発情期ハァハァ・・
大漁豊作ありがたやありがたや
奇妙タン異種姦スレで話題になってるヨ
私も続き気になります
一志、と言ったその少年の肩を押さえて、頬を撫でる。頬を撫でる手の手首
を掴んでくる。見上げてくる目はひどく怯えた感じで、何が一志をこんな行動
に走らせたのか想像した。
「一晩だといくらだ? オプションはいくらかかる?」
「もう帰るから。違うんだ。俺はこんな商売してない」
「商売してないなら、今晩からすることにしろ。金は払ってやる」
手首を掴んでいる一志の手を振り払い、そのままソファにうつ伏せに倒す。
すっきりとした身体が目に飛び込んでくる。指先を後ろの孔に這わせると慌て
たように叫んだ。
「止めろよ、金なんかいらない、離せよ、……嫌だ! 触るな!」
もがいて逃げようとしているくせに、そこは誘うように熱を持ったようになっ
て柔らかく、指先を難なく受け入れそうだった。かなり経験ありそうだった。
「何だよ。嫌がってる割に欲求不満そうな身体してるな」
耳元で囁いてやると今度は顔を隠そうともせずにしっかりと顔を向けて睨み
つけてきた。
「……判った。じゃ、買われる。SMだ。あんたはSだ。そうだろ? 俺が死
にたくなるくらいに俺を酷くしろ。
ふっと緊張していた身体から力を抜くのが判った。もがくのをやめて睨む目
つきに怒りと諦めが同時に見える気がした。
ゆっくりと指先を差し込む。ぎゅっと締め付けてくるのは拒絶ではないような
気がした。そっと抜いて柔らかくそこを指先で揉み解してやる。
大事に誰かに可愛がられて飼われていたお人形って所か。自分からは何も奉
仕せず、ただ奉仕されるだけの我侭な人形。愛はあったのかどうか知らないが、
とりあえず男に抱かれて感じてはいたのだろう。我侭し放題で相手に投げ出さ
れてから愛はあったのだと気づいたのかもしれない。いまさらどうにもならな
くてこんなバカな事をしでかしたのか。ただの痴話喧嘩ではここまでの事はし
ないだろう。付き合っていた男に捨てられて自暴自棄にでもなったか。
「酷く、しろよ……オプションつけて、SMだろう? 早く、酷い事を……」
目を閉じて言う。微かに喘ぎを漏らす。
男に抱かれる事が嫌な事だと確認したいのだろう。男に抱かれていた事をす
べて否定できるような事をされたいのだろう。二度と男に抱かれたいと思わず
に済むような酷い事をされたいのだろう、きっと。淫乱な身体にされてその身
体をもてあましてしまっている。指先を誘うように解れている柔らかい孔。
「あ……」
指先を差し込まれて声を漏らす。中でそっと指を曲げて内側を擦りあげる。丹
念に何度も位置を変えて擦り上げる。乗りかかるようにして首筋に唇を這わす。
耳朶を噛む。指を二本に増やしてゆっくりと奥を付く。
「早く、酷く、しろよ」
一志の声は上擦っていて、感じているのが判るから嬉しくなる。感じればい
いんだ。もっと。指を抜いて、仰向かせる。一志のものは想像通りきちんと反
応していて嬉しくなる。
「SMするって、言ったくせに、早く!」
「ずっと感じていればいい。気持ちよくなっていればいいさ」
足の間から腕を差し込まれて再び奥まで入れられた指先に突き上げられて叫
ぶように一志は言う。
「……酷くしろ! 痛くしろよ! 何で、何でこんな風に……!」
足の間に差し込んだ腕で腰を持ち上げるようにして揺する。一志が嫌だと喉
元で絞り上げるように口にする。指が痛いくらいに締め上げられる。びく、び
くと一志のものが反応する。
「敏感だね……可愛そうにね。お前が望むSMは自分に都合の良いただの自分
の希望。残念ながら、甘かったね」
しつこく中を思い切り優しく擦ってやりながら多分、そこが一番感じるらし
