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| | | | ∧_∧ ヒトリデコソーリミルヨ
| | | | ピッ (・∀・ )
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| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
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本スレに行ってSS置いてみましたが………エヘヘヘヘヘ………
もうここの子にして下さい。
Zロリの
>>287から数ヶ月後あたり。
花嫁せんせ奪還妄想。やはり奪還はこの方に。
562 :
1:04/10/24 10:12:28 ID:HWFaWMee
蟻の這い出る隙間もないほどの数の警察官に囲まれて、Zロリはゆっくりと歩を進めていた。
警官に追いつめられ、女装して逃げようとしたのに、その姿に一目ぼれされてしまい、
あれよあれよと話は進み……ウェディングドレスで今ヴァージンロードを歩いているのだ。
最初はなんとか逃げようということでと頭がいっぱいだった。
しかしウェディングドレスを身に付け鏡を見た時、まるで魔法にかかったようになってしまった。
夢うつつ…………雲の上を歩いているようだ。幸せってこんな気持ちか?
これが……ボクちゃんの運命だったんだね。ママ…………
「きれいだよ。Zロエさん」
好青年Iヌタクがやさしく迎える笑顔にそのまま流されていきそうだった。
たとえZロリが正気でも、ある意味警察にすっかり包囲され、身動きのできない状況だ。
頼みの綱の双子はまだ現れない。
「それでは指輪の交換を」
式は進む。夢はこのまま覚めないのか?
「誓いのキスを」
ヴェールがそっとあげられ、端整なIヌタクの顔が迫ってくる。
二人の唇が重なろうとした、まさにその時。
鼻先に何かが落ちてきた。小さいものだったので、それに気がついたのは
落下物の近くにいたIヌタク、Zロリ(今はZロエ)そして神父の三人のみ。
「これは……?」
Iヌタクがおもわず足元に落ちたそれ=深紅の薔薇一輪を拾おうと屈んだ時だった。
式場がどよめいた。顔をあげたIヌタクは信じられない光景を見た。
教会の天井にできた空間の裂け目から、手袋をはめた機械の手が現れ、
花嫁をすばやくつかんでまた裂け目に消えていったのだ。
「わああっっ!!ゾロエさ〜〜ん!!」
あまりに突然のことで、どうすることもできなかった。
式場は騒然となった。もう式どころではなかった。
563 :
2:04/10/24 10:14:31 ID:HWFaWMee
機械の手は無造作にZロリを座席に投げ込んだ。
逆さまに置かれて、しばらくもがいた後やっと座席に収まったZロリは折れ曲がった耳を整えながら隣に目をやった。
思った通り、涼しい顔をして操縦しているGオンがそこにいた。タイミングよく現れたのはなぜだか謎だが。
乱暴に扱われたおかげでZロリはすっかり正気に戻っていた。
「お…おかげで助かった…」
「礼はいらない。当然のことをしたまでだ」(キミは私のものだからな)
(心の声)までは読めずキョトンとするZロリをちらと横目で見て、Gオンは鼻先でフッ、と笑った。
「よく似合ってるじゃないか」
その一言にZロリは爆発的瞬間的に赤面した。
「だあっ!!うるさいうるさ〜い!!こんなモン誰が好きで着てるかあっっ!!」
めちゃくちゃに暴れだし、引きちぎるような勢いでウェディングドレスを脱ぎ捨てた。
裸になって着替えがないことに気付き、(あ。しまった)という顔をする。
Gオンは今度はクックッ……と押し殺したように、しかし楽しそうに笑うと、シャツを投げてよこした。
見事に狙い通りに行動したZロリがたまらなくかわいい。
「これでも着ていたまえ」
Gオンのシャツ?なんか少し大きいが…しかたがない。
「それにしても………これ、作っちまったのか?」
「ああ。ついこの前完成した。今日が試運転だ」
時空移動マシン。この前作るぞ宣言をしてからまだ日は浅い。もう完成させるなんて。
Zロリの物作りの血が騒ぐ。眼を丸くキラキラ輝かせながらあちこち触ってみている。
「ここはどうなってんだ?何使ってんだ??」
「おい。今大事な所だからいじるな。今いる亜空間から出られなくなる」
「あ、亜空間??」
「…………よし、抜けたぞ。外を見てみるかい?」
564 :
3:04/10/24 10:15:37 ID:HWFaWMee
窓に目を向けたZロリはいきなり泣きながら窓に突進してGオンを驚かせた。
「あっ!!ママ?!………ママーッ!!」
ベシッ!!!
「んがッ!!あだだだ鼻が〜〜!!……なんら…おでさまが映ってたのか……」
結婚式用の気合の入ったメイクのままだったのに気がつきシャツでごしごしとそれを落とすZロリを横目で見ながら、
母親はさぞ美人だったんだろうなとGオンは考えた。それにしても、もしあの時イノシシの双子に会わなかったら
Zロリは今頃…………そんなことは許さん!…絶対許さん!!
