/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 最近忙しそうなデンデンのゲイニンさんの二人だよ
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| 設定は二人が大学生の頃だって
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
今日はいつもより早く目が覚めてしまった
こんな朝はひとりでふらっと散歩でも悪くないかな
三月の朝はまだちょっとだけ空気がひんやりしている
パーカーを着込んで素足にスニーカー
扉を開けて公園を目指す
日差しが眩しい
昨日の雨が嘘みたいだな
鳥が歌うみたいに鳴いている
うきうきしちゃうよ
ヨークシャテリアを連れてる女の子が向こうから歩いてくる
おはよう、今日は良い天気だね!
って自然と話しかけたくなってしまったけど
知らない人に声かけるのはシャイな俺にはちょっと無理
いまごろまだ シ/ン/ゴは寝てるのかな
いきなり会いに行ったら迷惑かな
なんだか妙にハイテンションだ
だって 今 日 は うきうきしちゃうんだもの
行き先変更
駅に向かって歩き出す
水溜りをひょいと飛び越えて着地
さすが俺ってば かっこいい
早朝の住宅街で一人ポーズを決めても誰も見てない 歩いてない
いま世界は俺のもんだな
切符を買って電車に乗り込む
早朝から出勤お疲れ様です!サラリーマンの皆さん!
俺はこれからバカで泣き虫でひ弱でMで家族思いの優しい慎吾君の家へいきます
脳内演説をクールにキメる 企業戦士のみなさん 世界は俺が守る
あいつん家の最寄り駅に到着
ステップ踏んでホームに降り立つ
ラケット背負った部活少女がクスって笑った
もうすぐ街が目覚め始める時間
今日の大学の講義はサボってしまおう
ピンポーーン
シ/ン/ゴのマンションのオートロックのチャイムを押す
あいつは出ない
もう一度
まだでない
三度目の正直 最終兵器ボタン連打で
ようやく応答
「はい・・・」
「シ/ン/ゴ?」
「ア/ッ/チャ/ン!?どうしたんだよ 朝早すぎるよぉ」
「ここあけてくんない?」
「・・・・」
ガチャリと 無言で ロック解除
とうとう目的地にゴールイン
シ/ン/ゴの部屋の扉を開ける
「グッモーニンシ/ン/ゴ!」
寝ぐせ頭のシ/ン/ゴが
細身だからかやたら大きめに見えてしまうパジャマをだぶつかせて
両手で顔を覆うみたいに 眠い目を擦ってる
「勘弁してよー 今何時だと思ってるんだよー」
「ばかやろう!」
殴るまねして アッパーカット
寝起きでも 俺の相方は大げさに倒れてくれるのを忘れない
「ア/ッ/チャ/ンどうしちゃったの?」
俺は 両手を広げて 大きく息を吸い込んで 言った
「ハッピーバースデーシ/ン/ゴくん!」
・・・きまったね。 俺ってば ハリウッドスター顔負け?
しりもちついたままきょとんと俺を上目遣いで
俺を見上げてるシ/ン/ゴが
コマーシャルの チワワみたいで ちょっと笑いそうになる
やっと思考回路が繋がったのか シ/ン/ゴがぴょんって 立ち上がった
「わざわざそれを言いにきてくれたんだ!?」
ありがとうア/ッ/チャ/ンうれしいよ!
って抱きついてくるチワワ・・・じゃなくてシ/ン/ゴ
「わざわざっていうか たまたま散歩中に思い立っただけなんけどな」
なんだそうなんだってさびしそうな顔
こいつって ほんと 素直なやつ
思わず か わ い す ぎ て
衝動的にシ/ン/ゴの細い体を抱きこんで下腹をパンチ連打(手加減あり)
「いたた なにすんのア/ッ/チャ/ン!」
ごめんな 俺が極度のSで
でもそんな俺でも 今なら 素直に言えるよ
「シ/ン/ゴが生まれてくれてよかったよ 出会ってくれてありがと」
シャイで素直じゃない俺だけど シ/ン/ゴの前なら素直になれる
これからもよろしくねって〆の台詞言う前に
シ/ン/ゴの目に涙がきらり
「ありがとう・・・ア/ッ/チャ/ンはほんと、優しい男だよ」
こいつってばほんと素直で かわいいやつ
それに 俺のこと 優しいっていつもいってくれるのって
シ/ン/ゴだけなんだ
思わず 感 動 し て 拳固でシ/ン/ゴの小造りな頭を
ごんって殴ってしまった(手加減なし)
「痛い 痛いよア/ッ/チャ/ン!」
シ/ン/ゴの目から別の涙が滲み出す
ごめんな、俺ってば 思いっきり極Sで
ぎゅーってシ/ン/ゴの体を抱きしめた
きっと 俺ってば 今 満面の笑みしてる
この世界に あなたが生まれてくれた奇跡
これからも ずっと 一緒にいようね
ハッピーバースデー シ/ン/ゴ
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ いつまでも仲良くね
| | | | ピッ (・∀・ )
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
最近過酷なスケジュールで二人がつかれてそうで心配で
楽しそうで仲の良い二人を書きたいと思いました
ずっと二人で仲良しでいてほしいな
…
>>195 マリガ。久々に人様の書いた蹴球が読めてかなり萌ました。
鳥さんのツンデレ具合と巌の可愛さがたまりませんです。
>>201 GJ!まじで実話でありえそうな話だw
ツッコミの涙腺の緩さは神www
ここ大人板だよね…?
なんか歌詞みたい
実年齢が21↑でも精神年齢が低いのでは
チラ裏に書けばよかった
ごめん
書いた物はともかく、厨臭いのは勘弁。
文体は個性。
そして特定のジャンルであるというだけで、厨な言動をしたわけではない人まで冷たい目で見られてしまうのがかわいそうだ。
個性が厨臭いって話じゃないのか。TPO。
イ反面ライ夕"ー兜の秘密組織に萌えマスタ(・∀・ )
秘密組織・ZEC丁に所属する現場指揮担当多所さん(強面兄貴35歳)と
ボスの側近・ミ島(謎の長身眼鏡20代後半、味覚障害?)です。
秘密組織だから謎ダラケ。妄想捏造上等ダ!(・∀・ )
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ミサキさんに言った「多所君はどうした!」の一言に萌えたラシイヨ。
薄暗い中で呼び出し音が響く。モニター画面から目を離し、持っていたコーヒーカップを置くと多所は
私用の携帯電話に目をやった。
普段から苦虫を噛み潰したような表情の多所だが、表示された文字を見て、片方の眉がぴく、と上がる。
仕事中に私用電話に応じる気は無い。むしろ電源を切るつもりだった。
しかし、これは出ないわけにはいかないだろう、と言い訳めいた事を考えながら仕事用のイヤホンマイク
を外し、通話ボタンを押す。
「…多所だ」
「私だ」
幾らか押し殺したような低い声で、相手は性急に告げた。
「…珍しいな、こちらに連絡してくるのは」
低いミ島の声を逃すまいと耳に受話器を当てながら、多所は椅子に寄りかかるように姿勢を変える。
プライベート用のこの番号にミ島が連絡してくるのは久しぶりだ。
恐らく部下たちが聞いたら首をかしげるような穏やかさが、自然に声に滲んでる。しかし、いつもは同席
している部下の山甲も、騒がしい鏡も、今はいない。それもあってか多所の表情が少しだけ和らいでいた。
一方、続いた相手の声は、事務的なものだった。
「…さっき、君の部下が来た」
「…何?」
鏡がまた何か仕出かしたか、と多所は姿勢を正した。
「いつものオペレーターが君の名前を使って面会に来たんだ」
山甲が、と多処の口元が引き結ばれる。だから彼女を避けて直接連絡してきたわけか?
