任天堂ハードのゲームのヤオイ part2

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938風と木の名無しさん:03/04/29 17:57 ID:qpflHRDk
シレン萌え姐さん方に報告〜。
愛の無い801スレの投稿所にシレン受けがあたーよ。


…邪神復活を阻止しようとしたり、地下牢に繋がれたり、
追い風を信じたりしている旅人ってシレンタンくらいだよね?
939風と木の名無しさん:03/04/29 22:19 ID:6AQQEbVa
>398
読んできた。シレンタン……(*´Д`)ハァハァ
GB2はやっぱエロいな、色々と。
940風と木の名無しさん:03/04/30 19:07 ID:aItalN/w
あげ
941風と木の名無しさん:03/04/30 19:21 ID:nkqb7uY8
ギフトピア、
942899:03/05/01 01:15 ID:li5cLS4W
「ひゃあっ!」
突然ポーキーが僕の・・・その・・・あの・・・あ、アソコを握ってきたものだから、
僕はつい大声で叫んでしまった。
「ヒヒ・・・」
ポーキーの手に力がこもる。
「う!」
「ずいぶんと小さいなあ、ネス。
 俺が今日オヤツに食ったジェリービーンズの方がまだデカかったぜ?」
「んくっ・・・」
ひどい力で締め上げられて、何か喋ろうとしてもうまく喉が動かない。
口から出るのは「あぐ」だの「うげ」だの、意味不明の変なうめき声だけだ。
「ケケケケ、辛いか?辛いか?つ・ら・い・か・あ?」
「普通じゃ・・・ないよ・・・」
お腹にグッと力をこめ、ようやくそれだけの言葉を搾り出す。
「おうよ、普通のやり方じゃお前を泣かせることなんてできねえからな」
「・・・?」
「今まで色々な嫌がらせをしてきてやったが・・・お前、ちっともヘコたれなかったもんな。
 まさかフォーサイドまでやって来るとは思わなかったぜ。
 いやあ、偉いよ、賞賛に値するよ・・・・・・マジでムカツクよっ!
 だから俺は考えた。
 アブノーマルな手段を使えば、いくら鈍感なお前でも少しはこたえるんじゃないかってな」
「な・・・ああっ!」
握る力が、一段と強くなった。
「つぶ・・・れ・・・ちゃ・・・」
「どんな苦境に立たされても諦めねえなんてよぉ・・・
 デパートを真っ暗にして・・・ポーラをさらってやって・・・
 そうすれば、いいかげん怖くなってオネットに逃げ帰るかと思ったら・・・
 こん畜生、逆にこのビルにズカズカ乗り込んできやがった。
 それも、たったバット1本で・・・」
「・・・あ、あ・・・・・・ぐ・・・」
943899:03/05/01 01:17 ID:li5cLS4W
当たり前だろ?
ポーラは僕の仲間なんだ。
「なんでだ?
 なぁんでそんなことができるんだよ?
 お前まだガキだろ?俺と同じガキじゃねえか。
 なんで俺みたいに臆病で小心者で・・・ずるい奴じゃないんだよ?」
違うよポーキー、僕だって怖いんだよ。
正直なところ、ポーラのことなんて放っておいて家に帰りたいと思ったことも・・・
「お前は特別なんだ、俺とは違うんだ・・・
 俺、お前のことがうらやまし・・・」
ここまで言って、ポーキーはハッとした顔を見せた。
手が下半身から浮く。
「今・・・俺・・・なにを・・・・・・そ、そんなこたぁ!」
責めが途絶えたのはほんの一瞬のことだった。
ポーキーは今度は手の平全体を僕の・・・その・・・あの・・・あ、アソコの上にかぶせ、
ギュウッと押し潰してきた。
「うわあああっ!」
「馬鹿野郎、こ、このっ!俺はっ!お前なんかよりもっ!」」
「はう、はあっ!・・・あああああっ!」
でっかい手の平と、自分のお腹の間に挟まれて・・・痛・・・苦しい・・・
