そんな作家に三行半・読者からの絶縁状スレ 第8通目
100年前の100mの世界記録も、今の世界記録からしてみれば他愛のないものだろうしね。
しょうがないよね、絶対数値と相対数値の差異は。
麻城ゆう様
商業誌のはじめのシリーズを読んだ時は、読者層を考えるとこうなるんだな、と
なんとなく納得してました。若かった。小説家に「劣化」という現象があることを
まだ知らなかったのです。
その後、友人に借りた同人誌上に長々書かれた
倒産した出版社へのうらみつらみに自分語りのあまりの痛さに、しらず距離をおいてはや何年。
なつかしい月光界のシリーズが、文庫でたくさん出ていることに気づいて
(作者の人格と作品は別)などと己に言い聞かせつつまとめ買いし・・・・
・・・・・・・・愕然としました。
これが劣化か。
一度はまともな、引き締まった小説的な文体を持っていた人が。
そしてまるでアニメのノベライズのごとく薄っぺらい上、女性化著しいキャラクター達・・・
某所で赤くて丸い野菜と化した(<しかも最近乾燥してる)友人のかなしみが、
ようやく理解できたような気がします。
ああ、半年でいい、時が戻せたなら。
W文庫B文庫を何冊も抱えてレジに向かう自分をぶん殴ってでも止めるのに。
さようなら。
なつかしいあの頃、腐の属性のない友にはとてもいえませんでしたが、
まだ作品中に登場しない暗黒丸にひっそりと萌えでした。
同人誌版のブルーや緑魔、銀鱗姫のあざやかな存在感を思い返して
この秋の悲しい記憶の上書きをこころみつつ
ここでお別れしたいと思います。
・・・・W文庫、だらけでひきとってくれるかな・・・・
>>402 お気の毒、引き取ってもらえません
ブクオフへどうぞ
>402
乙。
麻城、いまや立派な「ラノベと思えば読めないこともない」読み捨て作家だ。
伏線もまともに抑えられないようじゃ小説家としては終わりって気がするよ。
>403
そうか、まんだらけにさえ見限られているのか麻城…
生涯のライバルwだという津守は腐ネタで信者をつくって
売り出してもらっているのにね。
>>403 ブクオフでも、在庫過剰だと買い取ってもらえないことがあるらしいよ。
>>405 状態が悪くない限り(焼け、破れ、染み、書き込み)
買取はするが、在庫過剰の場合ランクを下げられるな。
10円だろ。
拝啓 中平正彦様
今思うと少しご都合主義があった物語ばかりでしたが、主人公とその親友や宿敵の熱い関係でカバーできました。
でも、主人公の最期の終盤で萎えてしまいました。
待ち焦がれていたラスボスと主人公の戦いだというのに。
登場人物の全員がデムパにされたまま終わってしまったのに涙が。
ムエタイの帝王との約束はどこにいったのでしょうか?
新世代のキャラがヘタレにされたのもショックでした。
さようなら、そしてありがとうございました。
まだ残っている単行本も処分しにいきます。
どこにやおい萌えしたんだろ
即ツッコミする程違和感ある書き込みではない
時々見受けるスレルールに過敏な人、同一人物?
中平某氏は寡聞にして存じませんが>407乙
408は作品が何かわかってない気がする。
わかってないから、直接的に○○に萌えたとか書かれないと理解できないんじゃ?
>>407 最初、デストロイデビル(漢字)の方かと思った。確かこっちもこの間終わってたし。
んで、めすと(伝説の誤植)でしか知らなかったんだが、電波な終わりになってたの?
メストに載ってたところまでは、そんなに電波いっちゃってなかった記憶が。
路上格闘系では神扱いの作者と作品なだけに残念だなー
乙でした。
ストリートファイターシリーズのコミカライズだと言えば
>408も納得できるんかね。
リュウやらケンやらサガットやら、やおいカプには事欠かない題材なのだが。
ムエタイの帝王とは憎しみの感情を昇華させて一生切磋琢磨しながら戦い続けていく、
みたいな結論じゃなかったか…?拳とはまた別次元のライバル
自分は萌えたけど人によっては違和感あるのかもね
ラスト1ページの大ゴマ「確かみてみろ!」誤植には禿げ萎えたもんだ
よりによってキメの大ゴマで誤植だからな
さすが誤植雑誌ゲーメスト、最後まで気が抜けないぜ
おちこんでる と おちんこでる くらいやっちゃいけない
誤植だな。
>>414 それはじめて見たとき笑い死ぬかと思った。ある意味GJ
これコラじゃなくて本物の誤植?