「彼女が何をしに来たかわかるか?」
鏡なら幾つか理由を思いつかないでもないが、冷静な彼女が一体何を考えてそんな行動を取ったのか見当
もつかなかった。
「…いや」
沈黙のあとで短く答えた多所に、ミ島は侮蔑を含んだような口調で告げる。
「ゼ九トの方針を質しに来たそうだ」
何故そんな事を、と思う一方、肩をそびやかす様にしながら顎を上げるミ島の姿が目に浮かぶ気がした。
「部下にどういう教育をしている。本部の決定は」
「絶対だ」
ミ島の言葉を、多所は間髪入れずに引き取って、目を開ける。
「常々そう伝えてある」
「…部下はそうは思っていないようだぞ。君の名を騙って」
「すまなかった」
畳み掛けるように告げてくる相手に、多所は謝罪を口にする。それを聞いてしばし、ミ島は黙った。
何かを口にするのを躊躇うような、微かな気配だけが伝わってくる。
「どうした…?」
低く促すと、ミ島は軽く息を吐いてから、言葉を選ぶ様にゆっくり口を開いた。
「……彼女に、食事を見られた」
「…?」
「君だと思ったから、時間をずらさなかった」
すでにミ島の声に事務的な響きは無い。
聞きようによっては、多所にしか見られくなかったのだ、という風にも取れる、どこか拗ねたような口調に
多所は動揺し、その事を気取られまいと黙ったままでいた。その沈黙に、ミ島はさらに続ける。
「…どこか具合でも悪いのかと聞かれた」
ミ島は決められた時刻をアラーム告げれば即、『食事』と称して大量の錠剤を口に流し込む。
その痛々しいような姿を思い出し、多所の眉間に深い溝が出来た。
そして思わず、多所は囁いていた。
「少し人間らしい食事を摂ったらどうだ?一度…」
「…余計な世話は焼かないでもらいたい」
たちまち、ミ島の声は硬いものになる。
「我々の計画に変更は無い。本部の決定は絶対だ」
何十回となく繰り返された台詞を残して、一方的に通話は打ち切られた。
多所は画面を確認してから、力なく携帯電話を置いた。
薄暗い指揮車の中で、幾つものモニター画面が繰り返し『ZEC丁』のロゴを描いている。
あやうく『一度メシでも一緒にどうだ』などと口走る所だった。
そんな私的な行動を組織が許す筈が無いのはわかっていた。そして自分の告げようとした言葉が感傷に
過ぎないことも。
我々に戻る道などない。それを一番よく理解しているのはおそらく、ミ島自身のはずだ。
…それでも、この番号に連絡して来たのは彼の懊悩を表しているのではないかという気がして、遣り切れ
ない。
ミ島の笑顔を最後に見たのはいつだったろう、と多所はボードに肘を突き額に拳を当てた。
彼の笑い声など、ずっと…聞いていない。
ようやく顔を上げると、電話が鳴る前まで持っていたコーヒーカップに手を伸ばす。
まだ温かいそれに口をつけながら、低く低く、多所は呟いていた。
「…本部の決定は…絶対だ」
カップの液体を一口飲んだ多所の顔は、苦い泥水でも飲んだかのような険しい表情だった。
一方ミ島は、携帯電話を握り締め、立ち尽くしていた。
なんてザマだ。こんな電話で彼に一体何を言いたかったというんだ。それとも何か言って欲しかった?
…会いたい、とでもいうのか?多所の声を聞きたかった、とでも?まさか。
そんな筈はない。そんな感情はない筈だ。
彼は組織の一員だ。彼に特別な感情など残していない。なのに、どうして自分は、多所の声を聞くと…
暗い室内で、ミ島は微動だにしない。
何の表情も浮かべることも無く、ただ自問自答を繰り返していた。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )今後の放送しだでは全否定かもしれないからイマノウチ〜!
>>185 GJです姐さん!密かに待ち望んでたよ。
>>185姐さんGJ!
自分も待ち望んでました。
作業着の人のS臭さに禿萌えです。
ぜひとも続いて欲しい…。
>>219 56ちゃんキターーーーー!(違う)
なんだろうこの大人な雰囲気…。
続き、あれば是非!今後の展開なんて(゜ε゜)キニシナイ!!
227 :
恋愛錯誤:2006/04/21(金) 18:05:44 ID:adv/7YV2
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
絡みスレ読んでたら萌えてきたので、ベタですが。
「男だからじゃないからな!お前だからだ!」でひとつ。
オリジナルで、友人同士で片方が暴走している感じです。
エチーシーン有りのはずが無しです。逃げました…
「ちっくしょっ!お前だからやらせてやるんだからな!仕方なくだからな!誰が男なんかと……!」
顔を赤くしたままの悪態には、さほど棘は感じられない。照れ隠し混じりなのは、
そのまま腕で顔を隠してしまったことからも知れた。
もったいないなぁ、と思わずこぼしてしまっていたら、幾分上がり気味の目尻をさらに
釣り上げて拳が飛んできて、それでお終いになるだろうか。
細いけれど筋肉のついた無駄のない体つきが、特別な意味を持って露わになっているのが、
いとおしくてしかたない。
顔を覆っている腕を片方引き剥がすように持ち上げて唇を押しあてると、息を詰める。
ああ、可愛いなぁ。
内心でのみ嘆息して、言葉には出さない。最初に思わず言った時、怒りに息を止めた彼は、
次の瞬間見事に容赦の無い右ストレートで応えたのだから。背が高い自分には、わかるはずも
ないのだが、そんなに背が低いことがコンプレックスなのだろうか。背が高くたって、鴨居に
額をぶつけるだけだよ、そう言って、睨まれたこともあったか。
片腕では隠しきれず、腕の影からこちらを伺っている目元が赤くて、頬が緩む。だから
腕を掴んだまま顔を寄せて、額にも唇を押しあてる。どこにキスされると思ったのだろう。
ぎゅっと目をつぶったのも可愛らしい。多分また、奥歯も噛み締めているのだろう。何度言っても
なかなか口を開けてくれなくて、親指を押し込んで奥歯に挟んで、ようやくちゃんとしたキスが
できた時も、真っ赤になって、照れ隠しに殴られた。
顔を離すと、安心半分、不満半分、という表情で見上げてくる。
「キスしたいから、口開けて」
腕を下ろして、足を軽く蹴るのが、返事だった。
色気よりも、むきになってだろう、目をつぶって、かぱっと音がしなかったのが
不思議なくらいの勢いで口を開く。
歯医者さんの治療じゃないんだけどなぁ。
思いながらも、キスのために開けてくれたのは確かで、健康的に日焼けした頬を
片手で包んで唇を合わせる。
「んっ……」
きつく目をつぶって。舌が触れると、後ろなどないのに、身を引こうとして、どうにか
踏み止まる。本当は、今すぐにでも口を閉じてしまいたいのだろう。息継ぎの仕方が
よくわかってなくて、恥ずかしいのだとかでさらに息ができなくて。
その人が、自分の腕の中にあるということが、うれしくて仕方がない。
すぐに肩を軽く叩かれて、ギブアップを告げられるのが惜しいが、解放してやると、
焦点の合わない目を背けて、荒い息を吐く。
「じゃあ、いただきます。……っ!ってっ!」
「なんだよ、いただきますって!いただくって!」
「ほっぺた離してから言って……」
今日日、お母さんでもそこまでつねらないだろう、という強さで、言葉より先に
頬をつままれ、ほごほごとくぐもった声で情けなく抗議すると、まだむっとした顔で
手が離れる。
痕になっていそうな頬をさすっていると、
「だって仕方ないだろ!俺はお前相手に勃ちそうにないし!お前挿れたいっつーし!」
どこか言い訳めいた早口で、さっき言ったのと同じ事を言う。
好きだと言い続けて、よかったなぁ、と思う。
最初はさりげなく抱き締めたり、それが嫌がられなくなったところでスキンシップを
過剰にしていって、冗談めかしてキスをして。
自分がいるのが当たり前で、自分に触れられるのが当たり前にして、それから告白した。
自分でもずるいなぁ、と思う。
答えは思った通り、「そういう風には見られない。大事な友達だから、失いたくない」。
そばにいたら、キスしたくなるよ?キスだけじゃ我慢できなくなって、襲っちゃうかもよ?
なんだか意地悪な気分でそう返すと、唇を噛んで黙り込んで、それっきり。
幾分よそよそしいながらも、何事もなかったように振る舞うから、少しずつスキンシップを
復活させて、好かれているから抱き締められているだけではなく、好きだから
抱き締められたりするのを許していると思いこむようにしていった。結果、こうして
すっかり裸で、息があがるようなキスをしているけれど、そういう腹積もりで
そばにいたのだと知ったら、絶交されてしまうだろうし、そうじゃなくても、そのうち
目が覚めて、離れていってしまうだろう。本当は口を合わせるキスだって嫌なはずなくらい、
潔癖なのだから。
あとどれだけそばにいられるかわからないけれど、大事に可愛がろう、知られることのない
心の中でだけ、そっと誓う。
しっかり体を起こして膝を引き寄せて足の甲を掴み、体育座りとも正座ともつかない
座り方で、すねたように唇を少し尖らせて、
「挿れたいんだったらさっさと挿れろよ」
これで何度目だろう、して欲しいからではなく、さっさと嫌な事を済ませてしまいたいから
言われるのは。言うからには許してくれるのだろう。どうせなら、最後までいただきたいし。だけど。
「いいや、今日は」
「いいやってなんだよ!人がいいっつってるのに!」
「いいって言ってくれたから、今日はいい」
「なんだよ、それ!」
んー、と生返事をしながら、覗き込むような中途半端な姿勢を止めて、前に座る。
「色々させてくれたし」
パンツの中身触らせてもらったし、途中で面倒だと脱がれてしまったけれど、
脱がせてくれたし、舐めたりしゃぶったりもしたし、少しだけだけど触ってももらったし。
途端、後頭部に、ごつん、と鈍い衝撃があった。
「人が覚悟決めたっつーのに、変な事言ってんなよ!」
さっさと立ち上がると、辺りに脱ぎ散らかした服を拾い上げて、せっかくのいい眺めが
覆い尽くされていく。
あーあ、と呟くのにも振り向かず、足音を立てて部屋を出て行ってしまう。
だけど一度許してしまったのだから、頃合いを見計らってまた、いいと言わせて
しまえばいい。一度した約束を反故にはできない性格は、よくわかっている。
次は遠慮する気もないのだし。
好きだよ。
聞く相手はいないけれど、一人部屋の中で、ぽつり、口にしてみて、その響きに
なんだかまた、好きになった気がした。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
下手な文章読んでくださった方、ありがとうございました。
イイカゲン スコシハ バリエーションフヤス トカ ブンショウウマクナルトカ シテミタイモノダヨorz
>逃げました…
だからこそ(・∀・)イイ!!GJ!
