読みきりでもリレー小説でもいいのでここに書いて下さい。
H描写のみも可。神の降臨、お待ちしてます。
●SS書きの方への注意
・スカトロ、フィスト、切断等のハードプレイは名前欄にその旨を記入する事。
数レスに渡る作品の場合は、その描写のあるレスすべてに、
内容の注意書きを直前に入れて数行改行後に投下して下さい。
(IEブラウザや専用ブラウザなど様々な環境の方がいます!)
・保管の都合上獣姦は扱わない事。(擬人化風味はオケー)
・続き物の場合、簡素な物で構わないのでシリーズ名を書き添える事。
・投下終了の場合それとわかるように明記する
・SS投下時、感想へのレス以外の雑談は名無し推奨
・二次創作、ナマモノは投下厳禁。投下主自身が書いたオリジナルのみ投下する事
・作者が許可しない限り、過去の投下作品のパロディ化は原則禁止です
●スレ住人心得
・叩きや煽りには絡まない
・肌に合わないSS、レスはスルーの方向で
・SS投下時は仮でいいからコテハンで
(※どうしても合わない人がとばせるように)
・特殊なプレイはなるべく注意書きをいれる
(具体的にネタバレせずとも「濃いめアリ」とか)
・住人をネタにしたSSもどきを禁止
まとめサイト
ttp://red.ribbon.to/~yaoi/ まとめサイト@携帯
http://red.ribbon.to/~yaoi/i/ ☆次スレは950で。立てられない方は前後の書き込みを自粛してください。
☆それ以前に容量オーバーしそうな時は490KB辺りでスレ立てをお願いします。
貸し切り状態だぁー☆ミャハ
このスレあたしも使っていいよね?ね?ね?
貸し切り状態だぁー☆ミャハ
このスレあたしも使っていいよね?ね?ね?
よろ乳首!!いただき満子!!
よろ乳首!!いただき満子!!
アゲ☆アゲ☆今夜もあの子のアナルにドッキング☆
アゲ☆アゲ☆今夜もあの子のアナルにドッキング☆
アッー!!
アッー!!
僕にえっちなことして下さい…ぁ…やぁ…んっ…
僕にえっちなことして下さい…ぁ…やぁ…んっ…
ち
ゃ
ら
り
ー
あ
な
る
に
そ
う
に
ゅ
ー
ち
ゃ
ら
り
ー
あ
な
る
に
そ
う
に
ゅ
ー
神の様に崇め奉ってやるから何か書け。
神の様に崇め奉ってやるから何か書け。
>>18 俺以外のIDのやつの真似するなんて裏切り行為だな。お前には失望したよ。
俺以外のIDのやつの真似するなんて裏切り行為だな。お前には失望したよ。
ごめんなさい。嫌いにならないで…
>>20おいで…僕が可愛がってあげるよ…その可愛いピンクの蕾をね…
おいで…僕が可愛がってあげるよ…その可愛いピンクの蕾をね…
好きです。
愛しているといってくれ
愛しているといってくれ
愛してます。お願い、嫌いにならないで……
愛しているなら俺の言うこと何でもきけるな?
どうした?レスが遅いぞ。俺を愛しているというのは嘘だったのか?
愛しているなら俺の言うこと何でもきけるな?
どうした?レスが遅いぞ。俺を愛しているというのは嘘だったのか?
ごめんなさい。後ろほぐしてました。
投下してもいい??
世界を変える心機軸みたいなちんぽだと思った。
強姦だったけれどちょっと深いとこで相方と繋がって、ワァッと思った。
痛かったけれど感動があった。男同士でもいいんだと思えた。
やられまくったけど、気持ちの上では和姦、喝を入れられている気分だった。
たぶん、鬼畜な性交がやりたいなっていうんじゃなくて、相方には怒りや衝動の方が先にあって、
それに見合う行為が、たまたま相方である俺を凌辱する事だっただけだ。
ただそれだけの事。俺は漫才のネタなんて書けない。
煮詰まっている相方を放って遊びに行くのは気が引け、相方が頭を捻ってる横で
週間少年漫画雑誌をめくっていたら、いきなり殴られ、ほんと、死んで欲しいと言われた。
悪かったと思った。無神経だった。
ボケの俺が相方のお荷物なのはファンも事務所も芸人仲間も知っている。コンビの課題は俺だ。
なのにネタを書いている相方の目の前で漫画なんか読んでちゃ駄目だった。
キレた相方に押し倒され、結果的に深く繋がった。俺なりに猛る相方を受けとめた。
犯されながら、申し訳ないと思った。相方を暴走させたのは俺の腑甲斐なさだ。精進しようと思った。
亀頭を擦られながら、解散しようと言われたとき、頭の中が真っ白になった。
犯されながら、おまえに足引っ張られるのは、もうたくさん。
一緒にコンビを組みたいボケがいるのだと言われた。
体中の血がすうーっと引いた。ああ、三行半。
相方が俺の中から出ていった途端、裂傷だらけの肛門が疼きだした。
終わり
よしわかった、四つんばいになって尻を高く上げろ、早く
よしわかった、四つんばいになって尻を高く上げろ、早く
or2
訂正
×心機軸
○新機軸
と
り
あ
え
ず
こ
の
ス
レ
埋
め
ち
ゃ
お
う
。
52 :
風と木の名無しさん:2006/12/01(金) 21:27:05 ID:qH/Jpb3bO
上げ上げサンデーナイト
53 :
風と木の名無しさん:2006/12/01(金) 21:31:36 ID:qH/Jpb3bO
上げ
神聖なスレを汚す埋め野郎どもめ。脱いで四つんばいになれ!
たった二人の頭がおかしい人間に付き合って議論するからだ
放置する以外対処法ないのに
日付変わったら、ここ投票所になるんだって。
1が20スレを立てる。
2がこのスレを再利用する。との事。
日付変わる前に、さくっと埋め立てちゃいますか??
57 :
風と木の名無しさん:2006/12/02(土) 00:09:45 ID:CJpWtHfhO
日付け変わったよ
では試しに多数決
次スレについて賛成の方に一票を入れてください
期間は12/02(土)00時から24時
同一IDは最初の一票のみ有効
(1) 20thを立てる
(2) このスレを再利用
希望する方の番号をどちらか一つ記載してください
どちらでもいい派はスルー推奨
(1) 20thを立てる
1) 20thを立てる
1)20thを立てる
あんたら議論やら多数決やら本当好きだね。ずーっとやってなよ。付き合いきれんわ。
寝る前に(1)に一票
(1) 20thを立てる
65 :
風と木の名無しさん:2006/12/02(土) 02:22:28 ID:CJpWtHfhO
11111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111に
1) 20thを立てる
ここは、でんぱのきちくいやつを
投稿するといいとおもうお
雑談は止して本スレの方で
後は此処を雑談で使うとか。
(1) 20thを立てる
19,5とかでも良い気はするが
69 :
風と木の名無しさん:2006/12/02(土) 05:32:43 ID:bATra209O
風と木の名無しさん sage 2006/12/02(土) 01:34:11 ID:HLVW4ghV0
鬼畜
荒らしが立てたスレを使うか埋めるか多数決している。
彼奴らアホか。
投票を誘導した
ID:CKzviZiCO = ID:AtCCgXo0O
が荒らしと気がついていない。
オメデテーな。
風と木の名無しさん sage 2006/12/02(土) 04:14:35 ID:fsXpDC1a0
間違えた。
>40
あそこの住人は、携帯=荒しと決め付け。やら議論やら
頭の具合のやばい人が多そうだな。
70 :
風と木の名無しさん:2006/12/02(土) 05:38:45 ID:bATra209O
風と木の名無しさん sage 2006/12/02(土) 01:34:11 ID:HLVW4ghV0
鬼畜
荒らしが立てたスレを使うか埋めるか多数決している。
彼奴らアホか。
投票を誘導した
ID:CKzviZiCO = ID:AtCCgXo0O
が荒らしと気がついていない。
オメデテーな。
風と木の名無しさん sage 2006/12/02(土) 04:14:35 ID:fsXpDC1a0
間違えた。
>40
あそこの住人は、携帯=荒しと決め付け。やら議論やら
頭の具合のやばい人が多そうだな。
71 :
風と木の名無しさん:2006/12/02(土) 05:39:39 ID:bATra209O
風と木の名無しさん sage 2006/12/02(土) 01:34:11 ID:HLVW4ghV0
鬼畜
荒らしが立てたスレを使うか埋めるか多数決している。
彼奴らアホか。
投票を誘導した
ID:CKzviZiCO = ID:AtCCgXo0O
が荒らしと気がついていない。
オメデテーな。
風と木の名無しさん sage 2006/12/02(土) 04:14:35 ID:fsXpDC1a0
間違えた。
>40
あそこの住人は、携帯=荒しと決め付け。やら議論やら
頭の具合のやばい人が多そうだな。
72 :
風と木の名無しさん:2006/12/02(土) 05:41:17 ID:bATra209O
風と木の名無しさん sage 2006/12/02(土) 01:34:11 ID:HLVW4ghV0
鬼畜
荒らしが立てたスレを使うか埋めるか多数決している。
彼奴らアホか。
投票を誘導した
ID:CKzviZiCO = ID:AtCCgXo0O
が荒らしと気がついていない。
オメデテーな。
風と木の名無しさん sage 2006/12/02(土) 04:14:35 ID:fsXpDC1a0
間違えた。
>40
あそこの住人は、携帯=荒しと決め付け。やら議論やら
頭の具合のやばい人が多そうだな。
73 :
風と木の名無しさん:2006/12/02(土) 05:42:26 ID:bATra209O
風と木の名無しさん sage 2006/12/02(土) 01:34:11 ID:HLVW4ghV0
鬼畜
荒らしが立てたスレを使うか埋めるか多数決している。
彼奴らアホか。
投票を誘導した
ID:CKzviZiCO = ID:AtCCgXo0O
が荒らしと気がついていない。
オメデテーな。
風と木の名無しさん sage 2006/12/02(土) 04:14:35 ID:fsXpDC1a0
間違えた。
>40
あそこの住人は、携帯=荒しと決め付け。やら議論やら
頭の具合のやばい人が多そうだな。
74 :
風と木の名無しさん:2006/12/02(土) 05:48:25 ID:bATra209O
風と木の名無しさん sage 2006/12/02(土) 01:34:11 ID:HLVW4ghV0
鬼畜
荒らしが立てたスレを使うか埋めるか多数決している。
彼奴らアホか。
投票を誘導した
ID:CKzviZiCO = ID:AtCCgXo0O
が荒らしと気がついていない。
オメデテーな。
風と木の名無しさん sage 2006/12/02(土) 04:14:35 ID:fsXpDC1a0
間違えた。
>40
あそこの住人は、携帯=荒しと決め付け。やら議論やら
頭の具合のやばい人が多そうだな。
75 :
風と木の名無しさん:2006/12/02(土) 07:02:41 ID:bATra209O
風と木の名無しさん sage 2006/12/02(土) 01:34:11 ID:HLVW4ghV0
鬼畜
荒らしが立てたスレを使うか埋めるか多数決している。
彼奴らアホか。
投票を誘導した
ID:CKzviZiCO = ID:AtCCgXo0O
が荒らしと気がついていない。
オメデテーな。
風と木の名無しさん sage 2006/12/02(土) 04:14:35 ID:fsXpDC1a0
間違えた。
>40
あそこの住人は、携帯=荒しと決め付け。やら議論やら
頭の具合のやばい人が多そうだな。
昔801板に湧いていた
吉GUYって真正の多重人格だった電波の方が
ID:AtCCgXo0Oと同じ電波でも奴の方が楽しかったぞ。
77 :
風と木の名無しさん:2006/12/02(土) 10:55:56 ID:bATra209O
風と木の名無しさん sage 2006/12/02(土) 01:34:11 ID:HLVW4ghV0
鬼畜
荒らしが立てたスレを使うか埋めるか多数決している。
彼奴らアホか。
投票を誘導した
ID:CKzviZiCO = ID:AtCCgXo0O
が荒らしと気がついていない。
オメデテーな。
風と木の名無しさん sage 2006/12/02(土) 04:14:35 ID:fsXpDC1a0
間違えた。
>40
あそこの住人は、携帯=荒しと決め付け。やら議論やら
頭の具合のやばい人が多そうだな。
78 :
風と木の名無しさん:2006/12/02(土) 11:00:18 ID:bATra209O
風と木の名無しさん sage 2006/12/02(土) 01:34:11 ID:HLVW4ghV0
鬼畜
荒らしが立てたスレを使うか埋めるか多数決している。
彼奴らアホか。
投票を誘導した
ID:CKzviZiCO = ID:AtCCgXo0O
が荒らしと気がついていない。
オメデテーな。
風と木の名無しさん sage 2006/12/02(土) 04:14:35 ID:fsXpDC1a0
間違えた。
>40
あそこの住人は、携帯=荒しと決め付け。やら議論やら
頭の具合のやばい人が多そうだな。
79 :
風と木の名無しさん:2006/12/02(土) 11:14:51 ID:bATra209O
風と木の名無しさん sage 2006/12/02(土) 01:34:11 ID:HLVW4ghV0
鬼畜
荒らしが立てたスレを使うか埋めるか多数決している。
彼奴らアホか。
投票を誘導した
ID:CKzviZiCO = ID:AtCCgXo0O
が荒らしと気がついていない。
オメデテーな。
風と木の名無しさん sage 2006/12/02(土) 04:14:35 ID:fsXpDC1a0
間違えた。
>40
あそこの住人は、携帯=荒しと決め付け。やら議論やら
頭の具合のやばい人が多そうだな。
1) 20thを立てる
81 :
風と木の名無しさん:2006/12/02(土) 14:16:11 ID:bATra209O
風と木の名無しさん sage 2006/12/02(土) 01:34:11 ID:HLVW4ghV0
鬼畜
荒らしが立てたスレを使うか埋めるか多数決している。
彼奴らアホか。
投票を誘導した
ID:CKzviZiCO = ID:AtCCgXo0O
が荒らしと気がついていない。
オメデテーな。
風と木の名無しさん sage 2006/12/02(土) 04:14:35 ID:fsXpDC1a0
間違えた。
>40
あそこの住人は、携帯=荒しと決め付け。やら議論やら
頭の具合のやばい人が多そうだな。
82 :
風と木の名無しさん:2006/12/02(土) 14:59:00 ID:bATra209O
ちんちんをモミモミして、ケツまんまんをペロペロしたら、
ペニスを繰り返し揉み、アナルに幾度も舌を這わせたら、
中心に指を絡め巧みな動きで限界へと追い詰め、指よりも柔らかく濡れたもので音を立て後孔を舐めたら、
男根を握る手を緩めたりきつくしたりし、菊座を舐め回したら、
ちんぽを揉みまくって、ケツまんこを舐めしゃぶったら、
少しも萎えることのない屹立に新たな刺激を加えられ、
後ろに卑猥な水音と共に指とは違う感触を与えられたら、
83 :
風と木の名無しさん:2006/12/02(土) 16:30:29 ID:CJpWtHfhO
ふ
84 :
風と木の名無しさん:2006/12/02(土) 17:04:30 ID:bATra209O
ぁ
85 :
風と木の名無しさん:2006/12/02(土) 17:05:12 ID:bATra209O
る
86 :
風と木の名無しさん:2006/12/02(土) 17:07:45 ID:bATra209O
す
farce
87 :
風と木の名無しさん:2006/12/02(土) 17:54:01 ID:CJpWtHfhO
上げ
88 :
風と木の名無しさん:2006/12/02(土) 18:56:52 ID:bATra209O
アク禁前夜祭
何事もなかったかのように、
1乙!
>>1、スレ立て乙でした!
このスレも前スレと同じように良作で溢れますように。
いちおつ!!!!!!!!
本当だwこれは笑えるwww
>>1 乙です!!
ありがとう〜
荒らしはスルー!
書き手さん戻ってきて下さい
携帯持って土曜の夜に何やってるんだろうこの人…
可哀想…
>>1ありがとーーーー!!!
まじで嬉しい
101で神が降臨されますように!
連投IDを「IDでNGワード透明あぼーん」してみた。
スレが素敵にスッキリした。
うはwww自分 ネ申wwwww
神待ち
103 :
風と木の名無しさん:2006/12/03(日) 00:55:58 ID:Q62eq8v6O
髪
104 :
風と木の名無しさん:2006/12/03(日) 06:31:24 ID:Q62eq8v6O
上げ魔
105 :
風と木の名無しさん:2006/12/03(日) 08:37:40 ID:Q62eq8v6O
上げ
下げ
107 :
風と木の名無しさん:2006/12/03(日) 09:27:30 ID:Q62eq8v6O
上げ
下げ
109 :
風と木の名無しさん:2006/12/03(日) 10:20:54 ID:Q62eq8v6O
上げ
ひ、干上がる…
111 :
風と木の名無しさん:2006/12/03(日) 18:10:35 ID:Q62eq8v6O
上げ
上げるしか能のない荒らしは新スレへ!
ここはファビョり場。痛い発言と言動が求められます。
ラーゲル神の投下をお待ちしております。
なんか書けよ
神のように誉め讃えてやるよ
新スレってどこ?
115 :
風と木の名無しさん:2006/12/03(日) 21:50:47 ID:KpVABskI0
実質20ってことでここ?
新スレたてるとかまだしたらばで議論しとったよ
117 :
風と木の名無しさん:2006/12/04(月) 22:00:42 ID:PPPmKMjxO
良スレだったのにもうだめなのかなあ 騎竹タソの頃から読んでたのに…
新スレ立っててそちらはコピペ荒らしを削除人さんが削除してくれているよ
119 :
春:2006/12/05(火) 01:18:35 ID:zDQEsSS6O
凄ぇ虚しい。
独りでしこしこ頑張ってコピペ貼ったのに、ぜーんぶ消しゴムで消された荒らしの気分だ。
スレひとつ満足に荒らせない荒らしの悲しみが、俺はわかる。
嫌がらせのつもりでケツを掘ってるのに、ゼミ長はノーダメージでよがってる。
最悪だ。冗談じゃねえよ。
むかついて腰を引いた。ちんぽを八割がた引き抜き、腰に勢いをつけ一気に貫く。
ゼミ長の体が跳ね、股のツガイが痙攣する。
「あ、あ、俺っ、んぁ、いっいま、俺な…お前を産んで、る、みたいだ…ッ」
ハァ?と思った。
「痛ぇよ、超痛ぇー。けど何か凄え…な。ああ、あ、あ、いい。いいよ。凄ぇ、いい。
満ち足りてる感じ?んっ、ぁ、分っ、娩…な、体、勢っだか…らかっ、な?
充ぅ、足ッ、感‥あるぜ。痛ぇけど…超気持ちいい…」
ゼミ長の電波発言とキラキラの笑顔にキレた。
鼻と左目とこめかみを殴った。腰を振りながら何度も殴った。
泣け、喚けっ!!怯えろっ!!
渾身の一撃をゼミ長のケツにぶちかましてやった。なのに、ゼミ長はどぴゅどぴゅイキながら、
うっとりと俺を見つめてる。超キモい。ほんと勘弁してほしい。
俺、あんたを強姦してるんですけど?一雫でいいんで涙お願いします。
虚しくて中出ししながら爪を噛んだ。そんな風にして、俺とゼミ長の冬は、はじまった。
つづく
120 :
春:2006/12/05(火) 03:34:18 ID:zDQEsSS6O
はじめてゼミ長に会った時、目が綺麗だと思った。
マ.テ.ィ.スの緑の瞳の少女の絵を思い出したのを覚えてる。純度の高い鮮やかなグリーンに見惚れた。
髪は金髪というより、くすんだワラ色でちっとも美しくなかったけれど、
白い肌に映える緑の眼は、凄ぇキレイだと思った。
ゴ.ッ.ホ経由で日本画好きになって、うちの美大に来た変なアメリカ人。それがゼミ長だ。
日本語が達者で仕切り屋で、浮世絵研究の自称第一人者な鈴木教授のお気に入り。
リヴァのル.ク.ス.ンみたく本人がやりたがったから、鈴木ゼミのゼミ長を押しつけた。
大統領気取りで嬉々としてつとめてる。うざいが教授とゼミ生を繋ぐにはちょうどいい男だ。まあ使える。
いけ好かない外人だが、ケツを抉りたくなるほど嫌いではなかった。
むしろ、俺が敬愛している鈴木教授を恩師と仰ぐゼミ長の眼差しには、好感が持てた。
けれど授業後。ゼミ長は他のゼミ生の前で俺の聖域・鈴木教授に熱苦しく告り、
唖然としてる教授の唇を無理矢理奪ったのだ。俺はキレた。
教室から教授と他のやつらを追い出し内から鍵をかけた。
凄ぇ好きな漫画に、レイプは死なない割りにダメージがでかいと描いていたから、
ケツをガン掘りしてやった。けど真性ゲイはノーダメージで、
嫌味なぐらいでかいちんぽを膨らませ、気持ちよさげなキモい声を発しながら吐精した。
つづく
121 :
春:2006/12/05(火) 04:45:07 ID:zDQEsSS6O
白い顔をキャンパスに見立てて拳で紫陽花を描いてやった。
左目に一際鮮やかな大輪の花が咲く。
「一番は…教、授だ‥けど、二番、は…お前だか、らOKay!!」
ウインクなのか目が開かないのか左目を瞑り、ゼミ長がキラキラ俺に笑いかける。
超キモい。
M字に開脚させたゼミ長の股の間に身をおさめ、腰を振っていた俺を
ゼミ長は、自分が産んだ気がすると言った。意味不明。
むかついたから、鼻を殴った。両穴から血がほとばしるまで殴って
赤と紫に彩られたゼミ長の顔をためつ眇つした。いい感じだ。
ぐったりしてるゼミ長を放置して俺は教室を出た。ドアをあける前、鈴木教授が廊下に居て、
教室の様子を伺っていた場合の言い訳を一応考えてはみたが、教授も他のやつらもいなかった。
教授が気になって、もう帰られてるかもだけど研究室に寄ってみたら、電気がついていた。
ノックをして入室。この季節、いつお邪魔してもこの研究室は暖かい。
部屋の中央で、白いレトロな円筒型のストーブが赤々と燃え、
その上に、しゅんしゅん湯気を吐いている大きな金色のやかんがのっている。
教授はちょうど茶筅でココアをたてていて、マイルドクリィーミーなそれを
俺にすすめてくれた。白いおおぶりな抹茶茶碗にたっぷりのココアを頂戴し、
教授がご自分の為にたててらしたココアを飲んじゃってる俺って……なんて思いながら、
教授にアメリカ人って、ほんとデリカシーないですよね。と言ったら、
教授は苦笑しながら、「ゼミ長は、恋人同士になった今も、
ときどき突然、さっきみたいに、告白してくるんですよ」と微笑んだ。
さっきは、ゼミ長と残って何を話していたんですか?と尋ねる教授に
俺は何も言えず、恋人同士という単語を脳内で反復させた。
抹茶茶碗を手から滑らせなかったのは、誉められてもいいかもしれない。
驚いた。まじ驚いた。教授とゼミ長が?恋人同士!?いったいいつからなのかも謎だ。
胸がむかむかした。ゼミ長を改めてしめたい。強く強くそう思った。
つづく
122 :
春:2006/12/05(火) 05:20:59 ID:zDQEsSS6O
教授はまだ42歳だけれど禿げていて、十五夜お月さまの様に胱々としている。
禿げ萌えの俺的にはたまらない頭部の持ち主だ。
俺はまず、しっとりと輝く教授の頭に惚れ、次いで知性に惚れた。
ゼミ長はもう、あのよく研かれたボウリングの球みたいな頭のてっぺんにキスを落としたり、
後頭部の美しい丸みを撫でたりしたのだろうか。
まさかとは思うが、ゼミ長がネコで
まったりが信条の受け身タイプの教授がタチだったら如何せん!?
さっき掘ったゼミ長は、いま思えばこころなしか、
襞が行為に慣れていた様な気もする。
とりとめのない事ばかりが頭を駆けめぐる。
二人が相思相愛なら俺の入り込む隙間はない。笑えない。
この際、基地害でいいから二人を引き裂きたい。ゼミ長を強制送還したい!
俺は明け方、五時過ぎまで悶々として過ごした。
いい加減寝よう。そろそろ寝ないと明日もとい本日に響く。
つづく
123 :
春:2006/12/05(火) 09:44:50 ID:zDQEsSS6O
理不尽な理由でケツを掘られたゼミ長の気持ちは考えない。
殴られても犯されても、強い心でボケをかましていられるらしいから大丈夫。
俺は品性が下劣で描くものに卑しさが滲んでいると言われた事がある。
たから、ゼミ長と教授がラブい仲なら割って入りたい。
教授の禿げあがった頭が大好きで、教授は聖域だと決めているけど、
ゼミ長と恋人同士だなんて簡単にカミングアウトしてほしくはなかった。
俺の敬愛する教授なら、男同士である事や教師と生徒である事をもっと悩むはずだ。
さらっとゼミ生に告げたりはしない。ゼミ生公認だと思っていたのだとしたら甘過ぎる。
実際問題、俺は知らなかったし、現代日本はまだまだホモに寛容じゃないはずだ。
教授には壁を乗り越えるより、行く手を阻む壁の前で名曲の歌詞みたいに、壁画を描いていて欲しかった。
越えちゃ駄目だ。がっかりだ。
聳え立つ壁を見上げ、ため息ひとつ、越えられないけど、壁画を描いて笑い飛ばす方が、絶対教授っぽい。
俺を裏切る教授なんてもう知らない。好きでいてやるのもやめだ。
ゼミ長は犯したのにノーダメージだったのが気に食わない。よく考えたら、教授と付き合ってるとかより、
そっちの方が癪に触る。股を割られたら震えて欲しかった。ケツを掘られたら泣き喚いて欲しかった。
顔を殴られたら痛みに顔を歪め、怒ってほしかった。一雫くらい涙が欲しかった。俺を産んでる気がするとか、そんな電波なお言葉なんていらない。
泣き喚け!
きっと、泣き濡れるゼミ長の目は、雨に濡れる新緑の様に美しいはずだ。
鮮やかに輝く涙に濡れたグリーンアイズが見たい。だから俺は、改めてゼミ長を犯さなきゃならない。
泣くまで犯さなきゃならない。9時46分。朝起きたら、明け方悶々としてたのぎ嘘の様に、
これから俺がしなきゃいけない事がわかった。ゼミ長に付き纏い泣くまで犯す!それが俺の進む道。
つづく
×悶々としてたのぎ
○悶々としてたのが
125 :
春:2006/12/05(火) 18:12:02 ID:zDQEsSS6O
※グロいのが苦手な方はスルーお願いします。
バイト先のメシ屋でトマトを斬った。赤というよりはピンク系の果肉を真っ二つにしたら、
はらわたぶちまけるみたいに、断面からどろっと種が流れてきた。
このトマトみたく、ゼミ長も中身をぶちまけたら、とても美しいんじゃないかと思った。
たぶん黄色人種より白人の白い肌の方が血のぬめりや露出した臓器が映える。
クリスマスソング…フロアで流れている曲が小さく厨房にも届いている…を聴きながら、
トントン、トマトをカットする。結構楽しい。
トマトの赤もクリスマスカラー認定されているのかもしれない。12月に入ってトマトサラダがよく出る。
エメラルドグリーンのキウイのスライスとセットでよく出る。
クリスマスが、冬休みが近づいているのを実感した。
休みに入ったらゼミ長は
カリフォルニア州マリン郡の実家に帰ってしまう。
ダディ・クールwとか言いながら、家族でクリスマスのご馳走を囲むのだろう。七面鳥とか。
犯すなら、日本に居る内だ。
俺はゼミ長を泣かせたい。
グリーンアイズにアセロラティアーズ!!きっと似合うだろう。想像するだけでわくわくが止まらない。
すり合って組み合って夜を過ごす。服従させてoh!oh!言わせたい。
目と鈴口と後ろを濡らして苦しんで欲しいなと思う。
幸い俺は大柄で、ゼミ長は都合よくコーカソイド?にしては小柄なので事には及びやすい。
きのうだってスムーズだった。ただいま18時23分。23時過ぎには上がれるだろう。
今夜ゼミ長のアパートにおしかけてもいいし、あした学校ででもかまわない。
さくっと痛めつけたい。
つづく
126 :
春:2006/12/05(火) 20:28:19 ID:I3NYnzDC0
のこり469KBもがんばりたいと思う。
127 :
春:2006/12/05(火) 20:40:56 ID:zDQEsSS6O
ゼミ長のファーストネームは小難しくて発音できない。
ファミリーネームは長くて覚えられない。
ゼミで一緒になるだけの付き合いだから、知ってることは出身地と北斎より歌麿が好きな事ぐらいだ。
ゼミコンの帰りに全員でアパートに押し掛けた事があるので家は知っているが、
ひとりで訪ねたことも招かれたこともない。だけど、その一回がでかいと言えばでかかった。
あの日、俺はゼミ長の本棚にKATHERINE PATERSONの
『the Same Stuff as Stars』を見つけた。
当たり前だけどゼミ長のは原書で俺は訳本しか読んだことがなかったけど、背表紙でわかった。
後にも先にもゼミ長とあんなにしゃべった事はない。
泣いたとこ×3が3箇所とも同じで、俺もゼミ長も主人公が大好きだった。
きのうゼミ長が、教授が一番で俺が二番だと言っていたそのわけは、
あの晩、一冊の本で二人して盛り上がったからだと思っている。不確かだけれど培ったものがある。
とはいえ親しくはない。しかも、きのう暴力をふるった。けれど、23時過ぎにピンポンをならしても
ドアを開けてくれる気がした。根拠の無い自信。俺がおかしい人と言われる所以のひとつだ。
バイト中、馬鈴薯の皮を剥きながら、ゼミ長を襲う事を考えた。
シンクに馬鈴薯の皮がくるくるとたまっていく。全裸で泣いているゼミ長が頭の中をくるくるまわった。
時計をチラ見する。20時53分まだまだ上がれない。
はやくはやくエロい事をしたい。きょうこそ、軽く電波が入ってるアメリカ人をまじ泣きさせたかった。
つづく
128 :
春:2006/12/05(火) 21:56:15 ID:zDQEsSS6O
23時過ぎ、ピンポンを鳴らしたらゼミ長がドアを開けてくれた。素直に嬉しい。
左目の紫色の痣が痛そうだ。口の端も赤く腫れている。我ながら素晴らしい鮮やかさだ。
手みやげのコンビニ袋を渡ししなゼミ長の股間を蹴り上げた。
玄関先で蹲った背中を蹴りやり、廊下に転がす。
ドアに鍵をかける。
「お邪魔します」
上がり込みながら、超教授の匂いのする靴を玄関先に見つけた。
寝室に直行したら、案の定、下半身をあらわにした教授がちょうど射精をしている真っ最中だった。
耳をすませば吐精音に混じって、教授のケツの奥あたりから、ローターか何かが蠢く音がする。
目を凝らせばM字の脚の向こうで教授の孔が小さく口を開け、
内から与えられる刺激にひくひくしているのが見えた。俺好みの卑猥感だ。
恋人同士は何やらお楽しみの最中だったらしい。
俺に気付いた教授がつるりと禿げた頭のてっぺんまで真っ赤にして、わたわた
シーツで体ごと顔を隠した。乙女かっ。オーバー40のくせにクソ可愛い。
シーツにくるまった教授を見つめていたら、股間をかばいながらゼミ長が駆けてきて、
激しい身振り手振りでドアを指し示しながら早口×母国語で俺を罵った。
そうそう、こういうアメリカマンな反応を待ってたのよ俺は。感情表現はストレートが一番だ。
ああ、嬉しい。凄ェ楽しいな。教授には快感を!ゼミ長には苦痛を!!
今晩はそんな2本立てがいいかもしれない。
興奮したら股ぐらがホウホウ熱くなってきた。じんわり湿ってる模様。
まじでどーでもいいんだけど、スワヒリ語では、唐辛子の事をヒリヒリホッホーと言うんだと
バイト先の料理長が言っていたのを思い出した。
真偽のほどは定かでは無いけれど、いまのところ俺の股間はホッホーだ。
つづく
129 :
春:2006/12/06(水) 01:11:00 ID:3WaB83bGO
おもちゃの手錠で後ろ手に戒められ、遅れ馳せながら2対1のぶの悪さを悟った。
いただきますとゼミ長をカーペットに押し倒したとき、俺は教授からの攻撃を想定していなかった。
だって教授はシーツで身を隠しながら、吐精後の気だるさに浸っていたし、
それと同時にケツの中のローターに喘がされていた。
まさか、教授がシーツの陰で自分の孔に指を突っ込んでローターを引っ張りだして、
フルちんで俺にむかってくるなんて!想定外もいいところだ。
ゼミ長がおもちゃとはいえ手錠を所有していたのも想定外。ひとえに不運だった。
ゼミ長を押し倒した瞬間の気のゆるみを突かれ、俺は教授に手錠をかけられ、
いつも教授が巻いているマスタード色のカシミアのマフラーで足首を結わえられた。
俺をカーペットに転がしたまま、二人はベッドへ戻っていく。
どっちがタチでどっちがネコか気になって見ていたらどっちもネコだった。
ゼミ長は教授の後ろに、シトラス系の芳香をふわりと放つローションをたっぷり注ぎ、
さっき教授が自分で引き抜いた真っ赤なローターを再挿入した。
教授ははじめ俺の目を気にしていたけれど卵形のローターを飲み込み終える頃には、ひらきなおったのか
たぶんいつもの様にのりのりで、ゼミ長の後ろにおそろいのローションを垂らし、
ゼミ長の瞳の色によく似たミドリ色のローターを、とろとろの孔にゆっくりゆっくり沈めた。
ゼミ長が気持ちよさそ〜うに身を捩る。教授が顔や頭部をほんのり赤らめながら、吐息をつく。
二人は、せーのっ、でスイッチを入れるとローターの振動音をBGMに、
乳首や半勃ちのちんぽをすり合わせあい、ハァハァ喘ぎながら互いを抱き締めた。
恍惚とした表情でひとしきり抱き合い、唇を吸い合ったのち、
ゼミ長は教授のちんぽを握り、教授はゼミ長のちんぽを握った。互いのちんぽを揉む二人を見ていたら、
俺は勃起した。猛烈に扱きたくなった。けれど、俺の両手は背中でひとまとめにされている。
どうやっても、ちんぽを握れない!!正直しんどい。
つづく
こいつ死んでくんないかな。
131 :
春:2006/12/06(水) 05:22:08 ID:acQjJ4fN0
死んでだなんて言葉は、電波の僕には
寧ろ手向けの様な優しさだ。
連投荒らしの僕だけど、こうして誰かに構われる事を
それでも毎日まっている。それは僕がSだから。
生きる事こそ何より責め苦 削除されても嫌がられても
電源の入った僕には、虚しさだけが地獄の快楽であるし
この残りのスレを成りすましに邪魔されたとしても
僕はラーゲル星人なのだから、がんばって 残りも埋めようと思う
つづく。
ねえ、こっちに投下するだけじゃ足りないの?こっち埋めようと頑張ってたんじゃないの?
なんであっちにコピペするの?
投下して反応をもらいたいの?Sなのに?
投下して反応をもらいたいのにどうして他の投下者の方を悪く言ったの?
あなたの価値は相対的にしか測れないの?
あなた自身へのコメントだけでは足りないの?
あなた今何してるの。仕事してるの?
自分以外のものには興味ないの?
133 :
春:2006/12/06(水) 23:32:09 ID:3WaB83bGO
教授とゼミ長的に俺はもう、あぼーんされて存在しない模様。
存在しない俺に見られている事を気にする必要なんかない。
ふたりは仲良く、互いのちんぽを扱きあっている。
目の前の光景に刺激され、俺もかなりやばい。ジーンズの前を引き下ろしたい。
ちんぽを取り出して、握って、おもいっきり擦りたい!でも俺の手は手錠で拘束され、真後ろだ。
ファスナーを下ろせない。ちんぽを取り出せない。擦れない。イクには見てるだけじゃ足りないッ。
腰のあたりに、もやついている熱を摩擦でいっきに高めて、飛翔したかった。
ぬるさが辛い。扱けないなんて軽い拷問だ。
いけない俺の目の前で、教授は「モロノブッー!」と言いながらいった。
教授を敬愛してる俺だから、菱.川.師.宣の事だとわかった。
モロノブは「廉価で即製可能な浮世絵版画」を広め、
富裕層だけのものだった絵を楽しむ「喜び」を大衆に「解放」した。
モロノブと射精の共通キーワードは、解放&喜びだ。
「イクー!」でも「出るーッ」でも「オガアザアァーンッ!」でもなく「モロノブッー」。
超、教授らしい快哉だと思った。俺もいきたい。ちんぽを扱きたくて扱きたくてたまらない!!
つづく
お前の生きたいように生きなさい。だがしかし人に迷惑をかけちゃいかん。
お前はいい子だからわかるね?お前のいるべき場所はここだよ。
ワシはいつも見てるよ。だから淋しくなんかないんだよ。いいね?
黙ってみてたけど言う。
>134 スルーしろや。うざいのはお前みたいな奴だ。
お前見たいな奴らがしたらば作ったんだろう。だったらしたらばに引っ込んでろ。
春は確かにスルー必要な奴だがお前は自分が大人と勘違いしてるみっともない
クソ餓鬼だ。自分が餓鬼なことも気づいてなんだろうな。糞が。黙って引っ込め。
136 :
春:2006/12/07(木) 14:00:29 ID:8T3Y6mP0O
大学の友人からは、しばしば「ジョジョの世界の住人みたいだ」と言われる俺だけど、スタンドは使えない。
だから手錠は壊せない。
俺に限らず、うちの大学のもんはファッションセンスが傾(かぶ)いてる。
孵化する確率の低い芸術家の卵たちの格好は、オウオウにして独創的だ。
俺の奇髪と妙服やマジヤッベなアクセ達が、ジョジョ的だと言われるのは嬉しいが、
いまは、手錠がぶっ壊れてくれた方が嬉しい……。ちんぽをがしがし扱きたい。
137 :
春:2006/12/07(木) 14:01:41 ID:8T3Y6mP0O
ゼミ長より先にイッてしまった教授は自分の早漏っぷりをしきりに恥じている。
ゼミ長は乙女みたく赤らめている教授の頬に音を立てて慰めのキスをすると、
母国語で気にしないでハニーと囁きながら、指先でやさしく教授の陰毛を梳いた。
二人を見つめていたら、ちんぽの先からがまん汁が滲み出てきてパンツを濡らして冷えた。
教授はまだイッてないゼミ長の股間に顔を埋めて、夢中といった感じでちんぽを貪っている。
緑の瞳をうっとりと潤ませ喘ぐゼミ長が羨ましい。
窮屈なジーンズの中で跳ねている俺のちんぽのがまん汁も、ゼミ長にしてるみたいに舌ですくって欲しい。
ゼミ長の腰の動きが慌ただしくなって、ゼミ長のちんぽをくわえた教授の唇の端から、
涎がゼミ長のがまん汁といっしょくたになって、垂れ流れている。
たまんねえ。だけど見てるだけじゃいけない。引っ張り出して擦らないと駄目だ。
悶々としてる俺を無視してというか、脳内あぼーんされて存在しない俺は二人の中では居ないも同然なので、
ナチュラルに気にも止められないだけなのだけど、まあ、そんな感じでゼミ長は
オナりたくてたまらない俺の前で、愛情たっぷりのフェラを受け、気持ちよさそうにイッた。
ぬきあいっこをし、一発ずつイッたゼミ長と教授は、攻めは互いのケツの中に埋めたローターにまかせ、
手を繋いで仰向けになると冬期休暇中、ケンブリッジ・フィッツウィリアム美術館に行こうよと、旅行の話をはじめた。
繋がれた手と手がエロい。ローターにあ、あ、と喘がされるたび、二人は、握った手にぎゅっと力を込める。
艶やかな声をあげながら、二人は、その美術館にある歌麿の『化.物.の.夢』を見に行こうと語った。
いいなぁと思った。俺も大好きな大判錦絵だ。俺も行きたい。つかイキたい。ジーンズの中から
ぶるんっと飛び出し、はっちゃけたいのだと、股間でちんぽが切々と訴えている。
俺だって引っ張りだしてシコシコしてやりたい。だけどごめん。後ろ手で手錠をかけられてるんだよ。
ごめんな。
つづく
>>135 自演か?スルーしろと言いつつ話を蒸し返して。
したらばを誰が作ったかなんて知らねぇよ。
おまいこそただの構ってちゃんじゃねぇか。
誰にも乙してもらえないからって他人様にあたるなよな。
落ち着け。
140 :
春:2006/12/08(金) 18:25:28 ID:Gt/GblHhO
自分で自分のちんぽに謝った。
パンツが冷えたがまん汁でじめじめしている。つめたさが哀しい。
気持ち悪かった。出したいのはザー汁だ。ゼミ長を泣かせるはずだったのに俺が泣きたくなってる。
みじめだ。高2のとき同寮のいっこ上の先輩に強姦されたのを思い出した。
中学・高校の6年間。俺はいま以上に馬鹿だった。
小原(オハラ)という名字とヒロイン顔でついたあだ名はスカーレット。
学祭で女装してちやほやされたり、取り巻きはべらせて男子のくせに女王様を気取ってた。痛い子だった。
服とか髪もエロ可愛く見える様に意識してたし、男とも付き合ってた。
ああ、でも、付き合ってたというか、ハツカレは学園のヒロイン(笑)してた俺との仲を
年上の本命に見せ付けて、やきもきさせたかっただけだったし、俺の気を引きたくて、
輪姦→王子様登場→救出→告白なんて小芝居をしてくれた王子様(だと思ってた)には
手も繋がないうちに振られたんだけど。別れの理由は先方の心変わりだったww
嫌なタイミングで転校してきたあいつの幼なじみに俺は競り負けた。
その次の男とは、はじまりは、いま思い出してしまったみじめな強姦でほんと最悪だったけど、
それなりに続いた。二股かけられてたのには途中で気付いてたけど、俺のが本命だと思ってた。
だって俺はいつだってヒロインで、まじ可愛かったから。
別れ話をされた晩、自分が自惚れてた事を思い知った。慰めてくれた寮の同室の先輩にまじ惚れして、
先輩が卒業する日、イッショウケンメイ告ったら、やんわり振られた。
悶々と過ごすこと5ヵ月。父親の進めで高校三年の夏休みに、受けから攻めに転向した。
服も髪も前から気になってたけど、俺には似合わないし
男受けしないと思ってスルーしてた、いまの路線に変えた。
両腕に黒一色で大柄のタトゥーをいれまくった。確変。産まれ変わった気がした。
ぶわっと飛べた。大学デビューで完璧に攻め街道にのったはずだったのに。
手足を拘束されて俺はがまん汁を漏らしてる。1万もした超気に入ってるニットトランクスは
冷えたがまん汁でつめたく濡れそぼっていて気持ち悪い。
これまであれこれ、俺なりにイッショウケンメイ馬鹿げたことをやってきた。
でも結局はどれもうまくいかなかった気がする。
つづく
痛い。痛すぎるよあんた。
142 :
春:2006/12/08(金) 23:49:11 ID:Gt/GblHhO
教授はやたらとセクシーで、ベリーセクシーで、ゼミ長はとても気持ち良さそうだった。
感じまくってる恋人同士のSEXに煽られて、がまん汁漏らして俺は何をしてるんだろ?
此処に居るのは虚しい。帰ろうと思った。スルーされてるだけで拉致監禁されてるわけじゃない。
両手を後ろで拘束されて、足首をマフラーで括られているだけじゃねーか。
たぶん余裕で帰れる。転がっていた態勢から腹筋を使って体を起こした。
脚を曲げて顔を足首に寄せる。口でマフラーをくわえて解こうと試みた。
けど駄目だった。俺の鋼の体は思うように曲がらなくてマフラーに口が届かない。
しかたがないから、このままホップしながら帰る事にした。ガキの頃、好きだったな、ホッピング。
ハンドルとペダルとスプリングのついた一本足のおもちゃの真っ赤なのを俺は持っていた。
両手でハンドル握ってペダルに左右の足をのっけて、バランスをとりながら跳ねるのが楽しかった。
立ち上がって両足揃えて跳ねながら寝室を後にした。俺は二人にキレイにスルーされている。
部屋を出るときも知らんぷり。引き止めてもらいたかったわけじゃない。だけど寂しかった。
勝手な言い分だけどそう思った。後ろ手でドアノブ回すのがしんどかったけど、無事、外に出れた。
跳ねながらすごすご帰る帰り道。手首が後ろで腕時計が見れないから正確な時間はわからない。
たぶん日付は変わってる。アパートを出たところですれ違った飲み会帰りっぽいリーマンにぎょっとされた。
143 :
春:2006/12/08(金) 23:50:32 ID:Gt/GblHhO
奇髪、妙服の男が跳ねてんだ。当然の反応だろう。
もうすぐクリスマスだから、俺の髪(肩をこえてる太めの三つ編み33本)は
クリスマス三原色(赤・白・緑)に染まってて、11本の三つ編み×3色が背中に流れてる。
バイトの時は後ろでまとめるけど、ふだんは結ったり流したりしてる。
きょうは、バイトのあと流していたから、俺が両足で跳ねる度、33本の三つ編みも跳ね広がる。
服の素材や色・形は街灯の明かりだけじゃわからないだろうが、
このちょっとメドゥーサ入ってる髪の形状は、どん引きされる所以になり得るだろう。驚かしてごめん。
跳ね進みながら、心の中で詫びた。俺のアパートはゼミ長の家から近くて遠い。
跳ね疲れた俺は途中のコンビニに駆け込む事にした。足のマフラーを解いてもらえたら普通に歩いて帰れる。
コンビニに跳ねながら入店した瞬間、店員さんに卵(だと思った)をぶつけられた。
胸元にべっとり付着したオレンジ色の蛍光塗料にカラーボールだと気がついた。服を汚されてむかついた。
たぶん、いま、俺、不信者に間違われてる!?お客さまかもしれないのに、いきなりぶつけてくるなんて!
非常識だと思った。けどよく考えたら、時間が時間だし俺のイデタチも大概だ。
頭で考える前に体が動いて投球してしまったのかもしれない。責められねぇ。
ため息ひとつ、俺はウェルカム・マットにへたりこんだ。せつねぇーよ。
つづく
144 :
春:2006/12/09(土) 10:43:21 ID:4omMeW8KO
せつねぇーよ。俺はただ、マフラーを解いて欲しかっただけなんだけど。それだけなんだけど。
俺にカラーボールをぶつけた、メガネ男子な店員さんがマットの上に座り込んでる俺に近寄ってきた。
「わりぃ大丈夫か?やばい奴が来たかと思ったわ。つか前からアレ誰かにぶつけてみたかったからツイ」
ツイやっちゃった。お前ぶつけても良さげだったし、な?と詫びてるつもりのメガネに呆れた。
俺も頭おかしい部類だけどこの人も結構きてる。だいたい、何でお客さまにため口なんだよ!?
むっとしたけど、怒鳴るより、クリーニング代請求するより、とりあえずマフラーを解いて欲しくて俺は、
攻めを志した高3の夏以降長らく封印していた必殺技を使った。上目使いで目から放つ「おねだり光線」だ。
高校時代、俺が目をうるませ一言「パン」と命じて、にこーっと笑うだけで、
俺の取り巻き達はパンを買ってきてくれた。俺は見れる男で、俺の目と笑顔には力があったから。
145 :
春:2006/12/09(土) 10:45:01 ID:4omMeW8KO
高校時代よくやっていたように俺はメガネを見つめた。
わけありで足を縛られています。おもちゃの手錠をかけられています。プリーズ・プリーズ・ヘルプ・ミー。
「解いて」
高飛車ではなく甘える様に頼んだ。誰もが可愛いと太鼓判を押してくれた笑顔をおまけにつけて
真正面からメガネを見た。緑の目を輝かせてキラキラ笑うゼミ長をお手本に、笑顔にラメ感も+して縋る。
奥からもうひとり、やさしそうな顔をしたタレ目の店員さんが出て来たので、
俺はオレンジ色に汚された服を見せ付け、メガネに汚されたのだと主張した。タレ目の店員さんは
飛んできて、へらっと笑ってるメガネの代わりに何度も俺に謝ってくれた。
何も聞かず、ぎゅっと縛られていたマフラーを解いてくれ、足首を擦ってくれた。ちょっと嬉しかった。
緑色の工具箱を持ってきて、取り出したペンチで手錠までも壊してくれた店員さんに感謝した。
冷えたがまん汁で濡れたニットトランクスもオレンジの蛍光塗料で汚されたアウターも気持ち悪かったけど、
冷たい夜のココアみたいな人のやさしさにふれて、さすが街のホッとステーションだと思った。
両手両足が自由になってハイになった。自分史上最高の笑顔で「ありがとう」が言えた。
教授の匂いがするマフラーをたたんで手に持った。お礼に何か買って帰ろうかなとか思っていたら、
メロウな顔したタレ目の店員さんがクリーニング代を渡したいからと、俺を事務所に促した。
のこのこ着いていった俺が馬鹿だった。
つづく
146 :
春:2006/12/09(土) 12:59:18 ID:4omMeW8KO
「顔にも飛んでる」
店員さんは、ティッシュで右頬の蛍光塗料を拭ってくれたけど、こびりついているそれは落ちなかった。
この人、脚長いかも。ヒールのがっしりしたブーツをはいてる俺より背ぇ高い。
見上げながらありがとうと笑ったら、いきなり、数秒前にやさしく拭ってくれた右頬をぶたれた。
ふっとばされて、目をしばたいた。
「あんたの笑い顔、元カノに似てんだよ。むかつく」
俺は女顔だ。可愛いしモテる。小・中・高と子悪魔気取りで井の中の蛙してきたくちだ。
やりたいなら素直に言えよ。手錠壊してくれたお礼をケツで払ってももいいんだぜ?なんて思いながら、
正味の話、まじでこの人俺の笑顔が嫌いなんだとわかった。もう、ながれながれー。
なんかどーでもよくなった。憧れてた攻めにはなれなくて、ゼミ長も教授も抱けなかったし、この人が
俺のことどーにかしたいなら、もっ、ぜんぜん好きにしてくれていいよ??
「もっと殴ってもいいぜ?あんたが男いけるんなら、胸とか孔とか貸すし」
本音とアイロニーを8対2で混ぜて言ったら、乗り気だったはずの店員さんは、
眉を寄せて「積極的なのはちょっと」と引いた。そーなんだ!?むりやり感がないと駄目らしい。
だけど俺の事、裏に連れ込んどいてやっぱいいとか失礼じゃね??
高校のときも似たような事があった。告られて舞い上がってたら、あいつの幼なじみが転校してきて、
やっぱいいと告白を取り消された……。いろいろ思い出してたら、イラ〜っとしてきた。
殴るなり犯すなり責任もって最後までやって欲しい。超くやしい。超むなしい。むげねぇーよ、馬鹿。
つづく
荒らしだけど文章だけは本当好きだよ
文章だけは本当ガンガレ
住人にはもう受け入れては貰えんだろうけど、でもガンガレ
148 :
春:2006/12/09(土) 16:37:40 ID:4omMeW8KO
俺に興醒めしたらしい店員さんがくるりと背を向けて店に戻ってく。クリーニング代は!?
連れ込む口実だったのかもしれない。だったらなおさら、やっちゃってほしかった。
連れ込まれて頬ぶたれただけなんてありえねぇーだろ。マナー違反じゃねえ?何だったんだよ畜生。
とりあえず此処に居る理由はもうない。脚も手も自由になった。
ふっとばされたまま壁ぎわでへたってるより、とっとと帰ろう。
冷えたがまん汁で湿ってるつめたいニットトランクスを脱いで、新鮮なパンツにはきかえたい。
のろのろ立ち上がってたら、メロウなタレ目さんと入れ違いにメガネが入ってきた。
びしっ、と胸にカラーボールをぶつけられたのを思い出した。
痛かった。当たった瞬間破裂してナマタマゴかと思った。
買ったばっかのジャケットが、けばけばしいオレンジの蛍光塗料でぐっしゃり濡らされたのが超くやしい。
胸がむかむかする。目を見開いてメガネを睨んだら、「ひさしぶり〜、スカ」と言われた。えっ?
「雰囲気変わったけど、相変わらずお顔は超カワイイな!」
俺のあだ名(スカーレット)の短縮系を親しげに呼ばれたけどピンとこなかった。
「んー?覚えてねえ?まあ、しゃーねえわな。俺、高等部あがんねえで都立行ったしなー」
メガネが四角いセルフレームのメガネを取って俺を見た。
話から察するに中等部で一緒だったみたいだけど、わかんねぇーよ。
再会を祝してカラーボールぶつけられる様な恨みを誰かにかった覚えはない。
「2年のときクラス一緒だったんだぜ?一緒に掲示係りしたの覚えてね?」
申し訳ないことに、素顔をさらされ解説を受けても俺は思い出せなかった。
メガネは外したメガネを掛けなおし、こんな夜中にあんな格好で何してたんだよと俺の顔を覗き込んだ。
149 :
春:2006/12/09(土) 16:39:59 ID:4omMeW8KO
ノーコメントで目をそらしたら、メガネはいきなりムスカみたいにおれの三つ編みの束を掴んで引っ張った!
「エクステ?」
「自毛ッ!!」
痛みに呻きながら引っ張られている髪の根元を押さえて叫んだ。
「俺なぁ、昔からスカのこと大嫌いだったんだぜ」
がばっと押し倒され、満面の笑みでそう言われた。
昔からって……。中学卒業して縁切れて何年たってると思ってんだよ?あんたその間、ずっと俺の事、
大嫌いで居続けたんだ!?ちょっと堪えた。左の胸に雷電が、鋭い痛みがマッハで走った。
俺は彼にどんな酷いことをしたんだろう。思い出せねぇーよ。ごめんな。
ファスナーを下ろされ、濡れたニットトランクスごしに柔らかちんぽを揉まれた。
「早くないか?濡れて冷えてる」
耳元で囁かれ必死に首を横に振った。違う。その濡れは別件。ゼミ長と教授がらみだ。
てゆーかあんたバイト中だろ?何してんだよ。働けよ。「あ、…ん、ッあ〜」指を動かされながら、
ゼミ長のベッドルームで、扱きたくて扱きたくてたまらなかったのを思い出した。
夜道を両足揃えて跳ねてる内に萎えきってしまってたけど、俺のはしたないちんぽは、
むくむく勃ち上がってる。強弱をつけて擦られるのが嬉しくて、ちんぽは鈴口から、
俺は涙腺から汁を垂れ流した。メガネに申し訳ないと思った。まじ気持ちくて救われた気がする。
俺がよがってたら鬼畜にも、嫌がらせにもならないよなぁ……。あぁ、でも、ごめん、凄ぇいいっ!!
息が上がる。超上がる。長くは持ちそうにねえよ。
つづく
150 :
春:2006/12/09(土) 20:34:38 ID:4omMeW8KO
俺は女顔だけど身長はあるし体格だってゼミ長よりいいから、立派な攻めになれると思ってた。
だけどこうして喘がされてると、受けの方が性にあってるような気がしてくる。
俺が漏らしたがまん汁をメガネは指ですみずみまで延ばし、亀頭全体をヌルヌルにした。
指先で撫でられるだけでちんぽが疼いてせつない気分になる。軽く握られ溜め息が漏れた。
先端を軽くクリックされ体をくねらせた俺を嗤い、メガネは手の平でちんぽをゆっくり撫で上げる。
あぁ〜ッ!気持ち良すぎて変になる。「いけよ」と手の動きをはやめられ、俺はあっけなく達した。
力の抜けた下半身から下着ごとパンツを引き下ろされ、外気を感じた次の瞬間。
中指で深々と孔を貫かれ、俺は目を見開き息を呑んだ。痛ぇ、痛えよっ……。
いきなりすぎて、後ろを使うのは久しぶりすぎて、グリッと突き刺された痛みに俺はのたうった。
俺が出したザー汁をローション代わりに使うとかして欲しかった。
「俺、スカのこと大嫌いだから」メガネは嗤いながら、
プラスもう1本、人差し指をめり込ませてきた。あ、あ、ちょ、待っ!
「ケツが破れて血のぬめりでやわくなりますようにって祈るのと、
俺に舌で舐めほぐして下さいってねだるのと、どっちがいい?」
ぁ、舌っ、したっ、舌ぁ。即答したいのを必死で堪えた。堕ちたら駄目だ。
ちんぽに手を伸ばして、さっき俺が放ったザー汁をすくい孔に運ぼうとしたら、手をねじり上げられた。
「どっちか選べよ」
そんなの舌がいいに決まってる!痛いのは嫌だ。
だけど、羞恥とかプライドとか捨てちゃ駄目なものがある。わかってるのに
流れで俺は「舌っ、舌ぁっ」と懇願しながら、十八番のキラースマイルをメガネに投げかけ媚びていた。
情けなさが込み上げる。
つづく
すごく面白い
続き楽しみにしてるよ
がんがれ
152 :
春:2006/12/10(日) 01:13:55 ID:KOLwFHBdO
「バァーカ」
メガネのいきりたったちんぽが、俺の後ろにあてがわれ、鎚で鏨を打ち込むように入ってきた。
「頼まれたって舐めてやらねぇーよ」
涙で息がつまりそうになるのを必死に押さえた。乾いた硬い孔に堅いちんぽの先端が突き刺さる。
きっとまだ3センチも入ってない。だけど痛ぇよ。裂けそうだ。舌を選んだら舐めてほぐしてくれる。
まじでそう思ってた。痛いのが嫌で馬鹿みたいに媚びた。なのに……。情けなくて涙があふれた。
痛いのと悔しいのがいっしょくたになって津波みたく押し寄せてくる。泣きやみたかったけどできなかった。
きょうは、ゼミ長を泣かせて、あのキレイな緑の目が涙で濡れそぼるのを眺めるはずだったのに、
顔も名前も思い出せない中学時代のクラスメイトに、ケツを掘られて泣かされてるのは何でだろう。
何で何でと思いながら、幼稚園でならった事を思い出した。
「自分がされて嫌な事は、お友達にしちゃ駄目ですよ」。ああ……、そうか。
これは俺がゼミ長にしたこと&しようとしてた事なんだ。
悔恨。懺悔。激痛。仰向けで泣くと、目じりから零れた涙が耳へと流れて穴の中に入ってく。
気持ち悪くて耳へ伸ばそうとした手を、右も左も捕らえられ、抉るように突かれた。ケツに雷電が走る。
痛ェ。痛えよ……ッ!!!
ゼミ長はこの痛みをお産に例え、俺に犯されながら、俺を産んでる気がすると言った。
電波電波したセリフだと思ったけど、わからないでもない。
襞がちりちり裂け、血が下垂る。血のぬめりをローション代わりに、
メガネのちんぽがケチャマンと化した俺の孔に攻め入ってくる。激しく出し入れされる度、
痛みで気が遠くなる。腰を振りながら嗤うメガネは、とても楽しそうだった。
つづく
(*゚∀゚)ムハーッ
154 :
春:2006/12/10(日) 13:18:27 ID:KOLwFHBdO
腰を押し進められ、イッパイイッパイのケツが悲鳴を上げる。
中学時代、俺はこのメガネにどんな酷いことをしたんだろう。
「んっ……、あぁ……」
メガネの腰の動きに呼応してはぁはぁ息が漏れる。痛ぇ。息苦しさに、呻きながら
メガネにごめんと言ったら、左目を殴られた。
「お前さ〜、何に対して謝ってるかわかってねぇーだろ?
お前はお前の罪悪感緩和の為に、俺に謝ってるだけなんだよ。ほんと、むかつく……」
その通りだった。右手を打ち込まれた左目が疼く。そーいえば、俺もゼミ長の左目をグーで殴った。
なんだ自業自得じゃん俺。最低だ。どすっと貫かれ、痛みにかこつけて泣いた。
つづく
乙の書き込み明らかに自演だな。自演しないと誰にも乙って言ってもらえないもんな。悲しいね。
156 :
春:2006/12/10(日) 16:08:39 ID:KOLwFHBdO
孔壁には前立腺があって、そこを愛撫されると男は雄々しさをなくす。
ちんぽの先っぽをびしょびしょに濡らしてあ…、あ…ッと喘がざるを得ない。それがセオリー。
俺は寮生で、中・高一貫の6年制の学校に通っていた。
寮には親父さんがBL漫画家、お袋さんがBL作家というサラブレッドな先輩がいて、その先輩が寄贈した
BLな書物が談話室の本棚の奥にあふれてた。
女子ってこーゆーの読んでるんだぁ〜なんて無邪気にはしゃぎながら、
皆で回し読みしてたのを覚えてる。物語の中の受け達は、大抵攻めに愛されていて、
前立腺を指やおもちゃや、攻め自身に責められて、色っぽく泣きながらよがってた。
どの受けを見ても気持ちよさそうで、俺の前カレは、あんまりゆっくり腰を振ってくれなくて、
荒々しさに泣かされることが多かったから超うらやましかった。
一度でいいからじっくり前立腺に触れて欲しかった。いま思えば、俺は2号で前カレの本命ではなくて、
抜く用人員だったので当然の扱いだったんだけど、当時は俺が本命でむこうが2号だと思ってたから、
不満で不安で寂しかった。キャンギャル出身モデルさん並みの可愛さを振りまいてた俺は、
自信満々で前カレに、2号と別れないなら別れるッ!と詰め寄って、
2号はお前なんだけど…と苦笑されましたw
「スカみたいな性格ブサ、本命にする男いるわけねーだろ?」と教え諭されて凹んだ。
だから前立腺の気持ちよさなんて知らない。心はSで体はMだと思っていたけど、
左胸が痛いと生理的じゃない涙が、アセロラティアーズが出る。メガネのちんぽは痛くて痛くて、
突き上げられるたび、俺は喘いだ。もっ、ちょっとやばい。凄ぇ苦しい、吐きそうだ。
つづく
157 :
春:2006/12/10(日) 19:26:13 ID:KOLwFHBdO
コンビニの入り口で来店を告げるチャイムが連続でなってるのを聞きながら、仕事に戻れよと思った。
下の口から激しく突き上げられると上の穴から、内蔵をリバースしそうになる。
「林!からあげ揚げてくれっ」
タレ目の店員さんがメガネを呼んでる。林っていうんだと思いながら、
こんな真夜中にからあげをオーダーしてくれた神に感謝した。
メガネの林くんが、俺の顔にザー汁をぶっかけて、テキパキちんぽを仕舞い、
からあげを揚げに行くのを見送った。床に寝転がってちょっとだけ天井を見上げた。
大きく息を吸って吐いた。心と体を落ち着けてから、事務所のティッシュを拝借して顔とケツを拭いた。
汚れたティッシュは、ごみ箱の底の方に押し込んで、上に他のゴミをかぶせる。
のろのろ身仕度をして、教授のマスタード色のマフラーを忘れないように持った。体が怠くて歩きたくない。
だけど此処にはもっと居たくない。だらだら店内に出ていったら、
教授とゼミ長がコーナー前で、からあげが揚がるのを待っていた。笑いたくて泣きたくて可笑しかった。
教授にマフラーを返して全速力で走った。「スカーレットの赤は赤い彗星の赤」だから、
俺は同級生の3倍足が速い。俺の名前は小原・シャア・アズナブル。
戸籍上は小原紗亜だが、幼稚園の頃から持ち物には、小原・シャア・アズナブルと書かれた。
小原スカーレットにしたかった母親を、父親が「シャアには赤の要素があるけど、
スカーレットにはシャアの要素がないよ」と言いくるめ命名したとかしないとか。
「オオイヌノフグリ」=大きな犬の(ちんぽと)キンタマの次ぐらいに、ドライブ感のある名前だと思う。
下半身がしんどかったけどシャアの名にかけて走った。何で走ってるんだろうと思いながら夜道を駆けた。
俺の家まであと1マイル。
つづく
158 :
春:2006/12/10(日) 21:15:13 ID:KOLwFHBdO
家に帰って熱いシャワーを浴びた。
バスルームの鏡を見たら殴られた左目の周辺は変色して黒すぐり色になっていた。パンダみたいだ。
痛いけどちょっとカワイイ。俺的に痣は、6月半ばの紫陽花色が1番だけどこれはこれでいいかもしれない。
キッチュな感じが俺に似合ってる。ポジティブにポジティブに考えながら、
中出しはされていないけど、生でやったし、キモいからシャワー浣腸をして寝た。
夢の中にトウワ(前-村-桐-和。俺が美大で浮世絵を専行してる所以の絵師)が出てきて、
オレンジの蛍光塗料で汚れたジャケットに、狩野派タッチでプッチ柄を描いてくれた。
買ったときより格好よくて、キュンキュンきた。起きたら夢でみたままリメイクしようと決めた。
つづく
がんばれ自分!
