1 :
風と木の名無しさん:
うはwww
2ゲトズサ
初3下と
基本は医者牧師だよな
漏れはコッソリ教授×高校生に萌えてたわけだが
ヨン様ゲトー ⊂(Д´⊂⌒⊃≡≡≡⌒⌒ ⌒ズサー
陰気で恐くてやる気にならん……
教授×依子タン
健全・・・orzだけどスキ
やはり草刈り屍人×金槌屍人だろう。
……実はまだクリアしてない。
鍵は受。
石宮。
宮田受が好きだが供給が無い
11 :
風と木の名無しさん:2005/05/30(月) 02:18:05 ID:bXCVthwm
イイカモw
12 :
雨 1/6:2005/05/31(火) 00:35:48 ID:jbaOuQkE
何度も、繰り返しては後悔と期待をする。
「槙野さん」
彼は必ず八緒さんが居ない時を狙ったかのように自分の元へやってくる。
明日の礼拝に備えて教会内で準備をしている時だった。
八緒さんは先刻に早々に帰り支度を済ますと、雨が降りそうだと呟いて早足で今彼が立つ教会の扉を駆けて行った。
もう1時間程前の事だ。
彼の白衣が雨に濡れて水滴が髪から滴るのを見ると、外は自分が思っていたより、激しく雨が降っていたようだ。
今も時計の針の音ともに窓を叩く雨音が不規則に耳に響く。
「…どうなさいましたか。時間外ですがお伺いします」
「いえ、懺悔などでは無く………傘を」
「傘?」
そこまで聞いて続く言葉を予測した。
「美夜子様の元へ診察に伺った際には雨の降る気配も無かったのに…天気予報を油断してました」
「災難でしたね」
乱雑に頭を掻きながら静かに扉を閉めると、足跡を床に残して歩み寄って来た。
場を和まそうと笑いかけると、珍しく彼も笑いかけてくれて、逆におかしな気持ちが込み上げてしまう。
どこか自嘲気味な笑い方が彼の特徴だった。
13 :
雨 2/6:2005/05/31(火) 00:36:07 ID:jbaOuQkE
扉が閉まる事によって、改めて教会内の静かさに気付かされる。
「傘…傘…ちょっと待ってて下さい」
静けさを破りように無理に言葉を選ぶと確か八緒さんから貸して貰った傘を思い出す。
教会の奥へ駆け込み、休憩室にしている部屋に置いた鞄の中を探す。
さっき 私はもう一つありますから、と言って八緒さんが自分に貸してくれた赤い折り畳み傘。
電気をつけないせいか暗い部屋に赤が映えて見える。
(少し目立つ色合いかな)
こうゆう色を彼は好まない気がする。
だがそんなこと言ってられない。
自分と違って彼は自宅まで距離がある。
雨はこの後止むかも分からない。
暗く狭い廊下を抜け明るく電気の付いた彼の待つ礼拝所へ傘を持ち急ぐ。
「…あぁ、すみません、槙野さん」
教会に設置された腰掛けに気怠げに座っていた彼が立ち上がる。
「人からの借り物なのですが…明日返して下さいね」
「宜しかったんですか?槙野さんの傘は?」
電気の付いた元見ると、上品な赤い傘が彼の手の中で小さく見えた。
14 :
雨 3/6:2005/05/31(火) 00:37:38 ID:jbaOuQkE
「お気になさらないで下さい。…宮多さんの方がここから遠いでしょう」
「申し訳ありません。明日ここに来ますので…赤い傘ですか」
「はい。何か」
「女物の傘ですか?」
「八緒さんから貸して貰ったので…私のじゃないんです」
そう言うと彼は納得したように声を漏らすと頷いた。
「綺麗な傘ですね」
「やっぱり赤い傘を持つのは…」
「いえ、そうでなくて。…槙野さんどうしたんです?」
彼が眉を寄せ私の手首を指差す。
「赤い痕が」
見ると痣の様に赤い痕が、手首から親指の付け根にかけて付いていた。
「なんですかね?」
「見せて下さい。塗料の様な…」
引き寄せられる様にして手首を彼の右手でひったくられる。彼が白衣で上から擦ると手首に付いた赤い塗料が薄く彼の白衣へと移った。
「傘の赤?」
原因が思い付かず覗き込むと、彼の顔が近くにあって、思わず息を止める。彼が俯いたまま手首を離さず指を絡めた時、心が跳ねた。