>185タン GJ!!!ありがdー
ほかの二人のやつも観てみたいですが、やっぱヒゲ男が1番ですよね!
つーか、何が対象でも萌えられるAってば…(;´_`)
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ ) 触手ネタ3本目
「ぐーれっ、さーん。だだいまあー」
バイト先の仲間と飲んで帰宅した僕は、少しハイテンションになっている。
本日付で名実ともに成人だ。誕生日という事で、店が終わったあと仲間が席を設けてくれた。
明日は学校も午後からなので、久しぶりに遅くまで遊んでいた。
グレさんは声を聞きつけて急いで寄ってくると、足をよじ登って胴体にぐるりと巻きつき、
僕の顔にぐいぐいと体を押し付けてくる。
「ごめんなー、今日遅くなるって言ってなかったもんな」
でも重いよと言いながら、僕はグレさんをぽんぽん叩いた。
カバンはリビングのソファの上に、ローテーブルには紙袋から取りだした箱を置く。
そのままグレさんを体に巻きながら手を洗って、冷蔵庫から水を取り出した。
僕はソファを背もたれに床に座り、グレさんも一旦離れて隣に落ち着く。
箱を開けると赤褐色のボトルが現れ、グレさんが、これは何? とトントン叩いた。
「もらい物だよ。学校の同級生がノートのコピーのお礼にって」
たかがコピーくらいで大げさなとも思ったけど、相手がそれで満足するならと思い受け取った。
家には何本もあるからといって僕にくれたものだ。だけど何で酒なんだろう。
「でもこれ全部空けるのに結構かかるなあ…。何か料理にも使えるか調べよ」
せっかく貰った事だしというのと、酔っ払って判断力の鈍った頭がもう少し飲めと囁いた。
「コップしかないけど、まあいっか」
僕が酒を注ぐと、グレさんが興味深そうにコップの中を覗き込んでくる。
「あ、ブランデーって初めてだよね。これもお酒だよ」
グレさんは触手をコップの中から出し、次いで僕の方に先端を向けると受け皿状に変化させた。
「飲んでみたいの?」
他の食べ物は受け付けないのに調子がいいなあ。
以前、料理用にと買っておいた日本酒をあげた事がある。
グレさんは酔っ払ってご機嫌になり、転がったり変な形になったりと愉快な姿を晒してくれた。
「いいよー、じゃ、ちょっとだけね」
僕は零さないようにグレさんの作った杯にブランデーを少しだけ注ぎ込んだ。
杯の中の酒はゆっくりと消えていく。それにつれて体色がぽわんとピンク色っぽくなってきた。
「グレさん、毛皮やって。毛皮」
僕がそう言うとグレさんは、にゅ、と触手を出して、その先を変化させた。
伸びた触手から細かい繊毛が広がっていく。
繊毛は細く、はりを持った毛の形を取っていき、ふさふさのネコじゃらしみたいな形になった。
「上手い上手い、怒った猫の尻尾みたいだ」
グレさんは目がない代わりに触って、それがどういう物なのかを確かめる。
テーブルのような堅いものも、タオルみたいに柔らかい物もだ。
以前どうやって捕まえたのか不明だけど、鳩を触りまくっていた事があった。
パニックを起こした鳩は解放されたとたん部屋中を飛び回り、窓から逃げ出していった。
毛皮といったのは以前触った僕の冬服のファー部分と、庭に生えていたネコじゃらしの合体技だ。
良く出来ているけど、触るとちょっと粗い感じ。
グレさんは言葉を理解して形を変えられる、ちょっと間抜けで面白い奴だ。
僕は一度水を飲んで、のどの渇きを癒してからブランデーに口をつけた。
少しだけ口に含んで舌の上で転がすと、香りがふわっと鼻に抜けていく。
「いい匂い」
料理に使うのがちょっと惜しくなってきた。少しづつ飲んでいこうかな。
そんな事を考えていると、横においてあったボトルが動いた。
「! グレさん、こら!飲みすぎ!」
グレさんはもっと飲もうと、勝手にボトルを持ち上げていた。
以前飲ませた時の量は杯に2杯程度の量だ。その量でもグレさんはしたたかに酔っ払っていた。
さっき同じくらいの量を飲ませているのと、こっちは日本酒よりアルコールがきつい。
これ以上は体に良くないかもしれない。
僕がボトルを取り上げようとすると、グレさんは抵抗した。
「だめ!返しなさい!」
まずい、結構酔っ払っている。量が多すぎたかもしれない。
酔って調子に乗り、グレさんに酒を与えてしまった事を後悔した。
もう飲ませないようにと、グレさんとボトルの取り合いをしているうちに僕の手がすべる。
勢いあまってボトルが振り回された。
「あ」
そう言ったときには遅かった。グレさんは頭からブランデーをもろに被ってしまった。
通常の3倍の酒を浴びたグレさんは一瞬で真っ赤になる。
「グ…グレさ」
僕が声をかけると同時に、グレさんの体からものすごい勢いで腕が天井まで伸びた。
いや、伸びたというよりは飛び上がったといった方が、適切な表現かもしれない。
伸び上がった腕はすぐに引っ込み、今度は全身からトゲが出て、柔らかいウニ状になった。
「大丈夫!? グレさん!!」
僕はボトルをひったくりテーブルに置くと、グレさんを押さえた。
「ほら!水飲んで!」
僕はペットボトルの水を差し出す。風呂場に連れて行って水をかけたほうがいいかもしれない。
たらいに水を張るために僕が立ち上がると、グレさんが腕をぎゅっと掴んだ。
え……?