160 :
らぁげる物語:2006/12/10(日) 22:49:31 ID:NLsocVMj0
あるところにらぁげるという名の基地外がおりました
らぁげるとは、周りの人がテキトーにつけた名前です
らぁげるのほんとうの名前がなんなのかは誰も知りません
というか、誰も興味ありません
とりあえず、呼び名がないと面倒なのでらぁげると呼んでいるのです
らぁげるは最初、絡みスレというところで暮らしていました
けれど、うざく思った絡みスレ住人は鬼畜スレというところを紹介して
体よく追っ払いました
らぁげるは鬼畜スレにやってきました
鬼畜スレは住人が一杯いて、にぎわっていました
これなら、俺もまんせーされるに違いないとらぁげるは確信し
一生懸命書いた作品を披露しました
しかし、しょっぱなから日本語で書けと罵倒されてしまいました
文語と口語が入り混じった、変な文章でしたからいたし方ありません
でも、らぁげるは頭にくるとともに、たいそう不思議に思いました
らぁげるは自分を他の人と違って文才があると信じていたのです
らぁげるが他の人と違っているのは、単に基地外だからなのですが
基地外は自分のことが基地外だとわからないものです
嗚呼、かわいそうならぁげる
つづく
161 :
春:2006/12/11(月) 00:16:29 ID:n6VWW3XFO
起きたら真っ昼間だった。きょうは自主休講に決めた。
忘れないように夢で見たトウワのデザインを色えんぴつでメモして、
とりあえず豊卵ししゃもを焼く。油揚げと大根がまだあったから、味噌汁の具は決まりだ。
いりこでダシをとりながら、大根を切った。一枚だけぺらっと薄くカットして、日に透かす。
意味はないけれど、いつもやってしまう。大根の薄切りは、白い朝の月に似てる。キレイだ。
炊飯器の蓋を開けたら、ごはんがちょっとしか残ってなかった。悲しい。おかゆさんにして増量しよう。
あぁ、でも、卵もしゃけも梅干しもねえよ。こんなときは塩オンリー。ちぇっ〜と思ってたら、
大根の葉っぱと目があった!!!刻んで投入。ちょっと嬉しい。
ミドリ鮮やかな大根葉がゆに、お揚げと大根の味噌汁。メインディッシュは、超Dな姐さまししゃも's だ。
もう一品あってもいいけど、ひとりだしこんな感じでまあOK。充分だ。
食べて歯を磨いて食器を洗い、べとべとデロデロの魚焼き器を重曹でやっつける。
寮で同部屋だった、いまも超大好きな先輩が出したアルバムをBGMに、
夢の中のトウワの筆運びを思い出しながら、ジャケットにペインティングをしてたら
バイトの時間になってしまった。慌てて手を洗い、身仕度をする。
出掛け際に鏡を見て、俺は厨房だからアレだけどホールだったら、この目の腫れはアウトだったなと思った。
つづく
小原性格オモシロスw
眼鏡は厨房時代に結局何されたんだろうか
美形な主人公がカッコつかない話って
目の付け所が→
よくいくつも話思い付くよ。もっと読ませて欲しい。
>>155 投稿時間が妙に偏ってるよな>乙
いちいちNG設定するのも面倒なので
最近は手動で乙ごと一括あぼん
正規のスレは別に立っているんだから
わざわざ廃棄スレに来てレスをあぼーんするなんて手間をかけずに
この廃棄スレごとあぼーんすればいいのに
166 :
春:2006/12/11(月) 17:56:55 ID:n6VWW3XFO
17:59
ギリギリでタイムカードを押した。急いで着替えて、33本の三つ編みを後ろで束ね、
厨房に行ったら料理長が俺の顔を見て目をまるくした。
「小原!?」
どーした!?と聞かれ目の痣を心配してくれてるのかと思ったら、
シフト変更で俺はきょう休みだったらしい。かなり嬉しいけど、この痛そうな痣を構って欲しかった。
綾波ちっくに眼帯でもしてくればよかったかもなんて思いながら着替えた。俺、何しに来たんだろう。
帰り道、ふと思い立って大原のバイト先に足をのばした。大原とは、中等部のとき3年間クラスが一緒で、
寮でも一度、同室になったことがある。俺が小原だからか、大原には何事に置いてもかなわない気がしてた。
高1のとき仲良かった黒木ってやつも、同じ部に白木くんって人がいて、
何となく自分が悪い人な気がするんだと苦笑してた。だから何?って言われたらそれまでなんだけど、
字面のイメージ的に、俺は大原を仰いでいて、実際問題、大原は委員長とかを任されるタイプの漢だった。
記憶力のあるやつだから、きっとメガネの林の事も覚えてるはずだ。ガン堀りされた事は忘れたいけど、
俺が林に何をしたのかは気になって仕方ない。
男臭い筋肉野郎な外見に反してパティシエ目指してる大原のバイト先は、かわいいケーキ屋さんだ。
3席だけどカフェスペースあり。苺のミルフィーユにはまって俺は結構利用してる。
丹念に伸ばされ、何層にも重ねられたパイ生地のサクサク感と、苺の甘酸っぱさがたまらねぇーの!
小さな店だから大原はカウンターもまかされてる。売り切れていたミルフィーユのかわりに、
NYチーズケーキとブレンドをオーダーした。先週来たばかりだから久しぶりって程でもないけど、
たわいもない話をちょっとして奥に引っ込む大原を見送りながら、
大原にも痣の件をスルーされた事に気がついた。あえて触れてこないやさしさがもどかしい!構えよなぁ。
167 :
春:2006/12/11(月) 17:58:35 ID:n6VWW3XFO
客は俺だけ。店は混んでない。ケーキセットを運んできた大原に俺は向かいの席をすすめ、
「林って覚えてる?」と切り出した。大原はうん、うん、と頷きながら俺の左目を見やり、
それもしかして林にやられたん?と俺の顔を覗き込んだ。びっくりした。チーズケーキが喉につかえる。
大原がむせてる俺にお冷やのグラスを渡してくれた。
「自業自得だな」
ご愁傷様チーンと手を合わされ、「俺さぁ、あいつに何したわけ?」と尋ねたら呆れられた。
「荒らしだよ」
大原曰く、俺はとりまき連中を使って林が立ち上げた小説&イラストサイトの掲示板にコピペ貼ったり、
作品を貶すレスをしたり、某大手掲示板に林のサイトアドレスをさらしたりしていたらしい。厨すぎる。
「覚えてねぇよ。けど時効じゃね?」
「死ね。氏ねじゃなくて死ね」
大原に頭をはたかれ、「激痛だな」と言われた。うん。でも、グラハムクラッカーと
濃厚でコクのあるチーズのコントラストが最高だから、このチーズケーキに誓っていい子になるよ。
「俺はスカなんかと未だに友達してる自分を誉めてやりてぇーよ」
眉間に皺を寄せてる大原に、ありがとねと身を乗り出してちゅうをしようとしたら、ひらりとかわされた。
「キモい」
大原には俺の十八番の誘惑ビーム(笑)が効かない。悔しいけど、そのおかげで、こうして友達でいられる。
「ああ、そうだ。スカ、時間あるならここに居ろよ。布巾先輩来るぜ」
大原がさらっと言ったひとことに、心臓がイタチみたいに跳ねた。
「バースデーケーキの予約もらったんだよ。7時に取りに来るって」
ちょっと嬉しすぎた。嬉しい。嬉しいけど、久しぶりに会うのに、左目に痣ッ!みっともねーよっ……。ついてない。
つづく
うおお、面白いっす。
布巾先輩楽しみ。とりあえず続き待ってます。
自演と思われるかな。
とりあえず応援レス。本当、面白いよ。続き楽しみにしてるよ。
春面白い
小原を幸せにしてやってほしくなった
171 :
春:2006/12/11(月) 22:52:54 ID:n6VWW3XFO
フキン先輩は寮の一個上の先輩で、とても自由な人だ。
旅好きで、中等部時代から、出席日数を数えて登校してたという伝説を持っている。
めったに寮や校内に居ないひとだったけど、同室になったことのある俺は、
フキン先輩の、マホガニー素材のナイロン弦のクラギが奏でる、ぬくもり感たっぷりの音と、
フキン先輩の歌にたくさんたくさん、元気をもらった。
首まわりや袖や裾が擦り減った、ヴィンテージ感漂うカーキのロンTをよく着てたのと、
ギターをかついでふらっと旅に出てしまう性分から、同期のひとに布巾、布巾と呼ばれてたフキン先輩は、
いま、ミュージシャンをしている。らしくて素敵だ。最近の俺のBGMはフキン先輩の1stアルバム。
ファーストにして、すでにベストな一枚!!大好きだ。
どきどきwktkしながら待っていたら、7時過ぎ
カランコロン、入り口のベルを鳴らしてフキン先輩が入って来た。
フキン先輩はほんとにたくさんカーキの服を持っている。
きょうも、ダメージ加工が施されたカーキのポンチョを纏ってた。糸のほつれ具合が格好いい。
ラフに伸ばしてる茶色い髪との相性も◎
穿き込んだジーンズに、風合いのあるポンチョがまた、馴染んでて、
ミハヲタな俺はくらくらきてしまった。かっこいー。すっげえ格好いい。
172 :
春:2006/12/11(月) 22:55:48 ID:n6VWW3XFO
「スカ!?おまえ、目ぇ、どうした??」
お出迎えに走った俺と目が合うなりフキン先輩は、俺の頭にギタリストの右手を置いて二度撫で、
俺の顔を覗き込んだ。気に留めてくれたのが嬉しくて嬉しくてハイになる。構ってくれた!構ってくれた!
超嬉しい。ありがとうございます。超嬉しい。中等部時代のクラスメイトとちょっと…とお茶を濁しながら、
フキン先輩の格好よさによろけていたら、大原がでかいケーキの箱を持ってきた。
会計してるのを見ながら、誰かのバースデーなのかなと思った。
誰だ?誰だ?誰だ?フキン先輩は菖蒲の節句、5月5日生まれだから違うのは確かだし。
フキン先輩にあんな大きなケーキを贈ってもらえる誰かさんが超羨ましい。
「誰かのお誕生日ですか?」
平静を装って尋ねたら、フキン先輩は口元にふわりと笑みを浮かべて頷いた。
笑顔が恋人への贈り物だと語ってる。
フキン先輩が「またね」とケーキの箱を抱えて帰っていくのを見送ったあと、俺は大原に頼み込んだ。
「なぁ、お相手の名前、教えてよ。ケーキにチョコか何かで綴ったんだろ?」
個人情報漏洩はちょっと……とか、名前入手したらスカは呪いまくりそうとか、ほざいてる大原を拝んだ。
気になった。無性に知りたかった。知らなきゃだめだと天の声がした。
俺のしつこさに折れた大原が教えてくれたスペルは、どう見ても外人さんの名前だった。
珍しいけど何だか知ってる字面な気がした一拍後、ゼミ長のキレイなグリーンアイズがぶわっと浮かんだ。
間違いない。
つづく
>>165 正規スレにも似たようなの来てるじゃん?
名前欄は変えてあるが、似た書き癖、似た内容、
似たような付き方の乙コール。
砂布巾GJ!!
自演ばっか。見ててさぶい。
OBqip09G0 です。
自演決め付けは勝手だけど、面白いと思って
日に2回づつここ覘いてるよ。ペースも速いし、
自分にはできないことができる人にGJしてるだけ。
投下者さんは分かってくれてるだろうからいいけど。
コピペ荒らしでスレ住人どころか削除人さんお二人にまで
迷惑とお手数をかけさせた荒らし行為を行った人へ
GJと労う人は基地外か自演と疑われてあたりまえでは
178 :
春:2006/12/12(火) 12:17:34 ID:2Dnzd/cHO
Abigail
そう綴って、アビガイルなのかアビゲールなのか、読みはイマイチよくわからない。
でもゼミ長の名前がAbigailなのは確かだ。それだけだけど、
きょうがお誕生日のAbigailさん=ゼミ長に思えた。
根拠はないけど、俺のシャアって名前並みにAbigailは、アメリカ人男子としてめずらしい気がする。
ゼミ長は、エロいことした後、深夜に仲良くからあげくん食べるくらい教授とラブい仲なんだと思ってた。
フキン先輩とゼミ長の接点なんて知らない。だけど、二人が寄り添い合って並んでいるのを想像したら
お似合いだった。ゼミ長のキンキンしていないワラ色の髪は牧歌的で、
フキン先輩とロハスな雰囲気が似てた。新緑の様なミドリの目がフキン先輩の隣で美しく輝いてる。
「妄想モード突入か?」
え?耳元で苦笑混じりに囁かれ大原を見た。あ、あぁ。イッてた。
「でも帰還した」
答えたら帰還ついでに巣に帰れと背中を叩かれ、「その前に」と飲食代を請求された。
お金を払って店を出た。俺の家に帰るなら右。ゼミ長の家に行くなら左だ。どーする?どーする俺!?
頭は迷ってるのに、足は迷いなく左折する。体はちょっと正直だ。
もしもゼミ長のアパートにフキン先輩がいたら、二人が全裸だったら、きっと教授は悲しむ。
ベッドの上で、互いの肩から手首までをぴったりくっつけて、指を絡める恋人繋ぎで手を取り合いながら
ローターに喘いでいた教授とゼミ長が、互いのちんぽを扱き合ってた二人が脳裏によみがえる。
ゼミ長とフキン先輩ができてたら、俺はまた、ゼミ長をやっちゃうかもしれない。
教授を裏切った。フキン先輩を誑かした。言い掛かりなら、いくらでも捏造できそうだ。やばい。
つづく
179 :
春:2006/12/12(火) 15:52:22 ID:2Dnzd/cHO
大原の店からゼミ長のアパートは直ぐだ。林のバイト先のコンビニ前を通りゼミ長の家に向かった。
林には日を改めて詫びに来よう。虫の好い話だけど、気軽に飲みに行ける仲になれたら嬉しい。
ドアの前に立ち、呼吸を落ち着けてからチャイムを鳴らした。ゼミ長がインターフォンに出る。
教授の声色をまねてハッピーバースデイと囁いたら、ばたばた足音を立てながら玄関に走ってくる音がした。
ドアを開けたゼミ長が俺の顔を見て固まる。
「何でオハラが居るのよ?」
お誕生日おめでとうと言いながら、訪問販売みたくドアの隙間に足を入れ、玄関の靴をチェックした。
あった。高校のときからフキン先輩が愛用していた、ダークブラウンの遊牧民チックなブーツがあった……。
俺はフキン先輩と孔兄弟の模様。
少し薄くなったけれどまだまだ紫な、俺の殴ったあとを見ながら、ゼミ長を問い詰めた。
「どっちが本命?」
「ハァ?」
「教授といま中にいるひとだよ。どっちが、」
「どっちも遊び。オハラともゼミのあと遊んでやっただろ?アレと同じだよ。
教授はフェラの達人、フキンはテクニシャン。オハラがいちばん下手糞で痛かったな。OK?」
俺のセリフを遮りさらっとそう言うと、ゼミ長は唖然としてる俺の鼻先でドアを閉めようとした。
「アビー?」
玄関先に様子見にきたフキン先輩がゼミ長の愛称(AbigailだからAbbie?)を呼んだあと、
俺を見て驚いた顔をした。俺もリアクション芸人みたく大げさに「偶然ですねっ!」と繰り返し、
同じ美大で同じゼミなんですよと微笑んだ。フキン先輩がゼミ長に、俺との仲を説明してる間に
俺は家の中に入り込む。ゼミ長の黒さにびっくりした。前々から変なアメリカ人だとは思っていたけど、
こんなダークサイドよりの男だったなんて。教授は知ってるんだろうか……。
てゆーか、フキン先輩テクニシャンなんだ……。ついつい先輩の股間に目がいってしまう。
生唾を飲み込んでいたら、フキン先輩が「アビーとは旅先で出逢って〜」と馴れ初めを教えてくれた。
ゼミ長が不満そうに、玄関で立ち話も何だからと、俺を招き入れてくれる。
靴を脱ぎながら、バースデイプレゼントを兼ねて手土産を持ってくれば良かったと思った。
つづく
180 :
春:2006/12/12(火) 18:10:59 ID:2Dnzd/cHO
図々しくチキンとかケーキを一緒に食べた。
プレゼント代わりに食後の洗いものを引き受けたら、不機嫌そうだったゼミ長が喜んでくれた。
食器を洗いながらオープンカウンター越しに、先輩とゼミ長がキスを交わすのを目撃。
二人を引き裂いてやろうと思っていたのに、フキン先輩の幸せそうなキス顔を見ていたら、
ゼミ長に手をあげられなかった。情けない。俺はここに何しに来たんだろう。食器洗いじゃないのは確かだ。
俺が皿を洗い終わり、シンクの回りに飛んだ水を乾いた台拭きでふき終えてもまだ、
二人は互いの唇をeatしていた。というかゼミ長が俺に見せつけるかのように、先輩の唇を吸っていた。
何でゼミ長なんだろう。フキン先輩の趣味がわからない。
怒りにまかせて、濡れた台拭きをギリギリ絞っていたら、ゼミ長に「カム・ヒヤ」と呼ばれた。
「これも何かのご縁だから、きょうは3人で」
フキン先輩にそうねだりながら、ゼミ長は俺のちんぽに右手をのばしてきた。
ズボン越しに力強く揉まれて慌てた。3Pの響きに動転した。
ゼミ長は左手でフキン先輩にも同様の刺激を与えてる。あきらかに先輩も戸惑っていた。
だから、きっとフキン先輩がNoと言ってくれる!そう思った。だけど、フキン先輩は、
ちょっと困った顔で笑いながら、どこか楽しそうに、「スカは男同士、大丈夫だったよね?」と俺を見た。
大丈夫です。平気ですけど。どうせなら先輩とふたりがいい。何だよ、この流れ。
ゼミ長に引きずられながら、昨晩、乱入した寝室に運ばれ、俺はベッドの上に投げられた。
つづく
181 :
らぁげる物語:2006/12/12(火) 20:00:04 ID:6AvCZahp0
らぁげるがやってきた当時、
鬼畜スレにはある作品が投下されており
大変な好評を博しておりました
この作品を仮にKとしておきましょう
会心の力作「かぐや」に乙が意外につかず、
Kにやたらと乙がついていることをらぁげるはいぶかしみました
自分は鬼畜スレで一番才能があるのですから
一番乙がつくはず、とらぁげるは妄信していたのです
なぜなんだ
らぁげるは脳とあにゃるの襞をひくひく動かしながら
必死に考えました
考えるまでもなく、
Kに比べてらぁげるの作品が単につまらない、萌えないからなのですが
らぁげるは基地外なのでそんな簡単なことが理解できなかったのです
ついに、らぁげるは一つの結論を得ました
そうだ、Kの乙は全部自演だ!
そうとわかれば話は早いです
らぁげるは、「かぐや」に自分で乙コールをしました
鬼畜スレ住人の雑談場所であるしたらばでは
今までのキャラのなかで一番萌えた、とまで書きました
ところが、そこまでしても乙コールはKより少なく
自演に釣られて乙をする住人も多くはありませんでした
らぁげるはいぶかしむとともに、Kへの嫉妬と憎しみの炎を燃やしました
嗚呼、情けないらぁげる
182 :
らぁげる物語:2006/12/12(火) 20:06:08 ID:6AvCZahp0
◎この物語の役目◎
ぶっちゃけ、らぁげるを踊らせる笛のようなものです
最初に投下されたとき、
らぁげるはしたらばで元気にダンスしてくれました
たくさん、たくさん自分の作品を褒め称えました
今、らぁげるは本スレで楽しそうに踊っています
さて、今夜はらぁげるはどんな踊りを見せてくれるのでしょうか
・自分の作品を褒め称える
・らぁげる物語に噛み付く
・自分はらぁげるではないと断ってからしたらばで暴れる
・本スレで華麗なダンス
皆様、お楽しみに☆
183 :
らぁげる物語:2006/12/12(火) 21:20:18 ID:6AvCZahp0
さっそく基地外が本スレで踊っています
踊りながら吼えてます
らぁげるはとても器用です
156 :風と木の名無しさん :2006/12/12(火) 20:45:23 ID:oQnKkO17O
低レベルですか、すみません。でも、そういう輩はスルーするのが一番だと思いますよ?
変にレスすると、面白がりますから。私のように。
代理さん、来るなや
157 :風と木の名無しさん :2006/12/12(火) 20:51:33 ID:oQnKkO17O
資格がないというならどうするんですか?私にこのスレを見れないように何か手を打つんですか?
159 :風と木の名無しさん :2006/12/12(火) 20:54:23 ID:oQnKkO17O
皆さんが私をしばらく華麗にスルーしてくれたら、時期に私はいなくなるでしょう
かつて、らぁげるは自分の投下をするために代理さんをほめていました
らぁげるは行動発言に一貫性がないのです
でも、基地外だからしかたありません
らぁげるの踊りはまだまだ続きます☆
自演じゃないならいい加減にしてくれ
基地外煽るのも基地外だよ
185 :
春:2006/12/12(火) 22:32:49 ID:2Dnzd/cHO
「スカ、あーんして」
フキン先輩に言われて大きく口を開けたら、スースーしないフリスクみたいなタブレットを、
3粒、口に入れられた。「噛んで」と促され奥歯で噛む。超スパイシー。はじめての味だ。
「媚薬。メイド・イン・スリランカ」
ゼミ長は笑顔でそう言うと、同じものを一粒前歯でくわえて、かりっと割り、先輩と半ぶんこにした。
「自分で脱げる?」
ゼミ長を脱がしながら、フキン先輩が俺を見る。
頷いて一枚一枚脱ぎ、ちょうど全裸になったとき、突然第一波が来た。
熱いッ!熱い熱い熱いッ!体中がメラメラで目がギンギンする。股間が炎上している気がした。
ハァハァ喘ぎながら、俺は両手でちんぽを握りしめて蹲った。とっくに堅くなってたそれは、
壊れたみたいにがまん汁を漏らし続け、押さえていた俺の両手は
アッという間にヌルヌルになってしまった。
指と指の隙間から汁がだだ漏れでやばい。ゼミ長が口笛を吹いたのが聞こえた。
フキン先輩が、ちんぽを握っていた俺の濡れた手をそっととり、シリコン素材っぽい何かを持たせてくれた。
「ごめんね」と言われ、霞む目をこらしてピンク色したそれを見たら、非貫通式のオナホールだった。
ご丁寧に中はローションで満たされている。
俺の頭を撫でながら、アビーとしたいから、ちょっとだけ独りで遊んでいてねと、耳元で囁くフキン先輩に
嫌だと言いたかった。こんなの3Pって言わない……ッ!そう思うのに、たまらなくて、熱を沈めたくて、
俺は掴んだオナホールにちんぽを挿入してしまった。ながれで夢中になってホールを上下に動かした。
グチュっと吸い付いてくる締め付け感に酔いながら、抜き差しのスピードを速めたり遅めたりした。
超気持ちいい。凄ェいい。
ちんぽにねっとり絡み付くホールのひだひだと凹凸に喘ぎながら、
フキン先輩が大事にゼミ長を抱いているのを見た。俺も抱かれたかった。フキン先輩のちんぽが欲しい!
こんなのせつねぇーよ。寂しくて寂しくて、帰りたくなった。
だけど、もっ、オナるのを止められない……ッ!
つづく
段々ゼミ長にもにょってきた
スカとフキンが無事にくっつきますように
187 :
らぁげる物語:2006/12/13(水) 01:08:58 ID:4XWadA7v0
らぁげるは基地外です
基地外なので電波をいっぱい受信しなければなりません
らぁげるは携帯二つ、パソコン一台を持っています
基地外なのにらぁげるは、携帯もパソコンも使えるのです
まったく、たいした基地外です
「かぐや」が今ひとつだったらぁげるは満を持して
新作「スカーレット」を投下しました
ところが、なんとそのすぐ後にKが投下されたので
らぁげるは一つも乙をもらうことができませんでした
つまんない、萌えない、しかも1レスの作品に
どう乙をつけろというんだ?と思うのは普通の人
基地外はそうは考えないのです
Kのせいで乙がもらえない!と足りない頭で考えたらぁげるは
怒りのあまりあにゃるをひくつかせながら
携帯を操りました
曰く、
>間を開けてから投下しようと考えないの?
>自分がマンセーされればスレはどうなってもいいってか。
>カスだな。
自分がまんせーされたいがために、Kを叩くらぁげるのほうがカスです
でも、基地外にそんな難しいことはわかりません
嗚呼、馬鹿ならぁげる
188 :
らぁげる物語:2006/12/13(水) 01:16:03 ID:4XWadA7v0
らぁげるは現在、本スレで代理さんに一生懸命絡んでいます
連続コピペなどという高等技まで駆使しています
素敵な踊りっぷりです
らぁげるは考えています
誰かが削除依頼するかもな、と
そうすれば、スレ住人と一緒に削除人もいびれるのです
削除依頼して、誰かに迷惑をかけてうさばらしをする、という
楽しみをらぁげるは、鬼畜スレ前板で知ったのです
そうして、はからずも、品性下劣と以前叩かれたことは
まぎれもない真実であると自ら証明しているのです
189 :
春:2006/12/13(水) 02:29:30 ID:S04ansjZ0
PCと携帯を駆使し、キチガイのふりをしてみれば
住人達は本当に俺を気違いだと認識してくれていて
成りすましも表れてくれた。ちんぽだ、ガマン汁だのうんこを鏤め
こうして書くと、馬鹿が反応してくれる。時にVIPが801板を襲撃した時
戦士は敢無くも敗れたが、俺は今こうして春を書くことで
踊ってくれる此処の住人達の脆さも知った。それが愉しいだけなのに
皆エッシャーの蟻みたく、この中でコロコロ踊ってくれる。
叩いた代理も、丁度いい手駒にすぎないだけなのに
20歳を超えた大人はそんな事も考え付かないらしい。
そんな事を思い、俺はオナホールにちんぽを挿入したまま腰を振り
先輩が欲しいと泣きながらオナニー猿になっていた。
つづく
190 :
春:2006/12/13(水) 10:39:52 ID:8+xyaK9iO
いつだってマイペースだったフキン先輩が、ゼミ長を気遣いながら抱いていた。
先輩は一度ゼミ長からちんぽを引き抜き、正常位だった体位を、受けに負荷のかからないバックに変えた。
垣間見たフキン先輩のちんぽは、10代の頃、寮のお風呂場で見たときよりも雰囲気と存在感が増していた。
二度惚れ、男惚れ。たまらねぇーよ。オナホールでイキながら、フキン先輩が欲しいと思った。
フキン先輩は四つん這いにしたゼミ長に、すぐには再挿入しないで、
ケツマンコに指でローションを塗っている。
先の挿入で開ききり、ゆるんだ襞を更にやわらかくするべく、
ギタリストのしなやかで強靱な指が、やさしくやさしくローションを塗り足していた。
ローションに色がついているのか、ゼミ長が持って生まれた色なのか、ゼミ長のアナルはまるで、
家の中で飼われているにゃんこの肉球みたいなピンク色をしている。
くるくるとローションを塗られる度、ゼミ長はそこをひくひくぴくぴくひくつかせ、
母国語で、挿れて、もう挿れて…ッと、訴えた。
先輩の長い指がケツマンコに潜り込むのを眺めながら、
カッカするちんぽを鎮火したくて、俺はまた握ったオナホールにちんぽを突っ込んだ。
フキン先輩の器用な指に前立腺を探り当てられたゼミ長が、シーツに顔を擦りつけてあんあん喘いでいる。
いいなぁ……。気持ち良さげな吐息混じりの声に、溜め息をついたとき、第二波が来た。
つづく
外基地もここまでくるとマジ恐いな。こいつ日常生活まともに送れとるんか…。
192 :
春:2006/12/13(水) 17:00:51 ID:8+xyaK9iO
スリランカって何処だっけと思いながら、ちんぽにオナホールをハメたままシーツにしがみついた。
もっ、悠長にご自愛なんてしてられなかった。
ケツマンコの中が赤道直下な感じで、どんどんどんどん熱くなる。手も内股も汗ばんでた。
熱くて、やばくて、ひもじくて、何でもいいからくわえたかった。ケツが疼いて疼いて、涙が止まらない。
飢餓感に耐えきれなくて、指を3本突っ込んだ。
悶えてたら、ゼミ長の前立腺を指で愛撫してたフキン先輩が、「ごめんね」と言って、
バイブを持たせてくれた。
「アビーとしてるから、もうちょっとだけ待っていてね。ひとりで遊べる?
体は辛くない?らくにイケるようにタブレットを多めにしたからね、
息切れや動悸がしたら、我慢しないで。直ぐに声をかけて、いいね?」
頭と背中を大きな手に撫でられながら、必死に首を縦に振った。
寝転がって夢中でケツにバイブをぶちこんだ。ハァハァしながら、両手で掴んで動かした。
気持ちいい、超気持ちいいッ。林のちんぽで裂けた傷がバイブを入れたら、半開きになってしまって、
それだけがちょっと痛くてアレだけど、体中がホウホウ、ホッホーして気持ちかった。
バイブを出し入れする度、ケツマンコが、うほうほ笑ってる。
フキン先輩にバックで挿入されたゼミ長が、感じまくって長鳴きするのを聞いたとき、
とろけてた脳がハッとした。急に悪寒がして左胸がしくしくした。こんなのは3Pじゃねぇーよ。
全然よくない。ちっとも、よくなかった。
つづく
193 :
雑談:2006/12/13(水) 17:43:39 ID:8+xyaK9iO
ID:yVfzszg2O=春ではないです。
「春 sage 2006/12/09(土) 20:42:47 ID:4omMeW8KO」が、本スレへの最後の投下です。
この隔離スレをたてて下さった方、読んで下さっている方、
乙を下さった方に感謝しています。
194 :
春:2006/12/13(水) 19:23:03 ID:8+xyaK9iO
啜り泣いていたら、ゼミ長が派手にイッたあと、フキン先輩に俺を抱くように言った。
「オハラはオレに奉仕して。ほら、舌出せよ」
バイブとオナホールを取り上げられ、ゼミ長のちんぽで唇をなぞられた。
ゼミ長の股間に顔を埋めながら俺は腰を上げた。
「ほら、ほら、カワイイ後輩が欲求不満で泣いてるよ?早く挿れてあげないと」
ゼミ長がフキン先輩を煽ってる。ゼミ長が何考えてるかなんてわからない。でも、フキン先輩が好きだ。
ケツの穴が、すごくヒクヒクしてるのが自分でわかる。ちんぽから涎が止まらない。
こんなラッキーに恵まれるなんて思ってなかった。どんな形でもいい。一晩でも体だけでもいいと、
ベッドを抜け出し、フキン先輩の寝顔を見ながら下唇を噛んでいた高校時代を思い出した。
夢みたいだ。指よりも柔らかいものを孔に押し当てられ、ぶわッと体中の毛穴が開いた。
舌だ!舐められてる?フキン先輩に舐められてる……ッ!息を吹きかけられ、カァッと顔が熱くなった。
こんな恥ずかしいのは、はじめてだった。差し込まれた舌に息が詰まる。孔壁を這う舌に、あぁ、もっ、ん。
「オハラ、口が止まってる」
ゼミ長に軽く頭をはたかれ、慌てて裏筋をペロペロした。
「ごめんね、スカ。こんなSEXに巻き込んじゃって。
誕生日だから、きょうだけ、ね?アビーに付き合っててあげて」
俺の孔から口を離し、腰に左右の手をかけながら、フキン先輩が言った。
謝らないで下さい。俺、光栄です……ッ!!
「うっ…あぁ…んっ…」
熱い塊を押し当てられ、積極的にくわえにいった。フキン先輩がゆっくりと腰を推し進めてくる。あぁ、
「大丈夫か?」
尋ねられて何度も頷いた。入れられただけでイキそうで、離したくなくて
俺は呑み込んだフキン先輩を締め付けた。
つづく
自演とか言う人がいるけど、本人にわかってもらえればいいや。
乙。楽しみに読んでるよ。なりすましとかたくさんでてきて大変なことに
なってるからできたらトリップつけてほしいな。きっとトリップつけずに
相変わらず成りすます人はでてくると思うけど、トリップ以外は春さんじゃないと
信じるよ。面白いからこのまま続いて欲しいな。
>195
トリップ付けても意味はないよ。春になりすました荒らしがSSを投下している
わけでもないし、そもそもなりすましている奴がいるのではなくて、
荒らしを春の自演自演とうるさく言っている奴がいるだけだ。
197 :
春:2006/12/13(水) 21:50:49 ID:8+xyaK9iO
フキン先輩のジュニアさんに前立腺を擦り上げられながらイッて、
ゼミ長が俺の喉に放ったホワイト・サーフを飲み込んだ。
気怠くて、ケツがじんじんした。何ていうかフキン先輩は大きくて、凄かった。
抜かれたあともまだ、フキン先輩をくわえているような気がして、そわそわする。
3人で入るにはゼミ長の家のバスルームは狭かったけど、
ゼミ長に誘われ俺も一緒にシャワーを浴びさせてもらった。
ゼミ長に亀頭をボディソープでヌルヌルにされ、スポンジでくるくる責められたあと、
ちんぽにシャワーヘッドを当てられ、温水の束をくらった。
フキン先輩はゼミ長の悪ふざけを嗜めてくれて、ザー汁を漏らしてしまった俺のちんぽを洗ってくれた。
夢のようなひとときだった。
帰りたくないなと思っていたら、ゼミ長がスエットの上下を貸してくれ、泊まっていけば?とおっしゃった。
フキン先輩がゼミ長とふたりっきりになりたがっていたのは、
空気でわかったけど、ゼミ長のお言葉に甘えた。
198 :
春:2006/12/13(水) 21:51:49 ID:8+xyaK9iO
風呂上がりのビールを飲みながら、フキン先輩はギターを手にハッピーバースデイの歌をうたった。
♪ハッピーバースデイ・ディア・アビー
Dearの響きに、Loveがギュッと詰まってて嫉妬した。
♪ハッピーバースデイ・ディア・マイ・アビー
Myなんて挿入して欲しくなかった。
♪ハッピーバースデイ・トゥー・ユウ
ラストだけ一緒に歌って祝った。
男3人、セミダブルのベッドで、フキン先輩を真ん中にはさんで川の字で寝た。
翌朝起きたら、フキン先輩は居なくてゼミ長がベッドでたばこを吸っていた。
「おはよう、オハラ」
フーッとたばこの煙を吹きかけられる。吸えない俺はむせた。
「フキン先輩は!?」
咳き込みながら尋ねたら、成田と言われた。
「レコーディングで二週間ニューヨーク。なぁ、オハラ?言わなくても、わかってるだろうけど、
フキンと教授に余計なこと言うんじゃねーぞ?あの二人、二人ともオレの事大好きだからな。
オハラは教授もフキンも好きだろ。だったら、哀しませるような発言はできねぇーよな?
ま、夕べ、いい思いさせてやったし文句ねえだろ。あの3Pは口止め料よ?OKay?」
頭がくらっとした。
「オハラはフキンが好きなんだろ?オレ、あのゼミでは教授の次にオハラのこと気に入ってるし、
いいこと教えてやるわ。オマエ重いんだよ。フキンは風の人だから、オレみたいな軽い方が好みだぜ?
本気でフキンを落としたいなら粘着やめな。きのうオハラが来たときびっくりしたぜー」
ゼミ長はそう言って笑うと、そうそうと、俺の赤・白・緑の三つ編みをひっぱった。
「この毛色もフキンはすきじゃねーよ。自然な色のがいいんじゃね?腕のタトゥもNGだ」
つづく
春頑張ってるなー。
昨日は覗きにこれなかったけど、PC立ち上げる時間があったら
楽しみにここ見てるお。
200 :
春:2006/12/14(木) 00:45:22 ID:N1sgQEdpO
確かにそうかもしれないと思った。髪の色を変えよう。タトゥはレーザー治療で消せる、はず。
フキン先輩が帰国するまでにイメチェンをしねぇーと。
携帯を取り出していつも行ってる表参道の美容室に予約の電話を入れたら、きょうの11時が取れた。
ゼミ長はグリーン・アイズをキラキラさせながら笑うと、電話を終えた俺の右頬にいきなりキスをした。
「オハラは馬鹿カワイイな」
そう。いまも昔も俺はカワイイのが売りなんです。
きっとコンビニの林も俺がかわいかったから、忘れられなかったんだと思う。
大切な事を思い出した。林に謝りにいかなきゃいけない!それから、それと同じぐらい、
俺は余裕で笑ってるこのアメリカ人を凹まさなきゃいけないと思った。
フキン先輩や教授を綽々弄んでる態度が気に食わない。もう愛だ。愛しかない。
俺の愛で先輩と教授の目を覚まさせてあげねえと!
ぐっと右手を握った瞬間、コントみたいに腹が鳴った。
ゼミ長が「あるもの適当に食っていいぜ」と笑ったから台所に行った。
棚に5枚切りの食パン2枚とコーヒーを発見。
冷蔵庫には、ビール、ビール、マヨネーズ、発泡酒、発泡酒、タマゴ2個。微妙だ。
とりあえず、ケトルでコーヒー用のお湯を沸かしながら、鍋でゆでたまごをつくった。
タマゴが茹であがってから、トーストを焼き、大きめの深皿に皮をむいたタマゴを2個入れる。
スプーンの背でたまごを切る様に潰し、マヨネーズを絞ってざっくりあえ、
焼き上がったパンを対角線で三角にカットし、腹に切り込みを入れて、
ゆでたまごのマヨネーズあえを詰めた。即席ホットサンドのできあがり!
コーヒーを入れてダイニングに運び、ゼミ長を呼ぶ。口にあったみたいで、ゼミ長はニコニコ食べてくれた。
モロノブやウタマロやトウワの話をしながら二人で食べる朝食は、ちょっと意外な程楽しくて、
色恋が絡んでなかったら、ちゃんと友達になれたかもなぁと思った。
洗い片付けをしていたら、ゼミ長が「オハラもセフレに加えてやろうか?」と言ってきた。
つづく
フキン先輩(*´Д`)ハァハァハァハァ
スカは髪の毛普通に戻すのかwktk
ほぼリアルタイム投下に遭遇。ラッキーだ。
小原かわいいっす。
あと、食べ物の描写がいつもすげえ旨そうでいい。なんか、観察眼と感受性がいい文章だなーと思って読んでる。
過去が消え去れば素直に乙、GJと言えるのに。
204 :
春:2006/12/14(木) 07:00:37 ID:N1sgQEdpO
胸がむかむかしたから本気でぶった。俺に殴られた左頬を押さえてゼミ長はへらっと笑い、
にこやかに「じゃあ、今度、フキンとやるとき、また混ぜてやるよ」と言った。
「礼は朝メシとか、食器洗いでいいぜー」
頭がワイてるゼミ長にバイバイをしておいとましながら、
自力で口説き落とすんだと誓った。おこぼれなんていらねえよ。
帰りがけコンビニを覗いた。林はいなくて、それとなく店員さんにシフトを聞いたら、深夜オンリーだった。
いったん家に帰って着替えてから表参道へ。ヒルズをぶらついてたら、軽く予約の時間を過ぎてしまい、
バタバタ走って美容室に駆け込んだ。「遅れてごめんなさい」と手をあわせたら、
蒲江(カマエ)ちゃんは「やぁーねっ、気にしなくていいわよぉ」と笑ってくれた。
蒲江ちゃんは超腕のいい美容師さんだ。先々週、せっかくクリスマスっぽく染めてもらったばかりなのに、
クリスマス前にカラーを変えるのが申し訳なくて、もう一度手を合わせたら、
蒲江ちゃんは、「ほんとよぉ〜。とってもカワイイのに、もったいないわぁ」と唇を尖らせたあと、
「きょうは、もぉ〜っとかわいくしてあげちゃうっ」と微笑んで、
林に殴られてパンダみたくなってる目のまわりを心配してくれた。
俺は蒲江ちゃんのやさしいとこが大好きだ。
「オカマの胸にはオッパイはないけれど、ファンタジーがあり、愛があるのだ!」って
マエケンさんが言ってたけど、ほんとその通り。名言だと思う。
一緒にスタイルブックとカラー見本を見ながら話し合って、
ナガサワマサミな感じのショートにする事にした。バッサリ切るのは久しぶりだ。
髪をまかせながら、蒲江ちゃんに「腕のタトゥを消したいから、良いクリニックを教えて」とお願いしたら、
彼であるところの彼女は、うけまくって
「やっだぁ〜、もぉ、スカちゃんったらぁ〜。アタシは工事してないのよぉ。知らないわよぉう」と、
明るく笑いながら、組合的におすすめなレーザー治療に定評のある美容整形外科を教えてくれた。
ナチュラルカラーのさらさらショートに変身。バイトに行ったら、
フロアマネージャーが料理長に「小原をホールにくれ」と言いだした。
料理長は頑として首を縦にふらず、俺は二人のオッサマに取り合われ超気持ちかった。
つづく
春もいいかげん長いと思う。
だらだら続けるのを長編とは言わない。
206 :
春:2006/12/14(木) 17:23:23 ID:N1sgQEdpO
もともと俺は厨房で入ったからホールには回されなかった。料理長の勝ち。玉葱を刻みながら、
俺って愛されるタイプだなぁ〜としみじみ思った。
攻めより受け。つまりはそういう事かもしれない。カタに入って自在になる感じ?
受けのテンプレ貫く生き方のが性にあってる気がした。頑張ろう。
バイトから上がって林のコンビニに向かう途中、遅れ馳せながら学校に行くのを忘れてた事に気がついた。
骨学の単位がやばい。でも、髪を切ってさっぱりしたからOK。
いそいそコンビニに向かった。林は今夜もタレ目くんとレジにいた。
「ごめんなさい」を言ったら、イラッとした口調で「帰れ」と言われた。
俺が林でも、きっと同じ事を言う。一度下ろされたシャッターは開かない。気軽にメシ食べに行ける仲に、
せめて飲み友になれたらなんて思っていたけど、それってかなり「仲いいお友達」な関係だった。
無理っぽい。自業自得だから水に流してなんて言えないけど、気を引きたくて、
カゴに目についたもの(リップクリームとか、Lサイズのコンドームとかネコ缶とか)を適当に入れて、
レジに持っていった。おさいふケータイで支払いをしながら、
林をチラ見したら目があった。呆れてた。でも俺の事を見てくれたのが嬉しい。
笑いかけたら目をそらされたから、明日の夜もまた来ようと思った。バイバイをして帰宅、就寝。
朝が来て久しぶりに学校に行った。
カフェテリアで、鍋で芯からあっためたホットミルクを、マグにたっぷり注いでもらって飲んだ。
うちの学校のカフェテリアの牛乳は絶品だ。
どこの牧場のミルクなのか、カウンターのおじちゃんに聞いたら業務用スーパーだったけど無問題。
207 :
春:2006/12/14(木) 17:24:28 ID:N1sgQEdpO
授業にもちゃんとでて、昼は友達と学食で食べた。新しいヘアと、髪に合わせたシンプル目な服は不評で、
ジョジョに戻せ、ジョジョに戻せとコールされた。
だけど、ごめん。クリスマスまでに彼氏にしたいひとがいるから、男受けを考えます!
そういえば、俺のお袋も、いつも両爪に美々しくネイルカラー&アートをしてるけど、
父方の祖父母が襲撃するときは、キレイにオフして、トップコートしか塗ってない。
うけを狙って、ベタな方向に走るのは、ママ譲りの性分だ。
学校帰りに大原の店に行った。染めたての髪をかきあげてアピールしたら、
「頻繁に色を替えてると、頭皮がダメージくらって禿げ上がるぞ」と言われた。
ちょっと想像してみたら、スキンヘッドな俺も、なまめかしくて良さげだった。
禿げ萌え的には全然有りだ。フキン先輩がニューヨークにレコーディングに行ってる話と、
大原がケーキに綴った名前の人と実はゼミが同じで、ながれで3Pをした話をした。
打倒Abigailを誓って、「春が来るよう祈ってて!」と言ったら、
苦笑いされ、「春が来るおまじないをかけてやる」と言われた。
おまじないって響きが、筋肉熊男な大原に不似合いで、パティシエ志望のケーキ好きさんには、似合ってておかしかった。
208 :
春:2006/12/14(木) 17:25:46 ID:N1sgQEdpO
「上を見上げて」
大原に言われて天井を見た。
「目ぇ瞑って。ゆっくり、区切りながら『冬』って唱えてみろ」
言われるまま、「ふ、ゆ、」と言った。
突き出した唇にキスをされたとき、超使える!と思った!!
目を開け、教えてくれた大原にありがとうを言って、お礼にきつね色のマドレーヌを買ってかえった。
フキン先輩が帰ってきたら、絶対かけてみよう。俺には、ゼミ長の軽やかさはないけど、
一途さと粘り気がある!顔もカワイイし、脚も長い。唇だってうるうるだ!
林のコンビニで買ったリップを塗りながら負ける気がしねえっ!と思った。
ナルシスしてたら、携帯が鳴った。知らない番号だったので、躊躇したけれど、出たらゼミ長だった。
ゼミの名簿か何かでアドレス調べたのか?なんて思ってたら、テレビをつけろと言われた。
ニューヨーク、クイーンズ地区。地下鉄テロ事件。
テロップと阿鼻叫喚なライブ映像に固まった。
「スタジオ、クイーンズなんだよっ!乗ってたかも……ッ!!」
誰が?なんて聞くまでもなかった。携帯を握り締めてテレビに張りついた。
日本人でミュージシャンの砂原(サワラ)さんの死亡が報じられるのを見ながら、
携帯越しにゼミ長の泣き声を聞いた。
つづく
>196
いや、意味はある。自分もトリップ希望。
先輩…orz
春、むちゃくちゃ面白い。
歴代スレ随一です。
作者さん、ありがとう。
明日の朝飯はパンだな
ああ腹減った
213 :
春:2006/12/15(金) 01:33:47 ID:nogkbCV5O
Fのコードがどうしても弾けなくてむきになって練習した。
いつも先駆けで、リアルタイムをスルーしてた。
もったいない事をしたと思う。もっと、いまを大事にすればよかった。
文化祭も体育祭も一度も出てないのが悔しい。
男子なんだけどヒロインな後輩が居て、文化祭で演じた白雪姫とか眠りの森の美女の
はまりっぷりが噂になってたのを覚えてる。今更だけど、体育館でみんなと一緒に見たかった。ほんとに、
見とけばよかったなぁ……。
そんな話をフキン先輩が、ベッドでぽつぽつ語ってくれた事があったと、
カフェテリアでホットミルクを飲みながらゼミ長が言った。
「ヒロインな後輩って、オハラだろ?」
頷きながら、自分が泣きたいのか笑いたいのかわからなくて困った。
年が明け新学期が始まって一週間。
地下鉄テロ以降、俺はゼミ長とずっと一緒に過ごしてる。
遊びだと言っていたくせに、あの晩ゼミ長は恋人を失ったみたいな取り乱し様で、俺は慰めながら苛立った。
だけど涙に嘘がないのはわかった。
通夜。いつだったか、見たいと思ったはずのゼミ長の泣き濡れたグリーン・アイズを正視できなかった。
神様は鬼畜だ。共通の喪失感が、大概な壮絶が俺とゼミ長を近付けた。
帰省しなかったゼミ長と俺はクリスマスを一緒に過ごし、そばを食べながら年を越した。
214 :
春:2006/12/15(金) 01:34:52 ID:nogkbCV5O
聞かされる話の端々に、「遊び」呼ばわりするには、深く付き合ってた二人が垣間見えた。
二人のアルバムを見せてもらったとき、ニュースを見ても、遺影を見ても零れなかった涙が溢れた。
俺が見た事のないフキン先輩の笑顔が、いっぱいいっぱい収められていた。
ありえねぇーくらい大口開けて、涙ながしてげらげら笑ってる、らしくない変顔の写真があって、
まじ誰っ!?って感じで、これ何?ってきいたら、ゼミ長は、奈良出身の芸人さんが、
漫才のグランプリ大会で地元の博物館をネタにした漫才を披露してたのを、
二人で見てたとき、「ばかうけしてたフキンを撮った……」と言って、
指先で写真の中の先輩の右頬を愛おしそうに撫でながら、思い出し笑いをした。
同じネタが入ってるDVDを借りて来てゼミ長と見た。二人で腹を抱えて笑った。そんな冬休みを過ごした。
新春。ゼミ長は教授と別れ、俺は大原に告られた。
いつかのおまじないは、「春は此処に来ています。=貴方を好きな私が此処に居ます」の意だったらしい。
解説を受けてびっくりした。返事は喪があけてからでいいと言われてる。
林のバイト先には、バタバタしててあれ以来行けてない。
2007年1月。
逢いたくて逢えないひとがいる。
終わり
創作オンリーのイベント帰り山田氏と林氏とファミレスでメシを食べる事になった。
二人は字書きで俺は絵描きだ。山田氏の文に俺はイラストを描かせてもらっている。
林氏とは、きょうのイベントでスペースが隣同士だったゆえ親しくなった。
ファミレスで俺だけウエイトレスさんに水を貰えなくて凹む。俺は存在感がないらしい。
だが、ブルーになっている俺よりもなお、林氏は暗かった。解せない。
林氏の本はたいそう売れていたし、今風のメガネ男子な林氏は、
ファンを名乗る女子高生に差し入れまで貰っていた。瑠璃色の溜め息のわけがわからない。
林氏曰く、先日、厨房時代から忘れられないでいた意中の人に、たまたま巡り逢えたのだが、
その際、暴走してしまい、想い人に酷いことをしたうえ、その人の上着を派手に汚してしまったのだそうだ。
しかも、別の日にわざわざ会いに来てくれた折、冷たく接してしまい、以来、会えないでいるとの事。
住所も連絡先も知らない。きょうの売り上げで、汚してしまった上着を弁償したいが
何処に行けば同じものが買えるかもわからない。
買ったところで渡すすべがない。ぽつり、ぽつり、林氏は語り、
自分の様なヲタには高嶺の花の様なひとなのだと肩をすくめた。
俺の目には、林氏はとても垢抜けている様に見える。その林氏から見て高嶺とは!
俺などとは、住む世界が違う方なのだろうなぁと思った。
黙々とおろしハンバーグを食していた山田氏は、「すまんな。色恋はわからん」と言い切った。
つづく
せつねぇー…。・゚・(ノД`)・゚・。フキンも小原もゼミ長も悲し過ぎる
蝶GJでした。出来たらまた小原を読みたいです
書き手×読み手もまた見られてウレシス
林氏は、話を聞いてもらえるだけでも気がらくになるのだと言った。
消防の頃から立ち上げていた小説サイトを、厨のとき好きだったひとに荒らされた事。許せないと思った事。
顔はカワイイが性格の悪さと腐った頭に病院に行けと思った事。
大嫌いだと確信した事。突然の再開に驚いた事。
憎たらしい基地外が林氏の事も、己が荒らしをした事も忘れていた事。
顔も見たくないのに気になる事。認めたくないけど好きだという事。
また会いたいという事。上着を汚してしまった事を悪く思ってる事。
荒らしな想い人は、林氏のバイト先のコンビニに手足を拘束されてあらわれた事。
一瞬誰かわからなかった事。
リップクリームを買った事。使ってるのを想像してしまった事。
Lサイズのコンドームを買った事。誰かと使ってるのを想像してしまった事。
ネコ缶を買ったこと。ネコを飼ってるのを想像してしまった事。
気持ちの整理がつかなくて「帰れ」と言ってしまった事。
再会したときと二度目に会ったときとで、髪の型と色が違っていた事。どちらも似合っていた事。
とりとめのない話は延々と続いた。俺は林氏の話をただ聞いた。
気のきいたアドバイスひとつしてあげられない、己の腑甲斐なさに凹む。
だが、いかんせん俺は経験値0。惚れた腫れたには疎い。
好きキャラに萌えはあるが、そういうのとは、また違うのだろうと思う。
「荒らしはよくないぞ。基地外はやめておけ」
山田氏はずばりと言い、キラキラ光るエメラルド色のメロンソーダを飲み干し、ドリンクバーにむかった。
程なくして山田氏はコーラを片手に帰還。コーラの中には、
「どう見ても紅茶用です」なレモンの輪切りが入っていた。山田氏クオリティーだ。
林氏は溜め息ひとつ、「馬鹿で基地外で、どん引きするほど変人なのに、顔が可愛いんだ」と苦笑した。
つづく
個人的にはどんなに顔が愛らしくとも、空気のよめない荒らしは遠慮したい。
だが、林氏の恋が叶えばいいなとは思った。
林氏と別れ、家の方向が同じ山田氏と夜道を並んで帰った。
山田氏と二人きりになるとどうしても、締切前のあれこれを思い出してしまう。
昔から山田氏は追い詰められると奇行にはしる化があった。むろん今回も然り。
締切前、例によって山田氏は暴走した。
腐兄同士慰め合おうと俺においかぶさった山田氏は、俺の後孔で童貞を散らした。
いつか出逢えるどなたかの為に、20年以上守りぬいてきたそれを、
締切前の気の迷いで、しがない絵描きの糞汚い孔に挿入し、山田氏は達した。
無体を働かれている間、山田氏に目を覚まして欲しくてたまらなかった。
こんな性交は、双方惨めだと思った。俺は山田氏の小説に出てくる受けとは似ても似つかないキモヲタだ。
この先、エルメスたんに出逢える可能性を多大に秘めた山田氏に、はやまって欲しくなかった。
何より、キモヲタの後孔で脱童貞を迎えねばならぬ程、山田氏は望みのない男ではない。
いくら手近だったとはいえ、俺などの孔で済ますなんてあんまりだ。ご子息が哀れすぎる。
いつか山田氏がお逢いするはずのエルメスたんにも、申し訳がたたない気がした。
それに俺だって、バックは一生バージンを貫くつもりだった。801は大好きだが、所詮ファンタジー。
攻めのティムポを後孔にくわえて喘ぐ受けの絵を描くのも見るのも萌えるが、
たからといって、俺も物語の中の受けの様に、後孔をどうこうされたいとか、
男同士でハァハァしたい等と思ったことはない。男の801好きは肩身が狭いが、
男性向け同人誌より801の方が、俺的に脳内ティムポがおっきする。単にそれだけだ。
まさか、一夜の過ちとは云え相方の山田氏と受け攻めの仲になるなんて思ってもみなかった。
つづく
おぉ〜クロスオーバー!! 面白い!!
山田氏の実家の前で「寄っていけ」と手首を掴まれ、心臓が跳ねた。
「今宵は父者も母者も妹者もおらん。締切前の事は謝る。
すまん。dでいた。本当に申し訳ないことをしたと思っている。
だがお前はとても具合がよかった。是非また一戦交えたいのだ。」
唖然とした。
「それは山田氏が俺の後孔しか知らぬからだろう?」云いながら虚しくなった。
「確かに俺はお前の孔しか知らんが、それがどうしたと云うのだ。俺はお前の孔に何の不満もないぞ?
十二分に満足できるのだが。何より俺はいま、猛烈に中出ししたいのだ。付き合え」
抱かれることには抵抗がある。嫌だ嫌だと踏張ったが、腕力では山田氏には適わない。
強引に二階の山田氏の部屋連れ込まれ、山田氏の匂いのするベッドに押し倒された。
俺のベルトに山田氏の手がかかる。俺は絵描きとして字書きである山田氏の才を敬愛している。
最高の相方だと思っている。だからこそ、酒も入っていない、締切前でもない。シラフで
こんな常軌を逸したことなどして欲しくなかった。
つづく
訂正
×:締切前でもない。シラフで
○:締切前でもない、シラフで
自演と思われたら申し訳ないけど、本当に面白いよ。春の〆は泣いた。
すごく馬鹿でおかしいんだけど、なんかどこか切なくて
愛しくなるひとたちばかりなんだよね。登場人物がみんな。
このスレ読むのが楽しみだ。続きどんどん書いてくれるから嬉しい。
指を絡め、心を重ね、肌を合わせる。10代の頃、そんな恋愛に憧れた。
さすがに、もう俺も大人だから期待を引くことを覚えたし、妄想しいな性格も落ち着いた。
だが俺の初夜は夢見ていたそれとは、あまりにも違い過ぎていた。
まさか、自分が挿入される側になるとは思わなかった。
まさかまさか、こんな二度目があるなんて思ってもみなかった。
いまならまだ、一夜の過ちで流せる。そう思った。必死であらがった。
抵抗虚しく、山田氏にベルトを外され、前を下ろされ焦った。
萎えた粗珍を引きずり出され、居たたまれなさに両手で顔を覆った。駄目だ駄目だ駄目だ。
頼む山田氏!やめてくれ。
「元気がないな。先にお前をいかせてやろう」
山田氏の口内に粗珍を咥えられ、腰が震えた。嗚呼、山田氏!これは小用を足すツールなのだ。
不潔なのだ。口にしてはいけないのだ……ッ!拳が入るほど大きい山田氏の口に、根元近くまで含まれ、
きつく吸い上げられたとたん、たまらず俺は勃起した。はしたなさに顔が火照る。汗が止まらない。
いやらしく膨らんだ俺の汚いものに山田氏が舌を這わせ、ねっとりと舐め上げる。
「う……ん、ぁ」
先端を舌先で抉られ息が弾んだ。いますぐ止めて欲しいのに、放り出されたくない。
陰嚢を揉まれながら、裏筋を舐められ、山田氏の口内で股間がとろけた。
先端から先走りが止まらない。
世の受けが滲ます蜜とは別物の汚液をチュウチュウ啜られ、恥ずかしさのあまり泣けてきた。
「イキたまえ」
山田氏の唾液と俺の先走りで濡れそぼった醜悪な塊が、山田氏の両手に包まれ光の速さで扱かれる。
あ、ぁ、出る、もっ、出る、「嫌だ、出したくない、出したくない、出したくない!!」
男の射精は強制イベントだ。
押さえが効かず、俺は山田氏の手に白濁をぶちまけた。
つづく
春、泣いちゃったよ。GJ
あんなことさえなければ、自分的には神なんだけどね。
書くものはすごく大好き。
字×絵モエス!
小原の、会いたくて会えない人って誰なんだろ
地下鉄テロで他界した砂原(サワラ)です。
俺がぶちまけてしまった汚らしいそれを、山田氏は俺の後孔に塗り込めた。
後孔と云えば聞こえはいいが、所詮は肛門。不浄だ。ばっちいのだ。
汚いから触ってはいけないのだ!見られるのも恥ずかしい。嗚呼、山田氏。後生だから……ッ!
性交に不適切な、締まりきっている孔に精液が塗布される。
ヌルヌル感が気持ち悪い。悪寒に吐精後の心地よさが吹き飛ぶ。
キモヲタのキモパーツの中でも、最もキモい部位を、
誰の目にも曝したくない部位をまさぐられ、体中がカァッと熱くなった。
恥ずかしい。恥ずかしくて恥ずかしくて堪らない……。
襞がぬるつき、「固い蕾」なんて、おこがましくて云えない糞汚い孔が、
だらしなく弛む。物欲しげに開口してしまう……ッ!
「こちらスネーク。潜入に成功した」
声だけはオ タ”キ”リ シ”ョ ーな山田氏がいい声で嘯くのを聞きながら、
差し込まれた指をリアルに感じた。中指と人差し指だ。
「あ、あ……んぅ」
揃えた2本の指を出し入れされ、体が震えた。
「君にピース在れ!」
狭い孔の中でVサインをされ、肉壁がぐぁっと押し開かれる。
「山田氏…、山田氏ぃ、もっ、」
もう、駄目だ。これ以上は本当に駄目だ。
「感じやすいな」
首を横に振りながら、俺は必死に駄目だと訴えた。
つづく
「突貫!!」
拡げられた孔に山田氏がモーションをかける。
バタつかせた足を両手でしっかりと固定され、ぐっ、ぐっ、と山田氏自身を押しつけられた。
あっ、あ、や、痛いッ。痛い、痛い。痛い。メリ込むっ、メリ込むッー!嗚呼、あ、山田氏、山田氏っ。や…ま、あ゛っ、しぃ…ッ!