(熱い)
こんな事が前にもあった。一か月前にもあったし先週もあった。何故か息が出来なくなる瞬間。
15 :
雨 4/6:2005/05/31(火) 00:39:52 ID:jbaOuQkE
彼の顔が赤く染まる時。自分の鼓動が早まる時。なにもしてないのに何かをしてしまった罪悪感。罪悪を共有した瞬間の私達。
小さい頃から今現在まで、ふとした瞬間に訪れる奇妙な感覚。
(みやたさん)
私は今、あなたに触れられたいと思っています。聖職者である事を忘れ、あなたとしてはいけないことをしたいと、思っています。あなたも今同じ気持ちを感じている筈。
(でもお互いに言わないのは)
(怖いからでしょう)
「……………細い指ですね」
彼の声に自分の思考が止まり現実に戻される。雨音が窓を弾けしとしとと壁を伝う。
「…宮多さんは少しふしが目立ちますね」
「骨太なので」
「かっこいいです」
今日も、何も起こらなくてよかった。
何かが起こってでは遅いんだ。私達はきっと、今抱いていた気持ちを誰かに打ち明けること無く生きて行く。
「それでは気をつけて。明日お待ちしてますので」
「傘、ありがとうございます」
手を離して彼は扉へ向かう。なんとなくその背についていく。見送ったら、支度を済ませて電気を消して早く出よう。もう外も暗い。
16 :
雨 5/6:2005/05/31(火) 00:40:28 ID:jbaOuQkE
「…槙野さん」
彼は振り返ると私の肩に手を置いた。
「その…さっきの事は、あなたの指を触っただけですから」
分かっています。
そう言おうとしたのに、さっき私の手首を拭った白衣の薄い赤色が、なんでか目に映って、それに加えて私の肩に置いたあなたの手の熱さが目立って、私は顔が熱くなる。
「私はあなたに…触られるのが、好きです…」
思わず俯いて言ってしまった。
言わないと決めた答え。
お互いに同じ気持ちなのだろうけど、そんな大切な事あなたが言う筈が無い。
言わずには居られなかった。
私はあなたが、宮多さんが好きです。
雨の音が開かれない扉に当たってぱちぱちと音がする。
まるで拍手のようだと思った。
17 :
雨 6/6:2005/05/31(火) 00:42:26 ID:jbaOuQkE
顔を上げる。
彼の赤い顔。
私を見つめる鋭い目。
彼が抱えていた赤い傘が落ちる。
なだれ込むように押し倒される。
雨は降り続けている。
止む気配は無い。
(終)
18 :
雨 作者:2005/05/31(火) 00:43:18 ID:jbaOuQkE
作者です。
性格や言葉遣い、家の事情など軽くスルーでorz
名前などは既に伏せてますが、誤字脱字すみません。
とりあえず医者牧師にも牧師医者にもなるような医×牧。改行が妙に無いのは何回も弾かれたからです。
エロはいつか時間と萌があったら書くかもです…
素直な感想言っていいか?
突然SS投下なんかしちゃってる時点で(゚д゚)ハァ? なんだけど。
サイレン好きだけど、単独スレ立てるほどの需要はないよ。やりたきゃ余所でやれ。
クソスレ乱立はウザイがそこを使ってる奴らもウザイ。
>18
乙!漏れは萌えました(´Д`*)
医×ヘタレ萌え。
>19
そうカリカリしなさんな
SS投下はどこでも荒れる。
止めといたほうがいいと思うけど…
うpするなら
ビデオ棚にうpのが安全だよ
でこっちには報告のみ、で
23 :
風と木の名無しさん:2005/06/07(火) 09:59:13 ID:PjFXyTEr
これ怖すぎて萌える余裕がない…
屍人の目から流れてる赤い水を
鼻から流れていると脳内変換すると恐怖半減するよ
と気休めを言ってみる
ゲーム初っ端から怖さよりも巡査の声エローいと思ってた自分って…
マニアですな
視界ジャック中の姿をみるのにはまった
特に巻野、肩上下させてハァハァいいすぎでエロイ
27 :
風と木の名無しさん:
巻之の服を脱がす三谷他を想像して興奮してみたり。