「苦しいだろ?そうだろ?
 お前、今すごーくキツそうな顔してるもんなぁ。
 お、お前だって単なるガキなんだ!
 辛いなら素直に辛いと言え!」
「つ・・・ら・・・」
そうだよ、僕は単なる子どもだ。
臆病で小心者で・・・ずるいところだっていっぱいあるよ・・・
「・・・ああん?なんだって?」
944899:03/05/01 01:18 ID:li5cLS4W
でも、どうしてもやらなきゃならないことがあるから。
だから、ちっぽけな勇気を振り絞って・・・できる限りのカラ元気を出して・・・
そうやって進んできたんだ。
「つら・・・い・・・辛いよ、ポーキー・・・」
「・・・・・・」
僕は特別なんかじゃない。
僕も君も、そんなに変わらない。
違うのは体格と髪型、あとはミスターに対する尊敬度ぐらいなもんだ。
それなのに・・・何をそんなに焦ってるんだよ?
「・・・・・・ククク」
ポーキーはようやく僕の上からどいてくれた。
「クッククククク・・・やっと・・・弱音を吐いてくれたな」
「・・・もういいだろ?ポーキー」
ポーキーの声の調子が少しだけ和らいだので、僕も少しだけ安心することにした。
ちゃんと話し合えば、ポーキーだって・・・
「・・・よくねえよ」
「え?」
「まだだよ。お前、心の底からは辛いと思ってねぇだろ?」
「ええっ!?」
そんなこと・・・
「ふざけんなよ、ネス。
 お前の目を見りゃわかるんだ・・・サイアクにムカツクぜ!」
「目・・・目がなんだって言うんだよ?」
「余裕があんだよ、お前の目には!
 変わってねぇ・・・いつもと同じ目をしてるんだよっ!」
「はあ?何言ってるんだよ?」
「っるせぇぇぇ!
 こ、これだけやっても、まだそんな顔でいられるとは・・・
 クソ、ナメやがって!」
945899:03/05/01 01:18 ID:li5cLS4W
「ポーキー、僕は・・・」
「黙れよ」
ポーキーは僕の脚と脚の間に腰を据えた。
「・・・最後の手段だ」
そしてジッパーを下ろし・・・自分のアレをつまみ出した。
「げ!」
大きく、硬くなってる・・・!
「なんだろうな、コレ。
 お前のこといたぶってたら、なんか興奮しちゃってさあ・・・」
「なななななな、なななななななななな・・・」
なんのつもりだよぉ!
「俺はお前のことが嫌いだ。こんな汚えこと、本当はしたくねえんだ。
 でもよぉ・・・」
「なななななななななななな・・・」
何を企んでいるのかは知らないけどっ!
「ややややや、やりたくないんだったら、むむむ無理にすることは・・・」
「もう、こうするしか手はねえんだよ!」
ポーキーは僕の腰を引き寄せて、そして・・・
「ひゃ、ひゃああああっ!」
僕の体の一番恥ずかしいところ・・・一番触られたくない窄まりに、
いびつな形をした熱いモノが押し付けられた。
「馬鹿、ば、馬鹿っ!何を考えているんだ!」
「クソ、なかなか入らねえ」
「よせ、よせよせよせっ!」
思いっきり体をよじり、精一杯の抵抗を示す。
「そんなに力むなよ」
でも、手も足もガッチリ縛られてて、PKも封じられてしまった今。
僕の腰を爪が食い込むぐらいガッシリとおさえつけている手からは・・・逃げられない。
946899:03/05/01 01:19 ID:li5cLS4W
「ポーキー!ふざけるにも程があるぞっ!」
「ネ、ネス、どうしよ・・・こうやって擦りつけているだけで、なんか、すげ・・・」
「嫌だ・・・やぁだぁ・・・うわぁん・・・」
なんか、視界がぼやけて・・・
え・・・僕・・・泣いてる?
「・・・ネス・・・泣き虫ネス!もうギブアップか・・・ヒッヘヘヘ」
「やめてよぉ・・・もう・・・」
「すげえ楽しい・・・すげえ気持ちいい・・・う・・・ネス・・・」
「・・・ぁぁ・・・ぅ・・・」
「ネ、ス、う、うううっ!」

