デジモンシリーズで801・その2

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161風と木の名無しさん
「お兄ちゃんたちどこにいったのかなぁ・・・」
旅の途中の森の中で姿の見えなくなった拓也と純平を拓也大好きっ子の友樹は捜し歩いていた。
まばらに零れる日が射す木々の間を小さな身体で巧く隙間を縫って進みながらきょろきょろ周囲に首を巡らせる。
少し草地が広がった場所で立ち止まり一休みしていると、ふと
ガサリ・・と葉の擦れる音が耳に入ってきた。
顔を音の方へ向けると繁みの奥で何か揺れているのが視覚に入り、友樹は首を傾げ深く考えずに歩み寄った。
近づ程に徐々に音がはっきりしだし囁くような話し声が耳に入ってくる。
「お兄ちゃん・・・・?」
繁みの奥をそっと割って入ると、憧れの拓也の顔が覗く。
瞳に映る拓也の表情に友樹は微かに違和感を覚えるが見つけた嬉しさが先に立ち声をかけようと
立ち上がった。その瞬間−−−−−−−−−−−−
「ぁ・・くっ・・ふぅ・・うっ・・あ・・もうよせ・・ぇ・・」
友樹の身体は硬く強張り、その瞳は驚愕に満ち溢れていた。
(続く)
162風と木の名無しさん:02/04/23 04:33 ID:fnr/UMNQ
友樹の瞳には信じられない情景が映っていた。
つなぎをはだけ、紅く染まった丸みのある身体を晒し、地面に這いつくばるような格好で丸い尻を突き上げた純平と、凶暴な笑みを浮かべ純平を蹂躙する拓也の姿が。
友樹の掌に汗が滲み、喉が枯れていく。凶悪なその笑みは自分が憧れていたヒーローそのものの拓也の笑顔とは似ても似つかなかった。
-----こんなの拓也お兄ちゃんじゃない------
現実味のないその光景を必死に否定しようとするが何故か体が動かず、友樹は目を逸らせずにいた。
「なんだよ?何を止めて欲しいんだよ?」
拓也は嘲笑るように自分の下で喘ぐ純平の痴態を見下ろす。
「ひっ・・あ・・う・・なにをって・・うぁ・・!」
抱え込むように覆い被さってきた拓也が、純平の紅く尖った乳首をきつく捻ると甘く泣くような上擦った声が漏れ、丸みを帯びた身体が震え上がる。
「こうされると嬉しいくせによ・・・?」
「ぁ・・う・・ちっが・・」
純平は羞恥に染まった顔を涙で汚しながら弱々しく首を振る。
「何が違うんだよ?こんなにおっ立ててさ?」
肩眉を上げ純平の立ち上がったペニスをきつく握りこみ扱き上げる。
純平の歳のわりに小さいペニスは大きめの身体も合って更に小ぶりに映るが刺激に素直に反応しひくひく震える。
純平は無言で快感を堪え激しい羞恥にきつく目を瞑り涙を零す。
「・・ああ・・そっか、違ったよな。お前はこっちの方が好きなんだっけ?」
底意地の悪い笑みを浮かべ既に何かの液体で綻び濡れている尻奥の蕾に無遠慮に指を突き入れる。
「ひぁあ・・・っ・・!」
裏返った悲鳴を上げ純平がのけぞるり、紅く濡れた蕾は拓也の指を貪るように絡みつく。
「何だよそんな旨そうに咥え込んでさ・・・小六で年上のくせにだらしないな」
容赦なく敏感な内壁を掻き回し、身悶えし甘く涙混じりの喘ぎ声をあげる純平を嬲っていく。
「はひっ・・くぁ・・あふっ・・・」
激しい責めたての羞恥と快感に純平の理性が溶け出し喘ぐ口から唾液を零しながら淫らに顔が歪む。(続く)


163風と木の名無しさん:02/04/23 04:57 ID:fnr/UMNQ
数時間後、あの出来事の後記憶が飛んでしまいどう歩いたかわからないが泉のところは友樹が
たどり着くと、拓也と純平の二人が既にそこに居り、泉と楽しげに談笑していた。
「お?友樹どこ行ってたんだよ?」
友樹の姿に気づき拓也が、続いて泉が歩み寄る。
「・・・うん・・・ちょっと・・・・ね」
曖昧な返事をし、殆ど無視するように俯き加減で二人の間をすり抜けていく。
友樹の視線は拓也を映さず他の方を見ていた。
「?まあいいか・・・じゃあそろそろ先に進むぞ」
友樹の様子に不思議そうな顔をしながらも拓也は皆に出発を促した。
出発してしばらく経ち4人の位置が疎らになったころを見計らったように友樹は先ほどからずっと視
線を向けていた方へ駆け寄り、その柔らかい丸い手を取った。
「ん?どうした友樹?」
純平は手を突然つかんできた友樹を無防備な表情で見下ろす。
そんな純平に友樹は無邪気な表情で、仕草で、声で答えた。


「純平お兄ちゃんって虐められるのが好きなんだよね」


友樹は無邪気な笑顔に貼り付けた、獲物を見つけた小悪魔のような瞳に青褪めた純平の顔を映した。

-終-