い場所を見つけてそこを執拗に触ってやる。一志は喘ぎながら泣きそうな顔を
してみせる。なんの計算もない本音の表情がこれなのかな、と思いながら泣き
喚かせたら面白いかな、と思ってみたりもする。
「酷くしろって言う奴に酷くしたらSMになるか? だから、望みは叶えない。
酷くなんかしない。存分に気持ちよくしてあげよう。それがSMを望むお前へ
の俺流のSMだから。いいな?」
一志は一瞬言われた言葉が判らないと言ったように見上げてきて、言われた
言葉を反芻するように唇を動かした。上気していた頬が青ざめていくのが判った。
「そん、な、嫌だ……」
「オプションは望むだけ支払ってやるよ。一晩買占めたから。延長料金計算しとけ」
思い出せばいい。誰かの事を。二度と手に入らないそいつの優しさを思い出し
て泣けばいい。悲しい、寂しい。望まない相手に抱かれて感じる自分の身体を
嫌悪して泣けばいい。
一志タンせつないねー。
>601〜604
乙です。続きありがとうございます。
萌え萌えしながら新年を迎えられそうです。
も…もへ…
ロランの裸は、白くなめらかで、磨き上げたような艶を持っていた。
乳首と、柔らかそうな毛の生えた性器の部分は薄く赤みを帯びていて、男でもなく
、女でもない、魔性の色気を放っていた。見ているうちにゾルグは、体の中心に甘
い熱が拡がるのを感じた。ベラドンナの媚薬は、まだゾルグの体に残っているのだ。
ロランは、ゾルグの前に近づいてきた。
そして、ゾルグの顎をいきなりぐいと持ち上げる。
ロランの猫のような双眸が、熱い炎を宿していた。ぞっとするほど美しい唇が、ゾ
ルグの鼻先に吐息を吹きかける。膝を折り、ゾルグに向かい合って座り込んだ。
『俺は、父の悪事のための道具でしかない。意志を持つことは許されない…人形だ』
そして、ゾルグの唇に、自分の唇を重ねていく。唇が触れた途端、ロランは噛み付
くようにゾルグの唇を吸った。
『うっ…』
ゾルグは目を見開いた。
顔を背けようとしたが、両手で挟み込まれる。そしてゾルグの唇に歯を立て、こじ
あけると、中に舌を差し込んできた。ゾルグの口内で、ロランの舌がゾルグの舌を
擦る。手慣れている、というよりは、欲望が剥き出しになったかのような獰猛な口
吻だった。
ぴちゃ、という音を鳴らし、ふいにゾルグの舌がロランの口内に入る。
びく、とロランは震え、唇を離した。ゾルグがその顔を見ると、動揺が走っていた。
すかさず、ロランはゾルグに抱きついてきた。
首に腕をまわし、強く抱かれる。ロランの熱い息づかいが、ゾルグの首筋と耳を甘
く撫であげる。密着した胸から、激しい動悸が伝わる。ロランはゾルグの裂傷だら
けの背に手を這わせ、切なく悶えだした。
『あいつには…父子の情はないんだ。用済みとなれば、子であろうと消す…逃げら
れない』そしてさらに力を込めて、ゾルグの背を抱く。互いの体がいっそう密着し、
ふとロランの熱をおびた杭がゾルグのそれを擦る。
『…っ』ゾルグは思わず腰をひいた。
ゾルグの杭は、気が付くと、先走りを滴らせるほど張りつめていた。目をあげる
と、ロランの、淫靡なことこの上ない表情があった。
『俺が…欲しいか』
ロランは体を起こすと、ゾルグの両肩に自分の両手を添え、ゾルグの膝に跨りはじ
めた。
『止せ。ロラン』ゾルグは呻いた。『やめろ』
しかしなお、ロランは片手でゾルグの肩に掴まりながら、もう片方の手で己の尻の
奥を押し拡げて、ゾルグの杭に被さろうとする。
俯いた顔は紅く、眉を寄せ、唇を噛み締めて、全身を震わせている。
ゾルグの杭の先端に、ロランの双丘が触れ、その奥にいよいよ呑まれようとするそ
の時、ヒッという声を上げ、ロランの動きが止まった。震えが一段と大きくなった。
