Me too.
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「あっ!仁!これも買おうぜ。」
そう言って新商品のチョコレートを手にしてそれを仁が持つカゴの中に突っ込む健太。
「買いすぎじゃないか?本当甘いもの好きだね健太。」
と、なんだかんだ文句を言いつつも許してしまう仁。
2人は幼稚園の時から友達で、ずっと一緒に育ってきた。
小学校のクラスも一緒。
中学に入っても一緒のクラスだった。
「じゃあ俺はこれ買うかな。」
そう言って仁が手に取ったのはスナック菓子。
2人は一つのカゴにそれぞれの好きなものを入れるとレジに並んだ。
「お前は相変わらず塩っぱいもの好きだよな?うちのじいちゃんみたいになんぞ?」
「ふふっ、それって血圧が高くなるってこと?」
「けつあつ…、そう!そうだよけつあつが高くなんだよ!」
明らかに意味をわかっていない様子な健太を見て仁は大笑いした。
大笑いする仁に、健太はぷうっと頬を膨らました。
「な、なんだよ!ちょっと頭いいからって!バカにしてるだろ!」
「ははっ、ごめんごめん…!あまりにも…ぷっ…!」
「ほらまた…っ!もういい!」
そう言って健太は拗ねて先に店を出ていってしまった。
「バカ仁…っ…。」
健太が店の外でしゃがんで独り言を言っていると、
「誰がバカだって…?」
会計を済ませて店を出てきていた仁が健太を後ろから小突いた。
「…って…。」
「ほら、行こ?部屋でずっと健太が見たがってた映画見るんだろ…?」
「…ああ!」
そう言って仁が健太に手を差し出すと、健太はその手を取り立ち上がった。
「この映画前テレビでやってなかったっけ?」
今2人は健太の部屋でベッドに寄りかかりながら先ほど買ったお菓子を食べて健太の借りたDVDを見ている。
「そうだよ?面白かったから借りた!」
「健太…同じの見てどうすんだよ…。てか、これならうちで録画してあるし!」
「まじかよ!早く言えよっ。3泊借りちゃったじゃーん!」
「知らないよ…まさかテレビでやってたの借りると思わなかったしね…。」
それでも健太はDVDを見続けた。
仁はすでに頭にストーリーが入っていてもう一度見る気にはなれなかったので、ベッドに横になった。
ベッドに横になると仁は暇だからスマホをいじり始めた。
健太はDVDを見て仁はスマホをいじる。
そんな感じで時間は過ぎていった。
「…ん…ん…?」
いつの間にか寝てしまっていた仁が、重い瞼をゆっくり開いた。
…!
目の前には健太の顔がどアップであった。
「…なんでだ…?」
仁は上半身を起こし、今の状況を確認した。
仁は自分が映画の途中で寝てしまったこと、健太が映画を見終わって自分も寝ようとベッドに乗ってきたのだと理解した。
仁が時計を確認すると夜中の2時であった。
これから風呂に入るのも面倒だし、健太を起こすのも面倒だ。
そう思った仁は再び眠りにつくことにした。
足元に固まっていた布団を健太と自分にかけた。
…可愛い顔…
仁はふと思った。
中学2年生にしてはまだあどけなさが残る健太は、ヒゲすら生えていない。
まあこれは葉月さんに剃ってもらってるからだが・・・
仁はとっくにひげもアソコの毛を生え揃っている。
下もか?
