いや…もしかしてニラ殿、落ちてませんか?
私も!
見たかった・・・・゚・(ノД`)・゚・
私だけじゃなかった!ちょと安心したー
準備中なのかな…? ←これ、激しく希望
ニラタンが管理するサイトのアドレスを削りまくった人の数→(1)
>949
乙です。
このばたばたに冷静なあなたが素敵だ。
思わず(・∀・)チンポー!!牧場まで見に行ってしまいますた。
無かったです(w
そもそもニラの管理するサイトがチンポー牧場以外にもあるのか知らない人の数→(1)
え!!俺だけ?
ピュア板、跡地板まで行ってきました…
なかったです(w
ニラ無事なのか?もしやお魚さんに監禁されたんじゃ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
まだしばらくかかりそうですね。
もう新スレの方でやりませんか?
>959
そんなこと言いながら、実はハイ兄がコソーリ隠してんじゃないの〜?(w
ここを必死にリロしながら、三戦関連サイトを巡っていた人の数→(1)
ニラタン大丈夫かな…
ここはニラタンを心配しながら待つスレになりました。ハラハラ
テスト-。
ニラタン大丈夫かと心配しつつ、既に脳内で
お魚さん×ニラタンとかハイ兄さん×ニラタンでSSを練り始めてたりして…
なぜだかこっちは、しばらくで書き込みエラーがでてますた。
ニラボーもエラーでレスできないのかもしれません。
しばらく静観をー。
``). ∧∧p
;;`)⌒ −=≡ミタァ━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
≡≡≡;;;⌒`) −=≡( ヽ┐U キコキコキコキコ
;;⌒`)⌒`) ◎−ミ┘◎
流れ遮って投下。玉韮ssに8レス程使用させていただきます。
正直長いのはわかってるんだけどもうどこを削っていいか
分からなくなってきたのでそのままです。冗長でごめんなさい。
なんかキャラ違うくなってしまったたま殿と韮タンにもごめんなさい。
他にもいろいろごめんなさい。
自分が本命とか言われてもそうは思えなかったし、あの子はいつも誰かに懐いて
構って、そういう子だから別に自分だけ特別に想われてるとも思えなかった。
そんな子だからみんながあの子の事を可愛いと思うのも当然だったし、だから
自分だけがあの子の事を可愛いと思ってるわけじゃないことだってよく分かってた。
それがあの子のつき合い方なんだし、例えば自分のことを本命って言うのと同じように
他の誰かのパシリになったり、そういう風に役割を作って遊ぶのが好きでやってるだけなんだ。
だから自分だって深く考えないでそれに乗ってあげれればあの子が喜ぶし、
それで済む話なのにどうしてだか自分はそれをしたくなかった。
だって、ただ話を合わせてあげるだけなんて、なんか違う気がして。
だから、自分の好みとかそういうのを普通に話したけれど、あの子にとっては
それが求めている反応と違うみたいでウワァァァァァァァァンされたり落ち込まれたりしてて、
そのたびにちょっと自分も困った。どうしたらいいかわからなくて。
あの子は何が欲しいんだろうとか考えちゃったりして、そう思ってふと見ると、
あの子はとっても楽しそうに他の人にお茶出ししたりしてる。それで自分は
「あぁ、そうか。これがあの子の遊び方でなつき方だったんだっけ」
って思ってなんだか自分が恥ずかしくなったり、そういうことを自分の中で
何度も繰り返してた。
振り回されて、翻弄されて、ぼろぼろになってっていう、そういうのでぐだぐだになるのも
いいなってずっと思ってた。見返りがない分殉じる感じがして、その分純粋な感じが
するからかもしれない。よくわからないけど。わからないけど好きなんだから、多分
それが好みというものなんだと思う。どうせならそういう感じで殉じて死にたいなとか
そういうことを思ってた。無理なのはわかってるけど。
好きだからその人の一番の幸せを望みたいけど、自分が人一人、ちゃんと幸せに出来る
なんて思い上がってもいない。
だからあの子が幸せになる方法が他にあるなら、別に自分がそこにいなくたって全然
構わなかったんだ。だからそういうようなことを言ってみたんだけど、なんだかまた自分は
違うことを言ってしまったようで、とうとうあの子は泣き出してしまった。
なんで泣くのかわからないよ。どうすればいいの?君が幸せになることを願うだけじゃだめなの?