そのまま静止する。はあ、はあ、とロランは息を吐きながら喉をあげた。汗が流れ
ていた。
『ロラン。お前まさか』ゾルグの声に、はっとロランは顔を向ける。目は涙を堪え、
怯えるような素振りを見せた。───男に抱かれるのは、これが初めてなのだ。
ゾルグは察した。『やめろ。こんな事は』
見透かされ、ロランは慌てて首を振った。そして息を吸い、深く吐きながら、ふた
たび腰を落とし始めた。が、途端に息が詰まり、歯を食い縛る。その隙間から、苦
しげな呻きが漏れる。めり、と杭が音を立てて、ついにロランの体を貫いた。
『あああっ!!!』ロランは絶叫した。
『ひっ…あ、ゾル…あ!───…ああーーーっ!』
ゾルグの杭にこびり付いた香油が潤滑剤となり、杭はその肉壁を容赦なく拡げた。
擦り上げ、奥まで刺さっていく。
ゾルグの肩を掴むロランの指が、ぎりぎりと爪を肉に食い込ませてくる。その痛み
に加え、中に入ったゾルグの杭がちぎれるほどにねじられた。
『くっ…はぁ』ゾルグが思わず身をよじると、たぎるような熱が走った。そして、
間もなく滲み出てくる潤い。血だった。
ロランは、叫びを堪えるよう、唇を引き締めるが、そのかわりに両目から涙が流れ
てきた。ガクガクと全身が震えている。ゾルグを取り込んだはいいが、予想以上の
痛苦のせいで、ロランは体を硬直させていた。
『ロラ…ン…』
ゾルグは、下半身からじわりと昇ってくる衝動に、耐えかねていた。
『ロラン』
『はぁ…ゾル…』紅い唇がようよう開き、わななきながら応じた。濡れた睫毛が開
き、その目がゾルグを捕らえる。『俺を…殺してくれ───あぅ…!』
ロランは、突然、自ら腰を振り出した。痛みと、とめどなく伝う出血にも構わず、
気が触れたかのように腰をくねらせ始めた。
『ぅぅ…ん!あ!!あ!…あ、ああああん』
唇がわななき、大きな喘ぎが漏れる。しかしそれはすべてが快楽の嬌声ではないの
は、明らかだった。声は次第に掠れ、しまいには、啜り泣きに変わっていく。
しかしその頃には、蹂躙されて凶暴化したゾルグの杭は、理性を失っていた。血の
匂いは気をたかぶらせ、後ろ手に組まれた手錠を引きちぎる勢いで、ゾルグは獣の
ように猛った。
『はあ…んっっ』堪らずロランがゾルグの首に腕を巻き付けてきた。お互いの顔が
近づき、ロランはゾルグの肩口に額を擦りつけ、泣きじゃくった。下から揺さぶら
れ、嗚咽しながら、繰り返した。『ゾルグ。ゾルグ。俺を殺せ。俺を殺してくれ。
あんたなら、いい。あんたに殺されたい』
ロランの腿がゾルグの脇腹を挟み込み、足がゾルグの腰に絡みつく。
ゾルグの下腹に、ロランの屹立した杭が擦る。汗は止めどなく体を流れたが、互い
の熱はどんどん上がっていくようだった。
『…お前は、殺せない』快感と嗜虐に酔いながら、ゾルグは言った。
『ぁ、ああ…いい…!…は、は───じ、じゃあ、親父を殺してくれ…あいつを殺
してくれよ…ぁっ』
『リラダン…』───東の地、都の支配者。緑の連合軍の総統。その姿を見た者は
少なく、居所は誰も知らなかった。
『どこにいる』ゾルグは腰を強く突き上げ、ロランの顔を上に向かせた。がく、と
喉があがる。目を見ると、すでに肉欲の虜と化していた。
『ふ…あ、あん…っっ』どくん。白い体が痙攣し、精が二人の体の間に散る。
『リラダンは今どこにいるんだ。ロラン』
脱力し、肩に顔を預けてくるロランを揺さぶる。
ロランの息は絶え絶えだった。
『それは……』
その時だった。
ぞぶり、と何かがえぐられる音がして、ロランがくぐもった声を出した。
『ロラン!』
叫ぶゾルグの肩から、ロランの頭がぐらりと揺れる。