仁は疑問に思った。
最後に健太の裸を見たのは中1の時健太の家に泊まりに行って以来だ。
あの時も健太はすぐ風呂から上がってしまったので仁は健太の毛が生え揃っていたのか見ていない。
…気になる…
仁は思った。
健太が寝てる…チャンスかも?と。
「…失礼するよ…健太…。」
仁は布団を剥ぐと健太ズボンをゆっくりと下ろし始めた。
8 :
□□□□(ネーム無し):2014/03/04(火) 20:13:06.44
「…んん、…。」
健太が突然寝返りをうった。
「…!」
あぶない…。
健太は起きずそのまますやすやと眠っている。
仁は下ろしかけのズボンとパンツを再び下ろす。
少しずつ健太のモノが見えてくる。
「…あっ…ある…。」
全て見えるくらいまでズボンとパンツを下ろすと、仁は言った。
仁は健太のモノの周りにしっかりと自分と同じくらいの陰毛を確認した。
「こっちは…順調に成長してやがる…。」
なんだ…と仁は思いながら下ろしたズボンとパンツを上げようとした。
すると仁の目にあるものが目に入った。
…健太の…まだ…剥けてない…?
陰毛はしっかりと生えているが、健太の性器はまだ皮が被っていた。
「…ふーん…ここはまだなんだ…。」
そして思った。
…勃起したらどうなるんだろう…。
ほんの出来心である。
でも、健太じゃなきゃこんなバカなことはしないだろう。
そう仁は思ってゆっくり健太の性器に触れた。
「…ん…すぅ…。」
「……大丈夫か…。」
仁は健太の性器を扱く手の動きを再開する。
今のところ健太が起きる気配はない。
健太の性器は徐々に硬くなり、亀頭からは先走りが出てきているのがわかる。
「…やば…ちゃんと剥ける…っ…。」
最初は少し小さいとさえ思ったが、質量の増してきた健太の性器は皮が剥けて大人のそれと変わらないほどになってきた。
「…ぁ…んっ…んー…。」
さすがに刺激に反応してきたのか、健太の息が上がってきた。
寝ながらも欲望のままに反応する健太は、頬を僅かに紅潮させ、甘い吐息を漏らす。
「…エロ…健太のやつ…。」
仁は健太の普段見ることのない姿に少しずつ体を熱くさせていった。
「…ぁん…ふっ…ん…っ…ん…。」
くちゅくちゅ…
仁の手に健太の精液が絡み、いやらしい音が部屋に響く。
「…んっ…んぁ…っ!」
急に健太の体がビクッと跳ね、昂った健太の性器の先から勢いよく精液が飛び出た。
「…すごい…。」
仁の手には健太から放たれた精液がべっとりとつき、手で受け止められなかった分は健太の腹にかかっていた。
すると、
「…んん…っ…んー…なん…?」
先ほどまで全く起きなかった健太が、目をこすりながら目を覚ました。
健太は不思議そうに上半身だけ起こす仁の目をみつめ、その後仁の手元に目をやった。
自分の何も履いてない、先ほど射精したばかりの下半身も。
「じ…ん…?…えっ…?…なっ!?」
健太は驚きと、羞恥で顔を真っ赤にさせながら自分の下半身を必死に隠した。
「…あー…えっと……。」
…まずい…起きちゃった…しかし、
その恥ずかしがり方は…可愛いな…。
仁は今更言い訳してもしょうがないと思い、健太に先ほどまでのことを伝えることにした。
「…なっ…だ、だからって…俺が寝てる時に…こんな、こんな…っ!」
仁が健太の性器を扱いてイかせるまでのことを全て話すと健太はわなわなと震えながら仁を睨んだ。
その目には薄っすら涙も浮かんでいて、相変わらず頬は真っ赤に染めていて、仁はその姿を見てドキドキしていた。
健太が怒っているというのに。
「…あー、ごめん。ちょっと…好奇心?が…ね。」
あまり反省の色がない仁に健太はわけがわからないと思った。
「…仁!ちょっとは反省しろよ!馬鹿馬鹿!なんで…俺ばっか…っ…!」
