【本誌が】ロボットボーイズ第1話【妄想を超えすぎ】

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151風と木の名無しさん
いつも迫水×奈良だと食傷気味になるかもしれないので、今回は少し見方を変えてみた。

あくる日、自宅で奈良がくつろいでいたところへ玄関のインターホーンが鳴った。
「はい、どちら様ですか?」
奈良が受話器を取って応答する。
「新葉学園の宇津木です。迫水先輩からお使いにやって来ました」
ハキハキしたきれいな声が聞こえてくる。
「あ、宇津木君だね。今からドアを開けるから待っててね」
そう言い、奈良は玄関へ行き、ドアを開けて、宇津木を中へ招き入れた。
「君が宇津木君だね。初めて顔を合わせるけどよろしくね!」
「いいえ、こちらこそ初めまして。よろしくお願いします」
宇津木が頭を深々と下げる。
(とても礼儀正しい、気持ちのいい子だなあ)
奈良が思った。
「今日は迫水先輩から奈良先輩へロボットのパーツを届けに参りました」
ソファに座った宇津木が紙袋の中からロボットの箱を取り出してテーブルの上に載せる。
「ああ、ありがとう。僕が頼んでおいたんだ。最近、ロボットに関心を持ってねー」
と、奈良が2人分の紅茶を盆に載せて持って来た。
「そうなんですか。ロボット作りはとっても面白いんですよ!」
宇津木が力を込めて言った。
(この子も迫水君に劣らずにロボットが大好きなんだなぁ)
そんな宇津木を見て奈良が感心した。
152風と木の名無しさん:04/02/23 17:40 ID:c7jRJvEF
暫く、世間話を交わしていた2人だったが、突如、宇津木が
「奈良先輩、不倫についてどう思います?」
と切り出してきた。奈良が飲んでいた紅茶をぷっと吹き出しながら
「ど、どうしたの?宇津木君。いきなりそんなことを」
「あ、あの・・・いや、ち、ちょっと聞いただけなんです。いつもは好きな者同士でやるセックス
なんですが、たまに違う人とやっても罰は当たりませんよね?」
(そういえば、この子って星沢君と付き合ってるって言ってたよなあ・・・)
「ぼ、僕は・・・不倫は良くないことだと思うよ。だって、君には星沢君がいるし、僕には迫水君が
いる。それなのに、その関係を裏切って不倫するなんて道徳に反する行為だと思うんだよ」
「で、でも・・・一回だけなら許されるんじゃないんですか?僕、今の奈良先輩を見て、ヤりたく
なってきたんです。奈良先輩も結構、魅力のある方なんだなと」
(はぁ・・・・何で、僕って男ばかりから好かれるんだろ?)
そう思いながらも、悪い気がしなかった自分に奈良は驚きを覚えていた。
153風と木の名無しさん:04/02/23 17:41 ID:c7jRJvEF
「奈良先輩・・・!」
言うが早いか、宇津木が奈良の唇を奪った。奈良は無意識に薄く口を開き、そのまま宇津木の
侵入してくる舌を受け入れていた。
そして、宇津木はズボン越しに手の平で奈良のそれを包み、ゆっくりと弄る。
「ん・・・・・あぁぁっ・・・」
奈良が自分の意思とは裏腹に嫌らしい喘ぎ声を出してしまう。
知らぬうちに、奈良の上着は身体から剥がされ、リビングの床に落ちていた。シャツの前は
殆ど肌蹴られ、ズボンのベルトも外されてずり落ちそうだった。
「おや、奈良先輩、今日はトランクスはいてるんですか?迫水先輩から聞いたところではブリーフ
をはいているって聞いたんですが・・・」
(・・・もう、迫水君ったら後輩にそんなことまで話しているのーっ!)
「き、今日は迫水君と会わない日だったので・・・」
