モララーのビデオ棚in801板15

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173風と木の名無しさん




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                    | うえきの犬丸×佐野だよ
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| 写真をテーマにした話だからな 
 | |                | |            \
 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ハツトウカダゾ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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1741/3:2006/03/22(水) 15:10:43 ID:ggzeiFRd
「へぇ〜ワンコって写真写りいいんやな。」
「小林さんが勝手に撮ったんですけど・・・・よかったら佐野君にあげますよ。」
「わーい」

夜、佐野家にて。
「・・・・」
犬丸の写真とにらめっこしている佐野。
「・・・あかん。」
・・・・何が?
「ギャグっぽくあらへん!」
そこかよ。

関西人の佐野清一郎君、ただの写真じゃ納得がいかないようで。

「もうちっと何かないとなあ・・・・・あ。」
何を思いついたのか、佐野は黒の油性ペンで犬丸の写真に文字を書き出す。
「できたー!」
佐野は不敵な笑みを浮かべ、その日の夜は過ぎていった。
1752/3:2006/03/22(水) 15:11:15 ID:ggzeiFRd
―――数日後。

神様の仕事が休みのため、植木達が住む世界で散歩をしていた犬丸。
「犬のおっちゃーん。」
「あ・・・・植木君。お久しぶりです。」
「あれー?植木。」
植木や佐野とともに戦った仲間、森あいが後ろからかけてくる。
「おお、森。犬のおっちゃんに会った。」
「お久しぶりですね。」
「こんにちはー。鈴子ちゃんもいるよ。」
「犬丸さん!お元気そうでなによりですわ。」
「そうだ。なぁ、犬のおっちゃん。」
「はい?」
「昨日、佐野からこんなん送られてきたんだけど。」
「え?」
植木はポケットから薄い青色の封筒を取り出す。
犬丸に封筒を渡し、中身見てみろよ、と植木に促され、犬丸は封筒の中身を取り出す。
「・・・・写真?」
―――どこかで見覚えがある写真だ。
犬丸は裏返っていた写真を表に返してみた。
「―――!こっ、これは・・・・」

その写真は先日佐野にあげた自分の写真。
そこには“天界のスーパーアイドル”と油性ペンで書かれていた。
「“天界のスーパーアイドル”だって・・・」
「たしかに犬丸さんはそれなりにアイドルみたいですわ・・・・」
「すげーよな犬のおっちゃん!」
森は少々呆れ、鈴子は犬丸をじっと見て、植木は「すげー!」と犬丸に憧れる始末。
そして当の本人は、
「佐野くーーーん!もしもあったらお説教ですからね!」
相当怒り狂っていた。
1763/3:2006/03/22(水) 15:12:12 ID:ggzeiFRd
天界にもどり、佐野の写真と油性ペンを用意する犬丸。
「こうなったら仕返しです!」
写真だけで仕返しとはかなり大人気ない。
「・・・・でも・・・なんて書けばいいのかな・・・・」
自分の写真みたいに書いてもまたやられるだけだろう。
「うーん・・・・」
しばらく悩み、
「そーだ!」

―――翌日。

佐野が銭湯帰りの道を歩いていると
「佐野〜」
「おお、植木!どないした?」
「犬のおっちゃんが昨日家に来てさ、佐野に渡してくれって、これ置いてったぞ。」
「ワンコが?」
そう言われ、佐野は植木に薄緑の封筒を渡される。
「じゃあ俺、買い物途中だから。じゃあな。」
「おっ、おお。」
植木は少し遠くのスーパーへ駆け出していった。
「なんやろ?」
封筒の中身は自分の写真。
「・・・これが何・・・」
よく見てみると、

“佐野君は僕のものです by犬丸”
―――そう、油性ペンで書いてあった。

佐野は熱い温泉に入ったときのように真っ赤になり、
「―――ワンコのどアホ・・・」
その場にしゃがみ込んだ。
177風と木の名無しさん:2006/03/22(水) 15:16:05 ID:ggzeiFRd
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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ 小さい頃によく写真に落書きしてたなぁ。
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
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お粗末さまでした。