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名無番長:
強姦致傷で追起訴されたbakky裁判のはなし (9)
検察が提出した「公序良俗に反する」マスターテープの再生は2時間を超えた。
テープ再生の後、被害者のPTSDを認めるか否かに関するやりとりがあり、弁護人のひとりが
「精神科医の鑑定といっても被害者から聞き取って診断しているわけだから、
精神科医ではなく被害者本人の証言を聞きたい」と発言すると、裁判長いわく、
「精神科医の意見をうかがうまでもない、とも思われますが」
一瞬、法廷がシンとなった。
あなたがた弁護人もたった今、犯行の様子を記録したテープを見たではないか。
こんな酷い目にあわされて被害者の女性が心にどれほど深い傷を負ったか、
専門家に聞かなくともわかる。まして被害者を法廷に呼んで証言させる必要などあるだろうか?
すでに裁判長の心証は固まっている、とも受け取れる発言であった。
7人の被告とその弁護人はこの時はまだ知らなかっただろうが、
成川裁判長は中原に対する判決文で検察の主張(「子宮破壊14」被害者女性のPTSD被害
も含む)をほぼそのまま認め、バッキーの撮影スタッフが「組織的かつ常習的に」犯行を
繰り返していたと指摘し弾劾している。