チョト調子に乗ってみたり。アヒャ(゚∀゚ )
でもさすがに「師匠」はこっぱずかしいので、ナシの方向で…。
アタマのすみに入れておくと便利(?)なのが、背景パースの難易度かと。
時間がなかったり、また、まだ背景を描きなれていないけど
挑戦してみよう、というときに、難易度を下げて取り組んでみるというのも
ひとつの方法かと思うのですよ。
簡単に説明すると、画面(フレーム)内にアイレベル(地平線)があり
なおかつ、床面(地面)も画面内にある絵は、難易度がそうとう高く、
描くのもめんどくさく、ちょっとの狂いも大変めだちます。
その床面(地面)に、人物が(しかも複数)いたりすると、これはもう
最高難易度になると思います。ちょっとでも立ち位置や比率が狂うと
「すごくヘン」な絵になってしまい、ほとんどごまかせません。
これを、床面を下にフレームアウトさせて、画面に入れない(描かない)
ことにすると、ぐっと難易度は下がります。パースや人物位置、比率も、
多少狂っていても目立ちにくく、ごまかしもしやすいです。
ついでに、アイレベル(地平線)も画面下にフレームアウトさせると
もう一段簡単になります。サイコーレベルでごまかしもききます。
しかも続く。
床面もなく、アイレベルも下のほうの位置にあるということは
少々見上げぎみの構図になりますが、ここで欲を出して(?)
三点透視なんかにはしなくても、もちろん大丈夫です。
漫画の背景は、実はかなりの割合で、一点透視でも押し切れます。
場面が室内に移ったら、部屋のドアの上の方と天井をちょっと描いた
コマを入れる、外にいるシーンなら、ビルとかの建物の
上の方を描いたコマを入れる、とまあ、これだけでも
ぐっと「漫画」らしくなるもんなんですよ。
場面説明の、背景オンリーのコマは、小さめでも大丈夫です。
慣れてきたら、だんだん人物コミの背景ありのコマを描くように
していけばいいと思います。
はじめは、床面の見えない簡単な、バストショットの背景から。
ただし、床面まで見えてしかもそこに人物がいる、という絵は
めんどくさいだけあって、画面の安定感も説得力も段違いに大きいものなので、
あまりいつまでも逃げ回ったりしては、イク(・A・)ナイ!!ですが、
簡単でとっつきやすい所から、どんどん描くのが(・∀・)イイ!! と思います。