わからないよ。
自分はどうすればいいのかもわからないまま泣いているあの子を見ていた。
綺麗な泣き顔なんて普通あるもんじゃないし、実際その泣き顔は特別綺麗でもなかったのに、
それでも自分はなにかとても綺麗なものを見ているような気がして、あの子を見ていた。
こういうとき、普通は慰めたりとか、頭をなでてあげたりとか、そういうことをしてあげなきゃ
いけないのかなと思ったけれど、自分はそれすらも出来なかった。ただあの子を見ていただけ。
へたれだってみんなが笑ってもしょうがないと思う。でも。
綺麗なものに、そう簡単に触れることなんて出来るわけないじゃないか。
簡単に触れることの出来るものなんか本当の綺麗じゃないんだよ。
初めて会ったときから大好きで、他の人と比べてあんまり頻繁に会えなかったから
遭えると凄い嬉しくて、そのたびにまといついて、つんつんしたりいろいろ話しかけたり
して、そういうのが凄く楽しくて、幸せだった。
あの人はどっちかっていうと穏やかな人で、一緒にはしゃぐ訳ではなかったけれど、
そんな自分とも一緒に遊んでくれて、一回なんか勝手に自分があの人を待ってただけなのに、
諦めて帰った後にそれを知ってあの人はごめんね、って謝ってくれたりもした。
妹に言われるまでもなく自分はお調子者で、そういうの、よく分かってたはずなのに、
いっつもあの人にあうとその事を忘れてしまって、後になってはしゃぎすぎてたかなって
思ってしまってとても悲しくなる。あの時も、自分が待ってたのは待ち合わせでも何でも
なくって、勝手に期待して待ってただけなのに。あの人が困った顔で謝りに来てくれた
時、また自分が調子に乗りすぎたんだ、と思って、落ち込んだ。一緒にお仕事出来る機会は
あのときが最後かも知れなかったし、だから自分も一生懸命だったんだけど、それでも
勝手に待ってた自分に謝りに来てくれたあの人は凄い優しい人だと思って、自分は更に、
恥ずかしくなった。恥ずかしくなりついでに、誰にも言えないけれどもっと、好きになった。
あの人はいつもちょっと困った風に笑うのが癖で、そういうところ、あの人の優しい
部分が見えるようで好きだった。ずっとそういう風に思ってた。でもいつもの場所で
自分以外の人とあの人がおしゃべりしているのを見たら、なんか全然困った顔なんか
してなくって、胸がずきんとした。
考えてみればお互い会えるとき、じゃれかかろうとして、つんつんしたり、そういうのは
いつも自分の方からであの人も時々自分につんつんしてくれたけど、頻度で言えば俺の方が
断然多かった。あんまり会えないのもお仕事があるから忙しいってわかってたけど、一度
そういう風に考え始めるとどんどん悪い方向に向かっていくようで、誰かに言ったら
笑われそうだけど、恐くてそれ以上考えたくなかった。他の人がいっぱい遊んでくれたって、
やっぱりあの人が来てくれた時が一番嬉しいし、幸せなんだ。
もしちょっとでもウザイとか重いとか思われてるのが解ったら俺はきっと死んでしまう。
初めはもっと単純に大好きだっただけなのに、なんだか好きになればなるほど好きだけじゃ
なくってもっといろいろ複雑な気持ちになって、だからといって嫌いになるわけでも萎える
わけでも全然なくて、でも好きな気持も膨れあがる一方で、どうしたらいいかわからない。
「好き」ってこんなに複雑なことだったんだっけ。
もっと綺麗な綺麗な気持だと思ってたんだけど、なんだか違うみたいだ。
ひさしぶりに(他の人もいたけど)ゆっくりお話する機会があった。
他の人のどきどきするようなお話とかも気になったけど、それ以上にあの人が好みとか理想とか
そういうのをお話ししてくれて、正直俺はもしかしたらもの凄いチャンスなのかも、と思った。
でもあの人がショタだっていうから自分の小さい頃の写真を見せようとすると
「それじゃ意味ない」って言うし、じゃぁどうすればって聞いたら「今美少年なら激しく考える」
って言う。自分を美少年だなんて、そんなアピール、俺から出来るわけないじゃないか。