すると、何を思ったか健太は仁の方へ近づくと仁の肩をぐいっと押した。
「…え?…健太…?」
健太は仁を後ろに押し倒し、下は何もつけてないまま仁に跨ったのだ。
「仁が俺の…イ、イク、イクとこ見たなら…っ…俺も見るっ!」
「えっ…ちょっ…健太っ…冷静になれっ…!あっ…馬鹿っ…脱がすな…っ…!」
仁の抵抗も健太が跨っていることにより効かず、海仁は健太と同じように下は何も履いていない状態になってしまった。
「…仁の…おっきぃ…のな…。」
仁のモノをまじまじと見つめながら健太がそう言うと、仁の理性も吹っ飛びそうだった。
「…んっ…くっ…はっ…ぁ…健太…っ!」
「…これ…気持ちぃ…?」
健太は仁の性器を、自分の両手で包み上下に扱いている。
「…ふっ…健太…自分でする時も…んっ…両手なの…?」
「…なっ!…うっ…へ、変かよっ…!」
「…かわいいっ…よ…。」
その言葉に健太は顔を真っ赤にさせた。
「健太…手…止まってるよ…?」
中途半端なところで健太に手を止められ、仁の昂りも中途半端だ。
仁は自分の手を健太の手に被せ、健太の性器と自分のを一緒に扱き始めた。
「…くっ!仁っ…ぁん…っ!」
「…んっ…これ気持ちいいな…っ…健太のと…ん…擦れて…はっ…!」
「…ぅ…んん…くぁ…仁…はぁ…んっ…!」
2人の手は2人の溢れ出てくる精液でぐちゃぐちゃだ。
「…はっ…健太…なんで…そんな声…エロいの…っ…!」
「…あっ…エロくねぇ…んぁ…もっ…イくぅ…っ!」
「…ん…僕も…はっ…ん…!」
2人が扱く手を早めた瞬間2人はほぼ同時に射精した。
「はっ…はぁ…はぁ…。」
「…はぁ…健太…。」
仁は自分の上で息を整える健太の頭を引き寄せた。
そして
ちゅ…
「…?」
健太の唇に自分の唇を重ねた。
「んっ…っ!な、な、な、なんでき、キス?」
健太は顔を真っ赤にさせて仁を見た。
仁はフッと笑うと上半身を起こし、健太を優しく抱きしめた。
「あー、健太…、僕は健太がずっと好きだった…。」
仁は自分の気持ちを自覚した。
受け入れてもらえないかもしれない。
そんな不安を抱えながら自分の気持ちを伝えた。
「……え…?俺も仁のこと好きだぜ…?」
多分恋愛対象としての好きだと理解していたい健太に、仁ははぁ〜とため息をつきながら続けた。
「君のは友情だろ…?僕のは…違う…。キスしたいとか、セックスしたいとかの好きなんだよ。わかる?」
「なっ!…セックス?じ、仁…?」
仁はわかっていた。
健太の好きはただの友情だってこと。
「ね?できないだろ…僕とセックスなんて。」
そう言う仁に健太は自分が仁とセックスするのを想像した。
「…どうしたの?健太…?」
急に顔を真っ赤にさせた健太を不思議に思い、仁は健太の顔を覗き込んだ。
「…お、俺っ!…できる!」
「えっ?…で、できるって…。」
「だからっ!お前となら…セ、セックスできるっつってんだよ」
「健太…何言ってるか…わかってる…?」
「ば、馬鹿にすんなっ!
お、俺…お前に触られるとドキドキするし…もっと触って欲しいとか…俺以外には触って欲しくないとか…そう思うもん…。」
…もんって…可愛いなおい。
仁は思った。
そして健太は続けた。
「そ、それって…好きってことだろ…?仁と同じだろ…?
仁と同じじゃなきゃいやだ…。
仁と同じがいいんだ」
「…ふっ…すごい殺し文句だね…。」
仁は健太を先ほどより強く抱きしめた。
そして健太の耳元で囁く。
「うん…同じだ…。好きだよ…健太…。」
健太も仁の背中に手を回してぎゅっと抱きしめ返した。
「俺も仁が好きだ…。」
幼馴染で恋人になった2人の物語…
2014夏 アルドノア
2014秋 Fate
2015冬 艦これ