何をするだァーを超えてるな
しかも少女漫画(だよね?)でか…
そうそれ。
このスレでも名前のでた天上の愛、地上の恋のひと。
これ以上に最強の誤植を未だ見たことがない。
ワロタ >416
コーヒーをPCに吹きかけるところだった
しかし作者には気の毒すぎる誤植だな
>>420 作家のファンも何かと言うとその誤植が引き合いに出されて辛いです_| ̄|○
422 :
1/3:2005/11/27(日) 16:35:34 ID:npCSvw8+
三行半行きます。
拝啓、山田詠美様。
「風味絶佳」の受賞おめでとうございます。
あなたとの初めての出会いは中学生のころ。コンビニで売られていた青春小説
「ぼくは勉強ができない」でした。
装丁の可愛らしさにちょっとだけ立ち読みのつもりが、帰り道にはしっかりと
胸に抱えられていました。
勉強はできないけれど女の子にもてる、主人公の格好いいこと!
頭の固い大人や理不尽な現実に怒るその姿。本当に大切なことは何か、
を教えてくれる文章の洒脱さに、私はすっかりあなたの虜になりました。
それからはあなたの著作を探し、貪る様に読みました。
デビュー作をはじめ、あなたは黒人達の美しく、切ない恋愛を書くことを得意と
されていましたね。「ぼくは〜」とはまた趣が違いましたが、それらの作品も
また、私の心を大いに震わせてくれました。
いつか自分もこんな恋がしたいものだと、まだ子どもだった私はうっとりした
ものです。
あなたの描く男同士の関係もまた、腐女子の私にとっては宝物でした。
「色彩の息子」のゲイの先輩と主人公の関係に萌え萌えし、
「GREEN」の美しい男娼と疲れた中年のふれあいにため息をつき、
最初は恋敵だったはずなのに、いつの間にか女そっちのけで大親友になって
しまった日本人と黒人の友情に、大笑いしつつニヤニヤしていました。
ですが…幸せな季節はいつでも、そう長くは続かないものです。
423 :
2/3:2005/11/27(日) 16:39:18 ID:npCSvw8+
あなたのファンになった私は、あなたの著作は全て読むのだと
小説だけでなくエッセイにも手を出しました。
いつものようにわくわくして読み始めたはずなのに、途中から正体不明の
奇妙な気持ちになり、本を閉じました。
自分の気持ちをうまく表現する言葉が見つからず、私は頭に「?」を浮かべた
まま「なぁに、山田詠美の本分は小説!エッセイは読まなくてもいいや」と、
実にへんてこな理由でその本を放置しました。
今ならわかります。それこそが「萎え」という気持ちだったと。
思えば前々からあなたの評判は、あまり芳しいものではありませんでした。
でもそれはあなたの男性関係や、水商売をしていたという過去などの下世話な
もので、小説とは関係の無い批判に憤りを感じていたものです。
しかし今、あなたのエッセイを読み返してみるとわかります。
自分を批判したタレントや作家などへの粘着質な恨みつらみ、
「私はわかってる女なのよ」と言いたげな勘違い発言、
世間への不満エトセトラ、エトセトラ…。
もしかしてあなたの評判が悪いのは、上記した表層的なことが原因ではなく、
単に 痛 い か ら なのでは?と気付いてしまいました。
424 :
3/3:2005/11/27(日) 16:43:30 ID:npCSvw8+
それでも小説さえ良ければ…あなたと繋がっていられるはずでした。
しかし皮肉なことに、ちょうどそのころからあなたの作風は微妙に
変わっていきました。
恋愛の切なさ、細やかさは吹っ飛び、登場人物はエキセントリックなDQNばかり。
むしろ、そんなDQNこそが格好いいのだといわんばかりの話に、
口からエクトプラズムが出る思いでした。
…新境地、なのでしょうか。
それでも図書館であなたの新刊を未練がましく読み、その度落胆する生活は
続きました。しかし今回「風味絶佳」を読み、私とあなたの絆は永遠に
断ち切られてしまいました。
上から読んでもDQN、DQN、下から読んでもDQN、DQN。
それはまさに、お口の中がDQN祭りじゃー!でした。
これが、あなたの思う、カッコよさなのですね。
収録作のほとんどが、DQN>(越えられない壁)>普通の人という事実。
痛い目にあうのはいつも普通の人々で、DQNは何をしてもOK。
むしろ彼らを理解できない方が悪いのだ、と言わんばかりの話に眩暈がしました。
いやもう、なんというか限界です。
最後にあなたへ、あなたのエッセイからこの言葉を捧げたいと思います。
「本当に格好悪いものを排除することを、一生の目標に掲げた人たちこそ、
いい大人になれるのである」
あなたはいい大人になれたのでしょうか?
GOOD‐BYE,AMY!
おーつ 笑ろちゃイカンのだろうが 腹抱えてワロタ スマソw
逝きます!