標本のカエルなポーズで、腹を曝し股をおっぴろげ、山田氏の一番太い部分を飲みながら、
開口部が擦過傷だらけになっていくのがわかった。痛くて痛くてヒリヒリする。
山田氏の先走りと俺の精液だの腸液だのだけでは、世の受けたちの様にヌレ濡れとはいかなくて、辛い。
息を整える間もなく突かれ、汗が吹き出した。
つづく
抜き差しされる度、孔壁が擦られ、膝が笑うみたいに下半身がガクガクした。
「ロック・オン!」
「くぁwせdrftgyふじこlp:@」
俺などにも、ちゃんと備わっていたスポットを山田氏に突かれた瞬間、俺は赤子の様に泣き喚いた。
嫌だ、嫌だ、もっ、もう、や……嗚呼。
ゆさゆさ揺さ振られながら、俺は2発目を放ち、山田氏のほとばしりで奥を濡らされるのを感じた。
つづく
山田氏は、小用を足したあと先端の水気を切る様に、腰を振り振りし、
最後の一滴を俺の中に出し終えると、ご子息をずるりと引き抜いた。
後ろが、ほうっと楽になる。山田氏の雁が、俺の排泄口を通り抜けていったとき、一瞬ぞわっとしたが、
もう平気だ。ようやっと終わった……。終わったのだ。
安堵感に目が潤む。呼吸を落ち着けていると、萎んだ粗チンに山田氏の手が伸びてきた。
「実に良かった。礼を云うぞ。これは感謝の気持ちだ。受け取り給え」
亀頭をちわちわ揉まれ、弛緩していた体から、ますます力が抜けていく。
ぼろっと目から雫が落ちた。丁寧に揉まれる度、泪が滲み上がってきて、ぼろぼろほろほろ落ちる。
「どうした!?何故泣くのだ?」
痛かったか?と山田氏に顔を覗き込まれ、首を横に振った。
ほっとした。気持ち良かった。心と一緒に涙腺が弛んだ。これはサティスファイ泣きだ。
そう思いたいのに、俺などの孔を「実に良かった」と云えてしまう山田氏が、
不本意ながら喜んで貰えて嬉しかった自分が、哀しくて哀しくて泣けてきた。
つづく
もう荒らしでもいい、萌えた。
キモオタ最高!
砂布巾には泣けたが(つдT)
山田氏の腰が入ったオタっぷりと
絵描きの崇拝っぷりが笑える。
目が離せなくなったょ.......GJ!!!
山田氏が満足しておられるならそれでいい。山田氏は山田氏。俺は俺だ。
そう思いたいのに思えない。どうしても山田氏を哀れんでしまう最低な俺がいる。
だって光は光。闇は闇だ。山田氏にはもっと明るい性交をして欲しかった。こんな、男同士の、
俺なんかとのまぐわいでニコニコしていたら駄目なのだ。
例えば、カフェ。
俺などは気後れして、入っていけないあの可愛らしい空間に、
山田氏は、「うまそうな“のの字ロール”があるぞ」と踏み込める。
だがだが、大概、我らキモヲタは風通しのよい窓際の席があいていたとしても、店の景観を損なわないよう、
通りからは見えぬ、奥まった廁近くの席に通される。
そんなとき俺などは、ああ、やっぱりと思うのだが、山田氏は違う。
「あっちがいいぞ」とお店の人に云うや否や、するする移動し、どっかりテラス席に座れてしまうのだ。
ある意味眩しく、格好良い。誰に恥じる事無くマイウェイを突き進む山田氏には歪みも陰もない。
日向が似合う御人なのだ。暗がりからの方が日向の様子はよく見える。山田氏自身よりもきっと俺の方が山田氏をわかってる。
山田氏にぴったりなのは、いつか出会えるエルメスたんとの、指を絡め、心を重ね、肌を合わせるエッチだ。
ちわちわちわちわ亀頭を揉まれながら、涙がとまらなかった。
「泣け泣け。ようわからんが、泣いておけ。泣けばスッキリするものだ。
こっちは、俺がスッキリさせておいてやるからな」
急激に手の動きを速められ、俺はきょう三度目の吐精をしてしまった。
股を震わせていると、ズボッと後ろに指を入れられた。
「掻き出させてもらうぞ。このままでは、腹を下すからな」
ぐりっと指を動かされ、羞恥のあまり、俺は奇声をあげてしまった。
叫びながら、喚きながら、俺などの孔の始末より、山田氏が風呂場に行くほうが絶対に先だと思った。
山田氏は、雑菌だらけの俺の孔に生で突っ込んだのだ……ッ!
おざなりにティッシュで拭うだけでは、ティムポが腐る。腐って落ちる!
今すぐ、ご子息を洗いにいくべきだ。
「よしよし。あらかた出たぞ」
脚を抱え上げられ、ぬめった肛門と内股をティッシュで拭われながら、
山田氏のやさしさに泣いた。字書きの山田氏は、まるで、いつも山田氏が書いている攻めの様に
俺のアフターケアをしてくれ、最後に、下の口にキスをひとつくれた。
相方以上恋人未満になった様な錯覚に、また泣けてきた。
つづく
山田氏、エルメスはララァの乗ってるのじゃないぞ。
もまいが乗ってるそれだ。……とか言いたくなるどうしても。ごめんorz
237 :
雑談:2006/12/17(日) 20:55:33 ID:8UAOrN56O
エルメスは電車男のエルメスたんのつもりでした…orz
紛らわしくてすみません。
238 :
236:2006/12/17(日) 21:03:56 ID:oOl2QyE70
あぁ〜、ドラマの電車で236に書き込んだ1行目みたいな台詞(byネット住人)があったんだよ。
無論電車のエルメスだと読んでるから大丈夫。野暮でスマソ〜
239 :
雑談:2006/12/17(日) 21:46:44 ID:8UAOrN56O
うわぁ、ごめんなさい、ドラマの方は見ていなかったんで、
てっきり、ジオン公国軍のモビルアーマー、MAN-08の方のエルメスかと…orz www
絵描きさんに萌えた。ヤられなのモノローグが素敵(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
241 :
240:2006/12/17(日) 23:45:19 ID:rwBmtbc90
ミス。。
×ヤられなの
○ヤられながらの
全てが終わって俺がのろのろ服を着ていると、突然、山田氏がフルちんでPC机にダッシュした。
神が降りてきたと云いながら、いつもながらの創作モードで山田氏は、
難曲を弾きこなすピアニストの速さでキーボードに指を走らせる。
せめてパンツをはいた方がいいのではと、声を掛けたが、聞こえていない模様。
一度スイッチが入ってしまうと山田氏はのめり込んでしまうのだ。おそらくPCの画面しか見えていない。
俺は邪魔をせぬよう、山田氏の裸の肩にジャージの上を掛け、おいとました。
ただいま23時30分。
真っすぐ自宅に帰ろうかとも思ったが、足がスタジオに向いた。
小原監督に理解があるのをいい事に、きょう俺は、イベントがあるからと休みを頂戴したが、
他のメンバーは、まだまだ、頑張っている時間帯だ。顔を出して帰ろう。
山田氏の相方である事。小原監督率いるアニメーション・スタジオ百式に就職できた事。
この二つは俺の自慢の種だ。こんな俺が、二つだけ持つ自慢の種。誇りだ。
小原監督はシャアを敬愛するあまり、息子さんに紗亜と付けるようなヲタヲタしい方だが、
百式には、国内外から「小原監督と仕事をしたいアニメーター」がつどっている。
ひととして、クリエティブ・ディレクターとして魅力のある方なのだ。
だから、いまも日本を代表する女優として活躍されている、
あんな美しい奥方様をめとる事ができたのだろう。
ちなみに、惣流・アスカ・ラングレーの様に、小原・シャア・アズナブルと呼ばれて育った奥方様似の息子さんは、
立派に道を踏み外し、美大で浮き世絵を専攻しながら、自由奔放な奇人ライフを送っている。
たまにスタジオに遊びに来て、俺たちが監督に云いたくて云えない事を言って下さる時は
女神さまのように思えるが、変人っぷりはさすが小原ジュニアなカンがある。
林氏の想い人がどんな方かはわからぬが、話を聴きながら紗亜さんに近いものを感じたのは内緒だ。
監督と同じく身長は181か2ほどあるが、奥方様に似てすらりと美しい紗亜さんは、
ちっちゃくて、小悪魔の様に可愛らしい顔をお持ちだ。
奥方様を思わせる外身で、監督の血を色濃く引いた中身を誤魔化しまくっていらっしゃる気がする。
つづく
小原ktkr!!!
本当に物凄い好きだ。投下が続くにつれ益々好きになっていく。
落ちた後もまた読み返したいんだがまとめサイトには入ら…なさそうだなぁ…
ずっと規制ッで書き込めなかった〜!!
乙です。春はなんかしんみりほろりと来ました。
ちょっと少女漫画系の乙女心。
新作、同じ世界で人物がリンクしてるんだね。
これからも楽しみです。
スタジオのドアを開けたら、通称「たまり場」、つまりはリビング&ダイニングの方から
賑やかな声が聞こえてきた。夜中だが、「おはようございまーす」とドアを開けたら、紗亜さんが来ていた。
炒めた玉葱やベーコンのいい匂いがする。
「おはよー!玉田さんも喰う?」
紗亜さんがフライパン片手に俺を見た。
テーブルについてる監督たちの前には、お皿があって
サイコロ切りのブロックベーコンと同じくサイコロ切りのじゃが芋と、
またまた同じくサイコロ切りの人参、玉葱を炒めた紗亜さんお得意のフランス風野菜炒めが盛られていた。
下湯でしたじゃが芋と人参を、先に炒めておいたベーコン&玉葱と合わせ、塩こしょうをふってもうひと炒め。
お皿にもったら刻みパセリをぱらつかせて、緑のアクセントをプラス。最後に半熟の目玉焼きを乗っけて、
黄身を潰し潰し絡めて食べる激うまなそれは、
紗亜さんのバイト先の創作料理屋さんの人気メニューらしく、
刻んで炒めるだけだから、すぐできるしと、俺たちの夜食によく作って下さる一品だ。
俺はブロックベーコンなんて知らなくて、(うちの食卓にはスライスしたのしか出なかった)
はじめてふるまわれたとき、あんまりうまくてびっくりしたのを覚えている。
ほくほくのじゃが芋とほんのり甘い人参。こうばしい玉葱とジュウジュウ肉汁のでているベーコン。
鮮やかなパセリの緑が映えるそれに、目玉焼きの黄身を絡めて、
「お好みでどーぞ」と紗亜さんがテーブルに置いてくれたウスターソースをかけながら、
皿ごとかき込んで感激したのを思い出しながら、「ください」とお願いした。
紗亜さんがニコニコしながら俺にも取り分けてくれ、他のメンバーに、
「お玉は、きょう働いてねぇーだろ」とか、「すげぇいいタイミングで来たなぁ」とつっこまれた。
ごめんなさい。いただきます。
テーブルには、ミニクロワッサンが30個近く入った大きなパン籠も乗っていて、
紗亜さんが俺たちに熱いコーヒーをいれてくれながら、「お袋からの差し入れ」と笑った。
野菜炒めとサクサクのクロワッサンの相性は最高で、久しぶりに見る紗亜さんの笑顔はとても素敵だった。
去年の12月、砂原(サワラ)さんというミュージシャンで紗亜さんの中学・高校時代の先輩が、
ニューヨーク滞在中、クイーンズ地区の地下鉄テロに巻き込まれて他界された。
百式でもアニメの主題歌をお願いした事があって、スタジオにも来て下さったのが記憶に新しかったので、
俺たちスタッフも胸に銛を打ち込まれたみたいに、どすっときたが、
砂原さんを慕っていた紗亜さんが心に負った痛手は、俺たちの比ではなく、
先月はほんとに打ち拉がれていた。2月、如月。今月に入り、どうにかこうにか元気を取り戻された模様。
紗亜さんに元気がないと、紗亜さんを奥方様の次に愛してらっしゃる監督も元気がない。
監督に元気がないと百式も暗くなる。紗亜さんには、監督のため、俺たち百式スタッフ全13名のためにも
笑っていて欲しい。俺は、笑うと右頬に笑窪の出る、紗亜さんの可愛らしい笑顔が大好きだ。
つづく
訂正
×下湯で
○下茹で
乙です!
投下ペースが早くて嬉し萌え(*´Д`)ハァハァ
食べながら紗亜さんは、中・高時代のクラスメイトに告白されて、
喪があけるまで返事を待ってもらっていたら、
厨房の頃から一途に紗亜さんを想っていたはずのそのひとは、先月末、他の方と運命の恋に堕ちてしまい、
先の告白を白紙にして欲しいと、本気で土下座されてしまったと、
自嘲まじりに面白可笑しく話してくださった。
「けっこう、ぐらっと来てたんだけどなぁ。ありえなくねぇー?俺、こんなんばっかなんだけど」
遠い目をする紗亜さん曰く、いつの恋も本気なのに、誰かと両想いになれた試しがないらしい。
お皿にスプーンを突っ込み、目玉焼きの黄身をグチャグチャ潰して、引っ掻き回しながら、
紗亜さんがため息ひとつ宣った。
「俺、こんなに可愛いのに…ッ!」
自分で云っちゃうあたりが駄目なのでは?
だが俺は紗亜さんと紗亜さんの作ってくれるご飯が好きなので、紗亜さんがモテないのが信じられない。
ぬくもり感のある一枚板の大きなテーブルで、22時ごろ皆して夜食を食べる。
作業の区切りがつかない時は、きょうみたく日付がかわる頃になるが、
遅くなっても全員で何かしら食べる。こうして紗亜さんがふらっと遊びにやって来てくれた晩は、
ウエンディが、ピーターと迷子の男の子たちの家にやって来たみたくなって、食卓がぐっと華やぐ。
紗亜さんには光があると思うのだ。なんてぼんやり思いながら、
監督にコーヒーのお代わりを注いでいる紗亜さんを眺めた。
つづく
面白い。常に一方通行で円還なんだな…オハラ。
すごいよこのクオリティ
もう神だよ神
本スレで喜んでる馬鹿が痛いね
こっちのスレだけあったらもうあっちいらないよ
本スレは本スレ、こっちはこっち
みんな違ってみんないい
みつお
紗亜さんを見つめていたら、マナーモードにしていた携帯がブルブル鳴った。
新着メールあり。こんな時間に誰だろう?と思いながら開いたら林氏からだった。
きょうは、話を聞いてくれてありがとう。
さらっとそうしたためられたメールを見ながら、まめな方なのだなぁと感じたのと同時に、ふと、
林氏が悩んでいた上着の件を、紗亜さんなら解決してくれるのではと思った。
紗亜さんは、おしゃれさんだ。きっと素敵な洋品店を何件も知っている。
林氏に、「上司の息子さんが、おしゃれさんなので、
もし、あれならば、よさげな上着が売ってそうな洋品店を聞いてみるが?」と送信してみたところ、
数秒後、「すまん。是非に!」と返ってきた。
紗亜さんに、かくかくしかじかで、友達が上着を探していて〜と話をすると、
紗亜さんは、はずれの無い店と個性的な店を2件ずつ教えてくれ、
チラシの裏にさらさら地図を描いてくださった。
「その店の向かいのビルの地下のパキスタン料理屋がうまいぞ」
紗亜さんの横から地図を覗きこんでいた監督が、
地図に色鉛筆でパキスタンの国旗と、見るからにスパイシーそうなカレーの絵を描き添える。
「その店は、イスラムの戒律的に禁酒だろ。本格的過ぎて俺は好かん。
俺のおすすめは、断然こっちの印度カレーだな」
大酒呑みのメカさん(監督の戦友でメカデザイナー)が、通り向こうのビルに☆印を付け、
神秘的な象の絵と大きなナンを、全粒粉と塩だけで焼いたナンは食うべし!とのコメント付きで描き足した。
「カレーだったら、そこの交差点の手前の定食屋のチーズカレーも激うまっすよ」
CGクリエーターの高井戸さんが、「色鉛筆でチーズカレーの質感に挑戦!」なんて意気込みながら、
涎が出そうなほどトロッとリアルなルーのかかったカレーライスを、
艶やかならっきょう付きで描くから、触発された面々が我も我もとカツカレーのうまい店だの、
鶏のモモ肉がまるまる1本入ってるカレー屋だのをアニメーターの腕によりをかけて地図に描き込みだした。
皆してわきゃわきゃ描き込んでいるうちに、チラ裏のスペースが足りなくなり、
しまいには別の紙に描いたのをテープで貼りつけ出す始末。
ヤフオクで売れそうなトップアニメーター'Sによる手描きカレー屋さんマップと化した服屋の地図に、
紗亜さんは苦笑しつつ、「すげぇーことなってるけど、これお友達に渡してあげてよ」と地図を俺の手に置くと、
「時間ねぇーんだろ、遊んでんじゃねえよ。お仕事しな」と皆に微笑んだ。
モッカ百式は、夏公開(予定)の映画の製作中で、かなり追い詰められている。
ずれ込むたび、スケジュールを引き直し、すでにして巻き巻き状態なのだが、
もう2月というよりも、まだ2月なカンがあるのは否めない。
だがしかし、のちのち、3徹4徹と追い込まれテンパったとしても、
このたまり場でだらだら、わきゃわきゃするのは、やめられないのだ。
つづく
>>244 落ちる前に気をつけておいて自分で保存したらいいじゃん。
つか、鬼畜スレのまとめになんて入らなくてもいいでしょ。
(まとめはもう更新されないかもしれないし)
このスレの作品は鬼畜作品とは違ってきてるし、
次スレが立つ時は違うスレタイにしたらいいと思う。
そしたらあっちの住人にネチネチ嫌味を言われることもなくなるでしょ。
こっちの住人も、鬼畜スレのしたらばに書き込むのやめてよ。
そういうことしてると荒らしを呼び込むよ。
( ゚Д゚)y―┛~~
258 :
風と木の名無しさん:2006/12/20(水) 20:48:00 ID:hv+7af2w0
259 :
風と木の名無しさん:2006/12/21(木) 00:44:46 ID:hv34I3xE0
俺たちがわきゃわきゃやってるうちに、紗亜さんは百式スタッフ13名+紗亜さん、計14名分の
大皿とコーヒーカップ等を手早く洗い、「お袋からの伝言」と監督の右頬にキスをすると
俺達に手をひらひら振って、笑顔を振りまきながら帰っていかれた。
さっきはウエンディに思えたが、紗亜さんはティンクな要素も持っていらっしゃる。
たまり場にティンクのキラキラの粉みたいな紗亜さんのオーラがまだ残っていた。
浴びると高く飛べそうな光だ。完徹OK!24時間戦える気になる不思議。
「さぁ、行こーか!」
監督が席を立ち、俺たちは仕事場に戻った。作業をしているとあっという間に朝が来た。
適当に朝食を済まし、10時過ぎ。
仕事の合間にメールで林氏にご自宅を教えてもらい、例の地図を郵送した。
翌日、お礼の電話をもらった折、話をしているうちに、林氏の想い人が紗亜さんだったと知った。
驚いた。存外、世間は狭いものだ。
もし俺が林氏と紗亜さんを繋ぐパイプになれるのなら、林氏の為に頑張りたいと思った。
男同士でもいいだろう。幸い、紗亜さんもXXだとかXYだとか、染色体的な事は気にされないタイプだ。
紗亜さんだって、そろそろ誰かと結ばれてもいい頃だ。二人にご縁があれば俺は嬉しい。
日中、突然、資料の買い出しに行くと云いだしたメカさんの荷物持ちに抜擢され、神保町にご一緒した。
立ち寄った大きな書店の雑誌コーナーで、山田氏が定期購読されているBL小説雑誌の増刊号を見つけた。
パラパラめくっていたら、山田氏のペンネームを発見。最初の一行を読んで山田氏の文だと確信した。間違いない!
思いがけなくてびっくりした。商業誌で書いているなんて聞いていない。
祝メジャーデビューの宴を開かねば!
我が事の様に喜ばしく、ハイになった。
だが舞い上がっていた気持ちは、次のページをめくった瞬間、イカロス的に落下した。
俺などより巧みに山田氏の世界観をヴィジュアル化している美麗なイラストが目に飛び込んで来た。
目が離せなかった。感嘆の溜め息と嘆きのそれが、いっしょくたになって出た。
俺の椅子に知らない人が座っている様な寂しさを感じた。おこがましいのは百も承知だ。
たが、山田氏の相方は俺なのだと獣になって、世界の中心でIを叫びたかった。
胃がシクシク、キリキリする。酸っぱいゲップが出た。
つづく
262 :
風と木の名無しさん:2006/12/21(木) 19:01:30 ID:j50Npllh0
( ゚Д゚)y―┛~~
このAA好き
吐き気が止まらない。荷物持ちで来たのにメカさんに支えられながら百式に帰った。情けない。
帰りつくや否や、「ちょいと休んだ方がいいぞ」とメカさんに仮眠室に放られた。
アルムの山小屋をイメージした百式の仮眠室には、ハイジ・モデルの干し草のベッドが7台ある。
その昔は、泊りが続く場合は寝袋持参だったらしいのだが、見るに見兼ねた奥方様が、
仮眠室とシャワー室をスタジオに増設して下さったのだそうだ。
奥方様に感謝しながらベッドに潜り込む。白いシーツが気持ちいい。
干し草の匂いに包まれていると、吐き気とむかつきが、ややおさまってきた。
山田氏が俺にメジャーデビューされた事を内緒にされていたのも、ショックと云えばショックだが、それ以上に、
俺じゃないタッチの絵が山田氏の文に添えられていたのを直視できなかった俺自身の耐性の無さが、
ありえなくて嗤うしか出来なかった。
ぼぉーっと天井を眺めていると扉をノックする音がした。
返事をしたら、湯気の立つ白いマグがのったお盆を手にした紗亜さんが顔を覗かせた。
メカさんと俺が出掛けてるときにでも、いらしたのだろうか?
「玉田さん、大丈夫?」
ハーブ・ティーだと云ってマグを渡してくれながら、紗亜さんは、
おかゆか何かつくっておこうか?と俺の顔を覗き込んだ。
優しさが申し訳なくて首を横に振りながら、紗亜さんに林氏の話をせねばと、
ハッとしたとき、突然、紗亜さんが歌いだした。
♪もぉおっ、二度と 会えないとわかってても
色を 変えてもつなが〜ってるから 空は
白い羽ぁ根、身につけ 大きくはばたいて〜
未来を変えるよ〜この手で
「昔のアニソンだと思うんだけど、タイトルも他の歌詞も思い出せねぇーんだよ玉田さん知らねぇ?」
首を横に振りながら、もう二度と会えないというフレーズで砂原さんの顔が浮かんでしまい、
俺は林氏の話を切り出せず飲み込んだ。
紗亜さんがそこだけをリピートしつつ、「思い出してぇ、超気になるっ」と云ったとき、
乱暴に扉が開き、濃いオレンジ色をした毛糸の目出し帽ですっぽりと顔を覆った男が3人踏み込んできた。
何が起こっているのかわからなかった。
つづく
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
訂正261
×:Iを叫びたかった。
○:iを叫びたかった。
小原いいヤシなのにな〜。巡り合わせが悪いんか?
絵描きはテラセツナス。
結局代理さんより長いスレ数
つかってるんだよなこの人
ドードーソーソの頃から
280 :
雑談:2006/12/22(金) 09:48:48 ID:JP3GLqSvO
以前も作風や文体が似てるとご指摘を受けた事がありますが、どうしよう、本当に違うんです…orz
自分は17thには何も投下していません。
237の時と同じく名前欄ミスで残ってるよ
ミスじゃなくて、わざとSSに関係ない雑談レスとして入れてるんだと思うけど>名前
ドドさんとは全然違うよな。あの人は狙って書く、文章構築派。作風も多彩だ。
しかし私は、ここの作者の書くもの、文章が好きだお。
まあ、あんまりよろしくない経緯あって専用スレと化したわけだけど
ここへ投下してくれて、読むことが出来るのは嬉しい。
「息子発見!」
ひとりの男が紗亜さんを見据え、他の二人にそう云った。
背こそ紗亜さんより低いが、あきらかにオーバー85sはイッている男が、
紗亜さんをタックルし俺の隣のベッドに押し倒すのを見た。
飛び起きようとした俺の上にもひとり、男がのしかかってくる。体が竦んだ。
メキッという音がして、喚きながら藻掻いていた紗亜さんが殴られたのだと知った。
鼻から血を流されている。わからない。何だ!?皆目見当がつかない。いったい何が起こってる!?
「あんた百式の人?アニメーター?」
俺の上の男にそう尋ねられ頷いた。歳は?と聞かれ、27だと答えると男は「ビンゴ!」と歓声をあげた。「弟子捕獲!」
息子。27歳がビンゴで弟子。もしかして…と思ったとき、紗亜さんが叫んだ。
「俺はロエじゃねえし、玉田さんも博士の弟子じゃねえ…ッ!」
「だけど博士のモデルは小原監督なのでしょう?ロエは博士の息子なのだから、貴方はロエだ。
そっちのアニメーターさんだって小原監督のお弟子さんみたいなものでしょう?
歳の頃もぴったりなのだし、弟子に見立てるにはうってつけでしょう?
ねえ?何で小原監督はロエと弟子を殺しちゃったんでしょう?
僕達はあんなラストは認めませんよ。小原監督は最終話をつくりなおさなければいけません。
僕達が思うに、小原監督は痛みを知らないんです。だから、ロエや弟子を殺せちゃったんです。
監督が同じ目にあったら、きっと感じるものがありますよ。
やりきれなくて、必ずあのラストのありえなさに気がついてくれると思うんです」
紗亜さんにまたがっているデブが、酔った声でそう云った。
「病院行け」
紗亜さんは吐き捨て、デブを押し退けようとし、また殴られた。
肉を打つ鈍い音にぞわっと鳥肌がたつ。
【百式襲撃事件】、昨年の冬コミで徹夜組が暴漢に襲われたコミケ史上最悪と云われたコミケ狩りに並ぶ、
アニメ史に名を刻む凶悪犯罪に巻き込まれてしまった事に、このとき俺はまだ気がついていなかった。
ただ熱狂的なファンが、暴走してしまったのだと云う事はわかった。
良くも悪くも百式が世に送り出したアニメ、『無機マテリアル・ロエルパ9』のラストは話題になった。
主人公ロエと博士の弟子の死は、
ストーリー重視派からもキャラ萌え派からも受け入れてはもらえないものだった。
小原監督や俺達スタッフ的には、ストライクゾーンど真ん中のラストだったのだが、
「百式の暴投」と呼ばれてしまったのは本当だ。
つづく
((((;゚д゚))))
小原と絵描き逃げて蝶逃げてー!
ドドさんとスカさんは別人だと思うけど、
別人でも同一人物でもどっちでもいいだろ。
うざいんだよ、指摘厨。
納得いかないファンの気持ちは、いちヲタとしてよくわかる。
だが、これはやりすぎだ!上の方から、仕事場の方から散弾銃の様な音がした。
上にも誰かいる…ッ!?体中が汗ばんだ。監督や皆さんが気になった。
「親父ィ、おやじーッ!!!」
紗亜さんが腹の底から声を出し、天井の向こうの仕事場に声を飛ばした。
「エアガンだから大丈夫。監督や皆さん方の手や目は狙わない様に伝えてあるし、
『彼ら』は監督にも百式にも他意はないから、変なことはしないかと」
俺の上に乗っている男が目だけでにたりと嗤った。そういう問題じゃないだろっ!!
「意味わかんねぇーよ、クソッ」
紗亜さんが乱雑に手の甲で鼻血を拭い、怒りと憤りと不安が見てとれる目で天井を見上げた。
エアガンが乱射されている音がする。
「上は上。こっちはこっちだ」
仮眠室のドアに鍵をかけ、3人目の男がデジカメを構えた。
「安心しろ。上にいる連中は、ねこを撃つのに飽きた、人を撃ってみたいだけのミリタリーおたくだ」
「…素敵なお友達をお持ちで」
紗亜さんの嫌味に、デジカメ男は、「友ではない。秋葉原や立川の暗黒面を知っている同士だ」と答えた。
狂ってる。
「貴方がたは、上の連中の心配なんかしなくてもいいでしょう。
単純に死んでくれればいいんです」
紗亜さんの上のデブがそう云った。
こいつら狂ってる…ッ!
百式はスタジオのフロアマップを公式サイトにアップしてある。
それが侵入の際、大層役にたった事。人質を取ったらこの仮眠室に立てこもるつもりだった事。
下見に来たら仮眠室に博士の弟子に見立てるのにジャストな歳のスタッフが寝ていたうえ、息子まで居た事。
実にラッキーで、この作戦を神も後押しして下さっているに違いない事。
ちなみに紗亜さんの顔は、グーグルのイメージ検索で容易に調べがついた事。
ようつべに、学生時代、文化祭で女装している紗亜さんの動画がアップされていた事。
聞いてもいないのに、俺の上の男は冗舌で、
オレンジ色の毛糸の目出し帽ごしのくぐもった声で、べらべらべらべらよく喋った。
こんな事態に陥っているのに一瞬、危機感がdだみたいで、紗亜さんは
ようつべにアップされていたというくだりに食い付いた。「それ、俺知らないんだけど」とか、
「白雪姫?ロミジュリ?6年の時の風と共に去りぬ?」なんて尋ねる始末で、
また、俺の上のお喋り男が、俺の手足を縛りながら律儀に「アンドロメダ」なんて答えるから、
俺は百式の視聴覚室で皆さんと観た、監督秘蔵の紗亜さん5年のときの
(紗亜さんは中・高一貫の6年制の学校に通われていた)文化祭のビデオを思い出してしまった。
いま思えばあれが、はじめて見た紗亜さんだった。
ギ神のアンドロメダのコスをしたトップレスの美少女が岩に鎖で縛りつけられていて、
自由な校風なのかもしれないけれど、いくらなんでも、これはちょっとと、
女子の胸出しにOKを出した学校関係者の倫理感を疑ったものだ。
フタを開けてみたら、その美少女が監督の息子さんで、
乳房はヌーブラとやらを加工したもの、乳首はピンクにペイントした干し葡萄というオチだった。
鎖というアイテムのエロさも手伝って、コケティッシュなアンドロメダぶりに息を飲んだものだ。
童貞ティムポを直撃された。
「アンドロメダか〜。俺、エロ可愛かっただろ」
ふふっと笑った紗亜さんに、紗亜さんの上のデブが大きく頷き、
いきなりその分厚い唇を紗亜さんの唇に押しあてた。
「あいつはロエたんで抜いていたクチだから。
朝から監督の息子をロエたんに見立てて、嬲る気まんまんだったし」
俺の手を頭の上でぎりぎり縛りながら、お喋り男はそう云い、
「俺は雑食だし、孔なら何でもいいから、あんたみたいな冴えないやつも、おいしく頂ける」と付け足した。
つづく
紗亜さんが持ってきてくれたマグがベッドの上で倒れ、白いシーツにハーブ・ティーの染みが広がった。
俺の上に乗っかっている男を恐ろしいと思った。
「お前ら、本気で俺と玉田さんを嬲り殺したら、親父がラストをつくりなおすって思ってんの??」
紗亜さんの呆れた声に、デブが「1%でも可能性があるのなら試してみる価値はあるでしょう」とほざいた。
「小原監督は息子と弟子を殺された事がないから、
あんな非常に非情な最終話をつくってしまったのでしょう。
ロエルパ9はラストさえ決まれば、百式のパーソナルベストを更新できる名作なのですよ。
もったいない!!
百式の売りはメカ、美少女、ファンタスティックでしょう。
エポックメイキングでキラキラしてなくちゃ。ダークネスな鬼畜エンドなんて誰も喜びませんよ。
貴方がたをズタズタに犯して殺せば、監督の心を揺さぶれるはずです」
デブは言い切り、紗亜さんの股間あたりを握りしめた。
紗亜さんの呻き声に、俺のズボンの前を下ろす音が重なった。
嫌だ、嫌だ、嫌だッ!前をくつろげられ、粗珍を引きずり出されながら、紗亜さんの声を聞いた。
「俺が二人いっぺんに相手してやる…ッ!
俺が、上の穴と下の口で相手してやるよ。だから、
百式のファンなら、百式の未来を担うアニメーターに手ぇ出すんじゃねぇっ!」
嬉しいのと、俺の粗珍を掴んでいる男が恐いのとで、あとからあとから、涙が滲み上がってきた。
つづく
なりゆきで掘られていく絵描きタソがなぜか可笑しい。
面白い!
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
しばらく留守してたので、さっき一気に読んだ。至福。
絵描きがさえないと言われつつ、
おいしく頂けると言われてるのが、なんか嬉しい。
それにしても紗亜かっこいいな。
これまで本人視点だったから気付かなかったよ。
絵描きと紗亜の運命が心配〜
本スレしたらばの基地外が来たな。
紗亜さんのお言葉がもったいなくて、嬉しすぎた。何より、とてもたくさんの勇気を頂いた。
俺だって男なのだ。庇われてる場合じゃないッ!
のしかかってくる男は恐ろしい。恐ろしいが、縮こまっていちゃだめなのだ。
手は縛られているが口がある。喉仏に噛み付いてやる!
意気込んでトライした瞬間、粗珍を掴む手に力をこめられた。息がつまるッ。
「歯向かわないで欲しいんだけど。息子みたくぅ、痛い思いはしたくないだろ?」
男は隣のベッドでデブに整った顔を繰り返し殴られている紗亜さんを顎でしゃくった。
「紗亜さんっっっ!」
呼び掛けたら、紗亜さんは弱々しく首を動かし、
変色した凸凸の顔を俺に向け、にこりと笑い「余裕」とおっしゃった。
余裕って…そんなっ、クソっ!!
やめてくれと訴えた。紗亜さんにおいかぶさっているデブを睨んだ。だめもとで、再度、
俺の股の間に陣取っている男の喉を喰い千切ってやろうと頑張ったら、
カメラマン役に嗤われた。
「お前ピグモンに似てるな」
デジカメを向けながら「いい絵が撮れた」と云われ腸が煮えくり返った。悔しい。悔しい。悔しい…ッ。
ピグモンは、かなり好きな怪獣だ。
いつもならば誉め言葉として受け取るのだが、とてもじゃないが、いまはそんな心持ちになれない。
「あんた童貞だろ?」
電球を交換する際、ソケットを回す様に、俺の粗珍の先っぽを捻りながら、
俺の上の男ににたりと目で笑われた。
つづく
311 :
風と木の名無しさん:2006/12/24(日) 12:43:27 ID:PAG0t5MlO
死ね
捻られ、ただただ痛かった。
性交後、ちわちわと此処を揉んで下さった山田氏のやさしかった指が思い出され、胸が苦しくなった。
似て非なる状況に、山田氏が恋しく思い出され、こんな男と山田氏を比べている己に呆れた。
だが、だが、ティムポが山田氏の指を覚えてる。山田氏に触れられるのは恥ずかしかった。こそばゆかった。
汚らしい部位をさらすのが耐えられず、山田氏の指がかぶれたら如何せん?と気が気ではなかった。
小用を足す不浄なる部位を口に含まれ、気が遠くなった。
即刻、やめて欲しく思った。だが、だが、よかった。心地よかったのだ。
股が震えるほど気持ち良く、本当は山田氏の首に縋りつき、もっともっととねだりたかった。
好きだ。どうしようもなく俺が山田氏を好きなのだ。
誰より先に「メジャーデビュー、おめでとう」を云いたかった。
何故に内緒にしておられたのか、軽く責めてみたりもしたいのだ。
山田氏の文に、俺ではない誰かがイラストを描いているのを認めたくないと思う、ほの暗い独占欲を
俺はガッツリ持っている。絵描きとして山田氏の隣にいたい。それだけではなく、
願わくば人生の伴侶になりたい。そんな身のほど知らずの妄想に風呂に入りながら、浸るのが日課なのだ。
誘われて、あらがってみても、断るのはポーズで心はパタパタしっぽを振っていたなど、
絶対、知られたくはない。抱かれたことを一生の思い出にしたいと思ったなんて、恥ずかしくて云えない。
山田氏がためらいなく、俺などのティムポを触って下さったとき、とても、嬉しかった。もったいなかった。
好きだ。好きだ。名前も知らない男に亀頭をいじられながら、山田氏の顔が浮かぶ。
それだけで俺は多量の汚液を漏らしてしまい、先端のとろとろを男に指先ですくわれた。
「ヌレ濡れ。童貞濡れやすくナントカ成りがたしだな」
からかわれ、顔が火照った。前触れもなく、後孔に指を入れられ体が跳ねる。
つづく
切ない。萌え
続きキタY⌒Y⌒(゚∀゚)キタY⌒Y⌒(。A。)キタY⌒Y⌒(゚∀゚)━━━!!!!
>>256 次スレでのタイトル変更に賛成。
せっかくだから鬼畜以外の話もぜひ読みたい。
キャラが立ってるから何やってても面白いし。
作者さんの意向はどうですか?
そこまでするんだったらいっそサイトを作るべきじゃない?
春タン以外の投下は出来ないこのスレの雰囲気から考えれば、
そうした方が本スレとかから来る荒らしとかを遠ざけられるし。
わざわざ荒らすためにサイトを探す程の暇人もいないだろうし、
いたとしても荒らす正当性なんかないよ。
このままスレが終わったとしてもログを保管する人もいないなら、
いっそサイトを立ち上げてファンになってくれた人の為にいつでも読めるようにした方が有意義なのでは?
「いま指だと思っただろ?俺、短小極細だから」
さらりとそう云われ、たったいまねじ込まれたものが男の陰茎だと気付かされた。
刺激が足りないだろうからと、四つんばいにさせられ、
顔と体を紗亜さんのベッドの方に向けられ、俺は息を飲んだ。
全裸にされ顔を腫らした紗亜さんが、
口に紗亜さんが身につけていらしたもの(おそらくパンツや肌着やソックス)をぎゅうぎゅうに詰められ、
両手は俺と同じ様に頭の上で縛られたま、デブに股を裂かれ犯されていた。
デブの薄汚いものを突き入れられている紗亜さんの脇で、
デジカメ男が、紗亜さんの可愛らしい顔が痛みに歪むのを映してる。
「菊(マム)も撮ってください。僕と繋がっているのだと、一目でわかる様に鮮明に」
デブが激しく腰を振り振り、デジカメ男にそう云い、
紗亜さんのくぐもった呻き声に、うっとりと目を細めた。
グチュグチュ派手な音を立てながら、デブが紗亜さんの蕾を貫く。
詰め込まれた布でパンパンに両頬を膨らまし、息苦しいのだろう、紗亜さんは揺さ振られながらえづいてる。
口からは、はみ出した杢ダークグレーのソックスの爪先がぞき、
ふっくらとした唇の端から、垂れ流れた唾液が顎に伝っている。
怒りで頭がおかしくなりそうだ。俺は大声でデブを罵った。途端、短小男に孔壁をゴリゴリ擦られ、
背後から男にのしかかられていたことを思い出さされた。
「俺、短小だけど硬いから。気持ちいいだろ?」
先刻まで、挿入されている感0だった極細なそれが、あまりにも気持ち悪く、
腰骨を掴まれながらズボズボ出し入れされ、俺は嘔吐した。
つづく
喉元と口内に酸っぱさがもわついている。
「ゲロ吐いた。こいつゲロ吐いた!」
短小男が囃したて、デジカメ男が俺がシーツにぶちまけたものを撮っている。
粗珍を擦られながら、短小男に「汚い」と云われた。
「キスしてやろうと思ってたんだけど。もーっ、無し!ゲロ後はな〜」
嗚呼、リバースしてよかったと思った。唇はノン・キスだ。
体ならオール・ライトではないが、唇は一等駄目だ。きっと俺は生理的に耐えられない。
包皮を上げ下げされるのも、ずぶずぶと埋められ、
小っちゃいが硬いものが、前立腺を掠めるように突いてくるのも、
嫌で嫌で堪らないが、唇を吸われるよりは、いくらかましに思えた。
短小男の先端に、ぐっと前立腺を押されビテイ骨のあたりがカァッと火照った。
ギンギンにしこった前に、短小男の指が絡み付く。
「あ、あ……んぅ」
搾る様にティムポを揉まれ、堪え切れず漏らしてしまったヌルヌルを、
息を整える間もなく先端に伸ばされた。
気持ち悪いのに、ぐっときた。いきたくていきたくて堪らない。
シーツにぽたぽた先走りを落としながら、紗亜さんが長い脚を痙攣させているのを見た。
紗亜さんの形のいいお尻が濡れそぼっている。デブは、ぐちゃぐちゃ、ぬちゅぬちゅ、音を立てながら、
おそらく紗亜さんのイイところを執拗に突いている。
中心を膨らませ、先端を潤ませ、はらはら雫を零す、震える紗亜さんの下肢をもう、見ていられなかった。
つづく
禿しく萌え…るんだがこの後が怖いよー
最悪な事件ってのがレイーポだけのことなら良いんだが…
目をそらしかけた刹那、俺は紗亜さんが達するのを見た。
高く腰を抱えあげられていた為、紗亜さんが放たれたきらきらのミルキーウェイは、
紗亜さんの裸の胸を打ち、飛沫が口元に飛んだ。
猿轡から漏れている紗亜さんの悔しげな喘ぎ声に、テブの荒い鼻息がかぶさる。
デブは紗亜さんの中にしつこく居座り、小刻みに腰を振りながら、
唾液まみれの、なまこのような舌で紗亜さんの胸をレロレロ舐めた。
桃色の金魚草みたいな可憐なピンク色をした紗亜さんの乳首に、
デブの舌が、ねっとりと絡みつく。
身悶える紗亜さんのぐったりとした中心を揉みながら、デブは紗亜さんに中出しすると、
ハァハァしながら「ロエたん、ロエたん」と繰り返し、紗亜さんを抱き締め、
デブ汁でぐっしょり濡れた毛糸の目出し帽で覆った顔を、紗亜さんの頬に寄せ、すりすりした。
紗亜さんの目が、怒りと屈辱で静かに熱く燃えている。
「いい顔!」
デジカメ男は、フォトジェニックぅ〜と奇声をあげながら紗亜さんを映した直後、
突然、カメラを俺に向けた。
こいつら殺してやろうか。カメラを睨みながら、メドゥーサの眼が欲しいと願った。
デブの汚濁が紗亜さんのお尻の狭間を垂れ流れ、なめくじが納戸にぬめったみたいにヌラヌラしている。
殺してやる、殺してやる、殺してやる…ッ!
踏み出そうとした瞬間、前のめりになっていた体がガク、ン、となり、後ろに引っ張られたのだとわかった。
腰骨を掴まれ、短小男の
ちっぽけなものを、押しつけられた。
「これからお前が出すのは人生最後の精子だから」
ズボズボズブズブ出し入れされながら、肌が粟だった。
つづく
「ちなみに、息子はさっきの射精がラストな」
短小男の声を聞きながら、デジカメ男が背中のリュックを下ろし、
紗亜さんのベッドの端に、リュックから取り出した果物ナイフを何本も何本も並べていくのを見た。
デジカメ男は鈍く光るそれをカメラにおさめると、また俺にカメラを向けた。 「あ、怖い?萎んでるけど?」
短小男に股をひと撫でされ、やめてくれと懇願した。
馬鹿だ。どうかしてる。監督から紗亜さんを奪ったって、ロエは絶対に生き返らない。
何で、こんな簡単な事が、こいつらはわからないのだ!?
「ロエと弟子の死で終わらせるのが、作品を一番生かすエンドだと、
そう監督が見極めたからこその、あのラストなのだ。
監督が非情だから、ロエと弟子を殺したわけではないのだッ!
息子を失った哀しみを監督に体感させる事で、
ロエの死のありえなさを知らしめようと思うなど、どうかしているぞ!普通ではないっ。
それによって、最終話を作り替えさせる事が出来る等、なにゆえ、思い込めるのだ?
なにゆえ、実行に移せるのだ!?」
叫びながら、頭がくらくらした。
紗亜さんや奥方様を人質に取り、「ラストをつくりなおせ!さもなくば、人質をあやめる」と迫るなら、
まだ、わかる。決して賛同はできぬが、犯行グループの心理は、なんとなしに、わかる気がする。だが、
こんなのは解せぬ。俺には解せぬ!
「僕らは百式が好きなんです。小原監督が大好きなんですよ。劣化して欲しくないのです。
監督がどこが変なのか、なぜ変なのか自力で気付けないのならば、
教えてさしあげるのがまことのファンでしょう。例えるならエヴァのレイです。
彼女が『これが涙。泣いているのは私』と気付いたように、小原監督にも内なる心で気付いてほしいが為に、
僕らは犯罪に手を染めるのです。ひとえに監督と百式を思うヲタ心ゆえですよ」
デブは紗亜さんの両乳首を左右の指でつまみながらそう語った。巣に帰れ。
つづく
声を奪われ、手首を戒められ、テブにのしかかられた紗亜さんが、
桃色の乳首をもてあそばれながら、逃げよう逃げようと必死に藻掻いている。
「蜘蛛の巣にかかったモルフォ蝶みたいだな」
デジカメ男がカメラを回しつつ紗亜さんに近付き、「監督にメッセージを!」と云いながら、
紗亜さんの口から唾液を含んだ詰め物を除いた。同時にデブが、紗亜さんの足首を掴む。
再度、デブの肉塊を挿入され、一気に奥まで突かれた紗亜さんの声が裏返った。
「ん、ああ…っ!」
突き上げられ、揺らされながら、紗亜さんは、喘ぎ喘ぎ
「誉め、て、やる」とあでやかに微笑んだ。
「俺を、世界一、美しッ、蝶、に、タトえたの、は、誉めて、やる…っ。でもっ、な、
モル、フォは、ぁ、ブルーだろ?
俺の、名前はシャ、ア。…イメージカラーは赤、スカーレットなんだよっ。……それぐらい踏まえとけッ!」
感じるのか、んっ、ん、と悶えながらも、紗亜さんは、突っ込みどころ満載の叫びをかましてくださった。
らしくて、こんな状況なのに笑えた。
俺は、頭の上で手をまとめられ、どうにも体を支えられず、俯せでシーツに右頬を押しあてたそんな、
上半身に軽くヨガの入ったきつめの態勢で短小男にズコズコ犯されながら、紗亜さんの啖呵に笑った。
笑う俺を撮るデジカメ男が、「真紅の蝶などパピヨンローゼしか思いつかん」とぼやいたのが
何故だか妙に可笑しかった。
つづく
漏れの中でスカーレットがどんどんカッコヨクなるマジックが起こっている…GJ!!
かっこいい受モエス
「貴方、見た目はお母さまに似てますけど、ソフトは監督よりですねぇ」
デブがしみじみと云い、紗亜さんを貫いた。
「ん、あ…ッ!」
殴られて変色した顔は、酷いありさまなのに、開き直って淫靡な声をあげる紗亜さんはやっぱりキレイだ。
紗亜さんに見惚れていたら、短小男に「こっちも盛り上がらねえとな?」と囁かれた。
だが、短小男の可哀相なサイズのそれは、決定打を持たない。
擦られ強制的に勃起させられた俺の粗珍はもうパンパンだ。
腫れたみたいなそれの先から、俺ははしたなく、だらだら汚液を漏らしてる。
だがだが、到達には至らないのだ。
短小男の先走りでとろとろにされた後孔の気色悪さを感じる度、絶頂が遠退いていくのがわかる。
だって、しかたない。イケないのは、彼が標準以下だからではなく、
俺がもっと熱く気持ち良いものを知っているからだ。
内を満たされ、息の仕方がわからなくなった。深く深く突かれ、ぶわっと涙が溢れた。
山田氏の猛りを受けたとき感じた充足感を、羞恥とときめきを俺は覚えてる。
だから云える。こんなのは違うのだ。
流血あり
それでも男の体はむなしく出来ていて、短小男に鈴口を抉られた俺は、小の方を漏らすように果てていた。
「手間かけさせやがって。遅漏ッ!!」
尻をぶたれ、短小男の白濁をどくどく後孔にそそがれながら、ドソッという音を聞いた。
え!!?
「これは貴方にぴったりな色でしょう」
デブが紗亜さんの脇腹に埋め込んだ果物ナイフを、ブシュッと引き抜くのが目に飛び込んできた。
傷から噴き出す血の赤。ナイフの柄までべっとり付着した血の赤。ナイフから滴る血の赤。
ケタケタ笑うデブの声に頭がカァッとした。
「…のヤロォ、刺しやがったな……ッッ!!!」
紗亜さんが吠えた次の瞬間、グサッという音が今度は紗亜さんの右腿でした。
「紗亜さんっっっ!」
叫んだ俺に紗亜さんが、隣のベッドから「大丈夫、死んでねぇーよ」と笑いかけてくる。
「つか、死なないから。来週、フキン先輩の月命日なんだぜ?ゼミ長と墓参り行く約束してんだよ。
大原の店にだって土下座されてから、まだ、一度も顔出してねえしな。
あいつ、気にしいだから、ちゃんと『気にすんな』って言ってやらねぇーと。
蒲江ちゃんにもタトゥ消した腕まだ見せてねェし、病院紹介してもらったお礼も言ってねえし、
林のコンビニにも12月から行けてねーから、もう一度、ちゃんと謝らねぇと死にきれねえだろ??」
一気に喋ると紗亜さんは、殴られて腫れた顔で、キラキラ笑った。
ラストにあげられた林氏の名前に、俺が林氏になったみたいにドキッとした。
実はこの間の俺の友達が探してた上着は、紗亜さんのものなんです。
林氏と俺、友達なんですと、いま、告げるべきか否か迷った。迷ったがやはり告おうと口を開きかけたとき、
デジカメ男が紗亜さんに、「もっと喋っておかなくていいのか?」と尋ねた。
「そうですよ。貴方の死後、このビデオを見る方々の為に、メッセージはたくさん残しておくべきですよ」
デブは紗亜さんの左腓に、三本目のナイフを突き立てながら、「貴方もそう思いませんか?」と俺を見た。
つづく
悲しい…。哀しいよ!
絵描きがんばれ
訂正327
×:もう一度、ちゃんと謝らねぇと
○:もっと足運んで、ちゃんと謝らねぇと
紗亜タン…
流血あり
刺された紗亜さんが痛みに呻いた。
短小男が俺の孔に再度挿入しながら、「いまのうちに、言いたい事をまとめとけよ」と云った。
ハイジ・モデルのベッドから漂う干し草の匂いが◎だった仮眠室に、紗亜さんの血の匂いが充満していた。
何なのだ。これは一体何なのだ!!?
「ショート寸前か?」
デジカメ男が俺に問い掛けながら、俺を掘っている短小男に、果物ナイフを手渡した。逃げねばッ!
ショートなどしていられぬ。生きて山田氏に会うのだ。
まだ、メジャーデビューおめでとうを言ってない。何故、内緒にされていたのかを聞いていない。
何より大好きだと言えていないのだ。死ねぬ!
向かいのベッドでは、紗亜さんが、脇腹と右腿と左腓から、どくどく血を流されている。
白かったシーツが血に濡れ赤に染まっていた。
紗亜さんを助けねばッ!!後ろを犯している短小男を振り切るべく、
俺はぐっと腰を引き、精一杯、孔を緩め、
アイスバーンで思いっきりブレーキを踏んでしまった車をイメージしながら、横に尻を振った。
つづく
流血あり。
幸い敵は短小極細だ。深く刺さってるわけではないのだ。きっときっと、振り切れる!!
後孔が楽になれば活路が拓ける気がした。なりふり構わず腰を振り、尻で空を切り切り頑張った。
一世一代の、Gravitational Swing Shot!!
ボイジャー2号が脱出した様なスイングバイで、短小男から離脱しようとした刹那、
がしっと腰骨を掴まれた。
「嬉しいんだけど激し過ぎ。孔は、もっと締めてくれないと。俺、短いからすっぽ抜けそォ」
抜けかけていたものを、ぐっぐっと埋め込まれながら、尻肌に押しつけられた陰毛を感じた。
「徒労だったな。だがな、お前の雄姿は、しかと収めたぞ」
デジカメ男にカメラを掲げながらそう云われ、悔しくて泣けてきた。
「とりあえず1本」
短小男の声がしたのと、右臀部に激痛が走ったのが同時で、
一拍置いて果物ナイフを突き刺されたのだとわかった。
流血あり。
尻が灼ける。燃えるような感覚にカチカチ山の狸さんが浮かんだ。嗚呼、ベタ。
後ろから短小男の鼻唄が聞こえる。
それにドソッドスッグサッと刺肉音がハモり、見えはしないが痛みで、
追加で3本、背中にナイフを生やされたのだとわかった。
「トライセラトプスみたいだな」
デジカメ男が俺の背中を一瞥してそう云った。
「玉田さんっっっ!!!」
叫ぶ紗亜さんの声がする。大丈夫だからと、紗亜さんが俺を鼓舞して下さったみたいに、笑おうとして、
紗亜さんの方に顔を向けたとき、紗亜さんの腹筋にデブの右手のナイフが刺さり、
ゲホッと咳き込んだ白い咽喉に、デブの左手のナイフが刺さるのを見た。
つづく
うわぁぁぁorz
喉は駄目喉は
336 :
風と木の名無しさん:2006/12/26(火) 16:06:16 ID:4/AmMS4E0
w
いっそ紗亜ご自慢の顔をグチャグチャに切り刻んで欲しい!
猟奇GoGo!
鬼畜はいいが猟奇は無理だ。残念
グロ&リョーキ描写あり。
ブシュッ、ブシュゥッと、紗亜さんの咽喉から血が噴出し、見開かれた目に、
紗亜さんの右目にナイフが沈められた。裂かれた声帯を震わせ、声にならない声で紗亜さんが叫ぶ。
デブが「テコの原理で」などと嘯きながら抉り取り、シーツに転がした紗亜さんの右眼と目が合った。
ググ…と身を起こそうとした紗亜さんがドッと倒れる。
顔面右を真っ赤に染めた紗亜さんがぶれて二重に見えた。体がガ夕ガタガ夕ガタ震える。…寒い。
紗亜さんの傍に、傍に行きたいのに、駄目だ、動けない……。
「そろそろ体が重いだろ?結構、血ィ流してるからなァ」
短小が嗤いながら、「お前も、すぐに葬(おく)ってやるよ」と云った。
紗亜さんの眼にカメラを向けていたデジカメ男の姿が見えなくなって、俺の背中に、
おそらく短小の隣あたりに、回りこんだ直後、ブスッと後孔にナイフを刺された。
次いで、ザクザク襞を裂かれる音がした。そのままナイフを出し入れされ、血液でぐっしょり濡れたそこに
突っ込まれたのは、たぶん手だった。
破れた肛門から、くだす様に腸を引きずり出されズァッと削がれたのを覚えてる。
つづく
(ノω・、)ウゥ・・・
GJ!
更にハードなのをキボン
物凄い鬱展開にリアルで落ち込みそうだ…orz
猟奇系は専用スレがあるんじゃなかったっけ?(結構昔読んでた記憶が・・・)
前はグロ系とか猟奇系とかとはわけましょうってなってなかったっけか?
頼む、やめてくれ。
鬼畜スレと猟奇スレを一緒にしないでくれ。
頼むから、猟奇スレに行ってくれ。
無いなら作ってくれ。
「NGワードにすりゃいいじゃん。」とか、そんな問題じゃないんだ。
今後の為にも、鬼畜と猟奇は分けてくれ。
猟奇は猟奇スレで、存分に楽しめばいいじゃないか。
気持ち悪い
346 :
雑談:2006/12/27(水) 04:17:14 ID:QAYPWRf4O
不快感を与えて申し訳ありません。
猟奇よりはライトな、リョーキな感じなので、まあ、いいかなと、
身勝手な判断で投下してしまいました。
このあとは後日談なので、痛い描写はありません。
紗亜さんは声帯を、俺は排便を司る陰部神経をズタズタに裂かれた。
紗亜さんは右眼を、俺は腸の一部を失った。
それでも、紗亜さんも俺もガッツリ生きている。
痛みのショックと多量の出血で死して然るべきだった紗亜さんと俺は、
ビッグ・リバーで砂原(サワラ)さんに救われた。
ゆるやかに流れる河を、それと気付かず胸まで浸かりながらバシャバシャ渡っていた紗亜さんと俺は、
途中で対岸の砂原さんにストップをかけられた。
砂原さんは、紗亜さんに、「スカが、きょう歌っていた歌は、
タンザニア〜か、ルーマニア〜か、タスマニア〜の歌じゃない?
あの歌は、アビーが大好きなアニメのエンディングだったと思うんだ。
きっと、サントラを持ってるよ。帰ったら貸してもらうといい」と云ったあと、
「彼岸には帰るよ。アビーに宜しくね」と付け加えた。
岸へと、光がさす方へと、戻りながら、砂原さんが向こう岸の土手でギターを手に、
ジョン・デンバーのカントリー・ロード・テイク・ミー・ホームを歌っているのを聴いた。
それは、とてもアンビリーバボーな体験だった。
紗亜さんは退院後、我流の手話で、すらりとした綺麗な指をひらめかせながら、表情ゆたかに喋ってる。
ギンコもリリコも政宗も、みんな片目でかっこいい!!なんておっしゃいながら、おとといまでは、
日替わりで眼帯をとっ替えひっ替えされていらしたが、いつも行かれている美容室で、
担当の蒲江ちゃんとおっしゃる方に、「お約束・だ・か・ら!」と進められて、
エクステとやらを右前髪に足されてからは、長い前髪で顔の右半分を覆ってる。
ワンピのサンジの様でお似合いだ。たまり場で料理をされているお姿は、本当にそんな感じで、
メカさんあたりは、「サンジは左が長いよ」と高井戸さんにつっこまれながらも、
サンジ、サンジと呼んでいらっしゃる。
俺はといえば、筋肉と神経を移植する肛門の手術を受け、
前の様にとはいかないが、収縮や便意を感知したりが、またできるようになった。
ひとえに執刀して下さった先生、支えてくださったスタッフの皆様のおかげだ。
とはいえ、筋肉の弱った肛門は、時折、便の染み出しや臭い漏れで俺を悩ます。
完全に便の漏れを防ぐことが出来ないのはわかっているし、
女性の生理用ナプキンをあてることなどで対応はできるのだが、
俺ではない誰かが云われている「臭い」という言葉にも、過剰反応してしまうのは、否めない。
だがだが、生きている。それだけでいい。
あの日、紗亜さんと俺を、百式を救って下さったのは、某携帯会社と奥方様だった。
仕事に熱が入るとスタジオにこもりっぱなしになる、そろそろ若いとは云えなくなった夫、
つまり小原監督を心配した奥方様は、奥方様の携帯で、奥方様が見たいとき、
いつでもどこでも、百式の仕事場を見ることができるという、
動画配信サービスを受けられており、仕事場には、それ用のカメラがあったのだ。
いつだったか、奥方様がいらして、俺たちスタッフに「カメラを設置してもいいかしら?」と尋ねられた事、
頷いた事、カメラが取り付けられた事、日々、映されている事、
それらすべてを、百式スタッフ13名は忘れていた。
全スタッフに忘れられていたカメラを、犯行グループが知る由もなく、
ドラマの撮影後、いつものように携帯を開いた奥方様が異変に気付き通報、現行犯逮捕とあいなったらしい。
警視庁の特別機動隊が出動し、人質(百式スタッフと紗亜さん)を救出。
重傷者2名(紗亜さんと俺)は、ドクターへリで運ばれたというわけだ。
つづく
そう来るかw
注意してあったのに読んだこっちも悪かった。ごめん
よかったよー
生きててよかったよー(涙
昨晩339まで読んで寝たんだけど
一生懸命脳内で、白馬のフキン先輩が
助けに来てくれる事を祈っていたよ
ほんと、生きてて良かった
終わってしまったことを蒸し返すようだが、
やめてくれだの何だの言うやつ、おかしいんじゃないか。
>>1 ・スカトロ、フィスト、切断等のハードプレイは名前欄にその旨を記入する事。
数レスに渡る作品の場合は、その描写のあるレスすべてに、
内容の注意書きを直前に入れて数行改行後に投下して下さい。
これが守られているのに、「鬼畜と猟奇は違う」?「猟奇スレに行け」?
結局、自分の好きなタイプの話だけを投下してくれと
堂々と要求する厨がこっちにまで移ってきてたわけだ。
まあまあ
「猟奇スレに行ってくれ」にはワロタ。
ここは実質、個人スレ。
春さんを追い出して、後に何が残るんだ。
どんな「今後のため」になると言うんだ。
その後アテクシが神作品を投下してあげるわ!とでも?
