それを聞いてバーヅルは自由の利かぬ体で身動きしたがダソテはかまわずバーヅルの体を乱暴に掴むと突っ込んだ。
その時のバーヅルの心情というのは筆舌に尽くしがたい。
まず第一に苦痛である。
ダソテというのは童貞であったし、「突っ込めば相手だって気持ちいいんだろ」という大変に誤った観念に基づいての行為であったため、バーヅルは全く気持ちがよくなかった。
ひたすら苦痛である。
そんなバーヅルをダソテは気持ちいいのと不可思議さが入り混じったような表情で見ていた。
「なんでバーヅルは痛がってるんだろう?」という顔をしていた。
ダソテは愚かだ―バーヅルは改めて認識した。第二に屈辱的である。
一体何故実の弟、しかも反抗的で大変愚かな、に兄が犯されなければならないのだろう?
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 悪いここで終わり。
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| 中途半端。
| | | | \
| | □ STOP. | |  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
一応この後
押し倒されたバーヅルがキレてダソテを押し倒す
→意外と気持ちイイ
→「気持ちよければなんでもいーや」主義のダソテと一度ハマるととことんハマるオタ気質のバーヅル、セクロスにハマる。ハマる。超ハマる
→しかし最近セクロスばかりしていて剣の腕が落ちた事に気付き、「こんな事ばかりしていてはスパー夕"のようになれない。
あの愚弟は俺を強さの道から遠ざける悪魔だ」とダソテを殴り倒して家を出るバーヅル
→一年後、塔建設。
程度の話を考えていたが断念した。スマソ。
文体に惚れた。GJ
保守てがら…
>>620 元ネタ知らんが、異様に読みやすくて楽しかった。
あのかっこよさげなゲームってそんな話だったんか!
内容全然知らなかったよ。
>628
いや、正確には3は兄貴が塔を建てたところから始まってる。
んで設定として「一年前兄弟対決して兄貴が勝って〜」というのがあって、
それ以外はよく設定されていない。それ以前に弟と兄貴が同居してたのかどうかも不明ではある。
でも確かに話の核はイイヤツだけど軽薄な弟と真面目でサドっぽい兄貴なので間違ってはいない(?)
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
なぜ俺は気付かなかった?
誰よりもそばにいた。それこそ四六時中だ。時々見せる翳りのある表情に、
なにか言いかけて飲み込むその言葉に、人に触られるのを異常に嫌がるその体に、
なぜ気付かなかった。
こんな事件を起こさせてしまったのは俺のせいでもあるんじゃないか。
解決したことを喜べるわけがない。俺が事の真相に気付いていれば、
事件そのものもこの世に存在しなかったものなのかもしれない。
気付くのが遅すぎた。止められなかった。
取調室。目の前には殺人犯。日常茶飯事だ。
けれど、今俺の前で上半身裸の殺人犯をまっすぐ見るには俺には出来なかった。
「服を着ろよ」
そっけなく言って、俺は煙草に火をつけた。
手が震えているのに気付かれなければいいと思う。
「わかってます」
なぜ、お前の方が落ち着いているのだ。
まるで、俺に捕まるのがわかっていたとでも言うように。
「……ねえ?」
「なんだ」
「あなたのせいじゃないですよ」
俺は煙草を取り落としそうになった。
「僕が、勝手にやったことです。あなたが自分を責めることはない」
「……なぁに、生意気いってやがんだ、手前は」
見透かされている。一回り以上も年の離れた部下に。
こいつが俺の部下になってから、こんなことは初めてだ。俺は内心驚いた。
「生意気?言わせてもらいますよ。もう、あなたの部下じゃないんですからね」
目の前の男から無邪気な雰囲気が消えていた。俺をあざ笑うかのような表情だ。
「本当に大変でしたよ。あなたの始末書書かされるわ、朝まで飲みに
連れまわされるわ、仕事中にストリップ見に行くわ、
喫茶店壊そうとして出入り禁止にされるわ
……あなたから離れられてせいせいしますよ」
こいつ。
「だから、あなたが僕を心配しようとか、正直気持ち悪いんですよね。
やめてもらえます?さっさと捕まえてくださいよ」
嘘がへたくそすぎだ。見透かすのは本来俺の特技だって知っているくせに。
「……ああ。捕まえる」
俺は男の体を抱き寄せた。男は体を固くした。
「まだ、お前は俺の部下だ。まだ逮捕してない」
「だから! さっさとしてください!」
「俺は、お前を救えなかったよ。何が警察だ。何が上司だ。
馬鹿だな、そんなことも見抜けないでいい気になってたよ」
「だから、あなたのせいじゃ……」
「独り言だ」
