っては休み、かかる時間と息の切れることに、男は自らの老いを感じていました。
あと何年、こうして会いに来ることができるか…不安に思った男は恋人に言いました。
「私はもう歳をとってしまって、明日はこの石段を上りきることはできないかもしれない」
だから「あなたが、下りてきてはくれまいか」と。
麓で共に暮らすことはできまいか、と。
男は願いましたが、恋人はただ黙っているだけでした。
初めから、無理なこととわかっていました。
美しい人は、御堂の裏手にある洞窟に彫られた弥勒菩薩だったのです。
その日はひと際重く感じる足を引きずるように、男が石段を下り麓の村に着くと、同時に雨が降り出しました。
雨は次第に強くなり、夜になっても止む様子はありません。
このまま降り続けば、明日の朝は寺へ行くことはかなわないでしょう。
若い頃ならば台風の日にも無理をして会いに行ったものをと、男は悲しくなりました。
雨は明くる日も明くる日も降り止まず、とうとう一週間目の朝のこと。
ズズズッという地響きがしたかと思うと、次の瞬間、寺のある山が地すべりを起こしたのです。
ドーンと大音響と共に土砂が押し寄せ、村の山寄りの数件を一瞬にして飲み込んでしまいました。
その中には、男の住む家もありました。
大きな音に男が目覚めると、身体が半分土に埋まった状態で身動きが取れません。
何とか首だけ動かして側を見れば、なんとあの弥勒菩薩が半分土の中に埋まったまま、男のほうを向いているではありませんか。
盛大な「エヘ、会いに来ちゃった」というお話。
ちなみに、不幸中の幸いか、思いのほか土砂が浅く救助も迅速だったため、命を落す村人は一人もいなかったそうで。
おしまい
何日も会えなくて寂しかったのか…
行動力に感服です。かわいいお話GJ
下から二行目に噴いたww
豪快な弥勒菩薩GJ!
可愛いな。最近「会いにきちゃった」シチュってあまりないかもしれん。
萌えたwwwww
菩薩様可愛いな。
こういうお話好きだな。萌えたよ。GJ!
シリアスに感動してたら「エヘ、会いに来ちゃった」で癒されまくったwww
最後の二行吹いたwww
菩薩様のアグレッシブな行動にGJ!
エヘ、踏まれにきちゃった
フェラ勝負
「ルールは?」
「一、手を使わない」
「はい!足はいいんですか?」
「訂正。口以外使わない」
「はい!言葉攻めはアリですか?」
「ナシで」
「了解」
「二、早くいかせた方が勝ち」
「意義あり!イク時間には個人差があると思います!」
「まあ、お前は早ろ「個人差があると思います!」
「んじゃどうやって勝敗決めるんだよ」
「早くいかせたから巧いってわけじゃないだろ!」
「個人差とか言い出したら、被験者同じじゃないと比べらんないぞ?」
「だけど!」
「第三者よんで決めてもらうとか?」
「却下!」
「だって公平な判断となるとやっぱり」
「断じてNO!」
「ならお前が自分で自分の咥えるか?」
「いや、さすがにそれは無理」
「となるとやはり誰か他の」
「ダメ!絶対ダメ!!俺以外とはやらせません!」
「俺もお前が他の奴の咥えんのなんて許可しません!!」
「う……うん」
「で?」
「え?」
「早くいかせた方が勝ちでいい?」
「…はい」
なんだこの2人www
テラカワユス(´∀`*)
こういうちょっとアホっぽいの大好きだ
フェラ勝負で言葉攻めってどうやるんだよww
アホカワイイなGJ
面白かった(‘ω‘)
どっちが受けかは好みでしょうがcoooool!に反撃イイ!!
しかも愛が感じられる。
そりゃ、銜えたまま喋るなってやつなのでは?<言葉責め
良い意味でアホカポーごちそうさまでした
おはようまわし。
アホカワユスwww乙!とまわし
攻よりでかく成長したかわいい受
ざんねんだけどまわし。
まわしんぐ
まわまわし
853 :
風と木の名無しさん:2007/05/29(火) 23:23:57 ID:/qzfEbMv0
まわっすぃんぐ
まわします
人がいるんだかいないんだかわからんスレだw
hitogainai
mawasunaraimanouti....
mitayooooo
じゃ!私を踏んで次の方ドゾー!