その細い肩の向こうに、細長く薄い刃が光っていた。それが抜かれると、胸から血
を流しながら、ロランはどっと仰向けに倒れた。
体が繋がったままのゾルグも、体が前倒しになる。ロランの後ろに、誰かが立って
いた。
『悪い子ね』
ロクサネだった。
そして、ゾルグの方へ歩み寄ってくる。その手に握られた剣には、ロランの血が付
いていた。呆然と見ていると、ロクサネはゾルグの背後にまわり、剣で手錠をなぞ
った。斬られる、と思った瞬間、ガシャン!という音とともに、手錠が破壊された。
『な…』虚を突かれ、ゾルグは思わずロクサネを振り返った。
『早く。体を抜くのよ』ロクサネは剣を鞘におさめながら言う。
ゾルグは、蒼白になっていくロランの体に気付き、体をはがした。そして乱れた服
を整え、立ちあがった。『ロクサネといったな。───なぜ』
『あたしはこの子のお目付役なの。リラダンの居所をしゃべらせないためのね───
表に馬を用意してあるわ。皆に気付かれる前に、逃げなさい』
ゾルグは、動揺と警戒を隠せなかったが、ロクサネの目を見ると、彼女を信用する
しか判断は残されていないことを察した。
『セヴェリエは』
『身を隠して待ってる。さあ早く、付いてきなさい』
ロクサネはそう言って、外へ出た。ゾルグも後に続いた。後ろを振り返り、ロラン
を見た。白い体に、赤い血が散っている。その目は開かれていた。…まるで、人形
のようだった。
ゾルグはロクサネの誘導で、野営地を出た。
ほどなくして、大きな岩陰に、馬と、松明を掲げたセヴェリエの姿を見つけた。
セヴェリエは旅装を着ていたが、足下はまだ少しおぼつかない様子だった。しかし、
ゾルグを見ると安心したような表情をみせた。
『セヴェリエ』ゾルグは駆け寄った。『すまない。お前をひどい目に遭わせた』
するとセヴェリエは、一瞬強張った顔をしたが、すぐに首を振った。そして、右手
の人差し指人差し指を出すと、自分の唇に当ててみせた。───災いを、己にとって
の神の試練と捉え許す、沈黙の誓いの印だった。
『セヴェリエ…』ゾルグは、込み上げてくる感情で声が震えた。
『急いで』
ロクサネの声で、ゾルグは我に返り、馬に跨った。セヴェリエもその後に続いた。
『なぜ、俺達を助ける』ゾルグは尋ねた。
ロクサネは、微笑した。
『───ロボスをご存じ?』
『ロボス?』
『聖エーテルの大虐殺で死んだの。…狂人化した味方に、殺された。緑の連合軍に
いた、あたしの兄』
『何…』ゾルグは、記憶が蘇るのをとめることができなかった。ロボス。その名に
覚えはあった。自分の隊ではなかったが、同じ年齢だったせいで、言葉を交わす機
会も少なくなかった。二刀の剣の使い手だった黒髪の男。───その男の妹が、ど
のような変遷があって、薔薇の乙女として今ここにいるのか。
ロクサネは、遠い目を彼方に向け、言った。
『今、東の都は余所者を一切寄せ付けないわ。たとえ入ることができても、二度と
生きて出られない。それでも行くというのなら、南の谷へ向かいなさい。…ロボス
の昔の仲間がいるわ。力になってくれるかも』
『───わかった。感謝する。…しかし、君は?無事にすむのか』
『心配いらないわ。ロランがいなくても、替わりが寄越される───それだけのこと
よ。さあ行って。夜が明ける前に、谷へ行くのよ』
ゾルグは馬の腹を蹴った。蹄が地を鳴らすと、星空の彼方の暗闇を目指して走り
出した。振り返ると、松明を持ったロクサネの姿が小さく佇んでいた。
『セヴェリエ』前に向き直りながら、ゾルグは言った。
『俺はもう逃げないぞ』
あけましておめでとうございます。以上で終わりです。
応援してくださった姐さん、見守ってくださった姐さん方、ほんとに感謝でした!