次の瞬間、僕の体は浮かび上がって、そのままソファにどさっと落とされた。
グレさんからいくつも腕が伸びてきて、拘束される。
「ちょっと…!こら!」
触手の先が硬くなり、器用にベルトを外してファスナーを下げる。
シャツの中にもぐりこんだ触手が、強引にボタンを飛ばしながら前を開けた。
「やめ…!」
真っ赤になったグレさんは下着の中に潜り込んで、僕のペニスを強引に扱きだす。
体が硬直し一瞬抵抗が止まった所で、下を全て脱がされた。
「ばかっ!止めろってば!!」
僕の下半身は真上に持ち上げられ、肩と頭で支えられているだけになっている。そのまま大きく足を広げられた。
グレさんは穴の周辺を探ると、先端から滑る粘液を垂らしている触手をいきなり押し込んできた。
「い…っ、痛っ!」
解されずに強引に貫かれた痛みに歯を食いしばった。
そんな僕に構わずグレさんは抽送を繰り返し、中を広げようと膨らみ、かき回していく。
そうされているうちに、既に何度もの行為に慣らされている僕の体は、意思に関係なく反応しはじめた。
「ん!っ……う」
起立したペニスを、網状になった触手が包み込んで全体を擦られる。
グレさんの触手がテーブルに伸びる。コップが倒れ、飲みかけのブランデーが広がっていた。
それを触手にこすり付けると挿入されている触手を引き抜き、その酒に濡れた腕を入れてくる。
「あ…!」
かあっと熱を持ったように内部が熱くなる。
そうやって中を何度か擦ると、また新たな触手が代わりに入り込み、僕のお尻にアルコールを塗りこめていく。
熱を持った肉襞は、差し込まれた触手を舐るような動きをした。穴の口はヒクヒクと震えている。
僕の体はどうにかなってしまったらしい。こんな……無理やりされているのに、僕の意思に反してもっと欲しいとねだるのだ。
「や…、いや…だ」
頭がぼうっとして、意識がそこに集中してしまう。ペニスの先端から零れる液を、グレさんが舐め取っていった。
次に僕は体を下ろされ、ソファの上に膝立ちの姿勢をとらされる。
足の間にグレさんが入り込み、その体から一本の男性器の形を取った腕が生えてきた。
腕が腰に巻きつき、そこへしゃがむように動かされる。
挿入しやすいように、何本もの細い触手が穴を広げた。
「んんっ…!」
中を犯す触手の形と動きが伝わって、思わず締め付けてしまう。
動きは緩慢で、もう熱くてどうしようもなくなった体には刺激が足りない。
身体の中に熱ばかりが溜まって渦を巻く。
「っは……あ」
我慢ができなくなった僕は、グレさんの体にまたがって腰を動かし始めた。
グレさんは延々と僕を弄り続けた。強制的に腰を揺らされ、何度も射精させられて。
太くて濡れた触手を喉の奥まで入れられ、穴という穴を犯された。
強引な行為だったのに僕はそれに感じてしまい、何度も快楽の波に飲まれ嬌声を上げていた。
気がついたときはソファに横になっていた。時計を見ると朝の6時だ。
体の上には服がかけられている。
痛い……体中がぎしぎしいう。全身が鉛のように重かった。
顎はガクガクしているし、喉にも鈍い痛みがある。
あそこも、まだ入っているような異物感が残っていた。
台所で水を飲むと、だるい体を引きずりながらグレさんの行方を捜した。
グレさんは風呂場にいた。
自分でたらいに水を張ったらしい。そこへ体半分を突っ込んでぐったりしている。
色もなんだか白っぽい。人間で言えば二日酔いで青くなっている状態というところか。
ふ……ばかめ。調子に乗って深酒をした報いだ。ざまみろ。
あの分だと今日一日はダウンしているだろう。
僕も昼まで眠るべく、腰を押さえながら寝室へと向かった。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ ) バカップル物か、これは。
>>236 リアルタイムグレさんに遭遇(*´∀`)
今回もまたいいです!GJ!
すっかりグレさんファンになってしまってる自分がここに・・・
リアルタイムでキタワ〜wGJ!
つか、服かけるグレさん(*´д`*)二日酔いのグレさんwwww
リアルタイムで通常の3倍な赤いグレさん
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・*
姐さん「カワエエ触手」という新たな萌えを本当にありがとう
自分でたらいに入るグレさんカワユス。
グレさんかわゆす…!マジで一匹欲しい…!!
酔いがさめてあわあわとうろたえながら服をかけた(そしてぐったり)だろう
所を想像するだに萌え死ねる
通常の三倍で赤くなるグレさん噴いたーw
GJ。
>>236-240 GJすぎる
禿萌えをありがとう
心からありがとう
本にして売り出しちゃえばいいと思うよ
>>236 触手キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
お酒を下のお口ネタまで!
オリジナルが初めてとは思えないクオリティでハァハァしっぱなしです。
ごちそうさまでした!
仕事から帰ってきたら、グレさん投下されてるYO
グレさんテラカワユス
GJGJ
もういっそグレさんだけでHP作っちゃえばいいと思うよ
すっかりラブラブだ!なんてかわいいんだ〜グレさん
グレさん、酒もいけるのか〜。GJ!! 受けハタチくんの柔軟な思考が好き。可愛くて。
悪態吐いてる受け君もカワイス(*´Д`)ハァハァ
すっかりグレさんの虜になりましたよ、GJ236!
グレさんは服を掛ける技を覚えた
新婚度が3上がった
>253
ワラタ。イイヨ((((・∀・))))イイヨ-
グレさん待ってましたー!
二日酔いと『食べ過ぎ』でグッタリなグレさん、テラカワユスw
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ホストドラマ習練
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| 終わったんじゃなかったんかい
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| | |> PLAY. | |  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ どんどん開き直ってるよこいつ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
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グレさんの後で気が引ける。
257 :
1/6:2006/04/23(日) 00:14:33 ID:+WZB6p+B
家に帰ると、部屋に明かりがついていた。ついでにテレビもついていた。
「帰ったか。」
なんでお前がここにいるんだ、と叫ぼうとして声が出てこなかった。
「鍵を返しそびれてただろ。」
我が物顔でソファに座っている修の話を要約すると、帰りにコンビニで買い物をしようとして→
財布にいれていた鍵に気づき→そういえば蓮のマンションに近かったので→このまま返して帰ろうとしたら→
「天下のNo.2様はどうやらアフター入ってたらしく留守だったんで待ってようかなと。」
「そこは帰れよ!明日渡せば済む話だろ!」
何勝手にあがりこんでんだよ。
「わざわざ反対方向まで歩いてきたんだ、収穫ないのは癪だろ。」
「で、いい女だったのか?」
「ぁあ?」
「ベルト。後ろが一箇所通ってない。店にいたときは通ってた。」
思わず腰に手をまわす。なんでこんなに目聡いんだ、と歯噛みする蓮を気にも止めず、修は組んでいた足をもどして立ち上がった。
「そういうことだから。鍵は机の上な。」
え、と拍子抜けした蓮は首で修を追う。
「・・・帰るのか?」
「ああ。お前が帰ってきたから、もう用はないしな。」
玄関で爪先を鳴らしながら修は返す。
「俺が出てったら鍵閉めろよ。あ、お前冷蔵庫のネーブル早く食えよ。高いのに。腐るぞ。」
「なに勝手に開けてんだよ、っつーかお前は俺の母親か。」
ついでに鏡でネクタイを整え直した修はじゃあなと言って戸を開けた。
ため息をついた蓮に向かって、戸が閉まる一瞬、ほんの少しだけ、振り返る。
「足りなかったか?」
にやりと笑んだその口元、理解するのと戸が閉まるのが同時、どっと顔に血が集まるのがわかった。
怒りと羞恥の度合いが大きすぎて暴言のボキャブラリーが尽きている。
とりあえず手近にあった本を戸に投げ付け、蓮は床に身を伏せた。
258 :
2/6:2006/04/23(日) 00:16:12 ID:+WZB6p+B
ありえない。真剣にありえない。
なんで女抱いて帰ってきたそばからこんなことになってるんだ俺。
「・・・ぁ、」
それでも手を止められなかった。
最初の動揺、目があった瞬間、最後の言葉。身体の芯が火照っていた。
どこかで期待してた自分が信じられなくて、認められなくて、それでも、心が濡れて。
