【陵辱】鬼畜作品を創作して10thプレイ【SM】

このエントリーをはてなブックマークに追加
1風と木の名無しさん
読みきりでもリレー小説でもいいのでここに書いて下さい。
H描写のみも可。神の降臨、お待ちしてます。

●SS書きの方への注意
・スカトロ、フィスト、切断等のハードプレイは名前欄にその旨を記入する事。
 数レスに渡る作品の場合は、その描写のあるレスすべてに、
 内容の注意書きを直前に入れて数行改行後に投下して下さい。
 (IEブラウザや専用ブラウザなど様々な環境の方がいます!)
・保管の都合上獣姦は扱わない事。(擬人化風味はオケー)
・続き物の場合、簡素な物で構わないのでシリーズ名を書き添える事。
・投下終了の場合それとわかるように明記する
・SS投下時、感想へのレス以外の雑談は名無し推奨

●スレ住人心得
・叩きや煽りには絡まない
・肌に合わないSS、レスはスルーの方向で
・SS投下時は仮でいいからコテハンで
  (※どうしても合わない人がとばせるように)
・特殊なプレイはなるべく注意書きをいれる
  (具体的にネタバレせずとも「濃いめアリ」とか)
・住人をネタにしたSSもどきを禁止

☆次スレは950で。立てられない方は前後の書き込みを自粛してください。
☆それ以前に容量オーバーしそうな時は490KB辺りでスレ立てをお願いします。
2風と木の名無しさん:2005/07/19(火) 15:32:03 ID:A4kXGO4e
前スレ
【陵辱】鬼畜作品を創作して9thプレイ【SM】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1115484122/

過去スレ
【陵辱】鬼畜作品を創作して8thプレイ【SM】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1108191354/

【陵辱】鬼畜作品をここで創作して下さい【SM】
http://www2.bbspink.com/801/kako/1042/10420/1042098090.html

【陵辱】鬼畜作品を創作して2ndプレイ【SM】
http://www2.bbspink.com/801/kako/1047/10471/1047187594.html

【陵辱】鬼畜作品を創作して3rdプレイ【SM】
http://www2.bbspink.com/801/kako/1055/10550/1055052140.html

【陵辱】鬼畜作品を創作して4thプレイ【SM】
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/801/1066224633/

【陵辱】鬼畜作品を創作して5thプレイ【SM】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/801/1073305592/

【陵辱】鬼畜作品を創作して6thプレイ【SM】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/801/1081984765/

【陵辱】鬼畜作品を創作して7thプレイ【SM】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1097127213/l50

絵版
ttp://yaoi.s3.x-beat.com/
3風と木の名無しさん:2005/07/19(火) 15:37:14 ID:keVn+vxZ
乙です!
4風と木の名無しさん:2005/07/19(火) 15:44:59 ID:Xh8G2mZT
>>1
乙でした!!
ありがとうございます!!
5風と木の名無しさん:2005/07/19(火) 15:52:24 ID:Ph/U49qw
>1
乙です!
>2の絵版に行ってみたけどなくなってるみたいだね…
前に管理人さんがこれからは忙しくて〜…と書いていたから、
停止したのかもしれないね。
絵版管理人さんお疲れ様でした! 今までありがとう!
6風と木の名無しさん:2005/07/19(火) 16:23:53 ID:5yL3pKWI
乙でした!
感謝の印にアニャルビーズを進呈します
誰かに使ってあげてください  つ∞∞∞∞
7風と木の名無しさん:2005/07/19(火) 16:52:47 ID:xRWKNNxs
>>1さんにハァハァしつつ乙!(*´Д`)ノ
8風と木の名無しさん:2005/07/19(火) 17:31:07 ID:fHBQuMdQ
>1さん乙華麗。

前スレまとめ

・騎士物異母兄弟 兄×弟  22-28 47-48 50-51
・ホワイト・キューブ  36-38 255-258 408-413
・悪魔の契約  68-69 <終了>
・無題(※SM)  114-115 <終了>
・触手もの(場面のみ)  117-119 <終了>
・生贄  152-154 306-308
・―愛する男  168-170
・生き霊  182-186 193-195 201-204 215-218 225-229 <終了>
・orange  264-276 <終了>
・請い鋏 312-314 325-328 332-336 341-346 353-367 380-391 393 479-481
 487-489 514-517 523-526 645-651 719-723 734-737 751-754 <終了>
・オンラインゲーム  401-403 439-441
・祭のあと  447-451 <終了>
・縁側  458 460 <終了>
・夏の一夜  501-505 686-692 904-908 919-933
・新任教師  566-575 581-584 591-595 607-617 801-802 821-823 825-827
 832-840 849-862 872-886 <終了>
・冷蔵室にて  679-683 702-704 707-709 <終了>
・秘書  786-789 914-916
・新入部員  791-793
・蓮莉月 莉翩(リーヘン)編  938-942
9風と木の名無しさん:2005/07/19(火) 17:50:03 ID:AtEChuYb
ほっしゅ
10風と木の名無しさん:2005/07/19(火) 18:57:44 ID:5yL3pKWI
> 8
まとめ乙です
よかったらこのローターをもらってください つθ
11風と木の名無しさん:2005/07/19(火) 19:25:41 ID:A4kXGO4e
>>8
まとめ乙佳麗!次の先生にハァハァ
12風と木の名無しさん:2005/07/19(火) 19:38:45 ID:fHBQuMdQ
>10
有難く頂戴いたします。
(・∀・)つθ <前スレ961さんに使ってもイイ?
13風と木の名無しさん:2005/07/19(火) 23:28:27 ID:v/jDEURm
1乙!
良かったら、茶と見せかけた媚薬どぞー つ旦
14風と木の名無しさん:2005/07/20(水) 00:58:53 ID:7cbRO94S
亀ですが、前スレの新任教師!忘れられません。

で、林間学校編への妄想がグルグル。林、野菜、アルコール、.....朝まで、そして.....アァ!終焉まで妄想してハアハア。

激しく読みたいです!
お願いできないかな〜!
15風と木の名無しさん:2005/07/20(水) 01:47:31 ID:YHevPyA5
>>12タソ
ホントに実行してるしwワロスw
16風と木の名無しさん:2005/07/20(水) 02:50:04 ID:0yX20fLX
即死回避ついでに早々の職人さんの光臨を待ち望んでみる
17風と木の名無しさん:2005/07/20(水) 10:29:32 ID:YHevPyA5
便乗でテカテカしながらほっしゅ
18風と木の名無しさん:2005/07/20(水) 11:04:42 ID:8LMDcpve
>>14
そこまで妄想しているのなら、自分の脳内で治められそうなものだがw

完結させてくれる職人さんもステキだけど、未完の職人さんも
脳内補完の楽しみをくれるのでステキだ…
19風と木の名無しさん:2005/07/20(水) 12:59:50 ID:L4dcZbPk
今さらなんですが、>>1にある“リレー小説”“読みきり”の定義を
教えていただけませんか。
リレーってことはスレ住人が1レスずつ書いていくアレですか?
>>14>>18を読んでふと思ったんですが、職人さんの続編を勝手に書くなんて
ことはありえないにしても、妄想を抑えられない姐さんの思いつきカキコに、
他の住人や職人さんのレスがリレーして作品に仕上がる、ということも可
なんでしょうか。これまでにそういう例はあったんでしょうか。
20風と木の名無しさん:2005/07/20(水) 13:13:37 ID:N5ABdxaX
>19
うろ覚えなんだけど初代〜2ndスレあたりで、魔王×勇者なんかがそうだったと思うよ。
途中まで書いた書き手さんが「続きヨロ!」みたいに振って、それを続けて
少し変えたりして書いた書き手さんがいた、と思った。
それもオモロかったよ。
21風と木の名無しさん:2005/07/20(水) 13:46:30 ID:7J59UEtX
19じゃないけど、そんな時代があったんだ。知らなかった。勉強になった。

書き手さんが「続きよろ」と言ってくれるなら、それもありかもね。
・・・前の人がめちゃくちゃうまかったりすると、後を書くのは勇気がいるけどw
22風と木の名無しさん:2005/07/20(水) 14:10:47 ID:L4dcZbPk
>19です。お答えありがとうございます。
>>1にはあるけどリレー形式を見かけないので、
このスレの定義では、複数レスにわたる小説を
リレー小説としているのかと思ったもので質問しました。
「続きヨロ!」ののどかさがなんかイイですね。

では雨乞いならぬ投下乞いの舞を・・・ドンドコドコドコズンドコドコドコ
23風と木の名無しさん:2005/07/20(水) 18:11:22 ID:IRvmFxak
ズコバコズコバコズンズンズンズン
24風と木の名無しさん:2005/07/20(水) 19:00:02 ID:Gum79kJG
じゃあ流れに任せて初投下させて貰おうかな…
25風と木の名無しさん:2005/07/20(水) 19:02:11 ID:ZQON+akU
>>24
ガンガレ!待ってます。
26>>蛾夢(1):2005/07/20(水) 19:04:52 ID:Gum79kJG
「スンマセン…林檎飴いっこ下さい。この、ちぃさいやつ。…あと、貴方。」

花火も遠の昔に終わり、ゴミと祭りの後の静けさだけを残して見物客が帰った後、ぽつぽつと店を畳んで帰っていく同業者達に少し遅れて、片付けをしながら最後に一つだけ売れ残った林檎飴の行く先を考えていた矢先に降ってきた声に、
顔を上げると濃紺の浴衣を着くずし肩に付きそうな程伸ばした髪が遊び人の風情を漂わせる20代半ばくらいの男と目が合う。
頬に刻まれた殴られた様な傷にも綺麗な造作の顔は崩れておらず、
男…それも三十路の入り口を過ぎた自分でも、一瞬見惚れてしまうような色香を失っていなかった。

「もう店畳むトコだし、持ってって良いぞ?オ兄ちゃん」

最後に投げられた言葉は自分の聞き違いだろう、と気にはせず
返答に営業スマイルを付けて返すとしゃがみ込んで店の片付けを始める。
27>>蛾夢(1):2005/07/20(水) 19:06:58 ID:Gum79kJG
…しかし、いきなり後ろから伸びてきた手に捕まり、少し後ろに有った木に背中を押し付けられると
痛みに眉間に皺を寄せ、何事だろうと犯人を見上げると痛みで滲む涙で霞む視界に先程の色男が映り。

「――痛っ…!?…何してんだ、アンタ…っん」

文句を言おうと開いた口を薄く形の良い唇で塞がれると、
そこから忍び込んでくる柔らかい舌に上顎を舐められ、ザラリとした感触に喉を鳴らしながら、舌に犬歯を立てて追い払い。

「…アンタが持ってってイイっつったんだろ…?」
「っ…俺が持ってって良いっつったのは林檎飴だ…!!」

色男は、さも正論のように強い語調でそう言うと、反論する言葉も聞かず汗で張り付く白いタンクトップの上から胸板に手を這わせ、
すぐに突起を見つけるとソコを親指と人差し指で軽く抓りこねるように指の間で挟んで遊ぶような愛撫を与えながら耳元で甘く囁き。
28>>蛾夢:2005/07/20(水) 19:14:06 ID:Gum79kJG
早速、間違えた…orz
二通目を(2)にするの忘れてた…。
もう少し続きが有るんだが書き込むとエラーが出るから、今回はこれだけ。
ヘボい上に短くてスマン…

上でリレー小説の話が出てたから、誰か良かったら続けて下さい。
誰も書かなかったら自分で書きにくる…
29>>蛾夢(3) 書き手2番手 ノシ:2005/07/20(水) 19:41:34 ID:N5ABdxaX
面白そうだからちょびっと乗せて貰います〜。

「アンタ美味そうだなぁと思ってさ」

 息が首にかかる近さで吹き込まれ、冗談じゃないと突き放そうとすると、色男は乳首をいじる手を離していつの間に台から取った林檎飴のビニールをぱりっと剥き、赤く光る丸みを作った的屋の口にねじ込んだ。

「…ン!」

 的屋は味わい慣れた自分の飴を舌で押し戻そうと試みたが、色男に乱暴とも言える手つきで飴を押し込まれ、大きく口を開いたまま閉じることもできなくなった。

「おいしい? 俺の買った飴」

 色男は口調こそ楽しそうに笑っていたが、その手に込められた力は的屋が本気で抵抗しなければならないほど強く、飴に気を取られているうちに的屋は両手をひとまとめに掴み上げられていた。
 そして開いた片方の手は乳首から腹を下へ辿り、いきなりの暴行に汗ばんでいるジーンズの腰へかかった。
 ファスナーの縫い目を指先で辿りながら下へ下へと降りて行き、脚の間に手を入れられて的屋は焦った。
 思い切り咳き込んで飴を吐き出そうとする前に、股間を包み込むように優しく撫でられ、次には慣れた手つきで揉みしだかれて、的屋は飴を銜えた口のすき間からつ、と唾液を垂らした。

「やっぱ甘い。…アンタ」

 色男に顎まで伝った甘い唾液をべろりと舐め上げられ、的屋は男の手に包まれた自分自身がわずかに熱くなったのを感じた。
30>>蛾夢(4) 書き手2番手 ノシ:2005/07/20(水) 19:50:46 ID:N5ABdxaX
 周りは同業の慌ただしい片づけで、各々自分の店のことしか頭にない時間帯だった。
 的屋は立木に押しつけられてもがいてばかりはいられないと、色男から逃れるのに首を振ったが、ぎゅっとつかまれた股間が思いの外熱く、脚に踏ん張りが利かなくなっているのに気がついた。

「オツリある?」
 
 色男は自分の懐から抜き出した一万円札を的屋の耳に挟み込むと、たらたらと垂れ続ける甘い唾液を、美味そうになんども舐めては笑った。
 的屋が首を横に振ろうとするとギリっと手に強く力を込められ、的屋は立木に後ろ頭をごつ、とぶつけた。


2番手はここまでです。ノシ
一人称とかあってたでしょうか…書いた後に不安になったけど、キニシナイ!! …訳にはいかないけど、1番手さん、またはどなたか、上手く修正してやってくだちい…。中途半端でゴメソ
31風と木の名無しさん:2005/07/20(水) 23:28:00 ID:ILtvyyyv
久々のリレーだ!職人さん方GJです
続きが投下されるのを楽しみに待ってます
32秘書:2005/07/21(木) 00:43:08 ID:SQDCx9mY

頬に3発ほど平手打ちをくらわせたあと、

「社長が君の事を話していたよ。今時珍しく貞操観念をお持ちだとか・・・どうしようか?ねぇ」

揺さぶりをかけると光は息を飲んで動揺している。
その狼狽ぶりは「そんな事されるのは嫌だ」といわんばかり、火を見るより明らかだ

「社長はそうやって秘密を目で語らないモンですよ、お仕置きの時間を延長しなくちゃ」

光の膝に跨がると扱きあげた肉棒に自らの後門をあてがい体重をかけた。
光自身が吐息を漏らす香月の中に沈みこんでいく。

「ひぃぃ!いやあああああーーッ!!ダメやめッくぅぅ、はぁぁん」

温かい肉に絡み付かれ締め上げられただけで光はすぐに達してしまった。

−初対面の、しかも男に強引にカラダを汚された−

中に入れたまま香月の両腕が自分を抱きしめていた。
頬が、腕が、胸が、腹部が、脚が、局部が光に密着している

−キ モ チ ワ ル イ−
「オレから離れろ」
いうやいなや香月の首筋にかみついた。歯に力をこめる。
香月が声をあげて跳ね上がった。

33秘書:2005/07/21(木) 00:45:14 ID:SQDCx9mY

光は涙に濡れた目を香月に向けて睨み付けて叫んだ。
「今すぐオレを離せッお前は二度とそのツラをみせるんじゃねえぇ!!」

光に噛み付かれた箇所を押さえながら香月がせせら笑う。

「ダメだなぁ光君、命令を実行させるにはこちらにも見返りがなきゃ。互いの利益追及が会社経営の基本だよ

ただ・・・個人的にはこういうの、萌えるよね。
好きだよ」

舌なめずりをした香月はバスルームからタオルを持ち出すと光の口に無造作に突っ込んだ。

「ぐうっ・・ぅむッんん」
光の自由は完全に奪われた。
34秘書:2005/07/21(木) 00:46:21 ID:SQDCx9mY
10
「さて、仕切り直しといきますか」

香月が肩から背中にかけて指の先で撫で回し、首筋から鎖骨にかけてゆっくりと舐め上げると光のくぐもった悲鳴があがった。
瞳はまだ屈していない。ここまでされても逆転勝ちすることが可能だと思っているのだろうか?
香月はくすぐったい様な感じがした。

−若さゆえの過ちだな−

現実を見極める力が未熟なのか、僅かな自尊心がそうさせるのか、睨み付ける瞳には光りがある。
(それじゃあ実践では通用しませんよ)

「上に立つ者の資格ってなんだか知ってるかい?」

香月の問い掛けに怪訝そうな目を向ける光。

「被害は最小限に、利益は最大限に。そのためには相手が自分に何を求めているか察知して、どう危険を回避しなきゃならないかを判断、実行できること。あるいはソレが出来る人間が味方にいること
さてそこで問題です。僕は光君の味方でしょうか?」
35風と木の名無しさん:2005/07/21(木) 12:22:48 ID:e73AVe6X
>>34
た・・たいさ?!
36風と木の名無しさん:2005/07/21(木) 12:26:07 ID:e73AVe6X
というか、感想書き忘れた。

光が後ろに淹れられると思いきや、前を使われている。
アテクシは肉体的なリバが好きなんで、かなり萌えました。
どうもありがとう>秘書たん
37風と木の名無しさん:2005/07/21(木) 13:56:50 ID:MWge4Zkp
>35
認めたくないものだな……w
38風と木の名無しさん:2005/07/21(木) 17:10:49 ID:mWi3GIZG
はぁはぁ
39新人警官(スカ):2005/07/21(木) 23:39:57 ID:CZG30aT5
ごめんなさい、ごめんなさい。
やっぱり、容量オーバーしてしまいました
アフォです
申し訳ありませんスレ汚しながら
後1レスだけこちらで書かせてください
お願いします

・・・・・

新人警官15(スカ)

完全に綺麗になったところで最後の仕上げにかかる。
明彦はローションを手にとって後ろに塗りつけた。
解すように指を入れて何度も何度も奥まで濡らすのだった。
出来るだけこれから起こることを先延ばしにしたい。
そんな思いが明彦に尻を解すという行為を長引かせる。
「いつまでも自分だけ楽しんでんじゃねえよ」
「河原でケツオナニーかよ、淫乱警官が!」
明彦は顔を真っ赤にして「すみません」と蚊の泣くような声で謝った。
「準備が出来ました」
やがて明彦は尻を坂本の前に差し出すように高く上げ、
両手の濡れた人差し指と中指を尻穴につっこみ両側に広げた。
4本の指で広げられた入口からは赤黒い内壁が覗いて見える。
「こ、この肉便所めの穴はお楽しみ頂くための穴でございます。
どうぞ存分にお使い下さい」
明彦は坂本の前で媚を売るように腰をくねらせるのだった。
(おわり)
40新人警官(スカ):2005/07/21(木) 23:41:56 ID:CZG30aT5
しかも上げてるし・・
もう、謝るしかできません
逝ってくるorz
41風と木の名無しさん:2005/07/22(金) 00:06:33 ID:YMGiwthJ
新人警官タソ、逝かなくていいのでもっと書きなちゃいハァハァ
42風と木の名無しさん:2005/07/22(金) 00:34:35 ID:cZSmclqt
新人警官タソGJ!!林間ものが好きな自分はワクテカですた。
用務員さんはイイ人なの…?ニラニラ
43風と木の名無しさん:2005/07/22(金) 09:33:14 ID:0+0n8Piq
新人警官たそGJ!
なんかスカが前より余計好きになりました(*´Д`)
漏れ的には新スレでやってくれても全然よかったくらいですが、旧スレ埋め乙でした。
44風と木の名無しさん:2005/07/22(金) 13:29:19 ID:U4sV5KtD
新人警官乙!!好きだ!!!
よければもっと書いてくださいww
45風と木の名無しさん:2005/07/22(金) 14:18:40 ID:ccV921YG
新米教師と愉快なナカーマの林間学校に新人警官パトロール編、脳内で進んでる。
やお女の写真部合宿もつけよう…
46風と木の名無しさん:2005/07/22(金) 14:52:03 ID:hTFi+aTR
ヤオ女の生徒は写真部のみならず、美術部文芸部新聞部など
時空を越えてどこにでも現れそうな気がする。
密室のはずのホテルの部屋でさえ、通風口から覗いてたりとか…
47風と木の名無しさん:2005/07/22(金) 18:36:30 ID:ccV921YG
>美術部文芸部新聞部
ガクガクブルブルズコバコドンドコドン
48風と木の名無しさん:2005/07/22(金) 22:40:57 ID:+bOB5mA9
猛烈な亀レスですが

前スレの、「新任教師」の山根君の名前から
案ガの山根を連想してしまった件について

…私もです。案ガの山根が頭に浮かび、そのたびに
「チガウチガウ!こっちの山根は
きっと頭のよさそうな茶髪でイケメンなんだ。
決してキノコじゃないんだ!」
と必死に案ガの幻影を打ち消してました。

そして案ガの山根がなんか気になり始めてしまったという副作用がw
49風と木の名無しさん:2005/07/23(土) 02:22:31 ID:388KpSvM
その手のレスは絡みスレかチラ裏にでも書けば。
50風と木の名無しさん:2005/07/23(土) 03:25:57 ID:aYNSZOre
うちの山根はまる子に出てくる胃腸の弱いヤツ
51風と木の名無しさん:2005/07/23(土) 04:33:15 ID:TUtDy9aP
藻前ら!変なイメージで漏れの脳内妄想を犯すなあ!!ウルァッ(((((;`Д´)≡⊃)`Д)、;'.・
52風と木の名無しさん:2005/07/23(土) 07:30:29 ID:OSrD5e25
本物の山根タソにカムバックしてもらってその風貌を明らかにしてもらうしか



は止まらなそうだな

っつーか山根タンの言動がかっこよすぎて人相を
アレ
に変換してしまっても萌可能なのが超スゲエよ

でも作者は終了宣言したんだし、あまり引っ張るとスレが荒れるからその辺で止めとこうぜベイビー
53風と木の名無しさん:2005/07/23(土) 17:49:13 ID:rT9KeofO
荒れるような話題かなあ?まあそう感じる人がいるならそれでいいけど。
54教師作者:2005/07/23(土) 21:45:26 ID:8UqN6f99
山根遼也は、本当に適当につけた名前なので、どうか深く考えないでください…
読んだ方、それぞれのイメージでどうぞ。
続きをとおっしゃってくださった方、大変嬉しいのですが、今は何ともお約束できません。
ごめんなさい。


あいつの名前で話が止まっているようなので、別のネタを投下してみます。
55叔父さんの研究所(1/7):2005/07/23(土) 21:46:32 ID:8UqN6f99
叔父さんのところでバイトをするって言ったら、母さんは妙な顔をした。
「志貴の研究所で?うーん、我が弟なんだけど、あの子だけはねえ…わかんないわ」
叔父さんは、生物学者だ。
シキ・ユズリハといったら、生物関係の研究をしている人で知らない人はない──その
くらい有名な人らしい。
17歳の時に銀河科学賞の生物部門を史上最年少で受賞して以来、30歳の今まで、宇宙
何とか財団賞、何とか星雲環境保全賞、希少種存続貢献何とか賞…とにかく生物関係の
研究で、有名な賞を総なめにしてるって聞いた。
オレは今16歳だけど、頭の出来が根本から違う。賞どころか、学校のテストで赤点を
取らないようにするのが精一杯なんだから。
うちの家族に、他に叔父さんみたいな人はいないし、きっと突然変異の天才なんだろう。
でも母さんは、
「志貴はね、紙の裏側へ行っちゃってるのよ」
って言う。
この場合の『紙』は、天才と狂人を隔てる紙のこと。
56叔父さんの研究所(2/7):2005/07/23(土) 21:47:30 ID:8UqN6f99
確かに、叔父さんとはいえどういう人なのか、あまりよく知らない。半年前に、高校入学
のお祝いを貰って、ちょっと話をしただけ。わりと二枚目だと思ったけど、女にも男にも
遊びにもぜーんぜん興味なし、ひたすら生物研究に打ち込んで暮らしてるらしい。
変な人っていえば、変な人だよな。
…でも、何でもいいや。バイト代さえもらえれば。
そう思って、オレは叔父さんの研究所へ行ったんだ。エサやりのバイトに。

「夏樹。よく来てくれたね、とても助かるよ」
研究所に着いたオレを、叔父さんは笑顔で出迎えてくれた。
「私はデータを解析しなきゃいけないし、どうしても手伝ってくれる人が必要だったんだ。
バイト料はもう、夏樹の口座に振り込んでおいた」
本当言うと叔父さんは、わりとどころじゃなくて、すげー二枚目だ。頭がよさそうだ。
切れ長の目に薄い唇、癖のない髪を無造作に後ろで一つ括りにして、白衣なんか着こん
じゃって。
57叔父さんの研究所(3/7):2005/07/23(土) 21:48:26 ID:8UqN6f99
入学祝いをくれた時と違って、今は眼鏡をかけている。それが、左は普通の透明なレンズ
だけど、右が計器付きの観測スコープ。レンズの色がくるくる変わって、時々光るヤツ。
普通の人がかけるとお笑いになっちゃうんだけど、叔父さんくらい美形だと、かえって
格好よく見えるんだ。
くっそー、いいな。
オレなんか、男なのに、降ってくる褒め言葉っていったら、「愛嬌がある」「小動物系」
「生意気なとこが可愛い」、そんなのばっか。
何だよ。女向けだろ、そーゆー台詞って。…いや、これは関係なかった。
「早速エサやりを頼めるかな、夏樹。アレは地下の観測室にいるんだ」
叔父さんは早速オレを地下へ連れていった。お茶の一杯もナシか、と思ったけど、考えて
みれば遊びに来たんじゃなくて、バイトだもんな。
「ここだよ」
オレ、ケージのいっぱい並んだ部屋を想像してたんだけど。連れていかれたのは、本当に
何もない、だだっ広い部屋だった。縦横高さ、10メートルくらい?壁は真っ白、エサを
やる動物も何もいない。
58叔父さんの研究所(4/7):2005/07/23(土) 21:49:46 ID:8UqN6f99
いや待てよ、奥の壁が、収納になってるとか…。
「叔父さん、どこにいるわけ?オレが世話する動物って?」
言いながらオレは、何も考えずに部屋の中央へ踏み込んだんだ。
その途端。
上から強化ガラスのドームが降ってきた!
「わあああぁっ!?」
オレはドームに閉じこめられた。叔父さんは、ちゃっかりドームの外にいる。
ていうか、壁が収納っていう勘は間違ってなかった。ぱたぱたっと、表面の白いボードが
引っ込んで、カメラとかセンサーとか、オレには何かわからない機械が、わさわさ現れた。
でも、それをじっくり観察してるどころじゃなかった。
直径4メートルくらいの半球形ドームに閉じこめられたオレに、床から生えた5本の
アームが襲いかかってきたんだ。
「お、叔父さん!何だよ、これっ!?何するんだよっ!?」
逃げる暇なんてなかった。アームは、オレの両手両足とウェストをつかまえて中空へ
持ち上げ、大の字に固定した。
59叔父さんの研究所(5/7):2005/07/23(土) 21:51:13 ID:8UqN6f99
もがいたけど、合金製のアームはもちろん、びくともしなかった。
「エサやりだよ。やってくれるって言ったじゃないか、夏樹」
叔父さんの声は上から聞こえた。
いつのまにか壁から椅子が出てきて、叔父さんはそこに座ってる。遊園地のスカイフライ
チェアみたいな、細いアームで支えられて、上下左右、自由自在に動くヤツ。
騙してやったとか、そんな感じはない。ホントにフツーの、淡々とした口調だ。
「あ、いけない。忘れてたよ。そのままだと服が邪魔だ。脱げる、夏樹?」
「何言ってんだ、ふざけんなよ!おろせよっ!!」
「やっぱりその状態で、自力じゃ脱げないか。ちょっと待って。処理する」
オレは息をのんだ。
オレをつかまえているのとはまた別の、細い、くねくね動くアームが何本も床から出て
きたんだ。どれも先端に鋭い刃がついてて、計器のライトを浴びて光ってる。
「や…ち、ちょっと、叔父さんっ!!本気か!?」
「動いちゃだめだよ、夏樹。危ないから」
危ないのはアンタだっ!
60叔父さんの研究所(6/7):2005/07/23(土) 21:52:27 ID:8UqN6f99
「な、何すんだよ!?やめろったら!…いやだっ、やめろおおぉっ!!」
自動制御のナイフは、オレの体には傷一つ付けなかった。
その代わり、着ていたTシャツもコットンシャツも、ジーンズもソックスもスニーカーも、
そして体にぴったり貼り付いてたはずのボクサーショーツまで、綺麗に切り裂かれて床に
落ちた。
「や…やめろっ、たらぁ…」
オレは半泣きになった。だって、そんなに親しくもない叔父さんの前で、強化ガラスの
ドームの中、素っ裸で、標本みたいに固定されてるんだ。
「なんで、こんなことするんだよ…」
恥ずかしくてたまらない。
なのに、椅子を動かしていろんな方角からオレを見回してる叔父さんは、全然平気な表情だ。
事務的そのもの。右目の観測スコープがめまぐるしく色を変えて、何か計測してるだけ。
「夏樹にエサをやってほしいのは、α801星系で見つかった、オオキミドリゼリーミズスイ
アメーバの一種なんだ」
ドームの床に、1メートルくらいの穴があいて、何かを乗せた台がせり上がってきた。
61叔父さんの研究所(7/7):2005/07/23(土) 21:53:10 ID:8UqN6f99
一抱えくらいありそうな、でかい塊。黄緑色で、半透明で、ゼリーみたいにぶよんぶよん
震えてる。何本もの突起がにゅうっと伸びて、また引っ込むのを繰り返してる。
「…わあああああぁ!気持ち悪いーっ!!来るなーっ!」
「この亜種は、動物の体液を特に好むみたいなんだ。だから夏樹、エサをやってくれる
かな。どうせ排泄するだけのものだし。…ミズスイアメーバは液体しか摂取しない。皮膚
についても粘つくだけで、溶かされたりしないから安心していいよ」
へー、それなら安心…できるかっ!
「叔父さんのバカヤローっ!!自分でやれよ、自分で!やだーっ、放せーっ!!」
「私はデータを解析しなきゃいけないって、言っただろう。若いのに記憶力が悪いよ、
夏樹」
にょきにょきと突起を突き出す巨大アメーバを乗せた台が、素っ裸で大の字に拘束された
オレの方へ、ゆっくり近づいてきた。
62風と木の名無しさん:2005/07/23(土) 21:54:47 ID:8UqN6f99
今回はここまでです。導入部なので甘め。
…次の仕事休みまで、さようなら。
63風と木の名無しさん:2005/07/23(土) 21:58:39 ID:PEHj6FRD
リアルタイムで投下を見ていて思った。
あなたはネ申。
64風と木の名無しさん:2005/07/23(土) 22:06:26 ID:StymQ0sp
新任教師タン改め研究室タンGJ!
ちょうど今「白衣っていいんじゃないかしら」と考えていた触手系好きの漏れにとってあなたは神です(*´Д`)
65風と木の名無しさん:2005/07/23(土) 22:58:16 ID:+TrsAlTV
ベッタベタです
しかし…オッケーです!!!!!!!!!!!

と某漫画のセリフが浮かびました。
66風と木の名無しさん:2005/07/23(土) 23:07:39 ID:6i7KiLdh
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 触手!! 触手!!
 ⊂彡

続きを楽しみにお待ちしております。
67風と木の名無しさん:2005/07/23(土) 23:13:43 ID:2i8Hp4VA
ゼリー状の突起が何本も
排泄するだけの液体を
素っ裸で大の字に拘束素っ裸で大の字に拘束

記憶力ないのでメモしました先生次の休みはいつですかハァハァハァハァハァハァ
68新入部員1 エチー無しですorz:2005/07/24(日) 00:01:16 ID:4AiuVRiD
最初は、彼女のためだったら何でもできると思っていた。

幸助は昔からバスケが大好きだった。
中学では県大会までいったこともあったし、もちろん高校でも続ける気でいた。
だが、幸助が受けたこの高校は女子が多く、
数少ない男子は大抵野球部かサッカー部に入ってしまうため、バスケ部は無かった。
幸助は部活にばかり気を取られて高校の部活に対する情報を集めていなかった自分が馬鹿だったと、
仕方なく、自分と他のバスケ好きの友人をなんとか3人集めて同好会として活動を開始した。
しばらくして同じクラスの美加という女子が
「あたしも同好会に入れてもらえないかな」と幸助に申し立ててきた。
元々断る理由も無いし、そのころから美加に対しては友達以上の好意を持っていた。
それにもしかしたら、マネージャーも部員として認めてもらえるかもしれないと考えた。
しかし校長に話を聞きに行くとマネージャーはあくまでも部員ではなく
マネージャーだと断言されてしまった。
69新入部員 2:2005/07/24(日) 00:10:53 ID:pd+WX8Xn
「やっぱり駄目かぁ〜」と幸助も入れた4人はため息をついたが
その場をぱっと明るくさせる存在がいた。
「大丈夫だよ!来年新しい1年生が1人でも入ればいいんだから!」
そんな前向きな美加に、幸助は「・・・そーだな」と返事をした。
それから1年間、細々とだが同好会として活動をしていくうちに
幸助は仲間と団結力を固められる嬉しさと共に、
美加という存在が序所に仲間以上に感じられていった。

そして、1年後の今
幸助達にとって、待ちに待った新入生歓迎会。
 多くの部活動部員はここで宣伝のビラを配ったり、新入生に声をかけたりするのだ。
 新入生があふれかえる体育館の中で、幸助達もビラを片手に1年生の品定めをしていた。
「体格良いやつらばっかだなぁ」と幸助が漏らすと、
同好会のメンバーが「お前が小さすぎるんだよ」と幸助の頭にポンと手を置いて笑った。
幸助は「うるせー!」と笑いながら頭の上の手を振り払った。
 幸助は笑ってはいたが、心の中では気にしていた事に触れられて少し落ち込んだ。
70新入部員 3:2005/07/24(日) 00:11:25 ID:pd+WX8Xn
身長158センチ、髪を立てたりして、ごまかそうとはしているがあまり効果は無い。
 これじゃバスケをするのも不利だし、何より美加だって小さい男より大きい男の方が好きだろう。
そう考えるとますます落ち込んで、幸助は右手に握るビラにぎゅっと力を込めた。
 ちょうどその時美加が大きな声で向こうから走ってきた。
「皆ー!こっちこっち!!」と手を振っている。
 一体どうしたのかと、メンバー達は美加に問いかける。
「すっごい大きい1年生がいるの!彼を誘おうよ!こっちにいるから!!」
美加は興奮した様子で、手招きをするとまた走っていった。
幸助達もそれに続き、急いで走り出した。

 5メートルほど前にいる1年生は確かに大きかった。
 見たところ190センチはあるだろう、筋肉もほどよく付いていて、
運動をするには最高の体ではないだろうか。
「あれほんとに1年?」と幸助は思わず疑った。
「間違いないよ!ねえ、誰か誘ってきて?」と美加は言う。
 その言葉にメンバー達はぎょっとする。
「俺、嫌かも・・・」「俺も〜、なんか自分よりガタイの1年誘うのはちょっと・・・」
そんなメンバーの反応に美加は「えぇ〜」と不満な顔をする。
71新入部員 4:2005/07/24(日) 00:12:20 ID:pd+WX8Xn
 幸助はメンバー達の気持ちがよく解った、自分と他の男が並んで、
大きな身長差があるという状況はなんとなく避けたい。
 だが幸助は美加が「せっかくのチャンスなのに」としょぼくれた顔を見て困惑した。
 美加のためにも、この同好会のためにも、自分が行くべきではないのだろうか。
そう思った幸助が行動に移すのは早かった。
「俺が行くよ」と幸助は言い残すとさっさと例の1年生のところへ向かった。
 そんな幸助はメンバー達と美加は驚いた顔で見ていた。
 その時の幸助は、どこか誇らしい気持ちにもなっていたが
今思えば、身長が高いとか関係無く他の1年生を誘うべきだったのだ。

 幸助が「こんちはー」と笑顔を作りながらその1年生に近づくと、
幸助よりも頭1つ分は身長の高い1年生は「はい?」と無愛想に答える。
そんな態度を気にする様子も無く、幸助は1年生に聞く。
72新入部員 5:2005/07/24(日) 00:45:48 ID:pd+WX8Xn
「君、名前なんつーの?」
「・・・高田」
「下は?」
「祐介」
高田祐介と名乗る1年生は不機嫌そうに眉のしわを寄せた。
 だが幸助はかまわず話を続ける。
「率直に言うけど、バスケしてみる気無い?」
「―――バスケ?」
「そう、君身長も高いし、体つきもいいし!やろ?な、やっちゃおう!」
幸助は高田の袖をひっぱり、無理やりメンバー達の所へ連れて行こうとする。
 高田は面倒くさそうな顔をして、いいですと断ろうと口を開いた、が、
少し考えるように黙って、幸助の顔をじっと見つめた。
 その視線に幸助は気づき、なんとなく自分も高田の目を見つめた。
 もしかしたらバスケをしてくれる気になったのか、幸助は思った。
しかし、次に高田が発した言葉は、幸助が想像したものとはまったく異なったものだった。

「入ってもいいですけど、条件、あります」
「は?」幸助はぽかんとした顔をした。
「バスケやる前に、やりたい事がある」
ああ、そういう事かと幸助は「へー、何?他のスポーツ?勉強?」と聞いた。
 高田はそんな幸助の発言に「違います」と言い、少しかがんで幸助の耳元でささいた。

「セックス、先輩と」

「あ?」
歓迎会終了のアナウンスが流れたのは、その直後だった。
73風と木の名無しさん:2005/07/24(日) 01:21:56 ID:snI+iOap
研究室タソ…!!
そ、そういうベターなん大好きー゙(*´д`)"アァアァアァ…

新入部員タソもGJ!
身長差モエス。イイヨーイイヨー


続き待ってる。テカテカしながら待ってる。
74風と木の名無しさん:2005/07/24(日) 02:06:06 ID:R/eN3q1s
新入部員タソ……。
美加がどう扱われるのかはわからないがとりあえず乙。
エロ後の展開に期待する。
75新入部員:2005/07/24(日) 11:18:38 ID:pd+WX8Xn
やっと書き込めた・・・・(;´Д`)
投下してる途中で回線の調子が悪くなってしまいますたorz
久しぶりなのにグダグダした投下になってすみませんでした。
76風と木の名無しさん:2005/07/24(日) 14:06:03 ID:uwO9g/mz
乙です。続きに期待!!
77風と木の名無しさん:2005/07/24(日) 19:47:35 ID:tikT3rxn
新入部員タソモエス!
今回のをふまえて前回の文を読もうと思ったら
もう読めなくなってる…
続きがんがってください!
78秘書:2005/07/24(日) 20:37:46 ID:FPR0qEU3
11
香月が何をいいたいのか解らない。被害は最小限?とっくに最大級の屈辱を与えられているではないか。
少しの間をおいて光の顔色が変わった。

−まだ終わらないのか−

「んんーっんんーっ」

「そう、まだ終わらない。コレはお仕置きだからね」
それだけ言うと香月は無言でカラダを貪り始めた。

−まだ終わらないだって?−
香月の言葉に観念した光は抗うのをやめた

−この苦痛を少しでも早く終わりにするにはそれしかない。従うのが被害を最小限に抑える唯一の方法なのだろう−

香月の唇や白い指先が小柄な光の褐色の肌をなぞり、肩や腹、腿にその刻印を刻む。
「むぐぅ・・・うっ、うっ、んんん」

光が声を上げる。そこには嬌声が混じり始めていた。香月が音を立てて中心を吸い上げると、光はあっけなく2度目の精を吐き出した。
79秘書:2005/07/24(日) 20:38:51 ID:FPR0qEU3
12
5度目の射精を促されて、気を失いそうになった光を香月が抱きしめ何度も口づける。体は椅子から離れ、タオルも取り去られていた。
(やっと開放される)
薄れる意識の中で光は安堵していた。香月は光を抱き上げるとベッドに寝かせた。
「お仕置きタイム終了
今度は僕が愉しむ番だ」

光は耳を疑った
(!?そんな馬鹿な、これだけオレを弄んでおいてまだ足りないのか?)
表情に出してしまったらしい
「当然だろう、僕も男なんだから」

茶化す様にいうと光の脚を開かせ入り込む。
香月の目の前に秘部がさらけ出された。
「もういやだ・・やめッんぅ」
「噛んでいていいよ」

左手の人差し指と中指が光の口に差し込んだ。
開いた手と口でまた攻められた光は鳴咽とも嬌声ともつかぬ声をもらしながら6度目の絶頂を迎えた。

80風と木の名無しさん:2005/07/24(日) 20:50:19 ID:TntB+Kf9
夏の一夜タンまだかな…(´Д`*)
前回のキティクプレイフルコース萌えますた。
それにしても河野タン、連日連夜あんなに宮澤さんにヤられてて
身体もつのか!?w
ガンガレ河野タン…!
81風と木の名無しさん:2005/07/24(日) 23:18:09 ID:/lOKte7o
秘書タン>
ろ…六回(*´Д`)
続き楽しみにしています!
82秘書:2005/07/25(月) 00:06:34 ID:oqOzEhhv
13
指がヌメリを帯びているのは、光の精を手で受けとめたためだろう。苦もなく光なソコに音をたてて入り込み光を苛む。
「うぅ・・あ、ンンンッ」

初めてなのに痛みがあまりないのがかえって羞恥を誘う。
やめてくれ、といいたいが指に遮られ言葉にならない。
弱々しく首を振って意思を伝えることしか出来ない光の脚、指先、脇腹、胸、至る所に香月の歯型やキスマークが強く弱くリズムをつけながら刻まれていく。
「んむッ!ククッ」

「ハアッ・・きれいな顔だね、僕はこういう顔が好みなんだよ・・ハア、ハア・・ねえ、さっきみたいに噛み付いて・・もっと声を聞かせてよ」

香月の息遣いが荒い。嗜虐的な性癖があるのだろう。既に絶頂を迎えんばかりに硬く反り返っている。
耐え切れないのだろうか、光に押し当てるといきなり押し入ってきた。
「ウグッ!」
歯を食いしばろうとした光の口内には香月の指があった。

83秘書:2005/07/25(月) 00:09:35 ID:oqOzEhhv
14
口に鉄の味が広がる。
「−痛ッ」

香月は口から指を抜き取り眺め入った。血の流れる噛み痕を見て煽られたのだろう
「もっと・・もっとだよ光、君を僕に刻み付けて」

と激しく腰を打ち付けてきた。
「あーっああ!ああ!ああああー!」

躯を引き裂く激痛に責められて光が悲鳴を上げる。
「・・・ッ」

香月の躯が小さく震え、二の腕に鳥肌がたった。同時に光も体内に熱いものが注ぎ込まれるのを感じていた
「ハァッ、ハアッ・・光の中、ハアッ、気持ち良いよ・・
愛してる、愛してるよ・・」

香月が抜かずにまた動き出した。中に出した液が潤滑油になっているのか最初よりもスムーズに出入りしている。
光は悲鳴を上げてもうやめてと懇願したが香月は興醒めだと云わんばかりに言い捨てた
「君は有能な秘書を手に入れる、僕が社長としてのノウハウを教える、それがそっちのメリットだ」

それだけ言うと香月はまた行為に没頭していった。

光は薄れる意識の中で香月かうわごとのように繰り返し耳元で囁くのを聞いていた。

「ハアッ・・必ず守り抜くから・ハァハァ・・愛して・・・光・・愛させて」


香月が2度目に達する前に光は完全に意識を失った。
84秘書:2005/07/25(月) 00:11:47 ID:oqOzEhhv
Last
一夜明けて、光は社長である父のオフィスに向かっていた。

結局一晩を共に過ごしたらしく朝方、タクシーに揺られているところで目が覚めた。隣で香月がオレの手を握っていた。
家の前で降りると自室にこもり昨日を悔いて泣いていたが、反芻するうちに光明を見出だした。
「得意先に挨拶回りに行く」という名目で香月と二人になったんじゃないか!父に全てを話す必要はない。ただ一言「昨日は挨拶に行けませんでした」。理由は奴も言える訳がない、オレの勝ちだ。香月亮!

オフィスのドアを開けると応接用長椅子の背もたれ側がオレを出迎える。
テーブルを挟み一人用の椅子に脚を投げ出す様に腰掛けているクールビズスタイルの香月がいた。
3つもボタンを開けたシャツの中で幾つもの赤いアザが目に留まる。キスマークだ。
−昨日ハソンナモノナカッタ、一体誰ガ?−
「おはよう、挨拶回りは明後日ですよ。今度は先方に連絡済だから大丈夫」

にこやかな香月に震える声で尋ねた。
「・・父さんは?」

香月が長椅子を指差す。
見るとオレによく似た父が首にアザをつけて眠っていた。

「だから僕は『こういう顔が好みだ』って言ったろう」
香月が口の端を上げて言った

85風と木の名無しさん:2005/07/25(月) 00:23:15 ID:/ohJVpdn
乙です。
親子丼キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
86風と木の名無しさん:2005/07/25(月) 00:33:32 ID:RLztuEX4
秘書タンGJ!!!!
是非とも続きをお願いします!
87風と木の名無しさん:2005/07/25(月) 02:25:33 ID:VTq3vEib
親子でウマー。ハァハァ。

秘書タソ乙!
次も期待してます。
88風と木の名無しさん:2005/07/25(月) 13:30:18 ID:Ly8H/mME
実はショックな光たん萌え!
子持ちなのに秘書に喰われてキスマークつけちゃうお父さんも萌え!
そしてどちらかというとMな自分的には素敵な鬼畜笑顔が浮かぶ香月さんに萌え!!

職人さん乙です。
続編・新作楽しみに待っているのでまた何か出来上がったら投下して下さいm(_ _)m
89杖男1:2005/07/25(月) 21:23:45 ID:XxpBhx9v
痛い。あちこち打ち付けたらしく、すぐには立ち上がれない。
男が痛むところをさすりながら目をこらすと、確かに地下に転がり落ちた
というのに、不思議と薄明るい洞窟であった。
ドーム状になったそこは、天井すなわち地上から貫く細い穴を通して
降ってくる無数の光の矢に照らされ、ほの明るい。岩場のような壁面も
地べたも、てらてらと光を反射している。
本気で立ち上がろうと視線を泳がせた先に、裸足の足先を見つける。
はっと見上げると、ごわついたしらが混じりの髪と髭を伸ばし放題にし、
まなじりを上げてこちらをみつめる老人であった。
声をかけようとした途端、男の身体に激痛が走った。老人が手にした
杖らしきものの先を、男に突き下ろしたのだ。
痛みに絶叫する男は脇腹を押さえてのたうつ。老人はさらに杖を持ち替え、
その柄を先にし、男に向けて振り下ろした。
杖の柄は三つに分かれ、鞭のようにしなったかと思うとそれぞれが男に
まきついた。
柄の先はあたかもコブラが鎌首をもたげたようであり、その厚みは人の
舌に似ていた。三つに分かれたそれは、一つが男の首へ、一つは
ズボンのベルトをくぐり、残りの一つは足首から脚を這い上がって、男の
肌へと伸びた。
90杖男2:2005/07/25(月) 21:24:20 ID:XxpBhx9v
「うわああっ・・・なっなんっ・・・やめ・・・っぐっ」
粗暴な“舌先”の一つは、男の首を柔らかに締め上げながら口へと滑りこみ、
舌に絡みつきねとねとと口中を舐め回した。首に巻きついた部分も、とくとくと
脈打ちながら刺激を与え続ける。
抗おうとする男の身体を老人がまたぎ、その両腕を踏みしめ、見下ろしている。
あたかも三匹の蛇の尾を掴み自在に操る蛇使いのようだ。
老人はもごもごと何か呟いているようだったが、その声は男には聞きとれない。
男の腰の隙間へ忍び込んだ第二の“舌先”は、男の股間へともぐりこみ、敏感な
中心に二重三重に巻きつき、柔らかく締め付け、脈打ちながら胸へと舐め進む。
伸びるほどに細く、薄っぺらになり、その先は硬度を増して男の胸の突起へと
到達する。“舌先”が人の指先ほどの細さに、そして爪ほどの硬度になって
男の胸の突起を弄ぶとき、漏れる男のうめき声は、先に忍び込んだ第一の
“舌先”に舐めとられくぐもる。
第三の舌は、その厚みと柔らかさを保ったまま、男の脚を伝って背後に忍び込み、
背の中心の溝に沿って上下する。ぬらぬらとやわらかく、いよいよその執拗な
柔らかさを保ったまま男の尻に忍び込む。他所よりも少し高い湿度を保つ溝へ、
そのぬめる先端を押し付ける。
91杖男3:2005/07/25(月) 21:24:58 ID:XxpBhx9v
「・・・ふ・・・ぐっ・・・ぐっ」
第一の“舌先”に絡め取られる男のうめきが、それでも更に高くなる。
第二の“舌先”は伸び切って千切れるほどになりながら男の上体を這い回り、
その薄っぺらで固い先端が胸の突起や脇腹を刺激し続ける。その根元は
相変わらず脈打ちながら、男の中心を締め付け、上下に撫で続ける。
男の中心は刺激に硬度を増しながら、下着の中で窮屈そうに湿り気を吐く。
第三の“舌先”はその形状を舌から筒状に変える。まるで人が舌を丸めた
ようになりながら、男の背後から忍び込む。
筒状の“舌先”が男の穴を押し広げ、にち、と音をたてながらめり込んでいく。
男が喉を上下させ、声にならぬ声を上げる。
その顔を見下ろしていた老人が、今や蛇のようになった杖の先端を掴む手を
くいとひねる。
すると第一の“舌先”は男の口からぬるりと退くと、顎、のどぼとけと這い下りて
男の中心にたどり着いた。第二の“舌先”が巻きついてどくどくと脈打ち、
無防備に露出されたままの男の先端を、厚みを取り戻した第一の“舌先”が
ぬぷりとくるむ。脈打つものと違う動きで、柔らかくむき出しになった先端を
刺激し続ける。
「うぁ・・・は・・・あああ・・・ああ」
男の表情に愉悦の色を見て取ると、老人は踏みつけていた腕から下り、
男の顔の横に屈んだ。
「もっと歓べ。ヌシ様に聞こえるように」
92杖男4:2005/07/25(月) 21:25:51 ID:XxpBhx9v
「は・・・あああああっああっああっ」
細く薄く伸びた“舌”の根は脈打ちながら男の中心を締めつけ、執拗に撫でる。
ぬめる別の“舌先”がその先端を包み込み、吸い付くようにぬるぬると舐め続ける。
薄く尖った“舌先”が男の胸や脇腹を甘く突き、引っかく。
そして筒状になり背後から忍び込んだ“舌先”は今まさに、男のやわらかな
奥底に到達しようとしている。
「は、あ、あああ、やめ・・・あああ」
「歓べ。声をあげろ」
「ああっああっあっはっあっはぁっ」
“舌先”は男の尻の間にくねくねとその身を押し付け、老人の手から離れきって
しまった。鳥が巣で休むかのように、双丘に割って入り、すっかりはまり込んでいる。
「あっ、やめっ・・・んくっ・・・んんっんっあっはぁあっ」
胸を、脇を、首筋を、前を、そして後ろを攻め続けられ、男はのたうつ。ぬらぬらと
光る地面にはつかみどころもなく、ただ男の手は空を掻く。
「もっと声を出すんだ。イイと言え。シテと言え。叫べ」
老人が、男の顎を掴み叫んだ。
「イイと。もっとシテクダサイと」
顎を掴まれ耳元で叫び続けられ、身体中を“舌先”に弄ばれる。男は朦朧となりながら
「イイ・・・シテ・・・もっとシテ・・・ください」
と口にした。一度開いてしまうとその口は、その言葉しか知らぬように吐き続ける。
93杖男5:2005/07/25(月) 21:27:12 ID:XxpBhx9v
「ああっ・・・いいっ・・・いっ・・・してっしてもっと・・・もっと・・・あああああああ」
女のような甘い絶叫がこだまする。つい先ほどまで、のどかな山道を歩いていた。
はずみでこの穴に落ち込んで、まだ数十分しか経ってはいないはずだ。それが
今や、こんな痴態を見知らぬ老人の前に晒している。快感に屈服し、大の男が
哀願の声を上げる。その事実への違和感など、今の男の頭には浮かびようもない
ことだった。
「いいっいいっ、はっ・・・はあああ・・・はぁっ」
「ヌシ様と呼べ。お前に歓びを与えて下さる」
「・・・ヌ・・・ヌシさま・・・ヌシさまああっ」
男の尻に忍び込んだ“舌先”は、筒状のまま細くなり太くなりを繰り返す。人の舌が
いたずらに動く様そのものだ。男の入り口は、にちにちと音を立てながら徐々に
開かれ、奥へと“舌先”を誘い込む。そのたびに、男の声が響く。
“舌先”は男の中へと強く押し入り、伸びてその内壁をなで上げる。進んでは戻り
しながら、男の叫び声を誘う。ゆるやかな曲がり口にさしかかると、筒状だった“舌先”は
その先端をふたたび開き、突きあたる壁にねろりと押し当てる。押し当てたまま
ぬるぬるとうごめき、男の最も敏感なしこりを薄い壁越しに刺激する。
「はぁあああ・・・あああ・・・ああ・・・」
「ヌシ様だ、ヌシ様と呼べ。呼び続けるんだ」
94杖男6:2005/07/25(月) 21:28:33 ID:XxpBhx9v
身体中を舐め回され、奥底のしこりにまで舌を押し付けられながら、男はのたうつ。
「ヌっ・・・ヌシ・・・はぁっあっあっ・・・あっ・・・あっ・・・」
男の腰がかくかくと震え、声が途切れる。“舌先”がからまる男の中心からは
透明な液が染み出す。尻に忍び込んだ“舌先”は男の震えにかまわず、その
入り口を筒状になって攻め立てる。奥底を撫でる先端だけは、舌のように開いて
押し付け、ぬるぬると揺れて刺激を与え続ける。
耐え切れずのたうつ男は、四つ這いになり激しく首を振っていた。
「ヌっヌ・・・ヌシさ・・・あっはあっ」
その声に応えるように、男の股間と尻にまとわりついた“舌先”たちが激しくうごめく。
ひいぃ、と声にならず息を漏らした男は、またかくかくと震え、手をついて
いられず倒れ込む。
中心にまとわりついた“舌先”が、男の漏らした精液を舐め上げる。身に着けた
ままの衣類に汗と精液の匂いが染み出す。
「ほれ。お前。ヌシ様と呼ばんか」
老人に顎をつかんで激しく振られ、男は朦朧とする。
「ヌ・・・ヌ、シ・・・」
「ヌシ様だ」
老人が絶叫する。そのまなじりには、何かに追われるような、あせりの色が見える。


今回はここまでです。
95風と木の名無しさん:2005/07/25(月) 21:46:45 ID:EW2wctWV
>ヌシさん 大好きだ!
触手も好きだがそれを自由に操れる系もイイ!禿しくGJ!
96杖男7:2005/07/25(月) 23:17:26 ID:XxpBhx9v
ぴちょん、と水が滴り落ちる。
ドームの天井にごつごつと隆起した石の先端から、水がしたたる。
ぴちゃん・・・ぴちょん・・・音を立てて落ちる雫は数を次第に増していく。
「おおお、ヌシ様。お悦びいただけましたか」
老人はドームを見上げ声を上げる。雫が連なり、細い滝のように注ぎ始める。
「ヌシ様、ヌシ様」
老人は力を失ったように膝をつき、地面にへたり込む。
その足元では相変わらず“舌先”たちに弄ばれ、白目を剥き涎をたらした男が
のたうっている。老人は慌しく男の衣類を剥ぎ取る。“舌先”たちはむしり取られる
衣類に邪魔されるのもかまわず、その“尾”を跳ね上げ生きた蛇のようにうごめき続ける。
「ヌシ様、餌食です。新しいモノが落ちてきました」
ざざん・・・と音がして、どこからともなく水が流れ込んできた。
ざぶざぶ、と水が増え、ドームの下はさながら巨大な水槽のようになった。
「ああ、ヌシ様、ヌシ様。おいで下さった。私は、私は・・・」
何度目かのほとばしりを“舌先”に舐め取られながら、男は老人を見上げた。
ヌシ様と呼ばれる物体に話しかけながら、老人は目に涙を滲ませていた。
老人と思い込んでいたが、よくよくその顔を見てみると、中年と言って
良さそうな年頃に見える。ごわついたしらが混じりの髪と髭、そして杖を
ついた風貌が老人にしか見えなくしていたが、遭難者や長く漂流していた
人にありそうな容姿の劣化だと男は思った。
ぼろ布をまとっているのかと見えたが、目を凝らすと何枚もの薄っぺらな皮を
無造作に肩や腰に巻きつけているようだった。所々穴が開いているのか、
地模様なのかわからないが、柄があるように見える。
97杖男8:2005/07/25(月) 23:18:03 ID:XxpBhx9v
冷静に“杖の男”を見上げることが出来たのは、三つの“舌先”が男を弄ぶのを
やめてしゅるしゅると絡まり、元の杖にその姿を戻していたからだ。
「さあ、ヌシ様に差し出せ」
杖の男に言われ、男は何のことかわからず、聞き返した。
「な、何を・・・差し出すって・・・」
「決まっている。おのれをだ。ヌシ様の餌食としてな」
男は目を見開いた。いわれのない陵辱、恐怖、理解できない杖の動き、そして
ヌシ様という存在。腰をぬかしたように、脚が言うことをきかない。あとずさりしながら、
男はヌシ様と呼ばれるそれを顧みた。
ドーム状の天井の下に現れた巨大な水槽。だが、そこにはガラスの板など存在
しない。水は、水のまま、そこにとどまっていたのだ。
ひぃい、と男が声にならぬ声を上げる。大量の水らしきものが、流れ出もせず、
波打ちながらそこに存在している。そのたゆたいは、まるで男を飲み込もうと
見下ろしているかのように、意思を感じさせる。
男のすぐそばまで、その水が細く流れ出ていた。細く細く、何本も流れ出た水は、
しかし地面に滲むことなく、男に到達する少し手前で、蛇の舌のようにちろちろと
とどまっている。それを認めてまた男が悲鳴を上げる。
98杖男9:2005/07/25(月) 23:18:48 ID:XxpBhx9v
「ヌシ様どうぞお召し上がりください。新しい餌食でございます」
杖の男がうやうやしく頭を下げる。それを見て男は信じられないという風に首を振る。
逃げようにも、地上への出口がどこにあるのかわからない。自分が落ちてきた高さを
思えば、ここがかなりの地底深い場所だとわかる。
力の入らない脚を突っ張り、なんとか立ち上がろうとする。生まれたばかりの小鹿が
飢えた猛獣の前で力なく抵抗する様に似ている。
細く細く流れ出ていた水は、少しずつその幅を増し、今や大人の腕ほどになっていた。
何本もの水の腕が、男にまとわりつく。
「やめろっやめてくれっ」
後ずさりながら男は叫ぶ。たとえ無駄とわかっていても、逃げずにはいられなかった。
“餌食”と呼ばれ、“召し上がれ”と差し出され、その場にとどまっていられる訳がない。
水の腕は、男の脚と言わず胴といわず、あらゆるところに巻きついてきた。ただそれは
先ほどの“舌先”とは違い、無遠慮な圧力を持ってはおらず、ただ身体に沿って
水がながれている、という感覚しか与えてこない。
このまま溶かされるのだろうか・・・と男は想像した。壁もないところに留まっていられる
水だ、考えられない力を持っているに違いない・・・
「お気に召しましたようでヌシ様。どうぞ、存分に」
「あんた、一体・・・」
男がようやく杖の男に向かって口を開いたとき、その身に絡まった水の腕が一斉に
うごめいた。
99杖男10:2005/07/25(月) 23:19:27 ID:XxpBhx9v
−−−スカ有−−−

「・・・うくっ」
水の腕は男のあらゆる穴から流れ込んだ。その流れは細くなり、緩やかになり、
激しくもなり、男の体内に川のような流れを作った。
「ぐっ・・・ぇぇぇっ」
鼻の片穴から流れ込み、喉を通って口から流れ出す。鼻の奥では分岐して、
頬骨の内を撫で、鼓膜近くまでを舐め、分岐へと戻る。
別の流れが口から入り込み、食道を通り、胃腸から肛門まで達する。流れながら
男の身中にあるあらゆるものを流れに乗せ運び出す。
さまざまな色と形状のものが男の身中から流れ出し、水のきらめきの底を逆流
していく。片鼻と喉をふさがれた男は窒息しそうになりながら、かろうじてその
異様な光景を見ていた。
肛門から別な流れが入り込み、奥底の壁を刺激する。水であり流れていながら、
その表面をゼリーのような硬度をもってうごめかせることも出来るらしい。
男の、水にふさがれた口から、ごぼごぼと言葉にならぬ絶叫が漏れる。
股間に絡まった水の腕が、細く細く分岐し、その一端が男の中心へと忍び込んだ
からだ。尿道を逆流する水の流れと、肛門から押し入った水の圧迫感に同時に
刺激されながら、男はふたたび涎をたらし白目をむくことになった。
やがて絶頂を見た男の尿道からは、雲のような白い濁りが、水の腕を逆流し
運び出されていった。さらに、男が快感に乗じて排出するのを待たずに、
水は男の体内から白濁した液を吸い上げ、その精が尽きるまで留まることなく
流れ続けた。
100杖男11:2005/07/25(月) 23:20:43 ID:XxpBhx9v
ぴちょん・・・と、天井からの水滴が杖の男の肩に降った。
「ありがとうございますありがとうございます」
杖の男は震えながら手を合わせた。
「お気に召して、本当によかった・・・それでその、わたくしは・・・」
杖の男が言うが早いか、ヌシ様と呼ばれた水の塊りがざばんと波打ち、
ごごごという地鳴りと共にどこへともなく引いていった。
あとには、ドームの天井に届くほどの石の階段が現れた。
「ああ、ああ、ありがたい」
震える声で叫ぶと、杖の男はまとっていた衣類を自らむしり取る。
「オレは・・・オレは自由だ。自由なんだアハハハハ」
狂ったように高笑いを響かせ、その階段を一歩一歩上り始めた。
薄れかけた意識の中で、餌食となった男は自分の立場を知った。
“餌食”として“ヌシ様”に自分を捧げたあの男は、引き換えにここを
出て行く道を与えられたのだ。
「そんな・・・こと・・・は、さ・・・させるもんか・・・」
身体中から生きる力とでもいうべきものを吸い取られ、今まだ手足に水の腕を
まとわりつかせながら、それでも男は必死に声をあげた。
「オレ、も、オレも出るんだ・・・ここから」
必死に這っていこうとする男に、水の腕がからまる。それを見た杖の男が言う。
「なあに、ほんの少しガマンすれば、オレのように自由になれるさ」
余裕を見せて、階段の最上段に腰を下ろす。
101杖男12:2005/07/25(月) 23:21:20 ID:XxpBhx9v
−−−グロ表現有

「穴から落ちてくる人間どもを、お前にしたようにヌシ様に捧げるだけだ。まあ
いつ降ってくるかもわからん餌食を待つのは忍耐がいるものだがな。ほとんどの
場合、皮だけを残してヌシ様は召し上がってしまわれる。それと、どうしても
餌食がなくてヌシ様が苛立っておられるときには、自ら餌食となるのも
務めのうちだ。その、杖を使えばいいさ。お前ならもうわかるだろう」
杖の男に顎で示され、男は自分の傍らに投げ出された杖に目をやった。
「オレはごめんだ。あんたと一緒に出て行ってやる・・・こんな、こんなとこ」
男は這いつくばって、なんとか立とうとする。やっとの思いで立ち上がると、
地面のぬめりに足を取られ転んでしまった。ぬめりの正体は杖の男が脱ぎ捨てた
衣類、いや、これまでの餌食たちの皮だった。杖の男が初めて笑った。
「オレがその抜け殻をまといながら何年この日を待ったと思ってるんだ・・・とは
言っても、時間の感覚はまったくないから、今が何年なのかも知らんがな。
まあ、10人ほど餌食を集めればヌシ様もご満足くださるだろう。その日を気長に
待つんだな。務めを果たしながら」
102杖男13:2005/07/25(月) 23:23:11 ID:XxpBhx9v
クックックとこらえ切れぬ笑い声を立てながら、杖の男が階段を上り詰めようと
したその時、餌食となった男が杖を引っつかみ、その柄を振り下ろした。
「そうは・・・させるか」
今や新たな主に使われる身となった杖は、従順にその身をしならせ、元の
主に襲いかかる。
「な、何をするんだお前・・・うわ・・・ああああ」
“舌先”達に絡みつかれ、杖の男は階段に押し付けられてしまう。
「ああっ・・・もう、オレにはそんな・・・ああっ・・・心臓止まっちまう・・・たす・・け・・」
餌食の男がされた以上の速さで“舌先”達がうごめき、蹂躙する。杖は、使い手の
意思を実現する能力を秘めているらしい。
もっと、もっとだ。悲鳴をあげさせろ、と餌食の男は思っていた。思う以上の動きを
“舌先”達は見せてくれる。ひいぃぃっとひきつけるような声をあげ、杖の男は
がっくりと力を失う。それを見て取ると、餌食の男は洞窟に声を響かせる。
「ヌシ様。新しい餌食でございます。どうぞお召し上がりください」

   −−おわり−−  ありがとうございました。
103風と木の名無しさん:2005/07/25(月) 23:49:55 ID:/ohJVpdn
( ゚д゚) ……!一番の被害者は元の杖男か!

乙です!
104風と木の名無しさん:2005/07/26(火) 00:13:31 ID:LXHwsEQO
謎の触手ヌシにハァハァ…!