窓の外は見渡すかぎり星だらけだった。宇宙を飛んでいるのだ。
「どうだ?」
「ど、どうだって、宇宙服とかヘルメットとかしなくていいのか??」
「優先度を考えたまえ。ここでヘルメットなんかかぶったらどうなる?」
「?」
(キスができないだろう?)
最後の言葉は口には出さず、目で言ったつもりが、Zロリはもう窓の外を見ていた。
Gオンはガクッと座席からコケそうになったが持ち直し、後姿を見つめた。
Zロリはゆったりしたシャツ一枚だけを身につけて、熱心に窓の外を見ている。
首まわりがゆるいため、少し横にズレて片方の肩がのぞいている。目のやり場に困るというか…
いや。今この世界にはGオンとZロリの二人だけだ。警察も追ってこない。邪魔する者は誰もいない。
オオカミさんキツネくんをいただきま〜す!さあどうぞ状態である。
Gオンは少し息が荒くなってくるのを感じたが、あまりにZロリに危機感がなさすぎるので
かえって手を出すのをためらってしまう。
Zロリは星しかない景色をそろそろ見飽きたのか、今度は機内をキョロキョロ見回し、素直に感動している。
「やるなぁぁ…Gオン」
「フッ…どうだ。まいったと言え」
「やなこった!おれさまだってこのくらい作ってみせるぜ」
(ああ…つんとした鼻を上に向けるしぐさと、とがらせた口元がカワイイよZロリ)
「こっちはどうなってんだ?!」
Gオンが胸を高鳴らせながらじっと見ていることなどかまわず今度は座席の下を覗き込む。
(そ、そーいうポーズをしては…おいしそうなうなじが丸見えだ!!)
565 :
4:04/10/24 10:17:18 ID:HWFaWMee
もうたまらん。こっちの心臓が破裂しないうちにいただきます!!と、Gオンが決心した時だった。
「お、おまえたちこんな所でどうした?!」
「あ、せんせ!!」
「せんせ心配しただよ〜〜!!」
思いがけない場所で師弟が再会している模様だ。
「な、なに?!」
座席の下からのそのそと出てきた双子に、Gオンはおもわず食ってかかった。
「キ、キミたちには外で待っているように言っただろう!!」
「だども、オラたちやっぱZロリせんせが心配だっただよ」
「早く会いたかっただよせんせ〜〜」
「座席の下にもぐりこんでそのまま寝ちまってたのか」
IシシとNシシはZロリの首と腰にオラのものだと言わんばかりにしがみついて甘えた声を出している。
(うう〜そこは私がさっきからずっと狙っていたのに〜…………!!)
再会を無邪気に喜ぶ師弟の横で、Gオンはため息しか出てこない。
(はぁ…絶好のチャンスだったのに…………んっ!!)
意気消沈して垂れていたGオンの耳がピッと立った。ただならぬ雰囲気を感じたZロリも緊張した顔になる。
「どうした?」
「二人で飛ぶ分の燃料しか積んでいない」
「へっ?」
「IシシとNシシの分は計算に入っていない。重量オーバー…」
Gオンが全てを言い終わらないうちにZロリは行動しだした。機内のものをガンガン捨てる。
「お、おい…」
「飛ぶのに支障なさそうな物は遠慮せずに捨てろ!!軽くするんだ!!」
「ハイだぁぁっ!!」
「なんかわかんねぇだがこれも捨てるだぁっ!!」
宇宙空間には機内にあった物が散乱した。真っ先に捨てられたウェディングドレスがそれらを導く天使のように
ふわふわと漂っていた。
566 :
5:04/10/24 10:18:06 ID:HWFaWMee
「まだ重いか……このシートは要らんな!運転席のシートも捨てる。どけ!」
「Zロリ、待て!!壊す気か?!」
「ぶわっかもぉぉん!!みんなの命がかかっているのにシートを惜しんでいる場合かぁぁっっ!!」
興奮して振り回した手足が触れてはいけない何かに触れたのか、ブシュン…という、イヤな音がした。
引力圏内に入っていたのか、機体は大きく傾き、落下を始めたらしい。
「落ちる!!落ちるだぁぁ〜〜〜!!
「オラたちどうなるだかなぁ〜〜!!」
「あつッあつッ!!おれさまたち、今ひょっとして地上から流れ星に見えてるのかぁ〜〜?!!」
Gオンは必死に立て直そうとしていたが、やがて席を離れすばやくZロリに近付き、抱き寄せた。
華奢な体だ。あの警官に女だと信じ込まれていたのも無理はない。
「やるだけのことはやった。あとは運を天にまかせる」
これが最後になるかもしれない抱擁。足元で騒いでいる双子など今は眼中にない。
Zロリに頬を寄せてGオンは静かにささやいた。
「Zロリ。キミはどこに落ちたい?」
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| | | | ∧_∧ 009ニオマージュナンデス
| | | | ピッ (・∀・ )
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おそまつさまでした。
ラスト一行に笑った
ジェットキターw
ラストの一行誰だったか忘れてて悩んでた。
>569さん、ありがとう。
>552GJ
ありありと民也版56310映像付きで再生されますた。
すごく…いいです…
>>561-567 ラスト1行に不覚ながらドッキリしました
もうGJ!!