鼻歌
860 :
超展開注意:2007/05/31(木) 03:02:19 ID:zyYARr4H0
1出会い
団長が連れてきた新しいシナリオ書き、それがカキだった。
うっとうしい前髪の下と眼鏡の下に隠された顔は別に美形なんかじゃなく、
神経質そうな目が光っているだけ。なんか怖い奴だなあ、というのがモモのカキに対する第一印象。
あ、百田だからモモで、垣根だからカキね。のちのちホモなのに果物とか言われるんだけど。
その後、カキの書いてくれた台本を見てびっくりするわけだが。
え、こいつこんなにめろめろのどろどろ書いちゃうの、なんて。
なんか哲学系とかパラドックスとかもっと他にもあるじゃん、カキに似合う系。
気になったら行動。俺のポリシー。
「メロメロでどろどろ、好きなんだ?」
劇団の事務所(っていっても、団長の家なんだけど)で、何やら書いているカキの前に座って聞いてみる。
「ああ」
目線もくれないできっぱり答えが返ってくる。
「おれも結構好きよ」
にこにこ、にこにこ、音がしそうなほどの笑顔でモモはカキが顔を上げてくれるのを待った。
が、カキはノーリアクション。全くの無反応。
結構長い時間がたったあと、モモの携帯が無情にも稽古の時間を告げた。
「じゃ、またね!練習見に来てね!」
にこにこしたまま、立ち上がるとなぜかカキも立ち上がる。
「へ?」
すたすたと自分より先に事務所を出て行こうとするカキに驚いて、モモはあわてて追いかける。
「どしたの?、どこいくの?」
事務所に施錠して、靴をつっかけたままのモモはエレベーターホールでカキに追いついた。
「お前らの練習を見に行くんだ」
「なんだ、じゃ、一緒に行こう!」
また思いっきり無視されるかと思ったら、無言だけど一緒に歩調を合わせてくれている。
なんだか嬉しいなあ、うれしい、心からにこにこしちゃう。
外は俺の心を映したような五月晴れ、風が気持ちいー。
「おい、鼻歌をやめるか小さくしろ。人が見ている」
「あ、ごめん。オレの癖なんだ、きもちいいとすぐ鼻歌歌っちゃうんだよなあ」
2 結果というか
一年前、劇団を主宰している知人にブリッジ土下座という曲芸を見せらて、しぶしぶ台本書きを引き受けた。
好きなように書いていいといわれたから、劇団員の写真も見ずに好み丸出しの台本を書いた。
対した興味も無く、何となく見に行った劇団の稽古は良い意味で衝撃的だった。
ブリッジ土下座野郎は、もともと高慢で狡猾な家長であったかのような演技をし、
メールを打ちながらマニキュアを塗るという曲芸を見せてくれたギャルも、悲劇の娘になりきっていた。
何より驚いたのは、稽古場に着くまで俺にまとわりついていた鼻歌男が
見事に正義から転落し虚飾にまみれて生きる青年実業家を演じきっていたことだ。
落差は人を虜にする。
俺はそれから本業の職業ライターと同じくらい、いやそれより力を入れて台本を書き下ろした。
劇団のメンバーはその都度、見事に違う顔を見せてくれた。
しかしやはりというか、素性は全く変わることはなく、ブリッジ土下座は新しく三点倒立お辞儀を見せてくれたし、ギャルは携帯でしゃべりながらマスカラを塗っている。
そして。
「鼻歌を止めろ、頭に響く」
蒸し暑い空気が籠ったシーツの中で、何が可笑しいのかモモはくぐもった声で笑う。
「やーだ、だっておれすっごい機嫌良いんだもん、とめらんない」
言いながら、モモは掛け布団ごとカキにのしかかる。
「うわ、おい、やめないか!」
暗闇のなかモモの体と掛け布団に包み込まれ、カキは混乱する。
訳のわからない中、ただ機嫌のよさそうなモモの鼻歌だけはしっかりと聞こえていた。
「まさか、カキさんとヤれるなんて俺ってちょう幸せ!」
そう、なぜかこんなことになってしまっているのだ。
「俺、カキさんすきだなー」
何時かのように、劇団の事務所で向かい合ってモモと座り、一方的な彼のおしゃべりを聞くともなしに聞いていた俺は、
不意のその言葉を彼なりのジョークだと受け取った。
「ああ、俺もモモが好きだぞ」
すっと目線を上げて、ジョーク返しをしたつもりだったのだが。
なんだ、その顔は、うわ、引っ張るな、椅子が倒れる、って寝室に向かっているのか?鼻歌歌ってものすごくご機嫌だな?
ベッドに放り投げられる、顔面から着地して眼鏡が厭な音を立て、混乱しているうちに鼻歌が近づいてきて、…暗転
カキさんはちゃんとモモが好きなのか気になるけれども。
面白かった。GJっす。
危うく投下が被るとこだったorz
GJ!!!
劇団もの大好きだ!!
こういう攻めの押せ押せカプってかなり萌え〜
カキ可愛いよカキ
桃栗三年柿八年という言葉を思い出してしまった
きっと団長さんが栗がつく名字であるといいよ
そして三人でいろいろどろどろな…なところまでエスパーしてしまった
GJ!!
すごく面白かった!二人ともすごくかわいいし、脇キャラ劇団員も
いい味でこっちがにこにこしながら読んだ、萌えたよー!
今日もいちにち頑張ろうっていう気持ちになった、GJ!