多分からかうだけの冗談だったのだろう、それでもその言葉はあまりに的確で。
「んっ・・・は」
名前が口をついて、それでも呼ぶのが癪で、かろうじて音は出さずに、唇だけでその音を形作った。
床の冷たさが熱のこもった身体に気持ちいい。
「悪い、携帯忘れ―――」
息を切らせてドアを開けた修は、その場に立ち尽くす。
ほら見ろやっぱり鍵閉めるの忘れてんじゃねーか、とか、俺じゃ無かったら本当どうするつもりだったんだ
(いやこんな時間にこの家のドア開ける奴なんか早々いないだろうが)、とか言いたいことは山ほどあったが、
それを今言うのは得策ではない、と修の頭は瞬時に判断した。
多分、絶望とか、羞恥とか、その辺の言葉の山が蓮の頭にはつまっているだろう。
いや、一番大きいのは疑問符か。
瞠目したまま言葉どころか音も発せないでいる蓮に修は静かに歩み寄る。
「・・・そんなに俺が恋しいか?」
カッと蓮の頬に朱が差した。怒りが一瞬だけ恥を追い越す。
「は、勘違いもいい加減にしろよ!・・・っ、俺を追い詰めて楽し、」
震える声で罵倒するその目尻には涙が浮かんでいた。言葉を遮って修は唇を塞ぐ。
「俺のせいなんだろ?」
「――だから!!」
「お前がそう、言ったんだ。」
修は乱れた蓮のシャツの中に腕を滑りこませた。
259 :
3/6:2006/04/23(日) 00:17:17 ID:+WZB6p+B
「ひあっ、」
胸の突起をつままれて蓮は声を上げる。
修はその指を動かしながら、既に先走りで濡れていた下のものを口に含んだ。
蓮がぞくりと身を震わせる。修は射殺すように、蓮の目を視線で追う。楽しそうなその目元が、一層蓮を煽った。
「・・・っふ、ん・・・」
とてもじゃないけど見ていられなくて、蓮は顔を背け、目をかたく閉じる。漏れそうな声を抑えて唇を噛んだ。
修は言ってもいないのに実に的確に、欲しいところに欲しい刺激を与えた。
噛みしめた歯の間から、吐息が漏れる。いつもは客にサービスするほどの余裕はどこにもなくて。
「ど・・・いう、つもりだ、こん・・・っ!ゃあ、・・・――っ!」
舌先で先端をつつくと蓮は喉をそらせた。吐き出された苦味を、修はほんの少し眉を寄せたものの飲み込んだ。
その嚥下した動きが目に入り、蓮は目を泳がせた。
「・・・・・・飲ん・・・で・・・」
「あんまり女に飲ますものじゃないな。」
修はさらりとそう言って唇をなめる。そういう仕草が、無意識なんだろうがいちいちやらしい。
自分の神経を直接なめられたみたいに身体が震えた。
「満足?」
「・・・!!っ死ね!だから、お前は、おれ、は!」
「仮にお前がよくたって、俺はまだ満足できてない。」
「なに考えて・・・ッ!」
修は力の抜けた蓮の腰を引き寄せる。飲みこみそびれた分と汗とで、濡れきっていた。
それを伸ばすようにして指を滑らせると、大した抵抗もなく飲み込む。
「や、」
蓮は声を漏らしたものの、二本目の指もゆっくりとだが入った。
丁寧に内壁をなぞりながら、修は器用にもう片方の手でボタンをはずし、肌に舌を這わせてゆく。
敏感な部分を執拗に攻めると、蓮は修の肩をつかんだ手に力をかけ、うなされるように頭をふった。
260 :
4/6:2006/04/23(日) 00:18:04 ID:+WZB6p+B
「・・・すごい、いやらしいんだけど。」
率直な物言いに罵声を浴びせようとして、声が出てこない。
身体のどこかしこもが性感帯になったみたいで、汗で張りつく自分の髪の感触でさえ反応してしまう。
「なぁ、お前のこんな姿、どんな常連でも知らないよな。どう思うだろうな。・・・見せつけたくなる。」
「―――ッこの、変態野郎!」
腕から逃げるように身を捩じらせる。つけっぱなしのテレビの音が、この嘘みたいな状況が確かに日常の
一端なのだと主張して現実に引き戻す。そのたびに新しくなる屈辱感と羞恥心で気が狂いそうになる。
「嘘だ。俺以外にこんな姿態見せてたまるか。」
「ふ、ざけ、ろ・・・!」
蓮は修の言葉が存外本気で発せられたことに気づかず、考えうる限りの蔑みの言葉を頭に巡らしながら、
震える腕を必死に伸ばして、リモコンのボタンをどうにか押した。
――それは、まったくの逆効果だった。
テレビが消えた瞬間耳に飛び込んできたのは、自分のものとは思えない甘い喘ぎと、
ぐちゃぐちゃと響く卑猥極まりない水音。静かすぎるくらいの部屋でやけに大きく響く。
すっ、と意識がぶれて遠のいた気がした。蓮の顔から表情が消える。
「うぁ・・・アっ!」
修のシャツを握り締めて蓮は声を上げた。
強くすりあげられた衝撃がそれに被さって、思考回路がとんだ。視界が白く焼けていく。
耐えるように噛みしめた歯を、ほんの少しだけ開いて細く声を洩らす。
「・・・しゅ・・・ほし・・・」
「聞こえない。」
歯のかわりに、蓮は修のシャツごと自分の手を握りしめる。
「・・・お前・・・のが、欲しいっ、・・・。」
吐息に混じるようにして落とされる言葉。細められた目は潤みきっている。
濡れた唇を貪りながら、修は求められるままに今まで指を埋めていた場所をつらぬいた。
261 :
5/6:2006/04/23(日) 00:18:50 ID:+WZB6p+B
「・・・ぅ、く、ぁ・・・ん―――!」
修の身体にまわっている腕の力が強くなる。
「声、出せよ。」
囁きかけられた声を振り払うように蓮は頭を振る。それを抱くようにつかまえて、修は耳を甘噛みした。
身体がよじれて、その影響で腰が甘く疼く。
「ぁ、しゅう、修。もっ・・・と、そっ・・・あ・・・!」
もうそろそろ、言葉で苛めるのも限界だった。全身から放たれているその色香にあてられる。
「・・・蓮。」
耳元を軽くなめて音を吹き込む。びくりと身体がはねた。意志と関係なく腰が勝手に動く。
「は、修っ、深い・・・っ、ん・・・っ、ん、も・・・」
「・・・は・・・『もう』、なに?」
「狂うっ・・・」
生理的な涙が流れ落ちて、口の端からはだらしなく唾液がこぼれていた。
快感だけが先急いで身体と頭がついていかない。神経と身体がばらばらになってしまった気さえする。
絡みつく熱さは修にも強い快感を与えている。軽く唇を噛んで堪えてから、修は蓮の目尻と口元を舌でぬぐった。
「・・・くっ、・・・あ、うぁっ、」
こぼれだした喘ぎは止まらない。
「は・・・・・・あ、ゃあっ!!もう・・・っ、しゅうっ、ん・・・・・・イク・・・っ!」
もうほとんど泣き声に近かった。うわごとのように蓮は何度も修を呼ぶ。
そのたびにぞくぞくと心が乱れて、堪えるのが大変だった。こっちももう限界なんだよ。
「イけよ。」
このままじゃ嫌だ、というかのごとく蓮は頭を振る。眉を寄せて、涙目で、こちらを見上げ、キスをねだる。
だから、その顔、反則。
どれだけかたく抱き絞めても、舌を絡めても、やっぱり足りない気がした。
262 :
6/6:2006/04/23(日) 00:20:19 ID:+WZB6p+B
床に散った白いシャツとその上の肢体は、果てたあとで猶、
思わず喉を鳴らしてしまうほど魅惑的だった。
肩で息をしている蓮は、こっちを見ようとしない。多分だんだん正気に戻ってきているのだろう。
流石に色々まずったな、と修は今更ながらに後悔しながら、出て行くタイミングを模索していた。
ふいになにか感じて振り返る。シャツの裾を掴む手、フラッシュバックするあの日。
「・・・風呂。」
「・・・え。」
蓮は恨めしそうに修を見上げた。
「この状態で一人で入れると思うか。俺はさっさと寝て体力回復してーんだよ。」
今日もジュリエットを迎えにいかないといけないのだから。
「・・・責任取りやがれ。」
修はその顔を凝視したまま一時停止する。落ち着け自分。今一瞬可愛いと思ったのは多分気のせいだ。
「・・・確かにご指名頂きました。」
「してねーよ!誰がお前と永久契約なん・・・っ、」
修は無視して蓮を両手で抱え上げた。
「きっちり責任とってやるよ。ジュリエット。」
明らかに嘲笑を含んだその響きに、蓮は脊髄反射で修の頬に平手をはった。
拳でなかったのは、プロ意識であって、まかりまちがっても愛でない。
ちなみにこの日何故かNo.1は不在で、
修が睡眠不足のまま対応に追われることになるのはまた別の話。
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ 無駄に長いよ
| | | | ピッ (・∀・ )
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エロが書き足りなくてやった。今では反省している。
>>263 りあるたいむでぇ(略)
後日きっちりNo.1の詳細も報告するように
>>256 うああエロいorz
台詞も仕草もいちいち脳内で完璧に再生されるのが憎らしい。
めっさ萌えました。ありがとう。
また続き書いたら読ませてください!
>263
ドラマは見てなかったが、姐さんのおかげでしっかりハマった
責任とりやがれ
>>256 萌え死ぬとはこのことを言うんだね…!