「なるほど、分かりました」
宇津木がそう言って、長い指で項を捕らえ、又もう一つの指先が奈良の股間の高ぶりを、下着の
上から奈良の殊更弱い部分に絡げて捕らえ尽くす。
「やぁ・・・・・・・・・・・・っ!!!ん・・・・・・・・・・・・・」
奈良がもがいでしまう。しかし、宇津木の指が容赦なく、薄い布越しに、自分の高ぶりを弄り出す
と、瞬時に奈良の身体は反応し、跳ね上がって、次には宇津木の身体に先の手で縋っていた。
「は・・・・っ!ダメ・・・・だよ・・・・・あぁんっ!あっ!」
宇津木は知らぬ顔で布越しの熱を焦らすように嬲り続ける。
そして、更に奈良の下着の中へ前から指先が潜り込み、感じるままの奈良のものに触れたとき、
奈良の身体は再び強く跳ね、足元から崩れた。その腰を宇津木の強い腕が支える。開かれた
下着の前から熱く昂ぶったものを引き摺り出すと、執拗に下着の中で濡れた括れをきゅっと
伸ばしながら、回して行く。先端を指の腹で幾度となく、突いてくる。
「・・・・・・・・・はぁ・・・・・っ・・・・・あぁ・・・・ン・・・・は・・・・んン・・・・ッ」
更に零れる自分の体液に下着は勿論、ズボンを濡らし、リビングの床にも後を滴らせる。もう
下肢は震えるばかりで、立つと言う単純な唯一の役目すら果たしてくれない。支えられた腕に
身体全部を預けて、自分の腕は宇津木の首へ絡んで行くのを止められない。指先に宇津木の
堅い髪が触れる。
154風と木の名無しさん:04/02/23 17:41 ID:c7jRJvEF
そして、宇津木が一気に奈良のズボンと下着を床へ摺り下ろし、脚から奪い取った。床に奈良の
ベルトの金属部分が高く固い音を上げて落ちる。それから、宇津木も自分のズボンのベルトに
手を掛けた。もう目の前に用意された獲物は自分を待つだけの熱い肉の器と化している。
小さな金属がぶつかる音を上げ、ベルトを解き下着の合間からずっとこの時を待ち続けていた
熱く猛る自身のものを引き出すと、奈良の腰を抱き寄せた。
「んっ!・・・・・・・んっ・・・・んンっつふん・・・・あっ!あんっ!」
下からまるで熱を煽って焦らすように、ゆっくりと腰を回して、必死に恋しい相手に絡み付いている
その壁の内部を、更に熱い狂暴な熱を潜めた肉で掻き回される。もう、こうなると奈良は抗う術を
全て放り出してしまう。
「はぁぁああぁぁ・・・・・・・・・・・・っ!!」
根元まで飲み込んだ途端、奈良は宇津木のそれから頭の奥底まで痛いほど痺れる快感が上り
詰めて、精を放っていた。

・・・・そうして、いつくらいの時間が経っただろう。奈良と宇津木は全力を使い果たしたように
リビングの床に寝そべっていた。
「・・・はぁぁぁっ。びっくりしたよ・・・。今日の宇津木君には」
奈良がようやく切り出した。顔にはまだ多くの汗がこびり付いている。
「な、奈良先輩!本当にすいませんっ!不倫は良くないとは分かっていながらも、奈良先輩の
美顔にどうしても耐え切れなかったんです!こんな自分を許して下さい!」
宇津木が慌てたように、床に正座して、奈良に頭を下げた。
「いや、いいんだよ。謝らなくっても。僕も感じちゃったからねぇ。でも、こういうことは1回きりだけ
だよ。迫水君にも悪いし、君の星沢君にも申し訳ないからね」
奈良が微笑しながら言うと
「も、勿論ですっ!今日の事は僕と奈良先輩の間の秘密にしておきましょう!」
と、宇津木も笑顔で返した。
「じゃあ、体力回復にもう一杯、紅茶を入れてくるね」
奈良がキッチンへ向かった。その後姿が嬉しそうに見えたのは宇津木の気のせいだったのだろ
うか・・・・。