>860GJ! かなりツボにハマった。団長の話も読みたいぐらいだ。
カキさんいいよーカキさん
ということでGJまわし
MAWASHI
おもらし
870 :
1/3:2007/05/31(木) 22:32:56 ID:K+orsaJd0
あぁ、こいつのこんな情けない顔を見るのは何年ぶりだろうか。
茫然自失、という四文字熟語でしか言い表せない様子の山田を、トイレの
個室に押し込んだ。洋式便器に座っても、山田はまだぼんやりとしている。
「山田。山田? 大丈夫か? …具合は悪くないか?」
気遣いながら声をかけると、山田はゆっくりと俺を見た。その目はいつもの
気の強さは面影もなく、不安に左右に小刻みに揺れている。
「大丈夫? 冷たいなら、脱いだら?」
俺がそう言うと、山田は俺を見たのと同じように、ゆっくりと自分の下半身を
見た。ズボンは裾から雫がたれるほど濡れ、高価な革靴は大雨にあたった
ように、グチュグチュと音をたてている。
「…自分で自分が信じられない…」
消え入りそうな弱弱しい声でそう言いながら、山田は頭を抱えた。
「山田、財布貸せって。ジャージか何か買ってきてやるから。
な? 誰にも言わないし、バカにしたりなんてしないから」
泣き出す前に、俺はあわてて山田に声をかけた。山田はふるふると首をふり、
「このまま…」と言いかけた。「放っておいてくれ」と言い出すかと予測したが、
すぐに「このまま俺がいなくなると困る」と思い直したのだろう。俺の目を見ない
ようにしながら、ズボンの後ろポケットから財布を取り出した。
871 :
2/3:2007/05/31(木) 22:33:52 ID:K+orsaJd0
「頼む」
「あぁ、任せとけ」
ちょっと濡れていたので、俺は財布の端をつまんで受け取った。
そんな俺の態度に傷ついたのか、山田は「ううう」と幽霊のような声を出して
頭を抱えた。あぁあんまりイジメるとまずいなぁと思いながら、俺は山田に
やさしい声をかける。
「…まぁ誰でもあることだから、落ち込まないで、ズボンとパンツ脱いだら?
濡れたままでいたら、風邪ひくだろ」
「ううう」
「別に誰にも言いふらしたりとかしないからさ? 一生墓までこの秘密、
もっていくって約束するから」
「ううう…」
「満員電車でおもらしするって、一月に一回ぐらい、どっかで起こってるって。
知り合いも、俺以外乗ってなかったんだし、気にするなよ」
「うううう…」
「まぁ…もう同じ時間帯の電車には乗れないかもしれないけれどな…」
「あああああ…」
「じゃぁジャージか何か買ってきてやるから、そこでじっとしてるんだよ?
変な人が入ってくるかもしれないから、鍵はちゃんとかけとくんだよ?」
「ううううう…」
もう日本語…というか人間の言葉を話さないほど崩壊している山田は、涙目で
こくこくとうなずいた。トイレの個室のドアを閉めるよう促すと、おとなしく閉める。
バッタンと閉まったドアの向こうから、くぐもった泣き声が聞こえてくる。
どうやら、情けなさのあまり、泣いているらしい。
872 :
3/3:2007/05/31(木) 22:36:04 ID:K+orsaJd0
…まぁそりゃぁ、満員電車であんな大量に漏らしたら、泣けてもくるよなぁ…。
もらした時のお前の顔、ビデオに録って、ご近所に配ってやりたかったよ。
お前のしょんべんに、悲鳴をあげたOLとか、舌打ちしたサラリーマンとかの
声、聞こえてたか? 特急だから、もらした後の時間も、長かっただろうな。
お前の周りがモーゼの十戒のようになったのは、痛快だったなぁ。
いっつも「何で俺がこんな満員電車で窮屈な思いしてるんだ。タクシーぐらい
乗せろ」って言ってたから、夢がかなっただろ。
後ろで聞こえる山田の泣き声は、どんどんひどいものになっていく。
あぁ、俺がもし、今朝おごってやったコーヒーの中に利尿剤入れたって言ったら、
あいつはどんな顔をするだろう。
こみあげる笑いを必死で抑えながら、俺は歩き出した。
小学校のころから、社会人になった今まで友人をやっている、俺と山田。
はたから見たら、わがまま放題な山田と、それにふりまわされる俺…のような
関係だろうけれど、実際はまったく違う。山田をおだてたりのせたりして、
俺以外とまともな人間関係を築けないようにした上で、いろいろと実験を
しているのが、俺なのだ。つまり、山田はオモチャ。
とりあえず今からは、喫茶店でモーニングを食べた後に、一生懸命探した、
みたいな顔をして、ここに戻るのだ。「朝早いから、まだ店が開いてなかった。
とりあえずパンツだけ履き替えて」と、駅前にあるコンビニで買ったブリーフを
渡してやろう。そして、「いつまでもここにいるわけにはいけない」と言って、
びしょ濡れのズボンで表を歩かせてやろう。タクシーをさがすふりをして、
人通りが多い場所に出るのだ。
その時、山田はどんな顔を見せてくれるのだろう。
ひとつのオモチャに執着する子供。
そう自分を自嘲しながら、俺は駅の改札を出て、美味しそうな喫茶店をさがした。
かわいそうな山田が、帰った時に泣きやんでいなければいい。
DQN攻め……。
私は寧ろここからドSが大泣きするくらいの報復を望んでしまうんだが、
こういうのに萌えるひともいるんだよなぁ。すごいなぁ。
この淡々とした文章は好きです。GJ
乙まわし。
乙まわし
超萌えたよーフヒヒ変態ですいません。
感想書きたい人もいると思うからまわしだけ書くのやめてくれないかな。
うぐー
ハイレベル過ぎて感想がかけないこともある
まわし
>>876 同意。自分が萌えないのなら何も書かなきゃいいのにと思う
このあと第三者が現れて、『俺』も山田もペット(性的な意味で)にしてくれるような展開だと禿萌ゆる。
フェスティバル
またもや残念まわし。
まわし
フェッスティバール!!!!
