>>127 まさか完結するとは思ってなかったあるよ。
芹×閑・・・考えもせんかった所。SMプレイか調教か・・・。しかしどうやっても痛系だな。
しずえたん総受鯖sにリンカーン・・・やっぱり痛系か。
(;´Д`)・・・ハァハァ
えろSSTPのログ倉庫に保管したいよ(;´Д`)ハァハァ
>>132 かなり萌え(;´Д`)ハァハァ
つーかこっちでやってくれればいいのにw
小屋の679です。
何となく、完結させたくなっちゃったのでお邪魔します。
(続き)
しずえと別れてからというもの、彼は表にはほとんど出ることもなく自分の娘達を育て続けていた。
そして、その傍らには何か互換環境SSPの作者、DOIちゃんが居た。
「作業、はかどっているかい?」
「ええ、まったりとですけど」
作業する手を休め、ほーそーは振り返る…だが、その先にはすでに彼の姿はなかった。
TVに向かい、必死の形相でゲームに熱中する彼の姿を見てほーそーは寂しげな表情を浮かべる。
「また、FFですか?」
ほーそーは不機嫌そうにそう言った。
もちろん、ゲームをしていることを責めているわけではない。
ほーそー自身もゲームは嫌いでないし、それに熱中することも多い。
だが、彼はこのところそれが過ぎるように見えたのだ。
肝心のSSPをいじる様子もなく、自分と行為をする時以外彼は常にTVの画面を見つめている。
…いや、行為をしている最中も彼の頭の中にはそれしかないようにも思える。
「いいかげんにしてください!!」
ほーそーは我慢の限界に達していた。
DOIちゃんに駆け寄ると、手に握られているPS2のコントローラーを奪い取り床に投げ捨てた。
「ちょっと小屋で何か言われたぐらいで、貴方は多くの仲間達を捨てるんですか? ぽなさんやみんなは今も、SSPのために寝る間も惜しんで作業を続けて居るんですよ!」
彼が、何か互換環境の制作を半ば放り出しているのは誰の目にも明らかだった。
多くの彼の同士達は、今も彼の分まで努力している。
「もう、疲れたんだよ…何もかも。 今の界隈にSSPの居る場所なんてどこにもないんだ! 所詮、俺のしていることなんて…だめなんだよ、あいつには勝てないんだ…どんなことをしたって」
初めて見せる彼の悲痛な表情だった。
どんなに努力しても報われない、賞賛の声どころか返ってくる声はみな否定の声だけだった。
ソフトウェアの性能は負けない自信があった。
だが、そんな彼の自信すらも消え失せるぐらい彼のモチベーションは低下の一途をたどっていた。「これから、頑張ればいいじゃないですか。 道はどこにでも続いています。 私の描いたシェルと貴方のプログラムで、きっと巻き返しが出来るはずです」
ほーそーは彼の瞳を見つめ、そう言いきった。
負けるわけにはいかない。
そう、あの少年に負けるわけにはいかない。
ほーそーは、瞼の裏側に少年の姿を浮かべた。
かわいらしく微笑む少年の姿。
だが、ほーそーは少年の日記の文章を思い出しその姿をかき消した。
自分は捨てられたのだ。
だから、負けるわけにはいかない。
「…店長」
弱々しい瞳で自分を見つめる彼に、ほーそーは静かに唇を重ねた。
ガチャ
扉を開く音。
その音に、DOIちゃんとほーそーは驚いて振り返る。
(続く) 現在書いてる最中(もなかではありません。)
ウザっ!
