【アイマス】ぷちます! 明音【電撃マオウ】 はるかさん10匹目
朝、今日は休みだ。一日中にまこちーに付き合わないといけないとなると少々憂鬱だが
「ま…きょ…ま…きょ」
もはや泣く気力も無くしているようでなによりだ、やっと静かになる。
しかし腹が減ったな…まこちーには悪いが俺はダイエットしてるわけじゃない、たまには豪勢に行こう
とっておきのローストビーフを用意する、すると
「まきょっ!?まきょ!やぁー!!」ジタバタ
水を得た魚のように暴れだすまこちー、そういやお前の好物だったっけか…
しかしここで甘やかしてはあのモンペと同じだ、心を鬼にして朝食の水をぶっかける
「やぁー!ぅー!きゅー」ジタバタ
どうしても諦めきれない様子でじたばたを止めないまこちー、そんなに好きか…てか興奮しすぎて鳴き声おかしいぞw
うるさいのでさっさとチキンを平らげ、優雅に食後のコーヒータイム、それにしてもチキン食ってる時のまこちーの顔ときたらw…いかん、何かに目覚めそうだ、これはしつけってことを履き違えては行けない
当のまこちーは魂の抜けたような顔をしているが、ダイエットの成果はあったようだ、ほとんど元の体系に戻っている
若干顔色が悪いようだがまあ簡単には死なんだろう、ぷちどるだし
しかしダイエットで怖いのはリバウンドだ、同じことを繰り返さないためにももう少し様子を見たほうがいい
「…ま……やー…」ゲッソリ
弱り切って鳴くことも少なくなったまこちー、これもお前のためだ、こらえろ
更に2日経過、まこちーはほぼ骨と皮だけの状態になり、ストレスによってつやつやだった肌は見る影もなく、寝不足で目には生気がなく、
「…ヒュ……ヒュ…」
と、末期の呼吸音だけが聞こえるようになった。
…やべえ、流石にやり過ぎたかも
これ以上やると死んでしまいそうなので明日にでも真に返そう、なーにこれにこりてまこちーもこれからは暴食を控えるさ
翌日、まこちーを連れて事務所に向かう、まこちーを見た真は
「何…ですか…これ…」
「…ヒュ……ヒッ…ヒュ」
真は驚きのあまり言葉が出ないようだ、しかし目には確かな怒りの炎が宿っている。
「お、落ち着け真!ま、まあ確かにやり過ぎたかもしれんがこれはリバウンドを防ぐための大事な…」
そこまで言った所で真の拳が顔面に飛んでくる、ああ…短い人生だった…
「…この件は社長に報告しますから…」
意識を失いかけている俺に真から死刑宣告が投げつけられる
まだ就職して2か月しか経ってないのに…
さて
真は急いでまこちーを連れて帰宅する。早く何か食べさせないと…
餓死しそうな時に急に食べ物を与えてはいけないのだが…まあ、ぷちどるだし
「さあ、まこちーの大好きなケーキだよ!好きなだけ食べていいよ!」
そういってケーキを1ホール丸ごと差し出す真
「ま…きょ…ヒュ…」
まこちーは虚ろな眼をでケーキを見据えた後
モグッ…
まず一口
モグッ…
もう一口