ごろん
ぐるん
ころりん
世の中には、「しばれフェスティバル」なんていう素敵なフェスティバルがあるんだぜ
誘い受けフェスティバルいいな!GJ!
ちょwwwしばれフェスティバルってwww
じゃあ縛られつつ踏まれますよ
煙突のある風景
残念まわし
午後のまわし
夕方まわし
話は戻るが、「しばれフェスティバル」は、普通のフェスティバルなんだな。
でも極寒の中寝袋一枚で過ごす楽しい祭りでもあるらしい。
どんまいまわし
祖父も、寒い日に「今日はしばるっなぁ」って言うよ
残念なまわし
>>893 何だか我慢大会みたいなことするんだね
夜のまわし
美少年が直に身につけたまわし
さあ踏んでください
B面タイプ×A面タイプ
彼との間で何度も繰り返された議論(否、単なる口論)を今夜も蒸し返してしまった。
「あんな弱いチームのファンなのは、お前の単なるマイナー趣味をひけらかすためだろう?
大体、弱いチームのファンって何が楽しいわけ? お前マゾなのか?
ああ、俺に対してサド気味だから、釣り合いを取っているってわけだな」
それを聞いた彼は、俺の顎を掴むとおっとりと微笑んで、額に優しく口付ける。
「僕はあのチームが好きなだけだよ。ユニフォームも素敵だし。
君のご贔屓のチームのように強くはないけれど、応援したくなる」
「…ひねくれもの…この、B面趣味野郎が」
その表現を聞いた彼が軽く首を振る。
「なら君はA面趣味って訳だ。
それで…?僕がひねくれているって?
ああ、実際、この不自然な関係は好きだけれどね」
今度は唇にキスされ、その後喉から胸にその唇が移動していく。
一つ一つゆっくりと、ボタンが外されていく。
俺は目を閉じ、彼の唇や指先が触れ易いように身体を開いていく。
自分もひねくれものだ。強くありたいと、あのチームのように、男性的なメインロードを
歩きたいと思っているのに、彼に対しては何をされてもいいと思う、いっそなにかひどいことを
されたいと思い、誘導してしまう。
お願いだ、これからもこんな風にひねくれていてくれ……俺を愉しませ、いたぶることに飽きないでいてくれ。
B面とかA面とか初めて聞いたんだぜ
カセットテーブもレコードももう……orz
あ、でも両A面シングルとかは今もいわね?
いやカセットは持ってるけど、タイプっていうのがピンとこなかったんだ
マリヲとルイーヅ?と思ったけど微妙に違うようだし
年齢の差がでますな
>>901=903
カセット持ってるなら、A面B面をはじめてきいたってことはない気が…
と書きながら、今久々にカセットとか表記したなって思った
カセット存在を知ってはいるが使ったことないなー
私が大きくなった時はもうMDの時代だったから
そのうちMDを使ったことないアイポッドしかしらない世代とか出てきそうで怖い
今だに車内ではカセットを聞く私は…
>>900 萌えたー乙!
偉そうなのに流されるB面w
ドゾ・
宿命のライバル
910 :
1/2:2007/06/05(火) 21:07:12 ID:ZUriFNG/0
「くくく…とうとうここまで辿り着いたか、我が宿命のライバル…勇者よ」
「…」
「今まで散々我が計画を邪魔してくれたようだが、これ以上好きにはさせん。我が直々に
叩き潰してくれるわ!」
「…」
「ふ。何か言いたげな顔つきだな」
「…一つだけ、言いたいことがある」
「いいだろう、冥土の土産に聞いてやる。…何だ」
「宿命ってさー、何だかロマンチックだよな」
「…は?」
「いや『宿命のライバル』って結構そこらで聞くんだけどさ、宿命を辞書とかで調べてみると
【前世に決まった運命。もって生まれためぐりあわせ。】とか出てきてな。
前世から縁があって現世でめぐりあって強い感情をぶつけ合うってそれってどんだけ相手のこと
気にしてんだと」
「…おい貴様」
「何だよケンちゃん」
「ケンちゃん言うな!今の俺は魔王だ魔王!ほんっとーにお前は昔から空気の読めない男だな!」
「おーケンちゃんの『空気が読めない男』発言久々に聞いたなあ。昔はよく言われてたっけ」
「昔から頻繁に言われている自分を恥じて反省しろ!大体お前は昔から空気は読めないわ
発言はアホだわなのに剣も魔法も俺よりちょっとだけ強いから勝てないわいちいち俺の事
見つけ出してはちょっかい出すわ俺の好きな子からラブレター貰うわで碌な事をせん!!」
911 :
2/2:2007/06/05(火) 21:09:03 ID:ZUriFNG/0
「わーよく覚えてんなー」
「そして俺が魔王になったら今度は勇者になって俺の計画まる潰しにかかるし!本当に、
お前は何でそう俺の邪魔ばっかりするんだ!!」
「え、何でって…好きな子いじめ?」
「…は?」
「え?何マジ気付いてなかったの?つーか昔からしょっちゅう言ってたじゃん」
「…いや、あれは冗談だろう?」
「そっかー通じてなかったのかーふーん…ま、今気持ちは伝わったみたいだし、『宿命』とか
言っちゃう位に俺の事気にしてるみたいだから脈が無いわけじゃないかー」
「え、え、ちょっと待」
「んーじゃあお前が村を出てからの心境報告と伝わってなかった分の俺の気持ちを理解させるために、
みっちりしっかり奥の部屋で足割って話し合おうかー」
「割るのは腹だああああああ誰かあああああああ」
バタン
『…帰っていいのかな…』:勇者のパーティーメンバー
ケンちゃ……魔王カワユスww
世界に平和が訪れて良かった良かった!
