1 :
風と木の名無しさん:03/02/24 21:31 ID:UDRnWnzd
2 :
風と木の名無しさん:03/02/24 21:37 ID:NLLcd3/9
に
3 :
風と木の名無しさん:03/02/24 21:51 ID:8ytVzJ2j
ホシュ
タンタンとチャン
タンタン「今日、チャンのお墓参り行って来ようと思うんです。命日ですし」船長「ああ・・」
そう・・船長は知っていたアノ忌まわしい出来事が二人、特にタンタンに影を落していた事を・・。
―今から一年前―
チャンがベルギーヘ遊びに来た時だった。そう、タンタンとチャンは深い友情と絆があり
二人もまたそれが長く続くと思ってた時だった・・。ブリュッセル空港で待ち合せてお互いを見つけては
楽しそうに手を振り仲良くブリュッセル見学をし、タンタンの家でチャンを迎え入れる事が
タンタンにとっては心から嬉しかったのだ…。「ね、チャン。今日は色々ぐるぐる廻っただろう
ムーランサールへは、明日連れて行ってあげるよ」「ありがとうタンタン。でも僕はそれ程
疲れてないんだ、だって何よりココヘ来たのが嬉しいんだ」「じゃあ僕は食事の用意するから
君は、寛いでテレビでも見てて」「家にテレビがあるなんて凄いね。中国なんか街頭TVしか
ないのに。さすが西洋は進んでるよ」チャンは初めて見るTVに感激し、しばらく
ブロードウェイ風の歌声の歌手にくぎつけだった・・。
タンタンが夕食の準備してる間、チャンはTVにくぎ付けだった。パティ・ペイジが
終わると画面はトニー・ダララだ。チャンにとっては何もかも新鮮だった。テレビを見ながら
チャンは口を開いた「ねえタンタン、タンタンは誰か好きな歌手とかいないの?」
タンタンは「そうだな、歌にももちろんよるけどエディット・ピエフなんか好きかな。
あと、シャルル・トレネも好きだな」こうしているうちに夕食ができあがった。
「チャン、ちょっと運ぶのだけ手伝って」「うわぁ凄い!タンタン。いつもこんな料理
食べてるんだね」「今日は特別だよ。いつもはもっと質素だよ1人暮らしだからね」
並んだ料理は全てチャンが初めて目にするものばかりだった。
デンマーク風紫キャベツ、若鶏のクリーム煮、チリコンカ、サラダ、パンケーキ。
「ココじゃ気取って食べる必要ないからねチャン」「僕、フォークとナイフの使い方
練習してきた」「タンタン、おいしいよ!」「良かった、チャンの口に合うかどうか
心配だったんだ」タンタンはご満悦だった。
また復活ですかい
私はSS書けないから協力できないけど、またーりROMらせて
いただきますわ
あぼーん
食が進む中、チャンが切り出した「ね、タンタン・・」「何?チャン」「タンタンは
ガールフレンドいないの?」タンタンはむせながら答えた「ゴホッいきなり何聞くの
・・」「居ないな。ガールフレンドか・・そういや考えた事無かったなー。取材とか
そういうので忙し過ぎたし、特別欲しいとも思った事一度もなかったな」「で、チャンの
方こそどうなの?」「・・僕は・・いない」時間が経過しあとかたずけした後、2人は
ソファーでくつろぎながらTVを見る。そこにはペリー・コモが映ってた。
<レス29超えるまで毎日保守>
。
. Λ Λ /
(,,゚Д゚)⊃ ジュウヨウ!
〜/U /
. U U
>>10の続きから。
チャンは次々映し出される歌手の歌声、華やかさ全てが新鮮だった。中国に無い
雰囲気、画面はモノクロではあったが物凄く綺麗なものだった。1時間が経過した頃
タンタンはバスタブの準備をし、チャンにすすめた「ねチャン、お風呂に入るかい?」
「うん」「キミのパジャマココに用意して置いたからね」「ありがとうタンタン。早速
入るよ」チャンはバスルームヘ行った。
13 :
風と木の名無しさん:03/02/28 23:32 ID:7CLW9Tqo
「ね、チャン。いちお説明しとくけど青いのがシャンプー、黄色がリンス。そして透明の
ブルーの液体が入ってるのが泡風呂用。1、2適垂らすんだそうするとこんなに泡が」チャンは
生まれて初めて泡風呂ってものを見た「映画で見た事あるよ。女優が入ってたのと同じだ!」
「ハハハチャン、泡風呂は女優だけが入るんじゃないよ。男女問わず皆湯舟の中で身体を
洗うんだよ」「僕、初めて入るよ」時間が経過しチャンは初めて泡風呂を体験した。
泡からほのかにシトラスミントの香りが漂ってくる。。oO(タンタンと同じ石鹸を
使ってるんだ!)チャンは胸の高鳴りを抑えられなかった。一方チャンがバスタイムを
楽しんでる間、タンタンはベッドの準備を整え、緊急用の客のための予備のマットも
用意してあった。「これで良し。準備できたっと」そうこうしてるうちにチャンが
お風呂からあがり、パジャマに着替えたチャンがドアのところに着た。パジャマの
腕の長さがチャンには若干ブカブカだった。「良く似合うよチャン」真青のパジャマは
チャンの顔にとてもよく映えてた。
「じゃあ僕はシャワーするとしようかな。君はソファーのとこのスゴロクをやるか
適当に音楽でも聴いてて。シャンソンとかマンボとかもあるし。カスタフィオーレさんの