・・・お尻に熱湯をかけられたような気がした。

「・・・ぁぁ・・・」
「はっ、はっ・・・はっ・・・ちっくしょぉ、結局、外で、イッちまった、ぜぇ」
もう・・・なんて言ったらいいのか・・・言葉・・・出ない・・・
「プッ・・・ククク、なんてぇ情けねぇ顔してんだよ、ネス!」
もう・・・何も・・・言いたくないし・・・何も・・・聞きたくない・・・
「お前は今、最低の気分でいるんだろうが・・・俺はもうサイコー!
 生きてて良かったって思ってる!」
はいはい、そうですか・・・
「この感覚!俺が最高で、お前が最低!
 これだ!この気分を味わいたかったんだよ、俺は!」
元気だなあ、君は・・・
「でもよぉ、外側でちょっと擦っただけでこんなに気持ちいいんだったら・・・
 中に挿れたらどんな風になっちゃうんだろうなあ?」
中?
「今はちょっと無理みたいだけど、少しずつ慣らして、練習すれば・・・」
ポーキーの手が、再び僕の股間に伸びてきた。
「ぎゃっ!」
947899:03/05/01 01:21 ID:li5cLS4W
「うん、指1本ぐらいなら入るな」
「っっっっっっっっ!」
「そんなに嬉しそうな声出すなよ」
どんどん奥まで入ってくる!
入ってくるだけじゃない、そ、そんな・・・かき回したり、広げたりされたら・・・!
「お前の中、暖かいな・・・」
「ぁぁぁぁぁ・・・」
「・・・決めた。お前は今日からずっとこの部屋で暮らすんだ。
 そして、これからはこうやって毎日毎日・・・俺と遊ぶんだ」
「や、ぁ、ぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
激しく動き回る太い指・・・
「毎日、そういう顔を見せてくれよ。
 そして、俺を一年中ハッピーな気分にさせてくれ
「・・・ぼ・・・く・・・は・・・」
「ああ、そうだ。
 言い忘れてたけど、あの生意気なメガネ小僧が助けに来てくれるんじゃないか?
 なぁんて甘い期待は捨てろよ?
 なぜなら、あいつは今ごろ・・・」
ポーキーは今まで見たことがないぐらい不気味な笑いを浮かべた。
「ぼくは・・・ぼく・・・ううんっ!」 
「お前はもう終わりなんだよ、ネス」
そうか、終わりなのか・・・
もう、仲間と共に冒険を続けることができない。
もう、ママのハンバーグを食べることもできない。
僕はこのままポーキーにいたぶられ続けるしかないんだ。
そう考えると、自分のことがなんだか可笑しくなってきて・・・
「あははは・・・」
僕は泣きながら笑ったのだった。
(了)
948899:03/05/01 01:24 ID:li5cLS4W
長い蛇足あいスマソ。
皆様のご期待に添う内容になっていることを祈ります。

あ、シレンの半ズボンもいいですよねえ。
太もも・・・膝小僧・・・
949風と木の名無しさん:03/05/01 17:49 ID:ET4t/kBa
アリガタヤアリガタヤ
人(´д`;)スリスリスリ
950風と木の名無しさん:03/05/01 23:52 ID:h5nfuzOP
あ、あぁぁぁ‥‥‥
すごいっす。神っす。こんなに萌えたの久々っす‥‥‥
なんでだろ、涙が‥‥‥。・゚・(ノ∀`)・゚・。
951風と木の名無しさん:03/05/02 23:40 ID:W5GFL0E1
「シレン」でイメージ検索してたらこんなもの↓を見つけますた…