わっふるしたいくらいです
GJ!
その後、パーティーメンバーもあてられて(ry
すまん勝手に続き作った。一行だけど
こういうアホカワユスな二人テラモエス!(*´Д`)
その後足を割ったケンちゃ…魔王は勇者と離れてた時間を埋めるように甘々新婚生活を送るのも良いし、実はキチクな勇者に、ペットとして飼われて二人きりで愛と肉欲の日々を送るのも個人的には良いw
ちょw 足割ってナニ話すんだwww
超GJ!!
久しぶりに宿命と言う言葉に萌えますた。
足割ってwwww良い表現だGJ!!
魔王と勇者は幸せに暮らしましたでスタッフロールに入るんだな。
宿命の魔王と勇者に萌えた
GJ!!
踏まれたっていい
影のある大人×やんちゃガキ
さて、俺は生れ落ちてからこのかた色んな面倒を起こしてきた。
実家であるマンションの三階、ベランダから脱走を図った幼年時代に始まり
骨折四回(ヒビを入れると六回)、机の中でカマキリを孵化させること五回、
壊した傘は数知れず。(母親に言わせると『破産するよ、傘で!』とのことだ)
書けば書くほど死にたくなるので割愛するが、
つまりはそういう、ちょっとダメな子供であった。が。
そういう一切の事をやめると、今ここに宣言しよう。
なぜなら。
「ええと、今日から君達の担任になる、中村です」
新しい教室でなぜか寂しそうに自己紹介をする担任に恋をしたからだ。
恋は人を成長させるのだ。今日から俺は今までの一切の楽しみを捨て、
この男に全てをささげることにしよう。
生まれ変わった俺はこの通り超クールかつダンディなのだ。
コーヒーですらもう俺の敵ではない。なぜなら俺はダンディだから。
「これから一年間、どうぞよろしく」
どこか悲しそうに笑う彼を見て俺は思考する。
中村先生はムシキソグはお好きだろうか。
大人ぶった口調がかわいくてニヤニヤ読んでたけど、最後の二行に
モロ直撃されました。今までの楽しみ全然捨てられてないw
とてもGJでしたよ!
『破産するよ、傘で!』に噴いた後ムシキソグで止めをさされたww
コーヒーに負けるなやんちゃ受け!GJ!!
気持ちとは裏腹に、好きな子イジメちゃうタイプだなwww
ムシキングGJ!!
だが机や鞄の中でカマキリの卵孵化させた回数は負けねぇ!
ちょっとかげのある先生に何があったのか気になるし、
何より二人がどういう関係築くのかとても気になるー
GJ!
萌えたーGJ!
最近アホカワユスな話多くて嬉しい。
先生はどうか知らないがムシキング私は好きだ(アニメw
ムシキング!www
もう本当に良すぎる。
この口調でやんちゃに口説いてほしいなぁ。
決して長くないのに、燃えたり噴いたり忙しい作品であったw
しかし奴等は本当に好意で団子虫の詰め合わせをプレゼントしやがるから恐ろしいぜ!
先生の過去とこれからの受難に期待w
めっちゃ萌えたよ!GJ!
そして新たな萌えをどうぞ
眼鏡っこ日本男児
俺宛てにあいつから相談メールがきた。
連絡なんて卒業してから今の今まで一本も寄越さなかったのに
突然すぎる。
結構びっくりはしたが、あいつらしい
慎ましい文章に懐かしさを感じ、同時に少しだけ胸の奥が痛んだ。
この気持ちが恋だと気付いたのは出会って3年目、高校最後の春。
ん、告白さ、したかったんだけど…俺には無理だった。
仕方ない、せめて少しでも一緒にいられるように俺は積極的に話し相手兼相談相手役になった。
なんだかんだであいつといるのは楽しかった。どんな些細なことでもあいつが話すことなら何でも聞いた。
いつの間にかこんなに月日が経ってたんだな、とメールを見て改めて思い知らされた。
彼女についての相談を、俺はあの頃と同じように聞くことができるだろうか。
切な…っ(Pд`q。)
無理して笑顔作って心配されたりしそう
でもきっと報われると信じてるからっGJ!!!
せつないなぁ…!
彼女にフラれて落ち込んでるところを頂いてしまえば良いと思いましたw
>>929みたいなページがあったことをはじめて知ったよ
「どのようにプロポーズすればよいかの相談」も熱くてよかった。
なによりうまく萌えた
>>930GJ!
こういう一方通行に終わる恋って好きだなぁ…!
GJ!
眞倭志
あーもーじれったいなー回しになっちゃえー。
よしっ、じゃあ踏んでくれ!