なんかもう姐さんを永久指名したいよ
修も蓮もヤラシス(*´Д`)
現在平均年齢43歳某ユニット萌え再燃で・・・短いです。やらしくないです。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ ) 歌ノ独り言ラシイデスヨ
269 :
1/2:2006/04/23(日) 02:51:21 ID:ti5atSRF
何でこんなに苦しいんだろう。
駆け寄って、今すぐ胸いっぱいにあなたの香りを吸い込みたい。
できれば首筋に鼻を押し当てて、肌から直接嗅いでみたい。
きつくきつく抱きしめて、この腕にあなたの温もりを、感触を、刻みたい。
唇を重ねて、もっと感じてみたい。もっと、もっと…って。
これは勘違いだ、錯覚だと自分に何度も言い聞かせた。認めたくなかった。
あなたの悪戯っぽい表情に、真剣な表情に、いちいちときめいてしまうなんてこと。
尊敬の念をちょっと変換し損なっただけだ、と思いたかった。
軌道修正できると思いたかったんだ。
バカだね、俺。
気付いた時にはもう遅かったのに。ほんと、バカだ。
もうどうしようもないくらい、俺はあなたのことが好きになってた。
友情や尊敬は、いつしか狂おしいほどの愛情に変わっていた。
あなたの目に、俺以外が映るのが許せないって思うほどに。
あぁ、何で俺、こんなにあなたのことが好きなんだろう。
270 :
2/2:2006/04/23(日) 02:52:30 ID:ti5atSRF
ねえ、俺があなたのことが好きで好きで気が狂いそうだって言ったら、鼻先で笑って。
バカなこと言ってんじゃないよって、明るく笑い飛ばして。
そうしたら、この気持ちに鍵をかけて胸の奥深くにひっそりと沈められるから。
たとえきりきり胸が軋んだとしても、微笑みに替えられると思うから。
もっと俺を突き放して欲しい。
優しくしないで欲しい。勘違いしてしまうから。
お願いだから……ねぇ………
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ ) オチガナイ orz
かなりご都合主義な小説です。
「なんだこれ」
目を覚ますと辺りは暗闇だった。
否、周りが暗いのではなかった。目隠しされている。
それを外そうと手を伸ばすがジャリ、と金属のこすれるような音がしただけでそれは敵わなかった。手首が痛い。
足などは自由だったので、立ち上がろうと力を入れるがすぐさま後ろに引っ張られる。手首を縛っている何かが壁にでも繋がっているのだろう。
「くっそ・・なんでこんな事に」
273 :
マサルさん2:2006/04/23(日) 14:36:23 ID:0vWcrBqV
遅刻の常習犯はまだ来ない。
ヨシノを始め大人に分類される人々は、仕事なのだから遅れてくることはめったにない。トーマもまだ未成年ながら、この仕事に誇りと責任を持っていた。
大はなんだかんだいって普通の中学生なのだ。
色々不都合もあるのだろう、と今まで少しの遅刻は容認してきだが
―――さすがに1時間遅刻は見逃せない
「・・遅い。先に始めてしまってはどうですか、指令」
「いや、2度手間になるだろう。心配しなくてももう来る」
「さっき、妹さんに確認したら30分以上前に家を出ているそうよ。寄り道してたとしてももう来るでしょ」
携帯を弄りながらヨシノは答える。
メールの相手は妹だろう。
いつのまにアドレスを交換しあったのかは謎である。
「そんな事しなくても、大君って通信機持ってるんだからそこに連絡してみる?」
「あ」
オペレーターの間延びした声が響いた。
274 :
マサルさん3:2006/04/23(日) 14:37:15 ID:0vWcrBqV
『大君?聞こえる?』
「ん・・ああ?そうか、通信機があったか」
『大君?今、何処なの?遅刻してみんな怒ってるわよー」
「それどころじゃねえんだ!!」
『?』
「―――アグモンが攫われた!」
少しずつ思い出してきた。
ぼんやりしていた記憶が鮮明なものに変わる。
大とアグモンはいつも通り大がアグモンを背負うという形でDAT本部に向かっていた。
さすがに毎度毎度の事で大は抗議したのだが
「アニキが俺は人形だから動くなって」
という一言で丸く収められてしまった。
デジヴァイスに入りたくないと言うアグモンを尊重すれば
大が背負っていくのが一番平和な方法だと考えつつも、納得がいかない。
ぎらぎら、と地面を焼くような太陽。
喧嘩で鍛えていても、自分より重量のあるアグモンを背負ってのロードワークはとてもキツイ。
漢に二言はねえ!がモットーの大は浮かんでくる不満を消し去り、無心になって道を歩いていたのだ。
275 :
マサルさん4:2006/04/23(日) 14:38:50 ID:0vWcrBqV
「すみません」
歩くのに全神経を注いでいた大は一瞬判断が遅れる。
いきなり変な匂いのしみこんだ布を口元に当てられ、気を失ってしまったのだ。薄れていく意識の中、背中が急に軽くなる。
アグモンを持ち上げている男の姿が見えた。
―――まさか、こいつらアグモンを狙って・・!
そこで意識は途絶えた。
『という訳なんだけどよ・・・』
大の言葉にDATメンバーは大きくため息をついた。
遅刻だけでなく、アグモンを奪われるなんて
「・・デジモン反応を探ってみます。それと、大君は今何処に・・」
「ああ!デジモン反応此方に近づいてきています」
オペレーターの質問は別のオペレーターによって阻まれた。
276 :
マサルさん5:2006/04/23(日) 14:39:33 ID:0vWcrBqV
『なんだと・・!?』
DAT本部にドタドタ、と荒い足音が響く。
「ララモン、」
「・・ガオモン」
少しの緊張が走る。
ごくり、と誰かの唾を飲み込む音が聞こえた気がした。
「た、大変だよーアニキがーー!」
「アグ、モン?」
開いた扉の向こうにいたのはアグモン1匹で。
トーマが念のためと扉の外を確認するが何の影も見えない。
どういうこと、とヨシノは首をかしげた。
『アグモンーー!?無事なのか』
「ア、アニキー!アニキこそ大丈夫ー?」
『ああ、俺は無事だぜ。ちょっとばかし身動きとれねえけどな」
「君はいったいどういう状況にいるんだ?」
アグモンが無事だったということで、微かに安堵の空気が漂う。
が、大の一言で辺りの空気が凍った。
277 :
マサルさん6:2006/04/23(日) 14:40:13 ID:0vWcrBqV
『どうって・・目隠しされて縛られて動けねえんだ。くっそーーこの大門大さまをなめやがって・・!』
「―――縛られ・・?」
「め、目隠し・・・・?」
ヨシノの顔が歪む。トーマは少し眉間を寄せた。
2人の思考はある1つの答えを瞬時に導き出していた。
大はそんな事も露知らず、けんか番長をなめんじゃねー、正々堂々勝負しろー、と叫んでいる。
「あんた、何もされてない?」
『はあ?何、ってなんだ―――』
ぐしゃ、と何かが潰れる音がして激しいノイズの後通信機は通じなくなってしまった。
「ちょっと!大!?」
278 :
マサルさん6:2006/04/23(日) 14:42:57 ID:0vWcrBqV
「・・探知は出来ましたか?」
「ええ、R地区のkポイント・・此処には倉庫があるわね」
「―――っ」
「マスター?」
「トーマ、待ちなさいよ!」
ヨシノの声が段々と小さくなっていく。
追いかけてきてないのか、自分が離してしまったのか。
トーマは酷い不快感に襲われる。
なんなんだ、あいつは。
大体隙だらけなのだ。
危機感も持ち合わせていないのか。
ふざけるな。
―――無事で居ろ
トーマ自身もこの気持ちが何なのか分からなかった。
まだ此処までしか書けてない・・。
親父×マサルの無理矢理ネタを書く予定なんだが
今日はもう書けないので、誰か続きを引き継いでくれる方がいたらヨロシク!
漏れも5話までには書くぞ・・
279 :
マサルさん:2006/04/23(日) 14:47:41 ID:0vWcrBqV
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ エロまでいかなかったよ。
| | | | ピッ (・∀・ )
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| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
280 :
マサルさん7:2006/04/23(日) 17:13:10 ID:0vWcrBqV
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| デズモン最新作
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| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| エロ初書きなのでぬるくてゴメン
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| | |> PLAY. | |  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ハア?