みなみ遥(南かずか)様
数年前、私がまだラノベもティーンズももちろんBLも読んだことがない頃
好みの小説家の作品を読み尽し、でも何か本が読みたいな〜と思ってた私は、なぜかあるコバルト文庫を手に取ってしまいました。
可愛い少年2人が並んでる表紙で、絵とか色使いがスゴく可愛いくて、衝動で買ってしまったのです。
それは内容は青春モノでしたがジャンルはBLでした。
小説しか読まなかった私がBLにハマるきっかけを作ってくれたのは、あなたの可愛い絵のおかげです。
すっかりBLに抵抗のなくなった私は、あなたが挿絵だけじゃなく漫画家であることを知りました。
早速ネットで過去の数冊を取り寄せ、夢中で読みました。可愛い絵なのに、内容はまさにヤオイ。ところ構わず可愛い少年、クールな青年が発情していました。
絡み方がオカシイとか、可愛い絵の割にブツがあからさまに描かれてるな、とかキャラが髪の色以外で見分けつかないな、
とか疑問はたくさんありましたが読んできました。
でもコミクス派だった私に、ついに手に取れない作品が現れたのです。
「スキンクリームで濡らして」
タイトル見て固まりました。もうダメだと思いました。前からタイトルには不満がありましたが、これは酷すぎました。もうさよならです。
唯一心残りなのはあなたにハマったばかりの頃、一通のファンレターを出してしまったことです。私の汚点です。
もちろん返事なんか来ませんでしたが、あなたがあの手紙を読んでないことを心から願いつつ筆を置くことにします。
>>426 乙。
というか経過がほとんど同じで、全文同意しました。
そのタイトルを雑誌で見た瞬間の衝撃は忘れられない…
>422-424
私も彼女のエッセイや対談を読んで「?」となった口で
最初はしんみりした気持ちで読んでいました。
しかし
>上から読んでもDQN、DQN、下から読んでもDQN、DQN。
>それはまさに、お口の中がDQN祭りじゃー!
で盛大に噴出しました。
私の腹筋は限界です。
本当にお疲れ様でした。
>>424 乙。
自分も昔好きだったことを思い出したよ…
>上から読んでもDQN、DQN、下から読んでもDQN、DQN。
なにかのテンプレにしてもいいぐらいだな。
素晴らしい。
>>422-424 乙です。
昔好きだったけど、エッセイで萎えました、自分も。
やはり本当に痛い人だったんだ、と三行半文を拝読して納得しました。
>>422 乙。
エッセイそんなに痛いことになってたのか。エイミーセイズしか読んでないんでわからなかった。
知らない方がいいこともあるね。
>>422 乙。
>上から読んでもDQN、DQN、下から読んでもDQN、DQN。
>>422タン最高。これ名言っすよ。
>422
乙
自分も「ぼくは勉強が(ry」とか「放課後の音符」「ひざまずいて足をお舐め」とかは好きだった。
エッセイは読んでないので作者がイタタだとは知らないまま
さしたる理由もなく彼女の作品からは疎遠になってしまってたけど
>上から読んでもDQN、DQN、下から読んでもDQN、DQN。
なDQN祭り見たさに風味絶佳だけは読んでみたくなった。
「お口の中がDQN祭り」ワロタ
やばい、読んでみたくなったw
>>422 名文乙でした。笑っちゃイカンのだろうがワロタよ。
>>426 タイトルがアレすぎると引くよね‥‥‥内容がどんなであれ、せめて
タイトルは買っても(それほど)恥ずかしくないのにして欲しいよね。
乙でした。
>426乙
しかし、タイトルの何がヤバイのが分かってない
自分が本気でヤバイ…orz
スキンクリームて聞いて、普通の保湿とかの化粧品
思い浮かぶんだけど、なんか違うのか…
描き分けできてないのはハゲドーイだが
ああいう耽美絵でハッチャケた作家がいてもいいかなぁ…と
思ってる自分ガイル
よう分からんが、一時期は信者だったからこその三行半なんだよな?
なんか「可愛い絵なのにヤオイ」な作者に最初から引いてるように読めるんだが。
>>426 乙です。
でも自分も
>>437と同じくそれほどそのタイトルが
ヤバイとは思わない・・・。「大きなバイブの舎の下で」とか
今までもっとアレなタイトルを見てきたせいだろうか。
関係ないけど
>>437のハゲドーイがハードゲイに見えた。
こんなに可愛い絵なのにこんなにエロイよハアハア、てことじゃないの?
