1 :
風と木の名無しさん:
出来ればモロで。
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なんか>1が可哀想になってきたな…
SS書いてもいい?>1
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何?
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>19
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28 :
風と木の名無しさん:04/02/26 18:23 ID:3pue3dkJ
>1はチソコスキー〜♪
チソ チソコ〜
チソ チソコ〜
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また801板住人お得意のメル欄会話か。
お前らホントに頭悪いんとちゃう?
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/|::::/( |\__●::/ < ゴチャゴチャうるせえジャップだな!!
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こういう見て不快になるタイトルのスレはネタスレとして使うんでなくdat落ちさせて欲しかった
もうメル欄会話止めろ。つまらんし不愉快。荒らしと変わらん。
>40-41
だったらここにスレタイ通りのネタ書き込むか、削除依頼でも出せば?
>42
おまいさん、クッキー残っとるぞ
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ココはムーランサール城。タンタンとスノーウィは
部屋で寝てたが、いつになく今晩は寝苦しかった。
その時門が開く音がした。スノーウィはぐっすりお休みだ。
タンタン「きっと船長が帰って来たんだ・・」
しかも時計は3時まわっている。部屋へ足音が近づいて来る。
ドアがバタンと開く。立って居たのは紛れも無くハドック船長であった・・。
タンタン「船長?」ハドックは少し酔ってる様だった・・。
タンタン「船長・・」突然ハドックがタンタンの身体に
覆い被さった。タンタン突然の事で身動きがとれない。
しかも船長は酒臭かった。タンタンは恐怖心で激しく抵抗するも
40代の男とは言え力が強い・・。
ココはムーランサール城。タンタンとスノーウィは、久しぶりに
ムーランサールの部屋で寝てたが、いつになく今晩は少々寝苦しかった。
タンタン:ん・・う・・。タンタン目を開ける・・。
その時門が開く音がした。スノーウィはすぐさま目を覚ました。
タンタン:きっと船長が帰って来たんだ。時計に目をやる。夜中の3時はまわってる。
足音が段々タンタン達が寝てる部屋に近づいて来る・・。
ドアがバタンと開き、人の影が立っている。
タンタン:船長?
まぎれもなくハドック船長その人であった・・。
タンタン:船長、どうしたんです?こんな夜中に・・。
ハドックがタンタンのベッドに近着くと、いきなりタンタンの
上に身体が乗った・・。タンタン、突然の事で身動き取れない・・。
タンタン:せ、船長!!(タンタンは恐怖心で必死に抵抗する)
タンタンの唇が激しく奪われ、酒臭さとタバコの臭いが何とも男臭い!
初接吻の相手がよりによって、こんな酔っぱらいのオッサンだとは・・。
タンタンは力を振り絞り何とか船長を身体から離した・・。
船長は床に倒れこみ、寝てしまった・・。タンタンは初めて唇奪われた
ショックで涙が止まらなかった・・。
ムーランサールの昼下がり、しばらくは事件も無く何日間か平和に、そして
少し退屈に時が流れていった。ある日の事。
タンタン:あのー船長。船長はぼく位の時ってどうしてました?
船長:急に何聞きだすんだよタンタン。お前、まさか女の子に興味を持ったのか?
タンタン:船長は?
船長:そうだな・・女と付き合い出したのはお前位だし、初体験も・・
するとタンタンの顔が曇ってきた
タンタン:やっぱり!皆ぼく位でもできるんですよね!
船長:お前、今日おかしいぞ・・。
タンタン:船長、スノーウィまで発情期に入って、3丁目のプリシラに
スノーウィがよりにもよって<タンタンの目に涙が毀れた>
船長はいつもと様子の違うタンタンに少し困惑していた・・。
タンタン:スノーウィが・・
船長:お前、スノーウィにまで禁欲押し付けるつもりなのか?