甘い話あり。
入院中、山田氏が幾度も幾度も見舞いに来てくださったのが嬉しかった。
メジャーデビューおめでとうを、やっと云えた。
「何故、知っているのだ!?」と、本気で驚かれている山田氏に、書店で増刊号を見たのだと告げると、
山田氏は「来月号に掲載されるものだとばかり思っておった。不覚だ」とぼやかれ、
「玉田氏を驚かせたかったのだが」と悔しがりながらも、
「何はともあれ無事でよかった。嬉しいぞ」と俺をギュッと抱き締めて下さった。
山田氏の胸と腕は、大層あたたかく、ドキドキした。大好きなのだと告おうとしたとき、
先に「好きだぞ。愛してるの方だ」と云われた。
それから山田氏は、傷が完治し機能が回復するまでは肛門で排便ができずにいた俺が、
腹部に穴をあけて付けていたストーマ(人工肛門)の袋にたまっていた汚物を、
動けない俺に代わって捨ててくださり、ストーマの根元などを洗って下さった。
はじめてセックスをした晩よりも恥ずかしかったのだが、「気にするな」と山田氏は笑顔で笑われ、
「恋人の後孔ならぬ前孔をまさぐるのは、よいものだ。Let's羞恥プレイであります!」と
やさしくやさしく執拗に、薄汚い俺などを洗ってくださった。
ありえなすぎて、嬉しすぎて、涙がとまらなかった。
山田氏が帰られてから、何度も、好きだぞ、と、愛してると、恋人の箇所を脳内で再生させリピートした。
キャラのセリフに、不適切な表現あり。
俺にイラストを描いてくれと申し込んだ高1の夏から、体の関係を含めた付き合いを想定していた事。
俺が百式に内定したとき、このままじゃ、俺より出遅れてしまいそうだと焦った事。
追い付きたく思い、頑張った事。いつも心に野望と欲望があった事。
山田氏が見舞いの度に語ってくれたあれこれは、俺を舞い上がらせた。
正味の話、俺の肛門はもう、アナルセックスに対応できない。
山田氏は「玉田氏が俺に挿れてもよいのだぞ」と、大真面目におっしゃるが、
それは敷居が高く、モッカ山田氏と俺は、69及び山田氏が書いたエロ度の高い話に、
俺が汁ダクなイラストを添えることをもって、交合としている。
何と云うか、その、幸せだ。ハッピーハッピーなのだ。林氏の件さえなければ、本当に大団円だった。
俺と紗亜さんが、やっと林氏のバイト先に出掛けられたのは、退院後落ち着いてから…、
あの事件から、たっぷり3ヵ月ほどたってからだった。
「片目がないのはちょっと……。首の縫い目もえぐいし、声も出ないんだろ?
俺が好きだったスカは、そんなスプラッタなナリしたオシじゃないから。
だって、俺は、まずスカの顔が好きだったんだぜ?ごめんだけど無理だ」
林氏は、面と向かって紗亜さんにそう云った。
俺は自分の耳を疑いながら、
殴られても、犯されても、刺されても、眼を抉られたときでさえ、泣き声ひとつたてなかった紗亜さんが、
左目から静かに涙を流されるのを見た。
輪郭のくっきりした大きな目が、まっすぐ林氏を見つめたまま、輝きを失っていく。
殴られるより、犯されるより、刺されるより痛い顔をして、
紗亜さんはふっくらとした下唇をかんだ。
林氏から視線をはずさず紗亜さんは泣いた。
左目の淵から透きとおった涙が溢れだし、長い睫毛を濡らしながら頬を伝い落ちていく。
林氏と一緒にバイトにはいっていらしたタレ目の男性が、びっくりした顔で林氏を見て、
謝れよとか、人としてどうかと思うけど的なことを云うのを聞いた。
立ち尽くしていた紗亜さんが、林氏にくるっと背を向けるのを見た。
紗亜さんが背を返した瞬間、百式のアニメみたく飛び散った涙が珠になってキラキラ光った。
走り去る紗亜さんを追い掛けながら、林氏を殴りそびれた事を悔やんだ。
本当に殴ってやればよかったと、俺はいまでも本気で思ってる。
おしまい
おしまいって!!
相変わらず唐突だなぁ・・・w
なんかもう振り回されっぱなしだけど、乙です。
スカがどんどん大変なことになっていって心が痛い。
でもなんか羅シャーヌ!を連想してしまうのだが・・・。
乙でした!
いつでもポジティブな紗亜が…。・゚・(ノД`)・゚・。
今度はどんなむくわれない事が起こるのか怖いながらwktkしてしまいます
またリンクした作品読ませて貰えたら嬉しい
シヤ-が好きだ。読後感はいいのにカワイソス。
久しぶりにジンとした。マジ萌え。
361 :
トウワ:2006/12/27(水) 14:35:48 ID:QAYPWRf4O
5月。
二浪してどうにか滑り込んだ日本一倍率の高い美大のカフェテリアで、
右目に苺色の眼帯をした、すっげェ可愛いひとを見た。
うまそうにホットミルクを飲んでいたそのひとは、日本画科の5年生で、
百式の小原監督の息子さんだとすぐに調べがついた。
「仲良くなりたいなら、手話必須!あの人、声出ないらしーから」
手話サークルに入った友達に、そう勧誘されたけど、
別にあの人と会話したいわけじゃねえし、耳が聞こえるんなら、俺が話す分は向こうに届くわけで、
全然まったく問題ないじゃない??
むしろ喋れないなら、何したって、わぁーわぁー煩く喚くこともないし好都合でしょ。
グッときてビッときた。ターゲット決定。めちゃくちゃ楽しい、キャンパスライフがはじまりそうだ。
つづく
小原萌え
続き楽しみです
363 :
トウワ:2006/12/27(水) 17:03:29 ID:QAYPWRf4O
百式の魅力のひとつは、世界最先端をいく3DCGだと俺は思う。
あんたの親父さんの描く手書きアニメと違和感なく融合して、臨場感を出す技術は高井戸ならではだと、
マジで好きな百式のCGクリエイターの話を、カフェテリアでふったら、
面識0の俺に小原紗亜は、愛想よく笑ってくれた。
『高井戸さん、絶ッ対、喜ぶ!!ありがとな(^ε^)-☆Chu!!』
取り出した携帯に、高速で打ちこまれた文字を読みながら、盗み見た横顔(左)にほれぼれとした。
まつげ長ぇーよ、超かわいい。がらがらのカフェテリアで、「ここ開いてる?」と
恥ずかしいくらい捻りのないセリフで声をかけたのは、やっぱり正解だったなと自画自賛。
たいてい一緒にいる緑の目の院生が、きょうは居なくて、
お近付きになるなら、「今ッ!」なタイミングで声をかけられたのが良かった。
あと、俺の親にも感謝。
名前を聞かれてトウワと答えたら、
小原紗亜がリスペクトしてる浮世絵師と同じだとかで、超いい掴みになった。
ホットミルクのマグに寄せてる唇が、アンジェリーナ・ジョリーみてーにポテポテでエロい。萌えだ。
無理矢理、吸ったらどんな顔をするんでしょうね?辱めてェな。
俺の経験的に唇がぷるぷるの男は、ちんこもよくはずむし、舌がよくヌレ濡れでフェラがうまい。
「なぁ、ちんこ舐めて」
どん引きする顔が見たくて、初対面だけど言ってみた。
つづく
訂正
×:舌がよくヌレ濡れでフェラがうまい。
○:舌がヌレ濡れでフェラがうまい。
生きててよかた〜
スカがんば
オハラ…自分を大切に!と言ってあげたくなる! 幸せになってくれ…
今度こそ!今度こそ、スカを幸せに・・・!
字書き×絵描き乙でした
新作楽しみ
なんかもう鬼畜でなくていいから、彼を幸せにしてやってくれ、頼む
うん、ここすでに鬼畜スレじゃないそうだし。
この個性ならイロモノ属性抜きで面白く読めそうだ、
今後は一般読者ウケを狙ってくれ!(とりあえずハピーエンドとかw)
実は結構マジで期待してる。
自分としては、スカの更なる不幸を見てみたい。
ここが鬼畜スレだとしたら
「鬼畜と猟奇は違うんだから猟奇スレに行け!」
鬼畜スレじゃないとしたら
「鬼畜じゃなくていいんだから鬼畜を書かないで!」
投下者が好きなものを自由に書くことは許されんのだな。
本スレとまったく同じだ。
374 :
風と木の名無しさん:2006/12/28(木) 00:18:04 ID:aPWTD1Ln0
特殊な嗜好を持つ作者に
「貴方は実力があるんだから一般受けするものを書いて」って
マジでアフォですかと。
作者を萌え製造機扱いするってこういうことなんだなー。
自分専用のスレを持ってファンを引き連れて移動するってそういうことじゃないの
一般受けかどうかは分からんが、ファンを喜ばせるものを書かなきゃいけないってのは
当たり前のことだろう
いや、サイトだって作者が好きなものを書く場所のはずでしょ。
商業で売り上げを気にして読者におもねるのは当然のことだと思うけど、
個人が楽しみのために書いて無料で提供しているものに対して
「私を楽しませるものを書かなきゃいけないのが当たり前」なんて、
よくもまあ言えるものだ。
もしかしたらこのアフォ、前にしたらばで
「投票制にして、人気がない作品は打ち切りにしたらいい」って
提案した基地外と同一人物?
貴重な残りレス数を使うのはやめようや。
したらばにでもスレ立ててそこで話したら?
って鬼畜のしたらばは隔離住人は使えないんだっけ。
面白いと思う人は見に来ればいいし合わない人は見なければいい。
なんで当たり前の事が出来ないんだ。
初めて感想書いてみる。
ほぼ一人の投下でここまでスレ進めたのは乙としか言いようがない
オカマの人といいスカといい構ってちゃんの描写、生々しいね。いそう
もっと猟奇なのがいいというファンもいれば
猟奇が駄目だというファンもいる。
ハッピーエンドが好きなファンも、重い話が好きなファンもいるだろう。
「ファンを喜ばせるものを書かなきゃいけない」と言われてもな。
要するに、「ファン」=「アテクシ」か。
馬鹿が1人いるだけで途端にもめるよ。
春さん、気にせず好きなもの書いてくれ。
382 :
トウワ:2006/12/28(木) 08:39:32 ID:a1HL+dmsO
どん引きされるとばかり思っていたら、小原紗亜はふわっと笑った。
『俺なんかでいいの?片目だし、口きけねぇよ??』
差し出された携帯に書き込まれた文面は、どうみてもOKだった。
いいのかよっ!と、つっこみたく思う気持ちと、萎えが一緒にきた。
嫌がる口にちんこを突っ込むのが、いちばん楽しい。乗り気なひとは重い。
そう思うのに、心惹かれるのも本当だから辱めたくて、俺は身を乗り出してしまった。
「フェラに、目ぇとか声とか関係ねーよ、超舐めて!!」
全然、あんたでいいよと言ったら、『嬉しい!!!』とエクスクラメーションマークつきで返ってきた。
『心がカサカサしてたから、救われた気がする!』
満面の笑みで、すべすべの歯を見せて小原紗亜は笑った。
言うなれば、芸能人の決め顔。
自分がいちばん可愛く見える、口角のベストポジションを知ってる笑い方だった。
プリクラとか写メ撮るときの女子みてーで、男のくせにきもっと思った。
けど小原監督の息子って事は、母親は女優の小原万里なわけで、
40過ぎて未だにマリリンなんて呼ばれてる、決め顔いくつも持ってるひとが、身近にいたら
自然と身につくもんなのかもしれなかった。可哀相。片目だし。喋れねーし、きもいし、
このひと可哀相だ。ムショウに、ひとつっきゃねェ目ん玉を、やさしく舐めてやりたくなった。
つづく
383 :
トウワ:2006/12/28(木) 09:45:37 ID:a1HL+dmsO
4講目は急遽、自主休講。
俺が贔屓にしてるラブホに向かいながら、駅の階段で小原紗亜は3度蹴躓いた。
どじっ子さんらしい。身長178ある俺より、3センチは背高いし、かまっぽくはないのに、
昔の少女漫画のヒロインがだぶった。
俺よりコンパス長いくせして、大股なんて言われた事ねェ俺より歩くのが遅い。
電車もう来るし、だらだら歩いてんじゃねーよと思いながら、改札抜けて走ろうとしたら、
いきなりジャケットの後ろを捕まれた。つんのめって本気でむかついた。
待って欲しけりゃ口で言えよ!と思った瞬間、このひと喋れないんだと思い出した。うわーめんどくせェ。
歩きにくそうにしてたのは、脚がよくなかったからなんだと、ホテルに着いて
シャワーを浴びているのを見て気がついた。左腓にたぶん深かったと思われる傷の跡を発見。
神経もやっちゃいました感が漂っていた。右の太腿と脇腹と引き締まった腹にも縫い目を見つけた。
喉仏の右っ側に、声帯駄目にしたゆえんと思われるデカイ傷があるのは知っていたけど、これは酷ェ。
盛り上がった醜い傷跡を見てたら、勃ちあがりはじめていたちんこが萎えた。
小原紗亜が、全裸になっても苺色の眼帯だけは、はずさないでいてくれたのに、マジで感謝した。
ぽっかりあいた空洞なんか見せられたら俺は引く。
つづく
だから猟奇スレ行けって。
そっちで猟奇好きな奴らと盛り上がればいいだろ。
何でこっちに入って来ようとすんの?
猟奇はかなり特殊な分野なんだから、見つけただけでも気持ち悪くなるやつもいるんだからさ。
何でここにこだわんの?
猟奇スレ、誰も来てくれないの?
それとも、猟奇好きな人以外に自分の作品見せたいの?
猟奇作品読みたい奴もそう。
専用スレ行きゃ、何も言われずに好きなだけ読めるんだからさ、住み分けようよ。
毎度GJ!
足にもやっぱり後遺症残ってた…
トウワ目玉でもどこでも舐めてあげてトウワ
私は応援してるよ
いつも投下ありがとう
住み分けって…十分住み分けてると思うけど?
ここは彼女の専用スレなんでしょ?
嫌ならこなきゃいいじゃん。
388 :
トウワ:2006/12/28(木) 13:06:51 ID:a1HL+dmsO
フェラをさせながら、俺のちんこを喰む小原紗亜の濡れた下唇の
いちばんふっくらしているところを押したら、エロい舌で指を舐められた。
以上、きょうのハイライト。あれは、なかなか官能的だった。
『俺さぁ、自分のこと白鳥だと思ってたんだけど、アヒルかも』
電気を消している部屋に、小原紗亜の携帯の液晶が光った。
「いいじゃんアヒル。かわいいぜぇ。あんた唇ぶあついし、アヒルっぽいよ。デイジーな感じ?
そもそもあんたのお袋さんからして、デイジーじゃん。
ミニーがヘップバーン系だとしたら、デイジーはモンロー系でしょ。お袋さん和製モンローだし、血筋じゃね??」
感動するほどうまくはなかったけど、
そこそこ遊んでるのがわかるくらいには巧みだったフェラを思い出しながら、そんなピロトークをした。
乗り捨て派の俺が、セックスしたあと、ベッドでたわいもない話をするなんて久しぶりだ。
俺はちんこが規格外サイズなので、俺のデカイのを孔に入れると
たいていのやつは、痛い痛いと泣きじゃくる。煩くてうざい。小原紗亜は静かだったからかもしれねえ。
>>387に同意
春専用スレなんだから嫌なら見る必要ないじゃん。
待ってたって他の人の投下なんてここには来ないよ。
390 :
トウワ:2006/12/28(木) 13:08:40 ID:a1HL+dmsO
色っぽい喘ぎ声や嬌声が無いのは、マイナスだったけど、
傷を見て萎えたちんこを、しっかり口で勃たせてくれたし、
まあ、ご褒美だ。ピロトークぐらいしてやってもいいだろう。
本音を言うと、俺は声をかけてから落とすまでの過程の方が本番よりも燃える質なので、
あっさりホテルに連れ込めたうえ、躊躇いもなく股を開くようなのとは1回きりでいいし、
あんまり構ってやりたくはない。ただ、小原紗亜は、もう1回ぐらいやってもいいくらい気に入った。
だから、好きなやつにするみてーに髪を撫でてやってたら、携帯が鳴った。
着信音でおとといやっと、番号を教えて貰えた3ヵ月前からくどいていたひとからだとわかった!
向こうからかかってきたはじめての電話に、出るか出まいか一瞬、迷った。
だけど出てよかった。準本命との長電話を聴かせたら、寂しげに左目を伏せる小原紗亜が見れた。
つづく
元々の鬼畜スレからして、猟奇が認められてますがなw
切断だって注意書きがあればOKなんだから。
「こっち」で書くことを認められてるんだよ、猟奇。
見つけただけで気持ちが悪くなるなら、このスレに出入りすんのやめな。
お前のためにルール改正なんて誰もしてくれないよ。
お前の言う「こっち」は、お前が理想とする鬼畜作品だけを集めたスレ。
それ、お前の頭の中にしかないから。
自分の王国が欲しいんなら、自分で作品書いてサイトでも作りな。
まぁ何度言ってもわからないんだろうなー。
どうして何もかも私の思い通りにしてくれないの!?って本気で怒ってる基地外には。
訂正388
×: 電気を消している部屋に、小原紗亜の携帯の液晶が光った。
○:一行削除。
日中でした…orz
いつか幸せになって欲しいよ
なんで猟奇スレにいかなきゃならないのかさっぱりわからん
個人スレなのに
GJ!
トウワがどう変わっていくのか、変わらないのか何が起こるかすげーwktk
猟奇が好きだとレス入れたのは自分だが、
別に猟奇要素があるからこのスレにいるわけでもないし。
好みの展開になったからGJ言っただけのこと。
猟奇を書かないなら出て行きなさいよムキーッと叫ぶつもりもないしな。
だってここは猟奇スレじゃないもんなぁ。
スカトロ書いたらスカトロスレ行けと言われるのかね?
>>395 違うと思うよ。
本スレのしたらばに乗り込んで大ボケかましてるくらいだから。
「鬼畜スレって猟奇オッケーなの?
確かにテンプレは注意書きすればオッケーって感じだけど」
テンプレで認められていてもオッケーじゃないと思うその思考回路が謎だ。
小学生から国語をやり直せ。
つか、実はまだ小学生なのかも知れんがな。
398 :
トウワ:2006/12/28(木) 15:08:41 ID:a1HL+dmsO
その日はそれで別れた。俺とは逆の方向に去っていく小原紗亜の後ろ姿を、ちょっと見てたら、
軽く左足を引きずっていた。来月は6月だ。雨が降ったらあちこち痛むんだろうな…なんて思ったその時!
俺の横をマウンテンバイクが通り抜けた。ちらっと見たら、携帯打ちながら、結構な速度を出してる。
風切り走るチャリに注目。たいしたスキルの持ち主だ。だけど、あの携帯男、あきらかに前見てねえよ。
小原紗亜は、まだ気付いてない。あのひと、あれ避けられるんだろうかと思って眺めてたら、
案の定、ようやっと察知して不器用に避けかけた体に突っ込まれた。あーあ…。
俺ならひらりと飛び避けられたな。
男は転倒。小原紗亜は跳ね飛ばされて痛そうだ。
男が輓き飛ばしたまま走り去ったら、駆け寄って抱き起こしてやろうと思ったのに、
男は、吹っ飛んだ携帯を拾いに行く前に、すっ転んでる小原紗亜に手を差し伸べた。残念。
伸ばされた手を掴んで引き起こしてもらいながら、
小原紗亜は、カフェテリアで俺に見せたのと同じ、ふわっとした笑みを男に投げ掛けた。
遠目でも男の顔が照れて赤くなるのがわかった。同類は臭いでわかる。あの男はゲイでもバイでもねェ。
ノンケのくせに、男相手に頬染めてんじゃねーよ。見てたらイラっときた。
つづく
犬も歩けば棒に当たりすぎだよシャーさん…。
萌える。
400 :
トウワ:2006/12/28(木) 16:30:48 ID:a1HL+dmsO
イラッときすぎて、俺は、つい、メールを打ちながらチャリ飛ばしてた馬鹿男と小原紗亜めざして、
超まっしぐらなカルカン・ダッシュをかましてしまった。
「それ俺のだから。返して」
馬鹿男から小原紗亜の手をひったくりながら、何言ってんだ俺!?と思った。
「あ、ホモ」
通りすがりの女子高生(男連れ)に言われて、むかついた。
「悪い!?」
「ううん。萌え!!!」
小原紗亜の手をがっしり握り締めてた俺に、女子高生改め腐女子は言った。
「ガッチュンより、手ぇ繋いでるだけのが一番エロいよ」
カシャッと写メを撮られて、びっくりした俺よりも、突然現われた俺に、馬鹿男がびっくりしていて、
馬鹿男よりも突然俺に告られた小原紗亜がびっくりしてた。
だけど、一番びっくりしてたのは、彼女(たぶん)が腐女子だった彼氏(たぶん)だ。
小原紗亜の手を握りしめたまま、倒れてる馬鹿男のチャリの後輪が回ってるのを見ながら、
ほんと俺、何してるんだと思った。
401 :
トウワ:2006/12/28(木) 16:31:59 ID:a1HL+dmsO
「すんません。怪我とかなくてよかったです」
馬鹿男にぺこりとおじぎをされてハッとした。……普通にいいひとだった。
携帯拾って、チャリ起こしてまたがって、風薫る五月の街を駆け抜けていくキューピットを
俺は小原紗亜と手を繋いだまま見送った。
そーゆーわけで、俺にはいま、3歳年上で俺より3センチ身長が高い恋人がいる。
友達には、ジンナイが離婚するのと俺が紗亜と別れるのと、どっちが早いか賭けられてるけど、まあ、
ジンナイも俺もいい感じに続いていくんじゃね??
とりあえず、百式のスタジオで本物の高井戸に合わせてもらえたのが嬉しかったです。以上!
ヴァージョン・ハッピー完
おおハッピー版あっさり
て、ことは
ヴァージョン・アンハッピー(?)もあり?
うれしいような、怖いような
ともかく、作者さん乙
ヴァージョン・ハッピーGJでした
すごく良かった!
これからはこういう路線で行って欲しいな。
好きキャラに幸せになって欲しいのって当たり前じゃないの?
ちょw
あっさりしすぎなED1ワラタwww
作者さん乙!乙!
違うヴァージョンも気になりつつ。
最近の一番の楽しみだよ。
407 :
トウワ:2006/12/28(木) 19:06:01 ID:a1HL+dmsO
>>390から分岐
その日はそれで別れた。
小原紗亜とバイバイしたあと、俺は準本命の男との待ち合わせ場所に急いだ。
あの手この手をつくして3ヵ月。ようやく番号を手に入れられた男とふたりっきりで食事をした。
やっと本番をむかえられたのは、その一週間後。
寝てみたら、俺のでかさに痛い痛いとボロボロ涙を零すうぶな姿がいたいけで、
そのくせ、フェラは玄人なみだし、具合もいいしで、抱き締めながら、
金と時間をかけたかいがあったと嬉しくなった。
準本命から本命に格上げしてもいいくらい気に入った。
身長も164ぐらいしかなくて、やっぱり抱くなら自分よりも小柄で華奢なのがいいなと実感。
小原紗亜の事なんか、きれいさっぱり忘れていた6月半ばの雨の日、校内で蛇の目傘をさし
茶鼠(ちゃねず)の着流し姿で歩いているのを見かけた。江戸ッ子か!?
エクステをつけたみたいで、肩を越す長髪を後ろでラフにまとめて、右目は前髪で隠してる。
首の傷に巻いた手ぬぐいが粋だ。
身長があるからか、装いのせいなのか、お姫(ひい)さま役のがはまりそうな顔をした小原紗亜が、
女どもには、男前な侠客か何かに見えるらしい。キャーキャー黄色い声があがっていた。
408 :
トウワ:2006/12/28(木) 19:08:11 ID:a1HL+dmsO
俺のちんこ舐めて、俺に組み敷かれて、俺のでかいのを入れられて唇やちんこを濡らしてた受け男が、
キャーキャー言われながら闊歩しているのにむかついた。
ちょっと凹ませてやろう。もう一回ぐらい抱いてもいいと思ったのを思い出して、後を追った。
「なあ、ちんこ舐めて」
肩を叩いてそう言ったら、あっさり蛇の目に招き入れられた。
相合傘でいつかと同じホテルを目指しながら呆れた。
このひと何でこんなに簡単に、ホテル行ってくれんのよ?
尋ねたら、小原紗亜は俺に蛇の目を持たせて、左袖の袂から携帯を取り出した。
『一期一会』
嗚呼、このひと馬鹿なんだ。可哀相……。
つづく
ぎゃははは!
鬼畜投下乙!
紗亜は義眼は入れないのだろうか?
日替わりで色んな色の入れて遊びそうな気がするんだが
先生!
分岐されるなんて予想ガイでした。
おもしろいっす
そういや侍の分岐から始まった話だ
字書き絵描き
413 :
トウワ:2006/12/29(金) 01:00:59 ID:9YxPW200O
小原紗亜が和装だったから、ホテルの入り口で遊廓風の畳の部屋を選んだ。
帯を解いて布団に押し倒しながら、俺は前をくつろげて、半勃ちのちんこ(巨)を取り出した。
グロスを塗るように、ちんこの先でボインな唇をなぞる。
「キスしろよ」
上から見下ろしながら命じたら、小原紗亜は俺の先端に唇を寄せ鈴口をちゅっと吸った。
ボッと火がつけられ、燃え勃った。肉の先から滲み出た淫汁が、小原紗亜の唇をテラテラ濡らす。
マジでグロスみたいだ。
小原紗亜は、リスが両手でどんぐりを持ってもぐもぐするみたいに、
俺のちんこに左右の指を添えると、濡れた唇で咥えた。
一所懸命しゃぶられ、ちんこが小原紗亜の唾液でぐっしょり濡れた。
ちょーきもちいい。ヌレ濡れちんこの包皮を五指×左右で上げ下げされ、俺は顔射した。
一応、気を使って顔面左を狙ったんだけど、ぷるぷるの唇から抜くとき、ちんこが飛び魚みてーに跳ねて、
思いっきり右にぶっかけてしまった。長い前髪にべっとり俺の白濁がついている。
髪の下の洞の中にまで飛んだんじゃねーかと気になって、前髪を掻き分けたら、
グラスに入ったアイスコーヒーみてーな色つやの瞳を、俺の精子が汚してた。生まれてはじめて義眼をみた。
つづく
414 :
雑談:2006/12/29(金) 01:16:43 ID:9YxPW200O
ヴァージョン・ハッピー以外で、トウワの希望ENDのある方がいらしたら、書き込みお願いします。
390からの分岐になりますが、極力、全パターン書きます。
とうぜん鬼畜。ひたすら惨めなやつで
あるいはDQN攻に逆襲の紗亜
紗亜×トウワ希望
トウワが痛い目に会うところが見たいw
普通に、ここを個人専用スレにするのはどうかと思う。
スレタイをよく見てご覧?
ここは様々な人が作品を投下するスレですよ?
そいつの作品が読みたいなら、ここ落として新しくスレ作りな。
あと、全員じゃないんだけど、オタクの仲間意識、気持ち悪いよ。
世間では疎外されて弱いくせに、こういうところではイキってさ。
何か反論してくるなら、ちゃんと会話できるようになってからしておいで。
馬鹿丸出しの文面の奴、多過ぎ。
紗亜のこれでもかというよな不幸が読みたいです
トウワがいままで乗り捨ててた分のしっぺ返しも読みたいです
甘々ハッピーエンドでお願いします!
他のキャラもいっぱい出て来て皆に祝福してもらえるようなやつ。
それと、みんな忘れてるようだけど、猟奇や奇形を性の対象として見るのは、人間のクズですよ。
いや、人でさえないかもしれませんね。
親御さんの育て方が悪かったのかな?
それとも、ご先祖からの人間性かな?
家庭環境が悪かったか、充分な教育を受けれなかったのですね。
かわいそうな人達なのですね。
さあ、盛り上がってまいりました
冬だなあ〜
紗亜にこんなに肩入れする気持ちになる日が来ようとは…。紗亜祝福エンドに
自分もイピョーウ ノシ
うんと猟奇なやつ
ハッピーエンドよかった。
ちがうバージョンも楽しみにしてます。
応援!
426 :
トウワ:2006/12/29(金) 09:15:13 ID:9YxPW200O
アイスコーヒーな義眼に入ったミルクな白濁を舌で舐めたら、
1デイズの使い捨てにする前、愛用してたハードコンタクトみてーな感触がした。
厨の頃、教室の床にコンタクト(ハード)を落とすたび、俺はとりあえずペロッと舐めて目に戻してた。
義眼の舌触りはアレに似てる。
義眼を舐めた瞬間、小原紗亜は俺の精子で濡れた顔を強ばらせ嫌がった。
キターと思った。やっぱり嫌がってくれないと加虐心はみたされねェ。
はだけていた着物を奪い、全裸にして結わえていた髪も解く。
枕とシーツに髪がひろがった。つか、エクステだよな?ひと房つかんで思いっきり引っ張った。
結構、腕のいい美容師がしっかりつけたみたいで、なかなか取れねェ。
むきになってむしった。頭皮がヒッツレて痛かったのか、ギンと射ぬく様な非難がましい眼で見られた。
ガン飛ばしてんじゃねェよ。むかついたから、腹に座ってたっぷり49本もとい49房?つけていたのを、
地毛からぶち抜いたり、接着部分からひっぺがしたりして、もとの ショートボブに戻してやった。
小原紗亜が暴れたせいで、殴りながらの作業になり、小一時間かかったけど、
暴れ疲れた小原紗亜の顔や、ごっそり抜けた地毛とエクステを見てたら、頑張りがむくわれた気がした。
つづく
訂正
×:アイスコーヒーな義眼に入ったミルクな白濁を
○: アイスコーヒー色の義眼に入ったミルク色の白濁を
訂正の訂正
ミルク色の白濁を→ミルク色の濁りを
愛!愛があるのをお願いいたします!
お互い愛情はあるんだけどむくわれない切ない系を。
今の展開も鬼畜で萌える。続き楽しみにしてるよ!
430 :
トウワ:2006/12/29(金) 10:39:23 ID:9YxPW200O
暴れ疲れたらしい小原紗亜の顔は、ガキの頃見た絵本に乗ってたアヒルの子によく似てた。
いじめられて疲れ果てた雛どりは、いまの小原紗亜みたいにハァ、ハァしてた。
文には、「みにくいアヒルの子は泣きました」って書いてんだけど、絵は違うの。
鳥だしマブタねーから、瞬きもしねぇのはあたりまえなんだろうけど、
見開いたつぶらな瞳に溜めた涙を「こぼさずに」ぜぇぜぇ、はぁはぁ震えてた。
ま、アヒルの子の震えは恐怖で、小原紗亜のは怒りなんだろうけど。
それからおめめだな。アヒルの子にはくるっとした本物のおめめが2つあったけど、小原紗亜にはない!
微妙に違う。違うけど、やっぱり似てる。見下ろした小原紗亜は、あの絵のアヒルの子によく似てた。
前に自分のこと白鳥だと思ってたとかぬかしてたけど、俺はあんたの白鳥時代を知らねーから、
比較のしようがねえけど、俺的にあんたは、かわいいアヒルちゃんだよ。
アヒルちゃん、アヒルちゃん。あんまり暴れたら首を絞めちゃうぜェ。
431 :
トウワ:2006/12/29(金) 10:43:17 ID:9YxPW200O
なんてな?とりあえず入れるか。
俺は巨根なので挿入する際、ローションをたっぷり使うのは、最低限のマナーだと思ってる。
俺より体格いいくせに、満足に蹴りひとつくりだせねー自称・元白鳥(笑)の、
左腓(傷跡あたり)を掴んで、本命に格上げした旧・準本命よりも具合の良さで数段劣る孔に
ローションを塗ったくる。表情と唇の動きで小原紗亜が嫌がっているのがわかった。
無声映画を見てるみたいだ。馬鹿だなぁ。こんな一期一会はどうよ?
どすっと貫いた瞬間、左目の淵に溜まっていた涙がキラキラ散った。
明日からは、どうぞ、ご自分を大切に。なんて思いながら、一気に埋め込んだ。
馴染むまでは動かない。巨根は馴染むまで動いちゃいけないから、俺はぶちこんだあと、
すぐには腰を振らず、乳首を責める。俺の本命は挿入を開始したとたん、俺の首にしがみつき
痛いッ、痛いッと泣きじゃくったから、抱き締めて背中を撫でてやるしかなくて、手がかかったけど、
その点、小原紗亜は、俺の首にかじりつくなんて図々しいことはせず、
シーツを握り締めて耐えるというベタなポーズをとってくれるから、尖っていく乳首が丸見えだ。
「具合はそうよくねーけど、乳首の色は俺が乗り捨ててきた男たちの中で、あんたがいちばんピンクだぜ」
つづく
投下ありがとう。
萌え
433 :
トウワ:2006/12/29(金) 11:40:52 ID:9YxPW200O
乳首のしこり具合を検分しながらそう言ってやったら、嬉しかったのか、にこっとした。
きもっ。乳首ピンクとか言われて喜んでんじゃねーよ。
強めに摘んだら、小原紗亜はぎゅっと目を瞑った。指に力を込めてるたび、
まつげが震えるのを見下ろしながら、ほんと長ぇーなと思った。
顔はかわいい。かわいいんだけど、何考えてんのかわからねえのが駄目。
喋れないから意志の疎通がはかれないとかじゃなくて、ツボの違う感じが駄目。
俺もどっちかっていうと、萌えポイントが普通の男とは違う方だけど、このひとはもっとずれてる。
何より、爆笑、嘲笑、自嘲、微笑に泣き笑い。笑いのツボがずれてるやつとは付き合えない。
指の腹で桃色の乳首を弄びながら、きゅっと眉を寄せ、目を瞑っていた小原紗亜が
ミュートで喘ぎ、ふっくらとした舌唇を噛むのを見た。たかが乳首で感じ過ぎ。
まあ、俺のでかいのが孔を埋めてるってのもあるんだろーけど?
まだ、動いてもないのに、あんたちんこ膨らませてますから。
俺が両胸の乳輪に、スパイラルシークエンスな感じで指を滑らせたら、さらにちんこが反った。
頭をもたげて、はやくも先走りまで漏らしてる。はしたねェ〜。
つづく
434 :
トウワ:2006/12/29(金) 12:41:42 ID:9YxPW200O
小刻みに乳首だけをいじりながら、ケツの中のちんこは動かさず、
汁がダダ漏れのはしたねェ前も無視していたら、小原紗亜がもぞもぞしだした。
身を捩りながら、思い切り開脚してる足を少しでも閉じ、俺が股の間にいるから絶対無理なのに、
両足を擦り合わせ、尻をすぼませようとしてる。ああ、動いて欲しいんだ?
そろそろ、俺のでかいのが馴染んできたみてー。小原紗亜のちんこも硬度を増して俺の腹にあたってる。
「俺の本命みてーに、かわいくおねだりしてみろよ。キュンときたら、出し入れしてやるし、
前立腺だって押してやる。俺があんたのちんこを舐めてやってもいいぜぇ」
さぁ、喋れないあんたは、どうねだる?それとも自分で動くゥ?
からかってやったら、小原紗亜が、茶鼠の着物に手ェ伸ばして引き寄せると、袂から携帯を取り出した。
そうくるか。携帯厨め。
『俺だって、いつか誰かの本命になるんだよ…ッ!!』
角さん?(助けさんかも)が、インロー見せるみたいに、携帯の液晶を突き付けられた。
あぁ、ほら。また、ズレた。自分語り乙。俺は、かわいくねだれと言いました。
「馬鹿」
つづく
GJ(*´Д`)ハァハァ
ハッピーも猟奇も切ないのも良いけど、春さんが元々考えてたラストが読みたいです。
436 :
トウワ:2006/12/29(金) 13:09:49 ID:9YxPW200O
携帯を取り上げて、後ろを開ける。抜き取った電池パックを放り投げて、
もう動かない本体だけを返してやったら、左目は怒ってるのに、右の義眼に涙か光ってた。ん?と思って
目を凝らしたら、俺の精液だった。だよな、泣くようなたまじゃねーんだ小原紗亜。
「あんた独りでも大丈夫だろ」
乳首を弾いてそう言ってやったら、ぶんぶん首を横にふりやがった。
またズレた。そこは笑うとこだろッ!?余裕たっぷりに笑えよ。艶やかに、華やかに。泣きたくても笑え。
「なぁ、あんたを俺の本命にしてやろうか??
あんたが、いま、此処で、これから、10分以内にお漏らし見せてくれたら、
あんたを一生、俺のいちばんにしてやるよ?」
ふと思いついて、右の小指を立てて言ってみた。
「約束する」
つづく
437 :
雑談:2006/12/29(金) 13:29:42 ID:9YxPW200O
自分がもともと考えていたラストは、字書き×絵描きでの紗亜のみ、あぼーんです。
当初の予定では、絵描き(玉田)がひとりで、右目と声帯と陰部神経と背中と臀部と右腿と
左腓と脇腹と腹筋を刺されるはずでしたが、最終的に紗亜とわけわけしました。
どんな姿になっても、山田氏(字書き)に愛される絵描き(玉田)を書きたかったのですが、
山田氏と絵描きが、脇役の紗亜に喰われてしまい、字×絵も紗亜の話になってしまいました…orz
そうだったのか。↑の展開が好みなだけに惜しい
私が個人的に崇めている書き手なら躊躇なく紗亜を殺しただろに…と煽ってみる
いや、奮起してほしいから。さらなる鬼畜へ
言いそびれてたけど、字書き×絵描きを書いてくれてありがとう。
リレーの分岐EDのときから好きでした。
山田氏の告白を読んでから全体を読み直して萌え萌えしますた。
そして、愛されてる絵描きの幸せが
愛してもらえない紗亜の不幸を際立たせる構成が凄い!
トウワを読んでてもつい絵描きと比較してしまい、
凄い上手いEDだったなあと思ってました。
でも紗亜も大好きなので、
>>435に同意しつつも、
今回ばかりは予定が変更されたことに感謝してしまいました。
字×絵にはカプ萌え、紗亜にはキャラ萌えしてます。
分岐では、攻めかリバで幸せになる紗亜タンが見たい!
今の展開も萌えw お漏らしするのかwktk
読みかえしてみたら、どうみても荒らしな感じですな。すまんこ。スルー頼むわ
エロいし2ちゃん語のトウワもおもしろいです!
萌え〜
死んじゃったら続き読めないところだったのね
あ、でも分岐があるか
字書き絵描きも大好きでした
いつも楽しみにしてます
443 :
風と木の名無しさん:2006/12/29(金) 20:40:49 ID:I9+dBTu+0
すっごくおもしろいです^^
444 :
424:2006/12/29(金) 21:14:15 ID:QwdpTvee0
よく考えたら猟奇はすでにやってもらってるし、
他の人が楽しめないのは申し訳ないので、別のをリクエスト。
スカが自信回復して高校時代のキャラを取り戻し、
新しい人生(そして不幸ループ)に踏み出していくのを。
445 :
トウワ:2006/12/29(金) 21:59:06 ID:9YxPW200O
ピンッ!と立てた俺の小指に小原紗亜は自分の小指を絡み付けてきた。
うわー、このひと出す気まんまんだぁ…。カルカン・ダッシュな食い付きの良さに嗤った。
指切りげんまん、嘘ついたら…ってつくに決まってんじゃんな?
「約束」なんて信じちゃいけねーよ。塚、あんた誰でもいいわけ?俺でいいの??
羞恥とかプライドとか、そのへんどーなってんだよ。何でこんなフリにノッてくるかな、小原紗亜。
仮にあんたがグランプリ・ファイナル優勝なスカを見せてくれたとしても、
俺はあんたなんかを、本命にはしねェよ。
信じちゃだめだろ。それともあんたは、お布団の上でお漏らしするのも、
ひとにおしっこ見られるのも抵抗ないひとですか。
小指と小指を絡めながら、小原紗亜がふわ〜っと笑った。
アサダマオのスケーティングみたいな、笑顔だと思う。
ときどき滑って転けるけど、基本、誰にも負けない無敵の笑顔。ふわふわなのに強い笑み。
あんたの笑顔は、嫌いじゃねーよ。むしろ、好き。
スカを見たいと思うくらいは、あんたが好きだ。
「制限時間10分だぜ。出せる?」
確認をとったら、小原紗亜は小首をかしげてはにかんだ。
つづく
うゎぁ〜〜!
おしっこ激モエス!!
脳内ちんこが勃起する〜
447 :
トウワ:2006/12/29(金) 23:02:55 ID:9YxPW200O
「3分前」
腕時計を見ながらカウントしつつ、対局みたいだなと思った。
囲碁とか将棋の、時間よみあげるひとみてー。小原紗亜のケツからちんこを抜いて、
小原紗亜が自分の萎えたちんこの先っぽをいじっているのを、ガムを噛みながら眺めた。
出そうと思ったって出るもんじゃねーもんな…。いまを遡ること1分半前、小原紗亜は「吐精」した。
出したのは精液。黄色じゃなくて白。まあ、フツーそっちが出るわな。
尿道を刺激するって、そーゆーことだろ。
ちんこと指の先をびしょびしょに濡らして、ハァ、ハァ喘ぎながら、
ときどき、ぎゅっと目を閉じ閉じ、濡れた舌でぶ厚いくちびる舐め、
くりくり亀頭を撫でまわしてる小原紗亜を見てたら、ちんこが勃った。
このひと、たぶん自分が股おっぴろげて、オナニーショーを披露してるのに気付いてねェ。
むらむらする。ぶっちゃけ、もう、スカとかどーでもいい。
形のいい尻に自慢のちんこ(巨)を突っ込んで、深く深く犯したい。
だけど小原紗亜は、がむしゃらにちんこを搾ってる。
あんた、そんなに俺の「本命」になりてェの?マジでスカしたらなれると思ってんの?
遊ばれてんのがわかんねぇの??馬鹿だなぁ…。可哀相だなぁ…。
「2分前」
宣告をして、ガムをゆっくり膨らませた。ふうせんごしに、オナニー中の小原紗亜が見える。
パッと見モテそうなのに餓えてるね。いままで、まともなご縁がなかったに一票。
一期一会。きっと、そーゆーのを大事にしてェと思うくらいには、寂しいひとなんじゃね?
ガムごしに、透けて見えるあれこれが嗤えた。
つづく
448 :
410:2006/12/29(金) 23:16:05 ID:Gv5J/7v60
おお義眼ホントに入っとるwwdクス!
449 :
トウワ:2006/12/29(金) 23:54:56 ID:9YxPW200O
「1分前」
ガムを吐き出し、あと60秒だと告げたら、
この9分間、手元を見ながら一心不乱にちんぽを扱いていた小原紗亜が顔をあげて俺を見た。
目は口ほどにものを言う。左眼が、『出ない』、『出せない』と言っていた。あぁ、そうかもね。
「55秒」
依然、もよおす気配なし。
10分たったら、スカとか抜きで、ふつーにケツにちんこを突っ込むセックスをしよう。
「47秒」
小原紗亜の手がさっき返した携帯に伸びた。バイブか!?
でも、あの携帯は死んでる。電池パックは俺が抜き取った。どーすんの?どーすんの、小原紗亜!?
「41秒」
ちんぽをいじっていた指が携帯を裏返し、電池パックのカバーを外した。
四角くて薄いプラスチックのカバーを手にすると、小原紗亜は、迷わずその角を鈴口に埋め込んだ。
「38秒」
遅れ馳せながら道具を使うことを覚えた模様。
けれど、鋭利なプラの角は、そうとう痛かったらしい。
勢いよく押し当てたせいで、鈴口が切れ血が滲んでいる。小原紗亜はつかえねぇ道具を投げ捨てた。
「29秒」
溺れたものがワラを掴むように小原紗亜は、布団に散らばっていたエクステに手を伸ばした。
俺がぶちぬいたやつだ。小原紗亜は、いちばん近くのひと房を手に取ると、
そこから長い毛を適当に抜き取り、束ねて口に運び舐めた。
唾液をしみ込ませてる?
「17秒」
ああ、“こより”だ!髪で“こより”をつくってる。凄ェな。
つづく
450 :
トウワ:2006/12/30(土) 00:48:06 ID:eXuG8bcqO
スカあり
「11秒」
エクステでつくった“こより”を、小原紗亜は尿道に出し入れした。
オナニーにつづいて尿道責めまで拝めるとは。恐れ入るね。
何があんたを、そんなに駆り立ててんの??
「9秒」
きゅっと眉を寄せながら、小原紗亜は“こより”でくすぐりくすぐり、尿道を深く犯した。
「7秒」
これはもしかしたら、もしかするかもしれない。
ちんこをいじってる小原紗亜を携帯で撮りながらゾクッとした。
お漏らし後、約束を反古にしたら、どんな顔をするんだろう!?
「6秒」
出そうで出ない…もどかしそうな顔をした。
「5秒」
小原紗亜は勢い良く尿道からエクステを引き抜いた。それが最後の刺激。
「4秒」
ちんこの先から、ちょろちょろと、漏れてくる何かを期待した。
「3秒」
おしっこでお股を濡らす、小原紗亜が見たかった。
「2秒」
あーあ…。残念、そう思った瞬間、小原紗亜が俺を見て、ふわ〜っと微笑んだ。
「1秒」
ほのかなアムモニアの香りが部屋に満ち、小原紗亜は、ちんこに当てた手を濡らしながら、
長い長い放尿をした。それは壊れた蛇口から、細く長く水が出つづけるように、暫らく止まらなかった。
つづく
451 :
トウワ:2006/12/30(土) 01:20:26 ID:eXuG8bcqO
出すもの出したくせに、湿ったふとんにいまさら、本当にいまさら頬を染めている小原紗亜に呆れた。
悪いけど、見せ付けられた痴態に俺のちんこは猛りまくってる。
さっきので濡れた尻の狭間に、とろみのあるローションをプラスして挿入。
一度馴染ませてあるから、いい感じだ。
痛みに脚を震わせ、顔をこわばらせている小原紗亜もとい便器の中にたっぷり出したあと、
便器に「さっきのチャラな?」と言って服を着た。便器が捨て犬みたいな眼で俺を見たけど知らね。
便器を置いてホテルを出た。駅に向かいながら後悔。
捨てる前に百式のスタジオに案内させればよかった!!
本物の高井戸に会える絶好の機会をフイにした自分が、ちょっと恨めしい。
ヴァージョン・スレタイ完
訂正
×:溺れたものがワラを掴む
○:溺れるものがワラをも掴む
がんばるのに報われない紗亜がせつないっすね。
ハッピーバージョンもバッドエンドバージョンもよかったです。
萌え萌えありがとうございました。
次回作も楽しみにしております。
初カキコなんですが…
萌え死にそうです。。
顔の筋肉が緩みまくりになってます。
シャアの台詞が無いせいか、最初の頃とシャアのイメージが違うと思うのは私だけでしょうか?
今の方が好きですv
シャア報われて〜!!
ヴァージョン・スレタイワロタ
456 :
トウワ:2006/12/30(土) 09:14:21 ID:eXuG8bcqO
>>390から分岐
その日はそれで別れた。小原紗亜が軽く左脚を引きずりながら、雑踏に消えていくのを見送った。
まあ、もう1回ぐらいは抱いてもいいかなとは思ったけど、
準・本命の男とか、本命の男とか、他の男と遊ぶのが忙しくて、すっかり小原紗亜の事は忘れてた。
暫らくぶりに会ったのは、しとしと雨が降っていた6月半ばの夕暮れ。
微妙に混んでる地下鉄の中だった。超堂々と優先席に座って本を読んでるのを、つり革に掴まりながら見た。
おばあちゃんと呼ぶには若い部類かもだけど、大きな荷物持って立ってるご婦人がすぐ側にいるのに、
若い男が図々しい…見たいな眼で、俺の隣に立っていたオッサンが小原紗亜を見てた。
いや、あんたは知らないだろうけど、あのひと優先席に座る権利あるから。
脚良くないし、雨とか降ると傷跡が痛むとかよく聞くし。
なんてことを思いながら、小原紗亜を眺めた。クラシック・ショコラみたいな色味だったショートボブが、
真っ赤な長髪になっていて、右目に髪とお揃いの緋色の義眼が入ってる。
服も派手出し、顔も派手だ。ジョジョの世界の住人みてーで、
外見的にはとっても元気そう。どー見ても優先席に座ってちゃいけねェひとに見えた。
小原紗亜がスッと立ち上がったのは、次の駅、大きなお腹を抱えた妊婦さんが乗ってきたときで、
180はある赤毛×義眼のど派手な男に、妊婦さんはびくっとしてたけど、
『どーぞ』と手振りで席を譲られ、追加で、ふわぁ〜っとした笑顔を見せられると、
頬を染めて、会釈ひとつ腰掛けた。あんた人妻だろ。ホモに微笑まれて顔赤くしてんじゃねーよ。
なんかむかついた。
脚とか不自由なくせに、善人ぶって席譲って、つり革握ってる小原紗亜の立ち姿にイラッときた。
つづく
457 :
トウワ:2006/12/30(土) 10:09:44 ID:eXuG8bcqO
たまたま降りた駅が一緒で、前を歩く小原紗亜を見てたら段差に蹴躓いてすっ転んだ。
うわー痛そう。塚、ひとめあるのが恥ずかしいな。
生あたたかく見守っていたら、
カッカッカッカッ駅中にジミー・チュー(たぶん)なハイヒールの音を響かせながら、
バービーみたいなスタイルをしたおかまが、倒れてる小原紗亜にカルカン・ダッシュで駆け寄った。
「ちょっとぉ、もっ、スカちゃんダサいわよぉ〜。心配したじゃない!大丈夫っ!?」
よく見るとゴツイ手で小原紗亜を助け起こすと、おかまはアテンション・プリーズな勢いで彼を抱き締めた。
恥ずかしいなぁ…。でも小原紗亜は嬉しそうだ。とりあえず、かかわり合いになりたくなくて、
きびすを返そうとした刹那、小原紗亜の左眼と目が会った。
「あらァ〜、お友達!?いい男じゃない!!!紹介してよぉ」
キランと光ったおかまの眼に貞操の危機を感じた。
息子が喰われそうな嫌な予感。他人のふり他人のふり。とっとと帰ろう。
「おまえ、うちの油絵科の1年だろ?」
突然現われた第三の男は、キャンパスでときどき見かける、緑の眼の院生だった。
類友臭ただよう濃ゆい面々に顔が引きつる。だから、待ち合わせだろ!?これから三人でどっか行くんだろ!?
なら行けよ。行ってくれ。行ってください。頼みます。こんなひとらに構われたくねぇー!
つづく
あ、これが原型か…・・・とりあえず安心した・・・
いやハピエンドのアッサリ具合に比べ
スレタイ版があまりにしっかりねっとり書かれてて
これは作者氏、相ッ当に気合の入った鬼畜好きサン…
ってことは今後も待遇上昇は期待できない? シャアかわいそ過ぎ…
とか思っていたのだが
願わくば本編では、BL的ハピエンはどーでもいいから
エンディング時点でスカーレットが溌剌元気でありますように。※電波の有無にはこだわりません
あとスカの悪質電波ホイホイ体質が改善されますように。
トウワどうなるのかな?
わくてか
カルカン・ダッシュに激ワラ
一瞬意味が判らなかったけど、猫CMだよね?
小原のキャラが好きだなぁ。なんか可愛いのよ。
小原幸せにしてやってくれと本気で思った。鬼畜スレだけど。
とにかく面白いのたくさん読めて嬉しい。ありがとう。
密かに次スレもあることを願ってる。
次スレ立てるときはスレタイ変えてね
ここ鬼畜本スレじゃないから
本スレのタイトル盗用はいやんw
おっ逆シャア?
もし次スレ立てるならスレタイ変えるのは必須だろう。
ここが春さん専用の隔離スレになった経緯が経緯だから
このスレタイのままなぁなぁで来ちゃってるけど、
次スレまでこのスレタイだったら削除願いを出されるよ。
ところで、上で「ここを個人スレにするのはどうかと思う」と騒いでるアホの子は、
ここが隔離スレになった経緯を知らんのだろうか。
知ってて言ってるならそれもアホだが。
464 :
460:2006/12/30(土) 14:30:00 ID:0F9dKwZF0
次スレはあれば嬉しいけど、確かにスレタイは変えるべきだと思う。
次スレ立てるか立てないかは春さんの一存にお任せして
もし、春さんが続けてくれる気があるなら春さん自身が立てるのが
一番いいと思う。でも、立ったら立ったでまたいろいろ文句を言いに
来る人がでてきそうだな…。(スルーすればいいだけだけど)
次スレでも投下を続けてくれるといいなぁ。
最近、専ブラ開いたら真っ先にここをチェックしてるよ。
ただ、春タンの一存にお任せには賛成だけど、
携帯からのスレ立てってできるんだっけ?
466 :
トウワ:2006/12/30(土) 15:56:51 ID:eXuG8bcqO
「前から思ってたんだけど、お前、顔が罪深いんだよ」
たぶんアメリカ人な院生は、初対面の俺にそう言った。
ハァ!?意味わかんねぇーよ。
「斜め45°」
いきなり、院生に顎を掴まれ、強制的に顔をおかまと小原紗亜の方に向けられた。
「な?」と苦笑いをしてる院生に、おかまがマスカラばしばしの目を見開いて呟いた。
「そうね…。似てらっしゃるわ。
毛の感じはアレだけど、横顔の魅力的な陰影がそっくりよぉ…」
あ、そーですか。俺の斜め45°が、あんたらの共通の知人に似てるんですね。だから、何!?
「お客さまだったの。いつもあたしをご指名して下さってたわ」
「オレの男でオハラのルームメイトだった……」
おかまと院生が遠い目をして、回想モードに突入した。
嫌だな。俺、おかまバーの常連で、男の恋人がいるうえ、
小原紗亜と同棲してたと推察される変人に似てるんだ!?マジ勘弁と思った。
「…スカちゃん!?あなたねぇ、もしかして、
あの子にホイホイついていった事あるんじゃないのッ??」
突然、おかまがハグしてた小原紗亜の肩を揺さぶりながら叫んだ。
「ああ、ホイホイついてきたぜェ?」
携帯打ってる小原紗亜の代わりに答えてやったら、おかまがギロッと男の目で俺を見た。
「『いい夢見せてもらったから』って、ちょっ、ダメじゃないっっっ!!もっ、この、お馬鹿っ!!!」
小原紗亜の携帯に目を通しながら音読して、おかまが吠えた。
塚、妄想乙!俺、いい夢見れるよな抱き方した覚えねーし。
小原紗亜はキーキー言ってるおかまを身振り手振りで宥めながら笑った。眩しい笑顔だった。
外は雨だけど、なんか小原紗亜が笑った瞬間、此処だけ晴れた。いや、屋内だから、
雨降ってねーのはガチなんだけど、そーじゃなくて、空気が明るいの。おかまが煩いってのもあるんだけど、
光の粒子がキラキラしてた。
467 :
トウワ:2006/12/30(土) 15:58:12 ID:eXuG8bcqO
院生の緑の目とか、小原紗亜の緋色の義眼やスカーレットなエクステとか、
おかまのピンクのワンピ(股下10センチ)とかが、美しく見えた。
鮮やかで、印象派な感じだ。
「オハラは、なに笑ってんの?お前、どんな抱き方したわけ??」
院生に聞かれて、俺が聞きてーよと思った。倍速で記憶を巻き戻して再生。
小原紗亜の笑顔の理由がマジで俺だとしたら、思い当たるふしはひとつだけだ。
さんざんやったあとの、お義理のピロトーク。あれっきゃねーよ。
けど、フィニッシュは準本命との長電話だった。
メシの約束して、好きだと囁きながら、小原紗亜が寂しげな顔をしてたのを覚えてる。
あんなピロトークぐらい、長電話でプラマイ0だと思ってたけど、
ピロトーク 〉長電話だったとしたら!?
あんなもんに、1ヵ月も誰かを笑顔にする効力なんてねェはずだけど、
『いい夢見せてもらった』なんて言わせる力は、ねェはずだけど、
あれが産まれてはじめてのピロトークとかだったとしたら、心の支えには成りうるか…??
あんなもんで、こんなにも喜んでもらえるなら、もっといろいろ言ってやればよかった。
「あいつ体あんなにされたり、それで卒制出せなくて留年したり、
言い寄られてた男に手のひら返されたり、いろいろ大変だったんだぜ?
あいつが、ああしてまた笑えるようになって、オレは嬉しいよ。thank you 」
完璧な発音でありがとうと言われた。
ああ、だけど、俺が言ってやったのは、白鳥がアヒルで、デイジーで、
ヘップバーンなミニーじゃなくてモンローだから、みたいな話で、本当にそれだけで、
あんなもんで喜べるのは、馬鹿な小原紗亜だけで、それって、もしかしなくても、かなり可哀相だった。
468 :
トウワ:2006/12/30(土) 16:03:29 ID:eXuG8bcqO
あのひとに凄ェひどい事をした気がした。
男なら、いままで3カートンぐらい乗り捨ててきたけど、こんな罪悪感ははじめてだ。
小原紗亜が笑ってると嬉しいのは何故なんだぜ!?
考えなきゃいけねーのは、やばいくらいの俺の心境の変化についてなのに、
オハラシャアなのに、オカマがスカちゃんなんて呼んでるのは、
もしかしなくてもオハラ繋がりで、
ヴィヴィアン・リーが好演してたスカーレット・オハラのスカなんじゃねーかと、
小原紗亜のスカーレットな長髪を見ながら考えた。
女顔だし。間違いなくね?
ヒロイン風を吹かせながら、傍若無人に振る舞うのが似合いで、
ハムスターみてーに、ぐるぐるの中をとっとこ駆けながら、全力で空回ってるのも、きっとカワイイ。
やばいな。
そう思ってたら、小原紗亜が軽く左足引きずりながら俺の前に、来た。
『トウワ』
ふっくらとした唇が俺の名前を呼んだ。
『おまえ、俺のこと好きだろ?』
確信犯の目で、前髪掻き上げながら、義眼も左目もキラキラさせて小原紗亜が、
カンタービレなタッチで文字を打ち込んだ携帯をかざした。
「馬鹿じゃねーの!?」
言い返した声がうわずった。
『付き合ってやろうか?』
読み取った唇に、ハァ!?と思った。
偉そうに俺のこと3センチ上から見下ろして、笑ってるのを鼻で嗤ってやったら、
途端に、しゅんとして、ただいま考え中な顔をしたあと、閃きましたな感じで携帯を打ち出した。
『特典その1:俺、百式のスタジオ顔パスだから!アポなしで、高井戸さんに会わせてやれるよ』
おずおず差し出された携帯の液晶を見て吹いてしまった。
自分に自信があるのかねぇーのかわかんねー。何ですか、特典その1って。
その2とか、その3が気になった。高井戸に会いたかった。そーゆーことにして、馬鹿な男の手を取った。
ヴァージョン・フェニックス完
ブラヴォー!
ブラヴィッシモッ!!
乙
470 :
トウワ:2006/12/30(土) 18:32:42 ID:eXuG8bcqO
>>390から分岐
その日はそれで別れた。
翌日、準本命にすっぽかされてむかつきながら、ホテル街を歩いていたら、
小原紗亜が、A-BOYなキモヲタ二匹と連れ立って歩いてるのを見た。
3Pかよ!にしても、どーゆー男の趣味してんだか小原紗亜。
俺はあーゆーのを見ても、ちょっと勃ちそうにねェな。ああ、けど、あのひとはネコだから、
勃つ勃たない関係ねーのか。まあ、俺が仮にネコだとしたら、
あんなキモいやつらに抱かれるなんてまっぴらだけど。小原紗亜はちんこなら、なんでもいいんだろーな。
そんな事を思いながら歩いていたら、いきなり誰かに肩を叩かれた。
振り向いたら小原紗亜が、ふわ〜っと笑ってた。
「連れは?ヲタ二匹連れてただろ?」
尋ねたら、唇が動いた。
『い・ん・も・う』
「陰毛!?」
首を横に振って、小原紗亜は俺の手を取ると掌に指で「そ」と「つ」を書いた。
『い・ん・そ・つ』
「引率?」
うん、うん、と小原紗亜が頷いて携帯を取り出した。
『友達がホテルに行ってみたいって言ってたから』 「ふうん?ガイドさんしてたわけ?」
うん、と頷いて小原紗亜は微笑んだ。
「教えたとこ何処?」
小原紗亜が指差したのは、俺がきょう使おうと思っていた角のホテルだった。
本命か準本命としか行かないとこ。いい趣味してんじゃねーか。
あそこで、さっきのヲタ2匹がむつみあってるわけね…。キモッ。
つづく
471 :
トウワ:2006/12/30(土) 20:17:26 ID:eXuG8bcqO
『せっかくだから、一発どう?』
軽いノリで口説かれ一笑した。
「同じ男と二連チャンで寝る趣味ねーよ」
バイバイと手ぇ振って立ち去ろうとしたら、ぷりんぷりんの唇を尖らして拗ねやがった。
俺の腕掴んでぶーたれながら、左目うるうるさせてるのが、らしくなくて、なんか変だと思った。
そんな親しいわけじゃねーから、普段のこのひと熟知してるわけじゃねェけど、
きのう抱いた男と雰囲気が違いすぎた。
きのうの小原紗亜は、こんなに甘ったれてなかったし、わたあめみたいに、ほわほわしてなかった。
もっと、張り詰めた何かがあった。凄ェきれいなんだけど、亀裂の入ってる透き通った石みたいな感じ?
薬かもしれないと思った。
「なに打ったッ!?」
ひととして薬はまずいだろう!!?
問い詰めたら、首を振りながら、はぁ〜と俺の鼻先に息を吐きかけてきた。酒くせぇ。
なんだ…。焦って損した。なんか雰囲気的に、やってそうだから、てっきり薬かと思った。
『玉田さんが、超うらやましい。・゚・(ノД`)・゚・。
飲まなきゃ無理でした〜。・゚・(ノД`)・゚・。』
まいったな。携帯見せられたけど、俺、「玉田さん」とか知らねーし。
でも、やるせないときとか、飲みたくなるのはわかるぜ?
「飲みいく?」
誘ったら、目ぇキラキラさせて俺の手に指を絡めてきた。
ちょ、20歳にもなって、何が哀しくて男とおてて繋いで歩かねぇといけねーのよ?
よっぱらいめ。ヘイコウしながら、よくいくバーに小原紗亜を連れていった。
つづく
472 :
トウワ:2006/12/30(土) 21:51:05 ID:eXuG8bcqO
気がついたらホテルにいた。頭がガンガンする。
小原紗亜が超酒豪だったのは覚えてる。飲みはじめがテキーラでどん引きした。
俺だって弱くはねーはずなんだけど、先にダウンした模様。小原紗亜に運ばれたのか?
いま何時だよ??腕時計を見ようとしたら、なかった。塚、まっぱだった。
まっぱな俺の上に、まっぱな小原紗亜が、ふわ〜っと笑いながらおいかぶさってきた。まじかよ!?