乙です!!
105風と木の名無しさん:2005/07/26(火) 04:01:51 ID:akPdp6N5
ヌシさん
禿しくGJ!!
触手系も朦朧系も命令系も大好物なのでマッテマシターって感じです(*´∀`*)
続き待ってますワクワクテカテカ
106風と木の名無しさん:2005/07/26(火) 07:25:42 ID:akPdp6N5
105です、リロってませんでしたすみません;

改めて。
ヌシさん乙でした!
なんか不思議な感じで素敵でした。
しかも所々現れるグロ表現(?)が良いアクセントになっていて!
とても面白かったです。
107風と木の名無しさん:2005/07/26(火) 21:16:12 ID:hhCavomk
あげ
108風と木の名無しさん:2005/07/26(火) 23:08:37 ID:lfWkRXYi
杖男書いた者です。レスありがとうございます。
ageてて非常に恥ずかしかったのでまた来てしまいました。
山の神は女だというので、こんな話を作ってみましたが、
書いておいて>>103のレスに目からうろこが。チョト残酷・・・
109風と木の名無しさん:2005/07/27(水) 00:58:19 ID:vuu/QZLH
>>108
必要以上の語りは叩かれる元だよ
110風と木の名無しさん:2005/07/27(水) 00:59:53 ID:dbeECLE6
残酷、それこそが鬼畜クォリティ!ヽ(゚∀゚)ノ
111風と木の名無しさん:2005/07/27(水) 01:38:31 ID:WthmpoyQ
>>109
黙ってろ
112風と木の名無しさん:2005/07/27(水) 12:40:14 ID:FJMpaEhI
新入部員の前の話ってどういうやつだったっけ?
それともこのスレが初めてだったっけ…?
しばらく離れてたら記憶が曖昧に…orz
113風と木の名無しさん:2005/07/27(水) 13:22:00 ID:vxHFT3fN
114風と木の名無しさん:2005/07/27(水) 14:40:01 ID:/hUEhAcf
まとめサイト復活はないのか_|\○_
115風と木の名無しさん:2005/07/27(水) 16:38:46 ID:zKverUe5
わがままを言う>114の尻を赤く腫れ上がるまで叩いてやりたい
116風と木の名無しさん:2005/07/27(水) 20:58:31 ID:dbeECLE6
じゃあ漏れは生優しく撫で回してやる。
117風と木の名無しさん:2005/07/27(水) 22:09:55 ID:4Fydb2bu
欲望に忠実なだけだよな、114は。
前のほうを暴発寸前までしごいてやろう。
118風と木の名無しさん:2005/07/28(木) 02:06:26 ID:voRoePMB
まとめサイト作ってみました。
ttp://web.hpt.jp/yaoi/

まだほとんど何も無いけど。
自分、6くらいからの住民なので過去ログがなくて。
みみずんとかって過去ログなくなったんですかね?検索しかできなくなってた。
119風と木の名無しさん:2005/07/28(木) 02:59:05 ID:Evh5GyW6
>118
乙! 今携帯だから見れないけど感謝するよ!
120風と木の名無しさん:2005/07/28(木) 03:23:22 ID:eMuMtwU8
>118
迅速な仕事、乙です!
1〜3はhtml化されているし、既にサイトに置かれてますね。
4thはみみずん検索のキャッシュにありました。
6th以降は>118さんが持っているということで(自分も6thからあるので
抜けがあれば提供します)、後は5thを探せば完了ではないかと。
121風と木の名無しさん:2005/07/28(木) 04:21:21 ID:F/g8+5+I
あちこちで過去ログ探しの話題を目にするたび思う…

2ちゃんプロバ使えばビューア機能で
通信料のみで過去ログ見れるのになー…
122風と木の名無しさん:2005/07/28(木) 05:58:30 ID:ayh8ku2e
ネットがあるから2chに来てるだけで、2chに来るためにネットをしているわけでは
ないので、2chの為にわざわざ常時接続をダイヤルアップに切り替えて
余分な通信料支払ってまでどうこうしたいとは思わない…。
123新人警官(撮影会):2005/07/28(木) 08:44:58 ID:icp6R8zf
>118
乙です
自分は5th持ってるけど要りますか?要るなら提供しますが


調子こいて新人警官の撮影会などしてしまいました
投下させていただきます
124新人警官(撮影会)1:2005/07/28(木) 08:45:47 ID:icp6R8zf
「山本」
先輩の谷田に呼ばれて山本明彦は見ていた住宅地図から顔を上げた。
「はい」
「俺、これから本署に書類届けるから留守番よろしく頼む、な」
「ええっ?」
明彦は驚いた声を上げる。
「何が『ええっ?』だ」
「お、俺一人で留守番ですか?」
「仕方ないだろ? 今日は二人しかいないんだから」
「そんな事言ったって……」
山本明彦は今年の卒配でこの交番にきた新人の警察官である。
まだほんの数ヶ月しか経っていないペーペーにたった一人で交番勤務を
やらせるのもどうかと思うが、無人交番が増えて問題になっている昨今の事情を考えると
それもやむを得ないのかもしれなかった。
「じゃ、よろしくな」
谷田はそう言うと忙しそうに出て行ってしまった。
それを見送りつつ、明彦は何も起きませんようにと心で手を合わせた。
何しろこの町に来てまだ半年である。落し物くらいなら何とかなりそうだったが、
道案内すらろくに出来ないのだ。
だからさっきも少しでも地名くらい覚えようと住宅地図を見ていたくらいだ。
125新人警官(撮影会)2:2005/07/28(木) 08:46:31 ID:icp6R8zf
電話も鳴りませんように、と拝んでいたところに電話がいきなり鳴った。
明彦はドキッとして飛び上がった。
嫌だ、出たくない。が、出ないわけにはいかない。恐る恐る受話器を取る。
「はい、こちら八百井貴築交番……」
声が震えているのが自分でも解った。
「ああ、山本?」
「なんだ、谷田先輩。びっくりさせないで下さいよ」
明彦は一気に力が抜けて、ほーっと息を吐いた。
「なんですか?」
『わるいな』
「何がですか」
『あ、ああ。その一人で留守番させて』
谷田はなんとなく歯切れが悪い。
『もしもアレだったら窓口閉めといてもいいぞ。本署の電話番号書いた札下げて』
「いいんですか? そんなことして」
『そりゃ、よくはないけど仕方ないだろ。それから、銃はしまっとけ』
「わかりました。先輩も早く帰ってきてくださいよ」
受話器を置いた明彦は少し不安が解消された。
谷田に言われたとおりに明彦は受付窓口を片づけ、
『ご用の方はこちらへ』の文字と八百井警察署の電話番号の書かれたプレートを吊り下げた。
電話も留守電設定した。
「これでよしっと」
明彦は奥に入って自分の机で書類の整理を始めた。
126新人警官(撮影会)3:2005/07/28(木) 08:47:18 ID:icp6R8zf
入り口に気配がして明彦はハッと顔を上げた。だが、出ていくことはない。
窓口対応しなくていいと谷田は言っていた。
『アキちゃんいるー?』
『って、いるから来てるんだろ?』
あの声は……。
『そりゃ、そうだ』
明彦は数人の聞き覚えのある声に青ざめた。
「あ、いたいた」
奥を覗き込んできた木村が机の前に仕事の手を止めて固まったまま座っている明彦を発見すると
明彦の腕を掴んで立たせた。
「いるんじゃーん。きちんとお返事してくれないとー」
坂本達がそこに待ち構えているのを認め、明彦の目にますます怯えが浮かんだ。
学生服をだらしなく着崩して赤や金色に髪を染めた集団。
全員明彦をレイプし続けている高校生だった。中には痴漢で捕まえた少年もいる。
127新人警官(撮影会)4:2005/07/28(木) 08:47:50 ID:icp6R8zf
「何だよ、これ。こんなモン下げて中でサボりか?」
坂本はプレートを指先で弾いた。
「ち、ちがっ……」
来てもらっても対応できないから……。
「住民のみなさーん、ここのお巡りさんは居留守使ってサボってますよーー」
木村がふざけた調子で外に向かって叫ぼうとする。
「止めてください!」
明彦は悲鳴のような声で木村に縋るように止めた。
「ま、いいか。その方が都合がいい」
坂本はあっさりとプレートを戻した。
「きょ、今日は一体……」
「オマワリサンの交番勤務の姿が見たいって要望が多くってさ。今日は撮影会ってわけだ」
「さ、撮影会って……」
「ハメ撮りだよ、ハメ撮り」
「木村、お前はっきり言いすぎ」
ぎゃははと杉山が笑って、デジカメで明彦の怯えた顔を撮った。
「そんなに怯えんなよ。今日はアキちゃんが主役だから優しくしてやるよ」
128新人警官(撮影会)5:2005/07/28(木) 08:52:12 ID:icp6R8zf
「ここではカンベンしてください」
明彦は思わず後ずさった。
普段仕事をしている場所で犯される羞恥と嫌悪感は他でされる時の比ではない。
しかも、彼等はそれを撮影すると言っているのだ。
むろん写真を撮られるだけで済まない事も明彦は知っている。
「なんて事が通ると思ってねえだろうな」
坂本は明彦の服をまさぐって携帯と警察手帳を取り上げた。
「へー、ここがアキちゃんの机かあ。ここでいつもオシゴトしてるんだ?」
少年達はハンディーや、デジカメをかかえながら物珍しそうに交番内を物色している。
交番の中には部外秘の書類や、勝手に手を触れられない物が多くある。
明彦はひやひやしながら少年達を見ていた。
「お、警棒ハッケーン!」
「なー、アキちゃん。拳銃ないの? 拳銃」
きっちり鍵のかかったケース中だ。
言われた通りしまっておいて良かったとこの時は心底思った。
129新人警官(撮影会)6:2005/07/28(木) 08:54:27 ID:icp6R8zf
「なあ」
往生際悪く無駄な抵抗をしようとあがく明彦を軽々と押さえて
奥に連れて行こうとする坂本に一人が声をかける。
「何だ、小野」
小野は窓の外に見えるパトカーを意味ありげに指し、何ごとか耳打ちした。
坂本はニヤッと口を歪めた。
「なあアキヒコ、ここではカンベンしてやってもいいぜ」
抱えている明彦を引き寄せて耳元で囁く。
「え?」
明彦は一瞬期待を込めた目で坂本を見てしまった。次の瞬間それはあっけなく破られるのだが。
「その代わり、外行こうぜ」
明彦の顔から血の気が引いた。
「い、嫌だ……。それは許してください」
「おーい。このオマワリサン外がいいんだってよ。遊んでねえで、外行くぞー」
坂本が仲間に声をかける。
「やーん、アキちゃんったらー。露出狂?」
「こないだの河原で味しめちゃった?」
130新人警官(撮影会)7:2005/07/28(木) 08:55:40 ID:icp6R8zf
「や、やめて、ホントに。何でもします、だからそれだけはっ!」
人の滅多に来ない河原と人通りの多い町中とでは全く違う。
「ぐちゃぐちゃ言ってねえで来いよ」
坂本は明彦を外に引きずり出し、パトカーまで連れて行く。
「ほ、ホントにカンベンしてくださ……うぐっ」
明彦はパトカーのボンネットに俯せで上半身を押しつけられた。
「これ以上手こずらすんなら、このまんま縛り付けてケツ丸出しにしてやってもいいんだぜ?」
「い……や…」
明彦は首を振りながらも抵抗を諦めた。
坂本は明彦のズボンの前を緩めただけで、後ろを引き下げ尻だけを出させると
ローションを自身に垂らし、そのままほぐしもせずに突っ込んだ。
「あうっ!」
周りからシャッター音がする。
「突っ込むトコだけ出してやってるといかにも『仕事中にヤってます』って感じだな」
「しかもパトカーの上でな」
少年達は周りを取り囲んで携帯や、デジカメで明彦と痴態を写していく。
131新人警官(撮影会)8:2005/07/28(木) 08:56:41 ID:icp6R8zf
「ああっ、いや…だ……っあ、ああっ」
「声上げてよがってっけど、お前忘れてねえか? すぐ目の前は大通りだぜ。
俺らが囲んでっから今は見えねえけどよ。男のよがり声がすりゃあ、寄ってくるぜ」
明彦の顔がひきつった。咄嗟に制服の袖を噛んで声を抑える。
「んぅっ、んんーっ」
明彦は顔を真っ赤にして必死で声を堪えている。
拒否の言葉でも言いたいのだろうが声は出せない。
身体を揺らして拒否の意志を示そうとするだけだ。
「ケツ振ってよがるのはいいが、イクとズボン汚すぜ。気をつけろよ」
気をつけろという割に坂本はなんの気遣いもせずに激しく明彦を責めたてる。
坂本は自分さえ気持ちよければそれでいいから、
明彦をイカせる事もせずさっさと自分の欲望だけ明彦の中に放出した。
「次、小野。お前いくか?」
「おう」
「いや……ここで…は、っくぅっ!」
坂本に交代してすぐに小野が侵入してきた。
小野は明彦のシャツの中に手を突っ込もうとする。
「小野、着てる服はあんまり乱すな」
「へ? なんで?」
「後で制服のまましゃぶらせて撮るから。
警官の制服きっちり着込んでフェラしてるってのが今回のポイントだ」
132新人警官(撮影会)9:2005/07/28(木) 08:57:21 ID:icp6R8zf
「わかった」
小野は頷くと手を戻し、激しく出し入れを繰り返した。
「ここは……っ許してくださ、……んんっ…中で、中でお願いします……」
明彦は周囲に気を遣いながらあまり大声を出さず、哀願する。
「じゃあ、カメラに向かってこう言いな。
『僕は勤務中に交番の中でセックスするのが大好きです』って」
明彦が一瞬躊躇っていると
「俺らはいいんだぜ? お前が野外の方が好みだってならこのまんまヤっても」
「ぼ、僕はっ」
明彦は慌てて口を開いた。
「カメラに向かって、だ」
「僕はき、勤務中に交番でセ、セック……ス、するのが、だ、大好きです」
明彦は泣きそうな目をおずおずとカメラに向けて繰り返した。
「あ、あ…は、やく……な、中に……も、うこれ以上は……」
言えば許してもらえると思っていた明彦はただ懇願を続ける。
133新人警官(撮影会)10:2005/07/28(木) 09:03:41 ID:icp6R8zf
「偉そうにマグロってんじゃねえよ。
中でやりたきゃ自分からケツ振ってもっとサービスしろ」
小野は明彦の腿をパシンと叩いた。
「あ、あぁ……」
明彦は羞恥にまみれながら身体を波打たせてゆっくりと腰を大きく前後に振り始めた。
「アキちゃんエローい」
女のようにシナを作って腰を振る明彦を周りでからかい囃したてて、シャッターを切る。
アナルでペニスを食い締めて男を受け入れる。
その事に明彦は羞恥や屈辱以上に快感を感じてしまった。
こんな状況にも関わらずソコに熱が集まっていき、根本がピクピクと動くのが自分でも解った。
「…んっ…んんっ……ぅ」
明らかに違う声が明彦の喉の奥から漏れている。
それに合わせるかのように小野が動きを増していく。
「へー、こいつ気分出してきてるぜ」
「やっぱ外の方が好みなんじゃん?」
誰かが下の方から撮ったのがわかった。
心の中は恥ずかしさと嫌悪でいっぱいだが肛虐の快感を覚えこまされた身体は
勝手に燃え上がり、男をもっと咥え込もうと貪欲な動きをする。
そのことがさらに明彦を追い込んでしまうのだ。
「アキヒコは交番の中で犯されるのが好きです、
でも外で犯されるのはもっと好きですってか?」
さらに笑い声が続く。
134新人警官(撮影会)11:2005/07/28(木) 09:04:37 ID:icp6R8zf
「そろそろイクぞ」
小野がスパートをかけた。
「ううっ……っく、んぅ………ンンーッ」
小野の生温かい精液が中に流れ込むのを感じながら明彦もまた達した。
(服を汚してしまう)
瞬間そう頭に浮かんだ明彦は自身を掴んでズボンの外に出した。
明彦の白濁はパトカーのバンパーにかかり、ドロッと垂れた。
「あーあ、パトカー汚しちゃった」
汚れたパトカーも撮られた。
明彦は人通りの多い所で犯され射精してしまった挙句、
その精液でパトカーを汚したことで酷い罪悪感と激しい自己嫌悪に陥った。
咄嗟に手で自分が放出した物を手で拭ったが、それはかえって汚れを広げる結果に終わった。
「じゃ、早く来いよ」
少年達はパトカーに明彦を放ったまま交番の中に入っていく。
自分を取り囲む壁がなくなって、明彦はあたりを気にして
あわてふためいてズボンを引っ張り上げた。
パトカーの汚れも気にはなったがそれどころではない。
誰かに見られることを恐れて、前を閉める事もせず手で押さえただけで、
よろけながら交番の中に駆け込んだ。
中で出された精液がとろりと腿に垂れたがそれに気付く余裕もなかった。
135新人警官(撮影会):2005/07/28(木) 09:06:28 ID:icp6R8zf
きょうはここまでで

これから仕事ですので5thの返事も夜に
136風と木の名無しさん:2005/07/28(木) 13:13:44 ID:Evh5GyW6
撮影会ハァハァ…!結局中でまわされるのでつね…。
覚えたっつのがツボ!
137風と木の名無しさん:2005/07/28(木) 14:42:20 ID:MZcNR4kB
(*@Д@*)ハァハァハァハァ/ヽア/ヽア/ \ ア / \ ア
撮影会!萌え…っ
138風と木の名無しさん:2005/07/28(木) 14:42:42 ID:F8xMPe2w
>118タソ乙。
漏れは今のパソには4th〜のログあります。


新人警官タソ、乙&仕事ガンガッテ。
また萌えを頼みます。
139叔父さんの研究所2(1/7):2005/07/28(木) 20:00:07 ID:CPfGMtu5
ぬらぬらぷるぷるのアメーバを乗せた台が迫ってくる。
裸にされ、アームで両手足と腰をつかまえられたまま、オレは泣きわめいた。
「放せ、放せーっ!!気持ち悪いよぉ!オレ、触手系は大嫌いなんだってばー!」
「夏樹、アメーバの場合は触手とは言わない。偽足だ」
「知るかぁ!!やめろーっ!…やめなきゃ、母さんに言いつけてやる!!」
すげーガキ臭い台詞だけど、巨大アメーバにへばりつかれるよりは、一生マザコンと
呼ばれる方がまだましだ。オレは泣きわめいた。
でも叔父さんには、通じなかった。
「うん、ぜひ姉さんに言ってくれ。学校の友達にも」
「へっ?」
「みんなもっと、稀少生物の保護研究に関心を持つべきだ。夏樹、みんなを啓蒙して
ほしい。無駄に体液をティッシュに吸わせて捨てるくらいなら、有効に使えと。新鮮な
エサの不足に苦しんで、合成飼料で我慢している生物達が、無数にいるんだ」
…叔父さん。何をマジな顔で語ってるんだ、アンタ?
オレに学校で、『アメーバに体液を与えましょう』運動をやれって?友達、なくすよ。
140叔父さんの研究所2(2/7):2005/07/28(木) 20:00:56 ID:CPfGMtu5
…って、そんなこと考えてる場合じゃなかったぁっ!!
「夏樹。アメーバの上に寝転ぶ形で、おなかから行くか?それとも座る感じで、尻から?」
叔父さんが尋ねてきた。コーヒーと紅茶とどっちにする、みたいな口調で。
「冗談じゃない、どっちもイヤだーっ!」
「わかった」
意外なことに、叔父さんは軽く頷いた。
アームが勢いよく動いて、オレは、宙吊り下向きスタイルにされた。
頭を少し下げて、腰を上げた体勢。まるでプールの巨大滑り台を、うつぶせになって、
頭からすべり降りるような…って、まさか、この格好は!?
「じゃ、顔から行こう。夏樹」
「ぎゃああああ!」
アームが下がる。そのまま顔からダイブ──かと思ったら、アメーバから50センチの
ところで、ぴたっと止まった。
「え?」
助かった、のか…?
141叔父さんの研究所2(3/7):2005/07/28(木) 20:01:38 ID:CPfGMtu5
…んなわきゃなかった。真上で止められて、オレの涙が、ぽたぽたアメーバの上に落ちた。
途端にアメーバが、何本も偽足を伸ばしてきたんだ!
「よ…よせよっ!やだあぁっ!!」
見た目通りの、ぺたっとした感触。頬、顎、喉…何ヶ所もへばりついた。
涙を追いかけるように、ゼリーが目元へ這い上がる。オレは必死で目をつぶった。
叔父さんの声が聞こえた。
「やはり水分に反応するか。…夏樹はすごいな、何もなしで涙を出せるなんて。私は
タマネギを使ってやっと出したのに。今度は洟水を頼む、できるだけ濃いのを」
…そんなに都合よく出るかーっ!
「キモイ!キモイってば!助けろよ、叔父さん…んぶぅうっ!?」
オレはバカだ。
顔中をゼリーに這い回られているのに、大口を開けてわめくなんて。
「んむっ…う、ぅーっ!!」
ゼリーの塊が、口いっぱいにもぐり込んできた。
キモかったけど、それ以上に苦しい。オレは、夢中で噛み切ろうとした。
142叔父さんの研究所2(4/7):2005/07/28(木) 20:02:27 ID:CPfGMtu5
なのに切れないんだ。ずるずるで液体っぽいくせに、いざ噛み切ろうとすると、歯を
押し返すくらい弾力がある。こんなの詐欺だ。
生臭みや異臭はなくて、味のないゼリーを口の中へ押し込まれた感じ。
…でも自分で動き回るゼリーなんて、イヤだあ!
「う、ぅっ…んっ…む、ぅんっ…」
目元や頬を這い回っていた分も、口へ殺到してくる。顎が外れそうだ。
まさか胃の奥まで入るつもりじゃないだろうな?それだけは、やめてくれ…!!
…あ。…奥へは、行かないみたい。ちょっとだけ、安心。
それはいいけど、口の中をくすぐるみたいに、にゅるにゅる動いてキモイ…えぇっ!?
よ、よせ!舌にからむなっ!
これじゃ、アメーバとディープキスしてるみたいじゃん!
やだって!…オレはまだ、女の子とまともにキスしたこと、ないのに。幼稚園の時に、
すみれ組のメアリーちゃんと、チュってしただけで…。
あ、ぁっ…よせよぉ…そんな、舌にからんで…裏側を、こするなんて…んっ…。
何なんだ…体が、ヘンな、感じ…おかしいよ、こんなの…。
143叔父さんの研究所2(5/7):2005/07/28(木) 20:03:19 ID:CPfGMtu5
「水分には強く反応。しかし汗、涙などはあまり好まず、探索活動を活発に行い、口腔へ
到達。…きっと汗や涙には、養分が少ないんだろうな」
叔父さんの声がする。
目を開けたら、強化ガラスを挟んだ真正面に叔父さんがいた。
アメーバを頬張らされて、限界まで開いたオレの口を、じっと眺めてる。右目の観測
スコープが点滅した。
「舌の裏側に集中している。同じ唾液でも耳下腺より、顎下腺や舌下腺由来の、粘稠な
唾液を好むようだ。…奥へは行かない。気道や食道の分泌液には用がないわけか」
「う、ぅむうぅ…んん、ぅっ…!!」
オレはアームでつかまえられた手足をばたつかせ、必死に目で訴えた。
アメーバが口いっぱいにもぐり込んでるんだ。このままじゃ窒息しちゃうって。
「どうした夏樹、苦しいのか?」
オレは一生懸命に頷いた。
「心配ない。腕と足のアームから、無痛針が夏樹の血管に入って、酸素と水分を供給して
いる。気道を塞がれても窒息はしない」
144叔父さんの研究所2(6/7):2005/07/28(木) 20:04:29 ID:CPfGMtu5
…なんで、そういうところは用意周到なんだ、叔父さん!!
「それにこの亜種は、結構頭がいいようだ。ある程度唾液を貪ったら、もっと養分の多い
餌がないか、移動して探し回る。そのうち口から離れるはずだ。…ほら」
ずるり。
台の上から伸び上がって、オレの口に入っていたアメーバが、動いた。
でもオレから離れたわけじゃない。
まだ少しは口の中に残ってるけど、不定形の体をゆーっくり伸ばして、汗まみれになった
オレの体の表面を、喉、胸、腹と、広がりながら動いていく。
…腰を拘束してるアームを乗り越えて、下半身へ。
「あぁっ!?…く、来るなぁ!!」
ようやく自由になった口で悲鳴をあげた時、アメーバはオレの股間にたどり着いていた。
「た、頼む、叔父さん!もう、やめさせ…あっ、ふ…ひぁっ!」
オレは水平うつぶせで宙吊りにされたまま、情けない声で叫んだ。
「は、ぁっ…んっ!こ、こんなの…ぁ、ふぅ、んんっ…」
ずるずるのゼリーが、オレのアソコを…あぁっ…袋とか、竿のまわりを、這い回って…。
145叔父さんの研究所2(7/7):2005/07/28(木) 20:05:15 ID:CPfGMtu5
このっ…しつこいぞ!離れろ!…やめろったら、なんで包み込むんだよぉ!?
「夏樹は包茎なんだな。16歳じゃ無理もないが…仮性か、真性か?」
叔父さんの声がした。椅子を動かして、オレの後ろ、ちょっと下から、覗き込んでる。
バカヤロー、恥ずかしいこと訊くなっ!!てか、真面目顔で観察するな、変態!
…あぁっ!?
叔父さんに気を取られてる間に、アメーバが…オレの尻に!!
ちゅるっ、と肛門を撫でて…くにゅくにゅして…ちょっとずつ、広、げ…やっ、ぁ…。
「あっ!?た、助けてっ!…やっ、あぁ!…ひ…入ってくるうぅっ!」
生ぬるく、濡れたゼリーが、オレの尻へもぐり込んだ。
最初はほんの少し。
続いて、ずるずるっと量が増えて…オレの、中へ…ああぁ!!
ぬるぬるで、やわらかいから、痛くはないけど…気持ち悪い。
こんな…尻から、ヘンな物が入ってくるなんて…あ、くぅっ…ふ、増えてる…っ!!
オレは首を曲げ、後ろにいる叔父さんを見て、必死で頼んだ。
「止めてくれ、助けてっ!!ああっ…奥へ、来てる!どんどん入ってくるよぉーっ!」
146風と木の名無しさん:2005/07/28(木) 20:06:35 ID:CPfGMtu5
今回はここまでです。

118さん、まとめサイト乙です。
新人警官さん、撮影会を楽しみにしてます。
147風と木の名無しさん:2005/07/28(木) 21:05:23 ID:eMuMtwU8
>146
研究所さん乙です!
触手にも叔父さんの天然(?)っぷりにも(*´Д`)ハァハァ
148風と木の名無しさん:2005/07/28(木) 21:06:39 ID:yp/hUeqX
新人警官タン
乙です!年下の子供たちにどこまでもやられちゃう新人君萌え(*´Д`)

研究室タン
乙です!
冷静なおじさんがマイカプの攻にそっくりでハァハァします(´∀`*)
149風と木の名無しさん:2005/07/28(木) 21:08:47 ID:IZ5Fquf8
新人警官タソ、研究室タソ乙!
撮影会もアメーバ侵入も楽しみに待ってるノシ
150114:2005/07/28(木) 21:31:50 ID:jnmUElwU
>118
優しいご主人様キテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
一生ご奉仕いたします。ありがとうございます。
151118:2005/07/28(木) 22:51:16 ID:BedmPyzM
>120
みみずんキャッシュ教えてくれてありがとう。拾ってきました。
>121
モデム行方不明でダイヤルアップできず。
見つかったら見てみます。
>123
5thいただけますか?可能でしたらdatでいただけるととても助かります。
メルアド取りましたのでよろしくお願いします。
152123:2005/07/29(金) 08:46:29 ID:lVijJKQm
>118
送りました
確認してください
送れていなかったら連絡下さい
153118:2005/07/29(金) 11:45:32 ID:fNPoiNxE
>152
到着しました。過去ログコンプリートできました。
ありがとうございます。更新しました。

作品別まとめに入りたいと思いますが、過去ログ読むと
まとめて欲しくない方もいらっしゃるようでちょっと悩んでます。
>151とサイトでメルアド晒してるんで連絡はいれば対処しますが
2年前とかだともう、ここ見てない人もいるだろうし。
時間を稼ぎつつしおり作成からぼちぼちやってみます。
154風と木の名無しさん:2005/07/29(金) 11:56:33 ID:Yl4nHqJy
118さん、乙です。
155新人警官(撮影会)12:2005/07/29(金) 21:55:10 ID:lVijJKQm
>134
続きです


「そこに跪け」
中に入るなり命令された。
「中でやりたいんだろ?」
ずり落ちそうになるズボンを押さえながら明彦は待合いの床に跪いた。
明彦の目の前に池山が立った。
「お願いしろよ。チン○しゃぶらせて下さいってな」
池山は明彦が捕まえた痴漢だ。池山にはその腹いせにと他の連中よりも酷いことをされた。
身体に残る痣や傷のほとんどは池山がつけたものだ。
明彦は緊張で身体が強ばった。
「い、池山様のチン○をしゃぶらせて下さい」
明彦は池山の機嫌を損ねないようにおどおどと頭を下げると、
池山の前を開いて飛び出してきた怒張を咥え、舌を動かし始めた。
「おまわりさんが制服姿でフェラしてるのって結構クルもんがあるなー」
「だろ?」
裸以上に恥ずかしい。
普段の格好のまま淫猥な行為をさせられることがこんなにも恥ずかしいとは思わなかった。
156新人警官(撮影会)13:2005/07/29(金) 21:56:03 ID:lVijJKQm
自分の職業を冒涜しているようでいたたまれない。
いくら犯されることに慣れたとは言っても、羞恥は勤務外の時比ではない。
ズボンがずり落ちるのが気にかかる明彦は時折ベルトに手を伸ばし引っ張り上げる。
「ほら、しっかりしゃぶれよ。無精してねえで手も使え」
池山は明彦の髪を掴んで揺さぶった。
明彦は怯えた目で池山を見上げると手を添えて擦りながら
唇や舌を使って懸命に『奉仕』を続けた。
ズボンがずり落ちて尻が丸出しになった。
下着が下げられたままなので割れ目が半分覗いている。
上がネクタイまできっちりしているのでその姿はかえって滑稽だった。
「自分でパンツ下げてチ○ポ扱いてみ?」
色々とアングルを変えながらビデオを撮っている少年が命じた。
辱めるためだけの命令も明彦に拒否する権利などない。
半泣きで明彦は躊躇いがちに下着を下げて自身を握り、ゆるゆると動かした。
衆人環視で男をしゃぶりながら自慰をしている自分のあまりの醜悪さに涙が溢れてくる。
口を犯している池山の腰の動きが早くなる。
「んっ…んんっ、ん…」
喉を突かれて明彦は苦しそうに眉を寄せた。
口に注がれると思った瞬間引き抜かれ、生温かい物が顔にかかった。
157新人警官(撮影会)14:2005/07/29(金) 21:57:30 ID:lVijJKQm
「いーい顔」
携帯のフラッシュが光った。
「アキちゃんの携帯にも送っといてあげるねー」
杉山は両手に携帯を持って、操作すると明彦に携帯の画面を見せた。
そこには口を半開きにして呆けたような明彦の顔が白濁にまみれて画面いっぱいに映っている。
「ほら、見ろよ。すんげえエロい顔」
自分の顔の猥褻さに思わず顔をそらした。
「アキちゃんの携帯、何もなくてつまらないからこれで待ち受け設定しといてやるよ」
「や、止め…て」
「データが消えてたり、待ち受け変わってたりしたらお仕置きだかんね」
「そ、んな……」
明彦は真っ青になった。
そんな恥ずかしい画像を誰かに見られたりしたら終わりだ。
「お願いします、赦して……」
「こっちこっち」
顔にかけられた精液をろくに拭う間もなく明彦は
待合いの長椅子に腰掛けた木村に背面座位で貫かれた。
「ズボン邪魔だな。抜くか」
「片足だけでいいだろ、全部脱がすのめんどくせえ」
右足の靴を脱がされ、下着ごとズボンを片足抜かれて目一杯脚を開かされた。
「交番の中でセックスするのが大好きなんだろ? もっとがんばって腰振れよ」
木村はぐいっと明彦を突き上げた。
「あうっ…!」
158新人警官(撮影会)15:2005/07/29(金) 21:58:43 ID:lVijJKQm
「扱いてやるよ。優しくしてやるって約束だったからな」
木村はローションで濡れた手で明彦を扱き、親指で鈴口を弄る。
「ああぁ……あっ、あっ……んっ!」
自らの手淫によって中途半端に勃ちあがった明彦自身は
前と後ろの両方からの刺激にあっという間に張りつめる。
「相変わらずいい声でヨガルなあ」
「そーそー、もっと気持ちよさそうに腰振ってー」
眩しいほどにフラッシュが光り、シャッターの音が連続して鳴る。
「ああっ……はっ……あぁっ……」
明彦は身をくねらせて喘ぎ続ける。
「っ……も…う……」
明彦が今にもイキそうになると木村は手を止めた。
「あ、ああ……」
寸前で止められた明彦は思わず不満げなため息を漏らしてしまった。
159新人警官(撮影会)16:2005/07/29(金) 21:59:26 ID:lVijJKQm
「さっきパトカー汚したみたいに床も汚すとマズイだろ? 縛ってやるよ」
前にいる小野がさも親切だろうと言わんばかりで
明彦のネクタイを引き抜くと張りつめた明彦自身を陰嚢ごとまとめて縛った。
パトカーで達してしまい自分の精液で汚したことを指摘されて明彦は
耳まで真っ赤にして情けない顔を肩に埋めた。
「途中で止めて悪かったな。さっき不満そうな顔したから、これからは思い切り可愛がってやるよ」
そらとぼけて言うと木村は再び濡れた亀頭を責め立て、乳首を嬲る。
「アアッ……ひぃっ…ああっ! ああっ! やっ、やめっ…!」
射精を禁じられた明彦は悲鳴を上げて身悶えた。
「おまわりさんはネクタイも決められてるからな。
チ○ポに絡まってるのがそのネクタイだってのがわかるようにな」
「わかってるって」
喉を仰け反らせて苦しげに喘ぐ表情、根本をネクタイで縛られて先走りの滴る明彦自身。
深々とペニスに穿たれたアナル。それらは次々とカメラに納められていく。
160新人警官(撮影会)17:2005/07/29(金) 22:00:36 ID:lVijJKQm
「ほら、こっちの壁に手ぇつけ」
木村から解放されると今度は立たされて、警察官募集のポスターのすぐ横の壁に押し付けられた。
ポスターの中で斜め上を見てポーズしている制服の男女が目に入り、
気恥ずかしくなって目を伏せた。
「遠距離でも一つ撮っとくか。建物が入ってたほうがいいだろ」
「外からじゃ、顔なんかわかんないじゃん」
「だから、セットなんだよ。外から交番でヤってるってのを外から撮っといて、
次にこいつのハメ撮りがアップで来るってワケ」
カメラをかかえた少年が出ていった。
それを目で追うと、表の歩道を人が歩いているのが目に入った。
気付かれるはずもない距離だが明彦はいたたまれずにサッと目を逸らして顔を俯けた。
「奥で、せめて、奥で……」
誰に見られるかも判らない場所では許して欲しかった。外からも丸見えだ。
「え? なになに? 奥を責めて欲しいって? こーのド・ス・ケ・ベ」
杉山が笑って明彦の腰を引き寄せ一気に突き入れた。
「違っ……うっ……あ、あああっ」
「こいつの写真ポスターにした方が人集まるんじゃねえの?」
勝手なことを言い合う声を聞きながら、明彦はこのみっともない姿を
誰にも見られないことをただひたすら祈り続けるのみだった。
161新人警官(撮影会)18:2005/07/29(金) 22:01:32 ID:lVijJKQm
「はぁっ…はっ…く…くるし……」
弄ばれて刺激を受けるだけでイカせてもらえず、切なく昂ぶる一方の身体を持て余し
明彦はただ熱い息を吐く。
「苦しい?」
杉山が明彦を貫いたまま不意に優しく抱きしめて耳元で囁いた。
「イキたい?」
明彦は焦点の合わない目で中空を見つめ、ただコクコクと肯く。
「ネクタイ邪魔?」
杉山は明彦の耳をゆっくりと舐め上げる。
「外して欲しい?」
「は、はずして……」
「イカせて欲しい?」
「い、か、せて……」
ただオウム返しに杉山の言葉を繰り返す明彦。
「外したいよね?」
外したい、外したい、外したい……。
162新人警官(撮影会)19:2005/07/29(金) 22:02:29 ID:lVijJKQm
はあっ、はあっ、と短く息を吐きながら何かに操られるかのように
明彦は震える手をネクタイに伸ばし、手を掛けた。
「だけど、まだまだなんだなー」
杉山は笑って明彦の手首をネクタイを解く寸前で掴んで後ろにねじり上げた。
「アアッ! いっ、痛い!」
肩の関節が外れるかと思われたほどの激痛に明彦は悲鳴を上げた。。
杉山は足元に絡まっているズボンからベルトを引き抜くと明彦の両腕を後ろで拘束した。
「イクのはダメだけど、扱くのはOKだから。いいよ、扱いても」
「杉山、手を縛られてちゃ扱けねえだろ」
冷静なツッコミが入る。
「ああ、そっか。悪い、悪い、アキちゃん。そんじゃ、代わりにオレが扱いてやるな」
杉山は明彦のペニスを握ると激しく上下に手を動かした。
「ひぃっ、ああああーーーっ! や、やめっ、ゆるし……った、たすけ……て」
明彦は狂ったように髪を振り乱して泣き叫んだ。
163新人警官(撮影会):2005/07/29(金) 22:04:32 ID:lVijJKQm
今日はここまで、続きは後日に
後1回の投下くらいで終わる予定です
164風と木の名無しさん:2005/07/29(金) 22:10:03 ID:Syez/qei
>>163
(;´Д`)ハァハァ乙です…杉山GJ…(;´Д`)ハァハァ
165風と木の名無しさん:2005/07/29(金) 23:33:23 ID:+ZxLaB9+
(*´Д`)ハァハァハァハァ/ヽア/ヽア/ \ ア / \ ア
交番の側を通るたびに有らぬ妄想をしてしまいそうだ。
166風と木の名無しさん:2005/07/30(土) 02:22:06 ID:dri+Uylk
GJ…(;´Д`)ハァハァ
近所の交番に駆け込んでしまいそうだ…
いつもおっちゃんしかいないけど…
167風と木の名無しさん:2005/07/30(土) 10:29:42 ID:02JDS3RI
ウオオオオオオオオ禿げた…禿げ萌えた………ハァハァハァ…
アキタンがんばれ!!
作者タンもがんがれ!!!そしてありがとう!!
168叔父さんの研究所3(1/6):2005/07/30(土) 12:11:55 ID:l61oQrPn
叔父さんが首を傾げた。かけてる眼鏡の右目、計器付きスコープが、ちかちか光る。
「大丈夫だ、夏樹。まだ7センチしか入っていない」
「まだ!?」
「結腸の細胞には、このアメーバにとって、不快な成分が含まれているらしい。必ずS状
結腸の前で止まる。際限なく上行して口から出てくる、なんてことはありえない」
「き、気色の悪いことを想像させんなっ!」
「入っていっても、直腸までだ。安心して、腸液を分泌してくれ」
できるか、バカー!アンタには、人の心がないのか!?
…ひぁっ!?
う、動いてる!オレの中で、前後に…行ったり、来たり…しかも、なんか、アメーバが
固くなってきた…どうしてこんなに、弾力みちみちになるんだよ!?
「やっ…やめて、くれっ…あっ、あ、あっ…ひぅ、くぅうんっ!」
「直腸の粘膜をさかんに刺激してるな。腸液分泌を促すための行動か、それとも…
夏樹。ちょっと体の向きを変えるぞ」
仰向けに、ひっくり返された。
169叔父さんの研究所3(2/6):2005/07/30(土) 12:13:56 ID:l61oQrPn
うわっ…頭を起こしたら、叔父さんと、まともに目が合う位置。
「あっ、はぅっ…ん…や、やだよぉ…んぁっ、ん…くぅ…」
それなのに声を、止めらんない。
だって、オレの中では、今も…ぬちゅぬちゅ動いてて…あ、ぁっ…畜生!
恥ずかしいし、悔しいのに、体がほてってヘンな感じで…どうしたらいいんだよ、オレ。
叔父さんは平然として、ただオレとアメーバを観察してる。はぁはぁされるより、マシ
かも知んないけど…やっぱりイヤだぁ!
「もう少したくさんのアームで体を支えないと、夏樹が苦しいな。心拍も呼吸も乱れて
いる。補助しよう」
両手足と腰をつかまえていたアームの、支柱の部分から、何本も細いシリコンチューブが
出てきた。箸くらいの太さで、くねくね自由に動くヤツ。
オレの脚に素早く巻き付いて、折り曲げさせた。腕を上に引っ張って、背中や頭を後ろから
支えて…えぇっ!?
空中で、両手バンザイのM字開脚!?
「お、下ろせぇ!…なんつー格好させんだよ!?この変態!!」
170叔父さんの研究所3(3/6):2005/07/30(土) 12:14:58 ID:l61oQrPn
「夏樹。人類は変態しない。変態を行う地球生物は、おもに昆虫類や甲殻類で…」
「そんな話はしてないー!!…イヤだ、見るなぁ!」
「泌尿器、生殖器、肛門を見るには、これが普通だ。産婦人科の診察はこういう姿勢だぞ。
知らないのか?」
この人はアホか。なんでオレが、産婦人科の診察風景を知ってるなんて考えるんだ?
「補助のチューブで支えたことだし、この体勢でも大丈夫だな?メインアームだけじゃ
苦しかったろう、悪かった」
叔父さん。アンタ、気遣いの方向を間違ってる。
「もう、勘弁してくれよ…ぁ、あぅっ!く、あぁーっ!!」
急に体が動いたせいか、アメーバは一時だけ静かにしていた。
なのに、またオレの中で、動き出した。もう台から離れて、まるごとオレの下半身に、
べったりへばりついてる。
叔父さんの座ってる椅子が、ドームのそばへすうっと近づいてきた。
オレの股間を、斜め上から覗き込める位置へ。…イヤだ、見るなったら。恥ずかしいだろ…。
「よかったな、夏樹。真性じゃないんだ」
171叔父さんの研究所3(4/6):2005/07/30(土) 12:15:34 ID:l61oQrPn
え?
…うげっ!
なぜ!?なぜオレってば、こんな状況で勃ってんの!?
尻に注意が向いてて気づかなかった。
確かにさっきから、まとわりつかれて、こすられてるけど…でも、こいつはアメーバで…。
こんなの相手に、勃つって…死にたい。自分で自分が恥ずかしい。
叔父さんの声がした。相変わらず事務的な口調だ。
「仮性包茎は、普段から剥くようにしておくと、成熟が早いぞ」
…余計なお世話だ!
くっそぉ。自由になったらまず初めに、叔父さんを殴る。絶対殴る。
でも今は、それどころじゃ…。
尻に入ったアメーバが、ぐにゅぐにゅ動いて…そ、そこは、よせっ…ん、ぅっ!
あぁっ、そこ、そんなふうに押されたら…だ、だめだ、やめてくれってば!!
オレ…オレ、ヘンだ。おかしくなっちゃうよぉ!!
「…やはり、直腸への刺激が勃起を促すことが、わかっているのかな?」
172叔父さんの研究所3(5/6):2005/07/30(土) 12:16:28 ID:l61oQrPn
何だよ、それ?
そういえばさっき叔父さんは、こいつは体液の中でも、養分の多い液を好むって言った。
つまり精液なんてのは、ヤバイくらい御馳走なわけか?
それで、さっきから、オレをしごいてんのか!
あ、ぁ…だけど、自分の手より、すげー、気持ちいい。濡れて、ぺちょぺちょやわらかい
感触が…袋とか、竿のまわりとか、エラのとこを…ぅ、くぅんっ…。
オレ、まだ経験ないけど、フェラチオって、こういう感じなのかな?
…ひゃ!な、何!?鈴口のとこへ…?
「…ああああぁっ!!」
狭い穴へゼリーを注入される感覚に、オレは悲鳴をあげた。
忘れてた。
こいつはアメーバだ。どうにでも形を変えられる。
亀頭を包み込んでたゼリーの一部が、細く細くなって、尿道の中へ入ってきた。
「あっ…やっ、やだぁーっ!気持ち悪いーっ!!」
尻の時と一緒で、痛くはないんだ。…だけど、ひたすら違和感。
173叔父さんの研究所3(6/6):2005/07/30(土) 12:17:39 ID:l61oQrPn
ヘン…ヘンだよ。肉に穴を開けられてるみたい。
「あうぅっ…はぁ、はぁっ…あ、ぁ、ぁ…」
「最長侵入距離は…7.2センチか」
ガラス越しに、叔父さんがこっちを見てる。
右目のあのスコープは、多分、透視機能付きなんだ。あれでさっきから、オレの尻や尿道に
アメーバがどのくらい深く入ったか、計測してるんだろう。
オレはもう、死にたいくらい恥ずかしい気分なのに、叔父さんときたら、リトマス試験紙を見る
ような目で、データを取ってるんだ。
「オオミズスイアメーバの特徴通り、偽足をあまり細くはできないんだな。尿道への侵入が
精一杯だ。しかも細くなると、切れやすいから、ある一定の長さで止まってしまう」
言われてみれば、尿道への侵入は止まってる。
「しかしこれでは、精嚢どころか前立腺にも届かないが…さて、どうする?やはり、刺激
するのかな?」
「…やはり?」
この言葉、前にも聞いたぞ。誰かオレの前に、実験台にされたヤツがいるのか?
174風と木の名無しさん:2005/07/30(土) 12:18:54 ID:l61oQrPn
今回はここまでです。次で終わる予定です。

以前、新任教師の続きを、と言ってくださった方、ありがとうございます。
自分でも続きがむくむく頭に湧いてきて、書かずにはいられない状況です。しかし、
・鬼畜風味が薄まる
・2chのSSとしては、あまりにも長くなりそう
この2点から、新任教師の続きは、ここで投下するには不向きと判断し、自分のサイトを
作りました。ですから、今後ここで、教師の続きを書くことはありません。
校内編をラストまで書けた上、サイトを作る根性が出たのは、応援レスのおかげです。
本当にありがとうございました。

以上、スレ汚しなカキコですみません。
175風と木の名無しさん:2005/07/30(土) 12:22:59 ID:5dbf4vDG
>>174
。゜(つД`゜)゜。
ここが2chじゃなければ…!
176風と木の名無しさん:2005/07/30(土) 12:51:08 ID:TIZ9Xqeu
>>175
泣かない。カウンタ回しに行けばいいことではないか。

新任教師さん、新サイト乙。たまには投下もよろしくですよ。
177風と木の名無しさん:2005/07/30(土) 14:43:36 ID:0hgrFBTY
サイト見つけてこっそり覗きに参りますです!

ちょっと叫ばせていただきます。
( ゚Д゚)ノ<前回の鬼畜陵辱モノも今回のコミカルなモノも、大好きだー!!
178風と木の名無しさん:2005/07/30(土) 20:09:40 ID:L4N20RVI
どうやって探せばいいのだろう・・・。
今まで自サイト開設で去っていった神のサイトを探せた例がない・・・。
(´Д⊂ モウダメポ
179風と木の名無しさん:2005/07/30(土) 20:26:31 ID:vgg2uDRZ
だ、誰かサディストタンの行方を知ってる人はいないか…!(つД`)
具体的な場所を教えろとは言わん、せめてサイトがあるのかどうかだけ…
探せど探せど見つからないんだ…
泣きたい(つД`。)'。
180風と木の名無しさん:2005/07/30(土) 21:00:31 ID:pzPA3t0K
>>178
私もです。。


           ∧∧
           /⌒ヽ)
          i三 ∪
         〜三 |
          (/~∪   
        三三
      三三
    三三
181風と木の名無しさん:2005/07/30(土) 21:01:01 ID:GK/g4ItL
>178
激しく同意

サイト開設した方は、したらばか纏めサイトの方に手がかりヒントを
残して欲しい
でも、定期的に湧く荒らしを考えるとなぁ………(つД`)

ヒントが無理なら、せめてどっかの検索サイトに登録してくれー!!
182風と木の名無しさん:2005/07/30(土) 21:31:28 ID:bTxdaf69
検索サイトでここの投下者のサイトを偶然見つけて嬉しかったけど、
リンクを何気なくみると、ここの投下者が紹介されてて、これがまた
私の好きな投下者の方々だったので嬉しかった。
なので、とりあえず頑張って一人見つければあとはリンクをたどれば
大丈夫…かも。頑張れ。
183風と木の名無しさん:2005/07/31(日) 01:35:39 ID:C2kX42VV
その偶然がなかなかない・・・
せめてヒントだけでも!の気持ちは禿同
184風と木の名無しさん:2005/07/31(日) 03:30:29 ID:3sS4zyu3
次回最終回という叔父さんでコソーリ手がかりを挿入て欲スイ…
これぞというキーワードを一つだけでも…!
185風と木の名無しさん:2005/07/31(日) 19:16:18 ID:neCDXcqi
新人警官の続きはまだなのかーーー!!
早くカモーンハァハァハァハァ
186風と木の名無しさん:2005/07/31(日) 19:49:36 ID:VaOY9iKh
オンラインゲームはマダー?
あれも触手だったよねハァハァ…
187新人警官(撮影会)20:2005/07/31(日) 20:23:56 ID:auo50yV3
>162続き

その後、奥に連れ込まれて更に何人かに犯された。明彦の机で、来客用ソファーで、そして床で。
そろそろ谷田が帰ってくる時間だ。
お客さんは受付の札で帰ってもらえても、谷田はそうはいかない。こんな所を見られたら……。
明彦は焦った。
「も、もう許してください。時間が……。もう、すぐ帰って来るんです……」
「誰が?」
「もう一人……、書類を届けに行って、だから……っ」
「お前さー、いい加減気付けよ」
誰かが笑いながら呆れかえった様な声を出す。
「え? 気付くって、何を……」
明彦には彼らが何のことを言っているのか全く解らない。
「来たばっかの新米警官に一人で留守番なんてフツーさせねえって。
それに、二人一組でパトロールしてるんだから途中で一人いなくなったら
おかしいと思われるだろうが」
「お前、今まで何回行方不明になってるよ。気付かれてねえと今まで本気で思ってたのか?」
「え、で…でも」
確かに何か変だとは思ってもそれが何を意味するのかまだわかっていない様子だ。
「まーだわかんねえ? 帰ってくるはずのもう一人って誰よ。
あんたいつも誰と組んでるんだ?」
188新人警官(撮影会)21:2005/07/31(日) 20:24:40 ID:auo50yV3
そういえば、と思い返す。
明彦が坂本に声を掛けられるのはいつも谷田と組んでいる時だ。
それに、今日でも谷田と二人で勤務だった。
「ま、まさか……谷田先輩が……?」
「先輩か。確かにな」
意味ありげに含み笑う。
「別の意味でも『先輩』だ」
「別の意味って……」
「今頃はあいつも黒竜会の組事務所でいつもの『オシゴト』やってるだろ」
坂本が言う。
オシゴト……? 別の意味?
反芻してハッと目を見開き弾かれたように明彦は坂本を見返した。
「お、やっと解ったみたいだな」
189新人警官(撮影会)22:2005/07/31(日) 20:25:16 ID:auo50yV3
谷田は明彦がここに来る前から今の明彦と同じように坂本達にレイプされ続けていたのだ。
「タニちゃんもなかなか良かったけどな」
「ちょっと飽きてきたんで、今度の卒配やらしてくれたら助けてやるつったら、
あいつ大喜びでお前を差し出したぜ」
「でもまーアニキに目ぇ付けられたのが運の尽きっての?
俺らからは助かってもアニキからはお呼びがかかるって訳。サツ内の情報も取り放題だし?」
坂本の言う『アニキ』と言えばこの辺りをシマとしている黒竜会組員だ。
谷田が警察の情報をヤクザに洩らしてる?
谷田が明彦を坂本に差し出した?
谷田がヤクザの奴隷?
あの、谷田が……?
ハッと一つ思い当たった事があった。
電車で痴漢を捕まえた翌日、早く帰らせてくれたのは谷田だった。
そうだったのか……。
いい先輩だとしか思っていなかった谷田がまさかそんなことをしていたとは……。
聞かされても信じられなくて明彦は呆然とし続けるのだった。
「だから安心してケツ振ってな。なんかあってもたいていは『先輩』が何とかしてくれっから」
190新人警官(撮影会)23:2005/07/31(日) 20:25:58 ID:auo50yV3
「まさか、あんたが池山を捕まえるとは思ってなかったけどなー」
レイプされたのはてっきりその報復だと思っていた。
「ま、もちろん?そんな舐めた真似してくれたんだから、お仕置きがきつくなって当然だよな」
「あんたがあんな事しなきゃ、バージンってことでちょっとぐらいは手加減してやったのによ」
池山を捕まえなかったとしてもレイプはされていた。捕まえたことによって陵辱は酷くなった。
いずれにせよ明彦にとっては救いのない話だった。
「しっかし、よくこんなんで池山つかまえたよなー」
「池山がマヌケなんじゃね?」
「うっせえ、殺すぞ」
池山は仲間に向かって唸ると休む間もなく連続で犯され続けふらふらしている明彦を
机に腹這いにさせて突っ込んだ。
「お前、それ何発目だよ?」
「フェラ入れて3発目かな」
「あーずっりー、俺だって2回しかやってねえってのに。次俺な」
「何言ってる。お前抜かずの2発やったクセに」
191新人警官(撮影会)24:2005/07/31(日) 20:26:41 ID:auo50yV3
制服はほとんど服の機能を果たしてはいなかった。
上着とカッターシャツは袖だけを通しただけで前は全てはだけられ、
ズボンは下着と共に片方の足首に絡まっている。両腕は後ろ手にベルトで拘束され、
靴も片方しか履いていない。
池山はほとんど自慰と変わらない動きで明彦の中に射精するとずるりと自身を抜き、
ぐいっと顔を掴んで上を向かせ、抜いたそれを明彦の目の前に突きつけた。
「舐めろ」
明彦は言われるままに僅かに開いた口から舌を出してぺろぺろと舐め清める。
自分が何をしているのかを自覚しているかどうかも怪しい様子だった。
さらに数人に犯された明彦は動く気力すらなくなり、ぐったりと机に身を預けている。
尻からは白濁が流れ足を伝い落ちる。
そこへ池山は机の上にあった明彦の警棒を突っ込んだ。
「アウウッ」
明彦は事務机に上体を預けたまま、うめき声を上げて背中を反らした。
「いいカッコだぜ、オマワリサン」
池山はぐりぐりと明彦への恨みを込めて警棒でそこを嬲る。
出し入れの度にグチュッグチュッと濡れた音が響く。
192新人警官(撮影会)25:2005/07/31(日) 20:27:17 ID:auo50yV3
「あ、あ、ああ…。や、やめて……っあぁ」
明彦は開いたままの口から断続的に漏れる声の合間に哀願する。
「もう一本持って来いよ」
奥から杉山が警棒を持ってきて池山に渡した。
きちんとしまってあるはずの物をどうして彼等は簡単に持ってこれるのか。
池山は明彦の後孔を広げるようにグイッと警棒を押し下げる。
そうしておいて空いた透き間にもう一本の警棒をすかさず突き入れた。
「ヒィッ! アアアアッ!」
一瞬裂けたかと思われる程ひきつれるような痛みに明彦は一際大きな悲鳴を上げた。
「ピンクのザーメンが出てきたぜ」
中が切れたらしい。
が、池山たちは気にするどころかかえって面白がって、もっと流れ出るように警棒を動かす。
「う、うごかさな……ヒィッ! ゆ、ゆる……て…くださ…いっ、痛いっ!」
涙と涎と、かけられた精液でぐしゃぐしゃになった顔に乱れた髪が張り付く。
193新人警官(撮影会)26:2005/07/31(日) 20:27:52 ID:auo50yV3
「三本目、行くか?」
杉山はもう一本持っていた。
「そーだな」
三本目の警棒があてがわれたのを感じ取った明彦はパニックになった。
「い、嫌だ、嫌だーーっ! む、無理です。ぜ、絶対。許して、許してえぇぇっ!」
泣き喚き、腰をくねらせてそれをなんとか避けようとする。
しかし、二本の警棒が刺さったままでは思うように動けない。
(壊れる!)
しかし、助けは意外な所から来た。
「止めとけよ。谷田みたいにガバガバになっちまったら楽しめねえだろが。
まだ一月も使ってねえってのに」
「……わーったよ」
坂本の言葉に不服そうにしながらも池山は三本目は諦めた。
「これで助かったと思うなよ。これからもじっくり苛めてやるからな」
池山が耳元で低く囁いた。
194新人警官(撮影会)27:2005/07/31(日) 20:29:26 ID:auo50yV3
「おらっ!顔上げろよ!」
坂本が明彦の髪を掴んで上向かせる。
「ヒッ! くぅっ」
明彦は痛みに顔を顰める。見上げるとカメラが見えた。
「いや、だ、もう、写真……いや…」
顔を必死で逸らそうとするが髪を引っ張られているので叶わない。
「杉山、ちょっと待て。こいつ表返しちまおう。」
一枚撮って、再びカメラを構える杉山を坂本は制した。
「ああ」
「木村手ぇ貸せ」
「も、う。許してください……」
明彦は虚ろな目でうわごとのように呟き、弱々しく抗う。
「大人しくしな。三本目突っ込まれたいか?」
明彦はその言葉だけで竦み上がってすぐに大人しくなった。
「これ邪魔じゃね?」
木村が尻に刺さった警棒を掴んで抜き差しする。
「あっ、ああっ!…やっ、やめっ……」
明彦は坂本と木村に両側から抱えられてまま髪を振り乱していやいやと頭を振った。
195新人警官(撮影会)28:2005/07/31(日) 20:30:03 ID:auo50yV3
二本差しで広げられる痛みに慣れると、それだけではない熱が奥から湧き上がって来て
明彦を混乱させる。
脚上げさせりゃいいだろ。こいつも入れときたいってさ」
警棒で刺激されるたびにピクンピクンと張りつめたペニスが揺れた。
「ち、ちがっ! ぬ、抜いて…抜いて」
「ほら返すぞ、せーの、よっ!」
坂本は明彦の抵抗など意にも介さずに木村とタイミングを合わせて仰向けに返し、床に寝かせた。
「ズボン邪魔だな。抜いちまうか」
靴を脱がされ、足首に絡まったズボンを引き抜かれた。
靴下ははいたまま、下着も左の足首に引っかかったままである。
M字に開脚させられ、尻の下に脱がされたズボン丸めて突っ込まれた。
「いや……嫌だ……。もう、止めてください」
警棒の刺さった尻と、ネクタイで緊縛されたペニスがはっきりと彼らの目に曝された。
「チンポもケツも丸見えだぜ」
笑って杉山は携帯カメラを向けた。
「待ち受けこっちでもいいな」
196新人警官(撮影会)29:2005/07/31(日) 20:30:40 ID:auo50yV3
池山は明彦の尻から生えた警棒を両手に持って左右に開いたり、前後に動かしたりする。
「ひいぃぃっ! い、痛い、痛いっ!お、おねがっ、いっあ、やめ……っ」
「ほら、アキちゃん。カメラ目線、カメラ目線」
泣いて痛がる明彦の顔を掴んで無理矢理カメラに向けさせる。
「そろそろ時間だな。最後にもういっぺんだけイカしてやるか」
根本を縛り上げられてから明彦は一度もイっていない。
「警察官が交番で警棒二本尻に突っ込んでザーメン噴いてる写真なんてウケそうだろ?」
「それ恥ずかしすぎ」
ゲラゲラ笑いながら少年たちは滑稽なほど狼狽える明彦を見下ろした。
「止めて、それだけは…許して……」
「心配すんなって。いつもみたいに顔半分は加工してやるから」
坂本が警棒に手を掛けた。
明彦は恥ずかしい瞬間がくる恐れに身を震わせ、しっかりと目を閉じる。
「お前、何期待してんだよ?」
坂本が明彦の様子を見てせせら笑った。
「俺らにケツ穴突いてイカせてもらえるとか思ってるぜ、こいつ」
「なんで俺らがお前みたいな淫乱奴隷を喜ばせてやんなきゃなんないんだよ」
明彦は口々に嘲笑われて、カアッと一気に顔が火照るのを感じた。
197新人警官(撮影会)30:2005/07/31(日) 20:32:03 ID:auo50yV3
「ほら手ぇ外してやるから、てめえでネクタイ解いて扱け」
「そんな……できな…っ」
少しでも躊躇いを見せると、坂本が二本の警棒を思い切り広げる。
「アアッ、アッ!やめっ……、やるっ……や、やりますっ、からっ!」
明彦は手をネクタイに伸ばして解き、両手で自身を握って扱いた。
「あ、っあ、ぅっく……ああ」
今まで堰き止められていた欲情は大きな奔流となって一気に明彦に襲いかかる。
「ああっ、あああーーーーっ!」
自分がどれほど浅ましい姿を曝しているかも、ここがどこであるのかも考える余裕すらなく、
カメラの存在も忘れて、明彦は激しく扱き立てて身体を仰け反らせ白濁を噴き上げた。
その瞬間部屋が歓声に包まれた。
明彦はそれをどこか遠い出来事のように感じていた。


誰かの携帯が鳴っている。
誰かがそれに出る気配がした。
『ああ、アニキ? え? ええ、いいの撮れましたよ。谷田とつがわせる?
いいっスね、ええ、……はい…』

薄れていく意識の中で明彦はそんな声を聞いた気がした。

(終わり)

長々と失礼しました
198風と木の名無しさん:2005/07/31(日) 20:37:48 ID:neCDXcqi
ウハーーーーーーーーーーーーーー新人警官タンおつです!!投下d!!
すげぇよ…谷田も怪しいとは思ってたけどまさかこんなふうに
絡んでくるなんて思ってなかった。

変に耽美じゃないところが大好きでした。本当にゴチですた。
これから警官見たらニヤニヤしてしまいそうだ…。
199風と木の名無しさん:2005/07/31(日) 20:50:59 ID:qCYYl5h2
新入部員タソマダ-?
200風と木の名無しさん:2005/07/31(日) 21:04:48 ID:junhYd21
新人警官神さん乙!!!!イイヨーイイヨー!!
もうだめだ…みんな…私は先に旅立つよ…
201風と木の名無しさん:2005/08/01(月) 00:49:42 ID:sZXmynTo
(・∀・)ニラニラが止まらん…好きだー
こっちは爽快なまでに完全鬼畜でいっそ清々しいや

集団レイプは同じでも先生の方は加虐者側の心情が入ったからか、どうにもチクチクするんよ、切ないんよ…

       ∧∧l||l
       /⌒ヽ)  ハァ〜´ `ヽ._. ⌒ ヽ._.ノ~` 〜…
     〜(___)     
    ''" ""''"" "''    人を何日にも渡って落ち込ませやがって…神め…まさにオーマイガー…or2
202風と木の名無しさん:2005/08/01(月) 18:39:02 ID:nG/Qa8td
どうやって検索すればいいのよ新任教師タソー!
差ーパラとか血眼で検索したけどむりぽ…
203風と木の名無しさん:2005/08/01(月) 19:38:55 ID:LtIUt6fN
>202
諦めずにがんがってみろ。目を使って探すんだ。
204風と木の名無しさん:2005/08/01(月) 19:54:02 ID:gIbmTipt
>203
うわっ、いきなり発見しちゃったよ!!
自分は>202さんじゃないけど、ありがとー!!
205叔父さんの研究所4(1/9):2005/08/01(月) 20:24:06 ID:gSyE1grY
そう思った瞬間、オレの尿道に入り込んだアメーバが動き始めた。
「くはぁっ!やっ、あ、ぁんっ…ぅうっ!!ひぁっ…」
外と内をこすられる。尻の中で、動き回られる。
しかも上半身に貼り付いてた部分が、オレの乳首にまとわりついてきた。
「や、やめっ…!オレは、乳なんか出ないって!なんで…ひぁあっ!」
「そこを刺激すると下半身からの分泌が多くなるせいだろう。前の女性で学習したようだ」
「なーっ!?」
アメーバに責められながらでも、聞き逃せない台詞だ。
「お、叔父さん!女の人にまで、こんな恥ずかしいことをさせたのか!?」
「データ整理のバイトに来た女性だ。彼女が、仕事が終わっても、この研究所にいたいと
言ったんだ。よく話を聞いたら、『好きなの。あたしを、所長の自由にしてちょうだい』
って言うし…アメーバ好きなら、エサやりに異存はないだろうと思ったんだが…」
…アホか!『好き』の対象が違う!
「暴れて機材を壊したし、データも結局取れなかった。それだけならまだしも、貴重な
アメーバを殴る、蹴る、引っ掻く。最低の嘘つき女だ。あげくに訴訟まで起こして…」
206叔父さんの研究所4(2/9):2005/08/01(月) 20:25:19 ID:gSyE1grY
「当たり前だ!!バカかよ!?…あ、はぁっ…んっ…ひああぁっ!!」
「顧問弁護士のラルフにも、同じように怒られたよ。女の言葉は信用するなって。…彼の
おかげで示談で片付いた。裁判に召喚されると、研究時間が減って、困るんだ」
…神様。
こんな変人に、普通人みたいな、いや、男でも見とれるような美貌なんか、与えないで
ください。資源の無駄です。それ以上に世間の迷惑です。
「彼女の時みたいに暴れちゃ困るから、念のためアームで拘束させて貰った。もう少しだ、
がんばってくれ、夏樹」
何ががんばれだ、ふざけんな。
…くそ。叔父さんが、ばさばさ白髪に尖った鷲鼻、落ちくぼんだ目なんていう、いかにも
マッドサイエンティストの顔でいてくれればよかったんだ。
そういう外見なら、オレだって警戒した。
天才で、すげー男前で、オレ…ホントいうと、叔父さんにちょっと憧れてたんだぞ。
だからバイトの話にも、飛びついたのに、こんな真似させやがって…。
…こんな、前も後ろも、気持ちい…ち、違う違うっ!!何考えてんだ、オレ!?
207叔父さんの研究所4(3/9):2005/08/01(月) 20:26:14 ID:gSyE1grY
叔父さんの声は続いてる。
「夏樹は男の子だから、信用しても大丈夫だろう?バイトの契約書にサインもしたし。
…あの女性が『自由にして』と言った時の映像か、せめて書面があれば、訴訟でも勝てた
のにって、ラルフが残念がってたんだ」
…弁護士ー!!ヘンな知恵を付けるなー!!
そう頭の中で思ったけど…思っただけ。
もうだめだ。言葉、出ない。
「あっ、や、ぁっ、ん…ひぁっ、あっ…くぅ、う!」
あ、ぁっ…どうしよう…。体がヘンだ。熱い。
どんなに否定したって、体が…どこもかも、すごく…気持ち、いいんだ。
「やぁっ…あ…も、やだぁ…ふぁっ!?やっ、そこ、はっ…!」
叔父さんに見られてるってわかってるのに、オレ、完璧、さかっちゃってる。
巨大アメーバに、舐め回すみたいに体中を責められて。尻と尿道を犯されて。…ああ、
また口の中にも入ってきた。ディープキス。
「はぁっ、ん…も…ダメ、イっちゃうよぉ…あ、ふぁっ、あぅんっ…!!」
208叔父さんの研究所4(4/9):2005/08/01(月) 20:27:26 ID:gSyE1grY
「イクのか?ちょっと待ってくれ夏樹、接触センサーで詳しいデータを取るから」
叔父さんが何をしたのか、オレには見えなかった。
でも、体でわかった。
アメーバに占領された、オレの肛門へ触れたのは、冷たくて固い、指くらいの太さの感触。
「ひあぅっ!!」
アメーバの横から無理矢理、金属センサーが押し入ってきたんだ。
限界だった。
「…あ、もう…もぅ、やっ…イクっ…!!」
声を止められない。
「あ、あああああぁーっ!!」
オレは、両手バンザイ宙吊りM字開脚の、超恥ずかしい格好で、しかも巨大アメーバに
犯されて──射精した。

気がついたら、例の部屋じゃなかった。
ベッドに寝かされて、上から毛布を掛けてあった。でもオレ…裸じゃん。
209叔父さんの研究所4(5/9):2005/08/01(月) 20:28:03 ID:gSyE1grY
スプリンクラーで洗われたのは、ぼんやり覚えてるけど…。
ベッドの横に、オレが着てきたのと似てて、でももっとずっと上等の、コットンシャツや
ジーンズが置いてあった。下着やソックスやスニーカーまで、全部揃ってる。
部屋の反対側から、一人で喋ってる声がした。
「…このように、多くのミズスイアメーバ属とは異なる、極めて高い学習能力を示した。
この個体だけの特徴か、α801星系の亜種に共通する能力なのかは、今後の研究課題と
して…将来的には、医療用、娯楽用など、幅広い範囲への応用が期待され…」
叔父さんだ。
部屋の反対側の隅にデスクがある。パソコンに向かって音声入力してるみたいだ。
オレが起きた気配に気づいて、叔父さんは入力をやめ、こっちを向いた。
「協力ありがとう、夏樹。おかげで、いいデータが取れた」
ああ、ああ、そーだろーとも。ぶっ通しで5回もイカせやがって。
オレの人生、最短時間内最多射精回数記録樹立だよ。
殴りたいけど、だめだ。ふらふらだ。まず、服を着よう…フリチンはいくら何でもイヤだ。
ジーンズをはいてたら、叔父さんが言った。
210叔父さんの研究所4(6/9):2005/08/01(月) 20:29:06 ID:gSyE1grY
「論文はネイチャーオブコスモス誌に送るよ。再来月号くらいに載るかな?この亜種は
いろいろ特徴的だ。きっと反響を呼ぶだろう。映像も綺麗に撮れたし…」
…今、なんつった?
「ちょっと待てー!!」
疲労感が吹っ飛んだ。
オレは上半身裸のまま、叔父さんに駆け寄り、机の上のモニターを覗き込んだ。
「…きあああああぁ!」
これが叫ばずにいられっか。
書きかけの論文には、オレの映像がてんこ盛り。
アメーバが口に入った写真で、顔がばっちり。もちろん、尻を犯りまくられてる様子も、
しごかれて勃っちゃって、イクところも。宙吊りM字開脚の、全身像まで映ってる。
グラフや表や、硬い文章がなかったら、完全にエロ映像ディスクだ。
「いやだ!やめろーっ!!オレの写真と動画を消せー!!」
「何を言ってるんだ?映像データを抜いたら、論文が成り立たなくなる」
「冗談じゃない!こ、こんな恥ずかしい映像…!!」
211叔父さんの研究所4(7/9):2005/08/01(月) 20:29:54 ID:gSyE1grY
「恥ずかしい?何が?生物研究者なら誰だって、夏樹の貢献を心から賞賛するに決まって
いる」
断言した。つーか、この顔、本気でそう思ってるよ。
母さんの言ったとおりだ。
志貴叔父さんは、天才を通り越して、紙の向こう側へ行ってるんだ。
少なくとも、一般人の感性は持ってない。
「夏樹。生殖器など、稀少生物の生態調査の重要性の前には、些細な問題だ。私だって、
昔から何度も、自分を使ったデータを論文に載せた。これも、そうだ」
うわあぁ!
お、叔父さん、あのアメーバに自分を犯らせた…つーか、体液を吸わせたんだ!!
なぜ、あのアメーバに犯られながら、無表情で観察できるんだ?…信じらんない。
唖然としてるオレに、叔父さんは残念そうに呟いた。
「自分の体を使うと、どうしても射精の瞬間だけは気が散って、観察がおろそかになる
んだ。録画じゃなく、直接観察するのが、研究の基本なのに…」
「あ、あのぅ…射精の瞬間以外はヘーキなわけ?」
212叔父さんの研究所4(8/9):2005/08/01(月) 20:30:47 ID:gSyE1grY
「あの貴重な亜種の、食餌における反応を見極めようとしているんだぞ。身体的な快感に、
どれほどの強制力がある?…まあ、夏樹は研究者じゃないし、快感に負けて、我を忘れて
よがっても仕方ないが…」
「うぎゃあああ!恥ずかしいこと思い出させんな、バカーっ!!」
…母さん。
あなたの弟はダメです。研究者としては優秀かも知れないけど、人として、大事なものが
欠けてます。
オレは、こんな人の仲間にはなれない。なりたくもない。
「イヤだイヤだ、論文に載るなんてイヤだー!!せめて顔を隠してくれーっ!」
もう、叔父さんを殴るどころの騒ぎじゃない。こんな映像を、全宇宙で発行してる雑誌に
載せられたら、オレは生きていけない。
必死で説得して、どうにか、オレの顔にモザイクを入れることを了承させた。
「どうしてそんなに嫌なんだろうな…誇っていいのに。そうだ、共同研究者として夏樹の
名を入れるか、最後に謝辞を書いておこうか?」
「やめれーっ!!」
213叔父さんの研究所4(9/9):2005/08/01(月) 20:31:21 ID:gSyE1grY
名前を出されたら、バレバレじゃんか。
「わかった。しょうがない。夏樹の希望通りにしよう。…謙虚な子だ」
いや、謙虚とかじゃないから。純粋に、イヤなだけだから。
でもよかった。全宇宙に、顔出しエロ映像配布は免れた。…そう思って、ほっとした時だ。
「じゃあ夏樹、今度は3日後に来てくれ」
「え?」
「バイトの契約は週2回、3ヶ月間だっただろう?次はイボマダラオオイソギンチャク
モドキのエサやりを頼む」
…この宇宙には、人間の体液を好む生物が、どのくらいいるんだ?
「イボマダラは獲物に毒を注入する。でも逃げられるのを防ぐための成分で、体を損なう
ことはない。人間の場合、一時的に催淫効果が現れるけれど、翌日には元通りに…」
叔父さんは謎の生物の特徴を、延々と喋ってる。とても楽しそうに。
もうだめだ。お願い、現実逃避させて…。
「…夏樹?どうした、夏樹?」
叔父さんの声が遠くなる。オレは、気絶した。 (end)
214教師・研究所作者:2005/08/01(月) 20:33:22 ID:gSyE1grY
これで、終わりです。勝手な萌の投下につきあっていただき、ありがとうございました。

サイトに関しては検索3カ所に登録させてもらい、すでに見つけてくださった方もいる
ようなので、ヒントは必要ないと思います。
今後ここで、いっさい自サイトに関して記す予定はありません。
応援してくださっているのにすみませんが、これ以上私に関する話題を、このスレで
引っ張らないでいただけると、助かります。お願いします。

なお、一部で疑われていたようですが、私はあの人ではありません。
どんな形、どんな理由であれ、不快な思いをさせた方には、申し訳ありませんでした。
意図してのことではなかったと、お詫びいたします。
215風と木の名無しさん:2005/08/01(月) 20:39:23 ID:LtIUt6fN
研究所さんにリアルタイム遭遇……さすが801の日だ。
叔父さんは実際にやった行為よりも、言葉の通じなさの方が鬼畜だと
思います。
激しくGJでした(*´Д`)
216風と木の名無しさん:2005/08/01(月) 21:27:33 ID:qMudDKQs
ニョードー萌えるよ、ニョードーー!(*´Д`)'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ
217202:2005/08/01(月) 22:15:30 ID:nG/Qa8td
根性で発見いたしました!検索下手の私に神が舞い降りました。
もう話題にはしませんので、報告だけ。
218風と木の名無しさん:2005/08/01(月) 22:53:54 ID:Q4gkiaCG
>>217
ねぇ、「もう話題にはしませんので、報告だけ」って
あと30人くらい続いたらどう思う?

たかだか3レス前に出てる、217の大好きな人のお願いすら
聞けないのか…
こんなヤツに日参されるかもしれない管理人さん、ほんとうにご愁傷様。
219風と木の名無しさん:2005/08/01(月) 23:59:06 ID:sZXmynTo
801の日の内に!
>>214乙でした!
220風と木の名無しさん:2005/08/02(火) 02:00:25 ID:g3SVQI+t
>>214
明るくこざっぱりとマッドな叔父様乙!後味すっきりな鬼畜だわー。

しかしなんだ、何かと職人さんが苦労するスレだねぇ。おっといけねえ…
さあて、次の先生のために掃除でもするか。ササッサッサッサッササッサッサッ
221風と木の名無しさん:2005/08/02(火) 20:56:09 ID:ghRpwUxT
あげ

いい感じの小説2本終わったか。
222秘書(マイナス)1:2005/08/02(火) 23:11:56 ID:e2Ysopdf
朝から蒸し蒸しする日だった

会社で近くに至急の用事を言い付けられ、『雲一つ無い紺碧の空に真夏の太陽が照り付ける炎天下の昼下がり』に外へ出る羽目になった。
用事はすぐに済んだが汗をかいたので体がベタベタする。気持ち悪いし、戻ってすぐに「至急の用事」とやらで、また暑い外へ出されるのかと思ったら辟易した。
「・・マジで死んじまうっての」

いま流行りの「肩たたき」だ。会社への忠義心も無いのに辞表を出す気も無い僕に対し、提出しやすくしているのだろう。
だが先立つモノがないのは洒落にならない。クビにならない程度に働いてやるか・・・その前に喉が渇いた。

交差点の角にある喫茶店の窓際に席をとりアイスコーヒーを頼むと、夕立が振ってきた。
あ〜止むまで帰れないなぁ、・・突然の雨に右往左往する外の景色を見ていると向こう側の歩道から一人の中学生が走ってきた。
鞄を雨よけにしているが全身すでにずぶ濡れだ。髪は水をしたたらせている。白いシャツが肌に吸い付き透けて見えている有様だ。横断歩道を渡り喫茶店の角を曲がる。
コーヒーを飲む降りをして生唾を飲み込む。少年はガラスを隔てて僕のすぐ傍を駆け抜けていった。

223秘書(マイナス)2:2005/08/02(火) 23:12:48 ID:e2Ysopdf
数日後、また『急用』が出来てあの喫茶店の近くを訪れた。
彼に会えるかと期待していたが無駄足だった。
あの日以来、彼の腕を掴んで引き倒し、衣服を剥いで犯す夢を何度も見る。

−どうしたら探し出せる?−
考えあぐねていると肩を叩かれた。
先輩の常磐だった。
「香月、オマエ何やってんだ?こんな所で」
「用事です」
「ふぅん、先週もいたよな?ところでお前、あの子とどういう関係なんだ」
「?」
心辺りがない。
「あの夕立の日にサ店の中からスゲエ顔で見ていただろう?水科さんとこの伜をさ」
「水科?」
思い出せ無いが聞き覚えのあるような苗字。
首を捻ると、常盤が呆れた口調で答えた。
「水科ケミカル社長の息子さんだ、なんか親の仇を見るみたいな恐い顔だったぜ。やめてくれよな、オレの担当なんだから。お前もサラリーマンなら表情に気をつけて−−−」
(・・・水科っていうのか)
あながち無駄でもなかった。
『常磐の担当する水科ね』
−−だからお前は窓際に配属されるんだよ、ったく」
僕は口の端を上げた
『・・・彼とお近づきになるならコイツと組むのが近道だな』

224秘書(マイナス)3:2005/08/02(火) 23:13:41 ID:e2Ysopdf
馬鹿となんとかは使い様だ。
「僕は経理から営業に回されたからイマイチ接客のコツがつかめなくて困っているんです。だから先輩みたいな上司がいてくれればもう少しマシになれるんでしょうけど・・・ね」

先輩サンはまんざらでもない顔をした。
「フーン、オマエたまにはいい事いうな。じゃあ課長にいっておいてやるからついてこい」
「・・・ありがとうございます」

こうして常磐のテリトリーに入り込む事ができた。
常磐という男は『責任感の強い』奴で、何でも背負い込んでくれる都合のいい先輩だ。
コイツの情報を全て引き出して担当をお譲りいただこう。
ほくそ笑んだ瞬間、目があった。
「ちょっと笑ってみろ」
「?」
「いいから」
言われたとおり笑ったら駄目出しされた。いわく
『口の端上げているだけじゃないか。サラリーマンは愛想が命なんだから。まず『愛想笑い』をマスターしろ、営業はそれからだ」

それからしばらくは伝票等の雑用処理の合間に鏡とニラメッコの日々だった。
楽しくないのに笑うのは大変だったし、いままで対極の位置にいた僕が常磐にくっついているのを見て、『どうしたの?』なんてからかわれたりした。

225秘書(マイナス)4:2005/08/02(火) 23:14:38 ID:e2Ysopdf
ようやく外回りに連れていってもらえる様になった。いつも常磐と一緒だから顔を覚えてもらいやすかった。
−そのうち『水科の息子様』にもお会いできるだろう−
その瞬間を思うだけで身体が熱くなる。まるで恋に堕ちた女みたいだ、と苦笑した。
だが、そううまくはいかなかった。

一人で外回りにいったとき『依頼申込書(現金とセット)』を常磐に渡して欲しいと頼まれた。
「?」
経理にいた時もこんなモノ見た事がない。怪しいと思い常磐にわざと聞いてやった。
「あ〜田中さん、間違えて持ってきたんだろう」
手を伸ばし封筒を受け取ると
「オレが返しておくよ」
と内ポケットにしまい込んだ。冷ややかな声だった。
その日の夕方、一緒に飯でも、と常磐が誘って来た。
−なるほど、口止め料ってコトか。受け取るついでに担当も世代交代してもらおう。手間が省けていい−

店に入ったら常磐の仲間たちが飲んでいた。「偶然だな!お前等もこいよ」などと騒いでいる。示し合わせていたのだろう。
『多勢に無勢か』
嫌なカンジがしたが、他にも客はいる。これで全員グルだったら大掛かりなドッキリだろ。ありえない。
僕は常磐達をナメきっていた。

226風と木の名無しさん:2005/08/02(火) 23:35:39 ID:CcEtCXOM
研究室タソ乙!
天然鬼畜な叔父さんモエス(*´д`)

秘書タンも続き楽しみにしてる。
wktkしながら待ってる(´∀`)
227風と木の名無しさん:2005/08/03(水) 00:08:25 ID:ppnaZqKI
あれ?まさか?鬼畜秘書さんがピンチに?|∀゚)ドキドキ
親父喰ったのはついでかー!!
228風と木の名無しさん:2005/08/03(水) 18:51:27 ID:4ZaFBfZg
透けシャツフェチの漏れとしては、濡れシャツに一目惚れしたその気持ちがよくわかる!
スケティクビダイスキ
229風と木の名無しさん:2005/08/04(木) 00:33:50 ID:vjLeWLWw
>118 まとめサイト乙です。
作品ごとにまとめられててとても見やすいです。
以前スレで読んでた作品を再びまとめて読んでます。このスレでは
神って言葉嫌われてるみたいで使っちゃまずいかな、とも思うけど
神はいるなー、と思いましたです。
230風と木の名無しさん:2005/08/04(木) 00:50:55 ID:cPZhRCjd
ここには

『鬼畜の神様』

がうようよしているんですよ、フフフ
231風と木の名無しさん:2005/08/04(木) 19:06:00 ID:ZKtwAadH
スレ住人が鬼畜なんですよフフフ
232風と木の名無しさん:2005/08/04(木) 21:40:35 ID:hfKcI+x5
人が鬼畜されてるのは好きだが自分がされるのはヤ。
鬼畜の神様は放置プレイがお好みなのか!?ヽ(`Д´)ノウワァァン
233秘書マイナス5:2005/08/04(木) 22:40:18 ID:cPZhRCjd
秘書-5
早速、一番下座に座ろうとしたが上座に回され濃いめの焼酎をハイペースで飲まされる。
案の定、酒を作るのは常磐の仲間の利根川だ。

−常磐とゆっくり話が出来ないじゃないか!−

苛立ちで目が回りそうだった。
手洗いに行ったフリをしてケータイを鳴らし、帰る口実を作ろうとしたら鹿島がついてきた。
仕方ないので席にもどると野田がオマエの為に作っておいたスペシャルドリンクだとグラスを差し出した。
−ただの水割りじゃないか−
ヤケになって一気に飲み干した。
その頃には僕はもう完全に酔っ払っていた。
意識が朦朧としてくるなかで常磐が肩を掴んでくる。「お前、大丈夫か?」
「ええ、何とか・・」
常磐は肩を抱いたままだ。
「・・・?」
異変に気付いた。手は僕の肩から二の腕をさすっていくのだが、愛撫しているような動きなのだ。
ゾクゾクする。そこから快感という名の蔓が広がり身体を侵食されて行くような感覚・・・
「・・・クッ」
意図せず吐息が漏れた。
「どうした?」
常磐が顔を覗き込む。僕は目を閉じた。現実から逃避したかった。だが今度は
「イケルか?」
耳元で囁かれる。吐息が耳をくすぐり、声が漏れた。「あ・・・っ」

234風と木の名無しさん:2005/08/04(木) 22:40:26 ID:88Kol413
去っていった神様も多いし・・・(´・ω・`)
235秘書マイナス6:2005/08/04(木) 22:43:58 ID:cPZhRCjd
「コイツ調子悪そうだからオレ送っていくよ」
常磐が言った。
−嫌だ、二人きりになりたくない−
「そうか?じゃあ、あとで清算しよう」
「出世払いで返すよ」
成田達の笑い声を聞きながら常磐に抱かれて店を出る。
手が触れるところが燃える様にあつい。
席を立っていた間に自分のグラスに何かされたのだと今頃気付いた。だがもう遅い。
タクシーを拾うにしては人通りのない道をどこへ向かっているのかも判らなくなっていた僕に常磐が
「ちょっと寄り道しようぜ」
と、裏路地へ引っ張り込んだ。僕は立っていられなくて壁に寄り掛かり、顔を伏せていた。傍にくるな。
「オマエって割とキレイな顔してんのな」
常磐の右手が僕の頬を撫で上げる。
「いや・・・だ」
「そんなつれない事いうなよ」
シャツをたくしあげて常磐が素肌に触れてきた。
「ハアッ・・やめろ・・・アアッ・」
「そんなこといってもオマエ、カチカチじゃねーか、どうする?」
僕のモノは服の上からでも分かるほどだった。とても恥ずかしかった。
常磐が耳元で囁く。
「オレが気持ち良くしてやるから動くなよ、これは上司の命令だ・・・」

噛み付く様なキスで口を塞がれた瞬間、欲情が理性を陵駕した。

236秘書マイナス7:2005/08/04(木) 22:46:07 ID:cPZhRCjd
常磐の指が僕のシャツを引き裂き、ベルトの金具を外す。
羞恥のカケラもなくなっていた僕はその様子をぼんやり眺めていた。
常磐の手は背中を愛撫して、快感を呼び覚ます。「クゥっ・・ハアッハアッ・・ときわ・・・さん」
返事の代わりに首筋を甘噛してくる。
「あ・・ハア・・ン」
堪らなくなり肩にしがみついた。同じくらいの背丈だから身体がピタリと重なり合う。僕の両脚に膝を入り込ませてきた。
「ア・・・?」
硬いモノを内股に感じた。視線を落とすと常磐の股間も勃っていた。
肩から鎖骨、胸板にかけて唇の洗礼を受けるたびに目の裏でサイケな色彩の火花が散る。こんなのは初めてだ。
『常磐と肌を合わせただけでイキそうだな・・』
常磐はまだ服を乱していない。
『もっと身体を密着させて体温を感じたい。口も、もっと淫らな部分もいっぱい塞がれたい。満たされたい』
欲情が身体中を駆け巡る。
常磐のベルトに手をかけてファスナーを下ろし恐る恐る指を忍ばせた。
硬くなったモノを手の中に収めゆっくり扱きだすと、常磐が呻く。
−たまらない、口でしてくれ−と。
僕は壁をゆっくりと伝い座り込む。目の前に常磐のモノがあった。
ためらいはない。

口内に迎えいれた。

237風と木の名無しさん:2005/08/04(木) 23:01:12 ID:uyqp91MF
>>230
つ【鬼畜なネ申様】

リアルタイムキタワァー・゚。,'(η‘∀‘)η・,.゚。
秘書タソ乙!
路地裏エチに無駄にハァハァ。

238風と木の名無しさん:2005/08/04(木) 23:12:24 ID:dMXmJbXw
秘書タンGJです。続きにワクテカ。

>>237
   _, ,_  パーン
 ( ‘д‘)     この世に無駄なハァハァなんてない!
  ⊂彡☆))Д´)
239風と木の名無しさん:2005/08/04(木) 23:34:30 ID:tQRfdWii
ゴメソ、投下をじゃまする気はなかった
単なるリロ忘れなんだ
240風と木の名無しさん:2005/08/05(金) 00:29:22 ID:UsfkWO3D
>234
去っていった神々は自分の王国を作り上げてネットの海に漂わせてるから
漂流者になっていればいつか王国に辿り着けるよ。
241風と木の名無しさん:2005/08/05(金) 13:01:00 ID:FYA0q9u2
ここに日参しながら、海も漂いまくるよ!!
242風と木の名無しさん:2005/08/05(金) 14:20:37 ID:iCsjL56f
かなり前の短発神を探して早2年…どうも私は離岸流に乗ってしまったようです。
243風と木の名無しさん:2005/08/05(金) 14:22:27 ID:8/e2M0PE
>242
帰ってこーい! ほんまにここからサイト作った神は多いのか??
244風と木の名無しさん:2005/08/05(金) 15:38:20 ID:jHrsVArH
>>243
私の場合
適当に開いたら見たことある話が!ってのが2件
本気出して探したら結構みつかるよ
245風と木の名無しさん:2005/08/05(金) 20:20:24 ID:uncKNFHk
「探さないで下さい」ってソースに書いてなかった?>神サイト
246風と木の名無しさん:2005/08/06(土) 00:30:59 ID:t7uhEetT
新入部員タン
首長くしてお待ちしてます〜
247風と木の名無しさん:2005/08/06(土) 03:31:52 ID:s19ufUtI
お待ちしております、ホワイトキューブさん…。
248風と木の名無しさん:2005/08/06(土) 12:55:40 ID:cIRMNQi7
リンカーンまだ?
(*゚∀゚)=3
249秘書8:2005/08/06(土) 12:59:58 ID:cIRMNQi7
「んっ・・ハア・・ときわさん、の・・おおきい・・・ウクッ」
喉の奥まで入り込まれる。絞り上げる様に舌を絡ませてやると、呻き声が漏れる。そっと僕の髪に指を絡ませて撫でてきた。
「ゥ、ン・・・香月、おま、え・・上手いな。イッチまいそう・・少し、アッ、手加減、してくれよ・・・クゥッ」
慌てて舌を緩めて今度は控え目に舐め上げる。
深夜の冷えた静寂の中で僕がたてる淫らな音と、常磐の喘ぐ声だけが聞こえていた。
−ピリピリピリ−
突然大音響が鳴り響いた。
「!」
常磐のケータイだった
「いいコだからそのままにしてろ」
促されてまたしゃぶりつく。
「もしもし」
「ン・・早く・・とき・・・わ・・さん」
。常磐は眉間にしわをよせてケータイの向こうの相手と話している
「ああ。・・明日の朝イチで・ハア・・水科に連絡すればいいんですね?・・・分かりましたよ・・ウッ・」

『み ず し な ?』

その名を聞いて身体中の血が一瞬で凍り付いた。

−僕は一体−?