タンタン:そんなつもりじゃ無いけど・・ただ・・
船長:なあタンタン、お前初恋とか異性を好きになった事が無いって言ってたな。
タンタン:はい、今まで女の子をはっきり好きって感情を抱いた事は。
あるダイナー。タンタンとハドックが軽い食事を取っていたが、周りを
見渡すとタンタン達以外はアベックだらけだ。タンタンは険しい表情で口を開いた。
「船長、最近スノーウィの様子が変なんですよ、最近は骨やお酒ばかりか、メスに
絡んだりするんですよ!」「そりゃースノーウィも発情期ってヤツがきたんだろうよ」
「ええ、確かに。ボクは船長みたいに呑気に構える気になれません!スノーウィが・・」
「お前、そうカリカリするなって、犬にかって思春期もあれば恋だってするわさ・・」タンタン
テーブルをバン!と叩く「冗談じゃない!スノーウィがそこいらの不埒な犬になるなんて!」
船長「お前、スノーウィにまで禁欲を押し付けるのか?」「ええ、ココ凄く空気悪いし
出ましょう、船長」タンタンの思いと裏腹に周りはイチャ付くカップルだらけでタンタンの
激昂も頂点に達しそうだった・・。
急いでダイナーをあとにしたタンタン達、外へ出て港の空気を吸う事にした。
「ああ、さっきのダイナー最低でしたね。船長」「ああ、確かに周りの奴らと来たら
どいつもこいつも・・」「船長、いつからああいう風になってしまったんでしょうか・・」
急にしみじみした口調になったタンタン。船長「・・今はこういう世の中だろうがな」
「以前はあのダイナーも雰囲気が良かったし、女性客もそんなにいなかったでしょう」
「それよりも船長、気がかりはスノーウィですよ」「タンタン、そんなにスノーウィの発情が
気になるのか?」「飼主としては当然・・」「なあ、タンタンよ、お前女好きになった事あるか?」
「自慢じゃ無いですが、ぼくはそういう感情は持った事ありません。初恋すら無いんですから・・」
船長「・・」タンタン「そういや小学校の時、クラスの女の子に告白はされた事があります。
でも、その子が引っ越すのでその真際に言って来てプレゼントも貰いましたが・・」
「あとは女の子と事務的な用事でしか殆ど口聞かなかった事が多かったかな。女の子と一緒に
遊んだとかお風呂入ったとか記憶無いな・・」「今、わかった事はその子が何故僕を好きになったかと
うと、ぼくはその子をいじめっ子から助けた事があってそれ以来ずっと・・」「お前、昔から
正義感は強かったんだな」「まあね」
船長「お前、俺の色事にとやかく言うのはまだしも、スノーウィまで押え
ちまってはかわいそうだぜ」「お前の禁欲主義も結構だが、犬にも人権ならぬ犬権が
あるからよ」「ぼくは・・僕の周りの人たちが欲望に走るのが我慢できないんですよ
ましてやスノーウィがそんなの・・」タンタンは半泣きになりそうな顔で言った。
「なあ、タンタン、お前は人間の三大欲って知ってるか?」「ええ、食欲、睡眠欲
そして・・性欲。でも、セックスは快楽の為でなくあくまで子孫繁栄の手段でしょう?
ボクは愛とかそういうのは、まだ理解できてないかも知れないけど・・。」「お前、この前
チャンと映画観に行ったんだってな」「ええ、行きました。普通の活劇映画だと思い観ましたが
その映画には事もあろうかラヴシーンがありました。チャンは大変吃驚してましたが
反面凄く興味持った様子でもありました。でもぼくはあのラブシーンは嫌いです」
「わかった。お前がそこまで潔癖だとはな。しかしよ、タンタン俺がお前位の時は・・」
「わかってます!その話はやめて!聞きたく無いですよ!ぼくは絶対不潔な感情なんか
抱かない!女の子を欲望の対象に見るだなんて・・」そうこうしてるうちにムーランサールヘ
着いた2人はネストルの入れた紅茶を飲むことにした。
お茶を飲んだあと、タンタンは犬小屋のスノーウィのとこへ餌を持って行った。
「スノーウィごはんだよ」スノーウィあまり食べたくないって顔。「スノーウィ
どうしたんだい?お前らしくないな、いつもはあんなにがっつくのに」
確かにスノーウィの異変は船長の目からも明らかだった・・。
「確かにスノーウィの奴おかしいよな」「ね?そうでしょう?船長も