ペロッと唇を舐められて焦った。
「のけよ。酔っぱらい!!」
下からちんこを蹴り上げてやったら、左手で股を押さえて呻きながら、右手で俺の頬をぶちやがった。
痛ッッ…。
「くそっ!」
突然、下からキンタマを掬われゾクッとした。やんわりと揉まれ、
手の平で転がされるたび、股間がハレーションを起こした。
く…そ…。やば…い…な。力が抜ける。夢みそうに気持ちいい…。
あぁっ、ちんこが、ちんこが徐々に頭をもたげてく。
「なあ…、ちんこ舐めて」
腰を揺すって、小原紗亜を見上げたら、にこーっと笑ってくれた。
『いや』
えっ!?
ヶッ…!?ケツに、小原紗亜のゆび?…指がっ!?ちょ、待っ、
「……っ!!うあぁ、あ!!」
そんな……ッ!ケツが、ケツがっ!!!
あ、あ、痛ェ…。痛ェよ。痛えよ。
し、信じらんねぇー!この酔っ払い、ローションなしで…ゆび突っ込みやがった…。
つづく
逆襲きたー
こんなにシナリオを分岐させられるなんてすごい。
とにかく萌え萌っす!
私もここがいちばんのお気に入りすれで。
ケータイでこまめにチェックしてます。
次スレの話が出てるけど
次スレが立ってこのスレが落ちたら、この作品ケータイから読めなくなっちゃうよね?
まだ先の話かもしれないけどどうしたらいいの?
PCを持っていないなら、ネットカフェに行って
このスレをデスクトップにでも保存して、
フリーメールアドレス取って、自分宛てのメール作って
添付ファイルで送っておいたらどうだ?
放っておいたらいずれサーバーから削除されると思うので、
早いうちにお話の分だけ抽出して印刷しとけばいいよ。
477 :
475:2006/12/30(土) 22:34:14 ID:6flqLkGIO
すばらしい。
ブラーーヴォ!!!
ここのスレの成長ッぷりに、感動すら覚えた。
もうあのスレとは無関係で全然かまわんよ。自演扱いして荒らした馬鹿も、まともな神経なら
恥じ入っているだろう。
つか、あんたすごいかっこいいよ、作者。
スカがめっちゃ好きだ。だきしめてえw
とりあえず棚のうpろだを借りておくとかは?
つか、まだ227KBだし、そこまで突き詰めて考えなくてもいいか。
480 :
トウワ:2006/12/31(日) 00:24:43 ID:Nd97VQBzO
受けとかやったことねぇーよっっっ!やめてくれ!!
必死になって暴れたら、俺の孔に突っ込んだ長い人差し指を、酔っ払いがグルッと回した。
「んあっ!」
俺だっていつもしてることだから、このあと、中指がプラスされるのがわかる。
それから、薬指が入ってきて、どーせ3本の指はバラバラにうごくんだろっ!?
そしたら、ほぐれた孔にちんこが頭を突っ込んで、俺は痛みに泣くんだ。
そして全てはそのとおり。
孔が裂けて痛みに泣いた。貫かれた瞬間、重く響く衝撃に呻いた。
孔壁を圧迫する存在感に怯えながら、抜いてくれ抜いてくれと喚き、動き出したちんこに、動揺した。
はじめは、浅いところで、それから浅く深く出し入れされ、
突っ込まれるより、引き抜かれるときのが感じるんだと教えられ、
抜かれてほっとしつつも、ものほしげに尻をふり、
硬くしこったちんこの先で、生まれてはじめて前立腺を押された時は、体の快感より心の高揚がでかかった。
481 :
トウワ:2006/12/31(日) 00:25:54 ID:Nd97VQBzO
先走りは、勃ちっぱなしのちんこの先から、いくらでも流れ出た。
前立腺を擦り上げられ、股を震わせ射精しながら、失禁したみたいな、いたたまれなさを感じ、
出した刹那は、あんなに熱かったもんが肌の上で冷えていくのをせつねぇーと思った。
脚も股も腰も重く気だるく疲れてて、もっ、駄目だ、無理だと嘆き嘆き、
まだイッていない小原紗亜に付き合わされて、揺さぶられ、中出しされて、ところてん。
力の抜けた脚を投げ出して、射精の余韻にひたっていたら、
とろとろの孔に指を突っ込まれて精子を掻き出され、
ぬるぬるの股をタオルでぬぐわれ、気恥ずかしさに悶え、
カワイイ顔して小原紗亜、男だったんだと愕然としてたら、ホモ用双頭バイブで繋がれた。
ああ、たぶん、ここ、さっきの角のホテルだ。某ピンク系ネットショップと提携してるから、
アナル関係のおもちゃが、いっぱいあんだよなぁ……。
バイブがウィンウィン動くたび、小原紗亜とぎゅっと抱き合った。
互いを抱き締めながらいっぱいいっぱいキスをした。呼吸を合わせて腰をふり、
いっしょに名残の精液を漏らした。こんな深い快感、知ってしまったら、
もっ、誰かを抱くなんてできねーよっ!くそっ!!
一夜明け、目覚めた小原紗亜はお約束のように、夕べの事を覚えていなかった。
「百式のスタジオ見学&高井戸にご対面」
慰謝料代わりに取り付けたのはそんな約束。
尻を突き出し、肛門の裂けた部分に黄色い軟膏を塗ってもらいながら、「あん!」とないたとき、
俺は自分が性別「受け」になってしまったのを実感した。責任取れよ、小原紗亜!!
ヴァージョン・ネコトウワ完
禿萌え(*´Д`)ハアハア
攻めの処女喪失ってなんでこんなに萌えるんだろう!?
字×絵がチラッと出てたのも嬉しかった。
本人視点以外でもちゃんとキモオタなんだなw イイヨイイヨー
どのバージョンも(・∀・)イイ!! 乙!乙!乙!
トウワタソ(´Д`;)ハァハァ
おねだりするトウワとか見たくなっちゃいましたv
GJ!受けに目覚めるなんて爆笑したwイイヨー
ヴァージョン・フェニックスのトウワの心の変化に
なんか一人で小躍りして喜んでしまったよ
分岐がいっぱいあって、それがみんな面白くってしかも筆が早いし
すげー嬉しい!!書いてくれてありがとう!
普段はこの板の住人でないのだけど、
たまたま覗いたときにこのスレに出会った。
今は春さんが神だと思ってる。
486 :
トウワ:2006/12/31(日) 09:54:26 ID:Nd97VQBzO
>>390から分岐
その日はそれで別れた。
別れ際、もう一度ぐらい抱いてもいいかなと思ったのと同じぐらい、
もう二度と会えなくてもいいかなとも思った。
小原紗亜に背を向けて歩きながら、背中のど真ん中に視線を感じて振り向いたら、
小原紗亜が不自由な左足を引きずりながら、イッパイイッパイの早足で、俺を目指してた。
気持ちの上ではカルカン・ダッシュなんだろう。欠陥ありの走れねぇーひとが頑張っていた。
待っててやるか、義務教育限定で運動会のリレーはアンカーだったスプリンターな走りで
置き去りにするか迷って後者を選んだ。五月の風を切ってひとしきり走って振り返った。
二人の距離が、ガバッと開いてて、ちょーきもちいい!
フツーに動かない足に鞭打って、歩きにくそうにしてるのを眺めながら、
あのひとあんなに前のめりになって、まっしぐらに俺を目指してるけど、
何か伝えたい事があるのかな?と考えた。俺の気がかわるまでに辿り着けたら聞いてやろう。
横断歩道、瞬きはじめた青信号を前に渡るのを躊躇してたから、
♪鬼さんこちらっ、手のなる方へ!な感じで手を叩いてやった。
黒、白、黒、白、黒。横縞の上を、イッショーケンメーに歩んでたけど案の定、
渡りきれないうちに、信号は赤へとかわり、バイクが一台、我がもの顔で突っ込んだ。
つづく
小原ガンガレ!
いや、本当に覗くたびに更新あるわ、みんな面白いわで感動。
いいもの読ませてくれてありがとう。
あ、801 Tubeスレで美しくて可愛い人(54歳らしいのだけど)を見て、
確かその人も義眼なので、小原の義眼の顔がなんだかその54歳の人を
若くした感じなのかな、と想像したりもして楽しんでます。
とにかく年末に楽しめるスレを見つけられて良かった。
フェニックス→ネコトウワのコンボを何度も頭で再生してる
小原良かったね小原…!
490 :
トウワ:2006/12/31(日) 22:11:16 ID:Nd97VQBzO
生まれて初めて交通事故を生で見た。
シーソーシーソーと走ってきた救急車が、怪我人を収容して
ラーファーラーファーと去っていくのは、見たことあるけど、跳ねられる瞬間ははじめてだ!
しかも知人なんて、レアすぎる!!跳ねとばされて、アスファルトに叩きつけられる人体に興奮した!!
走り去るバイクに目撃者たちが騒いでる。写メでナンバーを撮ってるひと。
110や119に携帯をかけてるひと。
後頭部を打って倒れてる小原紗亜に駆け寄るひと。見てるひと(俺とか)。
さっきまで肌を合わせてた相手だから、もっと胸に痛みが走るかと思ったけど、
飛び出して転がってる、アイスコーヒー色の義眼を見ても、ぴくッとも動かないあのひとを見ても、
凄え、俺、ノーダメージだ……!ねじが足りない自覚はあるけど、
こうも平気なのは、ひととしてどうかと自問自答。
とりあえず、準本命との待ち合わせの時間があったんで、救急車がくる前にその場を離れた。
491 :
トウワ:2006/12/31(日) 22:12:45 ID:Nd97VQBzO
後日、酒気おび&スピード違反で小原紗亜の前にひとり、後にひとり、
計3名、輓き殺して逃げた男(都立高教諭)の逮捕劇etc を朝のワイドショーで見た。
ああ、やっぱり死んでたんだと納得。後ろ頭打ったとき、鈍い音してたもんなぁ。
トーストを齧りながらへぇーと思った。流れる葬儀の模様や悲しみにくれる遺族を見ても、
へぇー程度の感想しかわかねー俺に呆れた。百式の小原監督と女優の小原万里にマイクがむけられてる。
親が有名人の小原紗亜の尺は、他の被害者2名よりぐっと長かった。
遺影が動画で(たぶん高井戸の手が加わってる)、ふわ〜っと笑う、
やたらとカワイイ顔が繰り返し繰り返し流れてた。
義眼の下、右のほっぺに笑くぼがでるのを、
ぼぉーっと眺めながら、このひと、あのとき、俺に何を伝えたかったんだろと思った。
俺が立ち止まってたら、手とか叩かなかったら、このひと、まだ、生きてたんじゃねェ?
哀しくなんかねぇーのに、ボロッと涙がこぼれた。
ヴァージョン・フカンショー完
492 :
雑談:2006/12/31(日) 22:19:31 ID:Nd97VQBzO
きょうで、おしまい。
読んでくださった皆さま、ありがとうございました!!
嘘だと言ってくれ
作者さん長いこと本当に乙でした!!
毎日毎日ものすごく楽しみでした
2006年最後の萌えありがとうございました
またどこかで作者さんの作品読めたらいいなぁ
495 :
雑談:2006/12/31(日) 22:38:01 ID:Nd97VQBzO
お口に合うラストがあれば嬉しいです。
どうぞ、よいお年を。
春さんおつかれさまでした。
たくさん萌えさせていただきました。
私はハッピーエンドバージョンとトウワ受けが好きでした。
この作品に出会えてよかったです。
本当にありがとうごさいました。
春さんもみなさんも良いお年をお迎えください。
春さん、あなた最高だ!
またどこかで会いたい。
ありがとうございました!よいお年を。
あー絵描き字書きのホテルリクエストすりゃよかったよ
今までありがとうございました
今まで本当に萌えをありがとう。
作者さんに幸多い一年になりますように。
たくさん書いて下さって、ありがとうございました。
死にネタはちょっと辛いけど、良かったです。
おしまいって…orz
絵描きと字書きのホテル私も見たかった!
あと、襲撃事件後の紗亜を本人視点で読んでみたかった。
へこたれないモノローグが好きだったから。
…脳内で補完することにします。
ハイクオリティの作品を次々に読ませてもらえて感激でした。
ありがとうございました!
502 :
雑談:2007/01/01(月) 06:32:55 ID:5kDmMtmwO
切りよく年内でおわらせようと思ったのですが、ごめんなさい…orz
明けましておめでとうございます。
503 :
橋をかける:2007/01/01(月) 06:36:47 ID:5kDmMtmwO
声帯を失ってから、携帯を使うことが増えた。
「&」って記号を見てたら、何もないワンルームで、ひとり膝をかかえてるひとが浮かびあがってきた。
心も体もへとへとで、笑いたいのに笑えねぇ。
狭っ苦しくなった視界にもなれた。ざくざく縫われた痛みも薬が宥めてくれている。
みんなが俺を気遣ってくれるのが超わかるから、笑おうって思うのに、笑いたいときに笑えねぇ。
みっともねえ縫い目、特に首のとこにへこんでたら、
「まかせて!アタシがその傷を、うすぅーくしてあげるわっっっ」って蒲江ちゃんが、
北.里大学の黒.柳先生開発の、皮膚を生まれ変わらせる
美容と医療の融合した固形美容液?(ヒアルロン酸たっぷり)をくれた。
繭みたいなのを化粧水に混ぜてとかして使うんだけどこれが凄え!
主治医の先生も絶賛のそれを、毎日ぬっていたら、なんだかマシになってきた気がする。
お袋とお袋の専属スタイリストのトーコさんは、「選んで!」と
俺の病室(個室・ユニットバス付)に退院したら身につけられるように、
色とりどりのアイパッチ(眼帯)や、それとコーディネイトした服の山を持ってきてくれた。
(マリー・アントワネット並の衣裳部屋と化した病室に、婦長さんが
「これだから芸能人は!」と苦笑いしてました)。
不安なんかねえ。リハビリだって頑張ってる。だけど、はじめて顔の包帯がとれて鏡を見たとき、
俺は大好きだった俺の顔を正視できなかった。
目ん玉ねえの覚悟して見たけど駄目だった。ボコッと開いた暗い洞がありえなくて、そっこう眼帯をつけた。
できれば一生、眼帯を捲りたくねえ。隠してねえと、塞いでねえと、
顔の中のでっけえ闇に飲み込まれそうで怖かった。
消灯後、ベッドの上で体育座り。右ほど動いてくれない左足を引き寄せて抱えながら携帯を閉じた。
笑おう。笑えねえなら自主練あるのみだ。
俺のモットーは、にこっじゃなくて、にこーっだ。そのはずだ。
みんなの前で笑顔をちゃんと持続させてぇーよ。
おしまい
504 :
雑談:2007/01/01(月) 06:39:27 ID:5kDmMtmwO
501さんへ↑
505 :
萌え:2007/01/01(月) 07:13:17 ID:5kDmMtmwO
498さんへ↓
恋人とはいいものだ。愛おしくてたまらない。
今宵は、はじめてブティック・ホテルなる宿場に来た。
ふたり連れ立ってではない。リカちゃん人形の様な顔をしたガイドつきだ。
ガイドは、コンビニで買い込んだカップ酒をこくこくこくこく、次から次へと空けながら、
秋葉原と立川以外はとんとわからぬ俺と恋人を、おすすめのホテルまで導いてくれた。
正面玄関前でガイドは姿を消し、俺は不安8、期待2で俺を見つめている恋人の手をとった。
「入るぞ!」
つづく
506 :
風と木の名無しさん:2007/01/01(月) 12:14:03 ID:3Eo6m9g+0
春さん明けましておめでとう!ほんっとにスゲーなあんた…!自在かつ鮮やか!
まだまだ楽しみにしてます、今年も宜しくお願い致します!
春さんあけましておめでとうございます。
きょうでおしまい。にがっくりしたけど、続いてくれててよかった。
ホテルは私も読みたかったので、萌えのつづきが楽しみです。
リクエストもし、聞いてもらえるなら>486の続きで
小原生きてるよバージョンを書いてもらえないでしょうか。
無理にとはいいませんがもし、よろしければお願いします。
小原が何か伝えたかったのか、すごく気になるので…。
作者さん明けましておめでとうございます!
こんなにすぐに作品と再開できるなんてうれしいです!!
今年も応援させていただきます!
509 :
ラッキー:2007/01/01(月) 14:35:23 ID:5kDmMtmwO
507さんへ
トウワが好きだ。
マエムラトウワ。前.村.洞.和 。土佐藩の御用絵師だった狩野派の画家で
キョーサイの、おっしょさんだったひとだ。
凄くねえ?あの河.鍋.暁.斎.カワナベキョーサイ(筆勢と絵のでかさがすげえ浮世絵師)だぜ。
ま、俺的にキョーサイは色彩なんだけど!釈迦如来図とか、キョーサイの緑はゼミ長の眼みたいにキレイで、
金と俺の色な赤は、とびきり鮮やかで印象的だった。
あとキャラが格好いい。大英博物館で見たスサノオノミコトは、
金のブレスレットと揃いのゴツめのアンクレットをつけていて、
白い着物に、群青に金の文様が入ったインナー合わせて、
袖ひるがえしながら、愛しいクシナダを救うため、ヤマタノオロチと戦っていた。
暴風に揺れる木々とかは謹直なのに、スサノオは劇画タッチで描かれていて、
いまにも絵から飛び出てきそうだった。
誰に師事してたのか気になって調べたら、おっしょさんのうちのひとりにトウワがいた。
ググってもググっても、キョーサイのおっしょさんとしてか出てこないトウワが気になった。
そーゆー形でしか後世に名を残せなかった方だと知った。
調べても調べても、ネットの海にトウワの絵をみつけられなくて、ストーカー体質な俺は
高知に行ってみた。パトラッシュのネロがルーベンスの絵を見たかったみたいに、俺はトウワの絵が見たかった。
何度か高知に行ったけど、まだ出逢えない。トウワの生きざまを辿る旅は俺のライフワークだ。
510 :
ラッキー:2007/01/01(月) 14:36:23 ID:5kDmMtmwO
トウワと同じ名前を持つ、油絵科の1年に、カフェテリアで声をかけられたとき、
3つの理由でびっくりした。
ひとつは、名前がトウワだったこと。
もうひとつは、片目をなくして縫い目だらけの体な俺が、ナンパされたこと。
最後のひとつは、うつむいたトウワの横顔、斜め45°があまりにもフキン先輩に似てたこと。
理由なんて3つもあれば十分だった。
「なあ、ちんこ舐めて」と誘われてホテルにいった。トウワのちんぽは、くせになるしゃぶり心地で、
俺より3つも若いから、突き上げも痛いくらい激しくて、だがそれがいいな感じで、たまらなかった。
いろいろ凹むことが多くて、寝たあとベッドで白鳥からアヒル落ちした話をしたら、
アヒルはカワイイと髪を撫でてくれた。目から鱗で、夢を見てる気がした。
よく考えたら人生初のピロトークで、感慨に耽ってたら、
トウワの携帯がなった。出るな出るなと願ったけど、トウワは出た。
会話の相手は、本命さんあたりで、ああ、俺ってこんなんばっかだと泣けてきた。泣かなかったけど。
ホテルの入り口で別れて遠ざかっていくトウワの背中を見おくった。
511 :
ラッキー:2007/01/01(月) 14:37:27 ID:5kDmMtmwO
見送るつもりだったけど、気がついたら走ってた。左足がダメでダッシュとか無理だから、
はたから見たら早歩きかもだったけど、必死に追ったら逃げるように駆けられた。
トウワは、めちゃくちゃ足がはやくて開いた距離にあせった。
だって、まだ言えてない。誘ってくれてありがとうも、いい夢みせてくれてありがとうも言えてなかった。
何より、これで終わりにしたくなかった。本命さんにくらべたら、俺、欠陥だらけかもだけど、
凄え、トウワに運命感じた。この一期一会を次に生かしたかった。
とろい俺の目の前で青信号が瞬きだして、昔ならダッシュしたけど、もう、わたれそうになくて
いろいろ全部をあきらめかけたとき、クロスロード、ゼブラゾーンの向こうから、
此処においでとトウワが、励ますように手をたたいてくれた。
行こう!手のなる方へ。嬉しくてトウワを目指して競歩した。
ヴァージョン・フカンショー side 紗亜 完
512 :
雑談:2007/01/01(月) 14:48:55 ID:5kDmMtmwO
↑バイクに跳ねられる直前のお話です。
リクエストはバイクに跳ねられなかったヴァージョンだったと思うのですが、
あぼーん取り消しが難しくて、他界前=生きてる な感じで、書かせてもらいました。
リクエストとずれてしまって、ごめんなさいです…orz
513 :
501:2007/01/01(月) 15:09:48 ID:KL6Y4wtF0
ああっありがとうございます!
がんばって笑ってたのか…(ノД`)
高等部のときの転校生を意識した微笑みだったのかな…
そして、字×絵萌え〜
515 :
507:2007/01/01(月) 15:49:47 ID:v8n31/Be0
春さん、ありがとう。
小原大好きなので生きてるよバージョンを希望したのですが、
あぼーん取り消しなんてやはり無謀なリクエストでしたよね。
それなのに、何を言いたかったか、小原の目線できちんと語った
話が読めて(それもこんなに早く)嬉しかった。
もう、小原何やってんだ、馬鹿だなぁ、ほんとに馬鹿だなぁ。
webの話で本気で涙が出そうになったのは初めて。
本当にありがとう、春さん。
516 :
風と木の名無しさん:2007/01/01(月) 15:57:05 ID:KL6Y4wtF0
>>512 紗亜がトウワの意図を勘違いしてたのがすごく可哀相で悲しい。
だけど本人は最期まで幸せな気持ちだったから、まだよかったのかな…
ヴァージョン・フェニックスを読んだとき、
紗亜がトウワについていった理由も、トウワの心が変化していく過程も、
めちゃめちゃ説得力があるなあと思ったけど、
他のバージョンでも基本設定は共通してるんですね。
それがタイミング良く伝わればハッピーエンドに、
悪ければバッドエンドになるって、現実の世界みたいだ。すごい!
あーやっぱ洞和の絵ってネット上にないのかorz
自分も一昨昨日「シャアがそんなに好きなトウワの絵ってどんなんだ?」と
ぐぐったんだけど見つかんなかったんだよ…
泣ける
せつない
紗亜〜
テメーで立てておいて終わりです。
ってか無責任な1000取り荒しだな
自分の思い通りにならないからって
相手のことを無責任呼ばわりするのは
どうかとおもうな。
春さんはきちんとレス返してくれるし
各リクエストにも答えてくれた。
どこが無責任なの?
放置してるわけじゃあるまいし。
終わることを責めるより
今まで楽しませてもらったんだから
お礼を言ったほうがいいんじゃないかな。
釣るなボケ。
スルーですよ。
落ち着いて。
522 :
萌え:2007/01/01(月) 19:47:49 ID:5kDmMtmwO
「……山田氏」
パネル前で、ピグモン似の愛らしい恋人が、顔を赤らめながら俺を見上げて云った。
「こっこ、こ、この部屋は、どっ、どうだろうか?」
玉田氏がもじもじ指差したのは、どこぞの旅館の離れの様な趣ある一室だった。
ふむ。露天風呂がある模様。よいではないか。
だが、隣の『男性同士のご利用に◎!最新おもちゃ19個は、全てお持ち帰りOK!』と添え書きのある、
一見、簡素ないっとう高い「おもちゃ箱」と云う部屋も気になるぞ。
次は隣だな。
とりあえず、きょうのところは、露天風呂のある部屋を選び玉田氏の手を握った。
いざ!めくるめく官能の世界へ。
俺の部屋ではない、場所と雰囲気を変えての初交合に、股間の期待が高まった。
つづく
523 :
萌え:2007/01/01(月) 22:07:59 ID:5kDmMtmwO
だが、実のところ玉田氏と俺は交合なる行為ができない。
馬鹿者どもに襲われ、大怪我を負った玉田氏の肛門は、完治したとは云え排便がギリギリ精一杯なのだ。
今尚、痛々しい其処は、小指を上回る太さのものに悲鳴をあげる。
入れることが全てではないが、受けとして機能しない肛門を恥じる玉田氏に、
ならば玉田氏が俺に入れ給えと提案したところ、真っ赤になって、ぶんぶん首を横に振っていた。萌えだ。
実に可愛らしい恋人の手を引きながら、部屋に向かった。
品のいい部屋に敷かれた布団の向こうのガラス戸の先に、露天風呂を発見!
服を脱ぎ捨て、真っ裸になってダッシュした。
戸を開け、とおぉうッ!!!と足から湯に飛び込んだ。ざぶんと上がる飛沫も一興。
「いい湯だぞ!はやく来たまえっ」
俺が脱ぎ捨てたものを拾い集めて、たたんでいる玉田氏を呼んだ。
服など放っておけばよい。玉田氏が一枚一枚、服を脱ぐエロい姿を湯に浸かりながら堪能。
見ているうちに、たまらなくなり一旦、湯を出て、
玉田氏の、へその右横にある、やわい梅干しのような人工肛門と、右臀部の傷に口付けをした。
それから、背骨沿いに三ヵ所ある刺し傷の跡を舐め、
今宵の為に新調したとおぼしき、白のブリーフを下ろし、医師の手で裂傷を繕われた後孔に、
べろチュウをひとつした。それだけで、感じやすい玉田氏は、瞳を潤ませる。
「ぁ、や、山田氏ぃ…」
俺の名を呼び、縋りついてきたピグモンみたく小柄な玉田氏を、
姫抱っこで露天風呂に運び、俺は玉田氏を抱えたまま、本日、二度目のダイブをした。
つづく
本当に凄いな
見る度にリクエストに応えながらの迅速投下だし
天才だなぁ
アンタの作品を知る事が出来てよかったよ
邪魔してゴメン
続きをどうぞ…
525 :
風と木の名無しさん:2007/01/01(月) 23:48:57 ID:3Eo6m9g+0
>>523 なんかワシ、この二人すごい好きだ。読んでいて微笑ながら頷いているワシがいる。
もう暫く幸せでいさせてあげて下さい(ココロのどこかで冷や汗が)w
なんつー愛らしい二人なんだw
山田氏視点ktkr
やばい…玉田タンがスゲーかわゆい…
甘甘もイイものなのですね…
続きを楽しみにしてます。
529 :
萌え:2007/01/02(火) 12:02:54 ID:2SiGjo4pO
風呂で体をぬくめ、互いの背中を流し、ふかふかのタオルで体を拭い合った。
ちょっとした旅行気分だ。ブティック・ホテルとは、洒落たところだな。
部屋にあったゆかたを素肌にひっかけ、玉田氏を布団へ誘いながら感心した。
此処は気持ちも股間も、えらく盛り上がる。
「さあ、致すぞ」
恥ずかしそうに、こくっと頷く玉田氏を押し倒し、最近、ふたりしてハマっている69の体位をとった。
むくりと半勃ちのていをそうしている玉田氏のミニマムの先端を、
指先でチョンと突くと、ぷるるんとはずんだ。
「ん、や……っ、山田氏、」
あっと云う間にパンパンになる感じやすさが愛おしい。
俺の陰茎にも絵描きの指が、そっと伸ばされる。
キャラの服にトーンを貼る様なタッチで触れられ、鼻の孔がふくらんだ。
股間に、「ライトボックスを使ってトレースしてるときの様な真剣さで、
俺の陰茎を見つめているに違いない、玉田氏の眼差し」を感じ、さすがに気恥ずかしさを覚えた。
股がわななき、早々にザー汁を漏らしてしまう。ペロッと舌先で汁をすくわれ、
いてもたってもいられず、俺は玉田氏の陰茎にしゃぶりついた。
つづく
530 :
風と木の名無しさん:2007/01/02(火) 19:16:08 ID:7lNumiKb0
死
530がな
死ね
この基地外自演スレまだあったのか。死ねよ。
自演気違い死ね
オマエがな
なんだか唐突に訳分からない物が湧いていますね
537 :
風と木の名無しさん:2007/01/02(火) 23:42:07 ID:MAq4WjhkO
死ね
538 :
風と木の名無しさん:2007/01/02(火) 23:44:07 ID:BowzhEgwO
オマエがな
玉田氏かわいいよ玉田氏
ミニマムなのかw
540 :
風と木の名無しさん:2007/01/03(水) 00:05:04 ID:rH5CcbFy0
死ね
帰って過疎スレの保守に勤しめ
542 :
風と木の名無しさん:2007/01/03(水) 00:43:04 ID:rH5CcbFy0
死ね
メンヘラ〜かテメエは?
こっちくるな粘着
過疎スレに帰れっての
ラブラブカポー萌え〜
山田氏がとっても包容力ありますね。
玉田氏もかわいいっす
>541>543
相手にするな。ローカルあぼ〜ん汁
超絶美形の紗亜タンをガイドとしか認識しなかった
山田氏の玉田氏への愛にちょっと感動した。
リカちゃんよりピグモンが好みなだけかもしれんがw
546 :
風と木の名無しさん:2007/01/03(水) 01:40:42 ID:ySsLubX6O
死ね
547 :
萌え:2007/01/03(水) 01:43:39 ID:Zhb9cwv/O
陰茎をちゅうちゅう吸う度、玉田氏は身悶え、俺を咥える口がお留守になった。
尻っぺたを、ぐっぐっと揉み揉み、双玉を掌で転がす。
裏筋に舌を這わせ、執拗に舐めた刹那、玉田氏が長鳴きした。
「やっ、んあっ、やぁ〜ッ、山田氏ぃッ、あ、あ、アッーーー!」
どぴゅっ、どぴゅっと吐精しながら、股をびしょ濡れにして恥じらう恋人を抱き締め、
玉田氏が俺の口内に放ったおびただしい量のオタマジャクシ(●〜)を、ゴクゴク踊り喰いした。
いきつづける玉田氏の陰茎をバキュームすればする程、玉田氏は膝を擦り合わせ、股をうち震わせる。
玉田氏のちんぽから滴る雫を舐め取り、べろべろしつつ離したくないぞと思うた。
何を犠牲にしても玉田氏の心を傷つけたくはない。
望め、望め!何でも云え。好いた男の願いなら、俺は何でも叶えたい。
愛だぞ!アイアイ!!
傷だらけの小柄な体を掻き抱き、離しはしないぞと誓った。
互いのちんぽをおしゃぶりに見立て、ねぶりながら眠った。
夜明け前、隣の部屋から「受けとかやったことねぇーよっっっ!やめてくれ!!」なる絶叫が聞こえた。
それを受け、「俺は受けでもかまわんぞ。玉田氏が望ならな」と、
100%トゥルーで云うと、ピグモン似の恋人は、
顔を真っ赤にして云った。
「俺が山田氏に抱かれたいのだ。どうか、俺がジイジになっても、ホテルに連れてきてくれまいか?」
嗚呼、萌え〜ッ!!!たらりと鼻血が出た。
たまらんっ!
おしまい
548 :
雑談:2007/01/03(水) 02:08:49 ID:Zhb9cwv/O
498さんへ↑
鬼畜スレなのに、愛があってごめんなさい…orz
エロもぬるくてごめんなさい…orz
どなたさまも、リクエストがあれば書き込みお願いします。
せっかく立てていただいたので、このスレを使いきってから去ります。
リクエストがないようでしたら、百式の高井戸さんの話を投下したいなと思っています。
とりあえず脇役でもシャアタソが出てくれると嬉しいです。
550 :
涙で前が見えません:2007/01/03(水) 02:27:53 ID:QKA5GTFY0
春さん乙!
この二人はほんとに笑わせてくれる。笑い&幸せだ。
ところで山田氏は何(←誰に、とは言わず)に似てるのですか?
551 :
雑談:2007/01/03(水) 02:40:10 ID:Zhb9cwv/O
ゴジラあたりです。
552 :
雑談:2007/01/03(水) 02:41:26 ID:Zhb9cwv/O
550さんへ↑
やった!願いが通じた!!
高井戸さんの話wktk
できることならゼミ長×シャアが読みたい
高井戸さん話wktk
だが可能なら、ハッピーエンドでシャアを自転車で轢いた人とシャアの話も読んでみたい
554さんへ
オレの見立てでは、オハラは絶対ウケだった。
オレはそう器用ではないので、男はいっぺんに3人までと決めている。
当時は、まず国元にひとり居て、旅先で逢った男とも長々とつづいていて、教授とも遊んでいた。
国元のは「してあげる用」で、フキンが「させてあげる用」。
教授はウケ/ウケ(オレの国では、ウケ×ウケをこう表記する)として「じゃれる用」だった。
オハラは、教授に飽きたら、次の「じゃれる用」にしてやろうと決めていたのに、
オレの事を押し倒しやがった。
ハァ!?セメかよっ!?と思ったが、オハラのペニスを受けながら、オハラを産んでる気がした。
ウケが背伸びをしてセメをしてるかの様な受け心地で、股をひろげ、腰をふりながら、
やっぱりオレの見立ては間違ってなかったと嬉しくなったのを覚えている。
But to do so、オハラは「じゃれる用」にも、「してあげる用」にも、
「させてあげる用」にも収まらなかった。いま、二人の仲にワードをあてるなら、
「フレンド」がジャストだ。頭につくのは、セックスではなくてベスト。
クイーンズ地区の地下鉄テロ後、オハラはオレの側に居てくれた。
失ってはじめて、遊びなんかじゃなかったと気付いたオレの馬鹿さを、
ふわ〜っと笑いながら、オハラは飯をつくってくれた。食べなきゃだめだと、叱咤してくれた。
オハラが居てくれたから、ダークサイドに堕ちずにすんだと思ってる。
オハラが死にかけたとき、胸の十字架を握った。何度も神に祈った。
大手術後、意識を取り戻したオハラが、フキンがオレに宜しくと言っていたと携帯を手に笑ったとき、
涙が止まらなかった。以来、オレとオハラの関係は良好。
良好なんだが、人間だから良好じゃなくなるときもある。
つまらない喧嘩もするし、オハラは飲むと手にオエなくなる。
酔うと甘えん坊のセメ化するオハラを、返り打ちにしたときは超疲れた。
つづく
>>548 ありがとうございました!
山田氏×玉田氏は愛があったほうが萌え〜です
ジャップのくせにオレより身長のあるオハラをどうにかベッドに押し倒して、
フキンがスリランカに行ったとき、路地裏で行商人から買ってきた
タブレットタイプの媚薬を一粒噛み砕いて口移しに飲ませた。
酒と併用させたら、やばいかなと飲ませてから気がついたけど、時既に遅し。
アッという間にオハラは左目をうるうる潤ませ、顔を真っ赤にして、
『ゼミ長、ゼミ長』と無声で喘いだ。力の抜けた長い脚からジーンズを抜き、
足首を持って膝で折りたたみながら、サオの先でキラリと光るサキバシリの珠を舌で掬った。
感じたのか、カワイイ顔がエロくなる。豊満(トヨミツ)な唇の端から伝う涎が艶っぽい。
アイパッチと揃いのアカツキ色の七分袖カットソーを一気に脱がし、ピンクの乳首にキッスをひとつ。
BGMにオハラが超ハマっていたルーマニア〜の歌(人気アニメのエンディング)をかけてやろうと思って、
いったん、オハラの体から離れ途端、オハラは両手でペニスを握りしめ、ご自愛をはじめた。
つづく
shico shico いそしんでいるのを生あたたかく見守っていたら、
オハラが縋るようにオレを見て、ペニスから手を離し、
左手でつくったOKサインの輪っかに、右手の中指を出し入れしながら、『入れて』と唇を動かした。
ハァハァしながら、ねだる素直なオハラに驚いた。
オレの知ってるオハラなら、ねだる前に自らアナルに指を突き入れる。
攻めるにしろ、受けるにしろ酔うと溶ろけたアーモンド・チョコレート・バーの様になるらしい。
いや、どっちかというと溶けたバニラアイスか!?
「自分で挿れれば?」
冷たく突き放してみたら、ぷるぷるの唇を尖らせて、不服そうにオレを見た。
『Abbie please.....』
読み取った唇を見つめながら、アビー呼びに耳を疑った。カワイイじゃねーか。クソっ!
「オハラ?おまえなぁ、もう酒飲むな…。基本ウケなオレが、こんなだぞ!?」
オハラの手を取って、オレの膨らんだ股間に押し当てる。
デコにキッスをひとつ落とし、オレはオハラの両足を抱え、股の間に腰を進めた。
つづく
>>547 幸せな二人に乾杯!
隣のおもちゃ箱がトウワかw
今日はフランス風野菜炒め作って(゚д゚)ウマーした。
次回はちゃんとウスターソース準備するぞ。
>>559 ちょっwwwww何これ!
ももも萌え〜!エロカワイイ!
禿萌え〜!
『あっ……ん、はぁ、あぁ』
日本人とはサイズの違う、ボリューミィなオレのペニスに、オハラが苦しげに顔を歪めている。
でも気持ちいいだろ?
激しく腰を使いペニスの先で、オハラがパフィーの様にキャンキャン鳴くところを、
執拗に擦りあげてやったら、オレの首に縋りつき、大きなおめめから、ポロポロ涙を零してよがり狂った。
互いの汗と精液でベトベトになるまでやった。『もっと、もっと』とねだられ、
「もう、疲れたから、な?」と髪を撫で撫で宥めた。
ニモカカワラズ、『 Once More 』と、かわいくせまるオハラに絶倫という日本語を教わった。
とりあえず、いい加減にしろッと突っ込みながら、突っ込んだ。
…まで、読んだところで廁に行っていた山田氏が帰ってこられた。
山田氏に、あの時、砂原(サワラ)さんに助けられた話をし、
流れで紗亜さんとゼミ長さんの関係(以前、紗亜さんがセキララに話して下さった)を語ったら
暴走された!!なんだこのSSは!?嗚呼、山田氏が腐兄な事を忘れていた……。
紗亜さんがお料理上手な事など、いつ話したか覚えておらぬエピまで組み込まれているのが哀しい。
紗亜さんが酔ったら人格が変わる事になっているのは、はじめて二人を引き合わせた日、
紗亜さんがカップ酒を飲んでおられたからだろうか。
「イラストを頼むぞ。汁ダクなのがよいな」
笑顔でそう云われ、紗亜さんと一度写メで見せて頂いたゼミ長さんが、生々しくボンッと頭に浮かんだ。
「駄目なのだっ、山田氏ぃ〜」
身近な方はいけぬっ!い、居たたたたまれないッ!!!申し訳ないではないかっ!!!
だがだが、ほんとはちょっぴり萌えました。そういうところは俺も山田氏と同じだ…orz
おしまい
バロスwwwwwwww
あっ今思い出したけど、侍の分岐で初めて字書き絵描きが出た時もこれだったね
また騙されました…w
訂正
×:グリーン/スラッシュ○:グリーン/スカーレット
555さんへ
メールを打ちながらチャリをこいでいたら、障害のある方を跳ねてしまった!
ぶつかる寸前、先方が気付かれて、パッと見、おないかちょい下ぐらいの機敏そうな男だったから、
絶対、避けて貰えると思ったのだが、激突してしまった。
避けたけど避けきれなかった感じの足運びで、左足がご不自由なんだとわかった。
転倒されて焦った。慌てて助け起こしたら、義眼と首の縫い目が目に飛び込んできた。
エライひとを跳ねてしまった!!怪我とかあって、訴えられたら、裁判負ける確率大だ。
「大丈夫ですかっ!?」
心臓バクバクで声をかけたら、被害者の方は小さく頷かれ、ふわぁ〜っと微笑んだ。
男なのは跳ねた瞬間わかってた。わかってたんだけど、……ときめいた。
男の笑顔を「花がほころぶ様な」なんて形容するのもどうかと思うけど、
見た瞬間、本当にそう思った。照れて照れて、ひとめ惚れってこんな感じじゃないかと、マジで思った。
どこも痛くないと身振り手振りで伝えられ、
この方、喋れないんだと知った瞬間、不謹慎だけど人魚姫みたいで似合ってる気がした。
事故った現場のすぐ先にスタバがあって、お詫びに珈琲を奢らせて下さいと頭を下げ、
第一回目のカフェデートを実現。「後日どこか痛くなったら、すぐ連絡下さい」と、俺のメアドを渡し、
ついでに先方の名前とアドレスを入手した。
小原紗亜。名前にただならぬご縁を感じた。
「俺、安室って言うんですよ。安いに教室の室でアムロ」
まるく見開かれた小原さんの目が、あまりにも可愛くて、
常識とか普通とか一般論とか、きょうまで俺が大事にしてたものが、ちょっと素敵にどうでもよくなった。
走っちゃえな気分だ。言うならば、「安室行きまーす!」な感じかな。
おしまい
569 :
雑談:2007/01/03(水) 15:19:59 ID:Zhb9cwv/O
↑ヴァージョン・ハッピーでトウワが紗亜のもとに、
カルカン・ダッシュをしなかった場合こうなります。
>>562 実はこのスレに投下してるのは山田氏で
我々は現実と創作が入り交じった作品群を読んでいる
という錯覚におちいりそうだw
最高w
年末年始の帰郷から戻って、真っ先に(コートも脱がずに)
このスレがおちてないか確認した自分がなんだかすごく嫌だ…
でも落ちてなくてヨカッタ
>>563 わーっわーっ!
ありがとうございました!!
モエワラタw
573 :
571:2007/01/03(水) 21:18:44 ID:tZsdcNvR0
コート脱いで着替えて茶を入れて、読みました。
ヴァージョン・フェニックスが一番好きだ
オハラが一番可愛い
ゼミ長も蒲江サンも、あとトウワもこのバージョンのが面白い。
リクエストはないけど、どういう展開でもオハラの幸せを願ってマス
あと山田氏はツボを心得たよき字書きさんですな
ここぞというところの名前呼びは基本中の基本!
山田氏の暴走SS本が買えるなら晦日のミケでも参加してしまいそうだ…
>>567 おー!夢が叶った!
そうか、彼はアムロなのか!
春さんありがとう
なんか幸せ。
ここの作品読んだらやたらと幸せな気分になった。
アムロキタ―(・∀・)―って言ってしまったよ。
ゼミ長/シャアは山田氏の作品でしたか。と喜々としている自分がいます。
玉田氏に現れて欲しい…
この小説読んだ誰か絵の描ける人が、汁だくなのをお絵描きスレに投下してくれないかな〜
とか思っている
>>568の続きが読みたいです!シャアとアムロの恋の続きを…。
ちょっとトウワが横槍入れてくるけどもうシャアはアムロに夢中、二人はラブラブみたいな。
ついでに玉田氏も山田氏もゼミ長もみんなちらっと登場してくれると嬉しすぎ。
我が儘リクエストですみません(汗
いつも楽しみにしてます。時々変な荒らしが来るのがアレだけど。応援してます。
シャアとアムロとトウワのキチーク三角関係イイですね(・∀・)
百式話もwktk
応援してます!
いつもありがとう
応援してます
579 :
涙で前が見えません:2007/01/03(水) 23:55:09 ID:QKA5GTFY0
>>551 ゴジラ×ピグモン
だめだ可愛過ぎるwww腹痛ぇ…
しかも山田氏、腐兄www助けてー!つか、また次が楽しみ!
580 :
雑談:2007/01/03(水) 23:57:22 ID:Zhb9cwv/O
553さんへ↓
ヴァージョン・フカンショウ、ベースの高井戸さんの話です。
581 :
高井戸:2007/01/04(木) 00:00:03 ID:Zhb9cwv/O
紗亜の遺影に修正をした。首の縫い目を消しながら、前髪を切りたがっていたのを思い出し、
少し長さを変えてやった。肌も大きく引き伸ばされたとき、毛穴やくすみが目立たない様に、
コスメ雑誌のモデルさん並に手を加えてやる。
作業後、監督が先週、息抜きに描いてたパラパラ漫画に、ふわ〜っと笑う紗亜のバストアップを発見。
思いついて勝手にアニメ化(3DCG)。監督の原画が、紗亜をよくとらえていたから、
1秒7枚で動画にしたとき、とびきりカワイイ笑顔が画面いっぱいに広がった。
監督が祭壇に、この動画を飾りたがったので贈る。遺影がわりに掲げるとの事。
監督にぶしつけなマイクを向けていた報道さん方が、ようやっと帰り、百式に静けさが戻ってきた。
たまり場でコーヒーを飲みながら、オープンカウンターの向こうでフライパン片手に笑ってた、
エプロン姿の紗亜を、きっと誰もが思い出している。百式にしんみりとした空気が満ちていた。
つづく
高井戸氏話スタートを喜びつつ、
トウワのスカーレ/ット・オ/ハラ感、好きだなあ。つか、同感だ!と肩を叩きたい。
アムロシャア ベースの話に、このトウワが絡んだらいい感じの三角関係になるねー
スレタイはもう気にしなくていいのでは?
せっかく個人専スレ状態なんだし。
583 :
高井戸:2007/01/04(木) 00:57:37 ID:ZEvdNaXcO
ああ、どうしようかな。
紗亜のうまい夜食という最後の残留理由が消えたいま、
百式にいる理由は、とうとう無くなった。
「高井戸、頼む。いまはやめんでくれ」
小原が哀しむと、見透かした様にメカさんが俺を見た。小原、小原、小原、いつだってメカさんはそうだ。
監督の戦友で、右腕な敏腕メカデザイナー。
そんなメカさんが性的な意味で監督を好いていることを俺は知っている。
だって俺は毎日メカさんを見てるから。
奥さんがいて、紗亜という奥さん似の息子までいた、性癖だけはノーマルな監督に、
学生時代から数えてたっぷり30年近く片想いしてるメカさんが俺は大好きだ。
好きなはずなのに、不毛な片想いに俺はちょっともう疲れてる。
俺の腕を必要としてくれる方が、国内外にいるいま、
いつまでも百式の高井戸でいる必要はないんじゃないかと、結構本気で思ってる。
つづく
スレ住人的には鬼畜展開wktkなんだが、ここまできたら
イマジネーションの湧くままに暴走してほしい感もある。
個人的にフカンショーの死亡ENDが一番好みだけど
話的にうまくまとまってたのはフェニックスかな。
故フキンや他キャラが絡んでいて、王道ラストって感じだった。
585 :
高井戸:2007/01/04(木) 08:29:04 ID:ZEvdNaXcO
監督は尊敬してる。してるけどメカさんの気持ちをわかってて、何も言わないままなのが許せない。
そりゃ、メカさんが監督に何も言わない以上、監督は何も言えないのかもしれないんだけど。
本人、胸に秘めてるみたいだけど、少なくとも俺にはだだ漏れな、メカさんの恋心に気づけない程、
監督は、鈍くも疎くもないはずだ。にもかかわらずメカさんに引導を渡さないのは、
仕事に亀裂を入れたくないからだとしか思えない。
美少女、メカ、ファンタスティック。百式の三大要素を支えているのは、
普通に女の子が好きな監督の「萌えの塊」みたいな女子キャラと、
メカさんの右手から産まれる、細部の連結まで考え抜かれた精巧且つ斬新なロボットや武器の数々だ。
はじめて会ったとき、メカさんはトーコーダイの院生で、ロボット工学を専攻されていた。
道を誤らなければ、大企業でリアル二足歩行ロボットの開発に携われてたんじゃないかと思う。
「おまえの人生、俺にくれ!絶対、一生わくわくさせてやるッ!!」
飲みの席に突然あらわれた男(メカさんの高校時代からの親友=監督)が、
サークルの先輩(メカさん)を口説いてるのを聞きながら、どん引きした。
見張ってやろうと乗り込んだ百式で見たのは、時給換算したらおそろしく安い仕事をしてるメカさんと、
メカさん拉致ってたかがアニメのメカに、完璧な図面を引かせたくせに、手描きアニメとへたくそなCGで、
戦闘機と旅客機の質感の違いも表現できてない未熟者(監督)だった。
つづく
つまんね
587 :
高井戸:2007/01/04(木) 17:49:18 ID:ZEvdNaXcO
アイスとシャーベットとソフトクリームの描き分けはできるのに、
ハーゲンダッツのバニラと31のバニラの描き分けのできない監督におののいた。
ミュージシャンで例えると、監督は曲をつくりたいひと、メカさんや俺たちは演奏で昇天したいひと。
つまりはそういう事で、美少女の毛の感じや、肌や唇のやわらかさ、瞳の輝きに関しては、はりきる監督も
背景やメカや他の動・静物に確固たるイメージを持っていらっしゃるわりに、
自力で映像化するスキルが乏しい。
いちアニメーターとしての画力を海の広さで例えると、うちの最年少スタッフ・お玉がいまのところ瀬戸内海で、
監督がアトランティックオーシャン。この俺、高井戸さまは、パシフィックオーシャンだ。
でも監督はそれでいい。だって監督には、イメージ力があるから。
「鳥じゃなくて翼竜。プテラノドンあたりな感じの、自転車みたいに手軽に乗り回せる飛行機」
なんて言いながら、監督がさらさら描くラフにメカさんが肉付けをし、具現化するのが俺。
そうして完成した飛行機を監督は好き勝手に飛ばし、
見たことのない世界を、感じたことのない浮遊感を体験させてくれるのだ。
かわない。
メカさんが好きなのは、世界のオハラ。付け込むなら、息子を亡くして弱ってる今だ。
ずるくても、汚くても、俺ならそうする。
30年の片想い。隘路を打ち破って勝負をかけるなら今だろう!
だけどメカさんに望みはない。メカさんの幸せを願いながら、
万里さんがいる限り監督が決してなびかない事を俺は知っている。
俺のチャンスがその時、やって来ることも。
おしまい
訂正
×:かわない
○:かなわない
百式話wktk
パソからもケータイからもチェックしてます。
くだらない煽りは気にしないでくださいね。
応援してます。
590 :
雑談:2007/01/04(木) 18:54:09 ID:ZEvdNaXcO
ありがとうございます!
百式話(高井戸さんネタ)はこれで全部です。
つづきも分岐もありません…orz
リクエストがなければ、紗亜と安室とトウワの話を投下します。
よくわからんけどなにげにいろんな分野に知識があるんだなぁ春さん
アムロの話楽しみ
リクエスト! 紗亜と安室とトウワの話!
スレ容量が気になるのでAAは略しますが
猫三匹分くらいwktkしながら投下待ち。
アムロキタコレになっていたので凄い楽しみだ。
576さんへ
はじめましてェ、蒲江で〜す。浦江(ウラエ)じゃないわよ。カマエよ。
構ってちゃんの、おかまの蒲江ちゃんって覚えてね!
あらあ、はじめましてじゃない方もいるわね。
まあ、いいわ。いまはアタシの話より、スカちゃんの話を聞いて欲しいのよお。
あの子、お馬鹿なの。アタシよりも構ってちゃんだし、惚れっぽいし、とびきりカワイイ顔してるのに、
いい男を捕まえられないのよねえ。
かなりスプラッタな事があって、右眼がなくなっちゃったり、左足に後遺症が残っちゃったりして、
見てられない時期もあったんだけど、なんとか持ちなおした矢先、またロクデナシ×2人に惚れちゃったの。
ロクデナシ、その1は砂原(サワラ)さん似で、名前はトウワ。
話を聞いたとき、なんで、あんた、スカちゃんが喰いつくに決まってるもん2つも持ってるのよぉーって
叫びたかったわ。寝たら、3つも歳下だから激しくて、でもそれがよかったって、
産まれてはじめてピロトークしてもらったって喜んでるの。
乱暴にされただけよ!ピロトークぐらいでハイになっちゃダメよと叱ったわ!
ロクデナシその2の名前は安室。
スカちゃん、ファーストネーム紗亜って言うのよ。
トウワにも運命感じたけど、安室も気になるって、安室は絶ッ対、俺に惚れてるって、
胸を張るスカちゃんに、二人の出会いを聞いたら、メール打ちながらマウンテンバイクこいでた安室に、
スカちゃんはねられてるの!!
お詫びにコーヒー奢ってくれた、後から何処か痛くなったら連絡下さいって、番号教えてくれたって、
スカちゃん、目ぇキラキラさせたけど、それって普通にいいひとなだけよぉ…。
「どこも痛くないけど、メールしてぇ。あえて言うならここが疼く」
なんて左胸押さえたから、アタシ言ってやったの。
「だったら、メールしなさい!『トウワ』よりは、『安室』の方がたぶんまし!
でも、メールだけよっ!
お願いだから、『安室』にお股を開かないで。
スカちゃんは、もっと自分を大事にするべきよ!
お股と心をいっぺんに開くと、男はこっちを軽んじるんだからっっっ!」
わかったと頷くスカちゃんを、ぎゅっと抱き締めながら
このこ泣かせたら、『トウワ』も『安室』も俺がぶっ飛ばすって、胸に誓ったわ。
つづく
漢前な蒲江サンに惚れた!
あとアムロ! さっさとメールしとけ自分から!先手必勝!
……無理か、アムロだし…
だは〜
蒲江ちゃんイイ!
なんでこんなにキャラクターゆたかに書けるんだろ?
先生って感じ。
プロとしか思えない。
599 :
風と木の名無しさん:2007/01/04(木) 21:17:34 ID:X1rrMFDA0
>>596 蒲江ちゃーん!アンタ!ヒゲ伸びてるわヨッ!な、最終行にGJ
まだ、リク受け付けてもらえるのかな
できたら、再び大河のほとりで出会ったフキン先輩と紗亜たんの
超あまあまが読みたいです。
なんて二人してパジャマ姿でわきゃわきゃしてたらね、
『安室』から電話が来たの。着信ありよ。ケータイに飛び付いて、パカって開いて
待ち受けも見ないで耳にあてながら、『もしもし!』って言った瞬間、
スカちゃんがしゅんとうなだれるのを見たわ。
胸が痛かった。きっと安室からの電話が嬉しかったのね。興奮して、
自分が声でないこと忘れてたみたいなの。
喋ろうとして思い出したスカちゃんが、うなだれながら、アタシにケータイを渡してくれた。
安室の無神経さに呆れたわ!スカちゃんが話せない事、すでにして知ってるくせに、メールじゃなくて
テレホンって、何にも考えてないんじゃないかしら!?『トウワ』の方がましかもしれないわねッ!
プリプリしながら、ケータイひったくって、怒鳴りかけて慌ててスカちゃんに返したわぁ。
「やぁーだ、もっ、スカちゃん、これテレビ電話よぉ!!」
小っちゃな液晶の向こうから、安室(たぶんね)が、こっちを見てたわ!!
「こんばんは。安室です」
それがねェ、声も顔もいいのよお!
何処でカットしたか教えて欲しいくらい格好いいボウズ頭だったわァ。
服とかアクセは、軽い感じでいまにもYO!とか言いそうなヒップホップ系なんだけど、
とっても誠実そうな目をしてたのが好印象!
ネイビーのTシャツにアンティーク・ゴールドのごつごつしたチェーンネックレスを付けてて、
それがとても似合ってた。スケッチブックを持つ右手にもネイビーのリストバンドを発見。
ネイビーが好きみたい。携帯の画面が50インチぐらいならいいのにっ!!
安室をもっとよく見たいわぁ!!
『こんばんは!小原です』
スカちゃんがチラシの裏にマジックを走らせて、安室に見せながら、
くるっとした瞳を投げ掛けてるのを見て思ったわ。
『トウワ』には悪いけど、もう、『安室』に決まりね!!
つづく
よっしゃあああ!!
アムロ、蒲江ちゃんのお墨付き!!よくやった
603 :
雑談:2007/01/04(木) 23:31:14 ID:ZEvdNaXcO
600さん、ごめんなさい。
フキン先輩×紗亜の甘甘は、とても書きたいのだけれど、
スレ的に決して書かないと最初に決めた
「紗亜がいっとう幸せになる、ヴァージョン・シュガー」なのです。
ほんとにほんとに、ごめんなさい。
そこまで言っておいて書かずに終わったら
ダークサイドにおちる読者が複数出ると思われます
蒲江ちゃんのエピソードがもっと読みたい!
日常生活の話とか美容師の仕事の話とか、子供の頃の話とか。
できればあまり痛い目にあってない話が希望です。
私も蒲江ちゃんの私生活知りたい!
主役カポーがラブラブハッピーでも大丈夫、
ラブラブな二人の周囲に「鬼畜に不幸な人々」を適当に配置すれば無問題。
つかスレタイにこだわる必要ってすでにあんまりないのでは?
>>603を読んでダークサイドに真っさかさまです。
紗亜好きです。大好きなんです。読みたいです。
スレタイに鬼畜と入ってるので、甘甘を投下されるのを遠慮される
気持ちもわかりますし、我侭はいいたくないのですが、
でも、読みたいです。なんかこの作者さんの書かれるなんともいえない
切なさや甘さや優しさが大好きなので。
>>553です
ありがとう。お春さんw
昔の2ちゃんなら1000レス超えられたのにな・・・
新しい話が見られなくなる事がダークサイドの原因だ orz
おいおい。
春タン自身が書きたくない、書かないって決めたものを強要するのは
スレ住人的にルール違反ジャマイカ?
しつこいのイクナイ!!
…とか言いつつ、自分も過去話キボン。
甘々でなくてもいいので紗亜がヒロインしてた
学生時代の話が読みたいです。お願いします
え、強要してる人なんていた? 気づかなかった…どれのことだろ。
あ、でもたしかに高井戸さんはしつこいねー。モエ。
首尾よくメカさんをおとして…と思ったけど、こういうタイプは
しつこく虎視眈々してる状態が幸せなのかも。
蒲江サイコー^^
613 :
シュガー:2007/01/05(金) 01:51:19 ID:Lc5PV1eUO
600さんへ
Dear Abbie
ねえ、アビー?
どうか退路を断たないで。俺はもう、このビッグ・リバーを戻れない。
君を哀しませるとわかっていて酷いことを言うよ。
俺はこっちで浮気をしました。
君もよく知ってる俺の後輩を、好きにならずにはいられなかったんだ。
だからお願い。
君も、また誰かとキスをして欲しい。
いつまでも、俺を思っていちゃいけない。
俺の歌ばかり聴いて泣かないで。君が笑っていてくれると、ただ嬉しい。
この手紙が、君に踏み出す力を与えますように。
ヴァージョン・フカンショー後(side 砂原)完
>611
>え、強要してる人なんていた?
多分、私の事を言ってるんだと思う。好きという思いを伝えたかっただけで
強要したつもりはないのですが、しつこいと叱りたくなるような気分の悪い
書き方だったかな、と反省してます。
作者さん、どうぞ気になさらないで下さい。
読みたかったという気持ちは強いですが、だからと言って書け、と
強要したつもりも強要するつもりもないですので…。
まぎらわしい書き方ですいませんでした。
615 :
雑談:2007/01/05(金) 01:55:26 ID:Lc5PV1eUO
610さんへ
小原紗亜の学生時代の話は、本スレにあります。
18スレのスカーレットです。
なぬ!このスレから住み着いたもんで知らなんだ。
私はリクした方と別人だが、さっそくさがしに行かねば!
紗亜学生時代
617 :
雑談:2007/01/05(金) 02:20:24 ID:Lc5PV1eUO
605さんへ
蒲江ちゃんの話も本スレ19あたりにあります。
確か、「おかまの蒲江」というタイトルです。
林は今どうしてますか。
本スレしたらば、投下がなくて話題が何もないから、
無視しているはずの隔離スレの話題で盛り上がってるよw
バーカwww
なあ…そろそろブログなりサイトなり作らないか?
面白いし萌えるし量もあるし凄く好きなんだが、
個人で一スレ使ってることにもにょもにょするんだ…。
使い切ったら去るって言ってるんだから待ってあげたら
このスレはリサイクルで使ってるだけだからいいんじゃないかねー。
623 :
フェイス:2007/01/05(金) 08:29:42 ID:Lc5PV1eUO
618さんへ
シフト同じ林が、ショーガイシャに差別発言するのを見てた。
ショーガイシャ、俺の前カノにパッと見似てたから、もにょった。けど、それっきり。
その後、朝のワイドショーでショーガイシャの葬式をちらっと見た。バイクに跳ねられて死んでた。
林がどんな顔してるのか気になった。バイトに行ったら、彼女ができたと写メを見せられた。
どー見ても俺の前カノだった。何処で出会ったのか知らんけど、やめとけ。
おねだり激しいし、イベント好きだし、メイクのうまさ鼻にかけてるし、
それでも小悪魔みたいなところにハマって、マジになった。
バイト掛け持ちして、借金返してやってた頃が俺のハッピーピーク。
金返しおえて、親に紹介したいと言ったら、「重いひときらぁい」とあっさり切られた。
もう二度と顔も見たくねえ馬鹿女。300万、返せ。
そーいえば、俺、はじめてあのショーガイシャ見たとき、あんまり前カノに似てたから、
気が動転して、やさしくしたり殴ったり、突き飛ばしたりイロイロした。後悔してる。
ショーガイシャと前カノは、あたりまえだけど別の人間だ。
林のケータイの待ち受け画面の前カノ見ながら、林が好きなのは、死んだショーガイシャによく似た
オマエの顔だと嗤いたくなった。メイクとった瞬間、オマエ林に切られるぜぇ。
賭けてもいい。林が好きなのは、オマエじゃねーよ。付けまつげとって、塗ったくってたもん、
ぜーんぶ落として、のぺっとした素顔さらしてみろ。林がオマエを抱き締めたら、祝福してやるよ。
ああ、くそっ。むかつく。二度と顔も見たくねえと思ってたのに。俺、いま、林を殴りてえ。
馬鹿で自己中でどーしよーもねえけど、あいつはじゃが芋の面取りとか、
大根に隠し包丁入れられるやつだつた。メイクと同じぐらい料理がうまくて、
俺がおかわりしようと席を立ったら、ふわぁ〜っと笑って、自分、食ってるのに、俺の為に箸置いて、
白いごはんとか、みそ汁とかよそってくれるいい子なんだぞッ!!
頼むから、今度は顔以外も見てやってくれ。でなけりゃ、俺がおさまらねえ……。
ヴァージョン・フカンショー後(side タレ目)完
訂正
×:やつだつた ○:やつだった
砂原さんとアビーの馴れ初めを、機会があったら話してあげる。
二人ともアタシのお客さまだったの。だった、ってことはないわね。アビーはまだ来てくれてるもの。
カットやカラーリングをしながら、双方から、いろいろ聞かせてもらったわァ。
砂原さんの緑の瞳の恋人がアビーで、アビーのミュージシャンの彼氏が砂原さんだったときは、
驚いたわよお。だけど、砂原さんがスカちゃんの話にいっつも、いっつも、いーっつも出てきてた
フキン先輩で、アビーが「同じゼミの外人さん」だったのは、もっとびっくりしたわね。東京って狭い。
だけど、そーゆーわけで、アタシたち3人はよく遊ぶようになったの。
安室といい感じになって、清く正しいお付き合いを続けてるスカちゃんが、
もーすぐ安室のバースデイだから、プレゼント買いに行くって言うのね。
そんなの絶対ひやかしがてら、付いていきたいじゃない!?