僕が動きを止めた瞬間、常磐が絶頂を迎える。
頭を押さえ腰を振ってきた。
「やめっ、ングッとき・・わ、嫌ッ」
逃れようと顔を背けたのと同時に常磐が達した。

生暖かい白濁が僕の顔を汚した。

250秘書9:2005/08/06(土) 13:01:13 ID:cIRMNQi7
常磐は満足した様に溜息をつき、僕の腕を掴み起こすと平手打ちをかました。
「誰がカオ離していいっていった?」
「・・・さっきのグラスに何を入れた?」
顔を拭いながら睨み付けると、常磐はケラケラ笑いながら
「気付かれちまったか?マジで上手だったぜ。香月チャン
ついでに奴等にも『して』やってくれよ」
ハッとして周りを見るとさっきの居酒屋の面子が遠巻きに囲んでいた。
今から起こる出来事は容易に想像できる。僕はゾッとした、が。
−やっぱり多勢に無勢の展開か、勝ち目なんてねえよ−
「いいよ、好きにしてくれよ」
また壁に寄り掛かる羽目になった。

『騒がれると面倒』の理由で鳩尾に一発。それだけで動けなくなった。声も出せない。うずくまる僕を無理矢理立たせて壁に押し付ける。
腰を突き出す様な恰好をさせられてズボンを降ろされる、我ながら情けない姿だ。
「ハッ、んん!」
いきなり捩込んできた。挿入の痛みに袖を噛んで耐える。
「なんだよ、声たててくれよぉ、せっかく気持ち良くしてやってるんだからよぉ」
・・・無理いうな、騒いだら面倒だって鳩尾殴ったの誰だよ?声なんて出ねえよ
鹿島が腕を後ろに捻った。

251秘書10:2005/08/06(土) 13:02:38 ID:cIRMNQi7
「うあっ!」
「声出るじゃん、ハアッハアッ・・どうだよ?香月ィ・・・ハアッハアッ、気持ち良いんだろ?」
「クゥッ、ふざ、けんな・・ああ・・」
利根川がベルトを外しながら「口が淋しいからだろ」とモノを出して見せる。
「あ、そうか」
鹿島のモノが引き抜かれ、利根川の方へ突き飛ばされる。
「噛んだりしたらブン殴る」と口にモノを突っ込まれた。
さっき殴っただろ、いい加減にしろ。
次の瞬間、また背後から鹿島に突かれる。
「ううっ・・・ンッンッ」
四つん這いで前後から責められた。
全裸でないのが救いだがシャツのボタンは全て飛び散り、ズボンは膝下まで下げられている、半脱ぎ状態だ。
常磐が煙草を燻らせながら野田と笑いあっている。
畜生!
鹿島が強く腰を打ち付けてきた。イクらしい。
「うぐっ・・うーッ、うぅーっ(い・・嫌だ、嫌だあぁ!)!」
こんな奴等に中にぶちまけられるなんて・・・悔しくて泣きそうだった。
「うおっ!出るーッ」
内に温かいモノを感じた。
「オレもッ!」
利根川も僕の口でイッた。
「ウエッ・・ゲホッゲホッ」
むせた振りをして精液を吐き出すと、常磐が僕を見下ろして言った。

「こんな時はちゃんと上司の命令に従うんだなァ?香月よ」
252風と木の名無しさん:2005/08/06(土) 18:25:33 ID:ODzEwScF
秘書タソ(・∀・)イイ!フェラwith電話て大好きでつ!
253風と木の名無しさん:2005/08/06(土) 18:51:14 ID:ID9RmKGr
リンカーンキタ!!
フェラ上手いのか…香月タソ。
い、一体何処で(ry
254秘書11:2005/08/07(日) 09:53:00 ID:elX/TDjL
「え?」
意味が解らなかった。
「オマエ、気付いてないみたいだから教えてやるよ。表情に出まくりなんだよ、『オマエの部下なんてマッピラだよ』って・・・何考えて下についた?何企んでいやがる?答えろよ、これも上司の命令だぜ?」
担当地区全てが狙いだなどと言える訳がない。黙っていると腹を蹴り上げられた。痛さと苦しさで前のめりになる。
「ぐあぁっ!」
「いいザマだな、香月」
常磐の隣に控えていた野田が
「『部下』だから下剋上されてるんじゃないか?『奴隷』にしてやれよ」
残る二人が爆笑している。
「そりゃいいや、早速命令してやれよ。『奉仕しろ』って」
「何言ってやがる!誰がそんなのきくか!」
二人の顔付きが変わった。「オイオイ、自分の立場わかってるのかテメエ」
間に常磐が割って入る。
「解っているさ、なあ?香月、部下なら質問に答えろ。奴隷ならさっきのは不問にしてやる。自分で選べ、『部下』か『奴隷』か」
「ウググッ・・・」
屈辱感で吐き気がする。
「どっちも嫌なら明日の朝一番で辞表でも出すんだな」

僕は目を固く閉じて『彼』を思い浮かべる。
−こんなとこで引くわけにいかない−

常磐の前にひざまづき『御奉仕』を始めた。
255秘書12:2005/08/07(日) 09:54:10 ID:elX/TDjL
それからは常磐以外の三人にくっついていなければならなかった。昼食や煙草の買い出しから始まり、仕事の雑用にそれ以外・・・家に帰ると泥の様に眠る毎日だった。

先日は外回りの営業の最中に歩いていたら営業車に乗った野田につかまり、車内で得意先とケータイで会話中の常磐に眺められながらの奉仕作業。
念入りな嫌がらせだ。確実に面白がっている。

僕は常磐が以前と何も変わらないのが腑に落ちなかった。事の発端はオマエだろう?それとも僕が思い違いをしているのか・・・

それについては昼飯の買い出しに行かされた時に分かった。
屋上で待っている利根川と鹿島の分しか買っていないのに戻ってきたら常磐も含めた三人になっていた。
『くそっ、見つからない様にやり過ごすしかないな』
気付かれない様に声をひそめて話を聞いているうちに僕の話題になった。実によく働いてくれている、だとか、内股の黒子が色っぽい、だとか。
「そんなに良ければくれてやるよ、あんな奴」
ドキンとした。
「オマエがアイツを部下に欲しいって課長に願い出たのにか?」
鹿島が尋ねる。
「アイツはオレの手で退職に追い込みたいからだよ」

常磐は真顔だった
256風と木の名無しさん:2005/08/07(日) 09:57:05 ID:ubyFK8kd
おぉリアルタイム遭遇キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━!
秘書タソがんがれ!
257風と木の名無しさん:2005/08/07(日) 23:20:15 ID:+pbCMOLQ
秘書タソ…だんだんはめられてくのね…。
258風と木の名無しさん:2005/08/08(月) 07:28:24 ID:ZAQvmbWZ
夏の一夜さん…続き来ないかな…
259風と木の名無しさん:2005/08/08(月) 08:49:14 ID:T1f0HV7G
秘書タン!萌え萌えです!
260秘書マイナス13:2005/08/08(月) 10:48:06 ID:+10zs3zH
「凄い執念だな、常磐。何がオマエをそんなに駆り立てるんだ?」
「・・・この前の夕立の日にな、アイツたまたまオレの担当区に来ていたのさ、オレは時間がないから外で雨宿りしたんだがアイツ、クーラーの効いてるサ店でコーヒー飲んでいやがった」
僕は『それだけ?』といってやりたかった。皆やっている事だ。
「それだけ?」
利根川が声を上げた。常磐は続ける。
「問題はそこで支払う料金は何処から出ているのか?給料だ。誰が社員に支払う金を稼ぐのか?オレ達だろ?。真面目な社員が雑用で外に出ているグータラ社員なんかの為に汗水たらして仕事やってんのが馬鹿らしくなったよ」
「オマエ、常に仕事にプライド持ってやってるからなぁ。なら脅して辞表書かせたらいいだろう?」
鹿島がいう。
「馬鹿、履歴がウチの会社の営業ってなるんだぞ。辞表書かせる前に一人前にさせてやらなきゃ、社の名誉に関わるよ。
それに・・・アレを知っていてオレに近付いたのかも知れないしな。あの時も何か言いたそうな顔をしていたし」
「オマエまだやっていたのか?」
「もうそろそろヤバイから止めておけよ」
「・・・とにかく、オレは香月が大嫌いなんだよ」

261秘書マイナス14:2005/08/08(月) 10:48:51 ID:+10zs3zH
その日は朝から倉庫で利根川に犯されていた。
夕べ奥さんとケンカしたらしい。普段から乱暴な行為をする男だが今日は度が過ぎる程だった。「ったくよぉ、オマエもそう思うだろ?」などと愚痴りながら胸に、腹に、尻や脚に爪や歯をたててくる。特にいたぶられた乳首には血が滲んでいる。
「・・ンッ、・・・そう、です・・・ね」
早く終わらせたくて適当に相槌をうっているのが気に障ったらしい。
「オマエ本当に分かっていってんのかよ!?」
胸の突起に噛み付かれた。
「うあぁっ!!」
徐々に力を入れてくる。
「ア・・・はな・・し・・・イタッ!」
歯で挟みながら舌で強く擦り上げてきた。舌が触れる度に肉が裂ける様な痛みが身体中を駆け巡り、目に涙が滲んでくる。無意識のうちに利根川を押しやろうとする。
「あっあっ!・・・やめ・・ああーっ!くぅっ!」
「いいのかよ?そんなにデカイ声あげて、聞こえるぜ」
「ハアッ、やだッ・・・痛い・・・んンッ」
自分の手で口を押さえて声を殺しながら『僕は何でこんな事やってるんだろう?』と自問自答していると、倉庫の扉が開いた。
「!!」
二人で息を潜めると
「香月、いるか?」
常磐だった。
「水科さんがお見えだ、すぐ来い」

262風と木の名無しさん:2005/08/08(月) 21:00:05 ID:uladtpgC
秘書たそ毎度乙ノシ
香月イイなぁ…。
腹黒受萌え。
263風と木の名無しさん:2005/08/09(火) 22:28:26 ID:rGNtYg/6
淋しい......。誰か早く来て!
264風と木の名無しさん:2005/08/09(火) 22:55:51 ID:v6aR2XSG
鬼畜されてる未来の秘書さん、(・∀・)イイ!!
暑くてもネクタイしてるんだろうなあ。(*´-`).。oO(ネクタイ…

夏の一夜さん、夏が終わる前にお願いしまつよ・゚・(つД`)・゚・
いやマヂで。
265風と木の名無しさん:2005/08/10(水) 00:08:29 ID:ZU7ymHJC
秘書の作者です
お見込みのとおり
クールビズなんてなんのその。
香月はヤル時以外はネクタイ外しませんよ。
重要な縛りアイテムですから。
あと革ベルトね。
つーわけで
このあと一本投下
266秘書マイナス15:2005/08/10(水) 00:09:51 ID:ZU7ymHJC
急いで身支度を整えて事務室に戻る。利根川には『夕方もう一度ココへ来い』と念押しされた。それまでに機嫌が直っている事を祈るしかない。
席に座り腕を組む常磐に
「遅くなりました」
と、声をかけた。
「遅い!何分待たせる気だ。社内で本番はさせるな」
と、耳打ちされた。それは僕以外の連中に言ってくれ。
「水科さんは?」
話題をすり替える。常磐は既にお見えだ、と言って広いフロアをパーティションで区切っただけの応接室を指差した。
「香月は社長とは初対面になるな。来年度の契約内容についての確認だ、たいした事はない」

「お待たせしました」
応接室に連れだって入る。「ああ、どうも」と顔を上げたのは彼だった。
『!?どうして君がココにいるんだ!』
息が止まり、動悸が激しくなる、血圧までもが一気に下がって目眩を引き起こした。
「・・・ヅキ、おい香月!」
「−え?」
「水科ケミカル社長の水科さんだ」
よく見ると違う。だがそっくりだ。幼い顔立ちにクルッとした目。高くない背。
「あ、はい」
声が震えている。駄目だ、落ち着け。常磐が見ている。
−鎮まれ、心臓−
出来るだけ平静を装う。

267風と木の名無しさん:2005/08/10(水) 03:27:43 ID:SELWykZc
エェェ一個だけ〜(ジタバタAA(ry  おねだりしてみる…
268風と木の名無しさん:2005/08/10(水) 21:08:48 ID:qBnG0dQ5
あげ
269風と木の名無しさん:2005/08/10(水) 22:16:49 ID:V+XRRyG+
新入部員(厨房日記)の人
いつも最初のあたりだけ投下してそのあと止まる。
いい加減すぎ。
270風と木の名無しさん:2005/08/10(水) 22:38:29 ID:TGlHmqda
そういうことはしたらばで書こうよ
271風と木の名無しさん:2005/08/10(水) 22:51:01 ID:PgiPodtE
SS投下する時は、「1/7」とか「今日はここでおしまい」とかを記述するように
なったんじゃなかったっけ?任意なのかも知れないけど、途中で止まったら
PCの調子がおかしくなったのかな?と思ってレスすることも出来ない。
まだ投下されるのかと待ってるのも切ないよ。出来ればあとどれだけ
投下するとか、ここでお終いとかちゃんと書いて欲しい。

>270
したらばは住人の総意で出来たわけでもないし、強制は出来ないでしょ。
テンプレにも入ってないし、出来て五ヶ月なのに70レスの過疎っぷりで
見てる人のほうが少ないと思う。
272風と木の名無しさん:2005/08/10(水) 23:15:47 ID:XRM53QOn
>269
作品投下は義務じゃないし、職人さんにもいろいろ都合がある。
本人のサイトなら「個人的な事情で更新停止」等お知らせも出せるけど
ここでそんなことするのはおかしいし。

>271
「『今回はここまで』と通し番号を入れると見易い、ということに
なっているので、次からはお願いしますね」と一言書けば済むこと。
何故そんなに被害者口調?
273風と木の名無しさん:2005/08/10(水) 23:23:48 ID:Vz3TsPqZ
まーた始まったよ
274風と木の名無しさん:2005/08/10(水) 23:28:52 ID:7Bq2rJmP
だってここは、ストーリー完結させなくてもいいんでしょ?
H描写のみで可ってあるし
275風と木の名無しさん:2005/08/10(水) 23:30:20 ID:Vz3TsPqZ
前は部分的な投下でも全然アリだったのにねえ。
で、誰かが続き書いたりさ。
276風と木の名無しさん:2005/08/10(水) 23:45:22 ID:hwa8XwKg
夏祭りが終わったら投下しに来てくれるかもと期待してみる。

>>266
香月さんカワイイよ香月さん
あくまで息子の方に、救.心が要りそうな勢いで惚れてるんだなw
277風と木の名無しさん:2005/08/10(水) 23:49:22 ID:6ZkTH503
だよねぇ。おおらかにいきましょうや。

>275
荒れ気味のとき、あげると突っ込む香具師が…
ああ、こんなこと心配したくねぇよぉ
278風と木の名無しさん:2005/08/11(木) 20:10:28 ID:s6B7xrPG
age
279風と木の名無しさん:2005/08/11(木) 21:28:13 ID:/I6NCgNQ
アリスたんをストーカーみたいにしつこく待ってる。
280風と木の名無しさん:2005/08/11(木) 22:21:11 ID:CNSxhw31
うん、実は私も待ってる。
281風と木の名無しさん:2005/08/11(木) 22:47:05 ID:tycHAN7C
あとね〜猛者タソも待ってるんだ。結末が読みたいんだ。
282風と木の名無しさん:2005/08/11(木) 23:03:36 ID:NZOwY8Af
こんなに間あけたら書く気力も失せそうだけどね…
お忙しいのかねえ職人さん方。
283風と木の名無しさん:2005/08/11(木) 23:09:16 ID:smbuY5r/
サディストだって待ってるんだよ・・・よよよ
284風と木の名無しさん:2005/08/11(木) 23:33:17 ID:pl9k9wLC
おいおい、サディストさんは去っていったんだから
ここで待ってちゃだめだろう…
自分で探さなきゃ。
285風と木の名無しさん:2005/08/11(木) 23:33:23 ID:Q7LP52y4
狭い部屋を待ってます。少尉殿・・・
286風と木の名無しさん:2005/08/11(木) 23:38:02 ID:H7GrOFdM
>>285
奇遇だな、私も待っている・・
287風と木の名無しさん:2005/08/11(木) 23:44:57 ID:REXELaJ/
ホワイトキューブさん、待ってます……。
あれから3人、どうなるんですか…続きが気になって、気になって仕方ありません。
288風と木の名無しさん:2005/08/12(金) 00:49:41 ID:g+W2bYlx
>>269
私のイドの部分が書き込んだのかと思ってしまった。
この方(新入部員)の文好きだから続き心待ちにしては
いるんですが、ホント更新ないですね…
でも、2chだし、きっと何か事情があるんだと思って
気長に待つことにします。
289風と木の名無しさん:2005/08/12(金) 01:33:43 ID:VuKsZdnd
>>288 つ ヒント:コミケ
290118@まとめ:2005/08/12(金) 02:26:45 ID:U0AvNErw
まとめサイトの中の者です。
あまり更新してなくてすみません。
どなたか1と2と5スレのしおりを作っていただけないでしょうか?
途中まででも全然かまいません。

作品別まとめはFC2のブログのアダルトカテで
閲覧パスワードつけてしこしこコピペやろうかなと思ってるんですが
どんなもんでしょう。コメントとかトラバはなしで。pingどこにもとばさないで。
問題ありそうだったら教えてくださるとありがたいです。
291風と木の名無しさん:2005/08/12(金) 22:23:07 ID:rsV2irGn
age
292風と木の名無しさん:2005/08/12(金) 23:28:01 ID:U0AvNErw
2スレのしおりは雑談スレでいただきました。
ありがとうございました。
1,5を引き続き募集中です。

作品まとめサイトは
ttp://yaoikitiku.blog19.fc2.com/
で、閲覧パスワードは yaoi です。
まだ全然作り途中です。
293風と木の名無しさん:2005/08/12(金) 23:50:58 ID:qd7HYx+g
GJです!
職人さん達はミケに行ったのかな〜 雷怖いけど電源の続く限り待ってるっす
294風と木の名無しさん:2005/08/13(土) 00:45:26 ID:tHiY9vuX
まとめ乙であります。
何のお手伝いも出来ないクセに見させて貰うだけで申し訳ないっす。
295秘書マイナス16:2005/08/13(土) 00:56:09 ID:6RynaEQD
※焦らしプレイ展開中。雷こわいのでまた一つだけです。

社長は10分足らずで帰っていった。契約書を渡しに来ただけだった。
その間、隣に座る鬼畜上司を警戒しつつ社長の一挙手一投足を盗み見ていた。
瞬きするのも惜しい程、満ち足りた時間だった。

『彼とは違う。同じ顔なのに・・・』
−彼は情欲の丈を叩き付けたい衝動に駆られた。(今でもそうだ)が、社長はゆっくり攻略していきたい。彼等を身も心も僕無しで生きられない程骨抜きにしてやりたい。いっその事二人まとめて−
社長が帰ってからそんな妄想にぼんやり浸っていたら常磐が僕の肩を叩いた。
「顔は覚えたか?」
何故そんなことを聞くんだ・・・?
「オマエが引導を渡せ、あそこはどうあがいてもいいとこ3年で倒産だ」
「エ?・・・と、倒産!?」
「そうだ、お宅とは取引不可という事を納得させてこい。出来るな?オマエはオレの部下だ」
−駄目だ、なんとかしなきゃ。どうしたらいい?−
「・・・はい、貴方の為に全力を尽くします。・・・僕は・・・貴方の『奴隷』だ」

時間稼ぎのための詭弁だった。
だから常磐がどんな表情でそれを聞いていたのかなんて気にも留めていなかった。


296風と木の名無しさん:2005/08/13(土) 01:35:58 ID:U9Wyknvr
作品まとめサイトはケータイからじゃ見れないんでつか(´・ω・`)?
297風と木の名無しさん:2005/08/13(土) 01:48:16 ID:bMEvRKB5
>296
>292
URLの後に?mで見れますよ。ちょっと見にくいですが。
298風と木の名無しさん:2005/08/13(土) 02:00:08 ID:bMEvRKB5
>296
携帯って100KBまで受信可能とどこかで見たような。
たぶん普通に>292見たほうが見やすいかもしれません。
299風と木の名無しさん:2005/08/13(土) 02:02:27 ID:U9Wyknvr
>297タソ
dクス(*´∀`)ノシ見れますた
300風と木の名無しさん:2005/08/13(土) 02:05:20 ID:U9Wyknvr
>298
漏れのケータイじゃ何度やってもパス入力のとこに戻っちまうんだよ(´・ω・`)
301風と木の名無しさん:2005/08/13(土) 11:07:03 ID:pG8Jqg37
まとめの中の人、乙です。
5のしおりづくり、やってみます。
2〜3日かかるかも知れませんが…
できたら、したらばに貼りますね。
302風と木の名無しさん:2005/08/13(土) 11:37:49 ID:MPza/EG+
秘書タソ来てた〜!!あの二人はセットで狙われてたのか!
303風と木の名無しさん:2005/08/13(土) 14:58:05 ID:i7RoNY6E
親子丼・・(#´Д`)=3
304ホテルにて1:2005/08/14(日) 12:59:51 ID:67clvsd3
投下してみます
マゾな受け&鬼畜ぬるめ(?です

----

一人の少年が夜道を急いでいた。
派手なネオンで彩られた風俗店や飲食店が軒を連ね、
客引きや酔っぱらいが至る所で喧噪をまき散らしている。
風俗街に未成年がいるのは今時珍しくもないが、
もう夏だというのコートをしっかり着込んだ姿は奇異に映るし、
歩き方も少し不自然でかなり目立っていた。
しかしその少年、永井光留(ながい ひかる)は気にもせず、
と言うよりは周りなど目に入っていない様子だった。
線が細く少し神経質そうな、いかにも真面目でいい子と言った風情の光留は、
実際真面目だけが取り柄の高校生だ。
こんな場所を歩いたこともなければ、そもそもこんな時間に外出をすることさえ滅多にない。
慣れない場所で指定された建物を探すのは困難で、
風俗ビルの間にある見逃してしまいそうなそのホテルを
ようやく探し当てた時には言われた時間を少し回っていた。
―――急がなくては。待たせてはいけない。
焦っている光留はエレベーターを待つことももどかしく階段を上がった。
ルームナンバー304。汗だくになった光留はドアの前で一つ息を吐きノックした。
しばらくしてドアが開き、神谷が現れた。
光留を呼び出した男だ。
305ホテルにて2:2005/08/14(日) 13:01:28 ID:67clvsd3
「遅かったじゃねえか」
夜の十一時過ぎ、今からほんの何分か前光留は電話で呼び出しを受けた。
それがどんな時間であれ、どんな大切な用事の最中であれ、光留に拒否は許されない。
「すみません……ここわかりにくくて…」
「ああ?」
口の中でもごもごと言い訳をする光留を遮り、神谷が不機嫌に睨みつける。
「も、申し訳ありません……ご、ご主人様」
光留は慌てて言い直した。
神谷は光留の学校の同級生だった。そして光留の『主人』でもあった。
「脱げよ」
光留をドアの外に出したまま神谷は短く命じた。
「え、ここでですか?」
その途端バシッと鋭い音がして神谷の平手が飛んだ。
光留は二、三歩後ろによろけ、頬に赤く手の後が浮き上がった。
「口答えしてんじゃねえよ、奴隷がえらそうに。さっさとしろ! めんどくせえな」
「あ、あの……っ」
戸惑う光留に神谷は苛ついたように強引にコートを取り去ってしまう。
コートの下はは素っ裸だった。
神谷は光留に『ある物』とコートだけ身につけて来るように指示していたのだ。
ホテルの廊下でコートと靴を脱がされ、一糸まとわぬ恥ずかしい姿になった光留は
前を隠して身体を縮こめる。
306ホテルにて3:2005/08/14(日) 13:02:31 ID:67clvsd3
「きちんと立てよ。手は後ろ」
神谷は光留に隠すことを許さない。
夜も遅い時間、ホテルの廊下は滅多に人と出会うことはないがそれでも無いとは言えない。
神谷は光留の焦りなど気にもしない。
「言ったとおりにして来ただろうな」
「……はい」
「見せろ」
逆らえばこの姿のまま閉め出される事は必至だ。
光留は中に入れて欲しい一心で恥ずかしさを堪え、素直に床に這い後ろを向いて腰を高く上げた。
「ちゃんと家から入れてきたのか?」
光留の尻には男性器を象った物がしっかりとはめられ、入口が大きく広げられていた。
「は、はい…」
震える声で肯いた。
(ああ、早くして)
眺めている神谷に心の中で懇願する。
「そのままそこで待ってろ」
だが、神谷は光留をそこに置いたまま中に入ってしまった。
「まっ……!」
目の前でドアが閉まってしまった。
光留は焦った。
ドアを叩いて神谷を呼びたいが騒げば他の部屋の誰かが出てくるかも知れない。
それに神谷は『そのままで』と言った。
言いつけを破ればどんな恐ろしい目に遭わされるかも解らない。
ホテルの廊下で全裸で四つん這い。しかも尻には張り型が埋まっている。
誰かに知られたら確実に変態扱いだ。
だが、光留はその格好でじっと神谷を待つしかなかった。
神谷がもう一度出てきてくれることを信じて。
307ホテルにて4:2005/08/14(日) 13:03:49 ID:67clvsd3
緊張と恥ずかしさに心臓の鼓動が早くなる。
人に見られなくともこんな姿で外にいることそのものが光留には恥ずかしく、
何か悪いことをしているような気になる。
神谷が出てきたのは二、三分ほどしてからだったが、
光留にとってはそれが一時間にも二時間にも感じられた。
「早く。早く入れてください」
周りを気にしながら焦った声で光留は神谷に縋る。
「まだだ」
神谷は手にしている大型犬用の首輪をわざとゆっくりと光留につけた。
「よし、入れ」
やっと入れてもらえた光留は心底ホッとして四つん這いのまま神谷について行った。

中では男が何人か缶ビールをすすっていた。周りにはビールの空き缶やつまみの袋が散らばっている。
同じクラスの大崎、北川、矢島、青木の4人だった。神谷とよくつるんでいる。
「え? これは一体……」
愕然とした。
神谷だけだと思っていたのにこれだけの人数に自分のこんな恥ずかしい格好を見られるなんて。
しかもこれから学校で毎日顔を合わせなければならない上に、
真面目な光留とは仲がいいとはお世辞にも言えないような相手だ。
こんな姿を見られたら明日からどんな顔をして学校に行けばいいのか判らない。
「い、嫌だっ」
光留は咄嗟に神谷の後ろに隠れようとした。
「何をしている」
上から神谷の声がする。
「だ、だって、こんなに人がいるなんて…」
聞いていない。上目遣いで神谷を見た。
「恥ずかしいよ」
「何を今更。恥ずかしいの好きだろう?」
「でも……」
「早く行け。俺に恥をかかせるな」
まだ恨みっぽい目を向ける光留の尻を乱暴に蹴って神谷は促した。
308ホテルにて5:2005/08/14(日) 13:05:05 ID:67clvsd3
「アウッ!」
光留はつんのめって皆の前に転げ出た。
驚いたのは光留ばかりではない。四人の方も光留以上にびっくりした。
「神谷、それは……。永井じゃねえか」
クラス委員の……。
『面白いモノを見せてやる』と言って神谷が誰かを呼んだのは知っていたが、
それが光留だということに四人は驚き、光留の格好を見てまた驚いた。
素っ裸に犬の首輪だけを付けている。
学校での面白みのない真面目ぶったクラス委員とはあまりにもかけ離れていた。
「これは最近手に入れた奴隷だ。犬とも言うがな。ほら、真ん中行って自己紹介しろ」
神谷は光留に目を向けて言った。
「光留です。よろしくおねがいします」
顔に羞恥の色を散らして震えながら、それでも四つん這いで部屋の真ん中に進み頭を下げた。
「すっげえ。こいつのこんな姿拝めるとは思わなかったぜ」
「全く世の中わかんないモンだよな」
「あの永井がねえ」
驚いていた男達は好奇心むき出しで光留に近寄り、にやにやしながら無遠慮に眺め回す。
光留はそのままのポーズで男達の視線にじっと耐えていた。
「光留ちゃん? 首輪がよく似合ってるよね」
子供に話しかけるような口調で首輪をいじりながら俯いた光留の顔を覗きこんでいるのは矢島だ。
男達はいつも偉そうにしているクラス委員のこんな姿が痛快でならない。
309ホテルにて6:2005/08/14(日) 13:09:58 ID:67clvsd3
尻に入れられたモノで刺激され、家からここまでの間に光留の身体はすっかり欲情していた。
「なんだ、もう勃ってるんじゃん」
悦びを示している光留のソコを目にした矢島が笑う。
「何、喜んでんだよ?」
青木は指先でそれを弾く。
「すみません……」
光留は恥じ入るように謝った。
「これ何か、芸できんの?」
「ああ、そうだな…。『伏せ』だ、やって見せてやれ」
肯いて神谷が命令する。
光留はしばらくもじもじしていたが、もう1度きつく言われ、
目を閉じおずおずと犬のように『伏せ』をする。
犬と違う点は尻を高く上げたままで、恥ずかしい後ろの穴が強調されている所だった。
「おい、ここ見ろよ」
光留の肛門に填った物を青木が発見した。
光留はビクッと身体を震わせた。
他の3人も覗きこみ低く口笛を吹いた。
「これはお前が入れたのか?」
北川が神谷に聞く。
「いや、こいつが自分で入れてきたんだ」
自分が命じた事は巧みに避けて言う。
光留は顔を赤くしながら、淫具を青木に指で押し入れられてあっ、あっ、と声を上げていた。
310ホテルにて7:2005/08/14(日) 13:11:43 ID:67clvsd3
「おい、面白いぜ、こいつ」
「何が」
「見てろよ」
青木は光留の尻に入った物を指で軽く押す。
「あっ、ん、んんっ」
すると光留の股間のモノが指のリズムに合わせてピクッピクッと反応するのだった。
それを見た四人は爆笑した。
「おっ、面白れえ」
「おもちゃみてえ」
「おい、俺にもやらせろよ」
面白がって他の男達も手を出した。
「そら123、123、……」
「あっ、あっ、あっ……やっ、やめ……ああぁっ…」
反り返ったペニスは光留の意志に反してリズミカルに光留の腹を叩く。
光留は喘ぎながら腰をくねらせてしまうのだった。
「ひーっ。腹いてえ」
男達は光留の様を指さし、転げ回って笑った。
「おらっ、次『チンチン』だ」
情けない顔で俯いている光留に神谷が次の命令を下す。
これも本物の犬とは少し違い、足を開き膝立ちになって腰を突きだす格好だ。
光留は先走りの滴る勃起したペニスを強調するように両手で支えている。
「ハンムケじゃん」
笑って北川が光留のそれを弾く。
包皮に半分以上包まれた亀頭はかろうじて先だけが出ている状態だ。
「勃ってこれだったら普段は完全にホーケーだよな」
「いい年してこれは恥ずかしいよな」
周りで嗤笑が広がっていく。
光留はただひたすら肩先に顔をうずめてふるえている。もう耳の先まで真っ赤だ。
311ホテルにて8:2005/08/14(日) 13:13:04 ID:67clvsd3
「ちゃんとしろよ、そうじゃねえだろ?」
神谷の言葉を聞き、光留は目に涙を溜めて赦して欲しいと訴えるように首を振った。
しかし神谷が聞き入れるはずもない。無言できつくチェーンを引いた。
光留はギュッと目を閉じ、みんなの顔を見ないようにして包皮を両側からつまみ、
つるんと剥いて見せた。使い込まれていない色の亀頭が顔を出す。
「こいつ、ケッサク!」
再び男達は笑い転げる。青木など目に涙さえ浮かべ身を捩って笑っている。
「ハハッ…お、おれ、呼吸困難になりそう…クッククク…ハハハハッ……」
「おっかしいよ、これ。ホントに『チンチン』だな」
「けっこー可愛い色だよな。全然使ってないみたいじゃねぇ?」
北川が爪の先で引っ掻くようになぞった。
「アアッ……!」
外気にすらあまり触れることのない部分は僅かな刺激にも敏感に反応してしまう。
「実際使ってないんだろ。絶対童貞だぜ、こいつ」
矢島はその辺に落ちていた輪ゴムを持ち出して指に引っかけ、思い切り伸ばした。
「あ、あああ……やめ………ヒィッ!」
バチッとゴムが亀頭を叩いた音と光留が身体を仰け反らして悲鳴を上げたのは同時だった。
思わず身を捩り、手を離してしまった。
「誰が、止めていいっつた!」
神谷の怒鳴り声と同時にチェーンを引っ張られ首が絞まる。
「す、み……ません」
苦しげに顔を歪め、謝った。
「違うだろ? 謝り方も忘れたのか、このバカ犬は!」
神谷はチェーンをさらに引く。
「も…うし、わけ……ありません、ご、しゅ……ご主人様」
ようやく神谷にチェーンを緩めてもらって、光留は目に涙を溜め、
ケホケホと軽い咳を繰り返しながら元のポーズに戻った。
312ホテルにて9:2005/08/14(日) 13:14:04 ID:67clvsd3
面白がって男たちは光留のペニスを弄りまわす。
光留は自分で晒したままの恥ずかしい部分を弄ばれ揶揄されても、
皮を剥いている指も外さずに必死で惨めな思いに耐えていた。
光留は神谷の手によってすっかり従順な『犬』に調教されていた。
「毛が薄いんだな。ほとんど生えてねえじゃん」
光留の股間には申し訳程度にしか毛はなかった。
「それは『お仕置き』だ」
神谷はガムテープでむしり取ったのだと言う。
「うへえ、痛そー」
北川が顔をしかめる。
傷テープを剥がすときにすね毛がはりついていたりしただけでもかなり痛い。
「最近、それも悦んじまうんでお仕置きになんなくてな」
「マゾだったのか、こいつ」
「へえぇ。いや、知らなかったなあ。
真面目でお堅いと思ってたクラス委員が苛められて悦ぶマゾだったとは」
何をやっても悦ぶものだからお仕置きの巾がだんだん狭くなって、と神谷は苦笑する。
縛られ、吊られ、放置される。どんどんエスカレートしていく行為に、
光留の身体は慣らされていったのだった。
『お手』『おかわり』『三べん回ってワン』など命じられるままに『芸』を披露する。
光留の『犬』としての醜態が次々に男達の目にさらされていく。
散歩と称して首輪に付けられたチェーンを引かれ部屋を何周もさせられたりもした。
「これまで俺らに偉そうなこと言ってたクセにこのザマは何だよ」
「こんな恥ずかしいトコ見られたらもう、偉そうにできねえよな」
四人はげらげら笑いながら首まで真っ赤にした光留を口々にひやかす。
光留は助けを求めるように涙のにじんだ目で神谷を見上げるが
神谷は黙って冷たくその様子を眺めているだけだった。

---
とりあえず今日はここまで
313妹1:2005/08/14(日) 14:37:49 ID:T2Vw56ZG
漏れは17歳。高校では成績は上の下くらいだが水泳部に所属し真っ黒に日焼けしタッパもあるため女の子にはよくもてるほうだ。
だから女の子とはそれなりの経験もしてきたしテクも磨いてきた。なにより漏れの息子のすごさに女の子はメロメロになってしまう。
漏れには年子の弟がいる。同じ高校に通っているが漏れより成績は優秀だが遅生まれでタッパも普通で運動部でもないため色白でどこか中性的な雰囲気がある。
漏れの様に男らしいカッコよさと違って美形という顔立ちで別の意味で女の子に人気だがシャイな性格で女の子と付き合ったことがない。
漏れがもったいないと思いながら家で女の子とやった事を話しても横でニヤニヤ聞いているだけで女の子と付き合おうとしない。
肝心なことを忘れていた。弟の名前は 『 妹 』 と言う。
両親は女の子が欲しかったのだが漏れに続いて男が生まれてきたので落胆し
昔『小野妹子』と言う名の男性がいたから男の子に『妹』とつけてもいいだろうと名づけてしまったのだ。
とんでもない親だが弟がシャイな性格になった原因がそこにあるのではないかと漏れは思っている。


その『妹』が風邪をひいて家で寝ていたので様子を見に行ったら、「座薬を入れてよ!熱が下がんないから!」と言ってきた。
親に言えや!と返したら母親は今いない。親父には見られたくない。という事らしい。
『妹』は後ろ向きに四つん這いになってその下は見るな!とパジャマから半分ケツをペロリと出した。
ロケット型の白い座薬を『妹』の※にゆっくりと入れる。
が、直ぐケツの力で這い出してしまう。
奥まで入れろ!と言われ、汚ねぇから触れねぇーよ!と切り返したら、引出しからコンドームを1つ渡し「これで!」と。
指に不自然にそれをハメると『妹』は何度も絶対に変な事するなよ!絶対に変な事するなよ!と言いながら
(省略されました・・全てを読むには ここ を押してください)
314妹2:2005/08/14(日) 14:38:36 ID:T2Vw56ZG
座薬をもう一度漏れに渡してきた
漏れがケツの穴に座薬を入れるとまたケツの力で這い出してしまうので
それを何度も入れなおす事を繰り返すうちにケツの穴が拡張してきたのか座薬を押し返す力が弱くなってきた。
『妹』は何度も指の出し入れを繰り返すうちに感じてきたのか それとも座薬の成分に姦淫効果があったのか
『妹』の目はとろ〜んとしてきて息も荒くなってきた。
そして座薬がケツから押し戻されなくなったときには『妹』は懇願するような目になりながら
「座薬が効くようにもっと奥に入れて〜」とすがってきた。
指でいっぱい奥まで入れたので無理だというと「お兄ちゃんので!」といいながら漏れのローライズのジーンズの真ん中を見つめてきた。
実は『妹』のケツに指を出し入れしている間に漏れも興奮してきてジーンズのベルトがなければ息子が飛び出ているところだった。
漏れが驚いて何も出来ないでいるうちに『妹』は両手を伸ばしてベルトを緩めてジーンズを引き摺り下ろした。
押さえつけていたものがなくなった漏れの息子は黒のローライズのボクサーパンツから勢いよく飛び出して漏れのへそを強く叩いた。
漏れは消防の頃には剥けていたのが自慢で押さえつけられずに育ったためか17の今では勃起すれば長さは19cmあり太さやカリのデカさも自慢だった。
『妹』は「欲しい」と一言だけ言って漏れに新しいコンドームを渡した。漏れは少し怖くなって「そんなに欲しいならお前がパンツを脱がせろ」と言ってみた。
『妹』はコクリとうなずいて漏れの正面に黙って座ると黒のローライズのボクサ―パンツの両サイドを持つとゆっくりと脱がし始めた。
パンツを脱がしながら息子をじっと見つめている『妹』が本気なのだと判って
漏れは「座薬を奥に入れるだけだからな!」と言ってコンドームの封を開けると息子にコンドームを被せていった。
(省略されました・・全てを読むには ここ を押してください)
315妹3:2005/08/14(日) 14:40:06 ID:T2Vw56ZG
息子にコンドームを被せたが元々大きいのが自慢だっただけに長さが19cmある息子に普通のコンドームはキツキツで少し痛いくらいだった。
下半身裸の漏れは上に来ていたTシャツも脱ぐと真っ裸になった。
漏れのタッパは183cmあり水泳部で筋トレもしていた事から腹が割れ引き締まった逆三角形の体が真っ黒に焼けていたが
真っ裸になると腰の部分だけがビキニの形に日焼けしていないのが白く目立った。
『妹』は漏れの黒く引き締まった体と白く残った部分から突き出しているコンドームを被っていてもはっきりと形の分かる漏れの息子をじーと見ていたが
漏れが「本当にいくぞ」と言うと何も言わずに後ろを向きそのまま四つん這いになって静かにケツを突き出した。
年子で同い年の『妹』はパジャマのズボンからケツ半分だけ出していたままだったが真っ裸になっていた漏れは妙に興奮した。
さっきまで『妹』のケツの穴に座薬を入れるために指を1本で出し入れしていたが
水泳後にシャワーを浴びているときでも仲間からデカチンと言われる位の漏れの息子をいきなり入れたら『妹』が壊れてしまうため
今度は2本の指にコンドームを被せケツの穴を何度か往復させ緩くなったところで3本に指を増やし同じ事を繰り返した。
15分ほどして『妹』のケツの穴は十分に弛緩した様だが漏れの息子はきつめのコンドームのためか逆にギンギンに硬くなっていた。
漏れはいよいよ覚悟を決めると『妹』の後ろでひざ立ちになり片手を息子にあてがいもう片手を『妹』のケツをつかむとゆっくりと『妹』のケツの穴に突き当てた。
(省略されました・・全てを読むには ここ を押してください)
316妹 元レス:2005/08/14(日) 14:48:14 ID:T2Vw56ZG
元々の文章はこれだけです。
それを801に膨らませました。
希望があれば続編書きます。

>妹が風邪をひいて家で寝ていて様子を見に行ったら、
>「座薬を入れてよ!熱が下がんないから!」と言ってきた。
>親に言えや!と返したら母親は今いない。親父には見られたくない。という事らしい。
>妹は後ろ向きに四つん這いになってその下は見るな!と半分ケツをペロリとだした。
>ロケット型の白い座薬を妹の※にゆっくりと入れる。
>が、直ぐケツの力で這い出してしまう。
>奥まで入れろ!と言われ、汚ねぇから触れねぇーよ!と切り返したら、
>引出しからコンドームを1つ渡し「これで!」と。
>指に不自然にそれをハメると
>妹は何度も絶対に変な事するなよ!絶対に変な事するなよ!と言いながら
>(省略されました・・全てを読むには ここ を押してください)
317風と木の名無しさん:2005/08/14(日) 15:11:10 ID:W4K9+X4a
ホテルさん、GJです!
ワンコプレイかなりツボにはいりました
次の投下お待ちしてます

妹さん、ここは鬼畜作品を(省略されました・・全てを読むには ここ を押してください)
318風と木の名無しさん:2005/08/14(日) 16:44:46 ID:bbseIYy0
ホテルさん、GJ!
319風と木の名無しさん:2005/08/14(日) 19:53:04 ID:cAh9wtYT
(*´∀`)クラス委員凌辱キター!!
320118@まとめ:2005/08/14(日) 21:02:37 ID:mTH4mtye
5のしおりを雑談スレでいただきました。
>301の方?ありがとうございました。
1のしおりを引き続き募集中です。

旧保管庫や絵板BBSなどでまとめて欲しくない作品を
覚えている方がいれば情報お待ちします。

>300
作品まとめサイト、クッキーで認証しているので携帯駄目のようでした。
すみません。携帯のスキンは弄れないのですごく見難いと思います。
余力があれば過去ログサイトでスレ100毎に分割とかで可能かも。
321ショタもの:2005/08/14(日) 22:16:29 ID:LQ3glAVo
何が起きてるか理解出来てない、きょとんとしたような不思議そうな顔をする相手の頬を掌で撫でながら
「…イイコトしてやるっつたんだよ」
まだ何も知らない相手の表情がこれから歪むであろう瞬間を想像して、口角を上げて笑う
「おにーちゃん…?」
まだソファで組み敷かれたままの、自分より小さな従兄弟の首筋に舌を這わせると擽ったいのか身を震わせる。
「なに?くすぐったいよ」
ふざけていると思ってるらしい少年は、くすくす笑って覆いかぶさる相手の下から逃げようとする。
「こら、逃げるな」
322ショタもの:2005/08/14(日) 22:17:59 ID:LQ3glAVo
だが、逃がさない、とソファにその体を押さえ付ける。
「っ…痛いよ、おにーちゃ…んんっ!」
いつもとは違う力の強さに一瞬眉を寄せ、痛みを訴えようとする唇を塞がれる。
ようやく、相手の様子がおかしいことに気付くが、もう、遅い。
慌て押しのけようとしても小学校中学年の力と高校生の力では比べる意味もなく、抗いは抗いにもならない。
寧ろ、そんな抵抗を嘲笑うかのようにたやすく両手首を頭上で纏められてしまう。
「や、やだっ!離してよっ!」
じたばたもがく少年を面白そうに見下ろしながら、空いてる片手でシャツを捲くり上げる。
323ショタもの:2005/08/14(日) 22:19:31 ID:LQ3glAVo
「お前が大人しくしたら離してやるよ」
そう言って少年の短パンを下着ごと下ろす。
まだまだ幼い自身が露になると、皮を被ったままの自身をきゅっと握り、先端に親指を掛け
「ひっ…そんなとこ触るなっ!やだやだっ!離せっ」
「イイコトついでに…ここも大人にしてやらないとな…」
少年の言葉を聞く気はなく、親指に力を込め一気に下へと引き下ろす。
「い…っ――!?」
いきなり皮を剥かれる痛みに息が詰まる。
声にならず、唇をがたがたと震わせて見開いた目からは涙が零れた。
「これでクラスの奴らより少し大人になったな」
324ショタもの:2005/08/14(日) 22:21:46 ID:LQ3glAVo
自分の上で笑う相手の笑顔はよく知っているはずなのに、知らない顔のように映った。
「じゃ、次は大人の使い方も覚えような」
空気に曝されじんじんと痛む桃色の肉を指の腹で擦られ、びくっと少年の体が跳ねる。
「う…んん…っ」
痛みに耐えるように目を堅く閉じ、唇を噛み締める。快感ではない、焼けるような熱さに似た感覚が広がっていく。

熱い、痛い、嫌だ、止めて――そう言いたいのに、口を開くことが出来ない。






今回はここまで。初投下で皆様の反応を伺ってみる…
325風と木の名無しさん:2005/08/14(日) 22:34:28 ID:SoQy5+Uw
>324
ショタスキーでつ。いい鬼畜期待してます! ショタッコの開通は個人的に大好物。
32658:2005/08/15(月) 00:29:14 ID:InNPNYxw
ショタキター!
周りにショタ好きがいないので
ショタ話に飢えておりました。
おいしくハァハァさせていただきます。
327300:2005/08/15(月) 00:44:06 ID:gDwzJ4fu
>118@まとめタソ
そうでつか(´・ω・`)過去ログサイトがんがってみます(`・ω・´)わざわざありがdです
328118@まとめ:2005/08/15(月) 01:48:18 ID:SfDPQk3D
>>327
>>108の過去ログまとめサイトでスレの1と2と
2のしおりだけ携帯からでも(たぶん)見れるようにしました。
スクロール大変だと思いますがどんなもんでしょう。
2chの過去ログ携帯向け変換ツールがあればいいのですが。
329風と木の名無しさん:2005/08/15(月) 01:48:58 ID:SfDPQk3D
すすすすみません!
>>328
>>118の間違いです。>>108さんごめんなさい。
330風と木の名無しさん:2005/08/15(月) 05:54:46 ID:zg0MUeDk
職人さん乙!!

ショタいいよショタ(*゚∀゚)=3
早く続きカムォ〜〜〜ン

クラス委員タソ
早くリンカーン来いやあぁぁ!!
待ってるよ
331秘書マイナス17:2005/08/15(月) 06:36:16 ID:zg0MUeDk
就業後、また倉庫にいく。利根川はいなかった。
『助かった』
奴らと色事に耽っている暇はない。倒産だから手を切ってこいって?そんなこと誰がするか。何かあるはずだ。
倉庫にいったついでにむこう3年分のウチの決算書や取引先の決算データを両手に抱えて倉庫を出る。
その夜。
僕は入社して初めて、家賃が恐ろしく安いことだけが自慢のぼろアパートに資料を持ち帰っていた。
冷蔵庫から出したビールを飲みつつファイルから書類を取り出し目を走らせる。
常磐の言うとおり内情は酷いものだった。
「・・・!!」
想像以上の惨々たる有り様に目を覆う。
常磐はもって三年と言ったが、下手すれば来年の今頃は水科ケミカル社長経営不振で自殺?なんて見出しが社会面を飾りそうな勢いだ。
ここ数年で利益は半分。その分赤字は鼠算式に増えて・・・奇跡でも起こらない限り立て直しは無理。
一介のサラリーマンに巨額の負債穴埋めなんて出来るハズも無い。
駄目だ、どうにかなる話じゃない。
「万事休すだぁ」
だが一縷の望みを求めて資料を上から下まで一言一句漏らさず読み返す。
こんなに真剣に仕事に打ち込むのも入社してから初めてだった。
332秘書マイナス18:2005/08/15(月) 06:37:58 ID:zg0MUeDk
朝、目を覚ますと9:00だった。資料を読みながら眠ってしまったらしい。
慌てて社に連絡して出勤したが到着は10:00前だった。
「ハアッ、お、遅く・・ハアハア、なりましたッ」
皆がクスクス笑っている中、課長に言い訳しにいくと
「やっときたか、オイ常磐!お前から説明してやれ」
「はい、課長。香月、チョット来い」
手招きして事務室から会議室へ連れ出される。
「何か?」
「利根川が倒れた」
聞けば倒れたのは昨日の夕方頃、ちょうど僕が倉庫にむかっていた時間だ。夏の頃から奥さんとうまくいかなくなり、仕事も凡ミスが続き、かなりストレスが溜まっていたそうだ。
−だから昨日来なかったのか−
「オレは今日から利根川の担当区に回る。だからオレの担当区をやれ」
「僕が・・・」
棚ぼたとはこういう事をいうのか!?三ヶ月も堪えた甲斐があった。
「おっと、言い忘れていた。お前は利根川の見舞いには絶対行くな」
「?」
「奥さんが『香月亮子チャン』を血眼で捜しているからだ。女の子だと思っているらしいがね、念のため。
フゥーン、オマエって魔性の躯なんだ」
常磐の目付きがいやらしくなる。

甘かった。まさか勤務時間中に社内で事に及ぶとは思っていなかった。
333秘書マイナス19:2005/08/15(月) 06:39:58 ID:zg0MUeDk
「や、やだなぁ常磐さん。いま皆が隣にいるから」
「だからどうした?」
壁一枚むこうが事務室。見られたらいい晒し物になるだろう。
「声を立てるなよ」
常磐が腕を背中に回して抱きしめてきた。掌がシャツ越しに肩や背中、尻の辺りを探ってくる。
「ん・・」
「感じてきたか?本当にやらしい奴だな」
「もう・・止め、ましょうよ、常磐さ・・・ん、アンッ」
「コレは今日の遅刻に対する罰だ」
常磐は僕のベルトを外し、中を探る。口では嫌だと言いながら、本気で抵抗しない僕はやはり好き者なのだろう。
後ろ手でテーブルに寄り掛かりぼんやりしていると僕のモノに軽い痛みが走った。
「何を!?」
「あぁ、出る時は言えよ」
常磐は僕のモノをくわえ込むと舌で扱きだした。最近はご無沙汰だった快感に僕はすぐ達した。
−!!−
「ときわさん!?何を」
「バカ、でかい声だすな、聞こえたら恥ずかしいって言ったのオマエだろ」

出なかった。輪ゴムで根元を縛られていた。お陰で達しても快感が止まらない。テーブルを支えにしても、立ってなんかいられなかった。叫んでしまいそうだった。
「来て・・・」
「何処に?」
「判ってる・・・くせに、アッ!ダメ」

二度目を迎える。
334風と木の名無しさん:2005/08/15(月) 07:29:45 ID:ojf0pKFH
秘書タソ来てた!朝からハアハアハア!で、でも、こ、こん、な、ところ、で....寸留め..!
信じられない、鬼頭ゼメにあってるようだ......ハア..ハアハアハア....早く....お願、い..も、もう.......
335ショタもの:2005/08/15(月) 09:56:06 ID:IYwz6U1j
>>321です。ショタ好きさんがいて下さって安心しました。今日は休みなので、また投下します。


皮が剥けて擦り傷のように朱く痛々しいモノを何度か上下に扱くが、やはり痛覚の方が強く、一向に反応を示さない。
溢れてくるのは目尻を伝い落ちる涙だけ。
少年の頬を濡らす水滴を舌で嘗め取りながら、耳元で優しく話し掛ける。『いつものように』
「…なぁ、痛いか?」
一瞬、もしかしたら止めてくれるかもしれない。
いつものおにーちゃんに戻ってくれたのかもしれない。
そんな期待が、芽生える。
336ショタもの:2005/08/15(月) 09:58:14 ID:IYwz6U1j
薄く目を開けると、心配そうな従兄弟の顔が目に入る。
――やっぱり、こんなこと何かの間違いだ

少年は迷わずに何度も頷く。
優しいおにーちゃんなら、きっと自分の手を離してくれて、こんなおかしなことを止めてくれる…。
「そうか…。じゃあ、痛くない様にしてやろうな」
手首を掴んでいた手が緩んだことに、ホッと息を吐く。

終わった。よかった、もうこんな痛いことは…――

そう、安心したのもつかの間
「え?おっ、おにーちゃん!?」
しゅるっという音と同時に手首に巻かれ、あっという間に拘束するのは側にあったスポーツタオル
337ショタもの:2005/08/15(月) 10:00:32 ID:IYwz6U1j
「お前が逃げないように、まだ必要だろ」
ニッコリ、と笑う相手に少年は信じられないような顔をする。
今、耳に入った言葉は行為の続行を意味していた。
「なっ…だって…」
「『やめる』なんて一言も言ってないだろ?」
当たり前のように言われた言葉は、先程からの行為と合わせて少年の従兄弟に対する信頼を崩していく。
茫然とした少年の表情を見ながらとても楽しそうに笑い、机の引き出しから液体の入った小瓶を取り出す。
蓋を開けると甘ったるい匂いが辺りに広がる。頭がぼーっとするような…。
338ショタもの:2005/08/15(月) 10:01:48 ID:IYwz6U1j
小瓶に指を突っ込み、どろりとした蜂蜜のような液体を掬い取って少年の口元へ近づける。
「口、開けて」
甘い、お菓子のような美味しそうな匂い。
けれど、どこかで危険信号が鳴っている。
口にしちゃいけない、と頭の隅で響いてる。
でも指はもう目の前で少年の口が開くのを待っている。
もし、ここで開けないとどうなるか。
そっちの方が怖くて、さっきより痛いのが嫌で、少年は恐る恐る口を開けた。
従兄弟の指は少年が口を閉じる前に、ぐっと奥へ指を突っ込んだ。
「んぅっ!ん、く…ぅっ」
339ショタ:2005/08/15(月) 10:03:16 ID:IYwz6U1j
遠慮がちに開かれた口内へ突っ込まれた指は無遠慮に少年の中で動き回る。
舌の根本、喉奥付近へ伸ばされた指に吐き気がする。
噎せては沸き上がる嘔吐感に必死に耐える。
唯一の救いは液体の味。
苦しさで吐きそうになるが、甘い液体が和らげてくれるような気がする。

それが、液体の効果の表れとも知らずに――

息苦しさに眉を寄せる少年の口内に先程の液体を塗りながら、内側の柔らかな肉の感触を楽しむ。
ふわふわした温かな口内を指で犯し、別のモノも突っ込みたくなるのを抑える。
まだだ。まだ、駄目だ。
340ショタもの:2005/08/15(月) 10:05:35 ID:IYwz6U1j
そう自分に言い聞かせ、小さな舌上を中心に液体を塗る。
時折指を抜き、新しい液体を掬い取っては半開きの口へ突っ込むのを繰り返す。やがて少年が自らその液体を始めるのを待つ。
甘い液体の味に慣れた頃、少年の舌が怖ず怖ずと指先を舐め出す
舐めるというよりは、息苦しさから舌で指を押し返そうとするような動きだが、それでも満足そうに笑って少年の顔を見下ろす。
涙で濡れた頬を紅潮させ、陰が落ちたように濁る目はとろんとして焦点が合わない。



――今回はここまで
鬼畜になってるのか微妙ですみません…
341風と木の名無しさん:2005/08/15(月) 10:14:08 ID:zg0MUeDk
お・・・おにいちゃーん乙!!!
朝っぱらからなんてもんを
お陰で仕事にならんわ!

この擦れマジで鬼畜揃いだぜ
342ショタもの:2005/08/15(月) 12:31:27 ID:IYwz6U1j
おまけ


次第に指を吐き出そうとしていた動きが変わる。
ペロペロと指についた液体を舐め取るそれに。
「ん…っ…んっ、うぅ…」
指に舌を絡ませ、ちゅっ、という水音を立てながら吸い付いてくる。
「俺の指はそんなに旨いか?」
空いてる手で少年の髪を撫でると指を咥えまま少年が頷く。
「うん…っ、おい、し…」
液体に含まれる催淫剤が効いて来たようだった。
素直に返事をし、奉仕をするようにしゃぶりつく姿に笑みが深くなる。
「じゃ、指よりもっと旨いのを喰わせてやるよ」
そう言って少年の口内から指を引き抜く。
「あっ…」
343ホテルにて10:2005/08/15(月) 15:01:56 ID:n6xBtRbj
>>312
「なあ神谷。どんな手を使ってこいつをこんなにしたんだ?」
「おいおい、人聞きの悪いこと言うなよ」
神谷は心外だと言うように笑った。
「こいつから奴隷にしてくれって言ってきたんだぜ」
「本当かよ」
「本当さ。なあ、光留」
光留はビクッと身を固くし、小さく頷いた。光留の恥ずかしそうな様は、
強要されたものではなく、秘密を暴露された時のそれで、
神谷の言うことが真実である事を物語っていた。
光留にはもともとそう言う願望があった。
中学の時初めて目にしたSM写真は責めている男ではなく
責められている女の方を無意識に自分に置き換えていた。
はっきり自覚したのは高校に入ってからだ。その手の雑誌を買い込み自慰をした。
だが、実際に行動に移す勇気は出ず、その恥ずかしい望みをひたすら抑え、隠し続けてきた。
クラスが変わって、同じクラスになった神谷を知った時光留の心に変化が起こった。
架空の誰かに責められたいと言う漠然とした望みは、
神谷という存在を得て『神谷に』という具体的な願望に変わったのだ。
そしてそれは急速に膨れ上がり押さえつけられなくなった。
「妙な小細工までして、俺に近づいたんだもんな」
344ホテルにて11:2005/08/15(月) 15:02:43 ID:n6xBtRbj
小細工、と神谷は言う。
しかし光留にとって一世一代のカケだった。
神谷に光留のわざと弱みを握らせて光留を脅すように仕向ける。
光留は仕方なく脅しに屈する。簡単な筋書きはこうだった。
弱みを握られているから仕方なく従うしかないという言い訳と逃げ道を作れば、
望みが叶いプライドも守れる。そう思った。その為には神谷を怒らせるような事さえした。
そして綿密に計画し、チャンスを待ち実行した。
が、それはあっさり失敗した。神谷が光留の敵う相手でなかった事が誤算だった。
光留の企みは全て神谷に見透かされていたのだった。
『お前の俺を見る目は、御主人様を見るマゾ奴隷の目だぜ?』と神谷は言った。
神谷には光留を脅す必要など一つもない。ただ待てばいい。光留が自分から神谷に膝を屈するのを。
そしてその通りになった。
部屋で自慰をしていたこと、その様子、使ったモノ。
事細かに告白させられ、目の前で再現させられた。
心の奥深くに隠した浅ましい欲望も全て、神谷の前にさらけ出させられた。
プライドもはぎ取られ、心を剥き出しにされた光留は全てを失って神谷にひれ伏した。
345ホテルにて12:2005/08/15(月) 15:03:38 ID:n6xBtRbj
「なんだ、もともとそういう趣味だったのか。
そんな恥ずかしい趣味のクセに真面目ぶって。そりゃあ詐欺だぜ」
「ひょっとして俺らにきつく言ってたのは、苛めて欲しかったからか?」
言って光留の乳首をきつく捻る。
「い、痛っ」
「痛いのが好きなんだろ? マゾのクラス委員さん」
「苛めて欲しいなら早く言えばいいのに」
気安く言い、尻をぺしぺしと掌で軽く叩く。
秘密を暴露されてしまった光留にはもう何をされても辱めを甘んじて受けるしか残されていなかった。
「今日はみんなに見てもらえて嬉しいんだろう?」
「は、はい。みなさんに光留の恥ずかしい姿を見ていただけて嬉しいです」
光留の言葉に部屋は笑いに包まれる。
「裸でここに来るってのをコートだけは付けさせたんだぜ」
神谷は嘯く。
「しかもそのコートも廊下で脱いじまうし」
「露出狂かよ」
「変態だな」
勝手なことを言い合う男達に光留は反論もできずにただ俯くだけだった。
「お前の特技を見せてやれ」
神谷は光留の耳元で囁いた。
四人が何だ?という顔をする。
「ちょっとした余興だ。ついでだからな」
そう言うと神谷は光留に命じた。
「手を使わずにソレを出して見せろ」
346ホテルにて13:2005/08/15(月) 15:04:13 ID:n6xBtRbj
「は…い」
光留は四つん這いになり、みんなに見せるように腰を突きだし、くねらせた。
「できんのか?」
大崎がそれを見ながら聞く。
「まあ見てろよ」
光留は苦しげに眉根を寄せて尻を上下左右に振る。
「お、出てきた、出てきた」
「がんばれ、がんばれ」
冷やかしと声援の中で光留は淫具を抜き去ろうと必死で淫らがましい動きをしていた。
張り型を半分ほどようやく押し出すと光留は一息ついた。そして再び押し出そうと力を込める。
「何サボってんだよ」
神谷が後ろから半分ほど出てきたバイブを足で再び押し戻してしまった。
「アウゥッ!」
大きく喘いで身体を反らせた。
また、一からやり直しだ。
光留は項垂れて肩で大きく息をしている。
「ほら、どうした、どうした」
下腹に力を入れ産卵するように息むと少しずつバイブが頭を出してくる。
しかし途中で息をついて休むと神谷は容赦なくバイブを戻してしまうのだ。
「や、…そんな……しないでぇ……」
腕で身体を支えていられずに頭を床に突っ伏してしまう。
押し戻されては出し、出しては押し戻されるのを何度も繰り返す。
繰り返される後孔への刺激によって光留のペニスは今にも弾けそうになり、
先から滴った先走りが床にまで落ちる。
「く…ぅっ…」
顔を真っ赤にして虚しい努力を続け、やっと最後にゴトンと音を立ててそれが落ちたとき、
笑いと拍手が起こった。
「上手上手、光留ちゃん」
光留は顔を伏せたままハアハアと荒い息をついていた。
347ホテルにて14:2005/08/15(月) 15:05:19 ID:n6xBtRbj
「ご褒美をやろうか? 何がいい」
神谷は言うが、光留がすべきことはすでに決まっている。
「は、はい……あ、ありがとうございます」
光留は周りの粘つく視線を感じながらそのままの格好で、両手で尻を掴み
さらにわり広げて身をくねらせた。
「ここに、ください」
「何をだ? ちゃんと言え。言わないとやらねえないぞ」
「ひ、光留のお尻の穴に、ご主人様のお○んちんを…、ください…」
「まあ、いいだろ」
神谷は淫具が填っていた所に自身を突き入れた。
「あうぅっ!」
光留は呻いて、身体を反らせた。
「嬉しいだろ?」
「は、はい、嬉しいです」
後ろを突かれながら光留は答える。
神谷は腰を下ろし、背面座位に体位を変えた。
「ほら、お前の恥ずかしいトコみんなに見てもらえ」
そう言って光留の足を大きく割り開かせる。
348ホテルにて15:2005/08/15(月) 15:06:48 ID:n6xBtRbj
光留は恥ずかしそうに目を伏せながらも逆らわず自分から足を開いた。
「ど、どうぞ、ひ、光留の恥ずかしいところ、ご、ご覧下さい…」
光留は喘ぎながら甘えた声で言うのだった。
「もうすっかり奴隷口調が身についてんな」
「そりゃあ、奴隷だもんよ」
周りで笑いが起こった。
四人はビールをあおりながら、光留の姿を見物し、揶揄して愉しんだ。
「あっ、あっ、あっ…ん」
光留はよがり声を上げながら、自分から腰を使いピストン運動を繰り返す。
「おらっ。お前の一番恥ずかしい瞬間見てもらえや」
神谷に導かれて思い切り深く身体を沈めると、
「あ…ん、あああぁ!」
大きく喉をのけぞらせて白濁を放出した。
神谷は光留の中に射精するとずるり、と自身を抜き取り光留を前に突き倒した。
「床、汚すなよ。ったく」
神谷が眉を顰める。
「も、申し訳ありません…」
光留は床に散った自分の飛沫を舐め清めた。
「こっちも、だ」
さっきの床に落ちた先走りの液を指さす。
「は、はい……」
裸で這い蹲って床を舐める光留の惨めな姿に男達は蔑みきった声を掛ける。
「犬以下だな。人間としてここまでは落ちたくねえな」
「みっともねー」
光留はただ俯いたまま震えていた。
349ホテルにて16:2005/08/15(月) 15:07:25 ID:n6xBtRbj
「犯っていいぜ」
「え?」
光留は信じられない事を聞いた様に神谷を見た。
「い、嫌…」
光留は慌てて首を振った。絶対嫌だった。
相手が神谷だからこそ恥ずかしさも痛みも悦びに変わるのだ。
見られるだけならまだいい。しかし…。
「神谷君以外に抱かれるなんて、そんな……」
あまりのことに思わず口調が素に戻ってしまっている。
「神谷君じゃねえだろ? もう忘れたか?」
「す、すみません。ご主人様です……」
「まあ、そう言わずに来いよ。『ご主人様』以外の味も教えてやるぜ」
大崎がベッドに引きずり込んで押さえつける。
「いっ嫌ですっ、嫌だっ!」
光留は手足をバタつかせて必死で抵抗した。
同じ行為でも神谷でないというだけで嫌悪感を感じる。
「助けて…」
泣きながら救いを求めて神谷を見るが、神谷は椅子に座りそしらぬ顔で煙草をふかしている。
「おらっ。大人しくしろよ」
「いや…。許してっ」
光留は抵抗を諦めない。
「面倒くせえ、縛っちまおうぜ。その紐貸せ」
抵抗を封じながら、光留を後ろ手に捻り上げた。
「ヒッ! いっ、痛いっ!」
光留が顔を顰める。
350ホテルにて:2005/08/15(月) 15:12:15 ID:n6xBtRbj
今日はココまでー
続きは明日・・・多分
351風と木の名無しさん:2005/08/15(月) 15:24:29 ID:IYwz6U1j
クラス委員林間!待ってましたーっ!(´Д`;)ハァハァ…
美味しいとこで切られ…でもそんな風に焦らされるのもまた…明日が楽しみです
352風と木の名無しさん:2005/08/15(月) 20:18:34 ID:InNPNYxw
ショタ…いいよショタ!!
おまけなのに破壊力バツグンです。
続きたのしみ〜
353風と木の名無しさん:2005/08/15(月) 21:27:18 ID:2Pm6nSzy
投下がいっぱいで嬉しいです
ホテルさん、明日待ってるよー
354327:2005/08/15(月) 22:44:32 ID:gDwzJ4fu
>職人様
乙!!GJでした(*´∀`)
>118@まとめタソ
過去ログまとめサイト見れるようになってました!!わざわざありがとうございます(*゚∀゚)
355風と木の名無しさん:2005/08/15(月) 23:37:40 ID:MD52yhPC
ショタ好きだー!! 犯ッチマイナー!!
356ショタもの12:2005/08/15(月) 23:59:40 ID:IYwz6U1j
>>342


唾液でぬらぬらと光るそれを名残惜しそうに見つめる少年。
その物欲しそうな表情にそそられると同時に、もう拘束は必要ないと判断し、手首のスポーツタオルを外す。
自由になったばかりの少年の手はまだ動かせず、微かに手首が離れただけだった。
「おにーちゃ…」
はぁ…と濡れた吐息を漏らして相手を見る。
変わらずに従兄弟は笑っている。

――なんだか体が熱い…。何か得体の知れない疼きが体を駆け巡る。

部屋にはエアコンが掛かってて、肌に触れる風のお陰で涼しかった。
357ショタもの13:2005/08/16(火) 00:01:50 ID:IYwz6U1j
なのに、今はその冷気さえ火照った体を冷ますことは出来ず、寧ろ肌への刺激に変わって少年は体をくねらせる。
「おにーちゃん…っ、あつい、よぉ…っ」
体の熱の意味が分からなくて、少年は身を丸く縮めて声を漏らす。

――ごくり、と従兄弟の喉が鳴る。
薬によって齎された幼い恥態と色香に劣情を煽られる。
「大丈夫、すぐに熱さなんて気にならなくなる」
そう言って力の入らない少年の体を抱き起こし、四つん這いにさせる。
ジーパンのジッパーを下ろし、下着の中から既に屹立した性器を取り出すと先程の液体を掛ける。
358ショタもの14:2005/08/16(火) 00:03:21 ID:IYwz6U1j
「おにーちゃん…?」
その様子を間近で、ぼんやりみつめながら少年が従兄弟を呼ぶ。
従兄弟は自分を呼ぶ少年の髪を撫で、そのまま少年の口元にソレを押し付ける。
「…嘗めて。指なんかより、ずっと旨いから」
「んっ…おにーちゃん…」
唇にぐいぐいと押し付けられるモノに困惑するが、薬のせいで頭が上手く働かない。
自分のモノよりもずっと大きく硬い、グロテスクにさえ見えるソレは、媚薬が効いてなければ逃げ出していただろう。
359ショタもの15:2005/08/16(火) 00:04:57 ID:IYwz6U1j
だが、液体のせいでヌメりを帯びてツヤツヤと淫靡に光り、辺りに漂う甘い匂いに誘われるように少年は口を開け、ぱく、と咥えた。
「んっ、んっ…ふぅ…」
従兄弟の大きさに少年の小さな口では半分まで咥えるのが精一杯だったが、それでも奥まで咥えて従兄弟の性器に舌を這わせる。
小さな舌での拙い奉仕。
だが、いつの間にか夢中で性器を口一杯に頬張る少年に興奮は隠せず、腰を揺らして自分の快感を追う。
「うっ、く…うんんっ…!」
息苦しそう声を漏らしながらも少年の方も口は放さず、ぴちゃぴちゃ音を立てて吸い上げる。
360ショタもの16:2005/08/16(火) 00:07:31 ID:v/kaH3p6
先程の分と今の分。
少年が従順になるには充分過ぎる量の媚薬は、まだ小瓶に残っていて。
「はっ…そろそろ…」
そう呟いて少年の口から性器を引き抜く。
「ふぁっ!?あっ、な…」
何、と言いかけた少年の顔に白く濁った生暖かい液体が掛けられる。
従兄弟の性器から吐き出された精液がべったりと少年の顔を汚し、ぽた、とソファに滴り落ちる。




と、一旦切ります。
やはり反応があると投下しやすいですね。頑張ろうって気になります
361風と木の名無しさん:2005/08/16(火) 06:09:14 ID:4MfXdmfj
あま〜〜〜〜〜〜い
オニイチャン甘杉るよぉ
ハアハア・・・
ケーキにのってるサンタ人形よりも甘いよぉ
おいらにもくれよぉ〜〜〜
言うこときかない学級イインチョにこの媚薬、わけてやりたい
362秘書20:2005/08/16(火) 16:26:33 ID:4MfXdmfj
また達したが開放される訳ではない。
「んっ、ハァ・・ハァ、ときわ・・さん、も・・・駄目」
「入れたい」
立ち上がった常磐が耳元で囁きながら、僕のモノを指の腹で撫で上げる。それだけでも気持ち良い
「社内で・・本番はさせるなって、言ったの・・・常磐さんだ」
「さっき『来て』って言ったのはオマエだろ?」
「嘘・・・」
「本当だよ」
「本当は・・欲しい・・」
「でも今日はゴム持ってないんだ、オマエ持ってるか?」
「・・・いいえ」
常磐は会話の最中でも手をゆるめない。
「しかしオマエってこんな場所でも出来ちゃうんだ。ハッ、壁一枚向こうに皆がいるっていってたのにな」
−出したい・・・
それしか考えられなくなってきた。だが常磐はそんなつもりはないだろう。そんな事言ったらもっと苛んでくるはずだ。
それにこんな場所で羞恥プレイは僕の範疇じゃない。
考えろ、常磐の狙いは?コイツ僕の身体に興味は無いはずだ。僕のこと大嫌いだって言っていたじゃないか。
この前の展開。何があった?利根川の入院?違う、じゃあ遅刻?それは建前。何か引っ掛かる・・

「あぁ!」
思わず声を上げてしまった。常磐が鎖骨のあたりを吸ってきたからだ。
363秘書21:2005/08/16(火) 16:27:35 ID:4MfXdmfj
「どうした?」
「あ、いいえ」
集中していた意識がバラバラになるとまた身体の芯から溶けてしまいそうな快感がよみがえり苛まれる。
−触れてくる場所が熱い、本気で感じてしまっている・・・駄目だ!こんな場所で−
「ハァッ、赦して・・もう・・」
「どうすればいいんだ?オレにどうしろと」
「やめて・・・」
「オレが気持ち良くしてやるから動くなよ、これは上司の命令だ・・・」
舌でモノを舐め上げ、先を擦り上げる。ただそれだけなのにあまりの気持ち良さに僕は泣き出しそうだった。
「ああ!ああ・・!」
「ば、馬鹿ッ!でかい声だすな!」
常磐がテーブルの上で暴れる僕の口を左手で塞いでくる。
もう止められなかった。ここが何処かなんてどうでもいい、目の前にいるのが誰かなんて関係ない。泣いて縋ってもっと気持ち良くなりたい。
「お願い、出して・・・」
「やっと言ったな」
常磐が輪ゴムを外した。その瞬間、絶頂が躯を貫いた。
「ンン!んんーッ!」
知らない間に口をハンカチで塞がれていたので悲鳴は聞かれなくて済んだ。だが正気に戻って青ざめる。
僕は何処にぶちまけた!?
常磐が口を拭っていた。
まさか常磐が僕のを・・・?

