今は対馬島返還を日本に要求しなければ
http://www.ukopia.com/ukoAmericaSociety/?page_code=read&uid=148926&sid=11&sub=1 独島にぶつかる波音はさらに荒く騒々しい。李明博大統領の独島訪問をきっかけに日本は国際
司法裁判所(ICJ)提訴のカードを含めて外交・経済攻勢を広げて理性を失っている。
反省することも謝罪することも知らない日本が無理を言っていることを見れば、我が土地と我が
国民を踏み付けた帝国時代に戻りたいのではないかと言う疑問を消すことができない。
まず独島と係わる問題三種類を考えてみよう。第一、ロンドンオリンピック韓日戦直後のパク・
ジョンウ選手の「独島セレモニー」に関してだ。国際オリンピク委員会が政治的行為だと言いな
がらメダル授与を保留したことはそうだとしよう。
ところが意外にも大韓サッカー協会は日本サッカー協会に公文書を送ってパク選手の行為を
「非スポーツ的(unsporting)」行為だとした。日本言論は待っていたというようにパク選手の行為
の過ちを韓国が先に認めたと報道した。パク選手の過ちが何で、日本にどうして謝らなければ
ならないのか。そんな低能・低水準のサッカー協会ならかえって解体しろ。
第二、李明博大統領の独島訪問だ。過去史の反省どころか韓国の固有領土まで狙う日本に対
して大韓民国大統領として大韓民国の土地を訪問、領土守護意志を示したことは意味があって
当然の事だ。
ところが民主統合党のイ・へチャン代表は李明博大統領の独島訪問を「びっくりショー」に比喩、
「悪い統治行為」と叱咤した。
2011年5月ホン・ヨンピョ当時民主党院内代弁人は「ロシア大統領はクリル列島に行くのに、どう
して私たちの大統領は独島を訪問しないのか、国民は疑問に思っている」と公式論評をした。
民主党は独島に行かないことの是非を言えば今独島に行ったことを悪いと言う。
セヌリ党朴槿恵キャンプの総括本部長チェ・ギョンファン議員は李大統領の独島訪問を「一種の
ポピュリズムだ」と言いながら「その対価は次の政府が負うのではないか」と言った。次の政府を
引き受けるようになるかのように言っていることを見れば傲慢な態度も度が外れる。
外交や領土問題を政治的立場や政派または陣営論理でアプローチするなんて!政治的に相手
を傷つけるとか攻撃する事と国家利益を害する事を区別することができない馬鹿者たちではないか。
独島が歴史的にも地理的にも韓国領土なのを明らかにする資料は整然と並ぶ。1952年1月18日、
隣接海洋主権に対する大統領宣言(李承晩ライン)でも、朴正煕大統領時代の1965年6月22日に
締結された韓日漁業協定でも独島は私たちの領土なのを明らかにした。金大中大統領時代の
1998年9月25日、いわゆる新韓日漁業協定で独島を中間水域(共同管理水域)に入れて問題を
大きくしたのだ。
日本は1905年から「独島が主人のない土地だから編入した」と主張して来た。1905年は日本が
大韓帝国を強圧して乙巳勒約を締結した年で、当時大韓帝国はもう国権を喪失していた時だ。
ところが去る8月16日、慶北鬱陵郡は1902年当時大韓帝国が独島で魚を獲る日本人漁夫たち
に税金を徴収するようにした行政規則資料を公開した。私たちが独島を過去から実効的に支
配した点を立証するまた一つの史料ではないか。
第三、対馬島は韓国領土であることを主張しようというものだ。初代李承晩大統領は政府樹立
3日後の1948年8月18日、1949年年頭記者会見と年末記者会見などで「1870年代に対馬島を
不法的に飲み込んだ日本はポツダム宣言で不法に所有した領土を返還すると言ったので、私
たちに返さなければならない」と重ねて主張した。6・25戦争(朝鮮戦争)が起こると、 まず共産
党を打ち破るまで日本に対する返還要求をしばらく我慢しようという発言もした。
「対馬島は韓国領」であることを示す世界各国の地図はもちろん、歴史的記録とこん跡はたく
さんある。対馬島返還主張をためらう理由がない。決して日本の「独島ごり押し」に対応しよう
という戦略で提起するのではない。