>308姐さんに触発されて、他に河氏の萌え詩を…長くてスマソ。
私は王となってあなたという領土の
小川や町はずれのすみずみまで
あまねく支配したいと願うのだが
実をいうとまだ地図一枚もってはいない
通いなれた道を歩いているつもりで
突然見た事もない美しい牧場に出たりすると
私は凍ったように立ちすくみ
むしろそこが砂漠である事を
心ひそかに望んだりもするのだ
支配はおろか探検すら果たせずに
私はあなたの森に踏み迷い
やがては野垂れ死にするのかもしれぬが
そんな私のために歌われるあなたの挽歌こそ
他の誰の耳にもとどかぬものであってほしい
タイトルは「嫉妬」。萌える…