「選ぶの手伝ってあげるゥ」って、アビーも誘ったわ。
駅の改札で待ち合わせ。恋するスカちゃんが、『ラッキーカラーで勝負する!長い方が華やぐし、
髪に願かけたいからエクステつけてって!』言うから、
スカーレットで、シャア・アズナブルな感じに染めた頭がこっちにやって来るのが見えたわ。
やっぱりカワイイ。スカちゃんは長いのが似合うわね。
ま、願かけするなら、地毛を伸ばさなきゃな気がしないでもないんだけどぉ〜。
可愛いから許しちゃう!きょうは雨だから、いつもより脚が痛いみたい。左足かばいながら、
歩いてるのが痛々しかった……。
つづく
626 :
600:2007/01/05(金) 10:06:10 ID:EdQOZuVj0
作者さまへ
謝らないでください!
603で十分でした。
だって、書かれなくても、バージョンシュガーはあるんだもんね。
いくらでも脳内補完しときます。
だから、613は、本当に嬉しかったです。感謝!
スレ浪費しちゃいけないのでお礼はここまで。
最後まで見守ります。
訂正
×:エクステつけてって!』言うから、
○:エクステつけてっ!』て言うから、
628 :
605:2007/01/05(金) 12:45:13 ID:nzaYFETI0
>>617 19thの話はインパクトがあったのでよく覚えています。
だから春で蒲江ちゃんが出てきたときはおおーっと思いました。
それで蒲江ちゃんの話をリクしたいな、
でもまた鬼畜な目に会ったら可哀相だし…と思ってたところに
トライアングルで登場したので嬉しくて、つい調子に乗ってしまいました。
考えてみるとトライアングルが蒲江ちゃん視点で語られてるので
それで充分に嬉しいです。ありがとうございます!
>622
リサイクルじゃないよ
投下主が、19thがまだあるのに勝手にここを立てただけ
重複なのに削除依頼もせずに、うかれてはしゃいでた記録がスレの先頭にあるから
よく見れば?
それがどうしたんですか?
このスレを必要としている読者がいるんだから
リサイクルだろうとそうでなかろうとケチをつけないでほしい。
いつまでも粘着しないで前向きになってね
>>629 (・∀・)カエレ!
仕切り厨うざーーー
本スレからのお出ましか。
負け犬の遠吠えだな。
春さんの人気が目障りなら
春さん以上のものを本スレに投下して盛り上げればいいじゃん。
ま、無理だろうけど〜。
投下ネタがないからっていちいちこっちのスレに来るな!
まじでまじでまじで邪魔だから。
市ね。
スルーですよ、皆さん。
いらんレスでスレ消費しちゃったらもったいないよ。
この駅、バリアフリーとかがなってないの。
スカちゃん、段差で蹴躓いちゃって、あ!って思って走ったわ。
でも間に合わなかった。あたしが駆け寄ったとき、
転倒しちゃったスカちゃんは、顔見知りっぽい通行人さんに助け起こされていたの。
斜め45°にどきっとしたわ。彼が『トウワ』なんだって、すぐわかった。
砂原さんはもっと髪がサラサラしてたけど、トウワはしっとりさんね。でも似てる。うん。似てるわぁ。
「あんた足元見て歩けよ」
スカちゃんの頭にぽんって、大きな手の平乗せて、長めの前髪かきあげながら、
トウワがちらっと笑うのを見ちゃった。やぁん、どーしよぉー。いまの笑い方は反則よっ。
まるで砂原さんだった。ひらひら手を振って、トウワが向こうに歩いてく。
「惚けてんじゃねーよ。安室のプレゼント買いに行くんだろ?」
アビーに声をかけられるまで、アタシはスカちゃんと遠ざかっていくトウワの背中を眺めてた。
つづく
すげーなこの自演スレ…他スレにはられてたぞ
きもい
お茶をしながら、安室とはまだ手も繋いでないって聞いて、ほっとしたわ。
アタシね、スカちゃんは、お股を開くのが早いから、安くみられちゃうんだと思うの。
安室はプロのバスケットマンなんですって!長身のスカちゃんよりも5センチ背が高いのよぉ。
見せてもらった動画メールが素敵だったわ。
ドリブルしながら、ピボット。安室が回ると首のチェーンも円を描くの。
体育会系のノンケ!涎が出そうだわァ。
そうそう、プレゼントなんだけど、スカちゃんはさんざん迷って、ベタなものをセレクトしたのよ。
なんだと思う?答えはチャーム付きのチェーンネックレス。もちろんペアよペアっ!
スカちゃんのには、キラキラ光る、ルビー色のキュービックジルコニアが、
安室のには深い輝きを秘めた濃ゆいネイビーの石が填まってた。
問題はねェ、ラッピングしてくれたのがトウワだったってこと。
スカちゃんがお買いものしたお店がね。たまたまトウワのバイト先だったの。
因果よねェ。ちっちゃいショップだから、店員さんトウワしかいないし。
スカちゃんが携帯を見せて、『ラッピングお願いします』って伝えてるとき、
アビーがねアタシに言ったの。絶対トウワに聞こえるようにね。
「あ、フキンのマガイモノがいるぜ?オハラは馬鹿だから、アレにホイホイついてったみたいだけど、
オレは、そっくりさんなんかに惑わされねえなぁ。
何にしろ、オハラがあちらさんのお口に合わなくてよかったぜ!
へたに気に入られて、毎日、毎晩、遊ばれてたら笑えねーよ」
アタシは、そーねーって頷きながら、トウワの顔をじぃーっと見てた。
いらないもの何だけど、誰かのものになった途端、惜しくなったみたいな、身勝手な男の目で、
スカちゃんのことチラ見した瞬間を目撃!スカちゃんが、劇的シチュエーションに、
二人のタチの間でゆれるネコ化してたら、どーしよーって心配したけど、
駅でトウワにときめいてたのが嘘みたいに、安室LOVEな顔をつくってたわ。
「貴方じゃない好きなひとがいます」って顔を上手につくれてた。GJ!
箱にリボンをかけるトウワの指が、きゅっ、じゃなくて、ぎゅっ、だったあたりに、
トウワのもやもや感が出てたわね。でも、その程度じゃ駄目。アタシ認めないわ。
お茶を飲みながら、意地悪アビーが、「安室でいいの?」とスカちゃんの顔を覗き込んだとき、
スカちゃんは、『安室がいい』とふわぁ〜っと笑った……。
とっても可愛いかったわァ。
つづく
wktk!
そうだ! アムロがいい! アムロなら安心安全誠実! しかも(ここのアムロは)長身のイイ男!
蒲江サン、しっかりガードしてあげてくださいね! タノム…
後、このスレが週末に落ちたりしませんように。三連休いきなり出張だよorz
あ、でも別にトウワでもいいです、スカちゃんが幸せなら。3人で仲良くしてくれても。
トウワ、割と好きなんだ…
スカ学生時代から色々と壮絶な目にあってきただけに
逆転サヨナラホームランでいい男と幸せになって欲しいなあ。
何か自分が蒲江ちゃんの気分だ。
>>631-632 儲を装ったアンチ乙。
もうちょい押さえぎみにしてリアリティ出そうな。2点。
「小原紗亜デート観覧のお知らせ」
週末、スカちゃんのお父さまから、日時と集合場所が明記されたメールが来たの。
観覧決行が月曜日だったから、参加しまぁーす!って返信をしたわ。
愉快な方なのよね。スカちゃんが、アタシの店のドライカットをべた誉めしてくれたらしくて、
監督もアタシをご指名してくださるの。記者会見前はいつも、ヘアメイクを担当させて頂いてる。
監督ったら、スカちゃんの彼氏の名前が安室ってだけで、いろいろ妄想しちゃったみたいで、
ストーカーする気まんまんなの。万里さんは、ドラマの撮影が忙しくて不参加らしいんだけど、
百式のみなさんは、ロケハンも兼ねて大勢いらっしゃるんですってぇ。楽しみだわ。
アタシがアビーに電話したら、アビーがね、トウワを誘おうって言いだしてびっくりしちゃった。
キャンパスで声かけられなかったら、この前のショップに行って教えてやろうなんて言うのよ!
「来るわけないじゃない。来てもらっても困るわ。そんなスカちゃんの心を乱すことしちゃだめよぉ」
「ぶっちゃけ、オレ、『トウワ』派だから」
「初耳よっ!!!」
電話口で怒鳴りながら、仮にアビーに誘われてもトウワが来るわけないって思ってた。
でも来たのよ。アビーは認めなかったけど、サングラスかけた顔が、
セカンド・アルバムのジャケットの砂原さんによく似てたわぁ。
アタシたちとは離れた物陰に隠れてたけど、まる見えよ。バレバレ。
スカちゃんと以前、お店に来てくれたお玉ちゃん(百式最年少アニメーター)が、
彼氏を連れてきてたのにも、びっくりしたわァ。
緊張しいで奥手ちゃんなお玉ちゃんも、やることはやってるのね。
「デートなるものを勉強させてもらうぞ」
お玉ちゃんの彼氏さんは、とってもユニーク!首から双眼鏡までぶら下げてて、
バードウォッチングに行くひとみたいだったわァ。
そうよ、存分に勉強なさって、お玉ちゃんとお出かけするとき、活かしてあげてね!
監督は8ミリカメラ持参。百式のみなさんは、どこかの大学の映研の男の子たちみたい。
なんだかワクワクしちゃう。スカちゃんはまだアタシたちにまったく気付いてない模様。
安室を駅の改札あたりで待ってるわ。
つづく
644 :
631:2007/01/05(金) 22:06:57 ID:ENuj+8Du0
>>641 アンチじゃないよ。
華麗にスルーできずに無駄レスでスレ消費したこと反省している。
>>春さん
素敵です。アビーもトウワが気になるんですね。
字書き×絵描きの登場にもwktk
応援してます。
なんつーか、背後霊の如くはりついた保護者各位に共感…
スカちゃん応援団。まざりたい。
アムロはその程度で引かない強いココロの若人であって欲しい。
エッジの効いたカットと極太テンプルが◎。俺の顔の形とも好相性。
超気に入ってるサングラスで顔を隠して俺いったい、ここで何してるんだろうと溜め息ひとつ。
改札前で男を待ってる小原紗亜を眺めながら、俺は自己嫌悪に陥った。
塚、悪いのは向かいのカフェでコーヒー飲んでるあの院生だ。
小原紗亜がホイホイ俺について来たのは、キャラ的に誰でもOKだからだと思っていたら、
あの外人曰く、俺が誰かに似てたかららしい。なんだ、小原紗亜、俺の事見てたわけじゃねーんだと、
そう思ったら、胸の左っかわがシンシン凍った。誰かに似てるなんて俺の立つ瀬がねェ。
遊んでやったつもりで、身代わりに使われてただけって、かなり虚しいんだけど。
「ちんこ舐めて」と声かけられて、渡りに舟と、そっくりさんのちんこチュパれる小原紗亜も大概だ。
あげく、ひとのバイト先で、当て付けがましくペアのネックレスを購入。
店出ししながら、ルビー色のジルコニアが小原紗亜に似合いそうだとちらっと思って見てたから、
リボンをかけながら、もにょった。
バイトに来る途中、駅で転倒してたから、条件反射で手ぇ差し伸べたときは、
俺を見て義眼も左眼もキラキラさせてたくせにと思ったら、
やたらとむかついて、リボンを結わえる指に力が籠もった。
そうして、きのうバイト先までやって来た院生に、きょうのデート観覧に誘われた。
スルーもせず、本命との約束蹴って此処にいる時点で俺、おわってる…orz
つづく
君が先輩似で◎な貌だとしたらスカちゃんとも好相性だ!
そもそも「オワッテル」とはつまり完成されているということだよ!(強弁) その道は正しい、
迷わず突き進みたまえ!
と、トウワにお伝えください。
あ、でも邪魔はダメ、邪魔は。すべてはスカちゃん優先で。
真っ赤な長髪に、緋色の義眼。
くったくなく笑う俺のこいびと。
上から5センチ下を見下ろすと、長いまつげが頬に陰を落としてるのが見える。
かわいいと、思う。くるくる変わる表情を気がついたら目で追ってしまう。好きだ。
なのに、一緒にいるのが恥ずかしい。これから、デート。はやく会いたい。顔が見たい。
だけど、並んで歩くのがはずかしい。
凄く、手を繋いで欲しそうにしてるのを、にぶーいふりしてスルーしてしまう俺がいる。
派手な外見、186ある俺よりちょい低いタッパ。身振り手振りの多さ。
ひとめを引く理由はいくらでもあって、でも、いちばん問題なのは、小原さんも俺も《男》だって事だ。
男同士でもいいと、安室行きまーす的に、小原さんにモーションをかけたものの、告白から先に進めない。
俺の常識が、186の男と181の男が、手を繋いで街をゆくのは異様だと、言っている。
ひらりと飛び越せると思った壁は、思いのほか高かった。
街中では友達のフリをしてしまう。自分で自分を縛ってるんだとわかってる。だけど、振り切れない。
ひとめ、世間、常識、理性、普通、ブレーキ。俺が好んできたものが、
小原さんとの恋路を阻んでる。手を握ってあげたら、喜ぶとわかってるのに、できないのが情けない。
並んで歩くのも恥ずかしいと思ってるなんて、知られたくない。哀しませたくない。
男に告白。流れに乗ってA→B→Cと突き進むつもりだったのに。俺はとっても、淀んでる。
小原さんが好きだ。本当に好きだ。だけど、小原さんが女の子だったら、もっと、もっと、よかった。
なんて思ってる俺は最低だ。
つづく
本音カナシス
どぉーしよー。安室がまだ来ないの。アタシ、いまハラハラしてる。
改札の見えるカフェで、安室を待つスカちゃんを見守りながらイテモタッテモいられなくなって来たわ。
監督はメカさん達をつれて、8ミリカメラを手に撮影中。
駅のひとに撮影許可とか取ってるのかしら?怒られても知らないわよぉ。
「♪きっと君は来なぁーいー」
監督やメカさんと外に行かなかった高井戸さんが、縁起でもない歌を口ずさむから、ぶってあげたわ。
このひと、やさぐれてるのよねっ!
スカちゃんに誘われて、百式のスタジオでごはんを食べたとき、数回お会いしたぐらいだから、
そんなには面識ないんだけど、アタシこのひとダメだわァ。
「Go!」
アビーが、「安室が来ないうちにオハラをサラエ」と、トウワに念を送ってるッ!
「お願いやめてぇ。忌々しいわねっ!!トウワがその気になったらどーするのよォ!」
アタシは安室派!断固、安室よっ!!
つづく
651 :
雑談:2007/01/06(土) 21:45:46 ID:tWJCuo5GO
今後の参考にしたいので、宜しければ皆々さまの好きキャラと
いちばん好きな話を、是非おしえてください。
お願いします。
トライアングル大量投下ウレシス
シャアが凄い好きです!
お話は春とトウワシリーズが好き。
フカンショーは切なすぎて悲しすぎたので除外で。
耐えられませんでした…
林の話頼んだの自分です。レス数増やしたくなかったら言わなかったけど
うれしかったです。ありがとうございました!
>>651 キャラはスカと蒲江ちゃんが好きです。あとアムロも。
話はスカと蒲江ちゃん視点の話がどれも好きです。両方男前な中身が(・∀・)イイ!!
蒲江ちゃんナカーマ。私はアムロ派。世間体を気にする小心さが(・∀・)イイ!!。
アムロがそれを乗り越えてくれたらスカちゃんは幸せになれるのに。
>651
好きキャラはスカとフキン先輩。アビーも好きだけど。字書きと絵描きの二人もほのぼのでいい。
スレタイとは反するけどバージョンハッピーとフェニックスが好き。
スカはいろいろ痛い目に遭っているから幸せになって欲しいと思ってしまう。
林氏はちょっと反省しろと言いたい。
スカちゃんを幸せに、と念じてみるくらいだからオハラは好きなんだけど、
…誰か一番、は難しいな。
キャラの描き方がわりと好きなんだよね。なんというか、性格(人格)の描き方。
ろくでもない一面を書いたのと同じ筆致、同じ温度で
すごいカワイイとことか、おばかなとことか。魅力ある一面を書く。つい感情移入してしまうね。
だから結構みんな好き。あ、キチガイの人や林以外。大原も嫌い。
話としてはヴァージョン・フェニックス。それぞれのキャラが生きててよかった。
しかしアムロはアムロらしすぎ… そういや毎週毎週毎週「ふりむくな」言われても
振り向く奴だったorz やっぱトウワに期待だ。
656 :
雑談:2007/01/06(土) 22:45:29 ID:tWJCuo5GO
皆さん、ありがとうございます。とっても嬉しいです!
参考にさせて頂きます!!
出遅れた。
自分はダントツで字書き×絵描きが好き。
話もキャラも。この二人はセットでこそだ。
コンビぶりがたまらなく良い。
トウワに一票! フェニックスとかぶるとか言わないで(展開全然違ってるし)
たとえアムロが誠実に頑張っても、
世間体気になる人とでは色々いたたまれないことになるよー
なんでもアリなトウワが
「本命も準本命もいるし男なんかカートン単位で捨てるけど
(トウワ本人は自覚ないまま)小原紗亜は特別つーか別枠」
になってくれるといいなあ。
>>658 >いたたまれないことになるよー
ちょwなんてことをww
アムロに暗雲が立ちこめてきたと共にトライアングル嫌な予感してきた
春さんならどんなこともやりかねんと思う
なんか林にしろ大原にしろ、シャアに惚れてた奴は、
簡単に心変わりして裏切るからなぁ。
アビーがトウワ派だって言うのがわかる気がしてきた。
いや、でもアムロが戸惑いながらハマっていくのも見たいような。。
結局どのキャラも好きだから、どうなっても文句言いませんですよww
激しく出遅れたけど、
好きキャラは紗亜、絵描き、蒲江ちゃん、好きカプは字×絵、
萌えたエロは紗亜×トウワ、ゼミ長×紗亜(by 山田氏)です。
一番好きな話と言われると迷うけど、
怒涛のマルチEDの数々がまさに神だったので、トウワかな。
マルチED中の好きEDはフェニックスとネコトウワです。
トライアングルはキャラ総出演ってかんじですごくイイ!!
出遅れたっちゃ!
私は紗亜と蒲江ちゃんと字絵描きが好き。
お話はハッピーエンドバージョンとトウワ受けと字絵描きが好き。
キャラも個性豊かだしストーリーも鬼畜〜甘々まで幅広くて、
世界観もリアリティがあって好き。
とにかくおもしろくて大好きです。
一歩前へ。トウワがスカちゃんの方に踏み出したわ。
だめ、だめ、だめっ!!行っちゃだめよォ。
「OKay!Go!!」
アビーが身を乗り出して、拳を握ってる。
安室の馬鹿ッ!馬鹿、馬鹿、馬鹿!何してるのよっっっ。お願いはやく来て。
安室って名前に不安を覚えてた監督が腕時計を見てるわ。だけど30分の遅刻ってわりとある事よっ!
トウワがスカちゃんとの距離を詰めてる。あと3メートル、2メートル、安室はまだ来ない。
あ、でも、突然、トウワがきびすを返したわ。どうしたのかしら。でもォ、これって戦線離脱よね!?
「決まったな!」
アビーがにやっと笑って、アタシの肩を叩きながら、トウワの進行方向を指差した。
ちっちゃくてカワイイ、お花屋さんがあったわ。
辿り着いたトウワが、サングラス外して、店先に並んだミニブーケを物色してる。
スカちゃん、ピンクのダリアが好きよ。そう、それ。あんたがいま、手に持ってるやつ。
あぁーん、置いちゃった。ブーケはやめるみたい、店頭に入っていっちゃった。……って、ダメよッ!
お花はダメっ!!スカちゃんそーゆーベタなのに弱いんだから!!
いまさら、気を引くようなことをしないでッ。
星の王子さまに出てくるみたいな赤いバラの花。
一輪ラッピングしてもらってトウワが出てきたわ。とってもキレイなスカーレット。
それ、スカちゃんが、いっとう好きな色だわ。いちいちツボ心得てんじゃねーよ。畜生ッ!
真っ赤な血を燃やして咲く花。とびきりキレイな赤い花を手に、トウワがスカちゃん目指して走りだした。
人込みを掻き分けながらのカルカン・ダッシュ!
「走れ、走れ、走れっ」
隣でアビーが胸の十字架を握りしめてる……。
安室ぉ、アンタ何してんのよッ!!!
つづく
安室っ、弾幕薄いぞ!何やってんの!
Go! トウワ、Go!! カルカン・ダッシュする奴に悪い奴はいないよ、うん
安室ォー!!
ところでスカーレットシリーズ(でいいのか?)って、「スカーレット」から?
以前の作品ってありますか。
667 :
雑談:2007/01/07(日) 07:07:15 ID:piGDxo6YO
666さんへ
はじまりは、スカーレットからですよ。
>>667 ですよね
で、リンクしてるのはカマとオタクだけですよね。
回答dクス
お笑いコンビのメリダニが春さん作品ならあれも好きだ。
669 :
雑談:2007/01/07(日) 09:15:14 ID:piGDxo6YO
ありがとうございます。
あれも自分です……orz
行けっ!トウワ!スカを幸せにしてやってくれ!
大根透かしてたってことは、スカの前世はかぐや?
そう思うと余計に不憫で、幸せになってほしい。
ベタな話、私も好きだったw
あと、
>>650の高井戸さんvs蒲江ちゃんが好きだ。
二人ともいい味出してる。
671 :
雑談:2007/01/07(日) 10:57:29 ID:piGDxo6YO
びっくりしました!ビンゴです。
スカの前世はかぐやです。
大根は、前世の記憶。
SSS「あさぼらけ」で見てた白い朝の月です。
今夜はパジャマパーティ。スカちゃんとアビーがアタシのおうちに来てるの。
アタシのマンション、バスルームが広々してるの。だから、みんな来たがるのよね。12畳あるのよ。
湯槽が6畳、洗い場が6畳。ちょっと素敵でしょ?男が3人で入っても平気なの。
お風呂の前にごはんを食べたわ。スカちゃんが、生ウニのクリームパスタをつくってくれたの。
ウニがね、こんもりしてて、ふわふわでとってもメルティーだったわね。
濃厚なクリームが、平たいパスタとエロくエロく絡んでて、忘れられない感じ。
ワインをあけて、楽しいひとときを過ごしたわ。
食後30分は、お風呂に入らない方がいいから、ちょっとおしゃべりして、
それから、3人で仲良くバスタイムよ。
お風呂に、アビーがおみやげに抱えてきてくれた赤、白、黄色、のバラの花びらを浮かべたわ。
アタシ、バラの香りって好き。バラと言えば、アタシとアビーにはスカちゃんに言えない秘密があるの。
6ヵ月まえ、みんなで安室とスカちゃんのデートを覗きに行ったんだけど、
そのときね、安室が30分強も遅刻したのよ。安室を待ちながら、ハラハラしたわ。
バラの花を持ったトウワが、スカちゃんに駆け寄ろうとしたまさにそのとき、ようやっと安室が来たの。
遅くなった事を詫びる安室。気にしてないって微笑むスカちゃん。カメラを回してる監督。
双眼鏡で覗いてるお玉ちゃんの彼氏さん。舌打ちしながら内心じゃホッとしてる高井戸さん。
たたずむトウワ。並んで歩き去るスカちゃんと安室の背中をトウワは追わずに見送ってた。
しばらく立ち尽くして、叩きつけるようにゴミ箱にバラの花を捨てるのを見たわ。
トウワはサングラスで顔を隠して帰っていった。
お玉ちゃんの彼氏さんが「バラを捨てるとき、自嘲気味に嗤いながら、
涙を浮かべておったぞ」と言ってたのを覚えてるわ。
アタシは、安室とスカちゃんを追い掛けなかったトウワに感謝してる。
スカちゃんは、トウワの心変わりを知らない。でも、アタシはそれでいいと思ってる。
捨てられた可愛そうなバラの花は、アビーが拾ってドライフラワーにしたわ。彼の寝室に下がってる。
トウワがスカちゃんに何も言わずにピリオドを打ったことを、アビーはまだ快く思ってないけれど、
トウワにかわってスカちゃんに何か言うつもりはないみたい。いま、スカちゃんは安室といい感じだもの。
アビーもアタシも波風なんか立てたくないわ。
だからずーっと、秘密よ。ごめんなさいね。ぼーっとしてたら、
アビーが背中の流しっこをしようぜと、アタシとスカちゃんに微笑んだ。
つづく
なんか、2ちゃんで書き手さんが話し出すと「自分語り!」と
すぐに突っ込みが入って、好きな書き手さんのことを知りたい自分は
もどかしい思いをすることが多かったんだけど、ここはそんなことなくて
嬉しい。雰囲気いいよね。
あ、遅れましたが、私が好きなキャラはスカちゃん。可愛いです。
ほっとしたような寂しいような…
本命とはどうなったんだぜ?
互いの体を泡あわにして、睦み合うように洗ったわ。
恥ずかしいからやめてぇーって言ったのに、スカちゃんは、シモベみたいにアタシの足元にかしずいて、
足の指のお股を洗ってくれて、ちょっぴり伸びぎみだった脛毛まで剃ってくれた。興奮してたら、
アタシにご奉仕してくれてるスカちゃんの背中を、バックからまさぐるように流してたアビーが、
スカちゃんに、安室と何処までやったか尋ねてた。
「付き合いはじめて、もう半年だろ?」
後ろからスカちゃんの顔を覗き込むアビーに、スカちゃんが『まだ、手も繋いでねーよ』と、
おててをグーパーグーパーしながら笑ったわ。
びっくりしたわァ!!!
「安室、つかえねぇー」
アビーのストレートなご意見に、スカちゃんは自分の体をギュッと抱き締めながら微笑んだ。
『安室は我慢してんだよ。俺のこと大事にしたくて我慢してんの』
ミュートだけど、唇の動きと左目でスカちゃんが何いおうとしてるか、よぉーくわかる。
うっとりしてるけど、アタシ、お股開いちゃダメよっていったけど、
6ヵ月過ぎて、まだ手も繋いでないなんて、安室だめすぎるわっ!
んもぉー、これだからノンケはっ!!!
「スカちゃん、うっとりしてちゃダメよぉ。安室はへたれなんだから、スカちゃんがリードしなきゃあ!」「そーそー。使ってねぇーと、ここ開かなくなるぜ?」
ボディーソープで濡れた指でスカちゃんのお尻の穴をとんとん叩きながら、
アビーは「窄まってるし、硬い」と笑ってる。
真っ赤になりながら『ゼミ長はっ!?』と吠えてるスカちゃんに同意。
「そうよ!アビーこそご無沙汰なんじゃないのぉ!?」
砂原さんが亡くなってから、アビーはずっとフリーだもの。
「いいんだよオレは。オレはもう、誰ともキスしたくねーの。
フキンの曲聴きながら、フキンと使ってたおもちゃで遊ぶのが一番!
ボディもハートもフキンを覚えてんだぜ?誰にも上書きされたくねーよ」
「やぁーん、淋しいぃぃ!彼岸で砂原さんが泣いてるわよう」
「うっせぇー。鉄男こそどーなんだよっ。乾期のくせに!」
「下の名前で呼ばないでっっっ!」
アビーとぎゃーぎゃー騒いでたら、スカちゃんがまあるいおめめ見開いて、鏡のくもりに指で字を書いたの。
『こんなにいい男が3人もいて、誰も半年以上セックスしてねーんだな……』
そうね。そうなるわね。
「3人でするか?このメンツなら、フキンに報告できそう。
オナニーの延長って感じでイケるかもな」
エェェ!?アビーの提案におっ、おののいたわッ!!
つづく
3P!3P!
トライアングルは
スカ、アムロ、トウワの3人でなく
こっちの3人のことだったのか―――――――――!!Σ(゚Д゚;)
「ゲイ(ネコ)用三つ首バイブとかあるといいんだけどな。
ベンツのエンブレムみたいに三方に突起が出てるやつ」
にやっと笑って、アビーは鏡の曇りに「or2」と描きながら言ったわ。
「この姿勢で3人が尻突き合わせて、バイブで繋がるんだよ。どう?」
「アタシそんなおもちゃ持ってないわよぉ。
それにぃ、その体位じゃ顔が見えないじゃない。エッチは見つめ合いながらがいいわ!
ってゆーか、アタシ達…ともだちよっ!?この3人でするなんて、想像つかないわよ〜」
「そぉ?オレとオハラはしたことあるぜ?」
「えぇーっ!!?」
うん、うん、と笑いながらスカちゃんがジェスチャーで、俺がアビーを抱きましたって言ってるの。
卒倒しそうだわぁ〜。スカちゃんは、アタシと同じ受け専だと思ってたのにっ!!
『鉄男、俺とゼミ長どっちのちんぽがいい?』
男くさい顔してスカちゃんが、濡れた赤い髪を掻き上げながら、アタシを見たわ。
鉄男バロス
「鉄男が欲しいペニスを選びな。オハラがいいなら、オハラが鉄男にINして、オレがオハラにIN。
オレがいいなら、オレが鉄男にINして、オハラがオレにIN」
アビーの緑の瞳に見つめられて、もの凄ぉくドキドキしちゃった。
どうしよう!!ちょっとステキ…。ああ、でも選べないわっ。アタシ達、ともだちよっ。
大きさでいったら、アビーよね。日本語達者だし、身長とかスカちゃんのが高いけど、おちんぽを見てると、
さすがアメリカ人って感じがするわァ。太平洋戦争負けたのも仕方ない気がしてくるもの。
でも、でも、色とか形はスカちゃんよねえ〜。だけど、こんなの変よ。おかしいわ!
アタシ達、友達同士だし。アビーもスカちゃんも、基本受けのはずだしィ。
スカちゃんといちゃいちゃしたら安室に悪いし、
アビーとズコズコしてるの、上から砂原さんに見られてると思うと、顔が赤くなっちゃうわぁ!
どうしようっ!おちんぽが、ジンジンしてきたわ。セックスなんて半年ぶりよ!?
あぁん、半年ぶりで、男のあしらい方を忘れちゃったわッ!!
「『どっちにする??』」
スカちゃんとアビーのどアップがせまってきて、アタシはバスタブに逃げ込んでた。
バラの花びらをたくさん、たくさん、た〜くさん浮かべた、いい香りのするお湯に浸かって、
スーハー呼吸を落ち着けてたら、スカちゃんとアビーも入って来ちゃった。
バシャバシャお湯の中で戯れながら、乳首にバラの花びらをくっつけあったり、ハグしたり、
ほっぺにチュウをしたり、膨らんだおちんぽを、お戯れ程度に揉み揉みしあったわ。
お尻の穴にも中指だけ入れ合って、掻き回したり、抜き差しを繰り返したの。
アタシのお尻には、スカちゃんとアビーの中指。
スカちゃんの中にはアタシとアビー。アビーにはスカちゃんとアタシの中指。
トライアングルな輪になって、両サイドの孔を攻めたわ。
アタシ、スカちゃんとアビーが好きよ。
その晩、アタシたちは輪になって手を繋ぐようにお尻に指を咥え合いました。
アン、アン、ハァ、ハァ、皆して繰り返しお湯の中に白いのを盛らしちゃったから、濁り湯めいちゃったわ!
本番よりもエロかったわね。
おしまい
訂正
×:盛らしちゃった
○:漏らしちゃった
ww
それにしてもトウワはいい男だったなぁ
なんか春さんの話全部集めてゲームつくれそう。
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アムロとスカちゃんのお初までをどうか…orz
686 :
格付け:2007/01/07(日) 16:30:50 ID:piGDxo6YO
675さんへ
時を駆けて過去に戻れるなら、小原紗亜がチャリに跳ねられた瞬間に帰りてえ。
今度は絶対、無視しない。あの図体デカイ男が、小原紗亜を助け起こす前に、
カルカン・ダッシュで俺があいつに手を差し伸べる。
塚、やっぱり、はじめてカフェテリアで会った日に戻ることにする。
やりなおせるものなら、そこから、やりなおしてーよ。
「ちんぽ舐めて」じゃなくて、もっと気のきいた口説き文句で誘って、ディズニーシーにでも行けばよかった。
胸に根っこが張ったみたいで痛え。
男と連れ立って去って行く小原紗亜を眺めながら、一歩も動けなかった。
思い付きでバラなんか買って馬鹿みてえ。追い掛けようと思ったのに走れなかったのは、
男が来たとき、小原紗亜が笑ったからだ。俺が見たことのない骨太で元気な笑顔だった。
オロナミンCのCM出れそうなハツラツ感に、俺じゃこんな風に笑わせてやれねーよと思ったら、
立ち尽くしてしまった。追い縋れなかったのは、結局その程度の好きだったんだろう。
ゴミ箱に真っ赤なバラの花を捨てながら、本命に詫び入れたら、いまから会ってくれるかな…と考えた。
よく考えたら、いま、この瞬間、俺の本命は他の誰でもなく小原紗亜だった。
嗤えた。泣けた。みっともねぇー。
サングラス持ってて良かった。泣き顔隠して歩きながら、そう思った。
おしまい
GJ!痛快〜。でもトウワ・・・憎めないヤツ。
688 :
風と木の名無しさん:2007/01/07(日) 17:36:35 ID:FgEbqtD70
>>651 激しく出遅れたが
字書き絵描きが高井戸さんと関わったらどうかな?と思う。
高井戸さんに興味津々、でもこれもシャアの周りが充実して語られてるから。
まずは連邦の白い奴、頑張れー。
アムロしっかりしろよばかっ!!
一読者になって手に汗握ってる…アムロガンバレアムロガンバレアムロガンバ…
690 :
へたれの唄:2007/01/07(日) 17:55:49 ID:piGDxo6YO
付き合いはじめて7ヵ月。呼び名は小原さんから紗亜にかわり、俺は安室と呼ばれてる。
バスケの試合を紗亜が見に来てくれると、ボールが不思議なほどリングに吸い込まれてく。
だけどチームメイトや監督には「友達」と紹介してしまう俺。
チームメイトが、彼女から声援を貰ってると羨ましく思ってしまう俺。
紗亜が男でも、声が出なくても好きな気持ちは変わらない。
なのに、あいかわらず俺は、紗亜が女子だったらとか、声を枯らして応援してくれたらとか、願ってる。
紗亜の手料理を食べさせて貰える仲までコマは進んだのに、手も繋いでない。キスもしてない。
プレゼントにもらったペアのネックレスも、気恥ずかしくて付けられない。
一歩前へ。踏み出す力が俺にない。
二人並んで街を歩くとき、紗亜は5センチしか間隔を取ってくれない。
本当は最低15センチ離れて歩きたい。
だけど、手を繋ぎたそうにしてる紗亜に離れて欲しいなんて言えない。
昼寝したら夢のなかに蒲江鉄男ちゃんが出てきた。幸せ。
692 :
へたれの唄:2007/01/07(日) 18:00:04 ID:piGDxo6YO
『安室ぉ?お前さ、俺と居るの恥ずかしいんだろ?
最初はさ、安室が手ぇ出してこないのは、俺の事、大事にしたいからだって思ってたけど、
本当は、お前…恥ずかしかったんだよな?』
俺の部屋で紗亜の料理を食べおえた後、紗亜が淋しそうな表情で、チラシの裏にそう書いた。
ごめん…と思ったのと同じぐらい、気付いて貰えてほっとした。切り出してくれて嬉しかった。
『ごめんな…。俺、アブノーマルだし。見た目こんなだし。ひとめ気になるよな……』
紗亜が、「こんな」と言った見た目は、俺の為に出会った頃より、数段ナチュラルになってた。
真っ赤だった髪は、ビターチョコみたいな茶色に、カラフルな眼帯や義眼は、
真っ白な医療用の眼帯か、普通に左目と同じ色の義眼に変わってた。
たから、「こんな」が指してるのは、間違いなく傷害そのもので、
紗亜が脚を軽く引きずってるのや、
手話やボディランゲージで意志を伝えようとする、その身振り手振りの大きさを、
俺が隣で恥ずかしく思ってる事を指していた。
「ごめん」としか言えなかった。
『別れてやるよ』
ふわぁ〜と笑って、紗亜は慰めるように俺の肩を叩くと、テキパキ洗い片付けをして帰っていった。
最後の晩餐は、ご飯とワカメと豆腐と玉葱のみそ汁に、肉じゃがとほうれん草のごまあえ。
母さんよりもうまかった。
おしまい&おまけ
翌日、見知らぬオカマに殴られた。父さんにも殴られた事がなかったのに。
アムロほんとにへたれ
(ノω・、)ウゥ・・・
どうぞ踏み出せますように。
ちょwwwwwwwwwwwwwww
アムロがほんとにアムロらしいな…
でもこの話続くよね?
ショウガイが駄目だから別れるなんてへたれどころじゃねぇ…
いやアムロだから期待はすまい……………といいながらやっぱり期待してる自分……
696 :
雑談:2007/01/07(日) 18:30:27 ID:piGDxo6YO
安室と紗亜はこれっきりです。
紗亜の今後は考えていません。
蒲江ちゃんは高井戸さんに恋をします(たぶん)。
うそーん!!
そうか…
なんとなくわかっていたけどしょうがないのか
しょうがないよね
アムロ話かなしす
(ノω・、)ウゥ・・・
でも蒲江ちゃんと高井戸さん話ワクテカ
700 :
雑談:2007/01/07(日) 18:46:40 ID:piGDxo6YO
名前を安室にしたのが間違いだったかもです…orz
ラストはこれひとつなので、分岐以外でリクエスト・感想等あれば、書き込みお願いします。
極力、書きます。
オマケわろすw最後まで安室だったな!
いいよ。シャアはみんなで愛でるから。お姫だもの。
ナルシスト電波な薄幸の美少年という新ジャンル「スカ」w
愛 し す ぎ
つか蒲江ちゃん凄いすきだ。
702 :
風と木の名無しさん:2007/01/07(日) 19:22:16 ID:wBWXwXKn0
エロいのが読みたい
投下なかったり、更新おそいとむかつく
鬼畜ホモ話読みたいけど、金出したくないから
ネットをあさってる
アマの書き手は、まず読み手がいることに感謝して
期待に応えて欲しい
読者のフリして創作を邪魔しようとしてるんでしょ
704 :
雑談:2007/01/07(日) 19:30:42 ID:piGDxo6YO
702さんへ
ごめんなさい。
いまの投下ペースよりはやくは、ちょっとしんどいです。
お好みのカップリングがあれば、教えてください。エロ書きます。
>>704 あなたいい人だなぁ。
>>702なんて、どーみても荒らしなんだから、気にしなくていいんだよ。
更新は充分早いと思います。毎日チェック入れるのが楽しみです。
作者さんが謝ることない。
じゅうぶん早いし
じゅうぶんエロい。
私はエロさよりもひとりひとりのキャラクターにひかれる。
エロいだけの話じゃないところが好き。
今は夢に出てきた蒲江ちゃんのことが気になって仕方ない。
できたらアビーとトウワなんかもちょっと読んでみたいです。
なんか荒らしみたいですが
自分、安室紗亜のハッピーエンド願ってたんで
>>702にはすげー救われた
結局自分の望みがかなうことはないんだな・・・わかってたはずなのにな…
…ってすげー欝ってたところに、自己中溢れまくりのカキコw
吹いたwww
おかげで涙鼻水とめてもらえました
あ、春さんの話が嫌なわけではありません。アムロがああならしょうがない。
しょうがないことを受け入れるのに、時間がかかるだけで
はっきり言って十二分にエロい。
作者さん、ゲームシナリオ関係の人かな、と思ってたんだか(<個人的想像、コメント不要)
要するに、読者の妄想力にスイッチ入れてくるタイプつーか。
シーン書かんでも読み手の多くは勝手にその後のこととか考えてて、
そういうのって >>>>>>ベタなエロネタ、だから。
アムロの話はこれでベストだろうなー、ラストはともかく、
可愛らしいおつきあいはスカちゃんにとって新鮮で楽しかっただろう。
そうして、十分元気を補充したスカちゃんならトウワとも渡り合えるだろうし、新しいイイ男との出会いもあるはず。
ガンバレー
唐突だけどもメーリさんが出てくる話が読みたいな。
投下主さまへ
また、したらば・本スレ・チラ裏へ荒らし行為ですか?
ここにも投下しとかないと怪しまれるからと
わざわざPCから荒らしですかそうですか
重複スレ立てて他のスレにまで迷惑かけたあげく
マンセーされまくってるのにまだ満足できないなんて
欲深ですね
PCからだから自分じゃないなんて言い訳しても
信じてもらえませんから
おまけに、迷惑かけるスレを更に増やしてますね
もうここを埋めるまでなんて言わずに今すぐ
2ちゃんから儲を連れて出てってくださいよ
まず証拠だしなさいよ。>710が自作自演してなすり付けてる可能性もあるからね。
それと、>710のサイトでもないのに出て行けなどと言われる筋合いナス
>>710 根拠もないのに妄想で語ってる。きもい。
709さんへ
ゲイとノンケの間には壁がある。
俺は相方を愛していたけれど、告白後、ノンケの相方には、コンビ解散を言い渡された。
告白さえしなければ相方でいられた。自分の決断を悔やむ日々が続いてる。
相方以上、恋人未満。もともと、俺たちはコンビ仲とホモっぽさを売りにしてた。
ネタの範疇を越えて私生活でも、いい風になれたらと願っていたけれど、洒落にならない話は、
ノンケの相方には通じなかった。かわいい顔した男気溢れるやつだった。
いまは、ピンで頑張ってる。俺はといえば、芸能活動休止中。
とりあえず相方への恋心をふっきって、せっかく入ったトーダイにせっせと通ってる。
8年かけて卒業するつもりだったが、今年、つつがなく単位が取れれば5年で何とかなりそうだ。
大学を卒業したら、芸人やめて事務所の社員さんになろうかと思っていた矢先、
俺に名指しでアニメの声優の仕事が来た。
まだ、コンビを組んでいた時分、ナレーターの仕事はいくつかピンでしたことがあるが、声優はない。
とはいえ依頼主は百式。日本を代表するアニメーションスタジオだ。世界のオハラと仕事をしてみたい。
2007年12月。その一念で俺はオファーを受けた。
つづく
まず証拠だしなさいよ。>710が自作自演してなすり付けてる可能性もあるからね。
それと、>710のサイトでもないのに出て行けなどと言われる筋合いナス
名指しされてる投下主が完全にスルーできてるっていうのに
読んでるだけのお前らときたらハァ
あーもー仕切りは大嫌いなんだけど。
> 嵐に突っ込む貴方も嵐です
> 貴重なスレ資源は有効に
この二点は基本でしょう。
ついでに個人サイトのBBSと勘違いしてるような書込も控えた方がいいと思うよ
荒れる元になる
世界のオハラは凄かったが、その息子の外見はもっとぶっ飛んでいた。
俺の元相方も、そこらへんのアイドルがひれ伏すぐらい可愛かったが、上には上がいるもんだ……。
オハラ監督の息子さんという事は、イコール母親が女優の小原万里。
血だと言われればそれまでだが、長身と呼ばれる俺と変わらない身長の、愛らしいひとに見惚れた。
軽く左脚を引きずりながら歩く隻眼のスーパードール。
それが小原の第一印象だった。
互いに、留年をして大学5年生なこと、ノンケの男とうまくいかなかったこと。
二つの共通点、特に後者が俺と小原の会話を弾ませた。同族発見。百式のスタジオに通うのは楽しかった。
とはいえ小原は百式のスタッフさんではなく、いない時の方が圧倒的に多いので、録音ブースから出て、
たまり場と呼ばれるキッチン&リビング・ダイニングに移動したとき、そこに小原がいると、
俺は妙に嬉しく、慣れないアフレコ疲れが吹き飛んだ。12月に入ったからという理由で、
小原は俺たちの夜食に赤と緑の軍艦(イクラと甘エビの卵)を握ってくれた。
(小原のまかないは、百式名物らしい)。
きらきら光るイクラの赤と、透きとおったエメラルドグリーンの甘エビの卵。
赤と緑。クリスマスカラーな二種類の軍艦を2貫ずつ絵皿に乗せ、ガリ&熱いほうじ茶も忘れず
百式のスタッフさんや俺たち声優陣の前に並べる小原の甲斐甲斐しさが可愛かった。
産まれてはじめて口にしたエメラルド色の卵は、まるでエイリアンの食べものの様に思えたけれど、
普通に寿司ネタとしてありなうまさだった。
にこにこほほ笑みながら、ほうじ茶を注いでくれる小原がやたらと愛らしかったので、
ちょっとデートに誘ってみた。
つづく
いつもいい意味で予想を裏切られて、それがどれも面白い!
私はアムロ派ではなかったので、あのラストはむしろ納得でした。
トウワの復活に期待してたけど、メーリさんが出てくるとは!wktk
>蒲江ちゃんは高井戸さんに恋をします(たぶん)。
激しく読みたいです。
>>717 まさかシャアと絡めてくれるなんて!!?
メーリさんメーリさんテラヤバモエス
ヤター 新しい男! 長身イケメン高学歴苦労人(<恋愛方面)声よし性格よし!
いけ! メーリさん! 頑張れトウワ、強敵だ!(<ややトウワ派寄り)
心よくOKをもらえ、軽く舞い上がった。何処に行きたい?と問うたら、小原はにこーっと笑って
元気いっぱいに、『ホテル!』と言った。
ふっくらとした唇を読み取って、盛大に笑った。
『ちょっと前まで清いお付き合いをしてたから、たまってんだよ』
言葉の不自由な小原が見せてくれた、携帯に打ち込んだストレートな文にハマった。
同族だ。まぎれもない。例え誰が引いたとしても、俺はこの物言いにどん引かない!!
「俺も溜まってる」
改めて日を設けるのではなく、今晩さっそく。そう思って小原の手を取った。
嬉々として指を絡めてくる小原が可愛い。百式の外来駐車場に停めていた車に小原を誘う。
いつも相方を助手席に乗せて走ってた、二人の思い出たっぷりの前の車を処分し、
トヨタの黒いハリアーに買い替えたのを後悔。ジープ系ではなくセダンタイプにすれば良かった。
車高の高さに、左脚のよくない小原が困ってる。思案してる困り顔がかわいくて、手を貸すのを忘れて見つめていたら、
小原はシートに手をついて、腕の力で体を持ち上げ、自力で助手席に乗り込んだ。
カカオ85%前後のチョコレート色の髪を掻き上げ、
ふふんと「ひとりで乗れたぜ」的笑みを浮かべる小原にグッときた。
ハリアーのシートは飛行機のファーストクラスみたく、一文字にリクライニングする。
このままカーセックスもありだが、はじめての夜が車じゃ小原に悪い。
よくいくホテル街に、老舗料亭風から拷問部屋まで、バリエーションに富んだ部屋を多数持つ
ユニークなホテルがある。あそこにしよう。某大手ピンク系ネットショップと提携しているので、
ロープライスで19個の男もの最新おもちゃが付属品としてついてくるキッチュな部屋なんかもあるのだ。
きっと小原を楽しませてやれる。今夜は俺の手管を駆使して悦ばせてあげたい。
感じる小原のよがり顔を想像。車を走らせながら胸が高鳴った。
つづく
ホテルに到着。狙っていたおもちゃ部屋が使用中だったので、隣の老舗旅館風を選んだ。
露天風呂があるのが売りの部屋だ。
「次は本物の温泉に行こう。篭坊温泉とかがいいかもな。
平家の落ち武者が傷を癒した湯だから、小原の脚にもきっと効く」
部屋に向かいながら、さらっと口にしてハッとした。まだそう親しいわけでもないのに、
無神経に障害に触れたのは、まずかったかもしれない。かといって謝るのも違うだろう。
チラッと小原を見たら、目をキラキラさせてにこーっと笑っていた。
よかった。単純に温泉に誘われた事を喜んでいる顔だ。
勘ぐらず言葉を素直に受けとめてくれるタチらしい。遊びやすいタイプだな。切りやすければ言うことなし。
17、18、時分の俺ならきっとそう思ってた。思っていたが、もう俺もいい大人だ。
壊れやすいものを、そっと大事に扱うすべを知っている。俺は小原の腰に手をのばして抱き寄せた。
つづく
小原の腰を抱きながら、部屋に入ろうとしたそのとき、隣のホモ専用部屋のドアが荒々しく開き
中から見慣れたアイドル顔の男が、ノンケの元相方が飛び出してきた。
再会の驚きや喜びよりも、男だからという理由で、俺の告白に「ごめん」を言い、
コンビ解消までしたノンケの塊の様な相方が、ホモカップルに人気の部屋から出てきたことに固まった。
方向転換かよ?ふざけんじゃねえ……。
むかつきながら、連れてた男が相方より遥かにリュクス感のある小原でよかったと思った。
俺を切った相方より、顔のいい男を連れてる。その事実がつまらない自尊心を満たしてくれた。
「メーリさん……?」
俺を見上げ、小原を見上げ、もう一度、俺を見上げて元相方は立ち尽くしてる。
相方の後ろからあらわれた相方の連れが、小原を見て俺を見て、
もう一度、小原を見て表情の読めない顔をした。
『トウワ……?』
小原の呟きに二人もまた、顔見知りなんだと悟った。
つづく
世間は狭いですね
725 :
格付け:2007/01/08(月) 10:47:51 ID:HwG5lU/sO
明里(メーリ)のつづき
バイト先のショップがテレビに取り上げられた。
店は売り上げがUP、俺は取材に来たピン芸人、塚、タレントのアドレスを入手。
小原紗亜の件で調子が狂ってたから、ガンガン遊ぼうと、
いい感じに遊び慣れてる風のタレントにさっそく連絡を入れた。
ブレイクしてるし、こっちは素人だし会ってもらえねーかもなと思っていたら、
数回メールを交わしただけで、あっさり話がまとまった。
意外だったのは、枕営業や男遊び激しそうな顔してノンケだったこと。
男の経験はあると言っていたから、おかしいと思って問いただしたら強姦で、
ノンケのくせに何で俺の誘いに乗ったのか小一時間問い詰めたら、
別れてから超スキだったって、気付いてしまった「男」がいて、いまさらあわす顔とかねーけど、
そんなだから、俺、普通に「男」が好きなホモだと思うと、ポツポツ宣った。
馬鹿かと。
「あんたは、ばりばりのノンケだよ。それは『男』が好きなんじゃなくて、『その男』が好きなだけ!」
男が好きなわけじゃねーよ。お前だから好きになったんだ的ベタなセリフを言いながら、
馬鹿なとこが小原紗亜とお揃いだと思った。苦笑しつつ、ホテルの部屋から蹴りだした。
「あわせる顔がねーとか言ってんじゃねえよ。会って告ってフライデーされてこい!!」
お馬鹿がドア開けて飛び出して行くの見送って、帰り支度を整える。
やるせねぇーから、どっかで飲んで帰ろう。なんて思いながら部屋の外に出たら
男連れの小原紗亜に出くわした。
つづく
726 :
格付け:2007/01/08(月) 11:26:40 ID:HwG5lU/sO
※ベタ甘注意
世間は狭い。東京は狭いなんて、言われなくても知ってるけど。ちょっと、狭すぎねえ?
俺とホテルに入ったはずのピン芸人は、小原紗亜の腰を抱いてる元相方を見つめてた。
なるほどね?こいつが「その男」か……。
「なぁ、トレードしねえ?」
小原紗亜の腰を抱いてる男に、俺はズバッと切り出した。
誰と遊んだって無駄。小原紗亜に狂わされた調子は、小原紗亜とじゃなきゃもどらねえ。
此処で出会えたのは、世間が狭いからじゃねーんだよ。奇跡だ。
フェラとかスカとか、中出しとか顔射とか、
ひととおり体験したけど唯一、未体験だった初恋を、俺は、小原紗亜で「した」。
だから、「本命のひと」だと思ってた。けど違う。いまわかった!
あんたは俺の「運命のひと」なんだ。「運」で出逢えた「命」かけられるひと。
きっといま互いを無視しあっても、俺たちは、すぐまた、ばったり逢える。
まあ、大学同じだから、キャンパスで会えるのはガチなんだけど、そんなんじゃねーんだよ。
根拠のねえ確信。
バラか何か、あんたが喜びそうなもんたずさえて言えたら良かったけど、とりあえず言わせて……。
「あんたが好きだ」
おしまい
727 :
不眠症:2007/01/08(月) 11:44:38 ID:HwG5lU/sO
706さんへ
誰かに似てるから誰かが気になる。
そんなの双方に失礼だと思ってた。
ゴミ箱から拾ってきたバラの、花一輪。
部屋に漂うほのかな香りと、BOSEのスピーカーから流れるフキンの声。
もうすぐ一周忌。だけど、まだ一年。もう、誰ともキスなんかしないと思ってたはずのに、
フキンに斜め45°限定で似てるだけの、オハラの男を、もう、目で追ってしまう。
好きになったらダメだろう……。
フキンにもオハラにも、申し訳なくて眠れない。
おしまい
728 :
鉄男:2007/01/08(月) 12:58:03 ID:HwG5lU/sO
アタシ、安室を押した事を悔やんでる。
トウワ派だったアビーは、スカちゃんとトウワがくっついた時、鬼の首を取ったようだったけど、
いまは、ときどき切なそうにスカちゃんとトウワを見てるわ。
ああ、お願い。トウワの取り合いにならないで。アタシ、どちらも応援できない。
アビーの気持ちを知ったら、スカちゃんは心を痛めちゃう。
ジャイアンみたいに、「俺のものは俺のもの!」って言いそうで言えない子なのよね。
かといって、アビーに「自分でその恋心に折り合いをつけなさい。
スカちゃんに悟られないで」なんて、なおさら言えないわ!
スカちゃんに、百式のクランク・アップパーティーに誘われて、
おしゃれしてアビーとスタジオに向かいながら、アビーの横顔に憂いを感じたの……。
笑って欲しくて、「デンツウのいい男とか、来てないかしらァ!?」って、
いつもよりテンションあげて、ハンターっぽくキラリンって獲物を狙う目をしてみせたら、
アビーが吹いたわ!嬉しかった!!
つづく
やった!紗亜を幸せにしてくれてありがとう!
けど、ゼミ長の不幸がもれなくついてくるのが…w
メリダニに萌え〜
あの後、羊谷がメーリさんにどんな目にあわされたのかと思うと…(*´Д`)ハアハア
アビーが薔薇拾って大切にドライフラワーにしたとことか
いろんなエピソードが最初からすごい伏線練ってあったみたいにつながってる
春さんすごいなぁ
メーリさん!!よかったね、メーリさん。
シャアもよかった。アビィは切ないけどね。
メーリさんリクエストしてよかった。メーリさん大好きだー。
732 :
鉄男:2007/01/08(月) 18:25:22 ID:HwG5lU/sO
アタシ、パーティーって大好きよ。だって明るくて楽しいもの!
会場は、「たまり場」って呼ばれてる、お台所と、とっても大きな木のテーブルのある居間。
いつもはスカちゃんがお料理してるスペースで、きょうはプロのひとが腕をふるってる。
バーテンダーさんも来てて、スカちゃんは、カウンターでカクテルのレシピを教えてもらってるみたい。
アビーのグリーンアイズはさっきからトウワを追っていて、
トウワは百式のCGクリエイター高井戸さんに、まとわりついてるの。
ファンなんですって!可愛いとこあるじゃない。
その高井戸さんは、なんだか小原監督ばかり見てるわね。ボス・ラブ!って感じ?
でもねェ、よく見てたら監督じゃなくて、いつも監督のそばにいるメカさんを見てるっぽいのよね。
三角関係発見!高井戸さんはメカさんが好き、メカさんは監督が好き。
たけど監督はノンケ!マリリンとの間にスカちゃんをもうけてる。
あら、スクエアね。萌ゆるわァ。
男同士の色恋って、妻子持ちのノンケが混じってると、トロみとドロみがつくのよね〜。
あら、やだ。目があっちゃった!あたりまえよね。こんなに不躾に見てたんだものォ。
ごめんなさいね。って思ったら、冷たく言われたわっっっ!
「こっち見んなオカマ。お宅らタイショーガイだから」
うぬぼれてんじゃねーよ!クソッ!!
オカマはねえ、強さの中にかわいらしさを持った生きものなのよ!
冷たい目で見ないでっ。グラスハートが砕けちゃうッ!!
アタシ、やっぱりこのひとダメだわぁ〜。
つづく
作者さんの全作品のタイトル教えてください。
このスレから覗きはじめたので過去スレの作品とかも読んでみたいです。
734 :
706:2007/01/08(月) 19:23:29 ID:TI2Bj/pV0
>>727 せつないですね〜。
リク答えてくださってありがとうございます。
アビーが安心して眠れる日が訪れますように。
735 :
雑談:2007/01/08(月) 19:30:18 ID:HwG5lU/sO
【リンク・リスト】
これで全部です(たぶん)。
SS
スカーレット(紗亜・高等部時代)
珍比羅・あさぼらけ(紗亜の前世ばなし)
ベタな話(メーリと相方の話)
SSS
おかまの蒲江(蒲江ちゃんの話)
リレー・分岐、明暦の大火編(字書きと絵描きの話)
字書き×絵描き(上の続編)
736 :
鉄男:2007/01/08(月) 21:09:41 ID:HwG5lU/sO
「メカさん、飲みすぎっす」
ぼそっ、と、「監督も」と付け加えて、高井戸さんは、いい感じに出来上がってるふたりを気遣ってた。
アタシには暴言吐いたくせにぃぃ。
キィィッてなってたら、スカちゃんが、『はい!』ってスミレ色のカクテルを持ってきてくれたわ。
バイオレット・リキュール。すみれの花で出来た、アタシがいちばん好きなお酒。
素敵にアルコール度数も高いのよね。たぶん、30度ぐらいあるわァ。
ありがとね。いっきに飲み干して、気持ちをリセット。それいけ、アタシ!!
いい男を見つけて母さんに紹介したいな。アタシの母さんは、父さんだったんだけど、
母さんが逝ってしまって、七つだったアタシが母さんを恋しがって泣いてたら、
母性本能に目覚めて、父さんから母さんになってくれたの。アタシは工事とかしてないんだけど、
母さんは、アタシが高2の夏休み、バンコクで性転換手術を受けたわ。
麻酔の切れた母さんが、もうおちんぽもタマタマもないのに、
「おちんちんが痛い、おちんちんが痛い」って、熱で潤んだ目を、もっと潤ませて喘ぐから、
アタシ母さんの手を握りながら、一生懸命なんにもないお股をさすったの。
母さんの前髪を掻き上げて額の汗を拭いながら、守ってあげたいと思ったのを覚えてる。
一緒にショッピングやライブに行ったり、一緒に後ろ指さされたりしながら生きてきた。
アタシは、母さんが大好き。でも、きっとアタシはおちんぽもタマタマもとらないと思う。
タチにガンガン掘られながら、おちんぽを濡らすのがたまらなく好きだから。
つづく
737 :
鉄男:2007/01/08(月) 22:28:32 ID:HwG5lU/sO
お玉ちゃんの彼氏さんが、炊きたてごはんと、脂ののったカマトロをガツガツ食べながら、
正面に座ってたお玉ちゃんの口もとについてたごはん粒を、さりげなく掠め取ってペロッと食べてた。
真っ赤になってるお玉ちゃんを眺めながら、これって理想だなぁ〜って思ったわァ。
いいなぁ。
向こうでは、トウワが高井戸さんのデスクを見せてくれとせがんでる。スカちゃんからもお願いされて、
高井戸さんが、拝観希望者(トウワ、スカちゃん、お玉ちゃん、彼氏さん、アタシ)を
2階の仕事場に案内してくれたの。高井戸さんのブースにはパソコンが3台とテレビが2台。
それから携帯が6つあったわ。
トウワが興味深々で、何用か尋ねてる。
「作業用、メモ帳繋ぐ用、DVD見る用」
左から順番にパソコンを指さしながら、高井戸さんはそう言った。
メモ帳と言いながらデジカメに触ってたのが印象的だったわ。すごくクリエイターっぽかったの。
2台の液晶テレビは、プレステ用と普通に見る用で、携帯は6つとも2ちゃんねる用だった。
繋ぎっぱなしにしてるスレが2つあるらしくて、スレAのロム用&書き込み用、
スレBのロム用&書き込み用、スレBのしたらば用、他板、他スレ万遍無く見る用で計6台。
お玉ちゃんの彼氏さんとトウワが、高井戸さんが繋ぎっぱなしにしてる、お気に入り×2は、
どの板のどのスレか、身を乗り出して聞いてたけど、高井戸さんは口を割らなかったわ。
その代わり、彼、仕事中は全部のモニターをつけてるって言ったの。
プレステしながら仕事して、テレビ見て、2ちゃんして、DVD流してるって。
百式だから許される行為よね?「モニターがいっぱいあると落ち着くし、作業がはかどる」んですって!
アタシにはわかんない感覚だわァ。
つづく
738 :
733:2007/01/08(月) 22:45:27 ID:480tVfDrO
>>735 作品リストありがとうございます!
前スレのぞいてきました。
紗亜は前世から筋金入りの報われないキャラだったんですね。
かぐやがかわいそうなんだけどとってもエロかったです。
薄幸な紗亜がますます好きになりました。
メーリさんと羊谷くんのお話も蒲江ちゃんのお話も読めてよかったです。
リレーはほかの人が書いている文章が読みづらくて軽く読み流しました。
でも、リレーの明暦の大火編で山田氏の語るエンディングに笑わせてもらいました。
字書き絵描きもなれそめが読めてよかったです。
長文ごめんなさい
紗亜たんと紗亜父上の話が読みたいです。
「父親の勧めで高三の時、受けから攻めに転向」ってエピソードに
一体普段どんな会話してんだよーwと思ったので。
お時間のある時にでもお願いします。
740 :
鉄男:2007/01/09(火) 09:14:04 ID:+GhNkQzbO
トウワとお玉ちゃんの彼氏さんに拝み倒された高井戸さんが、
キーボードに指を走らせ、ショートカットで突き進むスピード感あふれるお仕事ぶりを見せてくれたわ。
極力マウスを使わないのが信条なんですって。
あっという間に、瑞々しいイチゴを1個、描きあげたの。食べちゃいたいくらいリアルだった。
だけど、「おいしそうなイチゴっ!」って言ったら、「とちおとめ」って訂正されたわ……。
こだわりがあるのはわかったけど、見分けられないわよぉ!!