原作わかんないので本スレに行ったことないけど
Zロリ(・∀・)イイ!!
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| 某県王ビィトパロです。深緑の知将×ハンサム君
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| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| ぶっちゃけ需要なさそうですが投下… | | | | \
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| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
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「ビィトっ!!」
朝日に眩しく光る金髪の美しい少年が、黒髪の意志の強そうな目をした少年に駆け寄った。
「キッス、そんなに慌ててどうしたんだよ?」
金髪碧眼の少年は、呼吸を整えてから急いて言った。
「そんな暢気なこと言ってる場合じゃないんだよっ!!僕っ、僕っ、おおお財布落としちゃったんだよぉ!!」
泣きそうな、いやもう半泣きな美少年に対して黒髪の少年はあっさりと。
「え、別に。野宿すればいいじゃん。」と楽観的だった。
「ビィトォっ!!僕はお風呂に入りたいんだよ!温かーいお風呂に!」金髪の少年、キッスが訴えた。
が、「なくしたのはお前じゃんか」と黒髪の、ビィトに言われ、何も言い返せるはずもなくキッスは黙り込んだ。
「うぅ…確かに悪いのは僕だよ…けどやっと報奨金が手に入って、まともな生活が出来ると思ったのになぁ…」
はあぁぁぁ、と暗くて長いため息。肩もだらしなく下がっている。けれど次のビィトの台詞にキッスは素早く反応した。
「…オレの手料理嫌いか?まずい?見た目よりはましだと「全然まずくなんてないよ!!」
「僕、ビィトの作ってくれる物は何だって大好きだよ!」たぶん、と心の中で付け加えて。
「そっかー。じゃあ何の問題もねぇじゃん!」にかっと笑う。ビィトはとても単純だった。
「う、うん。そうだね…」
自分にとってはある種告白だったのにも関わらず、スルーされてしまったキッス。
少しショックだったが返事を返すことはできた。
キッスはビィトが大好きだった。彼の力に成りたいと思っているし、成るつもりだ。
彼は普通の人と違う、特別な人だとキッスは信じていた。直感のようなものだった。
ビィトなら、彼なら、本当にこの暗黒の世紀を終わらせてくれるかもしれない。いや、終わらすに違いない!
そう思わせる何かがあった。
こんなひ弱な自分でも彼のために出来ることがあるならしたかった。
命を投げ出してもいいと、思っていた。(そして当時僕は知らなかったがビィトに惹かれた者は皆そう思っていたようだ)
何故だろう。その尊敬に近いような友情の気持ちは、最近どうも形を変えてしまった。
ビィトに見つめられるとドキドキする。ビィトを見つめるとドキドキする。
彼に触られると顔が熱くなる。彼に触ると顔が熱くなる。
聡い自分にはすぐに分かった。典型的な恋煩いというやつだった。
勿論、この気持ちを打ち明ける気などもうとうに無い。彼には未来の奥さんがいるのだ(ポァラと言うらしい)
今は、彼とパーティーを続けていられればそれで幸せだった。
グリ二デ城の与えられた自室で、自分の主に組み敷かれながらキッスはそんな清い時もあった、と回想していた。
自由だったあの頃。毎日が楽しかったあの頃。ビィトという希望を抱いていたあの、頃。
今の自分は、とてもじゃないが親友に見せられる姿ではない。こんな。醜い今の自分。
人間を裏切り、魔神の配下として活動する日々。
それどころか、夜は、魔神グリ二デの慰み者だった。 僕の何が「閣下」のお気に召したのだろう。
魔神は基本的には人間の美醜は分からないが、個々の美意識というものがあり、
自分にとって美しいものは好きらしい。(フラゥスキーなんて良い例だと思う。)
閣下は、僕の顔が美しいという。自慢ではないが、人間の世界においても僕は美しい部類に入る(らしい。)
でも、閣下が指すのはその「美しい」ではない。閣下の言う「美」とは、左右対称の黄金律のことだ。
何でも、僕の顔(と体)は左右対称かつ黄金律らしい。…よく分からないがそうじゃなければ良かった。
閣下の夜のお相手は正直体への負担が大きい。何より、精神的にもまいる。
(別に閣下が初めての相手だったわけではない。
あの、憧れの戦士団のメンバーに僕は抱かれていた。よくある話だ。)
僕の汚れた体で、ビィトに触れることが出来るだろうか。
いや、本当はそんなことを心配しているんじゃない。
男の熱を受け入れることを知ってしまった僕が、ビィトを望んでしまうのではないか、
それこそが僕が恐れていることだ。本当に、僕は汚い。
ビィト。ビィトビィトビィト。ビィト!