男は黙った。
「これは犯人にじゃなくて、俺の部下にでもなくて、
一人の男に言わせてもらうけどな」
男は息を呑んだ。
「俺は、ずっと、お前に惚れてたんだよ」
男は小さく答えた。
「気持ち悪いんですよ……」
「独り言だっつってんだろ」
男はため息をついて、先ほどより一段と小さく言った。
「……僕はあなたにそんなことを言ってもらう価値のない奴です」
「価値のあるなしは俺が決める」
「……これ以上あなたの重荷になりたくないんですよ」
重荷なんかじゃない、と言い返してやるのは簡単だった。
事実重荷なんかじゃない。明日から俺がマスコミに叩かれようが、
降格されようが構わない。
けれどそれでは彼の思いを踏みにじることになる。
それに止められなかったとはいえ、彼が人を殺したことは事実だ。
だから俺は、言わない。惚れて「る」んだよ、とは言わない。
涙目の彼が俺を見上げた。
どうせ誰にもばれないのだからと、彼の唇や体を奪うことは出来る。
彼が拒まないのも分かる。けれど俺達はまだ警察官だ。
「……僕はあなたのことなんてこれっぽっちも好きじゃないんですからね」
まるで告白のようなその言葉に、俺はわかってる、と言うようにうなずいてみせた。
彼がもう一度言った。
「全然、……好きじゃないです。ずっと、前から、嫌いです。大嫌いです」
声がだんだん震えていく。俺は宥めるように、彼の髪の毛を透き上げた。
髪の毛に、触るだけにとどめた。
それでも初めて彼が体に触らせてくれたと思う自分を、
俺は心底卑しい奴だと思った。
なぜ俺は気付かなかった?
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )未だに萌もえてるヨ!
633 :
620:2006/08/12(土) 21:26:51 ID:0D5S8ehs
×→保守てがら
○→保守がてら
スマソ。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 元ネタは輝き
>>202です
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| かなり脳内変換してますよ
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ヌルー推奨
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「ガイジンさん、じゃあスペ回ったらここでね」
「ワカリマシタ、マタ後で」
そう言って俺達は目的のスペースへと足を向けた。
俺とガイジンさんが出会ったのは去年の夏コミでのこと。
ガイジンさんはカタログの見方に困ってて、俺はお節介と好奇心で昔囓った英語で話しかけてみたのだ。
ガイジンさんは英語で話しかけられたのが嬉しかったらしく、案内がてら結構話し込んだ。
いい身体してるとは思ったけどガイジンさんは基地在住の海軍兵らしいかった。
海外にもオタクがいて、更に日本のコミケに足を運んでいるという事実は日本のオタクとしては嬉しいものだ。
日米オタク交流とか脳内で理由を付けて俺はガイジンさんとその後も交流を続けた。
やはりオタク同士それなりに気は合う。
俺は日本のオタクスポットを案内して、ガイジンさんはアメリカのオタク事情を教えてくれる。
新しいことの連続でガイジンさんとの交流はとても楽しい。
…ただ一つある問題はガイジンさんが801畑の人だと言うことだ。
人混みを抜けてガイジンさんがこっちにやってくる。
下げた鞄はパンパンで、戦果が上々だったことを示していた。
「今日も沢山買ったなぁ」
「ハイ、ネ申サークルで買えて満足デス」
「…随分馴染んだよな」
「俺サンのお陰デス」
談笑しながら会場を出る。
話題はオタク話一辺倒だったがまわりもオタクなので当然気にしない。
「そういえばガイジンさんさぁ、何でエロパロじゃなくて801なの?」
常々疑問に思っていたことを聞いてみる。
メリケンの人はもっと健全エロが好きだと思っていたので。
「カワイイ女の子も萌え〜デスガ、カワイイ男の子はもっと萌え〜デス。801はとてもファンタスティック!」
「ファンタジーもののエロじゃ駄目なのか…?」
よくわからない俺にガイジンさんがチチチ、と人差し指を左右に振る。
「女性が描いているのがキモなのデス。男が描くとヤパリ違いマース」
「そういうものかぁ?」
「俺サンも読んでみるとイイデス。沢山貸しマスヨ」
「…遠慮しとく」
ゲンナリした俺をガイジンさんが不思議そうに見ている。
どうもオタク腐女子間の溝を理解しきれないらしい。
「俺サン、ほっそりしてて801漫画に居そうなのに」
は?
ガリキモオタの俺に対して何と?
「とってもキャシャでキュートデスヨ。受けみたいデス」
キモオタが受けなジャンルがあるのか?