でもね、トウワと彼氏さんは興奮してて、スカちゃんとお玉ちゃんは、はしゃぐ恋人をニコニコ見てた。
いいわねぇ〜。アタシも男ほしいっ!ってゆーか、恋愛したい!!
スカちゃんとトウワ。お玉ちゃんと彼氏さん。余ってるのは、アタシと高井戸さんかぁ〜。
741 :
鉄男:2007/01/09(火) 09:15:19 ID:+GhNkQzbO
アタシ仕事できる男って好き。
だけど、ないわ。高井戸さんにはちっともキュンキュンしないのよね。
顔は好みだし、高井戸さんノンケに夢中な男に惚れてるから、落としがいあると思うの。
少なくとも彼に恋をしたら、せつなぁ〜い片想いを満喫できそうなのに、ちっとも好きになれないわ。
学生の頃は恋に恋してたから、よく考えたら「そんなに好きじゃない」のに恋愛したくて、
彼氏つくって、おままごとみたいなお付き合いをよくしてたけどぉ、
いまは恋愛したいなぁって思ってても恋に落ちにくい。愛ってなかなか芽生えないわァ……。
あぁ、このままじゃ干上がっちゃう。アビー曰くぅ、使ってないと後ろが開かなくなっちゃうんですって!
驚異だわッ!!お尻の穴がとろけるような恋がしたいっ!!!
おしまい
742 :
チェンジ:2007/01/09(火) 12:08:50 ID:+GhNkQzbO
滲み出たさきばしりが、ちんこの先っぽで見事に結球!
露の玉みたいなそれを、舌ですくったら院生がエメラルド・グリーンの瞳を潤ませた。
院生のアパート。院生の寝室。
いつだったか俺がゴミ箱に捨てたバラの花が、ドライフラワーにされて下がってる。
俺は死んだ男に似てるらしい。
…ものほしそうな目で俺を見てた小原紗亜の友人に、ちょっと、ちょっかいを出してみた。
仕掛けたのは俺。
だけど、ワカリアエタトモノアイシタヒトな俺を、拒まなかった院生も同罪だ。
そろそろ小原紗亜に飽きてきた。
俺の巨根を受けながら、フキン、フキン、と別の男の名前を呼ぶアメリカ人が憎たらしい。
マジで俺の名前を叫ばせたい。CDを聞き込んで砂原の声音を習得。
精一杯似せた声で「abbie」と囁いたら、声だけで感じたんじゃねーの?
俺を咥え込んでた孔がぎゅーっと締まった。ちんこが痛ェ。
「締め付けんじゃねーよ」
殴りながら深く突く度、孔壁をひくひくさせて、
ソーリィ、ソーリィと、泣きむせぶアメリカ人にハマってる。
誰に謝ってるのか、俺のちんこで問い詰めたい。
おしまい
トウワひでぇw
初登場時のモノローグを考えるともっともだな…
蒲江ちゃんが高井戸さんに恋しない話、面白かった!
ゼミ長セツナス…!
紗亜+ゼミ長×ネコトウワのお話が読みたいです
もしまだよろしければ是非お願いします
トウワ変わんねーな…w
メリダニの二人は再結成してうまくやってんのかな
なんか最後の最後はゼミ長と紗亜にくっついてほしくなってきた…
739さん、744さんへ
息子が彼氏の浮気に悩んでいる。浮気相手は、息子の親友との事。
ふたりの前では、気付かないふりをしているが、辛いと自嘲する息子に、3Pを勧めた。
彼氏か友達か選べないなら、選ばない事を選ぶか両方選ぶしかないだろう。
紗亜が友達も彼氏も好きなら、広い心で両方愛せ!
彼氏に抱かれながら、紗亜が友達を抱くとか、彼氏に奉仕させて、紗亜も友達も絶頂を極めるとか、
紗亜と友達で彼氏を攻めるとか、な?楽しみ方は無限だ。
幸い、紗亜も友達も受け専ではないし、いくらでも世界は広がるだろう!!
紗亜が目から鱗が落ちた様な顔をしている。
「さんきゅー、おやじ!!」
嬉々としてスタジオを飛び出していく紗亜を見送りながら、メカが言った。
「人類には女がいるって事を教えないのは、親としてどうかと思うぞ」
いいんだよ。紗亜にはグラムな人生が似合いだ。ヘンでもいい、傷ついてもいい。
紗亜がいるのは、ノンケの俺が踏み込みたくて、どうしても踏み込めなかった世界だ。
万里さんのプロポーズを蹴って、メカの手を取れなかった俺の分まで弾けて欲しい。
そう思ってたら、高井戸が「独占欲があったら3Pなんかできないっすよ」と呟いた。
「3って単位は残酷です。必ず二人と一人になってしまう……」
心配すんな。うちの息子はクリアする!!
おしまい
748 :
雑談:2007/01/09(火) 19:44:46 ID:+GhNkQzbO
スレを立てて下さった1さん、リクエストや乙、感想を下さったみなさん、ありがとうございました。
SSというより、ゲームのシナリオを感覚で読んで頂けると嬉しいです。
バージョンハッピー→トウワ、紗亜にカルカン・ダッシュをしない→安室と出会う→
安室にふられる→メーリさんと出会う→トウワと結ばれる→
トウワの心変わり→紗亜、父からアドバイスをもらう→マルチエンディング(注)。
上記がメインです。
(注:アビーとトウワを犯したり、トウワにかわりばんこに抱かれたり、アビーとくっついたり等)。
砂原でプレイすると、紗亜とアビーを抱けます。
お玉でプレイすると、愛されます。
高井戸でプレイすると、何もありません。
トウワでプレイすると、エロゲーになります。
蒲江でプレイすると、紗亜やアビーとお風呂に入れます。
大原、林でプレイすると、紗亜を泣かせられます。
百式襲撃者やメカさん、万里さん、監督、山田氏はプレイキャラではありません。
“かぐや”とメリダ二は、初回特典的位置づけです。
ご愛読ありがとうございました。「スカーレット」関係は、これで全部です。
749 :
雑談:2007/01/09(火) 19:50:01 ID:+GhNkQzbO
残り250の使い道を思案中です。
いい案があったら、教えてください。
乙乙乙!!
すげー楽しかった。
技術があれば本気でゲームにしたい。
スカ大好きだ。
長い間たくさんのニーズに答えてくれてありがとう。
春さんも大好きです。
本当に本当にお疲れ様でした。
次の議題
つ[まとめサイトについて]
へたれ絵師だが、スカや蒲江ちゃんを絵に起こしたくなってきたw
当初すったもんだしてた時はどうなの?と思っていたが、
全部連載が終了した今となっては楽しませてもらったと思ってるよ。
一読者としてはこのSS群をブログかなんかにまとめてもらって、
スカーレット関連以外で春さんの話を読んでみたいな。
いままでありがとう!すごく楽しませて貰ったよ
メリダニのその後にちょっと未練あるけど…
今まで本当に乙でした!!!!
今後というか、まとめサイトとかブログとか新作とかを
ドサクサに紛れてお願いしてみる…
754 :
メリダ二:2007/01/09(火) 21:35:22 ID:+GhNkQzbO
752さんへ
露天風呂で体を温めながら、心ほだされる弁解を聞いた後、布団で羊谷を抱いた。
腰の下に程よい高さのある蕎麦殻の枕を入れてやる。
恥ずかしがる羊谷の羞恥を飛ばし、イキやすくするすべく、砂原のスリランカ土産を3粒含ませた。
フリスクみたいなタブレット。その実態はスパイシーなセックスドラッグだ。
出逢いは解散前、俺たちがMCをつとめていた深夜の音楽番組。
ゲストに来たアイツと俺は意気投合した。けれど……。
逢いたくて、もう逢えない友人を思いながら、羊谷の股を割る。
羊谷は、はやくも内股を汗ばませ、カワイイ顔して俺よりデカイそこを、もこらせていた。
ハァ、ハァ、喘ぐたび、硬度を増す中心に触れたいのをぐっと堪え、
これも砂原おすすめの、SAKURA HONOKA(受けのこわばりをやさしくほぐすローション)を、
後孔に塗布した。緊張を解くといわれるクマリン等、数種の芳香成分を持つ桜の香りがほのかに漂う。
755 :
メリダ二:2007/01/09(火) 21:36:31 ID:+GhNkQzbO
以前、見せてもらった砂原のロケットには緑の目の恋人の写真が入ってた。
「どうしたって、受ける側に負担がかかるしね。
できるだけリラックスさせてあげたいのよ」
ラフに伸ばした茶色い髪を掻き上げながら、フッと笑った砂原の気持ちが、いま、俺はよくわかる。
羊谷を痛みで泣かせたくない。恐怖や緊張で震えさせたくない。
しばしば菊の蕾に例えられる後孔の襞をローションでひたひた潤しながら、
唇を濡らして喘ぐ俺の羊谷にキスをした。
きょうは、再結成記念日。
おしまい
このクロスオーバーキュンときた!
春さんありがとう
俺、まとめてる。
もうちょっとで完成。
訂正
×:イキやすくするすべく、
○:イキやすくするべく、
次スレたてようとか、本スレに戻ろうとか考えるなよ。
もう全て終わったんだからな。これきりだぞ。
761 :
757:2007/01/10(水) 01:19:12 ID:Z4lEsAwC0
やったぁ!完成したよ、まとめサイト。
http://pksp.jp/orz801/ パスワードは【yaoi】です。
だれか抜け落ちがないかチェックしてください。
ほんとにお願いしますm(_ _)m
あと、おかしな所があったら教えてください。
作者様が公開するなとおっしゃった場合は公開しません。
それとリレー小説の明暦の大火は
ほかの方の作品とのかねあいで転載いたしませんでした。
書き忘れ
まとめサイトは携帯用です。
パソコン用は誰か作ってください。
お願いします。
764 :
雑談:2007/01/10(水) 01:41:56 ID:WPTdHQPOO
お疲れさまです!!
まさかまとめサイトをつくっていただけると思っていなかったので、感激しています。
>>761 トップページwwww
いや、ありがとうw
769 :
雑談:2007/01/10(水) 12:07:25 ID:WPTdHQPOO
761さんへ
訂正箇所の修正、分岐のジャンプ、小粋なトップページ。
数々のお心づかいに、大感激です。
ありがとうございました。
どうぞ、お疲れがでませんように!
>>761 乙!乙!乙!激しく乙!
orz801っていいアドレスだなw
>761
乙!パソコンで見たけどちゃんと見られたよ。大丈夫。
スカすんごく面白かった。毎日通っちゃってたよ。
分岐して飛び込んでくる人物それぞれがみんな生きてて
ほんと読むのが楽しかった〜。シャーに幸せになってほしかったけど
いつも起き上がるシャーも好き。つまり好き。
772 :
雑談:2007/01/10(水) 16:37:01 ID:WPTdHQPOO
761さんへ
何かお礼がしたいので、もし、761さんが読みたいものがあればお申し付け下さい。
紗亜関係に限らず何でも、ノンセクションでどうぞ!
頑張ります。
773 :
761:2007/01/10(水) 17:16:51 ID:Z4lEsAwC0
乙を下さったみなさまありがとうございますペコリ(o_ _)o))
大好きな作品をまとめていくのは楽しかったです。
>>764>>772作者様、乙をいただけるなんて幸せです。
作者様のお名前がわからないのでサイトでは
18スレ目の99氏とさせていただきました。
お名前を教えていただけましたら訂正いたします。
お礼だなんてもったいないお言葉ありがとうございます。
可能でしたらリレー小説の「分岐エンディング527」の前の部分を
オリジナルで書いていただけないでしょうか?
「分岐エンディング527」が面白いのでサイトにまとめたいのですが、
ほかの人のリレー作品が前提なので転載できていない状態です。
難しいお願いかと存じますが可能であればお願いしたいです(>_<)
>>761さんの意見に便乗するみたいなんだけど、
リレーの話を最初から最後まで春さんだけでやってホスィ。
リレーは本当に楽しかったけど、一貫して春さんテイストにした方が
まとまりがある話が読めるよね。
他の作者さんたちが駄目だったって言うんじゃなくて、
リレーの楽しみと完成作品を読む楽しみは別だってこと。
どうせプロットは厨設定スレで出て来ていたものだから、
パクリだなんだといういちゃもんはつかないでしょう。
775 :
雑談:2007/01/10(水) 20:52:32 ID:WPTdHQPOO
リレーのキャラを使わず、同テイストのエロを書こうと思います。
侍、従兄、御前は、リレー走者全員で肉付けしたキャラなので、なんらかに置換し、
時代背景は明暦、ゴサイ天皇の御代な感じで字×絵のオチにむかって書こうかなと思っています。
リレーとは別物になるかと思うので、リクエストとは趣をことにするかもですが、よいでしょうか?
>>775 ありがとうございますっ!!
リレーのものとはひと味違ったシナリオが読めるのですね。
無茶なお願いを聞き入れてくださり本当に本当にありがとうございます。
ペコリ(o_ _)o))
wktkしながら楽しみに待っております。
明里さんとフキン先輩知り合いだったんだね。
旅のおみやげがセックスドラッグとはなかなかシャレてますな。
でももう会いたくても会えないんだよね。
フキン先輩(ノд・。)グスン
761さんへ
訂正:分岐エンディング527
侍→帝に置換
従兄→藩主に置換
御前→天狗に置換
注:史実超無視。歴史ものではなくファンタジーです。
俺は天狗。生まれは鞍馬。ここんとこ、ニンゲン観るのにハマってる。じーっと見てっと面白れぇ。
特に皇族は楽しいな。今度の帝はちょっと凄ぇ!!
義理の兄(あに)さまと甥っ子の繋ぎで第111代 天皇をさせられてんだけど、
中継ぎ感まる出しでやる気ねぇーの。東国のでっかい藩の藩主やってる従兄弟に惚れてて、
恋歌よんだり、宮中抜け出して、サンキンなんとかでエドに来てる藩主に会いに行くことばっか考えてる。
まあ、帝が宮中抜け出すのは無理くさいし、藩主は従兄弟(帝)に、つか男に気ぃなんかなくて、
しょっちゅう吉原に通ってんだけどな。ここだけの話、帝は藩主に忌み嫌われている。
天主さまと大国の藩主がご血縁なことに幕府がビリビリしてるうえ、
母の血筋ゆえ六男なのに家督を継ぐはめになり、そのことを臣下の多くによく思われていないかららしい。
自分の居心地が悪いのは帝のせい。だから、帝が嫌いなのだと吉原でタユウに愚痴っているのを俺は見た。
ケツの穴の小っせえ男だ。あんなんでよく大国仙台の藩主が勤まるもんだね。
だが顔がいい。しかも洒落ているときた。いわゆる、真の伊達男。
帝はどあほうなので、秀宮と呼ばれてたガキの頃、従兄弟の顔に心を奪われたまま成人し、
今尚、従兄弟を想ってる。物憂げに自慰をする帝にちょい萌えたんで、
藩主に化けて寝所に忍び込んだら、嬉々として股を開きやがった。
具合がよかったんで、ときどき犯してやっている。
【天主さまは伊達の殿さまを好いている】。こいつは俺様だけが知ってるとくダネだ。
つづく
公家どもに感づかれたくないので寝所に結界を張る。
帝の嬌声を吸音するべく、結界の内壁一面に秘孔を施して完了。
俺の結界の内壁は、そっちで例えるとたぶん音楽室の壁に似てる。
結界さえちゃんとしとけば、あとは何したって大丈夫だ。
藩主に変化。眠る帝の夜具をはぐ。
「ナガヒト」
名前を囁き裾をわり、褌(ふんどし)越しに前を撫でると、帝は顔を赤らめた。
俺は越中褌派だが、帝は“もっこ”派だ。もっこ褌。歌舞伎の女形なんかがつけてる前垂れがないアレな?
紐を横で結ぶ色気のあるやつだよ。そっちのヒモパンに、まあ似てる。
左結び派の帝は、ヒモを左で蝶結びにして決めている。
生地は綿より絹が好きらしい。手ですべすべとした褌と、膨らみはじめた帝のそこの感触を楽しみ、
目で…いつ見ても純白の褌と震える内股を愛でる。
執拗にちんぽを揉んでいると、褌にやらしい染みが滲んできた。
ハァ、ハァ、喘ぎ目を潤ませている帝に、「自分で解きな」と紐の端を持たせたら、
帝は恥ずかしがって、「ツナ、ツナぁ」と、仙台藩主伊達綱宗(ツナムネ)…俺が化けてる男の名を呼んだ。
俺に解いて欲しいらしい。どっちかと云うと他人に解かれる方が気恥ずかしいと思うのだが、
毎朝、更衣の係りの者に褌を締めてもらうのが当たり前な帝的には、
己で結わえてある紐を解く方が恥ずかしいらしい。
つづく
「(ニンゲンの分際で天狗さまに)甘えてんじゃねーよ」と、キンタマをビンタし、むずがる帝の手に
褌の紐を握らせた。タマを打たれた痛みと羞恥に涙を流しながら、帝はのろのろ紐を引っ張った。
するすると紐が解け、はらりはらりと布が落ちる。
顕になった半勃ちちんぽに注目。先っぽの瑞々しさが美しい。
ちんぽを勃たせて欲しそうな目をした帝の意を汲み、秘術を発動!
半勃ちちんぽを強制勃起。あきらかに、やさしい愛撫を望んでいた帝が、
突如、聳えたった己の卑猥な塊に眉をひそめる様を楽しんだ。
つづく
うゎぁぁ〜!
さっそく書いてくださってありがとうございます(*´∇`*)
エロい!!
帝萌え〜ですっ!
ちんぽの根元を革紐で結わえて三日三晩いかせないのが天狗仲間では、いっとうはやってる。
いかせてくれと涙ながらに懇願するのを嗤うのも、
つまらん意地を張って耐えよう耐えようとするのを嬲るのも萌えるんだが、
半日も我慢のきかねえニンゲン相手にそれをやると、すぐに根色が曇って悪くなる。
仕方がねーから、ニンゲンとやる時は噴き上げさせるのだ。
ガン勃ちさせて鬼突き。術でちんぽを煽り、延々、吐精させ悶絶するのを眺めるのが鞍馬流。
俺は帝のちんぽの勃ち具合を指で弾いて確かめた。硬いが金剛石の様にがちがちではく、ほどよく弾む。
いい感じに術が効いている様だ。
つづく
帝の最萌え部は、顔の華やかさと、蹴鞠で鍛えられた引き締まった体だ。
その次が育ちの良さ。
最後が学(笑)だ。はじめて事に及んだ晩、藩主に化けた俺を天狗とわかったうえで帝は股を開いた。
妖(あや)かしの俺を、なぜ拒まなかったのか尋ねたら、
対面同席五百生(たいめんどーせきごひゃくしょー)だから、かまわないと云われ、ハァ!?と思った。
こうして、いま、出逢えたのは前世で500回ぐらい、何遍も何遍も人生を共にしてきたからで、
現世では初対面だが、二人の仲は、もとより濃ゆいので構わないみたいな事を云っていた。
余所で強姦する度、泣き喚く相手を組みふせながら、俺はこの有り難い教えを説いている。
帝はどあほうだ。だが、それがいい。
どうせ本生(ほんなま)の従兄弟、仙台藩主には一生片想いだ。肌を合わすこともねーだろ。
こうして、姿形を似せた俺様に遊ばれることは、悪い話じゃねえはずだ。
勃ちあがった帝のちんぽを扱きながら、俺はいつも、そういう事を考える。
つづく
訂正
×:金剛石の様にがちがちではく、
○:金剛石の様にがちがちではなく、
エロくてイイ!!! すごくイイ!!
(;´Д`)'`ァ'`ァ
たまらん
水も滴るいい男ってのは、傘を忘れた男でも、
じっさまみたく枯れてねえ、瑞々しい若い衆のことでもなくて、
おっ勃てたちんぽの先から、先走りを滴らせている男の事を指すんだろう。さしずめ、いまの帝みたく。
軽く包皮を上げ下げしただけで、帝は喘ぎ喘ぎ、ちんぽから粘ついた汁を漏らした。
てっぺんから下垂るそれが、俺様の指を濡らしてく。
涙は出尽くした。だが、ちんぽはまだ泣いている。俺が帝に強いりたいのは、そんな感じの延々と続く射精だ。
まだ、何にも仕掛けてねーのに、帝のちんぽは扱かれたぐらいで、さめざめと涙をこぼす。
先が思いやられるぜと嘯きながら舐めた、俺の指についた帝汁にはまろやかな旨味があった。
もっと舐めてえ。つか、飲みてえ。
舌舐めずりひとつ、俺は帝のヌレ濡れちんぽの先っぽにしゃぶりついた。
つづく
「あぁ…っ」
俺様の口が疲れて、舌がだるくなる頃、帝がうっとりしながらイッた。
帝の子種を飲み下しながら、むちむちとした尻を揉む。
「あ、…んッ、んァ」
味のいい汁の最後の一滴を啜り上げ、俺は萎んだちんぽを吐き出した。
射精の心地よさにたゆたっている帝に注目。ちんぽを咥えていかせてやると、気持ちよさそうだ。
つか、帝に限らず、俺の男どもは口淫で果てたときがいっとう色っぽい。
いつだったか、当時付き合ってた天狗に
「貫かれて後ろだけでいかされんのは、苦しいんだよ。快感が後を引くから、全身が疲労する」と、
云われるまでは、俺様の舌技がいいんだろうと思っていた程、果てたあといい顔をするのだ。
「後ろだけでいくのは嫌だ、前を触って欲しくなる」
遠い目をして、俺に受け身側の気持ちを教えてくれた男は、いま、俺じゃない天狗とよろしくやっている。
(だって、そんな話を聞かされたら、毎回、後ろだけでいかせたくなるのが当然で、
決まってそういう抱き方をしたら、あいつは、荷物をまとめて出ていった。つまらねぇー男だった)。
とりあえず、最初の一発は口で咥えて気持ち良く。おあとは、後ろだけで、とめどない精の射を!
つづく
天狗さん…勝手だな〜。若いのか?
でもそんな攻めが好きだ。
俺が指を鳴らすと、萎えていた帝のちんぽがむくりと勃った。
ちんぽの異変に怯える帝を無視して、膝頭が尖った乳首を押し潰すぐらいまで、体を折畳む。
きょうの気分は、強制勃起。連続射精。だから、とことん付き合えよ。
さっき口で過分に可愛がってやったから、あとは何したって釣がくる。
何からしようか考えながら、とりあえず尻を撫でたら、さらさらだった。
普段から、いい生地つかった褌を締めてるだけあるな。
ついつい尻を割るのを忘れて、手触りを楽しんだ。
俺が肉に手を滑らすたび、帝は目を潤ませ、おっ勃てたちんぽを震わせた。尻の肉なんかが感じるらしい。
感じやすい肉を、ぎゅっと掴んで左右に開き、菊の御紋と御対面。
「良仁(ナガヒト)」
名前を呼びながら、後孔を人差し指でほじほじすると、帝はあられもない声をあげ出した。
つづく
術で出来るのは、萎えたちんぽをしゃんとさせる事だけだ。
連続でいかせる決め手は、俺様。この俺の手管だ。解さず裂傷から血が滴るような挿入じゃ、
受け手は痛みに邪魔されて、生理的な白濁しか零さねえ。
かといって、愛しい男を抱くように、とろとろに溶かしちまうと、
深く感じ入って一回の射精が長く濃ゆくなっちまう。
回数こなしてガンガン吐かせるには、ちんぽを突っ込んだとき、ひりひりするぐらいが丁度いい。
俺は加減を誤らぬよう、細心の注意を払い、帝のちんぽの先から、汁を掬って菊の御紋を湿らせた。
つづく
「…ッン、んぅ」
たかが人差し指一本。ちょいと根元まで潜りこませたそれだけで、帝は切なげに身悶えた。
「あ、あ…っ」
たぶん恥ずかしいのと、痛いのと、でも、ものたりねーのとが、いっしょくたになった声。耐性ねえな。
歯ァ食い縛れよ。ちっとは声あげんの我慢しろ。これだからお公家さんはァ。
俺がまだ若い頃(家康がまだ生きてた時分だ)、可愛がってやってた侍は、
こっちが引くくらい強情で、ねだったり、泣いたり、俺の前で笑ったりなんか絶対にしなかった。
壊れたから捨てたけど、いまなら、もっと大事にしてやれる。
指を二本に増やしてやったら、帝の後孔が収斂した。やらしい顔で藩主に化けてる俺を見つめてる。
帝が仙台藩主伊達綱宗に抱いてる恋情は妄想だ。
従兄弟と云えども、長じてからは私的に対面することもなく、帝は記憶の中の藩主に想いを募らせている。
「んあ、あっ、ツナ、ツナぁ」
二本の指を揃えて一気に突くと、帝はあられもない声をあげた。ぶっちゃけ、俺は仙台藩主じゃねえ。
帝だってわかってる。だけど、このひとは、あん、あん、藩主の名前を呼びまくる。あほだなァ。どあほうだ。
さらさらだった尻が、しっとり汗ばんでるのを左手で感じながら、孔から右手の指を引き抜いた。
行かないでと、まとわりついてくる壁肉を振り払い、代わりに俺様のちんぽを押し付ける。
さあ、犯そうか。いつまでも、ちんたらぬるいことやってっと、夜が明けちまうぜ。
つづく
793 :
愛よりエロし:2007/01/12(金) 20:17:55 ID:AAqJZgQiO
ひくつく孔にちんぽの先を沈める。
いっとう太い雁首が、なかなか菊門をくぐらねえ。杭を打つように股の間に腰を進めたら帝が嬌声をあげた。
ひりつく擦過感とか圧迫感が結構きてるらしい。知るかよ。激しく腰を使いながら、収めるもん収めて
ひと息ついたら、帝が股を引きつらせて泣いていた。動いてもねーのに泣くあたりがやわすぎる。
そんなんだから、朝廷は幕府に舐められるんじゃねえ?
覆い被さって、両股広げて押さえ付けながら帝の左胸に耳をあて、腰を使ってちんぽをぐるっと回したら、
期待に帝の鼓動が跳ね上がるのがわかった。あほだ。このひと、強姦されて感じてる。
俺が突き上げる度、帝の息が上がる。探り当てた秘腺を俺のちんぽでじわーっと押すと、
火照った体がじわりと汗を滲ませた。ぎりぎりまで引き抜いて、勢いをつけて貫く。
帝が感じると俺のちんぽを包んでる帝の肉が、ぎゅっとなったり、ひくひくするのが、超気持ちいいッ。
小刻みに突くび、帝のちんぽが突き上げに揺れる。
泣き濡れた顔で、帝が「あっ…あ」とかすれた悲鳴を上げるから、そろそろか!?と思った刹那、
帝は熱い濁汁を噴き上げた。一仕事終えて、満足気なちんぽを、指をならして勃起させてやる。
射精の余韻とか何それ、ハァ!?だから、そんなの絶ッ対、浸らせてやらねーよ。オラ、いきやがれッ!
つづく
天狗タンてばドSだわ〜
訂正793
×:動いてもねーのに
○:出し入れもしてねーのに
>>751 亀で申し訳ないですが
スカちゃんや蒲江ちゃん見たいでっす。
投下してくださいませんか?
>帝が仙台藩主伊達綱宗に抱いてる恋情は妄想だ。
この容赦の無さが(・∀・)イイ!!
テラエロス(;´Д`)ハァハァ
まとめの中の人も乙!
人気投票これからタノシミス
訂正793
×: 小刻みに突くび、
○: 小刻みに突くたび、
801 :
愛よりエロし:2007/01/13(土) 12:05:45 ID:xLqA+tCTO
帝は骨盤が弱い。両手で撫でさするだけで快感を覚え腰を揺らす。
雷が落ち、電が流れたかの様な刺激に喘ぎながら、帝は隆起したちんぽから飛沫を飛ばした。
ゆさゆさとタマを揺らし、足をばたつかせながら、帝が二度目の吐精を終える。
力の抜けた脚を投げ出し、呼吸を落ち着けようと胸を上下させている帝の股間で、
びしょ濡れのちんぽも、ゆうるりとくつろいでいた。まだ、たったの二回しかイッてねえのに図々しい。
指を鳴らして、ちんぽを起き上がらせ、俺は猛烈に腰を振った。
速く速くひたすら速く、帝の孔を突いてやる。浅いところで出し入れし、ときどき深く貫くと
帝は、俺様の腹筋にヌレ濡れのはしたねぇちんぽを押しあて、擦りつけながら、首にしがみついてきた。
「アァ、んっ、ああッ、出づるゥ、出づるぅッ!!」
ツナ、ツナぁ、と、藩主の名を呼び、つか、この馴々しいツナ呼びも、妄想の産物だ。
実際対面したら、例え従兄弟(母親同士が姉妹)であっても、帝は仙台藩主伊達綱宗を官位で呼ぶ。
左近衛権少将とか、陸奥守とか。まあ、どーでもいーんだけど、帝は藩主の名前を叫びながら、
盛大にイッた。俺と帝のあちこちに帝の子種が飛んでいる。
また、指を鳴らして萎えたちんぽを起たせると、帝は口の端から赤んぼうみたいに涎を垂らして、
気持ち良さに啜り泣きながら、「天狗」、と、俺の頬に触れ、
かような自慰につきあわせてすまぬ。有難う。と微笑んだ。いや、違うから。
俺様は別にあんたの自慰に付き合ってるわけじゃねえ。
俺が日本一高貴な男の後孔をちょいと掘りてぇーの。わかれよな!?
むかついたから中出しした。天狗の精汁はひとを狂わす淫薬だ。
つづく
802 :
愛よりエロし:2007/01/13(土) 12:43:48 ID:xLqA+tCTO
帝は、よがり泣きながらいきまくった。
指を鳴らして繰り返し勃起させる度、もっ、あかん。無理や、無理や、とちんぽを握り締め、
汁を出し尽くし、吐くものを失ったちんぽが、鈴口をパクつかせているのを、撫でさすって宥めた。
まあ、そんなんで、当然ちんぽが云うことをきくわけもなく、帝は、あん、あん、いきつづけた。
どぴゅっと子種を放つ爽快感なしの、神の経を灼くばかりの絶頂は、いけばいくほど帝の体力を奪った模様。
疲弊し、もっ、何も出ぇへん…と泣く、帝のちんぽは、
俺が目指した「涙は出尽くした。だがちんぽは、まだ泣いている」な感じで申し分なかった。
震えるちんぽの先っぽに、接吻をしてやると、帝の目からぶわっと涙が溢れ、
触ってもいねえのに尖っている乳首をいじったら、帝は切なげな溜め息をついた。
「ナガヒト?なあ、お前、綱宗が好きか?」
こくこくと頷く帝に次いで、俺様は?と、嫌いだろ?と尋ねたら、帝は首を横に振った。…まじかよ!?
正直、驚いた。帝の返答にも、それが思いの外うれしかった、俺様にも。
嬉しかったから、濡れそぼってる亀頭をちわちわ揉んでやりながら、「会わせてやろうか?」と云ってみた。
つづく
803 :
愛よりエロし:2007/01/13(土) 15:23:09 ID:xLqA+tCTO
おもらしあり
仙台藩主は、三浦屋の高尾太夫に夢中だ。吉原に入り浸ってる。
帝を御所からさらい、三浦屋に連れてゆく。藩主に幻術をかけて、帝を高尾太夫だと思わせる。
そうすりゃ、伊達の殿様は高尾のまんこだと思って、帝のけつまんこに、ちんぽを突っ込むだろう。
「高尾としてでいいなら、綱宗のちんぽを、咥えさせてやるぜ?」
帝を四つん這いにし、孔壁にちんぽを擦り付けながら囁いたら、帝は、尻を振って喜んだ。
枯れはてて飛ばす精のなくなった帝は、よっぽど興奮したのか、ちょろちょろと黄金色の尿を漏らした。
俺のちんぽをくわえながら、だらだら小便を漏らす帝の卑猥さは例えようもなく、
放尿終わりに、ケツを突き上げてやったら、また、ちょろっと漏らして、ぽたぽたと雫を下垂らせた。
帝とは思えねえほど淫らではしたなかった。
「明日、迎えにくる。影武者かなんか用意しとけよ」
帰り際、あんまり哀れだったんで、はじらう帝の足首を掴んでびしょ濡れの股を開かせ、
俺様の袖の袂で適当に拭ってやりながらそう云った。
「よろしう…」
帝は潤んだ目で俺様を見つめ、股を拭いおえ、褌をしめてやっている最中、俺様の名を尋ねてきた。
「天狗さまと呼べ」
「天狗さまにも御名は、あらしゃりますやろ?」
重三郎。と云いかけて俺は口をつぐんだ。いかに帝と云えども、人間風情に名を教えてやるいわれなどねえ。
明日の約束をして、俺は帝の寝所を後にした。
つづく
天狗様には名前があったのか…。帝も惚れっぽいやっちゃ。
この独特のテンポ、絶妙。
京言葉ハアハア 帝の健気さに萌え〜
残りレス数が気になって書き込みを控えてるけど、楽しみにしています。
806 :
愛よりエロし:2007/01/13(土) 17:14:33 ID:xLqA+tCTO
次の日、俺は帝の手を取り、京の町を飛び、富士を見ながら駿河を越え、吉原を目指した。
天狗の粉を身に纏い、天狗に手を引かれれば、羽根を持たないひとも、空を飛べる。
水に浮くように、ふわりと空に浮いた帝の手を掴み、俺は飛んだ。
いま思えば愛してた男(最後まで俺様を突っぱねやがった侍)と、一度だけこうやって空を駆けた事がある。
握った手を離したくねえと思った瞬間、あの馬鹿は俺の手を振り払いやがった。浮力を失った侍が、
真っ逆さまに落ちていくのを急降下で追い掛けながら、泣けてきたのを思い出した。
お前の傍には居たくない。この機会に死んでやる。侍は全身でそう叫んでた。
また、えらく嫌われたもんだと舌打ちしながら、アイツの落下より早く下に回り込んで抱き留めた。
鳥の名前を教えながら、風を感じて仲良く飛びたかった。
ひとは空を飛べないから、遊泳飛行を喜ぶかと思った。笑顔が見れねえもんかと思ったが、
アイツは落ちて死ぬ事ばかり願ってた。救い上げてホッとした。
むかついて、むかついて、後ろから掘り返した。
トンボや蝶みてえに、飛びながらケツ抱えて、アイツの子種が町に降り注ぐのを嗤ったなァ。
ちぃっとばかり、苦い思い出だ。
はじめは、御所に残してきた影武者が気になるのか、心ここにあらずだった帝も、
富士が見える頃には、眼下の眺望に身をひたせて笑ってた。あの馬鹿侍の笑い顔とか見たことねえし、
こちらさんは、お公家さん…つか、帝だから、似てるわきゃねーんだけど、
なんかな…、良仁(ナガヒト)の笑みはあの馬鹿に、ちょいと似てる気がする。
アイツが笑ったら、たぶんこんな感じだ。あんま侍っぽくねえ、菩薩めいた微笑みを浮かべそう。
しっとりしてて、歯とか見せねえ、大口あけるでもねえ笑み。眩しいんじゃなくてマバユイ感じ?
ちんぽからナニ漏らしてても、泣き笑いでも、帝の笑顔はコーゴーしい。普通に後光が射している。
たちこめた雲の上を帝の手を引いて飛んでいたら、ふっと雲が切れ、
眼下に色里、吉原が広がっているのが見えた。
俺らは、雲の断片を引きずりながら、いっとう大きな屋根を持つ天下の三浦屋に飛び込んだ。
つづく
807 :
愛よりエロし:2007/01/13(土) 18:13:03 ID:xLqA+tCTO
ちょうど、仙台藩主、伊達綱宗が三浦屋まるまる貸し切っての惣仕舞いの最中で、
ぱーんと金出して遊んでた。帝が久方ぶりに顔を見れた喜びに目え潤ませて、伊達の殿様を見つめてる。
いい気なもんだ。
とりあえず、本物の高尾太夫を結界張った別の座敷に閉じ込めて、藩主に幻術をかけてやる。
もう、綱宗にはアンタが高尾に見えてるぜ。
本番まで済ませてもきっと男だなんて気付かねえ、俺様のとっておきだ。
「オラ、いけよ!」
とんっ、と、背中を押してやったら、帝が優雅に一礼して、綱宗の元に駆けてった。
あほだなァ。幕府はアンタと血縁のある綱宗を廃嫡させたがっている。
仙台の国元にも、綱宗を陥れたいやからが、うじゃうじゃいる。
敵が多く、身の置き所のない綱宗の心の支えは、ここ三浦屋の高尾太夫だけ。
綱宗は、帝と血さえ繋がっていなかったらと、誰にも云えぬ愚痴を、高尾にはこぼしてる。
アンタが自分を疎ましがってる綱宗を、どんな顔して受けとめて、腰を振るのか楽しみだ。
アンタの従兄弟は、アンタをとても嫌ってる。
綱宗のセリフは刄になって、さぞ堪える言葉責めになるだろう。
俺は座敷の梁に腰掛けて、ワクワクしながら、抱き合う二人を見下ろした。
つづく
>>806 >鳥の名前を教えながら、風を感じて仲良く飛びたかった。
このフレーズキュンときた
809 :
愛よりエロし:2007/01/13(土) 19:43:20 ID:xLqA+tCTO
抱き合う二人を見下ろした。
…まで読んで俺は、エロが濃ゆいなと思った。山田氏らしい。
山田氏は弱小腐兄サークル・ヴィッパーの字書きで、俺は絵描きだ。
もうすぐ、冬コミ。印刷所さんの締切がせまっている。
たがしかし、俺は帝を犯す天狗の表情を描きあぐねていた。
山田氏曰く、「帝は貴人、従兄弟は凡人、天狗は妖かし」らしい。わかるようで、わからない。
俺的には、天狗は気がつこうとしてないだけで、絶対、帝が好きだと思うのだが。違うのか!?
俺は天狗の目元にアセロラティアーズを描き込みたい気分なのだが……。
「山田氏、ラストはどうなるのだ?」
尋ねた俺に山田氏は言った。
「帝も天狗も従兄弟も死ぬ」
「何故だ!?死亡フラグなど立っていないではないか」
「大火だよ。後に明暦の大火と呼ばれる大火事で、江戸の町は突如、炎に包まれる」
「巻き込まれるのか!?」「そうだ。幻術の解けた従兄弟は帝を突き飛ばし、本物の高尾を助けに走る。
高尾と従兄弟の上に落ちてくる炎に包まれた梁。共にあぼんする二人。
天狗はとっとと逃げ出すが、帝を見捨てられず引き返す。天狗に救われ、座敷から脱出するも、外は火の海。
天狗の神通力もかなわない。煙に巻かれて天狗も帝もあぼんだ」
絶句した俺に山田氏は付け加えた。
「ラストに、あの世で侍を抱き締める天狗の絵をキボンヌ」
帝が、帝が可哀相だっ。いや、それよりも山田氏!タイトルが微妙なのだがっ。よいのか??
おしまい
………山田氏は玉田氏をアイシテルなら玉田氏の希望を容れろよ、と。
811 :
雑談:2007/01/13(土) 20:02:34 ID:xLqA+tCTO
史実超無視してますが、
第111代天皇、良仁(ナガヒト)…後西(ゴサイ)天皇は、マジで可哀相なひとかも。
生後間もない実の弟が義理の兄の養子になってて、兄さえ死ななければ天皇にならなくていいひとでした。
甥(弟)が10歳ぐらいの時、譲位するんですが、在位中、朝廷からは所詮中継ぎなんだから、
早く天皇をやめろと云われ続け、外様(大国仙台)と血縁なことが気に入らない幕府からもいじめられ、
彼の在位中に伊勢神宮が燃えたり、明暦の大火があったりと厄災も多かったので、
天皇が不徳だからと、扱きおろされていたそうです。実際は、和歌を詠むのが好きな学のある方だったとか。
812 :
761:2007/01/13(土) 20:54:24 ID:E4c3RBOv0
うわぁ〜
ありがとうございます。
出来上がっているラストに向けて書いてくださいという
無茶なリクエストに応えてくださりありがとうございますっ!!
めちゃめちゃ萌えました。
後西天皇についてはぜんぜん知らなかったのですが
悲運なお人だったのですね。
作品中でも健気さが魅力的でした。
機会があったら愛エロの分岐エンディングも読んでみたいです。
とにかくほんとうにありがとうございましたペコリ(o_ _)o))
813 :
雑談:2007/01/14(日) 00:42:54 ID:E0pqpI7CO
まとめの更新ありがとうございます!
人気投票、紗亜が独走中ですねww
蒲江に投下して下さった方へ
蒲江のママ(パパ)は、トーコさんという、スタイリストさんです。
女優の小原万里さん等を担当しています。
作中にもチラッとだけ出ています。
紗亜に眼帯とかくれたあの人そうだったのかー!
815 :
雑談:2007/01/14(日) 11:34:40 ID:E0pqpI7CO
残り200弱。したらばみたく、まったり雑談で埋めるのと、
投下とどっちが、スレのみんなで楽しめそうですか??
投下するとしたら、新作より紗亜たちとクロスオーバーしてるほうがいいでしょうか??
自分は、より構ってもらえる方に流れたいですwww
作者さんとまったり雑談したいです。
○○○さんへみたいにレスをもらったとき、すごく嬉しかったです。
たしかに作品も読みたいけど、それ以上に作者さんと交流したい。
ところでお名前はなんて読べばいいのでしょうか?
817 :
雑談:2007/01/14(日) 12:49:07 ID:E0pqpI7CO
18スレの99みたいなので、99(くく)でお願いします。
818 :
没ネタ:2007/01/14(日) 13:00:51 ID:E0pqpI7CO
「強制勃起完了!」
「先端部にカウパー確認!」
「アナルバイブ動かします!」
「アンリミテッド・モード突入!」
「連続射精、はじまりますっ!!」
アームで固定され、アスホールにバイブを挿入された息子はいま、
私のつくったオロチ(機神八岐大蛇)のコクピットにいる。オロチの動力源は成人男子のイクサマだ。
私の夢は全国制覇。オロチの力でこの国の支配者になる事。
何故かオロチは息子を気に入っている。美青年ぞろいのスペアパイロットと繋ぐより、
粗野な息子と繋いだときの方が、主砲の威力をます。
息子がいけばいくほど、オロチも口から火炎を放射する。故に日本政府の巨神スサノオと相対するときは、
必ず息子をオロチに内蔵するのだ。
両手両足をばたつかせ、息子が激射する姿が正面スクリーンに大きく映っている。
「射精終了。司令!パイロットの感度がっ!!」
「急激に下がっています!!」
「バイブ交換。スライム投入。乳首吸引。急げ」
私の支持に最愛の副官が、くすっと笑った。
「太めのバイブとぬるぬると、乳首責めが好き。やはり、親子ですね」
そっと肩に手を置かれるだけで、せつなく胸が疼く。
ひくつく後孔を叱咤し、私は精一杯冷たく副官の手を払い除けた。
「職場では慣れなれしくするな!」
つづく
「山田さん、これは同人向けですね。商業ではちょっと…」
編集にそう云われ、突き返された原稿を玉田氏はニコニコ読んでくれた。有り難い。
俺の書く原動力は、マイ絵描きへの萌えだ。
おしまい
819 :
雑談:2007/01/14(日) 13:03:40 ID:E0pqpI7CO
↑スレ埋めがてら投下…orz
>>817 なるほど!レス番じゃなくて名前なんですね。
>>818 ワロスwwwww 副長×指令と字×絵に萌え!
821 :
雑談:2007/01/14(日) 13:56:00 ID:E0pqpI7CO
投下のたびに、感想やリクをくださる820さんに大感謝です。
正直、こんなにスレが伸びると思いませんでした。
読み手さま 'S のリクでシャアワールドが広がって、キャラが素敵に増えていった様に思います。
この交流感がこのスレ最大の萌えポイントでした!!
818
ワロタ
たしかにこのスレは交流がいい感じだよね。
いろんなリクエストに応えてくれる99さんの人柄と実力にほれたよ。
950レスか480KBあたりで次スレがほしい感じだよね。
823 :
雑談:2007/01/14(日) 14:56:46 ID:E0pqpI7CO
自分はもう、充分ハメをはずさせてもらったので、
次スレはどなたか、書き手サイドに回りたい方がいらっしゃった場合、
その方が立てられるのがベストな気がしています。
スレタイをチェンジして、書き手と読み手の交流の中で作品が成長していく創作スレになるといいですね。
二代目を継いで下さる方がいなければ、このスレの1000で終了の方向でお願いします。
そういいつつ、また本スレ荒すんだろ?
本スレに来るなら次スレか纏めで
投稿場作って貰って篭れよ
825 :
雑談:2007/01/14(日) 15:29:46 ID:E0pqpI7CO
本スレは敷居が高いので、もう、ちょっと伺えません。
安心して下さい。
826 :
らぁげる物語:2007/01/14(日) 16:27:32 ID:5nAjfyfU0
らぁげるはたたき出された鬼畜スレをいまだに、こっそり覗いています
覗くだけでなく、折に触れて、投下作品を叩いています。
自分の作品以外は全部駄作だと、相変わらず妄信しているからです。
したらばも覗いています。
覗くだけでなく、宣伝兼荒しも元気いっぱいにやっています
>825 :雑談:2007/01/14(日) 15:29:46 ID:E0pqpI7CO
>本スレは敷居が高いので、もう、ちょっと伺えません。
>安心して下さい。
もちろん、嘘です。
スレを去るといった数日後にリレーを投下したのは誰でしたっけ?
他人を装って閉店がらがらを投下したのは誰でしたっけ?
なぜ、らぁげるは何回も同じパターンで、稚拙な嘘をつくのでしょう。
答えは簡単。基地外だからです。
基地外らぁげるは
・自分の宣伝
・自分を叩いて追い払った本スレをつぶすこと
を目的に今日も活動しています。
そんなことをして、何のためになるのだろうか、などと疑問をもってはいけません
基地外の考えることに理由や整合性を求めること自体、無駄なのですから
あぁ、真性ならぁげる…
827 :
らぁげる物語:2007/01/14(日) 16:36:53 ID:5nAjfyfU0
補足
したらばで騒いでる名無しさん
>356 名前:名無しさん 投稿日: 2007/01/14(日) 16:07:26 ID:pJXSr7.kO
>352が悪い!
>絶対に352のが悪い!!
>偉ぶってて最低。何様なわけ?
この反応、皆様見覚えがありますでしょう
人間性が最低だと、鬼畜スレ&したらばで手厳しく批判されたとき
したらばで、らぁげるは主張しました
>734 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/26(日) 22:02:27 [ TIgGGk3o ]
>本スレ684のケツも汚してやってくれ。
>自分は高潔だと思ってるらしいからな。w
>742 名前:名無しさん 投稿日:2006/11/26(日) 22:52:14 [ TIgGGk3o ]
>>737 >的外れにもほどがある。本スレ684の態度、ひどいと思うから言ったまで。
>決め付けの上に来るな発言、見ててすごく恥ずかしい。
あら、そっくりな反応ですね(笑)
テンプレも読めないわけ?>・住人をネタにしたSSもどきを禁止
ここの作者さんは、SS職人さんとしてはホントいいセンスしてる、上手い、と思ってる。
実際、イイと思った時は何度かスレに参加した。
でも、絶賛系信者系読者さん…読者というよりファンかな、
そういう人たちとウットリ交流するには 2chは向かないんじゃないか?
それこそ自サイトつくるか、ファンサイトでも立ち上げてもらって、
そこで心置きなく交流してほしい。
……専スレとして安定したころのノリなら次スレもいいなと思ってたんだけどね。
自分も、ちょっと前までは次スレがあればいいなと思っていたけど、
最近の流れを見ていると、やめた方が無難ではないかと思う。
春さんはSS書きとしては実力があると思うけど、
色々不安定な部分を持っていることは皆が知っているし、
本スレを荒らした前科もあるから、
例え本当に何もしていないとしても、犯人扱いされてしまう。
そして、それを冤罪だとして打ち消すのは、2ちゃんでは不可能。
この状態では、スレタイを変えて次スレを立てても、
本スレが荒らされたら「荒らし返される」のは目に見えている。
春さんが次スレにSSを投下しないにしても、同じことだと思う。
831 :
雑談:2007/01/14(日) 17:45:25 ID:E0pqpI7CO
829さんへ
ご指摘ありがとうございます。
空気読めてませんでしたね。
確かに、↑こーゆーノリは、個人サイト系ですね…orz
残りレスぱぁーっと使って幕引きます。
832 :
雑談:2007/01/14(日) 17:49:05 ID:E0pqpI7CO
830さんへ
おっしゃる通りだと思います。
ご助言、ありがとうございます。
>831
冷静な即レスd
どさくさに紛れて言っとく
最近のノリについていけなくて言いそびれていたんだけど
スカちゃんの話は総体で面白かった。
全員?出てるバージョンは、今後も皆デコボコなままなんとなく
わきゃわきゃやっていきそうでイイね。
機会(と場所)があるなら今後もイロイロ読みたいと思ってる。
834 :
雑談:2007/01/14(日) 19:00:29 ID:E0pqpI7CO
「SSでスレ埋め」に方向変換します。
835 :
バイニマス:2007/01/14(日) 19:09:05 ID:E0pqpI7CO
注:SEXに特定保健用食品を使用
31年生きてきて気がついた。セックスにはガムが必要。
某メーカーの〈ライムミント〉ボトルが好きだ。
甘味料にキシリトールとかマルチトールが入っている、イメージ・カラーが、マトリックス・グリーンのガムだ。
アイシアッテルトキに、ガムを噛んでるとやる気なさそーに見えるらしい。
イキたがってるやつの鈴口を、よく噛んだガムでべっとり塞ぐのも楽しい。
「濡らしてっ、濡らしてっ」と泣き喚いてる、“受け”のケツにゴムをして突っ込んだ。
お前なんかに中出しなんかしたくねーよ。
もしかしたら、濡らしては、入れるときローションを使ってくれの意味だったかもしれないけど。
だとしたら、かなり身の程知らずだ。
指をねちょねちょにしながら、鈴口にくっつけた“くっちゃら”(よく噛んだガム8粒分)を剥がそうと、
“受け”が必死だ。よく噛んだガムはよく伸びる。
“受け”のちんちんと指に粘ついたガムの橋がかかってる。
俺の唾液を吸ったガムに、“受け”の先ばしりが染み込んでいくのが見える気がした。
つづく
836 :
雑談:2007/01/14(日) 19:14:51 ID:E0pqpI7CO
↑紗亜たちとは関係のないSSです。
【ずうずうしいお願い】
スカーレット・シリーズの感想等で、スレ埋めを手伝って頂けたら嬉しいです。
837 :
バイニマス:2007/01/14(日) 20:19:35 ID:E0pqpI7CO
ちんちん…と云うかガムがいじりやすい様に、前で手を縛ってやりながら、
押し入れの隅に、学生の頃、嗜んでいたアルトリコーダーがあったのを思い出した。
俺のちんちんを抜いたあと、ひくひく寂しそうだった空洞に入れてやろう。
アルトリコーダーを手に戻ってきたら、モノを見た齢46になる“受け”が、生娘みたいに震えた。
カワイイなァ。毎月レ オ ンを読んで、ちょいワルおやじ気取ってるくせに、乙女受けな俺の“受け”。
「社長、もっとお股を開いて下さい」
やさしく内股を撫でてあげたら、恥辱まみれのほんとにいい顔をした。
いい顔のわけは、部下に辱められてるから?アルトリコーダーみたいな無機物を受けるのははじめてだから?
それとも、俺にやられるまでは、あちこちで男を喰い散らしてた元攻め故の哀しみ?
太くて長いアルトリコーダー。ケツで咥えてお上手に吹けたら、
受け初心者にもっと気持ちいい事を教えてあげる。ワイルドな外見の俺の乙女受け。わるくない玩具。
オナニーよりセックス。独りよりふたり。社長と遊ぶと、快感が倍に増すんです。
粘るガムとピューと鳴るアルトリコーダー。
どうか、この二つが社長のトラウマになりますように。
おしまい
自分は字書き×絵描きが萌え萌えでした。
まとめサイト管理人さま、投稿所か何か作っていただくわけには…。
これからも春さんの新作を、たまにでもいいから、
読ませていただきたいです。
股を開かなきゃわからない事がある。
僕はパスポートと新壱万円札のどこを撮ってもフォトジェニックな感じが好きなんだけど、それと同じ。
偽造されたくない、お札や旅券の気持ちは、顕微鏡で観なきゃ、ちょっとわからないでしょ?
精密でつくりこまれてて、どの線をみてもプライドが高そうなのに肉眼じゃほんとの凄さがわからない。
特に新壱万円札のピンクのところとか。
偽造できるもんなら、してみたらって、ゆってるじゃない。自信が漲ってる。凄くかっこいい。男も同じ。
股を開いて受けてはじめて、カッコイイとこがわかる。
平気で殴る蹴るする、突き上げ激しい暴力男のくせに、
俺の中にじわぁーって、陽だまりがひろがっていく様な、
あったかくて愛されてるかもな錯覚しちまう射精する奴もいる。
凄え気ぃつかって、襞にローション塗ってくれて、髪とか頬撫でながら挿入してくれても、
便器にじょぼじょぼ注ぐみたいに、精子を出すやつだっているんだ。
痛くて痛くて、泣きながら咥えたちんぽが、
さっきまで、白いウサギが一匹、そこでひなたぼっこしてましたみたいな、
ウサギのぬくもりが残ってる芝を思わせる吐精をしたら、僕はきっとギャップで恋におちる気がするな…。
おしまい
訂正
×:俺→○:僕
841 :
まとめ:2007/01/14(日) 23:11:58 ID:HYsIexjv0
遅くなりましたがまとめにしたら場を借りてみました。
雑談スレと99氏専用スレを作りました。
不必要でしたらおっしゃってください。
すぐに削除いたします。
私が萌えたのは天狗タンのエロシーンです。
でも蒲江ちゃんのキャラも好きだし
フキン先輩の話も切なくて甲乙つけがたいです。
あと明里サンのかっこよさにもクラクラです。
新作もエロいですね〜
ハァハァです!
836
図々しくなんかないよ。読み手として感想をキボンされて嬉しい。
ちゃんと書き手が想いを受け止めてくれるから
スカ読んでふわーっていう笑顔とは何如なるモノなのかと、リアルで擦れ違う他人を見ては
コレか!?コレなのか!?コんな感じか!?
なんてひそかに愉しんでました。
トウワも蒲江チャンもみんな大好きだ―――――――!!!
843 :
マイナス思考:2007/01/14(日) 23:33:48 ID:E0pqpI7CO
恋に破れた人魚は天使になったんですって。
そんなの詐欺よ。欺瞞だわ。
歩くのもやっとだった、半分さかなだった子が、白い羽根なんかもらったって、
きっと、うまく飛べないわ。
足が痛いのを我慢して歩いてたみたいに、背中が痛くても、はばたかなきゃいけないのよ。
可哀相。愛の女神さまの配属なんかになって、誰かの恋を叶える部署とかに回されたら、
やってらんないわよね…。2着セールで買ったスーツ着て、
こういう奴だってバレないように会社員してる私ぐらい、やってらんないわァ。
ピンクのスイートピーが好きなの。ひらひらでとってもキュート。元気をいっぱいもらえるの。
お給料日は駅前のお花屋さんで、スイートピーの花束をつくってもらってる。
黒いエプロンが似合う王子さまがラッピングしてくれるわ。
私が人魚で、あのひとを殺さなきゃダメな事態に陥ったら、私だって、絶対に自分の胸を突いちゃう。
バブルになったっていいわよ。天使にされちゃうのはいただけないけどね。
そうね、どっちかってゆーと悪魔になりたいわ。
私が思うにあの人魚の子は、がんばって出世して、大天使ルシフェルになったのよ。
それでね、泡になる覚悟で堕天したの。なんて言ってみるテスト。
あぁ〜…、あしたのプレゼン嫌だな……。
おしまい
844 :
雑談:2007/01/14(日) 23:37:09 ID:E0pqpI7CO
みなさんありがとうございます。
管理人さま、したらば借りて下さってありがとうございます。そして、ごめんなさい。
このスレを埋めたら、しばらく書くのをおやすみしようかと思っています。
書かないって言ってるそばからアレだが、気が向いたら宜しく
99氏の書く、現実とドラマの中間みたいな雰囲気が好きだ
846 :
雑談:2007/01/15(月) 00:43:46 ID:icE92b5IO
気が向いたらでよければ、是非、書きに行かせて下さい!
いつになるかわからないけれど、きっと伺います!!
休止ですか…
残念ですけど、このすさまじい投下ペースを考えたら
お疲れになって当たり前だと思います。
このスレの残りも、SSに限らず、たとえばSS創作秘話だとか、
SSの中には書かれていない設定、あるいはネタはあるけど当分書く気はないもの、
そういう雑談で埋めていっても、住人の皆は喜ぶんじゃないかな。
そこに適当に皆もレスを入れるだろうし。
まとめ管理人さま
さっそくの対応、一読者としてお礼を言います。
このスレが終わってしまっても
まとめのしたらばで萌え語りができたらいいですね。
848 :
雑談:2007/01/15(月) 01:39:25 ID:icE92b5IO
創作秘話というほどの話ではないのですが、
BL学園ものによく出てくる、男子なのに学園のヒロインな
「お金持ちでナルシストで、実際問題、主人公よりも美形なのに、しょせん当て馬なキャラ」が
主人公の話を書いてみたいな〜と思ったのが、モロモロのきっかけです。
主人公なら、イメージカラーは赤。赤と言えば、赤い彗星のシャア。
でもヒーローじゃなくて、ヒロインだから、スカーレット。
スカーレットなら、名字は小原。小原紗亜。息子に紗亜なんて付ける親は、絶対アニメ関係者!!
…みたいな感じで紗亜と小原監督が生まれました。
849 :
1月7日:2007/01/15(月) 01:41:47 ID:icE92b5IO
新年そうそう、彼氏と喧嘩別れした。
うちの地方じゃ玄関のしめ飾りは15日に外すのが、普通だ。それ以前に取っぱらうのは、
神さまにとっとと帰れって言うことになってしまうから、
15日に外して御焼納料と一緒に神社に持って行く。だけど、彼氏の地元じゃ7日に外すらしい。
それで口論になった。俺はしょせん居候。
彼氏のアパートのしめ飾りに口を出すべきじゃなかったのかもしれない。
だけど、今年のしめ飾りは俺が大学の文化セミナーに参加して、
ワラから編み、選びぬいた橙を刺したとっておきだった。発言権はあるはずだ。
そういうわけで、小さないさかいは、互いを傷つけあう罵り合いに発展し、
1月7日、半年間同棲してた元カレに俺はアパートを蹴りだされた。
受験生してた去年より、侘しい新年だ。取り敢えず、サークルの友達(ボンボン)に泣きついたら、
「パンキョー(般教)とトッコー(特講)のノートと、ときどきフェラで泊めてやる」と、言ってもらえた!
超ありがてぇー!!