彼の力強い瞳が濁ることは決してないだろう。もしそんなことがあったら、きっと世界の終わりだ。
だから僕は、彼の親友のままでいたい。
彼に軽蔑されたり、ましてや同情されるなんてまっぴらだ。
淫乱になってしまった僕を知られたくなんてない。彼、だけには。
ぱしっ と、グリ二デ様に軽く頬を叩かれた。
「集中したまえ。キッス君。」
「はっ…あ…も、申し訳ございませんっ…」
閣下のゴツゴツした指が、僕の体を撫でる。
指が下の方に行くと、僕はいつも身を固くしてしまう。
「キッス君…君はいつまでだっても慣れないのだね…体はこんな感じているのに。」
「っあ!ぁあ…も、もう…あっあっ!」
閣下が急に秘所に触れたので、僕は嬌声をあげた。
「もう…なんだね?まだまだいけるだろう?」
閣下は僕の快楽に歪んだ顔を見て心底楽しそうに笑われる。
そういう時の閣下の目は、いつも、獣のような雰囲気がある。
僕は背筋が凍る。「深緑の知将」と呼ばれている閣下の本性は、「こっち」なのかもしれない。
などと考えているうちに、グリ二デ様は下帯を外し、既に高ぶったソレを取り出された。
はっきりいって、グリ二デ様のソレは大きい。人間のものよりずっと。
それに形もグロテスクだ。(まあ人間の男のものだって十分にグロテスクなものだけど)
でも、コレが僕が何も考えられなくなる程の快楽を与えてくれる。
「さぁ、キッス君。どうして欲しいか、言ってみなさい。」
閣下はそうやって僕に言わせるのが好きだ。本当に、人間じみていらっしゃる。
機嫌を損ねるわけにいかない(もし損ねたら文字通り首が飛ぶ)ので素直に従う。
「あ…閣下、どうか、僕に閣下のお慈悲を…」
言うやいなや、閣下の熱いものが僕の中に入ってきた。
「っぁ!!ふ、ぅ」
入るときは未だに少し痛いが、入ってしまえば慣れた僕の体は従順に快楽を受け入れる。
僕の目から涙がボロボロと落ちる。
「ふふふ…」
閣下の体が大きくスライドする。もう、僕には何も考えられない。
「あぁ!ん,あ…あっ、あっ!かっ…か…!」
「キッス君。君が私の下で悶える姿は、最高にいいよ…」
僕の毛穴の全てからしみ出たものは
汗ではない
悲しみではない
それは深く底のない 絶望だ
もう僕には何も聞こえない。閣下のお声も。
ただ僕は、彼のことを思い出していた。もう会うことはないだろう、黒髪の少年のことを。
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| __________ |
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| | □ STOP. | | ツマンネ。 一部 残/酷/な/神/が/支/配/す/る/引用があります。
AAずれてるかも…
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| | | | ピッ (・∀・ )
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| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
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| __________ | 谷部っち高校白書続きみたいだモナ
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| | | | ピッ (・∀・ ) まだ終わらないっす〜。ヒ〜。
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581 :
高校白書1:04/10/25 01:34:32 ID:4XlTXoYR
俺のスパイクは変わり果てた姿で発見された。ボロボロのズッタズタに
切り刻まれて、御丁寧にも靴の裏に「アホ死ねカス」のメッセージ入りだった。
「おもろいやんけ」鼻で笑ってしまう。
「お前よっぽど先輩方に愛されとるな」
「アホか」
「照れんなや!人気者?。」
「照れるか!何ゆうとんねん」
同期が気づかって軽口をたたいてくれるのだが当の本人はケロっとしたもんである。
しかし、発見された場所が笑えなかった。
丘村先輩のロッカーから見つかったと、顧問がそっと教えてくれたのであった。
3年達が全てのロッカーを捜索したところ、丘村先輩のロッカーから見つかったと
連絡をしてきたらしいのだ。
完全に罠である。犯人は3年か。
「気色悪いのう……」
俺はうんざりした。俺が気に食わないのはわかるが、丘村先輩まで巻き込むのが許せなかった。
あまりにも馬鹿らしいので俺のスパイクはグラウンド裏のうさぎ小屋のうさぎの下から見つかったということにした。
「うさぎがな、じーっとな俺のスパイク暖めてん」
「ほーう、そいでうさぎがマジック片手にアホーって書いてんな」
「そやでー。えらいうさぎがいたもんやで」
失笑を買いつつ、この話題はお終いというふうに俺は笑い話にしてやった。
そして丘村先輩のほうに向かって笑いかけてみるのだが、どうも目があわない。じっと足元をみてなにか考え込んでいるようだった。
なんやねんな。自分はわるないのやから笑ったらええやんか。
俺なんかはそう思ってしまうのだが、じっと考えこみ、とうとうその日は一言も口を聞かないまま終わってしまったのだった。
582 :
高校白書2:04/10/25 01:35:12 ID:4XlTXoYR
「なんや、気にいらん」
「何がやの」
「とにかく気に入らんねん」
「あんたの顔がか?」
俺は隣で頬杖をつく彼女をペコンと叩いた。
「この男前捕まえて何ゆうてんねん」
「自分で言うとったら世話ないわ」
とにかく気に入らなかった。誰が?丘村先輩である。
あの日以来、何故か疎遠になった。話し掛けてもこないし、こっちから行こうとしても逃げる。
「別に捕って食おうとしてるワケではないやん、こっちも」
「何なに?何の話?」
「ないしょ」
とにかく丘村先輩には非は無いはずだ。それなのに、何故か俺をさける。
あの事件以来、俺には目立った嫌がらせは無くなっていた。平穏な日々がだらだらと続いていた。
そんなものあるかは知らんが男の勘で丘村先輩がシロなことはわかっている筈なのに。
何故か最悪の結果がよぎる。なんで俺を避けんねや?