レコードもあるけど、アノ人の歌声は強烈で船長なんか拒絶反応起こす位だから、君には
どうかな・・とにかく適当に聴いてて」タンタンはシャワーを浴び、チャンはシャルル
トレネの『ブン』というのを掛けた。シャルルの弾むようなメロディと歌声はますます
チャンの気持ちの高揚に拍車を掛けた。もちろんチャンに意味などわかるわけもなかったが・・。
保守
15分程経過し、タンタンはシャワーから出てきていつものブルーのチャイナ風の
パジャマじゃなく薄オレンジのパジャマだった。チャンはシャルルトレネを聴いていた。
「ね、チャン。クランベリーソーダーがあるんだけど飲む?それともシードルがいいかな?」
「うん、どっちでも」タンタンはグラスを2本取り出し、よく冷えたクランベリソーダーを
入れた。「ね、タンタンこの楽しい曲なんて言うの」「トレネのブンだよ。テンションの高い
曲でね。僕も大好きさ」時間が30分経過し、そろそろ寝る時間になった。
タンタンとチャンは部屋ヘいき、チャンは用意してくれたベッドに着く。予想以上に弾力が
あり、ちょっとふかふかなのが嬉しかった。「明日はムーランサールだ。チャンは
初めてなんだよね」「うん、早く船長にも再会したい。チベットの時君達が来てくれなかったら
今こうしていられなかったと思ってる。感謝してるよ」「あの時の写真もあるけど明日
見せるよ。おやすみチャン」「お休みタンタン」タンタンはランプの灯をとりあえず消した。
1時間が経った「ね・・タンタン」「ん?何チャン」「僕ソワソワして寝られない」
「ぼくもさ、チャン」「なんだか遠足の前の日の夜みたいだよ」「そうだね」
「明日早いしもう寝よう・・」チャンはぼんやり天井見ながら眠りについた。
翌朝―タンタンは目を覚まし、朝食の準備をする事にした。トーストとコーヒーの
匂いでチャンも目覚めた。チャンは着替え終わると朝食が並んでる。「ああ、おはよう」
タンタンは満面の笑みでカフェオレを注いだ。
朝食はもちろん豪華ではなかったが、シンプルでおいしそうなものが並んでた。
トースト、ペッパー入りのクリームチーズ、サラダ、スクランブル・エッグ
カフェオーレ。マンゴーにヨーグルト掛けたモノ。チャンにとってめったに口にしない
ものばかりだった。「うわー、まるでホテルの朝食だ。中国の朝食とえらい違い」
「毎朝、おかゆと揚げパンだもん。ちょっと薬味が毎日違うだけ」「おかゆって
オートミールみたいなヤツかい?上海に初めて来た時に食べたよ、ごはんで作るんだよね
米料理は作った事あるよ」「西洋人でも米食べるんだ」「ね、良い店知ってるから船長と
行こうよ!パエリアのおいしい店あるんだ」朝食も弾み2人はムーランサールヘ出かける
準備をしていた。「そういえば君の愛犬は?」「ああスノーウィね。船長のとこさ」
身支度も整いタンタンとチャンはドアに出た。「ね、チャンムーランサールまで電車か
バイクどっちが良い?」「え!タンタン、バイク乗るの?」
19 :
絵本板住人:03/03/03 13:00 ID:EeELEKJE
タンタンって確かに女気は殆どに近い位
少ないし、レディも出て来ない。だが
残念ながら801要素も殆どないんだよね。
タンタンは性には本来は潔癖で排他的だし
当然童貞。ビーカーは太めの女が大好きだし
実は船長は面食い。本当は女が大好き(カスタフィオーレ以外の)
物語には殆ど出てこないが・・。映画版見れば少し
そういうのが出てくる。船長は間違いなくヘテロ。
船長はそのノンケっぷりがいいんだよね
では
>>18の続きから
「凄い!タンタン、バイク乗れるなんてカッコイイ」「バイクで行く方が速いしね」
2人はバイクで行く事にした。「ハイ、これ君のヘルメット。チャン、しっかり
つかまっててよ」2人はバイクに乗り、チャンはタンタンの後ろに座るだけでも
嬉しかったが、スピードの爽快感が更にチャンの気持ちを高揚させた。もちろん
チャンにとっては生まれて初めての体験だった。風を切る疾走感。晴天だし
なおの事。ムーランサールに着くとそこにはスノーウィが立っていたが、タンタン
見つけると駆け寄ってきた。ワンワン。。「イイ子にしてたかい?スノーウィ」
「久しぶりスノーウィ」チャンはスノーウィの頭を撫でてる所ヘ船長が来た。
「やあ、タンタンにチャン。ようこそムーランサールヘ」「船長、ご無沙汰してます」
「堅い挨拶は抜きにさあ、入った入った」「うわー、本物の西洋のお城だ!」
チャンは感激しまくりだった。―2時間が経過―チャンとタンタンは庭でスノーウィと
遊んでいた。。窓から見る2人の様子は本当に幸せそうな笑顔だった・・。
―現在の船長。(誰があの時の光り輝く2人の笑顔に、アノ事件を想像できると言うのか
希望溢れる未来があったというのに・・。)−時間を戻し−庭にて。
「そろそろお腹すいて来た頃だね。チャン」「そうだね」「ねえ船長、お昼ご一緒に
如何です?」「おお!良いね。3人で旨いもの食いに行こう」「スノーウィも
来るかい?」スノーウィ。。oO(もちろん!あっしは喰いもんのあるとこならどこへでも)
3人と一匹でレストランヘ行く事となった。
タンタンていくつなの?