hey!三戦板からのお願い---トーナメントで萌えpart3
半角かなタンから801姐さんのことを聞き、
生き別れの姉ではないかと思い、
勇気をふりしぼって「大人の時間」に迷いこむ少女漫画。
少女漫画 「お姉ちゃん…お姉ちゃんでしょ?どうしてこっちを向いてくれないの?」
801 「な、なんだい、この不躾な娘はっ。半角かな、あんたの知り合いかい?
とっとと連れてかえっとくれ」
少女漫画 「そんな…どうして…。私よ、少女漫画よっ!10年前、生き別れた妹の少女漫画よっ」
801 「あんたなんて知らないよっ。子供はとっととお帰りっ」
少女漫画 「そんなはずない。その手に持ってる漫画…竹宮恵子の風と木の詩。
お姉ちゃんが昔大好きだった漫画だわ…」
801 「…ふん、こんな漫画くらい誰でも持ってるもんさ。それだけで姉妹にされちゃあ、たまったもんじゃない」
少女漫画 「だって…でも…」
801 「聞き分けのない子だね。知らないって言ってるだろう?フン、そっちが出ていかないのなら、私が行くよ」
少女漫画 「あ…、待っ…」
出ていく801の背中を見つめながら立ち尽くす少女漫画。
かすかに震えているその肩を、優しく抱く半角かな。
半角かな 「俺たちもそろそろ行こう…少しの間だけという約束だっただろう?」
少女漫画 「…あれは絶対801姉さんよ…間違いないわ」
一方外では
801「…これでいい。これがあの娘のためなんだ…」
昼メロ風。