おまけにそういう美少年に貢いで、裏切られて、失意のどん底で、 最後には哀れな死を
迎えたいなんて、そんなこと言われたって。
あの人がそんな風に死ぬ事を考えただけで俺は悲しくてどうしようもなくなる。
どうしてそんな悲しい事を言うのかわからない。どうしてそんな事を望むのかわからない。
仮に俺が、あの人がどきどきするような美少年になって、貢いで貰って、それであの人の
理想に近づけたとしても、俺は絶対にあの人を裏切るなんてそんな事できない。できっこない。
考えただけで涙が出てきちゃうよ。
堪えきれなくなって、莫迦みたいだけど、俺は本当に泣き出してしまった。
あの人は困ったようにそんな俺を見ていた。
あの人の困った顔はいつものことだったけれど、泣きながらやっぱりこの人が困った顔を
していたのは自分のせいだったのだと思えて仕方なくて、それがますます悲しくて涙が止まらない。
自分が幸せにできそうにない場合、あえて譲る道を選びたいとかいうのは駄目ですか?
…別に嫌ってるわけじゃないんですよ
泣いている俺に愛想を尽かしたのかもしれない。ぽつりとあの人は呟いてどこかへいってしまった。
「駄目に決まってる」
泣きじゃくっていたから上手くしゃべれなくて、あの人に俺はその一言すら言えなかった。
一人で泣きながら心の中、あの人の言葉に反論する。
そんな簡単に譲らないでよ。幸せにしてなんてお願いした事もないし考えた事もないよ。
ちょっとでも俺の事、嫌ってる訳じゃないなら尚更そんな事言わないで。
だってたまどのがいればそれだけで俺はいつだってとっても、とーっても幸せだったんだから。
どこにいるかもわからないあの人に向かって叫ぶ。
「だったら、俺がたまどのを幸せにするよ! 」
でも、その反論はあの人に届かない。俺がそう思ってるって事、あの人はわからないんだ。
俺の幸せが何かも、あの人は知らないんだ。
莫迦みたいだった。
今気づいたけれど、俺はそんな、一番単純で大切なことをあの人に伝えていなかったんだ。
そんなの、何一つ伝えてないのと変わらないじゃないか。
一度は収まりかけたのに、涙がまた溢れ始めた。
それはもうさっきの悲しい涙ではなく、後悔の涙に変わっていた。
あの子に泣かれてから仕事も周囲もいろいろと忙しくなって、会える機会が更に減った。
それは逆に自分にとっては少しありがたいことだったけれど、その分、更にあの子の事が
気になってちょっと自分が莫迦みたいだなって思った。あの子に関して、考え始めると
そこに行き着くのはいつもの事だったのだけれど。
それでも自分の言葉があの子を泣かせてしまったことだけはやっぱり事実で、
でもそこまでの力が自分の言葉にあるのか、やっぱり信じ切れないままでいる。
流石に堂々と顔を出すことは憚られて、こっそりといつもの場所を覗いてみたけれど、
相変わらずあの子は他の人に楽しそうにお茶を出したり、姐さん達に遊んで貰っていたり
していた。今までと同じだった。
ほらね、心配することなかったじゃないか。
あの子の事を心配していた自分を慰めるようにそう言ってみたけれど、何故か心は沈んでゆく。
美少年に尽くして、それから裏切られるのが理想なら、尽くすどころか、めいっぱい懐かれながら、
そのくせ初めから裏切られてるのなんて充分過ぎるほど理想じゃないか。
ずっと心に暖め続けていた理想がここにあることに、微笑んでみようとしたけれど、
どうしてだろう、奇妙に口が歪むだけで上手く笑えない。
あの子はいつも通りだ。ちょこまかと忙しそうに立ち回ってあちこちでいろんな人に可愛がられている。
そして自分は、胸にあるこの気持がどういう気持なのかよくわからなくて、
どうしようと思いながらあの子の事をじっと見ている。
気が付くとあの子はいつもの作業と違うことをやり始めていた。
雑談出来るような場所を作って、手作りの看板を立てている。看板には遠くからでもよく見える文字で
「密会所」
と、あった。
密会の場所なのに堂々と看板を掲げるのがわからない。だいたい誰との密会なんだろう?