「勝手に決めんな!!」
そう言って奴は机に拳を叩きつけた。二人だけしかいない空間に机のきしむ音が響く。
こいつはモノに当たるような奴じゃない。分かっている、そうさせたのは俺だ。でも。
「何度でも言うぜ。もう俺の事は気にしなくていい。お前は、お前の幸せを掴むんだ」
「何で俺の幸せがお前の傍に無いと決め付ける!大体、俺が旅に出たのはお前と共に
歩む為だった!」
「そう、かつてはそうだった。でも、お前は旅をし仲間を作り世界を見、世界を救って、
知ったはずだ。幸せが、必ずしも俺の傍だけにあるものではないと。
…もうお前は、小さな村で俺と肩を寄せ合って縮こまっているだけの子供じゃない」
「それでも俺はっ…!」
「俺の夢にお前を引きずり込んだのは俺だ。だから、今開放してやる。…お前の幸せに
俺がいらないように、俺の幸せにも、お前はいらないんだ」
「…!」
目の前で拳が握り締められる。殴られるだろうか。それでもいい。
俺を殴って俺を軽蔑して、そして飛び出していけばいい。
世界を救った男にふさわしい幸せは、王都の華々しい街並や荘厳な城や、王女のやわらかな
腕の中にあるべきなのだ。
お前の幸せに俺はいらない。
俺の幸せにお前は不可欠だけど。
告げない言葉を断ち切るように目をつぶり、目の前の男からの拳を待つ。
硬い衝撃の代わりに包まれた温かさに涙を堪える事は出来なかった。
は、禿げたーGJ!
最近の流れとはまた違うシリアスな感じが新鮮で良かった!
自己犠牲萌ゆる…!
こ れ は … ! !
回したかいあったよー。私の脳内では賢者×勇者で変換された。とにかくGJ!萌た!
943 :
939:2007/06/10(日) 04:55:15 ID:6vU9MdM90
こうして他の人に膨らませてもらえるのはなんか嬉しい。
>>940に多謝。
雰囲気が溜まらん好きだ!!!
激しくGJ!
ちょ、俺の髪が!
健気で禿げ上がるほど萌えたGJ
同じく健気さで禿上がるほど萌えた。
二人で幸せになればいい!GJ!!
何と健気なことか。
幸せになって欲しいな。といいつつまわす
じれったいなぁ!!!
早く踏めよ!!!!
オンリーワン×ナンバーワン
950 :
1/2:2007/06/11(月) 18:57:13 ID:WmuiYzJz0
まるでそれは崇拝のように。
その造形もきわめて美しく、ひととなりは貴く、知性のかがやくあなたは常に
遠い星ぼしのように輝いていた。
私はただ地にあり、それをみあげるだけの存在。
その影に触れるだけでも出来ればと、力を尽くしたところで、ただひとつの才
のみを育てる事も満足に出来ず。しかしそれをうち捨てる事も出来ず。
長く長く、ただひたすら、思いの丈をぶつけるように私は励んだ。やがてそれ
は形となり、人の知るところとなり。……それでも私は、満足のいく唯一つを、
見つけられずに。
苦渋と研鑽のさなか、思い悩む私のもとに、あるときあなたはやって来た。
君のその素晴らしい情熱に惹かれました、と。
あなたは、そう言った。
溢れる才気にひとつに留まる事のできぬあなたは、ひとつの事に打ち込み、そ
れを創り上げる私こそが羨ましいのだと、親しげな言葉をくれる。それは頂点を
極めてこその、苦悩であったろうか。
あんなに輝いていた人にも、そんな風に悩みがあることを、私はそれで知った。
星のように輝いていたあなたは今、私の隣に立って。同じように悩む青年の姿
で、私を、私の情熱をいとおしむようにして微笑んでくれる。
951 :
2/2:2007/06/11(月) 18:57:56 ID:WmuiYzJz0
「たった一つだけに注がれる情熱は、まるで愛のようだね」
「……そのたった一つは、あなたに捧げる為のものでした。まだ、確かな形は出
来ていないけれど。あなたを知った時からずっと……いつかそれを、渡したくて」
みあげる先にあなたの姿がある。あなたのその体温を感じる。ああ、ようやく。
私は求めるかたちを見つけられそうな気がして、ようやく告げた。
「あなたがこうして見つけてくれたから、私はようやくそれを、あなたに捧げる
ことが出来る」
それはきっと思いの形で、たったひとつ、何もない私が差し出せるもので。
「ああ、やはりその言葉も、まるで告白のようだ」
満足そうな笑みを浮かべたあなたがその次に言った言葉は、望外のもので。
「君の心の形をうつしたような作品を見た時から、俺は君に恋をしていた。たっ
た一つを求める君の心を占めるただ一つの存在になりたかったんだ」
輝くような才気のひと。星のように輝くあなた。
「……けれどあなたは、私と同じものを探していたのですね」
「そうだ。そして同じ気持ちを持つ以上、私達は結ばれる事が出来るだろう」
自然と手が触れ合った。次には肩。頬が触れ合うまではほんのわずか。きっと
その時、私もあなたとおなじように笑みを浮かべている。
幸せな、気持ちで。
星に手が届くなんて思ってもいなかった。
ただその影に触れる事が出来るだけで良いと思っていた。けれど……。触れて
見ればやはり、生身の身体は温かくいとおしい。
そうして私は、崇拝を恋情へと変えた。
GJ!しっとりした話で良かった!