ttp://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20010423/chun02.htm

こ、これがウワサの囚われシレン!ハァハァ…
952風と木の名無しさん:03/05/03 00:47 ID:KED+rZUK
同じチュソのダンジョンシリーズでも
盗るネコのあの丸いボディにハァハァ…
953風と木の名無しさん:03/05/03 00:53 ID:S/wZo3Kb
チュソ繋がりで釜井たちの夜のトオルたんにハァハァ。
だけど2はPSに寝取られてしまった…
まあ、過激な表現ができるようになったんだけども。
954風と木の名無しさん:03/05/03 15:40 ID:1u0c+wy+
いつもはあんな勝気なシレンタンが
眼の光無くしてるのは何事かと小一時間…
脱出失敗した時にコッパが言う「もっとひどいこと」といい、
ザガンの「利用できそうだな…」といい、
どうしてこう深読みさせるのか。
GB2はエロい…(*´Д`) ハァハァ
955風と木の名無しさん:03/05/03 16:16 ID:e6dnZPha
ギフトピア
マッポに萌え。
デイヴに攻めて頂きたい。

メイヤーとジギーの関係にも萌え。
956風と木の名無しさん:03/05/03 22:51 ID:7SZv2kwR
>>950
新スレ立てるの忘れてる…?
957風と木の名無しさん:03/05/03 23:05 ID:0HhGchTx
>>951
エロゲか、これは!
958950:03/05/04 01:05 ID:7xcJwycq
踏んだことに気付いてませんですた‥‥。
次スレ立ててみていいですか?
スレ立て初めてなんで、手間取るかもですが
959風と木の名無しさん:03/05/04 02:23 ID:i+1s1kVl
頼むぜ。姐さん
960950:03/05/04 02:58 ID:g+Pk8mqp
今ごろですが大丈夫ですかね‥‥
とりあえず立てよう
961風と木の名無しさん:03/05/04 03:12 ID:g+Pk8mqp
立てました

任天堂ハードのゲームのヤオイ part3
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/801/1051984840/
962風と木の名無しさん:03/05/04 19:46 ID:j0WgPaa5
>>899
哀しい話ダネ・・・。
最初は「ネスにとってこれは、終わりかもしれないけど、
ポーキーにとっては、これがネスと二人っきりの
パーティーの始まりになるのかな」と、妄想してたけど
いやもしかして、ジェフにしたらしいなにか(あぼーん?)が
ポーキーを絶望に走らせて、
ポーキーも終わりだと感じているから
ネスを道連れに選んだのか?
ポーキーの最後の台詞は、実は自分に向けて言ったものなんじゃないか?
とか負荷読み中です。
いやいやいやいや、それはともかく、もう萌えまくりでした!!
神様、ありがとう!!!
963風と木の名無しさん:03/05/05 20:30 ID:sqIypobr
>>955
自分はエジンソ萌え。
即効フィギュア当てて部屋に飾ってやった。
964899:03/05/08 00:07 ID:VrYuRjge
スノーウッド寄宿舎、正門前。
「とりあえず・・・さよなら。
 君がどこへ行くのか知らないけど、ぼくらずっと親友だぜ!」
トニーがそう叫ぶと、ジェフは静かな笑顔をたたえながら頷き、
大きく手を振った。
トニーもまた、ともすれば泣きそうになるのを必死にこらえ、
明るい笑顔を作って手を振り返した。
「ジェフ・・・」