またmyエロチャージが充電したら投下させてください。
今年もヨロシクー
乙です!また投下してくださいねん。待ってます
>509
上総は思わず身体を竦めるが、恐怖した痛みは思ったよりもなく、すんなりと山城屋自身を飲み込んでいく。
慣らされた自分の身体が恥ずかしく、思わず上総は顔を覆った。
「可愛いらしいお顔をお見せください」
山城屋はその手を引き剥がす。
山城屋の顔が間近に映り、上総は羞恥と嫌悪感に顔を逸らした。
「こちらを向いて」
上総の両手を片手で一纏めに押さえつけると顎を掴んで自分に向ける。
上総はギュッと目を閉じたままだ。
「目をお開けになってください」
言葉は丁寧だが高圧的で支配的な声音だ。
それでも上総は目をギュッと閉じて、いやいやをする。
「七之助殿は……」
山城屋にそう囁かれただけで上総は恐る恐る目を開ける。しかし最後の抵抗とばかりに意地でも視線は合わせようとはしない。
山城屋はそんな上総を微笑ましいとさえ感じ、そのまま強引に唇を重ねた。
「う……ん、ん」
舌先で唇を割り上総の口腔内を舐めまわす。
「舌を噛みきられると思いましたが」
言われて初めて上総はその手段があったことに気付いた。少し前の上総ならば有無を言わせずそうしていたであろうに。もう既に上総の心は山城屋に屈していたのかも知れない。
「動きますよ」
山城屋はゆっくりを腰を使い始めた。
先に耐え難い苦痛を与えられ、気力を奪われたところにその向こうにある快感を教えられた。
それが快感であると気付かされて後の方が地獄だった。
傷ついたところから痛みが走り、快楽の源を突かれれば痺れるような悦びが生まれる。
快感を知らなければただ痛みにのみ耐えていればよかった。しかし今は苦痛と快楽が波のように交互に押し寄せる。上総は混乱し与えられ続けるのが痛みなのか快感なのか判らなくなってしまった。
ただ山城屋にしがみつき涕泣を漏らし続けることしか出来なかった。
「ひっ……ああ……も……もう、ゆる…」
「赦して欲しいですか?」
山城屋のその言葉がたった一つの救いであるかのように上総はコクコクと頷く。
「まだですよ」
手を差し伸べておいて突き放し、更に酷い奈落に突き落とす。
これを繰り返し、繰り返し。
上総から何もかも奪っていくのだ。意地も誇りも、屈辱や羞恥心さえも。
命じるままに身体を開く人形。それが今の上総だった。
足を開けと言われれば開き、腰を突き出せと言われれば突き出す。自分から山城屋に唇を重ね舌を絡めさえした。
ただ山城屋に赦されることのみを望んで。
ただ終わりが来ることのみを願って。
山城屋は身なりを整えると精も根も尽き果ててしどけなく横たわる上総をそのままに部屋を出、階下にいる源太郎たちに声をかけた。
「お返ししますよ」
源太郎と敬二郎は四つん這いになった七之助が男達に輪姦されている様を少し離れたところから眺めていた。
七之助は上と下の口に入れられ、両の手にもそれぞれ握らされている。
「終わったのか?」
源太郎が振り返る。
七之助は山城屋の声がすると口からしゃぶっているものを離して振り返ろうとしたが、男に押さえつけられた。
「すばらしゅうございました。またお願いしたいものです」
山城屋は満足げに笑う。
「左様か。それはよかった。次は俺も頂くとするか」
「あまり無茶はなさいますな、お気の毒ですから」
「一番無茶をした奴が何を言うか」
「そうでしたかな」
その後二言三言源太郎達と言葉を交わした後、山城屋はいつもの笑顔で軽く会釈して出て行った。
「では、行くか」
「早くしろよ、次が控えておるのだからな」
山城屋の姿が見えなくなると源太郎と敬二郎は二階へ上っていく。
二人の会話を聞き、七之助は必死に首を横に振り縋るような目を源太郎たちに向けた。
「ん、んん……んん」
七之助の後孔に突っ込んでいる男はビシッと七之助の尻を叩いた。
「兄の心配をしている場合じゃねえだろう? お前はお前の務めを果たせ」
「俺たちがお前で満足しなければお前の兄も使うしかねえんだぜ」
七之助はびくっとして泣きそうな顔になり、必死に尻穴を食い締めて腰を揺らし、懸命に舌を動かした。
ぐったりと動けない上総がぼんやりとしていると障子が開き源太郎が入ってきた。
上総はハッと我に返りどうにか身体を隠そうとするが指一本にすら力が入らない。
「何だ、山城屋に可愛がってもらって気をやったのか。初めてのクセに随分いやらしい身体だな」