No.1の方に萌えたw
まわしますよ
梅雨が来ないなあ
まわし
mws
まわしますね
957 :
風と木の名無しさん:2007/06/13(水) 22:46:34 ID:82zJzksD0
土台になるのもいいもんだ
お踏め
ひよこ鑑定士。
その養鶏場を訪れた者はまずそのあるじ家族の容姿に驚き、さらにその特殊技術に慄くこととなる。
「あんまじぃーッと見らんでくれん?恥ずかしいけん…」
そう言いながらも耕治の手は止まることなくひよこを選別していく。
畜舎の角に設えられたひよこの選別スペースでせっせと働く耕治は、
まるで鄙びた南国の田舎には似合わない人形のような美しさを備えていた。
それには理由がある。
耕治の親父さんは、昭和55年度全日本初生雛雌雄鑑別選手権大会優勝選手…つまり
ひよこ鑑定士の日本大会で優勝し、農林水産大臣賞を授与されたのちに、ベルギーへ派遣されていた。
そこで、美しい奥さんと結婚し耕治とその兄の耕一さんが生まれたわけだ。
簡単に言うと、ベルギー人とのハーフだから耕一さんも耕治も日本人離れした容姿をしているわけだ。
耕治の、赤茶色のサラサラした髪に、ガラス玉のような目と白い肌。
耕一さんの、東洋人とは異質の長くすらりとした手足。
畜産の臭いが充満してコケコケぴよぴよ鳴き声が響く養鶏場も、彼らが佇んでいると
なにやら映画の世界に紛れ込んだようなそんな感覚に陥ってしまう。
しかし、彼らとその美しい母親は口を開くと。
「コージぃ、今日はその辺にしとかんね。せっかく年くんが遊びに来てくれとんしゃーっちゃけん」
「はぁい!」
見事な訛りで喋るのだ。
仕方がない、親父さんはここ南国の出だから、日本語イコールここの方言なのだ。
「年?」
立ち上がり、作業服代わりのツナギの尻をポンポンと叩く仕草ですら可愛らしい。
外から入り込む夕日に赤く火照った白い肌はうつくしく燃えている。
「あ、ああワリィ、ボーっとしとった」
ヒヨコをケージに移し替え、養鶏場をざっと清掃し、夕飯の匂いのする母屋へと向かう。
不意に、年はぎゅっと耕治の手を掴んだ。
「ひゃっ!」
甲高い悲鳴を上げた耕治に構わず、ゆっくりと恋人繋ぎへと手を持ち替える。
「っつ…、やめっ」
俯いた耕治の耳は真っ赤になっている。
961 :
その2:2007/06/14(木) 02:07:13 ID:75do9Xcz0
ひよこ鑑定には、非常にデリケートな指先の感覚を要する。
科学では解明できないレベルにまで到達するその触覚には、想像を絶するものがある。
「ん…、や、あ、そこ、ばっか」
おいしく夕飯をいただき、耕治の部屋で年はさらに次男をおいしくいただいてた。
ベッドの横には先ほど夜食に差し入れされたベルギーワッフル、と山盛りのホイップクリーム。
「あたしの故郷では、固焼きのゴーフル(ワッフル)にたっぷりのホイップが定番なんよ」とは、おばさんの談。
年はホイップを指ですくい取り、耕治の掌に落して舌で舐めとっていく。
逃げようとする耕治の上にのしかかり、執拗に指を一本一本舐めとり指の股を甘噛みする。
たまに唇を離し上目づかいに耕治を窺うと、顔を真っ赤に上気させ荒い息を吐いている。
「…も、やだぁ…」
「手だけでイけるか試してみん?」
小指を緩く噛んで上目遣いで、年は意地悪く笑う。
「そんな…ぁ…いじわる…キライ…ばか…」
耕治の透明な瞳の縁にみるみる涙が盛り上がり、つうと頬を伝った。
「ごめん、やりすぎた」
年は手から手頸、腕から首へと順にキスしながら頬に残る滴を舐めとり華奢な体を抱きしめ赤い耳元にごめんと囁く。
「んと、に…反省しと…ぅ…?」
「しとう、やけん、謝りよう。その証に、今日は耕治をいっぱい気持ち良くさせちゃあけん」
「へ…、や、そんなせんでいいけん、ふつうに!ね?」
ばったばった暴れる耕治を改めてベッドにうつ伏せに組み敷き、腰を高く上げさせる。
手早く彼の後孔にホイップを塗りつけ、ぬるりと舐めあげる。
「き…もちわるぃ…!そんなとこ…非常識!」
「なん、耕治はいっつもヒヨコの尻見ようやん」
「俺はにんげ……んっ」
初めはあまりの行為と初めて感じる奇妙な感触に恐々としていた耕治も、奥を穿つことなく周囲や浅い部分を舐めるもどかしい愛撫に陥落していった。
年が手を放しても腰を高く上げた恥ずかしい体制を崩さずに、舌で穿たれるままになっていた。
「………、ぁ、も…、許し…ィ」
尻にちゅっとキスをして舌が遠のくと、銜えこんでいたものを喪失した下半身がねだるように揺れた。
「スッゲーエロい、耕治…」
そんな痴態を見て年の理性が持つはずもなく、窮屈な寝巻きと下着を脱ぎ棄て耕治を後ろから抱き締める。
962 :
その3 :2007/06/14(木) 02:12:52 ID:75do9Xcz0