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
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| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
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エロ初書き小説2度目という事で大目に見て下さい・・
281 :
マサルさん8:2006/04/23(日) 17:15:21 ID:0vWcrBqV
「初めまして、大門大くん」
「誰だよ、お前」
大は聞き覚えのない声に眉を寄せた。
ということは、こいつが俺とアグモンを引き離した奴って事か・・
アグモンは無事だったか、大は自分が縛り付けられていることが気に入らない。
喧嘩なら正々堂々勝負しろってか離せ、と抗議すると目の前(に居るであろう)の男はくくっ、と小さな笑い声をあげた。
「いいねえ・・さすが大門大だ」
「はあ?アグモンは渡さねーぞ!」
「アグモン?・・ああ、あの人形のことか。あれは君を運ぶのには邪魔だから捨てたよ」
「!アグモン目当てじゃないのか?」
「私の目的は君だよ―――大くん」
名前を呼ばれてぞわり、と鳥肌がたつ。気持ち悪い。
喧嘩するときは未知の相手とか強い相手だったら、気分が高揚するのに。
この状況だって、普段よりちょっと不利なだけでいつもと変わらないはずなのに。
282 :
マサルさん9:2006/04/23(日) 17:16:37 ID:0vWcrBqV
「誘拐されたのか、俺!?」
「ご名答」
くくく、と男は笑う。
その声はどこか楽しげだ。
「金ならうちは母子家庭だから無いぜ」
「金か・・・」
男は大の顔に触れた。
視覚が封じられてるので、突然のことに大は戸惑う。
足は自由なのだから蹴り上げればよかったのだが、それを考えつく前に唇を封じられた。
「・・・っ、ん・・」
入り込んでくる異物。大はそれを排除しようと舌を動かすが逆に舌を絡ませられた。口内を犯されながらも、朦朧としてきた思考を働かせもう1つ異物があるのに気が付いた。
男の舌がそれを奥に押し込む。抵抗する気力のない大はそれを飲み込んでしまった。
やっとくちびるが離されて、大は激しく咳き込む。
気持ち悪い。気持ち悪い。
今すぐうがいでもなんでもとにかく口を消毒したい。
「・・・っ・・なん・・なんだよ・・お前・・」
口調に力が無くなっていく。頭が凄くぼんやりする。力が入らない。
「効いてきたようだな・・流石さゆりの息子だ・・そっくりだ」
「母、さん・・・?」
「私はね幼い頃からずっとさゆりだけを見てきたのに、あいつときたら他の男と・・」
「そんなの・・母さんの勝手だ・・ろ」
「私だって忘れようとしたさ。だが、君を見たら止められなくなったんだ」
男の手が大の衣服を掴む。
小気味よい音と一緒に大の肌が空気に晒される。
「・・ん・・あ・・この・・やろ・・」
男は大の胸の突起を弄び始める。
言葉とは裏腹に電撃を浴びたような感覚が体の中を巡る。
視覚を封じられたせいか敏感になってしまう。その間も男は大の上半身を弄ぶ。
「なんでここ、こんなに固いんだ?まさか感じてるんじゃないのか?」
「う・・るせえ」
男の舌がしつこく突起を刺激する。
体が熱い。
「さて、下はどうなってるかな」
男は大のベルトに手をかけた。
抵抗しようと体を動かすがどうしても力が入らない。
あっという間に大のそれは男の前に晒されてしまった。
「イきたいか?だが、私が先だな」
カチャカチャとベルトをはずす音が聞こえる。
攻める手が休まったことに大は安堵するがそれも一瞬のことだった。
大の口元に男のそれが突き出される。
「私を満足させて見ろ、方法はわかるだろう?」
「黙れ・・誰が・・そんな・・事」
「それでは、母親と妹にやってもらおうかな」
「・・!?」
大は言葉に詰まる。
父がいなくなってから守ろうと決めた家族。
あいつらに手をださせる訳には―――
大は男のそれを口に入れた。男が小さく笑った声が聞こえる。
大は昔、本で読んだという小さな記憶を頼りに舌を動かす。
まさかこんな形でその知識を使うことになるとは。もう、大は何も考えられなくなってきた。
「へへへ・・いい感じだぜ。地元じゃ名の知れた喧嘩番長がなあ・・」
男はそう言って自分のそれを大の口から抜く。
大の体になま暖かい物が降り注ぐ。
口の中にも入ってきたそれはひどく苦い。
大はまた咳き込んだ。
「酷いなあ・・」
男は笑いながらその様子を眺めていると、扉の方から1つの足音が近づいてくるのに気が付いた。
「大―――!?」
いくつかの扉を開け辿り着いた先には、男とトーマの探していた人物の姿があった。
「・・トーマ・・?」
ほぼ生まれたままの姿の上男の精液をかけられている大を見て、トーマは目の前が真っ暗になった。
体が勝手に男を殴りつけていた。
(・・こんな奴、殺してしまった方が・・)
「・・トーマか?」
頭に血が上っていたトーマに冷水のごとく大の声が響く。
「平気か・・?」
手錠は今すぐにははずせないので、先に目隠しをとってやる。
大はぼんやりとした顔でトーマを見据えた。
「そんな・・訳ねえだろ・・ったく酷い目に・・あったぜ・・」
気持ちわりい、と呟く大に顔に涙の跡があるのを見て、トーマは目を見開いた。
強がっていてもやはり少しは怖かったのだろうか。
「・・大」
「なん―――」
大の唇をトーマが塞ぐ。
「・・・っ・・ぁ・・」
舌が侵入してくる。
だけど、大は拒まなかった。
先程のような不快感は感じなかったからだ。それに、もう抵抗する体力も残っていなかった。
「・・トーマ」
唇が離される。
大はトーマに問いかけようとして声を発するが、それは最後まで音にならずに消えてしまった。強い光が大の目の前を遮ったのだ。
「記憶処理、完了」
「アニキーよかったー!」
「本当よ、トーマが駆け付けてくれなかったら一体どうなってたか」
「どうって、どうもなんねえよ。相手は男だしな」
「ま、でも礼はいっとくぜ」
「・・もうちょっと危機感を持つことだな」
286 :
マサルさん:2006/04/23(日) 17:22:44 ID:0vWcrBqV
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ アニキ馬鹿可愛いな
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お粗末さまでした。
無駄に長いけど読んでくれた方サンクス!
次はもう少し修業してくるよOTL
記憶処理機械が出てきたから温めてたネタですた。
GJ!!!
しっかり唇奪ってから記憶処理するトマ様にカニパイ!!!
セイ婆ズは1話から兄貴に禿モエしてるから楽しませてもらいやした!
マサルさんキタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!! GJGJGJ!!!!!
すっげぇ、めちゃくちゃ萌えました!
キス→記憶処理の流れが萌え切ない!
素敵な文乙でした!
アニキ可愛いよアニキ!!!!!!
トンマ様の行動が切なくてイイ!!!!
また書いてください期待してます!
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ ) 電波スレに触発されて即興
だけど電波度低いのでこちらに投下
その日はテレビをつけながら、僕と攻は夕飯をとっていた。
ニュースの特集はBSEについてだった。
「こわいね」
「うん、こわいな」
「牛肉は食べるのやめようか」
「そうだな、やめとくか」
「僕達がいま食べている物もそうなのかな」
「そうかもな」
「テレビで言っていたよ。マグロは水銀の含有率が高いんだって」
「じゃあこれから、マグロも食べるのはよそう」
「野菜や果物には農薬が残っているかも」
「じゃあ、それもだ」
「お菓子も、油が酸化していたりするよね」
「それもよそう」
「ミネラルウォーターと錠剤を飲んでいれば安全かな」
「それもいずれは体力が無くなって、衰弱して死ぬ事になりそうだぞ」
「どうやっても避けられないんだね」
「そうだな」
「じゃあ、苦しんで死ぬ前に自殺しようか」
「どうやって?」
次の日、テーブルの上にはいつものように食事が並ぶ。
僕達は緩慢な自殺方法を選んだ。
体に悪い「食べ物」を食べて死ぬ方法だ。
「僕は攻より少しだけ後に死ぬから」
「なんで?」
「攻の葬式を出してからじゃないと安心して死ねないよ」
「それは俺だって同じだぞ。お前を残してのんびり死んでられない」
「それじゃ困るよ」
「俺だって困る」
「……」
「……」
困った。これは自殺なのに。安心するために死ぬのに、安心できないなんて。
暫く黙ったあと、今日は映画を一緒に見に行こうと攻に言った。
僕達は死ぬ前に、たくさん思い出を作っておかないといけないから忙しいんだ。
「僕、攻の葬式が出せるように、がんばって攻より長生きするね」
「俺も受の葬式が出せるように、がんばって受より長生きするよ」
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・;) …………。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| キム/タクと唐/沢がドラマで共演したらという妄想からだモナー
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| 勝手に作ったオリジナル作品だカラナ
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ 前スレの続き、キム×唐だゴルァ!!
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ ) ※本人とはなんの関係もありません
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
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1/7
やめろ。
紳士的に振る舞うな。女性にするように扱うな。
なんだその手は。近寄るな。微笑むな。
触るな。抱き寄せるな。顔を近付けるな!
だっ…やっやめろ馬鹿!!この馬鹿!!馬鹿馬鹿馬鹿
「…木むるぁああああああああああああああ!!!!!」
「るっっっさいよ朝から!!」
爽やかな朝。
白いカーテンから降り注ぐ朝日。小鳥のさえずり。
まどろみの中、カーテンを開け、こちらに微笑みかけるのは…
…今日も悪夢だ。
なんで目が覚めてもこいつがいるんだ。
それ以前になんで夢の中でもこいつがいるんだ。
「飯できてますよ。…つーかどんな夢見てその顔なんすか。」
イライラして、無言で睨み付ける。
「人が起こしに来てやってんのに夢の内容で怒られるとかわけわかんないっすよ。」
世の中には、終わらない悪夢があるのだ。
俺と木村はなんの因果か、同じ家で暮らしている。
2/7
「いつまでもブスッとしてないで早く食べちゃって下さいよ。間に合わなくなりますから。」
悔しいが、木村の飯はうまい。
一緒に暮らすようになってからは毎日作ってくれている。
レパートリーも抱負で、そこらの料理人なんか顔負けの腕前を持っている。
朝からちゃんとした飯を食えるのはまあ、幸せな事かも知れない。
諦めの悪い俺はこの頃なんとか「良い方」に目を向けるようにしている。
そうなのだ。
こいつは料理はうまいし掃除もいつの間にかしてるし洗濯物はキレイに畳まれて
次の日には俺のタンスにちゃんと仕舞ってくれているのだ。
顔は人目を引くほどの美形、スタイルも良ければ性格もいい。
気に入らない所と言ったら、こいつが男で、俺の事を好きだという所だけだ。
だがそこが唯一にして最大の…
「早く食べないと俺が食べちゃいますよ。」
なんて考え事をしてなんとか平静を保とうとしていたのに、突然耳元で囁かれ、首がすくむ。
次の瞬間にはチュッとかいう忌々しい音と共に頬に軽い衝撃が走った。
こーいーつーはー…!!!