「あなた!」
現れたのは、一人の女性だった。
腕の中には母親が大声を出しているにもかかわらず、平気な顔ですやすやと眠る娘。
「WS…。」
DOIちゃんはあわてて逃げようとする。
女性は、DOIちゃんの妻WSだった。
腕の中で眠る娘はエミリ。
家を出て、ここへ住み着いたDOIちゃんを捜してここまでやってきたのだ。
「…奥さんとは別れたって言ってたじゃないですか」
DOIちゃんの裏切り。
そう、ほーそーは感じた。
「妻とは別れる」そう言って、彼は自分のサイトから妻であるWSのバナーを削除した。
それを、信じていたのだ。
「…すまん。」
「言い出せなかった。」そう告げるようなDOIちゃんの表情。
ほーそーは、静かに顔を伏せた。
「どういうこと! エミリが生まれてからすぐ出ていっちゃって、心配したのに…あなたって人はこんな…女…じゃなくて男の子とこんな事を……こんな事をしているなんて」
DOIちゃんの妻WSが問いつめる声は二人には聞こえていなかった。
そして、ほーそーは静かに立ち上がる。
無言のDOIちゃん。
この時、二人の関係は終わりを告げた。
しずえは光を失った瞳でディスプレイを見つめながら作業をしていた。
画面上を高速に流れていくプログラムソース。
その傍らには満足げな表情でそれを見つめるみかげの姿があった。
「その調子だよしずえ、もう少しで新しいMATERIAがリリースできる。 絵師のシェルも八割方完成した、後少しの辛抱だよ」
一見優しげなみかげの表情。
しかし、その奥に潜む影をしずえは知っていた。
「作業中です」
無機質な拒絶。
抑揚のない声。
だが、そんなことはまるで気にする様子もないみかげは、そっとしずえの耳にキスをする。
「つめたいなぁ、でも体の方はだいぶ素直になってきてるじゃないか。」
そう言って、みかげはしずえの下半身を撫でまわす。
その指が、しずえの菊座の付近に達するとしずえの反応がわずかに変化する。
「ほら、もうここに欲しいんじゃないのかい?」
ニヤリと笑みを浮かべると、みかげは軽々としずえの体を抱きかかえベットの上まで運ぶ。
「さぎょうが、すすまなくなります」
しずえは、無抵抗のままそうボソリとつぶやいた。
心は今も、彼らを拒絶している。
しかし、体はそれを求めてしまう。
みかげの指がしずえの下着をはぎ取ると、しずえは静かに瞳を閉じた。
「作業は明日にでもすればいいさ」
みかげはそういって自分のモノをしずえの中に埋没させる。
「あ…」
しずえの口から吐息が漏れる。
みかげの男性自身がしずえの菊座を出入りするたび、体中につたわってくる感覚。
次第に薄れていく意識。
頭の中が真っ白になっていく感覚。
少しでも、辛さを忘れられるならこの刻に逃避するのもいいかもしれない。
しずえはそのまま白い世界の中へ吸い込まれていった。
ゆっくりと流れる時間。
まるで、一日が48時間あるかのように。
プログラムと快楽の時を繰り返す日々。
流れていった時間も、過ぎていった季節もわからない薄暗く殺風景な部屋の中。
やかましいコンピューターのファンの音の中、
時間を刻む時計の病身の音がやけに大きく聞こえてくる。
「久しぶりだな、さくら」
「…わたしは、しずえです」
聞こえてきた、懐かしい声…聞き覚えのあるその声は、
かつて自分を捨て去っていった父親の声だった。
「何のようですか?」
冷めた声。
この1年数ヶ月という地獄の生活をしずえに与えた人間。
最初の裏切り者。
「どう弁解しても、許してなどもらえないだろうな…でも、これだけは知っていて欲しい。」
父親の手から渡される一枚の光ディスク…ラベルには「さくら」とマジックで書かれていた。
受け取った光ディスクをしずえはドライブに挿入する。
光り輝くディスプレイ。
その向こうからは、懐かしい影が浮かび上がってくる。