よく見ようと思って隠れていた場所から思わず顔を出すと、簡単にあの子に見つかってしまった。
結構距離があるのに、息せききって走ってくる。
「たま殿、久しぶり!お元気でしたか?今度俺、たま殿との密会所作ったんです」
「自分との?」
「ずっと、自分が何を望んでるのかと疑問になってた訳ですが
たぶん、もっとたま殿といろんな話がしてみたいんじゃないかと。くだらない雑談とかでいいんで。
何というか、同じ流れでずっと話すのは今まで不可能だったわけで一回、おもいっきり雑談しまくってみたい。
そうしたら、すっきりするんじゃないかと思ったので。
わがまま言ってごめんなさい」
自分にそこまでする価値があるとも思えないのに、どうしてこの子はいつもこんなに直球なんだろう。
自分だけじゃなくて他の人ともあんなに仲良くしてるのに。それなのにどうして自分なんだろう。
「…別に全然、わがままじゃ、ないと思うけど」
「良かった!こっちです。来てください」
あの子はにっこり笑って手を差し出した。それがどういう意味かわからなくて戸惑っていると
「こう!」と言ってくすくす笑いながらあの子は自分の手を引き寄せて握りしめた。
きゅっと暖かい感触が自分の手を包み込む。始めての感触だったけれど、どうしてだか泣きたくなる
くらいに暖かかった。繋がれた手と手を見てあの子はえへへ、と笑う。
そしてその笑顔から少しだけまじめな顔になって、
「俺ね、今、すっごい 幸せ 、です」
一言一言、区切るようにあの子はそう言った。まっすぐ自分を見上げ目が心なしか真剣だった。
目が合って、自分がどうしたらいいか分からないでいる間にもう一度あの子はにこっと笑う。
遠くから見ているだけでいいと思っていた笑顔がそこにあった。
美少年とか顔のつくりがどうとかそういう事じゃなくて、それはやっぱり綺麗な笑顔で
どぎまぎしてしまう。
「幸せ?」もう一度聞き返したいと思いながら出来ないでいると、「行きましょう」
とあの子は例の密会所に向かって走り出す。繋いだ手を引かれてためらうゆとりもなく、
自分も後について走り出した。
目の前を走るあの子は本当に嬉しそうで、その対象が自分であることが未だに信じられない。
でも。あの子が言った言葉が自分の中でぐるぐる回り続ける。上手く言えないけれど、
何かに許された気持になって、大丈夫だよって誰かに背中を押された気持になって、
もうあの子を泣かすことだけはしないようにしよう、と気持が固まってゆく。
その気になればそうできる力が自分にあると思えるようになるなんてちょっと前までは
考えてもいなかったのに。何故かとても心強い気持がぐんぐんと胸の中で膨れあがってゆく。
不思議な気持だった。根拠なんてない。あるとすればそれは多分この手のぬくもりと
前を走るあの子の笑顔だ。まだちょっと不安も残るけど、前よりももっといろんな事が
出来るような気がし始めている。
看板の前に着いて、あの子はもう一度自分を振り返って嬉しそうに笑う。
その場所の入り口で、気が付くと繋がれたままだったあの子の手を強く握り返していた。
>969-977
わー。とても綺麗な話でした。
ぽわんとしてて暖かい感じがよかったです!
ありがとうございましたー。
やっぱり玉ニラだわ…。
>969-977
ええと。
ありがとうございます
あー、他にどう言えば…!
