★休憩室 その3★

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245暇人
店員「今日はどうなさいますか?」
客「軽くしたいんですけど。」
店員「どんな風に?」
客「ニッキみたいな髪型にしてください」
客「西川峰子見たいにできますか?」
客「忍者ハットリくんみたいな軽さで」
店員「いやはや・・・2人同じではちょっと無理です」
客「すいません、こっちが先に予約してたんですよ!」
店員「要するに、お客さんは3人いらっしゃるのですね」
客「ねーねー、いつも指名してるじゃないですか。私が一番先に切ってもらえますよね?」
店員「寝ちゃったお客さんいるみたいだから、先にやりますよ」
客「よろしくお願いします。」
店員「すいませんねぇ。髪型はなんでしたっけ?」
客「けったいな髪型にしないでください!ニッキですよニッキ」
店員「切り過ぎちゃったよ、どうしよう?(T T)」
客「う・・・うそでしょ・・・。あっ君、実習生って書いてあるじゃんか」
店員@実習生「カットするの初めて・・・」
店員「手を斜めに傾けろって教えただろ。まったく。。。すみませんねぇ」
客「ええええ〜。どうにか修正して下さい。」
店員@実習生「いつものよーに落ち着いてやれって・・おいおい違うだろっ!」
客「ろくでもない実習生をなんとかしろよ!」
店員「よろこんで。さて、そろそろシャンプーでも。とちらへどうぞ」
客「雑巾を顔に乗せるな!」
店員「(ボソリ)生意気な客だな・・・」
客「長い枝毛はカットしてくれ」
店員「レイヤー入れますか?」
客「片方だけ入れてください。右側ね」
店員「(ボソリ)寝ぐせがひどい・・・」
客「いっそのこと、スキンヘッドなんてどうかな」
店員「泣いても知りませんよ♪」
客「馬鹿にしてんのか?」
店員「カリカリしないで下さいよ〜、手元が・・・あ!」
客「あっあっあ〜〜〜!何やってんだよ!」
店員@実習生「良く見て下さいよ店長・・・ヤバくないですか?」
客「かつらじゃないよ。違うってば〜」
店員@実習生「バ、バリカン使うの初めてですけど…」
客「どうなってんだよ!まだ髪型決めてないって!」
店員「テキトーに早く決めてよ。もう。」
客「うしろ髪をカールしてくれ」
店員「レッグウォーマーがお似合いですね」
客「寝てる間にやってくれます?」
店員@実習生「スキンヘッドにしてもいい?」
ガラの悪い客「いいわけねぇだろ!西向かすぞゴルァ」
店員@実習生「あわわわわわっっっ。すみませんお客さん。マスター変わって下さい。」
マスター「いや、勉強のためにキミがやりたまへ…」
ガラの悪い客「変にしたら殺す。はよやれっちゅーに」
店員@実習生「(ボソリ)似合うわけねーよ、なにやっても・・・」
客「もう、おわりましたか?」
店員「刈り上げてみました」
客「頼んでないじゃん、刈り上げなんてよ」
246暇人:02/04/04 12:33 ID:RXV20xa1
店員「よーく見て下さい。ホラ・・・」
客「乱雑に刈り上げてあるじゃんか」
店員「韓国で流行ってるんですよ。知らないの?」
客「のりで有名な韓国で流行ってる髪型っすか?しらねーよ」
店員「ヨー・チョンピルだっけ?アイツも刈り上げ。あ、チョー・ヨンピルだった」
客「頼む、何とかしてください。これじゃあ明日、会社いけないからさ」
店員「サッスーン・カットはどうです?」
客「すごくいやな予感がしますが、やっていただきますよ」
客「頼みますよ……南無南無南無南無」
店員「難しく考える事はないですよ。ようはオカッパですから」
客「来週、会議ですので変にしないで」
店員「(ボソリ)電話予約もしないくせに、うるさい客」
客「(ボソリ)クサイ・・・こいつワキガ」
店員「ガス漏れの臭いですよ!失礼な!」
客「なんと、聞こえてましたか…はははははっ」
店員「ハッキリ聞こえましたよ!ヒゲはどうします?」
客「スカッと剃ってちょ」
店員「チョー・ヨンピル風味ですか?!難しいなあ・・・」
客「頭がかゆいんだけど…」
