801作品、801作家の捜索願い ４

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すみません。過去日記は2004〜の分しか読めなくなっていました。
書き込むときに念を入れて確認すべきでした。
うろ覚えで恐縮ですが、ざっと経緯を書きます。

旧知の担当編集者S氏より、直々にノベルズ用に執筆依頼を受ける。
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鬼編集による厳しいダメ出しの末、ようやく長編完成。
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ノベルズへ読者を導く形で、本誌にシリーズ読みきりの短編が掲載される。
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発売日を目前にして発売延期。ずね休刊。
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ずねシーンを省いた形での他社刊行を模索。原稿の書き直しが始まる。
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しかし、計画は頓挫。どこからも出せないとの最終判断が下る。

これ以降、この小説についての記述はなくなりました。
現在、中田さんは中断していた映画関連の執筆に専念されています。
「御界」は担当のS氏曰く、「直木賞がとれる！」と豪語するほどの
傑作小説に仕上がっていたそうです。私もぜひ読んでみたかったです。
「人を持ち上げるだけ持ち上げといてあんまりだ〜！！」と
当時、中田さんはひどく嘆いておられました。