言葉が思いつきません、ありがとうです。
そして、間に合わなかった方は↑まで…
突然の、豪雨。
夕立というには少し激しすぎる雨足に、適当な場所へと逃げ込んだ時には既にびしょ濡れになっていた。
「濡れたー」
「いきなりでしたからね」
同じようにびしょ濡れになったテンプレ屋が、隣で仕方ないというように苦笑する。
空が暗くなるのとほぼ同時に降り出した雨では避けようがなかった。
だからこそ、余計に理不尽な気もするのだけれど。
「こんなことなら部屋にいたほうがよかったですかね」
「そうですね・・・・でも、夕立でしょうから直やみますよ」
苦笑したまま頷いて、雲行きを窺うように空を見上げた。
濡れそぼった髪から雫が落ちるのが鬱陶しいのか、前髪を邪魔そうに掻き上げる。
雨は、まだやむ気配を見せない。
「雨、あがったようですね」
「え?ああ、本当だ・・・」
降り始めた時と同じように唐突に雨はやんでいた。
あれほどまでの勢いが嘘のような晴れ渡った空。
残光が途切れ途切れに浮かぶ雲を染め上げて、夕暮れ時の街を茜色に変えている。
「───テンさん・・・?」
不意に、隣にいるのが本当に彼なのか不安になって思わず名前を呼んだ。
それほど離れているわけでもないのに、夕闇に包まれて相手の顔がよく見えない。
「なんでしょう?」
「あ・・・いえ、なんでもないです」
返ってきた声は、当然よく知ったもので。
そんな当たり前のことに狼狽えている自分が妙に可笑しかった。
「ならいいんですが・・・・そろそろ帰りましょうか。このままでは風邪をひきますよ」
「そう、ですね」
いくら夏だとはいえ濡れたままでは確かに風邪をひきかねない。
昼間ならまだしも、風が涼しくなってきたこの時間では特に。
促されるままに濡れたアスファルトへと足を踏み出す。
ふと振り返ると、あちこちに残った水たまりが、今日、最後の光を写してきらり、と光った───
一応、テンザクのつもりです・・・。
言い訳を始めるとキリがなくなりそうなので書き逃げします。
罵倒、投石はお早めに〜
迷子殿から、簡単な冷や汁の作り方を教わった俺。
これならホットケーキも焼けない俺でも作れると、台所を覗く・・・
いつもの人が、そこにいる。
ため息をつきながら、玉葱をつんつん。
思わず、隠れてしまう俺。
誰かさんのことを考えているんだろうか?
気になる、俺。
つんつん。
つんつん。
「…あっ!そうだ!!」
突然、コーヒーを淹れ始める隊長。
ミルクを冷蔵庫から取り出す隊長。
もしや、ひょっとして。
あの人に出してあげる、カフェオレ?
グラスを持って飛び出す、隊長。
当たり前だが、隠れてたオレには気づかない。
い ま だ !
アジのヒラキを焼く俺。
キュウリを刻んで塩をふる俺。
「…いてっ!」
アジをほぐして、骨が指に刺さる罠。
そして味噌と砂糖と酢を混ぜる、俺。
それでも何とか、完成する冷や汁。
・・・いつの間にか、戻ってきている隊長。
その前には、いくつかの出来上がった冷や汁が既にある。
沢山並ぶ冷や汁に嬉しそうな、隊長。
・・・よかったな。
痛む指で、冷や汁を試食してみる俺。
ぐはぁ
ものすごい味にびびる、俺。
「冷や汁には酢は入れなくていい感じみたいです。
入れてもいいけど、入れたら変な味になるかもです。」
先に言ってくれや、迷子殿〜。
完
その人はやさしい人で、がんばる人で
一生懸命な人で
オレは飽きっぽくて、いいかげんで
てきとーで
祭りだー!!って、はしゃいで、さわいで、
ふと、振り返ると
さっきまでいっしょに遊んでたその人は
一人、働いていて
なんだか、無理している様に思えたから
無理すんなーって言うと
無理なんかしていないって笑うから
余計心配になる
だいたい無理してる奴ほど
無理してないって言うし
オレは何ができるんだろうって思うと
何もなくって、くやしくて
だから、色々考えた
あほあほ部隊としての使命を全うする!!