店員「どのへんがかゆいんですか?」
客「かってにかじらないでくださいよ・・・左の耳あたりですってば」
店員「ばりばり掻いてるけど、この辺でイイの?」
客「蚤でもいるのかな?」
店員「何か動いてます…あっシラミ」
客「短くネ」
店員「寝ぐせ直しまーす」
客「スキカル…?ほんとに免許あんの?」
店員「のどにある毛も剃っていいですかな?」
客「なめとんか。さっさとあほなことゆわと切らんかい」
店員「いっそのことモヒカンなんてどうです?」
客「すみませんが、普通の髪型で…」
店員@実習生「電話ですよ」
店員「よく、シュワルツェネッガーに似てるっていわれません?お客さん?」
客「えっ、そうですか?」
店員@実習生「(ボソリ)勘違いもたいがいにしろ!」
客「ロングのストレートでカッコよく決めて」
店員@実習生「天空の城ラピュタ風でどうでしょうね?」
客「寝てしまった・・・!」
店員@実習生「たらいに頭突っ込んでください、洗髪しますんで…」
客「デ、デリケートなんだよね〜ボクちゃんの髪の毛って〜」
店員「(ボソリ)手に毛が・・・げげっっこいつはカツラじゃないか」
客「ロゲインの再入荷いつ?」
店員「追加はありませんよ。(ニッコリ)」
客「よっちゃん(野村義男)風にできる?」
店員「ルール上むりですよ、よっちゃん風は。東京都では禁止されているんです。」
客「すまないが、そこをなんとか…」
店員「確実にばれない保証があれば…、お客さん、誰にも言わないって約束してくれますか?」
客「神に誓って、誰にも言わない!だから早くよっちゃんにして〜!」
店員「てゆーか、いいんですか?存在までよっちゃん風になりますけど」
客「どーゆーこと?」
247暇人:02/04/04 12:34 ID:RXV20xa1
店員「ところてんみたいってことですかね〜」
客「ネコッ毛なので、やめときます・・・オススメあります?」
店員「すだれヘアーなんてどうでしょう?最近の人気ですよ」
客「よっちゃんと比べるとグッとこないなぁ。モテそうなのにしてよ」
店員「吉幾三カットしかないですね。」
客「根室で合コンやるんで、ムネヲカットなんてできる?」
店員「ルークスカイウォーカーカットでなんとか妥協できませんか?」
客「カコイイ(・∀・)!!ついでにカラーリングはダースベーダー風で!」
店員「では始めますよ、まずこちらへどうぞ」
客「ゾクゾクするな〜♪」
店員「泣いても知りませんよ。ジャバザハットがシャンプーを担当します。」
客「すっとんきょうな名前だな」
店員「殴ってもいいですか?」
客「顔はやめて!女優よ!!」
店員「よくもまあその顔で。なんて冗談ですよ。今日は4月1日じゃないですか!」
客B「カットまだぁ?さっきから待ってるんだけど…」
店員「どうもすみませんね〜。今この客パパッと済ませちゃいますから」
客「ラスカルがお腹をすかせて待ってるから早くね」
店員「眠いんですけど途中で寝てもいいですか?」
客「帰るわ」
店員「わ〜〜、だから冗談ですってば!怒らないで、さあお席に戻って。」
客「テスト前だから勉強していい?」 
店員「いいですとも。シャンプー始めます。では体を倒しますよ。」
客「よっこいしょ。あ〜腰が痛い」
店員「いいですか〜タオルを乗せます。熱くないですか?」
客「顔の血行がよくなるな〜」
店員「な!なんとシャンプーが空です。買ってくるんでこのまま少し待ってて下さい。」
客「今気付くなよ!!」
店員「よくあるんですよ。えへっ。」
客「つまらんテレビでも見て待つさ」
店員「ささっと買ってきま〜す。」
客「スキカルあるじゃん!自分でやろうかな・・・」
店員B「なーんということを。今帰ってきますから!」
客「ラスベガスで鍛えた腕前を見せてやる!あ、君(客B)、実験台になって♪」
店員B「あっ〜貴様はニセ店長!しりとりになってないぞ!」
店員「何してるんですか?お客さん」
客B「ん〜、俺の頭まだぁ〜?髪がどんどんと伸びてるんだけど…」
店員「ど〜もこうもない!みんなとっととうせやがれ!今日は閉店だ!」