何考えてる?常磐

364ショタもの17:2005/08/16(火) 17:40:58 ID:v/kaH3p6
>>360


何が起きたのか、一瞬分からずに少年は目を瞬かせる。
顔を汚す粘り気のある液体をそっと指で掬い、不思議そうに見る。
「舐めてみな。きっと気に入るよ」
従兄弟の言葉に頷いて手に取った精液を舐める。
「…苦いよ…」
口内に広がる生臭いような苦み走った味に眉を寄せるが、精液を拭っては舐めという行為を繰り返す。
味はともかく、体がそうさせる。
これも媚薬の効果なのか、顔を白く汚していたものを全て拭い、舐め取ると次はまだ従兄弟自身に付着している精液を舐めようと従兄弟の股間に顔を埋めて舌を動かす。
365ショタもの18:2005/08/16(火) 17:42:15 ID:v/kaH3p6
「苦いんじゃなかったのか?」
精液を求める少年に従兄弟が面白そうに尋ねる。
少年は従兄弟の表情にも気付かず、夢中で性器を舐めて綺麗にしていく。
「だっ、て…ほしい…」
そう言って更に舐めようとする少年の脚が小刻みに震えているのに気付く。
「…欲しいんだ?」
「うん…っ!?おにー、ちゃ…あっ…」
少年が答えるより早く、小瓶に残った液体を少年の双丘へと垂らす。
冷たい感触にびくっと反応する少年の小さな窄まりに手を伸ばし、堅く閉じられた蕾に指を押し込む。
366ショタもの19:2005/08/16(火) 17:45:58 ID:v/kaH3p6
こちらはまだきつく締まっていて、媚薬を飲ませるだけでは解しきれずにいた。
「なぁ、こっちにも欲しくないか?俺の」
くにくにと蕾に液体を塗り込む指に少年は体勢的にも腰を高くした恰好で耐える。
「あっ、あっ…ほしい、よぉ…っ」
蕾がじんじんと熱くて堪らない。
浸透していく液体のせいで思考能力はとっくに役割を果たさなくなって、従兄弟の言うままされるがままになっていた。
「何が欲しいんだ?」
「ひぁっ!あぁっ…ん…」
中に入って来た指に体を強張らせ、舐めることもままならなくなった従兄弟自身が頬に擦り付けられる。
367ショタもの20:2005/08/16(火) 17:48:36 ID:v/kaH3p6

――何が欲しいのか、分からない。けど、欲しくて欲しくて堪らない

垂らした液体が潤滑材になり、くちゅくちゅ音を立てながら蕾を出入りする指。
普段排泄にしか使われないそこへ入ってくる指に圧迫感を感じても嫌悪感は感じられない。
寧ろ…浅いところしか触れて貰えないもどかしさに、何も知らない筈の体が疼いて仕方がない。
おかしくなりそうだ。
既におかしいのかもしれない。
何がおかしいのかさえ、考える余裕は少年になかったが。
「何が欲しい?どうして欲しい?」
368ショタもの21:2005/08/16(火) 17:51:42 ID:v/kaH3p6
絡み付いてくる襞の感触を楽しみながら指を一本、二本…と増やしていく。
「ああっ…おにー、ちゃ…っ!お、れ…ッ」
体の奥の部分を指で嬲られ理解できない感覚と熱に侵され、少年の目尻には涙が浮かぶ。
苦しくて、どうにかしてと言葉にさえ出来ない。
「そんなに気持ちいい?お尻を弄られるの」

――気持ちいい?これが?


今回はここまで。801の神様が降臨してくださいません。・゚・(ノД`)・゚・。
オチは決まってるのに…
 
369風と木の名無しさん:2005/08/16(火) 18:51:15 ID:g9riShiP
決まっててもイイ!
ショタサイコー!

神早く降りてきてくださいー!
370ホテルにて17:2005/08/16(火) 21:28:40 ID:6cyY9YBT
>349続き

「うるせえ! 痛いのがイインだろうが」
「俺イチバン」
北川がたぎったモノを突き入れると光留のソコは神谷の放出したものでぐちゅっと淫猥な音を立てた。
「いやああっ!」
光留の口から悲鳴が漏れ、目尻から涙が零れた。光留の表情が戸惑いから絶望へと変化していく。
「すっげえ締まるぜ、こいつ。ああ、イイ」
北川が嬉しそうに激しく腰を動かす。
「おい、早く代われよ」
「ゆ、赦して…」
一人が終わるとすぐに次が入ってくる。
複数の男に代わる代わる犯されながら、光留はずっと縋るように涙に濡れた目を神谷に向け、
弱々しい抵抗続けていた。
神谷は口元に酷薄な薄笑いを浮かべ、冷たい目で光留の輪姦される様を見ていた。
(あ、見てる…神谷君……見てる)
それだけで、ただそれだけで。光留の身体に変化が訪れる。
神谷のあの冷たく厳しい視線に晒されているのだと思うと身体が熱く燃え上がってしまう。
「嫌だ、嫌だ言いながら、ココは悦んでんじゃん」
濡れた事を知らせるように先端に指を滑らせた。
「誰でもいいんだよな、結局」
(ちがう…。神谷君が、ご主人様が見てるから…。見て…くれてるから…)
「この淫乱が!」
男たちに注ぎ込まれた精液がずぶずぶと男根を抜き差しされるたびに溢れ、足に滴る。
「あっ、……ああっ…ん…あ…」
光留は喘ぎ、悦びを伝え始めた。
371ホテルにて18:2005/08/16(火) 21:29:31 ID:6cyY9YBT
「もう待ち切れねえ、こっちで頼むぜ」
矢島が光留の口に突っ込んだ。
「うぐぅっ!」
いきなりだったのと、まだ抵抗があったのとで反射的に口を閉じようとしてしまい、
歯が当たってしまった。
「いてっ」
矢島が顔をしかめて抜いた。
「この野郎!」
バシッ!
力任せに光留に張り手をした。
「ご、ごめんな…さ…」
わざとじゃない。半泣きで謝ろうとする光留の頬をもう1度打った。
「男の大事なモン噛みやがって」
「焦るからだ」
光留を犯しながらひやひやと大崎が笑う。
「うるせえ」
矢島が悔しげに言う。
「これはきついお仕置きが必要だな。主人に恥かかせやがって。
そういやあ遅刻の罰もまだだったな。それとタメ口と口答えの罰もな」
神谷が近寄り髪を掴んで上を向かせた。
「お、お許し……」
光留は怯えに声を震わせる。
「神谷、お仕置きは後でもいいじゃん。俺まだやってねえ」
青木が横から口を挟んだ。
「それもそうだな」
神谷は同意すると光留から手を離した。
372ホテルにて19(スカ):2005/08/16(火) 21:32:34 ID:6cyY9YBT
いきなりスカ注意報

----

「トッ、トイレ…行かせて…下さい」
我慢のならない下腹の痛みが光留を襲う。全身鳥肌が立ち、冷や汗が流れる。
全員に犯された後、光留は『お仕置き』と称して浣腸をされた。1リットルもの石鹸水を注入され、
漏れないようにと栓をされた。
赦しを請うたが当然の様に無視された。
「ああ、お願い。お願いします」
光留はトイレに行きたいと惨めな姿で神谷達に何度も何度も頭を下げ懇願するのだった。
「だから便所行って何をしたいんだ?」
「うん○、うん○させてください」
光留は早く今の苦しみから解放されたくて口走っていた。
「恥も何もあったもんじゃねえな」
神谷達はその様を見下ろし光留の苦しみをあざ笑う。
「行きたきゃあやることやってからだ」
「ああ…何でも、何でもやりますから…。だから…」
「じゃあ俺達のをしゃぶるんだ。5人全員イカせられたら出させてやる。まずは俺からだ」
「はい」
神谷の命令に光留は頷いた。
おずおずと神谷の前に屈み、そのまま口を付けようとしたところを神谷に止められる。
「ご挨拶はどうした?」
「ああ、すみません…。ご、ご奉仕させていただきます」
口を使って器用にファスナーを下げ神谷の前を開けるとすでに大きくなっているソレに口を付け奉仕を始めた。
「器用なモンだね」
矢島が感心したように言う。
「それも芸の内か?」
笑いが起こった。
373ホテルにて20(スカ):2005/08/16(火) 21:34:35 ID:6cyY9YBT
「上手くなったじゃねえか」
後ろ手に縛られているので手が使えない上にバランスも悪い。
にも関わらず舌を使って健気にも必死で奉仕をする光留に神谷がからかいの声をかける。
「まあ、好きなんだから当然か」
下腹を襲う痛みに責め苛まれながらも身体は熱くなっていく。
これまでに何度も何度もさせられ、技巧と快感を神谷に教え込まれた。
「一滴も残さず飲み込むんだ。いいな」
神谷が命じる。
「一滴でも零したら一人目からやり直しだ。二回目、三回目だと長引くぞ」
腰の動きを早めてウッと呻くと神谷は光留の口中に欲望の塊を放出した。
光留は苦いそれをむしろうっとりと嚥下した。
「次だ。矢島」
神谷は暇を与えず二人目に移らせた。
「今度は噛むなよ」
「ああ、たまんねえ」と矢島は光留の頭を掴み嬉しそうに喘いでいる。
二人、三人としている内に光留は頭がぼうっと靄がかかった様になり思考力がなくなっていく。
同時に身の内に燻っていた被虐心が湧き起こる。光留は自らの淫蕩な行為に官能を燃え上がらせていた。
しかし下腹を責め苛むものは荒れ狂う嵐のように光留に襲いかかり、
寄せては返す波の間隔は次第に短くなっていく。
「も、もう…。ああ、もう」
赦してと言葉にさえできない。
「溢れそうだな」
栓をはめられたソコを見た。苦しそうに震え、今にも漏れだしそうだった。限界は既に超えている。
神谷は縛っている紐をほどいた。
374ホテルにて21(スカ):2005/08/16(火) 21:36:41 ID:6cyY9YBT
「辛けりゃ自分で扱いて気を紛らわしてろ。ただし、イクなよ。イったらお仕置き追加だ」
「また一人目からか」
大崎が言う。
「それもいいな」
「可哀想に。狂うんじゃねえか?」
男をしゃぶりながら股間で手を動かす光留を眺めながらその口調は少しも可哀想に思っていない。
何人目かも解らなくなったころ、光留はやっと最後の一人から解放された。
顎がおかしくなり口が上手く締まらない。白い涎が口の端から垂れる。
「なんとか我慢できた様だな」
神谷は足腰がふらふらになっている光留をトイレに連れていった。
苦痛は頂点に達していた。やっと解放されると言う気の緩みもあって一気に内圧は高まった。
「あ、ああ。早く…」
救いを求めるかのように便座に腰掛けようとしたのを神谷は止めた。
「そうじゃねえよ。便座の上に足をのせて向こう向いてしゃがむんだ。ケツがよく見えるようにな」
「そ、んな…」
扉はあけたままみんなに見られながらおぞましい排泄行為をさせようと言うのか。
光留は力一杯かぶりを振った。
「それだけは赦して。お願いします。普通に、普通にさせて下さい」
泣きながら懇願するが男達は意に介さない。
「早くしないと漏れちゃうよ」
矢島はからかうように言う。
「床にぶちまけたいのか?」
これ以上は我慢できそうになかった。
光留は必死に尻を締めながらくなくなと腰を不自然に揺らし便座に上った。
375ホテルにて22(スカ):2005/08/16(火) 21:39:32 ID:6cyY9YBT
スカ警報
----

「ああ、許して…」
これで心も体も崩壊してしまう。人間ですらなくなってしまう。
どうしようもない絶望感と被虐感に光留はガタガタ震えている。
「よし」
神谷光留の尻から今にも弾けそうな栓をズボッと音を立てて引き抜いた。
「あ、ああ…あああーっ!」
光留は放出を押し留めようとしたが、一秒と保たず一気に脱力した。
「みっ、見ないで。見ないでぇぇ…」
すさまじい羞恥と汚辱感に髪を振り乱し涙を流して身悶えた。
朦朧とする意識の中で心の大切な部分を占めていた何かが音を立てて壊れた。
(ああ、見られてる。見られてる…。僕の浅ましい羞ずかしい姿をみんな見てる……)
「もうダ…メ……あっ、ああっ、イ、イクゥ…」
湧き起こった恍惚感と甘美な開放感の中で光は張りつめていたペニスを扱き立てて射精してしまった。
その様に神谷達はドッと沸いた。
一部始終を見られ人間の尊厳すら奪われてしまった深い絶望と悲しみ、
あまりの恥ずかしさに顔も上げられずに啜り泣いている光留に更に追い打ちをかける。
「おいおい。クソしながらチンポ扱いてイッちまいやがったぜ、こいつ」
「浣腸が気持ちよかったのか、ええ?」
歩けない光留を引きずり出しながら大崎が耳元で言う。
光留は恥じ入り身を縮こめたが、それとは裏腹に心は悦びを感じている。
「それじゃあお仕置きになんねえじゃんかよ」
「今度からご褒美に浣腸してやったら」
嘲りの言葉に光留の被虐心が刺激され陶然となる。
(ああ、恥ずかしい…恥ずかしいのに……)
376ホテルにて23(スカ):2005/08/16(火) 21:41:30 ID:6cyY9YBT
「ホモの上にマゾだなんて、救われねえな。変態二重苦だぜ」
「いや。見られて感じんだから露出狂で三重苦だろう」
「それから淫乱に節操無しにスキモノ、恥知らず。おいおい、どこまであるんだぁ?この変態クラス委員さんは」
嘲笑の声をうっとりと聞きながら、さっきイッたばかりのソレはもう言葉だけで勃ち上がってくる。
大崎は光留をバスルームに放り込んだ。
「出した後はきれいにしとかねえとな。俺らが使うモンだから。ケツこっちに向けな」
言うとシャワーの蛇口をひねる。勢いよく水が光留に叩きつけられる。
水の冷たさに光留は身を竦めたが、冷水にも昂奮は冷めていかない。
「おらっ。来いよ」
おおざっぱに洗うと、神谷は光留をバスルームから引っ張り出しベッドに突き倒す。
そして矢島が両足を持ち上げソコを露わにすると自身を突き入れた。
「あうっ!」
甘い声だった。
すっかりほぐれた光留のソコはなんの抵抗もなく受け入れる。
「もう、勘弁して……」
苛めて欲しいと願う心とは裏腹の言葉が力無い呟きとなって漏れたのは微かに残る光留の最後の理性だった。
「何言ってんだ。せっかくきれいになったんだ。使わねえともったいねえだろうが。
ホントはヤって欲しいんだろ?」
低い声で囁かれるともう抗えない。期待に股間ははち切れそうになる。
浣腸を受けた後のソコはいつもより敏感になっていて矢島の動きに合わせて悦びの声が上がる。
「んじゃ、俺口もらう」
言葉と共にペニスがねじ込まれる。
「ん、んんんっ」
「早くしろよ」
「手でも使ってろよ」
手にも握らされる。
陵辱され責められながら光留は倒錯した悦楽と快感に浸っていった。


おしまい
377ホテルにて:2005/08/16(火) 21:43:22 ID:6cyY9YBT
スカのまま終わってしまいました
コンナツモリジャナカッタノニ・・・
失礼しました
378風と木の名無しさん:2005/08/16(火) 21:47:46 ID:v/kaH3p6
クラス委員萌ーっ!
これで終わりなんですか?
もっと委員長が虐められてるのが読みたいです。鼻血が出る程
379風と木の名無しさん:2005/08/16(火) 21:51:33 ID:PdJlDFAI
スカよかったYO! やっぱガツガツやられてるの好きでつ…
委員長キャパ広がり記念に萌え。
380風と木の名無しさん:2005/08/16(火) 22:29:30 ID:ne9J8Zec
遅まきながらショタ禿(*´д`*)

神様、頼みます。
381ショタもの22:2005/08/16(火) 22:44:37 ID:v/kaH3p6
>>368


与えられているものが快感なのだと植え付けられ、そうなのだと意識すると指が動く度に身悶えて蕾が指を締め付ける。
「くうぅ…っ…ん…おにーちゃぁ…っ」
少年の反応に少しずつ指を奥へ進めていく。鼻にかかった、甘えるような声を漏らす少年の中を、探るような動きで内壁を擦る。
「ここ…かな。なぁ、お尻、気持ちいい?」
ある一点を見つけると引っ掻くようにして刺激を与える。
瞬間、ビクンっと少年の体が震える。
それを見て当たりか、と呟くと何度も執拗にその箇所を引っ掻いていく。
382ショタもの23:2005/08/16(火) 22:45:49 ID:v/kaH3p6
「ひぁっ!?あっ、やぁ…っ!そこぉ、だめ…っ…おしり、変になるぅっ…」
従兄弟の責めに少年は声を上げ、時折背筋を軽くのけ反らせて腰を揺らす。
そんな姿を見せられて止める筈はなく、少年の訴えに前立腺を擦る指の動きを速める。
「変になれば?それに、本当に止めてほしいの?」
「あっ、あっ!わかんな…ッ…だめ…だめぇ…っ」
従兄弟の声が届いてるか怪しい状態で譫言のように繰り返す。
少年の絶頂が近いのを感じ取り、引こうとした指を引き止めるように締め付けてくる少年を見下ろしながらすっと指を抜き去る。
「あ…?」
383ショタもの24:2005/08/16(火) 22:47:09 ID:v/kaH3p6
中から指が抜かれると少年はなんで、と言うように従兄弟を見つめる。
「どうした、止めてほしかったんだろ?」
にっこりとした表情で優しく少年の頬を撫でながら言うと、四つん這いにさせていた体を起こしてソファに座らせる。
皮を剥かれた後、触れられずにいたそこは媚薬と蕾への快感で真っ赤に腫れたように勃ち上がり、お漏らしのように先走りを零してソファを濡らしていた。
「でっ、でも…」
もじもじと膝を擦り合わせて何かを言おうとする少年に大袈裟に溜息をつく。
384ショタもの25:2005/08/16(火) 22:48:34 ID:v/kaH3p6
「わがままだな。止めろと言ったりしてくれと言ったり。どうしたいんだ?」 今まで笑っていた従兄弟が呆れたような顔をして自分を見るのに少年は泣きそうになる。
滅多に怒らない従兄弟を怒らせたかもしれないこと、治まるどころか増していく体の熱にどうしたらいいのか分からない。
「ごめん、なさ…っ…おねがい…だから…」
すんすんと鼻を鳴らして泣き出し、閉じていた足を従兄弟に向けて開く。
「し…して…。もぉ、苦し…っ」
己の恥部を晒し、快楽をねだる少年。
従兄弟は少し考え込むような顔をして少年を見遣り
385ショタもの26:2005/08/16(火) 22:51:18 ID:v/kaH3p6
「ちゃんと俺の言うこと聞けるか?何でもするって言うなら、してやるよ」
「する…っ!なんでも、するからぁ…っ」
従兄弟の出した条件に少年はこくこくと頷く。

――楽になりたい。

少年の頭の中にはそれしかなかった。





神様こねーっ!オチまでどれだけかかるのか…首吊ってきます…
386風と木の名無しさん:2005/08/16(火) 23:20:02 ID:UBya9/Dc
い…いうこと聞くからア…ッ! ショタの神カモーーーン!!
387風と木の名無しさん:2005/08/16(火) 23:23:44 ID:4MfXdmfj
神の前に絶頂来いッ!!!
いけませんよ、皆がイクまえに逝っては・・・クックック
388風と木の名無しさん:2005/08/16(火) 23:42:16 ID:J+3a4YV5
亀レスですが秘書タン激萌!
自分の中で久しぶりのど真ん中です!
389山荘のバイト:2005/08/17(水) 00:09:20 ID:hAKm27GR
犯罪もどき監禁調教?の序盤行きます。
緩いですが複数人です。嫌な方はスルーお願いします。
スカは無しの方向です。
390山荘のバイト1/9:2005/08/17(水) 00:11:46 ID:hAKm27GR
 直行(なおゆき)は高校時代からずっと先輩に憧れていた。
吉瀬(きちせ)先輩。野球部のマネージャーだった人だ。
交通事故に遭い、激しいスポーツができなくなって自棄になった直行を、
吉瀬は慰めるでもなく諌め、マネージャー業を継がせた。
自分も同じ思いをして放っておけなかったと淡々と話す先輩を
好きだったのだと気がついたのは、卒業のときだ。
 以来、猛勉強をして同じ大学へと追い、懇意になり、
夏休みに一緒にと、バイトに誘われて有頂天になった。

「これ、裏に運んでおきますね」
「ナオ、空き瓶って結構重いから気をつけろよ。急がなくていいから」
 先輩は優しい。
 夏の山荘生活は優雅に見えるが、客と違って裏方は重労働だった。
調理は吉瀬の叔父が一手に引き受け、掃除と配膳、買出しその他は吉瀬と直行の仕事だ。
全部で5室しかないペンションで団体客を見送り、空き瓶をまとめてビールケースに
詰め込んでガレージ奥の物置へと運び込む。
 結構、かなり重い。
ほっと息を付いた瞬間、ガレージへと一台の黒いボックスカーが突っ込んできた。
乱暴なブレーキ音に唖然として。
冗談かと思うような目隠し帽を被った屈強な男が3人出てきて、抵抗する間もなく殴られた。

暗転。
391山荘のバイト2/9:2005/08/17(水) 00:12:39 ID:hAKm27GR
甘ったるい匂いがして目が覚めた。一面、白く霞んでいる。
ベッドの上で、両手を上方へ拘束されていた。嘘だと、と目をやると手錠が掛けられている。
さっき殴られたからだろう、酷い鈍痛の中必死で身を捩ると何も身に着けていないことに気がついた。
酒臭い息が掛けられて、耳元でニヤニヤ笑いながら声がする。
「野川直行。18歳。今年大学入学か」
はっとして顔を向けると、先日ここに来て出したばかりの履歴書が手元に握られている。
「K大学。優秀なんだなあ」
ぞっとした。男は先ほど見かけたときと違い、顔を隠していない。目線が怪しく、淫蕩な笑いだった。
「まずはお近づきに、一杯いこうか」
グラスが口許へと近づけられた。無色透明だが、怖い。毒かも知れない。
恐怖で震えながら口許をかみ締めると、髪を捕まれて引き寄せられた。
「言うことを聞かないと、ああだぞ」
視線の先に、先輩が後ろ手に全裸で体中を縄で縛られていた。首に縄を通されて、壁に括りつけられている。
「なにっ……!先輩に何するんだ!ヤメロッ!」
もう一人の太った男が、笑いながら鞭打っていた。ペンションに備え付きの、乗馬用の短いのだ。
先輩は体中赤かった。鞭の音を初めて聞いた。先輩の苦痛の表情に、身が竦む。
「ナオ、俺のことはいいから……」
再度、鞭打たれて先輩がよろめく。途端に首が絞まってげえと吐く、咽び声がした。
あのままでは、先輩が死んでしまう!
「た、助けて。先輩を助けて……」
鞭打っていた男はますます楽しげに、何度も、何度も先輩を叩く。体中に跡が付いていく。
「助けたいだろう?だったら、言うことを聞くんだ」
グラスを唇に当てられた。
目を閉じて口を開ける。
喉を焼くような緊張に、一気に流し込んだ。
「聞くよ。だから、お願い。先輩にひどいことをしないで」
男たちが目線で合図を交わし、先輩の首にかかっていた縄は解かれて、床へと転がされた。
ほっとして、気が緩んだ途端に男は二人がかりで先輩の体を羽交い絞めにして前を開いた。
局部がきつく、締め上げられている。
392山荘のバイト3/9:2005/08/17(水) 00:13:46 ID:hAKm27GR
「ひどいことをしないって、言ったじゃないか!」
ベルトを緩めながら、さっき話した男がこちらを向いて眉を顰める。
「お前、自分の立場わかっているのか?」
「これだから学生は世間知らずなんだよ。こいつはまだ、話がわかる」
男のペニスを突きつけられて、先輩は涙顔で口を開けていた。
容赦なく、男は腰を先輩に押し付けて揺らし始めた。
その間、太った男が先輩の股間を弄っている。指を出し入れしながらこちらを向いた。
「お前だけは助けてやってくれと言われたよ。後輩だってな?」
「そう。何をされても、かまわないから、ってな」
何をされるかわかってるんかネェと軽口を叩く二人を尻目に、先輩の肢体に釘付けになった。
殴られた痛みと、部屋に漂う匂いに頭がぼうっとする。
さっきから、喉が渇く。
激しく口唇を犯される先輩の横顔を見ていると、身を切られるように辛いのに、
湧き上がる唾液を何度も飲み下していた。
男の腰が離れると、先輩の泣きじゃくった顔が目に入る。唇から垂れ落ちた白濁液が、眩しい。
「初日から、飛ばしすぎたかな?」
男がぱしぱし頬を叩くと、先輩はそのまま横向きに崩れ落ちた。
「あぁ。仕方が無いな。お前が代わりにやるんだ」
目の前に男のペニスが突きつけられた。
他人の性器をまじまじと見た。これが、さっきまで先輩の口に入っていた。
「変なことすっと、先輩から先に潰すぞ」
冷たい口調で、背筋が震える。
男が陰になって見えないが、さっきからずっと呻いている先輩が気にかかる。
小さな、叫び声がした。
懸命に頭を起こして様子を伺うと、無理やりに男が下肢を押し付けていた。
唇が歪む。精液でべとついている男の先端からのむっとする匂いに、噛み切りたくなる。
だが、先輩が気になって気になって、抵抗する気が削がれる。
「ちゃあんと、お願いするんだな。しゃぶらせてくださいって」
「しゃぶらせて、ください……」
吐き気を堪えた。口中に含んで唾液に絡ます。さっきまで、先輩の口を犯していた。
精液だけじゃない。先輩の、唾液も……。
要求されるまま、何度もしゃぶらせてください。僕は淫乱な奴隷ですと繰り返し、丁寧に男の性器を舌で清めた。
393山荘のバイト4/9:2005/08/17(水) 00:14:43 ID:hAKm27GR
扉をノックする音がして、ペニスを仕舞って男は二人とも出て行った。
床に目をやってぎょっとした。
正座で相変わらず後ろ手に縛られている先輩の尻の間に黒い、太い物が挟まっている。
苦しげに小さく喉を逸らす先輩を見ると、心底、怒りが込みあがった。
やつらの目的は何だ?なぜ、先輩をこんなにする?強盗だったら、最後まで顔は隠す。
見せてもかまわないのは、生かすつもりが無いから……?
それでも、恐怖よりも、怒りのほうが大きかった。
「先輩」
小さく、声を掛けると先輩がこちらを見る。
「ナオ、ごめんな……バイト、誘わなけりゃ良かった」
「先輩……!そんな、俺誘われて嬉しかったんですよ。恨んでなんか、いません。
 自分を、責めないで下さい」
困ったように先輩が小さく笑った。腫れた頬が、肌が、痛々しい。
「責めるさ。一生の後悔だ。ごめん」
涙が零れた。いつも力強く、凛々しかった先輩。
こんなに弱気な姿を見るのは初めてで。
「ナオ。泣くなよ……」
「すみません。俺、あいつらのやることなんて、全然。それより、先輩が」
先輩の目が腫れているのが救いだった。
多分、気がついていない。
先輩の陵辱されている姿を見て、勃起していることを。
自分が情けなかった。歯が痛くなるほど涙を堪えて、声が震えないようにしながら、明るい声を出す。
「でも、多分大丈夫ですよ。今晩も予約が入っているし。オーナーだってきっと逃げてるし」
だから、もうすぐ助けが来ますって。
先輩を慰めながら、そんな小さな希望を胸に抱く。
もうすぐ夕方で、予約客が来る時間だ。いくらなんでもたった3人がそれより多い客を全員
俺らみたいに監禁するとは思えない。
「ナオ、あのな。冷静に聞いてくれ」
奇妙に先輩の声が震えた。
「オーナーは、客の予定を全部キャンセルさせられて。それで、やつらに殺されたんだ」
394山荘のバイト5/9:2005/08/17(水) 00:15:23 ID:hAKm27GR
「先輩、今。なんて……?」
それ以上は続かなかった。先輩は正座の膝に付くほど頭を垂れて、嗚咽していた。
なんと声を掛けていいかわかないでいると、再び扉が開いて3人が入ってきた。
「おや。案外上玉だな。これなら、仕込み次第では高く売れるだろう」
2人がにやついている。先輩を足で転がし、膝を付かせた。腰を高く掲げさせられる。
「ヤメロ!」
手錠が食い込んで手首が痛い。
恐ろしいほどゆっくりとその手に触れながら、一番偉そうな男が囁く。
「直行は、聞き分けが良いって聞いたんだがな」
頬が張られた。ぱしんと音が部屋に響く。口中の肉が切れた。
続けざまに殴られていたら、先輩が何やら叫んでいた。
別の痛みがして、足が奇妙に折り曲げられる。
「いいか。時間はたっぷりあるんだ」
股間をべとついた液をつけられ、弄られる。感触が冷たい。
小さく呻きながら血の混じった唾を男に吐き飛ばすと、息もできないほど、胸に拳が入った。
「お前、面白いヤツだな。諦めの悪いやつは嫌いじゃない」
抵抗は、それまでだった。
別の男が固く締まったアヌスにぐっと何かを差し込んだ。
息を止めながら拒んで身を捩ると、ペニスを撫でられる。
「お前を男無しではいられない体にしてやるよ」
ペニスに皮のベルトが巻かれる。
「だが、まずは先輩からだな」
口中に、タオルを入れられた。何も話すことが出来ない。
俺は、ただ、黙って先輩が犯されるのを見ていた。
入れ替わり、立ち代り、3人の男が、先輩の体を弄んでいる。口も、尻も。
395山荘のバイト6/9:2005/08/17(水) 00:16:09 ID:hAKm27GR
男が、男を犯すのをはじめて見た。
これは、暴力だ。
セックスなんかじゃあない。
男たちは自由に欲望を吐き出しているにもかかわらず、先輩は前方を縄で縛られて。
紫色に腫れあがっていた。
先端から透明な液が滴って、床を濡らして。
犯される先輩を見ているうちに、自分の下肢もまた、緩く立ち上がっていることにうろたえる。
どくりと血が下肢に集まっていった。
思考が途絶える。ただでさえ、息苦しいのに。あんな目に合わされている先輩に比べたら、俺なんて。
不意にこみ上げてきた尿意と便意に腰が揺れた。
男のうちの一人が、ふらりとやってきて、アヌスを覗き込む。
「お前。出したいだろう。出させてやってもいいぞ」
ベッドへの拘束を解かれた。
後ろ手に手錠を掛け直され、起こされる。タオルを抜かれる。
「スカトロ趣味はねぇんだ。糞まみれになりたくなかったら、さっさとしな」
ベッドから立ち上がって、先輩の横でとまる。
「なんだ。羨ましいのか?」
一番偉そうな男がにやつきながら先輩の腰に自分の腰を押し当てて揺らしていた。
先輩は床に突っ伏して顔が見えない。
痛々しかった。
先輩にも、男に何も言えず。
きっと睨むと、男が微笑んで俺を引く男に指示した。
「充分に、可愛がってやれ」
可愛がる、と言う意味が泣き叫ぶまでシャワーで腸内を洗われることだと気がついたのは
夜も深けた頃だった。
396山荘のバイト7/9:2005/08/17(水) 00:16:53 ID:hAKm27GR
足で蹴られて、部屋に転がされた。
床に蹲り、先輩がさっきまで自分が寝ていたベッドに寝かされているのを見て、ほっとした。
男の姿は他になく、連れてきた男が両手の手錠を外して、片手だけベッドに繋ぐ。
「逃げるなんて考えるなよ」
お前ら二人とも、殺すぞと嘯きながら男が出て行った。
「先輩」
ベッドに肩を凭れて背を向けて横になった先輩に話しかけた。
びくりと頭がゆれ、ナオ……と小さく先輩が呟く。
声が掠れている。
「なにか、できることありますか?今なら手が使えるし……」
片手は完全に自由だ。もう片方は手錠でつながれているけど近くなら使えないことは無い。
先輩は、両手、両足を縛られていた。体は伸ばせるが、後ろ手だと眠れないだろう。
「お前、足は大丈夫だったか?」
交通事故以来、膝が曲がらない状況にあった。
無理に曲げるとひどく痛む。
こんなときにも自分のことより俺の事を気に掛けてくれる先輩に、泣きたくなった。
「大丈夫です……」
全身赤く腫れている先輩の背が、悲しい。
涙を堪えて、ベッドマットに瞼を押し当てると先輩が宥めるように呟いた。
あいつらは、人を殺してもなんとも思わないやつらだが、言う事さえ聞けば、ひどくはされない。
抵抗すると打たれる。
やつらの思うままに体を開けばそれほど痛い事はされない。
思うままって、やつらの思考回路が全くわからない俺がそう問うと、先輩は力無く応えた。
「セックスドールに仕立て上げたいんだよ」
397山荘のバイト8/9:2005/08/17(水) 00:17:35 ID:hAKm27GR
 二時間おきに男が入ってきて、俺はアヌスに薬剤を塗りこまれた。
先輩と違って玩具を入れられたり、犯されたりすることは無かったが、指一本中に入っただけで
嫌悪感に震えが来る。
最初の頃と違って交代でやってくる男は仕事か何かのようにそっけなかった。
何の薬かわからないが、粘膜は熱く、小さな痒みが苛立たしい。
最初は吐き気しか催さなかったのに、明け方になって。そう、5回目くいだろうか。
指で腸内を辿られると小さな震えが来た。猛烈に痒くなって。
尻を捩ると皮で拘束された前方が張って、苦しかった。
ゆっくりと指を抜かれると、イヤだ。と思った。
悔しかった。
もっと、指が奥まで来て欲しい。掻き回して欲しい。
だけど言えるはずもなくて。
要求があるなら、どんなことでも言ってやる。だけど、自分が欲していることを言うのだけはいやだった。
セックスドールになんか、なりたくない。
頭がだんだんとぼうっとなっていく。
完全に夜が明けると朝食を投げ込まれた。
先輩が連れて行かれる。
オーナーの作る食事は美味しかったな。とパンと牛乳を少しだけ、食べた。
あまり食欲が無い。シャワーに連れて行かれて、全身ずぶ濡れになりながら洗い流された。
その日は、先輩とは別で。
2時間おきにアヌスを弄られていた。
皮で拘束されて射精感は限界まで高まったが、やつらにそれを告げるつもりも無かった。
口を聞いてしまうと、別の要求をしそうになるのがわかっていた。
ただ、先輩のことが気にかかっていた。
398山荘のバイト9/9:2005/08/17(水) 00:18:43 ID:hAKm27GR
別室にて。
吉瀬オーナーとその甥貴志(たかし)がモニターを見ながら食事をしていた。
「なかなか、彼は落ちないね」
「まぁね」
楽しげに、後輩が悶える姿を見て目を細める。
「お前の演技が足りないんじゃないか?」
しょうがないだろう、と吉瀬貴志が口を尖らせる。
強姦なんて、されたこと無いからどんなシチュエーションだって楽しんでしまう。
「叔父さん、死なない方がよかった?やりたくてしょうがないんだろ」
うーん。でも多少の迫力は出たんじゃないかな?とオーナーとその仲間が打ち合わせる。
「では、しばらくは彼は一人で」
「夜に、僕は帰るよ」
咥えて貰おうかな。と悪戯っぽくモニターへと目をやって殴られたメイクを落とした。
仲間たちが今後の計画を立てながら、貴志は後輩を思う。
可愛くて仕方が無い。本当は自分ひとりでこの夏、口説くつもりだったけれど。
絶大な信頼を寄せてくる彼を失うのが、怖くて。叔父の誘いに乗ってしまった。
遊びの仲間はたくさんいるけれど。
うっそりと笑う。夏休みは始まったばかりだ。
399風と木の名無しさん:2005/08/17(水) 00:37:34 ID:w0Wcd/k1
バイトタン…!
言葉が見つからないほど萌えたよ…!なんてウマーなんだ…!後輩、男なしではいられない体…、狂おしくGJ!
400風と木の名無しさん:2005/08/17(水) 01:31:37 ID:3lkCwE9Y
可愛くて仕方が無いのにこの仕打ち…!(;´Д`)ハァハァ
禿しく乙です。
401南の島1:2005/08/17(水) 05:48:56 ID:mwI7Kboh
男がその島を訪れたのは、観光などではなくビジネスだった。
ガイドについた現地の少年は、真っ黒に日に焼けた顔で屈託なく男に笑いかけた。
それなりに身なりの良い男に比べて、少年はと言えばサイズの合ってない大きなTシャツにカットオフジーンズと、ラフ過ぎて並ぶと滑稽な位だった。
青年と呼ぶにはまだ青臭さの残る彫りの深い顔立ちは、その年齢特有の艶があった。海に囲まれた土地のせいだろうか、黒髪は潮に焼けた色をしている。南方へ行けば、よく見られる容姿だ。とびきりの美形では無いが、少年らしい笑顔は人好きするだろう。
男には発音し難い名前を告げて差し出された少年の右手に、彼は笑顔で答えた。
希少種とされる動植物の生態調査、それが男がこの島を訪れた理由だった。
「その格好……、これから案内して貰う地域のこと解ってる?」
男は、肌を露出した少年の姿を一瞥して言った。
「この島の人間は慣れてますから、虫の毒も蛇の毒も子供の頃から慣れ親しんでいますから……。心配してくれてありがとう。あなたこそ気をつけて下さい。そいつらは影から人を狙いますよ」
お前のようにヤワじゃない、そう言われた気がして男は眉を吊り上げた。
人の手のあまり入らない奥地は、珍種の宝庫だ。男にとってはこの島の存在は、ただそれだけに尽きる。自国のように娯楽も無いこの国は、つまらないものとしか思えなかった。
男は直ぐに仕事に取り掛かった。
極彩色の自然の中、暑さと足場の悪さに苛立ちを抱えながら、顔には笑いを張り付け少年に答えているのは、男の処世術の成せる業だ。その姿勢だけは、何としても変えない。それが彼の身に染み付いた習慣だった。
金で雇われた少年は、連日男に同行し訊ねてもいない彼自身のことを話して聞かせた。
家族のこと、将来の夢、正直言えば男には興味の無い、ゴシップにも劣る内容だ。
ただ一つ、男がからかい半分に恋人について訊ねると、少年はそれきり口を噤んだ。
無論、男は深く追求もせず、煩い彼の口を黙らせることが出来たとだけ思っただけだった。
402南の島2:2005/08/17(水) 05:50:46 ID:mwI7Kboh
粗方の調査も片付き、ようやっと自国へ帰れると男が気を緩めた頃、少年が口を閉ざした理由を知ることになる。
灯りすらない島の夜空の下、男は浜辺をふらふらと散策していた。らしくもなく、感傷的になっていたのかもしれない。
帰国してしまえば、しばらく聞くことも無いだろう波の音が、一定のリズムで耳に届く。
そこに混じる声に、男は思わず足を止めた。
前方に、弱い月光に照らされた黒い塊が動くのが見えた。
男は息を潜めて目を凝らした。
浮かび上がったのは、男に跨りしきりに濡れた声を上げる少年の姿だった。
(なるほど……)
細部まで窺い知ることは出来なかった。それでも、少年の快楽に塗れた表情も、彼の肉体を貪る相手の男の動きも、はっきりと男同士のセックスを物語っていた。
男の目の前で、少年は激しく体を揺すり獣じみた絶頂の声を上げた。
昼間見聞きした彼の姿に、愉悦を滲ませながら眉を険しく寄せる苦悶ともとれる表情が重なる。
砂浜に横たわった少年よりも逞しい体に、彼の体がくずおれる。絡み合った影が、二つに別れてあっさりと離れた。
ねっとりと口付けを交して、相手の男が歩き去っていく。
遮る物の無い中で、男はぼんやりとそれを見ていた。
例え気付かれたとしても、バツが悪いのは向こうの方だろうとタカを括っていたからだ。
傍らに放り出されていた衣服を少年の手が掴み、手馴れた仕草で素早く身に纏い男に気付きもせずに消えていった。
男はその晩結局一睡もしなかった。
生まれてこのかた見たことの無い光景に、何か得体の知れない欲求が沸々と湧き出していた。
これまで道を逸れたことの無いと自負出来る人間にとって、刺激の強いものだった。
午後の便に間に合わせるために、疲労を押して帰り支度を済ませる男の泊まるコテージとは名ばかりのあばら屋に、少年はやって来た。
403南の島3:2005/08/17(水) 05:52:30 ID:mwI7Kboh
初めて会った日と同じ屈託の無い笑顔で、最後の仕事とばかりに纏わり付く少年に、男は静かに訊ねた。
「昨日の晩…浜辺で一緒に居たのは君の恋人か?」
男は、驚きに目を見開いた少年にいやらしい笑みで問いかけた。明らかな狼狽を浮かべて、少年が目を泳がせる。
「違います……」
「じゃあ……?」
「…………僕を買った人です」
今度は男が驚かされる方だった。
「この間話しましたよね?将来、この島を出て行きたいって。あの男の人はお客さん。恋人は今は要らない……」
開き直ったのか、少年が笑った。
今までに見た表情では無かった。躯を使って悦楽を売る者独特の艶めいた哂いだった。
滑らかな瞳を細め、薄い唇の端を上げて男を喰おうとする雄。
男の中のドス黒い欲が疼いた。
慣れない環境に、溜めに溜めてきたものが噴出すのが男には判った。
いや、噴出したのはこの数日だけのものではない。男の生きてきた人生に積み重なった、謂わば垢のようなものだ。
出世のために、嫌々ながらこの島を訪れた。
自然以外何も無いような国へ、誰が行きたいなどと思うものか…。そう男は思っていた。
この島にも娯楽があった。今、そう思い直した。
「幾らだ?」
男が問うと、少年は後払いで、とそう言った。
404南の島4:2005/08/17(水) 05:54:06 ID:mwI7Kboh
少年の肉体は、着痩せするのだろう一枚剥いてしまえば見事なものだった。少年の働きぶりに見合ったしなやかな筋肉が、軽く触れた男の手に恐ろしいほどに馴染む。
久しぶりに感じる生々しい体温に、男のモノは膨張し始めていた。
少年の唇に含まれ、舐めしゃぶられて堅くそそり勃ったペニスに喉奥を突かれた彼が咽るのを見て男がほくそ笑む。
ケホケホと苦しげに咳き込む少年の目に涙が浮かんだ。
男はその顔に酷く興奮を覚えた。
衝動的に彼の頬を掴み、唾液に濡れた唇をこじ開けペニスを扱き上げる。
顔を歪めた少年を眺めながら、男は彼の口内に向けて精を放った。
白い体液をいきなり浴びせかけられた赤い舌が、撥ねる様に動くのが見える。
残滓を滴らせた先端を彼の顔に押し付け、何度も擦り上げながら男は自身に更に血が集まるのを感じた。
「飲んだことが無いとは言わせない」
唇の端から零れる精液を止めるように、男の手が少年の顎を掴んで口を閉じさせる。
飲精の経験が有るのか無いのかは解らなかったが、少年の喉仏が上下するまでには間があった。
口元を拭う暇も無く、まだ息の荒い少年の頭を硬いベッドの上へと押し付け、腰だけを高く掲げさせ男が彼の背中に覆いかぶさった。男よりも背丈の低い少年の尻に、体勢の必然として堅く勃起したペニスがあたる。先端を指で掴み位置を確認すると、男は一息に腰を突き入れた。
少年の大気を裂く様な悲鳴が室内に響き渡る。
男には、その悲痛な声すら心地良かった。何一つ準備をせず男の後ろを犯せば、激痛が走ることなど少し考えれば解ることだ。
だが、男にとっては少年のその反応が意外だった。昨夜見た彼は、男に抱かれてよがり声をあげていたではないか。
その証拠に、彼のそこは柔らかくも締まり過ぎず緩くも無く、男のモノを適度に銜え込んでいた。
「…………痛いのか?」
男は、少年の尻に腰をめいっぱい押し付けたまま、彼の髪を引き掴んで顔を上げさせた。
額にぐっしょりとかいた汗が流れ落ち、少年の目を閉じさせる。
痛い……と現地の言葉で少年が声に成らない声で漏らした。
男は勢い良く腰をひいた。
「っ……ひっ!!」
詰まった声が、少年の喉をついて出た。
405南の島5:2005/08/17(水) 05:55:09 ID:mwI7Kboh
「慣れてるんじゃないのか……」
少年の筋ばった手が小刻みに震えながら伸びて、何かを掴もうとした。
が、男が少年の尻を両手できつく掴み、腰を打ちつけ始めるとその手も力なくシーツを掻き毟り、やがて動きを止めた。
少年が呼吸をする度に粘膜がドクドクと脈打つ。裂けた結合部から温かな血液が滲み出し、シーツの上に赤いものが飛び散った。
泣き叫ぶ余裕すらないのか、彼はただ息を詰めて痛みに耐えているだけだった。
ふいに男が動きを止め、激痛に麻痺しかけていた少年の中からペニスを引き抜いた。
折角、金で買った玩具なら、思う存分愉しまなければ意味が無い。男は彼の声が聞きたかった。このまま我慢されてしまっては、この島と同じようにつまらないものになってしまう。
そんな身勝手な男の考えに気付いているのだろうか…。
直腸を圧迫し、傷口を擦る肉塊が無くなった安堵に、少年の肩が大きく動き出した。呼吸を取り戻した少年を見下ろしている男が満足気に笑みを浮かべ、彼の腰を掴みぐるりと回転させ仰向けにした。
ぐったりとした彼の脚の間の性器は、完全に萎えてしまっていた。その下に見える肉の切れ込みが血に塗れているのだから、当然だろう。
荒く息を吐いている体に圧し掛かり、男は彼の血に濡れた尻をまた貫いた。
少年には今度こそ声を抑えることが出来ないようだった。一度堰を切ってしまった呼吸では、もう喉に詰めて耐えることも到底無理なことだろう。
歯を食いしばる気力すら失った少年の体が痙攣し、男が腰を突き上げる度に太ももの筋がわなないた。
ぐっしょりと汗をかき髪の毛の張り付いた額を歪めた少年の顔が、男の昂ぶりを更に煽る。
泣き濡れた少年は、今まで見たどの表情よりも幼く見えた。
少年の肩口に額を押し当て、男の動きが激しくなる。その瞬間、男の首筋に痛みが走った。
力をふり絞り、少年が噛み付いたのだ。
「ッ!」
男の手が少年の頬を思い切り殴りつけた。鈍い音が響き、少年の口が離れる。
身を起こし、男は彼の膝を固定して今まで以上の力を込めて突き上げた。
406南の島6 ラスト:2005/08/17(水) 06:02:53 ID:mwI7Kboh
「いっ……あぁっ……」
切れた唇から鮮血が汗に混じり、少年の顎先を赤く染めた。
腹に力を込めて悲鳴を上げた少年の直腸が、呑み込んだ男のものをきつく絞る。
男の腰にぶるりと震えが起こり、少年の中を押し広げて行き来していたものが、奥に向かって精液を吐き出した。
荒く呼吸を繰り返しながら、男の顔が紅潮していく。
その下で少年の赤く染まった唇が屈託ない笑みを作り、この島の言葉でサヨナラと言った。
少年が身を起こし、位置を入れ替わるように男の骸が倒れ込んだ。
男の足には四つの小さな噛み傷があった。



終り
407ショタもの27:2005/08/17(水) 08:04:06 ID:6InStgxw
>>385
ふう、とどこかわざとらしく溜息をつきながら、目の前で懇願する少年の髪を優しく撫で、
「じゃあ、俺の上に跨がって自分でお尻の穴広げて。それくらいなら出来るな?」
「うん…」
これ以上従兄弟に意見出来ない。従うことを選んだ少年は小さく頷き、ゆっくり従兄弟の上を跨いだ。
体に力が入らず、最初は従兄弟の肩に手を着いて膝立ちしていたが、下肢に注がれる視線に急かされ、上半身を従兄弟の胸に寄り掛からせることでバランスをとる。
体を支えるのを手伝うように腰を掴む従兄弟の手をそのままに、意を決したように後ろへ手を回す
408ショタもの28:2005/08/17(水) 08:06:06 ID:6InStgxw
双丘の割れ目に両手をかけてゆっくりと開いていく。
「んんっ…おにーちゃん…これで…」
これでいい?と口にする前に、僅かに開かれた蕾に熱く昂ったものが押し付けられる。
そして、
「ひあぁっ!はぅ…っ…うぅっ!」
少年の腰を掴んでいた手が強引に少年の体を自分の上へと一気に下ろす。
それまで解していたことや潤滑材代わりの液体の滑りの良さもあり、勢いのままに従兄弟自身は少年の体を貫く。
「あぁ…っ、おにー、ちゃ…あぁんっ!」
媚薬の効果で感じる痛みは薄く、それよりも自分を犯す質量と圧迫感に対する刺激の強さに
409ショタもの29:2005/08/17(水) 08:07:31 ID:6InStgxw
少年の小さな性器から白濁とした液体が吐き出される。
ぴくぴくと小刻みに痙攣しながら、初めての射精に呼吸を乱して従兄弟の胸に顔を埋める。
「はぁ…っ、はぁ…っ」
「もうイッたのか?まだまだこれからだぞ?」
自分の腹に掛かった少年の精液を指で掬い取って舐めながら笑うと、まだ収まり切らない性器を少年の蕾へ埋め込んでいく。
達したばかりでいくらか弛緩しているとはいえ小さな少年の蕾の狭さは従兄弟自身をきつく締め上げる。
「初めては…はっ、やっぱきついな…」
「あうぅっ…な、か…熱いよぉ…っ」
410ショタもの30:2005/08/17(水) 08:10:05 ID:6InStgxw
根元まで受け入れた蕾が性器に絡み付いてくる快感に吐息を漏らす従兄弟、体内最奥まで犯す熱い塊に少年自身もすぐ勃ち上がり、虚ろな目で従兄弟を見つめる。
まだ幼い顔に艶を感じさせる表情の少年に自分も興奮を覚えつつ、小さな性器を指先で軽くなぞる。
「またここ勃起させちゃって、えっちぃなー。そんなにいい?」
「ふぁっ!だって…からだ、がぁ…あんん…っ」
微かな刺激にさえ喘ぐ少年を下から突き上げ、細い首筋に吸い付く。
夏とはいえ、あまり日焼けしてない肌にくっきりと朱跡が残る。



今回はここまで。絶頂書きましたよ?
411風と木の名無しさん:2005/08/17(水) 08:39:07 ID:OUrcuk5k
喋んなくて良いよ。
うさったくて作品に集中できない
412風と木の名無しさん:2005/08/17(水) 09:02:22 ID:H7wcOTeO
ヲチってる総受け管理人に作風そっくり
413風と木の名無しさん:2005/08/17(水) 13:40:29 ID:jY3X1taS
>411.412
まぁなんにせよスレの流れを悪くしないで欲しいよ。

良作ラッシュだなあ
414風と木の名無しさん:2005/08/17(水) 17:04:50 ID:/SVUZWtG
神様が二柱…!

ショタ神様、引き続き光臨をお待ちしております。
南の島の神様、素敵なお話をありがとうございました。
415風と木の名無しさん:2005/08/17(水) 17:21:39 ID:+V7nFnQq
香月タンはー?

いつまでも待ってるよー。
416風と木の名無しさん:2005/08/17(水) 18:13:44 ID:elwPnSqB
南の島タソGJ!ぞわぞわしてなんか好きだ。これが“好み”ってやつか…
この少年は結局何者だったんだろうとか…次なる犠牲者?は、とか。
気になってしょうがない。続編キボン。
417秘書マイナス22:2005/08/17(水) 20:55:58 ID:x+elYn1S
僕が常磐の地区の担当になってから二週間がたった。
仕事自体は簡単だった。そろそろ契約更新の時期だから契約している会社に挨拶がてら粗品を配るだけだ。だが文句が耐えない。
うちの社は『早い・安い・上手い』を唄い文句に製品の販売店頭への搬送手続きをしているが、この不況の為、『どこが安い』『サービスが悪い』等、お決まりの罵利雑言フルコースをくらう。
『じゃあそんな理想の会社があったら?』と聞いてみた。皆、『あったらとっくにアンタんとことは縁を切ってるよ』だと・・・

水科さんに癒されに粗品を持って伺うが留守で、代わりに事務の女の子に目一杯色目を使われて辟易した。
「ごめんね僕、好きな人にしか勃たないから」
そう言ってしまえたらどんなに楽か・・・
出直しますと席を立とうとした所で社長が帰って来た。
初対面が挙動不振でよほど印象深かったのか顔を見るなり「ああ、君は・・」

社長室に入り改めて挨拶する。
「フゥン、香月君ね。初めて見た時、キレイな男の子だなと思ったから覚えていたんだ」
嬉しい事を言う。百万の美辞麗句より貴方の一言が僕の心を揺さぶる・・・
ふと、机の上を見ると写真立があった。
彼が写っていた。

418秘書マイナス23:2005/08/17(水) 20:57:12 ID:x+elYn1S
「この写真は息子さんですか?」
写真立を手に取り素知らぬふりで聞く。
「いま高校生でね、不肖の息子ですよ」
「高校生!名前はなんて?」
あまり幼い顔だから中学生だと思っていたよ。
「ひかる、光りっていう一文字で」
「・・・いい名前ですね」
『光か・・・顔どころか名前まで僕の好みだよ』
「卒業したらどうされるんですか?跡を継ぐんでしょ?」
写真を戻しながらとぼけた事を尋ねる。常磐に手を切れって言われてるのに。
「いや、東京に出るとかいってるんですよ」
「・・・!!」
「経営も不振ですしね・・・そろそろ潮時でしょう」社長は寂しそうに笑った。その顔に僕は不謹慎にも、ときめいてしまう。
「じゃあ起死回生のアイディアがあるっていったら?」

それから一ヶ月が過ぎる頃、常磐に呼び出された。
水科の件かとビクビクしていたら『依頼書』を預かったら自分のところに持ってこい、という。「アレは特別なものだからオレでないと説明出来ない」と。
「ところで香月、来週の木、金と空けておけよ」
「何か?」
「出張だよ」

僕と常磐の二人で行くのか・・・ロクな事がなさそうだと思った。

419秘書マイナス24:2005/08/17(水) 20:57:56 ID:x+elYn1S
当日、常磐は社の営業車ではなく自家用車で僕の家に迎えにきた。
「社に寄らなくていいんですか?」
「いい」
そのまま研修の会場へ向かった。首都圏とはいえ一時間も行くとまるっきり観光地。コイツと二人でなかったらゆっくり散策したい所だ。
自然の中に不自然な建造物がポツンと立っている会場。その玄関前に車を停める常磐。車から降りて中に入ると資料を持って帰ってきた
「行くぞ」
もう?行くって何処に?
案の定、車を人気の無い所に停めると求めてきた。
−いい加減にしてくれ、二言目には『奴隷』だって?水科さんとの接点が欲しくてオマエに近付いたんだ。
顔と名前を覚えてもらったからもう『ご主人様』には用済みだ−
全てを要約して
「もう嫌だ!」
と叫んで車から飛び出した。
どんな手を使ってでも常磐から離れたかった。
奴に触れられると本気で快感を貧りにいく自分が恐い。あの感じた振りでもしておけば納得する三人とは訳が違う。
裏路地でも会議室でもそうだった。僕が常磐に引きずられてイクんだ。
そんな男と二人きりにされたらきっとおかしくなる。
バス亭まで歩いていたら雨が降ってきた。仕方ない、安月給の身には贅沢なタクシーをつかまえる。

420風と木の名無しさん:2005/08/17(水) 21:26:57 ID:dn+sdchb
うぉおうぉおおお
秘書タソご光臨!!
421風と木の名無しさん:2005/08/17(水) 21:27:24 ID:+9VlBCfZ
秘書マイナスってのはもしかして初期に投下された物の過去話?
422風と木の名無しさん:2005/08/17(水) 21:35:56 ID:eki6paNk
うわー!常磐との鬼畜関係はもう終わりなのか?腹に一物も二物もある二人にハアハア。常磐も好きだよ〜!
423風と木の名無しさん:2005/08/17(水) 22:31:23 ID:vmtr6J3t
秘書さん、出来れば「今日はここまで」とか一言入れてくれないかな?
まだ続きがあるのか!?と無駄にワクテカしてしまうんだ
424風と木の名無しさん:2005/08/17(水) 23:17:57 ID:3lkCwE9Y
秘書タンかわいいよ秘書タン
      _, ,_  ,_
 ヤダヤダ(`Д´(`  )<キミは私の奴隷だよ
     ⊂  ⊂   )
       ヽ∩ヽ _ つ 
      〃〃  ∪
425風と木の名無しさん:2005/08/17(水) 23:20:00 ID:NxSOwAUp
このスレ見てると、18禁ゲームのバッドエンドを見ているようで
いつも必ず鬼畜エンドから攻略していく自分としてはとってもウレスィ
いいスレですね……
426ショタもの31:2005/08/18(木) 12:45:19 ID:SHt6UtSn
>>410

肌に落とされる唇の感触に身じろぎ目を伏せる少年を下から揺さぶり、テーブルに手を伸ばして輪ゴムを掴む。
「おにーちゃ…おにーちゃぁっ…あんんっ!やっ…な、に…ッ」
従兄弟に体内を擦られる刺激に喘いでいた少年が自身への違和感に目をやると、根元を戒める茶色の輪ゴム。
「お前がすぐイかないように、な。大丈夫、イけない分たくさん可愛がってやるから」
そう言って小さな性器を上下に扱き出す。
先端から滴る白濁混じりの先走りが従兄弟の手を汚し、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を響かせる。
427ショタもの32:2005/08/18(木) 12:46:35 ID:SHt6UtSn
「やっ、あっあっ…おにー、ちゃ…っ!」
初めに触れられた時とは違う、明らかな快感。
蕾を犯され、性器を扱かれる度頭の中が真っ白になり、部屋中に響く水音、自分の口から出る嬌声に聴覚も侵されていく。
自身に食い込む輪ゴムの痛みさえ甘受し、涙を浮かべながらも淫蕩な表情で腰を振る。
「初めてなのに、すごい乱れっぷりだな…こんなに淫乱だったなんて、お兄ちゃん、知らなかったよ」
少年が乱れているのは、もちろん媚薬の効果が大きい。
が、自分から腰を振って快楽を貧る姿は淫乱としか言いようがなく、従兄弟の興奮も煽られ、
428ショタもの33:2005/08/18(木) 12:48:29 ID:SHt6UtSn
従兄弟の興奮も煽られ、少年を突き上げる動きが激しさを増す。
「はぁ…あぅっ…もっ、とぉ…おにー、ちゃ…んっ」
従兄弟にしがみつきながら、少年は更に快感をねだった。







「うん、うん…ああ、元気にしてるよ。今は遊び疲れて寝ちゃってるけど」

――あれから数時間後、繰り返された行為による疲労で少年は既に眠りについていた。
すやすやと、昨日までと変わらぬ無邪気な寝顔の少年の頬を優しく撫でながら、電話の向こうの相手に従兄弟が答える。
『そう…。悪いんだけど、天候が悪くて飛行機が飛ばないのよ。もう二、三日、
429ショタもの34:2005/08/18(木) 12:49:47 ID:SHt6UtSn
二人で留守番しててくれる?』
電話の相手は従兄弟の母親だった。
少年の両親と自分の両親が仕事で海外へ行く為に、夏休みである自分たちは一緒に留守番していた。
「うん、それは構わないけど。帰る前に連絡はしてよ?」
用件が済み、電話を切ると少年の顔をみつめ、
「まだまだ、楽しめそうだな。さて…」

――明日は何をして遊ぼうか?

終わり
430ショタもの:2005/08/18(木) 12:51:57 ID:SHt6UtSn
本当は投下しようか迷ったんですが、一応完結させました。
続きとかも書きたかったのですが…ROM専に戻ります。
お目汚し失礼致しました
431風と木の名無しさん:2005/08/18(木) 13:17:40 ID:lCKkhuyv
>>430
乙カレーでした
大変おいしくいただきました

気が向いたらまた投下してください
432秘書マイナス25:2005/08/18(木) 13:23:36 ID:iN46xaOf
勤務時間1投下分

僕はずぶ濡れで車の助手席側の後部座席に乗っていた。運転席には笑いを必死で堪える常磐が・・・

『運転手さん、A市まで』『お客さん、ここからだと結構かかりますよ』
『・・・じゃあ一番近い駅までならいくらですか?』と、尋ねながら財布の中を確認しようとして青ざめる。常磐の車のダッシュボードに投げ込んでおいた事を思い出した。
『・・・いま手持ちがないんですが』
恐る恐る切り出して運転手に『一昨日きやがれ!』と怒られた。一昨日ではタクシーに用は無いんだよ、と負け惜しみを言っていたら雨が激しくなってきた。髪が、服が、靴が、初冬の雨に侵されていく。寒い、冷たい・・・
−これって天罰なのか!?−
道端で大声で叫んだら背後でクラクションが鳴った。
「上司をおいてきぼりにしたからお仕置きされたんだろ?」
常磐だった。さっきの一部始終を見ていたのだろう。涙目になりながら笑いを必死で押さえているのが丸わかりだ・・・
なんて格好悪いんだ!香月亮。
結局、常磐の車に乗り込む事にする。いまさら財布を返してもらってタクシーを探そうなんて気力、何処にも残っていない。

まだ明るいうちだったから・・・
沈み切らない夕陽が判断を誤らせた。


ここまで
433風と木の名無しさん:2005/08/18(木) 13:55:05 ID:zn9Ajijx
香月タンだ!