>422
乙。そして名文ワロタ。
「ぼくは勉強ができない」、面白かったんだけどなぜかもにょり、
そのときは理由がわからなかった。でもエッセイを読んだとき、
作者の強烈な学歴コンプレックスが伝わってきたせいだと悟った。
あらゆることに劣等感もってる人だけど、昔はそれを原動力にして、
いい作品に昇華していたのに、どんどん素がでてきちゃって残念。
>>422 小説読もうかなあとは思ったが
エッセイ読んでなんとなく止めてしまった事がある。
DQNだったのは猛省すれば許されるけど
DQNで反省もしないのはいただけないですね。
>>426 その作者のは全部3×4に見えてしまう。
絵は可愛いと思うけど。
>>422 その作者は良く知らないんだけど、
>それでも小説さえ良ければ…あなたと繋がっていられるはずでした。
この気持ちは良く分かるなあとしんみりしました。
DQN祭りで吹き出したけど。
>それでも小説さえ良ければ…あなたと繋がっていられるはずでした。
温帯に対して全く同じ事を思ってました。
作者が痛いという噂も聞き流し、公式サイトにも絶対行かないようにし、
ライフワークと別格扱いにしている、具印だけは大丈夫だと勝手に信じて、
初めて手に取った時から20年追っかけてきました。
ここ数年、作者の歪んだ愛と性癖をこれでもかと見せ付けられ、我慢の
限界を試され続けてきましたが、もうウンザリです。
気色悪いんです。
具印の最終回を見るまでは死ねないというぐらい好きだった。
新刊が出るのを心待ちに待っていた、あの時の時間が懐かしい。
温帯の名前が出たのでついでに・・・・
これは正確には三行半ではありません 中抜け半(?)とでも言いましょうか
豹頭王の物語 彼を愛し憎み慕う人々に萌え 永らく愛し続けて参りました
しかし温帯 僭越ながらこの地の果て801板より宣言させて頂きます
あのご陽気な小鳥ちゃん・マリウスが一行でも登場し続ける限り 今後一切の購読を遠慮させて頂きます
私は あ あ い う 基 地 外 が 大 の 嫌 い で 御 座 い ま す
彼が何故にああまでDQNになってしまったのか? 私の稚拙な脳では理解不能です
精神的に弱い人間は幾らもおります 彼らの現実から逃避する行動に説明など不必要なのかもしれません
しかし サスペンスなどで時折登場する
【殺人鬼に追跡されながらも 「あら 何の音かしら?」と安全な部屋からノコノコ出て来て確認しようとするヒロイン】式の無能さには
人間としての業の深さ などと言う高尚な感情に思いをはせるよりも 萎 え 以外の何ものも感じません
思わず御本に対して フッと生ぬるい笑みがこぼれました
DQNはDQNを呼ぶのかな それはまさに お口の中がDQN祭り・・・もとい砂を噛むような思いです
寒くなってまいりました DQNは風邪を引かないと申しますが どうぞお体をご自愛下さい
板違いスレ違い
板は違わないが、温帯スレでどうぞ、だな。
つ【適度な改行】
何故「、」「。」を使わない
鞠臼だけが目当てで愚印を追いかけ続けている漏れが通りますよ。
レスしたいがスレ違いなので控える。
三行半も二回もしてしまったし。
次の三行半を待ちましょうか。
三行半を待つというのも複雑なものがありますが。
>426
すまん、めちゃめちゃわろた
>でもコミクス派だった私に、ついに手に取れない作品が現れたのです。
>「スキンクリームで濡らして」
確かにこれは辛い
手には取れない
>444
腰砕けてワロタ
ささ、該当スレへ…
件のスキンクリーム云々が封をされた状態で今日行った古本屋にあった。
受けの裸エプロンに萎えたぜ。
内容が気になるが、きっとタイトルに集約されたような話なんだろうな。
昔はオロナインとかワセリンとかいってたなぁ…と
三十路のババがつぶやいてみる。
コールドクリームを使うのってたま〜に見た。
今のようにロ−ションやオイルが手軽に手に入る時代じゃなかったから。
スキンクリーム買ったけど、中は他の同作家作品より
そんなに最初からエロエロじゃなかったような…
>439と同じくもっとヤバイタイトルの本あるから
タイトルには全然引かずに買ってしまった。
スキンクリームがまずいんじゃなくて濡らしてがまずかったとか?
直接的過ぎて。
この人に三行半描くとしたらどんどん伸びる胴に耐えられなくなった時だろうな…
武蔵境さんの短編に「馬油を買いに」というタイトルの作品がなかったか。
読んだことないけど。
そんなことを今思い出しています。
それはギャグですか…馬油orz
けつ毛がもっさり生えそうだな。
いっそ尻尾になればいい
馬尻尾801!
新しい…のか?