そんな馬鹿な。
しかし腐女子なら或いは…。
い、いや、問題はソコじゃない、俺が受けってどういうことだ!!
「どうしましたカ?俺サン」
「…ガイジンさんって、ホモ?」
「Oh?違いマス」
「だったら良いんだ、安心した…」
「デモ俺サンはキュートだと思いマス。ホントデスヨ」
…俺、ガイジンさんとの付き合い見直した方が良いのかな…。
____________
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ イキオイデカイタガショウジキスマンカッタ
| | | | ピッ (・∀・ )
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ご、ごちそうさまごちそうさま(;゚∀゚)=3
元ネタ知らないが面白かったよ
今から読んでくる!
>630
GJ!懐かしいなと思いながら読んで、めちゃめちゃ萌えた!
切ない愛テラモエス
>>634 ほのぼの萌えたw
ガイジンさんのズレ具合がGo(・∀・)od!
644 :
風と木の名無しさん:2006/08/14(月) 00:10:23 ID:pIZtGuNI0
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 戦/国/B/A/S/A/R/A、奥州筆頭×893
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| 萌えの勢い余っちゃったらしいよ
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ ) オトメヤクザケイホウー
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
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893の口調とか性格とか色々、捏造くさい。
というより乙女化してるんで、苦手な人はスルーよろ。
「政/宗様、茶が入りました」
筆頭の右腕、右目である小/十郎がわざわざ茶を入れてくるなど。そんなもの、小姓にさせればいいものを。
と思いながらも一度だって口にしたことがないのは、政/宗が小姓なんかの入れた茶よりも小/十郎が入れた茶
の方が何百倍も、何千倍も好きだからに他ならない。
小/十郎は外見こそ多少強面で、まぁ性質も多少ならず者じみていると言えなくはないが、本質は穏やかで静か
で、良い意味で女性的だ。
茶を入れるのが巧いという程度だけでなく、彼の育てる菜園の野菜が伊/達軍の食卓を支えていたりもする。
「Thank you,小/十郎。お前も一緒にどうだ?」
政/宗が手招きすると、少し遠慮がちに小/十郎が寄ってくる。政/宗は小/十郎に湯飲みを持たせ、急須からト
クトクと少しずつ注いでやる。
奥州伊/達軍の筆頭、伊/達家当主ともあろう方が、傳役如きに直々に注いで下さるなど。そんなこと、むしろ俺
がするべきなのに。
と思いながらも甘えて注いで貰っているのは、小/十郎が自分で注いだ茶などよりも政/宗の注いでくれた茶の
方が何百倍も、何千倍も好きだからに他ならない。
政/宗は戦場では豪胆で、独/眼/竜の名を世に轟かせる名武将だが、戦を離れると実際よく気の回る細やかな
性格だ。
特に近しい人、その中でもさらにこと小/十郎に対しては、夫が身重の新妻を気遣いいたわる様な細やかさを見
せる。
「すいません、頂きます」
小/十郎が恭しく頭を垂れると、政/宗は苦笑した。相変わらずコイツは余所余所しいったらねぇな、と思ったの
だ。
もう二人は夫婦みたいなモンだと、既成事実が多くのものの知るところになっている。実際ほぼ事実なのだから
、正す必要もなく。
それなのに小/十郎は、二人きりの時でさえ主従の壁を打ち立てている。
政/宗の正室に対する遠慮もある、というのも事実だ。
しかし実際一番大きな問題は、政/宗は微塵も感じていない『身分の差』だった。
茶を飲む小/十郎の顔を見ながら、政/宗は密かに嘆息していた。
このままでは、褥も共に出来ぬままになってしまうのではないか。
何度かアピールはしてきた。あからさまに閨に誘うも同然なことも言った。
しかし、小/十郎は崩れない。
俺には魅力がねえのかと思うことも、ないとは言い難かった。
「政/宗様、飲まないのですか?」
いつまでも湯飲みを持ったままぼや、としている主をいぶかしんだか、小/十郎は政/宗の顔をひょいと覗き込ん
だ。
(ちっ…Guardは固いくせに、無防備に可愛い顔しやがって)
僅かに首を傾げた仕草は、普通小/十郎のような強面がやれば気色悪がられるか怖がられるかしそうなものだ
が、小/十郎のそれは下手な女よりも愛らしかった。
政/宗の目が見た感想であるから、万人にそうであるとは言い難いが。
と、不意に政/宗の頭に案が浮かんだ。