うなだれて寄宿舎内に戻ったトニーの肩を、ガウスが叩く。
「元気出せよ、トニー」
「先輩・・・」
「心配ないって!あいつは必ず用事を済ませて帰ってくる!」
トニーの目をのぞきこみながら、ガウスは力強く言い放った。
「あいつは決して弱い子じゃない」
「強い子でも・・・ないと思います・・・」
「ハハハハ、心配性だなトニーは。絶対大丈夫だって」
「ど・・・どうしてそう言い切れるんですかっ!」
寄宿舎のロビーに、トニーの大声が響く。
2階にいた生徒のうち何人かがその声を聞きつけ、様子を見に下に降りてきた。
「今、地球がどんな状態にあるか、先輩だって知らないわけじゃないでしょう!?」
「野生動物だの、怪ロボットだのがそこかしこで暴れまわってる・・・
 全く、嫌な世の中だよなあ」
のんびりとしたガウスの口調が、トニーの神経を逆撫でする。
「この辺りだって決して安全じゃないんですよ?
 凶暴なカラスや野良犬がウジャウジャいるんだ!
 それなのに・・・」
965899:03/05/08 00:07 ID:VrYuRjge
「お前の気持ちは良く分かるよ。
 ジェフはド近眼だし、運動神経も悪い。
 そんな奴がたった1人で出て行ったんだ。
 俺だって、全く心配していないと言えば嘘になる」
「そうでしょう?ジェフの奴、いくらなんでも無茶すぎますっ!
 もし、彼の身に何かあったら・・・」
「ふう・・・」
ガウスは肩をすくめ、ため息をついた。
「なあトニー、そんなに心配なんだったら・・・
 どうしてお前はジェフを止めなかったんだ?」
「え・・・?」
ジェフを、止める?
・・・そうだ、全くその通りだ。
僕は彼を止めるべきだったんだ。
「・・・せ、先輩こそ・・・どうして止めてくれなかったんですか?」
「フフ・・・その理由は多分、お前と同じだ」
「僕と同じ?」
僕がジェフを止めようとしなかった理由って、なんだろう?
彼が外に行きたいと打ち明けた時・・・どうして止めようと思わなかったんだろう?
「さあ、言ってみろよ。どうしてだと思う?」
「分かりません・・・」
トニーはゆっくりとかぶりを振った。
「いや、分かってるはずだよ。
 なんたって、お前はジェフの一番の親友だもんな」
「しん・・・ゆう・・・」
シンユウ・・・僕とジェフは・・・・・・トモダチ・・・
「僕は・・・」
トニーは拳を握った。
「分からないっ!ちくしょおっ!」
「あ、おいっ!」
966899:03/05/08 00:08 ID:VrYuRjge
気がつくと、トニーは自分の部屋めがけて走り出していた。
「どうしたんだ、トニー」
「トニー、一体・・・」
「どいてよっ!」
ガウスとのやり取りを見ていた友人たちを押しのけ、
一気に階段を駆け上がる。
「ちぇ、何だよトニーの奴・・・」
「ガウス先輩、何かあったんですか?」
「気にするな・・・今はそっとしておいてやれ」
色めきたつ後輩たちを、ガウスは静かに制した。
「それより、明日はあいつの誕生会だろ?
 用意はもうできてるのか?」
「ええと・・・クッキーを包む作業がまだ・・・」
「じゃ、とっとと終わらせようぜ。俺も手伝うからさ」
後輩たちは顔を見合わせながらも、ずかずかと2階へ登っていく先輩に
大人しく従うことにした。
 
ドアに鍵をかけた後、トニーはベッドに倒れこみ・・・泣いていた。
「・・・うっ・・・うっ・・・ジェフ・・・」
ふと、横をみやる。
ジェフのベッドがある。
だが、その主は今はいない。
トニーは、ジェフの寝顔を見るのが好きだった。
窓から差し込む月の光に照らされ、ぼんやりと浮かび上がる白い顔。
眺めているだけで、幸せな気分になれた。
「・・・ああ・・・」
寂しい。
967899:03/05/08 00:09 ID:VrYuRjge
「・・・」
自分のベッドを降り、ジェフのベッドへと移る。
シーツと毛布には、微かながらもまだ温かかった。
「ジェフッ・・・君はどうして・・・!」
ついさっきまで、ほんの30分ほど前まで、ジェフはここにいたのだ。
切ない。
「あの時・・・」
毛布を抱きかかえ、鼻を埋める。
親しみのある匂いをかぎながら、トニーは改めて
自分がジェフを止められなかった理由を考えていた。
いきなり起き上がり、真剣な眼差しで寄宿舎を出る意思を語ったジェフ。
そんな彼に対し、自分は何と応えたんだっけ・・・