持ち手に馬尻尾のふさふさがついた短いムチを
受の * に突っ込んで しっぽ! というぷちSM話を
思い出した・・・。
そろそろざつだんおわり
ほしゅ
初の三行半です。よろしくお願い致します。
直木賞作家にして、テレビの文化人枠を手に入れられた石田衣良様
デビュー作の「池袋ウェストゲートパーク」を、オール読み物推理新人賞受賞作として
オール読み物に掲載されたときに拝読して以来、シリーズが雑誌掲載されるごとに胸躍ら
せて追い続けました。
アンドリュー・バクスを思わせるエッジの効いた体言止めの文章、池袋という街、そして
登場人物、その全てがオッサン作家が鼻から煙草の煙をただ漏れさせながら、夢みたいな
「男とは」を語るハードボイルドばかりしかなかったあの頃、何もかもが斬新でした。
単行本が出た当初、誰一人としてその存在すら話題にも挙げなかった頃、友人達に貸すだけ
でなく、買ってまで布教したものです。
その後、クドカン脚本でドラマ放映が始まり、あっという間にあなの名前は読書家のみなら
ず、お茶の間にまで浸透しました。
ドラマの方が面白い! という声を、私は何度聞いたことでしょう。その度に「原作ありき」
と腹の中で思い、「せっかくだから本も読んでみたら? 文庫にもなったし」と布教活動を
つづけていました。
その後のご活躍は、私が言うまでもないですよね。
出す本がかたっぱしからヒット、あれよあれよという間に直木賞の候補になり、二度目の
候補の「4TEEN」で見事受賞なさいました。本当におめでとうございます。
ただ、「4TEEN」が小説すばるに不定期連載され始めた頃には、私の心はすっかり冷めて
おりました。
今から思えば、あなたのサイン会で感じた違和感が、別れの兆しだったのでしょう。
頼みもしないのに「一言、書きますよ」と。なぜそんなことを? と訝る私を目前に、
あなたは平然と「Love」と書き込まれましたね。ご丁寧にハートマークまでも。
あの段階で、「陽気で気さくで、こぎれいにしている男性作家」ではなく、「俺って
カッコイイと勘違いしている目立ちたがり屋のヒラメ面の中年男」と気づくべきでした。
それでも、池袋のシリーズは二作目までは面白かったのです。
「少年計数機」は、今でも名作だと思っています。
ただ、その後が。
「赤黒」「娼年」はまだ良かったのです。
でもその頃からですよね? あなたが女性雑誌に軒並み写真付きで登場し始め、
恋愛相談を中心に、生き方指南みたいなことを始めたのは。
同時にテレビにも良くお出になられるようになりました。
優しげな口調、穏やかな声音、島田雅彦先生以来のテレビに堪えうる男性作家
ということで、あなたはひっぱりだこになりました。
追い掛けるつもりはなくても、たまたま点けたチャンネルであなたの姿を見る
こともしばしばありました。
ですが、言っていることを良く聞けば、実はまったく中身のない、自身の意見
が明確にならない言い抜けたことでしかなく、何よりちっとも笑っていない冷たい
糸目が。目元だけならまったく同じ構造の雨上がり決死隊の蛍原さんが、あんな
にも可愛らしく暖かい光をたたえることが出来るのに、あなたの目はこの地球温暖化
が取り正される中、その冷たいことと来たら京都議定書に「この男の目で地球温暖化
は防げます。以上終了」と、書き加えたくなるほどです。
執筆活動以外でどうであれ、作品さえ面白ければ良かったのです。
けれど、その頃からあなたの作品はとんでもないことになっていました。
以前は強い力を肯定しつつ、それでも弱いモノの存在を認める作品だったのに、主人公
は自分がモデルと言わんがばかりの俺さま万歳、ことに「ブルー・タワー」の男尊女卑
度合いには腰が抜けました。これでは既存のオッサン作家のハードボイルド作品とまった
く変わりません。それどころか、「俺って趣味良いだろ?」と言わんがばかりの無駄な
蘊蓄の垂れ流し。数頁、ホチキスで留めたところで内容を追うのには何の問題もなかった
始末です。
挙げ句、活動を変な方向へと広げて行きましたね。
フジイフミヤの曲への作詞。クラッシックのCDの編修、絵本も出します、写真集への短文
も書きます、文芸新人賞の選考委員、すべてどーんと引き受けます。
いったい、あなたはどこに行こうとしているのですか?