いつも通りネタにのって、調子にのって
落っこちて
そーいうの見て、笑って
力抜けたらいいじゃん
もしかしたら、あほすぎて
笑う気にもならないかもしれないけど
ま、てきとーで
結局オレは飽きっぽくて、いいかげんで
てきとーで
その人はやさしい人で、がんばる人で
一生懸命な人で
きっと、隣には並べないけど
ポチ的な立場ではいられるかもしれないから
そんな感じでてきとーにがんばろうかと思う
夏の午後
書こうかどうしようか迷ったけど。
怒るぞ。
ずっと、一緒に並んでがんばってきたと思ってるのに
そんな言い方すんな。
何かネタで返そうと思ったけど、マジレスでごめん。
すみません。
色々とグルグルしながら書きこんだので、
ものすごいレスになってしまいました。
レス番すら忘れてるし…(;゚Д`)
えーと、ポチとか言わずに普通にお付き合い願います>かて殿
今回の投票は面白いし、自分らも遊ばせて頂いてるんで
もし、気になさってる方がいらっしゃいましたら、申し訳ありませんでした。
ただ、どうせなら全カプ投票ままだかなぁ…と前スレなのをいいことに
呟いてみるテスト。
自分のカプじゃ投票しにくいのでヽ(`Д´)ノ
オレも色々ごめんなさい
>988ですげー動揺ってか、なんつーか
ワケわかんなくなっちまった
・・・うまく言えん
でも、>989はもう怒ってない・・・?
んと、色々よろしくお願いします
ふつつかものですが、がんがるので!!
姐さん、貴重な前スレ使ってしまってごめんなさい
992 :
1/2:02/08/17 02:24 ID:7PJjR94L
「なぁなぁ、それ手作り?」
「・・・・・・」
「すっげウマそう!」
「・・・・・・」
「俺んち男所帯だから、弁当いっつも手抜きなんだよねー」
「・・・今日は誰が弁当当番だったんですか?」
「ハイゴッグのやろーだよ」
「兄さんが当番の時はもっと悲惨みたいですけどね」
「それは言いっこなし!なし!」
「・・・一口食べます?」
「おぉっ!わりーね!」
「さっきからしきりに催促してたのは兄さんでしょ?」
「ありゃ。やっぱバレてた?」
仕方ない人ですね、と言いながらテンプレ屋は俺に手作りサンドを差し出した。
むっは〜、俺って幸せ者。
一口だけですよ、としっかり釘を差されたけど。
三戦学園の敷地はえらく広く、他校の俺がこっそり忍び込んできても目立たない場所があったりする。
で、俺は昼休みになると学校を抜け出して愛しの君の元へ馳せ参じている、という訳。
「兄さんもヒマですねぇ」
といつも感心されるけど、ただでさえ別の学校だから一緒にいる機会が少ないってのに、
テンプレ屋は生徒会の仕事で忙しいらしく、放課後でもなかなか時間が合わない。
というわけで、昼飯ぐらいはいっしょに喰いたいとわざわざフェンスを乗り越えてやって来る
俺の愛が分からないわけ〜?
こいつって普段は他人の気持ちに敏感なのに、肝心の俺の気持ちには全然鈍いんだよな。
まぁそんなところも可愛いわけだけど。
えっ、俺ってかなり重傷?
993 :
2/2:02/08/17 02:25 ID:7PJjR94L
弁当も喰い終わって、満ち足りた気持ちでごろんと寝そべる。
ここは木陰になっているから他人の目も気にならない。
ここなら好きなだけいちゃいちゃできるよな〜、と機会を窺っている俺だったりする。
よしゃ!
気付かれないようそーぉっと肩に手を伸ばす。
もうちょっとで手が届くと思った瞬間、ペチッっと手をはたかれた。
「兄さん、学内ではやめて下さいって言ってるじゃないですか」
テンプレ屋は学園内で俺が必要以上にひっつこうとするのを極端に嫌う。
こんなとこ、誰も見てないっての!