あー、続きが待ち遠しい!
434風と木の名無しさん:2005/08/18(木) 14:59:49 ID:yoE+buYl
>>432
勤務時間中は、仕事をした方がいいと思います。
「〜だからばれていない」と思っている人が多いようですが、
ばれています。
435風と木の名無しさん:2005/08/18(木) 15:24:42 ID:Hn08JQfR
秘書タンいいよぉ〜〜いいよぉ〜〜〜
めっちゃ萌え萌えしてます!
436風と木の名無しさん:2005/08/18(木) 15:27:51 ID:iN46xaOf
紛らわしくてごめん・・・
勤務時間=秘書の投下単位デス
決して作者の現状ではないっす
437風と木の名無しさん:2005/08/18(木) 15:50:31 ID:IMDEucGU
>436
だいじょぶ、漏れそう取ってたから。>434のも勤務と劣情ない交ぜの作中への
レスと思ってた。
暗くなるまで待ってまつ。

>ショタタン、御馳走様でした。じっくりイケナイ子に育ててやってホスィっす。
お兄ちゃん大好きで休み明けに泣いちゃうようなの想像してしまいました…ハァハァ
438風と木の名無しさん:2005/08/18(木) 18:07:51 ID:b3AobiSh
>>430
そんな弱気なことでは鬼畜道を極められませんぞっ!
書けるんだから書くべし書くべし!
またおいしいの投下してください。待ってます。
439『妹』1:2005/08/18(木) 21:11:37 ID:qCe+ZqOw
 俺は17歳。高校2年。高校は地元では有名な進学校で成績は上の下くらいだが水泳部に所属し真っ黒に日焼けしタッパもあるため女の子にはよくもてるほうだ。
だから女の子とはそれなりの経験もしてきたしテクも磨いてきた。なにより俺の息子のすごさに女の子はメロメロになってしまう。
 俺には年子の弟がいる。同じ高校に通っているが俺より成績は優秀だが遅生まれでタッパも普通で運動部でもないため色白でどこか中性的な雰囲気がある。
俺の様に男らしいカッコよさと違って美形という顔立ちで別の意味で女の子に人気だがシャイな性格で女の子と付き合ったことがない。
俺がもったいないと思いながら家で女の子とヤッタ事を話しても横でニヤニヤ聞いているだけでまったく女の子と付き合おうとしない。
 肝心なことを忘れていた。弟の名前は 『妹』 と言う。
両親は女の子が欲しかったのだが俺に続いて男の子が生まれてきたので落胆し 昔『小野妹子』と言う名の男性がいた事から男の子に『妹』とつけてもいいだろうと名づけてしまったのだ。
とんでもない親だが弟がシャイな性格になった原因がそこにあるのではないかと俺は思っている。
440『妹』2:2005/08/18(木) 21:12:10 ID:qCe+ZqOw
 その『妹』が風邪をひいて部屋で寝ていたので様子を見に行ったら、「座薬を入れてよ!熱が下がんないから!」と言ってきた。
 親に言えや!と返したら母親は今いない。親父には見られたくない。という事らしい。 
『妹』は後ろ向きに四つん這いになってその下は見るな!とパジャマから半分ケツをペロリと出した。 
『妹』から渡されたロケット型の白い座薬を『妹』の※にゆっくりと入れる。 が、直ぐケツの力で這い出してしまう。 
奥まで入れろ!と言われ、汚ねぇから触れねぇーよ!と切り返したら、引出しからコンドームを1つ渡し「これで!」と。 
指に不自然にそれをハメると『妹』は何度も「絶対に変な事するなよ!絶対に変な事するなよ!」と言いながら座薬をもう一度俺に渡してきた。
441『妹』3:2005/08/18(木) 21:15:37 ID:qCe+ZqOw
 俺がケツの穴に座薬を入れるとまたケツの力で這い出してしまうのでそれを何度も入れなおす事を繰り返すうちにケツの穴が拡張してきたのか座薬を押し返す力が弱くなってきた。
『妹』は何度も指の出し入れを繰り返すうちに感じてきたのか それとも座薬の成分に姦淫効果があったのか『妹』の目はとろ〜んとしてきて息も荒くなってきた。
 そして座薬がケツから押し戻されなくなった時には『妹』は懇願するような目になりながら「座薬が効くようにもっと奥に入れて〜」とすがってきた。
指でいっぱい奥まで入れたので無理だというと「兄貴ので!」といいながら俺のローライズのジーンズの真ん中を見つめてきた。
実は『妹』のケツに指を出し入れしている間に俺も興奮してきてジーンズのベルトがなければ息子が飛び出ているところだった。
 俺が驚いて何も出来ないでいるうちに『妹』は両手を伸ばしてベルトを緩めてジーンズを引き摺り下ろした。
押さえつけていたものがなくなった俺の息子は黒のローライズのボクサーパンツから勢いよく飛び出して俺のへそを強く叩いた。
俺は消防の頃にはズル剥けだったのが自慢で押さえつけられずに育ったためか17の今では勃起すれば長さは19cmあり太さやカリのデカさも自慢だった。
 『妹』は「欲しい!」と一言だけ言って俺に新しいコンドームを手渡した。俺は少し怖くなって「そんなに欲しいならお前がパンツを脱がせろ!」と言ってみた。
『妹』はコクリとうなずいて俺の正面に黙って座ると黒のローライズのボクサ―パンツの両サイドを持つとゆっくりと脱がし始めた。
パンツを脱がしながら息子をじっと見つめている『妹』の目が本気なのだと判って 俺は「座薬を奥に入れるだけだからな!」と言ってコンドームの封を開けると息子にコンドームを被せていった。
息子にコンドームを被せたが元々大きいのが自慢だっただけに長さが19cmある息子に普通のコンドームではキツキツで少し痛いくらいだった。
442『妹』4:2005/08/18(木) 21:16:12 ID:qCe+ZqOw
 下半身裸の俺は上に着ていた白いメッシュのタンクトップも脱ぐと真っ裸になった。
俺のタッパは183cmあり水泳部で筋トレもしていた事から腹が割れ引き締まった逆三角形のカラダが真っ黒に焼けていたが 真っ裸になると腰の部分だけがビキニの形に日焼けしていないのが白く目立った。
『妹』は俺の黒く引き締まった体と白く残った部分から突き出しているコンドームを被っていてもなおはっきりと形の分かる俺の息子をじーと見つめていた。
 俺が「本当にいくぞ!」と言うと何も言わずに後ろを向きそのまま四つん這いになって静かにケツを突き出した。
年子で同じ学年の『妹』はパジャマのズボンからケツ半分だけ出していたままだったがその真っ白いケツに真っ裸になっていた俺は妙に興奮した。
 さっきまで『妹』のケツの穴に座薬を入れるために指を1本で出し入れしていたが 水泳後にシャワーを浴びている時でも仲間からデカチンと言われる位の俺の息子をいきなり『妹』のケツに入れたら『妹』が壊れてしまう。
今度は2本の指にコンドームを被せケツの穴を何度か往復させ緩くなったところでさらに指を3本に増やし同じ事を繰り返した。
15分ほどして『妹』のケツの穴は十分に弛緩した様だが俺の息子はきつめのコンドームのためか逆にギンギンに硬くなっていた。
俺はいよいよ覚悟を決めると『妹』の後ろでひざ立ちになり片手を息子にあてがいもう片手を『妹』のケツをつかむとゆっくりと『妹』のケツの穴に突き当てた。
443『妹』5:2005/08/18(木) 21:16:53 ID:qCe+ZqOw
 俺の息子が『妹』のケツに触れると『妹』はビクンと体を震わせてこわばらせているのが俺にも感じられた。
俺も女の子は何度も抱いたがケツの穴に入れるのは初めてだった。
処女も何人も頂いたが俺の並外れた息子をいきなり入れると女の子が壊れるので優しく声をかけ力を抜くように言ってユックリと入れるのが常だった。
『妹』にも同じように息を吐いて腰の力を抜くように言った。『妹』がはぁ〜と息を吐いた瞬間 俺はユックリと息子をケツの穴に入れていった。
 『妹』のケツの穴の入り口は固くあれほど指でほぐしていても俺のデカイ息子をなかなか受け入れようとしなかったが最初の1cmが入ると後はカリの部分までスルリと入った。
俺がカリの部分まで入ったと言うと『妹』は向こうを向きながら苦しそうな息で「ホントに!」と答えた。
俺はもっと入れていいか『妹』にたずねた。何しろ入ったとはいえ19cmある息子のまだホンに先のほうだけなのだ。
 『妹』がうんと答えると俺はもう息子を支える必要のなくなった両手を『妹』の腰に当てると『妹』が前に逃げ出さないようにしっかりと掴んだ。
そしてユックリと挿入を再開した。入り口のほうはきつかったが中はやわらかく『妹』のケツは俺の息子を半分くらいまで楽々に受け入れた。
だが簡単に入ったのはそこまでだった。そこから先は中に異物があるかのように俺がいくら力を入れて息子を突きまくってもなかなか進もうとしなかった。
そこはちょうど俺が指で解きほぐした付近までだった。俺はそれ以上息子を挿入するのをあきらめて『妹』にこれ以上は無理だと伝えた。
 そしてつながっている所を『妹』に見せてやると言うと俺の息子が『妹』のケツの穴から抜けないように『妹』の腰を掴んだまま ひざ立ちの状態から立ち上がりそのまま姿見の前にカラダを動かし始めた。
俺の息子と『妹』のケツの穴がつながったままなので『妹』は四つんばいのまま俺の動きに合わせるしかなかった。
444リーマンもの :2005/08/18(木) 21:25:52 ID:9lYz2gI4
彼方に堕ちる、この身体を


仕事が一段落して、ねぎらいの声の中を抜ける。
室内から出て辺りを見回した高田の視界は
同じ部署の女性と親しげに談笑している上田の姿を端に捉えた。
ふと気付けば捜してしまうひとは、まなざしに気付いた様子はない。
話が盛り上がっているのだろう。
ざわめきも笑い声も、いくつかの場所で上がっているのに
どうしてか耳につくのは、何かを言ってはおかしそうに笑う上田の声。
人には言えぬ関係になってから、自分は随分狭量になってしまったらしい。
445リーマンもの :2005/08/18(木) 21:27:07 ID:9lYz2gI4
そのとき、笑っていた上田が女性の肩越しに、佇む高田の姿を認めた。
そうして笑んでいた口が、言葉の形に変わる前に
高田は口許を綻ばせた――それも、なるべく冷ややかに映るように。
はたして、彼がさっと顔色を失うのを見て取ってから、わざと踵を返してスタジオの外に出た。
廊下を戻り、トイレに続く角で曲がって足を止める。
ほどなくして、慌てた様子で横を通り抜けようとした後ろ姿に、軽い調子で呼びかけた。

「話は終わったんですか?」
446リーマンもの :2005/08/18(木) 21:28:45 ID:9lYz2gI4
びく、と肩を震わせて振り返った上田に、小さく笑んでみせる。
訊いてはみても返答など待つつもりはない。
腕を強く引いてトイレに入ると、一番奥の個室の扉を開けて、中に突き飛ばした。
よろめく身体を抱き寄せ、ドアを背にして押しつける。
無言のまま、声を上げようとする口を手で塞ぎ、脚を割ってもがく身体を腕の中に閉じ込める。
目を見開いた上田の眼に、初めて怯えの色が走った。
自分の予測通りの反応をする上田に、いっそ驚きさえ感じながら
高田は塞いでいた掌をゆっくり離した。
セットされた茶色の髪を撫ぜて、今度は安心させる意味で笑いかける。
「…怖かった?」
「あ、」
「悪ふざけが過ぎましたかね」
その言葉で、一連の行為の意味を悟ったのか
上田はきょとんとした顔を、たちまち刷毛で払うように赤くした。
447リーマンもの :2005/08/18(木) 21:30:00 ID:9lYz2gI4
文句を言わせないように抱擁を強くすると、咎めるようなまなざしが自分を見上げてくる。
「…お前なぁ」
「貴方があんまり楽しそうだったから、ちょっと気を引かせてみたくなったんです」
言った途端に、胸に拳をぶつけられた。
怒らせてしまっただろうか、と俯いてしまった顔を窺おうとすると
彼は見られるのを拒むよう、叩いた胸に顔を埋める。
「…ちょっとじゃねぇよ、心臓が止まるかと思ったんだぞ…」
「…すみません」
すると、やっと聞き取れるほどに微かな、でも悔しそうな呟きが聞こえた。
「――卑怯者」
「…なんとでも」
本当は謝罪など口ばかりで、彼がちゃんと来てくれたことに嬉しさを感じてしまっていること。
上田は多分、そのことを感じ取っている。
だからこそ、こうして思い通りに動いてしまったことが、悔しいのだろう。
448リーマンもの :2005/08/18(木) 21:31:00 ID:9lYz2gI4
罪悪感に似た痛みを思いながら、眼を伏せた顔に指を触れる。
耳をくすぐり、頬を辿って、顎をとり仰がせた。
自分の名を呼んで開いた唇に、最初から深く口吻ける。
制止の意味か、スーツを掴む手に力が込められたけれど、取り合わずに口腔を思うさま堪能する。
「…んっ、ふ…っ、ぅ…」
舌を絡ませると、鼻から抜けるよう、色を含んだ吐息が零れる。
背中を緩く叩いていた拳が、いまや抗いをなくして縋りついているのを感じた。
しかめられた眉の艶かしさに、ほんの冗談では済まされなくなっていることを自覚して、唇を離した。解かれた口吻けを惜しむ糸が一瞬だけ繋いで、切れる。
濃いレッドワインのネクタイの結び目を、解く。
微かな衣擦れの音に、潤んだ視線をさまよわせた上田が、我に返った。
「…ちょ、ちょっと待てったら…」
「今日の仕事は?」
「もう終わった・・けど…、そういう問題じゃねぇだろうが…っ」
こんな場所で、と口にする。
シャツのボタンを外す不埒な指を留めようと手が動いたが
構わず首筋に舌を這わせると、止める言葉が掠れた喘ぎにとって代わる。
「何だ、その気じゃないですか」
「…ほんっと、嫌な奴…っ」
449『妹』6:2005/08/18(木) 21:40:12 ID:qCe+ZqOw
 姿見の前まで来ると俺は四つんばいになったままの『妹』の上半身を姿見がよく見えるように抱き起こした。
俺の胸と『妹』の背中は『妹』のパジャマ越しに密着した。『妹』の体温が俺に伝わるのを感じ また『妹』の匂いが俺の鼻をくすぐった。
 俺と『妹』のタッパの差から俺は少し膝を曲げて腰を後ろに引いて立っていた。それに『妹』の足が邪魔をして俺の息子と『妹』のケツのつながりが姿見を通してよく見えなかった。
俺は『妹』とつながっている所がよく見えるように後ろから『妹』の両モモを掴むと上に持ち上げ、ふらつかないようにそれまで曲げ気味だった膝を伸ばして腰を前に突き出した。
『妹』の両足は\/の字に高く掲げられた。『妹』のケツが俺の息子を咥え込んでいるがはっきりと姿見に映し出された。
 『妹』の体重は俺の息子とつながっている部分で支える事になった。
全体重が『妹』のケツの穴一点に集中した事で 今まで俺がどれだけ頑張ってもそれ以上挿入する事が無理だった息子がユックリと『妹』のケツの穴にめり込んで行く様子が姿見を通して俺と『妹』の目に映った。
『妹』が大きな息を吐き終えた時には19cmある俺の息子は『妹』の中に根元まで深々と突き刺さっていた。
 『妹』のカラダが重力によって沈み込むにしたがって俺の息子の先端が何かを押し広げるようにして『妹』のケツの穴深く侵入すると同時に『妹』のケツの穴の締め付けが徐々に俺の息子の根元に移動する感じは今まで女の子とヤッた時には一度も味わった事がない快感だった。
これまでにない快感に俺は思わず声に出していた。
 『妹』と完全に一つになったのを姿見で見届けた俺は持ち上げていた『妹』の両足をユックリと床の上に下ろした。
タッパの違いもあり『妹』はつま先立ちで立っていたが不安定な姿勢のため『妹』のカラダが揺れるたびに俺の息子を心地よく刺激した。
座薬を奥に入れる目的は果たしたが俺は先ほどまでの不安な気持ちと違い息子を『妹』の中にずっと突っ込んだままにしておきたくなっていた。
450『妹』7:2005/08/18(木) 21:41:17 ID:qCe+ZqOw
 今俺が息子を抜いたらまた薬が出てくるかもしれない。薬が効くまでしばらくこのままにしておこう。
俺がそう言うと『妹』はコクリとうなずいた。
姿見にはパジャマを着たままの『妹』と真っ裸の俺の姿が映し出されていた。
パジャマの上からでもわかる柔らかな『妹』のカラダのラインとガッシリとした俺の裸体はまるでギリシャ彫刻の人物が抱き合っているようだった。
 俺は『妹』に顔をこちらを向けるように言うと『妹』の唇に俺の唇を押し付けると強引に『妹』の口の中に俺の舌を割り込ませた。
『妹』もそれに答えるかのように舌を絡めながら後ろ手に俺の背中とケツに抱きついてきた。
俺は片手でパジャマの胸ボタンを外して手を滑り込ませると同時にもう一方の手をパジャマのズボンの中に入れた。
『妹』の発達していない柔らかな胸は小さかったが俺がもんでいるとダンダン乳首が立ってくるのがわかった。
『妹』はパジャマの下にビキニを穿いていたがビキニの上から触っていても陰毛の感触とその下にある部分が濡れて来るのが感じられた。
 『妹』の手が俺の背中やケツに触れるのも刺激的なら絡めあった舌や俺の手の動きに反応する『妹』のカラダも刺激的だった。
やがて俺は片手を『妹』のビキニの下に滑り込ませた。硬い陰毛の下に手をやると覆い包むように『妹』の急所全体を刺激した。
『妹』のあえぎ声が一段と激しくなり俺の指の間で『妹』の○○がだんだん大きくなっていくのが判った。
これは俺にも快感をもたらした。『妹』の○○を刺激するたびに『妹』のケツが俺の息子を締め付ける。
俺は両手を使って『妹』のカラダ全体をまさぐり続けると同時にときどき『妹』の○○を刺激した。
 エアコンの効いた部屋にいたが俺も『妹』もすっかり汗びっしょりになっていた。
451『妹』8:2005/08/18(木) 21:41:57 ID:qCe+ZqOw
 1時間以上も姿見の前で『妹』を抱き続けたが『妹』のケツの締め付けはきつく俺の息子が萎える事はまったくなかった。
『妹』のケツは俺の息子に快感を与え続けるのを忘れなかったのだ。
 さすがに俺も疲れていた。それに発射せずにいるのももう限界だった。
最後に俺は『妹』に姿見に両手をつかせると『妹』のケツの穴の中で息子をユックリと大きく往復させ始めた。
俺が息子を抜き出すのに合わせ『妹』のケツの締め付けが根元からカリの方に移動する。カリの部分まで来たら俺は息子をまた『妹』の中に深々と突き立てる。
ケツの穴の入り口から奥深く突っ込む時の息子が中を押し広げる感触と 締め付けがカリと根元の間を行き来する快感は 最初に姿見の前で息子を根元まで貫いた時以上だった。
 姿見には俺が息子を出し入れするのに合わせ上半身を前のほうに傾けた『妹』があえぎ声を上げながら小刻みに動く姿が映っていた。
 ケツの穴なら中に出しても妊娠する事はない。俺はそう考えて息子にコンドームを装着する時に先端を切っていた。
何分か息子を往復させているとやがて限界が近づいてきて 俺は『妹』の背中に上半身を預けると腰を何度も痙攣させた。
息子が痙攣するたびに漢のシルシを『妹』の中に熱くほとばしらせたが『妹』のカラダはそれを一滴も漏らすまいとするのが俺にも伝わってきた。
 最後に完全に萎えた息子を根元からユックリと引き抜いたが『妹』のカラダは漢のシルシを最後の一滴まで搾り取ろうと締め付けを緩める事はなかった。
息子を引き出す瞬間まで『妹』のカラダは俺に快感を与え続けたがこんな経験は俺には今まで一度もなかった。
たっぷりと俺から漢のシルシを受け取った『妹』は俺があてていた手を離すと床の上にしゃがみ込むと前のめりにカラダを傾けた。
女の子とヤル時は一発では済まずに一度に何発もヤッていた。だからヤッた女の子からはタフマンと呼ばれてた。
そんな俺が『妹』のケツの穴にたった一発発射しただけだがこれほど疲れた事もこれほど快感を感じた事も経験がなかった。
452『妹』9:2005/08/18(木) 21:43:13 ID:qCe+ZqOw
俺が『妹』の様子を見ようと真っ裸のまま『妹』の前まで来ると『妹』は顔を持ち上げて兄貴のチンチン綺麗にしなくちゃと言って俺の息子に被ったままのコンドームを取るといきなり口を大きく広げて息子をくわえてきた。
すっかり萎えたとはいえデカチンと言われる俺の息子だ。それを舌で一生懸命綺麗にしようとのどの奥までほおばる『妹』を見ていると 急にいとおしくなり俺は真っ裸で『妹』に息子をくわえさせたままパジャマ姿の『妹』に抱きつくように覆いかぶさっていた。
 俺は自分のカラダの汗を拭いて服を着直すと『妹』のカラダをタオルで丁寧に拭いてやった。
そのあと俺は『妹』の前に座り汚れたビキニの代わりに新しい下着を穿かせてやったが 「妹」の足のつけ根を見ていても『妹』は俺の漢のシルシを少しも漏らしていなかった。
それから新しいパジャマを着せてやってから部屋を出た。
その日『妹』は熱があるからと言って夕食には出てこず 俺も疲れてしまったので飯を食ってすぐに風呂に入るとさっさと寝てしまった。
 翌朝俺が両親と朝食を囲んでいると前日高熱で寝ていた『妹』が現れた。
俺が『妹』にカラダは大丈夫か聞くと
「兄貴の看病が良かったからもうすっかり元気だよ!」
 前日に何事もなかったかのような顔で『妹』は言った。
453『妹』10:2005/08/18(木) 21:44:16 ID:qCe+ZqOw
 数日後今度は俺が熱を出して寝込んでしまった。
俺が部屋のベッドで寝ていると『妹』が学校から帰宅したのが物音でわかった。
その音が近づいてくるのが聞こえてくるといきなり部屋のドアが開かれそこには『妹』の顔があった。
「この前座薬を入れてもらったから今度はボクが兄貴に座薬を入れる番だよ!」そう言いながら『妹』は笑顔で微笑んだ。
 俺はこの前『妹』に座薬を入れた時わかった事があった。なぜ『妹』は女の子と付き合わないか。
タッパも普通できゃしゃで色白で中性的な容姿の『妹』は息子も普段は人並みだが 勃起した時は仲間からもデカチンと言われる俺の息子でさえ比べ物にならないくらいデカくなるのだ。
付き合えば確実に女の子が壊れる。そんな大きさだったから優しい『妹』は今まで女の子と付き合わなかったのだ。
 俺はこれからどうなるか想像するとめまいがしてさらに熱がでる感じがした。
「兄貴!また熱が上がったんじゃないか。早く薬を入れないと!!」
 数日前の光景が立場を変えて思い出された。
経験豊富な俺でさえ感じた事がないあれだけの快感を今まで一度もヤッた事がない『妹』がヤルんだ。
俺みたいに相手のカラダの事なんか考えてヤル余裕などないだろう。
俺の耳に『妹』の妙に弾んだ声が聞こえてきた。
454リーマンもの :2005/08/18(木) 21:44:19 ID:9lYz2gI4
嫌な奴、というのが言葉どおりでないことも、あるいは自分以外の誰かに向けられることも
知っていた。深く知れば解るのだ、この男は、誰もが奥底にある加虐的な部分を掻きたてる。
心では自嘲に、顔では楽しげに笑った高田は、頬を朱に染める上田を見下ろした。
「あんたに対してはね、皆、意地悪になっちゃうんですよ」
「――…いじめたくなる?」
息を上げながらも、意地なのだろう、唇に笑みを含ませる。
――自分で口にしていれば、世話がない。
計算づくで語られる台詞ではなく、こんなふうに予想もしなかった言葉が滑り落ちるとき
胸を鷲掴まれるような愛しさに襲われる。次いで湧く、「欲する」という感情。
高田は、だから答えなかった。蓋を閉めた便座に座って、手招いた上田の腰をかき抱く。
はだけたシャツをかき分けるようにして、そっと唇を寄せた。
日に焼けていない柔らかな肌を舌でなぞりあげると、小さな吐息と共に身を捩らせる。
455リーマンもの :2005/08/18(木) 21:45:26 ID:9lYz2gI4
躊躇いの残る、いじらしい仕草。
いつもなら許してもいいところだが、妻に「早く帰る」と言ってしまった為、今は時間の余裕がない。
逃げを打つ身体を両腕で固定してから、色づいた突起を咥えた。
軽く食んで、舌で形を確かめる。
冷えた外気に触れたのと与える刺激に、すぐに口の中でぷくりと尖った。
音を立てて吸うと、凭れてくる上田の堪えきれない声が、肩を震わせる。
背に回った腕は、まるで高田を求めるように力が入ったけれど
無意識なのかそうでないのかは解らなかった。
「…っ、ちょっと苦し…」
「あ、ごめ…」
「そんなに舐めて欲しいんですか、…やらしい人」
言葉や行為で追い詰めるたび、かっと赤くなる頬に、痛いほどの欲情が込み上げた。
「でも…やらしい上田さん、好きですよ…」
「…あぁ、あッ、あん…いっやぁ…」
放っておかれた尖りを舐りながら、スラックスに包まれた下肢に手を伸ばす。
456リーマンもの :2005/08/18(木) 21:46:37 ID:9lYz2gI4
軽く触れた布は既に、中にこもった熱に持ち上がっていた。
言葉とは裏腹、素直に快感を訴える身体。
口ではぶっきらぼうでも、常に本音は優しい上田らしいともいえる。
ベルトを外し、焦らすこともせずにアンダーごと下に落とす。
反射的に身動ぎするのを強く引き寄せて、あらわになった欲の証に、指を絡めた。
崩れかけた理性が抑える荒く甘い吐息が、かえって耳を楽しませる。
緩急をつけて擦りたて、扱きあげる。
くちゅり、と狭い個室に先走りの水音が響くようになるときには
両脚はわななき今にも折れそうで、支えといえば高田の抱擁ひとつになっていた。
腕時計に目をやると、長針はちょうど「6」を指している。
理由がつけられるとしたら、あと30分ほどか。
近づく限界に震えるものから手を離し、高田は腰を上げる。
快感に酔った身体を抱きしめドアに向き直させると、そっと上体を傾けた。
思わず、といったようドアに突いた手に、自分のそれを重ねた。
時々驚くほどに綺麗な仕草を見せる指が、小さく震える。
457リーマンもの :2005/08/18(木) 21:49:55 ID:9lYz2gI4
片方の手で、勃ちあがったものへの愛撫を続けると、耐え切れなくなったのか、がくりと膝を崩した。本人の意図するところではないと解っていても、自ずから腰を突き出す姿に、喉が鳴った。
濡れそぼった雫を指に絡め、身体の奥に隠れた場所を暴きたてる。
締まるきつさに抗って埋めると、噛みしめた唇がそろそろと解けて
切なげな、か細い声を洩らし始めた。
欲望に直接響く、無防備な喘ぎ。
「あっ…ん、いやぁ…っ、あぁっ…」
「…悦い声出して、誰かに気付かれちゃいますよ…」
「っ、誰の、せいだと…っ、あっ…!」
「あんたがやらしいせいでしょう…責任転嫁はいけませんねぇ…?」
羞恥を煽ったとはいえ、この行為を誰かに悟られる訳にはいかないのは自分も同じだった。
誰かに見つかるかもしれないというスリルが興奮の手助けになるのは
あくまで「かもしれない」だからだ。
本当に見つかったら終わりだということは承知している。

つづきは夜中。
458風と木の名無しさん:2005/08/18(木) 22:20:54 ID:zbiHtHQ7
ショタよかったよー!
後日、薬無くてもおねだりしちゃうような
トコまで書いて欲しかったケド
脳内で補完してハァハァしてます。
459風と木の名無しさん:2005/08/18(木) 23:01:59 ID:9GrDi3Dy
『妹』 まぎらわしいが、こういうのも好きだW
460玩具兄弟1:2005/08/18(木) 23:33:30 ID:v0ByvzSM
※※血縁有りの兄弟です。近親相姦NGの方はご注意※※


人からはよく似てない兄弟だね、なんて言われて来た。
何か複雑な家庭のジジョーとやらがあるわけじゃなくて
単に俺が母親似で兄さんが父親似ってだけ。
その父も母も今は亡いから俺を育ててくれたのは兄さんだ。
同じ男の筈が年を重なるに連れて差異はますますはっきりしてきた。
どんどん背が伸びる兄さんと女子並みにチビの俺。
きれいな小麦色になる筋肉といつまでも生白い肌。
女の子達の言葉を借りるならジャガーとバンビだってさ。
笑っちゃうよな。でも二人きりの兄弟仲良くやってたんだ。

だからかな。普通の兄弟より深く繋がっている気がする。
例えば俺は兄さんが童貞捨てた日を知ってるんだ。
言葉に出して聞いたわけじゃないよ。でも、何となくわかる。
他の奴に話しても気持ち悪がられそうで言った事は無いけど。
でも、何だろう。兄弟って言葉じゃ足りない気がするんだ。
親と子のような?それとも……
461玩具兄弟2:2005/08/18(木) 23:34:11 ID:v0ByvzSM
脳天から鈍い痛みを覚えて目を覚ます。
でも、まだ瞼は上げない。
「あ…っ、ヒィ、ひ…ぃ…」
「おら、もっと締めろよッ!もうガバガバじゃねぇかよ!」
「も…ッ、や…らぁ……抜いてぇ…」
夢であれば良いのに。目を覚ませばいつもの我が家だったら良いのに。
むなしい願いを数度繰り返してから祈るようにして目を開く。
光景は意識を失する前と何一つ変わって居なかった。
薄暗く汚い部屋、下品な言葉使いをする若い男達。
それから、その男達に組み敷かれて犯されている兄さん。
「おい、弟チャンが目ぇ覚ましたぞ。」
からかうように掛けられた声に死んだように濁っていた目が見開く。
「や…ッ…!!み、見るなッ、見るなァァァ!」
『兄さん』そう呼んだつもりだけど声になったのかはわからない。
「見ないでくれェ!マコトォ!!!」
悲鳴のような声が痛いほど耳に突き刺さった。
462玩具兄弟3:2005/08/18(木) 23:35:34 ID:v0ByvzSM
本当は、兄さんの様子がおかしくなってるなんて事気がついてた。
顔を合わせる事自体が減ったしたまに会ってもすぐに出て行く。
でも病気って感じじゃないし心配する必要無いかな、なんて。
兄さんも二十歳を過ぎた大人なんだから俺に隠したい事くらいできる。
そう言い聞かせながら気まずく過ごしていたある日の事だった。
「誠君、だよね?お兄ちゃんの言う通り可愛い顔してるなあ!」
高校の校門を出た所で知らない男に声を掛けられた。
「私はお兄ちゃんの友達なんだけどね、いつも誠君の話聞いてるんだよ。
だから一度逢ってみたいと思ってたんだけどねえ。」
きちんとしたスーツで割りとハンサムなのに少しも好感が抱けない。
年は兄さんよりも少し上、くらいだろうか。
友達?全然信用できない。タイプが違いすぎる。
得体が知れないという言葉がまさにぴったりの薄気味悪い男だった。
「立ち話も何だから乗っていかないかい。飯、奢るよ。」
まるで頭の悪い女の子を誘うような台詞も、何もかも気に入らない。
「結構です。多分、兄が用意してくれてると思いますから。」
できるだけ感情を込めずに返事をすると男は嬉しそうに笑った。
「お兄ちゃんの秘密、知りたくないかい?」
俺の反応を見て、男は勝ち誇ったような顔を見せる。
背筋が凍えるような笑顔。
他にどうする事もできなくて、俺は無言で男の車に乗り込んだ。
463玩具兄弟4:2005/08/18(木) 23:37:05 ID:v0ByvzSM
連れて行かれたのは古いヤクザ映画に出てきそうなボロビルだった。
エレベーターからして何か変な臭いがして胸焼けした。
「あそこだよ。」
ゴミがあちこちに落ちている通路の奥、薄汚れた扉を男が指差す。
吸い寄せられるかのように歩き、粘着くノブを回した。
むっとする熱気の中、裸の男が一人蹲っている。
猿轡の代わりだろうか。薄汚い布を口に押し込まれて呻き声を挙げてる。
大きく足を開かされたままパイプに縛り付けられて轢かれた蛙みたいだ。
別の生き物かと見紛う程大きく腫れたペニスまで紐で括られてる。
声を出さなくても激しく歪んだ顔で”彼”のショックがよくわかった。
男が俺の耳元で耳障りな笑い声を出して現実に引き戻す。
「誠君のお兄ちゃん、ド変態だな。」
次の瞬間、首筋に爆ぜる様な痛みを感じて目の前が真っ暗になった。

++++++++++
今日はここまで。
464風と木の名無しさん:2005/08/18(木) 23:48:01 ID:N4f3LRI0
はあぁ… このごろ百花繚乱でウレスィ…

玩具兄弟タン、続き待ってます。

南の島タンも山荘のバイトタンもすんごい好きだ。
バイトタソは先輩が本心を明かしてきっちり鬼畜に掘ったのかが気になる。
後輩チャソが堕ちるのは先輩の手によってだといいな〜
南の島の少年は、その手で自分の快楽も追求してくれると最高!
465風と木の名無しさん:2005/08/18(木) 23:56:59 ID:b3AobiSh
兄弟が玩具にされるのか玩具であれこれされるのか
どっちにしろ期待!IDもすごいわぁ。

466風と木の名無しさん:2005/08/19(金) 00:15:28 ID:TXQz742q
おお、ホントだ、このスレにぴったりw >ID

ここは良作が多くて良いですね
新人警官また読みたいなあ‥‥
467『妹』 作者:2005/08/19(金) 00:29:31 ID:03eQMlN5
>>457
ご感想ありがとうございます。コピペに文章を足して1つの作品にしました。元々の文章はこれだけです。 

>妹が風邪をひいて家で寝ていて様子を見に行ったら、
>「座薬を入れてよ!熱が下がんないから!」と言ってきた。
>親に言えや!と返したら母親は今いない。親父には見られたくない。という事らしい。
>妹は後ろ向きに四つん這いになってその下は見るな!と半分ケツをペロリとだした。
>ロケット型の白い座薬を妹の※にゆっくりと入れる。
>が、直ぐケツの力で這い出してしまう。
>奥まで入れろ!と言われ、汚ねぇから触れねぇーよ!と切り返したら、
>引出しからコンドームを1つ渡し「これで!」と。
>指に不自然にそれをハメると
>妹は何度も絶対に変な事するなよ!絶対に変な事するなよ!と言いながら
>(省略されました・・全てを読むには ここ を押してください)

それを801に膨らませています。>>440の『妹』2の部分です。
文章流れで書き加えたのは
冒頭の 【その】『妹』が風邪をひいて  文中の 【パジャマから】半分ケツを  最後の と言いながら【座薬をもう一度俺に渡してきた。】
の部分です。
兄が年子の弟を犯す話です。俺 の視点で1人称で書きました。鬼畜ですが兄から見た視点では弟が嫌がるそぶりはまったくありません。
弟(男 名前は妹)を犯す話ですが 『妹』1 と 『妹』10 を除くと正真正銘の妹(女)を犯す話にしています。
実は続編も出来ています。同じく1人称の視点ですが今度は犯される視点です。ご希望があれば続編も掲載します。
468風と木の名無しさん:2005/08/19(金) 00:35:07 ID:d5XmqoYr
妹の作者さま
気分を害されたら申し訳ありませんが。

ここは成人用の板です。
また、2chに慣れていないのであればしばらくROMで、
スレの雰囲気や傾向をつかんでみるというのも大事かと思います。

続編については・・・ここではない、相応しい板、相応しいスレで書かれてはいかがでしょうか。
469秘書マイナス26:2005/08/19(金) 00:46:55 ID:7QDLXdEA
勤務時間6投下分
常磐が今夜は何処かに泊まろうと言い出した。ずぶ濡れの僕を気遣っての事らしい。確かに寒い、身体が芯まで冷え切って今すぐにでも熱が上がりそうな勢いだ。
『熱い風呂に入ってビールでも飲めば大丈夫だよ』とその気にさせる。
そうだ、酒でも飲んで眠ってしまおう。
常磐には観光地に有りがちな『お遊び専門店』にでもいってもらえばいい。
「風呂にいってこいよ」
常磐に促されて大浴場に向かった。落ち着いた大正浪漫を思わせる建築様式のこじんまりとしたホテル。
「こんなイイトコ知ってるなら彼女と来りゃいいのに」
余計な事をぼやく。本当に光と来られたら『死んでもいい』とまでは言わないが笑顔が見られるなら何度でも連れて来てやりたい。
・・・なんでここに常磐なんかと居るのかが解せない。
窓の外を見ると夜が近付いてきていた。黒々とした山の縁と朱に染まった空のコントラストが美しい。だけど何故かゾクリとする物を感じて風呂へと足早に向かった。
熱い風呂に入ったら雨で奪われた体温がゆっくり戻ってくる。
「温かくていいな〜」
470秘書マイナス27:2005/08/19(金) 00:48:16 ID:7QDLXdEA
体温と同時に思考も戻ってくる。マズイ事になった。何かあってももう逃げられないだろう。
−僕を大嫌いだと言った割にはご執着しやがって−
何故絡んでくる?奴と僕の接点て・・・あの夏の日から思い返していく。何か引っ掛かる。

『先輩みたいな上司がいてくれればもう少しマシになれるんでしょうけど・・・ね』
『オレが返しておくよ』
−そしてあの夜−
『表情に出まくりなんだよ、『オマエの部下なんてマッピラだよ』って・・・何考えて下についた?何企んでいやがる?答えろよ、これも上司の命令だぜ?』
『オレは今日から利根川の担当区に回る。だからオレの担当区をやれ』
−!あの夜も先日も−

全てが繋がった。
−常磐は委託料の名目でマージンをぼったくっていた。僕は知らずにそのテリトリーを侵そうとした。そしていま常磐は利根川の担当区に回されている−

常磐は僕を疑っている。秘密を知ってるであろう僕を縛りたいのか・・・どうすればいい?

風が強くなり月を雲が覆い隠す。遠くで雷がなっていた。
471秘書マイナス28:2005/08/19(金) 00:50:09 ID:7QDLXdEA
ゆっくり風呂から出た。
今夜きっと、常磐に力ずくで捩伏せられるのだろう。
僕は甘チャンだ。
あの真面目な常磐がただの観光目的の研修になんか来るはずない、まして自家用車でなんて・・・判っていてノコノコ付いて来た自分が悪い。
備え付けの浴衣に着替えた。
−悪あがきなんてするだけ無駄だ−

常磐は腕を組んでいる。考え事をする時の彼の癖だ。
−オレは香月をどうしようというんだろうか?−
初めて見た時から気になっていた。でもそれは負の印象。引き裂きたくなる様な陰惨な衝動に駆られるのだ。
だから大嫌いだと言った。避けていた。向こうもオレを見ていなかった。
あの日、何もうつさない香月の目にうつったのは水科のとこの伜。オレはすぐ側で見ていた。
『オマエがそんな嬉しそうな顔するなんて』
その後だ、香月がオレに寄ってきたのは。オマエは正直過ぎる。下心見え見えなんだよ。
オマエは目論見どおりオレの奴隷に成り果てた。
オレは知ってる。水科との接点が欲しくて惜しくて躯を自由にさせていた事を。そんなに水科が大切か?
オマエが大切に思う物全て奪い取ってやったらオレを見てくれるのだろうか


−オマエをズタズタにしてやりたい−

472秘書マイナス29:2005/08/19(金) 00:51:51 ID:7QDLXdEA
「いま戻りました」
髪を濡らしたまま香月が戻って来た。黒髪が艶っぽい。
「うん」
入れ違いに常磐が部屋を出る。
やはり帰ろうと財布を探したが見つからない。青ざめるていると常磐が財布を二つ持って戻ってきた。
「雷がきたから帰るのは止めておけ」
振り返って窓を見ると土砂降りの雨が窓を激しく叩きはじめていた。
妙な空気に耐え切れず
「・・・呑みますか?」
と、冷蔵庫からビールを出して常磐に手渡す。
喉を鳴らして上手そうに飲む常磐。
−このまま何もなく一晩過ぎてしまえ−
「止みますかね?」
「いや、明日まで止まないってよ」
その時ドンという轟音とともに電気が消えた。
「あっ?」
「停電だな・・・なあ知ってるか?幽霊ってさ、蝋燭の灯を好むんだって。それでさ、ここ雷が落ちてよく停電するから蝋燭を常備してるんだって」
常磐が悪戯っぽく笑いながら探すのが稲光で見えた。
「あった!点けて見ようぜ?」
「駄目!嫌だー!!」
常磐に正面から抱き着く様な恰好で蝋燭を奪おうとすると抱き締められた。
「!?」
常磐の罠だった。
「捕まえた」
「・・・離してください」
「オマエを抱きたい」
耳元で囁かれる。

もう逃げられない・・・
473秘書マイナス30(常磐):2005/08/19(金) 00:54:05 ID:7QDLXdEA
唇を重ねた。舌を香月の舌に絡ませていく。
「ンウッ・・・ン」
苦しいのか、香月が呻きながら二の腕に縋ってきた。
−オレから逃げるな−
そのまま後髪に指を差し入れ引き寄せると背中に手を回して愛撫してやる。
「ンッ・・ンン・・」
香月が二の腕から手を離して首にしがみつくと身体を擦り付けてきた。
−オマエを目茶苦茶にしたい−
口を離すと今度は首筋を攻めた。ゆっくり上から下まで舐めあげる。
「ああ!ハァッ、ハァッ・・・あぁ・・・ん!」
首を甘噛しながら香月の手を自分の浴衣の割れ目へと導く。
「・・あの時みたいにしてくれよ?」
「エ?・・・」
「・・口で・・・」
香月がゆっくりと崩れ落ちる様に座り込むと常磐自身が温かい感触に包み込まれた。強く優しく絡み付く舌の感触。
「あ!」
常磐の達したモノを香月が喉を鳴らして飲み下した。
「ハァ、ハァ、亮・・・・好きだ」
常磐も座り込むと香月の身体にむしゃぶりついた。
浴衣を引きはがし全身を舐め上げる。香月が恥ずかしがる部分は特に念入りに。『赦して』と見つめる目に否応なしに常磐の身体は燃え上がっていく。
「入れていいか?」
「常磐さん・・」
「光司って呼べ、亮」

常磐がゆっくり押し入ってきた
474秘書マイナス30(香月):2005/08/19(金) 00:55:39 ID:7QDLXdEA
唇が重なった。常磐が舌を絡ませてくる。
「ンウッ・・・ン」
あ、また・・常磐が触れる度に香月の肉体は情欲の炎に支配される。
立って居られずに常磐の二の腕に縋るとそのまま抱き寄せられて背中を愛撫された。
「ンッ・・ンン・・・」
我慢出来なかった。手を離して首にしがみつくと常磐に下半身を擦り付けていく。
口が離れると、今度は首筋を攻められた。
ゆっくり上から下まで舐めあげられ、首を甘噛されながら嬌声をあげる。
「ああ!ハァッ、ハァッ・・・あぁ・・・ん!」
右手が常磐の浴衣の割れ目へと導びかれた。
「・・あの時みたいにしてくれよ?」
「エ?・・・」
「・・口で・・・」
常磐の前にゆっくりと座り込むと既に硬くなったモノを含む。舌で扱くとすぐに脈打った。
「あ!」
白濁を飲み下す。
「ハァ、ハァ、亮・・・・好きだ」
常磐も座り込み身体にむしゃぶりついてきた。
浴衣をはだけられて全身を舐め回される。香月が恥ずかしがる部分は特に念入りに。『やめてくれ』と懇願するが声にならない。
−やはり常磐が触れると自分を抑えられない、このままでは駄目だ−
「入れていいか?」
「常磐さん!?」
「光司って呼べ!亮」

常磐がゆっくり押し入ってきた

今宵はここまで
475風と木の名無しさん:2005/08/19(金) 00:57:58 ID:VQdvTntl
リアルタイムなんだけどままま待ってーーーー!!秘書タソ!!
31貼って…
476風と木の名無しさん:2005/08/19(金) 01:08:20 ID:6pLA9Box
秘書タン乙!
ハァハァが止まらない展開だ(*´Д`)

>475
(>473が30だから)>474が31だと思うよ。
477回答秘書:2005/08/19(金) 01:12:18 ID:7QDLXdEA
dear475
いけないコですね。
31はまだ書いてないので投下は無理ですよ
しばらく放置プレイしてあげましょう
ではまた後日・・・
クックック
478風と木の名無しさん:2005/08/19(金) 01:19:22 ID:04UCr3AD
秘書さん乙!
玩具兄弟さん乙!
請う、続き!

>>477
    _, ,_
  (  ゚Д゚)<アッ!! 見てる!
479475:2005/08/19(金) 01:20:33 ID:VQdvTntl
>477
そっか木綿。同じのが二回入ってたからもう一個あるのかと思って早とちりですた。
押し入ったままねっとり待ちます〜 ノシ
480ショタもの:2005/08/19(金) 01:30:35 ID:ztuN+4kD
すみません…ROM専に戻るつもりがうっかり801の神様が降臨なさいまして…
続編、書いちゃいました…またお付き合い頂ければ幸いです
481続ショタもの1:2005/08/19(金) 01:31:33 ID:ztuN+4kD
ある夏の日を境に、従兄弟が変わった。
そして、自分も。
変わったというより、変えられてしまった。
――変わったものは…


「なぁ…」
もうすぐ夏休みも終わる。
ここ二、三日、前から懐いていた従兄弟に少年が輪をかけてべったりするようになった。
仲のいい兄弟のようであった時と違い、今はまるで
「なに?おにーちゃん」
呼ばれればすぐに擦り寄って甘える少年は、虜。
従順な、逆らうことのない、唯一絶対の存在として従兄弟を見る。
「明日、外に行こうか。もうすぐ夏休みも終わりだし…遊びに行こう」
482続ショタもの2:2005/08/19(金) 01:33:00 ID:ztuN+4kD
「本当?おにーちゃん、遊んでくれんの?」
従兄弟の言葉に嬉しそうに笑う少年の頭を撫でながら、優しく笑って頷く。
「もちろん。たくさん遊ぼうな。」

――たくさん、な。

「うんっ!」
言葉に込められた意味に気付かず、少年は元気良く頷いた。


翌朝、従兄弟が用意した朝食を二人で食べ、互いの両親は夏休み最終日に帰ってくることになったという従兄弟の言葉を聞きながら、ジャムをたっぷり載せたトーストを噛る。
「そっかぁ…。じゃあ、もうちょっとしたら家に帰らなきゃなんだね」
483続ショタもの3:2005/08/19(金) 01:34:31 ID:ztuN+4kD
寂しそうな、残念そうな表情で少年が呟く。食事の手も休めがちだ。
「なんつー顔してんだか。近くなんだから、いつでも来ればいいじゃん」
気を落とす少年がまるで今生の別れのような顔をするのに従兄弟は可笑しそうに笑う。
「なっ、笑わなくてもいいじゃんっ」
笑われたことでむっとしたように眉を寄せる反面、いつでも会えるという安心感も出来て、食事を再開した。


「あっつー…」
食事を済ませてから従兄弟と出掛ける用意をし、外に出たのは良かったが、八月下旬、残暑はきつく高い気温に手で顔を扇ぐ。
滲んでくる汗を拭いながら、
484続ショタもの4:2005/08/19(金) 01:36:21 ID:ztuN+4kD
最寄りの駅まで歩く。
「おにーちゃん、どこ行くの?」
従兄弟の斜め後ろを歩きながら少年が尋ねる。
シャツの襟元に風を送りつつ、少年の方を見るとにっこりと笑って、
「そうだなー、どこに行こうか?」
まだ場所を決めてないという口ぶりに、肩を落とすが、小さく溜息をついて
「どこでもいいよ。おにーちゃんと一緒なら」
そう言って笑うと、従兄弟の手を引いて見えて来た駅に向かって走り出す。
「早く行こ、おにーちゃんっ」
無邪気に駆け出す少年に、はいはい、と応えて合わせるように走り出す。

まだ、今日は始まったばかり
485続ショタもの5:2005/08/19(金) 01:38:01 ID:ztuN+4kD

なんだか、変だ――

そう気がついたのは、満員電車の中。
昼間とはいえ、夏休み中の学生やら仕事へ行く社会人で電車の中は混んでいた。
当然座れもしなければエアコンの冷気さえ感じられない。 これなら外の方がまだ涼しかったかも、と少年が思っていると、誰かの手が腰の辺りを撫でた、ように感じた。
車内は混んでいるし、偶然だろう、そう片付けようとした。
が、
「…っ!?」
手の動きは明らかな意図を持って少年の尻を撫で回す。
「おっ、おにーちゃ…」 「ん?どうした?」
486続ショタもの6:2005/08/19(金) 01:39:45 ID:ztuN+4kD
従兄弟に助けを求めようとするが、まさか自分が痴漢に遭ってるとは口に出せない。
従兄弟以外に触れられてるとも思いたくなかったし、知られたくもない。
「なんでも…ない…」
結局言い出せず、唇を噛んで助けを求める言葉を噛み殺す。
その間も手は少年の尻を揉んだりしてくる。
どうにか耐えようと服の裾を握り締め、堅く目を閉じる少年。

――あーあ、我慢しちゃって。素直に言えば良かったのに。

心の中で呟きながら何食わぬ顔で少年の体を撫で回す。
犯人はもちろん従兄弟。
人目のある場所で少年を辱め玩ぶのが今回の目的。
487続ショタもの7:2005/08/19(金) 01:52:02 ID:ztuN+4kD
一度犯してからというもの、少年は抵抗も反抗もしない。
それはそれでいいが、何か物足りない。
少年の別の顔が見たい。

――淫らに堕ちていく顔が

「んぅ…っ…」
服の上からでも開発されたばかりの体は敏感に反応し、その表情を歪める。
周りの人間が気になり、声を抑えるのに精一杯の少年のズボンの中へ手を突っ込むと、ビクッと体が強張った。
そこまでされるとは思ってなかったのか、かたかたと足が震える。
怖いくせに助けを求めない少年に、従兄弟の手は遠慮なく下着の中にまで侵入する。
488続ショタもの8:2005/08/19(金) 01:53:17 ID:ztuN+4kD
震えが一際大きくなった気がするが、少年の反応は従兄弟にとって愉しいものでしかない。
昨夜も散々犯した幼い蕾を揉み解し、一旦手を引いて下着の中から出る。
目の前で少年が安堵の息を着いたのが見える。

――安心するにはまだ早いよ…

少年には見えないようにショルダーバッグから小さな玩具を取り出す。所謂ローターと呼ばれるもので、2センチくらいの大きさでコードがついてるオーソドックスなものだ。
ローターを手に、再度少年の下着の中へ手を入れる。
今度こそ、少年は泣きそうな顔をして自分に触れる手にびくびくと怯えた。
489ショタもの9:2005/08/19(金) 01:54:43 ID:ztuN+4kD
冷たいプラスチックのようなものが蕾に宛われ、ヒク、と震える。
これから何をされるのか分かったのだろう、少年はいやいや、と首を振る。
が、手は少年の懇願を無視し、ぐっ、とその冷たいモノを少年の中へ押し込む。
「――っ!」
かろうじて声にはならなかった。
きつく噛んだ唇に血は滲んだが、周りの人間に、従兄弟には聞かれなかったはずだ。
そんな努力をする少年の中にローターを埋め込むと、手は離れて行った。
異物感だけが残り、落ちつかなさから少年はローターを抜こうと後ろに手を回そうとする。
瞬間、中のローターが動き出した
490続ショタもの10:2005/08/19(金) 01:56:11 ID:ztuN+4kD
「ひぅ…っ…あ、あっ…」
それにはさすがに声を殺せず、目を見開いて震える自分の体を抱きしめる。
「どうした?」
心配そうに声をかけながら、しっかり握ったローターのリモコンで振動を調節する。
「なっ、なんでもないっ!」
ぶんぶんと首を振ってごまかそうとするが、引き攣った表情と震える体はどう見ても不自然でしかない。
「そう?」
気付かないふりをしてローターの振動を強くする。
「気分が悪くなったりしたらちゃんと言えよ」
表面では優しい言葉を口にしながら手のリモコンで強弱を変えていく。
「うっ、うん…っ」
491続ショタもの11:2005/08/19(金) 01:58:07 ID:ztuN+4kD
従兄弟の仕業だということに気がつかない少年は、ただ頷くことしか出来ない。
「次は〜」
電車内にアナウンスが流れる。どうやら次の駅に着くらしい。
少年はちらちらと自分達の立つ側の出入口を見る。
降りればどうにかなると思ってるらしい。
けど、次に開くのは反対側のドアだ。
それに…こんな愉しい状況で降りる訳がない。
「せっかくだし、今日は少し遠出しようか」
そんなことを言ってまだ降りる気がないことを口にすると、少年の顔色が変わる。
「え…。う、うん…っ」
震えるながら頷いた少年。





今回はここまで
492風と木の名無しさん:2005/08/19(金) 02:00:38 ID:1rguK/KT
リアルタイムキター!
イイヨイイヨー!!
493風と木の名無しさん:2005/08/19(金) 02:14:29 ID:OV+LpCFT
したらばに作者のつぶやきスレとか作者に質問スレとかあったらいいな、と
思っていたりする。
作者の人の語りとか、レスとか実は結構好きだったりするので…。
494玩具兄弟5:2005/08/19(金) 12:34:29 ID:L3wnG2aD
「ぎゃあぎゃあ煩せぇんだよ、今さら!」
悲鳴を挙げた兄さんの横面があの得体の知れない男に蹴り上げれた。
何の躊躇いもなく肩口、顎、とまるでボールでも蹴るように動く。
どれもはっきり見えるから、眼鏡は壊れてないらしい。
いかにも格下、という風情のチンピラが少々慌てて飛びついた。
「高瀬さん…ちょっと、残るような傷はまずいですよ。ほら…」
続いた囁き声までは聞き取れなかったが高瀬と呼ばれた男は渋々大人しくなった。
どうやら殺される事はないらしい。
もちろんそれは俺たちの為でなんて無い事は明確だけれど。
ああ、手首が痛い。多分縛られてるんだろうな。
こんな物見せられて逃げる気力なんてもう無いのに…痛いよ。
兄さんが涙と涎、それから鼻血に塗れた顔をこちらに向けた。
「ご、ごめん……誠、ごめん…」
「兄さんが、悪いわけじゃないよ。」
気にしないで。そう続けると何故だか笑いと涙が同時に零れた。
何がおかしいのか周りがどっと沸いた。
「いいね〜、美しい兄弟愛!ってやつ?」
「とか言ってこいつ変態だからなあ。弟のチンポも欲しいだけじゃね?」
必死で否定しようと身体ごと捩る兄さんを高瀬がいとも簡単に抱えた。
華奢な俺とは違うしっかりとした兄さんの身体がまるで子供のように扱われる。
「ほら、よーく誠君に見て貰えよ。これがチンポ大好きの変態ケツ穴だ。」
用を足す幼児のように目前で兄さんの足が開かれた。
「いや…ッだぁ!止めて、止めてくれぇぇぇ!」
絶叫は確かに耳に届いたが俺はそこから目が離せなかった。
日焼けしていないがやはり他に比べて幾分色が濃い性器と挟間の窄まり。
剃毛でもされたのだろうか。性器の周りはプツプツとした剃り跡が目立ち
逆にそのままにされている尻穴の周りの短い恥毛がいやらしかった。
兄さんの物か、それとも別の男の臭いか吐き気がするほど雄の臭いが上る。
495玩具兄弟6:2005/08/19(金) 12:35:59 ID:L3wnG2aD
「見ないで…くれよぉ…」
ついに兄さんの声が泣き声に変わってしまった。
高瀬はそれに同情する事も無く、寧ろ楽しそうに手を臀部に滑らせると
俺の目の前でぐっと窄まりごと無理やり引き広げた。
赤黒く膨れた窄まりがぱっくりと開き精液が零れる。
「ほーら。お兄ちゃん、大好きな誠君に見てもらって大興奮でちゅね〜」
わざとらしい幼児語にまた笑いが広がる。

「ケツオナニー見て貰おうかあ。嬉しいだろう?」
涼しげな顔に似合わぬほど骨太い高瀬の指が一気に二本窄まりに押し込まれる。
兄さんはもう小さく呻き声を挙げただけだった。
俺に見せ付けるためだろう。わざとゆっくり出し入れされる。
中の精液が混ぜ合わせられているのかぐちゅぐちゅと水音が響いた。
「や…っ、あ……」
兄さんの声とは思えない甘い掠れた鼻声が響く。
まるで高瀬の指を引きとめようかとでもするようにヒクヒク尻が動いている。
出し入れの激しさが増す度に俺の顔にまで精液が飛び、異臭を放つ。
吐き気がするような状況なのにどうしても目が閉じられない。
「おいおい、止めてって言いながら、気分出してんじゃねぇよ。
やっぱ弟に見られて嬉しいんだろ?チンポビンビンだな。」
思わず少し視線を上げると確かに兄さんの性器は痛々しいほど膨らんでいる。
竿から嚢まで巻きつけられた紐が食い込んでしまっている。
「は……外してあげてよ。」
いつも笑ってみんなの人気者だった兄さん。
いつも俺の事を庇ってくれた兄さん。
いつもいつも、あんなに強かった兄さんが泣いてる。
だから自然とその懇願の言葉が口から出た。
496玩具兄弟7:2005/08/19(金) 12:39:06 ID:L3wnG2aD
「俺なら、何でもするから……。」
兄さんの顔が苦痛から驚愕で歪み違った。
「やめろ…っ!誠、お前は…!お前だけは…!」
高瀬が満足そうに深く何度も頷いて器用に片手だけで性器に巻きついた紐を解く。
「じゃあやさしい誠君がお兄ちゃん助けてあげようよ。」
抱えた尻を揺らし更に兄さんの先走りを顔に浴びせられると何を求められるか分かった。
目は閉じずに顔を上に上げて僅かに開いた唇から舌を短く出す。
先走りに舌を触れさせるとグチュリと大きな音がしたが味は驚くほど薄かった。
「兄さん……」
そのまま先端を食みそっと吸うと口にした部分が脈打って膨らんだ。
「やだ、やだ…っぁ!ま、マコトぉぉぉ!」
咄嗟に腰を引いたのだろう。兄のペニスが唇から離れ目の前で爆ぜる。
顔全面で兄さんの精液を浴びて一気に息苦しさが増す。
ふと、この眼鏡も兄さんが選んでくれた物だったな、なんて。
本当にどうでも良い事を思い出した。どこかで遠く蝉が鳴いている。
++++++++++
今日はここまで。

玩具にされる兄弟の意味でしたが玩具で致されるのも面白そうなので
是非増やしたいと思います。ヒントをありがとう。>465
497風と木の名無しさん:2005/08/19(金) 13:38:50 ID:hJwxXCGQ
玩具に玩具が玩具で…ハァハァ。待ってるよ続きハァハァ。


>>471常磐タソの浴衣にクモの巣模様が見えます。
498風と木の名無しさん:2005/08/19(金) 13:52:51 ID:f6yRSbik
>497
懐かしだなw ここでそのネタを(ry でも禿しく胴衣。

玩具×玩具×玩具でつかハァハァ… ワクテカでお待ちしてまつ
499続ショタもの12:2005/08/19(金) 14:14:02 ID:ztuN+4kD
>>491

自分に意見出来ないせいでもっと辛くなっていく。
電車が停まった。独特の効果音がホームに響き、ドアが開くと同時に人が流れ出る。
それをぼんやり、どこか羨ましそうに見る少年に、ローターの振動を強に設定してやる。
「っっ!くっ、う…」
必死に声を抑えながら、乗り込んで来た乗客にぎゅうぎゅうと体をされる。
ドアが閉まり走り出す電車に揺られながら、少年が自分にしがみついてくる。
「満員電車は初めてか?やっぱきついよなぁ」
見当違いなことを言いながら少年の下肢に手を伸ばすと、汗でしっとりと湿っていた。
500続ショタもの13:2005/08/19(金) 14:15:38 ID:ztuN+4kD
半ズボンから伸びる脚は暑さのせいだけじゃないもので汗をかいている。
満足に身動き出来ない満員電車。逃げ場のない密室。
少年の緊張感が高まるのも無理はない。
「おにーちゃ…っ」
押し潰されそうな窮屈な車内で誰とも分からない手に体を好きなようにされるのは苦痛で、屈辱でしかない。
ただ、それを目の前の相手に知られてないのが唯一の救いだと少年は思う。
誰だって好意を持つ相手に自分が痴漢されているのを知られたくなんかない。

――早く、早くここから出たい。そうすれば、こんなことは終わる…。
501続ショタもの14:2005/08/19(金) 14:19:20 ID:ztuN+4kD
振動を続けるローターに犯されながら、少年は後少し、後少しと自分を叱咤する。
ローターばかりに気を取られていたが、また誰かの手が脚に触れる。
今度は後ろの方ではなく、前の内腿の柔らかい部分をしきりに撫でられ、ぞくっとする感覚に鳥肌が立つ。
その手から逃げようと体を捩りたくても満員電車の中では身動きも抵抗もままならない。
「や…んん…っ」
脚を撫で回していた手が、ゆっくり這い上がってくることに少年は戦慄した。
体内のローターだっていつまで耐えられるか危ういのに、更にこの手がこれ以上触れてきたら…
502続ショタもの15:2005/08/19(金) 14:21:39 ID:ztuN+4kD
「あうっ…!うぅ…っ」
ズボンの上から自身を撫でる手にビクッと肩を竦める。
後ろの刺激だけで既に熱を持ち始めていた少年は、前から性器を撫でたり揉んだりする手に口を閉じることも出来なくなり、小さく声を漏らす。
耐えようとする理性と抗えない羞恥と快感の間で、従兄弟の服を握り締めることしか出来なかった。


数分後、少年と従兄弟が立っていた側のドアが開いた。
降りる降りないに関わらず、奥からホームに出ようとする人の波に押し出されるようにして二人は電車から降りた。
「あ、降ろされちゃった。どうする?この辺で遊ぶ?」
503続ショタもの16:2005/08/19(金) 14:23:07 ID:ztuN+4kD
そう言って従兄弟が少年を見下ろすと、涙目で自分を見上げてくる。
まだローターは少年の中に入れたまま。リモコンは強にした時点で少年のズボンのポケットに入れてある。
「おにーちゃっ…おれ…」
何か言いたげな少年に、ん?と従兄弟が目線を合わせようとすると、従兄弟の手を引っ張り、近くのトイレへその足を向けた。
「なんだ、トイレに行きたかったのか?」
少年の様子を何も知らない、気付いてないふりをして駅備え付けの公衆トイレに入る。
中は電車内の混み様とは反対に自分達以外に人はなく、しん、としていた。
504続ショタもの17:2005/08/19(金) 14:24:59 ID:ztuN+4kD
互いにとっては都合がいい状況に従兄弟はほくそ笑んだ。
一番奥の個室のドアを開けると、少年が従兄弟の方へ振り向いた。
頬を紅く染め、微かに震える手で従兄弟の手を握ったまま
「…し、して…おにーちゃん…」
快感と羞恥に潤んだ目を向けて、少年はねだった。




ここまで。
505風と木の名無しさん:2005/08/19(金) 17:21:03 ID:6jGzKlUt
ショタタソ、おねだりキタワァ…(AA略
してやってぇ〜!
506風と木の名無しさん:2005/08/19(金) 18:16:25 ID:Ep/Sr+QS
今は、香月タン常磐タンをひたすら待ってるよ〜!
マイナス30が二つ、これも二度おいしかった。
507風と木の名無しさん:2005/08/19(金) 21:14:21 ID:cik1VUf0
ショタたんトイレキタコレ。
玩具タンもイイヨイイヨー。

異物挿入プレイスキーなので、ワクテカしながらお待ちしてます。
508リーマンもの:2005/08/19(金) 23:18:25 ID:3dgRGj1T
>>457の続き
一瞬思考を巡らせた高田は――
胸ポケットから取り出して広げたハンカチで、緩く猿轡を施した。
突然の行動に、目を見開いた上田が肩越しに仰いでくる。
覆いかぶさった高田は、髪から頬に唇を滑らせた。
「駄目って言っても、あんた、声出しちゃうでしょ…?」
「…ぅ…んんっ!」
「ちょっと我慢してて下さいね…」
息を吹きかけるように囁けば眉根を強く寄せ、塞がれた口から吐息を零した。
蕩けたところに埋めた指を増やして、抜き差しを繰り返す。
耳朶を軽く噛んで、ゆるゆると舌を這わせていくと
身体が震えてくぐもった悲鳴が上がる。
509リーマンもの:2005/08/19(金) 23:19:24 ID:3dgRGj1T
ひとつひとつの反応。声。何もかもが自分の熱を高めているようで、くらりと目眩がしそうだった。
充分に綻びかけたそこから指を抜いた高田は
ベルトを外して寛げた自身の欲望でもって、全てを開くよう促した。
伸びあがるよう強張らせた背中に、幾度も唇を落としながら押し開く。
辛そうに自分を見る上田、猿轡の下で呷く口の端から透明な糸が溢れて顎を伝う。
健康的な蛍光灯に光るそれは、けれどいっそう邪な感情を抱かせた。
互いに納得した行為なのに、どうしてか、自分が彼の意思を無視して存在を侵している
そんな背徳感に蝕まれる。
それでも、後ろめたいと思う気持ちとうねるような興奮は、同意義だ。
「猿轡って、結構興奮しますね…」
「んっ、んぅ、んん…っ」
「…あんたのこと、無理矢理犯してるみたい…」
こんなところでは、音など立てられるはずもなく。
何もかもを壊したい思いに似た衝動を堪え
柔らかな内壁を、ことさら緩やかに、奥深くまで突き上げた。
510リーマンもの:2005/08/19(金) 23:20:11 ID:3dgRGj1T
上田にとっては、もどかしさが、与えられる悦楽を深く感じるための潤滑剤になっているようだった。阻まれて押し殺したものにしかならない声は
けれどもひどく感じているのが、手にとるように解る。
肌が擦れ合い、淫らな水音を響かせる。
緩慢な動きは、高田にもいつにない刺激をもたらしていた。
焦らしきった動きが嫌なのか、上田がいつもより素直に応えてくれるせいかもしれない。
幾度目か、下腹から沸き起こる疼きを堪えたとき、再びこちらを振り仰いでくる目と合った。
辛そうな視線に不安になって顔を近づけると、不意に額が合わさってくる。
間に布を挟んだ口吻けに、たまらないような激情が駆け抜ける。
ぐい、と引き下ろして、唇に噛みついた。
鳴き声も喘ぎも吸い取るように、きつく舌を絡ませあいながら律動する。
貫くたびに、理性も思考も、鈍くなっていった。
「ふぅ…っ、ん、んぅ…っ!」
「上田さん…っ」
「…や、あ、あ、っ、達っちまう…っ」
ぶるっ、とひときわ強く震えた上田が、白濁の雫をドアに飛び散らせる。
締めつけ、遂情を促すその場所からかろうじて自身を抜き出した高田は、奥歯を噛んで後を追った。
511リーマンもの:2005/08/19(金) 23:22:00 ID:3dgRGj1T
残滓を拭ったトイレットペーパーを、水に流す。
澄んだ匂いが密やかな情事の痕をも拭い去って、奥底へと流れていった。
ぼんやり見つめていると、軽く額をはたかれる。
服装を直した上田は、さっきまでの媚態を断ち切ってしまったように見えた。
夢でないことは、皺になったジャケットやスラックスが証明していたけれども。
上田は咎めなかったし――自分も、謝らなかった。
「俺、先に出るな」
肩を抱いていた腕をやんわり離した上田は、普段どおりの笑みを残してドアを開ける。
猿轡にしてしまった高田のハンカチも、一緒に。
何も言わないところを敢えて指摘したら恥ずかしがるだろうと思い、無言で見送る。
そうして、ふたりの間は薄い壁に隔たれた。
水音が聞こえても、何も言わない。今は、ここに居ても、居ないのだ。
512リーマンもの:2005/08/19(金) 23:24:04 ID:3dgRGj1T
唐突に、上田の名前を呼ぶ声。話の内容から察するに上司のようだが
軽い調子で相槌を返すところを見ると付き合いが長く、仲も良いのだろう。
「上田、今日はもう終わりか?」
「はい、もう帰るところですよ。」
水を止めた上田と入れ替わり、再び蛇口から勢いよく水の流れる音。
トイレを出たのだろうか、と耳を澄ませた瞬間、思いもよらない言葉が貫いた。

「――今度は、滅茶苦茶にして・・・」

声を上げそうになったのを、咄嗟に口を塞いで堪える。
今、ここに居ないはずの自分に向けて言い放ったそれは、その場にはあまりにも不自然で。
答えられない高田の代わり、驚きを誤魔化すような口調で、上司が口を開いた。
「…何、急にどうしたの?」
「ビデオで観たことがある映画の台詞です。
昨日からずっと喉のあたりで引っ掛かってたんだけど、やっと思い出した」
振り返って、笑顔を見せたんだろう。力を抜いたような笑い声が上がった。
513リーマンもの:2005/08/19(金) 23:25:41 ID:3dgRGj1T
「いきなり言い出さないくれよ、吃驚したなぁ」
「すいません。ずっと魚の小骨が刺さってるような状態だったもんだから、つい」
「ああ、でもそういうのは良くあるけどね。何の映画?ぐっと来るじゃない「滅茶苦茶にして」なんて。
一度くらい言われてみたいもんだよ。」
蛇口の水が止まり、上田は彼と並んで出たようだった。
やがて会話と足音が遠ざかって、ようやく存在を許された高田は、ドアに凭れかかった。
そのまま、ずるずると座り込む。
今のは上田なりの意趣返しか、…だとしたら、効果覿面だった。
心の奥底に燻る熱を持て余していると、バイブにしていた携帯が震えた。
送られてきたメールの内容を一目見て、自分はこんなにも、上田に魅了されていたのだと知る。
514リーマンもの:2005/08/19(金) 23:33:07 ID:3dgRGj1T
気を引いてみたところで、こうして、結局のところはかなわないのだと降参する羽目になるのだ。
もしかして、予測どおりの反応をしているのは自分なのかもしれないと思いながら
高田は扉を開ける。少しでも早く、彼のもとに駆けつけたかった。
おわり

もっと鬼畜度上げたほうが良かったですかね・・(´・ω・`)。
皆さんのレベルが高くて凄くハアハアですよ(*´Д`)
515風と木の名無しさん:2005/08/19(金) 23:42:10 ID:UH2Rxs8z
リーマンさん乙です
次は是非鬼畜度アップでお願いします
516風と木の名無しさん:2005/08/19(金) 23:43:15 ID:0F4QKI+p
リーマンタソ乙!!可愛いよこの人たち(*´д`)ハァハァ
是非滅茶苦茶にしてやって下さい。
517風と木の名無しさん:2005/08/20(土) 01:54:21 ID:av6ccnpN
リーマンさん乙!!
滅茶苦茶にしてとか萌えました(*´Д`)ハァハァ
518続ショタもの18:2005/08/20(土) 02:05:10 ID:gQPUPSyS
>>504

「…え?」
いきなり何を言うんだという顔で少年を見つめると、掴んでいた手を下ろして半ズボンのフックを外す。
そしてファスナーを下ろすと下着の中で膨らみ、いやらしい染みを付けているそれを見せてくる。
「もぉ…我慢出来ない…おにーちゃんと、したい…」
電車の中で仕掛けた悪戯に、すっかり欲情している少年に従兄弟はただただ驚いたような演技を続ける。
「我慢出来ないって…電車の中でここを…こんなにえっちくしてたの?」
「ひゃん…っ」
先走りで濡れた下着の上から自身を指でなぞる従兄弟に、少年はどこか嬉しそうな
519続ショタもの19:2005/08/20(土) 02:06:39 ID:gQPUPSyS
甘い声を響かせる。
「駄目だよ、声を出して誰かに聞かれたらどうすんの?」
少年の唇を人差し指で軽く押さえ、ここが人の来る可能性がある場所だと改めて教える。
ついでに言えば、個室に鍵は掛けてない。いつ誰に見られてもおかしくはない状況だ。
「ご、ごめんなさ…っ」
口を両手で覆い、声を潜めながら謝る少年のズボンと下着をずらしながら、目に入ったコードを引っ張る。
「ひっ…!?やあぁっ!」
蕾の中で振動していたローターを一気に引きずり出され、たった今注意されたばかりだというのに、少年の口から声が漏れる。
520続ショタもの20:2005/08/20(土) 02:09:01 ID:gQPUPSyS
ずっと中を刺激していたモノを抜かれ、はぁ…と息を吐き出す少年の前に、まだブルブルと振動を続けるローターをちらつかせる。
「こんなもの入れてたなんて…どうしたんだ、これ?」
「あ…それは…」
もちろん、電車内で従兄弟が仕込んだモノである。
だが、それを知らない少年は、痴漢に入れられたと思ってる為、何も言えずに黙り込んだ。
「これでお尻をぐちゃぐちゃにして、電車に乗ってたのか?淫乱だな、お前は」
「あっ…だっ、だって…」
誰かに入れられた、と言って、従兄弟に嫌われるのが怖い。
521続ショタもの21:2005/08/20(土) 02:10:52 ID:gQPUPSyS
従兄弟以外の他人に触れられて感じてしまったと思うのも…
「おにーちゃんと…したかったから…」
その言葉はあながち嘘ではないけど、言えないことが出来てしまい、それを隠すように俯いた。
しばらく少年の様子を窺っていた従兄弟が、蓋をした洋式トイレに少年を座らせた。
「そんなにしたかったんだ?仕方ない奴だなー…」
苦笑混じりの笑いに、少年が期待の篭った眼差しで従兄弟を見上げる。
「電車で恥ずかしいことしてたお仕置きに耐えられたら…してあげよっかな」
「おしおき…?」
すぐにでも抱いてもらえると思っていた少年は、
522続ショタもの22:2005/08/20(土) 02:12:32 ID:gQPUPSyS
従兄弟の口から出た言葉に一瞬首を傾げる。
「そ、お仕置き。ちゃんと我慢しろよ?」
まずは…と言って、ショルダーバッグからバンダナを取出し、少年の視界を覆うように巻いて後ろで縛る。
「おっ、おにーちゃっ」
「静かにして」
更にもう一枚バンダナを出して、少年の手首を後ろ手に拘束すると、最後に、まだ動いているローターを少年の性器へ当てる。
「あぅっ…や、あ…っ」
見えないせいか、いつもより過敏になっている少年に今の刺激は強すぎて、自身から溢れる先走りが振動と共に辺りに飛び散る。
「ほら、声我慢しないと。
523続ショタもの23:2005/08/20(土) 02:14:23 ID:gQPUPSyS
誰かに見られるよ?お前の恥ずかしいとこ…」
「んん…っ!うー…」 必死に声を殺そうとする少年の性器にローターを当てたまま、それが取れないようにコードを巻き付け、仕上にローターのリモコンを蕾へ突っ込む。
「うぅっ!」
その瞬間、少年が胸を反らして喘いだが、従兄弟はもう注意しなかった。
蕾はリモコンを飲み込んでヒクヒクと収縮を繰り返す。
「お仕置きの内容はかくれんぼだよ。誰かにみつからないように、頑張れな」
少年の頬にキスを一つ落とし、耳元で囁くとそっと体を離し、個室から出ていく。




ここまで
524風と木の名無しさん:2005/08/20(土) 06:15:54 ID:z2NjV/We
玩具さん、華奢で眼鏡な弟さんがどう、なぶられるのか…考えただけでハアハアです

リーマンさん、丁寧語の言葉責め素敵過ぎ!オチも良かったです、また書いて下さい!

ショタさん、禿萌。うわー、あんな開発されちゃって。うはー、お仕置きキター。凄い…。
525続ショタもの24:2005/08/20(土) 12:44:51 ID:gQPUPSyS
>>523

バタンと個室のドアが閉まる音に、本当に置き去りにされた少年は唇を噛んだ。
声を押さえるためもあるが、自分の置かれている状況に対する恐怖と機械的に下肢への刺激を与えるローターに耐える為に。
「うぅ…っ…ん…」
誰かが入ってくる気配のないトイレは、時折聞こえる少年のくぐもった声とローターのバイブ音が微かに響く。
どれくらい時間が経ったのか分からないが、次第にこの異常な状態に少年の様子が変化し始める。
「んん…んっ…」
さっきまで堪えようとしてた声の響きが甘さを含み始め、
526続ショタもの25:2005/08/20(土) 12:46:07 ID:gQPUPSyS
ローターの快感に股間を先走りで濡らしながら腰が揺れる。
いつ誰が入ってくるか分からない場所。
だが、まだ誰も来ない。
もしかしたら今にも来るかもしれない。
少年はそれを恐れていたはずなのに、それがいつの間にか興奮を呼び、ずっと耐えていた快感に理性を掻き消されそうになる。
従兄弟はこれをお仕置きと言った。かくれんぼだとも。
じゃあ、誰にもみつからなければいい。
でも、もしみつかったら…
「ふぁっ!あっ、や…もっ、もぉ…っ」
限界が近くなる。
腰を揺らしていくうちにローターの向きが若干ずれ、
527続ショタもの26:2005/08/20(土) 12:47:21 ID:gQPUPSyS
少年の弱いところを刺激する。蕾に埋められたままのリモコンも、角で内壁を擦り、少年の肢体が震える。
「あっ、でちゃ…っ!いっちゃぁ…あっ、あぁっ!」
最後はもう何も考えられなかった。
場所も何もかも頭から消えて、快楽のまま喘ぎ声を上げた。
「はっ…はぁ…っ」
達したばかりの体は小刻みに痙攣し、動きの止まないローターは少年が吐き出した精液を跳ね、少年の体や個室の壁を汚す。
「おにーちゃん…」

――自分をイかせてくれたのがローターなんかじゃなければよかったのに。
あの人に触ってもらってイきたかったのに…――
528続ショタもの27:2005/08/20(土) 12:49:03 ID:gQPUPSyS
そう思うと悲しくて、お仕置きで達した自分が情けなくて、涙でバンダナを濡らす。
「うっ……ひっ、く…」
「なーに泣いてんの?」
突然、頭上から知らない声が聞こえた。
少年の気付かない内に誰かがトイレに入ってきたらしい。

――みつかった!?