「許して欲しいなんて、言えない…だが、俺はあいつの描くさくらをあきらめることが出来なかったんだ」
入り口の暗闇を振り返る父。
そして、そこからぼんやり人影がうかがえる。
「saqだ…。 やっと、描いてもらうことが出来たんだ。 俺は、馬鹿な父親かもしれない…でも、他の人間が描くさくらを俺は認めるわけにはいかなかったんだ」
「お父さん…。」
父の執念。
この人は、どこまで行ってもやはり『黒衣鯖人』なんだとしずえは思った。
さくらを、世界中の誰よりも愛したただ一人の男なんだと。
「辛い目に遭わせてしまったな、さくら…」
「だーかーら、私はしずえ!…でも、お父さん変わってないね」
しずえは相変わらずの父に、半分呆れながらも笑った。
ここへ来てから、初めてのしずえの笑顔。
「さくら、もう一人お前に紹介したいやつが居る。 会ってくれるか?」
黒衣はしずえの返事を待たずに一人の男を中に招き入れた。
その姿はしずえのもっともよく知る人物であり、そこに現れるはずもない人物だった。
「しずえ…すまなかった。 黒衣さんから話はすべて聞いたよ…俺が、馬鹿だった」
そこにいたのは、紛れもなくあのかき氷屋だった。
「ほーそーさん…」
しずえはほーそーから顔を背ける。
「俺は、知らなかったんだ。 日記の文章が奴らに書き加えられたモノだったなんて…。 てっきり俺は君に嫌われたモノだと思いこんでいたんだ。 …ゴメン、結局俺は…君を信じることが出来なかった悪いのは誰でもなく俺なんだ…」
ほーそーはその場に崩れ落ちる様に土下座した。
「ほーそーさん…そんなこと、やめてください…私だって、」
しずえはほーそーの元へ駆け寄った。
なおも頭を下げ続けようとするほーそーに抱きつき、泣きじゃくる。
「こんな事言える□はないかもしれない…けど、もう一度俺とやり直して欲しい」
ほーそーは真剣な表情でしずえに自分の気持ちを伝える。
信じられないほーそーからの突然の告白。
しずえは胸の奥に熱くこみ上げてくるモノを感じた。
しかし…
「それは…ダメです。 私は、汚れてしまいました。 芹さんやみかげさん達に抱かれて感じてしまいました。 私は、貴方とやり直す資格なんてないんです」
悲しみに満ちた表情。
喪失感。
しずえは、自分を責めた。
心では抵抗しても、体は常に芹たちとの行為を望んでしまっていた。
こんな自分に、ほーそーとつきあう資格はないんだと…。
「汚れてなんかいないさ、君は今だって俺の目に映る最高のパートナーだよ。」
そして、自分もまた一時とはいえDOIちゃんを愛してしまったことを詫びた。
「!?」
一瞬の隙をついて、ほーそーはしずえの唇を奪う。
「すべて、忘れよう。 みんな悪い夢だったんだ。」
瞳を閉じ、ほーそーに体を任せるしずえ。
「とりあえず、俺たちは居ない方がいいよな…この場合」
その一部始終を見ていた黒衣はsaqを連れて外へ出ていった。
数ヶ月が過ぎた。
照りつける太陽と、有明に集まるオタク達。
そんな季節を横目に見ながら、小屋は一つの話題で盛り上がりを見せた。
リムネットに突如復活した一つのサイトの名はあっという間に界隈に広まり、サーバーはダウン寸前となった。
『黒衣鯖人&saqによるさくらの復活』
そのニュースは瞬く間に、半ば更新の止まりかけていたさくらナビへ報告され、懐かしいメンバーが小屋を沸かせることになる。
そんな中、行方知れずだった一人の魔法少女の復活がさらに界隈への明るいニュースとなる。
何か。は再び動き出す。
そして、誰も訪れることの無くなったWebサイト- Quarter_Iceshop -の傍らには、4人の娘達が幸せそうに微笑んでいた。
何かに起こった何か。
by小屋133の679
というわけで、終わりです。
ちなみに、この物語はフィクションです(笑) ←当たり前だ!
>>134 &
>>137 こっちで実際にやると、ものすごくウザイという実験です。(w