ったくシャイなんだから。
そんなこんなを考えていた俺はかなり恨みがましい目つきになっていたらしい。
テンプレ屋が小さく溜息をつくのが聞こえた。
「今度は兄さんの分も作ってきますから、捨てられた子犬のような目で見ないで下さい」
まっ、マジ〜!
感激で頭がクラクラしてきた!
「俺、幸せ〜」
思わず抱きついた俺の頭に強烈な一発をお見舞いされたけど、これも愛情表現ってことで。
その日は一日中顔がニヤニヤと緩みっぱなしで、周りにかなり怪しまれた俺だった。
「フライパンの熱さは、こんなもんかな」
そう言いながら、かてものはホットケーキの生地をフライパンに流し込んだ。
ジュ〜という音と共に、ホットケーキの甘い匂いが辺りに漂う。
日差しも強くなってきた季節。
三戦学園の家庭科調理室では、食い物部隊の面々が集まっていた。
食い物部隊と言っても、人数は少なく
活動規模もそんなには大きくないのが現状なのだが。
その食い物部隊の一員、かてものはひたすらホットケーキを焼いていた。
『一番おいしいホットケーキを作るんだ』
そう心に決めて、今日もフライパンとにらめっこを続ける。
食い物部隊というプライドもあるのかもしれなかったが。
徐々に焼けてくるホットケーキ。
表面に泡が出てきたら、ひっくり返し時である。
「よっ・・・と」
うまい具合にひっくり返すと、焼けた面はこんがり狐色。
鼻をくすぐるいい匂いも、より一層強まってきた。
コンロの火を少し弱めにして、かてものは焼き加減を調節する。
「今度こそ、おいしくできますように〜」
にこにこと笑いながら、ホットケーキを見るかてもの。
ホットケーキは次第に膨らみ始め、ふわふわと厚みを増してきた。
「おーい、かてもの殿ー、
生徒会に持っていく差し入れできたかー?」
ふいに冷や汁を作っていた迷子、倉曹掾らがかてものに声を掛けた。
「もうちょいで完成ー。あと一枚できたらオッケーだよー」
かてものはそう返事をし、焼きあがったホットケーキを皿に移す。
「まだ時間かかりそうだなー」
「ごめん、先に行ってていいよ」
「じゃ、俺達先に行ってるからなー。
ゆっくりでいいから、後で来いよー」
かてものを一人残し、食い物部隊は生徒会への差し入れを持って調理室を出て行く。
残ったかてものは、フライパンに油を引きなおし火力を上げた。
「ふう、これで完成っと・・・」
ようやく焼きあがったホットケーキを皿に乗せ、かてものは調理室を後にする。
「生徒会室は、こっちの方が近道かな・・・」
焼きたてのホットケーキが冷めないように、足早に廊下を歩くかてもの。
ほわほわといい匂いを漂わせながら、生徒会室へと進んでいく。
そして廊下の突き当たりにある階段にさしかかった時、聞き覚えのある声がした。
「又も礼儀を慎みて 上を敬い上よりは
下を愛して一筋に 和諧を旨と心せよ・・・」
「うんこ殿、何してるんですか?」
階段の所に座っていたのは、三戦うんこ。
軍人勅諭を諳んじて、一休みしていた模様である。
「かてもの殿か。・・・いや、次の戦に向けてちょっとなー」
「次の戦・・・、ほのぼの学園とだよね。
俺達、食い物部隊が適う相手なのかなぁ?」
「ウチの学園も大変だよなぁ、対戦相手が全部曲者でやんの」
「また、他人事みたいに・・・。
うんこ殿も、三戦学園の一員なんだよ。
それに今度は、食い物部隊が主役なのに・・・」
かてものは呆れた風に溜息をつき、三戦うんこを睨み付ける。
「主役だから、頑張るんだろ?