客「誰もいなくなった・・・よーし、俺がスキカルで営業してやる!」
店員「留守番頼みます。お客さん」
客@暫定店長「ん!まかせて!早くお客来ないかな♪」
客C[なんだこの店は…?」
客@暫定店長「は〜い♪いらっしゃいませ!」
客C「この間頼んどいたロゲイン入ったぁ?」
客@暫定店長「しりとってくらさい」
客B「いやだね、しりとろうがしりとろまいが客の自由だ!」
店員「ダメだなこりゃ!」
客B「やりもしないうちからダメだと決めつけるのは床屋の悪いクセ」
客@暫定店長「セクハラだっ!こんな店やめてやる!って、俺客だわ」
店員「私がセクハラしたって…?しかも男に」
248暇人:02/04/04 12:35 ID:RXV20xa1
客@暫定店長「にせ者店長なんてもう嫌だ。やめる。あばよ」
店員「よーし、変な客も居なくなったことだし、そろそろ開店しようかな〜」
客「なんか変な店だな。予約してないですけどいいですか?」
店員「帰ろうと思ってたんだけど・・・。」
客「どないやっちゅーねん!早く営業しやがれ!」
店員「冷静になって下さいよ…予約無しか〜まいったな〜ん〜…やっぱり帰ってくれます?」
客「水曜なら大丈夫ですか?」
店員「かまいません。おまちしていまーす」

…水曜の朝

店員「さて、今日から真面目に働くぞ」
予約の客「ゾーッ 寒気が・・・。でも、床屋に行かなければ・・・」
店員「バリカンも新品だし、早く客来ないかな」
客「中村です。こんにちはー。予約していました。宜しくお願いしまーす」
客「納豆定食一丁!…って、え?ここ吉野屋じゃないの?床屋?」
客「なんかダルいけど・・・なんとか到着した・・・予約の者ですが・・・」
店員「すげー!いきなり3人もきたよ!(アタフタ)」
客「予約してたんだから早くしてよ!」
店員「四時からの予約ですが!!早すぎますけど」
客「どきっ!もう4時じゃないの?」
店員「覗いてみてよ。時計を・・・ほら」
客「ららっ、まだ10時?なんで4時と思っちゃったのかな。変更して今すぐやってくんない?」
店員「い???いいですよ。さて、今日はどのように」
客「兄ちゃんに任せるよ。誰から見てもかっこよくしてな♪」
店員「なんと、お任せコースですか。よし。まかせろ」
客「ろくに見てない間に、えらい頭になってるじゃねえか!」
店員「かわいい、かわいい(なでなで)」
客「でかけられねえじゃねえかよ!天空の城ラピュタ風じゃねえかよ!」
店員「よぅよぅ兄ちゃん。おめーが任せるって言ったんだろ(グリグリ)」
客「理屈こねてないで、早くかっこいい髪形にして!」
店員「てやんでぃ〜。じゃこれならどうだい、あんちゃんよぅ」
客「うわーん、かっこよくしてって言っただろ!これじゃ三瓶じゃないか!!」
店員「かこいい。はいっ終わりだよ。4000円払ってくれ」
客「連絡するぞ、警察に!このサギ床屋め!!二度と来るか!あばよっ!!」
店員「疲れた。あぁ〜」
客「頭が痒いんだけど、シャンプーだけでもいいですか?」
店員「かなりシラミがわいてますね…殺虫剤を使っていいならやりましょう」
客「う、嘘だろ?信じらんねぇ?!その殺虫剤まんべんなくかけてくれ頼む!!」
店員「ムカデもいますね・・・」
客「ねぇ、こっちにナメクジもいるんだけどぉ。どうなってんのよ、この店ぇ!」
店員「えっ?それはお客さんの頭から逃げ出したんですよ」
客「呼んでこーい!店長出せや!」
女子店員「ヤダ〜ァ!ゴキブリも居るわよ。」
店員「よしっ、出来た。お客さん起きて下さいよ。うなされていますけど、大丈夫ですか?」
客A「か・・・・かぁ・・・・バタッ」
店員「っっっマジ?………息してないよぅ。どうしよう」
客「うっそでぇーす。」
店員「す・・・すごくビクーリしました。はいっ値段ですが、2500円です」
店員「割引券持ってますか?」
客「家族割引は効かないんですか?」
店員「家族割引!?あまったれんじゃねぇ!ウチは学生割引だけだ!」

長文カキコスマソ
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