か、神過ぎて眠れないよ… テラ陰湿w
ありがとう!深夜に乙です!
ああーネ申が願いを叶えてくだすったー!
おもらしをありがとうネ申!!
ブザマ興毅イイヨイイヨー
神が!神がいらっしゃった!
リアルに現実とリンクしてるってのが素晴らしすぐるw
寝れねぇw
955 :
1:2007/11/01(木) 06:02:11 ID:ZUcgNPIkO
豚切りつつスレ埋まる前に吐き出し投下!
その日、亀田家の呼び鈴が鳴ったのは夜も更けたころだった。
自室で一人布団にくるまったままの大毅は身体を震わせた。
――大丈夫や、今日はお兄ちゃんがおるやないか、今日は大丈夫や――
大毅は祈るように自分に言い聞かせ、ぎゅっと目を瞑る。
興毅もまた、呼び鈴の音に一瞬身を強張らせ、時計を見上げた。
10時半。
試合のあの日から、家の電話と呼び鈴は鳴りやまなかった。
それでも、興毅と会長による謝罪会見以降それらは沈静化していたから、
日中はともかく、こんな時間に訪問者があるのは久しぶりで、
インターフォンの受話器を取るにも、暫く逡巡した。
――親父かもしれへん。
父親は今夜は帰らないと行っていたが、事情が変わったのかもしれない。
このところ、父親は度々夜間に家を空けている。会長と会っているのだ。
処分が決まり会見を開き、対外的には騒動も収束したが、内情はそうもいかない。
連日連夜、二人は何事か話し合いを持っている。
会見までは興毅も同席したが、今は会長と父親だけの会談となった。
会見の席では二十歳を過ぎた自分が亀田家の代表と謳ったものの、
その実、こと金銭面に関しては未だ父親に一任している。
956 :
2:2007/11/01(木) 06:03:45 ID:ZUcgNPIkO
自分はボクシングだけに集中していたい。
そんなことを考えている間も、呼び鈴は鳴り続けている。
――親父やない。
父親ならば当たり前に自分で鍵を開けるし、鍵がないなら電話すればよい。
鍵も携帯ももろともどこかに忘れてきた、と考えるよりは、
門前にいるのが父親ではないと思う方が自然ではあるが――
――ビビりすぎやろ。
興毅は自嘲した。謝罪もしたし、けじめはつけたのだ。
仮にそこにいるのが報道陣だとしても、こんな時間に押しかける相手に
インターフォン越しに二三言話し帰らせるくらい、なんでもないはずだ。
興毅は受話器に手をかけた。
「お兄ちゃん、待って!」
「はい――」
大毅が急に部屋を飛び出し制止するのと、興毅が応答するのは同時だった。
「お前、大毅…どないしたんや…」
同じ家に住んでいるというのに、顔を見たのは実に久しぶりだった。
その憔悴しきった姿に驚いたが、それ以上に――
「――こんばんは、大毅くん?」
受話器のスピーカーから訪問者の声が流れるが、興毅の耳には入らない。
興毅は痛々しく窶れた弟の身体を目にして、動けない。
957 :
3:2007/11/01(木) 06:05:45 ID:ZUcgNPIkO
否――、興毅が目を奪われているのは、Tシャツを着た弟の
袖口や襟ぐりの下から覗くその肌に散らされたおびただしい擦過傷と
赤い、小さなうっ血痕だった。
「――大毅くん?今夜も史朗さん達はいないんだろ?」
インターフォンの声が大毅にも聞こえているのか、それとも
惨めな姿を兄に晒すのが苦痛なのか、弟は俯いて震えている。
「大毅くん…じゃないのかな?ひょっとして興毅くんかな」
訪問者の声が可笑しそうに揺れた。
「見たかい、大毅くんの格好。なかなか扇情的だろ」
加虐的なその声の主に、興毅は茫然としながら
「……お前、誰やねん……」
そう言うのがやっとだった。
「駄目じゃないか興毅くん、そんな口聞いちゃ。見てたよ会見」
これからは礼儀正しい好青年キャラでいくんだろ、と相手は笑った。
「大毅くんはずいぶんと素直ないい子になったよ。
君や、お父さんのいない間にね」
興毅には、相手が何を言っているのかまるでわからない。
わかりたくもない。
「大毅、お前…何があったんや」
興毅が上擦った声で弟に訊くと、大毅は力なく崩れ座り込んでしまった。
「興毅くん、そんなこと本人の口から言わすもんじゃないよ。
だいたいわかるだろ、君も子どもじゃないんだし」