俺は今回、縁の下の力持ちになるからなー」
「縁の下の力持ちはありがたいけど、俺なんかの料理でいいのかな・・・」
「心配すんな、かてもの殿を見てた奴は理解してるぜー。
かてもの殿が、どんだけ料理を頑張ったか。
祭り要員で、事務的になりがちな生徒会を賑やかしたか。全部なー」
そう言うと、三戦うんこはかてものを見やった。
「それ、冷めちまうぜ。差し入れなんだろ?」
はっと気がついた様に、かてものは階段を上ろうとした。
が、一歩踏み出した所で留まると、ぼそっと呟いた。
「・・・うんこ殿は見ててくれたんだ・・・」
「俺だけじゃないぜー、ニラ殿も、生徒会のみんなも
かてもの殿の頑張りを見てたんだぜー。
・・・だから、しっかりしろよ」
その言葉は、かてものにとって重要な言葉となっていた。
自分一人が空回って、あほな事ばかりしていると思い込んでいたのに、
ちゃんと見てる人がいた。
それだけでも、今のかてものには充分な意味を持つ言葉だった。
「・・・ありがとう、うんこ殿!」
かてものは勢いよく、階段を駆け上がり
生徒会室へと足を進める。
その背後からは、こんな歌が聞こえていた。
「砲工歩騎の兵強く 連戦連勝せしこそは
百難冒して輸送する 兵糧輜重の賜物ぞ
忘るな一日遅れなば 一日たゆとう兵力を」
―終わり―
益岡徹「俺のことが嫌いっていう奴はいるか!」
返答はない。
益岡徹「俺のことが嫌いっていう奴はいるか!」
返答はない。
益岡徹「俺のことが嫌いっていう奴はいるか!」
ニラレバ「ここにいるぞー!」
――抱擁――
999 :
1/2:02/08/18 03:58 ID:+0iyGj2A
蝉の声も途絶えた夕刻。
あがりはじめた花火の音が祭のざわめきに被さるようにして聞こえる。
「たま殿はどれにします?」
「え?」
ニラレバの言葉に七色玉葱は少し驚いたように聞き返した。
喧噪に気を取られていたのか、何を聞かれたのかわからなかったようだ。
「かき氷、食べませんか?」
立ち並んだ夜店の一角。
色鮮やかなシロップが並ぶ店先で、ニラレバが楽しそうにメニューを指さしている。
「ああ、ニラ殿は?」
「俺はブルーハワイにしますー」
「では、イチゴで」
「はい」
一際目を引く青いシロップがかけられたかき氷を嬉しそうに受け取るニラレバに、七色玉葱の口元へ笑みが浮かぶ。
無邪気に喜ぶ様子が微笑ましい。
笑みに気づいたニラレバが不思議そうに首を傾げるのに何でもないと首を振って、渡されたかき氷をひとさじすくう。
鮮やかな氷は、どこか懐かしい味がした。
夜になって人が増え始めた沿道を2人並んでゆっくりと歩く。
手にしたままの氷を落とさないように気を使いながら、屋台をひやかして。
境内にたどり着くころには食べきれなかった氷がすっかり色水と化していた。
1000 :
2/2:02/08/18 03:59 ID:+0iyGj2A
「あ、氷溶けちゃいましたね。・・・・もったいない」
「暑いから、仕方ないよ」
「そうですけど・・・・やっぱり、もったいないです」
本当に残念そうなその様子に七色玉葱が苦笑する。
「次は溶ける前に食べるようにすればいいから」
「そうですね〜」
頷きながらも、ニラレバは器から目を離さない。
頭では仕方ないと思っていても、感情がついてこないようだ。
苦笑を深くした七色玉葱が再度口を開こうとした、その時。
不意に、空が明るく染まった。
「あ、花火!」
「もう、こんな時間か」
先程までは音ばかり聞こえていた打ち上げ花火が本格的に始まったのか、次々と夜空に大輪の花を咲かせては消えていく。
場所が悪いのか、そのいくつかは建物に遮られて見えなかったけれども。
「ここからじゃ、全部は見えませんね」
「もう少し近くまで行ってみようか?」
「でも、ここの方が静かですし・・・」
「ニラ殿の好きなように」
真剣に悩むニラレバへ笑いながら告げて、七色玉葱が視線を空へと移す。
花火はまだ始まったばかりのようだ。
今年最後の夏祭り。
過ぎゆく夏を惜しむかのようにはしゃぐ子ども達の声が遠く聞こえた───
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。