源太郎はかがみ込んで腹に散った白濁を指で掬う。それは明らかに上総自身の物で誤魔化しようがない。
上総は恥ずかしげに顔を逸らした。
「次は俺が可愛がってやるぜ、たっぷりとな」
「や、め…っ」
強く拒否をしようとするが上総には源太郎の手をを払いのける力さえ残ってはいなかった。
「頼む、止めてくれ……」
上総は覆い被さる源太郎から顔を背けて弱い懇願をする。
「お前は親の敵だ」
「だから? だからなんだというのだ」
源太郎は上総の両足の間に身体を入れて顔の両側に手を突いた。
「お前に辱められることは耐えられぬ」
「いやならば抗ってみるか? 自分の身ぐらい自分で守ってこそ一人前の男だろう。辱めが嫌ならば見事俺を振り切って見せよ」
山城屋に体力も気力も奪われてそのような力はわずかも残っていないことを承知で言う。
「押さえつけてなどおらぬぞ。逃げてみてはどうだ。言葉だけで嫌だと言うても蚊ほどの説得力もないわ」
入らない力を懸命に入れようとして僅かずつでも源太郎から遠ざかろうとする上総をせせら笑い、腰を下ろすと軽々と上総を膝に抱え上げた。
「これから親の敵にやられる気分はどうだ、ええ? さぞ悔しかろうな」
源太郎は囁きながら耳朶を噛んだ。舌先を耳の穴に入れ、そのまま滑らせるように首筋から肩にかけて唇を這わせて舐る。片手で上総を抱えながらもう片手で乳首を弄る。
「ひっ……あ、い……や」」
上総は身体を竦めて顔を顰めた。ぬめぬめと身体を這い回る舌と手の気色悪さに総毛立つ。
源太郎はすぐには入れようとはせず上総の身体を撫でまわし、じっくりと嬲りながら自身で上総の蟻の戸渡りあたりを擦りつける。
「こっちも可愛がってやらんとな」
源太郎は硬くなりはじめた上総の陰茎を掴んで愛撫した。
首筋まで真っ赤にしながら上総はいやいやと首を振った。
「そろそろ入れてやるか」
上総を存分にからかい嬲ると、源太郎は上総の足を抱え直した。
源太郎の男根は既に鍛える必要がない程滾り天井を向いて聳えている。
「ああ……嫌……あ、あ…」
一層嫌がって藻掻く上総の腰を抱えあげ源太郎は自身を突き入れた。
「やめっ……止めてくれ、たの……あああっ!」
全身を震わせて拒もうとするが、上総の後孔は上総の心に反して源太郎の決して小さくはないモノを呑み込んでいく。
「い、いやだ……ああ…あ」
絶望が上総の心を浸食していく。
「程よく綻びておるわ」
源太郎自身は上総の中で油を塗らなくとも驚くほど滑らかに出し入れされる。それがさっきの山城屋に注ぎ込まれたものの所為だと気づき上総はどうしようもない恥辱に襲われた。
背面座位で犯しながら源太郎は上総の乳首を玩ぶ。
「ん、んん、あ……」
山城屋に散々犯されて緩んだ上総の後ろはもはや痛みもなく、痺れるような快感だけ腰から背筋に這い上がる。それは身体に教え込まれた認めたくない悦楽だった。
源太郎は巧みに腰を操り、的確にツボを付いてくる。
上総は次々に湧いてくるとろけそうな快感に為す術もなく心を侵されていくのだった。
「嫌だ嫌だと言いながら悦んでおるではないか。本当に嫌だったのか?」
上総の濡れた陰茎の先端に親指を滑らせて源太郎は耳元でからかう。
「アアッ!」
上総は一層悶える。
「少しは恥と言うものを知ったらどうだ。親の敵に突っ込まれてよがっておる場合では無かろう。お前は口先だけか?」
「嫌だ……嫌…」
ほんの少し残った理性が上総に拒否の言葉を言わせる。が、それ以上の事は何もできはしない。
下半身はどろどろに溶けきって、もはや自分の物ではないようだ。どこを触れられても刺激が快感となって、甘く切ない疼きが身体の奥から溢れる。
体中の力が抜けた上総は源太郎の為すがままに身体を揺さぶられて、弱々しい喘ぎ声を上げ続けるだけだった。
源太郎が終わるとまるで物のように敬二郎に渡された。
「おらっ! 今度はこっちだ」
敬二郎は糸の切れた絡繰り人形のような上総を弄び、尻に精を注ぎ込んだ。
上総の尻からは三人分の精が溢れ、足を伝って落ちる。
「も、う、ゆるし……」
うわごとのように呟く上総の声は昂奮した源太郎と敬二郎の笑いにかき消された。
部屋には雄の臭いが充満し、虚ろな目をした上総のか細い悲鳴にも似た喘ぎが断続的に聞こえる。
蹂躙はいつ果てるともなく続いていくのだった。
おしまい
長々と失礼しました
では。
>>622 お疲れ様でしたー!
いや〜素晴らしいキチークなENDING!!
まさにこのスレに相応しいSSですね。
>622
萌えますた…新年早々ありがとう!!