958 :
ラスト:2007/11/01(木) 06:08:34 ID:ZUcgNPIkO
わかるものか。
「お前、ほんまに誰やねん…!大毅に何してくれとんねん!コラァ!」
受話器に噛みつくようにして興毅は怒鳴ったが、相手は笑い続けている。
「お前そこで待っとれや!今行ったるわ!」
興毅は受話器を乱暴に叩きつけ、玄関に向かおうとした。だが
「お兄ちゃんやめて!行かんでええ!ええから!」
怯えきった大毅がすがり付き、必死で止める。真っ赤な目には涙が滲んでいる。
「なんでや大毅!お前何されたんや!あいつは誰やねん!」
兄の必死の剣幕に、答えてしまおうか、そうすれば少しは楽になれるのか――
大毅が迷ったその一瞬の隙。
興毅は大毅の手を振りほどき、玄関を開けてしまった。
「お兄ちゃん!」
「あ…お前…あんたは……!!」
そこに立っていたのは―――
誰だったんでしょう、決められなかったのでこれにて終了!お粗末様でした!
萌えをくれた神々と亀々に感謝〜!
感動した涙出てきた 神がいっぱい 萌えた
スレ消費してごめんね 良スレ過ぎるのでもう控える
亀々ってw超力作をありがとう本当にありがとう 最高です
これは…!あぁ神が…神が!
・
>>950の続きはあるんだろうか
次スレは勃つんだろうか
気になっていて眠れん
タイだかインドだかに行くんだよね?コウキ
いろいろとヤバそうだ
>>963ありがとー!950続き
―――一方その頃タイキは家でコウキの謝罪会見を食い入るように見つめていた。
そうして中継終了。
にいちゃん、やっぱり男やわ……ホンマは俺が悪いのに。タイキの目にうっすらと涙が浮かぶ。
にいちゃん、スーツめっちゃにあっとるな! さりげのぉ、イメージカラーのシルバーのネクタイを
しとるとこがええな! コクミンの皆さんもびびっとんちゃうか?
突然中継が中断されCMに入る。
最後まで見せたらんかいオラァ!心の中で毒づきながらもコウキは先日のタイキとの事を
思い出し、うっすらと頬を染める。俺、にいちゃんに童貞ささげたんやな。 ひざをぎゅっと抱える。
にいちゃん、はよ帰って来んかな……。 タイキの胸を寂しさという感情が支配する。
ピンポーン
その時玄関のチャイムが鳴った。
何や?
宛名にはカナヒラ会長の名前。ガサガサと小包を乱暴にこじ開ける。
中身は……「いまさらヒトには聞けない大人の常識力トレーニソグDS」だった。
『このゲームを、ぜんぶといてください。 ときどきかくにんにいきます。 かいちょう』
ゲームやんけ!喜び勇んでタイキは自前のDSを引っ張り出しスイッチをオンにする。
ちなみにタイキのDSはラッカーで黄金色に塗られている。しかし不器用な為塗りむら、指紋だらけ
だ。しかもボタンの隙間に塗料が入り込みボタンのききがイマイチ悪いのだがタイキはそんな細かい事
を気にしない。
「シャーッコラァ! なんやこれは! 世の中にはこんなおっそろしいクソゲーが存在しとったんかい!」
タイキには問題を理解する事はおろか、問題を読む事が出来なかった……。
―――一方その頃、亀頭は部屋にこもり鍵を厳重にかけ、その両の胸には洗濯バサミ、半分皮を被った
一物は吐射出来ぬようタコ糸をくくり口にはギャグボール、そうしてその緩んだ菊門には巨大なバイブを二輪挿し。
そう、父親である彼は知っていたのだ。長男、コウキが今この瞬間、どのような目に合っているのかを……。
自分の代わりに一家を代表して謝罪会見をしている長男コウキの辛い気持ちを思い、せめて少しでもコウキと
同じ思いをとの思いからこのような行為に及んでいるのだ。
コウキはメヒコに行くのね
ベネズエラだったら萌えたのに
966 :
風と木の名無しさん:2007/11/02(金) 15:19:22 ID:LPpIuLmL0
age
コウキがかわいすぎる(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
兄弟愛にマジ萌えだ・・・
968 :
風と木の名無しさん:2007/11/02(金) 15:51:30 ID:5NAaYqS/0
これが噂の変態板だな
(\Y/)
痔スレ勃ててきちゃっていいかな?