自分とはちょっと違う獣っぽい体臭を吸い込むと興奮がいや増し、一気に耕治を貫く。
「…っ…いたあ…」
いつまでたっても、やっぱり挿れるときは痛いらしい。
気を散らすために、シーツを握りしめている手を上から握りこんで緩く刺激してやる。
「……あ、っああああ」
手に意識が行っているうちに、年は深く腰を進める。
「ふ…、すげ、ぎちぎちやん」
「…なんか、へん…!こんなの…っ」
そういやバックでするのは初めてだったなと思いつつ、いつもより大きく快感に揺れる耕治の体をぐりっと深く奥を抉ってやる。
「ひぃっ、あ」
ビクンと、大きく揺れる白い体を窺うと触れられることのなかった耕治の性器から白い滴が滴り落ちていた。
「触ってないのに…、バック好き?」
「ぁって、だってぇ…」
囁きながら年が深く抉ると、達したばかりの肢体はびくんと震える。
「それともやっぱり手?」
手の甲にキスを落とすだけでも、内壁はひくひくと反応を返す。
「ぜんぶ…、ぜんぶきもちいいっ―」
『で、なんだ。お前は俺の可愛い弟が寝込むほど犯りまくったわけだ』
翌日。
携帯電話の向こうから響く地を這うような耕一の声に、年は縮こまっていた。耕治が昨晩の無体を彼の兄にチクったのだ。
「あの、耕一さん鑑別師養成所の授業はよろしいんですか」
『だまれぇ!弟と授業っちゃ弟を取るに決まっとろうが!こん阿呆が!!』
大音声に思わずケイタイを投げ捨てそうになる、が耕治のじとっとした視線に負け
もう一度携帯を耳に当てる。
『大体なぁ、きさん(貴様)は俺が名古屋に来たとたん弟に手ぇ出しやがって…
鑑定士の指はなあ、きさんが考えとうよりデリケートで繊細なんやぞ…』
携帯を握りしめ、正座をして何度も虚空にすいませんでしたっ!とお辞儀をする年を見て
耕治は溜飲を下げたのであった。
ひよこ鑑定士は手が敏感なのか。
方言にも手にも非常に萌えたが、後半の食べ物注意は正直イランかった。
兄共々頂く展開かと思って鼻息荒く読んでたんだけど
お説教オチもそれはそれですごくおいしかったです。ゴチ!
ああいうブラコン兄さん絡んでくんの好きだから説教あって良かった思う、というか、なきゃいけないと断固主張する!
訛り話すお人形さんみたいな美青年は恐ろしく萌えすなぁ!兄さんの話も読んでみたいわw
ヒヨコおいしそう!
>>966 ちょwwまwwwヒヨコうめぇwwwコラww
>967
結局食ってるwww
焼き鳥食いてぇw
ショッ○ーと怪人と人の三角関係
ショッ○ー達は怪人兄さんにあこがれている。
いつかあんな風に改造して貰って、前座みたいにあしらわれるだけでなくラ○ダーと正面切って戦うのが夢。まだまだひよっこだけど、怪人兄さんにように活躍したいなと思ってる。
普段はとりあえずバスジャックしてショタっ子を愛でつつ世間の注目を集めたり、池面を連れてきてお仲間にするものだと思っているようで、ある意味結社に忠実だ。
その中身は、案外どこぞの常春の国のタマネギ部隊のごとく池面揃いだったりするのかも知れない。
対して怪人兄さんは複雑だ。
さまざまな改造を受けて強化されてみたものの、組織の暗部に近付く事で思い悩み、人間に戻りたいと思って逃げ出すラ○ダーの気持ちも分かれば、純粋に結社を信じていられたショッ○ー時代を懐かしんだりもして。
そんな事を押し隠しつつ、ショッ○ー達のあこがれの眼差しを受けてはそれを裏切れず、迷いを振り切る毎日。
人はそんなショッ○ーや怪人にほとほと迷惑している。
彼らにしてみれば、平穏な日々にいきなり現れては誘拐してみたり改造されたりと、いいとこなしな強引な奴らだ。
でも、仲良く行動している黒い奴らがちょっと可愛いんじゃないかとか、怪人のちょっとありえないような造形が格好いいかも? なんて、気になったりはしていて。
悪の秘密結社がこの世にうごめく限り、そんな微妙な三角関係は、途切れることなく続いていくんじゃないかなと思われるわけです。
目からウロコが落ちる解釈ありがとう。
そうだよな、怪人は大体もとエリートか特殊技能士で、ショッカーはどうみても普通の兄ちゃんだよな。
ニート×エリート好きな私にはどんぴしゃ。
笑いながらいっきに萌えました
世界の中心で悪の組織に萌えを叫ぶよ!
シoッカー×怪人の下克上イイ!
ショカーも怪人兄さんも人も、結局みんな日本人気質でワロタw
かわいいなあGJ
もう全身黒タイツの中身が某タマネギ部隊にしか思えなくなったどうしてくれる
彼らの目はあんなにキラキラしてたのか実はw
怪人可愛いよ怪人
なにげに怪人は萌えて燃えると思いますですよ。
博士とか幹部もいいですなー。
まわします
某タマネギ部隊がなんだか分からない負け組は私
さぁ、とっとと踏めよ!
タマネギ部隊は、パタリロのキャラだよ。
リク:「傘があるのにずぶ濡れ」