小/十郎の主思いにつけこむようであまり好ましいやり方ではないが、この際そんな事は言ってられない。
「いや、ちっとばかり目の傷が痛んでな。開いたりしてねぇかな」
途端、小/十郎は目の色を変え、政/宗の両頬に自分の手をあて、右目のもとあった場所をよくよく見始めた。
今が好機、とばかりに政/宗は、勢いに任せてそのまま顔を近づけ口づけた。
「…………!!!!」
小/十郎は頬を真っ赤に染め、離れようと身じろいだ。が、いつの間にやら政/宗の手に腕を掴まれており、離れ
るどころか寧ろ、体制を崩し組み敷かれてしまった。
「政/宗、様…」
羞恥により小/十郎の顔は真っ赤に紅潮し、騙された事を怒る気力もなかった。
「悪いな、小/十郎…お前を騙したかぁなかったんだがな…」
それだけ言うと政/宗は、小/十郎に何度も繰り返し口づけた。
そして口づけに翻弄され憔悴している小/十郎の着衣を、優しくゆっくり剥いていく。
「やめっ…やめてください、政/宗様…!!」
完全な拒絶は感じないものの、生娘のようなその様子に政宗は思わず手を止めた。
「…嫌だったのか?小/十郎…」
政/宗がゆっくり頭を撫でてやると小/十郎は、小さく首を横に振り蚊の鳴くような声で呟いた。
「政/宗様に俺の体を奉げられるとすれば、寧ろ光栄なくらいです…ただ、貴方には正室の愛姫様がいらっしゃ
いますし、それに…身分が違いすぎます…」
自分が考えもしなかった返答に、政/宗は思わず目を丸くした。
「お前、そんな事気にしてやがったのか?あれほど気にすんなって…」
「…俺は怖いのです…!政/宗様と体を重ねることで、側室のような存在になってしまう事が…!!」
他の者を呼んでしまわないようにという配慮かその声は控えめだったが、目には微かに涙が光り、訴えが本心
であると物語る。
「…いらん心配してんなよ、小/十郎…」
政/宗は自分よりも大きい小/十郎の体をそっと抱きしめて、その目元の涙をを舐めとって呟く。
「お前は俺だけのAngelだ。愛や側室を蔑ろにするんじゃぁねぇが、お前は何時だって俺のOnly oneなんだぜ…
?」
そしてもう一度、優しく口付ける。
「身分の違いなんて知ったことか。そんなモンのない世を、俺がこれから作ってやんだからよ」
「政/宗、様…」
どちらからともなく手が触れ合い、指が静かに絡められた。
そしてゆっくり口づけ合い、少しづつその口づけは深くなり、熱を帯びてゆく。
「ン…ふっ…」
小/十郎の低く良く響く声は、政/宗と繋がっている部分から与えられる熱と快感で、一つ高く上擦っていた。
翻弄されそうな激しい動きに、小/十郎は堪らず自分よりやや小さい政/宗の体にしがみついた。
「ま、さむね、さま…!」
「…気持ちイイか、小/十郎…?」
政/宗の問いに、小/十郎は赤面しながら頷いた。そして、快感にほだされながら、懸命に言葉を発した。
「本当は…政/宗様に抱かれる日を…心待ちにしておりました…。…小十郎は、嬉しゅうございます…!」
言い切って安心したか、快感に身を委ねはじめる小/十郎。
その姿とその言葉に、政/宗の欲望は増していく。
「俺も…最高に嬉しいぜ、小/十郎…!」
「くぅっ……あぁ!!」
激しさを増した政/宗の突き上げに、小/十郎は高くあられもない声を上げた。
「…腰痛ぇ」
自らの腰を擦りながら、政/宗は搾り出すように呟く。
「…やりすぎです、政/宗様…」
腰を擦るのとは反対の手で頭を撫でられながら、まだ布団に包まっている小/十郎が呟いた。
その顔は、まだ興奮が残るのか思い出しているのか、うっすら朱に染まっていた。
「…しょうがねぇだろ?初めてお前を抱けたんだし…それに、もっとして下さいとかそこがイイですとかあんなに
Cuteに言われて、止められるわけないだろ」
「え……??」
全く理解できていない小/十郎。それのそのはず、喜びと快感の影響か、彼には途中から自分が何を言ったか
記憶がないのだ。
「覚えてねぇのか…?」
「はい、全く」
小さく溜め息をつき、政/宗はただ黙って布団ごと小/十郎を抱きしめる。
「しょうのねぇ奴だ…ま、それだけヨかったってことにしとくか。」
「ま、政/宗様…」
赤面しながらも、小/十郎は政/宗の体温にうっとり身を委ねた。
「幸せだ」二人揃って、そう思った。
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ フタヲアケレバヒットウモネツゾウギミ
| | | | ピッ (・∀・ )
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
BASARAスレでレスしてくださった姐さんがた、本当にありがとうございます。
というか期待してて下さったのに、こんなヘボンですいませんでした…!しかも投下初めてだからちょっとおかしかったかも…
精進します、お粗末さまでしたorz
次スレ立てないとやばいのでは?
