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| 某所某スレの金田一×サボネタ。
| さすがにがっちゅんはないんだって。
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| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| 妄想ハッピーエンドだって?
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| | |> PLAY. | |  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
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またここへ足を運んでしまった。
季節は夏から秋に変わって、海の色もあの日とは少し違う気がする。
彼はMDを取り出し、イヤホンを耳に当て、再生ボタンにそっと触れた。
そのまま少しだけ力を入れたら、あの曲が始まる。
けれど静かに目を閉じると、イヤホンを外した。
不思議な2週間だった。
何も語らなくなったサボテンと、薄くなって消えかかっている手首の傷。
あれは本当にあったことだったのか、自分でもわからなくなってくる。
でもはっきりと覚えている、あいつの声。
「仙人掌マン」
いやにリアルに聞こえる。
忘れるなといいたいのか。
「仙人掌マン」
背中がぞくりと震えた。
そしてあの日と同じように、ぽんと背後から肩をたたかれた。
ありえない。そんなことはありえない。
だってサボテンは今家にある。
それでも恐る恐る振り返ると、見知らぬ男が立っていた。
笑顔を見せるその男が、ゆっくりと口を開く。
「…ただいま」
知らない男は、よく知っている声ではっきりと言った。
頭の中に直接響く声ではない。
ちゃんと聴覚で認識している。
事態を把握しきれずに呆然としていると、男の笑顔がいぶかしげに曇った。
「…わからない、か?」
あわてて何度も首を横に振った。
「泣くな」
「泣いてない」
目尻を拭おうとした彼の手首を、制するように男の手首がつかむ。
そのまま仰向けて、かすかに残る傷を軽く指でなぞった。
「それは、あの歌か」
彼の手の中のMDを示して、男が問いかける。
「そういえば、まだ歌を聞かせてくれる約束…」
「そうだったな」
「女の子は…」
「…おいおい話していく。それよりも」
言葉を切って、男は彼の目をじっと見た。
何かを導き出そうとしている目だ。
彼は、あの7月の終わりの日に、もしもその日が来たなら必ず言おうと思っていた言葉を思い出す。
「おかえり…金田一」
男はもう一度、あの声でただいま、と囁いた。
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ 妄想っつーか願望っつーか
| | | | ピッ (・∀・ )
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いやもうほんとごめんなさいごめんなさい2日間悶々としてたんです。
あれがネタでもマジでもかまいません、あれの正体が何だったのかもたいした問題ではないのです。
ただ今は妹さんが801板住人でないことを祈るばかりです。