私一人があなたの読者を辞めたところで、あなたにはまったく問題はないでしょう。
なにしろあなた様は直木賞作家にして、出版業界と書店の女性を味方につけ、同時に日頃は
本を読まないけれど、石田センセェの変だけは読むという某教育番組局に出てしまうような
青く若い人や、女性誌であなたの姿を見て「カッコイイよね」と平然と言う女性達の憧れの
存在なのですから。
さようなら、石田先生。
最後に一つだけ、お願いです。
今後マスコミにお出になられるときは、実年齢とはげ上がった額の実際の広さを認めて、
無理のない服装と髪型になさって下さい。辛すぎます。
>465 乙
原作読んだこともドラマ見たこともないけど
>目元だけならまったく同じ構造の〜 にワラタ
容姿については言ってやるなとは思うけど
憎いときは何でも憎いものだしね。
乙。京都議定書ワロス
でも、えーとお約束のツッコミですが、そこに801萌えはあったんだよね?
>>465-467 >頼みもしないのに「一言、書きますよ」と。
坊主憎けりゃ、がよく現れてますね。
他の、本業に専念してくれ、って気持ちは判ります。
読んだ事ないしご本人も原作になってるドラマもTVで見たこともないですが、乙。
高校の時の私は本当に信者でした。
隠れてバイトをしてその給料はほとんど貴女の同人誌や
グッズに使いました。あなたのライブビデオも写真集も、崇めるように
観ていました。同人誌も作りました。同級生は私の姿を笑っていましたが、
真実の愛に気づかない同級生の姿をこそ私は嘲笑していたのです。
ですが、さすがにもう気づいてきました。
同級生の方が正しかったのだと。私は、間違っていたのだと。
過去の捏造はもうやめてください。
受を攻の兄がレイプしたのは確かに描写があったのに、いつのまに
ペニバンつけた女秘書が受をレイプしたことになってるんですか。
自分の萌えが主人公よりも攻の兄に移ったからといって、
それを商業誌であらわさないでください。何のための同人誌なのですか。
同窓会には恥ずかしくていけません。それは十数年前の私のせいなのは
解っているのですが、今もあのころの輝きをあなたの漫画が保っていたら
こんな情けない気持ちにはならなかったと思うのです。
さようなら、尾崎南様。
貴女はいつまでも卓球台の上で女豹の格好をしていてください。
それがお似合いです。
>471
乙
>ペニバンつけた女秘書
笑ってしまったw
>471
乙
>ペニバンつけた女秘書
思わずのけぞった。そんなことになっていたんだ
卓球台の上で女豹の格好
……ってマジやってたんすか?
私も便乗。
尾崎南さま
マーガレットにマンガが載るたびに日記でマンガの解説をするのも
この時期に「欲しいものリスト」をアップするのも大人の女性として
いかがなものかと思います。しかも価格も載せているのは呆れます。
病気自慢ももはや真実味が薄れているようです。
>471さんとかぶりますが、
命を削って描いたとおっしゃるマンガの過去を勝手に作り変えるのは
プロとしていかがなものかと思いますよ。
自分はプロではないと事あるごとにいいますが、
お金をもらって商業誌にマンガを載せている以上、プロなのです。
卓球台ワロスw
なんか卓球台だと安っぽい感じだw
>465-467
乙
石田衣良読んだ事ないんだけど
恋愛論的なものを雑誌で読むたび「ウヘァ……」と思って
なかなか作品の方に手が出ない
>目元だけならまったく同じ構造の雨上がり決死隊の蛍原さんが、あんな
>にも可愛らしく暖かい光をたたえることが出来るのに
おまい(w
>471>475
乙…!
自分も高校生の頃友達に布教してたから同窓会には行けないよ…_| ̄|○
攻めの兄が受けをレイプした描写の件、あのあと発行された同人誌に
(っていうか「悪辣」っていうでかいハードカバーイラスト集に添付されてるやつ)
「ヒロセはコンドームつけてたから流れ出ません。潔癖症だし」という趣旨のことを
女豹本人が語ってんだけどな……
いつまでプロ作家面してるつもりなんだろうか
ここで女豹を知ってブックオフ行ってみた。女豹後書きとかではかわいい系というか謙虚なこと書いてるのな。
女王オーラ丸出しかと思ってたから意外。
>>465 激しく乙。
私も全く同意見だ。
デビュー作のシリーズも「赤黒」までは読めたけどその後は読めたもんじゃなかった。
「電子の星」は初めて壁に本を叩きつけたくなったもんだ。
主人公とキングの関係に激しく萌えた日々も今はただ懐かしいよ。
>471
乙、そもそもちゃんと女を抱いてきたっていうセリフもあったのにね…。
潔癖性だから嫌そうにレイプしたシーンもあったのにね。
そんなに受けと攻め兄を神聖視したいのか。
もうどうでもよすぎて興味もわかないよ。