ダイキは器用やぞ しゃーおらー
ダイキの描いたポスター見てみい
972 :
風と木の名無しさん:2007/11/02(金) 21:34:20 ID:Pl+BzosfO
(\Y/)
974 :
風と木の名無しさん:2007/11/02(金) 21:49:43 ID:Jw2QpZ8B0
ボクオタでもあるだけに、今このスレ見つけて衝撃を受けたw
しゃーおらアッー
>>971 しゃーオラー! ポスターぐぐっても出て来ぉへんで!
めっちゃみたいやんか!
っていうか何でかあみん(歌手)の写真が出てきたで!どういうっこっちゃ!
977 :
風と木の名無しさん:2007/11/02(金) 23:30:16 ID:R0X8qQZo0
誤爆?
>>977 う……うまいやんけ……!こっちめざしたほうがえんちゃうの?!
亀2はマンガ家に転職か?っていう見出しのスポーツ新聞見かけて何じゃそりゃwと思ったけどそういう事か。
インドア趣味な2モエス。兄と弟に「お前絵の天才やんけ」と尊敬されてそうだ。
ダイキの趣味は絵とピアノ
どこのお嬢様
やっぱり面白いなぁ!二本挿しハァハァの亀父は無事なんだろうか…
ここのSS神たちは大気ではないかと予想
兄に上手いと言われるまで描き直すダイキワロスw
986 :
風と木の名無しさん:2007/11/03(土) 11:35:43 ID:8xPhmuCHO
タイキ兄のこと好き過ぎだよタイキ
987 :
風と木の名無しさん:2007/11/03(土) 11:38:24 ID:8xPhmuCHO
昨日ニュースで見たメキシコへ旅立つ兄がなんかかっこよすぎて萌えた。
やっぱサングラスしてないとかわええのう(*´Д`)
トモキが心細いやろうから…
優しいのう
今家ではダイキとシロウが二人っきりなわけだな
>>970 痔スレって次スレの事やったんかい!吹いたわ!
991 :
風と木の名無しさん:2007/11/03(土) 17:14:53 ID:X5S1lfyJO
そうか…このスレも次が勃つとは…感無量。住人でいてよかった…
>>983乙です。
992 :
風と木の名無しさん:2007/11/03(土) 23:31:42 ID:X5S1lfyJO
僭越ながら埋め投下。
「大毅、なに目逸らしてんねん、ちゃんと見て描いてんのか」
「う、うるさいなあ、紙も見いひんと描けるわけないやろ…」
大毅は口を尖らせて、兄の文句に不平で答えた。
二人はベッドの上で顔を付き合わせて座っていた。
興毅は絵の得意な弟に自分の姿を描かせているのだ。
大毅がスケッチブックに迷いなく鉛筆を走らせるのに興毅は感心したが、
似顔絵描きでありながらさっきから少しもモデルである自分を見ようとしない。
「紙ばっか見てても描かれへんやないか。ちゃんと俺のこと見ろや」
「…わかってるて。やけど、お兄ちゃんがそない俺見る必要ないやろ」
大毅は尖らせていた口を今度はへの字に曲げて、一層手元だけを注視した。
興毅はニヤニヤと笑う。弟は耳まで真っ赤にしている。
「モデルが何見てようと自由やろ。まあお前も、今さら見んでも覚えてるか、」
俺の身体くらい――。
あっさりと兄が言い放った言葉に、大毅の照れ臭さは頂点に達した。
ううとかぐうとか声にならないうめき声を発して、大毅はベッドに突っ伏した。
「…いい加減、それ、隠してくれへん?ていうか、パンツくらい履いてぇや…」
大毅は泣きそうな声で、余りにも無防備に裸身を晒す兄に懇願するが、
「今さら何言うてんねん。さっきまで喜んで触ってたんはそっちやろ」
と言われ大毅は大いに不服だったが、返す言葉はなく、ふてくされた。
というより、身悶えするような羞恥心に苛まれ、黙るよりなかった。
言葉の通り、今しがたまで大毅は兄興毅をその手で抱いていたのである。
今さらというか、今だからこそ恥ずかしいのではないか。
でなければ、今まで普通に兄弟としてともに暮らしてきたわけで、
無論互いの裸など、トレーニング場でも風呂場でもいいだけ見慣れているのだから、
