【陵辱】鬼畜作品を創作して21stプレイ【SM】

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200土々呂
五月くんとはバイト先で会った。名は体をあらわす?彼には
さつきという名字の様に薫る爽やかさがあった。
白い歯がひかる爽快感のある笑顔に惹かれた。
五月くんは僕が幼なじみに似ているのだと言った。
誰かに似ているというのはあまり心地よくないけれど、
五月くんが声をかけてくれたのはそういう背景があったからこそだと思えば許せた。
五月くんは幼なじみを卜卜口と呼んでいた。
家がお隣だったからとなりの卜卜口繋がりかもしれない。
僕はと゛ろ ろ と呼ばれている。
「出会った時ちょうどその映画が公開されていたから」以上の理由を
僕は思いつかない。と゛ろ ろ 。響きよいので好きな呼び名だが
僕には本当の名前がある。それを呼んでもらえないのは寂しい。
卜卜口もずっと、五月くんに卜卜口と呼ばれていたのかもしれない。
あだ名をつけてもらえると親密感が増した気がして嬉しい。
だけど本当の名前を呼んでもらえないのは寂しい。
卜卜口はどう思っていたのかなと考えた。Me tooな気がしたけれど、
それは僕の勝手な思い込みだ。本当のところ卜卜口の気持ちはわからない。
僕は男が好きだ。五月くんは僕的に抱かれたい男だった。
声をかけられて嬉しくて家に行った。大きくて立派なお宅だった。
201土々呂:2007/02/14(水) 09:24:06 ID:kZSsE9ND0
食べものを使った嫌がらせあり。


家に入るとすぐ、ドラム式の洗濯機のある広い脱衣所に案内された。
脱げと促されそこで全裸になった。僕は間接照明がぼぉーっとひかるベッドルームで
やさしく脱がされるのが好きだ。自分で脱ぐのは趣味じゃない。
しかもまだ日中。明るい日の光の中でストリップショーだなんて憚られた。
だけど五月くんの声には抗い難いパワーがあった。
命じられいやいやながらも従う僕。ニコニコ笑う五月くん。
五月くんの爽やかな笑顔が見られるなら、脱ぐぐらいぜんぜん問題ない。
そんな気分になった。五月くんは僕が脱いだものを洗濯機に入れると、
台所に行ってくるといってマヨネーズとかが入った大きな箱を持ってきた。
五月くんは洗濯機の中の僕の服にマヨネーズをたっぷりしぼった。
それから箱からケチャップを取り出し、それも全部洗濯物にかけ1本使い切った。
次に箱から出てきたのは味噌で、マヨネーズとケチャップと味噌という
和洋混濁した取り合わせと、洗濯機の中で服が汚されていく不快感に
僕は戻しそうになった。それ何てキムラタイヨウ?そう思った。
気持ち悪いのに洗濯機に入れられる味噌から眼が離せない。
洗濯機からもわっと味噌臭さが漂う。
右手に牛乳。左手に醤油。五月くんは味噌の次に牛乳と醤油をどぼどぼそそいだ。
最後にレトルトのカレーを3パック投入して
五月くんが洗濯機のボタンを押した。水とマヨネーズとケチャップと味噌。
牛乳と醤油とカレーが茶色っぽい渦になって回る。僕は口を押さえてうずくまった。
嘔吐しそうな僕の前に五月くんが洗面器を置いた。
202土々呂:2007/02/14(水) 09:24:54 ID:kZSsE9ND0
食べものを使った嫌がらせあり。


水色の洗面器に吐こうとした瞬間、「待て」と言われ洗面器の中に
湯気の立つレトルトカレーがどろどろそそがれた。
「これで顔を洗え」
洗面器に満たされた茶色いルーに吐き気が増した。
気持ち悪くて駄目だった。不快感いっぱいで僕はうずくまりながら
五月くんを見上げた。すべすべの白い歯をきらきらさせながら、
ハッカみたいに爽やかに五月くんが笑ってる。
僕はSMプレイが好きだ。鬼畜とか陵辱に萌える。だけどこれは違う気がした。
萌えどころかキモくて萎えまくりだ。
誰かがカレーで顔を洗うのを眺めるなら、おかしみを感じないことも無い。
だけど自分がそれをするのは素敵にハードルが高すぎた。はやくセックスがしたい。
「洗えよ。土々呂は洗った」
全裸で洗面器の中のどろっとしたルーを見つめながら五月くんの台詞を聞いた。
比べられたくない。僕は僕だ。彼じゃない。と、思った。だけど負けたくない。
負けたくないけれど、僕は水やぬるま湯でしか顔を洗ったことがない。
カレーで顔を洗うことに抵抗があった。
「カレーがだめならオイルクレンジングにするか?」
五月くんのおうちは夕べ天麩羅だったらしい。
台所に行って黒い天麩羅用の鍋をかかえてきた五月くんが、
汚れて天かすが浮いている残り油を僕に見せてくれた。
「冷めきっているから火傷の心配はねえよ?」

つづく