見てわかるとおり、スノーウィはおかしいですよ」「でも、1時期のモノ
だからそう気にするこったねえと思うがな」「僕は飼い主だから愛犬の異変は
気になりますよ」明くる日の午後。タンタンはスノーウィと一緒に散歩してた。
向うから3丁目のプリシラ連れた奥さんが近つく。「スノーウィ!!」
スノーウィは堪らなく駆け出しプリシアの身体に鼻を引っ付ける・・。その瞬間だった
「スノーウィ!!」無理やり引き離す「スミマセン!こんな事二度とさせませんから」
「あら、良いのよ。うちのプリシラちゃんもどうやら・・」「困るんです!とにかく失礼します!」
タンタンは険しい表情でムーランサールヘ戻るのだった。
散歩から戻ったタンタンはスノーウィにキツイ口調で叱り飛ばした。
「スノーウィ!お前はどうしてプリシラにあんな事したんだ!今度やったら絶対
骨も禁止だからね!」船長が近ついて来た「タンタン、もういいだろう。な、お前最近
やけにヒステリッっぽく無いか?」「確かに最近、自分でも怒りっぽくなってるなとは思うけど
でも、厳しくしないとスノーウィが・・」「もう許してやれ。あんなにしょげてるじゃねえか
動物の自然な本能さ、人間も似たようなもんだがな」「ええ、でも・・」「スノーウィとプリシアは
どうしたって結婚なんかできないし、そこいらの野良のメス犬と違うんですよ。野良でも厭ですけど」
「今のお前は、俺がどっかの国で売春婦を引っ掛けようとした時以来だな」「船長が明らかにその
娼婦と寝ようと考えてた時でしたね」「僕は船長がそんな事するの我慢できなかった」
しばらく時間が経って、タンタンはスノーウィにごはんをあげに行ったが
更にスノーウィの食欲が落ちていたのだ。「スノーウィ、さっきより食が進んで無い
じゃないか、しっかり食べなきゃ駄目だぞ」「(だって・・)」「やれやれ、僕が
そこに戻るまで食べるんだよ」タンタンはハドックのとこに行った。
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56 :
風と木の名無しさん:04/03/08 04:54 ID:lTFljrB4
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タンタン「船長、スノーウィの恋煩いって今まで経験がありません。僕は
今まで色んな苦難も乗り越えて来たけど、今度の場合は全く勝手が違うし、発情や
色恋問題は僕たちがして来た旅の冒険とは違います」船長、お茶を飲みながら話を聞く。
「そりゃ、スノーウィにも子孫繁栄の本能はあると思いますが・・船長、せめてスノーウィ
にはパイプカットさせてやった方が良いんでしょうか?でも、そういう不自然な事は
させたくないし、メスだったら子宮を取る方法もあるんでしょうけど、それもちょっとね・・。」
しばらくして
タンタン、アパートに戻り「スノーウィ、やっぱり残してるじゃない。散歩に行こう
スノーウィ、そうすればお腹がすくしそれに気分転換にもなるよ」そういってタンタン
とスノーウィは散歩に出かけた。一緒に歩いてもどこか元気の無いスノーウィ。
「ね、スノーウィ、あの公園の銀杏の木まで競争しようっか?ほら、昔よくあそこまで
走っただろう?ほら、行くよ!」「ほらっついといで!」
タンタンとスノーウィは銀杏の木まで駆けっこしたが、事もあろうか、目の前に
バッドタイミングで3丁目の奥さんとプリシラの姿が見え、タンタンの顔は一気に
強張った・・。とその時、スノウィーが物凄い勢いでタンタンを横切り、プリシラの
所へ・・タンタンは目の前で起こってる様子にただただ慄然するしか無かった・・。
スノーウィはプリシラの身体に顔を擦り付けるだけに止まらず、なんと交尾を・・
タンタン「ス・・スノーウィ・・」タンタンは慌てて駆け寄る。そしてスノーウィの身体を
強引にプリシラから引き離した。無我夢中だったが、気が付いたらタンタンはスノーウィを
凄い形相で叩いてた。アパートヘ戻ったタンタンはスノーウィに「スノーウィ!お前はとんでもない
事したんだぞ!プリシラにあんな事するなんて!今晩は罰として夕食抜き!それと外出も禁止だ!