「人間不信になんのは嫌やで、俺は…」
ゾっとするではないか。
「何難しいこと言うてんのよ。怖い顔して」
「おまえ、人間不信っつーのはなぁ、怖いで。あんな…」
説明しようとしたが、途中で面倒臭くなり「…いいわ。お前はそのまま笑っててくれ」と言い残し、家路に着いた。
それから間もなくのことである。俺の可哀相なスパイクが発見されたのがどうも丘村先輩の
ロッカーからだという噂が流れはじめた。このことを知っているのは俺、顧問、犯人の3年らだけなので
噂の発生源も3年だろう。
微妙に部員内に嫌なムードが漂いはじめた。
「あんな可愛いうさぎがおるかいな」と俺は特別普段通りに振る舞っていたが、同期達は浮かない顔をしていた。
1年のなかではまあまあ話が通じるという評判だった丘村先輩がまさか犯人だったとはという感じである。
いや、犯人は丘村先輩やないで。とは言えない。確証はないからだ。
しかも当の本人は黙秘を続けていたのである。
なんでや。なんで何も言いひんのや。
俺はギリギリと丘村先輩を睨んだ。噛みしめた奥歯がキリリと痛んだ。
583 :
高校白書3:04/10/25 01:35:58 ID:4XlTXoYR
とうとう俺はあやしい3年にアタリをつけ直談判に向かうことにした。
卑怯なやり方にも頭にきていたし、何故だか丘村先輩にもイライラしていた。
頭の奥がワンワンとなっているような、とにかく無性に腹がたっていた。
部活内で動くと面倒なことになりそうだったので直接3年の教室を訪ねようとしたのだが、同じクラスの部員が慌てて止めにきた。
本当かは知らんが、丘村先輩の妹とつき合っているという噂のヤツだった。
「おい、丘村先輩の苦労を無駄にしたるなよ」
「はあ!?」
いきなりそいつは突拍子もないことを言い出した。
「おまえ、俺今めちゃくちゃ虫の居所悪いから、くだらないこと言ったらど突き回すど」
「ちゃうねん、ちゃうねんて!」
「はよ、言えや。休み時間終わっちまうやろ」
「これは連れに聞いたんやけどな」
連れイコール丘村先輩の妹だろう。
「先輩は3年と取り引きしててん。スパイク隠したんは3年やで。そやけどそれだけで終わったんは、先輩のおかげなんやで」
「どういう話や」
「だからようわからんけど取り引きしててん。スパイク隠したんは自分のせいにしていいけど、こんなんは最後にしてくれって言ったんちゃうか?」
「なんで丘村先輩がそんなことせなあかんねや」
「それは…」
「はよ言えや!」
「話して欲しかったらこの手を離さんかい!」
知らず知らずのうちに首を押さえ付けていた手を、そいつは苦しそうにピシャリと叩いた。
ヤツの話はこうである。
丘村先輩も1年のころ上の先輩に目をつけられ、なんやら嫌がらせが続いたそうである。
NO!イジメ宣言の丘村先輩は早速上に食って掛かった。余計状況が悪化した。食って掛かった。悪化した。
結果、身体を壊すことになった。同期も巻き込んで険悪なムードのサッカー部になったそうだ。
こんなんはくり返したくはない。そう誓った丘村先輩は悪の芽を事前に摘むことにしたのだそうだ。
自分が犠牲になることによって。
584 :
高校白書4:04/10/25 01:36:39 ID:4XlTXoYR
「なんか、めちゃくちゃムカつくわーーーー!!!」
夕食後、庭から空に向かって吠える息子を母親が不思議そうにみていた。
「風邪ひくで。家はいり」
「うるせい。ほっとけ」
結局あの後、3年の教室には行かなかった。気が抜けたのもあるし、馬鹿らしくなったのもあった。
そして丘村先輩に腹がたっていた。
そんなんを俺に言わんと黙って片付けたのが気に入らない、何かっこつけてんのじゃ、である。
ゆえや、俺に。俺の問題やろうが。お前は俺の保護者か。
面と向かっていってやりたい。しかし、避ける。
可愛さあまって憎さ100倍。
「阿呆か!可愛ないわ!」
「なにブツブツ言ってんねん。はよ家はいりー。窓閉めるで」
母親の面倒臭そうな声がとんできた。
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ 次で終わります!!タブン…
| | | | ピッ (・∀・ )
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| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
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谷部兄の存在を脳内アボーンしてました。すっかり忘れてたよ。
なのでいないものとして読んでください。完全フィクションです。
高校白書GJ!