「おまっ…朝から何やってんだ!!」
「あのねーいっつもオールバックでビシッとしてる人がパジャマ姿で前髪降りてて
寝ぐせつけたまま居るのが悪いんでしょ?」
「ここは俺の家だ!自分の家でパジャマで居て何が悪い!」
「ここは俺の家でもあるんですよ。俺の家でそんなかわいい格好してたらこうなりますから。」
「かわ…お前はおかしい!」
「かわいいですよ?ほっぺたにチューで済んでるうちに着替えたらどうですか?遅刻しますって。」
「っ…もう50分じゃないか!」
3/7
急いで洗面台に向かう。
途中チラリと木村を見れば、自分のと俺の弁当を包んでいた。
いつも俺より先に起きて、自分の支度は完璧にして、朝飯を作り、弁当も作っている。
…弁当の内容が木村と俺とで何種類か違うのに気付いたのは最近だ。
きっと会社の人間に何か言われないように、気を遣っての事なのだろう。
俺はそれに気付くまでそんな事考えもしなかった。
悔しい事に、俺はこいつを憎めない。
「ちょっと。」
「なんだ」
バスに揺られながら、木村はなんだか機嫌が悪そうだ。
「降りてんすけど。前髪。」
「時間が無かったんだ。しょうがないだろう。だいたい誰のせいで…」
「俺のせいじゃないでしょ。ていうか」
そういうと木村はカバンの中から俺のスタイリング剤を取りだした。
なんで…
「会社に着いたら即行でトイレで整えて下さい。」
なんだかよくわからないが、俺自身も気になっていたのでまあ有り難く受け取る事にした。
木村は一つ前のバス停で降りる。
奴が言うには、俺らが一緒に会社に来てたらおかしいでしょ?だそうだ。
今日はギリギリだからそんな事しなくていいんだがな。
弁当の事といい、俺より気にしているようだ。
まあ、俺の事を好きな事が会社の人間にバレるのは困るよな。
小走りに会社に向かう木村をバスの中で見送る。
…あいつ、俺なんかのどこが好きなんだろう。聞いてみたいが、聞けるわけもない。
4/7
バスを降りると、会社の前で偶然同じ部署の女子社員に逢った。
「!!空沢さん!?…かわいいっ」
「か…」
今日、二度目だが、到底俺の形容詞に使われる事などなさそうな単語は慣れない。
そうこうしているうちに同じ部署の女子社員が次々やってきて、囲まれてしまった。
なんだかやたら褒められている気がする。…悪い気はしない。
少し幸せな気分に浸っていると、女子社員の視線が一斉に移動する。
「オハヨウ。遅刻するよー?あれ?空沢さん珍しいですね前髪。」
奴が着いたのだ。白々しいセリフと共に。
はい早く行こうね遅刻遅刻ぅと言いながら笑顔で女子社員をけしかける。
女子社員達はキャッキャと嬉しそうにエレベータに乗っていった。
俺も乗ろうとしたら、
「空沢さんっ俺達はあーと。ブーって鳴っちゃいますから。じゃ、みんなまた後でねー」
見えないように腕を掴まれ身動きが取れない。木村は笑顔で女子社員達に手を振る。
結局乗れずにエレベータの扉は閉まってしまった。
「おいっまだ乗れただ…」
「何やってんすか」
俺の言葉をさえぎり、さっきまでの笑顔は完全に消し、機嫌の悪さ全開の木村がそのまま俺の腕を引きトイレへ向かう。
「離せよ。何怒ってるんだお前」
「即行トイレ行けって言ったでしょ?」
「お前なあ。こういう所は見られてもいいのか?」
一応小声で言う。
木村は、色々気にしているみたいだから。
上司の俺の腕を引っ張って怒りながらトイレに連れていく姿なんて絶対におかしいだろうが。
気を遣ってやったというのに、木村は振り向きもせず俺の腕を引っ張りトイレへ連行した。
5/7
早朝のトイレは誰も居なかった。
木村はそのまま個室へ向かう。おいおい。なんか恐いじゃないか。
木村が個室へ入り、俺の腕を引っ張る。抵抗したが、強い力で引っ張られて引きずり込まれてしまった。
俺が入ると木村はすかさず鍵を掛けた。おいおい。
両腕に掴み直されドアに押しつけられる。
すごんだ表情のまま木村は顔を近付け小声で凄んできた。
「あなたは自分の事をわかっていない」
なんだか知らないがやたらな気迫に言葉がでない。くそ。なんなんだこいつ。
「俺は、世界中の人間にあんたが好きだと言ってやりたいんですよ。」
本当に馬鹿だな。だいいちそんな事したら、お前…いいのか?
ていうかお前これは近いだろう。腕も痛いし、この俺に何をするんだよ。
機嫌の悪い顔を作って見せたが、木村はひるまないどころか、さらに近付いてきた。
「あんたは俺のモノだと言ってやりたいんですよ。」
お前のモノじゃないだろうが。
全っ然お前のモノじゃないだろうが。勝手な事言うな。離せ。どけ。遅刻する。
「他の誰が手を出すことも許さないって、言ってやりたいんですよ。」
誰も手なんか出さんと言っているだろうが。
お前だけなんだよ40過ぎの×一男が好きだなんていう酔狂な奴は。
「あなたは鈍いから。それを利用したいけど。だけどあなたの人生の邪魔はしたくないんですよ。」
言っている意味がわからない。
充分邪魔してると思うんだがな。
「俺は男ですから。」
わからない。
俺は今お前が言っている事の意味が何もわかってないんだ。
なのに、怒っていた顔の木村が、徐々に悲しい顔になる。
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「何言ってるんだお前は」
「俺はあなたが好きだけど、男ですから。」
よくわからないが、木村は傷付いたような顔になっている。
そんな事今更なんだっていうんだ。初めからわかっていた事じゃないか。
男だから。
俺にしてみればあんだけ好き勝手やっといて邪魔したくないなんてよく言うと思うんだがな。
腹が立つ。
腹が立つんだよお前は。
なんでそう、わけもなく俺の中に入ってこようとするんだお前は。
俺はお前が言っている事も、そんな顔する意味も、何もわからない。
何もわかっていないというのに。
なのに、なんだかお前が悲しい顔をするのは嫌だって思ってるんだよ。
ふざけるな。お前何したんだ俺に。
こんな時俺は何すればいいんだよ。
そんな顔するお前に何すればいいんだよ。
「…お前が男だなんて俺は最初から知ってるんだよ」
木村が不思議な顔になる。俺も何言ってるかわからないんだよ。意味もわからない。
だがな。
なんだか知らないが、とりあえず、目の前の木村にしがみつくしかないと、思ってしまった。
そしてなんだかやけになり、木村の肩に額を付けた。
木村の身体が硬直する。
しかし次の瞬間、
すごい力で抱きしめられた。
ああ、やっちゃった。そんな言葉が脳裏をよぎる。
7/7
「勘違いするな!」
わけもわからず、とりあえずそれだけは言わないといけない気がした。
「いや、しますよ。あなたがいけないんですよ。」
俺は何か、とんでもない事をしたんじゃないかという気がする。
だが、ようやく俺を離した時の木村の顔が笑顔だったから、まあいいとするか…
その後キスされたのは全然よくないけどな。
「あれー?空沢さん前髪あがってる〜!降りてた方がかわいいのにー!」
奴にかわいいと言われると腹が立つが、女子社員に言われるのはなかなかいい気分だ。
だが。
「俺は空沢さんはビシッとしてる方がかっこいいと思いますよ」
この男が何故か怒るんでな。
「いつかイメチェンしたら下ろすよ。その時はピンクのネクタイでもするとしようかな。」
女子社員からかわいい〜〜〜という声が上がる。実に気分がいい。
木村の顔が引きつる。実に気分がいい。
そう、この時の俺はまだ、自分がした事の重大さには気付いていなかったんだよな…。
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| | □ STOP. | |
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| | | | ピッ (・∀・ ) ありがとうございましたカラナ
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