暫く、お前を閉じ込める!骨もお預け!わかった!」タンタンの剣幕にスノーウィは消沈した。
2時間後、タンタンは船長に一部始終話した。
船長「スノーウィが・・ソイツは驚いたな」「ええ!僕の怒りは収まりませんよ!前に約束したのに
信じられますか?僕の目の前で交尾したんですよ!」「それまではご飯も残す、夜になると
遠吠え、時々泣いても居ましたが。でも僕は絶対許せません!」船長「お前、スノーウィはココへも
連れてこないのか?」「暫く閉じ込めて来ました」
「ほんと言うと暫くスノーウィの顔もみたくないですよ、顔を見ると鬼になる
みたいで怖いんですよ」「なあタンタンよ、スノーウィのした事は確かに悪いけどよ
お前は恋した事ないから・・」「あれが恋ですか!凄くおぞましい光景だったんですよ!」
『ナア、タンタンよ、中華でも食いに行かないか』
タンタンとハドック船長は港駅近くの海鮮中華の店へ入ったが、タンタンの
食は殆ど進まず、せっかくの綺麗な景色も心ココにあらずといった感じだった。
しばらくして家に戻ったタンタンはスノーウィの様子を見に行ったが、相変らず
遠くを見てる感じで、かと思えば泣き出したりと情緒不安定な様子が続いた。
タンタンもはじめのうちは「僕が悪いんじゃない。スノーウィが悪いんだ。僕は
間違ってない」と言う姿勢だったが、次の朝タンタンはスノーウィにごはんをもっていったが
食べず、昼も夜も・・ミルクも半分残した様子でさすがのタンタンも心配になってきた
ムーランサールへ連れて行っても同じでミルクを半分以上残した。
「あれからスノーウィの奴食べないんですよ。あれだけの大飯食いだったスノーウィが
全く食べ物に手をつけず、骨を与えても無反応・・どうです?船長。変でしょう?」
それから更に3日経ちスノーウィの情緒不安定に拍車がかかり、とうとうミルクにも
手をつけず、泣いてばかりだった。
もう何日もこの状態が続くと本当にスノーウィが衰弱してしまう。タンタンは心底
居た堪れなくなった。「このままだとスノーウィが衰弱してしまう・・なんとかしなければ
医者に見せても、答えは同じ」「駄目だよスノーウィ、このままだと死んじゃうよ」半泣き状態で
あったが、どうする事もできなかった。そしてタンタンの中にある葛藤が・・。
「そうだ!最後の手、プリシアを連れて来るしか・・しかし・・」船長にも相談し
最後の手段として3丁目の奥さんの家へ伺った。「あら、タンタン」「あの、スミマセン。どうしても
プリシラをお借りしたいのですが…こんな事頼めた義理じゃないのですが、愛犬の命が掛かってるんです」
「まあスノーウィちゃんの」「お願いします!3日、3日間だけおたくのプリシラ貸して
下さい。お願いします」タンタンはなんと土下座までして頼みこんだ「もう、これしか
方法がないんです。あの能天気だったスノーウィがココまでなったのは本気だったからです
どうかお願いします」奥さんの承諾も終えプリシラを持ち帰った。窶れ衰弱した
スノーウィは最初は虚ろな目で見てたがプリシラの匂いで多少の反応がみられた。
スノーウィは徐々に回復し食欲も戻った。そして3日。プリシラを返した後スノーウィは
元へ戻り、日に一回プリシラに会わせ、やがてプリシラは妊娠し子供を生んだ後、近所の
子供達が貰い、タンタンも自分の宗教モラル感のために愛犬を犠牲にできないと痛感したのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーおわりーーーーーーーーーーーーーーーー
ω
ブリュッセルの空港で待ち合わせしたタンタンとチャンは即刻
タクシーでタンタンのアパートに向かった。
(タクシーの中)
タンタン:チャンはブリュッセルに来るのは初めてなんだよね。
チャン:うん、色々見学したいな。ムーランサールも連れてってくれるでしょう?
タンタン:もちろん。でも今日は僕のアパートでゆっくりして。
(タクシーがアパートに到着しタンタン階段を上る)
タンタン:ココだよ。(カギをあける)どうぞ。
チャン:うわー結構広い部屋に住んでるんだね。凄いや
タンタン:簡素で何も無いけど、そうだ、シードルでも飲む?
(2人ソファーに腰掛ける)
タンタン:何食べたい?ブリュッセルには美味しいとこ結構あるし。
君の食べたいものによるけど。
チャン:ね、タンタン。揚げパンに似たヤツって売ってないかな。屋台がイイよ。
タンタン:揚げパンは無いけど、ワッフルならあるよ。焼いてあるんだ。
チャン:ベルギーには揚げたモノって無いの?
タンタン:揚げたモノか・・あ!揚げピザの屋台がどっかにあったよ。
イタリア人がやってるのだからおいしいよ。
チャン:揚げピザって食べてみたい!中国じゃ揚げパンはよくあるけど。
タンタン:早速行く?
2人は近所の裏通りの揚げピザの屋台へ行った。
タンタン:冷めてもおいしいけど揚げたてにはかなわないからね。
チャン:熱っ!チーズが熱いけどおいしいよ!
タンタン:一緒に買い物して帰ろうか。チリコンカの材料を買うけど
チリコンカは食べた事ないよね?他ボルシチも得意なんだ。
2人は買い物をし、ワッフルをほおばりながらアパートに戻った。