見えないものの、無遠慮な視線を感じて少年は体を強張らせる。
「うわ、さっきの声、マジもんだったんだ?」
別の声がまた聞こえるのに少年は怯えたように震える。
「あ…あ…」
「こんなとこでやらしー格好して、随分マセたガキだな?」
「遊んで欲しいなら、俺らがヤッてあげよっか?」
529続ショタもの28:2005/08/20(土) 12:50:34 ID:gQPUPSyS
二人組らしい男の声にがたがたと歯の根が合わない音を響かせ、いやいやと首を振る。
が、少年の意思など最初から聞く気のない二人は座ったままの少年を無理矢理立ち上がらせた。





ここまで。
530風と木の名無しさん:2005/08/20(土) 13:51:02 ID:IOtaYHDe
ショタタン新展開! 新展開!
二人組にやられるのか、それともおにーちゃんが助けてくれるのか!?
どちらの展開もおいしそうですハァハァ。
531風と木の名無しさん:2005/08/20(土) 22:00:39 ID:ZNBc2PSi
ショタGJ!
どんどん開発されてください!
532続ショタもの29:2005/08/20(土) 22:46:34 ID:gQPUPSyS
>>529

「やっ!離せ…っ」
抵抗しようにも両手は従兄弟に拘束された時のままで、しっかり肩を掴む手に脚が竦む。
「いいから、いいから。一人でするよりずっと気持ち良くしてやるからさ」
「そーそー、ほら、大人しくしてろって」
さっきまで少年が座っていたトイレの蓋の上に一人が座り、もう一人の男は少年の膝に引っ掛かっていた下着と半ズボンから片足を引き抜いた。
座っている方の男が少年の膝裏に手を掛け、脚をM字に抱えて自分の上に乗せる
「お願いだから離して…」
涙声で訴える少年にお構いなしで男達は少年の体を
533続ショタもの30:2005/08/20(土) 22:47:59 ID:gQPUPSyS
舐めるように見る。
「うわ、こいつ、ケツにこんなもん突っ込んじゃってるよ」
「ひぁっ!や、やめ…っ…あうぅ…っ」
少年の前に立つ男が少年の蕾から延びるコードを引っ張ると、粘液に塗れたリモコンが抜け出た。
喪失感にヒクつく蕾と幼い性器に巻かれたコードが引っ張った時に軽く食い込む。
「すっげ、マジで淫乱?」
脚を抱えたままの男が少年の下半身を覗き込み、少年の片足を肘に掛けてコードの拘束から外れたローターを掴み、少年の性器の先端へ押し当てる。
「やあぁっ!おねが…っ、やめぇ…っ」
534続ショタもの31:2005/08/20(土) 22:49:33 ID:gQPUPSyS
スイッチの切られてないローターは役割を果たすように振動という刺激を少年の性器へ送り続ける。
身を捩って嫌がっても体をしっかりと掴まれて逃げることが出来ない。
「やめてとか言って、ここはビンビンじゃん?」
説得力ねぇ〜と笑われ、羞恥と屈辱で一杯になる。
目隠しで見えない分、敏感になってるせいで再び勃起した姿を男達に見られ、辱められる。

――嫌なのに…なんでこんな…

「あぁ…んっ…」
快感の声を漏らす少年に、新しいおもちゃをみつけた子供のように男達は好き勝手に体をまさぐり始める。
535続ショタもの32:2005/08/20(土) 22:50:57 ID:gQPUPSyS
肌を撫でる手はおぞましく、気持ちが悪い筈なのに、体は勝手に反応していく。
「喘ぎ声とか女みてー。ま、こんだけ小さいとあんま関係ないか」
「だな。寧ろ女より良かったりして」
けらけらと笑いながら少年の乳首を摘んだり、コードを巻かれた性器を扱いたりする。
「や、やめ…んん…っ」
口でいくら嫌がっても泣いても男達の手は止まらず、逆に少年の反応を楽しんでいた。
「大人しくしてないと、この格好で外に出しちゃうよ?」
「悪いこと言わないから素直にヤられてなよ」
二人の言葉に怯えながらも逃げ場のない少年は
536続ショタもの33:2005/08/20(土) 22:52:38 ID:gQPUPSyS
拒絶の言葉を無くす。
それでも最後の抵抗に声を出すまいと唇を噛む。

――これ以上、こんな奴らの手で声なんか出すもんか――

血が滲んでいた唇に歯を立てていると、それを面白く思わない男が口内に指を突っ込む。
「つまんねーことすんなよ。一人であんあん言って楽しんでたくせによ」
「うう…っ!んーっ、んんっ」
「おい、あんま乱暴すんな。…声出したくないなら塞いでやりゃいいじゃん?」
少年の口内を指で犯す男を宥めるようにもう一人が言う。
塞ぐ、の意味に気付くと、にやりと笑って自分の性器を取り出し、
537続ショタもの34:2005/08/20(土) 22:54:27 ID:gQPUPSyS
「そうだな、最初からこうすれば良かったな」
「んぐぅっ…うぅー…っ」
少年の口内へ強引に突っ込んで腰を揺らし始める。
「んっ、んっ!うんんー」
「はは、お前もこうして欲しかったのか?ほら、しっかり舐めろよ」
「んんっ!ふっ、うぅっ」
口一杯に頬張させられ、息苦しさに呻く少年の頭を掴み、喉奥まで犯しながらにやにや笑う。
「じゃ、俺もそろそろ気持ち良くしてもらおっかなー」
少年の脚を抱えた男も服の中で窮屈そうに膨らんだ性器を取り出し、少年の蕾に擦り付ける。
538続ショタもの35:2005/08/20(土) 22:56:25 ID:gQPUPSyS
硬く熱いモノで焦らすように擦られ、少年の蕾は物欲しそうにヒクつく。
そんな自分の体を呪いながら、今にも男のモノを挿入されそうになり、少年は体を強張らせた。





ここまで。
この後に少し悩み中。スレ的には林間ですかね…
539風と木の名無しさん:2005/08/20(土) 22:58:22 ID:nvPZPAPJ
GJGJGJ!!!
毎回こんな萌えが拝めるとは・・・しかも今日はリアルタイム!ありがたや。
540風と木の名無しさん:2005/08/20(土) 23:20:49 ID:Sf75OAdS
姐さんGJ!続きが楽しみだ…(*´д`*)
541風と木の名無しさん:2005/08/20(土) 23:29:19 ID:7ZD6KFOS
やばやば。
ショタに目覚めてしまった・・・(*´д`*)ハァハァハァアハァ
542風と木の名無しさん:2005/08/21(日) 00:19:54 ID:cjSkpcLB
ショタに萌えつつも秘書タソの降臨を狂おしく待つ。
543風と木の名無しさん:2005/08/21(日) 00:41:16 ID:YaBkW0VL
>>542 同じく。待ってます。
降臨があるまで、他の作品は我慢と思ったのに、放置に耐えきれなくて読んでしまったorz。
常磐タン、お仕置きお願いします。
544玩具兄弟8:2005/08/21(日) 02:20:27 ID:HGE4ayQ5
「はーい、眼鏡っ子クンの顔射でーす!」
チンピラ男の一人が馬鹿みたいに大きな声を出して俺の顔を無理やり上向けた。
急に精液が口や鼻に入り思わず咳き込んでしまう。
また周りから大きな笑い声が上がるのが悔しかった。
どうやら俺や兄さんが滑稽で惨めなほど彼らは楽しいらしい。
「しかし超テクニシャンだね〜。お兄ちゃん一舐めでイっちゃったよ。」
高瀬がおかしそうに兄さんの萎えたペニスを弄りながら話しかける。
顔を伏せたままの兄さんの顔は見えないけど泣いているんだろう。
小刻みに肩と背中が揺れている。
高瀬はそれ―兄さんをまるで服一枚脱ぎ捨てるほどの躊躇も無く床に捨て置いた。
「なあ、俺のも咥えてみてくんないかなあ。」
「や…やめッ……グ…ゥお!」
俺の返事よりも先にまた異を唱えようとした兄さんの腹が蹴り上げられた。
馬鹿馬鹿しい。もう、選択の余地なんて無いじゃないか。
「いいよ。兄さんに乱暴するの、止めてくれたらね。」
敬語を使うのも馬鹿らしくて思う通りに言ってみたら高瀬の眉がひくりと動く。
殴られるかな。今さら、殴られるくらいもうショックでも何でもないけど。
そんなこと考えていると妙に甲高く笑い出した。
楽しいとかおかしいとかじゃなくて、たまたま入ったスイッチが『笑う』だったとか。
そういう種類の気持ち悪い笑い方。こいつどこか壊れてるんじゃないかな。
そんな事考えてたら高瀬が不意に俺の髪を掴み上げた。
痛い。
そう言う前に兄の後孔を散々弄って濡れた指を口に押し込まれる。
「おいおい、図々しい事言ってるんじゃないよ。
犬や猫だっておねだりする時は芸の一つでも見せるモンだぜ?」
幼いまでの無造作さで口腔を乱暴に探られる。
「…ウ…ゥぐ………」
「だからね、誠君が頑張ってくれたら御褒美考えてもいいかなあ。」
またスイッチが切り替わったらしい。気持ち悪いほど優しい声。
暴力とか強姦とか…そんな物とは全く違う理由でこの男が怖いと思った。
545玩具兄弟9:2005/08/21(日) 02:21:54 ID:HGE4ayQ5
チャックと下着を下げて導き出された高瀬の性器を見てぞっと肌が粟立った。
スマートな身体に不似合いな緩いスラックスを履いていた理由が今さら解る。
大きい、などと表現するレベルではない。
どうかすると子供の腕ほどはありそうな物がぶら下がっている。
蛇の化け物を連想させる不気味に長大なそれはグロテスクとしか言いようが無い。
「はいはい、お口あーんして。」
恐怖で歯を噛み締める俺の姿を嘲うように鼻を摘む。
何度か左右に顔を揺するがついに堪えきれずに口を開くとすかさずそこに
赤黒い亀頭がそのまま押し込まれる。
咄嗟に閉じかけた顎の蝶番を大きな指が押さえた。ゴリ、と骨が鳴る。
「噛んだら顎外しちゃうよ。すっごく痛いよ〜?」
必死で口を開けると遠慮なく性器は喉奥まで押し込まれる。
「グ…ッ、う……オ…ァ…」
「女だとねぇ、喉が狭いから駄目なんだよね。」
「……ッ、おェ…オ………」
「ねぇ。聞いてる?誠君……ああ、息しないと死んじゃうよ?」
何でもない事のように付け加えると漸く鼻を摘む指が外された。
さっき浴びせられた精液が鼻に突きツンと痛むがそれどころではない。
必死で息を吸おうとすると腰を揺らして更に喉の奥まで犯される。
「ほら、もっと舌使ってくれって……」
とてもそれどころでは無いが言い返すことすら出来ない。
まるで口がすっかり馬鹿になったように痺れている。
涎がだらだらと顎先を伝うのが解って惨めだった。
「オ……ァお…エぇ……」
涙でぼやけてよくわからなかったが高瀬がまた笑みを浮かべた気がした。
それを確かめる間もなくまた再び鼻を摘まれる。
手軽で滑稽だけど確実な責め。
一杯に太った高瀬の性器を咥えた口に隙間など少しも無い。
息苦しさで収縮する喉に亀頭が擦り付けられる。
546玩具兄弟10※嘔吐注意※:2005/08/21(日) 02:24:43 ID:HGE4ayQ5
「……ッあ……グァ……」
絞められた鳥みたいな声を振り絞って少しでも顔を振るが許されることは無い。
必死で逃れようと動く舌と喉の狭まりの所為かますます性器は膨らんでいた。
「ん……いいよ、誠クン上手だねぇ。ああ、ぁ…出すよ、このまま…。」
がっしりと頭を押さえ込まれて恥毛が鼻先に触れるほど押し込まれる。
「ッ………グ……ッエ…」
「んっ、ふ……ゥ…ぜぇんぶ飲まないとお仕置きだからねぇ?」
食道の部分まで押し込まれて一気に吐き気がこみ上がる。
胃の奥から酸い物が飛び出すのと同時に言葉の通り喉で熱い物が弾けた。

「…ッ!!グェ……エ……」
唯一の逃げ道であった鼻腔にまで一気にそれらが突き抜け耳鳴りまでする。
「うっわ……汚ないなあ。」
他人事のような声を出して身体を引いた高瀬の足元に倒れこむと同時に
俺は何度も何度も嘔吐した。
「ッえ…ゥえ…ッ、エ…ッ…ゲェ…」
痙攣しながら身体の中身全てが穢れた物であるかのように吐き出される。
胃液と昼飯の残り、それから他人の精液。
汚れきった俺の顔を眺めているチンピラ男が何かに気がついて髪を掴んだ。
「はははッ、すっげー。こいつ鼻からも精液出しちゃってるぜ!」
バシャバシャとカメラのフラッシュが光る。
泣き喚いてゲロ吐いて鼻から精液垂らして…俺は一体どんなアホ面してるのかな。
「飲めなかったらお仕置きって言ったよねえ…?」
高瀬の笑い声が響く。無駄だと解っていながら他にどうする事もできなくて。
俺は何度も何度も泣きながら首を横に振った。

++++++++++
今日はここまで。
547風と木の名無しさん:2005/08/21(日) 05:01:35 ID:iy8SlO9f
乙です。
弟クン(*´Д`)ハァハァハァハァ/ヽア/ヽア/ \ ア / \ ア
548回答秘書:2005/08/21(日) 08:59:25 ID:UqankIiz
dear542、543様に
※業務連絡


営業部主任の常磐です。
ただいま、作者の突発性認知症により、この後の展開が行方不明になっております。
営業部総出で捜索しておりますのでしばらく『そのままで』お待ち下さい。


っつーか、このまま寸止めは正しい意味で鬼畜プレイです。

549風と木の名無しさん:2005/08/21(日) 10:44:17 ID:fZkp+wPq
でもこのスレってSが多いからねぇ〜
550風と木の名無しさん:2005/08/21(日) 12:08:43 ID:pX+cShfN
ということは催促は立派な鬼畜責め…(;´Д`)ハァハァ
551風と木の名無しさん:2005/08/21(日) 12:13:58 ID:YaBkW0VL
>>548 ぐゎぁ〜ぁあ!入れたまま.....ハアハアハア。
エッ、エッ、エッン.....気長に待ってます。
552風と木の名無しさん:2005/08/21(日) 15:55:06 ID:xJaNUBDB
>>548
秘書さん、そんな書き込みはいいからとっとと続きを投下してください
553風と木の名無しさん:2005/08/21(日) 17:05:54 ID:GeqX/OX7
>>552
うっさい。

でも秘書さんは何がしたいんだ??
554秘書マイナス31:2005/08/21(日) 17:17:24 ID:UqankIiz
勤務時間4投下分
「ッ!」
香月が息を詰める。いいから声出せよ・・・
「声、聞かせろよ」
「・・嫌だ・・・・隣に聞こえる」
なるほど。二人きり、一糸纏わぬ姿で一つになっているのを他人に知られたくないか。
「この雷雨で聞こえないさ」
知らぬ間に部屋が明るくなっていた。窓を叩く雨は止みそうもない。
オマエの理性を引き裂いてやろう、ゆっくりとじっくりと・・・時間はたっぷりあるんだ。
「それにさっきから声上げてたじゃないか?それとも・・・ここは一番感じるからか?」
言いながら一気に香月を貫く。
「はぁ・・あん!」
鼻にかかった悲鳴が常磐の下腹部に響く。
「あ!」
常磐が動きを止めた。
−何だコレ!?凄ぇ、絡み付いて痛いくらいに締め付けてきやがる。なるほど、利根川が執心な訳だ−
「ヤバッ・・・出そう・・・オレ、男とヤルのは初めてだからわからんが、内ってこんなに気持ち良いのか?それとも・・・オマエだから?」
香月は羞恥に耐えられなくて顔を背けた。
引き裂かれる自尊心、せめぎあう理性と本能、もう限界だった。
−頼むからもう止めてくれ!−
このままだと元の自分に戻れなくなりそうで恐ろしい。
「会議室では『来て』って言ってくれたよな」

555秘書マイナス32:2005/08/21(日) 17:18:12 ID:UqankIiz
常磐が問い掛けてきた。
「あ、あれは・・・」
「早く終わらせたかったから」
香月が息を飲む。
−どうして知ってる!?−
「オレはオマエの言った言葉、全部覚えてる。何考えてるかも手に取る様に判る」
いま二人きりで息が触れ合う程近くにいる。常磐の色の薄い瞳を間近で見たのは初めての様な気がする。
「オレを見ろ、亮」
噛み付く様な激しい接吻をしながらゆっくり腰を動かし出すと、今まで感じた事の無い未知の快楽が香月の躯を駆け抜ける。
「ああーっ!!嫌だあぁ!止め・・・クッ」
「怖かったらオレにしがみつけ」
腕を背に廻させながら囁く。
「オレも、オマエが気持ち良すぎて・・・怖い」
「だって・・と、きわさん!・・・僕を・・『大嫌い』だって・・!」
僕は・・・なんて子供じみた言い訳だ!?
でもこの欲情という名の地獄から開放されるなら構わない。堕ちたらもう二度とはい上がれないだろう。
常磐には躯どころか心まで開かされてしまう気がする。既に躯は劣情に巻き込まれて快楽を貧り始めているのだ。

「あぁ〜・・・聞いていたのか?オレを見ていないオマエなんか大嫌いだ。
あいつなんかやめてしまえ、オレの側で・・オレだけのモノになれ」

556秘書マイナス33:2005/08/21(日) 17:19:10 ID:UqankIiz
常磐は掌を香月の左胸に重ねて言う。
「オレのここはオマエを見る度に痛かった。どうしてなのか判らなかった。
でもやっと判った。
オマエに見て欲しかったんだ」
−何を勝手な事を!−
僅かに残る理性が呟く。だから僕に水科を切ってこいと・・・?
常磐はそれを聞くとせせら笑った。
「確かに意地悪でそう言った。でもあそこは駄目だ、統率が取れていないからな、オマエが切る前に勝手に潰れてくれる」
そんな事より、と胸に触れていた手を離して香月のモノを包む。
「オマエのイク顔が見たい、この前は見そこねたから」
扱きながら唇で胸を弄ぶ。固くなった突起を刺激する度に香月の躯はピクンとはねて吐息を漏らす。
「イイのか?」
頷く香月の肌が情欲にまみれて淫らに色付いていく。常磐の腕に縋ろうと伸ばした手を取り指を吸う。
「アッ・・ハアァン・・・アッ、アッ、・・・・−ッ!」
「オマエって静かにイクんだな」
掌で達した香月の淫靡な表情に常磐が喉を鳴らした。
もういつもの香月ではない。
常磐の腰を内股で挟みこみ引き寄せると頬を愛撫しながら囁いた。
「光司さんも、中に出して・・・もっと・・してほしい」
香月の肉体が完全に常磐の手に堕ちた瞬間だった。

557秘書マイナス34:2005/08/21(日) 17:20:22 ID:UqankIiz
「じゃあ、また明日な」
やっと右手が自由になる。
香月は日曜日の深夜になってようやく帰宅した。
今までずっと常磐と一緒だった。
常磐の指と唇の感触が右手にまだ残っている。運転しながらずっと離さずにいたからだ。

部屋に入るとすぐに浴室のシャワーを捻る。
水音と共に香月の目から涙が流れた。
「はぁッ・・・クッ・・」
服が濡れるのも構わず座り込んだ。
「ウッ、ああぁ・・ヒグッ・・・ぅああああぁぁ!」
−常磐を受け入れてしまった。縋り付き、快楽にむせび泣き、あまつさえ『もっとほしい』と自分からカラダを開いていくという愚行を・・・僕は−
常磐の指に、掌に、唇に、肌に愛された感触がまだ身体に残っている。
特に常磐が名残惜し気に触れてくる感触を今まで愉しんでいた香月の右手に。
千切れろと言わんばかりに右手に噛み付いたが、後悔という苦しみに痛みが加わり余計に惨めになった。
己の肌が常磐を求めてざわめき、情欲が胸を掻き乱していく。
−来て・・・と−

「どうして!・・・どうしてアンタは僕の中に入り込んでくる!?僕の心を侵食するなあぁーーーッ!!」
泣きじゃくりながら叫ぶ。

香月の鳴咽は流れる水音に掻き消されていく。

558回答秘書:2005/08/21(日) 17:22:25 ID:UqankIiz
入れ忘れた
本日はここまで
559風と木の名無しさん:2005/08/21(日) 18:14:26 ID:xJaNUBDB
秘書さん乙です
迅速な投下感謝します
560風と木の名無しさん:2005/08/21(日) 18:24:49 ID:cjSkpcLB
キキキキタァアアァア--------!!!

秘書タソ乙です!
二人の関係の淫微さに心のティンコ勃ちっぱなし!
561風と木の名無しさん:2005/08/21(日) 21:02:58 ID:iy8SlO9f
乙です。
カラダは完全に落とされたのにそれでも社長親子に走る経緯が楽しみや。(*´∀`)

…作者は営業部総出の捜索により捕獲されて続きを書かされたのか…。
それはそれでアレですな(;´Д`)ハァハァ
562風と木の名無しさん:2005/08/21(日) 21:30:41 ID:YaBkW0VL
香月タン、常磐タンに逢えた!ありがとうございます!
もう萌死にました。
木曜日の夜から日曜日の深夜まで、ずっとですね。ハア、ハア、ハア。

今後の展開も楽しみです。
563続ショタもの36:2005/08/22(月) 00:46:35 ID:pSsBCdKN
>>538

「悪いけど、そこまでにしろ」
今にも男のモノが少年の中へ入ろうという寸前、少年にとって、一番安心出来る声が響いた。
「んうーっ、んんっ!」
口内を犯す性器に言葉にはならないものの、少年は必死に従兄弟に助けを求めようとする。
「…ちっ。あと少しだったのに…邪魔すんなよ倉橋」
「そうだよ、てめぇばっかいいとこ取りか?」

――え?なんで、おにーちゃんの苗字…

二人組の口から出た従兄弟の苗字、知り合いのような言い方に少年の思考は止まる。
「俺は様子を見てこいって言ったんだ。こいつに手を出していいなんて
564続ショタもの37:2005/08/22(月) 00:48:00 ID:pSsBCdKN
誰が言ったよ」
とにかく止めろ、と少年に性器を咥えさせていた相手を引きはがし、下半身を晒したままの少年を抱き上げる。
まだバンダナで目隠しをされた少年は他の三人がどんな顔をしているか分からない。
けれど、助かったという思いと従兄弟が自分を抱き上げてくれたことに今までの不安から、従兄弟に寄り掛かり体を密着させる。
「だってさー…和也チャンだっけ?マジえろいんだもんよ」
「そうそ、俺らがみつけたおかげで訳分かんない奴にヤられたんじゃないんだしー?逆に感謝して欲しいくらいなんだけど」
565続ショタもの38:2005/08/22(月) 00:49:12 ID:pSsBCdKN
自分達のことを棚に上げ勝手なことを言う二人組に呆れたように溜息をつきながら、従兄弟は少年の目隠しと手の拘束を解く。
ようやく従兄弟の顔を見ることが出来ると、気が緩んだのか少年の目からぼろぼろ涙が溢れ、手を伸ばして従兄弟に抱き着く。
「おにー、ちゃ…のっ…ばかぁ…っ!おれっ…すごく、こわ…ったっ!」
今までの会話から三人が知り合いだと分かると、先程まで感じていた恐怖を忘れるように握った拳で、痛くないように加減しながら従兄弟の胸を叩く。
従兄弟の方も敢えて止めようとはせず、少年の拳を胸に受けながら髪を優しく撫で
566続ショタもの39:2005/08/22(月) 00:51:37 ID:pSsBCdKN
「ごめんな…。お仕置き受けてるお前見たら歯止め利かなくなりそうで、でも、こんなことになるとは思わなかったんだよ」
あくまでも優しく囁く従兄弟の声に、少年は怒りをすぐに忘れる。
が、そんな二人の様子に面白くなさそうに態勢を直した二人が割り込むように顔を寄せる。
「なにナニ?二人の世界って?」
「倉橋さぁ、あんま見せつけんなよなー。マジで手ぇ出すぞ」
少年の方は二人に対する恐怖がまだ抜け切らず、従兄弟の胸に顔を埋めて二人から逃げる。
従兄弟の方は二人の言葉に苦笑しつつ少年の髪を撫でてやり
567続ショタもの40:2005/08/22(月) 00:53:01 ID:pSsBCdKN
「んー…じゃ、二人にはお仕置きを手伝ってもらうってことで、今回は無しにしない?」
従兄弟の口から出た『お仕置き』の言葉にビクッと肩を震わせたのは少年。
何の冗談かと聞こうにも、表情を窺い見る限り、とても冗談には見えなくて――
「おっ、おにーちゃん…?」
「かくれんぼ、見つかった罰ね」
ニッコリと笑う従兄弟に愉しそうな二人組が目に入り、少年はまた泣きそうになる。
「倉橋の許可も出たし?」
「楽しもうね、和也チャン」




ここまで
568風と木の名無しさん:2005/08/22(月) 02:06:25 ID:DEcAOBSb
おにいちゃんの許可キター!!
期待が高まります!
569風と木の名無しさん:2005/08/22(月) 03:10:12 ID:E8LeD5UE
4Pキタ――――!!おしおき楽しみでワクテカです!
570風と木の名無しさん:2005/08/22(月) 14:38:07 ID:wEGHSv92
ワクテカすぎて、倒れそう・・⊂⌒~⊃。Д。)⊃
571風と木の名無しさん:2005/08/22(月) 18:33:27 ID:io+500ke
4Pキタ━━(゚∀゚)━━ッ!!楽しみに待ってます。
572続ショタもの41:2005/08/22(月) 20:18:04 ID:pSsBCdKN
>>567

「嘘だよ…ね?」
「往生際悪いよ、和也チャン」
「ここまで来たら諦めなって」

――あの後、流石にトイレで四人は無理ということで、少年の身支度を整え、駅を出て人通りの少ない道を歩いた。
やや寂れた雰囲気のある街で、昼間だというのに人はあまり歩いていなかった。
おかげで微妙な四人組は目立つ事なく適当なホテルに入ることが出来たのだが。
初めて『ラブホテル』というものに入った少年は落ちつかなさに従兄弟の後ろにくっついたまま、三人が何やら部屋を決めてる輪に入れずにいた。
そんな輪に入ったところで
573続ショタもの42:2005/08/22(月) 20:19:42 ID:pSsBCdKN
少年の運命が変わる訳でもないが。
一番不安に思っていたフロントの視線も、人自体がいないことに驚いた。
従兄弟の友達の片割れが、
「最近のは人に会わなくても利用出来るんだよ」
と教えてくれた。
いっそ人が居れば自分に気付いて追い返されるのではと期待していたのが、あっさり宛が外れてしまい少年は俯いた。
そして引きずられながらも悪あがきを続け、従兄弟を見上げてどうにかしてもらおうとするが
「おにーちゃ…っ」
助けを求めようにも、言い出したのは従兄弟なんだからどうにかなるはずもない。
574続ショタもの43:2005/08/22(月) 20:20:56 ID:pSsBCdKN
「ほら、困らせないの。お仕置きをちゃんと出来なかったお前が悪いんだから」
部屋の入口で足を止めて嫌がる少年を軽々と抱き上げ、有無を言わさずに中へ入る。
従兄弟に運ばれる形で入室した部屋に少年は硬直した。
床を除く壁や天井は鏡張りで、今の強張った顔もあちらこちら様々な角度から映されている。
「なっ、何この部屋!?」
「お仕置きにぴったりだろ?ここならお前の可愛いとこ、全部見れるからな」
綺麗に磨き上げられ、はっきりと自分達を映す鏡に少年は口をぱくぱくさせる。
そんな様子に微笑みながら答えて真ん中に置かれた、
575続ショタもの44:2005/08/22(月) 20:22:22 ID:pSsBCdKN
キングサイズのベッドへゆっくりと少年を下ろす。
「他にも面白い部屋は一杯あったんだけどさー」
「和也チャンにはまだ早いかなーって」
どんな部屋があったか聞きたくも知りたくもなかった。今でも十分過ぎると少年は顔をしかめる。
「ほら、いつまでもそんな顔してないで…」
「あっ…ほっ、本当にするの…?」
自分の服を脱がせようとする従兄弟の手にまだ諦めきれないのか、少年が尋ねるとニッコリとした笑顔を顔に貼付けたまま、
「…そんなに言うなら、もっとお仕置き追加してもいいんだよ」




ここまで。
576風と木の名無しさん:2005/08/22(月) 22:02:22 ID:YiWRuwCv
(*´д`*)ハァハァハァアハァ 萌すぎて言葉になりません。
577風と木の名無しさん:2005/08/22(月) 22:33:15 ID:A11uVkVS
ショタスキーにはたまらんご馳走でつ。ヤられまくっちまうといい…
578風と木の名無しさん:2005/08/22(月) 22:39:14 ID:uImCGViF
ショタタンGJ! GJ!
盛り上がって参りました!
579秘書マイナス35:2005/08/23(火) 00:15:16 ID:zRfZI0Gh
勤務時間2投下

朝起きる。
いつもと同じ朝。
昨日までの事が夢の様に感じられた。

躯の怠さを引きずりながら出社した。
「おはようございます」
「おはよう」
欠伸をかみ殺しながら喫煙所でコーヒーを飲んでいると後ろから肩を叩かれた。
「おはよう、うまそうなの飲んでるな」
常磐だった。
「一口くれ」
僕の手から紙コップを取るとさりげなく僕が口を付けていたところから飲んだ。
「ごちそうさま」
またコーヒーを返してくる。朝から・・・
「あ、今日外回りだろ?昼、一緒に食べよう。奢ってやるよ」
「あ・・・ハイ」


やはり昨日の出来事は夢じゃない。

−僕はこれからどんな顔をして常磐との日常をやり過ごせばいいのだろうか−

580秘書マイナス36:2005/08/23(火) 00:17:15 ID:zRfZI0Gh
昨日も水科さんのところに行かなかった。と言うよりアレから一度も会ってない。
「今日は行かなきゃな・・・」
自分に言い聞かせて外回りの準備をする。
こんな汚れた躯でどんな顔して水科さんに会えばいいのか・・・
罪悪感や後ろめたさを感じているのは少なからず常磐に惹かれているから。
水科を好きだと言いながら常磐との行為に溺れていく自分が浅ましくて嫌いだ。
外に出て深呼吸をする。朝の冷え切った空気が心地良い。
「おい、香月」
肩を掴まれた。振り返ると鹿島だった。なんとも言えない表情・・・
「何です?」
「オマエ常磐に何言ったの?」
「何も」
「そんな訳ないだろ!」
「本当に何も知りませんよ、何なんですか?」
「・・・いや、いい」
向こうから誰か来たのを見て鹿島が退いた。
−知らないけど分かるよ。もう僕に構うなって言われたんだろ?−
月曜日に出社して『昼飯買ってこい』って言われない時点でおおよその察しは付いた。常磐さんも解りやすい人だ・・・僕の事言えないよ。


朝から常磐を身近に感じてしまい今日も『水科さんのところに伺う』事が難しくなった。

今回はここまで
581風と木の名無しさん:2005/08/23(火) 00:41:53 ID:js/7v6p1
秘書タンキテタ━━(゚∀゚)━━ッ!!
どうなるの?どうなるの香月ッ!!
582風と木の名無しさん:2005/08/23(火) 01:40:32 ID:PLQgdJPG
やべぇよ…萌えて寝れねぇよ…
583風と木の名無しさん:2005/08/23(火) 02:17:51 ID:j/SRhEpP
携帯壊れても弟の携帯で此処来てしまった…。



秘書タソ大好きーーーorz
香月たそ、どうやって常磐振り切る気?!(´Д`;)ハァハァ

あぁ…、すぐにはケータイ修理出しに行けなさそうなのに…。
続きめっちゃ気になるよー。明日からどうすんだよ、漏れーーーノシノシor2
584南の島 送り火1:2005/08/23(火) 02:22:31 ID:jgxWEE50
前回は氏にネタ・流血の注意書き入れなくて、
苦手なのにもし読んでしまった方、ごめんなさい。
今回は流血は無しですが、怪奇ものに近いです。
苦手な方はスルーお願いします。

―――――――――――――――
濃紺の僧衣で足元までを隠した若い祭司の、少年を見つめる眼にはどこまでも険があった。
彼はこの島の事実上の実権を握っていた。宗教的なヒエラルキーがその国の地位に密接に重なる。原始的は社会ではよくある構造だ。
木材で出来た民家に比べて、石材で造られた寺院が頑丈そうに見えるのも、如実にそれをあらわしていた。
しかし、華美では無い。おそらくこの島の宗教が正常に機能しているからだろう。
唯一神を祀る寺院は、偶像すら置かれずただ祭壇があるだけで、一応の囲いはあるが文明の進んだ他国のそれとはかなりの違いがあった。
寺院に篭ることの多い僧の肌は島民よりも白く、観光客のそれとそう違わない。
ずろりとした僧衣には縁にのみ刺繍が施され、厚みのある布地が暑苦しいほどだ。
だが、修行を極めた者たちには汗一つ浮いていない。祭司のみだったが、剃髪していないのも独特だった。
585南の島 送り火2:2005/08/23(火) 02:23:55 ID:jgxWEE50
人は善さそうだが冴えない感じの男が、寄り添うようにぴったりとついた少年に笑いかけているのが、これでもかと歪めた祭司の目に映っていた。
普段は何もないこの島で、ゆっくりと羽を伸ばすことだけが観光客の目的だが、大きな祭りの前ともなると訪れる人間の数も格段に増える。
あまり広さの無い寺院の中も、彼ら以外にも老若男女がひしめき合っていた。
人種様々の中から祭司の目はたった一人を見つけ出し、それまで傍らの彼とは色違いの衣を纏った青年僧に、温厚な面持ちで接していた様相がガラリと変わった。
「……祭司さま?」
飴色の衣の青年が、心底驚いた表情、怪訝な口調で祭司を仰ぎ見る。
最も人を侮蔑する単語を、祭司が聞こえるか聞こえないかの声音で口にしていたからだ。
「今…なんと?」
「……いや、やはり人が増えるものだな」
答えた祭司の顔には、先までの険しさは既になくなり、美しく穏やかな表情があるだけだった。
青年僧もまたすぐに表情を穏やかにした。
普段の素行からして祭司がそんな言葉を吐くはずがないのだ。
少年と男がチラリと祭司を見て、寺院を連れ立って出て行く。
そこで初めて祭司の視線の先にあった人物に気付き、青年僧は「あ……」と声を漏らし少年の名前を呟いた。
「……久しぶりに来られましたね。父上の葬儀以来に見るような気がします」
踵を返した祭司について、奥の部屋へと青年僧は続いた。
「そうだな。数年振りだ」
答えた祭司の声は、全く抑揚が無かった。
586南の島 送り火3:2005/08/23(火) 02:24:45 ID:jgxWEE50
「父はとんでもなく美しい人でね。見ましたよね?さっきの、濃紺の服を着た祭司様……。ちょうどあんな感じだったんです。僕は似てないんですけど」
灰色の石段を降りながら、少年は男の手を引いて歩いた。
「ああ、確かにかなりの美形だった。しかも、若い人だね。30後半位かな?偉い人って言ったら、老人だとばっかり思っていたよ。驚いた」
「僕の父が亡くなった時も、あの位の年だった……」
「若かったんだね。君もそんなに早くお父さんを亡くして、かわいそうに……」
男の手が少年の腰をゆっくりと撫で回す。
彼はそれを止めようとはしなかった。
だが、獣道を抜けた先に開けた場所が見えたところで、少年は男の手から離れた。
「父の魂も今度の祭りでやっと天へと昇れるんです」
鬱蒼と茂った木々に囲まれた広場は、かなりの広さがあった。
その中央に祭りの主役が鎮座している。巨大なやぐらだ。
愛しそうに、少年の手は堆く組まれた一角を撫でた。
「祭りで人の死を盛大に送るなんて、なんだかロマンチックなような…そうでないような…」
ハの字に尾を垂らした眉を更に下げて男が笑う。
それを見て少年も笑った。
「ロマンチックですよ。このやぐらが大きな炎で燃え上がるさまは。次はいつ見れるか判らないですからね。主催する人間の寿命を削る儀式だって言い伝えがあるから、祭司様のお役に就いた方もあまりやりたがらない祭りですし……」
ずっとこの日を待っていた、とそう少年が屈託なく笑い、もう一度腰に回された男の手を引いて、草むらへと分け入って行った。
587南の島 送り火4:2005/08/23(火) 02:26:03 ID:jgxWEE50
空が暮れ始めた頃、島内に鐘が鳴り響く。
祭司は身なりを正し、寺院の石段を昇った。

かがり火が幾つも焚かれ、辺りを昼のように照らしていた。
寺院から続いていた点々と連なる炎の道は、やぐらの前まで来た青年僧の掲げる松明を最後に終わった。
彼の手から離れた炎が、燃え盛る巨大なやぐらの中へと放り込まれていく。
最前列には祈りを捧げる僧たち、後ろには揃いの若草色の衣に身を包んだ島民が囲んでいた。
一番外周には観光客が輪を作り、祭りの様子を眺めている。
陽が沈む頃に始まった祭りは、夜半を過ぎて佳境を迎えていた。
鎮魂と魂送りを兼ねた、しかし賑やかな祭りでもある独特の風習に観光客の目は輝いている。
その中には、昼間少年と居た男の姿だけで、傍らに居てもおかしくない彼の姿は無い。
少年の母と兄弟たちも炎を囲んでいるが、見ているのは空だけで彼を探す様子は無かった。

588南の島 送り火5:2005/08/23(火) 02:28:07 ID:jgxWEE50
遠くから祭りのざわめきが聞こえてくる。
広場から離れた寺院にも熱気が伝わるようだった。
たった一人、祭壇の前に跪いた祭司は、瞑目して祈りを捧げていた。
虚空に向かって一心にそれを行うさまは聖職者そのものだ。
広場に焚かれた炎と同じものが、彼の顔を赤々と照らしている。
彼の心中は、正直複雑なものがあった。
迷信深いと言われればそれまでだが、自身の生命が削られていくなどという言い伝えを持つ儀式を執り行うとなれば、やはり気分の良いものでは無い。
だが、島の人間にとって重要な祭事だ。
先延ばしにしてきたが、限界がきていた。
しかし、祭司が儀式を遠ざけてきた理由はそれだけでは無かった。
(そろそろだろうな……)
何か湿ったものが石畳を踏んだ音に、祭司は顔を上げた。
振り返ることもなく、祭司には誰だかが判っていた。
ヒタヒタと足音は、祭司のすぐ後ろまで来てぴたりと止まる。
祭司の目が開いた。
「…………」
「ずっとこの日を待ち焦がれてました。やっと父は天へと召されましたね……。ありがとう、祭司様」
少年の手が祭司の肩にかかった。

―――――――――――――――
ここまで
589風と木の名無しさん:2005/08/23(火) 02:57:44 ID:GL/lBkIU
南の島さん、前回のお話かなり萌えたので期待してます。
590風と木の名無しさん:2005/08/23(火) 07:16:37 ID:+yTqRUIb
秘書タン来てたんだ!
さりげない単語一言、一言に萌〜!
アレから......こんな.......溺れてゆく...浅ましい......プハーッ
常磐タンも妙にカワイイ!鹿島たちはどう勘繰っているのやら...
こっちも、とっくに秘書タンに溺れてますよ!
591風と木の名無しさん:2005/08/23(火) 07:43:16 ID:+yTqRUIb
>>583 ガンガレ!
修理中は別の貸してくれるから早く修理に出すんだーッ
592風と木の名無しさん:2005/08/23(火) 07:46:48 ID:+yTqRUIb
すみません。サゲ忘れました........orz
593風と木の名無しさん:2005/08/23(火) 14:47:34 ID:NObxCb1H
秘書さん
よもやこのAAを貼る日が来ようとは

     ∧_∧    *
     (0゚・∀・) +  ワクワクテカテカ
   oノ∧∪ ∪
   (0゚(0゚・∀・)+   ワクワクテカテカ
   ∪(0゚∪ ∪
  /ヽ_と__)__)/ヽ   +
 (0゚   ・   ∀ ・ ) ワクワクテカテカ
 (0゚     ∪   ∪     +
 と______)______)  +


お待ちしてます
594続ショタもの45:2005/08/23(火) 20:21:05 ID:mr2npiRz
>>575

いつもなら優しい大好きな従兄弟の笑顔が怖く感じ、これ以上お仕置きを増やされては堪ったもんじゃないと無駄な抵抗を止めて大人しくする。
従兄弟は慣れた手つきで少年の身に纏っていた布を全て剥ぎ取り、あっという間に全裸にしてしまう。
「ほら、二人に観てもらおうな」
「う…うん…」
頷いたものの、羞恥に体を強張らせる少年の脚を従兄弟が開かせ、他の二人に裸体を晒す。
下肢に注がれる視線に顔を赤くして目を背けても、視界に入る鏡に映る自分達の姿に目を伏せるしか出来ない。
そんな少年の様子をにやにや笑いながらみつめ
595続ショタもの46:2005/08/23(火) 20:22:20 ID:mr2npiRz
思い付いたように
「和也チャン、AVって観たことある?」
突然振られた話題に、少年は意味が分からないまま首を横に振る。
少年の年齢では観たことある方が少ないだろう。
少年の返答に、ふーん、と頷くと、ベッドサイドに置かれたリモコンに手を伸ばす。
「じゃ、AVごっこしてみようか」
従兄弟とは違うものの、至極愉しそうに言う男にもう一人も賛同する。
「いいねー。AV女優に負けないくらい、可愛く鳴いてね?」
意味が分からないまま二人を見ていると、部屋に備え付けられたテレビの電源が入る。
596続ショタもの47:2005/08/23(火) 20:23:41 ID:mr2npiRz
画面には既に犯されている女の姿が映し出され、スピーカーから響く喘ぎ声に少年は耳まで赤くなって従兄弟の方を見る。
「…じゃ、やってみよっか」
赤面している少年を仰向けに寝かせ、枕元に置かれたローションのボトルを手に取る。
蓋を開けて掌にとろりとしたローションを垂らすと、そのまま少年の蕾を解し始める。
「おっ…おにー、ちゃ…」
ここ数日で慣れたとはいえ、蕾に触れる従兄弟の指と、そこへ向けられる視線に少年は体を震わせる。
「ビデオみたいに、声出して?」
ちら、とテレビに目を向けると、下肢を愛撫されている女優。
597続ショタもの48:2005/08/23(火) 20:25:20 ID:mr2npiRz
大袈裟なまでに声を出す女優の真似をしろと言われ、戸惑いながら唇を開こうとすると
「ひぁっ!?や、あっ…おにーちゃ…」
中を解していた指がいきなり奥まで侵入し、少年は背を反らして喘ぐ。
「こういう風にして欲しかったんだろ?気持ちいい、って言ってみな」
AV男優の台詞に合わせて従兄弟が聞いてくるのに少年は答えられずにシーツに爪を立てて刺激に耐えようとする。
「やぁ…わかっ、な…んん…っ」
指が中を動き回る感覚に「ごっこ遊び」をしていることを忘れ、いつものように声を漏らす少年に、従兄弟は指を引き抜く。
598続ショタもの49:2005/08/23(火) 20:26:58 ID:mr2npiRz
「あんんっ…な、なんでぇ…?」
指を抜かれた少年が不満げに従兄弟の方を見ると、溜息をつきながら
「駄目じゃないか。ちゃんと女優さんの真似をしなきゃ。AVごっこだって、言ったろ?」
注意する従兄弟の言葉に、あっ、と呟くと、いつのまにか少年の両脇に一人ずつ男が座っていた。
「そうそ、さっきのも可愛いけど、ちゃんとやんなきゃー」
「んっ!あ、ご、ごめんなさ…っ」
「今度は出来るよね、和也チャン?」
両手にそれぞれ男性器を握らされ、鏡に映るテレビの画面に、二人が何をさせようとしてるのか分かると、ぎこちないながら、
599続ショタもの50:2005/08/23(火) 20:28:32 ID:mr2npiRz
ゆっくりと性器を扱き出す。
ようやく「ごっこ遊び」を始める少年に、従兄弟の方も再び蕾を解し、ヒクヒクと収縮する蕾に自身を押し当てる。
「挿れるぞ…力、抜けよ」
「はぅ…んっ!あっ、おにーちゃ…あぁっ」
一気に奥まで貫かれ、爪先まで引き攣らせながら喘ぎ、自然と性器を握る手にも力が篭ってしまう。
「っ!ちょっと痛いな…」
「和也チャン、もうちょい優しく…」
興奮に硬くしていた性器を強く握られ、走る痛みに眉を寄せながらそれぞれ言うと、慌てて手の力を緩め、優しく撫でる。
「ごめんなさい…おれ…あんっ!あぁ…っ」
600続ショタもの:2005/08/23(火) 20:30:48 ID:mr2npiRz
今回はここまで。

やりたいことがたくさんあって、どうしようか考えるのが楽しいです
601風と木の名無しさん:2005/08/23(火) 21:00:34 ID:nMIU90r9
ショタタンGJ!
思いつく限りやってもらいたい!
602風と木の名無しさん:2005/08/23(火) 21:24:32 ID:druc39l2
同じくやってもらいたい!ねっとり犯してほしい!
603風と木の名無しさん:2005/08/23(火) 22:49:35 ID:v+OoYskv
GJ!とことんやっちゃってください(*´д`*)
604秘書マイナス:2005/08/24(水) 06:37:57 ID:msA6zpxL
勤務時間2投下分
水科さんに会いたくない。
それでも僕がいないと話にならない。
仕方なく水科ケミカルの周りをウロウロしていると、郵便を出しに行くため、外に出て来た先日の事務の女の子に見つかった。
−バレた−
僕を見付けた次の瞬間、ケラケラ笑い出した。
「え?な・・何?」
「だって香月さん、おっかしいんだもの、バレた、だって」
−!?なんでわかる−
「なんでわかる・・・あたりでしょ?」
少ない女性経験を総動員してどうしたらこの不気味なマジックのネタを教えてもらえるか全力で考える。
出した答えは、
「凄い!あたりだよ、何で分かるの?」
おだてる。

30分後、僕は女の子連れで〇ックにいた。窓際に座りコーヒーとポテトを奢らされる。
「・・・香月さんて女の子とまともに付き合った事ないでしょ?」
−また当たった−
正確にいうと告白されるのも振られるのも僕、というお決まりのパターン。
「お昼どきにコーヒーだけ奢る人初めて見た」
だって僕は・・・
「おなかすいてないんでしょ?」
「いい加減、教えてほしい」
「見れば分かるよ」
「え?」
「だからぁ、香月さんて解りやすすぎるの。本当に常磐さんの言った通りだわ」

−常磐が何だって?−
605秘書マイナス38:2005/08/24(水) 06:39:45 ID:msA6zpxL
「考えてる事すぐに顔に出ちゃう香月さんのこと、騙すのは簡単だっていつも言ってましたよ。何か心辺りないですかぁ?」
−心辺り?おお有りだよ−
足元が音をたてて崩れる様な気がした。
−騙すってなんだよ!?−
背筋が凍るというのはこういう事か?指先が震え出した時だった。僕の頭上で声がした。
「やぁ、美和ちゃん久しぶりだね」
常磐だった。何でここに?
「そう不思議そうな顔するなよ、社に忘れ物したんで戻って来たんだ。そしたら珍しい場所にオマエがいたから」
僕の肩に手を置く。
「何の話?オレの後輩に意地悪しないでくれよ」
「しないですよ、いま常磐さんの悪口で盛り上がってたトコロ」
常磐の手が肩から頭に移動した。ポンと軽く叩くと
「美和チャンじゃあるまいし、コイツはオレの悪口なんか言わないよ。クスッ、愛し合ってるから、な?」
その時、誰かが窓を叩いた。
「あ!光クン」
水科ケミカルのご子息だった。
僕の俯き加減だった顔が跳ね上がるのと同時に、常磐が腕を掴んで席から立ち上がらせた。
「美和チャンまたね」
引きずられる様に店を出る。
すれ違う時、一瞬、僕と彼の目があった。


−心臓を素手で刺し貫かれる様な感覚が走った−


ここまで
606風と木の名無しさん:2005/08/24(水) 08:39:11 ID:+k4E8cB1
秘書タン来てる〜!
ワー!ワーワー!と、常磐タン!なんてことを!ニヤニヤ〜!で、で?どうするの?香月タンまたピンチ?ワー!
607風と木の名無しさん:2005/08/24(水) 14:38:09 ID:7/wU64gp
秘書さんはワンコロ属性かー!!
顔に出杉!可愛杉んぞこの人!
6085年ぶり。1:2005/08/24(水) 16:00:52 ID:UXvzIBZb
単発投下失礼します

「あれ、尚、お前、尻穴も感じるんだ?もしかして、あの日からお前自分で尻なぐさめてんの?」
大樹は尚の尻の穴につっこんだ指二本を動かしながら耳もとでそう囁いた。
後ろ手にしばりあげられている尚は抵抗する事ができなかった。
「あはは、冗談で遊んでやっただけなのに、バッチリ目覚めたんだ!?」
秀雄は尚の白濁で汚れた指で、彼の唇を撫でながら言った。
「違うっ!うっ…もう、やめてくれ…!」
「何言ってんだよ。チンポこんなに膨らまして。」
秀雄は尚の唇の上に置いていた指を、口の中に無理やり入れて掻きまわした。
精液の青臭い苦さと自分の情けなさに、尚は涙ぐんだ。
もう大の大人であるはずの自分が、幼馴染の男2人に犯されるなんて。
「尚君はここが好きなんだよなぁ」
大樹はニヤニヤ笑いながら、尚の穴の一番敏感なところを掻きまわした。
「あっあああああああああ!」
「気持ちいいって言えよー。尚ぉー」
とても…とても気持ちいい…でもここで『気持ちいい』って言うわけにはいかない…
もう彼の性器は今にもはちきれんばかりに膨らんでいたが、尚は必死に自分の理性にしがみつこうとした。
「大樹、尚ってば気持ちよくないみたいだな〜」
必死に我慢している尚を見た秀雄は、とぼけたように言い、尚の口に入れていた指を抜いた。
「尚、こうやってされるの気持ちよくないのか?ん?」
大樹もしらじらしく、尚に話しかけた。
「気持ちよく、ないから、もう、や、めて、く、れぇっううっ!」
6095年ぶり。2:2005/08/24(水) 16:02:24 ID:UXvzIBZb
「だってさー。どうする?大樹。」
「いや、続ようぜ。尚は俺らに嘘ついてるかもしれないだろ?だってあの時もイッちゃってたじゃん」
大樹のねっとりした視線と言い方に尚は冷っとしたが、元来意地っ張りな尚の性格から、もはや引き下がる事ができなかった。
大樹は先程より、よりねちっこく尚の敏感な所を刺激し、秀雄は携帯のカメラで尚のあられの無い姿を納めていた。
尚は、そんな秀雄の行動にも、もはや腹を立てられるような状態では無かった。
「尚、射精したらお前の負けだからなぁ。ククク…」
大樹は低く尚の耳元でそう囁くと、耳たぶを舐め上げながら、ぐぃっと尚の敏感な所を擦りあげた。もう、尚は限界だった。快感と悔しさが彼の心で膨らみ、はじけた。
「ハァ、ハァッくぅぅ…うう、あっあっあっ…あっああああああ!!!」
「やっぱりお前嘘ついてたし」
「ハァッハァッ…」
大樹は尚の穴から指を抜くと、尚の吐いたばかりの精液をぬぐい、涙ぐんでいる尚の顔の前に差し出した。
「尚、舐めろよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
大樹の手についた自分の精液を舐めながら、尚はさっきより、もっと情けない気持ちになった。
「尚君には罰ゲームなー」
大樹の手を舐め終えた尚に、秀雄はそう言うと、ローターとリボンをバッグの中から取り出した。
「ほら、尚の大好物だろ?」
大樹はニヤニヤしながら尚に言った。
秀雄は、まだ快楽の余韻で蕩けている尚の穴にローターを突っ込み、スイッチを入れた。
「ハァ、ハァ、んっ!んんん!」
しばらくすると、また尚の性器は元気を取り戻し、再び首をもたげていった。
6105年ぶり。3:2005/08/24(水) 16:03:29 ID:UXvzIBZb
「罰として、射精は禁止な」
そう言うと大樹は尚の大きくなった性器を赤いリボンで結んだ。
「尚ぉ、お前のいやらしいチンポ可愛らしくしてやったぞ。」
大樹はそう言うと、尚の乳首をキュッとつねり、耳を軽く噛んだ。
「あっああっ」
「よし、大樹、そろそろ行くか」
「ああ、じゃあな、尚。」
大樹と秀雄の台詞に尚はうろたえ、不安げな視線を彼らに送ったが、そんなことなどお構い無しに彼らは立ち上がり玄関へ向かった。
「あっハァッ、ハァッ…!あっあああ!」
『ガチャ』
鍵の閉まる音を聞いた尚は、自分が解放されることは無いと悟り、欲望を吐き出そうと膨らんでいる自分の性器を見て絶望した。
大樹と秀雄は、尚を残し、大樹のアパートを出ると、近所のコンビニへ向かった。
「ハハハ、尚ってば5年前の事、よっぽど気にしてたんだなぁ」
秀雄は笑いながら大樹に言った。
「みたいだな。で、どっちが先にあいつ犯る?」
「大樹がやれよ。この遊び提案したのお前だし。代りにさ、あいつの口に咥えさせてもいい?」
「いいぜ。きっと5年前なんかより後ろが気持ちよすぎてフェラなんてできっこないだろうけど、ま、それはそれで楽しそうだな。」
大樹と秀雄はコンビニで3人分の昼食と飲み物を買うと、尚が一人で待っているアパートへ向かった。
6115年ぶり。4:2005/08/24(水) 16:04:52 ID:UXvzIBZb
幼い頃からよく、尚、大樹、秀雄は遊んでいたので、互いの家に行く事もよくあった。
高校生になってからでも3人はよく遊んでいた。
尚以外の家族が全員旅行に行っていたある日、尚の家に2人が泊まりに来た。
尚がお手洗にいっている間に、居間のパソコンを2人はふざけていじっていた。
「お待たせー、あっお前ら何勝手に人んちのパソコン触ってるわけ?」
「尚、お前こんなの見てたのかよ〜〜」
尚はパソコンの画面を見て驚いた。画面には男同士がセックスしている漫画があったからだ。
「こんなの知らねえよ!姉ちゃんだよ、姉ちゃん!」
「これ以外にもさ、小説とか色々出てきたぜ。ほら。」
「お前らいい加減にしろよ!」
「男同士でもさ、気持ちいいのかなー?教えてくれよ、尚ちゃーん」
ふざけて秀雄が尚にそう言うと、尚は顔を真っ赤にして秀雄を殴ろうとした。
「はい、暴力反対な」
尚の振り上げた拳を大樹はグッとつかみ、制した。
「クソ」
大樹の手を振りほどいた尚は居心地が悪くなり、居間を出て二階へ上がった。
「秀雄、お前言い過ぎだって。」
「だって尚の反応可愛いじゃん。」
「ま、そうだけど。」
「なぁ、こんな風にいじってやったらさ、あいついい反応示しそうじゃね?」
秀雄は、パソコンのウィンドウに写っている四つんばいで尻の穴に指を入れられた裸の青年のイラストを見ながら言った。
「ハハ、それもそうだな。おーい、尚!いじけてないで戻ってこいよ。秀雄が謝りたいってさ」
秀雄は驚いて大樹を見たが、大樹は秀雄の口に人差し指をあて、「喋るな」と合図した
「なんだよ」
6125年ぶり。5:2005/08/24(水) 16:06:03 ID:UXvzIBZb
尚はまだ怒っている様子だったが、秀雄が自分の言った事が悪かったと認めていると思い、居間へ戻ってきた。
「ごめんな、尚」
ニヤニヤと秀雄は笑いながら尚にそう言うと、大樹が尚の体をソファへ押し倒した。
「何するんだよ!?ふざけるな!お前ら!」
「いいから、黙ってろよ。」
大樹の台詞を合図に、2人は尚の服をぬがし、裸にした。
「やめろよ!おい!」
尚は必死に体を動かして2人に抵抗するが、どうしようもなかった。2人とも、自分よりも体格がよく、力があったので仮に1対1でも尚がかなうわけがなかった。
「おっ尚のチンポ可愛いなぁ!」
「秀雄、そんなこと言ったら尚、へこむぜ。ほら、尚、大きくしてやるよ。」
大樹はそう言うなり、尚の性器を口に咥え、舌で愛撫しだした。
「やめろ!何するんだよ!うっううう」
経験の無い尚にとって、大樹の口の中はあまりにも刺激的だった。
すぐに大きくなり、もう抵抗する事ができず、むしろ、大樹の頭を押さえて求めるようになった。
「尚えろいなぁー」
秀雄は尚の乳首をつねったり、耳を噛んだりして尚を攻めていた。
「あっふっふううううううっあっああああああ!」
あっという間に大樹の口の中に尚は精を吐き出した。
大樹はそれを口に含んだまま尚の唇に自分の口をあてがい、舌で尚の口をこじ開け尚の口内に尚の液を流し込んだ。
「気持ちよかっただろ?もっといいことしてやるよ」
大樹は尚が精液の味にむせていることなど無視して、尚の体をソファから床に下ろし俯かせた。
6135年ぶり。6:2005/08/24(水) 16:07:03 ID:UXvzIBZb
「膝立ててケツ俺らに向けな」
「う…うう」
「尚、俺らの言う事聞きなよ。でないとこの事学校の奴らに言っちゃうぜ。男のフェラでイッちゃいましたって。」
尚は自分の情けなさに涙ぐみながら四つんばいになり、お尻を上げた。
「えらいえらい。ほら、ごほうびだ」
大樹は尚のお尻の穴に中指をさした。
「ああああ!痛い!!」
「女のみたいに濡れないから不便だなぁ。な、秀雄、悪いけど冷蔵庫の中からマーガリンとってきてくれよ」
「ん、分かった。」
秀雄が冷蔵庫からマーガリンを取ってくると、大樹は尚の穴にさしていた指を抜き、両手にマーガリンをぬり手の温度で溶かした。
「これでちょっとはマシか?」
大樹はそう言いながら尚の窄まりにマーガリンをたっぷり塗り、また中指で尚の穴をゆっくりほぐしていった。
「あっああ!」
「なあ、尚、俺、我慢できねえよ。」
秀雄はそう言うなりズボンを下げて中から大きくなった性器をとりだし、尚の口元へ運んだ。
「ほら、咥えろ」
尚は自分のより大きく赤黒い秀雄の性器を恐る恐る咥えた。
「秀雄、ずるいぜ。」
「いいじゃん、お前には一番楽しいところを譲ってやるからさ、許してくれよ。
ほら、尚、もっと舌を使って」
尚は自分が犯されていることにとても傷ついていたが、さっきから大樹の中指が尚のとても気持ちいいところを刺激し続けていたので、尚は何も考えられなくなり、ただ無心に秀雄の性器をしゃぶるようになった。
6145年ぶり。7:2005/08/24(水) 16:08:07 ID:UXvzIBZb
徐々に尚の性器は膨らみ始め、秀雄の性器を口から出して喘ぐ回数が増えていった。
「ハァ、ハァ、大樹、やっぱりこいついい反応してるよ。おら、尚、ちゃんと咥えろよ」
「罰としてもう一本な、尚」
大樹はそう言うなり人差し指も尚の穴に突き刺した
いくら気持ちよくなってきたとしても尚の穴は大樹の指を二本も受け入れられるほど柔らかくはなっていなかった。
「うっうっ」
必死に秀雄の性器を咥えながら尚は尻の痛みに耐えた。
「尚の口気持ちいいっあっ俺もう出るっうっううう」
秀雄が性器を抜くと、尚の口の中には秀雄の精液の苦味が広がった。
「尚、秀雄のちゃんと飲めよ全部」
ちょうど吐き出そうとした尚に大樹の言葉がかぶさり、尚は苦味に堪えて秀雄の液を飲み込んだ。
「えらいえらい。もう少ししたらお前もよくなるから」
大樹は尚の敏感な所を執拗に攻めながら穴を広げていった。
「うっっくふうううううう」
尚の尻は快楽に震え、もっとしてといわんばかりに尻を大樹につきだした。
「えろいな、尚は。小さい頃から知ってたけどこんな一面もあったんだ。俺も我慢できないや。しっかり咥えろよ」
大樹はクク、と笑うとズボンを脱ぎ、尚のほぐれた穴に大きく膨らんだ性器をあてがい一気に突き刺した。
「あっああっ痛い!痛い!やめて!」
「きつ、ああ、尚の中気持ちいい、ほら、ここ感じるんだろ?」
大樹は腰を動かし尚の穴に性器を擦りつけた。
「はあっはあっ…」
痛みと快楽が同時に尚を襲うが、徐々に穴がほぐれていき、大樹の性器が与える快楽に蕩けていた。
6155年ぶり。8:2005/08/24(水) 16:10:00 ID:UXvzIBZb
「はぁっはぁっ尚の中とてもいい。めっちゃ締め付けてる」
大樹は尚の腰を掴み、もっと深く奥に性器を埋め、快楽を貪っていた。
「はぁっはぁっ、ダメ、あっあっあああっああっ」
尚は絶頂に登りつめ、精液を吐いた。
「ああっ、俺も、もう限界っ」
尚の穴の奥に挿した大樹の性器は、穴を白濁色の液体で汚した。


その日、尚は一晩中彼らに犯されたが、そんなことになったのはその日一日だけだった。
もうそんな事は無かった事になっていると尚は思っていたので、まさか、5年後にまたこんなことになるなんて尚は思いしなかった。

ローターが尻に突き刺さりながらも手は縛り上げられ射精は許されず、どうしようもできない快楽に溺れながら、ただただ射精という救いを尚は待つしかなかった
『ガチャ』
鍵の音がする。まだまだ堪えなくてはいけないだろうと尚は思った。尚の性器ははちきれんばかりに大きく膨らんでいた。

以上で終わりです。お邪魔しました。職人さん方の投下待っております。
616風と木の名無しさん:2005/08/24(水) 17:46:58 ID:D/vBB9ad
熟成させた受けですか… 大変おいしく頂きました。
成熟した性欲がぶちまけられればいいと思いますっ!
617南の島 送り火6:2005/08/24(水) 18:31:33 ID:eD40JUm6
「触れるな」
祭司の白い手が、少年の手を払った。驚いた表情の少年が手を摩る。
「痛いな……。お礼を言いに来ただけなのに」
「父親の見送りもせずに……お前は今の今までどこで何をしていた」
判りきったことを、彼はわざわざ訊ねた。
すぐ真後ろに立った少年の身体からは、潮の匂いに混じって濃い雄のにおいがする。
海水ででも洗い流したのだろうが、振り返ると少年の濡れた髪には男の体液が落としきれずに付着していた。
量からして一人分では無い。
数人を相手にしなければそうはならない有様だ。
ふて腐れたように俯いていた少年の目が、ゆっくりと伸び上がり祭司を真っ直ぐに見た。
祭司は、彼を憎憎しいばかりに睨みつけていた。
「今すぐにここから出て行け。そんな汚れた体で神聖な場所へ足を踏み入れるな!!」
静かな寺院の中に、厳しい怒声が響き渡った。
石の壁に反響し、祭司本人の耳にもビリビリと余韻が残る位だ。
「こんな日に、よくそんなことが出来るな」
「そんなことって?」
目の前で微かに笑う少年に、口にするのもおぞましいと言った表情で、祭司は再び出て行けと目を出口へとやった。
しかし少年は、石壁をくり貫いた窓から見える祭りの炎に目を向けただけだった。
「ほら、赤くて綺麗な火が見える。ここからも…」
ここからも……。
どこかで神聖な炎を眺めながら、数人の男を相手にしてきたのだ。この少年は。
憤怒の形相を浮かべる祭司にも構わず、少年は呟いた。
こんな日に我慢が出来るわけないじゃないか……と。
「お前が兄の子だと思うと虫唾が走る……」
震えがきた拳を振り上げながらすぐにそれをやめて、祭司は低く吐き捨てた。
「自分の甥にそんな言い方は酷い……」
「お前を身内と思ったことなど、あの日から一度も無い。お前は悪魔だ」
祭司の目には怒りが過ぎて薄っすらと涙が浮かんでいた。
618南の島 送り火7:2005/08/24(水) 18:33:30 ID:eD40JUm6
いい大人が……。
そうあの日も思ったはずだ。それなのに、涙が出る。
今も脳裏に焼きついて離れない光景がある。
少年の父がこの世を去る数日前、彼は祭司の元を訪れた。
荒行を終え、疲れ切って眠る祭司を、少年は穢した。
節々が痛むほどに肉体的な疲労が祭司の抵抗を抑え付けていた。
呆然とした祭司の頬を嘗め回し、唇を貪欲に吸いながら、少年は何度も彼の父の名を呼んだ。
祭司の実兄の名を、何度も何度も呼んだ。
嫌なことを思い出したせいだろうか、祭司の白い顔は青ざめ息は完全に上がっていた。
ぐわんと音を立てて少年の顔が歪んだように、祭司に思えた。
普段の冷静彼ならば、ただの酸欠だと気付いただろうが。
「あなたが真面目な人で本当に良かった」
場にそぐわない満面の笑みを浮かべて少年が言い出す言葉も、祭司の頭をまるで強打するようだった。
「綺麗な顔……、父さんとよく似ている……。でも、あなたは僕にしか汚されていない……」
触れられたくない一心で後退る祭司の太ももの裏に祭壇があたり、敷かれていた布もその上に置かれていた供物も、全ての物が彼の身体と一緒に硬い石床へと落ちた。
痛みにくねらせた腰の辺りに重みがかかるのと、唇に柔らかなものが触れて呼吸を塞がれたのはほぼ同時だった。
微かに感じる精液の味が、祭司にはこの上なく気持ちが悪かった。
口内を嘗め回す舌に噛み付き、祭司は少年が怯んだ瞬間に彼の額を強く打った。
「痛ッ……」
619南の島 送り火8:2005/08/24(水) 18:34:26 ID:eD40JUm6
「お前はっ……お前はあの日、私を穢した……。また同じことをしようと言うのか!お前の父親の魂が天へと召される神聖な日に!!」
呂律が回らない程に興奮した祭司を見下ろし、少年が唾液に濡れた唇の端をゆっくりと吊り上げ壮絶な艶を放った。
見てはいけないものを見た……。
そう祭司が直感的に思った時、足首に何か刺すような痛みを感じ、彼の顔に動揺と混乱が走った。
「退け!!!」
続けて祭司の口が最蔑語を叫ぶ。
この島で口にする者など居ない言葉だ。
「…………」
少年がその言葉を聞きながらずり下がり、祭司の膝まで捲れ上がった衣を持ち上げ中へと潜り込む。
蹴り上げようとした足も、伸ばそうとした腕も痺れたように動かなかった。
指先がまだ柔らかいままのペニスを根元から掴んだのが、ただ感覚だけで祭司には判った。
濃紺の衣の下でもぞもぞと動く少年の頭を眺めながら、彼は先の祈りと同じように目を閉じた。
彼の父は少年を愛し、家族を愛していた。心から。
皮肉なことに、身内だからこそ解る。そんな事実だった。
彼らの幸せを祭司は少年に穢されながら、あの日も祈っていた。
620南の島 送り火9:2005/08/24(水) 18:35:22 ID:eD40JUm6
外気が腰の下全てにあたり、祭司はぼんやりとした頭で激しい羞恥を感じた。
薄っすらと目を開き恐る恐る見やれば、露にされた白い脚の上に腰を浮かして跨った少年の舌先が、彼のペニスへと吸い付くように触れるところだった。
祭司はもう一度きつく目を閉じた。
少年の舌技に翻弄されながら、ただ祈る。
それすら神を穢すようで嫌だったが。
「うぅ……っ……」
裏筋を舐め上げ、先端を内顎で締め上げられながら、祭司は堪え切れずに呻き声を上げた。
長年に渡って快楽を忘れかけていた肉体には、責め苦のような口淫が繰り返される。
ふいに彼の口に含まれたモノの下を柔らかく揉み込まれ、達しそうになった祭司のそれからぬるりと少年の唇は離れた。
割れた先端から透明な体液が溢れ出すのを、少年は無邪気にすら見える表情で眺めている。
あとほんの僅かにでも刺激してやれば、彼のそこはビクつきながら吐精するだろう。
少年はそこから手を離し、ゆっくりとずり上がった。
「ッあ…」
布越しに擦れた二人の腹が温かいもので濡れていく。
汗に濡れて上気した祭司の顔をうっとりと覗き込みながら、少年は父の名を呟いて彼に口付けた。
「お前は父親とも…、兄とも…こんなことをしたのか……」
「してない…。出来なかった……」
跨いでいた脚を退けて立ち上がった少年の指が、ジーンズのボタンを外しファスナーを下げる。
現れた少年の性器は裏を見せながら勃ち上がっていた。
621南の島 送り火10:2005/08/24(水) 18:36:02 ID:eD40JUm6
「…だから殺したのか?お前は…お前に穢されなかった兄を手にかけたんだろう?!」
「僕じゃない……」
少年はジーンズのポケットから彼の商売道具を取り出し祭司の脚の間に座り込んだ。
「な…にを…している……」
「これは今あなたの体にまわってる成分と同じ。量によっては毒にも薬にもなる。割合が増えると危ないかな……。でも、この位なら…」
とろりとした透明に近い乳白色の液体。
粘度が高いせいか、少年の手から傾けられた瓶から零れ落ちる速さも、ゆっくりとしている。
少年の指がぬろぬろと這い回る度に、祭司のどうにもならない欲を刺激する。
祭司の息が上がるまでに、あまり時間はかからなかった。
「っ……ふ…っ……」
「ごめん。嫌いだから、痛いの。でも、アレを僕に憑けたのはあなたじゃないか……」
「…なんの……こと…だ?…ど……いう意……味だ……?」
必死に声を上げる司祭に答えもせず、少年は祭司の男性器に潤滑剤を塗り込める。
「ああ……たまらない…」
再び充血した祭司のペニスに、少年は何度も頬擦りをした。
薄く開いた唇から湿り気を帯びた息を何度も漏らし、陶酔した表情で彼の塗りつけた液体に顔を濡らしていく。
そうされている間にも、祭司は自身の身体に湧き起こる異変に、不自由な身を捩った。
痛い程の熱がある。脚の間に塊がある。
白髪の混じった黒い髪が額にも頬にも張り付いて、気持ちが悪い。
欲を捨て去り、職位を上り詰めた証のこの髪が皮肉だ。
克服したと言い聞かせてきた情欲が、熱く疼くのが手に取るようにわかる。
祭司は唇を噛み締めた。
少年はまるで見せ付けるように、潤滑剤塗れの指で自身の尻を左右に開いた。
先に吐き出されたのだろう男たちの残滓を垂らすそこが、祭司の怒張の先端を舐りながら銜え込んでいく。
祭司は呑み込まれていく自身を眺めながら、もう祈らなかった。
622南の島 送り火11:2005/08/24(水) 18:38:18 ID:eD40JUm6

彼らの繋がる部分が派手な濡れ音をたてていた。
少年の塗り込めた液体は全て祭司の性器の根元へと落ちて、石床の上にまで零れているように見える。
滲み出しているのはそれよりももっと白い体液だ。
何度彼の中へと精液を絞り出されたか、祭司には判らなくなっていた。
少年は祭司の腹に手をつき、まるで直腸でペニスを扱き上げるように腰を上下させ、嬲るように身体を揺らしている。
彼の吐き出す息に混じる声は、じゅんとした潤いを失っていない。
祭司の腹を半分隠す濃紺の衣の上にも、白くどろりとした少年の体液が幾つも飛んで、乾きかけているものもある。
それを吐き出した少年のものは萎えることなく上を向き、白濁を押し出しては先走りを滴らせていた。
真夜中も過ぎてしまったのだろう、祭りのざわめきも既に無い。
快楽も弱まり、ただ疲労だけが祭司の身体を支配していた。
下半身だけをさらして揺れる少年の顔は、確かに疲労の色が見えるのに未だ恍惚としている。
濡れた白いTシャツには、既に乾いている部分は無かった。
ぐったりとした祭司の脇から手を背に回し、見下ろすの飽きたのだろうか、少年は彼の身体を抱き起こした。
祭司の目の前に近づいた彼の水分を含んだ髪が、重く揺れて鼻先をくすぐる。
「お前に……憑いたというのは…一体何だ…。…わたしが……それをしたというのは…どういう意味……なんだ……」
耳元に少年の息を聞きながら、祭司はしわがれた声で途切れ途切れに口を開いた。
腰だけを揺すりながら少年の閉じていた目蓋が開き、間近で彼の瞳が祭司のそれを覗き込んだ。
623風と木の名無しさん:2005/08/24(水) 18:38:20 ID:MS0nP43S
マーガリンとか、食品を使うのと中だしが
たまんねーです ハァハァ 投下してくれてありがとう
624南の島 送り火12:2005/08/24(水) 18:39:33 ID:eD40JUm6
「…あの日…僕を呪ったじゃないか……。今…あなたは……心の中で繰り返している……きっと……。アレが僕の傍に来たのは、その時から……んんっ……あぁ……」
少年が腰をぐいぐいと押し付け息を詰めた。
背を弓なりにしならせ唇を震わせる彼の顔に、深く底の見えないような悦びがくっきりと浮く。
少年の柔肉がぎゅっと祭司のそれを締め上げ、薄くなった迸りが彼の中へと導き出されるように流れる。

祭司はここでやっと理解した。
あの日、生まれて初めて、最蔑語を声にした。
口に出すのも呪わしい言葉を、少年に向かってはっきりと叫んだ。
聖職者にあるまじき呪いを、彼にかけた。

「だが、先に原因を作ったのは、お前だ」

痺れていたはずの祭司の手が動き、少年の身体を石床の上へと倒す。
快楽を貪り尽くすように、彼は動いた。
どこにそんな力が残っていたのかと、もしも見ていた人間がいたなら思っただろうか。
少年の首筋、祭司の舌が届く場所、手が届く場所全てを愛撫しながら。
心の奥底から嬉しそうに、少年は笑っている。
祭司の手が彼の顔を両側から固定し、少年を買う男たちよりも肉欲のまま深い口付けをした。
「ああ……、う…れしい…。でも……そんなに…う…ご…いたら……」
少年の伸びやかな脚が祭司の腰に絡んだ。
625南の島 送り火 終わり:2005/08/24(水) 18:40:42 ID:eD40JUm6
明けていく空が色をじょじょに変えていく。
送り火から立ち昇っていた煙も、もうそこには無かった。
ゆっくりと数度、鐘が鳴り響いた。
「祭りが……終わった……。父さんはもういない……」
息を荒げたままゆらりと起き上がり、少年は祭司の唇にもう一度キスをした。
ほんの僅かに顔をひき、彼は数秒前に触れていた祭司のそこを指先でなぞる。
父の名を呟き、祭司の名を呟きながら、愛している、とそう言った。
「あなたの魂が天に召されるのは、いつになるだろう……」
少年はびっしょりと濡れた頬を拭いながら、美しい伯父を眺め空ろな表情で呟いた。


626オレ様魔法使い×村の少年1:2005/08/24(水) 19:34:11 ID:68vpUMZx
ファンタジー、かつかなりベタなので苦手な方はスルーで。



運が悪かったとしか言いようがない。
眠れない夜、ほんのささいな好奇心から村を出て少年ティスは近くの森に入った。
この時点でかなり軽はずみな行動だったのだが、彼は生まれてからずっと同じ村で暮らしている。
夜の散歩も始めてではなかったので、寝巻きの上に薄いフードを羽織っただけでついふらふらと歩き出してしまった。
ところが寝付くために少し薬を飲んでいたためと、元々多少方向音痴の気があった彼は呆気なく道に迷ってしまった。
行けども行けども似たような木が月明かりに黒い影を作っているばかり。
元来た村がどちらだったのか皆目見当が付かない。
それだけならまだしも、困り果ててうろうろする内にティスは何か人の声を聞き付けた。
夜の森で上がる大声などまともなものであるはずもないのに、彼は心細さから自ら声の発生源を求めて近付いてしまったのだ。
「あっ!?」
やっとすがるものを見付けたという喜びも束の間、立ちすくむティスの前には信じられない光景が広がっている。
木々の狭間に、体中から噴水のような血を噴きながら倒れている鎧姿の男が三人。
いずれもまだ完全には絶命していないらしく、地面の上でもがきながら無様に身をくねらせている。
627オレ様魔法使い×村の少年2:2005/08/24(水) 19:35:04 ID:68vpUMZx
「なんだお前」
しゃべったのは、一人だけ無事な姿で立っている短い黒髪の男だ。
ティスが着ているのと似たような濃い灰色のフードを肩に落としているので、月明かりにもその強い金色に輝く瞳がよく見える。
狼を思わせる野性的な整った顔立ちが人目を引くが、更に印象的なのは彼の指で光るまるで炎のような形をした赤い指輪だった。
火の精霊の指輪。
火、水、土、風の四大精霊の恩恵を受けた証である精霊の指輪は、この世界では魔法使いであることの証である。
同時に生まれ付きの能力である魔力に驕り、力なき人々を見下す傾向の強い人間であることも示していた。
中でも火の精霊の恩恵を受けた魔法使いは選民意識が非常に高いと聞いている。
ティスも昔一度だけ村に来た火の魔法使いを見たことがあったが、大人たちの恐れようは滑稽なほどで彼が去るまで小さな村は死に絶えたようにじっと息を殺していた。
「あ…、オレ…」
がたがたと震えるティスは、逃げる、もしくはすぐにも膝を付いて服従の礼を行わなければいけないと頭では分かっている。
けれどそのどちらも出来ず、膝頭をがくがくさせながら突っ立っているだけ。
628オレ様魔法使い×村の少年3:2005/08/24(水) 19:36:11 ID:68vpUMZx
魔法使いはどうでもよさそうにティスから眼を背けた。
赤い糸で縁取られた真っ黒の衣から出た右手の指先と、人差し指にはまった火の精霊の指輪が光った。
ティスが震えながら見守る中、指先の光がそこから離れた。
それはまるで流星のように、正確にいまなおもがく三人の男たちの後頭部を貫く。
ズッ、と嫌な音がして、三筋の血流が宙を飛ぶ。
そして男たちはぴたりと動かなくなった。
吹き上がった血に紛れてまた飛び上がった三粒の光が再び魔法使いの指先に戻った時、ティスは足から力が抜けてその場に座り込んでいた。
一体何が起こっているのか。
分からない。これは夢なのか。
そうなのなら、早く覚めてくれないだろうか。
だが魔法使いの丁度膝の辺りに視線を固定させて呆然としていたティスは、さっきの光がこちらの方に向かってくるのを見た。
629オレ様魔法使い×村の少年4:2005/08/24(水) 19:37:06 ID:68vpUMZx
避ける暇もない。死の予感に凍り付いたティスのフードが、何かの力に引き裂かれ肩に落ちる。
「……驚いたな。こいつは上物だ」
魔法使いは片眉を上げ、驚きながらもどこか楽しそうにニヤリと笑った。
月明かりが淡い金色の髪に天使の輪を描いている。
裂かれたフードの下に露になったのは、両親がひそかに互いの浮気を疑うほどに彼らにまるで似ていない美少年だった。
水色の瞳をぽかんと見開いたまま、まだ動けないでいる。
魔法使いは男たちの死体を蹴飛ばしながら大股に近付いて来て、ティスの寝巻きの襟元に手をかけると一気に引き裂いた。
白い胸、白い腹、寒さに少し立ち上がった桃色の乳首が彼の前にさらされる。
やせた細い体はまだ大人にはなり切れておらず、かといってただ細いだけでもなく、しなやかで上質の薄い筋肉に覆われていた。
「オレは火のオルバン。雑魚に手間をかけさせられて気が立っている。お前が鎮めろ」
傲慢な口調で、オルバンと名乗った魔法使いは当然のようにそう言った。


エロまで行けなかった_| ̄|○  続きはまた今度。
630風と木の名無しさん:2005/08/24(水) 20:21:37 ID:+kqSd9wr
南の島タンーーーーーー!!!! 激しくツボ!! 淫乱少年の腰振りに萌えますた!
どういう事情があったのか漏れの頭にはうっすらしか浮かびませんが、想像するだに萌え。
エロ表現最高でした!