次回も楽しみにしてます!
>>580 続きキターーーー!!
待ってました姐さん!GJ!
次回が気になるよー
>579
キッスイイワアー!
確かに本編でのあの執着っぷりはあんなことやそんなことをしていても不思議じゃない!
>579
ステキー
橙には嵌ってたから気になってはいたけど、
連載終わって全巻揃った時点で買い揃えようと思ってたのに…
読みたくなっちゃったじゃないか!モエー
! 需要ないと思っていたのに!!(*´Д`*)ホワァァ
調子にのったので近いうちにまた投下しにきます_| ̄|○
>>589姐さん、4巻から買うのをお奨めしますvv
____________ 日曜朝8時からの闘うお兄さんの話だカラナ
| __________ | 後輩×先輩、某度入社時のお話だカラナ
| | | | 無駄に長いけどエロくないカラナ
| | |> PLAY. | | ――――――v――――――――――
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| | | | ピッ (・∀・ )
| | | | ◇⊂ ) __
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1
スカウトされて某度って会社に入ったばかりの俺、兼崎は
ア/ンデッドから人類を救う仮/面ラ/イダーになるべく今二ヶ月の研修期間中。
ラ/イダーシ/ステム1号、つまり俺の先輩、立花さんによる特訓の毎日だ。
立花さんはすげー厳しい。まぁ命かかってるから当たり前っちゃ当たり前なんだけど
もう少し優しく教えてくれないかな〜なんてたまに思う。
たまにだ!厳しくても俺の為にやってくれてるって、俺、わかってるからさ!
シミュレーション研修の後は俺が死んでいたであろう場面の対処法を徹底的に教えてくれるし。
俺が強くなる為に一生懸命教えてくれてんだって思う。
今日も朝から特訓でクタクタになって寮に帰ってきた。
家に帰る暇も無いのでこの二ヶ月は会社の寮に泊まってるんだけど
ぼろくてもやっぱ我が家が恋しいなぁ…
っつーか家賃払ってねぇよ。うちの大家さんうるさいからなぁ
ここ給料安いしこれからもきっついなぁ
でも人類の為に闘うんだし頑張らないと。
俺、皆を助けたいんだ。
2
立花さんはずっと寮住まいらしい。
今まで一人しか居なかったからなーラ/イダー。
大変だっただろうなー…
俺、がんばんなきゃ。
早く一流のラ/イダーになって立花さんと対当に闘えるようになって
ア/ンデッドを封印しまくって平和な世の中にするんだ!
そうだ!頑張ろう!!明日はもっと早く起きて、もっと特訓しよう!
立花さんにもお願いしよう!やばっ褒められるかも…
褒められる?あの立花さんに?しかめっ面しか見たこと無いけど、笑う事もあんのか?
褒められる、かな?笑顔、見てぇな…ちょっと内線かけてみるか!
TELLLLLLLLLLLLLL…
?出ないな。もしかしてもう寝てんのか?
まだ10時だけど…
TELLLLLLLLLLLLLL…
ガチャ
3
「あ、もしもし立花さんですか?」
「…」
「あれっ?もしもし?もしもーーし!」
「…ん?」
「立花さん?兼崎ですけど」
「ん」
「寝てました?すいません。…あのー、明日なんですけどー」
「んー」
「朝、8時からって言ってたけど、俺、早く強くなりたいんです!
6時30分からお願いしてもいいですか?」
「ん?おねがい?」
「はい!!お願いします」
「ん」ガチャツーツーツー
「あれっもしもし?!もしもーし!」
全然褒められなかったな…
「いねーし」
約束通り6時30分に研修場に来たけど、立花さんが来ない。
立花さんは遅刻しない。
明らかに起きたてみたいな日はよくあったけど遅刻だけはしない。
やっぱり昨日のは伝わってなかったみたいだ。
仕方ない、起こしに行くか。
4
ピンポーン
「立花さーーん兼崎ですーおきてくださーい」
ピポピポピポピポピポピポピンポーン
居ないのか?もしかして入れ違いだったとか?