『…分かったよ。僕には分からない理由があるんだろうね。
 止めないことにするよ』

彼がなぜ行かなければならないのか、その理由は全く見当がつかない。
でも、彼がそうすることは『正しいこと』だと思った。
あの冷静沈着で思慮深いジェフが決めたことなら・・・
『正しいこと』に決まっている!
それだけは、分かっていた。
「あ・・・」
そうか。
それだけ分かっていれば充分なんだ。
ジェフは、僕のことを親友だと認めてくれている。
親友だったら、彼のことを信じてあげるのが当然だ。
せっかくの決意に水を差すことなんて、できるわけなかったんだ。
だからこそ、僕は笑顔で彼を見送ることだってできた。

『なんたって、お前はジェフの一番の親友だもんな』
968899:03/05/08 00:09 ID:VrYuRjge
やっぱり、ガウス先輩は頭がいいな。
でも、僕は・・・本当は・・・
「好きなんだ・・・」
この『好き』は、本当に特別な存在にだけ向けられる感情。
ジェフにとって、僕は親友なんだ。
他の人も、ジェフと僕は親友同士だと思っている。
でも、僕にとってのジェフは、『親友』以上の・・・もっともっと大切な存在なんだ。
そのことまでは、流石のガウス先輩にも・・・見通せないだろうな・・・
ごめんね、ジェフ。
勝手に君のベッドにもぐりこんだりして。
いつかきっと、君は帰ってきてくれると信じてる。
けど・・・けど・・・すごく寂しいんだ、切ないんだ!
勝手な言い分だとは思うけど・・・
君のことを信じる代わりに、せめて今日ぐらい・・・
君の体温が残っている間だけ・・・こうしていてもいいよね?
明日になったら、僕はまた君の『親友』に戻るよ。
もう、君を疑って、泣いたりなんかしない。
だから、さ・・・今日だけは・・・

トニーはジェフと散歩する夢を見た。
夢の中のジェフはとても嬉しそうに笑っていたので・・・
トニーはぐっすり眠ることができた。

今年は駄目だったけど・・・来年の誕生会はきちんと祝ってくれよ、ジェフ?
(了)
969899:03/05/08 00:10 ID:VrYuRjge
以上、埋め立て用掌編でした。
970風と木の名無しさん:03/05/08 02:02 ID:A1kwJAI3
神よありがとう…
971風と木の名無しさん:03/05/08 02:09 ID:RrgnPBh4
温もりの残ったベッド…萌えますた。
899さんありがとうございました。
972風と木の名無しさん:03/05/11 23:36 ID:Nj5uyxCE
萌え
973風と木の名無しさん:03/05/13 00:46 ID:I/tP6zZe
萎え
974bloom:03/05/13 00:51 ID:jFGYnp+L
975_:03/05/13 00:58 ID:bhH4kzdq
976山崎 渉:03/05/22 05:10 ID:ksg7ikL5
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
977U-名無しさん:03/05/26 01:22 ID:XKtkmGyt
978山崎 渉:03/05/28 13:39 ID:g/Uw6XW8
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
979風と木の名無しさん:03/05/31 07:33 ID:8tYCdZDG
こ こ の ヤ オ イ は レ ベ ル が 違 う

ハァハァ(´Д`;)
980899:03/06/02 00:25 ID:ts826WJs
(眠れない・・・)
ここはサマーズにある五ツ星ホテルの一室。
抜群の寝心地を保証するフカフカの最高級ベッドの上で、
ネスは何度も何度も寝返りをうっていた。
(眠れないよう・・・)
その原因は決してサマーズ特有の気温の高さにあるわけではない。
最新式の空調システムのおかげで、部屋の中は常に快適な温度に保たれている。
では、何がネスの意識を覚醒させたままにしておくのだろうか?
それは・・・
(あのおねーさん・・・キレイだったなあ・・・)
ネスは今、昼間に海岸で会った若い女性のことを考えているのだ。