魔法使いタンも激しく続きを待ってます!
631秘書マイナス39:2005/08/24(水) 22:09:20 ID:msA6zpxL
勤務時間1投下分

「常磐さん痛い!」
僕の腕を掴んだまま、常磐は早足で人気の無い森林公園へと向かう。平日なのであまり人がいない。
ログハウス風の御手洗へ向かっている事に気付いた。
「常磐さん!」
「お前何考えてるんだ!?」
突然の常磐の罵声。
「!」
「オレは『水科を切れ』っていったんだぞ!?アレがお前のやり方か!何をしていた、言ってみろ!!」
「来年度は・・・水科とは契約更新はしません」
「今尋いてるのはそこじゃない!さっき何のためにあそこに居た?あのクソガキと待ち合わせか!?」
喚きながら『福祉用』トイレに僕を押し込んだ。使用頻度が少ないからか、新築の様だ。後ろ手で鍵を閉められる。
「ここなら誰も来ないぞ、あんな所で何やっていた?」
「・・・」
答えられない。契約を切った会社に出入りする事自体が不自然だ。
常磐が僕を強く抱きしめながら懇願してきた。
「どうしたらあのガキを忘れてくれるんだ?・・・亮」
そっと常磐の背中に手を這わせていく。
「常磐さん、僕は下心なんかない。さっきあの女に虐められて泣きそうだったから、貴方が来てくれてとても嬉しかった」
「何を言われた?」
「常磐さんが僕を騙すのはとても簡単だ、と」


ここまで
632風と木の名無しさん:2005/08/24(水) 23:15:18 ID:c56U4AXs
ああん、何かもう香月タソがこのまま常磐のモノに
なってしまってもイイような気のしちゃう流され易い漏れに
誰かお仕置きおぉおおぅお
633続ショタもの51:2005/08/24(水) 23:16:11 ID:TG2WNbnk
>>599

少年が二人に謝ろうとすると、蕾の中の従兄弟のモノが抽挿を始め、言葉は喘ぎ声に変えられてしまう。
「んんっ…おにーちゃっ、あん…っ」
少年の脚を広げて奥まで犯すと、いつもと違って焦らすような動きではなく、激しく突き上げていく。
「あっ、あっ!やぁ…っ」
内壁を擦られ奥を突かれる刺激に背をしならせ、手に握った性器を愛撫する余裕もなく、少年は身悶える。

――面白くない…

自分の与える快楽に甘い声で鳴き、二人への奉仕の手を止める少年を見下ろしながら、誰にも聞こえないように呟く。
634続ショタもの52:2005/08/24(水) 23:17:30 ID:TG2WNbnk
確かに少年の乱れた淫らな顔を見たいとは思ったが、誰かに『見せたい』とは思ってない。
自分が言い出したこととはいえ、他の人間が少年に触れるのも、その恥態を見るのも本当なら許したくない。
少年の手に握られたモノが他人のだなんて…

――まったく、面白くない――

張り付いた笑顔を外したら、どんな顔で何を口走ってしまうのか。

――…だから、これが最初で最後だ――

「ほら、自分ばかり良くなってないで。二人のもしてあげないと…やめちゃうよ?」
突き上げを緩めずに囁くと、少年の手が震えながらなんとか扱き出す。
635続ショタもの53:2005/08/24(水) 23:18:45 ID:TG2WNbnk
従兄弟に犯されながら両手を同時に動かすのはきついと感じるものの、懸命に手を動かす少年に、二人の性器も肥大していく。
「和也チャン、もう少し早く動かせる?」
「もしくは…舐めるとか」
少年の拙い奉仕では満足出来ず、更に快感を要求すると先走りで濡れる自身を少年の頬に擦り付ける。
「ん…、うぅ…っ」
小さな舌を伸ばし、ちろちろと舌先で男のモノを舐め、もう片方の性器を軽く揉み摩って刺激し、ちら、と従兄弟の方をみる。



ここまで
636風と木の名無しさん:2005/08/24(水) 23:22:29 ID:FwDxBovA
あgふぇ
637風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 00:28:33 ID:Xa48kRzM
鬼畜スレ専用したらば
ttp://ec.gamedb.info/wiki/

既に過疎ってますが。
>1に入れるなりすれば利用する人が増えるのではないでしょうか。
638風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 00:29:34 ID:Xa48kRzM
間違えますた_| ̄|○

ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/4136/

したらばはこっちです。
639風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 00:37:30 ID:yaG/JXya
>>634 ならば私もお仕置き組か。
ホントにもうー香月タンなんで常磐じゃ駄目なんだ〜!溺れて堕ちていくのもまた至福....。いくら薬を飲まされたからって、あの三人は兎も角、最初から常磐にはひかれていたじゃあないか香月〜!
アア。先がわかってるだけに切ない....。
640風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 00:41:46 ID:yaG/JXya
↑間違えました。
>>632 でした。その分もまとめてお仕置きして下さい。
641オレ様魔法使い×村の少年5:2005/08/25(木) 01:19:34 ID:AEE1/ffi
>>626

オルバンに服を裂かれたティスは、一瞬の後我に返り必死になって許しを乞おうとした。
「オルバン様っ……お、お許しを、オレはただまよっ」
迷っただけだ。そう言おうとしていたあごを、ぐいと取られて持ち上げられる。
「黙れガキ。誰がお前の都合を話せと言った?」
整った顔立ちを更に冷たく見せる笑みを浮かべてそう言うと、オルバンはいきなりティスの頬を引っ叩いた。
痛みと衝撃にその場に尻餅をついた少年を見下ろし、彼の右手の指先と指輪が再び光る。
流星のようなあの光がまた尾を引き、ティスの残りの服は呆気なく引き裂かれてしまった。手首や足首などにわずかに残った布も、衣服としての意味など成していない。せいぜいオルバンの嗜虐心をあおるだけだ。
「お前もあいつらみたいに体中ぶち抜かれて殺されたいか」
あいつら、という言葉といっしょにオルバンがこれみよがしに後ろを振り向く。
そこにはさっきの男三人の、血まみれの無残な死体が転がっている。
よくよく彼らの姿を見てみると、金属製の丈夫なプレートにも手の甲などの露出した部分にも等しく小さな穴が空いていた。無数の穴に撃ち抜かれてこの男たちは殺されたのだ。
これがオルバンの力なのだろう。光の球と化した魔力を自在に操り、相手を貫く。
「馬鹿が、オレ様を火のオルバンとも知らずに襲いかかって来やがった。この辺りの連中は礼儀ってものを知らない」
忌々しそうにつぶやくオルバンの指先の光が離れ、宙を飛ぶ。

642オレ様魔法使い×村の少年6:2005/08/25(木) 01:21:00 ID:AEE1/ffi
一つがティスの鼻先辺りに飛んで来た。彼は息を飲み、近付いて来るそれから逃れようとした結果、座り込んだ態勢から完全に地面に寝転がることになってしまう。
オルバンは満足そうに笑い、他にも数個の光をふわふわと身の回りに漂わせながらほとんど全裸のティスの腰の辺りをまたいで立った。
彼が従えた光がまた速度を増す。それは寝転がったティス目掛けて降り注ぎ、ヒッと喉を鳴らして縮み上がった少年の体から指一本ほど離れた地面に小さな穴を空けた。
「殺さないで」
ティスはがたがたと震えながら懇願する。瞳にみるみる涙が盛り上がってきた。
「殺さないで下さい。お願いします」
彼の側に穴を空けた光が、ゆっくりと宙に浮き上がり再びオルバンの周りを取り巻く。
火の魔法使いは支配者の笑みを浮かべてゆっくりと言った。
「ああ、殺さないさ。オレの言う通りにすればな」
643オレ様魔法使い×村の少年7:2005/08/25(木) 01:22:08 ID:AEE1/ffi
男に抱かれるのはとにかく、口付けももちろん、ティスは初めてだった。
「ふっ……、んぅ…」
オルバンの膝の上に抱き上げられたティスは、魔法使いの意のままに口の中を蹂躙される。
「んはっ……はあ、あ…」
呼吸するので精一杯のティスの口腔をなめ回しながら、オルバンは長い指先でその胸元のとがりに触れた。緊張につんと勃った乳首を摘み、なめらかな肉に浅く爪を立ててこりこりともみほぐす。
「ん、ふっ…」
くすぐったさに身をよじるティスの、ぼんやりとした視界の端をあの光がかすめる。
その一つが近付いて来た。まさか、と思い身を硬くしたティスは、それがオルバンがいじっていない方の胸に飛び込んできたことに気付き凍り付く。
「オルっ……、ん、んんっ!?」
約束が違う、と言おうとしたティスは乳首を下から押し上げるような感覚にびくりとした。
オルバンのもう片方の手は自分の背中を支えている。だからこの感覚は彼の手ではないし、第一手で触れられているような感触がしない。
644オレ様魔法使い×村の少年8:2005/08/25(木) 01:23:51 ID:AEE1/ffi
「オレの力は殺すだけの力じゃない」
唇を離した魔法使いが含み笑いをしながら言うのが聞こえた。
「触れるぐらいの力にとどめることも出来るのさ。もちろん、もっと力を込めたら……分かるな?」
脅しの込められたその言葉と同時に、乳首を押し上げる力が強くなった気がした。
冷や汗をかきながらティスは必死にうなずいた。
「いい子だ。なあに、おとなしくしていればお前にもいい思いをさせてやるさ」
そう言うとオルバンは、もう一度ティスに口付けをして来た。
「ふっ…」
悔しいが、彼の口付けが途方もなく甘いことはティスにも分かる。
乳首をいじる指先も巧みで、くすぐったさは次第にむずむずするようなじれったさに変わりつつあった。
あの光にいじられている方の乳首は、もっと変な感じだ。
指のように明確な形がないせいなのか、力の伝わり具合がおかしい。
押されているのに、まるで何かに柔らかくかまれているようにも感じる。
「あんっ…」
いつしかティスの唇からはかすかな甘い吐息が漏れ始めていた。
それを聞きとめたオルバンの瞳が三日月の形に細まる。
「案外素質がありそうだな、お前」
それは楽しそうな笑顔だった。


ここまで。
645風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 02:15:01 ID:wqjs22Ml
保守
646秘書マイナス40:2005/08/25(木) 06:58:04 ID:xAO0qRcP
勤務時間1投下分

「騙す?」
「いつもそう言っていた、心辺りはないか?と」
常磐は「はぁ〜」と溜息をつくと
「ないないない、そんなの有り得ない」
手を振りながらおどけて見せる。
「オマエが店の中で真っ青な顔していたから、オレは何があったのかと思った」
言いながら唇を重ねてくる。僕も応える。舌を絡ませて、長くゆっくりと接吻を堪能してやっと常磐の気持ちが収まったらしい。僕の左手を弄びながら囁く。
「亮、今夜デートしよう」
「常磐さんは定時で上がれるんですか?」
「いま何て言った?」
「定時で上がれるのかと・・・」
「いつになったら名前で呼ぶことを覚えるんだ?」
いいながら僕のコートの衿を開けて首筋を吸う。
「・・・んっ」
「付けちったキスマーク」
「なっ!?」
「見られるのが嫌だったらコートを脱がなくて済むようにするんだな?いま1時だから5時には消えるだろう。
そうしたらまた付けなおしてやるよ」
常磐が先に鍵を開けて外に出た。
「亮、早く出てこい」
ゆっくり外に出た。
「昼飯まだだろ、奢ってやるよ。行くぞ」
冬の陽の中に佇む常磐が手招きするのを見て胸が疼く。

だが甘い疼きとは別に本能が囁く何かが胸の奥底で巣喰い始めていた。


ここまで
647風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 07:20:34 ID:yaG/JXya
秘書タンにリアル遭遇!
なんかズキュ〜ンと来ました.....常磐タン!
それにしても香月タン、あんたもゴウの深いヤツ!

はぁ..濃いなぁ...。今夜のデート楽しみにしてます。
648メール1:2005/08/25(木) 08:09:24 ID:O0sntSt3
鬼畜になるかどうかはボミョウ
導入部なのでエロくないです

-----

森崎は駅から降りると空を見上げて少し眉を顰めた。
学校での資料作りが長引いていつもより遅くなってしまった。
「ったく、あの学年主任が!」
森崎は目の前では言えないのでここで毒づく。
教師になって二年目の一番下っ端では雑用をさせられることも多い。
こんな日に限って天気まで悪い。今にも雨が降り出しそうだ。
森崎は急ぎ足で家に向かった。
最近誰かに見られているような気がしていつも人通りの多い道を選んで帰っていたのだが、
今日は早く帰りたい。
森崎は人通りの少ない近い方の道を選んだ。
公園を通りすぎた所で後ろから足音がした。
森崎は少しホッとした。やはり誰もいない道を帰るのは気分のいいものではない。
他人でも誰か一緒に歩く人がいた方がいいに決まっている。
足音が近づいてくる。すぐ後ろに来た。
いきなり後頭部に衝撃を感じ、目の前が真っ暗になった。
そのまま崩れ落ちた所までは意識があった。
649メール2:2005/08/25(木) 08:10:13 ID:O0sntSt3
………………
人影が何人か森崎を取り囲んだ。
「早くしろ。人が来るとマズイ」
「ああ、おいアレくれ」
一人が何かを銀色の小さなケースのような物を渡した。
受け取った方は森崎の腕を捲り上げた。
ケースを開けて注射器とアンプルを取り出し、森崎の腕にそれを注射した。
「これで3時間は大丈夫だ」
「短くないか?」
「写真を撮るだけだ。そんなモンだろう」
森崎を囲んでいる数人の影は、森崎を公園へと運んでいった。

………………
………………
650メール3:2005/08/25(木) 08:11:00 ID:O0sntSt3
「……もしもし、あなた。どうしました? もしもし」
声が聞こえる。
「ちょっと、あなた」
森崎がぼんやりと目を開けると犬の顔がアップで写った。
「……え?」
目を上に向けるとトレーニングウェアを着た若い女性が犬を連れて見下ろしていた。
顔を横向けると、アスファルトがあった。道路に寝ころんでいる。
慌てて身を起こすと一瞬目眩がした。
「大丈夫ですか?」
心配そうにその女性はかがみ込んで森崎の顔を見る。
「ええ、なんとか……」
そう答えながら森崎はどうしたんだろうかと考えた。
「昨夜たしか、ここを歩いていて……」
まだ頭がぼんやりする。
「そうだ、誰かに……」
頭を殴られた。
651メール4:2005/08/25(木) 08:11:38 ID:O0sntSt3
その後の記憶がない。恐らくは記を失っていたんだろう。
頭に手をやると痛みが走り、思わず顔を顰めた。
「ちくしょう……コブが出来てる」
「頭を殴られたんですか?」
女性が吃驚した声を上げる。
「な、何か取られたとか」
「え、あ。財布は……ある」
「中身は」
「入ってます。…まあ、大して入ってないけど」
笑いながら言うと女性も少し笑った。
「携帯、鍵……大丈夫、全部あります」
「通りすがりの悪戯かしら」
森崎にもこんな目に遭う心当たりなどない。
「いやあねえ」
この辺りも物騒になって、と女性は眉を顰めた。
「大丈夫? ホントに」
652メール5:2005/08/25(木) 08:12:14 ID:O0sntSt3
「ええ、大丈夫ですよ」
森崎は立ち上がった。
犬が退屈そうにワンワンと吠えて女性を引っ張ろうとする。
「ほら、待ちなさい。テンダ」
女性は犬に向かって窘めると「病院行った方がいいわよ」と森崎に振り返って言い、
犬に引っ張られるように走って行った。
「ったくもう。タチが悪い」
森崎は携帯を出して時間を見た。
「六時半か……」
服の汚れをはたいて、歩き出した。
その日は学校を休み病院へ行った。頭を殴られたと言ったので脳波まで取られたが
異常は認められず、とりあえず安心した。
翌日から学校へも行き、普段と変わらない生活が戻った。
コブも治り、殴られたことも忘れかけていた。
653メール6:2005/08/25(木) 08:14:59 ID:O0sntSt3
ある朝学校へ行くと封筒が置いてあった。表には『写真在中』とだけ書いてある。
「何だ?」
最近写真なんか撮った覚えなんかない。
不思議に思い、机からハサミを出して封を切り中を見た。
「なっ!」
思わず釘付けになった。
「なん、なんだ、これは」
男のヌード写真だ。それも猥褻写真の類。
生徒の悪戯か?
もう一度よく確かめてその写真の主が自分であることに気付き凍り付いた。
それには公園でベンチに座って足を大きく開いているものや、
ブランコで男とキスをしながら抜き出しのペニスを握られているもの。
自分が男を握らされているものもある。
雲梯に俯せにされ両側から尻を広げられてアナルが丸見えになっている写真や、
その部分だけのアップもあった。
「なんで……。何が一体……」
封筒ごと写真が手から滑り落ち、辺りに散らばった。
訳が分からず気が動転してへたり込んでしまった。
654メール7:2005/08/25(木) 08:15:38 ID:O0sntSt3
しばらくしてようやく自分の携帯が鳴っていることに気付いた。
しかしそれすら恐ろしい物の様な気がして出る気がしない。
そのままにしていると、鳴り続けていた携帯は鳴りやんだ。
森崎は恐る恐る着信を確認する。
『マミ』
「ああ……」
力が抜けた。この間友人の妹に紹介された女だ。
急いでかけ直す。
「ああ、ごめん。いまちょうど手が離せなくて。……え? ああ、そうだね、いいよ。
土曜日? 今度?……うん……うん、わかった。じゃあ」
相手の喋ることに半ば適当に相づちを打ち、携帯を切ってため息を吐いた。
また電話が入った。切ってすぐだったのでてっきりマミからだと思い
着信名を確認することもせず出てしまった。
「ああ、なに? なんか言い忘れた?」
『写真ご覧になりましたか?』
森崎はそのまま固まった。
返事も出来ずにいると、相手はそのまま喋り続けた。
655メール8:2005/08/25(木) 08:16:33 ID:O0sntSt3
『まあ、いいです。聞いているものとしてお話しします。
これからあなたに主にメールで指示を出します。簡単なことですので指示に従って下さい』
「誰だ! お前。一体何なんだ、アレは!」
我に返った森崎は電話に怒鳴った。
『あの写真はほんの一部です。あなたに差し上げます』
電話の相手は森崎を無視して話を続けた。
「そういうことじゃない! いつあんな写真……」
そこまで言って思いだした。前に頭を殴られた……。
「頭殴ってあんな写真撮ったんだろう! そんなコトして……」
『どのような過程で撮られたかは問題ではありません。
あの写真を見た人があなたにどういう印象を抱くかが問題ではありませんか?』
森崎は言葉に詰まった。これははっきりと脅迫だ。
しかも森崎に勝ち目などなかった。同僚にでも見られたら森崎は身の破滅だ。
『学校関係や、あなたの家族、それから『なんか言い忘れた?』の相手などに
送ることも出来ますがあまりそう言うことはしたくありません。
指示通りにしていただけるとありがたいです』
一方的に言うだけ言うと切れてしまった。
声に心当たりはなかった。と言うより何か声に細工をしているらしく男か女かも解らない。
丁寧な口調で特色もないので相手の全く特定できなかった。当然非通知だ。
森崎は散らばった写真を掻き集めズタズタに破り裂いた。

5分後メールの着信があった。

----
とりあえずここまで
656風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 13:29:06 ID:ERMccDhH
メール!メール!
着信の内容が早く知りたいです。
ワクテカしながら投下待ってます〜
657風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 17:13:10 ID:zag6A1vS
遅ればせながらショタタンGJ。
自分で仕向けておいて勝手なおにいちゃん、でもそこに萌える。
658風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 17:46:27 ID:cNjDnowz
すごいですオルバン様!
決して逆らう事の許されぬ、不可思議で絶対的な力…もう最高!
また屈伏させられる少年の、恐怖に震えるその姿…たまりません!!
続きお待ちしております!
659続ショタもの54:2005/08/25(木) 18:24:03 ID:2N1YBn15
>>635

従兄弟の様子がいつもと違うことに少年も気付くが、不安そうに従兄弟を見ただけで何も言わない。
何か言える状態でもなければ、聞いても答えてもらえないと思い、顔を反対の方に向けて、もう一つのモノをゆっくり舐める。
従兄弟以外の性器を愛撫することにまだ抵抗はあったが、従兄弟からの命令に逆らえず、舌と手を動かす。
今は大人しくお仕置きを受けているが、本当はこういうことは従兄弟以外としたくない。

――なのに、どうしてこんな…

「ふぁっ!あぁっ、んん…ッ」
660続ショタもの55:2005/08/25(木) 18:25:09 ID:2N1YBn15
そんな少年の思考を掻き消すように体の奥を突く従兄弟自身を締め付けながら、少しずつ理性を失っていく。
「も…イっ、ちゃ…っ」
快感に耐え切れなくなったのか、勃ち上がった性器から先走りを蕾まで滴らせた少年が囁くように言う。
「なに?聞こえないよ」
少年の言葉を聞き返しながら頬を撫でる男に、少年が再度口を開こうとすると反対側にいる男が少年自身を握る。
「ひっ!あっ…はなし、て…っ」
途切れ途切れになりながら根本をきつく握る男に苦しさから手を放すように訴えるが、逆に口内に性器を突っ込まれて口を塞がれる。
661続ショタもの56:2005/08/25(木) 18:26:15 ID:2N1YBn15
「んぅーっ、ううんっ」
「俺達がイくまで、和也チャンはおあずけ〜」
抗議しようにも口一杯に押し入ってくる塊に呻くことしか出来ない。
体は熱を吐き出したいのに塞き止められ、行き場のない欲望と息苦しさに涙ぐむ。
従兄弟は何も言わず荒々しく少年を犯し続けるだけで、助けてくれそうにないと知ると、ぎゅっと目を閉じて必死に二人へ刺激を与える。
「んっ、んっ…くっ」
片方をしゃぶりつつ、もう片方を扱いたり先端の窪みの辺りを指の腹で擦る。
自分が従兄弟にしてもらった愛撫を思い出しながら――
「はぁ…そろそろイきそーかも…」
662続ショタもの57:2005/08/25(木) 18:27:31 ID:2N1YBn15
「俺も…っ…」
二人の会話をぼんやり聞きながら、少年が従兄弟の方を見ると
「じゃ、出してやるから零すなよ?」
従兄弟の方も限界なのか、そう言って腰を打ち付ける速度を上げる。
「くぅ…っ、んーんっ!んっ」
三人が達したのはほぼ同時だった。
少年の顔、口内、そして蕾の最奥を白濁で汚し、ようやく自身を戒めていた手を退けると、小さな性器から出た精液が自分の腹に吐き出された。
「かはっ!げほ…っ、はぁっ…」
口内から性器を抜かれ、注がれた精液に噎せながら少年は体を震わせた。
663続ショタもの58:2005/08/25(木) 18:29:25 ID:2N1YBn15
焦らされてやっと許された吐精の快楽と、犯され汚されて恍惚とした表情を浮かべながら天上を見上げる。
精液に塗れ、ひどく淫らな姿の自分が映るのを見て少年は目を伏せた。




ここまで
664風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 19:07:50 ID:KcZSMM4l
まってましたよ、ショタ・・・(☆∀☆)キラリン
665風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 20:57:03 ID:t1bVjy9X
魔法使いさん、メールさん
ここにも続き楽しみにしてるのがいますノシ
666風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 21:13:11 ID:WOIayLrT
新人警官、読みたいです ┗|・o・|┛
667風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 21:33:04 ID:xAO0qRcP
リーマンさん投下しませんか?
あなたの作風が好きです。待ってます。
レスもらえるとうれしいな。
668オレ様魔法使い×村の少年9:2005/08/25(木) 22:28:03 ID:zag6A1vS
>>641

胸元が熱くうずき、そのうずきは次第に下肢へと伝わっていく。
オルバンは今度は唇でティスの乳首を包み込み、硬くなったとがりを舌先で転がして楽しんでいた。
「んんっ…、オルバン、さま…」
はあはあと忙しない息をするティスのもう片方の乳首は、相変わらず不可思議な光に攻められている。
まるで両方の胸を、それぞれ別の誰かに吸われているようだ。
「ひゃあっ」
オルバンの右手がいきなりティスのものをぎゅっと握り込む。
と、その先端に空気の流れを感じてティスはびくっとした。
胸への刺激に段々形を変え始めているものの先、透明なぬめりを零し出した穴に振動が触れる。
「下手に動くなよ」
胸から顔を上げたオルバンが、意味ありげな声を出した。
「オレでもここに入るぐらいに力を絞るのは、結構大変なんだぞ」
言われて、ティスはおそるおそる握り込まれたものに視線を落とした。
そこにはオルバンの操る光が一粒いつの間にか忍び込んでいて、少年の尿道口の先でふるふると揺れている。
まだ相手のしようとしていることが分からず、嫌な予感だけを感じているティスにオルバンは金の瞳を細めて笑った。
669オレ様魔法使い×村の少年10:2005/08/25(木) 22:29:39 ID:zag6A1vS
揺れていた光が更に小さくなる。
同時に、ティスは思ってもみなかった異物感に瞳を見開いた。
「ひっ……い、いや、いや、いやっ!」
つぷんと可愛い水音を立て、魔法使いの操る光がティスのものの先の穴に潜り込んできたのだ。
しかもそれは、狭い通路の中で震えながら動き始めている。
指の先ほどの距離を中に潜っては、また戻るを繰り返す。
驚いたが痛くはない。だが気持ちいいと感じるには衝撃と恐怖の方が大き過ぎる。
「やめて、やだ…………お願いです、オルバン様…」
腰の辺りがぞわぞわするような感覚に泣きそうになりながらティスは訴えたが、オルバンの答えは素っ気ない。
「中で力が暴発したらどうなると思う? おとなしくしてろ。いいな」
そう言うと彼は、握った少年のものをゆっくりとしごき始めた。
どうすることも出来ず、ティスはぎゅっと眼を閉じて彼の衣の袖を掴んでいるしかない。
「あ、ん…」
大きなオルバンの手の動きは、優しいとも言えるほどに単調。
なのに中に入り込んだ光の動きが次第に激しくなっていき、対照的な二つの刺激にティスは次第に追い詰められていった。
ティスのものを扱きながらも、オルバンは口付けをしたり首筋を甘噛みしたりして彼の反応を見ている。
先までオルバンがいじっていた乳首には、いつしかもう片方をもてあそぶのと同じ光がまとわりつき始めた。
何箇所をも同時に攻め立てられているので、まるで複数の男の相手をさせられているように錯覚してしまう。
ティスは美しい顔をうっすらと上気させ、未熟な色香をふりまきながら募っていく異常な快感に必死に耐えていた。
670オレ様魔法使い×村の少年11:2005/08/25(木) 22:32:17 ID:zag6A1vS
「はっ、あ、あぁ……、オルバン……さま…」
尿道の中をこする動きは、今やはっきりとした性感として伝わってくる。
力の塊が出入りするたびにぬめりが押し出され、くちゅくちゅと音を立てながらいやらしい飛沫がオルバンの衣に落ちるのが分かった。
両の乳首はぷっくりと勃ち、気まぐれにオルバンの指先が触れると痛いほどの感覚を伝えてくる。
「こんなことをされて、気持ちがいいのか?」
意地の悪い言葉で攻められても、ティスは弱々しく首を振ることしか出来ない。
「あっ……ああ、あっ…」
漏れ出る声は間違いなくあえぎだった。恥ずかしい、だけど声を押さえられない。
「あーっ……!」
悲鳴のような声を上げ、ティスはぽたぽたと白い粘液を零しながらオルバンにぐったりともたれかかった。
精液の出口を彼の力によって押さえられているので一度に放出することが出来ない。
その分射精感がなかなか収まらず、オルバンの肩口に押し付けられた金色の頭はしばらくひくひくと震え続けていた。
「だいぶ汚してくれたなぁ」
しばらくして、オルバンが薄く笑いながらそう言うのが耳元で聞こえた。

671オレ様魔法使い×村の少年の人:2005/08/25(木) 22:33:01 ID:zag6A1vS
入れ忘れてた。
ここまでです。
672風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 22:51:10 ID:tQxLrjEt
オルバン様、乙です!
ファンタジー物好きなので嬉しいです
673風と木の名無しさん:2005/08/25(木) 23:41:43 ID:EZKW+Wf3
まだ夏の終わりだというのに、ここはすでに収穫祭のようですね ハァハァ
674風と木の名無しさん:2005/08/26(金) 00:36:33 ID:WLF5vXGt
夏…
一夜どころか夏自体終わっちまいますぜ姐さん。
放置プレイしたまま帰らんで下さい ・゚・(ノД`)・゚・。
675風と木の名無しさん:2005/08/26(金) 03:08:21 ID:SBSL9sPo
「メール」の続きが気になって気になって眠れません。
精神的に追い詰めるプレイがまた何とも言えず…(*´Д`*)ハァハァハァハァ
676狭い部屋:2005/08/26(金) 03:58:30 ID:IZJzZzos
8th以来、おひさしぶりです。
回想が長くなったのでちょっとはしょって回想終了にして
次回こそは鬼畜エロに持ち込みたいと思ってます。
------------------------------
「立てるか」
「……っ」
歯を食いしばって立ち上がろうと足掻く少年の顔は、血と涙にまみれて
酷い有様だったが生きる気力は残っていると見えた。
腰が抜けているのか貧血でか立ち上がれない少年を、男は
掬い上げるようにして抱きかかえる。
相変わらず片手には銃を構えたままで男は少年をひとまず
外へ連れ出すことにした。
建物を出て車に戻り、隠れていた少年を呼び寄せてトラックの中の
止血剤を傷にかけるように指示して男は再び建物の方へ足を向けた。
背を向けた男に対して、背後から先の少年が叫んだ。
「あの方を助けてください…0219号が少尉の…お部屋です。
あそこに大事なファイルなどが収められています。それも…どうか…」
自分が男に物を頼める立場にないことを少年も自覚しているのだろう。
口調は細く喘ぐようだった。男が振り返ると、血と強烈に対比された
紙のように白い顔でこちらを見ている少年と目が合う。
男は頷くことはせずに建物へと戻っていった。

中に入るとまだ、あの奥の小部屋で青年が暴れていた。
目の前から獲物を奪われた肉食の獣の如き形相で男を威嚇し
吠え立てる青年に、どうしていいのか分からず男は立ち尽くす。
677狭い部屋:2005/08/26(金) 03:59:21 ID:IZJzZzos
端的に言葉で表現するならば、青年はきっと気が狂っているということに
なるのだろう。
「少尉殿…」
何があってこんなことになったのか男には全く分からない。
思えば先程、撃ち殺した裸でうろついていた男も同じように
けだものじみた唸り声を発していた。伝染病という言葉も頭を掠める。
だが、男には青年を殺すことなど出来はしなかった。
意を決した男は銃を握りしめた。ただし発砲する為にではない。
特に麻酔などの道具のない今、一旦青年を気絶させる必要があるため、
銃底で殴りつける方法を選んだのだった。
だが青年は体を拘束されているにも関わらず、両手両足の鎖を
目一杯に引き延ばして男に食らいつこうとして来る。
足下に崩れ落ちている少年の死体を見ても、その歯に食いつかれれば
腕一本がねじ切られ得る尋常でない力が発揮されていることが分かる。
けれども男は躊躇しなかった。青年が歯を剥き出しにして噛み付こうとして
来るのに併せて口の中に左拳を叩き込み、青年がそれにガッチリと
歯を立てるのと同時に右手に握った銃で側頭部を強烈に殴打した。
渾身の力を込めたにも関わらず一発では気絶しなかった青年は
口の大きさには余る男の拳を吐き出して激しく吠える。
「ぐぁぁっ、がぁぁぁっ」
678狭い部屋:2005/08/26(金) 04:00:10 ID:IZJzZzos
暴れる青年の顎を大きな手で押さえ込んだ男は、本来なら上司である
青年のこめかみから後頭部にかけてを繰り返し銃底で殴打した。
理性ではやれなかっただろう。半ば本気で、やらねば殺されるかも
しれないという恐怖感が男にあったから出来たのだ。
容赦のない殴打の連続にどこかが切れたのか、青年の顔に血が
飛び散り、金色の髪がべたりと赤く染まっていく。
男は青年が完全に気を失うまで、否。気を失ってからもまるで念を
入れるように更に数回、彼を殴った。
力が抜けた青年の首がガクリと落ちる。やっとおとなしくなった青年の
口の中に、床に倒れている少年の死体から取った血染めのネクタイで
猿ぐつわを咬ませた。
その猿ぐつわを結ぶ男の左手からも綺麗な歯形に沿って血が
滲み出している。
すぐにでも鎖を壊して青年を連れて行こうと思った男だったが、
また暴れられては押さえきれるか分からない。
そこで一度、その狭い房を出てあちこちの部屋を探し回り、同種の鎖やら
手錠やらを過剰なほど持ってきて青年を拘束した。
足首と首を短い鎖で繋げば走って逃げたりといった大きな動作は出来るまい。
加えてその鎖に手首も繋いで胸から離れないようにしておけば
腕を大きく振り上げるようなことも出来ないだろう。
「少尉殿、失礼致します」
聞こえてはいないだろうが男はそう断ってから、がんじがらめに縛り上げた
青年の体を抱えあげて歩き出した。
679狭い部屋:2005/08/26(金) 04:01:04 ID:IZJzZzos
男が担いできた少尉を荷台に積み込むと、先客の腕を骨折した少年が
その姿を見て怯えたように後じさった。襲われた生々しい記憶と恐怖が
甦ってきたのだろうが、あまり隅に寄られると車を走らせた時に落ちかねない。
男は「身動きは出来ないようにしてある。ただしあまり近づくな」と言って、
三度建物の中に戻ると今度は少年が言った0219号を探した。
案外すぐに目的の部屋は見つかり、男はファイル数十冊と紙の束を全てを持ち出した。
中身の詮索は後回しにして、ともかく元の任地に戻らねばならない。
特別任務だなどと言って飛び出してきたが、今の男の立場は脱走兵と大差ない。
軍法会議が行える状況にあるかどうかに関わらず、男は生粋の軍人として
持ち場を放棄した処罰を受けねばならないと覚悟を決めていた。
ただしその前に少年兵二人と少尉を連れ帰らねばならない。そしてどうにかして
少尉の正気を取り戻させねばと男は歯を食いしばる。
怯えた顔をした少年二人と、動かない少尉を乗せて男はトラックのアクセルを
思い切り踏み込んだ。



その時持ち帰ったファイルの類は今も男の手元にある。
これを持ち出してからすぐに、男はその身分も祖国も何もかも失った。
何故なら首都は最悪の形で陥落し、軍の本部は全滅。残った寄せ集めの兵達は
散り散りになってしまったからだ。
少尉を本部へ連れ帰らねばと思っていた男は、その道中で首都陥落を知った。
そして恐ろしいことを聞いたのだ。
本部に配属されていた小隊が一つ、裏切って大虐殺が行われたのだという。
680狭い部屋:2005/08/26(金) 04:01:47 ID:IZJzZzos
内部で暴走を始めたその小隊は前線はおろか本部をも壊滅させ、
あらゆる人間を皆殺しにしたという。その小隊が通った場所には今や草一本
残っていないとも言われている。あらゆる火器が彼らの武器となり、
弾が尽きては彼らの肉体自体が武器となった。
この裏切りは敵国を優位にしたが、小隊は敵軍が首都に入ってもなお暴走を
止めず、その勢いを懼れた敵軍は彼らを全滅させる目的で最新型の
協力な爆弾を首都の中央に投下したのだと。

その夜、戻ろうとしていた方角の空が真っ赤に染まったのを男自身も
目にしていた。不気味なその光は明け方には濃い煙となって空を覆い尽くし
生き残った人々はその雲から逃れるように国境を目指し、そして閉ざされた
国境で射殺された。
今や国境を接するどこの国も、この国の民を助けようとはしてくれなかった。
逃げ込む民を排除する為に軍が配置され、今では国境から1キロ圏内は
爆撃域となって誰一人近づけないという。
戦勝国たる敵国さえ、早々に軍を引き上げて二度と戻っては来なかったのだ。
他に誰がこの国に入ろうとするだろう。出て行くことも出来ぬ中の民衆は、
今やその数を激減させていたが、それでも生き残った者たちは廃墟のように
なったあちこちの都市でひっそりと隠れ住んでいる。
681狭い部屋:2005/08/26(金) 04:05:26 ID:Rrjtg6wm
連投規制につきここまで。
682風と木の名無しさん:2005/08/26(金) 05:01:42 ID:UguU/zPB
狭い部屋タンずっと待ってました…!ハァハァ
683風と木の名無しさん:2005/08/26(金) 07:59:41 ID:1atL2wuD
どうしよう、めちゃくちゃ面白いっす…
狭い部屋さん、GJ。ずっと待ってました。
やばいくらい好みの作風だ…
684メール9:2005/08/26(金) 09:14:17 ID:McferKx1
>655続き

    件名:命令1
 本文:あなたに最初の命令を二つ与えます
 先ずこのメールアドレスを「ご主人様」で登録しなさい
 今日、一時限目の授業ではこの携帯を教務室のあなたの机の上に置いておくこと

これだけ?
森崎は拍子抜けした。
写真と脅迫のわりに要求はごく簡単なことだったからだ。
おそらくは机の上に置けという指示は確認のためだろう。
ふざけた指示だがこの程度のことなら、と森崎は携帯のボタンを押して登録を完了した。
一時限目が終わった後教務室に帰ると、携帯を置いた位置が少し変わっていたような気がした。
森崎が携帯を取った瞬間メールが入った。
ドキッと心臓が鳴った。
聞き覚えのない着信音。
メールの主が確認したついでに設定していったのだろう事は想像が付いた。
どこかで見られているんだろうか。
森崎は部屋の戸を開けて辺りを見回した。まさかと思ったが窓から外も見た。
それらしい人間は誰もいない。第一ここは二階だ。ため息をつきメールを確認する。
685メール10:2005/08/26(金) 09:15:17 ID:McferKx1
 件名:命令2
 本文:我々を捜そうとしても無駄です。余計な興味を持たないこと。
 次の命令を与えます。
 そこで下着を脱ぎ、次の授業に出なさい。
 ズボンは穿いていていいです。脱いだ下着は机の上に置くこと。

森崎は得体の知れない相手にゾッとした。
森崎が窓や戸を確認する前にメールは書かれている。行動パターンを読まれているのか。
相手は確実に自分を見ている。なのにこちらからは相手が誰なのか全く解らない。
我々と書いてきた。と言うことは複数か? 
近くで見ていて、ここに自由に出入りできる。
とすれば同僚の誰かか? それとも生徒?
青ざめてきょろきょろしながらぐずぐずしていたら携帯が鳴った。

 件名:なし
 本文:なし

添付ファイルが付いていた。
開くと男性器のアップだった。それだけを見ただけでは誰の物かは解らないが、森崎にはそれが自分の物だとすぐに解った。
森崎は真っ青になり思わずその画像を消去し携帯を机に放り投げた。
簡単な要求に比べて警告は過激だった。だからこそ効果は覿面だ。
686メール11:2005/08/26(金) 09:16:10 ID:McferKx1
少し躊躇った後、森崎はズボンを下げた。
どこから見られているのか解らない上に、普段脱がない場所で脱ぐという行為そのものが恥ずかしい。顔が火照る。
出来るだけ前を隠しながら下着を脱ぎ、素早くズボンを穿いた。
下着を穿いていないので違和感を感じる。
その時次の授業の予鈴が鳴った。
森崎はそれに急かされるように教務室を出た。
たった下着一枚のことでこれだけ不安だとは思わなかった。
何故か汗が流れ、心臓の鼓動がやたら早く感じる。
外からでは下着を付けていない事など解るはずもない。だが、すれ違う生徒や教師に見透かされているのではないかという思いから人の会話や笑い声に過敏になる。
「見た? あれ」
「ケッサク」
ハッとして振り返り、生徒の他愛ない昨日のテレビの話だと解って力が抜ける。
授業は何をしていたのかよく覚えていなかった。
教務室に帰ると下着が消えていた。
687メール12:2005/08/26(金) 09:17:13 ID:McferKx1
新たなメールが入った。
 件名:命令3
 本文:今日はそのままで一日過ごして、帰りなさい。
 今日の命令はこれで終わりにします。

森崎はホッと息を吐いた。
下着なしは恥ずかしいが、それでも慣れれば大した事ではないし、誰にも知られない。
それで今日は解放されるのだ。

電車の中は満員、と言うほどではないがそれなりに混んでいる。
通勤の帰り時間などどこでも似たようなものだから仕方がない。
他人に身体が密着する。いつものことだが今日はあのせいか緊張する。
(ドアの方に行こう)
こちら側は自分の降りる駅まで開かない。
森崎は人の波の間を「スミマセン」と頭を下げながら左のドア側へと移動した。
腰に手を感じた。
いつもなら気が付かなかっただろう。が今日は敏感になっている。
偶然だ。これくらいよくある。
そう思いこもうとしている時、その手は下へと移動した。
男の自分がそんな目に遭うとは思ってもいなかった。
ホモでなおかつ痴漢なんてそうそういるものじゃない。絶対に偶然だ。
手は撫でまわす動きをした。
その手の動きに森崎ははっきりした意図を感じた。
偶然じゃない。
―――痴漢!
冗談じゃない。よりによってこんな時に。
688メール13:2005/08/26(金) 09:18:04 ID:McferKx1
森崎は痴漢から逃げようと右に移動しようと向きを変えた。
しかし、人に押されて動けない。
だったら、左? だめなら後ろ。
いつの間にか囲まれて身動きがとれなくなっていた。
痴漢は服の上から撫でまわし続ける。割れ目に指を入れ、蕾の部分を押した。
「……っ!」
声を上げそうになり咄嗟に堪えてしまった。
それが失敗だったのだ。
痴漢は森崎が声を立てないと知ると更に大胆になった。
前にも手を伸ばしてきた。服の上から撫でさする。
ベルトに手が掛かった。
中に手を入れられたらばれてしまう。
「や、やめっ!」
思わず声を上げると、周りから非難めいた視線が集まった。
森崎はその視線に自分が悪いような気になって頭を下げ、目を伏せた。
痴漢はシャツを引きずり出して腹を撫でた。
首筋にかかる熱い息と湿った掌が気持ち悪い。
ベルトを外された。
もうすぐばれてしまう。緊張で耳鳴りまでした。
「あ、ああ……いや」
痴漢の手が入れられると森崎は絶望にも似た気持ちで弱々しく呟いた。
689メール14:2005/08/26(金) 09:20:09 ID:McferKx1
痴漢は森崎が下着を穿いていないことにすぐに気付く。
驚いたように息を呑むのがわかった。
直接触れる手はもう何の遠慮もない。
「ノーパンで期待してたんだろ? 可愛い顔して、この変態が」
耳元で低く囁かれた。
「ち、ちがっ……う」
否定すると鼻で笑われた。
こんなにしているクセにと言わんばかりで痴漢は勃ちあがりかけのペニスを握りこんだ。
握られた手の中で大きくなっていくのが自分でわかった。
「はっ……っく」
これでは説得力は全くない。
嫌でたまらないのに身体が勝手に反応してしまう。
痴漢は尻を撫でていた手を一旦引くと、すぐに再び中に手を入れ触る。
双丘を割り広げ恐れていた部分に直接触れてきた。指が濡れている。
ぞくっとした。
「ああ……そこは…いや……」
小さく首を振る。
濡れた指で蕾の周りを何度も何度も擦ったりつついたりする。
入れられるかも知れない。指がそこに触れるたびにビクッ、ビクッと何度も身を固くした。
690メール:2005/08/26(金) 09:24:56 ID:McferKx1
連続投稿規制に引っかかってしまいました
今日はココまでで
684がずれているのは無視してください
所々改行を忘れたところがあります
スミマセン
691風と木の名無しさん:2005/08/26(金) 11:02:01 ID:D/KGSeqe
メールタソ、ウッハー!!期待してます。
登場人物がいちいち怪しくて続きが楽しみ。
692風と木の名無しさん:2005/08/26(金) 11:04:16 ID:yHAcWse4
メールタソ、待ってたよ
どんな命令が届くのか今後が楽しみ
693風と木の名無しさん:2005/08/26(金) 11:17:39 ID:I2ATpdRf
「ご主人様」で登録しなさいワロタw
694風と木の名無しさん:2005/08/26(金) 14:26:59 ID:rhdzuzW7
先生の下着は何色ですか無地ですか柄物ですか
トランクスですかボクサーですかブリーフですかもしやビキニ…
(*´Д`)ハァハァハァハァ/ヽア/ヽア/ \ ア / \ ア
695風と木の名無しさん:2005/08/26(金) 14:27:47 ID:uGL3J8Kc
ふんどしです
696風と木の名無しさん:2005/08/26(金) 20:03:37 ID:4ha5n9Bk
やはりここは清楚に白い無地の・・・・・・・・


Tバックで!!
697風と木の名無しさん:2005/08/26(金) 21:20:08 ID:JOhZ9m4O
ふんどしです
698狭い部屋:2005/08/26(金) 22:15:14 ID:IZJzZzos
男は首都に戻っていた。あの夜の爆撃は余程凄まじかったと見え、首都の主要な
建物は一つも残っていなかった。かろうじて郊外の民家が、窓も壁も
崩れ落ちたような状態で残っているだけだ。
その中から、生きている水道つきの地下室を持つ家を見つけて
そこをねぐらに定めた男は、連れ戻った青年もその家に住まわせた。
他に同行した二人の少年達もまた、近くに住処を見つけてそこに潜んでいる。
怪我をしていた少年は傷が膿んで腕を失った。その少年の面倒を見る形で
伝令役の少年も居残っている。
二人とも帰る場所を失い、他に行き場所もなく、ただ男だけを頼りにこの地に
暮らしている。
ファイルを読み解き、伝令役と隻腕になった少年から事情を聞いて、何ヶ月も
かかってやっと何が起きたのか男は知った。


少尉の居た、北部研究所で行われていたのは援軍を「製造」する作業だった。
一個の小隊でも、高い意識と技術があればそれは十分に戦局を左右する存在になる。
ならば、まずは戦闘能力を高めることから始めよう。
少尉が参加していたのはそういう実験だったのだ。
ここで、手っ取り早く戦闘能力を向上させる方法として、闘争本能を過激化させる
手法がとられた。ある種の薬物を注射して、人間の闘争本能を高める。
元々はスポーツ競技の分野で用いられていたような薬の精度や効能を上げた
ものが使われた。精神薬も使われた。
それらを注射されると、一時的だが飛躍的に戦闘能力が高まったと記録されている。
薬物を使用した二人の兵士を戦わせてみた所、片方が素手で相手の片腕をへし折り、
折られたほうはそれを気にした様子もなく戦い続けたともある。
効果が切れた時になってやっと傷が痛み出した、それくらい強力な効果を発揮した。
当初、この薬の効果は注射から三十分程度しか保たなかったが、すぐに
持続時間を長くしたものが開発され使用されるようになった。
それと間を置かずに、一種の偶発的な事故により、効果が更に長時間持続する
薬が出来上がった。
699狭い部屋:2005/08/26(金) 22:16:12 ID:IZJzZzos
動物実験の記録には、それを注射された猿二頭は十時間にも渡って
戦い続けた挙げ句に、お互いの首を引きちぎって死んだとある。
この薬物が開発された件については部外秘ということでか記録が極端に
少ないが、容易に推測は出来るだろう。ほぼ間違いなくその薬が、
少尉の居た小隊に使われていたのだ。
そして闘争本能だけの存在となった小隊は理性を失い、まともな軍隊と呼べる
ものではなくなっていたに違いない。敵味方なく滅ぼし尽くした彼らは、
敵国の爆撃でやっと戦うことから解放されたのだろうか。
上着を手にしたまま物思いに耽っていた男は、隣室で青年が唸り始めたのを
聞きつけて意識を戻した。
小隊は死によって戦闘地獄から解き放たれた。ならばあのあの誇り高かった
青年はどうしたら生き地獄から解放されるのだろうか。
男は急いで床を流すと上着を手に隣室へと戻り、唸っている青年の脇を
通り抜けて、男は扉の錠を開けた。擦り抜けるように外に出ると、
すぐの場所に焦げた麻袋が置いてある。
少年二人があちこちを探し回ってやっと見つけてきた食料がそこには
入っている。首都を離れれば、いくつかは無事な町が見つかる。
そこで食べ物を恵んで貰ったり、廃墟となった民家から食べられそうなものを
盗んできたりした結果の貴重な品だった。
青年から手が離せる時には男もあちこちを歩いて食べ物を掻き集めることに
尽力しており、おかげで四人は少ないながらも毎食取ることが出来る。
新鮮な肉などは手に入らなかったが、いくらかの干し肉や野菜なのか
雑草なのか見分けのつかないようなものなら手に入った。
袋におさめて大事に取っておいた干し肉とひからびたジャガイモを取り出すと
男は部屋に戻って再び錠をかけた。
毛布が絡みついて身動きが出来ないのか、転がされた青年が唸っている。
男は干し肉を噛み千切ると青年の顎を掴んで唇を剥き、金属を填めていない
奥歯側にそれを押し込んでやった。
食べ物だということは分かるらしく、青年は男の手を振り払ってから毛布の上で
不自由な歯を使って咀嚼する。
700狭い部屋:2005/08/26(金) 22:17:18 ID:IZJzZzos
本当は歯の金具を外してやれば良いのだが、そうすると武器を持たずに男が
彼を押さえ込むことが出来ない。
連れ帰って以後、青年が正気を取り戻す可能性が低いことを理解した男は
せめてあたり構わず暴れて噛み付くことがないようにと拾ってきたあり合わせの
工具で青年の歯に穴を開けて針金を通して固定してしまった。
歯科技師でも何でもない男の行為は、おそらく内部の神経を傷つけただろうが
手足を固定してあった為に青年は抵抗も出来ずそれを受け入れた。
暫く痛みに鳴いていたが、最近では気にする様子もない。
男にとっては、青年の体に傷を付けることよりも、彼が正気を取り戻す可能性が
低いことを認めることのほうが辛かった。


隻腕になった少年は男に言った。自ら実験に参加した少尉殿は、他の誰よりも
強力な理性でもって闘争本能をコントロールしていたと。
効き目が短かった初めのうちの薬物を使用していた間は、彼は殆ど正気だった。
ところが、伝令の少年が少尉からの書簡を預かって男の元に出発した後で
とんでもないことが起きた。
また薬物を投与された青年は普段よりも凶暴化した。隻腕の少年曰く、それは
例の効果を強化された薬を投与された他の実験体の兵士がそうであったように
凶暴かつなかなかその効果が切れず抑えが効かない状態であったらしい。
男があの場所に辿り着いた時と同様に手足を固定されていたが、それでも
引きちぎりかねない勢いで暴れていた。
それに気付いた研究者達は薬が切れるまで彼を抑える意味で麻酔を注射した。
これは絶大な効果を発揮して暴れていた少尉はおとなしくなり、がっくりと
項垂れて動かなくなった。
しかし、その少尉に対して良からぬことを考えた研究者が居たのだそうだ。
その男は、少尉が麻酔によって意識のない間にあの小部屋に入り込んで
少尉の体に手を出そうとした。
そのことに気がついた隻腕の少年と、あの場で殺されていた少年の二人は
上官に対するそのような行いは軍規違反であるから問題にすると研究者を
気絶した少尉から引き剥がそうとした。
701狭い部屋:2005/08/26(金) 22:18:27 ID:IZJzZzos
だが不埒な研究者は離れようとはせず、三人がもみ合っているうちに
少尉が目を覚ました。
一人目の被害者は不埒な研究者だった。一番近くに立っていたが為に、耳を食いちぎられる。
続けて、行為の邪魔になると考えたのか足の拘束を外していたのが災いして
その長い脚に強烈な蹴りを食らった研究者は悲鳴を上げて部屋を転がり出て行った。
少年二人は少尉がまだ正気に戻っていないことを理解して、慌ててその脚を
再度固定しようとしたが、その過程で片腕を鎖に絡め取られてしまった少年が
その腕をもがれ、とどめのように首に食らいつかれて絶命した。
助かった隻腕の少年もなんとか脚を固定はしたが、途中で手首を骨折した。
しかし、少年達が少尉が拘束されていた部屋で奮闘している間に、
外ではもっと酷いことが起きていたのだった。
耳を食いちぎられた研究者が走って逃げていった先で、観察中の実験
参加兵を入れた檻の開閉ボタンを誤って作動させてしまう。
そして檻から出た兵士はその本能の赴くままに獣のように次々と
研究者達を食い殺していった。それが、男が最初に撃ち殺したあの裸の男だった。
解き放たれた兵士は少尉の居たあの部屋のほうにもやってきたが、
気がついた少年が必死になって扉を閉じたので中に入ることは出来なかった。
散々、扉の前で暴れた為にその扉を押さえていた少年の腕は更に骨折して
無惨なことになったのだった。
その後は、男が辿りつくまで少年は凶暴なる少尉と共にあの狭い拘束室の中に
閉じこめられることとなった。
それが隻腕の少年が語った全てである。
それからもう何ヶ月も経っているというのに、少尉が正気に戻る様子はない。
医者もいなければ治療の道具も薬もない。回復は絶望的だと言えた。

男がまず解決しなければならなかったのは、いかにして獣を服従させるかという
問題だった。
最初の数日は餌付け。それが駄目と分かると次の数週間は暴力に次ぐ暴力。
上官にあたる青年に、男は容赦のない殴る蹴るといった暴行を加える羽目になった。
暴力が効果を見せ初め、男が腕を振り上げると青年が僅かに怯えた素振りを
見せるようになると少しは作業が楽になった。
702風と木の名無しさん:2005/08/26(金) 22:19:12 ID:2FokxaQT
透け透けパンツ
で羞恥プレイはイイ!

王道でオルバン様イイ!

ホワイトキューブタソまだ?
703狭い部屋:2005/08/26(金) 22:19:44 ID:IZJzZzos
毎回、実際に殴らずともいくらかおとなしくなるようになったのだ。
だが、問題は暴れることだけではなかった。理性を失った青年は食事や排泄と
いった、人間が理性によって綺麗に処理する部分を殆ど獣と同じく
食べたい時に食べ、排泄したい時に排泄するという野性化を見せたのだ。
糞尿は垂れ流しになり、与えた食事は撒き散らされる。だから男は更なる
「躾」をしなければいけなかった。
手間はかかるが、食事はいちいち餌を口の中に押し込む形にし、排泄は
毎回補助してやることにした。
排泄補助を始めて数回のある時、もしも今この瞬間に少尉が正気に戻ったら
一体どうするだろうという不埒な考えに男は思わず興奮した。
それははっきりとした劣情だった。
綺麗にした服を着せる過程で男はその白い胸にそっと手を触れてみた。
傷のない滑らかな肌は、彼が貴族の血を引く高貴な人間であることの証の
ようにも思えた。ゆっくりと撫でてみる。女のようなふくらみはないが
鍛えられた筋肉はゆるやかな張りを見せている。
ふと、手に触れた突起に気がついて男はそれに指を絡めてみた。ぎゅっと
押しつぶしてみると拘束された青年が呻き声を漏らして逃れようとするかの
ように身悶える。
男は我を忘れて夢中になった。あちこちに手を触れる。肌を舐めてもみた。
縛り上げた上で柔らかい喉元を舐め上げて薄い喉仏にそっと歯を立てる。
凶暴な猛獣に素手を差し出すかのような緊張感と、その猛獣が目の前で
おとなしくされるがままになっていることに対する興奮が男を突き動かす。
一度は穿かせたズボンを下着ごと引きずり下ろして下半身を剥き出しに
させると興奮は頂点に達した。
排泄の手伝いをしたり体を拭いたりといった世話の過程で裸は
見慣れていたがここまでまじまじと見つめるのは初めてだった。
白い下肢には緊張が走り、筋肉と血管が浮き出ている。
男はそれにむしゃぶりついた。
腿を撫で回し、舌で味わい、柔い肌に噛み付くように痕を刻みつける。
だらりと下がった性器は男のものよりいくらか小振りだ。
704狭い部屋:2005/08/26(金) 22:20:29 ID:IZJzZzos
詰め詰めで黒々してて申し訳ない。本日ここまで。
705風と木の名無しさん:2005/08/26(金) 22:47:53 ID:uy01OGb1
狭い部屋タソGJ!!! 不埒な状況、ものっそい萌えなきっかけです…!
野獣を飼い慣らしたかのような錯覚に近い危うさ、ツボヒットです!
706オレ様魔法使い×村の少年12:2005/08/26(金) 23:27:39 ID:ViV8DgJ+
>>668

最初と同じ可愛い音を立て、ティスの尿道口をふさいでいた力は消え去った。
まだ動けない金髪の少年の体液が飛び散った衣の前を、オルバンが開く。
露になった魔法使いの体はたくましく引き締まっており、筋肉の塊のような太腿の狭間で太いものがすでに角度を変えていた。
「今度はオレが、楽しませてもらう番だな」
低く笑う彼に、射精の興奮が収まりきらないままティスは森の地面の上に横たえられた。
両足を掴まれ、胸を突くようにして大きく持ち上げられる。
性器はもちろん、軽く足を開くようにして持ち上げられたために尻肉までいっしょに割り開かれた。
未通の穴も何もかも、ティスの全てがオルバンの前にさらけ出されてしまう。
「小さくはないが、ま、普通だな。ああ、ここもきれいな色だ」
恥ずかしい体位を取らされた上の品定めの言葉にティスは思わず声を上げかけたが、乳首をいじっていた力はまだ残っている。
その力は痛いほどに立ち上がったとがりを執拗になぶり続けていて、一度達したせいか非常に敏感になった体にはいっそつらいほどだった。
「自分で足を持ってろ」
唇をかみ締めて震えているティスに冷たい命令が下される。
森の地面に立てていた爪を外し、言われるままに太腿を下からすくい上げるようにして自ら足を抱えた。
オルバンは彼が言い付け通りにしたことを確認した後、おもむろに自分の右手の指先をなめ始める。
毛づくろいをする獣のようなしぐさで指先を濡らした後、それを今きれいな色だと言った肉の穴へと伸ばして来た。
707オレ様魔法使い×村の少年13:2005/08/26(金) 23:29:30 ID:ViV8DgJ+
「許して下さい」
涙目でティスは訴える。
無駄だとは分かっているけれど、そうせずにはいられなかった。
「許して下さい。何でもするから、それだけはやめて」
「だめだ」
一片の情もなく、むしろそれは楽しそうに喉の奥で笑いながらオルバンは濡れた指先をティスの中に浅く差し入れた。
「う、くぅ…」
指一本のことだが、それでもかなり苦しい。
「は、あっ………く、苦しい、です…」
「そうか。じゃあ、これはもっと苦しいな」
笑うオルバンの指輪が、ティスには見えない位置でまた赤く光る。
それはティスには、突然直腸の中に生じた異物感として感知された。
「ふぁっ…………あ、あっ!?」
オルバンの指の先に生まれる光。
ティスの乳首を今も絶え間なく刺激し続けている、さっきは性器の中で快楽をもたらした力が今度は彼の体内で動き始めたのだ。
「ひぃっ……あ、あう、いや、嫌ぁッ」
瞳を一杯に見開き、ティスはあまりのことに抱えていた足を離してしまった。
するとオルバンはわざとらしくため息をつき、もう一度彼の足を持ち上げてその勢いで少年の上に覆い被さる。
「そんなに死にたいか? え? 中に入ってるもので、頭の先までぶち抜いてやろうか」

708オレ様魔法使い×村の少年14:2005/08/26(金) 23:31:26 ID:ViV8DgJ+
決して冗談などではないと分かっている彼の言葉にティスはぞっとし、反射的に顔を横に背けた。
途端、光を失い白く濁った瞳と瞳が合う。
オルバンの能力により、蜂の巣にされて殺された男の一人が虚ろにこちらを見ていた。
その顔が、いつも鏡の中で見ている自分の顔と重なった。
「……いや……」
「だろう? じゃあ、どうすればいいか分かるな」
場違いなほど優しげにささやいたオルバンが体を離す。
その際に彼のものが内股の辺りをかすめた感触にぞっとしながら、ティスはまた自分の足を抱えた。
閉じた瞳の端から絶望の涙があふれてくる。
「はっ……あ、ぁ………」
狭い通り道を押し広げるようにしながら、体内でオルバンの力が動く。
オルバン本人はティスの穴の縁を両手の指で更に押し広げ、内側から開かれては閉じるすぼまりを面白そうに見ていた。
「奥まで丸見えだ」
赤い肉壁を照らして動く力により、体の中まで魔法使いの視線に犯されている。
それはティスの感じる部分をすぐに探り当て、時にはそこばかりを、時にはわざと別の場所をと攻め方を変えながら自在に彼を翻弄した。
変わるのは攻められる場所ばかりではない。
力は突然大きくなって強烈な圧迫感を与えたかと思うと、次の瞬間には消え去ったかと思うぐらいに小さくなる。
変則的な動きに慣れることが出来ず、すくい上げた太腿の裏側をきつく掴んでいるためそこには赤い指の跡がいくつも刻まれた。
709オレ様魔法使い×村の少年15:2005/08/26(金) 23:32:36 ID:ViV8DgJ+
「う……」
後悔が後から後からわき起こり、ティスの瞳から涙となって流れ出す。
どうして今夜、森になど来てしまったのだろう。
「はぁ…ん……」
しかし、想像したこともない辱めを与えられているに関わらず、少年の声はやがてまた甘い響きを帯び始めた。
「ふあ、んっ…………そこぉ…」
前立腺の裏側を集中的に責められ、じかに性器に響く快楽を抑え切れない。
いつしか自然にほころびた小さな穴は、何かを求めるようにひくついている。
先ほど達したはずのものはまた硬度を増し、たらたらと先走りの雫を零していた。
「ああ…、オルバン、様ぁ…」
ティスは熱に浮かさたような声で彼を呼ぶ。
淫らに蕩けたその表情を眺め、オルバンはにやにやと笑って言った。
「これも気持ち良くなって来たのか。おとなしそうな顔をして、大した淫乱だな」
蔑むように言いながら、彼はむき出しの自分の性器を軽く握った。
ティスのものとは比べ物にならないほど太くて長いそれは、少年の痴態に興奮してすっかり臨戦体勢になっている。
丸みを帯びた先端が小さな尻に触れる。
だが魔力の塊に犯される悦びにあえぐティスは、最早それに気付けない状態だった。

ここまで。
710風と木の名無しさん:2005/08/27(土) 02:03:55 ID:iV+1crMR
鬼畜魔法使い様グッジョブ!
すげー気になる所で終わってハァハァ
続き待ってます!(激しく焦らされ中)
711騎竹1:2005/08/27(土) 02:17:07 ID:jAGuH9M/

穏やかで、平和で、幸福な国だった。
温暖な気候、肥沃な大地、一面に広がる小麦畑。
そんな楽園で僕は19になるまでの人生を過ごした。
地方領主の息子として、村の誰からも愛され、誰をも愛し。
ずっとこんな日々が続くと、僕は無邪気に信じて疑っていなかった。

だが、その平和は呆れる程に単純に潰えた。
100年ぶりと言われる未曾有の大飢饉が近隣諸国を襲い、
そして飢餓に苦しんだ北方の山岳民族の突然の侵攻。
50余年に渡り不可侵条約を結んでいた友好国の裏切りに、
平和ぼけをしていた僕の国は為す術もなく国土を蹂躙された。

村は焼かれ、穀物は奪われ、女は犯され、男は労働力として連れて行かれた。
彼らが去った後には何も残らなかった。
狩猟民族である彼らは、一度、獲物と決めたものに容赦がなかった。

だが、そんな彼らにとって、使い道が無いものが1つだけあった。
僕らのような、ひ弱な男。
労働階級ではなく、支配階級にあった僕らのような人間は、
わざわざ連れ帰っても労働力としてはまるで役に立ちはしない。
しかし女と違って子を生むことも、一時の快楽を得ることもできない。
彼らにとってみれば、僕のような人間はまさしく無用の長物、いらぬゴミだった。
だが、だからといって、彼らは、捕らえた獲物をみすみす放してくれるようなことはなかった。
いらないのならば、売ればいい。
単純な話だ。

捕らえられた僕らは家畜同然にひとまとまりにされて、
彼らの国より更に北方の、一年の半分を雪で覆われている国−−−ルルクに売られた。

そう、ここは、ルルクの南端の奴隷市場。
そして、僕は、今まさに競りにかけられている……商品だ。
712騎竹2:2005/08/27(土) 02:17:59 ID:jAGuH9M/

まだ季節は秋のはずなのに、吐く息は白い。
奴隷商人たちの話が本当ならば、来月にはもう雪が降るのだそうだ。
競り市の真ん中の舞台に連れ出された僕は、外気の冷たさに身を強ばらせた。
寒さに弱い僕に対し、奴隷商人は、かなりの気遣いをしてくれていた。
安手のものではあったが、暖かい服を着せ、食料もそれなりのものを与えてくれる。
勿論、それらの気遣いが僕のことを思いやってのことではなく、
単純に自分の商品の価値を下げない為だということは、僕にもわかっていた。
それでも、暖かい衣服はやはりありがたかった。
特に、今のような夜間は。

「さあて、今回の競りでの最大の目玉商品の登場です」
僕を舞台に引き出した奴隷商人が、仰々しく口上を述べる。
「あの南方の楽園リズル王国の貴族。そして、この美貌をご覧ください」
男の腕が伸び、俯いていた僕の顔を、舞台下の客に向けさせる。
客のざわめきが一際大きくなった。
「歳は19、瞳はブルー、そしてこの白金の髪も、もちろん本物です」
そう言って、彼は僕の髪を一つまみ掴んで梳いてみせる。
舞台に上がる前に丁寧に洗われ整えられた髪は、さらさらと彼の指をこぼれるように波打った。
「しかも、性質も穏和、これだけの極上品は、もう二度とお目にかかれないと言っていいでしょう」
男の饒舌は止まらない。
聞いている僕が関心するほど、ありとあらゆる美辞麗句を駆使し僕を誉めあげる。
彼の舌にかかれば、僕は、神の末裔か、人間に化けた天使にすらされてしまいそうだ。
713騎竹3:2005/08/27(土) 02:18:56 ID:jAGuH9M/

彼の大仰な長広舌に辟易したのは、僕だけではないようで、客席からも野次が飛ぶ。
「てめえが穏和な性格だって先月売りつけた奴隷は、
 買った翌日に他の奴隷と喧嘩をして一人殺しちまったって聞いたぞ」
「そうだ、そうだ。無口で従順だって売り文句につられて買って見りゃ、
 頭がいかれてて口が聞けねえってのもあったらしいじゃないか」
かけられた野次に、客席がどっと沸いた。
「……あいつら」
ちっと、奴隷商人の男は舌打ちした。
「いつも人の商売を邪魔しやがって……」
客席に聞こえないように小声での呟きに、彼が睨んだ方へ視線を向けると、
見知った顔がそこにあった。
僕を競りに出している男の、商売敵の奴隷商人たちだった。
この男と違って、客席に紛れて野次を飛ばしている彼らは、己の所有する奴隷に容赦が無かった。
彼らが気分にまかせて奴隷を笑いながら打擲しているのを、
隣町からこの競り市までの数日の道程で、僕は何度も目にしていた。
彼らの奴隷は、恐怖に怯え、腹をすかせ、ぼろぼろの服を着せられ寒さに震えていた。
あれでは、高値で売れるわけもない。
その点、先行投資を惜しまないこの男は、商売上手と言えたし、
何より、商品として所有される側からとっても、ありがたかった。
自分が売られた奴隷商が、この男でよかったと、僕は道中、何度となくそう思ったものだ。

だから……。
714騎竹4:2005/08/27(土) 02:19:42 ID:jAGuH9M/

僕は、野次を繰り出す男達を睨め付けている傍らの男を見やり、
一瞬の躊躇いの後、客席に向かって声を発した。
「僕は、口は聞けます」
商品である僕の突然の発言に、場内が、虚をつかれたように静まりかえった。
その隙を縫って、僕は言葉を続けた。
「僕は……先日の戦の際に、リズルから連れてこられました」
「お、おい」
慌てたように止めようとする男に構わず、僕は客席に向かって言葉を投げる。
「リズルには奴隷制度はありません。だから僕は奴隷の仕事というものを、よくは知りません。
 農作業の手伝いや、床掃除なんかは経験がありませんが、馬の世話なら少しはできます。
 精一杯働きますので宜しくお願いします」
一息に言い切って、客席へ向かって丁寧に頭を下げた。

どうせ、今、この場で、僕が売られることに変わりはない。
逃げられるわけもないし、売らないでくれと頼んだところでその願いが叶うわけもない。
ならば、これまでそこそこ親切にしてくれた彼が、
棒に先行投資した分の見返りがあるよう、
少しでも僕が高値で売られるよう、そう思っての行動だった。

だが、今まさに売りに出されようとする奴隷がとる行動としては、
僕の言動は極めて珍しいものだったらしい。
客席のざわめきが更に増し、好奇の目が僕に注がれる。

僕の勝手な行動にあっけにとられたように惚けていた傍らの男も、
客席の好意的な反応をみてとって、即座に体勢を立て直す。
「どうでしょう。みなさん、お聞きになりましたか。
 これほどの美貌で、これほどまでに従順。まさに掘り出し物中の掘り出し物です」
満面の笑みで客席を見回し、男は得意そうに告げた。
715騎竹5:2005/08/27(土) 02:20:49 ID:jAGuH9M/

「何か特技はあるかね? 手技でも口技でも」
客席から声がかかった。
今度の声は、商売敵の揶揄ではなく、純粋に客と思しき老人からのものだった。
「お答えしなさい」
傍らの男が、僕の肩に手を置き、殊更優しい声音で告げる。
肩に置かれた手に力がこめられているのは、僕が変なことを口走らないようにとの牽制なのだろう。
彼を落胆させたくなかったが、だが、特技と言われて思いつくようなものもない。

僕は逡巡した後、
「特別ありません。国では……自分で何か仕事をするということがなかったので……」
俯いて、そう真実を告げた。

己が役立たずだと告白するのは恥ずかしかったが、嘘を言う気にはなれなかった。
きっと、能なしの奴隷だと落胆しただろうと、
質問を発した客席に老人に視線を向けると、
「本物の深窓の花か、これは手折るのが楽しみじゃな」
何故か、老人は満足そうに目尻を下げ、
ねっとりとした視線で僕を見詰めながらくつくつと笑っている。
老人の絡みつくような視線と、よく意味が分からない不可解な言葉に、
困惑した僕は、思わず顔を伏せた。

それが合図だったかのように、傍らの男が高らかに告げた。

「では、はじめましょう、まずは10000から!」
716騎竹6:2005/08/27(土) 02:21:55 ID:jAGuH9M/

競りは最高潮に達していた。
瞬く間にあがっていく金額を、僕はただ呆然と聞いていた。
仕事は何もできないと、そう真実を言ったのに。
なぜ、これほどまでに競りが盛り上がっているのか、理解できなかった。

勝負は、一騎打ちの様相を呈していた。
一人は先程の老人。
もう一人は、僕の位置からは人が邪魔でよく見えなかったが、
かなり若い男の声のようだった。

一人が値を釣り上げると、もう一人がすかさず応札する。
それの繰り返しだ。

長い攻防の末、今夜、この競り市で成立した全ての売買を足しても
まだ敵わないだけの破格の金額で、僕を落としたのは、
若い男の方だった。

悔しそうな老人と、予想以上の高額の落札に狂喜乱舞する傍らの奴隷商。
その二人を交互に見やりながら、
僕は、僕を競り落とした物好きな人物の方へ視線を向ける。
717騎竹6:2005/08/27(土) 02:22:50 ID:jAGuH9M/

応札の札を持ち、ゆったりとした足取りで、その若い男は舞台に向かって歩いてくる。
年齢は、僕とさほど変わらない。
身体にぴったりとした黒づくめの服と、焦げ茶色の髪。
腰に差した剣と物腰から、人殺しに慣れた人間だとわかる。

「いつも、ご贔屓にしていただいてありがとうございます」
彼を見て、揉み手をせんばかりにして、奴隷商の男が近寄った。
どうやら馴染みの客らしい。
「ラウルさまに買っていただけるとは、こいつも幸せもんです」
そう言って僕の髪を撫でる。
(ラウル……)
遠い昔に聞いた、懐かしい名前。
僕の故郷では、ありふれた名前だ。
でも……。
思わず、近づいてきた彼の顔をまじまじと見やる。

そして……。

息を飲んだ。

(ラウル……)

見間違いようもなかった。

子供の頃に、誰よりも親しく遊んだ、身分違いの幼馴染みとの
7年ぶりの再開だった。

そして、この日から、僕の生活は予想もしないものへと変わっっていった……。

<ここまで>
718風と木の名無しさん:2005/08/27(土) 03:43:15 ID:ZcRkaW53
純粋培養おぼっちゃま奴隷…
身分違いの幼馴染買主…(;´Д`)ハァハァ
719風と木の名無しさん:2005/08/27(土) 08:47:11 ID:tuU41nFr
奴隷ぼっちゃん! 大好物シチュです。
続きをお待ちしております!
720兄弟・ショタもの:2005/08/27(土) 09:40:42 ID:aYqLDA8O
「高志 さっきやったばかりなのにもうパンツ汚してるじゃないか。
 お前もう我慢できないのか?」

中学になったばかりの兄貴が
ボクのパンツの中に手を突っ込んでのぞいたかと思うと
いきなり下半身を丸裸にした。

「やっ…おにいちゃん…ボク、男のコだよ…?」

ボクはこれから起こる事を想像して部屋の中を逃げ出した。
兄貴はボクを捕まえようと後ろを追いかけてくる。

兄貴の手の中にはボクの嫌いな物が・・・
あんな物をまた着けられるなんていやだ!
兄貴はボクがあれを着けるのがどんなにいやか判っていない。
ボクは兄貴の手から逃れるために必死になって逃げた。
だが大きな兄貴からは逃げられなかった。

「捕まえたぞ、高志。ちゃんと俺の言う事を聞け。」












ボクは2歳。まだまだオムツが必要だ。
721風と木の名無しさん:2005/08/27(土) 09:43:08 ID:2eruJ+lT
ワロタW
722風と木の名無しさん:2005/08/27(土) 11:37:00 ID:+npIzwP0
す、すれ違いでは…w
でも和んだよ。可愛いね。
723風と木の名無しさん:2005/08/27(土) 11:40:49 ID:e85HVWye
ある意味鬼畜かもw
724秘書マイナス41:2005/08/27(土) 12:07:49 ID:QQbujnyh
勤務時間3投下分

常磐は居酒屋に居た。
待ち人はまだ来ていない。一時間遅れると、さっき電話があった。
生ビールのジョッキはすっかり温くなったのに、腕を組んだまま動かない。目の前に並んだ料理にも手を付けていない。
「はぁ・・・」
夕方、社に帰ってから課長に呼ばれて『もうすぐ利根川が復帰するから香月に下がる用意をする様に伝えておけ』と頼まれたのだ。
急な欠員のためのピンチヒッターだったとはいえ、正直あの『グータラ香月』がここまでやるとは思っていなかった。しかし課長の命令は絶対だ。逆らえない、逆らう理由も見当たらない。
−今まで出来るのにやらなかった香月が悪いか、課長の心証も悪かったしな。仕方があるまい−
そこまで考えた時だった。
「ハアッ、ハアッ、光司さん、遅くなってすみません」
香月だった。走って来たのだろう、息が上がって頬がほんのりと色付いている。
一瞬言葉を失った。場所も考えずに押し倒そうとする自分に待ったをかけて「上がってこい」と声をかける。
「とりあえず生か?」
「あぁ、いいですねぇ」
「腹へったろ?」
「唐揚げおいしそうですね」

−利根川の話はヤル事やってからにしよう−

725秘書マイナス42:2005/08/27(土) 12:08:37 ID:QQbujnyh
水科悟は正直、香月の提案を実践するべきかまだ迷っていた。
一ヶ月半前、突然『起死回生のアイディアがあるっていったら?』と持ち掛けられた話があまりにもうますぎる。
ここ一週間は来ていないがそれまでは毎日の様に足を運びに来ていた。
が、香月は全く関係ない赤の他人、取引先の営業マンだ。
「やはり断るか・・・」
これまでに何度も遠回しに断りの言葉を口にしてみたがその度に
「社長はそれで首吊って終わりでいいかもしれませんけど息子さんはどうするんです?」
確かにまだ学校に行っている。卒業まで後、一年少々あるのだ。
次に続く言葉が
「騙されたと思ってやってみたら如何です?一年で見込みの無いときは思い切ってたためばいい。その時は息子さんも卒業しているんだから何とでもなるでしょう?」
キレイな顔して、理路整然ときつい事を言う男の子だ。だが言う事が理に叶っている分、付け入る隙を与えてくれない。
−ああいう智恵の回るのは物覚えがいい分、敵にしたら1番陰険なタイプだから穏便に済ませたい・・・−
悟は机から写真立を取り出した。光が写っているのとは別の三十代後半の女性の写真。
4年前死んだ妻。
「どうしたらいいのかねぇ・・・?」
726秘書マイナス43:2005/08/27(土) 12:09:46 ID:QQbujnyh
居酒屋で腹ごなしに焼きおにぎりをつつきながら常磐が聞いて来た。
「亮、この後どうする?」
「・・・・・」
「亮!」
「え?・・あ、聞いていませんでした」
「この後どうするんだ?」
「・・・光司さんて、僕の何処が好きなんですかね?」
常磐がむせた。公衆の面前で尋いていい事ではないだろう。
「えぇ〜?難しい質問だな。強いて言えば、顔と・・・躯、かなぁ」
小声で答える。
−妻にもしよっちゅうそうやって尋かれたっけな−
苦い記憶が頭を掠める。
今もオレはその手の質問に対して相手を満足させる答えを見つけ出せないでいる。
「僕も光司さんとは躯だけですよ。
行きますか。愉しみに」
香月が立ち上がりながら答えた。
乾いた笑いを浮かべて−

今も常磐は時々、この時の夢を見るときがある。
−香月は本当は何て答えて欲しかったのだろう?
何て言えばオレ達は離れなくてすんだのか−


ここまで
727風と木の名無しさん:2005/08/27(土) 12:20:51 ID:/Ovq/dOA
おおっ秘書タソ来てた!乙です!