すばらしい年明けです。
(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ
鬼畜すぎて( ;∀;) カンドーシタ
>622
漏れからもお疲れ様でしたと言わせてください。
凄い勢いで萌えますた(;´Д`)ハァハァ
>622 甘ったるく終わらない鬼畜らしい鬼畜。ありがとうです。
……そろそろ次スレですね。
長い時間なぶられ続けた身体はもう手足に力を入れる事さえ叶わなかったが、絡み付く蔦達に無理矢理起こされていた。
入れ替わり入れ替わり入り込んでくる蔦に終わりなどなかった。いつしか鈍い痛みの中に生まれる快楽に飲み込まれ、受け入れる事が自分の仕事のようにさえ思えてきた。
身体は限界を告げるようにきしんだ。動きのとれない事で快感が分散されず、ダイレクトにすべてを感じる。
口内にも幾度か注ぎ込まれた。飲み干すと酔ったように頭がくらくらした。
「っ…ぅ…ッ…んぁ…」
奥の良い所を擦られると大量ではないが中心の先端から液が漏れる。
その液を嘗めとるように蔦は動き、その内の小さな蔦が、液を吐き出す細い入り口を見つけ入り込もうとしてきた。
「いっ……ぁ、…ッ!」
強烈な刺激に下肢がひきつった。キィンと突き抜けるような刺激の後、身体の奥がジンジンと痺れる感覚に自身は更に反応を示す。
ところが入り込む蔦に阻まれ吐き出す事も叶わず、攻めは益々苦しいものとなった。
いままで生きてきた中、これほどまでに感情を突き動かされた事は無かった。
初めての感覚に戸惑いながらも衝動を押さえることは出来ない。
自分が自分ではなくなってしまうようだった。
******************
古屋泰がその村を訪れたのは祭り2日目の朝だった。
本当は今日、ここに来るはずではなかった。倉持尚に代理のバイトを頼み、自分は遊びの約束を入れていたのだから。
しかし昨日、たまたま一人暮らしのアパートに母親から電話が入り、話していなかった今回のバイトについて一言言ってみたところ、
「そんな親戚、私にも父方にも覚えが無い」
と言うのだ。
村から代役の依頼が来た時、連絡先は実家で訪ねたと言うので母親は知っているもんだと思っていた。なので疑いもせずに尚に話を持っていったのだ。
今になって後悔しても遅いが一言実家に確認の電話でも入れたらよかった。
どういう事だと村の連絡先に電話してみても通じなかった。残る情報は村の場所のみで、しかたなく泰は行く事にしたのだった。
ところが。
「これは一体、どういう事だよ…」
一晩かけてやってきた泰は唖然とした。そこには村など無かったのだ。
正確には「村だった場所」があった。
荒れ果てていてよく見ないとわからないが、家だったような瓦礫のかたまりや人工的に削られた地面の跡を見ると確かに村はあったのだろう。
荒れた村跡一帯を木々が覆い隠すように囲んでいる。
そしてその中のひときわ太くて大きな木が、泰を見おろしていた。
>622
萌えさせて頂きましたぜ(;´Д`)
>629
うおぉぉ・・続きが気になります!
奇妙タンキタ━━━━(゚∀゚;)━━━━!!
そうきたか!泰はてっきりグルだと思ってまちた!ワクワク
触手タンもっとひっぱってください(;´Д`)ハァハァ
今が489KBなのかー。もうそろそろ次スレだね〜。早かったね〜。
だって二ヶ月半で次スレですよ皆様!と、いう事でテンプレ案です。
明日の夜建てた方が住人の皆様が集いやすく思うのですが、どうでしょう?