「あらボク、どこから来たの?」
墜落したスカイウォーカーから抜け出し、砂浜をウロウロしていたネスたちに
初めて声をかけてきた女性。
たわわなバストに張り付いたビキニの水着は、
山間の地方都市出身であるネスにとって刺激が強すぎた。
「ぼ、ぼ、ぼ・・・」
「フォーサイドからです」
赤面しながらどもるネスに代わり、ポーラがハキハキと返答する。
「へえ・・・パパやママは?」
「一緒じゃないです」
981風と木の名無しさん:03/06/02 00:26 ID:ts826WJs
「子どもだけで旅行?ふうん、最近の子どもは進んでいるのねえ」
「それで、あの、僕たち・・・今晩泊まるホテルを探しているんですけど・・・」
ジェフが伏し目がちに口を開いた。
「あらかじめホテルの手配もしないで来たの?」
「いけませんか?」
なぜか、ポーラはトゲのある声を出した。
「いや、いけなくはないけど・・・・・・それなら、あっちに観光案内所があるわ。
 そこでお小遣いに見合ったホテルを紹介してもらいなさい」
「分かりました。ありがとうございます・・・さ、行くわよ」
「え、あ、ああ・・・」
大きく開いた胸元に目を奪われていたネスは、ポーラに袖を引かれることで
ようやく我にかえった。
「何ボーッとしているのよ」
「ごめん、なんでもない」
ネスは親切なずり下がってきたリュックを背負いなおした。
「そ、それじゃ、僕、行きます」
「ええ・・・」
女性は去り行こうとする少年の前で身をかがめ・・・
「グッバイ」
薄桃色の耐水口紅でコーティングされた唇が、一瞬ネスの頬をかすめた。
「・・・!」
「素敵な旅行になるといいわね」
「あ、あ、ははは、はい・・・」
頭の上では、黄色い太陽がこれでもかとばかりに紫外線の大盤振る舞いをしている。