と、常磐…なんで肝心な時だけおバカさん…!
728風と木の名無しさん:2005/08/27(土) 13:33:55 ID:zOcZTvV3
秘書タン待ってました!
はぁーぁ........常磐タンの馬鹿〜!言葉なんかいらん!躰で分からせてやったんさい!躰で〜ハアハア!
729風と木の名無しさん:2005/08/27(土) 13:46:54 ID:CSu2JAQA
騎竹タン超いい。
これからの展開超期待してる。
730メール15:2005/08/27(土) 14:17:10 ID:hWZx81Y8
>689続き
蕾の上で指が止まりそのままじっとしている。
ムズムズするような感じがして落ち着かない。
指が僅かに力を込めて押してきた。
(入ってくる!)
「……やっ」
思わず身を捩った。
ククッと後ろで笑う気配がする。
森崎の頬が紅潮した。
現実から逃避しようと窓外に目をやるといつも見ている病院の看板が目に入った。
あれが見えるともうすぐ駅に着く。少しホッとした。
もう少しの我慢だ。もう少しだけ我慢をすればこの痴漢から逃げられる。
森崎は自分にそう言い聞かせた。
蕾に指を当てたまま痴漢は森崎のペニスを激しく扱きだした。
森崎はアッという間に張りつめ、先走りを洩らしはじめる。
「あぁ……っ、ンンッ!」
森崎は扉に体を預け、自分の袖を噛んで声を堪えた。限界が近い。
痴漢の扱く手に合わせるように森崎は腰さえ振り始めた。
痴漢の手に精を吐き出したのと駅に着いたのはほぼ同時だった。
731メール16:2005/08/27(土) 14:17:50 ID:hWZx81Y8
ぐったりと疲れ果てて家に帰ってポストを見る。A4サイズの茶色の封筒が入っていた。何か軽くてやわらかいものらしい。封筒を開けると中から出てきたものは学校で脱いだ下着だった。
森崎は震えが足から上がってくるのがわかった。
脅迫者は森崎の家まで知っていた。
家に入り、PCのメールをチェックすると見覚えのないアドレスがあった。
件名はご主人様。
普通ならスパムとして即ゴミ箱行きだ。
しかし森崎はそうしなかった。これが脅迫者からの物だと直感したからだ。
緊張しながら開く。

【よくできました。明日からも学校の行き帰りには今日と同じ電車に乗るように。
今日はぐっすり休んで明日に備えてください】

同じ電車に乗れということは今日の帰りのようなことがこれからもあるということだろうか。
今日のあの痴漢達が脅迫者なのだろうか。
痴漢に蕾を触れられている感触が甦った。そしてそれは眠るまで残った。

732メール17:2005/08/27(土) 14:18:51 ID:hWZx81Y8
翌日森崎は昨日と同じ電車に乗った。乗りたくはなかったが、乗らなければ学校へ行けないし、
メールでの指示に逆らうのも怖かった。
痴漢に遭うとは限らないじゃないかなどと、ほとんどないような一縷の望みにも縋ってみる。
駅を二つほど過ぎた頃、後ろに気配を感じた。
それほどまだ満員でもないのに、森崎の周りにだけ数人の男が集まっている。
森崎は身を固くした。
恐れていたとおり、その中の一人が尻を撫で回してきた。
「やっ……」
身を捩ろうとするが、あの脅迫者かも知れないと思うと怖くて抵抗できない。
森崎に抵抗の意志がないと見ると痴漢はすぐに森崎のベルトを外し、中に手を入れてきた。
下着に手が触れると少し意外そうに体を引いたがすぐに下着の中に手を入れてきた。
別の方向からも手が伸びる。明らかに違う人物だった。
尻をひと撫でしたと思ったら今日はいきなり指を入れられた。
「…ひっ!」
驚いて息を呑んだ。
濡れていた所為で思ったよりもスムーズに入ってきた。滑り込んできたという感じだ。
入れられた指はそのまま中で蠢く。
森崎のペニスを握る別の手はゆっくりと扱くように動いている。
733メール18:2005/08/27(土) 14:19:46 ID:hWZx81Y8
「いや…だ……ぁ」
泣きそうな顔で森崎はいやいやをするが痴漢の手は止まらない。
森崎は駅に着くまでの間、恥辱に身を震わせる以外に何も出来ずに、
痴漢に身を預けてただされるがままになっていた。
学校に着き、教務室に入ると同時にメールが着く。
一体どこから見ているのか。常に監視されているようで森崎は落ち着かなかった。

 件名:命令4
 本文:あなたに日課を与えます。
 これから毎日、朝ここに来たらホームルーム前に下着を脱ぎ教室に行くように。

毎日の行き帰りで身体を、特に下半身を撫でまわされた。
帰りは下着を付けていないせいか特にしつこかった。
相手の顔を確かめてやろうと首を巡らせようとするが窓に押しつけられて出来なかった。
降り際に確かめようとして周りを見たが、誰か解らなかった。
毎日確認すればいいと思ったが無駄だった。周りで同じ顔を見ることは一度もなかったのだ。
毎日違う男達が森崎を嬲っている。もう限界だった。
三日目の朝、乗る電車を変えた。
不自然に思われるといけないので寝過ごした事にし、ぎりぎり間に合わない時間に家を出た。
駆け込もうとして目の前でドアが閉まった振りをするという念の入れようで、次の電車に乗った。
痴漢には遭わず、久しぶりに静かな朝を過ごすことが出来た。
こうすれば良かったんだと森崎は少し笑った。
734風と木の名無しさん:2005/08/27(土) 14:20:54 ID:xnag/0Yn
残忍で鬼畜なオルバン様…歯向かえば、未知の力で殺されるというのが素敵!
ゾクゾクきますー、すごい良いです!

騎竹さんに超期待。
幼なじみに買われるなんて、これはかなり羞恥プレイになりそうな予感。
負けた爺さまはどんなプレイするつもりだったのかも気になりますが…。
ともかく続きお待ちしております!
735メール19:2005/08/27(土) 14:21:05 ID:hWZx81Y8
学校に行き職員用玄関に入った所で同僚に会った。
「おはようございます」
今日はちょっと寝過ごして等と聞かれてもいないのに言い訳をする。
「あ、森崎先生。先生も来てください」
同僚は有無を言わさず森崎を職員室まで引っ張って行った。
「え、ちょ、ちょっとまってくださいよ。一体なにが……」
職員室ではちょっとした騒ぎが起こっていた。
「どうしたんですか?」
「ああ、森崎先生。見てくださいよ」
同僚の女性教師が怒りを露わにしている。
「何が一体……」
教師が見ているPCを見て森崎は絶句した。
何者かが職員達のコンピュータに細工をしていったらしい。
男の裸体の写真が何分割かされ、それぞれ一台ずつに、壁紙のように大写しになっている。
怒りに声を震わせている件の女性教師のPCにはちょうど性器の部分が貼ってあった。
「まったく悪質な! 誰が一体こんな事を」
「どこかの公園のようですな」
「先生! そういう問題ではありません!」
森崎には周りの声など聞こえなかった。
736メール:2005/08/27(土) 14:22:12 ID:hWZx81Y8
今日はここまで
737風と木の名無しさん:2005/08/27(土) 14:37:18 ID:ZcRkaW53
速攻お仕置きキタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!

メールさん秘書さん乙です!
738風と木の名無しさん:2005/08/27(土) 20:12:33 ID:ZEEXnLRG
age
739風と木の名無しさん:2005/08/27(土) 20:15:11 ID:ZEEXnLRG
age
740風と木の名無しさん:2005/08/27(土) 21:38:12 ID:UE7bXKFH
ああ〜次のメールが楽しみ。ワクドキヌルテカ
741秘書マイナス:2005/08/27(土) 22:57:38 ID:QQbujnyh
勤務時間3投下分

オレ達はホテルのベッドで抱き合っていた。
珍しく香月が積極的になってくれてオレは有頂天になっていた。
−ずっとこのままでいたい−
そんな想いが胸を締め付ける。
香月が上になってオレをイカせようと責める。普段は大人しそうな顔して、ヤル時はヤルんだよな。
でも、香月がいつもと違う様な気がした。何かから逃げようと必死になっている様な・・・
「ハアッ、ハアッ、気持ち・・・よく・・・ないですか?」
香月が唐突に聞いて来た。
「いや、気持ち良いのを我慢してる。オマエを長く愉しみたい」
「・・・そうですか、良かった」
ふと、居酒屋に居た時から気になっている事を聞いてみた。
「亮は何考えてる?さっきから上の空だ」
「・・・貴方の事を」
「そうか?違う気がする」
「そんなのは・・貴方に対する・・侮辱だ」
「ならいい」
常磐が上になると力強く突いてきた。いきなり与えられる快感に悲鳴をあげる。「あぁ!イくぅッ!!」

−恐い。いま此処で貴方に抱かれているのが恐い。
貴方の腕の中は僕の居場所じゃないって僕の中の誰かがいってる。
光司さん、僕はどうしたらいい−


有頂天・・・
天の頂きまで登り詰めてしまったら後は下る以外に道は無い

742秘書マイナス45:2005/08/27(土) 22:58:27 ID:QQbujnyh
常磐が目を覚ますと自分の腕枕で眠っている香月の目が涙で濡れていた。
「亮?起きてるか」
−放っておいてくれ。
目を開けたくない、貴方の顔を見たくないんだ−
夢を見た。己のおぞましい本性が形になって成すべき事を示唆していた。
常磐の腕の中でそんな夢を・・・僕は頭が狂っている!
「眠ってんのか・・・じゃあそのまま聞け」
常磐は冷蔵庫にあったコーヒーを飲みながら続ける。
「来月中に利根川が復帰する、オマエは復帰と同時に下がれと課長の命令があった」
−まさかこんなに早く!?−
僕はベッドから跳ね起きた。
「おはよう、モーニングコーヒーと洒落込むか?」
「常磐さん、今のは本当ですか?」
目を逸らしながらの答えが返ってくる。
「本当だよ」
「そんなのお断りだ」
また常磐がむせた。
「オイ亮、そんな無茶苦茶な」
「僕は何か失敗をしましたか?手落ちは何も無い。なのに自己管理もままならない人に実績を掠め取られるのはゴメンだ」
いつもと違う激しく激昂した香月に圧倒されながら常磐が宥める。
「オマエが利根川を良く思ってないのは判るが決定したことだ、またオレの下に付けばいい」
常磐が香月を抱き寄せ、耳元で囁きながら甘噛してくる。
743秘書マイナス46:2005/08/27(土) 22:59:17 ID:QQbujnyh
「嫌だ!」
香月が激しく拒絶する
「亮、そんなに怒るなよ」
「もう僕に触るな!」
流石に常磐も呆れ返り
「駄々っ子みたいな事言うな!」
香月の手を捻り上げると
「オマエの躯に教え込んでやる!御主人様は誰だ?オマエはオレの奴隷だろうが!」
ベッドに押し倒し右手で香月の両手の自由を奪う。
色白の、細身な割に筋肉質のしっかりした体躯を自分の下に押さえ込む。
「・・・触るな」
香月が睨み付けるのを常磐がせせら笑いながら言う。
「また初めての時みたいにシビレさせてやるよ、そうすりゃオマエも解るだろ?」
鎖骨を舌先でなぞりながら左手を胸に這わせていく。
「ウッ・・・ンン・・ハァハァ、アァ・・嫌い・・」
泣きながら香月が呟く。
「常磐さんなんか・・大嫌いだ」
「勝手にしろ!」
俯せにさせると人差し指を無理矢理捩込んでいく。濡れていないので拒むかの様にキツイ。
「うぐっ!」
−あぁゴメン、痛かったか?亮−
指をソコに出入りさせながらゆっくり背中に舌を這わせて肌の感触を味わう。
「あぁ、ん・・・やだぁ・・・嫌だったらぁ・・」
腰が指に併せて律動を始めている。
−オイオイ、何が嫌なんだ?本当にやらしい躯だよ−
「もう一本入れてやろうか?」


ここまで
744風と木の名無しさん:2005/08/28(日) 00:32:01 ID:ZPj+ssUs
メールさんハァハァ
先生を撫で回すだけじゃなく
もっとエッチくいぢめてあげてほしいです
745風と木の名無しさん:2005/08/28(日) 00:34:56 ID:y7nDuIkD
もうなんか胸がイタイやら滅茶苦茶にしてやって欲しいやら
香月タソの可愛さに床を悶絶回転中の漏れ。
746風と木の名無しさん:2005/08/28(日) 00:52:17 ID:zzsjJhp2
秘書タン乙です。
やっぱ萌〜!
続きをお待ちしてまつ!
747メール:2005/08/28(日) 02:08:57 ID:PgPoL5SM
>735続き
分割した物を一つにつなぎ合わせれば誰の裸体写真になるのかよく解っていたからだ。
犯人は自分の脅迫者。
顔も見えない。正体も分からないが、これをしたのははっきりと彼等だと解った。
「……崎先生?…森崎先生」
「え、あ」
ようやく呼ばれていることに気付いた。
「具合でも悪いんですか? 真っ青ですよ」
「だ、大丈夫です」
そう答えるのが精一杯だった。
女性教師は怒りに卒倒しそうだが、森崎もまた卒倒しそうだった。
「森崎先生のパソコンも確認した方がいいですよ」
「あ、ああ、そ、そうですね。私のは教務室ですから……そうですね。ああ、ちょっと」
しどろもどろで森崎は職員室を出て、国語の教務室に向かった。
ノートパソコンを引き出しから出す。
開けるのが恐ろしい。しかし、確認しなければ。
スイッチを入れるとそこにあったのは分割された森崎の裸体写真の顔部分だった。
「ひっ!」
恐ろしい物でも見たかのように森崎はノートパソコンを閉じた。
748メール21:2005/08/28(日) 02:10:55 ID:PgPoL5SM
番号忘れ
747は20です

----

「そ、そうだ……携帯」
何か警告のようなものが入っているのかも知れない。
確認するが何もなかった。
無言の警告だった。だから余計に恐ろしくなった。
恐ろしいものから遠ざかるかのようにそのまま教務室を出ようとしたところで携帯が鳴った。
ビクッと竦みあがって思わず携帯を落としてしまった。
「あっ」
慌てて拾い上げようとしたところに別の手が伸びた。
「はい、森崎先生」
拾ってくれたのは事務局にいる女性だ。
「どうかしたんですか?」
いぶかしむような声に森崎は我に返った。
「あ。す、すみません。ありがとうございます」
一瞬拾ったのは脅迫している誰かかと思ったが、いくらなんでも女性という事はないだろう。
「大丈夫ですか?」
「は、はい。大丈夫です。すみません」
心配そうに振り返りながらその女性が行ってしまった後、森崎は震える手でメールを見た。
749メール22:2005/08/28(日) 02:11:36 ID:PgPoL5SM
  件名:なし
  本文:命令4を再確認

命令4?
少し考えてハッとした。
『日課』を忘れたことを思い出した。
彼らは、どこかから必ず見ている。そして森崎が意に反することをすればすぐにこうして警告をしてくるのだ。とてつもない恐怖だった。
森崎は慌てて戻り『日課』をして、教務室を出た。
彼らは下着を穿いて来る事を禁じてはいなかった。ただ脱ぐように指示されているだけだ。
だからといって家から下着をつけずに来る気にはならなかった。

森崎はその日の帰りから再び指定の痴漢電車に乗り続けた。
それが乗り遅れのような不可抗力だったとしても彼等は許してはくれないだろう。
今度からは乗り遅れることにも気を遣わなければならなくなった。
会議が長引いたなどの本当の不可抗力に対してはメールで乗る電車の変更を指示された。
当たり前のように変更された電車でも身体を嬲られた。
750メール23:2005/08/28(日) 02:13:24 ID:PgPoL5SM
痴漢達は言葉を発しない。最初の日に囁かれたあの言葉だけだ。
あの声の主には二度と会わない。
今のこの痴漢達がどんな声なのか、いや日本語を喋るのかどうかすらこの状況ではわからなかった。
毎日違う痴漢達にズボンと下着を下げられペニスを扱かれ、アナルを弄られた。
初めは指一本を入れられただけだった。
日を追う毎に、と言うよりは森崎が慣れていくにつれてそれは二本、三本と増やされた。
増やされるだけではない、中で何かを探るように動かされる。
森崎はその指の生み出す快感を押さえることが出来なくなっていた。
電車の中で当たり前のように繰り返される異常な事態。
森崎はその中に悦びを見つけてしまった。
「い、いや……やめて…」
喘ぎの合間に拒む言葉を洩らすがそれに力は全くなかった。
他人にアナルを弄られ、腰を振りペニスを強ばらせている。
痴漢はそれを森崎に知らせるかのように濡れた先端に指を這わせ、鈴口に軽く爪を立てた。
声を抑えることだけが精一杯だ。
森崎はふと、声を抑えることもしなくて良いのではないのかと考えてしまった。
慣れてしまったせいか。挿入は決してしてこない痴漢達に安心してしまったのか。
周りにいるのは森崎を弄び楽しんでいる痴漢達だけだ。
751メール24:2005/08/28(日) 02:14:57 ID:PgPoL5SM
「ああっ! あっ……ん」
思わず声を上げてしまった。
どこからともなく手が伸びて口を押さえられた。
周りで誰かが笑った気がした。
「ン……んんっ」
アナルに指を入れられたまま射精させられたのは二度目の痴漢の時だった。
それ以来ずっと一日一度は痴漢に射精させられていた。
朝だったり、帰りだったりするが、必ず一度。

電車が入って来た時はいつも息苦しいほどに動悸が激しくなっている。
何故自分はこの電車に乗るのだろうか。乗りたくない。乗りたくないのにいつも乗っている。
脅迫されているから仕方なく乗っているだけだと自分で答えを出す。
だが、仕方ないというのは本当なのだろうか。もしかしたらそれは言い訳ではないのか。
森崎は自分の心の奥の更に奥にある物を覗くことが恐ろしかった。

752メール25:2005/08/28(日) 02:16:38 ID:PgPoL5SM
五日後の帰りはいつもと違っていた。ペニスに伸びる手がその日に限ってない。
その代わり後ろを責める指は執拗だった。
触れられてもいないのにペニスは立ち上がってくる。
我慢しきれずに自分で扱こうとしたら手を押さえられた。
身体の中心から熱い何かが溶けだしてくるかのようだ。
「うううっ……んっ、んっ!」
口を塞がれていなければ叫んでしまいそうだった。
「んんーっ!」
身体が大きく弓なりに反りかえり、身体の奥で何かが弾けた。
森崎は後ろだけで達してしまったのだ。
扱かれたときよりは射精の勢いがなくドロッと垂れただけだった。
精液が足を伝って落ちていくのがわかった。
森崎はあまりの事に呆然としていつもの駅に着いた事にも気づかなかった。
ハッとしたときには電車は発車した後で、森崎だけがホームに一人残されていた。
嘘だ。信じられない。あんなことが。
色々な言葉が頭に浮かぶが、あの瞬間の甘美な衝撃が森崎をさらに混乱させる。
753メール26:2005/08/28(日) 02:18:01 ID:PgPoL5SM
森崎は何かを振り切るように家へと急いだ。
電車の中で射精するときはたいてい誰かの手の中だった。
だから、服を汚すことも身体を汚すこともなかった。
だが今日は誰の手でもなかった。垂れた精液はそのまま森崎の足を汚した。
歩くとき気を付けていてもズボンに貼りつき、ズボンも汚した。
家に帰るとそのままシャワーへ直行した。汚したズボンは可燃ゴミの袋に突っ込んだ。
二度と穿く気がしない。
見知らぬ他人に電車という公の場でアナルを弄られ、それだけで達してしまったのだ。
その上うっとりとその快感に身をゆだねたのだ。
ショックだった。森崎は自分が信じられなかった。
自分はもしかしてこんな風にされることが好きなのだろうか。
シャワーを浴びながらふと頭をよぎった考えをすぐに首を振って否定した。
訳のわからない涙が溢れた。


----

今日はココまで
754風と木の名無しさん:2005/08/28(日) 02:23:34 ID:csUPo0l0
わぁあい!新作ラッシュだー!
ワクテカ!
メールさん、騎竹さんがんがってくださいー
755風と木の名無しさん:2005/08/28(日) 04:02:47 ID:3YqNWvvK
メールさんの、森崎テンテが徐々に開発されていく様はたまりません!(*´д`)ハゲモエス
続き楽しみにしています。
756風と木の名無しさん:2005/08/28(日) 10:12:14 ID:stnFN9bH
メールさんの犯人像をあれこれ想像しつつ禿萌。
757秘書マイナス47:2005/08/28(日) 11:45:53 ID:w5UQHJnR
勤務時間3投下分

「・・・エ?」
「もう一本追加してやるって言ったんだ。オマエみたいな淫乱には足りないだろ?言ってみな、下さいって」
ちょっと長めの黒髪が揺れる。
「フゥ-ン要らないんだ」
俯せだった香月の腰を抱え上げ尻を突き出させる様な恰好をさせる。
「あぁ!よせッやめろ!常磐ぁ!!」
「テメェ御主人様を呼び捨てか?何様のつもりだ」
言いながら尻を撫でる。吸い付く様な肌触りが心地良い。そのまま今度は入れずに指で、舌先で、入口を弄ぶ。
「ハアッ!い・・やぁ・・」
「良くなったらいつでも言え」
ソコをゆっくり擦りあげて嬲っていく。香月はもう悲鳴も出せない。快感を貧る事に集中してしまっている。こっちも香月が漏らす喘ぎ声だけでイケちゃう勢いなわけだが・・・
「ハアッ・・ハアッ・・あぁン・・あ・・あ・・」
「ハアッ、・・・あぁ、亮・・・もっと感じろよ・・今入れてやるから」
二本追加の計三本をゆっくり沈み込ませる。
「ッ!!」
次の瞬間、香月が達した。
白濁が腹部を汚す。
ぐったりした香月に常磐がのしかかって尋ねた。
「欲しい?」
香月の首は横に振られる。
「!?・・オマエも強情っ張りだな、わかった。もう勝手にしろ!」
常磐自身が押し入ってきた。
758秘書マイナス48:2005/08/28(日) 11:47:00 ID:w5UQHJnR

常磐が荒々しく浴室のドアを閉めながらに消えると、香月はノロノロと帰り支度を始めた。
「計算ちがいだ。まさかこんなに早く・・・いや、なんとかするしかない」
携帯で日付を確認する。土曜日の午前11時半。
−まだ大丈夫、やれる−。
ついさっきまでの媚態を無理矢理振り切ると躓きながら部屋を出た。足が縺れて歩けないのを壁に寄り掛かり堪え、大きく深呼吸をする。
目を閉じて右手で顔を覆いながら何か呟く。
「・・7・・8・・9・・10」
手を下ろした時、その目から表情は消え去っていた。
歩き始めた行き先は水科ケミカル。途中でネクタイを買った。

「りょ〜う、機嫌直ったか〜?」
浴室から常磐の声がする。だが、部屋には誰も居ない。

「こんにちは美和さん、先日は失礼しました。社長さんいますか?」
「あ!香月さん。社長、いま出掛けてるんですよ」
少し考えて香月が切り出す。
「そうですか、じゃあ一緒にお昼でもどうですか?」耳元で小声で囁く。
「実は、今日は社長ではなくて美和さんに用があったんです。不在なら少しくらい早く休憩に入っても構わないでしょう?」
「フフフ、いいわよ。香月さんまた○ック?」
「お好きな所へ」
香月が笑顔で答えた。
759秘書マイナス49:2005/08/28(日) 11:47:51 ID:w5UQHJnR
「ここ最近はお会いしていないけど社長さんは元気ですか?」
美和お勧めのイタリア料理店の中。目の前のパスタに舌鼓を打ちながら問い掛ける。
「あんまり。香月さんが来る様になってからは何か悩んでるみたい。あまり社長をいじめないでね、過労で死んじゃうわ」
「心得ておきます」
「・・・あなた本当に香月さん?昨日と全然違うんだけど」
「あぁ、気付いてもらえました?ネクタイをね」
おどけた口調で答える香月。
「アハハ香月さん可笑しい」
キレイな男に食事に誘ってもらえて浮かれている美和はいつもより饒舌になっている。社長の個人的な情報等、言わなくていい事まで香月に吐露していく。その中には常磐の事情もあった。
「常磐さんて既婚者なんですか?」
「知らなかったの?三年前にねぇ・・・結構慰謝料とか養育費とか吹っ掛けられて大変だったみたいよ。でもあんまり貧窮してないみたいだからお宅は高給なのねって話。・・・常磐さんてカッコイイよね」
「うん・・・・・女の人は常磐さんみたいな人がいいんですね、じゃあ」
美和の目を見つめながら問う。

「・・・僕なんかどうですか?」


ここまで
760風と木の名無しさん:2005/08/28(日) 11:48:25 ID:2fIv+aEs
早くも萌な騎竹タソに期待(*´д`)ハァハァ
761騎竹8:2005/08/28(日) 11:59:46 ID:/j1hNEdy

>>711-717続き

(ラウル……)

眼前に立った彼を見詰め、僕は感動に打ち震えた。

(助けに来てくれたんだ)

そうとしか考えられなかった。

誰より強くて、そして優しかったラウル。
屋敷の庭で木に登って降りられなくなった僕を、
裏の森で迷子になって泣いていた僕を、
いつだって、真っ先に駆けつけ助けてくれたのは彼だった。

僕の窮状をどこかで聞きつけて、昔のように駆けつけてくれたのか、
それとも、偶然にこの競りに居合わせたのかはわからない。
でも、今、ここにいる彼は、僕を助ける為に競りに参加してくれて、
そして競り落としてくれた……それだけは間違いないと思った。

蛮族に囚われ、奴隷商に売られ、
故郷から遠く離れたこの凍てつく北の大地まで連れてこられ、
もう、生きてリズルに戻ることはないのだと、何もかも諦めていた。
この見知らぬ国で、奴隷として、一生、惨めに働かされて死ぬのだと。

だが、彼が助けに来てくれた。

目頭が熱くなり、涙が零れそうになるのを、僕は必死で押さえ、
遠い日の面影を残す、黒尽くめの男を見上げた。
762騎竹9:2005/08/28(日) 12:00:28 ID:/j1hNEdy

7年ぶりに見る彼は、一際背が高くなっていた。
子供の頃は、僕とほとんど変わらい背丈だったのが、
今の彼は、並ぶと、僕よりも頭一つ分程大きい。
北方の民は、僕たちリズルの民と比べ、体格がいい者が多いが、
ラウルはそんな彼らに混じっても何ら遜色がなかった。

奴隷商と金の受け渡しについて打ち合わせをしていたラウルが、
僕の方に向き直った。

視線が合う。

何を言えばいいのか。咄嗟に言葉が出てこない。
久しぶりと言うべきか、それとも助けてくれた御礼が先か。
想いは溢れるのに、上手く形にできないのがもどかしい。
僕たちは、しばし無言で見つめ合った。

沈黙を破ったのは、ラウルだった。

「俺に買われて嬉しいか?」
763騎竹10:2005/08/28(日) 12:01:08 ID:/j1hNEdy

低い静かな声だった。
遠い日の想い出にある彼の声とは、似ても似つかない。
最後に会った7年前は、二人ともまだ声変わり前だったのだ。
僕は今更ながら、彼と離れていた時の長さを、
まざまざと見せつけられた気分がした。

でも、いくら背が伸び声が変わったとしても、ラウルであることには違いない。
いつだって僕の味方だった、あの優しい彼に。

だから、僕は微笑んだ。
ラウルの問いかけの答えとして。

リズルを離れてから、初めての笑みだった。
僕自身は、自分の笑顔を見ることができないからよくわからないけれど、
ラウルは、僕の笑顔が何より好きで大切だと、口癖のように言ってくれていた。
そして、僕が笑いかけると、いつだって目を細めて嬉しそうに笑い返してくれた。

なのに……。
764騎竹11:2005/08/28(日) 12:02:02 ID:/j1hNEdy

僕を見詰めるラウルは、冷たい無表情のままだった。
彼の隣の奴隷商が、惚けたように口を開けて僕を見詰めかえすのと対照的に。

侮蔑の眼差しで僕を一瞥した後、ラウルは傍らの奴隷商に向き直り、
嘲るように呟いた。

「ずいぶんと上手に仕込んだものだな」

ラウルの言葉の意味がわからず、僕は呆然となる。
(仕込んだ……何を?)

だが、戸惑う僕のことなど気にもとめず、彼は口の端を歪めた。
「もう味見はしたのか?」

ますます理解不能の言葉を、ラウルが続けた。
だが、彼の言葉の意味がわからなかったのは僕だけらしい。

「とんでもありません、あっしは商売物に手を出したりはしませんよ」
僕の困惑を余所に、奴隷商は、大げさにかぶりをふって、
ラウルの言葉を否定してみせた。
「じゃあ、さっきのあれは何だ?」
「あれ?」
「舞台上での茶番だ」
「あれは、こいつが勝手にやったことでして」
奴隷商は、ラウルに向かって愛想笑いを浮かべながら、
僕に同意を求めるように視線を送ってきた。
765騎竹12:2005/08/28(日) 12:02:45 ID:/j1hNEdy

話の流れはよくわからないが、
ラウルが言っているのは、僕の舞台での発言のことらしい。
ならば、確かに奴隷商が言っていることは正しい。
あれは、僕が自発的にやったことだ。

だから、僕は奴隷商の言葉に頷いた。

「ほう」
ラウルの顔に酷薄な笑みが浮かんだ。
これまで一度も見たことのない嗤い方に、背筋がぞくりと震えた。
(ラウル?)
不安が頭をもたげた。
何か嫌な、とてつもなく嫌な予感がする……。

果たして、その予感は的中した。

「おまえの名は?」

愕然とした。
ラウルが発した言葉の意味が、理解できない。
(僕のことがわからない?)
そんな馬鹿なと思った。
僕はひと目で、ラウルがラウルだとわかったのに。
それほど僕は様変わりしたのだのうか。
766騎竹13:2005/08/28(日) 12:03:18 ID:/j1hNEdy

「ふん、答えたくないか」
僕の沈黙をラウルは、そう解釈したらしい。
「まあ、貴族の名前なぞ、これからの生活には分不相応だろうしな」
ラウルの手がのばされ、僕の顎を掴んだ。
「おまえに奴隷としての名を与えてやろう」
肌に触れた彼の手の冷たさに、身震いする。
「セツ……おまえの名は今日からセツだ」

「セ……ツ……」

僕は、鸚鵡変えしのように呟いた。

それは、犬に付けられるべき名前だった。
首輪をつけられ、鎖に繋がれ、主人の言うことに絶対的に服従する家畜の名。

ほんの数分前までの、ラウルと再開した喜びと安堵の想いが、
がらがらと崩れていく。

冗談だと否定して欲しかった。
昔のように、片目を瞑って「本気にしたのか?」と、そう笑いかけて欲しかった。
だが、ラウルの表情は変わらなかった。

「おまえに相応しい名だろう?」
愉悦を帯びたラウルの嗤いが響く。
競りの喧噪の中、その嗤い声だけが、耳鳴りのように僕の耳を打つ。

それはまるで、これから始まる僕の生活がどういうものかを示す、警笛のような気がした。

<ここまで>
767風と木の名無しさん:2005/08/28(日) 12:09:28 ID:0gVWKBzu
騎竹さん、ツボに嵌りまくりです
続きの投下お待ちしてます(*´д`*)
768風と木の名無しさん:2005/08/28(日) 12:19:37 ID:w5UQHJnR
セツ
せっちゃああぁーん
769風と木の名無しさん:2005/08/28(日) 12:38:51 ID:HZ3aUwwM
イイ!(・∀・)
騎竹サソ、すごいツボりますた!次も楽しみにしてます。

余談だけど、ラウル→ヲぺラ座のアレでぃすか?
770風と木の名無しさん:2005/08/28(日) 13:54:48 ID:zzsjJhp2
秘書タン来てた〜!
萌つつも、常磐カワイソ.......。
♪好きな男の腕の中でも 違う男の夢を見るうぅぅう〜!

続き待ってます。
771風と木の名無しさん:2005/08/28(日) 17:16:29 ID:USwNPOYl
あ、あのう、玩具兄弟は…?続きはどうなったのでしょうか?
職人さん待ってるから!ずっと待ってるから!!
772風と木の名無しさん:2005/08/28(日) 17:20:20 ID:csUPo0l0
ハァハァ…騎竹イイヨイイヨー
早く続きが見たいよー
オレ様魔法使いもすごく楽しみだー
773秘書マイナス50:2005/08/28(日) 18:33:13 ID:w5UQHJnR
勤務時間2投下分

「また誘ってくださいね」
昼休みはとっくに終わっている。店の前で美和が嬉しそうに香月に笑いかけた。
「・・・喜んで」
「いけない、もうこんな時間!急がなきゃ」
その割には離れて行かない。
「行かなくていいんですか?あまり遅くさせると次から誘い辛くなりますよ」
香月は苦笑しながら促す。
−この女は駄目だ。再建の邪魔になるだろう−
「また連絡させてもらいます」
美和を見送り、その足で自社へ向かった。
守衛に忘れ物をしたと話して休日の誰もいない事務室に入る。自分のPCを立ち上げて中のデータをMOに落とし込んだ。
「・・・これで全部終わり」
ふと目線を上げる。自分の向かいは常磐の席。向こうに回り座ってみる。
目の前にある自分の席。あの人はここからどんな風に僕を見ていたのだろう?
常磐の席に座ったまま、外線で水科に連絡を取る。
「こんにちは、今夜は社にいらっしゃいますか?・・・そうですか。では伺います」
−やはり僕は水科光に逆らえない−
昨夜の夢を思い出した。よりにもよって常磐の腕の中で水科光に思う様、嬲られて蹂躙される夢を見たのだ。


目が合った時に本能が理解していた。自分の御主人様は『水科光』唯一人だと

774秘書マイナス51:2005/08/28(日) 18:35:12 ID:w5UQHJnR
しばらくの間、常磐の席に座ったまま机に俯せになっていた。
いっその事、このまま消えて無くなりたい。
でも物理的に無理。
「・・・行こうかな」
携帯を見るとメールと不在着信と留守電が何件も入っている。みな常磐からだった。
留守録を聞くと怒っていた。
「亮!オマエ何処にいるんだよ?返事しろ」
「腹へった〜、オマエがいないから朝から何も食ってないぞ、返事くれ」
等、要するに返事を待っているらしい。
今三時過ぎ、水科とは七時の待ち合わせ。

「クスッ・・・馬鹿だなぁ、常磐さん。もうすぐ僕に捨てられるのも知らないで」
リダイヤルするとすぐに常磐が出た。
「今何処ですか?・・・・まだ何も食べてないんですか?・・・今夜は駄目・・・今ならなんとか・・・」はい、今行きます」

香月の口の端が上がっている。夏の日に常磐に咎められたあの冷たい笑み


ここまで
775風と木の名無しさん:2005/08/28(日) 20:28:40 ID:aSTYJyRC
騎竹さん、甘々おぼっちゃん奴隷がどうなるのかワクテカです。
秘書さんの本質はS系で奴隷ですか。(*゚∀゚)=3ハァハァ

禿げしく乙です。
776風と木の名無しさん:2005/08/28(日) 21:22:09 ID:stnFN9bH
玩具兄弟マダナカー。
777回答秘書:2005/08/28(日) 21:54:08 ID:w5UQHJnR
ラッキー7ゲトー
778風と木の名無しさん:2005/08/28(日) 23:33:53 ID:zvIHu+Xg
>>777
上げるなよ…
779風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 00:15:02 ID:JK/f/DAf
秘書作者タンはヘタレ攻め属性の気ガス。
780風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 00:15:16 ID:4XafYQmX
騎竹さんがどツボです(*´д`)ハァハァ
続きが楽しみで携帯から何度もリロってしまうよ(*´д`)ハァハァ
781風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 00:37:24 ID:EgEXqdJ2
秘書タン乙です。
食事もしないで連絡待ってる常磐タン、なんかカワイイ。35〜40歳ぐらい?
782風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 07:12:01 ID:Hm1lJqXh
この際作品についてはどうこう言わない。
ていうかNG設定してる。
でももういい加減にしてくれませんかね、秘書書いてる人。

タイトル変えたらNG設定零れちゃうだろ。
あんたの寒いなりきり見た時に回答秘書とやらもNG入れときゃよかった。
無意味にageられてスルーも何もあるかボケ
783風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 07:42:48 ID:aGU74elW
>782
相手にしても疲れるだけだし、したらばへおいで。
今みんなで楽しくやってるから。
784風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 08:24:23 ID:EgEXqdJ2
秘書タン、今日も続き待ってます。
いろいろあるけど頑張ってください。
785風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 08:32:58 ID:/ugns56a
餅つけ。気に入らんモノは華麗にスルー汁。
それが大人の対処だ。
786メール27:2005/08/29(月) 08:40:02 ID:6lFhVj4v
>753続き

シャワーから出てPCのメールをチェックした。
あの日から毎日「ご主人様」から同じ文面のメールが届く。
【よくできました。今日はぐっすり休んで明日に備えてください】
電車に乗らなかった日はさすがに「よくできました」はなかったがそれでもそれ以外は同じだった。
今日も届いていた。が少し文面が変わっていた。

【よくできました。今日は特によかったのでご褒美を上げます。自由に使いなさい。
明日は休みです。少しぐらいの夜更かしは構わないでしょう】

特によかったというのはやはりあのことだろう。
森崎は思いだして一人で顔を赤らめた。
「ご褒美?」
そう言えば今日はすぐにシャワーに飛び込んだのでポストを見ていない。
見に行くと小包が入っている。
開けてみると、中にはバイブとローション、そしていつものように下着が入っていた。
通常よりも細身のものだったがそれでも森崎を驚かせるには十分だった。
「なっ!」
森崎は顔を赤くして放り出した。
自由に使えと言われても……。
使う気になど絶対にならない。自由にと書いてあった。使わなくてもいいものなのだろう。
捨ててしまおうかとも考えたが、後で何を言われるかわからない。
森崎は箱を厳重に包みなおして引き出しの奥へしまった。
夜更かしと書いてあったがそんな気になどなれない。外に遊びに行く気にもならない。
夕食を食べた後、ベッドに入り無理矢理に寝込んでしまおうと思った。
787メール28:2005/08/29(月) 08:40:43 ID:6lFhVj4v
暑くて目を覚ました。
枕元の時計を見るとまだ十二時前だった。早く寝過ぎたかと少し苦笑する。
息苦しいほど暑い。何度も寝返りをうった。
我慢できずに森崎はエアコンのスイッチを入れた。
エアコンの風は嫌いでいつも寝るときには切るのだがこれだけ暑いと仕方ない。
暑いのではなく森崎の身体が火照っているのだ。熱でもあるのか。
「はあっ、はあっ、はあっ……」
息が荒くなって、脈拍が早くなる。
おかしい。何かがおかしい。
ベッドから起きあがろうとして身体の異常に気付いた。
信じられない程勃起している。
「うそ……」
思わず股間に手をやった。
「ああっ!」
服の上から握っただけでイッてしまった。
精液が下着とパジャマから染み出して手を濡らす。
下着を濡らすなど思春期にもなかったことだ。自己嫌悪と羞恥で泣きたくなった。
森崎は仕方なく汚れた服を脱ぎ捨てた。
788メール29:2005/08/29(月) 08:41:32 ID:6lFhVj4v
欲情は収まってはいなかった。下半身を剥き出しにしたことで森崎はさらに追いつめられる。
はっ、はっ、と夏の犬のように息を喘がせてペニスを扱く。
「あっ、だ、ダメだっ!」
今度はシーツを汚した。
疼く。身体の内部から疼きがどんどん湧き起こる。
二度ほど射精しただけでは止められない。
何かに操られるように森崎は指を後ろに這わせた。
「あああっ!」
あまりにも甘美な快感が身体を貫いた。
一本入れて掻き回す。
「ああっ、ああっ……っく」
痴漢の指を思い出した。
指を増やしていく。二本、三本。
気持ちイイ。こんなに気持ちイイものとは思わなかった。
どこかでダメだと警鐘が鳴っているが身体が止まらない。
横になり、指で後孔を掻き回し、ペニスを擦る。
「あっ、ああっ、はあっ、はあっ」
届かない。もう少しで届きそうなのに。届けばもっと何かが得られそうなのに……。
森崎はもはや快感の下僕だった。
789メール30:2005/08/29(月) 08:42:26 ID:6lFhVj4v
あの『ご褒美』が頭に浮かんだ。
「ダメだ!」
咄嗟に叫んでそれを頭から追い出そうと必死に頭を振った。
アレを使えばきっと自分はダメになる。
だが、浮かんでしまったそれを消すことは出来ない。
森崎は夢遊病にかかったようにベッドから降り、引き出しから箱を取り出した。
その間も身体は疼き続ける。一方ではダメだと言い続ける自分がいる。
包みを破り捨て、それを目にした途端我慢が利かなくなった。
その場で森崎は四つん這いになってそれを後ろに入れる。
「あ、あ、ああーーっ!」
一気に昇りつめて達した。腰が砕けるほどの快感だった。
それは「イイ」としか言いようのない感覚だった。
いくらでもいけそうだ。
バイブでアナルを犯されながら、森崎は床に転がり涎を流してヨガリ狂った。


790メール31:2005/08/29(月) 08:43:26 ID:6lFhVj4v
……………
……………

「やれやれ。何回イク気かな」
暗い部屋でパソコンのモニターを覗き込んでいる三人の影。
一人は机の前に座り、もう二人はその両側に立っている。その周りにも何人かいる。
「遅効性の薬だったけど結構効くね、アレ」
「まあね。まだ研究室段階のものだけど」
「いつ仕込んだんだよ」
「電車の中でちょっと。可愛がってやるついでにタブレットタイプのを、ね」
「よく気付かれなかったな。何か入れられたら普通気付くだろ」
「小さいモノだからね。それによがりまくりだったし」
「普通じゃないしってか?」
笑い声が起こる。
「狂うかな?」
「いや、そこまでじゃない。もうすぐ効果は切れるよ。ほら」
「動かなくなったな」
「あーあ、入れっぱなしで床で寝ちゃったよ」
「あれじゃあ風邪ひくな。誰かエアコン切ってきてやれよ」
「おう」
右側の一人がそこから離れる。
「ほら、鍵」
791メール32:2005/08/29(月) 08:44:34 ID:6lFhVj4v
座っている影が投げたのを立っている影がキャッチして部屋から出た。
「大丈夫か? 起き出さないかな」
「まあ大丈夫だろうけど。一応念のための薬は持ってるはずだ」
しばらくすると画面の中に出てここから出ていった人物の影が現れた。
その人物はリモコンでエアコンのスイッチを切る。
さらに画面の中の森崎に近づき、バイブのスイッチを切って森崎から抜いた。
「細くなかったか? あのバイブ」
「いや。あれはあれでいいんだ。まだ拡張はしなくていい。バージンはきついのだけが値打ちだろ? それに……」
「それに?」
「あれはあくまでも『ご褒美』だからな」
「しかしあの分じゃ明日半日は動けないだろうな」
「そうだろうな」
「あ、今お前酷いこと考えた?」
影は笑うと黙ってマウスを動かし画面を切った。


----
今日はここまで
792風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 09:01:51 ID:+F7x1TIo
流れが悪くなると書き手の方が載せにくくなるんじゃないかと
ハラハラする。

そんな中、メールの人ありがとう。
「酷いこと」ってなにさ(*´д`)ハァハァ
793風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 12:22:15 ID:psIe8rIZ
SS投下してくれる姐さん達、ありがとう。
どの作品も楽しませて貰っています。
794風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 12:59:55 ID:MSr+nlux
>>872
アナタが秘書氏の書き込み読みたくないのはわかった。(私も正直スルー組)
しかし、わずか2行のレスにモンク8行!
読まされる他の住人のこと考えれ!
…ということで実験。872関連で、いったい何行余計なレスが続くでしょうか?
795風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 13:02:44 ID:MSr+nlux
>>782ですた。
796風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 13:19:45 ID:/ugns56a
下一行は余計。それこそ
読まされる他の住人のこと考えれ!
じゃないか?
797風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 14:01:54 ID:8OWECUBO
あ〜ら〜さ〜な〜い〜で〜
798風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 14:29:38 ID:aGU74elW
荒れてほしくないには同意。
変な燃料投下をしないでほしい。
秘書の人はスレの1をよく読むといいよ。
799all of you 1:2005/08/29(月) 14:40:11 ID:s8fCkhG6
投下させていただきます。
−−−−−−−−−−−−−
どうして自分がこんな目に遭わされているのか、浩太には理解できなかった。
数人の男達の低い声が自分の周囲であわただしく交錯する。
「押さえろって、そっち」
「いてぇっ」
「だーかーら早く縛れよ。後ろだっつの」
必死で抵抗するのも空しく浩太は後ろ手に縛り上げられ、男達の全体重をかける
勢いに押さえつけられてしまう。
海の家の座敷はいくら掃除しても砂が入り込む。安っぽい畳の目に散らばる砂粒に
押し付けられた頬がざりざりと音を立てる。
「足、足。ぉらっそっち持てよ」
せえの、の掛け声で一気に短パンを下ろされる。
「なにすんだよっやめろっ!クソ…」
「おっ元気じゃん。いい子にしてろよ。楽しいことしてやるからさー」
二人の男が浩太をうつぶせにし、脚を片方ずつ抱え、押さえつける。
両手を後ろに縛られ、身体を支えているのは膝と、砂のめり込む頬と肩だ。
「ぅおっ…と、さすがガチムチ、抵抗もハンパじゃねえな」
「まあ、それもいいおかずってカンジだよな」
「ぅあっ、なんだよっなっ…やめっやめろぉっ…うっ…」
尻に異物の感触を覚え、浩太は喉を絞る。
800all of you 2:2005/08/29(月) 14:41:37 ID:s8fCkhG6
「これー?これはぁ、か・ん・ちょう〜」
「んっ…くっ」
腸に注ぎ込まれる液体の圧力に鳥肌が立つ。逃れようと身体をひねる。
マグライトだろうか、ぼんやりとした丸い光が揺れる。
「おおっ、ヨロコんでますね〜。もっと入れてぇ〜ってか」
「おいおい暴れんなよ。コレ壊れたら大事なトコもズタボロよん」
脚を押さえ込む男達が、両側から浩太の尻に手をかける。
「や…めろぉ…っ」
稜線を押し広げられ、細い容器の先端を呑み込んだその一点を露わにされる。
「うひょー、尻振って一本飲んじゃうよー。いい飲みっぷり」
男達の下卑た笑い声が人っ子ひとりいない浜辺に消える。
「あ、あ…」
ゆっくりと、しかし有無を言わさぬ圧力で液体は浩太の中を満たした。
801all of you 3:2005/08/29(月) 14:42:28 ID:s8fCkhG6
後ろ手に縛られたまま、浩太は男達に蹴り倒された。
男達の手から開放されたとはいえ、浩太は自力で立つこともままならない。
無理に動けば体内を満たした液が堰を切ってあふれ出しそうだ。
呻きながら液体の圧迫感に耐える。
「おら立てよ」
男の一人が浩太のTシャツの襟首をつかんで無理やり立たせる。
液を漏らすまいと浩太は力を込める。
「ナニナニ、漏れちゃう〜ってカンジぃ?」
「すっきりしろって」
他の男たちが下卑た声でからかう。浩太は座敷の間にある砂の通路に
引きずり下ろされ、店の裏手へと連れ出された。
802all of you 4:2005/08/29(月) 14:43:10 ID:s8fCkhG6
流行りのしゃれた造りではない海の家は、浜辺の外れに位置する。
遠くにそびえるホテルの明かりが、ほのかにこぼれてくる以外に
届く光もない。
今夜のような弱い月明かりでは、間近にいる人影にも気づかない。
浩太はバイトとして、この海の家で二度目の夏を過ごしていた。
店じまいをしてから1時間が過ぎようとしていた。
夏の終わりを告げるような曇り空のせいで客は少なく、慣れたバイトの浩太に
あとを任せて、店主は早々に帰宅してしまった。
最後の戸締りを確認し、帰ろうとしたその時だった。
「なあ、これ、オタクんじゃない?」
店の裏手をずっと入った所、駐車場の物陰から、大声で呼ぶ男がいた。
「はい?なんすか?」
「いや、だからこれ。ちょっと来てよ。しまい忘れじゃねーの」
男が指差すあたりに、片付け忘れたものなどないはずだった。
浩太はいぶかりながらも、男の方へ近づいていった。
突然、頭といわず身体といわず、殴られる痛みを感じ、目の前が暗くなった。
そして何人か定かではない男たちに引きずられ、気づけば元いた海の家の
座敷で、あられもない姿にされていたのだ。
803all of you 5:2005/08/29(月) 14:44:09 ID:s8fCkhG6
どぅっと浩太は砂の上に投げ出された。目は反射的に閉じたが、口の中に
ざりざりと砂が鳴る。相変わらず内なる液体の圧迫感にさいなまれながら、
それでもなんとか逃げ出そうと肩でもがく。
「はい、立って。すっきりしようねボク〜」
猫なで声で言いながら、髪とシャツを掴み、男は浩太を強引に起こす。
「しゃがめよ、おら」
今、浩太が一番とりたくない姿勢だった。男は膝をついて逃れようとする
浩太の頬を平手で殴りつける。浩太は再び砂の上に投げ出される。
「おー、派手にやってんな」
「ガチムチくん、身体に力入ってないじゃん。どしたのよー」
中から他の二人が出てきて揶揄する。
今にもあふれ出しそうな液体を必死で留めるため、浩太はその一点にだけ
力を込めていた。その上、手は後ろに縛られたままだ。とても男の暴力に
抵抗出来る状態ではなかった。
「こいつ、ダメー。ちょっと手伝え」
「ぁんだよ。今回お前“担当”だろうよ」
「言うこと聞かねんだよコイツ。重てえ」
「お前好みのガチムチ選んだからだろ、しっかりやれよ」

−−−−−−−−−−−
今回はここまでです。
804風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 16:21:23 ID:sB3V7sf5
メールさん凄い好きだ
あぁ、もう大好きだ
805オレ様魔法使い×村の少年16:2005/08/29(月) 16:27:25 ID:s2ZAORyI
やっと規制解除された…

>>706

持ち上げられた太腿にオルバンが手をついた。
はっとしてティスが彼を見たその時が、オルバンが入って来る瞬間だった。
あまりの激痛に呼吸が止まる。
快楽は一瞬にして散り去り、痛みが全ての感覚を支配する。
「……いっ…!」
ここまでされたのだ。行き着くところが何なのかは見当は付いていたし、尻の中で蠢く力にだいぶ慣らされてもいた。
だがそこは、出すところであって決して入れるところではない。
内側から広げられる感覚にはある程度本能的に対応出来ても、外から入って来るものに対しては無防備だ。
しかもこんな…
ティスは自分の上に伸しかかかったオルバンの下肢から生えた、見たことも聞いたこともないような雄に恐怖すら覚えた。
その先はすでにティスの尻に頭を埋め、ほぐされた穴を限界以上に広げようとしている。
「やめ……無理です、入らない、そんな…、ア………!」
「うるさい」
涙ながらのティスの懇願を、オルバンは一言で切り捨てた。
彼は少年の尻を掴み、己の性器の先で肉をえぐるようにして更に身を進めてくる。
彼のものからも先走りが分泌されているため、ぬるぬると滑るそれは案外すんなりと体の中に入って来た。
806風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 16:28:07 ID:sB3V7sf5
ごめんリロってなかった
私もガチムチ好きです

最近、好みのものが大量に投下されるので幸せ…
807オレ様魔法使い×村の少年17:2005/08/29(月) 16:28:25 ID:s2ZAORyI
でも、痛い。内部に入ったものはとにかく、彼を受け入れている入り口の部分が痛くてたまらない。
「やめて……助けて! ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…!」
足を持っていた手で顔を覆い、泣きじゃくるティスを見下ろしてオルバンは冷笑した。
「ぴいぴいわめくな。頭は勘弁してやってもいいが、次に寝言をほざいたらしゃべれないようにしてやるぞ」
喉をつぶすと脅されて、ティスは顔を覆っていた手を細かく痙攣させながら口元にやった。
濡れているせいで一層美しく光るその水色の瞳を見つめ、オルバンは口の端を上げて言う。
「それでいい。なあに、お前には素質がある。その内こっちだけでいけるようになるさ」
その内、という恐ろしい単語を聞き返す暇もなく、彼はすでにティスの中に用意されていた細い通路をじりじりと満たしていった。
「うう…」
うなるような声を漏らしながら必死に我慢していると、間もなくそれは少年の体の中に完全に収まった。
ひどく痛むが、かろうじて裂けてはいないようだ。
「さあ、ここからが本番だ」
金の瞳を細め、魔法使いはいよいよ散々なぶった獲物を味わおうとしている。
口に当てた手の内側をかんで耐えながら、ティスはとにかく彼の気が済むのを待とうと自分に誓った。
808オレ様魔法使い×村の少年18:2005/08/29(月) 16:30:14 ID:s2ZAORyI
「はあっ…………ああ…!」
一突きされるたびに、その形に直腸が広げられるのを感じる。
「はひっ…ん、あ、あん、ああっ…」
オルバンのものに加え、まだ体の中に残っていた彼の力がティスの中を陵辱していた。
男の性器とティスの内壁との間に入り込み、ころころと転がって強烈な刺激を与える時もある。
オルバンが腰を引いた瞬間に奥底に潜り込んで、閉じようとしていた肉壁を広げ予想外の悦楽を生み出す時もあった。
「ああ……あ、あ、あああっ」
開きっぱなしのティスの唇からは、ひっきりなしに甘い声が上がる。
痛いのをこらえ、ただ彼の気が済むのを待てばいいと思っていた。
だが男どころか女もまだ知らない少年に、この攻めはあまりにも激し過ぎる。
限界を超えた快楽に、何も知らなかったはずのティスの肉体と精神は陥落させられようとしていた。
「オル、オルバン様ぁ…」
小さな舌を犬のように垂らし、そこからだらしなく唾液の糸を引きながらよがるティスはすでに痛みなど感じていない。
口を覆っていた手は外れ、自らの乳首と性器に回ってそこを慰めていた。
乱暴な魔法使いの動きに初めてだった穴は裂けて血を流している。
なのにティスのものは完全に勃ち上がり、恥ずかしい液をさかんに零している。
その内部も、オルバンが腰を使うたびに粘つく水音を発しながら彼のそれをきゅうきゅうと食い締めていた。
809オレ様魔法使い×村の少年19:2005/08/29(月) 16:30:52 ID:s2ZAORyI
「淫売」
額にかすかに汗をにじませつぶやきながら、オルバンは激しくティスを犯し続ける。
「どうだ、もっと突いて欲しいか」
「はっ……?」
問いに、一瞬だけティスの理性が戻った。
ここでうなずいたらもう戻れない。神の声にも近い何かが頭の中で警告している。
だがティスの中に入り込んだ悪魔は、それを素早く察してこう言うのだった。
「欲しくないのか? 嫌ならもうやめてしまうぞ」
言うが早いか彼が腰を引こうとするのが分かる。
無意識に彼の律動に合わせて尻を振っていたティスは、あっ、と慌てたような声を出してしまった。
「どうする?」
精悍な顔に薄笑いを浮かべ、オルバンは二つの選択肢を突き付けてくる。
けれど実際には、ティスにはその片方しか選ぶことは出来ない。もちろんオルバンはそれを知っているのだろう。
圧倒的な力で自分の心と体を思うままに操るこの男が憎いと思った。
でも、もう、どうしようもない。
潤んだ瞳でオルバンを見つめ、たどたどしい声でねだる。
「ほ…し…、もっと、突いて……下さい…」
その後ティスは、体内どころか体中に彼の精液を吐きかけられて汚され尽くした。
810オレ様魔法使い×村の少年20:2005/08/29(月) 16:31:56 ID:s2ZAORyI
オルバンと自分、二人分の体液にべたべたになった体を横たえティスはぼんやりと夜空を見上げている。
空の一部が白くなり始めている。そろそろ夜が明けるのだ。
周りを見回せば、オルバンが殺した男たちの凄惨な死骸もはっきりと見え始めている。
けれど今のティスにはそんなことはどうでもいいことのように思えた。
終わったんだ。もう。
力ずくで犯されたことだけではない。
自分の中の決して明け渡してはいけなかった部分が、手の付けようがないほどに踏みにじられてしまったことを彼は感じていた。
けれどもう終わった。
早く家に帰りたい。布団を被って部屋に閉じこもって、今夜のことをみんな忘れてしまうまで誰にも会いたくない。
そんなことを考えていた時、突然何かが目の前に飛んで来た。
夜明けの光に光る、透明な丸い球。おそらくオルバンの操る例の能力の一環なのだと思うが、球の表面がなぜかたぷたぷと揺れている。
唖然としたティスが見守る中、それは空中でいきなり弾けた。
びっくりして起き上がった彼の上にぬるま湯の雨が降り注ぐ。
大量の湯が鼻や口にも入ってきてティスはむせてしまったが、肌にへばりついていた汚れはほぼ流し落とされた。
「ふん、大体きれいになったな」
そう言ったのは、自分もどこかで身を清めてきたのか最初とあまり変わらない格好に戻ったオルバンだった。
まさか普段から湯を常備してはいないはず。火の魔法使いはその強力な力でもって、近くの川の水を暖めて運びティスの上にかけたのだろう。
811オレ様魔法使い×村の少年21:2005/08/29(月) 16:33:32 ID:s2ZAORyI
オルバンがまた指輪を光らせると、熱気がティスを取り巻いた。
ずぶ濡れだった体も髪も、あっという間に乾かされてしまう。
「お前の服がいるな。とりあえず森を出るか」
痛みとところどころに残された歯形など以外はきれいになったティスは、当惑してオルバンを見つめた。
確かに自分の服を裂いたのは彼だが、まさかそんなことを気にする男だとは思わなかったのだ。
「服…………いえ……、オレは……家に帰ります」
「帰る?」
とても面白い冗談を聞いたような調子でオルバンが笑う。
恋に恋する若い娘などが見れば、元が整った顔立ちの青年だ。さわやかな笑顔だと言うかもしれない。
けれどティスは戦慄を覚え、思わず一歩後ずさってしまった。
怯える少年に二歩分近付いてオルバンは更に言う。
「ああ、そうか。かわいそうに、お前家でいじめられてるんだな」
ティスの頭の中が真っ白になる。
なぜそういう発想になるのだ。
オルバンが何を言おうとしているのか全く分からず、沈黙したままのティスに彼はご丁寧に説明してくれた。
「だってそうだろう? お前、オレを家族のところまで案内してそいつらを殺してもらいたいんだろう。だからそんなことを言うんだ」
812オレ様魔法使い×村の少年22:2005/08/29(月) 16:35:07 ID:s2ZAORyI
ティスは絶句してオルバンを見つめた。
この子はちっともあたしに似てないね、が口癖の母親。
オレにだって似てないよ、と返すのが常の父親。
でも二人ともティスを愛しくれていて、ティスも彼らを愛している。
穴だらけになって死んだ男たちの顔が、今度は両親の顔とだぶってまぶたの裏に映った。
「オレ…」
唇が震え、何か言おうとするのにそれ以上続かない。
素裸に近い状態でも、さっきの熱気がまだ肌に残っているから暖かいぐらいだったのに、どうして今になって寒気がして来たのだろう。
オルバンはそんなティスにすたすたと近付いて来て、大きな手で優しくその乾かされた金の髪をなでる。
「安心しろ、こう見えてオレは案外優しいんだ。いずれはお前にも飽きるだろうが、この顔にこの体だからな。一番ましな人買いに売ってやるよ。運が良ければ発狂するまで調教されるぐらいで済むさ」
髪をなでる指先が耳元に触れる。火の精霊の指輪が朝の光にきらりと輝く。
ティスの可愛らしい耳たぶを指先でいじりながら、彼はそこに唇を寄せてささやいた。
「それが嫌なら、がんばってオレの気を引いておく努力をすることだ。いいな」
雪のように白くなった顔のまま、こくりとうなずく以外に何が出来ただろう。
「そういえばお前、名前はなんていうんだ?」
今頃そんな質問をしてくるオルバンの声を聞きながら、ティスは何も終わってなどいないということにようやく気が付いたのだった。

〈終わり〉


読んで下さった方々ありがとうございました。
みなさんがオルバンを様付けで呼んで下さるのがなんだか面白かったです。
813風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 17:25:51 ID:m4LEYfSs
オ、オ、オッ、オルバン様ァァアア━━━━━━━(´Д`*)!!!!
イイ!!イイ!!最高ですた!
814風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 17:48:46 ID:ewKzq7u4
オルバン様、お疲れ様でした
最後まで鬼畜だなー、だけどそれがイイ!
815風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 18:10:36 ID:or/n17Zd
う〜ん、甘くないラスト好きです! 発狂寸前まで調教コースで少年お買い上げしたいです。
816風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 18:46:36 ID:kgEgMVGw
うわぁ――オルバン様、もうお仕舞いですか!?
何処へ行ってしまわれるのですか!?
いつか戻って来ていただけますよね…?
またいらしてください、お願いします。
817all of you 6:2005/08/29(月) 18:58:35 ID:s8fCkhG6
>>803より続き。スカ有ご注意下さい。
−−−−−−−−−−−−−

力任せに上体を起こされ、男三人に背中、脚と抱えるように押さえられる。
「やめてくれ…」
結局、三人の男に押さえつけられ、浩太は屈みこまされてしまった。
冷や汗が額に滲む。どれほどの量を注入されたのか、浩太には想像もつかない。
しかし、その我慢は既に限界に達していた。
「ここにしろよ、ほら。心置きなく、なっ」
「ぉらよ、穴掘ってやるから」
屈んだ浩太の足の間の砂を、一人の男が足で蹴散らす。飛び散った砂が
浩太の脚やその付け根を汚す。
「ほら、力抜けよ〜」
「ハイハイ、すっきりしようぜボク。トイレだよー」
男たちは浩太の髪を掴み喉をのけぞらせ、肩を押さえつけ、小突き回した。
誰かの手が浩太の膝を大きく開かせた。後ろに回った別の手が、浩太の
力を込める一点を露わに押し広げる。
「ほーらぁ。ヤレって」
「くっ…は、やめろ…ああっ」
こじ開けられる力に負けて、浩太は腸内のものをあっけなく砂地に吐き出した。
淫靡な破裂音と、液状のものがはじける音が響く。
男たちの甲高い笑い声は海辺の風に煽られ消えていく。
818all of you 7:2005/08/29(月) 18:59:38 ID:s8fCkhG6
ぶしつけなライトが海の家の後方から近づく。エンジン音が止まると、ドアの
締まる音、キーロックの電子音が続けて響く。
「やっと来たよ…」
「おせーんだよ、お坊ちゃま」
二人の男がタバコをふかしながら小声で毒づく。相手に聞こえてはまずいと
いった風だ。
「わりい遅れた」
「遅ぇよミズ」
「…ヤツは?」
「今、シャワ浣でお楽しみ中」
砂の上に腸内のものを放ってしまった浩太は、羞恥と脱力で目に涙を滲ませた。
必死で歯を食いしばっていたが、暗がりでその貌に気づくものはいなかった。
担当、と呼ばれた男が何度か身体を蹴り上げ、シャツを掴み引きずるように
して浩太を店の奥へ連れて行った。
「おーい!おぉいー!!」
浩太を連れた男が呼ぶ。様子を見に他の二人が向かう間、ミズと呼ばれた
男は座敷に置かれたテーブルに腰掛けてタバコをくゆらせた。
819all of you 8:2005/08/29(月) 19:01:05 ID:s8fCkhG6
ずぶ濡れになった浩太を男たちが引きずってくる。その顔を見て、
ミズは一瞬、強く眉根をひそめた。
「洗ってやるっつぅのにこいつ抵抗しやがって」
「ま、当たり前だけどな」
げらげらと男たちが声をたてる。
「大体、こういうとこのシャワーって固定されてて使いにきぃんだよな」
「よかったじゃん、シャワ浣用にホース持ってきて」
「まあなー。これやんないとさ…」
「お前のお楽しみだもんな」
「違うだろ、オレらのモットー、セーフティ!のためじゃん」
「全然。楽しんでるだろって」
男たちがイヤらしく笑うのを、ミズは横を向いたまま聞き流している。
「だってよ、こいつのあの、も、もらしちゃったぁ、な顔!たまらんぜ。
何回やっても気まずそーに漏らすわけ。尻ん中一杯一杯にしてんだから、
出さねーワケいかねーのにさ」
ヘラヘラと笑う男を、趣味わりー!と他の男たちがひやかす。
ミズは顔を背けて煙を吐く。
「…さっさとやっちまおうぜ」
通路の砂地にタバコを投げ捨てると、気だるそうに言った。
820all of you 9:2005/08/29(月) 19:02:11 ID:s8fCkhG6
「何、ミズ、今日の標的クン気に入らねーの?」
髪をつかまれ、顔をのけぞらせている浩太を見ながら男の一人が聞く。
「別に」
「まあな。ミズが気に入って盛り上がることなんてまずないしな。あ、こないだの、
あの細身のヤツは結構ヤリまくってたじゃん。そもそもガチムチ苦手系?」
「別になんだっていいっつってんだろ」
ミズが冷めた声で答える。
浩太は“担当”の男に、指で犯され始めていた。男の指が浣腸で慣らされた
浩太の穴にねじ込まれる。水で冷え切ったそこは、男の指の執拗な動きで
徐々に熱を取り戻す。
「やめ、ろ…やめろぉぉ…」
後ろ手のまま、顔を畳に押し付けられ、細かな砂が顔に食い込む。
既に身体中を散々蹴られ、殴られていた。そんな痛みよりも、男たちに見られ
ながら味わわされる今の羞恥の方が、浩太には辛かった。
「手ぇほどけよ。“前”が使えねえ」
ミズがテーブルに腰かけたまま言う。腕で支えなければ顔が上げられない。
口での奉仕をさせられないという意味だった。
821all of you 10:2005/08/29(月) 19:04:27 ID:s8fCkhG6
「ほどいて暴れられたらやっかいだぞ」
「そんときはそんときだろ」
ミズに言われてしぶしぶ男の一人が浩太の手をほどく。
ゆっくりと両手を畳につき、上体を起こすと、浩太は自分の身体がまだ動かせる
ことを確認する。男たちの油断を見て取った浩太は一気に駆け出した。
しかし、駆け出した勢いのまま、大きな音を立てて畳へ倒れこんだ。
浩太の知らぬ間に片足がひょろ長いロープでむき出しの柱につながれていた。
「ばーか」
全身を打ち付けたショックで浩太は身体を丸め、低く呻く。
“担当”が歩み寄り、平手で浩太の顔を叩く。男たちが一斉に嗤う。
「おい、顔はやめとけっつってんだろ…おら」
ミズがテーブルを足で押して寄せる。その脚に浩太の片腕が縛り付けられる。
ミズがさらにアゴで示すと、もう一つテーブルを別の男が寄せてきた。
浩太は四つ這いにされ、左右に置かれたテーブルの脚に両腕を括り付けられる。
残る片足もどこかに繋がれる感触に、抵抗する力を封じられたと悟った。

今回はここまでです。
822風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 20:37:46 ID:KR4Wlmpc
人気の無い海ってサイコーのシチュエーションでつね!(´∀`)
乙です。

自分は秘書さん好きですよ?
続き待ってますから〜ガンガレー
823風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 20:41:21 ID:wJE/3RGF
秘書の人はもう作品についてはとやかく言わないから
自分の振舞い方をもう一度考え直してくれ。
作品以上に別の部分で萎える。
824風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 20:57:22 ID:6HfwnKWk
まあ色んな好みの人がいるのね、と言う事で終了にしとこうよ。

漏れは香月タソが好みなので続きを読みたい。
待ってるよー。
825風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 20:58:10 ID:TXW5QOMr
>>1
●スレ住人心得
・叩きや煽りには絡まない
・肌に合わないSS、レスはスルーの方向で

楽しみにしてる人だっているんだ。
愚痴る人たちはしたらばに引っ込んでてくれよ…
826風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 21:31:31 ID:lA0K2uBU
えーと、私は秘書楽しみに待っている口なので
次の投下を楽しみにしてます…
827風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 21:49:09 ID:71rGAdrf
煽りには絡まないよん
なんかもうくり返しあったよね、息の長いストーリーに絡むヤシ
力のある書き手は、たいがいスルーで書き通したっていうのにな

秘書さん待ってるっす
828風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 21:53:28 ID:q7MZ0KRh
>825
したらばに引っ込んでる数を見たらどれだけの人が我慢してるかわかりそうな物だ。
何なら秘書の人と擁護の人がしたらばに移ってくれる?

秘書作者擁護の言い分ってつまり
「無神経なのもこの子の個性なんです!嫌なら出て行ってください!」って
自分の家でもない場所で暴れた馬鹿庇う馬鹿親と同じだね。
作風が萌える萌えないとは全くレベルの違う問題。
誰もあの文章が破綻してるとか突っ込まないで作品以外を見直せと言ってる。

あれだけの人数を不愉快にする無神経さを改善してくれ。もしくは消えてくれ。
829風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 22:09:22 ID:KR4Wlmpc
キミが消えれ(ry
愚痴はチラシの裏か日記帳にドゾー
830風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 22:11:41 ID:7PEY6rGL
本スレが荒れるようなことすんなよ…。
あぼーんしてしたらばで愚痴ってたほうがスレのため。
こっちでなんやかんや言ってたら他の投稿者も寄り付かなくなるのが分からないのか。

・・・と、NG指定している者の意見。
831風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 22:49:40 ID:/ugns56a
痛々しいと思うなら、それとなく指摘してやるのが大人ってもんだろ。
それを何度も蒸し返した揚げ句、作者も擁護派も十把一からげに叩いてる時点でアンタは秘書以下。
832風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 22:52:10 ID:Te98f8dN
確かにスレが伸びてて、喜び勇んで開いてみたら
書き込みSSが○○だったり××だったりすると軽くショックな
わけだが。
まぁ、ここは大人の板なんだから大人になろうよ。
どうして季節の変わり目は荒れるかねぇ。
833風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 22:54:51 ID:kNGIt5tV
愚痴りに逝こうと思ったが
したらばのアド無…orz
834風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 22:59:39 ID:v3ocg9vV
したらばの168の3段落目を読んでみよう。
ここには第三勢力も居る。
そう考えるとスルーするしかないという考えにたどりつく。NG指定推奨。
火に油を注ぐだけ。

したらば
ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/4136/
835風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 23:25:11 ID:psIe8rIZ
今日暴れてるのは21歳以下なんじゃない?
騒ぐ前に宿題でも終わらせてくれ。

もし騒いでる人が21歳以上ならスルーする事を覚えるか絡みスレ等に行くかして欲しい。
836風と木の名無しさん:2005/08/29(月) 23:27:06 ID:5HM9D4mZ
暴れてる人間なんていたか?
自分に都合の悪いスレ=荒らしって確定すんなって
837秘書マイナス52:2005/08/29(月) 23:40:26 ID:+9bSwZKy
スレ1の規約をよく読んでいませんでした。雑談なんかカキコして皆さんに迷惑をおかけしてすみません。以後気をつけます。
本当に申し訳ありませんでした。
続き投下させてもらいます。

勤務時間3投下分
しつこい常磐の誘いを振り切って7時5分前に水科ケミカルの前に立っていた。
「さて、今からが正念場だ」
社のドアを叩くと社長の声がした。
「どうぞ」
「なかに入っていいですか?」
「?、ええ、そんな所でもなんですから」
自ら招き入れたという意思を確認してから室内に入る。
何時来ても右肩下がりな感じが拭え無い雑然とした社内。
「あぁ、お約束のモノを持ってきました」
MOを見せびらかす。
「しかし本当に上手くいくのかね」
「いく訳無いでしょう?」
ぎょっとする水科悟を尻目に続ける。
「我社からこちらに切り替える予定でいる法人のリスト・・・ただでお渡ししてしまう訳ないでしょう?条件があるんです」
僕はわざと勿体振って言う。社長は信じられないといった顔だ。
貴方はいまからもっと信じられない事を聞かされるんですよ。
「条件ていうのは?」


838秘書マイナス53:2005/08/29(月) 23:41:13 ID:+9bSwZKy

「三つ。ひとつは僕を貴方の秘書として採用する事。二つ目は実権は全て僕が掌握する。実質、貴方は『お飾り』だ」
社長な顔色が変わっていく。
「最後に・・・貴方と息子を僕の自由にさせる。」
よほど会社が惜しいのか本当に解らないのか「それは・・・?」と聞いて来た。僕は目を細めた。
「・・・性的な奴隷って意味ですよ」
「なっ!?」
「貴方が選ぶんだ!」
間髪入れずに叫んだ。
「会社と心中するのか、僕の出した条件を全てのむのか、どっちだ!?」
僕は声を荒らげた。
水科さんは目に涙をうかべながら声を震わせて僕を罵った。
「私に択ばせる君は・・外道だ」
「お好きな様に」
僕はネクタイを外しながら水科さんにゆっくりと近付いていった。
社長を組み敷いた時、確信した。
−僕は筋金入りの変態だ−
今朝買ったのと夕べしていたのと計2本のネクタイ。
手首を縛り、猿轡をさせる。
「お似合いですよ」
異様な興奮を抑え切れ無い。顔が似ているだけでコレだ。本人だったら僕はどんな暴挙に出るのか・・・
「クックック・・・」
笑いを殺し切れない。口の端から自分でも驚く程、楽しそうな声が漏れる。

−こんなに愉しいのは久しぶりだ−

839秘書マイナス54:2005/08/29(月) 23:42:01 ID:+9bSwZKy

社長の椅子に腰掛けさせてゆっくりシャツのボタンを外していく。
「・・・社長さんは風俗とかにいきます?確かあまり好きじゃないから溜まっているんじゃありません?コッチの方」
ベルトを外し、中のモノを引っ張りだす。可哀相に、恐怖で縮こまっている。
「ウグッ!?ウウウーッ!!」
次の瞬間、社長の膝が僕の脇腹に入った。
あまり体重のかからない軽い蹴り。急所も外れているから痛みは無い。
しかしながら僕に逆らうのはいただけない。
「コレお借りします」
水科自身のネクタイを首に巻いてやり軽く締め上げてやる。
「ウウウーッ!!」
「殺したりしませんよ、大事な雇い主様ですから」
また蹴られるのは嫌だから膝の上に跨がってやる。
足も動かせなくなった社長が『何故こんなことを?』という目で僕を見る。
怯えた目線というのはこんなにも人を昂ぶらせるものか・・・!
「好きな人のことはなんでも知りたいじゃないですか?」

840風と木の名無しさん:2005/08/30(火) 00:08:21 ID:vLIqyWRs
あげ
841風と木の名無しさん:2005/08/30(火) 00:23:16 ID:Rtk1U9kg
キタよキタよー(・∀・)
身代わりに食われるパパカワイソス。
でも息子も込みで身売りしたんだな?

>>836
荒らしって言うか、粘着ね。
842風と木の名無しさん:2005/08/30(火) 00:35:01 ID:9VC+4tCc
499KBですが次スレを立てた方がいいでしょうか?
843風と木の名無しさん:2005/08/30(火) 11:16:59 ID:N/HHVi8D
>842
お願いします!
844風と木の名無しさん