「たーーーちーーーばーーーーなーーーーさーーーーーー」
バンッ「うるっっさいわねーなんなのよ朝から!!」
「ウェッ弘瀬さん!立花さんの部屋の隣にお住まいで…?」
「なんだ兼崎君じゃない。違うわよ。こっちは仮眠室。
昨日夜ちょっとトラブルがあっからここに泊まったの。
何?立花さんに用?無理よ立花さん外から呼んだくらいじゃ起きないわよ」
「そ、そうなんですか?」
「もともと寝てたら起きないけど、昨日夜遅くトラブルがあってね。
立花さんも朝方までそれにかかりっきりだったから、余計ね。」
「えっでも10時には寝てたっぽかったけど」
「立花さん忙しい人だから。ラ/イダーだけど研究員でもあるから。
それに加えて今は君を育てなきゃならないし、ちょっとでも時間が空いたらその時が寝る時なのよ。」
「そうなのか…俺は、自分の事しか… すいません!俺、一人で頑張ってきます!!」
自分の考えて多事が恥ずかしくて、ダッシュした。
俺は、俺は、ちくしょーーーー!立花さんが来るまでに腕立て1000回やってやる!
…とか思っていたのに弘瀬さんの次の言葉に俺はユーターンせざるを得なかった。
「ちょ、どうしたのよ兼崎君!立花さんの部屋の鍵はいいのーー?!」
「なんだって?!」
5
立花さんを起こすのは至難の業
というわけで立花さんの部屋の鍵は隣の仮眠室に常備してあるらしい。
立花さんのプライバシーって…
ガチャリ
当たり前だけど鍵が回ってしまった。
うわ…なんかドキドキする。悪い事してるみたいだ。
「失礼しまーす…」
中は質素なものだった。
ワンルームで俺の部屋よりやや広め。
机の上には繋ぎっぱなしのパソコン。
小さな冷蔵庫。窓にはブラインド…ぺちゃんこの寝袋みたいなものから、人の寝息が聞こえてきた。
「たちば…」
あれっ?そういえば、入ったはいいけど…
俺もう立花さんを起こす気無いんだった。
じゃ、なんでこんな事してんだ?
強くなるための腕立て1000回は?
あれ?おかしくないか俺?
自分の行動が自分でわかんなくて、しばらく体育座りした。
6
立花さんは起きそうにない。ずっと規則正しい寝息が聞こえている。
…疲れてんだよなあ
俺は、自分の事しか考えないでこの人の時間をさらに奪おうとして。
馬鹿だから、一回で覚えられないし。ほんと、足引っ張ってばっかだ。
褒めてもらおうだなんて…馬鹿みてぇ。
強く…なりてぇな。いや、なるんだ。この人が少しでも楽になるように。
平和な世の中になって、立花さんの笑顔が見れるように。
立花さんの笑顔が、笑顔が、寝顔が、寝
寝顔…今寝てんだよな。
珍しい物だからちょっと見ておこうかな〜
寝てるときもしかめっ面だったりして…
立花さんは顔まで寝袋みたいなのに埋まるように寝ていた。
俺はそっと近付いて、寝ている立花さんの顔の横に正座して、
顔に触らないように寝袋に手を掛けて、そっと下ろしてみた。
7
び っ く り し た 。
すげええええええええええびっくりした!!
なんで目開いてんだよ!寝てないのか?あんた寝てるんだろ!普通に寝てくれよ!!
寝息は相変わらずだから、どうやらこれでも寝ているらしい。
目が大きい人は寝てる間に目が開くとか聞いた事あるけど、本当だったんだな…
あまりの恐ろしさにマジマジ見ていたら色々気が付いた。
例えば眉間のしわがない。目つきも普通。いつもは睨んでいるような一重だけど、
この人本当は二重だったんだ。しかも結構なくっきり二重で切れ長、垂れてて黒目がちな澄んだ目をしてる。
鼻はスッと通ってるし、これあれだ、イケメンてやつだな。
あ、この唇の形好き。いいなー俺もこんな唇欲しい
ちょっと開いてて、よだれのあとみたいなのがついている。熟睡だなー
「かわいいー」
はっとした。
今、立花さんのほっぺたつっついてたのか俺?
唇とかぷにぷにしちゃってたのか俺?
よだれの後とかふいてあげてたのか俺?
最初は正座してたのに、いつのまにか頬杖ついてスゲー近くで見てるし。
俺、もしかしてヤバイ人?
8
ああーもういいかな〜今日は。
俺ってイシハクジャクだ…腕立て1000回は明日絶対やりますから、すいません!
なんか、もうちょっとこのままで居たくてどうしようもないんだよ。
立花さんのまぶたを手で覆って、開いた目を閉じてあげた。
「あ、もっとかわいくなった…」
もういい。かわいくていい。だってなんか、かわいいんだからしょうがねぇや。
やっべニヤける。
笑顔もかわいいんだろうなぁ…
いつか笑顔も見たいです立花さん。
平和になっても、一緒に整備とかしちゃったりしてさ、
二人で、二人で一緒に頑張ろう!とか言っちゃってさ、たまんねー!
俺、頑張ります。もーめちゃくちゃ頑張りますから!
もっともっと、スッゲー頑張りますからね!
ひとしきり立花さんをながめた後、いつの間にか寝てしまったらしい俺は、
その後自力で起きたらしい立花さんの一撃で起きる事になる。
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| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧
| | | | ピッ (・∀・ ) そのうち後日編も見る予定だからな。
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
中途半端ですいません。。
>>591-600 か、可愛いなぁ…
後輩も先輩も、可愛いなぁ…(*´∀`)ツヅキガタノシミディス
>591-600
GJ!