それからだ、ネスの心が落ち着かなくなったのは。
982風と木の名無しさん:03/06/02 00:28 ID:ts826WJs
ポーラが『いつまでもデレデレしてるんじゃないわよ!』とかなんとか
うるさく噛み付いてきたような気もするが、よく覚えていない。
とにかく、先導するポーラとジェフにぼんやりとついていったら、
いつの間にか超豪華な客室の中にいたのだ。
「どうして反対しなかったのさ?」
「え?」
ジェフが何に対して抗議しているのか分からない。
「ポーラの奴・・・
 せっかくサマーズに来たんだから、ホテルはとびっきりのところにしましょ!
 だなんて・・・しかも自分だけシングルの部屋に泊まるとは・・・」
「はあ・・・」
「そりゃね、今の僕たちには贅沢が許されるだけの蓄えがある。
 でも、お金はいついかなる時に必要になるか分からないんだよ?
 ケチれるならケチっておくべきなんだ。
 だのに、君ときたら・・・ポーラが何を言っても『あー』だの『うー』だの
 煮え切れない返事ばかりして・・・」
「あー・・・」
「・・・ネス?」
ここに来て、ジェフはようやくネスの変調に気付いた。
「おい、大丈夫か?」
「うー」
こりゃ駄目だとばかりに、ジェフは肩をすくめた。
「気分が悪いのかい?スカイウォーカー、ずいぶん揺れたから・・・
 それとも日射病にでもやられたのかな?」
「あーうー」
「・・・今日のところはもう寝たほうがいいんじゃない?」
「う・・・」
「ほらほら」
ジェフはネスのリュックを開け、パジャマを出してやった。
983風と木の名無しさん:03/06/02 00:28 ID:ts826WJs
ベッドにもぐりこんでから、もう何時間たったろうか。
ジェフは床に座り込んで、冒険の途中で拾った壊れた機械
(アイロンみたいな形をしている)にカチャカチャとドライバーを当てている。
相変わらず目は冴えたままだ。
サマーズの太陽は、ネスの頭の中に柔らかそうな乳房のイメージを
鮮明に焼き付けてしまった。
(もう一度会いたいな・・・もう一度・・・間近で・・・見たい・・・そしたら・・・)
口の中にたまるツバをごくんと飲んだら、それが合図になった。
(あ・・・)
下半身の一点が、異常な熱を持ち始めている。
(そ、そしたら・・・どうしよう)
スッと、パンツごとズボンを下ろす。
先端がタオルケットに擦れ、ますます興奮の度合いが増す。
(とりあえず、触ってみたい・・・)
日焼けした肌にフィットした水着を剥ぎ取る自分の姿を、想像する。
『おねーさん』はそんなネスを慈愛に満ちた目でみつめながら、
頭を撫でてくれる。
(揉んだら、どんな顔するかな・・・)
興奮がネスの充血をうながす。
軽く握ってひとさすりしただけで、包皮は簡単にめくれ落ちた。
(触るだけじゃない・・・僕も・・・キスしてみたい・・・)
自然、手に力がこもる。
(おっぱいにキスして、す、吸ったりとか・・・)
皮の下から露出した部分が、指の刺激に反応してピクンと震えた。
(その後、お尻にも触って・・・)
(触って・・・)
984風と木の名無しさん:03/06/02 00:29 ID:ts826WJs
「ネス」
(お、お尻の次は)
「おい、ネス」
(次は・・・次は・・・!)
「ネェスッ!」
誰かが肩を揺さぶっている。
「うえ!?」
目を開けると、真上にジェフの心配そうな顔。
「どうしちゃったんだよ」
「え、え?何が?」
「何がって・・・君、ひどく具合が悪そうだったからさ」
「具合?だ、大丈夫だよ僕は」
「そうかい?さっきまで、ひどく荒い息遣いをしていたんだぜ?
 眉間にシワなんかよせちゃってさ。
 名前を呼んでもなかなか気付いてくれないし・・・」
「あ、ああ・・・ごめんよ・・・」
ネスは自分を恥じた。
まったく、すぐ近くに友だちがいることを忘れて行為に没頭してしまうなんて・・・
「本当に大丈夫か?」
「うん、なんともない・・・」
「本当の本当に?」
「しつこいなあ・・・なんともないってば」
恥ずかしくて、ジェフの顔をまともに見ることができない。
早くベッドから降りて欲しいのに・・・
「ふーん、そう」
めったなことでは表情を崩さないジェフが、珍しくフッと笑って・・・
「うわあああ!」
ネスの体を覆っていたタオルケットを、一気に引き剥がした。
985風と木の名無しさん:03/06/02 00:33 ID:ts826WJs
「君ってこういうこととは無縁っぽいと思ってたけど、いやいやどうして。
 やっぱり青少年なんだねえぇ」
「ううーーーー!」
羞恥と怒りに歯軋りしながら、ジェフをにらみつける。
しかし・・・ジェフは余裕ある口調で、恐ろしいことを言ってのけるのだった。
「まだ途中だったんだろ?続きは僕はしてあげるよ」
「う・・・!?」
ジェフが、触れた。
萎えかけていたネスが、再び硬くなりはじめる。
「恥ずかしがらなくてもいよ。
 僕のいた寮では、こういうことはしょっちゅうだったんだから」
「バカ、やめ・・・」
ネスは非難と制止の言葉を投げつけようとしたが・・・
「・・・いっ!」
ジェフの長い指の感触があまりにも衝撃的だったため、
言葉を飲み込むしかなかった。


ポーラは広いテラスに出て、海に沈み行く夕陽を眺めていた。
ルームサービスのジェラートに舌鼓を打ちながら、
明日はどこに遊びに・・・もとい、情報収集に行こうか考える。

『開放的な空気の漂う、人類最後の楽園!
 意外なあのコとアツアツになれるかも?
 今年のバカンスはサマーズでキマリだ!
 ・・・・・・以上、サマーズ観光協会からのCMでした。』

付けっ放しのテレビがそんなことを言っているが、
幸せなポーラの耳には当然届かない。

(了)
986風と木の名無しさん:03/06/02 00:36 ID:ts826WJs
以上、なかなか1000に到達しないスレへの埋め立てでした。
987風と木の名無しさん
イイヨイイヨー(*´Д`)