つづく
850 :
雑談:2007/01/15(月) 02:10:22 ID:icE92b5IO
砂原のモデルは、いまさらですが、ス ナ フ キ ン ですww
蒲江ちゃんと字×絵のふたりは、なにげに紗亜と絡めたらハマりました。
ゼミ長は、連載をはじめたのがクリスマス前だったので、紗亜(赤)と対になる、
緑色のキャラを出したくて登場させたひとです。
画集で見た、マティスの絵(緑の目の少女)の瞳が本当にキレイで、
バナナ魚のASHみたいだったなと思ったので、緑の目のアメリカ人にしました。
本人が望めば日本に留学できる、いいおうちの子という裏設定で、
裕福なひとの多いマリン郡出身にしたような気がします。
トウワは洞和という浮世絵師のPRをかねて出し、安室はリクエストから生まれました。
本スレしたらばのpJXSr7.kOウザいね…。
せっかくこっちはこっちで静かにやってるのに。
何でああいうことするんだろ。
>>851 ここでわざわざ話題にしないでほしい。嫌な気分になるだけだよ。
>>844 ハイペース・ハイクォリティの投下で嬉しかったけど、
>>704 を見てから、私たちにサービスしてくれるために
99さんが無理をしてるんじゃないかと心配もしていました。
以前は駄々をこねてでも次スレをせがもうかとも思ってたけど、
今は、気楽にのんびりやってもらえればと思っています。
>>846 の宣言はとても嬉しかったです。気長に待ってます。
853 :
1月7日:2007/01/15(月) 06:50:32 ID:icE92b5IO
飲み会メインのオールラウンドサークルで知り合った現・同居人:安藤(ボンボン)は、
無駄に広い3LDKの世帯主で、いい感じに軽薄だ。
家賃も光熱費め水道代もとらないかわりに、ノートとフェラで俺を住まわせてくれている。
転がり込んではや一週間。俺はフェラどころか、後ろに安藤のちんぽを咥えてる。
喧嘩別れした元カレを、手っとりばやく忘れるには、おニュー(死語)のちんぽが一番だ。
セフレは何人居てもいい派の安藤は、普通に俺とやってくれるし、言うことねえ。
至れり尽くせりな環境だ。
「アァ、あああ、んッ、あんっ、どっ、安藤ーッ!!」
抱かれ、揺さ振られながら安藤の名前を口走ったら、
あん、あん、喘いでるみたいだった。自分の濡れた声が凄え恥ずかしいッ。
つづく
854 :
1月7日:2007/01/15(月) 07:40:42 ID:icE92b5IO
もっ、あと、気持ち右を突いてくれたら、前立腺にあたる。
腰を蠢かしながら、俺のいいとこに導こうとしたら安藤がちんぽの切っ先を左に動かした。
もどかしさに、おっきしたちんぽの先に溜めてたザー汁が、上から、たらたら垂れてきた。
貫いて欲しくて腰を押しつけたら、思いっきり引かれ、
どすッどすッと根元まで打ち込まれて、痛さの余り腰を引いたら、腰骨を掴んで引き寄せられる。
ちっとも気持ちよくねえはずなのに、ケツがちんぽで満たされてると、
充足感で心も幸せとかで満タンな気がしてくる不思議。
安藤は彼氏じゃねえもん。ちんぽを貸してくれてる事にまず感謝。
元カレみてーに、いきたくなっても忍耐忍耐で、先に俺をいかせてくれたりは、しないだろ……。
むしろ居候な俺は、ご奉仕しなきゃいけない立場だ。脱マグロ。
ケツをきゅっ、きゅっと締めながら腰を振る、元カレが超スキだった動きをしたら、
安藤が指先で俺の右頬に触れてきて、ちゅっと唇を吸った。ライトだけど、ちょっぴり長めのキス。
ぶわっと涙が溢れた。下半身、ケツの中のちんぽは、じれったくて、もどかしくて、
股が変になりそうなのに、キスはやさしいのな。わけわかんねぇーよ。
「ん、アッ。安っ、あ、ン、どぉ、安っ、ドッ!」
勝手気ままな突き上げに、声がうわずった。あ、あ、あ、
デタラメに擦られるだけで、ちんぽが濡れる。どんどん濡れるッ。
つづく
855 :
1月7日:2007/01/15(月) 08:15:37 ID:icE92b5IO
舌とか指で解すのよりらくちんだから、安藤は俺の後ろをローションで、うるうる潤ませてくれた。
たぶん催淫剤とかがまざってるやつ。だから、体がこんなにカッカする。
卑猥な水音をたてながら、安藤のちんぽが出入りするたび、
俺のちんぽが濡れて濡れて濡れて、じんじんがとまらない。
前立腺を突いてくれれば秒殺なのに、わかってて外してくる安藤が憎たらしい。
もっ、ダメだ。変になる…ッ。
漏らした先走りでちんぽをヌラヌラ汚しながら、俺は覆い被さってる安藤を見つめた。
どくどく注がれたローションでケツの中はたぷたぷだ。突かれるたび、ぬちゃっ、びちゃっと跳ね返る。
安藤の先走りも混ざったそれが、孔の淵から溢れ出して、ケツの割れ目に流れてく。
濡らされた体が熱かった。じらされてるのが辛かった。
安藤に抱きつきながら、目を見つめ前立腺を押して欲しいと訴えた。
擦りあげてくれたら、重く気だるいこの腰が、パァーッと軽くなるはずだ。
つづく
856 :
1月7日:2007/01/15(月) 09:41:34 ID:icE92b5IO
安藤は小さく頷いて俺の唇をついばみながら、…じゅるっ、ずるっとちんぽを引き抜いた。裏切りだ。
絶対に突いてもらえると思ってた。ひもじさにケツの孔がひくついた。あんまりだ。あんまりだッ。
ローションで両手をぬめらせた安藤が、ぬるぬるの掌で俺のちんぽを包む。
心臓が野ウサギみたいに跳ねた。
上下に動かされながら、亀頭を撫でまわされた。漏らしまくった先走りとローションが
くるくる塗り広げられ、やわなちんちんの先っぽが痺れた次の瞬間!ストロボをたかれたみたいに、
目の前が真っ白になって、眩しさにくらくらしながら吐精した。
すっきりはした。男だもん。出すもん出したら、すっきりする。だけど、ちんぽでイクのは嫌だった。
後ろだけでいきたかった。後ろを貫かれて、快感を蓄積され炙られた末、とろけるようにイクのが好きだ。
思いっきりイッて、息があがって、体中がだるくて、ベッドでぐったりしてたら、
元カレが口移しで水を飲ませてくれたのを思い出した。濡れた唇で何度もキスした。
そういうのじゃなきゃダメな体に、俺、この6ヵ月でつくりかえられてた。
前立腺が悪い。ケツの中なんかに、男の一番いいとこ仕込んだ神様が悪い。
俺の後ろなんかを開発してくれたアイツがいちばん悪い。恋しくて恋しくて、泣きながら、
俺を先にいかせてはくれた、やさしいかもしれない安藤のちんぽをチュパった。
恋しいのはアイツじゃない。前立腺を責められて飛ぶ、極彩色の快感だ。
857 :
1月7日:2007/01/15(月) 09:49:36 ID:icE92b5IO
ちんぽだけでイッた、あんまりぜぇーぜぇー、ハァ、ハァ息切れしねえ静かな夜。
安藤のちんぽを舐めていたら、寝室にいるのに、台所の冷蔵庫の胎動みたいな振動音が聞こえた。
冷蔵庫掃除なんか、アイツは絶対しないから、一緒に食べようと思って買って置いたパックの七草は、
きっとまだ、冷蔵庫に入ってる。7日は、七草粥の日だもん。しめ飾りを外すのは絶対に15日。
譲れないなんて言わずに、地域性の違いぐらい、認めればよかった。
冬休みがあけたら、大学で元カレに会える。会いたくて会いたくて、会いたくない。
とりあえず、安藤のちんぽをしゃぶり慣れる前に、バイトを増やして敷金、礼金をためよう。
部屋を借りてここを出ないと、きっと何にもはじまらねえ。
「集中しろよ」
ごちゃごちゃ考えてたら、後ろ頭を撫でられた。
安藤のちんぽに顔を埋めながら、冷たい声に反してやさしい手の平にドキッとした。
「ここに居れば?」
見透かされたみたいにさらっと言われて、めちゃくちゃ嬉しかった。
このちんぽが元カレより速く、前立腺を突いてくれたら、喜んで…ここにいる。
きっと俺、アナル責めをしてくれるちんぽなら、なんでもいい。
おしまい
訂正
×: 家賃も光熱費め水道代も
○: 家賃も光熱費も水道代も
訂正
×:やわなちんちんの先っぽが
○:やわなちんぽの先っぽが
860 :
1月15日:2007/01/15(月) 11:33:17 ID:icE92b5IO
「あ、もっ、やぁっ、矢野ぉ、矢っ、ん、矢野ぉーッ!」
1月7日に蹴り出した男が、テレビの中で喘いでる。
俺の名字が矢野だから、喘ぎ声に「やっ」がまじるのを、カワイイと思ってた当時の俺が撮った映像だ。
芸能人で例えたら、メリダニの羊谷に似てるカワイイ系の男が、
M字開脚でバイブを咥えて恥ずかしがってる。
ときどきこんなSMごっこをするくらい、俺たちの仲は良かった。
なんとなく気があって、友達になって、俺が先に惚れた。普通に後ろはバージンだったアイツに、
男同士のイロハを教えたのも俺。寮を出たいけど金がねえと困ってたアイツに同棲を持ちかけたのも俺。
くだらない事で言い争いになって蹴りだしたときは、夕方には帰ってくるだろうと思ってた。
一晩たっても帰ってこないアイツを案じて、仲間うちに電話をかけまくったら、
よりにもよって安藤のうちに転がり込んでいた。
「泊める代わりにフェラしろって言ったら舌出したぜ?」
嗤う安藤にキレるよりも、アイツの軽薄さに呆れた。覚えたてのちんぽの味に夢中らしい。
勝手にしろよと思いながらも、1月15日の朝までに帰ってきたら、浮気をチャラにしてやろうと決めた。
一週間と一日待ったが、結局、アイツは帰ってこなかった。
例年より8日間も延長して、付けっ放してたしめ飾りを朝イチで外した。
馬鹿みたいに繰り返し見てたくだらないテープを止める。
去る者は追わずだ。
この先、しめ飾りを見るたび、毎年、毎年、アイツのことを思い出しそうな気がしないでもない。
おしまい
「ア、あ安ッ、あン、どっ、安藤ぉーっっっ!」
俺は、あん、あん、喘ぐ兎餅の口をキスで塞いだ。
兎餅と書いて、「うさぎもち」と読む珍しい名字と、ウサギみたいな小動物を思わせる容姿が、
入学当初から気にはなっていたけれど、どう見てもノンケだった。
口説くのも仕込むのも面倒で半年ほど放っておいたら、ご丁寧に誰かさんが食べやすくしてくれた。
兎餅が俺のマンションに転がり込んできて、きょうで8日。
昨晩、この一週間、出し入れの際、徹底してスルーしてた前立腺を解禁。ガンガン突いてやったら、
よっぽど、飢えてたんだろう。こぶりの尻を嬉々として振りながらむせび泣いた。
可愛かった。俺のペニスに酔いながら、おめめを真っ赤にしてイク兎餅は、なかなか良かった。
ずっとずっと、と、言っても一週間なんだが、前立腺を突いてほしかったと、
ペニスをびしょ濡れにしながら告げた兎餅をぎゅーっとしながら、作戦勝ちだと思った。
まず、からだ。心はオイオイ、時間をかけてじっくりと。それが俺のやり方だ。
おいしいウサギを追い掛けなかった矢野が悪い。
兎餅は、俺のペニスにやっと前立腺をついてもらえた、倒錯した喜びに浸ってる。
乾いた喉に水はうまい。当分、俺のペニスに夢中だろう。
おしまい
高校時代の親友がバンドをやってる。
ギターでリーダー。本気でメジャーに行く気だ。この前、練習を見に行った。
リズム隊の二人、ドラムとベースは私生活でも仲良しさんらしく、音がしっかり絡んでる。
ギターおたくな親友のスキルは俺が保障する。
問題は練習熱心で歌が大好きなボーカルだ。下手だとは言わない。だが、上手くもない。
喉が弱いのか歌い方がまずいのか、すぐ声が枯れるし、声量も足りない。アウトめだ。
顔がよくて身長があるから、客寄せにはなるだろうけど、
メジャーに行きたいなら、ボーカルは、もっと歌えるやつに変えるべきだな。
けほけほ咳き込んで、喉あめ舐めてるボーカルさんを横目で見ながら、
ギターをいじってた親友に、小声で思ったままを言ったら、リズム隊にも本人にもまる聞こえだったらしい。
「バカッ!おまえの声、通るんだぞっ!!」
親友が咥えてたピックを口から落とし、俺の頭をひっぱ叩いた。
つづく
親友が俺の代わりにボーカルにあやまってるのを見てたら、
顔は申し分のないボーカルが俺にマイクを突き出した。
「偉そうなこと言ってんじゃねーよ、ど素人!だったら、お前が歌ってみろよ」
「俺、カラオケで100点出したことあるんだけど…?」
一応、自己申告したら、鼻で嗤われた。
昔から、たいした努力なんかしなくったって、大概なんでも器用にこなせた。
中学の体育祭、リレーで俺に抜かれた陸上部のやつが泣いてたのを覚えてる。
高校のとき、ギターにハマった親友が、真っ先に誘ったのも実は俺だし。
「ユニット組まねえ?俺がギターでお前がボーカル!天下取れるぜ?」
陳腐な誘い文句をまだ覚えてる。バンドとか、めんどくせぇーから断ったけど…。
「俺、あんたより上手いよ?絶対」
マイク受け取って、親友とリズム隊に演奏をお願いした。
記憶力いいから、一度聴けば歌詞だって頭に入ってる。つか、この詞、書いたのは間違いなく俺の親友。
ほんとは、むしろ、こう言いたかったんじゃないの?と詞をアレンジしながら、
親友を見つめたら、俺を見つめ返して目ぇ輝かせた。
つづく
俺の声に興奮したリズム隊の二人がアドリブを入れたのがわかった。
自惚れじゃなくて本当の話。生の演奏で歌うのは気持ちいい。自分の声がぐんぐん伸びてく。
ボーカルが惚けた顔して、涙を流してた。
よかったね。実力の差がわかる耳を持ってて、まだ、よかったね。
ああ、俺って嫌なやつ。スタジオに気まずい空気が流れてる。
ボーカルにマイクを返したら、受け取って貰えなかった。
泣き濡れた顔でスタジオを飛び出した美青年を、親友が追いかけてく。
三人で親友たちの帰りをまってたら、リズム隊の二人にボーカルになってくれと言われた。
「でも、ボーカルいるでしょ?」と返したら、
ベースが「交替だなァ」と首に手をあて斬る振りをしながら笑った。結構、ざっくりしてて驚いた。
つづく
親友が実力不足のカナリアを連れて戻ってきた。
俺がバンドの一員になる気はないからと告げると、ボーカルは濡れた目を見開いた。
えぇーっ!?と言い掛けたベースの口をドラムがふさぐ。
想像だけど、きっとふたりは、夜になると下半身を絡みあわせてる。そういう音を出してた。
相性ぴったりで互いを支え活かす音。好きだな。
一緒にバンドをやってみるのも悪くないかもしれない。
だけど、人の椅子を奪う趣味はないし、
この顔のいい男が、凄く楽しそうに歌をうたってるのをさっき見た。
「じゃあ、俺、そろそろ帰るし」
頑張ってと涙目のボーカルに手を振って俺はスタジオを後にした。
つづく
同棲してる親友がギターケースを担いで戻って来たのは日付が変わるちょっと前だった。
ミーティングして飲んだと言っていた。
プライド高そうな、猫で例えたらシャム猫なかんじのボーカルが、俺が帰ったあと
半泣きで、「きらないで」と言ったらしい。
「あの男前が、『もっと頑張るから、チャンスをください』って、
『歌が好きだ、みんなの音が好きだ。一緒に居させて下さい』って、土下座するんだぜ?
ほろっときたね。アイツが、練習熱心な努力家さんなのは、俺たち全員知ってるし、
アイツの顔にファンがついてるのも本当なのにな。お前にいじめられて、しょげてたぜぇ?」
可哀相だから慰めてきたと笑いながら、親友は俺をベッドに押し倒した。
いじめた覚えはないんだけどな……。俺が天才でごめんなさい。
「でもな〜、うちのベースとか、お前の声に未練たらたらだったぜ?」
喉仏にキスをされ感じた。「俺だってほんとは、いまでもお前と音楽したい…」
「ボーカルが聞いてたら嘆き悲しむよ?」
俺はミュージシャンになりたいわけじゃない。
何になりたいかは決めてないけど、ミュージシャンじゃないな…。
とりあえず、お前の一番近くに居たい。
つづく
服を脱がされ、抱き締められ、好きな男の匂いに体の力が抜ける。
どちらかといえば冷めてる俺が、はじめて知った燃えること。
親友の指が俺の胸に伸ばされ、指の弦タコで押された乳首が芯を持つ。
「あっ、ん」
弦を弾くように強く弾かれ、胸が疼いた。下肢まで火照る。
胸を触られ下が熱くなるなんて知らなかった。胸に与えられるもどかしい刺激に喘ぎながら、
股間が湿ってくのを感じた。恥ずかしくていたたまれない。
「硬くなってるぜ」
半勃ちのそこを一撫でし、また胸に戻り乳首を摘む指に焦らされ悶えた。
恥ずかしくて股間を揉んでなんてねだれない。目が潤む。
つづく
「焦らしてごめんな」
目尻の涙を舌で掬い目元に口付けひとつ。親友が俺の硬くなった性器を扱きだす。
ギターリストの長い指に直接触れられ足が跳ねた。たまらなく感じる裏筋を擦られ、
ペニスの先をべとべとに濡らしながら、ほんとごめんなさいと思った。
あのボーカルさんは、たぶん俺の親友に惚れている。なんの根拠もないカンだけど、なんとなく…。
あんたの欲しいもの、俺が全部持ってるね。
ア、あぁ……っ、気持ちいいッ!!
おしまい
どっちも面白かったー。攻め受けの思惑が入り交じって、お互いを翻弄する
結果になってるのが面白いんだよな! 一枚上手のミルフィーユ状態というか…。
決められた量より二倍半多く薬を飲み水族館で魚を見るのが好きだ。
水もさかなもゆらゆら。
サーフィン、サーフィン。溺れる魚。飛ぶ魚。まわるまわる回遊魚。
書かないと死んでしまう字書きなんていない。
歌わないと死んでしまう歌手なんていない。
泳いでないと死んでしまう魚ならいる。
高い声を出したかった。もっと上手く歌えるようになりたかった。
ボイストレーニングに通って、腹筋背筋鍛えて、喉あめ舐めて、冬場は加湿器つけて、
大根エキス(蜂蜜入り)を飲んだ。バナナを歌う前に食べると声が出るって聞いて習慣にした。
リーダーの親友に、俺は歌がど下手だと思い知らされた。好きだけど、下手。好きなだけじゃ足りない。
そう思って、練習量を増やしたら喉にきた。声帯を痛めて手術。
医者は完治したと言うけど、俺の声はこんなガサガサじゃなかった。
前にも増して伸びない声。バンドは自主的に脱退。2代目Vo.には、リーダーの親友がおさまったって聞いた。
つづく
顔はいいのにね、とか、見た目は器用そうなのにねと、言われつづけて生きてきた。
挫折しそうになるたび、大憧れのシンガー、ジェフ・バックリーの名言を思い出した。
「全てのゴールは過程にある」
「努力」と「情熱」。この2本柱が俺の全部。もう、両方折れたけど。
ラッコのプールを見てたら、リーダーの親友の残像がゆらめいた。
かわいい顔したラッコ系の“親友”とリーダーが、そういう関係なのは、ひとめでわかった。
だって俺がいつもリーダーを、そういう目で見てるから。
悔しいけどお似合いだったな……。
あのひとは、自分に自信のあるひとだけが纏える、光のマントを羽織ってた。
つづく
872 :
まとめ:2007/01/15(月) 21:27:36 ID:LXmMUUx60
作者様
スレ埋め後お休みなさるとのことで残念ですが、
今まで良作を読ませていただいたことに
感謝の気持ちでいっぱいです。
お気が向かれたらぜひいらしてくださいませ。
その日を楽しみにしております。
まとめはミュージックファイターまでまとめました。
おかしなところなどありましたら掲示板または
orz801★pksp.jpまでご連絡くださいませ。
なんで自分がスカーレットを面白く感じるのか、理由がわかった気がする。
「お金持ちでナルシストで、実際問題、主人公よりも美形なのに、しょせん当て馬なキャラ」が好きだったからだ。
BLでよく出てくるような、受けと攻めがくっついた後は話に登らなくなる当て馬キャラが妙に好きだったんだよなー。
「攻めあっさり心変わりワロスwwwでもヒドスwww」とか「ハッピーエンドはいいんだけど、あの当て馬どうなったwww」とか、
主流から外れた部分に感情移入するほうだったから、その当て馬的キャラである紗亜に魅力を感じたんだろうな。
だから、当て馬(というよりは三角関係の脱落者)である溺れるカナリアも好きだ。
あーなるほど。
私もそうだ。
スカちゃんが気掛かりでしょうがなかったもん。
背泳ぎで、この星の彼方に進むラッコを見送った。
平らなエイが長い尾をひらひらさせながら、こっちに飛んでくる。
エイのしっぽに手を伸ばしてみた。届きそうで届かない。
タイル張りの床で跳ねたら、月面を蹴ったみたいにふわっと浮いた。凄ぇ。
宇宙遊泳は、はじめてだ。エイと泳いでいたら、スイミーな小魚の群れとすれ違った!
きらきら光る館内をたゆたう。声が出ないなら、歌えないなら、もう、俺じゃねえ。
このまま此処で泳いでたい。
脱落者モードに浸っていたら、いきなり誰かにぶたれた。
「お前、独り言多すぎ。行儀よく見られねえなら帰れ!」
つづく
876 :
雑談:2007/01/15(月) 22:25:31 ID:icE92b5IO
まとめさまへ
いつもいつも、ありがとうございます。
お仕事のはやさに、とても励まされています!!
誤字脱字、減らす様に頑張ります…orz お手数おかけしてごめんなさい。
知らない男だった。
「誰?」
ぶたれた頬を押さえて尋ねたら男が言った。
「ミハヲタ。あんたの顔に惚れて、バンドの追っかけしてた。
いまは、あんたのストーカー。顔、殴ってわるかった」
こういうとき、何て言えばいいのかわからない。最低な最高。ありがとうって言葉は違うよな?
「立場的にあんたが心配」
「…ありがとう」
見つめ合って立ち尽くしてる俺と男の間を、小魚が一匹つぅーっと横切った。
「この顔が好きなら、身体ごとお前にやるよ」
ちょっと迷ったけど、もう顔も身体もいらねえから、そう言ってみた。
つづく
男が満面の笑顔で、俺の手をぎゅっと握って引っ張った。
そうしたら急に浮力が消えて、宙に立っていたはずの俺は床に両足をつけていた。
館内をのびのび飛んでいた魚たちが、水槽に帰ってく。ラッコ達もこの星の彼方からプールに帰還。
ああ、夢が醒めてゆく。
「男ならみな、きれいなファルセットを上げられる腺がケツの中にある。
俺があんたを歌わせてやるよ。来な」
リーダーには淡い恋心を抱いてた。
だけど男同士の色恋がどんなものなのか、俺はまだ知らなかった。
結合に尻を使う事も知らなかったし、男の言う「腺」を押されたら、どうなるかも知らなかった。
ただ、また、しゃがれてない声が出るなら!歌えるなら!と、思った。
もしかしたら、この自称ストーカーは民間療法のスペシャリストかもしれない気がした。
男に連れられキッチュなホテルに行った。
下の口で男のバナナを食べたら、大きな声が出た。
それは確かに甲高いファルセットで、高波にさらわれて溺れる度に出た。
シーツの大海原。♭のついた嬌声。俺を歌わせるオタマジャクシ。
。°。○〜 °σ。°。○〜 °σ。°。
アッー!癖になる。歌うより、気持ちいい……ッ!!!
おしまい
顕微鏡でコオロギを見た。
キチンとキトサン(たぶん)でできた透きとおった翅に走る葉脈みたいな翅脈がキレイ。
鳥の翼は前脚と引き替えに手にしたものだから、
前に脚の無くなった空飛ぶ鳥は、四つ脚の動物みたいに大地を駆け回れない。
だけど昆虫の翅は脚の変形なんかじゃないから、飛んだり跳ねたり両方できる。
長い後脚がカッコイイ。きっとこれで大地を蹴るんだね。
関節、触角、尾部。どこを見てもどんなプラモより精密で精巧!!
人間のつくったものなんかじゃ太刀打ちできないフォトジェニックさ。
(ああ、でも、お札とパスポートは別。あのひと達は無敵の人工物だから)。
朝起きて水を飲む。シリアルバーをもそもそ食べて、水を飲む。
午前中の客と寝て水を飲む。
11時から14時までは、僕の時間だから、顕微鏡を覗いて水を飲む。
モリタカズヨシアワーを見ながら水を飲んで、やさしいライオンを見る。
きのうと、きょうと、あしたはイチカワシュンエンさんがゲストだから嬉しい。
それから水を飲んで、顕微鏡を覗いて、うさぎと遊んで水を飲む。
1日2リットル水を飲む。僕の売りは肌。大人の男は肌こそすべて!目指せ「さわりたくなるピュア肌」。
もう若くない僕(シュンエンさんと同い年だ)は、色々と必死。
指名が取れなくなったら、社長に合わせる顔がない。御恩と奉公。
赤目、赤目、白髪、白髪といじめられていたシラコの僕を拾ってくれた、キレイだと云ってくれた社長に、
もっともっと報いたい。僕の源氏名は因幡(イナバ)。平成男娼宿の因幡です。
おしまい
社長が新しい男さんをたらしこんで連れてきた。
街で見かけて付け狙い、弱ってるときに接触。社長自ら仕込まれたとのこと。
因幡の売り上げが落ちぎみだから、その穴埋め要因か?
店の売り上げをあげてくれそうな男前だった。黒い服がよく似合っている。
店の売り上げが上がれば、自分のお給金も上がる。喜ばしい事だ。(自分はこの宿の掃除人をしている。
部屋や便所の掃除、男さん方の孔の掃除、不要になった男さんの始末などが主な任務だ)。
アマチュアバンドの歌い手さんだったという男さんに、社長は土岐(トキ)と云う源氏名をつけた。
見た目はふてぶてしそうな銀座のカラスだが鴾(トキ)とは。
保護してやらないとダメな絶滅危惧種ねえ…。なんだかすぐに死にそうだ。
売りは、おちんぽを咥えたときのファルセットだと社長は嗤った。働きぶりに期待。
おしまい
二代目のボーカルがはまり、俺たちのバンドはメジャーデビューを果たした。
ファーストはベスト10入りこそ逃したが、ぎりぎりオリコンの左ページに載った。
はやい話、初登場49位。上々だ。
一足先にデビューしてたアマチュア時代のバンド仲間と飲み明かした朝、
いまの男(同じバンドの四弦)とつきあう前、そこそこ通ってたレトロモダンな店に、久しぶりに寄った。
恋人はしょせん素人だ。酔いを言い訳に、たまには玄人と遊びたい。
平成男娼宿はこの手の店にはめずらしく朝から客を取っている。
いつも指名してた白子の因幡が客を取ってたから、新入りの土岐(トキ)って男を頼んだ。
つづく
日曜日、美容室に行ったの。蒲江ちゃんのお店は、再現性の高いドライカット。
ぶきっちょな私でも、おうちに帰ってから簡単にセットできるのが嬉しいわ。
でもね、八王子からわざわざ表参道まで髪を切りに行くのは、ドライカットだからじゃないのよ。
蒲江ちゃんに会いたいから。
「どぉーしたのォ!?くぅーちゃん、元気ないじゃない??」
蒲江ちゃんに言われて、顔に出てるんだって気がついたわ。
「うん、ちょっとね。私、サラリーマンやめようと思って…。やっぱり向いてない気がするの」
愚痴ったら、蒲江ちゃんが、平日は頑張って男子をしてる私を誉めてくれたの。
それから、「でもね、くぅーちゃんがリーマンやめてしたいことあるなら、応援するわァ」って微笑んでくれた。
「どーしても、うまくいかなかったら、アタシのおうちにいらっしゃい!
俺が面倒見てやる。喰うには困らせねーよ」
鉄男さんな顔で、指先でハサミを回してウィンクした蒲江ちゃんにきゅんとした。
ごめんなさいって思ったわ。
「何かやりたいことがあるわけじゃないのよ。
ただね、取引先のひとに『工藤さんって歌舞伎の女形みたいですね』って言われたの。
それだけなの。でもね、なんか、もう、会社行きたくなくて…。私、情けないよね。
蒲江ちゃんみたいに手に職もないし。リーマン続ける根性もないの……」
話ながら、涙が滲み上がってきちゃった。
「スーツ着てるときは、ちゃんと男子できてると思ってたけど、私、カマカマしてるみたい」
「くぅーちゃん!『女形みたい』って、それって誉め言葉よォ。
オヤマはオカマの美辞麗句じゃなくってェ、たおやかで美しいですねって意味なんだからァ!
それはねナンパ。ナンパなのよ!くぅーちゃんモーションかけられてるのよォ〜!!」
蒲江ちゃんは、そう言って私を笑わせてくれたわ。ありがとね。
そのあと蒲江ちゃんは、貸衣装屋さんにお電話をしてスーツを一着注文したの。
届いたそれを私に手渡して、蒲江ちゃんは言ったわ。
「アタシね、くぅーちゃんのスーツ姿を知らないでカットしてた。
平日のくぅーちゃんの女子度をアップさせてる、いちばん悪い子は、アタシのカットだわァ!
髪は印象の決め手だもの。ごめんだけど、ちょっとバックヤードで着替えて着てね。お願いしますッ!
くぅーちゃんが、スーツを着たくなっちゃうスタイルを提案させて!!」
涙腺崩壊。
蒲江ちゃんのちょっぴり太い首に縋り付いてわんわん泣いたわ。
好きよ、蒲江ちゃん。オカマなのにオナベみたいにカッコイイあなたが大好き。
私の王子さまは、お花屋のお兄さんじゃなくてあなたかもっ!!
私、私、オカマじゃないかも。オカマが好きなオコゲだわァ!
おしまい
土岐(トキ)は、音信普通になっていた初代ボーカリストだった。
俺はこの手の劇的な事にえらく弱い。萌えではなく燃えを感じた。
俺が相手なことに動揺してる「土岐」に、「玄人(くろうと)だろ。しゃんとしろよ」と声をかけたら、
土岐は覚悟を決めた様に、「はじめまして。土岐です。ヨロシク」と晴れやかに笑った。
喋りながら、けほけほ軽い咳をしていたから、大丈夫かと尋ねたら、
土岐は元気な笑顔で言ったた。
「たいしたことねーよ。夕べ、裏声出しすぎた。俺、この仕事が天職みてえ。歌うたうより気持ちいいんだ!!」
いつもニコニコ歌ってた男のセリフとは思えなくて驚いた。
「歌うより気持ちいいこと、見つけた」
凄く自然な笑顔をみせる土岐にまいった。
つづく
訂正
×:音信普通
○:音信不通
886 :
雑談:2007/01/16(火) 19:16:50 ID:L/mc1xeLO
605さんへ
リクを頂いてたのに、とっても遅くなってごめんなさい。
蒲江ちゃんの美容師ライフを書いてみました。(「リリィな関係」)
トキそれで良いのかww
蒲江ちゃんもギザカワユス
なるべくレスは控えてるけど、毎日本当に超超乙です!
888 :
雑談:2007/01/16(火) 19:48:59 ID:L/mc1xeLO
ありがとうございます!
レス控えてくださらない方が嬉しいですww
カナリア切ねぇ〜。
皆が幸せになれんものか…。
こんな短いSSの中によくこれだけギュッと
ストーリーを凝縮できるものだと感心します。
まとめサイト管理人さま、
ここの住人には騙される馬鹿はいないから、
それだけは安心して。
890 :
まとめ:2007/01/16(火) 21:19:05 ID:83VedeKb0
>>876作者様
こちらこそありがとうございます。
誤字などはお気になさらないで下さい。
大好きな99さんの作品をまとめてるときが楽しいので。
それよりもまとめサイトでの作品の並べ方がおかしくないか
いつも気にしています。
並べ方などでおかしな所があったらご指摘いただけると幸いです。
>>889 某所で私のなりすましがでてとても悔しかったですが、
889さんにそう言ってもらえてうれしいです。
本当にありがとうございます。
うふ〜ん
うふ〜ん
久しぶりにVIPPERが来てるな。
AAが大量投下されてるスレの傾向から見て、「荒らしで一気にスレを埋めよう」ってのが目的かねえ。
894 :
花屋の若旦那:2007/01/16(火) 22:37:20 ID:L/mc1xeLO
890さんへ
毎月20日。いつもピンクのスイートピーを買いにくるリーマンがいる。花で例えたら野菊な感じの男だ。
リボンをかけながら、彼女へのプレゼントかなと思っていたら、
今月20日、彼が店を出たあと、店長(おやじ)が「ありゃゲイだな」と言った。
そうか。ゲイか。同じ組合じゃねーか。
俺は、いまいち鼻が効かない。同類を嗅ぎわけられないのが悩みの種だ。
とりあえず過ちを犯さぬ様、出会う男は皆ノンケだと思うことにしている。
だが、あちらさんもそうなら無問題だな。
スーツを着て働き、月に1回、自分のために花束を買う男。花はピンクのスイートピー。ネコだ。
間違いない。いやタチか?まさかな。ネコだろあれは。ネコだ。ネコだ。
ピンクのスイートピーの花言葉(私的)は、「貴男になら騙されたい」だしな。
うん。仮にタチなら俺が押し倒されてもいい。つか信じてるぞ。
来月20日、花を渡しながら、さり気なく手に触れてみよう。
おしまい
頭の中でカウントとって土岐に挿入。16ビートで刻みながら出し入れし、
バスドラのペダル蹴るみたいに思いっきり前立腺突いたら、
土岐が、いまにも剥がれ落ちそうなファルセットで鳴いた。
自分の上げた声にはにかみながら、土岐が持ち前の笑顔を浮かべて、
「もっと」と両脚で俺の腰を引き寄せる。
男前だと思ってたバンドのフロントマンが、可愛い玄人さんに見えた。俺の知ってるアイツはもういない。
天職なんか見つけて欲しくなかったな…。バンドに居場所がなくなった元ヴォーカルは、ゆくあてを無くし、
路地裏をさまよい、雑踏で泣き、電気屋の前でテレビに出てる俺たちを指さし、
昔、俺はこのバンドで歌っていたんだと、しゃがれた声でシャウトし、嗤われて欲しかった。
そっちの方が劇的で俺好み。そんな手術前より痛々しい、耳に残る声で喘ぐなよ…。
アイツが一番好きだったアンコールの定番の、俺らのバンド名冠した「名曲」のリズムで、腰を振ったら
わかったんだろう。さっきからずっと笑顔だった土岐が、口ずさみながら、はらはらと、泣いた。
おしまい
896 :
605:2007/01/16(火) 23:55:35 ID:LjyL2zfW0
「リリィな関係」、ありがとうございました!
スーツレンタルって、いい美容師さんだなあ。
ちょっぴり太い首ってのにときめいた。私もオコゲになりそうw
蒲江ちゃんって見た目はどんな具合なんでしょうか?
トウワのモノローグを考えると、あまり期待できないのかなw
背は高い?低い?髪型とかメイクとか派手なのかな?
平成男娼宿
泣けるー。下手なSMなんかよりずっと鬼畜。
もし気が向いたら、字書き×絵描きもまた何か書いてください。
ネジが外れてはいるが明るく堂々とした山田氏と
気弱ながらも常識人で山田氏をフォローしてあげてるっぽい玉田氏は
最高のコンビだと思う!
バンドは49位どまりというか後は下降線一方でおながいします
うがーーーこいつらむかつくーー
おまいらなんか「インディーズの中では上手かったんだけどねー」レベルだそのまま消えてしまえー
899 :
890:2007/01/17(水) 00:38:47 ID:HxRFC2S80
>>894 ありがとうございます!
泣けました、うれしくて。
ほかの人になんと言われようと気にせずにいられます。
99さんやここの住人さんにわかってもらえてるだけで百人力です。
がんばります!!
せ、切ねええええーーーーー!!
しかし愛の無い801スレ住人としては、非常にGJ!な展開。
このバンドの行く末について、成功を収めるっていう展開が何故か想像できないんだよなあ。
「親友と一緒にいたい」という理由だけで、2代目ヴォーカルがなんとなく歌ってるからなのか。
どうも彼の場所はこのバンドではないような気がしないでもない。
901 :
没ネタ2:2007/01/17(水) 01:07:50 ID:RHqe0ZDbO
「長官!これ以上はパイロットが持ちません!!」
「パイロット臨界ッ!」
「長官!!どうかコックリングの解除を!!」
「駄目だ」
私は心を鬼にし部下の提言を棄却した。
正面のモニターには、スサノオのコクピットで喘ぐ、私の息子が映っている。
私の息子は、政府が開発した対オロチ用戦闘機巨神スサノオを動かせる唯一のパイロットであり、
日本を救えるメシアだ。スサノオの動力源はパイロットの「タエルサマ」……。
息子がペニスを腫らし身悶え、射精に耐えれば耐えるほどスサノオの機動力はアップする。
おいそれと達せぬよう、ペニスの根元を戒められ、コクピットの椅子に拘束されながら、
ローターで責められている息子が、全身でいきたいと叫んでいる。だが、まだ駄目だ。
「長官!せめて前立腺刺激を中止してください!パイロットが、貴男のご子息が危険ですッ!」
日中はやさしい次官が叫んだ。
「駄目だ。快感の低下はスサノオの動きを鈍らせる」
私は息子の精神力を信じ、勝負に出た。
「亀頭にローション追加。アームに電マを装着。これより亀頭責めを開始するッ!」
902 :
没ネタ2:2007/01/17(水) 01:09:25 ID:RHqe0ZDbO
「長官っ!!」
私を非難する声が上がった。だが、この国を守るにはこうするしかないのだ。私はマイクを取り、
コクピットの息子に語りかけた。
「いかせて欲しいか」
「い、いえ、父、さ…ん。…欲し、が、りま、せ、ン。勝つ迄はッ!」
「頼むぞ」
息子を鼓舞する私の肩に、次官がそっと手を置いた。
夜になると鬼畜に変身する次官に、四つん這いで責められ
シーツを握って堪える私の背を見て育った我が息子は、
堪えるという事の極意を知っている。
つづく
「山田氏、俺は萌えるぞ!タエルサマで動くスサノオVSイクサマで動くオロチと云うことだな!!」
玉田氏は、またまた没をくらった原稿を萌え〜と云いながら、読んでくれた。
そうか!萌えるか!!玉田氏に萌え〜と云ってもらえると力がわくぞっ!だがな、誠の萌えは、
きらきら目を輝かせて、俺の原稿を読んでくれている玉田氏の、その横顔だ。
おしまい
久しぶりに覗きました。
山田氏ってほんとに。もう大好きだ。
うわ、こんなにすぐにリクに応えていただけるとは!
ありがとうございます。
しかし…没ネタバカスww
これを編集さんに見せる山田氏もww
最初に没くらった時点でわかりなさい!
そしてそれを大喜びで読む玉田氏……似た者夫婦でお似合いだ!
905 :
雑談:2007/01/17(水) 02:36:57 ID:RHqe0ZDbO
バイニマス
そのふわふわの白いうさぎは、おひさまの匂いがする。
ミュージックファイター
溺れるカナリア
平成男娼宿
続・平成男娼宿は、同シリーズです。(シリーズ名:平成男娼宿)
【裏設定】
バイニマスの攻めが平成男娼宿の掃除人で、受けが社長です。
社長が掃除人に押し倒されるのは、土岐がドラムに抱かれた数ヵ月後なので、
時の流れ的には、バイニマスがラストになります。
906 :
ラストシーン:2007/01/17(水) 13:20:38 ID:RHqe0ZDbO
トウワにペニスをあやされているオハラが、細腰をくねらせながらミュートで喘いでいる。
煙草をふかしながら、「御伽の国のフェアリーみたいな顔をした親友」が、
『アゴにひげを生やしてみようと思ってんだけど』と口走り、
蒲江に「いやぁーん、ダメよ。やめてェ!似合わないわよォ〜」と爆笑されていたのを思い出した。
思い出し笑いをしてたら、オハラをよがらせながらトウワがオレを見た。
「なに笑ってんの?」
「んんー?ちょっとな…」
気怠い体を起こし、ベッドの上で情事後の一服をしてるオレのすぐ隣、
同じベッドの左サイドで、オハラを抱いてるトウワをあしらい、オレは煙を輪っかにして吐いた。
最近、トウワがトウワに見えるようになった。斜め45°に感じてた疼痛ももうない。
フキン似のトウワとのプレイは、グリーフ・ワークみてーなもんだったんだと思う。
寂しさをまぎらわすのにトウワを使った。喪も明けないうちから、抱き合った。
悪かったと思う。でも救われたのもほんとだ。
フッとふっきれたのは、抱かれながら、フキンではなくトウワの名前を呼んだ晩。
不思議なくらいトウワへの恋心はキレイさっぱり無くなった。
まあ、何だかんだ言って、ボリュームのあるトウワのペニスは好きだから、オハラのお言葉に甘えて、
ときどき3Pをしたりしてはいるけれど。
オレが惚けた目でトウワを見なくなったのと、オハラが独占欲0でオレとトウワをシェアしてる現状が、
トウワは不満らしい。けっこう、まともな神経を持ってて驚いた。『ふてくされるトウワが可愛いから』と、
オハラはオレをセックスに誘うけど、いつも、きょうみたく鬼畜なトウワにペニスの根っこを縛られて、
たっぷりオレとのセックスを見せつけられたあと、腫れたペニスをもてあそばれて感じまくってる。
お前が一番カワイイよ。きゅっと眉を寄せて喘いでいるオハラの眉間にキスを落としたら、
トウワが不機嫌そうにオハラのアナルをファックした。
おしまい
「いやぁーん、何これェ、超おもしろいんだけどっ!」
俺が唯一萌えられない山田氏の「身近な人々シリーズ」に、蒲江さんはハマってる……。さすがです。
つづく
>>895 ラスト2行が破壊力抜群で欝になりそうだw
なぜか土岐には妙に嗜虐心を煽られる。
バンドが成功したほうが土岐の惨めさが引き立っていいなあ、とか。
>>906 ゼミ長の独白で溜飲が下がった。いい決着がついてよかった。
…と思ったら山田氏ですかorz やられたw
自分もやられたよっ!
なんかシリーズ名まで付いてるし!
だめだ、完全に99さんワールドに取り込まれた
909 :
ラストシーン:2007/01/17(水) 18:07:39 ID:RHqe0ZDbO
「トウワさんに、代わる代わるズタズタに犯されて放置されたボロボロのお二人を、
駆け付けた蒲江さんが抱き締めて、中出しされたのを掻き出したり、
お尻の裂傷にお薬ぬったりされてる、困ったのもあったですよ」
俺が苦笑いをしたら、蒲江さんが哀しそうな顔をして、「それって実話よ」と呟かれた。
「アビーの熱は下がらないし、スカちゃんは胃液吐き続けるし、
アタシ二人が死んじゃうかもって恐くなったもの。お玉ちゃんの彼氏さん凄いわねェ。
そのお話のラストで、トウワがあるオカマに半殺しにされてなかった?」
大当たりで驚きながら頷いたら、蒲江さんが、ふっと寂しげに笑った。
「それでも、アタシに叱りとばされてもスカちゃんも、アビーもトウワに会っちゃうのよね。
トウワは駄目。いい男のときとそうじゃないときの落差が激しすぎるもの」
俺ひとりじゃ敷居が高くて入れないようなカフェで、
なんとかという赤いハーブティーを飲みながら蒲江さんはため息をついた。
「さっきのご本、面白かったなァ。現実があんな風になったらいいのに、ね?」
蒲江さんは、アジアン・ビューティーな真っ黒な長髪を掻き上げ、切れ長のまつげボーボーのメーテル・アイで
俺を見つめられた。西洋のお人形さん見たいな、紗亜さんとは違う、
東洋的なキリッとした美しさが蒲江さんはあると思う。
背だって、踵のある靴をはくと紗亜さんと同じぐらいあるし、全体的に迫力があるのだ。
何といっても目力が凄い。俺はいつも、見つめられると、どぎまぎしてしまう。
素直にキレイだと述べたら、蒲江さんは投げキッスをして、伝票を手に取られた。
「嬉しいから奢ってあげちゃう!今月は、ずーっとオウノオトコ風メイクでいこうかしらァ!」
つづく
訂正
×:蒲江さんはあると思う。
○:蒲江さんにはあると思う。
>>909 せつなもえ。
蒲江さんいい人だ…惚れそう。
かわいくてオトコマエなオカマ最高。
912 :
ラストシーン:2007/01/17(水) 22:06:41 ID:RHqe0ZDbO
いち腐兄としてオウノオトコは山田氏と映画館で見たが、
蒲江さんのお化粧はコンギルたんより濃ゆい気が…!
いや、そうではなくて、伝票は俺がっ!!
「経費で落としますからっ!」
蒲江さんには、ただでさえ貴重な休日をさいて頂いてるのに申し訳ない。
手土産がわりに持参した山田印の同人を手に、「これがアタシの人件費でいいわよォ」と
おっしゃって下さったが、申し訳なさすぎるのだ。
百式の次回作のため、俺はいま、蒲江さんとご一緒させて頂いている。
【ひとりひとキャラ】
作画から動画まで、ひとりのアニメーターが、ひとりのキャラをずーっと担当して描く。
それが、百式流なのだ。というか、小原監督が描きたがりなだけなのだが。(美少女限定)
背景や小道具、メカや男キャラはデッサンや設定資料や、イメージボードやカンプで、
俺たちアニメーターに監督の脳内世界をわかりやすく見せてくださり、
イメージの擦り合わせをして任せてくださるのだが、
こと美少女に関しては、「俺が描く」と云って描いてしまわれる。
「(スカートの)風のはらみぐあい、ひるがえり方、コンマ数秒、見える(パンツの)その見え方、
そこに監督ではなくアニメーター小原として、生涯追い求めていきたいものがある!!」らしい。
そういうわけで、百式のエンドロールには、作画と動画のとこに小原監督の名前がある。
キャラノート(監督が各キャラにつき最低ノート1冊は描きこまれる性格や好きな食物や趣味などなどに、
顔のアップや、全身像×ほぼ360°のイラストをプラスした直筆設定資料)をベースにアニメーターが、
俳優さんが役を膨らましていくように、キャラを膨らましていく。それが百式流なのだ。
そして、今度俺はカーマと云うオカマちゃんを任されることにあいなり、
監督が勉強させてもらおう!と蒲江ちゃんに話を振られたと云うわけだ。故に俺はこうして此処にいる。
つづく
うふ〜ん
914 :
ラストシーン:2007/01/17(水) 23:18:47 ID:RHqe0ZDbO
「きっとね、スカちゃんはどMでトウワはどSなのよ。
アビーは、そうねアビーはどQ(きゅん)ね。
砂原さんに凄く想われてたし、誰が見ても両想いだったのに、二人の仲はセフレだなんて公言してたもの。
ときどき、砂原さんが可哀相だったわ。
亡くなってはじめて、凄く好きなことに気が付くから、しこりになっちゃうのよ。
ばかだなァ…、アビーもスカちゃんも」
カフェを出て、服屋を見て、隠れ家みたいな居酒屋で黒糖焼酎を呑みながら蒲江さんは目を潤ませた。
蒲江さんはやさしい……。
泣かないで下さいと、お酌をした。おちょこを持つ左手の小指に、可憐な指輪をはめられていて、
それがとてもよく似合ってらっしゃった。
左手の小指の左隣には、他の指がないので、指輪の横のデザインもよく見えた。
ピン!ときた。設定資料にはなかったのだが、監督のOKが出たらカーマの指にもはめたいぞ!
カーマならきっとこれをはめているはずだ。
お願いして、いっとう華奢な指にはめられた可憐な輪っかを、写メで撮らせて頂いた。
つづく
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
下げます
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
orz
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
きょう中に完結させ、1000を踏みたいので埋め立てをやめてください。
お願いします。
うふ〜ん
うふ〜ん
orz
うふ〜ん
やめてください
うふ〜ん
うふ〜ん
orz
947 :
風と木の名無しさん:2007/01/17(水) 23:35:01 ID:HoUJZMZI0
VIPの凸も24時までらしいからそれまでの辛抱さ
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
人の事なんのかんの言っておいて
ラーゲルも使いまわしと映画やらの設定多いよな。
何てミザリー?とか何処の久作?なんて思って呆れてた
961 :
風と木の名無しさん:2007/01/18(木) 11:14:32 ID:aaz0sRJ+0
ばか
今のうちに次スレ立てておいた方がいいかと
なんかまだ荒らしが来る可能性もあるって聞いた
あとそれから、荒らしに「止めてください」って反応している奴、削除の邪魔
このスレは次スレを立てないことになっているのです。
残りレス数有効に使っていきましょう。
このスレッドは重複スレッドなので1000到達後は本スレに合流するはずなんだけどな…。
965 :
雑談:2007/01/18(木) 13:29:07 ID:FUe8zGNhO
削除の邪魔をしてごめんなさい。
ヴィッパーに反応してたのは自分です。
「ラストシーン」の最終話と、「乙女の祈り(続・バイニマス)」を、まとめのしたらばに投下しました。
このあと投下する「お仕置きマン」は、「乙女の祈り」のつづきです。
白髪でちびのおっさん(36歳)。もとい、色素の薄い小柄で華奢な年令不詳の因幡と、
人気ロックバンドの初代ボーカリストだった男前な土岐は、
最近色っぽくなった社長に愕然としている。お二人は社長が自ら仕込まれたので、
男同士のイロハを教えてくれたタチのネコ化が、俄かには信じられないのだろう。
10年ぶりの同窓会、高校のとき好きでたまらなかったサッカー部のエースが
デブって禿げてたときの私の哀しみと、相通じるものがある。
社長がネコに華麗なる転身をとげたきっかけは、うちの掃除人だ。
だが、とどめを刺したのはトウワという男(社長がスカウトした隻眼のツレ)らしい。
トウワがバーで隻眼を独りにして他の男に声をかけていたので、
チャンスだと思った社長が隻眼をくどきはじめたら、トウワが切れて
「俺の男に手ェ出してんじゃねーよ!」(中略)「アッー!(by.社長)」という事らしい。
身勝手な男だ。だが、社長がトウワを訴えてやると泣きながら脅したら、
隻眼は『トウワを前科者にしないでくれ!』と携帯をかざしたそうだ。
(隻眼には喉に長い傷跡があるとのこと。声帯を裂かれて声が出ない模様)。
あとは示談で、『とりあえず毎週火曜日、朝7:00〜水曜未明までなら可』で話がまとまったそうだ。
噂では女優の小原万里の息子らしい。金持ちなら金で解決すればいいのに。
バイト感覚でここに来て欲しくない。因幡や土岐や私や、他のみんなは住み込みだ。
ゆくあてがなかったり、ここしか知らなかったり、ここが一番心地よかったりするからここに居るのだ。
ここは帰る家があるやつが来る場所じゃない。私は隻眼(源氏名未定)を歓迎しない。
いじめてやる。いじめてやる。いじめてやる。
私の名は、六条(ロクジョウ)。平成男娼宿総取締。
おしまい
967 :
雑談:2007/01/18(木) 13:48:43 ID:FUe8zGNhO
906さんへ
百式を襲った3人組は、ミザリーの要素ありますね。
久作は夢Qのことでしょうか?恥ずかしながら未読なので、おすすめを教えて下さい。お願いします。
968 :
雑談:2007/01/18(木) 13:51:11 ID:FUe8zGNhO
↑960さんへ
間違いました。ごめんなさい…orz
>>964 新規住人さんですか?
このスレは本スレとは色々あって戻らないことになってます。
作者さんの意向で次スレも立たないです。
過去作品を読むなら
>>761のまとめサイトで読めるけど
スレ落ち後の新作はどうなるかわかりません。
みなさま無駄にレス使ってすみません。
私の名は、六条(ロクジョウ)。平成男娼宿総取締。
…まで読んで、俺は深い溜め息をついた。
「山田氏は本当に紗亜さんが好きなのだな。ちょくちょくちょくちょく。よく書き杉では?
これは…、これは、ちょっとなのだッ。
トウワ(もうさんづけなどせぬ)はともかく、奥方さまのお名前を伏せてもいないではないか!?」
「ん?玉田氏はいつからナマモノが駄目になったのだ!?」
「そういう問題ではないのだ、山田氏っ!!」
「まあ、そうカッカするな。商業ではないのだ。同人だぞ?
そんなことより、いま俺は紗亜殿の源氏名を何にするべきか悩んでおるのだ。
玉田氏、いい案はないか??六条と紗亜殿のバトルシーンを書きたいのだが、紗亜殿の源氏名がひらめかん!
おお、そうだ!玉田氏、
云い忘れておったが六条は、オールバックのインテリきつね顔メガネっ子で頼むぞ!」
…俺はその晩はじめて、わからずやの山田氏と喧嘩なるものをした。
身近なひとシリーズよりも、平成男娼宿シリーズはタチが悪い。
何故、ここに来てストーリーに紗亜さんを引っ張り出すのだ。
トウワなら、リアルにバーで紗亜さんを放って他の方に声をかけていそうで、
紗亜さんなら、トウワの為に身売りをされそうで、こんな話、蒲江さんには見せたくなくて、
ボロボロボロボロ泣けてきた。最近、山田氏の書くものを心から底から楽しめない。
おしまい
ま、まさかコンビ解散のフラグ…?
俺は俺が面白いと思ったものを書きたいのだ。
それを玉田氏がニコニコ読んでくれると嬉しい。
玉田氏が哀しむ顔は見たくない。だがしかし、書かずにはいられない萌えがあるのだ!!
紗亜殿が売りに目覚め、火曜日だけだったバイトを、水曜も木曜もと増やしていく過程。
六条や他の男娼にいじめられながらも、売り上げを伸ばす様。
悪い客がついて右目の洞に巨根を挿入され、凌辱のかぎりをつくされる苦しみ。
“かぐや”と呼ばれていた前世の記憶を取り戻す起承転結の転。
(ちなみに前世編は、もう書き上げた!!タイトルは「やおひ珍比羅」に「あさぼらけ」だ)。
何より俺は、キモヲタの名にかけて、紗亜殿の体と、床での技巧をエロくエロく書きたいのだ。汁ダクで。
玉田氏の常識が、近ごろ俺はもどかしい。
おしまい
一番の鬼畜、というよりサイテーか、
キング・オブ・サイテーは山田氏だというオチか!
マイ脳内では、
トウワのドキュソ具合とオハラのドキュソホイホイ体質が
うまく噛みあって、誰も不幸にならずになんとなーく続いていくのね
それがリアルエンドで、不幸エンドは全部サイテー山田の創作!
と納得することにしました。ゴリョーショークダサイ。
974 :
Fry:2007/01/18(木) 19:47:15 ID:FUe8zGNhO
フキンに会ったのは17の夏。旅先のバーレーンだった。より正確にはペルシャ湾沖。
乗っていたバヌーシュと呼ばれるバーレーンの伝統的木造二階立遊覧船が転覆し、
乗員乗客130名が海に投げ出されたときだ。
死者も多数出た事故だった。泳げないオレが生きているのは、あの日あの時、フキンが助けてくれたから…。
船内でちらっと顔を合わせただけの東洋人が、溺れていたオレを横抱きにして、
救命ボートまで泳いでくれた。ドラマティックな実話だ。
それからオレ達はペンパルズになってセフレになった。
オハラが泊りに来た晩、そんな話を寝物語に語ってやった。
「来週ニューヨークに行く。オハラも一緒に来ねえ?
クイーンズで慰霊碑に手ぇ合わせて、実家寄って、バーレーンに飛んでバヌーシュに乗る。どう?」
二人してトウワに執着してる場合じゃねーんだよ。もっとちゃんとしゃんとしねえと蒲江が泣く。
フッきるには、はずみが必要だ。例えば旅とか。
「フキンみたいにさ、旅しねえ?」
オレたちの大概な冬を終わらせようぜ。
オハラが何度も何度も頷いて、チラシの裏にケンブリッジ・フィッツウィリアム美術館と書いた。
ウタマロの浮世絵があるとこだ。
「ああ」と頷いた。いろいろ全部回ろうぜ。
おしまい
975 :
風と木の名無しさん:2007/01/18(木) 20:21:55 ID:suUyrxkH0
ksk
976 :
風と木の名無しさん:2007/01/18(木) 20:22:25 ID:suUyrxkH0
ksk
977 :
風と木の名無しさん:2007/01/18(木) 20:23:00 ID:suUyrxkH0
ksk
978 :
風と木の名無しさん:2007/01/18(木) 20:24:17 ID:suUyrxkH0
ksk
979 :
雑談:2007/01/18(木) 20:57:04 ID:FUe8zGNhO
つづきは、まとめサイトにアップします。
1ヵ月間お付き合いくださりありがとうございました。
980 :
風と木の名無しさん:2007/01/18(木) 21:05:49 ID:Vl9sdIEz0
uho
訂正
×:1ヵ月間
○:1ヵ月と13日
ちょw山田氏www
ああもう振り回されっぱなしだ!創作だったのか。
蒲江ちゃんのビジュアル描写激しく乙!乙!乙!
これで具体的にイメージできるようになったよ。
玉田氏が百式でちゃんと活躍してるのも嬉しかった。
玉田氏と山田氏の今後が気になる〜
じゃあ感想で少しは埋めてみようかな。
字書き絵描き萌えの自分としては「終わりのはじまり」はカナスィ
でもここ元が鬼畜スレだもんね。
幸せラブラブなカポーが存在する方がおかしかったと諦めます。
なんか、どれが現実でどれが山田氏の妄想だったのか
整理が必要になってきたよ…。
高校時代からの名コンビが解散しちゃったら残念。
山田氏はともかく玉田氏は恋人関係解消しても
コンビを続けていける性格じゃなさそうだし。
985 :
風と木の名無しさん:2007/01/18(木) 21:21:51 ID:32DzFamC0
うんこうんこうんこ
801のバーか
うんこばーかしねしねあほ
妄想バーか
986 :
風と木の名無しさん:2007/01/18(木) 21:23:30 ID:32DzFamC0
うんこうんこうんこ
801のバーか
うんこばーかしねしねあほ
妄想バーか
987 :
風と木の名無しさん:2007/01/18(木) 21:25:13 ID:32DzFamC0
985 風と木の名無しさん New! 2007/01/18(木) 21:21:51 ID:32DzFamC0
うんこうんこうんこ
801のバーか
うんこばーかしねしねあほ
妄想バーか
986 風と木の名無しさん New! 2007/01/18(木) 21:23:30 ID:32DzFamC0
うんこうんこうんこ
801のバーか
うんこばーかしねしねあほ
妄想バーか
99さん本当にありがとうございました!
「もっとちゃんとしゃんとしねえと蒲江が泣く。」
このセリフいいな〜。
アビーは嫌いだったけど、ちょっと見直した。
さいこう ぽっどのせえめえたい えねルげーェェン
かんばっ かいき じゅんかん こーせ くらいおぅ
てーたいおん てたいおん と ぺっさァ くラぁっしゃー えん ざ くぁい
しんとう しんり なぞォのこし くぁいろォうぉぉぉおーーーーーーーー ぅをーーーぉーーーーーーー
な みが きのうのままで なニラ よごされぇたァのか さァい ごに、とんでぃいったノ、 ゲェラウゥーォア
こがしてっく こがせ っタぺっさゃっ くらっしゃー いん ざ くラい
しんとう しんり なぞォのこし くぁえるぅおおおうぅぅおおおおう
なにーーがー かかれってーぇ エン だれぇーかーがーわらうぅー ウン ぁああー0
じゅんぱっ せっトゥオ せんぺん くぁんこぅう らいぅぉおおん
こォっぱ せぇま こって けんノゥ らいゥおおぉおおおぉん
このせかいに ぃえいぃえいなんてェ もんだァーアアいがぁあい
とぉゥ さっ せぇあ あっちゃんまあよ そうだぁあろ?
あぁーぁあー
な ンども すくいあげェても か てに うのんでぇユゥくよ さぃ、しょに みたま んまの イデェェ…ーゥオア
はしってェく とま、る と ぺっさ くァラっしゃー いんざ ゥかい
しんとう しんり なぞォのこし くぁえるぅぅぉオオウーぅおおおぉう
なにーがー くぁっかぅれってぇーェン だれぇーかーがぁー わらうぅーぅ ウン ぁあーーー0
じゅんぱっ せんろん せんぺん かんこンぅ らいぅをおーォおん とぉぅ ぱっ せん まン こンて ンけいモゥ らいぅぉおおをおん
このせかいにぃ ぃぇいぃぇいなんでぇ もんだぁーいガああーい
こうっ さっ せんアァ あっちゃんなぁぁよ そぉだあぁーろゥ?
あぁあーーーーーーあぁあーーーー nぉーホぉおぉーう wuおおおhoォォおおおう wuぉおおーおーーーーーーーぉぅ
991 :
風と木の名無しさん:2007/01/18(木) 21:28:22 ID:32DzFamC0
984 風と木の名無しさん sage New! 2007/01/18(木) 21:20:52 ID:IJlBrjfj0
なんか、どれが現実でどれが山田氏の妄想だったのか
整理が必要になってきたよ…。
高校時代からの名コンビが解散しちゃったら残念。
山田氏はともかく玉田氏は恋人関係解消しても
コンビを続けていける性格じゃなさそうだし。
985 風と木の名無しさん New! 2007/01/18(木) 21:21:51 ID:32DzFamC0
うんこうんこうんこ
801のバーか
うんこばーかしねしねあほ
妄想バーか
992 :
風と木の名無しさん:2007/01/18(木) 21:30:00 ID:32DzFamC0
984 風と木の名無しさん sage New! 2007/01/18(木) 21:20:52 ID:IJlBrjfj0
なんか、どれが現実でどれが山田氏の妄想だったのか
整理が必要になってきたよ…。
高校時代からの名コンビが解散しちゃったら残念。
山田氏はともかく玉田氏は恋人関係解消しても
コンビを続けていける性格じゃなさそうだし。
985 風と木の名無しさん New! 2007/01/18(木) 21:21:51 ID:32DzFamC0
うんこうんこうんこ
801のバーか
うんこばーかしねしねあほ
妄想バーか
このスレ最初は本当にgdgdだったけど、
こんな神作品を生み出すスレになって、
なんか魔法みたいだったね。
終わりがこんな感じなのも、
出だしにふさわしくていいかもな。
/ |
/i ‖
// ̄/l ̄||、
//_/ |_|| ヽ
/\_/ |_-く |
`i∠_ゝ∠__ゝ |
`|イ<二> <二>\ヽ
ノレ―-ノ`ー―-、」\\
\‖ 〈" Jヘリ 7
ヽ ヾニ> リ"}_ノ
\ ー /ィ_}
L`ー"´_」
_|~|| ̄ 人|、__
=" ヽミ||彡 /  ̄
ノノ__ヽ||_-"´__ //
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//_/ |_|| ヽ
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ノレ―-ノ`ー―-、」\\
\‖ 〈" Jヘリ 7
ヽ ヾニ> リ"}_ノ
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=" ヽミ||彡 /  ̄
ノノ__ヽ||_-"´__ //
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\‖ 〈" Jヘリ 7
ヽ ヾニ> リ"}_ノ
\ ー /ィ_}
L`ー"´_」
_|~|| ̄ 人|、__
=" ヽミ||彡 /  ̄
ノノ__ヽ||_-"´__ //
999 :
風と木の名無しさん:2007/01/18(木) 21:36:46 ID:32DzFamC0
984 風と木の名無しさん sage New! 2007/01/18(木) 21:20:52 ID:IJlBrjfj0
なんか、どれが現実でどれが山田氏の妄想だったのか
整理が必要になってきたよ…。
高校時代からの名コンビが解散しちゃったら残念。
山田氏はともかく玉田氏は恋人関係解消しても
コンビを続けていける性格じゃなさそうだし。
985 風と木の名無しさん New! 2007/01/18(木) 21:21:51 ID:32DzFamC0
うんこうんこうんこ
801のバーか
うんこばーかしねしねあほ
妄想バーか
1000 :
風と木の名無しさん:2007/01/18(木) 21:36:49 ID:Vl9sdIEz0
\ U /
\ U /
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このスレッドは桜にさらわれました。
月が見てるので、新しいスレッドをたててくださいです。。。
カオスでマターリ
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