【陵辱】鬼畜作品を創作して5thプレイ【SM】
読みきりでもリレー小説でもいいのでここに書いて下さい。
H描写のみも可。神の降臨、お待ちしてます。
●SS書きの方への注意
・スカトロ、フィスト、切断等のハードプレイはメール欄にその旨を記入した上で
内容の注意書きを直前に入れて数行改行後に投下下さい。(IEブラウザや専用ブラウザの方もいるので)
・獣姦は扱わない(擬人化風味はオケー)
・何のシリーズかを書き添える
・SS投下時、感想へのレス以外の雑談は名無し推奨
●スレ住人心得
・叩きや煽りには絡まない
・肌に合わないSS、レスはスルーの方向で
「――亮に何とも思ってもらってないって言うのが、そんなにショック?健気ねぇ」
侮蔑に満ちた口調。和樹は、なんとか口を開いた。
「……そんなんじゃ」
「うるっさいわよ、ホモ」
一言で切り捨てると、和樹の頬にそっと手を滑らせる。
「アンタなんか、亮のこと何も知らないくせに」 口調も手つきも、いっそ優しいと言っていいほどだったが、その言葉にこめられた毒は強い。
ふっと身を沈め、足を払う。
「うわっ!」
和樹は驚きの声をあげ、その場に転倒した。
エリは和樹にまたがり、襟首を締めあげる。
「亮にあなたはふさわしくないわ……」
クス、と口元に残酷な笑みを浮かべ、更に和樹を追い詰めるべく口を開く。
「アンタは知らないでしょ、亮の服の下」
「服の……下?」
「そうよ。知ってる?」 問いに、和樹は黙って首を振った。
素直なその反応が、存外可愛らしい。
少し間を空け、含みを持たせて、エリはゆっくりと口を開いた。
「アタシは、知ってるわ」
優越感から笑みを浮かべる。予想通り、和樹は固まった。
「……どういう、ことだ」
「決まってるじゃない。見せてもらったからよ、ア・タ・シ・の亮に」
エリが見たのは事実だが、見せてもらったというのは嘘である。
本当は、無理矢理暴いたのだ。亮の気持ちなど考えもせずに。
「分かるかしら?アタシは亮にとって特別な存在なのよ。アンタと違って」
嘘である。何度も言うようだが、亮にとってエリは部下だ。有能で賢く、度胸もある彼女を、亮は気に入っ
てはいるが、それ以上の感情は持ち合わせてはいない。
それでも和樹は、それを信じた。普段の和樹なら、この程度の嘘はすぐ見破れただろう。
しかしエリの言葉に動揺し、ショックを受けた状態の今の和樹には、それを見極めることが出来なかった。
悔しそうに眉を寄せ、今にも泣きだしそうに潤んだやや大きめの瞳。
それを見て、エリの胸は躍った。
――やだ、楽しい♪
エリは気付いた。もう一つの理由に。
……和樹には、サディストを引き寄せる何かがある。
もっといじめてみたい。もっと泣かせてみたい。強そうで弱い和樹の心。それを、折ってみたい。
その欲求に、エリは胸躍った。
――なるほど、これか……。
口の端だけでそっと笑う。
亮が和樹に惹かれた訳。もう一つ見つけた。
……もっといじめてみよう。どんな反応が見られるか。想像だけで楽しくなる。
「どう?分かった、アンタが亮にふさわしくないの。服の下、知りたい?」
「そんなの……別にっ」
瞬時に沸き上がった好奇心と興味を押さえての和樹の答え。
知りたい気持ちが無いわけではない。ただ、亮が言いたくない事なら、無理に暴きたくはない。
――それに、答えなど分かっている。
「教えてあげない♪」
……なら言うな。
睨んでもあまり効果はないとは思うが、強く見上げる。
「ふふん、そんなに恐い顔しないの。あなた結構いい顔してるんだから、台無しよ」
「うるせぇ」
こんな女に誉められたって、ちっとも嬉しくない。嫌いだ、こんな女。
「可愛くないわね、アンタ」
不機嫌そうに軽く顔をしかめ、放たれた言葉に対し、舌を出す。
パァン!
途端に、頬が鳴った。
亮タンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
もっともっといじめてくだちい。(;´Д`)ハァハァ
うぉぉーーーー和樹タソ最高っす!
>>632-633 乙です。即死を免れる為には夜の方がいいですよね。
でも藍藻からなんでどなたか次スレ立てて下さい。
そして、不良少年モノ、エリが和樹タソに何しちゃうのかとっても楽しみです。
時代劇風の作者様、乙です。
大変鬼畜な終わり方にかなり感動し、そして萌えさせて頂きますた〜。
世にも奇妙な〜の作品はかなり触手モノが素敵でそして神秘的で、かなり続きが楽しみです。
謎あり、悶えありでかなりオイスィ〜です。
中世仕立てシリーズはセヴェリエタソかなり好みでたまらんかったです。
続き、またエロチャージ満タンになられた時にでも是非とも投下して頂けたら幸いですー
私は白い小部屋と科学が好きでした。奇妙な〜も気になります。
漏れ朱雀タンのが大好きでした…
泣きそうになりながらなんども読み返したっけなぁ…
高校生も良かったな〜。王子タン萌え。 奇妙〜の触手モノも楽しみです
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しおり1:04/01/07 13:43 ID:1v41FRor
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しおり2:04/01/07 13:44 ID:1v41FRor
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しおり3:04/01/07 13:46 ID:1v41FRor
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