可愛かった〜(*´Д`)ポワワン
先輩は寝てる時ホントに無防備なんだな…。
>580
よいわー。谷部友の(世コチン?)、いいかも(*´Д`)
>>591-600 GJ!!後日編待ってます
> なんで目開いてんだよ!寝てないのか?あんた寝てるんだろ!普通に寝てくれよ!!
ワラタ。こういうのすごく好きだーw
>579
遅ればせながら萌え。閣下×キッスのゴウカ-ンイイ!と思ってたところにこれですよ旦那!
ありがd。まじでありがd
>>579 605さん同様遅くなってしまいましたが
スゴク良かった!やっぱりキッスは可愛いよ。
閣下と幸せにな…(なれないけど)
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| __________ | 谷部っち高校白書続きみたいだモナ
| | | |
| | |> PLAY. | | ――――――v――――――――――
| | | | ∧_∧
| | | | ピッ (・∀・ ) やっと終わります。
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
609 :
高校白書1:04/10/27 22:01:07 ID:S14qDkfp
「おーうおう。深刻な顔してるで、男前がぁ。似合わんのお」
つまらなそうにボールを蹴っていると後ろからひやかされた。
同期の1年が嬉しそうに近付いてきた。
「いっぺん死んでみるか?」
ギロリと睨み返すと「さて…と」と目をそらし、反対岸にダッシュしていった。
「あ〜ァ。つ・ま・ら・ん・の・ぉ」
俺はリズムをつけてボールをゲシゲシと蹴った。
あの一件以来、完全にテンションが落ちまくっていた。結局丘村先輩に言及することもなく
日々は過ぎていった。もう目が会う事も滅多になく、ましてや話すこともなくなった。
俺の前で丘村先輩の話題はタブーになっていたし、1年の間でも丘村先輩の話はのぼらなくなっていた。
今までなまじ信頼を勝ちとっていただけあって、一回そこに影ができると皆敏感に反応するものである。
丘村先輩もそのへんに感ずいているのか俺達の前でめったに笑わなくなっていたし、淡々と練習のメニューを伝えるようになっていた。
俺は時々無性にやるせなくなって、犯人は3年なんやで、とやはり伝えようとも思うのだが、
今さら蒸し返すのもアレやしな、とか、俺に黙って話を進めた丘村先輩が悪いのじゃ、ざまあみさらせ、という思いが渦になってどうともできずにいた。
要するにガキだったのである。
610 :
高校白書2:
「チビ!むかつくんじゃあ!!」
影でミクロくんと呼ばれている同期が吐き捨てるように言った。
練習帰りのいつものファミレスである。
「あのチビ、いてもうたるからなぁ…。絶対に」
「なにをケンケン怒っとんねや。なんかあったんか?コイツ」
聞くと、隣のヤツが楽しくてたまらないといったふうに教えてくれた。
ある日の放課後、練習が始まる前に景気付けにミクロくんは仲間達と部室で煙草を召し上がっていたらしい。
そこへ丘村先輩がやってきた。他の部員達は「やばい!」とすぐ煙草を揉み消したのであるが、反射神経の鈍いミクロくんは隠し損ねた。丘村先輩は非喫煙者である。当然のことながら注意する。
その注意の仕方がいけなかった。
「あんま吸い過ぎると背ぇが止まってしまうで」
他のメンツからクスクスと忍び笑いが漏れた。ミクロくんの顔は怒りで真っ赤に染まった。
ミクロくんのあだ名の由来は背の低さからである。丘村先輩より1cm高いらしい。本人は3cm高いといっているがどうみても1cm強といったところであろう。
自分の背にコンプレックスを強く持つミクロくんは、自分より背が低い丘村先輩を何故か蔑むように率先して“チビチビ”と呼んでいる。
そのチビから身長のことを言われた彼は怒り心頭に達していた。
そして俺の方を向いて「どや!どやねん!」と言ってきた。
「どやって言われてものお。あんまり怒り過ぎるともっと背ぇ縮むで」と言いたいところだが黙っておいた。
スパイクにアホと丘村先輩に書かれたらしいと噂になっている俺に全員の視線が注がれた。
はっきりいって面倒臭かった。帰るで、俺は、と言おうとした。
しかし口をついて出た言葉は「あのチビは一回ゆわさんといかんのぉ」だった。
ミクロくんの目がらんらんと輝いた。
何を言うてんねや、俺は。知らないふりをしていても俺の胸の内ではどうも丘村先輩に対するイライラが相当たまっていたらしい。だったら直接言えばいいのだが、ここまでくるとなんとなく顔を合わせにくく、そしてどこかでヤケになっていた。
そしてその日を境にサッカー部員1年は鬼のシゴキで培われた団結力をもって、丘村先輩無視作戦を決行させたのだった。
俺は知らんぷりを決め込んだ。