スレ立て挑戦してきます
ダメでした、どなたかよろしく。
いってみる
ごめん、余計なとこまでコピペしちゃったorz
>>95亀だが。
GJ!!!!!!まさかこのスレで龍玉が見れるとは(´Д`*)ハァハァ
鬼畜ご馳走様でした
>>644-651 GJ!!
待ち望んだ甲斐があった。
乙女893増えてくれないかなぁ…この際乙女じゃなくてもいいからw
>>644-651 GJGJ!堪能させていただきやした(゚∀゚)
コジュ可愛いよコジュ。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
何度目かの角を曲がってようやく、斜め下からの小さな声に気づく。
「い・いたい…」
「え?…あ、す、すみませんっ」
強く握り締めてた、ひとまわり小さい手を思わず離した。
白い手が少し赤くなっていて、痛々しい。
「秋羅ちゃん、意外と力あるんだね」
「ご、ごめんなさい、すみませんっ!痛かったですよね」
「ダイジョウブ!ダイジョウブ!」
「ホント、すみませんっ」
「もう、何度も謝らなくていいの。それより…」
(ドウシタノ?ナンデアタシノテヲトッテハシリダシタノ?)
この人は、聞きたいはずの言葉をのみ込んで、別のことを僕に言うのだ。
「タクシー、この先の大通りからなら拾えるから…もう、行って。
じゃ、ね。おやすみ、秋羅ちゃん」
また、この顔だ。なんて顔するんだろう。
人には自分の気持ちに正直になれなんて言うくせに、
こんな寂しそうな切ない顔をして、背を向けて、
小さな肩を震わせて去ろうとするんだ。
その後姿を僕がどんな思いで見送ってるか知りもしないで。
さっき、男にしなだれかかるあなたを見て、
僕がどんな思いをしたか知りもしないで。
僕が、本当はその柔らかい小さな手を離したくなくて
いつまでも繋ぎたいと思ってることに気づきもしないで。
行かせない、もうそんな風に行かせたくなくて腕を取った。
「待って!…あの、タクシー、一緒に乗りませんか?」
「え?…いいの。あたしんち、ココから歩けるから」
「……じゃ、あの、一緒に行ってもいいですか?」
「…!」
僕を見上げる猫のような薄い茶色の瞳が大きく見開いて、
ゆらゆらと揺らめいて、キレイだなぁと思うと同時に
目の前の人を抱きしめていた。
「ちょ、秋羅ちゃん、人、人が見てるよ」
「いいんです。」
「いい、って…」
「…pincoさんの部屋に行ってもいいですよね」
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )
力つきました…。どなたか続きをおながいします。
>>664乙!乙女pin子さんモエスハァハァ
もうもう…誰侭はもう…単独スレがホスィ…
>>664 GJ!!
秋pin待ってました・・・!!
健気な乙女pin子たんモエ・・・
>>666 単独スレ同感です!!
>>664 うはああ!ありがとうございます!!
ナイス、ナイス秋ピン!
>>666 単独スレ希望です!
誰侭萌えだが単独スレいらない
>>664 姐さん秋ピンGJ!
秋ピン好きだが、自分も単独スレいらないな…。
スレ乱立→放置という流れになるのは目に見えてるし
なんでも安易に立てようとするのイクナイよ。
672 :
秋ピン3:
|> PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
「あそこの茶色いマンションなの、わかる?」
「はい、見えます」
指差したあたしの手をまた握られた。
さっきみたいに、力任せに引っ張られてるワケじゃないから
痛くはないんだけど、あたしの手をぐいぐい引いて
大股歩きで前を行くからどんな顔してるのか見えなくて
不安っていうかなんだか話し掛けられなくて、
小走りでついて行くのがやっとだった。
部屋につくなり、秋羅ちゃんは覆い被さってキスしきた。
崩れ落ちそうなあたしの身体を支えてベッドに誘われた。
いつの間に裾から手が入ってきたと思ったら
そっと服を脱がされて優しく口付けてくる。
なんだかんだ言って女の子との経験はいっぱいあるみたい、
慣れてるっていうか、手際がいいっていうか、
こんなキスされたら腰砕けちゃうもの。