何を照れる必要のあるものか。
「だいたい……」
なんで自分だけこうも恥じらっているのか。というか兄は照れもしないのか。
【続く】
993 :
992:2007/11/03(土) 23:38:02 ID:X5S1lfyJO
男同士で身体を重ねたのは――当然だが――お互いに初めてで、寄りによって兄弟で、
しかもその身体に男を受け入れたのは兄の方であるのだから、例えば
――あまり想像したくはないが――初体験を終えたばかりの乙女のように
恥じらってみせるべきは兄の方なのではないのか、普通。
大毅がそう言うと、興毅は「そら俺も恥ずかしいけど」と全然平気な顔で言って、
「けど似たような顔して二人して恥ずかしがってても、気持ち悪いだけやん」
と笑いながらのたまった。
顔は関係ないだろうと大毅は思ったが、確かに色気もくそもない坊主頭が二人、
揃いも揃って床にのの字を書いている様など、想像するだに気持ち悪い。
「せやから、俺が平気なんが悪いんやなくて、お前が照れすぎなんが悪い」
そう言って、興毅が大毅の腰に巻かれていたシーツを剥ぎ取った。
大毅はあわてて前を隠す。兄を非難しつつ、自分もまだ下着をつけていなかったのだ。
「照れるな」
隠すな、顔あげろ、と無茶をいう兄に不承不承従って顔上げたら
興毅の顔があまりにも近くににあって、大毅は首を仰け反らせたが、
「逃げるな」
そう言って、兄は目も閉じないまま弟に唇を合わせた。
次ラスト〜
わっふるわっふる!
995 :
992:2007/11/03(土) 23:47:21 ID:X5S1lfyJO
触れるだけの、それは一瞬のキスで、すぐに兄は顔を離してもう一度
「逃げるな」と繰り返した。
「この先何があっても逃げたらあかん。今までも、お前は逃げたことないやろ。
内藤相手にも、逃げずに戦ったやろ。忘れんな、お前は攻めや。タチや」
逃げるなよ、と三度そう言って興毅は大毅の頭を引き寄せて、キスをした。
大毅は頭の中で兄の言葉を反芻し、タチってなんやろうかと考えながらも、
誘われるまま、深い口づけを交わし続けた。
ひとしきり互いの唇を貪ったあと、大毅は再びスケッチブックを手にした。
逃げずに、目を逸らすことなく、ありのままを受け止めて。
だが兄は仕上がった絵を見たとたん、その絵を大毅につき返した。
「忠実すぎやろ…喧嘩売ってんのか」
「なにがやねん、お兄ちゃんのはそんなもんやろ、せやから俺が掘ることになったんやんけ」
大毅はそう言って興毅の小ぶりなモノを指差して「かわいらしいやん」と笑った。
真っ赤になって憤慨する兄に、大毅はニヤリと持ち前の不敵な笑顔で言った。
「男は大きさちゃうけど、現実から目逸らしたらあかんで、お兄ちゃん」
おしまい!お絵かきプレイ目指して挫折した\(^o^)/テラ中途半端!
亀と亀スレに幸あれ!
996 :
風と木の名無しさん:2007/11/04(日) 00:06:27 ID:jFHIWcZ/O
萌えで死にそうになるという体験を初めてした。
神ありがとう!
萌え禿げた……
この兄弟に萌える日が来ようとは…
興
大
和
1001 :
1001:
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;;; :::: .. ゞ.
;;;; ,,, 、、 ,i' ○
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ゞゝ;;;ヾ :::,r' ` `
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iii;;::i ` ` `
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このスレッドは桜にさらわれました。
月が見てるので、新しいスレッドをたててくださいです。。。
カオスでマターリ
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