そんな作家に三行半・読者からの絶縁状スレ 第3通目
ストーリーは普通とは言えずとも少女漫画とは思いますが、
内容に萎え始めたきっかけは801臭だったのでこちらに。
スレ違いだったら&長文スマソ。
山田南平さま
あなたはいつか、2ちゃんねるという場を罵りました。
匿名性に隠れて人を言われなく非難する卑怯者の集まるところだと。
そして私はそれを信じました。
2ちゃんねるという名を忘れたころ、それと知らずに
ググルにひっかかった掲示板を見て住人になる日が来るなど夢にも思わずに。
そしてそこで見つけたあなたの名前。
買いそびれていたコミックスのことを思い出しながら覗いたスレッドで見たのは。
どこまでも収集がつかなくなるストーリー。
それ以上に際限なくへたれていく絵。
絵本と見まがうほどのコマ割の単調さ。
写植文字のありえない巨大さ。
そしてパクリを含めた数々のイタタな所業。
そこにつづられるどうしようもないあなたの現状に私は驚きました。
もしかして2ちゃんねるとは昔あなたのサイトで見かけたあの掲示板のことだったのだろうか。
それならここに書いてあることは皆根も葉もない中傷のはず。
半信半疑で本屋に行った私を待っていたのは、想像以上の崩壊っぷりでした。
どうして私は、あなたが嘘だと言った掲示板で、他でもないあなたのへたれっぷりを知らなければならなかったのでしょう。
あなたのオマケ漫画で紅茶をリーフで入れることを覚えました。
紅茶から出てくる王子たちという設定に心を奪われました。
それらはすべてあなたというひとが作り出したものではなかったのですね。
そして、あなたは妙な自分語りと作品中への萌えの垂れ流しで、その借り物すら台無しにしてしまいました。
私は確かにリア厨3年からの801属性腐れ女子ですが、あなたの作品に801を求めたことなどありませんでした。
そんな私が唐突に話に深みも持たせずに出てきたバイセクシャルのキャラにどれだけ衝撃を受けたか(それがほのかに香るだけのものであっても)。
それはあなたの萌えのみで出されたキャラだと言われれば確かに納得できることです。
そして今となってはそれも懐かしく思えます。
嗚呼、本当に、その時点で私はあなたから完全に縁を切っていればよかったのでしょうか。
柱の内容、あるいは本編そのものに、時にモニョっても、時に疲れても、
心のどこかで言い訳をしていられた私はもういなくなってしまいました。
それは私がターゲット層ではなくなったからですか。
でも私は、登場人物に合わせて時の流れを変えることはできなかったのです。
主人公たちがが幸せになるラストを待ち望んでいました。
今、生暖かくヲチする気力と根性さえ失せ果てた私をお許しください。
私があなたの本をブコフに売ってしまわないのはあなたへの愛がなお残っているからではなく、
一度買って読んだ本を売ってしまえない私の習性ゆえだということが、今無性に悲しく思えます。
できるなら、一生手元に置いておきたいという理由であなたの本を持ち続けていたかった。
さようなら、山田せんせい。
今私が飲んでいるおいしい紅茶が、あなたから教えてもらえたものだと信じていた私は若かった。
長くてスマソ。
皆さんの絶縁状見てたら、ずっとくすぶってたものがあふれてしまいました…。