舌哀で終っとけば投げっぱなしでもまだ、伝説でいられたかも知れないのになぁ。
>479
ヾノ'A`)
口だけ口だけ
女豹タマ日記見に逝ったら
…オレ女になってて口調が85倍香ばしくなってた
雌豹は彼ッ化時代から時々俺女だった気がしますよ。
>>471,475
乙。
姐さんたちの書き込み読んで初めて公式サイトに行ってきた。
トップの主人公二人のイラスト見て切なくなっちゃったよ。
もう何年も前にあきらめたんだけど、この漫画で初めてやおいを知って、中学時代は家でも学校でも二人のこと
ばっかり考えてた。今の自分の萌え傾向は9割近くこの漫画の刷りこみなんだよなぁ。
その事は感謝してる。当時の自分にとってあなたの作品は本当に宝でした。
でも今ではもう萌えられません。
私も便乗してさよならさせてもらいます。
素晴らしい作品をありがとうございました。
>465
自分のもにょっていた気持ちがあなたの三行半でようやく自覚出来ました
ありがとう
さよなら、石田衣良先生
>>471 ここで公式の話題が上がるたびつい見に行ってしまう<雌豹様公式
そしてその度、この人の逝きっぷりに溜め息が出る
何はともあれ、乙
>>465 お、おつ…
先日アマゾンで文庫注文したところだ…_| ̄|○
>>487 あなたが楽しめるならそれはそれでいいのさ。気を落とすなよ
新刊読んでとうとうお別れの決意が固まりました。
キャラの性格改変もそうですが、
だらだらとした日常生活の描写に終わるストーリーにもう耐えられません。
さようならフジミ二丁目交響楽団。
大好きでした。
三行半
勘違い女王様が、まさかここまで落ちぶれるとは思わなかった
物乞いかあんた
昔のあんたの方がまだ気概があったよ
さよなら女豹
>>490 見事に三行半、乙。
女豹様の日記見て、芋之山の女王様思い出した。>物乞い
493 :
1/2:2005/12/14(水) 00:57:28 ID:J8A1x7rN
このスレ見てたら無性に書きたくなった、乱文だけど吐き出させてホスィ
藤本ひとみ先生
出会いは中学生の頃、友人の姉から借りた、ユメミシリーズでした。
801に目覚める寸前に、夢中になって読んだ、ユメミ、マリナ、新花織…
和矢とシャルルの熱い友情に燃えて萌えたし、マリナは今思えば腐女子仲間だった。
ストイックでセクシーで甘やかな瞳をきらめかせている、少年と青年のあわいにいる
清潔な男性たちの信頼関係とか、片思いとか、今懐かしく思い出します。
文学的高尚さなんかいらない、直球で萌えたらいいんじゃ!という熱いハートは
あなたの作品からもらったと思っています。萌えなんて言葉もまだない頃でしたが。
今にして思えばほころびはあのころから少しずつあの幸せな世界を蝕んでいた。
なぜ、何人も人を殺して、結果、自ら望んで死刑に処された人を
最先端医療で生き返らせなくちゃいけなかったんですか?
あの人の犯罪に絶望したあの美しい人は、そんなことで、その苦悩がチャラになるの?
そんな私の疑問と響きあうようにして、手術の成否も分からぬまま、
新刊は待っても待っても出なくなりました。
忘れた頃に出た新刊では、ストーリーの核だった、みんなが愛した元気なマリナは
どこにもいなかった。
「みんな801好きなんでしょ」とばかりにくりだされる、
天麩羅ショタ受みたいな愛着一つもてない主人公、これまた天麩羅攻めなご学友。
これのどこがマリナシリーズですか。
もう、ストーリーも思い出せない。それも中途半端なところで、中断のまま。
大人になったシャルルは、もう、私の愛したシャルルとはまったく別人でした。
鑑定医シリーズは、小説的たくらみとしては意欲作だったのかもしれませんが、
あのすんだ少年の目と青年の皮肉な笑みをもったシャルルには、もう、あえない。
494 :
2/2:2005/12/14(水) 01:01:49 ID:J8A1x7rN
あなたがどこかで言っていた言葉が突き刺さります。
コバルトの頃は、少女受けするものをと考えて書いていた、と。
かつての少女たちが大人の女性になったので、官能小説のような、大人の女性のための
小説を書くようになった、と。
それは、中断のままのたくさんの作品群への、その作品に宙吊りにされたままの私への
あなたからの決別の言葉だったのですか。
私はあなたのたくさんの読者と同時に大人にはなれませんでした。
801寸前の、プラトニックな思いを心の奥底に秘めた
女の子が決して立ち入れないような少年同士の濃密な友情が今でも好きです。
かっちりと、彼らがストイックさや熱さを保っていてくれるからこそ、
後ろめたさにどきどきしつつちょっとした801妄想をして、でも、作品に戻っていけた。
好きなんでしょとばかりに繰り出される、コバルトでのもろBL展開に、
一般文芸カテゴリでのもろエロシーンに、私はついていけませんでした。
今も、変わらず、本読みは好きです。けれど、中学生だったころの熱情はもう遠く
好きな作家にあなたの名前を入れなくなってから、もうずいぶん経ちました。
ミーシャ、美女丸、カーク、薫、鈴影さん、ヒロシ、光坂くん、美馬サマ。
本は手放してしまいましたが、今でも読み返したらきっとまだ好きです。
だからこそ、もう、彼らの物話が完結することはないだろうという確信が悲しい。
いつか、それでも彼らを愛せると思える日まで、読み返すことはないでしょう。
アデュー、は言いたくありません。
いつか、完結しない物語をゆるして、また彼らに会える日が来るでしょうか。
そんな風に大人になれる日がくるのか、成人した今でも分からないままでいます。
けれど、今はやはり、さようなら。
そして、作家としてのあなたには二度と興味をもつことはないでしょう。
西尾維新様。
まずは戯言シリーズ完結おめでとうございます。
伏線投げっぱなしだろうが、
他のキャラほっぽって主人公周辺だけ幸せなハッピーエンドだろうが、
完結おめでとうございます。
これでなんの未練もなく、あなたから離れることが出来ます。
戯言以外のあなたの作品、正直言って大分劣化してますよ。
キャラ萌えだけじゃ補えきれないほどですよ。
数書きゃいいってもんじゃないですよ。
けど私にはもう関係ございません。
せいぜいこれからも速筆売れっ子作家でいてください。
>493,>495
乙…。
せつねぇ…。
自分も三行半書きに来たんだけど、またこんどにする。
今は お二方に「乙」としか言えない…。
三行半行きます。
連載開始カラーページは切り抜いて宝物にしていました。
歴史物という難しいジャンルで萌えを描いてくださったあなたに、心から感謝致しました。
現代風リメイクはありましたが、それが気にならないほどの萌えでした。
ギャグに笑い、主人公の抱える過去に涙し、
トラウマを乗り越え強くなっていく姿に同調しながら読んでおりました。
副長の無愛想さの裏に秘めた優しさ、一番隊隊長の美しさと強さ、彼らの絆には萌えっぱなしでした。
ライバルキャラの後ろ姿も、本当に悲しかった。切なかった。
元ネタから言ってハッピーエンドは有り得ない、と知りつつも、いえ知っているからこそ
キャラたちの幸せを祈らずにはいられませんでした。
新シリーズになってから、僅かに違和感は感じておりました。
ライバルキャラは体売ったあげく何かを受信し、
確かに信念を持っていたキャラたちがどんどんイロモノ化し、
大筋で追っていたはずの史実からもズレるばかり。
ですが、最初のカラーページで僅かに見えた感動的最後に、
いつかは繋がるのだと信じて萌え続けていました。
ですが、あなたにはもうあの物語の最後を描いてくださるつもりはないのですね。
フィギュア付きだの新装版だの、過去のリメイクで売れるだけ売って、
ご自分は連載放りだして新しい連載持ったんですか。
「飽きた」発言してくださったというのは本当ですか。
コミケで同人誌売る暇はあっても商業誌の連載を完結させる気はない、と。
あなたの漫画家としての良識自体に疑問を感じてしまいます。
もしあなたが今再び連載を開始して下さったとしても、もう買う事はありません。
そんなことも、おそらく無いのでしょうけどね。
さようなら、本当に大好きでした、黒野ナナエ先生。
>497
乙
クロノと木公下容子はアニメ化(゚д゚)ウマーで
思考が止まっちゃったんだと思う
以降、休載、デッサン力急低下、ストーリーの破綻で
見てられなくなった
個人的には、この2人には三行半すら書く気力すらオシイと思ってる
あの中断はヒドイですよね…あの状態放置で新連載にイケる気持ちがわからん
皆さん乙です。揚げたてドーナツ置いときますね
つ◎◎◎
三行半いきます
初めて出会ったのは、中学生。アニメ雑誌に掲載された鋭くも綺麗な瞳をした主人公に一目惚れでした。
人気があったのかなかなか見つからず本屋をハシゴしてミックスを貯めこんだお年玉で揃えたものです
しばらくは主人公と幼なじみのお兄さんにハァハァしたり、話の展開にドキドキワクテカしてました。
ですが、同作家様の別作品のキャラの大量登場、しかも成長した姿での登場orz
あそこで終わってるから良かったのに……
他作品でも同様だったり、さクら位からのあからさまな絵柄変更や媚まくりなキャラにうんざりしました。漫画やビデオも処分しました。今やってるアニメも適当に頑張って稼いでください、クラんプ先生。私はもう買いません
長々失礼。
書き間違いが
×ミックス
↓
○コミックス
失礼しますた。だんごも置いてきます
つ―○○○